男「ん?あれ?」 女「…」(387)

キーンコーンカーンコン

今日は木曜日。だから部活はない。

一応剣道部に入ってて、剣道部に友達の友がいる。でも友とは違うクラスだから、部活のない日は独りで帰る。 

クラスメート1「みんな!今日ゲーセン行こうぜ!」

この「みんな」の中にはもちろん俺は入ってない。

男「…」ソソクサ

群れているクラスメートを尻目に見つつ教室を出ていく。

いつからだろうか?俺が「大人」になったのは。






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368358230


遅ればせながら失礼します。ss初投稿です!
拙い文章ではあると思いますが、みなさんの暇つぶし程度になれば幸いです!
また、キーボード書き溜めておらず、キーボード技術もないので、投稿のスピードは遅いと思います。
至らない点はたくさんありますが是非見ていってください!

~今から1年半前~

幼馴染「私、留学しちゃうけどずっとずっと愛してるよ。日本に帰ってきたらたくさんデートしようね!」グスッ

男「うん…。じゃあ俺もそれまで絶対待ってる!」

幼馴染「じゃ、行くね…ちゃんと連絡とろうね!ずっと愛してるよ!」

幼馴染は人に優しくいい奴だった。たくさんいる友達の中でも、指折のいい奴だった。

幼馴染からの連絡は、半年後の元日に来た。

「あけましておめでとう!連絡遅れてごめんね。。。早く男に会いたいなぁ…」

そんな感じの年賀状で、手紙からは彼女の俺への愛が詰まっている気がした。

>>2コピペかと思った

今思うと連絡しようと言っていたわりには少し連絡が遅かったが、幸せな頭の俺は満足していた。
その年賀状を最後に彼女からの連絡はなかったが、「ずっと愛してるよ!」という言葉を心に彼女の俺への愛は疑わなかった。


そんな俺が絶望したのは今から9か月前、年賀状をもらって3か月経った新学期の頃だった。

>>4
見てくださりありがとうございます!モチベーションが上がってきました!


男「男と言います。中学は○○中学でした!みんなとたくさん仲良くしていきたいと思ってます!よろしくお願いします!」

我ながらフレンドリーな好青年なあいさつだ。
新たな高校生活に不安を持ちながらも、期待のほうが大きかった。
他のクラスメートも同じような気持ちだったろう。 
みんな必死になって、他人と話そうとしていた。
そんな中一人の女の子が救いの手を差し伸べる。

女の子「FaceBookってやってる?あれをみんなで始めようよ!海外の人とかみんなやってるよ!」

モブ達「やろうやろう!」

女の子「じゃあみんなでやろうね!」


「友達を多くつくって楽しい学校生活送ろう!」と思っていた「みんな」はFaceBook始めた。俺もFaceBookを始めることになったのだが、これが元凶であった。
家に帰ってPCを開きすぐさまFaceBookに登録した。
どうやら実名登録らしく、クラスメートを検索するとたくさんの人がいた。
少し脱線するが、俺は高校入学にあたって、進学校に行くため上京してきた。幼馴染がいたら地元の学校に行くつもりだったんだけど、高校在学中は帰ってこないと言っていたので、親の勧めで上京してきた。

男「へぇ、クラスの人みんなやってんじゃん!」

検索していると、すぐさま幼馴染のことを思い出した。
「最近連絡ないけど慣れない海外で大変なのかな?」という位の気持ちで検索してみた。
女の子が言っていたことは本当らしく、留学している幼馴染はFaceBookをやっていた。

ちょっwwwss投稿ってこんなきついんだwww

幼馴染の投稿には落胆した。


  Today I went shopping with my boyfriend,Dick!!I really love him!

 
その投稿には幼馴染がその男とキスをしている写真も添えてあった。
他の投稿からも彼らの愛は存分に伝わってくる。
なんというか、「女ってこんなもんなんだなぁ…」って怒りを通り越して落胆したね。

男「ははっ…「ずっと」なんていう言葉を信じた俺がバカだったのね。」

バカな俺は幼馴染のそれをきっかけに、人を信じることをあまりしなくなった。
その日以降、憧れだったクラスメートみんなが仲良い光景というものががバカらしく見えてきたんだよ。
小中学生の時楽しいと思っていた、大勢で群がることが外から見るとなんて虚空なんだろうなって。
そして当然のように一人ぼっちになっていった。




~現在~

寄り道せず帰宅し俺はすぐさまPCの電源をつける。
帰路はクリスマスムードで、男女のペアは笑顔の仮面をかぶって楽しんでいた。
もちろん俺とは縁のないイベントだ。


男「今日はどーしようかなー。上原亜衣かな。」シコシコ


やっぱ女に落胆しても思春期の性欲には抗えないよなw
高校生になってから、シコって、ご飯食べて、ネットして、寝るくらいしか行動パターンがない。


シコった後、風呂に入り、カップラーメンを食べてその日は寝ることにした。

ジリジリジリジリジリジリ
朝7時に目覚ましが起こしてくれる。
昔は幼馴染が起こしてくれることもあったが、今あいつはどうせそんなことも忘れてるんだろうな。

今日も1日が始まってしまった。天気はどうだろうか?

「今夜は天気が崩れるでしょう。折りたたみ傘をもちましょう」




キーンコーンカーンコーン

ようやく退屈な授業を終え部活にさっさっと行く。
剣道やってる時はすべて忘れられるからいいんだよな。



メーン コテェーーーーー ドゥーーーーーーーーーーーー

部長「これで本日の稽古を終了します!!解散、礼!!」

この部長は頼れる良い先輩で、剣道やってる人では珍しく理不尽じゃない。
あっ、そうそう。友っていうのが唯一の友達なんだけど、どういう奴かっていうt…

友「昨日のえるたそかわいかったでござるなwwww」

男「かわいかったかわいかった!!!」

友「男よ、今日は家で宇佐美ハルたそが待っているから早く帰ろうぞ!モテる男はつらいでござるよwwww」

男「え?ハル?まぁいいや。よし!帰りますか!」


こんな感じで友はぼっちになった俺にも話しかけてくれる。
友いわく「拙者もぼっちでござるwwww」とか言ってたけど、似たもの同士ってなんか信じれるんだよね…


他愛もない話をして友とは駅で別れた。
俺はアパートが近いから学校までは徒歩で通っているのだ。
あいにくの大雨で12月の雨ということもありすごく寒かった。


男「ん?あれ?」

女「…」

女の子が家の門の前でうずくまっている。小柄で中学生くらいかな?
まぁ、すぐ親が帰ってくるだろう、っと思って家に帰った。

申し訳ないですが今日はここまでにします!明日帰宅したらまた書こうと思います!
2時間くらい前に心が折れて、「友とのホモエンドでいいかな?でも題名に「女」って書いたからなぁ…」とか思ってましたがホモエンドでもいいすかね?www

男「やっぱ俺には友しかいねぇよ!」パンパン

友「デュフデュフ!」  

~END~


というのは冗談で、おやすみなさい!!

帰宅!!続き書いてこー

帰宅するともう6時を過ぎていた。
早速夕食にしようかな、と思ったが…

男「あっ、カップラーメン切らしてたわ…あー、コンビニ行って補充するか」

すぐ近くにコンビニがあるので、気軽に食糧を補給できるのはこういう時うれしい。
弁当もいいけどカップラーメンってコスパと保存性が良いし楽なんだよねー

カップラーメンを補充して、夕食を済ましてダラダラしてたらもうMステが始まっていた。
音楽に疎い俺はテレビを消しPCを開いて、日課をするところだった。

男「んー、今夜は…麻倉憂かなぁー」シコシコ 

  ドピュ

抜いた後の空虚な感じが襲ってくる。
そんな寂しさを紛らわすかのようにすぐ風呂に入った。
部活も日課もこなした俺はお風呂でやさぐれる。

もう時計の針は11時を指している。

男「寝よう」

部活のある日も大して変わらず時間を浪費していく。
俺の日常は、必要最低限のことをして、たまに部活で友と話す、そんな感じでい1日1日をリピートするだけだった。
でも、他のクラスメートも希薄な人間関係に縛られつまらない日常送っている、とか考え、自分を慰めながら闇に堕ちていく。

男「ん~…寝れん!!もう2時かよ!」

そんな変わり映えしない日常に今夜は少しの変化があった。
俺はどうもあの一人ぼっちでいたあの女の子が気になって寝られないらしい。

男「あー…くっそ!!」バタン

俺は玄関の扉を乱暴に閉め、唯一のダウンジャケットと傘を持って大雨の中へ出ていく。
それは彼女への同情だったかもしれない。日常に変化を求める渇望だったかもしれない。
その時の俺は眠いのもあり、半ば本能的に動いた。

さっきの家に着くとまだ、大雨の中助けを求めずうずくまっている女の子がいた。

男「家に入れないのか?」

女「…」

男「なぁ!」

女(どうせこの男もうわべだけで優しくしてる。どうせすぐ行ってくれる。)

男「まいったな…」

女(男なんて優しく見えるけど所詮ケダモノですもの)


自分が優しいなんて思ったことはないが、なぜかこの女の子は放っておけずにいた。
どこか彼女から同じ匂いがするのだ。


男「寒いだろ!ダウンあるから着ろ。」

女「…」

男「…」

黙ってダウンをかぶせる。言っておくが普段の俺はこんなにキザでも優しくもない。
女子と話すことなんて滅多にないから声も心なしかどもっている。


俺は何すればいいのか分からず彼女の隣で傘をさしつっ立っていた。

やっぱ時代はガリレオっしょ

~1時間後~ 

女(こいついつまでいるつもり?)

~2時間後~

女(んー、しぶとい…もう帰ってくれるでしょ)

~3時間後~

女(もうあたしも頭クラクラしてきた。風邪気味なのに…)

~4時間後~

女(なんでこんなに待ってくれるの?もうなんなのよ!!)

---------------------------------


男「げ、もう明るくなってきたよ…」

女(結局日が明けてしまった。こんなしつこい男いままでみたことないです。
  昨日の朝から風邪気味でもう倒れそう…)

女「あなたいつまでいるつもりなのですか?」ジロッ

男「え…分かんない。(いきなり睨むなよ…)」

その少女は初めて口を開き初めて顔見せた。
雨にぬれた艶やかな髪はどこか大人らしく、その瞳はまっすぐで美しかった。
地べたに座りながらも気品があった。
だがその瞳の奥には暗い何かがあるように思える。

女「変人さんはどうしたら消えてくれますか?(ケダモノというよりは変人ね)」

男「分かんない…」

女「分かんないって…(ホントにはやくいってくれないかな)」

男「ごめん…」

女「謝られても…」

女「(しょうがない…)一度あなたの家につれっててくれません?」


ーーーこうするのが一番手っとり早いでしょうね。
   一度彼の家に行って安心させ、「友達の家に泊まることにしました」とかいうのが最良だと思うの。
   もちろんケダモノの家にはついていかないけど、この男はオドオドしていて中学生の時のケダモノ共とは違う気がするの。
   あと、彼の瞳はどこか輝きを失っていて世界に落胆しているの。
   だから、この男は私に害をなさない確信があり、一応はついて行こうと思ったの。
   そう、この男は世の中の男とは少し違って見えてた。  



>>25
送念!!!!

男「え?俺ん家?」

女「それ以外にあなたが私から離れてくれる方法はないでしょ?どうせ私がどこか行ったら、ついてきたでしょ?」ジロッ

男「え?そうかな…」

女(こいつバカなの?)


俺もなぜここにいるのか分からなくなってきていたので言われるがまま彼女をアパートに連れて行った。


男「濡れたまま入られても困るんだけど…」

女「じゃあシャワー貸してくれます?」ジロッ

男「いいよ。あ、風呂も温めれば入れるよ。」

女「あの…Tシャツとジャージありますか?」

男「はい」ポンッ


彼女は俺にダウンを返し風呂場に入っていった。


女(のぞいたら殺す!とか普通言うんでしょうけど…彼は絶対覗かないわね)


いざ助けてみたものの、何をすればいいか分からなかった。
だから一応はその…何…Hなものとか隠すくらいしかしなかった。
徹夜で立っていたので足腰が限界でそのままソファにこしをかけた。


  チャプ 

女(あの人なに考えてるんだろう…
  体目当ての嫌な感じはしないけど…)  

  フラッ


女(あー、のぼせてきた。というより熱?早く出よう…)

 
  
  グウィィィィィィン



女「ふぅ…気持ちよかったわ。パンツ濡れてるからドライヤーで乾かさないとね。」グウィィィィィィン


女「服を着て…と。あのー、お風呂あがりました!(あれ意外とくつろいでる私w)ってあれ?」フラッ


 ドサッ


男「はーい。ってあれ?なんか倒した?ちょっと待ってね…
  え?大丈夫君?」

女「すみません。のぼせただけです。」

男「いや熱あるんだけど…とりあえず布団で寝て!」


俺は少し語気が荒くなってしまった。
髪の毛まみれで黄ばんだ布団は、先ほどしっかり掃除してシーツも変えておいた。
別にそういう意味じゃないんだけど、女の子に汚い部屋見せるのってアレだろ?


