春香「この表札…」千早「自信作よ」美希「やりよったの…」(1000)

このスレは


・千早「年末…今年は暇だわ」春香「平和でいいよ」(初代)

・千早「私の部屋はいつから集会所に?」春香「本当にね」(2スレ目)
千早「私の部屋はいつから集会所に?」春香「本当にね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357530899/)

の続きとなります。

【簡単な説明】

・アニマスから三年、高校生組は成人し、中学生組は高校生になっております

・皆は超仲良し、はるちは要素(百合)あり

・このSSのみのオリジナル設定があります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368857922

新スレだぁぁぁ!
という訳で、早速前スレからの続きである、『ファミレスフェアリー!』第7回を投下致します


※現状
・あずささんはPに酔った勢いで告白、お付き合い中。既に世間に公表&アイドルを引退し、女優として再出発(765プロ初の女優)

・伊織は9月をもって休業、海外留学をすることに。これも記者会見済み。

・亜美は変わらずアイドル続行

・竜宮小町は解散、新ユニットの計画進行中

~ガ○ト~

亜美「…」

テロップ[!?]

伊織「」←正座

テロップ[!!?]

あずさ「」←正座

テロップ[!!!?]

律子「」←俯いて立ってる

テロップ[!!!??]

亜美「…説教はいじょ→だよ」

伊織「あ、はい…すみませんでした」

あずさ「すみませんでした…」

律子「あ、あの、2人も反省してますし…」

亜美「監督不行き届きだよ、キミィ」

律子「はい…ごめんなさい…」

妖精「…」

響「さて、あんな面白コント集団はさておき、始めるぞー」

美希「なのー」

伊織「誰が面白コント集団か!」

貴音「亜美と」

亜美「いえーい!」

響「乳神様と」

あずさ「乳神様!?」

美希「凸と」

伊織「凸!?ちゃんも無くなって、ただの凸呼ばわり!?」

妖精「パイナップル」

律子「誰が南国フルーツだコラァァァ!」ウガー


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


貴音「…失礼、pineappleでしたね」

律子「やたらネイティブ!?」

響「英語が苦手な貴音が!?」

伊織「い、いま私よりネイティブな発音したわよ!?」

亜美「こりゃー、明日は降るね、主にメテオとかが」

あずさ「あ、あら~…それは困っちゃうわぁ…お洗濯物が干せないし~…」

美希「とかって…他に何が降るの?」

亜美「…雨?」

伊織「普通!それは普通に降るわよ!」

貴音「因みに、pineappleを極める為だけに、この3日間CSぷろの外国人あいどるの方々に教わりながら猛特訓致しました」

響「何その無駄な特訓…」

律子「…プロデューサー殿がCSプロのモバPさんとやたら連絡取り合ってたのはその為か…」

亜美「笑いに全力投球、お姫ちんも分かってきたね→」

あずさ「わ、私達は芸人さんじゃ無いんだけど…」

美希「ミキはアイドルなの!」

伊織「アンタだけがアイドルみたいな言い方すんな!」

響「自分もかなりアイドルだぞー」

律子「かなりって何!?度合いがあるの!?」

貴音「勿論…」

伊織「そうね、確かにあるわ」

あずさ「あ、あらあら~、そうなのね~」

美希「ミキ達フェアリーは、かなりアイドルなの」

亜美「亜美もかなりアイドルだよ→」

伊織「私もまだかなりアイドルよ!」

あずさ「わ、私は会見したから違うかしら」

律子「かなり…じゃあ完璧なアイドルって何なのよ!」

響「ん~?そうだな~…亜美!」

亜美「おうさ!真のアイドルの姿とはこれだ!VTRど→ぞ!」

律子「えっ?」



~VTR~

律子「みんな~☆今日は律子の為に集まってくれてありがとー♪」

\リッチャーン!/\イインチョー!/\エブフリャー!/

律子「こら~!いまエビフリャー言った人!叱っちゃうぞ☆」

\シカッテクレー!/\フンデクレー!/\イインチョーサイコー!/

律子「えへへ☆ありがとー♪それじゃ、一曲目行くよっ!」



律子「うわぁぁぁぁああああ!?」

亜美「以上、おーたむ~ん☆の初会合の映像をお届け致しました」

律子「な、な、な…」

あずさ「あらあら~♪律子さん、可愛いわ♪」

みきひび「」←悶絶中

伊織「だめ…普段を知ってるから…強力過ぎる…くふふ」ピクピク

貴音「叱っちゃうゾウィン☆などと…」

亜美「ゾウィンて!ゾウィンて!」ゲラゲラ

美希「ち、因みに、この番組のプロデューサーもこの会合にいたらしいの」

<踏んでくれーって言ってましたね

響「あれなの!?あの、一番変態チックな!」

<だが後悔はしていない。希望はしているが

律子「踏みません!」

響「残念だったなー」

伊織「ちょっと本気で残念そうな辺り、変態大人で間違いは無さそうね…」

亜美「ああ、いおりんファンも大概は踏んでくれ→だからね」

伊織「…否定出来ないわ…何でなのかしら」

あずさ「だ、男性の願望は、結構分からないのが多いわよね…」

貴音「尻に敷いてくれというのはどう反応すれば良かったのか…未だに分かりません」

響「お付き合いして欲しいの変わった言い方なのか、直接座布団代わりにして欲しいのか…どちらの意味だったのかにもよるな」

亜美「どちらにしてもMか…」

伊織「変態大人でしかないわね」

美希「ミキはそーゆーのは言われないし、のーさんきゅーなの」

響「純情乙女だからな、美希は」

伊織「純粋よね」

貴音「765ぷろで一番の乙女ですからね」

亜美「亜美達より下ネタに耐性無いよね」

あずさ「美希ちゃんは純粋なままがいいのよ~。可愛らしいもの~」

美希「何か皆から馬鹿にされてる気がするの」

あずさ「あらあら~…私はしてないわよ?」

亜美「亜美もしてないYO」

貴音「私もですよ」

いおひび「」スッ

美希「何で響と凸ちゃんは目を反らしたのー!?馬鹿にしてたの!?」

伊織「まぁ、ねぇ?」

響「だな」

美希「むきー!息ぴったりなの!全くもう!何なのなのー!」

ナレ『はい…えと、そんな訳で始まりました、『ファミレスフェアリー!』ですぅ』

ナレ『本日は「竜宮小町スペシャル」…え?あーはい、読みますぅ』

ナレ『「竜宮小町スペシャル え!?俺のいおりんどうなんの!?俺のあずささんはどうなんの!?俺の亜美ちゃんはどうなんの!?俺の律っちゃんはどうなんの!?無職?俺、養うよ?いや結婚とかじゃなくて!ただ笑顔でいてくれりゃいいから!で、竜宮小町の皆はどうなんの!?やべー!気になって双海飯三人前しか食べられなかったよ君ィ!」をお届け長いですぅ!噛まなかった自分にびっくりですぅ!』

ナレ『はぁ…ふぅ…ゲストには竜宮小町の皆とプロデューサーの秋月律子さんをお迎えして、本日も宜しくお願い致します…そ、それじゃあどうぞー』

美希「スペシャルなのー」

響「わー」

貴音「わー」

伊織「やる気!やる気出しなさいよ!」

あずさ「あらあら~」

亜美「まあ、ライブでやりたいことやりきったからね→」

美希「大体、最初の発表から一週間も経ってないし、凸ちゃんがお休みするまで4ヶ月もあるの。その間も特に活動内容変わらないし、あずさが女優って位置になっただけだと思うの」

伊織「確かに」

響「それに、記者会見とライブで発表する事は全部終わったんだろ?」

亜美「まあね→」

貴音「では、ここで何を発表するんですか?」

律子「何もないわね、ラストアルバムも出す事は発表したし」

美希「シークレットがあるとか」

伊織「それ発表したら、シークレットじゃないでしょ?大体、収録がやっと中盤なんだから」

響「間に合うの?」

律子「ギリギリね」

亜美「ラストまでバタバタしてるのもうちらっぽいけどね」

伊織「その役割はフェアリーよ」

美希「そんな事無いの!ミキ達、ちゃんとしてるもん!」

律子「説得力無いわよ…普段のこの番組見てるとね」

響「自由だからな、この番組」

亜美「席をくっつけてもらってたりね」

律子「それは普通にあるわよ」

あずさ「椅子を増やしてもらったり~」

律子「だから普通」

響「メニューを増やしてもらったり」

律子「人数分くるのは当たり前でしょ!?」

美希「でも、お水は無いの」

律子「ドリンクバーに取りに行け!」

貴音「らぁめんも」

律子「ラーメン一杯サービスの店がどこにあるか!」

伊織「注文ボタンも」

律子「一個あれば充分でしょ!伊織までボケないの!」

律子「」ゼーゼー

響「流石に6連続ツッコミは疲れさせてしまったらしい」

伊織「律子…そんな、メガネ曇るほどの勢いでツッコまなくてもいいでしょうに…」

亜美「張り切っちゃったんだね♪」

あずさ「あらあら~、律子さん、はい、ペーパー♪」

律子「ど、どうも…」キュッキュッキュッ

貴音「よほどてんしょんが高かったのですね」

律子「やかましい。アンタの眼鏡のレンズに指紋付けるわよ?」

貴音「お、おやめなさい!拭き取るのが大変でしょう!?」

美希「そんな大変なの?指紋拭くのって」

貴音「割と大変です」

律子「面倒臭いわ」

美希「ミキも伊達眼鏡の時は指紋に気を付けるの…」

響「つーか、美希の伊達眼鏡って結構汚れてたぞ、確か」

美希「そう?」

伊織「この眼鏡マニアの2人に見せてみたら?アンタの伊達眼鏡」

貴音「誰が」

律子「眼鏡マニアか」

亜美「タイミングばっちしじゃんか…」

美希「はい、これ」

貴音「…律子」

律子「…はぁ…アンタ、この眼鏡してたら見にくいでしょ?」

美希「うん」

律子「」ガサゴソ

律子「」プシュー

美希「ミキの眼鏡があわあわなの!」

響「そんな汚かったのか…ミキの眼鏡」

律子「言う程には酷くないけど、油膜がちょっと付いてたからね」キュッキュッキュッ

貴音「くりぃなぁ…私も持ち歩くべきでしょうか?」

律子「普通は柔らかい布があれば十分だけどね…貴音はラーメンの汁が飛んで、レンズに付く場合もあるだろうし…持っていて損は無いわよ?荷物は増えるけど」

貴音「なるほど…どのようなものが良いのでしょうか?」

律子「今度教えてあげるわ」

貴音「感謝致します、律子嬢」

律子「後は布で拭いて…はい、出来たわよ」

美希「わあ!ありがとうなの!くっきりはっきりなの♪」

亜美「以上、メガネ女王と新人メガネストによる、メガネのお手入れ講座でした」

響「眼鏡得な番組でした、まる」

伊織「サングラスとかにも応用出来るのかしら?」

あずさ「眼鏡のレンズにしてもらえるコーティングがあるって聞いたけれど…どういうのがあるのかしら~?」

亜美「続いて、メガネ質問コーナーです」

響「メガネ得だな」

律子「そうねぇ、私のは耐熱とキズが付きにくいコーティングしてるわよ?」

貴音「私も、取り敢えず良いと思える範囲ではれんずを保護するものを付けて頂いております」

伊織「耐熱って、どういう事よ」

律子「70°だったかな?位のお湯に入れても、コーティングが剥がれないだかレンズが歪まないだか何だか…正直、私も良く分からないまま付けてもらったのよね」

貴音「私も同じです」

響「メガネ女王と新人メガネストの回答は、『良く分からないが、多分良いもの』でした」

亜美「タメにならないお答え、ありがとうございました→っと」

律子「私だって、何でも知ってる訳じゃないわよ!あ、さっき伊織が言ってたのだけど、サングラスをレンズから作って貰えば、多分コーティングしてもらえるんじゃないかしら?」

伊織「最初からあるヤツはダメなの?」

貴音「れんずをふれぇむに嵌め込む前に加工を致しますし、初めかられんず込みで作られたものは、ふれぇむから外しにくいものが多いのです」

伊織「何だ…じゃあ私のはダメじゃない」

律子「…アンタのサングラスって…ブランド物じゃない。これは多分、お店側が万が一を考えて断るわね」

伊織「ふーん…ま、いいけどね」

響「意外とタメになりそうでならない質問コーナーだぞ」

あずさ「度の入ったサングラスとかはあるのかしら~?」

律子「ありますよ?レンズの色が変わるタイプのもありますね」

美希「色?」

律子「紫外線にレンズが反応して、自然と色がサングラスみたいになって、偏光レンズになるのよ。度入りに出来る…はずだわ、確か」

亜美「さっきの質問の答えが気に入らなかったのか、今回は全力で答えてきましたね」

響「やっぱりメガネ得だぞ」

美希「メガネストには持ってこいのコーナーだったの」

響「ま、もうやらないだろうけど」

貴音「それは残念ですね」

響「つーか、事務所か電話で聞けよ!メガネユーザー以外、置いてけぼりだぞ!」

伊織「い、いいじゃない!ちゃんとしたトークテーマが出てないんだし!」

響「トークテーマ!?そんなもん無い!」

伊織「今まではあったでしょ!?」

響「白真美さんからお手紙着いた~♪」

亜美「黒亜美さんたら読まずに食べるかー!山羊じゃないし!そして黒くもないYO!」

響「という訳で、無いんだ」

亜美「だから食ってもないし闇に葬ってもいないよ!」

あずさ「あらあら~、何が書いてあったのかしら~?」

亜美「だから何で亜美に聞くかな!?」

貴音「…黒毛和亜美」

亜美「語呂悪っ!言いにくいし語呂悪っ!黒しか共通点無いし!つーか、亜美は黒くないっつーの!」

美希「ツッコミが目まぐるしく入れ替わるの」

律子「いじられてるだけとも言うけどね…頑張って付いて来ないと置いてかれるわよ?」

美希「別にどーでもいいの」

「違うわ。「まあ、どうでもいいんですけれど」よ」

美希「えっ?」

千早「こんにちは」

律子「あら?千早も今日はゲストだっけ?」

千早「いえ、今日はオフだけど、春香と買い物に行こうって約束があるの」

亜美「デート?」

響「デートだな」

あずさ「あらあら~♪仲良しね~♪」

貴音「でぇとですか」

千早「 そ う よ ?」キッパリ

伊織「否定しなさいよ!」

千早「別に嘘じゃないもの」

律子「嘘じゃないと問題になりかねないでしょ!?」

美希「ミキも一緒に行くの!」

竜宮ひびたかちは「仕事しなさい!」

美希「何でミキの時だけ皆でツッコミするの!?おかしいの!理不尽なの!何なのなのー!?」

竜宮ひびたかちは「いえーい♪」ハイタッチ

美希「そこの人達はもう何なのなのー!むきー!」

千早「という訳で、スタッフさんの所にいる春香を待つ事にするわ」

貴音「今日はげすとが多いですね」

あずさ「賑やかなのはいいことよ♪」

亜美「そだね→」

千早「という訳でファミレスフェアリー来週も見て下さいねそれじゃバイバーイ」←超早口

千早「さ、行きましょう、春k」

(すぱーん!)

律子「勝手に終わらすな!」

千早「おぉぉ…ひ、久しぶりにハリセンされたわ…」

貴音「己の欲望に忠実過ぎますよ、千早」

千早「私、素直になろうと決めたんです」

亜美「斜め上に素直にならないでYO」

響「またツッコミ要員が減るからな」

美希「メインツッコミ、イギリスへ行くの巻、なの」

伊織「誰がメインツッコミか」

千早「そう…だったわね…」

伊織「千早…」

千早「水瀬さん…」

千早「…高槻さんは私のちーちゃんハーレムに加えるから、安心して行ってきt」

伊織「安心出来るかー!私の親友に何する気よ馬鹿ー!」

響「千早、かすみは自分が引き取るぞ」

千早「それで手を打ちましょう」

伊織「親友の姉妹を勝手に分配するんじゃないわよ!何考えてんのよ!ひっぱたくわよ!」

貴音「なら逆で」

伊織「そういう問題じゃないわよ!」

亜美「じゃあ変わりに亜美と真美が」

千早「あ、それは結構です」

亜美「何だとー!?」

美希「じゃあミキが…って、もうなってたの」

千早「なってないわよ?」

美希「だって、ミキは千早さんのお家の子だよ?」

<違うよ?

響「まさかの場外からのツッコミ」

律子「相変わらず自由な番組だわ」

貴音「律子嬢がこの場に普通にいる時点で、お察し下さい」

律子「…確かにそうだわ…はぁ」

貴音「まぁ、これでも番組として成り立っているのです」

貴音「」ピンポーン

貴音「問題は無いのでは?」

亜美「出た!お姫ちんの唐突に挟まれる注文アタック!」

伊織「そういえば、亜美はまだ見たこと無かったのよね」

亜美「そだね。亜美、インタビューでしかこの番組は参加してないし」

あずさ「あのコーナー、楽しそうね~」

亜美「楽しいよ→!多分、一番自由にやってるから」

律子「アンタね…」

亜美「でも、お姫ちんの注文…真美にも見せてあげたかったな…」

響「あんなことになるなんてな…」

美希「悲しいの」

千早「…あんなこと…辛過ぎるわ…」

律子「どうにもなってないでしょ!?ファッションショーが終わったから、生っすかまで休養にしただけでしょ!?」

伊織「千早、アンタがそういうボケに乗っかると、重さがやたら跳ね上がるのよ!」

あずさ「」←混乱中

貴音「店員殿、ちぃずはんばぁぐを。ライスを貴音盛りで」

伊織「貴音盛り!?」

店員「かしこまりました」

律子「注文が通った!?」

亜美「た、貴音盛りって何?」

千早「私に聞かれても…聞くならフェアリーの2人か春香に…」

響「知らないぞ」

美希「ミキもなの」

<私も…

あずさ「だ、誰も知らないみたいね~」

貴音「ご飯を倍盛り、という意味です」

店員「二皿分のお値段となります」

律子「いつ決めたのよ、それ!」

貴音「先日、たまたま仕事帰りにこのお店を通りまして…その時に店長殿とお話致しました」

伊織「大丈夫なの?事務所的に」

律子「…名前が使われてる以上、ちょっとマズいわね」

貴音「なんと」

美希「というより、二皿頼んで纏めてもらえば済む話なの」

貴音「っ!?」

響「気付かないから貴音なんだな、うん」

千早「二倍…食べられるのよね、四条さんなら…」

亜美「ラクショ→じゃない?多分」

あずさ「沢山食べてくれると、作る側は嬉しくなるのよね~♪」

響「あずささんの発言の1つ1つが、あの発表以降は1人に向けられてるとしか思えない」

あずさ「え、あ、あの、ち、違うのよ~…」

美希「やれやれなの」

亜美「言わなくてもいいのに、同棲発言までしたからね」

あずさ「あぅ…」

貴音「仲良き事は…などと言いますが」

律子「…助け舟の出しようがないわ」

伊織「予定してた内容、ぜーんぶすっ飛んだからね」

あずさ「そんなぁ~…律子さ~ん、伊織ちゃ~ん…」

千早「真実なのだから、公表しても問題無いのでは」

亜美「相手がいると余裕だね」

響「まぁ、相手はそこで皆が仕事中に飯食ってるアホリボンだけどな」

春香「誰がアホリボンかー!朝ご飯食べられなかったの!」

美希「朝から千早さんと…」

春香「わー!わー!何言い出してんのー!?」

千早「いや、あれは違うのよ!?」

美希「えっ?本当に何かしてたの?」

はるちは「」

響「こいつら、本当にアホなんだな」

律子「カットは…」

伊織「何で律子が聞こうとする前に「カットしません」ってカンペが出てるのよ…」

貴音「これは酷い」

美希「ミキ、我慢して下ネタ振りしたら大惨事なの。だから下ネタは嫌いなの。もう絶対しないの」

春香「いや、本当に違うんだって!朝起きたら転んじゃって、千早ちゃんごと倒れちゃったの!それだけだよ!」

千早「それを美希と萩原さんに見られたから、それで誤解されたのかと思ったのよ!」

亜美「言い訳しないでいいですよ、天海さんと如月さん。引くだけですから」

春香「敬語!?」

千早「名字呼び!?」

律子「亜美が名字呼び…相当よ?天海さん、如月さん」

はるちは「だから名字呼び!他人行儀過ぎるから!」

あずさ「な、仲良しなんですね」

春香「あずささんまでも!?」

妖精「そこの人達」

春香「一番痛烈!」

千早「何だろう、私、また歌えなくなりそうよ…」

伊織「ダメージでかっ!?」

春香「響ちゃんの次回の響チャレンジは『一生無人島で暮らせるか』に決定しました」

響「何で自分だけなんさ!?」

伊織「期間長過ぎるでしょ!?」

貴音「それはもう挑戦ではなく、移住というものですよ!?」

春香「月1でフェアリー送るよ。で、交代」

美希「響、任せたの」

貴音「貴方ならやり遂げられます」

響「見捨てやがった!?」

律子「ちょっと春香!勝手に困るわよ!」

響「律子…」

律子「テープ交換とカメラのメンテに行くスタッフさんの費用を考えなさい!」

伊織「そっち!?」

響「この鬼!悪魔!眼鏡!」

亜美「眼鏡は関係無いYO!」

あずさ「ん~…」

千早「どうしました?あずささん」

あずさ「無人島生活…かぁ」

春香「100%悲劇が起きますね」

律子「島全体を完全に把握しないと、ベースキャンプから一歩も出せないわね」

亜美「凄い小さい島じゃないと危険かもね」

美希「半径10メートル位なら大丈夫なの」

響「視界が開けてないと詰むな」

伊織「というか、それでも迷うわよ、絶対」

千早「多分、そこまで環境が整っても気が付いたら脱出してたりしてそうですからね」

貴音「迷わない、という事はあり得ませんね」

あずさ「皆して酷い~!」

律子「未だにプロデューサー殿がいないと迷うんだから、仕方ありません」

あずさ「うぅ~…!」

伊織「しかし、何であの変態プロデューサーはあずさを見付けられるのかしらね?」

あずさ「愛のちかr」

美希「匂いとか」

伊織「有り得るわね」

春香「街中を地面に残った匂いを頼りに探すんですね」

千早「四つん這いになってね」

響「イヌ美かプロデューサーかだな」

貴音「困ったものですね」

あずさ「うえ~ん!皆が冷たぁ~い!」

亜美「酷い手の平返し祭りを見た」

律子「で、響チャレンジは決定?」

春香「分かりません」

響「えっ」

春香「そろそろネタ切れでして」

響「えっ」

美希「確かに…色々やってきたから、もうやり尽くした感はあるの」

貴音「そうですね」

響「ちょ、えっ」

亜美「体力使うのも、やり尽くしたよね」

あずさ「響ちゃん、沢山頑張ってきたものね~♪」

伊織「後は何かしら?記憶力系?」

千早「技術系とか、細かい作業とかかしら」

春香「うーん」

響「あの、自分頑張るから…」

美希「デコちゃんと一緒に留学して、デコちゃんよりいい成績で帰ってくるとか?」

響「待て待て待てー!無理だから!自分、まだ芸能界で頑張るから!」

春香「それだ!」

響「それじゃない!馬鹿か!」

律子「宿泊場所に入学金に…ふむ」

響「それは取らぬ狸の逆皮算用!使う必要性の無い予算!」

千早「水瀬さんと同室なら…」

響「だから!行かない!行かないから!」

伊織「さっきから聞いてたら!何で私の留学を企画に巻き込むのよ!馬鹿じゃないの!?」

響「伊織、ここにいる奴らは皆馬鹿なんだ!自分、確信したぞ!」

伊織「ええ、私も確信したわ!特に春香と律子はね!」

はるりつ「な、名指し!?」

貴音「」ピンポーン

全員「…」

貴音「…何か?」

亜美「もうね、流石はお姫ちんだよ」

千早「相変わらず、凄い速さですね」

伊織「貴音盛りは触れられない位の衝撃的な量だったのに…」

あずさ「私の時はもっと凄かったわよ~」

美希「ああ、あの異常な量を盛られた…」

響「…御米山、その山は、一年を通して白い山肌を見せる」

春香「何か始まったね…」

律子「暫く見守りましょうか」

亜美「傾斜は全体的にかなりキツく、その白く美しい見た目とは裏腹に、登山者達を拒絶しているツンデレでもある」

伊織「何で一斉にこっち見んのよ、アンタら」

響「それでもなお、登山者は後を絶たない。白く美しい山肌と、登頂への厳しさ…高難易度に挑むチャレンジスピリッツか、ただ美しさに魅力されているのか、両方を合わせたツンデレっぷりに魅力されているのか…」

亜美「登頂を目指す者達は言う…「いつか必ず頂上に立ちたい」「いつかこの山を制覇する事で見れる景色…その「デレ」を目指して、何時までも挑戦したい」と」

響「…ツンデレ、そう、まさにツンデレなこの山について、ツンデレ業界会長の水瀬伊織に話を聞いた」

伊織「うぇえ!?」

貴音「巻き込まれ事故、発生で御座います」

春香「あまりのスルーされっぷりに、何となく巻き込んだ感じですね」

律子「随分フワッとした感じで巻き込んできたわね」

あみひび「」ジーッ

あずさ「み、見つめられてるわよ、伊織ちゃん…」

伊織「うぐぐ…」チラッ←救援を求める視線

律子「」フイッ

伊織「うぅ…」チラッ←救援を求める視線

あずさ「」フイッ

伊織「うぅ~…」チラッ←救援を(ry

春香「」フイッ

伊織「…」

春香「長考に入りました」

美希「これは長期戦もやむなし、なの」

律子「後手、水瀬伊織名人、長考です」

亜美「そういえば、良く将棋の試合で、真ん中で何か言う人いるじゃん?」

律子「ええ」

亜美「亜美ね、日曜日の朝方、暇だったから将棋の試合をポケーッと眺めてたのね」

美希「ふむふむ」

亜美「先手~、何々、銀~とか、後手~、何々、歩~とかさ」

律子「言うわね。駒の種類と場所を読み上げてるのよ」

亜美「その内にね…亜美、前の日にまこちんの自転車の整備を手伝った記憶が、突然蘇ってきたんだ→」

美希「唐突なの」

あずさ「ぼーっとしてると、突然何かを思い出したりするわよ~」

亜美「で、その時使ってた良く分かんないスプレーが、急に頭の中に思い浮かんで…」

貴音「ふむ」

亜美「後手~、何々が…『ク○~、5○6~』にしか聞こえなくなってきて…」

千早「」ブフッ

律子「くふっ…まさかの潤滑スプレー…」

あずさ「ふふっ…わ、私もそれ知ってるわ~」

美希「」カチカチ…

美希「ほ、本当にあったの!検索したら出てきたの!あははは!」

貴音「見せて下さい…くふっ…語感も完璧ではありませんか…」

美希「しかも凄く歴史もあるの!」

亜美「ク○ェ~、○56ぅ~」コブチ

律子「あはははは!わざと変な言い方しないの!」

あずさ「ふふっ、だ、だめ、お腹痛い」

美希「」悶絶中

貴音「せ、先手の方は普通に手を読み上げられるのに、後手の方だけは何故か必ず「く○~、5○6~」と…」

律子「CMじゃない!もう完璧に!」ゲラゲラ

亜美「そんで、駒置いた上からスプレーぷしゅ→、次からツルッツルして掴めないの」

美希「やめて!もうダメなの!お腹痛いの~っ!」ジタバタ

あずさ「ふっ…うふふっ…」←悶絶中

貴音「な、なかなかに…ふふ…これは、腹筋に…」

響「…」

春香「響ちゃん」

響「ん?」

春香「次の事考え過ぎてて、入れなかったでしょ?あの集団に」ユビサシ

響「う、うん…春香もか?」

春香「私はこっち」

千早「」チーン←笑いすぎて失神

響「ああ…また気絶したんだ…」

春香「千早ちゃんって笑い上戸だから、限界到達までが早いの」

響「脳が危険を察知してブレーカー落とすんだな、きっと」

春香「あそこにもブレーカー落ちそうな子が」

響「ん?」

伊織「山がツンデレ?どうすれば…」ブツブツ

響「」

春香「伊織は真面目さんだから。良い答えを導き出すのに必死になっちゃって…」

響「もういい…!休め…!」

春香「あっちには潤滑スプレーの名前ネタでツボに入ってる集団がいるし…」

響「よし、放置して進行するか」

春香「ん、分かった~。伊織、伊織」

伊織「んぇ?何よ、今考え事を…ちょっと、何で律子達は笑いまくってんのよ…涙流してるのまでいるし」

響「何か知らんが、アイツらは違う世界に旅立ったんさー」

伊織「本当に何があったのよ…」

春香「まあまあ、私は向こうで千早ちゃんを介抱してるから、2人は進行しちゃって」

伊織「またあっちで佐藤マーライオンさんが吐瀉するのね」ボソボソ

響「砂糖をな」

伊織「そういう場合、吐瀉じゃなく吐糖とかになるのかしらね」

響「間違いなく前例が無いから分かんない」

伊織「ま、どうでもいいのだけれど」ヤレヤレ

響「その台詞、どんだけやっても当時の千早ばりの諦め感と協調性の無さ感が出ないんだよな」

伊織「これはあれよ、千早ばりに1人で背負い込んで、周りを頼らない面倒臭い性格にならないとダメなのよ」

響「…伊織は人の事言えないだろー」

伊織「アンタもね」

響「さらけ出しちゃえよー」

伊織「アンタがさらけ出すなら、考えなくもないわよ?」

響「自分はそんなに背負い込んでないぞ?…まぁ、仕事が忙しくなり過ぎると、沖縄の海を思い出してボーっとしたり、寂しくなるけど。そんなの、いちいち言ってたら周りに迷惑かかるからなー。だから言わないだけさー」

伊織「そっか…フェアリーの我那覇響は寂しがり屋さん、と」

響「うがー!伊織も言えよー!」

伊織「そうねぇ…ま、竜宮小町発足から今まで、ずーっとリーダーとしてやってきて…まぁ大変だったわね」

響「やっぱり、責任感とか?」

伊織「勿論よ。だって、当時は765プロの社運をかけたプロジェクトだったからね、竜宮小町ってユニットは」

響「あー、聞いた事あるなぁ…」

伊織「765プロの社運を、たかだか15歳の小娘がリーダーになって背負い込む訳だから…相当よ?」

響「亜美とかあずささん、律子もいたじゃん」

伊織「亜美は私より年下だし、そういうのを背負い込ませたら、あの子の売りでもある天真爛漫な明るさとかが失われちゃうじゃない」

響「あー…なるほどなー」

伊織「あずさに関しては、765プロの所属アイドルでも最年長だったけど…やっぱり、デビューからそんなに経ってなかったし、あの性格だと考え過ぎて、深みにハマって抜けられなくなるでしょ」

響「ああ~…あずささん優しいからなぁ。年上だから頑張らないとって、一生懸命になり過ぎちゃいそう」

伊織「律子に至っては、当時は若かったしプロデュースを始めたばかりで…目に見えて痩せたり、今じゃ簡単に対応出来るトラブルにパニックになったり…決まった業務以外の事態には対応出来なくて、それが更にストレスになって体調を崩して…大変だったのよ」

響「なるほど…律子って、結構想定外に弱いからなー」

伊織「決まった仕事は完璧にこなせるんだけどね。プロデュースを始めた当時は、特にそうだったのよ」

響「ふーん」

伊織「その上、メンバーは想定外の塊の亜美と、マイペースな上に毎回現場に辿り着くまでが大変なあずさ…弱音吐いてる暇なんか無いわよ」

響「うちのリーダーにも見習って欲しいぞ」

伊織「美希はあれでいいんじゃない?アンタや貴音がいれば大丈夫でしょ…貴音は最近、不安になるけど」

響「自分、伊織の気苦労がちょっと分かった気がする」

伊織「あら、そう?」

響「うん」

伊織「ま、私達は年齢に違いはあっても、十代から社会人として働いて、ギャラを頂いて…大なり小なり、責任感を持ってたと思うけど…やっぱりユニットのリーダーは責任感が半端じゃなかったわ」

響「そか…」

伊織「だからこそ、誰かに負けるのは人一倍悔しかったし、自分はもっとやれたんじゃないか?って思ってた」

響「ジュピターか?」

伊織「誰にでもよ。ジュピターにもアンタらフェアリーにも、うちの他の子達にも」

響「そうなんだ」

伊織「当たり前よ。敵対心を持ったりはしないけど、ライバル心はいつも、誰にでも持ってる」

響「凄いな、伊織は」

伊織「そうしないと、向上しないもの」

響「そんなもんか」

伊織「そんなもんよ」

響「やっぱり凄いよ、伊織は」

伊織「フフン、今更気付いたの?このスーパー天才美少女アイドルの伊織ちゃんの凄さに」

響「はいはい、伊織は凄いぞ。完璧なのは自分の方だけどな」

伊織「完璧ねーそうねー」

響「何だよ」

伊織「ん?べっつにー?」

響「ちぇっ…まぁあれだ、伊織は苦労し過ぎだって事さ」

伊織「私はね、水瀬財閥の長女にして、スーパーアイドルなの。これ位の苦労をしないと、周りとの釣り合いがとれないのよ」

響「どうだか」

伊織「…その苦労も人生の糧とする…そうじゃなきゃ、この業界じゃやっていけないわよ?」

響「まあねー。自分だって苦労は…買いたくないけど、しなきゃならない苦労は買ってでもするさー」

伊織「良く分かってるじゃない……ん?」

りつあずあみ「…」

伊織「何よ?」

律子「」ギュ

伊織「なに抱き付いて…」

あずさ「」ムギュ

伊織「ちょ、あずさ、柔苦しいわよ!」ジタバタ

亜美「」ギュ

伊織「亜美まで!?何なのよ!?」

響「美しい友情だぞ」

美希「仲良しなの」

貴音「素晴らしき光景ですね」

ナレ『竜宮小町の皆の友情を再確認して、一旦CMですぅ』

妖精「ファミレスフェアリー!」←ジングル

という訳で、竜宮小町スペシャルの第7回の前半その1でした

あとは前スレに誘導のレスして、次回投下はまた未定です

流石に一度に7人動かすと、誰かが影が薄くならないようにするのに悩みますな
皆大好きだから、皆を喋らせたい…あ、ナレーションさんは今回は殆ど喋りません
出来るだけ竜宮と妖精の会話にしたいという、ナレーションさんのたっての願いです

                            /lヽ., 
                         / .'、 `ヽ、
                        ,' . ヽ  \ ______,..........,,__

                          l   _.>‐:'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ,_
                           |. ,.r:':":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:., _,. -- - 、.., __
                       ,/:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く     _ノ /
                      ,r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. . .:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,...。-‐'"  /
                        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;.r:.:.:.ィ:.i::|:_,r'1:.:.:.:.:.: :';    ,:'
                          /:,:.:.;:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:_;rァ:.,r'ノ: ::/^"'ー=くj::..::..::.:.:.::i   ,. '
                    /;:':../:.:.:.:,r':.:.:.;.r'",r://:.:.;.'     ,':.:.:.:.:.:...::..l,r'~ ̄ ヽr'"~"' ‐、

                    //:.:.:i:.:.:.:/:.;:/_./'" ./:;/      i:.:;':.:.:.:.:.:.:./    /     ヽ
                   /1:.:.::l:.:.:/ '"  ノ^ ̄,/'    ヽ、   l:.i:.:..:.:::::.:_l  _,_   ,.-、    !- 、
_,.....,_,.r‐ー-、             j' |:.:.:.l::./ il^'' r。,_        `゜'ー- |:j1:.:.;r'" i l ...ヽ  l .... l      ヽ
  /     ヽ.                !:::::|./ `  '=ニi'     ,..。-rr-。,,_l/.!:/ __ \'ー'   `'ー'       l  い、いちおつですにゃん・・・
  .l ,....、   l,..,_            ';::::! 'i .::::::.            '=、:.ノノ. |:.l (...ヽ  `'ー ヽ、...  .r'^i   !  
ヽ, (.......l  ,r'~  `ヽ.        .ハjヽi                  .l::入`'ー'   ,、..:ヘ.__  i,_ (...ノ  ノ  
‐'  .`'ー' i' ,..、   ';       ,.:':::.::/:::i       '     .:::::.   ,l/,.l.`'ーr r'................ヽ.   r‐'"
/^   `'ーl l....`i   j     ,.::':::::/. ::::':、   ,。、__      u  .,r'.ィ^i.:.:.:.:;.|  !......................l  |
  _,、r-、.、. `'ー'   /    ,/. :./.: .:::::::::::ヽ.  `'ー-、'ーっ     /::::::::::;'.:.:.:.;i l.  ヽ................ノ   j
l  i'.............`ーi    r'    /.:.:.::::::::..::::::::::,r::::::::::i'.、    ̄  _,..。ィ':::::;:::::::::::;!:.:.:.::| \  `"' "~   /
':, ';..................j   ,'  ,.r'".:.:::::::::...:::::::::::/::::::::::::i--   -‐ '"/ ::::::::::;':::::::::: i.:.:.:.:.:i.  `'r-、,__ _,.。ィ^
 :, `'ー--‐'"  ノ,.r:':.:.::::::::::.:.:::::::::,r- 、; _::::::::_;ノ^'ー- 、...,_ /::::::::::::/:::::::::::::i :.:.:.:.:.:.   .|       l
  `'ーr、........ .-'".l.:.:.:.::::::::.:.:.:.:::::/ _/    ̄        ヽ:;___:::::/::;_::::::::::l :.:.:.:.:.:.i  ヽ,_     ノ
    l       | :::::::::.:.:.:.:::/_,rr'             ,ィ'"    `ヽ, :l.:.:.:.:.:.:.:.l    l^'ー‐'" i
    ヽ,____,..r'::.:.:.:.:.:.:.:::i_,.,_  `ヽ._          ,rr'        \:.:.:.:. ::::',.    l     l
     |    |:.:.:.:::::::::/  `'ー、 `'ー-‐ー'''ヽ- 、,...,//             \.:.:.:.:.i.   |     i
      l.     !: :::::::::;/   j'^~ヽ.`ュ., 。-ー-- 、,   i   ...,          \ :.:i   l     .i
      |    l::::::::;.';'   .レ==ァ;(.ノミ^ヽ、    ヽ、 j    `'ー 、_         `ヽ!.   .|      l
     .l     |:.:; ' /     ,r'./ l. iヘ,_ノ       Y.         ノヽ,_           \ j       l
     i       レ' /    ,/.r'   .i. .l        l      /:::::::::ヽ、         `!      ',

投下します

妖精「ファミレスフェアリー!」←ジングル

ナレ『本日のファミレスフェアリー!は、竜宮小町スペシャルですぅ』

美希「デコちゃんから素敵なお話を聞けたの」

貴音「響も大人になっていたのですね…」

響「母親か」

伊織「全員に引っ付かれて、呼吸困難になる所だったわよ」

響「で、次は…あずささんにお話を聞こうか」

あずさ「あら~?私~?ん~…何からお話すれば良いかしら~?」

美希「色々なの、そりゃもう1から全部なの」

響「やめた方がいいな…多分」

美希「何で?」

亜美「だって、散々竜宮小町で話し合って決めた記者会見の時も、開始10分での同棲発言でブチ壊したからね」

あずさ「う…」

伊織「しかも、記者会見の数ヶ月前から付き合い始めて、その事があるからアイドル引退して女優兼タレントになるとかバラすし」

響「あずささんも24、20代半ばに入って、「運命の人を…」って言ってる余裕もなくなってきたんじゃ…とか、ファンも心配してたら…だからな」

あずさ「私、そんな風な心配をされてたのね~…ショックだわ~…」

律子「アイドルは処女性が大切だったり、男の影があると嫌われる…ハズだったんだけどね」

伊織「そんなあずさよ?天然ボケにしても、きっついのをかます可能性があるわ」

貴音「放送に乗せられない位の物を…ですか」

あずさ「さ、流石に私もそこまで天然さんじゃありません!」プンスカ

美希「スタッフさん達、ここからのあずさの発言は危険なの。全部ピーでお願いしますなの」

あずさ「酷い!?」

律子「ま、冗談さておき…何から話してもらえばいいのやら」

あずさ「うーん…あ、そういえば…」

亜美「どったの?」

あずさ「この前ね、お部屋の掃除をしてたら…竜宮小町を結成した時に事務所で撮った写真が出てきたのよ~♪」

律子「へ~!懐かしいですね~!」

あずさ「ほら、これよ~♪」

貴音「おお…これは私や響が765ぷろに入る前ですね?」

伊織「そうね。当時はまだ皆売れてなくて、竜宮小町のプロジェクトにかかる予算捻出に社長は走り回り、プロデューサーは他の子を何とか売れっ子にして事務所を安定させようと走り回り、小鳥は予算を抑える為の策をひねり出すのに四苦八苦してたわね」

律子「アンタ、なんで其処まで知ってんの」

伊織「当たり前でしょ、私は水瀬財閥の娘よ?そういう、会社レベルでの動きには敏感なのよ」

あずさ「流石は伊織ちゃんね~」

亜美「亜美、全然知らなかった」

美希「そんな中、突然移籍してごめんなさいなの」

伊織「謝るならプロデューサーに謝りなさい、もう過ぎた事だから、気にしてないだろうけど」

あずさ「私も…多少は知ってたけど、そこまでは知らなかったわ~。勿論、765プロ自体が其処まで経営状態が潤ってなかったっていうのは知ってたけれど」

律子「ぶっちゃけますと、結成から暫く…私の予想では、半年は竜宮小町の分は赤字かなと」

伊織「…社運かけてたからね…分かってたけど、リアルに聞くとキツいわね」

亜美「半年赤字か~…それ、やっぱりヤバいの?」

響「ヤバいだろうなー。元々体力のある企業ならまだしも、765プロって当時はヤバかったって聞くし」

律子「ヤバかったわよ?伊織やあずささん、千早、真辺りの稼ぎでどうにか…そんな感じだったもの」

貴音「他の者はどうしていたのですか?」

律子「雪歩はあまり仕事が無かったし、やよいも番組のコーナー1つだけ、春香もいまいち流れが来ない、亜美と真美はまだ入れ替わりながら仕事して…何より、ランクが皆低いからギャラも安いし」

響「今じゃ考えられないなー」

律子「今みたいな状況は「なったらいいなぁ」とは思ってたわよ。正直、目標以上ね」

美希「そう?」

律子「本人の前で言うのはあれだけど…春香が一番予想外だったわね」

<な、なんですとー!

律子「あーもう、アンタは大人しく千早に膝枕してなさい…ほら、デビューした後もパッとしなかったけど…プロデューサー殿はそれすら戦略だったみたいなのよね」

響「?」

律子「ま、それは後々…今はあずささんの話を聞きましょう」

あずさ「うふふ、そうですか?じゃあ…」

あずさ「この写真を見てたら、765プロに入った頃からの思い出が沢山蘇ってきたのよ~」

律子「入った頃ですか?」

あずさ「ええ、そう。入った頃。まだ皆、右も左も分からなくて、本当にタメになってるか分からないレッスンばかりして…社長は毎日資金繰りに奔走してて、Pさんは毎日営業回り、律子さんは引退前でバタバタしてたし、小鳥さんなんか事務処理を全て引き受けてて…今とは比べ物にならない位に、皆が忙しく走り回ってたわ~」

律子「あー、確かに。私は1人でやるつもりだったのに、結局皆に手伝って貰ったけどね」

響「律子は昔っからそういうタイプだったんだなー」

美希「今も忙しいよ?ミキ、最近事務所のソファで寝てないもん」

伊織「アンタの基準はそこ?」

美希「うん」

あずさ「うふふ♪美希ちゃん、あのソファお気に入りだものね~…確かに今はお仕事が沢山あって忙しいけど、あの頃はお仕事がなくて忙しかったのよ」

美希「ん~?」

あずさ「事務所を何とか存続させる為に、私達以外の皆が必死で…私達は、ただ日々のレッスンと少しの仕事をこなしているだけだったわ」

伊織「それでも、慣れない事の連続だったけどね」

あずさ「そうね~。伊織ちゃん達はまだ柔軟性のある若い子達だったから、それでもすぐに対応してたけど…私は本当にオロオロしてばかり」

貴音「あずさもまだ十分に若いと思いますが」

あずさ「うふふ、ありがとう♪でもね、その頃は特に…私は皆ほど柔軟な考え方も出来なかったの。勿論、表には出さなかったけどね」

律子「そうだったんですか…」

あずさ「それにね、私よりも年下の律子さんが私よりも遥かにしっかりしてて、私はただレッスンと与えられた仕事をこなして…申し訳ない気持ちが沢山あったわ」

亜美「律っちゃんはさ、年齢以上に滅茶苦茶しっかりし過ぎてるだけだと思うよ?」

伊織「二十歳前でアイドルのプロデュースをしながら、個人事務所の設立…しかも、765プロとの連携が取れるような事務所を作る為に、仕事も調整して…自らに大きな被害が出ないようにキチンとリスクを計算しつつ、デカい野望を秘めながら着実にやっていく…秋月家のDNAなのかしらね?」

律子「何か恐ろしい人みたいな言い方しないでよ」

あずさ「ん~…それでもね、やっぱり年長者としてのちっちゃなプライド、みたいなのもあったの」

あずさ「そんな、ちょっとモヤモヤした気持ちがある中で…ある日、律子さんに呼ばれたわ」

亜美「お?まさか」

あずさ「そう、竜宮小町の結成よ」

伊織「最初は個別に呼ばれたのよね」

亜美「うん、怒られるのかと思って、ドキドキしたよ→」

響「そりゃ、普段の行いのせいさー」

亜美「言い返せない…うぬぬ」

あずさ「皆も言われたと思うけど、私も律子さんに言われたの」

あずさ「事務所を救う為、私の夢の為に、どうか力を貸して下さい!」

あずさ「って。それを言われた時に、「ああ、私はやっと必要とされるんだ」って、嬉しくなっちゃったの…単純ね、うふふ」

あずさ「私がアイドルになった理由、覚えてる?」

伊織「運命の人に出会う為…だったわね」

あずさ「流石伊織ちゃん♪…そんな、最初は身勝手な理由だったのに、役に立てなかった自分が必要とされて…凄く嬉しかったの」

あずさ「だから…律子さん」

律子「はい…」

あずさ「竜宮小町に入れてくれて、本当にありがとう。それと、自分勝手な理由で竜宮小町を壊してしまって、本当にごめんなさい」

律子「あずささん…」

あずさ「皆もごめんなさいね?私、どうしても律子さんにこれを伝えたかったのだけど、そのタイミングがなくて…」

伊織「あのね、あずさだけが竜宮を壊した訳じゃないわよ。私だって、その1人。結局、トップに立てなかったし、律子と亜美とあずさを置いて、一時的とはいえ離脱するんだから、私も謝らないといけないわ」

律子「2人とも…」

亜美「…はぁ~、全く、いおりんもあずさ姉ちゃんも、ダメダメだなぁ~」

あずさ「亜美ちゃん…?」

亜美「そりゃ、竜宮小町自体はなくなったけど、まだ亜美がいる。律っちゃんだって辞める訳じゃない。たまたま、そういう事が重なっただけじゃん。ちゃんと話し合って決めたんだから、謝る事なんかないよ」

亜美「律っちゃんの夢は竜宮小町だけじゃない」

亜美「いおりんは、全部亜美に任せてちゃんと勉強してきなYO。あずさ姉ちゃんもいおりんも、「ごめんなさい」なんかいらないよ。「いってきます」と「ありがとう」以外、いらない」

あずさ「あ、亜美ちゃん…」

伊織「亜美…」

律子「亜美…そうよ。それに、これからもあずささんは頼りにしてますし、伊織も引退するまで頑張ってもらうから、帰ってきたらすぐに働かせるわよ~!」

伊織「ちょ、アンタ本気!?…いいわよ!やってやるわよ!向こうでの勉強なんかパパーッと終わらせて、すぐにまた返り咲いてトップに立ってやるわよ!このスーパーアイドル伊織ちゃんに、不可能は無いって証明してやるわ!」

あずさ「あらあら~、流石は伊織ちゃんだわ~♪…亜美ちゃん、ありがとう。律子さん、これからも頼りにしてくださいね♪」

亜美「んっふっふ~♪気にするでないぞよ♪」

律子「ええ、頼りにしてます」

貴音「真、良い話ですね…」

響「ちょっと羨ましい位だぞ」

美希「竜宮小町は素敵なの」

あずさ「あ、あらあら、ごめんなさい。私達だけで盛り上がってしまったわ~」

貴音「ふふ、構いませんよ。今日は竜宮小町の為の特別番組なのですから…」

響「唯一恐れてたのは、あの良い話のタイミングで貴音が注文ボタンを押したらどうしようかと思ってた」

美希「うん、それをやったら、流石に抗議の電話の嵐だったの」

貴音「…危なかったです」

あずさ「あ、あら~」

伊織「アンタらは良い話のままで終わらせようって考えは無いの!?」

妖精「?」

伊織「3人揃って首傾げてんじゃないわよ!」

亜美「フェアリーはいつからこんなに芸人思考が強くなったんだろう…亜美や真美より強いんじゃないかな?芸人思考」

貴音「…面妖な」

律子「オチをつけんでもよろしい!全くもう」

あずさ「うふふ♪やっぱり皆といると楽しいわ~♪」

伊織「…そうね、飽きないわ」

亜美「だったら、早く帰っておいでYO」

伊織「言われなくてもそのつもりよ。こんな楽しい仕事、他にどこ探したって無いもの」

響「…(良かったな)」ヒソヒソ

美希「…(なの)」ヒソヒソ

貴音「…(まだ先とはいえ、門出は笑顔の方が良いですからね)」ヒソヒソ

律子「ったく、聞こえてるわよ」

妖精「」

律子「…ありがとうね、アンタ達」

美希「鬼の目にも涙、なn」スパーン

美希「いたーい!」

律子「誰が鬼か!?全くもう!」

亜美「律っちゃんが鬼なのは今に始まった事じゃないよねー」

(ブンッ)

律子「っ!?」

亜美「ね?ノーモーションでハリセンが飛んでくるんだよね→」

美希「律子、さんのハリセンを…」

響「避けた…!?」

律子「…やるようになったわね、亜美」

亜美「んっふっふ~♪何せ、真美よりも叩かれてるからね、亜美は」

伊織「何の自慢にもならないわよ」

あずさ「凄いわ~♪私、振り抜いた後しか見えなかったのに~」ナデナデ

亜美「んっふっふ~♪もっと誉めて~♪」

律子「」ボワッ

貴音「り、律子嬢が燃えています…」

響「自分の担当するアイドルをハリセンでぶっ叩くのに燃えるプロデューサーって…」

美希「またプロデューサーに怒られてもし~らない、なの」

律子「」ハッ

響「…相当怒られたんだな、ありゃ」

美希「普段怒ってる側が正論でしこたま怒られたから、普通よりダメージ大きそうなの」

律子「うぐぐ…」フルフル

貴音「葛藤…しておりますね」

伊織「葛藤することがおかしいって気付けないのかしら」

亜美「アイアンフェイフェイみたいなもん?」

伊織「アイデンティティね。何よ、その某アイドルの鋼鉄版みたいなのは」

響「何だっけ…ああ、CSプロの子だっけ。フェイフェイダヨーの…」

美希「ミキミキダヨー」

亜美「アミアミダヨー」

貴音「シジョシジョダヨー」

あずさ「アズアズデスー」

伊織「イオリンヨー」

響「一斉にやんな!あの子の持ちネタ潰しすんなよ!可哀想だろ!」

伊織「持ちネタ言うな!」

響「ヒビヒビダゾー」

伊織「やるんかい!」

律子「リ、リツリツダヨー…」ボソボソ

亜美「やるなら思いっ切りやりなYO!」

伊織「恥ずかしいならやらない!」

響「顔真っ赤じゃないか!無茶すんな!」

美希「でも、ちょっと可愛かったの♪」

律子「美希…」ギュ

美希「律子、さんがデレたの」ヨシヨシ

貴音「画面の向こうの小鳥嬢が「きましたわー」と言いながら鼻血を吹いているでしょうね」

亜美「あー、多分ね」



~ことりけ~

小鳥「何故分かったし…」ポタポタ



~ガス○~

亜美「最近、色んなアイドルが出て来て、亜美はちょっと危機感を感じておるのだよ」

響「唐突だな…でも、亜美と真美は大丈夫だと思うぞ」

亜美「何でさ→?」

律子「アンタ達位似てて、尚且つそれぞれ違う分野で活躍してる双子アイドルなんて、そう出て来ないわよ」

亜美「そうかもだけどさ→」

貴音「何か気になる事でもあるのですか?」

亜美「う→ん、あのね、亜美は竜宮小町の双海亜美で、765プロのアイドルだよね?」

貴音「そうですね」

亜美「アイドルって分野で言えば、真美はモデルさんをやれてるけど…亜美はアイドルしか無いかなぁと、下からの突き上げに脅えてるのですよ、ええ」

伊織「アンタがアイドルだけ?まさか」

亜美「?」

あずさ「亜美ちゃんはアイドルとしてもまだまだ上に行けるし、亜美ちゃんなら私より器用に色んな事が出来るわよ」

亜美「まぁ、やりようによってはね→。たださ、今までやってきた竜宮小町がパッと無くなった後で、亜美はこれからどうなるのかな?って。またユニットでやっていって、もしまた解散して、またユニット…ってなるのかな?ってさ」

律子「そうね…ただ、亜美がソロでやれない事は無いと思うわ。むしろ、亜美は色んな可能性がまだまだある」

亜美「可能性?」

律子「そ、可能性。ソロだっていける、なんなら真美とデュオも良いかもしれない、真とダンスユニットや、やよいとかすみと真美で4人の姉妹ユニットなんてのも面白そうね。それで言うなら、かすみと組ませてかすみを鍛えてくれてもいいわ」

亜美「ちょ、ちょっとちょっと!何か色々やらせすぎでしょ!?」

響「そんだけ、亜美は自由に色んなポジションがやれるってことさ」

貴音「私やあずさ、雪歩は女優、響や真はだんす、真美はもでる、千早は歌…765ぷろは、各々の得意分野でも活躍していますが…亜美、貴方は天海春香のような位置にいるのです」

亜美「はるるん?あざといお笑い担当?」

<よーし亜美、ごーとぅお外だこんちくしょう

伊織「ああいう反応が芸人だってのに、本人は分からないのね」

響「分からないから春香なんだな、きっと」

律子「亜美、春香の得意分野って何?」

亜美「だから、あざといお笑い担当」

律子「…そーじゃなくて」

亜美「う→ん…はるるんって、特に得意分野があるイメージないな→」

<酷い!

美希「ちょっと黙ってるの」

律子「春香はね、得意分野は確かに無いんだけど、全部に全力でぶつかるわ。持ち前の明るさや優しさ、人柄もあって、あらゆる分野で活躍出来る…言わば、マルチアイドルなの」

亜美「ほほ→」

あずさ「そういう意味だと、伊織ちゃんややよいちゃん、美希ちゃんもそうね」

律子「ええ、皆、マルチに活躍出来る枠です」

美希「ん~…でも、ミキはモデルさんのお仕事が結構多いよ?」

律子「そうね。だから美希はマルチアイドルでもモデル寄りなの」

響「伊織は歌とダンス…完全にアイドル寄りだし、やよいは…何だろう?バラエティー寄りでもないし…」

律子「やよいは純粋さとかが売りだから、教育番組とかの特殊な枠や、やっぱりアイドル寄りなのよ」

亜美「ふむふむ」

伊織「逆に、私はモデルとかは殆どやらないし、バラエティーはちょっと苦手だわ」

美希「ミキは、演技したりするのが少し苦手なの」

律子「亜美、アンタは今挙げた中で不得意なのってある?」

亜美「ん→?え→と…バラエティーは大好きだし、モデルは真美と一緒にやった事もあるけど平気だし、ドラマも楽しいし、勿論歌もダンスも楽しいし…特に不得意じゃないかな?」

律子「それが強みなのよ、貴方の」

亜美「ん?ん→?」

貴音「春香の場合、どの仕事にも全力で取り組み、結果を出します。亜美、貴方は春香とは違うスタンスではありますが、結果を必ず出す…そう、律子嬢は信じているのです」

亜美「ほほう?つまり、亜美はひびきん並みに完璧だと?」

響「いや、自分ほどではないな、まだまださー」

美希「響、ちょっと静かにしてるの」

響「あ、はい」

あずさ「亜美ちゃんも真美ちゃんも、割とどんな仕事でもこなせるでしょう?だから、どんな分野でも活躍出来るのよ~。真美ちゃんがたまたまモデルで大活躍してるけれど、亜美ちゃんも真美ちゃんも器用だから、本当はどこでもやれると思うわ~」

亜美「ふむふむ…いまいち分からないけど、亜美はどの仕事も楽しみを見つけられるから、何でもやれるよ」

律子「多分だけど…アンタはどんな苦境でも楽しみを見つけられるから乗り越えちゃうのよ。春香と違うのはそこだけで、マルチアイドルとしてやっていけるわ」

亜美「はるるんは真面目さんだからね→」

律子「私の個人的な感覚だけど、春香と美希と伊織はそれぞれオールマイティーなんだけど、亜美は美希や伊織以上にオールマイティーなの」

亜美「そっか→。専門分野が無いのは大丈夫なのかな?」

律子「どの分野でも輝けるなら、それが一番いいわ。事務所的にはね」

亜美「なるほど」

律子「ただ、何かやりたい事があるならチャレンジしてもいいんじゃない?雪歩や真美や千早みたいに、完全にそっちに特化も出来そうだし」

亜美「う→ん、今はまだ無いかな→」

律子「そう。じゃあ今のままで行きなさい。やりたい事が見つかったら、すぐに言うのよ?」

亜美「分かった。亜美、結構長い間アイドルやってるけど、未だに何かがやりたい!っていうよりかは、真美とか皆と一緒に何かをしてるのが楽しい!だからな→」

貴音「それで良いではありませんか」

美希「なの。何かが楽しい、より、何でも楽しい、の方が良いに決まってるの!」

亜美「ん→分かった、亜美はそのままで行くよ。やりたいように突っ走るかんね→!」

律子「馬鹿な事したら叱るわよ」

亜美「うあうあ→」

貴音「ふふ…さて、色々な話が聞けましたね」

響「だな。竜宮小町が仲良しだってのも分かったしな」

美希「…」

亜美「…」

あずさ「…」

伊織「…」

律子「…」

貴音「…」

響「お前ら一斉に注文ボタン見るな!牽制し合うな!何なんさー!」

貴音「」ピクッ

竜宮「」ガタッ

美希「」アフゥ

律子「」ジリッ

響「何なんさー!そんで1人寝てる!起きなさい!」

亜美「亜美、寝てないよー」

響「亜美じゃない!」

律子「私?」

響「律子でもない!律子なら「あぁ、疲れてるんだな」って思って、その辺の床に転がしとく!」

律子「酷っ!」

貴音「ふむ…」ピンポーン

伊織「ああっ!」

美希「」スヤスヤ

亜美「やられたー!」

律子「くっ…響のアシストに翻弄されてしまったわ…」

あずさ「あらあら~…響ちゃんが上手く隙を作ったわね~…」

響「全員何なんさちくしょー!そんでもってそぉい!」スパーン

美希「ふにゃ!?」

響「寝てんな!仕事!しーごーとー!」グリグリ

美希「いにゃぁぁぁあ!ウメボシやめて!ウメボシやめてなのぉぉぉぉ!」ヒーン

貴音「なんと恐ろしい…」

亜美「あー…あれ痛いんだよね→」

律子「痛いからこそ、お仕置きになるのよ。されたくないでしょ?」

伊織「そーね、されたくはないわ」

あずさ「痛いのは嫌だわ~…」

亜美「ま、それを恐れてたら悪戯なんか出来ないけどね」

律子「ほう?」

亜美「…ご、ごめんなさい」

美希「」プシュー

響「全く…」

店員「あの…御注文は…」

全員「あ…」



~注文終了~

美希「そういえば、今日はインタビューは無いの?」

亜美「無いよ~。真美がお休みだから」

響「じゃあ、真美はいま家にいるのか」

亜美「多分ね→。最近、家にいると自分の机に向かったままだったりするけどね」

あずさ「あら~?お勉強してるの~?」

亜美「うんにゃ、絵描いてる」

響「…小鳥か」

貴音「…真美を修羅の道に引き込みましたか」

美希「これはちょーっと許せんなの」

伊織「あのアホウ鳥め…」

あずさ「あ、あらあら~…」

律子「はぁ…明日は朝からお説教ね」



~ことりけ~

小鳥「えっ?えっ?私知らない!私、何も知らないわよ~!?」



~ガスト~

亜美「あー、違う違う。朝っぱらから無実の罪で怒られるピヨちゃんも面白いけど、そっちじゃないよ」

伊織「じゃあ何?絵画にでも目覚めたの?」

亜美「違う違う、何かね→、服の絵」

伊織「服?」

響「ああ、美希もたまーにやってんな」

美希「うん。ミキと真美と…他にも何人かは、アイドルの仕事の中でモデルとかしてるの。それで、ティーンズ向けのブランドが、ミキ達にもデザインをしてみて欲しいって…ミキは何回かやったけど、真美はまたやってるんだね」

伊織「また…って、何度もやってんの?」

美希「うん。真美はミキよりも人気あるの」

亜美「それ、真美が言ってたけどね」

美希「ん?」

亜美「ミキミキより真美のが、現実感があるし、真似し易いんだってさ」

美希「どういう事なの…」

亜美「ほら、ミキミキってさ…凄いじゃん?スタイル」

響「ああ、確かに。中学生にして高校生組よりスタイル良かったからな、美希は」

伊織「本当、中学生離れのスタイルだったわね~…今もそのスタイルのまま維持してるし、今でも765プロであずさと貴音に次いで3番目位のプロポーションなのよね、美希って」

あずさ「あらあら~…プロポーション良いだなんて~。うふふ♪」←第1位

貴音「ふふ、誉められるのはくすぐったいですね」←第2位

美希「あんまり気にした事無いの」←第3位

亜美「そういや、ここにトップ3がいたね…でねでね、ミキミキだとスタイルが良すぎて、憧れるけどあそこまで完璧なスタイルで完璧に服を着こなせないから、星井美希は夢のような存在…って感じなんだって」

美希「ん~…ミキ、そんなに凄くないよ?」

響「おにぎり大好きな怠惰系アイドルなだけだよな」

美希「…なーんか馬鹿にされてる気がするの」

亜美「まぁまぁ…んで、同じカリスマモデルでも、真美は正直そこまでせくちーだいなまいつじゃ無いじゃない?」

伊織「まあ…流石にプロポーションはね。確か、律子以上なんでしょ?」

律子「そうよ」

亜美「ま、そんな神が与えたもうたミキミキのボディと違って、真美は至って標準…最近、亜美より2cmもおっぱい大きくなっちゃったから、標準よりせくちーな訳だけど」

響「なるほど、真美くらいなら自分に多少近いスタイルだから、ファッションを選び易いと」

亜美「そゆこと」

美希「むー、なんか納得いかないの」

亜美「あと、真美ってそういうデザインの才能あるみたい。デザイン溜まったら真美が完全プロデュースのファッションショーをしたいって、兄(C)に話があったらしいし、何とかってブランドから」

響「よ、予想を遥かに超えてたぞ…」

律子「ちょ、ちょっと…その話は本当?」

亜美「うん」

律子「プロデューサー殿は相変わらず仕事が大きい程、人に話さないわね…」

貴音「そうなのですか?」

律子「そうなの。一昨年の765プロ合同ライブも、小鳥さんから聞いた位だし」

あずさ「あ、あらあら~…それは困っちゃいますね~」

律子「あずささんからも言っておいて下さい。重要な事は伝えてくれって…」

あずさ「うふふ、めっ!ってしておきますね」

響「あずささんは可愛いなぁ」

美希「やたら可愛らしいの」

亜美「だが、エロくもある」

あずさ「えっ?」

貴音「所謂、大人の魅力というものですね」

あずさ「そ、そんな…私なんかまだまだ…」

律子「いえいえ、最近は特に…今までとは違う、大人の色気がありますよ、あずささんは」

あずさ「あ、あらあら~、ど、どうしましょう~」

伊織「そこで真っ赤になっちゃう可愛らしさも持ち合わせてんのよね」

あずさ「も、もう!伊織ちゃんまで~!」

貴音「ふふ…真、年上とは思えぬ程の可愛らしさと、大人の色気の両方を持ち合わせておりますね、あずさは」

響「しかも凄く優しくて、母性愛にも溢れてるし…」

亜美「兄(C)には勿体無いね」

伊織「これは…金銭譲渡も考えられるわね」

美希「た、爛れたカンケーなの!」アワワ

律子「つまり、お金を払ってそういう関係をお願いしている可能性があると…?」

響「しかも、毎回ジャンピング土下寝でな」

伊織「…何よそれ」

響「ジャンプしてお願いしながら、そのまま気を付け!の姿勢のままうつ伏せでビターンて」

伊織「ああ…なるほど…それが土下寝なんだ」

あずさ「…そんな事、無い…」ジワッ

妖精「!?」

あみいお「!?」

律子「!?」

あずさ「あの人は…Pさんは…そんな人じゃない…私も…そんな関係、望んでないわ…」

妖精「」アワアワ

いおあみりつ「」アワアワ

あずさ「皆…そんな風に私とPさんの事を見てたのね…お金で…う…ひっく…」

律子「わぁぁぁ!?じょ、冗談!冗談ですよ!?冗談に決まってるじゃないですか!」ワタワタ

亜美「おぉお…りょ、良心が痛い…あずさ姉ちゃん、ごめんなさい…」

伊織「ちょ、な、何も泣かなくてもいいでしょ!?冗談に決まってるでしょ!?アイツもアンタも、そんな事する訳無い事くらい、分かってるわよ!」ワタワタ

美希「あずさ、泣かないで!ごめんなさいなの!」ワタワタ

貴音「お、落ち、落ち着いて、まずは泣き止んで落ち着いておちおちち!」クワッ

響「まずはお前が落ち着け!あずささん、ごめんなさい…悪乗りし過ぎて酷い事言っちゃったぞ…」

あずさ「ぐすっ…どうして…」

全員「…」

あずさ「どうしてバレたのかしら…」ニヤッ

全員「っ!?」ガタッ

あずさ「バレてしまったからには…うふふ」ゴゴゴゴゴ…

全員「っ!!?!??」ビクーン!

あずさ「…なんちゃって♪」

全員「」

あずさ「もう、皆して酷い事言うから、ちょっと意地悪しちゃった♪」

全員「」←放心中

あずさ「…あ、あら~?み、皆?…や、やり過ぎちゃったかしら…」

律子「はっ!?」

律子「あ、あ、あ、あずささん!」

あずさ「はいぃ!?」ビクッ

律子「貴女はアイドル時代から高い演技力を買われて映画とかにも出てたでしょう!?その演技力でのブラックなジョークは、破壊力が高過ぎるんです!」

あずさ「あぅ…」

律子「特に、普段の優しいあずささんを知ってる私達からすると、あのダークな笑顔の威力は半端じゃなかったですよ!?ぶっちゃけ、私ちょっと泣きそうになりましたし!」

あずさ「あ、あら~…や、やり過ぎちゃったのね、やっぱり~…」

律子「そりゃ、私達も悪ふざけが過ぎました!それについては、改めて謝罪致します!あずささんが夢見る乙女だったのも、プロデューサー殿が童貞疑惑が湧き上がる程の奥手で、要入院レベルの鈍感だから、そりゃそんな事になる訳は無いの位、皆も分かってますけども!」

あずさ「Pさんをあまり悪く言わないで下さい~…」

律子「あずささんの演技力は、貴音や雪歩とは違った説得力があるんですよ!こう…自然に引き込まれるんです」

あずさ「まあ♪ありがとうございます~♪うふふ♪」

亜美「…あ~びっくりした…」

伊織「りゅ、留学前に消されるかと思った…」

美希「あずさ、おっかないの…」

貴音「知ってはいけない闇を覗いてしまったかと思いました…」

響「雪歩みたいに圧倒されたり、貴音みたいに不思議な雰囲気じゃない、あずささんはごく自然な演技だから、余計におっかなかった…」

亜美「ああ、ひびきんがせっかく身に付けた沖縄キャラを忘れちゃう位に衝撃的だったよね」

響「…ええ、そうですね、双海さん」ガタッ

亜美「じょ、冗談だYO…だからその、座って?立ち上がらないで?」

響「…」ブン!ブン!

