隅っこで流れて小ネタを書いてみる (57)

このスレは>>1の小ネタスレです。
思いついた小ネタの並盛バージョンとでも思ってください。
基本的に中途半端。


関連のあるスレ
生温かい目で見てくれるとありがたいです。
ハルヒ2次創作
禁書オリキャラあり2次


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357830733

――勇者とボクとこの世界――



彼は、勇者だった。
いったい何人目の勇者なのだろう
彼ならば終わらせてくれるだろうか
――彼ならば変えてくれるだろうか


「久しぶりだね。最近来てくれないから心配だったんだ」

「心配性だね君は」

「そんなことないよ。今世界が危険なのは知っているでしょ?」

「ああ、そうだね。」


■■

声をかけたのは、彼が初めてだった。
泣いていた彼はボクと同じような気がしたから。

「なんでないているんだい?」

彼は、泣きながらボクを見つめる。

「ほら‘奴ら’に見つかってしまう前に泣きやまないと」

「……奴ら?」

「そう、奴らさ」

彼は、わけがわからないという顔をしながらも涙をぬぐった。

「わけわからないこと言われたのに、強いね」

「うん、『勇者』は泣いちゃだめなんだ」

「そっか」

――君も結局、縛られているんだね。

「でも、おとーさんとおかーさんまでも『勇者』としてしか呼んでくれないのがすごく寂しい」

「!」

その言葉に、ボクはとても驚いた。気がつかれるほどでは無かったけど。たぶん。
だから思わずその言葉を口にしてしまった。

「だったら――」

■■

(『ボクと友達になろう。他の人には秘密だよ』)

なんて、今思い出しても恥ずかしい。台詞だ。
きっとどこぞの妖精に感知されている。

それから、いろいろ話した。
お互いにペンダントを作って贈り合ったりもした。
久しぶりにとても楽しい日々だった。


彼は、強くなった。『勇者』はとても強くなった。

だからもう、終わらせなくては。

今まで、積み重ねられてきたものの為にも。


□□


「ごめんね。君も戦いたかったよね。『勇者』と」

「……」

消えかかっている■■だったモノに話しかける。
勇者と同じだったらよかったけれど、そうそう起こるることじゃないから仕方が無い。

「ボクもかつては『勇者』だったから許してね。
 もっとも『失敗作』だったから直ぐに捨てられちゃったんだけどね」

そして、‘魔王だったモノ’は消えていった。
それと同時にボクに力が入りこんでくる。

「これで、ボクが現『魔王』だ」

――待っているよ。ねぇ、『勇者』

■■

君が震えながら剣を握りしめているのがよくわかる。
信じられないという顔で目を見開いている。

「どうして、どうして君がここにいるんだ!?」
 ――ここは魔王のいる城だろ

悲痛な叫びが聞こえた。
それでもボクは笑う。余裕を持った笑みを見せる。

「それはね、ボクが『魔王』で君が『勇者』だからだよ」

「そんなのウソだ」

彼は信じたくないと首を振る。

「本当だよ」
(まあ、ウソでもあるけれどね)

僕が静かに告げると彼は、黙ってしまった。

彼は、今何を思っているのだろうか?
僕には、何もわからない。――いや、少しはわかる。
かつて一時の『勇者』で会った時。あいつらはボクの事なんて視界に入っていなかった。
もちろん彼に対するあいつ等の態度も同じだろう。
だからわかるよ。ボクを見なくなった世界で君こそがボクの親友と呼べる人間だったから。