女「立ちくらみしただけですぐ立てます。ほら!あっ…」ドサッ

男「ほらやっぱ熱あるじゃん!ここは俺の家だし、年上の俺の言うことを聞いて!」


なんか会話をリードするって久しぶりだなww
年下で、俺と同じ匂いがするからだろう。



寝心地の良いとはいえない布団に女の子を寝かせる。


男「えーと。君はなんであんな場所でうずくまってたの?」

女「家の鍵忘れたからですよ。」

男「親は?」

女「いますよ・」

ホント必要最低限のことしか答えないな。

男「じゃあなんで今日は家に親がいなかったの?」

女「そこまで普通聞きますか?銀婚式に夫婦水いらずで旅行に行ってたからですよ。」

男「へー、それなのに鍵わすれたんだー」

女「言っときますけど昨日の朝から体調悪かったから忘れたんです。」

む、この子意外と負けず嫌いだな。

男「あんま見ない制服だったけどどこ通ってるの?」

女「はぁ…○○女子ですよ。」

男「へぇ、頭良いんだね。今何年生なの?」

女「高校2年生ですよ。」

男「え?高2?(え、マジ)あっ、そうなんd、、、ですか。」

剣道家の血が俺に年長者への敬意を忘れさせてくれず、つい敬語になってしまうwww

女「あなた高1なんですか!さっき年上の言うことがとか言ってましたね」ニタァ

初めてみた彼女の笑みは、笑みと言えるかどうかわからないが、悪ガキのようでかわいかった。

進み遅くてホント申し訳ないwww

単芝やめろや

男「すみません。きみ、、、ではなく、あなたはお名前なんて言うのでしょう?」

今までの罪の意識からか過剰な敬語になってしまったww

女「私は女というお名前です。あなたは?」ニヤニヤ

男「男と申します。」

女「へぇ。全然関係ないですけど、あなた友達全然いませんよね?」

男「え?なんでそれを…」

女「口下手ですし、なによりこの半日携帯を気にする様子が全くないので。」


もう12時なっていた。かれこれ女さんと3時間以上は話している。


男「で、でもしっかり友達1人はいます!」

なんかバカにされた感じがしたので言い返した。

女「1人?はははwwwゴホッゴホッ」

女さんは笑いとともに咳込んでいた。
バカにしたバチだ。

男「ぐっ、お、女さんは友達いるんですか?」

女「私?いないわよ。」ハハッ

語尾が今までになく暗くそして寂しそうに笑っていた。

>>32
まだスレのルールが分かってなかったwww申し訳ねぇwww

ルール?俺も知らんが・・・

ところで男の目が覚めたのが描写見る限り午前2時>>24
それから女さんのとこまで行って4時間立ち話した描写と「明るくなった」って描写あるから6時くらい>>26

なのに女さんを家に連れ帰って風呂に入れて改めて話して。の時間が12時って3時間なんてレベルの時間じゃないよね?以上なのは確かだが
あと俺の読み落しでこの日は休日なのかもしれんが、そんなに時間が経ってるのに学校行かなくていいのか男?自主休校しても仕方ないとは思うが

その後気まずい空気になったので、払拭するために昼食わお摂ることにした。

男「もうお昼時だし昼食にしますね。」

女「私はいいです。」グウゥゥ

男「昨日、夕食食べてないですよね?食べたほうがいいですよ!おかゆつくりますんで!」

女「だから、いらなっ…」グウゥゥ


女さんの言うことは聞かず早速台所でおかゆを作り始めた。
いつもはカップラーメンしか食べないけど、一応米は置いてある。
料理が不慣れな俺でもおかゆは作ることができた。


男「はいどうぞ。おかずがないのはすんません。」

女「ありがとうございます。」

男「俺も、いただきます!新発売のカップラーメンはどうかな?……うめえええ!」


いつも教室の隅で一人で弁当を食べる俺にとって、他の人と話しながら食べるご飯は久しぶりだ。
群がって何かするのはバカだけど、他人とご飯を食べるのも悪くないな。
結局、あんま会話しないでご飯は終わったんだけどね…

昼食を食べた後、女さんは寝ていた。
俺はその横でネットに勤しんでいた。

>>36
物語開始が木曜日で、その1日後の金曜の深夜に女さんと出会っているため風呂の日は土曜日です。

私としては、12月の日の入りは6時40分くらいとしアパートに着いたのは7時くらいと思っております。その後1時間女さんは風呂に入り8時となります。そして、寝かしつけて話した時間は3時間~4時間であり「3時間以上」という表現にしました。少しこじつけみたいですみません。

ご指摘ありがとうございます!

今夜は人少ないみたいですしこの辺で終わりにしまーす!
見てくださった方ありがとうございました!

こんなSSを読んでくださる方がいることに感無量です!良かったら男と女の恋路に最後まで付き合ってください!
おやすみなさい

zzz

男「やっべ!俺も寝ちまった!女さんは…まだ寝てるか」

性欲はあるし日課もこなす俺だけど、女性は俺にとってそれ以上でもそれ以下でもない。
だから女さんへ変な気持は起こらない。

男「もう6時か…飯作らないとなぁ…」

おもむろにPCでレシピを検索するもすぐ断念した。

男「うん!おかゆだな!明日しっかりした料理つくろう!!」

米を土鍋に入れ火にかけて土鍋の様子をみながら思う。

男(なんで女さんを助けたんだろう?)





女「あれ?もうこんな時間?久しぶりに気持ち良く寝られたぁ!!」

男「(ん、いつもと口調が違った?)えっ?」

女「(リラックスしすぎた…)おかゆ作ってくださったんですね。」ゴホゴホッ

男「はい作りました!どうぞ」コトッ

女「ありがとうございます。」

男「調子はどう?」

女「まだですかね。」ゴホッゴホッ

男「それじゃあいただきます。」

女「いただきます。」

男・女「ごちそうさまでした。」

女「男さんそんなにカップラーメン食べてて飽きないですか?」

男「んー、飽きるかなwww」

女さんとこんな内容のない話しをしながら時は過ぎて行った。
女さんの表情も少しずつ和らいでる気がする。

男「女さんお風呂入る?風邪の時は入らないほうがいいとおもうけど…」

女「ありがとうございます。ではお先に。」

男「あっ、どうぞ。(女さんパンツどうしてるんだろう?まぁ、いいか。)」



女「♪~」
 (体調がよくなったら早くこのアパートから出てかないと。
  ずうっとお世話になるのもアレだし、なによりも何されるかわからないし…
  でも、男さんってそういう風には見えないんだよなぁ…
  女をそういう対象としてないというか…)

女「上がりました。」

男「はいよ。」

俺も女さんの後にすぐ入り、すぐ出た。
昨日からロクに寝てないからささっとねようと思った。


男「それじゃあそろそろ寝ようか。」

女「男さんどこで寝るんですか?布団一枚しか…」

男「僕はこのソファで寝るから大丈夫だよ。体冷やさないようにね。」

女「男さんもね。おやすみなさい・」

男「おやすみ。」

隣でかわいらしい寝息がきこえるが何も思わず寝た。
掛け布団が薄くとても寒かったのはここだけの話にしておこう。
俺は人に弱さを見せるのは嫌いだ。





鯖落ちやらなんやらで更新遅くなりました!
1人でも見て頂けたら幸いだと思っているので、みなさんのご指摘や感想や鼓舞がとてもうれしいです!
今夜はこの辺で。


嘘次回予告

友「男元気にしてるか?ん?なぜ部屋に女性がいる?」

男「あっ…」

友「3Pか3P !!OK!!」

友「しゃぶれ!ほら!」グイッ

男「ぐっ…もごっ」ズンズン

女「ほら男くんペニスバンドで犯されるのはどう?」ズチュズチュ

男「あっ…ああああああああっ!!」

-END-

 
俺「ふぁーーー…えっと…もう10時かよ!!」

女さんはまだ寝ていた。

俺「うーん、今日は昼飯と夕飯作るか。
  昼は焼きそばで、夜はオムライスとかでいいか。」

女さんはまだ寝ている。
わざわざご飯を作る必要はないんだろうけど、なぜか作ろうと思った。
見栄なのかな…




男「ただいま」

そう言った後、「あっ、俺今一人暮らしじゃないのか」と思う。

女「こんにちわ。どこに行ってたのですか?」

男「スーパーにね。体調はどう?」

女「もう良くなりましたよ。明日学校なんで、それでこのアパートから出ようと思います」

男「両親が帰ってくるの?」

女「あっ…はい…そうです。」

女(ホントはパパとママは金曜に帰ってくるんだけど…
  これ以上世話になるわけにはいかないし…)

男「へぇ、分かった。」

それを聞いても別に寂しい気はしなかった。
女なんて俺にとってはそんなものだろうし、女、いや他人にとっての俺もそんなもんだろう。
かつての幼馴染がそうであったように…

男「それじゃあ焼きそば作るから待っててね。」




今夜も行くぞー!
53レス目間違えてsageてしまった…


男・女「いただきます。」

女「おいしいですよ。」

男「おっ、ありがとうございます。」

ぶっちゃけ焼きそばのできは可もなく不可もなくと言った感じであった。


昼を終えて女さんはなにやら勉強しているようだった。
はっきりいって俺は勉強は苦手だ。

男(マクロリーン展開とテイラー展開…なんだこれ?)

女さんが数学好きということだけはわかった。
俺も負けじと勉強(というか)明日提出のレポートをやった。



もう夕方になっていた。
オナニーをしないと疲れないし、勉強はどることを知った。
オナ禁すれば天才になれんのかな?

男「んじゃ、夕食にしますか!」

はっきり言ってオムライスは作ったことが1度もないので不安だった。

男「んーと?まずケチャップライスを…」

幸先は良かったが、難関は仕上げにあった。

男「えっ、卵をフライパンに入れ固まり始めたら、返す?
  返すって無理だろて…」

ホントに返すって無理だろwww

女「オムライスいいですね。」

男「う、うん…(いやこれ俺には作れん…仕上げにこんな難関があろうとは…
  ready steady goの最後のキー並にきついぞ…)

女「(フライパンの使い方ができないのかな?それじゃあ)あのここから私が作りましょうか?」

男「え?お願いします!」ホッ



女「フライパンは手首が重要なんですよ。よっ…ほら!
  見て!すごいきれいでしょ?」ニコッ

男「お…おーー」パチパチ

女「(何が「きれいでしょ?」ニコッだ!私のバカ!)ゴホン。料理得意なんですよ。」カァーーーッ

なんかさっき女さんが一瞬はしゃいでたような…俺もなんか狼狽しちまった…

男・女「いただきます。」

なんか2人の食事も慣れてきたなぁ・・・

女(冷静に…冷静に…素を見せず…)

男「女さんって部活何に入ってんですか?」

女「ひゃい?(ちょっとぉぉ!「ひゃい?」って何?)数理研究部です。」

男「へぇだからさっきあんな難しいことしてたのか。」

女「あっ、そんな難しくないですよあれ。(よし冷静!)」

男「あっ、それとこのオムライスおいしいですよ!」

女「ありがとう(やったー!)」



男・女「ごとそうさまでした」

ごちそうさまでしたを間違えてしまった…

今夜はこの辺で!
女さんに萌えてる読者の方がいて励みになりました!!

その後女さん俺の順でお風呂に入った。
お互い床につく。まぁ俺はソファにタオルケットだけどwww

男「女さん明日ここから出るんだよね?」

女「そうです。(そう言っちゃったしなぁ…男さん不思議と安心できるしもったいないかなぁ…)

男「うん。じゃあおやすみ。」

女「おやすみなさい。」

そして眠りに落ちる。明日は月曜日。
女さんとの別れだけどハナから「一時的」な生活だと思ってたから悲しくない。
俺は無意識のうちに保険をかけていた。




 
男「え、今何時?」ゴホッゴホッ

普段より1時間早く起きてしまった。
体はだるく咳がひどい。
意識がはっきりしない中おもむろに体温を測った。

男「37.7か…」ゴホッゴホッ

熱を確認して今日は学校休むか…、と思い意識がはっきりしてきた。


その時ふと気付いたんだ。

男「え、なんでこんな寒いのに窓開いてんの?」ゴホッゴホッ

とりあえず窓を閉めようと歩くとふらついて女さんの足を踏んでしまった。

女「んん…ふぁー…あっ、おはよぅございますぅ…」

男「あっごめん起こしちゃったね…」

女「あれ?もう6時15分ですか。起きないと。」

男「そういえば窓開いてるんだけど…」

女「あっすいません。昨日寝る前に暑かったんで開けて閉め忘れてしまいました。」

男「あっ、そうなんだ。」

女「声枯れてますけど、私のせいですみません。」

男「ここ最近雨に打たれながら徹夜したりしてたからね…ってどっちにしても女さんのせいですね…」ヘヘッ

女「あっ、そうですね。で、熱は?」

男「37.7だったから学校は休みかな。」

女「そうですか!」パァッ

なんか女さんの声が1トーン上がった気もする…

女「連絡はしましたか?」

男「まだしてないんで今からします」

俺は携帯をとり学校に連絡した。
 
prrrrrrrrrrrrrrrrr

男「もしもし。1年E組の男です。発熱でおやすみします。」

と端的に電話を終わらせた。
どうせ俺がいなくても学校は何もなかったように回る。
なにやら女さんも電話しているようだった。

女「もしもし。2年C組の女です、咳と発熱がひどいのでおやすみします」ゲホッゲホッ

ん?今なんて言ってた?


今日はここまでにしましょう!まだ30分くらい寝ないんで、質問や感想がお持ちでしたらお願いします!

男「女さんいまなんて言った?」

女「私も学校やすみます」ゴホッゴホッ

男「いやいや?女さん仮病ですよね?」

女「そうです。誰が男さんの看病するんですか?ゴホッゴホッ

男「咳の演出ももういいですよ。
  でも今日両親が帰ってくるって言ってたし俺の看病してたらまずいんじゃないでしょうか?
  後俺のためにわざわざ学校休まなくてもいいですし…」

女「あ~…(両親が今日帰ってくるっていったの覚えてたのか…)
  実は…その…言いづらいんですが…怒らないって約束してくれます?」

男「う、うん。」

女「ホントは両親は金曜日に帰ってくるんですよ。
  でもこれ以上迷惑かけるのもどうかなぁと思って嘘ついちゃったんです…」

男「え…じゃあ今日から金曜日までどうするつもりだったの?
  友達もいないって言ってたし。」

女「失礼な!友達1人いますよ。でも金曜までどうするかは考えてなったです」

男「友達いるんだ!部活の子?」

女「そうですよ!なんで分かったんですか?」

男「ん~女さんなんか俺と似てるんだよね…」

そう。女さんは似ている。彼女といると安心する。

女「私もそう思う!」ニコッ

ここにきて一番の笑顔だった。
女さんってどこか近寄り難い雰囲気があるけど明るい人だなぁ…
俺も他人から見ると近寄り難いんだろうな

男「あ~ごめんだるいから寝っ転がるね。」

俺はソファに寝っ転がる。

女「布団で寝てください。風邪引きますよ?(私もそう思う!ニコッ…恥ずかしい・・)」

女さんは何か少し冷静になっていた。
というかもう風邪ひいてるんだけどね…

男「じゃあお言葉に甘えて。」

布団に入るとその布団には女さんの香りが残っていた。
心地よく、安心できるような良い香りだった。
同じシャンプー使ってるのに不思議だなぁ…

男「ふぅ…」

女「どうしてたんです?」

男「布団に入って安心したというかなんというか…」

女「え?」

男「なんでもないです」ゲフンゲフン

女「(しっかり聞こえてましたよ!)あっそうだ!私朝ごはん作りますね。
  おかゆでいいですか?」

男「お願いします。」

女さんが台所で調理をしている。
幼馴染も作ってくれたことあったけ。
  
 幼馴染「栄養しっかりとってね!」

そんなことどうでもいいか…


女「できましたよ。」

男「ありがとうございます!」

男・女「いただきます!」

男「おかゆなのにおいしい!卵がすごい良い!」

女「卵の火加減よかったですか?(やったー!!!)」

男「俺も料理上手くなんねぇとなぁ…
  体壊したのも食生活のせいもあるだろうし…」

女「体調よくなったら教えてあげるよ!!(「あげます。」だろ私ぃ!!)」

女「(私この人の前だと素になれるのかなぁ…)」

男「それは嬉しいな。料理教えてもらうか!」




女「栄養しっかりとらないとダメですもん!」

男「え…あ…そ、そうだね…」

女さんのこれも心配するフリなのだろうか…
朝飯を食べ終わり女さんは俺が寝ている布団の隣座って本を読んでいた。
なんか近い気もする…女さんの良い香りがする
幸せな気分で眠りに落ちた。


トントントントン

軽快な包丁の音で目が覚める。
もう昼食の時間だ。

女「今、おかゆ作ってます。」

男「ありがとうございます」

女「すみません。朝と同じのになってしまいますけど…」

男「作ってもらえるだけで幸せだよ!」

女「あ、あ、ありがとう。(えへへ)」


男?女「いただきます!」

>>75
ん?

