サキロンパ『咲-Saki-×ダンガンロンパ』 (1000)

これは咲-Saki-のダンガンロンパのパロです

生徒の数はAブロック準決勝の四校の生徒20人+1人の21人でダンガンロンパからはモノクマだけ登場します

全員が超高校級の才能持ちで年齢に違いがありますがそこは気にしないで下さい

時々、安価あり


ではこのまず物語の主人公を決めます

1.高鴨穏乃
2.大星淡
3.園城寺怜
4.鶴田姫子
5.高鴨穏乃&大星淡

>>10まででもっとも票の多い人物が主人公です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394988069

>>10までの結果

1.高鴨穏乃 0票
2.大星淡 1票
3.園城寺怜 0票
4.鶴田姫子 4票
5.高鴨穏乃&大星淡 4票

と言うわけで4と5でもう一度決めます

↓10までで多い方が主人公です

>>21までの結果

4.鶴田姫子 4票
5.高鴨穏乃&大星淡 5票

と言うわけで主人公は穏乃&淡に決まりました

主人公が決まった所で一旦中断です
また今夜より再開します

ついに京太郎がタコスになる時が来てしまったか…

ダンガンロンパは弾丸 論破で弾丸モチーフの言霊を使い相手を論破する

サキロンパはつまり咲さんを使って論破する
これは…

>>24
>>25

一番最初に書いてある通りAブロック準決勝メンバーと+αしか出ません……咲さんや京ちゃんは出すつもりですが当分出番はありません

そろそろ始めます
プロローグからChapter01までは淡が主人公です







淡「ふ~ん…此処が希望ヶ峰ってとこなんだ」

私の名前は大星淡。今日からこの学園に通うことになった高校100年生だよ!

淡「結構大きいよね…まぁ、白糸台も大きかったけどさ…」

元々、私は別の高校に通う予定だったんだけどこの希望ヶ峰から私に『超高校級の麻雀家』として入学の案内が来て、喜んだ両親に行けと言われて渋々来たんだ

淡「…まぁ、仕方ないか。此処に来た以上戻れないし…」

そう言いながら私は希望ヶ峰学園の校門に向けて一歩を踏み出した時、突然激しい立ち眩みが起こった

淡(あ…れ?なんだろ…これ…)

そんな事を思っていると次第に体の平行感覚がおかしくなって立ってきて、目の前もだんだんと霞んできた

淡(…ダメだ……立ってられ…)

それを最後に私の意識は途絶え、その場に倒れた

この後、私はこの学園に来たことを酷く後悔する事をこの時はまだ知るよしもなかった

そろそろ始めます
プロローグからChapter01までは淡が主人公です







淡「ふ~ん…此処が希望ヶ峰ってとこなんだ」

私の名前は大星淡。今日からこの学園に通うことになった高校100年生だよ!

淡「結構大きいよね…まぁ、白糸台も大きかったけどさ…」

元々、私は別の高校に通う予定だったんだけどこの希望ヶ峰から私に『超高校級の麻雀家』として入学の案内が来て、喜んだ両親に行けと言われて渋々来たんだ

淡「…まぁ、仕方ないか。此処に来た以上戻れないし…」

そう言いながら私は希望ヶ峰学園の校門に向けて一歩を踏み出した時、突然激しい立ち眩みが起こった

淡(あ…れ?なんだろ…これ…)

そんな事を思っていると次第に体の平行感覚がおかしくなって立ってきて、目の前もだんだんと霞んできた

淡(…ダメだ……立ってられ…)

それを最後に私の意識は途絶え、その場に倒れた

この後、私はこの学園に来たことを酷く後悔する事をこの時はまだ知るよしもなかった

そろそろ始めます
プロローグからChapter01までは淡が主人公です







淡「ふ~ん…此処が希望ヶ峰ってとこなんだ」

私の名前は大星淡。今日からこの学園に通うことになった高校100年生だよ!

淡「結構大きいよね…まぁ、白糸台も大きかったけどさ…」

元々、私は別の高校に通う予定だったんだけどこの希望ヶ峰から私に『超高校級の麻雀家』として入学の案内が来て、喜んだ両親に行けと言われて渋々来たんだ

淡「…まぁ、仕方ないか。此処に来た以上戻れないし…」

そう言いながら私は希望ヶ峰学園の校門に向けて一歩を踏み出した時、突然激しい立ち眩みが起こった

淡(あ…れ?なんだろ…これ…)

そんな事を思っていると次第に体の平行感覚がおかしくなって立ってきて、目の前もだんだんと霞んできた

淡(…ダメだ……立ってられ…)

それを最後に私の意識は途絶え、その場に倒れた

この後、私はこの学園に来たことを酷く後悔する事をこの時はまだ知るよしもなかった

そろそろ始めます
プロローグからChapter01までは淡が主人公です







淡「ふ~ん…此処が希望ヶ峰ってとこなんだ」

私の名前は大星淡。今日からこの学園に通うことになった高校100年生だよ!

淡「結構大きいよね…まぁ、白糸台も大きかったけどさ…」

元々、私は別の高校に通う予定だったんだけどこの希望ヶ峰から私に『超高校級の麻雀家』として入学の案内が来て、喜んだ両親に行けと言われて渋々来たんだ

淡「…まぁ、仕方ないか。此処に来た以上戻れないし…」

そう言いながら私は希望ヶ峰学園の校門に向けて一歩を踏み出した時、突然激しい立ち眩みが起こった

淡(あ…れ?なんだろ…これ…)

そんな事を思っていると次第に体の平行感覚がおかしくなって立ってきて、目の前もだんだんと霞んできた

淡(…ダメだ……立ってられ…)

それを最後に私の意識は途絶え、その場に倒れた

この後、私はこの学園に来たことを酷く後悔する事をこの時はまだ知るよしもなかった

中々書き込めず連投になりました…orz




淡「………う…ん?…あれ?此処…教室?」

意識を失った後、私が目を覚ますと何故か教室にいた

淡(あれ?確か私って希望ヶ峰学園の校門にいたはずだよね?)

教室にいた事を不思議に思い、辺りを見渡すと私のすぐ横の机に茶髪のポニーテールの子が伏せていた

淡(…起こした方がいいのかな?)

机に伏せている子を起こそうと肩に手を伸ばしたその時…

???「…ハッ!?ヤバい遅れる!?」

淡「うわぁ!?」

その子がいきなり起き上がり、驚いた衝撃で後ろに倒れた

淡「イッタァ…」

???「あっ…ゴメン。大丈夫?」

後ろに倒れた後、私に気付いたその子が手を差し伸ばして心配してくれた

淡「あっ、うん。大丈夫」

私はその手を取り立ち上がるとお礼を言い、再び教室を見渡した

淡「何か…この教室、窓とかにスッゴイ鉄板張ってある…本当に希望ヶ峰?」

???「多分、そうだと思う。ほら、此処に案内あるし」


その子が渡して来た学園案内を見ると確かに希望ヶ峰学園だと言う事が分かった

淡(しっかし、酷い字だなぁ)

???「取り敢えず此処から出てみる?」

淡「そだね。私達以外にもいるかも知んないし」

私達は教室を出て他に誰か居ないか捜すことにした

とりあえずメール欄に”saga”(sageじゃないよ!)と入れた方がいい
そうしないと”殺す”や”死ね”と言った単語が普通に表示されなくなる

私達は最初に玄関ホールに向かったが誰もいなかったので入学式の行われる体育館を目指して歩き、最初に聞けていなかった名前を聞いていた


淡「ヘェー…タカカモシズノって言うんだ」

穏乃「うん。大星さんでいいんだっけ?」

淡「そうだよ」

名前を聞いた後、私達はお互いに自分の才能を教えあった

穏乃「大星さんは超高校級の麻雀家なんだ」

淡「まぁね。海外の大会とかで優勝してるし……タカカモシズノは超高校級の登山家でいいんだっけ?」

穏乃「うん」

高鴨穏乃 超高校級の登山家

互いに名前と才能を教え合い話をしながら歩いているといつの間にか体育館に着いていたようで私達は扉を開けて中に入った

体育館には既に他の人達が集まっていて私とシズノを合わせて21人いた

???「ん?お前らで最後か?」

???2「そうなんじゃないの?私達以外に誰もいないし」

???3「21人…コレで全員っとね」

私とシズノを見た三人がそう言うと超高校級の才能を持つ生徒全員が揃った

>>34
ありがとございます




???4「取り敢えず入学式もまだ始まらへんみたいやしお互いに自己紹介しとこか」

淡「そうだね」

穏乃「ですね」

その言葉を聞き私とシズノは全員の名前を聞いていく事にした
先ずは目の前にいる人達に聞くことにした

???4「私は園城寺怜。才能は……言わなあかん?」

淡「ん?当然。私も言ったんだからさ」

怜「…ハァ…分かったわ…私の才能は超高校級の病弱や」

園城寺怜 超高校級の病弱

淡「あっ……なんかゴメン」

怜「かまへんよ。昔から身体弱いのは事実やし、こんな才能で入学したのも当然やし…まぁ、よろしゅう」

淡「う、うん」

何か悪い事しちゃったかな?

???「ん?なんや次は俺か?俺は江口セーラ。超高校級の運動部ってとこやな」

江口セーラ 超高校級の運動部

セーラ「よろしくな」

淡「うん。よろしく」

何だかシズノと相性よさそうだなぁ

???5「ウチ?ウチは清水谷竜華。超高校級の若頭やで」

清水谷竜華 超高校級の若頭

淡「………」

竜華「何固まってるん?」

淡「いや…才能で驚いちゃって…」

竜華「そうなん?確かにウチは関西一の極道の娘やけどこわないで」

……意外といい人かな?

???6「ん?私は船久保浩子と言います。よろしく」

船久保浩子 超高校級のデータベース

フナQ「別に名乗らんでも既にあんたの事はしてるで」

淡「………」

なんだろう…怖い…そして寒気が…

???7「私ですか?私は二条泉です。よろしくお願いします」

二条泉 超高校級の平凡

淡「あー…うん。よろしく」

泉「私の扱い酷くないですか!?」

まぁ…仲良くなれそうだしコレでいっか!

目の前に人達の名前を聞くと次に向かった

次の人達の所に向かい私は名前を聞いて行った

???8「私は花田煌と申します」スバラッ!

花田煌 超高校級の精神力(メンタル)

淡「スバラの才能が精神力って事は挫けないって事?」

煌「花田です。ん~…そうですね他の人達からはそう言われてますね。何故か…」

淡(自覚ないんだ…)

でもこう言う人って結構慕われてそう…

???9「私は大河内美子」

大河内美子 超高校級の養鶏家

淡「…何で養鶏家なの?」

美子「………」


あれ?聞いちゃいけなかった?怒ってるぽいし…

???10「江崎仁美…よろしく」

江崎仁美 超高校級の不運

淡「不運って事は…悪い事が立て続けに起こるって事?」

仁美「そうやけん…やることなす事失敗だらけで嫌になる…なんもかんも政府のせい…」

政府は関係ないと思うけど…

???11「次は私か…白水哩」

白水哩 超高校級の剣道家

淡「剣道家…だから竹刀持ってるんだね」

哩「まぁ…それでも麻雀をしてる方が多か」

淡「後で一緒にやろうよ!」

哩「あぁ」

強そうだし麻雀楽しみー

???12「私は鶴田姫子。よろしく頼むっと」

鶴田姫子 超高校級の鍵師

淡「よろしく。仲良くしようね」

姫子「ばってん。はじめからそのつもりやけん」

うん。きっと仲良くなれるよね

そして次はシズノが居る方に向かった

まだ途中ですが一旦此処まで


また昼に更新します

大河内って誰だよ

>>42
間違えました…orz

次に私はシズノが居る方に向かった

淡「タカカモシズノー」

穏乃「うぉ…いきなり抱き付くなよ。ほら、まだ名前聞いてる途中だろ」

淡「はーい」

シズノって結構からかいがいあるかも…次は…見た目が結構派手だな

???2「あんたたち結構仲良いんだ。私は新子憧。よろしく」

新子憧 超高校級のギャル

淡「アザラシアコー?」

憧「あ・た・ら・し・あこよ!!」

淡「ゴメンゴメン…間違えたよ」

憧「……絶対わざとでしょ」

……結構鋭い……次は…仲良く話してる二人…って、この時期にマフラー!?

???13「むむっ、次は私なのですか?私は松実玄と申しますのだ!」

松実玄 超高校級の女将

玄「そしてこっちはお姉ちゃんの松実宥なのです」

宥「よろしくね?」

松実宥 超高校級の寒がり

淡「二人は姉妹なの?」

玄「そうなのです。私とお姉ちゃんは姉妹なのです」

宥「私も玄ちゃんも一緒に希望ヶ峰から案内がきたの」

淡「ヘェー…そうなんだ」

随分仲がいいと思ったら姉妹だったんだ…妹はバカそうだけど…次は…あれ?トッキー?

???14「…鷺森灼」

鷺森灼 超高校級のボウラー

淡「よろしく。ねぇ、トッキーと似てるって言われない?」

灼「トッキーって誰?でも園城寺さんには何人かには間違われかけたけど…」

淡(結構似てると思うけどなぁ)

シズノも含めて名前を聞くと次の人達の所に向かう

次に向かったのはいいんだけど……何だから圧倒的にオーラが違う人が居るんだけど…

???15「どうかしたの?」
淡「ウヒャァ!?」

???15「!?」ビクッ

情けない声出して驚いちゃったよ…

???15「あっ…そっか。自己紹介…宮永照です。よろしくお願いしますね」

宮永照 超高校級の文学少女

淡「う、うん…よろしく」

照「こちらこそよろしくお願いします」

全く…スゴいオーラだったよ…でも笑顔が素敵だったなぁ

???16「弘瀬菫だ」

弘瀬菫 超高校級の弓道部

淡「えっと…それだけ?」

菫「他に何かあるか?」

感じ悪い人だなぁ…あぁ言うの苦手だよ

???16「渋谷尭深…よろしく」

渋谷尭深 超高校級の茶師

淡「よろしく」

尭深「………」

淡「………」

物静かな人だなぁ…次は…

???17「私は亦野誠子。よろしく」

亦野誠子 超高校級のフィッシャー

淡「うん。よろしく」

誠子「こちらこそ」

コレで20人だから…次はあの人か……ナース服!?

???19「荒川憇と言います。よろしゅう」

荒川憇 超高校級のナース

憇「荒川病院って知ってます?そこでナースをしてます」

淡「うん。知ってるよ。だからナース服なんだね…コスプレかと思ったよ」

憇「…まぁ…言われても仕方ないですし…」

あっ…落ち込んじゃった後で謝らないと…

コレで全員に挨拶は終わったよね?などと考えていると…

???「オマエラ!自己紹介だけでどれだけ時間かけてるのさ!」

呑気な声が聞こえ、教壇から何かがピョーンと飛び出した…アレは…

淡「白黒の…クマ?」

???「失礼だなぁ!ボクはクマじゃなくてモノクマだよ!君達の先生でこの学園の学園長なのだ!」

モノクマが出てきた所で一旦中断

また明日更新します

>>40に間違いがあったのと幸運がいなかったので訂正です


次の人達の所に向かい私は名前を聞いて行った

???8「私は花田煌と申します」スバラッ!

花田煌 超高校級の精神力(メンタル)

淡「スバラの才能が精神力って事は挫けないって事?」

煌「花田です。ん~…そうですね他の人達からはそう言われてますね。何故か…」

淡(自覚ないんだ…)

でもこう言う人って結構慕われてそう…

???9「私は安河内美子」

淡「…何で養鶏家なの?」
美子「………」

あれ?聞いちゃいけなかった?怒ってるぽいし…

???10「江崎仁美…よろしく」
江崎仁美 超高校級の幸運

淡「幸運って事は…抽選枠で入学って事だよね?」

仁美「そうやけん…でもやることなす事失敗だらけで嫌になる…この学園に入れたのが奇跡だい…なんもかんも政府のせい…」

政府は関係ないと思うけど…

???11「次は私か…白水哩」

白水哩 超高校級の剣道家

淡「剣道家…だから竹刀持ってるんだね」

哩「まぁ…それでも麻雀をしてる方が多か」

淡「後で一緒にやろうよ!」

哩「あぁ」

強そうだし麻雀楽しみー

???12「私は鶴田姫子。よろしく頼むっと」

鶴田姫子 超高校級の鍵師

淡「よろしく。仲良くしようね」

姫子「ばってん。はじめからそのつもりやけん」

うん。きっと仲良くなれるよね

そして次はシズノが居る方に向かった


>>45に続きます

訂正失礼します

菫「貴様が学園長だと?…ふざけるなよ」

いきなり壇上に現れた自分が学園長だと言う白黒のクマのぬいぐるみに私達は驚き、私が言いたかった言葉を菫さんが言った

モノクマ「ふざけてなんかないよ。学園長はボクなの!」

そんなモノクマに菫はまだ何かを言おうとしていたがテル達に落ち着くように言われ何も言わなかった

モノクマ「全く…宮長さんみたいな人がいて助かったよ。あのままじゃ話が脱線するところだったよ」

照「別に…私は今の状況を見て判断しただけ」

モノクマ「分かってくれて助かるよ。それじゃあ、話が脱線仕掛けましたが入学式を始めたいと思います!オマエラ!おはようございます」

モノクマが挨拶をするがこんな訳が分からない状況で挨拶をする人間なんてい……

煌「おはようございます」

…たよ…流石は超高校級の精神力…あんまり動じてないよ…

モノクマ「あまり元気がないみたいだけど…まぁいいや。オマエラは希望ヶ峰に選ばれた才能溢れる希望の象徴です」

さっきまで訳が分からず動揺していたがその言葉を聞いて改めて入学式なんだと理解した…が、この後のモノクマの一言が理解出来なかった

モノクマ「才能溢れるオマエラにはこの希望ヶ峰学園で共同生活をしてもらいます。なお、共同生活には一切の期限がございません」

淡「…はっ?」

全くもって理解出来なかった…

共同生活?期限がない?…つまり…

憧「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!期限がないって事は私達に一生此処で過ごせって言ってるようなものじゃない!」

私が考え付いた事を代わりにアコが気付いて声を上げた

モノクマ「確かにそう言ったはずだけど何かいけなかった?」
憧「なっ!?」

だがモノクマはそれがどうしたとでも言うように流し、話を続けた

モノクマ「新子さんが言ってくれたようにオマエラには此処で一生生活をしてもらいます。ですがどうしても外に出たい人のために特別な制度を設けました。それが『卒業』と言う制度です」

よかった…まだ此処から出られる方法があるんだ

竜華「それでその卒業ってのはどうすればいいん」

私も疑問に思っていたその事を竜華が代弁するように言ってくれたが今は何故か私には嫌な予感しかしなかった

モノクマ「良く聞いてくれました。オマエラが此処を卒業するためには…」








モノクマ「この中に居る誰かを殺すことだよ」




淡「…は?…殺す?」

ちょっと待って…意味分かんない…卒業するために誰かを殺す?…意味分かんない…

穏乃「…大星さん。顔が青いけど大丈夫?」

淡「…う、うん。大丈夫…」

シズノにそう言うがシズノの顔も青ざめていた

モノクマ「簡単に言えばオマエラが卒業するためにも殺し合いをしてもらいます」

そんな私達に対して壇上から降りてモノクマは呑気な声でそう言った

セーラ「ふざけんな!何が殺し合いやねん!!」

モノクマ「あれ?聞いてなかった?オマエラが此処から出るのに必要な事なんだよ?」

そう言ったモノクマをセーラは片手で掴んで持ち上げる

モノクマ「わぁぁぁ!暴力反対!」

ピピピピピッ

セーラ「何やこの音?」

穏乃「!!」

セーラ「痛ッ…何すんねんおま…」

音を出しながら暴れたモノクマの異変に気付いたシズノがセーラの手からモノクマを奪い取り蹴り飛ばすとモノクマが爆発した

セーラ「なっ!?」

今のシズノが蹴り飛ばしてなかったらセーラは…

モノクマ「全く…すぐに暴力に訴える何て物騒だよ」

爆発したはずのモノクマは呑気な声で再び壇上に現れた

モノクマ「今ので分かったでしょ?ボクに対して暴力を振るうとどうなるか」

私達の気も知らずモノクマは壇上でそう言うとウププと笑っていた

モノクマ「そうそう、オマエラに渡さなきゃいけない物があるんだった」

壇上から降りてきたモノクマはそう言うと私達に黒い手帳のような物を渡してきた

モノクマ「それは電子生徒手帳と言ってどんな事をしても壊れない優れものなのです。尚、この学園の校則はそこに載っているので確認してください。えぇー、ではコレで入学式を終わりたいと思います!オマエラ、清く正しい学園を送ってください」

電子生徒手帳を渡し終えたモノクマは壇上に戻ってそう言うと再び姿を消した


この日から希望に溢れた私の毎日は一気に絶望の毎日に変わった







プロローグ ~絶望学園にようこそ~ 終わり



長かったですがプロローグがやっと終わりです

此処で全員の才能をまとめた物を

以下五十音順

新子憧 超高校級のギャル

荒川憇 超高校級のナース

江口セーラ 超高校級の運動部

江崎仁美 超高校級の幸運

大星淡 超高校級の麻雀家

園城寺怜 超高校級の病弱

鷺森灼 超高校級のボウラー

清水谷竜華 超高校級の若頭

渋谷尭深 超高校級の茶師

白水哩 超高校級の剣道家

高鴨穏乃 超高校級の登山家

鶴田姫子 超高校級の鍵師

二条泉 超高校級の平凡

花田煌 超高校級の精神力

弘世菫 超高校級の弓道部

船久保浩子 超高校級のデータベース

亦野誠子 超高校級のフィッシャー

松実玄 超高校級の女将

松実宥 超高校級の寒がり

宮永照 超高校級の文学少女

安河内美子 超高校級の養鶏家


次回からChapter01に入ります

また明日更新します

モノクマが消えて入学式が終わり、体育館に居た人達は何人か別れてそれぞれ学園の探索に向かったが私はその場に立ち尽くしたままだった

穏乃「大星さん」

立ち尽くしていた私にシズノが心配そうに声を掛けてくれた


淡「…大丈夫だよシズノ……ちょっとボーッとしてただけ…」
穏乃「まぁ…いきなりあんなこと言われたらね」

シズノは私の今の気持ちを分かっているようで嬉しかった

照「大星さん、高鴨さん」

穏乃「宮長さん」

ボーッとしてる間シズノ以外にもテルがいたんだ

照「他の人達は探索に出掛けたけど…貴女達はどうする?」

淡「…行くよ。出る方法あるかも知んないし…と言うより残ってたんだね」

照「様子が気になっただけ…探索に行くならまず校則を確認しておいた方がいいかも」

それだけ言うとテルは探索のために体育館から出ていった

私とシズノは探索に向かうため体育館を出ると電子生徒手帳を取り出し、歩きながら校則を確認する

淡(ご丁寧に名前と才能も書いてあるよ)

希望ヶ峰学園における校則

1.生徒達はこの学園内だけで共同生活を送る事。共同生活の期限はなし

2.夜10時から朝7時までが夜時間になる事。夜時間は立ち入り禁止区域がある

3.就寝は寄宿舎に設けられた個室でのみ許される
他の部屋での故意の就寝は居眠りとみなし罰する

4.希望ヶ峰学園について調べるのは自由、行動の制限はなし

5、学園長モノクマへの暴力と監視カメラの破壊を禁止

6.仲間の誰かを殺したクロは”卒業”となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません

尚、校則は順次追加されていきます


この最後の校則は何なんだろう…誰にもバレないように殺せって事かな

希望ヶ峰学園の校則を確認し終え、私とシズノは脱出の手掛かりがないか学園の探索を始めたがあまり有益な手掛かりは見付けらず、私達は探索の結果を皆に報告するため食堂に向かった

怜「ん?…コレで全員揃ったん?」

哩「宮長に荒川、二条がまだおらんっとね」

菫「ふん…放っておけ時間の無駄だ。始めるぞ」

宥「そんな言い方…」

菫「今、私が欲しいのはこの学園の情報だ。それ以外は必要ない」

怜「…流石、碌に探索せず此処にいた人間は言うこと違うなぁ」

菫「…園城寺。貴様のその発言そのまま返しておくぞ」

トッキーの言葉に菫は期限が悪そうに返すとトッキーと菫の間が重い空気に包まれる

憧「ちょ、ちょっと怜に菫!喧嘩してる場合じゃないじゃない!」

煌「新子さんの言う通りです。喧嘩をする前に情報交換が先ではないでしょうか?」

怜「……そやね」

菫「チッ……まぁいい。始めるぞ」

セーラ「何でお前が仕切ってんねん」

余計なこと言わないでよ…案の定、菫がセーラを睨んでるし

竜華「はいストップ。これ以上言い争っても埒あかんからいい加減にしとき。報告会始めるで」

また喧嘩が始まり掛けたが竜華が二人を抑え、報告会を始めた
淡(流石は超高校級の若頭…あっという間収めちゃった)

誠子「じゃあ、先ずは私達、学園側の探索の方から…玄関ホールや教室などを重点的に見て回りましたが何処もかしこも一緒でした」

哩「全ての教室の窓には鉄板が張られてあんね」

姫子「玄関ホールの扉も何人かで押してみたけどビクともせんとね」

尭深「二階に続く階段にはシャッターが降りてました」

淡「あれって何なんだろうね…他にもシャッター降りてた所もあったしさ」

誠子「さぁ?」

竜華「そうなん?じゃあ、次はウチらやね。寄宿舎側にはウチら全員の名前の入った個室があったで」

セーラ「相当お金掛けてるに違いないな」

憧「個室のシャワールームにはちゃんと鍵掛かるみたい…まぁ、夜時間はお湯が出ないから意味ないみたいだけど…」

灼「後、工具箱と裁縫箱がそれぞれ支給されてる…」

フナQ「ご丁寧に凶器になりそうな物も支給かい…後、個室の鍵はピッキング防止みたいですね」

姫子「通りでさっき呼ばれたわけやね…まぁ、結果は…フフ…フフフ…」

うわぁ…ヒメコが遠い目してるよ…そりゃ超高校級の鍵師なのに開かなかったから当然か…

玄「食堂の冷蔵庫も大きくて沢山食材が入ってたよ。後、食料の心配はいらないってモノクマが言っていたのです」

煌「モノクマさんに会ったのですか?」

玄「うん。厨房で冷蔵庫を開けて食料を確認していた時にモノクマに聞いたんだけど…食料は使えばその都度モノクマが追加していくようだよ」

怜「そう言えばそんな事言ってたな…」

竜華「食料の心配もないみたいやね…後、何か分かった事ない?」

宥「そう言えば言い忘れてたけど個室は完全防音だったよ。どれだけ大きな声を出しても廊下にも聞こえなかったよ」

セーラ「ホンマ…声を出し疲れたで…」

穏乃「後は赤い扉があったくらいですね」

美子「あれは一体何なんやろうね」

仁美「何処かに繋がってるかも知れん…外とか」

照「残念だけどそれはないと思う」

あれ?テルにケイに泉?いつの間に!?しかも泉は疲れた顔をしてる

憇「赤い扉は開く様子もなかったみたいですし…第一あんな不自然な場所に外に繋がる扉を作ると思えんし」

うん…まぁ…ケイの言う通りだよね…

淡(それにしても…)チラッ

泉「………」

淡「………」

ぐったりしてるけど見なかった事にしよう

短いですが本日は此処まで

それではまた明日更新します

哩「これで報告は全部か…」

淡「何か…脱出の手掛かりもないし散々だね…」

セーラ「そうやな…」

菫「………」

報告会が終わると菫は席を立ち食堂の出入口に向かって歩いていく

竜華「ちょっと!まだ終わってへんで弘世さん」

菫「ふん…報告会はもう終わりだろう?ならば私はもう此処には用はない。それに…」

菫は一旦そこで言葉を切ると言葉を繋げる

菫「この中に殺人を計画する者がいればたまったものではないからな」

淡「なっ!?」

そんなの…そんなの…!

淡「そんなの絶対あり得ないよ!私達の中に殺人を計画する人なんて!」

菫「ふん…どうだかな」

菫は目を細めてそれだけ言うと食堂から出ていった

淡「何なのさ一体…!」

怜「感じ悪いのは分かってたけどあそこまでかい…」

淡「全くもって」

何であんな言い方するんだろう

照「ねぇ…皆。私から提案があるんだけど言っていいかな?」

菫が出ていった後、少し雰囲気の悪くなった食堂で沈黙を破ったのはテルだった

宥「提案って何照ちゃん?」

照「私達の中でルールを決めるのが良いんじゃないかと思って」

姫子「ルールか…」

竜華「なるほどな。よし、なら…夜時間の間は出歩かないって事にしよか」

憇「それと毎日食事は出来るだけ一緒に摂る…これだけでも大分違うと思います」

竜華とケイの言葉に皆は納得したように頷いた

照「それと私から推薦なんだけど…清水谷さん。全員をまとめるリーダーをお願い出来るかな?」

竜華「へ?ウチ?」

照「この中で一番統率力があるようだし…才能が一番大きいしね」

竜華「…うん。分かった…やらせてもらうわ」

報告会などを含めた全てが終わり、菫を除く全員で夕食を食べた後、私は自分の個室のベッドに寝転がっていた

淡「…ハァ…とんでもない事になったよ…」

希望を持って入学したはずなのにこんな事になるんだもん…

淡「…そうだシャワー浴びないと…」

そう思いつき、体を起こして立ち上がるとまだ確認していない個室のクローゼットを開ける

淡「あれ?何で家にあった服が入ってるの?」

おまけに知らない制服にいかにも私が選ばない服もあるし…

淡「…ってか派手過ぎるでしょこれ…」

明日にでもアコーにでも渡せば喜んでくれるかな?

淡「って、こんな事してる場合じゃないよ!さっさとシャワー浴びないとお湯が出なくなる」

クローゼットを開けてしばらく考えていた私は急いで着替えを取り出すとシャワーを浴びる

淡「…ふぅ…」

シャワーを浴び終わった私はそのままベッドに倒れ込む

淡「…なんだか今日は色々疲れたよ」

朝起きたら…此処から脱出してる…な~んて事はないよね

モノクマ『夜10時になりました。これより夜時間になります───────』

そんな事を考えながら疲れていた私は校内放送を聞きながら意識を手放した

モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

淡「………」

…眠い…何と言っても眠い…

淡「……もう一回寝よ…」

モノクマ「起床時間だって言ってるでしょ大星さん!」

淡「ギャァァァァァァァ!!」

モノクマ「ヘブッ!?」

個室にいきなり現れたモノクマに私は驚き、咄嗟に枕を投げ付けた

モノクマ「…痛いなァ大星さん。いきなり何するのさ!それより今のは暴力だよ!」

淡「知らないよそんなの!!当然の報いだよ!!」

っていうかいきなり部屋に現れる方が非常識だよ!

淡「で、何しに来たの?」

モノクマ「別にコレと言った事はないよ。二度寝しようとしてる生徒を起こしに来るのも学園長の務めなの!」

淡「………」

ありがた迷惑だよ!

モノクマ「全く…今回の事は見逃してあげるけど次は気を付けてよね」

それだけ言うとモノクマはピョーンと言う音と共に消えた

淡「………」

モノクマのせいで完全に眠気が覚めた私は着替えると食堂に向かうため個室を出る

淡「あっ…」

怜「おはようさん…」

そう言えば前の個室はトッキーだっけ?

淡「おはよう。食堂行こっか?」

怜「…そやね…」

トッキーもモノクマに起こされたのかな?機嫌悪そうだし…


昨日寝落ちした分も含めて本日は此処まで


また明日更新します

食堂に来ると既に全体の半分くらいの人達が来ていた

穏乃「おっ、おはよう大星さん、園城寺さん」

淡「うん…おはよう…」

怜「おはよう」

穏乃「…何か…機嫌悪そうだね」

淡「モノクマのせいでね」

せっかく二度寝しようと思ってたのに!!トッキーも頷いてるよ

穏乃「?」

あっ…シズノが首傾げてる……可愛い…

淡「ところで…食事って誰が作ってるの?」

穏乃「玄さんだよ。食事の事はお任せあれだって」

淡「ヘェー…」

怜「それは楽しみやな」

食堂の椅子に着いて話し合って居ると続々と他の人達が入ってくる

竜華「結局、集まったんは弘世さん以外か…」

泉「でも、来たら来たで空気が悪くなりますから…」

泉のその言葉に何人かが頷く

まぁ、私もそうなんだけど…

玄「皆さん。お待たせして申し訳ないのです。朝食が出来たのです」

そう言って出てきた朝食は日本旅館で出されてそうな朝食…よくこれだけの人数分を短時間で作れるよ

玄「あれ?弘世さんは来てないの?」

宥「菫ちゃんの分は後で私が持っていくから気にしないで」

玄「うん。分かったよお姉ちゃん」

竜華「それじゃあ食べよか?」
全員「いただきます」


その後、全員で朝食を食べた後、今日も脱出の手掛かりを見付ける事になった

希望ヶ峰学園に閉じ込められてから五日、私達は脱出の手掛かりを別れて探していたが未だに見付からなかった

淡「あぁもぅ!脱出の手掛かり見付からないよ!」

照「大星さん。イライラするべきじゃないと思う。気持ちは分かるけどそれは皆同じだから」
淡「でも…」

モノクマ『校内放送校内放送。生徒の皆さんは至急視聴覚室にお集まりください!』

少しイライラしていた私にテルが話し掛けてくれて少し会話しているとモノクマの呑気な声が聞こえた

淡「視聴覚室?なんでそんな所に…」

照「行けば解ると思う…モノクマの事だから早く行った方がいいかも…」

そう言って照は視聴覚室に向けて歩いて行った

淡「視聴覚室か…」

何だか嫌な予感がするんだけどなぁ…

淡「行かなきゃダメだよね…」

ここで一旦中断

次は動機発表から事件発生まで書きたいと思います

それでは

モノクマに呼び出された私達全員は視聴覚室に集まっていた

淡「何の用なのさモノクマ。私達を呼んで」

モノクマ「どうもこうもないよ!ボクは今、非常に怒ってるんだぞ!」

煌「…モノクマさんが何故怒っているのか検討が付きませんが…」

モノクマ「検討付かない?そんな訳ないでしょ!オマエラが殺し合わないからでしょ」

淡「そんなこと私達はしないよ!そう決めたから!」

そうだよ。私達は皆で脱出するんだ

モノクマ「ふ~ん…まぁ、そうやって希望を抱いてるといいよ」

そこまで言ったモノクマは一度頷くと手に大量のディスクを持つ

モノクマ「オマエラが殺し合わないのは動機が足りなかったからだよね。うっかりしてたよ…と言う訳でオマエラ全員に動機のプレゼントです」

モノクマはそう言うと手に持ったディスクを一枚一枚私達に渡してくる

渡されたディスクのケースには私の名前が書いてあった

モノクマ「オマエラに渡したそれは今、オマエラが知りたがっているDVDです」

淡(何が写ってるんだろう…)

見てはいけないと分かっていたが私はDVDを取り出すと再生し始める

淡父『淡~。元気にやってるか?』

淡母『淡。元気?私達は元気よ』

淡(あっ…お父さん、お母さん)
そこに写っていたのは家で私に向けてメッセージを送ってくれていたお父さんとお母さんだった

まるで長い事会っていないような気がして自然と笑顔が溢れてきた

淡(二人とも元気なんだ。よかった……え?)

だけど安心していたのも束の間、画面に砂嵐が起こり切り替わるとそこにはボロボロになった私の家が写っていた

淡(…何…これ…どうなってるの…)

画面に写るボロボロになった私の家…お父さんとお母さんが座っていたソファは傷だらけになり、窓ガラスは全てが割れ、部屋の中は荒れていた

モノクマ『さてはて、大星さんの家族は一体どうなってしまったのでしょうか?その真相は……卒業後に』

そんなモノクマのナレーションが入るとDVDの再生が終わった

淡「………」

DVDの再生が終わった後、私は何がどうなって居るのか解らなかった

照「………」

セーラ「………」

哩「………」

尭深「………」

青い顔をしながら周囲を見渡すと一部の人を除いて私と同様に青い顔をしていた

モノクマ「ウププ!オマエラの家族は一体どうなっちゃったんだろうね。もしも知りたいなら簡単だよ!この中にいる誰かを殺せばいいんだからね。ウププ…ウプププププ!」

そうモノクマは呑気な声で笑いながら姿を消した

淡「………」

全体が重い空気に包まれる中、沈黙を破ったのは菫だった

菫「ふん…下らないな…私は先に帰らせてもらうぞ」

DVDを割って視聴覚室を出ていく菫を誰も止める者はなく、菫はそそくさと出ていった

それを合図かの様に皆が次々と視聴覚室を出ていく

淡「………」

私はしばらくその場に居たままだったがDVDを割って視聴覚室を出ていった

淡「………」

視聴覚室を後にしてから私は自室であのDVDについて考えていた

淡(あんなの絶対捏造だよ…私は…信じない)

でもやっぱり両親が心配で私の心は揺れ動きそうだった

ピンポーン!

淡「…誰?」

穏乃『私だよ。高鴨穏乃』

淡「タカカモシズノ…」

穏乃『夕食だって準備出来てるってさ』

淡「うん…分かった…」

シズノの声を聞いて少し安心した私は扉を開けてシズノと一緒に食堂に向けて歩き出した

穏乃「…ねぇ、大星さん」

淡「…何?」

穏乃「…大星さんはあのDVDの事信じてるの?」

淡「っ!?」

シズノの低く冷たい声で言ったその言葉に思わず足が止まる

淡「…信じて……ない…あんなの…」

質問してきたシズノにそう返すが私の声は震えていた

何故ならシズノが私を殺そうとしているかも知れなかったから

穏乃「大星さん。私はあのDVD信じてないし、殺人起こす気もないよ」

淡「…えっ?」

穏乃「ただ大星さんが不安そうにしてたからそう言っただけで私はあれ自体信じてない。ゴメン」

シズノが頭を下げてそう言ってきた途端私の中にあった不安は一気に消えた

淡「ううん。気にしてないよ…ありがと」

穏乃「そっか。じゃあ、食堂行こっか」

淡「うん」

食堂で食事を摂った後、私達はしばらく食堂に残っていた

竜華「さて…今日、モノクマが見せてきたDVDやけど…皆は信じてるん?」

皆をまとめる竜華のその言葉に何人かはビクッとしていた

淡「信じてる訳ない!モノクマが私達に殺人をさせようとしてるだけだよ!」

照「大星さんの言う通りだと思う…私達に殺人を強要させるためにモノクマが用意した物の可能性が高い」

灼「だけど本物の可能性も捨てられな…」

フナQ「いえ、この場合捏造だと考えるのが妥当かと…何日も此処に閉じ込められ精神的に参っている時に揺さぶりを掛けるには持ってこいですからね」

浩子はメガネを上げながら理論を言うと全員が納得する

フナQ「ですが安心も出来ません。もしこの中に外に出たいと言う気持ちが強い人があのDVDを信じて殺人を犯す可能性もあります。なので今日は何があったも外に出ない事を…」

浩子が結論を言おうとした時にトッキーが倒れ、椅子から落ちる

淡「トッキー!?」

怜「………」

憇「…ただ、疲れが貯まって倒れただけですね。ゆっくり休んでもらえば元気になります」

ケイの言葉に全員が安心する

憇「保健室が使えないので個室に連れて行きます」

淡「だったら私も行くよ。トッキーの部屋の前だし」

私はケイにそう言い食堂にいる全員に頭を下げると食堂を出ていった

~園城寺の部屋~

怜「う…ん…あれ?此処は…」

淡「トッキーの部屋だよ」

怜「…あぁ大星さん…そっか…私倒れたんか…」

淡「いきなり倒れたからビックリしたよ」

怜「ハハハ…ごめんな」

トッキーは私の方を向きながら笑ってそう答えた

憇「大星さん。園城寺さんが起きました?」

淡「うん。起きたよ」

憇「それなら後は私が診ておきますので自室に戻ってもらっていいですよ」

淡「うん。じゃあ明日。おやすみ~トッキー、ケイ」

怜「おやすみ。大星さん」

憇「はい。お休みなさい」

トッキーの事をケイに任せると私は自室に戻る事にした













だけど次の日にあんな悲劇が起こる何てこの時はまだ知るよしもなかった

モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

淡「………」

鬱陶しい校内放送を聞きながら起きると食堂に向かった

淡「おはよう」

穏乃「おはよう大星さん」

照「おはよう」

私が食堂に行くと既に人が集まっていた

玄「う~ん…」

淡「ん?どうしたの玄?」

玄「あっ…実は…『キャァァァァァァァァ!!』…な、何!?」

淡「今の悲鳴…寄宿舎側からだ…っ!!」

玄「大星さん!?」

玄に話し掛けた直後、突然聞こえた悲鳴に全員が唖然とする中、私は悲鳴の聞こえた方に向かって走り出す

その後を話し掛けていた玄と私に気付いたシズノが追い掛けてくる

寄宿舎に向かうとトッキーの部屋の個室の扉が開いており、その個室の前で立ち尽くしているケイを見付けた

淡「ケイ!!」

憇「大星さん…」

淡「一体どうし…っ!?」

玄「大星さん。いきなり走り出してどう…キャァァァァァァァァ!?」

穏乃「どうし…っ!?」

トッキーの個室の前で立ち尽くしているケイの横からトッキーの部屋を覗き込むとそこには……











゙個室のベッドに腕を広げたまま拘束され喉にドライバーを、胸に包丁を突き立てられて死んでいる" 超高校級の病弱園城寺怜の姿があった







Chapter01 ~ネガイとオモイ~ (非)日常編 終



生き残り21人→20人

事件が発生したところで本日は此処まで

怜が好きな方申し訳ありません…


また明日更新します

淡「………」

穏乃「………」

玄「お…園城寺…さん…」

憇「………」

私達はトッキーの個室でのあり得ない光景に唖然としていた

ベッドの上で喉と胸を刺され大量の血を流しているトッキー…確実に死んでいるのは見て分かった

照「…大星さん。何かあった?」

淡「…見れば…解るよ…」

照「………」

セーラ「…嘘やろ…」

姫子「……ッ…」

いつの間にか食堂にいた照達がトッキーの個室の前に来ていたので照達と場所を入れ替わる

照達も個室での惨状に唖然としていた

モノクマ『ピンポンパンポン…校内放送校内放送。ウププ!遂に起こっちゃいましたね殺人事件!死体が発見されました!一定の自由時間の後、学級裁判を行います!生徒の皆さんは至急、体育館にお集まりください!』

呆然としている私達にモノクマが呑気な声で校内放送を流すがそれが鬱陶しかった

校内放送が流れた後、トッキーの個室に集まっていた人間は暫くして体育館に向かう

淡「………」

照「…園城寺さんをこのままにしておくのは忍びないけど一度体育館に向かうべきだと思う…今回の放送はかなり重要だと思うから」

淡「…うん…分かってる…」

ゴメン…トッキー…

照の言葉を聞いた後、私はシズノ、玄、ケイと一緒に体育館に向かった

Chapter01 ~ネガイとオモイ~ 非日常編

宮長じゃなくて宮永ですよ

>>96
うっかりしてました…(汗)


~体育館~

モノクマ「遅いよオマエラ!至急集まれって言っただろ!弘世さんも待ちくたびれてるよ!」

教壇の上でモノクマは怒っていた

体育館では既に菫が待っていた

モノクマ「まぁ、いいよ。それではこれより学級裁判に関する説明をしたいと思います」

淡「学級…裁判?」

教壇の上から見下ろしながらモノクマは学級裁判のルールを説明していく

モノクマ「学級裁判とは殺人が起こった時に行い、皆で殺人を起こしたクロを指摘してもらいます」

セーラ「えっと…どう言う事や?」

モノクマ「殺人を起こした犯人を指摘するって事だよ!!」

セーラの言葉にモノクマは少し怒りながら答える

モノクマ「殺人を起こした人物がクロ、それ以外がシロ。学級裁判では殺人を起こした人物を指摘してもらいます。見事クロを指摘する事が出来ればその人物は秩序を乱した罰としてオシオキ、もし間違ってシロをクロだと指摘した場合、クロは見事クロは卒業、それ以外の全員がオシオキを受けていただきます」

淡「オシオキって?」

モノクマ「それはお楽しみだよ。ウププ!」

モノクマは楽しみにするように笑っていた

モノクマ「捜査前にオマエラにはコレを渡します」

その言葉の後、私達の電子生徒手帳に何かが追加される

モノクマ「それはモノクマファイルだよ。初心者のオマエラの為の手助けだよ。それじゃあ捜査頑張ってね」

モノクマはまたウププと笑うと姿を消した

淡「捜査…」

トッキーを殺した犯人を私達で…

菫「やはり殺人が起こったな」

淡「菫…」

菫「ふん…あれだけ大見得を切っていた割りにはな」

淡「………」

その言葉に悔しさで何も言い返せなかった

菫「まぁいい。どちらにせよこのゲームで生き残るは私だ。精々頑張るんだな」

菫は体育館から出て行こうとしたが一瞬立ち止まり…

菫「チッ……此処に来る前にさっき鳴ったアナウンスは死体発見アナウンスだ。詳しくはモノクマに聞け」

それだけ言い、出ていった

淡「あんな言い方…」

穏乃「確かにね」

照「思うこともあるだろうけど捜査をするのが先だと思う」

淡「そうだね」

照の言葉に頷くと電子生徒手帳を起動させ、モノクマファイルを開く

モノクマファイル・Ⅰ

被害者 超高校級の病弱 園城寺怜

死亡時刻 午前1時半頃

死体発見現場 園城寺怜の自室

死因
喉を鋭利な物で刺された後、心臓を刃物で刺され死亡

コトダマ『モノクマファイル・Ⅰ』を入手しました


淡「トッキー…」

竜華「取り敢えず捜査をしよか。先ずはそれからや…それと荒川さん」

憇「…何ですか?」

竜華「悪いけど捜査参加せんといて」

淡「なっ!?」

憇「何ですか!?」

竜華「今、一番怪しいのはアンタや。昨日の夜、怜を連れてったのはアンタやしな」

憇「そんな!?」

竜華「悪いけど捜査中だけや…ごめんな」

竜華はそれだけ言い、体育館を出ていくと他の人達も捜査のため体育館を出ていった

捜査編と学級裁判は極力、安価で進めます




淡「ケイ…」

憇「………」

いくらなんでもケイにあんなこと言うなんて酷いよ

穏乃「荒川さん。捜査しましょう」

憇「…えっ?」

穏乃「私達で荒川さんの無実を証明すればいいんです」

淡「そうだよ。ケイの無実を証明しようよ!」

憇「……ありがとう…」

私とシズノの言葉にケイは涙を流しながらお礼を言う

照「大星さん、高鴨さん。私も協力する」

淡「テル…」

照「何だか気になる事もあるし……それで先ずは何処から調べるつもり?」

淡「う~ん…」

1.園城寺怜の部屋を調べる

2.話を聞く(竜華、菫以外)

3.園城寺怜の部屋以外を調べる(一階の中から)

↓3までで多いもの

~園城寺の部屋~

私達は体育館を後にすると先ずはトッキーの部屋から調べる事にした

煌「ムッ…大星さんに高鴨さんに宮永さんに荒川さん」

淡「すばら…」

煌「さっきまで人がいましたが今は私しかいません。協力出来る事があるなら言って下さい。協力しますよ」

淡「ありがとう」

照「花田さんの協力を得られたし…まずはどうする?」

淡「そうだなぁ…」


1.園城寺怜の遺体を調べる

2.話を聞く(内容指定)

3.園城寺怜の遺体を以外を調べる

↓2

淡「…殺されたトッキーから調べよう」

照「うん…分かった。荒川さんお願い出来る」

憇「…はい。分かりました」

トッキーの体を調べるのはあれだけど…今はそんなこと言ってられない

憇「…園城寺さん体には喉と胸の刺し傷以外にはほとんど目立った外傷はありません」

淡「って事は喉を刺された後、とどめに胸を刺されたって事?」

憇「…そうなりますね…」

淡「でもあれだけ出血が酷いと返り血も酷いんじゃ…」

照「胸には布団とシーツが掛けてあったからそれで返り血は防げる…喉の返り血は少しは浴びてるだろうけど」

穏乃「なるほど…」


コトダマ『荒川憇の検死結果』を入手しました

コトダマ『園城寺怜の遺体の状況』を入手しました


次はどうしようかな…


1.もう少し詳しく園城寺怜の遺体を調べる

2.話を聞く(人物、内容指定)

3.遺体以外を調べる(場所指定)

付け忘れ
↓2

淡「もう少し詳しく調べよう…まだ何か分かるかも」

照「そうだね……この腕を拘束している物は…」

穏乃「なわとびですね。昨日体育倉庫で見ました」

コトダマ『体育倉庫のなわとび』を入手しました


淡「ん?」

照「どうしたの?」

淡「トッキーの指…不自然に下向いてて血が付いてる…」

憇「ホンマやね…」

照「もしかして…」

何かに気付いたテルが布団とシーツを捲る

照「あった…」

淡「これって…ダイイングメッセージだっけ?」

照「そう…」

憇「D?それともPでしょうか?」

照「分からない…書き掛けだし…でもコレは重要になる」

穏乃「でも腕を拘束した意味は?」

照「犯人がダイイングメッセージを残してるのに気付いたんだと思う。拘束されてる跡は新しいから」

コトダマ『書き掛けのダイイングメッセージ』を入手しました

コトダマ『園城寺怜の遺体の状況』をアップデートしました


次はどうしよう…

1.まだ園城寺怜の遺体の調べる

2.話を聞く(現在は穏乃、照、憇、煌のみ内容指定)

3.他の場所を捜査する

↓2

何処を捜査する?

