【SAO】安価で攻略【アインクラッド】 (1000)

注意書
・作者は安価スレは中級者くらい
・安価とコンマでアインクラッド攻略
・展開次第で原作とは流れが変わります
・原作キャラ以外はオリキャラや他作品のキャラが登場。ただし設定は作者が決めます
・連投は無効。ただし作者はアホなので気付かない可能性有り
・自由安価等も内容次第で無効となり流れます

よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394354194

とりあえず人を見つけ次第ちらほらとテンプレ載っけます

基本ルール
主に主人公視点で進行
途中で出てくる安価によってイベントを進める形になります

HPが尽きればゲームオーバー

本編ではイベントを進行すると一日が進行となります

戦闘方法

敏捷値の高いキャラから行動。
以下の選択肢から行動を指定となります

・通常攻撃
・ソードスキル
・アイテム
・逃亡

☆ ダメージ計算 ☆
行動キャラの筋力+装備武器威力-対象エネミーの耐久=ダメージ
ソードスキルでの攻撃は上記の式にソードスキルの威力を加算します

☆ 命中判定 ☆
基礎ラインを50とし、そこから武器の補正やソードスキルの補正を加えます
50-装備武器の命中補正=で出た数値以上のコンマで成功となります
ソードスキルでの攻撃は上記の式にソードスキルの命中補正を加算します

☆ クリティカル判定 ☆
命中判定で出た数値が99〜95でクリティカルとなりダメージ二倍。さらに続けて攻撃となります
装備武器やソードスキルのクリティカル補正でこの幅は大きくなります

装備武器のクリティカル補正が5なら99〜90でクリティカル
さらにソードスキルのクリティカル補正が5なら99〜85でクリティカル

ソードスキルには消費疲労値があり、使うにつれて疲労値も溜まります
決められた消費疲労値を支払えない場合はソードスキルは使用不可となります

☆ 状態異常 ☆
【毒】
決められたターンの間行動前に最大HPの5%のダメージを負います

【麻痺】
決められたターンの間行動自体が不可になります

【混乱】
行動判定・対象選択が味方を含めたコンマ判定で決定します

上記以外の状態異常は宿屋に泊まるかアイテムを使用しない限りは回復しない

☆ 好感度 ☆
・盟友
・信頼
・友好
・普通
・嫌悪
・険悪
・敵対

基本は以上7つ。異性相手にはさらに下記の好感度が加わります

☆ 異性好感度 ☆
・恋慕
・恋人
・妻/夫

妻/夫の関係性になるとコルとアイテムが共有になる

※複数の恋人、もしくは妻/夫がいる中で他の異性と恋人の関係性になるとバッドイベント発生

☆ パーティとギルド ☆
主人公はパーティやギルドを組むことが可能
一つのパーティは最大6人
ギルド結成には最低一人のパーティメンバーが必要

ギルドはイベント発生まで組むことは不可能
主人公がギルドマスターの場合、戦闘時のギルドメンバーを直接操作が可能

パーティ・ギルドは専用アイテムストレージを設立でき、メンバーはそこから自由にアイテムやコルの出し入れが可能

☆ 装備武器 ☆
【片手剣】
・初期から装備可能
・盾装備可能

【両手剣】
・片手剣の熟練度100以上で装備可能
・片手剣より威力は高いが盾の装備は不可

【刀】
・片手剣の熟練度50以上で装備可能
・威力は両手剣以下だが、命中・クリティカル補正は刀が上
・盾の装備は不可

【細剣】
・威力が低いが命中補正有り
・装備時に敏捷値アップの物もある
・盾の装備は可能

【短剣】
・威力は低いが命中補正とクリティカル補正のあるものが存在する
・盾の装備は可能

【両手斧】
・両手剣の熟練度50以上で装備可能
・威力は高いが命中補正は無い。もしくはマイナスのものもある
・クリティカル時の威力が通常より高い
・盾の装備は不可

【片手棍】
・威力は高いが命中補正で不利
・盾の装備は可能

【槍】
・命中補正とクリティカル補正で有利になりやすい
・盾の装備は基本的に不可

【打撃】
・威力はあまり高くないが命中補正で有利
・盾の装備は基本的に不可

以上が基本的なテンプレ
以降もお願いします

今人がいればキャラメイクからします

すいませんご飯の時間になったので一時間ほど遅れます

マサムネアバター引用はしなくていいですかね

じゃあ1から作り直しということで、30分に始めます

なんかsageになってた

キャラメイク開始

性別決め

・男
・女

先に3票入った方で

性別・男

では年齢決め
・12才
シリカと同い年
・13才
リーファ、シノンと同い年
・14才
キリトと同い年
・15才
アスナ、リズと同い年

なお年齢によりそれぞれのキャラとの好感度が上がりやすくなる

先に5票入った方で

5票は多過ぎだと何度言えば

この書き込みから5分で締め切ります

何で年齢を5票にしたのかよくわからない……

性別 男
年齢 15才

性格決め
・冨樫勇太タイプ(中二病でも恋がしたい!)
普通。ボケかツッコミかと言えばツッコミタイプ
お人好しの面はあるものの、あくまで平均的な人間

・衛宮士郎タイプ(Fate)
自己犠牲意識の強いタイプ。誰かを守るために自分を犠牲にしやすい
性格的にはややネガティブな面があるが、それ以外は普通

・リオンタイプ(テイルズ)
プライドが高く他人を見下しやすい
ツンデレになる傾向はあるが、作者自身ツンデレをそこまで理解してない


先に3票集まった方で

着々と進むソロプレイヤーへの道

性別 男
年齢 15才
性格 リオンタイプ

最後に一般プレイヤーかベータテスターか
先に3票入った方で

性別 男
年齢 15才
性格 リオンタイプ
経歴 ベータテスター

これはソロプレイヤー一直線か……?
アバター決めまで書き進めますね

また忘れてた

一人称を俺か僕か

3票集まった方で



――2022年、11月6日。
とある家庭の一室にて。

??「……ようやく来たか」

今日はあの世界的に有名なゲームである『ソードアート・オンライン』の正式サービス開始日。
何せこのゲームは初回生産数一万本ということもあり、予約しても買えない人間が出るほどに注目を浴びているゲームだ。

とはいえ僕はその前に行われたベータテストを経験していて、その際に正式商品優先購入権も獲得していたのであっさりと買うことができた。

??「……」

ヘルメットの形をした機械、ナーヴギアを頭に被る。
正式サービス開始は13時。その瞬間を僕は待ち望んでいた。



――ピピッ

13時を告げる音がする。
そこからは一瞬だった。

前準備で必要な設定はすでに済ませていた僕はベッドに横になり、その言葉を口にする。




??「――リンク・スタート」

この言葉を言い終えると同時に視界がホワイトアウトし、僕の意識は現実世界から切り離されていった。



アナウンス『まずは貴方のアバターの性別をお選びください』

戻った視界の中、そんなアナウンスの声がした。

……そうだった。まずはアバターの性別を決め、そこから外見・名前を設定しないといけないのだった。
正直すでにゲームに挑む姿勢になっていた僕はちっと舌打ちをすると、ウインドウを操作してアバターの設定をしていく。


アバターの性別は?
・男
・女

先に3票集まった方で



……まぁ、悩むまでもないな。僕はネカマを演じる趣味はないし、男だ。

そうしてアバターの設定を男にすると、次はアバターの外見が設定できるようになった。
これは――


↓3
アバターの外見を他作品のキャラでお願いします
なお作者のアニメ知識は浅いので作品名を一緒にどうぞ



出来上がったアバターは現実の僕とは似つかないような筋肉質なアバターだ。
髪の毛も威圧的に逆立っている。

……リアルが華奢な体つきなら、ゲームくらいはこういう姿でいたいのは誰もが思うことだろう。
だからこれはなんでもない普通のことだ。そう、普通の――

最後に名前だな。ここは――


↓5までで名前をどうぞ
コンマ一番高いレス採用



――ウインドウを操作し、名前を入力していく。

『エミリオ』

……よし、これで全ての設定は終わった。今度こそゲームの始まりだ。


アナウンス『設定が終わりました。貴方をはじまりの街に転送します』


そうして僕の体が光に包まれ、意識もまた落ちる。
これでいよいよ『ソードアート・オンライン』が始まるんだ……




【ソードアート・オンラインを開始します】



【第1層 はじまりの街 広場】


エミリオ「ここは……はじまりの街の広場か」

スリムながらに筋肉質なアバターになった僕は覚醒した意識でそう呟いた。

美麗な景色、ひしめくNPC達。
僕も初めて見たときは思わず圧倒されてしまったが、それほどにこの世界は現実に近い姿をしていた。

エミリオ「……それよりもだ」

だが生憎僕はすでにベータテストの際にこの景色を見ているので、いつまでも眼を奪われているようなことはなかった。
とにもかくにもまずはステータスの確認からだ。
そう思いウインドウを開きステータスを確認する。



エミリオ レベル1 next100 所持コル500
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ 無し

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
鉄の剣(片手剣)
威力 5 命中補正 10

ソードスキル
バーチカル(片手剣)
威力 筋力値+8

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



極普通のステータス。ここから各自レベルを上げ、ステータスを好きに強くしていくことで各自のスタイルを強めていくのだ。

そんなことをしていると周囲に他のプレイヤーと思しきアバターが次々に現れる。
仕方ない、場所を変えるか。ついでに店を回っておくのもいいだろう。


↓3
1武器屋
2防具屋
3道具屋
4鍛冶屋



【武器屋 前】

ゲームの基本は装備品。
さらに言うなら武器は戦闘において最も基本というべきポイントだ。なので僕はまず武器屋に訪れた。

エミリオ「おっと」

そうしていざ武器屋に入ろうとしたら、横から歩いてきた他のプレイヤーとぶつかってしまった。


↓3
1背の小さい女性プレイヤー
2紫髪のチンピラのような男性プレイヤー
3髪の長い女性プレイヤー



??「あっ! ごめんなさい、私よそ見をしてて……!」

エミリオ「……いや、気にしなくていい」

そいつは栗色の長髪の女性プレイヤーだった。
リアルの性別はともかくとしてだが。

??「私、こういうゲームは初めてで……つい周りの景色を見ながら歩いてたから」

エミリオ「MMOが初めてなのか?」

??「というよりはゲーム自体がかしらね。私、今までゲームとは無縁の生活だったから」

まぁ、普通のゲームにしても男のプレイヤーの比率の方が高いだろうから、そういうのがいてもおかしくはない。


↓3
1それでMMOをやるなんて、思い切ったんだな
2……一つ確認しておくが、女でいいんだよな?

