歩兵「何処だろう…ここ」(209)

二度目のスレ建てです、一度見た人は、分かると思います、始めにこれは、織田信奈のssです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370630932

歩兵「ヤバイ…道に迷ったかもしれない…」

歩兵「隊ともはぐれたし…霧も濃くなってきた…」

歩兵「腹減った…速く隊と合流しないと」
ヮー!ヮー!
歩兵「ん?何これ?」

歩兵「…合戦場?え?何で?…あぁ…夢か…そうだよ、今は、しょu…
武士「何奴!」

歩兵「」

歩兵「逃げよ」タタッ

武士「あっ!まてぇ!」タタッ

歩兵「見逃してくれ!」

武士「問答無用!」

歩兵「クソッ!しつこいぞ!」
パンッ!
武士「ウギャッ!」バタッ

歩兵「な…何なんだよ!ここ一体何処何だよ!」


歩兵「ハァ…ハァ…ここまで来たらもう大丈夫だろ…」

???「何者だ!」

歩兵「?」

勝家「貴様…妙な格好しているな敵兵か!」

歩兵「い、いいえ!僕はいつの間にかこの合戦場に迷い込んでしまって…」

勝家「何?迷い込んだ?じゃあ、その手に持っている、長い鉄砲は何だ!」

歩兵「い、いや…これは…」

勝家「やはり怪しい奴、あたしが、直々に成敗してやる…」

コソコソ 足軽「ん?あれは尾張の猛将柴田勝家…ようし、首を討ち褒美を貰おう」ソロソロ

歩兵「あっ!危ない!」

勝家「へ?」
パンッ!

足軽「ギャァ!」

勝家「…何故助けたんだ?」

歩兵「いや…だって君女の子だよ?男の僕が、守らないとそれに君が、死んだら後味悪いし…」

勝家「そうか…///」

足軽(堕ちたな)

勝家「とりあえず…信奈様に合わせてやる、ついて来い」

歩兵「信奈様?誰ですか?」

勝家「貴様…若くして尾張周辺の国を支配下にしている信奈様を知らんのか?」

歩兵「尾張?尾張の殿と言えば、織田信長じゃなかたっけ?」

勝家「貴様…猿と同じ事言うな…まさか」

歩兵「猿?誰ですか?」

勝家「あ、いや…合えばわかる」


≪9ちょw

この空気で書けない

ok書いてく

    織田本陣

足軽「勝家様がご帰還しました!」

勝家「信奈様、ただ今戻りました!我が軍の大勝利です!」

信奈「そう、お疲れ様...ところでそいつ誰?」

勝家「あ..はい!こいつは、」(オイ!)

歩兵「は、はい!僕は、00二等兵です」

信奈「勝家どうゆう事?」

   説明中....

信奈「デアルカ、じゃあ恩人ってことね...礼を言うわ」

歩兵「あ..いえ..」

ガタン!

良晴「のーぶーなー!今日こそは恩賞よこせ!」



歩兵「ひっ!」

良晴「ん?どちらさま?」

歩兵「00二等兵です..行軍中に、いつの間にかこの時代に流されて..」

良晴「お前も流されたのか?!実は、俺も未来からいつの間にか流されて来たんだ」

歩兵「そうなんですか?良かった..自分一人だと不安だったので...」

信奈「とりあえず、今日は休みましょう、あたし疲れた」

勝家「はっ!」

     その頃...

伍長「点呼開始!」

兵「1!」

兵「2」

兵「3!」
.
.
.
兵長「一名除く全員生存確認!」

隊長「あとは、00二等兵か...」

伍長「無事でしょうか..」

上等兵「奴は、図太い奴です、大丈夫でしょう」

隊長「...そうだな」

兵長「所で、隊長..気付いてますか?」

隊長「あぁ..道行く人々の恰好が、まるで、過去に来たみたいに..いや来てしまったんだろう」

兵長「はい、兵士全員薄々気づいてるでしょう」

隊長「まぁ、此処で話し合っても仕方がない街へ、行ってみよう..」

兵長「はい、よし!皆移動するぞ!」

尾張の城 うこぎ長屋…


良晴「すまねぇな…ぼろっちくて」

歩兵「いえ…素性も知らない自分を屋根のある所に置いて貰って…逆に有り難いです」

良晴「そうか…」

ねね「兄上様~、信奈様が呼んでおりますぞ~」

良晴「おぅ!直ぐ行く!じゃあ後でな!」

歩兵「はい」

階級とか知りたい人はGoogle先生で「ネズミ男 階級」で調べたら、簡単な階級表が有ります

歩兵「ふぅ…」

歩兵「銃の手入れしよ」

コンコン

歩兵「ん?…誰だろう?はーい」
ガラッ

勝家「あぁ…すまん寝てたか?」

歩兵「いえどうぞお上がりください」

勝家「御邪魔する」
ガラガラ ピシャリ
歩兵「どうかしました?」

勝家「あぁ…昼のお礼をしに来た、遅れてすまなかった、後、ありがとう」

歩兵「あっ…いえ、別にそんな」

勝家「すまんな、こんな夜に…後、
信奈様が明日来なさいだとさ」

歩兵「わかりました」
ガラガラッ
良晴「おぅ!勝家来てたのか?」

勝家「おお、猿か…いやもう出るが
そ言えば、何かあったのか?」

良晴「あぁ…城下町の女の子こっそり見てたら信奈にみっかってな…お陰で大目玉食らって、恩賞は、無し!って」

その頃…城下町近辺

伍長「兵を何人か街に行かせました、やはり我々は過去へ、流された様です…」

隊長「そうか…やはりな」

曹長「他の、報告によりますと…流されたのは、我が隊だけじゃないかも知れません」

隊長「何故だ?」

曹長「はい、何人かの兵が帝國戦車兵に、似た格好をした奴を見たとの報告も」

隊長「そうか…とりあえず今日は、寝よう疲れた」

次の日…


勝家「おーい!歩兵!起きろ~」

歩兵「…あぁ、朝か…」

勝家「おはよ、信奈様が呼んでるぞ?」

歩兵「あっ…はい、直ぐ行きます!」

尾張の城

信奈「よく眠れた?とりあえず、織田家の家臣を紹介しとくわ」

歩兵「はい」

信奈「先ずは、左から万千代?」

長秀「丹羽長秀でございます」ぺこり

歩兵「どうもご丁寧に」ぺこり

勝家「柴田勝家だ、よろしくな」

信奈「次!猿」

良晴「だから猿じゃねぇ!あ、俺は、相良良晴だよろしくな!」

利家「犬千代…」ぺこり

歩兵「よろしくお願いします」ぺこり

うこぎ長屋…

良晴「よぅし!次は、相良軍団!の紹介だ!」

歩兵「相良軍団?」

良晴「まぁみれば、わかるよ、おーい!みんな~!」パンパンッ

ガタン!シュタ

五右衛門「何でござるか?」
ガラガラ
半兵衛「どうしました?」
ねね「兄上様~呼びましたか?」
犬千代「…犬千代参上」

良晴「紹介する!ここに居るみんなが相良軍団だ!」

歩兵「はぁ…」(良晴さんって幼女好きなのか?)

良晴「紹介も済んだ所で、次は街行ってみるか?」

歩兵「そうします」
ガラガラ
勝家「おーい、来たぞ~?」

良晴「丁度良かった、勝家も歩兵達と街行くか?」

勝家「歩兵も行くのか…じゃああたしも行く」

良晴「よぅし決まり、早速行くぞ!」

城下町…
ワイワイ ガヤガヤ

歩兵「デカイ街ですね…」

良晴「信奈が統治してるからな…おっと!美人発見!ちょっといって来る!」タタッ

勝家「あっ!おい!…しょうがないな帰ったら信奈様に報告しとこ」

歩兵「良晴さん行っちゃいましたね…どうしましょう?」

勝家「そうだな…テキトーにぶらつくか?」

歩兵「はい」

二等兵「歩兵~…何処だよ~…ん?」チラッ
二等兵目線

歩兵「広い街ですね~」

美人さん「あぁ…そうだな…」

二等兵「」

二等兵(男)「ほッ歩兵!」

歩兵「ん?あっ!二等兵!」

勝家「どうした?知り合いか?

二等兵「あんた!裏切ったのね!未婚者同盟結んばせたのあんたじゃない!」

歩兵「あっ!いやこれは…違g…

二等兵「キィ~!悔しい~!」タタッ

勝家「嵐の如く去って行ったな…」

歩兵「二等兵が居るってことは…隊長達も居るかもしれない!」(二等兵に後で謝っとこ…)

勝家「そう言えば、もう昼だな腹減った何か食いに行くぞ!」

歩兵「あっ…はいっ!」

部隊野営地…
隊長「何?歩兵が見つかっただと?」

伍長「はい、二等兵からの報告によりますと…美人さんといちゃついて居たとの報告が…」

隊長「おっ、おう…そうか…そしたらみんな生きてると言う事だな?」

伍長「はいっ!」

隊長「良かった…」

隊長「みんなで歩兵に会いに行くか」

伍長「はい」
.
.
.

