ミカサ「好感度の数値が見えるメガネ?」(169)

※キャラ崩壊注意


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370436845


ミカサ「…はぁ…」

アルミン「どうしたんだい、ミカサ?」

ミカサ「今日もエレンに怒られてしまった…」

アルミン「あはは…エレンはお節介焼かれるのが苦手だからね」

ミカサ「流石アルミン…まだ何も言ってないのにわかるなんて」


アルミン「僕達幼馴染だろ?そのくらい予想できるさ」

ミカサ「ただエレンの口周りについてたパン屑を舐めとってあげただけなのに…」

アルミン「あはは…それはちょっと予想外だね…」(そりゃエレンも怒るよミカサ…)

ミカサ「…はぁ…最近エレンの気持ちが全くわからない…好感度の数値が見えるアイテムが欲しい…」チラッ

アルミン(最近ってなんだよ…昔も今もそんなに変わってないじゃん…しかも僕にそのアイテムを作らせる気満々だよ…)


ミカサ「…欲しいなぁ…」ジロ~


アルミン「……」


ミカサ「……」ジロロ~


アルミン「はぁ…わかったよ…好感度の数値が見えるアイテムだっけ?」


ミカサ「作ってくれるの!?ありがとう、アルミン!!」


アルミン「…任せてよ…ミカサ…」(…エレンの気持ちが正しく伝わればミカサの暴走は止まると思うし…エレンの為にも頑張るか…)




ー数日後ー


アルミン「ミ…ミカサ…出来たよ…これが例のブツだ…」アカフレームメガネー


アルミン「見た目はただのメガネだけど…」


アルミン「なんと、このメガネをかけた状態で人を見ると見た人の自分への好感度が数値化されて現れるんだ!!」



ミカサ「凄い!流石アルミン!!」スチャッ


アルミン「右のスイッチを押すと好感度が見られるよ」


ミカサ「わかった」


カチッ!


ミカサ「あ、本当だ…アルミンの上にアルミンの名前と変な数字が出てる!」


ミカサ>【アルミン・アルレルト 好感度90】


ミカサ「好感度90…?ねぇアルミン、これって高いの?」


アルミン「うん、かなり高いよ、僕とエレンとミカサはいつも一緒だったからね、僕達親友さ!」


ミカサ「うん」


アルミン「目安は0~10が無関心、10~40が普通、40~70が好き、70~100が大好き、100以上は愛してるの領域だよ」


アルミン「ちなみに好感度マイナスもあるよ」(エレンの好感度がマイナスだったら…)ゾクッ


ミカサ「早速エレンの好感度を見てくる…」


ミカサ「と言いたいところだけどエレンの気がこの建物から感じられない…多分外に出てトレーニングでもしてると思う」


アルミン(気って…)


ミカサ「…トレーニングの邪魔をしたらまた怒られそう…朝食を食べながらエレンの帰りを待つ方針でいこう」


アルミン「…うん、そうだね…」


アルミン「あっ、ミカサ、僕もこのメガネをかけて行っていいかい?」キイロフレームメガネー


ミカサ「アルミンにも気になる人がいるの?」


アルミン「いや…僕のメガネは君のメガネとリンクしてるやつを使わせてもらうよ」


アルミン「僕もミカサの見ている好感度がわかればアドバイスしやすいからね」


ミカサ「…少し恥ずかしいけど…アルミンなら…」


アルミン(恥ずかしいって感情あったんだ…)

ー廊下ー


サシャ「あ、おはようございます!アルミン、ミカサ」


ミカサ「…おはよう」


アルミン「おはよう、サシャ」


サシャ「あれ?2人ともなんでメガネなんですか?」


ミカサ「…特に意味はない」(暇だしサシャの好感度も調べておこう…)


カチッ!