亜美「ひびきん!無表情でこっち見ながらローキックの素振りしないで!めっちゃ怖いから!」

あずさ「まあ!響ちゃんも真ちゃんみたいに空手をやってたの?」

響「いや、真の真似だぞー」

貴音「真似の割にはなかなか良い蹴りですよ、響」

響「サンキュー!じゃあ亜美、立て」

亜美「ごめんなさい勘弁して下さい」

美希「相変わらず765プロはバイオレンスなの~」

律子「テレビの前の皆さ~ん!そんな事ありませんよ~!765プロは優しいアイドル達ばっかりですよ~!」

響「バイオレンス筆頭が何言ってんさー」

律子「誰がバイオレンス筆頭か!」

響「さっきだって、うちの歌姫を速攻でハリセンの餌食にしてたし」

律子「うっ…」

亜美「おぅおぅ!うちの歌姫が傷物になったらど→ちてくれんのさ→!?」

律子「え、いや、あの…」

美希「そうなったら…慰謝料は高ぅつきまっせ、なの」

律子「そ、そんな…!は、ハリセンで叩いただけなのに…」

伊織「ハリセンだろうと何だろうとねぇ…うちの歌姫が叩かれてあんなんなっちゃったんだからね!」

千早「」←膝枕されてる歌姫さん

春香「えっ?あ、えと、え?」

律子「…何か、歌姫さんが物凄く幸せそうなんですけど…」

伊織「…そりゃ、春香に膝枕されたら幸せでしょうよ…じゃなくて!と、兎に角、責任を取ってもらうんだからね!」

貴音「皆の衆…落ち着くのです…」

亜美「あ、姉御!」

美希「あ、姉御が動いたの!ラーメン以外で姉御が…!」

律子「日常生活は大丈夫なの?それ…」

響「馬鹿ちんがッ!姉御はな、ラーメン以外には本当に全く動かないんだぞ!トイレとか行きたくなっても、全くなんだぞ!」

律子「誰が馬鹿ちんよ、全く…で?トイレに行きたくなっても動かないんじゃ、どうすんのよ?」

響「垂れ流s」

律子「こらー!」

貴音「そ、そんなこと致しません!」

律子「それじゃ、まるで痴呆老人じゃないの!オムツが必要になるわよ!?」

貴音「必要ではありません!何を言っているのですか!」

亜美「姉御、そろそろオムツ交換の時間です」

貴音「してません!」

美希「ベビーパウダーでポンポン♪ってしてあげないと、かぶれちゃうの!」

貴音「かぶれるような状態にはなりません!私は普通の下着です!」

響「色は?」

貴音「今日は橙色の…はっ!?」

伊織「墓穴を掘ったわね…」

貴音「なんと…なんとぉ…」

響「なんとーっ!」

亜美「それ、ひびきんの好きなガンダムでしょ?」

貴音「響…」

響「何も涙目にならなくても…ごめんよ…」

律子「そうよ、可愛いじゃない、オレンジ」

響「だな。明るい色だしな」

伊織「もっとセクシーな色かと思ったわ、律子みたいに黒とか」

律子「何で巻き込むのよ!?」

伊織「えっ!?本当に黒なの!?」

律子「なっ!?」

美希「で、どう責任を取らせるんですか?オレンジの姉御」

貴音「まだそのこんとを強いるのですか!?あとおれんじと連呼しないで下さい!」

響「黒の下着の眼鏡に責任を取らせないといけないぞ、オレンジの下着姐さん」

律子「下着の色を強調すんな!」

亜美「眼鏡はいいんだ…」

貴音「もう下着の話は勘弁して下さい…」

律子「何であんな単純なのに引っかかっちゃったのかしら…」

伊織「それは私がスーパーアイドルだかr」

律子「うるさい!」

あずさ「2人とも、大胆ね~」

貴音「違う…違うのです…」ドヨンド

律子「うぅ…」ドヨンド

亜美「あちゃー、こいつぁ重傷だ」

伊織「予想以上のダメージだったのね」

響「こりゃダメだな…よし、仕方ない」

美希「どーするの?」

響「カットだぞー」

亜美「何か考えがあるかと思ったら…」

伊織「ん?あら…カットしなくても良さそうよ?」

響「えっ?」

伊織「カンペ出てる。もうすぐCMだってさ、時間的に」

響「そか。ならCMだぞー!」

ナレ『えー…そんな適当でいいのかなぁ…』

ナレ『え?いつも通り?…いや、だからそれがいいのかなぁって…あ、はい、もういいですぅ』

ナレ『そ、それでは、CMですぅ♪』

竜宮「ファミレス小町!だよ!」妖精「こらー!乗っ取るなーっ!」←ジングル

以上、前半第二部でした。
次回は後半を二回に分けて投下します

その後、スレタイのシリーズを開始しようかなと思います

後半Aパートを投下致します

妖精「ファミレスフェアリー!」 竜宮「竜宮小町スペシャル!」←ジングル

ナレ『では、竜宮小町スペシャルの続きですぅ♪』

ナレ『CM前に心をやられたお二人は大丈夫なんでしょうか…?心配ですぅ』

たかりつ「」ドヨンド

ナレ『ダメでしたぁ』

響「さ、続きだぞ」

伊織「…あれは放置でいいの?」

美希「あの2人は暫くそっとしておくの」

亜美「悲しい事件だったね」

あずさ「早く元気になって貰いたいわ~」

響「という訳で、続きだぞー」

美希「って言っても、なんかある?聞きたい事とか話したい事」

伊織「…告知が無いのよ、竜宮小町」

亜美「記者会見はした、CDはまだ発売してないし収録すらまだ、記者会見以降はピンの仕事はあるけど竜宮ではなし…しかも、大半のファンは納得してくれてるけど、一部のファンの人達が事務所宛てに結構キツい手紙を送ってくる…さあ、何が話せるかな→」

あずさ「覚悟はしていたけれど…」

響「うーん…あずささんの事に関してはなぁ」

あずさ「いいのよ、響ちゃん。アイドルの皆が何か言うのは、もしかすると他のファンの人達を刺激するから」

美希「…ミキは、恋愛については何にも言わないの」

あずさ「美希ちゃん…?」

美希「でも、そんなの関係無しに…あずさはミキ達の仲間なの」

美希「プロデューサーは私達をここまでにしてくれた人なの」

美希「だから、仲間のあずさやプロデューサーを傷付けるのは止めて欲しいな」

響「そーだな。許さない!とは言えないけど、自分達765プロの皆が悲しくなるな…勿論、怒るファンの皆の気持ちも分かるけど…許してあげて欲しいし、分かってあげてくれると、自分も皆も嬉しいかな」

あずさ「美希ちゃん…響ちゃん…」

亜美「やっぱりうちの事務所の皆は最高だね」

伊織「そうね…本当に。留学に行く決意が揺らいじゃいそうな位にね」

美希「大丈夫なの。デコちゃんはしっかりお勉強してくるの。で、終わったら帰ってきたらいいの」

響「だな。自分達はまだ頑張ってるだろうから、早めに帰ってきたらいいさー」

伊織「…ありがと」

亜美「ミキミキもひびきんも、いおりんをデレさせたいのかい?」

伊織「な…で、デレてなんかないわよ!」

亜美「んっふっふ~♪またまた~♪」

伊織「きー!何なのよアンター!」

あずさ「あらあら♪」

美希「…さて、次はあの2人なの」

りつたか「」ドヨンド

響「…オレンジさんと黒さーん?」

りつたか「」ピクッ

美希「何で傷を抉るの…」

響「こう、ショック療法的な…」

亜美「ダメだったけどね…」

伊織「…何時までウジウジしてんのよアンタら!?下着の色くらいでどーだってのよ!」

貴音「…では、貴女は言えるのd」

伊織「薄いピンクよ!シルクよ!何か文句ある!?」

全員「」

伊織「ふん!別に見られる訳じゃないんだし、いいわよ!それに、私のイメージカラーだし!」

亜美「い、いおりん…なかなかやりおるな」

あずさ「伊織ちゃん…大胆ねぇ」

響「…貴音、律子、大丈夫か?」

貴音「…ええ」

律子「はぁ…なーにやってんだか、私」

伊織「ふん!復活したならそれでいいわよ!」

貴音「ご心配を」

貴音「」ピンポーン

貴音「お掛けしました…」

伊織「普通に謝んなさいよ!」

響「何で注文挟んだんさー!」

貴音「お、お腹が空きまして…」

伊織「アンタはどんだけ生きるのにエネルギー消費すんのよ!?燃費悪いとかの話じゃないわよ!?」

貴音「それは…とっぷしぃくれっとです」

響「思い出したかのように持ちネタを使いやがった!」

美希「響…持ちネタって…」

亜美「思考回路が芸人さんだね、もう」

響「自分は芸人さんじゃない!アイドル!春香と一緒にすんな!」

<…

響「あれ?春香は?」

美希「そういえば…いないの」

律子「どこ行ったのかしら?」

亜美「千早姉ちゃんに膝枕してたけど…いつの間に…」

あずさ「あら~?2人とも、デートに行っちゃったのかしら~?」

カンペ[天海さんと如月さんは帰られました]

伊織「マジで遊びに行っちゃってんじゃないの!何してんのよ、あのアホリボンは!」

響「仕事ほっぽりだして帰りやがったぞ…」

美希「えっ?…本来、春香は今日は見学しに来ただけで、オフだったの!?」←カンペ確認

律子「…あの子…本当に自由ね…」

伊織「オフなら家で休むか、最初から千早と出掛けてなさいよ!」

美希「あんだけ家でドタバタしてたのは、何だったの…」

亜美「芸人アイドル仲間のひびきん、どうなのよ?はるるんの自由っぷりは」

響「芸人アイドルじゃない!」

貴音「店員殿、和風はんばぁぐのご飯は貴音盛りのせっとを」

伊織「アンタもつくづく自由ね…」

美希「ミキ、いちごパフェ!」

店員「かしこまりました。他にご注文はございますか?」

伊織「…わ、私はチョコパフェ…」

亜美「いおりんまで!?」

伊織「し、仕方ないじゃない!美希が注文したの聞いたら、食べたくなっちゃったのよ!」

亜美「じゃあ亜美はハニートースト」

伊織「…アンタねぇ」

亜美「すまぬ…いおりんまで注文するのを聞いてたら、食べたくなったのだよ…」

あずさ「私は、このチーズケーキを下さい♪」

響「…自分、白玉餡蜜で」

律子「…わ、私もいちごパフェで…」

貴音「結局、皆注文したのですね」

響「う…」

亜美「つい…」

貴音「では、全員ご飯貴音盛りのセットで宜しいでs」

伊織「宜しい訳あるかー!そんなに食べないわよ!」

響「デザートに山盛りのライスって何さー!」

律子「それ以前に、デザートにライスセットは出来ないわよ!」

貴音「なんと」

亜美「今更!?」

あずさ「さ、流石にパフェとかケーキとかにライスは合わないわね~」

店員「ライスを単品で頼んでいただく事も出来ますけど…」

伊織「出来てもしないわよ!」

貴音「ふむ…では皆も何か普通の料理を」

響「頼まない!デザートの話してんだろ!?」

律子「何でそんなに食べさせたいのよ…ライス貴音盛りを」

貴音「わ、私一人でご飯を食べているのは…」

響「1人ぼっちは…寂しいもんな」

貴音「響、髪型しか共通点が無いでしょう…それに、あのきゃらくたぁは中学生です。響はもう成人しているではありませんか…少し、無理ではありませんか?」

響「よーし、喧嘩売ってんだな?表出ろ」

美希「こんなの絶対、おかしいの」

亜美「昔の髪の色的に、ミキミキはマミさん枠だと思うYO」

美希「ミキ、頭ぱっくんはイヤなの。円環のお断りなの」

伊織「なにをちょっと上手い事言った、みたいな顔してんのよ」

美希「上手くなかった?」

伊織「…ちょっと面白かった」

美希「えへへ~♪デコちゃんが面白かったならいいの」

伊織「…」

亜美「いおりんいおりん、顔真っ赤」

伊織「う、うるさい!ほっといて!」

あずさ「あらあら♪仲良しさんね~♪」

響「で?貴音はデザートは何食べるんさ?」

貴音「では、中華麺を…」

響「デザートの流れは完全無視か」

律子「相変わらず自由ね、貴音は」

貴音「私は何者にも縛られる事無く、自由に生きたいのです」

律子「貴音、明日は何時から?」

貴音「朝の11時から、あず散歩のげすとで出演致します」

律子「しっかり縛られてんじゃないの」

貴音「…では12時に現場に」

律子「遅刻したら1分=1日の割合で、ラーメン抜きよ」

貴音「現場入りは30分前が基本でしょう…遅刻などと…」

響「掌返しの早いこと早いこと」

貴音「らぁめんがかかっているのです…つまり、私には死活問題…」

亜美「お姫ちん、ラーメンが無いと死んじゃうの?」

貴音「死にます、心と胃袋が」

美希「ラーメン抜いた位じゃ、普通、胃袋は死なないの」

律子「美希、アンタは遅刻した秒数=日でおにぎりといちごババロア禁止ね」

美希「酷すぎるの!何で美希は秒数なの!?しかも禁止が2つなの!おかしいの!これは差別問題なの!」

律子「アンタの寝坊のが大問題よ」

伊織「…律子、アンタがもし仕事ミスったら、回数=個で眼鏡を爆砕とかのペナルティーなら、美希や貴音も納得するんじゃない?」

律子「爆砕!?眼鏡を!?いま、これの他にスペア1つと前の眼鏡1つしかないのよ!?」

亜美「こう、さ…採石場にね、柱に縛り付けられた律っちゃんがいる訳ですよ」

貴音「ふむふむ」

亜美「でね?離れた所には、花火の筒が立ててありましてな」

美希「ふむふむ」

亜美「で、その中に花火の玉を入れるんだけど…そこに、律っちゃんの眼鏡を固定した花火玉を投下します」

響「ほう」

亜美「で、点火はスイッチ式で、皆で代わる代わるフェイントしたりする訳よ」

伊織「なるほどね」

亜美「で、散々慌てさせて、隙が出来たらスイッチオン!」

あずさ「ま、まぁ~…それじゃ、眼鏡が…」

亜美「打ち上がる花火、驚く皆と、大慌てで叫ぶ律っちゃん」

美希「ちょっと想像したら、面白くなってきたの」

亜美「そして大空に描かれる大輪の火薬の花と、パリーンと砕け散る眼鏡、テンションマックスの皆と、死んだ目の律っちゃん」

貴音「ああ…なんと無情…」

亜美「その後、律っちゃんを解放、走り出す律っちゃんと追うカメラ」

響「おぉ~」ワクワク

亜美「空から降り注ぐ木っ端微塵のレンズがキラキラしてて、呆然と立ち尽くす律っちゃん」

伊織「美希の言うキラキラとは違うわね、怪我しそうだし」

亜美「そんな中、倒れた筒から発射される残った花火」

あずさ「あ、危ないわ!」

亜美「狙いすましたかのように律っちゃんにズドーン!バーン!たーまやー!」

貴音「地上に咲く大輪の花…」

響「儚い…儚いな…」

亜美「そんな、罰ゲーム」

律子「長いわ!そして、私だけ何でそんな目に合うのよ!芸人さん枠じゃない!」

美希「ダチョウ倶楽部さんとか出川さんとかの感じがしたの」

伊織「あの人達も、眼鏡爆砕はされないでしょうよ…特に眼鏡関係ないし」

美希「そういえば、同じフェアリーなのに響には罰ゲームは無いの?」

亜美「あー…じゃあ、ひびきんは響チャレンジが苛酷になるとか」

響「もうぜっっっっったいに遅刻しない!」

あずさ「そ、そんなに力一杯言わなくても…」

響「あずささん、既に響チャレンジは意味が分からなくなってきてるんさ…」

響「カジキマグロを釣るのに船の上で3日間寝泊まりとか、ウチの事務所のアイドルの出した歌20曲で100点出すのにカラオケボックスに2日寝泊まりとか…」

あずさ「…よ、予想以上にすごいのね…」

美希「響が「自分、最近運が良いんだ」って言ったらラスベガスに拉致されていった事もあったね、確か」

響「ああ、番組予算を倍にしようとかいってな…あれは本当に馬鹿かと思った」

貴音「ですが、成功したじゃありませんか」

響「コイン渡されて、適当にルーレットで赤に全部かけたら、まさかの当たりでな」

伊織「ああ、赤か黒かで当たりなら二倍だからね、確か」

響「そう。で、一発で終わりかと思ったら、尺余るからもう少し…って言われて」

貴音「…完全に欲に目が眩みましたね、すたっふの皆は」

響「あそこにいるディレクターとカメラマンさー」

亜美「うわぁ…」

響「で、そこからちょっと増えた位で自分はホテル戻ったんさ」

美希「あ、そーだったんだ」

響「うん。で、次の日の朝、そこのアホ2人は結局増やした分全て負けて、元金だけ残ったっていう酷すぎるオチが待ってたさ」

伊織「…最低ね」

貴音「何と情けない」

美希「ドン引きなの」

亜美「ちょっと、流石に、引く」

律子「…うちのアイドルに何させてんですか…しかも、その成果を無駄にするとか…」

響「まあ、流石に反省したらしくてさ…今は針に糸を連続何本通せるか?とか、日本中のラーメン屋とか、コンビニおにぎりを暗記とか」

伊織「…一応、フェアリーに関連はしてるけど…」

亜美「やたら地味だね…それ」

響「あの2人は、きっと脳に調整ツマミが無いんさ、オンとオフしか付いてないんだぞ」

あずさ「響ちゃん、苦労してるのね…」ナデナデ

響「うん…ありがとう…」

伊織「そういや、アンタらフェアリーは何か告知とか無いの?」

貴音「ふむ…今日は貴方達の為の特番なのですから…我々の事は良いのですよ?」

伊織「あらありがとう。口の回りがハンバーグのソースまみれじゃなかったら、もっと良かったのにね」

貴音「っ!?」

貴音「」フキフキ

伊織「大丈夫よ、ちょっと付いてただけだから、そんな慌てて拭かなくても」

貴音「…伊織、あなたはいけずです」

亜美「つ→か、さっきも言ったけどさ→、もう言える事って言ったら、律っちゃんがこの前楽屋で「ケーキ…」って寝言を言いながら、よだれ垂らして寝てた位なんだよね→」

律子「何故言う!?公共の電波に乗せて、何故に言う!?」

亜美「だってさ→、他に言う事無いし→」

伊織「後は、ベロンベロンに泥酔したあずさが、他県の某駅前のカーネルサン○ースに挨拶してたとか」

あずさ「なっ、何でそれを知ってるの~!?」

伊織「アンタは覚えてないだろうけど、たまたま仕事でその近くにいた私が見付けて、新堂に頼んであの馬鹿に引き渡したのよ」

あずさ「し、知らなかったわ~…」

律子「…ところで亜美、アンタ、あれは真美に渡せたの?」

亜美「ふぇっ?」

律子「何か言ってたじゃない。誕生日に真美に似合うアクセを渡すんだーって」

亜美「!!!」

響「お、双子は仲良しだなー」

亜美「な、な、何で今ここで言っちゃうかな→!?」

律子「その台詞をよくアンタが言えたもんね」

亜美「うあうあ→!い、今のカット…って言う前からカンペでしないって言わないでよ→!」

美希「ここのスタッフさん達…流石なの」

律子「で?渡せたのかしら~?」ニヤニヤ

響「いま、律子の顔がものっそい腹立つ」

伊織「奇遇ね、私もなのよ」

律子「アンタら…」

あずさ「それで…渡せたの?」

亜美「え…あの、ほら、真美って亜美よりお洒落だし、そういうの詳しいでしょ?だからさ、もうちょっと吟味してから…」

響「過ぎちゃったら意味無いだろ…」

美希「亜美」

亜美「?」

美希「真美はね、センスが良いとか悪いとか、そんなの気にしないの。自分の妹からのプレゼントに喜ばない訳無いの。それに…真美なら、亜美のプレゼントに合わせたファッションが出来ると思うな」

亜美「ミキミキ…」

貴音「という訳で」

亜美「?」

真美「」ニュッ←隣の席から生えた

亜美「ふぉお!?」

真美「おいっすー!」

亜美「な、あ、ま、あ、な…」

響「生?」

真美「オヤジぃ!生一丁!」

律子「居酒屋か!」

真美「因みに、生ってなに?」

貴音「ばり堅…針金…粉落とし…生…」

響「腹壊すぞ、生麺は流石に…」

あずさ「ジョッキで来るのよ~♪」

美希「生クリーム?」

響「甘い物は別腹の乙女でも、流石に腹壊すぞ…」

伊織「アンタ、腹壊すオチ好きね、趣味?」

響「酷い言葉の暴力だぞ…」

律子「生ビールよ!…ジョッキ一杯の生クリームは、私も吐き気がするわ…」

真美「実は乙女チックな律っちゃんが拒絶するほどとは…まぁ、確かにキッツイか…」

あずさ「…ぱ、パフェと思えば…うぅ、無理だわ~…」

貴音「…私も流石に生くりぃむだけをその量は…」

美希「生クリームだけじゃなかったらいけるの?」

貴音「愚問です」

響「愚問て…」

真美「ところでさ→、真美の大切な双子の妹の時間が止まってるんだけど」

美希「なのなのなのなのなのなのなのなのなのなのォォォッ!」

真美「っ!?」ビクッ

美希「そして時は動き出すの…!」ビシッ

亜美「っ!?」ビクーン

響「おーい、誰かこの石仮面被ったっぽいきゅんパイアを、太陽の下に放り出せ」

美希「や、やめるのぉ…お日様の下になんか出されたら…」

貴音「出されたら?」

美希「ぽかぽかして眠くなるの…あふぅ」

伊織「いつも通りのアンタじゃないの!」

亜美「あ、あのね、真美さんや…」

真美「おう、どげんばしたとね?亜美どん」

律子「何よ、そのゆるい西郷さんみたいな喋り方は…」

亜美「あの、あのね、その」

真美「律子はん、わちきの妹はそれどころじゃごさんせん…」

律子「だから何で方言なのよ…」

貴音「まるで舞妓のような…故郷を思い出しますね」

亜美「周りうっさいよ!何なのさ!真美がいるなら教えてよ!」

真美「朝からスタンバってた」

亜美「はぁ!?」

真美「はるるんに膝枕されて、大凡アイドルとしては失格の笑顔を浮かべる千早姉ちゃんの顔には…」

亜美「ま、マジでスタンバってたの?」

真美「そんな苦行、イヤだなぁって」

亜美「嘘かYO!」

真美「さっきスタッフの兄ちゃんから聞いてね、写真見せてもらったんだ→」

美希「どうだった?」

真美「大丈夫だ、問題ない」

響「アウトか」

亜美「って違う!亜美が聞きたいのは…」

真美「聞いてたよ」

亜美「う…やっぱりか→…」

真美「んっふっふ→♪さぁ、どんなのかな→♪お姉ちゃん気になるな→♪見せてほしいな→♪」

亜美「何だこのタッチの差で早く出て来た姉、鬱陶しい」

響「出て来た言うな」

真美「むう…反抗期か…」

伊織「アンタらの年ならおかしくは無いけど」

真美「反抗期になる暇なんかなかったけどね」

亜美「…ちくちょ→!持ってけドロボ→!」

律子「元々あげるつもりだったんでしょ!?」

真美「どれどれ…………こ、これは!?」

亜美「何さ→!センス無いって、笑いたかったら笑えよ→」

真美「黄色の…シュシュだ…」

響「シュシュ?何でまた?」

亜美「真美さ、髪をサイドアップやめて、下ろしたじゃん?」

美希「そだね」

亜美「お洒落さんな真美だから、こういうのも似合うかなって」

貴音「その心は?」

亜美「うぐ…お姫ちん、そこは軽く流してよ…なーんかさ、真美はどんどん大人になっていって、亜美は置いていかれてる気がしたんだよね」

真美「そんな事…」

亜美「だからさ、たまには前の…サイドアップにして欲しいなって…まぁ、子供っぽかったよね、あはは→…」

真美「亜美」

亜美「ん?」

真美「はいこれ」

亜美「?」

真美「真美からも誕生日プレゼント。同じ日なんだし、そりゃとーぜん真美も用意してるっしょ→」

亜美「…開けるね?」

真美「お→!開けてみ→♪」

亜美「…っ!?これ…!」

真美「いや→、まさか同じ物で被るとは…」

響「流石双子だな」

美希「いーなー、このシュシュ、可愛いなー」

真美「んっふっふ→♪あげないよ→」

亜美「何で…?」

真美「真美ね、誕生日の少し前からずっと考えてたの。色んな人に聞いて、自分でも沢山アクセとか服とか試して…何故か、それが一番いいなって思ったんだ」

亜美「真美もなんだ…亜美もね、色んな人に聞いたり、ネットで調べたりしたんだ」

真美「結果、被ったと…」

亜美「双子だから、ちかたないね」

真美「だね…よっと、どう?久しぶりのサイドアップは」

亜美「やっぱりそっちのがしっくりくる」

真美「真美も。ささ、亜美隊員も付けなされ」

亜美「…んっふっふ→♪わかったよ、真美隊員!」

亜美「……っしょ、と。どうだね?」

真美「んっふっふ→♪真美の見立ては間違いなかった!パーフェクトだ…亜美ーゴ!」

亜美「いぇい!真美ーゴも似合ってるぜぃ!」

亜美真美「…ふふふ♪」ニコニコ

律子「ええ話や…」

響「ほんまや…泣けるで…」

伊織「何で関西弁なのよ、アンタらは」

あずさ「良かったわね~、2人とも♪」

亜美「うん!」

真美「さいこ→のプレゼントさ!」

美希「ところで真美」

真美「何→?」

美希「何で真美もまだ渡してなかったの?」

貴音「そういえば…」

真美「そこに気付くとは…お主、やはり天才か…!」

美希「照れ隠しはいいの」

真美「…ミキミキがやたら厳しい追求をしてくる…」

亜美「んっふっふ→、亜美は分かっちった→」

真美「うぐ…」

貴音「まさか、真美も渡せなかっただけなのですか?」

真美「…当たり」

貴音「何故ですか?」

真美「気恥ずかしかったのと…亜美が着る竜宮小町の衣装に合わなかったら…って考えたら、つい…」

響「やっぱり双子だな、亜美真美は」

律子「2人とも、理由こそ違えど…結果は同じだったって訳ね」

あずさ「うふふ、2人とも気持ちが通じ合ってるのね~」

亜美「そりゃそうさ…何せ、亜美と…」

真美「真美は、世界最強の」

亜美真美「双子だからね!」

響「丸く収まったな」

律子「そうね、私達外野が余計な事をする必要は無かったわね」

真美「うっし、そしたら真美は仕事行ってくるね→」

亜美「あれ?今日オフじゃなかったの?」

真美「ちょっち打ち合わせがあるんだ→」

亜美「そか、頑張りたまへ、真美隊員」

真美「任されろ→!ほんじゃね→!」



~真美が仕事でいなくなって、10分程経過~

妖精「」グダー

竜宮「」グダー

律子「アンタら…仕事中よ」

亜美「だってさ→」

美希「特に話さなきゃいけない事なんかないのー」

響「えぅ~」

あずさ「う~ん、どうしましょう?」

貴音「ふむ…」

伊織「話題ねぇ…」

美希「あ、デコちゃん、髪切った?」

伊織「ううん」

美希「はいしゅーりょーなのー」

響「…あ」

貴音「どうしました?響」

響「窓の外…信号待ちしてんの…雪歩だ」

伊織「真は一緒じゃないの?」

響「違うっぽいぞ」

律子「確か雪歩は舞台監督のお見舞いに行くって…その帰りかしら」

伊織「じゃあ、雪歩はオフなのかしらね」

貴音「…響!美希!」

ひびみき「!?」

貴音「確保!」

ひびみき「ラジャ!」ドダダダダダダ…

律子「えー…」

伊織「ねえ、雪歩もだけど…春香や千早、真美のギャラはどうするの?」

律子「…請求出来ないわよ、流石に」

伊織「そりゃそうね」

亜美「あ、ミキミキとひびきんがゆきぴょんに接近してる…」



~街中~

雪歩「うーん…蒸し暑いなぁ…」

(どだだだだだ…)

雪歩「…ん?」

ひびみき「」ドダダダダダダ←何故か無表情で全力疾走しながら近付いてくる

雪歩「っ!?美希ちゃんと響ちゃん!?」

ひびみき「」キキーッ

雪歩「…」

響「確保ぉぉぉっ!」ガシィ!

美希「捕ったどぉぉぉなのぉぉぉ!」ガシィ!

雪歩「ひぃい!な、何!?どうしたの!」

響「わっせ、わっせ」←上半身を担いでる

美希「わっせなの、わっせなの」←下半身を担いでる

雪歩「いやぁああ!?な、何!?何なんですか!?私、何で担がれ…スカート捲れちゃう!やめてぇぇえ!」



~店内~

響「わっせ、わっせ」

美希「わっせなの、わっせなの」

貴音「ご苦労様です。では、降ろしてあげて下さい」

美希「よいしょ」

響「よいしょ」

雪歩「はぅぅう…な、何なんですかぁ…うぷ…振動で…気持ち悪いですぅ…」

あずさ「あ、あらあら~…」

亜美「まさか、外から担いでくるとは思わなかったYO…」

伊織「雪歩…可哀想にね…」

律子「響、美希、貴音…」

妖精「?」

(スパァァァン!×3)

律子「何で普通に呼んでこれんかぁぁぁ!アンタらはアイドルなんだから、街中で目立つような事すんな!」

貴音「わ、私は指示をしただけではありませんか…」

律子「確保!とか言ってたでしょうが!」

響「うぎぎ…痛いぞ」

美希「あぅ~…」

律子「反省しろ、実行犯2人」

ひびみき「あ~い…」

雪歩「あわわ…あの、私、何でこんな所にいるんですかぁ…?何で連れてこられたんですかぁ…?」

亜美「何かゆきぴょんが巨乳の未来人先輩みたいな事を言ってる」

雪歩「…えと…ゆきぽビーム!…なんちゃって……」

全員「」

雪歩「う、うわぁぁぁぁん!やらなきゃ良かったぁぁぁ!恥ずかしいですぅぅ!」

あずさ「ゆ、雪歩ちゃん!穴はダメ!穴はダメよ~!」

貴音「真、雪歩は可愛らしいですね」

響「本当、可愛いな」

美希「ミキは知ってたの。雪歩はいちいち可愛らしいの」

亜美「止めるの手伝ってYO!」

伊織「乾いた笑いで虚空を見つめながら呟いてる暇があんなら、このミスドリラーを何とかしなさい!」

律子「ここで穴掘ったら、下の駐車場に落ちるわよ!」

美希「止めろって言っても、もう雪歩を抑える場所が無いの」

響「どうすっかな…あ、そうだ。貴音、ちょっと耳貸して」

貴音「はい?」

響「」ボソボソ

貴音「ふむ…それで大丈夫なのですか?」

響「多分止まる」

貴音「多分ですか…まぁ、試してみましょう」スタスタスタ

伊織「あ、貴音!アンタのパワーなら何とか止められるでしょ!?手伝いなさい!」

貴音「…雪歩」

雪歩「ふぇ!?し、四条さん!?か、顔、顔が近いですよぅ!?」

貴音「先程の貴方は…とても可愛らしかったですよ」ボソボソ←耳元で囁いてる

雪歩「ふぇえ!?へ!?かわ、かわわわ、ふへぇ!?」ボンッ

貴音「ええ、とても可愛かったですよ…」ツイ…←雪歩の顎を優しく撫でる銀髪の女王

雪歩「ふやぁぁ…は、はふ…」クテン

貴音「…」

妖精「」

律子「」

貴音「…止めましたよ?」

律子「あ、うん…」

亜美「亜美、すげ→ものを見てしまった気がするよ」

あずさ「あ、あらあらあらあら」パニック

伊織「アンタの演技力ならやれない事は無いけどさ…後でどうなっても知らないわよ?」

貴音「?」

雪歩「四条さぁん…」ムギュウ

貴音「」

伊織「ほら言わんこっちゃない」

貴音「ひ、響!?」

響「」フイッ

貴音「なんと!?」

美希「響…流石にミキもどん引きなの」

響「止めろと言われたから、竜宮小町とそのプロデューサーに」

律子「責任転嫁しない!」

伊織「今頃、小鳥の部屋が惨劇の現場みたいになってそうね、鼻血撒き散らして」

亜美「密室殺人、しかも部屋中に血が飛び散りまくりの猟奇的な、ね」

あずさ「うぅ、怖いわ~…」

貴音「…この事は暫く忘れませんよ…伊織」

伊織「何で私なのよ!?アンタに指示したのは、あそこのなんくるある南国馬鹿でしょうが!」

響「おい!誰がなんくるあるんさ!」

亜美「南国馬鹿はいいの!?」

律子「南国馬鹿って、ただの南国大好きな人みたいな感じだしね」

響「南国というか、沖縄は好きだからなんくる「あふぅ」おい寝るな」

雪歩「四条さん…」コシコシコシ

貴音「落ち着きなさい、萩原雪歩」

伊織「ハートの匂いがついちゃうわよ」

亜美「いおりんがそのネタを知っていたのにびっくりだ」

伊織「876の絵里が面白いって言ってたから見たのよ」

あずさ「あら~♪絵里ちゃんと仲良しなのね~♪」

伊織「ええ、アイツ、意外と楽しいわよ?話してると」

亜美「亜美、最近はあんまり876の人達と話した事ないな→。現場でそんなに会わないし」

あずさ「私は良く夢子ちゃんからメール貰うわ~♪」

伊織「ああ、後々のアドバイスを貰う為ね」

亜美「そだね、アドバイスを貰う為だね」

あずさ「私からは何も言わないわ~」

律子「やめてあげなさい…」

貴音「響、何とかしなさい」

響「ん~?そだな~…雪歩、真はいいのか?」

雪歩「はぅ!?ま、真ちゃん!?」

亜美「おお、凄い反応した」

伊織「雪歩はあれでいいのかしら?」

美希「雪歩はどうしてああなっちゃったのか、良く分からないの。多分千早さんと春香の雰囲気のせいなの」

伊織「ああ、「世界最大の高さを誇るキマシタワーの主達」とか、うちの腐った事務員がのたまってた2人か」

美希「小鳥はもう手遅れなの」

伊織「行き遅れでもあるけどね」

亜美「色々と遅れ要素があるんだね、ピヨちゃんは」

律子「総合した結果、全部まとめて手遅れよ」



~ことりけ~

小鳥「公共の電波に乗せて酷い!…う…クラッときた…」ピポパポ…

小鳥「あ、もしもし双海医院さんですか?…はい、音無です。何時もの輸血を…はい、ちょっと貧血気味で…」

~○スト~

雪歩「」ズゥゥゥン…

伊織「何時まで凹んでんのよ、このミスドリラーは」

亜美「そりゃ、あれだけの暴走を電波に乗せちゃうんだからね→」

雪歩「カット…カットして下さぁい…」

貴音「それが無理なのは、この番組のなれぇしょんをしている貴方なら、良く分かっているでしょう?」

響「流石、下着の色を自ら発表しただけあって、良く分かってらっしゃる」

貴音「…響?」

響「わ、悪かったよ…涙目で睨むなよ…」

伊織「響」

響「ん?」

伊織「被害があっちにも出てる」

律子「…うぅ」

響「」

伊織「暫くそっとしておきましょう」

響「だな…」

雪歩「そ、それで、私はどうして…」

美希「話題がなかったの」

雪歩「…へ?」

亜美「で、たまたま外にゆきぴょん見つけて」

響「ご招待という訳だぞ」

雪歩「ご招待じゃなかったよね!?あれは強制、もしくは拉致って言うんだよぅ!」

ナレ『改めて見ても、やっぱり拉致ですぅ』

貴音「まあまあ…」

貴音「」ピンポーン

貴音「さあ」

雪歩「何を!?」

貴音「この場に来たからには、何か食べ物を頼むのは筋というもの」

雪歩「わ、私、お腹いっぱい…」

貴音「あ、店員殿、中華麺を」

雪歩「えっ!?」

響「お前が頼むのかよ!?」

貴音「はて?」

伊織「雪歩に何か注文させる流れじゃなかったの!?」

貴音「すれば良いのでは?」

亜美「自由過ぎるっしょ!?」

雪歩「あ、あの、じゃあこのランチメニューの…」

店員「すみません、ランチは時間が終わってしまいまして」

雪歩「ふぇ!?あ、あぅう、あの、それじゃ、えと、あの」

響「…また決まったら呼びます」

店員「かしこまりました」

雪歩「あぅ…えぅう…ご、ごめんなさいぃ…」

響「大丈夫だ、悪いのはこのオレンジの女王だから」

貴音「ですからおれんじと言うのをお止めなさい!」

雪歩「お、オレンジ?四条さんは銀髪の女王って呼ばれてなかったっけ?」

響「ああ、それはな…下g」スパーン

貴音「お止めなさいといったでしょう!?」

響「いたいぞー…」

美希「今のも響が悪いの」

響「も!?他に何があるって言うんだ!?」

伊織「日本の株式相場が相変わらず安定しないのとか」

亜美「世界的に治安が悪いとか」

あずさ「最近、お野菜が高いのとか~」

美希「ミキのお気に入りの服屋さんが迷走しだしたのとか」

律子「うちの涼が最近やたらイケメンイケメン言われてモテて天狗になってて腹立つのとか」

貴音「私の家の近所にあるらぁめん屋が、私に注文制限を設けたのも」

雪歩「春香ちゃんが先月位から突然1人でお出掛けして、千早ちゃんを私が介護しないといけない時があるのも」

貴音「全て…響の責任です!」クワッ

響「うん」

貴音「なんとっ!?」

響「ツッコミ面倒くさいんだぞー」

伊織「アンタ、仕事放棄すんの!?」

響「自分、アイドル。ツッコミでもお笑いでもない。OK?」

伊織「腹立つ…っ!」

響「あ、そうそう、忘れてた事があったんさ」

伊織「何よ!?」

響「CM、だぞ♪」ニパ

伊織「」

響「時間無かったからな~。ツッコミし始めたら尺がちょっとな…という訳で、CMだぞ!」

ナレ『因みに私はこの時、響ちゃんの思わぬ返しにフリーズしてましたぁ…』

ナレ『あ、私が言った事については…別に2人が仲違いした訳じゃなくて、春香ちゃんが何か色々考えて1人でお出掛けしてるみたいですぅ』

ナレ『何か新しいお仕事かなぁ…?』

ナレ『あっ!し、CMですぅ!』

妖精竜宮「ファミレスフェアリー!すぺしゃ~る♪」←ジングル

という訳で、以上です

次回はいよいよラストパートとなりますが、そんな大層なオチはありません
まぁ、いつも通りにサラッと終わります

では、また次回

おつー

この番組流れてる時の実況スレとか恐ろしい速度になってそうw


ちょくちょく小出しにされる765以外のアイドルの情報がやたら気になるな
あの涼が天狗になるってどういう状況だ

>>123

涼「ほら夢子ちゃん、天狗さんだよー」ブラブラ

夢子「いやぁぁぁぁ!目の前で何てもん振り回してんのよ!」

涼「フンフンフーンフフフフンフーン」ブルンブルン

夢子「EXILEさんの歌を鼻歌で歌いながらグルングルンさせない!」

涼「ぬん!」ビッキーン

夢子「きゃぁぁあ!何で急にギンギンになったのよ!」

涼「夢子ちゃんの前だからさ…」

夢子「涼…耳元で囁くなんて…ズルい…」



絵里「という」

涼「ぎゃおおおん!」

夢子「な、なんつーカオスな夢見てんのよ!そしてそれを朝一番に本人達に報告しにくんな!」



本当は、

涼「最近、女の子のファンが増えたんだ、エヘヘ…」

という発言に対して、「夢子ちゃんいんのにまだモテたいってか?涼の分際で生意気な…私なんかまだ処女なのに」と律っちゃんが思っているためです

>>116
【FF~生っすか】ブーブーエス実況【スーパーアイドルタイム】

526:リボンの武士@副管理人 2013/05/26(日) 15:01:11 ID:harurun315

あんまり過熱すっと鯖落ちして大変だから程ほどにね

527:774プロ 2013/05/26(日) 15:02:38

なら鯖強化して下さい

528:リボンの武士@副管理人 2013/05/26(日) 15:04:25 ID:harurun315

なら管理人さんの薄い本を買ってあげて下さい

529:774プロ 2013/05/26(日) 15:05:11

売れてないの?ピヨっさんの

530:ピヨっさん@管理人 2013/05/26(日) 15:05:55 ID:765proprpr

100部→2部(売れた分)

531:774プロ 2013/05/26(日) 15:08:11

>>530
ちょwwwww大赤字ワロエナイwwwwwwwwワロエナイ…

532:ピヨっさん@管理人 2013/05/26(日) 15:10:39 ID:765proprpr

黒井×悪徳
先に調教されていた翔たんとチャオ☆に抑えつけられたピピンの目の前で寝取られてアヘ顔さらす悪徳と、泣きながら絶頂するピピンの話なんだが

533:リボンの武士@副管理人 2013/05/26(日) 15:18:08 ID:harurun315

>>ピヨっさん
…そりゃ無理だよ…完売も結婚も…




あいどる☆ちゃんねるでの実況後の会話より

結論
お姫ちんは鯖破壊神である

>>1さん
はるちは ゆきまこ やよいおり まいぴよ Pあず (みきりつ)

が希増塔ていう認識でおK?

>>130

はるちは、やよいおり、まいぴよ、Pあずは確定にございます

雪歩→真ちゃんは王子様、四条さんはお姉様、美希ちゃんは妹、はるちはは親友

美希→律子、さんは怒ると怖いけど頼りになるお姉ちゃん、デコちゃんは可愛い親友、春香は大好き、千早さんは尊敬する人、雪歩はちょっと頼りないけど可愛らしいお姉ちゃん、響と貴音は何時も一緒にいるのが当たり前の仲間

やよい→伊織ちゃんは大切な人、もやしは人生、readyは国歌、響さんはやたら甘やかしてくれるお姉ちゃん、家族は宝、765プロは両親や兄弟とは違うけど、家族


やよい「音無さんは…かすみに、その…薄い本を見せるのだけはやめてほしいかなーって…」

響「音無ぃぃぃぃぃぃぃッッッ!」

伊織「小鳥!アンタ、この世界から存在ごと抹消するわよ!?」

律子「ッ!?いない!?逃げたな!?」

千早「普段お尻に敷いてるピヨ印クッションがまだ温かい…そう遠くには行ってないわ!」

貴音「皆の者!追うのです!必ずや捕らえてくるのです!」

ひびいおりつちは「応ッッッ!」シュバッ!

かすみ「お、お姉ちゃん…す、凄い騒ぎになっちゃったね…私、答え合わせしてもらったドリルを返してもらってただけなのに…」

やよい「えっ?」

かすみ「えっ?」

やよい「…はわわ…あ、あの、四条さん…」

貴音「安心なさい…かすみの未来を歪ませる悪は、すぐに捕らえられますから」ナデナデ

やよい「あぅう…」

春香「…やよい、かすみ、逃げて…私が上手く言っておくから」コソコソ



最終的に、何故かピピンのせいになりました。不思議な事もあるものだね…それじゃ、チャオ☆

冬馬「テメェが誘導した犯人かコラァァァ!」ボロボロ

ラストパート、投下致します

妖精「ファミレスフェアリー!」←ジングル

ナレ『それでは続きですぅ』

響「おっし、CM開けたんだよね?…うん、良し!」

全員「?」

響「まずは…何でもかんでも自分のせいにするな!」

全員「」

響「株価だとか世界的な治安だとか、そんなの自分の出来る範囲超えてて無理だぞ!っていうか普通に考えて無理だろ!?馬鹿か!」

いおあみ「あ、はい」

響「お野菜が高いのは自分も辛いんだ!自分が何とか出来るならしてるさー!あずささんもやよいや春香を見習って、タイムセールとか行くと良いさー!」

あずさ「あら~、じゃあそうしてみるわ~」

響「服屋が迷走してても止められないとか、カリスマモデルの名が泣くぞ!自分で何とかしろ!カリスマ(笑)とか言われたくなかったら!」

美希「でも面倒くさいの~…」

響「なら諦めろ!次!涼を女装させた張本人が!もう許してやれ!やるなら「生意気言ったら叱っちゃうゾ☆」とか言ってろ!☆マーク付けてろ!」

律子「何でいちいち私の過去を抉るのよ!」

響「貴音!」

貴音「何か」

響「更に太るぞ」

貴音「なんと!?さ、更にとは!?私、そんなに太っているように見えるのですか!?」

響「…」フイッ

貴音「」ガビーン

響「んで雪歩!」

雪歩「ひゃいぃぃぃぃ!?」

響「真に貴音に千早か…この…レズジゴロ!」

雪歩「レズジゴロ!?ちょ、私からはその、1人も陥落させに行ってないよ!?」

響「スコップと熱いお茶で脅したのか!?」

雪歩「それどんな脅迫!?っていうか脅迫なんかしてないよぅ!」

響「あ、そう」

雪歩「」ガクッ

雪歩「あれだけ酷い事言ったのにあっさりし過ぎですぅ!?」

響「と、世にも珍しいツッコミゆきぽをご覧頂きました」

雪歩「えっ?」

美希「珍しかったの!千早さんの家でも、主にお煎餅とお茶を脇において、ベランダで日向ぼっこしてるだけだから!」

雪歩「まるでお婆ちゃんみたいな言い方しないで!」

貴音「新しい側面を見れましたね。これからは『つっこみれずじごろ』という新しいキャラクターが出来ましt」

雪歩「いりませぇん!そんな、アイドルどころか人としてどうなのか疑問が湧いてくるキャラクター、私はいりませぇぇぇん!」

伊織「弄り倒されてるわね、雪歩」

亜美「そう思うなら手助けしたげなYO」

伊織「何で私が」

あずさ「伊織ちゃんしか止められないと思うわ~」

伊織「ハリセンマスターがいるでしょうが」

亜美「ハリセンマスターは現在、先程のゆきぽ御輿の時に騒いだ事を詫びて回ってるYO」

伊織「い、いつの間に…わかったわよ…全くもう!大体、収録後にしなさいよ、そんなの!」

亜美「…ごもっとも」

伊織「はぁ…響!」

響「何さー!?」

伊織「今更ツッコミしてんじゃないわよ!しかもちょっとずつズレてきて、結局ツッコミになってないじゃない!雪歩弄りになってただけでじゃないの!わざわざCM明けまで待つのもダメ!テンポ良くやりなさいよ!番組側がCMで切ったならまだ仕方ないけど、わざわざ待っちゃったらダメなのよ!」

響「」

伊織「いい!テレビの前の視聴者は、約1分位のインターバルがあるの!こっちはスポンサー様あっての仕事だし、CMに文句をつけるのは反則だし、NGよ!だけど敢えて言うなれば、そのインターバルの間に違う事したり、トイレ行ったりする人もいるわ!そこはCMというインターバルになるし、熱が僅かでも冷めるの!折角の会話の流れが途切れるタイミングでもあるのよ!」

響「あ、はい…」

伊織「スタッフ側も困るでしょ!?ボケとツッコミっていうのはワンセットなのよ!?」

伊織「ボケに対してツッコミをしてからCMに入れば、そこから新しい会話の流れに入っても違和感ないでしょ!?だけどね、いまアンタがやったのだと、わざわざCM明けにもう一度ボケの部分を入れてから放送しないといけなくて、他に使いたい部分を切ったりしなきゃいけないの!」

伊織「そうじゃなければ、わざわざ雪歩にナレーションをまた頼んだりしなきゃいけないし、ツッコミから放送したら、ボケの部分を忘れてる人にはちんぷんかんぷんでしょ!?録画してれば見直せるけど、本放送中は一瞬戸惑う視聴者の方だっているわ!」

響「ご、ごめんなさい…」

伊織「ったく!自由にやるのはいいけど、その辺りも考えなさい!アンタ、プロでしょ!?」

響「は、はい…」

貴音「…亜美」

亜美「…いや、亜美もいおりんのツッコミを期待はしたけど、ここまでのリアルお説教をするとは思わなかったYO…」

美希「デコちゃん」

伊織「何よ」

美希「プロって、お笑いの?」

伊織「違うわよ!」

美希「でもでも、アイドルってボケとツッコミの流れとかを考えないと思うの」

伊織「っ!?」

響「何ハッとした顔してんさー!今更だぞ!長々と芸人とはを語りやがって!」

伊織「そ、そんな…私が…芸人…!?」

響「違うだろ!伊織はアイドル!自分もアイドル!765プロはアイドル事務所!」

伊織「私は…アイドル…そうよね?私、アイドルよね!?」

響「そうさー!いおりんはアイドルさー!おデコ系アイドルさー!」

伊織「そうよね!私はアイドルよね!あと、いおりん言うな。おデコ系アイドルって何よ馬鹿」

響「伊織!」

伊織「沖縄!じゃない、響!」

(ガッシィィイ!)

響「伊織…良かったなぁ!あと、沖縄って何さ。出身地で呼ぶなよいおりん」

伊織「ありがとう…ありがとう、響!いおりん言うな」

貴音「…亜美」

亜美「…いおりんのツッコミが始まったかと思ったら、ひっどい三文芝居のコントになってた。何を言ってるかわからねーと思うが、亜美にも良く分からないYO!」

ひびいお「」ビクッ

亜美「長い上にボディブローの打ち合いのまま終わるポンコツコントを、CM挟んでまでやるなYO!どこで打ち合わせた!?」

響「いや、打ち合わせしてないけど…」

貴音「そ、即興なのですか!?」

伊織「え、ええ…」

亜美「説教から楽しくなってきてコントにしてんなYO!この本格派お笑い芸人め!」

響「お笑い芸人じゃない!」

伊織「アイドルよ!」

亜美「息ぴったり!芸人さんでも難しい位に息ぴったり!」

響「だって、仲間だしな!」

伊織「そうよ、仲間だもの」

ひびいお「ねー♪」

亜美「くぁぁぁっ!」

(スパーン×2)

ひびいお「ふぉお…」

亜美「ものっそい腹立つ!なんなの!?2人ともなんなの!?」

響「ど、どこからともなくハリセン出したお前が何なんさ…」

亜美「これは律っちゃんのだYO!」

伊織「あ、アンタ…私をハリセンで叩くなんて…覚悟はでk」コッ!

伊織「は、ハリセンの先で突くな!地味に痛いでしょ!」

亜美「反省するんだ!反省するんだYO!」

響「あ、はい」

伊織「ごめんなさい」

貴音「…急激に疲れた気がします…」

雪歩「わ、私はここに来てからずっと疲れてますぅ…」

美希「デコちゃんも響も、頭の回転が早いから手に負えないの」

あずさ「うふふ、2人とも元気ね~♪」

律子「戻ってきたら何事よ」

美希「響とデコちゃんがタッグで大暴れしてたの…」

雪歩「そして、亜美ちゃんに怒られてますぅ」

律子「何なの、このカオスは…」

貴音「手に負えぬ以上、私は傍観致します」

~5分後~

美希「…亜美、終わった~?」

亜美「うん」

ひびいお「」ズゥゥン

貴音「響…伊織…」

律子「普段馬鹿な事ばかりしてる亜美から散々説教されたら、そりゃ堪えるわよね」

亜美「亜美だってやるときゃやるんだYO」

雪歩「ひ、響ちゃん?伊織ちゃん?」

伊織「…さて」

響「正論だったしキチンと聞いた」

伊織「…あぁぁぁぁみぃぃぃぃぃぃぃ?」

亜美「」ビクッ

響「自分で言った事は…キチンと守ろう、なぁ?」

伊織「うふふふ…無茶振りもネタ振りもボケもしない…お笑い好きのアンタがどこまでやれるか…楽しみねぇ?」

亜美「…亜美、引退が見えてきたよ」

律子「ったく…アンタらいい加減にしなさい」

ひびいお「はーい」

亜美「冗談?冗談だよね?」

伊織「当たり前じゃないの」

響「自分達も暴走し過ぎたのは悪かったさー」

雪歩「それ、暴走する前に気付いて欲しかったなぁ…主に、私を拉致する前に…」

貴音「雪歩、今日はお世話になった方のお見舞いと聞いたのですが」

雪歩「はい。私の事を気に入ってくれてた舞台監督さんがいらして…その方がちょっと怪我をされてしまったので、お見舞いに行ってきましたぁ」

美希「舞台か~…ミキ、前やったっきりなの」

律子「アンタは真面目にやらせるまでが大変だからね…」

美希「ミキ、お芝居はちょっと苦手なの」

貴音「どの辺りが苦手なのでしょう?」

美希「うーん…」

伊織「今日は女優と演技力ではウチでもトップクラスの2人がいるんだし、聞いてみたら?」

美希「上手く言えないからいいの」

雪歩「漠然と、なのかな?」

美希「む~…?」

貴音「まぁ、天才の美希にもそういう部分があるという事です」

あずさ「苦手なものは仕方ないわね~」

亜美「バラエティー苦手とか言ってたくせに、本当に苦手なのかって位にムチャクチャしたアイドルもいるけどね」

伊織「あら?バラエティーは苦手よ?」

亜美「嘘言うな→」

伊織「ここまで自由に気楽に出来ないじゃない。お笑いの人が目立った方がいいだろうし、良く知らない人相手じゃムチャクチャしないわよ。この765プロの連中だから出来るんじゃない」

響「はい、デレ頂きましたー」

亜美「デレ毎度ありーっと」

美希「デコちゃんがデレちゃんになったの」

あずさ「うふふ♪伊織ちゃんはいつでも皆に優しいわよ~」

伊織「あ、アンタらねぇ…」

貴音「伊織」

伊織「何よ」

貴音「顔が赤いですよ?」

伊織「ほっといて」

雪歩「ほ…」

伊織「ほ?」

雪歩「ほっとかないよっ!」

伊織「アンタははるちはに怒られてきなさい!今日はこのまま生っすからしいから、スタジオで公開説教されなさい!」

雪歩「ふぇえ!?こ、公開説教は嫌だよぅ!」



~生っすかのスタジオ裏~

春香「」ピポパ

千早「」ピポパ

美希「どしたの?」

春香「雪歩にメール」

千早「同じく」

美希「…なんて?」

春香「『今日はおゆはん抜き』って」

千早「『番組終わったら、腹筋を鍛えるトレーニングに付き合ってあげるわ』って」

美希「そ、そう…」

美希「」ピポパ

春香「美希?どしたの?」

美希「ん?メールなの~」



~ロケ地前~

雪歩「」

真「雪歩?」

雪歩「真ちゃん…私、今日、千早ちゃんの家に帰れない…」

真「色々おかしいけど、何があったの?」

雪歩「春香ちゃんから『おゆはん抜き』って死刑宣告と、千早ちゃんから『自分と同じ量の腹筋させる』って意味合いの死刑宣告がきたの…」

真「死刑宣告!?しかも2通!?死刑宣告って2回もされないよ!?普通は!」

雪歩「うぅ…」ヴィー

雪歩「あ、美希ちゃんからメール…」

真「美希から?」

雪歩「…『がんばなの』…だって」

真「…触らぬ神に祟り無し…か」

雪歩「おぉ!世界はこうも私に仇なすのか!?私は世界を愛しているのに、こうも!」

真「…それ、雪歩が前にやった舞台の台詞だよね?突然どしたの?」

雪歩「げ、現実逃避しないと辛いんだよぅ…」

真「ああ…うん…メールでもいいから謝っておきな?2人に」

雪歩「あぅ…そうしますぅ…」



~ガス○~

律子「ふぅ」

響「あれ?コーヒーじゃないのか?」

律子「切れてたの」

伊織「はるちはが?」

雪歩「ひぃ」ビクッ

律子「何であの2人がキレてるからって私がコーヒーやめんのよ。コーヒーがよ」

貴音「店員殿には?」

律子「言ったわ。ただ、すぐは無理だからって…代わりにこれ」

亜美「おぉ…律っちゃんカラー」

美希「コーヒーの代わりに何でメロンソーダなの?律子、さんは味覚がクレイジーなの?」

亜美「OK!」

響「YAH!YAH!YAH!YAH!YAH!」

律子「何でクレイジータクシー知ってんのよ、アンタら」

伊織「それ、前に小鳥が事務所でやってたわ」

律子「あンの鳥め…まァた事務所でゲームしてやがったのかァ…」

響「なんか律子がレベル5の第一位みたいな喋り方してるぞ」

貴音「眼鏡を圧縮!圧縮ゥ!などと」

いおあみひびみきゆき「ブッフォ!?」

あずさ「きゃあ!?」

貴音「ひぃ!?」

律子「わぁあ!?」

美希「ゲホッ!ゴホッ!」

あずさ「み、美希ちゃん!?大丈夫!?」

響「た゛、た゛か゛ね゛…お゛ま゛え゛な゛ぁ゛…」ゲホッ

亜美「はにゃ!はにゃにこーらがぁぁ!?」ジタバタ

伊織「ゲホッゲホッ…んんっ!…た、貴音…アンタね…」

貴音「み、皆、大丈夫ですか?」

亜美「ふんにゃ!」鼻ちーん

亜美「お姫ちん!何で皆がドリンク飲んだタイミングで強烈なのをぶっ放すのさ!」

美希「ぜぇ…ぜぇ…野菜ジュースでむせるのは危険なの…すりおろし分が危険なの…」

あずさ「美希ちゃん、はいお水」

伊織「はぁ…はぁ…紅茶で良かった…」

響「自分は烏龍茶だったからまだマシか…」

律子「あ、店員さんすいません、何か拭くものを…はい、すいません」

貴音「からふるな噴水にございました」

伊織「そうね、特に美希と雪歩から吹き出されたのは、アンタの下着ばりにね」

貴音「うぐっ…」

亜美「はふ…コーラやべぇ…鼻がちぬかと思った…」

あずさ「亜美ちゃんも大丈夫?あ、律子さん、私にもおしぼり下さい」

律子「はいどうぞ…全くもう…このスーツ、またクリーニング出さないと…」

貴音「水分を圧縮すれば…」

律子「出来る訳ないでしょ!」

響「やめろってば!また思い出し笑いしちゃうだろ!」

雪歩「ひぃ…ひぃ…げほっ、ごほっ」

美希「へぅう…」

響「野菜ジュース2人のダメージが深刻だぞ」

あずさ「ゆ、雪歩ちゃんも…はい、お水」

雪歩「はぅう…」

伊織「あ、アイドルにあるまじき映像だったわね…」

亜美「アイドル7人中、5人が飲み物吹き出したからね…」

貴音「貴重な噴水しぃんに御座いましたね」

響「お前は反省しろよ!」

貴音「ごめんなさい」

雪歩「はふぅ…野菜ジュース怖いですぅ…」

美希「暫く野菜ジュース飲めないの…」

伊織「全く…これ、私服だからまだ良かったものの…」フキフキ

亜美「借り衣装だったら買取だったね…」フキフキ

響「全くだぞ…」フキフキ

あずさ「雪歩ちゃん、拭いてあげるわ~」

雪歩「あぅ…ありがとうございますぅ」

律子「美希、こっち来なさい」

美希「律子さぁん…」

貴音「大惨事になってしまいましたね」

響「お前発信でな」

貴音「私も、まさか皆が同時に飲み物を口にするとは思っていなかったのです…」

伊織「普段なら何でもないタイミングだったんだけどね…」

亜美「たった1つの事で大惨事だYO…」

貴音「まさに芸能界のようですね…何が起きるかわからない…」

律子「こんな下らない大惨事を芸能界に例えるな!」

貴音「しかし、逆にいえば…何でもない出来事が、たった1つの事で大きな好機に…!」

雪歩「少なくとも、ジュース吹き出しちゃう事態はチャンスになりませんよぅ」

美希「なるのはお笑いへの強制クラスチェンジなの」

亜美「キャンセルしまくらないと」

響「あ~…飲み物また取りに行かないと…」

みきゆき「野菜ジュース以外…」

亜美「トラウマになっちゃってるYO」

伊織「野菜ジュースに罪は無いわ…」

律子「アンタら服を拭いてなさい。私が行ってきてあげるから」

響「ありがとうだぞー…あ、伊織、服の内側からこうやってペーパーをあてて、おしぼりとかでポンポン叩くと、簡単なシミ抜きになるぞ」

伊織「流石は嫁ランク上位ね、主婦の知恵だわ」

響「ま、これくらいはな」

雪歩「私のは流石にクリーニング出しますぅ」

響「あ~…白のワンピか~…」

亜美「亜美のコーラで色付いちゃったね…ゆきぴょんごめんなさい」

美希「あ、美希の野菜ジュースも…ごめんなさいなの…」

雪歩「ううん、気にしないで…私のも付いてるだろうし…」

響「律子のメロンソーダがかからなかっただけ、まだマシだったのかもな…」

雪歩「うん…」

亜美「緑に黒にオレンジ…残念な迷彩服みたいになりそうだね」

伊織「少なくとも、本来の目的である周囲の景色に溶け込むのは無理そうね」

響「都内じゃ逆に迷彩は目立つけどな」

亜美「都会というコンクリートジャングルには、迷彩柄は無いからね。同じジャングルと言っても」

響「都内なら、灰色系だと目立たなそうだな」

伊織「雪国なら寒冷地使用の迷彩が効果ありそうだけど」

美希「それなら真っ白でいいと思うの、雪歩のワンピみたいな」

雪歩「雪が積もってたら、確かにそうかも…」

亜美「ミリタリー関係に詳しいアイドルは、うちにはいないからなぁ…そういうの、わかんないや」

あずさ「律子さんなら詳しいかもしれないわね~」

律子「私も専門外です」

あずさ「あら~、おかえりなさい」

律子「取り敢えず人数分は無理だから、何往復かするわ」

あずさ「あ、じゃあ私も行きます~」

律子「お願いします」

貴音「私も参ります」

響「貴音」

貴音「何か?」

響「混ぜるなよ?」

貴音「それは」

伊織「フリじゃないわよ?」

貴音「そうですか」

響「目に見えて落ち込むなよ…」

律子「いいから行くわよ…亜美のコーラとあずささんの紅茶はあるから、あとは美希と雪歩と響と伊織と貴音と私の分か…」

響「貴音、混ぜたらお前に最悪のミックスジュースをおみまいするからな?」

貴音「最悪、とは?」

響「コーラ4、コーヒー4、野菜ジュース2のミックス」

貴音「…普通に持ってまいります…」

あずさ「皆、何がいいかしら~?」

美希「ミキ、コーラ」

雪歩「私はアイスの緑茶で…」

響「烏龍茶、お願いするぞ」

伊織「アイスティー、ガムシロップ入りで」

あずさ「は~い♪」



~3人がドリンクバーに向かった後の座席~

伊織「…」

響「…」

亜美「どちたの?」

響「果てしなく不安だぞ…」

雪歩「だ、大丈夫だよぅ…律子さんがいるし」

美希「怪しいの…」

~その頃、ドリンクバー~

律子「…」

貴音「…面妖な」

律子「まさか…席からドリンクバーまでの間で、あずささんがいなくなるとは…」

貴音「…探してまいりましょう」

律子「いや、貴音は2つだけ持って、先に戻ってて」ピポパ

貴音「律子嬢はどうなさるのですか?」

律子「緊急コールよ」プルルルル…

貴音「?」

律子「…あ、もしもし、プロデューサー殿ですか?」

貴音「成る程…では、先に戻っております」

律子「ええ、今収録中です、はい…実は、あずささんが…ええ」

貴音「…まさかの事態です」



~再び、座席~

伊織「なーんか嫌な予感がするのよね」

響「自分もだぞ」

美希「ミキも」

亜美「…何か、亜美もそんな気がしてきたよ」

雪歩「わ、私もですぅ…」

貴音「…」

美希「あ、貴音が戻ってきたの…貴音だけ?」

響「何で貴音だけなんだ?」

貴音「…ただいま戻りました」

伊織「おかえり…アンタ、何で1人?」

貴音「…あずさが迷子になりました」

亜美「…は?いや、え?」

雪歩「え?あの、四条さん?」

貴音「ですから…この席からどりんくばぁに向かう途中に、あずさが迷子に…なりました…」

伊織「…頭痛がしてきたわ」

亜美「あずさ姉ちゃん…何もいま本領発揮しなくても…」

響「予想の遥か斜め上だったぞ」

雪歩「ここからドリンクバーって…確かに他の席よりは少し離れてるけど…」

美希「もう何なのなの…あずさは一体…」

貴音「兎に角、私は他の皆の飲み物も運びんできます」

響「自分も手伝うぞ」

貴音「お願いします」



~人数分のドリンクが揃いました~

律子「収録中だからと気を抜いてしまったわ」

亜美「律っちゃん、あずさ姉ちゃんを探しに行かなくていいの?」

律子「大丈夫よ、連絡待ちだから」

伊織「あずさは携帯置きっぱなしだけど?」

律子「あずささんからじゃないわ」

雪歩「えっ?」

(イッパイイッパイ♪)

律子「はいもしもし」

美希「…持ち歌が着うたなんだ」

響「律子、アイドルに未練あるんじゃない?」

伊織「再デビューして亜美とユニット組んだら?」

律子「はい…はい、お願いします」ピッ

貴音「誰からだったのですか?」

律子「小鳥さんから」

美希「小鳥、事務所にいるの?」

律子「そうよ。会社のPC全てにインストールされてるからね…GPS機能を使った捜索システム」

貴音「私には何の話か全く分かりません…いんすとぉる…とは」

雪歩「えと、インストールっていうのは、パソコンに新しい機能を覚えさせる事…かな?」

貴音「…ふむ」

響「でもさ、そういうのって携帯から発信される電波で探知するんじゃないの?」

律子「あずささんのピアス、ネックレス、リング、時計にもGPSの電波を発信する装置を取り付けたわ。どれか1つは必ずしてるだろうし、どれかが反応したら他のは反応しないようになっているのよ」

伊織「…うちのグループ系列の会社に頼んで作らせたってのは、それの事だったのね」

律子「そうよ。それさえあれば、小鳥さんの指示であの人が動くわ」

美希「プロデューサー?」

律子「そゆこと。更に、あの人のスマホに入ってるアプリを起動してカーナビに繋ぐと、小鳥さんのPCからの情報をリアルタイムで受け取れるから、すぐ見付かるわ」

響「技術が無駄に未来に爆走してるな」

伊織「水瀬グループ的には、その技術が新たな一歩になるからって、喜んで試験運用してもらってるわね」

貴音「………」

美希「貴音の頭から煙が出そうなの」

亜美「オーバーヒート寸前だね…」

雪歩「はわわわ…」

律子「ま、大丈夫って事よ」

貴音「はあ…」

(イッパイイッパイ♪)

律子「はいもしもし…あ、プロデューサー殿…はい、あ、もう見つかったんですか?」

伊織「早いわね」

律子「はい…はい…分かりました、お待ちしてます」ピッ

美希「プロデューサー?」

律子「ええ、今連れてくるって」

響「まず、どうやって店から出たんさ…普通店員に止められないか?」

貴音「そうですね…何故止められなかったのでしょうか…?」

美希「不思議なのー」

律子「美希、響…アンタらさっき外に出たでしょうが」

みきひび「あ」

律子「しかも、ふざけて雪歩を担いできて…だから、あずささんも番組の何かだと思われたんでしょ。お会計云々だって、まだ私達も撮影スタッフもいる訳だし」

妖精「oh…」



~5分後~

亜美「あ、兄(C)だ」

伊織「あずさもいるわね」

あずさ「ご、ご迷惑をおかけしました~…」

律子「おかえりなさい、あずささん」

亜美「兄(C)、ご苦労ご苦労」

P「どこのお偉いさんだ、お前は」

美希「お疲れ様なの」

響「まあ、これでも飲んで」

P「…これ、何?」

響「さっき律子が飲んでたメロンソーダの残り」

律子「わぁぁぁあああ!?」

P「お前なぁ…」

あずさ「…むぅ」

響「じょ、じょーだんだって…」

伊織「あずさ、そこでしがみついてないで座りなさい。誰もとらないから、そんなの」

P「そんなの!?」

あずさ「伊織ちゃん」

伊織「はいはい悪かったわよ…アンタ、状況分かってんの?ファンの大半が理解ある人達だったからまだ良かったのに、だからってそんな姿を放送したらどうなると思ってんのよ?」

