勇者「とても正義感の強い僕が魔王を倒すぞ!」【安価】 (188)



・とても正義感の強い勇者様が世界のために立ち上がってくださいました。


・とくに安価にルールはありませんので、ぜひ好きなことを書いてご協力よろしくお願いいたしします。


・稚拙な文章ながら精いっぱい頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです。


・それでは、よろしくお願いいたします。




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―――王宮―――



王様「……といったわけで、魔王討伐の任、おぬしに任せたぞ」

勇者「おまかせください! いつも通信簿に「正義感が強い」と書かれておりますので!」

王様「期待しておるぞ。おぬしにこれを渡そう」

勇者「これは……?」

王様「女神のお告げが聞こえるという聖なるイヤリングじゃ」

勇者「家宝にします!」

王様「いや、魔王を倒したら返してもらうが」

勇者「……」

王様「お告げに従えば、きっと魔王なぞすぐに倒せるだろう」

勇者「はい!」






勇者「さて、王様に頂いたのはイヤリングの他に……」

勇者「オモチャのような剣となけなしの金銭か」

勇者「ありがたい話だなぁ」ジーン

勇者「よぉし、さっそくイヤリングをつけて、女神様のお言葉に従おう!」スチャ

勇者「僕はこれからなにをすべきでしょうか?」




勇者様はなにをすべきでしょうか?

↓+1





『乗り物を入手するのです……旅がはかどるでしょう……』


勇者「ハッ!? 本当だ! 聞こえたぞ!」

勇者「いや、王様のお言葉を疑っていたわけではまったくないけれどっ!」

勇者「乗り物か……たしかに必要だ」

勇者「しかしどんな乗り物ならいいんだろう?」

勇者「よぉし、それも聞いてみよう! 女神様は答えてくださるかな?」

勇者「どんな乗り物が良いんでしょうか?」



どのような乗り物が好ましいのでしょうか?

↓+1





『M1エイブラムス戦車が良いでしょう……至近距離からの砲撃だって屁の河童です……』



勇者「なるほど! でも、たしか4人でないと操縦できなかったような」

勇者「いや、「入手する」だから、僕が操縦する必要はないはず!」

勇者「よぉし!」ダッ



・・・・・・1時間後。



軍人s「」ガタガタ

勇者「短いあいだですが、どうぞよろしくお願いします!」ペコッ

勇者「さてM1エイブラムス戦車も平和的に手に入ったことだし」

勇者「女神様! 次は何をすればいいのでしょう?」



次はなにをすればよいのでしょうか?

↓+1





『魔法を覚えるのです……これからの時代は魔法が使える男がモテるのです……』



勇者「一理ある!」

勇者「しかしどうしたものだろう。一朝一夕で習得できるのかな」

勇者「魔法学校に通って、基礎から覚えるのかな」ムムム…

勇者「考えててもラチがあかないな! こうなったら女神様に聞こう!」

勇者「女神様、僕はどうしたらいいのでしょうか」




魔法をどうやって覚えるのが良いのでしょうか?

↓+1





『わたくしが教えて差し上げましょう……マンツーマンで手とり足とり教えて差し上げましょう……』



勇者「ええっ! それはいったいどういう……」

勇者「うっ、なんだ、急に眠気が」クラクラ

勇者「キャタピラの音が……心地よい……メロディ……」クラクラ

勇者「ぐー」パタッ



・・・・・・一時間後。



勇者「はぐぁ!」ガバッ

軍人s「」ビクッ

勇者「魔翌力がみなぎってる……」

勇者「とても素晴らしい経験をしたようなきがするけど、しかし記憶が曖昧だ」

勇者「女神様、僕はどんな魔法に目覚めたのでしょうか?」



勇者様が習得なされた魔法は、どういったものなのでしょうか?

↓+1





『鼻毛をピンク色にすることができる魔法です……時代を先取りしてみました……』



勇者「えいっ」キラキラ

軍人s「うわあああっ!」

勇者「すごい、ほんとにピンク色だ! 僕が魔法に目覚めるなんて!」

勇者「女神様、ありがとうございます!」

勇者「この調子なら魔王なんてすぐに倒せそうな気がするぞ」

勇者「女神様、次は何をすればいいのでしょうか」



勇者様は次になにをすればよろしいのでしょうか?

↓+1





『仲間を集めるのです……仲睦まじい仲間を募るのです……』



勇者「仲間……?」チラッ

軍人s「」ビクッ

勇者「おかしいな。すでに信頼し合っている仲間がいるはずなんだけどな」

勇者「そうか、もっと集めろってことか!」

勇者「よぉし」

勇者「仲間は何人くらいがいいんでしょうか?」




軍人の皆様を除き、勇者様のお仲間は何人が良いのでしょうか?