1.園城寺怜の部屋の調べていない所(居る人物…穏乃、照、憇、煌)

2.体育館(居る人物…セーラ、哩、誠子、灼)

3.食堂、厨房(居る人物…玄、宥、姫子、フナQ)

安価付け忘れ

>>113
↓3

まだこの部屋では気になる事もあるけど…

淡「私、一度他の場所を捜査してみるよ」

穏乃「分かった。何か解ったら報告する」

私は穏乃達に任せると他の場所を捜査するため移動した


~食堂~

フナQ「おや?大星さんですか?」

淡「此処も調べたいと思って」

フナQ「…そんなに手掛かりはないと思いますけどねぇ…犯人も荒川憇で決まってるようなもんやし…」

淡「……今、食堂に他に誰か居るの?」

フナQ「へ?あぁ…松実姉妹に鶴田がいますけど…」

淡「…ありがとう」


さて…どうしようかな…

1.食堂、厨房を調べる

2.話を聞く(玄、宥、姫子、フナQの中から人物と内容指定)
3.やっぱり他の場所を調べる(場所指定)

↓2

取り敢えず食堂と厨房を調べてみよう

淡「う~ん…食堂には特に怪しいものはないよね」

フナQ「四人でも食堂の隅々まで探してみましたが食堂にはなかったですね」

だとしたら厨房かな?


~厨房~

玄「あっ、大星さん」

浩子以外の三人でいたんだ…

淡「何かあったの?」

宥「うん…玄ちゃんも言ってたんだけど包丁が一本足りないの」

玄「昨日の夜、姫子ちゃんとお姉ちゃんと確認した時は全部あったんだけど…」

姫子「確かに揃っとったね…」

だとすればトッキーに刺さってた凶器に使われた包丁は厨房のだね…


コトダマ『厨房の包丁』を入手しました


何かまだ怪しい事があるんだけど…

1.もう少し食堂と厨房を調べてみる

2.話を聞く(人物、内容指定)

3.他を探してみる

付け忘れ

↓2

もう少し厨房を捜査してみよう

淡「包丁がなくなってる以外に他には…」

玄「あれ?」

宥「どうしたの玄ちゃん?」

玄「あっ、うん。何だかゴミが増えてるような」

玄がゴミ箱から気になる物を取り出す

宥「これって…何かの香水?」

姫子「しかも中身入っとる…勿体なか」

淡「香水使ってるのはアコぐらいだよね?」

玄「うん…でも憧ちゃんはこんな匂いのキツイ香水使ってなかったような…」

姫子「と言うか厨房のゴミ箱に捨てるのがおかしか…」

コトダマ『ゴミ箱の香水』を入手しました


さて次は…

1.話を聞く(玄、宥、姫子、フナQから指定)

2.他を探してみる

↓2

何処を捜査する?

1.体育館(セーラ、哩、誠子、灼)

2.園城寺怜の部屋(居る人物…穏乃、照、憇、煌)

3.ランドリー(居る人物…憧、尭深、泉、美子)

↓2

そろそろこんなものかな?

淡「私はそろそろ行くよ」

玄「うん。また何か解ったら教えるね」

私は玄達にそう告げ、厨房を後にした


~ランドリー~

ランドリーに来るとアコ、尭深、泉にヨッシーがいた

憧「淡、あんたも此処に捜査しにしたの?」

淡「まぁ、そんな感じかな…」

泉「他の所も見てきたんですか」

淡「まぁね…」

さて、どうしようかな…

1.ランドリーを調べる

2.話を聞く(人物、内容指定)

3.やっぱり他の場所を調べる

↓2

此処まで証言ひとつもなし…


さて、何か怪しい事は…

憧「四人でずっと探してるけど特に捜査に関係ありそうな物なんてなかったわよ」

淡「そうなの?」

美子「見当たらへんね…もしかしたら無駄足かも知れんね」

淡「むぅ…」

捜査に関係ない所来ちゃったかな?

淡「ん?この青色のジャージって干してあったっけ?」

泉「あれ?ずっと捜査してたのに気付きませんでした」

尭深「私は気付いてたけど…」

憧「早く言いなさいよ!!」

美子「確かに昨日は干してなかった…」

泉「何処かで見たことあるジャージやけど…大きいし、高鴨サイズちゃうし…」


コトダマ『ランドリーの青色のジャージ』を入手しました


次はどうしようかな

1.もう少しランドリーを探してみる

2.話を聞いてみる(人物、内容指定)

3.他の場所を捜査する

↓2

淡「ねぇ、アコ」

憧「何?どうしたのよ?」

何を聞こうかな…

1.昨日の夜何かなかったか

2.厨房にあった香水について

3.事件について何か気付いた事

↓2

一旦中断です

出来れば明日で学級裁判に突入したいと思います

それでは

淡「実はこの香水何だけど…」

憧「何よその香水…」

淡「厨房のゴミ箱の中にあったんだけどアコは知らない?」

憧「厨房のゴミ箱!?…知らないわよそんな香水…って、臭いキツッ!」

香水の臭いを嗅いだアコは顔をしかめた…やっぱりキツいんだ

憧「こんだけキツイとちょっとつけただけでも結構臭うわよ」

淡「ヘェー…」

コトダマ『ゴミ箱の香水』をアップデートしました

淡「そう言えばアコは昨日の夜どうしてた?」

憧「昨日の夜?…えっと…昨日の夜は此処に居るメンバーと姫子と竜華と女子会してたけど…途中で竜華は出ていったけど…」

淡「?…竜華が出ていったのは何時頃?」

憧「それが覚えてないのよね…」

淡「どう言う事?」

憧「何だか急に眠くなって寝ちゃったのよ…何でかしら?」


コトダマ『新子憧の証言』を入手しました

淡「ありがとうアコ」

憧「?…どういたしまして?」


他にももっと情報が欲しいところだけど…どうしようかな…

1.話を聞いてみる(ランドリーに居る人物から指定)

2.他の場所を調べる

↓2

何処を捜査する?

1.体育館(居る人物…セーラ、哩、灼、誠子)

2.園城寺怜の部屋(居る人物…穏乃、照、憇、煌)※

3.トラッシュルーム(居る人物…竜華、仁美)

↓2

※が付いている所を選ぶと捜査が終わります

因みにまだ重要な証言を持っているキャラがいます


アコからの証言を聞いた私は何かがありそうなトラッシュルームに向かった


~トラッシュルーム~

トラッシュルームには指を顎に当てて何かを考えている竜華と何処から持ってきたか分からないがジュースを飲んでいる仁美がいた

淡「捜査するふりしてサボり?」

竜華「失礼やな。ただの考え事や」

仁美「でも実際、お手上げやけん…何も見付からん」

淡「って、言うかそのパックジュース何処から持ってきたのさ…」

さて、どうしようかな…

1.何かないか調べてみる

2.話を聞いてみる(竜華、仁美から指定)

3.他の場所を調べる

↓2

何か手掛かりになるものはないかな?

淡「見付からないな…」

竜華「ウチと江崎さんもずっと探してるんけど見付からへんわ」

仁美「何もかんも『政府のせいじゃないよ』…」イラッ

淡「えぇ~…」

なんかスッゴい睨まれてるよ

竜華「あっ…そうや…大星さん。ちょっとええ?」

淡「ん?どうしたの?」

竜華「さっき、全員の個室見ながら動いてて分かったんやけど…荒川さんの部屋の工具箱が空いてたんや」

淡「え?それ本当!?」

竜華「ホンマや。ドライバーも一本減ってたし、間違いないで」

淡「…あれ?でも個室って、電子生徒手帳がないと開かないんじゃ…」

竜華「モノクマが捜査のために開けてるらしいで」

淡「………」

コトダマ『荒川憇の工具箱』を入手しました

コトダマ?『清水谷竜華の証言』を入手しました


……何だろう…この違和感…

1.話を聞く(竜華、仁美から指定)

2.他の場所を調べる

↓2

淡「…ねぇ仁美。聞きたいことあるんだけど」

仁美「なんね?」

何を聞こうかな…

1.昨日の夜は何をしていたか

2.この事件について何か分かったこと

↓2

淡「仁美は昨日の夜は何してたの?」

仁美「昨日の夜か…昨日の夜は部屋に戻った後、ずっと寝とった」

淡「証明出来る人は?」

仁美「おらん」

淡「………」

仁美「でも一度、夜中にトイレに行く時に荒川と出会ったと」

淡「それって何時ごろ?」

仁美「確か…1時前やったけん。互いに挨拶したから覚えとる…そしてトイレから帰ってきて個室に入る時に園城寺の部屋に誰かが入るのを見かけたと」


淡「特徴って覚えてる?」

仁美「そうやね…おぼろげやけど…確か身長は高かったはずで鶴田ぐらいはあったと…後、髪が長かった」

コトダマ『江崎仁美の証言』を入手しました

淡「ありがとう分かったよ。それじゃあ他に行くから」

仁美「んっ…」


だいぶ集まったけどまだ分からない事があるんだよね

1.厨房(居る人物…玄、宥、姫子、フナQ)

2.体育館(居る人物…セーラ、哩、灼、誠子)

3.園城寺怜の部屋(居る人物…穏乃、照、憇、煌)※

↓2

ランドリーを後にし、体育館に向かった

~体育館~

セーラ「おぉ、大星やんけ」

淡「結構お疲れみたいだね」

セーラ「まぁな…それより捜査か?」

淡「うん…まぁね」

さっきチラッと後ろが見えたけど…セーラ以外の体育会系の他の三人バテてるよ…なんて無駄体力…

何を調べようかな…

1.体育館を調べる

2.話を聞く(セーラ、哩、灼、誠子から指定)

3.他の場所を調べる

↓2

淡「セーラ、少しいい?」

セーラ「ん?話か?かまへんけど他の三人にも聞いたれよ?」

淡「まぁ…そうだけど…」

灼「」グッタリ

哩「」グッタリ

誠子「」グッタリ

淡「………」

無理そうだよね…

何を聞こうかな…

1.昨日の夜何をしていたか

2.ランドリーのジャージと体育館倉庫のなわとびについて

3.この事件について何か気付いた事

↓2

淡「セーラ、聞きたいんだけどランドリーに干してある青いジャージって…セーラの?」

セーラ「は?青いジャージ?何の事や?」

淡「えっ?」

セーラ「確かに俺は青いジャージを持ってるけど使ってへんで。体育館で運動する時は学ラン脱ぐだけで着たことないで…それは高鴨にでも聞いてくれ」

淡「そうなんだ」

セーラ「けど最近無くなったんは気付いてん…どこ行ったんやろな」

淡「あっ!後、聞きたいんだけと体育倉庫からなわとびって無くなってない?」

セーラ「なわとび?……確かにそや、二本足りひんねん。昨日、数えた時はあったんやけどな」

淡(やっぱり…)

セーラ「後、昨日誰が体育館に来たのは覚えてるで」

淡「誰が来たの?」

セーラ「始めは高鴨と二人でバスケしてて…途中から白水、亦野、鷺森、花田とバスケしてたな」

淡「何時まで?」

セーラ「1時半頃ぐらいやな…途中で清水谷が入って来たけどすぐ出ていったで」

淡「うん。ありがとう」

コトダマ『ランドリーの青色のジャージ』をアップデートしました

コトダマ『体育倉庫のなわとび』をアップデートしました

コトダマ『江口セーラの証言』を入手しました


次はどうしようかな…

1.話を聞く(哩、灼、誠子から指定)

2.体育倉庫を探す

3.他の場所を調べる

↓2

淡「え~と…哩?」

哩「」グッタリ

淡「………」

話し掛け辛いよ!?

哩「…大星か…なんね…」

淡「えっと…ちょっと聞きたいことあるんだけど…いい?」

哩「…あぁ…」


1.昨日の夜おかしな事、又は怪しい人物を見なかったか

2.今回の事件について何か気付いた事

3.…大丈夫?

↓2

まさかの3…


淡「えっと……大丈夫?」

哩「…そんな風に見えるか?」

淡「…見えないよね…」

哩「…それで聞きたいことって、なんね?」

淡「あっ、うん…昨日の夜何か見なかった?もしくは怪しい人」

哩「…そうやね…そう言えばバスケを終えて個室に戻る時に園城寺の部屋から誰かが出てったね」

淡「その人の特徴は?」

哩「さぁ…髪が長かったのは覚えてる…後は目が赤かった気がする」

コトダマ『白水哩の証言』を入手しました

淡「うん。分かったよ」

哩「後…水持ってきて欲しか…三人分」

淡「まだ捜査があるから…後でね」

さて、次は…

1.話を聞く(灼、誠子から指定)

2.他の場所を調べる

↓2

灼「」グッタリ

淡「あらた~大丈夫?」

灼「…大丈夫…それで何?冷やかし?」

淡「そんな訳ないじゃん」

何を聞こうかな

1.昨日の夜何かなかったか

2.この事件について何か気付いた事

↓2

淡「今回の事件について何か気付いた事ってない?」

灼「気付いた事?…う~ん……あっ…」

淡「ん?」

灼「今回の殺人の仕方…宮永の小説に出てくる殺人方法に似てる…」

淡「テルの小説?」

灼「うん。少し方法は違うけどほとんど同じ…小説は包丁、胸がドライバー…だったと思」

淡「なるほど…」

灼「まぁ…その小説は結構有名だからメンバーの大半は知ってると思」

淡「私知らない」テヘペロ☆

灼「……ウザ…」

コトダマ『鷺森灼の証言』を入手しました


どうしようかな…

1.…ついでに誠子から話を聞いてみる

2.他の場所を調べる

↓2

淡「………」

誠子「」グッタリ

淡「ハァ…」

誠子「…何でため息吐いてるんだよ…」

淡「何でもないよ…」

1.昨日の夜変わった事はなかったか

2.今回の事件について何か気付いた事

3.…特に用はない

↓2

淡「今回の事件について何か気付いた事ってない?」

誠子「気付いた事?…そうだな…犯人はどうやって園城寺さんの個室に入ったんだろう…」

淡「…個室は本人の電子生徒手帳がないと開かないよね」

誠子「あぁ…招き入れるしか方法はないしね」

淡「じゃあトッキーは自分から犯人を招き入れたって事?」

誠子「その可能性が高いね…そして油断させた所で殺したんだろう」

淡「なるほど…」


コトダマ『亦野誠子の証言』を入手しました


次は何処に行こうかな

1.厨房(居る人物…玄、姫子)

2.園城寺の部屋(居る人物…穏乃、照、憇)※

↓2


宥、フナQ、煌は移動しました

厨房を調べ終わると自動で進みます


セーラ達から話を聞いた後、哩達の分の水を持って行くため再び厨房に来た…面倒だけど

玄「あっ、大星さん」

淡「まだいたんだ玄にヒメコ」

玄「うん…やっぱり気になる事があって」

姫子「宥さんと船久保には他の所を調べに行ってもらったとよ」

玄「気になる事が分かったんだけど私と姫子ちゃんも同じこと考えてて…」

淡「いつ包丁が無くなったかだね」

玄「うん」

どっちから聞こうかな…

1.松実玄から話を聞く

2.鶴田姫子から話を聞く


↓2

淡「ねぇ、玄…包丁はいつ無くなったか解らないんだよね?」
玄「うん」

淡「じゃあ、昨日の夜に誰が厨房に居たか教えてよ」

玄「分かった教えるね…昨日の夜は食事が終わって皆が出ていった後、私は洗い物をしてたんだ。途中で姫子ちゃんが手伝いに来て、一緒に洗い物をしてたんだ」

淡「ヒメコ、ホント?」

姫子「合っとるよ」

玄「それで洗い物が終わった後、お姉ちゃんがやって来て…その後に船久保さんが来て…ココアを淹れたんだ」

淡(飲みたかった…)

玄「ココアを飲んだ船久保さんが帰る直前に宮永さんが来て……お姉ちゃん、船久保さん、宮永さんが帰った後に清水谷さんが来たよ」

淡「え~と…ちょっと待って…」

姫子「来た順番で言えば私→宥さん→船久保→宮永→清水谷の順番やね」

淡「うん。分かった」

玄「でも清水谷さんは冷蔵庫のからジュースを取ってすぐに出ていったよ」

淡「その時に包丁は確認した?」

玄「ううん。校内放送が入ったからココアを飲んだカップを流しに置いてすぐに出ていったよ」

姫子「危うく閉じ込められるとこやったと…」

淡「ありがとう。大体分かったよ」

コトダマ『松実玄の証言』を入手しました


玄とヒメコから話を聞いた後、コップに水を淹れて哩達の所に持って行った後、トッキーの部屋に向かった

本日は此処まで

明日で学級裁判まで進めます

それでは

~園城寺の部屋~

トッキーの部屋に着くとシズノが一番最初に私に気付いた

穏乃「ん?お帰り大星さん」

淡「ただいまって言うのも変だと思うけど……それで何か解った?」

照「あまり進展はなかったけど…園城寺さんの部屋から無くなってる物があった」

淡「それって?」

照「園城寺さんの工具箱」

淡「え?」

何言ってんの?テルは…

憇「園城寺は工具箱に細かい印を付けてたみたいなんです…」

照「けど置いてあるのは印の付いてない工具箱だから園城寺さんの工具箱が無くなってる」

ちょっと待って…

淡「もしかして…」

穏乃「大星さん!?」

トッキーの工具箱が無いって事は多分あの部屋にある!

シズノが私を呼び止めるがそれを聞かずに私は目的の部屋に移動する

~荒川の部屋~

淡「あった…工具箱…」

ケイの部屋にあった工具箱を取り出し中を確認する

淡「…やっぱりドライバーが一本ない…凶器に使われたドライバーはこの工具箱だ」

後は印があるかどうか…

淡「…うん…印がしてある…コレはトッキーの工具箱だ…」

照「大星さん。急に走って行ったけどどうしたの?」

淡「見付けたよ…トッキーの工具箱」

憇「何で園城寺さんの工具箱が私の部屋に?」

淡「きっと犯人が入れ換えたんだよ。ケイに罪を擦り付けるために」

憇「そんな…」

照「………」

穏乃「………」

モノクマ『オマエラ、もういい?ボク待ちくたびれたからそろそろ学級裁判を始めたいんだけどいいよね?やっちゃうよ。それでは生徒の皆さんは赤い扉の前にお集まりください!』

照「…時間が来たみたい」

淡「そうだね…テルとシズノは先に行ってて…裁判の前に…ケイ。聞きたいことあるんだけど」

憇「…何ですか?」

淡「昨日の夜…いつトッキーの部屋から帰って来た?」

憇「…1時過ぎです…本当は園城寺さんに付き添うべきだと思ってたんですが園城寺さんが心配ない」

淡「…その時誰かにあった?」
憇「…江崎さんに会いました」

淡「うん。分かったありがとう…それじゃあ行こう」

憇「はい」


コトダマ『荒川憇の工具箱』を『園城寺怜の工具箱』にアップデートしました

コトダマ『荒川憇の証言』を入手しました

コトダマ『荒川憇の証言』と『江崎仁美の証言』を『荒川憇と江崎仁美のアリバイ』にアップデートしました

赤い扉の前に来ると既に全員が集まっていた

セーラ「ようやく登場か…」

淡「ゴメン…遅くなったよ」

モノクマ『オマエラ、全員集まったね?それじゃあ、全員エレベーターにお乗り下さい。地下まで案内するよ』

モノクマの声が聞こえると赤い扉が開き、エレベーターが現れる

菫「ふん…とっとと終わらせるぞ」

菫がそう言いながらエレベーターに乗り込むと次々とエレベーターに乗り込んでいく

私も皆に続いてエレベーターに乗り込もうとした時、テルとシズノに引き止められた

淡「どうしたのさ。テル、シズノ」

照「最後に一つ言っておくことがあった…」

淡「言っておく事?」

照「園城寺さんの遺体に髪の毛が落ちてた…黒い髪の毛が」

淡「分かったよ…シズノは?」

穏乃「いや…何か…大星さんからキツイ香水の臭いがしたから」

淡「香水の臭い?」

私はあの香水開けてないはずだけど何時ついたんだろ…アコは少し開けただけだし

モノクマ『コラァ!!大星さん、宮永さん、高鴨さん。さっさとエレベーターに乗り込め!動かせないだろ』

照「…後は裁判で明らかにしよう」

テルがそう言い、エレベーターに乗り込み、私とシズノも続いて乗り込む

そして私達を乗せたエレベーターは目的の地下に向かって降りていく

その時の空気はとても重く誰も喋る事はなかった

エレベーターが地下に到着すると扉が開き、裁判所の様に場所が現れる

モノクマ「全く…待ちくたびたれたよ!それではオマエラ、自分の名前の掛かれた席に着いて下さい!」

モノクマの言葉に従い私達は自分の名前の掛かれた席に着く


これから始まる…私の……いや、私達全員の命を賭けた、命懸けの学級裁判が!

トッキーの為にも絶対に明らかにしてみせる…トッキーを殺した犯人を!

淡(間違えるわけにはいかない!)








学・級・裁判…開廷!!






コトダマ一覧

『荒川憇の検死結果』
喉と胸を刺されている以外に腕の拘束された痕があるだけで目立った外傷はない

『園城寺怜の遺体の状況』
胸に布団とシーツが掛けられているため血は飛び散っていないが喉は何もされていないためちが飛び散っている
左の人差し指には血が僅かに付いている

『書き掛けのダイイングメッセージ』
書いている途中で途切れているがアルファベットのD、又はPとも読める

『体育倉庫のなわとび』
園城寺怜の腕を拘束をするのに使われた
どうやら夜時間の間に持ち出されたようで江口セーラによると二本足りないらしい

『厨房の包丁』
園城寺怜の心臓に刺され、凶器に使われた
何者かが持ち出したようで松実玄によると夜時間直前までは全て揃っていた

『ゴミ箱の香水』
厨房のゴミ箱に捨てられていた
臭いがキツイようで少し使っただけでもかなり臭うようだ
新子憧の物ではない

『ランドリーの青色のジャージ』
ランドリーに干されていた
どうやら江口セーラの物のようだが本人には身に覚えがなく着たことも無いらしい

『新子憧の証言』
昨夜は尭深、泉、美子、姫子、竜華の六人で女子会をしていたようだ
途中で眠ってしまったため覚えていないようだが竜華は途中退席したらしい

『江口セーラの証言』
夜時間の2時頃まで穏乃、哩、灼、誠子、煌の五人とバスケをしていた
途中で体育館に竜華がやって来たようだがすぐに出ていったらしい

『清水谷竜華の証言』
トラッシュルームに来る前に全ての部屋を調べていたらしく荒川憇の部屋でドライバーの足りない工具箱を見付けたようだ


『荒川憇と江崎仁美のアリバイ』
夜の1時頃、個室に戻る荒川憇とトイレに向かう途中で廊下で合っている
お互いに面識はある

『白水哩の証言』
バスケを終え、個室に戻る途中、園城寺怜の部屋から出ていく人物を見掛けている
髪は長く、赤い目をしていたようで江崎仁美の証言と合わせると鶴田姫子ぐらいの身長があったようだ

『鷺森灼の証言』
園城寺怜の殺害方法が宮永照の小説に書いてある事が似てるらしい
ドライバーと包丁の位置が逆のようだ

『亦野誠子の証言』
園城寺怜が自ら犯人を招き入れたと証言している
個室は本人の電子生徒手帳がないと開かないためそれしか入る方法はない

>>204の続き

『松実玄の証言』
夕食終了後、厨房にて洗い物をしている途中、鶴田姫子が手伝いに来たらしい
その後…松実宥→船久保浩子→宮永照の順番で厨房に来たようで夜時間直前に清水谷竜華が厨房を訪れている
清水谷竜華は冷蔵庫からジュースを取ってすぐに出ていったらしく、厨房の包丁は夜時間直前までは全部揃っていた
また鶴田姫子はこの後、女子会に行ったらしい

『園城寺怜の工具箱』
ドライバーが一本ない状態で荒川憇の個室に置かれていた
凶器に使われたドライバーはこの工具箱から使われている
細かい印がうってある

学級裁判が開廷したところで本日は此処まで

因みに席順は淡視点の場合は時計回りに

淡→怜→哩→玄→尭深→美子→穏乃→竜華→灼→誠子→仁美→セーラ→空席→宥→煌→泉→憇→照→憧→菫→フナQ→姫子→淡の順番で

穏乃視点の場合
穏乃→竜華→灼→誠子→仁美→セーラ→空席→宥→煌→泉→憇→照→憧→菫→フナQ→姫子→淡→怜→哩→玄→尭深→美子→穏乃と言った順番になります

それではまあ明日更新します

モノクマ「それじゃあ学級裁判を始めようか」

照「その前にちょっと良いかな?」

モノクマ「ん?何?」

照「アレは一体どういうこと?」

呼び止めた照の言葉にモノクマは反応すると照は私の横の証言台を指差す

そこには殺されたトッキーの写真が身長に合わせて置いてあり、写真には×印がされていた

モノクマ「死んだからって仲間外れは可哀想でしょ?ほら、友情は生死を飛び越えるって言うでしょ」

誠子「精子を飛びk…『ギロッ…』……すいませんでした…」

私達全員が誠子を睨むと誠子は震えながら頭を下げた

モノクマ「…それでは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう! 学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘できれば、黒だけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!。オマエラ、存分に議論し合って下さい」

竜華「ならまずは簡単な所から議論していこか」

《ノンストップ議論開始》

照「まずは被害者からだね…殺されたのは『超高校級の病弱 園城寺怜』」

煌「そうですね…」

フナQ「議論する必要はないでしょう犯人は『荒川憇で間違いないでしょうし』」

憇「だから私は園城寺さんを殺してません!」

菫「ふん…どうだかな」

憇「………」

宥「き、決め付けるのはよくないよ」

淡「全くもって…」

玄「でも荒川さんは実際、園城寺さんの部屋にいたわけだし『荒川が犯人じゃないって証言出来る人なんていないよ!』」



『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使って論破せよ!


↓2

再安価
↓1

淡「!…それは違うよ!」

『証人が出来る人がいない』←『荒川憇と江崎仁美のアリバイ』BREAK!


玄「ふぇ!?」

淡「ケイの無実を証明出来る人はいるよ。そうだよね仁美?」

仁美「ん?あぁ…確かに…」

玄「ど、どう言う事?」

淡「昨日の夜、ケイと仁美は廊下で会ってるんだよ」

仁美「大星の言う通り、昨日の夜は荒川と会っとるけん。お互いに挨拶したし覚えてる」

憇「はい」

姫子「じゃあ荒川じゃないとするなら一体誰が園城寺を?」

照「とにかく一つ一つ議論していこう」

《ノンストップ議論開始》

泉「凶器は何なんでしょう?」

セーラ「間違いなく【ナイフやな!】」

灼「包丁だと思」

セーラ「………」

竜華「でも包丁なんていつ盗んだん?」

哩「松実玄なら可能かも知れんが…」

玄「わ、私じゃないよ!?」

菫「ふん…『始めからなかったんだろう』でなければ不自然だろう」

穏乃「そんなことないと思いますけど…」

『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使って論破せよ!


↓2

淡「!…それは違うよ!」

『ナイフ』←『厨房の包丁』BREAK!


淡「セーラ…凶器は厨房の包丁だよ…って、言うか現場見てたよね?」

セーラ「わ、わざと間違えたやん…」

姫子「でも、凶器はもう一つあったとね」

穏乃「喉に刺さっていたドライバー…ですね」

竜華「でもドライバーを喉に突き刺す意味ってあんの?」

照「おそらく声を出せないように潰したんじゃないかな?助けを呼ばれたら犯人にとっては厄介だし」

憧「でも個室は完全防音なんでしょ?じゃあ喉を潰す必要ないんじゃない?」

照「扉が少しでも開いていたとしたら?」

淡「そっか!個室が完全防音でも扉が開いていたら悲鳴を上げたら廊下に漏れる!」

照「うん。きっと犯人はそれを恐れたんだろうね」

フナQ「でもそれなら喉を潰さずにガムテープ何かで口を塞いだ方が的確やないですか?」

哩「確かにその方がいいかも知れんね」

穏乃「犯人は何で喉を潰す方を選んだんだろう?」

玄「凶器を二つに見せるため?」

菫「バカか…そんなことをすると証拠品が増えるだろう」

照「それもあるけどまずは凶器の出所の方が先だと思うけど…それに気になる事もあるし」

竜華「いつ包丁がなかったかやね」

尭深「議論して明らかにするしかないと思う」

《ノンストップ議論開始》

淡「包丁がいつ無くなったかだったよね?」

煌「盗んだ…と言う方が的確でしょう」

菫「どうでもいいだろうそんな事…」

哩「包丁ならば料理をしている【松実玄なら可能】かも知れんが…」

玄「わ、私じゃないよ!?」

憧「ハァ…誰が盗んだ何てどうでもいいわよ。どうせ『料理をする時、最初からなかった』んでしょ」


『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ

↓2

発言力とか、BADとかもあるんだろうか

>>225
発言力は一応あります

BADエンディングはとある人物を選んでいた場合は直行でした

淡「!…それは違うよ!」

『料理をする時、最初からなかった』←『松実玄の証言』BREAK!

淡「それは違うよアコ」

憧「な、何が違うのよ」

淡「夜時間の直前までは包丁は全部揃ってたんだよ」

憧「何で解るのよ!厨房には入ってないでしょ!」

淡「私は入ってないよ。だけど、一人だけ居るよね確認出来る人が…だよね玄?」

玄「うん。料理をする時も洗い物をしていた時も確認したけど全部合ったよ。後、姫子ちゃんも確認したよね」

姫子「そやね。確かに全部揃っとった」

菫「証言だけならいくらでも出来るがその二人が共犯と言う可能性もあるぞ」

姫子「そんな訳なか!」

菫「ふん…どうだかな」

照「共犯してもメリットはないと思うけど……その場合はどうなのモノクマ?」

モノクマ「共犯の場合は実際に殺人を実行した一人のみがクロとなるので実質卒業出来るのは一人のみです」

照「今回の場合は?」

モノクマ「何でもかんでも人に聞こうとするな!今回は共犯ではありません!ハッ!?…言っちゃった」

穏乃「つまり犯人は一人って事ですね」

玲主人公なら即終わってた可能性が微レ存・・・?
トキ・・・病んでさえいなければ・・・

泉「犯人は一人なんですよね?怪しい人間いない限り無理やないですか!?」

淡「いや、探そうと思えば出来るよ」

誠子「どういう事です?」

淡「昨日、厨房に居た人間から探せばいいんだよ」

姫子「と言う事は始めから居た玄に途中から手伝いに行った私」

宥「玄ちゃんの様子を見に行った私に…」

フナQ「飲み物を貰いに行った私に宮永…そして私達が出ていく直前に入った清水谷ですね」
照「なら議論していこうか」

竜華「明らかにせなあかんこともあるし」


《ノンストップ議論開始》

玄「私は昨日、夕食が終わった後はずっと【洗い物をしていたよ】」

姫子「昨日は玄が洗い物をしていたから手伝いに行ったとそれからは【夜時間直前までずっと一緒】におったよ」

宥「私は玄ちゃんの様子を見に行ったんだ。後は皆とココアを飲んでたよ」

フナQ「私は喉が渇いたので飲み物を貰いに行き、直ぐに個室に戻りました。【厨房を出ていく時に宮永に出会いました】」

照「厨房に入る時に船久保さんとすれ違ったのを覚えてる…その後は松実さん達と飲み物を一緒に飲んでた」

竜華「ウチは厨房を訪れたのが夜時間直前やった。その後は飲み物を取った後『校舎内を見回りしてたんや』」


『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

>>229

怜が主人公に選ばれていたら生き残っていました

因みに怜は主人公以外なら高確率で死亡します

トキ…病んでさえいなければ…

すみません再安価します

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『校舎内を見回りしてた』←『新子憧の証言』BREAK!


淡「ちょっと待ってよ竜華…竜華はアコ達との女子会してたはずだよね?」

憧「そうよ。竜華は私達と女子会してたじゃない」

竜華「へ?あぁ…そやったね。でも新子さん達との女子会に参加した後、校舎内を見回りしてたのは事実やで」

宥「確かに竜華ちゃんは普段から見回りをしてるよね。凄く安心出来るんだ」

竜華「ありがとな宥ちゃん」

照「新子さんの部屋で女子会してたとしてたらあれが使えるんじゃないかな…」

煌「あれ?」

照「花田さん。別で捜査してる時に見付けたって言ったアレだよ」

煌「あっ、はい。分かりました」

すばらがポケットを探ってるけど何を出すのかな?

煌「これの事ですよね?」

照「うん」

尭深「何かのカプセル?」

照「…睡眠薬だよ」

その言葉に場が凍り付くような空気が流れた

泉「す、睡眠薬って…どういう意味ですか!?」

照「そのままの意味だよ」

泉「意味が違います!何で新子の部屋から睡眠薬が出てくるんですか!?」

照「女子会をしていた新子さんの部屋のゴミ箱に捨てられていたんだよ。おそらく飲み物に入れられていたんだね。因みにそれは中身が入ってるよ」

憧「飲み物って…まさか!?」
姫子「昨日、私達が眠気に襲われて寝てしまったのは…」

尭深「睡眠薬が入れられていたから…」

美子「いつの間に…」

睡眠薬を仕込んだ人物…だとすれば一人しかいない!

睡眠薬を仕込んだ怪しい人物を指摘しろ!

↓2

淡「!…そうか分かった!睡眠薬を仕込んだ人物が!」

憧「それって…」

淡「アコ達の飲み物に睡眠薬を仕込んだ人物……竜華だよね?」

竜華「…はぁ?何でウチなん?」

淡「いや竜華しか出来ないよ。ヒメコ」

姫子「何?」

淡「昨日、女子会の時に飲んでたジュースは竜華が取りに来たんだよね?」

姫子「うん。全部で10本、厨房で確認したし間違いなか」

淡「アコ。女子会をしている最中の竜華の様子ってどんな感じだった」

憧「そりゃ、私達と同じで楽しく喋ったり、お菓子食べたりしてたけど…」

泉「あれ?だとしたら少しおかしくないですか?」

憧「何が?」

泉「清水谷さんは途中から飲み物に口を一切付けてないんです!」

美子「まさか…」

照「きっと睡眠薬を仕込んだ張本人だから飲まなかったんだね」

淡「さぁ!どうなのさ竜華!!」

竜華「………」

菫「答えたらどうだ清水谷」

竜華「……フフ…」

淡「?」

竜華「フフフ…アハハハ。アハハハハハ!」

セーラ「な、何やいきなり!?」

竜華「アハハ。そうや…ウチや。ウチが睡眠薬を仕込んだんや」

泉「な、何のために…」

竜華「うっさい!何だってええやろが!黙っとれ!!」

泉「は、はい!」

竜華「確かに新子らの飲み物に睡眠薬を仕込んだはウチや。けど、今は園城寺を殺した犯人を探し出すんが目的やろが!関係ないやろ!」

確かにそうだけど…

照「けどこれで少しは絞り込めるんじゃないかな?まだ終わった訳じゃないし議論でおかしな所を指摘しよう」

《ノンストップ議論開始》

照「今、一番怪しいのは睡眠薬を仕込んだ清水谷さんだけどまだ犯人だと決まった訳じゃない」

セーラ「確かにまだ解らへんことあるもんな…」

尭深「犯人は『どうやって園城寺さんの部屋に入ったか』」

竜華「そんなもん【軽くピッキングでもするゃ入れるやろが】」

穏乃(何だか怖い…)

玄「姫子ちゃんならともかく他の人に出来るかな?」


『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『軽くピッキングでもすれば入れる』←『亦野誠子の証言』BREAK!

竜華「あぁん?何がやねん!ピッキングすれば入れるやろが!」

淡「それは無理だよ。初日の校内探索をした時に試したはずだよ。ねぇ、姫子」

姫子「うん。確かにピッキングで開くかどうか試してみたけど明かんかったと。ピッキング防止機能が付いとるんやね」

淡「それに誠子も言ってたけど私達の個室の扉は本人の電子生徒手帳がないと開かないんだよ」

宥「じゃあ犯人はどうやって園城寺さんを?」

淡「それは簡単だよ」

ね き い ま た れ

並び替えて正しい答えを出せ!

↓2

淡「!…これだよ!」

『招き入れた』

淡「犯人はトッキーの部屋に簡単に入れたんだよ」

菫「何故そう言い切れる」

淡「それはトッキー自身が犯人を自らの部屋に招き入れたからだよ」

誠子「なんでそんな事を…殺されるかも知れないのに?」

照「自分の体を案じてくれていた人…じゃないかな?」

淡「多分そうだよ。そうじゃなきゃトッキーは結構警戒心が強いし」

セーラ「じゃあ何で警戒心が強いのに殺されたんや?」

淡「油断してたんだよきっと…」

セーラ「油断て…」

穏乃「とにかく議論して明らかにしないと解るものも解りませんよ」

《ノンストップ議論開始》

菫「犯人がどうやって園城寺の部屋に入ったかは分かった。だがそこからどうやって園城寺を殺したかだ」

哩「きっと犯人を招き入れた園城寺を【後ろから殴って気絶させた】に違いなか」

穏乃「でも気絶させたなら喉を潰す必要ないんじゃ…」

照「そうとも限らないんじゃないかな?『胸を刺した時に起きるかも知れないし』」

フナQ「そうでしょうかねぇ?」

『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『後ろから殴って気絶させた』←『荒川憇の検死結果』BREAK!

淡「トッキーは殴られて気絶させられたわけじゃないよ」

仁美「どういう意味やけん?」

淡「トッキーには喉と胸以外には腕の拘束の痕以外に目立った外傷は無いんだよ!」

セーラ「やったら園城寺はホンマに油断してる時に殺されたんか!?」

誠子「だけど妙ですね…犯人はどうしてあんな面倒な殺し方をしたのか…」

淡「いや…あの殺し方には心当たりがあるよ…」


閃きアナグラム

が ょ せ み る し
う や の な つ て

並び替えて正しい答えを出せ!

↓2

淡「!…これだよ!」

『宮永照の小説』


淡「トッキーのあの殺され方…心当たりがあるよね…テル」

照「………」

美子「どういう事?」

照「…園城寺さんのあの殺され方は私が初めて書いた小説に出てくる殺害方法とほぼ一緒だった」

玄「じゃあ…怪しいのは宮永さん?」

照「それは違う。私にはアリバイがあるし、園城寺さんを殺すのに動機がない…それに玄ちゃんは私のアリバイを知ってる」

玄「あっ…そうだった…ごめんなさい」

照「いい、気にしてないから…だけどこれで大分分かった。後は犯人を絞り込むだけ」

哩「犯人を見付けるだけやね!」

《ノンストップ議論開始》

菫「犯人が園城寺を殺害した方法は分かった。後は犯人を指摘するだけだ」

セーラ「何でお前が仕切ってんねん!」

玄「園城寺さんは出血が酷かったよね。もしかしたら『返り血を浴びてるのかも』」

宥「でも誰にも血は付いてないよ?」

灼「【洗い流した】と思…」

姫子「だとしても衣服には付くはずやし臭いも付くはずやと…」


『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

玄「私は気になった事を言った何も間違ったこと言ってないよ!?」

灼「むしろその証言で切り返すのが間違いだと思…」


しまった…間違えちゃった…

発言力5→4

《ノンストップ議論開始》
菫「犯人が園城寺を殺害した方法は分かった。後は犯人を指摘するだけだ」

セーラ「何でお前が仕切ってんねん!」

玄「園城寺さんは出血が酷かったよね。もしかしたら『犯人は返り血を浴びてるのかも!』」

宥「でも誰にも血は付いてないよ?」

灼「【洗い流した】と思…」

姫子「だとしても衣服には付くはずやし臭いも付くはずやと…」

『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い今度こそ論破せよ!

↓2

再安価
↓1

発言力4.5

淡「!…それは違うよ!」

『犯人は返り血を浴びてるのかも!』←『園城寺怜の遺体の状況』BREAK!

淡「いや…犯人は返り血を浴びてるけど大量に浴びてるわけじゃないんだ」

玄「どういう事?」

淡「トッキーは死んでいた時に胸にはシーツと布団が被せられていたんだよ」

宥「包丁はその上から刺されているんだよね?だったら返り血は飛ばないね」

照「でも少しは浴びているはず。喉には何も被せられていないからその血が飛んでるはず」

玄「だったら喉を突き刺した時に飛んだ返り血が犯人の服にとんでシミが出来てるはずだよ!」

菫「バカかお前は…この中に血のシミが付いている奴がいるか!」

玄「はぅ!?」


いや…可能だよ…あの場所にあったあれを使えば返り血のシミは付かない!

>>204>>205のコトダマの中から正解を導き出せ!


