仗助「見滝原市ィ?その町がどーかしたんスか?」(1000)

仗助「わざわざ電話して来るなんて、タダ事じゃあねーっスよね」

承太郎『ああ……少し妙な情報があってな』

仗助「妙なって……まさか、スタンドに関係することっスか?」

承太郎『恐らくだがそうだろう。なんでも……少女が1人、突然姿を消したかと思えば
     次の瞬間少し離れたところに再び姿を現す……。そんな奇妙な現象が目撃されたらしい』

仗助「えッ!?見間違い……ってこたァねーっスよねェ?」

承太郎『人が1人消えて現れるなんて見間違いが起こると思うか?』

仗助「た、確かに。それってやっぱ……スタンド能力ってことだよな~。瞬間移動か何かっスかねェ」

承太郎『その線もあるだろうが……もう1つ知ってるはずだぜ。
    一瞬で離れた場所に移動する……そんなスタンドをな』

仗助「そ……それってまさかァ~~……時を止めるスタンド!スタープラチナっスかぁーーーーっ!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362308155

承太郎『スタープラチナはおれのスタンドだ。他の誰かに発現することはまずあり得ねえぜ。
    だが……“似たタイプのスタンド”なら可能性としては十分だ』

仗助「似たタイプ……承太郎さん、何か心当たりが?」

承太郎『まあな……。そこでだ、仗助。見滝原まで行って、少し調べてきて欲しい』

仗助「それは別に構わねーっスけど。承太郎さんが自分で行った方が良いんじゃあねーっスかね?」

承太郎『そうしたいのは山々なんだが……やれやれ。しばらく少し手が離せそうになくてな』

仗助「んん~~~……。まあワケアリってんなら仕方ないっスね」

承太郎『ああ、頼む。だがあまり無理はしなくて良い……学校もあるだろうしな。
    行ける時に行ってくれれば良い。
    もちろん交通費や調査にかかった費用は全額こちらで負担する』

仗助「わかりました!いっちょサクサクっと調べてきてやりますよォーー!」

期待




仗助「ってーワケでよぉー。ちーっと手伝ってくれよ~~~」

億康「でもよー仗助ェ。手がかりが少なすぎるぜ。いくらなんでもよォ~~~」

康一「うーん……。でもボクの『エコーズ』ならちょびっとだけ手間は省けるかも」

仗助「おっ!手伝ってくれるか康一ィ~~!」

康一「ボクも気になるからね。やっぱりさ」

仗助「さーっすが康一だぜ~~!……で?おめーはどうすんのよ?」

億康「な……なんだよその目はよぉ~。ヤロー同士の飲み会でみんな生中から行ったのに
   1人だけファジーネーブル頼んだ奴を見るような目はよォ~~~……」

仗助「おめー未成年だろうがッ!なぁーにが飲み会だ!
   行ったこともねークセにカッコ付けやがってよォーーーッ!」

康一「ボクはどっちかと言うと『誰にも断らずにから揚げにレモンをかけちゃったぁ~』
   みたいな人を見る目のように見えたけどなあ……」

仗助「おいおい康一それは言いすぎってモンだぜ……。
   って!ンなこたあど~でも良いんだよ!億康おめー、結局どうすんだぁ?
   まあさっきはあんな目で見ちまったけどよお。別に無理しなくたって良いんだぜ?
   親父さんの世話もあるだろうしよォー」

億康「いや、親父は別に良いんだがよ……。
   ン~~よっしゃあわかった、おれも行くぜーッ!」

仗助「おっ!本当かよ億康~~!」

億康「行ける時で良いっつーんなら軽ゥーーく旅行みたいな気持ちでよぉ~~~。
   行かせてもらうぜェーおれぁよ~~~~っ」

見滝原

康一「へーっ、ここが見滝原市か~~」

億康「田舎の方だと思ってたがよォー。なかなか良い町なんじゃあねーの?」

仗助「オイオイ、おめーら手伝ってくれるんだろぉー?
   建物とか上ばっか見てねーでよォーー。ちっとは人を……ンッ?」

億康「?どーかしたかよ仗助」

仗助「いや……今何か……妙な生き物が見えたような……猫……か?」

康一「やだなー仗助くん。そりゃあ猫くらい居るよ~~」

仗助「いやなんつーか……猫だったよーな……そうじゃあねえよーな……」

億康「仗助よお~~おめーが言い出したんだぜ?ぷぷっ!
   猫なんかよりもうちっと人を見ろよ人をよー!ぎゃはははははは!」

仗助「て……てめーこのやろ……」

康一「ま、待って!仗助くんッ!」

仗助「康一止めんじゃあねーよ~~おれぁ今から一発こいつの頭ひっぱたいてやるんだからよ~~~~」

康一「違うんだ、そうじゃあないッ……!周りをよく見るんだ!2人ともッ!」

億康「なッ……なんだぁーー!?こりゃあああーーーーッ!?」

康一「景色が……!景色が変わっていっているッ!!」

仗助「何ぃいいーーーーーッ!?」

露伴先生がいないな……いたらヌルゲーになるから当たり前か……

wktk

康一「か、完全に変わってしまった……!ボクたちの周りが!おかしな迷路に囲まれてしまったッ!」

億康「ま……間違いねえーーッ!スタンド攻撃だぜッ!こいつはよォーーーッ!!」

仗助「よくわかんねえが……壁を壊し、ぶち抜けるッ!ドラァ!
   ……なっ!?なんだとお~~~~ッ!?」

康一「だ……駄目だ!か、壁の向こうにも、まだ同じ空間が!」

億康「仗助おめーッ!話が違うじゃあねーか!
   この町に居るのは『時を止めるスタンド使い』じゃあなかったのかよ~~~!?」

康一「こ、この町のスタンド使いはまさか!1人じゃあなかったのかあ~~ッ!?」

仗助「ぐっ……!き、気を付けろ!何がどこから攻撃してくるかわからねェぞ!」

康一「ハッ!?ふ、2人ともあそこ!何か居るッ!!」


   「……FUSHUUUUU……!」

億康「い……1匹じゃあねえッ!何匹も居やがるぞこいつらァ~~~~!」

仗助「おめーの兄貴や重ちーと同じ……いや!
   それよりもっとデカイのが!そこらじゅうに居るぜッ!」

使い魔「UUURRRRYYYYYYY!」

康一「お、襲ってきたァーーー!!」

仗助「ドラァ!!」

使い魔「GIIIYYYAAAAAAAA……!」

億康「おっ?なんだァこいつら~~っ。ずいぶん弱っちいじゃあねーか!」

仗助「1体1体はそう強くはねーみたいだな。1匹残らずぶっ潰してやるぜェ!」

>>8
露伴先生がいたらほむほむの記憶に興味津々だろうな




使い魔「GIIIAAAAAHHHHHH……!」

億康「どーだコラァ!こっちはまだまだ行けるぜェ!」

仗助「いや……今ので最後だったみてーだぜ」

康一「け、景色が元に戻っていく!それじゃあ、スタンド使いは!本体は!?」

仗助「死んだか……少なくともダメージはあるはずだぜ。あれだけの数ぶっ潰したんだしよォ」

億康「でもよぉ~、近くに本体は居ないみてーだぜ?」

仗助「遠隔操作のスタンドなんだろうよ」

康一「じゃあ、エコーズACT1で本体が近くに居ないか一応この近くを探してみるよ!」

億康「見付けたらよォー。直々にその面ァ拝んでぶん殴ってやるぜぇ~~。
   襲ってきたってことは敵ってことで間違いないんだしよぉー」

康一「よし、そうと決まれば……行け!エコーズACT1!」

康一「ダメージを負ってる人……怪我してたり具合が悪そうだったりする人……」

億康「あれだけぶっ潰したんだしよォ~~。
   体中血塗れになってても良いはずなんだがなぁ」

仗助「どうだァ?康一」

康一「うーん……ちょっと待ってよぉ~~……」

億康「でもよ~~。本体が室内に居たらお手上げだよなァーー?」

康一「……駄目だぁーー。近くにそれっぽい人は居ないよ」

仗助「チッ……。やっぱ室内かァ?仕方ねー、何か他の方法を探そうぜ」

康一「そうだね。よし、戻れエコー……がぶっ!?」

仗助「なッ!?こ……康一おめー……!」

億康「ぜ、全身に穴がぁああーーーーッ!?」

康一「こ……攻撃、さ、れ……?」

仗助「く……クレイジーダイヤモンドォーーッ!」

康一「っは!?ハァ、ハァ、ハァ……。あ、ありがとう仗助くん、助かったよ……」

億康「ど、どうしたってんだよぉ康一~~!おめーのエコーズが攻撃されたんだよなァ!?」

康一「た……多分。そうとしか……考えられない……」

億康「た、多分ン~~~!?」

仗助「ってこたぁ……『わからなかった』……ってことかよ……?」

康一「い、居なかったんだ……近くには何もッ……!怪しい奴なんて居なかった……!
   な……なのに、『気が付いたら攻撃されていた』!気配すら感じなかったッ!」

億康「『気が付いたら』だとぉ~~……?そ、それってよぉ~~やっぱよォーーー……」

仗助「ああ……近くに居るぜッ!時を止めるスタンド使いがな……!」

康一「ひ、ひょっとすると、すごく遠くから攻撃できるスタンド……ってことはない?
   飛び道具っていうか、狙撃っていうか……」

仗助「康一……おめーは自分じゃあ気が付かなかっただろうが……。
   おめーが負った傷は1つじゃあねェ!『複数の傷が』『同時に』『突然』現れやがったんだッ!」

康一「えっ!?そ、そうだったのか、気が付かなかった……!あまりに突然すぎて……!」

仗助「『時を止め』たとしか考えられねーぜ。こんなマネが出来るのはよォ~~……」

康一「そ、それじゃあ本当に……近くに、時を止めるスタンド使いが……!」

億康「ち、チクショー!攻撃してきたってこたァ、敵なんだろぉ~~~!?
   本体がどこに居るのかもわからねぇってんじゃあよぉーーー!
   オレたちにゃあ敵をぶっ飛ばす手段がねーってことじゃあねーかよォ~~~ッ!」

仗助「だがよォ、それはあっちも同じだぜ。
   少なくとも、おれたちの正体がバレねーうちは敵だって攻撃してこれねーはずだ!
   本体が誰かわかんねーから『エコーズ』を攻撃したんだろうしよォ~~~」

康一「それじゃあ……どっちが先に相手を見付けるか……それにかかってるわけだね」

億康「じ、承太郎さんに手伝ってもらった方が良いんじゃあねーのか?
   同じ『時を止めるスタンド』同士よォ~~~……!」

仗助「そうだな、一応報告しておいた方が良いよなァ……電話してみるか」

康一「…………」

仗助「…………」

億康「…………」

仗助「……出ねえ」

億康「何ィいい~~~~~!?」

仗助「結構肝心な時に居ねーんだよなぁ。承太郎さんって人はよぉ~~~……」

億康「くそっ!もうこうなりゃおれたちだけで調べてやるぜェ!」

康一「えっ!?も、もう少し承太郎さんからの連絡を待ってみても……」

億康「そんなことしてる間に敵がオレたちを見付けるかも知れねえだろうがッ!
   それによぉ~~~!康一おめー悔しくねーのかよォ~~~~!?
『一発ぶん殴りてぇーッ」って思わねーのかよ~~~っ?」

仗助「ああ……そうだぜ康一。おめーもうちょいで死ぬとこだったんだぜ!?」

康一「そ、それは……確かに!あまりに突然すぎて混乱していたけど……
   思い出したら段々『ムカッ腹』が立ってきたぞッ!
   『時を止める』スタンド使いめ……ボクたちが先にお前の正体を突き止めてやるッ!」

億康「そうと決まれば早速調査開始だぜェー!」

康一「あっ!?ちょ、ちょっと億康くん!どこ行くの!?」

億康「聞き込みだよ聞き込みーッ!怪しい奴が居なかったか通行人に訊いて回るぜ~~~!」

康一「いィ!?」

仗助「な……何考えてんだあのアホォ~~~!!聞き込みだとおお~~~~っ!?」

億康「おっ。なぁネーチャンよぉ~~~」

   「……はい?」

億康「ちょォーっと訊きてーことがあるんだがよォ。この変で怪しい奴……」

仗助「おおおおーーーっとォーーーー!!悪い悪い!なァーんでもねーよおお~~~!」

   「……?」

康一「ご、ごめんね君!なんでもないから、もう行って大丈夫だよ!本当ごめんね!」

億康「アアン?なんだよおめーらよォー邪魔すんじゃあねえよ~~!」

仗助「やかましいッ!おめーは何聞いてやがったんだアホ億康がよぉーーーッ!
   本体が近くに居るかもしれねーってのに聞き込みなんかしてどーすんだよォ~~~!?」

康一「そ、そうだよッ!そんなのまるで『ボクたちがお前のことを嗅ぎ回ってるぞッ!』って
   大声で叫びながら歩いてるみたいなものじゃあないか!」

億康「お、おお……。そ、そう言われりゃあそうだな……悪い。
   オレ考えたことすぐ行動に移しちまうんだよなァ~~……頭ワリイからよぉ~~」

康一「それは、まあ……」

仗助「とにかくよぉー。もうあんなのは勘弁してくれよなぁ~~。
   おめーみてーなガラの悪いのがオンナ子どもに話しかけるなんてよぉ~~。
   下手したらそれだけで通報モンだぜぇー?」

億康「ち、チクショ~。悪いのはおれだからなぁー……言い返せねーのが辛いぜェ~~……」

ほむら「…………」

今の制服……見たことないわね。
高校生だったみたいだけど、少なくとも見滝原の高校ではないはず。
修学旅行か何かかしら……?
でもこんなこと、今まで一度だってなかった。
あんな変わった3人組、一度見れば忘れられるものじゃない。

それに、その前……。
使い魔が結界の外に出てた。
結界の魔力反応が消えたと思った直後、突然上空に1匹だけ……。
危険だから始末しておいたけれど、結界の外に出る使い魔なんて今までに会ったことがない。

まだ転校前だって言うのに、ずいぶんイレギュラーが多い……。
今回は、何かが起こる……そんな気がする。

今日はこのくらいにしておきます。



それはそうとスタンドはスタンド使い以外には見えないんじゃ?(仗助にも思春期の女の子しか見えないらしいQBが見えてたからお互い様だが)

乙っす
これは期待


億泰はほむらの目的を知ったら泣きそうだwwww

脳内再生余裕でした
期待大!

見れたとしてもスタンドを銃で傷付けられなくね?

>>27
魔翌力≒スタンドエネルギー的なノリだろ

魔翌力ダメージが通る設定にしておけば、ほむらの銃はいけるだろ

細けぇことは(ry

使い魔にスタンドの攻撃通ってるしその逆だってアリじゃね?

乙です

億泰だぜ>>1

エコーズact3ってパワーどんなもんだったっけ?

>>33
B

期待




億康「でもよぉ仗助ェーー。どーやってそのスタンド使いを探し出すんだよぉ~~~?」

康一「承太郎さんは『少女』って言ってたんだよねぇー……?それだけ?」

仗助「あとは……そいつのスタンドはここ最近発現したばかりの可能性がある、って言ってたなあ~~。
   目撃情報がここ数日に集中してるってことでよォー」

康一「でも……それにしちゃあ手際が良すぎるような気がするぞ……。
   まったく気付かれずに『エコーズ』を攻撃するなんて、シロートとは思えないような……」

億康「じゃあアレかぁ~~?スタンドを使いこなしてる奴が最近いきなり暴れだしたってーのかよ?」

仗助「その可能性もあるかもなァ……うっ!?」

康一「?仗助くん?」

仗助「い……居たッ!猫だぜ!さっきの猫があそこにッ!」

康一「……仗助くん、真面目に考えなよ~~」

仗助「真面目だぜオレぁよォ!あッ!?またどっかへ行くぜアイツ~~~!」

億康「仗助よォーー……。どお~~~~~でも良いじゃあねーか猫のことなんかよォーーーー」

仗助「良いからおめーらも見ろってんだよォーーッ!
   フツーの猫じゃあねーんだよおおーーー!ほれ!あそこッ!」

康一「え~~~?もー、しょーがないなぁー。どれどれ……えっ!?」

億康「……なんだァーありゃああ~~~?猫にしちゃあ耳が長すぎじゃあねえのかァ~~~?」

康一「た……確かに気になる……。な、何か『変』だ。あの猫……」

仗助「後……つけてみようぜ。どっちにしろこのままじゃあ手がかりナシなんだしよォ……。
   気になるモンはぜーんぶ調べてみるってのが良いかもしンねーだろォ……?」

康一「そ、そうだね。つけてみよう」




仗助「あの猫野郎どこまで行くつもりだァ~~~~~?」

康一「あッ!見てほら!あのマンションに向かってるみたいだよッ!」

億康「っつーこたぁよォーーー。あのマンションに何か……おおうッ!?
   おい見たかよ今の!?あの猫!壁をすり抜けやがったぜェーーーッ!!」

仗助「ああ……ばっちり見たぜ!もう間違いねえ。あの猫、スタンドだッ!」

康一「じ、じゃあアイツが入っていったあの部屋に、本体が……!」

仗助「敵かも知れねェ以上、迂闊に入り込むわけにはいかねーよなぁ~~~……。
   仕方ねー。もう少しここで待ってみようぜ」

髪型をいじってきそうなキャラは誰だろう

>>39
さやか(即答)




億康「……しかしよぉ~~いつまでこうしてんだァ~~~~?
   もう1時間は過ぎたんじゃあねーの?本体も出てこねーしよォ~~~」

仗助「わかっちゃあいたが……退屈だよなァ。張り込みってーのはよぉ~~……。
   刑事なんかはマジにこぉーんなコト何時間も続けられンのかねェーー?」

康一「あっ!見て2人とも!あの子!」

億康「ンン~~~?へぇー、なかなか美人じゃあねェの。だがよォ康一~~~~。
   おめーが別の女に見とれてたなんて知ったら由花子の奴が黙っちゃあいねーぜ?」

康一「ちッ、違うよォーー!そうじゃなくて!
   あの子が入っていく部屋!さっきスタンドが入っていった部屋だッ!」

仗助「グレート……!鍵で扉を開けたってこたァ、
   あいつがあの部屋の住人ってことで間違いなさそーだな。
   部屋の住人がわかったとなりゃあよォー!
   一気に近づけるぜェ!本体の正体によォ~~~ッ!」

億康「あの部屋に入って行ったってことはよォ~~。あの女が本体ってことになンのかぁ?」

仗助「そうとは限らねーぜ。普通『スタンドだけを先に家に帰す』なんてこたぁーしねーだろ?」

康一「じゃあ、あの子の家族が本体……!そうだね、仗助くん!」

仗助「オレぁその可能性が一番高いと思うがなァ~~~。
彼女自身がそのことを知ってるかどうかは別にしてよォ」

億康「むおっ!?オイおめーら!出てきたぜ~~ッ!さっきの女だ!
   ちょーど良い!早速問い詰めて聞き出して……うッ!?」

仗助「ン、どうした億康?何が……あ、アレは!?ま、まさかッ!」

康一「ス……スタンドだ!あの子の肩にスタンドが乗っているッ!
   ということはもしかして!やっぱりあの子が本体なのかッ……あのスタンドの!?」

仗助「と、とにかくつけるぜ!今はまず様子を見るッ!相手にバレねぇようにな~~~!」

羽多野くんと高木さんがマジでグレートだったんで康一くんがメチャ気になりますよォ~ーッ

期待!せずにはいられないッ!

面白いわあこれ




康一「な……何をやっているんだろうあの子。どこかへ行く目的がある風じゃあない……。
   ウロウロと歩いて……まるで、そう。散歩か何かをしているみたいだ……」

億康「しかもよぉ……あの女、スタンドを『出したまんま』だぜ。
   あんな出しっぱなしにしてよォー……何の意味があるってんだ~~……?」

仗助「もしかしたらよぉ……あいつは本体じゃあねーのかもな」

康一「えっ!?そ、それってつまり……」

仗助「ただ『くっ付いてるだけ』の可能性があるかもしれねーってことだよ……」

億康「なにィ~~~!?つーこたぁよォーーッ。あいつの散歩はスタンドの仕業だってのかぁ~~~~?」

仗助「その可能性もある……。何にせよ、わかんねェーんだよなぁ~~。
   あいつの行動の意味がよォ~~~」

億康「チ……チクショオ面倒くせぇーー!もうウダウダ考えずによォー!
   直接訊いた方が良いんじゃあねーのかぁーーー!?その方が手っ取り早いしよぉーーーッ!」

そういや仗助はモテるんだよな

変な頭なのにな

康一「ま、待って億康くんッ!
   そんなことをして、万が一あの子が『時を止めるスタンド』の本体だったら大変だ!
   自分のことを嗅ぎ回る奴が目の前に現れたのなら、必ず先手を打って攻撃してくるッ!」

億康「で、でもよォーーー!」

仗助「お……おいッ!あれを見ろッ!」

康一「えっ?あ……!アレは!あの『空間』は!」

億康「お、同じじゃあねーか!?昼間にオレたちが飲み込まれたあの妙な『空間』と同じ感じがするぜッ!」

康一「い、今……あの子が手をかざすと『空間』への入り口が出現したッ!
   つ、つまりッ!あの『空間』は彼女のスタンド能力だったのか!?」

億康「!?き、消えやがったぜあの女ァ~~~!」

康一「い、いや違う……消えたんじゃあない!『入って行った』んだッ!あの空間に自分から!」

仗助「グレート……!どーやらもう間違いなさそうだぜ!
   昼間の『空間』のスタンド使い!あの女が本体だッ!後を追うぜェーーーッ!」

康一「そ……そう、後を追う。それが一番良い……だけど!駄目だッ……!
   『入り口が閉じる』!あの空間に入るにはここからじゃあ間に合わない!
   距離が遠すぎるッ!に……逃げられる!」

億康「距離が遠すぎるだぁ~~~~?それならよぉ~~~~!
   そんな距離、削り取っちまえば良いじゃあねえか!」

仗助「そうか!今日は冴えてるじゃあねーかよッ!億康ゥ!」

億康「2人とも掴まりなッ!行くぜ~~~~!『ザ・ハンド』!瞬間移動だぜッ!」

結界内

億康「ふい~~~~~……。どーだ、間に合ったぜェ~~」

マミ「!?えっ……!?」

QB「君たちは……?」

康一「うげえ~~っ。やっぱり気持ち悪いよこの景色……」

仗助「そんなことより……よーやくご対面だぜェ」

マミ「な、なっ……?」

仗助「あんた……さっき自分からここに入って行ったっスよねえ?
   この空間が何なのか、ちぃーっとオレらに説明してもらえないっスかねェ~~~?」

マミ「あ、あなたたち今どうやって……!」

億康「質問を質問で返すんじゃあねえ!ダボがッ!」

マミ「っ……!」

康一「質問にさえ答えてくれれば良いんだよ。この空間は何なの?きみは、何者なんだい?」

中学生に怒鳴る億康クン怖い (´;ω;`)

他の人から見れば女子中学生に対してカツアゲしている男子高校生しかも3人だなんてw

マミ『き、キュゥべえ。この人たち、何なの?どうして私、責められてるの?』

QB「僕にも分からない……。それに、彼らは突然ここに現れたようにも見えたよ」

仗助「アア?てめー、1人で何言ってやがるんスかァ~~?」

マミ「えっ!?ひ、1人でって……?私は別に……」

億康「おめーじゃあねェ!そこの肩の猫ヤローだボケッ!」

QB「!君たち、僕が見えるのかい?」

億康「ったりめーだろうが!とにかく吐いてもらうぜェ~~~?あらいざらいよぉ~~~~。
   大人しく喋りゃあなンもしねーからよォーーーー」

マミ「あ……あなたたち、魔法少女と何か関係があるの……?」

仗助「…………は?」

前時代的格好だもんなwwwwこいつらとマミさんが1年くらいしか差がないなんて信じられないww
あと、億泰的にはあの胸でそこまで幼くは見えなかったんだろうよ、きっと

もし結界の中じゃなければ一発で回りに警察呼ばれる絵だなこれ

まあ年齢関係なく、仗助側から見たマミは危険な空間を作り出すスタンド使い(誤認)だからな。
そりゃ脅迫めいた言葉使いになるだろ

身長差を考えれば、康一は小さい、仗助と億康はデカイ

康一の身長おかしいだろ

>>58

ゆのっち「・・・・・・」

仗助「お……オイ、康一、億康……。今この女……なんて言ったか聞こえたか……?」

億康「ま……『マホーショージョ』って言ったように聞こえたがよぉ……」

康一「ぼ……ボクも確かに聞いたよ……ま、『魔法少女』って……」

マミ「……?」

康一「…………」

億康「…………」

仗助「……あんた、まさか自分のこと『魔法少女』だとか言うんじゃあねーよなァ?」

マミ「何を……私は本当に魔法少」

億康「ふざけてんじゃあねーぞボケェーーーーッ!」

マミ「!?」

「スタンド使い」に言われたくねーよwww

昔どっかのスレで大抵の怪奇現象はスタンド攻撃で説明出来るという書き込みを見た事がある。

億康「魔法少女だァ~~~?おちょくってるとヒデーぞコラァ!」

仗助「あんたが真面目に話す気がねーってんなら仕方ないっスねェー……。
   ちーっと無理やりにでも話してもらうぜェ~~~?」

マミ「っ……よくわからないけど、私とはあまり良い関係じゃなさそうね。
  少しだけ大人しくしててもらうわ……キュゥべえ、離れてて!」

QB「わかった。マミ、気を付け……うッ!?」

マミ「キュゥべえ!?」

QB「これは……一体何が……。急に、体が……重く……まさ、か……」

康一「動いてもらっちゃあ困るんだよねェ~~。質問があるんだからさぁーー……」

マミ「な、何が……えっ!?」

ACT3「モウ少シ近付キマスカ?ソウスレバモット重クデキマスガ。
    ドウシマスカ?コイツガブッ潰レルクライニ重クシマスカ?」

マミ「つ……使い魔!?そんな……!」

仗助「『使い魔』ァ?何すっとぼけたこと言ってやがんだおめーよォ~~~……?」


マミ「我らが『Q・B』は第二次成長期の少女の願いを叶える代わりに、そいつを魔法少女化させ、悲劇の運命を背負わせるスタンドッ!!」

マミ「一度魔法少女になったが最後、二度とまっとうな人生を送る事はできないッ!!」

マミ「しかも、このスタンドは地球とは違う惑星で繁殖し続けている為、いくら殺しても代わりが支給されるッ!!貴様らが倒す事など不可能だッッ!!!」

このトリオの安心感は、ジョセフ&シーザー、ジョニィ&ジャイロ並

中学3年生の女の子の平均身長は156.5cmだが、年下のさやかと同じ身長なんでマミさんはちょい小さ目? 150~3cm程度と予想
ちなみに、仗助 185cm 億康 178cm 康一 151cm
康一ェ…

康一はどんどん小さくなって承太郎の半分ぐらいになってたぞ

億康「康一の『エコーズ』が見えるってこたァよ~~。やっぱおめー、スタンド使いだな!」

マミ「あ、あなたたち……何者なの!?」

仗助「!?」

康一「えっ!?」

億康「な、なんだァ!?服装が変わりやがったぜ~~~!?」

仗助「お、驚くところはそれだけじゃあねーぜ億康ッ!こいつ……!
   『ACT3』の攻撃を食らったのに動けていやがるッ!」

ACT3「コノ女……ソコノスタンドノ本体ジャアアリマセンネ」

康一「な、なんだって!?それじゃあ……!」

マミ「動かないで!!」

億康「なッ、なにィーーー!?今度はリボンだとォーーーーーッ!?」

仗助「て……敵を拘束するリボン!これがこいつのスタンドかッ!?」

仗助(いやしかし、だとすると妙だぜ……。こいつ、まさかマジで『そう』なのか……!?)

ACT3「S・H・I・T……コノ拘束、カナリ強イデス。私ノパワーデハ解ケマセン」

マミ「まさか……人に銃口を向けることになるなんて思わなかったわ」

康一「そ、そんなッ!?変身能力やリボンだけじゃあない!じ……銃まで現れたッ!
   こ、この子のスタンドは一体いくつの『能力』を持っているんだ!?」

マミ「もう抵抗しても無駄です……キュゥべえにかけた妙な術を解きなさい!
   さもないと、少しだけ辛い思いをすることになるわよ!」

仗助「……!」

億康「抵抗しても無駄だァ?確かにオレたちと『エコーズ』はおめーのスタンドで縛られてはいるがよォ~~~。
   『オレたちのスタンド』はまだ縛られちゃあいねーってことを忘れてるんじゃあねえかァ!?
   さてはおめーーっ!オレ以上の馬鹿だなァ~~~~!?」

マミ「……?あなた何を……まさか!」

億康「ザ・ハンド!この邪魔くせーリボンを削り取っちまえッ!」

お互いに相手の話聞きやしないw

【キュゥべえ】

破壊力E スピードB 射程距離C 持続性A 精密動作性A 成長性E

インキュベーターのスタンド。第二次成長期の少女限定で願いを叶えるが、代償としてその者は魔法少女となり身体能力が強化される。また、魔法少女が絶望し魔女へと変異する時に発生するエネルギーを本体に送り込む力を持つ。さらに、いくらでも代わりの肉体が存在する為、スタンドがダメージを受けても本体には何の影響もない

マミ「なっ……!ま、また使い魔を……もしかして、そこのあなたも!?」

仗助「……ああ。出せるぜ」

マミ「ッ……使い魔を従えるなんて、普通じゃないわ……!ほ、本当にあなたたち何者なの!?」

億康「だからよォ~~~~!先に質問したのはこっちだっつってんだろうが!ダボがッ!」

マミ「くっ……!」

仗助「やめな億康……もう良いぜ」

億康「ああっ!?」

マミ「え……?」

仗助「おめーもだ康一。そこの猫野郎を解放してやりな」

康一「な……何を言ってるんだッ!?『敵スタンド』かも知れないっていうのに……!」

億康「仗助よォ~~…・・・。止めるからにゃあ何か理由があンだろうなぁーーー?」

仗助「あたりめーだろうがよ。何か変だと思ってたが、今よ~~やくハッキリわかったぜ。
   その人ァよぉー。スタンドのこと知らねーよ」

康一「し……『知らない』だって!?そんな馬鹿なッ!
   だってボクらのスタンドも見えてるし、この子自身もスタンドを使ったじゃあないか!」

マミ「さ、さっきからあなたたち何を……『スタンド』……?」

QB「合点が……いったよ……君たちは……『スタンド使い』、だったんだね……」

億康「てンめェーーーッ!やっぱり知ってたんじゃあねーかトンチキが!
   しらばっくれやがってよぉーーーー!」

マミ「ええっ!?わ、私は知りません!キュゥべえ、どういうこと!?スタンドって何なの!?」

仗助「まず1つ確認しときてーんスけどね。この妙な空間……。
   あんたか、あんたの知り合いが作り出したモンじゃあねーってことで良いんだよなァ~~?」

億泰と仗助に凄まれたらちびるわ俺

マミ「わ、私じゃないし、知り合いでもありません。この空間は、魔女が作り出したものです」

康一「ま……魔女ぉ~~~~?」

億康「さっきからよォ~~~。使い魔だとか魔法少女だとかよぉ~~~~~~~。
   なんだっつーんだよなァまったくよォ~~~~」

マミ「ほ、本当に知らないの?使い魔も魔女も、魔法少女も……?
   それじゃあ、さっきの『使い魔に見えたもの』は……」

仗助「あんたも『スタンド』のこと知らねェみてーだし……
   取り敢えずこっから出ちまった方が良いと思うんだけどなァ~~~」

マミ「…………」

仗助「そー睨まなくてもよォーー。こっちはもうあんたに何もする気はねーっスよ~~マジで」

マミ「……それなら、早くキュゥべえを解放してあげてください」

康一「もう一度確認するぞ……君たちは本当に敵じゃあないんだね?」

マミ「あなたたちが何もして来なければね……」

康一「……わかった……。ACT3、『3FREEZE』を解除しろ!」

ACT3「了解シマシタ」

QB「やれやれ、酷い目に遭った……。もう少しで本当に潰れてしまうところだったよ」

マミ「大丈夫、キュゥべえ?怪我はない?」

QB「うん、平気だよ」

マミ「良かった……。……じゃあ、奥に進みましょう。付いてきてください」

億康「?外に出るっつーのになんで奥に進むんだァ~~~?」

QB「この空間を作り出した魔女が奥に居るからだよ。
  魔法少女とスタンドについての説明は、魔女を倒した後にしようと思うんだけど」

仗助「そんじゃあよー。案内してくれよ。その『魔女』とやらが居るところによォーー。
   こんな気味ワリーとこ、さっさとおさらばしてーぜェ~~~」

今日はこのくらいにしておきます。

乙!グレートですよォ!こいつはァ!

乙!
しかし自分もジョジョとまどマギのクロス書いてたんだが先をこされてしまったな……

>>79
スレを『立てた』なら使っていいッ

>>80
じゃあもうちょっと溜めてからするわ

やっぱ、この三人はジョジョ屈指の名トリオだわ
しかし、いくら初対面とはいえマミさんでこの様だと杏子と会ったらガチでやるような
杏子の性格上、仗助の髪を馬鹿にしそうだし・・

ドラ ラッシュ確定

ジョジョ世界ではたとえ子供でも油断してはいけない。デス13とか

川尻隼人とか

マニッシュボーイ、アヌビス神最終本体、幼レフ、幼太郎、エンポリオ、緑色の赤ん坊……



ガキに注意!!
の看板が立つな……

ジョルノも15だし

仗助、スタンド持ちのネズミに殺されかけたんだから、いくら猫でももっと警戒しろよw




マミ「気を付けてくださいね。使い魔がそろそろ出てきても……」

使い魔「MAGIIIIIIIII!」

億康「ウゲェッ!出やがったぜ!あの化け物がよォ!」

QB「早速来たね、あれが使い魔だ!」

康一「ひ、昼間に見たのとは別の奴みたいだぞッ!」

仗助「気色わりぃバケモンだぜマジでよォ~~~~っ!」

マミ「本当に使い魔を知らないのね……!あなたたち、身は自分で守れ……」

仗助「クレイジーダイヤモンド!ドラァッ!」

使い魔「AGGGGYYYAAAAAAAA……!」

仗助「んッ?なんか言ったかぁ~~っ?」

マミ「……いいえ、なんでもありません。進みましょう」

マミ(この人たちが従えているアレは、異形ではあるけれど使い魔じゃない……。
   あれが『スタンド』という力?『スタンド』って一体、何なの……?)




康一「それにしても……『魔女』って何なんだろうね。スタンド使いじゃあないのかなァ」

億康「オレなんかは魔女っつったらよォー。黒いマントに帽子被ってよォーー。
   イィ~~~~ッヒッヒッヒッヒ!とか笑うばーさん思い浮かべちゃうぜ」

仗助「ああ、オレも似たよーなモンだなァ。(億康と同じ発想ってのがアレだけどよーー)」

QB「多分、君たちが思い描く魔女とはかけ離れた外見をしていると思うよ」

マミ「っ!居た……見てください。あれが魔女です」

仗助「ン~~?どれどれ……」

魔女「…………」

3人「いィッ!?」

スタンドにも異様な形のやつくらいあるだろwwwwww

ゲルトさん?

仗助「なッ、なんだァありゃあああーーーーー!?」

億康「思ってたのと全然ちげェーーーッ!」

康一「か……怪物だッ!あんなの、まるで怪物じゃあないか!?」

マミ「ここで待っててください。魔女は、私が倒します!」

仗助「お、オイ!?1人で大丈夫かよッ!?」

QB「大丈夫、マミはベテランだよ。魔女との戦いなら慣れてる」

億康「い、いっつもあんな気色ワリー化け物と戦ってんのかァ~~~!?
  信じがたいことだぜそりゃァーー!」

康一「で、でも……すごいよッ!ほら見て!本当に戦っている!あの怪物……『魔女』とッ!」

仗助「すげェぜありゃあ……。確かに『スタンド』にも気色ワリーのは居るけどよぉ~~……。
   あの『魔女』ってやつァそれとはまた違う……
   なんというか、異質な『不気味さ』みてーなモンを感じるぜッ……!
   あいつは昔っからあんなのと戦ってるってのかよォ~~~~?」

億康「おッ!?な、なんだ~~~!?銃がでかくなりやがったぜェーーー!?」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

仗助「……!グレート……!とんでもねー威力だぜこいつは」

マミ「ふー……」

康一「た、倒したのか……?『魔女』を……」

億康「く、『空間』が消えて行くぜ!あの気色ワリー『空間』がよォ~~~~ッ!」

マミ「……魔女は無事倒しました。3人とも、怪我は……」

億康「なあ!『ティロ・フィナーレ』っつーのかァ!?おめーのスタンドはよォーーッ」

マミ「えっ?」

仗助「だからよー億康。こいつはスタンドのこと知らねーんだからよォーー。
  唐突にそーいう質問をすんじゃねーよ」

億康「おーそうか。ン……?じゃあよォ~~『ティロ・フィナーレ』ってのは何なんだよ?」

マミ「えっと、それは……」

億康「それは?」

マミ「技名っていうか……必殺技、みたいな……」

億康「………………ブフッ!」

マミ「!?」

仗助「(お、おい!億康てめー!何いきなり吹き出してんだよーーーっ)」

億康「(だ、だってよ~~~!『必殺技』の『技名』だぜェ~~~~~ッ!?
    小学校卒業と同時におさらばだろーがよォ~~~そーいうのはよぉーーーー!)」

仗助「(確かにそーかもしンねーけどよォ。
   でもよォ~~。オレたちだって『スタンド名』持ってんじゃあねーかよ)」

やめたげてよぉ!

スタンドにも「エメラルドスプラッシュ」とか「クロスファイアーハリケーン」とかあるだろ!

承太郎は自分のスタンドの技にスターフィンガーって技名つけてたな

けどそういう風に技名付けてたのは最初だけだった気がする…

億康「(それとこれとは話が別だろーがよぉ~~~~っ!
   おめー、敵スタンド使いをボコボコに殴りまくって変形させたりするよなァ?
   アレに名前付けたりするか?しねーだろォ?そーいうことだよーーーっ!)」

仗助「(そりゃあそーだが、もしかしたらよぉ。
   『魔法少女』の世界じゃあそれが普通なのかもしンねーぜェ~~?
   だとすりゃあよォ~~。笑っちまうのは良くねーだろぉ?
   向こうからすりゃあ『スタンド名』もそんな感じかもしれねーしよォ~~)」

億康「(!お、おォ……そーか。オレたちとは考え方が違うかもしンねーんだよなァ)」

マミ「あの……?」

億康「いやあ~~ワリーワリー。『魔法少女』ってのはみんな『技名』付けんだな~~~。
   初めて知ったからちっと驚いちまってよぉ~~~~」

マミ「あ、いえ……。みんなと言うわけじゃ……」

仗助「……エ?じ、じゃあまさか、おめーだけ……?」

マミ「少なくとも私が知ってる子は誰も……」

億康「ブホッ!」

マミ「!?」

Act3の「フリーズ」も必殺技っぽい

フリーズってFreezeだっけFREEZEだっけ

先祖「ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!刻むぞ血液のビート!山吹き色(サンライトイエロー)の波紋疾走(オーバードライブ)!!」

まあ、文句言ってるのは億康で、仗助はさすがにジョースターの血筋らしく弁護してるなw

仗助「(ば、馬鹿!我慢しろってんだよおめーはよォ~~~~~!)」

億康「(ム、ムリだッ!もうオレ、笑い抑える自信ねーよォ~~~~っ!)

仗助「(堪えろ億康ッ!じ、じゃねーとよぉ……なんかオレまで……つ、つられそうに……)」

マミ「あ、あの……2人とも、どうかしましたか?」

億康「ぷっ、くくッ……はひっ……」

仗助「クッ……ぶふっ……ヒッ……」

マミ「??……?」

康一「必殺技かぁ~~っ。なんかカッコイーなぁそーいうの」

仗助&億康「えっ!?」

マミ「!本当ですかっ?」

>>102それは柔道とかでいえば背負い投げとかそんな感じなんじゃ?

別に自分でつけた訳じゃないんじゃ?
技教えるときに名前ないと不便だし昔からついてそう

けどこの口上は自作だろうな(白目)

マミ「必殺技のこと、なかなか分かってくれる人が居なくて……。
   ふふっ……そう言ってもらえて、とても嬉しいです」

康一「えっ、そうなの?カッコイーと思うけどなァ~~。みんなはそう思わないのかなぁ~~~?」

仗助(こ……康一のやつ、マジかよぉ~~~……)

億康(確かに見た目はちょいとガキっぽいけどよォー……ま、まさかこれ程とは思わなかったぜ~~っ)

康一「そうだ!ボクも何か『技名』考えてみようかな~~~」

億康「いっ!?こ、康一ぃ~~~!それは別にやらんでも良いんじゃあねーかぁ~~~~?」

仗助「そ……そうだぜ康一ィ~~~。別に必要ないと思うぜェーーー?
   おめーにはよぉー。もう立派な『エコーズ』ってのがあるじゃあねーかよォ~~~~。
   しかも『ACT1』から『ACT3』まで分かれてるしよぉ~~!」

康一「え~~?でも『エコーズ』はスタンド名でしょー?」

億康「ほ、ほれ!『ACT3』にゃあ『3FREEZE』なんて『能力名』まで付いてるだろォ~~~?
   それだけでもう十分じゃあねーか!それ以上を望むってのは贅沢ってモンだぜぇ~~?」

マミ「……?」

大技は叫ぶのが礼儀だろ?
スタンド名だって腹から叫べば気持ちいいし!