尾張の城
勝家「只今戻りました!」

信奈「おかえり、良晴は?」

勝家「美人発見と言って追っかけたまま何処かに行きました」

信奈「デアルカ」
(コロス…!)
信奈「そうだ、歩兵?」

歩兵「はい?」

信奈「あんた織田家に使えて見ない?」

歩兵「織田家に?」

信奈「そう、返事はいつでもいいから、」

歩兵「はい…」

長屋…

歩兵(織田家かぁ…ていうか僕歴史上の偉人の前に居るんだな…)
コンコン
歩兵「はい…」

勝家「上がるぞ…ん?どうした?元気無いな」

歩兵「いえ…何でも…所で、勝家さんどうしたんですか?」

勝家「いや…用事で近くまで来ただけだ」

歩兵「そうですか…」
ガラガラッ!
歩兵「ワッ!」

良晴「おぅ、済まん驚かせたな、ちょっと信奈に追われててな匿ってくれ!」

勝家「だいたい想像が付くが…」

歩兵「別にイイですけど…」

良晴「ありがとう!」
ガラガラッ
良晴ビクッ!

犬千代「良晴…怖い夢見た…」

半兵衛「良晴さん…信奈様が怖いです…」グスン

良晴「お前ら…びっくりさせんなよ…」

良晴「ふぅ…そ言えば歩兵と俺の時代って違うな」

歩兵「はい、そ言えばそうですね」

良晴「何か話聞かせてくれよ」

歩兵「僕…の話ですか…?」

勝家「確かに気になるな」

犬千代「何か話して…」

歩兵「そうですね…じゃあ僕が二等兵じゃなかった時の話何ですけど」




だ~れも見てないよ、まぁイイけど

とある南方の島…
兵長「全員整列!かしらー中!」

小隊長(歩兵)「みんな休んで良いよ」

兵長「休め!」

小隊長「連合軍がサイパン島を堕とした、そろそろ僕達の護る島にも、敵が上陸するかもしれないみんな1日1日を大切に過ごして戦いに備えてくれ、くれぐれも体を壊す事が無い様にね?」

全員「はいっ!」

小隊長「あと、北海道で鉄が見つかったらしい、あと新潟で油田も見つかった少しだけ時間が掛かるが長くこの島を護れば、きっと味方が大量の物資が来るだろう、みんな、しっかり戦おう!」

全員「はいっ!」

*これはフィクションだから自分があったら良かったなと思った事を書いてます

<<37「大量の物資を送ってくれるだろう」の間違いです

  司令部
小隊長「下士官達には、伝えてないけど...偵察機によれば敵の数は、おおよそ数十万だそうだ..」

兵長「数十万!?」

曹長「突撃ばかりしてては、勝てんな..」

小隊長「ああ..、だから今砲兵隊は陣地を海岸では無く、森の奥に移しているらしい..」

伍長「自分達も、陣地を奥に移しますか?」

小隊長「そうしよう」

「敵機、来襲!」
うー!ウ~! ←サイレン

小隊長「防空壕へ、隠れろ!急げ!」
..........
.........
.......
......
.....
....
...
..
.

曹長「...4人死亡10人負傷そして兵長が死にました..」

小隊長「そうか...4人とも手厚く葬ってやれ」


「陣地移設完了しました!」

小隊長「そうか...良し移動するぞ」




    数日後...
偵察兵「報告します!偵察機からの報告によりますと我が島から十万m沖に敵の大船団が投錨しているとの報告です」

最高司令官「そうか..」

小隊長「我が軍の航空兵力は、どの位でしょうか?」

副司令官「もう航空兵力は、無い」

小隊長2「そんな!..」

副司令官「大本営からは、極力弾薬の使用を控えろとの事だ」

小隊長「それは、我々に[ピーーー]と言う事ですか?!」

最高司令「大本営のバカどもめ...」

   数日後...

歩兵「今日のとこは、此処まで」

良晴「えー」

歩兵「もうそろそろ寝ましょう」

勝家「そうだな...」

    次の日...尾張 城下町

歩兵(昨日二等兵に会ったから、他の奴も居るはずだ)

曹長「歩兵は、何処だ....」

曹長「ん?あれは...歩兵?」

曹長「おい!歩兵ー!」

歩兵「ん?そ..曹長?!」

曹長「お前..今まで何処に..まあいい兎に角、隊長達がまってるぞ」

歩兵「はい」

部隊野営陣地...

隊長「ご苦労だった、今まで、何してたんだ?」

歩兵「はい..実は、」

説明中

隊長「そうか..そんな事が..」

歩兵「はい」

曹長「信奈?これまた奇妙だな...」

隊長「...一度その信奈とやらに会ってみたいな」
.................
................
...............
..............
.............
............
...........
..........
.........
........
.......
......
.....
....
...
..
.

    尾張の城 城門前
門番「暇だなー...ん?」

歩兵「信奈様に客人です」
......
.....
....
...
..
.

信奈「そう..あんた達も流されてきたのね..他にも居るの?」

隊長「おそらく、まだ尾張周辺に居るかと」

信奈「そうね...歩兵にも言ったけどあんた達、元の時代に戻るまで織田家につかえてみない?」

隊長「そうですね、ちょっと皆と話し合ってきます」
...
..
.
曹長「自分は、賛成です」

兵長「二等兵達に聞いてきました、全員賛成です」

伍長「賛成です」

隊長「決まりだな、後は歩兵だな」

歩兵「自分も、賛成です」

隊長「良し決まりだ」
………
……

隊長「自分らが元の時代に戻るまで信奈様に仕えましょう」

信奈「デアルカ、とりあえず…今日は、終わり!」

長秀「信奈様、まだ勤務終了の時刻では、…」

信奈「新しい仲間を迎えるの!何?文句ある?」

長秀「いえ…」

宴会場…

信奈「今日は、無礼構よ!ジャンジャン飲みなさい!カンパ~イ!」

全員「カンパイ!」

勝家「歩兵!何でお茶なんだ?!」

歩兵「えっ…勝家様もう酔ってるんですか?」

良晴「勝家酒に弱いからな…」

歩兵「そうなんs…

勝家「歩兵ィィ!飲めオラ!」

歩兵「ちょ…やめ…」
…………
………
……


勝家「zzz…」

歩兵「勝家様…眠っちゃいましたね…」

良晴「そうだな…はぁ、運んでやるか…」

良晴「よっこらs…

勝家「ん~…」ガシッ

歩兵「ちょ…勝家様?」アセアセ

良晴「お前が良いみたいだな」ニヤリ

歩兵「ふぅ…後で、自分が運んどきますね」

信奈「良晴ゥゥゥ!酒つげぇぇ!」

良晴「わーかったよ!ちょっといって来るな」

歩兵「はい」

歩兵「ふぅ…疲れたなぁ…」

歩兵(何かこの短い間にいろんな事があっったな…) チラッ

勝家「zzz…」
トントン
歩兵「?」

長秀「隣よろしいですか?」

歩兵「あっ…どうぞ…」

長秀「では、失礼します」

長秀「月が明るいです…」

歩兵「はい」

歩兵「長秀様」

長秀「はい?」

歩兵「長秀様は、いつ位から、信奈様に仕えてたんですか?」

長秀「そうですね…信奈様が幼少の頃から仕えてます」
歩兵「そうなんですか、すごいですね…」

長秀「あなたの両親は、どの様なお仕事を?」

歩兵「はい、父は海軍で少将で母は、父の秘書、姉達は、海軍の中で知られてる戦艦の艦長をして居ます」

歩兵「家族全員軍人なんです」

長秀「そう…」

歩兵「そろそろお開きですね」

長秀「はい、それでは、食器の片付けをしてまいります」

歩兵「僕も手伝います」スッ

勝家「ん~…」ガシッ

歩兵「ちょっと…勝家様…」

長秀「ふふっ…大丈夫です、それよりも、そこで寝てる六を部屋に運んであげて下さい」

歩兵「はい」 ヨッコラショ

寝室…

歩兵「布団敷いてっと…」

勝家「ん~…ん?」

歩兵「後は、勝家様を布団に寝かせて…」

勝家「おい…何してる?」

歩兵「あっ…勝家様起こしちゃいました?」

勝家「……あぁ…寝てたのかあたし」

歩兵「もういっぺん、寝ます?」

勝家「あぁ…そうしよう、お休み~…zzz」

歩兵(寝るのはやっ!)

