春香「変身!!」 (59)



初めてだから容赦してくれい!

あと完全新規ライダーなので
キャストオフもおれ参上もしない!!

変身後と変身ポーズは自分の好きに
補完してくれ!!

結構人死ぬぜ!

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亜美「真美ぃー今日こそ負けないYO!」

真美「よろしい…かかってきんしゃい!」

春香「みんなクッキー作ってきたよ!!一人2枚だからねー」

あずさ「あらあら?」


美希「わーいなの!!」

雪歩「じゃあお茶淹れてきますぅ」


やよい「今日疲れちゃったから甘いものがほしいかなーって思ってたんです!」

伊織「あらやよい大丈夫?」

律子「疲れはためちゃダメよ?」



ガチャ
響「ただいまだぞー!!」

小鳥「お帰りなさい3人ともお疲れ様」

千早「春香のクッキーがあるわよ」

貴音「それは本当ですか!!」グイッ

真「貴音がっつきすぎだよ…」



美希「クッキーおいしいのー!!」サクサク

春香「3人ともお仕事どうだった?」

真「バッチリ…って言いたいところだけど」

響「デパートの屋上の小さなステージだからなぁ」

社長「すまないねぇ…私が不甲斐ないばかりに」

真「社長!!」

響「そういうつもりじゃないぞ!!」

貴音「どんな小さな一歩でも進んでいることにはかわりないのですから」

社長「そういってくれると嬉しいねぇ」



亜美「あぎゃあーーー!!」

真美「君が弱いんじゃない僕が強すぎるんだ…」

伊織「ちょっとうるさいわよ二人とも!!」

美希「これ売り物でもいけると思うな」サクサク

律子「一息ついたら明日の仕事の説明あるから春香、千早、貴音、響は私のところに来て頂戴」

四人「はーい!!」

貴音「ところで春香、私のクッキーがないのですが…」

春香「えっそんなはずは…!!」

読んでくれてる人がいて
ありがたいんだけど早すぎる飯

すぐ戻ります

千早「美希、それ何枚目?」




美希「ん?4枚目なの」サクサク

春香「あー美希!!」

美希「逃げるが勝ちなのー!」

あずさ「若いっていいわねぇ?気兼ねしないで食べれて」

春香「美希ったら…。貴音さん私の分どうぞ!!」

貴音「すべてもらっては悪いです。
1枚だけいただきましょう」

春香「はい!」

社長「諸君、最近物騒な事件が多いから帰りは気を付けて帰ってくれたまえよ」

こんな日々を守るために私は…

?1章・仮面ライダー?

律子「じゃあいいわね?私達の出番は5番目のバンドが終わって暗転したら立ち位置についてね」

響「うぅ…緊張するぞ…」

春香「皆!!とにかく目の前のお客さんに気持ちを届けることだけを考えよう!」

千早「そうね、私達はベストを尽くすだけ」



響「どうしたハム蔵、緊張か?そんなに怯えて」



キャッー!!

律子「なに!?」

春香(ステージに…化け物…?)

ギャー!うわー!

律子「逃げましょう!」

ダダダオスナー!ヤメロー!

春香「きゃっ」バタッ

春香「いっつ…」


足が動かない

バンドマン「離せ!!やめろ!!やめてくれ!!」


化け物「くだらない」バキバキ

バンドマン「あっ…がっ…」ビシャグチャ

春香「ひっ!!いやっ!!こないで!!!」

ーーー屋外ーーー

律子「千早っ!!」

千早「律子っ!!春香はっ!?」

律子「一緒じゃないの!?」

響「二人とも!!貴音は!?」

律子「まさか貴音も逃げ遅れて!!」

ーーー
化け物「お前もか」

春香(私死んじゃうの…??)

バンドマン「アァ…ウゥ…」

あの人も自分の気持ちを人に届けようとしただけなのにどうして

化け物「・・・」




私まだ




私まだ死にたくない!



春香「いやぁーーー!!」




貴音「春香、下がって」

春香「貴音さん…?」

化け物「なんだお前は」

貴音 ガチャッ

ベルト…?

貴音「 変 身 」キュイーン

貴音さんが銀色の鎧を纏った姿に変わる

化け物「貴様は…」

貴音「行きますよ」

頭が追いつかない


貴音さんはなんで化け物と…?


貴音さんのあの姿は…?


そもそもあの化け物は…?

貴音「でぇや!!」バスッドンッ

化け物「ぐぅ…!!」


貴音「決めます」


貴音さんがベルトに手をかざす

ベルト「フェアリーブースト」


貴音「はぁっ!!」

助走をつけそのまま

貴音「ライダーキック」

化け物「ウガアアアア!!」バァァァン!!