男?女…??

>>76
ありがとうございます!
男?女→男・女
でした

男「そういえば、女さんの学校ってどうなの?」

おかゆをほおばりながら言う。

女「どうなのとは?」

あれ触れちゃいけない話題だったかな?

男「女子高ってどういう場所なのかなと思って…」

女「女子高もたぶん変わらないと思いますよ…」

男「あっそうなんだ…」

やべ。気まずい…


そのまま昼ごはんはおわった。

男・女「ごちそうさまでした。」

相変わらず気分は優れないので布団に入った。
女さんは相変わらず近くに座っていた。

女(男さんって何考えてるんだろ…
  時々わからないな…)




すっかり寝てしまいいまは5時だった。

女さん「…zzz」

あ、女さんが寝てる。
なんかこうしてみるといつもの知的さは無く子供のようだった。

男「かわいい。うんかわいい」

おもわず漏らしてしまった。

女さんをしばらく観察していると女さんが起きた。

女「夕食作らなきゃ!!」

どうやら俺が起きているのに気づいてないらしい。

女「男さんの体調良くなってきたみたいだし普通の料理にしようかな…
鳥の唐揚げ、男さん喜んでくれるかな?」

大喜びでーす!

女「男さんのためにがんばっちゃうぞー!!
頑張れ、私!!」

んー、なんかキャラ違くない?
すごいかわいい。
むしろこっちが本当の女さんなのかもしれない。

女「お米を炊飯器にいれて…
あっ、鳥肉がない!!スーパーいかないと…」

男「あっ、鍵は閉めなくていいよ!」

やべっ!思わず声をだしちまった…

女「え、え?えええ?男さん起きてたんですか?
(思い出せ私…
「男さんのためにがんばっちゃうぞー!!
頑張れ、私!!」)
あ、あ、あの私の話してるとこどこから聞いてました?」

男「女さんが起きた時からずっと聞いてたよ。」

女「…いっ、いっていきます!!!!」


バタンッ

顔を赤らめて買い物に出て行った。

女さんの萌えが…萌えが足りなてない!!

確かに早いが・・・同類っぽいし、そうでもないかもな。

というか女さんが本当に可愛いな。年上・・・だよね?

>>84
クールな年下や、かわいい年上…
知的でどこか抜けてる人…
僕はギャップ萌えが好きです!

~スーパーにて~

女「ええっと、鶏肉と卵…調味料はあるからこれで良しと…
お金はギリギリぃ…」

???私は男さんにご飯を作るのがたのしみになっていた。
男さんと一緒にいることも。
男はあれ以来みんなケダモノと思っていたけど男さんは違う…
私は忘れていた気持ちを男さんのおかげで思い出せそうなの…
でも…


男「おかえりー」

女「ただいま。今から作るんで待っててね?」

女さんの口調で思う。女さんは本当は明るい人なんだろう。
女さんの料理している姿は何か安心するところがある。

女「できましたよ!」

男?女「いただきます!」

今夜の夕食はアニメの話で盛り上がった。
女さんも結構アニメ詳しいみたい
日に日にお互いの趣味の話とかする事が増えてきた。

男「おやすみなさい」

先にお風呂を済ませた俺は早く布団に入る。

女「おやすみ…」

俺は高校に入ってから友以外の人から温もりを感じたことはなかった。
まあ、その大人になったというか、卑屈になったというか…
今は、女さんがいるから俺も素直でいられる気がする
でもこれも一時的なものだ

すみませんまた・が?に…
なんか化けるのかな?

横棒も?に化けてた…

おつ

こちらの環境(Linux/JD)では>>86の「スーパーにて」のところは横棒は半角の波記号(~)で表示されている。
その下の「私は男さんに」のところは三つのクエスチョンマークになっているな。
ところが、>>87では中点はうまく表示できているので不思議だね。

ウェブではサーバー側、ページを表示するユーザー環境を含めて色々な文字コードが使われる可能性があるので、プラスやマイナス等一般的な記号以外は全角で入力するのが安全だよ。ただし、機種依存文字というのもあるので注意ね。

>>90
ありがとうございます。そういうのは疎いんで勉強になりました!


ipod touchで更新していたので、ipod touchには中点の種類が何個かあって表示されるものとされないものがありました。

女さんがシャワーから出てきた。

俺「あっごめん!女さんが布団に寝てね…
  俺ソファで寝るから。」

女「いや男さんは布団で寝てください。」

男「いや、でも…」

女「ねぇ?年下はしっかり年上の言うことききなさい?」

男「いやこの家では僕の言うことですね…」

女「ソファいっただきぃ!!おやすみー
  (こうでもしないと男さん優しいから)」

男「あっもう…」

俺はだまって布団の中に入った。
女さんの香りがする。
安らかな気持ちで眠りについた。

>>94
俺…?まぁ男な

>>95
ああああああ、ミスりました!!


男「ふぁああああ…」


またもや、目覚ましより早く起きた。
体は重くないし今日は登校か…
ん?あれ?

女「おはようございます男さん。
  朝ご飯もうすぐできますよ。」

女さんがパジャマでキッチンにいた。
こう、無防備というか…

女「はい!おまたせしました!」

男「ありがとう!昨日から世話ばっかしてもらって。」

女「ずっと男さんにお世話になってるのはこちらなんで…
  当然です!」

男「そろそろ食べますか!」

男・女「いただきます!」

やっぱ朝ごはんってやる気がでるよね!

男「俺の体調も良くなったし、女さんにこれ以上お世話になるわけにはいかないから、この生活も今日で終わりかな?」

女「男さん…私が家に入れないの知ってて言いましたよね?」ジロッ

男「う…ごめんなさい。調子に乗りました。」

女「金曜まで泊めいただいてもいいですよね?」ニコッ

女さんの笑みが少し怖いwww

俺「是非是非!」

もちろん最初から泊めてあげるつもりだった。
女さんおもしろいよなぁ…

ご飯を食べ終えて、登校の準備をしていた。
いつもは朝ダラダラしちゃうけど、今日は時間にとても余裕があった。

女「私もう行きますね。いってきます!」

男「いってらっしゃい。」

俺もその3分後位に家を出た。



俺「是非是非!」→男「是非是非!」です…
申し訳ない

>>99
俺「是非是非!」ワロタwww

>>101
「俺」どっから沸いたwwwってかんじっすよね

 ガチャ

男「よし、学校行くか」

女さんと、というか人とコミニュケーションとってたおかげで少し前向きになれてる気がする。
うーん、女さんかぁ…

女「あの…やっぱり一緒に、その…行きません?」モジモジ

男 ビクゥ

男「えっ?女さんさっき出て行ったよね?」

女「いやその…一緒にいかないのは変かなって思って…」

この場合変なのは女さんだろう。

男「お…おう。じゃあ一緒に行きますか!」

なんか恥ずかしいな…
俺は自転車を引きながら女さんと微妙な距離を保ちつつ歩く。

男「そういえば女さんケータイ持ってるよね。
  帰宅時間とかお互い知りたいから交換しようよ」

女「そうですね!(やったーー!!)」




駅に着いた。時刻が早いからウチの生徒は少ない。

友「おお!男ではないかwwww久しぶりでござるwww」

女(ござる?)

男「ひさしぶり!」

女(男さん嬉しそう…)

友「男もついにヒロインを見つけたでござるか!!」

男「え?ああ…この子はたまたま一緒に来てただけでそんなじゃないよwww」

女「(む…男さん)私、先にいきますね」ムスッ

男「あっ、ああ…」

友「水差してすまないでござるwwwついwww」

男「いや友のせいじゃないよ…(なんであんな不機嫌なんだ?)」

今夜はこのくらいで!
前レスsageてしまったのでこの米でageます!
感想質問、女さんへの萌え、どしどし応募してまーす!

デレまでの速さがテラマッハ

>>108
少し急ぎすぎましたねwww
もう少しクール期間ながくてもいいですよね…
俺の力量が…

 ガタンゴトン

女「男さん怒っちゃったかなぁ…
  まぁ、そんなことないか…」

ーーー私は最寄り駅から5つ行った駅にある学校に通ってる。
   学校には何となく行ってる。
   友達がいるわけでもなく周りからはつまらない人だと思われてるだろうなぁ…
   でも、今日部活があるから楽しみだ。




~放課後~

女「やっほー!」

女友「やっ、昨日どうしたの?」

女「いや風邪引いちゃって…」

女友「あっ、そうなんだ。今日はこれ!
   オイラーの公式やってこう!
   この前テイラー展開やったからね!」

女「ついに最も美しい公式ってわけね!」

ーーーその後二人で数学について話し合った。
   数学は人々の知性と歴史がつまっている。

女友「もう6時になりそうね。じゃあ今日はこれで帰りましょうか。」

女「あっ、うん。(メールしないと)」

ーーー「今部活終わりました!後30分くらいで駅に着きます!」

女友「何ちょっとニヤニヤしてメール打ってんの?とりゃ」ヒョイ

女「あっ、見ちゃダメ!!」

女友「男って人とメールしてるんだ…ふむふむ。
   待ち合わせかぁ…
   どういう関係なのかなぁ?www」

女「じゅ、塾の友達だよ!」

女友「女塾行ってないよねぇ?」

女「うう…」

女友「女もそういう年だもんねぇ…
   女の両親今旅行中よね?
   まさか○○してるっていうのはないよねぇ??www」

女「つ…そんなことするわけないじゃん?」

女友「でも待ち合わせってことは…
   外泊とかかなぁ?www」

女「が、が、が、外泊なんてするわけないじゃん!!」

女友「(女がどもってる時は嘘なのよねぇ…)外泊してるんだぁ…
   その男の人は大丈夫なの?
   だって女行言ってたじゃん?あれ…」

女「男さんはすごい優しくて下心のないいい人よ!」

女友「女がそこまで言う男の人いるんだ!
   いつも私と帰る時に男に話しかけらると、睨みつける女が…」

女「うん…」

女友「(あっ、これもう落ちてますやーん)そ、それは良かったね…」

更新しました!
テスト期間中なんで今夜は1レスで失礼します。

女「じゃ、じゃあ帰りましょうか。」

女友「そうね」ジィー

ーーー私は女友と駅まで行き、女友は私と逆方向なので別れた。

女「じゃあまた明日!」

女友「あなたボケてんの?明日は天皇誕生日でしょ!」

女「あっ、そうか!(男さんと二人きりかぁ…)」ニコニコ

女友「明日どっか遊びに行かない?」

女「うーん、明日はごめん!」

女友「ふーん…まぁいいや、じゃあね」

女「じゃあね!」

  ガタンゴトン…

~少し前~

友「今日は部活疲れたでござるな!」

男「そうだな!」

友「もう駅でござるな!さらば!
 (すまぬ男よ…先程、受信メールを見てしまった。
  しばし男の待ち合わせを観察するでござるよwww)」




女「男さん!待ちました?」

男「いやいや全然!」

女「(よかった怒ってないみたい…)今夜の夕食どうします?」

男「女さんは何がいい?」

女「私作ってもいいですか?」

男「もちろん!!」



友(男よ…いい感じでござるなwww頑張れ!)


男「じゃあスーパー行くか」


女友(ごめん女☆気になってついてきちゃったwww
   あっ動き出すわね)コソコソ

友(おっ、動き出したでござる)コソコソ


友・女友「手つながない(のかよ・でござるか)!」

友・女友「んっ?」

女友「あなた男さんの知り合い?」

友「そうでござるが…そなたは女殿の知り合いでござるか?」

女「そうよ。じゃあお互い尾行してるって訳ね…」

友「普段はこんな非道なことはしないが、男が異性と…いや友達といるのは珍しいでござるからなwww」

女友「えっ?女もそういうの珍しいのよ!女と男さんは似たもの同士なのね!
   あれ!見失っちゃったじゃない!!」

友「男が行くスーパーは知ってるでござるwww
  行くでござるよぉ!!www」

女友「ラジャ!」

 

女友さんは出さない方向性だったのですが、良い味だしそうという指摘があり、このようにしてみました!

嘘次回予告

友「おおおお!男が手を繋いだでござる!www」

女友「うるさあああい!ばれちゃうでしょ?」

女・男「ん?あいつら…行こうか!」




女友「あれ?見失ったじゃない!!
友さんにはおしおきが必要ね…」

友「え…さらばでござるwww」

女友「私の家までついて行こうか」ニコッ

友「顔が怖いよ…」

~スーパー~

女「今日はカレーを作りたいと思います!」

男「いいね!」

女「じゃあ野菜を選びますか」




友「いたでござるよ!」

女友「女がリードしてるわね」

友「あの距離はなんでござるかwww遠いwww」

女友「そうね…少し遠すぎだわ…」

友「こっち来る!隠れるでござるよwww」

女友「はい!」




男「ルーは中辛でいい?」

女「…まくちで…」

男「え?」

女「甘口で…」カァー

男「お、おう…(女さん甘口なのか!)」



女友「甘口で」カァー

友「ぶふぉwww」ケラケラ

客 ジィー

女友(なんか見られてる…
   良い気がしないわね?)

女友「ねぇ!友、さん?普通に買い物もしない?」ヒソヒソ

友「そうでござるなwww他人の視線が痛いでござるwww」ヒソヒソ

友「なにも無く終わったでござるなwww」

女友「これからどうする?」

友「男の家は知ってはいるがそこに行くのは良くないでござるなwww」

女友「そうよねぇ…あっそういえば明日学校休みよね!
   なんか女が私の遊び断ったんだよねぇ…」

友「ほうwww」

女友「明日空いてる?」

友「な、な、な3次元のヒロインwww」

女友「あっ全然デートとかじゃないから」キッパリ

友「おう…」

女友「明日、女は男さんと外出すると見たわ。
   尾行しましょう。」

友「それは良いでござるなwww拙者が男に行く場所を聞いてみるでござるwww」

女友「じゃあ決まりね!アドレス交換しましょう!」

友「わかったてごz…分かりました。」

女友「お腹減ったわね!あの店で食べない?
   年上だし私が持つよ!」

友「いやここは拙者が持つでござるwww」

女友「これはセンパイからの命令ね!」ニッコリ

友「わかってござるwww(エロゲなら拙者がリードするのに…)」

女友「じゃあご飯いくでござるwww」

友「ぶほっwwwそれはずるいでござるよwww」

~アパート~

男「ふぅ久々の学校はつらいねwww」

女「でも明日休みですよ!そう!どこか行きません?」

男「おっ、良いねぇ…(それデーt…)どこ行く?」

女「私お金さっき下ろしたんでどこでもいいですよ!」

男「いや俺そういうの疎いから女さんが決めてよ!」

女「私も疎くて…」

男「うーん…(友に聞いてみるか…)」

女「夕飯の時に話しましょう!
  今から作りますね」

そう言ってキッチンに入って行った。
デートの誘いには乗ったものの俺は女さんに何がしたいんだ?
付き合いたい?友達になりたい?

