男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」(1000)

男「ホームレスの美樹さんが盗みを働いている画像作りだ」

男「ネットで拾った、万引きの瞬間を捉えた監視カメラの画像をベースにして美樹さんの顔を合成……」カチカチ

男「雰囲気を出すために、ほっかむりもつけて……と」カチッ

男「うーむ、いまいちな出来だな」

男「よし、美樹さんのアホさを表現するのとシュールさを演出するために、万引きしてるすぐ隣に美樹さんを凝視してる警備員を配置しておこう」カチカチ

男「せっかく作ったんだし裏サイトに投稿しとくか。美樹さやかが万引きしてて捕まった時の画像下さい……」カタカタ

男「ふう。一仕事終わったな」

男「万引き女学生お仕置き物の動画でも見るか」カチカチ

男「これでいいや」カチ

男「はぁはぁ……はぁはぁ……」シコシコ

男「うっ」ドピュ

男「ふぅ……」

男「……」

男「またオナニーをしてしまった……」

男「もういいや、疲れたし寝よう……」

男「Zzzzzz....」

男「……む……」

男「起きたぞ、今何時だ」

男「夕方5時か。もう学校も終わった頃だな……」

男「よし、オナニーしよう」

男「はぁはぁ……はぁはぁ……」シコシコ

男「はぁはぁ……」シコシコシコシコ

ピンポーン

男「はぁはぁはぁはぁ……」シコシコシコシコ

ピンポーン ピンポーン

男「くそっ、誰だ。今いいところなのに……」


1.出る
2.無視してオナニー

↓2

男「仕方ない、出るか」

男「ささっと服を着て……っと」

男「はいはい、どちらさん?」

ガラッ

幼馴染「うわこの家イカ臭っ」

男「昨日からずっとオナニーばかりしてたんだ」

幼馴染「戸が開いた瞬間臭いがモワッって出てきた……」

男「ふん、そうは言うがお前の大好きな匂いだろう?」

幼馴染「いや、正直勘弁してほしいんだけど」

男「うるさい、何の用か早く言え」

幼馴染「男が学校休んだからプリント届けに来た」

男「わかった寄越せ」

男(俺は幼馴染の持つプリントに手を伸ばした)

幼馴染「ぐえっえんがちょ」

男(しかし避けられた)

男「おい、ふざけるな。俺は今取り込み中なんだ、早くそれを寄越して帰れ」

幼馴染「ここに置いとくから勝手に拾って……」

男「何? それは礼儀に反するだろう。どうしてちゃんと手渡ししないんだ」

男「早く寄越せ」

幼馴染「いやでも……その手に間接的にでも触れたくないんだけど……」

男「……」

幼馴染「じゃあ帰るから……ごめん、ちょっと今日はキモさがキャパ超えててついていけなかった……」

幼馴染「まじごめんね……」

男「そうか……」

幼馴染「明日はいつも通りの男に戻ってくれてると嬉しいな……」

男「……」

男「くそっ、なんだよ。オナニーくらい中学生なら誰でもしてるだろ」

男「再開だ再開。あんなビッチの言う事は忘れよう」

男「はぁはぁ……」シコシコ

男「はぁはぁ…………」シコシコシコ

男「はぁはぁはぁはぁ……」シコシコシコシコ

ピンポーン

男「はぁはぁはぁ……」シコシコ

ピンポーン ピンポーン

男「くそっ、誰だ! 今いいところなんだぞ!」


1.出る
2.無視してオナニー

↓2

男「はいはい! どちらさん!?」

ガラッ

ゆま「あ、おにーちゃん!!」

マミ「こんばんは、男君」

杏子「……」

男「なんだ、三人して」

マミ「三人で私の家でお茶会を開いてたんだけど……男君が今日学校を休んでたって話をしたら、ね」

ゆま「おにーちゃん、おなか大丈夫? 昨日地面におちたもの食べたからおなかこわしたんじゃ……?」

マミ「ってゆまちゃんがいうから……学校に電話して、先生から男君の住所を聞いて様子を見に来たの」

男「そうか……」

ゆま「おにーちゃん、おなかが痛くって学校休んだんだよね?」

ゆま「だから食べちゃダメっていったのに……」

男「↓2」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「あ゛り゛が゛と゛う゛! 」

ドン!

男(俺は大泣きしながら感謝の言葉を口にした)

男「心配してわざわざ来てくれるなんて本当にすまない!」

マミ「え、ええ……」

ゆま「だっておにーちゃんはわたしのために……」

男「あれは俺が自分の意志でやった事だ……ゆまちゃんが気に病む必要なんて全くない。だから元気を出してくれ」

男(俺はキリッとした表情で言った)

男(これで俺の株は急上昇。マミさんと今まで以上に親密な関係を築けるのは間違いないだろう)

男「みんな、今日はありがとう。こんな俺なんかのために来てくれた、その気持ちだけで十分だ」

男「全く、俺には勿体無いくらいの気遣いだよ……」

杏子「全くもってその通りだね」

杏子「もう戻らない? せっかくのケーキ、食いかけだし」

男「黙れェェェェェェェ余計な事言うなやァァァァァ死ねェェェェェ」

シュッ

男(俺は杏子ちゃんの顔面に右ストレートを放った)

杏子「……ふんっ!」

バキッ

男「クロスカウンターとはやるじゃないか」

バタッ

男(俺はその場に倒れこみ、そのまま意識を失った……)

男「う、うーん……」

ゆま「あ、おにーちゃん起きたよ!」

マミ「大丈夫? 男君」

男「くっ、頭がクラクラする……なんで俺は寝てたんだ?」

男「そうか、思い出した。俺は杏子ちゃんに突然殴られて気絶してたんだ」

マミ「どうやら記憶が混乱しているみたいね……」

男「ここは俺の家の中か?」

マミ「ええ。無断で申し訳ないけれど、気絶した貴方をそのままにはしておけなくて。運び込ませてもらったわ」

男「ありがとう……」

ゆま「ごめんねおにーちゃん。でも、キョーコはとっても強いから、ケンカはしないほうがいいよ」

杏子「なー、なんかこの家臭くね……? 早くマミの家に戻りたい……」

マミ「もう、佐倉さん! ……でも、本当にちょっと匂うわね」

マミ「男君は一人暮らしよね? ちゃんと掃除はしてる?」

男「実はあんまり……」

マミ「ダメよ、そんなことじゃ。清潔な部屋で生活しないと、病気になってしまうわ」

男「……」

マミ「男君は具合が悪いのよね? ちょっと家の中の様子を見てくるから、ここでおとなしくしててね」

ゆま「ゆまも行くー!」

男「↓2」

すみません、今日はこれだけです。

ありがとうございました。

男「大丈夫だ、問題ない」

男「見られて困る物は何も無い。ここは厚意に甘えて掃除をお願いするとしよう」

杏子「……なあ」

男「ん?」

杏子「なんか食いもんない?」

男「ない」

杏子「ちょっと冷蔵庫見ていい?」

男「駄目だ」

杏子「……」ゴソゴソ

男「おい、勝手に棚を漁るな」

杏子「あ」

男「どうした」

杏子「ルマンドあるじゃん」

男「杏子ちゃんって他人の気持ちとか都合とかって考えないのか?」

男「そもそも許可無く人の物を取るのは泥棒だぞ。ゆまちゃんに悪影響を及ぼすだろ」

杏子「確かに……」ポリポリ

男「食うなよ」

マミ「男君?」

男「巴さん。聞いてくれ、杏子ちゃんが……」

マミ「部屋に吊ってあったこの絵なんだけど……なんだか汚れてるみたいだし、どうすればいいのかしら?」

ゆま「わたしの絵だよね、これ」

男「それは……」


1.捨ててくれ
2.食べてくれ

男「捨ててくれ。ちょっと手違いで汚れてしまった失敗作なんだ」

マミ「え、いいの? ……まあ、男君がそういうなら処分はしておくけれど」

男「ああ、頼む」

マミ「うーん、それにしても、一体何で汚したの? この家の匂いの原因ってこれみたいなんだけど……」

マミ「ちょっとベタベタするし……」

ゆま「ねー」

男「細かい事はいいじゃないか」

杏子「……」ポリポリ

マミ「まあいいけど……それじゃあ掃除の続きをしてくるわね」

男「あ、ああ。なんか悪いな」

マミ「いいのよ。だって私達、お友達でしょう?」

マミ「お友達がまた具合を悪くしたら嫌だもの」

男(マミさんはそう言って俺の部屋に入っていった……)

杏子「……」ポリポリ

ゆま「キョーコもいっしょにおそーじする?」

杏子「するわけねーだろ、馬鹿じゃねーの」

ゆま「むー……ちょっと聞いただけなのに、バカって言うのひどいよ」

男(ゆまちゃんも俺の部屋に入っていく……)

男「……」

杏子「……」ポリポリ

男「……」

杏子「……」ポリポリ

男(うーむ、俺が言うのもなんだがこの子は自分一人だけ菓子食っててなんとも思わないのか)

男(マイペースすぎる。しかも俺を無視して無言でルマンドを食い続けてるし……理解し難いぞ……)

杏子「……」ポリポリ

男(彼女の事をよく知るためにも、なにか話題を振ってみるか)

男「杏子ちゃん……」

男「↓2」

すみません、今日もこれだけです

男「いくらなんでも自分勝手すぎるだろ。勝手に人の家の物を食うな」

杏子「……」ポリポリ

男「っておい、ルマンドの破片こぼれてるぞ。食い方に気をつけろよ」

男「他の二人が掃除してる一方で杏子ちゃんだけは逆に家を汚すのかよ。どうして二人と一緒に掃除に行かないんだ」

杏子「なんでアタシがお前の家を掃除しないといけないのさ」

男「女は男に尽くすものだろ」

杏子「アホらし……」

男「ほら、さっさと掃除してこい」

男(俺は杏子ちゃんの手からルマンドの袋を取り上げた)

杏子「……」

杏子「あーもう、うるせーな……だから来たくなかったんだよ……」

男「俺も別に呼んでないけどな」

杏子「帰る」

男「帰れ」



マミ「掃除、終わったわ。……あら、佐倉さんは?」

男「どっか行った」

マミ「え?」

ゆま「どこかってどこ?」

男「知らん」

ゆま「えー……」

マミ「うーん、困ったわね。佐倉さんは携帯も持ってないし、出歩かれると連絡もつけられないんだけど……」

男「杏子ちゃんなんてほっといてここでお茶会しようぜ」

男「この機会に二人ともっと仲良くなりたいな♪」

マミ「あら、男君は体調が悪いんでしょう?」

マミ「私達は佐倉さんを探しに行くから、ゆっくり休んでね」

ゆま「うん。無理しちゃダメだよ、おにーちゃん」

男「待ってくれ、俺は別に具合なんて悪くない」

男「だから一緒に遊ぼう」

マミ「ダメ。学校まで休んだんだから、今日はしっかり体調を整えるのに使わないといけないわ」

マミ「元気になったらまた明日、学校で会いましょうね」

ゆま「またね!」

男「……」

男「二人とも帰ってしまった……」

男「また一人か……」

男「……」

男(ふらふらと部屋に戻ると、微妙に散らかっていたさっきまでとは違いきちんと整頓されていた)

男「こんな俺なんかのためにありがたいことだ……」

男「こんなにいい友人に迷惑はかけられない……明日からは……またちゃんと学校にいくべきだな……」

男「厚意に報いるため、もう一度社会としっかり向き合おう……もう一度『人間』になるべく、俺は立ち上がるんだ……」

男「……」

男「……これは……?」

男(何気なく床を見ると、髪の毛が2本落ちていた)

男(一本は黄色、もう一本は緑色だ)

男(俺は……)


1.黄色い髪の毛を拾い上げた
2.緑色の髪の毛を拾い上げた
3.二本ともゴミ箱に捨てた

↓2

男「全く、しょうがないな二人とも」

男(俺は髪の毛を拾い上げると、ゴミ箱に落とし入れた)

男「よし、明日からはちゃんと真面目に学校に通うぞ」

男「鹿目さんとの事も、男として責任を取ろう。別に彼女が嫌いなわけじゃないんだ。いや、むしろ今時珍しい純粋でやさしい性格には好感が持てる」

男「これからゆっくりと仲を深めていこう」

男「そう、俺の青春は始まったばかりだ!」





数週間後

男「台風で仲の良かった子達はみんな死んでしまった……」

男「悲しい……」


GAME OVER

男「はっ、夢か……」

男「……」

男「……これは……?」

男(何気なく床を見ると、髪の毛が2本落ちていた)

男(一本は黄色、もう一本は緑色だ)

男(俺は……)


1.黄色い髪の毛を拾い上げた
2.緑色の髪の毛を拾い上げた

↓2

男(俺は緑色の髪の毛を拾い上げた)

男「これ、ゆまちゃんの毛か?」

男「……」

男「ペロペロ……」

男「するわけがない。俺は変態じゃない」

男(俺は下半身裸になり、ゆまちゃんの髪の毛を両手で持ち、肉棒に研ぐように擦り付けた)

男「はぁはぁ……はぁはぁ……」

男(オナニーという行為はバイオリンの演奏に似ている)

男(ゆまちゃんの髪という弦を、俺の肉棒という弓を使って奏でるのだ)

男「はぁはぁ……うっ」ドピュ

男「ふぅ……」

男「美樹さんにもオナニーとバイオリンの演奏が似ている論をメールで伝えよう」

男「賛同してくれるといいんだが……」ポチポチ

男「さて、時刻は夜6時だ。これからどうしよう?」

↓2

男「ジョギングに出るぞ」

男「煩悩は健全な精神が打ち払ってくれる。健康的に汗を流して性欲も発散させるんだ」

男「学校指定のジャージに着替えて……さあ行こう」



タッタッタッタッタ

男「はぁはぁ……」

男「はぁはぁ……」

男「ふぅ、いい汗かいたな。ちょっとそこの公園で休憩していくか」



男(もう7時近いこともあってか、公園には人の姿は見当たらない)

男「ゆっくり出来るな」

男(用意していた水筒の水を飲みながらゆっくりとクールダウンする。これはスポーツマンだけが味わえる憩いの時間だ)

ゆま「おにーちゃん?」

男「ん、ゆまちゃん?」

ゆま「何してるの、おなかもう大丈夫なの?」

男「うむ。ジョギングしてた。ゆまちゃんはどうしたんだ、杏子ちゃんは一緒じゃないのか」

ゆま「あ、うん……」

男「もしかして、あの後見つかってないのか」

ゆま「……うん」

ゆま「キョーコ、どこに行っちゃったのかな……危ない目に遭ってないかな?」

男「うーむ……」

ゆま「このまま見つからなかったらどうしよう……」

男「↓2」


1.大丈夫、きっと見つかるさ
2.魔女に殺されたのかもな
3.ゆまちゃんが邪魔になって逃げたんだろう

男「大丈夫、きっと見つかるさ」

ゆま「……でも、ずっと探してるのに……」

男「杏子ちゃんがゆまちゃんを置いてどこかに行くわけがない。傍から見てても二人は仲が良かったからな」

ゆま「そ、そうかな?」

男「きっとまだ探してない場所に居るんだろう。いや、もしかすると向こうもゆまちゃんを探してあちこち歩いているせいで見つからないのかもな」

ゆま「……うん、そうかもしれないね」

ゆま「ありがとうおにーちゃん! ゆま、もうちょっと頑張ってさがしてみる!」

男「ああ」

ゆま「バイバイ、またね!」

男「↓2」


1.俺も一緒に行く
2.杏子ちゃんを見かけたらこの公園で待つように伝えておこう

男「待て、俺も一緒に探そう」

ゆま「え? で、でも……」

男「もう夜だぞ。ゆまちゃんくらいの子が一人で出歩いてたら、警官に出くわした時に声をかけられるかも知れない」

男「ゆまちゃんが今現在、戸籍上どうなってるかは知らないけど、色々とまずいんじゃないか?」

ゆま「こせきって……? わたし、よくわからない……」

男「とにかく一人で歩くのはよくないんだ。ここは俺も一緒に居させてくれ」

ゆま「う、うん」

ゆま「ありがとう、おにーちゃん」

男「いいってことよ」

男「それで、どこから探す?」

ゆま「このへんはもう全部探したよ」

男「そうか。じゃあ普段よく行く場所とかは?」

ゆま「キョーコはよくゲームセンターに行くんだけど、それも近くのゲームセンターにはいなかったの」

男「ゆまちゃんをほっといてゲーセンで遊んでたらカス過ぎるだろ……」

男「どうしよう」


1.誰かに電話をかける
2.どこかに移動する
3.帰宅する

↓2

男「電話をかけよう」

ゆま「電話?」

男「闇雲にただ捜しても見つかる可能性は低い。でたらめに歩いて偶然杏子ちゃんをみかけることに賭けるようなものだからな」

ゆま「う、うん。確かにそうかも」

男「となると、必然的に情報戦になる。情報網を利用し、ここに居ながら杏子ちゃんの居場所を特定するんだ」

男「それが大人のやり方ってもんだぜ」

ゆま「すごい! おにーちゃんかっこいい!」

男「ふっ……」

ゆま「それで、どこにかけるの?」

男「↓2だ」

男「幼馴染にかけるぞ」

ゆま「だれ?」

男「隣の家に住んでいるビッチだ」

ゆま「ビッチってなに?」

男「杏子ちゃんみたいな女の子の事だ」

ゆま「キョーコはビッチなの? へー」

男「よし、かけるぞ」

prrrrrrr prrrrrrr

幼馴染『はい』

男「俺だ」

幼馴染『うん』

男「杏子ちゃんがどこにいるか知らないか?」

幼馴染『杏子ちゃん?』

男「佐倉杏子だ」

幼馴染『名前だけ言われてもわからないんだけど』

男「もういい、この役立たずが!!!」

プツッ

男「ふう……」

ゆま「ど、どうしたの。急に怒って……」

男「なんでもない、大丈夫だ」

男「全ては順調だ。俺に任せろ」

ゆま「う、うん……」

男「次は誰に電話しようかな……」

ゆま「あ!」

男「ん?」

ゆま「キョーコだ! ねえキョーコ! こっちこっち!」

杏子「ゆま! ったく、どこ行ってたんだよ……」

ゆま「もう、先にどこかに行っちゃったのはキョーコのほうでしょ!」

杏子「ま、まあそうなんだけどさ……」

杏子「いやでも、近くをブラブラしてからあいつの家に戻っても誰もいないからさ。アタシだって悪気があったわけじゃ……」

ゆま「むー……」

杏子「ぁー……」

ゆま「……むむむ」

杏子「ぅー……」

杏子「わ、悪かった。勝手にいなくなってごめんな、ゆま」

ゆま「……」

ゆま「うん、ゆるしてあげる!」

杏子「そ、そうか?」

ゆま「うん! ……あ、そうだ。おにーちゃんもキョーコを探すのを手伝ってくれたんだよ。ちゃんとお礼言わなきゃダメだよ」

杏子「あれ、お前居たのか」

男「↓2」

今日はここまでにします。ありがとうございました。

男「見つかってよかったな、ゆまちゃん」

ゆま「うん!」

男(満面の笑みで応えるゆまちゃん。やはり子供は素直が一番だな)

ゆま「ほら、キョーコもお礼言って」

杏子「い、嫌だよ。なんでアタシが……」

男「↓2」


1.お礼なんていいぞ、杏子ちゃん。俺は何もしてないからな。
2.お礼なんていいぞ、杏子ちゃん。ゆまちゃんが困っているのを放っておけなかっただけだ。
3.早く頭下げろよ、低学歴のクズが……でないと経費として電話代請求するぞ?

男「お礼なんていいぞ、杏子ちゃん」

杏子「……」

ゆま「でも……」

男「ゆまちゃん。困っている人を助けたいという気持ちと、困っている人を助けて感謝されたいという気持ちは全くの別物なんだ」

男「俺は俺なりのポリシーに基づいて行動しただけだ。俺はゆまちゃんが困っているのを放っておけなくて手伝っただけだし、別にその事に対してお礼を言われなくっても何ともない」

男「見返りなんて一切なくても人のために動ける、かっこいい男を目指してるんだ、俺は」

ゆま「お、おにーちゃん、カッコいい……! テレビに出てくるヒーローみたい!」

杏子「う、嘘くせー……! っていうか絶対デタラメ言ってるだろ、おい……」

男「いいさ。……信用は行動で勝ち得るのみだ」

杏子「あーわかったわかった。じゃあアタシ達はもう行くからな」

ゆま「ねねね、おにーちゃん! いっしょにゴハン食べようよ!」

男「何?」

杏子「馬鹿、余計な事言うなって」

ゆま「みんなで食べた方が楽しいよ!」

ゆま「それにキョーコ言ってたよね、魔法少女の事を全部知って受け入れてくれる知り合いはきちょーだって。仲良くしないとって」

杏子「いや、でもな、こいつは……」

男「↓2」


1.誘ったからには当然そっちの奢りなんだろうな?
2.杏子ちゃんとお近づきになれる滅多にないチャンスだ。ご一緒させてもらうよ。
3.ゆまちゃんと食事が出来るなんてうれしいな。一緒に食べよう。

男「ゆまちゃんと食事が出来るなんてうれしいな。是非一緒に食べよう」

ゆま「やったー!」

杏子「おい……」

男「まあまあ。今日くらいは大目にみてやってくれ」

杏子「はぁ?」

ゆま「ね、どこで食べる!? おにーちゃんっていつも何食べてるの!?」

男「こんなに喜んでくれてるし、俺も大人しくしてるからさ」

杏子「……」

杏子「はぁ……まあいいか」



男(俺たちは近所のファミレスで食事を楽しんだ)

男「見ろゆまちゃん。ドリンクバーのメロンソーダとコーラを混ぜてメロンコーラだ」

ゆま「ま、まぜるのってやってもいいの?」

男「もちろんOKだ。ただし作った分は必ず飲まないといけないから、変な組み合わせはやめておいたほうがいいぞ」ズズズ

男「うむ、うまい」

ゆま「そうなんだ……」

男(ゆまちゃんはドリンクのミックスに興味津々のようだ)

ゆま「ねえキョーコ、わたしもやってもいいかな?」

杏子「いいけど」

ゆま「いいの!? わーい!」

杏子「でも、絶対に全部飲めよ? 飲み物をおもちゃにしたら怒るからな」

ゆま「う、うん。わかった……」

ゆま「ねえ、おにーちゃん。他におススメの混ぜ方とかあるかな?」

杏子「……」

男「そうだな……」

男(色々組み合わせはあるけど、杏子ちゃんが口出ししたそうにしているのも気になる……)

男「↓2」


1.杏子ちゃんってこういうの詳しそうだよな
2.コーヒーとコーラがかなりおススメだ
3.カルピスは何にでもそこそこ合うぞ

男「こういうのは俺より杏子ちゃんの方が詳しそうなイメージがあるんだが……」

ゆま「そうなの、キョーコ?」

杏子「別に詳しくはねーよ……」

ゆま「詳しくないって、おにーちゃん」

杏子「あーでも、この前ジンジャーエールとコーラとオレンジジュースを適当に混ぜたら、なかなかいけたな」

ゆま「へー、じゃあわたしもそれにする」

男(ゆまちゃんがコップを持って席を立つ。それを追うように杏子ちゃんも席を立った)

杏子「あー待て待て、ただ混ぜりゃいいってもんでもない。ベストな割合があるんだよ」

ゆま「そうなんだ……」

杏子「ちょっとコップ貸してみろ。見本見せてやるよ」

ゆま「う、うん。キョーコ先生、お願いします!」



ゆま「わあ、変わった味……!」

ゆま「でも、とってもおいしいね! やっぱりキョーコってすごいね、なんでも知ってるんだ!」

杏子「バ、バカ。こんなもんで大げさだっての」



男「ふう、食った食った」

ゆま「ゆまもおなかいっぱい!」

杏子「ジュース飲みすぎだっての。腹壊してもしらないぞ……」

男「じゃあそろそろ出るか。今日は誘ってくれてありがとうな!」

杏子「こっちこそ悪いな、二人も揃って。ごちそうさん」

男「ん?」

杏子「……あ、いや、なんでもない」

男(今のは杏子ちゃんなりの冗談のつもりだったのか?)