ベルト「ヘンシンカイジョ」

貴音「大丈夫ですか?」

香「私は大丈夫で…」


さっきのバンドマン

否、さっきまでバンドマンであったものが

視界にはいる

春香「うっ…おえっ…!!…!!…!!」ビチャ

?2章・謎?


ーーー

社長「大丈夫だったかね?」

春香「はい…」

貴音「高木殿、見てしまった以上春香には知る権利があるのでは」

高木「そうだね」

春香「社長は知ってるんですか」

高木「あぁ。」

春香「私知りたいです自分の身に迫った危機がなんなのか」

高木「まずあの化け物についてだがね?
あれについて私たちにもわからない」


高木「わかることは人を襲うということ。
少なくとも14年前から存在しているということ。我々は便宜上“アバーブ”超越者、天上人と呼んでいる。」


高木「そして一番恐ろしいのは奴らには知性があること」

春香「あいつらは知能があってそのうえで人を襲ってるんですか…?」

貴音「春香も聞いたでしょう奴等が人の言葉を話すところを」

春香「うっ…!!」

小鳥「大丈夫!?春香ちゃん!!」


春香「大丈夫です…じゃああの貴音さんの姿は」

貴音「これは黒井社長から」

春香「黒井社長!?」

小鳥「ある日貴音ちゃんにベルト、高木社長に手紙が届いたの」

高木「お前なら有効に使えるの一言のみだったがね」

貴音「私はこれを社長に相談し私、小鳥、社長は人々を守るために密かに戦ってきたのです」

高木「ベルトには適性があるようでね。3人の中では四条くんしか使えないのだ」

春香「待ってください!!なんで黒井社長がこんなものを!?」



高木「それは…」

小鳥「私から話しましょう」

高木「すまない」

小鳥「高木社長と黒井社長は昔一人のアイドルを一緒にプロデュースしてたの。
その子はまさにトップアイドルへの道を駆け上がっていたわ。
でも14年前アバーブにその子は殺されたのよ。」

高木「黒井はあれからずっと奴らには対抗する手段を探ってきた。このベルトは恐らくそれの完成品だ」

春香「警察は何をしてるんですか」

高木「あんな化け物がいるなんて言えばパニックは避けられないし、警察は奴らへの対抗手段はない。彼らは事件を隠蔽する以外なにもできない」

頭がいたい

春香「すいません、話が大きくなりすぎて何がなんだか…」

小鳥「少し休みましょう」


ガチャ

千早「春香ッ!!大丈夫!?」

春香「大丈夫だよ、千早ちゃん」

真「春香、でも」

春香「ごめん…一人にさせて!!」
ガチャ!!

雪歩「春香ちゃんっ!!」

ーーー


あんな化け物がいて




私達を襲ってくる




受け入れられない




あのバンドの人もなすすべなく




アイドルなんてやってる場合なんだろうか


貴音「春香…」

春香「貴音さん」

春香「貴音さんは怖くないんですか」

貴音「怖いですよ」

春香「えっ…」

貴音「とても怖いです。でも力を持ってしまった以上戦う外ないのです。誰かがやらなければ目の前の笑顔がどんどん失われてゆく。」

春香「貴音さん…」

貴音「それに笑顔を守るためと思えばアイドルの延長のように思えませんか?」

そうだどんな世の中でも私は人を笑顔にするためにアイドルになったんだ。
私は人に笑顔を届けなきゃ!!




貴音「そう、私一人戦えばいい。
もうひとつのベルトを誰かがつける必要は…」ボソッ

春香「貴音さん?」

貴音「いえ、なんでもありませんよ。皆心配しています、戻りましょう。」



?3章・敵?

あれからニュースでは

不審者が暴れたというだけ報道された

私はトップアイドルへ日々精進している

響「みんなで仕事って珍しいよね」

真「でも楽しいよねやっぱりみんなでやるとさ」

千早「高槻さんどうしたの?顔色悪いけど」

やよい「ちょ、ちょっと疲れて頭痛いかなーって!!」

あずさ「まぁ!大変!!」

やよい「だ、だから!!早く帰りましょう!!さ!!早く!!!」

伊織「やよい?」



バァァァン

雪歩「な、何ですか??」

化け物「キシャァァァ!!」

律子「また!?逃げましょう!!」


貴音「春香、みんなを」

春香「貴音さん!」

貴音「 変 身 」

??「あれが、仮面ライダーフェアリー…」

ーーー

亜美「あれなんなの!?りっちゃん!!」

律子「私だってわかんないわよ」

雪歩「怖いですぅ!!」

真美「あれ?御姫ちんは??」

春香「!?えーと」

貴音「ここにいますよ」

響「よかった!!逃げ遅れたかと思ったぞ!!!うぅ…」

真「無事だったんだから泣くなよー」

春香(早かったですね)ボソッ

貴音(ええ、あれくらい造作もないものです)ボソ

??(ふーん)



ーーー


あぁっ!!
また東○道線が遅れるなんて!!
今日は皆で会議なのに!
急がなきゃ!

