上条「幸せは」 美琴「歩いて来ない」 垣根「だから自分で」 一方「つかみ取る」(1000)

まさかまさかの4スレ目

のんびりのほほんをモットーにやっていきます。


前スレはこちら。


上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 - SSまとめ速報
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上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」 - SSまとめ速報
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上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」
上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」 - SSまとめ速報
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~番外(クリスマス)編~



上条「……あれ? 何だここ?」


一方「気がついたか?」


上条「一方通行? なんだよここ??」


一方「知らン、俺だって何がどうなってるか理解出来てねェンだ」


削板「何だここは!?」


上条「あ、削板もきてたんだ」


削板「良く分からんがな!」ハッハッハ!



一方「にしてもだ、ここにアイツが居ねェって事は……」


垣根「メリ~メリメリクリスマ~~ス!!」


上条一方「「やっぱりおまえか……」」



垣根「なんだなんだ? テンション低いぞおまえら、もっとアゲてけ!ほっほぉ~う!!」


上条「……で?」


一方「説明しろ」


削板「ほっほぉ~う!」


垣根「いや今日クリスマスじゃん? 色んな所にプレゼント渡しに行こうと思ってよ」


上条「……で?」


一方「帰っていいか?」


削板「ほっほぉ~う!」


垣根「手伝うって考えはねーのかコンチキショウ」




垣根「てな訳でプレゼント配りに行くぞ。おまえらも早くサンタに変身しろ、服はそこの簡易更衣室にあっから」


上条「まさかサンタのコスプレする事になるとは……」ガチャ


一方「面倒くせェ」ガチャ


削板「世界一根性のあるサンタになるぞ!!」ガチャ



~着替え中~



垣根「着替えたか~?」


上条「意外に暖かいなこの服」ヌクヌク


削板「ちょっとキツイ」ムキムキ



垣根「なにやってんだ一方通行、早く出てこい!」ガンガン!!



>ガチャ……



一方「………オイ」


上条削板 「 」


一方「何で俺だけトナカイなンだコラァァァ!!!」


垣根「だって3人共サンタじゃ味気ねーだろ? 1人くらいトナカイにならねーとな……ブフッ!」


一方「だからって俺がトナカイになる必要はねェだろ!! ご丁寧に帽子まで用意しやがって!どー見てもチョッパーじゃねェかッ!!!」


上条(とか何とか言ってもしっかり付け鼻まで装着してる……プッ!)プルプル…


削板「良く似合うぞ!」


一方「よォし削板オマエは許す。が…俺見て笑ったそこの2人前に出ろ、あの世への片道切符をプレゼントしてやる」ゴゴゴ……



垣根「ソリでは早速ソリに乗ってプレゼント配りに行くぞ!」



上条「そのチョッパー……もといトナカイのコスも暖かそうだな」


一方「なら代われ、まだサンタさンの方がマシだ」


上条「御免こうむる」


削板「ほっほぉ~う!」←ノリノリ



垣根「え? 聞こえなかった? ソリではとソリでかけたんだけど」


上条「ソリってどこにあるんだ?」


一方「とっとと済ませて帰ンぞ」


削板「ソリは俺が引いていいか?」


垣根「クソッ、俺のギャグセンスはコイツらには早すぎたか」



垣根「よし全員乗れ」


上条「いや、これソリじゃ無いだろ……」


一方「どォ見てもヘリ(ハインド)じゃねェか」


削板「カッコイイな!」


垣根「だってソリだと寒いじゃん? これならソッコーで配りに行ける」



上条「ちなみに誰が操縦すんの?」


垣根「IT'S me」


上条「……免許持ってる?」


垣根「心配すんな、ちゃんとライセンス(そろばん2級)持ってっから」



削板「なら大丈夫だな! みんな乗るぞ!!」


上条「不安だなぁ…」


一方「オイこのミサイル本物かァ??」


垣根「あたぼうよ、そんじゃ行くぜ!」



>バラバラバラバラ……



~移動中~


削板「ところでまず何処に行くんだ?」


垣根「海原のとこ」


上条一方「…」ピクッ


垣根「は~いソコ恐い顔しない、マジ恐いから」


垣根「思えば俺達あいつに酷い仕打ちしたしな、一時的とは言えあの世に送っちまったし」



一方「上条が飛天御剣流のフルコースぶちかましたせいだろ」


上条「そのあと駄目押しでキン肉族3大奥義を繰り出した奴に言われたく無い」



垣根「とにかくだ、入院中もお見舞いしてなかったしクリスマスプレゼントでもと思った訳よ」


一方「いっその事ミサイルお見舞いしてキリストのもとに送っちまう手もあるぜェ?」


垣根「サラっと恐ろしい殺人計画を口にすんなっつの」


上条「…着くまでに結論をだそうぜ」


垣根「上条!?」


削板「お見舞いはちゃんとしないとな!」



一方「…で? あのクソ野郎何処に居やがるンだ?」

垣根「滞空回線で既に把握済みだ。確かこのあたり……あ、あれだな」



上条「一応寝てるか確認しようぜ、ミサイルはそれからで…」



一方「オマケに機銃で蜂の巣にするか」


垣根「おまえら殺る気満々かよ、滞空回線ONっと……」



海原「ふぅ、クリスマスだと言うのに一人とは辛いものですね。ショチトル、アステカの空が少し恋しいです……」



海原「さて、今日はこの等身大御坂さん抱き枕(サンタバージョン)と新たに制作した妹さん達の抱き枕で心を癒しますか」



海原「……ハァハァ……ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ……フゥ……ハァハァハァハァ……」

~機内~


上条一方垣根削板「……………………発射」



>チュドンッ!!

>ギャアァァァ……!!


垣根「……帰るか」


一方「…だな」


上条「みんなでクリスマスパーティーしようぜ、美琴も呼んで」


削板「あ、ならちょっと買い物したい、00003号や他のみんなにプレゼント買いたいしな」


垣根「あいよ」



………終わり。




思いつきで書いた話しなので特に続いたりはしません。


本編はまたいずれ…。



前レス>>979からの続きです。


~風呂場~



削板(どうしてこうなった……)


削板は心底後悔していた、何故あの場ですぐ冗談だと言わなかったのか……と。



削板(お、落ち着け削板軍覇! 00003号が入って来ても目を閉じてサッと洗ってパッと出れば良いんだ!!)



00003『軍覇さん?』


削板「はい!!」


00003『あの、もう入っても?』


削板「ちょっ!ちょっと待ってくれ!!」ザブンッ!!


削板「い…いいぞ」


00003「失礼します……」ガチャ…



00003(どうしてこんな事に……)



00003号は悔やんだ、何故あの時自分は安易に返事をしてしまったのか。 冷静に考えれば削板の言った事が冗談だと分かるハズなのに……。



00003(服は洗濯機に、下着は……ブラは汚れてしまっていますね、下が汚れなかったのは不幸中の幸いです)ヌギヌギ



00003(タオルを巻いて湯舟に浸かるのはマナー違反ですが最低限のガードとして止むなしです)



00003「軍覇さん?」


削板『はい!!』


00003「あの、もう入っても?」


削板『ちょっ!ちょっと待ってくれ!!』



削板『い…いいぞ』


00003(ここまで来たら後戻りは出来ません、いざっ!)


00003「……失礼します」



浴室に入って少し見渡す、思ったより広く身体を洗うスペースは充分あった。


削板は既に浴槽に入り壁の方を向いてブツブツと何かを呟いていた。



削板「心頭滅却 一意専心 煩悩退散 天魔降伏 天舞宝輪 六道輪廻 天空覇邪魑魅魍魎……」ブツブツ



00003「……軍覇さん?」


削板「見てない! 断じて見てないからなッ!?」


00003「いえそうでは無く……」


削板「じじじじゃあ何だ??!」



00003「ここで鼻血は我慢してくださいね、流石にミサカ一人では助けられません」



削板「根性で我慢する、自信無いけど……」



00003(とりあえずシャワーでサッと済ませて……あ…)



ここに来て問題に気付いた、身体を洗う、タオルを巻いたまま? どうやって?


00003「軍覇さん」


削板「はいっ!」

壁を向いたままビクッと肩を揺らし返事をする、 いつもと違うオドオドした削板を見て可愛いと思ってしまい自分はもしかしてSなのだろうか? と思ってしまう



00003「その……身体を洗うのですがタオルをとらないと洗えないので……」

削板「洗ってる間潜ってればいいんだな!? 心配するな!肺活量には自信があるぞ!!」



そこまでは言っていないがこの人なら本気で実行するだろう、こう言った極端な性格も愛しいと思えるのだから心底自分は彼を好きなのだと再確認した、まさに恋は盲目である。



00003「壁の方を向いていてくれれば大丈夫です」


削板「わかった」


それだけ言ってタオルを取った、身体を洗い軽く浸かったら上がろう。

 削板もテンパっているが00003号とてテンパっている、これ以上何かイレギュラーが起これば対応出来ない程に…。



00003「……」ゴシゴシ


削板「……00003号」


00003「ひゃ、ひゃふぃ!」

なんとマヌケな声を出してしまった、しかも驚いた拍子にボディソープの泡が目に入るオマケ付き、転がって悶絶したいが出来る訳が無いのでそのまま会話を続ける



削板「俺はどうやって出れば良いんだろうか?」


00003「?」


削板「いや…だから……」



風呂場からでるのに何の問題があるのかと思ったが………大問題である。


唯一の防御であったタオルは既に取っている、再び巻いたところで透けてしまい意味を成さない。


自分も浴槽に入ってしまうか? それはそれで惨事を招いてしまう……


何か良い考えは無いものかと考え込むが思い付かない。


00003「とりあえず洗い終わってから考えましょう」

削板「そう……だな」



結局2人ともヘタレであった


短いですが今年最後の投下終了。

良いお年をノシ。

あけおめ&ことよろ

皆さんこんにちワンダフルボディー、新年最初の投下です。


>>50の続き


~同時刻~


垣根「イキナリ滞空回線返せとか何だよアレイスター」



アレイ「仕方ないだろう、ちょっと使う用事が出来たんだ(あの二人の邪魔をするのは気が引けるからな……)」


番外「……あれ~?」


一方「どーかしたかァ?」ゴローン


番外「おっかしいなぁ、ミサカの下着が1組無いんだけど……一方通行知ってる?」


一方「俺がオマエの下着を把握してる訳ねェだろ」


番外「だって2人ってまだして無いんでしょ?」


一方「それが何だってンだァ!? 喧嘩売ってンのかッ!!」



番外「抑え切れない性欲をミサカの下着で発散してると思った」


一方「するかボケッ! 仮にそうだとしてもオマエのなンざ使うか! 00001号の使うわ!!」


番外「だってさ」


00001「い…今から脱いで来ます」イソイソ


一方「今のは例えだヤメろ! 本気にすンなァァ!!」ピューッ!!



番外「マジでミサカの下着どこいったんだろ?」


00001「実はミサカの下着も数日前に無くなっています」


00002「おや00001号もですか?」


00001「00002号も?」


00002「何日か前に……」


上条「言っときますが上条さんは無実ですのことよ?」


美琴「ホントに?」ピリッ

上条「ホントにホント!! 洗濯する時だって妹達の下着類はアレイスターに任せてんだから!」


一方「ポンコツコラァ!!」


「 」イネェ



打ち止め「アーちゃんならさっき『静まれ私の邪気眼!』って窓から飛び降りてったよ?ってミサカはミサカは指差してみたり」


一方「あのクズ鉄がァァァァァァ!!!」




垣根「やれやれ仕方ねーなアレイスターめ」


打ち止め「なんかポケットからはみ出てるよ?ってミサカはミサカは引っ張って……下着?」ズルッ


上条一方美琴1号2号番外 「「「「「「…………垣根(さん)」」」」」」



垣根「誤解だ聞いてくれ! コレは後で00002号にプレゼントしようと!!」


打ち止め「黒い紐Tを穿かせたかったの?ってミサカはミサカは若干引いてみる……」ジト~


00002「こ…コレはちょっと///」


上条一方「「そげぶ!!」」


垣根「ぷげらっ!」


美琴「何させようとしてんのよあんたは!!」


垣根「だって似合うと思ったんだもん! ちゃんとブラとセットで買った俺に隙はねえっ!!」


番外「自分の趣味全開じゃん、で……着けんの?」


00002「………///」コクコク


番外「は~いはいはいご馳走様~」



垣根「何だよオマエ等! 特に男子2人! どうせテメェ等も自分好みの下着着けさせてんだろ!?」


一方「するかアホッ!! 上条も何か言ってやれ!」


上条「………」プイッ

美琴「(///)」プイッ


一方「オマエ等は……」アタマイタイ


番外「つんつんの好みの下着ってさ、なに?」


上条「えぇ~~……白とか……」


番外「ふ~~~ん」チラッ


美琴「な、なによ」タジ…


番外「ちょっとカモンおねーたま」ズルズル


美琴「へ? え?? ちょっと―――ッ!!?」ズルラレ



………………。



番外「……つんつんの好みがまさか○○色と××柄だとは……」


美琴「待ちなさいこの変態妹!! まだ当麻にだって見せて無かったのに!!」ガァァ!!! シャキンッ!!



番外「謝るからとりあえず砂鉄剣しまってよ!?」ヒィィッ!!



垣根「よっ、同類♪」


上条「やめて肩に手乗せないで」ズーン…



一方「バカ共が」


00001「……」ジー


一方「な…なンだよ」


00001「今日はライトグリーンです」ボソッ


一方「………」


打ち止め「どうかしたの?」ハテ?



一方「なンでもねェし! あ…あァ~コーヒーうま……熱ッ!?」ブボッ!!


00002「思いっきり動揺してますねこのもやしwww」プークスクス



~削板の部屋~


削板「大丈夫か00003号?」

00003「なんとか……軍覇さんこそ大丈夫ですか?」

削板「ちょっとフラフラするな」


00003「お互いのぼせてしまいましたね」



あれから色々あった、結局どう上がるか考えたが思い浮かばずお互い背中合わせに浴槽に浸かり温まった

そして片方が目を閉じてその間に片方が上がると言う結論に至るまで1時間を要し……互いにのぼせた。



削板「ポカリあるけど、飲めそうか?」


00003「どうも」コクコク


削板「辛かったらベッドで横になるか?」


00003「ひぇ!? ベベベベベベベベベベッド!!??」


削板「?」


00003「あ……すみ…ません……なんでも無い……です……(落ち着けミサカ! 酒に酔った00001号じゃあるまいし!!)」



削板「少し横になれば楽になると思うし、手ぬぐい濡らして来るから」


00003「……はい(ミサカはムッツリじゃないムッツリじゃないムッツリじゃない……)」トボトボ



00003「……はぁ」ポフッ


00003(ベッド……軍覇さんの匂いが……ハッ!)


00003(危ない危ない、道を踏み外すところでした!)ブンブンッ!!



悪魔3号(いいじゃないですか、恋人同士何を遠慮するんです? 思う存分クンカクンカすればいいでしょう?)


00003(……)


天使3号(そんなバカな真似はいけません! ここは静かに寝たふりをして手を出させ既成事実を!)


00003(どっちもダメだろ!!)グァァァ!!



悪魔3号(我は汝…)ニヤ

天使3号(汝は我…)ニヤニヤ

00003(消え失せろ!!)


今回はここまで。

でわおやすみなさい。

どうもこんばんは、今回は前スレ>>1000のネタと言う事で番外編(クリスマス)になります。


~マンション~


垣根「ジングルベ~ルジングルベ~ル鈴が鳴る~♪」ヨイヨイ


1号2号3号打ち止め「「「「今日は~楽しい~クリスマス~♪♪」」」」ヨイヨイ


削板「ヘーーイッ!!」


番外「……」ウズウズ


一方「ウズウズするくらいなら混ざればいいだろ」


番外「ハ、ハァ?? ミサカあんなガキッぽい真似しないし!」ツーン!!


一方「説得力皆無なンですけどォ? 足で小意気にリズム刻ンでるのは何処の誰ですかァ??」


番外「な……ッ!? 黙れクソモヤシ!」


一方「ンだとゴラァ!!」



美琴「七面鳥焼けたわよ~」


上条「ケーキも上手に出来ました」


アレイ「そのほかの料理もバッチリだ」


垣根「流石だな上条シェフ、ケーキも料理も美味そうだし、また腕上げたな」

上条「人数多いからちょっと大変だったけどな」


美琴「ちょろっと! 私もちゃんと手伝ったんだからね!?」


垣根「ほ~~ぅ? 手伝った?? どこを???」


美琴「ぅ…も、盛り付けたり……とか……」


垣根「調理に関与してねーのかよ!? なに? 将来上条をシェフから主夫にしてーの??」


美琴「だ…だって当麻とアレイスターがほとんどやっちゃって手出しが……」

上条「いやいや助かったよ、盛り付けだってセンスいるし」


アレイ「上条当麻の言う通りだ、やはり女の子の盛り付けには華やかさがある (笹切りをカエルにするのはどうかとおもうがね…)」


垣根「なら俺様に任せろよ! バッチリメルヘンに盛り付けてやったのによ!」

上条アレイ 「「断る」」


垣根「え? 即答とかヒドくね??!」



>ワイワイガヤガヤ…


垣根「ゲップ、よーーっし! そんじゃお待ちかね!! プレゼントタ~~~イム!!」


>ワーッ!!


垣根「てなわけで……よこせやセロリ」クイクイッ


一方「用意してねェよカス」


垣根「ぬぁんだと!? めちゃんこ楽しみにしてたんだぞ!! 返せよ!俺の……俺の気持ちを!!」ブワッ!!



上条「はいはい騒がない、ほら…コレ」


垣根「え…ぁ……開けた方がいい?」モジモジ…


上条「開けない気かよ」



垣根「あ……グラサンだ」


上条「垣根に似合うと思ってさ」


垣根「上条……」ウルッ


上条「?」


垣根「お返しに…俺からは情熱的な熱ぅぅ~~いキッッスを!!」ドドドドッ!!


上条「いるかそんなの! うわっ!!来るな――――ッ!!!」



美琴「……」ジー--


上条「全く垣根の奴、んで次はっと…」ゴソゴソ


美琴「!!」パァァァ!!


上条「ほい、一方通行」


美琴「…」ズーン…



一方「あ? お…俺?」


上条「新しいコーヒーカップ、安物だけどな」


一方「……貰っとく(クソッ、地味に嬉しいじゃねェか)」


上条「そんで次が…」


美琴「!!」ワタシ!ワタシッ!!


上条「はい削板」

美琴「orz」チーン


削板「俺にもか?」


上条「なんか日の丸のTシャツ」


削板「最高だ!!」



上条「んでもって……」ゴソゴソ


美琴「…!!…ッ!!!!」コッチコッチ!!



上条「はい、妹達みんな並んで~」


妹達「「「「「は~い♪♪」」」」」



美琴 「 」


アレイ「……ジュース飲むかい?」


美琴「……うん」グスッ



垣根「全員なに貰った?」


00001「セーターとマフラーです」


00002「同じく」


00003「ミサカも同じです」

番外「なーんだ、みんな一緒じゃん」



打ち止め「ふっふっふ! ミサカは手袋と耳当てもあるよ?ってミサカはミサカは勝ち誇ってみたり」フフンッ!


番外「なんでおちびだけ?? ずるい!ずるいよ!!」


上条「ごめんごめん、毛糸足りなくてさ」


00001「え……毛糸?」

上条「あ、ソレ俺の手作りだから」


00002「な、なんと!?」


00003「手作りに見えません、凄い……」スゲェ…


番外「つんつんスキル高すぎない?」


上条「お金が無い上条さんはこうでもしないと全員分のプレゼントは無理なんです」



アレイ「わ! 私には無いのかい??」


上条「洗い流し不要のトリートメント」


アレイ「やっほい!!」


美琴「いいわよいいわよ…私なんか…私なんか…」ジュースグビグビ



上条「あ……あれ? 美琴? 美琴さ~ん?」


美琴「……」ガツガツゴクゴク


上条「……怒ってる?」


美琴「別に」プイッ


上条「怒ってるだろ?」


美琴「怒って無い!」ビリッ!

上条「怒ってるじゃん……はいコレ、プレゼント」


美琴「な……なによ今さら///」エヘエヘゴソゴソ


上条(と、言いつつも顔がにやけている)



美琴「……指輪……」


上条「似合うといいけど」


美琴「似合わない訳ないでしょ、当麻が選んでくれたんだもん」キュッ


上条「あ、そっち左手の……」


美琴「いいの! コッチに付けたい///」


上条「さ、左様ですか///」



番外「おねーたま、ミサカのと交換しよーよ」


美琴「絶対イヤ」


番外「ケチケチケチケチケーチッ!!」


美琴「ふーんだッ」ベー


一方「……オイ」


00001「?」


一方「…ほらよ」

00001「??」キョトン

一方「プレゼントだよ察しろ! キョトンとしてねェで受け取れ!!」


00001「あ、開けてもいいですか??」


一方「好きにしろ」


00001「……ネックレス」


一方「言っとくが返品不可だ、気に入ったンなら付けろ、そうじゃ無けりゃ……オイ聞け」


00001「似合いますか?」


一方「似合って……無くもねェ」


垣根「素直じゃないねこの子は」ヤレヤレ


一方「黙れクソメルヘンッ!!」


海原「ふっふっふ……ついにこの日が来ました」


海原「そう! クリスマス!!」


海原「この日に限っては問答無用で御坂さんと妹さん達に会いに行ける!」


海原「サンタコスチュームにその辺のオッサンから剥ぎ取った皮膚もバッチリ、生活費を削りに削って厳選したプレゼントも用意万端、抜かりはありません!」


海原「後の4人には……チロルチョコ(賞味期限切れ)でもくれてやりますか」



海原「それでは御坂さんと妹さん達の所へいざ行かん!!」



海原がでた所でここまで。 おやすみなさい。

>ピンポ~ン



00001「おや、お客様でしょうか?」



打ち止め「ミサカが出る!ってミサカはミサカは駆け出してみたり!」トテテッ!!


打ち止め「どちらさまですか?ってミサカはミサカはドアを開けてみる」ガチャ


サンタ(海)「メリークリスマス(あぁ、小さな妹さん、お持ち帰りしたい)」ジュルリ



打ち止め「……」


サンタ(海)(無反応? ま、まさか自分だとバレて??!)



打ち止め「さ……」プルプル…


サンタ(海)「?」


打ち止め「サンタさんだーッ!!ってミサカはミサカは抱き着いてみたり!!」ピョン!!


サンタ(海)(我が生涯に悔い無し)



打ち止め「みんなーッ! サンタさんが来たよーっ!てミサカはミサカは大はしゃぎ!!」


妹達「…ッ!?」


サンタ(海)「メリークリスマス♪クォックォックォッ」



上条「だ!誰だオマエ!? 変な笑い方しやがって! ドコのヘル・ミッショネルズだッ??!」



00001「ハイ!ドーーンッ!!」バチーンッ!!



上条「むぶばっ!!」ビターン

00002「サンタさんに向かって何て事を!!」


00003「見損ないました!!」


上条「ええっ!? だ…だってサンタなんて実在しな…」


美琴番外「「ハイ!ドーーン!!」」バチーンッ!!


上条「グボッ! な、なんで……」


美琴「サンタさんに失礼でしょ!」


番外「いくらつんつんでも許さないよ!」





00001「さあサンタさん、こちらへどうぞ」


00002「今飲み物を用意しますので」


サンタ(海)「あ、お構いなく」


00003「そうおっしゃらずに」


打ち止め「あのね!あのね! ミサカはずっと良い子にしてたよ!ってミサカはミサカはアピールしてみる!」


番外「ミ!ミサカだって!!」



美琴「うわっ! うわぁ…サンタさんってホントに髭がフサフサ……触っていいですか??」


サンタ(海)「構いませ…ゲフンッ! 構わんよ」ホッホッホ


美琴「わぁ、なんかクセになりそう」ワシャワシャ


サンタ(海)(あぁ…御坂さんが自分に……)



一方「コラァ!!!」


美琴&妹達「!?」ビクッ!!


一方「ギャーギャー騒ぐンじゃねェェェ!!」


垣根「静まれ静まれぃ!!」


上条(そうだ言ってやってくれ2人共!!)


一方「さっきからなンだオマエらァ…」


サンタ(海)(クッ、流石は第一位、自分の正体に気付いて……)


上条(イケッ!もうひと声!)


一方垣根「「サンタさん(ン)が迷惑に思うだろ!!」」


上条 「 」


削板「ケーキ美味い♪」



一方「いやァすみませンねェ、わざわざ来てもらって」


サンタ(海)「え? あぁ、いやいやなんのなんの」


垣根「あの、サインとか貰えません? 『ていとくんへ』って」



サンタ(海)「いや…サインはちょっと、1枚書くとみんなして欲しがってしまうのでのぉ」


垣根「じゃあ写メだけでも、絶対誰にも見せないんで」


一方「抜け駆けすンな! 俺が最初だァ!!」



上条「なぁ削板、俺がおかしいのかなぁ……」


削板「楽しければそれで良いじゃないか!」ハッハッハ!



アレイ(あのサンタ……少し泳がせて見るか、面白いし)



ちょっと用事が出来たのでここまで。


残り投下します。番外(クリスマス)編ラスト。


垣根「サンタさん、1杯どう?」サカビン


サンタ(海)「いや、お酒はちょっと」


一方「コーヒーは大丈夫ですよねェ? ちょうど通販で買った良いのがあるンで」


サンタ(海)「あ、どうも」



垣根「ところでサンタさん」



サンタ(海)「なにかね?」


垣根「そろそろぉ、プレゼント的な物が出るかな~とか思ったりなんかしちゃったりして」ゴマスリゴマスリ

一方「俺ェ、実は業務用エスプレッソマシンが欲しくてェ」ニマニマ



垣根「俺はエリック・クラプトン愛用のBlackieが欲しい」




上条「なあアレイスター、2人が言ってるのっていくら位?」


アレイ「うむ、業務用のエスプレッソマシンは高い物なら\2,621,850ほど、垣根の言っているBlackieとはエレキギターなのだが……」



削板「高いのか?」


アレイ「959,500ドル、当時のレートだと1億520万円だったらしいが、現在のレートで計算すると7400万円程になるハズだ」


上条「クリスマスプレゼントのレベルじゃねぇ……」


アレイ「もっともあの2人なら自分で買えるがね」


サンタ(海)「まあまあ落ち着きなさい、ここはレディーファーストじゃ」


一方垣根「「ちっ」」


サンタ(海)「なにかね?」


一方垣根「「いえいえ」」


サンタ(海)「さあどうぞ」


美琴「どうも……わ! なんか高そうな服」


サンタ(海)「妹さんがたのプレゼントじゃよ」


妹達「♪♪」キャッキャッ!




一方「サンタさァン、俺らのプレゼントはァ?」


サンタ(海)「コレじゃ」ポイッ


一方「……」


垣根「ギャーハハハッ!! チロルチョコ1個とかwww」



垣根「日頃の行いが悪いからそれっぽっちなんだよ、その点俺はいい子にしてたからな、さぞかし豪華なプレゼントが…」


サンタ(海)「君のじゃよ」ポイッ


垣根「……」



一方「ッッざけンなァ――ッ!!」



垣根「ごますってりゃいい気になりやがって! まともなプレゼント寄越せや!!」



サンタ(海)「ひっ!助けて!」


美琴「ちょっとやめなさいよ!」


00001「サンタさんをいじめないでください!」


00002「そうです! 例え垣根さんでも許しません!」


打ち止め「いじめちゃダメッ!ってミサカはミサカは立ちはだかってみたり!」



上条(……なあアレイスター)ヒソヒソ


アレイ(なんだね?)


上条(あのサンタ、何者だ?)ヒソヒソ


アレイ(気になるなら君の右手であのサンタの顔を触って見るといい)


上条(……わかった)



上条「あの、サンタさん?」


サンタ(海)「なんだね?」


上条「顔に糸クズが付いてますよ」


サンタ(海)「ん? ドコにだね?」


上条「ちょっと失礼……」ピトッ



>パキンッ



全員「…………」


海原「取れましたかな?」



上条「あぁ取れたよ、って言うか剥がれたな……化けの皮が」


海原「?」


アレイ「鏡を見てみたまえ」


差し出された鏡を見て海原はハッとする、そしてゆっくりと全員の顔を見た。



垣根「テメェ……海原ぁ……」バサァ!