男「↓2」


1.あわよくば本当におごってもらおうとか思ってないか? だとしたらちょっと卑しすぎるぞ
2.ゆまちゃん、一つだけ好きなお菓子を買ってやろう
3.これがシスタージョークか……。

今日はこれだけにします。ありがとうございました。

男「見ろ、お菓子やおもちゃのコーナーがあるぞ」

ゆま「うん」

男「他では売ってないお菓子とかが置いてたりするんだよな。海外のやつとか」

ゆま「うん……ちょっと気になるけど、でも、お店の人がいつも近くにいるから……」

男「ん? 店員がいるからってなんだ……」

男「ああ。別に盗みをしないでも、欲しいなら普通に買えばいいだろ。なあ杏子ちゃん」

杏子「馬鹿、ああいうのは珍しいだけで別に美味くないんだよ」

杏子「美味かったらもっといろんな所で買えるだろうし、そんなもんに金出せるかよ」

男「む……」

ゆま「……」

男「でもゆまちゃんは興味あるみたいだぞ」

杏子「欲しけりゃ自分で手に入れたらいいさ。盗ってもいいし、お前の言うとおりに自分で稼いだ金で買ってもいい」

男「……」

ゆま「い、いいのおにーちゃん。わたしガマンするから」

男「でもなぁ……よし、俺からゆまちゃんにお菓子を一つプレゼントしよう」

ゆま「え?」

男「好きなのひとつだけ選んでいいぞ。遠慮することもない」

ゆま「キョーコ……」

杏子「勝手にすれば? アタシから買ってやることはないけど、他の奴がお前に物をやるのは止めないよ」

ゆま「……う、うー……」

ゆま「ほ、ホントにいいの? おにーちゃん」

男「一個だけな。なんでもいいぞ」

ゆま「わぁ」

トテテテテテ

男(ゆまちゃんは嬉しそうにお菓子コーナーに駆けていった)

杏子「ふん……ガキに物買ってやって餌付けかい?」

男「別にそういうわけじゃないけどな」

杏子「あいつには親も家もない。今ここで甘やかしても、結局は一人で生きていくしかないんだ」

杏子「お前じゃあいつを本当の意味で助けてはやれねーよ。中途半端な気持ちで甘やかそうとするのはやめとけ、あいつのためにならないから」

男「……」

杏子「……ちっ」

男「膣?」

ドスッ

男「おぼぉぉぉぉっ」

男(杏子ちゃんのボディブローが俺の腹に突き刺さった)

男「うぶっ……く、口の中でちょっと戻してしまった……」

男「いきなり何するんだおい! ほんのちょっとした冗談だろ!」

杏子「うわ臭っ! ちょ、お前……口ゆすいでこい!」



ゆま「わたし、これにする!」

男(嬉しそうにお菓子を取って戻ってきたゆまちゃん。手にしていたものは……)

男「地方限定の味のうんまい棒?」

ゆま「うんまい棒ならみんなで食べられるから、これがいいかなって」

ゆま「キョーコも大好きなんだよ!」

男「そうか、じゃあ清算してくる」

ゆま「うん!」

男(店から出た後……)

ゆま「今日はたのしかったね、おにーちゃん!」

ゆま「またいっしょに遊ぼうね!」

男「おう」

ゆま「あ、そうだ! おにーちゃんにもうんまい棒わけないと!」

ゆま「えーと、10本入りだから……3人で分けると……」

男「↓2」


1.2本でいいぞ
2.4本くれ
3.8本寄越せ

男「ありがとう。俺は2本もらおうかな」

ゆま「2本? ちょっと少ないよ」

男「見た事ない味だからちょっと試しに食ってみたいだけだ」

男「それはゆまちゃんに買ってあげたものだし、ゆまちゃんに楽しんで欲しいな。本当なら気持ちだけで十分なくらいだ」

ゆま「そ、そうなんだ」

男「そうだぞ」

ゆま「じゃあ……2本、はいどうぞ!」

男「ありがとう」

ゆま「こっちこそありがとう! 残りはキョーコとふたりでたべるね。今から楽しみ!」

男(屈託のない笑顔を俺に向けるゆまちゃん。俺は……)


1.彼女の助けになりたいと思った。
2.杏子ちゃんにはこの笑顔を守り抜いて欲しいと思った。
3.下半身に熱い滾りを感じた。

↓2

男(俺の下半身はかつてないほどに滾っていた)

男(い、いかん……ゆまちゃんを見て性的に興奮するなんて、まるで変態のロリコン野郎じゃないか)

男「くっ……」

ゆま「? おにーちゃん、なんで前かがみになってるの?」

男「いや、ちょっと食いすぎたかもしれん……」

ゆま「そ、そうなんだ。今からお店にもどっておトイレ借りる?」

男「だ、大丈夫だ。それより今日はもう遅いし解散しようか」

ゆま「う……うん」

男「じゃあなゆまちゃん。杏子ちゃんもまたな」

杏子「お疲れさん」



男(その夜、帰宅した俺は脳内でゆまちゃんに何度も悪戯をした)

男「うっ……!」ドピュ

男「ふう……冷静になってみれば、ゆまちゃんは性欲の対象にはなり得ないな」

男「さっきのはほんのちょっとした気の迷いだ。俺はロリコンじゃないからな」

男「さて、寝るか」


鹿目さん★★☆☆☆
美樹さん☆☆☆☆☆
マミさん★★★★☆
暁美さん(FORMULA)★★★☆☆
杏子ちゃん☆☆☆☆☆
ゆまちゃん☆☆☆☆☆
織莉子ちゃん☆☆☆☆☆



鹿目さん★★☆☆☆
美樹さん☆☆☆☆☆
マミさん★★★★☆
暁美さん(FORMULA)★★★☆☆
杏子ちゃん☆☆☆☆☆
ゆまちゃん★★☆☆☆
織莉子ちゃん☆☆☆☆☆

男「……ふぁ」

男「もう朝か……学校めんどい……」

男「……寝よう……」



男「ふう……夕方か……」

男「途中で何度か起きたが……オナニーしてまた寝てしまった……部屋中精液臭い……」

男「……やっぱり俺は……オナニーしか能のないクズだ……」

男「こんなクズな俺は↓2でもしよう……」

男「杏子ちゃんに勝つためにトレーニングだ!」

男「あの女の生意気な態度は、自分のほうが強いという自信から来るものだろう」

男「その鼻っ柱を叩き折って、どっちが上か教えてやる必要がある。それにはまず、何はなくとも杏子ちゃんと戦って勝つ事だ」

男「よって、トレーニングをするぞ」

男「……しかし、普通に鍛えて普通に戦うのでは、魔法少女である杏子ちゃんに俺が勝つのは難しいな」

男「ここはある程度、打倒のために作戦を立ててから、実行に必要な部分を計画的に鍛え始めるのが正しいだろう」

男「俺が杏子ちゃんに勝つための方法……それは↓2だ」

男「うろついて魔女と戦うぞ」

男「魔女は基本的に魔法少女より弱いからな。RPGでも弱い敵を倒して経験値を貯めて、より強い敵に挑むのがセオリーだしこれでいこう」

男「……いや、しかし本当にそれでいいのか? 魔女を倒して強くなれるなら、より多くの魔女を倒している魔法少女にはやっぱり敵わないという事にならないか?」


1.俺は特別だ
2.こんなものは作戦とは言えない

↓2

出かけるのでここまでです

また後で来るかもしれません

男「俺は特別だ。少ない経験値でも必ず杏子ちゃんより強くなってみせる」

男「やはりこの作戦で行こう。魔女を倒して杏子ちゃん以上の力を手に入れるんだ!」

男「さて、どこに魔女を探しに行こうかな?」


1.見滝原
2.風見野
3.川越

↓2

男(俺は魔女を倒すため、埼玉県川越市へと足を運んだ)

男「俺の名は男! どこにでもいる普通の中学生だ!」

男「さて、魔女をぶっ殺しに結界を探しに行くか!」

「クックックック……」

男「!! 誰だ!?」

ギーゼラ「俺は…… 魔女ギーゼラ!」

男「魔女ギーゼラだと!?」

ギーゼラ「男子中学生ごときが魔女を倒すだと!? 片腹痛いわ!!」

男「なんだと!?」

ギーゼラ「魔女と戦えるのは魔法少女のみ!! その魔法少女でさえ俺の前では無力だがな!!」

男「貴様……俺を舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



ギーゼラの攻撃!!
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
男は204箇所骨折した!!

男の攻撃!!
「お前が死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ギーゼラは2056790187395023箇所骨折した!!

ギーゼラ「ぎゃああああああああああ!!」
ギーゼラを倒した!!

男はレベルアップ!



男「はぁ…   はぁ…   はぁ…

               どうだ!!」

ギーゼラ「……」

男「死んだか……」

男「ふう……あっけなかったが目標達成だ。見滝原に帰って杏子ちゃんをぶっ殺そう」

「クックックック……」

男「!! 誰だ!?」

イツトリ「俺は…… 魔女イツトリ!!」

男「魔女イツトリだと!?」

イツトリ「忘却の魔女とも呼ばれている俺が… 貴様に忘れさせてやろう」

イツトリ「生命活動の仕方をな!!」

男「面白い… かかってこい!!!」



男の攻撃!!
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
イツトリには効かなかった!!

イツトリの攻撃!!
「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
男の寿命は72539505697163854日縮まった!!

男「ぎゃあああああああああ!!」

男は生命活動を停止……
死んだのだ。



GAME OVER

男「はっ夢か……」

男「学校にも行かずに寝るのとオナニーばかりでもう夕方か……俺は人間のクズだ……」

男「こんなクズな俺は……↓2しよう……」

今日はここまでにします。ありがとうございました。

男「ゆまちゃんでオナニーしよう」

男「ふふふ……ゆまちゃん、ドリンクバーのミックスには更なる裏技があってな」

ゆま『え? どんなの?』

男「それはカルピスを少量混ぜる事でどんなドリンクも数倍美味くなるというものだ」

ゆま『そうなんだ! じゃあ試してみるね』

男「待て、そのカルピスは普通に置いてあるカルピスじゃダメなんだ。特別な製法で作った物でないと味は大きく落ちてしまう」

男「どうだろう、ここは俺にそのグラスを預けてみないか? 俺がゆまちゃんの為に特別なカルピスを用意してあげようじゃないか」

ゆま『やったー、ありがとうおにーちゃん! それじゃあよろしくね』

男「ああ、任せろ」



男「はぁはぁ……うっ」



男「お待たせゆまちゃん。これが特製カルピス入りドリンクだ」

ゆま『いただきまーす! んぐんぐ……』

ゆま『んぅ……ちょっと変わった味だけどおいしいね、おにーちゃん』

男「そうだろう、ククク……」



男「……うっ」ドピュ

男「ふぅ……」

男「またオナニーしてしまった……せっかくマミさんが来て片付けてくれたのに、これじゃあまたすぐに汚れてしまう……」

男「次はどうしよう……」

↓2

男「杏子ちゃんに勝つために筋トレだ!」

男「あの女の生意気な態度は、自分のほうが強いという自信から来るものだろう」

男「その鼻っ柱を叩き折って、どっちが上か教えてやる必要がある。それにはまず、何はなくとも杏子ちゃんと戦って勝つ事だ」

男「よって、筋トレをするぞ」

男「まずは腕立て伏せ500回だ。床に手をついて、足を軽く開いて……」

男「……ふっ、ふっ……」

男「いいぞ、順調だ。この調子なら500回なんてすぐだな」

男「ふっ、ふっ……」

スリッ

男(その時、股間が床に擦り付けられ、俺に快感がもたらされた)

男「うっ……! な、なんだ今の感触は」

男「ふざけている場合じゃない。もっとちゃんと筋力をつけないと」

男「ふっ、ふっ……!」

男「……」

男「気持ちよかったし、もう一回だけ……」

スリッ

男「うっ……!」ドピュ

男「ふぅ……」

男「筋トレは終わりだ。次は何をしようかな?」

↓2

時間が取れずすみません、明日また来ます。
>>169は連取りなので再安価でこの書き込みから↓2にしますが、日付変更までに誰も取らなければ採用にします。

男「筋トレを終えた今、もはや俺は最強だ……杏子ちゃん如き相手にすらならない」

男「杏子ちゃんを倒しに行こう。そして今までの失礼な態度を謝らせるんだ」

男(俺は杏子ちゃんを探しに外へ出かけた)

男「さて、どこに探しに行こうかな?」

↓2

男「ハッテン場だ。ハッテン場を探そう」

男「思えば杏子ちゃん、いや杏子君はガサツで乱暴でとても女とは思えない。多分本当は男なんだろう」

男「敢えて女の格好をしているのは、ノンケの男を騙して毒牙にかけるためだ。俺も危ないところだったのかもしれない……」

男「そうと決まれば早速行くぞ」

男(俺はハッテン場として有名な公園のトイレへと向かった)



男「ここがハッテン場のトイレか……禍々しいオーラが立ち込めているな……」

男「杏子君は本当にここにいるんだろうか?」

男「よし、邪魔するぞ!」

男(俺は↓2に入った)


1・男子トイレ
2.女子トイレ

男(俺は女子トイレへと侵入した)

男「うーむ、男子トイレとはまた違う臭いだな……」

チョロチョロチョロ...

男「む、水音がする。誰か入っているのか?」

男「杏子君かもしれない。ちょっと声をかけてみるか」

コンコン

男「おい、誰か入ってるのか?」

「え……?」

男「やっぱり入っていたな。おい、もしかして杏子君か?」

「その声、おにーちゃん?」

男「その声は……ゆまちゃんか?」

「う、うん。おにーちゃん、どうして女の子用のトイレにいるの?」

「ここは男の子は入っちゃダメなんだよ」

男「ちょっと杏子君を探しにな……ここにいると思ったんだが、アテが外れたな」

「キョーコは公園のどこかにいるけど……でも、キョーコに用があるからってここに入っちゃダメだよ!」

男「↓2」


1.すまない……反省している。
2.え、そうなのか? ごめんな、知らなかったんだ。
3.うんこか? おしっこか?

男「すまない……俺は少し冷静さを失っていたようだ」

男「今は反省している。どうか他の人には内緒にしておいてくれ」

「もう。警察に見つかったら逮捕されちゃうんだからね?」

男「すまん……」

「ちょっと待っててね。すぐ出るから」

ゴソゴソゴソ

ジャーーーッ

ギィ

ゆま「あ、手を洗うからもうちょっと待ってて」

男(そう言ってゆまちゃんは洗面所の方に歩いていく)

ゆま「う……」

ゆま「うーーーーん……!!」プルプル

男(どうやら蛇口が上手く回せないようだ)

男(蛇口がきつく閉まりすぎているんだろうか? ただでさえゆまちゃんの身長は、爪先立ちでようやく蛇口までぎりぎり手が届くくらいのものなのに……)

男(俺は……)


1.一足先に杏子君を探しにトイレの外に出た
2.ゆまちゃんを抱きかかえて蛇口を回しやすくしてあげた
3.代わりに蛇口を捻ってあげた

↓2

男「ほれ」

ヒョイ

ゆま「わっ」

男(俺はゆまちゃんの腹の辺りを抱きかかえ、蛇口近くへと持ち上げてやった)

ゆま「わわっ、びっくりした!」

男「ほら、これで手を洗えるだろ」

ゆま「あ、うん……」

キュッ

ジャーーーッ

ごしごし・・・

ゆま「おにーちゃん、大丈夫? 重くない?」

男「重くない」

ゆま「そうなんだ。やっぱり男の子だからかな?」

男「いや、俺が最強だからだな」

ゆま「???」

キュッ

ゆま「ありがとう、おにーちゃん。もう下ろしてくれても大丈夫だよ」

男「……」

男「↓2」


1.嫌だ、下ろしたくない……。
2.わかった

男「わかった」

トスッ

ゆま「ありがとうね、おにーちゃん」

男「それじゃあ出るか」

ゆま「うん」

男(俺たちは連れ立って女子トイレを後にした)



杏子「てめえ、そこで何してやがった!!!!!」

バキッ

男「おぎゃあああーーーーーっ!」

ズサァァァァァ

男(トイレから出た瞬間、杏子君から助走をつけて殴られた)

杏子「おい、こら……!!」

男(更に地面に倒れた俺の胸倉を掴んでくる……)

杏子「てめえ、ゆまに変な事したんじゃねーだろうな……!!」

男「ご、誤解だ! 犯罪なんてしてない!」

ゆま「そ、そうだよ……! おにーちゃんは悪い事してないよ!」

男「お、俺は、ただゆまちゃんが一人じゃ色々とやりにくいと思ったからちょっと手伝ってあげただけだ!」

男(そうだ、俺に落ち度はない。ゆまちゃんが手を洗うのを助けただけだ)

男「体格差を活かしてゆまちゃんを捕まえ、(蛇口を)マワしてヌレヌレにしてあげただけだ!」

杏子「うがーーーーーーーー!!!」

バキッ

男「ぎゃあーーーーーっ!!」

男(俺の意識は途絶えた)

すみません、ちょっと落ちさせてもらいます。
なかなか面白く書けなくて迷ってます、ごめんなさい

男「……む……」

ゆま「あ……」

ゆま「おにーちゃん、大丈夫?」

男「ゆまちゃん。……そうか、俺は杏子ちゃんに殴られて……」

男「ここはどこだ?」

ゆま「おにーちゃんの家。窓のカギが開いてたから、そこから入って玄関を開けたんだよ」

男「おい、普通に犯罪行為をするな」

ゆま「ご、ごめんなさい……でも、お外に放っておいたらかわいそうだし……」

男「まあいいか。それで杏子くんはどこだ?」

ゆま「あっちのお部屋でテレビ見てるよ」

男「そか……」


1.人を殴っておいて反省の色無しとはなんて奴だ。許せん!
2.殴られたところが痛い……。

↓2

男「殴られたところが痛い……」

ゆま「ごめんね、おにーちゃん……」

男「なんでゆまちゃんが謝るんだ?」

ゆま「だって、わたしがちゃんとキョーコのこと止めてたら、おにーちゃんは叩かれないですんだのに……」

男「何を言ってるんだ、悪いのは殴った本人に決まってる」

ゆま「……キョーコはわたしのこと心配してくれたんだよ。だから……」

男「うっ、痛い……! ズキズキする!」

ゆま「だ、大丈夫?」

男「ううっ、痛い痛い……! 頼むゆまちゃん、痛む箇所を撫でてくれ」

ゆま「う、うん。どのへんが痛いの?」

男「↓2」


1.殴られた右の頬だ
2.倒れた時にぶつけた頭だ
3.おちんちんだ

男「倒れた時にぶつけた頭だ……ちょっと触ってみたらコブが出来てる」

ゆま「え……わわっ、本当だ」

ゆま「ごめんね、気づかなくて。今治してあげるからね」

男(ゆまちゃんはそう言って魔法少女に変身する。そして俺の頭に手をかざして)

ゆま「痛いの痛いのとんでけー」

男(掛け声と一緒に心地良い感触がやってくる……)

男「……」

男「お、おお。痛みが引いた……」

男「魔法ってすごいな」

ゆま「すごいでしょ? わたしの魔法は治す魔法なんだよ。どんなケガでもあっという間に治しちゃうんだから」

男「なるほど、ゆまちゃんが仲間にいれば他の魔法少女も安心して戦えるな」

ゆま「えへへ……」

ガラッ

杏子「おい、そいつまだ起きねーの?」

男「む」

ゆま「あ、キョーコ」

杏子「なんだよ、起きてるじゃねーか。起きたらアタシ呼びに来いって言ったじゃん」

ゆま「ごめんね、今起きたところだから」

杏子「本当かよ。さっき話し声聞こえてきたぞ」

ゆま「う、うん……」

男(ゆまちゃんが俺に何か訴えかけるように視線を送ってくる……)

男「↓2」


1.怪我したからちょっと治してもらってたんだ、ぶひひ
2.どうして俺の家に居るのか問い詰めてたんだ、文句あるのか

男「あ? どうして俺の家に居るのか問い詰めてたんだよ、文句あるのか」

杏子「? なんでそんな喧嘩腰なんだよ」

男「忘れたのか、俺とお前は喧嘩してるんだぞこら」

杏子「別に喧嘩なんてしてないと思うけどな……」

男「いきなり殴りやがって、この卑怯者が……リベンジマッチだ、今すぐ勝負しろ!」

杏子「はぁ!?」

男「ひぃっ!」

男「す、すいませんでした……俺が悪かったです……」

杏子「だ、だからそんなにビビるくらいなら最初っから突っかかってくんなよ……」

男(くそっ、こんな男の癖に女の格好をしている奴に負けるなんてあり得ない……!)

男(↓2をしてこのオカマ野郎に一矢報いてやるぞ!)

男「ゆまちゃん、こっちおいで」

ゆま「?」トコトコ

ギュッ

男(無防備に歩いてきたゆまちゃんを、俺は両手で、離さないようにしっかりと掴んだ!)

男「おらぁ! 捕まえた!」

ゆま「きゃっ」

杏子「……」

男「へへへ……ゆまちゃんはかわいいなあ……」

男「ナデナデしてあげよう。ほれ、ナデナデ……」

ゆま「むー……」

杏子「何やってんだよ、お前」

男「どや、嬉しいだろゆまちゃん?」

ゆま「わたし、そんなに子どもじゃないよ!」

スルリ

男「あ……」

男(抱きついた腕の下からゆまちゃんがすり抜けていった)

ゆま「赤ちゃんじゃないんだからそんなので喜ばないもん! それより女の子にいきなり抱きついたらいけないんだよ!」

男「ふぇ……ふぇぇ……?」

杏子「よし、いいぞゆま。効いてるからもっと言ってやれ」

ゆま「おにーちゃんのバカ! 子ども扱いしないで!」

男「ふぇぇぇぇぇぇぇぇ……!?」

ゆま「……」

杏子「……」

男「……」

ゆま「……ごめんね、ちょっと言い過ぎたかな……?」

男「……ぎゃ」

ゆま「?」

男「おぎゃああああああ!! おぎゃああああああ!!」

男(俺はその場に寝転がり、手足をバタつかせながら泣き喚いた)

男「おんぎゃあああああ!! おんぎゃあああああああ!!」

ゆま「え? え? ど、どうしちゃったのおにーちゃん!? キョーコ、どうしたらいいの!?」

杏子「あ、アタシにもわかんねえ……」

杏子「でも、もしかすると……『ようじたいこう』ってやつかもしれない……」

男「おぎゃああああ!! おんぎゃあああああああ!!」

ゆま「ようじたいこう?」

杏子「ゆまに言われた事がショックになって、こいつは現実を見る事から逃げ出してちまったんだ」

杏子「だけどこいつが今居るこの場所は紛れもなく現実だろ。逃げようったってそうはいかない……」

杏子「そこでこいつは、心だけをどこか自分の中の奥深くに閉じ込めてしまった。現実から心だけを逃がしたんだよ……」

ゆま「そ、そんな……」

男「おんぎゃあーーーーっ!! おっぱい! おっぱいほしいいいーーーっ!!」

杏子「今まで現実を生きてきた心が逃げ出してしまったこいつの体には、何もないまっさらな……つまり赤ん坊のこいつが現れてしまったんだ」

杏子「大人の体に赤ん坊の心が入った結果がこれだ……正直、目も当てられねえ……」

ゆま「わ、わたしのせいだ……」

ゆま「わたしがおにーちゃんに酷い事言っちゃったから……」

男「おむつかえてえええええええええ」

ゆま「キョーコ。わたし、おにーちゃんにどうしてあげたらいいの……?」

杏子「わからねえ……っていうかもうアタシ達にどうこう出来る問題じゃない気がする……」

杏子「こいつはここに放っておいて逃げよう」

ゆま「……う、うん。わたしももう、今の何かしてあげられる気がしないよ……」

杏子「よし、じゃあ行くか」

ゆま「うん……ごめんねおにーちゃん」

男「↓2」


1.おい、ちょっと待て
2.おんぎゃあああああ!! おんぎゃあああああ!!

男「おんぎゃあああああ!! おんぎゃああああああ!!」

ゆま「……」

杏子「おい、早く行くぞ」

ゆま「うん……」

男「おんぎゃあああああ!! おんぎゃあああああ!!」

男「おんぎゃああああああ!! おんぎゃああああああ!!」

男「おんぎゃあああああああああああ!!」




まどか「……」テクテク

「おんぎゃあああああ!!」

まどか「? すごい声……」

まどか「えと、ここの家からかな? ……あれ、表札に男さんの名前が……」

「おんぎゃああああああああ!!」

まどか「……」

まどか「……」ピンポーン

まどか「な、なんかドキドキする……」

まどか「……」

まどか「誰もいないのかな……?」

「おんぎゃああああああ!!」

まどか「う、うう……放っておけないよぉ……」

ガラッ

まどか「ごめんなさい、お邪魔します! 泥棒じゃありません……!」

まどか「誰かいますかー……?」

「おんぎゃあああああーーーっ!!」

まどか「こっちの部屋かな?」

ガラッ

男「おんぎゃあああああーーーっ!! おむつ!! おっぱいーーーーっ!!」

まどか「……」

男(最初は冗談のつもりだったのに、引っ込みがつかなくなった俺の幼児退行ごっこは、鹿目さんに見られた事によって完全に止められなくなってしまった)

男(そして……)



~10年後~

男「おんぎゃ! まま、おっぱい!」

まどか「よしよし……ちょっと待ってね、男さん」

まどか「はい、ミルクの用意ができまちたよー」

男「うまうま!!」

まどか「てぃひひ……」

男「まま、おむつ!」

まどか「え、また? さっき変えたばっかりなのに……」

男「うんち!!」

まどか「もう、しょうがないなあ……」

ガチャ

タツヤ「おい、いい加減にしろよ!!」

まどか「?」

タツヤ「友達が来てるんだよ、そいつ黙らせろよ……!!」

まどか「そんな事言われてもしょうがないよ。男さん、うんちしちゃったんだから」

タツヤ「な……臭いと思ったらまたかよ!? おいねーちゃん、いつまでそいつこの家に居座らせるつもりだよ!」

タツヤ「つかそもそもなんでこいつウチで暮らしてるんだよ!?」

まどか「仕方ないでしょ。男さん病気なのに一人暮らしで、他に頼れる人いないんだし」

タツヤ「理由になってねーよ! いい加減追い出せよ!!」

男「まま、タツヤこわいよー」

まどか「よしよし……もう、タツヤ!? 男さんに酷い事言わないでっていつも言ってるでしょ!!」

タツヤ「目ぇ覚ませよねーちゃん! このままだとそいつだけじゃなくて、ねーちゃんまでこの家追い出されるぞ!?」

タツヤ「母ちゃんだっていつか我慢の限界が来るはずだ! そうなったらそいつの世話のせいで学歴も職歴もないねーちゃんはどうやって暮らしていくんだよ!」

まどか「ママはわたしの事見捨てたりしないよ! いい加減な事言うとわたしだって怒るよ!」

まどか「ほら、出てって!」

タツヤ「おい、押すなよ!」

バタン

タツヤ「ああ、もう……畜生……!」

タツヤ「父ちゃんもあいつのせいで心労で倒れるし、ウチの家族はあいつのせいで滅茶苦茶だ……!」

タツヤ「なんでこんな事になったんだよ、くそぉ……!」


GAME OVER

男「はっ夢か……」

杏子「? なんでそんな喧嘩腰なんだよ」

男「は? 忘れたのか、俺とお前は喧嘩してるんだぞこら」

杏子「別に喧嘩なんてしてないと思うけどな……」

男「いきなり殴りやがって、この卑怯者が……リベンジマッチだ、今すぐ勝負しろ!」

杏子「はぁ!?」

男「ひぃっ!」

男「す、すいませんでした……俺が悪かったです……」

杏子「だ、だからそんなにビビるくらいなら最初っから突っかかってくんなよ……」

男(くそっ、こんな男の癖に女の格好をしている奴に負けるなんてあり得ない……!)

男(↓2をしてこのオカマ野郎に一矢報いてやるぞ!)

男「ゆ、許してください……」

杏子「もういいって。行くぞゆま」

ゆま「あ、うん。またねおにーちゃん」

男(二人が俺に背を向けて出口へと向かっていく)

男(その隙を突いて、俺は……)

ダダダッ

男「くらえ!!」

ズブッ

杏子「……な……」

男(しまった……! 思ったよりホットパンツの生地が厚い! これじゃあとてもじゃないが浣腸なんて……)

杏子「て、めぇ……」

男「くっ……」

↓2

男(諦めるな……! 俺はこんなところで負けるわけにはいかない!)

男(大丈夫だ、俺なら絶対に出来る!)

男「うおおおおおおおっ!」

杏子「ぐ……!」

男「もう少しだ! もう少しで下着を突き破って尻穴に指を突っ込めるぞ!」

杏子「やめろ……いってぇ……!」

男「うおおおおおおおおおおおおおーーーっ!!」

ゆま「やめてーーーー!!」

男「え?」

グシャ



杏子「はぁ、はぁ……ごめんなゆま、助かった……」

ゆま「ひっく……ひっく……」

ゆま「キョーコぉ……わたし……おにーちゃんのこと……」

ゆま「殺しちゃった……よぉ」

杏子「……」

ゆま「ぐす……ひっく……」

杏子「アタシを助けようとしてくれてやったことなんだろ」

杏子「泣くなよ。そんな風に泣かれたら、アタシが助かった事が間違いだったのかって思うだろ……」

ゆま「キョーコ……キョーコぉ……」

杏子(馬鹿野郎……)

杏子(こんな子供の心に、一生消えない傷をつけやがって……!)

杏子「ほら、行くぞ。こんな事件起こしちまったらもうこの街にはいられないしな」

杏子「どこか新しい狩り場探しに行かないと……」

ゆま「ごめんね……! ゆまのせいで、キョーコまで!」

杏子「だからいいって」

杏子「それより、新しい場所では今まで以上にアタシの事を助けてくれよな」

ゆま「……」

杏子「ゆまもいつの間にか一人前の魔法少女になってたんだな。今までは面倒見てやってるだけのつもりでいたけど……これからは、ゆまはアタシのパートナーになってくれ」

ゆま「キョーコ……」

ゆま「わたしなんかでいいの……?」

杏子「アタシが認めたんだ。いいに決まってる。でも、いつまでも泣き止まないようなら考え直さないといけないかもな」

ゆま「!」

ゆま「わかった……もうわたし、泣かないよ」

杏子「よし。じゃあ行くか!」

ゆま「うん……これからもよろしくね、キョーコ!」

杏子「こっちこそ。……って、なんか照れるな、こういうの」

ゆま「えへへ」


GAME OVER

今日はこれだけにします
ありがとうございました

男「はっ夢か……」

杏子「? なんでそんな喧嘩腰なんだよ」

男「は? 忘れたのか、俺とお前は喧嘩してるんだぞこら」

杏子「別に喧嘩なんてしてないと思うけどな……」

男「いきなり殴りやがって、この卑怯者が……リベンジマッチだ、今すぐ勝負しろ!」

杏子「はぁ!?」

男「ひぃっ!」

男「す、すいませんでした……俺が悪かったです……」

杏子「だ、だからそんなにビビるくらいなら最初っから突っかかってくんなよ……」

男(くそっ、こんな男の癖に女の格好をしている奴に負けるなんてあり得ない……!)

