女「私と彼女と友達と」(127)

百合SSです。
エロ有ですのでご注意ください。
よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370955369

女友「とっても気持ちよかったよ、ありがとね」

女「う…うん…」

情事の後、女友ちゃんはいつものように無邪気に笑いながら言った。

2ヶ月くらい前はこんな事になるなんて思ってなかった。

あの日、女友ちゃんの家に遊びに行った時に偶然百合の本を見つけてしまって、好奇心に負けて読んでいる所を見られて。

女友『女ちゃんも興味あるの?』

女『んー、少しだけ』

女友『じゃあ教えてあげる』

女友ちゃんはすごく慣れた手つきで私の体を触ってきて、驚いて抗議する間も無いうちに感じさせられて、イかさせて。

女友『女ちゃん可愛いなぁ…またしようね?』

あの時はぼーっとしてしまってよく覚えていないけど、うなずいたんだと思う。

それから週に2回くらい、女友ちゃんに抱かれる。攻め方も教えてもらったから女友ちゃんをイかせる事もできるようになっ

た。

ただ問題は、私がノーマルだって事。もちろん女友ちゃんの事は好きだけどこういう関係を望んでる訳じゃない。でも、友達

を作るのが苦手で唯一の友達が彼女だから拒めない。1人は嫌。

女友「あ、そういえば今度の土曜日に友達と遊びに行くんだけど女ちゃんも来る?」

女「え?いいの?」

女友「3人で遊んだ方が楽しいでしょ?」

女「うん、行く。ありがと」

………

???「女友先輩!今日は2人じゃなかったんですか!?」

女友「2人より3人で遊んだ方が楽しいでしょ?」

???「…むー」プクー

女友「この子は後輩ちゃん、知ってるかな?」

女「…」フルフル

女友「そっかー、じゃあせっかくだから仲良くなってね♪」

後輩「女友先輩!この人はどなたなんですか?」

女友「同じクラスの女ちゃん、仲良くするんだよ?」

後輩「…はーい」

女「えっと…女です…よろしく…」

やっぱり初対面の人の前だと話せない。あと後輩ちゃんがこっちを睨んでる気がしてちょっと怖い。

女友「それじゃあ、行こうかな」

後輩「はーい!」ギュッ

後輩ちゃんが女友ちゃんの腕に抱きついた。

後輩「…フフン」チラッ

こっち向いてドヤ顔してきた。うーん…私はそういう事しないからいいんだけど…とりあえず着いて行こう

………

少し買い物をして、ファミレスでお昼ご飯を食べた。ドリンクバーも頼んだので少し居座る事になった。

相変わらず後輩ちゃんは女友ちゃんにべったりで、隣に座ってくっ付いて話している。

後輩「女友先輩、一緒にお花摘みに行きませんか?」ボソッ

女友「うん、いいよ」

2人で行くみたい。手持ち無沙汰になったので冷たいブラックコーヒーを飲んで窓の外を眺めてみる。大通りから少し外れた

所にあるので人通りは多くない…

トサッ

女友「そんなにぴったりくっ付いたら動きにくいでしょ?」

後輩「だって~♪えへへ~」

女友ちゃんと後輩ちゃんが帰ってきた。なんだか後輩ちゃんの顔が火照ってる気がするし、さっきより密着してる。

なんだか…少しだけ、ほんの少しだけ腹が立った。

女「女友ちゃん、私も行きたくなったから着いてきてくれない?」

女友「うん?いいよ。後輩ちゃんはここで待っててね?」

後輩「私も…はい」

後輩ちゃんには少しだけ悪いことをした気がする…ごめんね。

ガチャッ

女友「ん?私も個室に連れ込んで何するの?見せるのかな?」

女「…ちがくて…ん…チュッ」

女友「ん…ふふっ、コーヒーの味がして少しにがいね♪…後輩ちゃんに当てられちゃったかな?」

女「なんだか…後輩ちゃんに女友ちゃん取られる気がして…ごめんね?」

女友「取られるも何も、私は誰の物でもないんだけどなぁ…」

少し冷静になってきた。こんな恥ずかしい事するつもりなかったのに…

女「もどろ?後輩ちゃん待ってるだろうし…」

女友「ん、そうだね」

………

女友「ちょっと疲れたし、私の家で遊ばない?」

後輩「はい!行きます!」

女「うん」

女友「あと後輩ちゃん…ゴニョゴニョ」

後輩「へー…ほうほう…わかりましたっ」

ファミレスを出てから少し歩いていたら女友ちゃんはそんな事を言い出した。

女友ちゃんが後輩ちゃんに耳打ちした後こっちをちょっと見たのが気にはなったけど内緒みたいだし聞くのも変だよね。

………

女友部屋

女友「じゃあジュースでも持ってくるから少し待っててね」

後輩「はいっ」

女「うん」

バタン



後輩「…女先輩は、女友先輩の事好きですか?」

女「えっ…?うん、まぁ、好き…かな…」

後輩「そうですか。私も大好きです」

後輩「じゃあ逆に女友先輩は女先輩の事好きなんですかね?」

女「え…」

後輩「あぁ、いえ、好きって言われた事あるのかなって思っただけです。ふふっ」

少しいじわるに笑いながら後輩ちゃんは私に問いかけてきた。どうしてそんな事聞くのかな?でも、確かによく考えたら女友

ちゃんから好きって言われた事がない。あんなに体を重ねてるのにただの一度も。

別に好きじゃないなら私はどうしてあんな事されてるの?どうして?

ガチャッ

女友「ジュース持ってきたよー」

女友「それじゃあ始めるから、後輩ちゃんは女ちゃん捕まえてね」

後輩「はーいっ」ガシッ

女「!?」

訳が分からなくて戸惑ってるうちに後ろに手を縛られたみたい。動かない。

女「えっ…なにっ!?」

女友「いつもの、だよ?今日は1人多いけどね。ふふっ」

後輩「あ、私も参加しますから大丈夫ですよっ」

女「なにが大丈夫なのっ?」

女友「はいはい、始めようね~」ナデナデ

後輩「じゃあ私はこっちを」プチッ モミモミ

女「ひゃんっ…!」

女友ちゃんはスカートをたくし上げて下着の上からあそこを触り、後輩ちゃんはブラをすっと外して胸を揉んでくる

女友「んー?今日は濡れるの早いねえ。2人にされるの興奮する?」ニュル

後輩「うへへへへへへ」モミモミ

女「~~~~」

女友「うん?いつもはもっといい声で鳴くのにどうしたの?」クチュ

女友ちゃんの指が私の中に入ってきた

女「~~んっ」

女友「調子出てきた?それじゃあこれも脱いじゃおうね」スルッ

2人から私のあそこが見えないようにしてくれていた下着が剥ぎ取られて

女友「ほら、もっと鳴くの」クチュクチュクチュ

女「ひゃ…っ…あんっ…」ピクン

後輩「へー、女先輩ってあんまり表情変わらないのかなって思ってたけどそうでもないんですねぇ」

女友「後輩ちゃん攻めるの下手だからこんな顔見たこと無いかな?」

後輩「…それは今関係ないです」キュッ

女「んぅっ…乳首、きゅって…っしないで…っ」ビクッ

女友「ふーん、後輩ちゃんにしては良い攻めだね。じゃあこっちも」ピンッ

女「っ…あ、あぁっっ…っ」

後輩「そんな弾いたらかわいそうですよ~」

女「…女友ちゃん…っ」

女友「ん?もっと??」

女「ちが…えっとね…女友ちゃんは…私の事好きじゃないのに、こんな事…?」

女友「後輩ちゃん?余計な事言ったかな??」ジトッ

後輩「…ワタシハ、ナニモ」目逸らし

女友「はぁ…だったらどうするの?」

女「好きじゃないなら、こんなの…ひどいよぉ…グスッ」

女友「……はぁ…後輩、覚えといてね」

後輩「ひぃっ」

女友「私はね、女ちゃんの事好き。だけど女ちゃんは、まだ、ノーマルだよね。だから言わなかったの」

女友「女ちゃんが私の事好きって言ったら言おうと思ってたんだけどね」

女友「で、女ちゃんは私の事好き?」

女「好きだけど…そういう好きじゃひゃんっ!?」

後輩「はい、余計な事まで言わなーい」キュッ

女友「うん、知ってる。でもさっきの感じだと私が女ちゃんの事好きならしてもいいんだよね。じゃ、続き」クチュ

女「あっ…///」

………

ジュースに入っていた氷がカランッと音を立てるのを少し遠くで聞いた気がする

女友「…2人相手にするのはしんどかったかな?」

女「…はぁ…はぁ…っ…はぁ…」

後輩「女先輩って結構可愛いんですねぇ…女友先輩、ください」

女友「だめ。女ちゃんも後輩ちゃんも私のもの」

後輩「じゃあ間接的に私のものですねっ」

女友「…今度は女ちゃんと私で後輩ちゃん攻めてあげるね。女ちゃん、上手だよ」

後輩「………」

女友「それで、女ちゃんと仲良くなれそう?」

後輩「はいっ、とっても仲良くなれる気がしますっ」

後輩「ね?女先輩、私とトモダチになってくれますよね?」ナデナデ

女「あぅ…」

後輩「あれ?だめですか?」

女友「そんなに急かしちゃだめなの。引っ込み思案な子なんだから。ね?」

女「……うん、友達…」

後輩「良かったー!秘密のトモダチですね…なんだか楽しくなってきましたっ!」

…今日、私の友達が1人増えました。

変な関係だけど、友達が増えるのはやっぱり嬉しいです。

…多分嬉しいです。


つづく

終了です。
続くとは書きましたが今日はいつも書いている分の書き溜めがアイフォンから吹っ飛び、むしゃくしゃしてやった状態なので
いつ書くか予定は未定ですが…
ありがとうございました!

