東京「これから日本を統一する!」(105)

神奈川「いきなりなんだよ?」

東京「今、日本の未来に希望がもてなくなり、日本の都道府県がバラバラになっている…このままでいいのか?」

千葉「言われてみればよくないかも…」

東京「だから、日本を再び統一するのだよ」

茨城「でも、どうやって?」

東京「それは…我々が日本中を支配するのだ」

埼玉「日本中を支配ですか?」

東京「支配と言ってもただ我々の言うことを聞いていればいいだけの事。我々の言うことを聞いていれば害は一切与えない。逆に、我々に歯向かう者は排除するのみだ」

神奈川「…」

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千葉「わたし達が日本を支配すれば再び日本は一つになれるのですね」

東京「その通りだ」

千葉「だったらわたしは協力します!」

埼玉「僕も東京さんに協力します!」

栃木「日本を一つにするためなら我々北関東も協力します」

東京「神奈川も協力するのだな?」

神奈川「俺は…しません」

東京・神奈川以外(ええっ!?)

東京「ほう…お前は私に逆らうのだな」

神奈川「そうだ。だから、俺は抜けるぜ」

東京「そうか…だったら勝手にしろ」

そして神奈川は関東軍から外れた

埼玉「神奈川さんを止めなくていいんですか?」

東京「あいつはできる奴だからいなくなるのは残念だが、私達が日本を支配すればこちらに戻ってくるだろう…」

千葉「わたし達はこれからどうしましょうか?」

東京「まずは、東北から攻めるとするか」

埼玉「東北が一番せめやすそうですからね」

東京「先に地理的に近い北関東達に東北を攻めさせる」

埼玉「僕らはどうするのですか?」

東京「何があるか分からんからな。我々は関東に残って、北関東達がピンチになればお前達が東北に行け。私と私の部下達とお前達の部下達がいれば十分だろう」

千葉「そうですね」

埼玉「さすが東京さんです!」

東北―

青森「…ビクッ」

宮城「青森どうした?」

青森「嫌な予感がする…」

秋田「気のせいじゃない?」

福島「青森は霊感が強いから嫌な予感はけっこう当たるかもな」

青森「何かがこっちにくるような、そんな気がするの…」

山形「よくわからないけど気をづけねぇとな」

岩手「…」


一方…

栃木「東京さんに東北攻めを任されたからにはきっちりとやらないと」

茨城「そうねぇ」

群馬「俺達北関東もやればできるってとこ見せてやろうぜ」

北関東達は東北に近づいていっていた

その頃神奈川では…

神奈川「おい横浜」

横浜「何でしょうか」

神奈川「俺は暫くここをあけるからお前はここを頼んだぞ」

横浜「えっ、何故ですか?」

神奈川「俺は東京の野望を止める為に会わなければならない奴がいてなそいつに会いに行くんだ」

横浜「そうなんですか。ところで神奈川さんは関東軍を離脱されたのは本当ですか?」

神奈川「本当だ」

横浜「そうですか…」

神奈川「心配するな。俺が東京の野望を止めてやるからな」

横浜「でも…」

神奈川「川崎や鎌倉達にも伝えておけ。頼んだぞ」

横浜「はっはい!」

秋田「本当に何かがくるの?」

山形「分かんねぇべ」

青森「関東の方から来る…」

秋田「それだから、関東方面を僕と山形さんと福島さんと青森さんで守ろうとしているんだけど…」

山形「福島の姿が見当たらねぇべ」

秋田「こんな時にどこに行っちゃったのだろう…」

青森「もうすぐ来るわ…」

山形「何が来るか分かんねぇから気を付けていくべ」

秋田「何が来るのかな…」


茨城「東北に着いたわね」

栃木「一気に攻めれば行けるよ」

群馬「向こうに誰かいるみたいだぞ」

栃木「東北の誰かかもね。相手が誰であろうか攻めるだけさ」

茨城「あたしの茨の鞭で皆やっつけてやるわ。うふふ…」

群馬「俺も腕がなるぜ!」

チュドーン!!