男(↓2をしてこのオカマ野郎に一矢報いてやるぞ!)

男(よし、俺の変顔をくらえ!)

男(俺は杏子ちゃんに向かって↓2の顔をしてやった)


1.般若
2.恵比寿
3.キス顔

男(恵比寿顔だ! くらえ!)

男(俺は目尻を目いっぱい落とし、歯を見せながら笑顔を作った)

男「……」ニタァ

杏子「……」

ゆま「……」

男「……」ニタァァ

杏子「な、なんだよいきなり」

杏子「やめろよ、その顔」

男「……」ニタァァァ

杏子「だからやめろって」

ゆま「キョーコ、キョーコ」クイクイ

杏子「なんだよ」

ゆま「……」ニタァ

杏子「お前もかよ。やめろって」

男「……」ニタァ

ゆま「……」ニタァ

杏子「なんだよ二人揃って……やめろよ、ちょっと怖いだろ」

男「わかった、やめる」

杏子「意味わかんねーし。もうすんなよ」

男「ゆまちゃん、こっちおいで」

ゆま「うん」トコトコ

男「よし、肩を組んで……」

男「……」ニタァァァ

ゆま「……」ニタァァァ

杏子「並んでやるな!!」

男「にらめっこで勝負だ杏子ちゃん」ニタァァァ

杏子「いや、お前らもう笑ってるじゃねーか!」

男「確かに……」

男「じゃあゆまちゃんと俺で勝負だ」

ゆま「うん」

男「……」ニタァァァァ

ゆま「……」ニタァァァ

男「……」ニタァァァ

ゆま「……」ニタァァァ

男「……」クワッ

男(俺は一瞬のうちに恵比寿顔から般若顔へと切り替えて見せた)

ゆま「ぷふっ!」

ゆま「あはははは! その顔変すぎるよ!」

男「勝った」

ゆま「あーあ、負けちゃった……」

ゆま「ね、キョーコもにらめっこしようよ」

杏子「しねーよ。馬鹿じゃねえの、お前ら」

男「はいはい、人を笑わせる事の出来ない奴の負け惜しみだな」

杏子「言ってろ。やっても負ける気はしないけど、お前と馴れ合う気なんてないから」

男「あっぷっぷ」

男(とっておきの川越シェフの顔真似をしてやった)

杏子「あはは、なんだそれ!」

杏子「……あ……」

男「負ける気はしないとか言っといてそれか。杏子ちゃんって口だけなんだな」

杏子「……いや、今のはまだ勝負の内に入ってないし。ちゃんと勝負するって決めてたらそんな簡単に笑わねーから」

男「じゃあ勝負しようぜ」

男「にーらめっこしーましょ。笑っちゃダメよ、あっぷっぷ」

男「……」ニタァ

杏子「ちっ……」

杏子「……」プクーーーッ

男(杏子ちゃんが目を思い切り見開いて、口いっぱいに空気を含んで膨らませている……)


1.あははははははははははははははははははははははははは!!!!!
2.ほっぺをつつく
3.写メを撮る

↓2

男「……」

男(俺は高速の指突を杏子ちゃんのほっぺに突き入れた)

ぷにっ

杏子「ぶっ!」

男(口から空気が漏れ、同時に勢いよく飛び出したつばが俺の顔にかかった……)

杏子「何すんだ、てめえ!」


1.「すまん、負けそうだったからつい……」
  俺は素直に謝った。
2.「ふへへ……杏子ちゃんのヨダレゲットォ……」
  俺は顔にかかったつばを舐めた。
3.「女の子がそんな顔するもんじゃない。かわいい顔が台無しだぜ?」
  俺はカッコよく諭した。

↓2

連取り控えてもらえると助かります。
スレが止まるし一度決めたルールなので……

このレスから↓2に再安価にして今日はここまでにします。

536:名無しNIPPER[sage]
2013/07/29(月) 22:29:13.93 ID:V1wFxfI70
78 男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
一応読んだ。見た限り巴マミはアイドルでも男と同じクラスでもなかった。
談義スレでの宣伝も含めいろんな意味で[田島「チ○コ破裂するっ!」]がしたいんだと思う。
どっかで「ひとりエッチは寂しいもんな」ってSSがあったのを思いだした。

536:名無しNIPPER[sage]
2013/07/29(月) 22:29:13.93 ID:V1wFxfI70
78 男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
一応読んだ。見た限り巴マミはアイドルでも男と同じクラスでもなかった。
談義スレでの宣伝も含めいろんな意味で[田島「チ○コ破裂するっ!」]がしたいんだと思う。
どっかで「ひとりエッチは寂しいもんな」ってSSがあったのを思いだした。

男「邪魔だと?誰に向かって物を言ってるんだ」

杏子「あんた以外に誰がいるのさ。すっこんでな、巻き込まれた一般人さん」

ゆま「お、お兄ちゃん。魔女は危ないんだよ。どこかに隠れてた方がいいよ……」

男「うるせー黙れ!もう怒ったぞ!魔女くらい俺でもなんとか出来るわ!」ババッ

男(俺は着ているものをすべて脱ぎ、全裸になった)

杏子「て、てめー!また性懲りもなくゆまに汚いもん見せやがって!」

男「はいはい。魔女は俺が脱がしてから倒すから。いいからすっこんでなよ、女の子は?」

杏子「うぜーーーーー!!!」シュッ

スカッ

杏子「な、避けた!?」

男「服の重みが無くなったんだから、すばやく動けるのは当然だろ?今の俺なら魔女なんて余裕で倒せるぞ」

ゆま「ダメだよ、お兄ちゃん……魔女には魔翌力のこもった攻撃しか効かないから……」

男「……」

そうだ

男「女の子がそんな顔するもんじゃない。かわいい顔が台無しだぜ?」

男(俺はカッコよく杏子ちゃんを諭した)

杏子「てめえの遊びに付き合ってやったんだろうが!!」

バキッ

男「おぎゃあ!」ドテッ

男(逆上した杏子ちゃんに殴られてしまった……)

男(くそっ、女の子ならかわいいと言われたらなんでも許してしまうのが当たり前のはずだろ)

男(やっぱりこいつは男だったんだな。このオカマ野郎が……!)

杏子「こいつもう十分に元気だろ。行くぞゆま」

ゆま「あ、うん」

男「待て!」

杏子「ちっ、うっさいなぁ……」

男「黙ってやられるだけだと思うなよ……! 俺は怒りによって覚醒したぞ!」


1.ご飯に誘う
2.杏子君のおっぱいに触る
3.ゆまちゃんのスカートをめくる

↓2

男「この野郎……」

男「こんな詰め物なんてしやがって! 気持ち悪いんだよ!」

ふにっ

杏子「……」

男「……」

むにむに

男「なんだか思ってたのと違う感触だなあ」

杏子「……」

男「これシリコン?」

杏子「ぎ……」

杏子「ぎゃああああああーーーーー!!」

ドボォ

男(体重の乗ったストレートが左胸に突き刺さり、俺は勢いよく吹き飛ばされた)

男「おぎゃああああああーーーっ」

ズザザザァーーー

男「ぐおおっ!」

ゆま「きゃっ」

男(吹き飛んだ先で偶然ゆまちゃんの股下に頭が入る。パンツは白色だった!)

ゆま「おにーちゃんのエッチ!」

ゲシッ

男「↓2!」

男「ありがとうございます!! もっと! もっと踏んでください!!」

ゆま「や、やだ!」

男(ゆまちゃんはそそくさと俺から離れていってしまった……)

男「そう言わずにお願いします!」

ゆま「おにーちゃん、ちょっとキモい!」

男「あひぃぃぃぃん!! もっと罵って!!」

カサカサカサ……

男(俺は吹き飛ばされた仰向けの姿勢のまま、畳の摩擦をフルに利用して手足を使って移動した)

ゆま「きゃーーーっ!」

ドタドタドタ

男「うへへへ、待てー!」

カサカサカサ

ゆま「あははははは! お、おにーちゃん、ヘンタイすぎ! こっちこないで!」

男「捕まえちゃうぞー♪」

カサカサカサ

ゆま「きゃーーー! きゃーーーーー!!」

ゆま「きゃーーーーーーー!!」

ガシッ

男「ふへへっ……ツカマエタァ……」

ゆま「つかまっちゃった……」

男「もう一回踏んでくれ」

ゆま「えー、もうやだ……」

杏子「おい」

男「ん?」

杏子「お前、自分のやった事わかってんのか?」

男「……」

杏子「今のも冗談でしたって、一発殴られてそれで終わりにするつもりか?」

杏子「そうはいかねーよ。アタシにも許せない一線ってものがある」

杏子「なあ、お前……」

杏子「いや……アタシからどうしろとはいわねーよ」

男「……」

↓2

すみません、やっぱり体調戻らないのでここまでにします。

男「すまん……ここは俺の命を以ってして償わせてくれ……」

杏子「……」

男「杏子ちゃんの槍で俺の心臓を一突きにしてくれ。俺にはもう、そうすることでしか杏子ちゃんに詫びることが出来ないんだ……」

男(ふふ、いくらこいつでもおっぱいを触ったくらいで殺すような真似はしないだろう)

男(こうやって最初に反省の意を強く見せておけば、最終的な償いは軽く出来る。これが頭のいいやり方ってもんだ)

杏子「わかった」

男「?」

杏子「じゃあな」

ドスッ

男「な……」

男(気づけば、杏子ちゃんの槍が俺の左胸に深く突き刺さっていた!)

男「……お、おげえええ……」

男(俺はそのまま気を失ってしまった……)

男「はっ……」

男「こ、ここは天国……? いや、俺の家か……」

男「そうか、俺は杏子ちゃんのおっぱいに触って槍で刺されてしまったんだ」

男「恐らく怪我はゆまちゃんが治してくれたんだろう。二人はどこに行ったんだ?」

男(家の中を一通り探してみるも、二人の姿は見当らなかった)

男「うーむ、帰ってしまったのか……」

男「それにしても杏子ちゃんのおっぱいは柔らかかったな」

男「あれが偽物なわけがない。杏子ちゃんはやっぱり女だったんだ」

男「よし、あの感触を思い出しながらオナニーをしよう」

男「はぁはぁ……」シコシコ

男「はぁはぁ……」シコシコ

男「っ!」ズキッ

男「あ、頭が痛い……」

男(よく回りを見てみると、俺自身が流したのであろう血が大量に撒き散らかされていた)

男「貧血状態で激しい運動をしたからか……?」


1.気にせずオナニー
2.食事をしよう

↓2

男「よし、食事をしよう」

男「貧血時にはやっぱり肉だな。今日は焼肉だ」

男「しかし家には肉の買い置きなんてないぞ。どうやって焼き肉を食べよう?」


1.スーパーで肉を買って家で焼こう
2.マミさんのおっぱいを食べよう
3.誰かを誘って焼肉屋に行こう

↓2

男「マミさんのおっぱいを食べよう。もう夕方だし学校も終わっているはずだ」

男(俺は血まみれの服から着替えると、おっぱいを食べにマミさんの部屋に向かった)



男「ついたぞ」

ピンポーン ピンポーン

マミ『はい』

男「俺だ! 入れてくれ巴さん」

マミ『男君? ちょっと待ってね』

ガチャ

マミ「急にどうしたの?」

男「とりあえず入らせてくれ。緊急の要件があるんだ」

マミ「ええと……別にいいけれど……」

男「やったー」

マミ「もしよかったらご飯も食べていかない? 佐倉さんとゆまちゃんも来ているから、少し大目に作ってるの」

男「何、二人が?」

男(うーむ、二人がいたんじゃおっぱいを食べようとしても邪魔されるかも知れないな……)


1.この場で食べる
2.おっぱいは諦めてご飯を食べる
3.上がってから食べる

↓2

男「よし、じゃあご馳走になろう!」

マミ「ええ。じゃああがって」

男「おう」



ゆま「ねね、キョーコキョーコ」

杏子「ん?」

ゆま「このマカロンまずいね」

杏子「ああ……なんか店に置いてるのと違うよな」

ゆま「マミおねーちゃんの手作りなんだって。どうしよ、いっぱいあるけど……」

杏子「残しておいて様子見するか……もしかしたらマミにとってはこれがベストの味なのかもしれないし」

杏子「そうじゃなくてもマミが戻ってくるのを待てば、ノルマは2分の1から3分の1になるからな」

ゆま「そうだね、そうしよ!」

ドタドタドタ

ガラッ

男「お邪魔しまーす!!!!!」

杏子「うわ!?」

ゆま「おにーちゃん!?」

男「俺も飯食わせてもらうことになったんだ! よろしくな!」

杏子「げ……」

ゆま「おにーちゃん、もう体は大丈夫なの?」

男「実は貧血気味だ。何か食べたい」

ゆま「マミおねーちゃんの作ってくれたお菓子があるよ」

男「本当か? よし、もらおう」

ゆま「このマカロン食べてみて」

男「うむ」モグモグ

男「こ、これは……」

男「↓2」

男「まずい……」

杏子「……」

ゆま「あ、やっぱりそうだよね……」

男(む、この反応……もしかしてゆまちゃんの手作りなのか?)

男「しかし、あたたかい……」

男「きっとこれは、大事な人に食べてもらうために気持ちをこめて作られたものに違いない……」

男「技術的には未熟でも、料理にもっとも重要な愛情が篭ったこのマカロンなら俺はいくらでも食べられるぞ」

ゆま「おにーちゃん、いっぱいあるからもっと食べてもいいよ!」

男「ああ!」

モグモグ……

男「ああ、まずいまずい……」

マミ「お待たせ。お茶が入ったわ」

男「うっ、なんてまずいマカロンだ。まずすぎて吐きそうだ。しかし愛がある以上頑張って完食してみせるぞ」

マミ「……」

男「あーまずい……あ、お茶はそこにおいといてくれ」

マミ「あのね、男君。まずかったら無理して食べなくてもいいのよ?」

男「余計なお世話だ。まずいからって残したら作ってくれた人に失礼だろ」

マミ「そう……悪かったわね……」

マミ「ぐすん……」

男「ふう、まずかった」

ゆま「すごーい。ぜんぶ食べちゃったね」

杏子「ご苦労さん」

ゆま「そんなに食べて晩ごはん食べられるの?」

男「そうだな……」


1.余裕だな。巴さん、手伝おうか?
2.無理だな、帰るわ。
3.ちょっと運動すれば平気だな。

↓2

男「ちょっと運動すれば平気だな」

ゆま「じゃあ何かして遊ぼうよ!」

マミ「あ、私は夕飯の準備をしてくるわね。みんな、あまりうるさくしたらダメよ?」

ゆま「あ、うん」

男「そうだな、室内で出来る遊びといえば……」


1.ハンカチ落とし
2.だるまさんが転んだ
3.鬼ごっこ
4.仮面ライダーごっこ

↓2

男「仮面ライダーごっこだな」

ゆま「えー、わたし仮面ライダーよりプリキュアがいい……」

男「ダメだダメだ。男がプリキュアごっこなんてできるか、話にならん」

ゆま「おにーちゃんがプリキュアにならなくてもいいんだよ」

男「敵役ということか?」

ゆま「うん!」

男「↓2」


1.嫌だ、俺は主役がやりたい
2.仕方ないな、敵役で我慢しよう

今日はこれだけにします。ありがとうございました。

男「仕方ないな、敵役で我慢しよう」

ゆま「ありがとう! それじゃあわたしがプリキュアやるね」

ゆま「キョーコはどっちにするの?」

杏子「いや、どっちもやらねーから」

ゆま「えー、やろうよ……」

杏子「や・ら・な・い」

ゆま「むー」

男「杏子ちゃんは小さいマスコットキャラみたいなやつでいいだろ。あれは基本口だけで何もしないしな」

杏子「ああ、じゃあそれでいい。気が向いたら適当に口出しするからお前らだけで遊んでろ」

ゆま「しょうがないなあ……」

男「よし、じゃあまずは悪者が一般人に迷惑をかけるところからだな」

ゆま「うん」

男「とりあえず↓2でもして迷惑かけるか」

男「扇風機ごっこでもして迷惑かけるか」

ゆま「扇風機ごっこ?」

男「こうだ」スルスル

ゆま「わっ」

男(俺はズボンとパンツを脱ぎ、下半身を露出させた)

男「こうやって腰を振って……」プルプル

男「どうだ、ちんこを回転させて扇風機ごっこだ!」

杏子「変なモン出してんじゃねーーーーーーっ!!!」

グシャ

男「おぎゃあああああーーーっ!!」ズザザァァァ

男(杏子ちゃんのハイキックが俺の側頭部に炸裂した!)

ゆま「おにーちゃんのヘンタイ!」

杏子「さっさとズボン履け!」

男「わ、わかった……」イソイソ

男「うーん、扇風機ごっこはちょっとこの場にはそぐわなかったかな?」

男「仕方ない、↓2をして迷惑をかけよう」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「新体操ごっこをして迷惑をかけるぞ!」

ゆま「うん」

男「新体操ごっこをするにはまずは服装から準備しないとな」

ガラッ

男(俺は押入れをあさり、学校指定の水着入れの捜索を開始した)

男「うーん、見つからないな……」

ゆま「何してるの、おにーちゃん?」

男「水着を探してるんだ。やっぱり新体操にはレオタードだからな。スク水なら似たようなもんだしちょうどいいかと思って」ゴソゴソ

ゆま「かってに押入れあけたら怒られるよ」

男「いいんだ、後でちゃんと元に戻すから」

ゆま「……」

男「えーと、この辺か……?」ゴソゴソ

ゆま「えいっ!」ドンッ

男「うおっ!」

男(ゆまちゃんの体当たりを足に受け、俺はその場に倒れた)

男「何をするんだ、ゆまちゃん」

ゆま「人の家の押入れを勝手に開ける悪者は、わたしがやっつけるよ!」

男「!」

男(そうか、押入れをあさる行為を悪事としてもうプリキュアごっこは始まっているのか!)

男「ふふふ、現れたなプリキュア! 今日こそお前を倒してこの世界を俺の物にしてやる!」

杏子「ただのコソ泥が何言ってんだ……」

ゆま「キョーコ、変身するよ!」

杏子「勝手にしろよ。でも魔力の無駄遣いすんなよ」

ゆま「キョーコがパワーを送ってくれないと、わたしプリキュアに変身出来ない」

杏子「……」

ゆま「手をかざしてパワーを送ってね」

杏子「嫌だ」

ゆま「えー。やってくれるって言ったのに……」

男「ふふふ、仲間割れで変身出来ないとはプリキュアもおしまいだな」

ゆま「うー。キョーコ早くして」

杏子「面倒くせえ……」

男「今がチャンスだ。くらえプリキュア!」

バシッ

男(俺はゆまちゃんの頭にチョップをかましてやった)

ゆま「きゃー!」

男「どうだ!」

ゆま「キョーコたすけて!」

杏子「嫌だって」

男「とう!」

バシッ

男(俺はゆまちゃんの額にデコピンをかました)

ゆま「きゃー!」

男「ククク」

ゆま「キョーコ、早くして! このままじゃやられちゃうよ!」

杏子「い、嫌だって」

ゆま「プリキュアがやられちゃったら世界はジャアクなヤミに包まれるんだよ!」

杏子「しらねーし……」

男「↓2」


1.とどめだ!
2.実は杏子ちゃんはプリキュアを裏切って俺の味方になったんだ
3.おい、無責任だぞ!

男「ふふふ……いくら言っても無駄だ」

杏子「当たり前だ。誰がこんな……」

男「杏子ちゃんは既に俺の手中だ。ゆまちゃんを裏切って俺の仲間になっている」

杏子「はぁ!?」

ゆま「嘘だよ、キョーコがわたしを裏切るはずなんて……」

男「杏子ちゃんはゆまちゃんよりも俺が好きなんだ。いつまでもゆまちゃんを変身させないのが証拠だな」

ゆま「確かにそうかも」

杏子「おい、ふざけんな!」

男「俺と杏子ちゃんのラブパワーでプリキュアをやっつけるぞ!」

ゆま「どうしよう……」

男「2対1じゃそっちに勝ち目はない。大人しく倒されろ!」

ゆま「2対1……そうだ!」

トテテテテ…

男(キッチンへ走っていくゆまちゃん。部屋には俺と杏子ちゃんが残された)

男「逃げたか……」

杏子「おい、てめえ……」

男「↓2」


1.どうして付き合ってやらないんだ
2.いっそのこと本当に付き合っちゃおっか♪

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「どうして付き合ってやらないんだ?」

杏子「ガキのごっこ遊びなんかに付き合ってられるか。それより、何ふざけた事……」

男「ゆまちゃんが可哀想だろ。ちょっとくらい乗ってあげてもいいだろうが」

杏子「だからくだらねー遊びなんかに付き合えるかっての」

男「おい!」

杏子「……なんだよ、キレてんのかよ」

男「ゆまちゃんの境遇については、詳しく聞いたわけじゃないが大体は察しているつもりだ」

男「……彼女はまだ遊びたい盛りだろうに、学校に行けないせいで同年代の友達も作れないんだぞ」

杏子「だからってなんでアタシが。もうプリキュアで喜ぶようなガキじゃねーんだよ、お前と違ってな」

男「そうやって大人ぶってる姿こそ本当は子供じみてる事がわからないのか?」

杏子「……」

男「俺は、大人なら多少の恥は捨ててでも子供の要望には答えてやるべきだと思う」

男「それが大事な相手なら尚更な……!」キリリィ

杏子「……うっぜえな!!」ガシッ

男「くっ」

男(杏子ちゃんの手が俺の胸倉を掴む。魔法少女の強い力で引き寄せられ、バランスを崩しかけた)

男「また暴力か……やっぱり子供だなぁ」

杏子「この……!」

男(杏子ちゃんの手が振り上げられる……)

マミ「そこまでよ!」

男「?」

杏子「?」

マミ「……」ピョン クルクルクルッ スターン

マミ「無数の魔弾が悪を弾く! キュアティーロ参上!」

ゆま「マミおねーちゃんかっこいい!」

マミ「信じてくれる相手を裏切るなんて許せないわ! ゆまちゃんに代わって私が相手よ!」

男「↓2」


1.くっ、新手か! もう少しでゆまちゃんを倒せたのに……!
2.飯の準備はどうしたんだ?

男「くっ、新手か! もう少しでゆまちゃんを倒せたのに……!」

マミ「私が来たからにはもう貴方の好きにはさせないわ! 覚悟しなさい!」

杏子「馬鹿じゃねーの……」

男「くそっ、こうなったら……杏子ちゃんはキュアティーロを食い止めていてくれ! その間に俺がゆまちゃんを人質にとる!」

杏子「はぁ?」

マミ「変身できないゆまちゃんに手を出すなんて卑怯だわ!」

ゆま「こわいよーマミおねーちゃん」

男「なんとでも言え。全ては俺と杏子ちゃんが世界を征服するためだ」

杏子「……」

マミ「くっ、まずいわ……」

ゆま「キョーコ……! 思い出して!」

杏子「?」

ゆま「わたし達、二人で一緒にセカイを救うって約束したよね……?」

杏子「してねええええええええ!!」

ゆま「今からでも遅くないよ。また一緒に戦おうよ」

男「無駄だ無駄だ。杏子ちゃんはもう俺と来る事に決めたんだ」

男「俺と組めば、確実に世界の半分が自分の物になるからな。贅沢が出来るしそっちで苦しい戦いを続けるよりずっといいはずだ」

男「それに何より、今更自分から裏切った相手なんかと組めるか。諦めるんだな」

ゆま「そんなことない! キョーコは本当はやさしい子だから!」

マミ「その通りよ!」

ゆま「地球のみんなを見捨てるなんて出来ないはずだよ! お願いキョーコ、わたし達のところに戻ってきて!」

杏子「うぜえ……」

男「くっ、この目は……杏子ちゃんの心に正義が取り戻されつつあるのか!?」

杏子「ねーーーよ!!」

マミ「佐倉さん、佐倉さん」

杏子「ああ!?」

マミ「ちゃんとこの寸劇を最後までやってあげないと、ご飯抜きにするわよ?」

杏子「……」

ゆま「お願い、帰ってきてキョーコ!」

マミ「佐倉さん、目を覚まして!」

男「ええい、余計な事を考えるな! 俺と一緒にくるんだ杏子ちゃん!」

杏子「……」

杏子「もう知らね……勝手にやってろ」

スタスタ

ゆま「やったー! 戻ってきてくれたんだね!」

杏子「……」

スタスタ

バタン

男(杏子ちゃんはゆまちゃんの横を素通りして玄関に向かうと、そのまま部屋を出て行ってしまった)

ゆま「……キョーコ?」

マミ「佐倉さん?」

男「……」


1.杏子ちゃんを追いかける
2.ゆまちゃんに追いかけさせる
3・二人で追いかける
4.マミさんに追いかけさせる

↓2

ゆま「キョーコ……」

男「うーむ、ちょっと杏子ちゃんには難しかったかな?」

マミ「ちょっと調子に乗りすぎちゃったかも……」

男「よし、ゆまちゃんと二人で杏子ちゃんを探してこよう」

ゆま「う、うん」

マミ「ええ、私はご飯の支度をしておくから……悪いけど、二人ともよろしくね」

男「おう、任せろ」



ゆま「キョーコ、プリキュアごっこそんなにイヤだったのかな……」

男「それにしても、ちょっとくらい一緒にやってくれてもいいのにな」

ゆま「うーん、でも、楽しくないのにいっしょにやってもらうのってかわいそう」

男「やってもないのに楽しいかどうかなんてわからないだろ? 普通は人から誘われたらとりあえずやってみるものなんだ」

男「人が楽しんでやっている事を頭ごなしに否定するのは子供のすることだ。杏子ちゃんはガキなんだよ」

男「きっと下の毛もまだ生えてないに違いない。ははは」

ゆま「下の毛っておまたの毛?」

男「うむ」

ゆま「ちょっとだけ生えてたよ」

男「↓2」


1.そうか
2.何? もう少し詳しく頼む
3。こらこら、そういうのは人に気軽に言っちゃダメじゃないか

男「そうか」

ゆま「うん」

男「おっ、そんな事を言ってる間にあそこに杏子ちゃんを発見だ!」

ゆま「あ、本当だ。キョーコー!!」

男「おーい、杏子ちゃん!」

杏子「……なんだよ」

男「いきなり出て行くなんて駄目じゃないか。さあ戻ろう、巴さんが食事を作って待っているぞ」

ゆま「戻らないとゴハンが無駄になっちゃうよ」

杏子「別に戻らないなんて言ってないだろ。アタシはごっこ遊びに参加したくなかっただけだ」

杏子「メシが出来る頃合いを見計らって戻ろうとしてたんだよ。ただの時間潰しだっての」

男「だったらそう言ってくれないとみんな心配するだろ?」

杏子「メシを引き合いに出されたまま喋ってたら本当にメシ抜きにされるかもしれねーだろ。うやむやにしたかったんだ」

杏子「大体お前に心配される筋合いなんてねーよ」

男「……」


1.いい加減にしろ!
2.そうか……でも巴さんも心配してたし早く戻ろう
3.なんでそんなにイラついてるんだ? 生理か?