こんばんわ
続きを書いていこうと思います
よろしくお願いします

学校のお昼休み、女友ちゃんが図書委員でいなくなってしまったので昨日できた2人目の友達の事を考えてみる。

目がクリッとしてて髪はショートカットの活発な子。

後は女友ちゃんの事が好きで、なんだか仲が良さそうだった。少し羨ましい。だって私はあんな風に話せないから。

…でも、私も後輩ちゃんと仲良くできたらいいな。

クラスメイト「ねぇ女ちゃん、後輩の子が呼んでるよ?」

突然声をかけられた、話したことの無い子だからちょっと戸惑う。でも返事しないと

女「…あ、ありがと…」

失敗した。声が小さくて聞こえたか分からないけど、私が反応したのを見てクラスメイトの子は自分のグループに戻ったみた

い。

とりあえず扉の方を見ると後輩ちゃんがニコニコしながら手を振っていた。

噂をすれば影?考えてただけで噂なんてしてないんだけど…

クラスメイトA『あれ?女ちゃんって後輩に知り合いいたんだ』

クラスメイトB『それより今日さ、ケーキ食べに行かない?』

一瞬でも私の話題が上がったのを聞いて、恥ずかしくなって少し急いで後輩ちゃんの所へ向かう

後輩「女先輩っ!女友先輩がお仕事してるみたいなので遊びに行きましょう!」

女「え…邪魔にならない…?」

後輩「ふふふふふっ」

女「ひ、引っ張らないでよぉ…」

後輩「口実って奴ですよ。私と女先輩はトモダチだから仲良くしたいんですっ」

女「友達…うん…」

後輩ちゃんが仲良くなりたいって言ってくれて、とっても嬉しい。どう伝えればいいかわからないけど。

ガラッ

トトトトトッ

後輩「女友先輩!遊びに来ましたっ」

女「と、図書室は…あの、遊ぶ所じゃ…ふぅ…」

女友「後輩ちゃん、女ちゃんの言う通りここは遊ぶ所じゃないよ?」

後輩「3人で仲良くなりましょうっ」

女友「んー、今はだめだから放課後ね?後輩ちゃん今日は部活無いよね。女ちゃん、今日の放課後空いてる?」

女「うん、空いてる…よ?」

後輩「じゃあ放課後遊びましょうねっ」

女友「あ、後輩の家に行こうかな」

後輩「うぇ!?」

女友「遊ぼうって言い出したから後輩の家でいいのかなって思ったんだけど?」

後輩「…女友先輩の家でお願いしますっ」

女友「はいはい、知ってる」

軽い違和感。なんだろ、いつもと違う?

あぁ、月曜日って女友ちゃんとあんまり遊んだ事無いからだ。

違和感の正体に気づいた時、背後で咳払いが聞こえた

司書「うぉっほん!」

後輩「………失礼しました~♪」

司書「まぁ待て後輩、ずいぶん楽しそうだったじゃないか。そこの図書準備室で私ともゆっくり話そうか」

後輩「司書さん、私急用が…」

司書「ほう、長い長い反省文を書きたいと」

後輩「…ふぁい…先輩方、また放課後に…」

後輩ちゃんが図書準備室に連れて行かれてしまった

女「あの…女友ちゃん?」

女友「ん、どうしたの?」

女「いつも後輩ちゃんと遊んでたの?」

女友「そうだねぇ…女ちゃんと遊んでない時は大体、かな?」

女「そ、そうなんだ…」

少しだけ息苦しいような、私の知らない感覚

………

後輩「疲れました、早く女友先輩の家行きましょう…」

女友「司書さんとの話はどうだった?」

後輩「いちいち長いです…気力全部吸われました…しかもその後数学ですよ…」

女友「ははっ、司書さんの話面白いんだけどなぁ」

後輩「お説教を楽しむ趣味はないです…」

女友「それはお説教されるようなことばっかりするからでしょ?」

女友ちゃんと後輩ちゃんの話を聞きながらのんびり後ろを付いて行く。

後輩「女先輩は勉強得意なんですか?」

女友「あぁ、この子はいつも学年で5位には入ってるかなぁ」

後輩「ほー!すごいですね女先輩!」

女「覚えるのは…得意で…えへへ」

後輩「女友せんぱ…い…は……ごめんなさいなんでもないです」

女友「…うん……?私の順位気になるのかな……?」ニコニコニコニコ

後輩「お、女先輩っ」

後輩ちゃんが私の後ろに隠れてきた。女友ちゃん笑ってるのになんだか怖いよ…?

女「あの…悪気は無かったみたいだし…えっと…ね?」

後輩「女せんぱ~いっ♪」

女友「…後輩をこっちに渡さないなら、今後のために女ちゃんの気持ちいい所、後輩ちゃんに教えようかな?」

女「あぅ…それは…恥ずかしいからやだけど…後輩ちゃんの事許してあげてよ…」

女友「…はぁ、女ちゃんは変に優しいんだから…今回は許してあげる」

後輩「やった!女先輩ありがとうございますっ」

後輩「ところで女友先輩、今後のために女先輩の気持ちいい所教えてください!」

女「こ、後輩ちゃんっ?」

………

女友ちゃんは飲み物を用意してくるって行ってしまって、昨日と同じように後輩ちゃんと2人きりになった。でも今日は後輩

ちゃんがいじわるに笑ったりしない。少しは仲良くなれてるかな?

後輩「もう、女先輩教えてくれてもいいのにっ」

女「変なこと聞いちゃだめだよ…」

後輩「気になったんで、つい…今、直接体に聞いてみ」

ガチャッ

女友「今日は紅茶にしてみたよ。はい、女ちゃんの分ね」

女「うん、ありがと」

後輩「私の分もください~」

女友「後輩ちゃんは…今変なこと言ってたお仕置きも兼ねてこれが終わってからね…チュッ」

後輩「んぅ!?」

女「!」

突然女友ちゃんが後輩ちゃんとキスを始めた

後輩「ぷはっ、え、なんでですかっ」

女友「んー?今日は後輩ちゃんの日だからね…ンチュ」

後輩「ん、んんっ…ん…っ」

びっくりして紅茶をこぼしかけた。なんとなく力が入らなくなって、そのまま腕を下げて2人のキスに見入ってしまう

女友「んっ…んふふっ…」

後輩「ん~ぅう…ん、んっ///」

図書室で感じた息苦しさをまた感じた。さっきより、強い気がする

女友「あっは、んちゅ…ちゅる…」

後輩「ふぁ…んむ…っ///」

後輩ちゃんの表情が蕩けていって、女友ちゃんは私としてる時より激しくキスしてる…

不意に胸がきゅっとして、目を閉じると

女「……グスッ…」

泣いてしまった。自分でも、なんで泣いているのかわからない。

女友「あら…?今日は後輩ちゃんと私がいつもどんな感じでしてるか見せてあげようと思ったのに…寂しくなっちゃったかな
?」

後輩「それなら…女先輩も…っ」

私の頬に手が触れた、目を開けると後輩ちゃんが目の前にいて

後輩「仲間はずれになんてしませんから…泣かないでください…ペロッ」

後輩「んちゅ…」

女「んぅっ!?」

熱を帯びた後輩ちゃんの舌が私の涙をなめた後、口の中に入ってきた。

女友「そんな格好になるなら…こうかな?」クチュ

後輩「っ、やっ…ん///」

女「あっ…」

女友「ほら、口離したらまた女ちゃん寂しくなっちゃうでしょ?」クチュクチュ

後輩「そう、っ…ですよね…チュル…///」

女「ん…チュ…ん…」

後輩ちゃんの体と口が、もっと熱っぽくなってくる

後輩「ん…んんっ…んっぅ…///」

四つん這いの姿勢で我慢するのが辛くなってきたみたいで、後輩ちゃんが少し震えて来たから後輩ちゃんのために抱きしめて

あげる。そうしたら後輩ちゃんも抱き返してきた

女友「ん、もうイきそう?いいよ、ほら」クチュクチュクチュ

後輩「んぅ、んぅ~っ~~んんっっ///」ビクンッ

後輩ちゃんがぎゅーっと抱きしめてきた後、ぐたってした。舌の力も抜けたみたいで私の口の中で動かない

女友「ほら、2回目行こうか?」クチュクチュ

後輩「あ、ん…っ///」

いつの間にか女友ちゃんは太ももの上に後輩ちゃんを乗せていて、またいじり始めた

私の口の中にある後輩ちゃんの舌が私の舌をなめてきたから、私はそれに応えて絡めてあげる

………

女友「ふぅ…ちょっと疲れたね。今日はこれで終わりにしようかな?」

女「ん…そ、そうだね…」

あまりにも長いキスに私もぼーっとしていた

後輩「はぁはぁはぁ…すー…はー」

女友「最初、女ちゃん置いてきぼりにして寂しい思いさせてごめんね?」

女「ん…えっと…」

後輩「女さん…女さん…っ///」

女友「あらあら、甘えちゃって。女ちゃん、悪いんだけど撫でてあげてくれる?後輩ちゃん喜ぶからさ」

女「そうなんだ…?」ナデナデ

後輩「えへへ…///」

女友「それじゃ、またしようね?」

女「…う…うん…」

いつの間にか息苦しいようなあの感じはなくなっていた。

なんだったんだろ?きっとそのうち、わかるよね?