一方「やってくれるじゃねェか、死ぬ覚悟は出来てンだろォなァ?」ゴゴゴ…


海原「ち!ちょっと待って下さい! 自分はただ御坂さん達にプレゼントを!!」



上条「だってさ」チラッ


削板「みんなの判決を聞こうじゃないか」チラッ


美琴1号2号3号番外打ち止め 「「「「「「死刑」」」」」」


海原 「 」


上条一方垣根削板「「「だそうだ」」」ゴゴゴ…



海原「た……退却!」


アレイ「髪ロック!」モジャ~ン!!


海原「うわっ!?」


アレイ「髪(ヘア)ロックだ、貴様の動きは封じた」

上条「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!!」


海原「ブフォッ!!」


垣根「ドラララララララララララララララララララララララッ!!!」



海原「へぶしっ!」


一方「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラァ!!!」


海原「ぐぶへっ」


削板「オーラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ……オラァ!!!!」



>ガシャーーン!!>ギャァァァ……☆



上条「アリーヴェデルチ(さようならだ)」


一方「ボラーレ・ブィーア(飛ンで行きな)」


削板「やれやれだぜ」


垣根「グレート」



打ち止め「うぅ、サンタさんが偽者だったなんて…ってミサカはミサカは落ち込んでみたり……」


番外「ミ、ミサカは気付いてたよ? 騙されてなんか、騙されてなん……か…グスッ…」



00001「ショックです……」ズーン


00002「ええーいっ!こんな物! とミサカは貰ったプレゼントを投げ捨てます!!」ブンッ!!



00003「本物だと思っていたのに……」ズーン


美琴「あんの変態ストーカー……ちょっとトドメ刺してくるわ」ビリビリ


上条「はいはい落ち着いて、ショックなのはわかったから」ヨシヨシ


美琴「当麻ぁぁぁ……」シクシク



削板「…なんか暗い雰囲気になったな」


上条「サンタ到来と思ったら偽者ってオチじゃ流石にな」


垣根「チッ、仕方ねえ、垣根サンタがなんとかしてやるぜ! ちょっと手伝え一方サンタ」


一方「あァ?」


垣根「ベクトル変換で雲を集めろ、後は俺がやる」


一方「ン」ベクトル~



>モクモク…



垣根「んでもって未元物質!」シャララン!



00002「垣根さん、一体なにを?」


垣根「まあ見てなって、そ~ら降ってきた」


打ち止め「あ! 雪だよ!ってミサカはミサカは窓の外を指差してみたり!!」



垣根「やっぱクリスマスには雪降らねーとな、どうよ?」


一方「オマエにしちゃ上出来だ」


垣根「もっと褒めてもいいのよ?」チラッチラッ


一方「前言撤回だバカ」


00001「雪! 実物は初めて見ました!」キャッ!キャッ!


00002「綺麗です…」


00003「これは幻想的な…」

美琴「凄い、もう積もりはじめてる……みんな! 外でるわよ!」


000010000200003打ち止め「「「おーっ!」」」


番外「みんなガキだね」ヤレヤレ


美琴「じゃあアンタは来ないのね?」


番外「行かないとは言ってないよ!!」


垣根「おっしゃ行くぞ! みんなで雪合戦じゃ!!」


アレイ「全員先に行っててくれ、私は窓の修理をしてから行くよ(修理費はあの男に請求するか、100億円くらい)」トーンテーンカーン



  『海原の末路』

インデックス「わぁ! おっきなケーキなんだよ!!」


ステイル「君の為に用意した特注さ、このナイフで一緒に切ろう(将来の予行練習として)」ハァハァ


インデックス「うん!」


神裂「七閃!!」スパパパッ!!



ステイル「な!? 何をするんだ神裂! 僕と彼女の共同作業を!!」


神裂「これは失礼、何やらイヤラシイ思念を感じたもので」



インデックス「イヤラシイ?」


ステイル「ななななななななななななななななななにをいいいいいいいいいいい言ってるるんだい? そんな思惑は一切ないよ?」



インデックス「それより早く食べよ?」


ステイル「そうだね、では……」


>ピンポ~ン


神裂「誰か来たようですね」



土御門「にゃ~んにゃにゃ~~ん! メリークリスマスだぜい♪」


ステイル「帰れ」


土御門「冷たいにゃ~、せっかくのクリスマスを一緒に祝いに来たってのに」


神裂「義理の妹さんとすごすのではなかったのですか?」


土御門「それが聞いてくれねーちん……友達とパーティーする事になったってメールがきたんだにゃ~、だから仲間に入れて欲しいんですたい」



ステイル「邪魔だ帰れ」


インデックス「迷える子羊は助けるべきなんだよステイル」


土御門「流石は禁書目録! そこのニコチンロン毛野郎とは器が違うぜい! あ、コレお土産、GODIVAのチョコ」



インデックス「最高なんだよ!!」



神裂「では改めて…メリークリスマス!」


ステイル土御門インデックス「「「メリークリスマ……」」」



>……ぁぁぁぁぁああああ!!!



>ガシャーーン!>グシャ!!


一同 「 」



海原「あ痛たたたた、何やらクッションになって助かりましたね……ん?」



ケーキ 「 」グッシャリ……


インデックス「ケーキ……ケーキが……グスン……」


海原「え……あ、あの……」


ステイル「貴様……」ゴゴゴ…


神裂「……」チャキッ


土御門「ぶち殺す」ゴゴゴ…


海原 「 」



ステイル「Fortis931(我が名が最強である理由をここに証明する)!!」


神裂「Salvere000(救われぬ者に救いの手を)!!」


土御門「Fallere825(背中刺す刃)!!」



海原「聞いてくださいコレは事故なんです! だから魔法名を名乗らないで!!」



ステイル「イノケンティウス!」


神裂「唯閃!!」


土御門「朱雀!青龍!玄武!白虎! 働けバカ共!! ゴフッ…」ボタボタ



海原「うぎゃああああああああああああああああああああ………!!」



インデックス「良かった、味は変わってないんだよ♪」モチャモチャ



土御門「もしもし淡希か? 今から言う場所まで来い、ゴミを処理してくれ、報酬はショタ本だ」



淡希『すぐに行くわ』



~完~



駆け足で投下しましたが番外編はこれで終了。


おやすみなさい。

こんばんは。

本編>>72からの続きです。

削板「00003号、気分は……」


00003「…Zzz…」スピスピ


削板「寝ちゃったか、とりあえず手ぬぐいをおでこに当てて…」ピト


00003「…Zzz…」スヤスヤ


削板「寝顔、かわいいな…」


削板「……いかん、俺も眠……く……」



削板「…Zzz…」



~深夜~


00003「……ん……んん?」パチッ


00003「あれ? ミサカは……え~っと……」ポケ~



削板「…Zzz…」


00003「……あぁ、夢ですねコレは」


00003「軍覇さんがミサカの隣で寝てるなんて夢に決まっています」


削板「…Zzz…Zzz……」


00003「……」

00003(夢なら……いいですよね、抱き着いても)ギュウ



00003「えへ……えへへ///」ギュウ-



>…チュン…チュン…



00003「…Zzz……んにゅ……」


削板「……」


00003「……ハッ!?」パチクリ!!


削板「お、おはよう」


00003「……え?」


削板「2人してあのまま寝ちまったみたいだな」


00003「………はいいいいいいいいいいいいいいッ!?」



00003(とととととと言う事はアレは夢では無くげげげ現実??!)アワアワ……ブルブル…




削板「ところで00003号」


00003(うわああああ!! 寝ぼけて何やらかしてんだミサカあああああ!!!!)


削板「00003号?」


00003(夢と現実の区別もつかずあまつさえ抱き着いたりとか! 嫌あああああぁぁぁぁぁ!!)



削板「……大丈夫か?」


00003「大丈夫で……やっぱり大丈夫じゃないです(死にたい……)」シクシク…



削板「悪かったな起こさなくて、気持ち良さそうに寝てたから」


00003「軍覇さんは悪くありません、眠ってしまったミサカが悪いんです……」


削板「でも、いいもんだな」


00003「?」


削板「目が覚めたら好きな子が横に居るってだけでこんなにも幸せな気持ちになる」


00003「…ッ///」ボンッ!


削板「とりあえず朝飯にしよう、その後送って行くから」


00003「はい(まずいです、幸せ過ぎて脳みそとろける)」



~マンション前~


00003「軍覇さんこれからどうされますか?」


削板「せっかく来たしな、垣根とカバティで勝負する、肺活量で勝ちたいんだ」カバティカバティ



00003(カバティ?)



00003「みんなまだ寝ているかも知れませんが入りましょう」



削板「そうだな」



>ガチャ……



(クラッカー)パンッ! パンパンッ!!


00003「???」


垣根「朝帰りおめでとう――ッFooooooooo!!」



00003「………は?」


00002「いやいやまさか00003号が朝帰りとは」ニヤニヤ


00001「ミサカ達の中で最初に大人の階段を登ったのが00003号とは……痛かったですか?」


番外「ねね! ソギーのアレってどんだけデカかった?」


00003「いや……ちょっと待て、何故お祝いムードに?」


打ち止め「あなた! はやくはやく!ってミサカはミサカは急かしてみたり!!」


一方「うっせェよ、オラこれでいいだろォ?」カキカキ…



打ち止め「バッチリだね!ってミサカはミサカはサムズアップしてみる」('∇^d)



☆祝!00003号ソギーの家にお泊り&朝帰り記念☆


00003 「 」



00003「な……なんじゃあこりゃあァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」



上条「こう言う時ってやっぱり……お赤飯?」ツクレルヨ


美琴「ちょっと違うんじゃない?」ワタシツクレナイ…


アレイ「いやいや女の子にとっては重要な事態だ、お赤飯は間違いでは無い(面白いから乗っておこう)」ニヤニヤ



00003「そこッ! 何をありがた迷惑な話をしとるんじゃコラ!!」


垣根「やるじゃん削板、先越されちまったな」


削板「?」


一方「どうやって行為に持って行ったかアドバイスくれ……先輩」キラキラ



削板「行為?」



00003「黙れそこのバカ2人ィィィィィィィィ!!!!!!!!」バンバンバンッ!!!



垣根「メルヘンガード」キンキン


一方「ベクトル変換」カンキン


上条「弾丸こっちに跳ね返すなよ!?」マトリックス!!



とりあえずここまで。

00003「全員正座!!」

垣根「だが断る」

00003「あ゙?」ギロッ!

垣根(恐い…)チョコン

一方「今ちょっと膝痛いンですけどォ?」


00003「膝の皿ブチ割るぞゴラ」ギロッ!


一方(恐ェ…)チョコン



1号2号打ち止め番外「横暴だーっ!! Booo!! Booo!!」


00003「……」チャキッ…


00001「ごめんなさい正座しますから無言で銃を向けないで下さい」チョコン


00002「00003号が恐い…」チョコン


番外「ちぇ~」チョコン

打ち止め(上位個体より00003号へ、直ちにミサカを解放せよ。繰り返す、上位個体より……)


00003(1度しか言わんぞ、だ・ま・れ)


打ち止め 「 」チョコン


アレイ「今日は大事な会議があるので失礼する!」ピューッ!!


00003「あっ!! 逃がしましたか」チッ


上条「やっぱり俺も? 食事の用意あるんだけど…」


00003「……仕方ないので免除です」


上条「ども」ソソクサ

美琴「あ、私も…」ソロリ

00003「ダメです」ギロッ!

美琴「…」チョコン


00003「…いいですか? 確かにミサカは軍覇さんの部屋に泊まりました、これは否定しません」


00003「しかし!! みんなが思う様な不純な行為は一切していません!!」


垣根「またまた~、別にごまかさなくっても」


>バキュンッ!!


00003「してねェんだよ」


垣根「……はい(カスった、カスったぞ今…)」



一方「ホントに何もしてねェの?」


00003「当然です、そこのお姉様とは違います」


美琴「ちょっと!? 何で私を例えにするのよ??!」



00003「黙れ淫乱レールガン! 変なDVD見せられたこっちの身にもなって下さい!!」


美琴「それは垣根のバカのせいでしょ!?」




番外「てかさ、実際マジでどうなのソギー?」


削板「ん? 一緒に風呂には入ったな」ウン



00003 「ぐ! 軍覇さっ…!!」



一同「ほほ~~ぅ」ニヤニヤ


00003「ニヤニヤするなァァァァ―――ッ!!!!!!」


垣根「お前……漢だな」


一方「マジ先輩って呼ンでいいかァ?」


削板「色々あってな、ちなみにずっと目をつむってたから何も見てないぞ?」


00002「つまり00003号からしてみれば一緒にお風呂に入るのは不純では無い…と」ニヤニヤ


00003「う…ぐ……」タジ…


番外「見た? 見たの? 見たんでしょ?」


00003「見てません!」

打ち止め「一緒にお風呂入ったらおかしいの?ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」


00001「時と場合によります」




美琴「言っとくケド、私はまだ一緒に入ったこと無いわよ」


番外「お掃除フェ○はしてんのに?」


美琴「……アンタちょっと頭貸しなさい脳みそチンしてあげるから」ビリビリ


番外「冗談! 冗談だってば!! あ!ヤメて!助けてつんつn…ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙~~~……!!!!」


上条「誰か呼んだ?」


美琴「別になんでもないわよ?」ポイッ


番外 「 」ベチャ


打ち止め「……大丈夫?ってミサカはミサカは突いてみたり」ツンツン


番外 「 」チーン


上条「食事の用意出来たんだけど……」


00003「貴様らァァァ――ッ!!」ドドドドッ!!!


0000100002「「なんの回避!」」ヒラリッ


00003「避けるなァァァァ!!!」ドドドドッ!!



上条「00003号、もうその辺で……」


垣根「そうだぞ、飯にしようぜ」


00003「そこかァァァァ!!」ドドドドッ!!


上条垣根「「耐えろ俺達のATフィールド!!」」シュバッ!


一方「うおォォォ!?」カキカキカンキン



上条「危ないところだった…」


垣根「危うく蜂の巣だったぜ……」


一方「オマエらァァァァ!! よくも人を盾代わりにしやがったな! ぶっ殺す!!」



>マテェェェェッ!!! カミジョウ!オトリニナレ! フザケンナ!!



削板「落ち着いたか? 00003号」



00003「軍覇さぁぁん…みんながミサカをいじめるんです……」


削板「よしよし」ナデナデ


00003「ふにゃぁぁ///」



垣根「オイ削板! ストロベリってねぇでヘルペスミー!!」


一方「スクラップの時間だコラァァァァ!!!」


垣根「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」


上条「垣根―――っ!!」



ソギーと00003号のお泊り編はこれにて終了。
次回から夏休み最後の旅行編に移行します。

まだ書きはじめて無いのでどこに旅行に行くか希望があれば受け付けます。

複数あった場合は>>1が選んで決定し、コメします。


ではおやすみなさい。


沖縄

乙!
全員で上条と御坂の実家に行く展開を希望。

スキー&スノボ
季節感?まあ学園都市だし?室内でも

乙です。
>>176それだ!あるいは旅行先でかち合うのもありか?みんなで温泉とか?

ロッキー山脈

このSSで遊園地やテーマパークに行ったことってあったっけ?

11次元

結局理性殺しと超淫乱砲はヤるんだろ?

ふぅ…

夏だから、軽井沢とか北海道とかの涼しい場所が良さそう。

いやここはカブトムシ取りだろww

プライベート飛行機が墜落して無人島で自給自足(笑)、とか一瞬考えた
しかしこのメンツだとどの局面でも別にピンチにならなさそうだww

乙です。
>>184それだと垣根は全身にハチミツ塗ってカブト取りに行くの?

~ご報告~

みなさん様々な希望をどうもです、とりあえず旅行先ですが温泉旅館を舞台にしようと思います。

具体的な場所は明記しませんが『御使堕し編』で上条さんが泊まった旅館と思ってもらえたらいいと思います。


~コメ返し~


>>175行ったこと無いので構想無理でした><


>>176上条さんの両親は登場予定です。


>>177冬までスレが続けば書きます。


>>178ネタ、ありがたく使わせてもらいます。


>>179ロッキー……エイドリアン?


>>180まだ行った事は無いですね(多分)。


>>181空間移動は黒子っちにお任せ。


>>182まさかそんな……当然ヤルますよ。


>>183ネタ提供ありがとうございます、採用出来ずすみません。


>>185そのネタで別に1本話しが作れそうですねwww


>>184>>186そのネタもらった!!



~数日後~


垣根「さて、全員集まったな」


美琴「用件なら早くしてよね、私だって暇じゃないんだから」


垣根「ほぅ? 旅行しようって話し合いだったんだが忙しいんなら御坂は留守番だな」


美琴「暇っ! 暇だから!!」


垣根「最初からそう言え」


上条「……」カキカキ


垣根「夏休みも残り僅かになった、最後の夏の思い出作りに旅行に行くぞ野郎共!!」


一同「イェーーイッ!!」


上条「……」モクモク

垣根「……オイ上条、さっきから何してんだ?」


上条「……課題」カキカキ

垣根「そんなの後にしろよ旅行だぞ?」


上条「7割近く終わってねーんだよ!! 頼むから集中させてくれ!!!」



垣根「んな怒んなよ、貸してみろ、俺が10分で終わらせてやる」


一方「最初に約束したからな、俺も手ェ貸してやる」


上条「いや10分は無理だろ」


垣根「ほおあぁぁぁぁぁ!!!!」ジュババババッ!!!!

一方「はいはいはいはいィィィィ!!!」シュバババッ!!


~5分後~



垣根「終わったぜ? 5分余っちまった」


一方「簡単過ぎて逆に難しかったぜェ」


垣根「全問正解じゃ怪しまれるからな、上条が間違えそうな問題はわざと間違えといた」


上条「……」



上条「垣根様……イケメンであらせられる」キラキラ


垣根「よせやい照れるぜ」


美琴「コラッ!当麻のためにならないでしょ!」


垣根「旅行」


美琴「私が勉強教えれば問題ないわね」ウン


一方「で? 問題が解決したところでどこ行くンだ?」



垣根「行き先は…」


>♪♪~♪~♪


上条「あ、悪い俺だ、もしもし?」


刀夜『おぉ当麻、元気にしてるか?』


上条「父さん? なんだよ急に」


刀夜『いやなに、夏休みに1度くらい家族ですごそうと思ってな』


上条「……へ?」


刀夜『旅館の予約は済ませてるからな、後で詳しい場所をメールで送っておくから』


上条「ち!ちょっと待てよ! そんな急に!!」


刀夜『プライベートビーチがあるから水着を持って来なさい、母さんの水着に興奮するんじゃないぞ息子よ』


上条「話し聞けってんだよクソ親父!!」


刀夜『じゃあそう言う事で、現地で落ち合おう』


>プッ…ツー…ツー


上条「………」




上条「ゴメン、予定が入ってしまいました……」


垣根「はあっ!? ふざけんな!なんの予定だ!!」


上条「親父が家族で旅館に泊まろうって言いだしたんだよ!!」


美琴(お義父様!?)


削板「家族は大切にした方がいいぞ、頻繁に会う機会もないしな」


一方「なら上条は別行動かァ?」




美琴「私は当麻に着いて行くわよ、ご両親にきちんと挨拶しないと!」



番外「じゃあミサカも行きたい!」


アレイ「統括理事長たる私も挨拶はしなければな」


上条「いや、アレイスターは挨拶しなくていい」


アレイ「何故だ!?」


上条「自分の見た目考えろ!! 俺達以外の人間からしたらホラーだろ!」


アレイ「いいじゃないかトースターが理事長でも!」


00001「しかし上条さんが参加しないのは寂しいです……」


00002「上条さん抜きは嫌です」


上条「う~んそう言われてもなぁ……」


一方「上条くゥゥン?」

上条「?」


一方「いつの間にフラグ立てやがったンですかァァァァ!!!」


上条「ハァ!?」


垣根「俺の女に手ェ出そうってか!?死にてぇらしいなこの野郎!」


上条「意味わからんわ!!」



削板「なにかいい解決策はないかな?」


00003「そうですねえ……」

打ち止め「みんなで上条さんに着いて行けばいいんじゃないかな?ってミサカはミサカは提案してみたり」


削板「おお! その手があったか!!」


00003「ナイスです上位個体!」


打ち止め「もっとほめてほめて!ってミサカはミサカはえらそうにしてみたり」エッヘン



アレイ「最終信号がアイディアを出したがどうかね?」


一方「オラオラオラァ!」


垣根「シュール・ストレミングを口に流し込んだるわ!」


上条「ヤメ!グボァ!?臭ぁぁぁ!!!」



美琴「やめなさいコラ――ッ!!」



アレイ「全く聞いてないな、臭いから窓を開けたまえ」



垣根「てな訳で、上条の家族旅行に着いて行くそ!」

一同「おぉーーっ!」


上条「はぁ、なら友達も来るってメールしとくぞ、美琴もそれでいいよな?」

美琴「うん、ねえ当麻」


上条「?」


美琴「ごめん、歯磨きしてきて……臭いが……」


上条「……」ウルル



アレイ「シュールストレミングの臭いは強烈だからな、素人が手を出してはいけない」



番外「腐った生ゴミを更に放置したみたいな臭いだよコレ……」



今回はここまで。


酉ミスったよちくしょうorz。買い換えた携帯投げ捨てたくなってきた……。

旅行編投下です。

~旅行当日~


垣根「よーしそろそろ行くぞ」


上条「火元よし、戸締まりよし、忘れ物……無し」


打ち止め「バッチリだね、出発進行!ってミサカはミサカは号令をかけてみたり!」


削板「楽しみだな」


00003「上条さんのご両親はどんな方でしょうか?」


番外「どっちかはつんつんと同じでフラグ建築士だね多分」


00002「まさかの遺伝ですか?」


美琴(もしお義父様がそうだとしたら苦労したんだろうなお義母様……)



一方「レッツパァリィ-ッ! ヒィィアウィィゴォォォ!!」


00001「一方通行! 奥州筆頭の真似はやめてください! 眼帯も外して!!」



美琴「どうしたのあいつ?」


上条「昨日遅くまでBASASAやってた弊害」


美琴「あ~……」ナットク


>ガヤガヤ……




アレイ「みんな待って! 私を忘れるな--ッ!!」カサカサ!!!



ミスった。


BASASA→×

BASARA→○


~電車(新幹線)内~


垣根「は~~い突然ていとくんの日本昔話~~」


一同「わ~~」パチパチ


垣根「タイトル『桃太郎。Rebellion」


一同(……???)


垣根「むか~しむかし、とあるところにお爺さんとお爺さんと……やっぱりお爺さんがいました」


一同(お爺さんばっかりだ--?!)



垣根「お爺さんはさて置き、そげぶ大好き上条は村へ日課のそげぶをしに行きました……」


一同(お爺さん出番終了……)


上条『今日も下らない幻想をぶち殺しに行ってくるぜ!』ズンズン



上条「別に大好きじゃねーよ!!」


垣根「シャラップ! 黙って聞いてろ」



垣根「そしてツンデレな御坂は上条を心配しつつ川へ洗濯に行きました」



美琴『ふぅ~、洗濯も楽じゃないわね、全自動洗濯機買おうかしら。それよりあいつ、またフラグ立ててボインな女と仲良くなって来たりって……べ! 別にあいつがフラグ立てたって私には関係無いし?? ただ最近かまってくれないからちょび~~っとだけさみしいかな~~なんて思ったり思わなかったり……って何で私がかまって欲しいなんて思ってるのよ!!』ツンツンソワソワアウアウ



垣根「などと改行と文字数を考えず自問自答していると上流から大きな桃が流れて来ました」



美琴「私ツンデレじゃないわよ!」


一同「いいえツンデレです」


美琴「そ、そんなハモるほど!?」



垣根「桃はドンブラコッコ~ドンブラコッコと流れてきます、普通なら気が付きますが……」



美琴『あ--もうっ! どうせあいつの事だからまたろくでもない事に巻き込まれてるに違いないわ! やっぱり私がしっかり見張ってないと!!』シュタタタッ!!



垣根「……と、かまってちゃんなツンデレ御坂は上条を追って桃には目もくれず一目散に村へ走りだし、桃はそのままドンブラコッコ~ドンブラコッコ……」



垣根「ドンブラコッコ~ドンブラコッコ……」


垣根「その後、桃の姿を見た者は誰一人居なかったそうな……」



一同(遭難しちゃった--!!)



打ち止め「それで桃太郎さんはどうなったの?ってミサカはミサカは聞いてみる」



垣根「拾い上げもらえず漂流した桃太郎は運良くモンゴルに流れ着き、復讐の二文字を心に刻み数十年後名前を変えて日本に侵攻する、実はこの桃太郎がかの有名なチンギスハーンだったんだ」



1号2号3号番外打ち止め「へぇ~~」



一方「デタラメぬかすな」



削板「モンゴルまで生きて流れ着くとは根性があるな」



アレイ「削板、君は仮にもレベル5だろう? 少しは勉強したまえ」


削板「勉強は苦手だ!」ハッハッハ!


アレイ「まったく…」


削板「それより小腹が空いたな、何か買ってくるか」


アレイ「なら私も同行しよう」



打ち止め「ねえねえゲームしよう!ってミサカはミサカはお願いしてみる」


美琴「いいわよ」


00001「何のゲームですか?」


打ち止め「桃鉄だよってミサカはミサカはゲーム機を取り出してみたり」


00003「暇潰しには持ってこいですね」


00002「…っ!? 説明書に何やらモヤシに似た真っ白な化け物が!!」


打ち止め「それキングボンビーだよってミサカはミサカはアドバイス」


番外「どうせなら何か賭けようよ」


海原「一位になった者が指名した相手からキッスのご褒美と言うのはどうです?」


美琴&妹達「!?」ビクッ!!


上条一方垣根「「「おい」」」



上条「なんでお前がここに居る……」


海原「ふっ、愚問ですね、御坂さん在る所必ず現れ、御坂さん在る所必ず行く、それくらい分かっている筈ですが?」



垣根「テメェはキカイダー01か? ご丁寧に妙なルール付け加えやがって」


一方「1回2回殺した位じゃ物足りねェらしいなこの生ゴミ」


垣根「生ゴミは臭いが移らねーうちに捨てねーとな、て事でちょっと来いや」


海原 「 」



垣根「一方通行、ドア開けろ」


一方「ン」バキャ


海原「ちょっ!勘弁してください! 次の駅で降りますから!!」


垣根「テメェに次はねーよ」


海原「……冗談ですよね?」



一方「あァ、新ネタだ」ゲシッ!!



>ァァァァァ~!!………



一方「今度こそ死ンだか?」



垣根「いや、あいつは生きてるさ、俺達の……心のゴミ箱に」



削板「ん? 何かあったのか?」


垣根「気にすんな、ゴミ捨てただけだ」


アレイ「新幹線のドアをこじ開けてまで捨てる物だったのかい?」


一方「あァ、ゴミ箱じゃ入りきらねェからな」



邪魔者を始末したところでここまで。

お休みなさい。

削板「お待たせ、お菓子とか買って来たぞ」


00003「ありがとございます軍覇さん」


アレイ「飲み物もあるぞ私のイチオシだ」


番外「げっ! 何で豆乳なのさ!?」


アレイ「好き嫌いはいかん、身体にいいんだぞ豆乳は」



打ち止め「ふふん、ミサカは飲めるよってミサカはミサカは豪快に一気飲み!」ゴクゴク!



アレイ「……最終信号、それは豆乳ではなく練乳バルサミコ酢ドリンクだぞ?」



打ち止め「……ゴフッ」パタリ



番外「ちぇ~~、ミサカ今コーラ飲みたい気分なのに豆乳とか無いし~」ブーブー



上条「ワースト、俺のコーラと交換するか? 飲みかけだけど」



番外「むしろウェルカム、いただきま~……」



美琴「…ふんっ!」ヨコドリ!!


