上条「共学常盤台中学か…」(390)

・亀更新AND駄文です
・上条さんは中2です。常盤台中学に通ってます
・オリジナルキャラ、設定、能力あります
・常盤台中学は共学化しています
・キャラ崩壊あります
・設定改変などあります

以上、不快に感じた方はブラウザバック推奨です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373382297

オリキャラは名前ついたりするん?
結構重要キャラ?

早速しくった。
片方HTML化してきます

すいません
重複かと思いましたが大丈夫でした

早速投下して行きたいと思います。

>>2
それほど重要ではありません
>>4
ある予定です




第一話 反位相力

えひぃひぃひひひひ、オラァ!金出せやぁ」

「おい、金持ってんだろ?金」


今日は暑い


学生は路地裏で数人の男達に囲まれながらそんな事を考えていた

夏になってヒートアイランド現象というやつだろうか?

今日はとにかく暑い

それはまるでサウナのよう_______________ 。


「おい、聞いてんのか!坊ちゃんよぉ!!」

学生を囲む男達のうちのわりとガタイのいい男がむしゃくしゃしたのか、清掃ロボを蹴った

「あまり乱暴なのはいけないと思うぜ、俺」

学生が来ているのは制服

学園都市、学生が住むこの街で制服を来て街にいる

その事は別段騒ぐような事ではない

だが、学生はそれでも周りから視線を集めるような服装をしていた


「金持ってんだろ?常盤台のエリート!!」


それは肩にある紋章

エリートのみが付けられる一つの記号

『常盤台中学』

その在校生である証がそこには刻まれていた


「俺が金持ってるように見えるか?手ぶらだぞ手ぶら、今友達と鬼ごっこしてるところだからあまり邪魔しないで…」

「あぁ?!あんまふざけてっとぶっ殺すぞ!!」

「ぶっ[ピーーー]…ね」


学生は男達を見る


「数にして6人てとこか…一人でやるには結構キツいな」

「名に言ってんだコイツ」

「とにかくここは逃げるが勝ち!またなーー!!」

「ちっ、あいつ逃げやがった!」

「追え!」


暑い中街を走る学生

学生は汗を滝のように流しながら走る走る


「(残り3人…全員いなくなるには後二十分ぐらい鬼ごっこしなきゃダメか。不幸だ)」


学生は後ろをチラと見た後さらに加速した



_______________

すこし、前の話をしよう

この話はあまり好きでは無いのだが

俺には幼馴染がいる

勉強が出来て、運動も出来て、それで美人で、さらに幸運な幼馴染だ

その幼馴染と俺は小さい頃はよく一緒に遊んでいた

あの頃の俺はその子に一目惚れなんてしちまってずーと結婚してとか馬鹿な事をよく言っていた

でも、彼女は引っ越してしまった

まあよくある話だ

よくある叶わぬ恋の話

あ、何かもう思い出したら泣きたくなってきた

肩にある紋章?胸か?
どんな制服になるんだ
常盤台男バージョンってブレザースタイルになるんだろうか

_______________


「何でだろう?目から汗が…」

「汗って…それは涙でしょう」

「あ、海原!いいところに」

海原「いいところも何も、こっちは能力使って死ぬほど苦労して貴方の事を探してたんですよ、謝罪を要求します」

「はいはい、サーセンサーセン」

海原「軽いですね…まあいいですが、どうしてこの暑い中走ってたんですか?」

「そうだ!後ろからガチムチが…」

あれ?いない

海原「ガチムチ?暑くて頭をやられたんですか?とにかく学校に戻りますよ」

「え、ちょっと待って!俺まだ心の準備がぁ!!」

海原「こっちは散々苦労したんです。ほら、キリキリ歩いて下さい」

「不幸だぁぁーーーー!!」

>>16
夏服何でワイシャツスタイルですね

眠いけど>>30くらいまで頑張ります

たどり着いた先

そこはかの名門常盤台中学の正門前だった

両親の引っ越し

それを期に俺は学園都市とかいうわけの分からないところに転校する事になった

それが一年前のこと

そして今年2月

昇格試験とかいうのがあるらしいのでたまたま受けたら研究所員達が学生寮(ウチ)に来て

俺、強制連行

わけの分からない説明をされた後

今年から共学化される常盤台中学への進学がほぼというか120%強制で決まった

不幸だ

本当にわけの分からない話だと思うがこれが実話だから困る

担任や親は大喜び、俺も一時のぬか喜びなんてしていたら

今年の男子の入学数は1名

つまりは俺一人

そんな学校行く気が起きるわけでもなく校門前でうろちょろうろちょろ

そしてさっきの状態に至るというわけだ

で、今からここに入るわけだが

「…本当に入らなきゃ駄目か?」

海原「えぇ」

「その満面の笑みには何か裏があるとしか思えないんだが」

海原「気にしないで下さい」

「じゃ、俺帰るから」

海原「ちょっ!待って下さい!」

「本当に行かなきゃ駄目?」

海原「駄目です!」

「はぁ、分かったよ」

「で、早速迷ったわけだが」

うん
広いな
この学校広い
広過ぎてわけわかん無いくらい広い

「はぁ、転校当日から不幸だ…」

「ちょっとあなた、こんなところで何してますの」


しーん

あれ?誰か呼ばれてるぞ反応してやれよ


「あなたですわよ!」


あぁ、俺か


「はい、何の御用でせうか?」

「あなた、その制服を来ているということは噂の転校生ですわね」

「噂というほどでは無いけど一応転校生ではある」

「…何かややこしい人ですわね」

「よく言われる」

「貴方の教室はここの先を右に曲がって突き当たりですわ」

「ご親切にありがとうございます」

「いえ、例には及びませんわ」

すると女生徒は何処かに行ってしまった

「…さて、行くか」

そして俺は教室に歩みを進めた

第二の関門

教室の扉

小さいようで大きく俺を威圧するこの一枚の扉

遅刻した時とか超気まずいのとこの扉の威圧のせいで中々入れなかったもんだ

一回深呼吸をして決意を決める

すーはー

よし

「おはようございます!!!」

バン!

扉を元気よく開ける



あれ?誰もいない

あれ?もしかして俺誰もいないのに決意とか決めて教室に入ったのか?

