煌「ごきげんよう!」 (50)

シャス!

煌「すばらですよ江崎先輩」

姫子「花田ば無視したらどうなるか」



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煌1「ごきげんよう、すばらです!」

怜「…」

煌2「ごきげんよう、すばらです!」

怜「…」

煌3「ごきげんよう、すばらです!」

怜「…」

煌達「「「ごきげんよう、すばらです!」」」ワラワラ

ゴキゲンヨウゴキゲンヨウゴキゲンヨウ

怜「わかったわかった」

怜「ほんで…その、なんで増えてんの…なんか全員めっちゃ小さいし」

煌1「私が説明しましょう!」

煌2「いえいえここは私が!」

煌3「任せて置いてください」

煌4「実はですね…」

煌5「遡る事1時間前の話です」

怜「まってまって…1人ずつで頼むわ」

煌1「では私が」

怜「うん」

煌「ついさっきの話なんですが…」

―――――
――――
―――

煌「おや、船久保さん…ごきげんよう」

浩子「おー新道寺の」

煌「なにやらご機嫌ですね」

浩子「ちょっとデータ収集に使える便利アイテムを手に入れたもんでな」

煌「なんと」

浩子「このビン入りのお茶や、一本あげるわ」

煌「すばらっ!ありがとうございます!」

煌「さぁて、では頂きますか」ゴクゴク

煌「!」ドクン

煌「か、体が縮んで…」シュウウウ

煌「すばらぁぁ」ペカー

煌1「…これは」

煌2「…おや?」

煌1,2「…」

煌1,2「「御機嫌よう」」

煌1「さて、どうして私がもう1人居るのか分かりませんが」

煌1「まずは落ち着いて話し合いましょう」

煌2「それがベストですね」

煌1「お茶でもどうぞ」サッキノ

煌2「ではお言葉に甘えて」ゴクゴク

煌2「!」ドクン

~~~~

煌1「とんでもないことになってしまいました…」

煌達「「…スバラクナイナイ」」ゾロゾロ

――
―――
――――

煌1「と言うわけです」

怜「え?全然わからん」

煌2「このお茶が分裂の原因だと気づいた頃には全部なくなってまして」

煌3「これはうっかりですね」

怜「…」

怜「そか、大変やな。ほなな」スタスタ

煌達「そこをなんとか助けてください」ワラワラ

怜「わかったわかった囲むな囲むな」モミクチャ

千里山の宿舎

怜「船Q!話がある!」ガチャッ

煌1「おじゃまします!」

煌2「おじゃまします!」

煌3「おじゃまします!」

煌4「おじゃまします!」

ゾロゾロ

怜「誰もおらへんやないか」

怜「はい整列してー」

煌達「はいっ」ゾロゾロ

ビシッ

怜「じゃあ皆帰ってくるん待つから、自由行動や」

怜「でもこの部屋から出たらあかんで」

煌達「「わー」」バラバラ

怜「…」

煌達「すばらっすばらっすばらっ」ドンドコドンドコ

怜「…」

煌達「すばらっすばらっすばらっ」ドンドkドンドコ

怜「…」

煌達「すばらっすばらっ」ドンドコ

怜「ちょい待ち」ガシッ

煌1「むぎゅっ…どうしました?」

怜「なんでうちの周りを踊りながら回ってんの」

煌1「暇なのですばらの舞を…」

怜「…」

煌1「…」

怜「…」

煌達「すばらっすばらっ」ドンドコドンドコ

怜「やめんかい」

セーラ「おーっす」ガチャッ

竜華「ただいまー」

泉「園城寺先輩頼まれてたジュース買って来ましたよー」

浩子「あー涼し…あ」

煌達「「…」」ジー

浩子「…」

煌達「…」

他「…」

浩子「すんませんでした!」ドゲザー

怜「ワケを聞かせてもらおか」

浩子「実は昨日…」

―――
――――
―――――

浩子「うーん、部員のデータ纏めるんもいいけど」

浩子「どうせやったら対局中の全員の手牌を同時に見たいなあ…どうがんばっても二人同時が限界やしなあ」

浩子「ほんでもカメラとか高いし…」

浩子「…」

浩子「…おお」

浩子「うちが4人おったら全員分の手牌がすぐ後ろで見れるやん!」

浩子「おっしゃ、そうと決まったら早速分身出来る薬を作るで!」

―――
――――
―――――

浩子「ってな具合で」

怜「えぇー…発想が飛びすぎやろー…しかも完成させるとか…」