↓2

淡「!…そうだ分かった!」

『ランドリーの青色のジャージ』


淡「犯人はトッキーを殺害した時、普段来ている服から着替えていたんだよ」

竜華「あぁ?ランドリーのジャージとでも言いたいんかい。妙に洗濯したっておかしかったな」

憧「え?」

泉「ちょ、ちょっと待って下さい!何で清水谷さんがランドリーに青いジャージがあること知ってるんですか!?」

竜華「はぁ?何言っとんねん。捜査中にウチは一階全て見とんねん!」

尭深「ランドリーには来てない」

美子「なのに知ってるのはおかしか」

竜華「うぐっ…」

淡「………」

憧「まさかアンタが…」

竜華「黙っとれや!まだ全部解決してへんやろが!!」

淡「………」

そろそろ見えてきたぞこの事件が!

けどまだ…まだ証拠が足りない…

《ノンストップ議論開始》

煌「そもそもそのジャージは誰のものなのでしょうか?」

竜華「そんなもん決まっとるやろ!いっつも【ジャージ着とる高鴨か運動部の江口しかおらんやろが!!】」

穏乃「そんなジャージ私は知りません!」

セーラ「つーか何でお前が俺がその色のジャージ持ってる事知っとんねん!」

竜華「あぁ?昨日の夜、見回りしてる時に体育館で着とったやろが!【その後でおどれが園城寺を殺したんじゃ!!】」

セーラ「なんやねんそれ!?滅茶苦茶やんけ!?」

穏乃「は、話にならない…」


『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

竜華「なんやねん!ウチが何か間違ったこと言ったかボケ!実際に見たんじゃボケ!」

しまった…間違えちゃった…

発言力4.5→4

《ノンストップ議論開始》
煌「そもそもそのジャージは誰のものなのでしょうか?」

竜華「そんなもん決まっとるやろ!いっつも【ジャージ着とる高鴨か運動部の江口しかおらんやろが!!】」

穏乃「そんなジャージ私は知りません!」

セーラ「つーか何でお前が俺がその色のジャージ持ってる事知っとんねん!」

竜華「あぁ?昨日の夜、見回りしてる時に体育館で着とったやろが!【その後でおどれが園城寺を殺したんじゃ!!】」

セーラ「なんやねんそれ!?滅茶苦茶やんけ!?」

穏乃「は、話にならない…」

『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

発言力4→4.5

淡「!…それは違うよ!」

『その後でおどれが園城寺を殺した!!』←『江口セーラの証言』BREAK!


淡「悪いけどセーラに殺人は不可能だよ」

竜華「あぁ?」

淡「セーラはトッキーが殺害された時間帯はまだ体育館でバスケをしているんだよ!!」

竜華「うぐぐ…」

淡「それにセーラは確かに青いジャージを持っているけど着たことはないんだ!それはセーラ自身が言ってるし、シズノだって証明出来る!」

セーラ「………」

穏乃「………」

淡「…竜華、一番怪しいのはアンタだよ!女子会で睡眠薬を仕込んだ上に態度の豹変、それにケイに擦り付けようとした罪をセーラに擦り付けたアンタが犯人候補だ!!」

竜華「…ウチが犯人やと?ふざけんのもいい加減にしろやクソガキ!!ウチが犯人やと言うなら証拠を出してみろやボケ!!」

淡「…いいよ…竜華が犯人だって認めさせてみせるよ!!」


《ノンストップ議論開始》

竜華「ハッ!ウチが犯人やて?アハハ。アハハハハハ!おもろいやんけ」

竜華「言っとくけどなウチには不可能なんじゃ。何故なら新子の『個室を出た後はずっと校舎内を見回りしてた』んやからな」

照「…清水谷さんの言ってる事は正しいね……認めたくないけど」

菫「随分とボロは出しているがな」

竜華「うるさい黙っとれ!それに【犯人の特徴すら分かってへんのに勝手に決めつけてんな】ボケ!!」

宥「し、清水谷さんが暖かくない…」カタカタ


『』又は【】を>>204>>205のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『犯人の特徴すら分かってへんのに勝手に決めつけてんな』←『白水哩の証言』BREAK!


淡「犯人の特徴は既に分かってるよ!」

竜華「なんやと?」

淡「哩と仁美からの証言からすでに特徴は割れてるよ」

仁美「………」

哩「………」

淡「トッキーを殺した犯人の特徴…ヒメコぐらいの身長で髪の長い人間だよ!」

竜華「ハッ!そんなもん他にもおるやろが!!」

淡「それともう一つ…犯人は赤い目をしているんだよ!!」

竜華「!!」

照「この中で背が高く、髪が長くて目が赤い人間…一人だけだね…」

淡「この中で当てはまる人物は一人のみ…清水谷竜華!!アンタだよ!!」

竜華「ふざけんな!!そんなもんが証拠になるか!!」

菫「あくまでまだ認めないか…」

竜華「犯人の特徴があるからって調子乗んな!決定的な証拠がないやろが!!」

決定的な証拠…だったらあれだ!

イ セ か メ ダ ン ッ ジ
イ グ き け の か ー


並び替えてコトダマから正しい答えを出せ!

↓2

淡「!…これだよ!」

『書き掛けのダイイングメッセージ』

淡「だったら意地でも認めさせてもらうよ!」

竜華「あぁ?何があるっちゅうねん!!」

淡「トッキーが残したダイイングメッセージだよ!!」

竜華「んなっ!?」

穏乃「ダイイングメッセージ…あれだな」

淡「そうだよ。胸を刺された後、トッキーは僅かに残った力でダイイングメッセージを残したんだ…だけど書いている途中で犯人に気付かれて腕を拘束されて書ききれなかったんだ」

煌「それでそのダイイングメッセージは?」

淡「D…又はPとも読めたよ」

哩「D…P…イニシャルやとしても誰にも当てはまらんね」

淡「そうなんだ…だけどトッキーが書こうとしていた文字は…R」

玄「Rだとすると…」

照「私達の中で一人だけだね」

淡「トッキーを殺したのはお前だ清水谷竜華!」

竜華「…まだや…まだ認めへん!まだ認めへんぞボケ!」

淡「クッ…」

菫「往生際の悪い奴め」

竜華「ダイイングメッセージが!犯人の特徴がなんぼのもんじゃ!!そんなもんがウチを追い詰める証拠になるかい!!」

淡(認めさせてやる!犯人だって事を!!)

穏乃「………」

照「どうしたの高鴨さん?しかめっ面して」

穏乃「いえ…何だが大星さんからしたキツイ香水のような臭いがして…」

淡「!…シズノ。それって近くからする?」

穏乃「う、うん。よくわかんないけどそんな感じの臭いがする」

淡「ありがとう。これで行けるよ。竜華!今度こそ認めさせてやる!」

竜華「やってみろやボケ!」


《パニックトークアクション》

竜華「ウチがが犯人になわけないやろが!」

竜華「ダイイングメッセージも信用出来るかい!」

竜華「それにオマエラがみた目撃情報も全部でっち上げじゃ!!」

竜華「だれを犯人にしとんねんふざけんな!!【ウチが犯人なら血の臭いでもすんのか】。あぁ?」

竜華「もし『他に何か証拠があるなら出してみろやクソボケ!』」

竜華「調子乗ってると殺すぞクソガキ!!」


竜華はアレを使ったんだ。自分についた血の臭いを消すために!

>>204>>205のコトダマから選んで止めをさせ!

↓2

上がってないみたいなので…
↓2

淡「!…これで証明するよ!」

『ゴミ箱の香水』


淡「シズノ…さっき学級裁判が始まる前に私から香水のキツイ臭いがするって言ったよね?」

穏乃「う、うん」

淡「その香水はさ犯人が自分についた臭いを消すために使ったんだ」

玄「な、何のため?」

淡「血の臭いを消すために」

照「血は肌に付いた場合、洗い流しても身に染み付くから…そのために香水を使ったんだ」

淡「うん。そしてこれがこの香水だよ!」

私はポケットから事件の捜査中に見付けた香水を取り出す

竜華「!!」

淡「シズノが私から感じた香水の臭いはこれだよ!」

宥「で、でも香水なら憧ちゃんの物かも…」

淡「それは違うよ。コレはアコの物じゃないアコ自身が言ってたしね」

姫子「じゃあ、誰の…」

淡「おそらく犯人のだよ…そうだよね竜華」

竜華「何の事やねん!知るかそんなもん!」

哩「今、明らかに大きく動揺していたはずだが?」

竜華「知るかそんなもん!」

淡「シズノ…この香水の臭いは誰からする?」

そう言ってシズノに香水を投げ渡すと受け取ったシズノは臭いを確め、香水の臭いがする人物を答えた

穏乃「……この香水と同じ臭いがするのは…清水谷さんだよ」

竜華「ふざけんな!」

淡「………」

これで全ての証拠を出し尽くしたはず…

竜華「…フフフ…アハハ。アハハハハ。アハハハハハハハハ!」

淡「!!」

竜華「コレで追い詰めたつもりか大星ぃ!言っとくけどなウチは自分が犯人やと認めたわけやないぞ!」

淡「んなっ!?」

アレだけ証拠をぶつけてもまだ認めないの!?

竜華「そもそもテメェの推理自体が間違っとんねん!犯人の特徴?香水の臭い?ダイイングメッセージ?そんなもんはおどれらが捜査する時に偽装したものちゃうんかい!」

淡「なっ…そんなこと…」

竜華「あぁ?いい加減な推理して調子乗ってると殺すぞボケ!!」

淡「うっ…」

そんな…まだ認めないなんて…こんなの…

菫「ほぉ、随分と怒り心頭じゃないか清水谷。その反応は貴様が犯人だと思ってもいいんだろう?」

淡「菫?」

竜華「はぁ?なんやと?」

菫「超高校級の若頭である貴様がこんなにも往生際が悪いとはな…フッ、もはや超高校級の若頭ではなく超高校のチンピラだな」

竜華「なんやと!調子乗ってんなゴラァ!おどれから殺すぞ!」

菫「ならば清水谷。園城寺を殺した時と同じ手順で私を殺してみろ」

竜華「上等じゃ!!喉潰して助け呼べんようにしてから包丁で止めさしたるわ!!」

照「待って…」

竜華「あぁ?なんやねんボケ!」

照「どうして園城寺さんの殺害手順を知ってるの?」

竜華「あぁ?」

菫「フッ…清水谷。私は言ったはずだぞ『園城寺を殺した時と同じ手順で私を殺してみろ』とな」

竜華「あっ………」

菫のその言葉を聞いた後、竜華は小さく声を漏らすと顔が青ざめていく

菫「決まりだな。貴様の失言によるな……大星!貴様の推理で止めをさせ!」

淡「菫……分かった。これが事件の真相だよ!!」

いいところですが本日は此処まで

竜華が好きな方マジですいません…

明日で学級裁判は終わりChapter02に行きたいと思います

それではまた明日更新します

《クライマックス推理開始!》

淡「まず今回の事件は動機が発表された時にターゲットを絞っていたんだ。病弱なトッキーなら簡単に殺せると踏んだんだろうね」

淡「だけどトッキーは夕食が終わった後で倒れてしまった…それが犯人にとっては好都合だったんだ」

淡「そして犯人は凶器を得るために夜時間直前に厨房に行くことにしたんだ。だけどそこで犯人にとって誤算が生まれるんだ…それがアコの部屋で行われた女子会だよ!」

淡「断り切れなかった犯人は凶器を厨房に取りに行くついでに飲み物を持って行くと言って厨房から飲み物と凶器の包丁を持って行ったんだ」

淡「そしてアコの個室で行われた女子会の途中で飲み物に睡眠薬を仕込んでアコ達を眠らせ、部屋を後にしたんだ」

淡「アコの個室を出た後、犯人は思い出したんだ。トッキーが倒れて個室に他の人間が居たことを…それで犯人は体育館に行きなわとびを盗んだんだ。それがこの時、セーラに目撃されていたんだね」

淡「なわとびを盗んだ犯人はトッキーの個室に行き、トッキーの体を心配する振りをして招き入れられたんだ…だけど個室にはトッキーだけで他の人間はいなかった。そして犯人は扉を閉め忘れていたんだね。それでまずは警戒心を解いて油断しているトッキーの目を盗み、ドライバーを取り出したんだ」

淡「そしてトッキーの個室のドライバーを使い、まずは声を上げられないように喉を潰し、それから返り血を浴びないようにシーツと布団を被せた後、心臓に包丁を突き刺したんだ」

淡「だけどトッキーはまだ息をしていたんだ。そして犯人のイニシャルを残そうとしたんだけどそれに気付いた犯人によって止められた…それが腕のなわとびでの拘束だね」

淡「そしてトッキーを殺した犯人は部屋を後にしたんだね。だけどその時を哩に見られていたんだ。僅かながら喉の返り血を浴びていた犯人は事前に着替えていたジャージをランドリーで洗濯をし、自分は個室で血を洗い流したんだ…だけど血の臭いがする事に気付いた犯人は臭いを消すために香水を使ったんだよ」

淡「そして死んでいるトッキーが発見された後、捜査中に工具箱を移動させたんだ…昨日、遅くまでトッキーの傍にいたケイに罪を擦り付けるために。そして犯人はその時に香水を落としていたんだよ。それが証拠品なるとも知らずにね」

淡「これが事件の真相だよ!!清水谷竜華!!」

竜華「あっ…あぁ…」

モノクマ「ウププ!オマエラ、議論の結果が出たようですね!それでは投票に移りましょう!皆さん。お手元のスイッチから投票してください!」

モノクマ「さて、クロになるのは誰なのか!それとも正解なのか不正解なのか!それでは投票スタート!」

淡「………」

モノクマの言葉通りに私はスイッチを押し投票する。それは他の人達も同じで迷わずに投票した

そしてモニターにルーレットのような物が現れ…

竜華 竜華 竜華

竜華のイラストが三つ揃うとファンフーレが鳴り、投票の結果…満場一致で清水谷竜華がクロに決まった



学級裁判…閉廷!

モノクマ「ヒャッホー大正解!!園城寺さんを殺したクロは清水谷さんでした!!オマエラ、中々やるじゃないか!」

淡「………」

照「………」

憇「………」

穏乃「………」

竜華「………」

モノクマは嬉しそうにそう言うが私達は誰も何も話さない…いや話そうとしなかった…

竜華に至っては青い顔をしたまま俯いていた

モノクマ「オマエラどうしたのさ。せっかく正解したのにさ。喜ぶべきところでしょ!」

淡「…何処をどう…喜べって言うのさ!!ふざけないでよ!!」

モノクマの一言で頭にきた私は証言台をバンッ!と思いっきり叩いた

モノクマ「怖いなぁ大星さんは…まぁ、それよりも途中からかなり怖い人がいたけどね!ウププ!」

竜華「………」

淡「…竜華…なんでトッキーをを殺したのさ…答えてよ…」

竜華「………」

淡「なんでトッキーを殺したのか答えろって言ってんでしょ清水谷竜華!!」

竜華「……まれ」

淡「?」

竜華「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇ!!」

セーラ「な、何やねん急に!?」

竜華「うっさいねん!議論が正解やったからって調子のんなボケ!」

淡「なっ!?」

菫「…此処まで態度が豹変出来るとは…呆れた奴だ…」

竜華「うっさいわボケ!…あぁ…園城寺を殺した理由やったな…さっさと此処を出て家に戻る事じゃ」

照「…モノクマが見せた動機のDVD…」

竜華「それや…それに映っとった映像は家がボロボロになっとる映像やった。ウチの組が潰れるなんてあり得ん。ただそれだけや」

憇「じゃ、じゃあ…なんで園城寺さんを殺したんですか!?」

竜華「ハッ!病弱で死にかけの奴殺して何が悪いねん!楽にしたっただけでも有り難く思って欲しいわ」

淡「ふざけるな…ふざけるな!!そんな事で人を殺していい理由になるかァ!!」

竜華「知るかそんなもん」

淡「………」イラッ

もうダメだ…殴る!

穏乃「歯ァ食い縛れ清水谷竜華ァァァァァァ!!」

竜華「あぁ?…アガッ…」

淡「シズノ!?」

私が殴ろうとしてたのにシズノが殴った

竜華「痛…なんすんじゃクソガキ!!」

穏乃「お前の勝手な理由で人の命を奪って良いわけがあるか!!どんな理由であれ人や動物の命を奪って良いわけがない!それは絶対に許されない事だ!!」

シズノのその言葉にその場にいる大半が頷いた

モノクマ「あのさぁ…高鴨さんがいいこと言ってるところ悪いんだけどさ。ボクそろそろ飽きてきちゃったから始めちゃっていいかな?」

突然響いたモノクマの声に私達全員の視線が向く

竜華「始めるって何をやねん」

モノクマ「オシオキだよ!オ・シ・オ・キ!」

玄「オシオキって一体何を…」

モノクマ「あれぇ?言ってなかったっけ?処刑だよ!しょ・け・い!」

竜華「………え?」

モノクマの言葉に全員が息を飲み、呆然とする

煌「モノクマさん。何故そんな事をする必要が…」

モノクマ「そりゃ、殺人を犯して秩序を乱したんだから当然でしょ!だからそれ相応の覚悟を受けてもらわないとね」

竜華「嘘…やろ…」

さっきまで強気な態度でいた竜華がモノクマの言葉を聞いた後、顔を青くして僅かながら涙を浮かべ、声が震えていた

モノクマ「それではワックワクのオシオキターイム!!」

竜華「ま、待って!!」

モノクマ「待ちませーん!それでは超高校の若頭である清水谷さんのために!スペシャルな!オシオキを!用意いたしました!!」

竜華「嫌や…嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や!!死にたくない死にたくない死にたくない!!」

モノクマ「それでは張り切って行きましょう!!」

竜華「嫌やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

モノクマがハンマーを取り出すとスイッチが現れる

そしてそのスイッチをモノクマが押すとモニターが切り替わった








シミズダニさんがクロにきまりました オシオキを開始します






モニターにドット絵の竜華が表示されその竜華がモノクマに連れられていく

エレベーターの方に行って竜華は扉を開けようとしていたが何処からともなく現れた首輪が竜華の首に掛けられると竜華はもの凄い勢いで引き摺られて行った

その時助けを求めるように手を伸ばしていたがいきなりの事だったので誰も手を掴む事はなかった

そして私達が呆然としているとモニターが切り替わり、広い極道の屋敷の畳に竜華が座っていた

『二代目襲名』

竜華は広い屋敷で膝を着いて座り拳を畳に当て、たくさんのモノクマに向かって頭を下げて挨拶をしていた…おそらく竜華が二代目なんだろう

竜華が挨拶をした瞬間、屋敷の襖が開き、たくさんの刀や銃を持ったモノクマが襲撃に現れる
そのままその場にいたモノクマと襲撃に現れたモノクマ同士が抗争を始め、竜華の近くにいたモノクマが竜華に逃げるように促すが竜華は動けなかった

どうやら竜華は足が拘束されて動けないようで何度動かそうとしても動かない

そして竜華はそのままモノクマ同士の抗争に巻き込まれた

モノクマ同士の抗争が終わるとそこには竜華の姿はなく、ただバラバラにされた胴体と絶望の表情を浮かべる竜華の首だけが置いてあった

モノクマ「エクストリィィィィィィィィム!アドレナリンが染み渡るぅぅぅ!!」

淡「………」

憇「ひ、酷い…」

玄「そんな…こんな事…こんな事ってないよ…あんまりだよ…」

泉「嘘や嘘や嘘や嘘や…」

菫「………」

照「………」

宥「………」ガタガタ

目の前で行われた処刑に私達は言葉が出なかったがシズノだけは違った

穏乃「モノクマァァァァァァ!!お前の血は何色だァァァァァァ!!」

モノクマ「ウヒァ!?暴力反対!!」

照「ダメ高鴨さん!」

淡「ダメだよシズノ!!」

激昂したシズノがモノクマに殴りかかろうとしていたがすぐに気付いた照の声に反応し、私はシズノを後ろから羽交い締めにする

穏乃「離せ!離せよ大星さん!私はアイツが…」

淡「許せない気持ちは私達だって同じだよ!ここで暴力を振るったらシズノだって同じ目に合うよ!?」

穏乃「それでもいい!少しでも気が晴れるなr…」

シズノが何かを言おうとしていたが照がシズノの頬に平手打ちをする

照「落ち着いて高鴨さん…自分で清水谷さんに言った言葉を忘れたの?」

穏乃「……分かりました…」

モノクマ「ふぅ…全く一時はどうなるかと思ったよ」

シズノが冷静さを取り戻すとモノクマは一息吐いた

モノクマ「よかったね高鴨さん。大星さんと宮永さんのおかげで命拾いしたんだからさ」

穏乃「………」

淡「………」

モノクマ「あれ?無視?」

穏乃「モノクマ…私はお前を絶対に許さない!」

淡「お前なんかには絶対に負けない!お前の正体を絶対に暴いてやる!!」

モノクマ「ウププ!面白い…面白いクマ。やってみなよ。でもオマエラは絶望を知る事になるんだからさ!ウプ!ウププ!ウプププププ!」


不適に笑いモノクマは姿を消すと静寂に包まれ、その場に残った私達は一人一人と裁判所を後にする

私とシズノはお互いに決意を固め、最後に裁判所を後にした







Chapter01 ~ネガイとオモイ~ (非)日常編 終

生き残り20人→19人





ここでChapter01終了です次回からChapter02になります

オシオキのクロ視点もありますがそれは皆さんの希望したいで投稿したいと思います

Chapter02は穏乃視点で進めます

それではまた明日更新します

クロ視点のオシオキが見たいとの意見がありましたので投稿

Chapter01オマケ

オシオキ清水谷竜華視点

淡「これが事件の真相だよ!!清水谷竜華!!」

竜華「あ…あぁ…」

学級裁判…己の命を賭けた裁判。そこでウチは園城寺を殺した事を大星に指摘され、クロだと指摘された…全くついてないわ…こんなアホに負けるなんて…

クロだと暴かれた人間はモノクマによるオシオキを受ける…ウチはまだその時は甘い考えでいただけど…

モノクマ「あれぇ?言ってなかったっけ?処刑だよ!しょ・け・い!」

竜華「………え?」

モノクマのその言葉を聞いてウチは呆然となった。今、何て言った?処刑?処刑って言った?…そんなん聞いてへんって

竜華「嘘…やろ…」

ついそんな言葉が震えた声で口から漏れた…ふざけんな…そんなん嫌や!

モノクマ「それでは超高校の若頭である清水谷さんのために!スペシャルな!オシオキを!用意いたしました!」

竜華「嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や!死にたくない死にたくない死にたくない!!」

人を殺しておいて醜い命乞い…我ながら情けないわ…自分の命が関わるとこんなにも変わるもんなんやな…初めて知ったわ

モノクマ「それでは張り切って行きましょう!!」

竜華「嫌やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

モノクマがハンマーを取り出すとウチは自分の証言台からエレベーターに向かって走り出す…処刑から逃げるために

だけどエレベーターの扉は開かず、無理矢理開けようとしたがウチの首に首輪が掛けられたのが分かった

竜華「誰かたす…」

『助けて』その言葉を言い終わる前にウチは物凄い力で引き摺られて行き処刑場に連れていかれた

引き摺られていた際、目を閉じていたウチは処刑場に着くと目を開ける

そこは皆がいた場所ではなく広い屋敷の畳部屋でウチは大量のモノクマ相手に頭を下げて挨拶をしていた

竜華「皆様。ようこそお揃いで…私は絶望組二代目組長…清水谷竜華です」

言葉では簡単にそう言っていたものの内心は死への恐怖で嫌な汗が流れていた

竜華「此度は私の…」

などと思っても無いことを言っていた時、屋敷の襖が開き、武装をしたたくさんのモノクマが現れ、ウチの挨拶を聞いていたモノクマ達と抗争を始めた

モノクマ「二代目!二代目!早く逃げて下さい!」

抗争が始まった途端、ウチの傍にいたモノクマがそう声を掛け、一目散に逃げていった

処刑を逃れるチャンスだと感じたウチはその場から逃げるようとしたが足が拘束されていたため逃げられない

竜華「ちょ…なんやねんコレ!」

何度も試したが全くダメで動く事は叶わなかった

そして抗争を続けていたモノクマ達は動けないウチを巻き込んで争いを続ける

竜華「痛…アグ…ギャァァァァァァァ!」

モノクマ共の抗争に巻き込まれたウチはもみくちゃにされながらモノクマの振るう刀や銃で体を斬られ、撃たれ、腕や胴体を切断されるのが分かった

そして抗争に巻き込まれるなかモノクマの振り上げた刀が目に写った時、ウチに覚えのない走馬灯が過る

それは大星達と楽しく笑い合ったり、遊んだりしている光景で走馬灯が頭の中を過る中、ウチは一番大事な事を思い出した

ウチが殺害した人物…それはとても大事で体が弱いが一番大切な友人の事を…

竜華「あ…あぁ……と…き…」

絶望と後悔が押し寄せる中、ウチが友人の名を呼んだ瞬間、モノクマの振り上げた刀がウチの首を跳ねた

絶望に呑まれる中、ウチがこの世で最後に目にした光景は血溜まりにバラけるウチの胴体だった









Chapter01オマケ 終


Chapter02に入る前に安価を取りたいと思います

Chapter02の殺人の動機は

1.知られたくない秘密暴露

2.一部の娯楽関係の部屋立ち入り禁止

のどちらがいいですか?

シナリオの展開が少し変わります


↓5までで多い方

連投分をなしにして安価の結果…Chapter02の動機は娯楽関係の部屋立ち入り禁止に決まりました

では投稿していきます

穏乃「………」

園城寺さんを殺したクロを指摘した学級裁判が終わった翌日、気分は最悪だった

あの清水谷さんが処刑される光景はとても忘れられるものではなく鮮明に残っていた

あんな理不尽な事があってたまるか!

穏乃「…そろそろ行かないと」

いつまでもあの学級裁判の事を考えていても仕方がないので私は朝食会が行われる食堂に向かう

淡「…あっ」

穏乃「…おっ」

淡「おはようシズノ」

穏乃「…おはよう大星さん」

食堂に向かう途中で個室から出てきた淡と出会い、軽く挨拶をすると一緒に食堂に向かった

食堂に向かう中、私達は言葉が発しなかったが考えている事は同じだと思った

いつもの元気を感じなかったから










Chapter02 ~ヤサシサ~ 非日常編








↑(非)日常編です



~食堂~

淡「おはよう皆!」

穏乃「おはようございます」

照「…うん。おはよう」

セーラ「ん?……あぁ…」

食堂に着き、挨拶をするが何処と無く空気がぎこちない

無理もない昨日の今日だから

欠席メンバーもちらほら見える
穏乃(弘世さんは相変わらずだけど今日は憧、船久保さん、渋谷さん、荒川さんがいないのか…)

玄「むむむ…空気が重いですのだ。皆さん。朝食ですよ!食べましょう」

全員分の朝食を作って厨房から出てきた玄さんの言葉に私達は朝食を食べ始める

数日前までは朝食中に会話があったが今日は会話が見られなかった

淡「………」

照「………」

穏乃「………」

哩「………」

玄「……ハァ…」

朝食が終わった後、私達は誰も席を動く事なく座ったままでただ玄さんのため息が聞こえるぐらいに静かだった

モノクマ『ピンポンパンポン!校内放送校内放送!オマエラ、学級裁判クリアおめでとうございます!』

重い空気の中モノクマの呑気な声が響く

淡「…それがなんなのさシロクマ」

モノクマ『ボクはシロクマじゃなくてモノクマだぁぁぁ!!』

セーラ「って、聞こえとんのかい!?」

モノクマ『まぁ、いいよ。では発表しますこの希望ヶ峰学園は学級裁判を乗り越えるたびに“新しい世界”が広がるようになっております!」

宥「新しい世界?」

モノクマ『オマエラも一生ここで暮らしていくのになーんも刺激がないと困るでしょ?てな訳で…探索はどうぞご自由に。詳しくは電子生徒手帳に載せておくからさ。ではでは学級裁判後の世界を思う存分堪能してくださーいッ!』

そう言った後、校内放送は終わる

泉「新しい世界って…何なんでしょうか?」

照「探索してみれば解ると思う…人数を分けて探索しよう」

哩「…そうやね」

淡「二階に行けるシャッターが上がってる…」

照「世界が広がる…そう言う事か…」

穏乃「寄宿舎側のシャッターは上がってませんけどね…」

玄「じゃあ、行きますのだ」

二階に続くシャッターが上がっているのを確認すると私達四人は二階の捜索をする事にした


~図書室~

照「図書室…みたいだね」

淡「だね。色々あるね…マンガはないけど」

照「………」

穏乃「宮永さん?」

照「せっかくだから此処で調べ物をしたいから残って良いかな?かな?」

淡「役立つ事?」

照「うん。だから捜索をお願いしたいんだけど…」

淡「うん!任せてよ」

照「…ありがとう」

図書室に調べ物をする事にした宮永さんを残し、私達は捜索を続けた













照「これだけ資料があれば解るかも…この学園について…」

~更衣室~

淡「更衣室…二階にこんなのあるんだ」

穏乃「ちゃんと男女が別れてるもんな」

玄「どうやって開けるんだろう?」

モノクマ「それは電子生徒手帳を使って開けるんだよ」

玄「うん。ありがとう………キャァァァァァァ!」

モノクマ「何なのさ!人が教えてあげたのに!いきなり妖怪が現れたみたいに驚いて!」

お前…妖怪よりタチ悪いからな…

モノクマ「因みに男子更衣室の扉は男子の電子生徒手帳でしか開かず、女子更衣室の扉は女子の電子生徒手帳でしか開きません!優れものでしょ?」

淡「そーだね。私達に男子なんていないけど」

モノクマ「……ハッ!?そうだった…」

モノクマは淡の言葉にハッとすると…そのままするすると消えていった

……一体何しに来たんだ…

淡「取り敢えず入ろうよ。気になるし」

穏乃「そうだな」

玄「うん!」

電子生徒手帳を扉に翳し、中に入るとそこは更衣室であると同時にトレーニングルームでもあった

穏乃「結構トレーニングの機材が置いてある…ジムかよ…」

玄「奥は何があるのかな?」

トレーニングルームの機材の豊富さに僅かにヒク中、玄さんは奥の扉を開けた

玄「奥はプールみたいだね」

淡「本当!?私、麻雀以外に泳ぐのが好きなんだ!」

玄「じゃあ、後で皆で来よう!」

淡「うん!!」

穏乃「………」

ドン引きだった…

二階の捜索が終わった私達は図書室にいる宮永さんを残し、報告のために食堂に集まった

哩「…おほん。じゃあ取り敢えずそれぞれの捜索の結果を報告する事にすっと」

現在リーダーがいないため白水さんが仮のリーダーを務めている

泉「寄宿舎側の開放された場所には大浴場がありました」

宥「かなり大きかったよね。後、サウナもあったなぁ…暖っかーい…」

姫子「…行くのはいいけど無茶せんとってね」

美子「後、倉庫が開放されたと」

仁美「倉庫にも沢山の物があっと…お菓子とか」

誠子「衣類もありましたよね」

灼「充実…」

セーラ「二階は何があったん?宮永がおらんけど?」

玄「宮永さんは二階の図書室にいますのだ。調べ物をするみたい」

淡「後、プールがあったよ!プール!」

煌「プールですか…気分のモヤモヤを晴らすには持ってこいですかね」

穏乃「プールの前は更衣室になっててトレーニングルームにもなってた…ジム並みの豊富さだった」

セーラ「うはーマジか。コレでもっと体が動かせるやん」

穏乃「えぐっちゃんなら喜ぶと思ったよ」

哩「コレで報告は以上やね…じゃあ、コレで報告会は終わりやね」

報告会が終わった頃には朝のような空気はなく、全員が少し前向きになっていた感じがした

その後、私達は昼食を食べた後、捜索にも朝食会にも出ていなかったメンバー(弘世さん除く)でプールに行った…その時に全員が園城寺さんと清水谷さんの事を思いながら前向きに生きていく事を考えていた


二階が開放されて数日…モノクマは私達に何の干渉もして来ず、一時的な平和な時間を過ごしていた

淡「最近、モノクマは何もしてこないよね」

玄「そうだね。その方が嬉しいけど…あっ、お茶のお代わりいる?」

淡「うん……でも皆で此処を出ることだけは一緒だからね」

泉「そうですね。今はモノクマが何も干渉して来ないから静かに過ごせてますけど…もし…」

穏乃「大丈夫だよ。皆、園城寺さんと清水谷さんの事で一時期は不安になってたけど殺人はしないって約束したしさ」

泉「だといいんですけど…」

憇「心配ないですよ。宮永さんだって最近は姿を見てませんけど脱出方法を探してくれてます」

姫子「うん」

食堂に集まって今後の事と脱出方法の捜索の話をしながら私達はおやつを食べながらお茶を飲んでいた

因みにおやつは玄さんが揚げたドーナツだ

照「ふぅ…」

穏乃「あっ、宮永さん。休憩ですか」

照「うん。ずっと調べ物をしていてもいいんだけどたまには図書室を出て休憩しないと」

玄「はい。宮永さん」

照「ありがとう」

休憩のために食堂にやってきた宮永さんが席に着くと玄さんがタイミング良く紅茶を渡す

淡「それでテル。ここ数日ずっと調べ物をしてたけど何か分かったの?」

照「うん。ちょっとだけだけどね」

穏乃「それで何が分かったんですか?」

照「うん…私達いるこの希望ヶ峰学園…実は一年ほど前に学園としての機能を失ってみたい」

玄「どういう事ですか?」

照「そこはもう少し詳しく調べてみないと分からないけど…多分、廃校になったんじゃないかな?」

淡「…あれ?でもそれだとおかしいよ?私が此処に来た時はしっかりしてたよ?」

大星さんの言葉にその場にいる全員が頷く

照「…そこはもう少しこれから詳しく調べてみる…ありがとう玄ちゃん。ご馳走」

調べ物の続きを再開するため、休憩を終えた宮永さんが食堂から出て行こうとした瞬間、アイツの声が聞こえた

モノクマ『校内放送校内放送!生徒の皆さんは至急体育館にお集まり下さい!』

泉「しばらく何にもないと思ってたんですけどね…」

照「何をしてくるか分からないけどとにかく行こう」

淡「そうだね」

穏乃「行くのはいいけどドーナツ置いてけ」

両手にドーナツを持ったまま体育館に行こうとする二人に思わずツッコミを入れた

玄「私はこれを片付けて行くから先に行ってて」

姫子「大した量やなかが手伝うけん」

玄「うん。ありがとう姫子ちゃん」

一緒に料理することもあってか仲良いなあの二人…

モノクマに呼び出された私達は体育館に向かう

すると中には怒り心頭のモノクマがいた

モノクマ「遅い!遅刻だよ!!それにまだクロチャーと鶴田さんが来てないしさ!」

などとモノクマが言っていると体育館に片付けを終えた玄さんと鶴田さんがやって来た

モノクマ「遅い!遅いよ!全く…最近のゆとりは…」

菫「そんな事はどうでもいい。早く呼び出した理由を話せ」

モノクマ「冷たいなぁ弘世さんは…まぁいいけど。オマエラ!どうして殺し合わないんだよ!ボクは退屈で退屈で仕方ないんだよ!」

淡「私達はもう殺人なんてしない。誰も起こさない!」

菫「フン。どうだかな」

モノクマ「どうでもいいよそんな事は!それよりいつまでも殺し合わないヘタレなお前達のためにボクから新しい動機のプレゼントです!」

誠子「新しい動機?」

モノクマ「そうです!新しい動機それは…殺し合いが起こるまで娯楽関係の施設の立ち入りを禁止します」

それがモノクマから発表された新しい動機だった


宥「それが新しい動機?」

哩「そんなもので殺人が起こるとは思えないが…」

モノクマ「ウププ!どうだろうね。因みに立ち入りを禁止する場所は大浴場、プール、トレーニングルーム、倉庫に体育館…ようするに食堂、厨房、図書室以外が立ち入り禁止だね!」

憧「ちょっと大浴場が立ち入り禁止ってお風呂に入れないって事じゃない!」

誠子「別にシャワーがあるから構わないんじゃ」

憧「冗談言わないでよ!私もだけどこの中にはゆっくりお風呂に入りたいって言う人もいるのよ!」

尭深「それは分かるけど…流石にその動機で殺人が起こるかな?」

モノクマ「ウプププププ!それじゃあ動機もプレゼントしたしボクは帰るよ。次に会う時は殺人が起こってからだよ!ウププ!」

動機を発表したモノクマは楽しそうに笑いながら姿を消した

施設を立ち入り禁止にされたぐらいで殺人は起こらない…この時はそう思っていたが…それが大きな間違いだと私達は気付く事はなかった

モノクマから施設の立ち入りを禁止されてから五日…動機の意味が理解できた

セーラ「………」

憧「………」

宥「………」

哩「………」

食堂にいる皆の様子がおかしい…それもそうだ。施設を立ち入り禁止にされて体育会系の人達は体を動かすことが出来なくなり、フラストレーションが溜まってイライラしており、憧や宥さんなどお風呂を楽しみにしていた人達もそれが出来ないためイライラしていた

かく言う私も大星さんも最近は機嫌が悪くイライラしている

セーラ「あぁぁぁぁぁぁぁぁクソ!体が動かせへんからフラストレーション溜まりまくりやんけ!」

憧「チッ…うるさいわね。少しぐらい静かにしなさいよ!耳障りなのよ!」

セーラ「あぁ?なんやねん!お前も静かにしろや!余計イライラすんねん!」

憧「ああ言えばこう言う…これだから体育会系は…」

セーラ「あぁ?新子、今何つった?」

憧「べっつにー。何も言ってないけど」

セーラ「………」イラッ

えぐっちゃん以外に白水さんや亦野さん灼さん達は今の言葉でかなりイライラしている…私もだけど

煌「皆さんの雰囲気がよろしくありませんね」

照「それぞれのストレスが溜まってきてるんだと思う…このままじゃいつ不満が爆発してもおかしくない…」

姫子「これが今回の動機の意味…」

照「きっとモノクマはこれが狙い何だと思う…皆をイライラさせて殺人を誘発させるのが」

玄「………」













???「何とかしないとこのままじゃ…」

施設が立ち入り禁止にされて一週間…遂に衝突が起こってしまった…

セーラ「あぁぁぁぁぁぁぁぁクソ!ムカつく!!」

憧「だから静かにしてって言ってんでしょ!こっちはあんたの大きい声を聞くだけでムカつくのよ!!周りの迷惑も考えなさい!!」

セーラ「イラッ…そっちも十分にうっさいわ!お前の方こそ静かにしろや!!注意ばっかでオバハンか!」

憧「イラッ…何ですって?」

セーラ「あぁ?やんのか?だったら表出ろや」

憧「………」

えぐっちゃんの言葉に憧が無言で立ち上がった……止めないと…

照「江口さんも新子さんも今はケンカしてる場合じゃないと思うけど?」

セーラ「あぁ?何がや」

照「江口さん達のストレスが溜まって来てるのは理解してる。だからと言ってケンカにまで持ち込むのはダメだと思う…二人がケンカを始めたら他の人達もストレスが爆発するから」

セーラ「…はいはい…わかったわかった。ケンカすんなって事やろ……宮永のせいでする気無くなったわ」

憧「…わかったわよ…」

煌「ホッ…宮永さんすばらです」

宮永さんのおかげで何とか治まったけどまだイライラしてるしまたケンカになる可能性が高いな


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

穏乃「………」イラッ

衝突が治まった翌日の朝、起床アナウンスで目を覚ました私は枕を思いっきり壁に投げ付ける事でストレスを発散する

そのまま何もしないのもアレので寝るときに来ているジャージから普段着にしているジャージに着替えるとたまには校内をランニングするため外に出る

玄「およ?穏乃ちゃんおはよう」

穏乃「あっ、おはようございます玄さん。今日は今から食事の準備ですか?」

玄「不覚ながら寝坊しちゃって…でも皆が来る頃には間に合わせるよ」

穏乃「お疲れさまです。頑張っ…『う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!』『キャァァァァァァ!』…悲鳴!?」

玄「とにかく行ってみよう」

穏乃「は、はい…だけど悲鳴が聞こえたけど何処に向かえば……玄さん?」

玄「確かこっちの方から聞こえたよ」

玄さんが悲鳴の聞こえたと言う方に歩き始めると私は急いでその後をついていく

穏乃「食堂?」

玄「入るよ」

しばらく歩いて行くと食堂に着き、玄さんと一緒に中に入ると厨房の入口に青い顔をしたえぐっちゃんと憧がいた

玄「二人ともどうしたの?」

セーラ「お、おい…あれ…」

憧「な、何でよ…」

私と玄さんはえぐっちゃんが指を指した方を見るため中を覗いた…そこには…

玄「キャァァァァァァ!」

穏乃「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」












胸に包丁を刺され、厨房の壁に凭れる掛かって死んでいる…超高校級の平凡 二条泉の変わり果てた姿だった









Chapter02 ~ヤサシサ~(非)日常篇 終

生き残り19人→18人


To be Continue?



(非)日常編が終わったところで本日は此処まで

次回から非日常編に入ります


それではまた明日更新します

モノクマ『死体が発見されました!一定の自由時間の後、学級裁判を行います!』

玄さんが確認し、私が確認した後に園城寺さんの時と同じアナウンスが流れた

照「高鴨さん、玄ちゃん、江口さん、新子さん」

穏乃「宮永さん…どうして此処に…」

照「昨日、徹夜で調べ物をしていたんだけど悲鳴が聞こえて、急いで向かって来たんだけど…途中にあのアナウンスが流れたけどどうして…」

玄「泉ちゃんが…死んでるの…」

照「…分かった。私は他の皆を呼んでくるから高鴨さん達は此処を動かないで」

食堂に入ってきて事情を聞いた宮永さんは残りの人達を呼びに行くため食堂を出ていった

残された私達はその場を動けなかった

起こってしまった…二回目の殺人事件…起こって欲しくなかったのに…










Chapter02 ~ヤサシサ~ 非日常編






淡「泉…」

宥「………」

仁美「………」

フナQ「………」

宮永さんが皆を呼んで来た後、厨房の光景を見て言葉を失う

それはそうだろう…殺人が起こってしまったのだから

菫「二回目の殺人事件か…フッ…捜査が楽しみだ」

いや…弘世さん…彼女一人を除いてだ

モノクマ「いやー。弘世さんとは気が合うかもね」

菫「黙れ。貴様と一緒にするな」

モノクマ「おぉ怖い怖い。それじゃあオマエラの電子生徒手帳にモノクマファイルをアップしておいたから捜査のために役立ててよ!」

それだけのために現れたモノクマはそれだけいい直ぐに姿を消した

セーラ「…何でや…何でやねん……何で殺人が起こんねん…」

憧「…知らないわよ…そんなの…」

穏乃「えぐっちゃん、憧。気持ちは分かるけど捜査しないと…」

菫「おい高鴨」

青い顔をしているえぐっちゃんと憧に声を掛けた時に弘世さんが声を掛けてくる

淡「シズノに何の用なのさ」

菫「聞きたいことがあるだけだ。高鴨、死体発見アナウンスが鳴った時、一番最後にアイツを確認したのは誰だ?」

穏乃「え?」

菫「二条の死体を最後に確認したのは誰だと聞いている」

穏乃「えっ…と……私のはずですけど…」

玄「そうだね」

菫「そうか……フッ…なるほどな」

私に質問して来た弘世さんは私の答えにそれだけ言い、直ぐに食堂を出ていった

淡「…一体何だったんだろう…」

穏乃「さぁ?」

照「弘世さん。何かに気付いたみたいだね」

哩「だがモノクマファイルを先に確認すべきぞ」

何かに気付いた様子の弘世さんが気になったが白水さんの言葉通り先にモノクマファイルを確認する


穏乃「え~と…モノクマファイルは…」

淡「はいシズノ。モノクマファイル」

穏乃「ありがとう大星さん」

淡「そろそろ電子生徒手帳の操作に慣れようよ…テルも」

穏乃「………」

照「………」

大星さんの言葉が胸に刺さったが今は見せてくれたモノクマファイルを確認する



モノクマファイル・Ⅱ

死亡者 超高校級の平凡 二条泉

死亡時刻 午後10時前

死体発見現場 食事の厨房

死因 胸に刃物を刺され死亡。胸に刃物が刺さっている以外に傷はない

は?ちょっと待て…

淡「え?午後10時前って事は…」

穏乃「夜時間前!?」

照「そうなるね」


コトダマ『モノクマファイル・Ⅱ』を入手しました


照「とにかく捜査をしよう。その前に見張りを立てないと…」

煌「…前回の事件の事ですね?」

照「うん。捜査中に偽装工作されても困るし」

哩「なら私と江口が見張る…それでよか?」

照「うん。お願いするね。荒川さんは検死をお願い出来るかな?」

憇「は、はい!」

照「大星さんは高鴨さんを手伝ってあげて」

淡「分かった!」

照「他の皆は--------」

…宮永さん…凄いなぁ…もうこの人がリーダーでいいんじゃないか?

淡「シズノ?」

穏乃「何でもない…捜査しよう」

淡「そうだね」

二条さんの事を知るのもあるけど弘世さんが何か知ってるぽいし…どうしよう…


1.厨房を調べる

2.他の場所を調べる

3.弘世菫を捜す

↓2

何処を捜査する?