ス、スターフィンガー……

康一「それとこれとはまた別問題のような……」

億康「(アホタレッ!オレたちはおめーのためを思って言ってるんだぜェ~~~ッ!)」

仗助「(一旦落ち着いてよく考えてよォ~~。
   ホントーに『技名』が必要なのかどーか、後でじっくり考えようぜ、なっ?)」

康一「……?う、うん。わかったよ……」

QB「ところで、これからお互いのことについて色々話し合う必要があるんじゃないのかい?」

億康「おっ、そーだったぜ!(『必殺技』のおかげでスッカリ忘れちまってたよ~~)
   つーかよォ仗助おめーよぉーーー。
   なんでこいつがスタンドのこと知らねーって分かったんだァ?」

仗助「ああ……オレたちがリボンで縛られた時によ~~……
   オレの『クレイジーダイヤモンド』とおめーの『ザ・ハンド』は縛られなかっただろ?
   しかもまるで無警戒だったしよぉー。ンなこと、スタンド使いならまずあり得ねー。
   1人がスタンド使いなら残り2人もスタンド使いだってよォ。普通そう考えるだろ?」

億康「へえーーーーなるほどねェ」

仗助(おめー以上の馬鹿ってのも考えられねー……ってのは言うのやめとこう)

マミ「え、えっと……。それじゃ、立ち話もなんですし……場所を移しましょうか」

シアーハートアタック




マミ「――この説明で、大体理解していただけましたか?」

康一「な……なぁーーるほど~~……」

億康「オレぁよー、魔法少女だなんだっつーのはよォー。
   オンナ子どもが見るテレビ番組みてーなのを思い浮かべてたんだが……。(必殺技も考えてるしよぉー)
   さっきは悪かったな、ふざけてるなんて怒鳴っちまってよォ」

マミ「あ、いえ……。突然あんなことを言われても、すぐに信じられることの方が珍しいですから」

仗助「…………」

康一「……仗助くんどーしたの?さっきからずっと黙っちゃってさ」

仗助「いや……1つ気になってな。ソウルジェムが完全に濁っちまったら、
   そんときゃ一体どーなるんだろうなァ~~ってよぉ」

QB「もしそうなると、魔法少女は魔法を使えなくなる。
  だから出来る限り、穢れを浄化し続ける必要があるのさ」

仗助「……なるほどねェ」

ベアリング弾

QB「それよりマミ、君にスタンドのことを説明しておかないといけないよね」

マミ「えぇ……。その、魔法とはやっぱり違うものなの?」

QB「そうだね、魔法少女の持つ力とは少し違う。でも、よく似ているんだよ。
  スタンドは本体の精神力と大きく関わってる。
  そして魔法も、上手く扱えるかどうかは精神状態によって大きく左右される。
  魔法の性質自体も、契約した時の精神状態……つまり祈りによって決定されるしね。
  似ているからこそ魔法少女はスタンドを見ることが出来るし、魔法も通用するんだ。
  スタンド使いが僕の姿を見ることができるのも、同じ理由からだろうね」

マミ「本体の精神力と……。つまり、扱う人が弱れば、スタンドの力も弱くなってしまうということ?」

康一「それだけじゃあないよ。スタンドが負ったダメージは、そのまま本体にも伝わっちゃうんだ」

マミ「あっ……そういうことだったのね。
  キュゥべえが広瀬さんのスタンドで攻撃された後のみんなの言動は……」

QB「もし僕がマミのスタンドだったなら、マミも重くなってたはずだということさ」

マミ「……重くなるって、あんまり考えたくないわね」

仗助「魔法とスタンドが似てると言やァよぉー。マミの魔法、康一の『ACT3』も縛ってたよなァ?
   スタンドに攻撃できるのはスタンドだけのはずなのによォ~~」

康一「だよね。そー考えてみると、本当によく似てるよねェー。魔法とスタンドってさ」

億康「キュゥべえが魔法少女の力を生み出すってのもよォーー。
   なんとなぁ~~く『矢』がスタンド使いを生み出すのに似てるよーな気がするよなァ~~~」

康一「あはは……そー言うとあんまり良い印象がないなあ~~」

マミ「『矢』がスタンド使いを……?」

億康「スタンドってのはよォー。生まれつきのモンとそうじゃあねーモンが居るのよ。
   生まれつきじゃあねー奴ってのは『矢』にぶち抜かれて運が良けりゃースタンド使いになれるのさ。
   康一はまさにそいつってわけだなァ~~」

康一「死ぬかと思ったよ……あの時はホントーに……」

億康「わ、悪かったって康一ぃ~~~~。もう許してくれただろォ~~~?」

康一「さぁーーどうかなぁ~~~~?」

億康「は、反省してんだからよぉ~~マジでよォ~~~~」

バイツァダスト(負けて死ね)

康一君はたまにゲス顔するよな

8 : マロン名無しさん[sage] : 投稿日:2006/12/12 00:27:33 ID:???
康一「汐華初流乃はイタリアでは『ジョルノ・ジョバァーナ』と名乗っています
初流乃=ジョルノですよ…!」
承太郎「ああ……オレも覚えがあるぜ康一くん………
『自分は本当はファンタジー・ゲームのような世界の救世主で
べらぼうにカッコいい名前のヒーローだ!』って設定を自分で考えてな…
いつその世界から迎えが来てもかまわない様に厳しい必殺技の修行をするんだ………
男の子ならだれしも通過する道だぜ………」

康一「承太郎さん………………」
承太郎「康一くん……………………」


┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨ ┣¨


承太郎「ジョ『ヴァ』ーナ?」

康一「『ジョバァーナ』です 承太郎さん」
承太郎「ヴゥ?」

マミ「あ、あの……?『矢』に刺されて、『運が良ければ』って……それってもしかして……」

仗助「ああ……スタンドの才能が無い奴ぁーよォ。そのまま死んじまうぜ」

マミ「そんな……。そ、それじゃあ、キュゥべえとは全然違うわよね!
  だってこの子との契約は死ぬことなんてないし、願い事を叶えてくれるんだから……」

億康「ま、それもそーだナ。『矢』なんかよりずっと良心的だぜェ~~~」

仗助「…………」

QB「ところで、どうして君たちはこの町に来たんだい?」

マミ「あ、そう……私も聞こうと思ってたの。その制服、見滝原の学校じゃないはずですけど……」

億康「そうだ、せっかくだしよォーー。こいつらにも手伝ってもらおうぜ~~?なっ!仗助、康一ぃ?
   この町に住んでる奴が協力してくれりゃあよォ~~。色々やりやすいんじゃあねーの?」

ホント全然違うよな(暗黒微笑)

キュウベエが嘘つきやがった

康一「そうだね!もしかしたら、『時を止めるスタンド使い』じゃあなくて
   『時を止める魔法少女』の可能性だってあるんだし。
   承太郎さんの話じゃあ、目撃されたのは『少女』だったんでしょ?」

マミ「『時を止める少女』?」

康一「うん。ボクたち、そいつを見付けるためにここに来たんだ」

マミ「時を止める魔法……私は聞いたことがないわね。キュゥべえ、知ってる?」

QB「いや、今まで契約した子のことは全員覚えてるけど、
  少なくとも今この町にはそんな魔法を持った子は居ないはずだよ」

マミ「それじゃあやっぱり、その人はスタンド使い……ということかしら」

QB「そう考えるのが一番自然だろうね。この近辺にスタンド使いが居るなんて情報はないけれど、
  それでも魔法少女よりは可能性が高いよ」

マミ「そう……。でも、どうしてそのスタンド使いを探してるんですか?」

魔女になるから魔法少女としての魔法が使えなくなる

嘘は言ってないね byQB

億康「最初はよォ。人に頼まれてちーっと調べるだけのつもりだったんだが……
   今日康一がそいつにやられかけてよォ~~。
   そんで、見つけ出して一発ぶん殴ってやろーってなァ~~~」

マミ「や、やられかけたって……大丈夫なんですか?」

康一「うん。ギリギリで仗助くんが治してくれたからね~。
   あっ、仗助くんのスタンドは『治す』スタンドなんだよーーっ」

マミ「す……『スタンド』にも、色々あるんですね……。
   ……それじゃあ、その『時を止めるスタンド使い』について調べれば良いんですね?」

康一「あっ、でも危ないからあんまり無茶なことはしなくて良いからねッ?
   もし何かわかったことがあったら、ここに連絡して。怪しい奴にはくれぐれも気を付けてねっ」

マミ「あ、はい……。えっと……」

康一「うん、ボクたちはそろそろ帰ることにするよ。
あんまり遅くなってかあさんに心配かけちゃっても悪いしねーー」

億康「そンじゃっ、気ー付けろよォ?そのスタンド使いが『敵』であることに間違いはねーんだからよォーー」

マミさんやさやかが原作以上にほむらを敵視する未来が見えたよ




康一「この町に協力してくれる子が居てくれて良かったね。
   それにしてもビックリだったよねぇーー。魔法少女なんてさぁ~~~」

億康「マジでそーだよなッ!スタンド以外にもあんな能力があったなんてよォ~~~!」

仗助「…………」

億康「なァ仗助~~~。おめーどーしちまったんだ?さっきからよぉーーー。
   なんかよォ、ずいぶんと無口なんじゃあねーかぁ~~~~?」

仗助「いや……なんでもねー。ちっとばかし気になることがあってよォーー」

康一「?気になることって?」

仗助「口じゃあ上手く説明できねーんだけどよー。なァーーんか引っかかンだよなぁ~~~。
   何が引っかかってんのか自分でもよくわかんねーんだけどよォ~~~。
   『忘れモンしたような気がするのに何を忘れたのか分からねー』みたいなモヤモヤする感覚でよぉ~~~」

億康「!……ハハァ~~ン。仗助よぉーーー……。
   オレわかっちゃったもんね~~~!おめーが何を気にしてるのかよォ~~~~っ」

クレDの「治す」は魔法少女のあれこれに対してどこまで有効なのか…

仗助がいれば治癒魔法に使う魔翌力を節約出来て楽になるな

仗助「なに~~~っ?オレでもわかんねーのにおめーにわかったってのかよッ!」

億康「あったりめ~よォーー。こー見えてもオレ、結構良いィ~~勘してんだぜぇ~~?」

康一「えーっ、なになに!もったいぶらないで教えてよ億康くん~~!」

億康「へへっ……ズバリよぉ~~~」

仗助「……ごくり」

億康「仗助ェ!おめー、マミの胸が気になって仕方ねェーんだな~~~~ッ!?」

仗助「む……ムネだあああああ~~~~~~~!?」

康一「お、億康くん。ムネって言うと……」

億康「『胸』だ『胸』ッ!『オッパイ』に決まってんだろーがよぉーーーっ」

仗助「お、おめーなァ~~~~~……」

トニオの料理殴ったら材料やそれに混じってたパール・ジャムまで戻せるが
死んでると蘇生はできないとか微妙なところ

魂を体から離された時点で死んだと判断するかだな
魔女も治そうとすれば治せそうだが

魔女治せたらバランス崩壊するから…

億康「なっ、なっ?アタリだろォ~~~~?」

仗助「億康よォ……おめーそんなんだから女にモテねーんじゃあねェのか?」

億康「なっ……なにぃ~~~~~っ?どおぉーーいう意味だ!コラッ!」

仗助「胸ばっか見てたのはおめーの方だろーがよォーーー」

億康「てめーは見てなかったってーのかよッ!康一は見てただろォ~~~っ!?」

康一「えっ!?や、やめてよ!ボクだって見てないッ!億康くんだけだよーーっ!
   っていうか、大声でそーいう会話するのやめてよ~~っ!周りに人もいるんだからさぁ~~~っ」

   「…………」

億康「ムッ!なんだァあのオンナぁ~~~?オイてめーっ見てんじゃあねぇッ!イジめるぞコラァ!」

仗助「お、おい……おめーはすぐそーやってよぉーー……」

物体である所の肉体はどうにでもなるだろうが……
ソウルジェムとかグリーフシードについては何も出来ないか、治せても形だけだろうな

仗助「お~~~~い!ワリーな、このアホタレがよォ~~~~~!
   できればこいつの目の届かねートコまで、
   もーちっと離れてくれりゃあ助かるんだけどよぉ~~~~~っ」

   「…………」

康一「ホッ……。良かった……行ってくれたみたいだね。も~~億康くん~~~?
   そーやってすぐ人に絡むのやめてよねェーー?しかも女の子相手にさぁ~~~」

億康「けっ!だってよォーー。おめーらも見ただろ?あいつのツマンナそ~~~な目をよぉ~~~。
   あの目はぜってーオレらのこと見下してたぜェーー。
   『馬鹿が馬鹿やってやがる』ってよォ~~~~!」

仗助「おめー、自分の欠点を自覚してんのはスバラシーことだとは思うけどよぉ~~。
   ちょいと『被害妄想気味』なんじゃあねーのかァ?」

康一「そーそー。仗助くんの言う通りだよっ」

億康「ム……おめーらがそこまで言うんならそーいうことにしといてやるけどよォ~~……」

今日はこのくらいにしておきます。

乙!

乙!
QB「スタンド使いには気を付けた方が良いよ、この星の幾つかの大きな事故・事件はスタンド使いが絡んでるらしいね…十数年の飛行機墜落やエジプトで起きた大量轢き逃げ事件もスタンド使いが起こしたらしいよ(嘘は付いてないよ)」


そのオンナというのはもしかして

あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか

 by 林先生

林先生が想像上の存在な可能性が微レ存

乙!ディ・モールトですよぉ~ッ

 i _イ く  i、 ,< _L / / V レ  / / / 三ミミ、   
 ト┴-、  ト> -K巛 i ./ ,r、く,イ   三ミ ミ、
 ト--、_三三彳イィ r,lllr─テ  l ト, ミミ、m、三ミミi  
 i三三彳彡イイ彳ノ| ノ   くノリ ノ r ^川三ミミミi 
  !ミニr-、彡ミ/ シ     lフテラ /  i三三ミミi 
  iミニ| ft、 i彳f ,、r==、    ,=、r' .  川ミ三=ミ!   あんたもそう思うんじゃあないか?
  |ミニ.| k ( ヽ;;i ソ r' 。i '(   t .,!   .!彡三ミ/
  |テニ,,ヽミて   、`ーノ ,レ--〉,!  メミ三彡/ 
  川||||||`r、ィ     ̄  ` ̄´ ,!  ノ三仁シ    この>>1は最高に乙なんじゃあないかってね
 リ川川 V::::ヘ  ト─=ニニ‐! rt^´ミミシ  
r'くシリ|k.i ( )、::::ヽ、.``'ー─‐‐'!  ヽ,三ミr' 
|: : : : : : : : : : ::¨ー、`ヽ _  ' ,'   ノサミシ

能力のことを簡単にバラしていいものなのか
おつ

エニグマやリトルフィートみたいな型にハメてなんぼ、の特殊な能力ではないから
ばらした所でそんな支障はないだろ
増してや「直す」や「削り取る」には対策のしようもないし

能力の開示に慎重なのはスタンドを利用して食ってる人たちだけじゃね?

マミ宅

マミ「今日はすごい1日だったわ……。まさかお互い未知の力同士が出会うなんて、そんなこともあるものね」

QB「まあ、お互いの存在を知らなかったのも無理はないよ。
  スタンド使いの数はそう多いわけじゃないし、魔法少女もほとんどの場合は正体を隠して活動しているからね。
  スタンド使いが結界に飲み込まれるなんてことも、滅多に起こることじゃない」

マミ「スタンド使いって、そんなに珍しいものなの?
   あの3人を見ると同じ学校に通ってるみたいだったけど……」

QB「彼らの住む町の場合は例外だよ。例の『矢』の事件があったからね」

マミ「そう……まあ良いわ。それより今は『時を止めるスタンド使い』ね……。
  本当にそんなのが見滝原に居るのかしら」

QB「どうだろうね。魔法少女と違って、スタンド使いに関しては僕も全ては把握しきれない。
  スタンド能力も、『矢』によるもの以外はいつ発現するか分からないし」

マミ「そう言えば、虹村さんは『敵に違いない』って言ってたけど……
  どうしてスタンド使い同士が戦うことになるの?
  魔法少女と違って魔女を倒す必要もないんだから、縄張り争いっていうのは考えられないし……」

QB「そうだね……例えば、もし一般に言う『悪人』がスタンド能力に目覚めてしまった場合。
  彼はそのスタンドをどう使うと思う?」

マミ「……そういうこと。
  スタンドを使って好き勝手にするには、他のスタンド使いは邪魔というわけね。
  東方さんたちは悪い人じゃなさそうだから、そういう人たちの存在は特に都合が悪いでしょうね」

QB「『自分が自由に行動する場を守るため』という意味では、縄張り意識と同じようなものとも言えるね」

マミ「いずれにしろ……悪人かも知れないスタンド使いが近くに居るっていうのは、
   あんまり気分の良いことじゃないわね……」

今、ふと思ったが億泰って杏子の過去を聞いたら泣きそうだなwwww
まあ、そこが億泰のいいところなんだけどね

QB「気持ちは理解できるけど、ただ君はあまり無闇に動くべきじゃないかも知れないよ。
  『時を止める』なんて力を不意打ちに使われなんかすれば、相手に気付く暇もなくやられてしまうだろうし」

マミ「でも、何もしないなんて……」

QB「スタンド使いについては僕が少し調べてみるよ」

マミ「えっ?」

QB「向こうが魔法少女のことを知っているかどうかは分からないけど、
  自分以外にも『力』を持った人間が居ると知ったら危害を加えてくる可能性もないわけじゃない。
  そんな事態は僕も出来る限り避けたいから、早めに手を打っておく必要があるしね」

マミ「……大丈夫なの?もしキュゥべえが狙われたりなんかしたら……」

QB「大丈夫さ。十分注意して調査するから、マミは心配しないで」

マミ「そう……ありがとう、キュゥべえ。それじゃあ、お願いしても良い?」

QB「うん、任せてくれ」

風見野

杏子「『時を止める力』ぁ?」

QB「そう。何か心当たりはないかな」

杏子「それって魔法少女ってことだよね?あんたも知らない魔法少女が居るってことかい?」

QB「それが、魔法少女とも限らないんだ」

杏子「はあ?何それ、どういうことよ?」

QB「杏子、君は『スタンド』という能力を聞いたことはないかい?」

杏子「スタンド……なんだそりゃ?
   電気スタンドとかガソリンスタンド……とは違うんだよねえ?」

QB「やっぱり知らないようだね。
  それじゃあ、まずは『スタンド』について簡単に説明しておくよ」

スタンドでもない正体不明(魔女でもつかいまでもない)なQBをもっと警戒するべきだと思った
石仮面や柱の男、『弓と矢』っていう必ずしも善性では無いものを知ってるんだし

が、鋭いとはいっても承太郎やジョセフじゃあ無いんだから、無理もないよな

>>151
仗助は戦闘で勘みたいなものを発揮するタイプだし……(ザ・ハンド戦やラット戦参照)

ミキタカは




杏子「――へえ……。まさか魔法以外にもそんな力があったなんてね。
  まあ魔法なんてもんがある以上、別に驚きはしないが……」

QB「理解が早くて助かるよ」

杏子「それで?この近くに『時を止める』スタンド使いが居るっての?」

QB「可能性の話だけどね」

杏子「ふーん……。残念だけど、あたしはそんなのには覚えがないね」

QB「そうか。じゃあ、今後何かあれば教えてくれるかい?」

杏子「何かあればね」

QB「ありがとう。君もその『スタンド使い』にはくれぐれも気を付けるようにしてくれ。
  それじゃ、僕はそろそろ行くとするよ。じゃあね、杏子」

杏子「…………」

『スタンド使い』……ねえ。
そんなのが見滝原に来たなんて、さすがにちっと気になるが……。

杏子「……ま、あたしにゃ関係ないか」

ミキタカはグレーだし(震え声)

あれはワザと宇宙人と思い込んでいるスタンド使いか本当に宇宙人かハッキリさせていないし……

スタンド自体そのルーツが地球外からもたらされた物の可能性があるからね
宇宙人だったとしてもおかしくはない

ジョルノ来たらレクイエムで魔女化防げそう

>>158
人間にも戻れなくなりそうだな

結果に辿り着かないから、絶望と希望が交互にきて人間にも魔女にもなれないので考えるのをやめた

さやかちゃんが何千回もホント馬鹿する展開に……

?「次は………どこから……どうやって魔女化させられるの……私のそばに近寄るなああーーー!!」

寧ろ友人がナーバスなのに気づかないくらいお慕いしている上条君の左腕神経にドラララァッ!されちゃう展開になりゃしないかい?

杏子を養子にしてニューヨークに帰ったら、また勘違いされてスージーQにぶちキレられるジョセフを幻視した

数日後

和子「はい、それじゃ!今日はみなさんに転校生を紹介します!暁美さん、いらっしゃい?」

ほむら「……暁美ほむらです。よろしくお願いします」

先日の、結界の外で見た使い魔……。
あれ以降は、もう結界の外で使い魔を見るなんてことはなかった。
だけど、気になることはある。

今日まで、まどかの周辺でキュゥべえを見ていない。
それは良いことのはずなのに……
イレギュラーが1つ起こったせいでどうしても気になってしまう。
あの時の使い魔と、何か関係があるかもしれない……そう考えてしまう。

……一応、何かあった時のために
すぐ対処できるようにはしておいた方が良いかもしれないわね。




女生徒A「ねえねえ、暁美さんって……暁美さん?」

ほむら「……ごめんなさい。少し緊張しすぎたみたいで気分が……。
    保健室に行かせてもらえるかしら」

女生徒B「あっ、だったら私が連れて行ってあげるよ!」

女生徒C「じゃあ私も!」

ほむら「いえ、係の人にお願いしますから。お構いなく」

まどか「……へっ?」

ほむら「鹿目まどかさん……あなたがこのクラスの保健係よね?
    保健室に連れて行って欲しいのだけど、お願いできる?」

まどか「あ、えっと……う、うん。良いよ」




まどか「えっと……暁美さん?」

ほむら「ほむらで良いわ」

まどか「ほむら……ちゃん?」

ほむら「何かしら」

まどか「わたしが保健係だって、どうして……?」

ほむら「早乙女先生から聞いたの」

まどか「あっ、そうなんだ……」

ほむら「……鹿目さん」

まどか「う、うん。なに?」

ほむら「もし良かったら……今日一緒に下校してもらえない?」

まどか「へっ?えっと……」

ほむら「駄目かしら」

まどか「う、ううん!駄目じゃないよっ!えっと……他の友達も一緒だけど、良いかな?」

ほむら「構わないわ」

まどか「じゃあ、その……他の子にもそうやって伝えておくねっ」

ほむら「ええ、ありがとう」

……これで良い。
これなら今後、予想もつかないようなイレギュラーがまどかに起こったりしても対処しやすい。
今回は、この子とある程度親しくなっておくようにしましょう。
何も起こらなければそれが一番良いのだけど……。




さやか「おっ、帰ってきた。おかえりーまどか」

まどか「うん、ただいまー。あのね、さやかちゃん、仁美ちゃん。
    ちょっとお願いっていうか、話があるんだけど……今日の放課後って、寄り道したりする?」

仁美「?私は特に用事もないので、寄り道しても構いませんけど……」

さやか「何?どっか寄りたいとこでもあるわけ?」

まどか「あ、ううん。そうじゃなくて……今日ね、ほむらちゃんと一緒に帰ることになったの」

さやか「へっ?ほむらちゃんって……転校生の?暁美ほむらさん?」

仁美「まあ、まどかさんってば、あの短い間に暁美さんと親しくなられたんですの?」

まどか「そう、なのかな?よく分かんないけど……
    でも、ほむらちゃんの方から『一緒に帰ろう』って」

さやか「へー。第一印象からとてもじゃないけど想像できないなぁ。
    まどかぁ、あんたあの子に気に入られちゃったみたいだね!
    まー確かにあんたって親しみやすそうだしねー。あははっ!」

まどか「そ、そうかな?」

仁美「はっ!もしかして一目惚れ……」

さやか「いや、そこまでは言ってないけどさ」

まどか「えっと、それで……」

さやか「あーごめんごめん。一緒に帰るって話ね。良いよ、もちろん!
    転校生と仲良くできるってんなら文句なんか無いしね!」

仁美「ええ。私も大歓迎ですわ」

まどか「そっか、良かったぁ。えへへっ、放課後が楽しみだね」

放課後

さやか「いやー、まさか転校生の方から直々にお声がかかるなんてねえ!」

ほむら「ごめんなさい、突然一緒に帰ろうだなんて言い出して」

仁美「いえ、少し意外でしたけど大歓迎ですわ!とても嬉しいです」

まどか「えっとね、今日はみんなで近くの喫茶店に行こうと思ってるんだ。それでも良いかな?」

ほむら「ええ、構わないわ」

仁美「良かったぁ。デザートの美味しい、良いお店ですのよ?」

さやか「よし、そうと決まれば早速行こー!案内したげるよっ!」

ほむら「ありがとう、楽しみね」

カフェドゥマゴ




まどか「あっ、わたしの家こっちだから。じゃあねほむらちゃん、また明日ね!」

ほむら「ええ、さようなら」

結局……今日もキュゥべえは姿を現さなかった。
これはやっぱり、まどかの存在にまだ気付いていないということ?
……それならそれで良い。
どうせならこのままずっと気付かずに居てくれれば良いんだけど……
流石にそれは楽観的過ぎるわね。

取り敢えず、今日はこのまま魔女退治に行きましょう。
グリーフシードのストックも欲しいし。

……そう言えば、まだ巴さんに会っていないわね。
出来れば数日以内に、折を見てこちらから接触しに行った方が良いかも知れない。
彼女にも何かイレギュラーが起こっていないかどうか、確認しておく必要もあるでしょうし。
杞憂で済めば良いのだけど……。

翌日

億康「て……『転校生』だとォ~~~~?」

仗助「ああ……。昨日よォ、マミの通ってる中学校に『転校生』が来たらしーンだよ」

億康「エッ!ち、中学校?」

仗助「?それがどーかしたかよ」

億康「い、いやッ。な、なんでもねーよォーーーっ。
   (まさかあのナイスバディで中坊だったとはなぁ~~)」

康一「……それで、その『転校生』が……
   『時を止めるスタンド使い』かもしれない……っていうことだよね」

仗助「そーだな。ちーっとタイミングが良すぎっからよォ。
   気にし過ぎってこたぁねーと思うぜェ~~」

億康「で、でもだとすりゃあよォーーー。マミのやつが危ねーんじゃあねーのかァ?
   『敵』が転校してきたなんてよォ~~~~!」

仗助「今ンとこは心配ねーだろうぜ。
   向こうもマミのことは知らねーはずだし、マミにも散々忠告しておいたからよォ。
   ただまあ……早めに詳しく話を聞いておいた方が良いことにゃあ変わりねーけどな」

康一「できれば承太郎さんにも手伝って欲しいんだけどなぁ~~~」

仗助「そりゃあオレもそー思うけどよォ。どーやらかなり忙しいみてェなんだよなぁ~~~。

   ま……あの人に頼ってばっかってのもアレだしよぉ~~~。
   ここは承太郎さん抜きで、いっちょやってみよーぜェ」

康一「そうか……うん、そうだね。それじゃあ、早速見滝原に行こう!」

億康「おう、それが良いぜっ!マミのことも心配だしなァ~~~っ」

見滝原

億康「……つってもよォーー。マミは今学校なんだよなァ~~?」

仗助「かと言ってそれまで何もしねーってわけにゃあ行かねーだろ~~~?
   あいつの学校が終わるまでよォーー。オレたちでやれることをやっとこーぜェ」

康一「じゃあ、今日の夕方くらいまではボクたちだけで……」

QB「やあ。やっぱり来てくれたね」

康一「わァッ!?な、なんだキュゥべえかぁ。びっくりさせないでよ、もおーー」

仗助「…………」

億康「キュゥべえよォ~~~。おめー何か分かったりしてねーのかァ?」

QB「残念だけど、まだ何も情報は入ってないよ。僕も調べてはいるんだけどね」

仗助「ふぅ~~ん……。おめーも案外役に立たねーのな~~」

億康「おいおい……そんなハッキリ言うこたぁーねーだろうがよォ~~~」

仗助「……こいつならよぉ。壁すり抜けたりとかしてよォ~~。
  もっと色んなこと調べられるんじゃあねーかって思ってよォーーー」

QB「そう簡単にはいかないよ。元々手がかりなんて無いに等しいんだから、仕方ないじゃないか」

康一「そーだよ仗助くん。キュゥべえだって頑張ってくれてるんだからさ~~」

仗助「……ああ、そーだな。悪かったよ」

QB「気にしてないよ。それはそうと、君たちはこれから見滝原で例のスタンド使いについて調べるつもりかい?」

億康「おう、そのつもりだぜェ」

QB「なら、今日はこの町の調査は君たちに任せても良いかな。僕は周辺の町を少し調べて回るよ」

仗助「やけに積極的に協力してくれンだなァおめーよぉーー」

QB「魔法少女に被害が及ぶ可能性がある以上、放っては置けないからね」

仗助「へェ……そーかい」

QB「それじゃ、僕はもう行くよ。何かあれば報告しよう、お互いにね」

見滝原中学、放課後

さやか「いや~っ、今日もよく勉強したなーっと!」

仁美「ふふっ……それじゃ、帰りましょうか。えっと、今日も確か……」

まどか「うんっ。昨日の続きで、ほむらちゃんのために町を案内するんだよね!」

さやか「そーそー。というわけで……おーいほむらー!帰るよー!」

ほむら「……ええ。今日は、どこを案内してくれるのかしら」

まどか「今日は公園だよ。噴水なんかが綺麗で、散歩したら気持ち良いんだー」

ほむら「そう……それは楽しみだわ」

さやか「よしっ!それじゃあ公園にしゅっぱ~つ!」

公園

さやか「あたしさー、実はこの公園、こうやってのんびり歩いたりしたことあんまりないんだよねー」

まどか「えっ、そうなの?」

仁美「まどかさんはここでお散歩したりするんですの?」

まどか「うん。休みの日なんかは、家族で来たりするんだ」

さやか「へー、なんか良いね、そういうの。たっくんが居るからっていうのもあるかも知れないけど」

まどか「ほむらちゃんが前居たとこには、こういう公園ってあった?」

ほむら「公園はあったけれど……この公園ほど大きくもなかったし綺麗でもなかったわ」

さやか「そーかそーか!それなら存分に堪能してくれたまえ~?」

まどか「あははっ、なんでさやかちゃんが自慢……ん?」

仁美「まどかさん……?どうかしましたの?」

まどか「あ、ううん……ちょっと、あそこの人たちが気になって……」

さやか「え?うわっ、ガラ悪いなあ~……。まさに不良って感じ。見滝原にもあんなの居たんだ……」

仁美「高校生、でしょうか……?な、なんだか少し、怖いですわね」

ほむら「……!」

あの人たちは……間違いない、一週間前にも見た3人組。
何を持って……新聞に、雑誌?
それも、あんなにたくさん……。
何かを調べている……?
でも一体、何を……。

さやか「良いみんな?今からあの不良たちの近く通るけど、素通りだよ素通り!
    目が合って因縁つけられたりなんかしたら困るからね!」

まどか「う、うん……」

ヘアースタイルのことには触れるなよ! 絶対触れるんじゃないぞ!

???「フン、牛の糞の様な髪型だな」




億康「オレぁよぉ~~~こーいう文字ばっか見てると頭イタくなってくるんだよなァ~~~」

仗助「…………」

億康「新聞とか雑誌とかよォ~~~普段全然読まねーンだしよぉ~~~~」

康一「…………」

億康「チェッ。よくおめーらそんなに集中して読めるよなァ~~~。
   え~っとなになにィーーー?××党議員、不正……あっダメだッ!
   議員とかそーいう文字見るだけでよォ~~~頭がフットーしそうだよお~~~っ」

仗助「うるせええーーーッ!黙って読めっつゥーんだよおおコラあああッ!
   オレだって慣れねーモン無理して読んでんだからよおおおーーーーッ!」

康一「でもなかなか見付からないねえーー……。どれもフツーの事件っていうかさぁ~~。
   スタンド使いが関係ありそーな事件じゃあないんだよねェ~~~」

おい見ろよ!あいつ頭にハンバーグ載せてるぜ!ギャハハ

今夜のおかずはハンバーグかな

会話の再現度高いな。脳内再生が余裕すぎる




まどか「……よ、良かったぁ。話しかけられたりしないか、ちょっとドキドキしちゃったよぉ……」

仁美「それにしても、何をしてらしたのかしら?あんなにたくさんの新聞や雑誌を読んで……」

さやか「『なんたら使い』の事件がどうこうとか言ってたけど……。
    学校で調べモノの課題でも出されたんじゃないの?社会の授業か何かでさ。
    不良にしちゃー真面目って感じもするけど」

ほむら「…………」

『スタンド使い』……確かにそう聞こえた。
彼らはその『スタンド使い』という何かに関係している?

……流石に気にしすぎかしら。
美樹さんの言うとおり、課題で調べものをしているだけの学生という可能性だって十分あるのだし……。
イレギュラーのおかげで、少し神経質になりすぎているのかも知れない。

行かんぞ歯科医?

さやか「さて、そんじゃー公園案内の続きを……」

   「うえぇえええ~~~ん!」

さやか「っ!?こ、子どもの泣き声?」

仁美「さっき私たちが来た方向から……あっ!あそこですわ!」

   「パパぁ~~~!どこぉ~~~~!えぇえ~~~~ん!」

ほむら「……あの子、もしかして……」

まどか「た……タツヤ!?どうして……も、もしかしてパパとの散歩にはぐれて……!」

さやか「!ま、まどか!たっくん、さっきの不良のとこに歩いてくよ!」

まどか「う、嘘……!」

ここでたっくんが仗助の髪形見て、変な髪形wwwwとか言ったりしたら・・・

タツヤ「パパぁ~~~!パパぁあ~~~!うえぇええ~~~~ん!」

億康「ン……?なんだありゃあ」

仗助「『父親』を探してるみてーだなァ。迷子じゃあねーのか?」

康一「そーみたいだね……大丈夫かなぁ」

タツヤ「うええぇええ~~~~ん!あうっ!」

康一「あっ!コケた!」

タツヤ「うっ……うわあぁああああん!いたいよぉおお~~~!パぁパぁああああ~~~~~!」

仗助「……お~~~いボーズ。怪我したのかァ?どーれちょっと見せてみなよ」

タツヤ「うえぇえええ……。……?……?」

仗助「ほれ、なんでもねーだろォ?怪我なんかしてねーよぉ~~~」

タツヤ「……ありがと、おにいちゃ!」

仗助「もうコケたりしねーように気ー付けろよ~~~?
   それからよォ~~おまえも男なら簡単に泣いたりすんじゃあねーぞ?次からはよー」

タツヤ「うん!なかない!」

まどか「た、タツヤ!大丈夫!?」

仗助「ン?」

タツヤ「あっ、ねっちゃー!」

康一「アレっ。きみ、その子のお姉ちゃん?」

まどか「は、はい……」

億康「姉ちゃんよォ~~~。弟から簡単に目ェ離すモンじゃあねーぜェ~~~~?
   ワリー奴らになんかされちまったら大変だろぉーーーー?」

まどか「っ……!ご、ごめんなさい!ごめんなさい……!」

億泰……

弟として、ふがいなさそーな兄姉は気になる所なんだろ

さやか「まどか!あ、あんたいきなり走り出して……!」

仁美「ま、まどかさん、大丈夫ですの?」

まどか「あっ……みんな……!」

ほむら「っ……」

億康「ンン?なんだァ~~~?」

さやか「…………!」

億康「……?」

さやか「…………」

億康「……オイ仗助ェ~~。なんでオレたち、こんな睨まれてんだァ~~~……?」

仗助「そりゃあおめー……ガラ悪いからだろ。それにさっきのおめーはよォ。
   どーみてもそこの姉ちゃんに絡んでるよーにしか見えなかったぜぇ~~?」

億康「な、なにィ~~~~っ?」

康一くんは親しみやすそうなやつだから何とか緩衝材になってくれるはず

康一くんも割とキマった髪型してるし…

億康も見た目がアレなだけで親しみやすいやつなんだけどなぁ

一時はトゲ髪を切ってレンコンみたいになってたからな

仗助は髪型以外は優しいお兄さんなんだけどねww

あと>>1よ億泰の漢字間違ってるぞ

個人的には噴上裕也がモテるのは何でだろう……
マメな性格だから?

イケメン暴走族だから

億泰「オイおめーら!そりゃあ誤解ってモンだぜぇーーーーっ!オレらは別によぉーーーっ!」

まどか「ひっ……!」

康一「も、もぉ~~!億泰くんはちょっと静かにしててよぉーーー!
   余計に怖がらせちゃうじゃあないかぁ~~~~!」

仗助「ワリーな、ビビらせちまってよーー。
   まっ、オレらがなンもしてねーしするつもりもねーってのは本当だからよォ。
   安心して弟連れて散歩の続きでもしてくれて良いぜ~~~」

さやか「……みんな、行こっ!」

まどか「う、うん……」

タツヤ「おにいちゃ、ありがと!ばいばーい!」

まどか「えっ?『ありがと』って……えっと、この子に、何か?」

仗助「さっき言っただろ?なンもしてねーってなァ。
   そんじゃッ、オレらはもう行くからよーー」

噴上裕也はカッコイイよ。エニグマ戦最高すぎ

180もあるいかつい男は別に人相が普通でも怖いよな

億泰「おめーらももう行きな。親父さんも心配してるだろーしよォ~~~~」

まどか「あっ、そ、そっか!パパとはぐれたんだよね、タツヤ!」

仁美「でしたら、早くお父様を見付けてさしあげないと……」

さやか「なんか立場が逆なのが変な感じするけど……早い方が良いよねっ」

ほむら「…………」

仗助「ン……?なんだ?まだ何かあンのかよ?」

ほむら「……いえ……」

さやか「ほらっ!何してんのほむら、早く行くよ!」

ほむら「……ええ、ごめんなさい。今行くわ」

仗助「……?」

ほむら「…………」

彼らは……あの様子を見ると、悪い人間じゃないのかもしれない。
だけど、間違いない。
彼らもまた、例の『使い魔』と同じくらい……いや、それ以上のイレギュラー……!

まどかの弟……タツヤくんがコケた時、あの子は間違いなく怪我をしていた。
なのに、あの一番背の高い彼が触れた瞬間、その怪我が治った……。
それだけじゃない、一瞬……本当に一瞬だけど、あの子に触れる瞬間……
彼の手から、もう1つ『手』が現れた……!

あまりに一瞬過ぎて他のみんなは『気付かなかった』のか、
それとも『見えていなかった』のか、それは分からない。
でも、怪我を治したのはきっと、あの『手』の力に違いない……!

そんなことが出来るのは、魔法少女以外にあり得ない。
でも、どう考えても彼は魔法少女なんかじゃない。

まさか……魔法以外にも、不思議な『力』が存在するということ……?

むしろ杖助だったから良かったんじゃないか?

195センチの巨漢のイカツイ男がつっ立ってたらたっくんはまず泣く。その後まどか達にも若干恐怖心が…

つーか“じょうすけ”の“じょう”が漢字で出ない。8部なら出るけど

「つえ」で出るんじゃないか

仗助
承太郎
一発変換できる、そうiPhoneならね

とりあえず「へいじょう」で出る

あの『力』は何か魔法と関係がある……?
そう考えると……彼らの言ってた『スタンド使い』という言葉が更に気になってくる。
『魔法使い』のような……そんなニュアンスにも聞こえてくる。

一瞬で怪我を治す不思議な『力』、もう1つの『手』……。
あの人以外の2人は、彼の『力』について知ってる……?
それともまさか、同じような『力』を持っている……?
もしかして『スタンド使い』とは、その『力』を持っている人間のこと……?

……わからない……。

とにかく、彼らのことを少し探らないと……

知久「タツヤぁーーーー!どこだぁーーータツヤぁーーーーーッ!」

まどか「あっ、パパ!」

知久「タツヤ!それに、まどか!?どうして……?」

まどか「みんなで公園歩いてたらね、偶然見付けたんだ」

知久「そうか……ありがとう。見つかって本当に良かった……。
   こら、タツヤ?もう勝手に居なくなったりしちゃ駄目だぞっ?」

タツヤ「ごめんなさぁい」

仁美「でも……案外すぐに見付かって良かったですわね」

さやか「うん!これで一件落着、だね!」

……ちょうど良かった。
これで気兼ねなく彼らの後を追える。

ほむら「ごめんなさい……大切な用事を思い出してしまって。先に失礼するわ」

まどか「えっ?ほ、ほむらちゃん?」

さやか「そんな急に……って、行っちゃったよ」

仁美「そんなに大切なご用事だったのでしょうか……?」

今日はこのくらいにしておきます。
億泰の字間違えてすみませんでした。

あと、所用により次の更新は日曜か月曜の夜になります。

乙ッ!

おつおつッ!億泰や仗助は一発変換じゃ出てこないから困る

いやいや、更新かなり早かったからゆっくりでもいい感じ
そして乙。大きな粗もなくスムーズに内容が組んであって凄く面白い
次回の更新に期待期待

スタンドに魔法攻撃が当たる理由や、矢とキュウベェの共通点説明が上手くて感心するわ


たっくんスタンドの才能あったりしてな

まどかが概念化した後でも覚えてるし、四部だと吉良(整形後)の息子(名前なんだっけ)に近いか?

川尻早人の事かな?

億泰の「頭がフットーしそうだよお~~~っ」
に吹いたわw

面白いけど外野がうるさい
投下中くらい少しは自重してくりー

書き手の心に寄り添えない(笑)

>>223
雑談と見せかけて規制回避支援だから(適当)

>>225
ここは支援いらないぞ

じゃあ投下中はできるだけ自重する(素直)

絶対にやらないとは言ってない(ゲス顔)

漢字の単語がカタカナになってあいうえおが伸ばし棒になるところとかすごい億泰っぽいなあ
と思いました。

仗助がいるから、さやかは契約しないのかな

さやかが契約後にクレイジーダイヤモンドの能力を知る可能性も微レ存

そんなことしたらさやかちゃんが死んじゃう


クレイジー・Dはソウルジェムの穢れを回復させる事は出来るのかな?

病気が治せないからムリポ
しかしパールジャムならいけるッ!

ジャムでも精神面からくるジェムの穢れの促進を抑えるってのが限界だろうなぁ
精神状態が悪いと濁るけど精神状態がいいからって浄化できませんし

セト神で幼くしたらどうだろ

>>234
というよりソウルジェムは物体だから穢れた状態というより色を元に戻す事は出来るんじゃね?

マミさんには是非マミられて欲しいそれをあっさり直すクレD
マミられてもソウルジェムが無事で肉体損傷が直ったら普通に生き返りそうだな

>>237
精神がマイナスに行くのが穢れだから、食べて超幸せになるトニオさんの料理が作用し!魔法少女自身の肉体と精神がソウルジェムを浄化するのだ!

最後に一つ加えるなら、万能じゃないから無理なものは無理。死んだものが蘇らないように
だから所詮雑談なので、作者さんには自由に書いて欲しいです
長文連投申し訳ない

トニオさんに岸辺露伴にくそったれ仗助と
よその作品に出張させたら大変なことになる奴らが揃ってるな、四部。
物語の根本的な問題をうっかり解決しかねないから2次創作する上ですごい扱いづらそうだ。
だから一層こいつらが出てると期待しちゃう。

>>241
露伴ちゃんがヘブンズドアーで速攻事情把握はもう様式美よ

googleIMEだと承太郎も仗助も億泰も一発で変換してくれるな。
驚きなのは徐倫ですら変換候補に入っていること。

ジョジョSSスレが雑談で埋められて行くのはもはや恒例だな
毎度のことながら少しは自重しれ

>>241
戦闘分野では強いのはそんなにいないけど、日常生活に関してはとんでもなくチートなスタンドが多いというのが4部の印象

戦闘分野でも強すぎるだろ
ただ本体が他の部に比べて戦いなれてないだけ

ザ・ハンドなんか恐ろしすぎるよな。本体がアホのおかげでアレだけど

>>219 数年後リーゼントの髪型のタツヤが

タツヤ「ハッキリとは覚えてないけど、あの時助けてくれたお兄ちゃんに憧れて同じ髪型にしてるんだ」

こうして黄金の精神は受け継がれてくのか…

ssスレでは黙れ

お前ら雑談しすぎや、下手したらネタ潰しになるかもしれないって事を少しは考えろや

出たぜ。我が家のおりこーさんが意見出しやがったぜ

ウダラなにくっちゃべっとんがァー!
ワルプルギスみてーな髪型刈り上げっぞコラァー!

ネタつぶしはまじやめろ

雑談で流れるのは、ジョジョ系SSの宿命みたいなもんだしな……
考えてたネタを先に言われても、>>1は気にせず書いてほしい

口をすっぱくして自治するほどのもんでもないけど、自重は覚えておくべきかな

まあ語りたがりが多いからな

雑談やめろって自治で埋めてんじゃ世話ねーな。雑談ばっかのやつも糞だけど

これは突っ込み待ちなのか

VIPと違って次スレありだから雑談は良いと思うが展開予想とかクロス考察だけは自重して欲しい

気を付けろ!スタンド攻撃を受けているッ!