↓+1






『一個師団ほど集めるのです……2万人ほど集めるのです……』



勇者「2万人! とても多い数のようにも思えるけれど、相手は魔王だ」

勇者「よぉし、王国の軍隊を中心に、魔王の討伐を協力してくれるよう頼んでみよう!」



・・・・・・2時間後。



勇者「壮観だ。こんなにたくさんの人が、同じ志のもとに集まるなんて」

勇者「よぉし、みんな、いっしょに魔王を倒すぞ!」


ウオォォォォォ…!!!!!


勇者「これだけの戦力なら、きっと魔王だって怖くない!」

勇者「女神様、次はなにをすれば良いのでしょうか?」



勇者様は次になにをすればよろしいのでしょうか?

↓+1



申しわけありませんが、トマト鍋を食してまいります。1時間ほどで戻ります。




『そろそろ戦いに臨むのです……戦争は数なのです……』



勇者「女神様から、出陣の命令だ! 行けー!」


ウォォオオオオオオオ!!!!


勇者「みんな先に行っちゃったな。僕が先陣を切りたかったのに」

勇者「よぉし、僕も戦いに出るぞ。行きましょう!」

軍人s「」ガタガタ

勇者「しかし僕にできることはあるのだろうか?」

勇者「女神様、僕はなにをすればいいのでしょうか?」



勇者様はなにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『基本的に後ろからつついてればいいのです……王将は動かないのです……』



勇者「なるほど、勇者が倒れてはしかたないからな」

勇者「僕は徹底的に後方支援と作戦指揮に徹するぞ!」

勇者「ねっ!」

軍人s「」ガタガタ

勇者「よしっ!」

勇者「しかし戦車の中からだと外の様子がよくわからない」

勇者「女神様、いま前線はどうなっているのでしょう?」




戦場の前線はどうなっているのでしょう?

↓+1





『敵も味方もがっつり死屍累々です……平和への礎が築かれているのです……』



勇者「くっ……おのれ、許せん魔王め!!」ワナワナ

勇者「……」チラッ

軍人s「」ガタガタ

勇者「しかし泣いている暇はないんだ! 悲しいけれど、これは戦争なのだから!」

勇者「死んでいった仲間たちの屍を乗り越えて、魔王を倒すんだ!」

勇者「女神様、魔王の陣営はどうなっていますか?」




勇者師団による総攻撃を受けている魔王軍は現在、どのような状況なのでしょうか?

↓+1





『けっこう余裕こいています……一筋縄ではいかないのが魔王なのです……』



勇者「たしかに、それで倒せるのであれば僕は必要ないか」

勇者「くっ……いったいどうすればいいんだ!」

勇者「教えてください女神様! 僕はどうすれば!」




勇者様が魔王軍を打ち破るためには……

↓+1






『戦車なんかに乗っているからダメなのです……まったく近ごろの若者は……』



勇者「あ、あれ!? でも戦車を バヂィッ 痛ってぇ! ごめんなさいなんでもないです!」

勇者「たしかに、戦車に乗って魔王討伐の旅に出たという勇者の話は聞かないな」

勇者「よぉし、そうと決まればこんな戦車!」ズバッ

軍人s「」ガタガタ

勇者「軍人さんたち、ありがとうございました! このお礼は、いつか必ずや!」フリフリ

勇者「戦車を降りて、普通に旅をするのか……」

勇者「まずはなにをすべきなのでしょうか?」



勇者様は、まずなにをすべきなのでしょうか?

↓+1






『戦車なんて時代遅れ……今は宇宙戦艦の時代なのです……』



勇者「宇宙戦艦! なるほど、それならさしもの魔王も……」

勇者「けれど、僕にはそんなコネはない」

勇者「どうすれば宇宙戦艦に乗って、「最終セーフティ、解除!」って言えるんだ」

勇者「女神様、いったいどうすればいいのでしょうか?」




勇者様はどうすれば宇宙戦艦に搭乗できるのでしょうか?

↓+1





『サイコガンダムを造るのです……最強のガンダムをもってすれば制圧も容易なのです……』



勇者「サイコガンダムか。それなら軍の兵器開発室に問い合わせなくては」ピポパ


・・・・・・30分後。


勇者「今から作ったら14年かかる!? そんな悠長なことは言ってられない!」

勇者「どうしてこんなことに……まさか魔王の陰謀?」

勇者「サイコガンダムがないと宇宙戦艦をジャックできない」

勇者「女神様! 僕はどうしたら!」



悲しみに暮れる勇者様はどうすれば良いのでしょうか?