安価把握作者はお風呂

しかし性格リオンタイプで名前がエミリオか……
二刀流にして短剣持たせたいですね(白目)

何か質問があればお願いします
意見感想指摘等々なんでも構いません
読者間のレスも大丈夫ですし、その会話の中から話の展開のヒントが得れたらと思いますので

他の2人は誰?

二刀流のユニークは黒い人に取られてるから、短剣は非武器扱いならできる…のかな?

>>108
背の小さな女性プレイヤーはシリカ
紫髪の男性プレイヤーがAngel beats! の野田でした

>>109
どうなん、でしょう……?

そろそろ始まります
お願いしますね!

序盤にシリカ入れるのは共通なんだな、後キャラのセレクトってどういう基準?

>>112
シリカは前スレで序盤のヒロインになりかけてたのでその補正的なことです
見事選ばれませんでしたが

キャラは基本的に原作キャラを優先的に出してって、残りで他作品から出してます
簡単に言えば最初は作者の価値観です



エミリオ「それでMMOをやるなんて、思い切ったんだな」

??「というよりはナーヴギアもソフト自体も私のじゃないの。兄から今日だけ借りてるだけ」

??「世界的に注目されてるゲームなんて聞いたら私も少し興味が出てね」

なるほど。確かにSAOの知名度を考えるとそれも当然か。

??「っと……自己紹介がまだだったわね。私はアスナ。結城明日奈よ」

そうしていきなり自己紹介をする結城明日奈とやら。

……、

…………、

………………、

……は? 結城明日奈?

エミリオ「……一つ聞きたいが、その名前って本名か?」

アスナ「? そうだけど」

何を言ってるのか、と言わんばかりの顔をするアスナに僕は思わず溜め息を吐く。



……なるほど、どうやらこのアスナとやらは本当にゲームについてはド素人らしい。
ただの通信ゲームならいざしらず、こんなネトゲで本名をアバター名にするとは。

エミリオ「……この際だから教えておいておくが、これからはむやみやたらに現実の個人情報を持ち出すなよ」

エミリオ「こういうネトゲの世界で個人情報を流出するのは予想しているより遥かに恐ろしい。こっちでのトラブルが現実まで持ち出されたり、何かの犯罪に巻き込まれることだってある」

アスナ「えっ……そうなの!?」

こんな初歩中の初歩もわからないとは……

エミリオ「この際アバター名はそのままアスナで通しても大丈夫だが、その他のリアルの情報はあまり喋らない方がいいぞ」

アスナ「わ、わかったわ……」

……しかし、こんなド素人がSAOで上手くやっていけるのだろうか。


↓3
1仕方ないのでしばらくアドバイスとして街を一緒に回る
2そこまで気にしても無駄だろう



本当ならここで見捨てておくところだが……仕方ない、ここで僕が見捨ててコイツが犯罪に巻き込まれても後味が悪いからな。

エミリオ「仕方ない。アスナ、だったな。僕はエミリオ」

エミリオ「とりあえず僕と一緒に街を回るぞ、装備品購入のアドバイスくらいはしてやる」

アスナ「いいの?」

エミリオ「ここでお前を置いて行って何かの問題に巻き込まれても後味が悪いからな」

そうして皮肉も込めて言ってやるが、アスナはそれに気づいていないのかはたまた気づいてはいるが反応を示さないだけなのか……

アスナ「ふふ、ありがとう」

そう言って笑ってみせた。


【アスナの好感度が上昇しました】



【武器屋】

ということでアスナを連れて訪れた武器屋。

エミリオ「おそらくお前も所持コル--現実で言うところの金銭は500のはず。たいした武器は買えないだろうが、そこは仕方ないことだと思ってくれ」

アスナ「わかったわ。じゃあまずは何をすればいいのかしら?」

エミリオ「NPCの店主に所持金を見せ、それで買える武器を出してくれと頼むのが手っ取り早い」

NPC「おっ! いらっしゃい! 何にする?」

僕らの会話を聞いていたのか、NPCの店主がそうにこにこと笑顔を向ける。

エミリオ「僕とこの女、共に所持コルが500しかない。他の防具や道具を買うことを考えて、ここで何か買えるものはないか?」

NPC「500コルで防具や道具を買うことを考えると……そうだな、これくらいか?」



【武器屋】

ショートソード(片手剣) 斬撃 価格150コル
威力8 命中補正 5

スモールソード(細剣) 貫通 価格150コル
威力6 命中補正 10

ダガー(短剣) 斬撃 価格150コル
威力5 命中補正 10 クリティカル補正 5

オーククラブ(片手棍) 打撃 価格150コル
威力9 命中補正 0



エミリオ「……まあ、こんなものだろうな」

大方の予想はしていたので驚きはしなかった。
刀や両手剣などの武器は熟練度が足りないし、他の槍等は高価なのだろう。

アスナ「この斬撃とか打撃とかって何?」

エミリオ「このSAOは魔法の類いが一切無い。これは他のゲームで言うところの火や水属性だ」

エミリオ「……っと、そういえばお前はゲームそもそもが初めてだったな」

アスナ「……悪かったわね」

エミリオ「街の外にいる敵は弱点を持つ奴もいる。例えば斬撃に弱かったり、例えば打撃に弱かったり」

エミリオ「そういった敵に弱点の攻撃をすると、与えるダメージが増加するんだ」

回復手段がアイテムしかないこのゲームでは一回一回の戦闘を長引かせるわけにはいかない。
なのでこういうシステムを理解するのも大切なんだ。



NPC「そういうことだね! いやー、そこの人よく理解してるね!」

エミリオ「……こいつの理解が足りないだけだと思うがな」

アスナ「……なんかキミ、ところどころ口が悪いね」

NPC「はっはっは! で、何か買うのかな?」

……そうだな、ここは--


↓3
買う品物を指定。買わないのもあり

なおスモールソードは敏捷+1ですね、すいません



やはり最初は片手剣だな。これをある程度は極めないと。

エミリオ「ショートソードを1つ頼む」

NPC「あいよ!」

僕の言葉を受け、店主がなにやら手首を動かす。
すると僕の腰にさげられた鉄の剣が消え、代わりにショートソードが現れた。

アスナ「凄い……」

エミリオ「まさか武器を買っただけでそんな反応をされるとはな」

NPC「鉄の剣、買い取りも可能だけどどうする?」

買い取り価格は50コルだったな。
それなら……


↓3
買い取ってもらう(所持コル400になり、鉄の剣が消える)
買い取ってもらわない(所持コル300のまま)

間違えたから修正箇所から進める


エミリオ「スモールソードを1つ頼む」

NPC「あいよ!」

僕の言葉を受け、店主がなにやら手首を動かす。
すると僕の腰にさげられた鉄の剣が消え、代わりにスモールソードが現れた。

アスナ「凄い……」

エミリオ「まさか武器を買っただけでそんな反応をされるとはな」

NPC「鉄の剣、買い取りも可能だけどどうする?」

買い取り価格は50コルだったな……。

エミリオ「そうだな、頼む」

NPC「あいよ!」

これで手持ちコルは400か。防具を買う余裕はあるな。

エミリオ「そっちはどうする? 一応片手剣も初心者にはもってこいの武器だが」

アスナ「うーん……私もそのスモールソードにするわ。鉄の剣も買い取ってくれる?」

NPC「了解!」

アスナも同じようにスモールソードを買い、鉄の剣を買い取ってもらう。

アスナ「うん、キミとお揃いになっちゃったけど気にしないでね?」

エミリオ「安心しろ。ペアルックならまだしも武器が同じなだけで羞恥を感じるわけがない」

アスナ「あ、酷いなぁ」

掴み所のない女だ。まったく……

これはだいぶソフトなリオンだな



【武器屋 前】

エミリオ「さて、これで武器は揃えた」

アスナ「次は防具だっけ?」

それもいいが、回復手段がアイテムしかない以上そちらの確保もしておきたい。
どうするか……。

アスナ「私は初心者だから、しばらくはキミに従うわ。防具屋でも道具屋でも行く」

それなら……


↓3
1防具屋
2道具屋
3鍛冶屋
4宿屋

>>136
本家リオンだったら間違いなくソロプレイヤーまっしぐらなので……

何かのカウントダウンみたいや


【防具屋】

武器の次は防具。
これも基本だ。防具は比較的武器より値段が高い場合が多いし、値段だけでも確認しておきたい。

NPC「いらっしゃいませぇー!」

今度は比較的年の行った女性NPCが店主らしく、そんな声が僕たちを出迎える。

エミリオ「初心者なら身を守るために防具を揃えるのも大切だ。痛い思いはしたくあるまい?」

アスナ「まあ、そうね」

エミリオ「店主、悪いが所持コル400で買える防具を見せてくれ」

NPC「400コルなら……これくらいかしら?」



【防具屋】
木の盾(盾) 価格100コル
防御力 2 重量 1

木のハーネス(鎧)価格200コル
防御力 4 重量 0

鉄の鎧(鎧)価格250コル
防御力 8 重量 5




まあ、最初はこれくらいか……。

アスナ「この重量っていうのは?」

エミリオ「それを装備するとその数値分敏捷値が下がるんだ。今僕らはスモールソードの効果でプラス1されて11だけど、仮に木の盾を装備すると……」

アスナ「マイナス1でプラマイ0、10になるわけね?」

エミリオ「敏捷値は戦闘で先手を取るには大切な数値だ。蔑ろにはできない」

木のハーネスなら重量は0で敏捷も下がらないが、ここはどうするか……


↓2
エミリオが買う防具を指定
買わない選択肢もあり



エミリオ「店主、僕に木のハーネスを頼む」

NPC「あいよっ。装備はしてくかい?」

エミリオ「ああ」

その言葉に店主が頷き、僕の体に木のハーネスが装備される。

NPC「そっちのお嬢さんはどうする?」

アスナ「私ですか? うーん……」

そうしてアスナが商品とにらめっこするが、なかなか悩んだ体勢から動かない。

……これだから初心者は嫌なんだ。


↓2
1お前も木のハーネスにしたらどうだ?
2いっそのことコルを貯めるのも一つの考えだと思うぞ
3アスナに任せる(この場合コンマ50以上で1、それ未満で2に分岐)



……まあ、アスナに任せるとしよう。
そうしてしばし待つと、アスナはようやく決めたようだった。

アスナ「じゃあ私も同じ防具をください。装備もしていきます」

NPC「あいよ!」

なんと、アスナはまたも僕と同じ装備を選んだらしい。

アスナ「とりあえずキミの真似をしてみたわ」

エミリオ「……まあ、最初はそれでいいだろう。後々で自分好みの装備を買えばいい」

武器も一緒。防具も一緒。
端から見たらなんて奇妙な二人組なのだろう……そうでもないか?