つづく

今回の分は終了です
今日からはこちらをメインに書いていくつもりなので、これからよろしくお願いします
ありがとうございました!

順番的には次は女友ちゃんが受けなのですが、女友ちゃんの受け見たいですかね?
できればご意見いただければ幸いです
意見聞くのはだめなのであればお手数ですが教えていただけると助かります…

ご意見ありがとうございます!
ずっと女受けの方がいいのかなと少し悩みましたが特にそういうわけでは無いようで安心しました
ドロドロ三角関係も最初考えてはいたのですが段々憂鬱になったためやめました(´・ω・`)

こんばんは
続きを書いていこうと思います
よろしくお願いします

後輩「女さん!たしか攻めるの上手なんですよねっ?」

女「あの…お願い、大声で言わないで?お母さんに聞かれちゃう…」

後輩「あ、すみません」

女「えっと…どうしてそんな事?」

後輩「女友先輩が女ちゃんは上手だよって」

女「うーん…あんまりわからない…かなぁ…」

後輩「そうですか…でも女友先輩が上手って言うならきっと上手なんだと思いますよっ」

女「そうなの?」

今日は水曜日、女友ちゃんが習い事で遊べない日。火曜日は3人で勉強会をしました…女友ちゃんが後輩ちゃんに難しい
問題を出してたけど…テストの順位聞かれたの、根に持ってたのかな…?

それで今日は後輩ちゃんが『お暇なら遊びに行ってもいいですか?』って言うので私の家に来てもらいました。

後輩「えぇ!ですから明日2人で女友先輩攻めましょう」

女「え…そんな事したら女友ちゃん恥ずかしくないかな…」

後輩「何をいってるんですか!私も女さんも攻められたのに不公平です」

女「うーん……そういえば、なんで女さん?2日前まで、先輩って…」

後輩「あー、それはその…」

女「私…そんなに先輩っぽくない、かなぁ…」シュン

後輩「そ、そういう意味じゃなくてっ、女さんはお姉ちゃんみたいだから女さんって…嫌でしたか…?」

女「お姉ちゃん…」

後輩「私の可愛いお姉ちゃんですよ!あ、トモダチでもありますよっ」

女「そ…そっか……えへへ」

後輩「だからこれからも女さんって呼びますね!…だからぁ、お姉ちゃん…明日一緒に、ね?」

女「…もう…調子良いなぁ…」

後輩「あと、提案は女さんってことで。私が言い始めたって知られたら返り討ちにされそうなのでっ」

女「こ、後輩ちゃんっ?」

なんだかうまく乗せられた…かも…?

………

学校のお昼休み、食堂は人が多くて好きじゃないからいつも教室で女友ちゃんとお弁当を食べる。いつもは女友ちゃんが話題
を振ってくれるけど、昨日後輩ちゃんと約束したこともあるし、話さないと。

女「あの…女友ちゃん…?」

女友「もぐもぐ…ん?どうしたの?」

女「今日の放課後、大丈夫かな?また3人で一緒に遊びたいなって…」

女友「あぁ、後輩ちゃん?昨日遊んでたみたいだし、ずいぶん仲良くなったんだねえ…私がピアノやってる間に変なことしな
   かった?」

女「して、ないよ…?」アセアセ

女友「まぁ、昨日メールで聞いてるし今日は大丈夫。私の家でいい?」

女「うん…ありがと」

女「それとね…?2日前の勉強会…後輩ちゃんが、まだ習ってないところ、出したよね…?」

女友「あっはっは、ばれたか」

女「だめ、だよ…?習ってないところは、わからないよ…」

女友「習ったところすら怪しかったけどね」

女「もう…そうじゃなくて……っ」

女友「うんうん、今度から気を付けるから涙目はやめてね?いじめてるみたいに見えちゃうからさ」

女「あ…ごめん」ゴシゴシ

女友「……袖で拭いたらもっとそれっぽく…いやなんでもない」

女「?」

女友「ううん、なんでもないよ。今度試験前に私も勉強見てくれる?ちょっとわからないところあって…」

女「うん、私がわかるところなら、教えるね?」

…女友ちゃんを攻めることは言ってないけど…大丈夫だよね…?

………

後輩「さぁ、行きましょう!」

女友「今日はなにしようかなぁ」

後輩「…?」チラッ

女「…」フルフル

後輩「……ナニシマショウカネー」

女友「…ふーん?」

後輩「と、とりあえず早く女友先輩の家に行きましょうっ」トトトッ

女友「…ふーん…」

あ、女友ちゃんが悪い顔してる。後輩ちゃんはちょっと走って数歩先にいるから気づいてないみたい。

………

女友ちゃんが飲み物を用意してくれている間、また後輩ちゃんと2人きりになる。毎回の事だからもう慣れてるけど、今日は
悪巧みしてるみたいでちょっとだけ気が引けちゃう。

後輩「女友先輩にまだ言ってなかったんですね…危うく私から言い始めたことになるところでした…」

女「ご…ごめんね?女友ちゃんの家に着いてからで、いいのかなって…」

後輩「あ、全然大丈夫ですよ!お願いしますねっ」

女「うん…がんばる」



ガチャ

女友「はい、飲み物。机の上に置いておくね?」

後輩「ありがとうございまーす!」

女「ありがと……ねえ、女友ちゃん?」

女友「んー?」

女「…今日、えっと…後輩ちゃんと2人で女友ちゃん攻めてもいい…?」

女友「あぁ、2人とも遊びに誘ってくるから何事かと思ったけど、今日したい事決まってたんだねえ」

女友「まぁ女ちゃんから誘ってくれたの初めてだし、いいけどさ。女ちゃんが言い出したの?」

女「あ…えっと…」チラッ

後輩「」コクコクコクコク

女「…う、うん…そう…」

女友「………ふーん…じゃあ私たちの事、そういう風に好きになってくれたんだ…?」スッ

女「!……」

女友ちゃんの手が頬に触れる。少し冷たい女友ちゃんの手。思わずうつむいてしまう。

そっか…そうじゃないと言っちゃだめだよね、こういうことって…

私は女友ちゃんと後輩ちゃんが好き?…まだ、わからない…でも3人でいるのは好き…

じゃあやっぱり好きなの…?わからないよ…女友ちゃん…後輩ちゃん…

胸が、きゅっとする…

女友「あははっ、いじわるしちゃったね?後輩ちゃんが言わせたんだろうなってわかったけど…女ちゃんがどう思ってるか
気になっちゃって。女ちゃん、まだ、違うんでしょ?」

女「あ…うぅ…」

女友「大丈夫、ゆっくり時間かけてもいいからね…」

女友ちゃんが頬を優しく撫でてくれてる。2人に、今思ってること話せば…答えを教えてくれるのかな…

女友「さて、後輩。後輩がこんな事させるから、女ちゃん黙っちゃったよ?どうするの?」

後輩「あの…女さん…ごめんなさい…変な理由で言ってもらったのに、こんなことになっちゃって…」

女友「…どんな理由で言わせたの?」

後輩「私だと女友先輩に返り討ちにされちゃうんじゃないかなーって…」

女友「…ふーん…そんな理由で私の純情をねえ…」

後輩「ご、ごめんなさい…」

女友「まぁ、いいけど…ちょっとだけお仕置きも…」

女「あ、あのねっ!」

女「私ね、あの、まだ、ね、わかんなくて…」

女「でも、3人でいるのすごく好きで…っ」

女「でも…っでも、2人のこと…好きか…っわからなくて…」

女「ごめ…グスッ…ごめん、ね…2人とも…」

女友「…ん…3人でいるのが好きで、でも私たちの事、そういう風に好きかわからない、か」

女友「だから、ゆっくりでいいよって言ってるでしょ?」

女友「焦って、その場の流れでできた結論なんていらないの。女ちゃんがゆっくり考えて、それで好きになってくれたら一番
   良いけど、だめならしょうがない。ね?後輩ちゃん?」

後輩「あー…そうですねっ、私たち待ちますから!」

女「ごめん…グスッ…ありがと…」

女友「また泣いちゃって…ほら、おいで?胸貸してあげるよ」

女「…うん…」ギュッ

後輩「あ、ずるい!じゃあ私は女さんにくっつきます!」ギュッ

女友ちゃんにぎゅって抱きついたら、後輩ちゃんが後ろから抱きしめてきた。

しっかり考えて…ちゃんと結論、出さないと…

…2人とも暖かい…安心…する………

女「…スーッ…スーッ…」zzz

後輩「…女さん、寝てませんか?」

女友「寝たね。…後輩ちゃんといると、いっつも後輩ちゃんのせいで女ちゃんが泣いてる気がするなぁ」

後輩「わ、私のせいですかっ!?」

女友「こら、静かに」

後輩「…私のせいじゃないもん…」

女友「女泣かせだなぁ、後輩ちゃんは。ふふっ」

後輩「女友先輩が大体泣かせて…いや、なんでも」

女友「はいはい、女ちゃん寝ちゃったし、攻めてもらうのは明日にしようかな?」

女友「ほら、後輩ちゃんもおいで?3人でお昼寝でもしよっか」

後輩「は~い♪」

………

………

女友「昨日は女ちゃん寝ちゃったからできなかったから、今日してもらおうかな♪」

次の日、女友ちゃんは学校で昨日の事言わないから忘れてるのかな?って思っていたら、女友ちゃんの部屋に入ってすぐに言
い出した。なんだかすごく楽しそう。

後輩「こんなにテンション高い女友先輩初めて見ました…」

女友「ふふっ、楽しみにしてたからねえ♪」

女「…どうしたらいいの…?」チラッ

思わず後輩ちゃんを見てしまう

後輩「えっ、女さんいつもどうやって攻めてたんですか…?」

女「…えっと…女友ちゃんがおいでってしてくれて…今日は攻めてねって…///」

色々見られているとはいえ、こんな事を教えるのは恥ずかしい

女友「うーん…2人で相談ばっかりして…攻めてくれるんじゃないの?」ギュッ

並んで座っていた私と後輩ちゃんを女友ちゃんが抱きしめてきた

女友「ほら、して?」

後輩「じゃあ、私はこっちを!」プチッ モミモミ

女友「ん…っ…その手際だけはいいんだから…」

女友「…女ちゃんもしてよ…?自分からしにくいなら…チュッ」

女「っ!」

女友「いつものようにしてくれたらいいから…ね?…ちゅっ…ん…」

いつもの通りなら…胸…は後輩ちゃんがしてくれてるから…お腹?