サシャ「へーそうなんですかー」


ミカサ>【サシャ・ブラウス 好感度70】


ミカサ(結構高い)


アルミン(…サシャとミカサはなんだかんだで結構仲いいからね…)


ミカサ「サシャは私のこと好きなの?」


サシャ「ミカサのことですか?大好きですよ?」


ミカサ「そう…」


サシャ「はい!」


アルミン(何この会話…)


サシャ「ミカサは私の憧れなんです!!」


サシャ「…じゃあ私はパァンが待ってるので先に食堂行ってますね」シュタタ


ミカサ「サシャ…」


アルミン(イイキマシタワー…)


ライナー「よう、お前ら!」


アルミン「あ、おはようライナー」


ライナー「ああ、おはよう…それよりメガネなんかかけて何やってんだ?」


ベルトルト「2人とも似合ってるよ!」


ミカサ「ライナーにベルトルト…」


カチッ!


ミカサ>【ライナー・ブラウン 好感度40】


ミカサ>【ベルトルト・フーバー 好感度0】


アルミン(ライナーは…まあ妥当かな?ミカサとは成績上位者同士で何かと絡み多いし…)


アルミン(しかしベルトルト…君はなんなんだ…好感度0って逆に凄いぞ…関心が無いにしてもある程度はブレ幅があるはずなのに…)


アルミン(ベルトルト…君は一体…)


ミカサ「……」


ミカサ「ベルトルト」


ベルトルト「僕に何か用?できることなら力になるよ」ニコニコ


ミカサ「…いや、なんでもない…」


ベルトルト「そっか」ニコニコ


ミカサ「アルミン行こう…そろそろエレンが戻ってくる頃…」


アルミン「うん…そうだね…」

ー食堂ー


ミカサ「食堂に着いたし後はエレンを待つだけ…」


アルミン(うぅ…エレン…お願いだからマイナスの好感度だけはやめてくれよ…)


ユミル「おっ、お前らメガネなんてかけてたか?」


クリスタ「とっても似合ってるよ、ミカサ!」


ミカサ「……どうも」


カチッ!


アルミン(容赦無いね)


ミカサ>【ユミル 好感度9】


ミカサ>【クリスタ・レンズ 好感度-20】


アルミン(ユミルはまあ…予想通りかな?クリスタ以外誰がやってもこんなもんだろう…)


アルミン(それよりクリスタの好感度がマイナスだと!?)


アルミン(クリスタの性格上ミカサのことを尊敬してそうなのに…)


ミカサ「…クリスタ、私あなたに何か悪いことした?」


クリスタ「…?、特に何も…?」


ミカサ「そう…」


ミカサ「なら私にして欲しいこととか何かある?」


クリスタ「突然どうしたの?」


クリスタ「でもミカサにして欲しいこと…あるって言えばあるんだよね…」


ミカサ「私が可能な範囲でなら…」


クリスタ「じゃあね…えっとね…言うね…」


ミカサ「…」ゴクッ


アルミン「…」ゴクッ


ユミル「…」ゴクッ


クリスタ「…たまにでいいから私にもエレンと2人きりでおしゃべりする時間が欲しいの!!」


アルミン「ん?」


ユミル「は?」


ミカサ「断る」


クリスタ「え!?」ガーン


クリスタ「私だってエレンと2人きりでおしゃべりする時間が欲しい!ずっとアニかミカサが張り付いてておしゃべり出来ないんだもん!!」


アルミン(もしかしてクリスタってエレンのこと…ああ…僕の中のエレン好感度が下がりそうだよ…)


ミカサ「…ごめんなさいクリスタ…私のエレンが他の女とイチャイチャしてるのを眺めてられるほど私は大人じゃないの…」


クリスタ「エレンはあなたの物じゃない!!もう…ミカサの意地悪!!ユミル、行こう!!」プンプン


ユミル「お、おい…クリスタ…」


【クリスタ・レンズ 好感度-20】→【クリスタ・レンズ 好感度-30】


アルミン(あ、下がった)


ミカサ(クリスタ…敵はあの女狐だけじゃなかった…)


ジャン「ミ…ミカサ…おはよう…」


ミカサ「なんだジャンか…残念…」(おはよう、ジャン)


アルミン(ミカサ…本音と建前が逆だよ…)


ジャン「はうっ…!残念だと…!?」(ク、クソ…まだだ…まだ負けちゃいねぇ!!今ならエレンはいない…これはチャンスだ!!絶対逃すな!!)


ジャン「えっと…そ…そのメガネ…す…素敵…だぜ?」


カチッ!