【防具屋 前】

アスナ「あ、今何時かな?」

唐突にアスナがそんなことを言った。

エミリオ「……15時だな」

アスナ「もうそんな時間なんだ……なら遊べてあと2時間ってところかな」

エミリオ「兄さんが帰ってくるのか?」

アスナ「それもあるけど、家の人に見つかるといろいろうるさくてね」

2時間……装備だけ買わせてログアウトさせるのもなんだし、あと一ヶ所回ったら外で敵と戦ってみるか?


↓3
1道具屋
2鍛冶屋
3宿屋
4転移門



……じゃあせっかくだし、宿屋でも連れてくか。





【宿屋 前】

アスナ「ここは?」

エミリオ「宿屋だ。HPが尽きかけたり、状態異常になったらここに来るといい。あとは疲労値が溜まってきたらだな」

エミリオ「コルを払い、一晩寝るだけで体力も疲労値も回復する」

アスナ「へぇ……」

と、アスナがなにやら話半分に聞いていることに気付く。

エミリオ「おい、どうした?」

アスナ「あれなんだけど……」

宿屋の近くにある柱の影、そこに視線を送る。そこにいたのは--


↓3
1青い髪の男性プレイヤーとピンクのツインテールの女性プレイヤー
2猫のヘアピン? を付けた女性プレイヤー
3アホ毛が特徴的な女性プレイヤー



??「うぅ~……ゆう--セツナ~、どこ~?」

……それはアホ毛を携えた小柄な女性プレイヤーだった。
目には何故か眼帯。

アスナ「どうしたんだろ、迷子かな?」

エミリオ「みたいだが……」

アスナ「ほっとけないよ! ちょっと話を聞きに行こう!」

エミリオ「あっ、おい! ……ったく」

制止の声も無視して走り去るアスナに仕方なく僕も着いていく。

アスナ「あの、キミ? 迷子か何かかな?」

アスナの言葉にその女性プレイヤーはピクリとアホ毛と肩を震わせた。



??「な、何を言う! この邪王真眼に向かって迷子だとは……片腹痛いわ!」

……は?

アスナ「邪王……何?」

エミリオ「知らん」

??「それよりお前たちは何者だ!? まさか管理局の手先……!?」

アスナ「あ、私はアスナ。であっちの彼が……」

エミリオ「エミリオだ」

さらりと自己紹介をされ出鼻を挫かれたのか、その小柄な女性プレイヤーはぐっと顔を強ばらせると名乗った。


イービル「我が名はイービルだ。よろしく頼む」


……イービル?



……まあ、この際アバター名については無視しておこう。僕もエミリオなんて名前を使ってるんだしな。

とにかくこのイービルとやら、詰まるところは迷子なんだろうが--


↓3
1セツナと言うのが連れの名前なのか尋ねる
2アスナに処遇を任せる
3その他自由安価



エミリオ「……アスナ、お前に任せる」

アスナ「え? 私?」

エミリオ「僕はこういう迷子の子供の相手は苦手だ」

イービル「何を言う! 我は邪王真眼の使い手だと何度言えば--」

アスナ「うーん、わかった。ならイービルさん」

優しい口調で言われ、イービルの動きが止まる。

イービル「な、なんだ?」

アスナ「少しの間私たちと一緒にいない? もしかしたら貴女の連れの人も外にまで探しに行ってるかもしれないし」

イービル「む……それはあり得る。セツナは早とちりをよくするから」

迷子の分際で何を言うのか。



アスナ「じゃあ……」

イービル「……うん、お願いしたい」

そうして新たにアホ毛のイービルを引き連れ、三人となった僕たち。

……と、その前にやるべきことがあったな。

エミリオ「今から外に出るなら、当然敵との戦闘も考えられる。パーティを組んでおくぞ」

イービル「パーティ?」

エミリオ「そうだ。パーティを組んでおけば戦闘が有利になる。反面、経験値とコルは分配されるから効率は良くないが」

プレイヤーの中にはそれを嫌ってもっぱらソロで戦うのもいるくらいだ。
……僕もどちらかというとそちら寄りの人間なのだが。

アスナ「わかったわ。じゃあさっそく……」

イービル「心得た」

頷き合い、互いにウインドウを操作する。


【アスナとパーティを組みました!
 イービルとパーティを組みました!】



【第1層 はじまりの街周辺】

イービル「わぁ……凄い凄い! 凄い綺麗!」

外に出るや否や、子供のようにはしゃぐイービル。

アスナ「……本当に綺麗ね。ここがゲームの中だなんて思えない……」

対するアスナもイービルみたいにはしゃぎはしないものの、その景色に見とれてるみたいだった。

……僕はベータテストですでに見てるから、たいした感動もないんだが。


↓3
1あんまりはしゃぐと転ぶぞ(イービル)
2最近の技術もたいしたものだな(アスナ)



エミリオ「……景色にはしゃぐのは結構だが、あんまりはしゃぐと転ぶぞ」

イービル「問題はない! 我が眼によってそのような事態は万が一にも--あうっ!?」

ビターン! そんな音が似合うくらい盛大にイービルが転ぶ。

エミリオ「…………」

言ってる傍からこれだから本当に子供は質が悪い。

イービル「あうぅ……」

エミリオ「……これだから子供の世話は嫌なんだ……」

仕方なく転んだイービルに手を貸してやる。

イービル「む……あ、ありがとう……」


【イービルの好感度が上昇しました】



アスナ「二人とも……あれって敵、だよね?」

不意にアスナがそんなことを言うので、そちらを確認する。

エミリオ「……そうだな。あれはフレンジーボア、このSAOの中でも最弱の敵だ」

イービル「ふふふ……そのような弱者、我が邪眼の敵ではない!」

アスナ「あっ!」

話の途中でイービルがフレンジーボアの前に出ていってしまう。



イービル「我が名は邪王真眼の使い手、イービル! いざ尋常に勝負!」

エミリオ「あいつ……獣相手に何を言ってるんだ……!?」

アスナ「と、とにかく私たちも行かないと!」

イービルの隣に並び、武器を構える。
フレンジーボアはそんな僕らを見て甲高い鳴き声をあげ、僕らに向かって走ってきた。




【戦闘を開始します……】



エミリオ レベル1 next100 所持コル200
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ アスナ レベル1
     イービル レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 命中補正 10 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 命中補正 10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



アスナ レベル1 next100 所持コル200
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ エミリオ レベル1
     イービル レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 命中補正 10 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 命中補正 10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



イービル レベル1 next100 所持コル200
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ エミリオ レベル1
     アスナ レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ダガー(短剣)斬撃
威力 5 命中補正 10 クリティカル補正 5

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
アマー・ピース(細剣)斬撃
威力 筋力値+5 命中補正 10 付与効果 耐久減少 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し

新キャライービルが加入してフレンジーボアとの戦闘に入るところで終わり

本当はもう少し進めたいけど、夜遅いし……戦闘長いし……自分9時から仕事やし

今回はアスナさんメインルートかね
イービルが誰かわかった人は作者と気が合う
とりあえず何かあればどうぞ。質問等は受け付けます


アスナと組むとキリトさんはどんな人生を歩むのやら

>>181
まあ展開にもよりますけどむしろ主人公がビーターですからキリト同様孤立しかねない

というわけでそろそろ消えます

なかなかレス来ないですね……やはりもう少し展開に捻りを入れるべきですか

相変わらず質問意見感想等は受け付けてますし投下中のやり取りも歓迎です

では、乙でした

乙 かなりレス早い方だと思うけど?

こういう系のスレだとテンポを考えて2分以内にレス付くのが望ましい
参加者が悩んでるという可能性もあるが↓2とかに変えてみてはどうだろう
人が増えたら↓3に戻せばいい

そうね、安価出す数多いから下2でちょうど良いかもね
取り敢えず>>1

おはようございます(早い)

>>184
>>185
>>186
ありがとうございます
でもそっちじゃなくて、なんていうか展開についての反応的なものです。感想レスみたいな

朝から何言ってるんだろ……

なんか寝たらいけない気がするので今再開したい(無茶)
なんでバトル前で止めたんだろう……

流石に殆ど人がいないと思う

>>189
そりゃそうや……何考えてんだろうね自分


というわけで次の更新は20時頃
寸前にまたお知らせしますが、よろしくお願いします

システム等についての意見の他、本編についての雑談等もぶっちゃけ全然構いませんので
淡々と安価だけ取るよりはそういうのがあってもいいと思います

二度寝してこよう……起きれるかな

あと二刀流と双剣士ってここの人たちは同じ意味合いで捉えてたりしますかね

では更新は20時頃
パソコンからの書き込みになるのでIDは変化してますがお気になさらず

フレンジーボア 獲得EXP60 獲得コル60

【ステータス】
HP35/35
筋力 11 耐久 10 敏捷 10

【攻撃パターン】
体当たり
威力 10 命中補正 5

あとソードスキル使用時の計算式を
スキル威力+武器威力-攻撃対象の耐久
に変更

じゃないとさすがに戦闘が簡単すぎた

ごめんなさい、システム面について(戦闘・好感度・ステータス・ギルド・その他)はなんとか被らないよう考えはしたんですが、これが限界でした

アスナとの会話についても同様なんですが、初対面の会話が上手く想像できず……

不快に思った方がいらしたら、本当にすいませんでした

お言葉ありがとうございます
とりあえず最初のイベントでこの後の展開が大きく変化する予定であります

でもこうなってくるとそのイベントすら練り直す必要がありそうなんだよな……

あと今車のタイヤパンクしてロードサービス待ちなんですよね
だから更新遅れそうです

よろしければ今からでも始めたいのですが

40分車で待機が確定したので少し始めますね

たぶん戦闘終わりくらいに中断入ります
すいませんがお付き合いください

戦闘開始!