女「ん…んぅ…」サスサス

まずお腹を触って、だんだん下にいって…

後輩「むー、女友先輩っ、私もチューしたいですっ」

女友「んー?…ちゅぱ…しょうがないなぁ…ちゅっ…んふふ…くちゅ…」

後輩「ん…んちゅ…あ…っ…///」

目の前で深いキスを見せつけられて、びっくりした拍子に手が女友ちゃんの下着の中に入ってしまった

女友「んぅ…♪」スルスル

女友ちゃんが自分で下着を下してくれて、動かしやすくなった

女「女友ちゃん…こうだよね…?」クチュ…クチュ

女友「あっ…ん…♪…ちゅぱ…ん…うん、そのまま、ね?」

女友「それと後輩ちゃん…攻めるって…っ…言ったの、忘れてるの…?」

後輩「あ…じゃあ…んちゅ…」ナデナデ

後輩ちゃんは腰のあたりを触って、首筋にキスを始めたみたい。

女友ちゃんの体がだんだん熱くなってきてる、下もすごく熱くて…

女友「ん…ゃんっ…♪2人とも…上手…っ…でも、もう少し、頑張ろうね…?」クチュ

女「ひゃんっ///」

後輩「にゃっ…///」

女友ちゃんは私と後輩ちゃんの下着の中に手を入れて、撫で始めた

後輩「あっ…あぅ…んっ…///」

女「ひっ…ん…///」クチュ…クチュ

女友「んふ…頑張ってるのは女ちゃんだけだねえ…ちゅっ…ん…ちゅる…」クチュクチュクチュ

女「んぅっ…んっ///」クチュクチュクチュ

女友ちゃんがまたキスをしてきた。いろんなところが蕩けていくみたいな感覚…お互いに触りながらなんて初めてだったけ
ど、女友ちゃんの手の動きにつられて私の手も早くなる

後輩「んっ…んんっ…ぁあ、やっ…~~~っっ///」ビクビクッ

後輩ちゃんが女友ちゃんの腕にすがりつきながらイっちゃったみたい…私ももう…

女友「んっ…んぅんっ♪…んんんっ…っっ///」ビクッビクッ

女「ぁあっ…んっ、んぅぅぅぅっ~~~っ///」ビクンッ

女友「ん…ふふっ、女ちゃんもイっちゃったかな…?」

女「…う、ん…っ」ビクッ

女友「ほら、後輩ちゃん、起きて?」

後輩「え…あぅ…///」

女友「2人とも、もっとしてよ…?昨日できなかったから、楽しみにしてたって、言ったでしょ?」

休憩させてくれるつもりはないみたい…私は女友ちゃんの下に伸ばした手に力を入れて、また動かし始めた。

………

女友「あぁ…気持ち良かった…っ♪」

女「そ…う…っ…だね…っ…」ビクンッ

後輩「」

女友ちゃんが私にもたれかかりながら満足そうに言う。…今まで無かったくらい長かったから、体が溶けてしまいそうなくら
い熱い…

後輩ちゃんは…

後輩「」ピクッ

生きてる。途中でぐったりしてしまってそれから動いてなかったから少し安心。

女友「もうちょっとしてもいいんだけど…まだできる?」

女「…あの…っ…も、う…むりぃ…っ…」ビクンッ

がんばって体を起こしているけれど、多分力を抜いたら後輩ちゃんと同じようになる気がする。

女友「そっかー…じゃあ、またしてね…?…チュッ…ん…♪」

女友ちゃんの熱くなった舌を口の中に感じて

これってホントに終わるのかな…

と、一抹の不安を抱いた

…もし動けなくなっても明日は土曜日だし…大丈夫だよね…?

つづく入れ忘れましたorz
今回の分終了です
女友ちゃんに受けになってもらったのですが、受けになってない感じがします
ありがとうございました!


いや、こういうの良い。
ガチでヘナヘナになってもらうのもいいけど、攻め体質の子はこのぐらいなのがいいww

いつの間にか続いてた嬉しいよ!

こんばんは
続き書いていこうと思います
よろしくお願いします

>>53
一応満足していただけたようで良かったです!
>>54
私も読んでいただけて嬉しいです!

女「ん…」

お風呂の中で体を伸ばす。あんなにした後だとさすがに体がだるい…

腕をお湯に浮かべて、リラックス。

力を抜いてのんびりしてると、昨日の事が頭をよぎる

女友『ゆっくり時間かけてもいいからね』

後輩『私たち待ちますからっ』



好きか嫌いかって言われたら、好き。だって大事な友達。

愛してるかと聞かれたら、わからない。

2人といると安心するし、ずっと一緒にいられたら嬉しい。

だけど私には、それが友情なのか愛情なのかわからない…

あぁ、そっか。

私、そこからわかって無かったんだ…

そもそも友情と愛情の違いって何?

私は女友ちゃんも後輩ちゃんもすごく大事だって思うし、離れたくない。多分これは友情なんだよね?

じゃあ愛情は?

もっと大事だって思うのと離れたくないって思うこと?でも私、2人のことこれ以上ないくらい大事に思ってる…

…もしかして、私は2人の事好きなの?

でも女の子同士なんておかしくないかな…おかしくは、ないのかな?だって女友ちゃんは私の事好きって言ってくれたし…

私だって女友ちゃんの事は好き…

恋愛は男の子とするものって、ずっと考えてたけど…もしかして、……

少し、女友ちゃんと話してみたい。

ザパッ

………

女「…」カチッ

ケータイの電源を付ける。ロック画面に3人で写った写真。火曜日に『さすがに初期設定のままは…そうだっ、3人で撮りまし
ょう!』って後輩ちゃんが設定もしてくれた。2人がニコニコして写っているからとっても気に入ってる。私の写真を見るの
は違和感があるけど…

女「…」カチャッ

ロックを解除すると初期設定のままの味気ない画面になる。

…後輩ちゃんに今度変えて貰いたいな…操作、よく分からないし…

電話アプリは…これだね。

受話器のマークを押すと女友ちゃんと後輩ちゃんとお母さんが並んだ履歴が表示される。

…もうすぐ9時になる。何かしてたら邪魔になるかなって、考えてしまう。

でも、今は女友ちゃんと話したい…

少し震える指先で女友ちゃんの名前を押す

プルルルップルルルッ

耳元にケータイを持っていく

女友『はい、どうしたの?何か忘れ物した?』

女友ちゃんはすぐに電話に出てくれた

女「えっと…そうじゃないんだけど…」

女友『じゃあ何かあったの?』

女「そ、そういうわけでもなくて…」

女友『あー、少し話す?』

女「うん…こんな時間に、ごめんね?何かしてたら…切ってもらっても…」

女友『んーん、女ちゃんが話すために電話してくるの初めてだからさ、嬉しいよ』

女「そうだった、かな?」

女友『うん、今までは明日の授業の事と忘れ物の話だけだったからねぇ…』

女「あぅ…ごめん…」

女友『んーん、怒ってるんじゃなくてさ、話したいって思ってくれて良かったなって』

女「…うん、声、聞きたくなって」

女友『…あははっ、なんかそれ告白みたい』

女「そ、そんなんじゃ…なくて…」

女友『うん、でも女ちゃんがそんな事言ってくれるなんてホントに嬉しいかも。生きてて良かったなぁ…』

女「あぅ…」

女友『あはっ、困っちゃった?』

女「…少し…」

女友『じゃあ学校の話でもしよっか?今日、化学のハゲがさぁ…』

他愛ない、学校での話を聞く。私から見たらいつもと変わらない平凡な授業だったけど、女友ちゃんが話すとそういえばそんな事も
あったなって感心するし、楽しそうだなって思う。