1.二条泉の部屋(居る人物…松実宥、花田煌、亦野誠子)

2.空き教室(居る人物…鶴田姫子、新子憧、渋谷尭深)

↓2

二条さんの事も気になるけど…

穏乃「二条さんの部屋でも捜索してみよう」

淡「分かった。テル、此処は任せてもいい?」

照「分かった。後で何か報告する」



~二条の部屋~

宥「あれ?穏乃ちゃんに淡ちゃん?捜索に来たの?」

穏乃「はい。宥さん達はどうして此処に?」

煌「二条さんの部屋に何かしら手掛かりがあるかも知れないと思いますからね」

誠子「探してみないと分かりませんからね」

さて、どうしようかな…


1.二条泉の部屋を捜索する

2.話を聞く(いる人物+淡から洗濯)

3.やっぱり他の場所を捜す

↓2

1が選ばれたところで一旦此処まで

明日は朝から更新します

それでは

取り敢えず…二条さんの部屋に何か手掛かりがないか探してみよう

淡「う~ん…泉の部屋に特に手掛かりになりそうなの無いね」

穏乃「そんな事ないと思うけど……ん?」

淡「どうしたのシズノ?」

二条さんの部屋の机の上に何か置いてある

淡「なにそれ?」

穏乃「手紙みたいだね…」

机の上に置いてあった手紙を手に取ると内容を確認する


二条さんへ
お手紙ありがとうございます。私も少しお話をしたい事があるので空き教室に来てもらえませんか?

淡「コレって…」

穏乃「うん。この手紙を読んだ二条さんは空き教室に行ったんだろうな」

淡「でも『お手紙ありがとうございます』って書いてあるよね」

穏乃「多分、二条さんがこの手紙を書いた人物に手紙を出したんだろうな」

コトダマ『呼び出し状の手紙』を入手しました

ん~…他に何かあるかな?

1.二条泉の部屋を捜索する

2.話を聞く(居る人物&淡から選択)

3.他の場所を捜す

↓2

もう少し調べてみよう…

淡「ねぇシズノ。コレって日記じゃないかな?」

穏乃「まぁ、机に置いてあるしそうだろ…見てみる?」

淡「だね」

捜査のために無断で日記を見ていく

〇月×日
皆の機嫌が悪い…空気が悪くなってきてる。正直、何とかしないとこのままじゃ…


〇月□日
江口と新子のストレスが爆発した。何とかこの空気を変えないと…あの人が私の意見に賛同してくれて助かった…コレで…皆のために…


穏乃「………」

淡「………」

日記の最後にはそう書いてあり私と大星さんはそこまで見た後、静かに日記を閉じた

淡「シズノ…泉は…」

穏乃「言わなくても分かってる…(それにしても日記に書いてたあの人って誰だ?)」

コトダマ『二条泉の日記』を入手しました


次はどうしよう…

1.話を聞く(いる人物と淡から選択)

2.他の場所を捜す

↓2

上がってないみたいなので安価↓

何処を捜査する?

1.厨房(居る人物…照、憩、玄、セーラ)

2.空き教室(居る人物…姫子、憧、尭深)

3.菫を捜す(淡に探してもらうのも可)

↓2

二条さんの部屋はもう何か見付からないかも知れないな…

穏乃「それじゃあ宥さん、花田さん、亦野さん。捜査頑張って下さい」

宥「うん。他に解ったことがあったら教えるね」

穏乃「はい」

淡「シズノ。次は何処を捜査する?」

穏乃「取り敢えず手紙と日記に書いてあった空き教室に行こうかと思ってるけど…」

淡「けど?」

穏乃「大星さんには弘世さんを探して来て欲しいんだ」

淡「…菫を?」

うわぁ…露骨に嫌そうな顔してるよ…大星さん、弘世さんが苦手だからなぁ…でも…

穏乃「弘世さんは何か知ってるみたいだったし情報が聞けるかも知れないしさ」

淡「むぅ~」

穏乃「それに大星さんは私を手伝ってくれてるんだからお願いしたいんだ」

淡「…うん。分かったよ。それじゃあ行ってくる」

穏乃「うん」

弘世さんを探しに行った大星さんを見送り空き教室に向かった


~空き教室~

空き教室に行くと憧と鶴田さんと渋谷さんがいた

憧「あっ、どうしたのシズ?捜査?」

穏乃「まぁ、そんなところ…」

さて…どうしようかな…

1.空き教室を捜索する

2.話を聞く(居る人物から選択)

3.やっぱり他の場所を探す

安価付け忘れ

↓2

穏乃「この教室を隅々まで探してみるか」

空き教室に着くと憧や鶴田さん達と一緒に隅々まで探すことにした

姫子「あれ?」

穏乃「鶴田さん。どうしたんですか?」

姫子「此処って使われてない教室のはず」

憧「そうね」

姫子「けどコレは何やろ?」

教室の端っこの方で何かを見付けた鶴田さんがそれを見せてくる

穏乃「小さな赤い玉の髪留めと黄色い糸屑?」

姫子「うん。使ってないから落ちてるのはおかしか」

穏乃「そうですね…」

尭深「どうしたの?」

穏乃「いえ…その髪留めと黄色い糸屑…見覚えがあるような…」
コトダマ『赤い玉の髪留め』を入手しました

コトダマ『黄色い糸屑』を入手しました

穏乃「………」

憧「どうしたのよ?」

穏乃「何でもない…」

う~ん…本当に見覚えがあるんだけど…

気になるけど…どうしようかな…


1.話を聞く(居る人物から指定)

2.他の場所を捜査する


↓2

穏乃「憧。聞きたいことがあるんだけど」

憧「何を聞きたいの?」

何を聞こうかな…

1.泉を発見した時の状況

2.昨夜、何をしていたか?

3.ごめん。話し掛けただけ

↓2

上がってないみたいなので

安価↓2

穏乃「二条さんを発見した時の状況を聞きたいんだけど…」

憧「………」

穏乃「憧?」

憧「大丈夫…大丈夫だから…」

顔色が悪い…死んでいる二条さんを発見した時を思い出したんだろう

憧「えっと…泉を発見した時の状況だったわね……朝の校内放送が入る前に起きて、喉が渇いたから飲み物を取りに食堂に行ったのよ。だけどまだ朝の校内放送がなってなかったから食堂の前で待ってる時に江口セーラに会ったわね。昨日の事があったから互いに口論になりかけたけど何とか治めたわ」

穏乃「それで?」

憧「7時になって食堂に入って飲み物を取りに厨房に行ったら…泉が…死んでたのよ…そして悲鳴をあげて…」

穏乃「分かった。ありがとう」

憧「…うん」

穏乃「最後にもう一つ…昨日、二条さんに最後にあったのはいつ?」

憧「…9時50分ごろ…だったはず…私が個室に戻ろうと食堂を出ようした時に…」

穏乃「ありがとう憧」

憧「…うん…」

憧には悪いことしちゃったなぁ…

次はどうしよう…

1.話を聞く(居る人物から指定)

2.他の場所を捜査する


↓2

穏乃「鶴田さん。ちょっといいですか?」

姫子「ん?何か用?」

穏乃「はい。今回の事件で何か気付いた事はないかなって思って…」

姫子「気付いた事?…う~ん…」

穏乃「何でもいいんです」

姫子「う~ん……あっ、そう言えば…何かおかしな事を感じたんやけど…」

穏乃「おかしな事?」

姫子「うん。渋谷や鷺森達はおそらく自殺って言ってるんやけど…何か違うような…」

穏乃「何か違う?」

姫子「うん……もし高鴨やったら包丁や刃物を使って自殺するんやったらどうする?」

穏乃「え?……なんでそんな質問を…」

姫子「もしもの話やけん…」

穏乃「意味ありげで怖いんですけど…そうですね…私なら包丁や刃物を使うなら首筋か手首を切り……あれ?」

姫子「気付いた?」

穏乃「はい。首筋何かの神経の多い場所なら確実なのに…何でわざわざ胸を刺したんだろう?」

姫子「不自然やなか?」

穏乃「確かに…って事は…」

姫子「多分、二条は殺された可能性が高か」

コトダマ『鶴田姫子の証言』を入手しました

穏乃「あっ…憧のをメモ忘れてた…」

コトダマ『新子憧の証言』を入手しました


さて…どうしよう…


1.尭深から話を聞く

2.他の場所を捜査する

↓2

何処を捜査する?

1.厨房(居る人物…照、哩、憩、玄、セーラ)

2.トラッシュルーム(居る人物…灼、美子、仁美)


↓2

2が選ばれたところで本日は此処まで

載せてはいませんが全員の服装も考えてあります

それではまた明日更新します

そろそろ別の場所でも捜索してみるか…

憧「ん?シズ。そろそろ行くの?」

穏乃「うん。他にも調べたい所あるし」

憧「そう…」

姫子「他に何か分かったら教えるけん」

穏乃「はい。お願いします」

尭深「また後でね」




~トラッシュルーム~

何か初めて来るな此処…

灼「穏乃?捜査?」

穏乃「はい」

美子「協力すっとよ」

仁美「ズズー」

…何処から持って来たんだあのジュース?

さて…どうするかな…

1.トラッシュルームを調べる

2.話を聞く(居る人物から指定)

3.やっぱり他の場所を捜す


↓2

穏乃「灼さん。ちょっといいですか?」

灼「穏乃?何?どうしたの?」

さて…何を聞こうかな…

1.昨日の夜何していたか

2.昨日、怪しい事はなかったか

3.今回の事件について気付いた事

付け忘れ

↓2

穏乃「昨日の夜は何をしてました?」

灼「昨日?昨日は宮永に薦められた本を読んでたけど?」

穏乃「個室でですか?」

灼「うん。気紛れで行った図書室で何か読もうと思うと探してたら調べ物をしていた宮永が薦めてくれた」

穏乃「因みに宮永さんは?」

灼「覚えてるはず…会話もしたし。勧められた本を取った後は迷惑掛けたら悪いと思ってすぐに帰った」

穏乃「なるほど…」

コトダマ『鷺森灼の証言』を入手しました

他はどうしようかな…

1.トラッシュルームを調べる

2.話を聞く(居る人物から指定)


↓2

穏乃「江崎さん。聞きたいことがあるんですけどいいですか?」

仁美「ん?あぁ…」

穏乃「今回の事件で何か気付いた事か感じた事ってないですか?」

仁美「気付いた事か感じた事か……そうやね…そう言えば…関係ない事かもしれんが昨日、二条が誰かと口論しとったけん」

穏乃「二条さんが?それは何処でですか?」

仁美「確か空き教室やったはずやけん。多分、その口論の末に二条は殺されたかも知れん」

穏乃「でも何で厨房で?」

仁美「それは分からん…何でやろな」

穏乃「う~ん…」

コトダマ『江崎仁美の証言』を入手しました

う~ん…次はどうしようかな…

1.トラッシュルームを調べる

2.話を聞く(残りの人物)

3.他の場所を捜査する

↓2

トラッシュルームを調べてみるか…

穏乃「あれ?コレ何だろう?」

仁美「布の切れ端みたいやね…けど何かわざと切ってあるみたいやけん…」

灼「あっ…これ多分エプロンと三角巾の切れ端…」

穏乃「エプロンと三角巾?」

灼「多分…おそらくそうだと思…」

穏乃「何でこんな所に…」

コトダマ『エプロンと三角巾の切れ端』を入手しました

あれ?でもこのエプロン…何処かでみたぞ

次はどうしようかな…

1.話を聞く(残りの人物)

2.他の場所を捜査する

↓2

何処を捜査する?

1.厨房(居る人物…照、哩、憩、玄、セーラ)

2.淡と合流する

↓2

哩と照に今分かってることを話してまとめてく

もう此処はいいかな

穏乃「それじゃあそろそろ行きますね」

灼「うん…何分かった事があったら教える…」

穏乃「はい。お願いします」






~厨房~

取り敢えずまだ調べてない厨房に戻って来たけどどうしようかな…

照「高鴨さん。此処の操作に戻って来たの?」

穏乃「はい。まだ此処は調べてないですし」

哩「ん?大星がおらんとね」

穏乃「大星さんには弘世さんを探してもらってるので」

照「なるほど…」

さて…どうしようかな…

1.厨房を捜査する

2.話を聞く(照、哩、憩、玄、セーラから選択)

3.>>410

↓2

穏乃「玄さん。ちょっといいですか?」

玄「ん?どうしたの穏乃ちゃん?」

さて…何を聞こうかな…


1.昨日の夜何していたか

2.昨日、怪しい事はなかったか

3.…特に用はない…

↓2

穏乃「昨日の夜は何をしてました?」

玄「昨日?う~ん…昨日の夜はいつも通り洗い物をしていたよ。昨日は少し夕食が遅くなったから遅かったけど」

穏乃「確かに遅かったですよね」

玄「うん…でも洗い物をしている途中で9時から10分位は厨房を抜けたよ。結構汚れが酷いからしばらく浸けておこうと思って」

穏乃「ふむふむ」

玄「それから夜時間直前に洗い物が終わって部屋に戻ったんだ」

穏乃「それって何時ごろですか?」

玄「確か…夜時間の10分前かな?憧ちゃんが出ていった後に出ていったから」

穏乃「なるほど……えっと聞きたいんですけど昨日、二条さんに最後に会ったのはいつですか?」

玄「え~と…食器を浸け置きしてる間だよ。その後は見てないよ」

穏乃「分かりました。ありがとうございます!」


コトダマ『松実玄の証言』を入手しました

玄「あっ、穏乃ちゃん」

穏乃「何ですか?」

玄「これおにぎりだけど…捜査の片手間にでも食べて。ほら、今日はみんな朝食食べてないし」

穏乃「はい!ありがとうございます!」


さて…次はどうしようかな…

1.厨房を捜査する

2.話を聞く(居る人物…照、哩、憩、セーラから指定)

3.>>410

↓2

厨房を捜査してみるか…

穏乃「包丁が一本無いって事は此処の包丁が凶器か…」

照「間違いないね」

穏乃「えっと…他には…」

哩「厨房は荒らされてる様子もなか。二条の衣服の乱れもないし…争った様子も見れんね」

穏乃「あれ?でも、普通は殺されると分かったら抵抗しませんか?」

照「普通はするだろうね…でも…何か引っかかる…」

哩「何かってなんね?」

照「解らない…でも違和感があるのは違いないんだけど…」

穏乃「う~ん…」

その違和感が解らない…

コトダマ『厨房の状況を』を入手しました


…次はどうしようかな…

1.話を聞く(照、哩、憩、セーラから選択)

2.>>410

3.淡と合流する*

付け忘れ

安価↓2

穏乃「えぐっちゃん。少し聞きたいんだけど…」

セーラ「なんや?何が聞きたいねん?」


何を聞こうかな…

1.泉を発見した時の状況

2.何か怪しい事はなかったか

3.今回の事件で気付いた事

↓2

穏乃「二条さんを発見した時の状況を聞きたいんだけど…」

セーラ「………」

憧の時と同じ様にその話を聞こうとするとえぐっちゃんも青ざめる

穏乃「大丈夫?」

セーラ「あ、あぁ…二条発見した時の状況やったな…そやな今日は朝の校内放送がなる前に目を覚ましてストレス発散をするために今日は校内をランニングしてたんや」

同じ事考えてたんだ…

セーラ「ランニングが終わって喉が渇いたから何か飲もうとおもて食堂に行ったんやけどまだ開いてんかってな…その時に食事の前で先におった新子に会ったんや」

穏乃「その時に会話は?」

セーラ「してへん。昨日の事もあったしな…それで7時になって飲み物を取りに厨房に行った時に二条を見付けたんや」

穏乃「ふむふむ…」

セーラ「あっ?そう言えば…今日ランニングしてた時、トラッシュルームを誰かが開けて入ってたで」

穏乃「それは誰かは」

セーラ「覚えてない…見たんも一瞬やったしな…」

穏乃「なるほど。最後に一つ…最後に二条さんを見たのは?」

セーラ「確か…昨日の9時過ぎやったな…何か空き教室に入ってったけど…」

穏乃「分かった。ありがとう」

コトダマ『江口セーラの証言』を入手しました

コトダマ『新子憧の証言』と『江口セーラの証言』を『新子憧と江口セーラのアリバイ』にアップデートしました


さて…次はどうしようかな…

1.話を聞く(居る人物…照、哩、憩から選択)

2.>>410

3.淡と合流する※

↓2

穏乃「宮永さん、白水さん。少し話したい事があるんですけど…」

照「何?」

哩「どうかしたとね?」

宮永さんと白水さんに声を掛けて、他の場所を捜査して分かった事を二人に話した

照「なるほど…他の場所ではそんな事が分かったんだ…」

哩「でも何で私達に話そうと思ったと?」

穏乃「お二人の意見を聞いて纏めようと思って…」

哩「なるほど…」

照「まず二条さんは間違いなく殺人だろうね…鶴田さんの証言で間違いないだろうし」

哩「なら二条を殺害した犯人は昨日、空き教室で口論していた相手に間違いなか」

照「だとすると間違いなく手紙で呼び出した相手だね」

穏乃「それから犯人は厨房で二条を殺害した…って事ですね」

哩「ん?」

照「おかしい…」

穏乃「どうかしたんですか?」

哩「いや…纏めてみたのはいいが…」

照「何がおかしい……高鴨さん。証言をとったのは誰だっけ?」

穏乃「えっと…憧、玄さん、灼さん、えぐっちゃん、江崎さん、鶴田さんですけど…」

照「なるほど…昨日、出会った鷺森さんを除いてだけどこの中の誰かが嘘の証言をしてる可能性が高いかな」

穏乃「え?」

照「その可能性が高いだけだよ」

哩「後は裁判の時に指摘すればよか」

穏乃「わかりました」

コトダマ『宮永照と白水哩の纏めた証言』を入手しました

さて…次はどうしようかな…

1.話を聞く(憩のみ)

2.淡と合流する※

↓2

話しを聞いてる最中と聞き終わったの違いとかかな?
もしくは菫に何か吹き込まれて次の殺人の何かに関わるとか

※は選んだら探索終了じゃなかったっけ。

>>434
それはまた後で分かります


>>436
そうです。※は選ばれたところで捜査が終了です

穏乃「荒川さん。少し聞きたいことがあるんですけど…」

憇「何ですか?」


さて…何を聞こうかな…

1.泉の検死結果を聞く

2.昨日の夜は何をしていたか

3.今回の事件で気付いた事

↓2

穏乃「二条さんの検死結果を聞きたいんですけど…」

憇「分かりました。…二条さんを検死した結果ですが胸に刃物を刺された以外に他の外傷はありません」

穏乃「自殺の可能性は?」

憇「それはないと思います。自殺にしては包丁が刃の深いところまで刺さってるのでまずありえません。確実に殺人ですね」

穏乃「なるほど…」

憇「そして衣服の乱れもないことから争った形跡もありませんし…何よりピンポイントで胸をだけを狙われてます…そしてあれだけ深く包丁を刺されたら確実に即死です」

穏乃「…ありがとうございました荒川さん」


コトダマ『荒川憩の検死結果』を入手しました

さて…そろそろ大星さんと合流するかな…

此処から自動で行きます


照「高鴨さん。行くの?」

穏乃「はい。そろそろ大星さんと合流して話を聞こうと思って…」

照「うん。分かった。だけどそろそろ時間的にもモノクマが放送を入れて来るかも知れないから急いだ方がいいかも」

穏乃「そうですね…それじゃあ行ってきます」

宮永さんに言われ捜査時間がそう残っていないことを知ると厨房を出て、大星さんを捜す

一階を探していると赤い扉の近くに大星さんと弘世さんを見付けた

淡「あっ…シズノだ」

何だろう…大星さんが疲れた顔してる…

菫「随分と遅いな高鴨。捜査にでも手間取っていたか」

穏乃「…そんなところです」

菫「…まぁいい。それより高鴨…私に聞きたいことがあるんだろう」

穏乃「はい。どうして二条さんを発見した時にあんな事を聞いたのかと思って…」

菫「…そんな事か……大星。お前も聞いておけ」

弘世さんは一度ため息を吐くと知ってる事を話してくれた

菫「死体発見アナウンスだ。あれは原則三人以上の目撃者が現れると鳴るようになっているらしい」

穏乃「三人以上…」

すると私に憧に玄さんにえぐっちゃんか…

菫「だが死体発見アナウンスは目撃者の中に含まれない」

穏乃「え?」

淡「って事は…」

菫「死体を発見した四人の中にクロが居ると言うことだ」

弘世さんの言葉を聞いた瞬間、私の背中を冷や汗が流れる

菫「だが高鴨。最後に死体を発見したお前は犯人ではない」

穏乃「つまり…えぐっちゃん、憧、玄さんの誰かが犯人!?」

菫「そう言う事だ」

コトダマ『弘世菫の証言』を入手しました

モノクマ『ウププ!ボクも暇になったのでそろそろ学級裁判を始めたいと思います。それではオマエラ、赤い扉の前にお集まり下さ~い!』

と言われても既に赤い扉の前なんだが…

淡「ごめんシズノ…今回、全く捜査出来てないから役立てそうもない…」

穏乃「いいよ。前回は大星さんに任せっきりだったから今回は任せてよ」

淡「うん…そうする」

大星はそう言うものの険しい表情をしている

穏乃「どうかした?」

淡「あっ…うん。今回、シズノは泉が死んでるのを発見したんだよね?」

穏乃「そうだけど?」

淡「どうやって死んでる泉を発見したの?」

穏乃「え?…それは悲鳴が聞こえて玄さんについていって…」

淡「だとしたら少しおかしいよ」

穏乃「何がだよ」

淡「個室は完全防音だから悲鳴は聞こえないけど廊下や二階に居たら悲鳴は聞こえるでしょ?」

穏乃「そうだけど…」

淡「だったら何で玄は悲鳴が聞こえた方向が分かったのかな?今は二階もあるのにさ」

穏乃「あっ…確かに…」

淡「何かがおかしい…」

穏乃「………」

コトダマ『大星淡の証言』を入手しました


大星さんがそう言った後、全員が赤い扉の前に集まり、エレベーターが現れる

私達はエレベーターに乗り込み、誰も喋らない重い空気の中、裁判所に着くのを待つ

そして裁判所に着くと扉が開き、私達は前回と同じ証言台に着く

前回と同じ風景…だが裁判所には清水谷さんと二条さんの写真が追加されていた

穏乃(また増えるのか…)

そんな事を思いながら…私達の命を賭けた二度目の命懸けの裁判が始まる

穏乃(間違える訳にはいかない!)








学・級・裁・判 開廷!






コトダマ一覧

『荒川憩の検死結果』
二条泉の体には胸に包丁が刺さって出来た傷以外は外傷はない
衣服の乱れもないことから無抵抗で即死だったと伺える

『赤い玉の髪留め』
空き教室に落ちていた髪留め。鶴田姫子が見付けた
使われてない教室に落ちていたため誰かが落としたもの

『黄色い糸屑』
空き教室に落ちていた糸屑。鶴田姫子が見付けた
使われてない教室に落ちていた物で誰かの衣服の物だと伺える

『新子憧と江口セーラのアリバイ』
お互いに朝の校内放送の前に目を覚まし、まだ開いていない食堂の前で出会っている。そして7時に二人で死んでる二条泉を発見している
一番目と二番目の目撃者
また、憧は昨夜の夜時間前、セーラは9時過ぎに二条泉を目撃している

『呼び出し状の手紙』
二条泉の個室の机に置いてあった手紙。内容から誰かから差し出された物で二条泉がその相手に手紙を出した返事に違いない

『二条泉の日記』
二条泉の個室の机に置いてあった日記。全体の雰囲気が悪くなっていたのを感じていたらしく、内容から空気を変えるために誰かと殺人を計画していた事が伺える

『江崎仁美の証言』
昨夜、空き教室で二条泉が誰かと口論しているのを目撃している。相手は呼び出した人物だと思われる

『鷺森灼の証言』
昨夜は個室で図書室で借りた本を読書していた
図書室で調べ物をしていた宮永照に薦められた物でお互いに面識はあり、会話もしている

『鶴田姫子の証言』
何人かが自殺だと言うなか、殺人だと言っている
自殺にしてはあまりにも不自然なため、おかしいと証言している

『エプロンと三角巾の切れ端』
トラッシュルームに落ちていた。何故かわざと切られたように見える

『厨房の状況』
荒らされた形跡もなくかなり綺麗。包丁が一本無くなっていることから凶器で間違いない

『松実玄の証言』
昨夜は夜時間直前まで洗い物をしていた。夕食が遅かったため終える時間も遅く、厨房を出ていったのが夜時間10分前らしく、その時に食堂を出ていく新子憧を見ている
また、昨夜は洗い物を浸け置きしている間に二条泉に会っている

>>445の続き

『弘世菫の証言』
死体発見アナウンスが三人以上目撃で鳴るタイミングを知っていた
アナウンスには犯人を含まれないと言うことをモノクマから聞いており目撃者である新子憧、江口セーラ、松実玄、高鴨穏乃の内、最後に目撃した高鴨穏乃以外の三人の誰かが犯人だと言っている

『大星淡の証言』
二階に居ても一階からの悲鳴が聞こえる事は知っているため、迷わずに悲鳴の聞こえた方向が分かった松実玄を何かがおかしいと証言している

『宮永照と白水哩の纏めた証言』
宮永照と白水哩に捜査した事を話した結果、何かがおかしいと証言している
また宮永照は昨夜、面識のある鷺森灼を除いて…新子憧、江口セーラ、江崎仁美、松実玄、鶴田姫子の誰かが嘘の証言を言っていると指摘している

学級裁判が始まった所で本日は此処まで

もう犯人が誰か分かった方もいらっしゃると思いますが…

それではまた明日更新します

モノクマ「ウププ!始まっちゃいましたね二度目の学級裁判が!」

穏乃「………」

淡「………」

モノクマ「どうしたのさ?そんな怖い顔して」

菫「どうでもいいだろう。さっさと始めるぞ」

モノクマ「はいはーい!それでは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう! 学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!。オマエラ、存分に議論し合って下さい」

宥「何を話していくべきかな?」

哩「まずは分かる範囲の事をはっきりとさせっと」

照「その方がいいね」

《ノンストップ議論開始》

照「今回の被害者は【超高校級の平凡 二条泉さん】」

哩「胸を刺されて死んでいたな…」

灼「おそらく『自殺だと思われ…』」

淡「う~ん…自殺だったら何かおかしいような…」

尭深「気のせいじゃないの?」

『』又は【】を>>445>>446のコトダマを使い論破せよ!

↓2

穏乃「それは違います!」

『自殺だと思われ…』←『鶴田姫子の証言』BLACK!

穏乃「それは違います灼さん」

灼「え?」

穏乃「二条さんは自殺じゃないんてす。殺害されたんです」

宥「どうして言い切れるの?」

穏乃「自殺にしてはあまりにも不自然なんです」

玄「不自然?」

穏乃「はい。鶴田さんに聞かれたんです。もし私が自殺するならどうするかと…」

淡「何聞いてるのさヒメコ!?」

姫子「捜査に必要な事やけん」

穏乃「…鶴田さんに聞かれた後、私はこう答えたんです…『首筋か手首を切る』って…」

照「そうか…神経の多い場所で急所もある」

哩「だが胸を刺して自殺するには狙いが付けにくいな」

穏乃「そうなんです」

セーラ「じゃあ、二条は誰かに殺されたって事かいな」

穏乃「そうなんです」

憧「じゃあ、誰が?」

照「議論で明らかにしよう」

ここ最近のたのしみにしてる

>>457
ありがとうございます


《ノンストップ議論開始》

仁美「二条が自殺じゃないって事は分かったけん」

美子「殺人って言うのが信じられんけど…」

玄「でも一体誰が?」

フナQ「それが分からんから議論するんでしょう?」

憇「でも【誰が何のために二条さんを?】」

照「『何か理由があって二条さんを殺害…』じゃないかな?」

セーラ「理由ってなんやねん…」

『』又は【】を>>445>>446のコトダマを使い論破…または賛成せよ!

↓2

穏乃「それに賛成です!」

『何か理由があって二条さんを殺害…』←『江崎仁美の証言』

穏乃「二条さんはきっと何か理由があって殺害されたんです」

憩「理由って何ですか?」

穏乃「それはきっと口論の末…だと思います。きっと二条さんは殺害される直前まで誰かと一緒にいたんです」

玄「でも、二条さんは誰と口論したのかな?」

穏乃「それは…」

きっとあれヒントだ!

>>445>>446のコトダマから正解を探せ!

↓2

穏乃「コレです!」

『呼び出し状の手紙』

穏乃「二条さんは口論をした人から呼び出しの手紙をもらってるんです」

憧「呼び出し状?なんでまたそんなの」

淡「話をするためだよ。泉の部屋に置いてあった手紙は相手から返事だったんだよ」

憧「ふ~ん…」

哩「だが…なぜで二条は殺されたか分からん…」

穏乃「それさ口論の末に…」

フナQ「不確定すぎですね」


セーラ「次行こか…」

《ノンストップ議論開始》

宥「泉ちゃんは呼び出した人と何を口論していたのかな?」

フナQ「さぁ?何でしょうね?」

誠子「なんだよその意味ありげな言い方…」

淡「う~ん…本当に口論かな?」

菫「何を言っている?『口論の末の縺れ合い』だろう」

玄「そうかな?」

菫「違いないだろう。だからこそ夜時間直前に死体の見付かりにくい厨房に移り、【争った末に二条を殺害したんだろう】」

『』又は【】を>>445>>446のコトダマを使い論破…又は賛同せよ!

↓2

穏乃「それは違います!」

『争った末に二条を殺害した』←『荒川憩の検死結果』BLACK!

菫「何だと?」

穏乃「二条さんは争って殺害されたわけじゃないんです」

照「弘世さんは厨房にいたのが少しだけだったから知らないかもしれないけど…厨房は争った様子もなかったし、二条さん自信にも衣服の乱れもなかったから抵抗した様子もない」

哩「それに抵抗されたら包丁はあんなに胸に深く刺さらん。つまり争った末の殺害はあり得んと」

菫「…フン。認めてやろう」

姫子「でも何で二条は厨房で殺害されたと?」

照「多分、包丁が凶器になるからじゃないかな?」

淡「…ッ…」

穏乃「………」

宮永の言葉に私達は険しい顔をする

…包丁…今回の事件、そして園城寺さんの時に使われた凶器だからだ…

淡「…次に行こうよ。まだ分からないことがあるし」

姫子「そやね」

灼「二条を殺したのは誰?」

フナQ「答えるわけないでしょう?」

セーラ「確かにそれはないよな…今回は前回と違ってシャイニングメッセージすらないしな」

淡「輝いてどうすんのさ…」

憧「でも特に手掛かりだってないわけだし【誰が怪しいか何てわからないじゃない!】」

仁美「そんな事なかやろ」

淡「全くもって…」


【】を>>445>>446のコトダマを使い論破せよ!

↓2

↑《ノンストップ議論》です

再安価↓2

穏乃「それは違うよ!」

『誰が怪しいか何てわからないじゃない!』←『弘世菫の証言』BLACK!


憧「何が違うのよ」

穏乃「いや怪しい人はいるんだよ」

照「誰が怪しいの?」

穏乃「…それは…」

菫「怪しい奴は新子、江口、松実玄、高鴨の四人だ。」

憧「…え?」

セーラ「…は?な、何言っとんねん」

玄「………」

穏乃「………」

弘世さんの言葉に憧、えぐっちゃんは顔を青くし、玄さんは言葉を失う

菫「ただし、高鴨は省くがな」

憧「ち、ちょっと…何でそんな事が言えるのよ…」

菫「簡単な事だ。死体発見アナウンスだ」

照「どういう事?」

菫「…モノクマ。貴様、他の連中に説明していないのか…」

モノクマ「誰も聞いて来なかったから説明を忘れてたよ。それじゃあ説明するね。死体発見アナウンスは原則として三人以上の目撃者が現れたら鳴るようになってるの」

照「三人以上って事は三人が発見したら鳴るんだよね?」

モノクマ「そうだよ!そして宮永さんが次に聞こうとしてることも教えるね。死体発見アナウンスに三人以上が発見したら鳴りますがその中にクロは含まれません!」

憧「なっ!?」

セーラ「はぁ!?」

玄「…なるほど…穏乃ちゃんで鳴ったから含まれないんだね」

菫「そう言う事だ。後はお前達三人の中から絞り出すだけだ」

穏乃「………」

照「…あまり気は進まないけど…次に行こう」

《ノンストップ議論開始》

照「後は三人の中から犯人を見付けるだけだけど…」

憧「わ、私じゃない!私じゃないから!!」

セーラ「俺もちゃう!!」

玄「…疑われてる限り言い訳も意味ないと思うけど…」

憧「私はただ7時に食堂に行って泉を発見しただけよ」

セーラ「俺も新子と一緒や!」

菫「フン。どうだかな」

宥「泉ちゃんを最後に見たのは?」

セーラ「お、俺は『9時過ぎや。空き教室に入って行くのを見た』」

憧「わ、私は『夜時間直前に食堂に入って行くのを見たわ』」

玄「…私は【9時30分頃…少し厨房を離れてる時に】」

哩「全員時間がバラバラか…」

淡「う~ん…【皆、正直で嘘をついてるのはなさそう】だよね…」

『』又は【】を>>445>>446のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「いや…何で私のそうなるのさ。ってかそれはまだ早いでしょ」

しまった…間違えた…

発言力5→4

《ノンストップ議論開始》

照「後は三人の中から犯人を見付けるだけだけど…」

憧「わ、私じゃない!私じゃないから!!」

セーラ「俺もちゃう!!」

玄「…疑われてる限り言い訳も意味ないと思うけど…」

憧「私はただ7時に食堂に行って泉を発見しただけよ」

セーラ「俺も新子と一緒や!」

菫「フン。どうだかな」

宥「泉ちゃんを最後に見たのは?」

セーラ「お、俺は『9時過ぎや。空き教室に入って行くのを見た』」

憧「わ、私は『夜時間直前に食堂に入って行くのを見たわ』」

玄「…私は【9時30分頃…少し厨房を離れてる時に】」

哩「全員時間がバラバラか…」
淡「う~ん…【皆、正直で嘘をついてるのはなさそう】なんだよね…」

『』又は【】を>>445>>446のコトダマを使い論破せよ!

↓2

発言力4→4.5

穏乃「それは違うよ!」

『皆、正直で嘘をついてるのはなさそう』←『新子憧と江口セーラのアリバイ』BLACK!

淡「へ?」

穏乃「一人だけ…一人だけ嘘をついてるんだ…」

宥「それって?」

穏乃「そうですよね…玄さん」

玄「………」

私の言葉に全員が一斉に玄さんの方を向く

玄「…どうして私が嘘をついてると思うの?」

普段の明るい声と違い、かなり冷たく低い声でそう言った冷めた目をした玄さんに私は少し恐怖を感じたが関係なかった

穏乃「…憧は食堂を出ていったのが夜時間前…玄さんはその後で出て行ったって言いましたよね?」

玄「…うん。言ったね。それで何?何が違うの?」

穏乃「だとしたらおかしいんです。夜時間直前に二条さんが食堂に入って行くのを見ている憧の後に出て行ってる玄さんが二条さんを見てないのはおかしいんです!」

玄「………」

その言葉に玄さんは黙ったまま冷めた目で私を見つめ、宮永さん、白水さん、弘世さん以外の他の人達はハッとする

菫「沈黙は肯定と受け取るが?」

玄「…いいよ。嘘をついたのは本当だから……でも、疑問はまだ残ってるよ?」

穏乃「………」

照「…玄ちゃんの言う通り…先に謎を全て解こう…」

《ノンストップ議論開始》

淡「謎…って…何を解くのさ?」

玄「…二条さんが呼び出した相手に決まってるでしょ?」

菫「だが松実玄。今はお前以外には考えらr…『それが?』…」

玄「…だからそれが何?私は確かに二条さんに会ったけど二条さんが呼び出した相手とは限らないよねぇ?」

宥「玄ちゃん…」

玄「…【私が二条さんに呼び出されたって証拠はあるの?】あるなら出してみてよ」

証拠……ならあれだ!

>>445>>446のコトダマを使い【】を論破せよ!

↓2

今気付いたけどBLACKになってる理由ってなんかあるのだろうか

発言力4.5→5

穏乃「それは違います!」

『私が二条さんに呼び出されたって証拠はあるの?』←『赤い玉の髪留め』BLACK!


穏乃「証拠ならあります」

玄「…へぇー」

淡(あれ?セリフ取られたような…)

穏乃「空き教室に落ちていたこの赤い玉の髪留め…コレって玄さんのじゃないですか?」

玄「………」

穏乃「それとこの黄色い糸屑…コレは玄さんの着ている服のじゃないですか?」

玄「………」

穏乃「答えて下さい玄さん!」
玄「…そうだよ。その髪留めと糸屑は私のものだよ?それがどうしたの?」

穏乃「え?」

玄「…それだけじゃ証拠にならないと思うけど?確証持てる?」

穏乃「う、うぅ…」

玄「…………別の場所にも置いてあったんだけどな…」ボソッ

穏乃「え?」

今、玄さんは何て言ったんだ?

玄「………他の証拠なんて『どこにも』ないよ」

>>489

BREAK!ですね…ただ単純にミスりました(汗)

すみません…m(_ _)m

学級裁判もいよいよ大詰めですが本日は此処まで

クロチャーの服装はお察しの通りインハイの時のものです

最後に今回のオシオキは穏乃視点が終わった後に犯人視点で見ますか?


それではまた明日更新します

おやすみなさいm(_ _)m…zzz

《ノンストップ議論開始》

菫「何を言っている。証拠はないだと?」

玄「…確かにあの髪留めと糸屑は私の物だけど他に証拠はないよ?」

菫「………」

煌「ですがほとんど認めているではないですか」

玄「…出されたから答えてるだけだよ?それがどうかしたの?」

煌「………」

玄「…私が二条さんを殺害した証拠はあるの?【何処にもおかしな行動もしてなかったはず】だよ?」

憧「た、確かに…」

淡「………」

いや…あったはずだ。おかしな行動が!

>>445>>446のコトダマを使い【】を論破せよ!

↓2

穏乃「それは違います!」

『何処にもおかしな行動もしてなかったはず』←『大星淡の証言』

玄「…何が違うの?」

穏乃「…玄さん。どうして朝、悲鳴が聞こえた時、その方向が分かったんですか?」

玄「………何が?」

淡「………」

穏乃「朝は疑問に思って無かったんです…でも、大星さんの証言を聞いて気付いたんです…今は二階も解放されてるのにどうして食堂から悲鳴が聞こえたのが分かったんですか?二階かも知れないのに」

玄「………」

憧「そ、そう言えば…」

セーラ「確かに…」

間違いを指摘した私を玄さんは冷めた目で無言でじっと見つめ、憧とえぐっちゃんは気付く

穏乃「悲鳴が聞こえた方向を知っていたから簡単に分かったんじゃないですか!」

玄「………」

穏乃「玄さん…答えて下さい…私は知りたいんです…」

玄「………ハァ……もういいよ…そうだよ。知ってたよ…」

淡「じゃあ…」

玄「………うん…そうだよ…」

宥「玄ちゃん!?」

玄「……もう言い訳しないよ…穏乃ちゃん…」


穏乃「……コレが事件の真相です!」

《クライマックス推理》

穏乃「今回の事件は動機が出され、全体の雰囲気が悪くなってきた事が始まりなんです」

穏乃「私達全員の空気が悪くなってきた事に心を痛めていた犯人は空気を変えるために殺人を決意したんです」

穏乃「だけど同じように全員の空気が悪くなってきた事に心を痛めていたのは犯人だけじゃなかったんです。それが殺害された二条さんです」

穏乃「同じ事を考えていた二条さんは犯人に手紙を出したんです。それが呼び出しの手紙です」

穏乃「手紙を受け取った犯人は二条さんに返事を書き、秘密裏に殺人を二人で計画していったんです…それは二条さんの日記に書いてありました」

穏乃「そして殺人を計画し、実行する事を決めた犯人と二条さんは話し合いをするために空き教室を選んだんです…だけどその時に江崎さんが見ていたんです」

穏乃「それに気付いた犯人と二条さんは口論をする振りをして話し合いをし、夜時間には立ち入り禁止になる厨房を殺害現場に選んだんです。そしてその時に髪留めと糸屑を落としたんです」

穏乃「二条さんとの話し合いを終えた犯人は何もなかったかの様に厨房に戻り、洗い物を再開したんです」

穏乃「だけど殺人を計画していた犯人と二条さんにとって誤算があったんです…それが夜時間直前まで食堂にいた憧。それは二条さんが食堂に入るのを目撃されたこと」

穏乃「だけど既に殺人を計画していた犯人と二条さんはそれを止めずに実行し、二条さんを殺害したんです」

穏乃「そして二条さんを殺害した犯人はもう一つ証拠を残すために普段から料理の時と掃除の時に使っているエプロンと三角巾の切れ端をトラッシュルームに置いたんです。しかし朝、ランニングしていた江口さんは一瞬目撃したんです」

穏乃「そしてトラッシュルームにエプロンと三角巾の切れ端を置いた犯人は朝、寝坊したと装い私と共に悲鳴の聞こえた厨房に向かって歩いて目撃者になったんです。あたかも自分が犯人に見せないように…ね」

穏乃「…コレが…コレが事件の全貌です!玄さん!!」

玄「……そうだよ…」

モノクマ「ウププ!オマエラ、議論の結果が出たようですね!それでは投票に移りましょう!皆さん。お手元のスイッチから投票してください!」

モノクマ「さて、クロになるのは誰なのか!それとも正解なのか不正解なのか!それでは投票スタート!」

穏乃「………」

淡「………」

姫子「………」

モノクマ「どうしたのさ投票しなきゃ正解が出ないよ?さぁ、早く早く!」

モノクマがそう急かすが押せる訳がない…私達は(弘世さん以外)全員そうだった

玄「……皆…早く押して…お願いだから…」

穏乃「…クソ!」

玄さんが押した事と消え入りそうなさらの言葉に耐えきれずスイッチを押すと画面が切り替わりルーレットが回り出す…そして…


玄 玄 玄

玄さんのイラストが三つ揃い、正解のファンファーレが鳴り、満場一致とはならなかったが玄さんがクロに決まった







学級裁判 閉廷!

