まる子「これが最強の古代呪文かい!?」(21)

まる子母「まる子!あんたまた呪文の稽古をサボってるんだってね!先生から聞いたわよ!」 まる子「サボってなんかいないよあたしゃ大器晩成型なんでね~焦らずやってるだけさ」 まる子母「何を訳のわからない事を言ってるの!お姉ちゃんは立派な忍びとしてもう前線で働いてるのよ!?」 まる子「わかってるよもうープップクプー

まる子「何てったってあたしゃ世界に6人しか居ない王者呪文の持ち主なんだよ?」まる子母「だからといって怠けて言い訳じゃないわよ!」 まる子「わかってるよーそろそろ学校だから言ってくるね!」まる子母「あっ、待ちなさい!本当にどうしょうもない子だね!!」学校 まる子「あっ、たまちゃんおはようー」たまえ「まるちゃん!おはよう」うおおー!まだまだ! まる子「やだねぇ~また決闘なんてやってる」たまえ「そうだね」まる子「そこまでして学年最強の地位と名誉が欲しいのかいあたしにゃ理解できないねぇ

花輪「まぁ、優勝者には名誉の他にも武器の草薙の剣が貰えるから必死になるんじゃないかなベイビー」 まる子「うわ!花輪くん?ビックリするじゃん!いきなり」 花輪「おーそれはソーリーでも優勝者はもう毎回決まったようなものだけどね」 バキクロス! 実況「出ました王者呪文の1つバキクロス!ハマジ ダウンだ!」 実況「優勝は!学級委員の丸尾君です!」 丸尾「ズバリ!この学校は雑魚ばかりでしょうwww」 ざわざわ・・・ 何だあいつ・・・ 生意気な… 後でシメてやろうぜ まる子「ありゃま~公の場であんな事言っちゃって、後で上級生がカチコミにくるよ~」 花輪「フフフ…流石は王者呪文素晴らしいねベイビー」

教室 関口「おい!丸尾!!テメェよくもハマジにバキクロス当てやがったな!」 ま丸尾「はて?私何か悪いことでもしましたかね?」 関口「とぼけんじゃねぇよ!!小学生相手に王者呪文ぶつけやがっておかげでハマジは今意識がないんだぞ!」 ブー太郎「そうだ!ブー!!許さないぞブー!!」

丸尾「ほう・・、でわやりますか?この私と?」 関口「上等だ!!王者呪文の持ち主だからって調子に乗るんじゃねぇよ!!いくぞブー太郎!!」 ブー太郎「ブー!!」 長沢「フン…王者呪文すら持っていない雑魚がいくら粋がろうが勝てる訳がないだろうなぁ、藤木君?」 藤木「そ、そうだね…」 長沢「とは言えそれを黙って傍観している君も大概の愚か者だしなしかも君まだ能力開花してないんだろう?あの食い意地の張った小杉ですら能力開花してるのにね」 藤木「・・・」 長沢「この学校で未だ能力開花してないのは君と山田位のものじゃないのか?本当に君は生きてる価値のないゴミだな」 藤木「・・・(このタマネギ頭調子に乗りやがって今に見てろよ僕だって」 長沢「なんだい?藤木君?何か言いたい事でもあるのかい?」 藤木「な、何でもないよ」 長沢「ふーん、まぁいいや

まる子「おっ、やっきヤったばかりなのにまだヤる気かい~丸尾くんも頑固だねぇ~」 たまえ「ま、まるちゃん」 丸尾「ズ!バ!リ!桜さん!今の言葉は聞き捨てなりませんね!!貴方もコイツらと一緒に死にたいのですか!?」 まる子「いいよ、相手になってあげるよ一瞬で蹴りつけてあげるからさ・・ヒッヒッヒ…」 丸尾「よろしい!ズバリ!死ぬがいいでしょう!バキクロ・・」 花輪「辞メたマエヨ・・」 丸尾「!!」ゾクッ… まる子「!!」

たまえ「は、花輪くん…」 花輪「ベイビー許してやりなよ丸尾くん桜くんも悪気があって言ったわけではないんだかさ…」 丸尾「ズ、ズバリ今日の所とは見逃してやるでしょう」 花輪「桜くんもあんまり王者呪文の持ち主を怒らせるような真似をしちゃいけないよ?ベイビー」 まる子「そ、そうだねぇこれからは気を付けるよ」スタスタ まる子「ねぇ、たまちゃん花輪くん威圧感みたいな感じがしなかった?」 たまえ「うん、何か凄かったね…きっと丸尾くんも同じ気持ちだよ」 まる子「あたしゃ死ぬかと思ったよ」

