選ばれし者と能力者達の宴(7)
★某魔術と科学が交差する話とは無関係ですの
★オリジナルキャラが含まれるんだよ!
★それが苦手な方はブラウザバックしませう
とある世界、とある場所。
ここは沢山の「能力者」が暮らしている。「能力者」とは読んで字の如く、生まれつき能力を持っている者だ。最初の「能力者」は二人の男女だった。天がその二人に能力を与えた。その二人から産まれた子孫達が「能力者」なのだ。能力の種類は産まれる前に天が与えていると言われる。
そしてその「能力者」の中でもある属性の能力を持っている者達は「選ばれし者」と呼ばれている。「選ばれし者」は天が産まれる前の能力者の実力を見抜き属性の能力を与えているとされている。
その「選ばれし者」の一人である、「雷(エレキ)」はとある塔の前に来ていた。
雷「……ここだな、スティルタワーとやらは」
この塔はスティルタワーと呼ばれている。スティルタワーには強者が沢山いて、制覇出来るものはそれを越える強者だけだと噂されるほど実力のある者がいる。
雷はとある出来事が原因でこの世界を巡り修行をしている。強者がいるというタワーの噂を聞いてやって来ていたのだ。
雷「はっ、ここにいる能力者達は全員俺がぶっ潰してやるぜ」
能力者は全員遠い親戚ってわけかー
俺だったら闘うのに躊躇するな
雷「……入るか」ウィーン
??「いらっしゃいませ……挑戦者の方ですね?」
雷「誰だ?」
サイブ「このスティルタワーの受付兼門番を務めております、サイブと申します」
雷「門番……ってことは、お前とも戦うのか」
サイブ「そうですね……私はここにくる方にこのタワーに挑む資格があるかを見極める役割がありまして」
サイブ「貴方の実力も……確かめさせてもらいますよ?」
雷「望むところだ」チャキッ
説明しよう!先程説明が抜けてしまっていたが、「選ばれし者」は選ばれた証である「器」を常備しているのだ!その「器」には紋章が描かれている!
雷の「器」は太い鉄針である!その針を磁力で動かしたり避雷針として利用することもあるのだ!
>>4
コメントありがとうございます!
Oh……盲点でした((おい
ここでは能力者の性格とか遺伝とかは気にしないで下さい!((((
雷「はっ!」
雷は自身の左手に力を込め、前方に伸ばす。すると電撃の針のような物がサイブへ飛んで行く。皆はもう気付いていただろうが、雷は「選ばれし者」であり、属性は『電撃』だ。
サイブ「なるほど、貴方の属性は『電撃』……その鉄の針も理解できます」
だが、サイブは動じることなく右手人差し指を伸ばす。電撃が指に触れる直前に人差し指を引き、くるっと軽く一回転させる。
するとどうだろう。電撃の針が指に沿うように動き、そのまま小さい球状のエネルギー体になってしまった。エネルギー体は鮮やかな黄色をしている。
雷「なっ……」
雷が後退る。こんな方法で攻撃を防がれるとは思っていなかったのだろう。
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