モノクマ「ヒャッホーまたまた大正解!二条泉さんを殺害したクロはクロチャーでした!オマエラ中々やるねぇ」

穏乃「………」

淡「………」

玄「………」

モノクマ「だけど満場一致じゃありませんでした。松実さんダメじゃないか自分に投票しちゃ!まぁ、多数決だからよかったものの次は気を付けてね」

宥「………」

モノクマの明るい声が響く…私達は何も言葉を出せなかった

玄「………」

宥「嘘…嘘だよね玄ちゃん…」

玄「…ううん…本当だよ…」

宥さんの言葉に玄さんは首を振って答える

穏乃「…玄さん…何でですか…何で何ですか!!」

玄「…皆を救うためだよ。皆の空気が悪くなってイライラしてる皆が見てられなかったんだ」

私が怒鳴る様に答えると玄さんは小さな声でポツリポツリと一つずつ答えていく

玄「…始めは自殺を考えたんだ…そうすれば誰もオシオキを受けないから…」

煌「では何故…」

玄「…さっき穏乃ちゃんが推理してくれた様に二条さんが私と同じ考えだった手紙を受け取って知ったんだ…だから私と二条さんと二人で殺人を計画したんだ…」

照「…それで二条さんを殺害したの?」

玄「…うん……正確には違うけどね…」

姫子「え?」

玄「…本当は私が死ぬはずだったんだ…」


…………………………
……………………
………………
…………
……


~回想~

泉「すみません玄さん…新子が居る事知りませんでした…」

玄「ううん。どっちにしろ最後には分かるんだから大丈夫だよ二条さん」

泉「そう言ってもらえると助かります…だけど玄さんが私の考えに賛同してくれて助かりました」

玄「同じ事を考えてた者同士だからね…それより早くしよう?食堂が閉まっちゃうよ?」

泉「は、はい」

玄「計画した通りにその包丁で私を刺してよ」

泉「はい。行きます………」

玄「?…泉ちゃん?」

泉「す、すみません…次はちゃんと…」

玄「怖いの?裁判の後のオシオキを受けるのが?」

泉「………」

玄「いいよ。代わっても」

泉「い、いえ。決めた以上は私が…」

玄「代わるよ」

泉「いえ…私が…」

玄「いいから貸して。怖いなら代わるから…ね?」

泉「あっ…」

玄「年上命令。泉ちゃんの代わりに私がオシオキを受けるから」

泉「でも…いいんですか?玄さん」

玄「いいよ。どっちみち死ぬのは同じ何だし…」

泉「すみません…」

玄「気にしないで。じゃあ、行くよ?出来るだけ苦しまずにしてあげるから」

泉「はい…お願いします……玄さん」

玄「…何?」

泉「ありがとう…ございます…」

玄「…ごめんね泉ちゃん…」


~回想終了~




…………………………
……………………
………………
…………
………
……



穏乃「………」

淡「………」

照「………」

哩「………」

玄さんの語った話を聞いて私達は言葉が出なかった

玄「…泉ちゃんの代わりに私はオシオキを受ける…コレでいいんだ…」

姫子「納得出来ん!玄…何で何で相談してくれんかったと!?私と玄は友達やなかったん!?」

玄「…友達に出来るわけないよ…ごめんね…」

モノクマ「あのさーそろそろ良いかな?」

玄「…うん。始めようモノクマ……だけどちょっとだけ待って…」

モノクマ「いいよ。クロチャーは自分から受ける気だし特別に待ってあげるよ」

玄「…ゴメンね皆。私は此処で脱落だけど生き残って……姫子ちゃん…友達になってくれてありがとう…嬉しかったよ」

姫子「玄…」

玄「…穏乃ちゃん…推理合ってたよ。でもね少し間違ってるんだ」

穏乃「…な…に…言ってるんですか…」

玄「…髪留めと糸屑…エプロンと三角巾の切れ端はね…あれはわざと落としたんだ」

穏乃「……え?」

玄「…もういいよ…さぁ始めてよモノクマ…処刑を…」

モノクマ「はいは~い!分かったよ!それでは今回は超高校級の女将であるクロチャーのために!スペシャルな!オシオキを!用意いたしました!!」

宥「待って…待って!行かないで玄ちゃん!」

玄「…ゴメンねお姉ちゃん…私はもう犯罪者だから…お姉ちゃんと一緒にいられないんだ……穏乃ちゃん…後は頼むね…」

穏乃「…はい…」

モノクマ「それでは張り切って行きましょ~う!!」

宥「待って!行かないで玄ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!」













玄「…さよなら…お姉ちゃん…」





GAME OVER

マツミクロさんがクロにきまりました オシオキを開始します






モニターに表示されたドット絵の玄さんがモノクマに連れて行かれた後、玄さんがモノクマによって処刑場に連れて行かれる

宥さんは慌てて証言台を飛び出し玄さんが連れて行かれた処刑場の扉に向かうが宥さんが追い付く前に扉が閉まり、宥さんは無理矢理開けようとしていたが扉は開かなかった


その後、ドット絵が表示されていたモニターの画面が切り替わり、処刑場の様子を映し出していた

どうやら旅館の広間の一室のようで玄さんは広間の中心に正座をして俯いており、大量の記者の姿をしたモノクマに囲まれていた

『女将、旅館と共に 超高校級の女将松実玄 処刑執行』

モニターにそう表示された後、記者の姿をした大量のモノクマが一斉に玄さんにインタビューをしている

どうやら何かの不正が発覚し、モノクマに詰め寄られているようだ

だが玄さんはモノクマのインタビューには答えずにずっと下を向いて俯いていた

インタビューに答えない玄さんに記者の姿のモノクマは痺れを切らしたのか罵声を浴びせると一斉に散っていくと処刑場が暗転する

再び処刑場が明るくなると先程とは違い、ボロボロの旅館の広間の中心に玄さんは正座をして俯いていた

何かが旅館を叩く音がすると広間の天井や壁が次々と崩れていく

崩れ落ちた天井や壁の破片が玄さんの近くに落ちて行くがそれは玄さんに当たらない

そして天井の大きな破片が玄さんに向かって崩れ落ちる

頭上から大きな破片が落ちて来る前に玄さんは顔を上げ、モニター越しに明るい笑顔を見せた瞬間、玄さんは頭上から落ちてきた大きな破片に押し潰された

そして崩れ落ちた大きな破片の下から大量の血が川のように流れてきた


Side 玄

今回の事件の真相を穏乃ちゃんが全て答え、私は頷くと二条さんを殺害した経緯を全て話した

全ては皆のため、お姉ちゃんため、そして…私が殺した泉ちゃんの想いを無駄にしないため…だから後悔はしてない

オシオキを受ける覚悟は出来ていたため私はモノクマに少し待ってくれるように頼むと思いの外待ってくれた

姫子「納得出来ん!何で何で相談してくれんかったと!?私と玄は友達やなかったん!?」

玄「……友達に出来ないよそんなの…ゴメンね…」

姫子ちゃん…私の友達になってくれた人…ありがとう…嬉しかった…

モノクマ「それでは今回は超高校級の女将であるクロチャーのために!スペシャルな!オシオキを!用意いたしました!!」

宥「待って!行かないで玄ちゃん」

玄「…ゴメンねお姉ちゃん…私はもう犯罪者だから…お姉ちゃんと一緒にいられないんだ……穏乃ちゃん…後は頼むね…」

穏乃「…はい…」

穏乃ちゃん…可愛い可愛い女の子…妹みたいで嬉しかった…お姉ちゃんの事を頼むね

そして私が大好きなお姉ちゃん…今までありがとう…

モノクマ「それでは張り切って行きましょ~う!」

宥「待って!行かないで玄ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!」

泣き叫ぶお姉ちゃんの声が聞こえる…泣かないでよ…悲しくなるよ…










玄「…さよなら…お姉ちゃん…」

モノクマによって処刑場に連れて行かれる中、これが私の残した最後の言葉

処刑場に連れて来られた後、私はずっと下を向いて俯いていた

周りの様子は一瞬確認しただけだけれど旅館の広間のようで私はたくさんの記者姿のモノクマに囲まれていた

モノクマ1「女将!今回、不正が発生した訳ですけれどどういう事でしょうか?」

モノクマ2「如何わしいサービスをしていたとの話もありますが」

玄「………」

記者の姿のモノクマは色々な質問をしてくるが私は答えない…いや、答える事が出来なかった

私がモノクマの質問に一つも答えず黙り込んでいると痺れを切らしたのモノクマが罵声を浴びせてくる

モノクマ1「質問に答えないなんて何て野郎だ!死んでしまえ!」

モノクマ2「記事には有ること無いこと全部書いてやる!」

口々にそう言いながらモノクマは去っていくと一瞬の暗転が起こり、再び明るくなる

ボロボロの旅館になっていて今にも崩れそうだ…そうか私は旅館と一緒に死ぬんだ…こんな形でこうなるなんて最悪だ…

そして音が聞こえる…取り壊すつもりだ

様々な破片が落ちて来るなか私はずっと俯いていたがやがて顔を上げて皆を不安にさせないためいつもの明るい笑顔を作る

だが、皆に笑顔を見せた瞬間、私の上に天井の梁が落ちてきて物凄い重圧に押しつぶs………







Side 玄 END

モノクマ「エクストリィィィィィィィム!!ヒャッハー!!」

宥「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

姫子「玄ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

穏乃「…玄さん…」

涙を流しながら私達はずっと玄さんの処刑を見ていた…そして、処刑が終わった後、宥さんと鶴田さんが悲鳴を上げた

モノクマ「ウププ!まさに絶望的だね!いいよいいよ!もっと絶望してくれるとボクはもっと嬉しいよ!」

宥「………」ドサッ

穏乃「宥さん!!」

モノクマ「ウププ!ウププププ!オマエラがもっと絶望するのを楽しみにしてるよ!」

宥さんが倒れた後、モノクマはそう言って姿を消す

菫「フン。先に戻るぞ」

モノクマが姿を消して直ぐに弘世さんが裁判所を後にした

私達はその場から暫く動けなかったが次々と裁判所を後にする
だが裁判所には私と大星さんと宮永さん、宥さんに鶴田さんが残った

淡「…シズノ…玄と泉が死んだのは私達の…」

穏乃「…違う…違うよ…」

淡「でも!!」

姫子「違う!!玄はそんな事言わん!」

照「大星さん。きっと玄ちゃん達は違うって言うと思う…」

淡「…そうかな…」

穏乃「…戻ろう…いつまでも此処にはいられない…」

もう一度モニターに目をやると未だに血は流れていた


穏乃(玄さん…宥さんの事は任せて下さい…だから…安心して下さい…)

そんな事を思いながら私は大星さん達と裁判所を後にした









Chapter2 ~ヤサシサ 非日常編~ 終


生き残り18人→17人

To Be Continued…







Chapter2終了です

玄の優しさを全面的に出した結果、少し切ない感じになりました

実はChapter2の安価は玄が生き残るかどうかの選択でもありました

それではまた明日更新します

おやすみなさいm(_ _)m

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!」

淡「………」

眠れなかった…学級裁判で玄が処刑される姿を思い出し一睡も出来なかった…それだけじゃない…竜華とは違い、私達を助けるため犠牲になった玄と泉…私の心は罪悪感で一杯だった

淡(どうすればよかったのかな…どうすれば二人を助けられたのかな…)

そんな事を思いながら私はベッドから起き上がり、着替えると食堂に向かうため、外に出る

食堂に着くとまだ誰も居なかったため、厨房から飲み物を取ろうとしたが入る気にはならず、倉庫から飲み物を取ってくる

淡(シズノは玄と泉が犠牲になったのは私達のせいじゃないって言ってるけど私はそう思えない…紛れもなく玄と泉を殺したのは私達だ)

そう考えながら食堂の椅子に座ろうとしていたが視界が突然ボヤける

淡(あ…れ…力が入んない…目眩がして…体が熱くて…苦しい…)

壁に手を当て、そう思っていたが私はそのまま意識を失いその場に倒れた










Chapter3 ~絶望ファッションショー~ (非)日常編











淡「…う…ううん……」

憇「あっ、起きました大星さん?」

淡「…此処は?」

憇「保健室です。どうやら熱を出して倒れたみたいですね」

淡「…そうなんだ…」

私が食堂で倒れているのを発見し、ケイが保健室まで連れて来てくれたようだ

憇「熱を出して倒れたのは大星さんだけじゃありません。他にも高鴨さん、新子さん、船久保さん、江崎さん、安河内さんに渋谷さんが熱を出して倒れてます」

淡「…そんなに」

照「でも仕方ないんじゃないかな?」

淡「テル」

憇「どういう事ですか?」

照「此処に閉じ込められてずっと極限まで精神を追い詰められる生活をしていたから多分、緊張の糸が解けた反動だと思う」

憇「なるほど…」

淡「…ふ~ん…(さっぱり分かんない!)」

テルの説明を聞いていたがさっぱり分からなかった

照「それより大星さん。何か食べれる?鶴田さんがお粥を作ってくれた」

淡「あっ、うん。ありがとう…でも今はちょっといいよ。後で食べる…ヒメコには悪いけど」

照「分かった。伝えとく」

淡「…ゴメン…私、寝るね…」

照「うん。おやすみ」

憇「私が観てるので安心して下さい」

淡「…うん…ありがと…」

そう言って横になった後、私は直ぐに眠る事が出来た。昨日、寝れなかった事がまるで嘘のようだった

淡「…スゥー…スゥー…」

照「…それじゃあ荒川さん。私は三階を捜索してくる。後はお願い」

憇「はい。分かりました」


~???~

その日夢を見た…それは殺し合い何て起こっていない世界で皆と仲良く過ごしている…

そこで私は皆と一緒に笑いあったり、遊んだり、麻雀をしたりしていた

夢の中の私は殺されたはずの玄と一緒にお菓子を作ったり、泉と一緒に竜華に勉強を教えてもらったり、トッキーと一緒に昼寝をしたりしていた

他にも皆と一緒に何かをしている夢で覚えがなく知らないのに何処か懐かしく感じた

懐かしく感じている中、その夢の光景は段々と薄れて霞の様に消えていく、意識の覚醒が近いんだ

そして、その光景が完全に消えると同時に私の意識は覚醒した

淡「んっ…」

憇「おはようございます大星さん」

私が起きると診てくれていたケイが気付き、私に声を掛けてくる

憇「体調はどうですか?」

淡「あぁ…うん…」

憇「大星さん?」

淡「へっ?あぁ大丈夫だよ大丈夫」

憇「?ならいいんですが…着替え取ってきますね」

私の返事にケイは首を傾げながらそう言い着替えを取りに行った

淡(…あの夢は一体何だったんだろう…覚えがないよ…)

憇「大星さん。着替え持って来ました」

淡「あぁ…うん。ありがとう」

ケイが着替えを持ってくるとそれを受け取り、いつも着ているダウンジャケットに袖を通し、保健室のベッドから降りる

淡「じゃあ、食堂行こっか」

憇「えっ?行くんですか?」

淡「三階も解放されてるでしょ?その話も聞きたいしさ。それにそろそろ皆も集まってるはずだし」

憇「熱を出して倒れてる人以外はですけど…分かりました。ですが、無理は…」

淡「分かってる行こう?」

私とケイは保健室を出ると食堂に向かう

そんな中、私は昨日の裁判で処刑された玄と殺された泉に謝罪していた

淡(ゴメン玄、泉…謝っても許してくれるかどうか知れないけど…二人の分まで私達は生きるよ…)

~食堂~

哩「それじゃあ三階の捜索結果を…」

淡「ゴメン。遅くなったよ」

姫子「大星?もう大丈夫とね?」

淡「うん。もしかして報告会中断しちゃった?」

灼「これからだから問題な…」

照「それじゃあ哩。始めてくれるかな?」

哩「分かった」

淡「ん?」

食堂に着くと報告会が始まる直前だった直前だったようで私とケイが席に着くと報告会が始まった

哩「それでは三階の捜索結果を報告していくっと」

誠子「三階は三年の教室がありましたね」

灼「中は酷かった」

セーラ「他には美術室があったな…その横は準備室やろな」

姫子「後は娯楽室があったとね。娯楽室には麻雀卓もあったと」

淡「へぇー」

憩(大星さんの目の色が変わった…)

照「後、娯楽室を捜索してる時にこんな物を見付けた」

報告会の途中で照は机の上に娯楽室で見付けたと言う写真を置くと私達はそれを覗き込む

その写真は玄、トッキー、竜華、泉と一緒に紅茶を飲みながら笑顔で写っていた

セーラ「ハァ?なんやねんこの写真!?何で園城寺と清水谷と二条と玄が一緒に写ってんねん!?」

灼「解らぬ…」

淡「………」

姫子「大星?」

淡「…何でもない…」

誠子「でも、何なんでしょうねこの写真…」

憇「解りません」

哩「…この写真を見付けたのは照やけん…照が持っとくべきぞ」

照「うん。分かった…私が預かる」

姫子「ん?」

テルが写真を仕舞うと報告会が終了し、食事に移った

報告会が終わり、私達は食事を摂ることにした

姫子「大星はおかゆやね」

淡「うん。分かってる」

???「皆。おはよう」

淡「あっ、宥おは…」

私達は食事を摂ろうとしていた時に昨日、倒れた宥が食堂に姿を見せると私は声を掛けて掛けるが食堂に現れた宥の姿を見た瞬間、私達は全員箸とスプーンを空中で静止させたまま固まった

何故なら宥は身に付けていたマフラーと手袋は変わらなかったものの玄と同じ格好をしていたからだ

宥「おはようなのです」

私達は宥のその言葉を聞いた瞬間に全身に寒気が走った

淡「ゆ、宥…どうしたのさ…その格好…」

宥「コレ?今日、起きた後にずっと玄ちゃんに帰って来てって何回も祈っていたら帰って来てくれたんだ。だから、玄ちゃんと同じ服を着てるの」

淡「………」

宥「私もご飯にしようかな?ウフフ」

淡「………」ゾワッ

光の宿っていない目で笑顔を浮かべながら厨房に食事を取りに行った宥の笑い声を聞いて私達はとてつもない寒気を感じた

淡「宥…」

照「きっと松実さんの心は壊れてる…」

淡「どうすれば…」

照「分からない…誰かが松実さんの心を癒せる人がいるまでは…」

そして翌日、熱の引いたシズノ達が朝食を摂るため食堂に来ると食堂にいた宥の姿を見た瞬間に絶句し、悲しそうな表情を浮かべた

穏乃「宥さん…」

淡「シズノ…どうするの?」

穏乃「…宥さんの事は私が何とかするよ…玄さんに宥さんの事を任されたし…」

淡「……手伝える事があったら言ってよ…手伝うよ。友達なんだからさ」

穏乃「…うん…分かった。何かあったら言うよ」

シズノは笑顔を浮かべてそう言い、食事を取りに行き、宥を連れて私の所に戻って来る

宥「おはよう。淡ちゃん」

淡「…うん…おはよう…」

宥「穏乃ちゃんもだけど元気ないよ?」

淡「そんな事ないよ」

宥「そう?それじゃあご飯食べよう?玄ちゃんもお腹空いたって言ってるし」

淡「………」

穏乃「………」

今の宥はとても痛々しく見ていられず、思わず顔を背ける

宥「どうしたの?」

淡「…何でもないよ…」

穏乃「…ご飯にしましょう…」

質問をしてきた宥にそう返し、私とシズノは食事をし、今後について皆と話し合う事にした

あの後、話し合いの結果…改めて脱出の手掛かりを探す者、この学園について調べる者などに別れる事になった

~図書室~

照「………」ペラ

淡「テル…コレは此処で良いの?」

照「………」ペラ

淡「テル~?」

照「…えっ?何?どうしたの?」

淡「この資料は此処で良いの?」

照「うん。後で纏めるからそこに置いてくれると嬉しい」

淡「うん。分かった」

テルの指示通りに図書室の資料を机に置く

テルは自由時間の時はずっと図書室でこの学園について調べている…正直、そんなに手伝う事がない

姫子「宮永。この学園について他に分かった事あると?」

照「まだ…毎日調べてるけど新しい情報は見付からない…他に何か見付かればいいんだけど…」

テルは手元の本を読みながら答える

煌「ふ~む…コレだけ宮永さんが資料を漁っても出ないとなると書庫を探すしかないですね」

照「書庫はあるけど鍵が掛かってる…開けばいいけど…」

姫子「…宮永…その書庫って何処にあっと?」

照「えっ?あっちだけど…」

テルが指を指すとヒメコはその方向に歩いて行く

ヒメコは書庫の扉の前に立ち、ピッキング用の道具を取り出すと五秒も掛からずに書庫の鍵を開けた

姫子「…フゥ」

淡「…流石は超高校級の鍵師…」

煌「…あっという間でしたね…」

照「ありがとう鶴田さん」

姫子「どういたしまして…」

ヒメコが鍵を開けた後、テルが書庫に入ると調べ物を始めたため、その場をテルに任し、私達は図書室を引き続き調べる事にした


淡「…あ~…うぅ~…もう限界…疲れた~…」

書庫をテルに任せ、ヒメコ、すばらと一緒に図書室で二時間も情報を探していたがこれ以上は頭が働かなかった

姫子「朝から調べっぱなしやからね仕方なか…食堂に行って少し休憩でもすっと?」

淡「…あぁ…うん…」

煌「では、宮永さんも呼んで…」

淡「多分、無理だと思うよ」

照「………」ペラ

未だに書庫で真剣になって調べ物をしているテルの様子を見ると無理だと悟る

淡「テル、私達は先に休憩に行くから休憩する時には食堂に来てね」

照「………」ペラ

資料を読みながら僅かに頷いたテルの様子を見ると私達は休憩をするために食堂に向かった

~食堂~

姫子「じゃあ、お茶でも淹れてくるから座って待っとって」

煌「私も手伝います」

姫子「じゃあお願いすっと」

ヒメコとすばらが厨房に入って行くと私は食堂の椅子で座って待つことにした

手伝ってもいいんだけどねぇ~

煌「あれ?」

淡「すばら?どうかしたの?」
姫子「どうかしたと?」

厨房にいるすばらの様子がおかしいのに気付き、私は厨房に向かう

煌「いえ…フライパンが一枚ないので…」

淡「フライパン?ヒメコ、フライパンっていくつ合ったっけ?」

姫子「えっと……三枚やったはず」

淡「誰かが護身用に持って行ったとか?襲われた時に防御に使えるし」

姫子「背後から襲われたら?」

淡「…意味ないね…」

煌「後で誰かに聞けばいいでしょう。ではホットケーキでも作りますか」

淡「私も作る」

私も一緒にホットケーキを焼いていると休憩に来た他の皆(テル以外)も集まり、その時にフライパンを知らないか聞いていたが知らないと答えた

あれから二週間近く経つ、モノクマは朝と夜に毎日アナウンスを入れるものの私達には何も干渉はしてこない平和な日々が続いた

淡「はぁ~…平和だけどこんな生活じゃなかったらなぁ…素直に喜べるんだけど…」

モノクマ「ウププ!全くだね」

淡「モ、モノクマ!?」

図書室でテルの手伝いをするために部屋から外に出ようとした時、急に現れたモノクマに驚く

モノクマ「何さその反応…お化けが現れたみたいにさ」

淡「………」

モノクマ「大星さん。ちょっとだけ時間良いかな?」

淡「忙しいから」

モノクマ「まぁまぁ…そんなに時間取らないから座ってよ」

淡「………」

モノクマの言葉を不審に思い、警戒しながらベッドに腰を下ろした

淡「…それで何?」

モノクマ「そう警戒しないでよ。実はこれなんだけど…」

淡「ん?」

モノクマが紙を出し、それを覗き込むとモノクマが私の額に手を当てた

淡「あっ…うっ…」

すると頭は殴られたような痛みが走り、私の視界は闇に落ちていった

~???~

?「淡」

誰かが私を呼んでいる

その声を聞いた後、目を開けるとそこにいたのは私の両親や大切な友達達だった

私は皆がいる方に歩き出し、そして友達の手を取った

私の手を取った友達は何処かシズノに似ていたがモノクマの仮面を付けていたから分からない

周りを見ると両親以外は皆、モノクマの仮面を付けていた

淡(私…何してたんだっけ…)

そんな事を考えていると周囲の風景は変わり、廃墟になった街になっていた

淡「なっ!?何これ…」

私はその風景に驚いていると両親の助けを呼ぶ声が聞こえ、私は二人を捜すために走り出す

だけど、何処にも両親はおらず、見付ける事が出来なかった

淡「何処…何処にいるの…お父さん、お母さん!」

?「そんなに両親が心配なら早く学園から出ればいいのに…」

淡「!?」

その声に驚き、後ろを振り向くが誰もいない

だけど声だけは聞こえる

淡「どうなってるのさ…これ…」

?「早く学園から出れば両親は捜せるよ。両親は大切なんだろ?大好きなんだろ?だったら誰かを殺して外に出ればいいのに…」

淡「…やめろ…」

?「友達なんて居ないんだよ…所詮、淡にとっては上辺の付き合いなだけだろ?だったら誰かを殺して外に出ろよ」

淡「…やめろ…やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろヤメロ!」

?「今までだってそうして来ただろ?麻雀で戦ってきた相手に対してさ」

淡「ヤメロヤメロヤメロヤメロヤメロヤメロヤメロヤメロヤメロ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇ!!」

語り掛けてくる声に耐えきれず耳を塞ぎながら僅かに発狂しながらそう言い返し、その場にうずくまる

?「今の皆だって友達じゃないんだろ?だったら殺せよ」

淡「黙れ!!いい加減に穏乃の声で語り掛けるな!!今の私は昔とは違う!皆を友達だと…仲間だと思ってる!!だから殺人なんて絶対にしない!!消えろ!!」

?「………」

私がそう言うと声は聞こえなくなり、そして…視界が晴れて行き、私の意識は覚醒した

淡「ううん…」

意識を取り戻した私はベッドから体を起こし、立ち上がるとベッドの上に置いてある紙を拾う

淡「………」

その紙には私の過去の秘密が書かれてあり、一通り目を通すと紙を丸めてゴミ箱に捨てる

淡「こんな事で私は殺人なんてするか…」

私はそう言い、部屋を出ると図書室に向かおうとしたがこのままでは気分が優れないのでプールで泳いでから向かうことにした

~更衣室~

穏乃「あれ?大星さん?」

更衣室に行くと既にトレーニングをしているシズノがいた

穏乃「図書室に行くんじゃなかった?」

淡「ちょっとモノクマに会ってからイライラして…だから泳いですっきりしてから行こうかなって」

穏乃「そうなんだ」

淡「そう言えば宥は?」

穏乃「今は個室で仮眠中だから今の間にトレーニングをね」

淡「そうなんだ」

シズノと会話し、私は着替えようとしたが何か違和感を感じ、シズノに聞く

淡「シズノ…他に誰か来た?」

穏乃「えっ?いや…私は今来たばかりだけど…どうしたの?」

淡「………」

シズノの言葉を聞き、私はプールの扉を開ける

そして…悲鳴を上げた

淡「うわぁぁぁぁぁ!?」

穏乃「どうしたの大星さん!?う、うわぁぁぁぁぁ!?」

モノクマ『死体が発見されました、一定の自由時間の後、学級裁判を行います!』

シズノが私を心配しそこを覗き込むと悲鳴を上げ、死体発見アナウンスが流れた…何故ならそこには…











゙頭から血を流し、プールに浮かんでいる超高校級の茶師 渋谷尭深"の姿があった


淡「尭深…」

穏乃「………」

『『キャァァァァァァァァ!』』


淡「!?」

穏乃「また悲鳴!?」

モノクマ『死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を行います!』

穏乃「…クソ!」

淡「待ってシズノ!」

私達が殺されている尭見を発見し、呆然としていると悲鳴が聞こえ、死体発見アナウンスが流れる

そのアナウンスが流れるとシズノは駆け出し、私は後ろを追う


~三階~

穏乃「安河内さん!花田さん!」

煌「…高鴨さんに大星さんですか…」

淡「ハァ…ハァ…すばら…ハァ…ハァ…今のアナウンス…」

シズノを走って追い掛けたため、息が切れている状態で青い顔をしているすばらと美子に話し掛けるとトイレの中を覗き込む…そこには…














゙壁に頭を打ち付けられて血を流し、もたれ掛かって倒れている 超高校級の幸運 江崎仁美"の姿があった


淡「………」

穏乃「………」

煌「………」

美子「………」

尭深と仁美が殺害された…二人も殺された…だけど、私は嫌な予感がまだしていた

モノクマ『死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を行います!』

淡「三回目のアナウンス!?」

穏乃「…クソ!…」

淡「何処行くのシズノ!?」

穏乃「二階を見てくる。大星さんは一階をお願い」

淡「分かった!すばらと美子は此処に居て」

シズノの言葉にそう返し、すばら達にその場に居るように言うと返事を待たずに一階に向かって駆け出した



~一階~

一階に降りた後、私は誰かを探しているとランドリーの入り口でテルと哩を見付けた

淡「テル…哩…」

照「大星さん…」

哩「………」

淡「もしかして…」

哩「中を見れば分かる…」

哩の言葉通りにランドリーの中を覗き込む…そこには…











゙頭から血を流し、床に倒れている。超高校級のフィッシャー 亦野誠子"の変わり果てた姿だった


淡「………」

照「大星さん…三回アナウンスがなったけど…他にも…」

淡「うん…尭深に仁美が…」

照「そう…」

哩「だがこれ以上は…」

『イヤァァァァァァァァ!』

『キャァァァァァァァァ!』

哩「!?」

モノクマ『死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を行います!』

悲鳴が聞こえた後、四回目の死体発見アナウンスが流れた

哩「なっ!?」

照「四回目のアナウンス…」

淡「悲鳴は近くからだ…」

四回目のアナウンスが鳴った後、私は近くで聞こえた悲鳴の場所に向かう


~大浴場~

淡「ケイ…ヒメコ…」

姫子「大星…」

憇「………」

口を手で押さえて青い顔をしているケイの見ている方向に進み、覚悟を決めて大浴場の扉を開くと…












゙首をシャワーのホースで絞められ、頭からお湯を浴びて事切れている。超高校級のボウラー 鷺森灼"の姿があった









Chapter3 ~絶望ファッションショー(非)日常編~ 終


生き残り17人→13人


To Be Continued…







Chapter3の(非)日常編が終わった所で本日は此処まで

Chapter3は元々大量殺人が起こる予定でした

因みにChapter2でクロチャーが生き残り確定の場合は宥姉が犠牲になっていました…


それではまた明日更新します

淡「………」

憇「…何で…何で…次々殺されていくん…」

姫子「荒川…」

大浴場で殺されている灼を見ながらケイは涙を浮かべながらそう呟き、ヒメコは悲しそうな表情でケイを見つめ、私はやり場のない怒りを感じていた

淡「………」

姫子「大星?」

淡「ヒメコ…私、許せない…許せないよ」

姫子「…そやね…私も同じ気持ちやけん…」

やり場のない怒りを抱えながら私とヒメコは拳を握り、震わせていた













Chapter3 ~絶望ファッションショー~ 非日常編








モノクマ「ウププププ!起こっちゃいましたね大量殺人!」

私達は拳を震わせていると笑い声をあげながらモノクマが現れた

淡「…モノクマ…これはアンタの差し金?」

モノクマ「さぁ?ボクはとある人物五人に動機を与えただけだよ!そうそう、いつも通りモノクマファイルを皆の電子生徒手帳に送っておいたから捜査に役立ててね」

モノクマはそう言い、消えようとしたが一度振り返り呟いた

モノクマ「そうそう。五人に動機を与えた後に新しい校則をこっそり追加しておいたんだけど見た?」

姫子「新たな校則?」

モノクマ「その様子だと見てないみたいだね。新しい校則『一人のクロが殺していいのは三人まで』…だよ」

姫子「ホントやね」

淡「三人……!!…ちょっと待って…今回は校則違反じゃ…」
モノクマ「ウププ!その通りだよ。まぁ、学級裁判でまとめてオシオキするけどね」

憇「…検死…してきます」

笑いながらモノクマが消えると私とヒメコは灼の検死に向かったケイを見送ると電子生徒手帳のモノクマファイルを開いた

モノクマファイル・Ⅲ

被害者 超高校級の茶師 渋谷尭深

死亡時刻 午後1時頃

死体発見現場 プール室

死因 頭部を背後から鈍器のような物で殴られ死亡。殴られた跡はかなり大きい

淡「…やっぱり…頭への一撃…」

姫子「他も確認すっと」


モノクマファイル・Ⅳ

被害者 超高校級の幸運 江崎仁美

死亡時刻 不明

死体発見現場 二階女子トイレ

死因 頭部を鈍器のような物で殴られた後、壁に頭を叩き付けられ死亡。かなり強く叩き付けられたようで後頭部が割れている

淡「死亡時刻が不明!?」

姫子「どういう事やろ」

モノクマファイル・Ⅴ

被害者 超高校級のフィッシャー 亦野誠子

死亡時刻 不明

死体発見現場 ランドリー

死因 鈍器のような物で殴られ死亡。殴られた跡はかなり大きい
モノクマファイル・Ⅵ

被害者 超高校級のボウラー 鷺森灼

死亡時刻 不明

死体発見現場 大浴場

死因 頭部を鈍器のような物で殴られた後、シャワーのホースで首を絞められ死亡。かなりキツく首を絞められている


淡「…今回、モノクマファイルの死亡時刻は当てに出来ないね」

姫子「モノクマファイル自体が役に立ちそうもなか…」


コトダマ『モノクマファイルⅢ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ』を入手しました

淡「…ヒメコ…私は一旦、尭深のとこに行くよ…何か解ったら教えてよ」

姫子「ん。了解」

~プール室~

プール室に戻って来ると既にシズノがセーラを連れて戻って来ていた

穏乃「大星さん…他の所は…」

淡「全部同じ状況だよ…人手が足りないから私達でやるしかない」

セーラ「…そやな」

淡「?セーラ、顔色悪いけどどうかした?」

セーラ「…何でもない…それより高鴨。渋谷を引き上げるで」

穏乃「うん。分かった…大星さん。暫く時間が掛かりそうだから別の場所を捜査して来てくれるかな?」

淡「うん。分かった」

シズノの言葉に頷くと私は一旦プールを後にする

さて…何処を調べようかな…

1.トレーニングルーム(居る人物…なし)

2.2F女子トイレ(居る人物…煌、美子、フナQ)

3.大浴場(居る人物…姫子、憩、憧)

今回は宥は捜査には不参加です

↓2

~大浴場~

シズノとセーラが尭深をプールから引き上げている間に私は大浴場に来ていた

淡「あれ?憧も此処に来たの?」

憧「死体発見アナウンスが鳴った時に一番近い場所だったから…」

淡(ランドリーも一緒だと思うけど…)


それより何処を捜査しようかな…

1.大浴場を調べる

2.話を聞く(姫子、憧、憩から選択)

3.やっぱり他の現場を調べる

↓2

大浴場を調べてみよう…

淡「う~ん……あれ?」

サウナが使われた形跡がある…

淡「誰かサウナを使ってたのかな?」

コトダマ『使用されたサウナ』を入手しました

他には…

淡「ん?」

何だろうこれ…

淡「ヘアゴム……かな?」

憧はさっきヘアゴムしてたから一体誰のだろう…

コトダマ『落ちていたヘアゴム』を入手しました


次はどうしようかな…

1.話を聞く(姫子、憧、憩から選択)

2.他の現場を調べる

↓2

淡「ヒメコ…ちょっといい?」

姫子「どうしたと?」


何を聞こうかな…

1.今日、何をしていたか

2.怪しい人物、物はなかったか

3.特に用はない


↓2

淡「ヒメコは今日、何をしてた?」

姫子「今日?今日は厨房で洗い物をしとって…それから保健室で作業をしていた荒川の手伝いをしたと」

淡「証人はケイか…」

姫子「いや、鷺森も居ったと」
淡「へ?どういう事?」

姫子「保健室で私と荒川と鷺森で作業していて…それから途中で鷺森がバランスを崩して輸血パックを倒したと」

淡「それで大浴場で…」

姫子「いや、服と髪に少し輸血パックの血を被っただけやったからランドリーに行ったら戻って来る筈やったんよ…」

淡「でも帰りが遅いから捜してる時に死体発見アナウンスが鳴って大浴場に行ったら見付けたって事?」

姫子「うん。でも何で大浴場におったんやろ…」

淡「何かあるね…」


コトダマ『鶴田姫子の証言』を入手しました


さて…次は…

1.話を聞く(憧、憩から選択)

2.他の現場を調べる

↓2

淡「憧。ちょっといいかな?」

憧「何よ?」


何を聞こうかな


1.怪しい人物、物はなかったか

2.今日は何をしていたか

3.何でもない

↓2

淡「今日って…何してた?」

憧「今日?そうね…ランドリーに洗濯に行って、それを干して…娯楽室で雑誌読んで…厨房でお茶してたわね」

淡「結構動いてるね…それって一人?」

憧「そうよ。他に誰か呼ぼうと思ったんだけど誰もいなかったしね。アンタの部屋にも行ったけど返事なかったし…」

淡「あ、あはは…ゴメン…それより憧。それが全部何時ごろに行動したか覚えてる」

憧「えっと…ランドリーに行ったのが9時頃で…娯楽室が10時頃のはず…厨房に行ったのが…14時前…だったはず」

淡「…何か曖昧だね…」

憧「時間なんて見てなかったし、気にしてなかったからね。そう言えば…」

淡「どうしたの?」

憧「ランドリーに洗濯物を取りに行くときに立ち入り禁止の看板があったのよ」

淡「それっていつ?」

憧「ちょっと待って…13時半頃だったわね…確か」

淡「うん。分かったありがとう」

コトダマ『新子憧の証言』を入手しました


次はどうしようかな…

1.話を聞く(憩のみ)

2.他の現場を調べる

↓2

淡「ケイ。ちょっといいかな?」

憇「…何ですか?」

元気がないよ…でも話を聞かないと

1.検死結果を聞く

2.今日、何をしていたか

3.元気出しなよ!


↓2

淡「ケイは今日って…何してた?」

憇「今日…ですか?」

淡「うん。ちょっと聞きたいなって」

憇「…そうですね…今日は一日、保健室の整理をしてました。朝からお昼前までは一人で…昼からは鶴田さんと鷺森さんが手伝ってくれました」

淡「なるほど…変わった事はない?」

憇「そうですね…モノクマに会ってから11時半から12時半ぐらいまで気を失ってます」

淡(私と同じぐらいの時間なんだ)

憇「それを鷺森さんが私を見付けて起こしてくれました」

淡「それからはずっと灼と一緒?」

憇「はい。それからはやって来た鶴田さんも含めて保健室の整理をしていたんですけど鷺森さんがバランスを崩して輸血パックを倒してしまって…」

淡「着替えるために出ていったんだね」

憇「そうです。ランドリーで洗濯するつもりみたいだったんです」

淡「それって何時ごろ?」

憇「…14時過ぎやったと思います」

淡「分かった。ありがとう」

コトダマ『荒川憩の証言』を入手しました

コトダマ『鶴田姫子の証言』と『荒川憩の証言』を『鶴田姫子と荒川憩のアリバイ』にアップデートしました


次はどうしようかな…

1.ランドリー(居る人物…照、哩)

2.2F女子トイレ(居る人物…煌、美子、フナQ)

3.トレーニングルーム(居る人物…なし)

↓2

此処はもういいかな…

姫子「大星。他の現場に行くと?」

淡「うん。今回は調べなきゃいけない場所多そうだしね」

憇「…検死結果はどうします?」

淡「後で聞くよ」

憇「分かりました」

ケイとヒメコにそう言い、私はランドリーに向かった


~ランドリー~

哩「ん?大星か…」

照「此処の捜査だね」

淡「うん」

テルと哩と軽く会話をするとランドリーの捜査を開始する事にした


さて…どうしようかな…

1.ランドリーを調べる

2.話を聞く(照、哩から選択)

3.誠子を検死する


↓2

ランドリーを捜査してみよう

照「ランドリーの捜査は粗方終わってる」

哩「まぁ…そのままにしてあるが…」

淡「うん。分かった」

二人のそんな言葉を聞きながら捜査をする

淡「え~と…コレは鉄アレイ?」

何でこんな所にあるんだろう…

淡「…血が着いてるって事は凶器はコレで間違いないね」

ご丁寧に三ヶ所着いてるよ…これは間違いなく、尭深に仁美に誠子の血だね

コトダマ『血の付着した鉄アレイ』を入手しました

他は特にないかな…

淡「ん?」

何だろう…丸めた紙?

淡「内容は…工事中使用禁止?何これ…」

…役に立つのかな?

コトダマ『丸められた紙』を入手しました

淡「あれ?」

哩「どうかしたと?」

淡「ううん。何でも…」

憧はランドリーで洗濯物を干したって言ってたのに…いつ持ってたんだろ…立ち入り禁止になってたって言ったけど

コトダマ『ランドリーの状況』を入手しました


次はどうしようかな…

1.話を聞く(照、哩から選択)

2.誠子を検死する

3.他の現場を捜査する

↓2

淡「テル。聞きたい事あるんだけど」

照「何が聞きたいの?」


う~ん…何を聞こうかな…


1.今日は何をしていたか

2.怪しい人物、物はなかったか

3.何か気付いた事

↓2

今さら気付きましたが仁美の殺害現場は三階でした…すみません…


淡「今回の事件で気付いた事って何かある?」

照「気付いた事……犯人は何で四人殺したのかな…それが疑問」

淡「確かに…」

照「今回の事件は四人がそれぞれ別の場所で殺されてる…それも移動まで時間が掛かる場所で」

淡「ランドリーと大浴場はともかく二階と三階だもんね」

照「それに渋谷さん以外の死亡時刻が不明なのも気になる…」

淡「そうだね…そう言えば灼は首を絞められた後、頭からシャワーを浴びてたよ」

照「頭からシャワー………そう言う事か」

淡「何か気付いたの?」

照「まだ仮説だから何とも言えないけど本当なら…悪いけどまた後で聞いてくれるかな…他の現場に行ってみないと…」

淡「えっ?うん」

そう言い、テルはランドリーを出ていった

何に気付いたんだろう…


次はどうしようかな…

1.話を聞く(哩のみ)

2.誠子を検死する

3.他の現場を捜査する

今回、コトダマは入手出来ませんでした。次、照に話し掛けると入手出来ます

↓2

誠子の検死をしよう

淡「哩。誠子を検死したいんだけど手伝ってくれる?」

哩「あぁ…構わない」

哩と二人で誠子を検死する事にした

哩「打撃痕は一つ…他の外傷はないな」

淡「衣服が乱れてるって事は相当争ったんだね」

哩「少し汗を掻いている…激しい運動でもしていたのか?」

淡「だとすると何でランドリーに?」

哩「さぁ?まだそこがはっきりせんと…ん?…指の間に何か挟まっている」

淡「長めで明るい色の茶髪?」

哩「犯人の物で間違いなか」

淡「でも茶髪って多いんだよね…」

哩「確かにな…」

検死はこのくらいかな…

淡「ありがとう哩」

哩「あぁ…」

コトダマ『亦野誠子の検死結果』を入手しました

コトダマ『明るい色の茶色の髪の毛』を入手しました

次はどうしようかな…

1.哩から話を聞く

2.他の現場を捜査する

↓2

淡「哩。聞きたい事があるんだけど」

哩「なんね?」


何を聞こうかな…

1.今日は何をしていたか

2.怪しい人物、物は見なかったか

↓2

淡「哩って今日は何をしてた?」

哩「今日か…体育館で素振りをした後、照と一緒に図書室で調べ物をする約束をしていたから図書室に向かった」

淡「哩もだったんだ…それって何時ごろ?」

哩「確か12時頃だったな…図書室に着いた時に照が倒れているのを見付けて声を掛け、起こした」

淡「調べ物のし過ぎで寝不足だったならかな?」

哩「モノクマに会ってから気を失ったと言っていた…」

淡(動機を与えられたんだ…)

哩「それから暫く二人で調べ物をしていたが照と休憩を取るために一緒に食堂に行こうとしたが死体発見アナウンスが鳴った」

淡「それで鳴った場所を捜してる途中で此処で誠子を見付けたんだね」

哩「あぁ…」

淡「あれ?哩達が此処に来た時って立ち入り禁止の看板なかった?」

哩「?…なかったがそれがどうかしたと?」

淡「ううん。何でもない…ありがとう大分わかったよ」

哩「そうか」


コトダマ『白水哩の証言』を入手しました


次はどうしようかな…

1.3F女子トイレ(居る人物…煌、美子、フナQ)

2.倉庫(居る人物…菫)

3.トレーニングルーム(居る人物…なし)

↓2

人が居ない所は自動で捜査します


~トレーニングルーム~

哩から話を聞いた後、私は捜査の為にトレーニングルームに戻って来ていた

ついでにプールを覗いて見たが尭深を引き上げるのにはまだ時間が掛かるようだ…何故なら途中でセーラが何処かに行ってしまったらしい

淡「…気になる物は此処に色々あるんだよね」

私はそう呟き、トレーニングルームを捜査する

淡「…鉄アレイが無くなってる…」

間違いなく凶器に使われたのは此処の鉄アレイだ!

コトダマ『無くなったトレーニングルームの鉄アレイ』を入手しました

コトダマ『血の付着した鉄アレイ』を『凶器に使われたトレーニングルームの鉄アレイ』にアップデートしました

そう言えばプールに行こうとした時のあの違和感の正体って…

淡「…やっぱりあった…血痕だ」

まだ乾いてないし新しい…だとすると…

淡「…ドアノブの内側に付着してるこの血痕は鉄アレイで殴られた尭深のだ…」


コトダマ『トレーニングルームの血痕』入手しました


他に手掛かりは無さそう…


次はどうしよう…

1.プール(居る人物…穏乃)

2.3F女子トイレ(居る人物…煌、美子、フナQ)

3.倉庫(居る人物…菫)

↓2

~プール~

トレーニングルームの捜査を終え、そのままプールに来るとシズノが尭深を引き上げるのに苦戦していた

穏乃「ハァ…ハァ…」

淡「シズノ。手伝うよ」

穏乃「あ、ありがとう大星さん」

私はダウンジャケットを脱ぐとプールに入り、シズノと一緒に尭深を引き上げる

穏乃「ハァ…ハァ…疲れた…」

淡「ハァ…ハァ…お疲れシズノ」

尭深を引き上げると私は着ている服の水を絞り、持って来ていた着替えを着るとダウンジャケットに袖を通す

淡(さて…尭深を引き上げたしどうしようかな…)


1.尭深を検死する

2.穏乃から話を聞く

↓2

尭深の検死をしよう

淡「シズノ、手伝ってくれる?」

穏乃「フゥ…うん。分かった」

尭深を検死するため、シズノに協力をお願いすると一緒に尭深を検死していく

淡「打撃痕は一つだけだね…」

穏乃「後頭部に一撃…かなり強い一撃みたいだね」

淡「他の外傷は見当たらないって事は…」

穏乃「渋谷さんは後ろを向いた時に鈍器で殴られたって事か…」

淡「凶器は鉄アレイだよ」

穏乃「…確かに鉄アレイなら納得いく打撃痕だよ…」

淡「………」

コトダマ『渋谷尭深の検死結果』を入手しました

…次はどうしよう…

1.穏乃から話を聞く

2.他の現場を捜査する

↓2

淡「シズノ、ちょっといいかな?」

穏乃「うん。大丈夫だよ」


何を聞こうかな…


1.怪しい人物、物を見なかったか

2.今日は何をしていたか


↓2

淡「怪しい人か物って見なかった?」

穏乃「怪しい人か物か……そう言えば今日、トレーニングルームに行くときに誰かが大浴場から出ていったような…」

淡「特徴はと時間は??」

穏乃「いや…14時半ぐらいだったかな…二階に上がる時にチラッと見ただけだからよく覚えてないんだけど…髪が右側だけ長かったような」

淡「結ってたって事?」

穏乃「うん。後、ランドリーの前に立て看板を見た」

淡「それって立ち入り禁止の看板?」

穏乃「うん。そうだよ」

淡「それっていつ頃?」

穏乃「確か14時半前だったかな…その人を見たのがその時間だから間違いないよ」

淡「うん。ありがとう」


コトダマ『高鴨穏乃の証言』を入手しました


さて…次は…

1.3F女子トイレ(居る人物…煌、美子、フナQ)

2.倉庫(居る人物…菫)


↓2

~三階女子トイレ~

プールでの捜査を終え、シズノと別れると三階の女子トイレに来ていた

シズノはまだ気になる事があるらしく分かったら報告してくれるらしい

煌「おや、大星さんですか」

フナQ「次は此処の捜査ですか?」

淡「うん。そんな所かな」

美子「協力すっとよ」


さて…どうしようかな…

1.女子トイレを捜査する

2.話を聞く(煌、美子、フナQから選択)

3.やっぱり他の現場を捜査する

↓2

女子トイレを捜査してみよう……気が進まないけど…

淡「う~ん…特に怪しいものは…あれ?」

何だろう…仁美が凭れてる壁は血がたくさんの飛び散ってるけど…何かおかしい所が…

淡「!…これ…」

ダイイングメッセージだ!