↓+1






『ストリップショーを見に行くのです……世界の真実がそこにはあるのです……』



勇者「なんだって!? 僕はそんな、いかがわしいショーなんて見たくはない!」

勇者「お金は……よし、十分あるな」

勇者「今こうしている間にも、戦争は続いているというのに! まったく!」スタスタ


ガチャッ


勇者「あ、はい。……え、未成年じゃないですよぉ。よく言われるんですけどね。あはは」

勇者「席ですか? じゃあ、S席でお願いします」



・・・・・・5時間後。



勇者「世界の神秘……垣間見たよ」

勇者「今ならなんだってできそうな気がする」

勇者「女神様、次はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様は続いてなにをすれば良いのでしょうか?

↓+1






『貴方が現在引っ張っている女騎士を仲間にするのです……ただし服を着せてはいけません……』



勇者「えっ、ああ、この人か」チラッ

女騎士「き、貴様どういうつもりだ!? どうして私を劇場から引っ張り出したんだ!?」

勇者「ごめんなさい、悪気はまったくなかったんだけど」

女騎士「いいから、頼むから服を着させてくれぇ……! ここ劇場の外だぞ!?」

勇者「でも、あなたは服を着ちゃいけない決まりなので」

女騎士「どういう意味だ!? 野球拳に負けたからか!?」

勇者「でも、さすがに可哀想だな……」

勇者「女神様、なにか装備させてもいいものはありますか?」

女騎士(こいつ、誰としゃべってるんだ……?)




女騎士様が装備してもいいものは、なにかあるのでしょうか?

↓+1






『ライダースーツとフルフェイスヘルメットならいいでしょう……それ以外だと死にます……』



勇者「というわけで、はいコレ」

女騎士「いろいろ言いたいことはあるが……全裸よりはマシか」

勇者「うんうん、やっぱり良いことをすると気持ちがいいな」

勇者「さて、初めての仲間もできたところで」

勇者「女神様、次はどのようにすればいいのでしょう」

女騎士(危ない人なのか、こいつ……?)




勇者様は次になにをすれば良いのでしょうか?

↓+1






『装備していいものはあぶない水着でした……早く着せ替えないと死にます……』



勇者「女騎士、早くそれを脱ぐんだ!」ガッ

女騎士「わああっ!? ちょ、なにをするんだ!?」

勇者「いいから、早く!」ビリビリ

女騎士「ひぃぃっ!?」

勇者「そして、コレを着るんだ」

女騎士「な、なんなんだ貴様は……頭おかしいぞ……」ガクガク

勇者「そんな格好で外にいると捕まるよ?」

女騎士「貴様がな!!」

勇者「さて、それでは女神様。続いてはなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様は次に、なにをすればよろしいのでしょうか?

↓+1





『彼女はまだ協調性というものがなっていません……銭湯の男湯にでも放り込んで鍛えるのです』



勇者「なるほど、だから水着に着替えたってわけか。さすが女神様だなぁ」

女騎士「な、なに言ってるんだ……?」ビクビク

勇者「よぉし、銭湯に入るぞ! 女騎士もほら」

女騎士「ちょっ、引っ張るな! っていうかそっちは男湯だぞ!?」

勇者「うん、男湯のお客さんの体を洗ってあげるんだ。ほら、行っといで!」

女騎士「うわっ!?」ドシャッ

女騎士(あ、あの男、どう考えても頭がおかしい! 従わないと殺される……)ガタガタ

勇者「さてと。そのあいだ僕は、どうしてればいいんだろう?」

勇者「女神様、僕はなにをしていればいいんでしょうか?」



勇者様はなにをしていればいいのでしょうか?

↓+1






『これから長い旅路になるかもしれません……食糧を買って旅に備えるのです……』



勇者「なるほど、それじゃあ保存のきくものをいっぱい買い集めておこう」

勇者「女騎士の好きな食べ物でも聞いておくんだったかな」

勇者「ああやって意味の分からない格好をしちゃうような子だけど、根は良い子だと思うし」

勇者「あの訓練が終わったら、ちゃんと労ってあげないとな」


・・・・・・2時間後。


勇者「あ、お疲れさま。食糧買ってきたけど、おなか減ってるかな?」

女騎士「……はい、いただきます」

勇者「元気ないね? 疲れちゃった?」

女騎士「い、いえ、大丈夫です……」

勇者(おお、ほんとに協調性が出てるみたいだ。さすが女神様)

勇者「そっか。それじゃあ女神様、次はなにをすればいいのでしょうか?」




続いて勇者様はなにをすればよいのでしょうか?