うぬぼれじゃないと思っているよ。
だからこそ、嫌だね。嫌なやつだねボクは。でも仕方ない。

この世界はあってはいけないんだ。

――

いつまでも目を伏せている彼にボクは声をかける。

「どうした?決着をつけようではないか『勇者』よ」

ボクの芝居がかった言葉に彼は驚いたように顔を上げる。

「どうして?どうして君まで名前を呼んでくれないんだ?」

「名前などはもう無意味。ただ『魔王』と『勇者』が戦うだけだよ」

目は決して逸らさない。

「そんな……。もう昔には戻れないのか?世界の征服なんて柄じゃないだろ?
 なあ、僕がなんとかするから、一緒に」

「……」

そんなことを言われてしまったら。

「もう、無理だよ」

いくらボクでも表情にでてしまう。情けない顔になっているのがわかる。
でも、今さら退けはしない。だからこそ僕は『魔王』を選ぶ。


『勇者』が決意のこもった瞳で剣を構える
『魔王』もそれに応え剣を構える。

そして戦闘が始まった。

「もう、無理だよ」

いくらボクでも表情にでてしまう。情けない顔になっているのがわかる。
でも、今さら退けはしない。だからこそ僕は『魔王』を選ぶ。


「……そう、なのか」
ぽつりと彼がつぶやく。
選んでくれた『勇者』であることを。


『勇者』が決意のこもった瞳で剣を構える
『魔王』もそれに応え剣を構える。

そして戦闘が始まった

sage

正面からぶつかり剣が高い音を立てる。
その衝撃を利用してお互い後ろに飛び再び間合いをとる。

剣を構えなおして一歩。お互いを認識して一歩。
そこから剣の打ち合いが始まる。

常人を超えた動きをしてなお互角に見える戦い。
拮抗状態の打ち合いの中魔王が風の魔法を唱え勇者を吹き飛ばす。

「ぐはっ……」
「ッ……」

勇者は壁に叩きつけられるも、勇者の剣は魔王の腕を傷つけていた。

【ーーーーーーーーー】

勇者が起き上がったとき、魔王は詠唱を開始ししていた。
それを止めるために間合いが離れた魔王へと勇者は走り出す。

『――――――』

しかし、その瞬間魔王の詠唱が終わる。
頭上に空間が現れ、闇に覆われた柱が次々と勇者に襲いかかる。

勇者はそれを防御の魔法を使いつつ最低限避けながら魔王との距離を詰める。

魔王の魔法が切れる。

「終わりだ!!」

術を使った後で無防備になっていた魔王の懐に勇者は飛び込もうとする。

魔王は素早く剣を構えて、勇者の剣を受けようとしたが、

先ほどの傷が痛んだのか剣を取り落とした。

そして、静かにほほ笑んだ。

「!!」

驚いた勇者のその瞬間思った願いもむなしく。
勢いに乗った勇者の剣は、魔王の体を貫いた。

■■

「はい。プレゼント!この前言っていた奴だよ」

「ハハ。君も律儀だね。」

「僕が言い出したことだし。僕は約束は守るよ?」

「そうだね。ありがとう。ほらボクも」

「えっ、意外!でも本当にありがとう」

■■

ぶれた視界の中で彼が寄ってくるのが見えた。
泣き出しそうな顔をしている。そんな顔することないのに。

「ごめん。ごめんね」

彼の腕がボクを支える。

「仕方ない事だよ。構わないさ」

この理(ルール)は動かすことができない
だからこそ、僕が……

「そんな……こと。理由にならないよ」

彼は、頭を強く降った。
ああもう、泣く事はないだろう?

「大丈夫。これは、ボクが望んだこと。
 僕の方こそ本当にごめん――」

「  」

名前を呼ぶと彼の目が驚いたように見開かれる。

「うん。うん!」

それから、彼は泣いたままうれしそうに笑う。
そうして、『今日』初めてボクらはお互いの名前を呼んだ。

きっと、理解し合えた。どうしようもなく。
そういうことではなく、そうであるぼくらのことを。

「testestes
testestes」

「testestes
testestes」

―――

「ひとつ、君にして欲しいことがある」

「うん」

「救ってほしいんだこの世界を。ボクを倒したんじゃ終わらない。
 君にはつらい役目をさせることになるかもしれないけれど」

彼が真剣な目でボクを見つめる。

「君の両親を倒してくれ」

「大丈夫。やるよ」

彼の目に驚きの色は映らない。きっと彼も心のどこかで気が付いていたのだ。


『魔王と勇者が戦い続ける世界』

「この歪んだ世界を創ったのはあの人たち。ボクは『失敗作』だから気がついた。
 君と戦うはずの魔王を倒して待っていた」

「それなら、どうして……」

彼が、つらそうに口を閉じる。その先はきっとこうだろう

“一緒に彼らを倒そうとしてくれなかったの”