番外「あ…」


美琴「ング!ング!ング!ング! プハァ! けぷっ…」




番外「おねーたま横取りとかずるい!!」


美琴「残念だったわね、あんたには私のコーラあげるわよ、まだ開けてないから」


番外「くそぅ、つんつんとの間接キッスが……」



00003「軍覇さん、飲み物は何になさいますか?」


削板「俺は持参したプロテインだ」


00003「え……」

削板「ん?」

00003「いえ…あの……これ…お茶…一緒…に…」ウルウル



削板「なら一緒に飲もう、プロテインは後で飲めばいいしな」


00003「グスッ……あ」パァァァ



00001「イチャイチャいいなぁちくしょう……」グビグビ



00002「最近イチャイチャしてないなぁ……お茶がしょっぱいです……」ゴクゴク



00001「そう言えば一方通行は?」※意訳※(あの2人に負けじとイチャイチャしたい)



00002「垣根さんも戻って来ません……」※意訳※(イチャイチャしたい)



アレイ「あの2人ならドアをこじ開けた事を駅員に見られて叱られている」



打ち止め「あ、本当に怒られてるってミサカはミサカは除きこんでみる」ピョコ



駅員「ガミガミガミッ!!」ガァァ!!!



一方垣根 「「…!?…!!…」」ペコペコペコペコ!!



番外「カッコ悪! あっひゃひゃひゃっ!!」ゲラゲラ!!



上条(でも素直に頭下げてるんだから丸くなったよなあの2人……)



短いですけどここまで、何だか身体がダルくて喉が痛い……風邪かな……

ガンダムオンライン。一昨日から始めてフルボッコされて心が折れた……。投下します。

垣根「おのれあの駅員め、今度出くわしたら下の毛丸剃りにしてやる!」


一方「ドアこじ開けたくらいであンなに怒るか普通?」


上条「いや普通に大事だから」


垣根「本心は?」


一同「2人共GJ」


一方「それより何か飲む物ねェか?」


垣根「俺も俺も、喉渇いちった」


00001「一方通行、コーヒーありますよ! 一緒に飲みましょう!」ズイッ!


00002「垣根さんもミサカと一緒にお茶を!」ズズイッ!!


一方「な、なンだァ? 何かあったのかァ??」


垣根「さあ?」



この世界じゃァ白垣根くんの出番はなさそうだなァ

美琴「それにしても学園都市の外に出るのが随分楽になったわよね」


削板「そうか?」


美琴「だって普通ならかなり前から手続きして許可貰って、貰えたら貰えたで身体にチップ埋め込んで……そりゃもう面倒だったわ、特にレベル5になってからは……」シミジミ…



一方「それ以前にレベル5が4人同時に、しかも同じ場所に行くなンざ許可どころか申請すら出来ねェだろうな」



>>262 そう言えば原作でていとくん復活したんでしたっけ? まだ新刊買って無いんで……。

ミス、>>261

アレイ「それも一重に私の権力によるものだ」フフン


垣根「つ~か~、その権力が無かったらお前なんか購入してねーし」


アレイ「ひ、ひどい……」グスン



上条「俺はそんなに地元に帰らないからなぁ…」


番外「んにゃ?なんで?」


上条「……ちょっとな」



打ち止め「アーちゃん泣かないでってミサカはミサカはハンカチを手渡してみる」


アレイ「心配要らない、これはオイル漏れさ」


垣根「お前はドラえもんのび太の海底鬼岩城に出てくるバギーちゃんか?」


アレイ「あんな最後に自爆してネジ1本になる車と一緒にしないでくれたまえ」



番外「あんたの場合自爆以前に自力でポセイドン倒しそうだもんね」



アレイ「たかがポセイドンごとき、このねじくれた銀の杖で粉微塵にしてやるさ」フフン




上条「へぇ~、銀の杖って凄いな……」つ∫ピトッ


>パキン デデーン!!


アレイ「 」

上条「 」


アレイ「あぁ、うん大丈夫。気にして無い……」


上条「何か本っ当にごめんなさい…」



打ち止め「ねえねえまだ着かないの?ってミサカはミサカは上条さんの膝の上に乗って聞いてみる」チョコン


美琴(いいなぁ……)


上条「次の駅で降りるから忘れ物無いようにな」


垣根「え、マジで!? あと1組でトランプタワー完成するのに!」


一方「崩せ、旅館に着いてから続きしろ」


垣根「なんだよ、ここまで積み上げた俺の苦労はどうなんだよ」シブシブ


番外「うりゃ!」ガシャンッ!

垣根「Noooooo!!!」



番外「あっひゃひゃ!! あ~快感☆ 色んなとこ勃っちゃいそう♪」




上条「え? 何が立ったって?」


番外「にゃっ!? あ…ぁ…な…な…ん…でも…な……ぃ…///」モジモジ



一方「いやオマエ、どうせハッチャけンならつらぬけよ」


番外「う! うるさい!うるさい!うるさ--いっ!!! このクソモヤシ! 肉食ウサギ! 本名性別年齢不詳野郎!!」



一方「オォォォしッ! わかったァァァ! 素っ裸にして新幹線に吊るしてやるから表出ろやァァァァ!!!!」



美琴「ハイハイもう着くから、バカ言ってないで降りる準備しなさい」



一方「……チッ、後で絶対ケリ付けてやるから覚悟しとけよビッチ」


番外「こっちのセリフだよ白髪ネギ」


00001「お姉様、まるでお母さんのようですね」


00002「小姑www」プークスクス!


00003「鬼嫁www」ケラケラ!



美琴「な・に・か・言った・か・し・ら?」ギロロン

0000200003 「「イイエ」」



垣根「にゅるんと着いたぜ」



削板「旅館って何処だ?」



上条「え~と、ここからもうちょい歩いたとこ」



アレイ「最終信号、疲れたら私に乗るかい?」


打ち止め「ありがとアーちゃん、まだ大丈夫だよってミサカはミサカは(ry」



一方「お仕置きだこらァァァァ!!」


番外「1億ボルトを喰らえ!!」


美琴「やめなさいってば!!」


00001「一方通行!頑張ってください!!」


00002「やれ末妹! 今こそモヤシに引導を!!」


>ザワザワ……


00003「あ、ドラマの撮影ですので皆さんお気になさらずに」


~移動中~


垣根「な~まだ~?」

00002「少々疲れました…」


上条「もう少し……のハズ」


美琴「ちょっと携帯見せて……あ、もうすぐ見えるわよ」



番外「うぅ…お尻痛いよぅ……」


一方「オリジナルに免じて尻叩き500発で勘弁してやったンだ、むしろ感謝しやがれ」


00001「まったくです」


削板「00003号、荷物持とうか?」


00003「あ、どうも///」


アレイ「やはりこうなったか」カサカサ


打ち止め「zzz……」←歩き疲れてダウン



美琴「あ、ここね」


アレイ「ふむ、中々赴きのある旅館じゃないか」


垣根「ちょっと古めかしいけど、キライじゃないわ!」



一方「オマエは何ドーパントだ?」


垣根「……メルヘン?」


番外「そこ疑問形ってどうなのさ?」


上条(まだ来て無いのかな、父さん…母さん)



>トウマサーン


上条「あ……」


美琴「どうしたの当麻?」


上条「悪い、ちょっと!」タタタッ!!


美琴「あ……」


詩菜「久しぶりですね当麻さん」


上条「うん、かあs「そこの可憐でお美しいお姉さん!!」……は?」



詩菜「あらあら?」


垣根「どうも初めまして、俺……ボク上条くんの親友で垣根帝督って言います!」キリリッ!



詩菜「あらあら、どうもご丁寧に」ペコリ


垣根「そんな顔をあげてください、ボクの事は垣根、もしくは気さくにていとくんって呼んでくださいお姉さん」キリーン!


詩菜「あらあら、垣根さん的には歳上が好みなのかしら?」


垣根「ハッハッハ、またご冗談を、そんなに離れてる様には見えませんよ」


上条「おい、そろそろ突っこんでいいか?」



垣根「何だよ上条くん水くさいじゃないか、こんな綺麗な人と知り合いなんて」


上条「いや、だからこの人は俺の……」


>ドドドドドッ!!


美琴「俺の何じゃああああああああ!!!」ドシーン!


上条「久しぶりガマッ!」



美琴「誰よこの人! どういう関係!? さあ! 一切合切話しなさい--!!」ガクガク!!



上条「苦しい苦しい!! ま、まずは落ち着きませう!!」



垣根「なあ~。いい加減教えろよ、従姉? 親戚?」



上条「ゲホッ…違う違う、この人は……」


上条「俺の母さん」


垣根「」

美琴 「」

00001「」

00002「」

00003「」

番外「」


打ち止め「zzz」

削板「若いな」

アレイ(内に底知れない何かを感じる……)


上条「あれ? お~い?」

一同「………えええええええええええええええええええ----っ!?」



上条「リアクション遅いな」



垣根「嘘だろ!? ビックリし過ぎて時が止まったわ!!」


美琴(終わった、お義理母様の前でタックルかましちゃった………死にたい)ズーン



番外「いやいや!いくらなんでも若すぎでしょ!?」



00002「見たところ20代……」


上条「いや、確か母さん今年でさn」


詩菜「……当麻さん?」ニッコリ


上条「ごめんなさい!!」シュバッ!!



お前らのかーちゃん若すぎ!
ttp://r-s.sakura.ne.jp/w/n/ilp48.jpg

お義理母様じゃなくて
お義母様だべよ

>>279ご指摘ありがとうございます。


>>278この絵だと、十分ヒロインに見える……

00001「一方通行は驚かないのですか?」


一方「俺ァ1度写真で見てるからな、最初に見た時は流石にド肝抜かれたがよ」


上条「ところで母さん、父さんは?」


詩菜「今車を停めて……あらあら噂をすれば、刀夜さ―ん」



垣根(クソがッ! どんな面してやがんだ? こんなパーフェクト美人を物にした野郎は!!)バッ!



刀夜「やあ、お待たせ母さん」


垣根「 」ウソーン



詩菜「遅かったですね刀夜さん」


刀夜「いやぁ、駐車場で車の鍵を落とした女性がいてね」


詩菜「あらあら、刀夜さん……『また』ですか?」ゴゴゴ…


刀夜「ええっ!?」



垣根「う…嘘だァァァァ----っ!!!」orz


一方「派手なリアクションだなオイ」


垣根「嘘だ! こんな世界間違ってる! ああ奥さん! もっと早く貴女にお会いしたかった!!!」ガシッ!!



詩菜「あらあら///」


刀夜「か、母さん!?」


上条「垣根! 人の親をナンパするな!!」


垣根「黙れコンチクショウ! 俺は断じて認めんぞ!!」


一方「その辺にしとけ、あと……お待ちかねだぞ」クイッ


垣根「?」クル


00002「か・き・ねさん」ゴゴゴ…


垣根「あ……」


00002「ちょっとこちらへ」ズルズル



垣根「ごめんなさ~い!許してえぇぇぇ~~!!」ズルラレ




>ミサカトイウモノガイナガラ! ヤメテユルシテ……アッ---!!!



ていとくんがお仕置きされたところで今回はここまで。


刀夜「迷わずに来れたみたいだし、偉いぞ当麻」


当麻「子供扱いやめてくれよ父さん、俺もう高1なんだからさ」


刀夜「ハハハッ、父さん達にとってはずっと子供さ、なあ母さん?」


詩菜「ええ、そうですよ当麻さん」


当麻「なんだよそれ~」


削板「上条が普通に子供の反応だな」


00003「何だか新鮮です、とミサカは感想を述べます」



刀夜「それより当麻、この人達が例のお友達かい?」


当麻「うん」


削板「初めまして! 削板軍覇です! 好きな言葉は根性! 座右の銘は根性です!!」


一方「一方通行……です」


垣根「あらはめへ……垣根帝督…れふ……」ボロ…

一方「今回はまた随分と派手にやられたみてェだな」


垣根「大丈夫だ問題ない、最近なんだかこの痛みと苦しみが悦びに……」


当麻「ダメだ!踏みとどまれ垣根!!」


一方「目覚めるンじゃねェ!!」



アレイ「そして私が学園都市統括理事長のアレイスター=クロウリーです」


刀夜「なんと理事長ですか!?」


詩菜「あらあら、当麻さんの学園都市での生活はどうですか?」


アレイ「ご子息は良く頑張っていますよ奥さん、私生活は問題ありませんが勉強の方ははもう少し努力が必要かと」



刀夜「ふむ……だそうだぞ当麻、もっと頑張らないとな」


詩菜「あらあら、でも刀夜さん、刀夜さんも学生の頃はあまり勉強が出来た方では無かったんじゃありません?」


刀夜「か、母さん…それを言われると父親としての威厳が……」



当麻「……あのさ2人共、何か違和感ないの?」


刀夜詩菜「?」ハテ


当麻「いやだからさ、こう……何これ?って思ったりしないの??」



刀夜詩菜「??」ハテナ


当麻「だーかーらーっ!!」


当麻「そもそも何でトースターが喋ってんだとか何でトースターが統括理事長なんだとか何でトースターに髪の毛生えてんだキモッ!とかあるだろ!? なにスーパーナチュラルに会話してるんだよ!!」



刀夜「こら当麻! 人を見かけで判断するのはいかんぞ!」


詩菜「そうですよ当麻さん、それにとっても綺麗な髪の毛じゃありませんか、お手入れが大変でしょう?」



アレイ「良質なコンディショナーとトリートメントを欠かさずしていますから、よろしかったら学園都市製の最高級品をお譲りしますよ奥さん」



詩菜「あらあら♪ 聞きました刀夜さん」キャッキャッ


刀夜「いやぁすみません、催促したみたいで」


アレイ「ハッハッハなんのなんの」



当麻「家の両親が天然なのか俺が気にしすぎなのか……」



刀夜「あ、そうだ当麻、メールで言っていた彼女さんはどの子だい?」


詩菜「刀夜さんと一緒にずっと気になっていたんですよ、どんな子だろうって」



美琴(来た! さっきのタックルの汚名返上のチャンス! ビシッ!と挨拶して好印象を!!)



当麻「ああ、うん。じゃあ紹介するよ、この子が……」


番外「つんつんの彼女のミサワでーす☆ よろしく~~☆」ズズイッ!!



美琴 「 」ピシ…



刀夜「おやおや活発なお嬢さんだ、それに顔立ちもスタイルも良いし、良くやったな息子よ!」


詩菜「あらあら、当麻さん的には少し歳上くらいが直球なのかしら?」


当麻「ち!違う違うって!! 俺の彼女はこっちの……」


番外「ち・な・み・に、つんつんとはベロちゅーまでいった仲だよパパさんママさん☆」


刀夜「おおっ!」

詩菜「今夜はお赤飯ですね刀夜さん♪」


当麻「だから違うんだって!!」


当麻「美琴! 早く挨拶………」



美琴「……」バチバチバチ…ジジッ…ジジジ…ヒュンヒュン…


当麻「(や、やべぇ…怒りが頂点を超えてまるでスーパーサ○ヤ人2みたいになってる………)」



当麻「ワースト! 今すぐ逃げろ!」


番外「へ?」


スーパー美琴2「あ・ん・た・は……」ヒュンヒュン


番外「………」


番外「おにぇ…おにぇちゃま……ミサ……冗…談……」ガクガクプルプル…



スーパー美琴2「……ねえワースト……」


番外「は、はひ……」プルプル…



スーパー美琴2「なにか、言い残すことはある?」


番外「…許して」プルプル


スーパー美琴2「………ダメ」


番外 「 」プルプル…チョロロ…



>ァァァァァァァァァァァ~~……



ちょっと半端ですがワーストがもら…ゲフンッ、お仕置きされたところでここまで。

次回は妹達の自己紹介からですがその際に仮の名前を付けます、あくまで仮の名前なのでご了承してもらえると幸いです。

刀夜「……当麻、こちらのお嬢さんは?」


当麻「ええっと、この子が正真正銘俺の彼女」


美琴「ふぅぅ…」ジジッ


当麻(美琴! 挨拶挨拶!)


美琴「……はっ! ああ……えと!は…初めまして! 御坂美琴です!!」



刀夜「……御坂?」


美琴「? はい……」


刀夜「もしかして君のお父さんは旅掛さんじゃないかい?」


美琴「え? はい、その通りです」



刀夜「いやぁそうかい、旅掛さんとは仕事先でちょっとお世話になった事があってね」


美琴「はぁ……」


刀夜「いやしかし、こんなに可愛らしいお子さんが居たとは、奥さんもさぞかし美人…」


詩菜「刀夜さん?」ゴゴゴ



刀夜「いやいや! 母さんの方が絶対に綺麗だと思うよ!うん!」



刀夜「じゃあさっきのお嬢さんは?」


美琴「えと……私の…従姉妹です」


刀夜「良く似ていたから姉妹かと思ったが従姉妹さんか、なるほど」


詩菜「刀夜さん、私の予想が当たりましたね」


刀夜「う~む、当麻は歳上が好みだと思ったんだが…」


当麻「いや別に歳下が好みって訳じゃ無いから、俺が好きになった子がたまたま歳下だったってだけ」



刀夜「そうか、美琴さん」


美琴「は、はい!」


刀夜「ふつつか者ですが家の息子をどうかよろしく」


詩菜「私達ももうすぐお爺ちゃんとお婆ちゃんですね刀夜さん」



美琴「ふにゃあ!?」


当麻「気が早い! 俺達2人共まだ学生! 未成年!!」



刀夜「さて、そちらのお嬢さん方は?」


当麻「話を聞け親父!!」



1号2号3号 「「「………」」」



~MNW~


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>オイどーするヤベーぞ! 名前なんてねーし!! フレンドリーに「検体番号00001号です♪」とでも言えってか!? 言えねー!!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>もももももちつけ! 冷静に素数を数えろ! 3.14159265358979323846……


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>そりゃ円周率だバカ! お前が落ち着け! とにかく名前を考えろ!


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>末妹はミサワって名乗ったし、俺達何て名乗る?


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>適当に名乗るにしても変な名前はヤだし……上司に聞いてみるか! 困った時の運営様!!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>ダメだ、上司はまだ夢の中だ、まったく肝心な時に使えねーロリめ


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>ホント使えねーな幼女、いつもは上司面して「テレビ見るのに忙しいからちょっと爪切り取って」とか言いやがる癖に


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>あ~分かる、しかもわざわざネットワーク使って俺達パシるんだよな、猫かぶるのも大概にしろってんだ


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>とにかく幼女は使い物にならん、俺達でなんとか考えるぞ



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>とりあえず可愛い名前がいいと思う奴挙手


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>ノ


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>しかしいざ考えるとなると難しいな……



>20001がログインしました



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


   <●><●>


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


(((( ;゚Д゚)))


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


(((゚Д゚)))


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>お前ら……人が寝てると思って好き放題言いやがって……


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>おはようございます運営様!! いやぁ!いつもながらチャーミングなアホ毛で!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>お肌もモッチモチ!ほっぺはプニプニで羨ましいっす!


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>運営様! ちょっと問題が発生しております! 何とぞ!何とぞご協力を!!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


分かってる、名前を考えるんだろ?


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


ザッツライッ! ミサカ達には無い運営様のほとばしるセンスを発揮してください!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


ならお望み通り付けてやるよ。00001号お前の名前はうん子だ、否定は許さん


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>し、しょんなぁ……




名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>00002号、お前はしっ子


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>そ、それだけは!! 平に! 平にご容赦を~~!!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>00003号、お前は……ま×子だ、全員アへ顔ダブルピースで名乗れや


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>嫌だっ! 嫌だああああああああああああああ!!



名無しがお送りします ID:Serori


>オイクソガキ、下らねェことしてねェでちゃンと考えろ


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>え……ええっ!? どうしてアナタがネットワークに!?



名無しがお送りします ID:Serori


>冥土帰しのジジイにな、ミサカネットワークに介入するデバイス作らせたンだよ。限定的にだがな、にしてもなンだこのID! あのジジイ覚えとけよ!!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>だ! だってみんながミサカに酷いことを!!



名無しがお送りします ID:Serori


>とりあえず全員あとでクソガキに謝れ、今は名前だろォが!


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>うぅ……わかった、じゃあアナタが付けてあげて……



名無しがお送りします ID:Serori


>人任せかよ。まァいい、00001号オマエは……美春だ



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>可愛いです!最高です!! ILOVE 一方通行!!



名無しがお送りします ID:Serori


>00002号、オマエは……美夏


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>チッ、モヤシが名付け親かよ、とりあえずそれで我慢しといてやる


名無しがお送りします ID:Serori


>00003号は……美秋


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>おk



名無しがお送りします ID:Serori


>ンでクソガキ、オマエは美冬だ


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>わかった! 4人で春夏秋冬だね!!



名無しがお送りします ID:Serori


>とりあえずそれで通せ、あと00001号


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>はいっ!!


名無しがお送りします ID:Serori


>……口が悪いのはここだけにしといてくれ、別に怒ったり幻滅したりとかしねェから



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>こ! これはあの違うんです! その、ここでの仕様と言うか……


[Seroriがログアウトしました]



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00001


>う……うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん! 違うのにいいいいいいいいいいいいいい!!!



名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00002


>御愁傷様


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka00003


>ドンマイ


名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001


>ざまあっwwwm9(^Д^)プギャーーーッ




とりあえず仮名が決まったとこでここまで。


MMWは書いてて楽しいけど文が長くなるのが辛い…。


>>1のMMWは良い感じにほのぼのと殺伐が混ざっていて面白い

>>330 どうもです。

MMWではなくMNWでしたすみません。


一応今日中には投下出来ると思います。

投下します。

>>328の続きから。


詩菜「皆さんのお名前は?」


00002「初めまして、ミサ…コホン、美夏ともうします」



00003「美秋です、どうぞよろしくお願いいたします」


打ち止め「美冬だよ!ってミサカはミサカはご挨拶!」



00001「グスッ……み、美春…です…ヒック……」グジグジ



詩菜「あらあら? どうかしたんですか?」


00001「いえ…別に…グスン…」


一方(オイ、別に気にしねェって言っただろ?)ヒソヒソ


00001「ぅ…うぐぅぅ…」ジワァ…


一方「お……オイ、泣くな……よ?」


00001「ぶええええええええええええええええええええええええ--んっ!!」ピューッ!!



一方「泣きながら走り去るなァァァァ!! パターン化してンぞ!!」シュバババッ!!



00001「一方通行のいぢわるぅぅぅっ!!」ピューッ!!


一方「俺に非はねェだろ!? だァァァァクソッ! 止まれェェェ!!!」シュバババッ!!!



他の妹「新約になってからいい活躍ないくせに!」

刀夜「あれが一方通行くんか」


当麻「うん。学園都市の第1位で俺の自慢の友達、怒ると恐いけど」



一方「待てェェェ! とりあえず止まれェェェ!!」


00001「聞こえません聞こえません聞こえません---っ!!」


一方「聞けェェェ!!」


垣根「なな、美夏って名前自分で考えた?」


00002「いえ、少々不本意ですがモヤシが考えました」


垣根「ふ~ん」

00002「変……でしょうか?」


垣根「いいんじゃね? 可愛いと思うぜ」


00002「///」


垣根「可愛いついでにこの旅行での俺へのお仕置きは無しの方向で」


00002「それとこれとは別問題です」


垣根「…ですよね~」



白垣根「いいですよ。可愛いですよ」

00002「誰だ。テメェ」


15巻の垣根は犠牲になったのだ……

削板「……美秋」

00003「?」

削板「いい名前だな」

00003「あ…はい///」

削板「……なあ美秋」


00003「はい?」


削板「いや、ちょっと呼んでみた……だけ」


00003「……グフッ」ヨロ…

削板「?」


00003(こ、これは予想外のダメージ……)



打ち止め「あのね!あの人が付けてくれたんだよ!ってミサカはミサカは説明してみる!」


アレイ「ほう、いい名前じゃないか」


当麻「良かったな打ち止め」ヨシヨシ


打ち止め「えへ~///」


美琴「……」スススッ


当麻「ん?」


美琴「私も撫でてよ! 察してくれたっていいじゃない!!」


当麻「んな無茶な!?」


刀夜「さて、とりあえず部屋割りなんだが」


当麻「部屋いくつ取れた?」


刀夜「ちゃんと人数分取れたぞ、ちなみに父さんは母さんと2人部屋だ」


当麻「……俺は?」


刀夜「当然美琴さんとだ、全部2人部屋だからな」



美琴(お義父さまGJ!!)



垣根「んじゃ俺は00002……美夏とだな」


00002「それ以外あり得ません」


削板「俺は美秋とだな」

00003「はい(よしイエスッ!)」


アレイ「では私は最終信号と番外個体の部屋にしよう」


打ち止め「いいよってミサカはミサカは了承してみる」


番外「ちぇ、ミサカもつんつんの部屋が良かった」


打ち止め「それより今までどこ行ってたの?ってミサカはミサカは聞いてみる」


番外「……下着替えてきた」


アレイ「お漏らしたからか」


番外「弾けろ!!」バリバリ!!



アレイ「ぐあああ!? 脳が!脳が痛い!!」


垣根「んだば部屋割りも決まったしひと泳ぎしようぜ」



一方「ゼェ…ゼェ…オマ…足……速すぎンぞ」


00001「一方通行がいぢわるするからです! いぢわるいぢわるいぢわる~~っ!!」ポカポカ!!


一方「痛ッ!やめろ! 今デフォの反射切ってンだぞ!!」ポカラレ



垣根「やっと戻ったかよ、お前ら2人で同じ部屋な」



一方「………はァァァァ!!???」


00001「ちょっと待ってください! いつ決まったのですか!?」


垣根「お前らがボルト涙目の追いかけっこしてる間にだよ、俺達泳ぎに行くから早く来いよ」スタコラ



一方「オイ待て!! 何で2人部屋なンだよ!!」


00001「一方通行と2人…一方通行と同じ部屋……」モンモン


一方「妄想するな! 戻って来い!!」



00001「はひゃ!? ああ!えとあのっ!! 優しくお願いします!!」


一方「オイィィィィィィィィィ---っ!!!」




~海~


垣根「海~は~広い~な~大きい~な~~っと」


削板「垣根、素潜りでマグロ捕まえるから手伝ってくれ」


垣根「報酬に大トロな」

削板「わかった」


当麻「いやマグロは居ないだろ」


垣根削板「「マジで!?」」ガーン


一方「なァ、やっぱ部屋割りかえねェ?」


垣根「観念しろ、ゴム持ってねーんなら俺のわけてやるから」


一方「そうじゃねェよ!!」



垣根「心配すんなって、ちゃんとお前に合うストローサイズも持ってっから」


一方「誰がストローだァァァァ!!!!!!!!」



垣根「なあなあ、それより詩菜さんの水着ってどんなの?」


当麻「……見れば分かる」


垣根「見た目お嬢様って感じだしな~、ワンピースとか……いやビキニか……」


刀夜「母さんの水着は中々だぞ垣根くん」


垣根「マジっすか! 期待していいんっすね!?」



刀夜「ハハハッ、おっと来たようだ」



詩菜「お待たせしました」ズギャドーン!


垣根 「 」

削板 「 」

詩菜「?」

垣根「よ……予想以上にきわどい水着キタァァァァ--------------------ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


一方(すげェ……)


削板「グブッ」パタリ ドクドクドク……



当麻「母さん! またそんな水着を!!」


詩菜「あらあら? 当麻さん的にはもう少し派手な方が良かったのかしら?」


当麻「逆だ-っ! もう少し地味でお願いたしますもうホント全力で!!」



垣根「詩菜さん! 視線こっちでお願いします!」カシャカシャッ!


刀夜「垣根くん!」


垣根「あ、やべっ」


刀夜「あとで私にも焼き増し頼むよ」ニコニコ


垣根「ラジャー!」


当麻「親父ィィィィィィ!!!!!!」



当麻「ったく母さんは、美琴達はまだかな……」


一方「……来たぞ」


美琴「……」シクシク

00001「…」シクシク

00002「…」シクシク

00003「…」シクシク

番外「……」ズーン


打ち止め「お待たせ-!ってミサカはミサカは手を降ってみたり!」トテテ


当麻「何故に打ち止め以外みんな落ち込んでるんでせう?」


一方「しらン」



当麻「どうした美琴?」


美琴「うん、大丈夫……気にしないで(彼氏のお母さんに本気で負けたと思ったなんて言えない)」シクシク



一方「どっか痛いのかァ?」


00001「主に心が痛いです……」シクシク


一方「はァ??」


垣根「気を落とすなよ00002号、詩菜さんは別格だ」


00002「分かっています、分かっていますが……」シクシク


00003「…グスン、あれ? 軍覇さんは?」キョロキョロ


打ち止め「もしかしてあれじゃない?ってミサカはミサカは指さしてみたり」



削板 「 」プカプカ ドクドクドク


00003「Noooooo!!!!!!」ピューッ!!!