歩兵「…おやすみなさい勝家様…」ナデナデ

勝家(///…)

その頃…伊勢湾

船舶兵「何処だよここ」

船舶兵2「霧で何もみえねぇや」

航海長「よう、何か見えたか?」

船舶兵「航海長殿?」

航海長「あぁ…畏まらんで良い」

船舶兵2「羅針盤の調子は、どうですか?」

航海長「羅針盤は、治ったんだか…霧があるから、偵察機も飛ばせんからな場所は、日本って事しか分からん」

船舶兵「そうですか…」

航海長「なぁに、晴れない霧は、無いよ朝になれば、晴れるさ」

次の日…

勝家「朝か…」

勝家(昨日歩兵に頭撫でらた…)

勝家「優しかったな…」

長屋…

歩兵「zzz…」

勝家「歩兵?寝てるな…」

勝家 キョロキョロ

勝家「誰も見てないな…」

勝家 ジッー

歩兵「」(えっ?勝家様何してんの?)

勝家「えいっ…」 ダキツキ

歩兵「」(勝家様?…胸柔けぇ…)

勝家 「昨日の仕返しだ…ばか…」
ガラガラ ピシャリ

歩兵(ちょっと…抜いて来るか)

尾張の城

信奈「みんな、集まったわね?今日は、みんなに話さないといけない事があるの長秀?」

長秀「はい、ここ最近、尾張近辺で怪しい集団を見かけた、との報告が入っています、情報は、桶狭間では、鉄のイノシシ、伊勢湾では、鉄の船、この情報には、共通点があります、どれも兵器を積み、見た事の無いような兵器ばかりです」

隊長「やはりな…」

兵長「はい、仲間で間違いないでしょう」

歩兵「みんな、流されてきたのですね…」

伍長「一度、会いに行って見ましょう」

隊長「そうだな…」
…………
………
……

<<54ここまできたら、やるしかないじゃ無いですか、

支援ありがとうございます

桶狭間…

ブゥン!ブゥン!

戦車兵「良し!今日も絶好調!」

戦車兵2「おおい!隊長達が呼んでるぞ!」

戦車兵「わかりました!直ぐ行きます!」
…………
………
……

.

戦車隊長「良し!みんな集まったな!今日は、近くにある街まで行くから」

戦車兵達「はいっ」

隊長「良し!乗り込め!」

ブゥンブゥン!

隊長「発進!」
キュラキュラ…

道中…戦車内

戦車兵「道行く人腰抜かしてますね…」

戦車兵2「まぁ、仕方がねぇだろ…でっかい鉄の塊が迫ってんだから」

戦車兵「そうですね…」

「お~い!止まれ~!」

戦車兵「ん?あれ…」

戦車兵2「歩兵隊だ…!おい!後続止まれ~!」

戦車隊長「なんだ?」

戦車兵2「歩兵隊が居るんですよ!味方が!」

戦車隊長「何?何処だ?」

戦車兵「前方に…」

戦車隊長「本当だ…良かった…本当に良かった…」グスン

隊長「久方ぶりだな…」

戦車隊長「生きてたか…フッ…しぶとい奴らだ…」

隊長「我が隊はしぶとさが、売りでね」

戦車隊長「ふふっ…そうだっな、そ言えば、貴様らは、何処に潜伏して居たのだ?」

隊長「あぁ…」

説明中…


隊長「と言う事だ…」

戦車隊長「そうか…私達もその、信奈様とやらが気になるな、私達も会わせてくれないか?」

隊長「イイと思う」
……………
…………
………
……

.





<<62ありがとうございます

城下町…
キュラキュラ…
ザワザワ…
町民「何だみゃ…あれ…」

町民「信奈様…遂に本腰入れただか?」

戦車兵「みんな見てますね」

歩兵「そりゃ、そうでしょう…あっ…もうすぐ城です」
………
……

.





尾張の城


信奈「何よ....これ...」

長秀「まさか、これほどまでに大きいとは...」

戦車兵2「そりゃそうよ!こいつは我が軍の中で、最強を誇る四式中戦車よ!」

隊長「あとは...伊勢だな、」





その頃...

船舶兵「霧は、晴れたが...何処だよここ」

船舶兵2「何か..この風景見たことがある」

船舶兵3「おーい!ここの場所が分かったぞ!」

船舶兵「何!何処なんだ?」

船舶兵3「伊勢湾だとよ」

船舶兵「伊勢湾!?」

船舶兵2「おかしいじゃねえか!俺ら出撃を待ってたんだぞ!それもリンガ泊地で!」

船舶兵3「知らねえよ...ワシも驚いたわ、」

船舶兵「どうゆう、事だ..」

船舶兵3「まぁ、日本でえあることは、間違いないから、近くの港まで航行するらしい」

とりあえず

リンガ泊地...シンガポールの南80海里にあり、リンガ諸島とスマトラ島の間にあった戦時中は、
日本海軍等が作戦または、船舶の修理を行った

四式中戦車..ドイツ軍のティーガに影響され、造られた、生産が追い付かず実戦では、使われなかった

うこぎ長屋...

歩兵「良し、銃の手入れも終わったし..寝るには早いな...」

歩兵「外行こう」
............
...........
..........
.........
........
.......
......
.....

歩兵「ふぅ..」

歩兵「....」

歩兵(また合戦が、あったら勝家様を守れるかな...)

歩兵「勝家様...」

「ここで、会うのは珍しいでござるな」

歩兵「!五右衛門さん...どうして此処に?」

五右衛門「相良氏の長屋に信奈様達が押し掛け、うるさいんでござる」

「違うんだ!女の子が風で呼んでいたんだ!」
「うるさい!今日と言う今日は許さないから!」

歩兵「確かにうるさいですね...高台に居るのに此処まで聞こえますよ...」

五右衛門「これでは、眠れんでござるよ」

歩兵「そうですね...騒ぎが、治まるまで、僕のとこに居ます?」

五右衛門「そうするでござる」

歩兵「ふぅ..それにしても街の明かりが綺麗ですね...」





五右衛門「つかぬ、事お伺いするで、ござるが」

歩兵「ん?何ですか?」

五右衛門「何故歩兵殿は、軍隊に入ったので、ござるか?」

歩兵「軍隊ですか…?そうですね」

歩兵「本当に…何故入隊したんだろう
多分、海軍には、初めから入る気は、無かったと思いますが…」

五右衛門「そうでござるか…」

歩兵「あっ…もう静かになってますねそろそろ戻りましょう」

長屋…

歩兵「五右衛門さん、おやすみなさい」

五右衛門「良い夢を」

歩兵「……寝るか」
………
……

.

次の日…

信奈「みんな良く聞いて!近い内にまた戦があるかもしれないわ!」

長秀「次の戦は、困難を極めるかも知れません、情報によりますと…敵は、行く先々の村で略奪女性えの陵辱を平気で行える集団です…しかし、戦闘能力は、個人個人で高く戦闘での統制は、周辺の国より高い物と思われます」

長秀「そして、既に織田家の領土で目撃情報が入っています」

信奈「そう言う事だから!みんな戦闘訓練を怠るんじゃないわよ!解散!」

縁側…

良晴「今回の敵は許せねぇな…」

犬千代「やる事が、残虐…許さない…」

長秀「私も…情報を目にした時は、憤りを隠せませんでした…」

勝家「人のやる事じゃないよ…ん?そ言えば歩兵達は?」

良晴「さぁ?」

「皆様~大変で御座いますみゃ~!」

良晴「どうしたんだ?」

足軽「み…港にデカイ船が!」

信奈「何ですって!」
……………
…………
………
……

.