山形「きゃっ!」

秋田「来たな…って何これ!にんにく臭!」

栃木「どうだい?僕の餃子爆弾は?」

群馬「やるじゃねぇか栃木!」

茨城「でも、こっちにまでにんにくの臭いがきてるわね…」

青森「この攻撃は予想外だったわ…」

山形「私達で何とかくいとめるわよ!さくらんボム!」

┣¨┣¨┣¨┣¨…

栃木「中々やるな…だったら、全員与一の弓で仕留めてやる!」

秋田「きりたんソード!」

群馬「こんにゃくシールド!」

ぷるんっ

秋田の攻撃はこんにゃくシールドに跳ね返された

秋田「うわっ!」

群馬「こんにゃくシールドはこんにゃくのようにぷるぷるだから攻撃を跳ね返すんだよ!」

秋田「ううっ…」

群馬「いくぜ!かるた戦法鶴の舞!」

秋田「うわあああ!!」

茨城「あたしの相手はあなたってことねん」

青森「…」

茨城「来ないならこっちからくるわ!茨の鞭!」

青森「亡霊たち…私の力になって…」

しゅぅぅぅー

青森の背後に黒い影ができその影が茨城に向かって襲いかかってきた

茨城「茨の鞭!」

黒い影は茨の鞭にはじかれていった

青森「そんな…」

茨城「うふふ…攻撃はこれだけなの?」

青森「…」

神奈川「あいつなら俺に協力してくれるに違いない。はやくあいつに会って東京の野望を止めなければ…」

???「東京の野望を止める?それは無理だな!何故ならお前は俺に倒されるからな!」

神奈川「誰だ!?」

山梨「ふふふ…俺のなまえは山梨…東京様の忠実な部下の一人さ!」

神奈川「なんだ山梨かよ…」

あきれた様子の神奈川

山梨「ん?お前は神奈川じゃないか。となるとお前は東京様を裏切る気だな!そうはさせん!」

神奈川「あーはいはい」

山梨「「あーはいはい」じゃねぇよ!東京様の裏切りは絶対許さん!」

神奈川「俺急いでいるし、お前の相手をしている暇はないから」

山梨「貴様は本当に東京様を裏切るようだな…東京様の敵は俺の敵!敵は排除するのみ!」

神奈川は山梨を無視し、先に進んでいた

山梨「おい!貴様!俺を無視する気か!ますます許せん!」

と言っている山梨を無視し続け、「あいつ」のもとへ急ぐのであった

何だろ既視感が…

>>11
vipで書いた物を再掲したものです。

書き溜めは一応ありますが、更新は不定期でマイペースでいきます。

和歌山「今関東は東北に攻め込んでいるらしい」

兵庫「えっ!?」

京都「いきなりなんやの?」

大阪「和歌山それほんまかいな!?」

和歌山「三重から聞いた話だけどな」

滋賀「なぜいきなり…」

和歌山「日本を統一するためらしい」

奈良「日本を統一するならもっといい方法があると思うけどねぇ…」

大阪「なぁこれってチャンスなんとちゃう?」

和歌山「チャンス?」

大阪「俺ら関西が関東に攻め込むチャンスや」

兵庫「たしかにチャンスと言えばチャンスだけど…」

奈良「でも、関東全員が東北に行っているとは思えないけどねぇ…」

京都「そうどすなぁ」

大阪「でも、戦力は半減しているはずや。関東に攻めるのは今がチャンスやねん」

和歌山「しかし、関西全員で攻め込むのは賢明なやり方ではないな」

滋賀「関西ががら空きになって他から攻められるかもしれませんしね」

大阪「せやなぁ…だったら俺と和歌山と奈良でいこか」

和歌山「そうだな」

奈良「僕もいくの~?」

京都「関西はわてらで守らせていただきます」

滋賀「僕は京都さんについていきます!」

兵庫「いざというときははばたんにのってかけつけるわ!」

北陸―

福井「関西のほうが騒がしい…」

石川「そういえばそうだね」

富山「原因は関東にあるらしい」

福井「何だろう…でも、よくない事にはちがいないね」