淡「…ドウ?」

ドウって何の意味があるんだろう…

コトダマ『江崎仁美のダイイングメッセージ』を入手しました
でもダイイングメッセージが残ってるって事は…

淡「最後の力を振り絞ってくれたんだ…」

ゴメン…ありがとう…仁美


次はどうしよう…

1.話を聞く(煌、美子、フナQから選択)

2.仁美を検死する

3.他の現場を捜査する

↓2

淡「浩子。ちょっといい?」

フナQ「おや。私に何か用ですか?」

さて…何を聞こうかな…


1.今日は何をしていたか

2.怪しい人、物は見なかったか

3.…特に用はない

↓2

淡「今日って…何してた?」

フナQ「今日か…今日は一日食堂にいましたね。宮永が調べた情報を纏めるために」

淡「食堂にいる時に誰が来たか覚えてる?」

フナQ「そうですね……始めから厨房にいた鶴田、情報の整理を手伝ってくれていた安河内、飲み物を取りに来た花田、それから立ち看板を新子ですかね」

淡「ん?何で憧が立て看板を?」

フナQ「モノクマに言われたみたいですね。昼からランドリーの修理中やったみたいです」

淡「その後何時ぐらいに憧は来た?」

フナQ「少し自室に物を取りに戻っていたからよく分かりませんが…14時半過ぎにはいたかと」

淡「うん。分かったありがとう」


コトダマ『船久保浩子の証言』を入手しました


さて…次はどうしようかな…

1.話を聞く(煌、美子から選択)

2.仁美を検死する

3.他の現場を捜査する

↓2

仁美の検死をしよう

煌「検死ですか?手伝いますよ」

淡「うん。ありがとうすばら」

すばらに手伝ってもらい、仁美の検死を始める

淡「うっ…」

煌「…モノクマファイルにも書いてありましたが後頭部が酷いですね…」

淡「打撃痕があるって事は一度殴られてから頭を叩き付けられたんだね」

煌「いえ…左腕が折れています…殴られた時に一度左腕で庇ったのでしょう…」

淡「…恨みでもあったのかな…」

煌「…解りません…」

淡「後、汗をかいてる…運動してたのかな…」

煌「そうでしょうね」


コトダマ『江崎仁美の検死結果』を入手しました


次はどうしようかな…

1.話を聞く(煌、美子から選択)

2.他の現場を捜査する


↓2

淡「ねぇ、すばら聞きたい事があるんだけど」

煌「はい。何でしょうか」スバラ!


何を聞こうかな…

1.怪しい人、物は見なかったか

2.今日は何をしていたか

3.すばら!


↓2

淡「怪しい人か怪しい物って見てない?」

煌「怪しい人物か物ですか……そう言えば此処のトイレの入り口の扉に工事中の貼り紙がしてありましたね」

淡「それっていつ?」

煌「確か13時頃には貼ってありましたよ。今日は娯楽室で暇を潰していたので覚えています」

淡「じゃあ、娯楽室に誰が来たか覚えてる?」

煌「いえ、誰も娯楽室に来ていませんが…」

淡「えっ?」

煌「本当ですよ。一日居ましたから…途中で食堂には行きましたが」

淡「う~ん…分かった。ありがとう」

淡(う~ん…何か証言が矛盾するような…)

コトダマ『花田煌の証言』を入手しました


それより次はどうしよう…

1.話を聞く(美子のみ)

2.他の現場を捜査する

↓2

何処を捜査する?

1.倉庫(居る人物…菫)

2.居なくなったセーラを捜す※

↓2

~倉庫~

すばら達に別の場所を捜査する事を伝えると三階の女子トイレを後にし、倉庫にやって来た

女子トイレを後にする際、ヨッシーが何かを言いながら泣いていた気がするが気にしない

菫「…何だ、大星か」

淡「何で此処にいるのさ…」

菫「ただの捜査だ。文句はあるまい」

淡「………」


……さて…どうしようかな…

1.倉庫を捜査する

2.話を聞く(菫のみ)

3.やっぱりセーラを捜す

↓2

淡「…ねぇ菫。ちょっといい?」

菫「何だ?何が聞きたい」


…何を聞こうかな

1.怪しい人、物は見なかったか

2.今日は何をしていたか

3.今回の事件の気付いた事


↓2

淡「…今回の事件の気付いた事って何がある?」

菫「そんな事か……大星。何故、殺害された四人はそれぞれ別の場所で死んでいたか…お前は解るか?」

淡「…知らないよそんなの…」

菫「普通は大量殺人を犯す場合は同じ場所で片付けた方が手っ取り早い…そうは思わないか?」

淡「!…確かにそうだ」

菫「だが今回はそれぞれ別の場所で死んでいる…意味が解るか?」

淡「…まさか…逃げてた?…だけど、何の為に…」

菫「気付かないか?一番最初に不自然な事があっただろう」

淡「!…死体発見アナウンス…」

菫「今回は被害者が第一発見者だろう。だが、亦野と鷺森の発見者は違うだろうがな」

淡「…どういう事?」

菫「亦野の第一発見者は私だ。だが、鷺森は別の発見者がいるだろうな」

淡「………」


コトダマ『弘世菫の証言』を入手しました


次はどうしようかな…

1.倉庫を捜査する

2.セーラを捜す※

↓2

倉庫を捜査してみよう

倉庫を捜査していると隅の方に立て看板を見付けた

淡「もしかして…ランドリーの前に置いてあった立て看板って…これかな?」

立ち入り禁止って書いてあるし…あれ?

淡「立ち入り禁止の字が綺麗だ…モノクマの字じゃないし…」

誰かが書いたのかな?

コトダマ『倉庫の立て看板』を入手しました

淡「う~ん…他には見つかりそうもないかな…」

立て看板が見つかっただけでも十分だと思うし……あれ?

淡「そう言えばセーラは何処に行ったんだろう…」

シズノと一緒に尭深を引き上げてた筈なのに居なくなったって言ってたし……時間もないし捜してみよう

菫「大星。エレベーターの前で待っているぞ」

淡「………」

菫のそんな言葉を聞き流しながらセーラを捜すために倉庫を後にする

照「見付けた…大星さん」

淡「テル?どこ行ってたの?」

照「他の現場だけど…何処かに行くの?」

淡「居なくなったセーラを捜しに」

照「江口さんを?」

淡「うん。シズノと尭深を引き上げてた筈なのに居なくなったからね…」

照「私も一緒に行っていいかな?分かった事も歩きながら報告したいし」

淡「うん。分かった…行こう」

テルと合流すると一緒にセーラを捜す事にした

私とテルは一緒に居なくなったセーラを捜していたが見付からず、歩きながら話していた

淡「セーラ…何処に行ったんだろう…」

照「…どうして江口さんは居なくなったの?」

淡「私は捜査に集中してたから……それよりテル」

照「何?」

淡「ランドリーから途中、出ていったけど…何が分かったの?」

照「あぁ…その事をまだ言ってなかったね」

テルは私の横を歩きながら私の質問に答えてくれた

照「亦野さんの検死をした時に疑問を感じた事があって…それで他の現場に行ってみて疑問が感じていた事に確信が持てた」

淡「それって何?」

照「江崎さんと亦野さんの死亡時刻が不明なのは死後硬直が早かったから」

淡「?」


テルの言葉の意味が解らずに私は思わず首を傾げた

照「…江崎さんと亦野さんは汗を掻いてた…つまり運動していた事は分かるよね?」

淡「うん」

照「人間の筋肉は大体二時間ぐらいの運動をすると硬くなるから…その後に殺されたとすると…筋肉が硬くなって解らなくなる」

淡「そう言う事だったんだ!…あれ?…だとすると灼はどうして?」

照「シャワーを浴びせられて体温が急激に低下したから」

淡「なるほど…」

コトダマ『宮永照の証言』を入手しました

~大浴場~

色々捜して周り、捜査に訪れた大浴場に戻って来るとケイとヒメコの姿はなく、代わりに捜していたセーラを見付けた

淡「あっ。セーr」

照「待って大星さん。江口さんの様子がおかしい」

殺害された灼の前に座り込み、セーラは灼に何かを言っていた

セーラ「……すまん…すまん…鷺森…オレは…お前を救えんかった…」

淡「…セーラ…」

セーラ「…大星…宮永…」

何かを謝っていたセーラが気になり、近付くとセーラが私達に気付く

淡「…セーラ…今のって…どういう事?」

セーラ「………」

照「黙っていても分からないし言ってくれないかな江口さん」

セーラ「…分かった…」

私とテルはセーラの言葉に耳を傾けた

セーラ「…実はオレ…鷺森が殺される瞬間を目撃してねん…」

淡「えっ?」

照「………」

セーラ「…鷺森が殺される瞬間にオレが助けに入ってれば…」

照「…それで鷺森さんを殺害した人物は?」

セーラ「───────」

セーラの言葉に聞いて出てきた名前に私には表現のしようのない感情を抱いた

淡「…セーラ…それは裁判の最後まで黙っててよ…」

セーラ「お、大星?」

淡「お願い」

セーラ「わ、分かった…」

セーラは少したじろぎながら私の言葉に頷いてくれた

コトダマ『江口セーラの証言』を入手しました


モノクマ『そろそろいいよね?それでは学級裁判を始めたいと思います!生徒の皆さんは赤い扉の前にお集まり下さ~い!』

モノクマのその放送が入ると、私は二人を置いて赤い扉の前に行き、エレベーターを待ち、扉が開くと駆け足に乗り込む

他の皆がエレベーターに乗り込むと裁判所まで降りるのをただ待っていた

そして、扉が開き、裁判所に着くと私達はそれぞれの証言台に着く

淡(殺害された四人は私はあんまり喋った事はなかったがそれでも仲間だった…だけど!この中に四人を殺害したクロがいる!)

そして、私達の命が懸かった三回目の命懸けの裁判が始まる








学・級・裁・判 開廷!









学級裁判が始まった所で一旦此処まで

リアルでの仕事の都合上、更新出来ずに此処まで遅くなり申し訳ありません…

はコトダマ一覧を書いてからまた今夜に更新します

それでは

コトダマ一覧

『モノクマファイルⅢ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ』
渋谷尭深、江崎仁美、亦野誠子、鷺森灼の死因などが載っている
渋谷尭深以外の死因は不明になっている

『使用されたサウナ』
使用された形跡があるサウナ
直前まで誰かが使用していたようだ

『落ちていたヘアゴム』
誰かが落としたヘアゴム
大浴場に落ちていた

『新子憧の証言』
一日一人で行動していた
9時頃にランドリー、10時頃に娯楽室、14時頃に厨房に行っている
また13時半頃にランドリーの前に立て看板が置いてあるのを確認している

『鶴田姫子と荒川憩のアリバイ』
姫子と憩のアリバイ
昼から二人は灼を含めた三人で保健室の整理をしていた
お互いに面識があり、灼が輸血パックを倒した事も知っている
昼まではヒメコは食堂に…12時から13時頃まで憩は気を失っている

『丸められた紙』
ランドリーの隅に落ちていた
綺麗な字で『工事中使用禁止』と書かれている

『ランドリーの状況』
洗濯してある物もなくかなり綺麗
憧の洗濯物が干してあるはずだがそれもない

『亦野誠子の検死結果』
頭部にかなり大きい打撃痕が一つあるだけで他の外傷は見当たらない
衣服も乱れている事から争った事も解り、汗を掻いている事から運動をしていた事も分かる

『明るい色の茶色の髪の毛』
誠子の指の間に挟まっていた
おそらく犯人の髪の毛だと思われる

『白水哩の証言』
12時近くまで体育館で素振りをした後、宮永照と調べ物をするために図書室に向かうが図書室で倒れている照を発見し、起こしている
その後、二人で調べ物をしていたが休憩をするため、食堂に向かう途中で死体発見アナウンスを聞き、捜している最中に誠子を発見している
また誠子を発見した時にランドリーの前に立て看板はなかったと言っている

『凶器に使われたトレーニングルームの鉄アレイ』
ランドリーに残されていた血の付着した鉄アレイ
血痕が三ヶ所付着している事から撲殺された三人の物だと解る
『トレーニングルームの血痕』
まだ乾ききっておらずプール室に入り口のドアノブの内側に浸いていた
鉄アレイで殴られた渋谷尭深のもの

>>660の続き
『渋谷尭深の検死結果』
後頭部に大きな打撃痕が一つでそれ以外の外傷は見当たらない
衣服の乱れなどもない

『高鴨穏乃の証言』
14時半頃、トレーニングルームに行く際に大浴場から誰かが出てくるのを確認している
右側だけ髪が長く、普段髪を結って要る人間だと言っている
また14時半頃にランドリーの前の立て看板を確認している

『江崎仁美のダイイングメッセージ』
江崎仁美がもたれ掛かっている壁に書いてあった
『ドウ』と書いてありこれが何を示すかはわからない

『船久保浩子の証言』
宮永照が調べた情報を纏めるために一日中食堂にいたため誰が居たかを覚えている
なお、目撃した人物は厨房にいた鶴田姫子、情報の整理を手伝っていた安河内美子、飲み物を取りに来た花田煌、立ち看板を取りに来た新子憧
新子憧は14時半頃に戻って来ているらしい

『花田煌の証言』
13時半頃に三階の女子トイレの扉に工事中の貼り紙がしてあったのを確認している
また一日中娯楽室にいたが誰も来ていないと言っている

『江崎仁美の検死結果』
頭部に打撃痕が一つあり、壁に叩き付けられた影響で後頭部が酷く割れている
左腕が折れているため殴られた際に庇った物と思われる
また、亦野誠子と同じく汗を掻いている

『弘世菫の証言』
それぞれの被害者が別の場所で殺害されたていた事に被害者それぞれが犯人から逃げていたからと推測している
亦野誠子の第一発見者でもあり、それぞれの被害者の第一発見者は被害者自身だと言っている
『倉庫の立て看板』
倉庫の隅に置いてあった
綺麗な字で立ち入り禁止と書いてあり、モノクマの字ではない

『宮永照の証言』
亦野誠子の検死をした際に疑問を持ち他の現場を廻っていた
亦野誠子、江崎仁美は死後硬直が早かったため死亡時刻が解らず、鷺森灼は急激に体を冷やされたからだと証言している

『江口セーラの証言』
大浴場で鷺森灼が殺されるのを目撃しており、犯人も分かっている
ただし、何処から殺害の瞬間を見ていたのかは分からない

モノクマ「ウププ!皆、揃ったね。それじゃあ学級裁判を始めようか!」

淡「ちょっと待って…何で玄は追加してあるのに尭深、誠子、仁美、灼の写真が置いてないのさ」

私は空席になっている尭深達の証言台を見ながらモノクマにそう言った

モノクマ「今回は時間がなかったの!!オマエラが殺し過ぎるから用意出来なかったの!まぁ、次の裁判までには用意しておくよ」

淡「………」

モノクマ「それでは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう! 学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘できれば、黒だけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!。オマエラ、存分に議論し合って下さい」

哩「さて…何処から議論したものか…」

照「今回は被害者が多いからね」

宥「フフ…議論する必要ないよ」

淡「えっ?」

宥「皆、自分に投票しようよ。そうすればみ~んな仲良くオシオキされるんだし」

憧「何…言ってるのよ…宥姉…」

宥「玄ちゃんが寂しがってるかも知れないじゃない!!だから皆で仲良くオシオキされて玄ちゃんの所にいこうよ」

宥のその言葉に私達は恐怖を感じ、何も言えなかった

照「…ゴメン松実さん」

宥「うっ…」

自分の証言台から動いていた照が宥の首元に手刀を入れ、意識を刈り取り、裁判所の壁に凭れ掛かるように寝かせた

淡「テル…」

照「今の松実さんが居ても議論の邪魔になるだけ…今私達がしなければいけないのは議論をして四人を殺害したクロを明らかにする事だから」

菫「ほぉ。分かっているじゃないか」

照「………」

哩「…簡単な所から議論すっと」

《ノンストップ議論開始》

照「今回、殺害されたの渋谷さんに亦野さんに江崎さんに鷺森さん」

憧「四人も殺害されてるわね…」

哩「鷺森以外の『死因は鈍器での撲殺か…』」

フナQ「その鈍器は何でしょうね?」

姫子「きっと【鉄パイプ】やなか?簡単に使えるし」

穏乃「違うと思いますけど…」


『』又は【】を>>660>>661のコトダマを使い、論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『鉄パイプ』←『凶器に使われた鉄アレイ』BREAK!


淡「凶器は鉄パイプじゃなくて鉄アレイだよ」

憧「どうして分かるのよ?」

淡「捜査をしている時にランドリーで三人分の血痕の着いた鉄アレイを見付けたんだ」

セーラ「何でそんなとこに置いてあんねん…」

淡「それは解らないけど…灼以外の凶器はコレで間違いないよ」

菫「凶器は分かった。まずは一人ずつ解決するぞ」

《ノンストップ議論開始》

セーラ「一人ずつ…った言っても誰から行くねん…」

菫「渋谷からでいいだろう」

煌「死体発見現場がプールとなっていますが『プールで殺された』んでしょうかね?」

憧「いや…間違いないでしょ…」

フナQ「決め付けは良くないと思いますけどね…」

照「【別の場所で殺害されて】プールに落とされたんじゃないかな…その方が筋が通るけど…」

セーラ「分からんなぁ」


『』又は【】に>>660>>661のコトダマを使い、賛成又は論破せよ!

↓2

照「何か間違った事言ったかな?その可能性が高いって言っただけだけど」

穏乃「もっと他に証拠になるものがあるはずだよ」

しまった…間違えちゃった…

発言力5→4


《ノンストップ議論開始》

セーラ「一人ずつ…って言っても誰から行くねん…」

菫「渋谷からでいいだろう」

煌「死体発見現場がプールとなっていますが『プールで殺された』んでしょうかね?」

憧「いや…間違いないでしょ…」

フナQ「決め付けは良くないと思いますけどね…」

照「【別の場所で殺害されて】プールに落とされたんじゃないかな…その方が筋が通るけど…」

セーラ「分からんなぁ」


『』又は【】に>>660>>661のコトダマを使い、賛成又は論破せよ!

↓2

発言力4→4.5

淡「!…その意見に賛成だよ!」

『別の場所で殺害されて』←『トレーニングルームの血痕』同意!

淡「尭深はトレーニングルームで殺害されてからプールに落とされたんだよ」

哩「何故言い切れる」

淡「トレーニングルームの扉の内側に血痕が浸いていたんだよ」

セーラ「でも何のために犯人は渋谷をプールに落としたんや?」

照「死亡時刻を偽装するためだと思う」

菫「なるほど…体温低下を狙っていたのか…今回のクロは中々頭が回るようだな」

憧「たまたまじゃないの?誰だって考え着くでしょ?」

憩「そうでしょうか?」

照「とにかく議論しよう。先に進めるために」

本家仕様システム的問題なんだぉ…
『』←賛成『のみ』可能
【】←論破のみ可能
賛成も論破も可能なウィークは『存在しない』

>>676
……orz…指摘ありがとうございます


《ノンストップ議論開始》

憧「トレーニングルームで殺されたって言うなら犯人にあってるはずよね」

菫「当然だろうな」

美子「でもどうしてトレーニングルームなんやろね」

セーラ「【凶器があるから】やろな」

憇「そんなの何処にでもある気がしますけど…」

憧「いや…そんなのはいいのよ」

穏乃「何でそんな言い方するんだよ」

憧「…悪かったわよ。でも、犯人と会って殺されてるなら【争ってるんじゃないの?】」

照「…前回までの事もあるけど…」

いや、違う…証言と矛盾するよ…


【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『争ってるんじゃないの?』←『渋谷尭深の検死結果』BREAK!

淡「いや…尭深は争ってないよ」

憧「どうしてよ?」

淡「殺害された尭深を検死したけど衣服に乱れはなかったし、争った様子もなかったんだ」

穏乃「大星さんと一緒に渋谷さんを検死したから私も同じ事を言える」

淡「と言う事は…尭深はトレーニングルームで犯人と会った後、後ろを振り向いた瞬間に鉄アレイで殴られた…って事だね!」

照「それでいいと思う…ただ、渋谷さんがどうしてトレーニングルームに居たのかは知らないけど…」

菫「そんな事は後でいいだろう。次に行くぞ」

《ノンストップ議論開始》

セーラ「次って誰について議論すんねん」

菫「亦野でいいだろう」

哩「亦野が殺されていたのはランドリーだったな」

照「そこに鉄アレイは置いてあった…おそらく凶器だね」

憧「…プールからランドリー…随分移動するわね…」

セーラ「でも何でランドリーなんやろな…」

煌「解りませんね…【一日中、利用者が居るかも】知れませんのに…」

フナQ「全くですね」


あれ?…あの発言だと少しおかしいよ

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

煌「おや?何か間違えましたか?」

照「それは別の場所で使えるんじゃないかな?」

しまった…間違えちゃった…

発言力5→4

《ノンストップ議論開始》

セーラ「次って誰について議論すんねん」

菫「亦野でいいだろう」

哩「亦野が殺されていたのはランドリーだったな」

照「そこに鉄アレイは置いてあった…おそらく凶器だね」

憧「…プールからランドリー…随分移動するわね…」

セーラ「でも何でランドリーなんやろな…」

煌「解りませんね…【一日中、利用者が居るかも】知れませんのに…」

フナQ「全くですね」


あれ?…あの発言だと少しおかしいよ

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!
↓2

上がってないみたいなので

↓2

発言力4→4.5

淡「!…それは違うよ!」

『一日中、利用者がいるかも』←『倉庫の立て看板』BREAK!


煌「へ?」

淡「ランドリーは今日は一日使えてないんだ」

美子「どういう事?」

淡「午後からはランドリーの前に立ち入り禁止の立て看板が置いてあったんだ」

煌「何でそんな物が?」

照「それは持ち出した人間に聞いてみるのが一番だと思う」


看板を持ち出した人物…それは…

看板を持ち出した人物を指名しろ!

↓2

正解!

淡「そうだ!分かった!」


淡「看板を持ち出した人間って憧だよね?」

憧「へ?私?…知らないけど?」

フナQ「は?何言っとんねん。アンタは看板を持ち出してたはずや」

憧「あっ…あぁ…そうそう。思い出したわ。私が看板を持っていったのよ」

菫「何のためだ?」

憧「ランドリーの調子が悪いみたいだから修理をする間に誰も来ないようにってモノクマに頼まれてたのよ」

照「モノクマ…それはホント?」

モノクマ「何でもかんでもボクに聞くな!…まぁ、ボクが新子さんに頼んだのは事実だよ!死体が発見される直前まで修理してたしね」

照「…そう」

哩「………」

菫「議論の続きに行くぞ」

《ノンストップ議論開始》

菫「午後はランドリーに入れない事が分かった」

憧「立て看板があった事は分かったけどね」

姫子「亦野はいつ殺されたんやろね…」

穏乃「【ランドリーが使えた午前中】じゃないですか?」

哩「だとすれば少しおかしか」


あれ?確かに今のおかしいような…

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『ランドリーが使えた午前中』←『宮永照の証言』BREAK!


淡「違うよシズノ。殺害されたのは午前中じゃないよ」

穏乃「どうして分かるの?」

淡「午前中に殺害されたのならモノクマファイルに時間が書かれてるはずだよ」

穏乃「あっ!?」

憧「でも実際にいつ殺されたか分かってないじゃない」

淡「そうだね…でも、死後硬直が早かったら?」

その言葉に何人かがハッと気付く

哩「なるほど…」

菫「そう言う事か…」

セーラ「何や?どういう事や!?」

照「今回は殺害されてからの死後硬直が早かったから死亡時刻が解らなくなったって事」

姫子「だけどなんでそんな事が起こったと?」

照「おそらく何処かで激しい運動をしていたんだと思う」

哩「そう言えば素振りをしている時に亦野と江崎を見掛けた…二時間程運動をしていたな」

菫「ならば別で殺害されている鷺森はどうする」

憇「鷺森さんは頭からシャワーを浴びていましたから…あっ!?」

姫子「どうかしたと?」

憇「もしかして…体を急激に冷やされたから…」

照「そうだろうね」

セーラ「…何か一気に分かってもたな」

煌「でもまだ分からない事もありますよ」

穏乃「まだ議論する必要ありますね」

《ノンストップ議論開始》

菫「とりあえず亦野達の死亡時刻が解らない理由が解けた…だがまだ犯人に関する手掛かりが解らずじまいだ」

姫子「そこを解決せんとあかんね」

憧「凶器は同じ鉄アレイだって言ってたわね…」

フナQ「頭部を殴られて死亡したなら他に外傷はないんやな」

憇「だとすれば【争った形跡もないかも】知れませんね」

菫「フン。どうだかな」


いや…違う…あの発言は違うよ

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『争った形跡もないかも』←『亦野誠子の検死結果』BREAK!


憇「えっ?」

淡「いや…誠子は犯人と争ってるよ」

哩「衣服が乱れていたから間違いなか」

憇「そうですか…今までそんな様子がなかったので…」

菫「チッ…亦野の場所にも犯人の手掛かりになりそうなものはなかったか…」

ちょっと待って…犯人の手掛かりになるものを誠子がもってたよ!

>>660>>661のコトダマから正解を選べ

淡「これだよ!」

『明るい色の茶色の髪の毛』


淡「いや…犯人の手掛かりはあるよ」

菫「何だと?」

美子「それって何?」

淡「誠子の指の間に挟まっていたこの髪の毛だよ」

私はそう言い、証拠になるだろう髪の毛を出す

照「茶髪だね…少し明るい色の」

菫「それが証拠になるのは分かった…だがこの中に茶髪の人間はかなりいるぞ」

照「高鴨さん、新子さん、松実さん、江口さん、フナQ、鶴田さん、荒川さんの七人…確かに多いね」

フナQ「言っておきますが私は違いますよ」

菫「フン…自分で言ってるならばいくらでも言えるな」

哩「議論をしながら証明をすればよか」

《ノンストップ議論開始》

憧「証拠になるのがあるならさっさと見付ければいいじゃない」

菫「お前も犯人候補の一人だがな」

照「…他に議論する事あるけど…先にアリバイがあるかないかだね」

穏乃「私は宥さんが仮眠するまで一緒に部屋にいて、死体発見アナウンスが鳴る直前までトレーニングルームにいました」

フナQ「私は情報を整理するためずっと食堂にいましたね」

姫子「私は午後まで洗い物をしとったと」

憇「私は保健室の整理をしてました」

セーラ「オレは…悪い…証明出来ん」

煌「どういう事ですか?」

セーラ「悪い…色々あんねん…」

憧「何よそれ…犯人臭濃厚じゃない…因みに私は一人で行動してたわ。そう言えば【娯楽室に行ったわね】」


あれ?…何か証言が矛盾するぞ…

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『娯楽室に行ったわね』←『花田煌の証言』BREAK!


憧「えっ?」

淡「憧…本当に娯楽室に行ったの?」

憧「はぁ?何言ってんのよ。アンタにも証言したじゃない。娯楽室に行ったって」

淡「じゃあ…誰が娯楽室にいたか覚えてる?」

憧「当然。私以外にいなかったわ」

煌「ちょっと待って下さい!娯楽室には私が一日中いました。誰も居ないのはおかしいです」

憧「えっ?」

照「…どういう事…新子さん?」

憧「え…え~っと…娯楽室には行ったのよ。それで煌と少し話をして…」

煌「今日は誰も娯楽室に来ていませんが?」

憧「ふきゅ!?」

すばらの言葉に憧は言葉を詰まらせると全員の視線が憧に集中する

菫「新子。コレでお前の犯人候補が高まった。どう説明するつもりだ?」

憧「………」

哩「黙秘か…嘘も出ているが…」

憧「何の事?私は娯楽室に行ったけど」

菫「白を切るつもりか」

憧「うっさいわね。噛ませ犬は黙ってなさいよ」

菫「噛ませ犬…だと…」

憧「そもそも煌が嘘の証言してるかも知れないじゃない」

煌「私はそんな事は…」

憧「じゃあ、証人はいるの?」

煌「それは…」

憧「ほら。いないじゃない…それで私を犯人扱いしないでくれる?それに議論はまだ終わってないし」

菫「噛ませ犬…噛ませ犬…」

照「…ブツブツ言って言ってる弘世さんは放って置いて次に行こう」

淡(テル…意外と酷いね)

《ノンストップ議論開始》

フナQ「亦野の事は大体分かりましたから次に行きましょうか」

姫子「次は江崎さんの事やね…」


煌「江崎さんの遺体は…とても酷かったですね」

淡「後頭部が割れてたもんね」

穏乃「何でそんな事が出来るんだ…」

憧「死因は同じ撲殺で後頭部を割られたって書いてたわね」

セーラ「だとすると犯人は【後頭部を叩き割ってから撲殺】…って事か?」

姫子「どうやろね…」


あれ?今の発言ならおかしいような…

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『後頭部を叩き割ってから撲殺』←『江崎仁美の検死結果』


淡「いや…それはないよセーラ」

セーラ「何でや?」

淡「すばらと仁美を検死した時、仁美の左腕が折れていたんだ」

セーラ「って事は…」

照「江崎さんは左腕で自身を庇い骨折…その後は凶器で頭を殴られた後に頭を叩き付けられた…って事だと思う」

淡「うん。全部その通りだよ」

煌「ですが何故三階のトイレで」

照「次はそれだね」

《ノンストップ議論開始》

穏乃「いまだに解らないのはどうしてバラバラの場所で殺害されたのか…ですね」

セーラ「犯人が移動させたとか」

憧「だったら跡があるでしょ」

照「考えられる可能性は『犯人に襲われて逃げ込んだ場所』で殺害されたんじゃないかな」

憧「そんなバカな…」


今の発言はおかしくないぞ

『』を>>660>>661のコトダマを使い賛成せよ!

↓2

淡「!…その意見に賛成だよ!」

『犯人に襲われて逃げ込んだ』←『弘世菫の証言』同意!


淡「いや…テルの言葉通りだよ。仁美や誠子が別々の場所で殺害されたのは犯人に襲われて逃げ込んだからだよ」

憧「どうしてそう言えるのよ。そもそも襲われたかどうか分からないじゃない」

淡「じゃあ、仁美と誠子は死体の第一発見者…だとすれば?」

照「犯人に襲われた理由になるね」

穏乃「じゃあ、亦野さんと灼さんの第一発見者は?」

淡「それはまた別にいるよ。とにかく二階のトイレとランドリーで殺された仁美と誠子は身を守るために逃げ込んでそこで殺害されたんだよ」

フナQ「ちょっと待ってもらいましょうか」

淡「えっ?」

《反論ショーダウン開始》

フナQ「それは違うと思います」

フナQ「逃げ込むなら何故/二階のトイレ/とランドリーなんや?」

フナQ「鍵の掛かる自室に逃げ/込んだ方が確実に安全ですけどね」

フナQ「そもそも二階のトイレと/ランドリーに逃げ込む/意味が解りません」

フナQ「犯人に襲われる/可能性があるのに」

フナQ「何かトラブルでも無い/限りはしませんけどね」

フナQ「それか襲われない可能性が/あってそこに逃げ込んだか」

フナQ【そこを説明してもらえない限りは納得出来ません】


どうしてそこに逃げ込んだ理由…きっとあそこのあれが使える筈だ!

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破し、証言を切り返せ!

↓2

再安価

↓1

淡「悪いけど…その言葉、切らせてもらうよ!」

『そこを説明してもらえない限りは納得出来ません』←『丸められた紙』BREAK!


淡「仁美がトイレに逃げ込んだ理由ならあるよ」

フナQ「は?」

浩子の言葉に反論を仕返すとランドリーで拾った丸められた紙を取り出す

憧「何よその紙…」

淡「ランドリーで拾ったったんだよ…因みにこの紙には工事中、立ち入り禁止って書いてあるんだ」

煌「あっ!その貼り紙ですよ!私が三階のトイレの扉に貼ってあるのを見たのは」

照「…江崎さんは犯人から逃げてたいた途中でその貼り紙を見てトイレに逃げ込んだ…って事だね」

穏乃「確かに立ち入り禁止って書いてあるなら普通は入りませんからそうやって逃げてる時には追ってこないって思いますからね」

姫子「でも何で江崎さんは殺されてしもたと?」

憇「本当に工事してるのかも知れませんのに…」


いや…貼り紙のしてあるトイレで殺された理由…それはきっと…

1.トイレの工事が終わっていたから

2.犯人がそこに逃げ込む様に仕掛けた罠

3.モノクマが逃げ込んだ場所を教えた


3つの選択肢の中から正しい物を選べ!

↓2

淡「これだよ!」

『犯人がそこに逃げ込む様に仕掛けた罠』


淡「もしかして…犯人は仁美がそこに逃げ込むのを知ってたんじゃないかな?」

セーラ「どういう事や?」

淡「犯人自身が事前に三階のトイレに工事中の貼り紙をし、殺害された尭深を目撃した仁美を襲って三階のトイレに逃げた所を殺害…」

哩「罠と言う事か…」

照「そう考えるのが妥当だと思う」

憧「でも犯人が貼り紙をした証拠はあるの?モノクマが貼ったかも知れないじゃない」

淡「いや…それはないよ。だってモノクマの字と違うし」

憧「は?何でそう言えるのよ」

淡「覚えてない?入学案内の紙に書いてあった字」

照「あのミミズが這いずった感じの字の事かな。大星さん?」

淡「うん」

穏乃「私でももっと綺麗に書ける…」

煌「確かに私が見た貼り紙の字はモノクマさんのものではなかったですね。かなり綺麗でした」

モノクマ「うるさい!ボクは字を書くのが苦手なんだ!!」

照「コレで江崎さんが何故トイレで殺害されたのか分かったけど…多分、まだ掴める手掛かりがあるはず」

哩「とにかく議論すっと」

《ノンストップ議論開始》

憧「議論って…次は灼さんの事でするの?」

照「違う。まだ江崎さんの事で何か分かるかも知れない」

憧「もう無いでしょ…」

穏乃「探せばあるかも知れないだろ」

憇「そうですね…」

姫子「う~ん…でも何があるんやろね。『何か犯人に繋がる手掛かり』があるといいけど」

憧「いや…ないない…」



犯人の手掛かり…あの場所にはあれがあった筈だ!

『』に>>660>>661のコトダマを使い、賛同せよ!

↓2

テスト

淡「!…その意見に賛成だよ!」

『犯人に繋がる手掛かり』←『江崎仁美のダイイングメッセージ』同意!


淡「犯人に繋がる手掛かりならあるよ」

憧「それって何なのよ?」

淡「仁美が残してくれたダイイングメッセージだよ!」

煌「あれですね!江崎さんの後ろの壁に書いてあった!」

淡「うん」

セーラ「でも腕は折れてるんやろ?無理ちゃうか?」

照「さっき、大星さんが証言してくれたけど折れてるのは左腕…右腕は使えるから残すのは出来るはず」

セーラ「あっ…そやな…」

哩「大星。ダイイングメッセージは何と書いてあったと?」

淡「カタカナで『ドウ』って書いてあったよ」

フナQ「…それって犯人に繋がるメッセージ何かいな…」

憇「そのメッセージ…本当に意味あるんですかね」

照「荒川さん。それは違う」

憇「えっ?」

ケイの言葉を否定したテルに私達は一斉にテルに向く

照「江崎さんはちゃんと犯人の手掛かりを残してくれてる」

憧「はぁ?それってどういう事よ?」

照「おそらくこのダイイングメッセージは発想と転換が必要になってくる」

穏乃「?」

照「つまり『ドウ』と書かれている事をどう読んで捉えるかって事…大星さん。此処まで言えば分かるよね?」

淡「………」


テルの言葉通りならあのダイイングメッセージが示すものは…

1.犯人の才能

2.犯人の口癖

3.犯人の名前


3つの選択肢の中から正しい物を選べ!

↓2

上がってないみたいなので

↓2

淡「!…そうだ分かった!」

『犯人の名前』


淡「そっか!あのダイイングメッセージは犯人の名前を示してるんだよ」

私の答えを聞くとテルは満足そうな表情をしていた

憇「犯人の名前?」

美子「それって誰?」

セーラ「………」

穏乃「えぐっちゃん?」

セーラ「何でもない…」

穏乃「犯人は一体…」

照「………」

淡「………」


犯人はあの人物だ!

怪しい人物を指名しろ!

↓2

正解!

淡「…今回の事件の犯人…それは新子憧アンタだよ!」

憧「………」

憧「ハァ!?な、何で私なのよ!?ふざけないで!」

照「………」

セーラ「………」

憧「何よその目は!私が犯人だって言いたいの!?そんなわけないじゃない」

哩「江崎の残したダイイングメッセージが本当に名前ならば犯人は新子しか思い付かん」

憧「何でよ!ふざけないで!!」

照「…このメンバーの中でドウと読める名前は新子さんだけ」

憧「名前じゃなくて才能かも知れないでしょ。ほら、剣道とか運動とか弓道とか」

照「江崎さんの状況がどうだったか知らないけどそれならもっと決定的に残せるけど?」

憧「うぐっ」

菫「新子。貴様の罪をみとm『噛ませ犬は黙ってろ!』………」

憧「私が犯人なわけないじゃない!それに灼さんの事だってまだ終わってないでしょ!」

セーラ「悪いけど新子…それは議論してもすぐ終わる」

憧「ハァ?ふざけてんの?」

セーラ「ホンマの事や…」

穏乃「と、とにかく議論しましょう」

《ノンストップ議論開始》

憧「まだ灼さんの事終わってないじゃない!なのに犯人扱いしないで」

セーラ「議論する必要ないんやけどな」

穏乃「議論しないで間違えたら私達が死んじゃうよ!?」

セーラ「…そっかすまん…」

煌「ですが鷺森さんが殺害された事をまだ解決していないのは事実です」

憧「そうよ!灼さんの事をまだ解決してないのに終われないでしょ!」

淡「………」

姫子「でも何で死体発見アナウンスが流れたんやろね…【二人しか遺体を目撃してない】はずやったけど…」

違う…目撃者はいる…そして事件解決の鍵になってる

【】を>>660>>661のコトダマを使い論破せよ!

↓2

再安価

↓2

淡「!…それは違うよ!」

『二人しか遺体を目撃していない』←『江口セーラの証言』BREAK!


淡「違うよヒメコ…死体発見アナウンスは三人以上が目撃しなきゃ鳴らないんだよ?」

姫子「あっ!?つまり既に目撃者がいた!?」

憧「誰なのよ目撃者は!」

淡「セーラだよ」

セーラ「………」

憧「江口セーラが目撃者だからって何にも進展しないわよ」

淡「…じゃあ、セーラが殺人現場を最初から目撃していて犯人の姿を見ているって言っても同じセリフ言える?」

憧「!?」

私のその言葉に憧は激しく動揺を見せると全員が憧に視線を向ける

セーラ「新子…お前が鷺森を殺す所をオレは最初から見てたんや…最後までしっかり」

照「新子さん。何か言い分はある?」

憧「………」

照「もう言い逃れは出来ないと思うけど」

憧「……………くけ…」

淡「?」

憧「くけけ…」








憧「くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」








フナQ「な、何や!?壊れたんか!?」

憧「くけけけけ!」

不気味な笑顔を浮かべ、ケタケタと笑う憧に私達は背筋が凍りそうになる

憧「くけけ!私が犯人だぁ?おっもしろい推理ねぇ」

淡「………」

憧「だけどぉぉぉ。江口セーラは何処で私が灼を殺す所を見てたって言うのよ?」

穏乃「………」

憧「それが解らないならぁ。結局は意味無いわよねぇ?くけ!くけけけけけ!」

不気味な雰囲気でそう言ってくる憧に何か恐怖を感じ、何も言えなかったが私はこの事件を証明するために憧に向き直る

淡「…あるよ。セーラが最初から最後まで殺人現場を目撃していた証拠が!」

憧「くけけ!あるならさっさと証明してみればぁ?無理だと思うけどねぇ。くけけ!」

淡(最初は解らなかったけど…今なら解る。セーラはあの場所から目撃していたんだ!)


《パニックトークアクション開始!》

憧「アンタ達は私が犯人だって証明したいんでしょ?」

憧「だったら、ざぁぁぁんねぇん!何処で目撃したかなんてわかってないもの」

憧「江口セーラが灼の殺害現場を目撃していたって言うなら何処で見てたって言うのよ」

憧「くけけ!あぁぁぁんな大浴場みたいな所で隠れてる人間がいたらすぐに見付けられるっての」

憧「江口セーラが何処から私が【灼を殺す瞬間を見ていたか】教えて見なさいよ。まぁ、無理だと思うけどねぇ。くけけけけ!」


セーラはあの場所から殺人現場を目撃していたんだよ!


【】を>>660>>661のコトダマを使い、止めをさせ!

↓2

淡「!…コレで証明するよ!」

『灼を殺す瞬間を見ていたか』←『使用されたサウナ』BREAK!

淡「セーラが何処から殺人現場を目撃していたかなら分かったよ」

憧「何処から見ていたのかしらねぇ。だけど、隠れる場所も無いのに何処にも居なかったじゃない…くけけ!」

淡「そうだね…確かにないよ。だけど、一ヶ所だけ身を隠して見れる場所がある!」

憧「くけけ!何処にも無いって言ってんでしょ」

淡「サウナなら問題なく灼が殺害された位置は見えるよ」

憧「!?」

憇「確かにあの位置からサウナなら問題なく見えますね」

淡「もう言い逃れは出来ないよ憧!」

憧「………」

照「肯定…みたいだね」

憧「くけ…くけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

哩「壊れた…か…」

憇「………」

淡「…最後に今回の事件を纏めて終わるよ。これが事件の全貌だよ!」

《クライマックス推理開始!》

淡「今回の事件はモノクマが個人個人に動機を渡した事から始まったんだよ」

淡「動機を渡された犯人はまず倉庫から立て看板を持ち出しランドリーの前に立ち入り禁止と書いて置いたんだ」

淡「そして次に犯人は三階に行き、工事中の貼り紙をしたんだ」

淡「そしてトレーニングルームに尭深を呼び出し、犯人に対して後ろを向いた尭深をトレーニングルームにあった鉄アレイを後頭部に振り下ろし、尭深を撲殺したんだ」

淡「尭深を撲殺した犯人はプールに尭深を落として死亡時刻を偽装しようとしたんだ」

淡「だけど、プールに尭深を突き落とした所を見られていたんだよ。それが二人目の被害者の仁美だよ」

淡「犯人は目撃者になった仁美を殺害する為に襲い掛かったんだ。だけど、命の危機を感じた仁美はそこから逃げ出したんだ」

淡「そして仁美が逃げ着いた先が三階の女子トイレ…だけど、それは犯人が三階に逃げる様に誘導し、尚且つ仕掛けた罠だったんだ」

淡「そして犯人はトイレの貼り紙を剥がした後、仕掛けた罠に逃げ込んだ仁美を殺害したんだ。その時に仁美は一度左腕で頭を庇って骨折し頭を殴られた後に頭を叩き付けられたんだ」

淡「その時に僅かに息をしていた仁美はダイイングメッセージを残したんだ」

淡「そして仁美を殺害した所をまた目撃されていたんだ。それが次の被害者の誠子だったんだ」

淡「そして尭深と仁美を殺害した犯人は次に誠子に狙いを定めたんだ」

淡「そして犯人に殺されると思った誠子は犯人から逃げたんだ。だけど、逃げた先はランドリー…それが犯人の罠だとも知らずにね」

淡「そしてランドリーに逃げ込んだ誠子を争った末に撲殺したんだ。その時に丸めて剥がした髪を落とし、争った時に抜けた髪が誠子の指の間に挟まったんだ」

淡「そして三人を殺害した犯人は血を洗い流す為に大浴場に行ったんだ。だけど、大浴場には輸血パックを被った灼が居たんだ」

淡「そして犯人は大浴場に居た灼をシャワーのホースで首を絞めて殺害したんだ。だけど、灼を殺した時をサウナにいたセーラが最初から最後まで見ていたんだ」

淡「そして灼を殺害した犯人は遺体の偽装工作をした後、倉庫に看板を戻した後、何喰わぬ顔で食堂にいたんだよ」

淡「コレが今回の事件の真相だよ!新子憧!!」

憧「くけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

モノクマ「ウププ!オマエラ、議論の結果が出たようですね!それでは投票に移りましょう!皆さん。お手元のスイッチから投票してください!」

モノクマ「さて、クロになるのは誰なのか!それとも正解なのか不正解なのか!それでは投票スタート!」

モノクマ「後、気絶している松実さんのスイッチは今回は特別にボクが犯人に投票しておくね」

淡「………」

憧「くけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

未だに不気味な笑顔で笑い続ける憧を無視して私達はスイッチを押すがシズノは押していなかった

穏乃「………」

淡「シズノ?」

穏乃「ううん…何でもない…」

私がシズノに心配そうに声を掛けるとシズノはスイッチを押した

そして全員がスイッチを押し終えるとモニターの画面が切り替わり、ルーレットが回り始める。そして…


憧 憧 憧


憧のイラストが三つ揃い、ファンファーレが鳴り、満場一致で新子憧がクロに決まった





学級裁判 閉廷!