ジョジョSSでも俺みたいにレスあんまりつかない場合もある…
>>1がうまいんだろな

みんなジョジョ好きすぎるだろwwwwwww落ち着けwwwwwwwww

みんなジョジョ好きすぎるだろwwwwwww落ち着けwwwwwwwww

大事なことなので(ry

やたら伸びてると思ったらこれだよ

何人SS書きを追い出しても懲りないみたいね




億泰「しかしよォーー。あんだけ調べたのに結局見付からなかったよなぁ~~~。
   スタンドと関係ありそーな事件がよぉ~~~」

仗助「まー敵も馬鹿じゃねーってことなンだろーなァ」

康一「マミさんからの情報で何かわかれば良いんだけどなぁ~~……」

QB「今からマミのところに行くのかい?」

康一「うわア!?だからさぁ~~!急に出てくるのやめっててばぁ~~~」

QB「ところで、今日1日調査の方はどうだったんだい?
  何か新しくわかったことはあったのなら聞かせて欲しいんだけど」

仗助「残念だが何もねーよ」

億泰「おめーの方はどーだったんだァーー?この辺りの町を調べたんだよなぁ?」

QB「こっちも残念だけど、例のスタンド使いに関する情報は何も得られなかったよ」

億泰「ウヘエ~~マジかよぉ~~~」

QB「流石にこんなに短い期間じゃそう簡単には見付からないよ。
  僕だって、本来の役目を忘れるわけにもいかないからね」

仗助「『本来の役目』ねェ~~……。おめーはそっちの方が大切なんだもんな」

康一「それで、キュゥべえは今からどーするの?一緒にマミさんのところに行く?」

QB「いや、やめておくよ。スタンド使いとは別の件で少し気になる子たちが居てね。
  この後、もう少しその子たちの様子を見るつもりなんだ」

億泰「それってよぉ~~。『魔法少女』の素質アリ!ってことかァ?」

QB「そういうことだね。それじゃ、そろそろその子のところに行くとするよ。
  マミとの会話で何か新しい情報が得られることを祈ってるからね」

康一「ウン。じゃあねーーキュゥべえ~~~」




ほむら「っ……」

見間違いでも聞き間違いでもない。
今彼らは間違いなく……キュゥべえと、会話をしていた……!

まさか魔法少女以外にもあいつの姿が見えるなんて……。
あいつの姿が見えるということは、やっぱりあの『力』は魔法と関係がある……?
しかもキュゥべえだけじゃなく、巴さんとも関わりがあるみたいだった。
巴さんとは一体、どういう関係なの……?

あの『力』は魔法と同じもの?
それともよく似た別のもの……?

それにキュゥべえのことが見えていたのは、怪我を治した彼だけじゃない。
他の2人もだった。
ということは、3人ともがあの不思議な『力』を持っているということ……?

彼らの『力』は一体何なの?
彼らはキュゥべえとどういう関係なの?
あいつと契約してあの『力』を得たの?
彼らの目的は何なの?
私の敵なの?味方なの?

っ……どうする……。
このまま後を追えば、巴さんとの会話で何か分かることがあるかも知れない。

この機を逃せば、彼らに気付かれずに素性を探ることはかなり難しくなる。
こんな何も分からない状態で彼らに直接接触するのはあまりに危険。
巴さんに訊くのも……彼らとの関係が分からない以上、不安がある。
だけど今彼らを追えば、きっと何か得るものはあるはず。

でも、ダメだ……。
さっきのキュゥべえの発言から考えて、あいつがまどかの存在に気付いてしまったと考えて間違いない。
もうキュゥべえは居なくなってしまった。
早く行かないと、まどかに接触されてしまう。

……仕方ない。
彼らのことを探るのは、一旦諦めよう。
まどかのことが最優先だ。
今からなら、キュゥべえより先にまどかの家に着ける。
先回りして、見張っていよう。




億泰「オッ!居たぜェーーっ。よォーーマミぃ~~~」

マミ「あっ……こんにちは。東方さん、広瀬さん、虹村さん。
  ごめんなさい、わざわざこっちまで来てもらったりして……」

康一「手伝ってもらってるのはこっちなんだし、トーゼンだよ~~」

仗助「まっ、どっちにしろ今日はこっちでイロイロ調べる予定だったんだしなァ~~~。
   それより、さっそく話を聞かせてくれよ。『転校生』についてよぉーーー」

マミ「はい。私も今日、自分なりにその子について調べてみたんですけど……。
  転校してくる一週間前くらいまで、病院に入院してたみたいなんです」

億泰「入院ン~~~~?」

康一「それって怪我?病気?」

マミ「心臓の病気で、かなり長い間入院してたそうです」

仗助「『心臓の病気』か……。『矢』とは関係なさそーだな」

マミ「はい、その病気は『原因不明』なんかじゃないと思いますし……。
  多分『病気』自体は『スタンド能力』には関係ないんじゃないかと……」

億泰「それで?他には何か分かったことはネーの?そいつの名前とかよォ~~~」

マミ「あっ、そうでした。その子の名前は、『暁美ほむら』というらしいです」

康一「へ~~。ちょっと変わった名前だね。
   苗字みたいな名前っていうか、名前みたいな苗字っていうか……ン?」

仗助「『暁美ほむら』……?」

億泰「?どーしたよおめーら?」

康一「待てよ……その名前、何か聞き覚えがあるぞ……」

仗助「おめーもか康一……。オレもだよ、確かに聞き覚えがあるぜ……。
  『暁美ほむら』……『暁美』……『ほむら』…………アッ!?」

康一「そ……そうかッ!お、思い出したぞ!」

億泰「なっ、なんだよォ~~~!何を思い出したんだよぉ~~~~~っ?」

マミ「な、何か心当たりがあるんですか?」

康一「今日公園で会った『あの子』ッ!
   最後まで残っていた『あの子』が確かに!『ほむら』と呼ばれていたッ!」

億泰「え!?そ……そー言えばそーだったぜェ~~~ッ!
   あんときゃあ『ほむら』って苗字かと思っていたがよォ!
   そーだ!確かあいつらの制服、マミのやつとおんなじじゃあねーかッ!
   つーこたァよぉ……アイツが例の『転校生』ってことかァ~~~~!?」

マミ「あ、会ったんですか?『暁美ほむら』さんと……!?」

仗助「ま、待て!もしアイツが本当に『暁美ほむら』で、しかも『スタンド使い』だとすりゃあ……。
   『クレイジー・ダイヤモンド』を見られたかもしンねーってことだぜ~~~ッ!?
   オレがあの子どもの傷を治した時によォーーっ!」

康一「ということは……か、彼女が敵スタンド使いなら、ボクたちを放っておくはずがない……。
   ま、まさか!あとをつけられているんじゃあないのかッ!?」

流石 歴戦の高校生

億泰「な、何ぃ~~~~!?ど、どこだ!どこに居やがるッ!?」

康一「ッ…………!」

マミ「み……見滝原中の制服を着ている人は居ませんね……」

仗助「あ、ああ……。どーやら、アイツは近くには居ないみてーだな……」

康一「ホッ……。よ、良かったああ~~~」

億泰「つ、つけられてねーってこたぁよォ~~……。
   『クレイジー・ダイヤモンド』は見られなかった、ってことかァ……?」

康一「多分、そーいうことじゃあないかな……。だって、もし『見られていた』とすれば……
   この前の『エコーズ』への容赦のない攻撃から考えて、ボクたちのことを放っておくはずがない!
   『邪魔者』を抹殺しようと付け狙うはずだ……!」

仗助「だがよぉ……『疑い』くらいは持たれたかもしンねーなァ……」

康一「う……『疑い』?それってどーいう……」

マミ「あ、あの……ごめんなさい。ちょっと話が分からないんですけど……。
  今日ここに来る前に『何があった』のか、教えてもらえませんか……?」

康一「あっ。そ、そうか、ゴメンゴメン。説明するよ」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

なんで殺そうとしてきてる事前提なんだよw
いや、ジョジョ的にはそれで良かったんだろうけど

ジョルノなら尾行している時にすでに気が付くな
あいつは完璧超人すぎるが……

>>278
アイツらは強いってより便利なスタンドだよな
その代わり本人達の戦闘能力が高いが

>>277
そりゃ康一のエコーズが蜂の巣になったからだろ。
半分事故だけど

マミのときと同じで使い魔に間違えられてるとは思わんのだろうかww




マミ「――そんなことが……。それで、その『ほむら』と呼ばれた子の反応が
  少し気になった……ということですね?」

仗助「ああ……他の奴らはみんな行っちまったのに1人だけ残ってよぉ~~……。
   ジッとオレのことを見てやがったんだよ。友達の1人に呼ばれてすぐ行っちまったけどよォ」

康一「つまりあの子は、『クレイジー・ダイヤモンド』は見えていなかったとしても
   『怪我が一瞬で治った』のは見ていたかもしれない……そーいうこと?」

仗助「しかも重要なのは、『オレを見ていた』っつーことだぜェ。
   『オレを見ていた』ってこたぁよォ~~。『オレが怪我を治した』って、そー考えてるってことだろォ?
   もしアイツがスタンドのことも何も知らねー一般人ってンならよォーーー。
   怪我が治ったのを『見間違い』と思うのがフツーじゃあねーのか?」

康一「た、確かに。『怪我が一瞬で治る』なんてことより、
   『自分の見間違い』と考える方がどー考えても現実的だ……!」

億泰「ムズカシイ話はよくわかんねーけどよォ~~~。
   結局アイツはスタンド使いってことで良いのか~~~~?」

仗助「アイツの反応を見ると多分そーだろォなあってことだよ。
   で、『クレイジー・ダイヤモンド』を見られてなかったとしても、
   オレたちに多少の『疑い』はかかった可能性がたけーってことだぜ……」

>>281
最初から敵の可能性が高いってつもりで来てるからな…ジョジョキャラだし簡単に「偶然」じゃ済まさないからな
ジョジョの物語だと偶然って事が少ないし

康一「でも、だとするとだよ?
   どうしてその子がボクたちを『放っておいている』んだろう……?」

仗助「それがわかんねーんだよなァ~~~。
   本当にアイツが例のスタンド使いならよォーーー。
   康一の言う通り、『スタンド使い』の疑いがある奴を放っておくわきゃあねーンだけどよォーーー」

マミ「…………」

仗助「ン?どーしたマミ?何か言いたそうな顔してよー」

マミ「あの……もしかしたらなんですけど……。その子が東方さんをジッと見てたのは、
  怪我や『スタンド』とは関係ない……ということは考えられないでしょうか……?」

康一「?『スタンド』と関係ないって、その子が『魔法少女』ってこと?」

億泰「でもよォーー。キュゥべえは『魔法少女』のことは全員知ってんだろ~~?
   そのキュゥべえが『時を止める魔法少女は居ない』って言ったんだしよ~~~」

マミ「あ、いえ。キュゥべえの言葉を疑うんじゃなくて……。
  えっと……東方さんの『頭を見ていた』……ということは?」

康一&億泰「えっ!?」

仗助「……どーいう意味だ、そりゃあ?」

あかん

その子が魔法少女って発想が無いのだろうか…
いや、そうしたら今度はマミさんからの印象も悪くなるんだろうけどね…マミさんて敵対相手(と思ってる相手)の話全く聞かないしね

マミ「だって東方さんの頭ってハンバーグみたいじゃない? ふふっ」

マミ「え?その……東方さんの髪型って、あまり見ない珍しい髪形だから……」

康一「……!」

億泰「……!」

仗助「……まっ、確かによォ~~。そーそーあるヘアースタイルじゃあねェよなーー」

康一&億泰(セッ……セエエエエ~~~~~~フッ!)

康一(あ、危ない!もしマミさんが少しでも何か『けなす』ような言葉を口にしていれば、
   また仗助くんが逆上してしまうところだった!)

億泰(め、『珍しい』なんてのは誉めてるようにも聞こえるからなァ~~~。
   そいつがラッキーだったぜぇ~~~~っ)

仗助「でもよォ~~~~。アレはそんな感じの目じゃあなかったぜ?
   視線もオレの頭じゃあなくて顔に向いてたしよォ~~~~」

「変わった」とかだったらアウトだったな……

ぼこぼこにされる豆腐さんもそれはそれで見たかった気も…

>>286
>>284

>>291
あ、言ってたか

マミ「そうですか……。じゃあ、やっぱりよく分かりませんね……。
  『東方さんを見ていた』ことからは『暁美ほむらさんはスタンド使い』と考えられる。
  だけど、『東方さんを放っておいている』ことからは、そうは考えられない……。
  つまり結局その子がスタンド使いなのかそうじゃないのかは、はっきりしないということに……」

仗助「まあ、『放っておく』理由ってーのがあるかもしンねーけどよーー。
   それもあくまで『可能性』でしかねーンだしなァ~~~」

康一「よく考えたら……『ほむら』っていうのも『暁美ほむら』じゃあないかも知れないんだ。
   『穂村』っていう苗字かも知れない……そう考えることだってできるんだよね……」

億泰「そ、そんじゃあよぉ~~~。結局なンにもわからねーってことかよォ~~~~?」

仗助「イヤ、そーとは言えねーぜ。少なくとも1人、『要注意人物』は見付かったわけだしよォーー。
   顔がハッキリしただけでも収穫ってモンだろ?」

億泰「あ~~~言われてみりゃあそーだな。
   あの女に会ったら気を付けりゃあイーってことだもんな~~~」

マミ「ごめんなさい……私が暁美さんの顔の特徴でも調べられていれば……」

康一「いーよいーよ!気にしないで!
   マミさんが名前を調べてくれてたおかげで、ボクたちもピンと来たわけだしさぁ~~!」

マミ「キュゥべえが手伝ってくれればもう少し分かることもあると思うんだけど……」

億泰「!その通りじゃあねーかッ!あいつなら壁すり抜けたりよォ~~!
   もっとイロイロわかんじゃあねーかよーーーっ!」

康一「キュゥべえにはまだ、彼女のことは話してないの?」

マミ「はい……。話そうとは思ってるんですけど、昨日からキュゥべえ、帰ってきてなくて。
  頑張って調べてくれてるのは良いんだけど……」

仗助「……そーでもねェみてーだけどな~~。
   今はどっちかっつーと『魔法少女』の勧誘をガンバってるみてーだぜ~~~?」

マミ「えっ!そ、そうなんですか?まあでも……それが本来の仕事ですものね」

仗助「まーどっちにしてもよォーー。オレはあいつに何かやれることがあるとは思えねーけどなァ~~」

康一「?どーして?キュゥべえならイロイロ調べられそうだけど……」

仗助「だってよ~~~。あいつ、見た目がまるっきり『スタンド』だろ?
   もし『暁美ほむら』がスタンド使いなら、たぶん見付かった瞬間にやられちまうぜェ?
   康一の『エコーズ』みてーによぉ~~~」

マミ「そ、それは……。確かに、その通りかも知れませんね……」

億泰「ああ……流石にそりゃあ危ねーなァ……」

康一「じゃあ、キュゥべえに単独で調べてもらうっていうのはやめた方が良いかもね……」

マミ「そう、ですね……。次に会った時に、キュゥべえにそう言っておきます」

仗助「それが良いぜ。そンで、どーだ?今日話すことはこんくらいかァ?」

億泰「ン~~~。まっ、そーじゃあねーの?ンじゃあよー、オレたちはそろそろ行くとすっか~~~」

康一「ホテルで宿泊かぁ~~~。不謹慎かも知れないけど、
   こーいうのって初めてだからちょっとワクワクしちゃうなぁ~~~」

マミ「え?今日はこっちに泊まるんですか?」

仗助「まーな~~。どーせ明日も学校は休みだしよォーーー。
   いちいち杜王町と往復するってのもメンドーだと思ってなァ」

マミ「あの……それはちょっと、危ないんじゃ……?
  暁美さんがスタンド使いと仮定して……彼女が今この近くに居なくても、
  同じ町のホテルに泊まるのはやっぱり……」

仗助「あーー、それなら心配いらねーぜ。泊まるのは隣町のホテルだからよ~~~。
   まっ、理由は安かったからなんだけどなァ~~~」

マミ「あ、そうですか……。隣町なら……まあ、大丈夫ですよね。きっと」

仗助「つーワケでよーー。何かあったらこのホテルに連絡頼むぜ~~~」

マミ「あっ、えっと……」

仗助「?どーかしたかぁ?」

マミ「その……その町にも多分、魔法少女が居ると思うので……。
  多分何も問題はないと思うんですけど、一応そのことは頭に入れておいた方が良いかな、と」

億泰「オウ!大体町に1人くらいは居るんだろ?もーイチイチ驚かねーからよォ~~~」

康一「それじゃあ、また明日~~っ。マミさんも一応気を付けてねーー」

マミ「はい……ありがとうございます」




ほむら「…………」

どういうこと……?
まどかの家の近くでもうそれなりの時間を待っているはずなのに、キュゥべえが一向に姿を現さない。
『これから向かう』と言っていたのだから、もうとっくに来ていないとおかしいはず。

……あいつは確かに『素質のある子たちを見付けた』と、そう言った。
でも、ここに姿を現さない。
それはつまり……まどかのことじゃなかったということになる。

じゃあもしかして、美樹さん?
でも、『子たち』ということは、複数人居るはず。
美樹さんと、誰……?
それともまさか、まどかとも美樹さんとも関係ない、まったく別の誰か?

そう言えば……彼らとの会話の中で、『この辺りの町を調べていた』と言っていた。
それじゃあ、あいつが見付けたという魔法少女候補は、見滝原の子じゃない……?

だとすると、完全に私の杞憂だったということになる。
キュゥべえはまだ、まどかに気付いていない。
こんなことなら、あのまま彼らの後を追っていれば……。

……今更そんなことを言っても仕方ないわね。
まだ気付かれていないのは良いことなんだから、素直に安心しておきましょう。

今日はこのくらいにしておきます。

乙。相変わらず仗助たちの会話再現がグレートです

乙っスよぉ~


ほむらが探っていたのがジョルノじゃなくてよかった
ジョルノは色々飛びぬけているから危ない



あんこちゃん期待



グレートなスレを見つけたぜこいつぁよぉ~



外野は投下中に雑談するのをやめなさい
読みにくい

やめなさい(笑)

何故上から目線?
こういう合間の雑談がssを盛り上げるから皆やってるんだけど

投下中の雑談はここでは嫌がられるだろ
一部の馴れ合いで「盛り上がってる」とか言ってる奴ら正直少し気持ち悪いわ

邪魔だというならID抽出して読め
でも馴れ合いを正当化するのもキモいからわざわざ反論すんな

郷に入っては郷に従えという言葉があってだな

乙!

投下中のレスは楽しいと思う人間も居れば邪魔だと思う人間も居るから>>1以外は解決できねぇ問題だな

なお最終的には掲示板でSSを書くのが悪いという結論に達する模様

や、SS速報で流石にそれは

投下中の外野のレスは嫌われるってのはここの風潮というか特色というかそういうもんだろ

さるよけいらんからなここ

外野レスは図書館で馬鹿騒ぎしちゃうお子様と一緒

ここらでお決まりの伸びてると思ったら

サバイバー発動中

ハイウェイ・トゥ・ヘルでスレを道連れに

マミ宅

QB「ただいま、マミ」

マミ「キュゥべえ!おかえりなさい。魔法少女の勧誘はどう?捗ってる?」

QB「どうして君がそのことを……ああ、彼らに聞いたのかい?
  まあ、勧誘とは言ってもまだ接触はしていないけどね。様子を見ていただけだよ。
  それより、東方仗助たちとの会話で何か収穫はあったかい?」

マミ「ええ。本当は昨日話したかったんだけど……。実はね、昨日、見滝原中に転校生が来たの」

QB「転校生?……そうか、その子が例の『スタンド使い』であるかもしれない。そういうことだね」

マミ「そういうこと。それでね、今日東方さんたちがその子らしい人物に会ったみたいなの。
  転校生の名前は『暁美ほむら』っていうんだけど、
  東方さんたちが会った子も『ほむら』って呼ばれてたらしくて」

QB「なるほどね……。それじゃあ、僕もその『暁美ほむら』について調べてみるよ。
  その子の外見の特徴か何かはわかるかい?」

マミ「あ、でも……キュゥべえが単独で調べるのは危ないわ。
  もし暁美さんが『スタンド使い』だったとすれば、見付かった時点であなたは……」

QB「心配してくれてるのかい?」

マミ「もちろんよ、友達だもの」

QB「……そうか。君の言いたいことは分かったよ。でも外見上の特徴は教えて欲しいな。
  見かけた時に注意するためにも、それを把握しておくのは必要だろう?」

マミ「そうね……えっと、身長は私とあまり変わらないくらいで、黒くて長い髪だったらしいわ。
  それから、整った顔立ちで、カチューシャをしていたみたい」

QB「わかった。なら、その子を見かけたら注意することにするよ」

マミ「うん……。それじゃ、そろそろご飯にしましょうか。ちょうど準備も出来たところだったのよ?」

QB「本当かい?ありがとう、いただくよ」




仗助「オイ億泰~~。おめーさっきからよぉーー。なァにキョロキョロしてんだよ~~~~?」

億泰「決まってんじゃあねーか!『暁美ほむら』の奴が近くに居ねーか警戒してんだぜッ!オレぁよーーー!」

康一「だ、だったらなおさら『キョロキョロする』のはやめた方が良いんじゃあないかなぁ~~。
   そんなことしてたら余計怪しいっていうか、目立つっていうかさぁ~~~」

仗助「それによォーーー。見滝原出るまでにもーどんだけ警戒したと思ってんだァ?
   結局怪しい奴の気配のケの字もなかったじゃあねーか。
   あんまり気ィ張りすぎても無駄に疲れちまうぜェーーーー?」

億泰「で、でもよぉ~~~~!」

仗助「今まで何回か人気のねートコも通ったけどなンにもなかっただろ~~~~?
   もしアイツが後をつけてたンなら、オレたちはとっくに襲われてるだろーぜ」

億泰「そ……そーか?そーだよな、ウン。いやあ~~安心したぜェ~~~~」

仗助(……極端っつーか単純ヤローだなホントによーー)

仗助「まっ、それはそーと……そろそろ着くはずなんだが……ン?」

康一「?仗助くん、何見て……あ、あれは……子ども?」

億泰「なンだぁあ~~~?なんでこんな時間に1人で歩いてんだァ~~~?」

康一「流石にちょっと気になるなぁ……ネェ、きみーーっ」

  「……!」

康一「こんな時間に1人で何してるの?お父さんやお母さんは?」

  「……わかんない」

億泰「お、おいおい~~~。まさか『また』迷子だって言うんじゃあねーだろォなぁ~~~~?」

仗助「1日に2回も迷子に会うかよフツー?まさかこれが『スタンド攻撃』だったりして!
   なんつってなァ~~~~~っ」

億泰「な、何いッ!?『スタンド攻撃』だああ~~~~~ッ!?」

仗助「い、いや……ジョーダンだよ。何も本気にするこたぁねーだろーがよーー……」

  「『スタンド攻撃』……?」

仗助「あーイヤイヤ、なんでもねーよ。それよりよ~~。
   おまえ、自分の家がどこかとかわかんねーのかァ?」

  「わかんない……遠くから来たの」

康一「『遠く』って……もしかしてこの町じゃあないとか?
   だとしたらお手上げだよ~~。ボクたちはこの町ですら何にも知らないって言うのにさぁ~~……」

億泰「ここはやっぱよぉ~~。ケーサツに連れてった方が良いんじゃあねーのか?」

仗助「そーかもしンねーな。ンじゃあ、近くの交番でも探しに……」

母親「!居た、こんなところに!」

  「あ、ママ!」

億泰「オッ?なんだ良かったじゃあねーか。すぐ親が見つかって……」

母親「このバカ!じっと待ってろって言っただろうが!」

  「ひっ……ご、ごめんなさい……!」

母親「ん……?あー、ごめんね。ウチの子が迷惑かけて。それじゃ、どーも。
  ホラ、行くよ!トロトロすんじゃない!さっさと歩きな!」

康一「な……なんか、酷いなぁ。今の、本当にあの子のお母さんだったのかな……?」

仗助「アイツ自身が『ママ』って呼んでたし、それにゃあ間違いねーんだろォが……。
   たまたま機嫌が悪かったのかどーかは知らねーがよォ……。
   どっちにしろロクな母親じゃあねーな、ありゃあ」

億泰「…………」

康一「お……億泰くん?」

億泰「……なんでもねーよ。ホレッ、さっさと行こーぜ。もーすぐなんだろ?ホテルはよォーー」

仗助「ああ……そーだな」

康一「(今……明らかに億泰くんの『顔つき』が変わってた……。
   そうか、億泰くんもお父さんとイロイロあったんだよね。それにお母さんも亡くなってるし……)」

仗助「(口にゃあ出さねーが、あーいうの見ると湧いてくるんだろーな……。
   心の底からフツフツと、説明できない『怒り』みてーなモンがよぉーーー……。
   アイツの機嫌が治るまでそっとしといてやろーぜ)」

これは・・・
外伝組も出るか?

バレたらどうなるか

億泰ってあれで涙もろかったり坊っちゃんでグルメだったりするんだよな……

仗助のクレイジー・ダイヤモンドで恭介の腕は治せないのかな?
治せれば、さやかが契約する理由が無くなるんだが。

怪我が原因だから治せるだろうけどさやかはクレイジーダイヤモンドを知らないし仗助は恭介を知らないし、まだどうなるか分からない

さやかがワケのわからない不良高校生に自分の彼氏を引き合わそうとするかなぁ?

うざい予想に上手いことレスして交わしてるのに
蒸し返すなよw

翌日、見滝原

魔女「GYYYYAAAAAAA……!」

ほむら「…………」

思ったより魔力を使ってしまった……。
きっと、集中力が足りていなかったせいだわ。
昨日のことは確かに気になるけれど、戦いには集中しないと。
グリーフシードを落としてくれたから大した問題はなかったけれど……。

……結界が解けた。
さて、今からは何をしよう。
彼らや巴さんと鉢合わせするのを避けるために、魔女退治はこのくらいにして武器の調達にでも……

QB「へえ……これは想定外だ。まさか『暁美ほむら』が『魔法少女』だったなんてね」

ほむら「っ……!?キュゥ、べえ……!」

QB「まず最初に確認させてもらうよ。
  君は先日見滝原中学校に転校してきた『暁美ほむら』で間違いはないね?」

……!
私のことを、既に知っている……?
もしかして、あの高校生たちと何か関係が……。

ほむら「……ちょうど良かったわ。あなたに訊きたいことがあるの」

QB「訊きたいことがあるのは僕も同じだけど。まあ良い。先に君の質問から聞こう」

ほむら「最近、この町でよく見かける高校生の3人組……。彼らは一体何者なの?
    それから、『スタンド使い』とは何のこと?」

QB「『スタンド』という名前くらいは聞いたことがあるみたいだね。
  質問に答える前に、現時点で君がどの程度の知識を持っているのか訊いても良いかい?」

ほむら「……何も知らないわ」

QB「君の言う『高校生』については?」

ほむら「彼らは何か……魔法のような不思議な『力』を持っている。違うかしら」

QB「その『力』こそが『スタンド』だよ。
  そして、その『力』を扱える者は『スタンド使い』と呼ばれている」

ほむら「っ……!説明してちょうだい。『スタンド』と、彼らについて……」




ほむら「――『時を止めるスタンド使い』を探しに、見滝原へ……」

QB「そしてマミと協力して調べるうちに、『暁美ほむら』という転校生が
  その『スタンド使い』である可能性が出てきたというわけさ。
  だけど……結果は違ったね。君は『スタンド使い』じゃなく、『魔法少女』だった」

ほむら「…………」

QB「1週間ほど前に広瀬康一の『スタンド』を攻撃したのは君だね。
  彼の『スタンド』を、『使い魔』と勘違いしたんだろう?
  つまり……君の魔法は『時を止める魔法』で間違いないかな」

っ……キュゥべえに私の魔法を知られてしまうのは、出来るだけ避けたい。
だけどここまで推測が及んでしまった以上、下手にごまかすのは逆効果だ。
余計に勘繰られて、私の正体まで知られかねない。
そうなるくらいなら、いっそ……。

ほむら「ええ……そうね。そう考えてもらって良いわ。『時間停止』。それが私の魔法よ」

QB「やっぱりね。それじゃあ、彼らにもそのことを伝えておくよ。
  今はとりあえず、それが分かっただけでも収穫だ。
  でも君にはまだ訊きたいことがいくつかあるから、また会いに来るよ。じゃあね」

ほむら「待って」

QB「?まだ何か訊きたいことがあるのかい?」

ほむら「……今この町に居る魔法少女は、さっき話した巴マミだけ?」

QB「そうだね。君とマミの2人が、今見滝原に居る魔法少女だ」

ほむら「それじゃあ……魔法少女候補の子は居るの?」

QB「見滝原周辺だと、今のところ2人見付けてるよ」

ほむら「そう……ちなみに、その子たちの名前はもうわかってるのかしら」

QB「もちろんさ。1人はもしかしたら君も知ってる名前かも知れないよ。同じ学校に通っているようだし」

ほむら「……え?」

QB「『呉キリカ』。見滝原中学校に通う3年生だ。
  それからもう1人は『美国織莉子』という子だよ。この子は君の学校とは関係ないけどね」

ほむら「ッ……!?」

QB「どうかしたかい?ずいぶん驚いているようだけど。やっぱり知ってる子だったのかな」

ほむら「い……いえ、なんでもないわ。
    あなたが見付けた素質のある子は、この近くだとその2人だけ……?」

QB「そうだね。君のことを調べるうちに偶然見付けた子たちだ」

ほむら「そう……」

QB「君が訊いておきたいことはこれで全部かい?」

ほむら「ええ……もう大丈夫。行ってちょうだい」

QB「そうするよ。今度会ったときはもう少し君のことについて聞かせてもらうよ。じゃあね、暁美ほむら」

ほむら「…………」

キュゥべえがまどかのことを把握しているのかどうか、それだけを確認するための質問だったのに。
まさか、こんな事実を知ることになるなんて……。

美国織莉子、それに呉キリカ……。
私はこの2人の名前を知っている。

いつだったか、『魔法少女狩り』なんて事件を起こした犯人。
そして……まどかを殺した張本人。

どうしてあの2人のことを今の今まで忘れてしまってたのだろう。
今回はこんなにイレギュラーが起こっているのだから、あの2人のことを思い出しても良かったはずなのに。
それとも、イレギュラーがあまりに多すぎたせいで思い浮かばなかったのか……。

……そんなことはどうでも良い。
今考えるべきことは、美国織莉子と呉キリカを『どうする』か。
まだあの2人は契約していない。
はっきり言って……今のうちに殺してしまうのが、最も確実な解決方法。

もちろん、まだ契約していない人間の命を奪うということに対して何も感じないわけではない。
だけどこのまま放っておけばかならず、あいつらはまどかを殺そうとする。
まどかを守るためなら、やるしかない……。
それしか方法がないのなら……。

……学校を調べれば、生徒の住所くらいはすぐに分かるわね。

今日はこのくらいにしておきます。

おつおつ


サバイバー発動してるけど気にせず頑張ってほしい

展開予想だけはよそうぜ!

理想:波紋(雑談)を消すにはもう一つの波紋(自治厨)をぶつければ良い

現実:罵り合いで余計酷くなった

3 現実は非常である。

あの二人が原作さながらの騒ぎを起こせば間違いなく体を重くされた上に髪の毛を削り取られてドラドラ・ラッシュ確定だろうけど、どうなるかな

まさかの美国議員の汚職問題は冤罪でそれを知った仗助達が……みたいな展開かもしれん

予想はやめろや
書きにくくなるじゃん

オーノーだズラ。
似たようなの考えてたら先に出されちまったズラ、おしまいズラ。

完結まで頑張ってけれ~

>>348
被ってもいいから書いてよ

>>348
スティール氏が失敗は開拓を諦めた時だけだって言ってたから書きなさい
展開が同じ、セリフが同じなんてことないんだから頑張ってくれ

348は>>1なの?

え?

私が>>1です。
今夜も更新したかったけど予定が入っちゃった。
明日の夜は更新します。

>>348
気にする必要はねーズラ

面白いなー
ジョジョ勢が安易に暴れ回り過ぎないあたりすごい好き
慎重に少しずつ探り合うのってまさに4部って感じだよね

街に蔓延る何者かを追跡するっていうのは4部らしいよな
箱庭的っていうか。そういう点で非常に相性が良くて、良く合わさってるクロスだよ

ワクワクするなぁづづきが見たい

某ホテル

億泰「なっ……なにィ~~~~~ッ!?
   『スタンド使い』じゃあなくて『魔法少女』だったぁぁ~~~~~っ!?」

マミ『はい……今日キュゥべえが暁美さんに会ったみたいで……』

仗助「オイオイオイ……ちょーーっと待ちな。
   あいつ、『全ての魔法少女を把握できてる』ンじゃあなかったのかよ?」

マミ『それが、キュゥべえにも分からないらしくて。
   なんでもキュゥべえには、暁美さんと契約した覚えがないんだそうです』

康一「そ……それってホントに『魔法少女』なの?
   『魔法少女のフリをしてるスタンド使い』ってことは……」

マミ『でも、彼女は魔法少女の証であるソウルジェムを持っていたし、魔力も感じた、って』

仗助「……そーいうことなら確かに『魔法少女』で間違いなさそーだな」

仗助「で……キュゥべえはそこに居ンのか?」

マミ『いえ、それが……私に暁美さんのことを話したら、すぐどこかへ行ってしまって』

仗助「……まあ、このまま電話で話してるのもナンだしよーーー。
  今からそっちに向かうぜ。すぐ行くからよ~~~~」

マミ『あ、はい……。それじゃあ、お待ちしてますね』

億泰「ったくよォ~~~。キュゥべえのヤツが『スタンド使いの可能性が高い』なんて
   言いやがるからオレたちだってそのつもりで居たのによ~~~~っ」

仗助「あいつの話もよォ。あんまし信用しすぎてもダメっつーことだな」

康一「そーだね。キュゥべえにも記憶違いがあるかも知れないしね~~~」

仗助「とりあえず、早いとこマミに会いに行こーぜ!イロイロ話すのはそっからだなぁ~~~~」

とりあえず康一君は自分のスタンドが使い魔として間違えられて撃たれたことはどう思うんだろうか……

敵と間違えて殺されかけるのは良くあること

見滝原

仗助「――で、もー1ペン確認するけどよ~~~~。
  『暁美ほむら』は『魔法少女』ってことで、間違いはねーンだな?」

マミ「ええ、それは間違いありません。
  電話でもお話ししましたけど、ソウルジェムと魔力が何よりの証拠ですから」

仗助「っつーこたァよーーー。康一の『エコーズ』が攻撃されたのは、
   ありゃあ『スタンド攻撃』じゃあなくて『使い魔』と間違えたってことかァ~~~?
   初めて会った時のマミみてーによ~~~~」

マミ「ええ……キュゥべえも、そのことは本人に確認したそうです。
  それに暁美さんも『スタンドとは何か』をキュゥべえに訊いてきたみたいですし」

億泰「なんだよォ~~~っ。そんじゃあよぉーーー。
   オレたちずーーっと勘違いしてたってことかァ?お互いによーーーー!
   承太郎さんも人騒がせだぜ、ったくよぉ~~~~ッ」

康一「な……なんだか拍子抜けだなぁ~~。
   ずっと『敵スタンド使い』を相手にするつもりだったからさぁ~~~」

このまま帰っちゃいそうな雰囲気だけどどう進めていくんだろうか?
キリカは原作どおり織莉子に惚れるんだろうか……

仗助「拍子抜けってのもムリはねーぜ。『スタンド使い』じゃあねェってこたぁ、
  オレたちの『敵』でもねーってことだもんなァーーー。……ン?待てよ……?」

康一「?どーしたの?」

仗助「そーいやァよ~~~。康一ぃーー、おめー暁美ほむらはもう許してやんのかァ?」

億泰「そ……そーだぜ!おめー、死に掛けたんだぜェ~~~~!?あいつのせーでよーーーーっ!」

康一「え?あっ、そーか。最初は『見つけ出して殴ってやる!』ってつもりだったんだよねえ。
   ウーーン……でも仕方ないんじゃあないかなぁ~~~。
   その子だって悪気があったワケじゃあなかったんだしさぁ~~~」

億泰「イ~ヤッ!あめーぜ康一っ!そーいうのはよォ~~~~!
   一度『ズバッ!』と言っておいた方が良いぜ~~~~ッ!」

仗助「オレもそー思うぜ~~~。理由があったにしてもよーーーー。
   おめーが死に掛けたことにゃあ変わりねーんだからよォ~~~~。
   1ペンくれーは謝ってもらったって良いんじゃあねーのか?その方がお互いスッキリするしよォ。
   まっ、オレはおめーが別に良いってんならムリにとは言わねーけどよ~~~~」

康一「え~~っと……。謝るとかそーいうのはヌキにして、もう1回会ってみたいとは思うケド……」

康一「お互い勘違い同士で、挨拶くらいは……っていう感じでさ~~」

億泰「ンじゃっ!決定だなァ~~~!オレももー1ペン、あいつの面じっくり拝んでやりてーしなァ~~~」

仗助「億泰おめー、あんまムチャすんじゃあねーぞォ?
   康一本人がもー良いって言ってんだからよぉ~~~~」

マミ「…………」

康一「マミさん?どーしたの、なんだか浮かない顔みたいだけど」

マミ「あ、いえ……少し、考え事をしてて。暁美さんは、どんな魔法少女なのかな……って」

億泰「『どんな魔法少女』ォ?どーいう意味だ~~?」

康一「あっ、そうか!彼女が魔法少女だということは、
   もしかしたらマミさんの『敵』かも知れない……そーいうことでしょ?」

マミ「はい……。私たち魔法少女は、ほとんどの場合はライバル関係にありますから。
  一緒に戦えればそれが一番なんですけど、なかなかそうもいかなくて」

康一「じゃあさ~~。ボクたちがちょっと訊いてみれば良いってコトだよね?」

マミ「えっ?」

康一「マミさんは会いにくいだろうし、ボクたちでさ!
   『他の魔法少女と協力して魔女退治するつもりはありませんか?』って感じで」

仗助「『魔法少女』の事情にあんま首ツッコむのも良くねー気ィするけどよォ。
   まっ、そのくらいなら良いかもな~~。『訊く』ぐれーならよォ~~~」

マミ「でも、そんな……。わざわざ申し訳ないというか……」

億泰「良いんじゃあねーの?マミにゃあイロイロ手伝ってもらった『礼』もあるしよ~~~。
   その『礼』だと思ってくれりゃあよーーー。
   よぉーーっし!そーと決まりゃあ早速行こーぜぇ~~~~」

仗助「……あのよー億泰。さっきから言おうと思ってたんだけどよ~~~」

億泰「?なんだよ仗助ェ~~」

仗助「おめーヤケに暁美ほむらに会いたがってるけどよーーー。
   会いに行くったって、『どこ』に会いに行くつもりだよ?」

億泰「どこってそりゃあ学校だろーがよォーーーーっ」

康一「……今日は日曜日だよ……億泰くん……」

億泰「あ!」

仗助「……つーワケでよォ~~~。暁美ほむらに会うとすりゃあ明日学校が終わってからだな~~~」

億泰「チ……チクショ~~~!いくらオレでもよ~~~っ!
   曜日ぐれーわかるっつーんだよおーーッ!たまたまウッカリしてただけでよォ~~~~~~ッ!」

康一「わ、わかったよ、わかったからさぁ~~。ほら、マミさんが困ってるじゃあないか~~」

億泰「マミぃ!おめーならわかってくれるよなァ~~~!
   あんなの『買い足したばっかの食材をまた買う』くらいにありふれてるってよォ~~~っ」

マミ「そ……そうですね!曜日を間違えるなんて、確かによくある間違いですよね……!」

億泰「だろッ!?誰だってウッカリすることぐれーあるよな~~~~」

康一(さすがに日曜日を平日とは間違えないと思うけどなぁ~~~)




見滝原中学校

ほむら「……これね」

個人情報だからか、思ったより厳重に管理してあったけど……やっと見付けた。
『呉キリカ』の情報……。
これで、彼女の住所がわかる。
日曜日だから人もほとんど居なかったおかげで、魔力が節約できて良かった。

彼女は今、家には居るかしら。
日曜日の昼間だと、居る可能性は……。
……考えても仕方ないわね。

とにかく……行ってみるしかない。
契約していない今が一番のチャンスなのだから、行動は早いに越したことはない。

出来れば、家に居ることを祈りましょう。




ほむら「…………」

呉キリカの家はここで間違いはないはず。
だけど……何度呼び鈴を鳴らしても、誰も出ない。
……留守、ということね。

どうする……このまま呉キリカの帰りを待つ?
でも、彼女ばかりにあまり時間をかけたくないのも事実。
美国織莉子の住所も調べなければならないし、巴さんにもそろそろ接触しておきたい。
『スタンド使い』の彼らのことも気になる。

特に美国織莉子の件は優先順位が高い。
私は彼女の学校を知らないのだから、呉キリカの住所を調べた時ほど簡単には行かない。
ここから離れた場所にある可能性もあるのだし、時間もそれなりにかかる……。

……仕方ない。
今日は、呉キリカは諦めよう。
いつ帰ってくるのかも分からないのに、無駄に時間を費やすわけにはいかない。
今日のこれからの時間は、美国織莉子の住所を調べることに使おう。

QB「……諦めたようだね」

キリカの家に来てみると……まさか暁美ほむらが居るなんてね。
少し意外だったよ。
美国織莉子と呉キリカに素質があると話した時の反応から考えて、
暁美ほむらは彼女たちのことを知っているんだろうと推測はしていたけれど……。
しかし、どうして彼女がキリカの家に?

考えられる理由としては……キリカの契約を阻止するためかな。
僕の話を聞いた時の反応と、このタイミング。
そう考えるのが妥当だろうね。

『町に魔法少女が増えるのは困る』
そう考えているのか、キリカを戦いに巻き込みたくないのか、もしくは別の理由か。
それはわからない。

だけど……やれやれ。
契約を邪魔されるのはこちらとしては困るな。
暁美ほむらはキリカだけでなく、織莉子の契約も阻止するつもりだと考えておいた方が良いだろう。
キリカも織莉子ももう少し様子を見ておくつもりだったけど、予定を早めた方が良いかも知れないね。

さて……そうと決まれば早速キリカを探しに行くとしよう。
一体彼女はどこへ行ってしまったのかな。




マミ「えっと……明日の夕方にここで待ち合わせ、ということで良いですよね?」

仗助「おォ~~。できるだけ急いで行くからよォ~~~」

康一「それじゃあまたねっ。わざわざここまで見送りに来てくれてありがと~~」

マミ「いえ、このままついでにパトロールにも行けますから。
  それじゃ、みなさんお気を付けて。また明日、待ってますね」

億泰「おめーも魔女退治、気ィ付けてなぁ~~~~」

マミ「はい、ありがとうございます」

……そうして3人とも自分たちの町へ帰って行った。

明日の夕方、3人が来てくれて……それで夜には、分かるのよね。
暁美さんがどんな魔法少女か。
一緒に戦ってくれる子なのか、それとも……。

……今考えても仕方ないことよね。

マミ「さて、パトロールしなくっちゃ……あら?」

あの子……どこかで見たこと……。
ううん、違う。
『見たことが』あるんじゃなくて、『聞いたことが』ある……。

整った顔立ちに、背丈は私と同じくらい。
黒くて長い髪、そして、カチューシャ……。
もしかして……いえ、そんなまさか……。

ほむら「……!」

っ!
目が合った……!