石川「そう心配することじゃないんじゃない?」

富山「石川は緊張感がないからな」

福井「私達北陸で同盟を組んだほうがいいと思うんだけど…」

富山「何があるかわからないからな」

石川「じゃあリーダーは私ね」

福井「新潟さんもいれようよ」

石川「新潟は北陸じゃなくて東北でしょ?」

富山「東北ではないと思うが…」

静岡県某所―

山梨「くそう!神奈川の野郎俺のことを無視いおって!」

静岡「まあまあ、そうかっかしないで」

山梨「俺はなぁ、東京様の忠実な部下の一人なんだ!東京様を裏切り、俺を無視するとは絶対に許せん!!」

静岡「東京様の忠実な部下の一人とか言って、本当は東京さんに相手にされていませんよね」

山梨「そんなはずはない!俺は東京様に信頼されているはずなんだ!」

静岡「とりあえず、お茶でものんで落ち着きましょう」

と言って山梨にお茶を差し出す静岡であった


一方別の場所では…

???「関東は今東北を侵略中…関西は関東へ向かっている…このすきにわしが首都になるだがね。そのためにはあいつを利用するだぎゃ」

何者かが新たな陰謀を企てていた

???「おみゃーさんは岐阜だぎゃ?」

岐阜「そうですけど…ってあなたは愛知さん!?」

愛知「そうだがね。わしは愛知だがね」

岐阜「(本物の愛知さんだぁ…)僕は愛知さんにあえて感激です!」

愛知「わしはおみゃーさんに頼みたいことがあるがね」

岐阜「何でしょうか?」

愛知「今関東は東北を侵略中、関西は関東へ向かっているだぎゃ。他の地方も何が起こるかわからんだがね。そこでわしが日本中を見回るんだがね」

岐阜「日本中を見回る?それはどういうことですか?」

愛知「平和な日本を取り戻すために、わしが日本中を見回って世直しをするだがね」

岐阜「平和な日本を取り戻すため…素晴らしいです!」

愛知「わしはおみゃーさんに平和な日本を取り戻すため強力してほしいと思っているでよ」

岐阜「もちろん協力します!」

愛知「そうか。それはありがたいだぎゃ(ぎゃぎゃぎゃ、まんまとひっかっかってくれたがね)」

愛知「まず、おみゃーさんには長野を攻撃してほしいだがね」

岐阜「なぜですか?」

愛知「あいつは自分のところにリニアを通せと言っていたわがままなやつだがね。はっきりいって腹が立つやつだぎゃ」

岐阜(長野さんってそんな人だったんだ…)

愛知「だから、あいつを懲らしめてほしいだがね」

岐阜「わかりました!長野さんを攻撃してきます!」

岐阜「合掌造りアターック!」

ドオオオン!!

長野「なっ何なんだ!?」

岐阜「長野さん…悪いけど消えてもらいます…」

長野「お前は岐阜じゃないか!いったいどうしたんだよ!?」

岐阜「これは平和な日本を取り戻すためです。悪く思わないでくださいね」

長野「平和な日本を取り戻すため?何を言っているんだよ!?俺には意味がわからないぞ!」

岐阜「愛知さんがあなたを懲らしめるために攻撃をしかけろって言ったのですよ」

長野(愛知が俺を懲らしめる?あいつってそんな奴だったか??)

長野「ちょっと待ってくれよ!俺とお前は隣同士で日本アルプスで繋がっている仲じゃないか!どうしていきなり攻撃してくるんだよ?」

岐阜「これは愛知さんの命令なんでね。長野さんには決して恨みはありませんから」

長野(岐阜は愛知にあこがれていたからな…それにしてもなぜ愛知がこんな命令をしたのだろう…)

岐阜「僕が攻撃したわけがこれでわかったでしょう?みたらしドリル!」

ギュイイイン!!

長野「ちょっ!お前もしかしてだm…」

岐阜「うるさあああい!」

長野(駄目だ、何をいっても通用しない…こうなったらこっちも攻撃するしかないな…)

長野「オリンピック砲!」

ドカーン!