あっ!貴音さん!

春香「たーかーねーさー」

えっ


植木鉢が

貴音「春香おはよ…」

春香「危ないっ!!」

パァン!!

ナニ!?ドウシタンダネ!!ナンナノナノ!!

春香「危なかったですね」

貴音「…」

春香「どうしました?」

貴音「…」


ーーー

春香「狙われてる!?」

貴音「ええ、今朝私が遅れてきたのは
アバーブに家のそばで襲撃されたのですが少し戦ったあとせれは逃げたのです。」

春香「でも植木鉢が落ちてきたのだってきっと偶然!」

貴音「昨日まではあの鉢は窓際にはありませんでした」

春香「でも!!そうしたら!!私達のなかに!!」

貴音「アバーブは不思議な能力を持っています。私達のなかに紛れ込むことだって…」

春香「貴音さんっ!!」

そんなの信じられないよ

ーーー

貴音「では行ってきます」

亜美「亜美いきまーす!!」

真美「絶対オーディション勝ってくるかんね!!」


春香「いってらっしゃーい!!」

小鳥「すっかり元気になったわね」

春香「はい!!私には私のやることがありますから!!」


ガチャ

伊織「あら、春香と小鳥だけかしら?」

やよい「うっうー!!おはようございまーす!!!」

小鳥「おはよう二人とも」

うん、私達のなかにアバーブがいるなんてありえないよね



ーーー


キィィーン
??(デハサクセンドオリニ、
マサカ、カメンライダーフェアリーノショウタイガ…)

ーーー



やよい「!?」

伊織「やよい??」


ジリリリン
小鳥「はいこちら、76」

??『キャーッ!!ぴよちゃん!!助けて!!』

小鳥「亜美ちゃん!?真美ちゃん!?落ち着いて!!!」

??『化け物に襲われて!!二匹もいて!!で!!で!!御姫ちんが!!!』

小鳥「わかったわ!!今すぐいくから!!」

伊織「何どうしたの!?」

小鳥「皆はここから出ちゃダメ!!」

やよい「早く行ってください!!!」

春香「私もいきます!!」

ーーー


貴音「はっ!!」

アバーブA「でやっ!」

アバーブB「おらぁ!!」

貴音「くっ!!」

貴音(流石に2対1、それに…)

亜美「うえぇぇぇん!!」

真美「助けてえええ!!」

貴音(立ち回りが上手くて二人を逃がすことも…)



ーーー

小鳥「はぁ…はぁ…」

春香「あっ!!貴音さん!!!」

小鳥「一か八か!!」
ガチャ
小鳥「変身!!」
バチバチバチバチ
小鳥「きゃあ!!」

春香「小鳥さん!!そのベルトは!?」

小鳥「もうひとつのベルトよ、
でも私じゃ変身できない…」

春香「じゃ、じゃあ!!私が!!!」

貴音「必要ありません!!」

貴音「これ以上誰かが戦う宿命を背負う必要はっ!!」

ベルト「ソードブースト」

貴音「ああぁぁぁぁ!!」

化け物A「ガァァ!!!」

貴音「ありません」


春香「貴音さん…」

ーーー

貴音「くっ!!うっ!!」

亜美(御姫ちんが)

真美(戦ってる…)

亜美(あぁ…御姫ちんは)

真美(私達を庇いながら)

亜美(戦ってるからっ!!!)





真美「大変そうだねぇ…フフフ」キュピーン

亜美「真美…?」

ーーー

貴音「はっ!!」

春香「強い…」



亜美「真美!!どうしちゃったの!?」

春香「貴音さぁんッ!」

真美?「えいっ♪」ヒュッ

貴音「なっ!?」バキッ

春香「貴音さん!!」

貴音「あっ…がっ…」

小鳥「真美ちゃんが!?どういうこと!?」



そんな!?真美を!?まさか真美を殺して入れ替わったの!?


このままじゃ貴音さんが!!


私は!!私はっ!!!