↓+1






『もう服を着せても大丈夫でしょう……そして頑張った仲間にはご褒美を与えるのです……』



勇者「女騎士、はい、これ」

女騎士「えっ……服、いいんですか……?」

勇者「うん」

女騎士「えっと……あ、ありがとうございます」ペコペコ

勇者「お礼なんていいよ、仲間じゃないか」ニコ

勇者「それから、いっぱい食糧買ってきたから好きなもの言ってよ。僕が作ってあげるから」

女騎士「す、すみません……食べられれば、なんでも……」

勇者「そっか、女騎士は良い子だね。良い子にしてれば、ご褒美あげるからね」ナデナデ

女騎士「は、はい……ありがとうございますっ」キュン

女騎士(なんか急に、別人みたいに優しくなった……そっか、言うこと聞いてれば酷いことしないんだ……)

勇者「じゃあ、ご飯作るから待っててね」

女騎士「わ、私も手伝います!」

勇者「そう? ありがとう」

勇者(こんなに早く女騎士と信頼関係を築けるなんて、さすが女神様だ)

勇者「女神様、食事が終わったらなにをすればいいのでしょうか?」



食事が終わった勇者様たちは、次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『さっきからハイハイでついてきてるその男を仲間にするのです……女騎士を母親代わりとして……』



勇者「あれ、この人ってさっき銭湯にいた人じゃないか」

おっさん「あー、だー」

勇者「この人を自分の子供だと思って世話してあげて、女騎士」

女騎士「えっ……!? あ、はいっ! もちろんです!」

勇者「ありがとう」

おっさん「あー、あー」

女騎士「ちょ、どこ触って……あ、いや、よしよしママですよー」

勇者「女騎士は良いお母さんになりそうだ」

勇者「さて、女神様。次はなにをすれはいいんでしょうか?」




勇者様たちは続いて、なにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『女騎士に武器を持たせてもいいでしょう……そこの高周波ブレードなんかイカしてますよ……』



勇者「女騎士、これ装備できる? 高周波ブレード」

女騎士「だ、大丈夫です! たとえできなくても、がんばって装備します!」

勇者「女騎士はほんとにいい子だね。あ、そうだ」ナデナデ

女騎士「あ、ありがとう、ございます……」カァ

おっさん「だうー」

勇者「おっさん、それ危ないから触っちゃダメだよ」

勇者「女騎士に装備も持たせたし、次はどうしましょう、女神様」




勇者様たちは続いて、なにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『その二人をお風呂に入れさせるのです……それを隠しカメラで観察するのです……』



勇者「女騎士、おっさんをまた風呂に入れてあげてくれないかな?」

女騎士「うっ、わかりました」

おっさん「えぅー」


・・・・・・


勇者「それで、僕はこっちでその様子を見てると」

勇者「うわ、なんか絵的にけっこうキツイなぁ。これは僕の修行でもありそうだ」

勇者「一番大変なのは女騎士だろうけどなぁ」

勇者「女神様、この後は、なにをすればいいんでしょうか?」




勇者様たちはこのあと、なにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『別の町に行くのです……そろそろ警察の目がキツイのです……』



勇者「たしかにいろいろやっちゃったから、そろそろ指名手配でもされてしまいそうだ」

勇者「というわけで、次の町に向かうよ」

女騎士「はい!」

おっさん「うぁー」

勇者「おっさんはリードと乳母車、どっちの方がいいのかな……」



・・・・・・1時間後。



勇者「やっと着いた。女騎士、大丈夫?」

女騎士「はい、大丈夫です! 鍛えてますから」

勇者「頼もしいね。おっさんも意外と元気だね。全裸でハイハイなのに」

おっさん「だぶ」

勇者「さてと、ところでこの町でなにをすればいいんだろう。教えてください女神様」




勇者様たちはこの町でなにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『まずはその男を斬り捨てるのです……彼は狡猾な魔物なのです……』



勇者「えっ」

おっさん「えぅー」

女騎士「こら、そんなとこ……っ」

勇者「危ない、女騎士!」ズバッ

おっさん「グハッ」

女騎士「……え!?」

おっさん「バカな、なぜバレた……」ガクッ

勇者「女騎士、怪我はない?」

女騎士「はい! あ、ありがとうございます!」

勇者「ううん、怪我がなかったならいいんだ」ニコ

勇者「しかしまさかおっさんが魔物だったとは」

勇者「女神様、次はなにをすれば……」



勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『あそこにいる女剣士を見るのです……あとさっきの魔物の死体は川にでも放り捨てるのです……』