女友『まぁ途中で寝ちゃったからちゃんと聞けて無かったんだけどねぇ

女「だ…だめだよ…起きてないと…」

女友『そうだねー、気を付けるよっあははっ』

女「もう…」

女友『あ、結構話しちゃったかも…電話代ごめんね?』

女「ううん…私が話したかったから…ありがと」

女友『んー、明日、暇?』

女「うん、予定はないけど…」

女友『じゃあ明日遊ぼっか!その時にラインも入れてあげるね!』

女「らいん…?」

女友『まぁ、その事も明日説明するから大丈夫。それじゃあ明日12時くらいに私の家でいい?』

女「うん、12時だね。わかった」

女友『ん、それじゃあおやすみ、また明日ね』

女「うん…ばいばい?」

女友『……』

女「……」

女友『…切らないの?』

女「…女友ちゃんが切るのかなって…」

女友『ふふっ、はいよ。それじゃ、おやすみー』

女「うん、おやすみ…」

女友『……』プツッ

電話が終わって、また履歴の画面に戻る

そういえば、後輩ちゃんどうなのかな…もう9時30分。電話は迷惑かも…

苦手だけど、メールを打ってみる。指をスライドさせて打つのがまだよくわからないから、打つのも遅い。

女『こんな時間にすみません。明日、もし時間があれば遊びませんか?12時に女友ちゃんの家に集まることになっています。』

10分くらい文章を考えて、送る。返事はすぐ返ってきた。

後輩『はい!私も行きます!でも部活終わってから行くので少し遅れます><』

…明日も3人で遊べるんだ…

自然と頬が緩む。2人と繋がってる気がして、思わずケータイをぎゅっとしてしまう。

愛情も好きって気持ちもまだわからないけど、それでも2人との時間は大事にしたい。

だって、私の大切な2人との時間だもん。

………

真夜中に目が覚めた。

別に寝苦しかったわけでもないし、もう一度寝ようと思ったらすぐに寝られると思う。

だけど、私は窓際に歩いて行った。

特に何かしたいわけじゃなくて、この時間が好きだから。昼間ほどうるさくなくて、耳を澄ませば虫の声と遠くを走る車の音
だけが聞こえる時間。

空を見ると、満月ではないけれど月が見える。

「綺麗だなぁ…」

独り言。あの学校に入って初めて友達ができて、私の言葉を聞いてくれる人が初めてできた。
最近もう一人、私の言葉を聞いてくれる友達が増えた。それまではお母さんと学校の先生にしか聞いてもらえなかった私の言葉。

その友達と、まさかあんな関係になるなんて思ってなかったけど…今の関係は嫌じゃない。

ううん、するのが好きって訳じゃないんだよ?だけど、2人とも私の事を見てくれる。この関係は私を認めてくれる、大事なもの。

「好き…」

月を見上げてなんとなくつぶやく。

不意に女友ちゃんと後輩ちゃんの顔を思い出して恥ずかしくなる

「~~~///」

そんなつもりでつぶやいたわけじゃないのに…

…2人の顔がちゃんと見たくなってきたから、ケータイを机の上から持ち上げる。

「…」カチッ

ぱっと画面が付いて、少しまぶしい。

…3人の写真の上に、女友ちゃんと後輩ちゃんから

『おやすみ、また明日ね』

『おやすみなさい!女友先輩の家で待っててくださいね!』

とメッセージが来ていた。私が寝た後で、今よりもっと前。

また、頬が緩む。幸せだなって、実感する。

それじゃあ、そろそろ寝よう。また明日も会えるのがとっても楽しみ。


つづく

今回の分終了です
今回は地の文の練習も含めてやってみましたのである程度伝わっているといいなと思っております
ありがとうございました!

こんばんは
風邪を引いてしまい書くことができませんでした(´・ω・`)…皆さん風邪にはお気をつけください
続きを書いていこうと思います
よろしくお願いします

女友「あ、そういえば面白い物もらったんだよね」

女友ちゃんが引き出しから小さな瓶を取り出して私に見せる。

女友「媚薬って言うんだけど、知ってる?」

女「え…知ってる…けど…///」

女友「…なーんだ、女ちゃんはエッチな子なんだねえ」

女「ち、ちがくて…///」

女友「ふふっ、知ってるくらいは当然かな?」

女「う…うん…」

女友「これね、後輩ちゃんに飲んでもらおっかなーって」

女「えっ?」

女友「私の家に来た時にお茶に混ぜて飲んでもらってさ」

女「言ったら飲まないと思うんだけど…」

女友「言うつもりなんてないけど?」

女「えっ…それは…かわいそう…」

女友「そう?きっと後輩ちゃんも楽しんでくれると思うけどなぁ」

女友ちゃんは小さな瓶をゆらゆらさせながら笑っている。

女「でも、無理やりなんて…」

女友「別にちゃんと教えないだけで無理やりってつもりはないんだけど…」

女友「あぁ、ちゃんと説明してから飲んでもらう?」

女「そういう意味じゃなくて…うーん…」

どう言えば女友ちゃんは後輩ちゃんにいたずらしないかな…

女友「んー…じゃあ女ちゃんが飲んでくれてもいいよ?」

女「え…それは…その…」

女友「でも女ちゃんはもうこれが何か知ってるからなぁ…あっ、後輩ちゃんにこれが何か言ってから飲んでくれたら後輩ちゃんに
   飲ませるのはやめてあげる。もちろん、後輩ちゃんに飲ませないためにって説明しちゃだめ」