男(エロゲの主人公ってどこにデートいくの?
  女の子の喜びそうな場所わかんねぇwww)

男「送信っと」

友「男からメールであるwww
  ほほうwww」

友(いきなりどうしたでござるか?www
  遊園地が多いでござるよwww)

友「送信www遊園地すすめたったwww」


男「おっ、きたきた。遊園地かよ…行ったことねえよ…」

男(他はなんかないんかな?)

男「送信」


友「ぶほっwww」

友(遊園地しかないでござるなぁwww
  遊園地は面白いでござるよwww)

友「送信www」


男「やっぱ遊園地しかないかぁ…」

女友「友さんさっきからにやけてどうしたの?」

友「女友殿もいじってるではないかwww男からメールでござるwww」

  「ここら辺だと○○ランドがいいかな?」

友「女友殿、これは○○ランド行き確定でござるなwww」

女友「ホント?www私も女にすすめとくわwww」


~少し前~

女「よし後は煮詰めるだけね…」

女(明日どこいこうかな…楽しい場所…
  女とはいつも映画館とか行くし…
  あっ、意外と女そういうの知ってるわよね…聞いてみよう)

女「送信っと」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー


「良い遊び場所ってなにかしってる?」

女友「こんなメールがさっき来たわwwwじゃあ返信しとこwww」

「遊園地かな・あそこは良いところだよ!
 2人でも楽しめるしあれ以上のところはないよ!
 ○○遊園地がお勧めかな?」

女友「おkwww送信www」

友「これで明日は遊園地にいくでござるなwww」

女友「私たちも遊園地集合ねwww」

友・女友「メシウマですなぁwww」



  

男・女「いただきます」



男「で…明日の話しなんだけど…
  (友め…ググってみたら遊園地ってカップルのいくとこじゃねぇかよ…)」

女「うーん…
  (女め…遊園地なんて恥ずかしくて行けるわけないじゃない…)」

沈黙。すごく気まずい…
ぶっちゃけ、どこ行くかなんてもうどうでも良くなっていた。

女「ずっと家にいるってのはダメかな…?」

おい、そんな顔されたら断れないだろwww

男「そうだねそれもいいかもね!
  一緒にご飯作って食べたりとか…」

女「そうしましょう!」

女「カレーどう?」チラッ

男「おいしいよ!(甘いけど…)」

女「ありがとう!」ニコッ

最近女さん明るいなぁ…
なんか年上とは思えない。
特に内容のない話しをしながら夕飯を食べ終えた。


男・女「ごちそうさまでした!」

男「洗い物俺もやるよ」

女「あっ、ありがとうございます」ススッ

近い。なんか近いよ女さん。
キッチン確かに狭いけどさ…

男「よし終わりかな?」

女「ありがとうね!」

なんか口調変わってるぞ…

その後はいつも通り就寝した。

女「男さん明日早く起きましょうね!」

男「そうだね!」

女「明日何しようかなぁ…あっ、ソファとられたー!」

男「おやすみね!」

女「おやすみなさい」

~その頃~

友「女友殿からメールでござるwww」

 「明日は○○遊園地の最寄り駅に8時集合ね!
  すぐに女と男さんを見つけて尾行ね!
  あっ、後私と一緒に行動するんだから、オタクスタイルな服はやめてよ」

友「こう見えて服のセンスはあるでござるよwww」

友「返信したし寝るでござるwww」

友(メアド交換する時は焦ったが、明日は普段の俺でいくでござるwww)


女友「返信きた」

 「明日気合い入れて行くでござるよ!」

女友「気合いねぇ…おやすみね友さん」

俺に才能を!!この物語に面白さを!!だれてきてますねぇ…

女「男さーん!もう7時ですよ!起きてください!」

男「…んん~…おはよう…」

女「もう!早く起きるって約束したじゃないですか!」

女さんもついさっき起きたんだろ?
パジャマだし…
でも女さんに起こされるのは悪い気はしなかった。

男「ごめんごめん!」

女「センパイの言うことはちゃんと聞くんだよ?」

たまにセンパイ風を吹かせてくるが見た目がなぁ…

男「はい…」

女「さ、さ、早く着替えよ!朝の散歩行くよ!」

男「老人かよ…」ボソッ

女「うるさいなぁ!」プクゥ

そしてすぐに散歩に出た。
俺はダウンにジャージというみすぼらしい格好だったけど、女さんは制服だった。

男「なんで制服なの?」

女「男さんから借りてる服に私のコート合わないでしょう?」

男「家だとラフなのに結構気にするのね…」

女「失礼な…!あっ、そうだ私、今日洋服買いに行きたいです!」

男「おっ、いいね!じゃあどこか買い物行こうか!」

女さんが制服着てると俺が浮くから、俺も制服着てこう。
後でどういう予定になるか話しながら家に着いた。

更新しました!むむ~

いつも通り朝食を終えダラダラしていた。

男「デパートの開店10時だっけ?」

女「そうですね!もう少ししたら行きましょうよ!」

女さんはずっと制服のままだった。
こうしてみるとお嬢様に見えなくもない…

男「よし、俺も着替えるか。」

女「男さん着替えるんですか?」

男「うん制服にね。」

そういえば女さんってずっと敬語だよなぁ…
敬遠されてんのかなぁ…
別に良いけど。

女「制服?」

男「うん。女さんが制服だし、俺も制服着ないと浮くかなと思って…」

女「そうですか!(はたから見たらカップルよね…)」ウキウキ

そして9時30分になったので家を出た。
デパートは女さんの学校の方へ10駅くらい行ったところだっけ?
確かその駅には○○ランドもあるよな…



男「なんか休日なのに制服って違和感あるな…」

女「そうですか?新鮮じゃないですか!」

駅に着き、まわりを見渡しながら言った。

男「よし電車に乗りますか!」

女「そうですね!」


女さんの学校の最寄り駅だ。

男「あっ、あれが女さんの学校か!」

女「そうですけど…」

あれ?なんかあんま乗り気じゃないかな?

女「で、デパート楽しみだね!」

なんか学校の話しはしたくないらしい。
まぁ俺も学校の話しはしたくないから似たような物か…

男「そ、そうだね!あと10分くらいで着くかな?」

なんか少し気まずい空気が漂ったが、無事デパートに着いた。

男「うーん俺、欲しいものあんま無いんだよね…」

女「そうなんですか?」

男「まぁ女さんについていくよ」

女「ありがとうございます!」

女さんはそういうと楽しそうに服屋を楽しそうに周っていた。

女「これどうです?」

男「かわいいと思うよ(洋服が)」

女「え、え、え、そうですか…(かわいいって言われちゃった!)」ポッ

女「じゃあこれ買います!!」

男「お金大丈夫?」

女「おろしてきたんで!」

女「あの…すみません…少し時間潰しててくれませんか?」

男「ん?なんで?」

女「この店に入りたくて…」ユビサシ

男「あっ…分かった。(下着屋ね…)
  そういえば女さん今まで下着どうしてたの?」

女「む、ひ、ひ、秘密です!!」プンプン

女(今まで1枚を毎日洗って使ってた、なんて男さんには言えない…)

男「じゃあ終わったら連絡ちょうだいね」

女「はーい!」

俺はイヤホンでも見るとするか。
やっぱデパートは試聴できるから良い。
20分くらいイヤホンを見ていた。

男「女さんから連絡だ。行くか。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女「あそこのベンチに座って待ちましょう。」

チャラ男「お、制服着て中学生?俺と一緒にデパート周らない?」

ーーーー腕を掴んできた。はっきり言って不快だ。

女「遠慮しておきます。」

チャラ男「そんな固いこと言わないでさ!」グイッ

ーーーー今度は腕を引っ張ってきた…

女「私に触らないでケダモノ!!!」

チャラ男「は?いきなりでかい声出して調子乗ってんじゃねえよ!!」


男「ん~、なんかでかい声が聞こえるな!カップルが喧嘩でもしたのかな?」


女「汚い手で私に触らないで!ケダモノ!!」


男「え?女さん?あんなに怒ってどうしたんだ?とりあえず…」

俺は急いで女さんのとこへ行った。

男「すみません!この女の子僕の…」

あれ?俺のなんだ?

男「友達なんで!迷惑かけました!」

無意識のうちに口が動いていた。友達か…

チャラ男「チッ…」ギロッ

男の人に睨まれるのは怖かったが、今は女さんの目つきのほうが怖い。
なんか、周りの人に嫌悪感を振りまくような目だ。

男「女さん、家帰る?」

女「はい…」

女さんはずいぶん気落ちし、疲れてるようだった。

男「よし!行こうか!ん?」

俺が精一杯明るく努めてそう言った時、女さんの手が俺の袖を掴んだ。

女「…」

男「飯はどうする?ここら辺で食べる?」

女「…」コクッ

うーん、どうやらなんか女さんには秘密がありそうだなぁ…
ま、今はとりあえず駅の方で飯を食べに行くか。


~4時間前○○ランド入口~

女友「よっ!友君!」

友「おはようでござるwww」

女友「今日は早く女達を見つけることよね!」

友「だから入園前にきたでござるなwww」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー

友「むっ。まだ来ないでござるなぁ…」

女友「」イライラ

友(うわーこえーなwww年上こわいでござるwww)

女友「あーーーーー!もう来ないじゃん!もういい加減入ろ!!!」グイッ

友(抗えないでござるwww)

女友「ジェットコースター乗るわよ!」

友「えっ、無r…」

女友「乗るよね?」ゴゴゴゴゴゴ

友「はい。乗ります。」

ーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー

女友「あら!もうこんな時間!!」

友「…」ウップッ

女友「どうするご飯にする?それともまだ乗る?」ニッコリ

友「ご飯でお願いします…」

女友「じゃあ一時退場して、駅のあたりでご飯食べましょうか!
   そっちの方がおいしいですし!」

友「…」

女友「もう!!」グイッ

友「あっ…ちょっ…そんな早く…」

女友「早く行くわよ!」


~ファミレス~

男「よしここで食べるか!」

女「…」コクッ

やっぱりまだ落ち着いてないみたいだった。

男「なにたべようかなぁ…女さんどうする?」

俺は努めて明るく振る舞った。
でも女さんはまだ暗い…

女「…」

男「俺と同じのでいーい?」

女「…」コクッ

男「すみません!ハンバーグ定食2つで!」

んー、女さん暗いな。
まさに女さんに初めて会った時のような暗さだ。


ガラッ

「いらっしゃいませー!」


ゆっくりでいいからちゃんと完結させてくれよ
いや完結させてくださいお願いします

>>164
進み遅くてすみません!!完結は絶対します(仮)

男(この店やっぱ人気だなぁ…)

男「え?!!(やっべ、声が大きいぞ、俺。)」

女(男さん大きな声出して…)

女「あれ?!!」

男「お、お、女さんどうしたの?(友が女の子といたけど冷静に。)」

女「いや、友達がいたから…男さんもどうしたの?」

女さんの声は驚きからか明るくなっていた。

男「いやぁ、俺も友達がいたから…女さんの友達ってどれ?」

女「あの子よ」コソコソ

男「え…俺の友達その隣の男なんだけど…」

女「えええええ?!」

男「これは面白いことになってきたなぁ…友が女性と休日を過ごすなんて」

女「すみませんが、家帰るのやめません?」

男「いいよぉ!」

女「(女友を尾行して…)ふふふふ」

女さんの顔はさっきとは打って変わって楽しそうだった。
とりあえず俺も友達を観察してみよう。

男「遠くて何話してるかあんま聞こえないね…」コソコソ

女「そうね…でもところどころ聞こえるわね…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女友「友君何食べる?!」

友「うう…ああ…ヘルシーなので…」

女友「じゃあビーフストロガノフにしておくねwww」ニタァ

友「はい…(酔っててなんも考えたくないでござる…)」

女友「ごめんね…友君が酔うまで付き合ってもらっちゃって…」ウルッ

友「良いでござ…るよ」

女友「(友くんかわいいwww)じゃあ午後も○○ランド行こうね!」

友「それはきついでござr…」

女友「行こうね!!」ニコニコ

友「はい…(断れないでござる…笑顔が怖いでござる…)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女さんはなにやら聞き耳を立ていた。
急に女さんは顔を赤らめて大きな声を出していた。

女「『付き合う』?『良いです』?」クワッ

男「ちょっと…声のボリューム…」ボソッ

女さんはもう大丈夫なようだった。

女「『イこうね』?『きつい』?はわわわわわ…」アタフタ

女さん意外とそういうの知ってるんだ…

男「あの…」

女(はっ!!私今なんて…『イこうね』『きつい』こんなこと…)

女「ゴホン…」ボッ

男「あのさぁ…ボリュームね?あと女さんはそういうコト嫌いなんじゃないの?」コソコソ

女「もちろん嫌いです!汚いですし…でも女友が結構そういうのに奔放でして…」アタフタ

終始女さんはそんな感じだった。
でもご飯も完食してたみたいだし元気はでたのかな。

男「ふぅ…お腹いっぱい。んでこれからどうするんだっけ?」

女「もちろん女友達を尾行するんですよ!!」コソコソ

男「んで、俺は友の様子を見られる訳か…それで行こうかwww
  でも女友さんのことそんな気になるの?」

女「気になりますよ!!(男さん程ではないけどね…きゃはww)
  なんせ唯一の友達ですし…」ボソッ

男「おっ…そうなんだ」

女「男さんだって友さんが唯一の友達なんでしょ?」

男「なぜそれを…俺話したっけ友のこと?」

女「いや、何となく分かりました…」

女さんはたまに俺の考えを見とおしてくる。
その時の女さんはいつも少し遠い目をしている。
というか、それ以外の時は明るい女の子だ。

男「じゃあ友達が会計済むの待つか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女友「お腹いっぱいだわ!友君は?」

友「お腹いっぱいでござ…る」ウップッ

女友「じゃあ会計済まして早速○○ランドに戻りましょうか!」

友「はい…」


「ありがとうございました!またのご来店を…

「友」達(友たち)と友達(ともだち)が分かりづらいですが、すみません!!

友たちについてきたわけだが…

男「○○ランドか…(これは入れないだろ…)」

女「男さん私たちも行きましょう!!(遊園地デートだ…)」ホカホカ

男「え?行くの??」

女「(昨日は渋っちゃったけど…)行きましょう!」ニコニコ

男「お、おう…」

俺ははあんま乗り気ではなかったのだが、久しぶりの遊園地ということもあり次第に調子に乗った。

男「おっ、友たちまたジェットコースター乗るぞ!
  俺たちも乗ろうか!」

女「男さん…ちょい休憩が…」

男「あっ、ごめんごめん…」ショボーン

そういえば友ってジェットコースター大丈夫な人だったんだ!
今度一緒に乗りまくろうかなwww

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女友「今度はコーヒーカップ乗ろう!!」

友「…」ガックガク

女友「おっ、乗ろうってことね!」

友(違う違う!!!!)