勇者「女剣士?」ザパーン

女剣士「わんっ、わふ」

勇者「うわ、デジャヴ。おっさんと共演しなくてよかった」

女騎士「女剣士!? な、なにしてるの!?」

女剣士「あっ……み、見ないで……」カァ

オジサマ「人間の言葉をしゃべるな、犬が」ベシ

女剣士「きゃんっ! くぅ~ん……」

勇者「知り合い?」

女騎士「……幼馴染、です」

勇者「そうなんだ。同窓会でもやってみたら、すごいことになりそうだね」

勇者「それで女神様、僕はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『その二人を仲間にするのです……二人の関係性をよく観察するのです……』



勇者「あの、僕らと一緒に来ませんか?」

オジサマ「ふむ、いいだろう。キミは良い目をしているな。素質がありそうだ」

勇者「はぁ。素質ですか」

女騎士「女剣士、なんで、そんな……」

女剣士「……」

勇者「まぁ、よろしくおねがいします。女剣士もよろしくね」ナデナデ

女剣士「わん」ペロペロ

勇者「あはは、くすぐったいよ」

女騎士「……」

勇者「さて、仲間も増えたことだし、これからどうすればいいんでしょうか、女神様」



勇者様たちは続いてどうすればいいのでしょうか?

↓+1







『宿屋で二人の行為をしっかり観察するのです……焼き付けるのです……』



勇者「さて宿屋についたわけだけど」

女剣士「くぅん、くぅ~ん……」フリフリ

オジサマ「幼馴染が目の前にいるっていうのに、とんだ雌犬だ」ベシ

女剣士「きゃいん!」

女騎士「……っ」

勇者「女騎士の幼馴染、すごい上級者だね」

女騎士「……そう、ですね」

オジサマ「すまないが、そろそろ餌の時間なので失礼するよ」ボロン

女剣士「ハッ、ハッ、ハッ!」フリフリ

勇者「人間っていろいろ捨てられるんだなぁ」

勇者「女神様、そしたら次はどうすればいいのでしょうか?」



勇者たちはこの後どうすればいいのでしょうか?

↓+1






『その男も魔物なのです……また騙されましたね……』



オジサマ「これがほしいなら、いつものポーズで……」

勇者「っしゃオラ!!」ズバ

オジサマ「ごふ……な、ぜ……バレた……」

女剣士「!」

勇者「またつまらぬものを斬ってしまったよ」

女騎士「……女剣士、もうそんなことはやめて」

女剣士「……」

勇者「キミは解放されたよ。これからどう生きるのかはキミの自由だ」

勇者「また正義を行ってしまったようだ。女神様、次はどうすれば……」




勇者様たちは続いてどうすれば良いのでしょうか?

↓+1







『あそこを歩いている彼を新しいご主人様にしてあげるのです……そして仲間にするのです……』



勇者「そこのキミ」

モブ「え?」

勇者「ちょっと彼女のご主人様になってあげてくれないかな?」

女剣士「!」フリフリ

モブ「よろこんで!!」

女騎士「……もう完全に、人間としての尊厳は捨てちゃったのか」

勇者「まぁしょうがないよ、それが幸せだと感じてるなら」

女騎士「……はい」

勇者「そう気を落とさないで」ナデナデ

勇者「さて、じゃあ次はなにをすればいいんでしょうか、女神様」




勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『女剣士は自らの意思でそうなっているわけではないのです……聞いてごらんなさい……』



勇者「女剣士、なにか事情があるの? そうしてなきゃいけない理由が」

女剣士「……」

勇者「調べるって言ってもなぁ……この町には始めて来たし、女剣士は全裸だし」

勇者「身に着けてるものといったら、せいぜいこの首輪くらいだ」

女騎士「! ちょっとその首輪、外してみましょう!」

勇者「え? いいけど」カチャ

女剣士「ぷはっ! や、やっと解放された……ありがとう……!」

勇者「え? ……そっか、この首輪は呪いの装備だったのか」

女剣士「命令に逆らえなくって、いろいろ頭の中を弄られるんだ」

勇者「それは気の毒だったね。でももう大丈夫だよ」

勇者「よかった、無事女剣士を解放できたぞ」

勇者「女神様、次はどうすれば」



勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1




もうしわけありませんが、そろそろ睡眠をとらせて頂こうかと存じます。

それでは、また明日。


それでは再開させていただきます。




『魔物を打ち倒す伝説の武具を手に入れるのです……』



勇者「伝説の武具……それがあれば魔王だって倒せてしまいそうだ」

女剣士「なああんた、その前に服がほしいんだけど……」

女騎士「そ、そんな言葉づかいしちゃだめだ!」ベシ

女剣士「わんっ!?」

モブ「あの、ぼくはどうしたら……」

勇者「それはいったい、どこに行ったら手に入るのでしょうか女神様?」

女剣士「誰に話してるんだ?」

女騎士「いつものことだから気にしないで」




伝説の武具はどこに行けば手に入るのでしょうか?