行動順
エミリオ・アスナ同率なので↓1のコンマ50以下でエミリオ→アスナ
51以上でアスナ→エミリオとなります

さらにフレンジーボアとイービルも同率なので↓2のコンマ50以下でフレンジーボア→イービル
51以上でイービル→フレンジーボアとなります


あと最初に敏捷値の高い順で行動と書きましたが、味方→敵→味方→敵と変えた方がいいです?
これだとフロアボス戦とかで苦戦しそうだから廃棄したんですが……

行動順
アスナ→エミリオ→フレンジーボア→イービル


アスナ「よし、ならまずは私からね」

まずはアスナが武器を水平に構える。

イービル「頑張れアスナ」

エミリオ「威力はこの際気にするな。まずは当てることを考えろ」

アスナ「わかったわ……ていっ!」

そうしてアスナの武器がフレンジーボアに放たれる。


↓2のコンマ40以上で命中

命中!
10+6-10=6

フレンジーボア
HP35/35→29/35


アスナ「当たった!」

イービル「おお……さすが」

イービルが感嘆の声を出す隣で僕はそのアスナの攻撃の流れを見る。
……なるほど、ゲームの知識は低いが戦いのセンスはあるらしい。到底初心者とは思えない速度だった。

エミリオ「次は僕だな……」

さて、ここで僕が攻撃を外したら情けない。どうしたものか……


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル

↓2
命中判定
通常攻撃なら40以上で、ソードスキルなら30以上で命中

ソードスキル発動!
疲労値
0/50→5/50

命中失敗!

エミリオ「ぐっ……しまった……!?」

アスナ「ちょっと……何をしてるのよ」

イービル「エミリオ、情けない」

くそっ……二人からの視線が痛い。
これはひどく情けないな……力みすぎたか?


※フレンジーボアの攻撃
体当たり
威力 10 命中補正 5


↓1のコンマが
00から33ならエミリオ
34から63ならアスナ
64から99ならイービルが対象

↓2のコンマが45以上で回避失敗!

回避成功!

エミリオ「この程度なら……」

フレンジーボアの体当たり攻撃を右に回避する。

アスナ「ずいぶん余裕な感じに見せようとしたみたいだけど……結構ギリギリじゃなかった?」

イービル「エミリオ、情けない」

うるさい……こっちはソロばかりしていたから誰かと戦うなんて初めてなんだよ……!
というかイービルはそれしか言えないのか……!



イービル「さて、次は私」

そこにどん、とイービルが立つ。

エミリオ「……助言はしない。好きなようにやってくれ」

アスナ「エミリオ君、少し雑になってない……? ほら、元気出して!」

くそっ……なんで初心者のアスナに励まされないといけないんだ……!?

イービル「エミリオの失態は私が取る」

するとイービルはすっと先程のアスナとは違う構えを取った。
これは……ソードスキルか?


↓1で命中判定
30以上で命中

なおタイヤパンクが直ったので一時中断
命中したら付与効果判定もします

命中!

付与効果判定
↓1のコンマ十の位が4以下でフレンジーボアの耐久減少
一の位でその減少値判定

離脱
続きは前もって予告しますがだいたい22時を予定

始めてもいいですかね

ソードスキル発動!
イービル
疲労値0/50→5/50

15+5-10=10ダメージ
付与効果
相手の耐久を10減少!

命中成功!

フレンジーボア
HP29/35→19/35


イービル「よし!」

なんと、イービルは初のソードスキルを見事命中させた。
しかも耐久減少の効果付きだ。

アスナ「凄いじゃないのイービルさん!」

エミリオ「……ふむ」

一般プレイヤーのアスナとイービルが攻撃を当てて、僕はミス。
なんだろうな、この感じは。

エミリオ「……耐久減少効果は次のアスナの攻撃まで続く。一気に決めてくれ」

アスナ「はは……なら私もスキルを試してみようかな?」


↓1のコンマ30以上で命中

ソードスキル発動!
アスナ
疲労値0/50→5/50

命中失敗

フレンジーボアの耐久減少が回復しました


アスナ「あ、あら……?」

するとアスナの攻撃は外れてしまった。
リニアーは命中補正があるというのに僕に続いてアスナまでミスか……

イービル「エミリオもアスナもだらしない。せっかく命中補正のある武器なのに」

一般プレイヤーであり、先ほどまで迷子になってたはずのイービルが得意げにそう言った。

エミリオ「うるさい。次こそは命中させてやるさ」

いつまでも得意顔されているのは気に食わない。
次こそは……!!


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃は40以上
ソードスキルは30以上で成功

ソードスキル発動
エミリオ
疲労値5/50→10/10

17+6-10=13ダメージ

フレンジーボア
HP19/35→6/35


エミリオ「よし……!」

アスナ「さすがは上級者様ね」

エミリオ「お前、馬鹿にしてないか?」

イービル「よそ見は厳禁」


※フレンジーボアの攻撃
体当たり
威力 10 命中補正 5


↓1のコンマが
00から33ならエミリオ
34から63ならアスナ
64から99ならイービルが対象

↓2のコンマが45以上で回避失敗!

対象イービル
回避失敗
11+10-10-4=7

イービル
HP100/100→93/100


イービル「あうっ!?」

攻撃を食らい、軽く吹っ飛ぶイービル。

アスナ「大丈夫!?」

イービル「よ、余裕……」

の割には泣きそうだがな。
だがさすがはSAO。ダメージの表現もリアルのようだ。

イービル「だが奴はもう虫の息……これで決める!」


↓1のコンマ30以上で命中

ソードスキル発動
イービル
疲労値5/50→10/50

命中失敗


イービル「む!? やはり同じ手は二度も通用しないのか……おのれ!」

芝居がかったセリフを言うイービル。
イービルの疲労値が無駄に上昇してしまったが、もうフレンジーボアはそれこそ本当に虫の息だ。
アスナの、それでだめでも僕の一撃で倒せる……

アスナ「それじゃあ、これで決めて見せるわ」


↓1のコンマ40以上で成功

成功!

フレンジーボア
HP6/35→0/35


アスナ「やった! 倒したわ!」

アスナの一撃がとどめとなり、フレンジーボアは光の粒子となって消えていった。

イービル「さすがアスナ」

エミリオ「初心者にしてはうまくやったな」

アスナ「いきなり攻撃を外した人には言われたくありませーん」

……確かに正論かもしれないが、その言い方はむかつくな。


【フレンジーボアを撃破しました

 EXPを20ゲットしました
 コルを20ゲットしました】

戦闘が終わったところで一時離脱。お風呂入ってくる

次は雑魚敵省略時の説明となります
それが終わればイベント後茅場召喚

何かあったらどうぞ
買ったばかりのノートパソコンまだタイピングに慣れない……

00は何扱いなの?
100?それとも0?

>>263
命中判定は0のままですが、効果の威力を決める際は10となります

というわけで再開してもよろしいですかね

今日は少し長めになりそうなんですが、よろしければお願いします



【第1層 はじまりの街周辺】


エミリオ「……と、戦闘についてはだいたいこんな感じだな」

アスナ「これを繰り返して、レベルを上げるわけね?」

イービル「……そしてステータスを好きに割り振るということ」

エミリオ「その通りだ。今パーティを組んだ状態で戦ったから経験値もコルも三等分されたが、ソロでやると経験値もコルも一人で独占できる。効率的なのはソロでの戦闘だが、その分死ぬ確率は高くなる」

アスナ「なるほど……」

エミリオ「……アスナがログアウトする時間までまだ余裕はあるし、もう少し戦闘を経験しておくか?」

ベータテスト時のままなら、この周囲のエネミーはフレンジーボアとビーだけのはず。
ソロならともかく、今の三人パーティなら問題なく勝てるだろう。

アスナ「私はいいけど、イービルさんは?」

イービル「問題ない」

エミリオ「そうか。なら……」


↓2
1フレンジーボアだけを狙う(勝率95%)
2フレンジーボアとビーを狙う(勝率85%)



エミリオ「さっきのフレンジーボアとビーの組み合わせを狙うぞ。今の戦いを見るに、問題はなさそうだ」

アスナ「でも、もし負けそうになったら?」

イービル「そのときは逃亡すればいい」

エミリオ「死んで黒鉄宮に放り込まれるのはごめんだからな……よし、散策に行くぞ」


※狙うエネミー群
フレンジーボア
EXP60
コル60

ビー
EXP50
コル50

勝率85%


↓1のコンマ一の位の数だけ遭遇

↓2のコンマ85以下ならすべて討伐成功。
それ以上ならそのコンマの一の位の数だけ討伐失敗。

討伐数 1
獲得EXP55
獲得コル55


エミリオ「……あまり遭遇しなかったな。他のプレイヤーに取られたか?」

アスナ「結局ひと組だけだったしね……」

イービル「……残念」

訂正
三等分だった

獲得EXP37
獲得コル37


エミリオ レベル1 next43 所持コル257
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ アスナ レベル1
     イービル レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:3 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 命中補正 10 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 命中補正 10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し


アスナ レベル1 next43 所持コル257
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ エミリオ レベル1
     イービル レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:3 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 命中補正 10 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 命中補正 10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



イービル レベル1 next43 所持コル257
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ エミリオ レベル1
     アスナ レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値10/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:3
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ダガー(短剣)斬撃
威力 5 命中補正 10 クリティカル補正 5

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
アマー・ピース(細剣)斬撃
威力 筋力値+5 命中補正 10 付与効果 耐久減少 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し

疲労値訂正
エミリオが10
アスナが5


さてと……そろそろいい時間帯か。

エミリオ「おい、アスナ。そろそろ時間だぞ」

アスナ「あら本当。時間が経つのは早いわね……」

イービル「? もうログアウトするの?」

アスナ「ええ。そもそもナーヴギアもSAOも私のじゃなくて私の兄のだから」

イービル「ふーん……そうだ、ならアスナ。フレンド登録しておこう」

そうしてイービルがそんな提案をする。
……フレンド登録?

