咏「弁解があるんなら言ってみ?知らんけど」 (53)

咏「まーねー、そりゃあなたも男だから仕方ないとは言えさー」

咏「彼女がいるのに普通おっぱいパブになんか行くんかね?知らんけど」

咏「しかも店の名前がクラブおもちって…」

咏「さすがの咏ちゃんもこれにはドン引きっすよ」

咏「あてつけ?ぺったんこなあたしへのあてつけか?」

咏「ふぅ~ん…」

咏「で、まあ?」

咏「命が惜しかったら洗いざらい喋っておくのが身のためじゃね?知らんけど」ジトー

咏「はぁん?付き合いで行っただけで?半ば強制だった?」

咏「いや知らんし」

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咏「信じてくれ、俺が好きなのは咏だけだぁ~?」

咏「…そんなことは知ってるよ///」

咏「…だからあたしが言いたいのはそういうことじゃなくてさぁ…」

咏「あーもうっ、わっかんねーかな!わかんねーのかな!」

咏「あたしを悲しませた穴埋めを、しろって、言ってんだけど?!」

咏「……」

咏「照れてない!///」

咏「知らんし馬鹿!」プイッ

咏「………」

咏「昨日の夜さぁ…珍しくあなたよりも早く帰ってこれたんよ」

咏「んで、なんかこう…驚かせてやろうと思って?たまには晩御飯でも作ってあげよっかな~なんて考えて?」

咏「へったくそなりに頑張ったわけ」

咏「あなたが帰ってきたら、なんて言うかなぁなんてウキウキしててさぁ…」

咏「すっごい恋人っぽいことできちゃうなぁなんてわくわくしててさぁ…」

咏「ところが九時になり十時になり…いつまで経ってもあなたが帰ってこないわけさ」

咏「携帯もなんでか繋がんねーし、もしかしたら事故にでもあったのか!?なんて」

咏「ちょっと泣きそうになりながらおろおろしてたら…」

咏「深夜過ぎにべろべろに酔っ払った馬鹿が帰ってきてさぁ…」

咏「しかもキャバクラだかなんだかわからんカード握ってて…!」

咏「このアホ!唐変木!あたしが、どんだけ、寂しくて、心配して、怖かったか!」バシバシバシ!

咏「胸貸せこのすっとこどっこい!」ガバッ

咏「…うぐぅ、うぅ~~~…」

咏「泣いてない!知らんし!」

咏「………」

咏「いーや、許さない…んっ…!?」チュッ

咏「…そんなフレンチキスで騙されんから///」

咏「どうしたら分かってくれるかって?」

咏「だーかーらー…そっちこそわっかんねーかなぁ」

咏「あなたがあたしに頭っからぞっこんで、それに嘘がないことぐらいわかってるってーの!」

咏「付き合いで行かされたなんて、そんなの…はなっから知ってんよ…」

咏「あたし、明日完全にオフだから」

咏「だから…キスぐらいじゃ済まさんから」

咏「可愛い咏ちゃんを悲しませた責任、おもいっきりとれ馬鹿…」

っていう感じのFPS視点で咲キャラとイチャコラするスレだよ

今日は立てるの目的なんでこれだけだが、咏ちゃんのターンはまだまだ続くんじゃよ
R-18な展開もいれていくつもりだからタイトルにいれときゃよかったと今更ながら思った