岐阜「うっ!」

長野「岐阜少しは落ち着けよ」

岐阜「僕は愛知さんと一緒に平和な日本を取り戻すとりもどすんだあああ!!関ヶ原合戦!!」

長野「諏訪大社の御柱アタック!」

ドーン!

岐阜「くっ!」

長野(これじゃあ切りがないな…どうしたらいいんだ!)

???「米俵投げっ!」

岐阜「ぐわっ!」

長野「お、お前は…」

新潟「俺も助太刀するぜ」

長野「新潟じゃないか!何故ここに?」

新潟「関東の方が穏やかではないから様子を見ようとして通りかかったら長野が危なそうだったから助けにきた」

岐阜「二対一できますか…」

長野「岐阜、お前は騙されているぞ」

岐阜「嘘だ!」

長野「考えてみろ俺達の知ってる愛知が俺を攻撃するのを命令するか?」

岐阜「あの人は愛知さんなんだ!」

新潟「岐阜は愛知に会ったことがないからな…」

岐阜「あの人が愛知さんじゃなかったら誰なんですか!?」

新潟「おそらく名古屋だろう」

長野「名古屋ならそんな事しそうだな」

岐阜「あの人は名古屋さんなんですか?」

長野「俺の知ってる愛知は俺を恨んだりしないからな」

宮城「関東軍が東北に攻めて来たらしいな」

岩手「うん…」

と小声で言い、岩手は小さく頷いた

岩手「でも…攻めて…来た…のは…北関東…だけ…」

宮城「攻めて来たのは北関東だけか…今戦局はどうなっているのか?」

岩手「分からない…」

福島「今、東北軍が不利な状況だな」

福島がいきなり二人の前に現れた。

宮城「うわっ!いきなり出てくるなよ!」

岩手「それ…本当…?」

いきなり現れた福島に動じない岩手。

福島「俺が見た限りではな」

宮城「俺達も加勢するべきか?」

福島「どうだろうね」

岩手「不利なら…加勢すべき…でも…争いは…好きじゃない…」

宮城「俺は加勢するぜ!」

福島「俺はまだ様子を見ることにする」

岩手「私は…とりあえず…話合う…」

福島「とても話し合える状況じゃなかったな」

岩手「それでも…私は…話し合う…」

栃木「与一の弓!」

栃木の放った弓が山形目掛けて飛んでくる

山形「蔵王シールド!」

山形の前に氷の柱が表れ、弓から身を守った

栃木「やるな・・・ではこれはどうかな?見ざる、言わざる、聞かざる、三猿召還!」

山形「三匹の猿!?」

栃木「行け!三猿!」

三猿「キキー!」

三猿とよばれた三匹の猿は山形に向かって襲ってくる

ガッ!

三猿は氷の柱にぶつかった

山形「蔵王シールドがある事を忘れたのかしら?」

栃木「ふふ・・・忘れてはいないさ」

栃木は不適な笑みを浮かべた

ガリガリガリ…

山形「えっ!?」

三猿が氷の柱を引っかき始めた

山形「もしかして、蔵王シールドを削り取ろうとしているの?」

栃木「このまま氷の柱を削って攻めろ!」

三猿「キキー!」

ガリガリガリガリ…

三猿はさらに勢いよく氷の柱を引っかき始めた

山形「でも、そう簡単には削れないわよ」

栃木「ひたすら削り取れ!」

ガリガリガリガリ…

すると少しずつ氷の柱が削れてきた

山形(このままじゃ蔵王シールドが壊れてしまう…こちらも手を打つしかないわね)