港…

歩兵「おーい!船舶兵!」

船舶兵「あっ!歩兵?久しぶり」

歩兵「それよりも、船舶兵気付かない?」

船舶兵「?何か…妙に港が古臭いね…
何かみんなちょんまげだし…」

歩兵「やっと気付いた!」

船舶兵「まさかとは思うけど…過去に来ちゃった?」

歩兵「あたり」

船舶兵「嘘だ~、どうせ映画の撮影か何か…」

歩兵「…」

船舶兵「…マジ?」

歩兵「うん…」

船舶兵2「んにしても…歩兵達まで流されてたなんてな」

船舶兵「みんな同じ、時代で良かったよ」

歩兵「そうだね…ん?隊長?」

隊長「おぉ…歩兵ここにいたか…何か勝家様が探してたぞ」

歩兵「はい」

港…

信奈「すごい…大きい」

勝家「海賊も腰抜かすな…」

歩兵「勝家様~、どうしましたか?」

勝家「あぁ…歩兵か…なぁ歩兵、この船平たい船は何なんだ?」

歩兵「ああ、これは、航空母艦ですね」

勝家「航…くう?」

歩兵「後で説明します…」

信奈「そんな事よりこの船の長は、誰?」
艦長「ああ、私だ」


信奈

尾張の城…

信奈「あんたがあの船を指揮してるの?」

艦長「正確には、あの艦隊を指揮してると言う事だな」

縁側
良晴「また、えらい美人だな…」コソ…

歩兵「……」

良晴「歩兵?どうした?」

歩兵「いえ…何でもないです」

「そこ隠れてないで出て来たら、どうだ?弟よ」

歩兵「ヤバ…ちょっと僕長屋に帰r…
ガラッ!
艦長「何処へ、行くんだ?」

歩兵「oh…」

勝家「歩兵…どう言うこだ?」

歩兵「はい…この人が僕の姉さんです…」

良晴「まさか…この人が歩兵の姉だったんだな」

艦長「歩兵、今迄何処へ、行ってたんだ1年も連絡せずに、」

歩兵「しょうがないじゃん…戦況が戦況だったんだから」

艦長「だが、戦闘は、終わっただろう」

信奈「はいはい!それまで!」

信奈「何ケンカしてるか判んないけど!」

信奈「とりあえず、あんた私の家来になりなさい!」

艦長「嫌だ」

信奈「うんうん!良い返j..なんですって」

艦長「当り前だ、いきなり城に拉致って、家来になりなさい 
なんて言うか普通?」

良晴「まあ、そうだな」

信奈「良晴まで!...ああそう?じゃあもういいわよ!」フン!

伍長「ありゃ完全にへそ曲げたな..」

歩兵「伍長?居たんですか?」

伍長「今来たんだよ..」


夜 長屋

歩兵「万朶の桜か襟の色~♪」
ガラガラ
良晴「歩兵~来たぞ~」

勝家「邪魔するぞ…」

歩兵「勝家様、元気無いですねどうしたんですか?」

良晴「ああ、さっき迄、信奈の愚痴ばっか聞いてた、からな…」

歩兵「そうですか…」
バンッ!
歩兵「うわっ!」

艦長「弟よ、ここに居たか!探したぞ」

歩兵「ね、姉さん?何だよいきなり!」

艦長「ん?何だ、夜に男二人で、こんなむさ苦しい何処に女を連れ込んでたなんて!は…破廉恥な!///」

歩兵「違うよ…所で、姉さんどうしたの?こんな所まで来て」

艦長「ああ、先程信奈殿と、話し合ってな、私も信奈殿に仕える事になってなまぁ、仮だがな」

艦長「と言う訳だ、明日からよろしく頼む」

良晴「おぅ!こちらこそ」

艦長「じゃあ、失礼したな」
ガラガラ
歩兵「ふぅ…明日から、面倒くさくなるな…」

良晴「まぁ、良いじゃねえか、それよりも、歩兵前の話の続き聞かせてくれよ」

歩兵「ああ、そうですね…それじゃあ」
………
……

.

数日後…

偵察「敵の船団が我が島に向けて接近中!数は、変わらず!」

副司令「そうか…ご苦労ゆっくり休み戦いに備えてくれ」

偵察「はっ!有難うございます!」 ダッ

司令官「いよいよだな…良し全軍に武器の最終点検をさせろ!」

副司令「はっ!伝令兵!全隊に「敵チカシ、武器ノ最終点検イソゲ」と、伝えろ!」

伝令「了解!」 ダッ!

伝令「最高司令部より伝令!命令は、「敵チカシ武器ノ最終点検イソゲ」との事です!では、」 ダッ

隊長「…いよいよだね、武器の点検をみんなにさせて」

兵長「はい!」ダッ

隊長(いよいよ…か)

3日後…

偵察「敵が二千km先に投錨しました!舟艇を出して居る模様です!」

最高司令「そうか…良し野戦砲隊 迫撃砲隊 臼砲隊 に伝令!「各々照準ヲ合ワセ発射準備ニ備エヨ」」

伝令「了解!」







連合軍側…

伝令「攻撃の準備整いました!」

大将「ok 通信兵マイクを繋いでくれ」

通信「ラジャー…繋ぎました」

大将「全員良く聞け!今日は、お前らお待ちかねの、猿狩りの日だ!皆楽しんで来い!」
輸送艦…
海兵隊

上等兵「ははっ!聞きました隊長?」

隊長「ああ、だがいくら敵とは、いえ同じ戦士だ、最大限の敬意を払いなが戦え」

上等兵「へいへい…」

通信室
ツー 、ツー
副司令「敵は、何と言ったのでしょうか…」

司令官「猿狩りの時間だ、と言ったな」

副司令「猿狩り…クソッ!」机 ドンッ!

司令官「まぁ、落ち着きなさい…始まったな」
ドーン…! ドーン…!
ヒュルルル…

ズガ―ン!ドオーン!

二等兵「始まりましたね...」

上等兵「まあ、そがいに怯える事はねえよ」

「敵の舟艇が、来るぞ!」

上等兵「っと、もう来たか、みんな戦闘配置に着け!」

二等兵「な、何で味方の攻撃が無いんですか?

隊長「賢い砲兵がよくやる手だよ、敵を油断させて内陸へちょっと入ったら
、あらかじめ掘っておいた穴に照準を合わせ、ドカンっとするんだ」

兵長「相手方の敵は、隊長が大抵穴に潜るんだ」

二等兵「凄いですね...」
シュバババババーン! ブオン!
兵長「始まったな」

歩兵「今日は、此処までです」

良晴「えぇ!そんな殺生な!」

歩兵「明日は、早いんです!」

次の日…長屋

歩兵zzz…
ドンドンッ!
勝家「歩兵!起きろ、信奈様が呼んでるぞ!」

歩兵「何ですかぁ…」

勝家「イイから来い!」

尾張の城…

信奈「みんな、緊急事態よ!この前話した敵が私達の領土に侵入したわ!急いで戦の準備をしなさい!」

歩兵「隊長達に知らせて来ます!」

戦車隊、歩兵隊合同野営地

歩兵「隊長!敵が織田領に侵入して来ました!」

隊長「もうか、早いな」

戦車隊長「敵が侵入して来ただと?」

隊長「わかった、直ぐに全兵を城に集める」

歩兵「お願いします!」

尾張の城...

信奈「みんな、集まったわね!出撃は明日よ!」

長秀「はっ..はい?」

信奈「万千代どうしたの?」

長秀「の...信奈様!?まだ足軽達の準備が整っておりません!2日のご猶予を!」

信奈「何言ってるの?もうは、近くにいるかもしれないのよ!」

歩兵「信奈様!味方を、連れて参りました!」

信奈「あら?速いのね、今日は、良く休んで明日の戦に備えて!」

良晴「信奈!本当に明日出撃すんのかよ、まだ戦略も立ててないんだぞ?」

信奈「戦略なんてコロコロ変わる物なのよ、戦場では何が起こるか判んない物よ」

長屋前...
隊長「いきなりだな」

戦車長「敵さん、今どこに居るんだ?」

隊長「まず敵の位置が分からん..」

戦車長「どうしようもないな...」

兵長「それに、敵の戦闘能力は、高いそうです」

伍長「それが、本当なら苦戦しそうですね」

曹長「まあ、敵を知らないことにはどうしようもなかです、戦ってみないと判らんでしょう」

伍長「そうですね...」



港...
良晴「戦が、始まる」

艦長「ほう?もう戦に出るのか?」

歩兵「うん...」

艦長「まぁ、私達の出番は、無さそうだな」

良晴「信奈は、いつも思い付きで動くからな..」

艦長「それが、吉と出るか凶と出るか...だな」

勝家「歩兵居るか?」

歩兵「あっ...勝家様」

勝家「あぁ居た居た、この戦で、お前と組む事になったからな
よろしく

歩兵「あっはい!よろしくお願いします」

良晴「良し!そろそろ戻るか」

歩兵「はい、じゃあ姉さんまた」

勝家「それじゃ」

艦長「あぁ、勝家とやらちょっと待ってくれ」

勝家「?何だ?」

良晴「勝家?先戻ってるからな」

歩兵「勝家様、また後で」

勝家「あぁ」
ガラガラ

勝家「で、話って何だ?」

艦長「あぁ、他でも無い我が弟の事だ」

勝家「歩兵?それがどうかしたのか?」

艦長「あぁ、これは私の勝手な憶測だがな…」

勝家「勿体ぶるなよ」

艦長「多分弟は、君に好意を持って居るかもしれないな」

勝家「…馬鹿な事言うな、それにあたしは、信奈様に一生仕えると決めた時から、女を捨ててる」

艦長「そうか…いや済まないこれは私の勝手な憶測だからな…流してくれ、じゃあ弟をよろしく頼む」

勝家「あぁ…」
ガラガラ

大道り…

勝家(歩兵が私を好き?そんな訳有るはずが無い…それにあたしは信奈様一筋だ、例え歩兵がそうだとしても、あたしが歩兵を好きになるはずが無い絶対に…多分…」



勝家(歩兵…)

長屋前…

隊長「良し!みんな集まったな…おい、曹長」

曹長「はい、みんな聞いたと思うが明日が本番だ!各自装備品に不具合が無いか確かめ明日に備えてくれ」

隊長「それと行軍中は、戦車隊が護衛してくれるから」

戦車隊長「よろしく」

隊長「じゃあ、解散」

長屋前..

