シノ「他校との・・・」雪乃「交流会」(15)

ドドン!

ピッピッピ ピッピッピ ピッピッピッピ ピッピッピ

シノ「桜才学園、生徒会会則・・・・・・」

雪乃「総武高校、奉仕部部則・・・・・・」

二人『ひとぉーつっ!』

ドンドンドン!ドンドンドン!

二人『恥ずかしいから、電気消していい・・・・・・?』

タカトシ「はい、そのままエロいスイッチもOFFの方向でお願いしまーす」

八幡「時代はエロじゃなくてエコだもんで・・・・・・」

シノ「という訳で、我々生徒会は千葉県美浜区の総武高校前にいる!」

スズ「いきなりですね・・・・・・」

タカトシ「なぜ千葉県の高校に?」

アリア「それは私から説明するねー」

タカトシ「七条先輩が?」

シノ「じつは総武高校への訪問を決めたのも、アリアから聞いた話が発端なんだ」

アリア「総武高校にね、知り合いが居るんだけど、その知り合いが面白い部を立ち上げたって聞いたの。それで何かの参考になるかなぁって」

スズ「その部活の名前は何ですか?」

シノ「うむ、『奉仕部』と言うらしい」

タカトシ「ほうしぶ・・・・・・?変わった名前ですね」

スズ「ボランティア部みたいなものですか?」

シノ「詳細は不明だが、ボランティアとは少し違うらしい」

アリア「とりあえず、中に入りましょ」

【総武高校内】

タカトシ「いつもは他校の人が桜才に来るから、なんかドキドキするな・・・・・・」

スズ「そうね、ちょっと緊張する」ドキドキ

シノ「ああ、確かに・・・・・・」


シノ「どんなご奉仕をしてくれるのかドキドキする!」ワクワク

アリア「意表を突いて、奉仕を強要されちゃったりして・・・・・・!」ワクワク

タカトシ「あの、頼むから余計なことは言わないで下さいね・・・・・・?」

【総武高校・職員室】

シノ「――と言うわけで、今日一日お世話になります、桜才学園生徒会会長、天草です」ペコリ

タカトシ「副会長、津田です」ペコリ

アリア「生徒会書記、七条です」ペコリ

スズ「会計の萩村です」ペコリ

平塚「奉仕部顧問の平塚です。君たちの事は横島教諭から聞いてるよ。そちらの七条さんがうちの雪ノ下と親交があるとか」

七条「はい。それで横島先生と平塚先生が面識があると聞いたので、不躾ではありますがお願い致しました」

平塚「いやいや、誉れ高い桜才学園の生徒会が見学に来るなんて、奉仕部としても鼻高々というものだ。是非ゆっくりして行きたまえ」

平塚「それから萩村さん、そんな恥ずかしがらず前に」

スズ「遠近法じゃないです」

【文化的スワッピング】

桜才
生徒会
━━━
Ex-A

【と言うわけで】

雪乃「奉仕部部長、雪ノ下雪乃です。今日は一日よろしくお願いします」

結衣「ほっ奉仕部部員、由比ヶ浜結衣です!よろしくお願いしますっ」

八幡「えーと、比企谷八幡です」

シノ「っ!」

アリア「!」

八幡「ん?」

シノ「比企谷君と言ったか・・・・・・君、相当な仕打ちを受けてきたみたいだな」

アリア「ええ、可哀想・・・・・・!」

八幡「え?何?」

結衣(まさかこの二人、ヒッキーが今まで辛い目に遇っていたのを・・・・・・)


シノ「こんな酷いレイプ目見たことないっ!」ブワワ

八幡「なんて言い方しやがる」

タカトシ「すいませんすいません!」

八幡「まるで俺が陵辱されたみたいだから止めてくれませんかね・・・・・・」

アリア「そうだよシノちゃん!もしかしたら調教途中だったり、今まさに【ピーッ】を【ピーッ】でほぐしてる最中にイッちゃっ」

八幡「てねぇから。大体高校の頃からそんな危ない趣味に目覚める奴がエロゲでも無いかぎり現実にいてたまるか」

スズ「居るよ」

タカトシ「不本意ながら・・・・・・」

八幡「なにそれこわい」



???「んあっ!・・・・・・イッちゃった。誰か噂でもしてるのかなあ?」

シノ「では改めまして、桜才学園生徒会会長の天草シノです。今日一日、よろしくお願いいたします」

タカトシ「副会長の津田タカトシです。よろしくお願いします」

アリア「生徒会書記の七条アリアです。よろしくお願いします」

スズ「生徒会会計担当、萩村スズです。よろしくお願いします」

雪乃「・・・・・・小学生?」

スズ「!私はIQ180、五ヵ国語ペラペラ、更に十桁の暗算も朝飯前の天才萩村スズだ!どう?これでも私を子供扱いする!?」

結衣「十桁の・・・・・・安産?」

スズ「そっちじゃねえ!」

アリア「雪乃ちゃんお久しぶり~。去年の誕生パーティーぶりかな?」

雪乃「お久しぶりです、七条さん。確かそれくらいだったと・・・・・・」

結衣「ゆきのん、知り合いなの?」

雪乃「父と七条さんのお父様が古い付き合いで、度々お会いしているの」

八幡「と言うことは、向こうも相当のお嬢様ってわけだ」

雪乃「都心部に人が迷えるぐらいの広大な庭がある豪邸を建てられるぐらいね」

結衣「すごっ!超お金持ちじゃん!」


雪乃「そして陽乃姉さんが敬遠する数少ない人々のひとりよ」

八幡「すごっ、超厄介じゃん」

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