女友「じゃあ行きましょう!」ギュッ

なんか友という名のサンドバックに女友さんがだきついていた。

女(うわっ…積極的…)カァーーー

見てるこっちが恥ずかしくなるくらい女友さんは密着している。

男「コーヒーカップに乗るみたいだね…」

女「私たちも乗ります?」

男「いや、いいよ…(コーヒーカップは恥ずかしいだろうに…)」

女「そうですね…」

コーヒーカップの死角から友たちを見た。
友はもう果てているようだ。

女友「そろそろ暗いし帰る?」

友「…っしゃ!(よっしゃーーやっと解放される!!」

女友「観覧車??友くんって積極的なのね…」

友(おい!なんでそうなr…)

女友「しょうがないなぁ…そんなにお姉さんといっしょに乗りたいなら行きましょう!」

あっ、また友が連れて行かれた。
友たちを追うと観覧車に来た。

女(うわあ…)パァッ

男「…(これにあいつらは乗るのか…)」

女「男さんこれ乗りましょう!(積極的にいかなきゃ!)」

男「ええ…(恥ずかしいわ…)」

女「乗りましょう!!」グイッ

男「うーん、じゃあ…」

女さんに半ば無理やり連れてかれ、観覧車に乗った。

女さんと観覧車にいるわけだが、こう、今まで意識しなかったものが気になった。
女さんの香り。口の動き。仕草。
話すことができない。

女「…」

男「…」

女(うわ…何話せばいいの?いつも2人なのに緊張して…)

うんと長い観覧車の時間は会話もなく終わった。

~少し前~
女友「友くん今日付き合ってもらってありがとうね!」

友「はい…(酔いが引いてきたでござるww)」

女友「また今度遊びに行こうね!」

友「へ?」

女友「へ?って何よwwwお姉さんのお誘いよ!!」ニコッ

友「あっ、はい!行きたいでござるwww」

女友「じゃあつぎは○○遊園地行こうか!!」

友「あっ、それは勘弁ですwww」

あんな閉所に女さんと2人きりで緊張した。
観覧車という空間は不思議なもので、異次元に女さんと隔離されたような気分だった。
俺は女さんのことをどう思ってるのだろうか…自分でも分からない…

女「あ…あの男さん!!女友たち見失っちゃいましたね…」

男「あっ…」

そうだった、それが目的で遊園地に来たんだった。
あいつらはカップルにしか見えないくらいいちゃついてたなぁ…

女「女友たち仲良かったですね…」

男「なんであんな仲良かったんだろな…」

女「…」

男「…」

気まずいぞ…
観覧車のせいで変な空気がまだ残ってる…

女「あっ、私切符買わなきゃ…」

男「あ、そういえばもう金無いでしょ…はいこれ」チャリン

女「ちゃんと返します!!」ビシッ

女さんずいぶん明るくなったよなぁホント…

女「お待たせしました~」

男「最寄りで食材買って帰ろうか。今夜は何にする?」

女「今夜はロールキャベツとかどうです?」

男「おっ、いいね!!じゃあ決まりね!」

ーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

男「ただいまー!」

女「ただいまー!すぐにご飯作りますね!」

男「んじゃ、俺は風呂洗ってくるわ」


~洗面所~

男「こ…これは…」

女さんのパンツだった。
タグが付いてるから今日買った物か…
高2でインテリっぽいのにくまさんとは…

男「俺は何も見てない…よな…
  よ、よし、風呂洗おう!!」

ゴシゴシ

男「風呂洗ったよー
  何か手伝うことある?」

女「じゃあ、これを和えてもらいましょうか!」

男「はーい」

女さん料理上手いよなぁ…
でも今日デパートでの女さんはなんだったのだろう…
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ーーーーーーーーーーー
女「できましたよ!」

でも今笑顔だし、とりあえずいいか。

男「いただきます!」

女「いただきます!」



男「おっ。ロールキャベツうまいね」

女「ありがとうございます!そういえばロールキャベツ男子って言葉あるじゃないですか…」

なんだなんだいきなり。

女「あれって、肉食・草食って来てるんだったら、ロールキャベツっておかしくないですか?」

男「確かにおかしいね…でも他にある?
  アライグマ系男子とか?優しそうに見えて獰猛みたいな…」

女「それだったら男の人全員に当てはまるじゃないですか…」

あれ?女さんが少し怖いぞ…地雷踏んだかな?

女「男さんは違いますけど!」ニコッ

男「俺、何ちゃら系男子の前にコミュ障寄りだし…www」

女「ふふっ…私もコミュ障かもwww」

互いに傷を舐めあってどうする…

男「よし!ごちそうさま!」

女「はい!」

男「お風呂先どうぞ。洗い物は俺やっとくよ!(くまのパンツ…)」

女「いやいいですよ…」

男「レディーファーストだよなぁ…」

女「はい…ありがとうございます!」

女(今日かわいいパンツ買ったから履くの楽しみだったんだよねぇ!)

テスト期間中なので更新が…

申し訳ない…

そもそも読者がいるのか…

チャプ

女(今日は色々あったなぁ…なんかもやもやするなぁ…
  いや…男さんに対してそういう気持ちがあるとか、そういうやらしいんじゃなくて…
  いやそういう気持ちはあるのかな…いや、やらしい意味じゃないのよ!!
  あー、もう!!)

女「のぼせてきたわね…そろそろ出ようかしら」

ガチャ

女「このパンツやっぱりいいわね!!女のセンス恐るべし…
  あっ、服持ってくるのわすれちゃった…男さんに頼むしか…」

女「あれ?置いてある…私、持ってきたんだっけ?
  まぁとりあえず男さんにお風呂上がったこと伝えないと!」

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女さんが服忘れてたから少し前に脱衣所に服を置いてきたのだが、くまのパンツをまた見てしまった…

男「くまさんはないよなぁ…」

女「あの…もしかして私のその…今日買った奴見ました?」ギロッ

男「(ヤベッ)あはは…いつから俺の近くにいたの?」ソローッ

女「少し前からです!で?」

男「脱衣所に服を置きに行った時と…だけです(2回見てないことにしようwww)」

まずいな…女さん怒ると怖そうだからなぁ…
今日デパートで見た女さんを思い出す。

女「じゃあ事故ですね…仕方ないです!!」ニコッ

男「へ?」

女「くまさんそんなダメですかね?恥ずかしいけど、今度選ぶの手伝ってくれますか?」ニタリ

男「え?怒んないの?」

女「事故ですし…それにあまり見られてもなぜか、不快に感じませんでした」

見られてもなぜか、あまり不快に感じませんでした 

ですよね普通…

男「んじゃ、風呂入ってくるわ…すまん」

女「ホントですよ…」

女「見たいなら見せてあげるのに…」ボソッ

男「ん?」

女「早く入ってきて!!」カァーー

男「お、おう…」

なんであんな怒ってるんだ…

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男「ふー、風呂はやっぱ落ち着くぜぇ…」

明日は学校で翌日女さんは両親が帰ってくるからお別れか…
ま、まぁ家が近くにあるから良いんだけど…

男「って、俺は何考えてるんだ…」

友達いないから、女さんと友達になれたからうれしいってだけであって…
そういうのは幼馴染ので散々な訳で…
でも女さんなら…
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ーーーー

…とこさーん、男さーん

女「男さん?風呂長くないですか?」

男「ご、ごめん…寝ちゃってたわ…もう出るから心配しないで!!」

女「もう!心配したんですからね!!」

男「いやぁ、ごめんごめん…」

女「はい!麦茶!!」

男「おっ、ありがとう。うまいうまい!」

女「そうですか?別に私が作ったわけじゃないですけど…」

男「女さんが入れてくれたからだね」ヘラッ

女「もう!バカにしないでください!」ポッ

男「ぷwww」

女さんといると楽しい。それはゆるぎない事実だ。
でも、恋愛するのは怖い。

女「も、もう寝ます!!」

ここ最近俺がソファで寝ていたがソファをとられた。
女の子にソファで寝させるわけにはいかないんだよなぁ…

男「女さんが布団に寝て」

女「いや私ソファでいいんですよ?」

男「俺の家ねここ!俺が一番偉いのね!」

女「はいはい…わかりましたよぅ…」

無事ソファをゲットして消灯した。
消灯したらお互い話さないというのが普通であったのだが、

女「今日はいろんなことがありましたねぇ!」

男「!そうだね…そういえば女さんたいてい敬語だけど普通でいいんだよ?
  むしろ俺が敬語話す側だし…」

女「そ…そうでs…そうかな?」

男「ぶっちゃけテンション高い時は敬語じゃないし…」

女「それはテンションが高いからであって…」カァーー







男「友達と敬語っておかしいじゃん?」

女「友達、ですか…そうですね確かにおかしいでs…ね」

男「ま、まぁ、女さんの個性だし無理しなくていいんだよ!」

女「そうですね…頑張ります!」

何を頑張るんだ…

女「…」

男「明日は学校だからもう寝ようか。」

女「あっ…あっ、そうですね…おやすみなさい」

男「おやすみ」

女さんが何か言いたげにしてた気がするが、眠かったので気に掛けなかった。

男「zzz…」

女「ん…ふぁぁ~…朝ご飯作らなきゃ!男さんはまだ寝てるわね」

男「…」

女「ふふっ、男さんの寝顔かわいい」ニッコリ

女「今からご飯作りますから待っててくださいね~」

男「…ぷっwww」

女「…」ゾクッ

男「あっ…zzz…」

女「…男さん…今起きてましたよね?」

男「zzz」

女「ね、ねぇ?起きてたよねぇ?どこから聞いてたの?」カァーーー

男「ふふっ、男さんかわいい。のあたりからwww」ニタリ

女「男さん性格悪いです…もうご飯自分で作ってください!私の分も作ってください」

男「えええぇ…」

女「当然です!乙女の心をもてあそんだんですから!!」プクゥ

少し調子に乗ってしまったかな。怒らせちゃったし。
でも昨日デパートで見た怒りなんかより、ずっとかわいい怒りだ。

男「へいへぃ…パンでいいよね?」

俺はパンを2枚トーストに入れ、冷蔵庫にあるハムと牛乳をとりだした。

男「よし!こんなもんだろ!!」ドヤッ

女「野菜取らないとだめですよぉ!」

そう言いながら女さんは野菜を冷蔵庫から取り出しサラダを手際よく作った。

女「よし!こんなもんだろ!!」ドヤッ

男「ぷっww女さん面白いww」

女「そ、そうですか?」ニヤニヤ

朝食を終えた。

男「よし、今日は木曜だから俺は部活ないな。女さんは?」

女「私は部活あるから、家には6時30分くらいに着くかな?」

男「オッケー。じゃ後でメールするわ!」

駅でまたもや友に会った。

女「あっ、女友の…」ニヤニヤ

友「おっ、おとこではないかwww」

男「おはよ~!」

友(ふむ…前より男と女さんの距離が近いでござるな…)

女「じゃあ、またあとで」ニコッ

男「あっ、うん!携帯みといてね!!」

女「はーい!」

機嫌が良いなやけに…

友「いい感じでござるなwww」

男「そうかな?それよりさ、なんかうちの学校の生徒と○○女子の生徒がデート○○ランドでデートしてたって噂があるらしいんだけどさぁ…」

友「そ、そうなんだ!」アセアセ

へたくそかコイツwww

男「女の子の方の名前は「女友」さんって言うらしいけどあってんのかな?」

友「合ってるでござるよwww」

男「まぁ、友がその張本人だもんな」ニヤニヤ

友「な、なぜ知っておるwww」

男「見かけたでござるwwwで、ぶっちゃけどうなのよ?」

友「尻に敷かれてるでござるwww」

~放課後~
女「こんにちわー」ニヤニヤ

女友「やぁやぁ!どうしたそんなニヤニヤして」

女「女友ちゃんって恋愛上手だなぁーって」ニヤニヤ

女友「うっ…もしかして昨日○○ランドいたの?」

女「うん!」

女友「はぁ…」

女「友さんのどこが好きなの?」

女友「かわいいとこr…って、何言わせてんじゃ!!」

女「ふふっ」

女友「そんな女はどうなの?男くんだっけ?」

女「え、え、そ、そんな何もないよ?」

女友「はっ倒してヤッっちゃいたいんでしょ?」

女「そ、そんなわけないでしょ!!でも、男さん優しいよ?」

女友「ふぅ…善は急げね!今日、告白しなさい!!」

女「え?会ってまだ1週間もたってないし!無理!!」

女友「はぁ…私は女の過去も知ってる上で話してるの!!女が好きになるような男は滅多にいないでしょ?
   それに今日はクリスマスイブ!!こんなチャンス逃せないわよ!!」

女「む、むりだよぉ…」アタフタ

女友「じゃあ男くんのことは嫌いなんだ?」

女「す、好きだよ?」

女友「じゃあ告白しなさい!!しないと、女を性的にいじめるわ」

女「そ、そんな脅しには引っかからないもん!!」

女友「女を監禁して…全裸写真を出会い系サイトと学校裏サイトに公開して…」ブツブツ

女「え?え?嘘よねぇ?」

女友「私柔道部の主将と友達だから手伝ってもらおうかしら…」

女「わ、分かったよぅ…こ、告白する!!」

女友「じゃあ今日の部活中止で、今からクリスマスプレゼント買いに行きましょう!」



2chの感動系の恋愛話見てるとすごいなぁってなるんですけど、やっぱ僕はそういうの書くのは苦手だなぁ…
でも、頑張ります!