山形「将棋の駒投げ!」

といって山形は三猿に将棋の駒を投げつけた

三猿1「キッ!?」

投げつけた将棋の駒が三猿の一匹をかすめた

栃木「三猿よ一旦下がれ!」

三猿「キキッ!」

一旦下がる三猿達

栃木「こちらもそろそろ攻撃するか」

山形「えっ!?」

栃木「いろはトルネード!」

ゴオオオオ…

山形「ううっなんて強い風なの…」

強い竜巻が出現した

栃木「これで氷の柱もろとも吹っ飛ばすよ!」

山形「このままじゃ飛ばされてしまうわ…」

群馬「これでとどめだあっ!」

秋田「うう…」

宮城「笹かまスラッシュ!」

群馬「ぐあっ!」

秋田「宮城さん!」

宮城「助けに来てやったぜ!秋田!」

群馬「邪魔すんじゃねぇ!峠攻め!」

秋田「かまくらシールド!」

秋田たちはかまくらシールドで身を守った

群馬「ぐっ!」

宮城「ずんだアタック!」

群馬「ぐはっ!」

群馬は倒れこんだ

宮城「これで一人倒したな」

秋田「でも残り二人…」

宮城「残りの二人もやっつけるだけさ」

茨城「うふふ…攻撃はこれだけなの?」

青森「…」

青森「これだけじゃないわ。亡霊たちの力はこんなものじゃないわ・・・」

ゴゴゴゴゴゴ…

青森の背後の黒い影が大きくなっていく

茨城「あらぁ、何をする気かしらぁ」

青森「ゆけ…亡霊たち…!」

茨城「何度来ても無駄なんだからぁ!茨の鞭!」

茨城は黒い影を茨の鞭で再びはじこうとした。しかし、黒い影ははじかれなかった

茨城「何なの!?」

グワッ!

黒い影は茨城の茨の鞭をつかんだ

茨城「ちょっとぉ!はなしなさいよぉ!」

青森「そう簡単にははなさないわ・・・」

青森「なぜならこの亡霊たち強い怨念を持っているからしつこいのよ…」

茨城「納豆縛り!」

青森「亡霊たちには物理攻撃は効かない・・・」

茨城「くっ…」

青森「降参するならこれで勘弁してあげる…」

茨城「誰が降参するもんですか!」

青森「じゃぁ…こうするしかないわね…」

ゴゴゴ…

茨城の茨の鞭をつかんでいた黒い影が茨城を包んでいく

茨城「なんなのよぉ!これ!」

青森「このまま強い怨念を持った亡霊たちに取り込まれると貴方は死ぬわ…」

茨城「何ですって!?」

青森「離して欲しかったら降参するのよ…」

茨城(降参はしたくないけどここで死にたくはないわ…)

茨城「分かったわよ!降参すればいいんでしょ!」

青森「本当に…?」

茨城「だから離しなさいよ!」

青森「わかったわ…離すわ…」

ぷしゅぅぅぅ…

黒い影はきえていった

青森「これで二度と攻め込んだりはしないでね…」

茨城(東京様…にもうしわけないわ・・・)

栃木「いろはトルネード!」

ゴオオオオ…

岩手「確かに話し合える状況ではない…しかも山形が危ない…でもこのままじゃ近づけない…どうすれば
…」

秋田「岩手さん!」

宮城「岩手はこっちにいたのか」

岩手「秋田…それに宮城…」

宮城「こりゃぁ…まずいことになってるな…」

秋田「山形さんがいますけど風が強くて近づけないですね・・・」

青森「ここは…私にまかせて…」

青森以外「青森(さん)!」

青森「茨城を倒したから、他のところに行ってみたらこうなっていたから…」

岩手「どうするの…?」

秋田「風が強くて近づけませんよ?」

青森「私の…亡霊たちの力で…亡霊たちは風の影響を受けにくいから…」

宮城「そうか!」

秋田「頼みましたよ!」

ゴゴゴゴ…

栃木「何だ?この黒い影は?」

山形「もしかして青森ちゃんの…?」

グワッ!