二等兵「まさか、違う時代でも戦するなんて思っても見ませんでした」

一等兵「ほんまよ、まさか帰還命令の後に戦国に流されるなんてのう...」

歩兵「みんなー」

二等兵「歩兵じゃん、何処に行ってたの?」

歩兵「姉さんの所、戦に出るって伝えて来たんだ」

一等兵「ほう..そういやぁ歩兵よ、あんたぁ勝家さんのとこに仕えるんか?」

歩兵「へ?何で?」

一等兵「いや..噂なんじゃけど、何か信奈さんがそうするって小耳にはさんで..」

歩兵「そうなんだ...」

勝家 ブツブツ

歩兵「あ、勝家様ー!」

勝家「うーん...」

歩兵「勝家様?」

一等兵「ありゃ何か悩んどるっぽいの」

歩兵「悩んでる?」

二等兵「何か深刻そうですね」





歩兵「勝家様どうしたんだろ?」

二等兵「何かあったんでしょうか」

上等兵「まぁ、女に根掘り葉ほり聞くもをじゃねえし…そっとしと居てやれ

次の日…

信奈「みんな!ついにこの日がやって来たわ!敵はみんな強いらしいけど!正義は、私達に有るから負ける筈がないわ!」

良晴「信奈、鉄砲隊より、先に歩兵達を行かせてみたらどうだ?」

信奈「そうね…歩兵達頼めるかしら?」

隊長「良いですよ、良し!全軍前進!戦車部隊は、縦に並んでくれ」

戦車隊長「わかった、良し戦車隊進軍開始!」
ブルン!キュラキュラキュラ

隊長「良し!全員進め!」
歩兵「いよいよですね…」

上等「そうだな…あっそうだ」

上等兵「歩兵は、勝家さんの側に居てやりな…」
歩兵「へ?何でですか?」

上等「何でも!さぁ行った行った!」

歩兵「は、はい!勝家様~!」
スタスタ
二等兵「どうして、歩兵を勝家様の所に行かせたんですか?」

上等「大人の事情があるの!さぁ歩け歩け!」

二等「は、はぃ~…」

その頃…

勝家(歩兵はあたしが好き…)

勝家(いや…そう考えたとこであたしが歩兵を好きに成る筈が無い)

勝家(…歩兵)

歩兵「勝家様~!」

勝家「そんな筈はない…」ブツブツ

歩兵「勝家様?」

勝家「!な、何?!どうして歩兵が?!」

歩兵「そこまで驚かないでくださいよ…」

勝家「あぁ…すまない所で、何で歩兵が?」

歩兵「みんなに、勝家様のとこに行けと言われて…駄目でした?」

勝家「いや…別に良いけど…」

歩兵「…」

勝家「…」

歩兵「き..今日は、いい天気ですね」

勝家「あ..ああ、そうだな…」

歩兵(会話が進まない…)

勝家(な..何か話の話題作らなきゃ…)

歩兵 勝家 「あのっ!」「なあ!」

歩兵「あ…すみません…さきにどうぞ」

勝家「いや…お前が先に話してくれ」

歩兵「あの…噂なんですが…勝いe…

足軽「敵襲!信奈様の方角に多数!」

勝家「何!歩兵行くぞ!」

歩兵「はい!みんな後方で敵襲!急ぎ応戦してください!」

隊長「何?!戦車隊!方角転換しろ!」

戦車隊「おう!」

足軽「て..敵だみゃあ!」

足軽「敵が多すぎる!」

信奈「こんな近くまで来てたなんて…みんな慌てないで!」

良晴「ダメだ…みんな混乱してる!犬千代!五右衛門!信奈の近くに居てくれ!」

犬千代「わかった…」

敵足軽「ウラー!」

犬千代「信奈様には、指一本たりとも触れさせない…」
ブンッ!
敵足軽「ガァ!」バタッ



五右衛門「敵が多すぎるでござる!」

良晴「歩兵達がそろそろ来ると思うが…なんせ敵が多すぎるこれ以上敵が来たら、持たねえ!五右衛門油断するなよ!」

五右衛門「分かっているでござる相良氏も自分の心配をしてほちいでごじゃる」

良晴「噛んだな…」

五右衛門「?!うっさいでござる!」

敵足軽「その首もらったー!」

敵足軽「おっ!幼女だ!生け捕りにしようや」

良晴「やっべぇ!」
ガーンッ!ガーンッ!
敵足軽「うぎゃ!」

敵足軽「ぐぁ!」

歩兵「大丈夫ですか!良晴さん、五右衛門さん!」

勝家「油断するなよ」

良晴「ありがとう歩兵…ん?敵は?」

歩兵「あぁ、戦車見せたら逃げました」

信奈「歩兵、勝家ありがとう、敵は引いたけど…まだ油断ならないわね」

敵陣地…

敵家臣「只今戻りました!」

敵大将「お疲れ、で…信奈の兵士は、どんなだった?」

敵家臣「どんなも何も!あんなの見た事ありません!どでかい鉄の塊が押し寄せきたんです!」

大将「ふーん?で?何で逃げ帰ったの?」

家臣「は…はい!鉄の塊を見て足軽共が怖気ずいて…」

大将「そうじゃ無くて…何でお前まで居るのかって聞いてんの」

家臣「あっ…それはその…」

大将「自分が逃げたいがために足軽を無駄に死なせて…わかん無いと思った?」

家臣「違います!自分は、ただ…

大将「斬れ…」

家臣「は…?
ザシュ

大将「全く…ただでさえ役立たずなのに、言い訳までして、ちょい君死骸かたしといて」

足軽「は…はい!」

大将「それとこの近くに村ある?」

家臣2「はい、近くにあります」

大将「そうか…じゃあ足軽達に伝えといて、晩飯ははそこで取るようにって」

家臣2「はっ!」

織田本陣…

良晴「五右衛門が近くを偵察しに行ったが…遅いな」

歩兵「五右衛門さんなら大丈夫ですよそろそろ来ると思いますよ?」

良晴「それなら良いけど…」
シュタッ
良晴「五右衛門!どうしたんだ!」

五右衛門「相良氏!緊急事態でござる!」

五右衛門「敵の足軽共が近隣の村を襲撃しているでござる!」

良晴「何?!本当かよ!」

歩兵「信奈様達に知らせて来ます!」

織田本陣…

信奈「なんですって?!」

勝家「クソ野郎共…」

五右衛門「急ぎ応戦しなければ村は…」

信奈「足軽達の装備を整えてたら間に合わない…」

歩兵「あの~…」

勝家「どうした?」

歩兵「自分達が行きましょうか?」

信奈「行けるの?」

歩兵「はい!ちょい隊長に知らせて来ます!」

隊長「良し!全員出撃!」

曹長「村は、どこにあるんだ?」

歩兵「はい、この先に有るそうです」

伍長「全員着剣しとけよ!」

「「了解!」」

歩兵「見えて来ました…」

村…

百姓「おねげいしますだ!娘を返して下せえ!」

敵足軽「やかましい!おい斬っちまうか?」

娘「父さん!逃げて!」

敵足軽「しゃあない!米と娘だけもらってこいつ[ピーーー]か」

敵足軽「おう、おい…娘持っててくれ」

敵足軽「先小屋入ってるぜ?」

足軽「おう…ん?」

歩兵「ウラー!」

敵足軽「何だ?!」

二等兵「[ピーーー]ぇ!」バンッ

敵足軽「ぐぎゃあ!」
ガラガラ
敵足軽「何だ?騒がし…」

歩兵「ウーラー!」 グサッ

足軽「ガッ!」

「て…!敵襲!」

敵家臣「何だ?何があった?」

足軽「わかりません!いきなり突っ込んできて…」
ガーンッ!
足軽「ぐえ!」

敵家臣「?!くそ!貴様ら戦え!」

足軽「ハッ!」

上等兵「よお!歩兵!」ズダダダダッ!

歩兵「上等兵!そっちの戦況は?」ガン!