【ジャン・キルシュタイン 好感度100】


アルミン(うわっ…三桁だよ…)


ミカサ(…)


ジャン「えっと…今日は…エレンもいないことだし…隣で食べていいか…?」


ミカサ「ジャン…」


ジャン「な…なんだ?…ミカサ?」


ミカサ「気持ち悪い」


ジャン「…え?」


ミカサ「気持ち悪い」


ジャン「」


アルミン(ジャン…御愁傷様…)


ジャン「」サラサラ…


ヒュルルルルル…


アルミン(ジャンが風に乗って何処かに逝ってしまった…)


アニ「あれ?エレンは一緒じゃないのかい?」


ミカサ「アニ!…私のエレンに何の用?」ゴゴゴゴ


アニ「私のエレン?あんたにしては面白い冗談だね」ゴゴゴゴ


アルミン(はわわわわ)


ミカサ「……」


カチッ!


【アニ・レオンハート 好感度-50】


アルミン(…妥当だね…)


ミカサ(この態度にこの好感度…これは俗にいう宣戦布告…)


ミカサ「…あなたにエレンは渡さない…!」ギロッ!


アニ「ふーん…でもそれを決めるのはエレン本人なんじゃないの?まぁ私はどっちでもいいけど」


アニ「…後…あんた達がかけてるメガネ…エレンに関係ある物だろ?」


アルミン「!?」


ミカサ「…!」


アニ「その反応…図星だね」


アニ「まあ私はどっちでもいいけどそれってズルくない?道具を使ってエレンの気を引こうなんて…まぁどっちでもいいけど」


アニ「まぁどっちでもいいけど私と勝負する気なら私にもその道具がないとフェアじゃないと思うんだよね、どっちでもいいけど」


アルミン(欲しいならもっと素直になればいいのに…どっちでもいいけど…)


ミカサ「…わかった…このメガネの使い方を教える…アルミン、確か予備のメガネが余ってたよね?」


ミカサ「私とエレンの仲にあなたの入る隙がないことを思い知らせてあげる…」


アニ「…上等だ…早くそのメガネをよこしな…!」



アルミン「はい…」シロフレームメガネー


アルミン(なんか雲行きが怪しいなぁ…)


アニ「ところで…このメガネはどんな機能がついてるんだい?」


ー説明終了ー


アニ「なるほど…このメガネは好感度を数値化するアイテムか…」スチャッ


カチッ!


アニ>【アルミン・アルレルト 好感度46】


アニ>【ミカサ・アッカーマン 好感度-50】


アニ(ふーん…)


アルミン「へぇ~…僕って結構アニのこと結構好きだったんだね」


ミカサ「まあ私に関しては妥当な所…逆に数値が高かったらどうしようかと思った…」


アニ「それはこっちのセリフだよ…ってなんであんたらが私の見た結果を知ってるの!?」


アルミン「言ってなかったかい?アニのメガネも僕達のメガネとリンクしてるのさ」


ミカサ「エレンとの計測結果で嘘つかれたら大変だから」


アニ「だ、誰が嘘なんかつくか!!」


ミカサ「どうだか」


アニ「…そこまで言うならこのメガネの診断結果で勝負しようじゃないか…」


アニ「エレンを測定して数値が大きかった方が勝ち…負けた方はエレンとの接触を一週間絶って貰う…」


ミカサ(一週間エレンとの接触を絶つ!?そんなのできる訳…いや…ここで逃げたらあの女狐に負けたことになる…)


ミカサ「…その勝負…受けて立つ…」


アニ「いい度胸だ…」


エレン「ふぅ…朝練疲れたぜ…」


アニ/ミカサ(早速来た!)


アニ「先行は貰うよ!!」


ミカサ「お好きにどうぞ…」


アニ「…はぁ!」


カチッ!


アニ>【エレン・イェーガー 好感度76】


アルミン(ナニィィィィィ!)