という問い。だからボクは、それに答える。

「魔王の力の封印しなければいけなかったから……。
 それと、君の覚悟を決めるためだね」

あんな奴らでも『親』は『親』だ。

「全く君は勝手だね」

彼は悲しげな表情に呆れた笑いを含ませた。

「言えてる」

そんないつも通りを見て笑う。っともうそろそろ――そう思い懐からソレを取り出す。

「……これを持って行ってくれ」

ガラスに碧い玉が入ったペンダント、昔彼がくれたもの。

「どうして?」

「ここに魔王の力を封印した。君の魔力で作ったモノだから、君の力で抑えることができる。
 そのままだと僕が死んだら、彼らにわたってしまうからね。だから君も気をつけて。
 この力を奪われないように、そうしないと世界はいつまでも――」

「わかった……じゃあ、僕からも」

そう言って彼はボクの手からペンダントを取る代わりに彼の首にかけていたモノを握らせてきた。

「これは?」

なるほど、彼も同じ気持ちだったのだろう。

――それは不死鳥を模ったペンダント昔ボクが彼に送ったもの。

さて、その意味は何だろう

「貸してあげる。……だから、絶対返してよね。僕もこれをその時に返すから」

「……」

「フフ。わかったよ。約束だ」

彼はどこまでも彼だった。だからいいのだけれどね。

自分の体が消えていくのが見える。時間だ。

「もう時間が無い。あとはよろしく頼んだよ」


名前を呼んで力強くうなずく彼を見上げる。そして意識が遠くなる。彼の持つペンダントへボクの残った魔王の力が吸収される。

「君の願いは必ず叶える。――だから、待っていて」


最後に彼の声を聞いて、意識は完全に白にのまれた。

 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

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      │       \ .∥|
      |______ \ |
       ) ≡≡≡≡≡≡)
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

『あるところに処に夢を持った夫婦がいました。
 夫婦は人形を作るのが仕事でした。
 そしてお話を創るのが好きでした。
 
 ある日夫婦は“力”を手に入れました。

 それから人形に命を吹き込み自分たちのお話を現実にすることにしたのです。
 
 自分たちもそこから逃げられないことには気が付いていました。
 それでも、止まることは出来ないのです。
 
 知ってしまったからには、持ってしまったからには、夫婦はそういう人たちでした』


 ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

――彼はうまくやれるだろうか
――大丈夫。彼だからこそ
――それに知ってる。終わりを望んでいたのは、あの人達も一緒だって……


「……っ、うん?」

意識を取り戻す。
あたりを見渡すと一面に黒い世界だった。夜の闇ではなく、ただ黒い世界。ここは一体どこだろう。
体は、ある。暗いので触って確かめると傷もないようだ。
というより

「今のボクはどうなっている?」

彼に託したあと死んだはず。意識だけ残っているのだろうか。
だとしたら、これは『夢』のようなものか?