春香「小鳥さん!!」

小鳥「春香ちゃん!?」


ガチャ
春香「すぅー」

春香「 変 身 」
キュピーン


真美?「バイバイーフェアリー」


春香「はあっ!!」

真美?「くっ!!」

貴音「春香?」

春香「私も戦います。笑顔を人に届けらればいいとだけ思ってました。でも目の前でそれが奪われていくのはもう耐えられません!!」

貴音「わかりました、では私はこっちの2体を春香は真美の仇を」

春香「はいっ!!」

真美?「増えても無駄だよーん」

ーーー

春香「はっ」バスッ

真美?「ひょい」

春香「当たらないっ!!」

真美?「はるるーん弱すぎだよー」

春香「お前が真美のしゃべり方をするなぁ!!」

真美?「おおっと!?怖い怖い。こっちからもいくよー?」シャキーン

春香「きゃあ!!」

真美?「あははは!!どう?真美の氷?」

貴音「春香!!ベルトに手をかざして!!力を引き出すイメージです!!!」

春香「えっ!?はいっ!!」

ベルト「シェアブースト」

真美?「色が変わった!?」

春香「よし!えい!!」

真美「!?」

シーン

春香「へっ!?」

真美?「?何も変わってないね」

春香「えー!!」

真美?「よくわかんないけどえーい!」

春香「やめてやめて!!」

キュイーン!!!

真美?「へ?」

春香「へ?」


手を真美に向けただけなのに??

真美?「力が抜けて…?」ガクッ

春香「力がみなぎってく…」

真美?「色が変わった!?かんけーないよ?死んじゃえー!」

春香「はぁ!!」シュッ





真美?「さっきまでと力が違いすぎるよ?ガハッ」

これがベルトの真の力みたい

春香「さぁ!真美をどうしたの!!」

真美?「??」


>>28訂正

手を真美に向けただけなのに??

真美?「力が抜けて…?」ガクッ

春香「力がみなぎってく…」

真美?「とにかく死んじゃえー!」

春香「はぁ!!」シュッ

真美?「さっきまでと力が違いすぎるよ?ガハッ」

これがベルトの真の力みたい

春香「さぁ!真美をどうしたの!!」

真美?「??」

真美?「ははーん!はるるんも御姫ちんも間違ってるよー」









真美「真美は真美だよ?」



春香「何をいってるの!?だってあんたは」

真美「この姿にはね人からなるんだよ」

貴音春香「!?」


真美「人がね進化した姿なんだよー」

真美「ええーと突然便秘??」

小鳥「突然変異ね…」

貴音「で、では!!」

真美「うん。亜美とずっと過ごしてきた真美もクッキーをもらった真美も今の真美もぜーんぶ真美なんだよ!!」



亜美「真美何いってんの!?違うよね!?真美ならこんなこと」

真美「しゃべってる途中なんだけど」ヒュッ

貴音「亜美!!」

グサッ


春香「貴音さん!!」

亜美「御姫ちん?えっ…何これ…血…?」


春香「お前なんか!!」

春香「お前なんか真美じゃない!!」

ベルト「ヘイトブースト」ギュオオオォォン



ーーー
シュゥゥ…

小鳥「貴音ちゃん!?救急車!!救急車!!」

春香「あ…あ…」

亜美「はるるん、違うよね!?あれは真美じゃなくて!!化け物ではるるんが倒してくれたんだよね!?」

春香「うわあああ!!」

いろんな色・形のクッキー型のアイテムをベルトに付け変身!
仮にこんなライダーが出てももう驚かない・・・


?4章・解明?

響「貴音は大丈夫なのか!?」

社長「うむ。見た目ほどひどい怪我ではないらしい。2週間もあれば退院できるようだ」

雪歩「よかった…でも」

真「うん…真美が」

あずさ「亜美ちゃんはショックで家から出られないみたいだし」

伊織「なんなのよ!!あの化け物!!!」

美希「大きな声出さないで欲しいの!!」

律子「喧嘩はやめなさい!!」

千早「春香…」

やよい「春香さんは目の前で…」

春香「大丈夫…じゃないよ」タッタッツ

小鳥「春香ちゃん!?」

やよい「・・・」

ーーー
私はとんでもないことをしてしまった

真美をこの手で

キャーッ!!

春香「また!?」


ーーー

女「やめてーー!!!」

春香「はぁっ!」タックル

アバーブ「ぐっ!お前はァ!」

春香「逃げてください!!」

春香「変身!!」

ベルト「シェアブースト」

ーーー
真美「真美は真美だよ?」
ーーー

春香「はっ!!」

ーーー
真美「この姿にはね人からなるんだよ」
ーーー

春香「えいっ!やぁ!!」

ーーー
真美「人がね進化した姿なんだよー」
ーーー


>>32
クッキーアームズ (ドヤァ
ジンバーチョコチップ(ドヤァ



春香「なんでお前らはぁ!!」

アバーブ「人間のような下等生物死んで当然」

アバーブ「ふん!!」ブンッ

春香「ぐふぅ!?」

なんで!!
この間の力は!?真美と戦ってた時の力は!?

