「おお!君が勇者か!」 アイアンマン「は?」 (13)

**スターク・タワー**

トニー「よし! 新しいスーツの出力も問題ない、テスト飛行といこう」ガシャガシャ

ジャーヴィス『トニー様、今日はこの後天気が大きく荒れるようですのでテスト飛行はほどほどにお願いします』

アイアンマン「そのためのテストだ」 シュゴォォォーー!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368280143

**NY上空**

ピシャン!! ゴロゴロゴロ・・・

アイアンマン「いい感じに荒れてきたな、あの雲に突っ込む」

ジャーヴィス『トニー様、耐久性のチェックはまだ完了して...』

アイアンマン「今からするさ!」 ボシュウーーーー!

バチチィ!! 

アイアンマン「...? 今のは雷じゃないような気がしたが」

ジャーヴィス『正体不明のエネルギー源を確認しました、雷では無いようです 今すぐ引き返...』

ドゴォ! バシュウウウウウウウウ!!

アイアンマン「うおおっ!」


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**どこかのお城**

アイアンマン「うう...ジャーヴィス、スーツの具合とここが何処か教えてくれ」

ジャーヴィス『スーツには損傷は見られません、ですが場所はデータバンクには存在しないようです』

アイアンマン「自分で言うのもあれだが耐久性はさすが私と言ったとこだ...それと、目の前の男は一体誰だ?」

王様「おお! 君が勇者か! 早く魔王を倒してきてくれ!」

アイアンマン「...翻訳しろ」

ジャーヴィス『おそらくそのままの意味かと』

デッドプール「魔王を倒せば元の世界に戻れるぜって事」ヒソヒソ

ジャーヴィス『だそうですトニー様』

アイアンマン「!?」

ジャーヴィス『魔王の城までのルートを表示します』

アイアンマン「待て、今のは誰だ!?」

ジャーヴィス『気にしてはいけません 手掛かりがない以上従ってみるのも一つの手かと思われます』

アイアンマン「...仕方ないな」

王様「おお! やってくれるのか! ならば酒場で仲間を集めるといいだろう」

アイアンマン「あいにくだが間にあってる!」ボシュウウウ!!

BGM http://www.youtube.com/watch?v=rNNQBAj10n4


**上空**

ジャーヴィス『魔王の城はここから北西に120kmの地点です 到着時のエネルギー残量は91%と予想されます』

アイアンマン「この調子なら問題はなさそ...」

ジャーヴィス『前方より2体の飛行物体が接近中です 迎撃の準備を』

アイアンマン(大アリというわけか)

BGM http://www.youtube.com/watch?v=9Ta8RnA6T7s



アイアンマン「あれは...ドラゴンか? 本当にファンタジーの世界に来たようだな」

ジャーヴィス『口から熱源を感知しました 何か来るようです』


片方のドラゴンは数十にも及ぶ火球を放ってきたがトニーは難なくそれをかわす、ただ乱雑に放たれる火球など彼の前には無意味だった

そしてもう片方の三つ首ドラゴンは様子をうかがっていた


ジャーヴィス『トニー様、こちらも反撃と行きましょう』

アイアンマン「小手調べにミサイル発射!」ボシュボシュボシュボシュボシュボシュ 

ドゴッ!ドゴォ!

火竜「SYHHHAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

氷竜「GAAAAAAAAAAAAAA!!!」

ジャーヴィス『表皮はかなり固いようです、ユニビーム・ブラストのチャージを開始します』

アイアンマン「文字通り逆鱗に触れただけのようだな...」

ジャーヴィス『三つ首の竜の口から冷気を感知 電磁気シールドを展開します』

アイアンマン「待て、そのエネルギーをチャージに回せ」

ジャーヴィス『トニー様、それは危険な賭けかと...』

氷竜「GOAAAAAAAAAAAA!!」

ブオオオオオオオオオ

アイアンマン「シールドで防ぐよりはましだとは思うがね!...うおっ!」


口から出た冷気は空気すら固体化するほどの超低温だった 固体となった空気は太陽光を乱反射させ、とても煌びやかであった

その光景に一瞬心を奪われそうになるが火竜の猛攻により現実に戻される


火竜「BUUOOOOO!!」

ゴオオオオオオ
 
ジャーヴィス『チャージ完了です』

アイアンマン「ターゲット捕捉!! ユニビームブラスト!」

バビュウウウウウウウウウ!!

火竜「!!」



胸のアーク・リアクターから放たれたビームは火竜の喉元と体を貫き 

火竜は断末魔を上げることも許されず地上へ消えていった

ジャーヴィス『お見事ですトニー様』

アイアンマン「残るはアイツだけか、さてどうする?」

氷竜「...」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジャーヴィス『急激な温度低下を感知しました 緊急離脱をします』

アイアンマン「クッ!」ボシュウウウウウウ

氷竜「UUUOOOOOOOOOOOOOO!!」

ゴオオオオオオオオオ!!!