浩子「ただ、一口で二人になれる薬を作ったつもりなんですけど」チラッ

怜「…」チラッ

竜華「おーよしよし」ナデナデ

煌1「すばらー!」スリスリ

セーラ「おっしゃ!パスや!」ボールポーイ

煌2「すばらなパスです!」ステテテ

泉「ほんで大量失点をしてしもて…」ヨヨヨ

煌3「何事も挫折の経験が人生のターニングポイントなのです、ここから二条さんの新しい麻雀が始まるのではないでしょうか」ポンポン

浩子「…何口飲んだんでしょう」

怜「全部や」

浩子「えぇー…」

怜「とりあえずそのカバンから見えてる薬は没収!!」

浩子「えぇぇぇー…」

怜「で、どうやってもとに戻るねん」

浩子「一口なら1時間ぐらいで元に戻ると思うんですけどね」

浩子「全部飲んだとなってくると半日ぐらいは…」

煌1「なんと」

煌2「なんと」

煌3「なんと」

煌達「なんと」ガヤガヤ

ナントナントナント…ザワザワ

怜「…」

ザワザワ…シーン

怜「まあそのハムスターみたいなサイズで外出歩くのも危ないやろ」

怜「目立つと騒ぎになるし、日が暮れてから新道寺のホテルまで連れてったるわ」

煌達「ありがとうございます!」ザワザワ

アリガトウアリガアリガトウゴザゴザイマススマス

怜「代表で一人喋るようにしてくれへんかな」

セーラ「おぉ、そういえば買出し行ってきたんやった」

竜華「花田さんもお菓子食べる?」

煌達「すばらっ頂きます!」

イタダキマスマススイタダイタダキマス…ザワザワ

セーラ「おっしゃーほな配るから一列に並んでー」

煌1「お先にどうぞ」

煌2「いえいえお気遣いなく」

煌3「どうぞどうぞ」

煌4「私は最後で結構ですよ」

ドウゾドウゾドウゾドウゾイエイエイエイエ

セーラ「…オッケーパーティ開けで置いとくから好きに食べて」

煌達「お手数おかけします」ワラワラ

煌1「何と大きなポップコーンでしょうか!」モシャモシャ

煌2「両手で持つのがやっとですねぇ」モシャモシャ

煌3「やはりバター醤油がイチバンすばらですねぇ」モシャモシャ

怜「…」

煌1「どうしました園城寺さん?」

怜「ヒマワリの種とか食べる?」

煌2「何サラッとハムスター認定してくれてるんですか…」

怜「それはそうと…」

竜華「?」ナデナデ

煌5「Zzz」

怜「竜華の膝枕はうちのもんや!」ルパンダイブ

煌5「すばっ!?」ステテテ

竜華「ちょっ…怜ぃ」

怜「これがええんやー」スリスリ

竜華「もぉう」

セーラ「おっさんになってるな」

泉「自称フトモモソムリエですからね」

怜「しっしっ!」

煌5「ひえぇ…」

煌5「追い出されてしまいました…すばらくない」

浩子「清水谷先輩に膝枕してもろてる園城寺先輩を枕にしたらええんちゃう?」

煌5「その手がありましたか!すばらです!!」

ワラワラ

怜「全員で来んなや!」

怜「なんでこないなってもうたんや…」

煌達「…」ダキッ

泉「体中に花田さんが…」

セーラ「顔しか見えてへんで」

竜華「なんかハリネズミみたいやな」

煌達「すばら!(合唱)」

怜「暑い…」

浩子「似合うてますよ」

怜「人事やと思って…」

セーラ「今や煌!くすぐるんや!」

煌達「すばらっ!」コショコショ

怜「!!」

怜「あはははは…あかんて…はははははは」ジタバタ

煌達「ひゃー」ピューン

泉「あぁ、暴れるから花田さん達が」

セーラ「ピクミンみたいやな」

怜「…笑いすぎて疲れた」グッタリ

竜華「欲張るからやで」

怜「あかん…もうおヨメに行かれへん…」ヨヨヨ

浩子「全員回収して来ましたよ」

煌達「…」ゾロゾロ

セーラ「ほな点呼取ってー」

煌1「いーち」

煌2「にーい」

煌3「さーん」

煌達「…4人目がいません!」ザワザワ

泉「えぇ!?探さないと」

泉「花田さーん!どこですかー」

煌達「「はーいここですよー」」ワラワラ

怜「いやお前らじゃなくて」

煌4「ここですよー」モゾモゾ

怜「ひっ!?」ビクン

煌4「ぷはぁ…」

セーラ「おぉ、服の中に…」

泉「さっき園城寺先輩が暴れた時に入ってしもたんですかね」