小鳥「春香ちゃんッ!!」

春香「ダメ!逃げて」

アバーブ「お前から殺しちゃおうかな?」

春香「やめろぉ!!」

ベルト「ヘイトブースト」

アバーブ「ん?」


春香「オオオオオヲヲヲヲヲォォ!!!」

アバーブ「うわあああああ!!!」

[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]
[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]

ギュオオオォォン

小鳥「きゃあ!!」

小鳥さん!?

シュゥゥ…

小鳥さん!?

えっ!?跡形もなく…

小鳥「春香ちゃんッ!!」


春香「無事だったんですね!?私はいったい何を…」

貴音「春香、私が助けなかったら小鳥は死んでましたよ」

春香「貴音さん!?動いて大丈夫なんですか!?」


貴音「・・・」ヒュッ

春香「!?何するんですか!?」

ベルト「ソードブースト」

貴音「はっ!」ヒュッ

春香「なにするんですか!?」キンッ

春香「貴音さん!!」

ベルト「シェアブースト」

キィィィィンッ

貴音「!!」

春香「貴音さん?」

貴音「春香あなたの能力は相手と自分の力を足して割るという強制能力…」

貴音「相手と同じ土俵で戦える。
しかし先程のように弱い相手とも同等になってしまう」

貴音「それを一瞬だけ上回るためのヘイトブースト」

春香「だからか…。」

小鳥「春香ちゃん?」


春香「真美を倒したとき、私の中からずるりと何かが抜けるような気がして
今まで真美と共有してきた思い出も!!
真美のが!!!うっ…!!おえっ!!」

小鳥「春香ちゃん…」


貴音(春香は戦えないかもしれない。いいえ、もともと一人で戦うつもりでした。これはむしろ良きこと。しかし)


小鳥(何か)

貴音(何か)

二人(この騒動の中で忘れていることがあるような)



ーーー
やよい(真美が死んじゃった…)

やよい(でも真美が倒されなかったら亜美も貴音さんも)


??(戦おうよ…一緒に…やっちゃおうよ?)

やよい ビクッ

やよい(いやっ!やめて!!)


ガラララ
やよい「ただいま…」

父「おい!!金寄越せ!!おらぁ!!」

母「嫌よ!!誰が働かないせいでうちがこんなことになってると思ってるのよ!!」


かすみ「おねぇちゃん…」


なんで…

お金だなんだって…

すぐ争って…





人間だからかなぁ…


長介「姉ちゃん?」

ーーー

社長「いいかね?」

貴音「はい」

小鳥「私も!!」

社長「いや、君はここでみんなを見守っていてくれ 」


社長「大丈夫だ、あちらにも協力者がいるんだ」


貴音「では、行きましょう高木どの。961プロへ」

貴音「小鳥嬢…。もし春香が…

?5章・強襲?

高木「961プロまで行けば黒井の研究でアバーブについてなにかわかるだろう」

貴音「しかし黒井どのは…」

高木「私を頼るということはおそらくすでに…」

貴音「とにかく先を急ぎましょう」

高木「ところで意外だねぇ。四条くんがバイクの運転ができるとは」

貴音「ふふふトップシークレットですよ」

高木「…免許は持ってるだろうね?」

ーーー

小鳥「みんな都会から避難しちゃったのね」

伊織「ええ、私はやよいが心配で残ってるんだけど」

あずさ「私は実家も都内ですから」

千早「春香はいいの?」

春香(私はここにいてなんになるんだろう)

あずさ「雪歩ちゃんは岩手の方だったかしら、真ちゃんは神戸…」

千早「美希は確かご実家が埼玉の方にあると聴いたことがあるわね…」

小鳥「きっと騒ぎさえ収まれば帰ってくるわよ」

伊織(新堂はちゃんと向かってるかしら)



テレビ「うっうーーー!!!」

皆「???」

やよい『テレビの前の下等生物ニンゲンの皆さんこーんにちはー!!!』

伊織「やよい!?なにやってるの!!」

やよい『今からはこの星を私達が支配しちゃいまーす!!』

やよい『だーかーらー!ニンゲンさんをミナゴロシにして世界をバージョンアップしちゃいまーす』

あずさ「な、なんなのこれ?」

ガチャ、キー

春香「!?」(アバーブ!?)




冬馬「おい!!なんだよ今の!!」

春香「冬馬くん!?」

伊織「なんであんたが!?」



冬馬「翔太と北斗に言われたんだよ、ここで次の番組の打ち合わせがあるってな」

春香「まさか冬馬くん、違うよね?」

冬馬「ん?なんのことだ??」


キャー!!!


冬馬「あれは!?」


春香「冬馬くん!今外に出たら危ないよ!!」

ーーー

新堂「くっ!!」

アバーブ「はっはっは!!」

新堂「逃げてください!!」

??「でも!!」

アバーブ「くたばれッ!」ブンッ

冬馬「おらぁ!!」タックル

伊織「新堂!!」

アバーブ「おら」

冬馬「うわあああああ!!」ヒューバン!!!