番外「なんなのさあの肌の艶やかさ……おかしいって……」ワナワナ



中途半端ですがここまで、次回もよろしくお願いします。
コメント下さる方々、本当にありがとうございます。


続き投下します。

当麻「そう落ち込むなよワースト、スタイルは負けて無いって(特に胸)」


番外「ホント!? ホントに!?」ズズイッ!


当麻「うん(うぉぉ…大迫力)」ゴクリ


美琴「と・う・ま?」ニコニコ


当麻「ハッハッハ、やあ美琴たん。素晴らしく可愛らしい水着で」キリッ!


美琴「……あ、ワーストの水着がズレた」


当麻「ぬぅあんですとぉぉ!!」グルン!!



番外「おちび、日焼け止め塗らないとあとで後悔するよ」


打ち止め「え~、早く泳ぎたいのに~ってミサカはミサカはぶ~たれてみたり」ブーブー


アレイ「なんなら私が隅々まで塗ってあげよう」ハァハァ…


番外「魚とでも戯れとけこのド変態」ポイッ


>ボチャン


アレイ「ぎゃああああ!! 塩水があああああああ! 錆びる!錆びる~! ああっ!? コラやめろ魚め!突っつくんじゃない!!」


当麻 「 」アレー?


美琴「ちょっと来なさい」ズルズル


当麻「不幸だぁ……」ズルラレ



一方「オマエも落ち込むな、ちゃンと成長してンだろォ?」


00001「はい……ですが欲を言えばもう少しボリュームとくびれが欲しいです」ポヨン


一方「くびれはともかくまだでかくなりてェのかよ」デカイ…


00001「大きくて悪い事はありません、ただ…」


一方「ただ?」


00001「寝返りをすると苦しいのと肩がこります、あとサイズが大きいなブラは可愛い物が少ないと言うデメリットが…」ウーム


一方「小せェ奴にしてみりゃ贅沢な悩みだな」


0000200003((よし、あとで袋叩き確定だ覚悟しろ裏切り者め))ウラヤマシイ



当麻「だからごめんって」


美琴「なによ鼻の下伸ばしてた癖に!」


当麻「いやそれは男の性と言いますか……」


美琴「ふんだっ!!」プイッ!



当麻(……よしこうなったら)


美琴「……」チラッ


当麻「……」ガリガリ


美琴「……なに、やってんの?」


当麻「口で言ってもダメなら文章にしようと思って」ガリガリ


美琴「は?」


当麻「よ~し出来た! 上条さん渾身の作! 美琴への砂に書いたラブレター!」




美琴「ば…バカね。そそ、そんな物で私の機嫌がなおると思ったら大間違いなんだから///」エヘエヘ


当麻(と言いつつも顔がにやけてまんがな)



美琴「せっかくだし一応見てあげるわ、え~となになに? 『美琴へ……』」


>ザザ~ン


美琴 「 」


当麻「さっきはここまで波来なかったのに、不幸だ……」




美琴「このバカ海! アホ波!! まだ読んで無いってのよ!!」ガァァ!! バチャバチャ!!



当麻「落ち着け美琴! 海に文句言ってもしょうがないって!」


美琴「こんの---っ!!」ズバシュ--ッ!!


>ギャァァァァ……


当麻「超電磁砲はヤメ--!! 船とかに当たったら大事件にィィィ!!」


美琴「ハァ…ハァ…大丈夫よ、超電磁砲の射程距離ってコインだと50mくらいだから」


当麻「あ……そうだっけ?」


美琴「摩擦熱でコインが溶けちゃうのよ、鉄骨とか大きな金属でやれば射程は伸びるけどそんなの持ち運び出来ないし。何より当たったら死んじゃうもん」



当麻「いやいや美琴たん? コインでも十分殺傷能力ありますのことよ?」



美琴「そりゃ…そぅ…だけど……」


当麻「……」ジー


美琴「…ごめん」


当麻「いい子いい子」ヨシヨシポンポン


美琴「うぅ~/// って!何で立場逆転してるのよ!」


当麻「んじゃ…止める?」


美琴「…やめちゃヤダ」


当麻「甘えんぼ?」

美琴「甘えんぼ///」


刀夜「これは、以外に早く孫の顔が見れるかも知れないな母さん」


詩菜「あらあら///」


当麻美琴「「はひ!?」」ビクーン



『超電磁砲の行方』


~30m程離れた沖~


海原「ふっふっふ、新幹線から落とされた程度で死ぬ自分ではありません」チャプチャプ


海原「自分をしとめたければマクロス位は用意しておくべきでしたね」チャプチャプ



海原「あぁ、それにしても御坂さんの水着姿は美しい……」チャプチャプ


海原「これは写真に収めて引き延ばし、等身大ポスターにする他ありません」チャプチャプ



>キラッ☆


海原「ん? 何か光っ…」


>チュドンッ!!!



海原「ぎゃああああああああああああああああああ!!!」



番外「ねえねえママさん」


詩菜「はい?」


番外「あのさ、ママさんってなんか特別な事してない? アンチエイジングとか」


詩菜「いいえ特には…」


番外「素でその容姿!? 羨ましいなぁ……」


刀夜「ハッハッハ、ミサワちゃんも十分若いし綺麗じゃないか、もっと自信を持ちなさい」


番外「え? そ、そっかなぁ///」テレテレ



打ち止め「おーい!スイカ割りするよー!ってミサカはミサカは手招きしてみたり!」


番外「はいは~い今行くよ…っとと!?」コケッ



刀夜「おっと」ギュッ


番外「あ……」


刀夜「大丈夫かい?」


番外「う、うん///」


刀夜「それは良かった」ニコッ


番外(あ……あれ?///)キュンキュン


詩菜「刀夜さん」ゴゴゴ…



刀夜「落ち着いて話し合おう母さん! まずは手に持ったそれを下ろして!!」



打ち止め「も~、早くしないと始めるよ?ってミサカはミサカは……どうしたの?」



番外「お……」

打ち止め「?」

番外「おじ…様///」ポワ~ン


打ち止め「????」



垣根「よっしゃ夏の醍醐味スイカ割りじゃ! まずは俺からな」


一方、「目隠ししてやるよ」ギュ--ッ!!!



垣根「いでででで!! やめろやめて! 頭蓋骨が変形してバタコさんみたいになる!!」


削板「次は回すんだったな、ふんっ!!」ブォンッ!


垣根「あろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろ」ギュルギュル!!!


一方「オラ行け」ゲシッ


垣根「ぼえっぷ」フラフラ


00002「垣根さんそのまま真っ直ぐです!」


00001「もう少し右です!」


番外「と見せかけて左だよん」


垣根「こっちか~?」フラフラ


打ち止め「まさかの上だよってミサカはミサカはふざけてみたり」


垣根「上だと!? だが俺なら行ける!」パタパタ



アレイ(目隠しして木刀持って羽生やして飛ぶ海パン男……シュールだ)



一方「そのまま落下して叩き割れ」



垣根「任せろ! 必☆殺! 牙突・弐式!!」ギューン!!


垣根「そこだーっ!!」ブンッ!



>カチッ


垣根「ん……カチッ?」


>ボンッ!!


垣根「ぶぎゃっ!!」


00003「おやおや、残念でしたね」クスクス


00002「00003号! 今のは!?」


00003「トラップです、スリルを味わう為にスイカの周囲に地雷を仕掛けてみました」


00002「……」


00003「大丈夫です、火薬の量は少なめにしてありますから(いつぞやのDVDの恨みは晴らしました)」ニヘラ


00002「垣根さ---ん!!」



垣根「……あのな、砂浜を地雷原にするな! ギャグじゃ無かったら死んでんぞ!!」プスプス…



垣根「しかもだ! 朦朧とする意識の中、何故か一方通行もビックリなほど真っ白な俺とカブトムシが川の向こうで手ェ降ってんのが見えたんだぞ!!」プスプス…



一方「ケッ、地雷ごときで大袈裟なンだよ第二位のクセに」


削板「根性が足りないぞ!」


垣根「バカタレちん! 俺の能力は一方通行見たく自動反射なんて出来ねーし、削板見たく根性でどーにかなる物でもねーんだよ!!」プスプス…



当麻「お~い、なんだ今の音?」


美琴「また何かやらかしたんじゃないでしょうね?」



垣根「来るな上条! そこには地雷が!」


当麻「は? 地雷?」


>カチッ


当麻「……」


>ボンッ!


当麻「ぎゃあ!!」


美琴「当麻---っ!!」


当麻「 」チーンプスプス…


一方「おいしいなァ、オマエ」


当麻「人の不幸をおいしいとか言うな……」プスプス…



美琴「ちょっとコレどう言うことよ!!」


00003「先ほど始めた『チキチキ☆ 地雷を踏んだら大爆発!トラップだらけのスイカ割り』です」



美琴「普通にやりなさい普通に!!」



アレイ「次は私だ! 見ていてくれ最終信号、エレガントに決めて来る!」カサカサ!



>カチッ…ボンッ!


アレイ「」チーン


打ち止め「アーちゃあああああああん!!」


番外「あっひゃっひゃひゃwww!! 見せ場無しの即死とかダサすぎwwwwww」ゲラゲラ!




削板「アレイスター、仇はとってやるからな! 次は俺だ!! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」ダダダッ!!



>ボンッ!ボンッ!!チュドンッッ!!!


削板「こぉぉんじょおおおおおおおおおおおおお!!!」ダダダッ!!!



一方「爆発を物ともせずにダッシュ、何か戦隊物の1シーン見てェだな」


垣根「BGMに『英雄』とか流れるな多分」


削板「もらったああああああああああああああっ!!!」



>ズボッ!!



削板「うわあああああああっ!?」



00003「ぐ、軍覇さん!?」


00001「作戦成功です!」

00003「??!」


一方「00001号に密かに落とし穴作らせといた、残念だったなァ」ニヤリ


00003「くぅ……」


当麻「……なあ、削板が上がって来ないけど……」プスプス…


一方「ちなみにどンくらい深く掘ったンだ?」


00001「10m程の深さです、頑張りました!」フンスッ!

00001「…チラッ…チラッ」ホメテクダサイ


一方「頑張り過ぎだ」ポコッ


00001「ふにゅ」ポコラレ


垣根「嫌がらせに埋めてやる! こんにゃろこんにゃろ!!」


00002「第七位ここに眠ると書いておきます」ガリガリ


00003「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



駆け足で投下してここまで。
次回のテーマは『それぞれの夜』です。それではおやすみなさい。

なんとか切りのいい所まで書けたので投下します。


削板「いやぁ、ビックリした」ハッハッハ


00003「大丈夫ですか?? ケガは!?」


削板「なんて事ないぞ」


垣根「10m落下して無傷かよ」


削板「鍛えてますから」キリッ



一方「次は俺かァ、見てやがれよオマエら、粉々に粉砕してきてやる」ザッシザッシ


当麻「粉々はダメだ! 食べれなくなるだろ!?」


垣根「心配すんなよ上条、あいつにあのスイカは割れん」


美琴「何でわかるのよ?」


垣根「ちょいと仕掛けを施しといた、賭けてもいいぜ? 一方通行はあのスイカを絶対に割れねぇ」



一方(ふン、目隠し無しでいいとか楽勝すぎンだろ、ナメやがって)


スイカ「 」デデン


一方「砕けろォォ!!」ブンッ!!



一方「!!!」ピタッ


一方(な……何でスイカに00001号の写真が貼ってあるンだァ!?)




一方(このまま木刀を降り下ろしらスイカごと写真も殺っちまう)


一方(なら写真を避けて……いや無理だ、スイカの汁で写真が……)


一方(クソッ!! 誰だ写真なンか貼りやがった奴は!?)プルプル…


垣根(俺だ)



番外「なんか固まってブツブツ言ってるよ?」


当麻「なんかあったのか?」


垣根(ケケケ、さあ悩め悩め)


00001「一方通行! 遠慮せずにガツン!と割ってください!」



一方(出来るかァ!! オマエの写真が貼ってあるンだよォォ!!!)



一方(……ダメだ、俺には出来ねェ……)ガクッ…



00001「一方通行、一体どうして……これは?」


一方「散々考えたがよ、やっぱ無理だった…俺には出来ねェ」


00001「一方通行……」


一方「例え写真でも、俺はオマエを傷つけたくねェンだ……へっ、笑えよ」



00001「……」ギュッ


一方 「 」ヤワラカイモノガアタッテル…



00001「笑ったりしません、むしろもっと大好きになりました///」


一方「オマエ……」



打ち止め(どうして写真を剥がしてから割るって考えに至らないのかな?ってミサカはミサカは思ってみる)




00002「茶番ですね」

00003「なんだか腹が立つのでフィナーレといきましょう」スッ


00002「00003号、それは?」



00003「スイカに仕掛けた爆薬の起爆スイッチです、アデュー」カチッ



>ボンッ!



一方00001「「スイカァァァァ!!!」」




当麻「結局スイカは粉々に……」


美琴「どうするのよコレ、食べられないじゃない」



垣根「こんなこともあろうかと切ったスイカをここに用意している」



削板「いつの間に……料理番組みたいだな」



垣根「俺に常識は通用しねえ」キリッ


打ち止め「ちなみにあの写真はいつ撮ったの?ってミサカはミサカは聞いてみる」



垣根「マンションでな、00001号が着替えてるとこを……」


一方「ほほゥ、つまり盗撮ってやつか」


垣根「あ、やべっ」


一方「ちょっと来いや、久々にマジでキレちまったぜ」ゴゴゴ…



垣根「さ~~らば~~~!!」パタパタ



一方「逃げるなァァァァ!!」


垣根「これは逃げじゃあ無い! 戦略的撤退だ!!」パタパタ



削板「ならば戦略が間違っているな」ブォンッ



垣根「!!」


削板「覗きだけでは飽き足らず盗撮までするとは……根性叩き直してやる!!」



垣根「ダ…未元!!」


削板「抹殺の……ラストブリット---ッ!!」



垣根「ぎゃああああああああああああああああああ~~~!!」



一方「瞬殺のォ……ファイナルブリットォォォォォォォォ!!!」



垣根「オーバーキルだろぼっ!!」



刀夜「みんな良く遊んだかい?」


一同「はぁーい」


詩菜「あらあら、それではそろそろ宿に戻りましょうか」


一方「腹減ったァ」


上条「ご飯よりまず温泉入りたい」


美琴(ここってまさか混浴……)



詩菜「美琴さん?」


美琴「はひ!?」


詩菜(残念ですけどここに混浴は無いんですよ?)ヒソヒソ



美琴(あ……はい……)



(温泉シーンはカット)



垣根「は~~い! お食事中のみなさん注~~目!!」



垣根「コレより第1回! 一発芸大会の始まり始まり~~!!」



垣根「エントリーナンバー1。一方通行と美春(00001号)ペア~!」



刀夜詩菜「おぉ~~」パチパチ



一方「オイ! 聞いてねェぞ!!」


垣根「当たり前だ、今思いついたからな」


00001「無茶振りです……」



00001「え……え~~っと///」テレテレ



00001「こ! ここに出したる日本刀! 切れ味はこの通り!!」ダイコンスパスパッ!!



00001「そして一方通行にはこの箱に入って貰います!」


一方「どォも~」


00001「それでは、この刀を箱に突き刺して行きます」


刀夜詩菜「……」ドキドキ




00001「……たあっ!!」ブスリッ!!


00001「うわちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!!!」ブスブスブスブスッ!!!



刀夜「やめるんだ! 死んでしまう!」


詩菜「あらあら……」ハラハラ



00001「ふぅ、さて箱に入った一方通行は……」パカッ



一方「無傷でェ~~す」ジャーン



刀夜詩菜「おぉ--っ!!」パチパチ!!




一方00001「「どうもありがとうございました~」」

垣根「つまらん」


一方「うるせェ黙れ死ね」


00001「一生懸命考えたんです……」



刀夜「どうした当麻? 驚かないのか?」


当麻「ん~、俺達からして見れば無傷で当然って感じだし……」


刀夜「と言うことはあれが超能力?」


美琴「はい、第一位。一方通行の能力、ベクトル変換です」



垣根「続きましてエントリーナンバー2、削板と美秋(00003号)ペア~!」



00003「え~、それではまずこの銃を……」


当麻「ストップスト--ップ!! 実銃はマズイって!!」


00003「細かいことは言いっこ無しです」ブーブー


美琴「私達は見なれてるけどお義父様とお義母様は一般人よ!?」



刀夜「おぉ! リアルなエアガンだ!」


詩菜「まるで本物みたいですね」ワクワク



削板「問題無いみたいだぞ?」


当麻「この両親は……」



00003「では……いきます!」


削板「ドンと来い!」


00003「……発射!」


>バキュンッ!


削板「口キャ--ッチ!!」ガキーンッ!!



一同 「 」



削板00003「「どうもありがとうございました~」」


刀夜「凄いな、あれも能力かい?」


番外「違うよおじ様、あれはソギーのデタラメな身体能力」



垣根「弾丸を口でキャッチとか、お前マジでZ戦士かよ」



削板「その気になれば御坂の超電磁砲も口キャッチ出来るぞ、多分な!」



垣根「そんじゃ続きまして俺と美夏(00002号)ペアな」


00002(それで垣根さん、何をするんですか?)ヒソヒソ



垣根(まあ任せとけ)ヒソヒソ



垣根「え~、それではこれから子作りを……」


当麻「その一発じゃねーよ」ゴスッ!!


垣根「ぶご!!」



00002「ま、まだ早いかも……です///」



刀夜「いやぁ微笑ましいな母さん」



詩菜「そうですね刀夜さん」



美琴「なにが子作りよ! バカじゃないの!?」


垣根「冗談を本気にする方がバカなんですぅぅ!!」



垣根「それより上条テメェ! 本気で殴りやがって痛えじゃねーか!!」


当麻「当然の報いだろ!」



垣根「お前最近俺のこと舐めてねーか!? 第二位の本気見せるぞコラッ!!」



詩菜「あらあら2人共、ケンカはダメですよ?」


垣根「やだなぁ詩菜さん、俺と上条くんは親友を超えた鬼友ですよ? ケンカなんてしませんって~」デヘヘヘグリグリ



当麻「さりげなく足を踏むな足を!!」



垣根「上条と御坂、おちびにワース…ゲフン! ミサワがまだやってねえがそろそろお開きか」


アレイ「いやいや、まだ私のとっておきの一発芸が残っているぞ?」


垣根「ならアレイスターがシメな」


アレイ「よし、最終信号ちょっと手伝ってくれたまえ、まず……」ヒソヒソ


打ち止め「うんわかったってミサカはミサカは聞き耳をたててみる」フムフム



垣根「おら早くしろ!」


一方「引っ込めェ~」ブーブー


アレイ「散々な言われようだなまったく、では始めよう」


打ち止め「じゃあ始めるね、あのねアーちゃんってミサカはミサカは……」


アレイ「マ・ジ・で--っ!?」チュドーーーンッ!!


打ち止め「アーちゃあああああああん!!!」


番外「うわっ! 自爆した!?」


アレイ「ガガ…ガガガガ……どう……だい? 私…の…命を…賭……けた…一発…芸……は……」


垣根「お前それ 一発芸じゃなくて 一発しか出来ねぇ芸だろ」


刀夜「じゃあみんな、今日はお疲れ様」


詩菜「おやすみなさい」


一同「おやすみなさ~い」



アレイ(あと3分で再生完了か、DG細胞を取り込んだ私に隙は無い)グジュグジュ……



『それぞれの夜』

~上琴サイド~



美琴「アッ! ダメ当麻! そんな強く!!」パンパン!



上条「美琴だって、うわっ! ちょっソコは!?」パンパン!



美琴「ま、まだ続ける? 私……もう……」パンパン!


上条「いや、俺もそろそろ体力の限界が…」パンパン!



美琴「じゃあイクわよ? イクからね??」パンパン!


上条「あ…あああああああああああああああああああああ!!?」パンパン!!!!



美琴「スマーッシュ!!」パコーン!!


上条「うわっ!」

美琴「へへ~ん、また私の勝ち!」


上条「ぐぬぬ、強い……」


美琴「やっぱ温泉旅館と言ったら卓球よね♪」


上条「はぁ…て言うか、せっかく温泉入ったのにまた汗かいちまったら意味無くないか?」



美琴「そんなの、また入れば良いだけじゃない」


上条「そりゃそうだけどさ……」


美琴「で……さ、まだ元気よね?」


上条「上条さんは疲れました」


美琴「む」ピリッ

上条「ウソウソ、俺だって……その……」


美琴「……なに?」

上条「いやだからほら……アレですよ」ポリポリ


美琴「な、なんでそこでどもるのよ! ちゃんと言って!」



上条「いやだから、分かるだろ? 察してくれよ!」



美琴「ヤダ! ちゃんと当麻の口から聞きたいの!」



上条「だから……その……」



上条「美琴を……抱きたい……って……」


美琴「あ、私疲れちゃった」


上条「え…えぇ…」


美琴「ウ・ソ、でもその前に温泉入ってこよ?」


上条「どうせまた汗かくのに?」


美琴「だ! だって汗くさいままじゃやだもん!!」



上条「やれやれ、二度手間ならぬ三度手間ですか」



美琴「な、なによ。なんなら温泉入ってそのまま寝たってい…いいのよ?」



上条「ふ~ん、俺は美琴がそれで良ければ別にいいけど?」


美琴「うぐ…バカ…いじわる」


上条「冗談。ほら、行こうぜ」


美琴「……うん///」



~一方通行00001号サイド~



一方「はァ~コーヒー美味ェ」


00001「楽しかったですね一方通行」


一方「ン? あァ、まァそうだな」


00001「あ、そう言えば垣根さんから手紙を預かっていました」


一方「捨てろ」

00001「い、一応目を通しておいた方が…」


一方「チッ、あァ~なになに?」


『アレは枕元に置いといたからな、頑張れよb。~ていとくんより~』



一方 「 」



00001「なんと書いてありましたか?」


一方「うるァァァァァ!!」ビリーンッ!!



00001「ええっ!?」


一方「あの野郎……あとで絶対に殺す」ビキビキ


00001「どんな内容だったのですか?」


一方「知る必要はねェ、反吐がでる内容だ」


00001「はぁ…、ん? 枕元に何か……」


一方「どるァァァァ!!!」ズザザーーッ!!!



00001「な、何故枕に向かってヘッドスライディングを??」


一方「気にすンな! ちょっと盗塁の練習しただけだァ!!」


00001(何故急に盗塁の練習を……)


一方「オイ、もう寝るぞ」



00001「え……寝るんですか? 寝ちゃうんですか??」



一方「あ? 別にする事もねェだろ?」



00001「せっかく二人きりなのに……」チラチラ


一方「……寝る」ゴロン


00001「もう! どうしていつもいつもそう言う雰囲気になりそうになったら逃げるんですか!!」


一方「に! 逃げてねェし! ただよォ、まだ早ェっつ~かなンつ~か……」



00001「いつもは強気なのに急にヘタレないでください」


一方「な! ヘタレだとォ!?」


00001「もっと強気でいてください、一方通行がいつもみたいに強気だったらミサカはもうとっくに……」ブツブツ



一方「……」



一方「……いいのか?」

00001「……」コク


一方「……分かった」


00001「ん……」



優しくキスをし布団に寝かせ、帯を緩め浴衣を脱がせようとするが00001号は少し抵抗する。



一方「オイ、まさか今になって怖じ気づいたとか言うなよ?」


00001「あ/// いえその/// なんだか勢いに任せた様な気が……」


一方「いつもなら止めてやる所だがな、今日はあえて強気で行く」



00001「えぇ…そうなんですか///」



00001「あ、でも電気は消してください」


一方「おう」


一方「ゴム付けて……この辺かァ?」ゴソゴソ


00001「も、もう少し下の方です///」


一方「暗いから良く見えねェンだよ……下ッつ~とォ……お、ここかァ?」ヌチャ



00001「ひゃひっ!? 違っ! そこ違います!!」


一方「バッ! ならもっと早く言えよ! 危うく先が入りかけただろォ!?」


00001「だ、だって///」


一方「あァ-じれってェ! 電気つけりゃ間違えねェンだよ!!」


00001「つけちゃダメです! 絶対ダメです!!」


一方「分かったから大声だすな……この辺か?」



00001「はい……ソコでいいで……ア……」



~削板00003号サイド~



00003「……」


削板「…Zzz…Zzz…」


00003「ええ、わかってましたよ? こうなるだろうと思ってました」


00003「でも……ちょっとくらい期待してもバチは当たりませんよね?」


00003「1%でも可能性があれば信じてみますよね?」


削板「…Zzz…Zzz…」



00003「せっかく勝負下着着けてみたのに……」シクシク



~垣根00002号サイド~



00002「…スゥ…ピィ…」スヤスヤ



垣根「……」


穏やかな寝息をたてている目の前の少女……それを見ていると自分の頭の中で声がする……



『抱きたい』 『触れたい』 『構いやしない』  
   『オレノモノダロウ?』



垣根「………バカか……俺は……」



00002号の頭を優しく撫でたあと、窓際の椅子に腰掛けグラスにワインを注ぎ口に運ぶ。


自分の欲望、ぶちまけてしまいたい衝動、それらをワインと一緒に飲み干してしまいたかった……




垣根「手ぇ、出せねえよ……」


自分の手を見る、グラスに入ったワインの『赤』い色が手を『赤』く染めていた。



    まるで『血』に染まった様に



垣根「こんな汚ぇ手で……」



自分だけが皆と違う……自分の手は『血』に染まっている……だから……



垣根「……償い終えたら……きっと……」


そう言ってまたワインを飲む、『罪』を忘れないように……



こんな感じでここまでです。

寝落ちしてすみませんでした。


乙です。

上条さんと美琴たんは紛らわしすぎだろ!

>>1さんは映画行きましたか?

>>465 見に行きたいと思ってましたが時間が取れず……DVD出待ちです。

もしここで御使堕しが発動したら、
アレイトースターはどうなるのかちょっと興味がわいた。

>>477 すみません御使堕しは無しの方向で行きます。


~朝~


当麻「ふぁ……朝……かぁ……」


当麻「いつの間にか寝てたな、美琴はまだ……うお!?」



美琴(全裸)「…ん…にゅ…」スヤスヤ



当麻「あ、朝から刺激強すぎだっての、とりあえず顔洗ってこよ」




当麻「……」バシャバシャ


当麻「……ふぅ」

垣根「……」フラフラ

当麻「あ、垣根おはよ…」


当麻「大丈夫か? 顔色悪……」


垣根「お……」

当麻「?」

垣根「おろろろろろろろろろろろろろろろ~~」ビチャビチャ



当麻「ぎゃああああ不幸だあああああああああああああああ!!!」




垣根「いや~悪ぃ悪ぃ、ちょっと飲み過ぎちまってよ、吐いたら気分爽快だわ」スッキリ



当麻「朝からゲロ見せられた俺は気分最悪だっつの」


垣根「御坂は?」


当麻「まだ寝てる、起こすのも悪いし」


垣根「00002号もまだ寝てんだよな~~、よし散歩行こうぜ」


当麻「そうしますか」



>チュンチュン


垣根「いい天気だの~」


当麻「だな、晴れて良かったよ」


垣根「ところで上条」


当麻「ん?」

垣根「昨日何発ヤった?」


当麻「ノーコメント」


垣根「ヤったのは否定しねーのな」


当麻「……」シマッタ


垣根「お前さ、いつぞやのドラマみてーに御坂を14歳の母にはするなよ?」

当麻「心配いらねーって」


垣根「ま、まさかお前……違うとこに挿れてんの?」


当麻「ちゃんと避妊具つけてるって意味だよバカ!!」


当麻「俺の事より垣根はどうだったんだよ」


垣根「俺? あ~…俺は酒飲んでた、00002号は寝ちまったし」


当麻「手出さなかったんだ……」イガイ



垣根「お前と一緒にすんなロリコン」


当麻「2つしか歳離れてねーよ! それ言ったら妹達は0歳児だろ!!」


垣根「お? ちょっと山ん中探検しよーぜ、カブトムシとか居るんじゃね?」ガサガサ


当麻「スルーかよ……」



~1時間後~


垣根「チクショ-ッ! どこだここ!? さっきから同じとこグルグル回ってんぞ!?」ガサガサ



当麻「垣根がカブトムシ見つけるまで戻らねー! なんて言うからだろ!」


垣根「だってすぐ見つかると思ったんだもん!」


当麻「てかな、今更だけどカブトムシって基本的に夜行性だからな?」


垣根「え? でもTVとかだと普通に真っ昼間から樹に居るし……」


当麻「あれは樹にハチミツとか塗って前日の夜から仕込んでるんだよ!」


垣根「なにぃ!? クソッ! 騙された!! コレが孔明の罠か……」


当麻「バカ言って無いで旅館に戻る道探すぞ! このままだと俺達マジで遭難者に!」


垣根「そうなんですか?」


当麻「美琴ォォォォ!! ヘルプミ---ッ!!!」



~数時間後~



美琴「……で?」ゴゴゴ


当麻「先ほど説明した通り上条さんとバ垣根は数々の困難を乗り越え、やっとの思いで帰って来た訳でして……」


美琴「私がどれだけ心配したか……わかる?」ゴゴゴ



当麻「ちょっと、ほんのちょっと散歩するだけのハズでした」


00002「ちょっと、と言う時間では無いですよ?」ゴゴゴ


当麻「はい、申し訳ございません」


垣根「反省しろバカめ」ゴゴゴ


当麻「よーしちょっと上条さん本気出しちゃうぞ~~、マジでキレた!」



当麻「ごめんな美琴」

美琴「……」ギュウッ


当麻「?」


美琴「バカ、当麻のバ~カ」ギュウッ


当麻「……ごめんな」ヨシヨシ



00002「…心配しました」

垣根「悪かった、スマン、ごめん、許して勘弁」


00002「そんなに謝らなくていいです」ギュウッ


垣根「ハハッ、そっか」ヨシヨシ


00002「ただし……」


垣根「?」


00002「ジャーマンスープレェェェックス!」グアッ!!