ほむら「…………」

こ……こっちに近付いてくる……!?

ほむら「……こんにちは」

マミ「あなた……もしかして」

ほむら「初めまして、巴マミさん。私のことは知ってるみたいね」

マミ「!……暁美ほむらさんね。そっちこそ、私のことを知ってるのね」

ほむら「ええ、知ってるわ。あなたが『スタンド使い』と知り合っていることも」

マミ「……それで?わざわざ話しかけに来たってことは、何か用事があるんじゃない?」

ほむら「まあ……そうね。本当は別の用事を済ませに行くところだったのだけど。
    こうして偶然会ったのだし、せっかくだから必要なことは話しておきましょう」

マミ「必要なこと……縄張り争いに関係することかしら?」

ほむら「……私は縄張り争いなんかに興味はない。
   そんなに警戒しなくても、あなたの敵になるつもりはないわ」

マミ「……!本当に……?」

ほむら「嘘をついて騙す理由がないわ。縄張りを奪うつもりなら、とっくに奪ってる」

マミ「随分と自信たっぷり……と言いたいところだけど、あなたの魔法ならそれが可能だものね……。
  それじゃあ本当に……私たちへの敵意はない、ということね?」

ほむら「理解が早くて助かるわ」

マミ「……それなら、提案があるんだけど。その……これからはチームを組まない?」

ほむら「…………」

マミ「一緒に戦った方が効率的だし、生存率も上がるでしょう?
  あなたにとっても悪くない提案だと思うんだけど……どうかしら?」

ほむら「……ええ、そうね。良いと思うわ」

マミ「っ!じゃあ……!」

ほむら「毎回一緒に行動できるわけじゃないけど、
    可能な限り魔女とは2人で戦うことにしましょう。これからよろしくね、巴さん」

マミ「……!嬉しいわ……ありがとう、暁美さん」

ほむら「お礼なんて。それじゃあ……もう良いかしら。私はそろそろ行くわね」

マミ「あっ……そうね。これから用事があったのよね。
  じゃあね、暁美さん。これからよろしくね!」

ほむほむって時間停止がマミさんたちに予想されてるってこと知ってたっけ

マミ「…………」

暁美さん、嘘はついてないはずよね?
本人の言ってた通り、私たちに危害を加えるつもりなら簡単に実行できる魔法をあの子は持ってる。
騙して取り入る必要なんてないはず。

でももちろん……キュゥべえの言ってたことが気にならないわけじゃない。
『契約した覚えがない』『極めつけのイレギュラー』……。
このことは確かに、少し気になる。

一緒に戦ってくれる仲間が増えたのはすごく嬉しいけれど……
あんまり浮かれすぎないようにしなくちゃいけないわね。
これから行動を共にしていくうちに、少しずつあの子のことを知っていきましょう。
私はまだ、暁美さんのことを何も知らないんだから。

マミ「あっ……」

そう言えば、明日東方さんたちが会いに来ること、暁美さんに言っておかないと。
でも暁美さんもう行っちゃったし、連絡先も……。
……明日学校で直接、で大丈夫よね。

QBにばれてるから予想してるんじゃない?




QB「……キリカ、君は何をしているんだい?」

ようやく見付けたと思ったら……何度もキョロキョロと辺りを見回して。
人を探してるのかな。

でも確か君は周りの人間にまるで興味を持っていないような態度を取っていたよね。
その君が一体誰を……

QB「ああ……なるほどね」

君が興味を持つ人物と言えば、1人しか心当たりがない。
昨日君と出会った……美国織莉子だね。
『あの時』からどうも様子が変わったと思ったけれど……。
呉キリカ、君は彼女のことをずいぶん気に入ったようだ。

……一生懸命探してるようだし、これなら勧誘もいきそうだ。
今日は暁美ほむらはキリカとの接触を諦めてくれて、余裕も少しできた。
一応もう1日待ってみよう。
早ければ、明日にでも契約できるかもしれないね。




ほむら「…………」

結局……今日中に美国織莉子の住所を突き止めることはできなかった。
もう少しでたどり着けそうだったのだけど……。

でも、収穫がなかったわけじゃない。
彼女の学校の場所は分かった。
住所が分からなくても、学校の近くで待っていれば美国織莉子を見付けることは可能なはず。
明日にでも、放課後を狙って美国織莉子に接触しよう。
昼間には……呉キリカに接触してみよう。

昼間に学校で、呉キリカと。
そして放課後には、美国織莉子と。
上手く行けば……明日1日で彼女たちの件は決着するかもしれない。

今日はこのくらいにしておきます。

乙。ついにほむほむと接触?

翌日、杜王町

康一「え!マミさん、もうあの子と会ったってッ!?」

仗助「ああ。偶然らしーンだがよォーー。昨日オレたちが帰ったすぐ後だってよ~~~」

億泰「それで……どーだったんだよォ。暁美ほむらはどんな『魔法少女』だったんだ~~~~っ?」

仗助「マミが『共闘』を提案したらよ~~。そいつも『受けてくれた』らしーぜ~~~」

康一「ということは……『敵』じゃあないってことだよね!」

億泰「へ~~~っ。『そーいう魔法少女』は少ねーって言ってたのによぉーーー。
   マミのやつ良かったじゃあねーか、仲間ができてよォ~~~~~っ」

康一「これで『どーいう魔法少女か訊く』必要はなくなったんだし……。
   今日はそーいうことは考えずに、フツーに会いに行けば良いってことだよね!」

康一「もう『敵』じゃあないってわかって会うんだから、
   なんだかずっと気が楽になってきたぞ~~~」

仗助「まっ、そーだな。今までは割と気ィ張ってたけどよ~~~~。
   今日は気楽に行こーぜ。康一の言ってた通り、アイサツしに行くって感じでよォーーーー」

康一「予定どーり学校が終わったら見滝原に行くとして……。
   あっちで2人で待っててくれるのかなぁ~~?」

仗助「今日学校でそーいう風に伝えておく、って言ってたぜ~~~。
   昨日はどーやら言い忘れてたらしくてよ~~~」

億泰「待ってくれるってンならだいぶラクだなーーーっ。オレぁよ~~~~。
   暁美ほむらが見付からなかったらどーしよーってちィっと心配だっただよォ~~~~」

仗助「探す手間が省けるっつー意味でもよォーーー。かなり気楽に行けンなぁ~~~」

見滝原中学校、昼休み

さやか「さー、お昼だお昼だーっ!もうお腹ペコペコだよ~!」

まどか「ほむらちゃーん、屋上行こう?」

ほむら「……ごめんなさい。今日はちょっと、やることがあって」

まどか「えっ、そうなの……?」

仁美「少しくらいならお待ちしますわよ?」

ほむら「いえ、いつ終わるか分からないから先に食べててもらえるかしら」

さやか「そう……?んじゃ、食べながら待ってるわー。なるべく早くねー」

ほむら「ええ」

そうね……『なるべく早く』済ませたいわね。
そのために、早く行きましょう。
3年生の教室へ……。

屋上

さやか「それがさー、もうおかしくておかしくて!」

仁美「ふふっ、さやかさんったら!」

まどか「それじゃあ、もしかしてさやかちゃん……」

マミ「ごめんなさい、少し良いかしら」

まどか「へっ?は、はい……」

さやか「?3年生の先輩……ですよね?何か用ですか?」

マミ「『暁美ほむらさん』って知らない?その子に用事があって来たんだけど。
  クラスの子に訊いたら、屋上じゃないかって言われて……」

仁美「ほむらさんなら、今はここにはいらっしゃいませんわ。何かご用事があるとかで……」

マミ「まあ、そうだったの……。それじゃあ、次の休み時間にまた出直すわね。
  ごめんなさい、会話の邪魔をしちゃって」

まどか「あ、いえ……」

仁美「では、このことをほむらさんにお伝えしておきますね」

マミ「ありがとう。『巴マミ』って言えば、それで分かるはずだから」

さやか「はーい、わかりましたー」

マミ「それじゃ、よろしくね」

……残念、タイミングが悪かったわ。
まあ午後にも休憩時間はあるんだし、その時にまた来れば良いわね。
東方さんたちが来るのを伝えるだけなんだから、そんなに時間もとらないでしょうし。




女生徒A「え?呉さん?」

ほむら「ええ。呼んでもらえますか?」

女生徒B「呉さん、今日学校来てたっけ?」

ほむら「え……?」

女生徒A「また休みじゃなかった?」

女生徒B「だよねえ?うん、ごめんね。呉さん、今日学校休んじゃってるんだ」

ほむら「……!あの、理由は……?」

女生徒A「さあ……体調不良とかじゃないの?
      あの子結構欠席多いからねー。あんまり元気な子でもないし、体弱いのかもね」

ほむら「そう、ですか……わかりました。ありがとうございます」

……呉キリカが休み?
よりによってこんな時に……。
でも、本当にただの体調不良……?

流石に……少し気になるわね。




午後、休み時間

仁美「……ほむらさん、大丈夫でしょうか?」

まどか「体調悪いようには見えなかったけど……うぅ、わたし保健係なのに気付けなかったよ……」

さやか「いや、別にお医者さんじゃないんだからさ……。
    でも確かに心配だなぁ。っていうか、一言くらい言ってから……あっ。昼間の先輩!」

マミ「こんにちは。えっと、暁美さんは……」

まどか「それが……昼休みの間に、早退しちゃったみたいで……」

マミ「えっ?あなたたちにも告げずに……?」

仁美「はい……。余程体調がよろしくなかったのではないかと……」

さやか「もう放課後まであと少しなのに帰っちゃうくらいだもんねえ……」

マミ「……そう……。わかったわ、ありがとう。たびたびごめんね。それじゃあ、失礼するわね」

友達にも告げずに早退だなんて……何かあったのかしら……。
それに、どうしよう。
これじゃ、東方さんたちとの約束が……。




――どこに居るんだろう。
あの子は、どこに居るんだろう。

昨日は丸1日かけて探し回ったけど、見付からなかった。
そして今日も学校をサボって、こうして探し回っている。

私はあの子のことを何も知らない。
ほんの2日ほど前に、たまたま出会っただけの子だ。
だけど……どうしてだろう。
どうしてこんなに、あの子のことが気になるんだろう。

……もし見付けたとして、再び出会うことができたとして。
私はそれからどうするつもりなのか……。

……私は……

QB「学校を休んでまで探し回るなんて。余程彼女のことが気になるらしいね、呉キリカ」

キリカ「なっ……!?」

QB「初めまして、僕の名前はキュゥべえ!」

なんだ、これ……?
ぬいぐるみ?
ぬいぐるみが喋ってる……?
しかもこいつ、私の名前を知っている……?

QB「驚くのも無理はないけど、まずは落ち着いて欲しい。僕は君の願いを叶えるために来たんだ」

キリカ「わ……私の、願い……?」

QB「そうさ。その代わりに、魔法少女となって魔女と戦う使命を背負う。
  素質のある子とそういう契約を結ぶのが役目なんだ。そして君には、その素質がありそうだ」

契約、だって……?
そんなこといきなり言われたって……普通は信じられない。
だけど、実際に目の前に、こんな変な生き物が居て……

QB「さて、キリカ。君は今、何かを望んでいるんじゃないのかい?」

雲行きが例のごとく怪しくなってきた

キリカ「私は……そうだ、私は、あの子を……!」

QB「あの子……それは美国織莉子のことかい?」

キリカ「み、美国織莉子?そういう名前なの……?」

QB「君は先日小銭を拾うのを手助けしてもらった少女を探しているんだろう?
  その子の名前なら、間違いなく美国織莉子だよ」

キリカ「美国、織莉子……私、その子に会いたい……!」

QB「……それが君の願いということで良いのかな?」

キリカ「……!ほ……本当なんだね……?
    本当に、キミと契約すれば、願いを叶えてくれるんだね……!?」

QB「もちろんさ。それじゃあ……覚悟が決まったのなら、もう一度はっきりと願いを口にしてごらん」

キリカ「わ、私は……!あの子と、『美国織莉子と……』……っ」

QB「……?どうしたんだい、キリカ」

キリカ「…………」

あの子ともう一度出会って……そして私は、どうするつもりなんだ?
挨拶して?
小銭の件でもう一度お礼を言う?
それから……?

……何がしたいんだ、私は。
それに、あの子ともう一度会ったって……私のことなんか、覚えてるわけがない。
こんな私のことなんて、とっくに忘れてるに決まってる。
私のことを気に留めてくれる人なんて、誰も居ない。

キリカ「……変わりたい」

QB「…………」

キリカ「こんな自分から変わりたい。今と違う自分になりたい……!それが、私の願いだ……!」

QB「良いだろう……契約は成立だ。君の願いは間違いなく聞き届けられるよ」




ほむら「っ……」

どこに居るの、呉キリカ……。
既に自宅には行った……でも、居なかった。
本当に体調不良で欠席したのなら自宅で休んでいるはずなのに。
ということは、彼女の欠席には何か『特別な理由』があったと考えるべき……。

嫌な予感がする……。
早く、早く彼女を見付けないと……

ほむら「っ!こんな時にっ……」

魔力反応……!
魔女の結界がすぐ近く……本当にすぐ近くにある。
……だけど……。
今回は、仕方ない……。
今はとにかく、呉キリカを優先したい。

魔女なんかに構っている暇は…………え?
……この、反応……。
よくよく感じ取ってみると、魔女の魔力だけじゃない。
もう1つの魔力反応……この結界の中では、誰か、魔法少女が戦ってる……!?

結界内

ほむら「…………」

この町に居る魔法少女は、私と巴さんだけのはず。
でも巴さんは今は学校に居る。
今この時間にこの場所で戦える魔法少女なんて、私は知らない。
それに、この魔力自体も……。

……出来れば、違っていて欲しい。
私の考えは外れていて欲しい。
例えば杏子が見滝原に来ているだとか、もしくはまったく知らない魔法少女だとか……。
そうであって欲しい。
出来れば……

使い魔「GIIIYYYAAAAAAAAA……!」

キリカ「ほらほらホラホラ!邪魔しないでよ!急いでるんだからさ!邪魔するんなら死んじゃうよッ!」

ほむら「ッ……!」

キリカ「ふー……。ん?あれ?あれれ?へーっ!キミ、魔法少女だね?
    意外とすぐ会えるものなんだね!実に意外だ!」

ほむら「…………」

キリカ「でもごめんね!私は急いでるんだ。キミとゆっくり話してる時間はないんだよ。
    ま、邪魔者はみんな居なくなっちゃったし、私はそろそろこの結界から出ることにするよ。
    あっ。魔女倒したかったらあとはよろしく。じゃあねっ!」

ほむら「待ちなさい」

キリカ「?何?急いでるんだけどなあ。用件があるなら早く済ましてよ」

ほむら「あなた……誰かに会いに行くつもり?」

キリカ「そうだよ、その通り。私はこれから大事な人に会いに行く」

ほむら「……美国織莉子のことかしら」

キリカ「なんだ、知ってるんじゃないか。じゃ、そういうわけだから。ばいばい!」

ほむら「…………仕方ないわね」

 カチッ

キリカ「がっ……!?」

ほむら「両手両足を撃ち抜いたわ。抵抗しようなんて考えは起こさないことね」

キリカ「な、にを……」

ほむら「質問に答えてちょうだい。美国織莉子の家はどこにあるの?」

キリカ「……!?それを知って、どうする気だ!」

ほむら「良いから答えなさい」

キリカ「し……知らない。これから自力で探すつもりだった。
    私は織莉子のことを、まだなんにも知らない……」

ほむら「……そう。じゃあもう良いわ」

キリカ「っ……私を、殺すつもりか……!」

ほむら「ええ、殺すわ。説得してもどうせ無駄でしょうし。
    契約してしまった以上は、もう……」

キリカ「まさか……!織莉子のことも殺すつもり!?」

ほむら「答える必要はないわ……それじゃ、さよなら」

そう言って私は、呉キリカの頭へ向けた銃の……引き金を引いた。
……はずだった。

ほむら「っ……!?」

うそ……手に持っていたはずの銃が、消えた!?
だけど、すぐに気が付いた。
拳銃は『消えた』のではなく……『一瞬で移動した』のだと。

億泰「うおっ!?こ、こりゃあ!モノホンの銃じゃあねーかッ!?
   間一髪セーフってとこだなァ~~~ッ!マジでよォ~~~~~!」

康一「まさかマミさんのところに向かう前に……こんな現場に出くわすなんて……!」

仗助「ちぃーーっと話をよ~~~。聞かせてもらえねーっスかね~~~~~?」」

中途半端だけど今日はこのくらいにしておきます

乙。
まあこれはほむら悪者だわな。

ほむら、ドラドラ・ラッシュ確定

乙ー
時間遡行に関しちゃ吉良の第三の爆弾を知ってるから信じられるかもだろうけど
まずほむらが他のループのことを話すわけないからなぁ…

>>400
ドララだってば

乙乙。キリカはこれが原因でヤバイことにならなきゃいいが

>>402
なに、元々がやばいから問題ないだろ



ほむらが目的話すわけがないし
この時間軸ではまだ未遂だし100%ほむらが悪役だわな
ただこのほむらは「漆黒の意志」が宿ってそうだww

本編だけで外伝に手は出してないから流れがわからん……誰か産業

>>405
おりことキリカが予知でまどかが地球を滅ぼすことを知る
ゆまを契約させたり、魔法少女狩りをしてQBの気を引きつつまどかを[ピーーー]機会を伺う
ほむらたちが倒すも、最後の力でまどかが殺され、ほむループ

おりキリは魔法少女だけじゃなくて、学校で魔女結界を展開して一般人も結構な数殺してるからなぁ…

そりゃまぁ、クリームヒルトに比べればちっぽけなものではあるが

before:和子せんせー
after:骨(カランッ)

>>405
織莉子:(理由はどうあれ)吐き気を催す邪悪
キリカ:織莉子の使い走り

それいったら今のほむらこそ吐き気を催す邪悪だけどなww

とりあえず吐き気を催す邪悪使えば良いってもんじゃねーぞ
一番はQB

ほむらが二人を攻略すれば殺さなくてすむだろ
おりこなんて簡単ですし

織莉子は元はいい人だから美国議員の自殺を阻止するか自殺した後でも契約する前に真実を探せば仲間になる可能性
契約前はたぶん億泰のタイプ

無知なる者を己の都合だけで利用するのが吐き気を催す邪悪だからほむらは違うだろう
どっちかっていうとジョニィのような漆黒の意志の方が近い

ならおりこも漆黒の意志か

男の世界に足を踏み入れる少女が多すぎる
見滝原市は殺伐としたところだな

漆黒の意思じゃ重すぎるだろ
どこまで行っても現代に生きるJCなんだし何かあったら改心できるレベルなんだから
同じく吐き気を催す邪悪も言い過ぎ

男の世界ってそういうのじゃないですし…。戦うことで何かを見出す価値観のことだし…
徐倫とかエルメェスレベルならわかるが

正解がない分ジョジョ談義は荒れるね

例え平松でさえ他作品との比較についてまでは考えてないだろうからな
わざわざジョジョネタこじつける必要ないぞ

漆黒の殺意持ってたらもっとエグい手段を平気で取ってついでに目から黒い火が出るから違うと思うよ

つーかジョジョ的なメンタル持ってたら例え絶望しても魔女化までは行かんでしょ
みんなどこかで前向きなんだし

>>421
まあ何度もループするような展開にはならんわな

ほむら「……!」

キリカ「キミたちは……」

仗助「そこの奴の怪我を治す前によ~~~。
   まず確認するが……おめー、『暁美ほむら』だよな~~~~?」

ほむら「……ええ」

康一「た……確か『縄張り争い』に興味はないんだったよね?
   それがどーして、魔法少女と戦ってるの?
   もしかして……そこの子が『縄張りを奪いに来た』とか?」

キリカ「縄張り争いだって……?違うね、私だってそんなことにまるで興味はない!
    こいつがいきなり襲い掛かってきたんだ!
    しかも私だけじゃない!こいつは更に人を殺そうとしている!」

億泰「なッ、なんだと~~~~!?あ……暁美ほむら、おめーーーっ!マジかよそりゃあ!?」

ほむら「……人殺しはこいつらよ」

キリカ「は……?」

キリカ「人殺し……?誰が?私が?」

ほむら「あなたは覚えていないでしょうね。だけどあなたはこれから、『人殺しになる』」

億泰「な……なんだァ?どーいう意味だ!ふざけてんじゃあねーぞ!」

ほむら「ふざけてなんかいないわ。私は真実を言ってるだけ」

キリカ「真実だって?何を言ってるんだ。ワケがわからない!
    私が人を殺す?誰を!何を言ってるのかさっぱりわからない!」

康一「ど……どっちも嘘を言ってるようには見えないぞ……。
   で、でも辻褄が合わないッ!一体ボクたちは、どっちを信じれば良いんだ!?」

仗助「あのよォ……『覚えていない』が、これから『人殺しになる』……
   ってーのはどーいう意味だよ?そこんトコをよーー。
   もーちょい詳しく聞かせてくれても良いんじゃあねーのか?」

ほむら「……その必要はないわ」

こんなんだから不信感を持たれ(ry

どう考えても必要あるだろタコ!

仗助「なに……?」

ほむら「ただ、『呉キリカは人を殺す』。それだけが事実。
    私はそれを知ってる。だから今ここで、呉キリカを殺すの」

億泰「お、おい……なんかよくわかんねーけどよォ~~~~……。
   オレにはジョーダンか何かにしか聞こえねーぜ~~~。
   もしかしてこいつ、結構な『プッツン』じゃあねーのかァ~~~……?」

康一「た……確かに、その子の言ってることは理解できない。
   それならまだ、そっちの倒れている子の方が……!」

仗助「『暁美ほむら』……そこの倒れてる奴はさっきよォ……。
   おめーのことを『更に人を殺そうとしている』って言ってたよな~~~?
   それも、『人殺しだから先に殺す』っつーのかよ?」

ほむら「……さあ、どうかしら。でも、『そいつも人殺しになる』ことは確かよ」

仗助「で……?なんでそー分かるんだよ」

もうほぼばれてるんだから説明してもいいのにな・・・QBも感づいてるだろうし

やっぱほむほむって頭悪いよな、コミュ障ともいうかもしれんが

説明しても理解されるかどうかが問題だろ

>>429
まどかを助けるという目的が全てになってるからね
それ以外は優先順位が低い+何度も失敗のループをしてるから
色々と磨耗してるんだろう

何度も時間巻き戻して繰り返してるとか言われてもまあわからんよね
本人以外証明のしようがないし

ほむら「…………」

億泰「てめぇ~~~!コラッ!いー加減にしろっつーんだよ!
  キッチリ説明しやがれダボがァ!ふざけてばっかいるとキレっぞ!」

ほむら「ふざけてなんかいないと言ってるでしょう。
    私から見ればあなたたちの方がふざけてるように見えるわね」

億泰「なにぃ~~~~ッ!?オレたちのどこがふざけてるっつーんだよ言ってみろコラアッ!」

康一「……!お、億泰くん!何か嫌な予感がするッ!それ以上は……」

ほむら「喋り方もだけど、その服装に髪型……とても真面目なようには見えないわ」

億泰「いッ……!?」

康一(や、やっぱり~~~~~っ!)

仗助「……誰の髪型がふざけてるって?」

ほむら「え……?」

何……?
何か、雰囲気が……。

康一「ああっ……!ま、まずい!マミさんの時とは違う!
   あの子今確かに……仗助くんの髪型を『けなしてしまった』ッ!」

仗助「オレの髪がなんだって!?もー1ペン言ってみろッ!」

ほむら「っ……!」

近付いてくる……!
どうする、拳銃はまだある。
威嚇して止めるか、それとも……

億泰「あ、あーなったら『ヤバイ』ぜ!オイ、おめーこっちに来い!そこに居たら危ねーッ!」

キリカ「え?何……えっ!?」

ほむら「なっ!?」

南無三・・・

ほむら岩か…

じ、時間停止があるし(震え声)

さっきの銃の時と同じ……呉キリカが『瞬間移動』した!
あれが、『スタンド能力』……!

仗助「余所見してんじゃあねーぞ!コラアッ!」

ほむら「っ……!」

しまった、呉キリカに気を取られている隙に、こんなに近く……!
早く時間を止め……

仗助「ドラララアアアーーーーーッ!!!」

ほむら「あぐうっ!?」

康一「やっ、やったッ!」

キリカ「す……すごいッ!なんて速さだ!」

億泰「女が相手でもカンケーねぇ……。それが『キレた』あいつの恐ろしいとこだよなァ~~……」

ほむら「ぅっ……ぐ……」

仗助「『再起不能』になってもらうぜェーーーッ!?
   時なんか止めても意味ねーくらいにはよォーーーーーッ!」

プッツンした状態でクレイジーダイヤモンドに殴られたらって事は顔面強制整形コースか…

承太郎さんも驚くぐらいのスピードだからな・・・

康一「じ、仗助くんはまだやる気だ!どうしよう、流石に止めた方が……」

マミ「待ちなさい!」

仗助「ッ!?こ、こいつぁ……マミのリボン!?マミてめーーっ!邪魔すんじゃあねェ!」

キリカ「ま……また魔法少女だ」

康一「マミさん!どうしてここに……!」

マミ「魔力反応を辿って見付けたの……。それより、東方さん!
  説明してください!女の子の顔をあんなに、気絶するまで殴るなんて……!」

仗助「なにっ……?」

億泰「ま……マジだ!おい仗助ェ~~!あいつもう気絶してるぜェ~~~~っ」

ほむら「…………」

マミ「それからこっちの怪我をしてる子は……」

康一「そ……そうだ。仗助くん……とりあえずこの子の怪我を
   治してあげた方が良いんじゃあないかなぁ~~……」

いつも思うが露伴先生がいたら色々と一瞬で終わっちゃうよな
だから出しづらいわけだが

露伴先生は自身に危険が迫らない限り基本的に事件解決には協力しないから困る
多分漫画のネタにはするが全面的な協力はしないぞあの人




キリカ「すごい!本当に治っちゃったよ!」

マミ「『直す能力』だとは聞いてたけど……ほ、本当に一瞬で治るのね……」

キリカ「私は呉キリカ。キミたちは命の恩人だ。ありがとう。
    それとゴメン!初めて見た時、キミたちのことを馬鹿にしてた」

康一「うん、やっぱり悪い子じゃあなかったみたいだ……って、アレ?
   初めて見た時……?ついさっきじゃあないの?」

億泰「イヤ、待てよ。おめー確かどっかで……そ~~だッ!思い出したぜーーーっ!」

仗助「億泰ゥ~~。まァーたすっトボけたこと言うんじゃあねェだろーなぁ~~~?」

億泰「ヘヘッ!今回は自信あるモンねぇ~~~~!こいつぁよーーーー。
   オレたちが初めてこの町に来た時にミョ~~に見てきたあの女だぜェ~~~!」

康一「えっ……?……あっ!確かに、そー言えば!」

仗助「や……やるじゃあねーかよ億泰~~っ」

>>443
いや、それはわかってるがネタになると判断されたら
最低でも読心はしちゃうだろうから…

マミ「えっと……みんな、もう会ったことが?」

億泰「ああ。でもよ~~。あン時とずいぶんカンジが違うっつーかよォ~~~~」

キリカ「そうだね。今の私はあの時の私じゃない。私は変わったんだ」

仗助「……それよりよーーっ。おめー、ホンットーにあいつの言ってたこと、覚えがねーンだな?」

キリカ「当然ッ!私は誰かを殺したことなんてないし、殺すつもりだってない!」

マミ「よくわからないけど、物騒な話ね……説明してもらえる?」

キリカ「そこの女がいきなり私を撃ったんだよ。
    私が人殺しだとかなんとか言って!意味がわからない!」

マミ「あ……暁美さんが?」

億泰「言ってることもワケわかんねーしよォ~~~。
   ありゃあマジでプッツンしてる人間にしか見えなかったぜ~~~~っ」

キリカ「しかも織莉子のことまで……そうだ!
    私は織莉子に会いに行かなくちゃいけないんだ!」

ひでぇ……女の子の顔が、まるでホームベースだぜ……

酷い…胸も無惨に抉られてまるでまな板だ

ジョジョ4部はだいだいこの三人と露伴先生で固定だけど他にメンバーが入るとしたら誰かな?
墳上は役にたちそう

玉美のスタンド使って罪悪感で魔女化させることが出来そう

仗助「なんだ?何か用事でもあンのかよ~~?」

キリカ「えっと、そこの……なんだっけ。そう、『暁美ほむら』。
    暁美ほむらのことは、キミたちがなんとかしてくれる?」

マミ「そうね……色々と聞きたいこともあるし」

キリカ「そうか。じゃあゴメン!私は失礼するよ!
    キミたち恩人にはいつか必ず礼をする!でも今は急ぐ用事があるんだ!それじゃ!」

マミ「あっ、ちょっと……い、行っちゃったわ」

康一「みんなは……どー思う……?あの子が『人殺し』だって……。
   正直、ボクには到底そーは思えないんだけど……」

仗助「オレもだぜ……。あんだけトートツに人殺し呼ばわりされりゃあよーー。
   図星ならトーゼン『焦り』やら『ごまかし』みてーな雰囲気が出るはずだが……
   おめーらも見ただろ?あいつの『ポカン』とした顔をよォ~~~~」

億泰「つーこたァよ~~~。やっぱ暁美ほむらが『プッツン』ってことに決まりだなァ~~~~」

マミ「とりあえず……暁美さんはリボンで縛っておきましょう。
  それからこの結界の主を倒して、ゆっくり話を聞かせてもらうということで……」

仗助「そーだな。んじゃあ、さっさと行こーぜ。訊きてーことはタップリあるしな~~~~っ」

キリカもおりこ本編だと陽動のために魔法少女狩りをやるほどいかれてるけど、魔法少女はまだまともなんだよな。自分を裏切ってはめた幼馴染も助けるいい子なんだけどな

>>452
依存症っていうか一途っていうか……

>>447
>>448
お前ら・・・




ほむら「ん……」

仗助「よお。目ェ覚めたかよ~~~~。マミがどうしてもっつーから
   顔面は治しといたからよォーーー。そこは安心して良いぜェ~~~~」

ほむら「え?っ……!これは……」

マミ「ごめんね。動きは封じさせてもらってるわ。大丈夫、暴れなければ怪我なんかしないから」

康一「いくつか……質問に答えて欲しいんだ」

ほむら「くっ……呉キリカは!?呉キリカはどこへ行ったの!?」

億泰「うるせえダボがッ!おめーは質問にだけ答えりゃあ良いんだよ!コラッ!」

仗助「ちゃっちゃっと質問させてもらうぜ~~~。
   なんでおめーはよォーーー。キリカのやつを殺そうとしたんだよ?」

織莉子との合流を果たすと、喜びのあまり壊れるというか・・・。
契約~合流前は、ヘタするとマミより一般クラスメイトに対してフレンドリーだからね。

ほむら「言ったはずよ……。あの女は、これから人を殺す……!
    それをさせないために、先に殺そうとしていると……」

仗助「だからよーー……なんでそんなことがわかんのかって訊いてんだけどなァ~~~」

ほむら「…………」

康一「それを教えてくれなきゃあ、
   キミの言うことを信用するわけにはいかないんだけど……」

ほむら「……魔法で知ったのよ」

マミ「『魔法』……?あなたの魔法は『時間停止』よね?」

億泰「『時間停止』でどーやって先のことがわかるっつーんだよボケェッ!
   テキトーこいてんじゃあねーぞコラア!」

ほむら「っ……」

質問は既に拷問に変わっているんだぜ?

どうする……もう『時間遡行』のことを、話してしまう……?
いえ、でも……彼らはキュゥべえと繋がっている。
あいつに私の本当の目的を知られるのは……。

でも……早く手を打たないとあいつらが……。
美国織莉子たちが、まどかを……!
どうする、どうする……!

仗助「……話す気がねーってンならよーーー。ワリーがおめーのことは信用できねーなァ。
   『再起不能』になってもらうぜ~~~~っ。二度と『悪さ』できねェよーによォ~~~~。
   まっ、今度は穏便に行かせてもらうけどなァ~~~」

ほむら「何を……えッ!?」

仗助「こいつを砕きゃあよ~~~。もう魔法も使えねーだろォーーーー?」

な、何?
彼が今、手に持っているのは……私のソウルジェム!?

GYAAAAA

やめてー!!

い……今、彼はなんと言った?
『砕く』?
何を?
な……何を、『砕く』つもりなの……?

億泰「しかしホントによ~~~。そいつを砕きゃあ魔法が使えなくなンのかよ~~~?」

マミ「ええ……そのはずです。ソウルジェムは魔力の源ですから……。きっと、もう二度と……」

康一「魔法が使えなくなるのはちょっとカワイソーだけど……」

仗助「まー、場合によっちゃあまた直してやっからよーーー。んじゃあ……」

そう言って、彼は……。
『スタンド』を出して、その拳を……

ほむら「やっ……やめて!お願い!やめてぇえッ!」

仗助「……!」

バラバラにソウルジェム砕けてもクレイジーダイヤモンドなら大丈夫…かなあ?

さすがに一度砕けたソウルジェムは無理じゃね?

砕けても3秒以内なら直せるだろ

>>464
死人が回復できないように、砕けた『魂』だもんなぁ……

※クレイジーDでも死んだ生命は戻せません

ジェムは直せても魂は戻らないってことよね

ほむら「お……お願い、ダメ……。は、話すから、それだけは、や、やめて、お願い……」

マミ「あ……暁美さん?」

仗助「な、なんだァ~~……?」

康一「何か……何か様子が『変』だ。今のこの子は……酷く怯えているように見える……!
   怯え方がフツーじゃあない。まるで保健所の檻に入れられた野良猫みたいに怯えているぞッ……!
   ただ『魔法を使えなくなる』くらいで、ここまで怯えるものなのか……!?」

億泰「お……おいおい、大げさじゃあねーのか~~~~?
   ソウルジェムがブッ壊されるくらいでよーーーー。死ぬわけでもねーのによォ~~~~」

ほむら「……!」

億泰「オッ……?な……なんだよその目はよ~~~~~……」

仗助「おい、マミ……。ホントーによぉ……
   『ソウルジェム割られたら魔法が使えなくなる』のかよ……?」

マミ「そ、それは……間違ってはいないはずです。
  でも私も……実際に割れたところは見たことがないから……」

……なんかエロいもの感じてきた……

> 「お……お願い、ダメ……。は、話すから、それだけは、や、やめて、お願い……」

おっきしました

うっ...ふぅ

仗助「……何か……あるんじゃあねーのか……?
   『魔法を使えなくなる』以外にも何か……ヤベーことがよォーー……」

康一「この子のフツーじゃない怯え方を見ると、そう思えてくる……。
   そう、例えば……。ソウルジェムを割られたら、ホントーに死んでしまうとか……」

マミ「そ、そんな……!?そんなはずはないわ……!ち、違うわよね、暁美さん?」

ほむら「ッ……」

億泰「ま……またダンマリかよォ~~~~!そ……そうだぜ!別にこっちはよーー!
   こいつに訊かねーでもキュゥべえに訊きゃあ済むことじゃあねーか!」

そう……その通り。
このまま私が黙っていたって、キュゥべえに訊かれればそれでおしまいだ。
……あいつに余計なことを吹き込まれるくらいなら……

ほむら「……あなたたちの、考えている通り……。
    私たち魔法少女はソウルジェムを割られると……死んでしまう」

マミ「え……?う、嘘……」

ほむら「嘘だと思うなら、キュゥべえに訊いてみれば良いわ……。
    あいつは……嘘だけはつかないから……」

こいつァグレートだぜ…

さすがに自分が死んだら全てがパーだからな
つまりマミさんもシャル結界で縛るだけとかぬるいことせずにさっさと銃向けておけば

最悪この周回は放棄すればいいだけの話だしな
死んだらやり直しもできん

仗助「い、いや……そう嘘みてーな話でもねェと思うぜ。
   覚えてるか?『スタンドと魔法はよく似てる』っつー話をよ~~~っ」

康一「ま……まさかッ!『スタンドが死ねば本体が死ぬ』ように!
   『ソウルジェムが砕ければ魔法少女も死ぬ』!そーいうことなのかッ!?」

マミ「っ……!」

億泰「そ、そー言われりゃあよ~~~。あり得ねー話じゃあねェかもなぁ~~~……」

マミ「で……でもどうして……。そんなこと、キュゥべえは一度も……」

仗助「『隠してた』……っつーことだろーなァ」

マミ「そんな……!」

仗助「オレぁよぉー。前々からなんかウサンクセーと思ってたんだよ。キュゥべえのことはよォ~~~っ」

マミ「…………」

億泰「お……おいマミ。おめー大丈夫かよ~~~~。
   確かにちと『ショック』な話だったかもしンねーけどよぉ~~~」

仗助の勘は親父譲りで高い

>『スタンドが[ピーーー]ば本体が死ぬ』
なるほど、この前提があれば理解は早いわな

マミ「あ……いえ、その……。『ソウルジェムが砕ければ死ぬ』っていうのは、
  最初はショックでしたけど……。でも、『スタンド使い』のことを考えれば、
  『確かにそうかも知れないな』って……今は少し、落ち着けてます。
  ……それよりも、キュゥべえが私に隠し事をしていたということが……」

ほむら「……巴さん、覚えておいて……。あいつは、決して心を許せるような生き物じゃないのよ」

マミ「そう……ね。少し、認識を改めるわ……」

仗助「しかしよぉーーー。この調子じゃあ、
   まだまだあいつの言ってねぇ『真実』ってやつがありそーだよなァ~~~~」

億泰「ど……どーなんだァ?ほむらおめー、まだ何か知ってんじゃあねーのかーーーッ?」

ほむら「……それは……」

似た境遇の『スタンド使い』が身近に居たおかげか……
このことに関しては、巴さんはそれほど重大なショックは受けなかったみたいだ。
だけど、『魔女化』に関しては別のはず……。
ただ死ぬのと魔女になるのとじゃ、あまりに違いすぎる……!

やめてくださいしんでしまいます

仗助の解釈しだいだな。SGを魂に戻せるかどうか

失敬だなぁノト―リアスB.I.Gなんか死んでから本番なのに

解釈も何もいってしまった魂はどんなスタンドも戻すことは出来ないんだが
チープトリックなんて本体死んでもピンピンしてるぜ!

流石に魔女化は無理だろう
聖なる遺体でも埋め込んでおけば魔女化しそうにないけど

バイツァ・ダスト シビル・ウォー(小声)

結論・どんなものにも例外がある

仗助「……何かあンだな?何も知らねーならすぐにそー言うだろーしよォ~~」

ほむら「っ……」

マミ「何か……言えない理由があるの?」

ほむら「……ごめんなさい。今は、言えないわ……。でも、いつかは、きっと……」

億泰「け、結局言えねーのかよ~~~。
   まあ『何かある』って喋っただけでもさっきよりゃあマシだがよォ~~~」

康一「それじゃあとりあえず、この話題は離れて……もう一度訊くけどさぁ。
   キリカさんたちが『人殺し』だって言えるのはどーして?
   脅したみたいであんまり良い気分じゃあないけど……
   さっき言ってくれたよね?『話す』って……」

……みんながキュゥべえへの不信感を抱いた今なら……話しても、大丈夫かも知れない。
それにどちらにしろ……早くこの状況をなんとかしないと、まどかの命が危ないのは確か。
万が一、あいつに私の正体バレて動きにくくなったとしても……
まどかが美国織莉子たちに殺されてしまうよりはずっと……

仗助「で……どーだァ?話す気になってくれたか?」

ほむら「……キュゥべえにだけは、絶対に言わないと約束して……」

今日はこのくらいにしておきます。

オッツオッツ

チャリ乙


魔法少女にシビルウォーどうなるんだろうな(ゲス顔)

チャリ乙レクイエム!


スタンドってだいたい本人の解釈や思い込みで能力とか広がったりするんだよね
仗助の能力は「治す」能力なのにそれ以上のことをしているのが証拠。吉良との勝負の自動追尾弾はムリヤリだと思う

でも音を使う能力だったエコーズが
なぜ3になるとダジャレになるのかは理解できない

『SS投下中にレスをする』ってのは、わかる……スゲーよくわかる。
多少の意見やツッコミはしながら読んだ方が楽しめるからな…。
だが、「9レスもする」のはどういう事だああ~~~っ!?
多過ぎだっつーのよーッ!
ナメやがってこのレスァ、超イラつくぜェ~~~ッ!
少しは我慢しろってんだ!チクショーッ


魂扱うっていうとまっさきに浮かぶのはダービー兄弟か

>>497
レクイエムもだがブラック・サバスやボーイ・II・マンやホワイトスネイクも入るだろうな



鉛筆をベキッとへし折れて当然と思うように、出来て当然と思えば出来たりするのがスタンドだからな
石と同化させる要領で、まずジェムを直す→魔女を殴ってジェムに同化させるぐらいはいけそう

>>499
それだったらジェムと肉体を同時に攻撃して融合させればいいんじゃね?隼人の要領でやれるだろ

クロス考察は>>1がかきにくくなるんじゃない

本当にクレDとGEは応用力が高くてヤバイ
他作品でも便利

乙乙

応用できるのと、なんでも出来るは違うから
GERですら魂は戻せなかったんだから、出来ないものは出来ない。ていうか何を持っていけそうと思ったのか…

考察厨うぜぇ


本人が自分から話すんじゃなくとっ掴まえて話させるとは
数多くのクロス作品の中でもかなり珍しいな

展開予想はやめるべき
SSスレの基本だぞ

>>478
勘が良かったっけあのジジイ?
頭の回転早くて洞察力もバカ高いから咄嗟の機転が利くんだけど
肝心なところは抜けてるってイメージの方が強いんだが

ガオンッ

4部読み直すかな

つくづく凄まじい完成度だなこれ
ここまで会話や行動がここまで自然なのは貴重

>>507
『直感』かな?
仗助はザ・ハンドやラット戦。ジョセフは柱の男達のホテルの時など

クレDは治すって言うより直す能力なんだと思う
癒すんじゃなくて修復して機能を元通りにするって感じ


魔女とか魔獣みたいな理性の無い敵が相手だとシビル・ウォーって最強だよな

理性がないと罪の意識なんてないだろうから無力なんだわな

アヌビスさやかちゃん最強説

この見滝原はグンマーじゃなくて杜王町の近くなのかな?

仗助は怪我を塞ぐことはできても流れ出た血を戻すことはできないんだよな

傷口を治せば血は傷口に戻ってくる
血を治そうとしても血は壊れてるわけじゃないから傷口には戻っていかない

>>1でございます。
今日は更新無理かもなので一応報告。
明日の夜は更新します。

明日って今さ!

>>1乙マジ面白いよ




マミ「お……同じ時間を『繰り返している』……?」

ほむら「…………」

『信じられない』……そんな表情ね。
今まで何度も見た、この表情……。
結局……話したところで意味なんて……

仗助「グレート……!1ヶ月も『戻せる』なんてよォ~~~……。
   『キラー・クイーン』の『バイツァ・ダスト』以上ってことかよ~~~~~っ」

ほむら「え……?」

康一「『バイツァ・ダスト』が戻せるのは……1時間ほどだっけ……」

億泰「確かそーだったよなァ。『川尻早人』が言うにゃあよ~~~~」

マミ「……!もしかして……『スタンド』には似たような『能力』があるんですか?
  時間を戻すことのできる『能力』が……」

億泰「まーオレたちは覚えちゃあいねーんだけどよ~~~」

仗助「とにかく……だ。これでスッキリしたぜーーー。
   おめーが言ってた意味がよーやく理解できてよォーーーー」

康一「キリカさんは『覚えていない』けど、これから『人殺しになる』……。
   あれはそーいう意味だったんだね……!」

ほむら「……信じてくれるの……?」

仗助「信じるも何もよォ。それが一番『納得』できるんだしな~~~~」

マミ「……ごめんなさい。正直に言うと、さっきまであまり信じられなかったわ」

億泰「え!そーだったのかよーーっ。確かに結構オドロキの事実ではあったけどよォ~~~」

マミ「『時間を戻す魔法』なんて、今まで聞いたことがなかったから……。
  でも……そうね。もう、『聞いたことがない』なんてことは『信じない』理由にはならないのよね。
  『スタンド能力』のことも、ソウルジェムのことも、今まで『聞いたことがなかった』のだし……。
  暁美さんが何度も時を戻しているとしても、何もおかしなことはないのよね」

お、来てる!