アイアンマン「うおおおっ!!」ピシ...ミシ...

アイアンマン「こ...凍ってく...!」ミシ...ミシ...

ジャーヴィス『今のは想定の400%のダメージです 自動修復を開始します』

アニメ版か映画版かで大分違うぞ

アイアンマン「飛行ユニットに問題は?」ウイイイイイイイン ガシャガシャガシャ

ジャーヴィス『ありませんがスマートボム、高速徹甲ミサイルがオフラインです 敵の皮膚の硬化を確認、攻撃はほとんど通らないと思われます』

アイアンマン「守りに徹したか...いい考えがある、飛行ユニットに全エネルギーを回せ」

ジャーヴィス『何をお考えで?』

アイアンマン「奴が口をあけるまで待つぞ」

ジャーヴィス『トニー様それはいいアイデアではないかと...』

アイアンマン「時には冒険も必要さ!! 今回みたいに!」

氷竜「FUUUUUUUU.....」

アイアンマン「!! 今だ!」

ボシュ! キイイイイイイイン!!  


氷竜がブレスを吐こうと口を開けた瞬間、トニーはあろうことか自ら口の中に突っ込んでいった!

外から攻撃が効かないなら内部から攻撃すればいいと彼は考え、自らが徹甲弾と化した

さらに体内ではリパルサー・レイをいたるところに飛ばし ズタズタに焼きながら貫通していった


氷竜「..........」
 
ヒュウウウウウウウウウウウウ・・・・

ジャーヴィス『お見事ですトニー様、ですが使われる私の身にもなって下さい』

アイアンマン「また竜が出ない限り当分はしないさ」



>>8 映画と原作のごちゃまぜです 




**魔王城**


魔王「............」

側近「............」

魔王「え、マジで倒しちゃったの? あの2匹を」

側近「この水晶玉で見た限りでは...そういうことになりますが...」

魔王「オイオイふざけんなよ! 俺より強いんだぞあの竜1匹でも!」

※一応世界樹の火竜氷竜はクリア後に戦える敵です  ちなみに雷竜はめんどいので出しませんでした

側近「マジで!?」

魔王「わざわざ別の次元から召喚したってのに!!」

側近「やっぱり自分の力を鍛えた方が良かったんじゃないですか? 召喚術ばっかやってないで」

魔王「自分で戦うのめんどいし」

側近「よく魔王になれましたねそんなんで」

魔王「そんなんでとはなんだこのバカチン!」

なんだっけ
聖書のヨナ?

バシュン!

魔王「ん!? な、なんだ!?」

デッドプール「あーボブ、ここでいいんだっけ魔王城って」

ボブ「ここで間違いないですよ!」

デッドプール「おーし、じゃさっさと金になりそうなアイテム取ってずらかるぞー」

ボブ「ハイ!」

魔王「おいコラ待て! なんだお前らは! 堂々と泥棒宣言しやがって!」

側近「こっちが大変だって時に...」

デッドプール「うん? あー...今↑の文章見てきたんだけどさー、お前コマンドバトル形式にしなきゃ社長に勝てるわけねーだろ」

魔王「コ、コマンド...?」

デッドプール「えーっとステータスは」ポチットナ


STATUS 

アンソニー・エドワード・スターク Lv.97

HP 374/999(スーツ補正) TP 767/999(スーツ補正)

STR 92(スーツ補正) VIT 87(スーツ補正) TEC 99 AGI 94(スーツ補正) LUC 52

>>11 アベンジャーズでトニーが言っていたのはそれです
簡単に言うと海に落ちたが巨大な魚の口に入って中で数日生き延びたという話です


デッドプール「TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!! なんだこれ! チートじゃねーか!」

ボブ「ウィルソン氏! 先に行きますよ!」

側近(魔王様今のうちに最終手段である破壊神様の召喚を!!)ヒソヒソ

魔王(む、そうだな)

魔王「おろろんちょちょぱ〜〜〜☆」 ボフン!!



 
ハルク「SMAAAAAAAAAASH YOOOOOOOOOOUUUUUU!!!」

BGM http://www.youtube.com/watch?v=FljmBUo7Szg




デッドプール「........」

ボブ「.......」

デッドプール「宝箱にハルクバスターアーマー入れといてやるか」

ボブ「そんなことより逃げましょうよ!」

デッドプール「あ、俺ちゃんのゲーム今度出るから買ってネ☆」

ボブ「日本じゃ絶対発禁ですよ!!」




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