百合ネタなきの作者さんとは無関係です、ただ俺の中の咏ちゃんとイチャコラしたいフィールが高まっただけ
今日は予定が入ってしまったので明日の夜に更新しますわ

ぎりぎり今日ですよね(震え声
ちょっと咏ちゃんの会話文だけじゃ寂しいかなと思って今回は試験的に地の文をいれてみた


咏「昼の一時半…あーあ、すごい時間に起きちまったねぃ…」

腕の中で目を覚ました咏が、時計を見て嬉しそうに言う。

咏「まあしょーがないか、なにせ昨日は半荘何回分にな…うっせいやぃ///」

まだ何も言っていない。
しかし咏は昨晩のことを思い出してか、顔を赤くしながら胸板をぽかぽかと叩いてきた。

咏「そんじゃ、着替えて昼飯にでもしようかねぃ」

無邪気に微笑んで布団から抜けだす。
咏はきっと気づいていないのだろう。

咏「ってもなに食べる?今から外食だとランチタイム終わってそうじゃねー?」

着替えるも何も彼女は今、布切れ一枚身につけていないことに。
栗色の髪に隠れた白い背中、細い腰つき、そして昨夜とっくりと堪能したしr…

咏「どこ凝視してるんよ変態!///」

振り返った咏が視線に気が付き、見る間に耳まで赤く染めながら慌てて胸と股とを手で覆い隠す。
目くじらを立てながらも恥じらう咏の姿は良い、実に良い。

咏「見るな、っつーの!!///」

眼福である。





咏「んで、結局ラーメン?デートにしちゃあ味気ないんじゃない、知らんけど」

口ではそういうものの、そんな細かいことを気にするような関係でもない。
うきうきした様子で箸を割る咏は、見た目相応に子供っぽくて大変可愛らしい。

咏「あむっ…ずるる、ずる!…」モグモグ

咏「うーん、やっぱラーメンは醤油が王道だよねぃ~」

咏「チャーシューうま~」

頬いっぱいに詰め込んではさも美味しそうに飲み込んでいく咏。
あんまり幸福そうなので眺めているふと視線が合い、にんまりと微笑んできた。

咏「可愛い咏ちゃんに夢中なのはわかるけど?よそ見しながら食べてるからほっぺた汚れてるぜぃ」

咏「右右、右についてる」

咏「んえ?舐めとってくれないのか…?」

咏「するかドアホウ!///」

勢い良く投擲された布巾が顔面に叩き付けられる。

いちいち頬を染めてくれるあたり、まったくからかい甲斐のあるやつである。

咏「ったくぅ…あたしはどっちかってーとからかう側なんだっつーのに」

からかってるのもあるが、本気にしてくれたらそれはそれで嬉しいのだが。

咏「やらんっつーとるんだけどねぃ…」

あからさまにため息をついて残念がってみせる。

咏「わかったわかったもー…これで、我慢しな」

咏はセットで頼んでいた餃子を一つ箸で挟み、こちらの顔の前に持ってくる。
つまりあれだ、あ~んという誰もが夢見るやつである。
何度となくやり慣れた行為ではあるのだけれど。