煌1「すばら…心配していたのですよ」

煌2「そうですよ」

煌3「貴女が居なくなったら誰が4人目を務めるというのですか」

煌4「皆さん…ありがとうございます!」ダキッ

煌達「すばらー」ワラワラモリモリ

竜華「ええ話やー」ホロホロ

セーラ「皆で抱き合ってると絵面がおもろいな」

浩子「ハムスターが山盛りになってるようにしか見えへんけど…」

泉「折角なんで麻雀でもやりますか?」

怜「牌とか捨てんのしんどない?」

煌1「大丈夫ですよ!皆でやりますから!」

煌2「チームプレイ、すばらです!」

煌3「すばらー」

煌4「絆の力で頑張ります」

煌5「その通り、私達は今や赤の他人ではないのです!」

怜「文字通りな」

煌1「初めて会った時から他人のような気がしませんでしたし」

怜「文字通りな」

煌2「今の私達は血を分けた存在なのです!」

怜「文字通りな」

麻雀中

セーラ「うわっ、捨て牌被ってもうたー」アチャー

竜華「んー、手伸びへんなあ」

怜「ドラが来るってええなあ」

煌1「私達の番ですね!」

煌2,3「よいしょっ…と」ヨジヨジ

煌2,3「どっこいしょ…」ツモリツモリ

煌2,3「お待たせしました」ドスン

煌1「おぉーいいツモですね!」

煌4「ではこれを切って両面に」

煌5「いえ、ドラがあるので…」

煌1「あえてここはこうで…」

煌2「あーでもない」

煌3「こーでもない」

怜「聞こえてんで」

煌1「結局1勝も出来ずですか…」

怜「まあ思考がダダ漏れやしな」

煌2「でも楽しかったですよ!すばら!」

怜「せやなぁ…日も傾いて来たし新道寺の宿舎まで行こか」

煌1「すばらっ!よろしくお願いします!」

セーラ「せやけどそのままやと具合が悪いなあ」

泉「人に見られるとアレですもんね」

竜華「パニックになってまうなあ」

浩子「ほんまハタ迷惑に分身なんかしてくれて…」ヤレヤレ

怜「お前のせいじゃ!」ドタドタ

浩子「すんませんすんません!」ピューン

怜「はーいそれじゃあセーラから借りたスポーツバッグに入ってくれー」

煌達「「はーい!」」

煌1「お先にどうぞ」

煌2「いえいえお気遣いなく」

煌3「どうぞどうぞ」

煌4「私は最後で結構ですよ」

ドウゾドウゾドウゾドウゾイエイエイエイエ

怜「わかったわかった、せーのっ!いっせーのーでっ!」

煌達「「はーいっ!」」ゾロゾロ

怜「はーいカバン閉めるでー」

煌達「真っ暗です!すばらくない!」ザワザワ

怜「お、おおすまんすまん…」

竜華「これ持っていき」

怜「懐中電灯か、竜華さえてるなぁ」

竜華「ふふふ、まかしとき」

煌1「明るいです!」スバラッ

ゴロゴロゴロ

煌2「ヒィィィ」

煌3「転がってきましたよ!」

煌4「すばらくないぃぃ」

怜「…」

怜「前言撤回で」

竜華「えぇー…」

怜「結局携帯の光で我慢してもらってるけど」トコトコ

怜「夕方やのに暑いなあ…」

煌1「夏ですからねえ」

怜「…あんましカバンの中で大声出さんといて」

怜「なんか今唐突に誘拐犯な気分やわ」

煌1「それはすばらくない」

怜「しかし暑い…こう暑いと病弱やなくてもバテてま…」

ドドドド

怜「なんやあれ」

穏乃「うおおおおおおおおお」ドドドドド

怜「…」

穏乃「おおおお…お?」キキィーッ

穏乃「えーと、ほらっ…千里山の…」

怜「おんじょ…

穏乃「うなぎパイの人!」ビシッ

怜「…まあそれでええか」

穏乃「こんなところで何してるんですか?スポーツバッグなんか持って」

怜「い、いやほらそのあれよ…」

怜(どないしよ…プチ花田を見られて騒ぎになったら困るし…かと言って怪しまれるよな事言うのもなあ…)チラッ

バス停「ハーイ」

怜「バス…ケ!そうバスケを始めたんや!」

穏乃「ええぇ!?」

怜(準決で倒れといてこれはキツかったか)

穏乃「かっこいい!!」

怜(アホでよかったぁー…)

穏乃「いいですよねーバスケットボール」

怜「お、おお」

穏乃「ディフェンスをかわすドリブル!相手の死角を突くパス!そして敵を飛び越えダンクシュート!!」