モノクマ「ヒャッホー!またまた大正解!渋谷さん、江崎さん、亦野さん、鷺森さんを殺した犯人は新子さんでした!三連続で正解なんてやるねオマエラ!」

淡「………」

煌「………」

姫子「………」

憧「くけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

モノクマが喋っている中、憧は未だに不気味な笑顔を浮かべてケタケタと笑っていた

憩「何でですか新子さん…何で四人を殺したんですか!!」

憧「くけけけけ!殺した理由ぅぅ?そんなの…意味なんてあるわけないじゃない!くけけけけ!」

憩「なっ!?」

憧の言葉を聞いて私達は愕然とした。何故なら何の理由もなく尭深達四人を殺害した事にだ

穏乃「じゃ、じゃあ、お前はただ殺意に身を任せて殺したって事かよ憧!?」

憧「ピンポーン!大正解!そうで~す。私はただ殺人をしたかっただけで~す!」

菫「何だと!?」

憧の答えに私達はまた愕然とする。無邪気な子供が浮かべる笑顔で能天気な声で憧はそう言ったからだ

憩「何でそんな事が出来るんですか…」

憧「何で?さぁ?意味なんて無いし考えてもなかったわよ」

穏乃「憧…お前は皆と仲がよかったはずだろ…何で…」

憧「くけけ!アンタバカァ?仲がよかったぁぁ?そんなわけないじゃない。上辺だけ取り繕って仲良くしてるように見せただけだっての」

淡「………」

照「新子さん…一つ聞かせてくれる?」

憧「くけけ!何よ?」

照「私には新子さんがただ凶行に走って殺人を犯すようには思えない…新子さんが今回、凶行に走ったのは動機が関係しているの?」

憧「………」

質問しているテルの言葉を憧は黙って聞いていた

憧「ふ~ん。流石に頭が良い人間は聞くことが違うわね」

照「いいから答えて」

憧「はいはい…そうよ。動機が関係してるのよ。はい。答えたわよ…コレで満足?」

菫「そんなわけないないだろう。答えろ新子!」

面倒くさそうにそう言った憧に復活した菫は問い詰めるように言葉を紡いだ

憧「くけけ!良いわよ。教えてあげるわよ。今回の動機は本人にとっての一番嫌な記憶よ」

淡「………(やっぱり…)」

照「………」

憩「………」

セーラ「………」

憧「くけけ!そして私は思い出したのよ」

姫子「思い出したって…何を?」

憧「それは…」










憧「私が超高校級の絶望の一人だって事デ~ス!」









本日は此処まで

アコチャーのオシオキは明日投稿します


それでは皆さんおやすみなさい

モノクマ「ちょ!?新子さん!?」

淡「は?…超高校級の…絶望?」

照「………」

憧「くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!そうで~す!」
超高校級の絶望 新子憧

憧の言葉に私達とモノクマは驚き、気味の悪い笑顔で笑いながら言葉を続けた

憧「今回、私が殺人を犯したのはアンタ達に絶望を与える為にやったのよ!くけけけけ!全てアンタ達に絶望を植え付けるため、絶望を蔓延させるため、絶望に落とすため!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

セーラ「狂ってる…狂っとる…」

憧「狂ってるぅぅぅ?私は至って正常よ?本物の絶望に比べたらね。くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

笑い続ける憧に対して私達の背中を冷や汗が流れる

モノクマ「ちょっと新子さん!?何で勝手に暴露してるのさ!?」

憧「アンタには関係ないでしょ?お分かり?」

モノクマ「ぐぬぬ…」

照「新子さん…さっき絶望の一人だって言ったけど…他にいるの?」

憧「教えて欲しい?教えて欲しいわよねぇ?くけけ!」

テルの言葉に憧は笑いながら言葉を溜めると笑いながら答えた

憧「教えるかヴァァァァァァァカ!!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

菫「貴様…」

憧「でもぉ、今回の事件である程度の絶望を与えられたから私としては最っ高に絶望的で嬉しいんだけどね!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!絶望の一人が死んだ所で黒幕が困るわけじゃない。そう、アイツは…」

憧がその次の言葉を紡ごうとした瞬間、数本の槍が憧に突き刺さる

モノクマ「そこまでだよ新子さん。黙ってようね。それ以上喋る許可を与えた覚えはないよ?」

憧「くけけ…全ては絶望のため…くけけけけ!」

憩「ヒッ!?」

フナQ「槍に串刺しにされとるのに…生きとる…やと…」カタカタ

憧「くけけ!くけけけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

哩「モノクマ!早く新子を処刑しろ!!」

モノクマ「ええー…」

哩「いいから早くしろ!!」

その場の空気に耐えきれなくなり、哩はモノクマに処刑を急かした

モノクマ「はいはーい!白水さん分かったよ!それでは今回は超高校級のギャルである新子さんのためにスペシャルな!オシオキを!用意いたしました!」

憧「くけけ!くけけけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!絶望は既に植え付けられた。絶望は終わらない。次も殺人は起こる…必ず人は死ぬ。私の死で更なる絶望が生まれる…くけけけけ!」

モノクマ「それでは張り切って行きましょ~う!!」












憧「あぁ…絶望的に最っ高…」










GAME OVER

アタラシさんがクロに決まりました オシオキを開始します










ドット絵の憧がモノクマに連れて行かれ、首輪に繋がれた憧が処刑場に連れて行かれた後、モニターが切り替わる

モニターが切り替わるとそこには槍を抜かれた憧が完璧にメイクをし、糸に手足を吊るされコンクリートの撮影部屋でカメラマン姿のモノクマに向かってポーズを決めていた


『あっこあこ☆カリスマコーディネート特集! 超高校級のギャル新子憧処刑執行+校則違反のオシオキ』

モニターの向こうで憧は様々な衣装に着替えながらカメラマン姿のモノクマの指示に従いながらポーズを決めて撮影をしていく

だが、カメラマン姿のモノクマは指示通りにポーズを決めている憧に対して中々納得の行く写真が撮れずに気に入らないのかカメラを床に叩き付ける

するとコンクリートの壁は倒れ巨大な雑誌が現れる、同時に憧も糸に引っ張られ床に倒れると憧が倒れている反対の床が憧に向かって迫ってくる

憧を吊るしていた糸が切れると憧は潰される前に逃げようとするが逃げようとする憧を二体のモノクマが腕を掴んで離さない

そして憧は二体のモノクマに腕を掴まれ逃げられないまま、迫ってきた床にそのまま押し潰される

そしてモノクマはその雑誌を開き、ページを捲っていくとそこには雑誌に押し潰され、自身の血でページに綺麗な花を咲かせた憧が不気味な笑顔を浮かべて押し花のように貼り付けられていた

だけど、それだけでは終わらずモノクマはそのページを破り捨てると焚火の中に放り投げて燃やしてしまった

そして、火が消えるとそこにはそのページの燃えカスが残っていた

Side 憧

憧「くけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

モノクマに動機を渡された私は全てを思い出し。全員に絶望を与える為に目的のままに殺人を犯した…勿論、既に絶望の一人だった私に躊躇いや死ぬ恐怖何て一切なかった

何処かで私は狂っていた…それは十分に分かっていてそれを否定する気はなかった

憩「何でそんな事が出来るんですか…」

憧「何で?さぁ?意味なんて無いし考えてもなかったわよ」

違う…意味はあるそれは絶望を植え付けるため、案の定それはする事が出来た

憧「今回、私が殺人を犯したのはアンタ達に絶望を与える為にやったのよ!くけけけけ!全てアンタ達に絶望を植え付けるため、絶望を蔓延させるため、絶望に落とすため!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!」

全ては絶望のため…そう絶望のためなら私は捨て駒だって分かってる。そして、コイツらは更に絶望するって事も…

憧「でもぉ、今回の事件である程度の絶望を与えられたから私としては最っ高に絶望的で嬉しいんだけどね!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!絶望の一人が死んだ所で黒幕が困るわけじゃない。そう、アイツは…」

絶望を与えるための捨て駒の私が死んだ所でアイツが困るわけじゃない…そして、アイツの名前を言いかけた所でグングニールが私に突き刺さった…痛いじゃない

哩「モノクマ!早く新子を処刑しろ」

ちょっとちょっと。白水ぅ…いくら何でもそれはないでしょ…でもそれもいいわね

モノクマ「それでは今回は超高校級のギャルである新子さんのために!スペシャルな!オシオキを!用意いたしました!それでは張り切って行きましょ~う!」

憧「くけけ!くけけけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!絶望は既に植え付けられた。絶望は終わらない。次も殺人は起こる…必ず人は死ぬ。私の死で更なる絶望が生まれる…くけけけけ!」

そう絶望は次々と生まれる…いくらコイツらが希望を求めようとも…シズ、皆…頑張って生き残りなさいよ

あれ?何で私…こんな事考えてるのかしら…あぁ…そっか…私は絶望に染まりきってなかったんだ…まぁ…それも絶望的で最高だけど…

憧「…あぁ…絶望的に最っ高…」

これからも始まる処刑に私は絶望的に感動していた

首を首輪で繋がれ処刑に連行それた私は周りを見渡すと絶望に落ちる前の私にとって見慣れた風景の撮影所だった

…いつの間にかメイクも完璧にされてるし…衣装も変わってるし…オマケに手足を糸で吊るされてるし…逃げないっての

モノクマ「憧ちゃ~ん撮影始めるよ」

憧「は~い」

モノクマの撮影すると言う言葉を聞いて私は明るく返事をし、カリスマギャルとしてモノクマの指示通りにポーズを決めて、撮影をこなしていく

まぁ、勝手に手足が動いてるだけだけど…

モノクマ「もう!何だよ憧ちゃん。こんなんじゃ全然納得いかないよ!」

憧「いやいや…そんな事ないでしょ!」

モノクマ「いいもん。こうなったら奥の手を使うだけだし」

そう言ってモノクマがカメラを叩き付けると壁が倒れ、巨大な雑誌が現れ、私はその雑誌の上に立っていた事を知った

憧「うぐっ…」

私を吊っていた糸が引っ張られると私は床に倒れ込む。すると反対の床が私に向かって迫って来た

憧「…玄と同じ圧死か…それも悪くないわね…」

そう言いながら私は立ち上がると吊っていた糸が切れているのが解り、その場から逃げる事にした

憧(あれ?私…どうして逃げようとしてるの?)

訳が解らなかった…死ぬ恐怖何てなかった筈なのに今は死ぬのが嫌だった

憧「痛ッ…」

逃げようとする私の両腕にはいつの間にかモノクマに掴まれていて、力を入れてもモノクマは離れず、そのままもう一つの床は私に向かって迫って来ていた

憧「くけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!まさに絶望的って奴ね(嫌…死にたくない…ごめんなさい…皆、謝るから許して…助けて…)」

私は口に出している言葉と真逆の事を考えていた

憧「くけけ!くけけけけ!くけけけけけけけけけけけけけけけけけ!(お願い!誰か助けて!私はまだ死にたくない!!助けてシズ!皆ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)」

絶望に染まっていた筈の私は心の中でそんな事を考えて、助けを求めていた事に更に絶望していた事に気付いていなかった

そして、私はそのまま巨大な雑誌の1ページに押し潰された



Side 憧 終了

淡「………」

穏乃「………」

照「………」

姫子「………」

哩「………」

モノクマ「どうしたのさ皆。やけにお葬式みたいな感じになってるけど。オシオキも終わったのにさ。許せなかったんでしょ?新子さんの事」

モノクマの言葉を聞いても私達は何も言葉を出せなかった

確かに四人を殺害した憧は許せなかった…でも、それでも間違いなく憧は私達の仲間だった

モノクマ「それにしても白水さんも酷いよね!新子さんを躊躇いなくオシオキするんだもん」
哩「………」

笑いながらモノクマは哩にそう言うが哩は苦い顔をしたまま黙っていた

菫「フン…」

いつも通りに菫は一人でさっさと裁判所を後にするが誰も動こうとしなかった

哩「…すまない…先に戻る…」

哩はそう言い裁判所を後にするとしばらくしてから数人が後にする

裁判所に残ったのは私、シズノ、テル、セーラ、すばら、ヒメコ、気絶している宥だけだった

淡「………」

セーラ「…なぁ…」

淡「…どうしたのセーラ…」

セーラ「…オレがサウナから見てるだけじゃなく…出ていったら…鷺森は助けられたんかな…」

穏乃「…えぐっちゃん…」

照「…多分…助けられたはず…」

セーラ「…やっぱりか…」

セーラはそれだけ言うと上を向いて黙ってしまった

穏乃「………」

淡「…シズノ…投票の時に戸惑ってたみたいだけど…あれは何で?」

穏乃「…憧の事を最後まで信じようとしたけれど出来なかったから…かな…」

淡「…そう…」

それだけ言い、シズノが黙ると私も言葉を掛けられなかった

煌「それよりも…新子さんが言っていた超高校級の絶望…一体何なのでしょうか?」

淡「知らないよそんなの…」

照「…それについては私が調べてみる」

姫子「それよりいつまでも此処におらんと部屋に戻ろう…今は気持ちを落ち着けるのが一番」

淡「そうだね…戻ろっか」

姫子の言葉を聞いた後、私達は裁判所を後にし、個室に戻る事にした

モノクマ『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す』

モノクマ『ではでは、いい夢を』

淡「………」

私はモノクマの校内アナウンスを聞きながら大浴場からの帰り道を個室に向かって歩いていた

本当は灼が殺された場所には行きたくなかったけどそれでも気持ちを落ち着けるにはお風呂が一番だと思ったからだ

淡「(尭深、仁美、誠子、灼が殺されて…更に処刑された憧…どうしても許せないのに悲しくなるのは何でだろう…)…あれ?」

そんな事を考えながら個室に向かって歩いていると体育館の前に差し掛かった時、体育館の扉の隙間から光が漏れているのが分かった

淡「シズノとセーラが運動でもしているのかな?」

そんな事を口に出しながら体育館の扉の隙間から覗き込むとそこにはモノクマが誰かと口論していた

淡(誰と喋ってるのかな?)

気になった私はもう少し詳しく知ろうとそっと扉を開けようと手を伸ばすが

バチッ!

淡「あっ…」

突然、背後からスタンガンで襲われ、それを首に当てられ、電流が体を駆け巡り、私はそのまま意識を手放した










Chapter3 ~絶望ファッションショー 非日常編~ 終

生き残り13人→12人


To Be Continued…







Chapter3が終わった所で本日は此処まで

次回から後半戦のChapter4に入ります

Chapter4はこのスレでこのまま行ける所までやるのか新スレでやるのかどちらが良いと思いますか?

↓10までの意見を参考にさたいとおもいます

それでは皆さんおやすみなさい…

このままChapter4に行きます


モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

穏乃「………」

学級裁判から一晩明け、モノクマのアナウンスを聞きながら起床するが気分は優れないままだった

穏乃(まだ気持ちが落ち着かない…それだけ裁判の影響が強いのか…)

昨日は今までにない学級裁判だった…それだけアイツが起こした殺人は私達にとって影響を与えた

穏乃(とにかくご飯を食べよう…それから皆と話してコレからどうするか決めないと)

私はそう考え、頬を叩いて気持ちを入れ直すと着替えてから個室を後にし、食堂に向かった








Chapter4 ~裏切り、嫉妬…そして殺意~ (非)日常編







~食堂~

煌「おはようございます高鴨さん」スバラッ!

穏乃「おはようございます花田さん。今日は早いですね」

煌「いつもならいる皆さんがまだ来ていませんからね」

花田さんの言葉を聞いて食堂の中を見渡すと私と花田さんしか居らず、いつもなら既に来ている白水さん、えぐっちゃん、安河内さん、宮永さん…そして私と一緒に来る大星さんも姿が見えなかった

穏乃「多分、皆。気持ちの整理が着かないんだと思います」

煌「やはりそうですか…」

穏乃「花田さんは落ち着いてますね」

煌「そんな事ありませんよ。私だって本当は気持ちの整理が着いてませんし…でも、前向きに生きて行かねば死んでしまった他の皆さんに申し訳ないですからね」

穏乃「…そうですね」

流石に超高校級の精神力だけあって気持ちをすぐに切り替えられてる…私も見習わないと…

煌「では高鴨さん。まずは朝食を作りましょう」

穏乃「えっ?鶴田さんが作ってるんじゃ…」

煌「まだ来ていません」

穏乃「」

煌「では準備に取り掛かりましょう」

穏乃「」

煌「何とか朝食を作れましたね」

穏乃「役に立てずにすみません」

煌「いえ、良いって事ですよ」

結局、料理が全くダメな私はほとんど役に立てず、花田さんに任せっきりにしてしまった

それから朝食を並び終えると他の人達がやって来るが全員揃わなかった

穏乃「まだ全員揃ってませんね」

姫子「そうやね。後は白水さんに大星に荒川だけやね」

照「哩は今日は来ないみたい」

煌「そうなんですか?」

照「多分、昨日の裁判で自分がモノクマに言った事を気にしてるんだと思う」

穏乃「あぁ…」

宮永さんに言われて昨日の裁判で白水さんがモノクマに言った事を思い出す

……………

哩『モノクマ!早く新子を処刑しろ!』

モノクマ『えぇー…』

哩『いいから早くしろ!』

……………

穏乃「確かにあれは気にしますね」

煌「自分から処刑を促したものですからね」

照「だから哩は今日は出てこないと思う。哩の分の朝ご飯貰っていくね」

宮永さんはそう言うと二人分の朝食を持って食堂を出ていった

姫子「………」

穏乃「鶴田さん?どうかしましたか?」

姫子「…いや、何でもなか。朝食にすっと」

穏乃「?…そうですね…」

その後、全員で朝食を食べたが大星さんと荒川さんは最後まで来ず、話し合いをした結果、四階の捜索は翌日にする事になった

勿論、弘世さんも来ていない

短いですが本日は此処まで

コレから仕事があるのでまた明日投稿します


それではまた

穏乃「四階の捜索は明日になったけど…まぁ…妥当かな…」

気分が沈んだままだったし、何よりいつもいる人間がいないし…

穏乃「(大星さんの部屋でも行ってみようかな)…ん?」

誰かがフラフラ歩きながら保健室に向かってる…あれは…

穏乃「荒川さん?」

どうしたんだろ…結構危ないし、肩を貸して保健室に連れて行った方がいいかな…

淡「あれ?穏乃?」

穏乃「あっ、大星さん」

フラフラ歩いている荒川さんに駆け寄ろうとした時、個室から出てきた大星さんに声を掛けられる…そう言えば…大星さんの部屋の前にいたの忘れてた

穏乃「大丈夫?」

淡「ん?何が?」

穏乃「いや…今日、朝食に来てなかったから…何かあったのかなって」

淡「ただ寝坊しただけだよ。心配してくれてありがとう穏乃」

穏乃「あっ、うん…そう言えば荒川さんは…」

私はフラフラ歩いていた荒川さんの事を思い出し、荒川さんの歩いていた方向を見るが既に姿はなかった

穏乃(保健室に無事だどりついたのかな?)

淡「穏乃?どうかしたの?」

穏乃「あっ、いや…今、荒川さんがフラフラ歩いていたから気になってたんだけど…いなくて…」

淡「風邪でも引いたのかな?」

穏乃「だと思うけど…」

淡「憩の所には後で行ってみるとして…その前にお腹空いた…」

穏乃「じゃあ、食堂行こっか?大星さんの分残ってるし」

淡「うん♪」

その後、大星さんと一緒に食堂に向かい、四階の捜索を明日にする事を伝え、保健室に荒川さんの様子を見に行ったが荒川さんの姿はなかった

モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

穏乃「………」

結局、昨日は大ほs…淡(名前で呼ぶように言われた)と一緒に一日中荒川さんを捜したが見付からなかった

穏乃「(結局、荒川さんは何処に行ったんだろう)…あっ!?ジャージが無い!?」

昨日全部洗濯に出したんだっけ?

穏乃「制服を着れば良いか!」

ジャージが無いことに気付いた私は制服を手に取り、髪を結ぶこともせず、それに着替えると食堂に向かう

食堂に着くと昨日は来ていなかった白水さんも含めてほとんどの人が揃っていた

穏乃「おはようございます」

哩「あぁ。おは…よう…」

穏乃(制服+髪下ろし)「どうしました?」

哩「い、いや…」

フナQ(あんな美少女…ウチらの生徒におったやろか…)

煌(どなたでしょうか?)

私はそう聞くがやっぱり皆の様子がおかしい

どうしたんだろ?

淡「おはよう穏乃」

照「おはよう高鴨さん」

穏乃「あっ、おはようございます」

フナQ(高鴨…やと!?)

哩(解らんかったと…)

淡「あっ…穏乃だって皆が解らなかったって顔してる」

穏乃「………」

その日…私の中で淡と宮永さん以外の信頼度が下がった

~四階~

結局、荒川さんは今日の朝食にも現れなかったが朝食を食べた後、私達は四階の捜索をする事にした

淡「此処は化学室みたいだね」

穏乃「棚に色々薬品が並んでるけど…あっ!コレは結構いいプロテインだ」

セーラ「確かにいいやつやな」

照「だけど、この棚には危険な毒薬もあるから注意して」

見付けたプロテインに私とえぐっちゃんは喜んでいたが宮なg…照さんの言葉に少し冷や汗を流す

淡「毒薬が混ざってるなら危ないよね」

照「安全な薬品と毒薬に別けておこう」

照さんは棚の薬品を三つに別けると線引きをする

照「こうやって別けておけば安全な薬品と危険な薬品か解るから間違えないはず」

淡「そうだね」

セーラ「早速いくつかプロテイン持って行くか!」

穏乃「うん」

淡「…プロテインって好きじゃないよ…」

照「成長が止まる可能性あるからオススメしないけど」

照さんの言葉は私とえぐっちゃんには入って来なかった

~食堂~

哩「じゃあ、四階の捜索結果を報告すっと」

私とえぐっちゃんはプロテインを持って行った後、捜索には参加しなかったため、捜索から戻って来た淡に怒られた

そして、四階の捜索の報告会が始まった

淡「私達が調べた場所は化学室だったよ。薬品がいっぱいあったからテルが安全な薬品と危険な薬品で三つに別けて線引きをしてくれたよ」

照「それはまた後で説明する。後は音楽室があった…そこは特に何もないけど」

フナQ「私達が調べた方には学園長室がありました…まぁ、鍵が掛かってたせいで入れませんでしたが」

姫子「職員室もあったと…四階や他の階にもあった教室と同じで酷い有り様やけん」

煌「情報処理室もありましたね。その奥にはモノクマさんの絵柄の扉がありましたが…そこは鍵が掛かっていて開かなかったですね」

穏乃「…モノクマが何か隠してますね」

照「そうだろうね…何か知られたくないものがあるかも知れない」

哩「…此処まで来て行き詰まるか…」

フナQ「情報がありそうな肝心な場所に入れませんからね」

白うz…哩さんの言葉を聞いて私達は肩を落とす

情報の要が入れないからだ

宥「脱出の手掛かり見付からないね。困ったね」

穏乃「………」

学級裁判が終わった後も宥さんは壊れたままだった

セーラ「…後は荒川に伝えたら終わりやな」

哩「あぁ…それじゃあ報告会は終わりやね。解散」

姫子「あっ…大星、高鴨。ちょっと待って」

哩さんが報告会の終わりを告げ、それぞれが食堂を出て行くなか、私と淡は姫子さんに呼び止められる

淡「何?どうしたの姫子?」

穏乃「何ですか?」

姫子「あっ…えっと……アハハ。何でもなか…呼び止めてゴメン」

姫子さんはそれだけ言い、食堂を出ていった

淡「どうしたんだろ?」

穏乃「さぁ?」

~図書室~

四階の捜索が終わって数日…私達はそれぞれ情報を捜していたがやはり重要な情報がありそうな学園長室に入れない事が痛かった

照「………」ペラッ

穏乃「照さん。いくら情報を集めるためとは言え、徹夜が続いてませんか?」

淡「照…無茶はだめだよ」

照「…別に二、三日ぐらいどうって事ない…小説描いてる時にもそれぐらいしたから…」

照さんはそう言いながら手に持っていた資料を本棚に戻し、次の資料を手に取り、開いていく

哩「…照。まだ調べとったとね」

淡「あっ、哩」

照「哩?どうしたの?」

図書室にやって来た哩さんに気付いた照さんが振り向く

哩「…無理はするなと言ったはずだが?」

照「うん…ゴメン…」

哩「高鴨や大星も手伝っている…少しは休め、倒れたらどうしようもなか」

照「…そうだね…そうする。じゃあ、後はお願い」

哩さんに休む様に言われた照さんは資料を本棚に戻すと図書室を出ていった

穏乃「照さん…大分無理してましたね」

哩「…あれで徹夜が5日目たい」

穏乃「えっ!?」

淡「いくらなんでも無茶し過ぎだよね」

哩「あぁ…全く」

ため息を一つ吐いてから哩さんは資料を探っていく

淡「私達も頑張ろう穏乃」

穏乃「そうだな……あれ?」

私が資料を開くと資料の間から写真が落ちてきた

淡「また写真だね」

穏乃「………」

その写真は亦野さんと一緒に笑顔で釣りをしている江崎さん、渋谷さん、灼さん、そして餌を盗られて不機嫌気味な憧が写っていた

淡「また覚えの無い写真だね」

穏乃「うん…でも本当にこんな写真いつ撮ったんだろ」

本当にいつ撮った写真なんだろう

哩「何か高鴨、大星、何か見付けたと?」

穏乃「あっ、はい」

別の資料を調べていた哩さんに声を掛けられると私は資料の間から出てきた写真を見せる

哩「…また写真か…誰が見付けたと?」

穏乃「私ですけど…」

哩「…高鴨が預かっておいてほしか」

穏乃「あっ…はい。解りました」

哩さんから再び写真を受け取った私はそれをポケットに入れて写真を預かる事にした

淡「そろそろ疲れたよ」

穏乃「じゃあ、そろそろ行こっか?哩さん。私達は行きますね」

哩「ん?あぁ…分かった。後は私がやっとくと」

私達に哩さんがそう返して来ると一度頭を下げてから図書室を後にした

~食堂~

淡「中々情報が集まらないね」

穏乃「そうだね」

図書室を後にした私達は食堂の椅子に座りながらジュースを飲んでいた

姫子「あっ、高鴨に大星」

淡「ん?姫子?」

食堂でジュースを飲んでいると姫子さんが食堂に入って来る

穏乃「どうしたんですか?」

姫子「あっ…いや…少し話したい事があっと」

淡「何か情報が見つかったの?」

姫子「いや…それはまだやけん」

淡「むぅ…それで話したい事って何?」

姫子「あぁ…えっと…その……アハハ」

淡「アハハじゃないよ姫子」

姫子「…ゴメン…」

穏乃「………」

何かを言い掛けてから言い淀み、笑って誤魔化す…最近の姫子さんは話があるからと言って来てもそんな感じが続いていた

姫子「………」

そして最後は黙ってしまって何が言いたいのか解らない

穏乃「姫子さん。何か言いたい事があるんですよね?言って下さい。力になれる事ならしましから」

淡「そうだよ。私達友達何だからさ」

姫子「…ゴメン…やっぱり何でもなか…邪魔してゴメン…」

私達がそう言うと姫子さんは立ち上がって走って食堂から出ていった

淡「…最近の姫子って何か様子が変だよね?」

穏乃「うん。どうしたんだろ…」

走って食堂を出ていった姫子さんを思いながら私達は心配していた

穏乃「770…771…772…」

セーラ「773…774…775…」

淡と食堂でジュースを飲んだ後、私はトレーニングルームに行き、えぐっちゃんと一緒にトレーニングをしていた

因みに後は泳いでいる

穏乃「995…996…997…」

セーラ「998…999…1000……ふぅ…終わったぁ」

穏乃「流石に腹筋千回は疲れるね」

セーラ「何や?もうへばったんか?」

穏乃「それは違うよ!」

セーラ「なら、もう一回腹筋や!今度は二千回やで!」

穏乃「望むところだぁぁぁ!」

淡「…いつまでやってんのさ…」

えぐっちゃんの軽い挑発に乗りながら腹筋をしているとプールから上がって来ていた淡が冷めた目で見ていた

セーラ「腹筋や!」

淡「…見れば解るよ」

穏乃「トレーニングだ!」

淡「来てから腹筋しかしてない気がするんだけど…」

髪をタオルで拭きながら話してくれる淡と喋っている間に腹筋を終わらせた

穏乃「ふぅ…いい汗掻いた…」

淡「汗しか掻いてないよね?はい。タオル」

淡からタオルを受け取り、汗を拭いているとモノクマの校内アナウンスが入る

モノクマ『校内放送!校内放送!生徒の皆さんは至急、体育館にお集まり下さい』

セーラ「新しい動機を渡す気か?」

穏乃「とにかく行こう。遅れるとうるさいしね」

淡「うん」

校内アナウンスが鳴った後、私達は体育館に向かうことにした

~体育館~

体育館に着くと図書室で調べ物をしていた哩さんと個室で休んでいた照さん、そして、最近姿を見ていなかった荒川さんも来ており、全員が揃っていた

菫「フン…全員揃ったぞモノクマ。言いたいことがあるならさっさと言え」


モノクマ「お前が新たに殺し合わないから次の動機を発表といきたいのですが…実は今、ボクはとっても悲しいのです」

菫「貴様にそんな感情があるのか?」


モノクマ「失礼な!ボクにだって感情くらいあるよ!」

確かに怒ってるって事は感情あるよな

モノクマ「それより一々本題からずらさないでよね!」

怒りながらそう言ったモノクマは私達を呼び出した理由を話し出した

モノクマ「冒頭にも言った通り、ボクはとっても悲しいのです。今回、オマエラを呼び出した理由は他でもありません。実はオマエラの中に裏切り者がいます!」

穏乃「…裏切り者?」

淡「…憧の事じゃないの?」

モノクマ「勿論、新子さんとは違います。オマエラの中にボクとこの学園の黒幕との内通者がいるのです!」

モノクマのその言葉に私達は騒然とする

照「黒幕との内通者…」

セーラ「弘世!お前やろ!」

菫「フン…バカを言うな。私は違う」

フナQ「じゃあ、一体誰が…」

穏乃「………」

淡「………」

モノクマ「ウププ!オマエラが解らないようなので特別に教えてあげます!」

モノクマがそう笑いながら言うが私と淡は同じ発想に至っていた

モノクマ「オマエラの中にいる内通者。それは…何度も何度も打ち明けようとして言い出せずに優柔不断な行動ばかりしては結局、言い澱んでいた人物何だよ」









モノクマ「そうだよね。仲間だと言って皆を騙していた…裏切り者の鶴田姫子さん!」








昨日の寝落ち分を更新したところで本日は此処まで

皆さんは誰が内通者だと思っていました?


それでは皆さんおやすみなさい…m(_ _)m

モノクマが内通者の名前を言った瞬間、私と淡は後ろを振り向く

後ろを振り向くとそこには青い顔をして体を震わせている姫子さんがいた

淡「姫子…まさか…」

姫子「あっ……えっと…」

照「………」

セーラ「鶴田…まさかホンマに…」

姫子「あっ…えっと………ゴ、ゴメンナサイ…」

青い顔をしながら弱々しい声で姫子さんは私達に頭を下げて謝った

捜査や学園の捜索の時に私達に積極的に協力してくれた姫子さんが黒幕との内通者だなんて信じれなかった

姫子「ゴメンナサイ…本当にゴメンナサイ…」

穏乃「一体いつから…」

モノクマ「いつから?それはこの学園での生活が始まった時からだよ!」

穏乃「なっ!?」

姫子「………」

モノクマの言葉を聞いた後、私は再び姫子さんを見ると姫子さんは俯いて涙を流していた

モノクマ「あ~、因みに図書室にあった資料室の鍵を掛けて入れないようにしたのは鶴田さんなんだよ!」

照「…どうりでおかしいと思った…」

モノクマ「他にも清水谷さんが事件を起こした際にも清水谷さんに睡眠薬をこっそり渡したのも鶴田さん」

フナQ「は?」

モノクマ「クロチャーが事件を起こした時も鶴田さんは始めから計画事態を知ってたのに止めなかったんだ。クロチャーの友達だったのに酷いよね!」

宥「………」

モノクマ「そして新子さんが事件を起こした際も実は鶴田さんが関与してたんだ!」

セーラ「何やて!?」

モノクマ「それに皆の行動をボクに報告していたのも鶴田さん!皆が必死で捜していた学園の重要な手掛かりを隠したのも鶴田さん!こんな人がいくら仲間だなんて言っても最低だよね!信頼されないよね!アーハッハ!!」

穏乃「………」

淡「………」

姫子「…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」

私達はモノクマが言った言葉を黙って聞いていたが呆然としていた

それほどまでに私達は仲間として信頼していた姫子さんに裏切られていた

そして姫子さんは俯いて涙を流しながらずっと謝っていた

姫子「…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」

モノクマが消えた後の体育館では虚ろな目をした姫子さんが涙を流して謝り続けていた

私達は何とも言えない空気に包まれていた

セーラ「…今までオレ達を騙してたんか鶴田?」

姫子「…ゴメンナサイ…」

哩「…全ての殺人事件にも一枚噛んでいたのは事実か?」

姫子「…ゴメンナサイ…」

照「私達の行動を逐一、モノクマに報告していたのは…本当?」

姫子「…ゴメンナサイ…」

皆からの質問にただ、謝って答える姫子さん…それは全てが真実だと物語っていた

淡「違う!姫子はそんな事しないよ。何かの間違いだよ!」

穏乃「淡?」

淡「姫子は私達の仲間だよ!モノクマの言葉はでっち上げだよ!」

重い空気の中、淡だけは姫子さんの味方をしていた。まぁ、私もモノクマの言葉を信じてるわけじゃないから味方だけど

セーラ「何言ってんねん!鶴田は今までオレ達を騙してきてたんやぞ!?何で味方が出来んねん」

淡「友達だからだよ!私は友達を最後まで信じたい何があっても!」

菫「ハッ、くだらないな。今さら、鶴田を信用する人間が何処にいる」

淡「私は信じるよ!」

菫「フン…これ以上は付き合っていられん…帰らせてもらう」

憩「………」

姫子さんを信じると力強く言った淡に弘世さんはそう言うと体育館を出ていき、荒川さんも無言で出ていった

宥「ヘェー…そうなんだ…姫子ちゃんって…裏切り者だったんだ」

宥さんは姫子さんに歩み寄りながらマフラーの隙間から何かを取り出す…って、ノコギリ!?何処にしまってたの!?

宥「…だったら死んでよ!」

姫子「………」

穏乃「ダメです宥さん!(このままじゃ宥さんがクロに…)」

淡「ダメだよ宥!」

手に持ったノコギリを振り上げ、姫子さんに振り下ろそうとしたが哩さんが竹刀でノコギリを弾き飛ばした

哩「止めんか松実」

宥「邪魔しないで!」

哩「ここで鶴田を殺した所で何の解決にもなか!解れ!」

宥「………」

哩「…ばってん。鶴田の事は信用出来んのは事実…行動に制限を加える事でよか?」

宥「…それでいいよ…」

哩「そうか…」

穏乃(ふぅ…何とか治まった…ん?)

渋々承諾した宥さんの違和感に気付いた私は姫子さんの方に走り出すと姫子さんを突き飛ばす

穏乃「うぐ…」

淡「…えっ?」

宥「…あ…あぁ…」

哩「なっ!?」

姫子さんを突き飛ばした瞬間、私は宥さんが隠し持っていた包丁を突き刺された

淡「あ…あぁ…穏乃ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

穏乃(…大袈裟だって…)

宥さんに刺され、痛みに耐えきれなくなった私は意識を手放した

意識を手放す瞬間、淡は私の名前を叫んでいたのが分かった

短くてすみませんが本日は此処まで

>>1は決して姫子が嫌いなわけではありません


それでは皆さん。お休みなさい…

~保健室~

穏乃「うっ…うぅ…」

私が目を覚ますとそこは保健室のベッドの上だった

穏乃(そうか私は姫子さんを庇って宥さんに刺されたんだっけ)

痛みはあったけど今は手当てしてある場所ももう傷も見当たらない…相変わらずスゴいな私…

体を起こし、ベッドから降りようとしたが淡がベッドに伏せるように寝ていた

淡「スゥー…スゥー…」

穏乃「淡が診ててくれたのか…」

モノクマ「そうだよ!」

穏乃「うぉ!?モノクマ!?」

モノクマ「高鴨さん!静かにしないと大星さんが起きちゃうよ」

いや…お前の声の方が大きいけど…それより…

穏乃「何でお前がいるんだよ…」

モノクマ「それは…ボクが高鴨さんを治療したからだよ!」

穏乃「は?」

モノクマが治療?そんな馬鹿な…

穏乃「お前はコロシアイをして欲しいんだろ。なら何で私を治療したんだ」

モノクマ「流石に今回の事は予想外だったから特別サービスだよ!意外にボクって優しいでしょ?それに裏切り者の必死のお願いだったからね!」

穏乃「………」

モノクマ「ウププ!それじゃあボクは行くよ……あっ、それと今日は特別に此処で寝ることを許可するよ!」

穏乃「…機嫌がいいな…お前」

モノクマ「いい修羅場が見れたからね!」

モノクマは親指を立てて、サムズアップした笑顔でそう言い、いつも通りに消えた

モノクマ『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

穏乃「………」

保健室で目を覚ました私は淡を起こしてからベッドから降りると一緒に食堂に向かった

穏乃「なぁ…淡。昨日、あの後…何があったか教えて欲しいんだけど」

淡「いいよ。穏乃が宥に刺された後…私が宥を何回かぶん殴った…それから慌てて飛び出してきたモノクマが姫子の頼みを聞いて穏乃を治療した…それだけ…」

穏乃「ありがとう…分かった」

淡「それと姫子の処遇はどうするか今日、決めるってさ」

穏乃「…何とも言えないよな…」

淡「うん…それに姫子はもう皆から信頼されてない…」

穏乃「………」

モノクマの言葉一つで私達と姫子さん…いや、私と淡以外の全員と姫子さんの関係は最悪なものになっていた

裏切り者だった姫子さん…私にはどうしても負に落ちなかった

~食堂~

私と淡が食堂に着くと普段は遅れてくる人も既に揃っており、場の空気は重く、とても声を掛けられなかった

姫子「………」

姫子さんは俯いており、虚ろな目をしたままその場から動こうとしなかった

朝食を摂っている間も誰も喋る事もなく、静かなままだった

姫子「………」

そして、食事をしている間も姫子さんは動かず、朝食に一切手を付けていなかった

姫子「………」

哩「…さて、鶴田をどうするかだが…」

重い空気の中、哩さんが喋り、姫子さんの処遇を決める事になった

フナQ「…拘束して部屋で監禁しとけばいいんちゃいます?」

淡「なっ!?そこまでする必要ないじゃん!」

フナQ「鶴田は今まで事件全てに関与してたんや…嫌でもその意味分かるやろ?」

淡「うっ…」

反論した淡にフナQは事実をぶつけると淡は黙り込んでしまった…

姫子「………」

穏乃「ん?」

今、姫子さんの手が動いてたような…

照「!…穏乃ちゃん。鶴田さんを止めて」

穏乃「何しようとしてるんですか姫子さん!?」

姫子「!?」

姫子さんの手の動きに気付いた私は同じく気付いた照さんの言葉通りに私は姫子さんを後ろから羽交い締めにする

すると右手に持っていたナイフが床に落ちた

セーラ「ナイフを落とした?」

照「…鶴田さん。私達の前で自殺しようとしてた」

淡「えっ?」

哩「…よく気付いたとね」

照「ナイフを持った右手が鶴田さんの喉に向かっていたから」

照さん…そこまで分かってたんだ…私はナイフを持ってた事しか分からなかった

姫子「ぐっ…うぐ…くっ…うぐぐ…」

穏乃「姫子さん!暴れないで下さい!?」

羽交い締めにしていり姫子さんがその場で抜け出そうと暴れたため、私はさらに強く締めるがしばらくして姫子さんは暴れなくなる

穏乃「ふぅ…」

姫子「………せて…」

穏乃「えっ?」

姫子「…死なせて…此処で…皆の前で…」

暴れなくなった姫子さんは突然、そんな事を言い出した

照「悪いけど死なせない…まだ鶴田さんには聞きたい事があるから」

姫子「…死なせて…お願い…死にたい…」

淡「そんなのダメだよ!言っちゃダメだよ!」

姫子「…もう裏切るのは嫌…死にたい…死にたい…死なせて…」

穏乃「………」

姫子「…死にたい…死にたい…死にたい…」

フナQ「さっきからそればっかりやな…」

姫子「…死にたい…死なせて…殺して…私を殺して…」

セーラ「おんなじ事ばっか…いい加減に!」

宥「止めた方がいいよ」

えぐっちゃんが立ち上がり、姫子さんの方に詰め寄ろうとしたが宥さんが呼び止める

宥さんの顔は淡に殴られた影響で少し腫れはあるが昨日までの雰囲気とは違い、最初の頃に戻った感じがしていた

宥「多分だけど…姫子ちゃんは絶望してると思うの…」

穏乃「えっ?」

宥「おそらく昨日までの私と一緒…姫子ちゃんは私達を裏切っていた事実から逃げたくて死のうとしてるんだと思う…」

姫子「…死にたい…死にたい…死なせて…私を殺して…」

宥「ドン底まで堕ちて…そこから這い上がりたくても出来なくて…更に堕ちる…」

淡「…それが絶望…でもそんなの!?」

宥「うん…絶対に間違ってる…でも逃げる場所が何もなくて助けが欲しくて絶望する…それが絶望のループ…」

姫子「死にたい…死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい…」

宥「でも私は絶望から這い上がれた…穏乃ちゃんが支えてくれたから…淡ちゃんが気付かせてくれたから!」

淡「………」

宥「でも姫子ちゃんは難しいと思う…皆から信頼を失い、責められ、裏切りを告発され、追い詰められたから…」

姫子「…殺して…殺して殺して殺して殺して殺して殺して…」

宥「居場所も信頼も…全てを失った姫子ちゃんは絶望し続ける…逃げ場を捜して…私もそうだったから…」

宥さんが言った言葉には凄く重みがあり、それを聞いた後は誰も喋らなかった

ただ、絶望している姫子さんを除いて…

本日は此処まで

昨日は寝落ちをしてしまい此処まで書けませんでした…

もう少しで事件発生です


それでは皆さん。お休みなさい…

~高鴨の部屋~

食堂での一件の後、私と淡は姫子さんを連れて自室に戻って来ていた

結局、姫子さんは拘束して自由に行動出来ないように私と淡が見張る事になった

宥さんが言うには絶望に堕ちた人間は何をするのか解らないとの事だ

姫子「…殺して…殺して殺して殺して殺して殺して殺して…」

淡「…さっきからずっとこの状態だね」

穏乃「そうだな…」

姫子「…殺して…殺して殺して殺して殺して殺して…」

私の部屋に連れて来た後も姫子さんはずっと同じ事を呟いていた

淡「………」

穏乃「どうしたんだよ淡。何かずっと考え事してるみたいだけど…」

淡「うん…少し気になる事があるだよね…」

穏乃「気になる事?」

淡「うん」

私が聞きたいのを分かっていたのか淡は真剣な顔付きで私に向き合った

淡「今は私と穏乃、姫子しか居ないから言っとく…この間の夜時間、モノクマと誰かが体育館で口論してた」

穏乃「モノクマと?」

淡「うん。それは多分、姫子だと思う…私はその会話を聞こうとしてた…だけどその時に背後から誰かに襲われた」

穏乃「えっ?それって…」

淡「…多分コレは私の推測何だけど…」










淡「私達の中に裏切り者はもう一人いる可能性がある」








穏乃「なっ!?それ本当!?」

淡「多分ね…じゃないと襲われた理由が解らないし」

私は淡の言葉を聞いて絶句した。姫子さん以外に内通者が居ると言うことに

穏乃「じゃあ、何で皆が居る時に言わないんだよ」

淡「多分、言ったら皆が疑い始めるだろうし、今の姫子のようになってほしくなかったからかな」

穏乃「そっか…」

淡は今以上の状況を作りたくなかったから黙っていたんだ

穏乃「でも…何で私には言ったんだ?」

淡「穏乃には言っても大丈夫だと思ったからかな」

穏乃「なんだよそれ…」

淡「そのままだよ。それより…姫子を何とかしないとね」

穏乃「…そうだな…」

姫子「………」

先ほどと違って姫子さんは今は落ち着いていた

そして、今日は淡が私の個室に泊まる事で姫子さんを見張る事にした

~高鴨の部屋~

穏乃「…う…う~ん…」

淡と交代しながら姫子さんを見張るつもりだったのにいつの間にか眠ってたみたいだ…

穏乃「ゴメン淡。寝ちゃってた…交代し……あれ?」

淡がいない…それに姫子さんも……って何だこれ?

