佐天「光彦君を爆発させる能力かあ…」(77)

初春「誰ですか光彦君って」

佐天「う~ん 激落ち君みたいなものなんじゃないかな
    ほら、グラビトン事件みたいな感じでアルミの代わりに激落ち君を爆発させる~みたいな?」

初春「もう試してみたんですか?」

佐天「一応爆発する能力でしょ?闇雲に使うと危ないかなあって」

初春「それもそうですね…」

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初春「ちなみにレベルはどうだったんですか?」

佐天「あはは…それがまだレベル2でさ…」

初春「だったらそんなに大規模な爆発は起きないんじゃないですか?
    精々火花ぐらいだろうし もしこの辺りが爆発してもそんな危険でもないかと…」

佐天「うーん… なら使ってみようかな!えいっ!」

別時空 コナンの世界



阿笠「出来たぞバーーーローー!光彦君の背中から火花が吹き出て最終的に光彦君が爆発する機械じゃ!!」

コナン「まじかよ博士!」

阿笠「正直途中で自分が何を作りたかったのかよくわからなくなったから爆発させることにしたぞい!」

コナン「もう光彦が爆発すれば何でもいいんだな博士!早速使ってくるぜ!」

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~!」

別時空 コナンの世界



阿笠「出来たぞバーーーローー!光彦君の背中から火花が吹き出て最終的に光彦君が爆発する機械じゃ!!」

コナン「まじかよ博士!」

阿笠「正直途中で自分が何を作りたかったのかよくわからなくなったから爆発させることにしたぞい!」

コナン「もう光彦が爆発すれば何でもいいんだな博士!早速使ってくるぜ!」

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~!」

別時空 コナンの世界



阿笠「出来たぞ新一!光彦君の背中から火花が吹き出て最終的に光彦君が爆発する機械じゃ!!」

コナン「まじかよ博士!」

阿笠「正直途中で自分が何を作りたかったのかよくわからなくなったから爆発させることにしたぞい!」

コナン「もう光彦が爆発すれば何でもいいんだな博士!早速使ってくるぜ!」

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~!」

~教室~


元太「やっと昼休みだぜー!」

歩美「今日は何して遊ぶ?」

光彦「ドッヂボールとかどうでしょう?」

コナン「(さーて 博士に貰った機械を…あれ、こっちは前使った光彦がペットボトルになる機械…
     これは光彦がハゲる機械… 今朝貰った機械が無いぞ?どこにいった?)」


キィィィィン…

ドカアアアアアアアアアアン!!!!!!


コナン「!?」

歩美「キャアアアアアアアア!!!光彦君が突然爆発したわー!!」

灰原「半径1Mは吹っ飛んだわね 小嶋君怪我は無い?」

元太「うな重が無ければ即死だった…」

コナン「(どういうことだ!?俺はまだ機械を使ってないぞ!?)」

~学園都市~


初春「…何も起こりませんね」

佐天「使い方を間違えてるのかなあ…一応さっきから力を送り続けてるんだけど…」


~コナン世界~


歩美「キャアアアアアアアアアア!!!光彦君が再生と爆発を繰り返しているわー!!!」

灰原「なんだか花火みたいね」

元太「汚い花火だな!」

コナン「(もしかして博士がやってんのか?確認してこよう!)」ダッ! 

~阿笠邸~


コナン「博士!」

阿笠「おお!新一 どうした学校は?」

コナン「それどころじゃねーよ博士!光彦が勝手に爆発しだしたんだよ!
     機械使ってないのに!」

阿笠「なん…じゃと…?」

阿笠「そうか…
    新一…落ち着いて聞いてくれ」

コナン「落ち着いてられっかよ!!これじゃあ俺たちが光彦で遊べないだろ!!」

阿笠「新一!!」

コナン「ッ…!」ビクッ

阿笠「気持ちは分かるが少しは話を聞いてくれんか…?」

コナン「わかったよ博士…」

阿笠「光彦君が勝手に爆発している原因じゃが恐らくそれは『超能力』によるものじゃろう」

コナン「は?超能力?」

阿笠「超能力じゃ」

コナン「(遂にボケたか…?)」

阿笠「話を続けるぞ そして光彦君を爆発させている超能力者は…恐らく異世界におる」

コナン「(ボケたなこりゃ)」

阿笠「ワシは昔から異世界の存在について研究しておった」

コナン「(俺が博士を何とかしてやらないと)」

阿笠「異世界を覗くことまでは出来たんじゃが行くことだけは出来なかった
    そこで実験道具として光彦君に目をつけた」

コナン「(キック力増強シューズ…メモリはMAXでいいか)」

阿笠「光彦君は実験しなれておる…異世界研究にはもってこいじゃった」

コナン「(ボールをセットして… 狙いは股間でいいか コナンだけになwww)」

阿笠「光彦君を異世界とのゲートにすることによって…新一?」

コナン「博士エエエエエエ!!目を覚ませエエエエエエ!!!」



ドガアアアアアアアアアン!!!!!!