「ある意味正解かな?」

突然声が聞こえた。暗くて気が付かなかったが誰かいたのか
どこか聞き覚えのある声。

「誰?」

「僕が誰かはどうでもいいよ」

いや、気になる。もしかしてボクの勘違いで本当はこいつが・・・

「すべての元凶だって?」

その先を見透かして声は笑った。ボクは喋っていないどうやら心を読まれているようだ。

「まあね」

本当に何者だろうか

「ふふ。だからどうでもいいと言ってるじゃない。
 今、用があるのは君に対してなんだから」

疑問を無視された気がするが。まあ、どうでもいい。

「なんの用事?」

「うん。あの子は、世界の主を倒したよ」

声は、唐突にそんなことを言った。

「ほんとに?」

「嘘をいう理由がないな」

何故か、顔もわからない謎の声の言葉だが信じられた。場所が場所だからか

「よかった。やったんだね」

「うん。もちろん」

「それで、この世界はどうなる?」

嬉しいきもちでいっぱいだが、そのままでいるわけにも行かない。
ボクには約束があるのだから。このわけの分からない空間にいる訳にはいかない。

「そうだね。君が『新たな主』となるのはどうかな?」

その声はすでに答えは決まっているかのようにとてもおもしろそうだった。

「誰が、そんなもの」

「だが、主を失ったままでは『この世界』は滅ぶよ?」

ほら
「……」

「それに、この世界の主は2人いる。あの子はもう決めているよ?」

ほらね。そんな後出しをする。そしたら答えは決まっているじゃないか。

「ちなみに、あの子に断られたときは、
 『なら、望めばいい。君が、主とならない、理想とする世界を
  ――それが<主>の意思なら尊重しよう』かな」

自分の発言だろうに、何故か他人の言葉をなぞるように声は言った。

「そこまで言わなくてもわかったよ」

「そう、ちなみに彼の願いは――」

 「『              』」

「だろ?」知ってるよ君らしい。

「正解!君の願いも一緒でいいかい?そのほうが楽でいいけど」

何めんどくさがりな発言してるんだ。

「あたりまえだよ」

「ふふ。願いは聞き届けました新たな主様方。
 ――それじゃあバイバイまたいつか」

ソイツがそう言った直後、光りに包まれた。
         、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
(そういえば、ボクが気がついたのはいつだか忘れていたな)

そんなどうでもいいことを思いついて、次の瞬間ボクの意識は今度こそ消失した。


◇◇◇

全ては長い夢だったのだろうか

◇◇◇

夢を見ていた。何かとても長い夢だった。覚醒前の夢を忘れれるのはいつものことだ。
起き上がって着替えてしまえば、薄ぼんやりとしてしまう。

でも何か、大切な夢だったような気がする。

今日は何の日だっけかとカレンダーを見る。


ふと、自分の机の上を見て


――思い出した。




「さて、寝坊助なボクの親友を起こすとしますかね」

実は、休日なので遅い時間でもないのだが。今日はイベントが有る。
他の子達は、その準備があるからと既にいない。
ボクは二段ベッドの上に登ると声をかける。

「もう朝だよ起きて」

さらに名前を読んでゆさゆさゆする。しばらく繰り返すと彼が唸りながら目を開けた。
と同時に彼が飛び起きて僕の名前を呼んだ。

「よかったぁ。生きていたんだね」

安堵の表情を浮かべる彼。

「……クス。寝ぼけているね、ここはどこだい?」

彼は、しばらく頭を振ったり色々していたがようやくしっかりとした視線をこちらに合わせた。

「おはよう」「うん。おはよう」

目が覚めたらしい
ボクは階段から降りて彼の準備が終わるのを待つ。

「目が覚めたかい?」

「うん。なんだか大変な夢を見ていたよ」

「そっか。それはそうと、今日は何の日かわかるかい?」

「えっと僕達の誕生日?」

「正解」

正確には捨てられた日だけどね。とは彼もボクも心に留める。
今が幸せだからそれでいい。

それをなんでわざわざ聞いたのかと彼首をかしげた。

「一足先に誕生日プレゼント」

はい。とボクは不死鳥をかたどったペンダントを渡した。

「ありが……ってこれは、君が拾われた時に持っていた」

焦っている彼にボクは笑いかける。

「いいんだよ。<約束>だから」

「え?」

「毎年のことだからね。今年は、父さん母さんの記念日に大きいものを買おうってお金がないし。
 ――ところで、君からは?」

そう言うと彼は、ハッとして彼の机の上にあるモノを取ってきてボクに渡した。
ガラスのカプセルに碧い石が入ったペンダント。

「僕も同じく君にコレをあげる」

「いいのかい?君こそこれは――「いいんだ」

「君が、そうしてくれたように僕も同じ気持ち」

さっきの自分はこんなふうに笑っていたんだろうな。

「そっか。ありがとう」「うん。僕もありがとう」

そうしてボクたちはあの日のように笑ったのだ。

「主役のお二人さん。降りて来なさいな」
「早くこい。みんな待ってるぞ」

階下でボクらを呼ぶ声がする。孤児院の主夫婦。そして子どもたち。

「「はーい。今行きます」」

勇者と魔王は夢物語の世界。
そうやってこの世界は続くのだろう。

終わり。

昔勇者視点で書いた事のある物語の魔王視点。
ほぼそのままなので当時何に影響を受けていたかまるわかり
あと名前を無理やりなくしたので不自然なところがちらほら

     (´・ω・`)
   /     `ヽ.   お薬増やしておきますねー
  __/  ┃)) __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\