友「メール…女友さんでござるwwwなになに…女が今日男さんに告白するからさぐりを入れておいてか…」

俺は今日は一人で家に帰るつもりだった。
その後に女さんを駅に迎えに行くつもりだ…
そういえば俺大体女さんのそばにいるな…

友「おっ、男!探したでござるよ!」

男「友!どうしたの?」

友「まあまあ!話したいことがあってなwwwとりあえずファミレスいくでござるwww」

男「お、おう」

俺は友に言われるがままにファミレスに向かった。

友「ふぅ…朝は散々だったがズバリ!女さんとはどうなんだ?www」

男「どうって言われても…1週間で結構仲良くなったかなぁ…」

友「ほう…」

男「うん」

友「え?それだけ?付き合いたいとか無いでござるか?」

男「友には言ったと思うが恋愛はもうこりごりなんだよ…」

友「でも、好きなんだろ?」

友は珍しく神妙な顔をしていた。
若干気圧される勢いであった。

男「う、うん…俺のこと考えてくれる異性なんてあんまいないし…」

友「だろ。女さんは今、男にとって特別の存在なんだよ。じゃあ付き合ってもいいんじゃないか?」

男「でも、やっぱり俺は恋愛むいてないと思うんだ…」

友「俺だって人と話すのは苦手だけど今こうして話してる。男だから話せる。男だってそうだろ?女さんだから話せる。」

男「いや、そりゃそうだけど…」

友「恋愛は好きって感情があればそれで十分なんだよ!!」

男「お前、恋愛したことないだろ…」

友「いや、何人とも経験した!!エロゲで(小声)」ドンッ

男「うーん…」

友「(もうひと押しかな?)男は誰よりも優しいし、女さんもそこに魅かれたんだと思う。女さんを幸せにできるのはお前だけだと思うし、お前が幸せになれるのは女さんといる時だ!」

男「…」

友「ここ最近の男は生き生きしてたなぁ…過去の失敗なんかどうでもいいけど今回は成功する!俺が約束する」ニコッ

男「そうだよなぁ…今までずっと自分に歯止めかけてたみたい…女さんのことが好きだ!!大好きだ!!!!」

友「おkおkwww今日はそれ聞くためにファミレス呼んだでござるよwww今日何の日かは知ってるでござるなwww」

男「クリスマスイブ?」

友「そう!プレゼントでござるよwww買いに行くでござるwww」

男「あっ、それなんだけど…」

友にプレゼントを見せた。

友「おっ、イヤホンでござるかwwwでも、どうして?www」

男「女さんのイヤホン壊れかけてたの見かけたからね。」

友「さすがでござるなwwwん?これは?」

男「あっ、それはだめ!!ダメ!!!!」クッ

友「なになに?「女さんは明日家に帰るけど、とっても楽しい1週間でした!!女さんまた機会があったらどこか行きましょう!」かwww男どの、やはり女さんのこと大好きなんじゃないかwww」

男「あ~、もう最悪…」

友「でも、これは女さんよろこぶだろうwww」

男「そろそろ帰ってもいいかぁ?」ムスッ

友「すまない!wwwこれから拙者も行くところがあるのでな…さらば!」

男「お。おう。」

なんだったんだあいつ。いきなりあらわれて、いきなり帰ってたぞ…

女友「で…プレゼント何にするの?」

女「いやー…それが思い浮かばなくて…」シュン

女友「でも、泊まってたお礼とかかんがえてなかったの?」

女「考えてたけど…ってなんで?なんで、泊まってること知ってるの?!」カァーッ

女友「行動ですぐ分かるだろ…」

女「も、もう!あっ…あのさ…明日パパとママが帰ってきた時にさ…男の人の家に泊まってたって言いづらいじゃない?それで…」

女友「あーはいはい。私の家に泊まってたことにするのね。分かりましたよ、外泊淫乱娘ちゃん」

女「う、うるさいなあ…」

女友「で、その外泊のお礼って何用意してたの?もしや…セッ…むぐっ!!」

女「うるさい!!」カァーッ

女友「満更でもない様子だな…で、何にする予定だったの?」

女「手紙書いてたんだけど…」

女友「え?見せてよ!」

女「はずかしいよぉ…」

女友「じゃあ、女の寝顔を学校中にばらまk…」

女「はい!どうぞ!!」

女友「なになに?「男さんに出会えてよかったです!男さんはとっても優しくて安心できました。男さんたまにご飯つくってあげますよ!!」だって?ぶふっwww告白じゃないかwww」

女「だから、うるさい!!」

女友「まだなんかある?「男さんと会ってからの生活はとてもきらめいt…」むぐっ!!」

女「…」グッ

女友「ひょ、ひょっとぉ!手ぇはなひへよぉ…」

女「ホントに恥ずかしいから返して!」

女友「はいはい」スッ

女「ありがとう」

女友「生活はとてもきらめいていて、男さんともっといたいです」ボソッ

女「あああああああああああああ!!!」

女友「話しが脱線しちゃたな…プレゼントどうすんの?」

女「こういうの良く分かんないから…何が良いかな?」

女友「コン○ームでいいんじゃない?」シレッ

女「…」ニッコリ

女友「えぇーと、男さんに必要なものってなんかないの?」

女「うーん?健康に気をつけること?」

女友「はぁ…うーんあげるものは物じゃなくてもいいからサプライズとか!」

女「うーん…」

女友「あっこんなのどう?」ゴニョゴニョ

女「えっ…恥ずかしいよぉ…」

女友「はい決定ね!!じゃあ早速私の家で準備しよう!!」

男「ふう。1人の時間も久しぶりか…え、今まで1人の時なにしてたっけ?」

思い返してみると、女さんがくる前まではロクなことしてなかった。女さんが帰ってくる時間まで勉強していた。以前では信じられない話だ。

男「おっ!メールだ!!なになに?「××公園に今から来てください!待ってます!!」

~少し前~
女友「おっ、似合ってるねー!!」

女「恥ずかしいよぉ…」

女友「あっ、あと、あげる手紙に映画のペアチケット入れといたからそれプレゼントにでもしなさい!」

女「ありがとう!!」

女友「男さんに告白するまでの台本もあるけど…」

女「そ、それは私が言う!!!」

女友「そう!!あっ、もうそろそろ出ないと間に合わないわよ!!行きましょう!!」

男「ふう…来てみたけど…」

女「(男さんどこだろ?)キョロキョロ あっ!男さーん!!」

男「女さん!!どうしたのその格好?!」

サンタのコスプレは公園という空間ではとても目立っている。
帽子をかぶっているが帽子が大きく頭にあってない。
ズボンも服もなんか大きい。
サンタコスに不釣り合いな女さんはとてもかわいらしかった。

女「お、男さん!!こ、これ!!」ヒョイ

男「クリスマスプレゼント?」

女「…」ウンウン

男「ありがとう!!」

女「…」パァッ

男「開けてもいい?」

女「ダメっ!!恥ずかしいし…」

男「お、おう…」

女「…」スーハースーハー

男「お、俺も渡すもんあるから家行こうか?コスプレ驚いたよ!!」

女「…って」ギュッ

男「へ?」

女「ちょっと、待って。ね?」

男「うん…」

女「…」スーハースーハー

男「…」

女「わ、私!男さんのこと好き!!」

男「…」

ーーー過去の失敗なんかどうでもいいけど今回は成功する!俺が約束する

男「お、俺も好き…かも(小声)」

女「!!」パアッ

女「付き合ってくれますか?!」ウルウル

男「お願いします」ハズハズ

女「…」

男「…」

成功したんだろうけど気まずいなぁ…

女友「今の聞きやしたか、友さぁん!!!「付き合ってくれますか?!」ウルウル」

友「ぐうかわwwww」

いきなりなんか沸いてきたぞ。

女友「いやぁ、あんな顔されたら…なぁ?」

友「そうでござるなwww」

男「…」シーン

女「…」シーン

女友「あ…あれ?そういう感じ?」アセアセ

女「なんで、あ・ん・た・が!!でてくるのよ!!」

男「ぷっwww」

女「あっ、男さん!笑わないでよぉ!!」

男「女さん、僕たちはもう帰りましょうか!!」ニヤニヤ

女「え?でも、女友が…」

男「いいからいいから!!これからあいつらもなんかするだろうし(コソッ)」コショコショ

女「(あ、そうなんだwww)か、帰りましょうか!!」

あいさつも言わずに女さんと公園を去った。

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友「行っちゃったでござるな…」

女友「友くん、これ。手伝ってくれたお礼!」

友「マウスパッドでござるかwwwかたじけないwww拙者もつまらないものですがwww」

女友「わぁ…手袋だぁ!ありがとう!!」

友(エロゲでプレゼントは学習済み!)

女友「あのさ…付き合ってくれる?」

友「(今日も女友さんの夕食に付き合うでござるwww)おっ、いいでござるよ!!」

女友「ホント?!ありがとう!!!じゃあ私これから予定あるから休日また遊びましょうね!!じゃあ!!!」

友「?(夕食食べるんじゃないのでござるか!)おう、それじゃあ!www」

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女友「やった!!友くんと付き合うことになっちゃたぁ!!」ソワソワ

おやすみなさーい!!いつも読んでくださる方ありがとうございます!!!

男「あっ、そうそう。飯どうする外食する?」

女「一緒に作りましょうよ!!」

男「じゃあ、スーパー寄るかね!」

女「あの…月曜作ったんですけど鳥の空揚げでもいい?」

男「?もちろん!!」

そういえば、女さんと会って間もなかったのに鳥の空揚げ作ってる時の女さんは素だったような…

男「鳥の空揚げ好きなの?」

女「大好きです!!パパとママがいつもほめてくれるんです!!」

男「へぇ!」

ちょうどスーパーに着いた。
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ーーーーーーーーー
ーーーー

女「えっと、鶏肉と卵と…よし!これで全部かな!」

男「よし、じゃあレジへ!」

女「あっ、ケーキ買ってるし…」ジトッ

男「いいじゃんいいじゃん!一緒に食べよう!!」

女「そうですね!!」ニッコリ



女「早速作りますか!!」

男「はい!!」

女「では、まず鶏肉のタレを一緒に作りましょう!」

男「はい!!」

こんな感じで女さんのレクチャーが始まった。

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ーーーーーーーーーー
女「男さん!油気をつけてね」

男「あっちぃ!!!」



女「千切りは慎重にね!」

男「いってぇ!!指切った!!」
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ーーーーーーーーー

男「ふぅ…やっと、やっとできた…」ヨロヨロ

女「これでもう自炊できますね!!」

男「腹減った…」

女「はいはい…もう盛り付け終わりますからねー…はい!!どうぞ!!」

男「おお!うまそう!!!そんじゃあ…」

男・女「いただきます!!」

男「やっぱうめえわwww最高」

女「そうですか?」テレッ

男「いいお嫁さんになるなwww」

女「ありがとうございます…」ポッ

男「女さん、かわいい」

女「あうっ…」カァーーーー

男「萌える」

女「ひっ…」ハァハァ

調子に乗りすぎたか。

男「あっ、そうそう。ごちそうさましたら渡すものあるから。」

女「はい!!」

男・女「ごちそうさまでした!」

男「ケーキとか久しぶりだったなぁ…」

女「おいしかったです!」

男「これ、クリスマスプレゼント…」

女「ありがとう!!開けてもいい?」

男「いいよ!」

女「わあ!!イヤホンだぁ!ちょうど欲しかったところなんですよ…男さんよく気付きましたね」

男「まぁ、1週間一緒にいたから当然だよwww」

女「そうですね…明日帰らないと、か…」

男「ま、まあいつでも会えるしな!!」

女「そうだ!明日学校行ったら直接家に帰るから荷物整理しないと…」

男「そんなに荷物ないんじゃ?ww」

女「そうでした…」テヘッ

いつも通り他愛のない話しをして眠りにつこうとしていた。

男「おやすみ」

女「おやすみなさい」

いつでも会うことができると思うと安心して眠ることができた。

女「男さーん!起きてください!!」

男「んーっ、ふわぁああ…おはよう」

女「おはようございます」ニコッ

男「おっ、朝ごはんありがと」

女「えへへ」ニコッ

男「どうしたの?そんな嬉しそうにして…」

女「ふふっ…まぁまぁ!ごはん食べましょう!!」

男「う、うん」

女「いただきまーす!!」

男「いただきます」



女「次いつ会えますかね?」

男「いつでも良いんじゃ…」

女「もう!!初詣とかは?!」

男「わりぃ…実家帰んないと…」

女「それじゃあ年明けるまでに一回はデート(小声)しましょうね」

男「え?なにするって?」

女「デート(小声)」

男「ぷwww」

女「うるさいなぁ」ムッ

男「ごめんごめんww」

女「も、もう片付けます!!」

駅までいつものように行った。

女「じゃあ、行くね…」

男「じゃ、じゃあ」

そう言って別れを告げた。

キーンコーンカーンコーン

友「部活いこうずwww」

男「お、おう…」

友(む?元気がない希ガス…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーー

友「今日部活疲れたでござるなwww」

男「ああ…」

友「元気ないでござるな…」

男「そうか…」

友「(1人にさせた方がいいかな?)じゃ、じゃあ今日は予定があるから先帰るでござるwww」

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ーーーーーーーー
ーーー

男「ただいまぁ…1人だとテンションがなぁ…飯もどうするか…」

おもむろに冷蔵庫を開けるとそこにはこんなものが入っていた。

「男さんどうせご飯作らないでしょ!これ温めてね」

男「カーチャンかよwww女さん朝にチャーハンとスープ作ってくれたんだ!」

なぜか1人じゃない気がした。

女「ただいまぁ…」

女母「おかえり!私たちもちょうどさっき帰ってきたのよ!!」

女「そうなんだ…」

女母「そういえば鍵家に忘れてたみたいだけど今までどうしたの?!」

女「お、お、女友の家に泊まってたんだよっ!そ、そ、そういえば旅行どうだったの?」アセアセ

女母「よかったわよ!!ね、パパ?」

女父「そうだな…」

女「いいなぁ…」

女父「女、ちょっと聞いてくれるか…」

女「え?う、うん…(どうしたんだろ…)」

女父「父さんな来年の4月から転勤する事になった。」

女「え?ホント?どこに?」

女父「旅行に行った場所の近くだ」

女母「そうそう!下見も兼ねて旅行に行ったのよね!!でも良い場所だったよね!!!」

女父「で、高校生の女を1人置いていくのは心配なんだ…ついてきてくれるか?」

女「うん…ついていく。で、でも、大学生になったら1人でもここに戻ってきてもいい?」

女母「うん!大学生ならね!でも、高校生の間は1人暮らしは危ないかなぁーって思ってね!!」

女「うん…行くよ。で、いついくの?」

女父「父さんは1月末くらいに行くが、女とママは3月末になるな…」

女「分かった…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーー

男「おーっす!女さん待った?」

女「ううん全然!」

男「で、今日どこ行く?」

女「まず、私の家に行きましょう!!」

男「え…マジ?!」ソワソワ

女「ごめん、嘘☆」

男「え…」シュン

女「ま、まぁそんな落ち込まないで!」

男「落ち込むよ…で、どこ行こうか…」

女「行きたい場所無いですね…あっ!あります!行きたい場所!!」

男「え、どこ?!」

女「男さんの家!」

男「え?そんなんでいいの?年末の締めくくりが俺の家でいいの?」

女「はい!落ち着きますし…また一緒にご飯作りましょ!」

男「それならいいんだけど!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーー

女「ただいまー」

男「いやいやいや!ここ女さんの家じゃないから!」

女「そうですね…wwwでも1週間も暮らしたんですよ?!」

男「ま、そうだね…」



昼食は一緒に作ったものの、こんな感じでグダグダして、時間がきた



男「あっ、もうそろそろ家出ないと!」

女「出発今日でしたもんね!じゃあ帰ります!押しかけてすみませんでした!」

男「いや、俺も楽しかったよ!駅まで一緒に行こうか!」

ーーーーーーーーーー
ーーー

男「勢いで駅まで来させちゃってごめんね…」

女(あの事言わなきゃ!!)「いやいや全然!」

男「新年明けたらまた会おうね!」

女(言わなきゃ!!)「う、うん…」

男「…じゃあまた!」

女(言わなきゃ…)「あ、はい!じゃあ!」

女(うわーん(泣)結局言えなかった…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーー
ガタンゴトン

男「向こうの駅には8時につく予定だったけな…ふぁ~…寝よう」

ーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「男!学校行くよ!」

「男!ゲームしよー!」

「もう!いつも寝てばっかいてー」

ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー

男「…ん、ふぁぁ~…そろそろ着くか…なんでこんな夢見るんだか…」



男「おお!やっぱ懐かしいな!!」


見知った道を懐かしげに歩いた。駅から実家までは20分くらいだった。

今夜はこのくらいで!いつも見てくださる方、米を下さる方ありがとうございます!!!