怜「あ、あー」

穏乃「大会が終わったら一緒にやりましょうね!」

怜「せ、せやなー」

穏乃「あー、興奮して喉乾いちゃいました」オサイフゴソゴソ

怜「あー、お茶やったらあるで」スッ

穏乃「いいんですか!?」

怜「おー、やるやる…あとジャージのポケットに財布入れるんはやめぇ」

怜「なんかあった時に困るやろ…スられたり…」

穏乃「まっさかー、このご時世にスリなんか」アハハハ

怜「はぁぁ…何か歩くだけで疲れるなあ…」テクテク

煌1「汗ダラダラですよ…」

怜「お前いつの間に胸ポケットに…まぁええか…」

煌1「大丈夫ですか?」

怜「まあな、こっちは数十人抱えて歩かなアカンのや」

煌1「すごい力持ちに聞こえますね」

怜「せやろー、これからはパワーを売りにしていくで」

煌1「ファイトおーです!」

煌達「「ファイトー!」」

カバン <ファイトファイファイトファイトトトー

怜「やめろや普通にうるさいから」

怜「んん?あのお土産屋のとこに居てんのは…」

尭深「…」

煌1「白糸台の渋谷さんですね」

怜「おーっす」

尭深「…!…こんにちわ」

怜「東京モンが東京の土産屋で何してんの」

尭深「お茶を探しに…」

怜「お茶?」

尭深「そうなんです、宿舎にはペットボトルとか缶のお茶しかなくって…」

怜「それやとアカンの?」

尭深「えぇ…お茶というのは…」ペラペラ

怜(アカン…なんか変なスイッチ押してもた…)

1時間後
尭深「…というわけなのです」

怜「あぁ、さいですか」

尭深「そんなわけで缶のお茶は美味しくないんですよね」

怜「あぁ、さいですか」

尭深「園城寺さん?」

怜「あぁ、さいですか」

尭深「…」

怜「あ、せや…ビンのお茶ならあんで」

尭深「これは珍しいですね…頂きます」

尭深「おいくらですか?」ゴソゴソ

怜「あーお金はええよ。そんかわり決勝はビシッと決めてよ?ウチらに勝ったんやから」

尭深「はい…頂きます」

怜「あとカバンの外ポッケに財布入れるんはどうかと思うで…スられたりしたらどうすんの」

尭深「まさかそんなこと。意外と心配性なんですね」フフッ

新道寺女子 宿舎

怜「ここやな」コンコン

哩「おー花田、遅かっ…」ガチャッ

哩「おお…千里山の」

怜「半日ぶりやな」

煌1「皆さんお揃いの様で…すばらですっ!」

哩「…?…!?」

怜「ほら…まぁなんて説明したらええんか」

哩「大阪ん人はモノマネが上手か聞きよるけど、こりゃ相当やね」

怜「いやモノマネじゃなくて」

怜「見てほしいんはコレや」

哩「スポーツバッグ?もしやうちん花田ばこん中閉じ込めて…」ジロッ

怜「そんなわけ…いやあってるような…」

姫子「ぶちょー、何やっとーとですか?」

哩「お、おお…まあ入って」

怜「ん、邪魔すんで」

美子「邪魔ばするんやったら帰って」

怜「はいよー」ガチャバタン

怜「まあ待てや待てや」ガチャッ

仁美「…」チューチュー

怜「皆でコレを開けてみ」

仁美「爆弾とかやなかかね」オソルオソル

怜「あー…もっとヤバいモンや…」

姫子「そげんモンがあっとですか?」

姫子「!?」

煌達「「やぁ姫子…ご機嫌麗しゅう!」」ススバララッ

哩「こ…これは…」

怜「そりゃショックやと思うわ…」

哩「可愛か!」ダキッ

煌2「きゃーすばらーっ」キャッキャ

仁美「メェェ!髪ん中に入りよった!」

煌1「フワフワモコモコです!」

怜「…緊張感ないなぁ」

怜「…っちゅーわけで、あと1時間もしたら元に戻ると思うんやけど」

哩「またそいは御大層なもん作って…よー完成したね」

怜「まったくや」

哩「ほんまウチの部員ばこんな風にしてくれよって…」ナデナデ

煌2「スバラァ…」ウットリ

哩「ええ迷惑ばい」ニヤニヤ

怜「顔にはそういう風に書いてへんけどな」

哩「本気よ?」キリッ

怜「…」

哩「…」

煌2「スバラッ」

哩「…ふふっ」ニタァ

怜「顔、顔」

煌1「モッコモコです!」

仁美「あー!お前はまた人の髪であそびよって!」チュー

煌1「内部はこんな風になってるんですね」

仁美「セットに時間ばかけとるんやぞー?」