     (´・ω・) チラッ
   /     `ヽ.   
  __/  ┃  __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\



     (´・ω・`)
   /     `ヽ.   今度カウンセリングも受けましょうねー
  __/  ┃)) __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\

さてそろそろ>>1の内容ネタ
もう禁書の新刊バリバリ出ていますが、基本旧約までのネタです。
新約の新しい方の巻とか超電磁砲とかまだ読んでなかったりします。
まあ、元からがよりと無理になった話ですので適当に小ネタとして読んでください

見てしまったネタバレから考えるに垣根や食蜂ネタがそげぶされている
あとものすごくジタバタしたい
中間が思いつかない、一つのストーリを書き上げられる人はすごい

第六位「……君だよ。『一方通行』」のレス46から


‘だれかとの話’が終わったのだろう沈黙を保っていた水野が溜息をついて口を開く。

水野「僕たちは、“本物の”海原光貴くんの捜索だね」
佐円「……いいのか?」

偽物の確定した何物か。肉体変化の能力者でもない謎の人物。
それは、おそらく学園都市に不幸を呼び込む存在。
それを、学園都市を守る存在でもある風紀委員が見逃していいのか。
佐円はそう問いかけた。

水野「いいのさ。僕たちの仕事じゃない」

水野の声は普段と変わらない。

佐円「そうか」

だから佐円も変わらずにただうなずいた。

――

それから水野の発案で二手に分かれて捜索することになった。
偽海原が確定しても、詳しい場所までは食蜂が読み取っていなかったからだ。
佐円は勘ぐったが、だったら自分は学園都市を把握しているのかといわれて渋々納得する。
わからないものはわからない。これは仕方のないことだ。

能力を考えて食蜂と青井を中心にグループをわける。
なにかあったときのためにレベル5同士である一応食蜂と水野もわけるべきだろう。
と話が進んだ時点で佐円は悪い予感がした。

食蜂「と、いうわけでぇ~シズさんと一緒だねぇ」
佐円「……、」
結局チームは水野・青井・河崎と食蜂・佐円で分かれた。
佐円は河崎を睨んだが視線をそらされた。年が近い分よりやりにくいのだろう。

――わかるのはわかるが。
佐円は内心でため息をつく。

水野「じゃあそっちはよろしくね~」

と、ニコニコというよりはニヤニヤとした表情で水野は2人を連れて去って行った。
佐円は腕に絡みついている人物を睨みつける。

佐円「……おい」
食蜂「やぁ~ん。こわぁーい☆」

食蜂は佐円から腕をを放しておびえる動作をする。
過剰な演技ウザいことこの上ない。常盤台の関係者に見られたらどうするつもりなのか。
などと佐円が考えているとそれを当然のごとく読み取った少女がくすくすと笑った。
                                               、、、、、、、、、、、、、、
食蜂「私の干渉力ならぁ~。人の目を誤魔化すことなんて簡単だものぉ。……監視カメラはともかくねぇ」

彼女は髪をかきあげその場で一回転した。

などど2レス挫折。この後は

・なんやかんやで海原光貴(本人)を発見
・食蜂らが精神から干渉して起こす
・目覚めた海原光貴からの報告により自体把握
・御坂の場所を画像、音声検索で探す(三崎の仕事)
・食蜂らの演算を借りて力を増大させて河崎(テレポーター)が飛ばす
・そして原作の海原本物登場の流れになる
・その後の干渉は謎の人物(土御門)に止められてるため、救急車と上条たちのせいで荒れた表の処理とか手伝ってるかも