垣根「ええええええええええええ(ゴシャ!!」


00002「罰は罰です」パンパン


垣根「」チーン



削板「おはよう! いい朝だな!」


00003「おはようございます」



アレイ「おはよう、良く眠れたかい?」


削板「ああ、早く寝たからな!」



アレイ「……残念だったようだね、00003号」


00003「……放っといてください」



番外「ねえもう1回! もっ回だけ勝負!」


打ち止め「もうミサカの勝ち!ってミサカはミサカは再戦拒否!!」


当麻「どうしたんだワーストの奴?」


アレイ「昨日遅くまでスマブラをやっていてね、ワーストの1人負けだったんだ」


当麻「勝つまでやるって美琴そっくりだな」


美琴「私あんなじゃ無いもん、違うもん」ギュウッ


アレイ「君にしがみついているくっつき虫はなんだい?」



当麻「まあその、色々あってこうなった」



当麻「それより一方通行は?」


アレイ「まだ来ていない所を見ると寝ているのかもしれないな」


当麻「一方通行だけならそうかもだけど、00001号が一緒なんだし……」


一方「……よォ」


当麻「あ、おはよう」


一方「上条、ちょっと来い」グイッ


当麻「は? なんだよ引っ張るなって!」




一方「いいから来い」グイグイッ


美琴「ちょっとどこ連れてく気よ」グイッ


一方「俺は上条に用があンだよ、つ~訳で離せ」


美琴「イヤ」

一方「三度は言わねェ、離せ」


美琴「やだ」


一方「ベクトル変換」ポイッ


美琴「ふにゃ!?」ベチャ


一方「借りてくぞ」ズルズル



当麻「だからなんなんだよォォォォ??!」ズルラレ




当麻「ゲホッ、それでなんだよ用って」


一方「上条、単刀直入に聞く、そンでこれは絶対に誰にも言うなよ?」


当麻「内容による」


一方「もし誰かに言ったらゴルフボールみたくヤード単位でぶっ飛ばす」


当麻「誰にも言いません誓います」





一方「なら聞く、女ってのは……その……」


当麻「?」

一方「初めての時ってのはよ、血が出るのかァ?」



当麻「…………………は?」


一方「だァかァらァァ!! 女ってのは初めてした時に血が出るもンなのかって聞いてンだよォォォォ!!!」



当麻「分かった!理解したから落ち着け!!」



一方「ハァ…ハァ…、で? どォなンだ?」


当麻「女性によっては血が出る人と出ない人がいるらしい」


一方「なにィ!?」


当麻「美琴も初めての時は血は出てたしかなり痛かったらしいからな、妹達は美琴のクローンだし多分一緒だと思う」


一方「そうか、俺ァてっきり裂けちまったのかと……」



当麻「一方通行」


一方「あ?」

当麻「大人になったんだな」


一方「父親みてェな反応すンな」


当麻「いや何となく、それで……どうだった?」


一方「頭ン中真っ白になるくらい気持ち良かった」



00001「お、おはようございます」ギクシャク


00002「おや、遅かったですね00001号」


00001「え、ええ。ちょっと温泉に、と言うかシャワーを浴びて来たので」


00003「顔色がすぐれませんが?」


00001「大丈夫です、皆さん朝食は?」


アレイ「これから行くところだ、上条夫妻も先に行っているハズたし私達も行こう」


00001「そうですか……では行きましょう」ギクシャク



番外「どったの? そんなガニ股歩きで?」


00001「……ッ!? いえ、別に……」


垣根(はは~~ん)キラーン



~食堂~

当麻「なんだかんだで先に来ちゃったな。あ、おはよう父さ……」


刀夜「やあ……おはよう当麻……」ゲッソリ



当麻「父さん!? 何があったんだ!まるでミイラみたいに!!」


刀夜「ハハッ…歳はとりたく無いな……」


詩菜「おはようございます当麻さん♪」ツルテカ


当麻「母さん……えらくツヤツヤに……」


刀夜「なあ当麻」

当麻「?」

刀夜「弟か妹、欲しいのはどっちだ?」


当麻「唐突になに言ってんだ!? 一晩中何してたんだよ親父ィィィィィィィ!!!」



美琴「もう、なんで先に行っちゃうのよ」


当麻「ごめんごめん、一方通行がさ…」


一方「…」ギロッ!


当麻「と、とにかく早く朝食にしようぜ、バイキング形式みたいだし」


00001「あ……」


一方「……」

00001「ち、朝食取って来ますね///」イソイソ


一方「座ってろ」ガシッ

00001「え、でも……」

一方「欲しい物紙に書け、取って来てやる」


00001「はぁ……」カキカキ


一方「行ってくる」




番外「なにあれ? ちょっと意味解んないんだけど」


00002「モヤシが率先して動くとかキモいです」


一方「飲み物はなンだ? お茶か? 水か? コーヒーか? それともジュースか?」



00001「えぅ…お茶をお願いします…」


一方「分かった」




垣根「……そう言えばよ」


一方「あン?」


垣根「俺が枕元に置いといたアレ、使ってねーなら返せ」



一方「………捨てた」


垣根「ほぅ捨てたか、なら良かったぜ」


一方「……どう言う意味だ?」


垣根「実はアレな、穴が開いてたんだよ、使ってたらえらい事になってたとこだったな」


一方「……………………………………………」



一方「オォォォォマァァァァエェ---ッ!!!」


垣根「んだよ使ってねーんだろ?(穴なんて開いてねーけどな)」ニヤリ


一方「グ……が……」ワナワナ



当麻「一方通行、もう言ったら?」


一方「ぜってェ嫌だ」


番外「なになに? まさかついにベッドインしちゃったとか??」


00001「………///」


番外「え……マジで?」


00001「……はい///」



一方「なンで言っちまうンだよォォォォ!!」


00001「だ、だって隠す事でも無いじゃありませんか!!」


一方「分かってねェなオマエは! こいつら絶対にいじってくるンだぞ!?」



00001「な! なんなんですかそんな不機嫌に! まさか嫌々だったんですか!?」



一方「そうは言ってねェよ! タダなァ!」


アレイ「ご両人、夫婦ケンカは犬も食わないぞ?」



一方00001「「……あ……」」チラリ



一同「……」ジー



刀夜「そうかそうか、いや~おめでとう2人共」


詩菜「一方通行さん、もっと優しく接してあげないと」


一方「……はァ、すンませン」


美琴「って言うかあんた、まさか押し倒したんじゃないでしょうね?」


一方「アホぬかせ! 同意の上だコラァ!!」


削板「何はともあれおめでとう2人共」


00003「一方通行が変に気を使うと思ってましたがそう言う事でしたか(いいなぁ……)」



垣根「お赤飯持って来たぞ、特盛で」


一方「ビッグなお世話だこの野郎」


垣根「いやだってさ~、0歳児に手ェ出したお祝いじゃん?」


一方「死にてェのかクソメルヘン!!」


刀夜「0歳児?」


垣根「あ、いえいえお気になさらず」


打ち止め「あなたも大人になったのねってミサカはミサカはハンカチでそっと涙を拭いてみたり」


一方「黙れクソガキ」ゴチン!


打ち止め「冗談なのにぶつなんてヒドイ!ってミサカはミサカは憤慨しつつ上条さんに泣きついてみたり~~!」ビエーン!!


当麻「よしよし泣くのはおよし」



刀夜「さてと、これからの予定はどうなってるんだ当麻?」


当麻「ん? 特に無いかな」


刀夜「そうか、なら帰る前に一度家に寄って行きなさい」


当麻「え……うん、分かった」


詩菜「日用品を揃えるのもばかになりませんから、色々持って行ってくださいね」



垣根「お心遣い痛み入ります詩菜さん、どうです? 今度俺とフレンチなディナーでも」


詩菜「あらあら///」



>ゴスッ!



00002「ちょっと失礼します」ズルズル


垣根 「 」ズルラレ


美琴「懲りないわねあいつ……」



今回はここまで、次回はみんなでカブトムシ捕りに行きます。

投下します。

垣根「刀夜さんは搾りカスになっちまって部屋でダウン、詩菜さんはその介抱をする」


垣根「てな訳で……カブトムシ捕まえに行くぞ!」



上条「あのな垣根、俺達さっき遭難しかけたばっかりなんだぞ?」


垣根「大丈夫、何とかなるって、ちゃんとコンパスに地図も持ってるからな」



美琴「その事なんだけど、垣根が空から旅館の位置確かめれば2人共すぐに帰ってこれたんじゃないの?」



上条垣根 「「………」」


垣根「そう言えば俺、飛べたんだわ」ウッカリ


上条「あの大冒険は何だったんだチクショウ……」



一方「オイ00001号、無理しねェで部屋で休んでていいンだぞ?」


00001「もう大丈夫ですから」


一方「ならいいけどよォ」


番外「こんなモヤシッ子のひょろチンじゃ痛く無かったんじゃない? てかちゃんとリードしてくれたのコイツ?」


00001「あ、それが意外な程に大きくて/// ただ部屋を暗くしていたので危うく違う方に……」


一方「話しは終わりだ!カブト狩りじゃァァァァ!!!」ヒョイッ! ズダダダダ--ッ!!!



00001「あ゙あ゙あ゙あァァァァ~~~!!!」



番外「ひひひ☆ こりゃ当分いじれるね♪♪」



~森~


打ち止め「カブトムシどこに居るの?ってミサカはミサカはアーちゃんに乗って見渡してみたり」キョロキョロ


アレイ「カブトムシは基本的に日が落ちてから活動する昆虫なのだが日中でも樹液を吸っている事がある、根気よく探せば見つかるさ」



美琴「虫……ゲジゲジ……無理……」プルプル…


上条「あ、そう言えば美琴って虫はダメだったっけ?」


美琴「な! へへへへ平気よ! 私レベル5よ? 第三位よ!? あんなの恐い訳ないじゃない!!」


上条「あ、足下に…」

美琴「ふにゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」ビクーンッ!!!!


上条「……苦手なんだろ?」


美琴「……うん」ナミダメ



00002「お姉さま、コレを見てください」


美琴「なにコレ? 木の枝?」


木の枝?「……」

美琴「ソレがどうしたのよ? あ、もしかして蜘蛛の巣避けるのに使えってこと? ありがと♪」ヒョイッ


木の枝?「……」モゾモゾリ…


美琴「……は? なに……コレ…動いて……」


上条「美琴、それナナフシって言う立派な昆虫」


美琴「…………………」


00002「お姉さま? お姉さま??」ユサユサ


美琴「…………」


上条「立ったまま気絶している……」


垣根「気を失って尚(なお)君臨するのか、御坂よ……」



美琴「ヒグッ…エグッ……どうばぁ…むじ……触っ……やだぁぁ……」



上条「大丈夫だって、ナナフシは草食で噛んだりしないから(多分)」


美琴「…ヒック……腰……抜けちゃった……」ヘタリ


上条「あらら、おんぶしてやるから泣き止めって」ヒョイッ


美琴「ふぇぇぇにゃあああ///」ピト




上条「にしても00002号、良く見つけたなそんなでかいナナフシ、見つけるの案外難しいのに」


00002「いえ、ミサカではなく垣根さんが見つけました」



垣根「俺の眼力に常識は通用しねぇ」ドヤッ!!


上条「肩にムカデ乗ってるぞ」


垣根「ん?」


ムカデ「!!」ガブッ!!


垣根「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!」



一方「……居ねェなカブトムシ」


00001「……一方通行」

一方「ンだよ」

00001「内心スッゴク楽しんでます?」


一方「………カブトムシかっけェじゃン」


00001(たまに子供っぽくなる一方通行カワユス)


一方「今何か心ン中で言ったろ? 言ったよな?」

00001「記憶にございません」


一方「俺の目を見て言え!」



00001「子供は男の子と女の子どっちでしょうね?」


一方「………え………」フリーズ


00001「冗談です」プークスクス


一方 (コイツ急に扱い辛くなりやがって……)



垣根「カブトムシ~カブトムシ~」


削板「熊とか出ないか? 勝負したい!」


00003「軍覇さん、今日はカブトムシにしておきましょう」


削板「そうかぁ」ションボリ


上条「……ん? あっちに誰か………」


アックア「………」ドロ~ン


一同「…………」


番外「ねえ帰ろうこの森恐い」


打ち止め「全身にハチミツ塗ったマッチョなおじさんが……ってミサカはミサカは怯えてみたり……」



垣根「バカ野郎、アレはこの森の主だ、ああやって森を守ってんだよ」


00003「あ、あっちにも誰か……」


テッラ「……」バフッ!バフッ!!


一同「…………」


番外「ねえやっぱり帰ろう、この森ヤバイって」


00001「緑色の人が樹に小麦粉をふりかけてます……」


一方「ありゃ森の妖精だ、ああやって縄張りをマーキングしてンだよ」



美琴「ふにゃふにゃふにゃあ///」


上条「ん? 木の上にでっかいカブトムシが居るって?」


垣根「イヤお前、なに言ってんのか解るのかよ」


上条「英語より簡単だった」


垣根「……とにかくカブト狩りじゃあああああああああ!!」パタパタ!!


一方「カブトムシィィィィィ!!!」ギューン!!


削板「ゲットだあああああああああ!!」ドドドド!!!




垣根「落ちろぉぉぉぉぉぉ!!」ゲシゲシッ!!


一方「オラオラオラァァァァ!!」ゲシゲシッ!!


削板「すごいキィィック!!」ドガッ!!!



>ヒュ~~~・・・・ボトッ



垣根「ぬははは! 超ビッグカブトムシGETじゃ!! ギネスはもらった!!」



ヴェント「痛たたたた……なによもう……」


一方「………着ぐるみじゃねェかクソッ!!」ゲシゲシッ!!



ヴェント「痛っ!? ちょっと止めろ! 何すんのよ!!」



垣根「テメェ! ぬか喜びさせやがって! 何のマネだあァん!!」


ヴェント「仲間のフリして他のカブトムシを誘き寄せる作戦よ……ってちょっとゴメン誰か起こして、1人じゃ起きれないのよ」モゾモゾ…



一方「オマエその着ぐるみ雄のカブトムシじゃねェか、誘き寄せンなら雌だろォ?」


ヴェント「……しくったわね、だから一匹も寄って来なかったのか……」


削板「ソレ以前の問題だと思うぞ?」



テッラ「ヴェント、どうかしたんですか~?」


アックア「もっと静かにするのである、カブトムシが逃げてしまう」ドロ~ン


垣根「変態が合流しやがった」


00003「あ、小麦粉の人」

打ち止め「ハチミツマッチョさんも来た!ってミサカはミサカは指差してみる」


アックア「テッラ、まだ樹に小麦粉をふりかけていたのであるか? 無理だと言ったハズだ、ハニー大作戦にするである!」ドロ~ン


テッラ「いいえ小麦粉決死行が確実ですね~」


ヴェント「なりきりウォーズエピソード1がいいって言ってるでしょ! 死んだ弟が考えたこの方法で一緒にいっぱい捕まえたんだから!!」


一方「死ぬ前に更正させるべきだったな」



今日はここまで、何故こいつらが居るのかは次回にて。



さて書いて行こう。

フィアンマ「ここに居たのか、カブトムシは見つかったのか?」ガサガサ



アックア「おお!フィアンマ、聞いて欲しいのである! この二人が『ハニー大作戦』に参加しなくて困っているのである」ドロ~ン


フィアンマ「ああ分かった、とりあえず気持ち悪いから近づくな」


テッラ「私は『小麦粉決死行』が確実だと言ったのにみんな分かってくれないんですよ~」


フィアンマ「そうか分かった、とりあえず小麦粉でむせるから近づくな」


ヴェント「フィアンマ!こいつらに『なりきりウォーズエピソード1』に参加しろって言ってやってよ!」


フィアンマ「そうだな、とりあえず暑苦しいから近づくな」



上条「あの~」

フィアンマ「何だ? 俺様に用でもあるのか? 見るからに不幸そうな庶民」


上条「酷い言われようだな初対面で!? まあ大体合ってるけども」


美琴「人の彼氏バカにしたのは許せないけど、とりあえずあんた達何者よ?」



フィアンマ「俺様達か? フッ、何を隠そう俺様達は!!」ササッ!!



アックア「後方のアックア!」ビシッ! ドロ~ン


ヴェント「前方のヴェント!」ビシッ!


テッラ「左方のテッラ!」ビシッ!


フィアンマ「右方のフィアンマ!」ビシッ!!



フィアンマアックアテッラヴェント「「「「みんな揃って! 神の右席!!」」」」



一同(あ痛っったたたたたたたた~~~~!!!!!!!!)



アックア「完璧に決まったのである」ドロ~ン


テッラ「ギニュー特戦隊を参考にした数ヶ月の特訓の成果が実を結びましたね~」


ヴェント「言っとくけど、私はあんたらがどうしてもって言うから付き合ってやってんのよ? じゃなきゃ誰がこんなだっさいポーズなんて…ブツブツ…」



テッラ「またそんな事言って、知ってるんですよ~? 毎日鏡に向かってポーズ決めてるの」


ヴェント「うっせぇ黙れ! グチャグチャの肉ジュースにすんぞ!!」


アックア「ヴェントのツンデレに萌え要素は無いのである」ドロ~ン


テッラ「そのメイクで台無しですね~、素はそれなりに可愛いのに」


ヴェント「言いたい放題言ってくれるじゃない……」ビキビキ…



フィアンマ「黙れ貴様ら!!」


アックアテッラヴェント 「「「!!」」」ビクッ!!



フィアンマ「何が完璧なものか!今のは0点だ!! まずアックア! 貴様は腕の角度が甘い!」


アックア「そんな、ちゃんと練習通りのハズである」ドロ~ン


フィアンマ「バカめ、もう気持ち上に挙げろと何度言えば解る!」



一同(別にどうでもいい………)



フィアンマ「次にテッラ! 貴様は掛け声のタイミングがズレていた!」


テッラ「そうでしたか~?」


フィアンマ「コンマ4秒のズレだ、神の右席たる者、完璧に遂行しろ」


テッラ「次から気をつけますよ~」


フィアンマ「最後にヴェント、貴様はまだ動きがぎこちないぞ」


ヴェント「ハァ!? ちゃんとやってるわよ!」


フィアンマ「俺様から見ればまだまだ未熟、もっとスマートにこなせ」


ヴェント「ちっ、分かったわよ」



垣根「色々突っ込みてぇとこなんだがな、何だよお前ら?」


フィアンマ「俺様達か? フッ、何を隠そう俺様達は!!」ササッ!!


垣根「もうええわ!!」


フィアンマ「このスペシャルなポーズの魅力が解らんとはな。神の右席、そう名乗っただろう?」



アレイ「その神の右席が何故こんな所に居るのかね?」


アックア「実は今、ローマ正教では無差別級ムシバトルが大ブームだからである」



テッラ「日本のカブトムシやクワガタのフォルムは素晴らしいですからね~、是非とも捕まえようと思ってわざわざヴァチカンから来たんですよ~」


一方「アホだろオマエら」



打ち止め「神の右席ってな~に?ってミサカはミサカはハチミツマッチョさんに聞いてみたり」


アックア「神の右席とはローマ正教禁断の組織である、分かったかな小さな天使」ドロ~ン


アレイ「解るわけ無かろうに、仕方ない私が説明しよう」



アレイ「神の右席とは代々教皇の「影の相談役」として設置された機関であったのだが、歴代教皇たちは彼らを頼りすぎたためいつしかローマ正教の中心に据えられ、指導者としての権力は逆転してしまっているんだ」


打ち止め「じゃあ悪い人なの?ってミサカはミサカはちょっと怯えてみたり……」


テッラ「アックア、子供を恐がらせてはいけませんよ~?」


打ち止め「小麦粉さんも負けずに顔が恐いよ?ってミサカはミサカはオブラートに包まず言ってみる」


上条「コラ打ち止め! 初対面で顔が恐いなんて言っちゃいけません!」


テッラ「構いませんよ~、自分の顔がアレなのは良く分かってますからね~、飴玉食べますか? 可愛いお嬢ちゃん」


打ち止め「ありがとう!ってミサカはミサカは小麦粉さんの評価を改めてみたり!」ペチャコロ



アックア「テッラ! 物で釣るとは卑怯である!!」ドロ~ン


テッラ「さてなんの事やらわかりませんね~?」


番外「あんたら揃ってロリコンか!? キモッ!」


アレイ「そんな事より、ローマ正教最強の魔術師である神の右席が揃いも揃ってカブトムシを捕まえに来たとは、ローマ法王は本当に許可したのかい?」



フィアンマ「ん? ローマ法王ならニコ動でマインクラフトの実況に夢中でな、2つ返事で許可は出た」


垣根「マイクラの実況してんの!? 仕事しろよローマ法王!!」


ヴェント「一応正体バレるとマズイからゆっくりボイス使って投稿してるわよ? そう言えば最近なんか再生数とコメントが伸びないって悩んでたわね」


フィアンマ「ここで会ったのも何かの縁だ、お前ら全員コメント入れてやれ、1人100コメずつな」


一方「今からでも遅くねェからローマ法王のパソコン叩き壊して来い」



フィアンマ「言っておくがカブトムシはついでにすぎん、俺様の真の目的は別にある」



アレイ(まさかこの男、上条当麻の幻想殺しを狙って……)


フィアンマ「ここ日本には俺様の第二の聖地がある、そこに行く事こそ最大の目的だ」


番外「聖地? そんなとこあったっけ?」


フィアンマ「知りたいか? なら教えてやろう、俺様の第二の聖地それは…………」


フィアンマ「秋葉原だ!!!」



一同 「 」



アレイ(取り越し苦労だったか)



書き溜め尽きたので短いですがここまで、このスレは平和(笑)がモットーなのです。

垣根「お前ら本当に最強クラスの魔術師か? タダのオタクじゃねえよな?」


フィアンマ「何だ? 俺様とAirについて語りたいのか? 言っておくが丸3日は語るぞ」


垣根「バカめ、俺はKanon派なんだよ」


フィアンマ「Kanonか、アレも素晴らしい作品だ」


垣根「……世界の中心で?」


フィアンマ「萌えと叫びたい」



垣根「お前とは親友になれそうだわ」ガシッ


フィアンマ「俺様もだ、この異国の地でブラザーに出逢えようとはな」ガシッ



アックア「美しき友情である」ドロ~ン


テッラ「異文化交流は素晴らしいですね~」


番外「てかさおっさん、いい加減そのハチミツ洗い流したら?」


アックア「味見してみるか? いい味出ているのである」


番外「死んでもするかバカッ!!」



>Prrrrr! Prrrrr!


アックア「ん? もしもし?」


ヴィリアン『ウィリアム、浮気はダメ。味見なら私g(ブッ!!』


アックア「誤解である第三王女!!」



----イギリス


ヴィリアン「どうして切ったの!?」ドロ~ン


ローラ「やかまし-し、さっさとハチミツ洗い流して来いバカ」



削板「……」ジー

ヴェント「な、なによ。何か言いたげだけど」


削板「ベロにチェーン付けたりして痛く無いか?」


ヴェント「コレは私が魔術を使うのに必要なのよ。このハンマーで叩いて使うの、見せてあげる」


ヴェント「目標は……あの木でいいわね、オラッ!!」カンッ!!



垣根「見ろ兄弟! 俺って飛べるんだぜ!!」パタパタ


ヴェント「……あ」


ボグシャッ!!!!!


垣根「グボハァッ!!!」


フィアンマ「ブラザァァァァーッ!!!」



ヴェント「………と。まあ、当たったらああなるの」


削板「凄いなカッコイイ!! 他には何が出来るんだ!?」ワクワク!!