↓+1






『近しき女性と性なる……ゲフンゲフン、聖なる契りを交わすのです……さすれば授けられるでしょう……』



勇者「ありていに言えばセックス……」

勇者「くっ、僕としてはまったくもってやぶさかじゃない! どうしてそんなことをしなければならないんだ!?」

勇者「財布にゴムが5つ入ってるな。これなら足りるだろう」

勇者「とても気乗りしないが、女騎士、女剣士、セックスするぞ!」

女剣士「い、いきなりなに言ってるんだこいつ……頭おかしぞ。なあ、女騎士?」

女騎士「黙って従え! 従ってれば優しくしてくださるんだ!」ベシ

女剣士「きゃいん!?」

勇者「女騎士はほんとに協調性が高いなぁ。偉い偉い」

モブ「あの、だからぼくは……」



・・・・・・3時間後。



勇者「ふぅー」カチ シュボ

女騎士「……///」ヒクヒク

女剣士「くぅん……」ビクンビクン

勇者「また急激な眠気に襲われたが、記憶があいまいだ」

勇者「すごく良いことを経験したような気がするんだが」

勇者「それで女神様、いったいどんな武器がてにはいるのでしょうか?」




勇者様たちが手に入れた伝説の武具はどのようなものでしょうか?

↓+1





『ありとあらゆる攻撃を無効化する鎧……ただし二度と脱げなくなります……』



勇者「おお、これが伝説の武具。しかしこれが脱げなくなるのか」

勇者「さて、いったいどうしたものか……」チラ

モブ「えっ」ビク

勇者「これから危険な旅になるからな。うん、それがいいな」

モブ「ちょ、誰か助―――」



・・・・・・十分後。



勇者「どんな感じ?」ゲシ

鎧武者「……たしかにダメージはないっす」

勇者「そっか、それはよかったね! キミに譲ってよかった」

鎧武者「そして脱げないっす。怖いくらいピッタリ張り付いてて……」

勇者「さて女神様、僕たちは次になにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『女騎士にも着せとくのです……大切な仲間はきちんと保護するのです……』



勇者「たしかにな。よぉし、女騎士。これ二度と脱げなくなる鎧なんだけど、着てくれる?」

女騎士「は、はい! よろこんで!」

勇者「ありがと、さすが女騎士だ」ナデナデ

女騎士「あっ、嬉しいです!」///

女剣士「お、おい本当にそれでいいのか……? トイレとかどうするんだよ」

勇者「さて女神様、この後はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちはこのあと何をすればいいのでしょうか?

↓+1





『剣を極めるのです……防御できても攻撃ができなければ意味はありません……』



勇者「たしかにそうだ! そういえばみんな剣使いっぽいしな」

勇者「そうと決まれば、みんな外に出よう! 剣術訓練だ!」

女騎士「はいっ!」ガチャガチャ

鎧武者「……うっす」ガチャガチャ

女剣士「あの、私も鎧でいいから服がほしいんだが」

勇者「今日は日が暮れるまで稽古するぞ! さあ、みんな行くぞ!」


・・・・・・6時間後。


勇者「はあ疲れた。しかし鎧のせいで二人はバテるのが早いな」

勇者「なぜか女剣士は服を着てないし、危ないったらないな」

勇者「しかし仲間の落ち度は僕がカバーしなくては! だって僕がリーダーだから!」

勇者「さて女神様、ボクは次に何をすればいいのでしょうか?」




勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『仕上げに、女剣士にも鎧を着せるのです……』



勇者「女剣士、この鎧着たい?」

女剣士「……さっきの稽古で何度死にかけたことか……全裸よりはマシだな」

勇者「なんだかみんなシルエットがゴツくなっちゃったなぁ」

鎧武者「あの、トイレ行きたいんすけど、どうすれば……」

勇者「それはもちろん垂れ流しだよ」

鎧武者「えっ」

女剣士「やばい、やっぱ着なければよかった!!」

勇者「世の中は等価交換。メリットの陰にはデメリットが付きまとうものなんだなぁ」

勇者「女神様、僕たちはなにをすれば?」



勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『その鎧でも不便の無いようにいてあげるのです……それがリーダーの務めなのです……』



勇者「つまり、排せつくらいはできるようにしてあげないといけないわけか」

勇者「しかしこんな魔法の装備をどうにかする技術はもってないぞ」

勇者「股間を削ろうにも攻撃は一切通用しないしな」

勇者「女神様、どうすればいいのでしょうか?」



勇者様はなにをすればよろしいのでしょうか?