上等兵「余裕余裕!弾が有り余ってらぁ!みんな逃げるか氏ぬかじゃけえ!」

「敵が逃げるぞ!」

足軽「逃げろ!このままじゃ全滅だ!」

敵家臣「貴様ら!逃げるな!戦え!」

足軽「うるせぇ!氏にたいなら一人で氏ね!」
ドンッ
家臣「くそっ!撤退だ!撤退!」

足軽「殿!て…敵が攻めて参りました!」

大将「そんなの、君達が追い払えば良いじゃん」

足軽「殿!直ぐ下に居るんです!」

大将「何だって?」

足軽2「殿!奴等連発式の鉄砲を持っております!」

大将「く…くそっ!俺は撤退する!貴様らは殿部隊として此処に残れ!」

足軽「な!何ですかそれ!」

足軽2「流石に酷いですよ!」

大将「うるさい!いいからh…
タッーン!
足軽「ウギャ!」

大将「ヒッ…!くそっ!」

足軽2「大将様!敵に完全に包囲されました!」

大将「はぁ?!」

「敵が突っ込んできたぞ!」

「何だあれ!」
キュラキュラキュラキュラ!

歩兵「突撃~前え!」

二等「ウラー!」



大将「うわ!こっち来るな!」

二等「あんたが大将か…さぁついて来い!」

歩兵「よし!敵は降伏したぞ!」

大将「は…離せ!」

歩兵「連れて行け」

織田本陣…

信奈「あんたが大将?まだガキじゃない」

良晴「人の事言えるのか?」

信奈「うるさいわね!さぁて各国の村々を襲った罰は何がいいかしら?」

大将「ヒッ!」

歩兵「信奈様こいつはまだガキです!今から教育しても遅くはありません!」

信奈「そんな事言っても死んだ百姓達は生き返らないのよ?それにこいつを生かしておいて被害者は何を思うかしら?」

歩兵「ですが…」

勝家「信奈様あたしからもお願いします!」

信奈「勝家まで…」

歩兵「お願いします!」

信奈「ふぅ…分かったわ…犬千代?こいつの教育係頼めるかしら?」

犬千代「分かった…さぁついて来る…」

大将「は…はい~…」

尾張の城…

長秀「今回の戦は見事勝利に終わりました99点です」

信奈「もう一点上げれない?」

長秀「はい、村を襲われたのは事実ですから、襲われる前に攻めれば一般人には被害が及びませんでした」

信奈「そうね…そこは反省しなくちゃいけないわね…」

長秀「ですが歩兵さん達の活躍により被害は最小限に抑えられました」

信奈「それもそうね…そ言えば勝家と歩兵は?」

良晴「ほっといてやれ…」

港…

艦長「そうか!勝ったか!流石我が弟だ!」
バシバシッ
歩兵「姉さん痛いよ…」

勝家「歩兵?そろそろ戻るか?」

歩兵「あっはい!じゃあね姉さん!」

艦長「またな我が弟よ!」

勝家「失礼した」

艦長「おっと!勝家よもう心に決めたか?」

勝家「ばっ…歩兵が居るんだ…今度にしてくれ!」

艦長「はいはい」

歩兵「勝家様?どうかしましたか?」

勝家「いや…何でも無い」

艦長「はっはっは~頑張れよ~」

勝家(クソ~…歩兵の事は考えないようにしてたのに…)

歩兵「勝家様?行きましょうよ」

勝家「あっ…ああ、じゃあな艦長」

大通り

勝家「……」

歩兵「……」

勝家(な…何か話さないと…)

歩兵(何か話題は無いか…)

勝家 歩兵「なぁ」「あの…」

歩兵「あっ…すみません…先にどうぞ」

勝家「えっ?!いやお前が先に…」

歩兵「ぼ、僕の話はつまらないですから…勝家様が先にどうぞ!」



見てる方更新遅れてすいません今から書きます

勝家「いや…お前が先に言ってくれ」

歩兵「わ…分かりました!あの…勝家様は良晴様の事好きなのですか…?」

勝家「はぁ?そんな訳ないだろ…」

歩兵「そうですか…」(良かった~!)

<<142働けよ じゃあやっていきます

勝家「……」

歩兵「……」

歩兵(会話つづかねぇ…)

勝家(な…何で歩兵はあんな質問してきたんだ?)

歩兵(ちくしょう…どうすれば…)

勝家(つ…次はあたしが…)

勝家「な…なぁ歩兵…
「歩兵~!勝家~!」

勝家「!?」

歩兵(た…助かった)

良晴「お!邪魔しちゃったかな?」

勝家「いや…別に…」

歩兵「良晴さんどうしたんですか?」

良晴「いやぁ特に用事は無いんだけどさ…ちょっと信奈を怒らしちまってよ~」

勝家「また城下町の女に手を出したのか?」

歩兵「良晴さん最低~」

良晴「ちげぇよ!今回の戦でさ恩賞くれるって信奈に約束してもらったんだよ」

良晴「そんでさぁ!さっき恩賞くれって言ったわけよ!そしたら信奈が手羽先の骨しかくれないんだよ!」

勝家(こいつあまり活躍して無かった気がするが…)

良晴「そんで頭にきて「浮気してる!」って冗談でいったらブチ切れて今追われてる」





<<146ありがとうごさいます

勝家「アホかお前…」

歩兵「大人しく捕まった方が良いですよ」

良晴「嫌だ!今回は殺されちまう!うわぁ!来たぁじゃあな!」

信奈「待ちなさ~い!人の初めて奪っておいて浮気するなんて許さないんだから!」

良晴「だから冗談なんだって~!」
ダダッ!

勝家「なぁ歩兵…男って皆浮気する生き物なのか?」

歩兵「んな訳無いです良晴さんが特殊なだけですよ」

勝家「そうか…良かった…」

歩兵(やっぱ勝家には好きな人いるんじゃないかな…何か自身無くなって来た)

勝家「あっ…城に着いたなじゃあ後でな」

歩兵「はい!」

長屋…

歩兵「はぁ…」

歩兵(勝家様の顔完全に恋しちゃってる顔だな…)

五右衛門「ん?歩兵殿以下がなされました?」

歩兵「あっ五右衛門さん…いや、何でもないですよ」

五右衛門「……」ジ~

歩兵「ご、五右衛門さん?何か顔に付いてますか?」

五右衛門「歩兵殿…いや何でもないでござるよ」

歩兵「は、はぁ…」

五右衛門「それでは、また後で…」
しゅたっ

歩兵「何だったんだろ…」

尾張城 本丸

信奈「良晴?次は無いからね?」

良晴「すみませんでした…」

長秀「信奈様?速く報告の方を…」

信奈「あぁごめんね?いきなりだけどみんなに良い知らせがあるの!なんと織田家に新しい仲間が入ります!」

勝家「仲間…ですか?」

信奈「そう!さあ入って~!」
ガラッ!

イケメン野郎「お初にお目に掛かります私は先の戦で敵の家臣をしておりました」

良晴「イケメンだな…クソッ!」

歩兵(なんとまぁ水の滴るイケメン野郎…
こりゃ勝てねぇは、)

長秀「家臣さんは主の考えである略奪などを反対しておりましたそして先の戦で織田側に寝返ったそうです」

イケメン「不束者では御座いますが何卒お許し下さいませ」

信奈「礼儀正しいわね!じゃあ…勝家!」

勝家「は、はい!」

信奈「暫く教育係頼めるかしら?」

勝家「え?ですがあたしには…歩兵がおりますいっぺんに二人もなんてとても…」

信奈「確かにそうなんだけど…イケメンが「勝家様に遣わせて欲しい!」って聞かなくて…」

イケメン「お願いします!」

勝家「な、なぁ歩兵はどう思う?」

歩兵「え…いやぁ勝家が決めてくださいよ」

勝家「…分かりました…」

信奈「ありがとう!それじゃあ今日は終了!…良晴?ちょっとこっちに来なさい?」

良晴「は、はい…」

歩兵「頑張ってください…」

良晴「じゃあな…」

長屋…

歩兵「ゆっくぞ~一億火の玉だ~♪」
ガラッ
勝家「入るぞ?」

歩兵「勝家様?どうかしました?」

勝家「いや…新しくきた奴の事なんだがな…」

歩兵「は、はぁ…」

勝家「何かあいつ企んでる顔してるんだ」

歩兵「そうですかね?何か忠誠心溢れる顔してますけど」

勝家「そうかな…?」

歩兵「心配し無くても、勝家様なら大丈夫ですよ」

勝家「ふふっ…どういう意味だ…」

歩兵「まぁ今日は遅いし寝ましょう」

勝家「あぁ、済まんな夜遅くにじゃあ明日な」

歩兵「おやすみなさい勝家様」

次の日

信奈「みんな聞いて!西国から宣戦布告されたの!長秀?