咏「腕疲れるから早くしてほしいんだけどねぃ?」

とはいえとはいえ、咏に食べさせてもらうことが至福であることは間違いない。
躊躇うことなく餃子にかぶり付き、咏のあ~んの味を噛み締めていく。

咏「どうよ、咏ちゃんに食べさせてもらう餃子は美味かろう?」

けらけら笑う咏に真面目な顔で世界で一番うまいというようなことを伝えると、

咏「あーはいはい、まったく口の減らない奴だよあなたは」

軽く受け流された…ように見えて咏もまんざらではなさそうだ。
お返しにこちらもチャーシューを差し出すと、待ってましたとばかりに目を輝かせる。

咏「やっぱりギブアンドテイクだよね~、はむっ!」

間髪入れずに口に入れ、もぐもぐ咀嚼する様は小動物めいていて見飽きることがない。
先ほど受けた質問を咏にも返してみる。

咏「ん、味?」

そう、味である。

咏「そりゃまぁ、世界一美味いんじゃね?知らんけど///」

なんだこの可愛い生き物。
こうして店中の怨嗟を一身に受けながら咏との楽しい一時は過ぎていった。

まあこんな感じ。これだとFPS感薄れちゃうかな?
あとネタなんかは適当に投げてもらえるとこっちも助かるので歓迎すわ

はいじゃあ更新しますよって


咏「腹も膨れたことだし、次はどうするん?」

咏「買い物?別にいいけど、何買うんだ?」

咏「へぇー、あたしに服を!なんだなんだ、わかってるじゃねーの。知らんけど」フフッ

咏「まあねぇ…着物は着なれちゃいるけど、目立つしねぃ」

咏「えへ、それじゃあ行くとしようか」

咏「もちろん、はしゃいでるぜぃ」

咏「惚れた男に服買ってもらうってのに、不機嫌になる女はいないんじゃね?知らんけど」

咏「お、今照れたっしょ?」

咏「そんならこっち見られるはずだろ?ほらほら」

咏「ほっほっ、拗ねちゃってやんの~」ケラケラ

咏「実にいい気分だねぃ、久々にやり返してやったよ」

咏「ほぉら、いつまでもぶすっとしてないでさぁ。腕貸してよ」ギュ

咏「やっぱあなたの腕が一番しっくり来るよねぃ」

咏「腕に絡まれると歩きづらい~?咏ちゃんに抱かれてんだから幸せだろう?」

咏「そんなん知らんし、きちんとエスコートしてくんなきゃ困るよー」ニコッ


咏「とはいえ、店に来たのはいいものの~」

咏「あたし今どきのファッションってのには疎いんだよねい」

咏「もちろんあなたが選んでくれんしょ、知らんけど」

咏「えー、ワンピースって子供っぽくね?」

咏「元からっつったらぶっ飛ばすぜぃ」ニッコリ

咏「なんこれ、カットソー?へえ、カットソーっていうんだこれ」

咏「このベージュのやつなんかいいんじゃね?シンプルでさ」

咏「おー、その緑のカーディガンをあわせるのか。春っぽくていいんでない」

咏「んで下はジーパンねぃ」

咏「ジーパンじゃない?デニムレギンス?」

咏「…今どきのファッションってのは面倒くさいねぃ」


咏「それじゃあこれは確定として、もうワンセットぐらい買ってもいいんじゃね」

咏「ああ、試着ね…ちょっとそれはやめとこうか」

咏「だってほら、あたし着物じゃん?一旦脱いじゃうとね~」

咏「サイズとかはまあ、大丈夫っしょ」

咏「なんせ惚れた男が選んでくれたもんだし?」クスッ

咏「わ、ちょ!?」

咏「馬鹿、こんなとこで抱きつくなって!///」

咏「周囲の目ってもんが、こらぁ…!///」

咏「っとにぃ…変なところで沸点低いんだからなぁ、あなたはさ///」

咏「あーはいはい、あなたは咏ちゃんの最愛の彼氏ですよーっと」

咏「満足したんなら、いい加減恥ずかしいから離してほしいんだぜぃ」

咏「ふぅ…次、公共の場でいきなり抱きついてきたらハネ満倍満三倍満のフルコースでいくから覚悟しとけ?」

咏「素直でよろしい」


咏「なんだかんだでけっこう買っちゃったなぁ」

咏「家に帰ってから試着会するのを楽しみにしてな」ニコッ

咏「荷物、重たかったらあたしも持つけど?」

咏「そうかい?ほっほ、それじゃあ頼りにしちゃおうかねぃ」

咏「あ……」

咏「……」

咏「…え?あ、ああ、ごめんよ。ちょっとぼおっとしてた」

咏「いやさ、ほら…あの店のショーウィンドウの」

咏「そ、ウェディングドレス」

咏「あなたとも、もう結構長い付き合いになるじゃん?」


咏「だから、さ…その…」

咏「ああいうのも、意識しちゃうっていうか…」

咏「目につくとやっぱその…そ、そういうのも考えちゃうじゃん…///」

咏「こういうこと聞くと重いって思われっちゃうかもしんねーけど…」

咏「…あなたもさ、け、結婚とかって考えてくれてたりするんかねぃ?」

咏「え…///」

咏「い、今すぐでもいいって!?ちょ、ちょっと待ってくんね?!知らんけど!?」

咏「あ、い、いや!別に、あ、あたしも嫌ってわけじゃなくて!その、ほら、今のは、ちょっと二人の将来について相談しただけっつーか!///」

咏「なんであなたはそんなに余裕そうに笑ってられるかなぁ///」

咏「わっかんねー、その余裕わっかんねーわぁ///」

咏「…あーもう、あたしだけおろおろしたら馬鹿みたいじゃん。知らんけどぉ」

咏「大丈夫、大丈夫。うん、落ち着いてる」

咏「ちょっとびっくりしちゃったけどねぃ」


咏「……ん、そだね。試着とかも、できるっぽい」

咏「ううん、やめとくよ」フルフル

咏「だってそんなにさ」

咏「遠くの未来の話ってわけでも、ないんしょ。さっきのは///」

咏「だから、ウェディングドレスを着るのはそのときでいいんよ」

咏「楽しみはとっておくもんじゃね?知らんけど」クスクス

咏「!」

咏「なんでかねぃ、あなたに頭なでてもらうとこんなに気持ちいいのは…」

咏「…さっきの今すぐでもいいって台詞…」

咏「すっげえ嬉しかったよ」

咏「ちょっと惚れなおした///」

咏「うん、とびっきりのやつを期待してるからねぃ」

咏「あーでもさ、あたしなら白無垢ってー手もあるんじゃね?」

咏「ふふ、いいんよ。今日みたくあなたが選んでくれたもんなら」

咏「そだね、帰ろっか」

咏「晩御飯はあなたの手料理がいいねぃ」

咏「冷蔵庫の中身?知らんし」

咏「それじゃあスーパーに寄ってから?」

咏「あいあい、それじゃあ行こうぜぃ!」

今日はここまで
もらったネタさっそく使わせてもらったよ、初詣はもうちょいお待ちあれ
それにしてもウェディングドレスの咏ちゃんと白無垢の咏ちゃん…
教えてくれ五飛、俺はどちらの咏ちゃんを選べばいい…ゼロは何も答えてくれない…

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