男「ただいまー…ふぅ疲れた…」

弟「おかえりぃ!!」

男「おうおう!久しぶりだな!!最近どうよ?」

弟「モテない…」

男「いや、どうでもいいわwww」

母「お?おかえり!」

男「ただいま」

母「あっ、そうそうご飯食べた?」

男「まだだよー」

母「今日、みんなで年越しそば食べるからね!」

男「はいはい…」

弟「後でゲームしようぜ!!」

男「おっけー」

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーー

男「ふぅ…懐かしいな俺の部屋…物は向こうにあるから殺風景だけど…」ウトウト

zzz

ーーーーーーーーーーーー
ーーー

弟「兄貴?起きてよ!もうそろそろで年明けるよ!」

男「ん…あーそうか!ありがとう。そば楽しみだなぁ…」

弟「早く!のびちゃうよ!」

男「はいはい」

父「お、おかえり!」

男「ただいまぁ」

父「どうだ?学校の方は?」

男「まぁ、ぼちぼちかな…」

父「そうかそうか!まぁ、1年疲れたろうから正月位は思う存分休めよ」

男「うん」

母「はい!じゃあいただきます!」

男「いただきまーす」



弟「朝さ初詣いかない?」

男「えー…」

弟「行こうぜ!行こうぜ!」

男「んー、じゃあ行くか!」

母「あっ!そうそう幼馴染ちゃん帰ってきてるらしいのよ!明日くらいあいさつに行ったら?」

男「……う、うん!分かった!」

あかん…眠い…

チュンチュン 

弟「おーい、もう朝だぜー」

男「オッケーもう出られるよ」

弟「よし行こう!」



男「おい!気になる女の子とかいるのか?」ズイッ

弟「どうしたのいきなり…いや、そりゃーまあ…」

男「やっぱそういう年だもんな!!お参りは恋愛成就か?」ニヤニヤ

弟「そんなんしないって!!」

男「ははww」

弟「ほ、ほら!着いたぞ!!」

男「おー懐かしい!」

旧友「お?男じゃん!久しぶり!」

男「おおおおお!!!!久しぶりだな!!!」

旧友「おっ、弟?」

男「そうそう!かっこいいだろwww」

旧友「確かに兄と違って結構かっこいいなwww」

弟「おお!」キラキラ

男「おい!ww」

旧友「いんやー…男以外にも結構ここ離れた人いたからさー懐かしいな…」

男「そ、そうだな…」

旧友「他にも懐かしい奴いねーかなー…」キョロキョロ

男「うーん…キョロキョロ…え…」


ーーーーー真っ先にそれは目に入ってきた。


男「…すまん、ちょっと体調悪いから家帰るわ…」

弟「え?まだお参りしてないよ!!」

旧友「お、おい!大丈夫か?」

男「すまんな…じゃあ」

旧友「あ…あの糞アマ…」ボソッ

弟「兄貴ー!!おい!!!」

旧友「弟くん。男も一人暮らしとかで疲れてるだろうから休ませてあげよう。一緒に初詣しような!」ニカッ

弟「う、うん!」ニコッ

旧友「(あれ、幼馴染だよな…うちの学校の糞野郎と2人でいるぜ…糞ビッチが!消えた(留学)と思ったらこんなとこで見かけるとは!!男と付き合ってんのに他の奴とデート行ってたのも見たことあったけな?男が優しくて疑わないことをいいことに調子乗ってたっけ?男を傷つけたくなかったからホントの事は言えなかったが…)とりあえず潰すか…」ボソッ

弟「え?今なんて?」

旧友「と、と、とりあえず並ぶか!!」アセアセ

弟「そ、そうだよね!!」

ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー

男「…ははは…」

やっぱりまだどこか、幼馴染は「無理やり」他の男と付き合わされてる、と期待してたのかもしれない。

男「ずっと、とか、永遠、なんて…ははは…」

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
旧友「うっわー結構並んだな~…」

弟(モテますように…)

旧友(俺の彼女の性格が良くなりますように…あと、ビッチは散れ)

弟「よし!僕帰ります!」

旧友「おっ、じゃあ家まで一緒に行こうぜ!」

弟「お、まじすか!」

旧友「…んでさ!その時男がさ!」

弟(この人歩くの遅い…)




旧友「そういえばさ~、」

弟「(お参りしてから1時間以上経っても家についてないだと?)あ、はい」

旧友「男ってさメアド変えた?」

弟「あ~、今年の…いや、去年の夏休みに変えてましたね!」

旧友「あ~やっぱそうか!!なぁんかメールできないなって思ってたんだよなぁ…男のメアドもらってもいい?」

弟「あっ、いいすっよ~」ピッ

旧友「サンキューな!」



弟「ふ~、ついた~!!」

旧友「すまんな、話しに付き合ってもらって!!男にもよろしく言っといてくれ!」

弟「あっ、はい!さよならー!!」

旧友「じゃーなー!!」

弟「(話し長いけど良い人だったwww)ただいまー」

母「おかえりー!あれ男は?荷物も無くなってたけど?」

弟「え?マジ?」

母「まじ」

弟「え…」

母「え?」

ガタンゴトン

男「…」

「△△駅ぃ、△△駅ぃ」

男「はぁ…」

もう12時を回っていた。
家までモタモタと歩く。

ガチャ

男「ただいま…」

自分のアパートがとても久々な感じがした。
静寂の中携帯が鳴った。

ブルルッブルルッ

ーー新規メール3件
「あけましておめでとう!!プレゼントであげた映画見に行きましょうね!」

「あけますたおめでとうwww本年もよろしくお願いしますwwwプフォォwww」

「弟くんからメアド勝手にもらっちまた(笑)まぁ、また落ち着いて会える機会が会ったら遊ぼうぜ!」


3件のメールは多少なりとも慰めにはなったかもしれないが、焼け石に水だった。






女「男さんは返信いつも早いのに…実家で大変なのかな?」

女友「さあ?」ムスッ

女「女友今日なんかムスッっとしてるね…」

女友「(友くん実家に帰るって言ってなかったのに!!)え、ええ、まぁ…」

女「やっぱメール送ろ!」



「実家どうですか?!」

女「送信!!っと」



ブルブル

男「ん…今気分悪いのによぉ…あっ、女さんからだ…さっき返信してなかったし返信するかぁ…」

「いや、今アパートに帰ってきたよ」

男「送信、っと」


ブルブル

女「おっ、今家なのか!!初詣一緒に行きたいなぁ…」

女友「いや、今私とシたじゃない…」

女「いや、まぁ…」

女友「ああああああああもう!!!今から男くんの家に押しかければいいじゃない!!」

女「ふぇ?そ、そ、そんなことできないよぉ…」

女友「はよいけ」

女「ええ…」

女友「はよ」ゴゴゴゴゴゴゴ

女「うん…」

まてよ
この落ち込み具合と女への態度を見ると、気持ちはいまだに幼>女だったわけか

幼が男の想像通りならどうする気だったんだろ…( ゚Д゚)?





ちょっと男ぶん殴ってくる

ピンポーン

男「…はーい。」ガチャ

女「や、やっほー!!」

男「女さん!!」

女「あれ?体調大丈夫?顔色悪いけど…」

男「う、うん…まあね…」

女「体調悪いんならいいけど、は、初詣一緒に行こうかなあ…なんて…思ったり…」ゴニョゴニョ

男「俺、初詣行ってないから行く!!」ニコッ

女「(あ、笑った!)じゃ、じゃあ行きましょうか!」

男「おう」

ーーーーーーー
ーーーー
ーー

男「いやー、この時間でも混んでるもんなんだねー」

女「そうみたいですね!」

男「あれ?女さんはお参りしないの?」

女「あ、実はさっき女友と来たんですよ!」

男「オッケー」

男(うーん、女さんといられますように)

永遠の愛なんて望まない…そばにいられればそれで良い。

>>281
物語を解説するのは不粋ですが少し。
男にとっては今は、女さんが1番なんじゃないかなと思います。友に乗せられたというのはあるものの、いつも側にいてくれてますから。また、初詣で、幼馴染がビッチというのが確信に変わりました。男は、幼馴染という初恋の相手が一途である事を望んでいたはずです。しかし、現実は虚しく、永遠の愛というものはありませんでした。男はそれに絶望していたのかなと。
幼馴染がビッチでなく、外国でハメられてる(←あ…)という、男の理想に沿った形だったらかー…それは男に腹パンですねwww女の子の気持ち踏みにじってますもんね…
今回は幼馴染は極悪ということでwww

男「いやー、やっぱ初詣はするべきだね!」

女「そうですよ!!」

男「今日はこれから家族なんかあるんじゃない?」

女「そうなんです…(言わなきゃ!)」

男「正月くらいは俺も家でゆっくりしとくよ!」

女「そうですね…あ、あの!!!」

男「え?どうしたの?」

女「あの!!伝える事があります!」

男「うん。なになに?!」

今夜はこの位で!
良い子は45って寝ましょう!ちなみにおかずを教えてくださると幸いです

女「わ、たし、来年転校することになったんです」

男「え…」

女「でも、大学はこっちに戻ってきます!!」

男「…ああ、そう…」

女「えぇと、向こういってもずっと連絡とりましょうね!!」



ーーちゃんと連絡とろうね!ずっと愛してるよ!



女「遠距離恋愛ですけどずっと…」

男「ずっと、なんてこの世にないよ。永遠の愛なんてあるわけない。」

女「え?」

男「別れよう、って言ってるんだよ!!」

女「…え、なんで?」

男「もういい…じゃあね」ダッ


家まで一目散に駆け抜ける。心の穴がさらに浸食されたようだった。


女「…なんで…」グスッ

さて、幼馴染…始末しておかないとな

女「…私って男さんにとってちっぽけな存在だったのかしら…」トボトボ

女「あ、メールだ…」

「男くんと初詣どうだった?」

女「もう…全然だよ…」

「今から会える?」

女「返信っと」

ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーー

女友「会ったり別れたり今日大変だなぁwww」

女「別れたり…」

女友「え?え?」

女「男さんに、男さんに、振られたんだよぉ…」シクシク

女友「え?ちょっと…ちょっといきさつを、ね?」

かくかくしかじか

女「…というわけなんです。」

女友「え?それ男くんのせいじゃね?」

女「で、でも男さんも理由があると思うの…」

女友「そ、そうかなぁ…(あっ、友に聞いてみよう)」

女「で、どうすればいいかな…」

女友「そうねぇ…とりあえず今は何とも言えないなぁ…(早く聞いておこう)」

女「そう、だよねぇ…」

女友「ま、まあ…今日は家に帰ってゆっくりしましょう、ね?」

女「うん…」

>>293
あなたもしや旧友?www

おやすみ~
ちなみに女さんは黒髪のセミロングで勉強するときにはメガネかけてます!

女さんは巨乳ですか!

>>297
僕的にはひんぬーですね!

女友「…って事があったのよ」

友「そうか…」

女友「そうか…って言われても…」

友「女さんの電話番号教えてもらえる?」

女友「いいけど…浮気しないでよね?www」

友「ああ」

女友(冷たいなぁ…)ピッ

友「ありがとう」

ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーー

ブルブルブル

女「知らない番号からだ…もしもし?」

友「もしもし。男の友達の友という者です」

友「女友から話しを聞いたんですが…」

女「なんですか?」グスッ

友「おせっかいだと思うんだけど、男は多分まだ女さんのことが好きですよ。」

女「そんな…私、振られたんですよ…」

友「うーん…他人の恋に首を突っ込むのもどうかと思いますが…今から言うことは僕が言ったって言わないでくださいよ?」

女「…はあ」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー

友「…というわけだから、多分その幼馴染って子で経験したトラウマがまた…」

女「幼馴染って子のこと男さんは愛してたんですね?」

友「ま、まぁ…でも…」

女「幼馴染のことがうやむやなのに私と付き合ったということですね?」

友「そうだけど…でも…男は…(流れよくないでござるwww)」



女「でも今は、男さんは私のことが一番好きなはずです!!それに私も男さんのことが一番…きですし」



友「は?ごめん。聞こえなかった」

女「私にとっても男さんにとってもお互い大切ってことです!!!!」ムカーーーー

友「(この子意外とガンガンくるな…)うん!!男は女さんの事話す時超幸せそうだったよ!!」

女「ありがとうございます。今から行くとこあるんでそれじゃあ」ピッ


女「あっ、その前に…」




女「お父さん!ちょっと今いい?」

女父「ああ、どうした?」



女「あの、さ…私、やっぱり転校したくないんだよね…」



女父「うーむ…なんとなくそうなんじゃないかなと思ってたよ…」

女「すみません…」

女父「まぁ、2年前に高校入学する時は学校になじめるか父さんも不安だったが…友達はできたのか?」

女「うん!とっても大事な友達!!(と、大切な人)」

女父「そうか…女が今の学校が良いなら…」

女「うん…」

女父「そうだな…少し学校は遠くなるが、おばあちゃんに頼んでおこう。」

女「あ、ありがとう!!」パァアアアア

女父「(く…こんな顔されては…)い、今まで通り学業はおろそかにするんじゃないぞ!」

女「はい!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーー

女父「もしもし?母さん?この前言った事なんだけど…女が転校したくないって自分から言ってくれたから…その…頼みます!!」

女父「孫と暮らせると思うと楽しみ?ははは、でもあんま甘やかさないでくれよ?www」


女(行ってきます!)