コナン「やべえシューズ改造してもらってたのすっかり忘れてた 博士消し飛んじまった」

prrrrrrrr


コナン「なんだ?この忙しい時に…電話?」ガチャ

灰原『もしもし工藤君!?今何処にいるの!?』

コナン「灰原か どうしたんだ?」

灰原『いいから早く来て!!光彦君の爆発の威力がどんどん上がっているの!!』

コナン「なんだって!?」

~学園都市~


佐天「何も起きないなあ…」

初春「おかしいですねえ…」



滝壷「…!」

浜面「どうしたんだ滝壷」

滝壷「…あの子から出ているAIM拡散力場がどんどん上がっていく
    近いうちに八人目のレベル5が生まれるかもしれない」

浜面「へー」

~コナン世界・小学校~


コナン「灰原!」

灰原「来たのね江戸川君 学校は酷い有様よ」

コナン「これが学校…?」

歩美「光彦君の爆発の範囲がどんどん広がってきて…グラウンドに避難してきたんだけど」

灰原「もう校舎は壊滅状態ね あの辺りで爆発しているのが光彦君よ」

コナン「爆発が半径10メートルぐらいに成長してるな…
     くそっ!こんな時博士が生きていたら…」

灰原「生きていたら…って阿笠博士は…?」

コナン「俺が駆けつけた時には死んでいたよ」

灰原「そう…円谷の爆発と何か関係があるのかしら」

コナン「俺がしっかりしていれば!!」ドンッ

灰原「自分を責めちゃだめよ江戸川君」

歩美「あと元太君も死んだよ」

コナン「まじかー」

コナン「犯人め…許せねえ」

灰原「これ以上犠牲者を増やす訳にはいかないわね」

コナン「いや、それはどうでもいい
     だが犯人には光彦爆発に対する愛が感じられない。再生しても喋る暇すらないから反応が楽しめないじゃねーかバーロー」

歩美「そういえば光彦君まだ一言しか喋ってないもんね」

コナン「だから…絶対に止めてみせる!!」

灰原「策はあるの?」

コナン「…それを今から考えるところだ」

歩美「見て二人とも!光彦君の様子がおかしくない?」

灰原「あれは…」

コナン「再生している時一瞬だけ光彦のアナルが光っている…?」

阿笠「気付いたようじゃな」

コナン「!? 博士!死んだはずじゃ!?」

阿笠「気のせいじゃ」

コナン「なーんだ」

阿笠「それより見てるんじゃ新一 あの光るアナルこそが異世界への扉じゃ」

灰原「どういうことなの…?」

コナン「つまりだ 光っている時にアナルに飛び込めば…」

阿笠「異世界にいけるわけじゃ!」

元太「すっげー!異世界のうな重ってどんな味なんだろうな!」

コナン「!? 元太!死んだはずじゃ!?」

歩美「ごめん見間違いだった」

コナン「なーんだ」

灰原「けどどうやって飛び込むの?爆発している時に飛び込むと危険よ」

阿笠「ワシにいい考えがあるぞい」

阿笠「新い…コナン君のシューズで直接蹴ってもらうのじゃ!」

コナン「なるほど 光彦のアナルに狙いを定めて蹴ればいいのか…」

阿笠「この前の改造で威力があがったから音速の三倍のスピードで飛べるはずじゃ
    これなら爆発の合間を縫ってアナルに突き進むことができるじゃろう!」

元太「じゃあまず俺から行くぜー!コナン!
    思いっきり蹴ってくれ!!」

コナン「おk」ガッ

元太「うおおおおおおおお俺飛んでるすっげえええええ!!」


どごーん


コナン「やっべ外した」

灰原「校舎の瓦礫に突っ込んでいったわね」

阿笠「何をやっとるんじゃ新一!いやコナン君!」

コナン「そんなこと言っても正確に狙いが定まらねーよ!!」
     
阿笠「ううむ…」

蘭「あれ?何やってるのコナン君?」

歩美「あ!蘭さん!」

コナン「(そうだ!)蘭ねーちゃんちょっと協力して!
     ちょっとここでかがんでもらえる?」

蘭「え?」

灰原「(なるほど…毛利蘭さんのツノを使って角度を計算するとは…考えたわね工藤君)」

コナン「これで狙いは完璧だ!さあ誰から行くんだ?」

阿笠「ワシが行こう 一番蹴られ慣れておるからの」

歩美「でもコナン君蹴る役だと異世界に行けなくなるね」

阿笠「ほっほ 安心せい 蹴ったワシの上にみんなで乗ればいいだけじゃ」

コナン「なるほど タオパイパイ方式か」

灰原「けどどうやって飛び乗るの?音速の3倍のものになんて」

コナン「バーロ 俺たちが音速の4倍のスピードで移動して飛び乗ればいいだけだろ」

灰原「それもそうね」

皆さんが突っ込みたい気持ちも分かりますが、
>>29で灰原が円谷と呼び捨てにしているのは完全に僕のミスなのでスルーしてください

コナン「よし!じゃあ行くぞ博士!!」

阿笠「来い!!新一!!」

歩美「(新一…?)」

コナン「うおおおおおおおおおおおお!!!」ガッ!!