仗助達がほむらを信じるのが感情論じゃないのが地味に良いな

ほむら「……!」

まさか、『スタンド』にも時間を戻す『能力』があったなんて……。
でもそのおかげで、思っていたよりもずっと早く、私の魔法を理解してもらえた……!

ただ……当然、ここから彼らの『質問』は増えることになる。

仗助「と、すりゃあよ~~~。ここでまた疑問なんだがよぉ~~~~。
   キリカのやつが人を殺すのはなんでだァ?『理由』とか『目的』とかよ~~~」

ほむら「……『魔法少女狩り』」

マミ「えっ……?」

ほむら「呉キリカは、見滝原周辺の魔法少女を大量に襲う『魔法少女狩り』の実行犯。
    そしてそれを発案したのが恐らく……美国織莉子」

康一「じゃあ、キミが殺そうとしている『もう1人』っていうのはその、美国……。
   え?お、『織莉子』だってッ!?それって確か……」

マミ「呉さんが『会わないといけない』と言っていた人……!」

スタンドバトルの方が何かと特殊な事態に遭遇するしな
JOJO世界の時間流れは止まったり戻ったり消し飛んだり加速したりと実に忙しい

加速しまくって一巡もしたよな

仗助「となりゃあ、キリカが嘘をついてるよーに見えなかったのもトーゼンってわけか……!
   あン時のアイツは『魔法少女狩り』なんて、思い付きもしてなかったんだからよォ~~~~っ」

億泰「ヤ、ヤバイんじゃあねーのか!?そいつらが会っちまうってこたァよ~~~~っ!
   その『魔法少女狩り』が始まっちまうってことだろォ~~~~~ッ!」

康一「い、いや……待ってよ……。もしかしたら、『まだ始まらない』かもしれないぞ……。
   彼女は今日、『魔法少女狩りの犯人』として疑われていることを知った……。
   更に、『美国織莉子』と共犯であるということも含めて……!
   だからきっと、彼女たちは『魔法少女狩り』に対してかなり慎重になるはずだッ!」

っ……!
そうだ……確かに、自分たちが犯人だということを
少なくとも私に知られているのに、そう簡単に事件なんて起こせるはずがない。
彼女たちの『本当の目的』を考えればなおさらだ。

『魔法少女狩り』の狙いはあくまでキュゥべえの目をまどかから逸らすこと。
キュゥべえに『犯人探し』をさせて時間を稼ぐこと。
でも私に知られている時点で、その計画は破綻する……。
そのことに気付かないほど、美国織莉子は愚かではないはず……!
つまり……

ほむら「魔法少女狩りは、今回は起こらない……?」

マミ「少なくとも……まだしばらくは起こらないんじゃないかしら。
  あなたと呉さんとの出会いで抑止効果が生まれたことは確かでしょうし……。
  ただ……1つ、問題が生まれたことも事実だと思うの……」

ほむら「問題……まさか!」

マミ「ええ。あなたの魔法……『時間の巻き戻し』が、彼女たちに知られてしまうという可能性が……」

億泰「な、なんだとォ~~~~ッ?どーいうことだッ!オイ!
   喋ってねーのにどーやってバレるっつーんだよ~~~!?」

仗助「『呉キリカが美国織莉子に会う前に』……ほむらが『予言』しちまった、ってことだろーぜ。
   2人が人殺しに『なる』ってことをよォーーー。
   それってつまりよ~~『未来』を知ってるってことだもんなァ~~~~ッ」

康一「も、もし『巻き戻し』を知られたとすれば、一体どうなるんだッ!?
   彼女たちはどんな行動に出るんだ……!?」

ほむら「っ……」

私の魔法が、存在が……この段階で美国織莉子たちに知られてしまう……。
すると、どうなる?
彼女の推察は、どこまで及ぶ……?

狩る理由についてはどうなんだろ

キリカを使って家にいるまどかを暗[ピーーー]るとか?




織莉子「あ……あぁ……!」

QB「願いは叶ったかい?」

あれは、誰にも倒せない……。
あれを解き放ってはいけない……!

QB「どうしたんだい織莉子?顔色が悪いけど……」

どうすれば良い……?
どうすればあれを阻止出来るの……!?

っ…………!

織莉子「キュゥべえ、良いお知らせよ。私の魔法は、貴方の役にも立つみたい。
   貴方にとってとても良い、魔法少女の素体が居るようよ」

QB「へえ……それは楽しみだね」




『千歳ゆま』のことを教えると、キュゥべえはすぐに出て行った。
与えた情報はあまり多くないけれど、きっと数日のうちに見つけ出すだろう。
そう……稼げる時間は、そう多くない。
これだけではキュゥべえの目を逸らし続けるには不十分。

時間を稼ぐために他に思いつく方法は……何か大きな、『事件』を起こす。
そうすればきっと、『あれ』の正体を突き止めるための十分な時間を得られる。
ただ、それを実行するには、手が足りない。

そう……パートナーが必要だ。
『事件』を起こすための、パートナーが……

織莉子「……!今、視えたのは……」

そんな、まさか。
こんなにタイミング良く……?

そういやキング・クリムゾンにも未来予知あったよな

未来予知だけならボインゴも持ってたな
あと波紋で死の運命予知したり

いや……間違いない。
『来てくれる』……!
もうすぐ、私のパートナーになってくれる人が……!

キリカ「織莉子ーーッ!」

織莉子「!貴方は……!」

キリカ「うわあー!やっと会えた!会いたかった!会いたかったよ!」

織莉子「貴方、確か先日……」

キリカ「えっ!?も、もしかして!私のこと、覚えててくれてるの!?」

織莉子「ええ。お店のレジの前で、小銭を……」

キリカ「う、う、う……」

織莉子「……?」

キリカ「嬉しい!嬉しいよ嬉しいよ!キミが私のことを覚えてたなんて!
    今日はなんて幸せな日なんだ!織莉子にも会えた!私のことも覚えててくれた!」

人の出会いは運命ッ!

所用につき、ちょいと少ないけど今日の更新はここまでかも分からんね。
もし出来たら数時間後にもう少し続き更新します。

シナリオがジョジョっぽくなってきて熱い
乙乙


ジョジョらしい頭脳解析やったは



更新スピードが良い感じだね

おつ!

まどかはアニメしか見てないからキリカってやつと織莉子ってやつと千歳ゆまってやつをよく知らないわ
あれ?アニメに出てないよな?

外伝キャラだよ
個人的にはおりマギは15分アニメで放送して欲しいけど難しいかな……

漫画版のキャラ。アニメ以前のループの話

おりこ→能力は未来予知。予知によってまどかが世界を滅ぼす事を知りまどかの殺害を計画
キリカ→おりこの仲間。おりこに心酔
ゆま→魔女に殺される所を杏子に助けられ以後共に生活。おりこに利用される

おぉ、ありがとう!
そしてスレチだったかも、ごめんね
でもありがとう!

あとゆまはなんだかんだでメンタル最強でこの子がいるとマミや杏子関係の問題解決しちゃうんだ。

同じ外伝のプレアデスのやつらのやろうしてることもそれに使えるスタンドを探せ出せれば可能そうだな。

>>543
余裕があったら『きらら☆マギカ』のVol5から外伝が連載されているから、Amazonとかで購入してチェックとかもオススメ。

おりぱい揉みたい

織莉子「あの……」

キリカ「そうだ、自己紹介がまだだったね。私は呉キリカ!キミに会うためにここに来た!」

織莉子「私に会うため、って……どうして……?」

キリカ「決まってるじゃないか。すべてはキミへの愛だ!ただただ織莉子への愛が理由で、愛が目的だよ」

織莉子「えっと、それは……私のことを好きになってくれたから、ということで良いのかしら?」

キリカ「す、好きとか!そんな軽いものじゃないよ!私はもっと、もっともっともっと……」

織莉子「……ふふっ」

キリカ「えっ?な、なんで笑うの?私は真剣なんだよ!ホントにホントに……」

織莉子「もちろん、わかっているわ。ただ……嬉しくって」

キリカ「!ホントに?」

織莉子「……ありがとう。私のことを、そこまで想ってくれて」

キリカ「礼なんかいらないよ。だけど……」

織莉子「だけど?」

キリカ「これからずっと……私と一緒に居て欲しいんだ」

織莉子「ええ、もちろん!」

キリカ「や……やったあ!やっぱり今日は、幸せな日だ!」

織莉子「これからよろしくね、呉さ……」

キリカ「?どうしたの、織莉子?」

織莉子「……いえ、なんでもないわ。これからよろしくね、キリカさん」

キリカ「えっ。やだなあ、『さん付け』なんて必要ないよ。呼び捨てで構わない!
    あっ……!で、でももちろん!キミがそう呼びたいのなら『さん付け』でも良いよ!
    うん。そう、そうだ。織莉子の呼びたい呼び方で呼んでくれれば良い!」

織莉子「ふふっ……わかったわ。それじゃあ改めて。これからよろしくね、キリカ」

キリカ「……!うん!よろしく、織莉子!」

キリカ「そうだ、早速だけど!私に何か役に立てることはないかな?」

織莉子「役に、立てること……?」

キリカ「そうさ。私は織莉子の役に立ちたい。キミのためなら、私はなんだってするよ」

……そうだ。
この子は、本当に……。

大丈夫、この子なら、大丈夫だ。
私にはわかる。
この子になら、話してしまっても……

織莉子「ありがとう、キリカ……。それじゃあ、聞いてくれるかしら。
    少し、ショックを受けてしまうかも知れないけれど……」

キリカ「うん、大丈夫。なんでも言ってくれ」

織莉子「……私には、為すべきことがあるの」

キリカ「為すべきこと……?」

織莉子「ええ。世界の終末を……滅びの運命を回避すること」




キリカ「――そうか、うん、わかったよ」

織莉子「驚かないの……?」

キリカ「何に対してだい?世界が滅びること?魔法少女が魔女になること?『魔法少女狩り』のこと?
    そんなの、どれも驚くに値することじゃない。
    私はただ、キミへの愛に従って判断して行動するだけだ」

織莉子「……ありがとう、理解してくれて」

キリカ「それはそうと、織莉子。キミはこのことを誰かに話したことはあるの?」

織莉子「いいえ。識ったのも思い付いたのも、ついさっきのことだもの。今貴方に話したのが最初よ」

キリカ「……だよね。ウン。なるほど。ゴメン織莉子。訂正する。1つだけ、少し驚くことがあったよ」

織莉子「……?どういうこと?」

キリカ「織莉子と私が『魔法少女狩り』を実行することを、知ってる奴が居た。
    それもタイミングで言えば、キミが契約するよりも前にだ」

織莉子「っ……!詳しく、聞かせてもらえる?」




織莉子「――そんなことが……。でも、貴方が無事で良かったわ。
    その方たちには是非お礼をしなくてはいけないわね。
    それにしても、『魔法少女』でなくても不思議な力を持っている人が居るのね。
    『魔法少女』が居る以上、そんな人たちが居ても当然なのかも知れないけれど、少し意外だったわ」

キリカ「そうだよね。私も最初はビックリしたよ」

織莉子「それはそうと……どうして『暁美ほむら』は私たちの『未来』を識っていたのかしら?
    彼女の魔法は『時間停止』で間違いはないのよね?」

キリカ「うん。恩人の1人がそんなこと言ってたし、
    それに私が食らったおかしな攻撃も、『時間停止』だと考えれば理解できる」

織莉子「…………」

……暁美ほむらの魔法は『時間停止』。
でも『時間停止』では、私の契約前に『魔法少女狩り』を予言するなんてどうしたって不可能。
一体、どうやって……『時間停止』以外にも何か……

織莉子「……もしかして……『時間を操る』魔法……?」

キリカ「えっ!?それって……まさか」

織莉子「暁美ほむらは、時を『止める』だけでなく『巻き戻すことができる』……。
    そう考えれば、彼女の『予言』が理解できるわ」

キリカ「そうか……。『未来から来た人間』と考えれば、
    確かに『魔法少女狩り』のことを識っていてもおかしくないね」

織莉子「……やめておいた方が、良いかも知れないわね」

キリカ「やめるって……魔法少女狩りを?」

織莉子「ええ……。彼女は、今はまだキュゥべえには話していないようだけど……
    もし魔法少女狩りが起これば間違いなく、私たちのことを話してしまうでしょう。
    そうなってしまっては全てが台無しだもの」

キリカ「そっか……そうだね。わかった。キミに従うよ。魔法少女狩りについては見送ろう」

お、先が見えなくなってきたな

キリカ「まったく。織莉子がせっかく考えた計画を無駄にするなんてつくづく……
    あれ?ちょっと待ってよ。『魔法少女狩り』のことを識ってるんならさ。
    もしかして……暁美ほむらは世界の終わりのことも識ってるんじゃないの?」

織莉子「……キリカ、彼女の容姿については覚えてるかしら?」

キリカ「え?うん、一応。えっと……魔法少女姿は左腕に円盤みたいなのが付いてて……
    スカート、黒いタイツ……。髪も黒くて長かったよ。
    それから、えっと、そうだ!変身が解けたら、見滝原中の制服だった!
    私と同じ学校の制服だよ。でもそれがどうかしたの?」

織莉子「……やっぱり」

キリカ「?……?」

織莉子「私が視た光景に居た少女が……それとまったく同じ姿をしていたわ」

キリカ「えっ!それって、つまり、暁美ほむらが?『その光景』に?」

織莉子「…………」

キリカ「……織莉子?」

>>544
???「アルシオーネ、エレクトラ、マイア、タイゲタ、ケラエノ、アステローペ、メロペーの7人の女神の祝福により、我、400光年の彼方よりここに降臨。
アイアム、ミスタープレアデス!」

暁美ほむらは、どこまで識っているの……?

彼女は、『あの時のあの場所』に居た。
つまり……彼女は『あれ』が何なのかを識っている。
『あれ』の正体を識っている。
それは多分、間違いない。

更に、時間を巻き戻したということは、彼女もまた運命に抗おうとしている人物だということ。
目的は『世界の終末の回避』。
これも多分、間違いはない。

そして……私たちのことを殺そうとしたという事実。
これは、何故?
『魔法少女狩り』を止めるため?
その可能性はある。
例えば……『魔法少女狩りで友人を殺された』だとか、そんな理由がいくつか思い付く。

もしそうなら、私たちが『魔法少女狩り』さえしなければ、
暁美ほむらと対立する理由はなくなるということになる。
……なら、どうする?
『魔法少女狩りはやめる』と宣言し、『あれ』を止めるための協力を要求する……?

私たちと彼女の目的は一致しているはず。
共に『世界を救う』こと。
ならきっと、彼女も協力してくれるはず。
3人でなら、『あれ』を始末するのももっと早く……

……待って。
彼女は既に、『あれ』の正体を識っているはず。
だとすれば……どうして『あれ』はまだ生きているの?
私の視た未来が変わっていないということは、『あれ』がまだ生きていることには間違いない。
つまり……暁美ほむらは、『あれ』の正体を識っていながら、生かしている……?
一体何故……

織莉子「まさか……!」

キリカ「や、やっと喋ってくれた!あんまり長く黙り込んじゃうものだから心配しちゃったよ!」

織莉子「キリカ……私たちの目的は、そう簡単には達成できるものではなさそうよ」

キリカ「え?どうして?そりゃ、まあ、確かに暁美ほむらの存在と魔法は厄介だけどさ。
    でも別に、いちいちあいつを相手にする必要なんてないんだし……」

織莉子「その暁美ほむらが……『あれ』を『守っている』としたら?」

今日はこのくらいにしておきます。



「見滝原を守る」「まどかを契約させず守る」どっちもやらなくちゃいけないのがほむらの辛い所だな

乙で

つーことはよぉ、ほむらの方もなぜ織莉子達が魔法少女狩りを行っていたかっつー
「推論」含めて、魔法少女の真実を全部話さないといけなくなるって流れだな~

乙です共通の目的が有りながら互いに潰し合いをするって言うと
5部の護衛チームと暗殺チームを思い出すな。
あれも最終的な敵がボスなら共闘しないまでも休戦くらいはできただろうな。

後付け設定だが、仮に暗殺チームがボス倒せても麻薬製造ルートを押さえる事は出来ないという・・・

おりマギを読んでいないための画像
キリカ
織莉子
ゆま
ttp://livedoor.blogimg.jp/matomagi/imgs/e/2/e2bc840a.jpg

暗殺チームには主人公補正が無かったんだよ
あいつらスタンド強いから大抵の敵なら倒せるだろうし

>>563
二枚目某STGの吸血鬼かと思った

おつ~
織莉子はほむらが何でまどかを守ってるか聞いて契約させないように協力してもらえればいいんだが、ほむらのことだし関係ないとか何とか言って印象悪くするんだろうな

ほむらがまどか殺害阻止の為に手っ取り早くかつ確実な手段で織莉子達を[ピーーー]事を選択したように
まどかの魔女化阻止に最も確実かつ手っ取り早い方法が殺害だからなー
しかも一度まどか殺されてる経験あるから心象としては最悪よ

元々コミュ障でループで精神が摩耗してこじらせてるからなぁ

もう手遅れだ

いや今回は仗助たちもいるし何とかなるだろう…!

大抵はクーほむがフサァとやって回りが無条件に頷くような話ばかりなので
これからの展開にチョー期待してます

ザハンドの絶対的な破壊力はワルプルギス戦で大きな役割を担いそうだな
ただ、相手がデカすぎるってーのが問題だけど。こんな時にキラークイーンさえあれば

ワルプル爆弾にしたら見滝原が消し飛びそう

キラークイーンでも生き物を丸ごと爆弾にするのは厳しいんじゃね?

キラークイーンなら理論上というか設定上できそうだけど
まず接近できるかが怪しいし吉良は死んでるから意味のない話

手頃な大きさの物を接触起爆弾にしてポイーすればいいと思うけどまあ吉良おらんから言ってもしょうがない

魔女にヘブンズドアーは効くのかな?

効いても解読不可能だろうな

SANチェックが発生しそう

ルーブルの時みたいに死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死と表示されるかなんか魔女語的なものが書かれてるんだろう

効くとは思えんがな。読めても意味ないし、多分書き込んでも意味ないと思う
そんな分かりやすいものだったら苦労しないはず
てか4部で猫とか単純な思考のやつには効きにくいとかあった気がする


毎度毎度おもしろいわ

オリコのやつは読んでないがオリコってこんなに察しが良いのか?

>>581
逆だよ。単純な精神の方が簡単に本に出来る。

チープトリック戦で本人が言ってたな、猫なら人間よりも簡単に本にできるって

漫画版のさやかヴィアちゃんの魔女語見るに、魔女は発狂した人間程度の精神っぽいし。




マミ「現状で1つ言えることは……暁美さんが狙われる可能性が高い、ということかしら」

康一「向こうからすれば完全に『邪魔モノ』だもんねェ~……
   『魔法少女狩り』を止めようとしてる存在はさぁ~~」

億泰「あのよォ~……。オレが馬鹿だからわかってねーだけかもしんねーけどよ~~~。
   あいつらはなんで『魔法少女狩り』なんつー事件を起こすんだ~~~~?」

康一「そりゃあ、グリーフシードを『独り占め』するためじゃあないの?
   ライバルは1人でも少ない方が良いんだし……」

そう……普通はそう考える。
出来ればそのまま、そう思い込んでくれれば良いのだけど……

康一「あれ……待てよ……?よく考えてみると何かおかしいぞ。
   魔法少女がライバルだとすれば、どーして彼女たちは魔法少女同士で『組んでいる』んだ……?」

ほむら「…………」

やっぱり……そう簡単には行かないわね。
グリーフシードの独占が目的なら、仲間を作るということはその目的に矛盾する行為なのだから……。

仗助「確かに妙な話だよなァ……。ライバルを減らすために『魔法少女狩り』なんつー
   トンデモねー事件を起こすよーな奴らがよー。『利害の一致』程度の理由で組めるモンなのかぁ?」

康一「もしかして……お互いがお互いを利用し合っている、とか。
   ある程度ライバルを減らしたら、隙を見て殺してやる……っていう風に……」

マミ「暁美さん……1つ確認しておくけど、あの子たちはほぼ初対面同士なのよね?
  例えば、お互いを信用できる親友みたいな……そういう関係じゃないのよね?」

ほむら「……ええ。間違いないはずよ。
    呉キリカ自身が美国織莉子のことを『まだ何も知らない』と言っていたから。
    ただ……呉キリカは美国織莉子に心酔している。理由は私にも分からないけれど……」

マミ「心酔……。じゃあ、呉さんが美国さんを利用しているということはなさそうね」

億泰「っつーこたァよ~~~。美国織莉子が、キリカのやつを利用してるっつーことか~~~っ?」

仗助「いや、それもおかしくねーかァ?だってよォー、『ほぼ初対面』同士だぜェ~?
   オレが美国織莉子の立場ならよ~~~。
   『ほぼ初対面なのに自分に心酔してる奴』なんかぜってー信用できねーぜ。
   そんなもん、自分を騙そうとしてるに決まってんじゃあねーか。フツーはよ~~~~」

康一「確かに……魔法少女狩りの『発案者』なら、
   なおさらそーいう疑わしい『敵』は放っておけないはずだ……。
   利用しよーとして自分が殺されたんじゃあ、あまりにもマヌケすぎるし……」

見た目は頭悪そうなのに会話は知的な不思議
まどまぎキャラと並ぶと特に

マミ「よほど『殺されない』自信がある……?それとも、何か他の理由があるのかしら……」

億泰「美国織莉子がよっぽどの馬鹿ってこともあるかもしんねーぜ~~~」

仗助「どーなんだ、ほむら……。知ってんじゃあねーのか?おめーはよォー」

ほむら「……言ってなかったわね。美国織莉子の魔法について」

マミ「彼女の魔法が……何か関係あるの?」

ほむら「美国織莉子の魔法は、恐らく『予知』。彼女はきっと、呉キリカが自分を裏切らないことを知っている。
    だから安心して『ほぼ初対面の相手』とも組めるの」

康一「よ、『予知』……!確かにそれなら納得できるぞ……」

ほむら「美国織莉子は、呉キリカの心酔が本物であることを確信した上で、
    自分の目的のために彼女を仲間に引き入れた……それは間違いないはずよ」

億泰「そーいやァ、おめー言ってたな!『魔法少女狩り』はよーー。
   美国織莉子が思い付いて、それを実行すんのがキリカだってなァ~~~」

康一「なるほど……。そーいうことなら、2人で組んで『魔法少女狩り』をしててもおかしくないね」

仗助「まあ……そーだな。辻褄は合うぜ」

ほむら「…………」

……流石に彼女たちの『本当の目的』の存在までは気付かれなかった。
まあ、それも当然ね。
これはこれで、十分納得できる答えなのだから。
わざわざ疑う意味がない。
とりあえず……一先ずは安心、と言ったところかしら。

マミ「問題は、美国さんが呉さんのことをどう思っているかよね……。
  もし本当にただ利用するだけだとすれば、用が済めば呉さんまで始末してしまうということも……」

億泰「何ィ!?だ、だとすりゃあよぉ~~~~!
   早く美国織莉子のやつを止めねーとヤベーじゃあねーかッ!」

康一「ど……どーなの、ほむらさん?それは分からないの?」

ほむら「……前に2人を見た時は……利用する側とされる側という風には見えなかったわ」

そう……美国織莉子の最期。
彼女は避けられたはずの杏子の攻撃を避けずに……呉キリカの体を庇った。
あの様子からはとてもじゃないけど、ただ利用しているだけの人間とは思えない。
だから……

ほむら「美国織莉子も呉キリカも、どちらか一方に利用されてる『被害者』なんかじゃない。
    どちらも『加害者』。助けないといけないだとか、余計なことを考える必要はないわ」

康一「そ、そっか……じゃあなおさら危険だよね……。利用しているんじゃあないとすれば、
   美国織莉子は『仲間』を襲ったほむらさんに対して『怒り』を感じているはずだ……!」

億泰「そりゃあ確かに!『ぜってーぶっ殺すッ!』と思ってるに違いねーぜェーー!おめーに対してよォーーーッ!」

仗助「だがよォー向こうもかなり慎重になってるはずだぜ~~。
   なんせ、時を止める『能力』を相手にするんだからな~~~っ」

マミ「でもやっぱり、用心するに越したことはないですよね……」

ほむら「それじゃあ……手伝ってもらえる、ということで良いのかしら」

マミ「……手伝うというのは、彼女たちを倒すこと?それとも、あなたの身を守ること?」

ほむら「自分の身は、自分で守れるわ。だから手伝ってもらうのは、あの2人の始末」

仗助「待ちな、ほむら……。『始末』っつーとよォ。やっぱおまえ、あいつらを殺す気かよ?
   おまえは相当焦ってるみてーだがよォ~~。
   あいつらはまだ『誰も殺しちゃあいねー』んだぜェ~~~?」

ほむら「……そんなことは分かってるわ」

仗助「確かにそいつらはかなりヤベー危険人物なのかもしんねーケドよォーーーー。
   ボコボコにブン殴って再起不能にするだけじゃあ足りねーのかァ?
   それとも『魔法少女』にとっちゃあそれがフツーなのかよ?」

ほむら「…………」

仗助「『魔法少女』の世界のことはよく知らねーけどよォ。
   『殺す』んじゃあなくてよーーー。『再起不能にする』なら手伝っても良いぜ」

康一「あ、うん……。それならボクも手伝いたいかな」

億泰「まーオレも賛成だがよぉ……でも再起不能っつってもよーー。
   相手は『魔法少女』だろォ~~~?そー簡単に行くのかよ~~~~~?」

マミ「確かに……回復力の高い魔法少女なら、かなり酷い怪我でもすぐに治ってしまいます。
  それこそ、場合によっては東方さんの『クレイジー・ダイヤモンド』にも引けを取らないくらいに……」

仗助「あ~~そりゃあ確かにちと厄介だが……
   そんときゃあ、ソウルジェムを奪っちまえば良いんじゃあねーのか?
   魔法さえ使わせなきゃあよー。一般人と大して変わんねーんだろォ~?」

ほむら「…………」

この人たちは何も知らないから……。
だから『殺す必要がない』なんて言える。

あの2人の『本当の目的』や執念深さを知っていれば、
『殺す必要がない』なんてこと、簡単に言い切ることなんて出来ないはず。
私が話していないのだから仕方ないことなのだけど……。

でも……仕方ない。
今はとにかく、少しでも手助けを得ることが最優先。
彼らは、『殺さない』のであれば手伝うと言ってくれている。
とりあえず、この人たちの言葉に従おう。

それに私だって……進んで人殺しをしたいわけじゃない。
まずは彼の言うとおり、『再起不能』になってもらって……。
その後のことは、またそれから考えましょう。

ほむら「わかったわ……。美国織莉子と呉キリカは殺さない。
    あなたの言うとおり、ソウルジェムを奪って無力化することにしましょう。
    だから……あの2人を見付けて、倒すのを手伝ってもらえるかしら」

マミ「ええ、もちろん。そんな事件を起こそうとするなんて、同じ魔法少女として放ってはおけないもの」

ほむら「……ありがとう」

康一「あっ。そー言えばさぁ~。ボクたちまだ、自己紹介もしてなかったよね。バタバタ忙しくってさ!」

億泰「オー。そーいやそーだぜ~~ッ。これから協力する上で必要だよなァ。自己紹介はよーーっ」

仗助「一応確認するけどよー。ほむらおまえ、オレたちに会うのは『初めて』なんだよな?」

ほむら「ええ……巴さんのことは知っているけれど、『スタンド』という存在を知ったのも今回が初めてよ」

マミ「私のことは、どのくらい知ってるの……?どんな魔法かは知ってる?」

ほむら「リボンでの拘束とマスケット銃での射撃が基本……で合ってるかしら」

マミ「ええ……合ってるわ。なんだか一方的に知られるっていうのも不思議な気分だけど……。
  けどまあ、それだけ分かっているのなら十分ね」

ほむら「そう、良かった。それじゃあ……『スタンド使い』の3人に、自己紹介をお願いするわ。
    名前だけじゃなくて自分のスタンドについても、出来るだけ詳しく教えて欲しいのだけど」

ちょいと少ないけど、今日はこのくらいにしておきます。

ディモールト乙

仗助にとっては「殺さずに再起不能」なんてお手の物だよなあ


このほむらはコミュ障度が少し低くて良い


そりゃヤンキーみたいなのに顔面ボコボコにされたら多少コミュ障でも素直になるってもんよ

おつ
魔女と戦ってても、強面のヤンキーに拳でボコボコにされたらトラウマよぉ。恐怖の度合いがちがわぁ

ほむほむ少し冷静になって脳みそフル回転だな。それでも切羽詰まる感じがにじんでるけど

乙ッ

しかし隠してコソコソしようとするのがバレたら信用を失うことになるぞ ほむらァ!の形になるな…


ジョジョって原作でも「勢い」や「凄味」でムリヤリ突き抜けている時があるからSG問題の幾つは解消できるんじゃね?と思えてしまう……

メビウスの輪や殺人ウイルスの免疫はまだしもジェイルロック戦の勝ち方は無理矢理すぎたような……

少年漫画にテンポ悪くなるような要素いれたら燃えないだろ?
緻密なのが好きなら他の漫画や小説で補うべし

>>603
別にそこには文句言っていないし、そこがジョジョらしさなんだけど……
だけど、未だにジェイルロック戦の勝ち方は認められない!ワクワクしてたらなんだよあの勝ち方!こじつけレベルじゃねーぞ

数学的勝利!

ID:/gmMckU80
で、お前の主張はこのスレと何か関係あるのか?
消えうせろ汚らわしい




ほむら「――本当に、色々な『能力』があるのね……」

仗助「さてと……早速だが自己紹介も済んだトコでよーー。これからどーするかについて話し合おーぜ」

マミ「ええ……まずは美国さんと呉さんの今後の動きを考える必要がありそうですね。
  暁美さんの経験から予測が立てられれば良いんだけど……」

ほむら「……私のことを敵対視していても、流石にまだ攻撃を仕掛けてきたりはしないと思うわ。
    もっとも、『今はまだ』……だけど」

康一「つまり、しばらくは様子見……っていうことになるのかなァ?
   もう少しほむらさんのことがハッキリ分かるまで調べたりだとか……」

億泰「じゃあよーーっ。そのスキにこっちから仕掛けちまえば良いっつーことだよな!」

ほむら「それが一番良いのだけど……あなたたち、彼女たちの居場所を知ってるの?」

億泰「そりゃあ~……知らねーけどよォ~~……」

ほむら「……今わかっているのは、彼女たちが通う学校だけ。接触する機会があるとすればそこになるわ」

仗助「確かよー……ほむらとマミはキリカと同じ学校だったよなァ?
   じゃあキリカの方はおめーたちが会えるとしてよォ~~……
   もしかして、オレたちが美国織莉子の方かァ~~?」

康一「で、でもちょっと待って!美国織莉子の魔法は『予知』なんだよねェ?
   仮に今、この時には何も知らないのだとしても、
   ボクたちが会いに行く頃にはバレバレなんじゃあないの……?」

仗助「ああ……オレも今それを言おうとしてたんだよ」

億泰「い、言われてみりゃあ確かにその通りだぜ!
   それじゃあよーーっ!オレたちの方から美国織莉子に会うなんてムリじゃあねーのかァ~~~ッ?」

マミ「そうですよね……。ねえ暁美さん、美国さんに会うのはこの際、諦めた方が……。
   みんなのことが『予知』で知られてしまうことを考えると、あまりに危険すぎるわ」

ほむら「ええ……だから明日はまず、呉キリカに接触することだけを考えましょう。
    『スタンド使い』の3人は出来るだけ早く見滝原に来て、見滝原中の近くで待機してくれると助かるわ」

億泰「どーするっておめー、キリカのソウルジェムぶん盗るんじゃあねーのかよ~~?」

仗助「いや……ちと思ったんだけどよ~~~。
   ソウルジェムを奪うなりなんなりしてよーー、キリカを再起不能にするとすっだろ?
   その後はやっぱ、イロイロ聞き出すよなァ?特に美国織莉子の情報についてはよ~~~」

マミ「それは、まあ……そうでしょうね」

仗助「で、ここで確認してーんだがよォーー……キリカの『心酔』具合はどんくれーなんだ?」

ほむら「……そういうことね。結論から言うと、呉キリカは、美国織莉子を裏切るようなマネは絶対にしない。
   たとえ自分が死ぬより酷い目に遭おうとも、必ず美国織莉子の秘密は守り抜くはず」

億泰「ま、マジかよ~~~っ。あいつから美国織莉子のことを聞くのはムリっつーことかァ~~~~?」

ほむら「少なくとも、無理矢理聞き出すのは不可能でしょうね」

康一「こ、こんな時露伴先生が居てくれたらなぁ~~……。
  でもわざわざこんなところまで来て手伝ってくれるよーな人じゃあないもんなぁ~~。
  仮に手伝ってくれるとしても、『家まで連れて来い』くらいは要求しそうだもんなぁ~~……」

『魔法少女』の話をすれば興味がわいてほいほい着そうだけどね……

QBやほむらにもヘブンス使って地雷情報も引き出すんだろうなぁ…

あの先生なら遠慮無くそういうことする
初対面の早人にもやってたし

乙!

仗助達がいるなら展開余裕だろと思ったけどそんなことはなかったぜ

ほむら「情報を聞き出せる『スタンド使い』が居るの……?
    ……いえ、だけど……きっとそれも難しいわね。
    連れて行くまでに何をするか分からないし、自殺してしまう可能性だってあるわ……」

マミ「じゃあやっぱり、『話し合い』で聞き出すしか……。
  でもよく考えれば、暁美さんじゃなくて私なら、可能性はあるわね。
  呉さんの中で私たちがまだ『恩人』であったなら、の話だけど……」

億泰「おおッ!そーだったぜ!『恩人』にならよ~~~っ。
   美国織莉子のことも教えてくれんじゃあねーかぁ~~~~ッ?」

ほむら「『恩人』……?呉キリカがそう言ったの?」

康一「あ、うん。ぼくたちがキミからキリカさんを助けた後にね。
   『礼は必ずする』……って。確かにぼくたちになら、イロイロ話してくれるかもしれないぞ!」

仗助「問題は……オレたちがほむらと協力してるってのを
   美国織莉子にバレちまってねーかっつーコトだよなァ~~~~……」

マミ「『予知』で私たちと暁美さんの関係を知ったら、当然そのことは呉さんにも伝わる……。
  やっぱりここでも、美国さんの『予知』がネックになるわね……」

ほむら「……それでも、知られていない可能性もあるわ。
    美国織莉子の『予知』は、自由に『視たい未来を視ることができる』わけではないから」

仗助「なにっ!それってつまりよー。あいつはまだ、『予知』を使いこなせてねーのかァ?」

……もし美国織莉子が、『視たい未来を視ることができる』のであれば……。
まどかはもっと早くに、もっとあっけなく……殺されていたはず。
でも、実際は違った。
ということは……

ほむら「彼女が契約して間もないからか、それとも『そういうもの』なのかは分からないわ。
    だけど、あの『能力』はそれほど万能なものでもないということは確かよ」

マミ「それじゃあ、会ってみる価値はある……ということね」

ほむら「ええ……ただし、気を付けて。『予知』されている可能性がないわけじゃないのだから」

康一「会い方にも慎重にならないといけないよね。万が一を考えるとさぁ~~。
   騒ぎを大きくしたいワケじゃあないだろーし、
   流石に人前じゃあ襲ったりはしてこないだろーけど……」

億泰「じゃあ人気のねートコで会ったりするのはヤベーなッ。やめた方が良いぜ~~!
   会うならよォーー、周りに大勢居るトコじゃあねーとなァ~~~!」

仗助「そーだなァー……偶然を装って顔だけ見せるってのはどーだ?
   廊下とかで、向こうが気付くギリギリのとこに立ってよォーーー。
   こっちは気付かねーフリすんだよ。そんで、キリカの反応を見るッ!
   向こうが親しげに近寄ってくりゃあ、まず第一関門突破ってとこだなァーー」

マミ「第一関門……それじゃあ、第二関門は?」

仗助「できればその場でよォ~~。美国織莉子の話を切り出すんだよ。
   『暁美ほむらが狙ってたっていうもう1人の子は無事かしら』って具合にな~~っ。
   そーやって少しずつ情報を聞き出していってよォーー。
   ただし……もし人気のねートコに連れて行かれそうになったら気ィ付けろよ?
   そこで『敵』をブッ潰すつもりかもしんねーからなァ~~」

マミ「そう……ですね。もしそうなったら、暁美さん……」

ほむら「ええ……万が一の時は、私と巴さんで応戦しましょう」

仗助「それからよォーー。美国織莉子の住所なんかも聞き出してェとこだが……。
   もし『案内する』だとか言われた時も気ィ付けた方が良いよなァ~~」

マミ「それはつまり……『罠』の可能性が高い、ということですね」

ほむら「そうね……仮に本当に美国織莉子の家に案内されたとしても、リスクが高すぎるわ」

康一「す、少なくとも、1人で行くのは絶対にやめた方が良いよね!」

億泰「そんじゃあよォ!そんときゃあオレたちも行くぜ~~ッ!
   ほむらもコッソリ後から付いてくりゃあ5対2になるじゃあねーか!」

ほむら「そうね……もし美国織莉子の家に『招待』された場合は、そうしましょう。
    まあ家に着く頃には美国織莉子に『予知』で知られているでしょうけど……。
    どうせいつかは戦うことになる相手なんだし、決着は早いに越したことはないわ」

仗助「よしッ!決まりだな。そんじゃあそーいうワケでよー。とりあえず明日、頼むぜマミぃ~~」

マミ「ええ。暁美さんも、もしもの時はよろしくね。
  会話の内容も、出来る限りテレパシーで伝え続けるから」

ほむら「そうしてくれると助かるわ」

ほむら「それから、言い忘れていたけれど……
    私は明日学校を欠席して、校舎の外から呉キリカの様子を窺うわ。
    その方が教室内の呉キリカを常に目で確認できて確実だと思うし」

マミ「それは……確かにそうだけど。でも、良いの……?」

ほむら「授業のことを心配してるのなら問題ないわ。今まで『何度も』受けてきた内容だもの」

マミ「そう……?えっと、それじゃあ、お願いしても良いかしら」

ほむら「ええ。それから、万が一彼女が欠席だった場合は……あなたたち3人にも連絡するわね」

康一「それってつまり……ボクたちも一緒にキリカさんを探すってこと?」

仗助「いや、それだけじゃあねーぜ……。
   『欠席』ってこたァよーー。美国織莉子と一緒に居るかもしんねーっつーことだろォ?」

億泰「!ってこたァつまり……マミがキリカのやつに会っても会わなくてもよォ~~!
   どっちにしろ『戦う』っつーことだよなァ。早けりゃあ明日あの2人とよォーーーー!」

ほむら「そうね……だから、心の準備だけはしておいて」

マミ「あっ……そうだわ、暁美さん。私たち、まだ肝心なことをまだ聞いてなかった……。
  戦いになるのなら、相手の『魔法』を知っておいた方が良いでしょう?」

康一「そ……それは確かに知りたい!
   『能力』を知っているかどうかで、戦いやすさはまるで違ってくるッ!」

マミ「美国さんの魔法は『予知』だと知ってるけど、どんな『攻撃』をするのかは知らないわ。
  呉さんについては、まだ何も……。暁美さんの知ってる範囲で良いから、教えてくれる?」

ほむら「そうだったわね……ごめんなさい。教えておかないといけないことだったわ。
    まず美国織莉子の攻撃は、水晶のような魔力の塊を複数飛ばして当てるというもの。
    これだけならさほど脅威ではないのだけど……」

億泰「キ……キリカの魔法がヤベーっつーことかよ?」

ほむら「呉キリカの魔法は、私も正確には知らないわ。ただ……彼女は『速い』。
    攻撃手段は、高速で近付いて刃物で切り裂くというもの。
    そしてその『速さ』は彼女自身だけでなく、美国織莉子にも影響していた」

仗助「つまり……モノの『速度を上げる魔法』か?」

ほむら「ええ、『速度操作』の魔法……。その可能性が高いと思うわ」

マミ「『予知』と『速さ』の組み合わせ……想像しただけでも厄介ね。
   しかも『切り裂く』攻撃が相手だと、私のリボンで拘束できるかどうか……」

億泰「た、確かにそりゃあヤバイぜ!マミの『リボン』が効かねーってんじゃあよォーーッ!
   動きを止めることができねーっつーことじゃあねーかよ~~~!相手は素早いっつーのによォ~~~!」

仗助「マミ、おめーマジで気ィ付けろよ?キリカのやつが登校してた場合はよォーー。
   ほむらが居るっつっても、ぜってー無茶すんじゃあねーぞ」

康一「何か『マズい』と思ったら、すぐほむらさんに連絡するんだよッ!」

マミ「ええ、大丈夫……。無茶をしない範囲で、出来るだけ情報を聞き出せるようにしますね」

ほむら「出来れば……『予知』されていないことを祈りましょう」

マミ「そうだわ。最後に確認するけど……取り敢えず、
  暁美さんと私たちは『敵対関係』を装っておく、ということで良いのよね?」

仗助「まあそーだな。キリカのヤツに関係がバレるまではよォ~~。
   ほむらをボコボコにして脅しかけたら大人しくなったっつーことにしとこーぜ」

ほむら「……そうね、それで構わないわ。じゃあ、そういうことで……明日はよろしくお願いするわね」

マミ「ええ。頑張って、『魔法少女狩り』を止めましょう!」




杏子「へへっ、グリーフシードゲット!」

まさか別の縄張りに入った途端に魔女に会うとはね。
この街の魔法少女にも会わなかったし、ラッキーだった。
最近風見野が不景気だから試しに足伸ばしてみたけど、正解だったよ。

せっかくだし、魔法少女に会うまでちょくちょくここで狩らせてもらおうかな。
風見野と掛け持ちなら、そうそう会うことはないっしょ。
ま、会ったところで奪えば良いだけの話だけどさ。

杏子「さて、まだ魔力も余裕だし、ついでにもう一仕事……ん?」

母親「おい!さっさと歩けってんだよバカガキ!ボサボサしてんじゃないよ!」

  「ま、ママぁ~、でもこれ、重いよぉ……」

母親「チッ……。文句言う暇があったら運びな!」

  「痛ッ!ご、ごめんなさい、ごめんなさい……!」

母親「ふん、わかりゃあ良いんだよ。この役立たずが……」

  「あっ……!ま、待って、ママぁ……!」


杏子「…………」

……なんだよ、くそっ……。
せっかくやる気になってたってのに……シラけちゃったじゃんかよ。

良いや、今日はもう風見野に帰ろう。
魔女狩りする気分でもないし、さっさとメシ食って寝よう。

杏子「はあ……嫌なもん見ちまったな、ったく……」

今日はこのくらいにしておきます。
あと、次の更新は月曜になるかも分からんね。
日曜は確実に無理で、土曜は出来たら更新します。

カチャ

フフフこれは投下乙のサインだよ


話面白いうえに4部キャラに違和感が全く無いのが凄い

乙! ついに織莉子メインの杏子とゆまの登場か 次回が楽しみだな


そういや4部トリオが人間を直接殺したことはないんだっけ?