ガチャ


女母「あら?あの子出ていった?こんな時間(21時)なのに…」

女父「ああ、まぁもう子供じゃないんだし大丈夫さ!」

女母「そうねぇ…でも、なんでこんな時間に…」

女父「多分、コレだよ…信じがたいが…」コユビ

女母「ええ??コレ??喜ばしいことじゃない!!」ソワソワ

女父「ま、まぁな!」

女母「あの子もよく立ち直ったわねぇ…」

女父「そうだな…知らないうちに成長してるものだな!」

女母「でも、なんでコレって分かったの?」コユビ

女父「何となく、だ」

女母「あら!父の勘ってやつね!!」

女父「なんだそれは…」

ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

女「ふぅ…ついた…」ソワソワ

ピーンポーン

男「はーい…って、女さん…(気まず…)」

女「はろー!」

男「ごめん。ホントに…」

女「え?え?中に…」

ドア越しでも女さんの顔を見るのがつらかった。もう今日は寝よう…女さんも帰ったろうし。


男「あ~…寝れない…」

時刻はもう0時回っていた。寝れないなんて久しぶりだった。

男(女さんはもう流石に帰ってるよな…)

女さんと会うのは気まずいの気がかりであった。

男(まぁ、一応見るだけ…)

ガチャ

女「お、男さん!!」パァッ

男「う…」

女「と、とりあえず入れてください!話す事ありますから!!」ズイッ

男「…」

押し切られる形で女さんを招き入れた。

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー

女「いやぁ…寒かった~」

男「…」

女「こんな寒くて暗い夜だと初めて会った時の事思い出すね…」

男「ごめん…やっぱ…かえt…」

女「(む…)わ、私、今から独り言言いますね!!」

ーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーーー

私は中学の時地方に住んでいて地元の高校に通ってました。
順風満帆な生活を送っていた中1の冬に吹奏楽部の先輩から告白されました。



先輩「女のことが好きです!付き合ってください!!」

女「え////」ドキッ

女「ええぇと、こんな事はじめてで…私で良ければ…」オロオロ

先輩「あ、ありがとう!!」

先輩はいつも優しく、少なからず憧れていたので、告白を受けました。
中学生になって周りもませていく中少し浮かれてたのかなぁ…と今は思います。

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

先輩と付き合って半年と数ヵ月の経った2年の夏、2回目の合宿がありました。
部長となった先輩の部屋に報告書を出す時に先輩の会話が耳に入ってきました。



先輩友「○○胸でかいよなwww」

先輩「確かにwww」

女(む…男の子ってえっちだなぁ…)

先輩友「そういえば、お前彼女とどうなの?」

先輩「ああ?いや、全っ然ヤらせてくんねーし!!」

女(え…先輩?)

先輩友「お前、ヤり逃げ目的かよwww」

先輩「はははwww」

コンコン

先輩「あっ、はーい!」

女「こ、これ…報告書です…では…」

先輩「ありがとう」ニコッ

夏休みが終わり私は勇気を出して別れ話を切りだした。

女「すみません。呼んでしまって…」

先輩「全然大丈夫だよ」ニコッ

女「その…も、もう別れてくれませんか??」

先輩「は?」

女「…別れてください!!」

先輩「ふざけんなよ!?」

女「え?」

先輩「まだ何もしてねぇだろ?」グッ

女「や、やめてください!!こっち来ないで!!!」ダッ

先輩「逃がさねえよ!!」ガッ

女「きゃあああああああああああああああ!!」

先輩「うるせえんだよ!!ここで犯してやるよ!!」ビリッ

女「や、やめて!!誰かああああ!!」

先輩「ほう、やっぱ良いカラダしてんじゃねえか!!」

ーーーーーきゃああああああああああああ

先生「ん?今声が聞こえたような…」

先生「裏庭からかな?」

先輩「動くなよぉ…今から入れるz…」

先生「おい!!何やってるんだ君!!!」

先輩「げ…逃げるか…」ダッ

先生「ま、待てっ!!」

女「…」グスッ

先生「だ、大丈夫か?」

女「近づかないで…」

先生「え?」

女「近付かないで!!このケダモノ!!」ダッ

今よく見たら>>320は地元の中学に通っていたの間違いです!

ガチャ

女母「どうぞ。中へ…」

担任「失礼します。」

女母「そちらの方は?」

担任「目撃した教員です。」

先生「こんにちわ」

女母「どうぞ中へ」

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー

先生「…その後、女さんは走ってどこかに行ってしまいまして…私が無理にでも話を聞いたら良いものの…すみません…」

女母「お気になさらず。先生のおかげで女も助かったわけですし…」

担任「で、今、女さんは?」

女母「それ以降部屋にこもっていて…一応ご飯の時は一緒に食べるんですが、食欲もなくて…」

担任「そうですか…あ、すみません!長居してしまって…これ、女さんが休んだ分のプリントです。」

女母「ありがとうございます。」

担任「それでは」

先生「失礼しました。」

女母「はい、それでは」


あれ以降学校には行ってない。
特にする事もなく好きだった数学について考えるわけでもなかった。部屋にまさにこもるだけであった。

女「そろそろご飯の時間か…」

ーーーーーーーーー
女父「…」

女「…」

女母「…そういえば、今日、先生がいらして話を聞いたんだけど…女は落ち着くまで焦らないでいいからね?」

女「…」

落ち着いていないわけじゃない。学校が嫌なのだ。

女「ごちそうさま。」

女母「あ、おんn…」

女父「そっとしておこう…」

ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー

夕飯を食べた後もゴロゴロしてるだけ。
自分の好きだった先輩への気持ちは憤りに変わることなく、別のなにかに変わっていた。

女父「…ちょっといいか?」

ドア越しから声が聞こえてきた。

ガチャ

女「…」

女父「特に大した用でもないんだがな…やっぱり学校には行きたくないのか?」

女「…」コクリ

女父「そうか…それなら父さんとどこかに行く日を作ろうか!」

女「…」

女父「やっぱりあれだろ?外出ないと体が鈍るというか、な?あ、勉強も父さんスクールで完璧だぞ?!」

女「…」コクリ

それ以降週末にはどこかに行くようになった。パパやママが一緒なら安心して外出できた。ある程度男の人への耐性もできた。でも学校に行くことはやはり叶わなかった…

ーーーーーーー
ーーーー
ーー

担任「卒業証書です。単位は無事足りてました。」

女母「ありがとうございます。」

担任「えっと、今、女さんは?」

女母「父と外出中です。ホントすみません。」

担任「いえいえ。しかし、女さんの学力相変わらずすごかったですよ。あっぱれです。」

女母「いえいえ。そんな。」






おや…すみzzz

担任「で、高校は女子校に進学なさるんでしたよね?」

女母「そうですね。ここから離れたところの…」

担任「そうですか…」

女母「女子校なら、と言っておりますので…」

担任「女さんの選択なら大丈夫だと思いますよ」ニコッ

ーーーーーーーーーーー

担任「おっと、もうこんな時間ですね」

女母「わざわざありがとうございました」

担任「それでは、失礼しました」ガチャ

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー

女「ただいまー…え?え?お母さんなんで私の制服着てるの?!」

女母「いやー懐かしくって…これ卒業証書!」

女「おおお」

女父「これで無事高校にも行けるってことだな!!」

高校、そう、この土地から離れるために勉強を辞めず私立の女子校に合格した。
この土地には未練がほとんどなかった。

女父「そろそろ出発の身支度もやり始めないとな」

女「そうだね!」

女母「そうねぇ…」


こうね…読者がいることがうれしいですねグスッ

このスレでは酉つけないままで行こうかなと…
酉ないとやっぱ普通荒れるんすかね?

時は流れ入学式。
長い間学校に行ってないせいで家族以外の人と話すのが苦手になっていた。

女子生徒A「女さんって趣味とかある?」

女「い、い、いえ…あまり(い、い、いきなり話しかけられたぁ…)」

女子生徒A「そう…」

ナンカアノコ、ツマンナイナ

女(うわぁ…と、友達できないよぉ…)

女子校に入っても中々友達ができなかった。
高校からの入学者はクラス替えがないのもあり、3年間友達ができないかとも思ったが、ケダモノがいないし大学受験もあるので学校には通い続けた。


6月のある日。放課後の図書室で数学の本を読んでいた。

女(ふむふむ…平均値の定理ってこんな風に使うんだ…)

女友「お!平均値の定理か!面白いもの見てるね」ガバッ

女「ひゃ!」

女友「あ~ごめんごめん!!私女友って言うんだけど、あなた数理研究に興味無い?!」キラキラ

女「いや…部活は…」

女友「私1人しかいなくて存亡の危機なんだよね…はぁあ…」チラチラッ

女「(悪い人じゃなさそうだし…)じゃ、じゃあ、け、見学に」

女友「やったー!ありがとう!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーー

女友「ふう…どう?落ち着くでしょう?」

女「は、はあ…でも、確かに落ち着くかも…です」

女友「堅苦しくならないでよね~。いや~数理研究部で人気ないのよねぇ…勧誘しても勧誘してもだっれもこないし…」

女「うーん…私で良ければ…入りますよ?」

女友「ほ、ホントに?!!ありがとう!!」ギュウウウウ

女「ちょ、っと、い、痛いですよぉ…」


女「---で、女友のおかげで今のような人格になりました!」

男「…」

女「ま、まぁ、でも、友達は全然いないですけどね…クラスに居場所ないですし…や、やっぱスタートが大事ですよね…」

男「…」

女「あ、後1つ報告があります!!」

男「…」



女「私、転校しなくなりました!!」



男「…え?」

女「転校しなくなりました!!」

男「う、うん…」

女「だから、この前の別れ話しは…」




男「…ごめん。1度別れちゃったらそれまでだよ…今やり直しても続く訳ないよ…ホント、ごめん…だから帰っ」

俺が今、女さん、いや、異性を愛することができる気がしなかった。

女「じゃあ、ずっとそばにいてあげます」ニコッ

男「へ?」



女さんは電気を勝手に消し、俺の布団にもぐりこんできた。

ギュッ

背中から温もりが伝わってくる。





~1時間後~

男(早く帰ってくれ…こっちも胸が痛いんだよ!!)

~2時間後~

男「ね、ねぇ、そろそろ…」

女「男さんがやり直してくれるまで帰りませんよ!!」

~3時間後~

男「…」

女「男さん…もしかして私の事嫌いなんですか?」

嫌い?

女「なにか言ってくださいよぉ…」ユサユサ

男「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
「フライパンは手首が重要なんですよ。よっ…ほら! 見て!すごいきれいでしょ?」ニコッ

「もしもし。2年C組の女です、咳と発熱がひどいのでおやすみします」ゲホッゲホッ

「ソファいっただきぃ!!おやすみー 」

「甘口で」カァー

「明日何しようかなぁ…あっ、ソファとられたー!」

「あの…もしかして私のその…今日買った奴見ました?」ギロッ

「もう!心配したんですからね!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー


女「ねぇ…」ユサユサ

男「…」

ーーー「わ、私!男さんのこと好き!!」

男「…いな訳ないよ」

女「へ?」

男「嫌いなわげないだろ!!!」グスッ

女「ほ、ほんt」パァッ

男「でも、俺は…好きなひとがいなくなるのが不安で不安で…幼馴染の時に寂しくて…どうじようもなぐて…あれ、俺なんで泣いてんだろ…」グスッ

女「あ、あn」

男「こんなくっそタレだからもう、恋愛するしかくなんて」グスッ

女「あ!の!」

男「え?」ビクッ

女「男さん私に「永遠の愛なんてない」って言いましたよね」

男「うん…」

女「私もそう思います」

男「…」





おや…すみ…なさい!!世界陸上を見ながら寝ましょう。

女「ずっと同じ気持ちでいることが愛というのなら、永遠の愛なんてないと思います」ニコッ

男「…」




女「でも…ある時は恋人として、ある時は夫婦として、ある時は家族として…そうやって愛も形を変えていくものなんじゃないかとも思います。愛はそうやって変化し続けることで、私たちの中に存在し続けるのかな…」ニコッ





男「…女さん、俺、泣いて良い?」グスッ

女「もう泣いてるじゃないですか」ギュッ

男「ありがとう…ホントに…」

女「えへへ」




男「あのさあ…こんな俺でも、恋愛しても…いいのかな?」

女「…もちろんですよ。もうあんな悲しいこと言わないでよね…」グスッ

自分の中ではこれで大方完結ですな!

無事復縁することができ、1ヶ月が経とうとしていた。学校では相変わらず友達は少ないが…

prrrrrrrrrrr

女「あ、もしもし?男さん?」

男「はいよ」

女「あのさぁ、今日ウチこない?」

男「え!行こうかn…なぁ、もしかしてご両親いる?」

女「え、いるけど…」

男「げ…じゃあ、やっぱ遠慮しとくわ…」

女「え?それだけでこないのですか?」

男「いや、だって父親いるって…やばいでしょう」

女「男さんの愛情はそんなちっぽけなんですか!あー、そうですか、そうですか!」

男「ぐ…じゃあ行くよ…」

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー

男「ぐ、緊張するぜ…」

ピーンポーン

女「あのさ…パパに男の子が来るって言ったら鬼のような形相なのよwww」

男「む、無理無理無理!!やっぱ帰る!!」

女「まあ、いいからいいから!!入りましょう!!」ギュッ

男「女さん性格悪い…」

女「えへへ…ねえ、お願い。家に入ろ?」ウルウル

男「う…分かったよ…もう…俺が殺されても知らんぞ…」

女「やったーー!」

えーと、読んでいただいてる方には申し訳ないのですが、もうこの物語も終わ…










ではなく、私は明日から合宿なので一週間弱更新できません!!その間に皆さんの面白い米を期待しておりますwww

男「よ、よし…」ドキドキ  

女「…」ニヤニヤ

ガチャ

男「お、お邪魔しまーす」ボソッ




女父「がおーー!!」オニ

男「え?」

女母「はい、これ豆!」

男「え?」

女「ほら!鬼いるから投げましょう!!鬼は~そと!!福は~うち!!」エイッ

女父「ぐわ~」

男「え?」

女「男さん、ノリわる~い…」

男「いや、何これ…何?」

女「今日は節分じゃない!!だから、ね?」

男「いやいやいや。彼女の親に、初対面のなのに豆投げられないだろ…」

女父「豆を投げなくば、女は渡さん…」

男「え、まじ?……鬼は~そと!」ベシッ




女父「…」チョイチョイ

男「え…俺ですか?!」

女父「…」チョイチョイ

ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー

女父「女とはどういう関係なんだい?」ギロッ

男「け、健全な関係ですよ!!」

女父「いやあスマンスマン!怖がらせてしまったな!」

男「ふぅ…」アセアセ

女父「男くん、君には感謝したいと思う…ありがとう。女をよろしくな」

男「(感謝?)はい」

ガチャ

女「あっ、パパ!なに勝手に男さんと話してるの!!!」

女父「すまんすまん!!少し借りてたよ」

女「もう!探したんだから!男さん!!」

女父「父さんは?」

女「パパは探してない!!」

女「パパと何話してたのー?」

女父「それは秘密だよな?男くん」ニッ

男「そ、そうですねwww」ヘヘッ

女「なんかいやな感じ…」

男「やべっ、そろそろ帰らないと!!」

女父「泊まっていくかい?」

男「いや帰ります!!」

女「…」

女父「女を泊めてもらってたお礼もあるしさぁ…な?」

女「ちょ、ちょっと!!!なんで知ってるの?!」

女父「そりゃあ分かるさ!」

女「もうサイアク…」

男「じゃ、じゃあ、ありがとうございました!!」ダッ


半ば強引に家を出てきた。
女さんの両親はとても良い人だった。
女さんは上京してきた俺の生活に、輝きをくれた。
まだ女さんとの距離は近くないかもしれないけど、愛ってそんなものなのかな。


男「ん?あれ?」 女「…」-END-

もうこれ以上書けないんでこれにて男くんと女さんの物語は終わりにしましょう!読んでくださった方ありがとうございました!!

続編はもちろんですよ!!

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