↓+1






『形態変化させるのです……背中の裏側のボタンを押してみるのです……』



勇者「背中の裏側……これかな?」ポチ

女剣士「!」ガシャコン

女剣士「おお、すごく軽くなったぞ! こんな機能があったのか」

鎧武者「あの、さっきトイレしてみようと思ったら、排泄物がワープして鎧が汚れなかったっす」

勇者「なるほど、そのあたりは設計者も考えていたのか」

勇者「よぉし、問題も解決したところで、次はなにをすればいいのでしょうか、女神様」




勇者様たちはなにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『鎧を着た者を自由に操る魔法を覚えるのです……それがリーダーの務めなのです……』



勇者「なるほど。僕は既に一つ素晴らしい魔法を覚えているけど、さらに高みを目指さなくては」

勇者「しかし、どうやって魔法を習得すれば……うっ!?」

勇者「また眠気が……く、昨日4時間しか寝てなかったから……」クラクラ

勇者「すかぴー」バタ



・・・・・・3時間後。



勇者「それ以上はもげる!!」ガバッ

女剣士「なんなんだこいつは……」

女騎士「大丈夫ですか?」

勇者「大丈夫に違いない。えい」キラキラ

女剣士「うわ、鎧が勝手に動く!」

勇者「やったぞ、よく覚えてないが、無事に習得できたぞ!」

勇者「さあ、次はなにをすればいいのでしょうか女神様!」




勇者様たちは次に何をすればいいのでしょうか?

↓+1





『あそこを見るのです……あの家の陰をよく見るのです』



勇者「んん? なんだあれ、野外で性行為に及んでいるぞ。けしからん」

女騎士「あれ襲われてるんじゃないですか?」

勇者「ああ、そういう見方もできるのか。すごい歳の差婚だと思った」

女剣士「野外で……」ドキドキ

勇者「おーい、そういうことは家の中でやりなよ」

ボケ爺「ふっ、ふっ」パンパン

孫娘「み、見ない、でくだ……あぐっ……」

勇者「ほら、おなかが大きいよ。やっぱり合意の上だ」

鎧武者(えっ、違くね……?)

勇者「このあたりはそういうことに寛容なんだな」

勇者「さてと、女神様。次は何をすればいいのでしょうか?」




勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『その老人は魔物に殺されて操られています……早く楽にしてさしげるのです……』



勇者「なんだって! くそぅ、なんてことだ!」ズバ

ボケ爺「……」バタ

孫娘「うっ……」ドサ

勇者「やれやれ、またしても正義の行いをしてしまった。勇者だからしょうがないな」

勇者「お嬢ちゃん、今日はもう風呂入ってホットミルク飲んで寝な」

孫娘「ありがとう、ございました……」トボトボ

勇者「次はなにをすればいいのでしょうか、女神様!」



勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『魔法が解除されて彼女のおなかは元通りになるでしょう……鎧を着せて連れていくのです……』



勇者「おお、それはよかった。お嬢ちゃん、おなかは戻るってさ」

孫娘「えっ……あ」ペタン

勇者「よかったね」

孫娘「ありがと、ございます……っ……なんとお礼を言ったらいいか……」ポロポロ

勇者「この無敵の防御力誇るけど二度と脱げなくなる鎧を着て、旅についてきてくれると嬉しいんだけどな」

孫娘「……わ、わかりましたっ。着ます!」

勇者「そっか、嬉しいよ」

勇者「人助けもしたことだし、次はなにをすればいいのでしょうか?」



勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1





『近くにいる魔物の群れを倒してくるのです……こてんぱんに成敗するのです……』



勇者「そうか、ついに戦う時が来たか……」

勇者「このあたりに魔物の群れっている?」

鎧武者「聞いたことあるっすよ。あっちの森の方にすんでるとかって」

女剣士「でもどんな魔物かまではわからないよ」

勇者「女神様、いったいそれはどんな魔物で、いったいどれくらいいるのでしょうか?」



どんな魔物がいて、どれくらいの規模なのでしょうか?