たまえ「あ!先生がきたよ


戸川「遅くなってスイマセン少々会議が長引きまして・・

戸川「早速ですが時間もないですし授業を始めましょうか」

まる子「zzz・・」
たまえ「まるちゃん起きなよ…」
花輪「(天才の僕にはこんな授業は必要ないんだけどね)」
丸尾「(花輪…奴は恐らく凄まじい能力の持ち主・・この私をビビらせるとは」

藤木「カキカキ… 」

長沢「おやおや…藤木君随分と熱心に勉強してるじゃないか」
長沢「そりゃそうだよな未だに能力ないの君と山田だけだから必死になるのはわかるけどね周りみてみなよ・・

藤木「ど、どういう意味だい?」

長沢「能力のある連中は皆今度の学園大会で上位に入るために独学で勉強しているまあ、例外もいるけど」

長沢「それに戸川はお人好しだからね君と山田の為に未だに能力開花の授業しかしていないもう皆はとっくに通過した道なのにね」

藤木「!!」

長沢「わかるかい?君は皆の足を引っ張ってるお邪魔虫なんだよ」

藤木「長沢ぁ!」ガタッ!

何だ何だ また喧嘩か? 藤木対長沢か 藤木ぼろ負けするだろw

まる子「ありゃりゃ~こりゃあ藤木負けるねぇ~だってあいつ能力開花してないんでしょ?」
まる子「まあ、あたしにゃ関係ないけどね~昼寝の続きでもしよっと♪」

たまえ「ま、まるちゃん・・」

長沢「おいおい…事実を言っただけで切れるとはね…まあ、いいやお望みなら殺してあげるよ藤木君」
藤木「この野郎!!」ブンッ!!

長沢「そんなパンチ当たらないよ灰になりなメラゾーマ!!」ボワッ!