投下乙也

以前見かけたアニメ風の織莉子とキリカ

ttp://www.syu-ta-anime.com/blogimg/2011/c/20110625madoka04.jpg
ttp://www.syu-ta-anime.com/blogimg/2011/c/20110618madoka06.jpg

>>628
全部基本はボコボコにして放置だな

アンジェロとかエニグマとか「人として生きている」か微妙な連中はいるけど

乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙乙ーレ・ヴィーア

(乙っていきな)



おりキリが問答無用でブチ殺されない展開で期待

シルバーチャリ乙!

まず美国織莉子の攻撃は、水晶のような魔翌力の塊を複数飛ばして当てるというもの。

エメラルドスプラッシュ‼

水晶ならクリスタルじゃないかね?

この二人ほど「殺人」に向いた能力の魔法少女も珍しい

翌朝、見滝原中学校

マミ『……暁美さん、聞こえる?』

ほむら『ええ、聞こえるわ。どうしたの?』

マミ『ううん、もう学校の近くに来てるのか、確認しておこうと思って。
  それから、呉さんはどう?もう登校してきてる?』

ほむら『どうかしら……少なくとも、教室には居ないみたいだけど。
    登校してる姿も見てないし、まだ来てないんじゃないかしら』

マミ『そう……わかったわ。姿が見えたら一応教えてね』

ほむら『ええ。それじゃあ、また』

……巴さん、やっぱり少し緊張してるみたいね。
まあ、無理もないことだけど……。

ほむら「っ!あれは……」

まどかと、美樹さんと志筑さんが登校してきた。
……良かった、何も変わりはなさそうね。
ここから見える限り、周囲に異常もない。
キュゥべえはまだ、まどかの存在には気付いていないみたいね。

そう言えば……美国織莉子がキュゥべえの目を逸らすためにやったことは、
『魔法少女狩り』だけではなかったはず。
『ゆま』という子の存在も利用していたと、あの時キュゥべえ自身が言っていた。
確か『ゆま』というのは……杏子や巴さんと一緒に居た、あの幼い子のことだったわね。

キュゥべえがまどかの存在に気付いていないということは、
『魔法少女狩り』は起こしていなくても、今回もまた、その子を利用したということなのでしょうね。

正直、あんな小さな子が魔法少女になることを考えると良い気分はしないけれど……
でも、少なくともキュゥべえがあの子を追っている間は、まどかは無関係で居られる。
出来れば……そうね。
契約はしないなりに、時間を稼いでくれるとありがたいわ。

……まどかたちが、教室に入っていく。
HRが始まるまで、残り10分程度……。

呉キリカは……まだ来ていない。




ほむら「…………」

とうとう、HRが始まってしまった。
だけど呉キリカは……

マミ『暁美さん、どう?呉さんはもう来た?』

ほむら『……いいえ、来ていないわ』

マミ『……!それじゃあもしかして……』

ほむら『欠席かどうかは、まだ分からない。遅刻の可能性もあるわ』

マミ『そう……ね。それじゃあ、大変かも知れないけど……』

ほむら『ええ、このまま見張りを続けるわ。彼女が登校してきたら、すぐに教えるわね』

マミ『ありがとう……頑張ってね。よろしくね』

そう……呉キリカが来ないかったからと言って、監視をやめるわけにはいかない。
午後になってから来るかも知れないし、もしかしたら放課後になってから姿を現すかも知れないのだから。
ここからは……少し根気のいる作業になるわね。

杜王町

仗助「さてと……そんじゃあ、行くとすっかァ~~」

康一「ウゥ……やっぱり緊張しちゃうなぁ~~……。
   この後戦うことになるかも知れないって考えるとさぁ~~……」

億泰「おいおい、ビビッてんのかよ康一ぃ~~~。こっちは5人も居るんだぜェ?
   何も心配するこたぁねーだろうがよォ~~~」

康一「そりゃあそーだろうけどさァ……」

仗助「確かによォ、気持ちはわからねーでもねーぜ。
   『魔法少女』とマトモにやり合うなんつーのは初めてだしなぁ~~。
   まっ、でも大丈夫だろ。こっちは向こうの手の内は知ってるんだからよォ~~~」

億泰「仗助の言うとおりだぜッ!向こうはこっちの『能力』を知らねーんだからよォーーっ。
   オレたちがブッチギリで有利なことにゃあ変わらねーぜ!」

康一「ウ~ン……まー確かに『数』でも『情報』でもこっちが上なんだよね。
   よし、そー考えたらなんだか少し緊張がほぐれてきたぞっ」

見滝原

仗助「もうそろそろよォー。マミの学校も終わる頃だよなぁ~~」

康一「この時間だと、ちょうど学校に着くのと同じくらいに終わるんじゃあないかな?」

億泰「どーだっただろぉな~~呉キリカはよォ~~~。
   きっちりよ~~。イロイロ聞き出せてりゃあ良いんだけどなぁ~~~」

仗助「だな。まーそれは、あっちに着いてからマミたちに聞こーぜ」

康一「ボクももう覚悟はできたし、いつでも……いッ!?」

仗助「?オイどーした康一ィーー。いきなりよォ~~~」

億泰「なんだァ?何見て……」

キリカ「やあっ!恩人たちじゃないか。奇遇だね、まさかこんなところで会うなんてさ」

仗助「!?キ……キリカッ……!」

キリカ「?なんだい、そんなに驚くことはないんじゃないの?」

仗助「お、おまえ……学校は、どーしたんだよ……?」

キリカ「ああ、学校なら休んだよ。暁美ほむらが居るからやめとけって織莉子に言われたんだ。
    だから今日は、織莉子のためにグリーフシードでも集めようかと思ってさ」

康一「あ、『暁美ほむらが居るから』……?で……でもホラ!
   彼女ならボクたちが倒したしさぁ~!もー安全だと思うけどなぁ~っ」

億泰「そ、そーだぜ~~~ッ!ちょいと脅したらよォ~~~!
   もーあんなことはしねーってビビりまくってたしよぉ~~~~!」

キリカ「私も心配ないって言ったんだけどね。でも、まあ、織莉子が言うんなら仕方ないよ。
    あっ、そうそう!それよりさ、恩人!きみたちに話があるんだ」

仗助「……!な……なんの話だよ……?」

キリカ「助けてもらった礼をするっていう話だよ。織莉子もきみたちに礼をしたいと言ってる。
    一緒に居た魔法少女も含めて、恩人たちを織莉子の家に招待するよ!お茶会を開くんだってさ」

康一「しょ……『招待』する……って言ったの?今……!」

億泰「(お、おいおい……いきなりかよォ~~~ッ!)」

キリカ「そうだよ。きみたちを織莉子の家に招待する。恩人は耳が遠いの?」

億泰「い、いや……『招待』とかよ~~。急にそんなこと言われてもよぉ~~~」

キリカ「ダメ!?恩人は礼を拒否なの!?」

仗助「ダ……ダメってわけじゃあねーけどよォーっ!こっちの都合もあるしよ~~~。
   それにホレっ!マミのやつにも聞かねーといけねーだろーーっ?」

康一「そ、そうだっ。『日時』なんかの予定はもう決まってるの?」

キリカ「ん?ああ、日時、日時か……。
    日時はまだ決まってない。でも織莉子は『いつでも良い』って言ってたよ」

仗助「……そんじゃあよぉ~~~。
   こっちの都合が決まったら連絡すっからよォーー……『連絡先』、教えてくれよ」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ド

康一(う、上手い!話の流れ的に、すごく自然にまず1つ『情報』を訊いたぞ……!)

億泰(ど、どーだッ!?キリカのやつの反応は……!)

キリカ「『連絡先』……私の番号で良い?」

康一(!み、美国織莉子の情報を隠したのかっ……!?それとも……)

仗助「……まあそれでも良いけどよォ。

   できりゃあついでに、織莉子の家がどこにあんのかも聞いときてーよなァ。
   今聞いときゃあよォーー。また後で説明する手間が省けるだろォ~~~?」

康一(だ……大丈夫なのか、仗助くんっ!そんなにグイグイ訊いちゃっても……!)

キリカ「ああ、うん。確かにそうだね。じゃあ今、織莉子の家の場所を教えておくよ。
    住所はちょっとわかんないから、大体の場所を説明するけど良いよね?」

康一「……!」

億泰(ウ……ウオオオーーー!やりやがったぜ!仗助のヤロ~~~ッ!)




仗助「――その辺に行きゃあ家はわかんだな~~?」

キリカ「うん。織莉子の家は大きいから近くまで行けば多分すぐにわかるよ」

仗助「おめーら、今の説明覚えられたよな?」

億泰「お、おう!オレが覚えてなくても康一が覚えてるぜ~~~っ!」

康一「大丈夫……目印も道筋も簡単だったし、覚えられたよ!」

キリカ「そっか、良かった。あーそうそう。分かってると思うけど……。
    暁美ほむらには絶対バレちゃダメだからね」

仗助「……トーゼンだぜ。あいつは危険なヤローだからなぁ~~~」

キリカ「うん。それじゃ私はもう行くことにするよ。連絡待ってるからね!バイバイ恩人!」

仗助「お~~またなァ~~~~」

仗助「…………」

億泰「…………」

康一「…………」

仗助「チ……チクショーーーー心臓に悪いぜえええ~~~~~!
  『心の準備』ってもんが要るだろこーいうのはフツーよ~~~~~ッ!」

康一「で、でもやった!美国織莉子の情報を聞き出せたよッ!」

億泰「とっさによくあそこまで聞き出せたなァ~~!さすがさえてるぜ仗助ェ~~~~っ」

仗助「いや……それがよォ~~。そーとも言えねーんだよなァ~~~……」

康一「え?そ、そうなの?」

仗助「まあ、とにかくよォ……
   すぐにマミとほむらんとこに行って、何があったか教えねーとなァ~~」

億泰「オウ!そうと決まりゃあよォ!急いで行こーぜぇ~~~!」




ほむら「呉キリカに会った、ですって……?」

マミ「そ、それで美国さんの情報は……?」

億泰「オウっ、ゲットしたぜ!ついでにキリカの電話番号もな~~~ッ」

仗助「聞き出せたのは家の大体の位置だな。
   どーやら正確な『住所』は覚えてなかったみてーだぜ。まあ昨日家を知ったってんじゃあ仕方ねーけどよォ」

康一「でも、大きい家だから近くまで来れば分かるんだってさ!」

仗助「ただよ~~~……どーせならここまでキリカのヤツ連れて来てよォ。
   あいつに案内させた方が良かったんだよなぁ~~~よく考えてみりゃあよォ~~~……」

億泰「……?なんでだァ?別におんなじこっちゃあねーのかよ~~~?」

マミ「……案内させれば、呉さんは美国さんにとって『人質』になる……そういうことですね」

康一「そ、そうか……!今からボクたち5人が美国さんの家に向かって、
   それを彼女が『予知』したなら……当然、その家に留まっているはずがない!
   すぐにそこから逃げてしまうはずだ!」

ほむら「『呉キリカに案内させるべき』……。
    昨日は気付かなかったわね、私たち全員……」

仗助「ワ、ワリー……オレがもーちょい早く気付いてりゃあよォ~~……。
   チクショ~~へこむぜマジでよ~~~……」

マミ「そ……そんなに落ち込まないでください。突然のことだったんですから仕方ありません……。
  むしろ、とっさに家の場所まで聞き出せたことが十分すごいと思います」

億泰「そ、そーだぜ仗助ェ~~。オレだったらなんにも聞き出せねーで終わってたとこだぜぇ~~~」

ほむら「2人の言うとおり……家の場所を聞き出せただけでも十分よ。
    今すぐ向かえば、もしかすると『予知』される前に家に着けるかもしれない」

康一「そ、そうだね!『賭け』になるけど、決して可能性がないわけじゃあない!
   すぐに向かおうッ!仗助くんが聞き出してくれた、家のある場所へ!」

仗助「あ、ああ……!そーだな、済んだことをウダウダ言っても仕方ねえ……!
   こんな時は逆によ~~!燃やさねーとダメだよなァ!メラメラと『ヤル気』をよォ~~~~ッ!」

今日はこのくらいにしておきます。
あと勘違いしてたけど、確実に更新が無理なのは月曜日でした。
明日は更新できるかも知れないしできないかも知れません。
火曜日は更新できます。

更新早くて頭がさがるなあ
仗助あんなわらじみたいな頭してる割に意外とキレ者なのな

おい……今オマエなんつった?

>>652
ジョセフの血を引いているし、直感力や能力の応用力が高い

乙っす!

>仗助あんなわらじみたいな頭してる割に意外とキレ者なのな
・・・お前・・・命知らずだな・・・

>>652が岩と同化している!


まぁ無理せず自分のペースでよろ

フン、 牛の糞のような髪型だな

基本的にジョースター家は頭いいからな

髪型もなかなかイカしてるしな!(褒め

仗助って度胸あるよな

なんか「ウギウギ」鳴く岩がたくさん転がってるけど
ここはいったい何のスレなんだい?

今日発見して一気に読んだが面白いな
一番好きなのさやかなんで今後に期待

一番嫌いなのさやかだけど今後の出番とかはどうでもいい

小判みてーな髪型してんのに仗助はスゲぇなあ

>>665
今俺の頭のことなんつった?

しかし仗助はジジイになってもずっとあの髪型のつもりなんだろうか

ジジイになったら性格も頭も丸くなるかもね

いや、ジョセフと同じ髪型になるんじゃね?

仗助はハゲる

>>659
ジョージ・ジョースターだけは残念な子だったな…

残念ではないだろ

億泰、露伴、吉良と4部では相手の家での戦闘も多かったからなどうなるかワクワクするな
この近所に敵がいる感が4部ぽくていいなぁ

>>671
頭は良かったけど波紋の修行をしてなかっただけ

人を見る目は無かったけど貴族としてきちんと役割果たしてただろ。


小説版ジョージ2世はアレだけど

人を見る目もあったからゾンビだって気付いたんだろう
ただ運が悪かったのとゾンビの頭がよかっただけ

織莉子宅

キリカ「……あ!おかえり、織莉子!」

織莉子「キリカ……!もしかして、ずっと家の前で待っていてくれたの?」

キリカ「そんなにでもないよ。それより、見て欲しいものがあるんだ」

織莉子「え?……これって……」

キリカ「グリーフシードだよ。今日1日ヒマだったからね、きみのために集めてたんだ。
    そこそこの量を集められたから、きみにあげるよ!」

織莉子「すごい、こんなにたくさん……。っ!貴方のソウルジェムは大丈夫なの!?」

キリカ「え?あ……ああ、まあ、うん。大丈夫、平気だよ」

織莉子「……ちょっと見せてちょうだい」

キリカ「あ、えっと……うん……」

織莉子「ッ……こんなに濁ってる……!」

織莉子「早く浄化して!こんなにグリーフシードがあるんだから……!」

キリカ「いや、平気だよこのくらい。確かにちょっと濁ってるけど、魔女化するほどじゃない。
    私のソウルジェムなんか、必要最低限魔女化しない程度にしておけば良いんだ。
    私なんかより、織莉子のソウルジェムをずっと綺麗に……」

織莉子「キリカ!!」

キリカ「えっ……え、えっ!?もしかして、織莉子、えっと、あの、お、怒ってる……?」

織莉子「早く、浄化しなさい……!」

キリカ「で、でも……」

織莉子「良いから、早く!!」

キリカ「わ、わかったよ浄化するよ!だから怒らないで!」

織莉子「…………」

キリカ「ほら浄化したよ!これで良いよね、怒らないよね!」

織莉子「もう……こんな無茶はしないで……」

キリカ「えっ……ど、どうしたの!泣いてるの?た、大変だどうしよう!
    どこか具合が悪いの?痛いの?ど、どうしようどうしよう!」

織莉子「……くすっ」

キリカ「?え?織莉子?」

織莉子「慌しい子なんだから。大丈夫よ、どこも悪くないわ」

キリカ「ほ、ホント?ホントにホント?無理してない?」

織莉子「心配してくれてるの?」

キリカ「当たり前だよ!私はきみに何かあったらこの世の終わりだよ」

織莉子「さっきの私も、今のあなたと同じ気分だったのよ」

キリカ「あっ……。そ、そうか……。ゴメンね、織莉子。もうあんなことはしないよ。
    自分の体は大切にする。織莉子の次に大切にするよ。だからその、あの、えっと……」

織莉子「……ふふっ、大丈夫。もう怒ってないわ。さ、家の中に入りましょう。
    昔いただいたお菓子があるの。一緒に食べましょう」

キリカ「!うわぁやったあ!ありがとう織莉子!」




織莉子「ごめんなさいね。お茶があれば良かったのだけど、切らしちゃってて」

キリカ「問題ないよ。お菓子だけで十分美味しいから。
    あ……そうだお茶と言えば織莉子、きみに1つ報告があるんだった!」

織莉子「あら、なぁに?良いお知らせかしら?」

キリカ「実は今日、恩人たちに会ったんだ。その時にお茶会の話をしておいたよ」

織莉子「まあ、そうだったの!それで、なんて仰ってた?」

キリカ「まだ都合がわからないから、また連絡するってさ。
    私の電話番号を教えておいたよ。ついでにこの家の場所も」

織莉子「そう……来ていただけると良いわね。彼らが来るまでに色々と準備しておかないといけないわ。
    十分な数のお茶菓子に、お茶の葉。ティーカップはあったかしら。それから……。ッ……!」

キリカ「?どうしたの織莉子?」

織莉子「……ねえ、キリカ。『恩人』の方たちの外見を、もう一度説明してもらえるかしら」

キリカ「え?ああ、うん。えっと、まず男が3人で、学ランって言うの?そんな制服を着てたよ。
    それから、女が1人。歳はたぶん私たちとあんまり変わらないくらいかな。
    魔法少女姿だったから、学校なんかはよく分からなかったけど」

織莉子「彼らは、暁美ほむらとは『敵対』しているのよね?」

キリカ「うん。今日会ったときもそんなこと言ってたし」

織莉子「……もうすぐ、『恩人』たちがここに来るわ。ただし……暁美ほむらも一緒に」

キリカ「えっ!?そ、それってまさか!」

織莉子「ええ……。彼らは、暁美ほむらの仲間だということね」

キリカ「っ……私は騙されてたのか……!ご、ごめん織莉子!私のせいで……」

織莉子「貴方は何も悪くないわ、気にしないで。それより、今はとにかく急いでここを出ましょう。
    『敵』を5人も相手にするのは得策ではないわ」




康一「彼女の説明だと、この角を曲がれば……あっ!もしかして、あれじゃあないの?」

億泰「ほお~~ッ!こりゃあ確かに立派な家だぜ!」

仗助「オイ見ろ!この表札をよォ」

マミ「『美国』……この家で間違いなさそうですね」

ほむら「……ここからだと、中の様子が分からないわね」

康一「それじゃあ、ちょっとボクが『エコーズ』で調べてみるよ!」

億泰「バレねーように気ィ付けろよ康一ぃ~~」

康一「うん、わかってる……行け、『ACT2』!」

バレたか!?

康一「だ……ダメだ、見付からない……。や、やっぱりもう、逃げられてしまったんじゃあ……」

ほむら「……まだ、帰っていないだけかも知れないわ。たまたま出かけているという可能性だって……」

康一「あっ!あれは……」

仗助「!何か見付けたのか!」

康一「お菓子だ……お菓子が置いてあるぞ。テーブルの上に……」

億泰「菓子だァ~~~?おめー何探してんだよ!?人を探せっつーんだよ~~ッ」

康一「い、いや……違う……なんていうか、『引っかかる』んだ。あのお菓子……」

マミ「『引っかかる』……?」

康一「そ……そうだ!すぐに食べられるよう、準備された状態になってるんだ!
   まるで今さっきまで誰かが『食べていた』か、『食べようとしていた』みたいに……!
   それなのに、人の気配はない……つ、つまり……!」

仗助「さ……さっきまで誰か居たのに、居なくなっちまったっつーことかッ!?」

前回のラストから思ってたけどまあ予知能力に予知される前も何もないよね

ほむら「っ……遅かった……」

マミ「彼女の『予知』の方が、少しだけ早かったのね……!」

億泰「ク、クッソーーーーもーちょいだったのによォ~~~~ッ!
   さっきまで居たんだよなァ~~あいつらがここによォ~~~~!
   どこ行きやがったんだよチクショ~~~~ッ」

仗助「噴上裕也が居りゃあ『臭い』で『追跡』可能かも知れねーが……」

康一「で、でも……『追跡』で居場所を見付けて近付いても、また『予知』で逃げられてしまう!
   それじゃあキリがないよ……いつまで経っても会うことはできない……。
   きっと、今日の繰り返しになるだけだ……!」

ほむら「……一応、家の中をもう少し調べてみましょう……。
    何か……手がかりになるようなものがあるかも知れないわ」

とは言っても……あまり期待はできない。
こうなってしまった以上、これからどうするかまた考え直さないといけないわね……。




康一「結局見付からなかったね……手がかりになるようなもの……」

億泰「こ、これからどーすりゃあ良いんだよォ~~~?」

マミ「闇雲に探し回ってもあまり意味はないでしょうし……。それに、危険だわ」

康一「ほむらさん、何か思い付いたりしない?
   彼女たちがどこに居るか、キミの経験から分かったりとか……」

ほむら「……ごめんなさい。何も、分からないわ……」

仗助「もうこーなりゃあよぉ~……キュゥべえのやつにも
   訊いてみるぐれーした方が良いかもしんねーなァ……」

康一「キュ、キュゥべえに……!?」

マミ「で、でもキュゥべえはもう、信用できないんじゃ……」

億泰「そーだぜ仗助ェ~~!あのクソッタレキュゥべえに訊いたってよぉーーーッ!
   ホントーのこと答えるかどーかもわかんねーのによォーーーー!」

仗助「ほむら……そこんとこどーなんだ?
   確かおめー、キュゥべえは『嘘だけはつかない』って言ってたよなァ」

ほむら「ええ……それは間違いないはず。あいつに美国織莉子の居場所を訊けば、
    本当のことを答えると思うわ。知っていれば、の話だけど……」

マミ「……なら、次にキュゥべえに会ったときに訊く、ということにしましょうか……。
  正直言って、あまり気は進まないけれど……今のところそれしかないのなら、仕方ないものね」

康一「いつ会えるかなぁ~?マミさんはよく会ってるんだよね。今夜なんかは会えそう?」

マミ「どうかしら……。昨日の夜から、また帰ってきてないから……」

億泰「帰ってくんの待つよりよォ~~。こっちから探した方が良いんじゃあねーのかァ~~?」

仗助「でもよー。あいつの居場所も、誰か知ってんのか?」

キュゥべえの居場所……。
今キュゥべえは、恐らく『ゆま』を勧誘するために動いている。
つまり、その子の近くに居る可能性は高い。
だけど私は……ゆまのことは何も知らない。

杏子と知り合っていたということは、風見野の子?
いえ、それを言ったら巴さんとも知り合いだったようだし、まさか見滝原の子?
それとも、まったく別の町……?

マミ「キュゥべえの居場所……私は、ちょっと……。暁美さんはわかる?」

ほむら「……いえ、わからないわ……ごめんなさい」

康一「う~~ん……じゃあやっぱり、マミさんのとこに帰ってくるのを待つしかないのかなぁ~~」

億泰「それで帰ってこなかったらよ~~。明日探してみよーぜェ~~!」

ほむら「それじゃあ……明日も来てもらえるということで良いのかしら」

仗助「まっ、学校終わりゃあどーせすることもねーしなァ~~。
   けどキュゥべえの野郎を探すにしてもよー。注意は必要だよなァ。
   気ィ抜いたままウッカリ美国織莉子に会ったりとかしねェよーによォ~~~」

マミ「そうですね……。取り敢えず、キュゥべえが帰ってきたかどうか、明日の朝に連絡しますね」

仗助「ああ。待ってるぜェー」

翌朝

康一「……で、帰って来なかったんだね……」

億泰「キュゥべえの野郎~~~肝心なこと言わねーだけじゃあなくてよォ~~。
   肝心な時に居やあしねーとはよ~~~~ッ。ムカツクぜマジでよォ~~~~ッ!」

康一「それで……今日はどーするの?マミさん、何か言ってた?」

仗助「マミもほむらと話し合ったらしーんだがよ~~。
   取り敢えず1ペン見滝原で集まってよ~~、そっから探すってことになったんだと」

康一「そっか……それにしてもキュゥべえ、一体何をしているんだろう……?
   今までマミさんの家に帰ってたって言うのにさぁ~~……」

億泰「オ、オイまさかよぉ~~!テメーが隠してたことがバレたってんで
   逃げちまったんじゃあねーだろーなァ~~~~っ」

仗助「ひょっとするとそれもあるかもしんねーなァ~~。
   まーその辺のことはよー。向こうに行ってマミやほむらとイロイロ話そーぜ」




杏子「……おっ?へへっ、やっぱ数が多いな、この街は」

また反応だ。
ここの魔女は昼間っから元気が良いね。
って、それはあたしも人のこと言えないか。

つーかやっぱ、風見野なんかよりずっと良いわ。
こないだはヤなもん見ちゃったけど、そんなことどうでも良くなるくらいにはね。

それにここの魔法少女にもまだ会ってないし、運が良い。
もしかして学校にでも通ってんのかね?
だとすると、昼間ならこの街で好き放題できるってわけだ。

杏子「さて……そんじゃ、行きますか」

今日はこのくらいにしておきます。

乙で

仗助らが完全にほむらサイドに取り込まれてように読めるのは気のせいッスよねェ~……

取り込まれてもいいさと考えるんだ

乙です

完全にほむらサイドに行くと、おりキリがただの敵でしかなくなるからね
おりキリ凹りたい人ならそれで良いかもだけど




杏子「多分、この辺りなんだが……」

反応が強くなってきた。
もうかなり近いはずだ……って、あれ?

杏子「はあ……なんだよ。使い魔の結界じゃんか、これ」

あたしとしたことが、まさか使い魔と魔女の違いにも気付けないなんて……。
あんまり景気が良いモンだから、調子に乗りすぎてたみたいだね。
あーあ、歩いて損した。
仕方ない、どっか他のとこを……

杏子「……ん?今の……」

……誰か結界に飲み込まれた。
しかも見間違いじゃなけりゃ……いや、まさかな。

それに……あいつだったからって何なんだよ。
どうせこれからロクな人生送れないんだ。
今使い魔に食われたって、別に……。

結界内

杏子「……チッ。なんだってんだよ……」

なんであたしが使い魔の結界なんか……。
あたしはあいつを、どうしようって言うんだ。

出来ればあたしの勘違いで全く別人であって欲しいんだけどね……。

杏子「そろそろ見付かっても良いんだが…………っ!」

使い魔「KUUAAAA……!」

  「やっ、やだぁ……来ないで、来ないでぇえっ……!」

杏子「ッ……くそっ、マジかよ……」

マジで、あん時のガキじゃないか……!

生き残ってんのはあいつだけか?
両親はもうやられちまったのか……?
しかもあの血……。

杏子「ったく……!おいガキ!死にたくなかったらこっちに来い!」

  「え……!?」

杏子「ボサボサすんな!死にたいのか!?」

  「っ……!」

使い魔「URRRYYYYY!」

杏子「フン……悪いが雑魚の相手をする気はないよ。じゃあね。
   お前、走れるか?ほら、掴まりな。こっから出るぞ、付いて来い」

  「う……うん!」




  「はあ、はあ、はあ……はあ……」

杏子「無事出られたな。お前、両親は?」

  「……死んじゃった」

杏子「お前は怪我してないのか?血まみれじゃないか。見せてみなよ」

  「…………」

杏子「!これは……」

こいつに付いてる血は……こいつのモンじゃない。
両親の血を浴びただけみたいだ、怪我は無い。

怪我は無いんだが……なんだ、この傷。
火傷か……?

……ああ、あの親か。

杏子「……まあ、怪我もせずに生き残れただけでも運が良かったと思いな。
   両親は死んじまったけどさ。生きてりゃそのうち良いことあるだろ。
   頑張って1人で生きて行くんだね。そんじゃ、あたしはもう行くよ」

  「……おねえちゃんは」

杏子「あん?」

  「おねえちゃんは、わたしを助けてくれたんだよね?」

杏子「……それがどうかしたかよ」

  「わたしもおねえちゃんと一緒に居る」

杏子「はあ……?馬鹿言ってんじゃないよ。なんであたしが……」

  「だっておねえちゃん……!」

杏子「助けてやっただけでもやり過ぎなくらいなんだ。悪いが、面倒まで見る義理はないよ」

  「で、でも……」

杏子「そういうわけだ。あとはお前1人で頑張りな」

  「で、でも、だって……ひぐっ」

杏子「……なんだってんだよ、ったく……」

  「ぅぇっ……わたし、1人じゃ……えぐっ……」

杏子「はあ……わかった、付いて来なよ。1人で生きていく術なら教えてやる」

  「……!」

杏子「あたしが教えてやるんだ。だからお前も必死に……」

  「ゆま!」

杏子「は?」

  「『お前』じゃなくて、ゆま」

杏子「…………」

ゆま「おねえちゃんは、さっきの……」

杏子「『佐倉杏子』だ」

ゆま「キョーコ?」

杏子「ああ。『おねえちゃん』じゃない」

ゆま「キョーコは……さっきのお化けのこと知ってるの?」

杏子「あれは使い魔。魔女の手下だよ。で、あたしは魔女を倒す魔法少女」

ゆま「……!」

杏子「マンガみたいだろ?でもマンガとは違う。良いモンじゃないし立派なモンでもない」

ゆま「……キョーコは魔法少女だから、1人で平気なの?」

ゆま「わたしも魔法少女になったら強くなれるかな?」

杏子「はあ?」

ゆま「わたしも魔法少女になって、強くなりたい!」

杏子「……ふざけんな。言ったろ、魔法少女なんて良いもんじゃないって」

ゆま「でもわたし……」

杏子「今度同じこと言ってみろ。何も教えてやらねえからな。お前とはここでお別れだ」

ゆま「!や、やだ!キョーコと一緒が良い!」

杏子「じゃあゴチャゴチャ言うのはやめろ。魔法少女になりたいなんて考え、忘れちまうんだな」

ゆま「……うん。ごめんなさい……」

杏子「わかれば良いんだよ。ホラ、さっさと行くぞ」




ゆま「はぐ、もぐもぐ、あぐあぐ……」

杏子「おいおい、落ち着いて食いなよ。どんだけ腹減ってたんだ」

ゆま「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!……うぐっ」

杏子「ああほら言わんこっちゃ無い……」

ゆま「えふっ、えふっ……もぐもぐ、あぐ、はふっ……」

杏子「……ったく……」

まあ……あんな親だったんだ。
ロクに飯も食わせてもらえなかったんだろうな。

ゆま「ごちそーさま!キョーコ、美味しかった!」

杏子「そーかい。そりゃ良かった」

杏子「さてと……そんじゃ腹ごしらえも済んだし、仕事にするか」

ゆま「仕事?」

杏子「魔女退治だよ」

ゆま「!」

杏子「ちょうどもうすぐ、この近くで結界ができあがるからね。ま、食後の軽い運動さ」

ゆま「…………」

杏子「怖いなら、別にここで待ってても……」

ゆま「っ!ううん!ゆまも行く!」

杏子「……そうか。なら、あたしから離れるんじゃないよ」

ゆま「うんっ!」

結界内

杏子「雑魚はすっこんでな!」

使い魔「GUUOOOAAHHHHH……!」

ゆま「すごい!キョーコすごーい!」

杏子「そりゃどーも。さて、そろそろ最深部なんだが……。っ……!」

ゆま「?キョーコ?どうしたの?」

杏子「チッ……先客かよ」

この魔力……間違いない。
もう既に、誰かが魔女と戦ってやがる。
参ったね……よりによってこのタイミングでここの魔法少女と鉢合わせなんてさ。

杏子「!結界が崩れる……ってことは……」

魔法少女「ふー……よしっ。グリーフシードゲット!」

ゆま「あっ!魔法少女だ!」

魔法少女「ん……?何、あなたたち……」

杏子「…………」

魔法少女「ッ……!ま、まさか、魔法少女!?ここの縄張りを奪いに来たの!?」

ゆま「?……?」

魔法少女「そ……そっちがそのつもりなら、こっちだって容赦はしないよ。
      他所の魔法少女なんかに、この街を渡さない……!」

杏子「…………」

ゆま「キョーコ……?」

杏子「いや……悪かったね。人の縄張りに勝手に入っちゃってさ」

魔法少女「っ……」

杏子「あんたの邪魔をする気はない。もう出て行くからさ、そう警戒しなくて良いよ」

魔法少女「……本当に?」

杏子「本当さ。ほら、ゆま行くぞ」

ゆま「あっ……!キョーコ待って!」

仕方ない……。
こんな小さなガキが居るんじゃ、さすがに魔法少女との戦いはやめといた方が良い。
せっかくの良い狩場だったんだが、これ以上ここで好き勝手するわけにはいかないな。

まあ良い、別に風見野でだって、やっていけないワケじゃないんだ。
しばらく……こいつが1人立ちするまでくらいは、今まで通り風見野で暮らせば良いさ。




ゆま「ねえ、キョーコ……」

杏子「ん?」

ゆま「魔法少女が戦うのって、魔女だけじゃないの?
   魔法少女と魔法少女が戦うこともあるの?縄張りって何?」

杏子「あんたは知らなくて良いことさ。さっきのことは忘れな」

ゆま「…………」

キョーコは、どうして何も教えてくれないんだろう?
魔法少女のこと、どうして何も話してくれないんだろう?

わたしも魔法少女になれたら、一緒戦えるかも知れないのに。
キョーコの役に立てるかも知れないのに。
どうして何も話してくれないんだろう?

やっぱりキョーコも……ゆまのこと役立たずだって思ってるのかな。




キリカ「どうだい、織莉子。例の子どもは」

織莉子「ええ……人の思いは、とても深い。あの子の思いも、とても深い……。
     きっともうすぐだわ。『その時』が来るまで……」

キリカ「そっか……それじゃあそろそろ考えないといけないね。
    暁美ほむらたちのことを、どうするかをさ」

織莉子「そうね、向こうも私たちを探し回っているようだし……。
     このままかくれんぼを続けても、ただ時間を浪費するだけで何にもならないわ」

キリカ「『あれ』の正体を突き止めるには、あとどれくらい時間がかかりそうかな」

織莉子「暁美ほむらの身近な人間に絞れば、そこまで時間はかからないと思うけれど……。
    場合によっては、折を見てこちらから彼女に会いに行く必要があるかも知れないね。
    いずれにせよ、まずは『あれ』の正体を突き止めることが最優先ね」

キリカ「……わかった。『折』が来たら言ってくれ。私は、どんな手助けでもするよ」

織莉子「ありがとう、キリカ。頼りにしているわ」

見滝原

康一「結局今日1日……見付からなかったね、キュゥべえ……」

仗助「まあそー簡単に見付かりゃあ苦労しねーケドよぉ~~」

マミ「もしかして本当に、逃げてしまったんでしょうか……」

ほむら「いえ……あいつは隠していたことを知られたからと言って
    逃げるような奴じゃない……。それだけは確かよ」

億泰「ケッ!認めてやっても良いかもなァ~~その『度胸』だけはよォ~~~~。
   何も知らねーヤツを騙すっつーのは心底気に食わねーがよォ~~~」

ほむら「……『度胸』なんて問題じゃなくて、騙しているという『自覚』がないからよ。
    あいつの価値観は、人間とはまるで違う」

億泰「なにっ!そりゃあ余計にムカツクぜチクショ~~~!
   ぜってー見つけだしてよぉーーッ!ボコボコにブチのめすッ!」

康一「な、なんだか目的が変わっているよーな……」

仗助「良いじゃあねーかよ。『ブチのめす』ウンヌンは別にしてよォ。
   どっちみち『見つけ出す』ことにゃあ変わりねーんだしよ~~。
   それにオレも、キュゥべえの野郎にゃあ結構頭に来てるしな」

ほむら「…………」

ただ協力するという割にはずいぶん熱心にキュゥべえを探すのを手伝ってくれてると思ったら……。
キュゥべえに対する感情が原因だったのね。
もちろん『美国織莉子たちを捜し出して魔法少女狩りを止める』という目的を
忘れてるわけじゃないでしょうけど……。

……まあ良いわ。
協力してくれていることは確かなんだし、彼らの感情は特に問題じゃない。

マミ「えっと、それじゃあ……また明日も……?」

億泰「そりゃあそーだぜッ!オレたちもさっさと解決してスッキリしてーしよォ~~!」

康一「『協力』するって決めたんだしさ、解決するまではもちろん何度でも見滝原に来るよ。
   明後日になったら週末だし、そしたらまた前みたいに近くに泊まって手伝えるしね!」

仗助「できりゃあ早いとこ見つけ出してェところだけどなァ。キュゥべえも美国織莉子もよーーっ」

何も知らない無知な少女を自分の都合だけで利用するから「吐き気を催す邪悪」
更に自分たちが悪だと自覚してないから「最も邪悪な悪」かインキュベーダー

プッチっぽい
おおいなるもくてきのために犠牲は厭わない(自分以外)

「無邪気な悪意の塊」とかかずみマギカで言われているからたぶんそう

翌日、風見野

杏子「そぉら、よ!っとォ!」

魔女「SYYYEEAAAAHHHHH……!」

ゆま「……!」

杏子「いっちょあがりっと。ゆま、怪我はないか?」

ゆま「うん、大丈夫!やっぱりすごいねキョーコ!」

杏子「ん?ああ……うん、まあね」

ゆま「?」

ゆまのヤツ……昨日から薄々感じてはいたが……。
まずいな、こいつ魔法少女に憧れを持ち始めてやがる。
昨日叱ったから口には出さないが……。
どうする……?
もうこれ以上、魔女退治にこいつを連れて行くのはやめた方が……

QB「ようやく見つけたよ。まさか杏子と一緒に居たなんてね」

杏子「!キュゥべえ……!」

QB「なるほど……織莉子の言った通りだ。ゆま、君には素質があるみたいだね」

ゆま「わあっ!ぬいぐるみがお話してる!」

QB「ぬいぐるみじゃないよ。僕の名前はキュゥべえ。君に話があって来たんだよ」

杏子「…………」

こいつ、なんで……。
それに『織莉子』……?

QB「ゆま、君は杏子のような魔法少女になりたいと思ったことはないかい?
  もし君が望むのなら、僕が君を魔法少女にしてあげられるよ」

ゆま「え!わたしもキョーコみたいになれるの?」

QB「もちろんさ。だから……」

杏子「おい。それ以上こいつに余計なこと吹き込むんじゃねえよ」

QB「ふーん……杏子にしては珍しいね」

杏子「うぜえ。用が終わったんならさっさと消えな」

QB「やれやれ……ゆま。魔法少女のこと、考えておいてよ。僕はいつでも……」

杏子「おいッ!」

QB「……はいはい」

杏子「チッ……相変わらず胡散臭い野郎だぜ」

ゆま「……キョーコ?」

杏子「ゆま、あたしが昨日言ったこと、覚えてるな?」

ゆま「!うん……」

杏子「なら良いんだ。あいつの言葉に耳を貸すんじゃねえぞ」

杏子「…………」

……まさかこいつがキュゥべえに目を付けられるなんてね。
『織莉子』だと?
誰だか知らねえが、ふざけたマネしやがって……。

さっきまでは、ゆまを魔女退治に連れて行くのはまずいと思ってたが……。
ゆまを1人にしたら、あいつがまた勧誘しに来るに決まってる。

こいつには、契約なんかさせたくない。
こんなガキが魔法少女の運命を背負うことになるなんて、まっぴらゴメンだ。

仕方ない……やっぱりこれからも、こいつは魔女退治に連れて行くしかなさそうだ。

ゆま「……?どうしたの、キョーコ……?」

杏子「……いや、なんでもない。なんか腹減ったな、そろそろメシにしようぜ」

ゆま「あっ……うん!」




キリカ「どう、織莉子。美味しい?私特性のお茶だよ!」

織莉子「ええ、とても美味しいわ。少し甘すぎる気もするけれど」

キリカ「えー?そうかなあ、砂糖もジャムも少なめにしたつもりだったけど」

織莉子「……キリカ貴女、お茶よりもジュースを飲んだ方が早いんじゃないかしら」

キリカ「あっ!なんだい、またそーやって子ども扱いして!」

織莉子「ふふっ。ごめんなさい、冗談よ。……っ!」

キリカ「織莉子?」

織莉子「……お客様よ、キリカ。『粗相』のないようにね」

キリカ「お客様って……」

QB「やあ。数日ぶりだね、キリカ、織莉子」

キリカ「……キュゥべえ」

QB「2人ともキリカの家に居たんだね、少し意外だったよ」

織莉子「そうかしら。それで、何の用事?何か用事があるからここへ来たのでしょう?」

QB「一応報告をしておこうと思ってね。織莉子、君が教えてくれた子をようやく見つけることができたよ」

キリカ「!」

織莉子「……そう。それで?」

QB「確かに素質はあった。ただ、そう簡単に契約はできそうにないね。思わぬ守護者がいたよ」

織莉子「そうね……。あの子自身は契約したいと思っているのに、それを阻む者が居るわ。
   でも安心して、キュゥべえ。『機会』はもうすぐやってくるから」

QB「そうかい。それは楽しみだ」

織莉子「だから……あの子から目を離さない方が良いわ」

QB「そうだね。もうしばらくゆまの様子を見続けることにしよう。
  それじゃあ、僕はあの子のところへ戻るよ。またね、織莉子、キリカ」

キリカ「……もう見付けたのか、千歳ゆまを」

織莉子「『あれ』の正体がはっきりするまで、あともう少しかかるわ……。
    もう少し時間を稼ぐために、何か手を打ったほうが良いかもしれないわね」

キリカ「千歳ゆまの他に、次の魔法少女候補を教えるとか?」

織莉子「それも1つの手ね。ただ、見付けられるかどうかは分からないけれど……」

キリカ「デタラメでも構わないんじゃないかな。ほんの数日時間を稼ぐ程度ならさ。
    バレたって『勘違いだった』で済ませれば良いんだし。
    あんな嘘つきが相手なんだから、そのくらいやったって構わないでしょ?」

織莉子「……そうね。何も見付けられなかったら、それで時間を稼ぎましょう。
    とにかく……『あれ』の正体に辿り着くまであと一歩。
    あと少しで、私たちの世界を守ることができるわ……。頑張りましょう、キリカ」

キリカ「うん、頑張ろう!」

今日はこのくらいにしておきます。

乙乙
なんだかんだで歴史通りに進んでるが、はてさてどうなるのか…

更新乙
織莉子はキリカのいる世界を守りたいと思う心と死んだ父親の世界をよくしたいということをまどかから生まれる
世界を滅ぼすグリヒムを防ぐことという世界救済で美国の娘ではない存在意義を求めてるからな。
でも漫画の最後だと自分のやったことに罪悪感を感じてるからジョジョのボスから見るとあくとうじゃない

まあ所詮JCだし微妙になまっちょろいとこあるよね

というかJCの身でそこまで覚悟決められてるほうがイヤだよ
ジョルノは年齢的にギリ中学生だったけど

ジョルノは置かれてる環境がもうアレだし
そういやトリッシュも15だったような

まどかから見れば、そんな自己満足の為に殺されるなんざ傍迷惑以外の何物でもないがな

自己満足で魔女の存在自体を抹消したまどかは魔女からしたら迷惑以外の何ものでもないよね(´・ω・`)
自己満足で世界を幾つも潰してまわったほむらは地球上の全生命にとって迷惑以外の何ものでもないよね(´・ω・`)

ほむらが突っ込まれないのは、他人がそれを知る術がないからってだけですしね

世界はいくつもなくね

お前らの概念論とかどうでもいいから

ファイトクラブだ!!