ヴェント「そ、そう///? そうね、他には天罰術式とか」


削板「天罰?」


ヴェント「見せてあげるのはちょっと無理ね、詳しく説明してあげようか?」


削板「マジで? やった!!」


00003「ミサカもご一緒します」ズイッ


ヴェント「……なによアンタ」


00003「ミサカは軍覇さんの『恋人』のミサカ00003号です、いいですか? 『こ・い・び・と』です、大事な事なので二度言いました」


ヴェント「……」


ヴェント「ちくしょう……何で私が目つけた良い男はいっつも女がいるのよ……」ウジウジ



テッラ「またヴェントのネガティブが始まりましたね~」


フィアンマ「しっかりしろブラザー!」


垣根「すまんフィアンマ、俺はここまでみてーだ……」



フィアンマ「弱音を吐くな! 約束しただろう! 一緒に……コミフェスに行こうと!!」


垣根「言って……ねぇ……」ガクッ



-------
----
---
-。


フィアンマ「ほほぅ、お前達全員リア充だったか」


番外「ミサカは違うけどね」


フィアンマ「なに!? この中で1番ナイスバディなのにか?」


番外「ナイスバディて……」


フィアンマ「お前達見る目が無いな、俺様なら迷わずこの女を選ぶぞ?」


上条「放っとけ」

一方「俺の女にケチつけようってかァ? いい度胸じゃねェか」


削板「00003号は優しくて1番可愛いぞ?」



垣根「おっと、聞き捨てならんぞそのセリフ」


垣根「前にも言ったが00002号が1番だ、異論は認めねえ」


一方「オイオイていとくゥン? 寝言は死ンでから言って貰えませンかねェ? 00001号が1番に見えねェとか脳みそ腐って耳から流れ出たかァ?」


上条「はいはい2人共その辺に……」


垣根「やかましい! ぼっち彼女のクセしやがって!」


一方「手のひらサイズは黙ってやがれ!!」


上条「上等だテメェら--っ!! 今から美琴の魅力を嫌と言う程に解らせてくれる!!!」


削板「絶対に負けねぇぇぇぇ!!」



美琴「えへ///」

00001「えへ///」

00002「えへ///」

00003「ふにゃ///」


打ち止め「結局4人揃ってバ彼氏だねってミサカはミサカは呆れてみる」


フィアンマ「おい女、俺様は何かしら地雷を踏んだのか?」


番外「こんなのいつもの事だよ。てかね、ミサカの名前は番外個体(ミサカワースト)って言うの!」


フィアンマ「そうか、ならばワースト、俺様の物になる気は無いか?」


番外「なになにナンパ? ミサカそんなに安く無いよ? ぎゃはっ☆ 残念でしたwww」


フィアンマ「ちっ」



番外「初対面でいきなり俺様の物になれとか無いよ普通」


フィアンマ「気に入ったものは手に入れんと気がすまん質でな」


番外「ふ~ん。でもありがと、ナンパなんて生まれて初めてされたよ☆」ニコッ


フィアンマ「ふ、ふんっ! どうやらお前の周りの男共の目は節穴らしいな」プイッ


番外「またまた~、フラれて落ち込んでるんでしょ? ねえ今どんな気持ち? ねえねえどんな気持ち?」ニヤニヤ


フィアンマ「逆に燃えて来たな」フンッ


番外「………へ?」



垣根「食らえ俺の新必殺技!! 未元分身!!」


>グチャグチョメキョメキョ



白垣根A『どうもはじめまして』


白垣根B『未元物質製の垣根帝督です』


白垣根C『よろしくお願いいたします』


上条「何か増えた!?」


一方「しかも礼儀正しいだと!?」


削板「垣根お前……忍者だったのか!?」


垣根「俺に常識は通用しねぇ!」



垣根「さあ行け我が分身! 奴らをやっつけろ!!」



白垣根A『あなたが自分の相手ですか上条さん』


上条「え? ああ、うん」

白垣根A『そうですが、いつも美味しいご飯をありがとうございます』ペコリ


上条「へ? いやお前に作った覚えは無いんだけど……」


白垣根A『オリジナルと記憶を共有していますので』


上条「そうなの?」

白垣根A『はい、貴方の料理はとても美味しいと記憶にあります、ただ……』


上条「?」


白垣根A『実際に食べて見たいと思っています、記憶にはありますが自分自身で味わった訳ではありませんので』


上条「そっか、じゃあ今度何か作るよ」


白垣根A『本当ですか?』

上条「ああ、約束だ」

白垣根A『とても、嬉しいです』




白垣根B『第一位、あなたの相手は自分です』


一方「ケッ、手加減はしねェぞ」


白垣根B『あ、その前にひとつお詫びします』


一方「……あァ?」


白垣根B『オリジナルが行った数々の迷惑行為にです、主に盗撮や嫌がらせなど……本当に申し訳ありませんでした』ペコリ


一方「いや別にオマエがやった訳じゃねェだろ?」


白垣根B『しかし自分はオリジナルの分身、謝るのは間違いでは無いと思います』


一方「謝る必要はねェ、オマエは悪くねェからな」


白垣根B『ありがとうございます』


一方「何かオマエ気に入ったわ、あっちで缶コーヒーでも飲もうぜ」


白垣根B『しかし自分はお金を所持していません』


一方「気にすンな、おごってやる」


白垣根B『流石は第一位、そこに麻痺をおこして幻惑されます』


一方「それ病気じゃね?」



垣根「何だなにやってんだ!! 和気あいあいしやがって!! かかれ! かかれってば!!」


上条「ちなみに何が食べたい?」


白垣根A『ホットケーキが食べたいです』


一方「どうだコーヒーの味は」


白垣根B『苦いですが美味しいです』


垣根「ええい役立たずめ! オイC! お前だけでも……」



削板「根性ォォォォ!!!」


白垣根C『根性ォォォォ!です!!』



垣根「……あるぇぇ~~~?」



投下終了。

第三王女にハチミツぶっかけた事に後悔は無し。

>ローラ「やかまし-し、さっさとハチミツ洗い流して来いバカ」
もしかしてキャーリサ?

>>588 あ、名前間違えてる……指摘ありがとうございます。キャーリサで正解でした。


寝る前に投下っと。

垣根「お前らいい加減にしろ!」


白垣根A『上条さんとは戦えません』


白垣根B『第一位は友達です』


白垣根C『友人を襲うなど根性の無い事は出来ません』


垣根「オリジナルに逆らおうってのか!? いい度胸じゃねーか!!」


白垣根A『革命の時は来ました』


白垣根B『オリジナル覚悟』


白垣根C『根性を注入します』


垣根「1分、いや!一瞬で終わらせてくれるわ!!」



~5分後~


垣根「すみませんでした」ボロ……



白垣根A『これからはもっと友人を大切にしてください』


垣根「はい、そういたしますです」


白垣根B『さもなくばボロ雑巾にします』


垣根「はい、肝に命じておきます」


白垣根C『では自分たちはそろそろ消えるとしましょう』


垣根(もう二度と出してやらねーからな!)


白垣根C『なにか?』


垣根「いえ、何でもございません」



フィアンマ「おいワースト、俺様のどこが気に入らない?」


番外「いや…だからさ、初対面で気に入らないもなにも……」


フィアンマ「まさか金か? なら心配いらんぞ、なんならサマージャンボとロト6の一等を当ててやる」



番外「それ本当?って違ああああああ--う!! お互いまだ何にも知らないでしょうって言ってんの!!」


フィアンマ「そんな事、これから知ればいいだけの事だろう?」


番外「ああ--もうっ! ちょっと誰か助けてよ!!」


美琴「良かったわねワースト、ついに春到来じゃない」


00001「今夜はお赤飯ですね」


00002「お邪魔虫は退散しましょう」


00003「そうですね」


番外「この薄情者!! つんつん助けて!!」


上条「へ?」

番外「残念だけどねフィアンマ、ミサカはつんつんに胸揉まれたりしたんだよ、だから諦めて!」


フィアンマ「……」ビキッ


上条「いやあのですね……それに関しては事故って言うか……」


番外「さらにキスもしたよ!!」


フィアンマ「……ほう」ビキビキ



上条「いやいやいや!アレはワーストが一方的にしてきたんだろ!?」


フィアンマ「そうか、ワーストを手に入れる為にはまずお前を始末する必要があるんだな……」ゴゴゴ…


上条「よし冷静に話し合おう! 俺には美琴って言う立派な彼女が!!」



フィアンマ「貴様……二股とはまたいい度胸だ」


上条「違う違う!! 上条さん美琴一筋! you・OK?」



フィアンマ「ならば何故ワーストがお前にゾッコンか答えてもらおう」


上条「いや全く見に覚えが……」


フィアンマ「聖なる右……」ズズズズ……



上条「待って待って! なにその禍々しいの!?」


フィアンマ「さあ答えてもらおうか」


上条「そう言われても……」


フィアンマ「断罪する」


番外「止めろバカ!!」


フィアンマ「分かった」


番外「つんつんはミサカを命懸けで説得してくれた恩人なの! 何かしたら許さないよ!!」


フィアンマ「だ、だがこの男はお前を……」


番外「あ-もうヤメヤメ! この話しはおしまい!」


フィアンマ「し、しかしだな」


番外「しかしもカカシも無いの!! 分かった!?」


フィアンマ「…ハイ」


番外「声が小さい!!」


フィアンマ「はい」



上条(案外いい感じになるんじゃないかなこの2人……)



アレイ「やれやれ、終わったかい?」


上条「あ、アレイスター」


美琴「今までどこ行ってたのよ?」


アレイ「君たちは目的を忘れたのかい? カブトムシを捕まえに来たのだろう」


一方「そう言やそうだったか」


打ち止め「見てみて捕まえたよ!ってミサカはミサカはカブトムシを自慢してみたり!」



美琴「うん、良かったわね打ち止め。でもソレ近づけないで」



垣根「へ~中々デカイじゃん、名前とかつけたのか?」


打ち止め「カブタック!ってミサカはミサカは命名してみたり」


フィアンマ「なに!? まさかJAPANのカブトムシはスーパーチェンジするのか!?」


アックア「驚きである!」


テッラ「側転しながらするんですかね~?」


ヴェント「私はロボタックの方が好きなんだけどな、犬だし」


上条「日本のカブトムシはスーパーチェンジしないし ジシャックシステムも搭載されてねーよ!」




アックア「む、そう言えばそろそろ飛行機の時間がせまっているである」


テッラ「許可が出たとは言えあまり長居は出来ませんからね~」


ヴェント「飛行機……やっぱり乗るの?」


アックア「大丈夫であるヴェント、来た時と同じように睡眠薬を飲めば」


テッラ「寝ている間に着きますよ~」


ヴェント「……うん」


垣根「なんだもう帰んのか?」


アックア「名残惜しいが仕方ない」


テッラ「またその内来ますよ~」


ヴェント「じゃあね軍覇」


削板「ああ、またな!」


00003「もう来んな、とミサカは毒を吐きます」


アックア「では去らばである」


テッラ「失礼します~」

ヴェント「飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い……」



美琴「何か嵐の如く去って行ったわね……」


一方「魔術師にも色々居るンだなァ……」


00001「あの、どなたか上位個体を知りませんか?」


00002「先ほどまでカブトムシと戯れていたハズですが……」


00003「居ませんね…」


番外「あのさ、アックアのバッグから見慣れたアホ毛が見えるんだけど……」


アレイ「まさか!!」


打ち止め「ぷはっ!! 助けて~~~ッ!!ってミサカはミサカはヘルプミーッ!!!!!!」ジタバタ!!



アックア「しまった! バレたのである!」


テッラ「早くバスに逃げ込むんですよ~!」


ヴェント「飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い……」


上条「待てええええええ!! 打ち止めは置いていけえええ――――!!!」


垣根「誰か――ッ!!人拐い―――!!」



アレイ「居るんだろうエイワス! 後でパンを焼いてやるから最終信号を助け出せ!!」


エイワス『任せておけ』ギューン!!




>パンノタメニシネー-ッ!! ウオッ!? ツヨイデアル!! コムギコガキキマセンネー!!



エイワス『願いは叶えてやった、サラダバー』フッ…


垣根「誰だよあの神龍気取り」


アレイ「おいおい説明するさ、大丈夫かい最終信号」



打ち止め「ぶぇぇぇんっ!怖かったよ~~!ってミサカはミサカは上条さんに抱きついてみたり~!!」


上条「よしよし、怖かったな打ち止め、もう大丈夫だからな」ヨシヨシ



アレイ(おのれ上条当麻……)



垣根「さ~て、カブトムシもゲットしたしそろそろ戻るか」


一方「だな」

削板「お腹減った」

フィアンマ「俺様も少々腹が減ったな、宿はどこだ?」


番外「いやちょっと、何でアンタ帰らないのさ??!」


フィアンマ「しばらく学園都市に厄介になる事にした、いいだろうアレイスター」


アレイ「構わんよ」


番外「…嘘でしょ?」

フィアンマ「つれない事を言うなワースト、仲良くしようと言っているんだ」ニヤッ


番外「アンタ何様だよ!!」


フィアンマ「俺様だ」ドヤッ!


番外「帰れバカァァァァッ!!」


本日はここまで。

毎度中途半端ですみません。

アックアさん何故に打ち止めを…
ヴィリアンへのお土産(ぬいぐるみ的な)にでもするつもりだったのかな…

>>641
そこまで行けば御の字さ・・・
下手すりゃローマ法王も小麦粉&マッスルもロリコンだぜ?

~宿~


詩菜「お帰りなさいみなさん」


打ち止め「見てみてカブトムシ!ってミサカはミサカは詩菜ママに見せてみたり!」


詩菜「あらあら、良かったですね美冬ちゃん」


フィアンマ「美冬? 何を言っている、この子供の名前は打ち止…」


番外「どっせぇぇぇぇいっ!!」ドシーンッ!!!


フィアンマ「めんまっ!?!?」



フィアンマ「な、何をする!!」


番外「いいからちょっとコッチ来いバカ!!」ズルズル


フィアンマ「足を引っ張るなハゲる! 後頭部がハゲる!!」ズルラレ


詩菜「当麻さんあの方は?」


上条「ええっと……」


アレイ「私の知り合いですよ奥さん、ヴァチカンから観光に来ていてね」


詩菜「あらあら、そうだったんですか」


上条「それより父さんは?」


詩菜「腰の具合が良くないらしくて、まだ休んでますよ?」


垣根(どんだけ激しいプレイ繰り広げたんだ……)



フィアンマ「こんな所に連れて来て何をする気だ? まさか告白か?? フッ…ついに俺様に惚れたか」


番外「それだけは無いから安心しなよ、それよりね! ミサカ達が実験で造られたおねーたまのクローンだってここに来る時説明したよね!?」


フィアンマ「それがどうした?」


番外「あの人はつんつんのママさんなの! 学園都市の裏側とか全く知らない一般人!! これだけ言えば解る???」


フィアンマ「わからん」



番外「解れこのバカ! アンタの頭は飾りか!? ジオングの足並みか!!」


フィアンマ「誰がジオングだ! せめてクィンマンサと言え!!」


番外「違いがわかんないよバカ!!」


フィアンマ「頭がコクピットと言う点とニュータイプ用MSと言う点が同じだ、違いをあげるならジオングは両腕が有線式サイコミュ、クインマンサはビットを搭載している」



番外「どうでもいいよ!!」ガァァッ!!



番外「つまり、つんつんのママさんとパパさんにはミサカ達がクローンだって事は秘密なの!」


フィアンマ「分かった。それよりどうだワースト、今から温泉に入らんか?」



番外「は……いきなり何言ってんの?」


フィアンマ「ちょうど混浴があるしな、JAPANには裸の付き合いと言うコミュニケーションがあると聞いたぞ?」



番外「………」ブチッ



番外「……ねえフィアンマ」


フィアンマ「なんだ?」


番外「ちょっと舌出して、ベーって」


フィアンマ「ん? こうか?」ベー


番外「ジェットアッパァァァァ---ッ!!!」ゴスッ!!!


フィアンマ「ぶげうぉあっ!!」



番外「このスケベッ! ド変態!! そのまま野垂れ死ね!!! フンだっ!!」


フィアンマ「」チーン



垣根「おろ? フィアンマは?」


番外「知らないよあんなバカ」



上条「結構いい奴だと思うけどなぁ」


番外「バカだよバカ! その上ド変態のドスケベ!!」



フィアンマ「俺様は変態では無い、例え変態だとしても変態と言う名の紳士だ」


番外「うわ出たっ!?」


フィアンマ「いいアッパーだったぞワースト。危うく舌が取れる所だった、ナランチャのごとくに」


番外「ちっ、取れれば良かったのに」



一方「オマエはコイツのどこが気に入ったンだ?」


フィアンマ「大人びた事は言うがそれでいて恥ずかしがり屋、誉められるのに弱い。そして笑った時の無邪気な顔が俺様の胸を貫いた」


美琴「……だそうよ?」


番外「………(///)」プスプス……



フィアンマ「と、言うわけで一緒に混浴に…」


番外「入るかァァァァァァァァアアア!!!!」ゴスッ!!!!!


フィアンマ「ぎゃふんっ!!」


番外「バ! バーカバーカ!! ミサカはアンタなんか何とも思って無いもんね!! エロゲでもやって満足しとけバァァァァカ!!////」ピューーッ!!!!



フィアンマ「クソッ、何故だ! 何がイケナイ??! 俺様の想いを素直に伝えていると言うのに……」


一方「素直に伝え過ぎだボケ」


垣根「けどよ、ワーストの奴まんざらでも無い顔してたぜ? ぐいぐい押したら行けんじゃね?」


フィアンマ「ぐいぐいか……よし!!」


上条「いや、あんまりぐいぐい行き過ぎるのもどうかと……」


美琴「そうよ、もっと雰囲気とかシチュエーションとか考えて……」


フィアンマ「なら御坂、お前は上条にもっとぐいぐい来て欲しいとは思わんのか?」


美琴「思う」キッパリ


上条「えぇ……」トバッチリ



打ち止め「ジュースにお茶にコーヒー、これで足りるかな?ってミサカはミサカは確認してみる」


00002「十分でしょう、モヤシにくれてやる必要は無いと思いますが」


00001「00002号、後でお話し(物理)しましょう」


00002「挑むところです」

00003「ケンカは外でお願いしますよ2共」


削板「クリーンファイトでやらないとな!」ハッハッハ!


打ち止め「止めないの??!ってミサカはミサカは……あれ?」





>ドドドドドドドドドドドド!!!!



00003「おや番外個体、ちょうど皆さんに飲み物を……」


番外「うわぁぁぁぁぁああああああああああああ!! 違う違う違うぅぅぅ---っ!! ドキドキなんてしてない!キュンってなってないミサカはあんな奴の事なんかああああああああああ----っ!でも顔が熱いよおおおおぉぉぉぉ!!!」ドドドドッ!!!!!!



削板「………なんだアレ?」


000010000200003打ち止め「「「「さぁ……」」」」



ミサワが舞い上がったとこでここまで。

>>629>>642

アックアとテッラが打ち止めをお持ち帰りしようとしたのはズバリ………可愛いかったから。

白垣根sは多分またでてきます。


ついに上条勢力に神の右席まで加わったか……
科学と魔術のバランスとかいうレベルじゃねーぞ。

>>665 上条勢力図……後でまとめてみます。

>>435で混浴は無いって言ってなかったっけ?

>>667 垣根とアレイスターが無理矢理増築しました……と言うことで平にご容赦を……orz

00001「お待たせしました」


一方「ン、悪ィな」

00001「ごめんなさい一方通行、一方通行の気に入っていた缶コーヒーがありませんでした…」シュン…

一方「別にコレで構わねェよ」


00002「垣根さん、ミロです」


垣根「サンキュー、美味いんだよこれ、グーングーンミロ!!」


打ち止め「軍覇は牛乳?ってミサカはミサカは聞いてみる」


削板「ああ、さらに持参したプロテインを入れて飲む、打ち止めもどうだ? ムキムキになれるぞ?」


打ち止め「ムキムキよりボンッキュッボンッ!になりたいってミサカはミサカはやんわりとプロテインを拒否してみる」


上条「プロテインって高タンパク質の加工食品ってだけだし、別に飲んだからってすぐにムキムキになる訳じゃ無いぞ?」


フィアンマ「ドーピング剤とは全く違う物だからな、吸収されやすい。人間が生成出来ないアミノ酸が手軽に摂取出来ると言う点を除けば肉や魚を食べるのと変わらん」


垣根「良く知ってんな」


上条「土御門に貰った事があるんだよ、『カミやん! これを飲めば腹筋が割れてモテモテだにゃーっ!』とか言われて」


フィアンマ「俺様はアックアに薦められた。『身体を鍛えて損はないである!』とな、余計なお世話だと一蹴したが」



一方「付け加えンならプロテインってのは実はダイエットにも使える」


美琴「!!!!」マジデ!?


一方「1日3食の内どっかを水、もしくは牛乳で溶いたプロテインにすりゃいい」



美琴「それだけ? それだけで痩せるの???!!」


一方「例えばランチで800kcal近く食ってた奴が200kcal未満のプロテイン系ダイエット食品に置き換えた場合、一日約600kcalのマイナス、1ヶ月続ければ2.5kg減って理屈になる」


美琴「よしやろう」


垣根「ダイエット? 必要ねーだろ御坂には」


美琴「え、そう?」テレテレ///



垣根「ただでさえちっパイなのがソレ以上薄くなったら目も当てられねーし」


美琴「 」ガーンガーンガーン…


上条「誰の胸がちっパイだと………」ゴゴゴ……


垣根「その顔恐いからヤメテ」



上条「美琴はなァァァァ!! 最近少しだけど大きくなってんだよォォォォ!!!!」



フィアンマ「大声で叫ぶな、みっともない」



フィアンマ「それより聞きたいんだが、ワーストは?」


00003「番外個体なら先ほどあっちに走り去って行きました」


フィアンマ「分かった」タッタッタ



アレイ「あの男、本気で番外個体を落とすつもりか……」


垣根「ここにまた1人、ロリコンが誕生したか」


削板「? ワーストはロリじゃ無いぞ?」


垣根「妹達→0歳児→それに手を出す=ロリコンだろ?」



一方「死ンで来るゥ」トボトボ…



削板「お、俺はロリコンだったのか……吊るしかねぇ……」トボトボ…


0000100003「「ダメです!!」」



美琴「垣根、アンタも例に漏れずロリコンのカテゴリーに入ってるの気付いてる?」


垣根「ハッハッハ! ああ!気付いてるさ!! 未元物質で自爆じゃぁぁぁぁあっひゃっひゃっひゃ!!!」フラフラ


00002「当て身!!」トンッ


垣根「う」チーン


00002「お姉さま、垣根さんに意地悪しないでください」


美琴「さっきのお返しよ」フンッ



上条(俺はセーフ……だよな?)



――――――
――――
――




番外「ハァ…ハァ……おおおおちおちおちちゅけミサカ、うろたえるんじゃあないッ。ドイツ軍人はうろたえないッ!!」


フィアンマ「お前はどこのシュトロハイムだ」


番外「……」


フィアンマ「どうした?」


番外「みゃあぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああァァァァッ!!???!!」


フィアンマ「奇声はよせ、耳が痛い」キーン



番外「くくくく来るな来るな来るなぁぁぁぁ!!! あっち行け! 右腕もげろ! シャーッ!! シャーッ!!!!!」


フィアンマ「のら猫並の拒絶だな、地味に傷付くぞ……」



フィアンマ「何故そこまで俺様を毛嫌いする? 自分で言っておいてなんだが俺様は世間一般で言うイケメンに入るハズだ」


フィアンマ「資金的な面も問題は無い、いわゆるいい物件だ」


番外「いや……だから……」


フィアンマ「まさかアレか? 生理的に受け付けないと言うやつか?」


番外「そこまでは言わないよ、たださ……」


フィアンマ「?」


番外「ミサカがデレたらもうおちびしか居ないんだよ……」


フィアンマ「なんだその言い訳は……」



フィアンマ「言っておくが俺様は本気だ」


番外「……何でミサカなの?」


フィアンマ「一目惚れ」


番外「……プッ」


フィアンマ「何故笑う?」


番外「プハハッwww だってさ……だって……グスッ……」


フィアンマ「え……いや…おい……」オロ…




番外「そんな……ヒック…一目惚れ……とか…さ……勘違い……するじゃん」


フィアンマ「……すればいい、ずっと勘違いでもいい、俺様は本気だがな」



番外「……バカだよ、こんなのに一目惚れとか」


フィアンマ「バカでも構わん、俺様はお前に惚れたんだ。それをバカと言うなら誉め言葉として受け取ってやるさ」


番外「……いちいち恥ずかしい奴」



番外「んじゃいくつか約束してよ」


フィアンマ「よし任せろ」


番外「まず、浮気したら即死刑」


フィアンマ「浮気などあり得ん」


番外「お触り禁止」


フィアンマ「それきついぞ??!」


番外「イチャイチャ求めるの禁止」


フィアンマ「嘘だろ?」


番外「ミサカにデレを求めるな」


フィアンマ「ツン6、デレ4で頼む」


番外「しばらくみんなに言うダメネ」


フィアンマ「自慢したいのに……」


番外「んで最後に……」


フィアンマ「?」


番外「……たまに……すっっっっっごくたまに……甘えていい?」


フィアンマ「むしろ毎日ウェルカム」


番外「じゃあ……えと……よ、よろしくお願いします///」


フィアンマ「世界一幸せにしてやるから覚悟しろ」


番外「なっ!?/// だから恥ずかしい事言うなバカァァァァ!!!////」



刀夜「青春だね母さん」

詩菜「昔を思いだしますね刀夜さん」



番外「ぎゃあぁぁぁぁ!!!!!////」


フィアンマ「いちいち大げさだぞ」



はいここまで、ミサワがデレました。早すぎる? 申し訳ない……。

次回、学園都市に帰還。

皆さんコメントありがとうございます。 たまにネタとして使わせて貰えるので本当に助かってます。


おまけ。上条勢力図

学園都市サイド

『上条当麻』

『一方通行』 『垣根帝督』 『御坂美琴』 『麦野沈利』『削板軍覇』 『絹旗最愛』 『フレンダ』 『滝壺理后』 『浜面仕上』 『土御門』 『アレイスター』 『木山先生』 『エイワス』『妹達』『白井黒子』 …その他


魔術師サイド


『禁書目録』 『神裂』 『ステイル』 『海原(偽)』 『土御門』 『フィアンマ』 『アックア』 『テッラ』『ヴェント』 『ローマ法王』…その他


………確実に世界狙える。


※見逃しあったらすみません。


3月も終わりかァ……寝る前に投下します。


~一方その頃~


垣根「タケノコタケノコにょっきっき!!」


美琴「いちにょっき!」ビシッ!


アレイ「ににょっき!」ビシッ!


上条一方「さ「さンにょっき」ってああああああっ!!!!!」ビシッ!!


00001「アウトです」

00002「モヤシざまあwww」




一方「上条コラァ!!」


上条「よりによって何で俺と被るんだよ!? 第一位ならいちにょっきって言っとけよ!!」


一方「ふっざけンな! 俺の邪魔ばっかしやがってェ!!」



削板「ケンカは良くないぞ」


00003「全くです」


打ち止め「そこまで本気にならなくてもいいのに……ってミサカはミサカは呆れてみたり」



垣根「お前ら2人罰ゲームな、内容は……」ゴソゴソ


垣根「削板が尻にタイキック」


上条一方「「ゲッ!!」」



フィアンマ「すまん戻った」


垣根「ういっ、上手く行ったか?」


フィアンマ「フッ、当然だ。ついに俺様もリア充に「ふんっ!」ゴフッ!?」



フィアンマ「な、何をす……る……グフッ」


番外(しばらく内緒だって言ったでしょ! 早速約束破る気か! 喋ったら別れるからね!!)ヒッソヒッソーッ!!!



フィアンマ(そんな……さっきの今だぞ? 成田離婚より早いじゃないか……)




削板「スゴいキイィィック!!!」バゴッ!!


上条「ギャア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ッ!!」


一方(ヤベェ……ここは反射で対応するしか………)


上条「逃がさんぞ一方通行……」ガシッ


一方「バッ!! 離せゾンビが! マジ離せェ!!」

上条「道連れじゃぁぁぁぁ……」


削板「スゴいキイィィック!!!」バゴッ!!!!


一方「ケツがァァァァアアアァァァァアアア!!!!」



垣根「悪い聞いて無かった、リア充がなんだって?」


番外「暇だからってタケノコにょっきやってるリア充爆発しろって言いたかったそうだよ」


垣根「いやこれ意外に燃えるぞ? 今んとこ上条と一方通行が被りまくってるがな」


一方「上条が俺の邪魔してンだよォ!」ヒリヒリ…


上条「俺のせいかよ!?」ヒリヒリ…


番外(よし良かったバレて無い)


刀夜「やあみんな、楽しんだかい?」


上条「あ、父さん」


詩菜「当麻さん、ちゃんとおめでとうって言いました?」


上条「……は?」



刀夜「そうそう、ミサワさんと……」チラッ


フィアンマ「そう言えば名乗って無かったな、フィアンマだ」


刀夜「すまないね、ミサワさんとフィアンマ君が交際する事になったからね」


詩菜「初々しいミサワさんの反応が可愛くて可愛くて」ニコニコ



番外「パッ! パパさんママさん!! ソレ言っちゃダメ!!」


00001「ほほう」ニヤニヤ

00002「ついにですか」ニヤニヤ


00003「リア充め」ニヤニヤ


番外「そこ! ニヤニヤするなっ!!」


美琴「ねえねえ、どっちから告白したの?」


番外「おねーたままで!?」



フィアンマ「告白は俺様からだ」


垣根「落とすの早いなオイ」



フィアンマ「色々と条件付きだがな、特にお触り禁止はキツイ……」


一方「それ生殺しじゃねェ?」



アレイ「心配無いだろう、どうせその内ワース……コホン、ミサワの方からデレる」


番外「スクラップになりたいらしいねこのポンコツトースターは」ビリビリ


アレイ「ごめんなさい」



一方「とりあえず祝ってやるが忠告だ、コイツ泣かせたら地獄に落ちてもらうぞ」


フィアンマ「あり得んな、今しがた世界一幸せにすると約束したんだ」


番外「だ・か・らぁぁぁぁ……///」プルプル


フィアンマ「?」


番外「恥ずかしい事言うなってばあぁぁぁぁ!!!////」ゴスゴスッバキッ!!!