エミリオ「おい、フレンド登録の存在を知ってるのならセツナとかいうのにメールをすればよかったんじゃないのか?」

フレンド登録とはつまり相手にメールを飛ばせるようになることだ。
ずいぶん簡潔に表現したが、間違いはないはず。

イービル「それが……セツナとはフレンド登録をする前にはぐれたから」

アホ毛をしゅんと下に向けてそう言った。

疲労値訂正
エミリオが10
アスナが5


さてと……そろそろいい時間帯か。

エミリオ「おい、アスナ。そろそろ時間だぞ」

アスナ「あら本当。時間が経つのは早いわね……」

イービル「? もうログアウトするの?」

アスナ「ええ。そもそもナーヴギアもSAOも私のじゃなくて私の兄のだから」

イービル「ふーん……そうだ、ならアスナ。フレンド登録しておこう」

そうしてイービルがそんな提案をする。
……フレンド登録?

エミリオ「おい、フレンド登録の存在を知ってるのならセツナとかいうのにメールをすればよかったんじゃないのか?」

フレンド登録とはつまり相手にメールを飛ばせるようになることだ。
ずいぶん簡潔に表現したが、間違いはないはず。

イービル「それが……セツナとはフレンド登録をする前にはぐれたから」

アホ毛をしゅんと下に向けてそう言った。

アスナ「はは……でも、私は構わないわ。いつまたログインできるかもわからないけど」

イービル「それでも構わない!」

そうしてお互いにフレンド登録をするべくウインドウを操作する二人。
そうしていると不意に僕のところにもメッセージが飛んできた。


【アスナからフレンド申請が来ています
 イービルからフレンド申請が来ています】


……は?

思わず二人の顔を見ると、まるでそれが当然のことのようにこちらを見ていた。
そんな二人の顔を見て僕は――


↓2
1了承した
2断った



……仕方ない。ここで断って余計な反感を買うのもアレだし、ここはとりあえず了承しておくか。
そうして僕もウインドウを操作し、二人からのフレンド申請を了承する。


【アスナとフレンドになりました
 イービルとフレンドになりました】


アスナ「ん、よろしい」

何がよろしかったのかは疑問だが、この際それは無視しておこう。

エミリオ「じゃあアスナはそろそろログアウトだな。また機会があったら一緒に協力してやらんこともない」

アスナ「あー、そういう言い方する?」

こうして誰かと協力してゲームをするのは久しぶりだった。
いや、正確には“あの人”以外の人間と、か。

アスナ「それよりも、ちゃんとイービルさんのお連れのセツナさんを見つけてあげるのよ? 女の子を一人放置なんてしたら許さないからね」

エミリオ「わかったわかった」

アスナ「イービルさん? もしエミリオ君があなたを見捨てたりしたら私にメールしておいてね?」

イービル「心得た」

エミリオ「やめてくれ……」

そんな会話を最後に、アスナがウインドウを操作しながら最後に言う。



アスナ「ありがとう。初めてのゲームだったけど、会った人があなたたちで良かった。凄く楽しかったわ」

イービル「私も、楽しかった。ありがとう」

アスナ「エミリオ君も、ありがとうね。いろいろ教えてくれて」

きちんと礼儀を通すところは通す人間だったのか、アスナは僕にそんなことを言ってきた。


↓2
1今度はもっと勉強してから来るんだな
2……気にするな。ただの気まぐれだ



エミリオ「気にするな。ただの気まぐれだ」

僕の言葉にアスナは小さく苦笑する。

エミリオ「……何がおかしい?」

アスナ「ううん、相変わらずキミはキミだなって」

アスナ「でも、そういうところ嫌いじゃないかもな」

エミリオ「……そうか」

アスナ「じゃ、最後にパーティだけ解散したら私は帰るわ」

そうしてアスナと僕たちはパーティを解散する。


【アスナとのパーティを解散しました
 イービルとのパーティを解散しました】


アスナ「じゃあね二人とも!」

エミリオ「……勝手に行ってくれ」

イービル「また」

そうしてアスナはウインドウを操作しログアウトしようとする――


アスナ「……あれ?」


だがそこで不意にその動作が止まった。



エミリオ「……どうした?」

アスナ「いや……ログアウトボタンが見つからなくて」

は? ログアウトボタンが無い?

エミリオ「何をバカなことを……」

そうして僕も確認するが――なんと、確かにログアウトボタンが存在しなかった。

イービル「む、私の方もボタンが無い」

エミリオ「……となると、バグの可能性が高いな」

アスナ「バグって……そんなバグが起きるものなの?

エミリオ「バグじゃなきゃ運営が意図的に起してることになるが……」

イービル「それはありえない。そんな犯罪染みたこと、あのアーガスがやるとは到底思えない」

アスナ「じゃあ正真正銘のバグってことか……」


↓2
1とりあえず復旧まで待ってみよう
2とりあえずGMコールを鳴らしてみよう



エミリオ「とりあえず、GMコールを鳴らしてみるぞ。何か反応があるかもしれない」

そうして僕たちはGMコールをするが、運営側からの反応は無し。

アスナ「……ダメね、反応が無いわ」

イービル「こっちも、ダメ」

エミリオ「こっちもだ」

正式サービス開始日にこんな致命的なバグとは、アーガスも底が知れるな。
おそらく今頃運営は止まないGMコールにパニックになっているのだろう。早いところ復旧してくれないものか……

と仕方なくGMコールのボタンを閉じたとき、不意に声をかけられた。

??「失礼、そこのキミたち。1つ尋ねたいのだが」

それは体格の良い男性アバターだった。声も男性のそれと同じく、低音だ。

エミリオ「……誰だ」

??「そう怖い顔をしないでくれ。怪しい人間じゃない」

その男性プレイヤーはそうして言ってみせるが、はっきり言うと怪しい。
なんというか、このアバターの放つ雰囲気が厭だ。


↓2
1まずは名前を名乗るんだな
2何の用だ
3自由安価



エミリオ「怪しい人間かはこっちで判断するさ。とにかく、何の用だ?」

??「これは心外だな。仮にも現実では寂びれたとはいえ、教会の神父をしているのに」

とそいつはどうでもいいことを話し、視線を僕たちに移す。

??「だが、どうやらさっきのキミたちを見るにおおかたの予想はついたさ。キミたちもログアウトボタンが無いのだろう?」

イービル「なぜそれを!?」

??「やはりか。実は私の方もログアウトボタンが消え、GMコールをしても反応が無いのだ」

アスナ「私たちも似たようなものです」

アスナが言うとそのプレイヤーはつまらなそうに溜息を吐いた。

??「まったく、アーガスともあろう会社がこんな事態を引き起こすなんてな」

??「とにかく、私の要件はそれだけだ。ではな

最後にそう言い残してそのプレイヤーはさっさと立ち去ってしまう。
……なんだろう。あのプレイヤー、ただ者じゃない気がした。
それどころか、何か異質なオーラすら感じた……

というわけで思わせぶりなキャラを出したところでここまで。安価に協力してくださった人たちありがとうございました

次回の更新で茅場召喚してチュートリアル終わりですね
一応ここまでで一回キリトさん登場のタイミングがありましたが回避されましたね

何かあればどうぞ

おはようございます
更新は少し早めに19時頃にしたいのですがよろしいですかね

あと現状神父さんには中盤で頑張ってもらう予定です

人がいたらのんびりと始まります



ゴーン……ゴーン……

エミリオ「これは……」

アスナ「鐘の音……?」

不意にどこかから鐘の音が聞こえてきた。

イービル「なに……? 何か嫌な予感がする……」

アスナ「嫌な予感……?」

イービル「うん。空気がざわついている」

エミリオ「……そうか」

相変わらずの調子のイービルにそう答えたとき、変化が訪れた。
僕たちの周りに、いきなり光の渦が発生したのだ。

アスナ「な、なにこれ!?」

イービル「くっ……!? もしやこれは機関の陰謀か……!?」

エミリオ「落ち着け! これはただの転移だ!」

ベータテストのときに僕は転移という行為がどんなものなのか経験済みなので、たいして戸惑いはしなかった。
しなかったのだが……さすがにアスナとイービルはそうはいかなかったらしく、目に見えて慌てていた。

アスナ「転移って……ちょっと!」

イービル「うわあっ!?」

エミリオ「くっ……!?」

だが今は誰も転移結晶を使ってない。つまりこれは運営側の強制転移ということになる。
僕はそんなことを考えながら、とある場所に強制的に転移されるのだった。



【第1層 はじまりの街 広場】

ホワイトアウトされた視界がクリアになると、そこは最初に来たあの広場だった。

エミリオ「ここは……?」

見ると周囲には僕たちだけでなく、かなりのプレイヤーがいた。
運営側の強制転移先にいるプレイヤーたち、それを考慮するとこれはつまり……

エミリオ「……運営側からの説明のために一度プレイヤーを広場に集めたってわけか」

アスナ「うう……びっくりした」

イービル「目が……目が光に侵食された……」

アスナとイービルも次第に周りの状況に気づく。

??「あ! おい、ようやく見つけたぞ!」

イービル「あ! ゆう――セツナ!」

すると不意に近くから男性プレイヤーに声をかけられ、それにイービルが反応を示す。

アスナ「セツナってことは……彼がイービルさんの?」

エミリオ「のようだな」

運営側からの強制転移があったのだから、その先にイービルの連れがいても当然か。

??「まったく……というか、そっちの人たちは?」

イービル「セツナがいない間に知り合った、魂のソウルメイト」

??「魂二乗させるなっての。……すいません、こいつが迷惑をかけたみたいで」

アスナ「いえ、こっちとしてもイービルさんに知り合えてよかったですから。あの、セツナさんで合ってますよね? 私はアスナって言います」

エミリオ「僕はエミリオだ。……しかし、この女の連れというからどんなものかを想像していたのだが……案外普通だな」



セツナ「はは……よく言われます」

イービル「というわけで私はここで離脱する! 何かあったらメッセージよろしく!」

最後にそう言ってイービルがそそくさとここから去っていった。

セツナ「あ! ったく……すいませんでした。俺はセツナです、また機会があったらお話しましょう」

そのイービルを追うようにセツナもそう言って立ち去る。
そうして取り残された僕とアスナ。二人残された僕らは仕方なく――


↓2
1アスナと現状について確認をした
2何気なく周囲のプレイヤーの様子を見た

始まってすぐですがご飯で離脱です

がんがん他プレイヤーの情報を探りに来てますね……今のところ笑う棺桶要員が3人ほどいますので

何かあればどうぞ

そろそろ再開

なお展開によってはソロパターンもあり得るのでよろしくお願いします



……やはり、どのプレイヤーも同じようにログアウトボタンが消えたのか。それを確認しておくのも大事だろう。
そう思った僕はぐるりと周囲を見渡す。
かなりの大所帯となった広場内のプレイヤーたち。その中で僕が声をかけたのは――