阿笠「あひいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」

灰原「みんな!今すぐ博士の背中に飛び乗るのよ!!」シュバッ

阿笠「光彦君のアナルに突っ込むぞい!みんな!振り落とされるんじゃないぞ!!」

コナン「おう!」

----

~学園都市~


佐天「何も起きないしそろそろやめようかな」

初春「そうですね 御坂さん辺りに相談してみましょう!」

光彦「あっ…やっと爆発が収まった… 一体何だったんでしょう…」

その時!光彦のアナルに電流が走る!!

スブウウウウウウウウウウウウウウ!!!!

光彦「ぎええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」

コナン「おっ、いつもの悲鳴!やっぱ光彦はこうじゃないとな!」

光彦「お お尻が痛いですううううううううう!!!!!!!」

阿笠『そんなこと言ってる場合じゃないぞいバーーーローー!』

コナン「ああ そうだったwwwwwwwwつか博士光彦のアナルに頭だけ突っ込んでるwwwwww」

阿笠『異世界とのリンクが弱まってるんじゃ!このままだと異世界には行けないぞい!』

灰原「もしリンクが切れたら博士はアナルギロチンね」

歩美「そんな…どうするの!?」

光彦「痛いですう!!」

コナン「(どうすればいい…考えろ…考えろ俺…)」

阿笠『早くしてくれ新一!そこまで長くもたんぞい!』

歩美「抜けなくなった指輪とかに石鹸をつけると滑りが良くなって抜けやすくなるって言うけど…」

コナン「(滑りを良くする…?そうか!)」

コナン「ペロペロペロペロ…これが異世界の味!!」

光彦「あひいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」

灰原「円谷君のアナルを舐めて滑りを良くしたのね 考えたわね工藤君」

阿笠『おお!肩まで入ったぞい!あと一息じゃ新一!』

歩美「あとは博士の足を掴んで縦一列になれば皆異世界に行けるね!」

元太「へへ!異世界のうな重が楽しみだぜ!」

コナン「(しかしこれでは時間がもたない!何かいい方法は…)」




コナン「あ、そうだ ベルトで光彦のアナル広げればいいんだ」カチッ

光彦「ぎゃあああああああああああああ!!!!!」

訂正 伸縮サスペンダーでした

阿笠「いよいよ異世界に突入じゃー!!」

皆「おおーー!!」


カッ


光彦「僕のおしりがアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

~学園都市~


上条「ふっふっふ~ 今日は珍しく何事もなく平和な一日だったぞー!」

ゴゴゴゴゴ…

上条「ん?地震か…?いやでも学園都市で地震なんて…」

カッ!

コナン達「うわああああああああああ」ドサドサドサー!

上条「んぎゃあああああああああ!!」

コナン「いててて…ここが異世界か…」

歩美「何だかあまり私達の世界と変わらないね
    プロペラがたくさんあるの以外は」

灰原「あれは風力発電ね」

上条「い、いきなり空から人が降ってきた…不幸だ…」ガク

コナン「しかし下にクッションがあって助かったな!博士!」

阿笠「……………」

コナン「博士…?」

灰原「博士は頑張ったわ あれだけの衝撃…老人には…」

コナン「せっかく夢だった異世界に来れたのに死んでどうすんだバーロー…」

灰原「行きましょう 工藤君…博士の意思は私達が継ぐのよ」

コナン「そうだな…」

歩美「そういえば元太君も時空の狭間で振り落とされてたよ」

コナン「まじかー」

灰原「で これからどうするの?工藤君」

歩美「(コナン君のこと工藤って呼ぶの流行ってるのかな)」

コナン「…え?」

灰原「何か考えがあって異世界に来たのよね?今からどうするの?」

コナン「………あれ」

灰原「……?」



コナン「(そういえば何で異世界に来たんだっけ…?)」

コナン「(そもそも最初は光彦を止めることが目的だったはず)」

コナン「(それがいつの間にか異世界に来ることになっていた)」

コナン「(何かの陰謀を感じる…)」

灰原「工藤君?」

コナン「まさか…!」

歩美「コナン君どうしたの?」

コナン「…灰原 ちょっときてくれ」グイ

灰原「え、ちょっと…工藤君!?」

歩美「…どっか行っちゃった」

元太「なんだあいつら」

~近くの路地裏~


灰原「なんなのよ全く…」

コナン「灰原聞いてくれ、俺たちは…黒の組織にはめられた可能性がある」

灰原「なんですって!?」

コナン「恐らく間違いない…博士は…奴らに消されたんだ!」

灰原「そんな…」

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