黒い影が栃木に襲い掛かってきた

栃木「うわっ!」

その時風がぴたりとやんだ

山形「今だわ!花笠踊りアタック!」

ヤッショーマカショー

栃木「うわあああああ!!」

宮城「これで北関東は全て倒したな」

岩手「うん…」

青森「はぁ…はぁ・・・」

山形「どうしたの?青森ちゃん?」

青森「亡霊たちの力を借りてたからちょっと疲れただけ…」

秋田「大丈夫ですか?」

青森「大丈夫…これくらいで倒れたりしないわ…」

宮城「でも、むりはすんなよ?」

四国―

愛媛「私達四国は独立しようと思うの」

高知「俺達忘れ去られがちだからな」

徳島「四国より関西がええんやけど」

香川「うどんうめぇwwww」

島根「うむぅ…」

鳥取「島根さんどうしたの?」

島根「なにやら不穏な気を感じるのだが…」

鳥取「不穏な気?」

島根「これから戦争が起こるようなそんな感じ…いや、もう既に戦争は始まっている」

鳥取「ここは今何も起こっていないけど…」

島根「いずれここも戦場となるであろう」

鳥取「恐いなぁ…」

島根「恐れることはない。ここが戦場になったらこの地と、この地に住む民を守るのが私達の役目だ」

鳥取「そうだね」

岡山「四国が独立するらしいぞ!」

広島「それは本当なんか!?」

岡山「忘れられてることに腹を立てて独立しようとしてるらしい」

山口「独立とかむりだろ…」

岡山「半分福岡の属国みたいなお前に言われたくないと思うがな」

広島「まあまあ、そんなこと言いなさんな」

岡山「だってそれは事実だろ」

山口「…(言い返す言葉がない…)」

鳥取「島根さん四国なんかよりも僕らのほうが忘れられやすい気が…」

島根「私達は影が薄いからな…」

鳥取「ところでいずれここも戦場となるであろうって言ってたけどいつそうなるの?」

島根「もうすぐそうなるだろう…」

神奈川「一刻も早くあいつの所に行かないと…」

「あいつ」のもとへただ走り続ける神奈川

神奈川「はあ…はあ…どれ位走ったのだろうか?」

神奈川「疲れてきたな…少し休もう…」

???「あやつが神奈川か…神奈川は関東軍の一員。もしかしたらここまで攻めてきたのか?」

神奈川「大分よくなったな。よし、行くか」

ガサガサッ!