↓+1




『スキュラをリーダーとした水棲の魔物……三十体ほどです……』



勇者「三十体、水棲魔物か。じゃあ泉とか川とかの水場あたりかな?」

女騎士「だからこの町には襲ってこないんだ」

勇者「よし、さっそく行ってみよう!」


・・・・・・2時間後。


魚魔物「」ピクピク

スキュラ「な、なんで攻撃がきかないの……」ガタガタ

勇者「それはほら、伝説の武具だから」

勇者「これだけこてんぱんにすれば、まぁ大丈夫かな?」

勇者「女神様、次はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『倒した魔物たちを従えるのです……』



スキュラ「わ、わたしたたちを[ピーーー]つもり……?」

勇者「いや、僕に従ってもらう!」

スキュラ「!?」

女剣士「そんなんで大丈夫か?」

勇者「まあ、女神様のお告げだから」

勇者「次はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『魔物たちを戦力として鍛えるのです……来たるべきときのために……』



勇者「よし、ちょっと全員で鎧武者を倒してみるんだ」

鎧武者「えっ」

勇者「戦いの特訓をして、魔物たちを鍛えるんだ」

スキュラ「でも、攻撃が……」

勇者「鎧だから頑張って水の中に引きずり込むとかすれば勝てるかも」

スキュラ「よし、足場を攻撃しなさい!」

鎧武者「ちょ、まじっすか!」

勇者「さてと。僕たちはなにをしていればいいんだろう」



勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1






『錬金術を覚えるのです……就職に有利なのです……』



勇者「錬金術? なるほど金を作れればそれは便利だなぁ」

勇者「しかしどうしたものかな、教科書を買ったってすぐには使えないだろう」

勇者「手っ取り早く錬金術を習得するにはどうしたらいいのでしょうか?」




錬金術を習得するにはどうしたらいいのでしょうか?

↓+1






『幼い女の子と性なる行為に及ぶのです……さすれば神秘の力が授けられるでしょう……』



勇者「なんだって! そんなことが!」

勇者「しかし幼女にそんな酷いことをしていいはずがない!」

勇者「幸いゴムはまだ余っているが……!!」

勇者「いや、むしろ必要ないのか……?」

勇者「だがそれとこれとは話が別だ! ありえないと言って過言では―――」



・・・・・・4時間後。



幼女「うっ……あっ……」ビクビク

勇者「よしよし、ありがとね。そうだ、お小遣いをあげよう」ナデナデ

勇者「さてと、もういい時間だな、そろそろ森に戻ろう」

勇者「女神様、次に僕はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1






勇者「はっ!?」ガバッ

勇者「ううむ、またしても寝不足の弊害が」

幼女「だいじょーぶ?」

勇者「ん? どこかで会ったかな?」

幼女「んーん、知らない」



『さあ、森に戻るのです……スキュラが錬金術を会得しています……』



勇者「あ、はい!」

勇者「次になにをすればいいのでしょうか?」



勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1



R18安価は無しにするか否か

↓+3まで多数決をいたしましょう。




『魔物の訓練でこちらが劣勢です……応援してさしあげましょう……』



勇者「ん?」

鎧武者「がぼぼっ……ちょ、溺死す……がぼぼっ」バチャバチャ

勇者「えい」キラキラ

鎧武者「ぷはっ!」

女剣士「おお、鎧を操る魔法で助けたのか」

勇者「鎧武者さんがんばってください。魔物さんたちもがんばってください」

鎧武者「運動会じゃないっすよ!?」

勇者「さて、訓練も良い感じだな。そろそろいいだろう」

勇者「次はなにをすればいいのでしょうか?」




勇者様たちは次になにをすればいいのでしょうか?

↓+1





今から路線変更をするにはとてもとても手遅れでございますので、いっそ新しくスレを始めるのも一興かと考えました。

まことに勝手ながらそういったわけですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

それでは皆さん、失礼いたしました。



ちなみに今後の参考までに なのですがR18安価をなさる方々は、どのような意図でそういった展開を望んでいらっしゃるのでしょうか?

おそらく私の文章では性的な欲求を満たせないでしょうし、単にふざけていらっしゃるだけなのでしょうか? でしたら以降は全面禁止にさせていただくのですが。


なるほど、ご丁寧にありがとうございます。今後はそのような配慮も致します。

今回は、行動は完全に安価任せ、1レス安価完遂、更新速度を早める、ということを気をつけていたのですが失敗でした。

もしも理想的な安価の形式を書いていただければ次回以降から反映できると思います。


安価は多ければ多い方がいいと思っていましたがそうではないのですね。

きちんと世界観が構築されていると参加しづらいかと考えていました。

教唆いただいたことを次回以降に生かして精進致します。

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