春香「冬馬くん!!」



??「変身して!!私たちを守って!!」


春香「!!」


春香「すぅ?…」

春香「変身!!」キュイーン

ベルト「シェアブースト」

春香「はっ!!」ヒュッ

アバーブ「ふん!」キンッ

春香「あぁっ!!ふっ!!」バスッ

冬馬「天海…?」

??「わかったの!!真美は死んじゃったけど!!真美を倒さなきゃみんな死んじゃってた!!正しいことをしたんだよ!!」

亜美「だから戦って!!はるるん!!」

春香「はあぁぁぁっ!!」

アバーブ「うわぁぁぁぁ!!」



ーーー

春香「亜美…」

亜美「はるるんにどうしても伝えたくて、いおりんに頼んで新堂さんに迎えに来てもらったの」

伊織「新堂っ!!」

新堂「申し訳ありません、お嬢様。
天海さんをお送りすることは…」

小鳥「それより怪我の手当てを!!」

春香「私いきます」

あずさ「春香ちゃん…」

伊織「でもどうやって!!」

冬馬「おい、このバイク借りるぞ」

亜美「あまとう!運転できるの!?」

冬馬「免許は持ってる」

春香「ありがとう冬馬くん」

亜美「はるるん!!できればでいいの…
やよいっちを助けてあげて!!」

春香「うん、そのつもりだよ」

小鳥「春香ちゃん。貴音ちゃんがあのキックだけは、ヘイトブーストだけは使っちゃダメだって」

春香「はい、もう憎しみにはとらわれません」

冬馬「行くぜ、しっかり捕まれ」
ブーンッ


見てくれている人がいるかわからないが
風呂に入ってきます
もうすぐ最終章!!

ーーー

貴音「遅かったですね」

高木「しかし」

貴音「ええ、進みましょう」

高木「おや、協力者のご登場だ」

ガチャッ

北斗「チャオ☆ようこそ961プロへ」

翔太「ちょっと遅いくらい?」




高木「一先ず研究室を探そう」


北斗「研究室は21階でて左のところです。」


貴音「えれべーたーは動いてるのですね」

翔太「横文字が苦手な設定とか忘れてたよ…」

ウィーン

北斗「社長からアバーブの研究は聞いています。なんでも15年前のある遺伝子研究所の事故が原因だとか」

翔太「そこから人間だけが突然変異を起こす物質が飛び散ったんだって」

高木「なるほど」

北斗「詳しいことは研究室までいかないとわからないけどね」


チーン ニジュウイッカイデゴザイマス


アバーブ達 ズザッ

貴音「どうやら簡単には行かせてはもらえないようですね」スッ

高木「すまない…!」

北斗「待ちなって、紳士としては女の子に先陣をきらせるわけにはいかないな」


貴音「まさか!?」

北斗「 変 身 」キュイーン



ーーー

冬馬「行け」

春香「危ないよ!!一人でいたら!!」

冬馬「いいから行け!!お前は今からもっと大勢のやつを助けなきゃならねぇ!
俺に構うな!!」

春香「でも!!」

冬馬「お前の足手まといになるわけにはいかない」

春香「冬馬くん…わかったありがとう!」

冬馬「おう」

春香「戻ってきたらお礼にデートしたあげる!!」

冬馬「…!馬鹿!!!」

春香「じゃあ、“またね?”」

冬馬「…おう」

ーーー

貴音「はっ!」

アバーブ「くっ!!」

翔太「やるぅ!!」

貴音(やはり数がっ!!)

翔太「一人は大変だねぇ!!僕たちの原種(オリジナル)が一人は大変だから僕らを発生させたんだって!!」

貴音(オリジナル!?)

翔太(もらった!!)ビュッ

貴音「しまっ…!!!」

>>46の手前がとんだ(汗


グサッ


高木「なっ!?」


貴音「何を!?」


北斗「グハッ、翔太お前ぇ…」


翔太「いやぁー北斗くんさぁ変身すると隙がないんだもーん。そんなんじゃ女の子寄ってこないよ?」


貴音「あなた、アバーブだったのですね」

翔太「はっは!!改めて」

翔太「ようこそ、961プロへ」


高木「うぅ…!!!」

翔太「邪魔しないでよー」

貴音「高木どの!!なぜ!」

高木「これで私をかばう必要はないだろう?」

貴音「しかしっ!!」

翔太「よそ見ー?」

貴音「がっ!!」

春香「貴音さん!!」

貴音「春香!?」

春香「 変 身 !」

ーーー
貴音(春香、少し数を減らしたら春香はやよいのもとへ)ボソ

春香「えっ!!」

貴音(春香の能力は多対一では分が悪すぎます)

春香「わかりました…」

貴音「行きます、一二の三!」
ダッ

翔太「あっー!!待てー!!」

貴音「余所見ですか?」スッ

翔太「あっ…」



最終章・決戦


春香「はぁ…はぁ…」

やよい「あー!!春香さんが来たんですね!!」

春香「やよい…」

やよい「止めに来たんですよね?変身もしてるし話が早いですね」ギュゥン

春香「くっ!!」チャキ

やよい「来ないなら行きますよー!!」ボオォッ

ーーー

翔太「まさか全員倒しちゃうなんてね…」

貴音「研究室へ行かせてもらいますよ」フラッ

ガチャ

貴音「これが15年前の資料…」

貴音「でぃーぶいでぃー?」ウィーン

黒井『ここに私の研究成果を記す。15年前11月23日の事故は人為的なものだ。普通に考えて人間だけが突然変異する物質が外に漏れるなどおかしな話だ。それに研究所も狙うにはもっと大規模で同じ研究をしてる研究所があるはず』



黒井『どうして秩父の山奥の研究所を…』


やよい「???♪」

春香「やよい!!どうして!!」

やよい「だってー人間てすぐ争っちゃって階級分けして差別して」

やよい「私達の世界はみんなが意識を共有“てれぱしー”みたいので通じあってるんです」ヒュッ

やよい「だから、私たち同士で争うことはないんですよ!!」ボオォッ



シュゥゥ…

春香「…なるほどね。だから」

春香「通じあってるから私達を守ろうとしてくれたんだね」

やよい「っ!?」

春香「みんなで帰ってたときも真美が貴音さんを殺そうとしたときも」

やよい「違います!!」


春香「やよい今本気じゃないよね?」

やよい「なんでそんなことわかるんですか!!」

春香「わかるよ!!私の能力でやよいと同じ力を今私持ってるから!!」

やよい「なら!!この火の玉で私はここからでも事務所を焼き払えます!!本気を見せてあげますよ!!」ボオォッ

春香「なっ!!」

貴音「はっ!防御全開」

春香「貴音さん!!」

貴音「はぁ…はぁ…やよいの本気は直撃した相手も死なないような本気なのですね」ガクッ

やよい「うぅ…貴音さん…。」

ベルト「ヘンシンカイジョ」

春香「やよいもうやめよう?」

やよい「なんでっ!!」

やよい「なんで変身解いちゃうんですかぁぁぁ…。私戦わなきゃ」

春香「いいんだよ無理しないで…」

??「そう、無理しなくていいんだよ」

やよい「オリジナル…」

春香「誰!?」

??「おやすみ」スゥゥゥッ

やよい「はわ…」バタッ

春香「やよいに何をしたの!?」

??「力を貰っただけだよ?」



貴音「やはり、事故が起きた日付でピンと来ましたよ」

貴音「美希…」

美希「さすが貴音!勘がいいの!!」

春香「美希!?なんで!?」

美希「ゆっくり話そうよ」

美希「戦いながらね?」

貴音「やらなければいけないのですね」

美希「うーん、貴音は死にかけだしそこで寝てて欲しいの☆」スゥゥゥッ

貴音「なっ…」バタッ

春香「貴音さん!?」


美希「ミキはね、人の能力を奪うことができるの♪そのきになれば生きるために必要な能力もね?」

春香「美希ぃっ!!」

美希「来なよ春香」

春香「あなたが人から笑顔を奪うなら私はあなたを許さない!!」

春香「 変 身 !」

ベルト「シェアブースト」

美希「美希はね、産まれた瞬間から能力があって今と同じくらい知性もあったの!
だから!!」キュンキュンキュン

春香「だから!?」キンキンキンッ

美希「よわっちいニンゲンが可哀想に思えて仲間を増やしたの!!」

美希「なれないようなゴミみたいなニンゲンもたーくさんいたけどね♪」

春香「なんでっ!!」ヒュッヒュッバスッ

美希「あはっ☆」シュンッ!!!



美希「凄いの春香!!ミキ今全員の仲間から奪った力を使ってるのに互角なの!!」キュゥゥン

春香「私は希望を地球の全員の仲間と共有してるからね!!」キィィィン

美希「春香は相手と力を半分こにしちゃうんだっけ?じゃあその能力」



美希「貰っちゃうの」スゥゥゥッ

春香「なっ!?」



美希「…?」

美希「これ強制的に発動しちゃうから意味ないの」

春香「どうやら私だけがあなたと互角に戦えるみたいね」

美希「力が全く同じじゃつまんないなぁ…」

美希「あっじゃあ!1分毎に一人ずつ呼吸する能力を奪うの!」

春香「!?」

美希「早く倒さないとその分いっぱい死んじゃうよ?」

春香「美希ィィィィ!!」
ギュオオオォォン!!!