一方通行のとある一日


目が覚めたとき、その場にいた研究者から実験が半永久的に凍結になったと聞いた一方通行は、やっぱりなと言うどこか他人ごとの意識を持った。
自分は、第一位最強であるはずの自分は、あのなんの能力もないような男に負けたのだから。
そして、その次に思った事は……。


―――――――

しかし一方通行は、ソレに言葉が、思いの名が付く前に打ち消した。
そこれそが、明確だと言う事にはなにも気が付かないふりをして。


数日たったある日一方通行は、切らした缶コーヒーを大量にかった帰りに数十人の男たちに囲まれていた。

「よぅ、第一位様。無能力者に負けたんだってな」

集団のリーダーらしき男の言葉と共に馬鹿にした笑い声が起こる。

(真っ昼間からなンなンだァ?)

嬉々としている不良たちに対して、一方通行には、ただの疑問しか存在しなかった。
『あの日』の噂が、すでに流れているというのは、理解したが、だからと言って一方通行はなにも変わらない。
ならば、彼らは何をしようとしているのか。

「…………」
「シカトこいてんじゃねーぞコラァ」

一方通行が黙ったままだったのが、気に食わなかったのか、不良の一人が殴りかかる。

「っがぁ?」

当然その攻撃は、反射された。腕が曲がった男は痛さにうずくまる。
一方通行は一瞬そちらを見て、内心で呆れた溜息をついて足を踏み出す。
止めを指す為ではなく、この場から去る為に。

「テメエ、何をしやがったあああああぁぁぁぁ」

しかしそれを許す不良たちではない、彼らは次々と一方通行に襲いかかる。
ナイフや警棒。中には能力を使用したものもいた。

だが、結果は何も変わらない。一方通行は、ただ全てを反射しただけだった。

一方通行は辺りを見回す、そこには自滅したモノ達の死屍累々と転がっている。
いや、死んではいないが。

(……まァ、これで俺は、健在だって事がわかったンじゃねェか?)

(授業料は、ちィとばかし高いけどなァ)

さて去ろうとしたところで、一方通行は、ふと思いとどまり、
再び地面に倒れている不良たちを見る。自分は、何かを忘れていないかと。

一方通行がその違和感について深く考えようとしたとき、後ろから声がかかった。

「風紀……大丈夫みたい…だね。むしろ君を補導すべき?」

「……、あァ?」

その声に振り返った一方通行は、一人の人間を視界に入れる。

(……ン?)

性別は、男。黒髪で制服に身を包み風紀委員の腕章を見せている。
きっちりしている割に、前髪が右目側を隠しているのが印象的だった。

「風紀委員だよ。事件はここでいいんだよね」

男は、倒れている不良たちの中心にいる一方通行に歩み寄る。

(この制服……長点上機か。)

一方通行がそんな事を考えている時男は、周囲を一通り見て最後に一方通行に視線を合わせた。

「君が、通報にあった、ガラの悪い男に囲まれている『白くて貧弱そうな男』でいいのかな?」

風紀委員の男はニコリと笑う。

何を言われたかが分からず、一方通行は一瞬固まる。
まだ昼まで人通りが無いわけではないし誰かが風紀委員に通報したのはわかる。
だが、そこに理解できない単語が存在した。そんな気がした。
気がしたので取りあえず、聞いてみる事にする。