>>1でございます。
今日は更新できないので一応報告。
明日は更新します。

明日って今さ

明日って、いつの明日よ?

今でしょ

無茶言わないであげてw

つまり金曜の夜に来れば確実に更新されているということですね?

明日ってもう今日じゃないですかー。やったー!

翌日、杜王町

康一「結局週末までかかっちゃったね……。
   やっぱり放課後の時間だけで探すっていうのが無茶だったのかなぁ~~」

仗助「警戒してたが美国織莉子が仕掛けてくることもなかったしなァ~~。
   でもよー、明日と明後日はたっぷり時間取れるしよォ~~。流石にそろそろケリ着けてーよなァ~~」

億泰「クッソー、おれの貴重な休みをよ~~~っ。キュゥべえの野郎~~~!
   あいつへの怒りが日に日に増していくような気がするぜェ~~~~っ!」

仗助「時間取られんのがイヤだっつーんなら別によォ。無理して手伝う必要は……」

億泰「い~~~や!ここまでやっといてほっぽり出すってんじゃあ気になって夜も眠れねーッ!
   もーこうなりゃあゼッテーあの野郎をこの手で見つけ出してやるってよーーーッ!
   決めたんだぜェ~~~オレぁよォ~~~~~ッ!」

仗助「ヤ、『ヤル気』があんのは分かったけどよーー。おめー、元々の『目的』は忘れちゃあいねーよなァ?」

康一「ほむらさんに『協力』して、『魔法少女狩り』を止めるためだっていうのを忘れちゃあダメだよ!」

億泰「わかってるぜンなこたぁよォ~~。とにかくよーー。とっとと行こーぜェ。見滝原によォーーーっ」

仗助「わかってりゃあ良いんだけどよォ~~」

康一(ホントにわかってるのかなぁ~~……)

見滝原

マミ「あっ……こんにちは、みなさん」

仗助「よぉ~~ッス。そっちはよー、今日も異常ナシか?」

ほむら「ええ、昼間は何もなかったわ。キュゥべえに関しても、美国織莉子に関しても」

康一「ここまで来るとさぁ~~。逆に何か行動を起こしてくれた方が良いような気になってくるよ。
   だって何の手がかりもないんだもんなァ~~~。
   あっ、もちろん『被害』なんかは出ない方が良いに決まってるけど……」

仗助「まあウダウダ言っても仕方ねーしよォーー。ちゃっちゃと探しに行こーぜェ」

億泰「今日は時間もたっぷりあるしよォ~~~。かなり遅くまで探せるぜ~~~っ」

マミ「そう言えば、本当に今日はこっちに泊まるんですか?」

康一「ウン。もうホテルも取ってあるんだ~~」

ほむら「……そう。遅くまで手伝ってもらえるというのはありがたいわ。
    それじゃあ、探しに行きましょうか」

風見野

ゆま「キョーコ!ぜんぶ食べれたよ!」

杏子「ん?ああ、あんたそれ嫌いだったんだっけ」

ゆま「うん。でもぜんぶ食べれたよ。偉い?」

杏子「あーエラいエラい」

ゆま「えへへ~」

杏子「さてと……そんじゃ、今日最後の仕事に行こうかね。
   これが済んだら後は帰って寝るだけだ。気合入れてけよ」

ゆま「うんっ!」

初めて会った時と比べて、ゆまの顔色もずいぶん良くなった。
今までどんだけマトモな生活を送ってなかったがよくわかるよ。
メシをがっつくのは変わらないが……。
まあ、美味そうに全部食うのは見てて気持ち良いけどさ。

しかし……やっぱりまだキュゥべえは姿を現さねえ。
別にそれはそれで構わないんだが、何か引っかかる。

キュゥべえがそう簡単に、貴重な魔法少女候補を諦めるとは思えない。
それが、あたしが居るからってまったく姿を現さなくなるってのは……。
あいつのことだ、何か企んでてもおかしくはない。

……けどま、考えたって分かることじゃないな。
今まで通りやってりゃ、特に問題が起こるとも思えないしね。




織莉子「……そろそろ、行った方が良いかも知れないわね」

キリカ「ん、もうそんな時間?まだちょっと早いんじゃない?」

織莉子「何か予期せぬことが起こって間に合わなかったらいけないわ。
    早めに行動しておくに越したことはないでしょう」

キリカ「あははっ!変なの、『予期せぬ』だって。
    キミに限ってそんなことがあるはずないじゃないか」

織莉子「そんなことはないわ。以前はたまたま『視えた』から良かったけれど、
    大切なことを全て事前に『視る』ことができるとは限らないんだから」

キリカ「ふーん。さすが織莉子だ、周到だね。わかった。キミがそういうなら、少し早めに出よう」

織莉子「でも良いの?あなたはここで待っていてくれても構わないのよ?」

キリカ「それを言うなら、私だってキミには安全な場所に居て欲しいんだ。
    指示してくれれば、必要なことは私が全部やるんだから」

織莉子「ふふっ……ごめんなさい、余計な発言だったわね。一緒に行きましょう、キリカ」

キリカ「うん!キミに何かあれば、私が守るよ」




見滝原

マミ「あら……もうこんな時間なのね。暗くなってからずいぶん経つと思ってたけど……」

億泰「なにっ!そんな長い時間探し回ってたのかよ~~~」

ほむら「でもやっぱり……見付からないわね、何も……」

仗助「見滝原以外も一応調べてはみたがよォ~~~。
   な~~~んにも見付からなかったよなぁ~~マジでよ~~……」

康一「参ったなぁ……。こうも手がかりナシだとやっぱり不安になっちゃうよねぇ~~。
   本当に見付けられるのか、ってさぁ~~~……」

ほむら「…………」

美国織莉子はともかく、キュゥべえまでこんなに見付からないなんて……。
こうなればもう……人手を増やすことも考えた方が良いかも知れない。

……杏子は……今、どうしているのかしら。

可能性としては、既に『ゆま』と知り合っていることも考えられる。
もしそうだとすれば、あの子たちに近付けばキュゥべえにも会える公算が高い。

手伝ってもらうかは別にして、杏子に接触してみるのも1つの手、ね……。
それに接触しないにしても、『ゆま』がそこに居るのだとすれば
風見野を重点的に調べたらキュゥべえを見つけられるかも知れない……。

ほむら「……これだけ探しても見付からないということは、
    キュゥべえはここ数日は見滝原に戻ってきていない。きっと明日以降もそうでしょう。
    だから明日からは……見滝原以外の町を1つずつ重点的に調べて行くというのはどうかしら」

億泰「おおッ。そりゃあ良い考えだぜ!オレもよ~~、もう見滝原を探しても
   意味ねーんじゃあねーかって考えてたとこなんだよォ~~~」

康一「え~~っと、それじゃあ……隣町から順に、って感じで良いのかなぁ?」

マミ「隣町……ということは、風見野から……?」

ほむら「ええ……それが良いと思うわ」

マミ「……そうね。だけど、気を付けないといけないわね」

仗助「気を付ける……?どーいう意味だよ」

マミ「風見野の魔法少女は、ちょっと好戦的っていうか……。
  ウッカリ出会ってしまえば、場合によってはそのまま交戦になってしまうかも知れません。
  もちろん、事情を話せば分かってくれるでしょうけど……」

康一「……億泰くん気を付けてよ?」

仗助「おめーも大概『ケンカっ早い』からなァ~~~」

億泰「オ……オイオイ、なんだよおめーら2人してよォ~~~。
   オレぁ別に『ケンカっ早い』わけじゃあねーよ~~。
   頭悪いから考えたことをすぐ行動に移すだけでよォ~~~」

マミ(何の言い訳にもなってないような……)

ほむら「……とにかく、明日はまず風見野から調べるということで問題はないわね」

仗助「ああ、それで良いぜ。ホテルも風見野にあることだしよー。その方が都合も良いしなァ~~」

風見野

ゆま「すぅ……すぅ……」

杏子「……寝ちまったか」

ゆま「……キョーコ……」

杏子「…………」

今日1日、キュゥべえは姿を現さなかった。
このままずっと、近付かないでくれればありがたいんだけどね……。

しかし気になるのが……『織莉子』って奴のことだ。
そいつは一体何者だ?
魔法少女なのか?
わざわざゆまのことを教えたりした目的は一体……

杏子「ッ!」

……近いな。
ったく……ゆっくり考え事もさせてくれないのかよ。




織莉子「……行ってしまったのね。かわいそうに」

キリカ「死ぬの?あの子」

織莉子「ええ。このままだと、確実に。だから……『救いの手』を差し伸べてあげましょう。
    あの一人ぼっちの幼い少女に」

キリカ「なるほどね」

織莉子「……あの子も目覚めたようね。キリカ、あなたも一緒に来る?」

キリカ「もちろんさ。きみの傍は離れないよ。
    まあ、喋るのは全部きみに任せるけどさ」

織莉子「ありがとう、キリカ。それで構わないわ。
    ついて来てくれるだけでも心強いもの。……それじゃあ、行きましょうか」

ゆま「……う?キョーコ……?キョーコどこ?どこに行っちゃったの?」

織莉子「佐倉杏子……彼女はまだ現世に居るのかしら。
    それとも最早、死神は彼女を連れ去って仕舞ったのかしら」

ゆま「しにがみ……?」

キリカ「…………」

ゆま「死……キョーコ……?死……んじゃう、の……?キョーコ……。
   おねえちゃんたち、誰……?キョーコのこと、知ってるの……?」

織莉子「くすっ……こんばんは、千歳ゆまさん。私は、美国織莉子。
    ……挨拶はこれでお仕舞い。
    それよりも、あなた……杏子さんをお探しかしら?」

ゆま「!キョーコのいるところわかるの?おねえちゃん教えて!」

織莉子「彼女は魔女と戦って、そして……死ぬ運命。
    貴女に運命の輪を回せるのかしら?……かわいいだけの、役立たずさん」

ゆま「………………助けなきゃ。ゆまが、キョーコを……キョーコ……!」

織莉子「行ってらっしゃい……頑張ってね」




ゆま「はあ、はあ、はあ……」

ちがう……わたし、役立たずじゃない……。

ゆま「キョ……キョーコ!どこにいるの!!」

役に立つ、キョーコの役に立つ……。

ゆま「うっ……ぐすっ……」

助けるんだ……ゆまが、キョーコのこと……。

ゆま「キョーコ、どこ……あうっ!うぅ……痛い、よぉ……」

やだ……このままじゃ、キョーコ……。

ゆま「早く、早く見つけないと、キョーコが……」

QB「杏子がどうかしたのかい?」

ゆま「……!キュ、キュゥべえ!」

QB「ゆま、君はこんな時間に1人で何をしているんだい?」

ゆま「た、助けて……!キョーコが、キョーコが死んじゃう!魔女と戦って、死んじゃう!」

QB「そうは言っても、残念だけど僕にはどうしようもないよ」

ゆま「そ、んな……」

QB「だけど、君は違う。君には杏子を助けるための力が備わっているじゃないか」

ゆま「……!」

QB「君が杏子を助けたいと言うのなら、僕が力になってあげられるよ。
  だから僕と契約して、魔法少女に……」

億泰「オイ!テメ~~~やっと見つけたぞ!コラァッ!!」

ゆま「え……?」

QB「!君たちは……」

仗助「こんな時間に1人で走ってるこいつを見かけてよォ~~~。
   どーもタダ事じゃあねーってんで追っかけて来てみりゃあよ~~~。
   まさかてめーに会えるとはな、キュゥべえ!」

億泰「今度はこんな小せえ子どもを誑かそうってかァ!?」

QB「その言い方は誤解を招くよ。僕は何も……」

億泰「うるせぇタコ!ごちゃごちゃくっちゃべってんじゃあねーぞコラッ!!」

康一「お、落ち着いて!今はキュゥべえより、この子の話を聞く方が先だッ……!」

億泰「……!そ、そーだったぜ……ムッ!?
   お、おまえよくみりゃあ……あん時の子どもじゃあねーか!今度はどーしたってんだよ~~ッ!?」

仗助「また『親』とはぐれた……っつーワケでもなさそーだよな」

ゆま「パパとママは死んじゃった……。キョーコも死んじゃう……!
   早くしないと、キョーコが死んじゃう!」

康一「お……『親』が死んだだってッ!?そして次は、『キョーコ』……!?」

仗助「お前の『姉妹』とかか?そいつァよーーっ!」

億泰「ッ……!」

億泰の安心感

億泰「こ、こうしちゃあ居られねえ!助けに行くぞッ!今すぐによォーーーッ!!
   オイおまえ!『キョーコ』はどこに居るんだァ~~ッ!?」

ゆま「あぅ……わ、わかんない……。でも早く、見つけなきゃ……!」

QB「そう、事態は一刻を争うんだ。だからゆま、早く僕と契約して……」

仗助「待ちやがれコラッ!てめー知ってんじゃあねーのか?
   『キョーコ』の居場所をよォ~~~~っ。
   知ってんならウダウダ言わねーで今すぐ教えやがれッ!」

QB「……彼女は今、魔女結界に居るよ」

康一「な……なんだってッ!?それじゃあ、その結界はどこにあるんだ!?」

仗助「もしそれも『知ってる』ってんなら案内してもらうぜェ~~~~!」

QB「案内の前に、ゆまと契約しておいた方が危険が少なくて良いと思うけど……」

億泰「うるせえダボがッ!!今すぐ案内しろっつってんだろーがボケェ!!」

QB「やれやれ……わかったよ」

ゆま「……!」

今日はこのくらいにしておきます。

億泰がヒーロー過ぎて辛いです

ふぇぇ高校生のお兄ちゃんやたら押しが強くて頼りになるよぅ

QBが露骨に契約したがってて笑える。

ジョジョ勢が負ける気しないなwwwwww




億泰は『家族を失う』つらさを身にしみて理解してるからなぁ…
一体次はどうなるのか楽しみ

小難しいことをいう相手にはこの手に限る

人の話を聞かないことか

764 ガオンッ!

ゆまっちを唆したのが織莉子だと知ったら…
もしかしてドララ!ですか?

Yes ドララララララララララ(5ページ続く)

結界内

使い魔「USYAAAAAAAA!」

億泰「邪魔すんじゃあねえ!スッタコどもがァーーーッ!」

仗助「キュゥべえ!まだ着かねーのかよ!?魔女の居るとこによぉ~~~!」

QB「もうすぐ着くよ、あそこの扉の向こうだ」

康一「そこに『キョーコ』さんも居るはずだよねッ!?」

ゆま「キョーコ、死んじゃやだ……!」

仗助「この扉だな!?ドラアッ!!」

康一「あっ……あれはッ!」

杏子「ッ……」

シズル「FUGIIIIIIIIIII!」

ゆま「キョーコ!だ、だめえッ!!」

億泰「うぉおおーーーーッ!!」

 ガオン!

杏子「……え?あ、あれ?あたし、なんで……」

億泰「『間一髪』だぜェ~~~~ッ」

康一「あ、危なかった!あと少しでも遅かったら……!」

仗助「しかし……怪我は問題なく治したッ!」

杏子「!あ、あんたたちまさか……」

ゆま「キョーコ!」

杏子「ゆま……!?なんでここに……」

シズル「FUUUGIIIIAAAHHHHH!」

QB「!魔女はまだ生きてるよ、襲ってくる!」

康一「『ACT3』!動きを止めろォーーッ!」

ACT3「ワカリマシタ」

シズル「!?FU……GIGI……!?」

億泰「よーし良いぜ康一ぃ~~~あとはオレに任せな!
   こいつはこのザ・ハンドで!削り尽くしてやるぜェーーーッ!ウラアアアアアッ!!」

億泰「ふい~~~……どーだ、コラッ!」

杏子「結界が解ける……倒しちまったのか」

QB「……まさか『スタンド使い』が魔女を倒してしまうなんてね」

杏子「!『スタンド使い』……やっぱりか」

ゆま「キョーコ、良かったぁ……ひっく……キョーコぉ……」

杏子「ん……なんだよ、泣くなって。っていうか、どういうことか説明してくれない?
   あんたたち、『スタンド使い』なんだろ?
   なんで『スタンド使い』がゆまと一緒に居るわけさ?」

億泰「そいつがお前を探してウロついてたとこをたまたま見付けてよ~~。
   で、事情を聞いてスッ飛んできたっつーわけだぜェ」

杏子「……そうだったのか。悪いね、手間かけさせちゃってさ」

康一「いーよいーよ、お礼なんて~~」

ゆま「…………」

……結局ゆま、なんにも出来ないままだったな……。

>自己満足で魔女の存在自体を抹消したまどかは魔女からしたら迷惑以外の何ものでもないよね(´・ω・`)
>自己満足で世界を幾つも潰してまわったほむらは地球上の全生命にとって迷惑以外の何ものでもないよね(´・ω・`)
魔女はただの燃えカスで意思などもっていないし、まどかの魔女化を阻止しなければ見滝原だけでなく地球全体の生命が死滅するだろ
設定くらいちゃんと理解してから突っ込めやカスが

キョーコが死ななかったのは、すごく嬉しい。
おにいちゃんたちが助けてくれたのも、すごく嬉しい。
でも本当は……わたしが助けたかった。

 『かわいいだけの役立たずさん』

やっぱり……そうなのかな。
ゆまは誰の役にも、立てないのかな。

そう言えばおにいちゃんたちも、ゆまに契約して欲しくないみたいだった。
やっぱり、そうなのかな。
おにいちゃんたちも……ゆまのこと、役立たずだって思ってるのかな。

ゆまは、やっぱり……

杏子「それから……ありがとね、ゆま。あんたのおかげで助かったよ」

ゆま「……えっ?」

ゆま「キョーコ……今、ゆまにゆったの?」

杏子「?なんだよ、どうかしたか?」

ゆま「ゆま、何もしてないよ?何もできなかったよ?なのに、『ありがとう』なの?」

杏子「何もしてないって……あんたがこの3人連れてきてくれたんだろ?」

QB「正確に言えば、案内したのは僕……」

億泰「ウルセー!黙ってろ、ボケッ!オレたちが言わなきゃあ案内するつもりなかったクセしてよォ~~~!」

康一「助けが間に合ったのはこの子のおかげだよねぇ。
   あんまり『必死』だったから、『タダ事じゃあない』と思ったんだしさ」

仗助「のんびり探してたら間に合ってなかったわけだしなァ~~」

ゆま「ほ……ほんと?ゆま、役に立った?キョーコの役に立った?」

杏子「だからそう言ってるだろ。どうしたんだよ?」

ゆま「役に、立った……?ゆま、キョーコの役に立った……。
   『ありがとう』って、ゆった……キョーコが、『ありがとう』って……」

杏子「何だよ、あたしが礼言うのがそんなに……」

ゆま「役に立てたよね?立てたんだよね?ゆま、キョーコの役に立てたんだよね?
   役立たずなんかじゃないよね?じゃあ、じゃあ、もう……ひとりにしないよね……?」

杏子「……ゆま、お前……」

ゆま「ひぐっ……もう、ひとりじゃない、よね……。ひとりじゃ、ぐすっ……」

杏子「……馬鹿だなあ。そんなこと気にしてたのかよ」

ゆま「えぐっ……キョーコ……キョーコぉ……!」

杏子「ったく……」

億泰「そーだぜェ~~!ンなこと気にするこたァ……」

仗助「お、おいバカッ!水差すんじゃあねーよ!良い雰囲気なのによォー!」

康一「そ、そーだよ!今はそっとしてあげようよ~~ホントにもう~~~ッ!」

億泰「?なんだ?……?」

          ト、,__    
  ___,,,ノ`     `ヾ-=、ノ
 (彡‐'´      ,、==、、

  ,、r==、     !"r‐、ヽ
  ソ r' 。i      ヽ゚,シ     いいんじゃあないか…
  、`ーノ /⌒ヽ  ̄

          _,,ィァ
    ト─=ニニ‐ノ
    ``'ー─‐‐'´       




杏子「……落ち着いたか?」

ゆま「うん、もう泣かないよ!ゆま、ひとりじゃないもん!」

杏子「ん、そうだな」

康一「それにしてもビックリだなぁ~~。え~っと、ゆまちゃんだっけ?
   きみのお姉さんが魔法少女だったなんてさぁ~~~」

杏子「……『お姉さん』?」

億泰「それにしてもよ~~大変だよなァお前らよォ~~~~。
   『両親』が死んじまって、これから姉妹2人で生きていくんだろ~~~……ぐすっ」

仗助「まあ……あんまり良い親じゃあなかったかもしんねーけどよォ~~~。
   親は親だもんなァ~~。子どもだけで生きてくっつーのは辛いぜェ~~~」

杏子「おい、ゆま。いつからあたしはお前の姉になったんだ?」

ゆま「ゆ、ゆま何もゆってないよ!おにいちゃんたちがそう思っちゃっただけだよ!」

仗助「?なんだァ?『姉妹喧嘩』か?」

億泰「オイオイ、仲良くしろよ~~っ。2人っきりの『姉妹』なんだからよォ~~~」

康一「そうだよ~~っ。『姉妹』同士、仲良くしなくっちゃあ」

ゆま「えっと、えっと……」

杏子「……まあ良いけどさ、別になんでも」

ゆま「!えへへ、キョーコー!」

杏子「はいはい、くっ付くなっての」

康一「あ、そうだ。そう言えば……もしかしてキミが、風見野の『好戦的な魔法少女』?」

杏子「あん?『好戦的』?……まさか、マミのやつにでも聞いたか?」

仗助「!そーだぜ、よくわかったな」

杏子「ちぇっ……やっぱな。マミのやつ余計なこと言いやがって、誰が好戦的な魔法少女だ。
   あたしだって別に好き好んで魔法少女と戦ってるわけじゃねーっての。
   っつーか、何?あんたたち、なんで風見野に来てるわけ?
   見滝原に居るって、あたしは聞いてたんだけど」

億泰「そ……そーだったぜ!キュゥべえ!コラァッ!」

QB「すぐ横に居るんだし、そんなに大声で呼ぶ必要はないんじゃないかな」

仗助「オレたちはよ~~てめーに会いに来たんだぜェ~~~~ッ」

QB「僕にかい?『スタンド使い』の君たちが、一体何の用事があるんだい?」

康一「キュゥべえ、きみ……『美国織莉子』がどこに居るのか知らない?
   知ってたら教えて欲しいんだけどなぁ~~~」

杏子「!織莉子だって……?」

仗助「知ってるのか!お前っ!」

杏子「名前だけね……あたしも一度会ってみたいとは思ってたんだよ」

ゆま「あっ、ねえキョーコ!ゆま、さっき会ったよ!織莉子と会った!」

杏子「なっ……!」

杏子「いつ、どこで会ったんだ!?」

ゆま「織莉子がゆったの、キョーコが死んじゃうって。
   ホテルのゆまのとこまで来て、教えてくれたの」

仗助「お、織莉子のやつが……!」

億泰「オ、オイ、それってよ~~。あいつが、助けようとしたってことかよ?」

杏子「……いや、違うな。あいつは、ゆまを魔法少女にしようとしたんだ」

康一「え!?ど、どーいうこと!?」

杏子「織莉子は、まずゆまに素質があることをキュゥべえに教えた。
   そして今日、わざわざあたしのことをゆまに教えて……キュゥべえ、てめーともグルだったんだろ」

QB「その言い方が正しいかどうかは別にして……
  確かに織莉子は、僕にゆまと契約させようと動いていたようだね。
  実際、僕はあと少しでゆまと契約できるところだったし」

中途半端だけど急用につき今日の更新はここまでです。

乙!


キュゥべえをガオンしたいぜぇ…



盛り上がってきたな



キュウべぇはガオンしてもすぐ次の個体出てくるからなあ
タスクACT4の「無限の回転」ならともかく

QBならそのうち無限の回転をエントロピーにしそう

おっエネルギー問題解決でハッピーエンドか?

鉄塔の中にQB放り込んで飼い殺しにしたい

キュウべぇをどうにかするならタクスかゴールド・エクスペリエンス・レクイエムで永久に死ぬ続けるぐらいかな

たくすあとく1!

QB岩でいいじゃん

見滝原市名物6、QB岩
ある日突然出現した彫刻。ネコともウサギとも付かない謎の生物を象ったそれは、流浪の彫刻家が一晩で作り上げたとも、大自然のいたずらとも、ただ単に誰も気がつかなかっただけで、かなり前からそこにあったとも言われるが、全ては謎のままである。
また、謎のささやき声が聞こえるという噂もあり、オカルトマニアの間ではそこそこ知られる存在でもある。
アクセス:見滝原駅から徒歩28分。

あれ?もしかして主人公億康じゃね?

億泰はアホだから2次創作において能動的に動かしやすいから主人公にしやすいよな。

「俺アタマ悪りィからイマイチワカンネーんだけどよ、つまりは・・・」
「あ~!ウダウダ考えんのは性に合わねェッ!とりあえずブッチめてやりゃあいいんだろが!」
どっちか使ってりゃ話が進むよ!

康一が動きを止めて億泰が防御不能の即死攻撃で仕留める
ちょっとやそっとの怪我は仗助が回復

うん、目茶苦茶バランスいいな

>>795
億泰のザ・ハンドで『削った』ものはクレDでは直せないけどね

>>795
康一はACT2で各種属性攻撃も可能
仗助は即死じゃなきゃ一瞬で治るレベルの回復速度、そのくせ火力も無茶苦茶高いっていうね

億泰「ゆ、ゆるせねぇ~~っ……。こんな小せえ子どもをよォ~~~!
   キュゥべえもムカツクが、織莉子のやつは余計許せねえぞ!クソッ!」

杏子「同感だね……この借りはきっちり返してやるよ」

仗助「……ん?待てよ……。何か妙な話になってきたぜ、こりゃあ……」

康一「う、うん。ボクも今、引っかかった……。確かに変だよ、これは……」

億泰「?何が変だっつーんだよ~~~ッ?」

仗助「わざわざそいつを唆してまで契約させようとしたっつーのはよ~……。
   『矛盾』するんじゃあねーのか?『魔法少女狩り』の目的とはよォ~~~~」

康一「彼女たちはライバルを『減らしたい』はずだよね?
   なのにどうして逆に『増やす』ようなマネをしたんだろう……?」

億泰「……!い、言われてみりゃあその通りだぜ!どーいうことだ、こりゃあ!?」

QB「『魔法少女狩り』?詳しく聞いても良いかな」

康一「自分たちのライバルを減らすための……『魔法少女狩り』……。
   それを、『美国織莉子』と『呉キリカ』の2人が企てているんだよ……」

杏子「ってことは……やっぱそいつらも魔法少女か」

ゆま「ライバル?『魔法少女狩り』?キョーコ、どういうこと……?」

杏子「……魔法少女はグリーフシードを手に入れるために魔女と戦うだろ?
   当然、少しでも多く手に入れた方が良い。だから競争になる。
   同業者は全員、ライバル関係ってわけさ。もちろん中には例外も居るけどね」

QB「確かに……魔法少女を倒してグリーフシードを独占しようとする子はそう珍しくない。あり得ない話じゃないね。
  だけど、君たちはどうやって織莉子たちがそんなことを企てていることを知ったんだい?」

仗助「どーでも良いだろうがンなこたぁよ~~~。
   それよりよー……美国織莉子の居場所、教えろよ。
   『矛盾』の真相ってやつも聞き出さねーといけねェしなァ」

QB「…………」

仗助「それによォ、『魔法少女狩り』が起こればてめーも困るんだろ、キュゥべえ。
  オレたちがそれを止めてやるって言ってんだからよ~~~」

QB「……わかった、協力するよ。君たちの言うことが事実なら、
  確かに早めに手を打っておかないと僕にとっても良いことにはならないしね」

QB「ただ残念だけど、彼女たちは今はどこに居るか分からない」

億泰「なんだとォ!?結局わかんねーのかよテメーッ!コラ!」

QB「正しくは『今この瞬間は』だ。拠点としている場所がキリカの家だということは分かってる。
  キリカの家の場所については、ほむらが知ってるはずだよ」

康一「『キリカさんの家』か……でも、どうやって行こう?今度は逃げられないようにしないと……」

仗助「今度は全員固まって行くんじゃあなくてよォ~~。
   周りをこう~……取り囲む感じで行きゃあよ~~~。なんとかなるんじゃあねーのかァ?」

億泰「おおっ!そりゃあナイスアイディアだぜ~~~!
   5人で行きゃあそー簡単にゃあ逃げられねーよなァ~~~」

杏子「あのさ……それ、あたしも加わって良いか?
   ゆまを唆しやがった奴に『アイサツ』しときたいんだよ」

仗助「そりゃあもちろん構わねーぜェ。人数は1人でも多い方が良いしなぁ~~~!」

QB「ところで、決行は明日ということで良いのかな」

康一「そーだね……それからもちろん、キミにも手伝ってもらうよ。
   2人が家に居るのを確認して、ボクたちに教えるっていう仕事をさ」

QB「まあ、それは構わないけど……この計画は失敗する可能性の方が高いと思った方が良いよ。
  織莉子の魔法は、君たちの行動をすべて見透かすことができるはずだからね。
  ひょっとすると、今の時点でもう既にこの計画を知られているかもしれない」

仗助「……そんときゃあよーー。あいつらが逃げるたびに、てめーに探し出してもらうことにするぜ。
  てめーならオレたちよりずっと早くあいつらのこと見付けられるだろ?」

QB「まあ……そうだね。僕も彼女たちに話を聞きたいし、出来る限り君たちに協力するよ」

億泰「ケッ!言っとくがてめーにゃあ、まだ話がたっぷり残ってんだからよォ~~~。
   美国織莉子の件が済んでも逃げんじゃあねーぞ!わかったかコラッ!」

QB「何をそんなに『怒ってる』のか分からないけど……危害を加えたりしないのなら、話くらいは聞くよ」

杏子「ふん……あんたのそういうとこだけは助かるよ」

QB「そうかい。じゃあそういうわけで、明日はよろしく頼むよ。
  それから、ゆま。もし何かあれば、言ってくれ。僕の方はいつでも準備は……」

億泰「てめーーコラッ!とっととどっか行きやがれダボがぁッ!!」

QB「やれやれ、わかったよ」

億泰「ったくあの野郎~~~。やっぱよォ~~一発ブン殴っときゃあ良かったぜ~~~」

仗助「まあ……そいつはとりあえず織莉子の件が済んでからだな」

杏子「そうだ、ゆま。1つ聞きたいことがあるんだが」

ゆま「なに?なんでも聞いて!」

杏子「お前さ、織莉子に会ったんだよな?どんな奴だったんだ?」

ゆま「えっと、えっと、白い……白い魔法少女だったよ!」

康一「『白い』?それって、服がっていうこと?」

ゆま「それから、もう1人居たよ。もう1人のおねえちゃんは、黒い魔法少女だったよ!」

仗助「そいつがキリカだな、恐らくよー……」

杏子「……白い魔法少女織莉子と、黒い魔法少女キリカか。なるほど、姿は大体わかった。
   これなら明日見逃すこともないだろうね。ああそうだ、それと……一応自己紹介しとくか。
   一時的とは言え協力するんだし。あたしは佐倉杏子、こっちはゆまだ。よろしくね」

仗助「そんじゃあオレたちは名前とスタンドだな、教えんのは。ほむらん時みてーによォーー」




ホテル

仗助「しかしよぉ~~~何なんだろうなァ。
   美国織莉子たちがゆまを魔法少女にしよーとした『理由』はよォ~~~」

康一「ンン~~~……ゆまちゃんが『仲間』になるって、『予知』で知ったから……とか?」

仗助「そのぐれーしか思い浮かばねェよなぁ~~今んとこはよ~~~。
   だがよ~~もし『そうじゃあねえ』とすりゃあ……今までオレたちが考えてた
   『魔法少女狩りの目的』ってのもかなり怪しくなってくるぜ」

億泰「でもよ!あいつがゆまのヤツを唆したのは事実だぜェ~~~!
   どんな理由があるのか知らねーが、理由によっちゃあ女だろーが関係ねーーッ!
   一発ブン殴ってやるぜ!オレぁよ~~~~ッ!」

康一「(お、億泰くん、これは相当『キテる』なぁ……)」

仗助「(まだ『理由』を聞くつもりで居るだけマシだがよォ~~~。
   よっぽどあの姉妹に『入れ込んでやがる』と見たぜ……)」

翌朝

仗助「オイ億泰、『ヤル気』があんのは良いけどよォ~~~。
   まだ他のヤツらに伝えた時間よりずっと早いぜェ~~~」

康一「やっぱり『ホテル』を出るのが早すぎたんじゃあないかなぁ~~。
   この時間……『待ち合わせ場所』で結構待つことになっちゃうよ」

億泰「良いじゃあねーか!どーせよォ~~~。
   『ホテル』に居たってやることなんてなぁーんもねーんだしよ~~~~っ」

仗助「まあ、ジッとしてられねー気持ちもわからねーワケじゃあねーけどよォ~~~」

億泰「だろッ!?今日こそよーーあいつらに会ってやるぜェ!
   逃げんじゃあねーぞ織莉子の野郎ォ~~~~」

康一「そうだね、この作戦が筒抜けになっていなきゃあ良いんだけ、ど…………」

仗助「ン?どーした康一……なッ!?」

億泰「て、てめーはッ……!」

キリカ「……やあっ!『恩人』」

昨日更新するつもりだった分を更新しました。
そして今日の夜は所用により更新できません。
明日も難しいかも知れません。
明後日は更新できます。


めっちゃ続きが気になる所でお預けとは…


キリカの『速度操作』の魔法って近接パワー型スタンドとも互角にやり合えそうだな…



ほむらがこない内に早く「真実」ってのをブチ撒けちまいなッ



スタンドバトルの恐ろしいとこはハメ殺しが基本な事だよね
勝敗なんていくらでもひっくり返るから怖い

最強の破壊力、スピード、能力で徹底的に罠仕掛けてハメ[ピーーー]のがジョジョキャラやもんな

魔法少女のバトルが特色を生かしたスタンドバトルみたいになってて面白いね
手の読み合いになってるのが四部っぽくてたまらんわ

>>1


>>809
何だろう、某世紀末バスケと某戦国陸上が頭をよぎった……

魔法少女が世紀末バスケ部か戦国陸上部に入部するのか……胸熱

まどマギをアークが格ゲー化?
本編組だと人数足りないから外伝組も入れるのか?

何故だろう
ほむらとキリカが無双してる姿しか思い浮かばない…

康一(そ……そんなバカな!どうして彼女がここにッ!)

仗助(まさか……オレたちに会いに来たってのかよ……!?)

億泰「な、なんでここに居るんだおめーっ!?」

キリカ「あはははっ!変なの、そんなに驚くことないじゃないか」

億泰「……なに……?」

キリカ「3人ともどうしたの?そんなにビックリしちゃってさ」

億泰「な、何しに来たんだよ?おめー……」

キリカ「何しにって?別に、たまたま通りがかっただけだよ」

康一(『たまたま』だって……!?そんなことがあり得るのか!?本当に!)

億泰「し、知らねーのか……?何も……?」

キリカ「知らないって?何を?恩人たちが何を言ってるのかちょっと分からないなあ」

>>1さんなら酉をつけてもらえんかね

康一(ち、違う……『知らないわけがない』!
   美国織莉子から必ず、ボクたちのことは聞いているはずだ!
   つまり……キリカさんは『嘘をついている』ッ!
   ここに来たのは『たまたま』なんかじゃあない!ボクたちに会いに来たんだッ!)

仗助「……そー言やあよォ。『織莉子』のヤツは元気かよ?」

康一(……!じょ、仗助くんは『確かめる』気だ!
   キリカさんが嘘をついているのかどうか、質問をすることで確かめようとしているッ!)

キリカ「うん。もちろん元気だよ。それがどうかした?」

仗助「オレたちよー、スッゲー楽しみにしてんだよ……『お茶会』。
   だからよ~~……早く会わせてくれよ。『織莉子』によォ」

キリカ「…………」

仗助「なあ、キリカ……『織莉子』のヤツは今、どこにいんだよ?」

キリカ「……そんなことよりサメの話しようよ!」

康一「……?え……?」

>>817
あ、はい
これで良いのかな

仗助「『サメ』……と、言ったのか?おめー、今……」

億泰「な……なに言ってんだ……?」

キリカ「サメってさ、時々サーファーを襲ったりするよね。
    あれって、海の中から見たサーファーの影が、獲物のアザラシにそっくりだからなんだって。
    あははははっ!笑っちゃうよね!面白い面白い!勘違いで殺されちゃうんだよ人間は!」

康一(なんだ……?彼女は何を言ってるんだ……!どうして急に『サメの話』なんか始めたんだ?)

キリカ「それからサメに襲われた時は、サメの鼻先を蹴ったりすると良いらしいよ。
    そこに神経が集中してるから、案外ダメージが行くんだってさ。
    噛まれた腕や足なんかを無理に引き抜こうとすると……」

仗助「おいテメ~~っ。あからさまに話を変えてんじゃあねーぞ!
   誰がサメの話をしろっつったよ!コラ!」

億泰「結局何がしてーんだよおめーはよーーっ!」

キリカ「何って?『足止め』と『時間稼ぎ』だよ」

仗助「なんだと……!?」

キリカ「私はキミたちに、ここに居てもらう必要があったんだ。『こいつ』が来るまでね」

康一「ッ……!こ、これはまさか!」

仗助「『空間』が歪んでいく!」

億泰「『魔女の結界』かよ!?こりゃあ~~~ッ!?」

康一「キ、キリカさんの狙いは!結界にボクたちを連れ込むことだったのかッ!」

キリカ「せーかいっ。キミたちの勘が良いせいで結構手間取ったけどね」

織莉子「もう、キリカったら。どうしてもと言うから貴女1人に任せたのに、
    突然サメの話なんて始めるんだもの。見ていてハラハラしたわ」

億泰「て……てめーはッ!まさか!」

康一「『白い魔法少女』……ま、間違いない!」

仗助「よーやく会えたなァ~~~……『美国織莉子』ッ!」

仗助「そっちから出てきたっつーことはよー。
   もう逃げ回るのはやめたってことで良いんだよなァーー?」

織莉子「ええ。キュゥべえがそちら側についてしまった以上、接触は避けられません。
    見付かっては逃げを繰り返し、悪戯に時間を使ってしまうだけ。
    ですからこうして、こちらからお伺いしたのです」

億泰「アアン?結界の中に引きずり込んでおいてなァーにが『お伺いした』だッ!
   『ヤル気まんまん』じゃあねーか!ボケ!」

織莉子「出来れば、戦わずに済めば良いとは……。っ!キリカ、お願い」

キリカ「ん?ああ、うん、わかったよ。ちょっと待ってて」

康一「何を……。ッ!」

魔女「GIIIAAAAHHHHHH!」

仗助「こいつが……!この結界の魔女かッ!」

キリカ「せっかく出て来たとこ悪いけど、キミの仕事はもう終わったんだよ。だからバイバイ!」

魔女「SHHYYYYAAAAAA……!」

康一「は、早いッ……!あっという間だ!一瞬で魔女を倒してしまったッ!」

キリカ「これで邪魔モノは始末っと」

織莉子「お見事だわ、キリカ。では、『お話』に入りましょうか」

億泰「ケッ!『お話』だっつーんならよォ~~まずオレから『質問』させてもらうぜ~~!」

織莉子「どうぞ、お好きなように」

億泰「てめー、『ゆま』を唆しやがったよなァ。あんな小せぇ子どもをよぉ~~……。
   ありゃあ一体、どーいうつもりだったんだ?『理由』があるなら聞いてやっからよ~~~っ」

織莉子「あの子に関しては、気の毒だとは思いました。だけど、仕方のないことだったんです。
    私たちの目的を成し遂げるためには、必要な犠牲でしたから」

億泰「つまりてめーらは!『利用』したっつーんだなァ!?
   何も知らねー子どもを自分のためだけによォ~~~~ッ!」

織莉子「……訂正するほど間違ってはいませんね」

吐き気を催す邪悪とは(ry

億泰「許せねぇ……!やはりてめーはこのオレが!ブチのめしてやらァーーッ!『ザ・ハンド!』」

仗助「お、おい待て!億泰ッ!」

億泰「こっちに来やがれ!ダボがァ!」

織莉子「!これが、空間を削り取る『瞬間移動』ね……」

億泰「『予知』で知ってましたってかァ?だがこいつはよ~~!
   分かっても防ぎようがねェよなぁ~~~ッ!『瞬間移動』はよォ~~~ッ!」

織莉子「……残念だわ。『話し合い』で解決できなくて」

億泰「安心しなッ!『削り取りはしねー』からよォ~~!
   ただし!全力でタコ殴りにしてやるぜーーーッ!再起不能になるぐれーによォーーー!」

康一「お、億泰くんッ!危ない!」

億泰「!?」

康一「『背後』だッ!彼女の『後ろ』を見るんだァーーッ!」

またこの流れか

億泰「なッ……何ィ!?」

織莉子「貴方の『瞬間移動』……『防ぐ』ことは出来なくても、
    『対処』するくらいなら可能です。そう来ることを『識っていれば』」

康一(か、彼女の『背後』から!『水晶』が、億泰くんに向かってッ……!)

仗助(こ、これはッ!『あの時』とおんなじじゃあねーか!)

億泰(仗助と初めて戦った時の……う、『植木鉢』ッ!あれと同じ『戦法』をこいつが!
   お、『置いておいた』っつーのかよ!?『水晶』を!オレが空間を削る前にッ……!)

億泰「ウッ……ウオオオーーーー!舐めんじゃあねェぞッ!こんな『水晶』ォーーーッ!」

 ガオン!

億泰(あ……危ねェ!仗助との戦いが役に立ったぜェ~~~ッ!)

億泰「どーだコラッ!てめーの『水晶』なんざ、オレの『ザ・ハンド』にかかりゃあ……」

キリカ「うん、識ってたよ。『水晶』を削り取るってことくらい」

億泰「なッ!?」

仗助「こいつ!いつの間にッ!?」

康一(す、『水晶』に気を取られた……ほんの一瞬の隙に!
   億泰くんの目の前に迫っているだなんてッ……!)