あずさ「…っ」

貴音「伊織」

伊織「私はいいわよ?9月で活動休止して海外行っちゃうから。残った亜美や皆の事を考えろって言ってんのよ」

あずさ「…ご、ごめんなさい」

P「すまなかった…軽率だった」

美希「本当、昔っから甘々だからね、プロデューサーは」

律子「兎に角、あずささんは座って下さい。プロデューサー殿、ご苦労様でした」

P「気にすんな、書類整理位しかやること無かったし、事務所で珈琲啜りながら待機してるだけみたいなもんだったし」

亜美「ほい、水」

P「おう、サンキュー…ついでに飯食ってくかな…」

貴音「では」ピンポーン

P「早い!メニューくらい見せてくれ!」

あずさ「はい♪どうぞ~♪」

P「うん、普通のメニュー見せて。デザートだけの見せられても…この三角の奴、たまに注文したのが来る間、眺めちゃうんだよな」

店員「ご注文はお決まりでしょうか」

貴音「中華麺を」

P「…同じのを、隣のテーブルにいいですか?ついでにドリンクバー」

店員「かしこまりました」

響「お前が注文する事にはもうつっこまない」

貴音「なんと」

美希「ところでプロデューサー、あずさはどこにいたの?」

P「この店から出てすぐのコンビニ前」

律子「そんなに遠くなくて良かった…」

亜美「ドリンクバーに行くのに階段を下りた事には疑問を持たなかったの…?」

あずさ「その…ちょっと違う方に行ったら、分からなくなって…混乱しちゃって」

律子「GPSついてて良かったですね」

P「使ってないけどな、それ」

律子「えっ?」

P「小鳥さんは経理関係の仕事で忙しそうだったし、悪いかなと思ってさ。近くにいたから俺がそのまま出て来た。その方が早いしな」

伊織「じゃあどうやって見つけたのよ?」

P「今までの統計で出した、見当たらなくなってからの時間で行けるあずさの歩幅と歩行速度から範囲を割り出して(命名:あずさ算)、後は勘で」

雪歩「す、凄いですぅ…」

P「何だかんだ、付き合い長いからな」

美希「ちょっと引くレベルで凄いの」

響「ストーカーに近い気がしないでもない」

伊織「うわあ…」

P「お前ら、後で貴音とラーメン屋巡りな?実費で」

みきひびいお「ごめんなさい」

貴音「私との食事はそんなに嫌ですか…?」

P「量がついて行けんのだ」

美希「大体、何で一軒以上行くの?」

響「一杯が普通だぞ」

貴音「面妖な」

伊織「アンタの胃袋がね」

店員「お待たせしました~」

P「あ、じゃあ俺はあっちに移ります。お前ら、あんまり羽目外し過ぎるなよ?」

全員「」フイッ

P「何故目を反らす!?…あぁ…また胃が痛くなってきた…貴音、それやる」

貴音「有り難くいただきます」ニッコリ

P「すみません店員さん。あっちに2つ置いて下さい…また後で何か注文します…」

店員「はい、分かりました」

あずさ「…」

伊織「あずさ、アンタもプロならその顔何とかしなさい」

あずさ「ええ…ふぅ、ごめんなさい、もう大丈夫よ」

亜美「律っちゃんもさっき兄(C)の言ってたの、出来るの?」

律子「範囲絞る位なら出来るけど、そこからが難しいのよ」

響「律子でも出来ない頭脳労働を、プロデューサーがやれるのか…」

伊織「多分それだけなんじゃない?」

律子「スケジュール管理もよ。プロデューサー殿が何て呼ばれてるか知っているでしょ?」

亜美「え→っと…あ、スッポンポン!」

伊織「何で素っ裸なのよ…スパコンだっけ?」

律子「そう。だから、私よりも色んな事出来るのよ、悔しいけど」

貴音「ふむ…律子嬢よりも、ですか」

響「765プロが少数精鋭だとか言われる理由が分かった」

雪歩「律子さんだって業界でも凄腕プロデューサーって言われてるのに…」

美希「プロデューサーはもっと凄いんだね」

律子「色んな事務所が引き抜き仕掛けてきてた位だからね」

亜美「きてた?過去形なの?」

律子「そ。「俺がうちの事務所のアイドル達以上の逸材だと俺が認める子を10人以上集めて下さい。その上で、765プロと本気で戦う気があるなら行きます。俺も、765プロを辞める時に皆に言います。全力で来いと」って言ったら、皆が手を引いたのよ」

響「プロデューサーは自分達をそこまで買ってくれてるんだな、嬉しいぞ!」

美希「ありがとうなの!」

貴音「ありがとうございます」

伊織「実際問題、会社として見たら…手を引かざるを得ないわね」

雪歩「そうなの?」

伊織「そうよ。この業界、特にアイドル業界なんか、今でも激戦区なの。そんな状態で、力の無い事務所はドンドン経営が厳しくなるわ。765プロはそんな中で、今や最大手とも呼び声が高くて、うちと友好的な関係を持とうとするケースもある」

響「力のある所を味方に付けておけば、何かと有利だしな」

伊織「うちに来てる仕事の依頼は、今でも相当あるわ。で、依頼にあったアイドルのいる別のプロダクションを紹介して、余所のプロダクションはそこからチャンスを掴む…って場合もあるわね、現状」

美希「そうなんだ」

律子「伊織、アンタはやっぱり経営者向きだわ。それと、この話はもうお終いよ。会社同士の話だと、あまり表に出せない話だってあるし」

貴音「確かに…」

律子「まぁ、876さんとか東豪寺さんとかCGさん辺りは仲が良いし、うちも助けてもらったりしてるけどね」

伊織「ああ、麗華の…確かに、仕事が多過ぎて回らなくなった時に、一時期頼んでたわね」

律子「東豪寺さんもキッツキツになって、結局876さんや頭数の多いCGさんがメインで助けてくれたわ」

響「それでも過労で倒れるアイドルやプロデューサー」

律子「その後よ。社長とプロデューサーが各プロダクションを回って、そういう話にしたのよ」

貴音「ああ…なるほど、確かにあの後から暫くは他の事務所のあいどると共演したりしていましたね」

律子「うちとしては出来るだけうちのアイドルを休ませてあげられるし番組に穴を開けずに済み、東豪寺さん以外の2つの事務所からすると、自分の所の子達は顔が売れる…という作戦よ。苦肉の策でもあったけどね」

伊織「持ちつ持たれつ…ね、正直、ライバル増やす可能性が高いけど」

律子「だから苦肉の策なのよ…でも、当時はそれがベストだったのよ。乗り切れたのは、社長とプロデューサー殿の手腕のおかげよ」

亜美「兄(C)って、すげ→んだね」

伊織「そっちでモソモソBLTサンドを食べてるうだつの上がらなそうなヤツが、実はそうだとは思えないわね」

<ほっといてくれ

美希「普段は、本当に普通の人なの」

響「いざという時は、豪腕というか…割と無茶でも押し通すし、とんでもない作戦立ててみたり、やたら先読みしてたり、頭の中がどうなってんだか」

あずさ「普段穏和な分、スイッチ入ると凄いのよ~」

亜美「ドSになるとか?」

あずさ「そ、そういうスイッチじゃないわ~」

律子「まぁ、ある意味当たってなくもないけどね…」

伊織「えっ」

律子「昔ね、うちのアイドルに枕営業紛いの事を持ち掛けてきたヤツがいたのよ」

美希「えっ…それ知らないの」

響「アイドル業界がキチンとなる前?」

律子「なった後」

響「そいつ、アホなのか?」

律子「アホなのよ。で、プロデューサー殿がね~…」

伊織「キレたの?」

律子「キレたわね。そりゃもう、本当に引く位にキレたわ」

貴音「そんなに、ですか…」

<律子、ストップ

律子「あら、ストップかかっちゃったから、この話はお終い」

亜美「うーん、まあ仕方ないか」

伊織「聞いてて気分の良い話では無さそうだしね」

美希「その人がどうなったかも教えられないの?」

雪歩「そうですぅ…まだこの業界にいるなら、怖いですぅ」

律子「もういないわよ、大丈夫」

響「なら良かった」

貴音「一安心ですね」

あずさ「本当ね~」

律子「(あずささんなんだけどね、枕営業を持ち掛けられたの)」

律子「(プロデューサー殿が、世間的に公表しかねる位えげつない事したから助かったんだけどね)」

律子「(でも…流石にレコーダー持ってDの家に行ったのには引いたけど…局側にもバラして、この業界から抹殺しちゃったし)」

伊織「ふぅ…そうだ、番組の放送時間ってどの位残ってんの?」

響「ん?どーだろ?…お、もうそんな時間無さそうだな」

律子「あら、もうそんな時間?」

雪歩「じゃあ、この後私がナレーションが入ってお終いですね」

貴音「ふむ…今日も何事も無く、無事に終わりました」

伊織「…これが無事に終わったってんなら、大概の番組は無事に終わった事になるわね」

響「これがファミレスフェアリー的な普通…であって欲しくはないんだけどなぁ…」

美希「仕方ないの。響にはそういう、お笑いの神様がついてるの」

響「だから自分は芸人じゃないと…」

亜美「十分に芸人さんやれると思うYO。いおりんと一緒に」

伊織「何で私!?」

亜美「それだけ速く反応してツッコミ入れてくるスキルは芸人向きだと思うけど」

伊織「私が…芸人…!?」

響「違う!伊織はアイドルさ!自分と同じアイドルさ!」

伊織「野生の沖なw…響!」

響「」カチン

響「おデコビーm…伊織!」

伊織「」カチン

伊織「おぉん?」

響「あぁん?」

亜美「天丼すんなYO!やっぱりお笑いじゃんかYO!」

いおひび「?」

亜美「首傾げんな!仲良しだなこんちくちょ→!」

響「だ、駄目だぞ伊織…じ、自分には紅芋がいるんだから…っ」

伊織「にひひ♪あんな芋臭い奴なんか忘れさせてやるわ。やたら紫だし…」

響「伊織…」

伊織「響…」

律子「特産品と人を天秤にかけるな!」

亜美「そりゃ芋臭いさ!芋だもん!やたら紫なのはそういう品種!」

美希「無駄に変な空間作ってミニコントをしないで欲しいの!何なのなの!?」

雪歩「昼ドラ的展開なのに、何でお芋さんが関わってきてるんですか!?伊織ちゃんは農作物で響ちゃんは農家さんだとでも言うんですか!?」

貴音「貴方達、良くそれで芸人じゃないと…」

あずさ「紅芋ソフトクリームを沖縄に行った時に食べたけれど…美味しかったわ~♪」

全員「味の話じゃないっ!」

あずさ「あ、あらあら~…」

ナレ『あずささんの天然が炸裂した所で、ファミレスフェアリー!竜宮小町スペシャル、お時間となりましたぁ』

ナレ『この後、何時もの水谷ラボさんはお休みで、生っすかサンデー!はいぱー!がすぐに放送されますぅ!』

ナレ『それでは皆様、また次回~♪』

伊織「私だってボケたいのよ!たまにはいいでしょ!」

美希「仕方ないなぁ。許してやるの」

伊織「どんだけ高い位置からの上から目線よアンタ!」

亜美「やっぱりいおりんはツッコミだね」

響「芸人である事には違いないんだな」

伊織「アンタもね」

貴音「」ピンポーン

雪歩「もう番組終わりますよ!?」

あずさ「あ、Pさん♪ご飯食べられましたか~?」

<大丈夫ですよ~

律子「自由だ…自由過ぎるわ…」

貴音「それではまた来週も、是非ご覧下さい…せーの」

全員「まったね~♪」

美希「見ないと叱っちゃうゾ☆」キュピーン

律子「美希まで古傷を抉らないで!」

という訳で、ファミレスフェアリーはこれにて終了致します

>>162>>163は、本来は分けずに投下予定でしたが、投下を焦って分けたままにしてしまいました…>>163がやたら短いのは、そのためです

では、次回は導入編なんかをチラッと投下します…多分、明日か明後日には投下出来る…といいなぁ

どうも上手く伝わってなかった事がいくつもあるようで…もう少しちゃんと説明すべきでした


では、導入編を投下します

~765プロ~

P「…っし、これで全部終わりかな」

小鳥「その書類、終わったら私に下さい」

P「ほい…チェックよし、ほいさっ」

小鳥「こらさっ」

律子「あらほらさっさ~って、何やらせんですか、全く…」

P「最近仕事に余裕が出来たからか?やたらノリ良いな」

律子「ま、確かに多少は楽になりましたけど」

(ガチャッ)

春香「おはようございまーす♪」

P「おー、おはよう」

律子「おはよう」

小鳥「おはよう、春香ちゃん」

春香「おぉ、今日は皆いる!」

律子「珍しくね。因みに、そこのソファに美希が寝てるわよ」

春香「ああ…朝5時から収録でしたっけ…おにぎり作って置いといてあげる位しか出来なかったけど…大丈夫でした?」

律子「むしろ、おにぎりが無かったら常に寝てたわね。撮影前に一個食べて、撮影終わるまで残りを楽しみにする事で撮影を乗り切るという…」

春香「そうですか…美希、お疲れ様」ナデナデ

美希「にへへ」スヤスヤ

小鳥「あらかわいい」

P「仲良しだからな、2人共」

春香「んふふ♪」

美希「」スヤスヤ

律子「もう少ししたら起こさないとね。次の仕事あるし」

春香「そうですね~…あ、そだ!」

律子「どうしたの?」

春香「いえ、引っ越しについて聞こうかなと思いまして」

P「お?春香、引っ越すのか?」

小鳥「ま、まさか千早ちゃんと喧嘩したの!?別れちゃうの!?」

律子「小鳥さん落ち着いて下さい」

小鳥「ああ…希増塔(キマシタワー)が崩落していく…」

春香「あの…」

P「ああ、彼女は放置で構わん。大先輩にして、当時の日高舞に対抗出来た唯一のアイドルだった人も、今じゃこのザマだ」

小鳥「酷い!」

律子「時の流れは残酷ですね」

小鳥「更に酷い!」

春香「あ、あはは…」

P「で、引っ越しだったか?」

春香「はい」

P「千早のマンションから出て一人暮らしを始めるんだな?」

春香「いえ」

P「え?違うの?」

春香「はい、もう2人で引っ越してます」

小鳥「希望はまだ続いていた!やった!」

P「…ダメ無腐鳥め」

小鳥「クリティカル酷い!」

P「ふむー…セキュリティーはしっかりした場所で。あと、出来れば都内にしてくれ。事務所や局から遠過ぎるとな」

春香「セキュリティーは大丈夫です。何かあっても水瀬セキュリティーサービスの方が来てくれますし」

律子「水瀬財閥、手広いわね…」

小鳥「ん?でも、その感じだと転居先はもう決まってるのかしら?」

春香「はい♪それで…今日、お時間があれば一緒に来てくれないかなーと…」

P「今日、か…俺は厳しいな。ロケで温泉行ってたあずさを迎えに行かないといけないし」

春香「あ、それってCGプロの高垣さんと行ってる奴ですか?」

P「それ。ドラマで共演したのがきっかけで仲良くなったんだと。んで、高垣さんがあまりに温泉について熱く語るからって、たまたま『あず散歩スペシャル』で温泉地に行くからって、ゲストに誘って…2人で堪能してきた、と」

春香「プロデューサーさん、置いてけぼりにされたんですね」

P「言うなッッ!」

律子「私はフェアリー連れて例の番組の収録行かないと」

春香「ああ、ファミレスフェアリーですか。今日のゲストは誰なんですか?」

律子「佐野美心さん」

春香「また随分とレアキャラを…テレビとか出るんですね、美心さん」

律子「たまたま慰問が無い時にオファーしたのよ、プロデューサー殿がね」

春香「またスケジュールの穴をピンポイントで狙いましたね?」

P「何のことやら」

春香「本当、この人怖い。芸能界支配しちゃうんじゃないですかね?」

P「俺はあくまで裏方、うちの女優とアイドルを輝かせる為なら、何でもするがな」

春香「…女優が先に出る辺り、カチンと来ます…じゃあ、プロデューサーさんも律子さんもダメですか~」

律子「美希達をファミレスに送り届けた後ならいいわよ」

春香「本当ですか!良かったぁ♪」

小鳥「ところで、何となく気になってたんだけど…引っ越し先って、マンションよね?」

春香「いえ?一戸建てですけど…」

P「…はい?」

春香「えっ?」

律子「一戸建て…?」

春香「はい、一戸建てです♪えへへ、お家ですよ、お家!」

小鳥「…と、土地持ち…二十歳の子が…土地持ち…」

春香「と、土地持ちって言っても、そんな広くありませんよ!?」

P「いやいやいや、マジか。この土地がクッソ高い都内で、マジか」

春香「ま、マジですよ?」

律子「家…値段にもよりますが、マスコミが騒ぎますね」

春香「元からあった家のリフォームと、防音設備付きルームの追加だけなんですけど」

律子「…それでもよ」

春香「うぅ…」

P「億とか言わないよな?」

春香「そ、そんな訳無いじゃないですか!数百万は流石にかかっちゃいましたけど…」

律子「それでも、なかなかにパンチの効いたお値段ね…」

P「結構老朽化の進んだ家なのか」

春香「えと、実は昔に水瀬家に仕えてた方のお宅なんですけど、もう10年以上前に亡くなられて、ご家族の方もいらっしゃらないので水瀬家で買い取って、もしもの時には使えるように、位には管理してたらしいですよ~」

小鳥「へ~」

春香「たまたま伊織と仕事に一緒にした時の帰りに、そのお家を見せてもらって思ったんです」

P「何を?」

春香「私、この家に住みたいって。その、豪邸っていうんじゃないんですけど、何て言うか…社長的に言うなら、ティン!と来てしまいまして」

P「ああ、ティン!と来たなら仕方ない」

律子「仕方ありませんね」

小鳥「ティン!と来ちゃったならねぇ」

美希「…うにゅ…」

春香「あ、ごめんね美希、起こしちゃったね」

美希「ん…大丈夫なの…春香、おにぎりご馳走様でしたなの、美味しかったの」

春香「お粗末様でした♪」

美希「お家の事?」

春香「そ、説明ついでに誰かに見てもらおうかなって」

美希「なるほどなの、あのお家は可愛いから、きっと皆気に入るの♪」

春香「うん、そうだね…そうだといいなぁ♪」

律子「で、アンタをファミレスに送り届けたら私が見に行くわ」

美希「なるほどなの…あれ?もう時間?」

律子「そろそろね」

美希「むぅ…あと少し寝たいの」

律子「ダメよ、遅刻しちゃうから。ほら、早く支度する!」

美希「うにぃ~…」

春香「頑張れ!今日はシュークリーム作ったから、ちゃんとお仕事してから帰ってきたら、美希の分を1つオマケしてあげるよ!」

美希「」ガバッ

美希「律子!早く、いち早く行って、サクッと終わらせるの!」グイグイ

律子「ちょ!?引っ張るな!あと、さんを付けなさい!あーもう!行ってきます!」

(ドタバタドタバタ)

P「相変わらず、春香のお菓子は凄まじい威力だな」

小鳥「美希ちゃんがああなるのも分かります。それくら美味しいんですもの」

春香「因みに、プロデューサーさんと小鳥さんの分も持ってきました。律子さんの分は後で渡せばいいかな?」

P「悪いな、いつも」

春香「いえいえ」

小鳥「じゃあ私、紅茶入れてきます」

P「春香、座ってていいぞ。俺は書類関係出してくるから」

春香「はーい、分かりましたー」



~律子さん帰還~

律子「ただいま戻りましたー」

春香「あ、お帰りなさい♪」

律子「じゃ、行きましょうか」

春香「はぁい」

小鳥「あ、律子さん。これが住所です」

律子「ありがとうございます」

小鳥「春香ちゃん、またね」

春香「はぁい、お疲れ様でした~」



~小鳥のメモに書かれた住所~

律子「…ここ?」

春香「はい♪」

律子「一階だけ見たら、千早が前に住んでたマンションの部屋と大差なさそうだけど」

春香「ちょっと大きい位ですね」

律子「そうなの?」

春香「はい。でも、それくらいがいいんです」

律子「何で?」

春香「皆、いつも一緒にいられるじゃないですか♪」

律子「…なるほど(この子、本当に765プロの皆が好きなのね)」

春香「どうぞ、上がって下さい」

律子「あ、うん…(見た目は築50年位の木造家屋…あ、小さいけど庭もあるんだ)」

春香「ただいまー」ピピッッ

扉『指紋、声紋、指静脈、虹彩…照合、リボン、照合完了。お帰りなさい、春香さん』

(ズガシャンッ!ガラガラー…)

律子「」

春香「あ、お客さんが1人いますよー」

玄関『了解。データ照合開始…完了。律っちゃんと一致しました。いらっしゃい、律っちゃん』

律子「」

春香「律子さん?どうしました?」

雪歩「あ、春香ちゃんお帰りなさい♪」

春香「ただいまー。あ、律子さん来たよ♪」

雪歩「わあ♪いらっしゃいませ♪」

律子「…」

雪歩「律子さん?」

律子「どこからツッコミするべきか、今スッゴい悩んでるの。少し待って…」

春香「あー、じゃあ取り敢えず上がって下さい♪」

律子「うん…」



~リビング~

雪歩「お茶ですぅ」

律子「あら、ありがとう」

春香「ありがとう」

3人「」ズズーッ

3人「はふぅ…」

春香「相変わらず美味しいなぁ、雪歩のお茶」

律子「この、まん丸の氷が、また可愛らしいわね」

雪歩「ちょっと蒸し蒸しするので、冷茶にしました。氷は、冷凍庫で専用の型を使って作ってますぅ」

春香「細かい気配りだね♪」

雪歩「えへへ♪」

律子「ふぅ、一息付いた所で…」

はるゆき「?」

律子「まず、さっきの玄関のは何!?何で木の引き戸に複数の認証が必要なロックシステムが付いてんのよ!?」

春香「伊織の提案で、防犯用に水瀬財閥の研究所で作った、試作型の複数の項目を高速で認証するシステムを取り付けました」

律子「あの、一見するとキックしたら壊れそうな外見の引き戸なのに?」

春香「はい。因みに、過度の衝撃を加えたりすると、すぐに水瀬セキュリティーサービスから、元軍人さんのガードマンさんが完全武装で駆け付けてくれます」

律子「」

雪歩「偽の鍵穴をピッキングしようとすると、スタンガン並の電気が流れますぅ」

律子「」

春香「基本的に、玄関にある呼び鈴の下にある溝にカードキーを差し込むか、声をかけながら取っ手に指をくっつけると、登録者のみに反応してカギが開くんです」

律子「何なの…その未来的なシステムは…じゃあ、あの引き戸自体も頑丈なの?カギ開いた時に、物凄い重工な音がしたけど…」

春香「えと、表面は前の木戸そのままなんですけど、内側は直径2センチのスティール製の棒と、厚さ3センチのスティール製の板で、ガラスは対戦車ライフル?じゃないと傷1つ付かない防弾ガラスらしいです」

律子「」

雪歩「あと、やよいちゃんのお家みたいな耐震、耐火、耐水システムだっけ?」

春香「そうそう、洪水でも大丈夫だし、地震にも滅茶苦茶強いの」

律子「それ…よく数百万で収まったわね…」

春香「伊織が「私の仲間の家よ。完璧な防犯、耐災害にしなさい!」って、デレた上にお友達価格&試作品だからって」

雪歩「材料の一部は、うちが受け持った解体とかで出た廃材とか、余った資材とかを使ったりしましたぁ♪」

春香「あとは、ファンの方の紹介だったりで手に入った材料とかですかね~」

律子「…凄いわね、色々と」

春香「取り壊しになった学校の音楽室の防音壁とかも手に入りましたから、防音室もかなり安かったです♪」

律子「防音室はどこにあるの?」

春香「地下です」

律子「地下!?」

雪歩「私が掘りましたぁ♪」

律子「雪歩が!?」

雪歩「私が掘れば早いですし、お給料は春香ちゃんの手作り料理とお菓子ですぅ♪良い運動にもなりましたぁ♪」

律子「」

春香「1日で10畳分のスペースを掘りましたから、雪歩」

律子「」

春香「元々、地下の貯蔵庫みたいのがあったので、そこから広げたみたいです」

律子「春香…この家、凄いわね…」

春香「高槻家に続く要塞になっちゃいました…まだ実は工事してますけどね」

律子「そうなの?それにしては音が五月蝿くないけど」

雪歩「今は地下通路の壁面とか天井の硬化作業だからかなぁ?」

春香「穴は繋がったの?」

雪歩「昨日ね。私、頑張っちゃった♪」

春香「さすが雪歩!凄いなぁ♪」

律子「えっ?どういう事?」

雪歩「ご近所のやよいちゃんのお家と繋がってるんです♪後は、水瀬家の別荘にも繋がってますぅ」

律子「地下通路!?」

春香「はい、緊急時に水瀬家の大型貯蔵庫付き別荘に繋がってます。何かあったら、避難出来るように」

律子「す、凄まじいわね…」

雪歩「あと、お風呂が広いんですぅ♪浴槽には4人入れるんですよ♪」

律子「それは広いわね…何で?」

春香「私と千早ちゃんと美希と雪歩で、一緒に入る事がありますから」

律子「あ、そう」

春香「後は…何かあったかなぁ?」

雪歩「二階は大きなお部屋があって、基本的には皆がそこで寝てますぅ。一応部屋割りしましたけど…皆、基本的にそこで寝ますね」

春香「私と千早ちゃんの部屋でもあるんですけどね。美希の部屋は基本的に美希が夜中に帰ってきた時に皆を起こさないようにする為に寝るだけの、アイドルグッズ部屋になってます」

雪歩「私は一階の和室なんですけど、多少私の荷物とかがある位で、1人の時以外はいません。このリビングみたいに、皆の共有スペースになってますぅ」

律子「…本当仲良しね、アンタ達」

はるゆき「はい♪」

律子「良い笑顔だこと」

システム『千早さんがお帰りになりました』

律子「」ビクッ

春香「あ、千早ちゃん帰ってきたんだ」

雪歩「早かったね」

律子「い、今のは?」

春香「うちのシステムに登録した人…私と千早ちゃん、美希、雪歩が帰ってくると、お知らせしてくれるんです」

律子「未来過ぎる…」

千早「ただいまー。あら?律子、来てたのね。いらっしゃい」

律子「お邪魔してるわ、引っ越ししたから見に来てくれって言われて」

千早「凄いでしょ?」

律子「凄過ぎて訳分かんないわ」

千早「私も良く分かってないわ」

春香「こっちきて一週間経ってないからね」

律子「多分そうじゃないわ。アンタ達の適応力が凄いのよ…特に雪歩は良く適応したわね、環境変わると落ち着かないし寝れなそうなのに」

雪歩「成長したんですっ!」フンス

律子「そら良かったわ…で、千早はさっきから何を持ってるの?」

千早「ああ、これは…美希が帰ってきてからにしましょう」

律子「あ、そう…ん?そろそろ収録終わる時間だし、迎えに行ってくるわ」

千早「分かった、待ってるわ」

はるゆき「行ってらっしゃーい」

~30分後~

システム『美希さんがお帰りになりました』

春香「あ、帰ってきたみたい」

雪歩「玄関から「何奴っ!?」って聞こえたね…」

千早「四条さんと我那覇さんも一緒なのね」

システム『お客様です。律っちゃん、四条様、我那覇様がいらっしゃいました』

春香「はーい」

美希「たっだいまなのーっ♪」

響「お邪魔しまーす」

貴音「お、お邪魔致します…」キョロキョロ

律子「お邪魔します…貴音、大丈夫よ。物の怪の類じゃないからしがみつかないで。それとさ…何で私だけ律っちゃんなのよ」

雪歩「皆いらっしゃい!」

春香「あ、美希。皆の分のシュークリームあるから、冷凍庫から出して~」

美希「」ダッ!ガパッ!バッ!バタン!

美希「はいなの!」

千早「は、速い…」

響「おぉ…春香特性シュークリーム…」

貴音「おぉ…」

律子「アンタ達…まぁ、気持ちは分からないでも無いけど」

春香「美希のは別のお皿にしてあるよ」

美希「何で?」ガパッ

美希「あ、本当なの…」パタン

春香「美希のシュークリームには、いちごクリームを使っております…いちごババロアじゃないけど、いちご味だよ」

美希「春香、ミキは春香に一生付いていくの」

響「致し方ない」

貴音「ええ、仕方ありませんね」

律子「仕方無くていいのね…」

雪歩「アイスティーですぅ」

春香「じゃあ、皆で食べよう」

全員「いただきまーす♪」

(ぱくっ)

春香「うん、予想以上に上手く出来た♪」

雪歩「美味しい♪」

響「流石は春香だぞ。今まで食べた中でも最高に美味しいかも」

貴音「見事です…真、美味にございます」

律子「これは…春香、アンタ洋菓子店でも食べていけるわ」

千早「甘い物が春香のおかげでドンドン好きになるわ」

美希「…」キラキラキラ

響「うちのリーダーが恍惚の表情浮かべたまま、フリーズしてる…」

貴音「どうしました?美希」

美希「しやわせなの…こんなに美味しいシュークリーム…ミキ、他のシュークリーム食べられなくなりそうなの…」

春香「大げさな…たまにしか作らないから、そうなったら美希が困っちゃうよ?」

美希「仕方ないの、シュークリームは他のも食べてあげるの。春香のが食べられないから、仕方なくなの」

響「何で上から目線なんだよ…」

律子「あ、そういえば…さっき千早が持ってたのって何だったの?」

千早「ああ、そうね…皆、食べ終わったら外に来てくれる?」

全員「?」

千早「まあ、いいから来て」

~外~

春香「千早ちゃん、どしたの?」

千早「ねぇ春香、この家にはまだ足りないものがあるわ」

春香「ふぇ?」

千早「ふふふ…これよ!」ババーン!

雪歩「そ、それは!」

響「表札…!?」


天海 春香
   千早
萩原 雪歩
星井 美希


春香「この表札…」

千早「自信作よ」

美希「や、やりよったの…」


そんなこんなで、二十歳にして家を持ったはるちはと、下宿状態の雪歩&美希、765プロのメンバーの織り成す、超感動スペクタク嘘です、マッタリした日々が始まりました。


律子「却下よ」

千早「何ですと!?」ガビーン

律子「芸能人なの隠す気は無いの?馬鹿なの?あと、いつの間にか嫁入りすんな」

千早「くっ…」

春香「あの、貴音さん…書いて頂いてもいいですか?」

貴音「皆の名字で宜しいですか?」

春香「はい。後は何処かの業者さんにでも頼みます」

雪歩「うちに聞いてみるよ」

春香「分かった、ありがとうね」

千早「」ズーン…

響「千早…流石にフルネームはな」

美希「どうしてそんな事しちゃったの…」

春香「千早ちゃん、それも保管しとこ?記念ですよ、記念♪」

千早「春香…大好き!」ガバッ

以上、新シリーズの導入編です

新たな舞台の『あまみけ』の中身なんかを…

【1F】

・和室…雪歩の部屋。1人の時は縁側でお茶を飲んだり、詩を書いている。貴音の書いた『濃厚豚骨』の文字の掛け軸が飾られている

・LDK…皆の憩いの場で、食堂で、メインスペースで、春香さんの料理という五つ星料理が作られる。冷蔵庫は大きめで春香さんお気に入り。

・お風呂…やたら広いお風呂。4人は入れる。『天国(小鳥さん命名)』

・トイレ…アイドルは大も小もしないけど、一応設置してあります。ウォシュレットも一応設置してあります

・衣装部屋…季節ごとの服が仕舞われた部屋。4人分の為、和室よりも広い。靴なんかもここ

・玄関…やたら最先端セキュリティーが集まった玄関


【2F】

・美希の部屋…グッズ部屋兼務。寝るか着替えるだけの部屋

・はるちは部屋…はるちは専用部屋。週1で2人きりになる以外、殆ど皆で寝てる部屋。2人きりの時は美希も雪歩も近付かない。春香専用スペースには机とPC二台(一台はセキュリティー管理用で常に起動状態)、タンス、本棚が置いてある。千早専用スペースにはタンス、本棚が置いてある

・トイレ…アイドルは(ry

・ベランダ…屋根付きで洗濯物を干す場所であり、美希が日向ぼっこをする場所。ベランダの周囲にはセンサーが通っており、侵入=逮捕である。日向ぼっこは洗濯物が少ない時限定、スイッチ1つで柵に高圧電流が流れる


【地下室】

・防音ルーム…千早を初めとして、CDを聞いたり歌える部屋。春香と雪歩の2人は、いつかカラオケの機械を入れられないかと企んでいるが、かつての惨劇(ちーちゃん、ムキになる)の記憶がある為、躊躇している。カラオケを入れなくても結局千早は歌い出し、皆はプチライブ(しかもたまに参加型)を楽しむ場所になりつつある

・地下通路…現在工事中。高槻家の地下室と繋がる予定

【あまみけメンバー】

・天海春香…二十歳にして土地持ちの、赤いリボンもキリリと、なアイドル。
あまみけのお母さん的なポジションで、765プロのセンターにして唯一のSランクアイドル。
お菓子作りを初めとした料理全般が得意で、その腕前は『アイドルじゃなかったら、お菓子業界のトップにいただろう』とまで言われる程。
ちーちゃんが大好きで仕方ない。

・如月千早…デビュー時から毎回オリコン上位に名前があがる、765プロの誇る歌姫で、その歌唱力は世界規模で認められている。
変わって私生活は…春香さんがいないと何も出来ない(自分の服が何処か分からない、DVDの予約録画が出来ないなどなど)

・星井美希…あまみけマスコットのあふぅで天才な生物
おにぎりといちごババロア大好き、765プロの皆が大好きで、皆は何故か美希を甘やかしてしまう(特に春香と雪歩)

・萩原雪歩…あまみけの癒し系和み生物
演劇界の若き宝と呼ばれる程の実力で、その演技力は『洗脳』と呼ばれるレベルで人を魅力し、惹き付ける
が、普段は縁側でお茶を飲む、ほんわかした女の子


その他、誰かたまに出ます、多分

これで導入編&設定の大半は以上です

システムはCV:銀河万丈さんです。残念ながらむせるナレーションはしてくれません

投下します
いい加減長くやってきてますし、トリでも付けてみようかと思って、つけてみました

~あまみけの朝はちょっと遅い~

春香「」ムクリ

春香「ん~…7時半かぁ…朝ご飯作ろう…の前に…おはよう、千早ちゃん♪」チュッ

千早「んん…はるかぁ…」ムニャムニャ

春香「んふふ♪」


【あまみけファイル その1】
最初に起きるのは基本的に春香さん。雪歩が次に起きて千早を起こし、2人で美希を起こすのが大体の朝の流れ


春香「」バシャバシャ

春香「っぷぁ…ふし!今日も1日頑張りましょう!…オフだけど」


【あまみけファイル その2】
春香さんは、基本的にオフの日も変わらずに気合いを入れる。仕事か休みかは、気合いを入れた後でリボンをするか否かの違い


春香「あっさご飯~♪何にしよ~♪」

春香「んー…レタスにキュウリにトマトに、ハム、卵と~…よし、これでいいかな?」

春香「パンは…まぁいつも通りでいいか」


【あまみけファイル その3】
パンは一斤を買ってくる。全員が食べたい厚さが違う。

春香さん…6枚切りサイズを2枚
千早…8枚切りサイズを2枚
雪歩…6枚切りサイズを1枚
美希…6枚切りサイズを2枚


春香「~♪」

雪歩「春香ちゃん、おはよう♪」

春香「おはよう♪」

雪歩「私も手伝いますぅ~」

春香「ありがと。じゃあこれお願い」

雪歩「ハムエッグ?」

春香「そ。朝の定番かなって」

雪歩「ふふ、そうだね♪」

春香「そういえば千早ちゃんと美希は?」

雪歩「千早ちゃんも美希ちゃんも朝弱いからまだぼんやりしてたけど、もうすぐ起きてくると思うよ?」

春香「そか」


【あまみけファイル その4】
千早、美希は春香さんや雪歩がいないと、なかなか起きられない。
美希に至っては、放っておくとお昼過ぎまでは確実に寝ている。
千早は一度起こされると、ぼんやりしながらも必ず起きてくる為、二度寝してしまった美希を起こすのは千早の役割


雪歩「ほら」

春香「だね」

千早「」ポケー…

美希「」ユラユラ…

春香「2人とも、顔洗っておいで。その間にご飯出来るから」

ちはみき「…ふぁい」ユラーリユラーリ

雪歩「あんなにフラフラしてるのに、どこにもぶつかったり転ばないのが不思議ですぅ」

春香「千早ちゃんは元はしっかりしてるし、美希はきっと半分寝てても最低限は生活出来るんだよ、きっと」

雪歩「そうなのかな…?」

<ほにゃー!?

春香「…今のは…美希?」

雪歩「だね…私、見てくるね」

春香「うん、お願い」

~洗面所~

美希「あぅ~…」ビショビショ

雪歩「どうしたの…」

千早「顔洗おうとしたら水の勢いが強過ぎたのよ」

雪歩「それだけで、何でビショビショに…」

千早「勢いが強過ぎて、水がバシャバシャ跳ねてね…慌てて止めたけど…」

雪歩「そ、そっかぁ…あ、美希ちゃん、Tシャツ脱いで洗濯物入れに入れて、新しいTシャツ着てきて。そのままだと、風邪引いちゃうから」

美希「えぅ~…」ガバッ

ぷるるん

ちはゆき「」

美希「…そんなに見ちゃイヤン、なの」

雪歩「あ、ごめん(相変わらず、おっきいなぁ…美希ちゃんの胸)」

千早「寝る時にブラはしないの?形が崩れるとか聞くけど…」

美希「ナイトブラ?だっけ、寝る時用のがあるらしいけど、ミキは苦手なの」

千早「そうなんだ。ま、私には関係ないけれどね」

雪歩「千早ちゃん、自虐的な事言うと、春香ちゃんに怒られるよ?」

千早「春香には内緒よ?あの子、本気で怒るから…」

美希「春香は千早さんが大好きだから、仕方ないの」


【あまみけファイル その5】
春香さんは千早が大好き過ぎる


美希「千早さん、無言でニヤけないで欲しいの…うぅ…寒い…着替えてこよ…」

~リビング~

春香「あれ?美希はどしたの?」

雪歩「着替えに行ってる。洗面所で水浴びちゃったから」

千早「もう少し待っててあげて」

春香「勿論」


【あまみけファイル その6】
皆で食べられる時は、必ず皆揃ってから食べるのが、あまみけのルール

美希「お待たせー♪春香、おはようなの」

春香「うん、おはよう、美希」

美希「…何でミキがTシャツビショビショにしちゃった時だけ、皆でAMCGのロゴ入りTシャツお揃いなの…」


【あまみけファイル その7】
皆はこの時期はTシャツで寝ている。
AMCGロゴ入りTシャツは、色違いで765プロの皆が持っていて、色は皆のパーソナルカラーとなっている。


美希「むぅ…」

千早「美希…そのTシャツの文字って…四条さん?」

美希「そだよ。ラジオのノベルティ。投稿してきたリスナーさんのポイントが溜まったら、貴音がリスナーさんの好きな言葉を書いて、その文字をTシャツにプリントしてプレゼントしてるの」


【あまみけファイル その8】
美希がリーダーを務めるフェアリーのメンバー、四条貴音は達筆である


雪歩「美希ちゃん…らしいね、その言葉」

美希「でしょ?」

【あまみけファイル その9】
四条貴音著、美希専用Tシャツに書かれた文章は、『寝る子は育つ』


千早「まだ育つ気?」

美希「ミキは何時でも進化してるの」

雪歩「そ、そういう意味なの?それ」

美希「うん」

春香「何か違う気がするけど…まぁいいや、皆揃ったね?じゃあ、いただきます」

三人「いただきまーす♪」



~朝ご飯タイム~

春香「皆、仕事は何時から?」

千早「13時からレッスン、その後は事務所で打ち合わせ」

美希「11時半に事務所でインタビュー、午後からグラビアとラジオ収録なの」

雪歩「お休みですぅ」

春香「そかそか。千早ちゃんも美希も頑張ってね♪」

千早「大丈夫、すぐ帰ってくるわ」

春香「そ、そうじゃないんだけどなぁ…勿論、千早ちゃんがいてくれたら嬉しいけど」

美希「またラブラブ空間なの。あ、ミキはそろそろ支度するの」

雪歩「うん、行ってらっしゃい、美希ちゃん」

春香「行ってらっしゃ~い」

千早「気を付けてね」

美希「はーい」

千早「あ、美希」

美希「?」

千早「ブラ、しなさいよ?」

美希「当たり前なの!ミキ、露出の趣味はないの!」

千早「あ、そうなの…」

美希「大体、雪歩だって春香だって千早さんだってブラしてないの!春香に至ってはTシャツ一枚だけなの!」

千早「はぁ!?」

雪歩「えぇっ!?」

春香「ちょ、ま、待って!履いてる!履いてるよ!」

雪歩「そういえば、下着のラインが見えないような…」

千早「は、春香…貴方まさか!?」

春香「違うよっ!履いてるもん!ほらっ!」

(ガバッ!)

美希「わお…」

雪歩「ほぁあ!?」

千早「」プッ

春香「…はりゃ?」

美希「春香、大胆なの…」ドキドキ

春香「え゛っ?」

雪歩「そ、そんな…小さい下着…」

春香「…」チラッ

春香「ほぁあ!?こ、これは、ちが、違うの!千早ちゃん用の勝負下着を間違えて…じゃない!えと、あの」

美希「前が真っ赤なハートって…えー…しかも殆ど隠せてないし…えー…春香、えー…」

春香「う、うわぁぁぁぁん!」ドダダダ

雪歩「は、春香ちゃん!?お尻側がほぼ紐だよ!?」

<うっさい馬鹿ー!

雪歩「はぅ!?」

美希「びっくりしたの…春香があんな…あれじゃ変態なの…」

雪歩「す、凄かったね…あれ?千早ちゃん?」

千早「…」キュム!キュム!

千早「アリ、ね」キラン

雪歩「千早ちゃん!?」

美希「鼻にティッシュ詰めて何言ってるの、この人…」

千早「変態?構わないわッ!春香がどんな性癖だろうと受け入れる自信があるもの!寧ろ、あんな下着で迫られたら1日、いや2日は愛でくりまわすわ!」クワッ


【あまみけファイル その10】
如月千早の春香さんに対する懐は、海の如く広く、深い


雪歩「本格的に何言ってるの!?」

美希「これはドクターストップの予感なの」

千早「…今日のレッスンは無理かもしれないわ…鼻血と色んなものが抑えられそうにない」

美希「色んなものって…」

千早「主に性的な興奮によって出る…」

美希「聞きたくないの…」

雪歩「千早ちゃん…流石に引く」

千早「」

美希「さて、着替えてこよーっと」

雪歩「行ってらっしゃ~い」

千早「だって…だって仕方ないじゃない…」

雪歩「千早ちゃん」

千早「萩原さん…」

雪歩「朝ご飯、早く食べて?片付かないから」

千早「あ、はい」


【あまみけファイル その11】
雪歩も、千早の暴走後の扱いに慣れ初めてきた



~二階~

美希「…春香、確かにさっきの下着は無いと思ったけど…まさかパンダさんのイラストのパンツにしなくても…」

春香「今…これしか無いんだ…」

美希「さめざめと泣きながらパンツ履き替えないで欲しいの…別にお漏らしして着替えてる訳じゃないんだから…」

春香「…いいの…私はあんな変態パンツかパンダさんプリントのお子様パンツの二択しかない、リボンの化身だから…」

美希「春香も面倒くさいの…はるちは面倒くさいの…ミキ、もう着替えて仕事行くの」

春香「行ってらっしゃい…」

美希「行ってきますなのー」

春香「パンダさんパンツ…意外と履き心地が良い…流石に二十歳でこれは家の住人以外の人には、あまり見せられないなぁ…」

春香「…よし、下行って後片付けしなきゃ…」



~リビング~

春香「ただいま~…あ、雪歩、後片付けしてくれたんだ?」

雪歩「うん。あ、春香ちゃんのは食べかけだったし、残してあるよ」

春香「ん、ありがとう、雪歩」

千早「春香」

春香「ん?」

千早「さっきの下着だけど、幾ら家の中だとはいえ…あの下着のまま行動するのは良くないわ」

春香「う…気を付けます…」

雪歩「(千早ちゃんが賢者に…)」

千早「正直、あんな格好されたら、いつ私に押し倒されても文句言えないわよ?」

雪歩「(愚者でしたぁ)」

~玄関~

千早「じゃあ、帰りは夕方過ぎると思うわ」

春香「ん、りょーかい♪」

雪歩「美希ちゃんも夕方の6時位かもって言ってたから、同じ位の時間になるかな?」

千早「どうかしら…打ち合わせ次第ね」

春香「んじゃ、一応その位の時間に合わせてお夕飯の支度かな?」

雪歩「そだね」

千早「私もそれくらいに帰れるように努力するわ」

春香「お仕事優先で構わないからね?」

千早「分かったわ、ありがとう春香」

春香「いえいえ」

千早「じゃあ、行ってくるわ」

春香「はーい」

システム『ロックを解除します。行ってらっしゃい、千早さん』

(ガラガラ)

千早「…まだいまいち慣れないわね」

春香「ふふ、皆そうだよ。ね?雪歩」

雪歩「うん、まだちょっとビクッとしちゃう時があるかな」

千早「そう…暫くは慣れないかもね」

春香「だね」



~美希と千早が仕事に行った後のあまみけのリビング~

はるゆき「はふ~…」ダルーン

雪歩「まったり…だねぇ…」

春香「だねぇ~…」

雪歩「あ、お茶が…煎れてこよ」ムクリ

春香「んに~…行ってらっしゃ~い」

春香「はふ…お洗濯でもしよっかなぁ…」

雪歩「はい、お茶」

春香「おっ、ありがとうね~」

雪歩「どういたしまして~…春香ちゃん、お洗濯するの?」

春香「うん」

雪歩「じゃあ、その間に掃除機かけとくよ」

春香「お願いね~」



~洗面所~

【あまみけファイル その12】
水回りは基本的に近い位置にある。
お風呂、洗面所兼脱衣所に洗濯機が置かれ、隣はトイレである。


春香「よぉし、じゃあまずは…お風呂の残り湯を移さないと」


【あまみけファイル その13】
春香さんは、ちょっとした節約家である


春香「このポンプ、本当に良く出来てるなぁ…関心しちゃう」キュポキュポ

(じょばばば)


【あまみけファイル その14】
灯油をキュポキュポするヤツは便利。ホースを長く加工してくれた雪歩のお父さん、ありがとうございます  春香


春香「よし、おしまい!あとは洗濯物を…」

春香「…相変わらず、美希のブラはおっきいなぁ…」

春香「雪歩のブラは…飾り気が無くて、でも可愛い…まるで本人のようだね!」

春香「これは千早ちゃんのか…」

(スンスン)

春香「…何してんの私…うぅ…」マッカ

春香「…あ、私のブラ…解れてきてる…流石に限界かなぁ…諦めて買いに行こうかなぁ」

【あまみけファイル その15】
春香さんは基本的に一つ一つの物を長く使う。
しかし、服や下着は、どんがらの際にダメージを受けてしまうので、昔は服が破れてしまう事や、下着がダメになる事もあった。
しかし、本人に怪我が無かった為、事務所内では「春香へのダメージを服が肩代わりしていた」と言われていた。


春香「うーむむむ…ブラもパンツも数が少なくなってきた…買いに行かないとなぁ…通販だと来るまでにタイムラグがあるし、手数料がちょっと勿体無い気もする…あ、スイッチ入れ忘れてた」

(ぽちっ…ぐわんぐわんぐわん…ぴっぴっぴっぴっ)

春香「全自動洗濯機って凄いよね~…あ、柔軟剤…」トポポポ

春香「うふふ♪良い匂い♪ブルーベリーかぁ、教えてくれたあずささんに感謝しないとね♪」


【あまみけファイル その16】
主婦でもないのに、765プロの三浦あずさ、我那覇響、高槻やよい、春香さんの主婦の知恵と知識はベテランレベル


春香「千早(キミ)が世界の真ん中だった~♪その隅っこで春香(ボク)は生きていた~♪」

春香「脱水長めで…良し!じゃあ後はお風呂掃除しちゃおう!」


【あまみけファイル その17】
お風呂の残り湯は使い切る

~同時刻、リビング~

雪歩「~♪~♪」

(フィィィン…)

雪歩「サイクロン式…本当良いですぅ…」

雪歩「こう…螺旋力が…ぐぃーんと上がる気がしますぅ」


【あまみけファイル その18】
雪歩はいつかギガドリルブレイクが使えたら良いと思っている


雪歩「そういえば…ルンバって便利そうだけど…いくら位するのかなぁ…?」フィーンフィーン

雪歩「後で検索してみようかなぁ…」フィーンフィーン

雪歩「リビングおしまい♪このままドンドン行きますぅ~!」オー!


~お風呂場~

春香「ふし、おしまい♪じゃあ、お湯張っちゃおうかなぁ」

<~♪

春香「雪歩の鼻歌だ…ロコロコとはまた…相変わらず可愛らしいなぁ、雪歩…一番年上だけど、一番可愛らしいという…ずっこいなぁ」


【あまみけファイル その19】
春香さん的には
千早→可愛いし綺麗だし愛おしい
雪歩→小動物みたいな所も、暴走しちゃうのも可愛い
美希→猫みたいに気紛れだけど、素直で可愛い

結論:春香さんは皆が好きで仕方ない(一番は勿論千早)


春香「よっ、と…そういえば、最近は昔ほど転ばないなぁ…成長したのかな?真が言ってたみたいに、バランス取れるようになったのかな?」

春香「ま、いっか。転ぶと服とか汚れるし、破れたりするもんね」


【あまみけファイル その20】
春香さんが転んだ時に気にするのは、周りへの被害→服の状況→汚れの確認→以上。
怪我は何故かせず、痛いけどせいぜいちょっと擦りむく位。
765プロの今も解明されていない謎の1つでもある。


春香「洗面所もお掃除しちゃおう…と思ったけど、お風呂の残り湯は使っちゃったんだっけ…仕方ない、明日にしよ」

春香「あ、おトイレも掃除しておこうかな?」



~和室~

雪歩「~♪っと、また歌い終わっちゃった」

雪歩「あとは二階かな?…あ、おトイレと洗面所…春香ちゃんはお洗濯終わったかな?行ってみようっと」

雪歩「~♪」



~トイレ~

春香「このスタンプの洗剤、結構便利だなぁ…殆どブラシしなくて済んじゃう」

(こんこん)

春香「はい?」

<あ、春香ちゃん。ごめんね、使ってたんだ

春香「ううん、お掃除してた」

<そうなんだぁ、掃除機をかけようかと思って。洗面所は終わったよ

春香「ありがとう。こっちはもう終わったから出るよ」

(がちゃ)

雪歩「あ、春香ちゃん、洗濯機終わってた」

春香「ん、分かった~」

~ベランダ~

春香「ん、いいお天気~」

春香「流石にTシャツにパンダさんパンツじゃベランダに出る訳にいかないもんね…助かったよ、雪歩」

雪歩「普通にベランダに出ようとするんだもん…びっくりしたよぅ」

春香「昔レッスンで履いてたスパッツがあって良かった…」

雪歩「だね~♪」

雪歩「…(スパッツも春香ちゃん位スタイル良いと、えっちぃですぅ)」

春香「(雪歩…そのショートパンツ、可愛いけど生足がなんかちょっとえっちぃ)」

はるゆき「…」

雪歩「わ、私も洗濯物干すの、手伝うよ」

春香「あ、うん、ありがとう」


【あまみけファイル その21】
・春香さんとスパッツ→お尻のラインやらが出てせくちー
・雪歩とショートパンツ→真っ白の生足がせくちー


雪歩「ほわぁ…相変わらずおっきいなぁ、美希ちゃんの」

春香「それ、私も洗濯機に入れる時に思った」

雪歩「あはは…美希ちゃんって87だっけ?」

春香「今は88」

雪歩「またおっきくなったんだ」

春香「うちのdtpn艦隊はどうなってんだか…」

雪歩「…ねぇ春香ちゃん、知ってる?」

春香「ん?」

雪歩「あずささん…1センチおっきくなったって…」

春香「ウソぉ…」

雪歩「うん…92になっちゃったって」

春香「うわぁ…只でさえ肩凝りそうなのに…」

雪歩「垂れてないのが凄いよね」

春香「だね…そういえば今思ったんだけどね」

雪歩「ん?」

春香「もしあずささんが妊娠したとして」

雪歩「うん」

春香「…母乳が出るようになると、おっぱい張るっていうからさ…もっと大きくなるのかな…」

雪歩「っ!?」

春香「3ケタ行っちゃったりして…」

雪歩「及川さんだっけ?あの人みたいになるのかなぁ…」

春香「雫ちゃんは規格外だと思うよ…あと、拓海ちゃんだっけ?あの子もかなり規格外」

雪歩「あの、ちょっと怖い感じの子?…確かに、おっきいね」

春香「いい子だよ?ちゃんと挨拶してくれたし、連絡先も交換したし…普段はぶっきらぼうでヤンキー口調だけど」


【あまみけファイル その22】
春香さんの交友範囲は、アイドル界を支配する勢い


雪歩「そうなんだ…あ、目隠しのバスタオル…あった…これ、春香ちゃんの?」

春香「いや、千早ちゃんの」

雪歩「…『等身大 天海春香バスタオル』…千早ちゃんの愛は濃ゆいね…」

春香「濃ゆい言うな!千早ちゃんは純粋なの!」

雪歩「純粋…?」

春香「最近、ちょっと性的な感情が異常な気がしないでもないけどね」

雪歩「ああ…ストレス溜まってるのかな?」

春香「うーん、押し倒されてないから、まだ大丈夫だよ」

雪歩「そんな判断基準、聞きたくなかった…生々し過ぎて…」

春香「ごめんごめん…って、そのバスタオルで目隠しの意味あるのかな?」

雪歩「無さそう…裏返しにしたら大丈夫かな」

春香「多分…まぁ、センサーあるし大丈夫でしょ、多分」

雪歩「だね」


【あまみけファイル その23】
ベランダの外はセンサーがあり、外部から不法に侵入しようとすると引っ掛かり、即座に柵にスタンガン並の電気が流れると同時に、水瀬セキュリティーサービスから元軍人のガードマン達があらわれ、確保される。


春香「雪歩、掃除機は終わったの?」

雪歩「あ…春香ちゃん引き止めて、自分もショートパンツ履いてたら忘れてた…」

春香「あははは!じゃあ、私達の寝室はやっておくから、美希の部屋とトイレお願い」

雪歩「うん、任せて」



~なんやかんや、家事が終わりました~

春香「…13時かぁ」

雪歩「お昼過ぎちゃったねぇ」

春香「お昼、どうしよう…」

雪歩「冷蔵庫には…うーん…」

春香「晩御飯にも微妙に足りないねぇ」

雪歩「(あ、春香ちゃんが凄く近い…甘い匂いする…)」

春香「あ、そだ」

雪歩「んぇ?」

春香「…雪歩、何か今、変な鳴き声上げた?」

雪歩「あ、いや、その、ちょっと違う事考えてたから」

春香「そか」

雪歩「それで、どうしたの?」

春香「えと、お夕飯の買い物ついでに、外でご飯食べようかなって。ついでに、私は下着買いたいし」

雪歩「また紐?」

春香「ち、違うって!大体、あれは通販で前に買って…じゃなくて、普段使うやつ!」

雪歩「あ、そういえば少し解れてたね」

春香「うん。全体的に古くなってきちゃったから、そろそろ古いのは処分して、買い足しの時期かなと」

雪歩「そっかぁ…じゃあ、駅前のデパートかな?」

春香「そだね。ランジェリーショップとかだと高いし…普段着けるのは、安くていいんだし」

雪歩「(相変わらず、春香ちゃんの思考が高額納税者ランキングに入ってる人とは思えない…)」

春香「じゃあ、準備してお出掛けしよう!」

雪歩「うん!」

春香「デートですよ、デート!」

雪歩「う、浮気ですぅ…大家さんに迫られますぅ…」

春香「せ、迫らないよ!千早ちゃんが泣いちゃうし!」

雪歩「千早ちゃん、怒る上に泣いちゃうね」

春香「激おこプンプン丸!って言いながら、ぐすぐす泣いちゃうね」

雪歩「んふっ!ちょ、ちょっと可愛いですぅ」

春香「ふふ!想像したら…確かにちょっと可愛い…くふふ」



~玄関~

システム『春香さん、雪歩さん、お出掛けですか?』

春香「はい!2人とも出掛けます。戸締まりお願いします」

システム『了解。お二人がお出掛けになったあと、内部は無人になる為、安全チェックを開始致します…ガスの元栓、OK。水道、OK。全室の窓、戸締まり、OK。その他の項目、OK』

システム『安全が確認されました。春香さんと雪歩さんが外出された後、すぐに玄関も施錠されます。忘れ物が無いよう、ご確認下さい』

春香「お財布、スマホ、エコバック…よし」

雪歩「私も大丈夫ですぅ」

春香「大丈夫です、開けて下さい」

システム『了解。それでは行ってらっしゃいませ』

(ガラガラ…)

春香「行ってきます」

雪歩「い、行ってきますぅ」

システム『お気を付けて』

(ガラガラ…ズガシャン!)

はるゆき「っ!」ビクン

雪歩「…はぅう…」

春香「あ、相変わらず凄い音がするね…我が家の玄関は…」

雪歩「微妙にまだ慣れないよぅ…」

春香「あはは…私もまだびっくりしちゃうよ」


【あまみけファイル その24】
あまみけの玄関は、やたら重い音がする



~お出掛け中~

春香「…赤は好きだけど、赤い下着は派手過ぎるよね?」

雪歩「じょ、情熱的でいたいなら、いいんじゃないかな?」

春香「私、そんなキャラじゃないよぅ」

雪歩「あはは…」

春香「普通に白とピンクと…」

雪歩「黄色とかオレンジ、水色も可愛いよね」

春香「青は…うーん」

雪歩「千早ちゃんカラーだね」

春香「青だと千早ちゃんがね…」

「春香、私のイメージカラーを…嬉しいわ」

春香「って、下手したら押し倒される」

雪歩「週1にしてね?青でもいいけど」

春香「最近、関係無くなってる気がしない?」

雪歩「…する」



春香「野菜が安定しないねぇ」

雪歩「うーん…あ、お肉が安い…」

雪歩「ねーねーおかーさぁん、お肉買ってぇ」

春香「どこの世界に牛挽き肉のパックをねだる幼女がいるか!」

雪歩「…」

春香「しかも恥ずかしいならやらない!耳まで真っ赤だし!」

雪歩「あぅう…」

春香「いや、うん、可愛かったし、別に買ってもいいんだけど」

雪歩「本当?」パァァ…

春香「そんなのしないでも、普通に自分で買えばいいのに…」

雪歩「っ!?」

春香「相変わらず今更気付くのね…いい加減、もう少し考えてからボケようよ…雪歩のボケは、普段がそんな感じのキャラじゃないのに真逆をやるから、ツッコミ入れる前にびっくりしちゃう」

雪歩「さ、流石は春香姐さん…!勉強になりますぅ…!」

春香「同期!そして私は年下!何より私は芸人さんじゃない!」



~17時過ぎ~

春香「雪歩の食生活に不安を覚える春香さんですよ」

雪歩「何で?」

春香「お昼ご飯に焼き肉食べたいって言い出した時はどうしようかと」

雪歩「う…やっぱり変かな?」

春香「というか、その後の買い物がキツいよ…胃もたれしちゃう」

雪歩「うぅ、ごめんね?」

春香「ん、大丈夫。結局ファミレスだったし、私は肉食べてないし」


【あまみけファイル その25】
肉食系女子・萩原雪歩さん(食事的な意味で)
本日はステーキセットでした(春香さんは和風パスタ)


春香「よっと」ピピッ

システム『…照合完了、お帰りなさい』

春香「ただいま~」

雪歩「ただいまですぅ…」

システム『留守中に郵便物、来客はありませんでした』

春香「はぁい」

雪歩「それにしても…このシステムさん、低くてかっこいい声ですぅ」

春香「凄いベテランの声優さんに頼んだんだって。映画の吹き替えとか、アニメとか、沢山出てるって聞いたなぁ…」

雪歩「そうなんだぁ…ちょっと気になるね」

春香「凄い迫力ある演技らしいよ?伊織が言ってた」

雪歩「何て人だろう…名前、分からない?」

春香「えーっと…あ、メモしてあるけど二階だ~…」

雪歩「じゃあ、また後でにしよう。まずは買い物したものをしまっちゃおう」

春香「だね。結構重いし…」


【あまみけファイル その26】
システムの声優さんは銀河万丈氏。
伊織の「システムの声で良い声優さんを知らない?」という質問に、新堂さんが応えた結果(色々調べていく中で、ギレンの演説シーンの迫力に感動したらしい)。


春香「よし、冷蔵庫まで頑張ろー!」

雪歩「おー!」



~キッチン~

春香「流石は大型冷蔵庫!買ってきたもの、全部入っちゃった♪」

雪歩「春香ちゃん、この冷蔵庫、お気に入りだね」

春香「うん!」

春香「沢山食材が入るから、色んなものが作れて楽しいんだぁ♪」

雪歩「(冷蔵庫にほおずりする春香ちゃん可愛い…きっと千早ちゃんなら「冷蔵庫になりたい」とか思っちゃうんd)」

千早「冷蔵庫になりたい」クワッ

雪歩「ひょわぁぁぁあああ!!?」ビクーン

春香「わぁぁぁあああ!?何!?何!?」

千早「ただいま」

春香「あ、え?あ、お帰りなさい」


【あまみけファイル その27】
歌姫・如月千早は自由


雪歩「」バックンバックン

千早「どうしたの?萩原さん」

雪歩「だ、だ、だってぇ!急に後ろに立ってるんだもん!急に怖い顔で変な事言うんだもん!」

春香「おーよしよし、もう怖くないからね」ナデナデ

雪歩「うぅ…」グスグス

千早「萩原さんになりたい」クワッ

雪歩「ぴぃ!?」

春香「千早ちゃん、それやめてあげて。雪歩がもっと泣いちゃう」

千早「わ、分かったわ…意識してやってる訳じゃないけど気を付けるようにする…」



~リビング~

春香「というか、千早ちゃん早かったね」

千早「レッスンは1時間で濃い内容をやったし、打ち合わせはすぐだったのよ」

雪歩「何の打ち合わせだったの?」

千早「次回のライブのよ」

春香「ライブの打ち合わせって、一番長引くと思うけど、普通」

千早「基本的に私が歌う曲と順番を決めて、後は挨拶を考えるだけだから。打ち合わせの中身も慣れたものよ?」



~事務所(回想)~

P「千早~、次のライブの打ち合わせやるぞ」

千早「はい」

P「場所は○○○って会場で、2時間。日付と時間はこれな」

千早「はい」

P「衣装は曲に合わせてこっちでやっとく。千早はいつもの事しといてくれ」

千早「会場の規模はどの位でしょう?」

P「ん~…まぁこんなもんだな」

千早「分かりました」

P「ん、じゃあお疲れ~」

千早「お疲れ様でした~」



~リビング~

千早「…みたいな感じよ」

春香「か、簡単に決まるんだね…」

千早「基本的に、難しい話はプロデューサーが済ませてしまうし」

雪歩「た、確かにそうかも…」

千早「私は、最初と終わりの挨拶と、途中のMCの時間を考えて、曲をセレクトしておしまい」

春香「ライブって、そんな簡単に決まる?」

千早「他の子と一緒だと、流石にこうはいかないわね」

雪歩「バランスとか取らないといけないからね、全体の」

千早「私は、大体が持ち時間減らされるわね」

雪歩「それって、多分千早ちゃんは少ない曲数でも十分にお客さんにアピール出来るからじゃないかな?」

千早「そうなのかしら?印象に残る…それならいいのだけれど」


【あまみけファイル その28】
歌姫・如月千早は、例え一曲でも観客の心を鷲掴みに出来る


春香「大丈夫大丈夫、千早ちゃんの歌を聞いて、印象に残らない人なんていないよ」

雪歩「うん!千早ちゃんの歌は、人の心を揺さぶるから大丈夫!」

千早「2人共…ありがとう」

雪歩「でも、千早ちゃんと一緒にライブに出たがる子、いるかな?」

千早「…そうよね…私、無愛想だし…」

雪歩「ち、違うよ!そういう事じゃなくて、ほら、自分のファンでもすぐに千早ちゃんの歌の虜にされちゃうかもしれないし…」

千早「…私はただ、歌うだけよ」

春香「でも、アイドルの世界ってそういうのだと思う。ファンを取られちゃう子もいるかもだけど、それは千早ちゃんが凄く努力してるからだと思うし…勿論、その子が努力してないなんて言わないけど…それに、「ファンを奪ってごめんなさい」なんて、それこそ失礼だと思う」

雪歩「…うん、そうだね」

春香「うーん…まぁそういう事を心配したって仕方ない!晩御飯作るよー!」

雪歩「…うん、そだね♪」

千早「私、ライブで歌う曲を選んでくるわね」

雪歩「地下室?」

千早「ええ」

春香「ん、分かった。出来たら内線で呼ぶね」

千早「お願いね」


【あまみけファイル その29】
地下室と二階には、リビングから特殊な内線が繋がるようになっている


春香「さて、作っちゃいますか」

雪歩「天海先生、本日はどのようなお料理を作るのでしょうか?」

春香「はい、今日はですね、ハンバーグを作りたいと思います」

雪歩「ハンバーグ大好きですぅ♪…こほん、いいですね、小さなお子様から大人まで、大人気の献立ですね」

春香「(いま、キャラを投げ捨てかけたのは触れないでおこう…)」



~リビング外~

千早「(カバンを忘れたから取りに来たら、まさかのお料理番組ごっこをしている2人を見てしまった…)」

千早「(2人とも可愛かったので、暫く観察しよう)」


【あまみけファイル その30】
歌姫は仕事、しかもライブに関する仕事よりも、可愛らしい同居人達を影からひっそり眺める方が重要


美希「…(帰ってきたら、千早さんが廊下からリビングを覗いてるの…何してるのかな?)」

美希「…千早さん?」

千早「うにゃあ!?」ビクーン!

美希「」

千早「あ、美希…お、おかえなさい」

美希「た、ただいまなの…何してるの?」

千早「中でね、春香と萩原さんが料理番組ごっこしててね…」

美希「…ミキも見るの!」

千早「ええ、どうぞ」



~キッチン~

春香「お肉をこねこね~♪」

雪歩「美味しくなぁれ~♪」

春香「千早ちゃんのハンバーグは音符の形にしようかな?」

雪歩「その形は難しそうですねぇ、天海先生」

春香「愛ですよ、愛!皆様も、大好きな人を思って作れば、料理は美味しくなりますよ!」

雪歩「流石天海先生ですぅ!さて、成形し終わったものが此方に」

春香「あははは!ないない!今はないよ!」

雪歩「ふふっ!あれって、全部出来上がったものを最初に出したらどうするのかな?」

春香「くふふ、それは…もう料理番組じゃないよね?」

雪歩「あはは、そうだね…まず挨拶して、料理の説明するよね?」

春香「うんうん!それでフリップ出して…作り方を説明して…」

雪歩「作り終えたものが此方ですぅ!」

春香「先生ぽかーん」

雪歩「それではまた来週~って」

春香「先生は最後まで「えっ?えっ?」って顔しながらカメラが引いていってお終い」

雪歩「ふふ、うふふ…先生かわいそうですぅ」

春香「あはは!ダメ、笑っちゃうとちゃんと成形出来ないよ~!」



~廊下~

千早「可愛らしいわ…2人とも」

美希「うん、物凄いキャッキャ感なの!」

千早「レッスンの疲れも吹っ飛んでしまうわ」

美希「でも、千早さんいいなぁ。音符の形したハンバーグとか、可愛過ぎるの!」

千早「美希」

美希「?」

千早「春香が、それだけで済ませると思う?」

美希「っ!?」

千早「ふふ、出来上がりが楽しみね」

美希「なの!」

千早「じゃあ、私は地下室で仕事してくるわ」

美希「ミキ、ただいましたら着替えに行ってくるの!」

千早「ええ、また後でね」

美希「はぁい!」

(ガチャ)

<たっだいまなのー!