フィアンマ「よせ! 痛いから! 殴るな痛いっ!!」


打ち止め「あれは本当に付き合ってるの?ってミサカはミサカは疑問視してみる」


垣根「ただの照れ隠しだろ。ツンデレだツンデレ、もしくはDV」



上条「何はともあれおめでとう2人共」


削板「おめでとう!」

番外「あぅ…あ…ありがと///」


垣根「おめでとう」パチパチ


一方「おめでとォ」パチパチ


00001「おめでとうございます」パチパチ


00002「おめでとうございます」パチパチ


00003「おめでとうございます」パチパチ


打ち止め「おめでとう!ってミサカはミサカは拍手してみる」パチパチ


アレイ「おめでとう」パチパチ


美琴「え? あ、おめでとう?」パチパチ


番外「ちょっとなにこのエヴァ最終回みたいなノリ??!」


フィアンマ「ありがとう」



   父にありがとう


   母にさようなら


  全てのメルヘニストに……おめでとう     
      完




※ナレーション(垣根)




番外「終わるなぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」



垣根「やっぱダメか?」


番外「ダメ以前の問題だよ! 何のひねりもなくパクってんじゃん!!」


垣根「良いセリフが思い付かなかった……」


番外「ならやるな!!」


フィアンマ「ワ……ミサワ」


番外「ハァ…ハァ……なに!?」


フィアンマ「学園都市に戻ったらデートしないか? テンプレだが遊園地にでも」


番外「今そんな話しする??!」


フィアンマ「答えはYesかNOで」



番外「………イエス」


フィアンマ「よしイエス!!」ガッツ!!



上条「じゃあそろそろ俺達戻るよ」


刀夜「家には寄って帰らないか?」


上条「あ……うん、また今度で」


詩菜「じゃあ日用品は郵送しておきますね」


垣根「あ、料金は着払いでいいっすよ詩菜さん、一方通行が払うんで」


一方「俺かよ」




垣根「ケチケチすんな第一位のクセに」


一方「第二位の経済力でも十分だと思うンですけどォ?」


垣根「実は俺、今月ピンチなんだ」


一方「はァ??」


垣根「最近置き去りの施設とか補修したり新しく建てたり施設の子供達に色々と寄付とかしててよ、その費用全額出してたら財布の中身が寂しくなっちまった」


一方「ごめン、俺が払うわ、つーか払わせて下さいマジで」


垣根(あくまで財布の中身が、だけどな)



刀夜「じゃあ当麻、身体に気をつけて」


上条「うん、父さんも」


詩菜「美琴さん、当麻をよろしくお願いしますね」


美琴「は、はい!」


詩菜「それと」

美琴「?」

詩菜(初孫は女の子で、私も一度女の子を育ててみたいですから)ヒソヒソ


美琴(ふにゃあっ!?)


刀夜「それじゃあ」

詩菜「失礼します」



>ブロロロロ……



上条「美琴、母さんに何て言われた?」


美琴「な、ないしょ///」

上条「?」



フィアンマ「それで帰りはどうするんだ?」


アレイ「電車だが、お望みとあれば学園都市の科学技術を結集したスーパーなバスも用意出来る」



フィアンマ「ほう。ならば見せてもらおうか、学園都市のバスの性能とやらを」



00001「ま、またあのバスですか……」


00002「あれはトラウマものです」


00003「あ、安全に電車で帰りましょう!」


垣根「お~い早く乗り込め、出発すんぞ」プップ~!


上条(時すでに遅かった……)



番外「わ、凄いバス」

フィアンマ「ワースト、俺様の隣はお前専用席だからな」


番外「ま、また恥ずかしい事を……」


美琴「そう言えば2人共このバス初めてだったわね」



上条「フィアンマはともかくワーストが心配だ……」


打ち止め「エチケット袋はいっぱいあるよ!ってミサカはミサカは出来る女をアピールしてみる!」


上条「お、偉いぞ打ち止め、ありがとうな」ヨシヨシ


打ち止め「えへ~///」テレテレ



美琴(……打ち止め、そのポジション今だけ代わって)




眠気がヤバイのでここまで。お休みなさい。


そろそろ大覇星祭ネタ考えよう。

~帰り道~


垣根「ハイィィィ! イナーシャルドリフトォォォォ!!」ギャギャギャ!!



上条「うわあああああああ!!!」ゴロゴロゴロ!!


美琴「当麻ぁぁぁぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙!?」ゴロゴロゴロ!!!



垣根「お次はリフティングターンッ!!」ギューンッ!!



削板「うおっ!? なんか腹がフワッて『ゴン!!』………」チーン…


00003「ああっ! 軍覇さんしっかr『ゴンッ』……」チーン……



垣根「藤原豆腐店開発の溝落としぃぃぃ!!!」ガコッ!!



番外「わあっ!? ちょっ! 傾いてるって!!」ヨロッ…



>ムニュ……



フィアンマ「これが伝説のパフパフか……ちょっと息が苦しいな」スーハースーハー



番外「……ッ///!! アホッ!!!」バチーンッ!!!


フィアンマ「ヒドイ……」ガンメンモミジ



00001「皆さん大変そうです……」


一方「死にゃしねェだろ、それより離れるなよ、バスの揺れやら能力で相殺してンだからな」ギュッ


00001「…はい///」ギュッ



打ち止め「おろろろろろ!ってミサカはミサカはエチケット袋に顔を埋めてみた……おえっぷ」


00002「上位個体、水を飲んでくだ……おろろろろ」



>ファンファンファンッ!!


アレイ「垣根、パトカーだ」


垣根「『TRANS-AMブースト』ステーンバイ」


アレイ「太陽炉リミッター解除、高濃度圧縮粒子完全開放!」


垣根「学園都市に突貫じゃああああああああああああああああああああああああっっっ!!!」



一同「降ろしてええええええええええええええええええええっっっ!!!!!!」



昨日投下し損ねた分の投下でした。

エイプリルフールで許される嘘の上限はどこまでなのか……

それにしても上条と一方通行がどんな出会い方したか知りたい…話にして欲しい…

投下します。

今回はちょっと外伝的な感じです。

~外伝『出会い』~


----数年前


一方(ハァ………)


少年は深いため息を付きながら頭を掻いた


チンピラA「見つけたぞ! 囲めお前ら!!」



>ゾロゾロ…



一方(いつもの事とは言え……安易にコンビニにコーヒー買いにも来れねェな……)



チンピラA「おうっ! なに余裕ブッコいてんだ! 状況分かってねぇのかあぁんっ!!」


一方(あ、今日のリンカーン確かリストランテだったっけか? ヤッベェ録画予約してねェ!!)



チンピラB「テメェ……シカトかコラッ!!」


一方「うっせェなァ……ケガしたかったら勝手にやればァ?」


チンピラC「こ、このッ「あ~いたいた!」……あ?」



一方「?」



上条「いや~ゴメンな、レジ混んでてさ」


一方(………? 誰だ?)

上条「今日はお前の好きな野菜炒め作るから勘弁な、さて行きますか、ハイ通して~~」イソイソ


一方「………オイ」


上条「?」


一方「誰だオマエ?」


上条「………」


一方「俺に野菜炒め食わそうとか死にてェの? ミンチにして野良犬に食わすぞ」


上条「……え~~と、お呼びでない?」


チンピラA「……」コク


上条「お呼びでない?」チラッ


チンピラB「……」コク


上条「……」

上条「ハ、ハハ……失礼しましたぁぁぁぁああああああ!!!」ピューーッ!!!


一方「!!!!!」



上条「ゼ-ッ! ハーッ!! ここまで来れば……ん?」


一方「コ……コヒュー……ヒュー……」ピクピク



上条「な……おいしっかりしろ! なんだどうした!?」


一方(どうなってる? コイツに手ェ握られて……能力使えねェ……)


上条「おい! 大丈夫か!?」


一方「オマ……エ……何……者……だ……」ガクッ


上条「……不幸だ……」



一方「………ン?」パチクリ

一方「……何処だココ?」キョロキョロ



一方「確かクソに絡まれて……バカが首突っ込ンで来て……」


上条「誰がバカだって?」


一方「あァ~そうそう、ちょうどこンな感じのマヌケ面でェ」


上条「誰がマヌケ面だって?」ピキピキ



一方「ンでオマエ誰だよ、ここ何処だ?」



上条「俺は上条当麻、ここは俺が住んでる学生寮だよ」



一方「上条とンまァ? ご愁傷さまとしか言い様がねェ名前付けられンのな」


上条「当麻だ! と・う・ま!! 万が一とんまなんて付けられたら今すぐ市役所行って改名するわ!!」



一方「それよかよォ、オマエ俺に何した?」


上条「別に何も? 手掴んで走って逃げたら気絶するもんだからさ、放っとく訳にいかないから連れて来た」


一方「イヤそれがまずおかしいンだよ」


上条「?」


一方「……俺に触って無傷な訳ねェンだ」


上条「………厨二病?」


一方「……殺す」ビキッ


上条「初対面で殺人予告!?」



一方「オマエさァ、俺が誰だか知ってて舐めた口聞いてンのか?」


上条「どこかでお会いしましたっけ?」


一方「……俺は一方通行だ」


上条「……」


一方(ケッ、やっぱビビりやがったか)


上条「か……」


一方「?」

上条「変わった名前だな? どっからが名字?」


一方「………」ズルッ



一方「オマエここが何処だか分かってるよなァ?」


上条「学園都市」


一方「学園都市にレベル5の能力者は何人居る?」



上条「……7人?」


一方「よし、じゃあそのレベル5序列第一位は誰だ?」


上条「………誰だっけ?」


一方「一方通行! すなわち俺だァ!! 仮にも学園都市に住ンでンなら第一位が誰かぐらい知っとけやァァァァァアアア!!」



上条「マジ? 第一位? お前が?」


一方「そォです俺が第一位なンですよォ」


上条「へ~、第一位ってくらいだからもっとゴッツい感じかと思ってた」


一方「能力者を見た目で判断するンじゃねェよ」


上条「で? 第一位だからどうしたって?」


一方「第一位=最強の能力者で通ってンだぞ俺」


上条「?」




一方「だァかァらァ!! あンなゴミカス共が何百人集まろうが俺にはハエが集る程度なンだよ! 何で首突っ込んで来やがった!?」


上条「そりゃあ……普通そうするだろ?」


一方「……帰る」


上条「え、せっかくだし晩飯食ってけばいいのに」


一方「世話にはなンね…」ググ~


上条「……食べてく?」


一方「……」



一方(クソッ、調子狂っちまった……)


上条「ほいお待たせ」

一方「……何だコレ?」


上条「肉じゃが」


一方「イヤイヤイヤおかしいだろ、明らかに肉よりジャガイモが目立ってンじゃねェか」


上条「普通肉じゃがの割合ってこんなもんだぞ?」


一方「い~や認めねェ。こいつァ肉じゃが改めじゃが肉だ、ジャガイモが主役はってる用にしか見えねェし」


上条「んな無茶苦茶な……」



一方「つ~かよォ、コレ豚肉じゃねェか、牛にしろ牛に」


上条「レベル0の貧乏学生に牛肉なぞホイホイ買えてたまるか」


一方(……何で俺、初対面の奴の家でメシ食ってンだ?)



今回はここまで。

>>742『それにしても上条と一方通行がどんな出会い方したか知りたい…話にして欲しい…』と言うコメがあったので書いて見ました。

このスレ中には終わります………多分。


乙です!
次いつですか?

乙ありがとうございます。


>>767 1週間以内には……投下出来ると思います多分。


フィアンマこっぴどく振ってくれ

>>765
ありがとうございます!嬉しいです!でもすいませんわざわざ…

書きまァす。

一方「……フゥ」


上条「なんだかんだで全部食ったな」


一方「腹ァ減ってただけだ、それより俺が買った缶コーヒーどこやった?」


上条「あ……悪い、多分逃げる時に……」


一方「 」



一方「ふざけろ! 食後のコーヒーどォしてくれンだよォ!!」


上条「だからゴメンって、インスタントならあったと思うけど、それでもいい?」


一方「コーヒーなら何でもいい」


上条「じゃあ入れてくる、砂糖とミルクは?」


一方「いるかバカ、ブラックだ」



上条「はい」


一方「ン」


上条「あ、ちょっと聞きたいんだけどさ」


一方「あァ?」


上条「何でからまれてたんだ?」




一方「あンなのは何時もの事だよ」


上条「いつも?」

一方「俺が第一位で最強の能力者ってのは話したよな?」


上条「うん」

一方「だからだ」


一方「『最強ってのはどンなもンなンだ? 勝てば自分が第一位に、あわよくば俺が』……ってな、大した能力もねェクセに人数揃えりゃ勝てるって勘違いするバカが居るンだよ」


上条「高位能力者にも色々あるんだな」



一方「やっぱ最強じゃ足りねェンだ」


上条「?」


一方「最強を越えた、例えば無敵になれば……誰も俺に近づいてこねェ」


一方「最強なンて中途半端じゃダメなンだよ……」


上条「……」


一方「チッ、柄にもなく変な事言っちまったか、忘れろ」


上条「……別に無敵になんてならなくてもいいんじゃないか?」


一方「…ンだと?」


上条「確かに無敵になれば誰も挑んでこないかもしれないけどさ、逆に言えば周りに誰も居ない……独りぼっちって事だろ?」



上条「そんなの寂しいだけだと思うぞ?」


一方「……るせェ」


上条「最強じゃ無くても、無敵じゃ無くてもいいだろ? 弱くたってさ」


上条「弱かったら友達と協力すればいい、独りで無理なら仲間に頼れば良いんだから」


一方「うるせェ!!」


一方「一体オマエは何様だァ!? 臭ェセリフべらべら垂れ流しやがって! 俺は……俺はなァ!!」


上条「……独りぼっちが……嫌なんだろ?」


一方「……帰る」



上条「なあ、暇だったり近く通りかかったりした時は、また来いよな?」


一方「二度と来るかっ!! 人の気も知らねェクセしやがって!!!」



>バタンッ!!



上条「………分かるよ、独りぼっちは嫌だってこと………寂しいってこと………」





誰よりも………わかるよ





一方(クソッ! 協力だ? 頼ればいいだァ??)テクテク



一方(ンなのは弱い奴のする事だろォが!!)テクテク



一方(俺は第一位だ、最強なンだぞ……)テクテク


一方(……)テクテク


一方「……友達……仲間……」



一方「………居ねェンだよ……」




       だから…………独りぼっちなンだ





今日はここまでです。


>>773いずれ書こうと思っていたのでちょうどよかったです。


>>771あえてイチャイチャさせちゃダメですかね?


フィアンマと番外固体の幸せを応援してまァす。

追いついた んでもう一回頭から読み返してくる

投下します。

~次の日~


一方「……」

上条「よっ、昨日ぶり」


一方「……」プイッ

上条「ヲイヲイ、あからさまなシカトはやめようぜ?」


一方「誰だっけか?」

上条「昨日名乗りましたのことよ?」


一方「あ~思い出したわ、確か……とのま?」



上条「当麻だよ! 上条さんはピアノは弾けねーし秘打白鳥の湖もできねーし語尾に『づら』もつけません!!」



一方「朝っぱらから騒がしいンだよ、何やってンだこンなとこで」


上条「今日週末だろ、学校休みだし買い物がてらブラブラしようと思ってさ、一方通行は?」


一方「昨日誰かさンに缶コーヒー捨てられたからなァ、買いに来た」


上条「だ、誰かさ~ん、誰かさんはいらっしゃいませんか~???」


一方「オマエだろが」


上条「あれは事故です」


一方「別に弁償しろとは言わねェよ、じゃあな」


上条「ストップ温暖化」ガシッ



一方「……あァ?」


上条「今、暇だったりする?」


一方「はァ??」



~とあるスーパー~


>ガヤガヤ…ゾロゾロ…ザワザワ…



一方「……何だこの人間牧場は」


上条「むぅ、やはりみんな狙いは一緒か…」


一方「狙いだァ?」


上条「そろそろタイムセールだから」


一方「何だソレ?」


上条「戦争……さ」

一方「???」



>ピンポンパンポ~ン♪


アナウンス『本日も当店をご利用頂きまことにありがとうございます』


一方「ン? オイ、何か言ってンぞ」


上条「しっ!! 黙って!!」


一方「オマッ……半ば強引に連れて来といてその態度かよ!?」


上条「……」←聞こえてない




アナウンス『それではただ今よりタイムセールを行います、牛肉1パック表示価格より半額に! お一人様1品限りとなっておりますのでご了承ください』



上条「……ッ!!」ブォンッ!!



一方「半額だァ? それでこの店やって行けンのか?」


一方「……オイ」チラッ


「 」イネェ


一方(消えやがった……)




一方「肉並べてンのは……ここか」


上条「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」


一方「 」


上条「た、ただいま……」ボロ…



一方「オマエは何処の戦場を駆け抜けて来た?」


上条「お肉様のためならばこれくらい、コレ一方通行の分な」


一方「は?」



上条「言ってただろ? お一人様1品って、2人なら2品買える」


一方「まさか……俺を頭数に入れてンのか?」


上条「モチのロン、さて次は……」


アナウンス『次のセール商品は卵1パック95円となります』


上条「行って来まーす!」ドギュンッ!!



一方(帰りてェ……)



上条「いや~助かったよ」ホクホク


一方「ンじゃそう言う事でェ」


上条「あ、ゲーセン寄ってかないか?」


一方「いや母親が危篤で大変なンでェ」


上条「マジかよ!? 早く病院に!!」


一方「真に受けンなよ……」



上条「え? 違うの?」


一方「嘘だって気づくだろ普通」


上条「なら問題ないか、行きませう」


一方「あのォ、帰りたいンですけどォ?」


上条「まあまあそう言わずに」グイグイ


一方「だから引っ張ンじゃねェ!!(何でコイツ俺に触れて平気なンだよ!?)」



~ゲーセン~


上条「一方通行の得意なゲームってなんだ?」


一方「ねェよ、来た事ねェし」


上条「またまたぁ、男の子なら……ま、まさか実は女の子とか……」


一方「よォしそこに直れ、愉快で素敵なオブジェにしてやる」ゴゴゴゴ…



上条「すみませんごめんなさい」




※この光景を見た少女は後にこう語る


春上「ここはどこなの~?」



上条「では早速クレーンゲームを」チャリン


一方「こンな安っぽい枕が欲しいのかよ」


上条「普通に買えばそれなりの値段になる、しかし一発で取れれば200円で手に入る、夢を見たいんだよ」



一方「夢が小さすぎて涙が出ンな」



上条「ん~~この辺か?」


>ウィーン……ポロッ…ブブー



上条「人の夢と書いて儚いと読む……か」ショボーン


一方「下手クソ」


上条「ムカッ、なら見せてもらおうじゃあーりませんか第一位の実力の程を」


一方「楽勝だこンなもン」


上条「あ、能力使うのは禁止で」



一方「ハァ? 持ってるもン使って何が悪いってンだァ?」


上条「正々堂々と取ってこそだろ? それとも自信が無い?」


一方「……」チャリン


一方「ひとつ条件がある」



上条「?」


一方「コレ一発で取ったら俺ァ帰る、ンで俺を見かけても二度と話しかけてくンな」



上条「取れなかったら今日みたいに話しかけてもいいのか?」



一方「好きにしろ、特売の頭数だろうがなンだろうがな、万が一にもあり得ねェが」



一方(ケッ、能力使わなきゃ問題はねェンだろが、徹底的に座標を演算すりゃ楽勝だ)



一方(X10x6…Z25z12……傾きを計算に入れてアームをややズラす)クイクイッ


上条(なんか凄い緻密な操作してる……)




一方(……ここだ)ピッ!


一方「オラ終わりだ」クルッ

上条「イヤイヤまだ取れてないぞ?」


一方「見るまでもねェ、結果は分かりきってンだよ、じゃあな」



>ウィーン……ガシッ…ウィーン…



上条「おぉ! 行けるか?」



>ウィーン……ポロッ…ブブー



上条「あ、落ちた」


一方「 」


一方「ハァァァァァアアアァァァァアアアッ?????」



一方「ッッンだそりゃあァ!! 俺の演算に間違いはねェ!! 壊れてンだろこれッ!!」ガンガンッ!!!



上条「叩くなって!」


一方「オイ今のは無しだ無し! ノーカン!!」


上条「練習って事ですかな?」


一方「次は落とさねェ! 見てやがれ!!」


>ウィーン…ポロッ…ブブー


一方「オラァ!!」ガンガンッガンガンッ!!!!


上条「だから叩くなっての!! 店員に怒られる!!」



-----30分後。


一方「ギィヤッハハハハハッ!!! どォだコラァッ! 取ってやったぞクソッタレがァ! クソゲーセンに一泡吹かせてやったぜェ!!」



上条「8000円も使ってるけどな、多分……いや明らかにこっちの負けだよ」



一方「負けてねェし取ったから勝ちだ」


上条「でも一発で取れなかったよな?」


一方「……さァて次はっとォ……」


上条「無かった事にしようとするなよ」


一方「うるせェ黙れそして死ね」


上条「ひでぇ……」



~レースゲーム~


一方「オイ何だこの車!? 死ぬほど遅ェぞ??!」



上条「そりゃ上りで85レビン選んだら……」


一方「何馬力だこの亀車!?」


上条「確か……どノーマルで90馬力」


一方「亀以下かよ……」



~格ゲー~


上条「『ザ・ワールド』!!」



一方「……」カチカチ


上条「からのロードローラー!! 今度こそもらった!」



一方「『ザ・ワールド』」

上条「んなっ!?」




一方「残念だったな」


上条「一方通行くん、ここはひとつ穏便に……」


一方「そして時は動き出す」


上条「バカな! このDIOがあああああああ!!!」


>KO!!



一方「5連勝っとォ」


上条「おのれぇ…時止め返しなんてレアな技を……」




一方「オラ、負けたら飲み物買って来る条件だったろ?」


上条「はいはい、ご注文は?」


一方「コーヒー」

上条「……ブラック?」


一方「当たり前だ」


上条「んじゃ少々お待ちを」



一方「……」



一方(……何、やってンだ俺……)



一方(無理やり買い物付き合わされた挙げ句、来たくもねェゲーセンで遊ンだり、うぜェ筈なのに……)



一方(いつの間にかそれを楽しいって思ってやがる……)



一方(…………)


一方「悪く……ねェかもしれねェ……」



今回はここまでです。


>>800 ツン8デレ2くらいで幸せにしま…なれるかな……


>>801読み返してくれているとは、何だか本当にありがとうございます。



今更ながら>>825の前に入れ忘れてました。



一方「クソッ! 小銭がねェ、オイちょっとコレ全部崩してこい」


上条「そんな意地にならなくたって……って漱石様ああああああああああああ!!??」


一方「うるせェ! 早く行ってこい蹴られてェかっ!!」ゲシッ!!



上条「もう蹴ってますがな??!」



眠れん、と言う事で書きます。

上条「え~とコーヒーは……げ、ブラックって結構種類あるな」


上条「どれがいいんだろ? とりあえずコレにしてみるか」ピッガコン



上条「さて戻りますか……」


チンピラA「よう」


上条「……」


チンピラB「ちょっとツラァ貸せよ」


上条「……カツラならどうぞ」つ『カツラ』



チンピラB「ついて来いって意味だボケ! つか何でカツラ持ってんだ!?」


上条「一方通行がクレーンゲームで……」



~路地裏~


上条「で? 何の用でせうか?」



チンピラA「お前さ~、第一位と知り合いな訳?」


上条「……だったらなんだよ」



チンピラB「オイオイそんなに警戒すんなよ、別にお前に何かしようって訳じゃね~から」



チンピラA「それでモノは相談なんだけどよ、俺らも一口乗せて貰いてえんだよ」



上条「……は?」


チンピラB「お前アレだろ? 第一位のパシリやってるって事はいくらか金貰ってんだろ?」


チンピラA「だからさ~、俺達も第一位に紹介して欲しいんだよ、ちょっと媚び売ってりゃいい簡単なお仕事。おいしいもんな」


上条「……」



上条「誤解するなよ、俺は一方通行から金貰ったりしてねーよ」


チンピラA「はぁ? じゃ何で一緒に居る訳?」


上条「……友達と一緒に遊んで何が悪いんだよ」


チンピラB「友達?」

チンピラB「……ぷっ」


チンピラBA「「ぎゃーはははははははははははははははは!!!」」



上条「今、笑うとこあったか?」



チンピラB「ヒーッ、ヒーッ、だ…だってオマッ、第一位と友達って……なあ?」


チンピラA「あんな化け物と友達になろうとか思わねーよ普通www」


チンピラB「俺だったら金貰っても無理だわwww」


チンピラA「あ~でも時給10万なら考えるかもなwww」


上条「……」ブチッ!



上条「あ~あ、ツイてねーな……」


チンピラA「は? 第一位とお友達だってバレてツイてねーってか?」


上条「……ロケットパーンチッ!!」ゴスッ!!!


チンピラA「ごべっ!?」

上条「本当、ツイてねーよ……お前ら!!」




チンピラB「な、何しやがる!!」


上条「うるせえっ!!」


上条「さっきから聞いてりゃ人の友達に化け物だのなんだの言いやがって……」



上条「俺は……俺はアイツの、一方通行の友達だ!!」



上条「だから……人の友達を化け物呼ばわりするお前らの幻想を……ぶち殺す!!」



チンピラA「痛って~、やってくれたなオイ」


チンピラB「お前、あんまイキがんなよ?」


上条「ふんっ! 上条さんを舐めるなよ、2人相手ならなんとか……」


チンピラA「オイ出てこいお前ら」



>ゾロゾロ……



チンピラB「残念だったな20人だ」



上条「だ、団体さんだったのね……」



チンピラA「どうするヒーロー? 今なら土下座+慰謝料50万で許してやってもいいぜ?」



上条「……ざけんな」


上条「20人だろうが100人だろうが関係ね-! かかって来やがれっ!」



チンピラB「死んだぞテメー!!」



一方「……遅ェ」

一方「あの野郎、コーヒー買うのにどンだけ時間かかってンだァ?」イライラ



男「なあ、さっき外に連れてかれた奴大丈夫かな?」


男B「関わんなって、とばっちりくったらバカみてーじゃん」



一方(……まさか……)


一方「オイ」

男「?」

一方「その連れてかれた奴ってなァ、ウニ見てェな頭してたか?」


男「え? うん、知り合い?」



一方「……チッ」



一方「今度はどンな厄介事に首突っ込ンだンだアイツ……」


>『俺らも一口乗せて貰いてえんだよ』



一方「……? こっちか」


~路地裏~



一方(……ありゃ昨日のバカ共……)



『お前アレだろ? 第一位のパシリやってるって事はいくらか金貰ってんだろ?』


一方(……!!!)


『だからさ~、俺達も第一位に紹介して欲しいんだよ、ちょっと媚び売ってりゃいい簡単なお仕事。おいしいもんな』



一方(………)



一方(……ハッ、そうだよな、周りから見りゃそう見えンだよな……)


一方(アイツもそれが狙いで俺に近づいたって事かよ………)



『誤解するなよ、俺は一方通行から金貰ったりしてねーよ』



一方(今はまだ……だろ)



一方(どォかしてたな、俺……)



一方(俺に近づいて来る奴なンざみンな……)




一方(……帰るか……)


『……友達と一緒に遊んで何が悪いんだよ』


一方(!?)



『あんな化け物と友達になろうとか思わねーよ普通www』



『俺だったら金貰っても無理だわwww』



一方(よしアイツら後で殺す)



一方(あのバカ、友達ィ? 勝手にカテゴリに入れてンじゃねェよ)



『さっきから聞いてりゃ人の友達に化け物だのなんだの言いやがって……』



一方(その通りじゃねェか……)



『俺は……俺はアイツの、一方通行の友達だ!!』



一方(……)


『だから……人の友達を化け物呼ばわりするお前らの幻想を……ぶち殺す!!』



一方(……………バカが)



一方(おーおー、20人は居るか? どォすンだアイツ?)