↓2
1黒髪の男性とバンダナの男性の二人組
2背の小さい女性と体格の良い男性の二人組
3ピンクの髪の女性



エミリオ「なぁ、そこの二人」

声をかけた相手は黒髪の男性とバンダナの男性プレイヤー。
バンダナの方はともかくとして黒髪の方は意外と冷静なようで、声をかけた理由は主にそこだ。

??「ん? もしかしてオレたちのことか?」

??「何か用か?」

エミリオ「いや、1つ聞きたいことがあってな。お前たち、ログアウトボタンが消えてたりしてないか?」

僕のその言葉にはバンダナの男が答えた。

??「ってことはそっちもか!?」

エミリオ「ああ。……やっぱり、そっちも同じなんだな」

ここまで同じ状況の人間がいればもう疑う余地もない。
間違いなく今の状況は現実なんだ。

アスナ「あら、エミリオ君。その二人は知り合い?」

そこにふとアスナが話に加わってくる。



エミリオ「いや、そういうわけじゃない」

アスナ「そっか。……あ、私アスナって言います。こういうゲームは初心者で、さっきまでこのエミリオ君にコーチしてもらってたんです」

??「おー、そうなのか。オレはクライン、こっちもこのキリトにいろいろ教えてもらってたわけ」

クライン「なにせこのキリト、ベータテスターっていうからいろいろ知ってるみたいでな」

そうしてクラインが笑うと、そのキリトとやらは苦笑をした。

アスナ「ベータテスターって?」

クライン「SAOの正式サービス開始前に行われたベータテスト経験者だよ。こっちはSAO正式商品と違って1000人くらいが定員だったがな」

アスナ「1000人!? そんなのに当選したの!?」

キリト「はは……そんなところかな。というか、そっちのエミリオってのもそうなんじゃないのか?」

話を振られて困っていたキリトが今度はこっちに話を振ってきた。

エミリオ「ああ、そうだけど」

アスナ「エミリオ君もなの!? なんでもっと早く言ってくれなかったのよー」



エミリオ「別に隠してたわけじゃないんだがな。ただ言う必要もなかっただけで」

アスナ「む……」

そうしてアスナが押し黙るのを見計らって、キリトがちょいちょいと僕の肩を叩いた。

キリト「なぁ、物は相談なんだがアンタ。俺とフレンド登録をしておいておかないか?」

エミリオ「は?」

その唐突な言葉に僕はおかしな声を出してしまう。

キリト「同じベータテスター同士、情報の交換も必要になるときが来るかもしれないだろ? それにもし仮にベータテストのときと仕様が異なる場所があったら情報の交換は必要だ。俺にもアンタにもな」

……どうやらこのキリトとやらはもっぱらのゲーマーらしく、この状況になっていてもゲームのことを考えているようだった。
とは言えキリトの言うことにも一理ある。このバグが直った後のことも考えるとこの提案はなかなかのものなのだが……


↓2
1承諾する
2断る



エミリオ「……そうだな。攻略のことを考えるとお前みたいなのとフレンド登録しておくのも悪くないか」

キリト「じゃ、よろしく」

そうしてキリトがウインドウを操作して僕にフレンド登録を申請する。


【キリトからのフレンド登録を承諾しました】


その申請を承諾するとキリトはさらに小さな声でこう言った。

キリト「俺は基本的にソロだからパーティを組むことは少ないけど、何かあったらよろしくな」

エミリオ「……わかった。そっちも、よろしく」



エミリオ「あれは……」

突如、空が深紅に染まった。
目を凝らして確認をすると、何やらメッセージの文字が見える。

アスナ「ようやく運営からのお知らせってところかしら?」

エミリオ「だろうな……」

するとその深紅のメッセージはどろりと雫のように垂れ、そのまま空中で赤いローブのアバターを形成した。
これもベータテストのときに確認した。確かGMのアバターだったはず。

??『諸君、ようこそ私の世界へ』

そのアバターの声がそんなことを言う。
確かにここはゲームの世界、つまりそのゲームの運営をしてるGMの世界だ。
だがそれを今さら宣言してどうなる? そんなことはプレイヤーのこっちからしたら重々承知の事実だ。

??『私の名前は茅場明彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間』

唐突に出てきたその名前に僕はごくりと喉を鳴らした。
茅場明彦。このSAOとナーブギアの開発を担当し、アーガスを一気にトップにまで成長させた天才。

その天才がこんなところに出てくるとは……

茅場『さて、諸君をここに集めた理由は一つ。もう気づいていると思うが諸君のログアウトボタンが消滅していることについてだ』

アスナ「ようやくね……」

隣でアスナが安堵の息を吐く。



だがなんだろうか、この茅場を名乗るGMからはとてつもなく嫌な空気を感じる……

その僕の勘はその後の茅場の言葉によって現実となった。

茅場『……諸君はこれをバグだと思っている様子だが、違う。これはSAO本来の仕様だ』

SAOの仕様だって……?

茅場『諸君は今後、自発的にログアウトはできない。さらに外部の人間によるナーブギアの解除等もあり得ない。もしそれが試みられた場合――』

茅場『――ナーブギアの発する高出力のマイクロウェーブが君たちの脳を破壊し、生命活動を停止させるだろう』

ガツン、と脳を揺さぶられた気がした。
自発的にログアウトするのが不可能ということだけでもおかしいのに、外部の人間によるナーブギアの解除等も不可能。それが行われたら脳を破壊されて死ぬだって……?

アスナ「な、何を言ってるのよ……そんなの、デタラメだわ……」

だがそんなアスナの言葉も虚しく、茅場はさらに言う。

茅場『なお、このことはすでに各メディアを通して警告済みなのだがその警告を無視して実際にナーブギアの解除が試みられている。その結果――』

僕らにとって残酷なまでの真実を、言う。

茅場『総勢213名のプレイヤーがアインクラッド及び現実世界から永久退場している』



213名のプレイヤーが、死んだ……?

茅場『だが安心してもらいたい。諸君の体は今各地の病院に搬送されている。だから外の体は気にせず、ゲームクリアを目指してほしい』

エミリオ「なっ……!?」

ログアウト不能。さらに脳の破壊の危険に置かれてるこの状況でゲームをクリアしろだって……?

茅場『だが留意してほしいことがある。今の諸君にとってこの世界はもう一つの世界とも言える。HPが尽きたとき、諸君のアバターも消滅され……ナーブギアによって脳が破壊されるということを』

ログアウトが不可能。
外部からの介入も不可能で、脳の破壊もあり得る。
さらにここでの死はそのまま現実での死を意味する……?


↓2
1……馬鹿馬鹿しい、と小さく言う
2ふざけるな! と声を大にして言う



エミリオ「……馬鹿馬鹿しい」

ログアウト不可能。さらに戦闘で死ねば現実でも死ぬことになるこんな危険な状況で誰がゲームに奮闘するのか。
全員街の中に引きこもり、外からの助けが来るのを待つに決まっている。

だが茅場はそんな思考もお見通しなのか、続けてこんなことを言った。

茅場『諸君がここから解放されるにはアインクラッドの第100層を目指し、そこにいる最終ボスを倒すしかない。それが果たされたとき、その時点で生存しているプレイヤーの解放を約束しよう』

??「第100層だって!? ふ、ふざけんな!! ベータテストじゃろくに上がれなかったって聞いたぞ!!」

近くにいたバンダナのプレイヤーが言う。
そうだ、僕も参加したベータテストでは二ヶ月で第6層が限界だった。
しかもその最中でおよそ100回は死んでいる。他のベータテスターも数に差はあれど、何度も死を経験してい
るはずなのだ。

それを100層まで行けだって? ふざけるのもいい加減にしてもらいたい。

アスナ「そ、そうよ……そんなの、無茶苦茶だわ」

茅場『では最後に、諸君のアイテムストレージに私からのプレゼントを預ける。各自ウインドウを捜査して確認してもらいたい』

僕はほとんど反射的にウインドウを開き、アイテムストレージを確認していた。
そこには確かに見覚えのないアイテム――手鏡があった。



エミリオ「なんだこれは……」

アスナ「手鏡……?」

オブジェクト化させ、その手鏡を覗き込む。隣のアスナも同じようにしていた。
するとその瞬間――

アスナ「わっ!?」

エミリオ「こ、これは……!?」

突如、その手鏡から凄まじい光が放出された。
それは他のプレイヤーも同じで、またたく間に広場が光に包まれる。

エミリオ「くっ……」

そうしてホワイトアウトされた視界がクリアされる。
……心なしか、視点が少し低くなったように感じる。

??「エミリオ君、大丈夫?」

エミリオ「ああ。僕は大丈夫……」

言いながら先ほどまでアスナが立っていた方を見る。
だがそこにいたのはさっきまでのアスナではなく、アスナに似た誰かだった。

エミリオ「誰だお前……?」

??「そっちこそ、誰……?」



その言葉で僕はハッと気付いた。
急いで手鏡を確認すると、そこにあったのは先ほどまでのアバターの顔ではなく――


エミリオ「……僕のリアルの顔だ……」


――そう。現実の僕の顔だった。
ということはあっちはもしかして……

エミリオ「ならお前、もしかしてアスナか!?」

アスナ「そっちはエミリオ君なの!?」

やはりそうか。
しかしそうなるとこの手鏡、覗き込んだ対象の現実での顔を再生させる効果でもあったのか。

ふと周囲を見るとそこには先ほどまでの顔ぶれは一切なかった。
それどころか、ネカマも相当潜んでいたのか男女比すら大きく変化している。

アスナ「これはいったいどういうことなの……!?」

エミリオ「……おそらくはナーブギアが取得している各自のデータを使ったんだろう。少なくとも顔はそれで再現可能だ」

問題は体だ。頭はナーブギアを装着しているから、そのデータを使ったんだろうが、体のデータはどうやって……?