長秀「はい…西国からの布告書によりますと、「我が貴殿の家臣柴田勝家を大層お気に召したそうで、柴田殿と結納を交わしたいと、もし駄目なら我が強力な武士により織田領は、我が国の物となり更には、貴様の国中の老人、女、子供は全ての人権をなくすであろう」との事です要約すると、勝家を渡さないとお前の国滅ぶよ、と言っております」

勝家「な、なんだと?何故あたしが?」

良晴「面倒くせぇ奴だな~」

長秀「戦力は西国が一枚上手で、兵士一人一人の士気も高く今尚周りの国を手中に納めております、大変手強い敵です」

信奈「と、いう事!私からしたら勝家を渡す気なんて毛頭無いからまた戦になるわよ!」

長屋…
隊長「また戦か?早いもんだな?」

伍長「しかも今回は自分の考えを押し通す、厄介な奴ですよ」

曹長「歩兵は何処にいるんですか?」

隊長「多分長屋に居るだろうな」



長屋…

歩兵「はぁ…勝家様…」

上等「まぁくよくよするもんじゃなかよ?まだ敵に取られた訳じゃない」

二等「そうですよ!歩兵さんなら勝家様を守れますよ!」

歩兵「そうかなぁ…はぁ…」

イケメン「くよくよしないでよ」

歩兵「あ…イケメンさん……」

イケメン「勝家様は君と一緒に守らなきゃ意味が無いだろ?」

歩兵「そうですけど…何か不安で…」

イケメン「大丈夫!君が駄目なら僕が補うから!」

歩兵「は、はあ」

イケメン「じゃあ後でね?」

二等「なんじゃ?あの気に食わない奴つ」

歩兵「あぁ…新しく入ったイケメンだよ」

上等「こりゃ取り合いになるな?」

歩兵「何の?」

上等「いやぁ…何でも」

歩兵「はぁ…」

その頃… 勝家の宿舎

イケメン「勝家様~?おられますか~」

勝家「な、何だ?」

イケメン「そんな構えないでくださいよ~、取って食う訳じゃ無いんですから~」

勝家「ああ、すまない…で?何の用だ?」

イケメン「ああ!すいません…いやね?さっき歩兵さんに会って来たんですけど何か、パッとし無い人ですね?」

勝家(いきなり来て何だこいつ?それに歩兵の陰口叩いてる…何か腹立つな…)

イケメン「いやぁすいませんいきなり来てこんな事言って…ですが気を付けて下さいね?歩兵さん…何か企んでますよ…」

勝家「な、何が言いたい」

イケメン「いえ、ですが夜は気を付けて下さいませ…それでは」

勝家「な、何だよあいつ」

次の日

信奈「皆!次の戦の場所が判ったわよ!島よ!」

良晴「島ぁ?何処の島だ?」

長秀「伊勢の国に近い島です、どうやら周りには岩礁があり
我々が上陸するのは、難しい様です」

信奈「何が難しいの?」

長秀「はい、敵は岩の一つ一つを把握しており易々と上陸します」

良晴「何かメンドイ戦になりそうだな...歩兵どうにか出来そうか?」

歩兵「はい、島嶼戦は、慣れたものです」

イケメン「......」

長屋…

隊長「島嶼戦か…また厄介なとこに陣を築いたな」

歩兵「とりあえず、作戦などを練らなければいけませんね」
ガラッ
イケ「歩兵?今大丈夫か?」

歩兵「うん、大丈夫だよ?」

イケ「ちょっとついて来てくれ」

歩兵「?わかった…」

長良裏…

歩兵「何?イケメン君」

イケメン「歩兵、率直に聞くお前勝家さんの事好きだろ?」

歩兵「え?!いや!そんな事…」

イケメン「まぁ隠すな、バレバレだ」

歩兵「……」

イケメン「いやぁな勝家さん…どうも他の奴を好きならしいんだ?」


歩兵「他の人…?」

イケメン「ああ、まぁ噂だがな結構かっこいいらしい」

歩兵「そ、そんな…」

イケメン「諦めろとは、言わないが…」

歩兵「あ…ありがとうイケメン君」
フラフラ…

イケメン「これで良しっと…」

長屋前…

歩兵 フラフラ…

隊長「ん?歩兵、どうした?」

曹長「体調でも悪いのか?」

歩兵「い…いえ…何でもありません」

隊長「そ…そうか…」
ガラガラ ピシャリ

曹長「…何かあったっぽいですね」

隊長「大丈夫か?あいつ…」


長屋…

歩兵(やっぱ、勝家様も女の子なんだよな…)

歩兵(あ~あ…やっぱ、勝家様も女の子なんだよな…)

歩兵(もしかして…勝家様、イケメン君の事が好きなのかな…)

歩兵(そうだったら、勝ち目ねぇじやん…)

勝家の宿泊…

勝家(歩兵が何か企んでる…?)

勝家(企んでるとしたら、何を企んでるんだ?)

勝家(まさか謀反…いや、あいつに限ってそんな筈は…)

勝家「はぁ…何か最近歩兵の事ばかり考えてるな…これはいけないな…」

次の日…

信奈「今日の所はこれにて終了!良晴?後であたしの部屋に来るように!」

良晴「…」

犬千代「ドンマイ」

勝家「なぁイケメン、歩兵が今日来てないが…何かあったのか?」

イケメン「さぁ?部屋で寝てるんじゃないですか?」

勝家「そうか…」

勝家「はぁ…」

イケメン(何だよ…そんなに歩兵の奴がいいのかよ…)

イケメン(早めに、あいつ潰すか…)

長屋...

歩兵「zzz...」

五右衛門「歩兵殿?起きるでござる、もう昼でござるよ」

歩兵「ん...あれ...?今何時ですか?!」

五右衛門「正午を少し過ぎまちた」

歩兵「は?!やば!何で起こしてくれなかったんですか!」

五右衛門「それがしは歩兵殿の親ではござらん」

歩兵「うわー...たいぎいの...」

五右衛門「とりあえず、勝家殿に謝っておいた方が良いでごじゃる、
歩兵殿のの事をかなり心配ちておりまちた」

歩兵「そうだよね...ちょっと行ってくる」

勝家宅...

歩兵「....」

勝家「....」

歩兵「あ..あの..」

勝家「黙れ」

歩兵「は...はい」

勝家「貴様自分が何したか、判ってるのか?」

歩兵「すみません...」

勝家「正直...お前には失望した」

歩兵(何で寝坊してこんなに罵られてんだろう)

勝家「まったく...そんなんでよく部隊を指揮出来たな?」

歩兵(ん?部隊って...ああ、前にいたとこか...)

勝家「まあ、お前が指揮出来る位なんだからな、その程度の部隊なんだろうな」

歩兵「ちょっと待ってください、僕の元いた部隊は関係無いと思いますが…」

勝家「何だ?寝坊した分際で口答えするのか?」

歩兵「いや…そうでは無くて…」

勝家「やはり、その程度の人間が指揮出来た部隊だ、その程度の人間が集まってるんだろうな」

歩兵 ブチ…

歩兵「おい…二回も言う事は無いだろ…?」

勝家「な…何だと?」

歩兵「てめぇ、さっきから黙って聞いてりゃぁ調子に乗りやがって…」

勝家「貴様…!家臣の分際で…」

歩兵 ドンッ!

勝家 ビクッ

歩兵「ワシに嫌味を言うならまだ良いが南方で死んで行った仲間に文句を言うなら話は別だ…」

勝家「う…うるさい…」

歩兵「勝家様…あんたは、泥水啜ってまで戦った事はあるか…?」

勝家「え…?」

歩兵「知らない国で、知らない人達を守る為に戦った事はあるか?」

勝家「…」

歩兵「無いよな?こんな小せえ島国で天下統一って言うだけの夢の為に戦っただけだよな?」

勝家「き…貴様…信奈様の夢を侮辱するのか…?」

歩兵「侮辱する気は無い、だがな?人の大切な…仲間を侮辱するなら話は別だ…」

勝家「…」

勝家「出て行け…」

歩兵「へ…?」

勝家「出て行け!今すぐ!」

歩兵(あっ…やばいかもしれない…)

勝家「早く!出て行け!」ヒュッ!
ガンッ!
歩兵「うお!わ…分かりました!出て行きますから!」
ガラガラ

長屋…

歩兵 ハァハァ…

良晴「あれ?歩兵どうしたんだ?今日来てなかったし」

歩兵「い…いえ…何でも、ないですよ」ハァハァ…

良晴「そ…そうか…じゃあ後でな」

歩兵「はい…」

歩兵(勝家様に怒ってしまった…もしかして、やばいかもしれない)

歩兵(どうしよ…)

五右衛門「派手に怒らせてしまったでごじゃるな?」

歩兵「ご…五右衛門さん?」

五右衛門「少々厄介な事があるかもしれませぬから気をちゅけてくだしゃりませ…」

歩兵「…」

五右衛門「さ…さらば!」
シュタッ!