<お帰りー、お帰りなさい、美希ちゃん



~地下室~

千早「…最初の挨拶前に一曲歌いましょう…それから挨拶して…」

千早「…『約束。』は絶対外せないわね…ラストに歌うとして…アルカディアは最初の挨拶の後ね。これは比較的アップテンポだし、これで会場のボルテージを上げて…次は大人しい曲?…逆にアップテンポの曲を続けてもいいかも…」

千早「…悩むわ」

【あまみけファイル その31】
切り替えはキッチリしている歌姫。
ライブの事を考え始めると、そちらに集中し過ぎる程に集中する。


千早「…この曲は…いや、でも流れを考えたらアリなのかしら…」

システム『キッチンから内線です』

千早「内線?あ、ご飯が出来たのかしら」

(ぴっ)

千早「はい」

春香(内線)「あ、千早ちゃん、ご飯だよー」

千早「今行くわ」

春香(内線)「はーい」

(ぴっ)

千早「取り敢えず簡単に片付けて…これでよし、と」



~リビング~

千早「お待たせ」

雪歩「あ、千早ちゃん来たよ」

美希「早く早く!」

春香「さ、千早ちゃんも来たし、食べよう!」

「いただきます(なの)!」

千早「いろんな形のハンバーグがあるのね」

春香「春香さん、雪歩と一緒に頑張っちゃいました!」

美希「ハートとか星とかあるの!」

雪歩「美希ちゃん、これどうぞ」

美希「ん?…こ、これは、おにぎり型なの!」

春香「そうだよー」

美希「これ、雪歩が作ってくれたの?」

雪歩「うん。三角にして焼いたハンバーグに、レンジでチンして長方形に切ったキャベツを巻いてみましたぁ」

美希「ありがとうなの!」

雪歩「どういたしまして♪」

千早「可愛らしくて、食べるのが勿体無く感じちゃうわね、この音符型とか」

春香「食べなきゃもっと勿体無い事になっちゃうから、ちゃんと食べてね」

千早「ええ、勿論」



~濃厚なおゆはんタイム終了~

4人「」ケプッ

春香「ちょ、ちょーっと多かったかな?」

美希「お腹まんたんなの♪」

千早「ちょっと食べ過ぎたかしら…」

雪歩「私はお肉が食べられてしやわせですぅ」ホンワカ

春香「本当にお肉好きだね、雪歩」

雪歩「うん、好きだよぉ♪」ホンワカ

美希「それは真クンよりも?」

雪歩「ふぇっ!?」

千早「四条さんよりも?」

雪歩「えっ!?あの、えっ!?」

春香「そっか…雪歩は私達よりお肉を取るんだね…」

千早「悲しいわ」

美希「寂しいの」

雪歩「え、えぇぇぇっ!?な、なんで?何でそうなるの?」

美希「楽しかった日々は幻だったの」

千早「美しい思い出に浸りながら生きるわ」

春香「遊ばれてたんだ…私達」

雪歩「ちが、違うよぅ!?」

春香「さて、取り敢えず雪歩をいじったから、洗い物しちゃおうかな」

雪歩「恒例行事みたいに言わないでよぅ!しかも取り敢えずって!」

美希「あの事件以来、雪歩は強くなったの。ツッコミがこなせるようになったの!」

千早「ああ、あの事件…」

雪歩「え?事件?」

美希「ファミレスフェアリーのあれ」

雪歩「」

千早「後で律子に聞いたけど、あまりの事態にどるちゃん(あいどる☆ちゃんねる)のサーバー?は機能停止、某大型掲示板群までも機能停止、ツイッターまでもダメになったと聞いたわ」

雪歩「だ、大惨事になっちゃってましたぁ…」

美希「雪歩のファンサイトは超好意的だったみたいだけどね」

春香「因みに…

『可愛過ぎる!』

『美希ちゃん響ちゃん!そこ変わって!』

『雪歩ちゃん→担がれる→御輿→雪歩ちゃん祭の開催→女神雪歩ちゃんを崇め奉るオフ会決定』

『リアルで見たが、あれはガチの拉致だわwww薄い本が10倍の厚さになるな』

『薄い本を広辞苑にする雪歩ちゃんは、やはり女神』

などの書き込みがありました」

雪歩「」

千早「ツイッターでも凄かったみたいね。現場に居合わせた人が

『雪歩ちゃんがワッショイワッショイされながら拉致されてきた』

『こっすもす!こっすもす!(わっしょい!わっしょい!風に)』

など、大パニックだったようね」

美希「どるちゃんに至っては、緊急で副管理人さんのリボンの武士さんの会社のサーバーに繋ぎ直して、ギリギリ稼働してたみたい」

雪歩「あわわわ」

春香「武士さん曰わく、「雪歩ちゃん祭なら仕方ない。なぁに、かえって会社のサーバーも免疫力がつく」とか、良く分からない事言ってた」

雪歩「よ、良く訓練されたファンですぅ」

春香「事件の正式名称は『やれんのか!?お前ら本当に担げんのか!?アイドル御輿でワッショイワッショイ!ポロリもチラリもいらん!担がせろ!祭らせろ!掘るか!?掘られるか!? 掘 ら な い か ? 奇跡の女神系アイドル、萩原雪歩のワッショイ!お祭ですぅ! ~出店はありません~』だって」

雪歩「長いですぅ!なんで春香ちゃんは噛まずにカンペも無しでサラッと言えるの!?」

千早「略して『ぽ祭』らしいわ」

雪歩「すっごい略したけど、『ぽ』はどこから来たの!?」

美希「…突然変異?」

雪歩「聞かれても困るよぅ!略しただけなのに突然変異が起こったらダメだと思う!」

千早「おこなの?」

雪歩「千早ちゃん、それ最近気に入ってるの?持ちネタの1つに加えるの?」

千早「持ちネタの1つって…私、他にネタなんて…」

春香「ほっとかないよ!」

千早「!?」

雪歩「ほっとかない!ほっとかないよ!」

千早「!!?」

美希「ほ、ほーほけきょ!」

千早「鶯!?」

雪歩「歩こぉ~♪」

春香「雪歩が歌うの!?」

美希「そして、歌い終わったら雪歩にキャラメルをぴたーん!」

春香「投げつけない!投げつけないよ!?」

千早「歩こぉ~♪」

美希「今のでも歌えるようになるの!?」

雪歩「大好きはーにぃ~♪」

美希「何でミキの持ち歌なの!?雪歩も歌えなかったの!?しかもミキの歌なのに!」

春香「さ、洗い物しよっと」

3人「1人だけ冷めるな!」



~ボケとツッコミの応酬、終結(15分ぶっ通し後)~

春香「」ゼェゼェ

雪歩「」ゼェゼェ

美希「」チーン

千早「はぁ…はぁ…わ、私ですら息が切れるなんて…はぁ…ふぅ」

春香「む、無駄に疲れた…」

雪歩「お、お仕事よりハードでしたぁ…」

美希「ミキ…今日はお仕事した上にこれなの…ハイパーしんどいの…」


【あまみけファイル その32】
あまみけは、割と毎日こんなノリ


春香「さて…一汗かいた所で、皆でお風呂入ろうか?」

千早「そうね、明日も仕事あるし…」

美希「えぅ~」

雪歩「ほら、美希ちゃんも入ろう?」

美希「うにゅ~…分かったのぉ…」

春香「じゃあ、私はささっと洗い物しちゃうね~」

3人「はーい」



~お風呂ヴァ!~

美希「おっ風呂♪おっ風呂♪おっふっろ~♪」ヌギップルーン

3人「」じー…

美希「な、なんなのなの…」

雪歩「やっぱりおっきいですぅ」

千早「諦めがつく位大きいわね」

美希「うーん…何か勝手に育ったの」ムニムニ

春香「型も綺麗だしね~、美希っぱい」

美希「美希っぱいって…そんなこと言ったら、春香っぱいも十分おっきいの!真っ白の上にピンクちゃんだし!」

春香「色は言わなくていいでしょ!?」

千早「春香のは柔らかいのよ…顔を埋めたら、幸せになるもの」

春香「ちょ…」

雪歩「千早ちゃんは通常運転ですぅ」

美希「千早さんだって…この締まった腹筋、かっこいいの!」ツィー

千早「ひゃあ!?ちょ、ちょっと美希!くすぐったいわ!」

春香「ふむ」

雪歩「何に気付いたか分からないけど、今はやめてね?」

春香「あ、はい」

美希「雪歩だって真っ白で肌綺麗なの!」

春香「ほほう」

雪歩「春香ちゃん?」

春香「あ、はい」

春香「美希はもう何て言うか、日本人離れしたスタイルだよね」

雪歩「ふむ」

春香「雪歩?」

雪歩「あ、はい」

千早「何してるのよ、あなた達…」

春香「千早ちゃん」

千早「何かしら」

春香「私のおっぱいに手ブラしながら言っても、説得力ない」

千早「…」ムニムニ

春香「何故揉む」

美希「もうなんなのなの、このガチの人達」

はるちは「ガチって言い方するな!」

雪歩「みんな、もうお風呂入らないと風邪引くよ?」

3人「あーい」



~スーパーゴシゴシタイム~

4人「~♪」←背中洗いっこ中

4人「」クルッ

4人「~♪」←背中洗いっこ中

美希「皆あわあわなの~」

春香「千早ちゃん、前向いて」

千早「ま、前はいいわよ!」

雪歩「しゃんぷ~しゃんぷ~♪」ワシャワシャ

美希「ミキも~♪」ワシャワシャ

春香「千早ちゃんの髪を洗うという楽しみ」

千早「いつもいつも、何だか申し訳ない気持ちになるわ」

春香「いいんだよー。これは私が好きでやってるんだし~」

雪歩「じゃあ、春香ちゃんの髪は私が洗ってあげる」

春香「あはは、ありがとう♪」

美希「千早さん、最近ちょっと髪質が変わった?」

千早「そう?」

春香「うーん…あ、ちょっと髪質が太くなったかも」

雪歩「前とそんなに手触り変わらないけど…確かに、一本一本が太くなった気がするね」

千早「皆、私の髪をつまんで眺めながら品評会をしないで」

美希「ストレート、いいなぁ」

雪歩「千早ちゃんは本当に綺麗なストレートだもんね~」

春香「しかもサラッサラ!絹糸みたい♪」

千早「…」

春香「千早ちゃん、真っ赤っかだよ」

千早「うぅ…」

雪歩「千早ちゃん可愛い♪」

美希「なの♪」

千早「ぁあ~!もう!洗い流すわよっ!」シャワー

春香「じゃあ私達もサクッと洗い流しちゃおうか」

美希「雪歩、目瞑っててね~」

雪歩「う、うん」



~びばののんタイム~

4人「はふぅ…」

美希「やっぱりお風呂は最高なの…」

千早「そうね…」

雪歩「ふにゃ~…」

春香「…何で私は千早ちゃんに抱きかかえられてるのかな?かな?」

千早「私がしたいからよ」

美希「その方がお風呂広々なの」

雪歩「春香ちゃんは嫌なの?」

春香「…いや、その…最高だけど」

千早「なら良いじゃない」

美希「問題ないの」

雪歩「オールクリアですぅ」

春香「ん~…?ま、いっか…」

【あまみけファイル その33】
浴槽は4人でぴったりだが、基本的に千早が春香さんを抱えたりするので余裕がある


美希「はふぅ…ねえ春香と千早さん?」

春香「ん~?」

美希「ありがとうございます、なの」

春香「何が?」

美希「ミキのスペース、作ってくれて」

雪歩「私も…ありがとう」

春香「べ、別にアンタ達の為じゃないわよ!たまたま…そう!たまたま部屋が余ってて使い道がなかったから、アンタ達に貸してやってるだけなんだからね!」

千早「水瀬さんなら言うわね」

雪歩「伊織ちゃんなら間違いなく言うね」

美希「デコちゃんなら言うの」

春香「…本当は、ね。千早ちゃんと2人っきりでも良かったんだけど…何でかな?上手く言えないけど、友達とずっといたかった…からかな?」

千早「私は…家族が欲しかった。春香は私の大切な人で、2人は仲間で…簡単に言うなら、寂しがり屋なのよ、私も、春香も」

春香「だね。間違いなく寂しがり屋だと思う」

千早「だから、1人より2人で…2人きりの時間も欲しいけど、美希や萩原さんと賑やかに過ごす楽しさを知ってしまったら…離れたら寂しくなってしまう…と思う」

春香「うん、多分ね」

千早「あ、でも…出て行く時が来たら、すぐに言ってね?引き止めたりはしないから」

美希「…ない」

はるちは「?」

美希「どこにも行かないよ、ミキは」

雪歩「私も…まだ当分は予定ないかな?お父さんとお母さんにはちゃんと伝えたし」

美希「ミキも。お父さんもお母さんもお姉ちゃんも寂しがってたけど、ミキは春香や千早さんや雪歩といたかったの」

春香「…そっか」

千早「なら、もう暫くは宜しくお願いね?」

ゆきみき「うん」ニコッ

春香「…あ、それで家賃なんだけどね」

美希「台無しなの!」

雪歩「何で今そんな話しちゃうの!?」

千早「春香…」

春香「?」

千早「そんな照れ隠ししか思い付かない位照れなくても」ナデナデ

春香「むぅ…だって、嬉しかったんだもん…」

千早「(可愛いわ)」

雪歩「(可愛いですぅ…)」

美希「(春香、可愛いの!)」


【あまみけファイル その34】
たまには本音を語る日もある。
お風呂があったかくて、それ以上に気持ちがあったかいから。


~二階の寝室~

春香「お布団敷けた~?」

雪歩「美希ちゃんなら既に寝てるけど」

美希「」スヤスヤ

千早「さ、流石は美希ね…」

春香「ねぇねぇ、知ってる?」

ちはゆき「?」

春香「美希ね、寝てる時に優しく撫でてあげると…」ナデナデ

美希「んにゅ…えへへ…はるかぁ…」

ちはゆき「!?」

春香「誰が撫でたか分かるの。で、夢見てる時とかは、その人物が出て来るんだって」

千早「…つくづく不思議な子ね」

雪歩「普段何をしてもなかなか起きないのに、好きな物があるよ、って言ったら、すぐに目を覚ましたり」

千早「好きな物…ああ、おn」

春香「ストップ。美希、本当に起きちゃう」

千早「…うっかりしていたわ」

雪歩「不思議だよねぇ…美希ちゃん」ナデナデ

美希「んにゃ…ゆき…ぽ…」

雪歩「…ぽ?」

千早「うふふ…ぽ…ぽ、って…」

春香「ゆきぽって…この子?」

ゆきぽ人形「ぽえー」

雪歩「じゃあ、いま美希ちゃんが見てる夢の中には、この子がいるのかな?」

千早「そろそろ生え替わりの時期だから、たぬしっぽが無くなる頃なのかしら」

春香「はるかさんだけは特に変わらないんだよなぁ…」

千早「普段から増えたり、巨大化したり、暗黒化したり、もにゅもにゅしてくる時点で、普通とは思えないけど…」

雪歩「甘噛み、可愛いですぅ♪」

春香「あれ、可愛いかなぁ…よだれ塗れになるみたいだし」

雪歩「あぅ…そっかぁ、お風呂入らないといけないねぇ」

千早「連れてこられた時の、おっきな帽子被ってお昼寝してたシーンはかわいかったわね」

雪歩「うん、あれは凄いかわいかった♪」


【あまみけファイル その35】
『ぷちます!』は、765プロのファンが作った漫画をアニメ化した…という設定。
吹き替えは本人達がやっていたが、あまりの可愛さに収録がまともに済んだ事がないらしい。


春香「あ、もうこんな時間かぁ…」

雪歩「寝ないとね」

千早「最後に、私が美希を撫でてみていいかしら?」

春香「起こさないようにね?」

千早「ええ…」ナデナデ

美希「…っ」

千早「…?」ナデナデ

美希「お…」

千早「お?」

美希「お、おにぎりんのお尻を撫で回すのは止めるの、ざるうどん姐さん!」

千早「」

はるゆき「」ブフォッ

美希「…あ、薬味はもういりません…むにゃ」

春香「ざ、ざ、ざる…ぷふっ、ざるうどん…姐さん…くふ…ふふふ」

雪歩「っ!っ!」←悶絶中

千早「…ざ、ざるうどん…私、美希の中ではざるうどんなのね…」

春香「ど、どんな評価なのよぉ…」

雪歩「ふふ…わ、わかんないよぅ…お腹苦しひ…」

千早「しかも、薬味は拒否されたわ」

はるゆき「っ!」

千早「長葱が多かったのかしら」

春香「ち、ちひゃやひゃん…も、ゆるひ…おにゃかいたひ…」

雪歩「も、もうらめれす…い、いきくるひぃれすぅ…」

千早「そうね、もう寝ましょう」

雪歩「はぁ…ふぅ…苦しかった…」

春香「腹筋が破壊されかけたよ…電気消すね」

雪歩「はぁい」

千早「ええ」

春香「」ぴっ

システム『就寝ボタンが押されました…チェック中…全項目クリア。防犯用センサー、カメラ起動…それではおやすみなさい』

雪歩「相変わらず謎の技術ですぅ」

春香「凄いよねぇ…じゃあ、おやすみなさい」

雪歩「おやすみなさい、春香ちゃん、千早ちゃん」

千早「おやすみなさい、春香、萩原さん」

………

「山葵が効き過ぎてたのかしら…」

はるゆき「」ブフォッ

春香「千早ちゃん?」

千早「ご、ごめんなさい…気になっちゃって」

雪歩「寝よう?」

千早「ええ…そうね」

………

「…つゆ1、山葵5、長葱4」

「」ブフォッ

春香「…千早ちゃん!?」

千早「ち、違…私じゃない…」

雪歩「…」

春香「…ゆーきーほー?」

雪歩「ご、ごめんなさい!つい思い付いちゃって…」

春香「そっと胸にしまっておいて!」

千早「というか、さっきの割合だと長葱に山葵を混ぜて、僅かにつゆで味付けしたものよね」

雪歩「最早、嫌がらせの域だね、ざるうどん姐さん」

春香「 寝 な さ い ! 」

ちはゆき「はい…」

………

「ざるうどん姐さん(大盛)」

「」ブフォッ

千早「春香っ!」

雪歩「っ!っ!」←また悶絶

春香「つ、つい…あはは…」

雪歩「はひぃ…はひぃ…」

千早「寝ましょう、本当に寝ましょう」

はるゆき「う、うん」


【あまみけファイル その36】
悪のりし始めたら止まらないあまみけの人達。


全員「…」スヤスヤ

美希「…かき揚げ?…あ、天ぷら姐さんだったの…」ムニャムニャ

「」ブフォッ

春香「美希ぃぃぃ!」

美希「っ!?ふにゃぁあ!?何!?何なのなの!?何なのなの!?」

千早「うどん何処行ったのよ!」

雪歩「それはどうでも良いよ!」

春香「寝ろぉぉお!」ガオー

美希「寝てたの~!」ヒーン


【あまみけファイル その37】
就寝前ですら、大体こんなノリ(この日の就寝は深夜1時半)

以上、あまみけ1話でした
取り敢えずこんな感じで、またのらりくらりとやっていきます


※お知らせ
私事で投下間隔が以前より開いてしまいます
大体2週間以内には何とか次を投下出来れば、と思っています

意外に早く出来ましたので、投下します

~ある日の朝~

春香「…ん」ムクリ

春香「ふぁあ…朝だぁ…いまは…7時かぁ…」

(もぞもぞ)

春香「ん?何か布団がこんもり…」

(がばっ)

あずさ「」スヤスヤ

春香「隣にっ!?」コノーサカーミチーヲー←脳内BGM

あずさ「ん…」クルッドタプーン

春香「桃彩ボタンが2つっ!?」キミガフレターカラー♪←脳内BGM
※春香さんは、隣に素っ裸のあずささんが寝ていた事に対し、非常に混乱しております

春香「お、おっきい…そして柔らかそう…」

春香「」プニン

あずさ「んっ…」

春香「あかん、こらあかん。流石の春香さんや言うても…こらぁ…魔性の果実や…こないな…あかんて…」
※引き続き、春香さんは置かれた状況に非常に混乱しております

「んん…」

春香「ん?」クルッ

雪歩(裸)「すぅ…」

春香「」

(←チラッ)

あずさ(裸)「」スヤスヤ

(→チラッ)

雪歩(裸)「」スヤスヤ

(↓チラッ)

春香(裸)「」

春香「………」

春香「3P(スリーピース)!!!?」ハルーン!?

「朝から何言ってんだアホリボン」

春香「ふぉ!?」ビクッ

律子「おはよう」

春香「あ、り、律子さん…おはようございます…えっと…あ、下着、可愛いですね」

律子「…うっさい」

【あまみけファイル その1】
765プロの誇る歌って踊れるプロデューサーこと秋月律子さん、今日の下着は緑と白のしましまおぱんつ


春香「えっと…私、いつ浮気しちゃったんでしょう?」

律子「はい?」

春香「あ、あずささんがここにいるという事は…まさか、ぷ、プロデューサーさんから寝取っちゃっt」

律子「アホか!」

春香「ゆ、雪歩まで毒牙にかけてしまったなんて…は、春香さんはいつの間にレズジゴロになってしまったんでしょうか…リボンの魔法?」

律子「ツッコミ所が山盛り過ぎて、どこからツッコミしたらいいかしらね…」

春香「春るんのリボン的な…」

律子「ぽこ太は何処よ…」

春香「えと…美希太…なんちゃって」

律子「昔の髪の色なら、ライオンっぽいと言えばライオンっぽかったけど…」

春香「ところで律子さん…」

律子「あによ?」

春香「上がYシャツで下はパンツって…えっちぃです」

律子「…アンタ飢えてんの?このガチリボン」

春香「が、ガチリボンっ!?」

律子「大体、素っ裸のアンタにエロいとか言われたくないわ」

春香「は、裸を見られた…もうお嫁にいけないっ!」

律子「多分、千早なら大丈夫よ」

春香「本当に千早ちゃんはもらってくれますかね?」

律子「聞かれてもね…それ以前に幾つかツッコミしないといけないんだけど、まぁいいわ。面倒だし」

春香「律子さんが冷たい…」

律子「ところで、私はそろそろ事務所に行かないといけないんだけど」

春香「あ、お仕事ですか?」

律子「そう。それで、頼みがあるのよ」

春香「?」

律子「あずささん、よろしく」

春香「…はい?」

律子「ほら、いま千早のツアーに付いて行ってるでしょ?」


【あまみけファイル その2】
千早は、全国5箇所を巡るツアーライブ中。
プロデューサーさんは、千早のツアーライブに同行中。


春香「はい」

律子「で、昨日寂しさのあまり泥酔、たまたま巻き込まれた雪歩と一緒に連れて帰ってきたら、雪歩さん大リバース」

春香「えっ?あれ、記憶が…」

律子「雪歩を着替えさせたりお風呂入れてたら、あずささん再暴走、アンタに飲ませてアンタがダウン」

春香「え゛っ」

律子「美希は流石に未成年だし、何とか逃がしたけど…とりあえず良くわかんなかったから、美希はアンタを、私はあずささんをお風呂に入れて、体拭いてそのままそのベッドに放り込んだ」

春香「せ、せめて下着位は…」

律子「どこにあるか分かんないし」

春香「うっ…」

律子「美希は避難させてるし」

春香「え、ど、何処にですか…?」

律子「自分の部屋って本人が言ってた部屋」

春香「なるほど…」

律子「雪歩も午後イチでレッスンあるからね。美希はそろそろ起こして連れてくわ」

春香「ご、ご迷惑をおかけしました」

律子「アンタは被害者なんだし、別にいいわよ…で、悪いんだけどあずささん頼むわ。多分、強烈な二日酔いだから」

春香「はぁ…」

律子「ところで春香、貴方は大丈夫なの?」

春香「ふぇ?何がですか?」

律子「二日酔い」

春香「…?」

律子「あ、二日酔いがどんなのかすら分からないか」

春香「はい…」

律子「体調は?」

春香「えっと…特に異常は無さそうです」


【あまみけファイル その3】
春香さんは初のアルコール(強制)は体験したが、二日酔いはまだヴァージン。


律子「お風呂入って汗かいたからアルコールが抜けたのかしら?ま、二日酔いが無いならそれで良いわ。あんなもの、知らない方が良い」

春香「…実感こもってますね」

律子「そりゃ、ね…本当、地獄よ」

春香「貴音さんと真で経験済みです…ラーメン食べられない貴音さんや、フリフリ衣装に対して「今はいい」なんて言う真とか、最早天変地異のレベルですよ?」

律子「…そうね」←どちらの二日酔いにも噛んでいる

律子「因みに…雪歩もあずささんも、多分二日酔いだから」

春香「雪歩…レッスンなのに…休ませてあげられません?」

律子「程度にもよるわね…」

春香「起こしてみて決めます?」

律子「ええ」

春香「雪歩~?朝だよ~?」

雪歩「う…うぅ…う~…」

春香「うっうー!」

雪歩「は、春香ちゃん…頭に響くから…」

春香「ご、ごめん」

律子「駄目ね…隈出来てるし」

春香「…大丈夫です、こうなったら、雪歩もあずささんもまとめて私が面倒見ますよ」

律子「ん~…春香1人じゃ大変だわ…いいわ、他に誰か頼んでみる」

春香「でも、その子がオフだったら、悪いですよ…」

律子「最悪、別の日に改めてオフを設けるわ。スケジュール調整して」

春香「それだと、依頼してきてくれた方にも悪いんじゃ…」

律子「先方には私から上手く伝えておくわ」

【あまみけファイル その4】
何だかんだ、律子さんは敏腕プロデューサーである

春香「うーん…いいのかなぁ…悪い気がする」

律子「いけない!時間がヤバい!美希ー!事務所行くわよー!」ドタバタ

春香「…あ、服着ないと…」

~玄関~

美希「」ユラユラ

律子「シャキッとする!シャキッと!」

美希「ミキ…春香の朝ご飯食べないと、1日ブルーなの…」


【あまみけファイル その5】
春香の朝ご飯は1日の活力なの。無いと、ミキは空腹で何にもする気にならないの


春香「ごめんね、美希…私も起きたの遅くて、作る時間無かったの」

美希「春香は悪くないの、悪いのはどたぷーんなの」

春香「あはは…(美希、貴方もどたぷーん艦隊の1人よ)」

律子「途中でコンビニおにぎりでも買ってあげるから、我慢なさい」

美希「分かったの…それならまだ頑張れる気がしたりしなかったりする気がしないでもなきに非ずなの」ユラユラ

律子「どこに着地したいか分からないボケね」

春香「あはは…行ってらっしゃい」

美希「はいなのぉ…」ユラユラ

律子「じゃ、任せたわね」

システム『美希さん、律ったん、行ってらっしゃい』

律子「律ったんて何よ!前より酷くなっ(ガラガラ、ズガシャン!)」

春香「」

<こらぁぁぁ!(ドンドンドンドン)

<律子さん、あんまり叩くと、屈強なオジサン達が…

<ヘイ!ホールドアップ!

<来たの

<何で日本なのにライフル装備してんのよ!

<ユー、ナニモノダ!

<私はプロデューサーよ!ほら名刺!

<oh…

春香「朝から面白いなぁ、律子さん」

あずさ「」フラフラ

春香「ん?あずささん、おはようございます」

あずさ「お、おはよぉ…」

春香「(アカン)」

あずさ「うぅ~…ここ、どこかしらぁ…私、何で裸なのかしらぁ…」フラー…フラー…

春香「話せば長くなりますが…ここは私の家で、あずささんサイズの服が家には無くて…えっと、バスローブとかなら着れるかな…?」

あずさ「う~ん…と、取り敢えず…シャワーをお借りしても良いかしら~…」

春香「どうぞ、案内します」

あずさ「ごめんなさいね~…」

春香「あずささん!そっちは玄関!いま外に出たら大惨事待ったなしですから!」ワタワタ


【あまみけファイル その】
あずささんは今、そのせくちーだいなまいつなボディに何も身に付けていない

あずさ「あらぁ~…」

雪歩「みゅぅ~…頭痛いですぅ…」フラフラ

春香「あ、雪歩…大丈夫?」

雪歩「ダメですぅ~…頭がぁ~…」

春香「雪歩もお風呂入る?」

雪歩「そうしますぅ……も?」

春香「あ、そうだ…あずささんも一緒に入るからね~」

雪歩「…あずささん?」

春香「そう、あずささん。どたぷーん艦隊の」

雪歩「…何処にいるの?」

春香「えっ?」

<あらあら~

春香「何で二階にいるんですか!」ドダダダダ

<風が気持ち良いわ~

<ベランダ!そこベランダ!あずささん!裸ですから!早くこっち来て下さい!

<あら~

雪歩「…お風呂準備しよう…」


【あまみけファイル その6】
あずささんが踏み出した瞬間から、既に迷子は始まっている



~お風呂ヴァ~

春香「凄く疲れた…」

雪歩「あはは…」

あずさ「ごめんなさいね、春香ちゃん…」

春香「あーいや、大丈夫です…」

雪歩「シャワー浴びたらちょっとだけすっきりしましたぁ…」ゴシゴシ

あずさ「はふぅ…春香ちゃんのお家のお風呂は広いわ~♪」

春香「何せ、4人は入れますから」

システム『お客様です。765プロの高槻やよいさんがいらっしゃいました』

あずさ「きゃあ!?」

春香「あ、大丈夫ですよ、誰か見てる訳じゃありませんから…えっと、やよい1人ですか?」

システム『高槻やよいさんお1人です』

春香「じゃあ、上がってもらって…また施錠して下さい」

システム『了解。春香さん達のいらっしゃる位置情報はお伝えしますか?』

春香「お願いします」

システム『了解』

<いらっしゃいませ、高槻さん

<わぁ!す、凄いですー!お、お邪魔しまーす

あずさ「す、凄いわ~…春香ちゃんのお家って、凄く未来のお家みたいね~」

春香「水瀬財閥様々です」

雪歩「やよいちゃんの家並みに、ここも要塞だよね」


【あまみけファイル その7】
超アイドル要塞第1段は高槻家。
あまみけは第2段で、防犯システムの面で優れている。


<(こんこん)春香さーん!やよいでーす!

春香「いらっしゃーい♪どしたの?」

<律子さんから頼まれましたー♪

春香「そっか~…ありがとう、やよい。じゃあ、私達はすぐに出るからリビングで待ってて」

<はーい

春香「という訳で、私は出ます」

雪歩「あ、私も」

あずさ「なら、私も出るわ~」

春香「あ。あずささんはバスローブ持ってきますから、待っててください」

あずさ「は~い」



~リビング~

はるゆき「…」

やよい「す、凄いですー…」

あずさ「あ、あら~…どうしましょう…」

【あまみけファイル その8】
春香さんサイズのバスローブでは、あずささんのどたぷーんなあれが零れ出そう

春香「さ、流石どたぷーん艦隊トップ…」

雪歩「い、今にも飛び出してきそうですぅ」

やよい「あわわ、大変です…」

あずさ「だ、大丈夫よ~…このまま外に出ないもの~」

春香「さっきベランダ出たじゃないですか!しかも真っ裸で!」

あずさ「あぅ…」

やよい「は、裸ん坊でですか!?」

春香「うん、バスローブも無し」

やよい「はわっ!?」

あずさ「わざとじゃないのよ~」

雪歩「それは分かりますよぅ」

春香「天然ですからね、あずささんは」

あずさ「そんな!」ガビーン

やよい「わざとなら、事件になっちゃいます」


【あまみけファイル その9】
事件になっちゃう位、せくちーだいなまいつなボディのあずささん


あずさ「うーん…あ、ステージ衣装ならいいんじゃないかしら~?サイズも合うし♪」

春香「ステージ衣装で過ごすおつもりですか?あずささん」

あずさ「え、あの…それ着て家に服を取りに行こうかなって…」

やよい「あの…アイドル辞めて女優さんになったのに、アイドルの衣装はおかしいかなーって…」

雪歩「…分かりましたぁ」

春香「雪歩?」

あずさ「雪歩…ちゃん?」

雪歩「…安心して下さい、あずささん…衣装、持ってきます…チャイルドスモックかナイトメアブラッドを…」

春香「何その悪意ある選択は!?二日酔いを根に持ってるの!?」

雪歩「なら…バラエティーアニマルを…」スクッ

春香「何でそっちに行く!?」

あずさ「雪歩ちゃ~ん…酷いわぁ…」

雪歩「はぅあ…た、立ち上がったら頭痛いですぅ…」

春香「この子、自爆しよった…」

あずさ「うう…ごめんなさいね、雪歩ちゃん」

やよい「だ、大丈夫ですか?雪歩さん…」

雪歩「…つい、思いつきでボケてみましたぁ…はぅ」クテーン

やよい「雪歩さーん!?」ガビーン

春香「まだ酔ってんの!?やよい!もうその辺に転がしといて!」

やよい「え、えーっ!?」

あずさ「か、かわいそうよ~…」

春香「着たいですか?チャイルドスモック」

あずさ「あ、あれはちょっと…流石に24になってあれは、心が折れそうになるわ~…」

春香「なら、ナイトメアブラッドは?」

あずさ「あ、あれで街中を歩くのは、流石に恥ずかしい…」

春香「やよい、転がしといて」

やよい「あぅう…」

【あまみけファイル その9】
白雪歩姫様のボケはたまにドギツい上に、本人は自爆傾向にある両刃の剣、素人にはオススメ出来ない。


雪歩「」チーン

やよい「と、取り敢えずソファに寝かせときました…」

春香「全く…雪歩はたまに操縦出来なくなるからなぁ」

あずさ「は、初めて見たわぁ…」

やよい「雪歩さん…この前も事務所で…」

「こ、こんなひんそーでちんちくりんな私は…あ、穴掘って埋蔵金埋めてますぅ!…なんちゃっ……あぅ…」

やよい「って、いつものアレに、良く分からないアレンジして、すぐにお部屋の隅っこで体育座りしてました…」

春香「つ、ツッコミにくいボケを…」

やよい「伊織ちゃんと律子さんと響さんが固まってましたから…」


【あまみけファイル その10】
765プロの誇るメインツッコミは伊織、ツッコミ専用ハリセンの持ち主の律子さん、今ではフェアリー以外にもツッコミ側に回る響。


春香「765プロの誇るツッコミ3人を持ってしてもダメだったか~」

あずさ「アイドルとプロデューサーじゃなくて、ツッコミなの?」

春香「ええ、そこに真も含め、間違いなくツッコミ担当です。ボケたがりの765プロでは…」

やよい「う…?」

春香「あ、やよいは可愛い担当だよ」ナデナデ

やよい「ん…えへへ…あ、でもでも!皆さん可愛いです!…可愛いというより、綺麗って人もいますけど」

あずさ「あらあら、私はどっちに入れてくれるのかしら~」

春香「あずささんは、『エロい』です」

あずさ「エロい!?」

やよい「え?あの、いや…」

あずさ「うぅ…私、そんな風に見えるのかしら…」

春香「(そりゃ、おっぱいがポロリ直前、ポッチで何とか引っかかってるような状態のバスローブ一枚、ブラどころかパンツも無し、そんなおっぱい92センチの人はエロいと思います)」

やよい「(あ、あずささん、凄いです~…私と違って、どたぷーんできゅっでばいーんな感じですから…)」

雪歩「」ムクッ

雪歩「あずささんは、セクシャルバイオレッツナンバーワンです!……ふぁ…頭痛い…」パタッ

春香「大人しく寝てなさい…全く」

あずさ「…あ、そういえば私、痛み止めの薬を持ってたわ~」

やよい「わぁ♪それなら雪歩さんも元気になりますねー!」

春香「あずささんのバッグ、二階から持ってきますね」

やよい「私、お水汲んできまーす」

雪歩「はぅう…お願いしますぅ…」

~あずささんのバッグ、登場~

春香「あずささん、これですよね?」

あずさ「そうそう♪これよ~♪え~っと…」

(がさごそ)

春香「良かったね、雪歩。これで痛みから解放されたらいいね」

雪歩「是非そうあって欲しいですぅ…」

やよい「雪歩さん、可哀想ですぅ…」

あずさ「えっと~…」

(がさごそ)

春香「…」

やよい「…」

雪歩「…」

(がさごそ)

あずさ「えっと…あら?あら~?」

春香「まさか…」

やよい「あぅ~…」

雪歩「うぅ…」

あずさ「ごめんなさい…無かったわ~…」

雪歩「oh…」

春香「うちにあったかなぁ…常備薬って置いて無かったような…」

やよい「あ!うちに痛み止めならあるかもです!」

はるゆきあず「っ!」

やよい「確か、お母さんが買ってきてたのがあるはずです!ちょっと行ってきます!」


【あまみけファイル その11】
高槻家と天海家はご近所。


雪歩「やよいちゃん…お願いしますぅ…」

やよい「はわ!い、急いで行ってきまーす!」

春香「システムさん、やよいが一度出ます!すぐ戻るので、玄関は戻るまで施錠しなくて良いです!」

システム『了解しました』

システム『やよいさん、戻られたら取っ手に触れて下さい』

やよい「はい!それじゃ、行ってきまーす!」タタタッ

あずさ「…本当、何から何まで…ごめんなさいね…」

春香「気にしないで下さい!仲間じゃないですか!助け合いですよ、助け合い!」

あずさ「春香ちゃん…ありがとう」


【あまみけファイル その12】
765プロ=絆


~30分後~

システム『やよいさんがいらっしゃいました』

やよい「ただいまでーす!」

春香「おかえりー」

あずさ「おかえりなさい、やよいちゃん」

雪歩「やよいちゃん、おかえり…」ユラーリユラーリ

やよい「ゆ、雪歩さんが何かゆらゆらしてますー…」

春香「ああ、まっすぐに座ってられない位なんだね…」

あずさ「あら~…あら~…」ユラーリユラーリ

やよい「あ、あずささん!釣られてますぅ!」

あずさ「はっ!い、いけない…雪歩ちゃんが心配で見てたら…」

春香「あずささんが釣られない為にも…やよい、痛み止めの薬を貰えるかな?」

やよい「あ、はい。それが…お母さんが「二日酔いなら、色々効果があるとされてるものをメモしてあげる」って…」

春香「およ?どれどれ~…1番は睡眠…ふむふむ…」

あずさ「あ、ウコンとか、すっかり忘れてたわ~…私も結構ふらふらだし…」

春香「ウコンは無いなぁ…取り敢えず、ウチで用意出来るものを用意してみます」

雪歩「う~…うぷ…」

やよい「はわわ…やっぱり痛み止めのお薬も必要でした…」

あずさ「春香ちゃん、手伝うわ~」

やよい「あっ、あずささんは座ってて下さい!私はお手伝いに来たんですし、私が手伝ってきます!あの、雪歩さんをお願いできますか?」

あずさ「分かったわ~。お願いね?やよいちゃん」

やよい「はい!お任せ下さい!春香さーん、お手伝いしまーす!」

あずさ「雪歩ちゃんに私がいま出来る事は…雪歩ちゃん、ちょっと頭動かすわね…」

雪歩「う…う?」ポフッ

あずさ「ごめんなさい…膝枕位しかしてあげられなくて…貴方より二日酔いに慣れてるはずなのに、こんな事しかしてあげられない…」ナデナデ

雪歩「…」

雪歩「(す、凄く気持ち良いですぅ…しかも凄い良い匂いがしますぅ…膝枕側も柔らかいけど、上からも超柔らかくてあったかいマシュマロが…あぁ…へ、天国(ヘヴン)ですぅ…)」


【あまみけファイル その13】
今日の雪歩は、天国と地獄を行ったり来たりの忙しい日である。

~キッチン~

春香「スポーツドリンクは…うん、ある」

やよい「じゃあ、これを雪歩さんに渡してきまーす」

春香「お願いね…私は、さっきのメモ見てちょっと考えてみる」

やよい「はーい」

春香「さて…メモに書かれた民間療法的なもので、我が家の冷蔵庫君にあるものは…と」

春香「…ヨーグルトに…牛乳に…レモン、グレープフルーツ…ふむ」

春香「りんごと蜂蜜もあるなぁ…ふむ」

春香「」ポクポクポクポク…ティン!

春香「ふし!やりますか!」

やよい「あ、春香さん、渡してきましたぁ」

春香「ありがとう、やよい。で、ちょっち手伝って貰える?」

やよい「はい!」



~レッツクッキング~

春香「まず…蜂蜜に対して1/3位のお湯で溶いて…」

やよい「あ、分かりました!私はレモンを切って…」

春香「半分はその絞り器で絞ってね。そんで、二枚輪切りを作ったら、残りは皮ごとすりおろしちゃって」

やよい「はーい」

春香「で、グレープフルーツを1/8位にカットして、絞って」

やよい「はーい」

春香「蜂蜜を薄めたのに2種類の絞り汁と輪切りレモン1枚と…さらにすりおろしたのを大さじ2杯位混ぜてね」

やよい「はーい」

春香「さて…春香さんはもう1品!」

春香「りんごを半分に切って…ヘタとか種を取って…」

春香「で、卸し金で途中まで擦り卸して…ある程度擦り卸したら、今度は角切りに…」

春香「グレープフルーツの残りも小さめにカットして」

春香「無糖のヨーグルト!これに擦り卸しりんご、擦り卸しレモン、角切りりんごに切ったグレープフルーツ、缶詰めのみかんを…投下!混ぜ混ぜ~♪」

やよい「あ、春香さん、こっちはOKです!味も調整しましたー」

春香「流石はやよい!後はこっち…ふふふ、秘密兵器…昨日のケーキの時に余っちゃった、ホイップクリーム♪」

やよい「わあ!は、春香さんの作ったホイップクリーム…」ゴクリ

春香「うふふ~…」ムニゥ

春香「はい、スプーンに出したよ♪味見どうぞ~♪」

やよい「やったー!いただきまーす!」パクッ

やよい「んふ~…ひあわへれふ~…」ポワーン

春香「えへへ…じゃあ、この混ぜ混ぜした果物入りヨーグルトを器に移して…ホイップクリームをむにっと絞って…はい、完成っと♪よし、じゃあこれを2人に持っていこうか!」

やよい「はーい!」


【あまみけファイル その14】
春香さんはデザートを作らせたら天才

春香「じゃあ、上がってもらって…また施錠して下さい」

システム『了解。春香さん達のいらっしゃる位置情報はお伝えしますか?』

春香「お願いします」

システム『了解』

<いらっしゃいませ、高槻さん

<わぁ!す、凄いですー!お、お邪魔しまーす

あずさ「す、凄いわ~…春香ちゃんのお家って、凄く未来のお家みたいね~」

春香「水瀬財閥様々です」

雪歩「やよいちゃんの家並みに、ここも要塞だよね」


【あまみけファイル その7】
超アイドル要塞第1段は高槻家。
あまみけは第2段で、防犯システムの面で優れている。


<(こんこん)春香さーん!やよいでーす!

春香「いらっしゃーい♪どしたの?」

<律子さんから頼まれましたー♪

春香「そっか~…ありがとう、やよい。じゃあ、私達はすぐに出るからリビングで待ってて」

<はーい

春香「という訳で、私は出ます」

雪歩「あ、私も」

あずさ「なら、私も出るわ~」

春香「あ。あずささんはバスローブ持ってきますから、待っててください」

あずさ「は~い」



~リビング~

はるゆき「…」

やよい「す、凄いですー…」

あずさ「あ、あら~…どうしましょう…」

>>270はミスです。失礼しました…

~リビング~

やよい「あずささん、雪歩さん!」

春香「私とやよいの特製ハチミツレモン+グレープフルーツと、フルーツヨーグルト&ホイップクリームだよ!」

あずさ「あらあら~!美味しそう♪」

雪歩「」ムクリ

雪歩「は、春香ちゃんとやよいちゃんの作ったもの?」

やよい「はい!これでーす!」

雪歩「ふぁあ…」キラキラ

春香「ゆ、雪歩の目にハイライトさんが戻ってきた!」

やよい「寧ろ、キラキラしてますー」

あずさ「うふふ♪雪歩ちゃん、食べられる?」

雪歩「た、食べますぅ!」フンス

あずさ「あらあら♪」



~あずゆき、デザート満喫中~

あずさ「美味しいわ~♪グレープフルーツがさっぱりしてて良い感じだわ~♪」

雪歩「」モグモグ←無心で食べ続けてる

春香「初めてのチャレンジで分量が感覚だから、心配でしたけど…大丈夫だったかな?」

やよい「大丈夫みたいです~。特に、雪歩さんは」

雪歩「…」

春香「…ごめん、お代わりは無いんだ…そんな、器持って悲しそうな目で見ないで」

あずさ「うふふ♪でも、本当美味しかったわ♪ありがとう、春香ちゃん、やよいちゃん」

雪歩「ご馳走様でしたぁ♪」

はるやよ「えへへ」

やよい「春香さん!大成功です!」

春香「うん!じゃあ、あれやろう!」

やよい「はい!いきますよ~、せーの!」

やよはる「はい、たーっち!」パチン

やよはる「いえい♪」

あずさ「うふふ♪本当、美味しかったわ~…私も今度、作ってみようかしら~♪」

春香「今度教えます…じゃあ後はゆっくり休んで下さい。雪歩、お部屋にあずささんの分もお布団敷いていいかな?二階の寝室だと、階段上り下りが大変だし」

雪歩「うん、平気だよ~」

あずさ「あら~、ありがとう♪」

春香「じゃあ、2人は休んでて下さい。私、雪歩の布団とお客様用の布団を持ってきます」

やよい「私も手伝いますー!」

春香「ありがと、やよい」

やよい「どーいたしましてです!」



~和室~

雪歩「あずささん、ここです~」

あずさ「あら~、素敵なお部屋♪」

雪歩「春香ちゃんが、わざわざ私の為に和室を準備してくれたんですぅ♪」

あずさ「まあ♪仲良しさんなのね~♪」

雪歩「はい♪」

あずさ「」チラッ

あずさ「(この掛け軸の字…貴音ちゃんかしら…書いた時にお腹空いてたのかしら~…?)」


【あまみけファイル その14】
掛け軸[濃厚豚骨]

~リビング~

春香「システムさん、和室であずささんと雪歩が寝ますので、戸締まりと空調をお願いします」

システム『了解』

春香「あと、あずささんが迷子にならないように、ベランダと玄関も施錠しておいて下さい」

システム『了解。地下室はどうしますか?』

春香「今も作業中ですか?」

システム『はい。但し、天海家、高槻家からは離れた位置での作業のようですので、此方から出入りは無いと思われますが』

春香「分かりました。じゃあ、地下室の施錠もお願いします。何かあれば知らせて下さい」

システム『了解』

春香「ふぅ…これで良し、と」

やよい「春香さん、お茶煎れましたよー」

春香「わ、やよいありがとう」

やよい「いえいえー…それにしても、凄いですねー」

春香「ん?」

やよい「春香さんのお家って、ドラえもんに出て来る未来のお家みたいです!」

春香「ふふ、私達も最初はそれ思ったよ!千早ちゃんも、雪歩も、美希も、皆で「ドラえもんに出て来る未来のお家みたいだ」って」

やよい「やっぱり、みんな一緒の事考えるんですね!」

春香「外見は大分古い木造家屋なんだけどね。ちょっと台風来たら倒れちゃいそうな位に」

やよい「あはは…でも、柱とかは補強したんですよね?」

春香「うん。一応、水瀬財閥が管理してたって名目だったけど、どうも暫く放置してた上に、家の中までチェックしてなくて…結構ボロボロだったんだぁ…」

やよい「わぁ…」

春香「まぁ、雪歩のお家で余った材料とか、解体した後に出た廃材とかで使えそうなもので補強したから、大分安く済んだけどね」

やよい「何だかあの番組みたいです!」

春香「あー、リフォームの匠が来るヤツ?」

やよい「はい!」

春香「うちは水瀬財閥の関連施設が作った試作品が山ほどあって、世間的にまだ公表できないから…匠は来なかったけどね…」

やよい「それ、私の家もです…」

春香「あはは…同じかぁ…」

やよい「ある意味、伊織ちゃんが匠でした」

春香「あー、あれやこれやと安くしてくれたしね…」

やよい「私の家には、毎月一回チェックさせてくれればいいって、凄い安くなったみたいです」

春香「あー、うちもそうしたかったけど、皆忙しいから…半年に一回チェックにしちゃった」

やよい「でも、何を調べるんでしょう?」

春香「あれだよ、どれ位悪くなってるかを調べて、耐久性チェックとか…かなぁ」

やよい「最近だと、何人かが来て柱とかをパシパシ叩いて、幾つか質問されたらお終いです。それどころか、旅行のお土産とか頂いたりしちゃって…お父さんやお母さんとお茶を飲みながら話したり、兄弟が宿題見て貰ったり…何か良く分かりません」

春香「仕事しに来てないね、それ。完全に遊びにきた親戚の人か近所の人レベルだよね」

やよい「最近は、弟達が「チェックの人達」が来るのが楽しみになってます」

春香「意味が分からない…そういえば、うちに来てた人達も、私や千早ちゃんや雪歩や美希のサイン下さいって来て、あげたら値段下がったりしたなぁ…それでいいのか、水瀬財閥関連企業と萩原組…」

やよい「い、いいんですかねー…」



~夕方~

春香「ただいま」

やよい「どうでした?あずささんと雪歩さん」

春香「ぐっすり。最近忙しいから、良い休養になったのかもね」

やよい「うっうー!それは良かったです!」

春香「あ、そういえばやよい、お家の方は大丈夫?」

やよい「あ、そろそろ晩御飯の買い物行かないとです…」

春香「そっか、じゃあ一緒に行こうか?」

やよい「いいんですか?その、あずささんと雪歩さんを置いてけぼりにして…」

春香「大丈夫だよ、あずささんは下手に迷子にならないようにするし、雪歩もぐっすり寝た後なら大丈夫だと思う」

やよい「そうですかー!じゃあ、一緒に行きましょう!」

春香「おー!」



~玄関~

春香「システムさん、出掛けます」

システム『了解。和室の状態と施錠はどうしますか?』

春香「継続して下さい。寧ろ、私達がいない分気を付けて下さい」

システム『了解。では引き続き和室の空調と施錠を継続致します。続いて、外出時の安全チェックを開始します』

春香「個別の結果報告は省略で」

システム『了解。安全が確認されました。忘れ物の無きよう…』

春香「お財布にスマホに鍵に…」

やよい「エコバックにポイントカード…大丈夫です!」

春香「OKです、開けて下さい」

システム『了解。春香さん、やよいさんが外出したのを確認致しましたら、玄関の施錠を致します』

春香「はい」

(ズガシャン!ガラガラ…)

やよい「お邪魔しましたー!」ガルーン

春香「いってきます」

システム『玄関の扉を閉めます。行ってらっしゃいませ』

(ガラガラ…ズガシャン!)

やよい「はわわ、おっきな音ですぅ…」

春香「皆それ言うね…」

~スーパー~

やよい「うっうー!今日も元気にお買い物ですー!」

春香「タイムセール品は流石に厳しいかなぁ」

やよい「うーん…取り敢えず、お野菜コーナーから行ってみますか?」

春香「そだね」



~青果コーナー~

やよい「うー、お野菜が微妙に高いです」

春香「値段が不安定だったんだけど、最近は底値が上がった状態から不安定だからねぇ…」

やよい「困りましたー…」

春香「日本より国土の狭いベルギーや、高山があるスイスにすら輸出量が負けてる日本の農作物…私達が応援したら、農家さん増えるかな?」

やよい「ベルギー…って、チョコレートが有名ですよね」

春香「そ、まさにそこ。正式にはベルギー王国だけどね」

やよい「王様がいるんですか!?」

春香「だろうね~…ちょっとうろ覚えだけど、確か国家政策で農業を盛り上げてるって聞いた気がするなぁ…」

やよい「ほぇ~…」

春香「日本でもやろうとしてるらしいけど…どうなんだろうなぁ」

やよい「春香さん、物知りですー!」

春香「野菜の事を調べてたら、色々ね」

やよい「なるほどー」

春香「さっきのが正しいかどうか分からないよ?うろ覚えだし…あはは」

やよい「それでも凄いですー」

<キュウリの袋詰めタイムセールでーす!

はるやよ「」ギラッ!

春香「Go!」

やよい「はいー!」

(ドダダダダ…)



~タイムセール終了~

はるやよ「」テカテカ

ポリ袋<ふう、キュウリで腹がパンパンだぜ…

春香「すぐ近くでやってて良かった~」

やよい「はい!大勝利ですー!」

春香「ん?あれは!」ダッシュ

やよい「あ、春香さん!?」タタタッ



春香「ふー…まだ残ってた…はい、やよい」

やよい「こ、これは…もやし!」

春香「特売コーナーに3袋だけあるのが見えたからゲットしてきた」

やよい「春香さん…!あ、ありがとうございます!」ムギュ

春香「ふふふー、この調子で色々見て回ろう」

やよい「はい!」



~スーパーの外~

春香「いやぁ…実に充実した時間だったねぇ」ホクホク

やよい「はい!まさかの時間差タイムセールでした」ホクホク

春香「何より素晴らしいのは、入荷のタイミングの都合で起きた、お肉安売りだね」

やよい「はい…奇跡の瞬間でした…」

春香「スライスした豚肉のパックが、あんなに安く手に入るなんて…」

やよい「うっうー!お肉が沢山ですー!何作ろうかなー?」

春香「もやし祭りにお肉をプラスしてみたら?あの『やよソース』なら、お肉にも合うと思うけど…」

やよい「ん~…それもいいんですけど…春香さんは今日は何を作るんですか?」

春香「うちは…二日酔い患者がどこまで回復してるかだけど…この豚肉のスライスを茹でるかな、と」

やよい「茹でる?」

春香「うん。湯通しする位だけど、それで油を落として、あとは刻んだきゅうりの上に乗せて、ゴマドレッシングをかけておしまい。あ、茹でたもやしでも美味しいよ」

やよい「サラダみたいな感じですか?」

春香「そうだね。あと、時間が無い時は…細切りにした野菜、茹でたもやし、1センチ幅位に切って、レンジ用のポリ袋に入れてチンしたキャベツなんかと、茹でたスライス豚肉を並べて、好きな野菜をお肉で巻いて食べたりすれば、それだけでご飯のおかずとしてOKだよ」

やよい「ふむふむ…それにドレッシングか何かをつけて食べたら美味しそうだし、何より、自分で選びながら楽しく野菜とお肉が取れていいかもです!」

春香「実は、実家でお母さんがたまに作ってたんだよね」

やよい「なるほどー…あ、野菜は水菜とかもいいかもですね!」

春香「おー、いいかも!」

~帰り道~

春香「じゃ、やよい。今日はありがとね!」

やよい「いえいえ!困った時はお互い様かなーって!」

春香「あはは!じゃあ、私にも何かあったら言ってね?」

やよい「はーい!じゃあ、お疲れ様でした!」ガルーン

春香「うん!またねー!」

やよい「~♪」テクテク

やよい「」クルッ

やよい「♪」フリフリ

春香「あはは♪」フリフリ

春香「さて、私も帰ろっと」

春香「~♪」テクテク

(アーユレディ♪アイムレイディ♪)

春香「ん?電話…」ガサゴソ

春香「プロデューサーさんだ…(ピッ)もしもし、天海です」

P『私だ』

春香「あなただったのか」

P『暇を持て余した』

春香「芸能人の」

Pはる「遊び」

春香「で、どうしたんですか?私の千早ちゃんが可愛過ぎて欲望に負けて押し倒しちゃいましたか?おしおきは路上で垂直落下式ブレーンバスターがいいですか?それとも日本中のアイドル全員から「クソ野郎」ってあだ名で呼ばれるのかいいですか?」

P『罰がエグ過ぎんだろ!死or業界からの抹殺て!つーか欲情もしてねぇし手も出してねぇよ!アホか!』

春香「千早ちゃんが可愛くないと?リボンで締め落としますよ?」

P『お前、次の仕事は無人島な』

春香「ごめんなさいでやんす♪」テヘペロ

P『(イラッ)お、やる気十分だな。無人島に永住決定な?』

春香「いや、本当ごめんなさい」

P『ったく…俺じゃなければ五臓六腑にハバネロ刻んだのを詰め込まれも文句言えんぞ?』

春香「想像つかない位の激痛で死にそうな気がする!」

P『…あずさが世話になったな』

春香「いえいえ、あずささんのセクシーダイナマイッ!な裸も見ましたし…」

P『見たのかコンチクショウ!』

春香「(カチン)…特別に治療費とご飯代と宿泊費と人件費、ヘルプに来たやよいへの人件費で、再来月までの給料全部でいいですよ」

P『高っ!?引くわ!ちょっと「うわっ…」てなるくらい高いわ!』

春香「冗談はさておき、二日酔いでちょっと辛い位みたいですから、安心して下さい」

P『そうか…雪歩にも迷惑かけたみたいだし…帰ったら謝らないとな』

春香「ところで、ツアーはどうでした?」

P『千早が満足したかどうかは分からんが、事務所サイドから言わせてもらうなら、どの会場もチケットは瞬殺で超満員。グッズも馬鹿売れ…簡単に計算した限り、普通はそこまで黒字にならんだろってレベルで黒字だ。ぶっちゃけ、飲んでたお茶吹いた位』

春香「あ~…また税金関係で小鳥さんの仕事の量が…」

P『その時は、水瀬財閥から会計士の人を借りるしかないな』

春香「人を増やせばいいのに」

P『俺と律子と小鳥さんが、何年前からそれを言ってると思ってる?』

春香「ああ、また社長のティン待ちですか」

P『その通り。流石に、勝手に面接する訳にはいかんしな』

春香「困ったもんですねぇ…」

P『因みに千早は「歌い足りない病」が出てな、昨日の打ち上げ会場で有線宜しく歌いまくって、結局お開きになるまでに20曲近く歌って、すんごい満足そうにホテルに戻ってった』

春香「またブレーキ壊れちゃったか~…」

P『いや、「これ以上は喉に悪いって春香に叱られるから、止めておきます。満足しましたし」って言ってた』

春香「…千早ちゃんの喉って、オートリジェネでもかかってるんですかね?」

P『オートアレイズの可能性もあるな』

春香「人知を超えた歌姫、如月千早ちゃん」

P『そんな人知を超えた歌姫の可愛らしいムービーを、あずさを看病してくれた御礼に送ろう』

春香「切ります。すぐ送って下さ(ピッ)」



P「…あいつ、自分から言い出した言葉すら言い終わる前に切りよった」

~あまみけ前~

春香「さて、プロデューサーさんからムービーが送られてくる間に、やれる事はしちゃうかな」

(ぴっ)

システム『…照合完了。おかえりなさい、春香さん』

春香「ただいまー」

システム『美希さんがお帰りになられています。あずささんが起床なされています』

春香「分かりました。雪歩は?」

システム『まだ横になられているようです』

春香「分かりました。では玄関の施錠を」

システム『了解』

(ズガシャン!)

春香「…漸く慣れてきたかな…」



~リビング~

春香「ただいま~」

美希「おかえりなさいなの~」

あずさ「おかえりなさ~い。あら?やよいちゃんは?」

春香「夕方ですし、家族の事をしなくちゃならないので、家に帰しました…で、何故に美希は膝枕されてんの?」

美希「お仕事から帰ってきたら眠くて、そしたらリビングでやたらえっちぃ格好のあずさがいたの」

あずさ「え、えっちぃ…うぅ、困ったわ…」

美希「でね、あずさが昨日の事をお詫びしたいって言うから、膝枕してもらったの!」ニパー

春香「(可愛い)」

あずさ「(あらあら、可愛らしいわ~)」

美希「という訳で…おやすみなさいなの~…」

春香「え~…」

あずさ「うふふ、きっと疲れてるのよ~。最近、グラビアが増えちゃったし…」

春香「ああ…あずささんを継ぐ者として、フェアリーが槍玉に上がりましたからね…」

あずさ「う~…申し訳ないわ~…」

春香「いやいや、おかげでちょっと伸び悩んでたフェアリーのアイドルランクに光が見えてきたらしいですよ?」

あずさ「そうなの?」

春香「ほら、竜宮小町解散して、ユニットが今フェアリーだけじゃないですか」

あずさ「そうね、新しいユニットはまだ正式には決まってないしね」

春香「正直、他の皆はソロ活動でそれぞれのフィールドに地位を確立しちゃいましたからね…伊織が離脱した後で亜美をどうするか、悩んでるみたいです」

あずさ「亜美ちゃんなら何でもこなせると思うけど」

春香「何でもこなせるからこそ、誰と組ませるかによって亜美のスタイルが決まっちゃいますからね。女優さん枠はあずささんを筆頭に雪歩と貴音さん、モデル枠は美希と真美、グラビア枠はフェアリー、ダンス枠で真や響ちゃん」

春香「高槻姉妹の中に組み込むと、どうしても亜美が浮きやすいし、下手したら真美と仲が悪いのか?みたいな話が出てきかねません」

あずさ「ん~、そうかしら~?」

春香「そうなんですよ、残念ながら。高槻姉妹は一緒なのに、何で双子は一緒じゃないんだ?竜宮解散したのに、みたいな疑問が出るはずですし、そこから誰かが仲が悪いって言い出したら…それを週刊誌が根も葉もない噂を、本当の事みたいに書いたら…その時に群衆心理が働いてしまったら…大変です」

あずさ「うぅ、そうね~…」

春香「なので、最有力候補は…亜美と真美で組ませて、うちのソロ活動してるアイドル達と絡ませて、マルチな活動をさせるって案ですね」

あずさ「なるほど…真美ちゃんのモデル活動に亜美ちゃんも絡ませつつ…」

春香「アイドルなんで、歌を主軸に真美のモデル活動に加えて、亜美のいた竜宮小町の番組枠での新番組のねじ込み、更に、真や雪歩や高槻姉妹や千早ちゃんあたりと絡ませれば、亜美真美の活動範囲も、真達の活動範囲も更に広がります」

春香「亜美真美の番組枠は最低1つ、いけるなら2つ確保して、1つは双子だけ、もう1つでゲスト呼ぶトーク番組…一緒でもいいですけどね。ベストはラジオ枠とテレビ枠で1つずつ…が一番いいんですけど」

あずさ「」

春香「因みに、コンビ名は「ジェミニ」にしたいとか」

あずさ「双子座…まさに、ね」

春香「はい。本当はツインエンジェルにしようとしたらしいですけど…調べたら、以前私達のパチスロ機を出したメーカーさんが同じ名前のシリーズ物を出してたみたいです。アニメにも展開してるので、流石に不味いだろうと」

あずさ「あら~…でも、ジェミニって素敵だと思うわ~」

春香「まぁ、そんな感じでうちのプロデューサーさん2人と社長、小鳥さんは悩んでるらしいですよ」

あずさ「大変なのねぇ…でも、何で春香ちゃんがそこまで詳しく知ってるの?」

春香「私も会議に出たりしてますから」

あずさ「あらあら~、春香ちゃんもプロデュースをする側になるの?」

春香「取り敢えず、プロデューサーさんや律子さんの負担を減らせれば…って思って、セルフプロデュースはしてますけど…他の子の分まではまだ…」

あずさ「セルフプロデュース出来るだけ凄いわ~♪」

春香「あはは…あ、そろそろ晩御飯作らないと…の前に、洗濯物を取り込んでこないと…」

あずさ「お手伝いしましょうか?」

春香「えっ?でも体調は…」

あずさ「あんなに美味しいものを作って貰った上に、ゆっくり寝かせて貰ったんだもの。もう大丈夫よ♪」

春香「でも、その格好でベランダは危険ですし…じゃあ、晩御飯の支度をお願い出来ますか?」

あずさ「うふふ、任せて♪因みに、本日の献立の予定は?」

春香「えと、キュウリとかもやしとかキャベツを、皆で茹でた豚肉で巻きながら食べようかなと…」

あずさ「なるほどね~、分かったわ~」

春香「流石あずささん。今の説明でも伝わるなんて…」

あずさ「うふふ♪あ、冷蔵庫の中身、もし使えそうだったら使って良いかしら?」

春香「はい、バンバン使って下さい!」

あずさ「バンバン使っちゃったら、食べ切れなくて困りそうだから…抑えるわ~」

春香「はぁい」



~ベランダ~

春香「あずささんの服、乾いたかな?」サワサワ

春香「うん!Gパンもバッチリ!」

春香「…あずささん、スカート減ったなぁ…ま、多分うちの変態プロデューサーさんが嫉妬して嫌がるからだろうなぁ…スカートで肌が他の人に見えるのが嫌だ、とか…本当ならちょっと引くなぁ…」


【あまみけファイル その15】
最近、スカートよりパンツの方が気楽だし、私がプロデューサーさん以外に見せたくないのよ~、うふふ♪  あずさ


春香「しかし…おっきいブラだなぁ…」

春香「…と、羨ましがってる場合じゃなかった。早く取り込んで、あずささんに服を届けないと…」


【あまみけファイル その16】
あずささんは現在もサイズの小さいバスローブ一丁、ノー下着



~和室~

雪歩「んぅ…」ムギュ

美希「…和室にお布団があるからってあずさに言われて来てみたら…」

雪歩「ん~…」スリスリ

美希「何故かお布団に入った瞬間から雪歩に抱き締められてるの…」

雪歩「はにゅ…」

美希「…まあいっか」



~リビング~

春香「あずささーん、服と下着乾いてましたから、ここに置きますね」

<あら~、ありがとう

春香「あずささん、後は私やりますから、着替えて下さい」

<はーい♪



~春香さんはキッチンに、あずささんはリビングに入れ替わりました~

春香「…殆ど野菜切り終わってる…流石はあずささん、見事な手際と切り方。後はお肉を湯通ししたら終わりかー」

春香「あ、キャベツ切ろう。えっと、レンジ用ポリ袋は…と」



あずさ「うふふ♪お日様の香りがするわ~♪それにほんのり暖かい♪」

あずさ「やっぱり、乾燥機より天日干しね~」

あずさ「うふふ、やっぱり自分の服は落ち着くわ~」

~キッチン~

あずさ「春香ちゃん、何かお手伝いする事あるかしら~?」

春香「あ、もう大丈夫ですよー。後はお肉を軽く茹でる位ですから」

あずさ「そう?…それにしても、沢山お肉買ってきたのね~」

春香「とは言っても、4人ですからね。200gが2パック…まぁ、食べきれなかったらまた明日の朝にパンに挟むのも手かな?と」

あずさ「茹でたならお肉の油も落ちるし、これはとってもヘルシーだわ~♪」

春香「あとは、ゴマドレッシングをタレ代わりに用意して…はい、完成です!」

あずさ「春香ちゃんお疲れ様~♪」パチパチ

美希「春香~…お腹空いたの~…」

雪歩「んみゅ…おふぁようごじゃいますぅ…」

春香「狙いすましたかのように起きてきたな、この2人…」

あずさ「ほらほら、2人とも顔洗ってらっしゃい?」

みきゆき「はぁい」

春香「あず母さん…」

あずさ「まだお腹の中にいないわよ~?」

春香「いたら765プロ大激震ですよ?」

あずさ「うふふ、そうね~」

春香「でも、プロデューサーさんがぷちます仕様じゃなくて良かったですね」

あずさ「へ?」

春香「いや、子供が男の子だと、頭が小文字のpの可能性が…」

あずさ「…そ、それはちょっと、怖いわね…」

春香「へその緒がめっちゃ絡まりそうな形ですしね…」

あずさ「子供が出来たら、せめて方向音痴にはならないで欲しいわ…」

春香「プロデューサー似の、やたら記憶力の良い変態になるか…あずささん似の、せくちーだいなまいつな方向音痴になるか…」

あずさ「出来れば普通の子が良いわ~…」

春香「…普通も大変ですよ?」

あずさ「そ、そう…(も、物凄い実感がこもってたわ…)」

美希「ご飯~♪ご飯~♪ご飯なの~♪」

雪歩「大分楽になりましたぁ…」

あずさ「2人とも、おかえりなさい」

美希「たっだいまなのー!」

雪歩「ただいまですぅ♪」

春香「じゃあ、そっちに運ぶのを手伝って~」

みきゆき「はーい」

あずさ「(は、はる母さん…なんちゃって)」



~濃厚な夕飯タイム~

春香「皆、揃ったね?それじゃあ…」

4人「いただきまーす!」

美希「今日の晩御飯は楽しいの!色々楽しめちゃうの!」モキュモキュ

雪歩「お肉だけでも美味しいけど、お野菜が一緒に取れるので便利ですぅ♪」モキュモキュ

あずさ「ところで春香ちゃん、キャベツは茹でないでレンジであっためたのはどうして?」

春香「茹でると、野菜の栄養素がお湯に溶け出しちゃうらしくて。レンジなら短時間ですし、何より、茹でるより栄養素が抜けるのを防いでくれるんですよ、確か」

あずさ「へ~…良い事聞いたわ~」

美希「」モキュモキュ

雪歩「」モキュモキュ

あずさ「ふ、2人とも無言で食べてるわ~」

春香「美味しいみたいで何よりです」

(アーユレディ♪アイムレイディ♪)

春香「およ?…律子さんだ」ピッ

春香「もしもし」

律子『もしもし、春香?律子だけど』

春香「はい、アナタのクラスにいそうな庶民派アイドル、天海春香でございます」

律子『何その変なノリは…あずささん、体調どう?動けそう?』

春香「隣で美味しそうにご飯食べてます」

あずさ「?」

律子『大丈夫そうなら迎えに行くけど…』

春香「あずささん、律子さんが迎えに来るそうです。行けます?」

あずさ「あら~、律子さんにご迷惑じゃないかしら~?」

美希「あずさは有名人なんだから、送ってもらった方がいいと思うな」

あずさ「うーん…じゃあ、お言葉に甘えますと伝えてくれる?」

春香「はーい。律子さん、お言葉に甘えます、との事です」

律子『了解、少ししたら事務所出るから、よろしく』ピッ

~律子さん、襲来~

律子「お邪魔します」

あずさ「あ、律子さん…ご迷惑をお掛け致します…」

律子「気にしないで下さい。プロデューサー殿からも頼まれてますし」

あずさ「Pさんからですか?」

律子「ええ…「留守中にもしもの事があったら、初ライブ時の格好とMCをドームでやらせて、全世界配信な」って言われてます」

あずさ「…ごめんなさい、しっかり注意しておきます…」

律子「いいんですよー。本当にやらせようって言うなら、肉体言語の時間ですし」

あずさ「だからしっかり注意するんです~」

春香「引くわー、肉体言語とか言っちゃう元アイドル引くわー」

美希「引くのー、眼鏡言語引くのー」

雪歩「引きますぅ、暴力で解決する女傑(物理)に引きますぅ」

律子「」ヒュッ…

はるみきゆき「ッ!」

律子「」フッ…

(ズパパパパン!)