ミカサ(そ、そんな…私のエレンが…)


アニ(あっ!予想より高い!!///)


エレン「おっ!ここの席空いてるな!アニ、隣座っていいか?」


アニ「ももも、もちろん…///」(私のこと大好きなんだ私のこと大好きなんだ私のこと大好きなんだ)


エレン「…どうしたんだ?そんなに動揺して…?」


アニ「いい、いや…なんでもない…」


エレン「…ふーん」ジー


アニ「わ、私の顔に何かついてるかい?///」(そ、そんな熱い目線を送らないで…///)


エレン「いや、メガネかけてるお前ってなんか新鮮だな、いつもより可愛いぞ!」ニカッ


アニ「……」プシュー


ミカサ「」バタン


アルミン(あ、ミカサが倒れた…)


アニ「ふ、ふん…どうだい?私の実力は!」ボソッ


ミカサ「くっ…予想以上に…やる…!…だけど…」


ミカサ「戦わなきゃ…勝てない!!」


カチッ!


ミカサ>【エレン・イェーガー 好感度200】


アルミン「!?」


アニ「なん…だと…!?」


ミカサ「はわわわ!///」アタフタアタフタ


アルミン(ミカサが一番動揺してる…)


エレン「んんっ!今日のスープ少量だけど肉が入ってるな!」


ミカサ「ね、ねぇエレン?」


エレン「…なんだよミカサ…またいつものお節介か?」ツン


アルミン(205…210…凄い…まだまだ上がるぞ…!)


アニ「」(放心)


ミカサ「エレンは…私のこと…愛してるを通り越して好きなの?」


エレン「…ハァ?何言ってんだお前は?お前みたいなお節介焼き女のことなんか知らねーよ」ツンツーン


アルミン(220…225…エレン…好感度は正直だよ…230…)


ミカサ「本当?エレンは私のこと嫌い?」


エレン「ま、まぁ好きか嫌いかって言えば…ゴニョゴニョだけど…///」ボソボソデレッ


ミカサ「ん?何?もう一回言って!もう一回言って!」


アルミン(245…250…あ、止まった)


エレン「あーもう、この話はやめだ!飯も食ったし訓練の時間だぞ!」


ミカサ「エレンさっきの話(ry」


エレン「だからもうその話はおしまいだって!!」


ミカサ>【エレン・イェーガー 好感度200】→【エレン・イェーガー 好感度250】


アニ(………)


アニ(…心のどこかではわかっていたさ…私じゃあの女に勝てないってことぐらい…)


アニ(……負け…か)


エレン「なあアニ!今日の対人格闘…一緒にやろうぜ?」


アニ「…!」(エレンからのお誘い!!…でも…罰ゲームが…)


アニ「……悪いね…私は当分あんたと一緒には……」


ミカサ「アニ、エレンとペア組んであげて」


アニ「!!?」


アニ「…でも…私は勝負に負け…」


ミカサ「勝負って何だっけ?」


アニ「ミ、ミカサ…あんた…」


エレン「なんだよアニ?やらないのか?」


アニ「…やるよ!やってやるよ!本気でやってやるから覚悟しな!!」


エレン「言ったなアニ!絶対負けねーぞ!!」


アニ「それはこっちのセリフだよ!!」












アニ>【ミカサ・アッカーマン 好感度-50】→【ミカサ・アッカーマン 好感度20】


ミカサ>【アニ・レオンハート 好感度-50】→【アニ・レオンハート 好感度20】


アルミン「おしまい」

少し短いけど終わりです
個人的にエレンはミカサに対してツンデレなイメージ

後日談も後で書きます

エレン「あるみえもん、巨人が駆逐できる道具が欲しい」

アルミン「えぇー…仕方ないなぁ」

---次の日---

アルミン「できたよ…エレン…」バタッ

エレン「こ、これが…鉄人28号…!!」

後日談のクリスタ編始めまーす

【後日談】



クリスタ「好感度の数値が見えるメガネ?」


アルミン「うん」


クリスタ「最近ミカサとアニが突然メガネかけ始めたからなんか変だと思ったんだよね」


アルミン「確かにね」


クリスタ「アルミン、私の分はあるの?」


アルミン「…」


クリスタ「アルミン?」ゴゴゴゴ


アルミン「はい、あります」ピンクフレームメガネー


クリスタ「流石アルミン、話がわかる!!」スチャッ!


アルミン「はは…どうも…」(参ったな…ミカサとアニにこのメガネの配布を止められてるのに…)


アルミン(まあ最近ミカサもアニも上機嫌だし大丈夫だろう…)


クリスタ(早速使ってみよっと!)