煌1「えぇー?大会前に天パーだって言ってたじゃないですか」

仁美「…覚えてたか」

煌1「個性的ですばらです!」

仁美「花田んほうが個性的よ」

姫子「おわぁ花田…もしかして…」

煌4「?」

―――――――
―――――
―――

煌「折角先鋒を任されたのにこんなに失点しちゃった…」

煌「皆に合わせる顔が無いよ…」ショボーン

シュルルルルル

―――
―――――
――――――――

姫子「ってな具合で!?」

煌「いやいやいや…」

煌3「おおー、いつも背が高い安河内先輩がもっと大きく見えますよ!」スバラッ

美子「そん言い方やとたまに背がちっちゃなるみたいやね」

煌3「確かに」ヨジヨジ

美子「ふふ、くすぐったか」

煌3「よいしょっ…肩に到着!」

美子「窓際いこか」テクテク

煌3「絶景です!」

美子「東京ん夜景も最後やね…」

煌3「…」

美子「あんな辛い役目を押し付けておいて、私らは何も出来んかった…すまんかったと」

煌3「安河内先輩」

美子「ん?」

煌3「私は来年も来るつもりです。安河内先輩にも応援に来て欲しいです」

美子「…最後ってのは前言撤回させてもらうね」

煌5「…ところで私達、元に戻る時はどうなるんでしょうか」

怜「そらお前、すばらたちの様子が…みたいになってやな…」

煌5「明日から私はキングすばらとして生きていくのですね!」スバラッ

怜「王様系キャラか」

煌5「斬新ですね!」

怜「そうでもないような…」


玉子「ハーックション!」

景子「ちょっ…口抑えてくださいよ!」

史織「きたなぁい」

玉子「よきに~」

ソフィア「よくはねーよ」

花子(可愛い)「風邪か?ちかよるんじゃねー」シッシッ

玉子「酷い」

煌5「お?」

煌4「この感覚は…」

煌3「お茶飲んだ時と同じ感じですね…」

煌2「体が熱くなってきましたよ!」

煌1「すばらっ!」

怜「あー…やっと戻ってくれるんか…」

哩「世話かけたな」

怜「楽しかったわからええよ」

怜「昨日準決で負けて、落ち込んでた気分も紛れたしな」

哩「ふふ」

煌達「…」スゥゥ

美子「わわ…花田が消えよった」

姫子「こっちもです!」アワワ

哩「お?気づいたらここにおったんも」

怜「おらんな…」

仁美「?こっちのんはまだ私の頭に乗っとーよ…」

煌1「…」

仁美「…っちゅーことは」

煌1「…!」ペカー

仁美「あわわわ、待ってくれ花田…」

煌「すばらっ!」ポンッ

仁美「メェェ!」

ドスーン

怜「おお、元に戻ったか」

煌「いやー…やっぱりこのサイズがベストですね!」

哩「おかえり花田」

煌「部長!ただいま戻りました!」

怜「次から気を付けるんやで」

煌「園城寺さん、今日はお世話になりました」ペッコリン

煌「あれ?仁美先輩はどこでしょうか?」

仁美「わかってて言ってるんやろーけど、一応言うわ。お前のお尻ん下ぞ」

煌「ふふふ、わかってますよ」ヨイショッ

仁美「こん生意気言いおってー」コチョコチョコチョ

煌「きゃーごめんなさーい」キャッキャッ

怜「なんかデッカくなっても結局マスコット的立ち位置なんやな」

怜「さてと…そろそろ帰るわ」

姫子「花田がお世話になりました」

美子「ありがとーね」

怜「かまへんかまへん、それよか浩子から没収したお茶を処分せな」

煌「そうですよ!私のような犠牲者を出さない為にもそのビンは葬り去るべきです!」

怜「お前はガブ飲みしたのが主な原因やけどな」

哩「ビン?」

怜「そうそう、この…あれ…どこやったっけ…」ゴソゴソ

怜「…無い」

仁美「メェ?」

怜「そういや…お茶と間違えてアイツらにあげてしもた…」

姫子「あいつら?」

煌「すばらくない…」

千里山宿舎

煌「Oh…」

怜「やっぱり…」

穏乃達「「こんにちわ!」」ガヤガヤ

尭深達「「どうも」」ワイワイ

ゾロゾロゾロゾロ

怜「もういややー!!」

仁美ちゃんイェイ~♪
久しぶりに何か書いたら感じが掴めないね
じゃオヤスミなんで!乙

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