「……、今なンて?」

「白っこいモヤシみたいな少年」

風紀委員の男は同じ笑顔で告げた。

「さっきと言っている事が違って……意味的には同じじゃねェか!!」

「僕に文句言われてもなぁ。僕は、通報された言葉をそのまま言っているだけだもん」

少しキレ気味の一方通行に男は悪びれた様子もない。というより大の男が“もん”とは……。
一方通行はそれ以上突っ込む気が失せた。

「俺は、モヤシでも貧弱でもねェ」

「まあ、そうは見えないけどね。でもこんな事態をおこせるならそうじゃないって事でしょ?」

「お、おう。」

取りあえずでも認められたからか一方通行の顔が明るくなる。

「そうなンだよ。俺は、」

言いかけたところで気が付いた。男は、聞いていない。不良たちを病院に搬送するため電話をしていた。

「         」

電話が終わったのか携帯をしまい一方通行に向き直る。

「じゃあ調書作るから。協力してください」

「めンどい。まかせる」

「りじぇくしょん」
「ReJeCTion」

「「……、」」

一方通行と男の間で沈黙が流れる。
にらめっこに折れたのは一方通行で、溜息をついて顔をそらした。

「これ以上の面倒事は、ごめンなンだよ。じゃあな」

本心だった。白モヤシ等の言葉もあって、ついこの場に残っていたが、本来なら風紀委員や警備員が到着する前にこの場を去りたかったくらいだった。
一方通行は明らかな拒絶を示し、男に背を向けて歩き出す。


「……、仕方ないか。どうせ君は、第一位だもんね」

その言葉に驚く事は無い。一方通行は、いろんな意味で有名だろう。

「だから、何だ?」

一方通行は歩みを止めて振り返る。

「第一位さま…ともなると、風紀委員でも見られる情報って限られるんだよね。能力の説明とかしてくんない?
 能力名『一方通行』ってなにさ」

男は、携帯から書庫を覗いていたのか、一方通行の写真が写っている画面をこちらに見せた。

「そうしたら、後処理はしておくよ?ま、僕がしなくても誰かがやってくれるかもだけど」

第一位というよりも『一方通行』だかからだろうが。
特に黙っておく理由もないと思った一方通行は自分の能力について簡単に説明する。

「I see. ベクトル操作か。なるほどね」

男の理解力が高かったのか説明には苦労しなかった。
もっとも一方通行は研究者以外に基準を持たなかったので、これが風紀委員の基準値なのだろうと考えた。

「そンで、そいつらは、俺のデフォの反射に攻撃が返されたただの自爆だからな」

「……、ただの自爆ねぇ。まあいいけど」

男は、何か言いたげだったが、深くは追求してこず、紙になにやら書きこんでいる。

「もォいいか?」

救急車の音が鳴っている。もうすぐここも騒がしくなるだろう。その前には去りたい。
確認を取らずに、一方通行は、この場から去る為に歩き出す。
今度は、止められる事は無かった。

「協力ありがとうね。これからは、不良に気を付けてね」

ただ、そんな言葉が後ろから聞こえただけだった。


この日を境に一方通行は、昼夜を問わず不良たちに襲われる事になる。

そして、八月の最後の日にとある事件と関わる事になるのだが、それはまた、別のお話。

一方通行が上条当麻に敗れてからのある一日
目覚めたその後から自覚なしに不良に追い打ちかけてない、その場にきた風紀委員にもちゃんと対応するという原作の一幕の想像。

まあ、オリキャラ絡みなのだが
>>38の後に

ただの日常の一端。

だが、これからは、風紀委員に見つからないようにしないとな考える程度には気には止めた出来事。
だからこそもう会う事も、思い出す事もないだろう、そう一方通行は、思っていた。

まだ、このときは。

>>39

その事件により入院中の一方通行は黄泉川愛穂という女性教師と会う事になる。
芳川の知り合いという彼女は、こちらの事情の詮索こそしなかったが、会ったばかりだと言うのに、打ち止めと共にやたらと絡んできて、世話を焼いてきて、本当に迷惑で変わった奴だった。
そして、彼女は一方通行にとってもうひとつ面倒事をふやす。

ある日黄泉川が連れてきたのは、見覚えのある少年だった。

彼は、病院に全身黒服という少し不謹慎であろう服装で笑っていた。
前髪で右目を隠すという忘れにくい髪形の彼が笑っていた。

――――

となってルート。容姿描写がくどいのは仕様。

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(´・ω・`)

るるふ

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                 /                 \
                ,r'    ,r'Xx!r;'; ニニニ'.',:.、_        ヽ     _,. 。 - ‐‐―‐-.、
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唐突に始まるハルヒ変則設定SS