カチッ!


クリスタ>【アルミン・アルレルト 好感度67】


アルミン「む…、今勝手に僕の好感度を調べたね?」


クリスタ「な、なんでわかったの?もしかしてアルミンには全部筒抜け?」


アルミン「…メガネのリンクなら全部解除しといたからそんなことないよ」(アニとミカサに無理矢理ね…)


アルミン「でも流石に3回目になるとパターンがわかってくるんだ」


クリスタ「パターンって?」


アルミン「このメガネをかけると一番最初の試運転も兼ねて僕の好感度を調べるのがセオリーらしい」


アルミン「ミカサもアニもそうだったからね」


クリスタ(…割とどうでもいい)


クリスタ「…じゃあ私行くね!アルミン、ありがとう!!」


アルミン「頑張ってねー」


クリスタ(エレン…待っててね…)


クリスタ「うふふ…」


ー食堂ー


クリスタ(とりあえず食堂に来て見た…)


クリスタ(……)キョロキョロ


クリスタ「はぁ…」(ここにはいないみたい…)


ライナー「お、クリスタ」


クリスタ(アルミンにエレンの場所聞くべきだったなぁ…)


ライナー「ミカサといいアニといい女子の間ではメガネが流行ってるのか?」


クリスタ(…早く会いたいなぁ…エレン…)


ライナー「…そ、そのメガネ…と、とても良く似合ってるぞ!」


クリスタ(エレン…エレン……えへへへ…)ニヤニヤ


ライナー「えーと、聞いてるかクリスタ?」ポン


クリスタ「きゃっ!あ、ライナー、いつから居たの?」


ライナー「結構前から…」


クリスタ「あ…そう」


ライナー「こういうのはベルトルトの役目だろう…」ガックリ


クリスタ「あはは…ゴメンね?」ニコッ


ライナー「いや、構わない」(結婚しよ)


カチッ!


クリスタ>【ライナー・ブラウン 好感度100】


クリスタ「…ごめんなさいライナー…あなたとは結婚できないの」


ライナー「なっ…!えっ…!?」(まだ口に出してないのに!?)


クリスタ「じゃあね」スタスタ


ライナー「………」


ライナー「……なぜか振られた…」


ジャン「元気だせよ」


ー格闘訓練場ー


クリスタ(エレンは格闘の訓練が得意だからここでトレーニングしてるかも…)


バコン!バコン!バコン!


クリスタ(あ、なんか音が聴こえる!もしかしてエレン…!)


アニ「はっ!ふっ!とりゃ!」バコン!


クリスタ(…と思ったらアニだった)


クリスタ(まぁ折角だしアニの好感度も測ってみよう…)


カチッ!


クリスタ>【アニ・レオンハート 好感度40】


クリスタ(あれ?予想よりだいぶ高い…)


クリスタ(もしかしてアニも昔のユミルと同じで私と友達になりたいんだけど素直に慣れないタイプなのかな?)


クリスタ(よーし…ここは!)


クリスタ「アニ~!!」フリフリ


アニ「!?…なっ…クリスタか…」(やばい…見られた…)


アニ「べ、別に私は秘密の特訓なんてしてないからな!?暇だからやってただけなんだからな!!誰にも言うなよ!特にエレンには…」アタフタ


クリスタ「はいはい、わかったよ」


アニ「…約束だぞ…」


クリスタ「うん」


クリスタ「それよりアニ!アニは私のどこが好きなの?」


アニ「んなっ…!?もしかしてそのメガネは…」


クリスタ「察しの通りだよ」


アニ「…そのメガネには敵わないね…」


アニ「クリスタの場合…好きっていうより羨ましいとか尊敬してるってのが大きいかな?」



クリスタ「…?」


アニ「クリスタは…その…何というか…私なんかよりずっと女の子らしいだろ?」


アニ「可愛くて…優しくて…」


アニ「きっと男共はあんたみたいな女の子が好きなんだろうね…」


アニ(あいつも…きっとそうなんだろうね…)


クリスタ「わ、私はそんなこと…それに…アニだって可愛いよ?」


アニ「んなっ!///」


アニ「…そう…かな?」


クリスタ「そうだよ!」


アニ「…ふ、ふん……///」テレテレ


アニ(………)


アニ「……エレンなら馬小屋の近くで見かけたよ」


このメガネ形状ってスカウターをイメージしたらいいのかな?