穏乃「!?…こ、これ…血痕!?」

私は自分の部屋の血痕を見付けると髪を結ぶこともせず慌てて部屋を飛び出し、近くの部屋の照さんを呼び出す

穏乃「照さん!照さん!起きて下さい!!」

照「…どうしたの穏乃ちゃん?そんなに慌てて…まだ夜時間だけど…」

私は照さんに慌てている事情を説明すると照さんは理解してくれた

照「分かった。他の人達を呼んでから淡と鶴田さんを捜そう」

穏乃「はい!」

私と照さんは手分けをして他の人達の部屋を訪ね、手伝いを頼んだが部屋から出てきたのは廊下から歩いてきた弘世さん、哩さん、荒川さん以外だった

菫「チッ…まさか私まで捜索に駆り出されるとはな」

セーラ「文句言うなや!コレぐらい協力せぇや!」

菫「チッ…」

照「哩は何でいないんだろう…」

宥「とにかく哩ちゃん達も捜そう」

煌「高鴨さん…どうしますか?」

淡と姫子さん…それに哩さんと荒川さんもいないのか…



重要選択肢です。選択を誤ると被害者が変わります


1.淡と姫子を捜す

2.哩を捜す

3.憩を捜す


↓2

淡と姫子さんも気になるけど…

穏乃「私は哩さんを捜しますから皆さんは淡と姫子さんと荒川さんをお願い出来ますか?」

照「私も哩を捜す。後はお願い」

淡の事は気になったが他の皆に任せ、照さんと一緒に哩さんを捜すことにした

~四階~

私と照さんは哩さんがいそうな体育館と図書室を捜したがいなかったため、四階に来ていた

穏乃「哩さん…何処にいるんだろう…」

照「………」

穏乃「照さん?」

四階に来た後、照さんが急に音楽室に向かって走り出し、扉を開けるとそこには腕を組んで立っている哩さんがいた

哩「来たか弘世……照?それに高鴨?」

照「哩…捜した…」

穏乃「無事でよかったです…」

哩「慌ててどうしたとね?」

音楽室にいた哩さんに事情を話すと哩さんも状況を理解してくれた

哩「大星と鶴田…それに荒川が居なくなった?」

照「そう」

穏乃「とにかく哩さんが無事でよかったです。後は淡達を…『死体が発見されました!一定の自由時間の後、学級裁判を行います』…えっ?」

照「穏乃ちゃん?」

死体発見アナウンスが聞こえた後、私は照さんと哩さんを置いて急いでその場を後にした

穏乃(淡…無事でいてくれ…淡…)

私は淡の無事を祈りながら階段を駆け降りると娯楽室の前に皆が集まっているのが見えるとその場に行くが…

穏乃「淡!!」

淡「………」

頭から血を流している淡を宥さんが介抱している光景が見えてきた

穏乃「淡!!」

宥「大丈夫…気を失ってるだけだよ穏乃ちゃん…それより中を…」

淡が無事な事に胸を撫で下ろすと宥さん言われた通り、他の人達を掻き分け娯楽室の中を覗くと










゙娯楽室の天井から吊るされたロープで首を絞められてゆらゆらと揺れている。超高校級の鍵師 鶴田姫子"の変わり果てた姿だった

穏乃「姫子さん!!」

セーラ「と、とにかく荒川を連れてきて鶴田と大星を何とかせんと…あっ…でも捜してもまだ見つかってへんねや!?」

煌「荒川さんは一体何処に…」

穏乃「もしかしたら…あそこに居るかも」

セーラ「ちょ、待てや高鴨」

煌「待って下さい」

一つの考えが思い付いた私は娯楽室から一階の保健室に向かって駆け出す

後ろからえぐっちゃんと花田さんが追いかけて来ていたが無視して保健室に向かった


~保健室~

穏乃(きっと此処なら…)

私は保健室に辿り着くと中に扉を開けて中に入ろうとしたが鍵が掛かっていた

穏乃「!?…まさか…」

セーラ「ちょお待てや高鴨…」

煌「ハァ…ハァ…」

穏乃「えぐっちゃん!花田さん!手伝って!」

えぐっちゃんと花田さんを呼ぶと三人で保健室の扉に向かって数回体当たりし、扉を壊して中に入る

普通は校則違反だがこの際は関係なかった

そして三人で扉を破って中に入った後、私達は荒川さんを見付けたが…

穏乃「あ…荒川さ…ん…」

セーラ「嘘やろ!?そんなん嘘やろ!?」

煌「………」











゙保健室のベッドの上で血を吐いて静かに横たわって眠るように死んでいる。超高校級のナース 荒川憩"の姿がそこにはあった











Chapter4 ~裏切り、嫉妬…そして殺意~ (非)日常編 終


生き残り12人→10人


To Be Continued…

事件発生で本日は此処まで

今回の選択肢で1を選んだ場合は哩と憩が3を選んだ場合は姫子と哩が犠牲になっていました…因みに淡は主人公のため、どれを選んでも助かります

また明日投稿します

それでは皆さん。お休みなさい…

モノクマ『死体が発見されました!一定の自由時間の後、学級裁判を行います!』

穏乃「…クソッ!」

死体発見アナウンスが流れ、保健室で荒川さんを見付けた後、私は壁を殴る…少し痛かったが今の私には関係なかった

穏乃「…何で…何で殺人が続くんだよ…何で…起こさなきゃダメなんだ…」

セーラ「………」

煌「………」

壁を殴った後、肩を震わせながらそう言った私をえぐっちゃんと花田さんが黙って見ていた










Chapter4 ~裏切り、嫉妬…そして殺意~ 非日常編 開始








照「いた…穏乃ちゃん」

私達が呆然としていると保健室の扉を開けて照さんが入って来ると殺されている荒川さんを見て少し驚くがそのまま入って来る

どうやら照さんは事情を聞いて私を捜しに来てくれたようだ

照「淡の怪我が酷い…出来るだけ早く手当てしないと不味い…」

穏乃「クソッ……荒川さんが無事だったら頼めるのに」

照「………」

私の気持ちを汲み取って照さんは何も言わなかった

モノクマ「ウププ!また起こっちゃいましたね殺人事件!」

セーラ「モノクマ!?」

穏乃「!!」

モノクマが現れた瞬間、私は一瞬でモノクマを掴みあげた

モノクマ「ちょ!?何するのさ高鴨さん!?暴力は校則違反だよ!?」

穏乃「暴力はしない…モノクマ…私を治療した時と同じように淡を治療しろ」

モノクマ「はぁ?何でボクがそんな事しなきゃいけないのさ?言ったよね?高鴨さんの時は予想外だったから特別だって。このまま放っておけば大星さんも被害者になってクロを捜せるのに」

穏乃「こいつ!」

照「待って」

モノクマの言葉にイラついた私はモノクマを壁に叩き付けようとしたが照さんに止められる

穏乃「照さん!何で…」

照「此処は私に任せて……モノクマ。話がある」

モノクマ「ん?何かな宮永さん?」

照「…モノクマは私達を絶望させるのが目的のはず」

モノクマ「うん。そうだね」

照「だったら取り引き。淡を治療して」

モノクマ「だから何でボクが…」

照「私達はこのまま学級裁判までやる…だけど今のままじゃ淡は学級裁判に参加出来ない」

モノクマ「そうだね…で、何が言いたいの?」

照「解らない?学級裁判に参加出来ないと言うことはクロのオシオキを観れないこと」

モノクマ「ハッ!?」

此処まで来て照さんがモノクマに何を言いたいのかが分かった

照「つまり学級裁判の始まりから終わりまでの様子を録画しておいて後で淡に見せる…そうすれば絶望を与えられると思うけど?」

モノクマ「ウププ!中々面白い提案をするね宮永さん」

照「………」

モノクマ「いいよ。取り引きに応じるよ。大星さんを助けてあげるよ!あっ、最後にモノクマファイルを追加しておくね」

それだけいいモノクマはピョーンと姿を消した

短いですが本日は此処まで

また明日投稿します


それでは皆さん。お休みなさい…

穏乃「照さん…今の内容…」

照「…分かってる…かなりゲスで最低でコロシアイに乗るような内容だって…でも、犠牲者を増やさずに淡を助けるためにはそれしかなかったから…」

私が聞こうとした内容を照さんは肩を震わせながら答えてくれた

煌「…捜査をしましょう…鶴田さんと荒川さんの為に…」

穏乃「花田さん…そうですね」

照「………」

セーラ「せやな」

花田さんの言葉に私達は頷くと捜査をするためにモノクマファイルを起動させる


モノクマファイル・Ⅶ

被害者 超高校級の鍵師 鶴田姫子

死体発見現場 娯楽室

死亡時刻 午前1時30分頃

死因 絞殺。天井から吊るされたロープで首を絞められ死亡。外傷は見られない

煌「外傷が無いと言う事はロープで絞め殺されただけですね…」

穏乃「私が寝てなかったら…」
照「…次を見てみよう」

モノクマファイル・Ⅷ

被害者 超高校級のナース 荒川憩

死体発見現場 保健室

死亡時刻 午後21時頃

死因 毒殺。毒薬を飲み込み死亡。体内から薬物反応あり。外傷は見当たらない

セーラ「21時って事は…」

照「私達が夕食を食べ終えて部屋に戻った頃」

穏乃「死亡時刻がバラバラか…」


コトダマ『モノクマファイル・Ⅶ・Ⅷ』を入手しました


さて…どこから調べようかな…

1.保健室を調べる

2.荒川憩を検死する

3.話を聞く(照、煌、セーラから選択)

4.他の場所を調べる


↓2

上がってないみたいなので

再安価

↓2

荒川さんを検死しよう…

照「検死をするなら手伝う…」
穏乃「ありがとうございます」

荒川さん…本当に寝てるみたいだ…

照「…モノクマファイルに書いてある通りに荒川さんの体には何処にも外傷が見当たらない…」

穏乃「血を吐いてる以外にはおかしな点はありませんね」

照「首を絞められた後もないし…殴られた後もないね…」

穏乃「じゃあ、飲まされた可能性が高いって事ですか?」

照「多分…その可能性が高いんじゃないかな?」


コトダマ『荒川憩の検死結果』を入手しました

次はどうしようかな?

1.保健室を調べる

2.話を聞く(照、煌、セーラから選択)

3.他の場所を調べる


↓2

直下で行きます

保健室を調べてみよう

穏乃「保健室の机の上には怪しいものは無いな」

セーラ「ん?何やこれ?」

煌「ビン…でしょうか?」

照「見せて」

えぐっちゃんが見付けたビンを照さんが受け取るとそれを確認する

照「これ…栄養剤が入ってるビンみたい」

セーラ「何でそれがこんな所にあるんや?」

煌「最近、荒川さんの様子はおかしかったですからね…疲労が溜まっていたからではないでしょうか?」

照「多分ね」

穏乃「あれ?ちょっと待って下さい」

私は照さんが持っているビンを受け取り、気付いた違和感を頼りにビンのラベルを剥がす

穏乃「これって!?」

照「毒薬だね…即効性の」

セーラ「って事は…」

煌「荒川さんはこの毒薬を飲んだって事…でしょうか?」


コトダマ『毒薬のビン』を入手しました


次はどうしようかな?

1.話を聞く(照、煌、セーラから選択)

2.他の場所を調べる


↓2

上がってないみたいなので

↓2

穏乃「花田さん。少しいいですか?」

煌「はい。何かご用でしょうか?」スバラッ!


う~ん…何を聞こう…

1.今夜は何をしていたか

2.最近の憩について知ってること

3.すばらっ!

↓2

穏乃「す、すばら!」

煌「おぉ、すばら!」

穏乃「すばら!」

煌「すばら!」

穏乃「すばら!」

煌「すばら!」

穏煌「「すばら!」」

~五分後~

穏乃(捜査中だってのに私…何やってんだろ…)ズーン

花田さんと意気投合した私は五分してから何をしているのか馬鹿馬鹿しくなり床に両手を付いて落ち込んでいた

しかも若干、照さんとえぐっちゃんが私を見る目が冷たい

煌「それで高鴨さん。話とは?」

穏乃(ふざけてる場合じゃなかった…)

1.今夜は何をしていたか

2.最近の憩について知ってること

3.すばら!(照に殴られます)


↓2

穏乃「すばr『ギロリ』…さ、最近の荒川さんの様子について知ってませんか?」ガタガタ

照さんに物凄い勢いで睨まれ、私は震えながら花田さんに聞いた

煌「そうですね…最近の荒川さんは以前の学級裁判が終わってから体調がよろしくないようでした」

穏乃「荒川さんが?」

煌「はい。それで保健室の薬を飲んでいたらしいのですが…それだけでは厳しいらしく、化学室に行って栄養剤なんかも持ってきていたみたいですね」

穏乃「でもそんな様子…」

煌「荒川さんがフラフラ歩いていた時はなかったでしょうか?」

穏乃「あっ!あの時か!」

確かにフラフラしてたぞ!

煌「おそらく証拠になるのではないでしょうか?」

穏乃「そうですね」


コトダマ『花田煌の証言』を入手しました

さて…次は…

1.話を聞く(照、セーラから選択)

2.他の場所を調べる


↓2

穏乃「照さん少しいいですか?」

照「何が聞きたいの?」


う~ん…何を聞こう…

1.今夜は何をしていたか

2.何か気になる事がないか

3.何で哩とそんなに仲がいいのか

↓2

穏乃「今回の事件で何か気になる事はないですか?」

照「気になる事…荒川さんの事じゃないけどいいかな?」

穏乃「はい。いいですよ」

照「鶴田さんは拘束して穏乃ちゃんの部屋にいたんだよね?」

穏乃「そうですけど…」

照「淡が見ていたはずなのに何で鶴田さんは穏乃ちゃんの部屋を出て娯楽室で殺されていたんだろう」

穏乃「確かにそうですね…殺されていた姫子さんは腕の拘束も取れていました…淡が鶴田さんを外に出したとは考えられないし…」

照「調べてみれば何か分かるかもね」

穏乃「そうですね…」

確かに気になってたんだよな…一体何で?

コトダマ『宮永照の証言』を入手しました


さて…次は…

1.セーラから話を聞く

2.他の場所を調べる

↓2

穏乃「えぐっちゃん。話を聞きたいんだけど」

セーラ「おう。何や?」


何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気になる事
3.怪しい人、物は見なかったか

4.Sty○ipSの曲って良い曲だよね


↓2

穏乃「Sty○ipSの曲って良い曲だよね!」

セーラ「せやろ!良い曲ばっかりやねん…ただ、メンバー二人入れ替わったんがな」

穏乃「だよね。でも、メンバーが変わってもSty○ipSはSty○ipSだよ」

セーラ「やんな。そうやんな!」

えぐっちゃんとそんな会話をして盛り上がっていたが笑顔だが目が笑っていない宮永さんに鉄槌を与えられた

照「ねぇ、二人ともふざけてる場合なのかな?捜査する気あるのかな?かな?」

セーラ「す、すまん…」ガタガタ

穏乃「こ、ごめんなさい…」ガタガタ

セーラ「そ、それで話って何や?」

穏乃「う~ん…」


何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.怪しい人、物は見なかったか

↓2

穏乃「怪しい人か物って見てない?」

セーラ「怪しい人か物か…あっ!そう言えば誰かが清水谷の部屋から出てきたんや」

穏乃「清水谷さんの部屋から?でも入れないんじゃ…」

セーラ「そのはずなんやけどな…電子生徒手帳使わな入れんはずなんやけど…」

穏乃「でも一体誰が何のために…」

コトダマ『江口セーラの証言』を入手しました


もう此処はいいかな?

照「穏乃ちゃん」

穏乃「何ですか?」

照「証言を纏めて欲しかったらいつでも言って。解りやすい様に纏めるから」

穏乃「ありがとうございます!」


さて…次は何処を調べようかな
1.娯楽室(居る人物…宥、美子)
2.倉庫(居る人物…フナQ、哩)

3.玄関ホール(居る人物…なし)

次から選択で照にコトダマを纏めてもらえます

↓2

~倉庫~

保健室を調べ終わった後、私は倉庫に来ていた

何か手掛かりが見付かるかも知れないからだ

哩「高鴨か…捜査か?」

穏乃「はい」

フナQ「粗方探して見ましたけどね」

さて…どうしようかな…

1.倉庫を隈無く調べる

2.話を聞く(哩、フナQから選択)

3.他の場所を調べる

↓2

穏乃「哩さん。少しお話良いですか?」

哩「ん?あぁ」


さて…何を聞こうかな

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.怪しい人、物は見なかったか

↓2

穏乃「今夜は何をしてました?」

哩「今日か…夕食を食べた後はいつも通りに素振りをしていた…その後は浴場に行った後、ずっと音楽室にいた」

穏乃「何で音楽室に?」

哩「弘世と少し話がしたいために呼び出していた…まぁ、来なかったが…」

穏乃「それって何時頃までですか?」

哩「高鴨と照が呼びに来る頃までか」

穏乃「(と言う事は大体3時頃か…)わかりました。ありがとうございます」


コトダマ『白水哩の証言』を入手しました

さて…どうしようかな…

1.倉庫を調べる

2.フナQから話を聞く

3.もう一度哩から話を聞く(内容指定)

4.他の場所を調べる

↓2

穏乃「フナQ。ちょっと良いですか?」

フナQ「…名前で呼んでほしいわぁ……で何ですか?」


何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.怪しい人、物は見なかったか

↓2

穏乃「怪しい人か物って見ませんでした?」

フナQ「怪しいものか…そう言えば、12時前に玄関ホールに誰かいたような気が」

穏乃「それって誰か分かりますか?」

フナQ「さぁ?遠くから見てて暗ぁてよく解らんかったし…何かレターケースを探ってるようにも見えたけど…」

穏乃「玄関ホールのレターケースを?」

フナQ「多分何かあると思うんやけどな…」


コトダマ『フナQの証言』を入手しました

フナQ「コトダマの中もフナQかいな!?」

穏乃「………(苦笑)」

…次はどうしようかな

1.倉庫を調べる

2.もう一度哩から話を聞く

3.他の場所を調べる

↓2

1選択で本日は此処まで

続きはまた明日投稿します


それでは皆さん。お休みなさい…

>>1です

今日は23:00~3:00まで投稿しようと思います

それではまた後ほど…

予定よりも遅れましたが始めたいと思います

誰かいてもらえると助かります

倉庫を調べてみよう

穏乃「…ロープが足りない」

哩「確か…持ち出したロープは二本だったはずやね」

穏乃「はい。姫子さんの体と腕を縛るのに持っていった二本だけです」

フナQ「でも一本足りひんって事は…」

哩「誰かが凶器に使うため持ち出したと言う事か…」

穏乃「…そうですね…」

コトダマ『足りないロープ』を入手しました

フナQ「おや?」

穏乃「どうしたんですか?」

フナQ「いや…こんな物此処にあったかなと思て」

哩「…ラベルの貼ってないビンか…中身も入ってるな」

穏乃「ちょっと貸して下さい」

私はフナQからビンを受け取ると蓋を開けて臭いを嗅ぐ

穏乃「…これ栄養剤ですね」

フナQ「何でこんな所に?」


コトダマ『ラベルの貼っていない栄養剤』を入手しました


もう、なさそうだな

次は…

1.もう一度哩から話を聞く

2.他の場所を調べる

↓2

穏乃「哩さん。まだ時間ありますか?」

哩「あぁ。問題なか」


何を聞こうかな…

1.怪しい人、物は見なかったか

2.今回の事件で何か気付いた事

↓2

穏乃「今回の事件で何か気付いた事ってないですか?」

哩「そうやね……犯人は何故、大星を殺さなかったのかが気になっている…」

穏乃「………」

哩「高鴨。お前が言いたいことは分かっているがこれは仮説の一つやけん」

穏乃「…分かってます…でも何で淡は殺されなかったんだろう」

哩「犯人は気絶させただけ…ならば何故目撃されたなら殺さなかった?」

穏乃「…意図が解りませんね」

哩「だが、大星が生きていてよかったと」

穏乃「はい!」


コトダマ『白水哩の証言2』を入手しました


さて…次は何処を調べようかな…

1.娯楽室(居る人物…宥、美子)

2.玄関ホール(居る人物…なし)

3.化学室(居る人物…なし)


↓2

~娯楽室~

倉庫での捜査を終えた私は娯楽室に戻って来ていた

宥「あっ、穏乃ちゃん」

美子「捜査は順調?」

穏乃「まずまずって所です」

娯楽室で首を吊られて殺害されていた姫子さんは既に降ろされていた

宥「ゴメン…本当なら現場はそのままにしておくべきなのに…」

穏乃「いえ…いつまでもあのままじゃ姫子さんが可哀想です」

宥「そうだね…」

さて…まずは何を調べよう…

1.娯楽室を調べる

2.姫子を検死する

3.話を聞く(宥、美子から選択)

4.やっぱり先に他の場所を調べる

↓2

姫子さんの検死をしよう

穏乃「宥さん。手伝ってもらえますか?」

宥「うん。役に立てるか分からないけど…」

穏乃「ありがとうございます」

宥さんに手伝ってもらい、検死を始める事にした

穏乃「首をロープで絞められた痕がしっかり残ってる」

宥「かなりキツく絞められてたんだね。多分、自殺じゃないかも」

穏乃「ロープの痕が残っている以外は何も外傷はないですね」
宥「そうだね。でも、衣服が乱れて争った痕はあるのにそれ以外の外傷はないんだろう」

穏乃「う~ん…」

コトダマ『鶴田姫子の検死結果』を入手しました

穏乃「他には何か…ん?」

宥「どうしたの穏乃ちゃん?」

姫子さんの着ている服のポケットに違和感を感じた私は手を突っ込む

穏乃「電子生徒手帳…それも二つ…」

宥「後は…ナイフかな?折り畳み式の」

取り出した二つ電子生徒手帳を起動させて確認する

穏乃「あれ?何で清水谷さんの電子生徒手帳を姫子さんが?」

宥「何処からか持ってきたのかな?」

穏乃「一体何処から…」


コトダマ『清水谷竜華の電子生徒手帳』を入手しました

コトダマ『折り畳み式のナイフ』を入手しました


次はどうしようかな…

1.娯楽室を調べる

2.話を聞く(宥、美子から選択)

3.他の場所を調べる

↓2

2番を選択した所で本日は此処まで

明日は9:00~2:00まで投稿したいと思います


それではまた…

少し遅れましたが始めたいと思います

どなたかいてくれると助かります

穏乃「安河内さん。少し良いですか?」

美子「やっと聞いてくれたと…今まで捜査の時に誰も聞いてくれんかったから寂しかった…」グスッ

穏乃「(ウワァ…マジ泣きしてる…)そ、そうなんですか…」

美子「それで聞きたい事って?」

何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.ティヒヒ。聞きたい事何てないんだよ!

↓2

穏乃「今回の事件で何か気付いた事ってないですか?」

美子「う~ん……そう言えば、淡ちゃんは一体何で怪我を負わされたか気になっと」

穏乃「淡の怪我…ですか?」

美子「ばってん。姫子ちゃんの死因は絞殺、憩ちゃんは毒殺やから淡ちゃんが怪我を負わされる意味が解らんと」

穏乃「それは犯行を目撃されたからじゃ…」

美子「でも何を使って怪我を負わされたん?」

穏乃「あっ…確かに…」

美子「ロープと毒薬じゃあの怪我は無理やと思うっと」

穏乃「確かにそうですね。ありがとうございます」


コトダマ『安河内美子の証言』を入手しました


次はどうしようかな…

1.娯楽室を調べる

2.宥から話を聞く

3.他の場所を調べる

↓2

突然ですが宣伝です!

文句があればこのスレまで!

加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
加蓮「サイレントヒルで待っているから。」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401372101/)

再安価

↓2

穏乃「宥さん。少し良いですか?」

宥「うん。何?どうしたの?」


う~ん…何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.本当にもう大丈夫何ですか?(3を選んだ場合はもう一つ選択)

4.あったか~い


↓2

突然ですが宣伝です!

文句があればこのスレまで!

加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
加蓮「サイレントヒルで待っているから。」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401372101/)

穏乃「………」ギュ

宥「し、穏乃ちゃん!?」

穏乃「宥さん。あったか~い」

宥「うん。私もあったか~い」

しばらく宥さんと抱き合っていたが安河内さんに説教された

美子「二人とも何しとっと?…真剣に捜査する気あっと?」ニコッ

宥「ご、ごめんなさい…(あったかくない…)」カタカタ

穏乃「すみません…(目が笑ってない…)」カタカタ

宥「それで何が聞きたいの?」

う~ん…何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.本当にもう大丈夫何ですか?(3を選んだ場合はもう一つ選択)

↓2

穏乃「今回の事件で何か気付いた事ってないですか?」

宥「気付いた事?…う~ん…何かあるかなぁ…」

穏乃「何でもいいんです」

宥「う~ん…あっ…そう言えば、何だか今回の事件…気になるの」

穏乃「………(それを聞いてるんだけど…)」

宥「今回の事件は園城寺さんが殺害された時の事件に似てるような気がするの」

穏乃「一番最初の事件にですか?」

宥「うん。今回の事件の犯人は始めから殺害する相手を絞っていたようなそんな気がするの。だけど…あの時とは違ってもっと違う意味の殺人目的だと思う…」

穏乃「わかりました。ありがとうございます」


コトダマ『松実宥の証言』を入手しました

宥「………」

穏乃「宥さん?」

宥「何でもないよ~」


…何か疑問が残るけど…さて、次はどうしようかな…

1.娯楽室を調べる

2.他の場所を調べる

↓2

娯楽室を調べよう

穏乃「姫子さんが吊るされていたロープ」

間違いない。これは倉庫から持ち出されたロープだ!

コトダマ『足りないロープ』を『倉庫から持ち出された凶器のロープ』にアップグレードしました

穏乃「あれ?」

何だろうこれ…

穏乃「これ…刀!?何でこんな所に!?」

しかも僅かに血が着いてる……あれ?

穏乃「血が着いてるとしたら…この刀は誰が何処から持ち出して何のために使ったんだ?」


コトダマ『血の着いた刀』を入手しました

もう無いかな…

宥「あれ?これ何だろう…」

穏乃「宥さん。何か見付けたんですか?」

宥「うん。コレなんだけど…」

宥さんは娯楽室で見付けた物を私に見せてくる

ちょっと待って…コレって…

穏乃「スタンガンですね」

宥「何でこんな所にあるんだろう…」

穏乃「………」

コトダマ『娯楽室のスタンガン』を入手しました

ここはもう無さそうだな


次は何処を調べようかな…

1.玄関ホール(居る人物…なし)

2.化学室(居る人物…菫)

3.高鴨穏乃の部屋


↓2

~化学室~

娯楽室での捜査を終えると私は化学室の捜査に来ていた

菫「高鴨か…次は此処の捜査か?」

穏乃「そんな所です…」

弘世さんと少し会話をすると私は化学室での捜査を開始する


さて…まずはどうしようかな…

1.化学室を調べる

2.菫から話を聞く

3.他の場所を調べる

↓2

化学室を調べよう

穏乃「照さんが線引きした薬品棚」

栄養剤と毒薬が1つずつ無くなってる…

菫「フン…凶器に使われた毒薬はやはりこの棚も物で間違いないらしいな」

穏乃「気付いてたんですか?」

菫「何回か此処に出入りはしていたからな。その時に確認はしている」

穏乃「そうですか」

菫「しかし、厄介な毒薬が無くなったな。即効性のものがな」

穏乃「何で解るんですか?」

菫「それぐらいの知識は持っている。バカにするな」

バカにはしてなかったけど…

コトダマ『ラベルの貼っていない栄養剤』と『毒薬のビン』をアップグレードしました

他には見付かりそうに無いかも…

さて…次はどうしようかな…

1.菫から話を聞く

2.他の場所を調べる


↓2

穏乃「弘世さん。少し良いですか?」

菫「捜査で忙しい…何が聞きたいんだ手短に話せ」

穏乃「………(淡の気持ちが分かったよ…)」


さて…何を聞こうかな…

1.今夜は何をしていたか

2.今回の事件で何か気付いた事

3.怪しい人、物は見なかったか

4.機動侍ゴーバインって知ってますか?

↓2

穏乃「今夜は何をしてました?」

菫「特に何もしていない。強いて言えば自室で弓道の道具の整備をしていた。弓道の道具は命だからな」

穏乃「と言う事は…」

菫「無論証人などいない。後は一度化学室の方に来ている。毒薬などが盗まれていないか確認していた…白水に頼まれたからな」

穏乃「えっ?」

菫「何だ?何か疑問でもあるのか?」

穏乃「い、いえ…それって何時頃ですか?」

菫「お前達が夕食を摂っている辺りだ。それからは部屋に戻っている」

穏乃「なるほど……あれ?弘世さんって哩さんに呼び出されてませんでしたか?」

菫「あぁ…結局、行っていないがな。そして、校内を散歩している時にお前にあった…それだけだ」


穏乃「なるほど…わかりました。ありがとうございます」


コトダマ『弘世菫の証言』を入手しました


此処はもういいかな?

次はどうしようかな…

1.玄関ホール(居る人物…なし)

2.高鴨穏乃の部屋

3.照に一度証言を纏めてもらう


↓2

~玄関ホール~

化学室を後にした私は玄関ホールに来ていた

穏乃(確か…フナQの証言だと誰かがレターケースを探ってたって言ってたっけ…)

フナQの証言を元に玄関ホールのレターケースを調べる事にした

穏乃「レターケースの中に電子生徒手帳が入ってる」

電子生徒手帳を一つずつ確認していくとそれは死亡した皆の物だった

そして、一つだけ足りない電子生徒手帳があるのに気付いた

穏乃「やっぱり清水谷さんの電子生徒手帳だけないや…って事はやっぱり電子生徒手帳を持ち出したのは姫子さんって事なのか…」

何のために?…調べる場所が増えたかも…

コトダマ『清水谷竜華の電子生徒手帳』をアップグレードしました

他は捜したけど見付かりそうにないな…

次は何処を調べようかな…

1.清水谷竜華の部屋(居る人物…なし)

2.高鴨穏乃の部屋

3.照に一度意見を纏めてもらう

↓2

1が選択された所で本日は此処まで

皆様。もう犯人は分かりましたか?

明日の更新で学級裁判まで突入しますが学級裁判は次スレでやりたいと思います

それでは皆さん。お休みなさい

21:15頃から投稿します

どなたかいてくれると嬉しいです

それでは投稿していきます


~清水谷の部屋~

玄関ホールの捜査を終え、清水谷さんの部屋を調べるために部屋の前にやって来た

穏乃「(確か…鍵は開いてるって言ってたけど…)モノクマッ!」

モノクマ「はいは~い。どうしたの高鴨さん?」

穏乃「清水谷さんの部屋の鍵は開いてるのか?」

モノクマ「そうだよ!捜査中はある程度の部屋は開けてあるよ。まぁ、既に死んでる人だからプライバシー関係ないから開けてるけどね。ウププ!」

穏乃「………」

最後のモノクマの言葉を無視して私は清水谷さんの部屋を捜査する事にした

モノクマ「ショボーン…無視とかないよ…高鴨さん」

穏乃「今は構ってる暇はないから…」


モノクマが居る中、私は捜査を続ける

穏乃「(和風な感じの部屋なんだ…)刀が置いてある…清水谷さんは超高校級の若頭だったから…置いてあって当然か…」

あれ?

穏乃「刀が一本足りない…」

と言う事は娯楽室に落ちていた刀はこの部屋の物で姫子さんが持ち出したって事?


コトダマ『血の着いた刀』をアップグレードしました


他には見付かりそうな物は無さそうだな…

モノクマ「ウププ!捜査は順調みたいだね高鴨さん」

穏乃「…それがなんだよ…」

モノクマ「聞きたい事を一つだけ教えてあげるよ?でも、犯人に直接繋がる事は無理だけどね。どうする?」

1.モノクマから話を聞く

2.聞かずに他の場所に向かう


↓2

穏乃「…不本意だけど…お前に話を聞く事にする…」

モノクマ「ウププ!いいよ。何が聞きたいのかな?」


モノクマに何を聞く?

1.今夜、怪しい行動をしていた人はいるか

2.淡の治療は終わったか?

3.…隠している裏切り者は誰だ?


↓2

穏乃「…お前が隠しているもう一人の裏切り者は誰だ?」

モノクマ「ギクッ…な、何の事かな?裏切り者は鶴田さんだけだよ」

穏乃「………」

モノクマは動揺しているのかロボットだとは思えない程の汗を流している

穏乃「激しく動揺してるな」

モノクマ「そ、そんなわけ…」

穏乃「…言っとくが私は知ってるからな。お前と姫子さんが口論していた時に淡が背後からもう一人の裏切り者に襲われてる事を」

モノクマ「………」

モノクマは大量の汗を流しながら私の言葉を聞いていたがしばらくして答えた

モノクマ「ハァ…仕方ないなぁ。気付いた高鴨さんに特別に教えてあげるよ!名前は教えないけど…もう一人の裏切り者は逐一、オマエラの行動を監視出来る立場にある人だよ」

穏乃「………」

モノクマ「嘘は言ってないよ!後、身長は160以上の人だからね。はい、ここまで」

穏乃「そうか…分かった…」

モノクマ「ウププ!それじゃあボクは行くよ。捜査頑張ってね!」


コトダマ『モノクマの証言』を入手しました

…そろそろ終わりそうだな…どうしようかな…

何処を調べる?

1.自分の部屋を調べる

2.照に一度意見を纏めてもらう※


↓2

~高鴨の部屋~

私の部屋で気になる事があるから調べてみよう

穏乃「…私が見付けたこの血痕…」

私の物でもないし…外傷のない姫子さんの物でもない…

穏乃「…もしかして…淡の血?でも何で…」

コトダマ『穏乃の部屋の血痕』を入手しました

他には何かないかな…

穏乃「これ…姫子さんの手を拘束していたロープ…」

切れてるって事は…

穏乃「淡か姫子さんが切ったのか?」

でも切れる物何て…

穏乃「そうか!あのナイフだ!」


コトダマ『切れたロープ』を入手しました


そろそろ時間かな…

照「穏乃ちゃん捜した」

穏乃「照さん?」

私は部屋を出ると照さんと出会った

どうやら捜してくれていたようだ

照「捜査は終わった?」

穏乃「はい。照さんの方は?」

照「こっちも終わった…それよりどうする?証言を纏めてあげるけど…」

穏乃「う~ん…」

どうしようかな…

1.照に証言を纏めてもらう

2.止めておく

↓2

穏乃「まだ時間もあるみたいですからお願い出来ますか?」

照「任せて」

捜査をして分かった事を照さんに話していく

照さんは黙って私の捜査結果を聞いてくれていた

照「裏切り者は鶴田さん以外にいる?」

穏乃「はい」

照「それは私達だけで黙っておこう。犯人を追い詰める重要な証拠になるかも知れないし」

穏乃「わかりました」

照「それと穏乃ちゃんの意見を聞く限りだと松実さんはきっと何かを隠してる…気をつけて」

穏乃「………」

照「拘束していたロープを切ったのはきっと鶴田さんだね…隠し持っていたコンバットナイフで切ったんだと思う…そして、血痕はその場で淡が斬られたんだね」

穏乃「怪我の理由は?」

照「分からないけど娯楽室で犯人に襲われたんだと思う…」

穏乃「なるほど…」

照「それから鶴田さんはきっと他殺…自殺の可能性は低い…」

穏乃「えっ?」

照「ロープを見てきたけど結び目からして違う…自殺の結び方と違うから…」

穏乃「…わかりました」

照「これくらいかな…」

穏乃「ありがとうございます!照さん」


コトダマ『宮永照の纏めて証言』を入手しました


照「そろそろ時間だから行こう。事件を解決するために」

穏乃「はい!」

照さんに証言を纏めてもらい、裁判所に向かうため一緒に赤い扉に向かった

赤い扉の前に来ると私と照さんが最後だったようで淡以外の全員が既に揃っていた

モノクマ『どうやら放送を流す前に全員揃ったようだね。それでは皆さん、エレベーターにお乗り込み下さい。裁判所に直行いたします!』

モノクマのそんな放送が入った後、私達はエレベーターに乗り込む

人数の減ったエレベーターはかなり広く感じていた

そして、裁判の結果次第でこの中からまた人が消える


鶴田姫子…モノクマの内通者で裏切り者だったが私と淡は最後まで仲間として信じようとした人で今まで助けてくれた人

荒川憩…私達と今までの事件を乗り越えて来た仲間で事件の捜査や日常などで助けてくれた

でもそんな二人が殺害されてしまった…そんな二人を殺害した犯人がこの中にいる

そんな事考えているとエレベーターの扉が開き、裁判所に到着する

裁判所内を見渡すと姫子さんと荒川さんの写真と前回の事件で殺害された四人の写真と処刑された憧の写真が追加されていた

そして、淡が居るはずの証言台は今回は空席になっていた

穏乃(この中に淡に怪我を負わせ、姫子さんと荒川さんを殺害した犯人がいる!)

怪我を負った淡と殺害された二人の為にも負けられない

私の…私達の命を賭けた命懸けの四回目の学級裁判が今始まる!





学・級・裁・判 開廷!

学級裁判が開廷した所で本日は此処まで

学級裁判は次スレから始めたいと思います

また明日投稿します


それでは皆さん。お休みなさい

以下埋めネタです

【モノクマ劇場】

モノクマ「いやっほーう!皆大好きモノクマ劇場の時間だよ!」

モノクマ「いやーコロシアイの参加者が減ってきたね!ボクとしては嬉しいかぎりだよ!」

モノクマ「今回のモノクマ劇場は特別に殺人の時の犯人と被害者視点の風景を見せちゃうよ!」

モノクマ「え?見たくないって?またまたぁそんな事言っても本当は見たいくせに!」

モノクマ「でも殺人を起こしたクロの中にも証拠を残し過ぎた愚か者がいるんだよね…バレないようにって言ったのにさ!」

モノクマ「ウププ!じゃあ、まずはその愚か者から見ていこうか!」

Chapter1~ネガイとオモイ~ 特別視点

~竜華side~

ウチは希望の象徴である希望ヶ峰学園に『超高校級の若頭』として入学する事になった

だけど…そこで待っていたのは希望の入学式ではなく、絶望の入学式だった

竜華(コロシアイか…ふざけた事ぬかしおって…誰がすんねん)

モノクマとか言うぬいぐるみがそんな事を言っていたが特に気に止めていなかった

竜華(とりあえず今せなあかんのは脱出の方法を捜すのとあいつら全員を纏めなあかんことやな…)

今、一番しなければならない事を確認すると学園内を探索し、探索の結果を発表しあった

竜華(チッ…何処もかしこも同じかい…コレは雲行き怪しいで)

探索結果の報告を聞きながら内心、舌打ちをしながら全員を纏める事を考える

そんな中、宮永がウチを全員を纏めるリーダーにしてきた

勿論、最初からそのつもりやったし断る理由もなかった

ルールを決め、全員の中の不安を拭い取り、次の日から脱出の方法を再び捜すことにした

入学式から5日経ったが脱出方法が見付からず全員の中に焦りが募っていたのが分かっていた

竜華(何とかせなあかんな…このままやと気の狂ったアホがホンマに殺人起こしかねへん…どうしたもんか…)

全員の表情を見ながらそんな事を考えていた時にモノクマから放送が入り、視聴覚室に集まれとの事だった

竜華(嫌な予感しかせぇへんけどな…)

嫌な予感を感じつつウチらは視聴覚室に集まるとモノクマがそれぞれに動機が入ってるDVDを差し出してきた

ウチはそのDVDを観ない方がいいと考えたがモノクマが見ている以上それは出来なかった


子分『若。希望ヶ峰入学おめでとうございます!俺達全員。若の入学を祝福します頑張って下さい!』

竜華「………」

そのDVDに写っていたのはウチを慕ってくれている家の者達からの入学祝いのコメントだったがしばらく観ていると画面が切り替わった

竜華「!?」

その切り替わった画面を観てウチは驚いた、ボロボロになった家で家族と慕ってくれていた者達が全員血だらけで倒れ、力尽きている映像だった

その内の一人は助けを求めて手を伸ばしていた

モノクマ『悲しい事に清水谷さんの家は襲撃されボロボロになってしまいました…さてさて、清水谷さんの家族、大切な子分達は一体どうなってしまったのか…その真相は…卒業の後で』

竜華「………」

全員がいる手前、動揺を見せるわけにはいかず、DVDを割って視聴覚室から出る事にした

竜華「何やねん…何やねん!あの映像!ふざけんな!」

部屋に戻った後、ウチはかなり荒れていた…当然、あの映像を見せられたからだ

竜華(ウチの家族があいつらがあんな目にあう訳がない!…でも、確認せなあかん…脱出方法がないのに?ならどうする…)

気が狂いそうになりながら考えを巡らせ、出る方法を考えていたが結果は同じだった

竜華(誰かを殺すか…いや、あかん…そんなん出来るわけ……いや、待てよ)

必死に考え、殺人しか方法がなかったため、その考えを捨てようとしたが捨てきれずに一つの考えを浮かんだ

竜華「そう言えば一人おったな…別に死んでもよさそうな奴が」

その考えに至った時、ウチはかなり歪んだ笑みを浮かべているのに気付かなかった

そして、その日…殺人をする事を決めた

~怜side~

怜「…ハァ…」

全く…入学して散々やわ…いきなりコロシアイをしろだの一生共同生活をしてもらうとか…何やねんそれ…

怜「ウチ…病弱なんやけどな…」

憩「そのアピール止めたらどうです?」

っと…憩につっこまれたわ

私が病弱なため、普段から憩が助けてくれる事もあり、仲良くなる事が出来た

憩「…怜さん…あの映像…」

怜「あぁ…偽物やろ」

憩「そんなあっさり!?」

いや…驚かれても…

怜「モノクマの狙いはコロシアイをさせる事や…だから動揺させる映像を見せたはず」

憩「でも…」

怜「あかんで憩。コロシアイをさせる程に不安にさせるそれがモノクマの狙いなんやから」

不安になっている憩に落ち着くように声を掛ける…それが年上としての努めやろ?

怜「大丈夫やて。コロシアイなんて起こらへん」

憩「…何でそんな事言えるんですか?」

怜「私、エスパーですから」キリッ

憩「アハハ。何ですかそれ」

冗談を言って憩を和ませると笑顔を見せてくれた

怜「やっと笑ったな憩」

憩「あっ…」

怜「アンタは笑ってる方が一番やで」

憩「あ、ありがとうございます…」

何や?顔赤いけど熱か?まぁ、ええわ。友人を笑顔に出来たし、次は大星やな

大丈夫。コロシアイ何て起こらへん


~怜side end~

~竜華side~

竜華「………」

夕食後、園城寺が倒れて荒川と大星が連れて行った…まぁ、ええ…二人には悪いけど口封じのために犠牲になってもらうか…

体育館から凶器を持って行くか…

憧「あっ!竜華」

竜華「ん?新子さん?」

凶器を用意せなあかんのに邪魔やわ…

憧「今日、私の部屋で女子会するんだけど参加してくれない?」

竜華「どうしてウチなん?」

憧「あっ…いや…あんな映像見せられて不安だし…誰かいてくれた方がいいし…」

竜華「………」

チッ…そんな事してる暇ないんやけどな…

竜華「…分かった。参加するわ」

憧「そう?ありがと竜華。あっ、これから厨房に行くなら飲み物取ってきてくれない?」

竜華「まぁ…ええよ。飲み物取りに行くつもりやったし」

憧「ラッキー。じゃ、お願いね」

竜華「………」

新子が去って行った後、体育館に行ってなわとびを二本取り出して仕舞うと厨房に行き、包丁一本と飲み物を持ち出した

竜華「ん?何やコレ?」

ポケットに何か入っとる…コレは睡眠薬か…

竜華「…使わせてもらうか…」

憧「スゥ…」

泉「スヤスヤ…」

尭深「スゥー…スゥー…」

美子「Zzz…」

姫子「………」

新子の部屋で女子会に参加し、睡眠薬を入れた飲み物を飲ませて眠らせた後、新子の部屋を後にし、江口の部屋から昼間盗んだジャージに着替えると目的の場所に向かった


~園城寺の部屋~

全て準備を終え、園城寺の部屋の前に来ると呼び出しのベルを鳴らすと園城寺が出てきた

怜「清水谷?どうしたん?」

竜華「夕食の後、倒れたやろ?だから様子を見に来てん」

怜「おおきに。でも、もう大丈夫やし問題はないで」

竜華「ええー。せっかく様子見に来たのにそれはないわ」

怜「ん~…どないしょ…それじゃあ私が寝るまでの間診ててくれる?」

竜華「任せて!」

相手を油断させる様に優しく声を掛ける事で園城寺の部屋に入る事が出来た

竜華(チッ…二人おらんやん…まぁ、ええわ。それとすぐに出ていくから扉は開けたままでいいやろ…)

園城寺の部屋に入ると工具箱をすぐに見付ける事が出来、ドライバーを取り出した

怜「?…どうしたん?」

竜華「何でもあらへんよ。電子生徒手帳落としてしもて」

怜「まぁ、ジャージやからな…」

油断させるために嘘をつき、凶器を隠したまましばらく会話をする

怜「ごめんな…そろそろ寝るわ。限界や」

竜華「うん。お休み」

園城寺がベッドに潜ったのを確認すると続けてこう声を掛ける

竜華「お休み園城寺さん……永遠に…」

怜「え?」

完全に油断していた園城寺の喉にドライバーを突き刺して潰し、続けて胸に包丁を突き刺し園城寺を殺害する

竜華「…悪いな…ウチのために死んでもらって」

そう言いながら部屋を後にしようとしたが園城寺の手が微かに動いてるのに気付き、持ってきていたなわとびで腕を拘束し、部屋を後にした…勿論、扉を閉めるのを忘れていない

竜華(皆。待っててや…すぐに戻るさかいに)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom