モバP「時そば」 (3)

P「ええ、この度は足をお運びいただき、ありがとうございます。」

P「噺のほうはまぁ、お馴染みのお話でございます。ご容赦くださいませ」

P「どんな仕事においても、まぁ、易しい商売なんてぇものは、ええ、ありませんね。」

P「みなさんよく、バイトを始めようと思えば、まずコンビニを思い浮かべると思いますが、なかなかこれも難しいものなんでございます」

P「タバコの銘柄は覚えなきゃいけないし、迷惑な客もいるもんで……なかなか苦労の多い仕事なんでございます。えぇ」

P「自分も普段は、人の仕事をとってくるのが仕事だったり、人を立てるのが仕事のようなものなんでございますが、易しいと感じたことは一度だってありませんよ?」

P「それでもまぁ、仕事に楽しさを見つけられれば易しいとは感じなくとも、つらく感じることは、まずありませんね」

P「これは、今も昔も変わらんものなんでございます。」

P「そして今も昔も、まぁケチな人間というものはいるもんでございますね。」

P「落語では黄金餅というお噺がございます。これは簡単に説明すれば、まぁあるところに貧乏人がいまして、死ぬ間際にかくしておいた金を餅に包んで飲み込むという、まぁ本当の『金の亡者』というべき人がおりまして、その隣に住んでいたのがまた輪をかけての貧乏人でして、どうにかして腹から金を取り出そうと考えて、火葬場で焼いて金をとりだすという、まぁ下手に語れば、ただの陰惨な落語でございますね。ケチを通り越して卑しい人間が、今も昔もいるもんでございます」

P「さっきの噺ほどでもありませんが、こうしたケチな人間は皆様のすぐ傍にいらっしゃると思いますよ?私を思い浮かべた方はまぁ間違ってはいないので否定はしませんけれども」

P「私の師匠にちひろ師匠というお方がおります。その方もまぁ金の亡者という奴でございますね……これあとで怒られますね」

P「ま、今回の噺もケチな人間が出てくるわけでございます。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395457763

前スレ残ってんぞ

>>2
じゃあそっちで書きますごめんなさい。エラー多発して

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