あずさ「」

春香「い、いつハリセンされた…」ヒリヒリ

美希「きゅ、急に律子、さんが消えたと思ったら真後ろに現れて、後からハリセンの音と衝撃が襲ってきたの…何を言ってるのかわからねーと思うが、私も何を言ってるのかわからねーなの…」ヒリヒリ

雪歩「な、何で私だけ顔面に2発…痛いですぅ…」ヒリヒリ

律子「何からツッコミするか決めるのも面倒だから1つだけ…女傑(物理)って何だ!」

雪歩「ひぃ!?」

律子「全く…さて、送りますよ、あずささん」

あずさ「あ、はい」

美希「果たして自宅にか、それとも…暗く冷たい地面の下か…」

律子「何でその二択なのよ!」

春香「まさか…暗く冷たい海の底に…」

律子「悪い方の選択肢を増やすな!」

雪歩「土の中は暖かいんですよ?」

律子「知るか!」

あずさ「あ、あの、わ、わたっ、わた、私…た、タクシーを…呼びます…から」

律子「信じないで下さい!ちゃんと送りますってば!」

雪歩「律子さん、お茶どうぞ」

律子「あら、ありがとう」

美希「そういえば、今日仕事で行った場所で買ってきたケーキがあったの。皆で食べない?」

春香「食後のデザートとしてはバッチリかも」

雪歩「私、皆の分のお茶を淹れてきますぅ」

あずさ「雪歩ちゃん、私も手伝うわ~」

律子「あ、でも、帰らないと…」

美希「じゃーん!」

律子「こ、これ、○○○のモンブランじゃない!?これ、人気が有りすぎて、1つですらなかなか買えないのよ!?」

春香「それを4個も…凄いね、美希。良く買えたね」

美希「買おうとしたら、前にいた人が何人かミキのファンの人だったらしくて、譲ってくれたの♪」

律子「あら…ちゃんとお礼した?」

美希「ミキのサインと、譲ってくれた人達の一人一人と、それぞれ携帯で写真取ったの。皆、待ち受けにするって喜んでくれたよ?」

春香「ファンは大感激だね、それ」

律子「でも、モンブラン4つじゃ、誰か食べられないんじゃ…」

美希「実は、明日食べようと思って、別にいちごババロアも1つ買ってきてるから、全く問題ないの。ミキは一度お仕事で食べてるし」

律子「なるほど…じゃあ、遠慮なく頂くわね。ふふふ、明日小鳥さんに自慢してやろう♪」

雪歩「紅茶、入りましたよ~♪」

あずさ「砂糖は分からないから、取り敢えずシュガーポットを持ってきたわ~」

春香「じゃあ…美希、ありがとう!」

ゆきりつあず「ありがとう!」

美希「えへへ♪どういたしまして!なの」

春香「では…」

全員「いただきまーす♪」


【あまみけファイル その17】
結局お喋りが盛り上がってしまい、律子さんとあずささんは3時間後に帰りました。
あまみけの住人は、何故か来客を引き留める魔力を持っている…の、かも?

~おまけ~

春香「…」(ピッピッピッ…)



(ざわざわ…)

千早「ぷろりゅーしゃー!きいへまふか!?」

<聞いてるよ~

千早「むぅ…いいでしゅか!はりゅかは、はる、はりゅかはれすね!とってもかわいいんれすよ!」

<おー、せやなー

千早「いつもいつも、わらひをおこひてくれりゅんれふ!おはようのちゅーとかひてくれて!とってもおいひいごはんをつくってくれて!」

千早「かえってきたら、「おかえり」って、もうきゅーとしゅぎるえがおでむかえてくれりゅんれす…」ニヘラ

<そら良かったなー

千早「ええ…さいこーれす…」

千早「はるかぁぁ!あいひてりゅみゃー!」

<何で猫みたいになったよ…

スタッフA「また千早ちゃんがガチ発言してるぞ…」

スタッフB「打ち上げだからって、また千早ちゃんに酒飲ませたのか」

千早「えへへ…はりゅか大好きのちーにゃんれしゅ…」

スタッフA、B「」プパッ←鼻血噴出

千早「あー!ぷろりゅーしゃー!なにさつえいしてりゅんれすか!」

<後で春香に送る動画だ。ちーにゃん、挨拶

ちーにゃん「はるにゃんはるにゃん、ちーにゃんだにゃん♪らいぶがんばったから、かえったらほめてにゃ♪」ニャー

<おー、可愛く撮れたぞー

ちーにゃん「うにゃ!?はるにゃんのがかわいいのれすにゃー!」

<…あ~、さいでっか



携帯[ムービーの再生が終わりました]

春香「………よし」

美希「よくないの!鼻血出てるの!完全にアウトなの!」

雪歩「春香ちゃん!鼻血!とめどなく流れ出てる!」

千早「」←フリーズ中

春香「ちーにゃんは明日への希望と活力」

雪歩「何言ってるの!?」

美希「いいから鼻血を止めるの!小鳥の二の舞になるよ!?」

以上です

体調良くないので、投下ミスしてるかも…

                            /lヽ., 
                         / .'、 `ヽ、
                        ,' . ヽ  \ ______,..........,,__

                          l   _.>‐:'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ,_
                           |. ,.r:':":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:., _,. -- - 、.., __
                       ,/:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く     _ノ /
                      ,r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. . .:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,...。-‐'"  /
                        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;.r:.:.:.ィ:.i::|:_,r'1:.:.:.:.:.: :';    ,:'
                          /:,:.:.;:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:_;rァ:.,r'ノ: ::/^"'ー=くj::..::..::.:.:.::i   ,. '
                    /;:':../:.:.:.:,r':.:.:.;.r'",r://:.:.;.'     ,':.:.:.:.:.:...::..l,r'~ ̄ ヽr'"~"' ‐、

                    //:.:.:i:.:.:.:/:.;:/_./'" ./:;/      i:.:;':.:.:.:.:.:.:./    /     ヽ
                   /1:.:.::l:.:.:/ '"  ノ^ ̄,/'    ヽ、   l:.i:.:..:.:::::.:_l  _,_   ,.-、    !- 、
_,.....,_,.r‐ー-、             j' |:.:.:.l::./ il^'' r。,_        `゜'ー- |:j1:.:.;r'" i l ...ヽ  l .... l      ヽ
  /     ヽ.                !:::::|./ `  '=ニi'     ,..。-rr-。,,_l/.!:/ __ \'ー'   `'ー'       l  ちーにゃんだにゃん
  .l ,....、   l,..,_            ';::::! 'i .::::::.            '=、:.ノノ. |:.l (...ヽ  `'ー ヽ、...  .r'^i   !  
ヽ, (.......l  ,r'~  `ヽ.        .ハjヽi                  .l::入`'ー'   ,、..:ヘ.__  i,_ (...ノ  ノ  
‐'  .`'ー' i' ,..、   ';       ,.:':::.::/:::i       '     .:::::.   ,l/,.l.`'ーr r'................ヽ.   r‐'"
/^   `'ーl l....`i   j     ,.::':::::/. ::::':、   ,。、__        .ィ^i.:.:.:.:;.|  !......................l  |
  _,、r-、.、. `'ー'   /    ,/. :./.: .:::::::::::ヽ.  `'ー-、'ーっ    /::::::::::;'.:.:.:.;i l.  ヽ................ノ   j
l  i'.............`ーi    r'    /.:.:.::::::::..::::::::::,r::::::::::i'.、    ̄  _,..。ィ':::::;:::::::::::;!:.:.:.::| \  `"' "~   /
':, ';..................j   ,'  ,.r'".:.:::::::::...:::::::::::/::::::::::::i--   -‐ '"/ ::::::::::;':::::::::: i.:.:.:.:.:i.  `'r-、,__ _,.。ィ^
 :, `'ー--‐'"  ノ,.r:':.:.::::::::::.:.:::::::::,r- 、; _::::::::_;ノ^'ー- 、...,_ /::::::::::::/:::::::::::::i :.:.:.:.:.:.   .|       l
  `'ーr、........ .-'".l.:.:.:.::::::::.:.:.:.:::::/ _/    ̄        ヽ:;___:::::/::;_::::::::::l :.:.:.:.:.:.i  ヽ,_     ノ
    l       | :::::::::.:.:.:.:::/_,rr'             ,ィ'"    `ヽ, :l.:.:.:.:.:.:.:.l    l^'ー‐'" i
    ヽ,____,..r'::.:.:.:.:.:.:.:::i_,.,_  `ヽ._          ,rr'        \:.:.:.:. ::::',.    l     l
     |    |:.:.:.:::::::::/  `'ー、 `'ー-‐ー'''ヽ- 、,...,//             \.:.:.:.:.i.   |     i
      l.     !: :::::::::;/   j'^~ヽ.`ュ., 。-ー-- 、,   i   ...,          \ :.:i   l     .i
      |    l::::::::;.';'   .レ==ァ;(.ノミ^ヽ、    ヽ、 j    `'ー 、_         `ヽ!.   .|      l
     .l     |:.:; ' /     ,r'./ l. iヘ,_ノ       Y.         ノヽ,_           \ j       l
     i       レ' /    ,/.r'   .i. .l        l      /:::::::::ヽ、         `!      ',

連レスすまそ。今読み返してきたんですけど、ふとあれーって思ったんだけど・・・
「島唄」はBEGINじゃなくってBOOMじゃなかったかなーって

投下します

>>311-313
すみません、勘違いしていました。

~いつもより遅い朝~

春香「ん…?朝…起きないと…」ムクリ

春香「…」ポヘー

春香「…あれ?何か…涼しい…」視線↓

春香「裸…だと…」

春香「あれ?あれれ?…千早ちゃんは…?」布団ピラッ

春香「うん、相変わらず綺麗な肌と綺麗な腹筋…そして綺麗な髪に…可愛い寝顔」ニヘラ

春香「…ていっ」ツン

千早「ん…」

春香「」ニヘ

春香「…っと、他の皆は…そか、昨日は週1の日か…」


【あまみけファイル その1】
あまみけは、週に1日だけ春香さんと千早ちゃんの2人っきりで寝る日があります…大概遅くまで寝れませんが。
美希と雪歩が気を使って作っt

美希「そうしないと、ミキ達がいてもイチャコライチャコラしよるの。大家さんだから強く言わないけど、最初は大変だったの」

雪歩「イチャコラから感極まった千早ちゃんが飛び付いて…あとはもう…千早ちゃんのあの声量で絶頂されたら、まず寝れないんですぅ。穴掘って埋めてしまおうかと思いましたぁ」

…気を使った訳では無いようですが、兎に角そんな日があまみけにはあります。


春香「む~…まだちょっとゴロゴロしたい…」

春香「仕方ない、千早ちゃんがいるから仕方ないんですよ」

【あまみけファイル その2】
千早ちゃんが裸で寝てるから仕方ない  春香

春香「えいっ!」ガバッ

千早「ふぁ!?」

春香「んん~!千早ちゃぁぁん!」スリスリ

千早「ちょ、は、春香!?お、落ち着いて!」

春香「やだ!千早ちゃんがツアーから帰ってきて、初めての2人っきりだもん!」ムギュー

千早「…もう」ナデナデ


【あまみけファイル その3】
佐藤「あの、先生…ボクの口から砂糖の噴出がとまッファァア!」ドヴァッサー!

双海医院長「あー…君、バケツ頼む」

看護士「はーい」

双海医院は如何なる病気にも立ち向かいます。
体調に不安を覚えたら、是非一度ご来院頂き、診察を受けて下さい。


春香「ん~」スリスリ

千早「ふふ…普段のしっかり者はどこに行っちゃったのかしら?」

春香「いいんだもーん、たまにはいいんだもーん!甘えたっていいんだもーん!」

千早「全くもう…春香は可愛いわね…春香が可愛くて…」

春香「?」

千早「は~るかぁぁぁぁあ!」ガバッ

春香「うにゃあ!?」

千早「あーもう可愛いわ!可愛いわ!滅茶苦茶可愛い!んもぉぉお!」ナデナデ


【あまみけファイル その4】
歌姫の理性の壁は、かなり脆い

春香「んふふ、千早ちゃ~ん」

千早「なぁに~?は~るか~」

春香「えへへ~…大好き♪」

千早「私もよ~♪」


【あまみけファイル その5】
キャラ崩壊、注意です


春香「ん~…あ、今日は美希と雪歩は仕事かな~?」

千早「もう…すぐ2人の事を気にして…」プゥ

春香「だって~…お腹空かせてたら可哀想じゃない?それに、千早ちゃんがいるから2人の事を気にする余裕があるの」

千早「?」

春香「千早ちゃんがいないと…寂しくて、千早ちゃんの事しか考えられなくなっちゃうし」

千早「…はぁるかぁぁ!」ムッチュー

春香「んん!?…ん…ぷぁ」

千早「今日、一番最初のキスは頂いたわ」ドヤ

春香「う、奪われたぁ…なら!奪い返すまでっ!」ブチュー

千早「ん!?…ふ…ん……っはぁ」

春香「ご馳走さまでしたー」

千早「えと、お粗末様でした?」

春香「ふふっ!な、何それ!」

千早「え?えっと…何となく、ご馳走さまでしたと言われたから…かしら?」

春香「あっはっはっは!変なの!」

千早「も、もう!そんなに笑わなくてもいいじゃない!」

春香「ふふふ…ごめん、だって…あははは!」

千早「…」プクゥ

春香「あっ…」

春香「ち、千早ちゃん…ごめんね?わ、笑いすぎちゃった…」

千早「…えいっ!ふふふ♪」ムギュー

春香「ほあ!?」

千早「許さないわ…もっと春香が優しくしてくれないと、許さなーい」

春香「んふふ、沢山優しくしちゃうよ!」

千早「はるかー」

春香「なぁにー?」

千早「愛してるー」

春香「私もだよー」

はるちは「えへへ…」


【あまみけファイル その6】
速報:佐藤さんの吐く(噴出する)砂糖、遂にバケツ3杯目に突入


春香「そろそろ、朝ご飯にしよーよ、千早ちゃん」

千早「ん~…そうね、お腹空いたわ」

春香「じゃ、リビングで待ってて」

千早「あ、春香…ちゃんとパンツはいて、Tシャツ位は着なさい?」

春香「ん?」

千早「じゃないと、襲っちゃうわよ?」

春香「んー…千早ちゃんなら…いいよ?」

千早「は、はるかぁぁぁぁっ!」ガバッ!

春香「やーん♪」


【あまみけファイル その7】
一週間に一回はこんな風にイチャコラしないと、時間も場所も関係無くイチャコラし始めかねない、色々と末期な2人


春香「うにゅー…お腹空いたー…」

千早「流石にね…リビングに行きましょう」

春香「うん…そだね」

~キッチン~

はるちは「」


春香ちゃん、千早ちゃんへ

どうせ暫く起きてこないでイチャコライチャコラしてるだろうから、冷めても大丈夫なサンドイッチを作っておきました

お仕事に行ってきます

雪歩、美希


春香「…何か舌打ちまで聞こえてきそうな置き手紙だね…」

千早「だけど、事実だから言い返せないわ…」


【あまみけファイル その8】
目が覚めてから2時間ほど経過してました


春香「兎に角、サンドイッチ戴こう」

千早「そうね…それにしても…やたら肉系を挟んだのが多いのは…」

春香「間違いなく雪歩の仕業だね」

千早「…ハムタマゴ、ハムキュウリ、ハムレタス…ハムのみ…」

春香「ツナハムとか、新しいね…」

千早「何故ハムを此処まで推すのかしら…」

春香「何かメッセージ的なものなのか、ハムばかり食べさせて太らせる罠なのか、単に雪歩の思うままに作らせたからなのか…」


【あまみけファイル その9】
雪歩がいまいちお嫁さんにしたいランキングで勝てない理由の1つが

「肉料理が三食とか、やたら多そう」

である(本人が肉好きを一時期やたらアピールしたせい)


春香「…どこからこんな量のハムを…」

千早「春香…あれってまさか…」

春香「えっ?」

春香「」

千早「ハムの入っていたパックが大量に捨ててあるけど…わざわざ買ってきたのかしら…」

春香「な、何て無駄な努力を…」

千早「…でも、ゴミに出ている空きパックの量とこのサンドイッチでは、ハムの消費量が釣り合わない気がするわ」

春香「…多分、美希と雪歩のお弁当もサンドイッチでハム尽くし」

千早「美希…大丈夫かしら…」

春香「美希って、そこまでお肉食べないからなぁ…」

千早「おにぎりの具に合うものがメインよね」

春香「仕方ない…取り敢えず、千早ちゃんはサンドイッチをリビングに運んで?私、紅茶淹れたら行くから」

千早「分かったわ」



~リビング~

はるちは「」モキュモキュ

はるちは「」モキュ…

千早「…春香」

春香「うん」

はるちは「ハムの味に飽きた!」

春香「作って貰った手前、言いたくないけど!けど!」

千早「ハムが多過ぎるわ!何なの!?○大ハムの工場か何かなのここは!?廃棄品を無理矢理処分させられてるの!?」

春香「もしくはスーパーの廃棄直前のを大量に押し付けられたの!?または○大ハムの株主!?または中毒者なの!?」

はるちは「」ゼーハー

はるちは「…はぁ」

はるちは「」モキュモキュ


【あまみけファイル その10】
残したら勿体無いので、結局食べる


千早「…もう、当分ハムは見たくないわ」

春香「うん…暫くはいいかな…」

千早「…けぷ」

春香「んふふ、じゃあ私はお皿片付けちゃうね~」

千早「私も手伝うわ」

春香「ありがと」



~お昼、リビング~

はるちは「」ポヘー

TV『…!…!』←昼ドラ放送中

千早「…昼ドラ=ドロドロの展開って、いつからなのかしら」

春香「うーん…結構前からだよねぇ」

千早「1人の男を思う複数の女達が、時には引くようなレベルの罠を張り巡らせてみたり…掴み合いの喧嘩したり…」

春香「一歩間違えば、765プロもそうなってたのかな?」

千早「…知略では律子、財力で水瀬さん、腕力では真…この辺りの面子に勝ち目があるのかしら…?」

春香「争いになれば…無理かもね」

千早「争いにはならなそうだものね…誰かが手に入れたら、祝福してあげるし」

春香「そゆこと」

千早「私と春香とかね!」ドヤ

春香「競争相手がいなかった、何より同性だから…なんて理由は…」

千早「聞こえないわ!」クワッ

春香「まぁ…千早ちゃんに手を出したら…例えプロデューサーさんでも…ね」

千早「同じよ…春香に手を出したら…ね」


【あまみけファイル その11】

P「めっちゃ寒気がした…」

小鳥「どうせ深夜まであずささんと素っ裸でプロレスしてたからでしょ?」ハァ…

律子「仕事に支障きたすとか…」ヤレヤレ

P「酷い!」

プロデューサー、とばっちり。


春香「女優組にも、いつかこういう作品の出演依頼があるのかな?」

千早「どうかしら…あずささん以外はアイドルだし、あずささんだってイメージがあるだろうし…まだ暫く先になりそうだけど」

春香「1人の男を取り合う、あずささんと貴音さん…」

千早「そこに参戦する萩原さん」

春香「男こと天ヶ瀬冬馬君が出した答えは…」

冬馬(千早)「俺…幼稚園児以外は愛せない…」

春香「絶望する3人、光る警察の目、天ヶ瀬宅から押収されるチャイルドスモック…」

千早「希望を失う3人の女の前に、新しい男が現れる…!」

春香(チャオ)「チャオ☆」

千早「…もう、多分収集付かなくなるわね」

春香「だね…冬馬君を勝手にロリコンにしちゃったし」

千早「ロリコン以前に…多分、童t…」

春香「それ以上は…!それ以上はやめて…!死体に鞭打つような…!」

千早「そうね。これ以上やっても彼に興味も湧かないし、やめておきましょう」



~昼ドラ終了後~

はるちは「」ポヘー

春香「千早ちゃん」

千早「ん?」

春香「お出掛けしない?」

千早「デート?」

春香「デート!」

千早「行くわ」

春香「んふふ~♪じゃあ、着替えに行こう!」

千早「そうね」



~玄関~

千早「…」

春香「お、お待たせ~!」

千早「いえ、大丈夫よ。おめかしした可愛い春香が見られるなら、何時間でも待てるわ」

春香「…んもう…千早ちゃんだって綺麗だよ」

千早「ふふ、ありがとう、春香」

春香「うふふ♪じゃあ、行こうか?」

千早「そうね」

春香「システムさん、私と千早ちゃん、お出掛けします」

システム『了解しました。では、いつも通りに安全チェックをします………全項目、チェック完了。いってらっしゃい、春香さん、千早さん』

(ガラガラー)

春香「はい、行ってきます」

千早「行ってきます」

(ガラガラー…ズガシャン!)

春香「鍵が閉まったか、確実に分かるという点ではいいんだけどね~」

千早「そうね」

~映画館~

春香「んふふ、久しぶりだな~、映画」

千早「そういえば、私も最近は見てないわね」

春香「忙しいから映画館に来る時間が無いんだよね…」

千早「DVDで済ませちゃうのよね…」

春香「あ、ポップコーン買ってくるよ」

千早「待って…何故か久しぶりにぶちまけるビジョンが見えたわ…私が行く」

春香「むぅ…だけど、千早ちゃんが言うと当たるからなぁ…」

千早「春香の事だからよ。春香が怪我したら嫌だもの」

春香「そんな事言われたら、何も言えないよぅ…大人しく荷物番してます」

千早「宜しくね」



千早「お待たせ。ポップコーンをわざわざ手提げのビニール袋に入れて貰えたから、飲み物も買ってきたわ」

春香「ありがと…って、コーラ2つ?」

千早「あら?コーラ駄目だったかしら?」

春香「ううん、千早ちゃんがコーラって、珍しいなぁって」

千早「映画館でポップコーンで…なら、後はコーラかなって」

春香「定番ではあるよね」

千早「そういう事」

春香「…お、暗くなった…」

(どーん!)

はるちは「っ!?」ビクーン!

春香「び、ビックリしたぁ…」

千早「大音量に慣れない内に爆破シーンは辛いわね」

春香「CMなんだから、ちょっと音量下げたらいいのに…」

千早「というより、いきなり爆破シーンからというのが良くないと思うわ」

春香「だね…」

千早「そろそろ始まるわね」

春香「うん」


~上映中~

春香「(綺麗な街並み…イタリアか~…行ってみたいなぁ)」

千早「(素敵な音楽…クラシックだけど、新しくもある…独特だわ)」

春香「(お、あのお菓子、今度作ってみよう)」

千早「(あのお菓子、今度春香に頼んで作ってもらおうかしら)」


~上映終了~

春香「はふぅ…素敵な映画だったね」

千早「ええ…淡々と進んでいくけれど、優しくて、素朴で…音楽も合間って、良い時間だった」

春香「フランスの田舎町って、何か可愛らしくていいよね。日本の昔ながらの街並みも好きだけど、海外のそういう風景も素敵だなぁ」

千早「いつか、2人で行きましょう」

春香「うん!」



~街中~

春香「~♪」

千早「~♪」

はるちは「~♪」

春香「ふふふ♪さっきの映画の曲、覚えちゃったね」

千早「あ、CDショップに行ってもいいかしら?」

春香「さっきの映画のサントラ?」

千早「ええ。映画館の中では売ってなかったから」

春香「いいよ、私もちょっと欲しかったし、一緒に聴こう?」

千早「ええ」



~CDショップ~

千早「…」

春香「ん~…なかなか見つからないねぇ…」

千早「そうね…」

春香「私、店員さんに聞いてくるよ」

千早「ありがとう」



~数分後~

春香「一枚だけ残ってて良かったね♪」

千早「本当ね…家に帰ってから聞くのが楽しみだわ」

春香「さて、そろそろ休憩しよう?」

千早「そうね、大分歩き回ったし」

春香「あそこのカフェなんかどうかな?」

千早「うん、良さそうな感じ…行きましょう」



~カフェテラス~

春香「もう夕方から夜になっちゃうね」

千早「時間が経つのが、本当に早いわ」

春香「あ、今日のお夕飯どうしよう…千早ちゃん、何か食べたいものとかある?」

千早「春香の料理なら、何だって食べるわ」

春香「ん~…何でもって、結構困るかも」

千早「…ごめんなさい。でも、私は春香の手料理なら何だってご馳走なのよ。絶対に世界一美味しいもの」

春香「えへへ、そこまで言われたら…照れちゃうなぁ」

千早「ふふ、本当の事だもの」

(ヴー!ヴー!)

千早「あ、マナーモードにしたままだったわ…」

春香「あ、私も…ん?メール…雪歩からだ」

千早「私のにもメール来てるわ…私のは美希からだわ」

(ピッピッピッ…)

春香ちゃんへ

今日は久しぶりに実家でご飯を食べる事になりました。
帰るのは明日になりますので、私の事は気にしないでね


千早さんへ

今日は貴音の家にフェアリーで集まるの!
響はわざわざ家族にご飯用意して来るみたい
だから、今日は美希の事は気にしないで大丈夫なの!



春香「気を使わせちゃったかな?」

千早「そうかもね…せっかくだから、お言葉に甘えましょう?」

春香「うん!じゃあ、今日はどこかで食べていこうよ!」

千早「そうね。たまにはいいわね」



~夕方と夜の間の街~

春香「皆、今からお家に帰るんだね」

千早「平日だからね。大半の人は仕事なり学校なりが終わって、家に帰る時間帯なのね」

春香「アイドルのお仕事してると、曜日とか時間の感覚が無くなってくるなぁ…」

千早「学生だった頃はまだしも、今は特にね」

春香「学校か~…結局、高校は殆ど行けなかったなぁ…」

千早「私も。特に三年になってからは、出席日数足りなくて、課題提出とか補習で、何とかギリギリ卒業出来た位だし」

店員「お冷やとメニューです。お決まりになりましたら、そちらのボタンでお呼び下さい」

春香「はーい」

店員「」ペコリ

千早「中世の酒場というのかしら、亜美と真美がやっていたゲーム…何て言ったかしら?それの酒場みたいな…」

春香「多分モンハンかな?確かに、そんな感じだね。古い木造っぽい感じとか、テーブルと椅子の使い古した感じとか…あのカウンターの奥に並んでる樽とかも良い感じだね」

千早「店内も五月蝿くないし、喫煙席と禁煙席がしっかり分かれているのも良いわ。仕切りもガラスじゃなくて、木で作ってあるから雰囲気を壊してない」

春香「あとは味だね」

千早「そこが一番のポイントね。果たして、春香の料理に何処まで迫れるか…」

春香「私の?」

千早「春香以上の料理は有り得ないわ。高槻さんやあずささん、我那覇さんはかなり迫っているけど、私の中では春香には及ばないわ」

春香「そうかな?皆が作る料理、美味しいよ」

千早「愛の差ね」

春香「…もう、ばか」

千早「ああもう、可愛いわね、春香は…」

春香「り、料理なら、雪歩の料理だって美味しいよ?」

千早「…もう、ハムはしばらく嫌なの」

春香「あ、ああ…」

春香「あ、メニュー見よう?メニュー」

千早「そ、そうね」

(ぺらっ)

「イチオシ!生ハムメニュー!」

春香「おぅふ…」

千早「こ、このお店が悪い訳では無いわ…」


【あまみけファイル その12】
ハムが軽いトラウマになってる2人


春香「…わ、私…ペスカトーレで」

千早「…か、カルボナーラ…ベーコン抜いて貰えるかしら…」

春香「き、聞いてみよう?ダメなら…同じのにしよう?」

千早「そうね…じゃあ、押しましょうか…」

春香「うん」ピンポーン



~一方その頃、夕飯(響&美希曰わく「地獄巡り、死のラーメン行脚」)から、貴音の部屋に戻ってきた妖精~

貴音「っ!?」

美希「どうしたの?貴音。まだラーメン食べたいの?あんなに食べたのに?」

響「行くなら行ってきてくれ、留守番してるから。いま豚骨臭嗅いだら、自分はアイドルとしてはやっちゃいけない野外リバースをする気がするさー」

貴音「いえ…何と言いますか…私のあいでんてぃてぃが奪われた気がしたのです…」


【あまみけファイル その13】
一部から「銀髪の呼び鈴女王」略して「銀の鈴」という、東京駅の待ち合わせ広場みたいな呼ばれ方をしている貴音さん

~パスタとピザのお店、はるちは座席~

千早「良かった…ベーコンを抜いてもらえて」

春香「だね。千早ちゃんがベジタリアンだと思われたのかな?」

千早「どうかしら…実際のベジタリアンって、確か卵とか根菜も駄目だったような…」

春香「そうなの?」

千早「卵も根菜…えっと、ジャガイモとか玉ねぎとか、あとは…兎に角、「そこから直接命に繋がるもの」は食べない…だった気がする。これも、宗教的な考えだったと思うわ、確か」

春香「ふわー…そしたら、食べるものが無いね…」

千早「私も詳しくは分からないけれど、何かしら抜け道…はちょっと変な言い方だけど、食材によって、それなりの判断基準があるんじゃないかしら?」

春香「うーん…もしそういう人にご飯を作る時は、大変そうだなぁ」

千早「そうね…使える食材が限られるものね」

春香「きっと、味とかでは無くて…「食=生」なのかな?」

千早「?」

春香「食べる事は、生きる上で最低限必要なだけの行為だから、味とかではない…って事」

千早「…耳が痛いわ」

春香「あははっ!確かに、昔の千早ちゃんはそういう感じだったかも」

千早「昔は、食に楽しみを感じなかったから…」

春香「今は?」

千早「楽しいわ。食事をするという行為も、そこに誰かがいるという事も、ね」

春香「そっか♪」

店員「お待たせしました~」

はるちは「はぁい♪」



~濃厚なはるちはの夕食タイム~

春香「美味しい!」

千早「そうね、春香にはかなわないけど、美味しいわ」

春香「あぅ…あまり言わないで…色々と角が立つから…」

千早「そう…事実だから仕方ないのだけれど…分かったわ」

春香「お店の人が聞いてたら、やっぱり嫌だと思うから」

千早「…分かったわ」

春香「ところで、千早ちゃんは明日は?」

千早「休みよ。ツアーが終わったばかりだし、明日までお休み。その後は少しずつトレーニングを増やしながら、歌番組とか生っすか位ね」

春香「そっか~…じゃあ、私のラジオにゲストで来てよ!」

千早「いいの?」

春香「いつでも!」

千早「なら、スケジュール合わせて行くわ」

春香「ギャラは少ないけどね」

千早「いらない…って言ったら、事務所から怒られそうね…困ったわ」

春香「あはは!ギャラの交渉ならプロデューサーに任せればいいと思うよ?要望は聞いてくれるだろうから、意見は伝えるべきだけどね~」

千早「正直、ギャラにはこだわりは無いのよね…歌をキチンと歌えて、変な編集とか演出が無ければ」

春香「千早ちゃんはその辺は厳しいもんね」

千早「考え方や生活環境省は変わったけど、やっぱり私は歌を、歌う事を大切にしたいの。前までは縋ってきたけど、今は違う」

千早「歌と共に歩いていく。歌には力があるし、私がそれを聞いてくれた皆に少しでも伝えたいの…世界中を回って、歌から伝わるエネルギーを、優しさを伝えたい」

春香「ワールドツアーかぁ…前に一度、企画案は出した事あるよ」

千早「そうなの?」

春香「うん。日本全国と、世界各地を…765プロ全員で回りまくるツアー」

千早「それは…無理が無いかしら?」

春香「うん、流石に厳しかった。他の番組に穴が空くし、生っすかは中止になっちゃうし…」

千早「私だけで回るのが現実的だけど…春香と長い時間離れるのは辛いわ…」

春香「私も」

千早「ただ…夢ではあるわ。世界中を回って、色んな国の人達に伝えたい。歌はこんなに素晴らしいんだって。歌はこんなに元気をくれるし、優しくも楽しくもなれるんだって」

千早「私なんかが出来るかは分からないけどね。まだ二十歳の小娘だし」

春香「私は…千早ちゃんにしか出来ないと思う。日本中を探しても、それが出来るのは千早ちゃんだけだと思ってる」

千早「そうかしら?」

春香「うん。誰よりも歌を大切にしてるもん。色んなアイドルがいて、皆がそれぞれに歌を歌ってて、それぞれに上手くて、それぞれに伝え方があるけど…」

春香「私は、千早ちゃんが一番だと思ってる」

千早「…ありがとう、春香」

春香「んふふ♪」

店員「あの…」

はるちは「?」

店員「失礼ですけど…天海春香さんと如月千早さんですか?」

春香「え、えぇ」

千早「そうですけど」

店員「あの…うちの店長が如月千早さんの大ファンでして…」

千早「あ、ありがとうございます…」

店員「私は、その…春香ちゃんの大ファンなんです」

春香「わあ!ありがとうございます!」

店員「あの、サイン頂いてもいいですか?」

春香「勿論!」

千早「ええ、私も構いません」

店員「やった!えと、少々お待ち下さい!」ドタバタ

春香「あはは、ファンの人に会えるのは嬉しいね」

千早「そうね。ライブもだけれど、応援して下さる方がいるのを実感出来て、嬉しくなるわね」

春香「うん!頑張ろうってなるよね」

店員「あ、あの、お待たせしました…」

店長「すみません、お客様として来て頂いてるのに…」

春香「いえいえ!いいんですよ♪」

店長「あの、じゃあ…この色紙にサインを頂けますか?」

千早「ええ、喜んで……はい、どうぞ」

店長「ありがとうございます!よーし、ラッピングして店に飾ろう!」

店員「あ、あの…」

春香「あ、何にサインします?」

店員「あの、この色紙に…」

春香「はい!貸して下さい………っと、はい!出来ました♪」

店員「…」フルフル

春香「おりょ?」

店員「えぅう…う、嬉しいでずぅ…感激でずぅ…」グスッ

春香「っ!?あわわ、ち、千早ちゃん!ど、どどど、どうしよう!?」ワタワタ

千早「え、えぇっ!?えと、あの、えぇ~っ!?」ワタワタ

店員「ぐすっ、う、嬉じぐで…ごべんなざい」

春香「あ、いや、いいんですよー!そんなに喜んで貰えるなんて、春香さんも嬉しいな~!あははー!」ワタワタ

店員「私ごぞ…感激でずぅ~!」

春香「ど、どぉしたらいいの~!?」オロローン

千早「深みにハマっていってるわね…取り敢えず…」キョロキョロ

(ざわざわ…)

千早「まずは、泣き止んで貰わないと大変な事になりそうね…」

~泣き止むまで暫くかかりました~

店員「あの、本当にごめんなさい…」

春香「あ、いいんですよー!気にしないで下さい!」

店長「あの、今日のお代は結構です…」

千早「あ、えと…ありがとうございます…」

店長「いえいえ、此方こそ…」

店員「本当にすみませんでした…」

春香「あの、もう本当にいいですから!」

千早「私達、そろそろ行かないといけませんので…」

店長「あの…もしまたその気になったらいらして下さい」ペコリ

春香「はい、また時間があれば…」

千早「ごちそうさまでした…」

(カランカラーン)

春香「…流石に、すぐには来れないよね」

千早「予想外のトラブルだったわね…」

春香「ご飯代はタダになったけど…」

千早「周りの注目を浴びてしまったし…」

春香「まぁ…また来月以降なら大丈夫じゃないかな…?いい雰囲気のお店だったし、また来たいもん」

千早「そうね…じゃあ、そろそろ帰りましょうか?」

春香「うん…あ、ちょっと行きたい所があるんだけど、いいかな?」

千早「ええ、いいわよ。行きましょう」

春香「やた!じゃあ行こう行こう!」

千早「は、春香!?ちょっと、引っ張らないで!」

~765プロ近くの公園~

春香「着~いた♪」

千早「ここは…」

春香「ふふ♪私達が歌とかダンスの自主練してた公園♪」

千早「懐かしいわ…忙しくなってからは殆ど来てないけど…」

春香「もう2年位来てないかな?あっという間だったよね」

千早「そうね…あっという間だった」

春香「初めて765プロの扉を開けた時のドキドキ…千早ちゃんと初めて会った時や、皆と初めて会った時…」

千早「最初は戸惑う事ばかりで、効果のあるか分からないレッスン漬けの日々…」

春香「歌が上手く歌えなくて苦しかったり、ダンスが上手くいかなくて転んだり」

千早「自分が望んでいない仕事と、反発していた小さな自分自身」

春香「その内、少しずつ仕事が増えて」

千早「いつしか…ここの存在すら忘れていた」

春香「ここは、私達765プロのもう1つのスタート地点だった」

千早「…沢山の挫折と、汗と、涙と…夢と…私達が歩き出した頃の、全てを知っている公園…」

春香「千早ちゃん」

千早「なぁに?春香」

春香「千早ちゃんは、今…楽しい?」

千早「楽しい、とは思う…今の私から、昔の私に伝えられる事があるのを思い出したわ」

春香「?」

千早「昔の私…いま、貴方の隣で明るく笑ってる、リボンの似合う女の子は…貴方を絶望から救ってくれる、世界で一番素敵な人よ。絶対、離れ離れになっちゃダメよ」

千早「…って、ね」

春香「…」

千早「あの頃から、私は変わった。誰かと一緒に住むだなんて、思いもしなかった」

千早「それが今じゃ…小さなお家で、大切な仲間と世界一大切な人と一緒に住んでて、それに何の疑問も拒絶心も持ってない」

千早「孤独に耐えようとする強さというか、心の壁が無くなって、きっと今の私は孤独には耐えられないと思う」

千早「だけど…春香が側にいてくれるなら、それでもいいかな?」

千早「寂しがり屋で、すぐ嫉妬しちゃうけど…弱くなっちゃったけれど…それでいいかな…」

千早「…ごめんなさい、暗くなる話をしてしまっ…て…」

春香「」ポロポロ

千早「は、春香!?どうしたの!?わ、私、何か酷い事を言ってしまったかしら!?」

春香「うぅ~…ひっく…ぐすっ…」

千早「あぁあ!ど、どうしたら…ど、ど、どげんかせんといかんって!何で東国原さんよ!」

春香「ぢはやぢゃ~ん…」ムギュウ

千早「ほぁあ!?ど、どうしたの突然!?こ、こんな街中で!?」

千早「そ、そんな大胆な子に育てた覚えは…無いわね、同い年だもの!そりゃ無いわよ!」

春香「千早ちゃん…」スリスリ

千早「はぅん…ダメよ春香、こんな、お外でなんて…って、私は何を言ってるのよ!そんなにスリスリしたらハートの匂いがついちゃうわっ!同じ春香だけに!」

春香「千早ちゃん…私、千早ちゃんと仲良くなれて良かったぁ…」

千早「私もよ(キリッ)」

春香「これからも、ずっと、ずーっと一緒だよ!千早ちゃんが寂しくならないように、嫌だって言っても一緒にいるんだから!」

千早「嫌になる訳無いでしょう?こんなに可愛い可愛い春香と一緒にいて嫌になるとか…そんなヤツはギルティよ!そんな幻想をぶちこりゃれ!…噛んだ…ぶち壊す!」

春香「うふふ、千早ちゃん」

千早「なぁに?春香」

春香「大好き♪」

千早「私もよ(何この子可愛い今すぐガッと…してるからチュッとしてんあー!したい)」



P(木の影)「ええ話や…」ダヴァー

律子(木の影)「こんな所を週刊誌に見つかったら…」

小鳥(木の影)「ああ、既に春香ちゃんのファンクラブ『リボンの騎士団』の1人が、風車式バックブリーカーで腰をメキィってして沈めてますから平気です」ドクドク

律子(木の影)「ライガー!?って小鳥さん!鼻血鼻血!水たまり出来てるから!」

P(木の影)「あ、おい!そんな大きな声出したら…」


はるちは「…」ジトー


Pりつぴよ「あっ…」



~765プロ近くの公園~

千早「全く…何をしてるんですか」

律子「最初は、仕事帰りにたまたま通りかかったのよ」

P「そしたら、お前らの声が聞こえてな」

小鳥「私は後から追い付いたんだけど、路上で風車式バックブリーカーを敢行してる人とされてる人に見覚えがあって、近付いたらプロデューサーさんと律子さんがいたのよ」

春香「ふ、風車式バックブリーカー…?」

律子「」ピッピッ

律子「これよ」

<ライガーがロープにふる!そして戻ってきた相手に…風車式ぃぃ!相手の腰を砕きにかかるーッ!

春香「」

律子「この技よ」

千早「…律子、何でこのプロレス?の動画をブックマークしているのかしら?」

律子「近々、お仕置きのラインナップに入れようかと思って」

春香「死んじゃいますからやめて下さい!」

千早「律子…貴方少し、ヴァイオレンスが過ぎるわ…」

春香「いつかうちのアイドルが大怪我しますよ?割とマジで」

律子「加減はするわ」

千早「加減って…やらないという選択肢が出ない辺り、律子はもう手遅れなのかもしれないわ」

律子「手遅れ!?」

春香「可哀想に…」

律子「憐れむな!」

P「あーほれ、そろそろ21時回るぞ。解散だ、解散」

はるちは「はぁい」

小鳥「明日も事務仕事…明後日も事務仕事…きっと、来週も!来月も!再来月も!きっと来年も独身で事務仕事…毎日毎日同じ事の繰り返しで…生きてる気がしないンダヨ~!プゥロデューサァァ!」ピヨー

はるちはりつ「」

P「お、俺しか分からなそうだからって、俺に振りますか!?…そ、ソナコト無いよピヨちゃぁぁん!」

はるちはりつ「!?」

P「ダイジョブダイジョブー、Pチャン信じて~」

春香「ぴ、ぴぃちゃん!?」

千早「んぐふっ!?」

小鳥「Pチャンを~?信じるのォ?」

P「ソダヨ!だから目を閉じて!」

小鳥「ほ、ホントにダイジョブだよね?顔面にボワッ!ってファイヤするのとかナシダヨ!?」

P「ダイジョブダイジョブ~、Pチャン信じて~」チョイチョイ

律子「?」

P「(シーッ)」

律子「…?」ソローリ

P「」ジェスチャー

律子「(こくん)」ラジャ

はるちは「…」ドキドキ

小鳥「Pチャン?」

P「いいからいいから~、Pチャン出来る子~…」

P「」ゴー!

律子「すぁりゃ!」デコピーン

(びたこーん!)

小鳥「ぃへぇあ!?った、ほぅぁぁあ!?」ズキンズキン!

律子「」ビシッ!ビシッ!←デコピン素振り

春香「」

千早「で、デコピンの音じゃない…!小鳥さんのリアクションも…ガチ過ぎる…!」

小鳥「いくら何でも、乙女のデコに何さらすんじゃぁぁあ!凹むわ!下手したらメッコーン凹むわ!下手すりゃ死ぬわ馬鹿ー!」グスグス

千早「メッコーン…!メッコーンて…!」

春香「へ、へこ、凹む…凹むとか…!泣いちゃってるし…」

P「ヘイ!ピヨちゃん!なら、今は…生きてるジャン!」

小鳥「…!?」

小鳥「ほ、本当ダ!生きてるヨォォ!」

千早「む、無理矢理過ぎる…!ハッとしたような顔がまた…!」

春香「ダメ…お腹痛い…くるひいよぅ…」

P「生きてるってナンダロ?♪」ダンシング

小鳥「生きてるってナァニ?♪」ダンシング

P「生きてるってナンダロ?♪」ダンシング

小鳥「生きてるって出来るか馬鹿ー!」ビターン

P「ビヴァ!?」

小鳥「ネタ振りはしましたけど!デコピンとか馬鹿ですか!?」ヒリヒリ

千早「~っ!~っ!」←悶絶中

律子「加減無しのフルパワーで行きました!」キラキラ

春香「り、律子さんがダークな方向性に鈍く輝いてる…これ、アカン方向性やがな…!」

千早「な、何で関西弁なのよ!」

P「」チーン

小鳥「うぅ…痛過ぎるぅ…」ヒリヒリ

春香「こ、小鳥さん、大丈夫ですか?」

小鳥「わ、私のオデコ、どう?凹んでない?ちゃんとある?」

春香「ありますし凹んでませんよ!大丈夫ですよ!」

P「寧ろ凹んでたら意識無いとおm」

春香「はるるんブローッ!」ズドムッ!←ボディブロー

P「うばぁ!?」

律子「ぷ、プロデューサー殿の体がくの字になった…!?」

千早「いま、一瞬浮き上がりましたね、プロデューサー」

小鳥「うえ~ん!」

春香「…律子さん!実行犯なんだからこのタオル濡らしてくる!」

律子「はい」

P「じゃあ俺は、「痛いの痛いのとんでけ~」って…」

春香「千早ちゃん」

千早「この変態を黙らせればいいかしら」

P「酷い!」

春香「ここだと砂利で膝痛いから、ベンチまで連れて行くのを手伝って。そこの人は放置」

P「おおぅ…」

千早「分かったわ」

春香「小鳥さん、ベンチに行きましょう。ここだと膝とか痛いですから、ね?」

小鳥「うぅ…分かったわ…」

律子「はいタオル」

春香「小鳥さん、手をどかして下さい」

小鳥「はい…」

(ピトッ)

春香「どうですか?」

小鳥「冷たくて気持ち良い…」

千早「ごめんなさい、笑いすぎてしまいました…」

小鳥「ううん…私も悪ふざけが過ぎたわ…」

春香「律子さん」

律子「はい」

春香「プロデューサーさん」

P「はい」

春香「正座」

P「え?ここ砂利…」

春香「…正座」

P「了解」

千早「(あ、あれは…一年に一度、あるか無いかのお説教モード!その道の業界でもご褒美に昇華出来ない代物…!)」



~1時間後~

春香「…今後やり過ぎないように!」

Pりつ「はい…」


【あまみけファイル その14】
二十歳のアイドルに、夜の公園で正座させられてお説教される、業界では皆が憧れる敏腕プロデューサー2人


千早「小鳥さん、タオルをひっくり返しましょう」

小鳥「うん…」

千早「…ちょっと痣になってますね…」

小鳥「う…痕が残らなければいいけど…」

律子「小鳥さん、本当にすみませんでした…」

小鳥「うう…私も悪かったですけど、律子さんの一撃は最近キツいですよ…」

P「本当、すみませんでした」

小鳥「いえ…私が悪ふざけし始めたのがいけないんです」

P「今日は御自宅まで送ります。事務所から車を出して…」

春香「あ、大丈夫です。私と千早ちゃんで送りますよ」

P「いや、しかし…」

千早「プロデューサー、あずささんが心配しますから」

春香「律子さんも、何時も忙しいんですから」

律子「う…」

千早「幸い、私も春香も明日は休みですし」

春香「プロデューサーさん2人は朝から忙しいんですから、今日は私達に任せて下さい」

P「…じゃあ、任せる。頼んだぞ」

律子「ごめんね、いつか埋め合わせするから」

春香「はーい、お疲れ様でしたー」

千早「お疲れ様」

小鳥「また明日~」

春香「さ、行きましょうか~」

千早「タクシー止めてくるわ」

春香「お願いね」

小鳥「何かごめんなさい…2人とも、邪魔しちゃって」

春香「いいんですよ!千早ちゃんとお出掛けするのは、また何時でも出来ますから」

千早「そうね。これから先、何時でもね」

小鳥「ふふっ、まるで夫婦みたいね」

春香「夫婦かぁ…」

小鳥「?」

千早「厚いのよね…法律という壁は」

小鳥「ピヨォ!?」

春香「世間の目は…もう同居してるし、いいかなって気もするし」

千早「後は法律なのよね…」

小鳥「あ、あの…それって、因みに何の…」

はるちは「同性婚のです」

小鳥「ピッヘェ!?」

千早「正直、同性婚が認められている国に国籍を移そうかとも考えていますが…」

春香「外タレですよ!外タレ!」

千早「ただ、外国籍を取ると、優との繋がりが薄くなってしまう気がしますし、春香のご両親を説得しなくてはいけませんし…」

春香「そだね。現実的じゃ無いんだよね~」

小鳥「ぴ…ぴよ…」


【あまみけファイル その15】
小鳥さん、目の前で展開されるあまりのヘヴンに、妄想する余裕すら無い模様


春香「日本としては、如月千早という歌姫の損失は…」

千早「春香、違う」

春香「?」

千早「『天海』よ」

春香「…っ!…もう、千早ちゃんったら~!」

千早「うふふ」

春香「えと…『天海千早』…えへへ…という歌姫の損失はですね」

小鳥「2人とも、ナチュラルにイチャつかないで?はるちは本が厚くなるから」


【あまみけファイル その16】
小鳥さんは、同人作家としてその筋では有名(異性愛を描けない乙女として)

~タクシーで小鳥さんの住むマンションに来ました~

小鳥「ありがとう、2人とも。お茶入れるわ、上がって♪」

春香「ありがとうございます♪」

千早「お邪魔します…それにしても小鳥さんのお宅は、事務所の近くなんですね」

小鳥「去年引っ越したのよ。そろそろ手狭だったし、ちゃんと原稿を描けるスペースが欲しかったし…」

春香「そりゃ、舞さんもびっくりしますよ」

小鳥「ぴよ!?」

千早「ライバルで引っ込み思案の可愛らしかった子が、今では一般には見せられない漫画を嬉々として描いてるとなれば…」

春香「でも、沢山売れてるんですよね?」

小鳥「え、ええ、まぁ、ね」


【あまみけファイル その17】
小鳥さんの成果=はるちは本などの765プロ百合本は、毎回凄まじい売り上げだが、濃すぎる腐向け本(社長×シリーズなど)の印刷代で、大体プラマイゼロ。
なお、百合本は50~70部、腐向け本は150~200部用意する迷走っぷりには、あいどる☆ちゃんねる内でも話題で、

「管理人さんは己の欲望と帳尻合わせる為に百合本を出している」

とまで言われている。


春香「まぁ、それで仕事に支障が無ければいいんじゃないでしょうか」

小鳥「それは大丈夫!」

小鳥「基本的に、事務所でやる仕事は済ませた上での執筆だし、仕事が追加されればそちらを優先するわ」

千早「…まず会社で描かないという選択肢は無いんですか?」

小鳥「締切に間に合わないんだもの…」

春香「発言だけ聞くと、プロの作家さんみたいですけど」

千早「春香、小鳥さんが描いている本の内容を思い出して」

春香「…あぁ、うん」


【あまみけファイル その18】
売れっ子同人作家、音無小鳥が描く本の中身は、自分が事務員を勤めるアイドル事務所のアイドルを無許可で使った妄想カップリング物


小鳥「はるちは本は凄いわよ。あっという間に完売するし」

春香「喜んでいいのかな…」

千早「今までのシリーズは完全なる小鳥さんの妄想だからね」

春香「…今までのシリーズは?」

千早「あ…」

春香「千早ちゃん!?何しちゃったの!?小鳥さんに何を吹き込んだの!?」

千早「…しっずかな湖畔の森の影っから~」

春香「ごまかし方が雑!」

小鳥「しっずかな湖畔の森の影っから~」

春香「輪唱!?」

千早「かこー、かこー、かこっかこっかこー」

春香「カット!?」

小鳥「ぴよー、ぴよー、ぴよっぴよっぴよー」

春香「前の歌詞を無視した!?え、輪唱だったんじゃ…」

千早「つまり、過去に捕らわれてはいけないという事よ」

春香「雑なごまかしから無理矢理に繋げたね!?これ幸いとばかりに無理矢理繋げたね!?」

小鳥「HAHAHA」

春香「デコピンしますよ!?」

小鳥「そ、それはやめて…」

春香「トラウマになってる…」

千早「律子とプロデューサーの罪は重いわね」

小鳥「こ、このままじゃ…「あはは、こいつぅ♪」って言われながらデコピンされて「きゃっ♪いたーい♪」が出来ない…!」

千早「誰とかしら?」キョトン

春香「千早ちゃん、世の中には触れたらいけない事があるの」

小鳥「ハッ!待てよ…そうか!」

春香「めげないなぁ」

千早「何に気付いたのかしら。嫌な予感しかしないわね」

小鳥「トラウマがある私は「ひぃ!で、デコピンは…(プルプル)」って怯えるわ!」

千早「正直、トラウマレベルのデコピンをされたのは、世界中探しても小鳥さん位ね」

春香「律子さんのデコピンはワールドクラス…また1つ、本当にどうでもいいトリビアが生まれたね」


【あまみけファイル その18】
美希「金のはるかさんは…おにぎり入れ(二段)なのー♪」パカッ

小鳥「そんな怯えた私を、後ろからあすなろ抱きをして…」

千早「誰が?」キョトン

春香「千早ちゃん」

小鳥「耳元で「大丈夫、怖くないよ」って囁かれて…でも私は「ダメ…まだ怖い…だから、もっと強く抱き締めて」なんて言っちゃって!そしたらギューッて!後ろからギューッて!」

千早「プロレスラーにね」

小鳥「ぴよー!」

春香「千早ちゃん、小鳥さんの妄想を一瞬で地獄絵図に書き換えたみたいだよ」

小鳥「ブン投げられたわよ!バックドロップされたわよ!投げっぱなしの!」

千早「ちゃんと3カウント入る前に肩を上げましたか?」

小鳥「その前にこっちの世界に強制送還されたわよ!…あ、首痛くなってきた…」

春香「…も、妄想が現実に影響を及ぼし始めた…!?」

小鳥「こういう時だけね!本当に影響出るなら、とっくに結婚して3人位子供産んでるわ!そんで大きくなって巣立っていく子供達を夫婦で見送った後は、静かな老後を過ごすのよ。で、旦那さんを見送った後、私は一年位旦那さんの思い出と共に静かに過ごして、最後は旦那さんが死んだ一年後の同じ日に、大きくなった子供達や孫達に見送られながら、穏やかにその生涯を閉じるの!幸せだったって!」

はるちは「イイハナシダナー」

小鳥「妄想が現実に影響を及ぼすならね!」机バーン!

はるちは「」ビクッ

小鳥「及ぼすならね!!!」クワッ

はるちは「ひぃ!」

小鳥「及ぼすなら…及ぼしていたなら…今頃は…っ!」グスッ

はるちは「な、泣かないで下さい…」

小鳥「くっ…こうなったら!買い置きのカップ酒を全部開けてやるぁぁぁ!」

春香「(お酒って良く分からないけど、あのお酒って、たまにおじさんが飲んでるよね)」ヒソヒソ

千早「(そうね、たまにコンビニ近くに座り込んで飲んでるおじさんとかいるわよね)」ヒソヒソ

小鳥「」キュポッ!グビグビグビー!

はるちは「」

小鳥「くはぁぁあうまぁぁいっ!」

春香「(こりゃあ…結婚厳しいよ…)」

千早「(今期も婚期が絶望的…んふっ)」

小鳥「ふぅ…」キュポッ

はるちは「っ!?」

春香「(もう二本目!?もう!?)」ヒソヒソ

千早「(マズいわ…小鳥さん、ガチよ…巻き込まれる前に逃げましょう)」ヒソヒソ

春香「(そ、そうだね…)」

春香「小鳥さん!」

小鳥「ふぇ?なぁに~?はぁるかちゃ~ん」

千早「くふっ…そ、そんな、ルパン三世の「ふーじこちゃーん」みたいな言い方しなくても…クックック…」

春香「えと…私達、明日の朝から実家に荷物取りに行くので、帰りますね?」

小鳥「ん~?ん~…ん~?」

千早「ちゃんとカギ閉めて寝て下さいね?それじゃあ失礼します」

春香「じゃ、お大事に…失礼しまーす」

小鳥「あい、おつかれっしたぁ!」ビシッ←敬礼



~ことりけの外~

<はい、ろーっく!いぇい!

(ガシャッ)

春香「まさかのやよいだった」

千早「昔の私ならギルティね」

春香「響ちゃんか伊織だったら、今頃ギルティだったね」

千早「そうね。呼び鈴連打とか、やりかねないわよ、きっと」

春香「お、恐ろしい」

千早「さて、帰りましょうか」

春香「そだね…余計な事ですごく疲れたよ」

千早「タクシー捕まるまで、歩きましょう」

春香「うん…はい」

千早「?」

春香「手、繋ご?」

千早「ええ♪」



~街中~

春香「もう11時近いね~」

千早「そうね…それでも、街中は明るいわね」

春香「夜道が暗くないのは安心だけど」

千早「けど?」

春香「星空が見えなくなっちゃうなぁって。元々、空気が汚れてるだろうから星空は見えにくいくど…」

千早「人工的な星は凄く近くて明るいけれど…」

春香「本当なら見えるはずの月明かりと星空は、そのせいで見えなくなっちゃう…何だか、便利なんだけど損した気分」

千早「四条さんもそれはいつも言ってるわね」

春香「ほら、貴音さんにとっての月明かりは…真っ暗の寂しい部屋に差し込む、唯一の光だったし、表に出れなかった貴音さんにとって、月や星空は…寂しさを紛らわせる為に、いつも見上げていたものだから」

千早「見えないと寂しく感じてしまうのは仕方ない事なのかもね」

春香「ん~…夜景ってさ、凄く綺麗だけどさ」

千早「100万ドルの…なんて言うしね」

春香「私は…自然の光が好きかな~」

千早「いつか、見に行きましょう。今日の映画の舞台になった田舎町のような場所なら、綺麗な星空が見えるはずよ」

春香「そうだね…いつか、行きたいなぁ」

千早「英語をもっと勉強して…運転免許を取って…海外での免許も…ああ、泊まりのテントとか寝袋みたいな…いや、車内でなら毛布とかだけで問題無いわね…」

春香「千早ちゃん?気が早いよ?」

千早「…キャンピングカーをレンタルしましょう…」

春香「千早ちゃん?戻っておいで~」

千早「春香…私、教習所で英語を習って、毛布作るわ」

春香「千早ちゃん、ごっちゃになってるから。教習所は車の免許を取る為に勉強する場所、英語は教えてくれないし、毛布も作れないよ?」

千早「…あ、うん、えっと…車の免許を取って、英語を勉強して…毛布?」

春香「自分で言ってて混乱しちゃった?毛布は車内泊なら寝袋やテント無しで、毛布だけでいいねって話だよ」

千早「ああ…そうだったわね…」

春香「どうせなら、キチンとお休みを一週間位取って、それで行きたいね~」

千早「そうね…まず、私が車の免許を取らないといけないわね」

春香「千早ちゃん…何か、私も千早ちゃんも免許取れない気がする」

千早「あら奇遇ね、私もよ」

春香「私、筆記で引っ掛かる気がする」

千早「私、仮免から進まない気がするわ」

春香「…美希は飽きちゃいそうだし、寝ちゃいそう」

千早「萩原さんはそもそも向いてない気がするわ…何時までも譲ってて、渋滞巻き起こしそう」

春香「現実的なのは…真?」

千早「真なら心配なさそうだけど、ピンクに塗装とかして、内装とかが大変な事になりそう」

春香「または、滅茶苦茶ハマっちゃって、スポーツカーとかに乗り始めちゃうような、真逆になる可能性もあるね」

千早「意外に、全く出来なかったりね」

春香「それだと可愛いね」

千早「ふふ…あら?タクシーが増えてきたわね…乗り場でもあるのかしら?」

春香「この辺りでタクシー捕まえて、乗っちゃおうか?」

千早「そうね」



~あまみけ前~

千早「」ピッ

システム『認証中…認証完了。おかえりなさい、千早さん』

千早「ただいま帰りました。春香も一緒です」

システム『了解しました…認証完了、おかえりなさい、春香さん』

春香「ただいまー」

システム『留守中、郵便や来客はありませんでした』

春香「はい、ありがとうございます」

千早「では、玄関の扉を施錠して下さい」

システム『了解しました』

(ガラガラ~…ズガシャンッ!)

春香「うん、じゃあお風呂入っちゃおうか?」

千早「そうね、着替えとバスタオルを準備したらお風呂に入ってしまいましょう」



~お風呂ヴァ!~

春香「そういえば、2人だけで入るのって久しぶりだよね?」

千早「そうね。基本的には皆で一緒に入るし」

春香「だからか~…凄く広々!」

千早「4人で入るのを考慮しての広さだから、実際に2人なら相当広いわよ」

春香「たまには良いかも♪」

千早「ふふ、そうね…たまにはね」

春香「あ、千早ちゃん!背中流してあげる!」

千早「ありがとう、お願いするわ」

(ゴシゴシ)

春香「相変わらず…千早ちゃんは真っ白で綺麗な肌だなぁ…」

千早「そう?春香だって綺麗よ?」

春香「そ、そうかな?えへへ…」

千早「それに、全体的に春香の方が柔らかいわ、全てが」

春香「千早ちゃんの身体は締まってるけど、千早ちゃんだって十分柔らかいよ?」

千早「そう?」

春香「うん、例えば…こことか」プニ

千早「んふっ!ちょっと、脇腹はズルいわ!」

春香「ほれほれ~♪」コチョコチョ

千早「やっ、ちょ、くすぐったいわ!」

春香「ふふふ~♪うりうりー♪」コチョコチョ

千早「くっ…こうなったら…たあっ!」ガバッ

春香「うにゃあ!?」ステーン

千早「ふっふっふ…さぁ、覚悟なさい?」ワキワキ

春香「あ、あはは…あの、お手柔らかに…」

千早「だ~め!」コチョコチョコチョコチョ

春香「やぁ~!くすぐっ…あはは!やめ!やめへ!あはははは!」

千早「どう!?降参かしら!?」コチョコチョ

春香「こ、こぉさん!こぉさんです~!あはははは!」

千早「私の勝ちね」

春香「もう…千早ちゃん負けず嫌いだなぁ」

千早「そうよ~、私は負けず嫌いなの」チュッ

春香「ん…もう、千早ちゃんってばぁ…」チュッ

千早「ん…春香…」

春香「千早ちゃん…」


【あまみけファイル その19】
やよい「えっと…残念ながら、ここから先は月額会員の方のみ閲覧が可能になりまーす!無料会員の方は月額会員に登録してくれると、嬉しいかなーって!」

伊織「勿論ウソよ!」


~リビング~

千早「」グッタリ

春香「あぅ~…」グッタリ

千早「愛で過ぎたわ…まさか3回戦まで突入するなんて…」

春香「ヘトヘトですよ…ヘトヘトぉ~…↓」

千早「はい、お茶よ」

春香「ありがとう…」

千早「どう致しまして…ふぅ、私も座ろう」

春香「…あ、真だ」

千早「本当。深夜枠持ってたのね」

春香「成人したからOKになったんだね、きっと」

千早「そうね。私達も活動出来る時間が広がったしね」

春香「余計に働き過ぎちゃわないように気を付けないとね」

千早「…ふぁ~…」

春香「…ふぁ~…」

春香「…移っちゃった、欠伸」

千早「ふふ、そろそろ寝ましょうか?」

春香「そだね、今日はもうやること無いし…」

千早「一緒に寝室に行きましょう」

春香「うん♪」

【あまみけファイル その20】
日本一仲良しなアイドル、天海春香と如月千早の夜は、割と遅い(本日は深夜1時半に就寝)

以上、あまみけの夫婦による、あるお休みの1日でした。


次回は、また二週間以内に投下出来ればします

投下します

~朝、あまみけ~

美希「」ムクリ

美希「…ん~」ゴシゴシ

美希「」キョロキョロ

美希「誰もいないの…静かなの…また寝よっと…おやすみなさいなの~…あふぅ」ポテッ

美希「…」

美希「だ、誰もいない!?」ガバッ!

美希「え?え?春香は!?千早さんは!?雪歩は!?」ワタワタ

美希「うぅ…もしかしたらお家の中にいるかもしれないし、探しに行こう…」ノソノソ


【あまみけファイル その1】
フェアリーのリーダーの星井美希は、寂しがり屋さん。
春香さん達が全員いないという事態は初めてで、パニック中。


~リビング~

美希「…いないの…お風呂にもトイレにもベランダにも地下室にも」

美希「他の部屋にも、お庭にも…どこにも…誰もいないの…」

美希「なんなのなの…ミキ、独りぼっちなの…なんなのなの…」

美希「春香…雪歩…千早さん…」

美希「ミキ、朝ご飯どうしたらいいの!」クワッ


【あまみけファイル その2】
美希が独りぼっちが嫌な理由=自分のご飯はどうするの!?


美希「うーん…仕方ないの…コンビニかファミレスに行くしかないかもなの…」

美希「…もしかしたら、キッチンに何かあるかも?」


~キッチン~

美希「」

美希へ

これで何か食べなさい

千早


美希「流石千早さんなの!一体いくら…」

(50)<こんちゃーっす!笛ガムじゃないよ?硬貨だよ!

美希「…」

美希「50円でどうしろっていうの!」バシーン!

(50)<うぎゃー!

美希「何なのなの!もう何なのなの!一体全体何なのなの!」ジタンダ

美希「駄菓子屋さん行けばいいの!?うまい棒5本買えばいいの!?そんなんじゃお腹いっぱいにならないの!」

美希「何より駄菓子屋さんが近所に無いの!あったとしても、平日の朝から駄菓子屋さんで朝ご飯代わりにうまい棒を5本貪るアイドルはダメなの!無いの!ミキ、痛々し過ぎるのー!」

美希「…アイドルというか、1人の人間としてダメなの。間違いなく憐れみの視線しか向けられないの」ハァ…

美希「やっぱり、自分で買いに行くの…」



~玄関~

美希「システムさん!ミキ、ちょっとお出掛けするの!」

システム『了解しました。では安全チェックを致します……チェック完了。行ってらっしゃい、美希さん』

美希「はいなの!あ、それと『はるんがー』出して欲しいの!」

システム『了解しました。では、ロックを解除しておきます』

美希「うん!」

【あまみけファイル その3】
『はるんがー』とは、春香さん愛用の自転車で、あまみけに住む4人共用の自転車でもある。



美希「よぉし!取り敢えず…適当にコンビニにゴーなの~!」チリンチリン

美希「あはっ♪自転車だと涼しいの♪」



やよい「あ、美希さん!おっはようございまーす!」

美希「あっ、やよい!おはようなのー!」キキーッ

やよい「お出掛けですか?」

美希「起きたら、ミキ1人だけにされてたの」

やよい「えっ…朝ご飯、無かったんですか?」

美希「代わりに、千早さんから「これで何か食べなさい」って置き手紙と、これが置いてあったの…」

つ(50)<毎度!50円玉でっせ!