藤木「うわぁぁぁ!!」

戸川「ゲホッ…」

藤木「せ、先生・・」

戸川「長沢くん、仲間に向かって王者呪文を放つなどしてはいけません下手をすれば死んでしまいます」

長沢「あくまでも正当防衛ですよいきなり襲われたんでやむを得ず使っただけです」

藤木「何だと!そもそも君から消しかけて来たんじゃないか!」

長沢「全く・・弱い癖に口だけは一丁前なんだなそんな口叩く暇があるなら山田と一緒に能力開花の修業でもしてなよ」

戸川「とりあえず自習にします!長沢くん一緒に来てくれますか」

長沢「王者呪文を仲間に向かって放ったのは僕だけではありませんよ丸尾くんも浜崎に使って気絶させたし関口達にも使おうとしてましたよ」

戸川「そうですか…では丸尾君も一緒に来てくれますか」

丸尾「ズバリ仕方ないのでしょう(このタマネギ野郎後で刻みタマネギにしてやる)」

たまえ「行っちゃった…」

まる子「・・・」

職員室

戸川「王者呪文は確かに強力です選ばれし者にしか使えないとされる呪文ですから…」

長沢「そりゃあそうでしょう使えるのは世界中で6人しか
居ませんからね」

戸川「ただ同時に王者呪文は能力者の成長を大いに妨げてしまう事もあるのです」

丸尾「ズバリどういう事なのですか?」

戸川「強力過ぎるが故に能力者がそれに満足し努力を放棄するという事です」

戸川「それだけではなく自分が強力だと思い込みチームプレーを疎かにしてしまったり他人を見下したりする事だってあるでしょう」

長沢「・・・」
丸尾「・・・」

戸川「丸尾君、長沢君いくら強力な能力を手に入れたとしても自分自身を鍛え上げる志がないと普通に努力している能力者に負ける事もあります」

戸川「仲間への思いやりと能力を手に入れる前にした努力を忘れずに鍛練を続けて下さい」

丸尾「ズバリ気を付けるでしょう」

長沢「・・・」

教室

6年生「おい!丸尾とかいう眼鏡野郎はどこにいる!」

たまえ「わわっ!、まるちゃん!6年生が教室に!」

まる子「んあ?ああ、丸尾君さっき思いっきり全校生徒馬鹿にしてたからねぇ報復しに来たのかい」

まる子「まあ、大丈夫でしょいざとなったらあたしが何とかするからzzz」
たまえ「まるちゃん・・・」

大野「丸尾は今は居ない帰ってくれ!」

6年生「うるせぇ!どこに隠しやがった!」ボコッ

大野「ぐあっ!」

杉山「大野!」

関口「やりやがったな!俺のローリングアタックで引き殺してやる!ブー太郎援護しろ!!」

ブー太郎「ブー!!」

6年生「やる気か!お前ら魔法の準備をしろ!」

6年生モブ「こんな雑魚ども直ぐに蹴散らして丸尾の眼鏡をリンチにしてやるw」

野口「クックック…知ーらない知ーらない・・・

6年生「あ?」

野口「ベキラゴン!!」

6年生「ぐわぁぁ!!」

6年生モブ「何!ベキラゴンだと!こいつも王者呪文を!?」

6年生「に、逃げるぞ!!」タッタッタ

関口「おいおい…野口の奴も王者呪文の持ち主かよ」

みぎわ「まあ、何なのよ!!~あんな女が王者呪文持ち主だったとこで使いこなせはしないだろうけど!ね♪花輪くん」

花輪「黙ってろよブルドック…」

みぎわ「は、花輪くん…?」

花輪「これであと2匹かくくくっ…」

そして放課後~

たまえ「まるちゃん帰ろっか」

まる子「そうだねぇ~あたしゃ疲れたよ帰ってもう一眠りだねこりゃあ

たまえ「まるちゃんどれだけ寝るつもりなの…」

まる子「あれ?藤木何してんだろあんなとこで」

たまえ「修業の練習してるのかな?」

まる子「そんな事よりも早く帰ってプリンとももえちゃんのテレビ見なきゃ!」

たまえ「まるちゃん…ちゃんと修業もしないと駄目だよ?」

まる子「大丈夫大丈夫♪次の学園大会ではあたしゃ余裕で優勝出来るしさ~丸尾なんか一発であの世に行かせるよwヒッヒッヒw」

たまえ「ま、まるちゃん…」

まる子「おっと!こうしちゃいられない!早く帰らないとじゃあね!たまちゃん!!」

たまえ「うん、また明日・・・」

タッタッタ…

藤木「くそっ、長沢の奴王者呪文持ってるからって!!僕だって僕だって!!」

6年生「おい!お前丸尾のクラスメイトだよなぁ?」

藤木「き、君たちは!さっきの!!」

6年生モブ「野口とかいう女にも王者呪文ぶっぱなされて邪魔されたからイライラしてんだちーと面貸せや…」スタスタ…


6年生「ここは何年も前から誰も出入りしてない倉庫だからな~」

藤木「な、こんな所まで連れてきて何をする気だ!!帰してくれ!!

6年生モブ「うるせぇ!」

藤木「ぐあっ!

6年生「俺らは丸尾に精神的苦痛を受けたからなぁ~損害賠償したいんだわ」

藤木「それなら丸尾君からお金を取ればいいじゃないか!何で僕がお金を盗られなきゃならないんだ!」

6年生モブ「お前、丸尾のクラスメイトじゃんだったら連帯責任だよなぁ?」

藤木「ふ、ふざけるなよ…それに僕はそんなお金持ってないぞ」

6年生「だろうなぁ~まだ小学生の餓鬼だから持ってるわけないわな~だったら稼げばいいじゃん?」

藤木「なっ?一体どうやってだ?」

6年生「フフフッ…さてお前ら!!コイツの服を全て脱がせて取り押さえろ!!」

6年生B「任せとけ!!」

藤木「や、やめろ!何をするんだ」バタバタ

6年生B「オラァ!大人しくしろ!」

6年生C「暴れんじゃねぇ!」

藤木「ううっ…」

6年生「よ~し全裸になったなぁ~じゃあ先ずはこのスマホでカシャリと」カシャ

藤木「な、やめろぉ!」

6年生B「イヒヒヒw」

6年生「そしてこの写真を知り合いのホモに売りに行くんだw」

藤木「かえせえぇ!!」ダッ!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月31日 (日) 15:55:30   ID: 1zzr3ZJQ

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2 :  SS好きの774さん   2015年06月21日 (日) 13:36:05   ID: qteP70cg

終わったん?結構好きなんだけど

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