女「あぅ…」

ど…どうしよう…そんなの恥ずかしいし…

女友「…私は女ちゃんが飲んでくれてもいいんだよ?結構強い薬みたいだし、きっとかわいいと思うんだ~」

女「じゃ…じゃあ女友ちゃんが飲めば…」

女友「えー?私は昨日されたばっかりなんだけどな~」

女「あ…///」

昨日の事を言われて、女友ちゃんたちとしたことを思い出してしまう。

汗ばんだ女友ちゃんの体から私の体に体温が伝わってきて…口の中もすごく熱くなってて…

全部溶けちゃうくらい気持ちよくて、後輩ちゃんも私も女友ちゃんにたくさんされて…

女友「ねえ、私の体思い出しちゃった?」

女「!!」

意地悪に笑った女友ちゃんの顔が目の前まで来ていた

女友「あはっ、図星だったかな?顔真っ赤になっちゃってるよ?」

女「ちがうもん…///」

思わず口を手で覆って目を逸らしてしまう

女友「はいはい。昨日の、すごくかわいかったよ」ナデナデ

女「あぅ…///」

なぜか頭を撫でられた。

…女友ちゃんに頭撫でられると、なんだかふわふわする…

ピンポーン

女友「あ、後輩ちゃんもう来ちゃったみたいだねえ。玄関まで迎えに行ってくるね」

女「あ…うん…」

もう少し撫でてほしかった…かも。



ガチャッ

後輩「女さん、こんにちは!ライン入れたんですよね?」

そう言いながら後輩ちゃんはテーブルを挟んだ向こう側に座った

女「うん…あれ?もう知ってたんだ?」

後輩「女友先輩がラインでグループ作ってくれたからもう知ってますよっ」

女「えーっと…?」

後輩「…ま、まぁ使い方は教えてもらったんですよね?」

女「一応…」

後輩「じゃあ使えばわかります!わからなかったらまた聞いてくださいねっ」

女「うぅ…ありがと…」

後輩「…女さん機械音痴ですもんね…」

女「…」ショボン

後輩「あぁっ、そんな落ち込まないでください!ちゃんと教えますからっ」アセアセ

ガチャ

女友「んー?女ちゃんいじめてたの?」

女ちゃんが戻ってきて、私の隣に座った

後輩「ち、ちがいますって!ちょっと口が滑ったというか…」

女「…じゃあ、そう思ってたんだね…」

後輩「あぅあぅ…ご、ごめんなさい…」

女友「ふふっ、まぁ後輩ちゃんのした事だし、多分悪気はないから許してあげてね?」

女「…」プクー

女友「ほら、後輩ちゃん困ってるよ?」

女「……えへへ、知ってる」ニコッ

後輩「あっ!だましてたんですか!?」

女「…えへへ…」

後輩「もー!教えてあげませんよ!?」

女「あぅ…ごめん、ね…?」

後輩「ふっふっふっ、冗談ですよっ」

女友「…あらあら、随分仲良くなっちゃって…」

女友ちゃんが私の耳元に口を寄せてきた

女友「ねえ、あれ、どうするの?」ボソッ

女「え、えっと…」

女友「うん?女ちゃんが飲まないなら、後輩ちゃんの飲み物に混ぜちゃうね」ボソボソ

女「それは…だめだよ…」ボソボソ

女友「じゃあ、女ちゃんが飲むんだね?」ボソボソ

女「うぅ…」

後輩「何の内緒話ですかー?」

後輩ちゃんが膝立ちで近づいてきた

女友「あら…後輩ちゃんがここまで来たら後輩ちゃんに」ボソボソ

女「っ!…の、飲むよぉ…」ボソボソ

女友「そっか、じゃあこれね?」

女友ちゃんがあの瓶を手渡してくると同時に、後輩ちゃんがこっち側まで来ていた

女友「んーん、少し女ちゃんに渡すものがあっただけだからなんでもないよ?」

後輩「む…女さん、何をもらったんですか?」

女「あぅ…それは…その…」

後輩「その手に持ってるやつですか?瓶…?」

女「っ!」

思わず後ろに隠してしまう

後輩「えー、見せてくださいよ~」

後輩ちゃんが覗き込もうとしてくるけど、どうすれば…

ちらっと女友ちゃんを見たら、なんだか楽しそうにニヤニヤしてる…

…もう、説明するしかないかな…

女「えっと、これね?」

後輩「香水…?にしてはラベル無いですね…」

女「!!そ、そう、これ香す…!」

女友「ふーん、嘘ついちゃうの?」ボソッ

女友ちゃんが後ろから抱きついて耳元で囁いてきた

女「っ…ちがくて…」

女友「ほら、ちゃんと言わないと、ね?」ボソボソ

女「うぅ…」

女「…これは…あのね?」

目を伏せてしまう

後輩「?」

女「び…媚薬って言ってね…?」

後輩「…」チラッ

女友「…」ニヤニヤ

後輩「…!」

後輩「ほうほう、誰が飲むんですか?」ニヤニヤ

女「わ、私が、ね…飲むの…」

後輩「ほうほう、そうですか…」

女友「ちゃんと言えたし、飲んじゃう?」

女「…う、うん…」

キャップを回すと、栄養ドリンクみたいに簡単に開いてしまった

2人にあまり見られたくなくて目を瞑って一気に飲んでしまう

女「ぷはっ…変な味…」

女友「ふふっ、すぐ効いてくるから少し待ってね?」ナデナデ

後輩「じゃあ私は効いてくるまで手、繋いでますね」キュッ

女「…///」

後輩「女さん、そういうの好きだったんですか?」

女「あ…えっと…」チラッ

女友「…」コクコク

女「う…うん、飲んでみたく…なっちゃって…」

後輩「じゃあしてほしいってことですよね…ちゅっ…」

女「ふ…んぅん…///」

後輩ちゃんが顔を近づけて、キスしてきた

なんだかいつもより体熱くて…ぼーっとする…

女「ん…んぅ…」ギュッ

後輩「!…ん…ちゅ…」

女友「ふふっ、後輩ちゃん抱きしめちゃって…私、離れちゃおうかなぁ…」

女友ちゃんが耳元で囁いてくる

女「…ちゅぱっ……や…やだ…っ」キュッ

後輩ちゃんを抱きしめていた右手で女友ちゃんの手を取る

後輩「…ちゅーやめて女友先輩の方に行っちゃうなら、私が離れちゃいますよ?」

女「え…や、やだぁ…っ」

どうすればいいかわからなくなって、2人の手をぎゅっとしてしまう

女友「んー、女ちゃんはどっちがいいのかな?」

女「え…?」

女友「どっちの事が好きなのかなって」

女「あぅ…わかん、ないよぉ…」

2人の顔が見ていられなくなって、またうつむいてしまう

後輩「今どちらが好きか選ぶだけですよ?…まぁ、女友先輩が選ばれたら私は離れまイタタタ」

女友「イタタ…女ちゃん、そんなに握ったら痛いよ…後輩ちゃん、そういう風に言ったら女ちゃんが選べなくなっちゃうでしょ?」

後輩「あー、いや、女友先輩が好きならたまには2人きりにしてあげようかと…まぁ見てますけど」

女友「もう…まぁ、そうだと思ったけど」

後輩「女さん、どちらがいいですか?今好きな方で構いませんよ?」

女「……り…」

女友「ん?」

女「…ふたりとも、すきだよぉ…」

女「そんなの…選べないよ…」

女友「…そっかぁ…」

後輩「…じゃ、3人でしましょうかっ」

女友「ふふっ、欲張りだねぇ…その薬使って2人相手になんてできないと思うけどね」

女「私…2人となら…頑張るから…」

後輩「お、言いましたね~」クチュ

女「~~~~っっ!!?」ビクンッ

後輩「やっぱりもうびちゃびちゃ…脱いじゃわないと気持ち悪いですよね?」ヌガシヌガシ

女「~~っ…はっ…ぅん…」ビクッ

女友「…もうだいぶ回っちゃったか…もう少し慣らしながらしてあげようと思ってたのにねえ…」ペロッ

女「ひゃっ…んぅっ///」

女友ちゃんが首筋をなめてきた

後輩「女友先輩が変なこと言い出すからですよ…」クチュクチュ

女友「ひゃいひゃい…」ペロペロ

女「~~あっ~~っっ///」ビクンッビクンッ

2人に攻められて、いつもより早くイってしまった

女友「ん…ちゅ…はむ…」

女「か、まないっ~っで…っ///」ビクッ

後輩「くすくす…そうですよぉ、女さんイってるのに、かわいそうです、よっ!」クチュ…クチュ!

女「はっ…ぅぅんっ~~~っ///」

女友「…ちゅぷ…そんなこと言いながら強くしちゃってるじゃない…はむ…」

後輩「私たち2人とも相手にするって言ったんだから、がんばってほしいな、って!」クチュクチュクチュ

女「そん、なっ~~~っ」

女友「…それもそうね。じゃあ私も後輩ちゃんと一緒にしちゃおうかな?」ヌチャ

女「~~~~っっ」ビクビクッ

女友「よく濡れてるねえ。じゃあ私はクリちゃんいじっちゃうから、後輩ちゃんはそのままね?」スリスリスリ

後輩「わかりました~」クチュクチュクチュ

女「っっっっ……だ、めぇっ///」

女友「だめなの?じゃあ今からでも私やめたげようか?」

女「や、やだっ…やだぁ…」フルフル

女友「あれ?大切なところは好きな人にしてほしいってことじゃないの?」

女「わた、しっ…ふたりとも…っっだいすき、だよぉ…っ///」

後輩「…あはっ、またそんなこと言って…そういうのはちゃんと言ってほしいです…」クチュ…

後輩「ねえ、女さん?ちゃんと私の顔見て、名前呼んで、好きって言ってください」ジーッ

女「で…でも…ちょっとはずかし…」

後輩「こういうことは、ちゃんと聞きたいんです。」

すごく真剣な目で見てくれてる…ちゃんと…答えないと…

女「…え、っと…っ…後輩ちゃん…だいすき…っ///」

女「あ…あとね、えっとね?女友ちゃん…だいすき…///」

女友「…なんかついでみたいだから、ちょっとお仕置きね」クリクリクリクリ

女「ひゃんっ///」ビクンッ

女「そ、んなっ…つもりじゃ、ない…っよ…だいすき、だよぉ…っ///」

女友「…ふふっ、嬉しい…ちゅっ…ん…」

女「ん…ぅ…っ///」

後輩「…」ペロペロ

女「んぅぅっ///」

後輩「…女さんの首筋、少し女先輩の味がする気がしますね…」ペロペロ

女「~~~っ///」

………

トクン…トクン…

もう力入らない…もたれてる女友ちゃんのちょっと早くなった心臓の音が聞こえる…

女「…はぁ…はぁ…はぁ…っ」ビクンッ

女友「…さすがにもう限界みたいだね」

後輩「女さんすごいですね…女さんが飲んだのあの薬ですよね?」

女友「ん、そだよ?」

後輩「意識飛ばないってすごいです…」

女友「後輩ちゃんは飲んでも飲まなくても飛んでる時あるよね?」

後輩「…そういうことは言わなくても…っ」ギュッ

女「ひゃぅっ…///」

はだけられた胸の先をつままれる

女友「こら、女ちゃん限界なんだからそんなことしないの」ペチッ

後輩「いたっ、頭叩かないでくださいよ~」

女友「ちょっかい出すからでしょ?」

後輩「ぶーぶー…そういえばあの薬ってあんな容器だったんですね…」

女友「あれ?見たことなかった?」

後輩「…女友先輩に出された飲み物に入ってたことしか」

女友「ふふっ、そうだったかしら?」

後輩「むー」プクー

女「あの…飲んだ…ことあったの…?」

後輩「前に、知らずになら。きっと女さん、私が飲む代わりに飲んでくれたんですよね?」

女「え…あの…」チラッ

女友「…そ。後輩ちゃんがかわいそうだから~って。飲みたかった?」

後輩「私はあれに弱いので…あまり…」

女友「まぁ、別に関係ないしまた飲んでもらうとは思うけどね」

後輩「ひどいっ」

女「だ、だめ、だよぉ…」

女友「じゃあ今日みたいに女ちゃんに飲んでもらうのもいいかもねえ」ニヤニヤ

後輩「…そうですね、強いみたいですし、大丈夫ですよっ」

女「こ、後輩ちゃん…?」

2人ともなんだかひどい…

でも後輩ちゃんは弱いみたいだし、しょうがないかも…

…2人とも私の事好きなのかなって、思っちゃったけど…どうなのかな…


つづく

今回の分終了です
体調崩れない程度にまた書いていこうと思います
ありがとうございました!


プラシーボかなと思ってたら本当に媚薬だったとは
されてる最中とはいえ、ちゃんと二人に好きって伝えたのはこれが初めて・・・?
今度は薬なしで伝えてほしいね

っ乙!
みんなかわいいね!
あと体調悪かったら無理しちゃだめだよ?
お大事に!

こんばんは
続きを書いていこうと思います
よろしくお願いします

私の部屋で、あの人は言う

「もううんざり。きみの愛は重すぎるよ」

そんなこと言われるなんて思ってなくて、頭が真っ白なった

「最初に言ったよね。付き合ってもいいけど他の子とも遊ぶよって」

「どうして他の子と遊ぶときにもきみが付いてくるの?」

「ごめんね、限界なんだ」

思わずその場にへたり込んで泣いてしまった。

「…帰るから。じゃあね」

…バタン

あの人は私の横を通り過ぎて部屋から出て行ったみたい

私はどうすることもできなくて、ずっとうつむいていた

ねえ、どうしてなの?私あんなに愛したのに、それでもだめなの?