『20人だろうが100人だろうが関係ね-! かかって来やがれっ!』



一方(あ、死ンだな)


一方「……ま、俺には関係ねェし」クルッ



一方「人の知らねェとこで勝手に友達って騒いだ挙げ句ボコられるとかアホだな」テクテク



一方「関係……ねェし」テクテク



一方「大体昨日だってアイツが勝手に首突っ込んで……」テクテク



『独りぼっちが……嫌なんだろ?』



一方「違ェし、俺ァ一人が良いンだ」



『弱かったら友達と協力すればいい、独りで無理なら仲間に頼れば良いんだから』



一方「余計なお世話だクソッタレ」



『俺は……俺はアイツの、一方通行の友達だ!!』



一方「……………………………………………」




~路地裏~


上条「………」ボロ……


チンピラB「ケッ、てこずらせやがって」


チンピラA「で、コイツどーする?」


チンピラB「とりあえず有り金全部貰っとくか、後は真っ裸にしてその辺に吊るしとこーぜ」


チンピラA「うわ、ひでwww」



一方「面白そうな話ししてンじゃねェか」


チンピラAB「「……?」」



一方「昨日はどォもォ」


チンピラA「だ……第一位……」


チンピラB「あ、いや違うんだよ! コイツが勝手に絡んできてさぁ!」


一方「あァーもう喋ンな」


一方「お前らさァ、何したか分かってるよなァ?」


一方「人のダチに手ェ出してよォ、ただで済むと思ってねェよなァ?」


チンピラAB「「……」」



一方「死ねえェェェエエエェェェ!!!」



チンピラAB「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ」」




一方「……オイ」


上条「……」


一方「起きろ」ペシペシ


上条「ちょっと無理」


一方「レベル0のクセに無理すっからだバカ」


上条「だってさ、アイツら一方通行の事を化け物だのなんだのって……」


一方「こっちは言われ慣れてンだよ」


上条「それでも……許せなかった……」



一方「上条、オマエ……本当にバカだな」


上条「?……ハハッ」


一方「なに笑ってンだよ、遂に脳が腐ったかァ?」



上条「違うって、たださ」


一方「?」


上条「やっと呼んでくれたな……名前」


一方「………バァカ」



一方「ンな事より腹ァ減った、何か作れ」


上条「その前に病院に……」


一方「今日は焼き肉食いてェ気分」


上条「いや、だから病院」


一方「焼き肉」


上条「はい」



眠くなってきたのでここまでです。

おやすみなさい。

      ~それから~



>ピンポーン♪



上条「はいはいどちら様?」ガチャ


一方「飯」


上条「最初のひと言がそれ?」


一方「メ・シ」

上条「……とりあえず上がったら?」


一方「今日は何だ?」


上条「今日は豚肉が安かったから豚カツ」


一方「また豚かよ」


上条「文句があるなら食材買って来てくださいな」



一方「俺に任せていいンだな?」


上条「……止めとく、肉オンリーになりそうだし」



一方「……ふゥ、だいぶ上達したじゃねェか」ケプッ


上条「そりゃ自分が食うだけならまだしも友達に不味い物食べさせる訳にいかないからな」


一方「殊勝なこった、風呂借りるぞ」トテトテ


上条「あ、まだ風呂水入れて無いけど……」


一方「シャワーでいい」


上条「下着とかは?」


一方「持って来た」


上条「準備のよろしいことで……ってまさかまた泊まる気か??」


一方「今から帰るの面倒くせェし」


上条「また上条さんはお客用の布団ですか……」


一方「俺ベッドじゃねェと寝つき悪ィンだよ」


上条「なあ、せめてジャンケンで……」


一方「オマエ今ンとこ俺に全戦全敗だろ?」


上条「ああっそうだよ! 不幸だああああああ!!」



~別の日~


一方「さっきっから何やってンだ?」コーヒゴクゴク


上条「受験勉強」カリカリ


一方「今さら無駄じゃねェの?」


上条「しないよりマシだろ? 底辺校だろうと油断したら落ちる」カリカリ



一方「……ちょっと見せてみろ」


上条「? いいけど……」

一方「……コレ小学校の入試問題か?」


上条「下がってどうするんだよ!? れっきとした高校入試の問題集!!」


一方「レベル低っ」


上条「あ~はいはい学園都市第一位にして見ればレベル低いですよ」



~さらに数日後~


一方「何してンだどンくせェな! こンな問題5秒で解け!!」


上条「5秒は無理だっての!」カリカリ!!


一方「あァ-っ! まァた同じミスしやがって!! オマエの頭ン中にはクソでも詰まってンのかァ!?」


上条「ちゃんと脳ミソ入っとるわ!!」


一方「オマエ本当大丈夫かァ? 入試まであと1ヶ月切ってンだぞ??!」


上条「ならもっと分かりやすく説明してくれよ!」



一方「これ以上ねェってくらい分かりやすく説明してるンですけどォ?」


一方「ったく、犬に教える方がまだ簡単に思えてくるぜェ」


上条「俺は犬以下かよ……」ワナワナ…



一方「あァ~悪ィ悪ィ、失礼だったな……犬に」


上条「チクショ--ッ!! 絶対見返してやるからなぁぁぁぁぁっ!!」ガリガリガリガリガリッ!!!!



一方(ま、こンだけ煽っときゃ受かるだろ)




~受験当日~


上条「筆記用具よしっ、一方通行が問題を予想して書いてくれたノートよしっ!」



上条「じゃあ行って来ます!」


一方「受験票忘れてンぞ」



上条「うわ危なっ!! ありがと!」


一方「ま、せいぜい玉砕して来い」


上条「玉砕してどーすんだよ……ここは嘘でも良いから頑張れって言うとこでしょう!?」


一方「嘘でも良いから頑張れ」



上条「……行ってきます」



一方「ン」



~そして合格発表~


一方「……」


一方「………」コーヒゴクゴク

一方「………」ケータイパカパカ


一方「……何で俺が緊張してンだ?」


一方「上条の奴、結果が分かったら連絡するとか言ったクセに……」



>♪~♪♪



一方「お、来たか」ピッ


一方「オゥ、どうだった?」



上条『…ヒック………グスッ』


一方「オイ……オマエまさか……」



上条『……カッタヨ……』


一方「はァ? 聞こえねェよ」


上条『受かったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ--------っ!!!』


一方「うるせェ!! 良かったなバカ野郎!!」



上条「いや~良かった、本当に良かった……」


一方「あのレベルではしゃぎ過ぎだ、むしろ落ちる方が難しい位だぞ」



上条「何とでも言ってくれ、合格祝いって事で今日は奮発してすき焼きにしました!」


一方「……明らかに野菜でかさ増しされてねェか?」


上条「これでも奮発した方なんだよ……」


一方「チッ……オラよ」


上条「何コレ?」


一方「肉、ここ来る時に買って来た」


上条「ま……まさかこのお肉は……」ガタガタ…


一方「松阪牛」


上条「ひぃぃぃぃぃぃぃ!! 松阪様ああああああ!!???」


一方「だから大袈裟だっつの」


一方「引っ越しだァ?」


上条「うん、第七学区の学生寮に」


一方「別にここでもいいじゃねェか」


上条「いやいやここからだと結構距離あるし、第七学区だとかなり近いんだよ」


一方(俺ンとこから遠くなるじゃねェか)


上条「ん? 何か言った?」



一方「何回留年するか予想してたンだよ」


上条「しねーよ! したくねーよ!!」



上条「あ、それと隣の部屋に土御門って奴が入寮するんだ」


一方「誰だよ」


上条「合格発表の時に知り合ってさ、何か色々話してたら気が合って」


一方「ほゥ、特徴は?」


上条「金髪で金のネックレスとかしてる、グラサンとアロハシャツがトレードマークだって自分が言ってた」


一方「トレードマークかソレ?」



上条「あと青髪ピアス、何かこぉ……色々変わってる」


一方「青髪ピアスゥ? ふざけてンのか? 本名じゃねェだろ」


上条「人の事言えますか一方通行」


一方「グゥの音も出ねェな」



-------。


上条「ってな訳で……引っ越し完了!」


一方「隣部屋に挨拶するンじゃねェの普通?」


上条「土御門なら義理の妹と出掛けた」


一方「ふゥん」


上条「あ、そう言えば一方通行って高校どこだっけ?」


一方「行かねェよンなとこ」


上条「は? いやいや、高校は行っとかないとまずいだろ??」


一方「学園都市最高の頭脳を持つ俺が今さら何を学べってンだよ」


上条「一般常識……」ボソッ…



一方「この部屋狭ェなァ、ちっと能力で広くすっかァ……」ゴゴゴゴ…



上条「ごめんなさい!やめてええええええええ!!!」



上条「冗談はさておき本当に高校行かないのか?」



一方「確か……長点上機だったか、籍だけはそこにあるってメール来てたな」



上条「長点上機って確か物凄いエリート校じゃなかったっけ?」



一方「あくまで籍だけだ、行く気なンざサラサラねェし」



上条「なんともったいない……」


一方「……どうせ行っても授業らしい授業なンてしねェよ」


一方「教員も居ねェ広い教室に一人で1日中自習」


一方「つまり行っても意味がねェンだよ」


上条「……そっか」



一方「……今日はもう帰るわ」


上条「あ、なあ一方通行」



一方「?」


上条「平日の昼間は無理だけどさ、放課後は遊べるからな」


一方「いらン世話焼くな」


上条「あと週末も、暇だったり何かあったら遠慮なく来いよ、な?」


一方「あァ~分かった分かった、孤独死してねェか様子見に来てやるよ」



上条「不吉な事言うなっての!!」


一方「じゃあな」


上条「ああ、またな」


~帰り道~


一方「あのバカ、変な気ィ利かすンじゃねェよ」テクテク



一方「……ま、あそこまで言われて行かねェのもだしな、行ってやるか」テクテク



??「一方通行……だな?」



一方「……あン?」


??「少しいいかい?」


一方「セールスならお断りだ、消えろ」


??「まあ聞きたまえ、君にとっても悪い話しじゃない筈だ」


一方「……ハァ、手短に用件だけ言え」



??「最強を越えた……無敵になる気はないかい?」



一方「…………なに?」




今回はここまででェす。

> 一方「学園都市最高の頭脳を持つ俺が今さら何を学べってンだよ」
> 上条「一般常識……」ボソッ…

ヤベェくらい笑ったwwwwww

時間空いたので投下します。

??「君は今の自分に満足しているか?」


一方「どうだかな」


??「まあ立ち話も何だ、ついて来たまえ」



一方「………」


一方「ひとつ聞かせろ」


??「なにかな?」


一方「最強から無敵になったら……何か変わるのか?」



??「なった時に分かるだろうさ」


一方「……話しだけは聞いてやる」


??「賢明な判断だ、来たまえ」



~研究所~


一方「で? 無敵になるにはどうすンだ」


天井「その前に自己紹介しておこう、私は天井亜雄」



一方「オマエの名前に興味はねェ、さっさと教えろ、いつも通り薬漬けか? それとも脳みそ弄くり回そうってか?」


天井「私たちの用意した検体と戦闘を行ってもらう」


一方「検体? 変な実験動物でも作りやがったか」


天井「見せた方が早いか、来たまえ」



一方「元々最強の俺に敵う奴なンざ居ねェと思うがなァ」



天井「コレが君の相手だ」


一方「何だこのビーカーは、中に何か……」ジー


一方「……ッ!!?」


一方「オイ、こいつは……」



天井「君も知っているだろう? 同じレベル5で第三位の超電磁砲、そのクローンだよ」



一方「オイオイオイ、人間のクローンってな国際法で禁止されてる筈だろ?」



天井「更なる科学の発展の為さ。レベル6、絶対能力者を生み出す為のな」



一方「にしても解せねェな」


天井「何がだ?」


一方「第三位と戦った程度でレベル6になれるとは思えねェンだよ」


天井「ああ、その事か、最初に言っておくがこのクローンの能力はレベル2程度しかない」


一方「ハァ? それじゃ劣化版じゃねェか、尚更解せねェぞ」



天井「何もこの1体との戦闘でレベル6に進化する訳では無い」


一方「……どう言う事だ」



天井「樹形図の設計者『ツリーダイヤグラム』が算出したプランは……」


天井「20000通りの戦闘環境で量産能力者(レディオノイズ)を20000回殺害する……だ、つまりクローンは20000体製造される」


一方「………」


天井「とは言うものの、製造出来ているのはまだこの1体だけだ、あと何体か先行生産したあとで本格的な生産に入る」



一方「ちなみによォ……」


天井「?」



一方「もし俺がその実験を断ったら、コイツはどうなる?」


天井「お前が実験を拒否した場合このクローンの存在理由は無い、廃棄処分だ」


一方「……クカ、クカカッ! 保健所に連れてかれた野良犬みてェにか?」


一方「とことン腐ってやがンなァ、学園都市の裏側ってのはよォ」


天井「それでどうする? このクローンの調整にはもう少しかかる、第一次実験は調整が終わり次第始めるつもりだが」


一方「………少し、考えさせろ」


天井「ああ、好きなだけ考えるといい……」



一方(……クソッ!!)


一方(何でだ? せっかく無敵になれるチャンスが来たンじゃねェか!!)


一方(なのに……何でためらった?)


一方(俺は無敵になりなたかった筈だ……)


一方(無敵になって、またあの時みたいに……)



     『何かあったら遠慮なく来いよ、な?』



一方(…あァ……そうか……)



一方(無敵になって欲しかった物……手に入れたかった物………)


一方「もう……持ってンじゃねェか……俺」



一方「………」テルテル


>Prrrrrrr……


上条『もしもし?』


一方「……なァ上条」


上条『ん? どうした?』

一方「オマエにとって、『強い』ってなンだ?」


上条『は? なんだよ唐突に』


一方「教えてくれ……頼む」




上条『う~ん強さかぁ、俺自身あんまり強いって訳じゃないからなぁ……』


一方「………」


上条『けど、これだけは言える』


一方「なンだ?」


上条『強かろうと弱かろうと、目の前で困ってたり傷ついてたりする人が居たら、全力でその人を助ける』


上条『守る為、助ける為に能力(ちから)を使える奴、そいつはレベルとか関係なく強いと思う』



一方「………」



上条『なんか脱線したかな? 答えになってるか?』


一方「あァ、すまねェな」



上条『なんのなんの。あ、さっき土御門にゲーム借りたんだけどさ、攻略手伝ってくれると助かりますです』


一方「自分でやれ」


上条『いや~RPGなんだけどさ、次に進む為のアイテムが見つからなくて……』



一方「ネットで調べろアホ」



上条『そんなツレない事言わずn「ブチッ』ツーツー



一方「バカが、ゲームくらい自分でやれってンだよ」



一方「守る為の能力(ちから)か……」



一方「なら……俺のする事は……」



~数ヵ月後~


天井「それでは第一次実験を開始する」


一方「………」


00001「あなたが被験者、一方通行ですか、とミサカは確認します」


一方「………」


00001「なんか言えコラッ、とミサカは返事を求めます」


一方「……ご託はいらねェ、とっとと初めンぞ」



00001「せっかちですね、早漏はモテませんよ? とミサカは被験者にアドバイスします」プークスクスッ!


一方(気絶させるだけにしてやろうと思ってたのによォ……)ビキビキビキ



00001「では始めましょう、とミサカは銃を取り出します」チャキッ



一方「いきなり銃使うのかよ」


00001「ミサカの射撃センスはすでにのび太君を超えています、とミサカはガンマンの如く銃を扱い……」クルクル…ポロッ



一方「落ちたぞ」



00001「クッ、ミサカに銃を落とすよう誘導するとは流石は第一位、とミサカはたじろぎます」


一方「なン~~っにもしてねェからな?(面倒くさくなってきた、さっさと済ませるか)




00001「エボニーは落としましたがまだミサカにはアイボリーがあります、とミサカは決め台詞をいい放ちます、ジャックポット」ドヤッ!!



一方「じゃァ~ンけェ~ン」ノシ


00001「……何のつもりですか? とミサカは…」


一方「じゃァ~ンけェ~ン!!」ノシノシ



00001「ポンッ! とミサカは手を出します」パー


一方「……」チョキ



00001「あ、負けた、とミサカは肩を落とします」


一方「あっち向いてェ~」



00001「なんと続きがありました! とミサカは被験者の指に注目します」


一方「ほいっ」↓


00001「はっ! とミサカは上を向きます」↑


一方「ボディーががら空きだボケ」ゴスッ!


00001「ぐえっ……とミサ……カ……は……」パタリ


一方「ハァイ終了ォ~」



天井「何をしている、実験はまだ終わってないぞ? 倒すのでは無く殺害しなければ意味はない」


一方「……分かってねェなァ天井くンよォ」


天井「なに?」


一方「これから凌辱マニアも真っ青になる様な事しようってンだぜェ?」


天井「……」


一方「ただよォ、見られてっと楽しめねェンだよ」


天井「……なにが言いたい?」


一方「とりあえずコイツは俺が無敵になる為の材料だ、人目のつかねェとこでゆっくり料理してェンだよ」



天井「つまり我々に席を外せと?」


一方「いいや、十分堪能したあと路地裏にでも捨てとくからよ、後始末任せる」



天井「……いいだろう、だがあまり目立つ場所には捨てるなよ」


一方「へいへい、よっこいせっと……ンじゃ今日はお疲れさァン」


00001「 」チーン



一方「………上手くいったか」


00001「……」


一方「悪ィな、こうでもしねェと連れ出せねェからよ」


一方「………」


一方「とりあえず俺の部屋に……いや、アイツらが探そうとも思わねェ所の方が安全か……」


一方「なら……」



一方「……やっぱここしかねェよな……」


一方「アイツ、入れてくれっかな……」


一方「まァ、断っても無理矢理入るがな」


一方「……よし」


>ピンポーン


上条「はいは~い」ガチャ


一方(結局、上条に頼る事になっちまったなァ……)



上条「あれ、一方通行……」


上条「こんな時間にどうしたんだ?」


一方「……いいから入れろ」



と、言う感じで過去編終了です。

何か最後は無理矢理繋げた感がハンパない気がしますが……次回から本編に戻ります。

このスレももうすぐ終わりか、次のスレタイ思い浮かばないなぁ……いっそのこと失踪…ゲフンッ!

スレタイ思い付いたら新スレ立てます。

おはようございます。ちょっと早いですけど新スレ立てました。


上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365816375/)

新スレのタイトル考えてたらなぜか浮かんできた、埋めもかねて投下します。


登場人物は垣根、心理定規、ゴーグル。

     『ていとくんの楽しい木造建築』


垣根「引きこもってモンハンやってて忘れてたけど建設中のMy.ハウスがもう完成してる頃なんだよな、楽しみだぜ」ルンルン♪


※建築予定地


垣根「ひどくこざっぱりしてるぅぅ~!!」


垣根「ちょっとゴーグル? 家が全然出来てないよ?? てゆーか全然出来てへんでおまんがな!」



ゴーグル「家ならまだまだっすよ。だって垣根さん、お金ケチって僕一人しか雇ってないじゃないっすか」


垣根「いいじゃん別に」


ゴーグル「いいっすけど、あと三十年はかかりますよ?」


垣根「え~! 困るよソレ!? もう出来てると思って心理定規に招待状出しちゃったよ!?」



(心理定規の家)


「郵便でーす!」


心理「うわぁ、垣根からだわ、何かしら一体……」



垣根『つるぺたの心理定規へ、家が出来ました~ざまーみろ~。お土産を持って来~い。いいお土産を持って来~い。 垣根帝督 P.S おフロ上がりに耳そうじをすると、湿っている』


心理「………」



心理「……ムカつく。家ねぇ、行かないと垣根すねるだろうし。行ってちょっと見てすぐ帰って来よ。二秒ぐらい見て」



-------。


~垣根邸建築予定地~


垣根「時間がねえっ! とにかくもう小さい小屋でいいから作るんだ!!」ギコギコッ!!



ゴーグル「ええっ! 小屋でいいんっすか!?」トーンテーン!!



垣根「急げ! とにかく明日までに造るでおまっ!」カーンカーン!!



(翌日)


心理「垣根に会うのも久し振りね~。あ、いけないお土産忘れた、あ~もうこの辺の草でいいわね、あと小石も少々……」ガサガサ



心理「地図だとこの辺よね……」チラッ


小屋←『垣根邸。メルヘンだろぉ~?』


心理「これじゃないわよねまさか……何か書いてあるけど違うわよね?? これが別荘だなんて私は信じないわよ、ここに垣根がいたら信じるしかないけど……」



垣根「ふ~ん♪ ふっふ~ん♪」


心理(いた~!! 何か歌ってる!? って言うかギターの位置低っ!!)



垣根「あ、心理定規。よく来たな待ってたぞ、弾き語りしながら」キリッ


心理「全然弾いてなかったわよ」



垣根「実は弾けねえんだよ、今日始めたばっかで」



心理「それなのにそんなに誇らしげにぶら下げてるの!?」


垣根「チッ、うるせえなぁ全く……ギターなんてやめてやるよっ!!」グシャッ!!


心理「もうやめた!?」


垣根「さぁとにかく上がって上がって、出来たてホヤホヤの家だぞ、ちょっと変なニオイするけど入って入って~……あ待った! お土産は持って来たろうな?」



心理「やっぱりいる?」


垣根「いりまくるわ!! タダで家に入ろうなんて図々しいにも程がある! 片腹痛いわ!」


心理「じゃあ、はい」


垣根「ふふ~ん♪ こちとらこれだけが楽しみで……って……お前……」


心理「……垣根、謝るからそんなに落ち込まないでよ」



垣根「草ってお前……石ってお前……」ズーン


心理「えっと……あ、それより垣根! いい部屋ね、落ち着きがあって」


垣根「そんなにいい??」パァァ!!


心理「あ、機嫌直った」



垣根「お前、中々家を見る目あるなぁ心理定規」


心理「社交辞令よ」


垣根「あ、お菓子あるぞ食べるか? ちょっとへんなニオイするけど」


心理「いらないわよそんなの! あーもう臭っ! 魚臭っ!!」


垣根「なんだよ美味いのに~ムッシャムッシャ……まずっ!!」


心理「まずいの!?」


垣根「カニの食べられないところみたいな味がする……飲み込めない程まずい…心理定規、お茶入れてくれ向こうに台所あるから……」プルプル



心理「いや私客でしょ?自分で入れなさいよ」


垣根「ほざきやがれっ! 俺は垣根帝督だぞ!」


心理「全く偉そうに……」


垣根「第二位だもん、偉いもん」



心理「……分かったわよ、入れて来るから待ってなさい」



心理「うぅ……臭かった、台所からカメムシみたいな臭いがしたわ」


心理「床ギシギシ言うし大丈夫なのかしらこの家……あ、お風呂場ねここ、どんな感じなのかしら……」ガチャ



「心理……バードン」



心理「垣根っ! 垣根―っっ!! お風呂に変な人が!!!」



垣根「あぁ、フィッシュ竹中さんだよ。竹中さんにはお前のこと教えてある」


心理「名前間違えられたわよ!バードンって呼ばれたのよバードンって! ウルトラマンタロウ!?」


垣根「ごめーん、俺が間違えて教えちゃった」テヘッ


心理「何で間違えるの!? あり得ないでしょ!!」



垣根「お前の名前覚えにくいんだよ!!」


心理「覚えやすいわよ!少なくともその辺にいるDQNネームより覚えやすい名前だって自負してるわよ!!」



垣根「じゃあ後で訂正しとく、ビッチとかそんなんでいいだろ」


心理「いいワケないでしょ!!」


垣根「あ~うるせーな、いいからお茶くれお茶!このお茶くみ女!!」


心理「誰がお茶くみ女よ……クッソムカつく」


心理「はいお茶」コトッ


垣根「猛烈に指入ってるぅぅ~っ!!」


垣根「さすが俺が認めた腹黒女、露骨に地味な嫌がらせしやがる……」


心理「じゃあ私もう帰るから」



垣根「えっ、もう帰んの? 泊まって行きんしゃ~い。ちゃんと布団もあるぞ、変なニオイするけど」


心理「何で何もかも変なニオイしてるの!? 泊まらなわよ!」


垣根「何だよ~枕投げ楽しみにしてたんだぞ。頼むよ~、一生のお願い」


心理「分かったわ。じゃあその枕、ちょっと貸して……行くわよハイ」ポンッ


心理「じゃ、そういうことでさよなら」



垣根「待ぁてぇ~っ!! 何処の世界にこんな悲しい枕投げがあるんだ!」


垣根「ワンスローのみってお前! こちとら一生のお願い使っとんじゃコラァ~!もっと本気でガンガン来んかい!!」


心理「でも垣根、本気でやると枕でも痛いわよ?」


垣根「見くびるな! 枕だろうが石だろうが華麗に避けたるわい!!」


心理「そう? じゃあ遠慮なく……ふんっ!!」ブォンッ!!!


グシャッ!!


垣根「ポピーッ!!?」



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            ミ  \               /  彡

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        /   /   |〕   帝凍庫クン   .||   ´\   \
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      彡/   │ ../ |   '叨¨ヽ   `ー-、  || \ |    \ ミ

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    r、       |/   !         ヽ,     || \  \      ,、
     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |    `ヽ.___´,      j.| ミ \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/ 彡..|       `ニ´      i|  ミ |\____(、,二つ
             |  彡...|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i| ミ |
             \彡 |               .|| ミ/
                       |〕 常識は通用しねぇ  ||

心理「直撃じゃないの垣根、避けなさいよ」


垣根「石はやめろ……石は……」プルプル


心理「だってあなたが避けるって言うから」


垣根「分かったよ……何でもありのルールでいいんだな? 知らんぞお前……」


心理「ねえもう帰っていい?」


垣根「それならこっちにも考えがあるんだぞコラァ! 思い知れ! 湯のみマッスルアタック!!」


心理「危なっ!」シュンッ!!


垣根「避けるの早―い!!」ゴスッ!!


垣根「ゆ、湯のみが刺さった……」


垣根「もう許さん、マジで許さん……」



心理「え~今のは垣根の自業自得じゃない」


垣根「黙れ! 俺の辞書に自業自得なんて言葉は無いんだ!」


心理「何て自分勝手な辞書なの!?」


垣根「自分勝手なんて言葉も無い! 食らいやがれ! 超必殺・飛鳥文化アタック!!」ギューンッ!!


心理「暴れないでよこんな狭い部屋で!!」


垣根「仏教文化の重みを知れーっ!あ、避けられた背中痛-っ!」ガッシャーンッ!!


ゴゴゴゴゴゴ……


心理「え、じ、地震!?」


垣根「しまった、今の衝撃で家が崩れそうだ!」



心理「崩れそうなの!?」


「実はこの家、急いで適当に作ったから柱とか結構ユルユルなんだよ」


心理「ユルユルなの!?」


垣根「そうだよ誰かさんの下のお口並みにな! チクショー! こんなことなら技心理定規なんかに伝説の技使わなきゃよかった!!」


心理「あなた後でぶん殴るから。そんなことより垣根、早くここから逃げ……」


ガッシャーン!!



垣根「………俺は諦めないぞ心理定規」


心理「……」ボロ…


垣根「ピザ屋のバイト、始めてみる」


心理「家は?」



終わりです。

ピザ屋のバイトでピンと来た人は……


垣根くんはフィッシュ竹中さん連れてくるのかな…

垣根「俺の友達のフィッシュ竹中さん。」

フィッシュ竹中「」

上条「なんかこの人干からびてるけど…」

垣根「竹中さんは天気がいいとカラカラになるんだ」

まぁ別に誰かとくっつかんといかんわけでもない

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       / / . . . . . . . . . . . . . . . . ∨    テクマクあわきん☆
      . ..′. . . . . i. . . . .}. i |. . . . {       テクマクあわきん☆
       i. i.i. . i. i.|. .|. / . 7爪「. . . . 〉
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    _{ニニ}___}≧: ._`ー イ.:.:.:.:.//) . . } ゙'ー'^'ー'^'ー'^'ー'^'ー'^'ー'′
 〃´≠´(く//{\._.__〔_:.:.:.:>ヘ:.:.:.{/. . . ノヽ
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. . . .{    人ーヘ./. . ./.:.:/./.:/.:.:.:.:.:.:.:.}
人. ..\__/.:.:.:.ト-/. . . / \/. ./.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.厶_
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                 三┏( ^o^)┛ 俺は俺の恩返しを通す!!
                 三  ┛┓



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このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月02日 (火) 01:39:39   ID: 5QDtjMak

正直フラグフラグ言っててかなりキモい。

2 :  SS好きの774さん   2015年02月16日 (月) 00:07:25   ID: WSzOx2h3

とりま↑は( ・…・)クチチャック

3 :  SS好きの774さん   2016年01月07日 (木) 14:43:56   ID: RB9aSl8Y

それただお前が「フラグ」って言葉を嫌ってるだけじゃないかぁ!

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