神奈川「誰だっ!?」

???「ちっ、見つかったか」

神奈川「お前は…!?」

三重「私は三重…闇に生まれ闇に生きる忍びの者だ…」

神奈川「(三重ってこんな奴だったんだ…)何をしていたんだ?」

三重「関東軍の一員であるお前を見張っていたのだ。もしかしたら、ここまで関東軍が攻めてくるとおもってな」

神奈川「残念ながら俺は関東軍から抜けたんだ。今は関東軍はここまで攻めてこないだろうな」

三重「そうか、何故お前は関東軍から抜けたのだ?」

神奈川「東京のやり方が気に食わなくてな。って話している暇なんてなかったな」

三重「待て…」

急いで立ち去ろうとした神奈川に三重は話しかける

神奈川「何だ?」

三重「一刻も早くあいつの所に行かないと、と言っていたが「あいつ」とは誰だ?」

神奈川「愛知だ。あいつと組めば東京に立ち向かうことができるからな」

と言って神奈川は急いで去っていった

愛知「…」

神奈川「愛知ー!」

愛知「ん?神奈川か?」

神奈川「愛知!お前の力を貸してくれ!」

愛知「いきなりなんだ?」

神奈川「実は東京が日本を支配するといってきたんだ」

愛知「しかし、神奈川は関東軍だったはずだが?」

神奈川「俺は関東軍から抜けたんだ。東京の野望を止めるためにはお前の力が必要なんだ!」

愛知「…(関東軍から抜けたといって俺を利用しようとしているかもしれん…)」

神奈川「今は関東軍はここまで攻めてこないがいずれここまで攻めてくるかもしれないんだ。頼む、力を貸してくれ!」

といって神奈川は頭を下げた

愛知「(頭を下げられては断れないな…)いいだろう」

神奈川「そうか!ありがとう!ところで何でさっきはぼんやりしていたんだ?」

愛知「いや、近くで争いが起きているような気がするからな。しかも、いやな予感がする…」

神奈川「行ったほうがいいかもな」

愛知「ああ」

愛知?「なーにごちゃごちゃ話しとるがね!さっさと攻撃するがや!」

岐阜「あなたって本当に愛知さんですか?名古屋さんじゃないのですか?」

愛知?「(ギクッ!)わっ、わしは愛知だがね!あいつらが騙しているだけだがね!」

長野「いや、お前名古屋だろ」

愛知?「だからわしは愛知だって言ってるだがね!もういい!こうなったらわしがいくだがね!」

新潟「くるぞ…!」

愛知「あれは…」

神奈川「長野と新潟と岐阜…だったっけ?と…あいつは誰だ?」

愛知「おそらく名古屋だろう」

神奈川「名古屋か。しかしなぜここに?」

愛知「分からない…しかし、まずいことにはなっているみたいだな」

神奈川「とにかく行こう」

愛知?「手場先ブーメランだがね!」

長野「手場先がブーメランに!?」

愛知…もとい名古屋の攻撃が長野と新潟と岐阜を目掛けて飛んできた。

新潟「こうなったらこっちも…」

愛知「八町味噌投げ!」

岐阜「味噌が飛んできた!?」

愛知が勢いよく投げつけた八町味噌が手場先ブーメランを弾き、飛び散った八町味噌が名古屋の顔に飛んできた。

名古屋「ぎゃっ!何だがね!前が見えないがや!」

長野・新潟「愛知!」

岐阜「あの人が愛知さん…かっこいいなぁ…」

名古屋(まずいがや、本物の愛知がやってきたがや…。)しかし、愛知が来たところでわしにかなう訳がないでよ!」

愛知「俺だけではなく神奈川もいるぞ」

名古屋「ぎゃぎゃぎゃ!?」

愛知「どうやら俺に成りすまして岐阜を騙していたようだな…」

名古屋「わしは今おみゃー達とはやらないがね!ここはひとまず引くだがね!いでよジェットしゃちほこ!(神奈川もいるならこちらの分が悪いでよ…)」

神奈川「なんだ?あのしゃちほこは?」

名古屋「おみゃーら覚えておくだがね!絶対わしは天下をとってやるだがね!」

といって名古屋はジェットしゃちほこで飛び去った。

神奈川「あいつ、逃げ足はやいな…」

愛知「しかし、名古屋はああ見えて相当の実力者だ。本気でせめてきた時はどうなるかわからんぞ」

岐阜「僕、名古屋さんに騙されて長野さんを…」

長野「気にするな。悪いのは名古屋のほうだ」

愛知「ところでお前たちはこれからどうするつもりだ?」

長野「万が一関東軍がこちらせめて来た時にここを守るつもりだ」

岐阜「長野さん!僕も一緒にここを守ります!本当は愛知さんについていきたいのですが、長野さんに迷惑をかけてしまったのでせめてここを守るのに協力したいから…」

長野「ああ、いいとも」

新潟「愛知はどうするのか?」

愛知「俺は神奈川と一緒に東京の野望を止めるつもりだ」

新潟「そうか。しかし東京は名古屋より強敵だ。しかも関東軍までついているからな」

神奈川「知ってるさ。俺は元関東軍だからな」

群馬「なんだよ!あいつら大人数で攻めてきやがって!!」