男「いい加減にしろ! 俺はともかくゆまちゃんや巴さんに迷惑をかけるのはよせ!」

ゆま「そうだよ。わたしはいいけど、マミおねーちゃんにわるいよ……」

杏子「……」

杏子「ちっ……」

男(来た道を戻っていく杏子ちゃん。マミさんの部屋に戻るつもりなんだろう)

ゆま「あ、まってキョーコ」

トテテテテ



ゆま「今日のメニューなんだろうね? お肉混ぜてたからハンバーグかな?」

杏子「かもな……ってやばい! ほっといたらこの間みたいなピーマンの肉詰めにされるかもしれねー!」

ゆま「わ、本当だ! 走って帰ろう!」



男「ふう……疲れた……」

男「なんで杏子ちゃんは俺の事を嫌うんだ???」

男「はあ……」


1.マミに電話して今日は家で食べると伝える
2.二人の後を追いかける

男「マミさんに電話しよう」

prrrrrrr prrrrrrr

マミ『はい?』

男「巴さん。俺だ」

マミ『うん。佐倉さんは見つかった?』

男「ああ。今そっちに向かってる」

マミ『そう。ごめんなさいね、彼女、ちょっと気難しいところがあるから……』

男「いいんだ。それよりも申し訳ないんだけど、今日はちょっと用事が出来て食事に参加出来なくなってしまった」

マミ『ええっ? い、いきなりね……でももう用意が終わってしまったし、その用事が終わってからでも食べに来られないかしら?』

男「それも無理なんだ。すまん、せっかくの厚意なのに……この埋め合わせは必ずするから……」

マミ『うーん、仕方ないわね……わかったわ』

男「すまん……」

ピッ

男「ふう……さて、これからどうしようかな?」

↓2

今日はこれだけです。
昨日は終了宣言をしたつもりだったんですが書き込まれてなかったようでごめんなさい。

男「美樹さんにイタズラでもするか」

男「しかし志筑さんの名前で出すにしても、志筑さんの書く字を見た事がないからあっという間に気づかれそうだな」

男「よし、ここはPCで打つ事にしよう。家に帰るぞ」



男「美樹さやか様、貴女の事を想うと私の胸が高鳴ります。
禁断の恋だとはわかっていますが、それでもこの気持ちを抑える事はかないませんでした。
思い切ってこの手紙を送ります。私と付き合ってください。 志筑仁美」カタカタ

男「シンプルにこんなもんでいいだろう。じゃあ印刷っと……」カチッ

男「……? あれ、プリンターが壊れてるぞ!」

男「せっかく文面を考えたのに……これじゃあラブレターが出来ないじゃないか、くそっ!」


1.面倒なので捨てアドから携帯に送る
2.なんとかして手紙にする

↓2

男「せっかく文面を考えたんだ。なんとしてでも手紙を出してやるぞ!」

男(俺は家を出て、幼馴染の家じゃない方の隣の家の夕刊を借りるとまた家に戻った)

男「よし、これで文字を切り抜いてうまく貼りあわせれば……」

男「美女集合……街路樹伐採……よしよし、いい滑り出しだ」チョキチョキ

男「……と思ったがすぐに行き詰ったぞ。やっぱり夕刊の一部だけじゃ自由に文章を作るのは難しいか?」

男「でもこれだけのために新聞を買いに行くのも面倒だし……似た感じの単語でなんとか文章になるように代用してみるか。どうせ美樹さんは馬鹿だからちょっとくらい粗くても気にしないだろ」チョキチョキ

美樹さやか様、貴方の事件で私の想い人の心臓はなくなりました。
禁止されたとはわかっていますが、それでもこの重い気持ちを抑える事はかないませんでした。
切ります、この手紙を送りましたら、私が突きます。  死瞳

男「こんなところか……」

男「ってしまった。肝心の美樹さんの家がわからないじゃないか」

男「もういいや、めんどくさい……鹿目さんの家のポストにでも入れとこう……」



男「さて、今日はもう寝ることにするか」

男「寝る前にオナニーをするぞ。誰でオナニーしようかな?」

↓2

男「くそっ、杏子ちゃんめ! すぐ殴ってくるし、今日は俺に面倒な事させやがって!」

男「いつか痛い目にあわせてやるぞ! 力では勝っていると思って慢心している隙を突いてやるんだ!」

男「よし、今日はその時のためのイメージトレーニングをするぞ!」

男「やあ、杏子ちゃん。元気か?」シコシコ

杏子『うぜえ、うぜえ。話しかけんなうぜえ』

男「そんなつれないことを言うなよ。そうだ、あめちゃんやるから食えよ。お菓子好きだろ?」シコシコ

杏子『お前は嫌いだがお菓子は大好き! もらう!』パクッ

杏子『!? こ、これは……』

男「ふふふ、ようやく気づいたようだがもう遅い。その飴玉にはしびれ薬と媚薬と筋弛緩剤と排卵誘発剤と惚れ薬が入っているのだ」シコシコ

杏子『あひぃぃぃぃぃん! アタシ、オマエ、スキ!』

男「ククク……かわいがってやるからな……」シコシコ

男「うっ」ドピュ

男「ふぅ……寝るか」

鹿目さん★★☆☆☆
美樹さん☆☆☆☆☆
マミさん★★★★☆
暁美さん(FORMULA)★★★☆☆
杏子ちゃん☆☆☆☆☆
ゆまちゃん★★☆☆☆
織莉子ちゃん☆☆☆☆☆



鹿目さん★★☆☆☆
美樹さん☆☆☆☆☆
マミさん★★★★☆
暁美さん(FORMULA)★★★☆☆
杏子ちゃん★☆☆☆☆
ゆまちゃん★★☆☆☆
織莉子ちゃん☆☆☆☆☆



男「ふぁ……今日は水曜日だな」

男「マミさんからメールが来ている。今日はちゃんと学校に来るのよ、か……」

男「嫌だ、俺はもう学校には行かないと決めたんだ。今日は何して過ごそうか?」

↓2

男「暁美さんの家に織莉子ちゃんを助けに行くぞ!」

男(俺は意気揚々と家を出た)



男「暁美さんの家に着いたぞ! 早速中に入ろう」

男(俺はポスト裏に隠されている鍵を取り出し、部屋に侵入した)

バタン

男「でも、織莉子ちゃんはどこにいるんだ? この前来た時は影も形も無かったのに……」

男「どうしよう?」


↓2

男「俺はサムライだ!!!」

ドン!!

男(俺は壁にヒップドロップをかました!)

男「ふぅ……」

男「帰るか」

ガチャ

織莉子「え?」

キリカ「ん?」

男「お、織莉子ちゃん発見!」

ギィ…

織莉子「待って、閉めないで!」

男「え、なんだって?」

バタン

男(織莉子ちゃんが何か言ったが、既に俺は入り口を占めた後だった)

織莉子「あ……」

織莉子「あ~~……」ヘタ

男「???」

ガタガタ

男「あれ、開かない……」

織莉子「内側からは開かないの……」

男「へー」

男(俺はそこから出る事も出来ずに野垂れ死んだ)


GAME OVER

男「はっ夢か……」

男「ふぁ……今日は水曜日だな」

男「マミさんからメールが来ている。今日はちゃんと学校に来るのよ、か……」

男「嫌だ、俺はもう学校には行かないと決めたんだ。今日は何して過ごそうか?」

↓2

男「マミさんの家に侵入して遊ぼう」



男「着いたぞ。マミさんのマンションだ」

男「玄関からは入れないから雨どいを上って窓から入ろう」

スルスル

男「ベランダに到着したぞ!」

男「窓を割って……」バリン

男「鍵を開けて侵入。さて、どうしようかな?」

↓2

男「とりあえず全裸になるか」ババッ

男「そして意味もなく腹筋開始だ。ふっ、ふっ!」

男「うーん、いまいち気分が乗らないな……」

男「マミさんのパンツの匂いを嗅ぎながらやってみるか」ゴソゴソ

男「くんくん……ふっ、ふっ!」

男「よし、捗った!」


1.帰る
2.まだやり残した事がある

↓2

男「帰ろう。帰りは当然玄関から出られるぞ」

ガチャ

男「ふんふふーん♪」スタスタ

通行人「キャーーーーッ!! 変態よ!!」

男「何、変態だと!? ど、どこだ!!」

通行人「キャーーーー!! キャーーーーー!!」

男「おい、騒いでないで答えろ! 変態はどこにいる!?」

男(俺は通行人の女に詰め寄った)

通行人「キャーーーッ!! 来ないで変態!!」

男「? まるで俺が変態だとでもいうようなこの態度は一体……?」

男「……! し、しまった! マミさんの部屋で全裸になってそのまま外に出てしまったのか!」


1.マミさんの家に逃げる!
2.女の服を奪い取る!

↓2

男「おい女! お前の服をよこせ!!」

通行人「いやーーーーーっ!」

男「騒ぐんじゃねえ!」バシッ

通行人「あうっ!」バタッ

男「へへへ、大人しくしてりゃあ痛い目に遭わずに済んだものを……」

男(俺は倒れた女の服を剥ぎ取り、自分で着た)

男「よし、これでOKだな。下着は残しておいてやろう」

通行人「いや……いや……」

警官「貴様ーーーッ!! 何をしとるかーーーッ!!!」ダダダダッ

男「おっとサツが来たか。さっさと逃げるとするか」ダダッ



男「ふう、家に着いたな。女物の服は気持ち悪いから着替えよう」

男「さて、これからどうしよう?」

↓2

すみません、一旦切ります。
後でまたくるかもしれません。

男「ゆまちゃんでオナニーだ」

男「はぁ……はぁ……」シコシコ

男「ゆまちゃんの未成熟な体を俺の思うがままに蹂躙したい……」シコシコ

男「ゆまちゃん……ゆまちゃん……」シコシコ

男「うっ!!」ドピュ

男「ふぅ……ロリコンじゃあるまいし、本来ゆまちゃんに欲情するのはあり得ないんだがな……」

男「さて、次は何をしようかな?」


↓2

男「暇だし散歩でもするか。引きこもってたら運動不足で体力が落ちるからな」

男(俺は複を着替えると、駅前に向かった)


男「ふんふんふーん♪」

DQN1「おい、そこのお前!」

男「ん、なんだ!?」

男(気がつくと俺は高校生くらいの見知らぬ4人の男達に囲まれていた)

DQN2「お前中学生だろ? 平日のこんな時間に何やってんだ?」

男「そ、そういうお前らは高校生じゃないのか? なんでこんな時間に遊んでるんだ。学校にいかないとダメじゃないか」

DQN3「まあまあ。とりあえずこっちこいよ」

男(路地裏に連れて行かれた……)


DQN2「あのさぁ。相談なんだけど……俺たち今ちょっと金に困ってるんだよね」

男「昼間から遊んでばかりいるからじゃないのか?」

DQN4「口の減らねえガキだな」

DQN1「目上のモンが困ってるって言ってるんだからさぁ……とりあえず、金貸してくれよ。な?」

男「↓2」


1.フッ……金が欲しければバイトでもするんだな。出直してきな!
2.は、はい……少ないんですが有り金全部渡します……。
3.[ピーーー]!!!

男「暇だし散歩でもするか。引きこもってたら運動不足で体力が落ちるからな」

男(俺は複を着替えると、駅前に向かった)


男「ふんふんふーん♪」

DQN1「おい、そこのお前!」

男「ん、なんだ!?」

男(気がつくと俺は高校生くらいの見知らぬ4人の男達に囲まれていた)

DQN2「お前中学生だろ? 平日のこんな時間に何やってんだ?」

男「そ、そういうお前らは高校生じゃないのか? なんでこんな時間に遊んでるんだ。学校にいかないとダメじゃないか」

DQN3「まあまあ。とりあえずこっちこいよ」

男(路地裏に連れて行かれた……)


DQN2「あのさぁ。相談なんだけど……俺たち今ちょっと金に困ってるんだよね」

男「昼間から遊んでばかりいるからじゃないのか?」

DQN4「口の減らねえガキだな」

DQN1「目上のモンが困ってるって言ってるんだからさぁ……とりあえず、金貸してくれよ。な?」

男「↓2」


1.フッ……金が欲しければバイトでもするんだな。出直してきな!
2.は、はい……少ないんですが有り金全部渡します……。
3.死ね!!!

男「死ねや豚が!!!」バキッ

DQN1「ぐあっ!」

男「何が目上だ! 俺の方が偉いんだから俺が目上なんだよ!!」ドゴッ

DQN3「ひぎゃ!」

男「クズ野郎が!! こんな時間に仕事もせず学校も行かずにブラブラしてるような奴は社会のクズなんだよ!! 死ねクズ!!」ゴスッゴスッ

DQN2「んぎゃ!」

DQN4「んぼ!」

「「「「あ、あばばば……」」」」

男「全く、よわっちい奴らだな。普段からチャラチャラしてるからだぞ」

警官「コラァーーーーーッ!! そこで何やっとる!!」

男「やばい、逃げ……しまった、袋小路だ!」



男(警察から生徒指導室まで連行されてしまった……)

立木「男は最悪だった。今週に入ってから学校には一度も来ておらず、それでいてやる事といえば街で不良相手のケンカ。救われない。救われるわけがない」

古谷「現在の価値に換算すると停学3週間である」

男「あ、はい……すんませんでした……」

男「お前らのせいで停学になってしまった……」

男「くそっ、今までは学校にいかないアウトロー気分だったのにこれじゃただのクソガキじゃないか!」

男「とりあえず帰ろう、なんとかしてこの事態を脱却するんだ……そうだ、さっきのクズ共を探し出して怪我は転んで出来た物だと証言させれば……」

グゥ~

男「む、そういえばもう昼飯時か」

男「スーパーで何か買って帰るか」


男「スーパーについたぞ。さて、何を買おうかな?」

↓2

男「風邪薬を買おう」

男「中に薬店があったな。そこで風邪薬をゲットだ」


「1344円です」

男「……あ、4円出します」チャリ

「ありがとうございました」

男「ふう。無事に風邪薬を買えたな」

男「早速パッケージを開けて……」パカッ ピリピリ

男「うーん、全然美味くないな。腹も膨れないし、なんでこんなもの買わせるんだ」モグモグ

男「もういいや、適当に弁当でも買って帰ろう」

男(俺は弁当を購入してスーパーを後にした)


男「……ん、店前のベンチに座っているのは……ゆまちゃんか?」

男「おいゆまちゃん、こんなところで一人でどうした」

ゆま「……」

男「まさかまた盗みを働きにきたのかな? ははは……」

ゆま「……」

男「↓2」

男「元気がないな? よし、キャラメルをやろう。一粒300メートル。元気が出る魔法のお菓子さ」

ゆま「……」

男「……」

ゆま「……」

男「おい、無視するなゆまちゃん!」

男(俺はゆまちゃんの肩を掴んで前後にゆさぶった)

ガクガクガク

ゆま「……ぅ……」

ゆま「うぇぇぇぇ……」ビチャビチャ

男「ぎゃあああああああああ!!」

男(ゆまちゃんの吐いたゲロが俺のズボンにかかった!)

男「な、何を!?」

ゆま「……ぁ、おにーちゃん……」

男「おい、どうしてくれるんだ! ズボンがゲロまみれになっただろ!」

ゆま「ご、ごめんね……」

ゆま「わたし、アタマがいたくて、きもち悪くて……」

男「なんだ、具合が悪いのか……? 杏子ちゃんは何をしてるんだ。保護者の癖にほったらかしとは許せんな」

ゆま「ちがうの……」

ゆま「今、キョーコ、わたしのためにかぜ薬を取りにいってくれてるから……」

男「そうか、薬店に行ってるんだな」

男「じゃあそれまで俺が隣で見ててやるか。どっこいしょ」ドス

ゆま「だ、だめだよ……カゼ、うつっちゃうよ……」

男「↓2」

男「そうか、うつされたら困るな」

ゆま「うん、ごめんね……」

男「風邪薬なら持っているからわけてやろう。水は今買ったいろはすでいいよな」

ゆま「え? ……あ、うん。ありがとう、おにーちゃん」

ゆま「もしかしておにーちゃんもカゼなのかな……?」

男「ん? いや、違うけど」

ゆま「じゃあなんでかぜ薬なんてもってたの?」

男「俺は杏子ちゃんを連れ戻してくる。もう薬は必要ないからな」

今日はここまでにします。ありがとうございました。

男「杏子ちゃんをを連れ戻そう。彼女は薬店にいるはずだ」


男(薬店に着くと、丁度店から出てくる杏子ちゃんと出くわした)

男「お、いたいた。おーい、杏子ちゃん!?」

杏子「!? ……なんだよ、なんか用かよ」

男「表でゆまちゃんと会ってな。風邪薬をわけてあげたんだ。だからもう風邪薬を用意する必要はないぞ!」

杏子「はぁ? 何勝手なことして……」

店員「……」

杏子「……いや、わかった。じゃあもうここに用はないから、さっさと行くぞ」

男「おう。ところで今店から出てきたってことはもう風邪薬は盗んだ後なのかな?」

杏子「お前何言ってんの?」

男「だって杏子ちゃんはここに薬を盗みに来たんだろ? もう懐に入ってるのかな、店の人に悪いから返してきたらどうだ?」

杏子「ば、馬鹿、お前何言って……いいからもう行くぞ」

男「ん? ああ、わかった。……あれ、あっちから向かってくるのは……」

ショウ「おーなるほどなー、確かに赤い長髪だわ」

男「ショウさんじゃないか。こんな所で会うなんて奇遇だな!」

ショウ「ん? なんだよ、男、お前こいつの知り合いか?」

男「うむ。この子は杏子ちゃんというんだ」

ショウ「……もしかして、お前も仲間っていうんじゃないだろうな」

男「仲間? いや、俺は仲良くしたいんだけど、杏子ちゃんは俺を邪険にしていつも一緒に遊んでくれないんだ」

ショウ「そうか」

男「杏子ちゃん、この人は俺の親戚のショウさんだ。本業はホストだけど、昼間は昼間でいろんな仕事をしている働き者だ」

ショウ「いつも男が世話になって悪いな。迷惑かけてないか?」

杏子「……」

ショウ「……」

男「おいおい、挨拶くらいしたらどうだ。まあいいけどな。ところでショウさんはここで何してるんだ? また何か仕事で来てるのか」

ショウ「ああ、実はちょっと前からこのスーパーも含むこの辺りの店の組合から仕事頼まれててな」

ショウ「調子に乗って万引きしまくってるクソガキを捕まえて欲しいって」

男「ほう、万引きとはけしからんな。そのガキの特徴とかは聞いてないのか?」

ショウ「赤毛で中学生くらいの背丈の女だそうだ」

男「ん? それって……」

ショウ「いやー、なかなか会えなくて焦ってんだけどな。ようやく対面できてうれしいぜ、おい」

杏子「……ちっ! おい、どけ!」ドン

男「おぎゃあ!」ドテッ

男(俺を突き飛ばして出口の方へ向かう杏子ちゃん。しかし出口にたどり着くにはショウさんを突破する必要があるぞ)

ショウ「窃盗に傷害も追加か? 子供は後先考えずに行動出来てある意味羨ましいわ」

杏子「お前もどけ!」

ドカッ

男(激しい衝撃音がして、床が軽く揺れる……)

杏子「……え……?」

ショウ「現行犯で逮捕な。お疲れさん」

カチャ

男(倒れていたのは勢いよく向かっていった杏子ちゃんの方だった。ショウさんに組み伏せられ、その手に手錠がかけられる……)


1.杏子ちゃんを助ける!
2.ここは見ていることしか出来ない。

↓2

男(ここは見ている事しか出来ない。杏子ちゃんが無実であれば助けてやる事も出来ただろうが……)

店員「すみません、早速来ていただいて。あの、服の右ポケットに薬が入っているはずなので……」

ショウ「丁度近くにいたからすぐに来られたんですよ。……あった。んじゃ、証拠も出たしとりあえず事務所に行くか」

店員「はい。こっちです」

男(杏子ちゃんは実際に盗みを働いている。俺がショウさんから杏子ちゃんを助け出せたとしても、身元の明らかな俺も一緒に共犯としてすぐに捕まるだけの事だ)

男(それよりも俺にはしなければいけない事がある。それは……)


1.店員の居ない今なら店の商品が盗み放題だ。
2.ゆまちゃんを保護しないといけない。

↓2

男(ゆまちゃんを保護しなければいけない。杏子ちゃんがあんな事になった以上、彼女を迎えに行く者は誰もいないだろう)

男(ゆまちゃんはまだ子供だ。加えて今は体調が悪い。一人ではどうする事もできないはずだ。俺が助けてやらなくては……)

ショウ「おう、お前はどうする? 仕事が終わったら飯でも食いに行くか?」

男「いや、俺は用事があるから帰るわ」

ショウ「そうか」

男(俺はゆまちゃんの待つ場所へと戻った)


男「ゆまちゃん。大丈夫か?」

ゆま「……」

男「ゆまちゃん?」

ゆま「……Zzzz」

男「寝ているのか……風邪薬のせいか?」


1.起こす
2.背負って帰る
3.レイプする

↓2

男「起こすと悪い。ここは背負って帰ろう」

男(俺はゆまちゃんの前に屈みこみ、手を俺の首にかけさせ、足をがっちりと腕で掴んで立ち上がった!)

男「よし、帰るぞ!」


男「うーむ、家に着いたが……」

男「両手が塞がっていて鍵が取り出せない……背負う事は出来たが起こさずに降ろすのは難しいぞ……」

男「仕方ない。ゆまちゃんに起きてもらうか」

男「おおい、起きろゆまちゃん!」ユッサユッサ

ゆま「Zzzz....」

男「起きろぉーーー!!」ユッサユッサ

ゆま「Zzzz....」

男「どうしよう、起きてくれない……」


↓2

男「眠れる姫は王子様のキスで目覚めるものだ」

男「ここはディープキスをゆまちゃんに仕掛けて起こす事にしよう」

男(俺は首を回し、ゆまちゃんの唇を奪おうと顔を近づけた)

グググ……

男「ぜ、全然届かない……」

男「くそっ、もっと近づかないと!」

ググググ……

男「ぐ、ぐぎぎぎ……」

グググググ……

ゴキッ

男(俺は首の骨が折れてその場で倒れた)

「おにーちゃん、おにーちゃん……」

男「ん……」

ゆま「あ、起きた」

男「ゆまちゃん? 俺は一体……」

ゆま「おにーちゃん、首がヘンなほうに曲がったままここに寝てたよ」

ゆま「危ないところだったんだよ。いき、してなかったんだから。アワふいてたし」

男「そうだったのか……またゆまちゃんの魔法で助けてもらったんだな、俺は」

ゆま「あのね、おにーちゃん……」

男「ん?」

ゆま「わたし、スーパーの前にいたのに……キョーコを待ってたのに、気づいたらここにいて」

ゆま「わたし、どうしてここにいるの? キョーコはどこ? わたしの事、さがしてないかなぁ……」

男「……」

男「まずは家に入ろう。そこで詳しく話そう」

ゆま「……うん……」

男(ゆまちゃんの表情に不安が見て取れる。杏子ちゃんがいなくなったことに薄々感づいているのかも知れない……)

男(居間で机を挟んでゆまちゃんと向かい合う。ゆまちゃんの表情には未だにかげりが見えていた……)

ゆま「おにーちゃん……」

男「……」

ゆま「キョーコは、どこにいるの……?」

男「杏子ちゃんは……」

男「↓2」

男「杏子ちゃんは……万引きがバレて捕まってしまったんだ」

ゆま「え……?」

男「杏子ちゃんはこの街でかなりの回数の盗みを働いていただろう? 風邪薬を持って店から出たところを、店側が雇った人間に捕まって連れて行かれてしまったんだ」

ゆま「……」

男「すまん、俺が付いていながら……ッ!」

ゆま「な、なんだぁ……そうだったんだ?」

男「?」

ゆま「起きたらキョーコがいないからびっくりしたよ。もーおにーちゃん、それならそうと早く言ってくれればいいのに」

男「……」

ゆま「大丈夫だよ、キョーコはとっても強いんだから。絶対すぐにまた帰ってくるよ!」

男「それは……」

男(多分無理だ。ショウさんはそんな詰めの甘い人じゃない)

男(きっと杏子ちゃんは身動きも出来ないまま監禁されて、今まで店に出した損害を補填するために金持ちのロリコン相手に体を使った商売をさせられるに違いない……)

ゆま「えへへー……」

男(だが、そんな真実を、杏子ちゃんの帰りを信じて疑わないゆまちゃんに伝える事は……俺には出来ない……)

男「そうだな……」

ゆま「うん!」

男「よし、杏子ちゃんが帰ってくるまでここで待つといい。俺はあの現場で杏子ちゃんに会ってるからな。彼女が自由になってゆまちゃんを探すとしたら、まず最初にここに来るはずだ」

ゆま「ホント? ありがとうおにーちゃん!」

男「ところでゆまちゃん、もう風邪は平気なのか?」

ゆま「うん。まだちょっとぼーっとするけど、もう平気だよ」

男(そういって立ち上がり、その場でくるくると回ってみせるが……)

ゆま「あ、あれ?」ベチャ

男(すぐにバランスを崩して尻餅をついてしまった)

男「お、おい。やっぱりまだ調子が悪いんじゃないか。布団を貸してやるから寝てるんだ」

ゆま「う、うん……ごめんね……」

男「ほら、こっちだ」

ゆま「うん……あ、お、おにーちゃん?」

男「なんだ?」

ゆま「さっきからおにーちゃんのズボン、ちょっとクサいよ……」

男「↓2」


1.それはゆまちゃんのせいだ
2.ごめんな

男「それはさっきゆまちゃんがゲロひっかけたからだろ……」

ゆま「え?」

男「忘れたのか? スーパーの前で俺にゲロかけてきたじゃないか」

ゆま「……」

ゆま「あ……おもいだした!」

ゆま「ごめんね、おにーちゃん……」

男「まあいいけどな」


男「よし、敷き終わった。ここで大人しく寝てるんだぞ?」

ゆま「う、うん……」


男「さて、ゆまちゃんも寝かしたし、俺はどうしようかな?」

↓2

男「マミさんに電話して呼び出すか」スッスッ

prrrrrrr prrrrrrr

マミ『男君? もう、学校には来るようにって言ったじゃない』

男「と、巴さん! 大変なんだ! 杏子ちゃんが万引きで捕まった!」

マミ『ええっ!? ほ、本当なの!?』

男「残念ながら本当だ……そしてゆまちゃんが取り残されたから、今うちで預かっている」

マミ『そ、そうなの……もう、佐倉さんったら! あれほど悪い事はしないでってお願いしたのに!』

男「ゆまちゃんは風邪気味だから今布団を敷いて寝かせている。女の子だし、俺一人じゃ面倒見切れない部分もあるから、巴さんが応援に来てくれると助かるんだが……」

マミ『そ、そうね。でも学校やレッスンもあるし、今すぐっていうわけにはいかないわ』

男「↓2」


1.いつ来られる?
2.今すぐ来い

男「いつ来られる?」

マミ『今日は学校が終わった後に少しレッスンがあるから……自由になるのは夜、かな?』

男「なに? 夜まで来られないのか」

マミ『ごめんなさい。悪いけどそれまでゆまちゃんの面倒を見てあげてくれないかしら?』

男「別にいいぞ。まあ、面倒を見るって言っても本人は寝ているから別にやる事もないんだけどな……」

マミ『ええっ? ちょっと男君、彼女を放置するつもりなの!?』

男「ん?」

マミ『絶対ダメよ! 病気の時は精神が不安定になりがちなんだから、誰かが傍にいてあげないと!』

マミ『それに着替えだって用意してあげないとダメよ? 下着もこまめに替えて、可能な限り快適に過ごさせてあげないと、治るものも治らないわ!』

男「な、なんだって!?」

男「↓2」


1.そうだったのか。それは責任重大だな!
2.そこまで言うなら自分でやれ
3.当然かかった費用は巴さんが返してくれるんだろうな?