アスナ「……もしかしてあれかしら? キャリブレーションとかいうので体のあちこちを触ったじゃない」

エミリオ「……そういうことか」

確かにそれなら顔だけでなく体も再現が可能だ。
こうして各自の現実での姿を再現させて、僕たちにこれは現実なんだと思わせているのだろう。

だがそれは何のために……?
そもそも、茅場の目的は何だ……?

その疑問は次の茅場の言葉で解明された。

途中ですがお風呂で離脱します
何かあればどうぞ

あー、はい。今回は容姿は安価無しです
問題ないですよね……?

ちょっと待って、安価にするから考える

ごめんなさい、性格に合致しそうなのが思い浮かびませんでした
なのでこのまま行くかアバターのときみたいにみなさんに作品名とキャラの名前を出していただいてそこから安価のどちらかにしたいと思います

あ、このままならテンプレにそのモデルの名前と作品名を付け加えますが

このままで行きますね
お手数ですがモデルキャラの姿がわからない人は『テイルズ』『リオン』で検索お願いします

というわけで再開



茅場『諸君はこう思っているだろうな。何故茅場明彦はこのようなことをするのか? 大規模テロか、それとも身代金が目的なのか? と』

茅場『私の目的はそのどちらでもない。というより、すでに私の目的は達成されている。私はこの世界を作り出し、観賞するためにナーブギアとSAOを作ったのだからな』

世界の創造。
ゲームではよく聞く単語だが、まさかそれを現実――ここはゲームだったか――で聞くことになるとはな。

茅場『以上でソードアート・オンラインの正式サービスチュートリアルを終了する。諸君らの健闘を祈る』

最後、そう言って茅場のアバターは消滅した。
取り残された僕たちプレイヤーはしばしの沈黙のあと、一斉に声を荒げる。

「っざけんな! こんなの認められるかよ!」

「このあと予定があるの! 出してよ!」

「こんなの嫌だよ!」

ゲームプレイヤーから囚人へと早変わりしたプレイヤーの叫び声が木霊する。
隣のアスナは未だ呆然としていて、キリトとクラインも立ったまま動かない。
少し離れたところにいるイービル・セツナは叫びこそしないものの動揺しているのが目に見えてわかった。


↓2
1アスナに話しかける
2キリト・クラインに話しかける
3イービル・セツナに話しかける



エミリオ「アスナ……」

隣に立っているままのアスナに話しかける。
するとアスナはハッと我に帰ると、声を大にして叫びはしないものの僕にこんなことを言った。

アスナ「なによこれ……わけわかんないわ。ログアウトもできなくて、ゲームで死ねば現実でも死ぬ。外に出るにはこのゲームをクリアするしかない……」

ゲームに慣れている僕ですら戸惑うこの状況に初心者のアスナが耐えられるわけもなく、震える肩を抱きながらアスナは言う。

エミリオ「……お前の言うことは至極正論だ。僕ですら今の現状は戸惑っている」

エミリオ「だがおそらく茅場は本気だ。本気で僕たちを駒にして遊んでいる」

SAOという自分の作った箱庭で戸惑う傀儡の僕らを天高い場所から見下ろす。
なんて悪趣味極まりないのだろう。

だが、だからといって僕は茅場の言葉に従う気はない。
現実に置いてきたままのものをそのままにして消える気はない。

そうして僕は目の前のアスナに――


↓2
1お前も僕と来い
2すぐに頼れる仲間を探せ
3お前は街で待機していろ



エミリオ「誰でも構わないから、アスナはすぐに頼れる仲間を探せ」

アスナ「仲間……?」

エミリオ「そうだ。茅場の言うとおりクリアを目指すにしても、街で外からの助けを待つにしても、仲間の一人二人は作っておくべきだ」

こんな状況下でアスナのような人間が一人でいたらそれこそ精神的に負けてしまうだろう。
それならすぐに頼れる仲間を見つけるべきだ。

アスナ「エミリオ君はどうするの?」

エミリオ「僕はクリアを目指す。茅場の言葉に従うようで癪だがな」

アスナ「それなら私も――」

エミリオ「ダメだ。僕にはアスナを必ず守り通せる自信がない。だから他をあたれ」

アスナ「……そんな」

悲しそうな眼を向けてくるアスナに僕は思わず視線を逸らす。
……アスナも、初心者の自分が誰かを助けることなんてできないと察していたのか深く食い下がってはこなかった。



アスナ「エミリオ君!」

そしてここから去ろうと足を進めようとしたとき、アスナが口を開いた。

アスナ「確かに私は初心者だから、今はエミリオ君の足を引っ張るかもしれない」

アスナ「だからいつか私がエミリオ君に負けないくらいの腕前になったら、そのときは一緒にクリアを目指しましょう!」

エミリオ「……そうだな」

いつかアスナが僕と肩を並べる実力になったら、そのときはそうしてみてもいいかもしれない。

アスナ「だからまた会おうね!」

エミリオ「フレンド登録をしてあるから、メッセージはいつでも飛ばせる。……会おうと思えばいつでも会えるさ」

最後にそうとだけ言って僕はアスナの前から立ち去った。



……さて、これからどうするか。
MMOの定石から考えるとおそらく近いうちにはじまりの街周辺の狩場は埋め尽くされる。
MMOがリソースの奪い合いである以上ここを拠点にするよりは次の街を拠点にした方がいい。

それなら、僕はどうする?
次の街に行くとしても、仲間は多い方がいい。でもアスナのような根っからの初心者はあまりつれていけない。

そうして思案することしばし、ふとある男性プレイヤーの顔が浮かんできた。

――キリト。僕と同じあのベータテスターなら、一緒に次の街に向かっても道中の問題は少ない。

だが同じベータテスターならこれくらいの案はすでに出ているはず。
おそらくすでに行動に出ている可能性があるが……


↓2
1ダメ元でメッセージを飛ばす
2ソロで次の街に行く
3他の案を考えよう……



……ダメ元でメッセージを飛ばしてみよう。
もしまだ街を出ていなかったら、同行を提案すればいいしダメなら別の案を考えればいいさ。
そうして僕はキリトにメッセージを飛ばすことにした。


【To キリト
 少し話したいことがある。まだ街にいるようだったら道具屋の前で落ち合えないか?】


そうしてその数分後、返信が帰ってきた。


【from キリト
 わかった。今から向かう】


よかった。まだ街から出てはなかったみたいだ。
それなら話は簡単だ。道具屋の前にさっそく向かうとしよう。



【道具屋 前】


キリト「遅かったな……」

エミリオ「すまない」

道具屋の前にはすでにキリトがいた。

キリト「それで、何の用だ?」

エミリオ「同じベータテスター同士、考えることはだいたい同じのはずだがな」

キリト「……ということは、アンタも次の街に?」

エミリオ「だいたいそんなところだ」


↓2
1そういえばクラインはどうした?
2も、ってことはそっちもなんだな?
3同じベータテスター同士協力しないか?

だいたいわかると思いますが現状キリトルート入ってますので



エミリオ「と、いうわけで同じベータテスター同士協力しないか?」

キリト「協力……?」

エミリオ「ああ。いくら情報で一般プレイヤーに買ってるとはいえ、今は僕もキリトもレベル1だ。意図しないトラブルで危険な目に遭うことだって考えられる」

エミリオ「だからこその協力関係。何もずっと一緒にいろなんて言ってない。ある程度のレベルまで行ったらそのまま別行動をすることだって構わない」

僕がそうして提案すると、キリトは少し悩んだあとで頷いた。

キリト「……わかった。それならお互い手を組もう」


【キリトからのパーティ申請が来ています】


エミリオ「ああ、とりあえずよろしく」

僕はそう言ってキリトからの申請を承諾した。


【キリトからのパーティ申請を承諾しました】


エミリオ レベル1 next43 所持コル257
状態異常 無し 

フレンド 無し
パーティ キリト レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値10/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:3 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 命中補正 10 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 命中補正 10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し


エミリオ レベル1 next43 所持コル257
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル1

パーティ キリト レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値10/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:3 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 命中補正 10 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 命中補正 10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し


キリト レベル1 next20 所持コル300
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル1

パーティ エミリオ レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10

【武器熟練度】
[片手剣]:5 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8 命中補正 5

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



キリト「さて、どうする? 俺としてはすぐに次の街に向かいたいところだが……」

キリト「パーティを組んだ以上はアンタの意見も聞かないとな」

そうだな……確かに他のプレイヤーが行動を開始する前に次の街を拠点にする必要があるが……


↓2
1そうだな、すぐに行こう
2待ってくれ。一か所だけ寄り道をさせてくれ
※2の場合さらに下記の選択肢から選択
 武器屋
 防具屋
 道具屋
 鍛冶屋



エミリオ「そうだな、すぐに行こう」

普通のプレイヤーならともかく僕もキリトもベータテスター。安全な道のりは共に記憶しているだろうし、このまま行っても問題はないはず。

キリト「わかった」

その僕の言葉を受けたキリトが街の北西に向かって歩き始める。
確か北西は次の街があったはずだ。そう思って僕もキリトの後ろに着いていった。



【第1層 はじまりの街周辺】


キリト「次の街はここから北西の方角だ。草原と森を越える必要がある」

エミリオ「知っている。草原はともかく森にはこの一帯より強いエネミーもいるだろうが……」

キリト「俺たちなら行けるさ」

そうして北西に向かって歩き出す僕たち。
キリトは自分から会話をするタイプじゃないのか、口を開こうとはしなかった。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
キリトに振りたい話の内容をどうぞ

なおこの会話後、戦闘発生



エミリオ「ベータテスター同士だからこそ、1つ聞きたいことがあるんだがいいか?」

キリト「ああ、なんだ?」

僕が話を振るとキリトは足を動かしたままこちらを見た。

エミリオ「この状況下、命を左右するものは危険を回避するための知識と、MMO自体の経験だ。僕らベータテスターはその二つをどちらもすでに手にしているが、他の一般プレイヤーはそうは行かない」

キリト「そうだな……クラインや、あのアスナさんみたいに初心者の人間だっている。そういう人は知識も経験も不足している」

エミリオ「自力で経験を積めと言ったところでこれは死ぬことの許されないデスゲームだ」

知識を共有することができても経験を共有することはできない。
つまり僕が言いたいことは……

エミリオ「おそらくベータテスターの大半はすでに単独・もしくは僕らみたいにベータテスター同士で行動しているはず。そんなベータテスターに不満を抱く人間だって現れるはずだ」