今日は七夕。
ハルヒがなにか言い出すのはまあ予想通りだった。

願いをかなえてくれるのは織姫と彦星でつまりベガとアルタイル。

その星たちは十六光年と二十五光年離れているわけだから、十六年と二十五年の為の願いを書けと言うことだった。

まあいいだろう。

『金くれ』『犬を洗えそうな庭付きの一戸建てをよこせ』

キョンとしての願いはこんなものでいいだろうか。

俗物ねと言われたが、平凡な願いこそいいのだろうと俺は思うのだが。


果たしてこの世界の先に十六年後、そして二十五年後があるのだろうか。
それは神様にもわからないだろう
それを思ったところで意味は無いので仕方ないし。
だからオレの願いは胸にしまっておく。


~~~~~~


役目を果たして岐路につく途中俺は、曇りなく綺麗に広がる夜空を見上げた。

あの人は、今も一人さびしくいるのだろうか。
今日くらい奇跡が起こってもいいんじゃないだろうか。
ふと、そんなことを考えた。

オレはこの箱庭の世界で、彼女たちと合えたことをうれしく思っているのだから。

 ◆◆

何度世界を渡っても創っても彼にはたどり着けなかった。
唯一つの可能性のその先。
それは私の力を持ってしても難しかった。

「ちょっと疲れたわね」

何気なく世界を見渡し一つの世界のソレに気がついた。

“私は、ここにいる”

というメッセージ。彼との七夕の思い出。

懐かしさに思いをはせていると一人の少年が空を見上げていることに気がつく。

彼であって彼でない少年。

私の罪の象徴。

それでも、どんなに罪を犯してでも私は、彼に会いたかった。

なんとなく、懐かしいメッセージを指で空に描いく。

――私は、ここにいる。

(貴方は、どこにいる?)

その時だった。

「よう、ハルヒ」

私を呼ぶ懐かしい声がした。

「……キョン?」

思わず後ろを振り返る。そこにいたのは想像の通りの姿だった。

「どうして?」

「さあ?お前が呼んだからじゃないのか?」

キョンはとぼけたように笑う。

「バッカじゃないの?私が呼ぶわけないじゃない」

「はいはい」

何故か判らないけれどキョンだった。私のキョンだった。

……いや違う。これは、私の“創りだしたキョン”だろう
力をコントロールしていたって無意識に創りだしてしまったのだろう

(それでも私は……)

「半分は正解で半分は違うぞ」

唐突にキョンが口を開いた。

「えっ」

「確かに俺は、お前の再現だが、七夕奇跡仕様だからな。俺は俺だぜ」

そして何かおかしなことを言い出した。

「……馬鹿?」

「そんな直球に言わなくてもいいだろ!傷つくわ!」

「あーキョンが馬鹿なのは昔からだったわね」

「悪かったな!」

拗ねる彼の反応がそのままで笑えた。笑っている私に対して彼はため息をついて話し始める。

「今日は、お前の想いが強いからな。願いも叶いやすいんだろ」

どういうことだろう。私の逢いたい気持ちが暴走したのだろうか。

「たくさんの世界の“涼宮ハルヒに奇跡を”が形となったんだよ」

七夕の織姫と彦星の逢瀬を重ねた彼らの想いだと彼は言った。

「まあ、だから今日限定だけどな」

――愛されてるな。ハルヒ。

そんなことはあり得ない。きっと機嫌がいい瞬間の気まぐれみたいなものだろう。
だって私は、わがままにみんなを振り回しているだけなのだから。

でも、それでも嬉しかった。今だけはそれを素直に受け取ろう。

私はキョンに抱きつく。確かな体温がそこにあった。

「ねぇ、キョン。私は、あきらめなくてもいいの?」

このまま、ずっと世界をあの子たちをそしてキョンを振り回し続けていいの?

「いいんじゃね?」

――俺も絶対同じことをするから

そう言ってキョンは優しく笑った。

その言葉だけで私は、明日からも頑張れる。

七夕だからと即興で書きました。
わざわざ変則にした設定がめちゃくちゃだ…


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