やよい「…えっ?」

美希「…やっぱり、普通はその反応だよね」

やよい「お、お釣りですか?何かの」

美希「残念ながら、これが千早さんからミキに与えられた唯一で全てなの…」

つ(50)<ちーちゃんのカバンの中で暫く放置されてました

やよい「…えーっと…自炊するにしても足りませんよ?50円じゃ流石に…」

美希「ミキには、平日の朝から駄菓子屋さんの前で、死んだ目をしながらうまい棒5本を貪り食べる以外の選択肢は出て来なかったの」

やよい「えっと…何味食べるんですか?」

美希「たこ焼きとテリヤキバーガーとコンポタとサラミと納豆…の味の、スナック菓子」

やよい「味だけ見れば、普通に豪華なご飯ですけど…」

美希「真実はサクサクいう、1本10円のスナック菓子なの」

やよい「あぅ~…うちがまだご飯終わってなければ、ご招待したんですけど…」

美希「平日の朝っぱらから仲間の実家にお邪魔して、ご家族と一緒に朝ご飯を頂ける程、ミキは図太くないの…」

やよい「あは、あはは…うちは構わないんですけどねー」

美希「という訳で、ミキは今からコンビニに行ってくるの!」

やよい「はい!気を付けて行ってきて下さいね~!」

美希「またねなの~」チリンチリン

やよい「」フリフリ

やよい「…美希さん、相変わらずジャージにあの眼鏡なんだ…でも、何で頭にパーソナルカラーのタオルを巻いてるんだろう…」


【あまみけファイル その4】
ファッションリーダー、星井美希の私服は良く分からない


~コンビニ~

美希「おむすび♪」

美希「…おにぎりが無いの…何てこったい、なの…」

美希「お弁当、お弁当、うっれしいな~♪」

美希「…な、何で素麺以外残って無いの…」

美希「…パァン!」

美希「コッペパンがいるの♪らららコッペパン♪…マーガリン&いちごジャムと、マーガリン&つぶあん…流石に、マーガリン摂取量が多過ぎになるの…」

美希「ランチパックは…どうしちゃったの?お客様で実験したいの?多種多様な分、地雷踏みそうで怖いの…」

美希「カップ麺…カップ麺…」

美希「むぅ…カップ麺は何か食べたいのが無いの…」

美希「ファミレス行こうかな…」トボトボ



~ファミレス~

美希「…改、装…?」

美希「…ファミレスフェアリーで使ってるファミレスに行くの…」

美希「はるんがー、酷使してごめんね?一度お家に帰って、お休みさせてあげるからね」

美希「」チリンチリン



~再び街中~

美希「」トボトボ

美希「マックがあるのを忘れてたの…でも、ミキはモスがいいなぁ…」

美希「」クゥー…

美希「お腹空いたの…お腹から催促が来たの」

「…美希?」

美希「ん?」

真「やあ!こんな所でどうしたの?」

美希「真クン!ご飯食べたいの!」パァァ

真「出会い頭に奢れって言われるとは思わなかったよ」

美希「あ、間違えたの、おはようなの!」

真「間違えようが無い気がするんだけど…」

美希「あのね、これには事情が…」

(説明中…)

真「なるほど、朝起きたら春香達がいない上に、ご飯代として千早がくれたのは50円…怒りに震える美希は街中に繰り出すも、コンビニはお気に召すものがなく、ファミレスは改装」

真「本来はモス派(主にライスバーガー)ではあるけれど」

美希「この辺には無いし、マックで妥協しようとしてたら」

真「ボクに会った、と…」


【あまみけファイル その5】
真さん、説明どうもありがとう


美希「別に真クンに奢ってもらおうと思った訳じゃないの。たまたま、ご飯の事考えてた時に真クンに声かけられたから…」

真「あはは、もういいって!でも大丈夫?50円しか無いみたいだし」

美希「真クン…ミキ、ちゃんと働いてるよ?50円しか無い訳無いの」

真「…そりゃそうか、あっはっは!」

美希「むぅ…」

真「あはは!ごめんごめん!で、朝ご飯か…もう11時半過ぎだよ?」

美希「」

真「…気付いてなかったの?」

美希「み、ミキは時間に縛られないの!」

真「いや、何ちょっとかっこつけてんの」

美希「朝ご飯…抜いちゃったの…春香に怒られるの…」

真「春香に怒られる?何でさ?」

美希「春香はね…三食キチンと食べないと怒るの…」

「ちゃんと食べないとお仕事中にお腹が空いちゃう。そしたら集中出来なくてミスしちゃうかもしれないよ?そしたらお仕事を一緒にする皆に迷惑をかけちゃう」

「レッスンだとしても、集中出来ないと思わぬ怪我をするかもしれないでしょ?」

美希「って。真剣な顔で怒るの。心配してくれてるのが分かるから…ミキ、凄く心が痛くなるの…だから嫌なの」

真「春香が凄く良い子だっていうのも、美希が春香を好きなのも分かったけど…」

美希「けど?」

真「母親か!」


【あまみけファイル その6】
春香さん→春母さん


美希「」

真「…まあ、春香の言う事は正論だけど、美希は今日お休みでしょ?」

美希「うん、10日振りに…」

真「ならいいじゃない。お休みだから、皆が美希を起こさないでいたんじゃない?」

美希「そかな?」

真「多分ね」

美希「なら良かったの♪」ニパ

真「あはは、じゃあもうお昼だし、一緒にご飯食べに行こうか?」

美希「うん!」



~みきまこ、街中散策中~

真「美希は何が食べたい?」

美希「うーん…二十朗のラーメンとか、重いのじゃなければいいかな」

真「あれはラーメンなの?モヤシなの?」

美希「ラーメンに似た何かなの」

真「貴音は好きなんだよね?二十朗のあれ」

美希「量は素晴らしい、って言ってたよ。味は好みが別れるけど、貴音は凄く好きでも嫌いでも無い、だけど面妖な中毒性があるとか…良く分かんないの」


【あまみけファイル その7】
・二十朗=ラーメンに近い何か凄まじい量の料理を提供する店
・二十朗で出されるモノ=ラーメンに近い、中毒性のある凄まじい何か


真「本当、良く分かんないね…美希はラーメン以外ならいいんだね?」

美希「ラーメンでもいいの」

真「えっ?」

美希「二十朗とかが嫌なだけなの」

真「つまり、大量だったりしなければ…って事で良い?」

美希「うん」

真「なら、この先にある中華屋さん行こう。前にプロデューサーに奢ってもらって以来、結構好きなんだ♪」

美希「へ~♪真クンの紹介なら期待するの!」

真「あはは、ちょっとプレッシャーかも?」

美希「でも、女の子とのデートに中華屋さんは、ちょっと無いかも?」

真「デートじゃないし、ボクも女の子なんだけど?」ピキッ

美希「あはっ♪」

真「笑って誤魔化さない!」

美希「あぅ」

~中華屋さん~

みきまこ「あっ」

真美「あっ」

美希「ま、ま、ま…真美ぃぃぃぃ!」ガッシィィ!

真「えぇっ!?」

真美「み、ミキミキぃぃぃぃ!」ガッシィィ!

真「えぇぇっ!?」

周りの客A「(仲良しだなぁ)」

周りの客B「(あれ、星井美希と双海真美じゃないか!久しぶりに会ったのかな?)」

周りの客C「(765プロは仲良しだから、忙しくて会えなかったのが寂しいのよ)」

周りの客D「(良かった良かった)」

美希「さてと」

真美「ふ→やれやれどっこいショ→タイム」

周りの客達「」ズルッ

真「まるで久しぶりに会ったかのような、さっきの感動の包容は何だったのさ!」

美希「何となく」

真「何となく!?」

真美「乗ってみた」

真「悪乗り!?」

美希「てか、昨日も普通に会ったの」

真美「モデル組は真美とミキミキがメインだしね→。基本、一緒の仕事ばっかだYO」

真「何なんだよ!?まるで事前打ち合わせをしてたかのような、キミ達の流れるように鮮やかな悪ふざけは!」

真美「絆…かな」

美希「絆…なの」

真「絆って言葉を悪ふざけに用いらないでくれないかな!?キミ達のソレは、間違いなくお笑い遺伝子だよ!」

真美「真美、アイドルでモデルだよ?」キョトン

美希「美希もだよ?」キョトン

真「」イラッ

真美「お笑いじゃないよ?」キョトン

美希「美希もだよ?」キョトン

真「」イライラッ

みきまみ「ねー♪」

真「」ブチッ

みきまみ「ぶちっ?」

真「キミ達さぁ…ちょ~っと表に出よぉか…お店に迷惑がかかっちゃうから…更地になるとか、ね…」ゴゴゴゴゴ…

みきまみ「」

周りの客「」ガクガクブルブル

店長「おぉい!?更地ってなんだ!?更地って!?俺が何したってんだよぉ!?」



~みきまみ、土下座で事なきを得ました~

みきまみ「本当にごめんなさい」

真「全く…あ、すいません!」

店員「は、はい」

真「あの、もう怒ってないので、怯えないで下さい」キラキラキラ←王子様オーラ

店員「」ズギュゥゥゥゥン!

店員「(私、今日から真サマのファンになろう…!)」

真「あの…?」

店員「ひゃい!?」

真美「墜ちたね…」

美希「堕ちたの…」

真「えっ?」

店員「あ、あの、ご注文ですか?」

真「あ、はい…えっと、味噌ラーメンを」

美希「ミキ、タンメン!真美は?」

真美「真美はもう注文済みなのだよ」

店員「味噌1、タンメン1でーす!」

~頼んでたラーメンが来ました~

美希「凄いの!スープ美味しいの!」

真「プロデューサーオススメだからね」

真美「兄(C)は変態だけど、味覚音痴じゃないからね」

美希「なの。変態だけどちゃんとした所も割とあるの」

真「プロデューサーも散々に言われちゃって…ま、変態だけど」


【あまみけファイル その8】
プロデューサー=変態


(ズルルルル…)

美希「真美、変わったラーメンだね」

真美「チャーシュー麺にチャーシューをトッピングで追加したんだ!お小遣い出たばっかだから出来るゼ→タク♪」

真「チャーシューの下にチャーシューがいる…贅沢仕様だね、本当に」

美希「ミキ、そんなにお肉食べたくないの」

真美「なんと!ミキミキはお肉嫌いだったっけ?」

美希「…うち、ね…たまに雪歩がご飯作るの」

まこまみ「あー…」

美希「肉オンリー焼き肉とか、ハンバーグにベーコンサラダ(ベーコン7:野菜3)とか…」

まこまみ「うわあ…」

美希「ステーキに肉巻きポテトにチキンロールが出された日は、流石に文句言ったの…」

まこまみ「うわあ…」

美希「お肉、そんなに嫌いじゃないけど…必要以上は…いらないの」ズゥゥゥン…

真美「あは、あははは…ミキミキ…スタイル維持、頑張ってね…」

美希「うん…」ズルズル

真「ひ、必要なら、ボクがトレーニングに付き合ってあげるから」

美希「ミキ、マッチョにはなりたくないの」

真「ならないよ?」

真美「まこちんはマッチョじゃないけど、筋肉はあるよね」

真「…ダンスレッスンとかしてるから」

美希「細マッチョ?」

真「違う」



~つつがなく終了~

(ガラガラー)

<アリャッシタァー

美希「」ケフッ

真美「うお→…チャーシュー麺+チャーシュー…美味しかった…実に有意義な時間だった…」

真「やっぱり美味しいなぁ、ここ」

美希「うん!ミキもここはまた来たいの!」

真美「あんまり頻繁には来れないからね、うちらは」

真「だろうねぇ…大変だね、モデルって」

美希「ミキ、実際はそんなに体型変わらないから大丈夫だよ」

真「う、羨ましい…じゃあ、何で頻繁に来れないの?」

真美「ほら、真美もミキミキも、今やチョ→売れっ子モデルっしょ?だから、何かあのお店が変な紹介されて、変な雰囲気になるとイヤだし」

真「自分で超売れっ子って…いや、間違ってないか、いまやモデル業界じゃ名前知らない人いないみたいだし…で、変な雰囲気って?」

真美「アイドルでモデルの双海真美や星井美希が良く通うお店!みたいに、ティーンズ向け雑誌で紹介されたら…絶対に空気が壊れるじゃん?」

真「あー…うん、分かる気がする」

美希「ミキも分かるの。あそこは、サラリーマンの人とかが気軽に入って、気軽にご飯を食べたりタバコを吸って休憩する所なの」

真美「そ→そ→、何て言うか、そういう雰囲気。で、雑誌が紹介しちゃうと…」

真「下手したら若い子がやたら増えるし、そういう店づくりにしちゃう可能性がある…ね」

真美「絶対味も変わっちゃう。真美、そんなの許せないし」

真「ふむ…確かに、味が変わるのはイヤだ」

美希「雰囲気も壊れちゃうし、おじさん達が気軽に行ける場所を壊すのはイヤなの」

真美「うん、あそこの常連のおっちゃん達は、良い人ばっかだもん。真美達のせいで…ってなったらイヤ!」

真「うーん、人気者は大変だね」

美希「真クンもそうだよ?何か、自転車関係で大変だったって聞いたけど…」

真「ああ…うん、海外のある自転車メーカーのパーツが良いって言ったら、日本の自転車メーカーの株価が少し下がっちゃったんだよ…」

真美「よ、予想以上に大問題になっちゃったんだね…」

美希「真クンショックなの…真クンの一言で、自転車業界が動くの…」

真美「アイドル業界には関係無いとはいえ…恐るべし、自転車業界の経済すら動かすアイドル、まこちん…」

真「いや、そこまで動かないからね!?」

美希「でも、真クンがいま一番自転車業界とアイドル業界を繋ぐパイプでしょ?発言が業界に影響しちゃうのは、仕方ないと思うの」

真「うぅ…アイドルサイクリング部の設立まで考えられてるらしいからね…確かに、メディアと自転車業界に一番近いのは、ボクかも」

美希「真クンも大変なの」

真「ははは…まあ、自転車好きだからいいけどね…」

真美「そ~いえば、ミキミキとまこちんはこれからどっか行くの?」

美希「ううん。さっきも話したけど、ミキは1人で朝ご飯無しで置き去りにされて、さまよってた時に真クンに会ったの。ご飯食べたかっただけだし、この後はなーんにも予定無し、なの」

真「ボクも無いかな」

真美「そっか→…真美もさ→、な→んにも予定無くて、仕方ないから街中ウロウロしてたんだよね→」

美希「つまり…学生なのに学校にも行かずにフラフラしてる女の子と、成人してるのに昼間っから何もせずにフラフラしてる女の子…」

真「そんで、朝ご飯も自力で作れずに、学生じゃ無いから学校にも行かず」

真美「そのくせ、仕事もしないでフラフラフラフラ徘徊してる女の子」

美希「…手痛い反撃を受けたの」

真「言われっ放しで済ませる訳無いでしょ?」

真美「真美達は其処まで甘くないよ?はるるんのお菓子やはるちはのイチャコラと違って」

美希「真美、春香と千早さんのイチャコラは甘くないの…いや、甘いんだけど、本人達以外だと近くにいれるほど、甘くないの。考え的な意味で、甘いの」

真「美希、ごっちゃになるからそれ以上説明いらない」

美希「美希も自分でごっちゃだったの」

真美「真美はもう考えるのを放棄したよ」

真「で、暇人3人組はこれからどうする?」

美希「うーん」

真美「取り敢えずさ、真美も人の事言えないけど…」

みきまこ「?」

真美「アイドルが3人揃ってジャージて…」

みきまこ「…」


【あまみけファイル その9】
・美希→小豆色ジャージ(下)、おにぎりマーク入りTシャツ(ピンク)、頭にタオル、伊達眼鏡
・真→黒ジャージ(下)、無地の黒いTシャツ、キャップ
・真美→白ジャージ(下)、「万馬券」の文字入りTシャツ、髪型をツインテに

真「…楽だから」

美希「いつもなの」

真美「…真美も楽だから…」

真「ヤバいね、女子力を自らモリモリ削ってる気がするよ」

美希「そうかな?」

真美「はっきり言えば、ダサい。特に真美のTシャツは、何故これを選択したのか、自分でも分かんない」

真「競馬するの?」

真美「した事無いし、競馬がどんなものかすらいまいち分からない」

美希「それで、何でそれをチョイスしたの…」

真美「真美、きっと疲れてたんじゃないかな」

真「ああ、なら仕方ないね」

美希「疲れてたなら仕方ないの」


【あまみけファイル その10】
高木「765プロ社訓!『疲れてたなら仕方ない!』…はい!」

Pりつぴよ「『疲れてたなら仕方ない!』」

アイドル達「『疲れてたなら仕方ない!』」

疲れてたなら仕方ないらしい


美希「うーん…服を見に行く?」

真「それはよそう…「こいつら服ねーんだな」的な目で見られるよ…」

真美「必要以上の大怪我をしちゃうよ、間違いなく…」

美希「そっか…じゃあ止めとこうか…」

真「う~ん…あ、そうだ!」

真美「却下」

真「まだ何も言ってないだろ!?」

美希「ジムも山も行かないよ?」

真「…君達ねえ…ボクを何だと思ってるのさ」

真美「じゃあ何しようと思ったの?」

真「皆でさ、自転車でパァーッと」

美希「やっぱりだったの、却下なの」

真「なんでさ!?」

真美「真美達、アイドル。久しぶりのお休み」

真「ボクもアイドルだよ!久しぶりの休みだよ!何も違いはないよ!」

美希「違うとしたら、体力の差と、お休みの過ごし方の考え方なの」

真「それはほら、たまのお休みだから…パァーッと身体を動かして…」

真美「絶対に、ノゥッ!休みなんだから、こうさ!ゆっくりゆったりのーんびり!ハトヤさん宜しく過ごしたいの!」

美希「ハトヤさんは意味分からないけど、美希も同意かな?お昼寝とかしたり、ショッピングしたいの」

真「くっ…これがモデルとプリティーアイドルまこまこりんとの違いか…ッ!」

真美「プリティーアイドルは休日に自転車で遠くに行こうとは思わないよ?自転車で東京から出ようとか思ってなかった?」

真「な、何で分かったんだい!?」

美希「もう、絶対にノゥッ!なの、有り得ないの、アイドル云々より、女の子としてどうなのなの?」

真「」ガビーン

真美「菊地さん…流石に反応に困りますよ…?」

~ゲーセン、ビデオゲームコーナー~

真美「ま、妥当だよね~」

美希「気軽に遊べるからね~」

真「気軽に…県外へ」

みきまみ「行かないから」

真「うぅ…」

真美「まこちん、最近本格的に可愛い路線は諦めたの?」

真「まさか!ボクが可愛い路線を諦める訳無いだろ!?」

美希「でも真クン、きゃっぴぴぴーん♪は既に斜め上に向かっていってると、ミキは思うな…」

真「なんですと!?」

真美「はーやれやれ…お、新しい格ゲーだ」

美希「ほぇ~…何か凄い派手だね~…」

真「良く分からないけど、一方的にやられ続けてるようにしか見えないや」

真美「こりゃ→コンボゲーかな→…もう覚えんの面倒臭いなぁ」

真「覚える必要があるんだ…」

美希「ミキ、絶対面倒だからイヤ」

真美「真美は面白かったら覚えるけど…あー…2桁当たり前のコンボゲーか~…最高に面倒だから、やらないかな」

真「じゃ、移動だね」

美希「なの」

真美「あ→い」



真「…音ゲーか~…前はやったなぁ…」

美希「ミキも、ポップンとかやってたの」

真美「まこちんはダンスの?」

真「ドラマニだよ」

みきまみ「(また男前なチョイスだ…)」

美希「真美は?」

真美「太鼓とポップンとユビート」

真「そういえば、雪歩はユビート上手かった」

真美「意外…ゆきぴょんって、音ゲー向きじゃ無い感じするのに」

真「何か、好きみたいだよ?ああいうの」

美希「今夜にでも聞いてみるの」

真美「太鼓は誰もやってないんだね→」

美希「貴音なら…ダメなの、違和感しか無いの…」

真「和=貴音のイメージという伝説は崩れ去った…かな?」

真美「別に和じゃないけどね、太鼓の達人」

美希「選曲とかね」

真美「太鼓といえば…はるるん達が伝説を残したよね」

美希「あ~…生っすかの?」

真美「うん」

真「春香の手が滑って、バチがすっぽ抜けて太鼓の縁に当たる→隣にいた響の額に当たる→響が倒れた時に飛んだ響のバチが、伊織のデコに→バチが縦に割れる→伊織がキレて、割れたバチを春香に→春香の後頭部に…奇跡だったね、あれは」

美希「結局、3人揃って医務室送りって辺りが、また何とも言えないアホらしさなの」


【あまみけファイル その11】
笑いの神「今は反省している」


真美「あの回は全体的にアクシデントだらけで、番組全体の何かがおかしかった回だと思うYO…」

美希「やよいが天気予報コーナーしてたら、日本地図のボードが倒れたし」

真「春香が心配過ぎて、千早が役立たずになって途中退場したり」

真美「お姫ちんがラーメン屋さんでむせちゃって、殆どコメントは亜美と真美で終わらせたり」

美希「真クンはスポーツチャレンジで世界大会前のサッカー日本代表のGKから点取って微妙な空気にするし」

真「雪歩はダンス間違えて転ぶし…」

真美「…本当に伝説の回だったね」


【あまみけファイル その12】
「生っすかサンデー!ハイパー! ~しっちゃかめっちゃかの巻~」
ファンの間では伝説の放送回となっている


真「何より…あの後の律子のお説教地獄と」

真美「後日発表された視聴率で生っすか歴代2位だった時の、律っちゃんと兄(C)の何とも言えない感じの苦笑いが、酷いオチとして締めくくってたね」

美希「あれは暫くは皆がそれぞれラジオで話してたよね~」

真美「鉄板ネタだったし、話題になってたからね→」

真「さて…何かやるかい?ボクはドラマニ空いてないし、見学してるけど…」

真美「ユビートやろうかなぁ…」

美希「ミキもやってみるの!」

真「あはは、2人とも頑張ってね!」

~メダルコーナー~

美希「最初は分からなかったけど、段々楽しくなってきたの!今度は雪歩ともやってみようかなー、ユビート」

真美「…まさかプレイ2回目で、一番簡単な曲とはいえ、難しいモードの曲をクリアしてしまうとは…」

真「天才は何やっても天才、という事かな」

美希「えへへ♪」

真美「で、ここは…メダルコーナーか~」

真「あまり来た事無いな~」

美希「ミキも無いの」

真美「真美は一度か二度…だけど、良く分かんないや」

真「競馬にパチンコにパチスロに…濃いなぁ」

美希「うー…」

真美「お?あれ…ビンゴかな?」

美希「本当だ…どんなのかな?」

真「…か、可愛い!」

美希「動物が可愛いの♪」

真美「ビンゴの種類も沢山あるんだね→」

真「ちょっとやってみたいけど…」

美希「メダルを買う…ふむふむ…」

真美「ハマるとヤバそうな気がする」

まこみき「同意」

真美「では、移動すると致しましょうかな、ご両人」

まこみき「うん」



~プリクラコーナー~

美希「~♪」

真美「女の子は基本的にこれだよね→」

真「(以前ドラマニにハマってた時は、プリクラコーナーをスルーしてたな…)」

真美「さてさて、じゃあ早速撮りますか」

美希「3人で撮影するのって、確か初めてだよね?」

真「そうだね」

真美「と、言っても…どれが良いのやら…真美、久しぶりにゲ→セン来たからな→」

美希「うーん…美希も久しぶりかも。学校の友達とは来てたけど、忙しくて遊べなくなっちゃってたし」

真「ボクもだ。どれがいいのかなんて、全く分かんないや」

美希「ん~…これ!」

真美「なんで?」

美希「何となく」

真「美希の勘を信じよう」


(撮影&悪戯書き中)


美希「あはっ☆出て来たよ!」

真美「おー!美白効果って、こうなるんだ!」

真「何でボクの所に『イケメン』とか書くのさー!」

真美「いや、まこちんもきっちりポーズとってるじゃん」

美希「ノリノリなの」

真「うぅ…まぁいいか…兎に角、分けよう!」

みきまみ「うん!」

(ジョキジョキ…)

真「何に貼ろうかな」

真美「迷うよね→」

美希「ミキ、手帳に貼ろうっと」

真「ボクは家にある何かに貼ろうかな~」

真美「さて…じゃあ次かな?」

真「そうだね、後は」

美希「UFOキャッチャー!」

真「プライズだね」

真美「取り尽くしてやる!」

~プライズコーナー~

美希「」

真美「まさかのおにぎりん」

真「美希、これ知ってた?」

美希「ぬいぐるみ作るとは聞いてたけど…」

真美「しー沙とラーメンの子もいる…」


【あまみけファイル その13】
おにぎりん、しー沙、丼山麺左右衛門らぁめん守(どんぶりやまめんざえもんらぁめんのかみ、ラーメンの子)は、フェアリーのラジオのノベルティにもなった、3人がそれぞれデザインしたマスコット


真「美希、真美…上見て、上」

みきまみ「ん~↑」

【765プロ関連グッズ祭!】

真美「oh…」

美希「まさかの…だったの」

真「両隣にもうちの事務所の関連グッズが…」

真美「…竜宮小町関連グッズ…竜宮小町のポスターとタオルだね」

美希「他にもあるの…何だろう?このボタンが沢山ついたおもちゃ」

真「ここにPOPが貼ってあるね…えっと…亜美、伊織、あずささんのボイスが、ボタンを押すと流れるんだって」

真美「商品名…『竜宮ボイス 7彩ボタン』…だ、ダジャレだと…」

美希「あ、サンプルがある…」ポチッ

<変態!変態大人!

真美「罵倒がご褒美になる業界の人向けだね…この黄色のは…」ポチッ

<んっふっふ~♪

真美「…んっふっふ~♪」

真「まさかの完コピ」

美希「当たり前なの」

真美「じゃあこの紫のは…」ポチッ

<あらあら~♪

真美「予想通りだね」

真「もう一種類ずつあるみたいだね」

美希「ピンクから順に押してみるの」

<この伊織ちゃんが応援してあげるんだから、頑張りなさい?フレー!フレー!

<ただいま、この電話の持ち主さんは亜美とゲ→ム中の為出れないんだ→!また後でかけ直してね→!

<今日も1日、お疲れ様でした~♪ゆっくり休んで下さいね~

真美「…あずさ姉ちゃんのだけは、ファンの心をざっくりいきかねないね、これ」

真「あ~…ま、まぁ、触れずにおこう」

美希「最後の1つは、ランダムなんだって」

真「へぇ~…」ポチッ

<あらあら~♪

真「」ポチッ

<んっふっふ~♪

真「」ポチッ

<こ~ら~!シャキッとしなさい!シャキッと~!あ、でも無理し過ぎたらダメよ?

3人「」

真「…まさかの律子、だったね」

真美「び、ビックリしたぁ…」

美希「こ、これは心臓に良くないの…」

真「お、こっちのグッズはボクと雪歩とやよいかな?」

真美「ん→?うん、そうみたいだね」

美希「どれどれ?」

真「ボクは…ネームとサイクリングアイドルのロゴ入りスポーツタオルと…お、王子様コスプレフィギュア…」

真美「まこちん、元気だして…ヒラヒラな服のもあるみたいだよ」

真「3種類で、タキシードと王子様とゴスロリ…2/3が男装…か」

美希「真クン…強く生きるの…」

真美「ゆきぴょんのは…スコップ…だと…」

美希「雪歩茶(缶)に付いてるクジで当たると貰えるみたい」

真「果たして…それは当たりなの?」

美希「雪歩のサインが柄に彫り込まれるし、雪歩協力で作り上げた、掘りやすくて頑丈な素材と形らしいよ?雪歩ファンなら…欲しいかも」

真美「そんな中、やよいっちのはエプロンと…またボタン?今度は1つだけだね」

美希「またサンプルが置いてあるの」ポチッ

<いきますよー!はい!たーっち!いぇい!

3人「いぇい!」

真「ハイタッチボタンだって」

美希「何かちょっと欲しいかも」

真美「うん、元気出そうだね」

真「伊織と響は大喜びしそうだね」


【あまみけファイル その14】
伊織と響はやよいが大好き。


美希「む~…何かミキ達のだけ、ラジオのキャラクターだけって…」

真「どうかな?もう一度見てみようか」

真美「…最初の765プロ関連グッズ祭って垂れ幕のインパクトで忘れてたけど、ミキミキ達のにも何かあるみたい」

真「えと…お昼寝用低反発枕、フェアリーのロゴ入りTシャツとフィギュアと…丼…だって、隣がクジになってて、フェアリーと竜宮のグッズがあるね」

美希「丼…貴音のせいなの…」

真美「間違いないね」

真「竜宮のはTシャツと…乙姫コスプレフィギュアだって」

美希「竜宮小町、ちょっと少ないね…」

真美「解散になっちゃったし、あずさ姉ちゃんの件もあるし…仕方ないのかもね」

真「ところで、そのあずささんのフィギュアが非常に凄い事に」

美希「ポロリしちゃいかねないの…」

真美「だが、現在はこの状態から+1センチらしいよ」

真「反則だね…少しボクが欲しい位だ」

美希「(ミキもちょっとおっきくなったなんて言えない空気なの)」

真美「さて、真美とはるるんと千早姉ちゃんのが無い訳だが」

真「あ、この裏にあるみたいだよ」

真美「ほほう、どれどれ→?」

美希「真美のは…真美オリジナル、モデル用グッズ関連でミキと真美の2人で…みたいだね」

真美「亜美とのグッズもあるね→」

真「双海真美特集だね、ここは」

真美「タオルにフィギュアに」

美希「ミキと一緒のだと…手鏡とマスカラ、リップ…なるほどなの」

真「亜美と一緒のは…あれ?ジェミニって発表したっけ?」

真美「まだだよ?まだ練ってるし」

真「亜美と真美のサイン入りバスタオルにジェミニって…」

真美「み、未来予知出来るのか…ゲーセンのプライズ作る人達は…」


【あまみけファイル その15】
双子→双子座→ジェミニという、安易な発想がまさかの大当たり


真美「お、隣は千早姉ちゃんのグッズだ」

美希「ヘッドホン、iPodカバー…さすが千早さんなの」

真「一応、フィギュアもあるけど…青い羽を生やした蒼い鳥バージョンと、毒りんごを食べた後の白雪姫みたいに眠る、眠り姫バージョンか…」

美希「その隣は…あっ!おチビちゃん達なのー!」

真「ぷ、ぷちますだ!か、可愛い…可愛過ぎる…!」

真美「こ、これは凄く欲しいかも…」

美希「絶対あふぅゲットするの!」

真美「真美はこまみとこあみゲットして、亜美にあげよ」

真「絶対に…まこちーをゲットする…っ!」

美希「やるの…なんなら順番にやって、全員ゲットするの…!」

真美「おうともよ→!やってやるぜ→!」

~少しして~

美希「…全員…取れたね…」

真美「すまねぇ…真美のお小遣い心配してくれて…すまねぇ…」←こあみ、こまみゲット。2600円投資

美希「気にしないで…大丈夫なの」←あふぅ、はるかさん、ちひゃー、たかにゃ、ちびきゲット。3300円投資

真「ふふ…投資に見合うものはあったよ」←まこちー3匹、ゆきぽ、ちっちゃん、やよ、いお、みうらさん、ぴよぴよ、プロデューサーゲット。9300円投資

真美「まこちんが全力過ぎる」

美希「まこちー3匹ゲットしてるし…凄いの」

真「夏毛とか冬毛バージョン、無いかなぁ…」

真美「ま、まだぶっこむ気だよ!?」

美希「真クン!落ち着いて!」

真「そういえば、はるかさんは増えるんだから沢山いないと…」

真美「まこちん!ダメだYO!そっちはさっき、まこちんの福沢さんを小銭に替えた悪魔の機械が…」

美希「落ち着いて!その福沢さんはしまうの!まだお財布に住ませてあげるの!」

真「…仕方ない…また今度、自分用に全員揃えるかな…」

真美「アカン…まこちんはもうアカンのや…」

美希「せ、せめて福沢さん追加はやめさせないとマズいの…本気でギャラ使い切りかねないの」

真「あ、はるかさんと言えば…春香のグッズを入れたUFOキャッチャーはまだ見てないね」

真美「…あっ」

美希「?」

真「どうしたの?」

真美「…あれ…」

みきまこ「えっ?」クルッ

みきまこ「」

【天海春香グッズのスペシャルUFOキャッチャー!】

美希「2台まとめて春香なの…」

真美「流石、Sランクは格が違った」

真「ボクらはUFOキャッチャーの半分とか一台なのに…」

美希「これでもかって位に春香尽くしなの…」

真美「ミキミキ?何故にお財布から諭吉さんを出そうとしてるの?」

美希「細かいのが無いからなの」

真「いや、本人と住んでるのに、何故にグッズを集めるの…」

美希「別腹なの」


【あまみけファイル その16】
マニアとして既に斜め上の方向に目覚めている、春香さんマニアな美希


真美「うん、その別腹は何か違う」

美希「だって…ミキ、あのフィギュアとあのフィギュアは持ってないし…」

真美「他のグッズはあるんかい」

美希「クジにあるのもいくつか…あと、春香の写真貼ったオイルライターも。ミキ、未成年だからオイルライターを買えないの」

真「いや、どんだけ春香グッズ集めてるのさ…」

美希「アイドル博物館の春香グッズ(レアコーナー)の2割は、ミキの私物なの。ミキの今住んでる部屋の内、一畳分は春香グッズと千早さんグッズ、最近は雪歩のもあるかな?」

まこまみ「」

美希「フェアリーのグッズも勿論あるよ。一応保管しといてって言われたし」

真「美希、自分の部屋で寝れなくない?」

美希「寝るのは寝室で皆で寝るし、自分の部屋は着替えたり、週1で春香と千早さんを2人っきりにしてあげる時以外は部屋で寝ないし、後は…ちょっと1人で考え事をしたい時位しか、部屋に入ってないの」

真「普段は?」

美希「誰かいたらリビングでお話したりテレビ見たりしてるかな?お昼寝する時は部屋に戻る時もあるけど、基本的にはリビングか地下室で皆で音楽聞いたり…かな?」

真「本当、仲良しだねぇ…」

美希「うん♪ミキ、皆大好きなの♪」

真「そっか、雪歩がボク以外とも仲良くなれたのは良かったよ…で、真美はさっきから何してんの?」

真美「落ちてくるクジを開く、簡単なお仕事」

真「あ、そう…」

美希「当たった?」

真美「今のところは三等と…あ、一等出た!」

美希「やったの!」

真「福沢さんの力は偉大…だったね…」

~ゲーセン出入口~

美希「~♪」

真「~♪」

真美「ゲーセンの袋を両手いっぱいに持った女3人…しかも溢れんばかりのぬいぐるみとアイドルグッズ…アイドルとして、どうなんだろう」

真「問題ない!…でも、流石に持ちきれないなぁ…」

美希「真クンはタクシーで帰った方がいいんじゃないかな?」

真美「真美も荷物持ちで付いていってあげるYO」

真「ありがとう!」

美希「ミキももう荷物持ち切れないし、お家に帰るの」

真「ん、またね」

美希「またね~」

真美「ミキミキお疲れっした~、またね→」



~あまみけ、美希の部屋~

美希「ふ~…さて、春香グッズを並べるの♪」

美希「~♪」

美希「フィギュアは箱から出さない方が良いよね~♪」

美希「ふんふんふーん♪…ぷちどるのぬいぐるみは…たかにゃとちびきは明日事務所に持っていこ♪」

美希「ん~…凄い数になってきたの…そろそろ、博物館に預けてこようかな?」


【あまみけファイル その17】
美希の中でのアイドル博物館=春香さんグッズ置き場


美希「今度、また持ってこうっと♪」

美希「うーん…あ、そうだ」



~リビング~

美希「うふふ~♪」

美希「これで良し!なの♪」

あふぅ、はるかさん、ゆきぽ、ちひゃー「」←ソファの上に仲良く並ぶ4匹のぷちどるぐるみ

美希「今日は楽しかったけど、疲れたの…あふぅ…」コテン

美希「すぅ…」



~夜、リビング~

千早「ただいま」

春香「しー…」

千早「?」

雪歩「美希ちゃんが寝てるの」ヒソヒソ

千早「あら、本当」

春香「ご飯出来たら起こすから、それまで寝かせてあげよ?」

千早「ええ…それにしても…」

雪歩「ふふ♪美希ちゃん、ゲームセンターで取ってきたんだって。さっき真ちゃんからメールが来たの」

千早「うふふ、この家にぴったりのぬいぐるみだわ」

雪歩「だね♪」

あふぅ「なの」
ゆきぽ「ぽぇ~」
はるかさん「ヴァイ」
ちひゃー「くっ」

春香「4匹仲良く並んで…可愛い♪」

千早「この子達はここが定位置になりそうね」

雪歩「美希ちゃんのお昼寝のお供になるのかなぁ?」

春香「うふふ♪これなら、寂しがり屋の美希も寂しくないかもね♪」

千早「そうね♪」

春香「ところで千早ちゃん…いくら何でも、50円は酷いよ」

千早「えっ」

雪歩「置き手紙、見たよ…」

千早「…わ、私なりのジョークよ…」

~翌日の事務所~

貴音「なんと愛らしい…ふふ」ニヘラ

響「可愛いぞー♪ありがとなー、美希」ナデナデ

美希「どう致しましてなの!」フフン

亜美「んっふっふー♪昨日帰ったら、枕元にこあみがいて、思わず「ふぉ!?」って声出ちゃったYO!」

真美「サプライズぷちどる、成功だぜぃ!」

P「真が朝から「迎えに来て欲しい」って言うから何かと思ったら…」

春香「ぷちどるぐるみが大量に…」

真「うちにはまこちーが3匹います!」フンス

小鳥「ぴよぴよもちゃんといるのね~♪可愛いわ♪」

律子「癒やされますよね~♪」ナデナデ

やよい「うっうー!可愛いですー!」

かすみ「お姉ちゃんいいなー」

真「まこちーならあげるよ?今度は全員うちにコンプリートさせるつもりだし」

かすみ「本当ですか!?やったー!ありがとうございます!」

伊織「良く出来てるわねー。触り心地もいいし、柔らかい」

あずさ「うふふ♪真ちゃん、ありがとう♪」

真「最初に見つけた瞬間から、ボクと美希と真美は誰にも止められませんでしたからね!お安い御用です!」

雪歩「うちの子達は、いまリビングのソファの上で仲良く座ってますぅ♪写真も撮っちゃいましたぁ♪」

真「あ、伊織」

伊織「ん?」

真「なんなら、今度はやよも取ってくるよ」

伊織「いいの!?」

やよい「わぁ!そしたら私もいおが欲しいかも…」

真「任せて!」

P「しかし、プロデューサーもいるんだな…頭がPの形して…」

真「意外と人気あるみたいでしたよ?」

P「マジか。世間のニーズは良く分からん…お?これ、スーツ脱げるのか?」

小鳥「」ガタッ

響「座ってろ」

P「…やたらマッチョな体が出て来た…」

千早「あれですね、水着回の…」

P「ああ…あの、春香にぞんざいな扱いされた時の…」

春香「普段から、ぷちます内じゃぞんざいな扱いだった気が…」

千早「しかし珍しいわね。事務所に皆が集まるなんて」

真「ボクがメールした、写真付きで」

千早「なるほどね」

小鳥「ああ~…可愛いよぅ♪可愛いよ~ぅ♪」ムギュー

春香「ぬいぐるみを抱き締めてほおずりする事務員さん」

雪歩「私、ありだと思います!」

貴音「ええ、愛らしい姿ですね」

あずさ「うふふ♪小鳥さん可愛いわ」

律子「舞さんが見たらエラい騒ぎになるわよ。小鳥さん大好きだから、あの未亡人」

千早「ああ…そうだったわね…大喜びしそう」

春香「」パシャッ

響「春香?」

春香「」ポチポチ…ポチポチ…

響「春香!?何したんさ!?」

春香「題名、ぬいぐるみと戯れる事務員さん。写真添付して、宛先は舞さん」

雪歩「あわわ、事務所に来ちゃうよぅ?」

春香「大丈夫、今日は愛ちゃんや絵里ちゃん、夢子ちゃんと一緒にロケだって、愛ちゃんからメール来てたし…お、返事きた」

「ロケを音速で切り上げて、急いでそちらに向かうわ。写真ありがとう、待ち受けに決定よ」

春香「」

響「」

雪歩「」

貴音「面妖な…」

やよい「ロケって、そんな簡単に切り上げられるんでしょうか?」

伊織「やるわよ、日高舞なら…」

春香「お茶用意しておこうかな…私、まだ時間あるし…」

貴音「我々はそろそろらじおに向かいましょうか…」

響「あ、ぷちどるぐるみは連れてくんだ」

貴音「当たり前でしょう…響は、事務所に置いていくのですか?」

響「…連れてく」

千早「ふふ、皆が気に入ってくれて良かったわね、美希、真」

美希「うん♪」

真「へへっ♪」

伊織「あ、真」

真「ん?」

伊織「やよ…頼むわ。本当は全員分欲しいけど、向こうには持っていけそうにないから」

真「うん」

やよい「それじゃ、私とかすみは収録行ってきまーす」

かすみ「行ってきまーす!」

P「送ってくぞ。ついでに美希と貴音と響も局が近いし、送ってく」

貴音「ありがとうございます」

美希「ありがとうなの!」

響「ありがとうだぞ!じゃあ、行ってきまーす!」

春香「私と千早ちゃんは午後からのレッスンだから、まだ時間あるね」

雪歩「私はそろそろかな?久しぶりの舞台の練習の初顔合わせだから」

律子「暗記は?」

雪歩「はい、もう台本は全て暗記しましたぁ。後は舞台装置とか照明ですかね」

律子「…相変わらず凄いわね」

雪歩「そうですか?」

あずさ「凄いわよ~♪雪歩ちゃんは、女優専門になった私より、演劇向きだもの♪」

雪歩「えへへ…ありがとうございますぅ…あ、時間!じゃあ行ってきます!」

小鳥「タクシーで行ってね!領収書もちゃんと貰ってね~!」

<わかりましたぁ!

あずさ「あらあら~…雪歩ちゃん、私と一緒の舞台なのに、もう行くのね~」

律子「えっ?」

あずさ「えっ?」

律子「あずささんも行かないといけないんじゃ…」

あずさ「事務所を出る予定の時間まで、まだ1時間もありますよ?」

律子「」

千早「律子、確認してみたら?」

律子「そうね…あ~…あずささんが正解」

真「あちゃー…」

あずさ「あらあら~…じゃあ、私も出ますね~。雪歩ちゃんに連絡して、一緒に向かいます~」

律子「分かりました、お願いします」

あずさ「行ってきま~す♪」

<あ、もしもし雪歩ちゃん?あずさです~…

真「さて、それじゃあボクもレッスンに行こうかな」

亜美「亜美も行くよ」

真美「真美も~」

律子「行ってらっしゃい。タクシーで行くなら領収書貰いなさいね?」

真「自転車だけど?」

亜美「…領収書、了解~」

真美「じゃあ、まこちんが受付宜しくね」

小鳥「…何で自転車の真ちゃんが受付?」

亜美「絶対に一番早く到着するし」

小鳥「どういうことなの…」

真「じゃ、行ってきまーす」

真美「タクシーがクレイジーなら勝てるかもだけどね」

亜美「日本の道路交通法ってヤツじゃ無理だよ、クレイジーなタクシーは…」

小鳥「どこの国でも完全アウトよ」

伊織「…さて、私達はどうしようかしら?」

春香「午後からだからねぇ…」

千早「微妙に時間があるわね…」

(コココココンバターン!)

舞「はいこんちゃーっす!」

はるちはいお「」

舞「よーし、大人しく音無くんを出せ!なんつって!小鳥ちゃんいるー?」

千早「おとなしく…おとなしくん…くふっ、くっくっく…」

舞「流石はちーちゃん!いい反応だね」

千早「けふっ!えふっ!…くっくっく…」

春香「舞さん!びっくりするじゃないですか!千早ちゃんなんかびっくりした上に笑わされちゃってるから、むせちゃって…大丈夫?」

舞「あらら、ごめんね~…で、小鳥ちゃんいる?」

小鳥「その前に…ドアが壊れたら、請求するよぉ…?」

舞「ごめんなさい」

小鳥「舞ちゃん…?私…言ったわよね…?まず電話で連絡してほしいって…?仕事中は避けてねって…言ったよね?」ゴゴゴゴゴ…

舞「う…そんなに怒んないでよ…」


伊織「私、いま凄い光景を見てるわ」

春香「普段は律子さんから怒られてる小鳥さんが、律子さんすら恐れる舞さんを説教する様…」

伊織「パワーバランスが崩れてるわね…」

春香「律子さん>小鳥さん>舞さん>律子さん…3すくみ…!」

伊織「じゃんけんトリオって名前で売り出してみたら?」

千早「くふっ…そ、そんな、漫才トリオみたいな…ふっ…くふ…」

伊織「チョキが律子ね」

春香「グーは舞さん」

伊織「パーが小鳥」

春香「ハサミの如くボケを切り裂く!ツッコミの律子!」

伊織「ツッコミなんてなんのその!岩のようなハートの舞!」

春香「そしてパーの私…誰の頭がパーやねん!音無小鳥でーす!」

伊織「決まったわね、あの変態に企画案を出しましょう」

千早「…!春香、水瀬さん!後ろ!」

はるいお「ん?」クルッ

舞「アナタ達…なぁんの話をしてるのかしらぁ…?」

はるいお「」

律子「漫才トリオぉ?私達の事じゃあ…無いわよねぇ…?」

はるいお「」

小鳥「だぁれぇがパーですってぇえ…?」

はるいお「」コクン

春香「ダッシュ!」

伊織「アンドゴー!」

はるいお「ごめんなさぁぁい!」ドダダダ!

千早「あ、ちょ、待って二人共ー!」タタタッ

舞「…ったく…」

律子「叱っておきます…」

小鳥「春香ちゃんと伊織ちゃんのコンビは、悪乗り始めたら一番手がつけられないわ…」

舞「全く…まぁ、面白い子達だからいいけど」



~ラジオスタジオ内~

美希「…って訳で、昨日は久しぶりにゲーセンで遊んだんだー!」

響「真と真美と美希か~、珍しい組み合わせだなー」

美希「そうかな?」

貴音「…真、真美、美希…ままみき…」

美希「何でひとまとめにしたの…」

響「あはは!可愛いユニット名じゃないか!」

美希「フェアリーがあるからいいの!」

貴音「何と…美希、私は感動致しました…では今まで通り、私にらぁめんを奢って下さるのですね?」

美希「えっ?」

響「悪いなぁ。毎食毎食」

美希「そ、そんな事してないの!無茶苦茶言わないで欲しいの!たかにゃとちびき、取り上げるよ!?」

ひびたか「それだけは御勘弁を…」

美希「全くもう…!」

響「しかし…千早も酷いな。50円て」

美希「千早さんなりのジョークだったらしいけど…寝起きであれはどうかと思ったの」

貴音「50円では、らぁめん一杯食べられませんね」

美希「らぁめん以外も無理なの」

響「オープニングのサブタイ言う所で、「50円じゃ、死んだ目で平日の朝っぱらからうまい棒を貪り食うしかないの!の巻」とか言い出した時は、何かと思ったけどな…なかなか楽しいオフだったみたいじゃないか」

美希「結果的にはね。あ、あのゲーセンの店員さん達、最後にごめんなさい」

貴音「どうしたのですか?」

美希「真クンとミキで両替し過ぎて…機械止まったの」

響「お前ら…いや、お店的には売上が跳ね上がったからいいんだろうけどさぁ…」

貴音「いくら注ぎ込んだのですか?」

美希「…福沢さん、ありがとうなの」

響「2人で一万も注ぎ込んだのか…」

美希「ミキからも、真クンからも…なの」

貴音「…は、はまってしまったのですね…」

美希「でも、それなりに価値はあるから、問題なしなの!」

響「…でも、多分自分も見たら注ぎ込んじゃうかも…」

貴音「私は…全て取り切るまで注ぎ込んでしまう可能性があります」

美希「…各地のゲーセンの店員さん、もし貴音がハイテンションでUFOキャッチャーしてたら、是非止めてね…」

響「羽交い締めにしても、後ろからパッカーンいってもいいからな」

貴音「良くありません!」

美希「あ、終わりの時間なの」

響「いい〆だった…掛け値無しに」

貴音「そう…フェアリー(私達)だ」

響「武田さん、またお仕事一緒になったら宜しくお願いします」

美希「酷いの…フォロー無しなの…」

響「という訳で、『フェアリーズガーデン』、来週も聞いてね」

妖精「またねー!」


【あまみけファイル その18】
美希はオフを楽しめたらしい。

以上です

次回も2週間以内に投下出きるようにします

投下致します

~朝、いつものようにあまみけの寝室~

春香「」ムクリ

春香「」キョロキョロ

春香「ん~…」ノビー

春香「よし、顔洗って朝ご飯作ろう」


【あまみけファイル その1】
千早と暮らし始めてからの春香さんは、目覚めが良い


春香「雪歩は…あ、舞台稽古が遅くなるからって、稽古場から近い実家に帰ってるんだっけ…」

春香「千早ちゃんはライブの打ち合わせで泊まりだし…」

春香「美希は…まだ起こさなくていいか、今日はお休みみたいだし」

春香「ふむむ…今何時かな?」

時計『AM8時半』

春香「うん、相変わらず学生時代なら遅刻確定の時間だね」

春香「さて、顔洗おう…」



~洗面所~

春香「っぷぁ!…ふし!今日も1日、頑張ろう!」

<あふぅ…

春香「ん?美希かな?おはよう」

美希「おふぁよ~なのぉ~…」フラフラ

春香「ほら、顔洗って、目が覚めるから」

美希「なら…このまま覚めずに寝るぅ…」フラフラ

春香「…なら何で起きてきたの…」

美希「おトイレなの~…」フラフラ

春香「二階にもあるのに?」

美希「わすれてたの」フラフラ

春香「あはは…兎に角、寝るならちゃんと寝室で、お布団でね?」

美希「ふぁい…」フラフラ

~リビング~

春香「さて、ご飯作らないと…何にしようかな~…」

春香「パン…かな?それと、インスタントのコーンスープと、目玉焼きとサラダ!決定!」

春香「手間かけたご飯じゃないけど…」


【あまみけファイル その2】
千早「朝から飲むゼリーとカロリーメイト以外なんて…どこが手間をかけてないのかしら?」

雪歩「そんな食生活したら、また春香ちゃんに怒られるよ?」


春香「美希の分は冷蔵庫かな。起きてきたら教えてあげればいいか」

春香「さてと、作りますか!」



~1時間後…~

春香「」モグモグ

春香「」モグ…

春香「1人でご飯食べても…あんまり美味しくないよぅ…」ズーン…


【あまみけファイル その3】
春香さんは寂しがり屋


春香「美希を起こせば良かったかなぁ…でも、美希だってお休みの日は寝たいだろうし…あむっ」モグモグ

春香「」モグモグ

春香「こーゆー時に限って、ベストな焼き具合のトーストだったりするのがまた…はぁ」

春香「そういえばお野菜のタイムセールって、何時だっけ…うち、新聞取ってないから、チラシ入らないんだよな~…はむっ」モグモグ

春香「」モグモグ

春香「後でやよいに聞こう…」

春香「目玉焼きには…ダメダメ!不毛で殺伐とした、議論という名の罵倒大会になっちゃう」


【あまみけファイル その4】
古来より行われてきた論争、『目玉焼きは半熟?完熟?』『目玉焼きには何をかける?』の二大目玉焼き論争は、765プロで律子vs真という屈指の好カードを生み出し、アイドルとプロデューサーがガチの掴み合いになるという結果を生み出してしまった。

なお、春香さんは半熟に醤油、千早は半熟に塩胡椒、美希は半熟にケチャップ、雪歩は半熟に中濃ソース


春香「半熟にお醤油も美味しいのに…目玉焼きのせいで、うちは常に調味料が沢山ですよ!」

春香「」モグモグ

春香「サラダは胡麻ドレッシングだよね~♪」


【あまみけファイル その5】
あまみけでは胡麻ドレッシング。


春香「ん~♪おいひい♪これでお野菜が高くなければなぁ…」

(ぴんぽーん♪)

システム『玄関にやよいさんとデコちゃんがいらっしゃいました』

春香「」ブフッ!

<誰がデコちゃんよ!きー!(ガンガン)

<お、落ち着いて伊織ちゃん!ドア叩いたらダメだよ!

<ヘイガール!ホールドア…oh…

<あ…警備会社の人が来ちゃった…

<何よ!私よ!分からないの!?

春香「伊織…自分が進めてきたシステムに自ら引っ掛かるなんて…」

<オジョーサマ…ワレワレハホカニ仕事ガアリマスノデ…

<悪かったわよ!

<あの…ごめんなさいです…

<イエイエ、デハワレワレハモドリマス…

春香「伊織…律子さん以上に面白いわ…システムさん、入れてあげて下さい」

システム『緊急用耐襲撃プログラムから通常モードへの復旧…完了。玄関の鍵を開きます』

春香「はーい」

(ドタドタドタ)

春香「あー、これは叫ぶな…」

伊織「はぁぁるかぁぁぁぁぁぁっ!」ウガー

春香「私がやったんじゃないよ!」

やよい「い、伊織ちゃん…落ち着いて…あ、お邪魔してます」

春香「はいいらっしゃい。だいたい、デコちゃんなんて呼ぶのは1人でしょうが…」

伊織「アイツ、どこにいんのよ」

春香「二階の寝室で寝てるよ」

伊織「」ダダダダッ

やよい「あぅー、い、伊織ちゃ~ん…」

春香「まぁまぁ…気にしないで」

(どたんばたん)

やよい「…」

春香「…はぁ…ま、美希が悪い」

やよい「あまり騒いだら近所迷惑になっちゃいますから、止めてきます…」

春香「その時は私も行くよ…今は朝ご飯を食べさせてね」

やよい「はい…あ、目玉焼き…」

春香「ダメ、それ以上は争いになる」

やよい「うぅ…そうでした…」


【あまみけファイル その6】
目玉焼き論争は、悲しみしか生まない(律子の眼鏡が大破&気絶、真が気絶して番組を1日分穴を空けてしまう…等)。



~リビング~

美希「う~…」

伊織「ったく…」

春香「ほら美希、朝ご飯食べて元気出して」

美希「春香~…デコちゃんがイジメるの~…」

春香「美希、システムの呼び名を勝手に弄った美希が悪いんだよ?」ナデナデ

美希「う~…デコちゃん、ごめんなさいなの」

伊織「デコちゃん言うなってのよ!…もうアンタがそう呼ぶのは諦めたわ…でも、他のにはそう呼ばせんな!」

美希「春香、やよい、これはデレ?」

春香「難しいね」

やよい「特別な呼び名を…という所は、デレなのかなーって」

伊織「」

春香「でも、デレじゃなくて、単なる諦めだからねぇ…」

美希「うーん…保留、かな?」

はるやよ「保留で」

伊織「何の話し合いなのよ!やよいまで一緒になって!」

春香「で、どしたの?2人して」

伊織「露骨に話を逸らしたわね…まあいいわ。地下通路が完成したから、その連絡ついでにね」

春香「あ、出来たの?」

伊織「ええ、これでアンタの家とやよいの家、それと、うちの避難用別荘が繋がったわ」

春香「ふむふむ…地下通路は歩いて行き来が出来るの?」

伊織「歩いてもいけるし、専用の小型車両もあるわ」

春香「す、凄いね…」

伊織「小さなカートみたいのに荷台付けただけだけどね」

美希「何で荷台がついてるの?」

伊織「カートは1人乗りなのよ。人でも荷物でも、運ぶ時は荷台って事ね」

はるみき「なるほど」

やよい「地下通路は壊れたりしないの?」

伊織「どうかしらね…相当に強力な地震じゃなければ大丈夫らしいけど…起きてみない事には、何とも言えないわ」

春香「そっか…」

伊織「ただ、洪水の時には役立つわよ?かなりの水圧にも耐えられるらしいし」

美希「お家が全部水没しちゃう位の洪水だったら、避難してもダメな気がするの」

伊織「…避難用の別荘に潜水艦でも置かないといけなさそうね」

春香「そうなると、最終的には宇宙船とかになるんじゃない?巨大な」

伊織「…大気圏脱出までしなきゃならないような事態を想定し始めたら、水瀬財閥はやりかねないわよ」

やよい「す、凄いね…水瀬財閥って」

伊織「たまに私でも引くわ」

美希「そういう宇宙船って、何が必要なんだろう?」

春香「居住スペースは必要だよね、多少狭くても…ベッドがあって、シャワーとトイレの付いた部屋」

やよい「お野菜とかお米とかが作れる場所は必要です」

美希「お魚とかお肉とかもだから…養殖所?」

伊織「…そういう施設は今の技術でも出来るだろうけど、それだけの規模の施設と大量の居住スペース、人を乗せて浮かぶだけのエネルギーが無いわね。それこそ、核エネルギーでも多分不可能だわ」

春香「施設とかは出来ちゃうかもって辺りが、水瀬財閥の恐ろしい所だね…」

伊織「社長…お兄様は結構そういうの好きなのよ…勿論、現実も見据えて、恐ろしい位に冷静沈着な経営者だから、見合うメリットも考えた上で、だけど」

美希「デコちゃんのお兄ちゃんは、他にどんな事してるの?」

伊織「砂漠の緑化計画、日本全域の耐震化、安全で新しいエネルギー開発…今、主だって発表出来るのはこれくらいかしら?」

春香「発表出来ないのもあるんだ…」

伊織「医療関連とか、騒ぎが大きくなるやつはね…例えば、新薬開発とか、IPS細胞関連ね」

やよい「…?」

伊織「ごめんね、説明しちゃうと色々マズいのよ」

春香「IPS細胞…まさか、クローンを作るとか!?」

伊織「んな訳無いでしょ!…と言いたいけど、微妙ね」

3人「」

伊織「例えば、手術で切り取った後の内臓は、その力を100%発揮出来ない…でも、無くなった箇所を元通りに復元出来たとしたら…?」

春香「…医学的には凄い進歩?」

伊織「IPS細胞はまだそこまで完璧ではないわ。でも、そう出来るかもしれないと言われている…そうなったら、医学的には凄まじい進歩だし、多くの患者さんが救われる」

やよい「す、凄い!凄いですー!」

美希「…ん~、でもさ、そのまま進んだら…」

伊織「アンタにしちゃ冴えてるわね」

美希「むぅ」

伊織「冗談よ…美希、アンタ、そのまま進んだらどうなると思う?」

美希「…人を作れちゃう」

伊織「御名答。クローンなんて生易しいもんじゃない、全く別の人を1から作れる…性交渉無しに」

春香「…」

伊織「IPS細胞で作った内臓と骨と肉体と皮を組み合わせて、人を作れてしまいかねない。そうなったら…間違いなく利用法はゲスな行為か軍事利用かね」

やよい「うぅ…こ、怖い…」

伊織「と、まあ…こういう事態もあり得るから、公表出来ないのよ」

春香「なるほどね…色々大変だね」

伊織「そ、色々大変なのよ」



~リビング~

美希「ご馳走様でした、なの」

春香「お粗末様でした。じゃあ食器を洗っちゃうから頂戴」

美希「は~い」

伊織「そういえば、アンタらは今日はオフよね?」

美希「うん」

春香「私もオフだよ」

やよい「私もですー」

伊織「地下通路、行ってみない?一本道だから、探検って程のもんでもないけど」

春香「いいの?緊急時以外は入れないって聞いたけど」

伊織「大丈夫よ。私の権限でね」

やよい「さすが伊織ちゃんだね!」

伊織「まぁね、この伊織ちゃんにかかれば、当然の事よ!」

美希「春香…多分フラグが立ったの」ヒソヒソ

春香「…私もそれは感じた…」ヒソヒソ



~地下室、避難用通路の扉の前~

伊織「」

やよい「…」

美希「やっぱり…」

春香「あー…」

システム『現在、緊急時以外にはこの扉を閉鎖しています』

伊織「な、な、何でよ!?私は水瀬伊織よ!?システムのアンタを作った、水瀬財閥の娘なのよ!?」

春香「あー…伊織?あの、多分ね…」

伊織「な、何よ!?」

春香「うちのシステムだから…私が言わないとダメなのかも」

伊織「あ…」

春香「システムさん、地下通路が完成したので確認に行きます。システム管理者、天海春香。地下通路の扉の開錠指示、理由は…点検です」

システム『システム管理者、天海春香のパーソナルデータとの照合を開始します。テンキーで暗証番号を入力し、照合用センサーに右手を乗せてください』

(ピッピッピッピッピッピッ)

春香「はい」

システム『照合用センサーの上にあるレンズを見て下さい』

春香「」ジーッ

システム『…全てのデータとの照合完了。点検の為、緊急用通路の扉を開きます』

(ガシャン!バシューッ!)

やよい「春香さん、何だか格好良いですー!」

春香「えへへー…ぶいっ」

やよい「ぶいっ」

伊織「」ズーン

美希「で、デコちゃん…元気出して?」

伊織「…私…格好つけたのに…格好悪い…」

やよい「い、伊織ちゃん!」

伊織「やよい…」

やよい「だ、大丈夫!えっと…誰にでも間違いはあるものだよ!その、伊織ちゃんはちょっと間違えちゃっただけなんだよ!」

伊織「う…うん…私の家の関連企業が作ったものだから…私なら大丈夫だろうって…」

春香「まあまあ…で、地下通路開いたけど…」

美希「…真っ暗なの」

伊織「普段から電気を点ける必要は無いからね…どっかにスイッチあるんじゃない?」

春香「むぅ…見える範囲じゃ、無いみたい」

美希「なら、えっと…スマホの…えいっ」

(ぴかっ)

やよい「わ!ライトが点きました!」

美希「これ使って進むしか無いかもね」

春香「ふむ…システムさん、まだ扉を開けたままに出来ますか?」

システム『点検中は春香さんの指示が無い限り、扉を施錠致しません』

春香「了解です…皆、ちょっと待っててね」

みきやよいお「?」



~数分後~

春香「お待たせ」

伊織「何してたのよ」

春香「まずは…全員分のスリッパとマスク」

やよい「スリッパとマスクですか?」

春香「うん。さっき美希が照らした時に見えたけど…結構汚れてるし、砂埃?みたいのが酷いみたい」

伊織「作っただけで清掃しなかったのかしら…これはちょっと業者を呼ばないと…」

美希「砂埃かぁ…確かに、歌を歌う美希達には天敵だね」

春香「千早ちゃんなら絶対に中に入りたがらないと思う」

やよい「それでマスクとスリッパですかー…なるほどー」

春香「掃除してもらわないとね…あ、システムさん、内部の灯りは点きませんか?」

システム『命令内容を検索……申し訳ありません。内部照明の操作に関しては、此方からの操作は出来ません』

春香「了解です」

伊織「それも言っておくわ。2、3日で此方からも操作出来るようになると思うわ」

春香「よろしくね…さて、そしたら次はライトを…はい、伊織」

伊織「ん」

春香「はい、やよい」

やよい「はい、お借りします」

春香「はい、美希」

美希「はーい」

春香「さて、それじゃあ行きますかー」

3人「おー」



~通路入り口~

春香「本当に真っ暗」

伊織「こっちの方はうちの関連企業がやったのよね…萩原組に負けてんじゃないのよ」

やよい「雪歩さんのお家の人達、凄いです!」

美希「あ、ドア閉めなくていいの?埃が部屋に入っちゃうかも」

春香「そだね…システムさん、ドア閉めて下さい」

システム『了解。内側から開く際には、扉近くにあるテンキーで暗証番号を押して下さい』

春香「了解です」

システム『では、扉を施錠します』

(ズゥゥゥン…)

伊織「…閉まったわね、扉」

美希「真っ暗なの」

やよい「うぅ…ちょっと怖い…」

春香「先に進もう」

伊織「そうね。行きましょう」

~地下通路を進む~

伊織「…床、ザラッザラね…」

美希「これは掃除が大変なの」

やよい「掃除機かけてからモップで拭いて…」

春香「本当は水でズバーッと流したいけど、排水溝はあるのかな」

伊織「一応あるにはあると思うわよ?逆流しないようにしてあるって話だし」

美希「通気口もあるんだよね?」

伊織「なきゃ今頃死んでるわよ?」

やよい「でも、あんまり風が流れてないね」

伊織「…あるはずよ」

春香「流石に通気口無しにはしないでしょ…ただ、洪水した時にそこから浸水しないのかな…」

伊織「その辺りも大丈夫とは聞いてるけど…どうなのかしら…今度聞いておくわ」

春香「お願いね」

美希「そういうのも、デコちゃんが留学したら聞きにくくなるね」

伊織「関連企業の連絡先と、新堂の連絡先を後で教えるわ」

やよい「あれ?新堂さんはこっちに残るの?」

伊織「ええ、私は1人でやっていくわ…とは言っても、向こうにいる水瀬財閥のスタッフがフォローするらしいけど」

美希「そっかー、頑張ってね、デコちゃん」

伊織「言われなくても頑張るわよ。くっだらない座学なんか、速攻よ、速攻」

春香「くだらないって…」

伊織「将来、水瀬財閥の経営に入るなら必要だろうけど…私はまだ、今の事務所でやることがあるもの」

やよい「?」

伊織「トップに立って、「アンタが育ててくれたおかげよ」って涙目で言って、律子を号泣させてやるのよ」

春香「あはは…」

美希「わ、わざわざ号泣させなくても…」

伊織「いいのよ。あの苦労人の苦労が報われた証でもあるし、一度は見てみたいじゃない?あの律子の大号泣」

やよい「う~ん…」

美希「確かに、見てみたいの」

伊織「でしょ?だから、少し待ってなさい」

春香「不純な理由だなぁ…」

伊織「いいのよ。それにね…留学先には悪いけど、私はもう経営学は殆ど学び終わってんの」

3人「えっ?」

伊織「当たり前でしょ?私を誰だと思ってんのよ。物心ついた頃から水瀬の娘やってんだから」

春香「凄いねぇ…」

伊織「ま、アイドル始めてからは忙しくて勉強する時間は激減したけど…水瀬の為じゃなくて将来の為を考えたら、苦じゃなかったわ」

美希「将来?」

伊織「律子が事務所を立ち上げたいって話、知ってるでしょ?」

春香「うん」

伊織「その時は私もついて行くわ。それで、経営のアドバイスもする予定よ」

やよい「伊織ちゃん、事務所変わっちゃうの…?」

伊織「まだ先の話だし、どうなるかも分からないわ。それに、多分だけど…独立採算制を取るだろうけど、765プロの支社みたいな形にするかもね。社長は高木社長のままで、支社長が律子…みたいな」

やよい「…???」

伊織「律子的には独立したいだろうけど、これから先…765プロから独立しても経営は辛いだろうし…完全に独立するのは体制が完全になってから…それでも、協力し合う形になるわね」