…だめなんだよね

仰向けに、寝転がる

天井がずっと遠くに離れていってるように見えた

なんだか床に沈んで行ってるみたいで、沈んでしまったらこんな気持ちも無くなるのかなって、少しだけ気分が楽になる

涙は止まらないけど、誰も私なんて見てくれないんだからどっちでもいい

意識を、手放した

………

「……ゆめ…」

「あんなのって…」

別にもう、あの人の事なんて好きじゃない。だけど、やっぱりあんな夢は辛い

最近やっと幸せになってきたのに…

夢の中の部屋より質素になった部屋を眺めていると、また胸が苦しくなる

「…ぅ…ぐす…」

枕に顔をうずめて、少し泣くことにした

きっと、落ち着くから

「…すん…ぐす…」

…涙は止まる気配が無くて、枕がどんどん濡れていく

今はもう幸せで、泣くことなんてないはずなのに…

ふと、2人の顔が見たくなった

カチッ

ケータイのロック画面に設定した、私たち3人の写真

…2人は、私を捨てたり、しないよね…?

不安になる。いつもなら、ありえないって思えるのに

「女友先輩…女さん…っ」

涙で視界が滲んで写真が良く見えない…

「…」ゴシゴシ

涙を拭いて、またケータイを見る

カチャッ

写真フォルダを開いて、お気に入りの写真を出す

2人が私を抱きしめてくれてる写真

女友先輩は猫みたいに笑ってぎゅってしてくれて、女さんはちょっと困った顔をしながら遠慮がちに抱きしめてくれてる…
私も、すごく幸せな顔で笑ってる…

そういえば、つい一週間前、女さんが来たときはちょっと怖かったなぁ…

女先輩取られてまた一人になるんじゃないかって…

そんなこと、なかったけどね

女さんはそんなことする人じゃないし、すごく素直で、かわいいし

私のために色々してくれるし、今日なんて私の事好きって…///

…なにより、女友先輩はあの人みたいに私を捨てたりしないもん

ちょっと甘えたら、いっぱい甘やかしてくれるし…

…まぁ、あれから、面と向かって好きとか愛してるなんて言えなくなっちゃったけど、それでも女友先輩は応えてくれてるもん…

うん、そうだよね。

2人とも私の事しっかり考えてくれる

2人とも、私の事捨てたりなんて、しない

あーあ、変な夢のせいで変なこと考えちゃった

明日、2人とも遊べるのかなぁ…早く起きて、聞いてみよっと

おやすみ、女友先輩、女さん



…もう少し、2人の写真見てからでいいかなっ♪

………

ピピピピピピピピ

後輩「ん…あ、充電器刺すの忘れてた」

とりあえず、メッセージ…『今日あそびませんか!?』っと

2人とのグループがあるから少し楽だなぁ

ブーブー

後輩「お、返ってきた」

女『はい、大丈夫ですよ。遊びましょう。』

後輩「…相変わらずなんか固い…でも遊べるみたいでよかったっ♪」

ブーブー

女友『ごめん、今日ピアノあるから遊べないんだ』

後輩「むむ…」

後輩『了解です!ピアノ頑張ってください!』

後輩『女さんの家に行ってもいいですか!?』

女友『がんばる~ 女ちゃんにいたずらしちゃだめだよ?』

ニヤついたウサギのスタンプも送られてきた

後輩『しませんって!!』

泣いてるスタンプ送ってっと…

女『わかりました。それでは12時ごろで良いですか?』

女『いたずらは恥ずかしいのでできたらやめてくださいね?』

……もう一回泣いてるスタンプ送ろう

後輩『わかりました!それでは12時ごろに行きますね!』

後輩「さてと、朝ごはん食べよっ」トテトテ

ガチャ

物をできるだけ減らした自分の部屋を見る

…まだ、ここに2人を呼びたいなんて思えないけど、いつか呼べたらいいな

私、2人とも大好きだから。ちゃんと言えたらいつか、きっとね


つづく

今回の分は一応終わりです
案外短くなってしまいました…orz
ガルパンのまこさおが読みたいです…

>>87
プラシーボ効果も考えたのですが、薬でぼーっとしてるからこそ言えたくらいの方がいいかなくらいの軽い考えで書いております(`・ω・´)
>>88
一応全快しました!
季節の変わり目とか温度の変化が大きいと大概風邪引いてしまいます…


後輩ちゃんもいい子だな
三人皆好きだ

こんばんは
続きを書いていこうと思います
よろしくお願いします

ぴんぽーん

…ガチャッ

女母「あら、後輩ちゃんじゃない。どうしたの?」

後輩「あれ?女さんと遊ぶ約束したんですが…」

女母「……あの子、きっと寝てるわね…」

女母「ごめんね、あの子の部屋に行って起こしてあげてくれる?…ちゃんと後で叱っておくわね」

後輩「わかりました!でも私気にしてませんから大丈夫ですよっ」

女母「そう?ごめんねぇ」

後輩「それじゃあ起こしてきます!」パタパタ



カチャ…

後輩(女さん寝てるみたいだし、そーっと…あ、ほんとに寝てる…)

ベッドにもたれて本を読んでいるうちに寝てしまったようで、膝の上には本が開かれている

後輩(まぁ急ぎの用じゃないし私もマンガでも読みながら起きるの待とうかなぁ)テクテク

後輩(あ、これ面白いんだよね。借りちゃおっと)ゴソゴソ

後輩(女さんはまだ起きないみたい…?)チラッ

後輩(首かしげたみたいになって寝てる…起きた時首痛くなってるとだめだし肩でも貸してあげよっと)テクテク ストン

女の隣に座る

後輩(まぁ、これでこれ以上変な姿勢にはならないはず)

後輩「自分で12時って言ったのに寝ちゃうなんて、ひどいですよ?」ナデナデ

女「…すー…んぅ…」コテン

ちょっとバランスが崩れたようで後輩にもたれかかる

後輩「…もう、そんなことしても許してあげませんよ?…ふふっ」ナデナデ

後輩(こんなに落ち着いて女さんの近くにいることって初めてかな?)

後輩(なんだか甘い匂いするし、これ、いいかも…)

後輩「……」ポーッ

ガチャ

女母「お茶とお菓子を…あら?」

後輩「…!」

女母「ふふっ、寝かせてあげてくれてるの?でもこの子、昨日すぐに寝てたから起こしても大丈夫よ?」

後輩「…」フルフル

女母「そう?…なんだか2人並んでそうしてると、姉妹みたいに見えるわねえ」

後輩「…///」

女母「それじゃあ、これ置いていくから好きに食べてね?」

後輩「…」コクコク

女母「ふふふ、その子は大きい音出したり揺すったりしなきゃ起きないからそこまで静かにしてなくても大丈夫よ?」

後輩「…そうなんですか?」

女母「ええ、2時ごろには勝手に起きると思うわ」

後輩「じゃあ、それまでは…」

女母「…まぁ、後輩ちゃんがそれでいいならいいわ。暇になったら起こしてあげてちょうだい?」

女母「それじゃあ、ゆっくりして行ってね~」

バタン

後輩「……」ジー

後輩「……起きないんですね?」ナデナデ

女「すー…すー…」

後輩(あ、女母さんの前でもずっと撫でてた気がする…ま、いっか)

女「すー…ん…」モゾ

後輩「…!」

後輩(わ…女さんちょっとこっち向いちゃった…)

後輩(…よく見るとまつ毛長いなぁ…)

後輩「…ふふっ」ムニムニ

後輩(ほっぺも柔らかいや)

後輩(いつも女さんの近くで顔見るときなんてシテる最中だし、私バタバタしちゃうからゆっくり見る余裕ないんだよね…)

後輩(…昨日シテる最中なんて、女さんが私に好きって…)

後輩「…ちゅっ…」

女「…ん…すー…」

後輩(どういう好きか、ちゃんと言わない口にはお仕置きですよ、女さん?…まぁ、言わない私よりはましですけど)

後輩(昨日、すごく嬉しかったんですよ?私の事好きでいてくれるんだって)

後輩(ほんとは私も好きって答えたかったんです)

後輩(でも、言えなくて…もし私が思ったことと違ったら…受け入れてもらえなかったらって…)

後輩(…結局、傷つきたくなくて逃げたんです。ごめんなさい…)

後輩「……」ギュッ

女を抱きしめる

女「…んっ…」

後輩「…あ…起きちゃいました?」

女「………?」ボー

後輩「??」

女「あれ?こうはいちゃんだ~」ダキッ

後輩の首に手を回す

後輩「!?」

女「えへへ…」

後輩(寝ぼけてるのかな…?)

後輩「もう…」ギュッ

女「~♪」

後輩「…嬉しそうですね?」

女「うれしーよー?」ニコニコ

後輩(…寝起きだとこんなに素直な顔するんですね…)

後輩「…私も、嬉しいです…っ」ニコー

後輩(…口元緩んじゃうなぁ…)

女「…すぅ…すぅ…」

後輩「あれ…?」

女「むにゃ…」

後輩(また寝ちゃった…?)