栃木「どうやら僕らは東北軍を舐めていたね…」

茨城「どうするのよぉ…これじゃあ東京様に合わせる顔がないわよ」

群馬「そうだな…」

栃木「これからどうしようか…」

大阪「もうすぐ関東や」

和歌山「何事もなくここまでこれたな」

奈良「僕もう疲れてきたんやけど~」

大阪「さっきからずっとそればっか言うとるやん!」

和歌山「ここで少し休んだほうがよくないか?」

奈良「ずっと歩きっぱなしなんやしなぁ」

大阪「せやな。あと少しで関東やけどここで少し休むか」



山梨「あいつらは関西軍のやつらか…何故こんなところにいるんだ?」

山梨「もしや攻め込んでくるつもりなのか!?それは許せん!関東に攻めてくる前にここで止めねば!!」

久しぶりです。これからはコテをつけます。

和歌山「さてと、十分やすんだしそろそろいくか…」

山梨「まてぃ!」

出発しようとした大阪達の前にいきなり山梨が立ちふさがった

大阪「なんや!?」

山梨「ここから先は通す訳にはいかん!」

奈良「なんでなん?」

山梨「お前らは関東に攻め込んでくるつもりだろう!」

和歌山「さっさとここを通してもらおうか」

山梨「そうはさせんぞ!どうしても通して欲しければ俺を倒してからにするんだな!まあその前にお前らは俺に倒されるけどな!!」

大阪(なんや…面倒くさそうなやっちゃなぁ…)

また久しぶりになってしまいました。

和歌山「大阪、あいつどうするのか?」

奈良「あんな奴無視していこうよ」

大阪「せやな。とりあず無視していこか…」

山梨を無視して大阪達が行こうとした

山梨「どうしても通して欲しければ俺を倒してからにしろっていってんだろ!!北岳バリケード!」

ズ┣¨┣¨┣¨┣¨…

大阪「何やこれは!」

和歌山「山が道を塞いだ!?」

山梨「これでお前達は俺を無視できなくなったな!これをどかして欲しければ俺を倒すんだな」

大阪「どうやらこいつと戦わなあかんようやな…」

和歌山「ああ」

奈良「面倒くさいけどそうするしかないよね」

大分ご無沙汰してしまってすいません。忙しくてなかなか書き込めませんでした。

和歌山「ところでこいつはどうやって倒すのだ?」

大阪「こんなやつはわい一人だけで十分や。お前らはあの山をどうにかするんや」

奈良「どうにかってどうやって?」

大阪「とにかくどうにかするんや!」

奈良「そんなこと言ったってねぇ…」

和歌山「分かった。俺達はあの山をどうにかしよう。だが、ピンチのときは俺達も行くからな」

奈良「俺達って僕もなの~?」

和歌山「当たり前だ」

山梨「なにをごちゃごちゃ言っているんだお前らあああああ!!」

山梨が大阪たちに向かって襲い掛かってきた。

大阪「お前の相手は俺だけで十分や!」

山梨「ふん、なめられたもんだ。まあいい。お前から倒せば後は楽だからな!ほうとう打ち仕込み突き!!」

大阪「後悔するのはお前の方や!通天閣アタックや!」

ドーン!!

山梨は数メートル程飛ばされた後、自身の作った山にぶつかった

山梨「ぐはっ!」

和歌山「うおっ!?」

奈良「わわっ!?もう少しで当たるところだったよ…」

大阪「何や、話にならんなぁ」

和歌山「ところでこいつ動かなくなっているのだが」

奈良「大丈夫かな…」

大阪「気絶しているだけやろ。こいつ倒したことやし先にい行こか」

といい大阪達は関東へ向かうのであった。

三重って
愛知からは「お前を中部と認めるには癪」
大阪からは「自分、近畿ちゃうやろさっさと帰り」
って言われるかわいそうな県だよね

愛媛「独立宣言するわよ!」

高知「四国の夜明けぜよ!って全国に向けて発信するんだな!」

徳島「僕は独立するより関西の仲間になりたいんやけどなぁ…」

香川「独立するなら国名は四国改めててうどん国にしようずwwwwww」



愛媛「えー、これから私達四国は日本から独立します!!」

高知「俺達は忘れられやすいからな」

香川「国名はうどん国にしますwwwwwwww」

徳島「うどん国は嘘やけどな」

愛媛「なので私達はこれから一つの国としていきます!」

高知「まさに四国の夜明けぜよ!」

香川「国民食はうどんですwwwwwwwwwwww」

徳島「それも嘘やで。というより香川の言うてる事はすべて嘘やで。まぁ、僕は関西に入れてもらう予定やけどな」

香川「ちょwwwwwwwwww」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月13日 (木) 23:39:43   ID: 2rbg6XOk

このssの作者は横浜生まれだろ

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