美希「難しくて良く分かんないの」

やよい「わ、私も…」

春香「あはは…私も半分位しか分かんないや」

伊織「ま、そんな難しくないわよ。要は、今の876みたいな感じになるって事。敵対はしないしわ。勿論、仕事をするときは別事務所って扱いになるんだろうけどね」

春香「なるほどね」

やよい「うーん、伊織ちゃんと疎遠にならなければいいかな?」

伊織「ならないわよ、絶対」

やよい「そっか♪」

美希「…あれ?別れ道だよ?」

伊織「ん?あら、本当だわ」

春香「本当だ…あ、壁に矢印が…えっと、『←高槻家』『→水瀬別荘』…なるほど、この先はやよいのお家の地下室に繋がるみたいだね」

美希「家の地下室を出てから7、8分位しか経ってないの」

やよい「普通に来るより早く着いちゃいましたねー」

伊織「障害物無し、最短距離の一本道だからね。そりゃ地上を行くより早いわよ」


【あまみけファイル その7】
天海家と高槻家の間は、地上でも徒歩12、3分程度の距離


春香「これ使えば行き来が楽になるね」

伊織「流石に、普段から使われるのは勘弁して欲しいわ。災害時の緊急用通路な訳だし」

春香「そ、そりゃそうだね」

美希「で、どっちに行くの?」

伊織「うちの別荘にしなさい。今なら向こうに新堂が待機してるし、こんな埃塗れでやよいの家に上がる訳にはいかないでしょう?」

美希「」パンパン

美希「…Tシャツとジャージで良かったの…」

春香「だね。帰ったら洗濯に出しておいて」

美希「はーい」

やよい「あの、うちは構わないですけど…」

春香「私達が構うの。それに、繋がってるのを確認したら私達は家に戻るし」

やよい「そうなんですか?」

春香「ライトとマスクとスリッパを片付けないといけないからね」

やよい「そうでした」

伊織「まぁいいわ。取り敢えず私の別荘に向かいましょう」

3人「はーい」

~水瀬財閥別荘方面~

春香「歩き始めてすぐに灯りが見えたと思ったら…こっちは灯りがついてるんだね」

伊織「私が確認したからね。暫くはつけておくように言ったし、清掃もさせたわ」

美希「うちの方もやっておいて欲しかったの」

やよい「あの、出来たらうちの方もやって貰えたら嬉しいかなーって」

伊織「言っておくわ。電気も含めて」

はるやよ「お願いします」

美希「にしても、何か寂しい通路だね」

伊織「緊急用の通路よ?飾り付けたりオブジェを置いたら、邪魔なだけじゃない」

美希「確かに、なの」

春香「カート?が通る幅も必要だしね」

伊織「そういう事」

美希「ところでデコちゃん、あとどの位で着くの?」

伊織「あと少しよ。そろそろ扉が見えるわ」

やよい「私は見えるよ?人影も…誰かは分からないけど」

春香「やよい、目が良いんだねぇ」

やよい「えへへ~♪」

美希「そういえば、うちの事務所は視力悪い人って少ないね」

春香「貴音さんとプロデューサーさんが筆頭だね。律子さんも相当悪いけど」

美希「千早さんはそんなに良い方じゃないって話だね」

春香「普段は殆どメガネしないけど、本を読む時とかはするよ」

美希「春香はどうなの?」

春香「普通ですよ、普通。普通オブ普通」

伊織「普通がゲシュタルト崩壊するからやめなさいよ…私も視力は良い方じゃなくなったわね」

美希「なった?」

伊織「事務所入ってから視力落ちたわ…まだ0.8位だけど」

美希「…歳?」

伊織「それは、私より年上全員に対する挑戦と見なすわ。後で年上全員に連絡しとく」

美希「そ、それだけは許して…」

春香「私、伊織より年上だよね」

美希「すんませんしたなの。ご飯抜きは勘弁して下さいなの」

春香「ふふ、冗談だって」

伊織「そういえば、プロデューサーは相当悪いらしいけど…視力いくつ位なのかしら?」

やよい「んと、律子さんより悪いとは聞いたけど…」

伊織「律子より!?律子の視力って、確か0.3位しか無いって聞いたわよ!?」

美希「貴音は右が0.1で、左は0.2だって。普段から眼鏡無しは相当危ないって分かってからは、撮影以外では眼鏡するようにさせてるの」

伊織「律子以下か…」

やよい「はわ…な、何にも見えなさそう…大変です…」

春香「プロデューサーのが悪いね。両目とも0.1無いらしいから」

3人「」

春香「確か…0.07?」

伊織「あいつ…日常生活に支障がありまくるレベルで視力悪いのね」

春香「大変だよね」

やよい「視力が0.1以下…大変です…」

美希「やよいはどの位?」

やよい「右が2.0で、左が1.9です!」

美希「凄いねー!ミキ、1.2位なの」

春香「小鳥さんも視力悪いらしいけど、プロデューサーさん程じゃ無いって」

伊織「あいつは日夜暗い部屋で意味分からない漫画描いてたり、ゲームしてる変態だからよ」

春香「暗い部屋かどうかは分からないけど、それも要因だろうね。事務仕事としてパソコンとずっと格闘してるっていうのも理由だろうけど」

やよい「小鳥さん達は、お仕事で悪くなっちゃうんですね」

美希「貴音は自業自得なの」

春香「月明かりで読書だっけ?貴音さんだから、すっごく絵になるんだけど…確かに、目には良くないよね」

美希「前に貴音のお家に泊まった時に、響とこっそり写真撮ったけど、凄いのが撮れたの」

伊織「凄いの?」

美希「えーっと…あ、これなの」

春香「どれどれ…ふぉ!?」

伊織「な、何よこれ、凄いわね…」

やよい「凄いです…凄い綺麗で…せ、セクシーです…」

美希「でしょ?月明かりが良い感じなの」

春香「いやー…これはちょっと、写真集にするレベルだね」

やよい「凄いなぁ…」

伊織「ネグリジェっていうのが、神秘的な雰囲気にセクシーさをプラスしてるわね」

美希「家では普段からこういう格好なんだって。楽なのもあるし、元々家の中で着る服はあんまり持ってないんだって」

春香「あー、何かそんな感じする」

やよい「おっきいから締め付けられるのが嫌なんですかね?…私には良く分かりませんけど」

美希「それもあるの。ミキも締め付けられるのが嫌だし」

伊織「無い側からしたら、羨ましい悩みだけどね…」

美希「デコちゃんはまだ大丈夫なの。千早さんはもう…」

春香「美希」

美希「はい」

春香「それ以上千早ちゃんの胸を馬鹿にしたら、美希の部屋はもう無くなるよ?」

美希「もう絶対言わないの…」ガタガタブルブル

伊織「(ぜ、絶対に逆らったらいけないオーラを出している…ッ!逆らえば…アイドル生命を絶たれかねない…ッ!)」

やよい「(はう!?は、春香さんが…笑顔なのに凄まじく怖い!)」

春香「ならよろしい」

美希「はいなの…」


【あまみけファイル その8】
春香さんは大家さんでもある為、下手に逆らえない

~地下緊急用通路、水瀬別荘方面出口~

新堂「おかえりなさいませ、お嬢様」

伊織「ただいま」

新堂「天海様、星井様、高槻様、ようこそいらっしゃいました」

3人「こんにちは」

伊織「新堂、早速で悪いんだけど…」

新堂「お嬢様、まずはお風呂に入られては如何でしょう?皆様も、大分埃をかぶってしまっています」

伊織「…言われてみれば…マスクが黒いわね」

美希「Tシャツも…(パンパン)…けふっ…」

やよい「でも、着替えがないし、お風呂に入っても意味が無いかなーって…」

新堂「皆様がお風呂に入られている間に洗濯し、乾燥しておきましょう。万が一の為、バスローブもご用意致します」

春香「でも、いいんですか?伊織は分かりますけど、私達まで…」

新堂「皆様はお嬢様のお友達で、強い絆で結ばれた方々。何も気になさらないで下さい」

伊織「…物凄く気恥ずかしい事を言われたけど…その通りよ。アンタらを埃塗れのまま帰したとあったら、水瀬家の人間として恥ずかしいわ」

美希「んー…ねぇ春香、お言葉に甘えちゃおうよ?お洗濯一回分楽になるんだし」

春香「うーん…じゃあ、いいかな?」

伊織「いいわよ。やよいもいらっしゃい」

やよい「うん、ありがとう伊織ちゃん」

伊織「どういたしまして」

新堂「では、こちらへどうぞ」



~水瀬家別荘 浴室~

新堂「では、後の事は此方のメイドにお聞き下さい」

メイド「」ペコリ

伊織「宜しくね」

3人「」

伊織「…?なに呆けてんのよ」

美希「め、め、メイドさんなの!本物なの!」

やよい「あ、あの、その、こんにちは!」ガルーン

伊織「…そんなに珍しく…珍しいか…」

春香「久しぶり!元気だった?最近連絡出来なくて…」

メイド「…いま仕事中だから…!」

春香「あ…」

3人「知り合い!?」

メイド「あちゃー…」

春香「ご、ごめん」

メイド「もぉ~…春香は相変わらずなんだから~…」

のヮの「あは…あははは~」

美希「で、その、知り合いなの」

メイド「えと…コホン、私、天海春香様とは以前、高校生の時に同じクラスでご一緒させて頂いておりました」

春香「…っ!…っ!」

メイド「ちょっと!頑張ってるんだから笑わないでよ!」

春香「ごめ…だって…似合わないから…!」

メイド「くあ~!こにゃろ~!」

春香「きゃー♪」

伊織「…言い出しにくいんだけど、仕事してくれる?」

メイド「はっ!あ、あの、申し訳御座いませんでした、お嬢様!」ペコ

伊織「久しぶりに友人に会えた嬉しさは良く分かるけど、貴方は水瀬家のメイドよ。勤務中である以上、例えそれがかつてのクラスメートでも、それは水瀬家に来た客人…貴方が水瀬家に仕える、誇り高きメイドであるというなら…まずは職務を完遂しなさい」

メイド「は、はい…申し訳ありませんでした」

伊織「ま、いいわ。貴方、まだ入ったばかりでしょ?」

メイド「はい…その、先月此方にお勤めさせて頂けるようになったばかりです」

伊織「…なら、尚更ね。まだ水瀬家に来たばかりで、慣れない仕事や生活で大変だと思う。でもね、やると決めたのなら…完璧を目指しなさい?それが、水瀬家に仕える者としての、使命よ」

伊織「…あなた達がいるから、私達はとても快適な暮らしが出来ているの。私はその事を感謝しているし、いなければならない存在だと思っている…だから、慣れない事ばかりだと思うけど…頑張ってね」

メイド「は、はい!」キラキラキラ

春香「おぉぉ…こ、これが水瀬家の長女たる伊織の実力…何たる威厳、そして慈愛か…」

美希「これが飴と鞭…デコちゃん、もうメイドさんの心を鷲掴みなの」

やよい「伊織ちゃん、格好いい…」キラキラ

伊織「…ふ、ふふん!ま、まあ?水瀬家の長女であり、スーパープリティアイドルたる伊織ちゃんにかかれば?世話係のハート位は簡単に掴めるのよ!」

春香「あ、これがツンデレだから」

メイド「べ、勉強になるね…!」フンス

伊織「ツンデレじゃなぁぁい!誰がツンデレよ!馬鹿じゃないの!?」

美希「このプンスカまでが、ツンの基本的なワンセットなの」

メイド「ふむふむ…」メモメモ

伊織「何言ってんのよこらー!勝手な事言ってんじゃないわよ!アンタも!何メモってんのよー!」ムキー

やよい「伊織ちゃん、このメイドのお姉さんは、伊織ちゃんの為に、伊織ちゃんの事を沢山覚えようとしてるんだよ…伊織ちゃんが大好きだから、伊織ちゃんの事が知りたいんだよ!」

伊織「やよい…ふ、ふふん!な、なら仕方ないわね!私の事がどぉ~~しても知りたいっていうなら、メモするのを許してあげない事も無いわよ?その、春香の友達らしいからよ!?それに、水瀬家に仕える以上、完璧じゃないとダメなんだからね!」

春香「で、これがデレに御座います」

メイド「は、鼻血が出そうな位にお可愛い…」

美希「その気持ち、良く分かるの」

伊織「…」

(ぺしーん)×3

春香「そ、そしてこれが、調子に乗った者への制裁…」ジンジン

メイド「い、いたい…良く分かったよぅ…」ジンジン

美希「へぅう…頭叩かれたの…」

やよい「あぅ…い、伊織ちゃん、叩いちゃダメだよぅ」

伊織「フンだ!さっさとお風呂入るわよ!」

メイド「あ、あの、脱いだ服は此方の籠に入れて下さい。洗濯致しますので…」


【あまみけファイル その9】
伊織は、既に「上に立つ人間」として、十分な能力を秘めている
いおりんの飴と鞭、マジ絶対忠誠したい


~お風呂ヴァ!~

春香「ん~♪やっぱりお風呂はいいね!」

美希「ここのお風呂、家より広いの。家も相当広いのに…」

伊織「緊急避難用だからね。大浴場なのよ」

やよい「そっかー…本当なら皆で入れるようになってるんだね」

伊織「そうね。まぁ…避難用の地下通路が繋がってる、やよいのお家と春香達位だけど」

春香「そうだね…流石に、何十人分ものキャパは無いだろうし」

伊織「あら?アンタなら「周りの全ての人達を助けたい!」とか言い出すかと思ったわ」

春香「気持ちはあるよ。だけど、無理なのも分かる」

美希「うん、ミキも同じだよ」

やよい「うー…何とか皆を助けたいですー…」

春香「私達だけの力じゃ限界がある…私達には、レスキュー隊みたいな事は出来ないよ」

やよい「そう、ですね…」

春香「だから、何かあっても私達は笑顔でいなきゃ。私達は…心を助けてあげたい。歌やダンスや…私達から笑顔を上げられるように、負けちゃわないようにしないと」

やよい「はい…」

春香「…そうだ!うちも色々緊急用グッズを揃えないとなぁ」

美希「どこに置いておくの?」

春香「リビングか寝室…寝室のがいいんだろうけど…普段はリビングにいるし…」

伊織「どこまで耐えられるかは分からないけど、地震であれ何であれ、あの家とかやよいの家は時間が相当稼げるわよ。寝室の方がいいんじゃないかしら?」

春香「やっぱり寝室かー…」

やよい「寝てる時に被災するのが、一番対応出来なさそうですし」

美希「何より、寝室なら週1以外は皆で寝てるし、あそこがいいと思うな。システムさんの本体もあそこだし、何かあったら寝室がミキ達の拠点になるんじゃないかな」

春香「そっか…うん、分かった。今度4人分の避難用装備を買おう」

やよい「うちも買いにいかないとなー…家族分必要ですし」

伊織「まだお昼位だし、お昼食べに行くついでに、防災グッズも買いに行きましょうか」

春香「そうだね~」

美希「やよいは、お家は平気?」

やよい「はい!実は、先々月にお母さんがお仕事を辞めて、ずっと家にいられるようになったんです!」

春香「…また生活が…とか思ったけど、やよいの収入だけでもかなりありそうだから大丈夫か」

美希「それに、今ならかすみも働いてるし、やよいのお父さんも働いてるの」

伊織「お馴染みの双海医院でキチンと療養したし、定期的に通うようにしてもらってるし、もう倒れる事も無いでしょうから、何の心配も無くなったわね」

やよい「うん!伊織ちゃんのお家には、お礼を言っても言い足りない位に感謝してるよ!」

伊織「いいのよ。親友の家族を助けるのなんて、当たり前じゃない」

やよい「い、伊織ちゃん…ありがとう!」ガバッ

伊織「きゃあ!?ちょ、急に抱き付かないでよ!ビックリしちゃうじゃないの!」

やよい「伊織ちゃん大好き!」

伊織「もう…」ナデナデ

美希「仲良き事は良きかな良きかな、なの」

春香「美しきかな、でしょ」

美希「そうとも言うの~」

伊織「昔も今もそうとしか言わないわよ…」

~水瀬家別荘、リビング~

4人「」ホコホコ

メイド「申し訳ございません、皆様の衣服は乾燥までもう少々かかってしまいます」

春香「あ、いいんだよー。バスローブ用意して貰ったしー」

やよい「ふかふかで気持ち良いですー♪」

美希「あふぅ…」

伊織「寝たらアンタをここに置き去りにして、全員施錠して帰るわよ」

美希「酷いの!」

メイド「服が乾き次第、此方にお持ち致します。今暫く、此方のリビングでおくつろぎ下さい」

4人「はーい」



伊織「ねえ春香」

春香「ん?」

伊織「あのメイドって…アンタの同級生なのよね?」

春香「そだよ。高校2年の時のクラスメート。一年だけしか一緒じゃなかったけど、中学の頃からの友達の友達で、殆ど学校いけなかった私とも仲良くしてくれた1人だよー」

伊織「どんなヤツだったの?」

春香「…小鳥さん系、メイドフェチ」

伊織「…頭痛がしてきたわ…」

春香「でも、良い子だから…」

伊織「いや、何か家の事情とかで仕方なくうちに住み込みで働かないといけないのかしら…とか、ちょっと重いストーリーを気にした私が馬鹿だったのよ」

美希「漫画とかでありがちなの…で、そうだったら?」

伊織「水瀬家として、出来る限りサポートはしてあげたいわね。財閥の関連企業の社員やアルバイトにまでは、正直手が届かない。だけど、水瀬財閥ではなく、水瀬家に直接住み込みで働いてくれるなら手が届く」

伊織「手が届くなら…出来る限りはね」

春香「(あの子の家は、確かそこまで大変じゃなかった…はず。うーん、後でこっそり聞いてみようかな?)」

やよい「にしても…伊織ちゃんって、前髪下ろすとイメージ変わるね」

美希「うん、普段の髪型は大人っぽいけど、今はスッゴく可愛いの」

伊織「童顔なのよ」

美希「うちのアイドルはみんな童顔だよ?」

伊織「…髪型って重要ね、やっぱり」

美希「やよいは逆に、全部下ろしてると普段より大人っぽいの」

やよい「そうですか?あんまり自分では分かんないです」

春香「美希はどんな髪型でも、そんなにイメージ変わらないよね」

美希「ばっさり切れば変わるかな?」

伊織「あれは衝撃的だったわ」

やよい「最初はすっごくビックリしましたけど…あの髪型も似合ってましたー!」

美希「ありがとうなの♪」

春香「私も髪伸ばそうかなー」

伊織「アンタはリボンが無いだけで誰か分かんないから大丈夫」

春香「にゃにおう?」

伊織「冗談よ…でも、ロングのアンタは想像出来ないわ」

美希「今の髪型のイメージしか無いよね」

やよい「ですねー」

春香「うーん…春香さんも成人しましたので、新しく大人っぽいイメージを作ろうかなと」

伊織「長けりゃ良いってもんでも無いでしょ。まぁ…あずさは髪短くしてからは可愛らしくなったけど」

春香「新しい天海春香になろうと思う訳です」

美希「モヒドル…」

伊織「私がゲストの回のアンタらの番組のネタを引っ張るな!」

春香「モヒカンか~、うーん…美希の薦めでって言って、やってみるかな!」

美希「やめて、謝るからやめて、千早さんに消されるからやめてほしいの、ごめんなさいなの」

(こんこん)

伊織「はい?」

メイド「服が乾きましたのでお持ちしました」

伊織「入って」

(がちゃ)

メイド「失礼致します。皆様の下着と服です」

伊織「ありがとう。適当に置いといて」

メイド「かしこまりました」

春香「かしこかしこまりましたーかしこー」

メイド「」ブフッ

メイド「」キッ←「覚えときなさいよ!」という視線

のヮの「~♪」

伊織「今のは気にしないわ…アホリボンのせいだし」

メイド「あ、アホリボン…くふふ」

春香「ぐぬぬ…」

美希「さて、着替えるのー」

(ばいーん)

3人「」

メイド「」

美希「…あの…そんなに見られたら恥ずかしいの…」

メイド「も、申し訳ありません!で、では私は失礼致します!」

春香「あ、また近い内に連絡するね~」

メイド「うん…あ、し、失礼します」ペコリ

やよい「美希さん…おっきいです…」

美希「何にもしてないけどおっきくなったの。生命の神秘なの」

伊織「努力しても増えない人もいれば、何もせずとも増え過ぎて困る人もいる…神様ってのは、残酷ね」

やよい「あはは…」

春香「うーん…肩凝りの元ではあるんだよね…まぁ、千早ちゃんが気に入ってるからいいけど」

伊織「隙あらば百合馬鹿ップルぶりを差し込んでくるわね、アンタ」

春香「ちょっと酷くないですか」

やよい「春香さんと千早さんは仲良しですね」

春香「…やよいは良い子だなぁ…」

やよい「え?えへへ、ありがとうございまーす♪」ニパ

春香「(可愛い)」

美希「(可愛いの)」

伊織「(これは結婚するしかない。法律を変える時が来たわね)」

やよい「う?」

春香「伊織から邪気を感じた」

伊織「失礼ね!」



~着替え完了、お出掛けタイム~

春香「さてと…お出掛けスタイルに着替えてから地下通路入ってて良かった」

伊織「一回アンタの家に寄らなきゃならなかったしね」

美希「そだね」

伊織「アンタはそれで…いいのよね、きっと」

美希「うん、いいけど…なんで?」


【あまみけファイル その10】
美希はいつも通りに小豆色ジャージ(下)にTシャツ


やよい「ところで、どうやって行くの?」

伊織「デパートまで車で行きましょう。また汗かきたくないわ」

春香「それ…まさか、ロールスロイスとか?」

伊織「?…そうよ?」

春香「目立つから止めない?」

伊織「…確かに、街中で目立ったらマズいわね…ちょっと待ってて」

春香「うん」

やよい「ロールスロイスって、あの長ーい車ですよね?」

春香「それ」

やよい「中がすっごい豪華でビックリしちゃうんですけど…お買い物に行くには向いてないですね、確かに」

美希「でも、また乗ってみたいなー…」

春香「そりゃ私だって乗ってみたいけど、あんなのでデパート乗り付けたら目立ちまくるし、そんな状態で私達が出て来たら…しかもジャージとか普段着で…」

美希「…そいつぁマズいの、とんでもない騒ぎになるの」

春香「でしょ?」

伊織「ただいま。内線で新堂に言って、ワンボックスの車を出させたわ。あれなら目立たないし、荷物も沢山積めるわ」

春香「流石は伊織」

伊織「まーね」フフン

やよい「ワンボックスって、プロデューサーの車みたいなのだよね?」

伊織「ええ、そう。車種もアイツのと被るけど、ハイエースって車よ」

美希「デコちゃんのお家にもあるって事は、良い車なんだね」

伊織「あんまり詳しくは無いけど、凄く丈夫らしいわよ?」

3人「へ~…」

(こんこん)

伊織「はい?」

<お嬢様、お車の準備が整いました

伊織「分かったわ…じゃあ、玄関に行きましょうか」



~車内~

運転手「どちらまで行かれますか?お嬢様」

やよい「」

美希「やよい、どしたの?ポカーンとして」

やよい「お父さん!」

はるみき「」

運転手(やよパパ)「…やよい、今お父さんは仕事中だから」

やよい「あっ…」

伊織「やよいは知らなかったの?高槻さんは優しくて安全運転だからって、今では殆どパパのお抱え運転手兼話し相手にもなってくれてるの…あ、駅前のデパートまでお願いします」

やよい「し、知らなかった…お父さん、お仕事のお話はあまりしないから…」

やよパパ「ははは…水瀬財閥の皆様には良くして頂いてます。えっと…其方の方々は、天海春香さんと星井美希さんですね?娘がお世話になっております」

春香「いえいえ、そんな…」

美希「こちらこそ、なの!」

やよパパ「…やよいの周りには、良い人達が沢山いるんだな…良かったな、やよい」

やよい「うん!」

伊織「そういえば高槻さん、今日はパパは?」

やよパパ「一昨日くらいに空港までお送りしましたよ。確か…南アフリカに行くとか」

伊織「ああ、緑化プロジェクトかしら…上手く行けばいいけど」

やよパパ「現地の方々との話は上手く行ってるそうです。後は、プロジェクトの内容を向こうの国が受け入れ、継続していけるか…らしいです」

伊織「なるほど…」

やよパパ「そろそろデパートに着きます。お帰りは何時頃になりますか?」

伊織「えーっと…色々見て回るし、帰る頃にはまた連絡します」

やよパパ「分かりました…それと、お嬢様」

伊織「はい?」

やよパパ「何故私にいつも敬語なのですか?私は水瀬に仕える運転手です。敬語を使う必要はありません」

伊織「それは…年上だから…」

春香「新堂さんのが年上でしょ…流石にそれは無理があるよ」

伊織「うぐ…あの、その、パパのお友達だし」

美希「パパさんのお友達だとしても、何か違うの。デコちゃんにしては歯切れ悪いし」

伊織「うぎぎ…」

やよい「どうして?お父さんは何か特別なの?それとも…何か失礼な事しちゃったから嫌い?」

伊織「んなっ!?」

やよパパ「そ、それは失礼を致しました…」

伊織「ち、違っ!ちが、違うの!…じゃない、違うんです!」

春香「(まぁ…嫌い、は無いよね、普通に考えたら)」ヒソヒソ

美希「(デコちゃんのやよい溺愛度は、多分身内よりも深いの。やよいの為なら、水瀬財閥の力を使って戦争起こしかねないの)」ヒソヒソ

伊織「うぅ~…あの、あのぅ…」

春香「(多分、良く見られたいからっていう、うちに挨拶来た時の、スーツでガッチリ上下固めて、髪も普段行かないようなオシャレな美容室(伊織紹介)でセットして、何万もする日本酒を持ってきた千早ちゃんみたいな感じかな)」ヒソヒソ

美希「(何それ見たいの)」ヒソヒソ

春香「(結局、緊張で顔真っ赤な上に噛み噛みだったんだけどね…)」ヒソヒソ

美希「(何その可愛い歌姫さん)」ヒソヒソ

伊織「あの…あのね」

やよい「う…?」

春香「(うちの両親も、ただ友達が泊まりに来るだけかと思ったら、スーツ着たアイドルが「娘さんを下さい」とか言い出して、千早ちゃんを含めて家族会議ですよ)」ヒソヒソ

美希「(残念なの。主に千早さんの思考回路と無駄な行動力が)」ヒソヒソ

春香「(まぁ…千早ちゃんがテンパっていた事と、お互いの気持ちが通じ合ってる事、何より…世間的に有無を言わせない位に稼いでるし、発言力もあるって事で、押し切った)」ヒソヒソ

美希「(Sランク、何でもありなの…というか、春香のパパもママも許容量広過ぎるの)」ヒソヒソ

春香「(うち、千早ちゃん大好きだから。千早ちゃんが歌えなくなった時も、事情も知らずに「うちに連れてきて」ってお母さんが言ってたし、お父さんは会社の若い人達に真実話して回って、会社単位であの雑誌を不買運動に持ち込んだし)」ヒソヒソ

美希「(だから、その無駄な行動力は何なのなの…春香パパは、会社の社長さんなの?)」ヒソヒソ

春香「(いや、部長)」ヒソヒソ

伊織「やよい、あの…ね?嫌いとか、そういうんじゃないの」

やよい「うん…」

やよパパ「お話しにくい事ならば、お嬢様が話せるようになったらで構いませんよ?」

伊織「あ、いえ…大丈夫です…も、もう少し待って下さい」

美希「(で、結局春香のお家は認めたの?)」ヒソヒソ

春香「(最終的に、孫の顔はIPS細胞にかけよう、で決着)」ヒソヒソ

美希「(また水瀬財閥頼りなの…)」ヒソヒソ

伊織「よし!あのですね…」

春香「そういう事だから頼りにしてるよ!伊織!」肩ポン

伊織「何がよ!?」

やよい「」

やよパパ「」

伊織「あ、え、あーもう!」

春香「あ、あれ?」

やよい「は、春香さん…」

春香「あれー?春香さんやっちゃいましたかー…?」

伊織「」プルプル…

美希「やっちまいましたの…」

春香「おぅふ…」

伊織「ひ、人がせっかく勇気出して言おうと思ったのに、なに話のとっかかりからぶち壊してくれてんのよ馬鹿ー!」ペチコーン

春香「あいたー!?」

美希「勇気を出して言う事…お昼ご飯を何にするかとか?」

伊織「やよいの手造りが食べなに言わせんのよ馬鹿ー!そんくらい、勇気も度胸も根性もいらんわー!」ペチコーン

美希「いたいの!」

伊織「」ゼーハーゼーハー

やよい「」

やよパパ「」

伊織「」ハッ

伊織「…もーいいわ、吹っ切れた」

はるみき「」ドヤァ

伊織「また叩くわよ…?」イラッ

伊織「やよいのお父様だからよ。水瀬財閥に仕える運転手って事より、親友のお父様って事が重要なの。親友のお父様に生意気な口なんか聞けないわ、尊敬してるもの」

伊織「まあ、うちのパパの友達って事もあるけど、一番はそっち」

やよパパ「そ、そうだったのですか…」

やよい「伊織ちゃん…ごめんね?変な事言っちゃって」

伊織「気にしないで。私達は…親友でしょ?」

やよい「…うん!」

春香「ええ話や」

美希「ほんまや」

伊織「黙ってろ、アホリボンとアホゆとり」

はるみき「」ガビーン

やよい「あう…」

やよパパ「…私としては、やよいの前で父の威厳のかけらでも守って頂いている事は、嬉しく思います。しかし、他の者がいる時はお気を付け下さい…示しが付きません。旦那様と新堂さんの前なら大丈夫でしょうが…兎に角、お嬢様が話しやすい方でお願いします」

伊織「分かりました。これは私の中でのルールです。パパと新堂の前以外では気を付けます」

やよパパ「はい、承知致しました」

伊織「にひひ♪では、行ってきます」

やよい「お父さん、お仕事頑張ってね!」フリフリ

はるみき「行ってきまーす」

やよパパ「お気をつけて」

~デパート~

やよい「えと、まずは防災用品が必要ですよね…」

春香「どこにあるのかな?」

美希「多分こっちかな?」

伊織「何でアンタは案内板も見ずに寝具コーナーが分かるのよ…」

美希「ミキはね…寝具に、お布団に愛されているの…そして、ミキもまた、お布団を愛しているの…」

伊織「布団と結婚でもしたら?」

美希「デコちゃんが冷たいの」

やよい「聞いてきました!二階に防災グッズのコーナーがあるらしいですー!」

春香「流石やよい!早速行ってみよう!」

やよい「はい!」

伊織「すぐ見つかるかしらね」

美希「分からなかったらまた聞けば済むの」

伊織「そりゃそうね」



~二階、防災グッズコーナー~

春香「おー、随分沢山あるねぇ」

美希「乾パンって、美味しいよね」

伊織「パンというより、甘くないクッキー?」

やよい「うちが一番厳しかった時は、お世話になりました」

伊織「…大丈夫よ、もう絶対そんな事にはならないし、させないわ」

美希「春香、Sランクの権力で、こう…何とかならない?」

春香「他の事務所の子も巻き込んで、番組の企画でも出す?」

やよい「皆さん落ち着きましょー!」ワタワタ

春香「あはは…取り敢えずカート持ってきて正解だったね」

美希「結構買わないといけないの」

やよい「はわー…」

伊織「やよい、貴方は買わなくても大丈夫よ」

やよい「へ?」

伊織「やよいのお父様は水瀬家専属の運転手さんでしょ?なら、水瀬財閥で防災グッズを支給するわよ?家族分」

やよい「そうなの?でもでも、うちは家族沢山いるから、悪いかなーって…」

伊織「基本的な物しか支給されないから、他に必要な物は自分で揃えないといけないのよ。だから気にしないで」

やよい「うーん…じゃあ、お願いします!」

伊織「ええ、分かったわ。後で何人分か、メールで教えて」

やよい「因みに、どんな物が支給されるの?」

伊織「専用のリュック、ヘルメット、乾パン1つ(5枚入り)…だったかしらね、確か」

やよい「なるほどー」

春香「専用のリュック…そか、リュックじゃないと両手塞がっちゃうもんね…」

美希「なるほどなの。でも、ミキはリュックはいらないかな?もっと中身入るリュック持ってるし」

春香「そうなの?」

美希「以前、海外のファッションショーに出る時に買ったの」

春香「あー、アレ!確かにアレなら大きいね~!」

美希「あれなら、細々した物とか下着とか沢山入れて、専用リュックに空きを作れるでしょ?」

春香「だね…あ、私も高校の時のドラムバッグあるかも!リュックじゃないけど、あれのが中身入るかなぁ」

伊織「あまり荷物が多過ぎても困るわよ?」

やよい「動けなくなっても困るしね」

春香「ふむ…これはあれだね、あの計画を実行に移さないとね」

美希「あ、あれを!?だ、ダメなの!危険過ぎるの!」

やよい「」

伊織「何の騒ぎよ。計画って?」

美希「…運転免許を取ろう計画、なの」

伊織「誰が?」

春香「はい!」

伊織「死ぬ気?」

春香「酷い!」

伊織「車でどんがらとか、何時もの「えへへ♪またやっちゃったー♪てへぺろ♪(頭コツン)」なんていう、二十歳だとそろそろキッツイあざとさじゃ済まないのよ?」

春香「何?伊織は喧嘩売ってんの?」

伊織「だって、車だとどんがらは最悪は死傷事故、良くても物損よ?そこに自分へのダメージやら入院費やら賠償金やら…世間的にアイドルがやらかしたなんてなったら…死傷事故なら事務所がヤバいかもしれないわよ?」

春香「何で私が運転=事故なのかな?かな?」

伊織「運転するなら誰でもでしょ」

春香「う…確かに」

伊織「ただでさえ誰にでも事故を起こすリスクがつきまとうのよ?それが普通よりドジっ子なアンタなら、リスクが上がるのは当たり前でしょ」

春香「さ、最近はコケてないもん!」

伊織「…最近は、ね。前科があるでしょうよ」

春香「故意じゃないもん!わざとじゃないもん!」

伊織「犯罪にわざとも不可抗力も無いのよ」

春香「犯罪扱い!?」

美希「…やよい?どしたの?」

やよい「いえ…あまり騒いだら良くないんじゃないかなーって」

美希「…確かに…2人とも、その位でやめとこ?騒ぎになると、後で大変だよ?」

春香「美希に言われるのは」

伊織「釈然としないけど」

はるいお「分かった」

美希「本当に何なのなの…ていうか、避難する時に車はあまり良くないって聞いたけど」

やよい「そうなんですか?」

美希「うん、地面が割れてたりしたら動けないし、避難してる人達を引いちゃうかもしれないし、洪水になった時に、人なら何かに掴まれるけど車は流され始めたら終わりだって聞いたなー」

やよい「そうなんですか…」

伊織「相当に馬力がある車か、自衛隊の専用車両、または船になる未来カーじゃなきゃダメね」

春香「そこは水瀬財閥の科学力でなんとか…」

伊織「研究はしてるわよ?ただ、実用化はまだなんじゃない?」

美希「してるんだ」

伊織「してるわよ。二足歩行のロボット作ろうとしてるようなトップがいる会社よ?それ位はやるわよ」

春香「水瀬財閥はどこを目指してるの…」

伊織「兄のみぞ知る、よ」

やよい「何か凄いね~…」

伊織「ま、それよりも荷物の量よ。もし万が一避難が必要になったら…その時は荷物も考えて持たないとダメね」

やよい「あれやこれやって選んでたら、逃げ遅れちゃうもんね…」

美希「春香グッズに、お布団に、枕に…」

伊織「それは全部置いていくべきね…っていうか、春香グッズってアンタ…」

春香「アイドル博物館の天海春香グッズのレア物の一部は、星井美希さんの御提供です」

美希「アイドル博物館は美希の春香グッズ置き場なの」

伊織「…アンタ、いつからそんなに春香好きになったのよ」

美希「前から好きだよ?765プロ戻ってきてからずっと」

伊織「あ、そう…」

春香「およ?この表みたいのは…」

やよい「最低限揃えておくべきグッズ一覧…だそうです」

美希「へー、そしたらこれにあるのを買うの」

伊織「そうね。あとは各自必要な着替えとかかしら?」

春香「うーん…うちは4人で分担しておきたいね、荷物」

美希「でも、皆が揃ってるかは分からないの」

春香「そうなんだよねー…私のバッグと美希のリュックに入れようか」

美希「でも、パワーなら千早さんが一番ありそうなの。鍛えてるし」

春香「だね」

伊織「雪歩もかなりパワーはありそうだし、もし崖崩れで道が塞がってても掘り進みそうね」

春香「雪歩は意外とパワー無いよ?穴掘るのも、何か力を使わない方法があるらしいし」

伊織「何それ」

春香「さあ?良く分かんないけど、そうらしいよ?」

伊織「あ、そう…」

美希「兎に角、このリストにあるもので、うちに無いのを揃えるの」

春香「そだね」



春香「ヘルメット4人分と…ライトはあるか…携帯ラジオは1つあると便利だね」

美希「包帯とか三角巾とか、医療用品は?」

春香「一応常備してるのはあるけど…医療用品は、今度マツキヨで揃えようかな?」

伊織「なんでよ?今でいいじゃない」

春香「マツキヨのポイント貯めたいし、飲み薬はマツキヨのがいいかなーと」

伊織「なるほど…しかし、ポイントってアンタね…」

やよい「ポイントはとっても大切だよ、伊織ちゃん!」クワッ

伊織「ひっ!?ど、どうしたのよ!?やよい」

やよい「ポイントがあると割引してもらえたり、いくらか分の金券が貰えたりするんだよ!?」

伊織「わ、分かった!分かったから!」

やよい「分かってもらえて良かった♪」

美希「…デコちゃん、災難だったね」

伊織「ええ、ビックリしたわ…」

春香「さて、後は…ロープ?」

やよい「何に使うんですかね?」

伊織「用途は沢山あるわよ?はぐれたり流されないように身体や荷物を縛ったり、止血や骨折した時に縛ったり、高い所から降りたり登ったり…色々」

春香「なるほど…じゃあロープもかな」

美希「だね。2本位いるかな?」

春香「うん。後は…」

やよい「軍手があると便利ですよ」

美希「軍手?」

やよい「はい!瓦礫を退かしたり、何かしら作業するときに使えますし、汗も拭けます!」

春香「なるほど…じゃあ軍手買お…」

やよい「あ!待って下さい!」

春香「ん?」

やよい「前にADさんから聞きましたけど、作業着屋さんとかだと軍手が凄く安いそうです!」

美希「なら、後で雪歩に聞けばいいと思うな」

春香「だね」

伊織「因みに、あくまでも避難したら必要なものよ?」

春香「どういう事?」

伊織「アンタらの家は最新鋭の耐震、耐水、耐火技術で作られてるわ。避難所より安全かもしれないわよ」

美希「まぁ…多分ね」

伊織「だから、防災グッズもだけど…保存の効く食べ物や水、衣類、その他消耗品なんかを揃えるべきじゃないかしら」

春香「どれくらいの災害に耐えられるの?」

伊織「あの家が水没する位の洪水までなら一週間は楽に耐えられるわ」

はるみきやよ「」

伊織「地震は…現在設定されている最大震度にも耐えられるわ」

はるみきやよ「」

伊織「火災は…そうね、マグマが直接かからなければ大丈夫って話よ」

はるみきやよ「」

伊織「だから、多分水瀬家の本宅と別荘の一部と、高槻家と天海家は、辺り一帯更地になっても建ってるわね」

春香「…よし、予定変更!」

美希「乾パンとか缶詰め買うの」

やよい「飲料水も買いますー」

伊織「…避難する事態にならないのが、一番いいんだけどね」

春香「そりゃそうだけどさ。備えあれば憂いなしとも言うじゃない」

伊織「まあね…で?缶詰めとか買うの?」

春香「うん。仕舞う場所は…後で考える」

やよい「缶詰めは…ここに少しはありますね」

春香「パンの缶詰め…ふむふむ」

美希「あっ、おでん缶なの。秋葉原以外で初めて見たの」

やよい「ら、らーめん缶…?あ、白滝で作ってあるんだ…なるほど…」

伊織「缶詰めも結構色々あんのねー」

春香「うーん…あ、キッチンに地下収納があったな…」

美希「うーん…地下室を広げるとか?」

春香「貯蔵庫作るの?…うーん」

伊織「あら?地下室に小部屋があったでしょ?確か」

春香「あー、今CDとか置いてるなぁ…スペース作れるかな?」

美希「帰ったらやってみるの」

春香「そうだね」

やよい「伊織ちゃんのお家は、缶詰めとかいいの?」

伊織「貯蔵庫はあるわよ?今は大分スカスカだから、そろそろ足さないといけないけど」

やよい「スカスカ?」

伊織「東北地方の被災した人達に、政府やら何やらとは別口で配ったから、缶詰めとか」

やよい「そうなんだ!知らなかったなぁ」

伊織「テレビスタッフをわざわざ引き連れてだと、印象悪いでしょ?だからよ。メディアに露出させなかったし」

やよい「そっかー…うちは募金をした位だったなぁ…」

伊織「大丈夫、765プロ名義でも出したし」

春香「え?それ知らないよ?」

伊織「言わなかったもん。後でうちのお祖父様と社長が話して、ちゃんとお金は貰ったらしいわよ?そのお金は重機とかを寄贈して消えたらしいけどね」

美希「ま、ミキ達も個人で動いてたし」

春香「うん。私は千早ちゃんと一緒に」

伊織「やる事やってんのね、ちゃんと…っと、そろそろ缶詰めコーナーは終わりね」

春香「缶詰めかぁ…確か、100円ローソンに変わり種だけど沢山あった気がする」

美希「飲料水も買わないといけないね」

春香「お米とか、簡易コンロ用のガスボンベとか…ま、一気には持てないし、また近々揃えましょうか」

伊織「じゃ、今日はもう帰る?」

やよい「うーん…そうだね、私はもう買い物ありません」

春香「こっちも大丈夫だよー」

伊織「なら会計済ませたら、帰りましょう」

3人「はーい」



~あまみけ前~

やよパパ「こちらで大丈夫ですか?」

春香「はい!後は荷物下ろしますんで、ちょっと待ってて下さい」

伊織「私も手伝うわ」

やよい「私もお手伝いしますー!」

美希「ありがとうなの♪」

春香「さて…じゃあ先に玄関開けてきちゃおうかな」

美希「お願いなの」

~玄関前~

春香「」ピッ

システム『おかえりなさい、春香さん。郵便はありませんでしたが、千早さんが帰られてます』

春香「りょーかいです!」

(ガラガラ…)

千早「おかえりなさい、春香」

春香「ただいまー♪千早ちゃん、疲れてる所に申し訳ないんだけど、荷物運び手伝って」

千早「荷物?…あら、美希に水瀬さんに高槻さん…って、ダンボール?凄い荷物ね」

春香「とりあえず玄関の中まで。そしたら、地下室をちょっと整理しないと」

千早「???」

美希「千早さん、兎に角荷物持って…重たいのお…」

千早「あらごめんなさい。貸して」ヒョイ

千早「こっちにまとめるわね…水瀬さんも高槻さんも」

伊織「任せたわ…」

やよい「私は大丈夫ですよー。ここ、置きますね」

春香「じゃあ、伊織もやよいもありがとうね」

やよい「うっうー!気にしないで下さい♪」

伊織「ま、気にしないでいいわ。また手が空いてたら、一緒に行ってあげるわよ」

美希「分かったの!」

春香「またね」フリフリ

やよいお「」フリフリ



~あまみけ玄関内~

春香「さて…どこからやるかな」

千早「ねぇ…これは一体何なの?」

美希「防災グッズなの」

千早「防災グッズ?何で急に…」

春香「地下通路が出来たから水瀬家の別荘まで行って、そういえば防災グッズ無かったなぁと」

美希「で、お昼ご飯食べに行って、ついでに少し揃えてきたの」

春香「地下室の、今CDとか置いてある小部屋に保存したいなぁと」

千早「なら、CD達はメインルームに出してしまうわね?」

春香「ラックとかはまた今度買うよ」

千早「分かったわ…じゃあ、ちょっとCDを移動してくる。何か箱か何か、あったかしら」

春香「取り敢えず積んでおいて。近い内にラック買うから…よし、じゃあ私たちは荷物整理しちゃおう」

美希「分かったのー」


【あまみけファイル その11】
あまみけ、遂に自宅に閉じ込められても暮らせる準備を開始
こうして、あまみけは更に堅牢な要塞へと化していくのだった。

以上です。
今回は以前より長くなってしまいました…

また二週間以内に出来れば投下したいと思います




ね→いおりん

あまみけはせんそ→でもするの?

>>471
超時空要塞化して、宇宙でゼントランやメルトラン(にょわー☆)と戦っていくなかで、柿崎は撃墜され、天才枠の美希はゼントランのイケメンと恋に落ちたりしながら、最後は千早がサウンドバズーカから大音量で「おはようメカご飯」をブッパ、春香のリボンがヤックデカルチャーしてパーン!よ(デコキラッ☆)

春香「伊織…暑さでボケるのすら放棄して…」

千早「足入れてるタライの水がぬるくなっちゃったのね…」

美希「盥←マジンガーZに見えるの」

雪歩「…見え…なくもないですぅ」

>>475
無理しなくていいよ
あと、できれば抜けたとこ投下してくれると嬉しいです

>>478
すみません、抜けた部分のサルベージに失敗致しまして…作り直してみますが、暫く先になります…



本編を編集中に出来た小ネタを投下致します

【小ネタ】
~765プロ事務所~

P「はい…わかりました。それでは」

律子「どうしたんですか?」

P「ああ、貴音がやってるドラマ、今日は撮影中止になったって。ロケ先から皆帰ってくるから、貴音も一緒に局まで戻ってくるとさ」

律子「じゃあ、またスケジュール調整しないといけませんね」

P「あー…どうしたもんかな」

<わいわい

P「ん?やけに賑やかだな?」

律子「春香がお菓子持ってきまして」

P「なるほど…今日は皆夕方以降だしな」



~事務所のいつものソファ周辺~

春香「面白いね~、この漫画」

千早「…この世界は残酷だ…確かにね」

真「ネットでも話題だったし、見てみようかなと思ったらハマっちゃってさ~」

やよい「う~…でも、ちょっと怖いかなーって」

雪歩「うん…私も苦手かも…」

春香「ちょっとグロい描写もあるし、仕方ないかもね」

伊織「アンタ達…事務所で何してんのよ…」

春香「あ、伊織」

やよい「真さんがオススメの漫画を持ってきてくれたんだよー」

伊織「ふーん…って、随分グロい表紙ね…中身見えてるし」

春香「インパクトおっきいよね、この表紙」

伊織「…『進撃の巨人』…ねえ」

真「アニメとかにもなって、いま大人気みたいだよ?」

伊織「ふーん…」



~1時間後~

伊織「…ふう」←最新刊まで読破

春香「ハマってたね」

伊織「そうね、面白いわ…グロいし救いが少ないけど」

真「それは…まぁね」

伊織「…ウチで役に当てはめるなら、ミカサは千早で決定ね」

千早「えっ?」

真「あー」

春香「確かに」

やよい「私もそれ思いましたー!」

雪歩「満場一致ですぅ」

千早「えっ?あの、どのあたりが?」

真「腹筋」

伊織「無口」

やよい「千早さんなら、自分の体…というか、喉と腹筋は自在にコントロール出来そうです!」

雪歩「ちょっと不器用だけど優しい所もそっくりだし…」

千早「…」

千早「私にとって、歌が何よりも重要。そして、私の鍛えた腹筋や喉は、歌を歌う為にある」

千早「ので」

千早「戦闘に使えるかどうかは、別」

全員「」

千早「なんちゃって…」

春香「そ、そのまんまだよ、千早ちゃん!」

真「あはははは!髪が短かったら、まさにミカサだよ!」

伊織「チハヤ・アッカーマン…語呂も良いわね」

千早「なら、エレンは春香ね」

春香「えっ?」

真「千早がミカサならそうなるね」

伊織「突っ走ってくし、案外ありなんじゃない?流石に死に急がなそうだけど」

千早「ヒロインだし」

春香「エレン君はヒロインなんだ…」

やよい「あはは…」

雪歩「他に、事務所でこの漫画のキャラクターに近い人はいるのかなぁ?」

真「やよいはクリスタ」

伊織「異論無し」

雪歩「ですぅ」

春香「だね」

千早「間違いないわ」

やよい「えぇっ!?」

真「で、ユミルは伊織?」

伊織「異論はあるけど、立ち位置に関しては文句無いわ」

春香「無いんだ」

伊織「あんなに背は高く無いけどね」

真「口の悪さはそのまんま…いや、ごめん、謝るから単行本を振りかぶらないで」

やよい「うー…クリスタは、雪歩さんな気がします」

雪歩「えぇっ!?」

春香「それもアリだね」

千早「寧ろ、アルミン枠なんじゃないかしら」

伊織「あー、アリね」

春香「いざという時の勇気は凄いからね」

雪歩「はぅ…私、アルミン君みたいに頭良くないよぅ」

伊織「うち事務所の中で相当頭良いくせに、何を言ってんのよ」

真「文章の記憶力に関しては、事務所内トップだと思うよ」

千早「そうね、歌詞も一番最初に暗記するし」

雪歩「はぅう…」

春香「…響ちゃんは、アニ」

千早「…性格は…どうなのかしら?」

伊織「近いんじゃない?多分、アニって寂しがり屋で、根は相当優しい子よ?しかも、それを上手く表現出来ない不器用さとか」

春香「誰もいないところで、1人で寂しそうにしてるとか…あるね」

真「体型はそのままだと思うけどね」

雪歩「背の低さを気にしてたり、でもスタイル良かったり…」

やよい「響さんなら、アニみたいにバシーッ!ってキック出来そうです!」

春香「響ちゃんはダンスしてるから」

(がちゃっ)

貴音「ただいま戻りました」

全員「あ、サシャ」

貴音「…はい?」



おわり

千早とミカサが近いんじゃないか
そう思ったら、書いてました


春香「駆逐してやる…!一匹残らず…!」

春香さんは、あの境遇になっても復讐者にはならなそう…だけど、メインヒロインだし仕方ない

アルミン枠は雪歩でいいと思うけど、友人達には不評でした
逆にクリスタ=やよい、アニ=響は満場一致、サシャに関しては、最初からお姫ちん以外にいるのか?という話でした

投下します

~朝8時、リビング~

春香「…」ゴクリ

千早「…」ゴクリ

雪歩「…」ゴクリ

美希「…参る、の」

(プスッ)

4人「…ッ」

(しーん…)

美希「…ふぅ…乗り切った…!」

千早「くっ…!」

雪歩「うぅ…」

春香「す~…は~…す~…は~…」

春香「よし…!参る…!」

(プスッ)

4人「…ッ」

(しーん…)

春香「…ッ!」グッ

雪歩「ウソ…」

千早「マズいわ…」

美希「ラスト3…春香…突破したの…!」

千早「…残り1/3…抜けてみせる…!いざ、参る…ッ!」

(プスッ)

4人「…ッ!」

(しーん…)

雪歩「な、なっ…何で…!?」

千早「や、やった…!抜け出た…!」

春香「千早ちゃん…おめでとう…!」

千早「うん…うん…っ!」

美希「…これが最後…!本当のラスト…!」

雪歩「ふぅ~…ふぅ~…」

春香「雪歩がクリアすれば…自動的に、敗者は美希だよ…」

美希「分かってるの!…ミキは、自分の運にかける…!」

雪歩「…いざ、参りますぅ!ていっ!」

(プスッ)

黒ひげ「」シュポーン

4人「ッ!?」

雪歩「にゃあぁぁぁっ!?」ガビーン

春香「雪歩、アウトー!」

美希「やったのー!」ワーイ

千早「萩原さん、残念だったわね」

雪歩「うぅ…1/2を選んじゃいましたぁ…」

春香「いやー!白熱したねー!『黒ひげ危機一髪』!」

千早「ドキドキ感が凄いわ」

美希「うん!剣を刺すときとか…ドキドキ感がハンパなかったの!」

雪歩「あぅう…」


【あまみけファイル その1】
たまのオフなのに、朝っぱらから全員で『黒ひげ危機一髪』


春香「ふぅ…じゃあ、次は何にしようか?」

千早「本当なら麻雀とかカードジャンケンといきたいけど…」

美希「麻雀はルールが分かんないの」

雪歩「カードジャンケンはカードが無いよぅ」

春香「じゃ、UNOとかどう?」

千早「いいわね」

美希「賛成なの」

雪歩「つ、次こそ!」



~UNO、開戦~

春香「~♪」

千早「…」

美希「♪」

雪歩「スキップ」

春香「おふっ…」

千早「スキップ」

美希「はぅ…」

雪歩「スキップ」

春香「」

千早「スキップ」

美希「」

雪歩「ドロー2」

春香「上乗せ」

千早「上乗せ×2」

美希「上乗せ」

雪歩「上乗せ」

春香「」

春香「12枚とか…」

千早「wild、青」

美希「青、緑3」

千早「くっ…」

雪歩「ドロー2」

春香「ドロー2×3」

千早「」

千早「ま、まあ8枚ならまだ…」

美希「また2枚出しでUNOなの♪」

雪歩「うぅ…」

春香「ドロー4」

千早「上乗せ、青」

美希「おぉう…」

雪歩「はい、UNOですぅ♪」

春香「…」

千早「…」

美希「リ・ヴァース」

千早「ドロー2×3」

春香「上乗せ×2」

雪歩「じゅ、10枚…あぅ~」



~15分後~

美希「あがりなの~っ♪いっちばーん♪」

雪歩「あぅ…」

春香「にばーん♪」

千早「」チーン

美希「千早さん…」

春香「私、UNOで18枚も持ってる人、初めて見たよ…」

雪歩「えと、ドロー2…」

千早「上乗せ×5!」

雪歩「」

千早「」ドヤァ

雪歩「…上乗せでUNO」

千早「」

春香「うわあ…」

美希「千早さんのドヤ顔が一瞬で凍りついたの…」

雪歩「あ、上がり…ですぅ」

春香「千早ちゃん…何でまとめて出しちゃったの…」

千早「もうドロー2は無いとばかり…」

美希「雪歩もなかなかの策士なの。ビリには絶対にならないように調整してた気がするし」

雪歩「そ、そうかな?ドロー2を返されたらダメだし、結構賭けだったよ」

春香「千早ちゃんの読みが甘過ぎたのか」

千早「一気に萩原さんに上乗せ出来るものとタカを括ったのが敗因ね」

雪歩「うふふ♪」

美希「ねえ?次も何かやるの?」

春香「うーん…その前に朝ご飯かな?」

美希「うん!ミキもうお腹ペコペコなの!」

雪歩「じゃあ、準備しちゃおう」

千早「そうね」


【あまみけファイル その2】
たまのオフに、朝ご飯も食べずに朝から黒ひげ→UNOと連戦するアイドル4人(内3人は成人)



~朝ご飯中~

春香「んむんむ…今日の焼き魚は良い感じにやけたなぁ」

千早「鮭に納豆に卵、焼き海苔にお漬け物…朝の定番ね」

美希「ここに牛皿があったら、吉野家の牛鮭定食なの」

雪歩「あはは、本当だ♪」

春香「牛皿は難しいなぁ…あの味付けの調味料の割合が分かんない」

美希「作る気?」

千早「春香なら作れそうだから怖いわ」

春香「うーん…最近吉野家行ってないから、味が思い出せないなぁ」

雪歩「それなら、お昼は吉野家行く?」

春香「久しぶりにいいかも」

千早「私も最近は殆ど行かないわ」

雪歩「私、昨日行ったよ♪」

春香「いいなぁ」

美希「気軽に行けないからね、ミキ達」

春香「普通は気軽に行ける場所が行けなくて、普通は行けないような場所は行ける…芸能人の苦悩ってやつだね」

千早「リボン外しただけで、普通にママチャリでスーパーで買い物して、ポイントカード出してエコバック使って、エコバックからネギはみ出したままで、意気揚々と帰ってくるのにね」

春香「鼻歌も歌いながらだよ」

雪歩「何で気付かれないの…?」

春香「それは私が聞きたいよ!」

美希「特殊能力なの」

春香「アイドルらしくないけどね!…雪歩は何でバレなかったの?」

雪歩「普段しない格好してたからかな?」

千早「普段しない格好…?」

雪歩「上は普通にTシャツで、下はGパン、しかも膝とか破けてる…ダメージジーンズ?っていうのか?」

美希「確かに雪歩のイメージじゃないの」

雪歩「そうかな?」

春香「雪歩っていうと、白のワンピースとかスカートとか…そんなイメージかなぁ」

雪歩「そっかー…確かに、持ってる服は殆どスカートかも」

千早「私は逆ね。スカートは持ってないもの」

美希「服装だけでもバレないもんなんだね。世の中のイメージかな?」

春香「そだね。でも美希は多分、服装だけだとバレるよ?」

美希「?」

春香「美希は、何着てても美希って分かるし」

美希「そしたら、もう変装とか意味ないの」

千早「一応、気付かれにくくはなるんじゃないかしら?」

美希「むぅ…」

雪歩「あはは…」



~朝ご飯、つつがなく終了~

春香「さて、洗い物も終わったし…」

雪歩「春香ちゃん、お疲れ様」

千早「準備しておいたわ」

美希「~♪」

春香「ありがとう!じゃあ…勝負だ!」

雪歩「人生ゲーム、久しぶりですぅ」

千早「人生ゲーム、という名前の割に、随分波乱万丈よね」

美希「公務員からアイドルとかね」

春香「CGプロが現実にしたけどね、それ」

雪歩「ああ、早苗さんだっけ?婦警さんからアイドルになった…」

千早「この前、CGプロの人達と、うちのあずささん、小鳥さん、律子が飲み会したらしいわ」

雪歩「ひぃ…」

春香「その面子だけならまだしも、舞さんもいたんだって」

美希「うわあ」

千早「全員酔いつぶれて、仕方ないから舞さんが春香に連絡してきて」

春香「私がCGプロの子に連絡して、タクシーで迎えにきてもらった」

雪歩「…相変わらず破天荒ですぅ」

美希「お酒が入ってるあの大人達と絡んじゃダメなの」

千早「因みに、小鳥さんや律子やあずささんは、私がプロデューサーに連絡したわ」

雪歩「お酒は怖いですぅ…」

春香「お、結婚のマスだ」

千早「私と?」

美希「何言ってるの…はい、お祝い」

雪歩「私も…はい、お祝い」

千早「素直に祝えないけど…はい」

春香「もし私が千早ちゃんじゃない人と結婚したら、千早ちゃんの御祝儀袋には刃物が仕込まれてる気がする」

千早「『隣に…』『目が逢う瞬間』『relations』を熱唱させてもらうわ、全曲フルで」

美希「全力過ぎるの…凄く贅沢で壮大な嫌がらせなの」

春香「ま、大丈夫だよ。千早ちゃん以外と結婚なんて有り得ないし」

千早「春香、ちょっと寝室に行きましょう」

雪歩「千早ちゃん」

千早「はい」

美希「落ち着きやがれなの」

千早「はい」

春香「まだ明るいから、ね?」

千早「…うん」

みきゆき「」イラッ

雪歩「仕返しマス…千早ちゃんを15マス下げますぅ」

千早「」

美希「ミキも仕返しマス…春香からお金貰うの~」

春香「」



~人生ゲーム、終盤~

春香「この橋さ、最初に渡った人に全員がお金払うじゃない?はい、雪歩」

雪歩「うん、そうだね」

春香「橋の両サイドに黒服の人達がいてさ…渡った瞬間から」

「ここは萩原様の持ち物だ。私有地に入った以上は不法侵入だよなぁ?不法侵入で檻の中か、コンクリ抱いて海に沈むか…どっちが良い?嫌ならよぉ…通行料払えコラァ!」

春香「みたいな事になってたり…」

雪歩「」

美希「は、萩原様…通行料をお収めくださいなの…」ガタガタ

雪歩「えぇっ!?」

千早「つ、通行料はお支払い致しますから、こ、殺さないで」ブルブル

雪歩「えぇぇっ!?」

春香「雪歩、怖いわぁ…」

雪歩「る、ルールだもん!人生ゲームのルールであって、私はそんな事しないよぅ!」ヒーン

美希「じゃ、ミキの番なのー」

雪歩「な、何事もなかったかのように…」ガクッ

美希「ていやー!…ぴ、ピカソの絵を…買う…いらないの…」ガクッ



~人生ゲーム終了~

美希「」ズーン…

雪歩「み、美希ちゃん…」

千早「こ、後半に怒涛の買い物ラッシュだったわね…」

美希「し、島買って悠々自適な生活…島買って借金なら、悠々自適な生活とか出来るわけないの!何なのなの!」

春香「ごもっとも…」

千早「これで、春香以外が全員負けたのね」

春香「あ、うん…そうだね」

千早「そう…」ゴゴゴ

美希「分かった…うん、分かったの…」ゴゴゴ

雪歩「ふふ…そっかぁ…」ゴゴゴ

春香「…くっ…この3人…組んだ…グルになりやがった…!3対1…!圧倒的不利…!」

(ざわ…ざわ…)


【あまみけファイル その3】
前日、翌日が全員オフなのでリビングにてDVDを鑑賞。
見たDVDはカイジ、影響されたアイドル4人は勝負しまくっている。



~第4ラウンド トランプ(ポーカー)~

美希「ツーペアなの」

千早「ふふふ…フラッシュよ」

雪歩「うぅ…ワンペアですぅ…」

春香「…フォーカードだよ」

3人「」

春香「春香さん、またも勝利!」

雪歩「あぅ~…」

千早「次いきましょう、次」

春香「勝利の余韻すら貰えないとは…」

美希「次は7並べなの!7並べで勝負なの」



~第5ラウンド トランプ(7並べ)~

美希「だ、誰がスペードの9を止めてるの…」

千早「くっ…(スペードのJとQが…)」

雪歩「…(スペードのKが…)」

春香「はい」

美希「は、春香…犯人は春香なの!」

春香「犯人言うな!」

美希「ま、これで順調に行くの。今度こそ春香に勝つの!」

千早「ええ、そうね…」

雪歩「(何だろう…この、言いようの無い不安は…)」

春香「…」



~数分後~

美希「…(まだ詰まらないけど…だけど)」

雪歩「(また誰かが止めてる…ダイヤの4を…!)」

千早「…」

春香「…」

雪歩「(…そして、まだ出ない…スペードのQ…!)」

千早「…」スッ

美希「(ダイヤの4!千早さんが止めていた…!?)」

春香「んふふ…あっがりー!」

つ[ダイヤの3]

美希「っ!?」

雪歩「(嫌な予感がする…!)」スッ

美希「くっ…!(千早さんはもう…味方じゃない!?)」パス

千早「…上がりよ」スッ

雪歩「スペードの…Q…!」

美希「…っ!」

春香「やったね千早ちゃん!2番だよ!」

千早「ええ、ありがとう春香」

美希「(やられた…雪歩を生け贄にした…!)」

雪歩「(春香ちゃんを倒そうという私達の考えは一致していた…)」

美希「(春香へ意識が集中していた所に、春香がせき止めていたスペードの9が放たれ…ミキが続き、そこで千早さんもカードを出せた…)」

雪歩「(でも…既にダイヤの4は止められていた…!そう、千早ちゃんに…)」

美希「(スペードが流れ出して安心した直後…漸くそこに気付けたけど…時既に遅し…)」

雪歩「(春香ちゃんは残り1枚、千早ちゃんが2枚…ここで漸く千早ちゃんはせき止めていたダイヤの4を出す…)」

雪歩「(流れるように春香ちゃんは1抜けし…続くように千早ちゃんは上がった…)」

美希「(完全にやられたの…そしてこの後は当然詰まる事なんてなくて…)」

雪歩「…3抜け…」

美希「むきー!また負けたのー!」

春香「ダイヤの4が出なくて焦ったけど…良かったぁ…」

千早「正直…間違えたわ…」

みきゆき「素のミスだったの!?」

春香「ラッキー♪」

千早「」ズーン

美希「まさかの素とは…」

雪歩「千早ちゃん…」

千早「何の気なしに出したダイヤの4が…二番で上がれて、つい喜んじゃったわ」

美希「ちょっと可愛いの」

春香「千早ちゃんは可愛いよ?常に」

雪歩「またノロケですぅ…」



~第6ラウンド ジェンガ~

春香「」フルフル…

美希「…律子によるセクシー☆眼鏡拭き講座」ボソッ

春香「んっ!?」ビクッ

春香「…」カチャッ

春香「ふぅ~…」

美希「」チッ

春香「舌打ちすな!」

雪歩「…」フルフル

美希「…まっこまこ、どぅ~ん!」ボソッ

雪歩「っ!?」ビクッ

雪歩「…」カチャッ

雪歩「…ふぅ」

千早「」フルフル

雪歩「…」

美希「…」

春香「…」

千早「…」

千早「…私の時は何もしないのね?」

美希「千早さんを笑わせるのはイージー過ぎて、逆にしたらいけない気がするの」

雪歩「絶対不利だもんね、千早ちゃん」

千早「そ、そんな事ないわ…私はそう簡単に笑わない…」

春香「」サッ←100円

春香「100円食ってみろ!」

みきゆき「ひゃ~!くえん!」

千早「んぐふっ!?」ツルッカコン

千早「あ」

(グラグラグラ…ガッシャー!)

千早「」

美希「ほらね?」

千早「oh…」

春香「笑うだけじゃなくて、落としてぶつけて崩すとは…」

雪歩「これ以上無いって位に、ジェンガで妨害にハマって自爆した結果…かな?」

千早「つまり、私が1番…」

美希「ジェンガは千早さんの負けなのー」

千早「…くっ」



~時間はお昼、お昼ご飯を食べに行こう~

春香「皆、変装は済んだー?」

雪歩「うん」

美希「ミキは殆どいつも通りなの」

千早「…ねぇ、私はこの格好じゃなきゃダメかしら?」


【あまみけファイル その4】
ツインテに春香さんのフリフリリボン×2、雪歩のフリフリワンピース(ピンク)の歌姫さん

春香「大丈夫、可愛いから!」←リボン無し、伊達眼鏡、Tシャツに普通のスカート

美希「うん、すっごい可愛いの」←ポニテ、伊達眼鏡、Tシャツ、何時ものジャージ

雪歩「春香ちゃんが理性を保ってる事が不思議な位可愛いですぅ」←キャップ、Tシャツ、ハーフパンツ

千早「…」←やたらフリフリ

千早「おかしいわ…騙されてる気がするわ…」

雪歩「騙してないよ?凄く可愛いもん!」

美希「そうなの!千早さんは可愛いの!プリティーなの!」

千早「うん、そういう事じゃなくて…」

春香「私、可愛い千早ちゃんとお出掛けしたいなぁ」

千早「さ、行きましょうか」キリッ

美希「(すっごいフリフリなのに漢らしい決断力なの)」

雪歩「(千早ちゃんはもう春香ちゃんに逆らえなさそうだね)」

美希「(昔からなの)」



~街中~

千早「…やっぱり騙されてたわ…!」

<可愛いー!
<あれ、如月千早じゃない?
<あんな可愛い格好もするんだねー
<ああいうちーちゃんもイイ!
<次のライブであんな格好見たいなぁ

春香「騙してないよ!皆が可愛いって言ってるし!」

千早「変装の意味が無いじゃない!モロバレじゃない!逆に目立ってるし!」

美希「(痴話喧嘩なの、街中で)」

雪歩「(困ったねぇ)」

春香「だって千早ちゃん可愛いから!」

千早「そう言ってくれるのは嬉しいけど!」

<あれ?もう片方…はるるんじゃね?
<そんなまさか…リボンしてないじゃ…ホンマや!?

美希「やっぱりバレたの…」

雪歩「でも、相変わらずリボンの有無は判断基準に入ってるんだね」

美希「寧ろ、Sランクだろうが何だろうが、今でもリボンが一番大きな判断基準なのが、流石春香としか…」

雪歩「これはマズいよね…」

<あれ?美希ちゃんに雪歩ちゃんもいる!
<マジだ!

美希「相当マズいの」

雪歩「春香ちゃん!千早ちゃん!」

はるちは「何!?」

美希「周り」

はるちは「?」

(ざわざわざわざわ)

はるちは「」

美希「…逃げるの」

雪歩「うん」

はるちは「了解」

(ずだだだだだ!)



~街中~

美希「」ガミガミ

はるちは「」シュン…

雪歩「取り敢えず…お昼食べに行かないと」

美希「吉野家って、この辺にあったっけ?」

雪歩「うーん…事務所の最寄り駅にはあるの知ってるけど…」

美希「そっか…肉食系の雪歩が知らないとなると…」

雪歩「肉食系…?」

千早「…春香?」

春香「春香さんタブレット『はるぱっど』の出番ですね」スッ

美希「地図検索?」

春香「そゆこと」

雪歩「は、はるぱっど…確かに赤いけど」

春香「リボン付き」

美希「可愛いの♪」

春香「因みに、普段の壁紙ははるかさんのどアップ」

雪歩「可愛いね♪」

<かっかー!

千早「あら?」

春香「あ、メール」

美希「見なくていいの?」

春香「後で見る…と、あったよ。ここから300メートル位先」

千早「便利ね…」

美希「スマホでも出来るよ?」

千早「えっ」

雪歩「というか、携帯でも出来るけど…」

千早「」

春香「千早ちゃんにそういう機能が使えるかどうかを求めちゃダメだよー」

千早「…通話とメールが出来ればいいのよ、携帯は」

春香「ね?」

雪歩「あはは…」

美希「でも、携帯でネットとかしないの?ゲームとか」

千早「今の携帯にして一年半位だけど、通話とメール機能以外は使った事無いわ。メールも、自分からは殆どしないし」

雪歩「そういえばそうかも…私、千早ちゃんからメール貰ったのって、基本的に返信が殆ど…」

美希「ミキもなの」

千早「メールの文章作る間に電話するわ」

~吉野家~

<ラッシャーセー!!!

千早「今の吉野家は随分変わったメニューがあるのね」

春香「セット…」

美希「ミキはシンプルに牛丼が好きなの」

雪歩「私は牛丼も豚丼も好きですぅ♪」

店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

春香「えと、並とサラダ下さい」

千早「並で」

美希「並と卵とお味噌汁下さい」

雪歩「並つゆだく卵、牛皿並」

3人「」

雪歩「?」

千早「えっ?牛皿?牛丼は頼んだわよね?」

雪歩「うん」

春香「な、何で牛皿も?」

雪歩「えっ?」

美希「えっ?」

4人「…えっ?」



~牛丼来ました~

春香「ああ…久しぶりの懐かしいかほり…」

千早「本当ね…研修生の頃やデビューしたばかりの頃は良く来たわ」

美希「でも、千早さんはデビューしてすぐにCDが売れたよね?」

千早「ありがたいことにね」

春香「私は暫く売れてなかったから…前は普通に来てたなぁ…」

千早「私は何度か誘われたけど、断る事も多かったわね…あの頃は、誰にでも心を閉ざしてたから…今は、断る選択肢なんか無いけれど」

雪歩「私も…真ちゃん以外とはまだ距離置いてたかも…」

美希「ミキはどーだったかなぁ…」

春香「今より自由でワガママで」

雪歩「アイドル活動に全く力を入れてなくて」

千早「プロデューサーをそこの人呼ばわり」

春香「レッスン中は出来ない子達を「何で出来ないの?」って、抜き身の言葉でザックリと…」

美希「本当…もう勘弁して下さい…」

春香「でも、今はとっても良い子だもんね♪」ナデナデ

美希「…ん♪」ニパ

千早「(可愛いわね)」

雪歩「(とっても可愛いですぅ)」

客A「(キマシタワーですな)」

客B「(眼福にございます)」

店員「(たまらんね)」



~再び街中~

春香「うーん…何となく味は覚えたけど…再現出来るかなぁ」

雪歩「何なら、今度牛皿をお持ち帰りで買ってくるよ」

千早「…今気付いたのだけれど…最初からそうしてれば良かったんじゃ…」

美希「皆でお出掛けが楽しいから、それで良いの!」

千早「…そうね」ニコ

春香「(あー千早ちゃん綺麗、笑顔素敵…)」

雪歩「(春香ちゃんの頭の中が、手に取るように分かりますぅ)」

美希「(春香、表情こそ普通だけど、間違いなく千早さんの笑顔にテンション上がってるの)」

千早「さて…お昼も食べたし、どうしようかしら?」

春香「ん~…家に帰る?」

雪歩「行きたい場所とかある?」

美希「」ピコーン

美希「ミキ、行きたい場所があるんだけど…」

3人「?」

美希「着いて来て欲しいの!」



~ゲーセン~

雪歩「ゲームセンター久しぶりに来たかも…」

千早「私も…というか、私は今まで殆ど来たこと無いけれど…」

春香「私も久しぶりだー」

美希「多分まだやってるはず…」

3人「?」

美希「ま、いいからいいから。れっつごー!なの♪」

(うぃーん)

春香「ふぁ…涼しい」

千早「ちょっと寒い位ね…」

雪歩「…あ、まさかこのゲームセンターって…ぷちどるちゃん達がいたゲームセンター?」

美希「なの!流石雪歩なの!」

雪歩「えへへ…♪」

千早「…ねぇ春香」

春香「…何かな?千早ちゃん」

千早「私の見間違いならいいんだけど…何か物凄く私達に関係したイベントが行われてる気がするわ」

春香「あはは!千早ちゃん、奇遇だね。私にも見えるよー」

【765プロ特集!】←UFOキャッチャー上の垂れ幕


【あまみけファイル その5】
みきまこ暴走のゲーセン、再び


雪歩「あわわ…765プロ特集…」

春香「こ、これは…」

千早「は、恥ずかしいわね…」

美希「うーん、流石に規模拡大はしてなかったの、残念」

春香「…プライズコーナーの半分支配してるけどね、既に」

千早「…わ、私のグッズのコーナーまであるのね…」

雪歩「わ、私のも…」

美希「皆の分、ちゃんとあるよ♪」

千早「で、でも、こんな風に特集ってなってると、嬉しいやら恥ずかしいやら…」

雪歩「だね…あ、千早ちゃんのこのフィギュア、可愛いねぇ」

美希「およ?眠り姫バージョンなの」

千早「こ、こんな…白雪姫みたいね…」

雪歩「千早ちゃん、顔赤いよ?」

千早「だ、だって…」

美希「因みに春香のコーナーは…あそこなの」

ちはゆき「」

美希「どどーん!と、2台まとめて春香なの」

雪歩「その前で、あまりの事態に春香ちゃんがフリーズしてるね」

千早「しかも賑わってるわ…すぐ後ろに、特集組まれている本人が呆然と立ち尽くしてる…シュールね」

美希「あ、やっと再起動したの。こっち来る、小走りで」

雪歩「顔、真っ赤だね、春香ちゃん」

千早「そうね、可愛らしいわ」

春香「」パクパク

美希「鯉か春香か位、酸素を求めてるの」

春香「」ユビサシユビサシ

雪歩「何かのジェスチャーみたいだけど…」

千早「あれが何なのかしら…あ、気に入らない景品があったとか?」

春香「」ブンブン

美希「違うらしいの」

春香「」ジタバタ

千早「春香、深呼吸」

春香「」スー…ハー…

雪歩「で、どうしたの?春香ちゃん」

春香「わ、わた、私のだけ、何かスペース広い!何か恥ずかしい!」

美希「流石、Sランク様は違うの」

春香「…」ジワッ

美希「ウソなの、冗談なの、泣かないで欲しいのごめんなさいなの」

千早「でも、今の春香はそれだけ影響力があるのよ。Sランクアイドルっていう存在は、こういう細かい所にも出てくるって事よ」

春香「う~…」

雪歩「にしても…凄いね。どのUFOキャッチャーにもお客さんが付いてる」

千早「ありがたい事よね。それだけ私達を応援して下さっている人がいるって事だし」

雪歩「うん、そうだね…嬉しいね」

春香「ここに長居してると、ちょっとマズそうだね」

美希「だね…おチビちゃん達を揃えようと思ったけど…」

雪歩「おチビちゃん?あ、ぷちどる達?」

美希「なの」

千早「あのUFOキャッチャーみたいね」

春香「んん?何か写真が…コンプリートおめでとうございます、だって。凄い人いるねぇ」

美希「…春香、写真を良く見て」

春香「?…あっ」

千早「えぇえ…」

『コンプリートおめでとうございます! 765プロの菊地真さん!』

雪歩「ま、真ちゃん…何してるの…」ガックリ


【あまみけファイル その6】
真ちゃんは、美希ちゃん達と来た3日後に来て、コンプリートしていたみたいですぅ…


美希「やたら良い笑顔なの…」

千早「満面の笑みね…仕事でもなかなか出来ないわよ」

春香「何やってんの、まこまこりん…」

雪歩「これで、『あの菊地真ちゃんが来るゲーセン』なんて噂になったら…ファンが押し掛けて迷惑になっちゃうんじゃ…」

千早「あっ」

春香「ん?」

千早「あそこ」

美希「どこ?…あっ」

<まこちーはね、ちょっとぽっちゃり体型なんだけど…実は、体型のおかげで頭の重さとバランスが取りやすいんだよ…ほら、取れた!