クリスタ「えっ!?」


アニ「なんだい?エレンを探してたんじゃないのかい?」


クリスタ「さ、探してたは探してたんだけど…なんで?」


アニ「…ただの気まぐれ」


クリスタ「…アニ……」


アニ「ただし!これからはライバルだ、次は無いよ!!」


クリスタ「うん!ありがとう、アニ!」


クリスタ>【アニ・レオンハート 好感度40】→【アニ・レオンハート 好感度60】





ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー



ー物陰ー


???「アニ…余計なことを…私のエレンにまた意地汚い虫が付いちゃう…早くなんとかしないと…」ゴゴゴゴ

>>111
普通のメガネでお願いします

ちなみに色は
ミカサは赤
アルミンは黄色
アニは白
クリスタはピンク
って設定です


あと今日はこの辺で終わりにします
再開は明日の夜にでも…。

再開しまーす

ー馬小屋付近ー


クリスタ「ふぅ…やっとエレンに会える…」


???「待ちなさい!」


クリスタ「そ、その声は!?」


クリスタ「ミカサ!」


ミカサ「…あなたをエレンの所には行かせない」


アルミン「僕もいるよ」


クリスタ「ミカサ…どうして!?」


ミカサ「ちょっと前に話したでしょ?私のエレンが他の女とイチャイチャしてるのを眺めてられるほど私は大人じゃないの」


アルミン(あーあ、アニとの一件で少しは丸くなったと思ったのに…台無しじゃないか…)


クリスタ「…エレンはあなたのものじゃない!!」


クリスタ「あなたを倒して私はエレンの元に行く!」


ミカサ「…そこまで言うなら私と勝負しよう」


ミカサ「ただしこのメガネを使った勝負!」


ミカサ「私に勝てればここを通してあげる…」


クリスタ「メガネで勝負?」キョトン


ミカサ「アルミン、説明を」



アルミン「実はこのメガネ…今まで測った好感度を自動で保存してるんだ」


アルミン「そしてその保存した好感度を召喚して戦わせるゲームで遊ぶことができる」


アルミン「左のボタンを押してごらん」


クリスタ「うん…」(…好感度を召喚?)


ポチッ!


【アルミン・アルレルト 好感度67】

【ライナー・ブラウン 好感度100】

【アニ・レオンハート 好感度60】


クリスタ(今まで測ってきた好感度が全部表示された…)


クリスタ(今まで測ってきた好感度が全部表示された…)


アルミン「好感度が表示されたかい?なら次は召喚したい好感獣の名前を叫ぶんだ」


クリスタ「え…叫ぶの?」(好感獣って…)


アルミン「……」


アルミン「…普通に友達の名前を呼ぶ程度でいいよ」


クリスタ「わかった、出てきて、アニ!」


…ピカッ!


アニ(好感獣)「……フンッ!」【好感力:600】


クリスタ「あ、なんか出てきた」(狐耳アニ…)


アルミン「ちなみにこのアニはメガネが映し出してるビジョンだから本物ではないよ」


ミカサ「好感力600…まずまずといったところ…」


クリスタ「好感力?」


アルミン「好感力とはその好感獣が持ってる力のことさ、このゲームはこれが高い好感獣が有利なんだ」


ミカサ「…例えばこんなふうに…サシャ!」


…ピカッ!


サシャ(好感獣)「わん!」【好感力:700】


クリスタ「好感力がアニより高い…」(犬耳サシャ…似合う…)


クリスタ「でもアニとサシャならアニの方が成績優秀だし対人格闘も強いよ!!」


アニ「…ハッ!」アニキック


サシャ「きゃん!!」ズゴォ


クリスタ「ほら!アニの方が強い!!」


ミカサ「それはどうかな?」ニヤ


クリスタ「なにっ!」


サシャ「ぐるる…ばうっ!!」ガブッ!


アニ「…キャッ!」ボカーン!