億泰「テ、テメーーーッ!」

キリカ「その『右手』。邪魔だから処分させてもらう……よッと!」

億泰「アガッ!?ウアァアアアアアアッ!」

康一「お、億泰くんッ!『右手』がァーーッ!」

仗助「億泰ゥーーッ!待ってろ!今治して……」

キリカ「だよねっ。それも識ってたよ」

仗助「!?なッ……」

康一「こ、今度は仗助くんの後ろにッ!」

燃えてきたな

仗助「ドララララアッ!!」

キリカ「おっと、危ないな」

仗助「ッ……!」

康一「は……速いッ!『クレイジー・ダイヤモンド』の攻撃を、
   ボクサーが女の子のビンタを避けるみたいに軽々と避けたぞッ……!」

仗助「や、野郎ォ……!」

キリカ「前に一度『見た』経験が役に立ったよ。ありがとう、流石は『恩人』だ!
   でも悪いけど、『右手』は治させないよッ!」

仗助「おぐぅ!?」

康一「仗助くんッ!」

キリカ「うわあー、飛んだね!人間ってあんなに飛ぶんだ!初めて見たよ!」

仗助もやられるとかなり不味いね

ジョルノと違って自分は治せないからな仗助

康一君でACT2で吹っ飛ばせば…

時間操作とは違う驚異だな、予知は。

ある意味キンクリ相手にしてるようなもんだし

ジョジョ勢が無双してないのが良いね

仗助「ぐッ……う…………」

キリカ「ま、でも、うん。魔法少女の力で蹴り飛ばされたら当然か。
   よく考えたらそんなに驚くほどのことでもないや」

康一「じょ、仗助くん!大丈夫……」

仗助「う……動くんじゃあねーぜ、康一……!」

康一「なんだって……?何を言ってるんだ!仗助くんッ!」

仗助「動けば……そいつは次に、おめーを攻撃する……。
   おめーだけじゃあねェ……億泰もだ……!」

康一「えっ……!」

億泰「うぐっ……ウウッ……」

織莉子「…………」

キリカ「へー、よく分かったね。すごいね恩人!」

キリカ「特に、うん。広瀬康一はすぐに切り刻む。躊躇する必要なんてない。
    だってよく考えたら、広瀬康一は恩人じゃない。ただ見てただけだ」

康一「っ……」

キリカ「虹村億泰を殺さずに『右手』だけを切り落としたのは、恩人だからだ。
    さっきの攻撃でキミを刻まずに蹴り飛ばしたのも、キミが恩人だからだよ。
    理由はどうあれ、キミたちは私の命を救ってくれた。そのことに恩を感じてるのは確かだ。
    だから恩人、キミのことも出来るだけ『生かしておく』ことにするよ」

仗助「『生かしておく』……だと」

キリカ「でも、その、あれだ。結局はそう。いつ死ぬかの違いでしかない。
    私は織莉子のためならなんでもする。無限に尽くす。
    だから織莉子の邪魔になるってわかったなら、恩人を故人にすることだって容易いよ」

仗助「てめーら……ハナから『話し合う』気なんてさらさらねえ……!
   オレたちを『始末』するつもりだったんだろーが……1人残らずよォーーーッ!
   『話し合い』のために結界に誘い込むわけがねェもんなァーーッ!」

織莉子「……キリカ」

キリカ「うん。さて、恩人!キミはあとどのくらい『長生き』できるかなッ!?」

仗助「っ……康一ィ!おめーマジでそっから動くんじゃあねーぞ!
   こいつがオレを『生かしてる』間によォーーっ!
   ぜってー『策』を見つけ出してやっからよぉーーーー!」

康一「……!じょ、仗助くんッ……!」

キリカ「ふーん、『策』だって!ホントに思い付くかな?やってみてくれよ!」

仗助「っ!ドラアッ!!」

キリカ「あはは!すごいねッ!今のはちょっと当たりそうだったよ!でも残念!」

仗助「うぐゥっ!」

キリカ「ほら、今度は右だよっ!上だよッ!下だよッ!」

すげージョジョっぽいw

ここで調子に乗って髪の事を貶したらどうなりますかね?

地味にエコーズact.3って触らなくても五メートルの範囲の一箇所を重くするんだよね……

キリカはDIO様やディアボロ以外のボスには勝てそう…調子にさえ乗らなければ

仗助「ドラララララアッ!!」

キリカ「あははははっ!残念残念惜しい惜しいッ!地面殴ってどうするの?もう下じゃないよ!
    左だよッ!まだまだ次もあるよ!次次次次次ッ!」

仗助「ッ……」

億泰「や……野郎……マジで遊んでやがる……。マジで付いていけねーっつーのかよ……
   あいつの『スピード』に……『クレイジー・ダイヤモンド』でもよォ……!」

康一(い、いや違う……確かにあのスピードで『射程距離』を気にせず、
   変則的に縦横無尽に動き回れるというのはとんでもなく厄介だ。
   だけどスピードそのものは、『クレイジー・ダイヤモンド』が
   あそこまで手も足も出ないという程のものじゃあないはずだ!
   それなのに仗助くんが赤ん坊のように遊ばれている理由は……)

仗助「っ……『クレイジー・ダイヤモンド』!」

キリカ「!なに、今何か飛ばした?……さっき地面を殴って出来た『破片』か!」

ディアボロとプッチが手を組んだようなもんか…恐ろしい

ほむらの「隠し事」を暴露する流れをスゲー楽しみにしてたんすけどよォー・・・
もしかしてほむらに都合のいい「展開」になるんじゃぁ・・・ないですよね・・・

億泰「……!そーか、仗助……!破片を飛ばして、先に織莉子のヤツを……!」

織莉子「あら……もしかして、地面を殴ったのはこのために?だとしたら、残念でしたね」

億泰「ッ……!よ、避けやがった……簡単に……」

仗助「……やっぱお見通しってわけかよ……」

康一(そう……彼女には『速さ』だけじゃあない!美国織莉子の『予知』がある!
   『予知』で攻撃を読んでいるからこそ、あんな風に仗助くんを手玉に取ることができるんだッ!
   『合図』か何かを送っているようには見えないけれど……きっと『テレパシー』で!
   仗助くんがキリカさんへ攻撃するタイミングを教えているんだッ!
   つまり今のキリカさんは!『予知』と『速さ』の両方を兼ね備えていることになるッ!)

キリカ「今は私が相手なのに織莉子を狙うなんて、恩人は浮気性なのかな?
    それとも卑怯者なのかな?でもわかったよね?
    織莉子を狙っても無駄だよ。無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」

仗助「クソッ……想像以上に厄介だぜ。『予知』と『超スピード』の組み合わせはよォ……!」

今日はこのくらいにしておきます。

乙。ふぇぇ……キリカ強いよぅ……

乙!
康一君の活躍を期待する


相変わらず良いところできりますな

こんないいところで終わるなんて…
あ、あんまりだ…


キリカの方知らなかったけどクレD避けるのはやりすぎだろと思ってググったら納得した

いいところで……HEEEEYあんまりだァァァァ!

3択−ひとつだけ選びなさい
答え1 ハンサムの仗助は突如反撃のアイデアがひらめく
答え2 承太郎がきて無敵のスタープラチナで助けてくれる
答え3 勝てない。現実は非情である

ど~れだ?

いやー久しぶりにいいスタンドバトルを見てるわ



「予知」と「超スピード」ッ!これほど相性のいいものがあるだろうか!

乙です


対象指定じゃなくて範囲指定だからな
強いのなんの

おりマギ原作でマミさんがGE喰らったブチャみたいな感覚のズレが無かったし
手足の動きだけじゃなくて意識・感覚の速度も落ちてる=相対的におりキリの思考速度も速くなってるんだよね
その状態で予知使われて対応されんのはキツいわ

面白くなってきた…

承太郎も娘という弱点を突かれたとはいえ敗れた能力だからな加速能力
こうなったら宇宙が加速しても対応できる岸辺露伴を呼ぶしか無い

出来ればここは仗助達だけで切り抜けて欲しい。

クロスキャラとほむらの信頼関係を強固にする為だけの捨て駒って扱いはやめてくださいよ

この二人の能力は魔女狩りよりも「殺人」に向いてるよな

(あ…「言ってる意味がわからないな・・・イカレてるのか」的にスベってるな…)

どっちもすべってる

>ID:PPTAtlkRo
展開が気に入らないなら黙ってスレ閉じろよダボが

カエルの小便よりも……下衆な!下衆なレスなぞをよくも!よくもこのおれに!いい気になるなよ!KUAA!
てめえら全員!NGのエサだッ!青ちょびたレスをエサとしてやるぜッ!

ガオン

キリカ「さあ、続きと行こう。ちょっと飽きてきたけどキミは命の恩人だからね。
    まだまだ『長生き』させてあげるよ。ほらッ!行くよ行くよ行くよ!」

仗助「うぐぁっ!や、野郎っ……!」

康一「あ、あまりに一方的だ!キリカさんの付ける傷は決して深くはない……!
   だけどあのままじゃあいずれッ!『出血多量』で死んでしまう!」

億泰「お……おれも正直、そろそろヤバイぜ……。
   傷の『痛み』よりも……頭がよー……ボーッとしてきやがった……」

康一「も……もう限界だ!仗助くん、今助けに……!」

仗助「動くんじゃあねーーーッ!!」

康一「ううっ!仗助くん、でもッ……!このままじゃあきみが死んでしまう!殺されるッ!」

仗助「『そっから動くな』と、言ったはずだぜ康一……!
   こいつの『スピード』に『変則的』な動き……。更に美国織莉子の『予知』!
   おめーの『攻撃』が当たる前に!殺されちまうぜ!マジによォ……!
   わかったらよォ~~……そこでじっとしていろ!」

キリカ「そうそう、それが良いよ。ま、死ぬ順番が入れ替わるだけの問題だけどね」

仗助「そいつァわからねーぜ……」

キリカ「ん?」

仗助「てめーは必ず!『再起不能』にしてやるぜッ!『クレイジー・ダイヤモンド』ッ!」

キリカ「っ!これは!まさかッ!」

仗助「てめーが散々オレを切りつけてくれたおかげでよォ~~『弾』は十分だぜッ!
   砕いておいた地面の『破片』にオレの血を閉じ込めた!
   てめーの浴びた返り血も!もうかなり固まってるはずだぜ~~~ッ!」

織莉子「……!キリカッ!その攻撃は『避けられない』!すべて切り捨ててッ!
    『当たってもダメージにならない』ほど小さく!」
 
仗助「この大量の『破片』すべてが同時にてめーを襲うぜッ!
   防ぎ切れるっつーなら文字通り!『防ぎ』『切って』みやがれーーーッ!」

キリカ「ッ……!」

キリカ(やってみせる……この程度!『破片』に集中すればなんとか……!
    全ては無理でも!ほとんどを切り刻める!)

康一「ッ……!?あ、あのたくさんの『破片』が!急に速度を落としたッ!?」

康一(そ……そうか!彼女の『速度操作』は自分を『速くする』のではなく!
   自分以外を『遅くする』魔法だったんだ!
   そして今ボクたちが『破片の遅さ』を『認識』できているということはつまりッ……!)

キリカ(今この瞬間は、奴らの『速度』は元に戻っている……!
    だけど、この一瞬だけだ!この『破片』さえ耐えれば!
    また結界全体に『速度低下』をかければ良い!
    そうなれば東方仗助……!もう容赦はしないよ!
    この攻撃が終わった次の瞬間、キミを『恩人』でなく『故人』にしてやる……!)

キリカ「痛ッ、っ!ぐっ……!あああもォーーーーっ!邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔あああッ!」

億泰「く、クソ……!多少は食らっちゃあいるが、あいつ……!
   ほとんどの『弾』を……切り刻んでやがるッ……!」

康一「『小さな破片』になってしまえば、当たってもダメージなんて無いようなもの……!
   こ、このままじゃあ……『防ぎ切られる』ッ!」

キリカ「これで、ラストぉお!!」

織莉子「良かった……流石だわ、キリ……。っ!」

仗助「っ……!」

康一「えッ……!?」

康一(じょ、仗助くんが走り出している!キリカさんに背を向けて、美国織莉子の方へ……。
   !そ、そうか!わかったぞ!仗助くんの『本当の狙い』がッ!)

仗助「オレの狙いはハナからよォ~~~!そこでつっ立ってるクソッタレ織莉子だぜ!
   今その顔面ボッコボコに変形させてやっからよォ!
   二度と見れねーツラにしてやるから覚悟しろやがれボケカスが!
死んでも恨むんじゃあねーぞッ!コラアッ!」

キリカ「……は?」

キリカ(え、何?今の『破片』は私の気を逸らすための囮?いや、うん、まあそれは良い。
    それで?私の『速度低下』を食らっていない隙に織莉子に向かって突進?
    織莉子が私に気を取られている隙に突進?
    こいつまだ織莉子を狙うのか。しかも、しかも、しかもしかもしかも。
    こいつは織莉子を?ただ攻撃するだけじゃなくて、何?
    今なんて言った?なんて言った?今なんて、なんて、なんて……)

キリカ「今ッ!!なんて言ったぁああアアアアッ!?」

億泰「じょ、仗助ェ!後ろから来るぜーー!危ねえーーーーッ!」

キリカ「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね……!」

織莉子「キ、キリカ!来ては駄目ッ!」

仗助「……もう遅い。『射程距離』だぜ」

キリカ「ッ!?ぐっ……!?か、体、が……!?」

康一「ようやく止まったね……厄介な『スピード』が」

仗助「グレートだぜ、康一……。おめーなら気付いてくれると思ったぜ。
   オレの『本当の狙い』によ~~~っ」

さすが美味しい所を持っていくのに評判のある康一くんだ

ああ、凄くジョジョっぽい

経験の差が出たな

仗助「思ったとおり……怒りに任せて突っ込んで来たな。
   周りが見えなくなって織莉子の声が聞こえなくなるぐれー『怒りまくって』よォー」

康一「あの位置が良かった……仗助くんがボクに『動くな』と言った、あの位置が……。
   あそこでジッとしてたおかげで、キミはボクの『射程距離』に……自分から入ってきてくれた!」

仗助「『予知』はオレたちにゃあ使えねーけどよ~~。
   逆上したてめーの行動を『予測』するのは簡単だったぜェ~~~」

キリカ「わ、私、は……嵌められた、のか……。初めから、キミは、織莉子じゃ、なく……」

織莉子「き、キリカ……!」

ACT3「オット、動クンジャアネーッ!コイツガ『ペシャンコ』ニナルノガ嫌ナラナーーッ」

織莉子「ッ……」

康一「ちょ、ちょっと『ACT3』!そんな『悪役』みたいなさぁ~~!
   もうちょっと『言い方』ってものがあるんじゃあないの!」

仗助「まあ……大人しくしてろっつーのは同感だけどよ」

ACT3さんしばらく見ない間にスパイスガールさんみたいになりましたね

グレート……!

億泰「…………」

康一「ん?あっ……!じょ、仗助くん!億泰くんが気を失っているッ!」

仗助「何ィーーッ!?お、おい億泰てめーコラ!起きやがれ!」

億泰「あ……ああ?わ、ワリー。力振り絞って大声出したもんでよォ。気ィ失ってたぜ……。
   オオッ!?み、『右手』があるッ!サンキュー仗助ェ~~~!」

仗助「ったくよォーーー!心配させんじゃあねーよおめーは毎度毎度よォーーーっ!」

億泰「そ、そうだッ!織莉子は……うおお!キリカが動けねーで居やがるッ!
   康一のヤツやるじゃあねーか!いつの間に食らわせたんだァ~~~?」

康一「億泰くんが気絶してる間だよ……」

仗助「さて、ワリーがキリカ。てめーには大人しくしててもらうぜ……」

キリカ「こ……殺す、のか……」

仗助「命までは取らねー。ただし!」

キリカ「っ……!くっ……」

仗助「『ソウルジェム』はよー。こっちで預からせてもらうぜ」

>>881 一味違うからな あと名前違ってんぞ

億泰くんも相変わらずの駄目っぷりだww

シアーハートアタックの経験が生きたな

>>844
えっ名前間違ってるってなんのこと?

>>884 安価ミスったたもう今日はROMる

落ち着け、落ち着いて素数を数えるんだ。

ピーチクパーチク やかましいぞ、テメーらッ

康一「!変身が解けた!」

仗助「おッ。ついでによォ、『結界』も解けるようだぜ~~っ」

ACT3「ドウシマスカ?コイツ、モウ魔法ハ使エマセンガ」

康一「一応、このままだ……。自由にすると、何をするかわからない」

ACT3「了解シマシタ」

キリカ「……織、莉子……逃げて……」

織莉子「っ……キリカ……」

億泰「誰が逃がすか!ボケッ!『右手』に関しちゃあもう治ったから恨みはねェ。
   だがゆまの件は別だぜ~~!大人しく『ソウルジェム』を渡しゃあよォ~~~。
   『一発』で勘弁してやっからよ~~~っ!だからさっさと渡しやがれ!コラ!」

織莉子「貴方がたは……何も分かっていない……!」

仗助「ア……?おれたちが何をわかってねーって?」

織莉子「暁美ほむらに協力することの恐ろしさを!彼女は……世界を破滅へと導いている!」

マミ「……え?」

杏子「どういうことだ、おい……?」

ゆま「?なに?なに……?」

ほむら「っ……!」

QB「……何やら僕たちの知らないところで事態は大きく動いていたようだね」

康一「え!?み、みんなッ!?」

億泰「お、おめーらなんでっ!?」

仗助「グレート……全員勢揃いってか」

康一「で、でもみんな、どうしてここにッ……」

杏子「あんまり遅いから迎えに来たんだよ……。
   そしたら……なんだよ、これ。とんでもないことになってるじゃんかよ」

マミ「し、『白い魔法少女』……あなたが、美国織莉子さんね……。
  ここで戦っていたのは……なんとなくわかるわ。
  でも……さっきの、どういうこと?『暁美さんが世界を破滅へ……』って……」

ゆま「ハメツって……終わっちゃうっていうことだよね。
  そうなの?ほむらおねえちゃん、そうなの……?」

ほむら「……耳を貸しては駄目。私たちの動揺を誘っているのよ」

杏子「そりゃ……そう考えるのが普通だろうが……」

織莉子「貴女方も、何も識らない……。
    真実を識れば、きっと自らの愚かさに気付くでしょう」
    私の言葉を妄言と切り捨てる前に、話を聞いてみるのも良いのではありませんか?」

ほむら「黙りなさい。その必要はないわ」

織莉子「貴女は全て識っているはず。魔法少女の、隠された真実を全て。
    なのにどうして教えて差し上げないのかしら?」

ほむら「黙れと言ったのが聞こえなかったの……!」

マミ「あ、暁美さん……。それって、以前話してくれなかった……」

仗助どんだけ女の顔を殴りたいんだよ。
ほむら殴ってクセにでもなったか?傍迷惑な。

>>894
敵だったら老若男女区別しないのがジョジョです

ほむら「……言ったはずよ。いつか話すと……」

織莉子「嘘ばっかり……話すつもりなんてないのでしょう?」

ほむら「っ……」

織莉子「貴女が隠し続けるというのなら、私が教えて差し上げましょう。『魔法少女の真実』を」

キリカ「織莉、子……本当に……?」

織莉子「ええ。もうこうなった以上、仕方が無いわ。道を拓くには、これしかない……」

まずい……このままでは本当に、美国織莉子に全てを話されてしまう。
どうする、時間を止めて今すぐ彼女を始末する……?

……駄目。
そんなことをすれば、ここに居る全員にますます怪しまれる。
それにここまで来た以上、美国織莉子の口を封じたところで、次はキュゥべえに質問が行くだけ。
どちらにしろ、もう何をしても……。
魔法少女の秘密を、知られてしまう。

織莉子「……貴女方は、世界の行く末を考えたことがありますか?
    この世界が、自分の世界が、いつまで続くのか考えたことはありますか?」

ゆま「?……?」

杏子「……突然何言ってんだ、あんた?」

織莉子「世界は、破滅を迎えます。そう遠くない未来……あと2週間ほどで」

億泰「!?ど、どーいうことだそりゃあ!」

康一「あ、あと2週間だって!?一体どうして……!」

織莉子「常軌を逸した強大な魔女の生誕により、この世界は滅びます。
    私たちの目的は、その魔女の生誕を阻止すること。生まれる前に、止めること。
    ……魔女となる魔法少女を、契約前に殺害すること」

仗助「お……おい!待ちやがれ、コラ!
   その言い方じゃあまるで……『魔法少女が魔女になる』みてェじゃあねーかッ……!」

キリカ「…………」

織莉子「そう言ったつもりです。それが私たち魔法少女が辿る運命。そうでしょう、キュゥべえ?」

QB「その通りだけど……まさか君がそんな未来を視ていたなんてね。予想外だよ」

マミ「そ、それじゃあ……本当に……」

康一「そんなッ……そんな重要な事実を隠して契約を結んでいたのか!?キュゥべえッ!」

杏子「てめえ……!ふざけんじゃねえ!」

ゆま「じゃ、じゃあ契約って、魔法少女を魔女にするためにしてたの!?」

QB「正確には、魔女化する時のエネルギー回収。それが僕たちの役目であり目的だよ」

マミ「っ……」

億泰「テ……テメーこのダボがぁあああーーーーッ!!」

仗助「!億泰ッ!」

億泰「今まで我慢してたがもう耐えられねェ!やはりてめーはブッ殺すッ!!
   『ザ・ハンド』ッ!くたばりやがれボケェーーーーッ!」

 ガオン!

削られたキュウべえは死んだことになるのかな

追いついた。面白い
両方の作品の愛を感じる

ゆま「きゃっ!」

康一「ひいいッ!」

仗助「見た目は『小動物』なのが気分悪いが……しかしこれでもう『魔法少女』は生まれなく……」

QB「やれやれ……無駄に潰すのはやめて欲しいな」

億泰「ッ……!?」

マミ「ど、どういうこと……キュゥべえが、もう1体……!?」

億泰「こ、こいつッ!ウガアアアアーーーッ!」

 ガオン!ガオン!

億泰「はあ、はあ、はあ……!」

QB「まったく困るなあ。代わりはいくらでもあると言っても、もったいないじゃないか」

杏子「な……!?何モンだよ、こいつ……!」

ほむら「……こいつをいくら殺しても無駄よ。そういう、生き物だから……」

マミ「そう……これが、本当に……真実、なのね……」

ほむら「……巴さん……」

どうなる……杏子ももちろんだけど一番心配なのは、巴さん……。
今回は、この事実を知って……彼女は……。

マミ「……美国さん。あなたたちの目的は分かったわ。
  でも……それがどうして、暁美さんが世界を破滅へ導くことに繋がるの?」

ほむら「……!巴さん、大丈夫なの……?」

マミ「心の準備は、してたから。まだ『隠された真実』があるって、聞いた時から……。
   話すのを躊躇うような『真実』って、どんなことなんだろう、って色々考えていたから、ね」

……意外だ。
巴さんが、こんなに落ち着いているだなんて。
『覚悟』があったから、落ち着けているということ……?
でも、なんというか……『違和感』があるような。
私の、考えすぎ……?

今日はこのくらいにしておきます。

プッチ「やっぱり覚悟こそ幸福じゃないか(歓喜)」

まどマギクロス系にしては今までに見ない流れで面白い。
そしてジョジョらしい雰囲気もあるし、キリカなんかこのSS内だけで見たらジョジョキャラと勘違いしそうなテンションだわw

乙。

>>849
なにがふぇぇだよ
気色悪いんだよキチガイが

乙乙乙乙ーレヴィーア



ワルプルギスを倒せるスタンドって何だろう?


QBガオンされたら耳毛しか残らないじゃないですかァーッ!


ようやく山場って感じになってきたんじゃぁないかな……

>>908
直接触れられる距離までいけるなら、吉良がワル夜さんを爆弾に変えるという暴挙ができる  たぶん

シルバーチャリ乙。相変わらずいいところで切るね

>>910
どっかのスレでそれの展開見たぞ

>>908 レクイエム 爪回転とか キンクリは時間圧縮みたいだしムリポ

何気に対象に制限がないブチャラティのジッパーでバラバラにして無力化できるかも

思いついた
鉄塔に来てもらおう

クリームは過剰火力で確殺だろうなぁ。他にもいろいろと条件とかがそろえば…キャッチ・ザ・レインボーとかもいけるかもな

ここでそういう議論はあんまりしない方がいいぞ荒れるから…
康一が可哀想なレベルで置物だったのに理由があってよかった
投下乙

デカさだけならストレングスがいい勝負じゃね、って思った
船だから勝てはしないだろうけど

戦闘の展開にシビれた
原作スタンドバトル並の熱さだったわ


さすがジョジョ屈指の名トリオ
見事なチームワークですな
強いていうなら織莉キリにラッシュかまして欲しかったがね

乙です
なにげにジョジョは思考しない魔女みたいな単純なパワータイプの敵って殆どいないんだよね
ノトーリアスbigぐらいかな性質が近いのは

スレが埋まりそうだな

マミ「それで、美国さん……答えてもらえる?」

っ……そうだ。
今はそんな、些細な違和感を気にしている場合じゃない。
まずは美国織莉子の問題を解決しないと……。

織莉子「もちろん、答えます。だけどその前に……キュゥべえ。貴方はどこかへ行きなさい」

QB「やれやれ、やっぱりそうなるんだね。
  これ以上体を潰されるのも避けたいし、仕方ない。ここは退散するとするよ。
  でもまあ、推理のし様はいくらでもあるわけだし。それじゃあまたね、みんな」

杏子「……行ったみたいだぜ」

織莉子「ええ……それでは、お話ししますね」

マミ「…………」

織莉子「そこに居る暁美ほむらさんは、その『魔女』となる人物を……守ろうとしている」

┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド

億泰「な……なんだとッ!?守ろうとしてるってこたァ……まさかあん時の」

仗助「億泰ッ!余計な情報を漏らすんじゃあねーッ!」

織莉子「あら……残念。ヒントが得られると思ったのに」

マミ「つまりあなたは……まだその人物が誰なのかは、知らないということね」

杏子「……待てよ。ってことは、『魔法少女狩り』なんて事件を企んだのはまさか……」

康一「『ライバルを減らすため』なんかじゃあなく、
   キュゥべえの注意を引いておいて、その隙に『その子』を殺すため……!
   ゆまちゃんのことをキュゥべえに教えたのも、そのためだったのかッ!」

仗助「ほむらおめー……そのことは、知ってたのかよ……?
美国織莉子の、『本当の目的』はよォ……」

ほむら「……話せば、『魔女化』の事実を知られてしまう……。
   だから、話せなかった。『魔女化』だけは、どうしても……知られたくなかったのよ」

康一「そ、それは……そうかも知れない……。ほむらさんの言うことも、もっともだ……」

杏子「魔法少女が魔女になる、なんて……そう簡単に、話せるわけねえ、よな……」

マミ「…………」

織莉子「さて……これで説明は十分ですね。わかっていただけたでしょう?
    私と暁美ほむら、どちらが正しい道を歩んでいるのか。
    『あれ』を殺さなければ、世界の行く末にあるのは破滅と絶望のみ。
    運命を回避するためには、『あれ』を殺す以外に方法はありません」

ほむら「……ふざけないで。あの子は絶対に殺させない。契約もさせない!」

織莉子「それは不可能。私は識っているわ……あなたが失敗することを。
    貴女がどうあがいたところで、結末は同じ。
    『あれ』は必ず契約し、そして最悪の魔女となって……世界は終末を迎えるわ」

ほむら「っ……やっぱりあなたとはこうなる運命のようね。
    もう良いわ、今すぐこの場で……殺してあげるから」

露伴が『QBとは契約できない』とまどかに書けば……

織莉子「ッ……」

キリカ「……!こ、のッ……!」

仗助「!待てほむらッ!」

ほむら「邪魔しないで。もうわかったはずよ。こいつには説得は通じない。
    再起不能にしたところで、絶対に諦めない。
    あの子を殺すためなら、こいつらはどんな手段も選ばない。
    だからその前に、今すぐ殺さないといけないのよ。
    それともまさか……あなたたち、この女の味方をするつもりかしら」

杏子「っ……」

億泰「い、いや、そーいうわけじゃあねーけどよォ……」

ゆま「ゆまは、えっと、えっと……。殺しちゃうのはわるいことだと思うけど、
   でも、世界が終わっちゃうのは……うう……」

>>927
岸部露伴は動かない

世界を滅ぼすのってどんなんだ? と知的好奇心を刺激する可能性もあり

露半先生「今度、世界が滅ぶ結末の漫画書くから契約させよう」

いや、いくら露半先生でもそこまで酷くはないか

織莉子「何を迷う必要があるのかしら……?迷う必要なんて、まったくない。
    1人の命と人類全員の命。どちらを優先すべきか比べるまでもないのでは?」

ほむら「そんなもの、あの子に契約させなければ良いだけの話でしょう……!」

マミ「暁美さんは……『その子』を絶対に契約させずに済む方法を知ってるの……?」

ほむら「っ……」

織莉子「……御覧なさい。そんな方法、あるはずがない。結局は、そういうこと。
    運命を回避するには、『あれ』を殺す以外に方法は……」

仗助「待ちな……。用はよォ……そいつに契約させなけりゃあ良いんだろ?
   そーいうことなら……あるぜ、『方法』」

キリカ「っ……な、にを……」

康一「じょ、仗助くんの言うとおりだ……!『方法』はあるッ!絶対確実に契約させない『方法』が!」

織莉子「……何を馬鹿な。『殺害』以外にそんな方法、あるわけがないわ……。
    そんな世迷言で、私たちの信念が揺らぐとでも……?」

>>931
滅んだら読者が居なくなってしまうじゃないか

仗助「おめーもよォ。『スタンド能力』は知ってんだろ?
   『魔法』じゃあ無理でも『スタンド』ならできることがあるってことぐれー……」

織莉子「だからと言って信じられるわけがない。貴方達と私達は敵同士……!
    現にキリカは貴方に嵌められて!こんな目に遭っている!
    また私たちを騙そうとしている、何か企んでいる、と……
    そう疑うのは、当然のことでしょう……!」

億泰「ふざけてんじゃあねーぞ!『こんな目に遭っている』だァ~~~ッ!?
   先に襲い掛かってきたのはテメーらじゃあねーか!違うかコラ!」

織莉子「貴方達を責めているつもりはない……ただ、『信用できない』ッ……!」

康一「っ……!」

ほむら「……言ったでしょう。もう彼女には、説得が通じないと……」

康一(だ、駄目だ……ほむらさんの言うとおり、マトモな『説得』が通じる状態じゃあない……!
   彼女は完全に、ボクたちのことを『敵視』しているッ……。
   彼女の『敵意』を解くには……一か八か!もう、これしかない!)

先に手を出したのは億や…ゲフンゲフン

鹿目まどかを契約させない
約束する

保証
O K

康一「エコーズッ!『ACT1』ッ!」

キリカ「えっ!?か、体が軽く……!」

織莉子「キリカ……!」

億泰「『3FREEZE』を解除しただとォ~~!?」

仗助「こ、康一おめー何をっ……!」

康一「契約させない方法はあるッ!キミたちを嵌めるつもりも、騙すつもりもないッ!
   だからボクたちを……『信じてッ!』」

織莉子「ッ!?」

杏子「な……なんだ、今の『攻撃』……!」

マミ「何か、文字のようなものが、美国さんに!」

ゆま「『信じて』って……かいてあるよ!顔に、『信じて』って!」

織莉子「……これ、は……」

プッツン状態の由花子すら説得したんだよな、この技

由花子には全く効いてないぞACT1
説得したのは母親だ

そーだった
あの時は無効化されたんだったな

キリカ「織莉子!ひ、広瀬康一ッ……織莉子に何をしたァ!?」

織莉子「……待って!キリカ!」

キリカ「お、織莉子……?」

織莉子「これは……『攻撃』じゃないわ……」

キリカ「えっ?え、なに?どういうこと?えっ……?」

康一「信じて……織莉子さん!ボクたちは必ず、キミの助けになれるはずだ!」

織莉子「っ……広瀬さんは……こうして、私に訴えかけている……。
    キリカを解放するという、リスクを負ってまで……攻撃するのではなく……」

康一「織莉子さん……!」

織莉子「本当に……存在するの?契約を止める、絶対確実な、方法が……」

康一「もちろんッ……!存在するよ!」

織莉子「……教えてください。その『方法』を」

>>936
それアカンやつや

由花子さんがアップを始めました

キリカ「!良いの、織莉子……?」

ほむら「ッ……!し……信じたの?彼の言葉を……!」

仗助「オ、オイなんだよ今のはよォ~~!『ACT1』ってのはあーいう使い方もできたのかよ!」

億泰「まさか声を飛ばして『説得』するなんてよぉ~~~!」

康一「あんまり思い込みが強い相手には意味がないんだけどね……。
   でも織莉子さんに通じたということは……」

織莉子「……私の目的は殺人ではありません。1人の犠牲も出さずに世界を救う方法が
    あると言うのであれば、それにすがりたくなるのは当然です……。
    ただし……本当にそれが『確実な方法』であるのかを判断するのは、私たちです」

マミ「もし……『確実でない』と判断した場合は?」

織莉子「…………」

杏子「チッ……結局それかよ」

ゆま「だ、駄目だよ?わ、わるいことしちゃ駄目なんだからね……!」

仗助「まあ……それについては安心して良いだろーぜ。
   ありゃあ間違いなく、『確実な方法』だしよォ」

康一「『あの人』のスタンドなら、契約させないなんて朝飯前だよ!」

キリカ「……ふんっ。それが本当なら良いけどね」

織莉子「それじゃあ……そうね。
    説明するよりも、実際に会わせてもらっても良いでしょうか?
    この目で見て、確認したいので。その『能力』が、どんなものなのか……」

仗助「ああ、良いぜ。……おめーらも来るよなァ?」

杏子「付いて行かせてもらうよ。その『スタンド能力』も気になるしね」

ゆま「ゆまも行くよ!」

マミ「私も……ちゃんと、最後まで見届けておきたいもの」

ほむら「……案内してちょうだい。その『スタンド使い』のところへ」

マミさんが実はファンでうれしがるイメージがした

杜王町

億泰「いやそれにしてもよォ~~。まさか『露伴先生』だったとはなァ。
   よく思い付いたよなおめーら!流石!さえてるぜェ~~~っ!」

仗助「おー、どもども。(知ってるヤツなら大体思い付くと思うけどな~~)」

織莉子「――ここが、その『スタンド使い』の家……」

仗助「そんじゃあよー、準備は良いな?呼び鈴を鳴らすぜェ~~」

 ピンポオオン

仗助「よし、じゃああとは康一!任せたッ!」

康一「え!ボク?」

仗助「頼み事ならよォー。オレより康一の方が良いに決まってるぜ。岸部露伴の場合はよー」

億泰「露伴先生と友達だもんなァ~~~」

康一「別に良いけどさぁ~~……。あっ、出てくるよ!」

露伴「おや……?なんだ、誰かと思えば康一くんじゃあないか」

あとは先生が協力してくれるかどうか

ここであの人か・・・
協力してくれるかね?

魔法少女や魔女に興味を持つだろうね

>>知ってるヤツなら大体思い付くと思うけどな~~
ですよね

全員ひと通り本にされて読まれそうだなww

露伴「タイミングが良かったね。ちょうど出かける時間の少し前だ。あと少し遅かったら……ん?」

仗助「ど、どーもッス」

億泰「こんちは~~ッス」

露伴「……。まあ……東方仗助と虹村億泰は良いとしよう。で、その後ろのはなんだい?」

康一「あーえっと、彼女たちはその……」

露伴「フ~~~~ン。なんだ、康一くんもスミに置けないなぁ。
   こんなに大勢女の子を連れて、君の『彼女』が黙っちゃあいないぞ。
   これから遊びにでも行くのかい?まっ、学生らしくて良いじゃあないか。
   ……1人小さいのもいるようだけどさ」

ゆま「!ゆまは『小さいの』じゃないよ!」

露伴「はははっ!おいおい、本気で言ってるのか?変に大人ぶるなよ。『小さいの』」

仗助(あ、『相変わらず』な性格してやがんなぁ~~岸辺露伴)

このマミさんは他のssのようにミッハーじゃないのか……少し残念だな…

ほむらの体重が減るのか   主に胸部の

ゆま「うーーーっ!『小さいの』じゃないよ!ゆまは『ゆま』だよ!」

杏子「ゆま、落ち着きなって」

ゆま「キョーコぉ~~!」

杏子「はいはい、わかったわかった」

露伴「フン、ほら見ろ。やっぱり子どもだな」

杏子『おい……なんなんだよこいつ』

ほむら『大人気ないと言うか、なんと言うか……』

マミ『なんだか少し……変わった人みたいね』

キリカ「……あのさあ。ほんとにこいつが例の『スタンド使い』なの?
   なんていうか、うん……変なヤツにしか見えないんだけど」

露伴「……なに?」

>>955
減るものがないだろ!いい加減にしろ!

スタンド使いなんてまともなのより変な奴の方が多いと思う

織莉子「キ、キリカ。そんなにハッキリ言うことではないわ」

露伴「ふむ……『スタンド』を知ってるってことは『スタンド使い』のようだが……。
   年上に対する『敬意』も払えないのか?
   まったく、どうも『スタンド使い』には常識に欠けるヤツが多いな」

康一「…………」

露伴「あ、康一くん。君は別だよ?友達のことを悪く言うわけがないじゃあないか」

康一「は、はあ……」

露伴「それで?君は結局、何の用事で来たんだい?
   まさか僕を遊びに誘ったっていうわけじゃあないだろう?」

康一「あ、えーっとですね……。
   そこの2人に露伴先生の『ヘブンズ・ドアー』を見せてあげて欲しいんです」

露伴「……?なんで僕がそんなことをしなくちゃあならないんだ?」

 > まったく、どうも『スタンド使い』には常識に欠けるヤツが多いな

つ鏡

性格的にまともなのがブチャラティとか康一くんあたりかな……ジョニィはどうなんだろう?

人の顔を舐めるブチャラティがマトモな人間なハズがない

3部メンバーはまともだと思う

ジョニィは…「推定無罪」でも「念のため」に撃ち殺そうとする男だぜ…いつもは良いヤツだけど…

花京院まともだよな

康一「ウ~~ン、なんでと言われると……」

キリカ「良いからさ、早く見せてよ。勿体つけちゃってさ」

織莉子「キリカ、だから……!」

露伴「…………」

キリカ「それとも実はやっぱり、大した『能力』じゃないんじゃないの?」

露伴「……わかったよ、見せてやる。
   だけど、そうだな。見るだけじゃあ理解し辛いかもしれないから……」

織莉子「ッ!キリカ……」

露伴「自分で体験してみれば良いさ!『ヘブンズ・ドアー』ッ!」

キリカ「……!?」

>>962
あれは演技とかいわれているし、荒木の気分しだいで設定と関わるからそこは微妙なところ

杏子「う、うわあッ!?」

マミ「呉さんの顔が……!」

ほむら「大体の説明は聞いていたけど……これが『本になる』ということなのね……!」

ゆま「ゆま、こんな本やだ……」

織莉子「キ、キリカは!キリカは大丈夫なの!?」

露伴「気絶してるだけさ。心配ないから騒がないでくれるかい?どれ、こいつにはどんなことが……ん?」

康一「ちょ、ちょっと。また変なことまで読むんじゃあないでしょうねェ~~!」

露伴「変なことと言うか……。
   『織莉子、織莉子、織莉子。織莉子が好きだ織莉子が好きだ。
   織莉子が小銭を拾ってくれた。織莉子が私を覚えててくれた。織莉子が笑ってくれた。
   大好き、大好き、大好き、愛してる、愛してる、愛してる。私の愛は無限だ。
   無限に織莉子に尽くす。織莉子、織莉子、織莉子……』」

億泰「な、何ページ続くんだァ?こりゃあ~~~!」

仗助「『心酔してる』とは聞いてたが……こ、これほどかよ~~~……」

文章だといいけれど…意識のない女子中学生を好き勝手する売れっ子漫画家の絵面は ものすごくヤバイッ

作品のリアリティのための援○交際

取材と言ってくれないか

露伴「『織莉子と離れたくない、織莉子は私の全てだ……』。
   すごいな……。こいつ、『織莉子』のことばっかりだ。
   もちろん普通の『体験』も書いちゃあいるけど、『織莉子』に埋もれて読みづらいったらないぜ」

織莉子「も……もう、キリカったら……」

露伴「!もしかして君が織莉子かい?同性愛者なのか、君たちは?
   いや、そんな表現じゃあ生温い気さえするな、こいつの感情は……。
   ……ははっ、そうだ。君たちは僕の『能力』を見たいんだったな。それなら……」

キリカ「……ん……?あ、あれ?私は……」

織莉子「キリカ!元に戻ったのね、大丈夫?気を失っていたけれど……」

キリカ「お、織莉子!?こ……来ないでくれッ!」

織莉子「!?えっ……?」

キリカ「え?あ、いや、その、あれ?な、なんだ?私は、あれ?」

さすが露伴先生
地味にえげつない事しなさる

杏子「な、なんだ?何か変だぞ、こいつ……」

織莉子「キ、キリカ……?どうしたの?貴女……」

キリカ「うわあっ!く、来るなッ!」

織莉子「そ……そんな、どうして……!?」

キリカ「お、おかしい……織莉子のことが、好きなはずなのに、なんだ、これ?
    か……顔も見たくない。声も聞きたくない。ち、近くに居るだけで不愉快だ……」

マミ「!もしかして……!」

キリカ「き……岸辺露伴ッ!お前の仕業かァ!このっ……!……あ、あれ?」

ゆま「?なに?どうしたの、そこには何もないよ……?」

キリカ「ち、違う。私は今確かに、こいつを殴ろうと……」

露伴「僕の『能力』については、大体は聞いてるんだろう?
   そう……書き込ませてもらったんだよ。こんな風にね」

 『だけど織莉子が生理的に受け付けない』『岸部露伴を攻撃できない』

えげつねぇw

先生えげつねえwww

ぐう畜ww 趣味がいやがらせとちんこじりなだけはあるぜww

いともたやすく行われるえげつない行為

「だけど~」っていうのが酷いwwwwww

ヒラコ―じゃねえよ

流石外道wwwwwwwwww

こ、この腐れ外道~

『Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)』

織莉子「そんな……!」

キリカ「ッ……お、織莉子への愛が、私の全てが……だ、駄目だ!頭がおかしくなる!
    このままじゃあ私は、私はッ……!」

織莉子「も、もうやめてください!貴方の『能力』は分かったわ!だから、キリカを元に戻してッ!」

露伴「まあ待てよ。僕の『能力』を『大したことない』と言ったのはこいつだぜ?
   こいつの口から直接聞かないことには元には戻せないなぁ~~」

キリカ「わ、わかった……!謝る、謝るからッ……!
    キミの『能力』の凄さは十分わかった!だから、元に戻してくれ……!」

露伴「はははははっ!ざまあないな!
   最初からそうやって素直な態度に出ておけば良かったんだッ!生意気な小娘めッ!」

康一「ろ、露伴先生!流石にもう、許してあげても……」

露伴「フン!良いだろう、僕はそんなに心の狭い人間じゃあないからな。謝る気があるんなら許してやるよ。
   今元通りにするから、ジッとしてな。(『岸辺露伴を攻撃できない』は一応残しておこう)」

えっと
悪役って誰だっけ

本当、いい性格してるよなwwww

今日はこのくらいにしておきます。
あと次スレは、取り敢えず立ててここにURL貼る感じで良いですかね?

それが良いと思います

元々先生は敵キャラだったからな……康一君がいなかったら中立キャラだったかも…



キュウべえには書き込めるのかな?
無限に居るけど

乙~

仗助「見滝原市ィ?その町がどーかしたんスか?」2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365085012/)
立てました。
引き続きよろしくお願いします。

一匹のQBに書き込むだけで情報共有によりインデペンデンスデイのウイルスの如く全宇宙の淫獣どもを一網打尽に

ホワイトスネイクでQBからDISKを取り出したらどうなるんだろう?


そもそもQBには何が書いてあるのか…

スレを埋めろッ!>>1000ゲットは『幸福』だぞッ!エンポリオ
これが板のためなのだぁーーーーーッ!!

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