美希「楽しくなってきの!!!」
ゴオオオオォォォォ!!!

春香「はぁぁぁぁぁぁ!!」

美希「やぁぁぁ!!!」



春香(決める)

ーーー
小鳥「春香ちゃん!?」
ーーー
冬馬「天海」
ーーー
亜美「はるるん…」
ーーー

春香「美希、どうして?」

美希「…」

春香「ライダーキック」


春香「避ける気なかったんでしょ?」シュゥゥ

美希「ばれちゃってたの」パラパラ

春香「後輩の演技くらいわかるよ
煽りすぎだよ」

春香「美希どうして避けなかったの!?」

美希「美希ね、産まれた瞬間からこの力があるのは私だっけだってわかっちゃったの。寂しかった。」

美希「だから生まれてすぐ近くの研究所を襲って突然変異の物質を増やしてばらまいたの」

美希「でもね。961プロでも765プロでもアバーブであるかないかなんて関係なしにみんな仲良くしてくれるの!笑顔を向けてくれるの!!!」

春香「美希!!」

美希「真美も、ううん、他にもいっぱいの仲間が人を殺しはじめて自分のやっちゃったことの大きさに気づいたの」

春香「美希ぃ…」

美希「ミキね、これから死んじゃうけどミキがこれから生まれてくる仲間の力もゼーンブ奪ったからミキが死んじゃえばみんな人に戻るよ」

美希「やよいも普通の女の子に戻るよ」

春香「だめぇ!!美希死んじゃいやぁ!!!」

美希「ミキを倒したのが春香だから笑顔でお別れできるの…春香で本当に良かった」

春香「いや、いや!!」

美希「バイバイ春香ありがと」
サァァーーー

春香「美希ィィィィ!!!」

ーーーーーーーーーー

母父「やよい!!」

やよい「お父さぁぁんお母さぁぁん!」

ーーー
響「貴音ぇ!!無事で良かったぞぉ!!」

ハム蔵「ヂュイヂュイ!!!」

雪歩「本当に良かったですぅ!」

貴音「響、雪歩それにハム蔵も心配してくださって真嬉しく思いますよ」

ーーー
千早「私のことだけは尊敬してたから
千早さんって呼んでたらしいのあの日美希がやったことを考えたら私にそんな資格あるのかと思って」

律子「てのかかる娘だったけど自分の考えは絶対曲げない子だったわ」

真「美希は本当に女の子らしくて憧れだったのに」


亜美「自信持たなきゃダメだよ!」

律子「亜美?」

亜美「 亜美ね!!みんなと過ごした真美の笑顔がどれひとつだって嘘じゃないと思うもん!」

亜美「千早ねぇちゃんもミキミキの言葉を嘘にしちゃダメ!!」

千早「亜美…」



ーーー
ガチャ

冬馬「邪魔するぞ」

伊織「なーんだ、あま…」

冬馬「…」

伊織「…なんだったかしら」

冬馬「おい!!」

伊織「冗談よ、今日はどしたの?」

冬馬「今日も天海は来てねぇのか」

伊織「そんなに心配ならいけばいいじゃない、ねぇ?」

小鳥「そうよ!白馬の王子様は待つんじゃなくて迎えにいかなきゃ!!」ピヨピヨ

伊織「新堂にバイクは用意させてるわ」

小鳥「春香ちゃんの居場所は?あずささんオナシャス!」

あずさ「うふふ…若いわねぇ春香ちゃんの居場所は?ここは…海!熱海の砂浜にいるわ!!」

冬馬「随分作者の生活圏じゃねえか」

伊織「ほら!!ささっといきなさい」

小鳥「私達じゃたぶん連れ戻せないわ」

あずさ「男は強引によ?」

冬馬「うるせぇ!!」

小鳥「あとこの事務所に移るの考えておいてね」

冬馬「おう」ブーンッ

伊織「頼んだわよ」


ーーー
ザバー、ザバー、

春香「…」

冬馬「おい何やってんだ」

春香「…」

冬馬「…あー!!いいか!!
お前は立派なことやったんだよ!!
星井も立派なことをやった!!
星井が命はって守った笑顔をお前が曇らせてどうすんだよ!!」

春香「冬馬くん…」

冬馬「乗れ…みんな待ってるぞ」

春香「うん!!」


冬馬くんの言う通りだね
美希が守った笑顔を私が保たないと!!



冬馬「一般道だからつくの夜だな」

春香「ええー!!私帰れなくなっちゃうよ!!」

仮面ライダーシェア 完

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