クリスタ「あ、アニが負けちゃった…」(なんで爆発したんだろう…)


ミカサ「サシャ、良い子良い子」ナデナデ


サシャ「く~ん、く~ん」スリスリ


クリスタ(触れるんだ…)


ミカサ「…基本は好感力が高ければ高いほど強い…けどたまに例外がある…」


ミカサ「とりあえず、このサシャも倒せないようでは本気の私を倒すなんて無理。」


クリスタ「まだ私も全力を出してないよ!」


クリスタ(好感力が高いほど強いなら…)


クリスタ「…行け!ライナー!!」


…ピカッ!


ライナー(好感獣)「ウホッ!」(決闘したい…)【好感力1000】


ミカサ(ゴリラだ…)


クリスタ(ゴリラだね)


アルミン(壁内にゴリラっていたっけ?)


ミカサ(好感力1000…これは強敵…まさかクリスタがここまでの逸材とは…)


ミカサ(だけどサシャならライナーとの相性は抜群…好感力300差くらい十分射程範囲…)


ミカサ「サシャ、行って来なさい…」


サシャ「わんっ!」


クリスタ「絶対負けないで、ライナー」


ライナー「ウホッ!ウホホッ!」(決闘しよ)


ミカサ「サシャ、先制攻撃!」


サシャ「ばうっ!」ヒュン…


パァン!


ライナー「!?」


唐突にもらった平手打ち


サシャ「…」グィィ…


ライナー「?」


ガン!


予想外の肘


ライナー「…グホッ!…」グラグラ


ミカサ「そのままトドメ!」


サシャ「がうっ!」


クリスタ「ライナー!負けないでー!」


ライナー「!!」(結婚しよ)


ライナー「ウホホホ!ウッホー!」ダダダダダッ!


ドゴォォォォォ!


アルミン「す、凄い!鎧の巨人を思い出させるほどの強烈なタックルがサシャに炸裂だ!!」


サシャ「…きゃいーん!」ボカーン!


クリスタ(爆発四散…)


ミカサ「…なかなかやる」


ミカサ「だけど私とエレンの愛の力には遠く及ばない…」


ミカサ「エレン…私に力を貸して…」


…ピカッ!


エレン(好感獣)「クチクシテヤルッ!」【好感力2500】



ミカサ「狼耳エレン可愛いよぉぉぉぉぉぉぉ」(これが私とエレンの愛の力…越えられるものなら越えてみなさい!!)


アルミン「ミカサ…逆だよ…」


クリスタ「結婚しよ」(好感力2500!?でも…絶対勝つ!!)


アルミン「クリスタ…君もか」


クリスタ「ライナー、最後の戦いだよ!気合入れてね!」


ライナー「…ウホッウ!ホ…」


エレン「コノウラギリモンガー!!」シャキーン


スパパパパパ!


ラ/イ/ナ/ー「」ボカーン!

クリスタ「ライナーァァァァ!!」


アルミン(つええ…)


ミカサ「ああ、エレン…私のエレン…カッコ良くて可愛い…」モフモフ


エレン「モフモフスンナ!!」ツンツン


ミカサ「きゃわわ」ギュッ


クリスタ「羨ましい…じゃなくて!!」


クリスタ「か…勝てない…私に…ミカサを倒す手段は…ない…」ガタッ…


「立ち上がりな!!クリス
タ!!」


ミカサ「!?」


アルミン「そ、その声は!?」


クリスタ「ユミル!!」


ユミル「水臭いぜクリスタ!事情は察した!私を使え!!」


アルミン(察したって…)


クリスタ「ユミルゥゥゥゥゥゥ!!」


ユミル「クリスタァァァァァァァ!!」


カチッ!


クリスタ>【ユミル 好感度250】


…ピカッ!


ユミル(好感獣)「コノタタカイガオワッタラケッコンシヨウ!!」【好感力2500】


ユミル「バカッ!クリスタと結婚するのは私だ!!」


クリスタ(…猫耳?)


ミカサ「…!?…私とエレンの愛パワーと互角なんて…」


ユミル「へっ…!私達の絆パワーを舐めんなよ!!」


クリスタ「ここから反撃開始だよ!!」


アルミン(もう何でもありだな…てかユミル2人でわかりにくい…)


ミカサ「…クリスタ…決着をつけよう…」


クリスタ「…この一撃で…決める!!」


ユミル「エレンなんてぶっとばしてやれ、私!!」


アルミン(もうどうにでもなれ)


エレン「…クチクシテヤル!!」ダダッ!