男「そ、そうだったのか……それは責任重大だな!」

マミ『ええ。せっかく学校を休んでまでそこにいるんだから、手厚く看病してあげてね? 私も後で必ず向かうから……』

男「わかった。ありがとう巴さん!」

ピッ

男「ふう……これは思ったよりも大変な事になりそうだな」


男「ゆまちゃん。まだ起きてるか?」

ゆま「あ、うん……」

男「眠れないのか? もしかしてどこか痛いのか!?」

ゆま「うーん……服がね、汗でべたべたしてキモチわるくて……ねにくいの……」

男「……!!」

男(マミさんの言った通りだった……! 俺は風邪に対する認識が甘かった!)

男「す、すまないゆまちゃん! ふがいない俺を許してくれ……!」

ゆま「え? 大丈夫だよ。すぐにねられるよ」

男「っ……!」

男(なんて健気なんだ……)

男「ごめんな。俺にはゆまちゃんを迎え入れる覚悟が足りなかったみたいだ」

ゆま「?」

男「寂しいだろうけどちょっと待っていてくれ。すぐに戻るから……」

男(俺は必要な物を買うために外に飛び出した)

男「まずは服と下着だ……」


1.しまむらへ
2.幼馴染の家へ

↓2

男「新品の服や下着は汗を吸いにくい。熱を出している子に着せるのには不向きだといえるだろう」

男「ここはある程度履いて洗濯された下着を用意してやるのがベストなはずだ。幼馴染の物を少し拝借しよう」

男(俺は幼馴染の家の窓を割り、中に入った)


男「よし、昔使っていたのであろうパジャマと女児用パンツを手に入れたぞ!」

男「守銭奴で貧乏性な幼馴染の性格が役に立ったな。普通ならはかなくなった下着なんてさっさと捨ててしまうだろうに」

男「よし、他に用意すべきものといえば……」


↓2

男「マミさんに相談だ」

prrrrrrr prrrrrrr

マミ『はいはい。どうしたの?』

男「ああ。服と下着は手に入れたんだが、他に用意すべき物ってないかと思って」

マミ『うーん、そうねえ……』

マミ『やっぱり病人でも食べやすい料理があるといいわね。男君は料理は出来る?』

男「あんまりしないけど、レシピがあれば作れる」

マミ『それじゃあ料理の本でもインターネットでもいいから、お昼ごはんにおかゆの作り方を調べて作ってあげて。足りない材料は買ってあげてね』

男「ああ、わかった!」

ピッ

男「おかゆか。わざわざ作り方を調べるほどのものでもないと思うがな……」

男「そうだな、どうせならちょっと凝ったものでも作ってみるか」

男「さっそくスマホで検索しよう。検索ワードは↓2だ」


1.おかゆ 栄養満点
2.おかゆ アート
3.サムゲタン

すみません、連続での安価取りなので無効です
今日はもう遅いのでここまでにします。

再安価↓2です

男「おかゆ 栄養満点 と……」ポチポチ

男「ふむ、色々あるな……」

男「まあ、要は魚介や野菜を混ぜたり添えたりすればいいわけだ。簡単だな」

男「じゃあ米や調味料は家にあるから、スーパーで具を買って帰るか」


男「えーと、子供の食うものだからな。野菜ばっかりだときっと不満を感じるに違いない」

男「魚介類は↓2、野菜は↓3を使おう」

男「ここは豪気にふぐのおかゆにしよう」

男「スーパーでは野菜だけ買ってふぐの加工場に行くぞ」


男「着いた……ここが見滝原ふぐ加工場だ!」

バタン!

男「おい、ふぐを出せ!」

「え? ここは直売はやってないよ」

男「加工済みの物を持って帰ろうとは最初から思ってない。捌く前の本物のふぐを出せ」

「……あんた、何言ってるんだ? そんなもん持ってかえってどうするんだ。フグの調理に免許が要ることは常識だろう」

「あんたは背丈からして恐らく中学生あたり。免許なんて持ってないはずだ。そんな奴にふぐは渡せないね」

男「くっ……!」

男(すんなりもらえない事はわかっていたが……どうする!?)


1.加工品を売ってる店を尋ねる
2.なんとか頼み込んで売ってもらう
3.免許を取る

↓2

男「だったら免許を取るからそれから売ってくれ」

「本気か……? この道は決して甘くはないぞ?」

男「どうしてもふぐを食べさせたい子がいる。そのためなら俺はなんだってやってやる」

「わかった。だったら俺が責任持ってお前がふぐを調理できるようにしてやる」



20年後

「……ついに今日が開店か」

男「はい。これが俺の店……やっと、やっとここまで来られた」

「お前は本当によく頑張ったよ。他のどの弟子よりも優れたセンスを持ち、それでいて決して努力を怠らなかった」

「お前は俺にとって最高の弟子だ。どこに出しても決して恥ずかしくない」

「ここ銀座は料理人にとっては勝負の街。厳しい世界だ。しかし、お前なら必ずやっていけるはずだ」

男「はい、師匠。……俺がふぐを食わせたかった相手は、弟子入りしてすぐの台風でいつの間にか台風でいなくなってしまいましたが……今となっては過去のことです」

男「俺はこの銀座の街で、料理人としての自分って花を咲かせて見せます!」

「ああ、頑張れよ!」


GAME OVER

男「はっ夢か……」

男「よく考えたらふぐなんて味しないし高いだけだ。ゆまちゃんみたいな子供にとってはきっとうれしくないだろう」

男「というかもう卵と白菜だけでいいだろ。肉や魚なんて病人には重いだけだ。さて帰ろう」


ガラッ

男「ただいまゆまちゃん。大人しくしてたか?」

ゆま「Zzzzz....」

男「寝てるのか? うわ、汗だくじゃないか。うーむ……」


1.起こして着替えを渡す
2.寝てる間に着替えさせてあげる
3.本当に寝てるのか確かめる

↓2

男(俺はゆまちゃんの着ている服を脱がし始めた)

男(シャツとパンツも脱がして……)

男「あ、体を拭いてあげないとな」

男(俺は洗面器とタオルを用意しに風呂場に向かった)



男「よし、用意できた。ゆまちゃんが待つ寝室に……」スタスタ

男「……!?」

男(部屋に戻り、全裸のゆまちゃんが寝転がっているのを見て俺は思った)

男(家族じゃない小さい女の子を家に連れ込んで勝手に服を脱がすのって犯罪じゃないのか……!?)

男「ど、どうしよう……」


↓2

今日はこれだけです、。ありがとうございました。

男「すぐに服を着せてあげないと!」



男「危なかった。もう少しでロリコンの性犯罪者になるところだった」

ゆま「ん、んん……」

男「む、起きたか」

ゆま「おにーちゃん……キョーコは? 迎えに来てくれたかな?」

男「いや、まだ来てないな」

ゆま「そっか……」

男「着替えを用意したんだ。汗かいただろ? 新品じゃなくて悪いけど使ってくれ」

ゆま「え? ……う、うん。ありがとう」

男「タオルと洗面器も置いておくからちゃんと身体についた汗も拭くんだぞ」

ゆま「うん、わかった」



男「まだ元気がないみたいだな……」

男「腹が減っているのかも知れない。おかゆを作ろう」

男「えーと、冷凍ごはんをレンジで温めて、土鍋に水を入れて火をかけて……」



男「ゆまちゃん、着替えは終わったか?」

ゆま「うん。……ちょっと服が大きかったけど、きがえたよ」

男「袖も裾も余ってるな。安全ピンで留めとこう」

男「それでゆまちゃん、お腹空いてないか? おかゆ作ったんだけど食べるか?」

ゆま「え、ホント? たべる!」

男「↓2」

男「よしよし。いっぱい食べて早く元気になるんだぞ。今持ってくるからな」

ゆま「うん!」



男「あまり具合がよくなさそうだったから、白菜しか入れてないんだが……」

ゆま「うん、おいしそう。ありがとうおにーちゃん」

ゆま「いただきます。……あちち」

ゆま「ふーっ、ふーっ……」

男「……」


1.黙ってみている
2.代わりにふーふーしてあげる
3.何か入れて冷ましてあげる

↓2

男「よし、スプーンを貸してみろ。代わりに俺が冷ましてやろう」

ゆま「え? いいよそんなの」

男「遠慮するな。息を吹き続けるのも体力がいるだろう?」

ゆま「い、いいってば。これくらい自分でできるよ。ふーっ、ふーっ……」

ゆま「はむ……おいしい」

男「……」


1.いいから貸すんだ!
2.そうか、余計なお世話だったな
3.氷持ってこようか?

↓2

男「氷持ってこようか?」

ゆま「あ……う、うん。ほしい」

男「よしよし。ちょっと待ってろ」



男「ほら。好きなだけ入れろ」

ゆま「一個だけもらうね」

男「そうか。溶けるから仕舞ってくるけどまだいるなら遠慮なく言うんだぞ」

ゆま「うん」



ゆま「ごちそうさま。おいしかったー」

男「そうかそうか」

ゆま「おにーちゃん」

男「ん?」

ゆま「また眠くなっちゃった」

男「そうか、ゆっくり休め。服は洗濯しておくからな」

ゆま「うん。ごめんね。ありがとう」

男「氷持ってこようか?」

ゆま「あ……う、うん。ほしい」

男「よしよし。ちょっと待ってろ」



男「ほら。好きなだけ入れろ」

ゆま「一個だけもらうね」

男「そうか。溶けるから仕舞ってくるけどまだいるなら遠慮なく言うんだぞ」

ゆま「うん」



ゆま「ごちそうさま。おいしかったー」

男「そうかそうか」

ゆま「おにーちゃん」

男「ん?」

ゆま「また眠くなっちゃった」

男「そうか、ゆっくり休め。服は洗濯しておくからな」

ゆま「うん。ごめんね。ありがとう」

男「さて、汗まみれのゆまちゃんの服を洗濯しよう」

男(俺は全裸になってゆまちゃんのパンツを顔面に被った)

男「はぁ……はぁ……」シコシコ

男「ゆ、ゆまちゃんの……使用済み洗濯前パンツ……はぁはぁ……」シコシコ

男「全体的にわずかだが湿ってる……はぁはぁ……!」シコシコ

ゆま「おにーちゃん……トイレどこ……?」トコトコ

男「!?」

男(ゆまちゃん!? こっちに向かってくる!)


1.パンツを履く!
2.パンツを外す!
3.大声を出す!

↓2

男(俺は急いでパンツを顔から外し、洗濯機に突っ込んだ!)

ゆま「おにーちゃーん?」ヒョコ

男「ん? トイレか? そのまま突き当たりまで行って右のドアだ」

ゆま「……う、うん。でもおにーちゃん、なんでハダカなの?」

男(ゆまちゃんに視線は明らかに俺の股間に向けられている……)

男「ついでだから自分の服も洗濯しようと思って……ゆまちゃんがいるのに無神経だったかな?」ギンギン

ゆま「そうなんだ……キョーコがいたらまた叩かれるから気をつけてね……?」

男「ああ、わかった」



男「ふう、布団に戻ったか」

男「さて、洗濯機からパンツを取り出して……」

男「はぁ……はぁ……ゆまちゃん、ゆまちゃん……シコシコ」

男「うっ」ドピュ

男「ふぅ……」

男「さて、ゆまちゃんも寝付いたし次はどうしよう?」


↓2

すみません、今日はここまでにします
また明日きます

すみません、間違えてました…
先まで書いてしまったので修正出来ませんが、ご容赦ください。

男「杏子ちゃんを迎えに行こう」

男「とりあえずまたスーパーに行くか」



男「着いたぞ。まずは事務室に行こう。杏子ちゃんは最初にそこに連れて行かれたはずだ」

男「すいませーん、誰かいますか?」コンコン

ガチャ

店員「はい?」

男(おばちゃんの店員が出てきた……)

男「ここに赤毛の女の子居るだろ? 万引きで捕まった」

店員「……あの子の友達? 全く、あの子はとんでもない子だよ……友達は選んだ方がいいよ?」

男「何かやったのか?」

店員「名前も言わない。住所も言わない。何聞いてもだんまり。仕方ないから警察を呼ぼうとしたら、電話かけてる間に逃げ出そうとしてさ」

店員「この部屋から出た所を、あの子をここに連れてきた男前の兄ちゃんにまた捕まって。結局ウチじゃ手に負えないからってんで警察に預かってもらう事にしたんだよ」

店員「さっきパトカーに乗せられていったよ。ほんと、親はどういう教育してるんだか。一度顔を見てみたいよ」

男「そうか、警察に……」



男「うーむ、杏子ちゃんは警察に連れていかれたらしい」

男「そろそろ洗濯が終わる頃だろう。一度家に戻ろう」

男「洗濯物を干し終わったぞ。次はどうしよう」

↓2

男「警察に行こう」

男「俺は罪を犯しすぎた。もはや数え切れないほどの多くの罪をな……」

男「このまま娑婆で過ごす事は許される事ではない。それに俺自身、背負った十字架の重さが耐え難いものになってきているんだ」

男「服役して罪を償おう。それが俺に出来る唯一の贖罪だ」



男「すいません、俺を逮捕してほしいんですが……」

署員「は? ……君、何かしたの?」

男「↓2」

今日はこれだけです。
時間が取れずにごめんなさい。

男「風邪で倒れていた幼女を連れ帰って看病したんです……」

署員「それはよくないね。看病のためとはいえ、知らない子を勝手に家に連れ込むのはいけないことだよ!」

男「いえ、その子は友達で知ってる子です。うちにも遊びに来た事があります」

署員「ん? そ、そうか。じゃあ別にいいか……親御さんに連絡だけはしておくんだよ!」

男「はあ」

署員「ところで君、学校はどうした? 中学生か高校生だろう?」

男「見滝原中学の生徒です……停学中なんです……」

男「幼女とは昼飯を買いに出かけたスーパーで会いました……」

署員「そうか……たかが風邪とはいえ、風邪は万病のもとと言って他の病気を併発することもあるからね。小さい子にとっては危険な状態を引き起こしかねない」

署員「停学中なら外を出歩かずに、ちゃんと看病のために傍に居てあげなさい」

男「はあ、そっすね」

署員「親御さんへの連絡も忘れないようにね」

男「無理っす、ぜってー連絡つかないんで……」

署員「放置子か……手は出せないが心配だな……」



男「家に戻ってきたぞ」

男「ゆまちゃん?」

ゆま「Zzzz....」

男「寝てるな……」

男「ゆまちゃんは渡した濡れタオルを額に置いているようだ」

男「言ってくれればぬるい水じゃなくて氷水を用意したのに……」

男「今からでも用意してあげるとしようか。洗面器に入っているこの古い水は……」


1.捨てる
2.飲む

↓2

男「捨ててしまおう」バシャ

男「清潔の水の方がいいだろうからな」ジャーーーッ

男「氷を入れて……新しいタオルを浸して……と」ポチャポチャポチャ

男「よし……」


.
1.タオルを取り替える
2.起こすかもしれないので枕元に置いておく

↓2

男「寝てる間に取り替えておいてやるか」

男「タオルを絞って……と」ビシャビシャ

男「よし」

男(俺がゆまちゃんの額に乗せられた古いタオルに手をかけようとすると……)

ゆま「……ん、おにーちゃん……?」

男「む、起こしてしまったか」

男「ちょっと待ってろ。今タオルを取り替えてやるからな」スッ

ゆま「……! や、やだ!」パシッ

男「!!」

男(手を弾かれてしまった……)

男「何や急に!?」

ゆま「あ……ご、ごめんね」

ゆま「タオルありがとうね。自分で替えるからへいきだよ」

男「↓2」


1.病人はおとなしくしてろ!!力づくで取り替えるぞ!!
2.そうか、何かあったら遠慮なく呼ぶんだぞ

男「そ、そうか……でも何かあったら遠慮なく呼ぶんだぞ?」

ゆま「……う、うん」



男「お前らのせいでなんだか気まずい感じになったぞ……」

男「そういえばまだ、弁当を食ってなかったな。レンジで温めて食ってしまおう」

チーン

男「……」ムシャムシャ

男「ふう……」

男「さて、次は何をしようかな?」


1.マミさんの部屋から制服を回収しよう
2.どこかブラつこう

↓2

男「食後の運動にどこかブラつくか……」

男「ゆまちゃん。ちょっと出かけてくるから大人しくしてるんだぞ」

ゆま「うん。いってらっしゃい」




男「街に来たぞ。……む、あれは」


立木「……」スタスタ


男「……生活指導の立木。なんでこんなところをウロついてるんだ。巡回か?」

男「一応停学中だし見つかると面倒だ。あまり表通りを歩くのはよしとこう」




男「ふう、しかし裏通りにはなんもない……げっ!」


古谷「……」スタスタ


男「古谷まで来てるのか……」

男「くそっ、キリカちゃんに半殺しにされた癖に生意気だぞ! なんでゆまちゃんはあんな奴らを治療してしまったんだ!」

古谷「……その時私に電流走る。今聞き覚えのある声がこっちから……」スタスタ

男「や、やばい。こっちに来た」

男「あ、あわわ。逃げる場所も隠れる場所もない……」

男「……ん、あんな所に見慣れない雑貨屋が! よし、ここに入ってやり過ごそう!」ダダダッ

あ、連投は一応ありということにしてます。

禁止なのは同じIDで安価の指定先を連続で取る事です。

とはいえ不満に思う方もいると思うので、出来れば人の多い時間帯は連投も控えて貰えると助かります。

ガチャ

男「邪魔するぞ!」

「いらっしゃい」

男「はぁはぁ……くそっ、古谷め! ウロつくんじゃない!」

男「……うおっ、こっちに来た! まさか入ってくる気か!?」

「あの、店内で騒がないで貰えますか……」

男「お、おい店長! 匿ってくれ! 奴に見つかるとまずいんだ!」

「はあ」

ピッ

男(店長がリモコンを入り口ドアに向けて操作すると……)



古谷「……が、ダメっ……開かないっ……」ガチャガチャ



男(さっきまで普通に開閉出来ていたドアがびくともしなくなった)

男「……」ドキドキ

男「……ふう、諦めて去って行ったか……」

男「おう、助かったぞ店長」

「いえいえ。でも客を追い返させたんだから、貴方が何か買っていって下さいね」

男「うむ、そうだな……」

男「↓2みたいなのはあるか?」

男「女児レイプマニュアルみたいなのはあるか?」

「? 書籍ですか」

男「うむ。普通なら女児をレイプしたら逮捕されるが、逮捕されずに女児をレイプするための上手い立ち回りが知りたくてな」

「なるほど。ばれずに女児をレイプする方法が知りたいから女児レイプマニュアルが欲しいというわけですね」

男「そういうことだ。何の知識も無しに女児をレイプするほど俺は愚かではない。きちんとマニュアルに沿った安全な女児レイプがしたいんだ」

男「で、あるのか? 女児レイプマニュアル」

「通報しました」

男「!!」

「冗談です。あと店の品位が下がるのでレイプを連呼するのはやめてください」

男「なんだ、冗談か……」

「知り合いに気になる女児でもいるんですか?」

男「ああ、ちょっと訳ありでな……」

「レイプは犯罪ですが、その子を思い通りにする方法ならあります」

「その方法を使えば、その子が貴方の事が好きで好きでたまらなくする事も可能ですよ」

男「なんだと?」

「これです」コトッ

男「なんだこれは。ドラゴンボールに出てくるスカウターみたいだな」

「似たような物です……これは児童教育用アイテム『コドモスコープ』。略してKSです」

男「児童教育? どう言う事だ。一体どう使うんだ」

「使い方も効果も簡単です。このように片目に装着して、電源を入れると……」

「スコープに映った子供の性格面の育ち方が、どういった傾向であるかを瞬時に計測してくれます」

男「本当なら凄い商品だが……」

男「どうせ高いんだろう?」

「確かに本来なら一介の学生が手を出せる代物ではありません」

「ですが、これは実は商品ではなく、まだ試作段階の物なんです」

「ここだけの話ですが、これの効果をテストして結果をフィードバックしてもらえるなら……逆にこっちがお金を支払ってもいいですよ」

「貴方、ついてますよ。こんなチャンスは滅多にありませんから」

男「タダだとかついてるだとか言えば俺が簡単に動くとでも思っているのか?」

男「お前、俺がまだ若いからって甘く見てるだろ。何も知らないガキなら自分の思うように動かせるって思ってるだろ」

男「あまり舐めるなよ。俺は何かに縛られる生き方は御免被るぜ……安っぽい言葉じゃ俺の魂は動かせないんだぜ!」



男「ふう、コドモスコープか……帰って早速ゆまちゃんに使ってみよう。楽しみだなあ」

男「肉体的に子供な人物にしか使えません。いいところ小学生高学年まで、か。まあゆまちゃんなら余裕だろうな」

ガラッ

男「ただいま♪」

男「ゆまちゃんはどうしてるかな?」



ゆま「Zzzz....」



男「寝てるようだな……」

男「片目に着けて……電源を入れる、と」カチッ

ピピピピッ

男「どれどれ……」

男(俺はKS越しにゆまちゃんを見た)




尊敬  □□□★□ 軽視
良い子 □□□★□ 悪い子
清楚  ★□□□□ ビッチ
未設定 



男(うーむ……付属の説明書によると、尊敬のメーターはKS使用者に対する尊敬の度合いか)

男(俺は微妙に軽視されてるのか……くそっ、子供の癖に生意気だ!)

男(良い子のメーターは対象の心の善悪を表す、か)

男(まあ生きるためとはいえ万引きをしているからな。もしかすると他にも、俺の知らないところで犯罪をしているのかもしれない)

男(清楚のメーターは説明不要だな。この歳でビッチ寄りの子がいたら世も末だ)

男(最後の未設定は……いくつかある中から自分で好きな項目に設定できるのか)

男(えーと、↓2みたいな項目はないのか?)

男「えーと、寿命寿命……」

男「……そんな項目ないぞ。まあ性格面の測定って言ってたからな……」

男「他の項目を探すか。↓2とかないかな?」

男「寂しさか……」

男「あった、これだな。賑やか⇔寂しい」ピ

男「どれどれ……」


尊敬  □□□★□ 軽視
良い子 □□□★□ 悪い子
清楚  ★□□□□ ビッチ
賑やか □□□□★ 寂しい


男「……」

男「多分病気のせいで心細くなってるんだな。そうに違いない」

男「さて、次はどうしようか……?」

↓2

今日はここまでです。、ありがとうございました。

男「杏子ちゃんを助けに行くぞ!!」

男「杏子ちゃんは警察に連衡されたらしいからな。もう一度警察署に行くぞ!」



男「着いたぞ」

署員「ん? 君はさっきの……まだ何か用があるのか?」

男「↓2!」

男「これから街で手当たり次第に人を刺し殺す……!!」

署員「な、なんだって!?」

男「俺のような善人が停学処分を受け、人の目を避けて生きていかなければならないのはこの世界が間違っているからだ」

男「こんな狂った世界で生きていかなければならない全ての人間は憐れだが、更に憐れなのはその事に気づけない事だ。だから俺は殺害するという方法で人々をこの世界から救済するのだ」

署員「馬鹿な真似はやめろ! 狂っているのはお前の方だ!」

男「俺が狂っている? 愚かな……もういい、これ以上あんたと話している暇はない」

男「じゃあな。俺は刃物を調達しに行く」ダダダッ

署員「ま、待て!」



男「さて、警察署の外まで来たぞ。次はどうしようかな?」

男「ん? よく考えたら俺は杏子ちゃんを助けに来たんじゃないか……」

男「通り魔は後にして杏子ちゃんを助けに行こう!」



男「正面から行くとさっきの署員に捕まるかも知れない。裏口から侵入するぞ」

男「留置場、取調室、給湯室……杏子ちゃんが居そうなところはこの辺だな。うーん、どこに入ろうかな?」

↓2

男「取調室だ!」

男「使用中か……中の様子は入ってみないとわからないな」

男「……いや、声だけでも聴こえないか?」

ピトッ



「……おい、いつまで黙っている気だ!」

「いい加減名前くらい言いなさい!」



男「うーむ、杏子ちゃんが居るのかはっきりしないな……」

男「とりあえずはいってみるか」

ガチャ

男「邪魔するで」

杏子「!?」

警官「? 君は誰だ!」

男「↓2」

男「ネバーランドからやってきたピーターパンさ」

警官「ふざけているのか? ここは子供の遊び場じゃない。出て行きなさい」

男「おらぁ!」バキッ

警察「ごあああぁっ! き、貴様、警察官に暴力を振るうなど……」

男「エヘヘヘヘw ネバーランドの住民には生涯少年法が適用されるんだw だから警察なんて恐くないし無敵なんだw」バキッ

警察「ぐわっ! な、なんて奴だ、狂っている……」バタッ

杏子「お、お前……!?」

男「気絶したか。よし、この隙に……」


1.銃を奪う
2.警棒を奪う
3.さっさと逃げる

↓2

男「この隙に銃を奪おう。一度本物の銃を撃ってみたかったんだよな」カチャカチャ

杏子「お前、なんてこと……アタマおかしいだろ!?」

男「まあそう言うなよ。俺は杏子ちゃんを助けに来たんだからさ」

杏子「助けにって……」

男「さあ、さっさとこんな所からは脱出しよう。ゆまちゃんも家で待ってるぞ」

杏子「ゆまが? そ、そっか。お前が預かってくれてたのか」

杏子「あいつ、熱出してただろ?」

男「今は風邪薬を飲んで寝てる。それより早くここから逃げよう」

杏子「う……いや、それが、無理なんだ……」

男「無理だと。一体どうしてだ」

杏子「ソウルジェムを没収されてる」

男「む……」

杏子「近くにあるのは間違いないはずなんだ。だけど今の状態じゃどうにもできねー……」

男「↓2」


1.よし、俺が探して来てやろう!
2.ここは一時退却だ

男「よし、俺が探してきてやろう!」

杏子「え!? いや、いいって! やめろ! 自分でなんとかするからさ」

男「遠慮するな」

杏子「無理だ無理! この取調室の向かいが刑事課だから、多分そこにあるぞ。絶対無理だからやめとけ!」

杏子「お前まで捕まったらゆまはどうなるんだよ! アタシの事はいいから帰れって!」

男「↓2」


1.君の力になりたいんだ!
2.ここは退却しよう

男「君の力になりたいんだ……! 安心してくれ。絶対に君を助け出してみせる!」

杏子「お前……」

男「フッ……二人で一緒に帰ろう。約束だぜ?」

杏子「あ、ああ……悪い。頼らせてもらうよ」

ガチャ バタン


男「さて、刑事課は向かいのドアだったな」

ガチャ バタン

ショウ「うおっ。お前なんでそんなトコにいるんだ」

男「ショウさん? いや、ちょっと……」

男(何故か刑事課からショウさんが現れた……)

ショウ「さっきの赤毛の子に会いに来たのか? 俺もちょっとあの子に聞きたい事があってよ」

ショウ「知り合いの刑事に話をさせてもらうように頼み込んでたんだ。OK貰うのに時間がかかったぜ」

ショウ「さて、俺も邪魔するかな。お前も来いよ」グイ

男「い、いや俺は……」

男(ショウさんに服を掴まれ、無理やり取調室に連れ込まれた……)

ガチャ

警官「……」ピクピク

杏子「……げっ、さっきの奴」

ショウ「お、おい……なんで警官がノビてるんだ? お前さんがやったのか?」

杏子「いや、これはそいつが……」

男「き、貴様~! このチンピラめ、取調べに来た警官をしばいてここから逃げ出そうとしたな!?」

杏子「!?」

男「俺達が来たからにはもう好きにはさせないぞ! 覚悟しろ!」

杏子「いや、待てよ! アタシのせいにすんな!」

男「お前以外に誰がこんな事をするんだ! 窃盗だけじゃなく警官への暴行とは! 少年法に守られているのをいいことに調子に乗りやがって……!」

男「さあショウさん! こいつをやっつけてくれ!」

男「俺は刑事の応援を呼んでくる!」ダダダッ

杏子「お、おい待てよ!」

男(俺は警察署を後にした)



男「ふう、危ないところだった……警官を殴っただなんて、ショウさんに知られたら絶対怒られるからな……」

男「杏子ちゃんはもう放置でいいだろう。元々自分でなんとかするって言ってたし」

男「さて、今日はもう帰ろうかな。ゆまちゃんを放っておくのはかわいそうだ」

男「ただいま」

男「ゆまちゃんはどうしてるかな?」コソコソ

ゆま「……」

男「寝てるな。よし、もう一度KSを使ってみよう」ポチッ

尊敬  □□□★□ 軽視
良い子 □□□★□ 悪い子
清楚  ★□□□□ ビッチ
賑やか □□□□★ 寂しい

男「うーむ、変化無しか」

ゆま「ん……おにーちゃん……?」

男「む、起こしてしまったか」

ゆま「んーん。もういっぱい寝たからこれ以上寝られないよ」

ゆま「おにーちゃん。なにかお手伝いすることないかな?」

男「いや、大丈夫だ。病気の子に無理はさせられない」

ゆま「でも……服もよういしてもらって、ごはんまでもらっちゃって……」

ゆま「おにーちゃん、怒ってない……?」

男「怒ったりなんてするもんか」

ゆま「……」

男「そこまで言うなら、元気になったら手伝ってもらおうかな?」ニコッ

ゆま「! う、うん。ゆま、早くカゼなおしていっぱいおにーちゃんの手伝いするからね」

男「ははは。頼りにしているよ!」

ゆま「えへへ」

男(……お?)

尊敬  □□★□□ 軽視
良い子 □□□★□ 悪い子
清楚  ★□□□□ ビッチ
賑やか □□□□★ 寂しい

男(少しだけ尊敬を念を持たれたようだ……)

男(どうやら好意を持たれるような行動をすると尊敬されるらしいな。ふふ、俺にとってはチョロい事だ)

男「さて、夕飯の買出しにでも行くか」スタスタ

ゴツッ

男「アァーーーー! 小指を柱の角に……!」ドテッ

ゴンッ

男「ぐおっ! 更にコケて頭を向かいの柱に……」

男「意識が遠のいていく……」

男「俺は……死ぬんだな……」ガクッ



ゆま「お、おにーちゃん! だいじょうぶ!?」

男「む……ゆ、ゆまちゃん……」

ゆま「気をつけないとだめだよ! おうちの中でこんなケガするなんて……」

男「痛みが消えている。すまん……またゆまちゃんに治してもらったのか……」

ゆま「もー……」

男(……ん?)

尊敬  □□□★□ 軽視
良い子 □□□★□ 悪い子
清楚  ★□□□□ ビッチ
賑やか □□□□★ 寂しい

男(こ、これは……また軽視されはじめている?)

男(そうか。死ぬような怪我をして、ゆまちゃんに迷惑をかけたりすると軽視されてしまうのか……)

男(は、早くゆまちゃんのご機嫌をとらないと……)

男「↓2」

男「あ、ありがとう! フヒヒ……ゆ、ゆまちゃんはいい子だねぇぇぇ……! いまどき、こ、こんな良い子はいないよぉ……!」

男「はぁ……はぁ……」

男(しまった、慌てて喋ったせいでどもり気味になった上に息が切れてしまった……)

ゆま「う、うん……」

男「くっ……」

ゆま「わたし、ねてるね……」ゴソゴソ

男「ああ、お休み……」



男「もう夕方か」

男「次はどうしようかな?」

↓2

男「暁美さんの部屋に行こう」



男「着いたぞ。さて、中に入るかな」

男「……ん? 前に来た時に確認しておいた場所に鍵がない……もう帰ってるのか」


1.インターホンを鳴らす
2.窓から中に入る

↓2

男「とりあえず中に入るか……」パリン

男(俺は入り口横の窓を割って室内に侵入した)



男「ふう。暁美さんは何してるかな?」

ほむら「ちょっと!?」

男「お、いたな」

ほむら「なんで窓を割ったの! というか勝手に入らないで!」

男「ちょっとトイレ貸してほしくて……」

ほむら「い、嫌よ! 貴方には絶対貸さない!!」

男「でも漏れそう……」

ほむら「知らないわ、その辺でしてきなさい!」

男「ダメだ……もう漏れる……」

ほむら「ちょ、ちょっと! 本当にやめて!」

男「おしっこだから……おしっこだけ。たのむ。このままじゃもれるから……」

ほむら「ひっ……」

男「ああ~……だ、だめだぁ~……」

ほむら「わ、わかったから! 貸すから早く行きなさい……!」

男「さんきゅ♪」


ガチャ バタン

男「……」


1.しっこ
2.うんこ

↓2

ほむら『早く済ませてさっさと出て行って』

男(ドアの向こう側で暁美さんが急かしてくる……)

男「わかったわかった」ジーーッ

男「あ、ああ……出る……」

男「出るッ! ウンチ出る……!」

ほむら『!? ちょ……話が違うわ!』

男「ああっ、もうダメッ!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もう
ダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もう
ダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!」

・・・・・

・・・



ジャーーーッ

男「ふぅ……」

ガチャ

ほむら「……」

男「さんきゅ♪」

ほむら「……!!」パチーーーン

男「おぎゃ!」ドテッ

ほむら「べ、便器も、床も……」

ほむら「汚物まみれじゃない……!」

男「掃除しとけよ」

ほむら「……」ヘナッ

男(暁美さんはその場に力なくへたり込んでしまった……)

男「帰るか……」

男(俺は窓から暁美さんの部屋を抜け出した)

男「そろそろ日が落ちる頃だ。ゆまちゃんがお腹を空かせているかもしれないので帰ろう」

prrrrrrr prrrrrrr

男「む、電話か。マミさんからだ」

ピッ

男「もしもし?」

マミ『あ、お、男君!』

男「どうした? そんなに慌てて……」

マミ『あのね、実は私の部屋に泥棒が入ったみたいなの!』

男「な、なんだって!? まさか危ないファンの仕業なんじゃ」

マミ『今警察の人が調べに来てくれてるんだけど、具体的な事はまだわからないって……』

マミ『一応手がかりとしては、見滝原中学の男子の制服が残されていたんだけど、それだけじゃなんとも言えないみたい』

男「そうか、犯人がわからないと不安だな……」

マミ『夜にはそっちに行くって約束だったけれど、ごめんなさい。警察に呼ばれているから今すぐには向かえないわ』

男「いや、こっちの事は気にしないでくれ。ちゃんと警察に話をしておくべきだ」

マミ『ごめんなさいね……また後で連絡するから』

ピッ

男「うーむ、心配だ。『新人巨乳アイドルレイプ! ○学生の助けを求める悲鳴』 というような事にならなければいいんだが……」

男「まあとりあえず帰るか」

男「ただいま」

男「ゆまちゃんはどうしてるかな?」

ゆま「おにーちゃん、おかえり」

男「おお、大分顔色が良くなってきたな」

ゆま「うん。ゆま、ずっとねてたから。ちゃんといいこにしてたよ」

男「よしよし。飯はどうする? そろそろ腹が減ったんじゃないか?」

ゆま「あ、う、うん」

男「何か食べたいものはあるか? 希望があればなんでも言ってくれ!」

ゆま「えっとね……さっきとおなじ、おかゆがたべたい、な……」

男「↓2」


1.よし、任せろ
2.いつまでタダ飯を食らうつもりだ?
3.え? 俺は天ぷらが食べたいから面倒だし一緒に作っちゃダメか?

男「よし、任せろ。さっきよりおいしく作ってやるからな」

ゆま「えへへ……」



男「よし、さっきよりも体調がいいみたいだし、小さなサバの塩焼きでも付けてやるか」



男「できたぞー」

ゆま「わーい!」

男「ほら、オマケのサバの塩焼きだ。たんと食えよ!」

ゆま「え? ……」

男「ん、どうした?」

ゆま「ゆま、サバきらい……」

男「↓2」


1.好き嫌いするな! ちゃんと食え!
2.そうか、ごめんな……。

男「そうか、ごめんな……」

ゆま「う、うん。たべなくてもいいかなぁ?」

男「ああ。嫌いな物を無理に食べる事なんてない。ゆまちゃんくらいの歳の子なら好き嫌いの一つや二つはあるもんだからな」

ゆま「ほんと? ごめんねおにーちゃん」

男「サバは俺が食うから心配しなくてもいいぞ。それよりおかゆだけで足りるか?」

ゆま「うん。だいじょうぶ!」

男(……ん?)

尊敬  □□★□□ 軽視
良い子 □□□□★ 悪い子
清楚  ★□□□□ ビッチ
賑やか □□□□★ 寂しい

男(む、やや尊敬されはじめたが……)

男(同時に悪い子にもなってしまったぞ。ワガママを聞くと悪い子になってしまうのか……?)

ゆま「もぐもぐもぐ……あー、おいしかった!」

ゆま「おにーちゃん、おなべかたづけといてね」

男「!?」

男「あ、ああ、わかった……」

男(なんか態度でかくないか……?)

ピンポーン

男「む、誰か来たみたいだ」


ガラッ

男「はい?」

マミ「あ、男君。ゆまちゃんの様子はどうかしら」

男「ああ、一応元気になったみたいだ……」

マミ「そうなの? よかった!」

男「ところでその荷物は?」

マミ「え、ええと……こんな事頼むのは、心苦しいんだけれど……」

マミ「今晩、泊めてもらえないかしら……」

男「え、どうしてだ?」

マミ「だ、だって泥棒が入った部屋でそのまま寝るなんて怖くて怖くて!」

マミ「割られた窓だって、今日中にはもう業者さんが対応してくれないし……窓が直るまでの間だけでいいからお願いできないかしら……?」

男「↓2」

男「ああ、巴さんなら好きなだけ居ていいよ……♥」

男「今日からここで寝食を共にしよう……ずっとね……♥」

マミ「ず、ずっとはいないわよ? それじゃあちょっとだけお邪魔するわね……」


ゆま「あ、マミおねえちゃんだ」

マミ「こんばんは、ゆまちゃん。今日は私もここにお邪魔するわね」

ゆま「え、マミおねえちゃんもお泊りするの? やったー!」

マミ「あら、風邪はすっかりよくなったみたいね」

マミ「二人とも、ご飯はもう食べたの? まだなら私が用意するけれど……」

ゆま「ゆまはもう食べたよ」

男(うーむ、さっきサバと米で軽く済ませたが……マミさんの手料理か……)

男「↓2」


1.俺はまだだ
2.俺も済んでる

男「俺も済んでるぞ」

マミ「あら、そうなの」

男「せっかく用意してくれるっていうのに悪いな。台所は自由に使って構わないから」

マミ「ええ。それじゃあお借りするわね」



ゆま「マミおねえちゃん、お料理じょうずなんだよ」

男「ほう。そうなのか」

ゆま「うん。キョーコと三人で食べたんだ。カレーおいしかったなあ」

ゆま「……ねえおにーちゃん。キョーコ、まだかなぁ……?」

男「うーん、どうだろうな? 俺にはわからないな」

ゆま「そっか……」

ゆま「……キョーコ……ぐすん……」

男「……」

男(自分の部屋でオナニーでもするか……)



男「さて、誰でオナニーしようかな?」

↓2

男「はぁはぁ……」シコシコ

男「杏子ちゃん……杏子ちゃん……」シコシコ

男「ああっ……きょ、杏子ちゃん……!」シコシコ

ゆま「おにーちゃん、キョーコきてるの?」ガラッ

男「!?」

ゆま「……な、なにやってるの? なんでハダカなの?」

男「↓2」

とりあえずここまでにします。ありがとうございました。

男「これは筋トレだ。筋力を鍛えていたんだ」

ゆま「きんとれ……なんでキョーコのこと呼びながらするの?」

男「そんなの杏子ちゃんに勝つために鍛えているからに決まっているだろう?」

男「杏子ちゃんに勝つという大きな目標があるからこそ、俺は辛いトレーニングに耐えられる。オナニー中に杏子ちゃんを思い出す事は俺にとって必要な事なんだ」

ゆま「? おなにーってなに?」

男「間違えた。筋トレだ」

ゆま「そうなんだ……」

男「さあ、わかったら早く出て行ってくれ。もう俺の筋トレを邪魔しちゃ駄目だぞ?」

ゆま「うーん。でもね、おにーちゃん。キョーコは魔法少女だし、おにーちゃんがいくらがんばっても勝てないとおもうよ」

男「……なんだと?」

ゆま「だ、だって魔法少女はおとなのひとだってカンタンにやっつけちゃうんだよ。 中学生のおにーちゃんががんばっても勝てるわけないよ」

ゆま「ケンカしたら、きっとまたケガしちゃうよ。勝てなくってもいいよ。やめようよ……」

男「↓2」


1.そうだな。もうやめよう。
2.勝てないかどうか、ゆまちゃんで試してやろうか?
3.それでも努力はしたいんだ。

男「それでも努力はしたいんだ」

ゆま「どうして?」

男「ゆまちゃん。そもそも俺は、杏子ちゃんが憎くて倒すために努力しているわけじゃない。超えるために自分を高める事に意味があるんだ!」

男「どうせ勝てないからと諦めてしまったら。杏子ちゃんの方が自分より上だと認めてしまったら、俺は杏子ちゃんと対等な関係でいられなくなる。俺は彼女のライバルになりたいんだ」

ゆま「???」

男「難しかったかな? 簡単に言うと、杏子ちゃんと友達で居続けるために俺は筋トレをしているんだ」

ゆま「! ほんと!?」

男「ああ、勿論本当だ!」

ゆま「よかったあ。ゆまね、おにーちゃんはキョーコといつもケンカばかりしてるから、キョーコのことがきらいなのかなって思ってたんだ」

男「ははは、そんなわけないだろう? 俺は杏子ちゃんの事が大好きさ。勿論ゆまちゃんの事も同じくらい好きだぜ!」

ゆま「えっ、ゆまも? えへへ……」

男「そういうわけだから筋トレの続きをするぞ。悪いけどゆまちゃんは……」

ゆま「ゆまもてつだう!」

男「何?」

ゆま「わたしにもなにかできることないかな? わたしだってキョーコの友達だもん! おにーちゃんのおてつだいがしたい!」

男「↓2」


1.じゃあ疲れたからマッサージをしてくれ。
2.今は病み上がりだからやめておけ。(ビッチ+1)
3.いや、一人でやりたいから……。

男「気持ちはありがたいが……今は病み上がりだし、やめておけ」

ゆま「も、もうだいじょうぶだよ。ゆま元気だもん」

男「うーん……」

ゆま「おねがい、おにーちゃん……」

男「やっぱり駄目だ。今日は部屋で大人しくしているんだ」

ゆま「えー……」

男「無理をしてまた悪くなったらつまらんだろう? それにゆまちゃんに何かあったら杏子ちゃんに顔向け出来ないしな」

男「今日のところはしっかり休んでいてくれ」

ゆま「ゆま、だいじょうぶだもん……」

男「駄目だ。寝てなさい」

ゆま「……」

ゆま「むー……

トコトコ...

ピシャ

男(ゆまちゃんは部屋から出ていった……)

男「さて、続きをするか……」シコシコ

男「はぁはぁ……きょ、杏子ちゃん……杏子ちゃん……」シコシコ

男「ああっ、いいよ杏子ちゃん!」シコシコ

男(……ん? 視線を感じる……?)


ゆま「……」ジー


男(ゆまちゃんがふすまの隙間から俺のオナニーを覗いている……)

男「はぁはぁ……はぁはぁ……」シコシコ

男「はぁはぁ……」シコシコ


ゆま「……」ジー


男「↓2」


1.こら、覗くなっ!
2.うっ……ティッシュがない! どこだ!? どこだ!?
3.……。

男「こら、覗くなっ!」

ゆま「ひゃあぁっ!」ビクッ

ガラッ

男「人の部屋をのぞくなんていけない子だな、ゆまちゃんは……!?」

男(俺はいきり立った肉棒から先走り汁を垂らしながら、座り込むゆまちゃんへと近づいていった)

ゆま「ご、ごめんなさい!」

男「そんなに俺の筋トレが見たかったのか? だったらもっと近くで見せてやろう」シコシコ

ゆま「ひゃ……ご、ごめんなさい! ごめんなさい!」

男「お仕置きが必要だな……」シコシコ

ゆま「ごめんなさいおにーちゃん!」タタタタッ

男(逃げた……)


1.追いかける
2.追いかけない

↓2

男「待てェェェェェェェェ!」ダダダダッ

ゆま「きゃー!? きゃー!!」ドタドタ



マミ「今日は色々あって疲れたわ。頂きます……」

マミ「……んんっ、おいしい! 我ながら完璧な出来だわ!」

ゆま「きゃーーー!! ひゃぁぁぁぁ!!」ドタドタ

男「待てぇぇぇぇぇぇぇぇ!! 大人しくお仕置きを受けろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ブルンブルン ペチペチ

マミ「ぶーーーーーっ!!」

ゆま「ま、マミおねえちゃん! おにーちゃんが! おにーちゃんが!!」

男「ようやく観念したようだな。さあ、大人しくお仕置きを受けろ」ビンビン

マミ「貴方何をしてるの! そ、そんな格好で小さな子を追い回すだなんて何を考えてるの!?」

男「チンポビンタ!」ブルンッ

ペチッ

マミ「……!?」

男「どや?」



男(次の瞬間、俺の全身には無数の風穴が空いていた)

男(何故俺がこんな目に……。俺はわけもわからぬまま、その短い生涯を終えたのだった)


GAME OVER

男(やれやれ。人のオナニーを覗くなんてとんだビッチ候補生だな)シコシコ

男「うっ!」ドピュ

男「ふぅ……」

男「さて、風呂の準備でもするか」



男「……ん?」

男(風呂場の前でゆまちゃんがかがみ込んでいる……)

男「おい、どうしたんだゆまちゃん? また具合が悪くなったのか」

ゆま「お、おにーちゃん? ううん。へいきだよ」

男「風呂に湯を入れるんだ。ちょっと通してくれ」

ゆま「う、うぅ……」

男「ん?」

ゆま「おへやをのぞいて、ごめんなさい……」

男「↓2」

男「やれやれ……しょうがないな」

ゆま「……」

男「そんなに元気ならもう風邪も平気だろう。罰として俺の筋トレを手伝ってもらおうかな」

ゆま「え?」

男「手伝ってもらうって言ったんだ。俺の筋トレをな……」

ゆま「ほ、ほんとに?」

男「ああ。ただしちゃんと俺の指示には従うんだぞ?」

ゆま「う……うん! ゆま、がんばるね!」



男「よし、じゃあまずは腹筋だ。ゆまちゃん、俺の足を抑えていてくれるか?」

ゆま「うん!」

男「ふっ……ふっ……!」グイグイ

ゆま「わ、わわっ」

ゆま「おにーちゃん、力つよい……」

男「うーん、足が微妙にズレるな……。もうちょっと強く抑えていてくれないか?」

ゆま「力いっぱいやってるよ……」

男「↓2」


1.魔力を使ってやってみてくれ
2.じゃあ腹筋はもうやめよう
3.ズレないように俺が気をつけよう

男「ズレないように俺が気をつけるしかないな」

ゆま「ごめんね」

男「いや、腹以外にそんなに力が入ってるのは下手くその証拠だ……ゆまちゃんは悪くない」

男「俺の未熟さを気づかせてくれてありがとうな」ニコッ

ゆま「え、えへへ……」

男「よし、じゃあ再開だ」グイグイ

ゆま「ん、んんん……」

男「ふっ、ふっ!」グイグイ

ゆま「がんばれ、おにーちゃん!」

男「ふっ、ふっ!」グイグイ



男「ふう、この辺にしとくか……」

ゆま「おつかれさまでした!」

マミ「~? あら、二人でエクササイズ?」

男「おお、今終わったところだ。食事はもう済んだのか」

マミ「ええ。台所ありがとう、ちゃんと片付けておいたから」

ゆま「ねえねえ、マミおねえちゃん」

マミ「? なにかしら」

ゆま「えくささいずってなに? きんとれとはちがうの?」

マミ「えーと……」

男「同じようなもんだ。目的によって呼び方が違う場合があるだけだ」

ゆま「目的? どうちがうの?」

男「↓2」


1.巴さんみたいに綺麗な人になるためにするのがエクササイズだ
2.巴さんみたいなデブが痩せるためにするのがエクササイズだ
3.巴さんみたいに強い魔法少女になるためにするのがエクササイズだ

男「巴さんみたいな綺麗な人になるためにするのがエクササイズだ」

ゆま「!」

マミ「き、綺麗って! やだもう、褒めても何も出ないわよ?」

男「おいおい、照れるなよ。巴さんはアイドルなんだから綺麗なのは当たり前の事だろう。言われ慣れてるんじゃないのか?」

マミ「同じ学校の男子から言われるのは、またちょっと違うっていうか……」

男「ははは。照れた顔も可愛いぜっ」

マミ「もう、からかわないでっ!」バシバシ

ゆま「マ、マミおねえちゃん!」

マミ「あ、うん。何かな?」

ゆま「わたしもえくささいずしたら、マミおねえちゃんみたいになれるかな?」

マミ「ええ。私みたいかはわからないけれど、ゆまちゃんはかわいいから、努力すればきっと綺麗になれると思うわ」

ゆま「おっぱいは?」

マミ「え?」

ゆま「おっぱいも大きくなるかな?」

男「↓2」

男「ゆまちゃんは巨乳に憧れているのか?」

マミ「ちょっと、男君?」

ゆま「え? ち、ちがうよ? べつになりたくないよ」

男「そうか。まあ胸の大きさは人それぞれだから、そこだけはどうにもならないな。してもしなくても変わらないと思うぞ」

ゆま「ええー……」

男「綺麗になれるっていうのは、主に全体のバランスとかの話だ。胸が小さくても綺麗な人はいるだろう?」

ゆま「キョーコとか、ほむらおねえちゃんみたいな?」

男「そうだな。暁美さんは胸がないな」

マミ「男君。あまり女の子の胸の事をいうのはよくないわ」

男「おっと」

マミ「ええとね、ゆまちゃん。そもそもエクササイズも含めてトレーニングの類は、貴女くらいの歳の子がするのはよくないとされているの」

ゆま「え、どうして?」

マミ「筋肉がつくと骨格の成長が阻害されて、体型のバランスが悪くなったり身長が伸びにくくなるっていう話があるわ。本当かどうかはわからないけれど……」

ゆま「???」

マミ「う、うーん。難しかった?」

男「とにかく小さい子がやると逆効果なんだな」

男「子供は下手な事をせずによく食べてよく遊んでよく寝るのが一番成長にいいって事だ」

マミ「そうね。噛み砕くとそうなるかしら」

ゆま「そうなんだ……」

マミ「男君。重ね重ね悪いんだけど……お風呂を貸してもらってもいいかしら」

男「ああ、丁度沸いた頃じゃないかな。入りたかったら入ってくれ」

マミ「本当? 先に頂いちゃってもいいのかしら」

男「別にいいぞ」

マミ「ごめんねえ。公共のお風呂ってちょっと苦手で……」

男「ああ、気にするな。泥棒が入った家じゃ落ち着けないだろうしな」



男(マミさんは風呂に入ったし、これからどうしようか……)

男(ちょっとKSでも見てみるか)カチカチ

ゆま「?」

尊敬  □□★□□ 軽視
良い子 □□□□★ 悪い子
清楚  □★□□□ ビッチ
賑やか □□□★□ 寂しい

男(俺のオナニーを見たせいでビッチにやや偏ってしまっている……)

男(マミさんが来たおかげで少しは寂しさが紛れたのかな?)

男「さて、どうしよう」

ゆま「おにーちゃーん……キョーコまだかなあ?」

男「↓2」


1.おっぱいが大きくなる方法があるぞ
2.テレビでも見よう
3.ゲームでもしよう

男「よし、じゃあゲームでもするか」

ゆま「ゲーム! するする!」

男「よし、じゃあどのゲームにしようかな

ミスです

男「よし、じゃあゲームでもするか」

ゆま「ゲーム! するする!」

男「じゃあどのゲームにしようかな」

ゆま「なんでもいいよ。おにーちゃんにおまかせ」

男「それなら↓2で遊ぼう」

男「初代熱血硬派くにおくんで遊ぼう」

ゆま「どんなゲーム?」

男「番長を操作して他の学校の不良を倒していくんだ」

ゆま「へー……」

男「協力プレイが出来るからな。一緒に頑張ろう!」

ゆま「う、うん……」



男「くそっ、このボス手ごわいな……」

ゆま「敵がおおいよー!」

男「がんばれゆまちゃん! これをクリアしたら一段落つくはずだ!」

ゆま「う、うん。えい! えい!」バキバキ

男(ゆまちゃんのりきの繰り出すパンチが、敵だけでなく俺のくにおにも当たってしまった!)

男「お、おい! それは俺だ、殴るんじゃない!」

ゆま「あ、ごめんね」

男「くそっ、今ので虫の息じゃないか……」

ゆま「ごめんなさい……」

男「あーーーっ、ちくしょう、やられた!」

ゆま「ゆまもやられちゃったよ。ごめんね。わたしのせいだよね」

男「本当にそうだよ。これなら一人でやった方がましだったぜ!」

ゆま「……」

男「……!」

男(し、しまった。たかがゲームで、しかも初心者に向かってキレてしまった……)

ゆま「このゲームむずかしいよ。ほかのにしようよ。ゆまへたっぴだからカンタンなのがいいな……」

男「そ、そうか。ごめんな」

男「じゃあ↓2で遊ぼう」

男「桃太郎電鉄で遊ぼう」

マミ「お風呂上がったわよ。あら、ゲーム?」

男「おお。巴さんもやるか? 4人まで入れるぞ」

マミ「え。私、ゲームってほとんどしたことないんだけれど大丈夫?」

男「大丈夫だ。すごろくベースの経営ゲームだからアクション要素はないぞ」

マミ「そう? それならやってみようかしら」



3年目

マミ「やったわ! また私が目的地入りよ!」

ゆま「マミおねえちゃんすごい!」

マミ「ふふふ、ゆまちゃんだって同じくらい目的地入りしてるじゃない」

ゆま「えへへ。だけどマミおねえちゃんの方がお金持ちだよ」

マミ「男君は……ふふふ、もうちょっと頑張らないと駄目ね?」

男「有力物件買い占めっと……」



7年目

マミ「あーん、また貧乏神がついちゃった!」

ゆま「やったー! マミおねえちゃんをおいこしたよ!」

マミ「あらあら……でも見てなさい? きっとすぐに逆転してみせるから!」

ゆま「わたしだって負けないよ!」

男「有力物件買い占めっと……急行カードも確保確保……」



10年目

マミ「あ、あら? 男君、いつの間にこんなにお金を持って……」

ゆま「ま、負けないよ! もっといっぱい目的地に入ろう! がんばろうねマミおねえちゃん!」

マミ「え、ええ……」

男「有力物件買い占めっと……もう安定だな……」



15年目

マミ「……」カチカチ

ゆま「……」カチカチ

男「ふぁ……もう物件収入だけで寝てても勝てるな。おい、お前ら早くターン回せよ」ゴロゴロ

マミ「……そろそろ夜も遅いしもう寝ようかしら」

ゆま「ゆまも寝るー」

男「え? まだ途中だぞ?」

マミ「ごめんなさい。明日も学校のあとレッスンがあるから」

ゆま「もうおにーちゃんとはゲームしないもん!」

男「↓2」

男「何言ってるんだ? 99年までが桃鉄だろうが!!」

マミ「お休みなさい」

ゆま「おやすみー」

男「おい、無視するな!」

男「……二人とも布団に入ってしまった……」

男「風呂、冷めてるだろうな……沸かし直さないと……」



ザブン

男「ふぅ……さっきまでマミさんが浸かっていた湯は最高だな……」

コンコン

ゆま『おにーちゃん』

男「ん? なんだ、ゆまちゃんか」

ゆま『ゆまもおふろ入っていい?』

男「何?」


1.ああ、いいぞ(ビッチ+1)
2.すぐ上がるから少し待っててくれ

男「ああ、いいぞ」

ゆま「ありがとう」

ゆま「それじゃああがったら呼んでね。それまでまってるよ」

男「え、一緒に入るんじゃないのか?」

ゆま「ゆま、ひとりではいれるよ」

男「一緒に入ろうぜ」

ゆま「え、なんで?」

男「一緒に入れると思って返事したんだ!! 一緒じゃないならいれてあげないぞ!!」

ゆま「そ、そうなの……?」

男「早く入ってこいよ。そして一緒に入ろう」

ゆま「う、うん。わかった」

ゴソゴソ...

ガラッ

ゆま「~♪ おふろ、おふろ!」ペタペタ

男(ゆまちゃんは速攻で浴槽に手をかけ、俺のいる浴槽に入ろうとしてくる……)

男「↓2」


1.こら、ちゃんと体を洗ってから入らないと駄目だぞ
2.カモン!! カモン!!

男「こら、ちゃんと体を洗ってから入らないと駄目だぞ」

ゆま「えー?」

男「えーじゃない。早く洗うんだ」

ゆま「おふろ屋さんじゃないからいいと思ったのに……」

男「家でもそうしてくれ。習慣付けないと駄目なんだ」

ゆま「うーん、わかったよ」



ザバーッ

ゆま「んんん……」プルプル

男(最後に身体中の泡を落とすためにお湯を被る。仕上げに頭を大きく振って髪の水分を飛ばしていた)

男「ははは。犬みたいだな」

ゆま「えへへ、こうするときもちいいんだ。洗いおわったよ。はいっていい?」

男「↓2」


1.ちゃんと洗えているかチェックしてやろう
2.いいぞ

男「よし、言う事聞いて偉いな。入っていいぞ」

ゆま「やったー」

ザブン

ゆま「あったかーい」

男「ちゃんと肩まで浸かるんだぞ」

ゆま「うん!」

男「数字を↓2まで数えたら上がっていいからな」

男「数字を60まで数えたら上がっていいからな」

ゆま「うん!」

ゆま「いち、に、さん、よん……」

ゆま「ご、ろく、なな、はち……」

・・・・・

ゆま「ろくじゅう!」

男「よしよし。上がってもいいぞ」

ゆま「おにーちゃんは?」

男「俺はもうちょっと入ってる」

ゆま「うーん、じゃあゆまももっとはいってていいかな」

男「別にいいけど、のぼせる前に上がるんだぞ」

ゆま「うん!」

男「ふぅ……」

ゆま「おにーちゃんのおちんちんパパのとカタチがちがうね」

男「え? どれも一緒だろ」

ゆま「パパのはもっと大きいもん」

男「↓2」

男「ならば俺の本気を見せてやる!」

男(俺は浴槽の中で立ち上がると、自分の肉棒に手で刺激を与えて勃起させた)

男(肥大化した肉棒をゆまちゃんに対して誇らしげに見せつける……女の子が俺の肉棒を間近で見ているという事実が、俺の分身を更に強固な物へと変化させた)

男「どうだ、これでもまだ父親の方がでかいと言えるか?」

ゆま「パパのほうがずっと大きかったよ! おにーちゃんのは大きくしてもまだちっさい!」

男「な、なんだと……?」

ゆま「おぎょうぎわるいからすわろうよ。ちゃんと肩までつからないとカゼひくよ?」

男「……」ザブン



ゆま「あーきもちよかった」

男「ちゃんと髪を乾かすんだぞ……」

ゆま「うん!」



男「ふう……」

男「……」

男「オナニーしよう……」シコシコ

男「うっ」ドピュ

男「Zzzzz.....」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「Zzzz……」

ユサユサ...

マミ「男君」

男「ん、んんん……やめろ、揺らすな……」

マミ「男君、起きて。もう朝よ」

男「……んん? 俺は停学中だ……学校に行く必要がないのに起きたくない……」

マミ「だらしないわねえ……」

マミ「泊めてもらったお礼にと思って朝ご飯作ったのに。起きないならお弁当にして持っていっちゃおうかしら?」

男「後で食うから置いといてくれ」

マミ「駄目。出来立て以外は食べさせてあげません」

男「じゃあ起きる……」

マミ「ふふふ。それじゃあ私はゆまちゃんを起こしてくるから」

男「あ、巴さん」

マミ「何?」

男「そこに転がってる丸まったティッシュ捨てといてくれ」

マミ「もう。ゴミはちゃんとゴミ箱に入れないと駄目でしょう?」

男(マミさんは文句を言いながらもティッシュを拾い上げてくれた)

マミ「なんだか変わった匂いがするわね……それじゃあ、早く着替えてきてね」

男「わかった」

男(準備を済ませた俺が居間に着くと、既にマミさんとゆまちゃんが座って待機していた)

ゆま「おにーちゃん、おそーい!」

マミ「もう。後から起きたゆまちゃんの方が用意が早いって……」

男「ははは」

マミ「笑ってごまかさないの」

ゆま「いいから食べようよ。おなかすいたよー」

マミ「はいはい。それじゃあみんな、手を合わせて」

「「「いただきます」」」



男「ん? 今気づいたけどゆまちゃんのその服どうしたんだ。俺が用意した中にはそんなのなかったはずだけどな」

マミ「私が昨日持ってきたのよ。着替えがいると思って。そういえば男君は、どうして小さな子の服なんて持ってたの? 新品ってわけでもなさそうだし」

男「幼馴染から借りたんだ」

マミ「ああ、そういえば隣の家に……」

男「そうそう」

ゆま「ねねね、おにーちゃんおにーちゃん!」

男「ん?」

ゆま「このウィンナー、おにーちゃんのおちんちんみたい!」

マミ「!?」

男「え、俺のはもうちょっと大きいだろ……?」

ゆま「そんなことないよ。ちょっとウィンナーの方が大きいくらいだよ」

男「いやいや。そんなことないって」

マミ「ちょ、ちょっと貴方達……!?」

ゆま「ぜったいこっちの方が大きいもん。ならべてみてくらべようよ」

男(ゆまちゃんがフォークを豪快にウィンナーに突き刺す。思わず息子が萎縮してしまいそうになる……)

男(しかし、ここで引いてしまっては面目が丸つぶれだ。無理やりエロい事を考えてでも奮い立たなければならないだろう)ムクムク

男「よし……いいだろう」ジイィー

マミ「ちょっと止めなさい!!!」

ゆま「?」

男「↓2」


1.堅い事を言うなよ巴さん。ノリが悪いぞ(悪い子+1)
2.そうだぞゆまちゃん。食べ物で遊ぶのはよくないぞ!(良い子+1)
3.そうだぞゆまちゃん。巴さんの前で出すのは俺だって恥ずかしいんだ(ビッチ+1)

今日はこれだけです。すみません。

男「そうだぞゆまちゃん。食べ物で遊ぶのはよくないぞ!」

ゆま「あ、あそんでないもん! ちゃんとあとでたべるもん!」

男「後でちゃんと食うにしてもだ。料理は行儀よく、おいしく食べるのが作ってくれた巴さんに対する礼儀だ」

男「自分に置き換えてみるといい。もしもゆまちゃんが作った料理が、食べてもらいたい人に一番おいしい状態で食べてもらえなかったら悲しいだろう?」

ゆま「あ……」

男「な? だから食事中はきちんと座ってような」

ゆま「……うん」

ゆま「マミおねえちゃん、ごめんなさい」

マミ「い、いいのよ。わかってもらえれば」

男「よし、それじゃあ気を取り直して食べよう!」

ゆま「うん! あ、おにーちゃん」

男「ん、なんだ?」

ゆま「チャックあけっぱなしだよ」

男「おっと。これは一本とられたな! ははは」

ゆま「あはは、へんなのー」

マミ「……」

マミ「じゃあ行ってくるわね。二人とも、あまり出歩いたらダメよ」

男「わかってる」

ゆま「いってらっしゃーーーい!」



男「さて、どうしようかな」

ゆま「おにーちゃん、キョーコはいつかえってくるかな」

男(またその質問か……)

男「ゆまちゃんがいい子にしてたらすぐ帰ってくるだろ」

ゆま「ほんと?」

男「↓2」


1.俺は杏子ちゃんじゃないからわからん
2.本当だ

男「知らん。俺は杏子ちゃんじゃないからわからん」

ゆま「え……」

男「俺は嘘は嫌いだからな。ここで嘘をついてゆまちゃんを安心させる事は簡単だけど、ゆまちゃんに対する裏切りだと思うからそれはしないんだ」

ゆま「……」

男「俺に出来る事は杏子ちゃんが帰ってくるまでゆまちゃんを無事で預かる事だけだ」

男「いつ帰って来られるかは杏子ちゃん次第だ。俺には何も答えられない」

ゆま「じゃ、じゃあもう会えないかもしれないの……?」

男「……」

男「保証はしないけど、個人的な意見を言わせてもらうなら……」

男「↓2」

男「まあ、会えるだろうな……」

男「杏子ちゃんがよっぽどの馬鹿で、警察署で暴れたりしない限りは数日で出てこられるはずだ」

ゆま「ほんとに!?」

男「だから保証はできないって」

ゆま「でもおにーちゃんがそうおもうなら、きっとそうなんだよね!」

男「まあ俺は天才だからな」

ゆま「やったー!」

男「しょうがない子だな……とりあえず家に入ろう」

まどか「……あ」

男「!?」

ゆま「?」

男(曲がり角から聞こえた声に振り返ると、鹿目さんが立っていた……)

まどか「男さん! どうして急に停学になんて……わたし、心配で……」

男「あ、いや……その……」

ゆま「おにーちゃん、この人だれ?」

まどか「えと、鹿目まどかっていうんだけど、確か千歳ゆまちゃんだったよね?」

ゆま「え、どうしてしってるの?」

男「学校襲撃事件の時に一回会ってるだろ」

ゆま「? おぼえてない……」

まどか「あはは……」

男「鹿目さんだけ暁美さんに帰れって言われて帰ったからな」

ゆま「! いまのでおもいだした!」

まどか「う、うん。改めてよろしく」

ゆま「よろしくね!」

まどか「それで、あの、どうして男さんが停学にならないといけなかったんですか?」

まどか「噂だと、街でケンカしちゃったからって聞いたんですけど……」

男「それは……俺はカツアゲされて、複数人から暴力を振るわれたんだ!」

まどか「え……!」

男「命の危険を感じた俺は、本当は暴力なんて振るいたくないけど仕方なく殴り返したんだ! 正当防衛だ!」

まどか「それじゃあ男さんは悪くないよ! それで停学なんてあんまりだよ!」

男「確かに俺は悪くなかったと自分でも思う。しかし、倒した相手の中に文科省と強いパイプを持つ政治家の息子がいたんだ……そいつのついた嘘で、俺は無実の罪を着せられて停学に……」

まどか「酷い! 酷過ぎるよ……!」

男「そうだろう!?」

まどか「わたし、学校に抗議します! こんなの絶対に認めちゃダメだよ! 男さんがかわいそうだよ!」

男「え!? いや、それはやめておいた方がいいぞ!?」

まどか「え、どうしてですか……?」

男「↓2」


1.ゆまちゃんを預からないといけないからちょうどよかったんだ
2.鹿目さんを巻き込むのは嫌なんだ
3.鹿目さんじゃどうせ上手くいかないから事を荒立てるだけ無駄なんだ

男「いや、ちょっとワケありでこの停学は俺にとってもありがたいんだ!」

まどか「? どういうことですか?」

男「実はこのゆまちゃんは住む家がなくてな。保護者の杏子ちゃんが事情があって傍を離れないといけなくなった今、俺が預からないといけないんだ」

男「だけどこんな小さい子を家に一人で居させるわけにはいかないだろ? だからこの臨時の休日を使って面倒を見ようと思ってる」

まどか「で、でも、男さんは受験生なのに、停学なんかになったら進学に影響が……」

男「別にいいんだ。俺にとっては対した問題じゃない」

男「それよりも、日々この街を守ってくれている魔法少女に少しでも恩を返せる事が嬉しいんだ!」

まどか「お、男さん……!」

男「だから、な? 俺の事は気にせず、鹿目さんは普段通りに学校に通っていてくれ」

男「抗議なんてして、鹿目さんが学校に目をつけられたら……俺は……俺は……!」

男「俺自身の事はどうだっていい。だけど、大事な後輩が自分のせいで傷つく事だけは耐えられないんだ……!」

まどか「っ……」

ぎゅっ

男(鹿目さんが背中に手を回して抱きついてきた)

まどか「わかりました……」

まどか「ごめんね。男さんはこんなに立派なのに、わたしってばバカだから、何も考えずに男さんの事傷つけちゃうところでした……」

男「鹿目さん……」

まどか「停学が解けたら、また一緒に学校に行こうよ。ずっと待ってるから……」

男「ああ、ありがとう。ごめんな、面倒な彼氏で」

まどか「てぃひひ……そんなことないよ。わたしにとっては、最高の彼氏さんだよ」

男(鹿目さんを見送り、ふと辺りを見回すとゆまちゃんがいつの間にかいなくなっていた)

男「ゆまちゃん?」



ゆま「マッハパンチ! しゅしゅしゅ!」ポチポチ

男「朝からゲームか……」

男「よし、俺も入れてくれ」

ゆま「や!」

男「そんな事言わずに入れてくれ。やる事がないんだ」

ゆま「じゃあひとりでやって。おにーちゃんが入るならやまはやめるもん!」

男「な、なんでだ!?」

ゆま「……」

男「……」

ゆま「ずっとまどかおねえちゃんとおはなししてればいいのに……」

男「鹿目さんは学校に行ったぞ」

ゆま「じゃあおにーちゃんも学校いけば?」

男「俺は停学中だ」

ゆま「そんなのゆましらないもん!」

男「な、なんでそんな理不尽な事を言うんだ……」

ゆま「ぷい!」

男「↓2!」

男「なんかごめんな……俺、少し反省してくるよ……」

ゆま「反省するの?」

男「ああ、部屋にこもって反省してくる……」

ゆま「なにを?」

男「え?」

ゆま「なにを反省するの?」

男「↓2」

今日はここまでです。ありがとうございました。

男「鹿目さんとばっかり話してゆまちゃんをほったらかしにしてたことをさ」

男「ゆまちゃんは俺に放置されて一人ぼっちになって寂しかったんだろう? だから拗ねて家に入ってしまったんだ。全くかわいいな。ははは」

ゆま「ちがうよ! ぜんぜんちがう!」

男「え、違うのか!」

ゆま「おにいちゃん、ゆまのこと子どもあつかいしたでしょ」

男「いや、していないぞ」

ゆま「うそつき! さっきまどかおねえちゃんとしゃべってるの聞いたもん!」

男「……」

ゆま「めんどう見てほしいなんてたのんでない。べつにおにーちゃんがいなくても、わたしひとりで生きていけるもん」

男「↓2」

ゆま「ゆまの事はほっといて! おにーちゃんはあっちいってて!」

男「じゃかあしい!!!!」

ゆま「おにーちゃんのほうがうるさい!!」

男「よく聞けよ? 一人で生きていけるような奴なんぞ子供でもなけりゃ大人でも人間でもないわ!」

ゆま「わたし魔法少女だから人間じゃないよ! でも小さくてもおにーちゃんよりつよいからおとなだもん!」

男「俺より強いだと!? 笑わせるな!!」

男(俺はゆまちゃんに向かって握り拳を思い切り振り下ろした)

ゆま「あっちいって!」ドン

男(しかし拳がゆまちゃんの当たるより早く、彼女の俺に向けて突き出された両手が俺を吹き飛ばした!)

男「おぎゃああああああああああ!」ズザザザザザザ

男「ぐおっ!」ゴッ

男(そして柱の角で頭を強くぶつけ、大量の血を流しながら気を失ってしまった……)

ゆま「あ……」

男「う、うーん……」

ゆま「あ、おきた?」

男「ぐっ、頭が……」

ゆま「だ、だいじょうぶ? ちゃんと魔法でなおしたからへいきなはずだよ?」

男「……よくもやってくれたな……」

ゆま「ご、ごめんなさい……」

ゆま「魔法少女なのに、ほんきでたたいたらいたかったよね……ごめんね、わたしわるい子だね……」

男「……」ピピッ

尊敬  □□□★□ 軽視
良い子 □□□□★ 悪い子
清楚  □□★□□ ビッチ
賑やか □□□★□ 寂しい

男「↓2」

男「いや、悪いのは俺の方だ……ごめんな……」

ゆま「そ、そうだよ。おにーちゃんがゆまのこと子どもあつかいするからいけないんだよ」

男「すまん……」

ゆま「もう子どもあつかいしちゃダメだよ?」

男「ああ、わかった」



男(ゆまちゃんはゲームに戻ってしまった)

男(次はどうしよう)

↓2

男「暇だしちんこを輪切りにでもするか」

男(俺はテーブルにちんこを乗せ、包丁で次々と輪切りをし始めた)

男「……」トントントントントン

男「……」ブッシャアアアアアアアア

男「ぎゃあああああああああああああああああ!!!」



ゆま「おきて、おにーちゃん」

男「……ん、んん……」

ゆま「なんであんなことしたの? いみがわからないよ……」

男「俺にもわからん……」

ゆま「なおすのだってタダじゃないんだよ! ふざけてあんなことするのやめて!」

ゆま「こんどやったら、もうなおしてあげないからね!」

男「すまん……」

尊敬  □□□□★ 軽視
良い子 □□□□★ 悪い子
清楚  □□★□□ ビッチ
賑やか □□□★□ 寂しい


男「次はどうしよう……」

↓2

男「杏子ちゃんを助けに行くぞ!」



男「着いたぞ。警察署だ。また裏口から忍び込もう」

男「昨日の取調室だ……誰かいるかな?」ギィ

男「……誰もいない……」

男「まだ朝だし、正規の取り調べには早い時間なのかもしれない。きっと留置場かどこかに監禁されて性的な取り調べを受けているんだな。可哀想に」

男「さすがに留置場まで見つからずに行くのは不可能だろう。ここは一旦帰ろう」



男「ただいまゆまちゃん!」

ゆま「……ぷい」カチカチ

男「くっ、お前らのせいでゆまちゃんがおかえりすら言ってくれなくなった……」

男「なんとかして機嫌をとらないと。どうする……?」

↓2です

男「もう一度警察署に行こう!」



男(俺は水道代を浮かすため、警察署のトイレでうんこを済ませた)

男(当然トイレットペーパーをあるだけ持って帰るのも忘れない。これが生活の知恵というものだ)



男「ふう、ただいま」

ゆま「ねえ、おにーちゃん……」クイクイ

男「ん、なんだゆまちゃん」

ゆま「ゆま、おなかすいた……」

男「↓2」

男「巴さんのご飯だけじゃ足りなかったのか? そうか、昨日あんまり食べなかったもんな」

男「じゃあちょっと早いけど一緒に昼飯を作るか」

ゆま「えー……おにーちゃんがつくってよ。わたしゲームしたいし」

男(なんてことだ……KSでみた通り、すっかり悪い子になってしまっている! 完全にクソガキ化してしまう前に矯正しないと!)

男「そ、そう言わずに手伝ってくれよ。俺を助けると思って」

ゆま「むー。じゃあね、わたしデザートのアイスもたべたいな」

男「わかった、じゃあ今から材料を買いに行くから一緒に買っておこう」

ゆま「うん」



ゆま「おにーちゃん。なに作るの?」

男「そうだな……何か希望はあるか?」

ゆま「えっとね、お肉がはいったお料理がいいなあ」

男「そうか。じゃあ↓2を作ろう」

男「鶏の唐揚げなんてどうだ」

ゆま「! うん、ゆまからあげ大好き!」

男「そうかそうか! じゃあいっぱい作ろうな!」

ゆま「うん!」



男「おっ、胸肉が安いぞ。これを買ってくか♪」

ゆま「え……?」

男「2パック買っちゃうぜ★」ポイポイ

ゆま「……」

男「あとはアイスだな。おっ、爽が半額か。これを二つだな!」

ゆま「……」

男「よし、会計に行くか」



店員「いらっしゃいませー。もも肉2パックとハーゲンダッツ1つと爽1つですね」

男「あれ?」



男「おかしいな。取り間違えたかな……?」

ゆま「うん、もも肉がとなりにあったからまちがえてたよ!」

男「うーん、しくじったなあ……」

ゆま「でも、もも肉のほうがおいしいよ? ゆまももも肉の方がよかったな」

男「↓2」

男「まあたまにはもも肉もいいか」

ゆま「うん!」

男「よし、家に帰ろう」



男「それじゃあ早速調理しようか。まずはゆまちゃん、↓2を頼む」


1.肉のカット
2.下味付けの準備

男「ゆまちゃん、下味付けの準備を頼む!」

ゆま「え? う、うん……」

男「調味料は一式棚にあるから。俺は米を炊きつつ肉のカットをするかな」



男「よし、終わったな。ゆまちゃん、そっちはどうだ?」

ゆま「……」ムスッ

男「……ん? なんだ、全然出来てないじゃないか」

ゆま「ゆま、味付けなんてどうすればいいかわからないよ」

男「↓2」


1.出来ないなら出来ないって言えよ
2.好きにしろよ、適当でいいんだよ
3.俺がやってやるから見てろよ

今日はこれだけです、期間があいてすみませんでした

男「おいおい、これじゃあ調理に取り掛かれないよ」

男「出来ないなら出来ないってちゃんと言わないと駄目だろう? 言ってくれれば別の事をしてもらったのに」ゴソゴソ

ゆま「……」ムスッ

男「……巴さんならちゃんと出来ただろうし、杏子ちゃんなら出来ないにしても出来ないってはっきり言ってくれただろうな」

男「まあ仕方ないか。ゆまちゃんはまだ小さいからなぁ……」

ゆま「あ! ま、またわたしのこと子どもあつかいした!」

男「だってしょうがないだろ? 本当の事なんだからさ……」

ゆま「じゃあおにーちゃんは味付けできるの!?」

男「当然だ」

ゆま「うそ! やってみせて!」

男「もう終わった。大人は話しながらでもこれくらいは出来るんだ」

ゆま「え……ほんと?」

男「じゃあ油を温めるか。ゆまちゃん、肉を優しく揉んでおいてくれるか?」

ゆま「う、うん……」

男「俺は油が温まるまでの間、野菜でも切ってるかな」

男「出来上がりだ。丁度ご飯も炊けたな」

ゆま「おいしそう!」

男「ゆまちゃん、ご飯をよそってくれるか?」

ゆま「うん!」パフパフ



男「作り終わってみればなんだかんだでもう12時前か」

ゆま「おなかすいたー! 早くたべよ、おにーちゃん!」

男「よしよし。じゃあいただきます」

ゆま「いただきます!」

ゆま「もぐもぐ……」

ゆま「……おいしぃ!」

男「そうだな。やっぱり出来立てはおいしいな!」

ゆま「おにーちゃんっておりょうり上手なんだね! すごーい!」

男「……」ピピッ

尊敬  □□□★□ 軽視
良い子 □□□□★ 悪い子
清楚  □□★□□ ビッチ
賑やか □□□★□ 寂しい

男(ゆまちゃんからの信頼がちょっと回復したようだ……)

ゆま「あーおいしかった!」

男「うーむ、唐揚げが大分残ったな。2パックは揚げすぎたか」

ゆま「これはキョーコに残しとこうよ!」

男「え? あ、ああ……そうだな……」

ゆま「おなかいっぱい。ちょっとテレビみよっか」

男「ああ」


「昨日見滝原の警察署で、警察官が何者かに殴られ、銃を奪われるという事件がありました。犯人の足取りは未だ掴めておらず……」


男「すぐ近くじゃないか。物騒な事件だな……」

男「ゆまちゃんも気をつけろよ? 怪しい奴を見たらすぐに110番だ」

ゆま「あやしい人って……どんな人?」ウトウト

男「暁美さんみたいな暗い奴や美樹さんみたいな不細工な奴だ」

ゆま「うん、わかった……」ウトウト

ゆま「……」コテッ

ゆま「くー……くー……」

男「ん、寝てしまったのか……」

男「食ってすぐに寝ると太るぞ、全く」

男「起こしてもいいけど、一人で行動するのも悪くないか。さて、これからどうしよう?」


↓2

男(布団は敷いたままだったな……)

男(俺はゆまちゃんを抱き上げ、布団まで運んだ)

男「よし、次はどうしようかな?」


↓2

男「まんこに触ろう」

男「……」ゴソゴソ

男「……」ゴソゴソ

ゆま「んん……くー……くー……」

男「よし、次はどうしよう?」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「ぶらぶらと散歩でもするか」

男(俺は指の匂いを嗅ぎながら外に出た)



男「~♪」スタスタ

男「……ッ!?」ガクガク

男「な、なんだ!? 足が震えて……くっ!」

男「そうか、最後に射精をしてからもう半日以上経ってる……禁断症状が出始めたのか……」

男「! あそこにあるのはレンタルビデオ屋! よし、あそこでエロいDVDを借りて家で見よう!」



男「よ、よし……以前ショウさんから借りたままの会員カードを使えば、中学生の俺でもここでは問題なく借りられる……」

男「どれを借りよう?」


1.万引き少女レイプ! しゃくらあんこ事務室で乱れる赤毛
2.合法ロリ新人女優登場 YUMAおねだりしちゃうぞ
3.超時空要塞セクロス ファッカー先輩またバイアグラ飲んでますね
4.ふたりはプリキュア

↓2

男「これだ! 『万引き少女レイプ! しゃくらあんこ事務室で乱れる赤毛』!」

男「女優がなんとなく杏子ちゃんに似てるのがいいな。これできまりだぜ」

男(俺はカウンターで金を払い、DVDを持ち帰った)



男「ただいま。さて、早速DVDを見るとしよう」

ゆま「おにーちゃーん……」

男「ん、なんだゆまちゃん。起きてたのか」

ゆま「アイスたべたい。レイトウコあけて!」

男「わかったわかった」バタン

男「ほら、爽だぞ。味わって食えよ」

ゆま「えー……ハーゲンダッツがいい……」

男「↓2」


1.しょうがないなあ
2.あれは俺が食うんだ

男「あれは俺が食うんだ。ゆまちゃんは爽で我慢してくれ」

ゆま「えー、ずるいよー! せっかく入れ替えたのに……」

男「……やっぱり俺の取った爽をゆまちゃんが入れ替えたんだな? 鶏肉もむね肉を取ったはずなのにいつの間にかもも肉になってたしな!」

男「ゆまちゃんは悪い子だな。そんな子には爽もあげません!」バタン

男(俺は爽を冷凍庫に仕舞った!)

ゆま「……」

男「やれやれ、ごめんなさいの一言も言えないのか? 本当に悪い子だなあゆまちゃんは……」

ゆま「おにーちゃんのほうがわるい子だもん……」

男「俺が? 馬鹿を言うな、俺は清廉潔白だ」

ゆま「……いいもん」

ゆま「マミおねえちゃんがガッコーおわったら、さっきおにーちゃんがわたしのパンツの中さわってきたこといいつけるもん!」

男「……!?」

ゆま「キョーコにもいいつけるもん! まどかおねえちゃんにも、ほむらおねえちゃんにもいうからね!」

男「↓2」


1.許してください
2.子供の言う事なんて誰も信じるか!
3.変わりに俺のちんこを触ってもいいぞ

男「言いたければ言え! 子供の言う事なんて誰も信じるか!」

ゆま「お、おにーちゃんのバカ! キライ!」ダダダダッ

男(ゆまちゃんは走って家から出て行ってしまった……)

男「ふん、うるさい子供がいなくなってせいせいするぜ。さて、DVDを見るかな」



男「……うっ!」ドピュ

男「ふぅ……3回も出してしまった」

男「このDVDはもういいや。返しに行こう」



男「……」スタスタ

男(いつの間にか授業が終わったらしく、下校中の生徒がそこら中に見える)

女生徒A「ヒソヒソ……」

女生徒B「ヒソヒソ……」

男子生徒「ヒソヒソ……」

男(それにしても、さっきから妙な視線を感じるぞ……ちょっと声をかけてみるか)

男「おい、お前ら今こっち見てただろ」

女生徒A「ヒィッ!」

女生徒B「キャアアアアアー!!」

男子生徒「やべえ! 逃げろぉ!」

ダダダダダダ……

男「なんなんだ一体?」

マミ「お、男君!」

男「巴さんじゃないか。どうしたんだそんなに慌てて?」

マミ「ゆまちゃんから聞いたわ。貴方……寝ているゆまちゃんにいたずらをしたって……」

ゆま「……」

男「な、なんだって? それは事実無根だ。子供の言う事を間に受けるなよ!」

ゆま「さわったもん! ゆまがねてるとおもってパンツのなかに手をいれて、おまたさわってきた!」

マミ「私も貴方が悪いと一方的に決め付ける事はしないけれど……でもね、ゆまちゃんは授業中に突然教室に現れたのよ」

マミ「こんな小さいな子がここまでするなんて、尋常じゃないわ。ふざけてやっているだけとは思えない……」

マミ「それに話がクラス全体に知れ渡ってしまったし、噂は学校中に広まっているわ」

マミ「彼女の立場を考えると、あまり目立って身寄りのないのがばれるとまずいし……悪いけれど、しばらくゆまちゃんとは距離を置いてもらうしかないの」

男「↓2!」

男「わかったよ……!」

マミ「え、ええ」

男「こんなことになって残念だ。俺はゆまちゃんのために尽くしてきたのに、俺の愛情はゆまちゃんには伝わらなかったんだな」

ゆま「……ち、ちがうもん! おにーちゃんが変なことするからわるいんだよ!」

男「もういい! ゆまちゃんなんて顔も見たくない! 巴さん、早く連れて行ってくれ!」

マミ「ちょっと男君! そんな言い方……!」

ゆま「……」

男「うるさい! 学校にももう行けないし、ゆまちゃんにも嫌われた。俺の味方なんてもう一人もいないんだ……!」

ゆま「おにーちゃん……」

男「うわああああああああ!!」ダダダダッ



男「すいません、返却お願いします」



男「さて、帰ってきたぞ。もう外には一歩も出たくないからな。家の中で何かしよう」

男「何をしようかな?」

↓2

男「首吊り自殺ごっこだ……」

男「……」グイグイ

男「よし、縄もガッチリ用意出来た……」

男「後は椅子の上に立ったまま輪っかに首を通して……椅子を蹴り飛ばして、と」ガコン

男「ぐ、ぐえええ……!」

男(意識が遠のいていく……)



男「はっ」

男「い、生きてる……? 俺は死んだはずじゃあ……」

???「男君! 気がついたのか!?」

男「お、お前は同じクラスの生徒会長!」

生徒会長「馬鹿な事を……! 僕が来なかったら本当に危なかったんだぞ!」

男「なんで女の子じゃなくてお前みたいな奴が助けにくるんだよ! 不法侵入だろ!」バキッ

生徒会長「ぐあっ!」ドサッ

生徒会長「プ、プリントを届けに来たら、大きな物音がしたのに誰も出てこないから」

生徒会長「様子が変だと思って窓から覗いたら君が首を吊っていたから、慌てて入ったんだ! やましい気持ちがあって入ったわけじゃない!」

男「もういいよ、帰れよ……」

生徒会長「男君……学校では妙な噂が広まっているようだが、誰もがそれを信じているというわけではない」

生徒会長「僕は君がそんな犯罪行為をするような奴じゃないということはちゃんとわかっている。だから自殺なんて馬鹿な事はもうしないでくれよ」

男「うるさい! 出て行け!!」

生徒会長「くっ……わかった。君の学校生活への復帰を待っているよ……」



男「ふう……次は何をしようかな?」

↓2

男「潜在能力を開放しよう」

男「うちに秘められた力を目覚めさせるのに必要なのは、やはり戦いと目前にまで迫った死だ。死に至る危機こそが感覚を限界まで引き上げてくれるんだ」

男(俺はPCを立ち上げ、オンラインFPSを始めた)



男「くぅ~疲れましたw 気がつけば次の日の朝です!」

男「寝よう」

男「Zzzz....」



男「ふう、よく寝た。もう夕方か……次はどうしよう?」

↓2

男「飯でも食うか」

男「何か冷蔵庫に……」ガチャ

男「あ……」

男「昨日ゆまちゃんと一緒に作った唐揚げ……忘れてたな……」


チーーーン


男「硬くなってら……はは……」ムシャムシャ

男「まずい……まずいなぁ」クッチャクッチャ

男「鹿目さんから逃げて、ゆまちゃんに逃げられた、情けないクズ野郎にお似合いだぜ……」

男「はは……はははは……」

男「は……」ポロポロ

男「泣けてきた……ふぇっ。ふぇぇぇっ……」ポロポロ

ピンポーン

男「誰だ……?」

ピンポーンピンポーン

男「グスッ……今行きます……ふぇぇ」ポロポロ


ガラッ

杏子「……よっ」

男「ふぇぇぇぇぇ……」ポロポロ

杏子「なんで泣いてるんだ!?」

男「そうか、警官を上手く騙して持ち物を持ってこさせたのか……」

杏子「ああ。ソウルジェムさえ手に入れば、抜け出してくるのなんて簡単だからな」

男「そか……」

杏子「それで、ゆまはどこにいるんだ? 風邪は? まだ寝込んでるのか?」

男「↓2」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「体調は戻った。今は巴さんのところにいる……」

杏子「はぁ? なんで……いや、まあいいか」

男「ゆまちゃん自身があっちを選んだんだ。無理に引き止める理由はない」

杏子「そうかよ。じゃあアタシも向こうに行くかな」

男「待ってくれ、ちょっと上がっていかないか?」

杏子「いかねーよ。ゆまがいないなら用事もないだろ」

男「腹減ってるだろ? 実は昨日、ゆまちゃんと一緒に唐揚げ作ったんだ」

杏子「ゆまと? ふーん……」

男「ゆまちゃんが多く材料を買いすぎたせいでまだ余ってるんだ。杏子ちゃんが帰って来た時のために多めに作っておきたいって」

杏子「……」

杏子「そっか、心配かけてたのはアタシの方もか……」

杏子「わかったよ。じゃあちょっとだけ食ってくよ」

男「ああ、遠慮なく上がってくれ」



杏子「……」モグモグ

杏子「おい、かてぇよ!」

男「すまん……でも捨てるに捨てられなくて……」

杏子「ごちそうさん。味付けはよかったけど、流石に作ったのが昨日じゃな」

男「杏子ちゃんが来てくれなかったら俺一人で全部食わなきゃいけないところだったぞ」

杏子「アタシは残飯処理係かよ……」

杏子「……あー、つまようじあるか?」

男「おう」

男(俺は爪楊枝の入った容器を差し出した)

杏子「おー、悪いね。んーー……」モゾモゾ

杏子「……よし、じゃあアタシはもう行くよ」ポイ

男(杏子ちゃんは爪楊枝をゴミ箱に投げ入れると、立ち上がって玄関に向かって歩き出した)


1.爪楊枝を拾って舐める
2.着いていく

↓2

男「俺も行く」

杏子「え、なんでだよ」

男「杏子ちゃんは警察から逃亡してきた身だろ? きっと警察が探し回っているぞ。俺が居れば、見つかったときに役に立つかもしれないじゃないか」

杏子「そんなヘマしねーよ……と言いたいところだけど」

杏子「備えあれば、っていうしな。隠れる壁くらいにはなるかもしれないか……」

男「よし、じゃあ行こうぜ!」



男「む、反対側の歩道を警官が歩いているな」

杏子「チッ、本当かよ……おい、お前車道側に立って警官の視線を遮れよ」

男「わかった!」


1.車道側に立つ
2.車道に出る

↓2

男「……」スタスタ

杏子「……」スタスタ

男「……よし、無事にすれ違えたな」

杏子「はぁ……ったく、めんどくさいね」

男「そろそろ巴さんのマンションだ」



ピンポーン

マミ『はい』

男「巴さん、俺だ」

マミ『男君? しばらくゆまちゃんとは距離を置いてって……いえ、少しくらいならいいかしら?』

杏子「よっ」

マミ『佐倉さん! よかった、無事だったのね!』

ガチャ

マミ「さ、二人とも上がって。ゆまちゃんもいるわよ」

杏子「おー」

男「お邪魔します!」

ゆま「……」ピコピコ

ゆま「……」チラッ

ゆま「……」ピコピコ

男(携帯ゲーム機で遊んでいるゆまちゃん。少しだけ部屋に入った俺たちの方に視線を向けたが、すぐにゲームに意識を戻してしまった)

杏子「ゆま! 悪かったな、心配かけて……!」

ゆま「……」ピコピコ

杏子「……お、おい。怒ってんのか?」

マミ「昨日からずっとゲームしっぱなしなのよ。困ったわねえ……」

男(ニコニコ顔でそう言うマミさんは、言葉とは反対に全く困っているようには見えなかった)

杏子「おい、ゆま! 無視すんなって!?」グイッ

ゆま「あっ!」ドゴーン

ゆま「もーーーっ! キョーコのせいでやられちゃったよ!」

杏子「ゆ、ゆま……お前、何言って……」

ゆま「今いいところだったのに、キョーコのせいでやりなおしだよ。もう……」ピコピコ

杏子「な……」

マミ「あらあら。ゆまちゃん? せっかく佐倉さんが来てくれたのにゲームばかりしてちゃダメでしょう?」

ゆま「んー……」ピコピコ

マミ「しょうがないわねえ……」

男「……」

杏子「おいマミ! てめえゆまに何しやがったんだ!? あの様子は尋常じゃねえだろ!」グイ

マミ「ちょ、ちょっと落ち着いて佐倉さん?」

杏子「これが落ち着いてられるかよ!」

男「巴さん、あのゲーム最新のやつだな。巴さんってゲームなんてやってたっけ」

マミ「違うのよ。ゆまちゃんがゲームのCMを見て、すごく欲しそうにしてたから……」

マミ「ちょっと高かったけど、すごく喜んでくれたのよ。だからやめるように言いにくくて……」

杏子「わざわざ買ったのかよ!?」

マミ「だって一日中家に居るのに、何も遊ぶ物がないとかわいそうじゃない?」

杏子「だからってアタシの事無視するまで……!」

マミ「そ、それはちょっと酷いと思うけれど……」

杏子「ゆま! ゲームばっかりしてると馬鹿になるぞ! 一旦やめてこっちこい!」

ゆま「……」ピコピコ

杏子「おい、聞いてんのか!」バシッ

ゆま「! やー!! かえして!!」

杏子「ゲームのしすぎは駄目だ!」

ゆま「なんで!? キョーコのばかぁ! かえして! かえしてー!」

ゆま「やだー、キョーコきらい! マミおねえちゃん、キョーコがいじめる! ゲームとりかえしてー!!」

マミ「こ、困ったわね……。ゆまちゃん、佐倉さんだってゆまちゃんに無視されて淋しいのよ?」

ゆま「マミおねえちゃんだいすきー! マミおねえちゃんのかってくれたゲームとりかえして!」

マミ「! 佐倉さん、いくらなんでもこんな小さい子から物を取り上げるのは感心できないわ!!」パシッ

杏子「!? あっ、てめ!」

マミ「はい、どうぞゆまちゃん?」ニコニコ

ゆま「わーい、ありがとうマミおねえちゃん!」

杏子「おい、どういうつもりだマミ!」

マミ「だってかわいそうでしょう?」

杏子「子供の躾は年長者の仕事だろうが! あんな風に育てられてまともな大人になると思ってんのかよ!?」

杏子「お前のところにちょっといただけでゆまがとんでもねえクソガキになってるじゃねえか! ゲームなんて取り上げろよ! お前の甘やかしはゆまに悪影響なんだよ!」

マミ「むぅ……! 躾の仕方で佐倉さんにどうこう言われたくはないわ!」

杏子「あぁ!?」

マミ「ねえゆまちゃん? 佐倉さんと私、どっちの方が尊敬出来る?」

ゆま「んー? んー……」

マミ「今日の晩御飯、ゆまちゃんが昨日リクエストしてくれたハンバーグカレーにしようと思うんだけど……」

ゆま「マミおねえちゃんのほうがソンケーできる!」

マミ「ほらね? 佐倉さんみたいに怒鳴ってばかりじゃ懐いてくれないのよ」

マミ「さっきは言う事を聞いてくれなかったけれど、私が本当に心から言い聞かせたい事なら、ゆまちゃんはちゃんと聞いてくれるのよ。ねえゆまちゃん?」

ゆま「んー、うん」

杏子「食い物で釣ってるだけじゃねーか!」

マミ「でも、食べ物で釣ってるだけとは言うけれど、佐倉さんは食べ物もちゃんと与えてなかったみたいじゃない? ねえゆまちゃん?」

ゆま「……うん。キョーコはいつもぬすんだたべものとか、ぬすんだお金でおみせに入ってたもん」

ゆま「ぬすむのに、いつもわたしもてつだわされたよ」

杏子「……!!」

マミ「ほら。泥棒させて厳しさを与えるくらいなら、甘やかしたほうがまだいいんじゃないかしら……?」

杏子「ゆま……」

ゆま「わたし、マミおねえちゃんのほうがいい……」

ゆま「それにね、マミおねえちゃんはたべもののこしても、キョーコみたいにおこらないもん」

ゆま「ゆま、もうどろぼうだってしたくないよ……」

杏子「…………」

マミ「ね? そういうことだから、これからはゆまちゃんの躾なんかは私に任せて。佐倉さんもここで過ごせばゆまちゃんだってゲームばかりすることもないでしょうし……」

杏子「わかったよ……」

マミ「そ、そう? なんだか強引に話を進めて悪かった気がするけれど……」

杏子「ゆま」

ゆま「……」

杏子「今まで苦労かけてごめんな。盗みなんて誰だって本当はやりたくないもんな」

杏子「一人で生きていく方法なんて、お前は必要してなかったんだな」

杏子「アタシは一人で先走ってたみたいだ。お前を自分のやり方で一人前にしてやろうって。もっと早くここに連れて来ればよかった……本当に悪かった」

マミ「さ……佐倉さん?」

杏子「……じゃあな」

ガチャ バタン

男(杏子ちゃんはマミさんの部屋から出て行ってしまった……)

マミ「え、ええと……」

ゆま「……」


1.ゆまちゃんの傍にいる
2.杏子ちゃんを追いかける
3.マミさんの部屋に住む

男「待て、杏子ちゃん!」ダダダッ

マミ「あっ、男君!」



男(マンションの外まで来たが杏子ちゃんの姿はない……)

男「見失ったか……?」

まどか「男さん!」

さやか「あれ、先輩?」

男「鹿目さん、美樹さん。どうしたんだこんなところで」

さやか「ちょっとマミさんにお茶会にお呼ばれしてて。先輩こそどうしたのさ、停学中に出歩いてるの見つかったら怒られるよ」

まどか「し、失礼だよさやかちゃん! ごめんね男さん。さやかちゃん、悪気はないんだよ。男さんの事心配してるんだよ」

男「↓2!」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「そんな事はどうでもいい。重要な事じゃない」

さやか「?」

男「今俺にとって重要なのは↓2なんだよ!!」

男「噂に聞いたんだけど、美樹さんと上条恭介って付き合ってるの?」

さやか「え、ええっ!? いや、恭介とあたしはそんなんじゃ……!」

男「またまたぁ~。そんな事言って裏ではよろしくしてんじゃないの?w」

さやか「いやいや、ないって! 本当本当!」

男「そうやってムキになる辺り、間違いなさそうだなおいw」

まどか「ふふ……」

さやか「こらー! 笑うなまどかー!!」

まどか「ご、ごめん! ……てぃひひ……」

さやか「あ、あたし達そういう話なんてした事ないし! マジだって! 勘弁してよもう~!」

男「じゃあ告白してなかったとしても、お互いわかってる~みたいな状態なんだろ?ww」

まどか「あ、それはあるかも……」

さやか「う、うるさーい!」

男「その辺り、きっちり聞かせてもらおうじゃないのw 俺も巴さん家に寄らせてもらおうかなwww」

さやか「ちょ、やめてよ! 大体恭介の事なんてあんた知らないはずでしょ!?」

男「wwww」

まどか「さやかちゃん、顔真っ赤だよ。うぇひひひ……」



男(その後、俺たちはマミさんの家で美樹さんの恋愛事情について根掘り葉掘り聞きまくった!)

男(美樹さんは俺たちに背中を押され、翌週上条に告白。見事玉砕して捨て鉢のまま契約して即死んだ)

男(あと杏子ちゃんもあの日以来一度も見ていない。暁美さんが騎士みたいな魔女の事を杏子ちゃんと呼んでいたが、多分頭がおかしくなったんだと思う)

男(俺は警察の拳銃を奪った事がバレて逮捕。少年院で揉め事を起こし続け、ヌシと呼ばれる存在になった後一生を刑務所で過ごす事になったが、そんな事はどうでもよかった)


GAME OVER

男「はっ夢か……」

まどか「?」

男「いいか、俺にとって重要なのは↓2だけなんだよ!!」

今日はこれだけです。ありがとうございました。

男「赤い髪のポニーテールの女の子を見なかったか?」

まどか「え、それって……」

さやか「ん、こないだの佐倉杏子って子の事?」

男「そう、そいつだ」

さやか「あの子ならさっき、美滝原大橋の方に走っていったよ。声かけたんだけど無視されちゃった。聞こえてなかったのかも?」

男「そうか、わかった!」ダダダッ

まどか「あ……」

さやか「ちょっと、先生に見つかったら怒られるよー!?」



男「うおおおおおお!」ドドドドド

男「……居た! 杏子ちゃんだ!」

男(全力で走った先で杏子ちゃんを発見した)

男(……橋の縁で物憂げな顔をしながら手すりに寄りかかっている! まずい、身投げする気か!?)

男(どうする!?)


↓2

男「粘着爆弾だと!? そんな物持っているはずが……」

男「ん? あそこにいるのは暁美さん! 根暗の暁美さんなら自作の粘着爆弾くらい持ってるかも知れない!」

男「おーい、暁美さん!」

ほむら「……何」

男「そんな鬱陶しそうな態度はやめろよ、友達だろ?w」

ほむら「はぁ……何の用?」

男「粘着爆弾が欲しいんだけど持ってないか?」

ほむら「無いわ」

男「そんな事言って本当は持ってるんだろ? もったいぶるなよ」

ほむら「仮にあったとして、どうして貴方にあげないといけないのかしら?」

男「お、タダじゃやれないってか? それじゃあこのニューナンブと交換ならどうだ?」ズイ

ほむら「! それは……! あの事件は貴方がやったのね!」

ほむら「……銃といい、爆弾といい。貴方は一体何をしようとしているの!?」

男「↓2」

男「さあな……俺にもわからん」

ほむら「は?」

男「このわけのわからない破壊衝動を、俺は自分では止める事が出来ないんだ……」

男「美味い飯を食い、いい女を抱いても俺の心は満たされる事はない。唯一幸福感を得ることが出来るのは物を壊したり、人を傷つけている時だけなんだ」

ほむら「心療内科に行くことをお勧めするわ」

男「だから粘着爆弾をくれ!」

ほむら「……持っていない」

男「くそっ、役たたずめ! もういい、時間の無駄だ!」

ほむら「……」

男(杏子ちゃんの方に向き直ると、ふと銃を持っていた手に違和感を覚えた)

男「……ん? 銃がない……」

男「おい暁美さん、人の物を勝手に取るな」クルッ

男「……あれ、いない」

男「銃と暁美さんが一瞬で消えた……」

男「まあいいか。それより今は杏子ちゃんだ」

男「まだ橋の上にいるな……どうする?」

↓2

男「精子でもかけてみるか」ボロン

男「はぁはぁ……はぁはぁ……!」シコシコ

男「きょ、杏子ちゃん!」シコシコ

杏子「! ……なんだよ……」

男(こちらを見ずに応える杏子ちゃん。今の状況では好都合だ!)

男「いきなりあんな出て行き方をしたら、残された巴さんとゆまちゃんが困るだろう?」シコシコ

杏子「……」

男「部屋に戻ろう。二人とも杏子ちゃんが戻ってくるのを待ってるはずだ!」シコシコ

杏子「うるせえ、消えろ……」

男「杏子ちゃん……俺は君の力になりたいんだ」シコシコ

杏子「魔法少女じゃないお前にはアタシの気持ちなんてわからねーよ」

杏子「親身なフリしたって所詮は他人ごとだ。こっちと違ってお前は命懸けの戦いなんてしないで、普通の生活を選べる。巻き込まれていざ自分の身が脅かされたら手のひら返すに決まってる」

杏子「アタシ達のする事にもう首突っ込むなよ……ウザイんだよ、お前」

男「うっ……」ドピュ

ピチャ

男(俺は杏子ちゃんのふとももに精液を発射した)

杏子「……? なんだ今の」クルッ

男「俺の覚悟は半端じゃないぞ。今の、精子をかけることが俺の決意表明だ……」

男「俺は杏子ちゃんのための生死を賭ける!!」

杏子「何してんだてめえーーーーーっ!!!」

ドスッ

男「ぎゃああああああああーーーっ」ブシャアアアア

男(俺は死んだ)


GAME OVER

男「はっ夢か……」

男「まずい、このままでは杏子ちゃんが身投げしてしまう!」

男「おい、杏子ちゃん!!」ダダダッ

杏子「! ……なんだよ……」

男(こちらを見ずに応える杏子ちゃん。顔を見せたくないのかも知れない……)

男「いきなりあんな出て行き方をしたら、残された巴さんとゆまちゃんが困るだろう?」

杏子「……」

男「部屋に戻ろう。二人とも杏子ちゃんが戻ってくるのを待ってるはずだ!」

杏子「うるせえ、消えろ……」

男「杏子ちゃん……俺は君の力になりたいんだ」

杏子「魔法少女じゃないお前にはアタシの気持ちなんてわからねーよ」

杏子「親身なフリしたって所詮は他人ごとだ。こっちと違ってお前は命懸けの戦いなんてしないで、普通の生活を選べる。巻き込まれていざ自分の身が脅かされたら手のひら返すに決まってる」

杏子「アタシ達のする事にもう首突っ込むなよ……ウザイんだよ、お前」

男「↓2」

男「ウザがられようがそんなこと関係ない。俺は俺のしたい事をやりたいようにするだけだ!」

杏子「……うぜぇ。動物か、お前は」

男「でも杏子ちゃんも似たようなものだろう? 殴りたい時に殴って盗みたい時に盗むんだから、俺と大差ないじゃないか」

杏子「はぁ!? お前なんかと……!」

杏子「……お前なんかと……」

男「違わないだろ。いや、義務教育すら受けてない杏子ちゃんの方が動物に近いな」

杏子「うるせぇ!」

男「動物同然の杏子ちゃんが巴さんに子供の教育でダメ出しwwwww受けるんですけどwwwww」

杏子「うぜぇ……! マジでうぜぇ!」

杏子「てめえ!」ガシッ

男「おいおい、胸ぐらを掴んでどうするつもりだ? また本能の赴くままに殴るのか?」

杏子「ぐっ……!」

杏子「お前なんてトイレもまともに出来ない癖に! 偉そうなんだよ!」

男「↓2」

男「それがどうした? トイレなんて一時の過ちだ。同じ失敗は二度としない」

男「杏子ちゃんが義務教育を受けてなくて馬鹿なのは一生変わらないけどな」

杏子「う、うぎぎぎぎぎぎぎ……!」

男「どうした、顔真っ赤だぞw」

杏子「ニヤつきながら言うんじゃねえ!」

杏子「もういい、付き合ってられるか……!」クルッ

男(杏子ちゃんは大橋を風見野の方へ向かって歩いて行く……)

男「待ってくれよぉ」

杏子「付いてくんじゃねーよ!」

男「俺の勝手だろw」

杏子「……チッ」

ダダダダッ

男「あっ、待て!」

ダダダダッ



男「くっ、見失ってしまった」

男「しょうがない、匂いを辿るか……今日の杏子ちゃん臭かったからな」スンスン

男「……」スンスン



男「教会……? ここに杏子ちゃんがいるのか」

男「とりあえず中に入るか」

男「おっ、杏子ちゃん発見」

杏子「……」

男「なんかぐったりしてるな? おい、俺から逃げられると思うなよ!」

杏子「……」

男「おい杏子ちゃん? 返事しろよおい! おい杏子ちゃん!」

杏子「うるせえ……」

男「おお。どうしたんだそんなに項垂れて」

杏子「……終わりだ……」

男「何がだ」

杏子「……」

杏子「なあ……ちょっと聞いてくれよ」

男「ん?」

杏子「これ、アタシのソウルジェム……もう真っ黒だろ……?」

男「ああ、確かに……」

杏子「魔法少女はソウルジェムが濁りきると魔女になるんだ……アタシは……もう助からない」

男「な、なんだって!?」

杏子「グリーフシードっていう魔女の卵みたいなのがあれば、濁りを取れるんだけどな」

杏子「この教会に隠してあったいくつかのグリーフシード、今見たら綺麗に無くなっててさ……」

杏子「ホント、お笑い種だよ。散々他人の物を奪ってきた奴が自分が奪われる側になったが最後、一巻の終わりってね」

男「……」

杏子「なあ、頼むよ……」

杏子「ゆまにアタシが死んだ事、隠しててくれよ」

杏子「アタシがここで死んだら、きっとあいつ、自分のせいだって思うだろうから……」

男「……」


1.レイプする
2.わかった……。

男「は? そんなもん聞くわけないだろ」

杏子「……お前……!」

男「それよりもう死にかけなんだったら一発やらせてもらうぞ。さっきから立ってるのも辛そうだし、これはまたとないチャンスだなw」

男「これまで散々殴られたり罵倒されたりしてきたからな。鬱憤が溜まってるんだ。最後くらい楽しませてくれよ、へへへ……」

杏子「この……クズ……!!」

男「嘆きの種はないけど子供の種ならたっぷりあるぜ。全部注ぎ込んでやるからな……!」ツカツカ

杏子「や、やめ……来るな!」

男「↓!!」

男「嘘に決まってるだろ!!」

杏子「!?」

男「おいおい、ほんの冗談なのにそんなに怖がらないでくれよ。そんなに信用ないのかって逆にこっちが傷つくだろ?」

杏子「……お前が自分で信用落としてるんだろ……」

男「↓2!」

男「そういえばこのソウルジェムというのはどこかで見た気がするな……」

男「……そうだ。確かこのカブトムシにそっくりだ」ゴソゴソ

男「ほら、やっぱりな」

杏子「! お前、それアタシによこせ!」

男「↓2!!」

すみません、眠いのでここまでにします

まだか

じゃあ埋めよう

男「そういえばこのソウルジェムというのはどこかで見た気がするな……」

男「……そうだ。確かこのカブトムシにそっくりだ」ゴソゴソ

男「ほら、やっぱりな」

杏子「! お前、それアタシによこせ!」

男「土下座してもらおうか!!」

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