後輩(…本でも読みながら起きるまで待ってようかな…♪)

パラッ

………

女「ん…」

後輩「…」

女「あれ…?後輩ちゃん…?」

後輩「起きましたか?」

女「なんでもういるの…?」

後輩「あはっ、もう3時ですよ?」

女「え!?」バッ

後輩「ふふっ、お昼寝はもう大丈夫ですか?」

女「ご…ごめんね…?」

後輩「いえいえ、案外抜けた所あるんですねぇ」ナデナデ

女「あぅ…」

後輩「……あーあ、12時にって言われたからちゃんと12時に来たら寝てますし、結構待ったんですよ~?」ニヤニヤ

女「…ごめんね…」シュン

後輩「それじゃあ、ちょっと言うこと聞いてくれたら許しますね」

女「言うこと…」

後輩「はい、私の言うことです。って、そんな怯えないでくださいよ、傷つくなぁ…」

女「だって…どうすればいいか、わからないし…」

後輩「そんな変なことさせると思ってるんですか?」

女「えっと…女友ちゃんに…その…したの、後輩ちゃんが言ったし…///」

後輩「…ふーん…しますか?」ギュッ

女「あわわ…っ///」

後輩「ふふっ、冗談ですよ。でも今みたいな反応されるとほんとにしたくなっちゃいます」ニヤニヤ

女「……///」

後輩「とりあえず、私もうちょっとだけマンガ読みたいのでこのままくっついていてください」

女「え…?」

後輩「だから、どこでもいいので抱きしめてください。これがお願いです」

女「…ちょっと、恥ずかしい…」モジモジ

後輩「あーあ、結構待ったのになー、ひどいなー」

女「わ、わかったよぉ…///」ギュッ

後輩「…♪」

女「これで、いい…?///」

後輩「はい♪……できたら、これからも私から離れないでくださいね…」

女「え…明日学校だけど…泊まるの?」

後輩「あぁ、いえ、何でもないですよ?」

女「うん…?」

後輩「…これからも、友達でいてくださいねっ」

女「あ…えっと…///」

後輩「よしよし」ナデナデ

女「…うん、私もずっと友達でいたいな…♪」

後輩「ふふっ、ありがとうございますっ」

女「えへへ…///」

………

後輩「それじゃあ、今日はありがとうございましたっ!」

女「こちらこそ、ありがとう…」

女母「ごめんねー、この子ずっと寝てたんでしょ?」グリグリ

女「痛いよ…お母さん…」

女母「はいはい、今度から遊ぶときはちゃんと言うのよ?たたき起こしてあげるから」

女「うん…」

後輩「また私が起こしますからお気になさらずっ!」

女母「あらホント~?後輩ちゃんはいい子ねぇ~」

後輩「えへへ、それではお邪魔しましたー!」

女「うん…またね?」フリフリ

女母「またいつでもいらっしゃい」ニコニコ

後輩「はい!ありがとうございますっ」フリフリ

ガチャ…バタン



帰り道、考える

女さんがずっと友達でいたいって言ってくれた

昔、女友先輩もずっと一緒にいてくれるって、言ってくれた

……あの人は言ってくれなかった言葉

口約束だし、もしかしたら破られるかもしれないけど、それでも私は2人を信じたい

んーん、信じるの。だって私の大事な人たちなんだから

…今日はいい夢見れそうだな♪

つづく

今回の分終了です
前回に引き続き後輩ちゃん回でした
そしておかげさまで100を超えました。ここまで書いてわかりましたが1000まで書いてる人はすごいですね
ありがとうございました!

>>97
ありがとうございます!3人ともかわいく書けていれば良いのですが(´・ω・`)

こんばんは
続きを書いていこうと思います
この時間に起きている事は珍しいので途中で寝てしまったらまた明日書きます
よろしくお願いします

ガヤガヤガヤ

教室

女友「ねえ女ちゃん、今日遊べる?」

学校の授業の合間に女友ちゃんが私の席まで来て言う

女「うん、今日は遊べるよ?」

今日は火曜日、昨日も誘ってくれたのにお母さんのお手伝いで遊べなかったんだよね…

女友「そっかそっか、よかった♪…あー、でも今日は後輩ちゃんが部活で遊べないんだってさ」

女「そうなんだ…大変だね…」

女友「女ちゃんも部活してみたら?面白いかもよ?」

女「…してみたいけど…人付き合い、苦手で…」

女友「そう?最近後輩ちゃんと仲良くなったしもう大丈夫なんじゃない?」

女「あれは…後輩ちゃんだから、大丈夫なだけで…」

女友「…人見知りは治ってない、か…」

女友「まぁ、私や後輩ちゃんといっぱい話したら多分治るよ」ナデナデ

女「え…あの、教室だと、恥ずかしい…///」

女友「んー?二人きりなら、いいの?」ニヤニヤ

クラスメイトA『あの二人…なんか怪しい気が…』

クラスメイトB『妙に仲いいよねえ…』

クラスメイトC『…キマシ…』

クラスメイトA『ん?なに?』

クラスメイトC『いや、なにも』

………

女友部屋

女友「ねえ女ちゃん?日曜日に後輩ちゃんと遊んだ時にずっと引っ付いてたんだって?」ニヤニヤ

女「え…なんで知って…?」

女友「昨日後輩ちゃんに教えてもらったの」

昨日そんな事話してたんだ…

女友「色々話してくれたよ?遊びに行ったら寝てたとか…ね」

女「むー…ヒミツにしててほしかったのに…」プクー

女友「ちょっと妬けちゃうなぁ。2人ともそんなに仲良くなっちゃうなんて」

女「えへへ…仲良くなれてるかな?」

女友「とってもね。でもね、聞いたら私もしてほしくなっちゃったから、私にもしてくれない?」

女「………うん」

女友ちゃんの隣に行く

女「…んっ」ギュッ

女友「…あれ?恥ずかしいって言うかなって思ったのに」

女「恥ずかしい、よ…?」

女友「なら、どうして?後輩ちゃんだけにしたからしょうがなく?」

女「…違う、もん…」ギュゥ

女「えっと、ね?…女友ちゃんが、してほしいなら…///」

女友「…そんなこと言うと、もっとわがまま言っちゃうよ?ふふっ」

女「わ…私が…できることなら…その…」

女友「もっと恥ずかしい事させちゃうよ?」ニヤニヤ

女「…あんまり、恥ずかしいのは…ちょっと…ね?」

女友「ちょっと恥ずかしいくらいならしてくれるんだね?」

女「むー…イジワル言うと、しないもん…」プイッ

女友「はいはい…でもそんなにぎゅっとしながらだと、説得力無いよ?」ギュッ

女「っ!」ジタバタ

女友「こーら、暴れないの。…ほら、こっち向いて?」スッ

女友ちゃんの指が私の頬に触れる、ちょっとくすぐったい…

女「なに…んぅっ!?」

女友「…ちゅ…ちゅぷ…」

キスをされて、舌が入ってきた

女友「んちゅ……」

女友ちゃんの舌が私の口の中を舐めていく

女友「れろ…ん…」

私の舌を舐め始めた、こういう時は…

女「ん…れろ…くちゅ…」

私も舌を絡ませる

こうしてると、この事しか、かんがえられなくなって…

女友「んふ…はむ」

女「んぅぅ…///」

必死に女友ちゃんの口に入れていた舌を甘噛みされて、思わず抗議の声をあげてしまう

女友「…れろ……れろ…」

甘噛みされて動けない舌の先を、女友ちゃんが焦らすように舐める

もっと…いっぱい…

女友「れろ…れろ…れろ…」

女「あ…は…っ///」ビクッ

段々と舐めてくれる回数が増えてきた

でも

女「んっ…ん…っ」ギュウウウ

もっともっとしてほしくて、体を押し付けてしまう

女友「…ん、ちゅぱっ…」

女「ふぇ…?」

女友「ふふっ、もっとしてほしかったかな?」

女「…っ///」ボッ

女友「ん?顔真っ赤だよ?」ニヤニヤ

女「~~~///」

女友「もっとしてほしいなら、ちゃんとおねだりできたらしてあげるよ?」

女「………いじわる…」ジー

女友「で、どうしたいのかな?」コツ

女友ちゃんがおでこをくっつけてきて

女友「…ぺろっ…ふふっ、女ちゃんの味がする」

唇を、舐めてきた

女「!!」

女友「もっとしたいんでしょ?」

女友ちゃんの顔が近すぎて、女友ちゃんの猫みたいに笑ってる目しか見えない…

女「も………とぉ」

女友「…ちゃんと、ね?」

女「…もっと、してよぉ…」

女友「なにを?」

女「むー…!わかってるくせに…」

女友「今日はちゃーんと聞きたいの♪」

女「……ぅぅ…」

女友「ほら、聞かせて?」

女「……もっと、ちゅーして…ぺろぺろって…してよぉ…///」

女友「んちゅ…」

女「っ!…ん…んぅ…んっ…!」ギュウウウ

女友「ぷはっ…こら、そんなに押し付けないの。動けないでしょ?」

女「…ごめん、なさい…」シュン

女友「別に逃げたりしないから、落ち着いて、ね?」

女「うん…」

女友「ほら、もう一回…ちゅぷ…」

女「ちゅ…んぅ…///」

女友ちゃんの舌が出たり入ったりして、私の口の中を刺激していく

私の意識が溶けて、女友ちゃんにされるがままになっていって…

………

女友「…ちゅぷっ…ほーら、今日はおしまい、ね?」

女「やだ…もっと…///」ボー

女友「…襲っちゃうよ?」

女「……///…ヤ…かも…///」

女友「…今日、泊まってく?もう7時なんだけど…」

女「…!…帰らないと、お母さんが心配する…」

女友「だよねえ…それじゃあ、そんな襲いたくなるようなことは言っちゃダメだよ?」

女「ご…ごめんね…ぼーっとしちゃって…」

女友「もう…しょうがないなぁ…」ナデナデ

女「……~♪」



結局今日はあと1時間くらい女友ちゃんの家にいて、帰ったらお母さんに怒られました


つづく

今回の分終了です
この時間に起きると、寝るかそのまま起きてるか迷いますね…
ありがとうございました!

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