ユミル(好感獣)「イキタカツカアレー!!」ダダッ!


ドゴォォォォォォォ!!


ドカーン!


ミカサ「エレン!」


クリスタ「ユミル!」


アルミン「…引き分けのようだね…」


ユミル「く、くそ…」


ミカサ「………」


ミカサ「…今日の所は私の負けにしといてあげる」


クリスタ「え…ミカサ…」


ミカサ「…帰ろうアルミン」


アルミン「…うん!」


ユミル「…さて、私も寮に帰って寝るかな」


ユミル「クリスタ…絶対幸せになれよ!!」


クリスタ「ユミル…ありがとう!!」


ユミル「ははっ、よせよ…」



ー馬小屋ー


エレン(調査兵団に入るには馬術もしっかり学ばないとな…)ゴシゴシ


馬「ヒヒーン!!」ブルブル


エレン「お、おい!暴れるなよ、ブラッシングしづらいだろ!」アタフタ


クリスタ(あ、エレンいた…馬の手入れしてる…馬になりたい…)


クリスタ(でもエレンちょっと力加減強すぎかな?)


クリスタ「エレン!」


エレン「おお、クリスタ!お前も馬の手入れか?」


クリスタ「まあそんなところ」(大嘘)


クリスタ「それよりエレン、ブラッシングの力強すぎだよ!もっと優しくしてあげなきゃ」


エレン「そ、そうか?どうも力の加減が下手でよ」


クリスタ「わ、私が教えてあげる!!」


エレン「おお、それは助かる!クリスタは確か馬術1位だもんな!」


クリスタ「う、うん!私に任せて!」(やった、なんか良い雰囲気!!)


ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


エレン「こ、これくらいか?クリスタ?」ゴシ…ゴシ…


クリスタ「ダメ…まだ強すぎ…もっと優しく…して?」

エレン「こ、これならどうだ?」…ゴシ…ゴシ


クリスタ「うん、なかなか良い感じ…次はもっと速くやってみて…」


エレン「よし…わかった…」ゴシゴシ


クリスタ「…うん、完璧!馬も嬉しそうだよ!!」


馬「ヒヒ~ン♪」


エレン「お、本当だ!ありがとな、クリスタ!」ニコッ


クリスタ「はうっ…!ど、どういたしまして…///」(こ、これは脈あり?今なら高数値期待できる!?)


エレン「ん、顔赤いぞ?熱でもあるのか?」ピトッ


クリスタ「はわわ…///」


クリスタ「だ、大丈夫だよ…ちょっと疲れただけ…」


エレン「ん?そうか、ならいいんだけど…」


クリスタ(隙あり!)


カチッ!

クリスタ>【エレン・イェーガー 好感度46】


クリスタ「………」(しょっぱい…)


エレン「…どうしたクリスタ?突然黙って?やっぱりどっか悪いのか?」


クリスタ(…)


クリスタ(この世界は残酷だ…)


クリスタ「だ…大丈夫だよ…」ボロッ


エレン「…クリスタ?泣いてるのか?」


クリスタ「…いや、ちが…」グスッ


エレン「……」


エレン「これ…やるよ」


クリスタ「エレンの…ハンカチ?」


エレン「ほら…これで涙ふけ」


クリスタ「……ありがとう…エレン…」(そして…とても美しい…)


エレン「へへっ、良いってことよ!」グゥ~


エレン「…そういえばそろそろご飯の時間か…」


クリスタ「私もお腹ペコペコだよ、それに疲れちゃった」(今日はいろいろなことがあったなぁ…)


エレン「よし、ならさっさと帰って一緒に飯を食おうぜ!」


クリスタ「え!?エレンと一緒にご飯食べていいの!?」


エレン「何言ってんだよ…いいに決まってんだろ?」ニコッ


クリスタ(…ドキッ!)


エレン「よし、それじゃあ帰るぞ!皆が待ってる!」


クリスタ「うん!」



馬「おしまい」

これにて完結です
沢山のレスありがとうございました!

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