妹「兄ちゃんだぁいすきっ」 (38)
____この物語はとある兄妹の日常を描くだけのSSである____
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妹「って言えればいいんですけど……」
妹「どうしたものですか…」
妹「そもそも兄さんが朴念人なのがわるいんですよ」
妹「いつもいつも好き好きアピールしているのに」
妹「今日は部活で遅くなるか……」
__学校__
兄「はぁ~妹の誕生日どうしよう」
女「妹ちゃんの誕生日?」
兄「ああ、3/20なんだよ」
女「妹さんと血は繋がってないんだっけ?」
男「あぁ、でも妹と恋人になる気はない」
兄「なんか買ってやらんと泣くからな」
女「手伝おうか?」
兄「いや、いいよ手伝ってもらった事がバレるとマズいし」
女「あ~なるほど…嫉妬深いしね」
兄「理解が早くて助かるわ」
___話は明日に続く___
スマホからの為書きため無しです
続きは明日投下します
メモ帳に書いとけばいいんじゃない?
おつ
>>11
すいません、メモ帳がコピー出来ないです
妹「ウインナーに卵焼きに兄ちゃん好物のアスパラベーコン、兄さん喜んでくれるでしょうか」
妹「兄さん今日の事忘れてるんでしょうか……」
妹「はぁ…」
<部活行ってくる>
妹「後で届けなきゃいけませんね」
___学校の体育倉庫___
兄「このペンダントどうやって渡すべきか……」
兄「はぁ…」
兄「どうしたものか」
女(女性にペンダントとかをあげる意味知ってるのかな…面白いから教えないけど)
兄「なんか方法ねぇかな」
女「最高のシチュエーション教えたげるよ」
仕事言って来ます
続きは夕方くらいから
ただいま
___学校___
兄「なぁ妹」
妹「なんですか兄さん?」
兄「今日は暇か」
妹「えぇ…少なくとも兄さんよりは」
兄「しゃあないだろ…剣道の試合が近いんだよ」
妹「それで何か用事ですか?」
兄「いや渡したい物があってさ」
妹「今渡せばいいんじゃないんですか?」
兄「教室に置いてきちまった」
妹「…………ア•ホ」
妹「屋上ですか?」
兄「あぁ、ほらいつも行ってる料理教室終わってからでいいから」
妹「はぁ…かまいませんけど」
兄「忘れんなよ」
妹「は~い」
___学校近くの料理教室___
妹「おはようございます」
友「妹ちゃんおはよー」
妹「おはようございます」
友「あ、兄先輩は一緒じゃないの?」
妹「兄さんなら剣道部の練習があるので」
友「あっ!そうだよね、あははは」
妹「……(兄さんって意外に人気ですね…)」
友「今日も妹ちゃん教えてね」
妹「えぇ、かまいませんよ」
友「いつも思うけど妹ちゃん料理教室来る必要ないんじゃ?」
妹「いえ、私なんてまだまだですよ」
友(妹ちゃんがまだまだだったら私はひよっこじゃない)
妹「たしか今日は鰆の西京焼きでした」
友「うん」
妹「そういえば…家の味噌切らしてたっけ」
友「今それ気にする所?」
___学校の理科室___
女「兄くんちゃんと出来るかな」
女「妹ちゃんは誰がどうみても兄くん大好きですからね~」
女「さてはてどうなるかな…ふっふっふ、楽しみですなぁ」
___学校屋上___
兄「よぉ遅かったな」
妹「兄さんが暇人過ぎるんですよ」
兄「これ受け取れよ」
妹「これは?」
兄「誕生日プレゼントだよ、ネックレスなんだけどさ」
妹「兄ちゃん素敵!」ぎゅっ
兄「おい、抱きつくなよ」
妹「だって兄さん大好きなんだもん」
兄「やめろって」
兄「俺には好きな奴がいるんだ!」
妹「えっ!?」
兄「好きな人がいるって言ったんだよ」
妹「う、嘘ですよね?」
兄「……」
妹「そ、そうですよね…ごめんなさい兄さん……」
兄(…嘘だけど)
妹「……(思いっきり目が泳いでいますよ兄さん)」
妹「ふふふ…兄ちゃんを必ず手に入れますよ」
___兄妹の家___
妹「ただい……あ、味噌忘れた」
妹「味噌汁作っ……」
<剣道部の友達の家に泊まるから、夕飯と朝飯いらん>
妹「……もう二人分買ってきちゃいましたよ馬鹿」
妹「はぁ…お弁当は作って良さそうですね……はぁ~」
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