勝家宅

勝家「ヒック…グスン…バカァ…歩兵のバカァ…」

長秀「か…勝家さん…?」

勝家「?!な…長秀?!ど…どうかしたのか?」

長秀「今…泣いておりませんでしたか?」

勝家「な…泣いてなんか無い!」

長秀「そうですか…」

長秀(勝家さんと歩兵さんの間に何か良からぬ事がありましたね…)

長秀「まぁ、今すぐって訳でも無いので今日はお休みなさい?」

勝家「そ…そんな事は…」

長秀「良いから…ね?」

勝家「あ…ああ…わかった…」

長屋...

歩兵「ハァ...」
ガラっ!
歩兵「!?」

長秀「失礼します」

歩兵「あ...どうも...」

長秀「もう、判ってますよね?」

歩兵「は...はあ...」

長秀「....」

歩兵「か...勝家様が謝るまで、あ...謝る気は、ありませんから」

長秀「いえ、その事参ったのでは無く信奈様が集合しろ、とのことです」

歩兵「あ...はい」

本丸...

信奈「みんな、明日は待ちに待った海水浴よ!」

歩兵(聞いてねえよ...)

信奈「みんな、準備は済んだ?」

「「「はい!」」」

歩兵(え~...だから聞いてねえよ)

何処かの砂浜…
ザザン…

信奈「う~ん!程良い潮の香り!」

良晴「おいおい、あまりはしゃぐなよ?
信奈」

信奈「分かってるわよ!さぁ早く泳ぐわよ!良晴!」ガシッ!

良晴「ちょっ…うわわわわ!」
ザッパ~ン!
犬千代「犬千代もやる…」ダダッ

勝家「……」

歩兵(勝家様…ありゃ間違いなく怒ってるな…近づき難い…)

イケ「勝家様ぁ~!」タタタッ!

勝家「な…何だ?!いきなり!」

イケ「俺と泳ぎましょう!」ガシッ!

勝家「え?え?ちょ…キャー!」
ザッパ~ン!

歩兵(はぁ…ありゃもうだめだな…)

長秀「歩兵さん?泳がないのですか?」

歩兵「な…長秀様…いや、ちょっと考え事を」

長秀「勝家さんの事ですか?」

歩兵「は…はい…」

長秀「私もびっくりしましたよ?まさか勝家さんが泣いてるなんて…」

歩兵「す…すいません…」

長秀「まぁ、生きていれば、意見の相違は絶対にあります」

歩兵「はい…」

長秀「沢山喧嘩して、沢山喜び合ってそうして、信頼が生まれるんです」

歩兵「はい」

長秀「先ずは仲直りからですよ?」

歩兵「はい!」

歩兵「よし!行くぞ!」ツカツカ…

長秀「頑張って…」

歩兵「?あれ、あの二人は?」

良晴「ああ、彼奴等なら岩場に行ったっぽいぜ?」

歩兵「あ…ありがとうございます」
フラフラ…
良晴(歩兵…大丈夫か?)

()

>>185笑って無いでなんか書き込んでくれよ寂しいだろ

勝家「はあ....」

イケ「勝家様?何かあったんですか?」

勝家「い...いや..何でも無い...」

イケ「そうですか...悩みがあったら言ってくださいね?」

勝家「ああ...」

イケ「....」(こりゃ...歩兵と何かあったな...潰すなら今のうちかな?)

勝家「はあ...」

砂浜...

歩兵 フラフラ...

長秀「どうかしたのですか?」

歩兵「何でも無いです...」

長秀「は...はあ...」

歩兵「ちょっと、僕帰りますは...」

長秀「え?来たばかりなのに...」

歩兵「すいません...」

長秀「はい...」



長屋...

二等兵「いいなあぁ...歩兵さん今ごろ勝家さんといちゃいちゃしてんだろうな」

一等兵「そうだろうな...はあ...家族に会いたい...」

歩兵 フラフラ...

二等兵「歩兵さん!?」

一等兵「どうしたんだ?」

歩兵「いや...何でもないよ...」

二等兵「何でも無いって...」

一等兵「とりあえず、休め?な?」

歩兵「ああ...」

ガラガラ...

二等兵「何か会ったんですかね?」

一等兵「知らないが...今は、一人にしてやれ」

二等兵「はい...」

歩兵の部屋

歩兵「はあ~...」
ゴロン
歩兵(どうしましょ...)

歩兵(あいつらが、こんなの見たらなんて言うだろうか...)

南方の島...

隊長(現歩兵)「弾切れだ!」

一等兵「こちらもです!」

伍長「どうしましょう...突撃しますか?」

隊長「いや、撤退だ!第三防衛陣地まで撤退!」

「「「はっ!」」」

ダダダダダダダダダ....

ドーン...

隊長「.....」ハアハア
ドサッ!
伍長「...」

隊長「部隊は、何処に行った...?」

伍長「撤退...したんですかね?」

一等兵「隊長?二等兵は...?治療出来るんですか...?」



隊長「無理だ...撤退した一個師団が全部持ってった...」

一等兵「そんな...」

二等兵「ア...アア..タイチョウ...」

隊長「喋るな!静かにしてろ...いいな?」

二等兵「自分を...ここに、置いて行ってください...」

一等兵「何言ってんだ!嫌に決まってんだろ!」

二等兵「ですが...このまま連れて行っては行軍に支障がでます...」

一等兵「デ...でもよ...」

伍長「隊長...いかがいたしましょう...」

隊長「くそっ...!」

ヒューン... ズガーン!

伍長「今のはかなり近いですよ...」

隊長「置いていこう...」

一等兵「え...?」

隊長「二等兵を置いていくぞ...」

一等兵「そんな!本気ですか?!」

伍長「大丈夫だ!まだ死ぬと決まった訳じゃ無い!」

隊長「そうだ、二等兵必ず迎えに来る!」

二等兵「あ...ありがとうございます...」

一等兵「...」

伍長「行くぞ...」

一等兵「はい...」

隊長「クソッ...」
.......
.....
...

指令壕

参謀「大本営に打電『我ラノ戦力モ遂二残リ僅カトナリ願ワクバ兵ノ増援ヲ求ム』」

通信「はっ」ツーツートンツーツ...

副参謀「そろそろ敵もこちらの砦に気付くでしょうね」

参謀「ああ...それまでに、増援が来てくれれば良いがな...」

通信「大本営より入電!『只今増援ヲ前線ニ向カワセテイル最中デアル
ソレマデ持チコタエテホシイ』とのことです!」

参謀「それが間に合えばいいがな」

副参謀「はい」
.......
.....
...

歩兵 zzz...

イケ「歩兵!起きろ!」

歩兵「ん...?ああ、おはようございます...」

イケ「全く...早く来いよ?」

歩兵「はい」
ガラガラ...

歩兵「...ああ..夢か...」

歩兵「はぁ...」

本丸

勝家 ソワソワ...

イケ「勝家様?どうかしたんですか?」

勝家ビクッ「い...いや、何でも無い...」

長秀「そろそろ時間です、みなさん集まって無いかt...
ガラ

歩兵「申し訳ありません、遅くなりました!」

信奈「今日は、キチンと来たのね?じゃあ始めるわよ」


歩兵 ストン

勝家 ヨコガオチラッ

歩兵「....」

勝家ズキッ

勝家(..何であたしが胸を痛める必要が有る...そうだ、アイツが悪いんだ)

歩兵zzz...

勝家「...」

.......
.....
..。

信奈「と!言う訳で、今日のとこは、終了!」

良晴「いようし!城下町に行くかな!」

犬千代「私も行く...」

半兵衛「私も行きます」


勝家「ほ...歩へ...

歩兵 スクッスタスタ

勝家「....」

イケ「勝家様!街行きましょうよ!」

勝家「あ...ああ」



長屋...

歩兵「....」

隊長「お前...いつまでツンツンする気だ?」

伍長「流石に勝家さん可哀想ですよ...?」

歩兵「...」

隊長「まぁ、気持ちは分からんでも無いが...」

歩兵「もう、良いんです」

伍長「へ?」
ガラガラ...

隊長「....」

海軍少将の息子が陸軍の兵卒なのはオカシイ

あと海軍には女は向かない

>>202自分の曾祖父は海軍の上官的立ち位置でしたけど祖父は陸軍の一等兵でした

そこはssですから

歩兵「...」

歩兵「そろそろヤバいな...」

歩兵「はあ~...謝ろう...」

歩兵(でも、どうやって...?)

コンコン...

歩兵「あ...どうぞ」

長秀「失礼いたします」

歩兵「あ...長秀様...」

長秀「どうですか?謝る決心は着きました?」

歩兵「決心は着いたのですが...なんて言おうか迷っちゃって..」

長秀「そうですか...う~ん...ここはやはり、深く考えず、軽い感じで言ってみましょうか?」

歩兵「軽い...感じですか...」

長秀「はい」

歩兵「...そうですよね...分かりました、それで言ってみます」

長秀「頑張って下さい、それでは」
ガラガラ...

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom