菊池真「765プロのロックンロール劇場!」 (24)

真「ワンツースリーフォー!」

「「パーパパー!パッパッパパッパッ!」」

「「パーパパー!パッパッパパッパッ」」

「「パッ!」」

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響「うぎゃーーー!」










「「どうした!?」」

貴音「響が嘆いております」

貴音「どうやらスーパーアイドルになってみんなの人気者になりたいようです」

伊織「ならあたしたちがスーパーアイドルになってやろうじゃないの!」

真「そんなに簡単にできないよ」

伊織「あたしがスーパーアイドル!」

「「なに!?」」


伊織「さあそこの愚民ども!」

伊織「この伊織ちゃんの目の前にひれ伏すのよ」

伊織「そこのあんた! 特別に頭を踏んであげるわ。感謝しなさい」

真「違うよね!?それ! アイドルじゃなくていかがわしいお店にいる女王様だよ!」

やよい「わたしが女王様!」

「「なに!?」」

真「だー!違う!前提から違うよやよい」

真「女王様じゃなくてアイドルだよアイドル」

貴音「わたくしがスーパーアイドル」

「「なに!?」」

貴音「皆さん、ごらんください。おいしそうなラーメンがございます」

貴音「いただいてみましょう。いただきます」

貴音「おーこれはまさにラーメン状の宝石箱や~」

真「貴音さん人のネタパクっちゃだめーーー!」

真「しかももはやアイドルじゃないでしょ!」

響「自分がアイドル!」

「「なに!?」」

響「はいさーい」

響「今日はうちのいぬ美に来てもらってるぞー」

響「ではこのいぬ美ちゃんに餌をあげてみたいひとー?」

真「待ってよ! 犬がアイドルになってるじゃん!」

真「響、どっちかっていうと飼育員のお姉さんだよね!?」

伊織「あたしがスーパーアイドル!」

やよい「わたしがすーぱーあいどる!」

貴音「わたくしがスーパーアイドル」

響「自分がスーパーアイドル!」

真「4人もスーパーアイドルいたらややこしいだろ」

「「そして!」」

やよい「わたしはスーパーの常連アイドル!」

真「関係なくなっちゃった!」

真「全然だめじゃないか! こんなんじゃスーパーアイドルになれないよ」

響「なら立場を変えてアイドルプロデューサーになるっていうのはどうだ?」

響「自分、ちょっと興味あるぞ」

伊織「ならあたしたちがアイドルプロデューサーになってやろうじゃないの!」

真「そう簡単になれるもんじゃないだろ」

伊織「あたしがプロデューサー」

「「なに!?」」

伊織「こっちは菊地真、女性人気はナンバーワンのアイドルよ」

真「おお」

伊織「こっちは高槻やよい、元気いっぱいのアイドルよ」

伊織「他にもいるけど、まっ、あたしよりはレベルは低いわ」

真「最後で台無しだよ! 自分プロデュースしてどうするんだよ!」

やよい「あたしがプロフェッサー!」

「「なに!?」」

真「おしい!おしいよ!やよい」

真「教授になっちゃったらアイドルプロデュースはできないよ!」

貴音「わたくしがプロデューサー」

「「なに!?」」

貴音「この方、菊地真はすばらしく人気のアイドルです。」

貴音「この方、高槻やよいは元気や気合いでは一番といってもよいでしょう」

真「うまいうまい!」

貴音「彼らには食べ物に関連するお仕事をさせてもらえると」

真「違うよっ! プロデューサーが仕事えり好みしちゃだめーー!」

響「自分がプロデューサー!」

「「なに!?」」

響「こっち真はすごいいいやつなんだぞー」

響「こっち貴音もいいやつなんだぞー!」

響「やよいも伊織もいいやつなんだぞー!」

響「仕事くれるとうれしいぞ」

真「くれるかっ! もっと具体的に褒めてよ!」

伊織「あたしがプロデューサー」

やよい「わたしがプロデューサー!」

貴音「わたしがプロデューサー!」

響「自分がプロデューサー!」

真「4人もプロデューサーはいらないよ」

伊織「そして!」

「「こっちがホンモノのプロデューサー!」」

真「っていつのまにーーー!」

P「おいおい…なんだよこれ…」

真「うーん、どうやってツッコめばいいのか…えっと…」

真「以上!」

伊織「765プロの!」

やよい「ロックンロール」

貴音「劇場」

響「おしまい!」

「「サンキュー!」」

お し ま い



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