やばい、超恥ずかしい

これは黒歴史決定だな

「くっくくくく」

ほら、周りからも笑われて…

ん?笑われて

「人いんのかよ!」

「アンタ…だってこんな早くから学校来て、深呼吸した後にあんだけ勢い良く…」

笑いを堪えながら女生徒が話しかけてくる

「だって…もう11時だから、誰もいないとは思わなかったんですよ」

「あんたプリント見なかったの?始業式は13時からよ」

海原の野郎、今度会ったら許さん

「…そうですか、ならで直して」

「なら私が校内案内しようか?」

「ありがたいですけど迷惑じゃ」

「別に迷惑じゃないから、後敬語は堅苦しいからタメ口でいいわ」

「ならよろしく頼むぜ…えぇと名前は?」

御坂「御坂美琴、気軽に御坂って読んでくれて構わないわ」

上条「俺は上条当麻、気軽に上条って読んでくれ」

御坂「…上条当麻!?あの反位相力(ノイズキャンセラー)の?」



上条「のいず…きゃんせらー?」


今日の投下はこれで終わりです。

付き合ってくれた皆様、おやすみなさい


反位相(逆位相)

騒音などの対策に使われる一つの技術

元の音に反位相(逆位相)になった音を合成すると元の音は打ち消される



うーん
今は何とも言えない感じですね


上条「なるほど、だいたい分かった」

御坂「分かったって、まだ半分も回ってないわよ」

上条「嘘だ!一時間近くも校舎内を回ったのにまだ半分いってないなんて嘘に決まってる!!」

御坂「いや、マジよ」

上条「もう嫌!お家帰る!!」

御坂「あ、男子寮なら…」

上条「男子寮もあるのかよ!」

上条「ところでさ、さっきののいずきゃんせらーって何だ?」

御坂「反位相力」

上条「そうそう、それって何なんだ?」

御坂「アンタ、反位相って知ってる?」

上条「聞いたことはあるな…確か騒音対策に使うやつだろ?」

御坂「私も詳しくは聞いてないからよく分からないんだけど様は相手の能力に対して反位相をぶつけるんだとかどうとか」

上条「つまり…どういうことだってばよ?」

御坂「あぁ!もう分かんないわよ!!第一アンタの能力でしょ!?そのぐらい理解しなさいよ!!!」

なんか知らんが怒られた、理不尽だ

上条「というか、それってそんな騒ぐようなことか?」

御坂「当たり前でしょ、そんな珍しい能力」

上条「珍しいも何も上条さんは去年まで無能力者(レベル0)だったから実感が沸かないんだよなぁ」

御坂「…それでよく常盤台(ウチ)に入れたわね」

上条「上条さんはぼっちで帰宅部だったから時間があまりまくってたんですよ。はい」

御坂「…悲しい現実ね」

上条「出来ればあまり触れて欲しくなかったかなー」

アハハハと笑ってみる

結果、軽く惹かれた

上条「ていうか、お前は何でこんな早くから来てんだよ」

御坂「いや、私はその…ちょっと用事が有ってね」

上条「用事?」

御坂「あ…その……」

上条「怪しいな…」


キーンコーンカーンコーン


御坂「あ、カネナッタシイソガナイトー」

上条「あ!ちょっ、待てよ」


こうして俺の新たな学生生活は始まるのだった

場面は変わり

学園都市、窓のないビル


「古き時代の儀式は黒きものなり、邪悪なる儀礼は捨て去るべし。善き儀礼をば預言者にて清めせしめよ。さればこの智は真なるものとならん」


試験管に浮かぶ白い魔術師が呟く


「さて9つの種から生まれし一つの芽、それはどんな花を咲かすのだろうか?」


ボコボコと試験管に気泡が現れ、消える


「超能力者量産計画(レベル5ファクトリー)か…」


魔術師の目の前の画面に二つの書類が開く

「反位相力…これで私の計画は完成する」


片方は絶対能力者進化計画。しかし、それには廃棄と書かれている

そしてもう片方、こちら前書のブラウザのせいでよく見えない

「幻想殺しに反位相力…後一押しか」

魔術師は試験管の中でニヤリと笑う

ボコボコとまた気泡が現れた

ぼっちとぼっちが出会う時、物語は始まる。

六位が上条になったりしないよな……別にいいけど、驚く

次回予告



少年はぼっちで帰宅部だった

誰からも必要とされなかった

でも、ある日嘘のように必要とされ始めた

嘘と虚言に包まれた生活に彼は耐えられるのか?


第二話 幻想殺し


ぼっちと超電磁砲が交差した時、物語は始まる

>>47
採用です

>>48
上条さんが第六位な訳ないでしょ

ついでにネタバレ

すでに幼馴染は出て来てます
上条さんは○重能力者

>>50
なんか能力名が違う感じがしたから本人が知らない間で六位扱いとか思った……
そういえば「偽善使い(フォックスワード)」はないの?

>>52
>>1は正義とかエゴとかそういうの大嫌いなんで無いですね



第二話 幻想殺し


この上条さんは幻想殺しがあるうえに
反位相力なるチートじみた能力もあるのか
さらにアレイスターセリフ見るとまだなんか隠し玉があるっぽい


教室に来た

来たのは別に良い。でも…


上条「(これは…想像以上にキツイ)」


うん、とっても気まずい

俺の席はかみじょうなので前から6番目

なのに凄い視線を感じた

体に穴が飽きそうなほど見つめられている

わぉ~ひょえ~

昨日までのぼっちな自分がこんなことになってるとか信じられない

ちょっと頬つねってみようかな?


…恥ずかしいからやめよう

>>55
んなチート能力使える訳ないよ
幻想殺しは現時点じゃ使用不可だしね

今日は>>60まで>>1の駄文にお付き合い下さい

うん、どこぞのラノベみたいな展開だな

インフィニティなんとかストラトスみたいな

おっと、前の人の自己紹介が終わったな

よし、俺の番だ!


上条「とある中学から転校して来ました上条当麻です。好きな食べ物はさけるチーズです」


サケルチーズダッテ…ザワザワ


何でや!?さけるチーズうまいやろ!!

上条「…」

まあいい、俺は席に座って話を聞くことにした





やべっ寝てた俺の前の人までの自己紹介しか聞いてない

「はい、じゃあ毎年恒例の能力検査始めますよ」

上条「…能力検査か」

能力検査、それは俺がこの世で一番嫌いな行事

落ちこぼれの烙印を押されるためだけにある

「あ、上条君は別室検査ですよ」

マジか

それは助かる

御坂もいってたし、大衆の前で能力が使えず恥をかくのはごめんだからな

「じゃあ上条君は着替えた後、地下シェルターに来て下さいね」





は…?シェルター?

すいません、ちょっと脱字


上条「…能力検査か」

能力検査、それは俺がこの世で一番嫌いな行事

落ちこぼれの烙印を押されるためだけにある

「あ、上条君は別室検査ですよ」

マジか

それは助かる

御坂もいってたようにみんな俺に期待してるのに、大衆の前で能力が使えず恥をかくのはごめんだからな

「じゃあ上条君は着替えた後、地下シェルターに来て下さいね」





は…?シェルター?

なんか昨日より文章がひどくなったような気がします
眠いからかな…

ここまで>>1の駄文に付き合っていただきありがとうございます。
では、おやすみなさい

乙乙、駄文なんて事はねーとおもうよ

今更だが上条さん中学生なんだな・・

結標「ハァハァ」

始業式で順番自己紹介ってことは
上条さんは新入生の中学1年生なのかな?
黒子に噂の転校生とも言われてたけど・・
んん?混乱してきた・・・

>>63
そう言っていただけると嬉しいです

>>64
外見はヴェント戦のペタンコ髮の常盤台夏服って感じですかね

>>65~67
ショタきん、ハウス


眠れないんで1レスだけ投下
これだけで幼馴染予想付く人多いかもしれません

>>68
新学年はクラス変え時に自己紹介しませんか?
あと黒子だとは限りませんね、まあ黒子なのですが
混乱させてしまい申し訳ありません

着替えとかの時間、また昔の話をしよう

というか俺、これ誰に話かけてるんだ?



まあいいや

あれは昔のこと、俺はあいつのことを下の名前からミーちゃんなんて呼んでて、あいつは俺のことをマー君なんて呼んでくれた。

ーーーのみからミーちゃん。

とうまのまからマー君。

だいたいそんな感じだ。嘘つきマー君と壊れたミーちゃん…なんちゃって!

まあでも将来結婚しようとか言っといてこのザマじゃ十分嘘つきになるのかな?


はぁ、何と無く不幸だ…

はい、これで今日は終わりです。
長らくお目汚し失礼致しました。

ミーちゃんとかもう感のいい人絶対分かってんだろ…

みさきちもありますよ!

何気に常盤台関係者のみーちゃん率高いなw
みこと、みさき、みつこ、みつき…

まぁみーちゃんといえばみさきちだけど
運動は苦手だしまだ出てきてないっぽい

>>80
犯人はこの中にいる!
まあ、実はミーちゃんは狙ってますね

コテ付けときますね

(今さらみこっちゃんじゃないとか言えない雰囲気だ…)

こんにちは
今日も30レス程度の駄文にお付き合い下さい
では投下ー

シェルターだ

うん、シェルターだな

天井高いなー
窓無いなー
監禁されてるみたいだなー

アハハハ…


…笑い事じゃねぇ



『あー、あー、マイクテス。マイクテス』

『これから能力検査を行う』

どこか聞き覚えのある、男の人の声だった

『担当の佐藤だ、よろしくな』

上条「よろしくお願いします…」

『じゃあ早速始めるか』

上条「始めるって…何をですか?」

『決まってんだろ』


突如、シェルターの壁が動き

色々な機械が現れる

ゲームセンターにあるパンチマシーンのようなもの、速度計のようなもの、

そして

マシンガンのようなもの


『さぁて、検査開始だ』

中途半端にネタバレみたいなことをするからこうなる。
>>89にしても余計なことを書かなきゃいいのに。
前にも書かれてるけどカップリングがあるなら最初から書いておいた方がいい。
もし謎みたいに推察してもらいたいんだったら一切ネタバレのようなことはしない。
せっかく中身としては面白そうなのに>>1の余計な一言で全部無駄にしている。
反応もらって嬉しいのは分かるけど、ある程度黙ってることも大切。

>>92
ありがとうございます
気をつけます

じゃあネタバレは必要な時以外無くします

ちょっと携帯の調子悪いので直して来ます
というか頭文字が「み」とは限りませんよ

春生とかね…



常盤台の風物詩 能力検査

学内ではESPカードを透視する女子が波と星を見事に透視

続いて波と丸も透視する


場面は変わり、別室


『次、38度』

計りの様な機械の針を念力で曲げる

針にはレベル3と書かれている

『誤差0.2ミリ』

『では、次の方』

そして場面は又変わり、校庭

標的印よりやや外れて落ちる重り

その計測に向かう人が2人

『記録、78m23cm。指定位置との誤差54cm。総合評価、レベル4』


「今ひとつですの…昨日の疲れのせい……」


「そんな言い訳なさるようでは、先は見えてますわね。白井黒子さん」

白井黒子

そう呼ばれた女子の近くに歩いてくる一人の女学生

その手には扇子があった

「婚后光子…」

婚后「この分だと、レベル5に到達するのは私の方が先かしら?」

女学生は扇子をパサッと広げた

白井「私とあなたの能力を一緒にしてほしくはありませんの」

白井「大体3次元と11次元では空間把握方が違…」

婚后「大体私、1年の分際で大きな顔をするあなたが気に入りませんの。よろしくて? この私が常盤台のエースとなった暁には…」

白井「…相変わらず人の話を聞きやがりませんの」

キレぎみの黒子が婚后を見る

ドォン!

突如、校庭に響く轟音。

振動と少し先で共に起きた水柱に驚いて尻餅をつく婚后と黒子

婚后「な、何事ですの?」

黒子「ふん。本年度から2年に転入してきたあなたはご存知無いかも知れませんが、今あのプールで能力測定されているのが常盤台のエースですわ」

ニヤリと笑う白井黒子。

黒子「プールの水を緩衝材にしなければマトモに計測できないほどの破壊力。あの一撃を真正面から受ける覚悟があなたにあって?」

黒子がさらに婚后に畳み掛ける

だが、そのあとにあり得ないことが起こった

キイィィィィィィと大きな音が響く

「伏せて!」

教員達が焦り、叫ぶ

超電磁砲でも伏せろなどという注意は出なかった

でも、その命令は出された

黒子「い、一体なんですの!?」

白井が叫ぼうとした瞬間、あたりは爆音に包まれた

『記録、無効化範囲4.38m。無効化効果62.8TJ以上』

シェルターから煙が上がる

灼熱と残骸、その中で立ち上がる少年が一人

「ふー、びっくりした」

『総合評価』

反位相。

ようは にーを足して0にする力

さっきの爆発を全て消した能力

『レベル5』


その日、常盤台に3人目のレベル5が現れた

ちょいと風呂です
今日は>>120目標です。

学園都市、窓のないビル


「数多のやつ…少しやりすぎではないか」

ボコボコと試験管の中に気泡が浮かぶ

「計画では演算のみ教え、範囲はレベル4程度に抑えるように言ってあるが…」

『反位相力、測定終了』

電子音が鳴る

『総合評価ーレベル5』


「…やはり、やつに任せたのは間違いだったな」

ボコボコと静かに気泡が浮かんだ

上条当麻。

地下シェルターで行われた試験

その使用火器はNRミサイル

Not Radioactivity

放射能の無い核爆弾

まあ、100%無いなんていうのは嘘なのだが

熱量26.8TJ、半径2km

そのミサイルが上条当麻の体にぶち込まれた

勿論、上条は自分の能力何て一度も使ったことは無い

演算なんて一度もしたことがないし

第一計算式の立て方も知らない

だけど、教えられた。

『あー、木は…佐藤だが、今から言う数式を頭に浮かべて置け、えーと……』

上条「は、はぁ」

『あ、後武器はミサイル使うから』

上条「ミサイルぅ?!」

聞いてないぞ!そんなこと!

『んじゃいくぞ』

上条「え…ちょ!マジかよ!!」


これがレベル5の検査の現実だった

上条「ふい~死ぬかと思った…」

辺りを見回してみるか…

「おい、君!大丈夫か!?」

上条「はい、一応大丈夫みたいです」

「でもあの爆発でよく生きてたな」

上条「…いや、まあ」

「とりあえず、お祝いしよう」

あ、無事だからってパーティ開いてくれるんだ
さすが名門のお嬢様中学校だな~


「おめでとう、レベル5の上条当麻君」

上条「は?」

「ん?何か驚くところあったか?」

上条「今レベル5って…」

「流石噂の転校生だな!」

上条「マジで?」

「マジもマジ、大マジさ」



はい?

学生生活一日目
お母さん、俺いつの間にかレベル5になりました

一行抜けました。

ーーーーーーーー

そして、時は戻り現在

常盤台中学、シェルター跡地

上条「ふい?死ぬかと思った…」

辺りを見回してみるか…

「おい、君!大丈夫か!?」

上条「はい、一応大丈夫みたいです」

「でもあの爆発でよく生きてたな」

上条「…いや、まあ」

「とりあえず、お祝いしよう」

あ、無事だからってパーティ開いてくれるんだ
さすが名門のお嬢様中学校だな?


「おめでとう、レベル5の上条当麻君」

上条「は?」

「ん?何か驚くところあったか?」

上条「今レベル5って…」

「流石噂の転校生だな!」

上条「マジで?」

「マジもマジ、大マジさ」



はい?

学生生活一日目
お母さん、俺いつの間にかレベル5になりました

次回予告

ぼっち

世の中のー(マイナス)

話は変わるが9とー9この二つは真反対に位置する数同士である

だが、絶対値だけで表せばー9と9は同じ9と表せる

違うようで同じ数、ーと+


第三話 心理掌握


ぼっちと心理掌握が交差した時、物語は始まる

今日はこれでおわりです。

ここまで>>1の駄文に付き合っていただいてありがとうございます。

次回、みなさん待望のあのキャラ出ます

では、おやすみなさい

相殺が能力なら相手の能力次第で出力変化すんのか
難儀だな

書き溜め出来ないんですよね
メモ帳も1000文字が3つの合計3000文字しか書き溜められませんし

今回は短めかもしれません

見てますよ

また、昔の話をしよう

ミーちゃん、俺の幼馴染はいつも笑っていた

小さい子らしいカエルとかネズミとかのストラップが好きで、カバンにいつも付けていた

でも、ある日から恥ずかしいと言って外してしまった

懐かしい話だ



思えばあの頃から俺は友達が少なかったな

確か、あいつの名前は_____。

イーノック

>>127
ありがとうございました

上条「…駄目だ、思い出せないな」

まあ、しょうがない

随分昔の話だし

覚えていなくてもしょうがない

上条「よし、着替え終わったしパーティホールにいくか」

そうだ、今は今。昔は昔。

忘れたことは思い出そうとしてもしょうがない

>>127
すいません、いつもの癖で過去形になってしまいました
本当にすいません

しょうがない
仕方が無い

うん、こっちの方がしっくりくるな

思い出そうとしても思い出せないなら仕方が無い

上条「仕方が無い~仕方が無い~し・か・た ない~」

うん、歌って見たけど予想以上に虚しいもんだ

上条「さ、さっさと行こう」

その時、ふと目の前に女生徒が現れた

女学生の格好は常盤台指定の制服にブラウス

手にはウェディンググローブのようなものを付けていた

他に特筆する点があるとすれば、ブロンド金髪

地球上に1.8%しかいないと言われる髪色

「じゃあちょっとのぞかせてもらうゾ☆」

そんな事を考えていると、彼女が何かをこちらに向けた

よく見えないがそれはテレビのリモコンのようなものだった

「えい!」

ピッ!

テレビのリモコンを押したような音が鳴る

上条「一体…な…に……」

一体何を?そう言おうとした時、俺の体に明らかな変化が起きる

体が動かない。

歩けと命令しても足は動かなかった

この上条さんは原作上条さんと出会ったら説教されそうだな……
ここの>>1は「正義」が嫌いぽいから出てきそうにないけど……

幻想殺し持ってんだよね
ここでは能力効く設定なのか

>>136
まだ持ってないって書いてたぜ
これからなんかあって覚醒するんじゃない?

ちょい寝落ちしてました
何かこの頃すぐ眠くなります

動かない身体

それを確認すると、女生徒がゆっくりと近づいて来る

「うーん…見た目は普通ねえ」

じぃと女生徒は俺の顔を覗いた

やばい、顔近すぎだろ!髪のいい香りとかめっちゃする!!

「あら、顔が赤いわよお」

女生徒がクスリと笑う

どうやら俺の顔は今、赤く染まっているらしい

その状況を理解し、恥ずかしいので顔を背けようとするが首が動こうとしない

動け!動け!動け!動け…

駄目だ、動かないな。これは本格的に積んだぞ

ていうか何で動かないんだ?昨日、夜にびっくりするほどユートピアを3セットやったせいか?



あ、そうだ能力使って動かせばいいんだ

能力を使用する

と、ほぼ同時に体の固定が解かれ、バランスが崩れる

目の前には女生徒。

そして、彼女に向かって倒れる俺

これは実によくない、どこぞの少年漫画ならラッキースケベとか喜べるが転校当日から女生徒にセクハラとか退学もんだよ!

でも、ラッキースケベっていうのもちょっと体験したかったかなー、なんて思いながらとっさに左足を右足で払い、左向きに倒れる位置を調整する

そのままバンと床に手をついて受け身。そして、中1の柔道の授業を真面目に受けておいて良かったって実感

上条「いつつ…」

床冷たい。

柔道の授業の効果を実感したはいいものの流石に床の上だと痛いもんだ、下手したらさっきのミサイルよかよっぽど危ないな

上条「そうだ、女の子!」

はっと気付き、女生徒の居た場所を見る
だが、誰も居ない

え、居ない?まさかさっきのって幽霊?

ちょーこわいよー



彼女の事は後で御坂にでも聞くか

さて、さっさと行こう。このままじゃ遅刻だ

上条「…で、また迷った訳だが」

うん、広い
広すぎだ
ふざけんなよこの学校

上条「つってもさっきの場所も分からないしな…こりゃ遅刻確定だな」

「たく、何やってんですかこんなところで」

おぉ!その気持ち悪いほどのイケメンスマイルは!

上条「海原!」

海原「たく、貴方は何回迷うんですか…施設の地図は渡したでしょう」

ポケットを探り、一枚の髪を出す

上条「この落書きの事か?」

取り出した紙には丸で区分けされた子供の落書きのような地図が書かれていた

海原「どうです?会心の出来ですよ!ピカソのキュビズムを思い起こさせる素晴らしい出来だと父も褒めてくれました!」

上条「そうだな、海原はピカソになれるぞ!」

うん、キュビズムというかゲルニカだなこれは

というか海原よ、それはお前の父なりの皮肉だ。気付いてやれ

海原「それよりさっさとパーティーホールに行きますよ」

上条「本当に大丈夫か?」

海原「任せて下さい!」

上条「信頼してるぞ」

パーティーホールは以外と近くだった

海原のやろう、もっとマシに地図書いてくれれば分かったものを

まあ、着いたから良しとしよう

パーティー

常盤台初の男子生徒の歓迎会ANDその生徒がレベル5になった激励会

というか歓迎や激励ムードなんてないと思うがまあ気にしなくていいか

会場はかなりの生徒が収容出来るように広めに作られていた

その無駄に大きいホールの真ん中にちょこんと小さなテーブルが一つ

四つイスの長机が三つほど並んで作られたそのテーブルは白いパーティーホールの中に黒く置かれていた

とりあえず、上条当麻様と書かれた名札が置かれた席に着く
すると、対面する位置に海原が座った。相変わらずこちらを見て始終ニコニコ笑っている

怖い

上条「あの…他の人達は?」

海原「もうすぐ来ます、静かに待っていて下さい」


その時、不意にパーティーホールのドアが開いた

現れたのは

「ごめん!遅れたわ」

常盤台のエース。

《超電磁砲(レールガン)》こと御坂美琴

上条「おう、こっちこっち」

御坂がこちらに気付いたのか、走って近づいて来る

だが、海原を見た途端に嫌そうな表情を浮かべて一言

御坂「げ!海原」

げ!って…

海原どんだけ嫌われてんだよ…

海原「こんにちは御坂さん」

海原も負けじと反撃のスマイル

いつもの二割増しくらいで怖い

海原「…」ニコニコ

御坂「…」

上条「…」

空気が重い。

なんだよこれ、空気が重すぎて嫌な気分にしかなんねーよ

さっきのとこから言葉を借りてくれば、今まさにゲルニカだな。うん

というかパーティーって事はこの重い空気の中でメシ食うのかよ、味ぜってー分かんないだろこれ。

とりあえず換気しよう、換気

他の事言ってこの場の雰囲気払拭させよう

上条「そういえばまだ、しょくはち?って人が来てないけどいいのか?」

御坂「…食蜂操折(しょくほうみさき)、あいつはこないと思うから別に気にしなくてもいいわ」

食蜂操折か

食べる蜂に操り折るか何かすごい名前だな

でもここに呼ばれるって事はレベル5だから何か凄い能力使えるんだろうな…

第三位、御坂の超電磁砲(レールガン)とかは有名だけど食蜂さんは何の能力を使うのだろうか?

相手の顔を掴んでそれを星にするとかかな?

まあ、今は場の空気を払拭して自己満足出来たし良しとしよう

今日はこれでおわりです。

ここまで>>1の駄文に付き合っていただいてまことにありがとうございます。

今回はちょっと続きます。
いつもより少ないAND途中寝落ちしてしまい申し訳ありません

では、おやすみなさい


個人的には、青ピや土御門が気になる
もしかしてこの海原はもうエツァリとかいう落ちはないよな……

>>122~124
そうですね…でも演算出来なきゃどんなチート能力も意味ありませんよ

>>129
そんな装備で大丈夫か?

>>135
原作上条さんはだんだん女の子に見えてくる

>>136
まだ、使えません

>>137
幻想殺し使えたら反位相力使えませんけどね

>>151
デルタフォースに出番はほぼ無いですね
土御門が少々ある程度ですよ
エツァリですか…どうでしょうね

土日は更新しません

期待していた方、申し訳ございません

お久しぶりです。
食蜂さんの口調が掴めない>>1です

今回は前回の続きです。
そろそろ銀行強盗だしたい

上条「というか歓迎パーティーの割には人少なくないか?」

御坂「そりゃそうよ、だって常盤台の生徒全員ここに入るわけ無いじゃない」

海原「そうですね、恐らくそのせいでしょう」

上条「でも三人でパーティーとか寂しく無いか?」

『それはすまなかったな、新たなレベル5君』

何処からともなく声が聞こえる
おっさんの野太い声だった

『ハッピバースディー!おめでとう!君は今日からレベル5だ』

上条「は、はぁ…ありがとうございます」

『君の部屋に書類を置いておいた、読んでおいてくれ!』

上条「わ…わかりました」

て……テンション高いなー

『そこでだ、君たちに美味しい食事を用意した。残さず食べてくれ』

上条「はい…」

というかよく見たら前の壁みたいなところから声が出てるな
もしかしてアレ、スクーリーンなのか?

デカすぎだろ、要らない所に金かけるなよ

海原「ほら、料理が来ましたよ」

御坂「…ただのカレーじゃない」

上条「俺のだけやけに量多くないか?」

うん、多いだろ。
海原と御坂の皿の約三倍くらい盛られてるぞ

「お代わりもありますよ」

おい、綺麗なお姉さん
冗談はよしてくれ

御坂「は~久しぶりに沢山食べたわ、結構美味しかったし」

海原「確かに美味しかったですね。自分もまあまあ食べました」

上条「うぷっ…吐き気する、もう…当分……カレーはいいや」

何か変な味したしな

海原「随分食べましたね」

上条「だってお前のカレーめっちゃ少なかったじゃねぇか!俺の山程あったんだぞ!!」

海原「そうですか?」

上条「まぁ…いいや、もう眠いから帰ろうぜ」

海原「そうですね。では、御坂さんさようなら」

御坂「…じゃあね」

上条「じゃあな!御坂」

そう言って、パーティーホールを出る

御坂「そっち逆よ!」

マジか…恥ずかしい

海原「貴方の部屋はこの先の棟にあります」

上条「あれ?お前も同じ部屋じゃないのか」

それにしても暑いな…俺も海原も汗ダラダラかいてる
暑すぎだろ、スクーリーンに金かけるなら廊下にクーラー付けてくれよ

海原「…自分は元々ここに居たから部屋が違うんですよ」

上条「そうか、そのうちこっち来るのか?」

海原「…えぇ」

…なんかいつもと様子が違うな、汗かいたから早く風呂に入りたいのかな?

上条「風呂…そうだ!風呂はどうすればいい?」

海原「え!?お風呂、ですか…?なら部屋のシャワールームを使って下さい」

何で焦ってんだ?

上条「どうした海原、何かあったのか」

海原「ちょっと用事があるので先に帰りますね、では!」

上条「そうか…じゃあな」

ドヒューンと擬音が付きそうなスピードで海原は帰って行った、そんなに急ぎの用事だったのだろうか?

上条「よし、部屋に行くか」

今日は色々な事があり過ぎた
さっさと寝て今日は休もう


「おい、お前」


…誰かから話かけられた

期待してる

>>166
期待ありがとうございます

すいません
今日はどうしても筆が進みそうにないので寝かせて頂きます

ごめんなさい

彼は死んだのか…そうか……

ごめんなさい
他スレ進めたり書き溜めに挑戦してたら
リアルの方が忙しくなってしまいました

始まるよ

木原のやつと進研ゼミの人であってる?

話しかけてきたのは眼鏡をかけた自分より年上の女性
着ているスーツはピシッと決まっており、いかにも大人という感じがした

「貴様、転校生の上条当麻だな」

上条「は、はい」

割と強めの口調、怖い。

「今、何時か言ってみろ」

上条「え、えーと…8時過ぎです」

「常盤台(ウチ)の学校の門限はいくら遅くても7時と決まっている、それを破るとはどういうことだ?」

>>178
そうですね
というかこっちの話の展開考えてたら木原の方浮かんだんですよね
こっち進めたいので一回終わらせていただく予定ですが

上条「あの上条さんは転校生でして門限とかは分からないんですけど」

「なら、今回は見逃してやる。だが 次 回は な い ぞ 分かったな」

怖い
超怖い
足がガクガクしてる

海原のやつ、逃げたのはこの人の為か…
明日覚えてろよ

「分 か っ た な」

「は、はい」

こんな風に言われたら断れる訳ないだろ…

101と書かれたプレートが貼られた部屋の前に立つ

…俺の新たな寝床。
荷物は宅配で運んで貰って中に置いてあるはずだ
でも、なんか緊張する
部屋が高級そうだからとかそう言う事の所為かもしれない

はぁ、と溜息を一つ
今日は色々な事があった、あり過ぎた
俺がレベル5とか、これは夢なんじゃ無いだろうか
そう思って事実確認の為に頬をつねる、実際にこんな事やる人はそういないと思うが
痛い、普通に痛い
明らかにこれは現実だった

荷物はキチンと揃っていた

部屋の中には高そうなベットあるとか、
バスルームが完備されてるとか、
流石元お嬢様学校だけあるなと感じる様な設備が沢山あった
寝る準備を済ませた俺は
ベットに倒れた、バネが入っているのかよく跳ねる

この手、何の変哲もない俺の両手を見る
その手は昨日とは何も変わっていない

「はぁ~、反位相力(ノイズキャンセラー)か」

訳の分からない新たな能力
使うには、演算能力が必要となるのだろう
その能力を手に入れるには今以上に勉強しなくてはならない

「明日から勉強、頑張らないとな」

ぐちぐち言っても仕方が無い
レベル5となった以上、俺はレベル5として振る舞わなければいけない
だから、俺はレベル5として恥ずかしくないようにある程度の演算はできるようになろう
まずは、それが目標だ

「この力…俺に使いこなせるのか?」

分からない
でも、やってみる価値はありそうだ



上条は新たな能力という希望を胸に眠りに付いた。

「どうだ?芽の様子は」

試験管の中で逆さの魔術師は黒服の男に問う

「はっ、反位相力(ノイズキャンセラー)との適合率は98.18%を記録しました」

「これなら、プランを一つ進められそうだな…引き続き記録をしてくれ」

「はっ」

魔術師はニヤリと笑う

「幻想殺しも揃った、後はAIM拡散力場の数値変換…これはかなり後になりそうだな」

魔術師が目を閉じる
ボコボコとその口から気泡が浮かんだ

眠いです
寝ます



木原や進研ゼミの人か。
両方読んだけど、複数進めてるなんてお疲れ様です。



目が覚める
朝日が部屋を照らしていた

「眩しいな…」

カーテン閉める忘れてた。
そういえば今日何かあったような気が…

「やべっ!学校!」

すぐさま枕元の時計を確認する
時刻は4時16分

…なんだ、余裕じゃないか

余裕があるから二度寝しよう。

ふと、目を閉じる


コンコン


上条「はーい」

こんな時間に誰か来たのか?

朝早いのにご苦労なこった


上条「はい、今出ます」

海原「朝早くからすいません、ちょっと外を歩きませんか?」

上条「別に構わないけど」

海原「良かった」


満面の笑みを浮かべる海原

いつもの愛想笑いじゃなく、純粋な笑い

その笑みになわんというかドキッとした

いや、俺がホモとかそういうわけでは無いんだが

イケメンて凄い、改めてそう感じた。

上条「で、何のようだ?」

海原「いや、何の用と言いますか…」

上条「?」

海原「え、と…あのですね」

上条「……」


あれ、何でだろう

モタモタしてるコイツ見るとさっきと違って凄いイライラする

上条「…用が無いなら戻ってもいいか?」

海原「あ…そうそう!昨日は突然帰ってすいませんでした」

上条「……」

海原「……」

上条「……」


バタン


『え?何で閉めるんですか!上条君』

上条「うるせぇ!そんなこというために朝4時から来たのか?!俺は二度寝するからもう起こすなよ!!」

何で俺はこんなことのために大切な朝の時間を使ったんだろう
起きないで二度寝すれば良かった

というわけで朝。

ただいま8時28分。
遅刻ギリギリの時刻だ


そして


毎度のごとく迷子である
本当は6時から学食には入れるらしいけど
迷ったせいで朝飯は食えていない
海原画伯に渡された地図は二次元の域を超えてるせいで何を書いてあるのか理解不能


積んだ、見事に。

朝4時って朝日昇ってないと思う

というかこの学校広すぎだって
全校生徒200人近くしかいないのに何でこんなに広いんだよ
もうやめてくれ、方向音痴みたいになって来たじゃないか

上条「というかこの学校の学食はめちゃくちゃ美味いらしいのに…不幸だ」

とぼとぼと廊下を歩く



お母さん、息子は今日も不幸です

>>196
確かに
じゃあ5時半に変更でお願いします

というか ココ(学園都市) は科学が最も進んでるんだから
迷子防止昨日くらい付けて欲しいもんだ

そうこう言っている内に教室に着いたぞ
昨日ぶりの教室だな

上条「……」

やっぱり緊張するな
今から教室に入ればギリギリ間に合う
逆に言えば今入らないと間に合わないということだ

ええい!ままよ!



今後幻想殺し覚醒するならその時に
ノイズキャンセラーの能力なくなっちゃうのか?
てか保持しつつも無いも同然の状態になっちゃうのかな

上条「おはようございます!」

大きな声で挨拶
同時にクラスメイトから凄い視線が集まる
凄い気まずい。動物園のパンダとかこんな気分なんだな、可哀想に

そそくさと自分の席につく

その間、他の生徒の席の横を通り過ぎる度に挨拶をされる

何て言うか…とてつもなく恥ずかしい

「おはよー」

上条「あ、御坂おはよう」

御坂「アンタ、女子の間で凄い噂されてるわよ」

上条「何で?」

御坂「そりゃ、謎のレベル5の転校生とか。噂が立たない訳が無いでしょ」

上条「噂って…例えば?」

御坂「えーと、確か聞いたのは転校生はイケメンだとか、実はホモだとか、男女分け隔てなく説教後、顔面パンチするとか」

上条「何だその噂…というか最初の一つ以外全部悪口じゃねぇかよ……」

御坂「そうかしら?」

上条「そうだよ」

御坂「そろそろ先生来そうだし席戻るわね」

上条「ああ、分かった」

先生「はいはい、授業を始めますよ」

流石、名門というべきか
この学校は新学年早々授業が始まった

すごいとおもった(小並感)


先生「じゃあ、教科書の23ページ。AIM拡散力場についての…」

…きょうかしょ?
教科書なんて持って来て無いぞ

上条「先生、教科書忘れました」

先生「はい、じゃあ隣の人。上条君に見せてあげて下さい」

女子生徒「あ、はい分かりました」

彼女の制服姿
少ししか改造されていない、スカート
白いワイシャツに学校指定のブラウス
前髪は思い切りパッツンと切られており
長い黒髪はよく手入れされており、後ろにまとめられていた

こちらを見つめていたようで、横を向いたらすぐに目が合った
その事に気付いたようで、すぐさま目線をそらす彼女。
その顔は少し赤く染まっていた

…気まずい



上条「…先生、恥ずかしいので遠慮したいです」

先生「駄目です」

なんてこった!そんなのあんまりだ!!


「あ、その…よろしくお願いします」

女子生徒が礼儀正しくこちらに挨拶してきた
こんな事になるのなら教科書を持ってくれば良かった
もう嫌だ、朝から注目されて恥ずかしいのに隣の人に教科書見せてもらうとか

中学校で先生にお母さんって言ってしまうくらい恥ずかしい

…この例えは少し分かりにくいなもう使わない様にしよう

筆が思うように進まないので今日はこの辺で
長らくこう言う日常系は書いていないので書き方が分かりません
では、おやすみなさい

>>188
実は他にもあったりします。

>>200
ていとくんぐらいの強さにしようかなと考えています

じゃ、いつ更新するか?
明日でしょ

落ちつくんだ…
まだ14時間しか経ってないぞ
待ってくれ

更新するよ
10レスだけ

あ、後上条さんのお隣の席のポニテちゃんの名前は決めた方がいいんですかね?

名前作成サイトでテキトーに作ったら
鮎川歩莞穂という名前になったのでAさんで

授業が終わった

終わったからといってどうという事は無いが

とにかく授業が終わった

上条「ふぃ~」

ノートにびっしり書いた所為で愛用の鉛筆達の先っぽが丸くなってしまった

授業自体が難しい訳ではなく、量が多いだけかこれなら何とかなりそうだ

上条「昼飯食べないとなぁ」

そういえばまだ学食に行ってなかった

どんなメシがでるのか楽しみだ

上条「迷うと思ったか?残念、食堂でした!」

まさに外道!

海原「何やってるんですか……」


まあ、周りの女子の後をばれないように付いて行っただけだけど


上条「ま、お前の地図がやっと役にたったってこった。気にすんな」

海原「そ、そうですか、それなら良かったですけど」

上条「って、お前いつの間に現れたの!?」

海原「結構始めから居ましたよ、気付かなかったんですか?」

上条「ごめん、見てない」

海原「酷い!?」

上条「早速昼飯食べよう、楽しみだ」

海原「そんな物珍しい物はありませんけどね」

上条「嘘付け!どうせ毎日キャビアとか松坂牛とか上ロースとか食ってんだろ?」

海原「いや、食べてませんよ」

上条「ま、いいや。とにかくメシだメシ!どうやって頼むんだ?シェフとか呼ぶのか?!」

海原「いや、そんなことしなくても頼みたいメニューの食券をそこの券売機で買えば良いんですよ」

上条「なんか…普通だな」

はぁ、と溜息を付く

でもよく考えると昨日の晩飯のカレーといい

結構普通の料理しかないのかもしれない

上条「ごちそうさま」


料理は予想通り普通の料理が多かった
高そうなのもあったが手が出せなかった
というわけでポテトフライ(L)を3つくらい頼んだ

うん、やはりポテトフライは安定してうまい


海原「ごちそうさまでした」

上条「そういえばさ、この頃ずっとお前と一緒にいるような気がするのだが」

海原「そうですね、確かによく一緒にいます」

上条「何か理由でもあるのか?」

海原「いえ、特には理由はありませんけど」

上条「ふーん、どうでもいいや」

海原「どうでもいいなら何で聞いたんですか!?」

上条「え、いや…何と無く」

海原「何と無く!?」

上条「そういえば、放課後デパートに行きたいんだけど付き合ってくれないか?」

海原「別にいいですけど」

上条「寝巻きとか買おうと思ってさ」

海原「あぁ、なら駅前のセブンスミストに行きましょう。あそこなら色々扱ってますし」

上条「そうだな」

海原「じゃ、放課後迎えに行きますから」

上条「分かった」


で、放課後


御坂も誘ったけどなんか友達とファミレスに行く予定があるらしくて断られた
あいつボッチっぽかったけど友達いたんだな

海原「すいません、遅れてしまって」

上条「ううん、今来たところ~」

海原「貴方の部屋なんだから今来たも何もないでしょう」

上条「ばれたか~」

海原「ほら、さっさと行きますよ」

上条「またキンクリか……」

海原「どうしました?」

上条「何でもない」

上条「というか何なんだよこの柄は」

袋からパジャマを取り出す
柄はゴツイドクロ柄

海原「そうですか?僕はいいと思いますけど」

上条「……まぁ、安かったからいいけどさ」

海原「それにしてもいいですよね」

上条「パジャマか?」

海原「違いますよ!能力ですよ、能力」

上条「あぁ、反位相力か」

海原「そうですよ、羨ましい。自分の能力は念動能力(サイコキネシス)なんですよ、だからそういう特殊な能力って憧れで…」

上条「ふ、ふーん」

海原「それに!ヒーローの力でかっこいいじゃないですか!!」

上条「ヒーローみたい、ね」

海原「敵の攻撃を打ち消して、味方を守るとかできるんですよね!?」

上条「ま、まあな」

なんていうかこいつらしくないな
会って一日だからこいつらしくないとか分からないけど何と無くキャラ崩壊しているような気がする
というかしている

上条「ところで上条さんの財布の中身はそろそろヤバイんでATM行きたいんですけど」

海原「あ、そうですか。なら…近くにいそべ銀行があるのでそこに行きましょう」



ーーー



上条「で、着いた訳だが」

海原「……おかしいですね、こんな昼間からシャッターが降りているなんて」

銀行はシャッターが降りていた
金属質なその薄っぺらい壁は俺らと銀行との間を阻む

上条「ま、やってないなら仕方がな_____」




俺はそう言って銀行の前から立ち去ろうとした時、ベコン とシャッターが膨らむ



「__________え?」


瞬間、爆発が起きた

爆発と同時に俺の身体が飛んだ

正確には吹き飛ばされた
爆発、それによる衝撃。
俺はそのままノーバウンドで5メートルは吹き飛んでいた

上条「いっつつ……」

鳴り響くベル
その音を聞いて、起き上がろうとした俺の後頭部に激痛が走る
どうやら頭をアスファルトに打ち付けたらしい

「ぐずぐずすんな、さっさとずらかるぞ!」

「そんなこと言ったってまだ金が」

煙の中から人が現れる
数は三人。

「あれ、あそこに誰かいないか」

「ちっ、てめぇがぐずぐずするからだぞ!」

10レス終わったので今日は更新終わりです
夏休みだし今日から毎日更新目指します


能力は常時発動させたりできないんだろうか


今回の件で黒子を助けてフラグ立てたりしないだろうか……

>>236
それチートじゃないですかーやだー

>>237
く、黒子さん原作で負けてないから…


更新はじめます
戦闘シーンだが気にすんな

立ち上がると同時に能力をオンにする
頭がすっきりとし、景色がクリアになる

上条「よし…」

戦闘の準備はできた
能力は取得ばかりであまり慣れないが扱い方はまあ、分かる
相手は三人、銀行のシャッターを爆破して出て来たところをみると恐らく能力者による襲撃だろう

上条「(とにかく、辺りに被害がでる前に片付けねーとな)」

上条はちらりとシャッター近くに目をやる
そこには海原光樹が倒れていた

上条「(まずは、海原の回収。その後に強盗へ攻撃……周りに出来るだけ被害が出ないように)」

周りに被害が出ないように。その事を第一に考える
能力の反位相力で作り出した反位相に一般人が当たって死亡、とかなったら笑えない話だ

上条「(遠距離戦はまだ能力を使い慣れてないから無理だ、まずは近付いた後に近接戦で…なら、辺りを確認しないと)」

ゆっくり首を振って辺りを確認する
強盗までの道を阻む物は、シャッターの残骸以外何もない

走り出す
まずはシャッターの残骸近くに倒れている海原からだ

上条「おい、海原!大丈夫か?」

返事はない
息はあるので、どうやら気を失っているらしい
とりあえず、背中に海原を背負って安全なところまで運ぶ

あれ、こいつ以外と軽いな
なんていうか…華奢って感じだ

後は、三人か
まずはあの動きの遅そうな真ん中の[ピザ]からやろう
……この台詞だけ聞くと完全な悪役だよな、俺

上条「さて、行きますか!」

なんとなく張り切ってる感じにしてみた
結果失敗。

空元気ってあんまり楽しくない

「風紀委員(ジャッジメント)ですの!」

そうこうしている内に風紀委員が着いたらしい

上条「(俺の仕事もここまでかな)」

ここからは、風紀委員の仕事だ
能力を使ってみたかったという気持ちはあるが

まあ、何はともあれ平和が一番だ

上条「はぁ~帰るか」

そういえば海原放って置いたままだ
起こしておかないと

「なんだお前!」

ん、何だ?
あっちは確か公園の近く…

「何? お兄ちゃん誰?」


「丁度いい、一緒に来い!」

ぐいっと強盗が男の子の手を引っ張る
強盗の上に誘拐とか、やべぇな

ま、俺には関係のない話だ

「いやだ、助けて!」

……あー、もう!

上条「ちっ、めんどくせぇなぁ」

助けてって言われたら、助けねぇ訳には行かなくなっちまったじゃねぇか

更新終わり

戦闘シーン無かったよ

ファイブオーバー『 ガトリングレールガン 』で蜂の巣になる暇もなく焦げた肉片になるか、

書くか、選んでください。

このスレを落とすわけにはいかないのです。

>>1 を待ってる皆の為にも。

>>294
待たせたな。病み上がりの男、参上!


ただいま、30レス程度お付き合いください




第2部 『話数とか分からなくなったので部で分けるよ』




リア充って奴が俺は嫌いだ。


いや、別に嫉妬してるって訳じゃ無いんだが。こう暑い日にラブラブされると余計暑くてイライラする


本当ですよ、上条さんはかの常盤台中学に通ってるエリートなんです。嫉妬なんて、嫉妬なんて……


上条「……」ずーん


ごめんなさい、嫉妬してました


やっぱりリア充には勝てなかったよ




上条「だいたい、なんだってこんな暑い日に買い出しに行かなきゃならねぇーんだよ…」


というわけで俺は今、絶賛買い出し中


例によって迷子になっているけれど気にするな、そんなの気にしてたらこの業界生きていけないゾ


やべぇ、いてェよ今のキャラ。どんだけ中二なんだよ、中二すぎて軽く死にたくなるくらい中二だよ


いや、俺は今現在進行形で中二なんだけれどさ


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月14日 (金) 02:23:14   ID: xovN0Hqq

続き早く〜

2 :  SS好きの774さん   2014年03月15日 (土) 17:27:20   ID: 4coQyRby

続きはまだですか〜

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