<わあ!おねーちゃんありがとう!

<…へへっ!気にしないでいいよ!


春香「私達がぷちどるのUFOキャッチャーから視線外した隙に…何してんのよ、あのピンクのヒラヒラワンピース着て麦藁帽子かぶった、夏の高原とかにいそうなお嬢様っぽいコスプレをしたまこまこりんは…いつ来たのよ…」

千早「…話し掛けた方が良いかしら?」

美希「幸せそうだから放置しとくの」

雪歩「自分はコンプリートしたから、他の子達に布教してるのかな?」

春香「何で事務所から頼まれてもないのに、ボランティアで遠回りな営業してんの…」

千早「他のUFOキャッチャーでも教えてるわね…」

雪歩「正体バレたらどうするのかな…?」

美希「UFOキャッチャーの講師にでもなるんじゃ…」

春香「何それ…」

千早「プライズゲッター3級以上の資格が必要になるわね」

春香「何それ」

雪歩「特1級は日本に2人しかいないとか」

春香「だから何それ」

美希「1級からは塾を開けるようになるの」

春香「だから何それ」

千早「だけど、ゲームセンターやUFOキャッチャー業界からは目の敵にされて、命を狙われかねないのが玉に瑕ね」

春香「何それ怖い。玉に瑕じゃ済まないし。玉爆砕レベルだし」

千早「ちょっと春香、玉爆砕ってそんな…高度過ぎるわ」

雪歩「プロデューサーは変態さんだから喜びそうだけど、あずささんが怒るよ?」

春香「ちょっと何言ってるか分かんない、割とマジで」

美希「ミキもなの。頭とハートが理解を拒んでるの」

~ゲーセン内~

春香「ほぇ~…」

千早「凄いわねぇ…」

美希「よ、予想以上だったの…」

雪歩「」シュババババ


【あまみけファイル その6】
ユビートの達人、萩原雪歩


雪歩「ふー…久しぶりに楽しかったぁ♪」

春香「凄いね雪歩!私、目が追い付かなかったよ」

千早「私も…何が起きているのか、全く解らなかった」

美希「真クンから聞いてたけど…予想以上だったの!」

雪歩「え、えへへ…」テレテレ



春香「おっ、何かおっきな画面…あ、銃で何か撃つゲーム」
※ガンシューティングの事です

千早「…」

雪歩「ち、千早ちゃん、興味あるの?」

千早「え、えぇ…」

雪歩「す、凄いね…私、こういうの怖くて…」

春香「私も…ちょっと怖い」

美希「なら、ミキとやろう?千早さん」

千早「そうね」ガシャッ

千早「…あら、やっぱり本物より軽いのね」

3人「!?」

千早「えっと、ここにお金を入れるのね」チャリンチャリン

千早「操作方法…なるほど、リロードは画面外…ふむふむ」

美希「…春香、千早さんが不穏な発言したの」

春香「き、気のせいだよ、きっと」

千早「ふむふむ…あ、美希、始まるわよ」ジャキッ

3人「」

春香「(ち、千早ちゃんの銃の構え方が…ガチ過ぎる…)」

雪歩「(え、映画とかでたまに見る、警察官の人とかの構えみたいな…これはガチですぅ)」

美希「(隣に、ツインテにピンクのヒラヒラワンピを着て、銃の構え方がガチな人がいるの)」

【あまみけファイル その7】
解説:歌姫の構え方
①身体を横に向け、腰から上は正面に。右足を前、左足は後ろ
②右手で銃のグリップを握り、トリガーに指をかけます
③脇を締め、右肘は少し曲げます
④左手をグリップの底から包むように添え、高さを安定させます
⑤後は撃つのみ


千早「…」バンバンバンバンバンバンガシャッバンバンバンバンバンバンガシャッ(以後繰り返し)

はるゆき「」

美希「(ミキ、リロードするほど撃つ前に、殆ど敵が壊滅してるの…)」

千早「…あら?ステージ1はクリアしたようね…」フゥ…

春香「ち、千早ちゃん…」

千早「?」

春香「カッコいい!滅茶苦茶カッコいい!」ムギュウ

千早「ちょ!?は、春香!?」

客A「(キマシ)」

客B「(これはキマシタワーにござ候)」

客C「(やべえ、これは保存せな)」

千早「あ、あの、春香?次始まるから、ちょっと離れて?危ないし」

春香「ちぇっ…はぁい」

雪歩「あ、あの、千早ちゃん?」

千早「何かしら?」バンバンバンバンバンバンガシャバンバンバンバンバンバンガシャ(また以後繰り返し)

雪歩「な、なんでそんなに銃の撃ち方が上手いの…?」

千早「アメリカにツアーに行った時に、ツアービデオの映像特典の一つとして、本物を撃たせて貰った事があるの」
※狙撃音とリロード音は省略します。ゲシュタルト崩壊しそうなので

美希「それで、そんなガチな構えなんだ…」

千早「ガチ…?良く分からないけれど、こういう構え方と撃ち方を習ったのよ」

美希「なるほど…」

春香「千早ちゃん…ツインテでピンクのワンピースっていう可愛らしい姿なのに…凄くかっこいい…」ホワーン

雪歩「春香ちゃんの視線が恋する乙女に…」

千早「…」キリッ

雪歩「そして、千早ちゃんがキメ顔に…」

美希「やりにくい事この上ないの…あ、やられた…」



~ガンシューティング、終了~

春香「千早ちゃん、凄かったねぇ」

千早「でも、途中でやられてしまったわ…」

雪歩「初めてであそこまでやれれば凄いと思うよ?」

千早「そうかしら?」


【あまみけファイル その8】
実はラストステージまで行っていた歌姫改めてスナイパー千早

美希「千早さんは銃も撃てる歌姫だったの」

春香「格好いいね」

千早「」ドヤァ

雪歩「千早ちゃんが顔真っ赤にしてドヤ顔してる…」

美希「あの2人は、もうあれでいいの。そろそろ帰る?」

雪歩「そうだね、結構遊べたし」

<チャリン

みきゆき「えっ?」

千早「えっ?」

春香「えっ?」←ゲーム台に座っている

美希「春香、こういうゲームするの?」

春香「えと、前にこれの大会のゲストに呼ばれた時に、「知識と基本的な操作くらいは…」って、プロデューサーさんと亜美真美に特訓をされたのを思い出して…」

雪歩「そうなんだ…」

千早「意外だわ…」

春香「うちではやらないからね…と、もしかして帰る所だった?」

美希「気にしないでいいの」

雪歩「うん」

春香「分かった、ありがとう」

千早「ストリートファイター4…絵が凄く綺麗に動くのね」

美希「だね。何かリアル過ぎて…ちょっとキモいの」

雪歩「マッチョな男の人ばかりですぅ…」

春香「あはは…」

千早「えと、春香はどっち?」

春香「この赤い胴着の外人さん」


【あまみけファイル その9】
春香さんの持ちキャラはケン
理由は「分かり易いし赤いから」

春香「…」

<バキッ!ピシッピシッショウリュウケン!

千早「…上手いわね」

雪歩「うん、上手いね…」

美希「バンバン相手の体力減らしてるの」

<イクゼ!

3人「ん?」

<ショウリュウレッパァ!(スガガガン!スガガガガン!)

<KO!

3人「おー」

春香「久しぶりだから…いまいち手が追い付かないや…」

美希「亜美と真美もこういうのは前からやってたって聞いたの」

春香「らしいね。最近は忙しくてゲームする暇が殆ど無いらしいけど」

美希「ファミレスフェアリーでは、相変わらずパトランプが回るまでゲームしてるけどね」

千早「双海飯、まだやってるのね」

美希「人気があるから、まだ継続らしいよ」

雪歩「美味しいからね、双海飯」


【あまみけファイル その10】
双海飯とは、双海医院の医院長である、亜美真美のパパがファミレスとタイアップして作ったメニュー
詳しくは、前スレの「ファミレスフェアリー」を見て下さい


美希「に、しても…」

雪歩「春香ちゃん上手いねぇ」

千早「…何故かギャラリーが沢山出来てるわ」

客D「格ゲー上手い美少女ktkr」

客E「周りの子達も、アイドルに似て…」

客F「…あれ、千早ちゃんじゃね?」

客G「んな、まさか…って、あれ…美希ちゃんと雪歩ちゃんか?」

客D「オフで遊びに来たんだね」

客E「ならば、ゲームが終わるまでサインとかは…」

客F「多分、サインを全員が貰ったら大変だし、やめとこうぜ」

客G「うむ、ヲタたるもの、紳士であれ」

客H「乱入しようかな~」

客’s「愚か者がぁっ!滅殺!」

客H「うわぁ~…!」

春香「何か反対側が騒がしい?」

千早「…大丈夫よ」

春香「?そか」

美希「紳士がいたの」

雪歩「サインくらいならするんですけど…」

千早「でも、これだけの人にサインするのは大変よね…」

<てめー、はるるんの進撃の邪魔するのか?

<進ww撃wwwのwwリwwwwボwwwwwwンwwwwwwwwwwww

<むしろ進撃してほしいわ、我が家に。そして我が家のゲームで散々遊び倒して、データ上書きとかの蹂躙して、片付けないで帰って欲しい。それを片付けてる間は、きっと天国にいられる

<じ、上級者だ…

<達人やがな…

<極めし者だ…

美希「濃ゆいの」

雪歩「あぅ…でも、変な事しようって感じじゃないね」

千早「春香に自宅で遊び倒して貰いたい…なるほどね…わかるわ」

美希「ここにも上級者がいたの」

雪歩「向こうに混ざればいいんじゃないかな」

春香「ふぬむすー…」←ラスボス戦

千早「…教えを説いてくるわ」スタスタスタ

みきゆき「はっ?えっ?」

<そこの貴方!

<えっ?あっ!ち、千早ちゃん!?

<ザワザワ…

<春香は、無邪気な笑顔で楽しくしている姿が何より魅力的…それをただ眺めていたいという貴方、貴方は…正しいわ。春香の魅力を分かっているわ!(ガシィ!)←握手

<はっ!?え、あ、あの、ありがとうございます!あと、千早ちゃんも応援してます!その髪型、可愛いっす!

<ありがとう!私も春香のファンだから…一緒に応援していきましょうね!

<はいっ!


春香「うむー…ま、負けたぁ…あれ?千早ちゃんは?」

美希「布教活動中」

春香「はい?」

雪歩「春香ちゃん、今は大人しくこっち来て…店員さんには後で謝ろう…」

春香「???」

<うおー!はーるるーん!

<皆…春香の素晴らしさが分かってくれて嬉しいわ!

<ちーちゃんもはるるんも最高だー!

<ありがとう!私、感謝の気持ちを込めて…歌いm(スパァァン)

<千早さん!何考えてるの!?

春香「」

雪歩「あはは、はぁ…」

~数分後~

千早「」チーン

春香「すみませんすみません」ペコペコ

店員「あ、あの、いいですよ!ちょっと騒がしい位でしたし、他のお客様も気にしてませんでしたし、緊急でサイン会までして頂いて…」

美希「…という事なの。記者は見かけなかったから平気なの」←電話中

P『何をしとるか、うちの歌姫は…』

美希「暴走はしたけど、春香の機転で何とかなったの」

P『サイン会だっけか?』

美希「うん、ミキと雪歩も手伝ったの」

P『千早は?』

美希「春香がお説教して、今は冥府と現世をさ迷ってるの」

P『ちゃんとこっちに戻せよ?明日以降の歌番組、穴埋め大変だから』

美希「了解なの…雪歩、お願いなの」

雪歩「はーい…千早ちゃん、春香ちゃんが呼んでるよ」

千早「」パチッ

雪歩「おはよう」

千早「おはよう、萩原さん。春香は?」

美希「その前に、此方をどうぞ」

千早「スマホ?…もしもし?」

P『ちぃぃぃはぁぁぁやぁぁぁ…』

千早「…oh」

P『』ガミガミガミガミ

千早「」シュン…

春香「…千早ちゃん、どしたの?」

美希「プロデューサーからお説教中」

春香「あちゃー…で、プロデューサーは何て言ってた?」

美希「一応、明日にでもお詫びに来るって」

春香「ですよねー」

雪歩「お店の方は?」

春香「さっき店長さんが来たから、改めて謝っておいた。お客さんの方も暴動とかなかったし、UFOキャッチャーの景品にサイン入れる事にしたら、寧ろお礼された」

雪歩「私もした方がいいかな?」

美希「なら、ミキもするの」

千早「…私もするわ」

雪歩「あ、お説教終わった?」

千早「ええ…皆、ごめんなさい」

美希「もう慣れたの」

雪歩「いつもの事ですぅ」

千早「」ズーン…

春香「み、皆…千早ちゃんも反省してるから…許してあげて…」ナデナデ

千早「」クスン

美希「許すの」

雪歩「許しますぅ」

千早「」パァア…

春香「(可愛い…)」

美希「(可愛いの…)」

雪歩「(可愛いですぅ…)」

店長「あの…これにお願いします」

春香「あ、はい」

美希「店長さん、ミキもサインするよ!」

雪歩「私もしますぅ」

千早「私も…」

店長「本当ですか!?あ、ありがとうございます!」



~15分後~

店長「各コスプレフィギュアに、限定1個のサイン入りを投入致しました。本当にありがとうございます!」

4人「いえいえ~」

【あまみけファイル その11】
その日から景品がなくなるまでの各UFOキャッチャーの売上が、普段の20倍にまで跳ね上がったとか
店員が銀行に高額紙幣の両替に行く回数も3倍に増え、シフトも緊急で1人増やすという事態に
ただ、UFOキャッチャーにお金が入りきらない程に入り、バイトにすら特別ボーナスが出たらしい


~ゲーセンの外~

4人「…」

美希「予想外の事態だったの」

春香「…だね」

雪歩「あはは…」

千早「本当にごめんなさい…」

春香「まあまあ、済んだ事だから」

美希「そうなの」

雪歩「うん♪気にしないで?」

千早「えぇ…」

千早「」シュン…

美希「うーん…よし!カラオケにでも行って、パーッと騒ぐの!」

春香「…そだね!」

雪歩「春香ちゃん…千早ちゃんに採点機能はマズいんじゃ…」

春香「大丈夫だよ…多分」

雪歩「た、多分…」

千早「あ、あの…私のせいで…」オロオロ

雪歩「行こう!」フンス

春香「はいけってーい!千早ちゃんも、ほら」

千早「あ、ああ!ひ、引っ張らないで!」



~カラオケ~

美希「フリータイム、4人で!」

店員「はい、では18番のお部屋をお使い下さい♪」

美希「はーい。じゃ、行こう」

春香「うん」

千早「あー、あー…んん!…ええ、行きましょう」

雪歩「千早ちゃん…」

美希「不安なの」

春香「大丈夫!大丈夫だって!…多分」



~18番ルーム~

千早「…着いたわね」

美希「まずは飲み物頼もー!」

春香「私、コーラ」

雪歩「私、アイスティー」

千早「アイスコーヒーお願い」

美希「了解なのー」

<(ガチャ)すみません、コーラ2つとアイスティーとアイスコーヒーお願いしまーす

千早「さて…採点機能を使いましょうか」

雪歩「千早ちゃん、前みたいに連続で歌わないでね?」

千早「流石にもうあんな事やらないわ…」

春香「成長したんだね、千早ちゃん…」

千早「」ドヤァ

雪歩「ドヤ顔が可愛くて何も言えない…」

美希「じゃあ、飲み物来たら採点機能で歌おうか?」

春香「うーん、そだね。喉乾いたし」

千早「あと、空調を少しだけ弱めて貰いましょう?空気が乾燥しているし、喉に良くないわ」

美希「霧吹きでも借りる?」

千早「あるならね」

雪歩「加湿器がついてたけど、部屋の外なんだよね…」

春香「ま、店員さん来たら聞いてみようよ」

千早「そうね」

~飲み物が来ました~

千早「あの、すみません」

店員「はい?」

千早「空調を弱めて貰えますか?あと、無理なお願いとは思いますが、加湿器を一台貸して頂けないでしょうか?」

店員「はい、分かりました。加湿器は…ちょっと聞いてみないと分かりません」

千早「そうですか…」

店員「では、失礼します」

千早「…仕方ないわ、歌いましょうか」

3人「おー!」



~2時間後~

千早「…Thank you for smile~♪」

千早「ふぅ…」

3人「」オロローン

千早「」


【あまみけファイル その12】
『約束。』を千早が歌う→765プロ関係者が泣く
毎度お馴染みにして、絶対のお約束な流れ


千早「あ、あの」オロオロ

3人「うわぁぁん!」ガバッ

千早「ちょ、ちょっと!?急に抱き付いてこな…きゃぁあ!」

(どんがらがっしゃ~ん!)

千早「いたた…」

春香「千早ちゃ~ん…うわぁぁん!」

美希「千早さん…千早さん…」

雪歩「良かったですぅ!本当に良かったですぅ!うぇぇぇん!」

千早「…もう」


【あまみけファイル その13】
千早「歌えなくなった時の皆の優しさは、今も変わらないままで…私は、それが嬉しい…」

~カラオケ終了~

美希「ふぅ~!久しぶりに沢山歌ったの!」

春香「普段は歌わない曲も沢山歌えて良かったぁ~」

雪歩「美希ちゃんの曲は難しいですぅ」

千早「アップテンポの曲が多いからね」

春香「あれでダンスも相当激しいし…凄いなぁ、美希」

美希「えへへ…」

雪歩「…千早ちゃんの歌は、無理」

春香「私も無理」

美希「ミキも相当頑張らないと無理」

千早「そ、そう?」

春香「あの高音域で延ばしたり安定させるのは無理だよう」

雪歩「うん…もっと音程低ければ歌えるかもだけど…」

美希「ミキもなの。歌えそうで歌えないの」

春香「歌えそうなだけ凄いと思うよ」

千早「春香の歌…技術的なものではなく、春香が歌った時の魅力というのかしら?惹き付け、笑顔にしてしまう力は…真似出来ないわ」

春香「?」

雪歩「同じ歌でも、私達と春香ちゃんだと違う魅力がある…って事」

春香「そう?違うのかなぁ…」

美希「あのね、千早さんの歌は、心にズン!って突き刺さるみたいなパワーと迫力があるの」

春香「それは分かる気がする」

美希「で、春香の曲は…こう、横に並んで、応援してくれてる感じ」

春香「え~…?」

雪歩「春香ちゃんがとっても楽しそうに歌うでしょ?それで、何て言うのかな?凄く近く感じて、「楽しい!」って気持ちを共有出来るようになる…って言うのかな?」

春香「ん~…」

雪歩「ご、ごめんね?私、その、上手く伝えられなくて…うぅ…」

千早「穴掘りは禁止ね?」

雪歩「はぅ…」

千早「春香はね、歌う歌によって、色んな姿になるの」

春香「それは皆同じだよ?」

千早「そうね。明るい歌は楽しくさせてくれるし、応援歌は励ましてくれる…だけど、他の人と違うのは、春香は聞いてる人皆の隣に立ってくれる」

春香「ほぇ?」

千早「特に…応援歌の時は、背中を押してくれるんだけど…隣で一緒に歩いてくれている…そんな不思議な感覚になるのよ」

春香「おぉう?」

美希「んと…春香は、聞いてる人を惹き付けるというより、一緒の気持ちにして、巻き込んじゃう感じ?」

春香「それ、良い事なのかなぁ?」

雪歩「凄い事だよ?1つの歌も、聞く人は皆違う人だから、それぞれに違う感想を持つのが普通だけど…春香ちゃんは、聞く人全員を一気にまとめて、同じ気持ちにしちゃうの。だから、皆が春香ちゃんが歌っている時と同じ気持ちになるの」

美希「色々な感想はあるけど、兎に角楽しい!兎に角元気になる!…それが春香のライブなの。それに、春香はとっても親近感が沸くし、笑顔が人懐っこくて可愛いから、皆が一瞬で春香を好きになるの」

春香「何か凄く誉められてるのかな、照れちゃうよ…たはは」テレテレ

ちはみきゆき「(可愛い…)」

春香「でも…私は自分の思うまま、感じるままに頑張ってるだけだから、自分じゃ分かんないや…あはは」

千早「…いいのよ、それで。春香はそれでいいの」

春香「ん、そか」

雪歩「ふふ…じゃあ、そろそろお家に帰る?それとも、どこかで晩御飯食べて帰る?」

美希「晩御飯食べてから帰った方が楽じゃない?」

千早「そうね、春香の負担も減るし」

春香「家事は負担じゃないけど…確かに楽かな。それに…せっかく4人でお出掛けしたんだし、いいと思うよ」

美希「じゃあ決まり!どこに行こうか?」

千早「春香、この前2人で言ったパスタのお店(>>329辺り)はどうかしら?」

春香「あ、いいね!皆で行こうって言ってたし、丁度良いね♪」

雪歩「どんなお店?」

千早「可愛らしくて、雰囲気の良いお店よ。料理も美味しかったし」

美希「なら、そこにするの!」

~街中、パスタとピザのお店前~

春香「ここだよー」

雪歩「わあ…」

美希「良いカンジなの♪春香と千早さんが選んだだけあるの」

春香「んふふ~♪中も良い感じだよ」

(カランカラン)

店員「いらっしゃいませー…あっ!」

春香「あ、この前の店員さんだ」

千早「こんばんは」

店員「わ、わ!お久しぶりです!今日はお二人だけじゃ…あっ!」

みきゆき「?」

店員「み、み、美希ちゃんに雪歩ちゃん…!あわわわ」

美希「なのー」

雪歩「あ、あの、はじめまして」ペコリ

春香「あはは…良い反応…だね」

千早「ま、また泣いてしまわないかしら…」

店員「はっ!?す、すみません…4名様ですね?こ、此方へどうぞ」



~座席~

春香「さてさて、何にしよっかな~♪」

美希「」キョロキョロ

千早「どうしたの?美希。キョロキョロして」

美希「メニューにお酒とかもあるし…ちょっと大人なカンジだけど…全体的に内装はレトロな雰囲気で…素敵なの♪」

春香「おー!まさかカリスマモデルからのお墨付き」

美希「あれ?カウンターの上に春香と千早さんのサインがあるの…」

春香「あー…あれにはちょっと触れにくいエピソードが…」

千早「私、さっき普通に触れてたわ…」

美希「ま、それはいいんだけど…兎に角良いカンジなの♪」

春香「気に入って貰えて良かった♪…雪歩?」

雪歩「」ジーッ

春香「どしたの?メニュー見つめて」

雪歩「スペシャルミートピザ…!」

春香「また肉かい」


【あまみけファイル その14】
(食生活が)肉食系女子、萩原雪歩はブレない


雪歩「だ、だって…イベリコ豚のベーコンにソーセージに…」

春香「それ、一人で一枚いけるの?」

雪歩「うぅ…」

春香「残したらダメだよ?ちゃんと食べきれるなら良いけど」

美希「(春母さんが出たの)」

千早「(春母さん、出たわね)」

雪歩「は、ハーフサイズもあるみたいだから…それにしますぅ」

春香「そだね、それ位ならいいんじゃないかな?…元々少食なんだから、無理しちゃダメだよ」

雪歩「はぁい」

美希「ミキも決まったの。春母さんは?」

春香「誰が春母さんか!」

千早「春母さん、私も決まったわよ」

春香「千早ちゃんまで!?…むむぅ…なら、今日はペスカトーレで」

千早「じゃ、店員さんを呼ぶわね」ピンポーン



~注文完了~

春香「千早ちゃんがピザ頼むとは…意外」

千早「そう?元々嫌いじゃないわよ?」

春香「そうなんだ」

千早「簡単に食べられるし」

美希「やっぱりそーゆー理由だったんだね」

雪歩「千早ちゃんらしいですぅ」

春香「食事をちゃんとしてくれるなら、私は何も文句はありません」

千早「大丈夫、ちゃんと食べてるわ」

美希「油断すると、千早さんはすぐにご飯食べ忘れるから、気を付けないといけないの」

千早「まるでボケ老人みたいに言わないでよ」

雪歩「というか、最近千早ちゃんって、食べるようになってきたよね。昔みたいに、飲むゼリーとカロリーメイトだけで朝昼をまとめて済ませて、夜まで乗り切るって暴挙にでたりしないし」

千早「暴挙だったのね…昔の私の食生活って」

雪歩「もしくは苦行」

千早「暴挙やら苦行やら、そんな酷かったのね…確かに、ちょっと酷いとは思っていたけど…」

春香「寝る暇もご飯食べる暇も殆ど無かったプロデューサーさんや律子さんですら、そんな食生活は3日以上続けてなかったよ」

千早「」ガーン

千早「…私、一週間くらいウィダーとカロリーメイトしか食べなかった事あるわよ…」

雪歩「千早ちゃん…命に関わるから、もう二度としないでね?」

美希「只でさえ千早さんは痩せ過ぎの傾向があったのに、そんなのしたら本格的に危険なの」

千早「き、気を付けるわ…」

雪歩「春香ちゃんが悲しむよ?」

千早「貪り食う事にするわ」

美希「また極端な…」

春香「これは、千早ちゃんにはお弁当を持たせないとダメそうかな」

美希「ミキにもお願いします」

雪歩「…春香ちゃん、もしお弁当作りするなら、私も手伝うよ」

春香「ありがと♪」



~料理が揃いました~

春香「それじゃ…」

4人「いただきまーす♪」

春香「ん~♪やっぱりおいひい♪」

千早「前回はパスタだったけど、ピザも美味しいわ」

雪歩「うん♪生地も具も美味しい♪」

美希「このお店、ハマりそうなの♪」

「失礼します」

4人「?」

春香「あ、店長さん!こんばんは!」

店長「ご来店頂きありがとうございます」

千早「どうかしましたか?」

店長「えぇ、実は最近、新しいスイーツを開発したのですが…もし宜しければ、試食して頂いて、ご感想をお聞かせ下さいませんか?勿論、お題は頂きません」

美希「食べたい!」

雪歩「私も!」

春香「私も食べてみたいです!」

千早「でも、いいんですか?」

店長「はい。前回の事のお詫びと、サインのお礼も含めて…是非食べてみて下さい」

千早「じゃあ…いただきます」

店長「では、少々お待ち下さい」



~少しして…~

春香「楽しみだね~、スイーツ♪」

美希「ワクワク、なの♪」

雪歩「ハーフサイズにしておいて良かったですぅ♪」

千早「私もハーフサイズで良かったわ♪」

店長「お待たせしました」コトッ

4人「おぉぉ…!」

店長「米粉とグラニュー糖を混ぜて、ほんのり甘くてもちもち感を出したパン生地をピザのように伸ばし、フルーツと生クリームでデコレーションして見ました。普通のピザよりは一回り小さいですが、ピザ型のスイーツです」

雪歩「お、美味しそう…」

千早「これ、生クリームが結構な量ですね」

店長「生地も甘い分、生クリームは甘さ控えめです」

美希「アイドル業界ナンバーワンのパティシエと名高い天海さん、どうですか?」

春香「えと…まず生地ですが、スナックタイプの生地ではなくパンタイプ、米粉入りは良く聞きますが、グラニュー糖入りの甘い生地というのは、初めて見ました。それに、この生クリームが溶けていないのは…固めに泡立ててるのと…フルーツのおかげ?」

店長「はい、その通りです」

春香「でもそれだけじゃない気が…ジャム?」

店長「はい。アプリコットジャムを塗り、その上にスライスして冷やしたみかん、白桃、黄桃、パイナップル、チェリーを乗せています」

春香「…この、上に乗った星型のって…」

店長「765プロの皆さんのパーソナルカラーに着色した14個のゼリーです…一部、殆ど色が変わらないものもありますが…」

美希「オレンジが2個あるの」

店長「かすみちゃんを入れてみました」

春香「じゃあ、切り分けて食べてみますね」

店長「あ、4等分してあります。こちらにフォークとナイフが」

春香「ありがとうございます…では、いただきます」パクッ

3人「いただきます」パクッ

店長「どうぞどうぞ」

4人「っ!」

店長「如何でしょうか…?」

4人「美味しい!」

店長「良かった…」ホッ

春香「生地がもちもちで柔らかい…ピザ生地なのにほんのり甘くて…不思議な感じ」

千早「甘過ぎない所もいいですね。こんなに生クリーム使ってても、苦じゃないです」

雪歩「フルーツが冷たくて美味しいですぅ♪夏場には凄く良いですぅ」

美希「予想外だったの!全部が予想外で美味しいの」

店長「では、これをメニューに入れても…」

春香「大丈夫です!」

美希「沢山売れそうなの」

雪歩「うん♪これは人気出そうですぅ♪」

千早「あ、ただ…」

店長「?」

千早「言いにくいんですが、765プロとかアイドルの個人名を入れるなら…申し訳ないのですが、一度うちのプロデューサーと話をしていただかないと…私達では、勝手に許可出来なくて」

店長「ああ、それは大丈夫です。フルーツピザケーキって名前で売り出しますから」

春香「美希っ!」

美希「ラジャったのー!」

(ピポパ…)

美希「あ、もしもしプロデューサー?こんばんはなのー!今どこ?…あ、家?あずさは?いる?晩御飯食べた?まだ?なら良かったの♪春香に代わるね」

美希「はい春香」

雪歩「私はあずささんに電話するね」

美希「お願いなの」

春香「ほい!あ、プロデューサーさん?春香です♪晩御飯、とっても美味しいお店があるんです!今から美希が、私のスマホから位置情報をメールしますから、是非あずささんと来て下さい!」

雪歩「あ、あずささんこんばんは、雪歩ですぅ♪あの、ちょっと良いお店見つけまして…晩御飯、是非ご一緒に…はい、プロデューサーさんも…」

春香「はい、お待ちしてます!」

美希「位置情報、メールOKなの」

雪歩「はい!お酒もあるみたいですぅ。是非お待ちしてますねぇ♪」

雪歩「…ふぅ」

店長「」

千早「あ、あの、あなた達…何を…」

春香「プロデューサーさんの許可が必要…なら呼び出せばいい!」

美希「タイミング良くプロデューサー宅は今から準備する時間!あずさが言ってたの!」

雪歩「お酒もあるお洒落なお店…あずささんにはこの一言でいい…」

春香「で、お酒飲ませたあずささんも味方につけば…許可など容易いのです!」

美希「あの変態妖怪「そこの人」は、巨乳のお願いは断らないの」

千早「さっきまで「プロデューサー可哀想」とか思ってたけど、気が変わったわ…やっちゃいなさい!」

ゆきみき「おー!」

店長「」

春香「あの、ごめんなさい、普段からこんなノリなんです…幻滅しましたか?」

店長「まさか。あの千早ちゃんが皆と楽しげに笑ってる顔が見れて、感激です…デビューした時から応援してて良かった…親衛隊の隊員番号が一桁で良かった…」

春香「一桁!?じゃあ、本当に一番最初の…」

店長「はい、デビュー直後の、CDショップ回りしてた頃からです」

千早「あ、ありがとうございます…本当に嬉しいです…」

店長「いえいえ!僕の方こそ…千早ちゃんや765プロの皆に料理を振る舞えて幸せですよ」

店員「てんちょー!お仕事して下さい!」

店長「おわぁ!わ、分かった分かった!」

店員「全くもう…デレデレしちゃって…」

はるちは「ん?」

店長「あ、じゃあプロデューサーさんが来たら…」

千早「ええ、お呼びします」

店員「…全くもう…」

春香「店員さん店員さん…」

店員「はい?」

春香「店長さんと、何かあった?」

店員「…」ポッ

春香「まさか…仲良くなっちゃいましたか?」

店員「はい…実は、あの、春香ちゃん達がいらした日に…その、私、お店が終わった後で暫く奥で休んでたら…そしたら、店長と765プロの皆さんの話になって…それから、その…話していくうちに、いつの間にか…付き合っちゃってました…」テレテレ

春香「わぁ!おめでとう!」

店員「えへへ…」

春香「きっかけが私達って…何だか嬉しいなぁ♪」

千早「そうね、誰かを笑顔に出来たのなら…それは嬉しい事だわ」

美希「ミキ達のお仕事の報酬で、一番嬉しい事なの♪」

雪歩「うん♪私達も嬉しいよね♪」

~プロデューサーとあずささんが到着~

あずさ「あら~♪本当に素敵なお店だわ~♪」

P「中世の酒場…って感じだな」

春香「お、来たみたいだよ」

雪歩「こっちです」

美希「ミキ達の近くのカウンターが空いてるの~」

店員「では…あちらでいいですか?」

あずさ「ええ、構いませんよ~」



P「で、お前らが勢いに任せて、俺に殆ど喋らせずにここに呼びつけた理由は何だ?」

美希「えと…何て言うんだっけ?認めてもらうの…あ、あのね、プロデューサーに認知してほしいの!」

全員「」ブバッ

美希「あれ?」

春香「美希…違うから…認知じゃなくて…」

雪歩「美希ちゃん…それじゃ、勢い的にも赤ちゃん出来たカップルみたいだよ…」

あずさ「Pさん…?」ドゴゴゴゴ…

千早「あ、あずささん!落ち着いて!」

春香「あずささんのGPS阻害電波放射アンテナ改めアホ毛が直立したっ!?」

美希「そんな訳無いの。ミキ、略奪愛とかのーさんきゅーなの」

春香「妻子ある相手が言い寄ってきたら?」

美希「馬に蹴られて内臓爆砕して死んでしまえばいいの」

千早「予想以上にグロくて辛辣だわ」

美希「その後は雪歩に埋めてもらうの」

雪歩「美希ちゃんの頼みでも絶対イヤだよ…グロそうだし」

美希「残念なの。なら、馬に続いてデコちゃんに頼むの」

千早「水瀬財閥を頼り過ぎだと思うわ」

P「で、何の用事なんだよ?」

千早「えと…此方の店長さんの新しく作られたデザートについてです」

春香「店長さん、此方がうちのプロデューサーです」

店長「あ、どうも…ずっといましたが、入るタイミングを逃してました…」ペコリ

P「あ、どうも」

店長「えと…このデザートなんですが」コトッ

あずさ「わあ!可愛らしいわぁ~♪」

P「ほほう」

店長「ピザ生地に米粉をとグラニュー糖を混ぜ込みまして。モチモチした生地にアプリコットジャムを塗り、冷やしたデザートを並べた上に、生クリームでデコレーションしました」

あずさ「この星…」

店長「はい、765プロの皆さんを星に見立てて並べました」

P「なるほどなるほど…これに765プロ関係の名前を付けて良いかどうか…ですか」

店長「ええ…いや、ダメならフルーツピザとして販売するだけなので、無理にとは言いません」

P「うちのアイドル…如月千早のファンの方なんですね」

店長「えっ…何故それを?」

P「そりゃ…」

P「あのサイン…うちの如月千早のですよね?わざわざラミネート加工までして、お店の一番目立つ所に置いていただいて…」

店長「本当なら、家宝にしたい位ですよ」

P「…いますぐには答えは出せません」

店長「ですよね」

P「明日か明後日にでも、うちの社長ともう1人のプロデューサーの秋月、それに事務関係を統括している音無と共に来て、決めさせて下さい」

店長「」

春香「大事になってきたね」

千早「765プロ初の公認デザートが出来るかもしれないのね」

美希「でも、あんまり宣伝しちゃダメなの」

あずさ「あら~?どうして?」

美希「だって、人気になったら、ミキ達が食べれなくなるし、このお店の雰囲気が変わっちゃうの」

P「ふむ…こういうのはどうでしょう?」

店長「?」

P「公認、は無しですが、黙認で。なので、765プロやアイドルの名前を使ったデザートは出していただいて問題ありません」

店長「本当ですか?ありがとうございます!」

春香「大丈夫なんですか?律子さんとか」

P「律子はコーヒー以外の味覚が乙女だ、これ食わせれば黙る。音無さんは…飲ませりゃ済む話だ。社長は意外とこういうの好きだし大丈夫」

店長「あ、では食べてみて下さい。いま6等分に切り分けます」

P「6?」

あずさ「春香ちゃん達も含めて、よ~」

P「え?でもお前ら食ったんじゃ…」

4人「何か?」

P「…明日は体重計に乗ってから仕事な」

4人「…oh」

あずさ「あ、あらあら~…」

P「大丈夫、ひびまこの特別レッスンが待ってるから」

春香「…じ、地獄が見える…」

千早「今日は歩いて帰りましょうか…」

美希「…帰ったら長めにお風呂入って、汗かかないと…」

雪歩「穴掘りすると結構汗かくよ?」

春香「…庭に穴掘ったら、誰が埋め直すの…」

美希「そこまでやれば、相当良い運動になりそうなの…」

千早「…確かに」


【あまみけファイル その15】
アイドルは体調管理、体型維持も仕事です


春香「そういえば、今日は途中から勝負じゃなくなっちゃったね」

千早「いいのよ。優劣をつける意味が無いし」

春香「そか♪」

美希「そなの♪」

雪歩「だね♪」


【あまみけファイル その16】
あまみけのアイドル達は仲良し

以上です

次回はいつかは不明です…ネタが…ネタが…ない…

遅くなりました…短いですが、夏休みという事で…

~朝~

春香「」ムクッ

春香「」キョロキョロ

春香「…ああ、ここ…伊織の家の別荘か」



~回想~

春香「夏休みが取れたので旅行に行きたい」

伊織「なら別荘使う?ついでに皆で行きましょうよ」

春香「やたー」

P「スケジュール管理は任せろー」

春香「やたー」

※以上、寝起きの春香さんの脳が思い出した、雑な回想でした



春香「ん~…窓に差し込む木漏れ日、小鳥達の鳴き声、爽やかな風」

春香「…そして横には千早ちゃん」

千早「」スヤスヤ

春香「素晴らしい目覚めですよ」

春香「…あ、裸なの忘れてた」


【あまみけファイル その1】
きのうはおたのしみでしたね


春香「さて…服着たら下に行こう…」



~二週間前~

春香「えぅ~…暑かった~…」

やよい「ですね~…」

P「お疲れさん」

はるやよ「お疲れ様です~…」グッタリ

P「ほれ、飲み物」

やよい「ありがとうございます~…」

春香「良かった…普通に麦茶だ…ホットのコンポタとかコーヒーとか渡されたら、本気で移籍する所でした」

P「お前は俺を何だと思っとるんだ…」

春香「あはは、冗談ですよー」

やよい「お汁粉とかもキツそうですねー」

P「自分の受け持ってるアイドル達にそんな凶悪な嫌がらせするプロデューサーがどこにいる」

はるやよ「あはは~」

P「暑さで大分やさぐれとるな」

やよい「あぅ…」

P「春香…お前はまだ少しスケジュールの組み方を勉強しないとな」

春香「調子に乗って仕事入れ過ぎました…」

P「とはいえ…ウチのアイドル達は沢山働いてるし、俺も考えないとな~…夏休み取れてないアイドルもいるしな」

春香「取れたのは…雪歩と真、亜美真美にフェアリー…」

やよい「かすみもです~」

P「あずさもだな」

春香「プロデューサーさんとあずささん、イタリアに旅行して来たんだって…」

やよい「わ~…婚前旅行っていうのですかね~?」

P「違う。まだ籍は入れん」

春香「おめーの籍、ねーから!」

やよい「な、何か重くて悲しい過去がありそうです~…」

P「あるわ!この事務所入る時に戸籍謄本取ってきたわ!…ったく…そういえば、フェアリーは響の実家に行ったらしいな」

春香「はい、沖縄の南国自然空間を満喫してきたみたいです」

P「なんだよその素敵そうな謎空間は…響がより日焼けしてたな」

春香「美希も結構してましたよ、日焼け」

やよい「貴音さんは焼けてなかったですね~」

P「あんまり日焼けしないよな、貴音は。日焼け止め塗ってんのかね」

やよい「貴音さん、肌が透き通ってるんじゃないかって位に白いですからね~」

春香「昔、お部屋で寝たきりだったって言うのもあるかもですね。響ちゃんみたいに綺麗に焼けなくて、真っ赤になっちゃうから日焼け止めを塗ってるとか…」

P「ふむ…今更だが、それならグラビア系の仕事は考えないとな…」


【あまみけファイル その2】
四条貴音は、中学時代に謎の病気にかかり、寝たきりでほぼ隔離された生活を一年送っていた(というこのSSシリーズ独自設定)


やよい「真さんと雪歩さんは北海道でしたっけ?」

春香「うん、2人して「時計台…」ってガックリしてた」

P「時計台はな…いや、悪くは無いんだがな」

春香「富良野とかも行ったらしいです」

P「ああ…雪歩、倉本聰先生脚本のドラマに出るしな」

春香「すごっ…雪歩、凄まじいですね」

P「あずさも一緒だ」

春香「あずささんは今やトップクラスの女優さんですけど、雪歩は…アイドルランクとか完全無視で特化してますね」

P「ああ、確かにアイツは突き抜けてるな」

春香「まぁ…特化云々で言えば…」

やよい「千早さんですね、絶対」

P「アイツは今、間違いなく俺の知ってるアイドルじゃない。あれは歌手だ」

春香「アイドル要素は僅かですからね。生っすか位ですか」

やよい「雪歩さんと千早さんは、生っすか以外は殆どドラマだったり、歌番組だけですもんね」

P「うちはオールラウンダーだけじゃないのが強みだ…真美とかな」

やよい「かすみの憧れの人だった真美ですね」

春香「美希に並ぶカリスマだからね…でも、かすみちゃん…過去形なんだね」

やよい「いまは憧れてもいるでしょうけど、それ以上に仲良しなんです。2人で遊びに行ったりしてますよ」

春香「ああ、そういう…私と千早ちゃんみたいな感じなんだね」

やよい「そうなんですか?じゃあ…かすみは真美が…」ポッ

春香「何故顔を赤らめるのかな?」

P「危ない方向に話が進む前に…そろそろ帰るぞー」

はるやよ「はーい」

P「うし、じゃあ現場の人達に挨拶」

はるやよ「行ってきまーす」

P「…しかし、ビル街はあっちーなぁ…ロケも考えものだわ…局に迎えに行けば良かったわ」

はるやよ「ただいまでーす」

P「おーし、じゃあ車乗れー」

~事務所~

はるやよ「ただいま戻りましたー」

小鳥「お帰りなさい」

律子「はいお帰りー」

P「うぇぁ~…外あっちー…ほい、小鳥さんと律子も、アイス」

小鳥「ありがとうございます♪」

律子「わざわざすいません…お、スイカバー」

P「夏場に見掛けると買っちまうんだよなぁ、スイカバー」

律子「分かります」

小鳥「夏限定なんでしたっけ?」

P「多分。夏しか見たこと無かったような…」

春香「たまに見掛けますよ?夏以外にも」

やよい「うちの弟達は夏場はガリガリ君かスイカバーの二択ですー」

P「夏場の糞あっちー時期のガリガリ君やスイカバーはヤバい。マジヤバい。魂が浄化される」

やよい「そ、そーなんですか…」

P「って、ここにもいたな。夏休み取れてない奴が」

律子「はい?」

P「小鳥さん、律子の有給チェックお願いします!」

小鳥「律子さんの………ファッ!?」

P「どうしました?」

小鳥「律子さん、出来るだけ早い内に消化して下さい。貯め過ぎです。ただでさえ勤務形態に関しては労基に怒られては「有給でまとめて休ませてます」って誤魔化してきてたのに…これ見つかったら、言い訳効かなくなります…」

律子「…マジですか」

小鳥「マジです」

律子「伊織のラストライブやら、亜美真美の新しいユニット発表があるのに…」

P「亜美真美のは俺がやる…そういえば、伊織もまだ夏休み取ってなかったな」

律子「ほら、もうそろそろ休業しちゃいますから、少しでも沢山活動したいって…」

P「で、それに付き合ってお前まで働いて…か。気持ちは分からないでも無いけどさぁ」

律子「伊織は、私が竜宮小町を作った時にリーダーに任命してしまって…ずっと苦労かけてきましたから…」

P「そうか…だから前髪が後退したのを隠すような髪型にs」

「ちぇすとぉ!」

(ずびしぃ!)

P「だっフ!?」

伊織「ったく…誰の前髪が後退してるですって!?」

P「い、伊織さんおはようございます…良いローキックですね…」

伊織「護身術の1つとして習ったからね。何なら、水瀬スペシャルも受けてみる?全身の関節が悲鳴あげるわよ?」

P「遠慮しておきます…小鳥さん、これって労災に」

小鳥「なる訳無いでしょう」

P「ですよねー」

伊織「ったくもう…あ、律子。アンタまだ「苦労かけたー」とか、負い目感じてんの?馬鹿なの?脳味噌パイナポーの果肉なの?」

律子「辛辣ね」

伊織「いい!?私が自分でやるって決めたの!自分で受けた以上、困難は想定済みよ!今更まだ分からないとか、アンタは脳味噌にまでエビフリャーが浸食して来てたの!?」

律子「アンタね、ちょいちょい私の髪型disってんじゃないわよ」

伊織「…「ごめんなさい」なんて言葉、いらないわよ」

律子「…そうね、前も言われたのに、ネガティブになっちゃうのよね…ダメね、こんなんじゃ」

伊織「ダメね。アンタが竜宮小町のラストライブの打ち上げで、泥酔して鼻水垂らしながら号泣してた姿くらいダメね」

律子「お願いだから忘れて、本当に」

P「ムービーあんぞ?いるか?」

律子「おぉい!?」

小鳥「私、持ってるからいいです」

律子「何で小鳥さんまで!?」

春香「本当、良い話に水を差すね、うちの事務所の大人達は」

やよい「あはは…」

伊織「しょうがないわ、変態大人と大人になりきれてない大人と、ド変態鳥類が仕切る事務所だからね」

Pりつぴよ「辛辣!」



P「で、だ。夏休みを取りやがれコンチクショウ共が」

はるいおりつやよ「酷い!」

P「あと千早もな…お前ら全身夏休み。詳細はスケジュール調整つき次第」

~辛辣な夏休み宣告から4日後~

P『もしもし、俺だ』

春香「はい、どうしました?」

P『休みの調整、出来たぞ』

春香「はやっ!」

P『今から10日後だ。残念ながら5日しか取れなかったがな』

春香「充分ですよ。忙しくなってきてから連休すら危うい日が何度あったか…自分でスケジュール調整し始めてからも、3連休以上は取らなかったですし」

P『その辺りは完全に俺のミスだな…あ、千早にも伝えておいたから』

春香「はーい」

P『でな、伊織が話があるんだと』

春香「伊織が?」

P『いま事務所にいるから変わるな』

春香「はーい」

P『おーい、伊織…春香に伝える事あるんだろー?』

伊織『ええ、ありがとう…もしもし春香?』

春香「はいはーい、アナタのクラスや会社にいそうな身近な普通の女の子アイドルの天海春香、天海春香ですよー」

伊織『…今の、良く噛まずに一息で言えたわね、逆に尊敬するわ』

春香「前からライブの挨拶とかで使ってたからねー、言い慣れた」

伊織『ま、それはさて置き…アンタと千早、夏休みはどうするか決めてたかしら?』

春香「取れるかすら分からなかったからね~、全く決めてなかったよ」

伊織『実は私もなのよ。今からだと、プール貸切も出来ないらしいし、プライベートビーチは海外にしかないから飛行機が取れないし』

春香「スケールおっきいなぁ…貸切て、プライベートビーチて…」

伊織『…あのねぇ…律子だけならアイドル時代知らない奴らにナンパされて、砂浜でジャーマンされて犬神家のアレみたいになった奴らが見られるだけだけど、私達までいてみなさい?』

春香「大パニックinビーチだね」

伊織『でしょ?でね、うちの別荘が軽井沢にあるんだけど』

春香「何そのテンプレ金持ちな場所」

伊織『…だからイヤだったのよ、言うの』

春香「ごめんごめん…軽井沢って、要は避暑地だよね?」

伊織『そうよ。山の中にあるログハウス風なヤツよ』

春香「おー!素敵だねー!」

伊織『そこなら面倒じゃないし、夏の暑さも凌げるし、静かだからのんびりも出来るわよ?』

春香「ふむむ…私はいいんだけど、千早ちゃんの意見聞いてからでいいかな?」

伊織『あら?千早はいまいないの?』

春香「ちょっと買い物行ってる。後で伊織の携帯にかけ直すよ」

伊織『分かったわ。律子もやよいもOKだから、あとはアンタらだけよ?』

春香「あーい」

~なんやかんやあって、現在に戻る~

春香「…あれから地獄のようなスケジュールをこなし、ようやく前日の夕方過ぎに解放され…」

春香「慌てて荷造りして…大変だった…嵐のようだった…」

千早「ん…」

春香「千早ちゃん?起きた?」

千早「おふぁようございましゅ…」ウツラウツラ

春香「ふふ…可愛いなぁ…千早ちゃん、朝のシャワー浴びよう?体中が大変な事になってる」

千早「…本当ね…」


【あまみけファイル その3】
 ゆ う べ は お た の し み で し た ね (2回目)


春香「シャワー…というか、浴場は一階なんだよね」

千早「そうね」

春香「こんな状態をやよいには見せられない…会わないといいけど」

千早「…多分、もう起きてるわよ。朝ご飯の匂いがするし」

春香「仕方ない、服装だけでも、ちゃんとパジャマを着よう…」

千早「そうね…あ、春香…」

春香「ん?」

千早「その…ごめんなさい…キスマーク…」

春香「虫さされ…じゃ、誤魔化し効かないよね…流石に」

千早「首筋だけで3箇所あるわ…流石に厳しいと思う…」

春香「ま、まぁ…ほら…見えない場所も多いし、平気だよ…太ももの内側とか…」

千早「そ、そうね…」


【あまみけファイル その4】
ゆうべは(ry



~水瀬家の別荘1F~

はるちは「」ソローリ

律子「…」

はるちは「」

律子「おはよう」

春香「お、おはようございまーす」

千早「お、おはよう」

律子「…アンタらのプライベートにまでとやかく言う気は無いけどね」

はるちは「はい…」

律子「声デカいのよ!特に千早!」

はるちは「」

律子「隣の部屋の私は愚か、その隣のやよいと伊織の部屋にまで聞こえてたのよ!?伊織がゲッソリした顔で報告してきたわ!やよいは朝から顔真っ赤だし!」

はるちは「…oh」

律子「ったく!盛るのは仕方ないかもしんないけどね!少しは考えなさい!」

はるちは「」シュン…

律子「今日から私は1階の管理人室、伊織とやよいは二階の端、アンタらはその反対側の端で寝なさい!」

はるちは「はい…」


【あまみけファイル その5】
隔離されるSランクアイドルと歌姫(理由:盛ってうるさいから)


伊織「あらアンタら、起きたの?」

春香「おはよう」

千早「おはよう、水瀬さん」

伊織「あんだけ盛りまくってて急に静かになったから、てっきり死んだかと思ったわ」

春香「そんな訳無いでしょう!?」

伊織「分かんないじゃない。W腹上死みたいな、面白い死に方してたらどうしようかと思ったわよ」

千早「どうしようか…って…」

伊織「絶対大爆笑しちゃうけど、流石に不謹慎だろうし、どうやって笑いを堪えながら関係者に伝えようかなぁと」

はるちは「酷い!」

伊織「うるさい!こっちはアンタらのハッスルボイスのせいで寝不足なのよ!」

はるちは「ごめんなさい」

律子「アンタらはまだいいわよ…私なんかハッスルサウンドまで…」

春香「わー!わー!わー!!!」バタバタ

千早「謝るから!心から謝るから許して!」

伊織「兎に角…さっさとシャワー浴びてきなさいよ!」

春香「お、何かジゴロっぽい台詞」

千早「シャワーから出ると、ブランデーグラスにオレンジジュース入れた水瀬さんが、バスローブ一枚で迎えてくれるのね?」

伊織「律子ー、一撃で葬れる位の鈍器を探して頂戴」

律子「そこの石膏像なんかはどう?」

はるちは「すみませんでした」



~はるちはin浴場~

春香「…やっぱり広いね」

千早「本当…足が伸ばせる位広いのはいいのだけれど…」

春香「蛇口が金なのは落ち着かない…」

千早「分かりやすいお金持ちのお風呂よね…」

春香「まぁ、極めつけは…」

千早「浴槽の所にある…マーライオン像ね」


【あまみけファイル その6】
佐藤マーライオンさん「!?」ガタッ

ζ*'ヮ')ζ<おまえじゃねーからすわってろ

佐藤「ッ!?」ビクッ


春香「たださ…ここもまだツッコまないといけないんだよね…このマーライオンのすぐ近くにある蛇口…」

千早「これを捻ると」キュキュキュ

(どじゃー…)

千早「マーライオンからお湯が出る」

春香「…何でこの蛇口はふっつーなのさ!」

千早「学校とかの蛇口と同じなのよね、この捻るハンドルは」

春香「給湯システムは新しい、シャワーの蛇口とシャワーヘッドは金…床もきっと良いタイル…なのに!この蛇口だけ普通!甘い!改装が甘い!すっごい気になる!」

千早「見回す限り、高級な装飾なのだけれど…これだけなのよね」

春香「気になるよね、何か目立つし」

千早「水瀬財閥も甘い部分…隙、があるという事ね」

春香「だね。こう…甘いよね、脇が」

(がらがらがらっ!)

伊織「アンタら何時まで入ってんのよ!しかも、人の家の別荘の批判してんじゃないわよ、素っ裸で!喧嘩売ってんの!?」

春香「裸なのは当たり前でしょ!お風呂入ってるんだから!」

伊織「だから何時まで入ってんのよ!やよいが作った朝ご飯が冷めるわよ!?」

千早「それは良くないわね」

春香「だね、やよいに悪いし」

伊織「ったく…」

(ばたん)

はるちは「…」

春香「お風呂で暖まるのは、夜にしようか」

千早「そうね」



~食堂~

春香「お~!」

千早「美味しそうだわ…流石ね、高槻さん」

やよい「えへへ…♪」

伊織「美味しそうじゃないわ、美味しいのよ」

やよい「もう、伊織ちゃんってば…」

春香「これは所謂」

千早「100年経ってもやよいおり、ね」

律子「小鳥さんみたいな事言ってないで、早く食べなさい」

はるちは「はーい」



~食後~

はるちは「」マンゾク

伊織「完食ね、流石はやよいの料理」

春香「本当、美味しかった~」

千早「ええ、美味しかったわ。御馳走様、高槻さん」

やよい「お粗末様です~」

律子「さてと…私はバルコニーで少し書類を片付けちゃうわ」

伊織「アンタ…こんな場所に来てまで仕事?ワーカホリックなんじゃないの?」

律子「失礼ね、そうじゃないわよ。有給前に終わらなかった分よ」

やよい「わーか…ほりっく?」

千早「仕事中毒…ね、分かり易く言うと。仕事以外に興味を持たず、仕事以外はせず、休憩もとらない。仕事をしていないと逆に不安になる…そんな心の病気よ。現代の社会人は全員かかる可能性を秘めているのかもしれない」

やよい「り、律子さんも病気なんですか?治すには…」

千早「休んでも良い事、仕事以外の楽しみを教えてあげる事ね」

律子「さっきから聞いてれば…ワーカホリックなんかじゃないっつーの。大体、これはアンタが録音スタジオの利用時間を延長しまくった分の費用の請求書の処理と、向こうへのお詫びの品物を買った分の経費請求書の作成よ」

千早「」

律子「忘れてたのよねー。皆はやらないし、アンタは最近やらなかったのに、久しぶりにやらかしてくれたから」

千早「…律子、お仕事頑張ってね」

律子「どーも」

やよい「…うー?」

春香「あー、気にしないでいいんだよー」

伊織「やよいー、ちょっと林道を散歩しに行かなーい?」

やよい「あ、うん!えと、じゃあ春香さん」

春香「うん、行っておいでー。でも、変装は忘れないでね?ここにも記者がいるかもしれない」

やよい「はーい!分かりましたー」

~バルコニー~

律子「…景色は美しい自然」

律子「…吹く風は爽やかで、虫や鳥の鳴き声が聞こえる位の静けさ」

律子「…そんな場所で、アイスティーを飲みながら、書類を書く…」

律子「私、いま日本一優雅に仕事してるわね」

律子「ま、仕事もすぐに終わるけど…」

律子「終わったら読書でもしようかしら…」



律子「…で、あっさり終わってしまった…後はこれをFAXして…」

律子「………しまった、どこからFAXしようかしら…」

春香「りーつこさん♪お仕事どうですか?」

律子「あら春香、もう終わったわよ」

春香「わ、早いですね。もう終わったんですかー」

律子「書類3枚程度、普段の事務処理に比べたら無いようなもんよ」

春香「あー…うち、やたら多いですからね」

律子「まあね。所属アイドルの仕事量が多いし、一回の仕事で発生する事務処理も多いしね」

春香「うーん…かといって、人は増やせないんですよね?」

律子「社長がティン!と来ないとね…」

春香「…個人で事務員さんを雇うとか」

律子「それはそれで問題になるわよ。情報漏洩したら大事件になるわ」

春香「ですよねー」

律子「そういえば、千早は?」

春香「千早ちゃんなら、いま自分の荷物を移してます」

律子「そう。私はちょっとコンビニまでFAXしに行ってくるけど…アンタらはどうする?」

春香「ん~、伊織達が外に出てしまっていますからね」

律子「鍵は持ってるから大丈夫だろうけどね」

千早「春香、ここにいたのね」

春香「千早ちゃん」

律子「千早も行く?コンビニに」

千早「コンビニ?突然どうしたの?」

律子「書類、終わったの。事務所にFAXで送ろうと思ってね」

千早「ああ…」

律子「で、伊織とやよいは鍵持ってるけど、外に出てるし…休みの時位、スマホが鳴るのは嫌かなって思うと、わざわざ連絡するのもね」

千早「事務所からじゃなければいいんじゃないかしら?」

春香「考え過ぎですよ、律子さん」

律子「…そうね」

春香「となれば…」ピッポッパ

(プルルルル…)

伊織『もしもし春香?どうしたの?』

春香「あ、伊織?やよいも一緒?」

伊織『一緒よ』

春香「律子さんがコンビニに行く用事があるんだけど…2人はどうする?戻ってくる?」

伊織『あー…お昼は食べに行くのもいいわね』

春香「ん、そだね」

伊織『…そういやアンタら、部屋のシーツとかは…』

【あまみけファイル その7】
きn(ry


春香「ちゃんと洗濯機で洗ってるよぅ…マットもキチンと染み抜きして干したし…」

伊織『そう…ならいいのよ。流石に後始末をうちの人間にされるのは嫌でしょ?』

春香「…申し訳ない気持ちになるからね…」

伊織『まぁいいわ。私達は少ししたら戻るわ』

春香「了解~、ゆっくりでいいからね~」ピッ

律子「なんだって?」

春香「少ししたら戻るって言ってました」

律子「そう。なら私も準備して待ってようかしら?」

春香「律子さんも洗濯するものがあれば出して下さい。洗濯しちゃいますから」

律子「あらそう?じゃあお願いするわ」

春香「はーい」

千早「私も準備してしまおうかしら」

春香「うん。千早ちゃんも準備してていいよ。私はもう服は出してあるし、すぐ着替えられちゃうし」

律子「…本当、アンタ達は殆ど化粧しないわね…」

春香「い、一応してますよ?」

千早「私も…それなりにはするわよ?合わない化粧品が多いから、普段はリップ位だけど…」

律子「うちの事務所は皆若いからね…」

春香「律子さんだって、殆どしてないじゃないですか」

律子「休みだから。普段はしてるわよ」

~リビング~

律子「車の鍵はよし…千早、戸締まりは?」

千早「大丈夫よ、全て施錠されてるわ」

春香「お待たせしましたー!準備完了です!」

律子「あら、可愛いワンピースね」

春香「えへへ♪美希が選んでくれたんです。お出掛け用です!」

律子「本当仲良しねー、アンタら」

千早「一番は私だけどね」

律子「なに張り合ってんだか…」

(がちゃ)

伊織「ただいま」

やよい「ただいまでーす!」

律子「おかえり。で、早速だけどお出掛けよ」

伊織「ん、了解よ」

やよい「大丈夫です!行きましょー!」

千早「2人とも髪型変えたのね」

春香「うんうん、2人とも似合ってて可愛いよ!」

伊織「へ、変装よ」←ポニテ

やよい「えへへー♪」←おさげ

律子「そういう千早も髪型変えてるじゃない」

千早「…最近の春香の趣味よ…」←ツインテ

やよい「千早さん可愛いですー!」

千早「そ、そう?ありがとう、高槻さん」

伊織「これはあれね、例の服着て、例のポーズしてハートマークでも作ってもらわないといけないわね」

千早「勘弁して…本当に恥ずかしいから」

春香「(羞恥に悶える千早ちゃんも可愛いなぁ…)」ニヘラ

~コンビニ~

伊織「しかし、避暑地に来てるのにコンビニねぇ…」

律子「何よ…仕方ないじゃないの」

伊織「ま、あの辺にもコンビニは1件あるけどね~」

律子「えっ?そうだったの?」

伊織「あるわよ。FAXは多分無いけど」

やよい「だね」

春香「たまにあるね。実家の方にはあるよ、大手のコンビニじゃない、個人経営のお店とかだと、そんな感じ」

伊織「まさにそれよ」

千早「私は知らないわ…コンビニというと大手のチェーン店というイメージしか無いから」

やよい「私もですぅ」

律子「私もだわ」

春香「みんな都会育ちだからね~」

伊織「私も都会育ちなんだけどね…」

律子「ま、それはさて置き…FAXは終わったし、どこかに食べに行きましょうか?」

伊織「そうね、名物でも食べに行きましょうよ、せっかくだし」

春香「軽井沢名物?」

やよい「お、思い付きません…」

千早「軽井沢饅頭とかじゃない?」

伊織「あるだろうけど、お昼ご飯だって言ってんでしょ?お饅頭で済ませる気なの?」

千早「名物って言うから…あと、軽井沢…軽井沢といえば…あっ!」

春香「何か思い付いたの?」

千早「テニスコート!」

律子「千早」

千早「何かしら」

律子「お昼、食べないならそれでいいわ」

千早「えっ」

春香「千早ちゃん?またご飯抜く気?」

千早「」ブンブンブン

春香「ならいいの♪」ニッコリ

伊織「い、いま春香、笑顔だったけど…」ヒソヒソ

やよい「は、背後に鬼とか見えたね…」ヒソヒソ

律子「まぁいいわ。取り敢えず適当に食べに行きましょう」

春香「はーい」

千早「そうね」

伊織「名物…うーん」

やよい「どんなのがあるんだろうね~」



~水瀬家の別荘前~

全員「…」

春香「きっと色々あったんでしょうけどね…特産品的な…」

千早「…ソーセージ、らしいわよ」

伊織「ああ、これ…ちゃんと買っておいたわよ、お土産分も」

やよい「今日の晩ご飯もですー!」

律子「そうね…まぁ、お昼はガ○トだったけどね」

春香「つくづく縁がありますね、ガス○と」

伊織「縁があんのはアンタとフェアリーだけよ…」

千早「軽井沢にもあるのね、○スト」

やよい「ビックリしちゃいましたー!」

※実際にあるかは知りません

春香「…夜はソーセージとサラダにしましょう。私とやよいで作りますね」

りついおちは「!?」

はるやよ「?」

律子「そうよ、すっかり忘れてたわ…」

伊織「朝は割と簡単なトーストだったし」

千早「…765プロの誇る料理の天才2人が作るのよね…」

律子「間違いなく美味しいわよ…今晩のご飯」

りついおちは「」ゴクリ

やよい「春香さん…何か凄くプレッシャー感じます…」

春香「あはは…困ったねぇ…」

やよい「うう~…」

春香「ま、何時も通りに作れば大丈夫だよ」

やよい「う~…分かりました~」

春香「大丈夫大丈夫…さ、食材をキッチンに運んじゃお?」

やよい「はーい…」

春香「千早ちゃん達も手伝って下さ~い」

千早「勿論よ」

律子「私も、これ位なら持つわ」

伊織「ほら、私がドア押さえておいてあげるから、早く入んなさい」

春香「ありがとね、伊織」

やよい「伊織ちゃん、ありがとう!」

伊織「(もう持つ荷物が無かったなんて言えないわね…)」

律子「あ、車庫に車入れてこなきゃ…」

伊織「…玄関に荷物置いて、さっさと行ってきなさいよ。私が運んでおくから」

律子「お願いね…つい流れで荷物持っちゃったわ…」

伊織「何をしてんだか…そんなにやよいと春香の作るご飯が楽しみだったの?」

律子「…そりゃ、まぁ」

~午後の一時~

全員「…」

千早「午後のティータイム…」

律子「雪歩セレクトの美味しい紅茶に、春香特性クッキー…」

春香「鳥と虫の鳴き声しか聞こえない、静かな空間…」

千早「風も涼しいし、木漏れ日が差し込む位の柔らかい日差し…」

律子「…優雅だわ」

春香「優雅ですねぇ」

やよい「」ウトウト…

伊織「やよい、お昼寝するなら部屋に行きましょう?」

やよい「うー…」

春香「お夕飯の支度なら気にしないで大丈夫だよ?眠かったら寝てきていいよ」

やよい「はぅ~…」

伊織「ほら、一緒に部屋に戻りましょう」

やよい「うー…うん…分かったー…」ウツラウツラ

律子「ふふ…可愛らしいわね」

春香「本当、やよいは可愛いですね~」

千早「高槻さん…やっぱり天使ね」

伊織「じゃあ、私はやよいを寝かせてくるわ」

春香「うん、行ってらっしゃい」

千早「本当、あの2人は仲良しね」