僕はアスナを置いて行ったし、見たところだとキリトもクラインを置いて行ったようだ。
つまり僕もキリトも一般プレイヤーに恨まれることをしているのだ。

キリト「そうだな……もしそうなれば、ベータテスターに対する悪評が広まり、一般プレイヤーとの溝が深くなることだってあり得る」

そうでなくても一般プレイヤーの中にベータテスターが混ざっているのではと疑心になる者も出てくるだろう。
そんなことになればクリアどころの話ではなくなってしまう。



キリト「……そのあたりのことも考えておかないとな」

ポツリとキリトが口にする。
その横顔は何やらかなり真剣で――何か良くないことを考えているような感じだった。

エミリオ「おい……」

そんなキリトに声をかけようとし、前にいるエネミーに気付く。
フレンジーボアが一体。こっちを見てぐるると唸っていた。

キリト「さっそくエネミーのお出ましだな」

いくら安全な道のりを知ってるとはいえ、その道のりにだってエネミーは出てくる。だから僕もキリトもたいして驚きはせずにすっと武器を構えた。
僕は細剣。キリトは片手剣。

キリト「じゃ、あんたの腕前どんなものか見せてもらおうかな」

エミリオ「そっちこそ、情けないことはしないでくれよ」


【戦闘に入ります……】

というわけで少し早……くもないですが今回はここまで
これはキリトとの友情ルート待ったなしですね……

何か質問あればどうぞ


おもしろかったよー

面白い!
今後ビーターキリトになるかならないか期待だな

>>396
ありがとうございます

>>397
・キリトビーター
・エミリオビーター
・どっちもビーター

どれになるんですかね……

どっちもビーターになったらルート変更無理っぽい気がする

>>399
ですね。まあ、どちらかがビーターかどっちもビーターじゃなくなるかです

本日19時頃更新予定なのでお願いします

何かこれまででおかしい点とかあったら指摘お願いします
しばらくはエミリオとキリトの二人旅ですがこちらもご容赦ください

というか二人旅してる時点でオリジナル展開になってるんだよねこれ


キリトと顔がリオンなエミリオの二人旅……

薄い本が厚くなるな

あ、いや。オリジナル展開は問題ないんですが>>1の予想を遥かに上回る段階でそうなったのでつい

そうですね
キリトの孤立回避もディアベルはんの死回避もキバオウはんからのビーター呼ばわり回避もすべて安価次第です

>>405
当スレにBL要素はありませんたぶん(小声)

良い方向に転がったら、なんか二つ名ついて変なお姉さま方にハッスルされそうですね

二人とも黒ずくめで怪しさ倍増だな

>>408
やめてください!

>>409
想像したら確かに怪しかった

少し聞きたいのですが、キリトって筋力に主に割り振ってるスタイルでよろしかったですよね?

SAOは敏捷でALOでは筋力ですね……すいませんありがとうございます

そのうちスイッチの練習とかも入ってきますのでよろしくお願いします

黒い二人・・・シュバルツ・ブルーダー(黒い兄弟)と命名しよう

キバオウが弟なんですね分かります

>>414
普通にかっこよくてビックリしました

>>415
キバオウさんどこから来た
キリトの間違いやろ>>415はん……?


早ければ18時頃から始まる模様

キバオウ=ドモン
シュバルツブルーダー=ドモンのお兄さん
声優ネタですね。待機

>>418
無知を晒してしまった……

始まってもいいかな

フレンジーボア
HP35/35
筋力11 耐久10 敏捷10
獲得EXP60
獲得コル60

キリトとフレンジーボアの敏捷が同率のため↓1でコンマ判定
50未満ならフレンジーボア、それ以外ならキリト

いろいろゴタゴタしてて離脱してた……
再開しますね

順番
エミリオ→フレンジーボア→キリト


エミリオ「じゃあまずは僕からだな」

キリト「よし、お手並み拝見といこうか」

キリトの言葉を受けて僕は武器を構えた。


↓2
・通常攻撃
・ソードスキル

↓3で命中判定

ソードスキル発動!
エミリオ
疲労値10/50→15/50

命中失敗!


キリト「……アンタ、命中重視の細剣なのになんでミスるんだよ」

エミリオ「ぐっ……」

なんだ、初戦闘のときといい今回といい、やはり僕はソロの方が得意なのか……?


※フレンジーボアの攻撃
 体当たり
 威力 10 命中補正 5


↓1のコンマが00~50でエミリオ
51~99でキリトが対象

↓2のコンマ45以上で回避失敗

エミリオさんマジなんなの!?

対象エミリオ
11+10-14=7

コンマ99でクリティカル
7×2=14

エミリオ
HP100/100→86/100


エミリオ「ごふっ……!?」

攻撃が回避されたのがよほど動揺を誘ったのか、僕はフレンジーボアの攻撃を食らってしまう。
しかもその威力は普通よりかなり強く感じた。

キリト「エミリオ!」

エミリオ「だ、大丈夫だ」

キリト「まったく……アンタはそこで休んでてくれ」

そうしてキリトがすっと武器を構える


※キリトのソードスキル発動!
 キリト
 疲労値0/50→5/50


↓1のコンマ45以上で成功!

命中判定の仕方変更するべきかねこれは

こいつらベータテスターなんだよね?


命中失敗!

エミリオ「お前……人のこと言えないじゃないか」

キリト「ぐっ……これはもうアンタのことバカにできないな」

出だしからこの調子。
本当にやっていけるのか……?


エミリオの攻撃
↓1
・通常攻撃
・ソードスキル

↓2で命中判定
通常攻撃は40以上
ソードスキルは30以上で成功

ソードスキル発動!
エミリオ
疲労値15/50→20/50

10+7+6-10=13

フレンジーボア
HP35/35→22/50

命中!


エミリオ「よし!」

キリト「さっきの失敗を挽回したな」

僕の放ったソードスキルはようやくフレンジーボアの体を貫いた。

キリト「これは俺も負けてられないな……」

エミリオ「その前に相手の攻撃だけどな」


※フレンジーボアの攻撃
 体当たり
 威力 10 命中補正 5


↓1のコンマが00~50でエミリオ
51~99でキリトが対象

↓2のコンマ45以上で回避失敗

対象エミリオ

10+11-14=7

エミリオ
HP86/100→79/100


エミリオ「ぐっ……!?」

キリト「おい! 大丈夫か!?」

この一撃で体力が20以上減ったことになる。
正直言おう、次の街までの道のりを考えると少しまずい。

キリト「こうなったら……」


※キリトのソードスキル発動!
 キリト
 疲労値5/50→10/50


↓1のコンマ45以上で成功!

命中失敗!


キリト「くそっ! またか!」

一度ならず二度までも。これはもはや茅場の陰謀だと疑ってしまう。

エミリオ「落ち着け。次の僕が決める……」

とはいえ次スキルを使っても撃破は無理だ。
これはどうする……?


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・逃走

↓2
命中判定
通常攻撃は40
ソードスキルは30以上で成功

なおこのバトルはこの判定方法で行います

【悲報】ベータテスター、二人でフレンジーボアに苦戦する【SAO】

ご飯で離脱します
システム破り(判定方法変更)を考えてますのでいい案お願いします

いくらなんでもこれはあかんべ
最悪さっきの助言を採用します

>>1としてはフレンジーボア撃破→キリトさんレベルアップ!が狙いだったのに……

スキル必ず命中案候補
他何かあります?

たくさんのご意見ありがとうございます
とりあえず判定方法を思案しますのでもうしばらくお待ちください……

あとさっきの判定はやり直すべきかしら

★ 真・命中判定 ★
通常攻撃
80以下で成功。00から05でクリティカルとなりダメージ2倍

ソードスキル
70以下で成功。00から05でクリティカルとなりダメージ2倍

なおこうすると必然的に命中率が大幅に高くなるので現在の武器の命中補正・スキルの命中補正は消滅
以後の武器やスキルで命中補正+10くらいまでのものは出てきます

クリティカル補正はその数値分だけクリティカル範囲増加
クリティカル補正が5なら00から10がクリティカル範囲

熟練度での命中補正はどうしようか思案中ですが、これでどうでしょうか
あとやり直し場所も
・戦闘の最初から
・さっきの判定から
・慈悲はない、このままだ
からお選びください

特に意見なければこちらで決めます

命中判定に敵味方のステは関係ないってことか
序盤はこれでいいけど、進んでいくに連れて違和感感じそうだ

最初からですね了解……
順番は変わらずエミリオ→フレンジーボア→キリトとなります

これでクリティカル出したらベータテスター見直すわ

>>485
とりあえず今はこれでお願いします!
次の更新までにはもっと直しますから……!


エミリオ レベル1 next43 所持コル257
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル1

パーティ キリト レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値10/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:3 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し


キリト レベル1 next20 所持コル300
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル1

パーティ エミリオ レベル1

【ステータス】
HP100/100 疲労値0/50
筋力 10 耐久10 敏捷 10

【武器熟練度】
[片手剣]:5 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し

戦闘開始!

エミリオ→フレンジーボア→キリト


エミリオ「さて、最初は僕からだな」

キリト「まずはお手並み拝見といこうか」

キリトの声を受けて僕はすっと武器を構えた。


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル

↓2
命中判定
通常攻撃は80以下
ソードスキルは70以下でそれぞれ成功

マジで?

ソードスキル発動!
エミリオ
疲労値10/50→15/50

10+7+6-10=13

クリティカル!
13×2=26

フレンジーボア
HP35/35→9/35


小気味いい効果音とともに僕の放ったソードスキルがフレンジーボアを捉えた。

キリト「おお! やるな!」

エミリオ「ふん……」

手ごたえは十分あった。この一撃でだいぶダメージを与えられただろう。


※フレンジーボアの攻撃
 威力 10


↓1のコンマ50未満でエミリオ
それ以外でキリト対象

↓2のコンマ70以下で回避成功

対象エミリオ

回避成功!


フレンジーボアの体当たり攻撃を僕は右に動いて回避する。

エミリオ「この程度……」

キリト「アンタやるな! よし、なら俺も――」


※キリトのソードスキル発動!
 キリト 疲労値0/50→5/50


↓1のコンマ70以下で成功
なおこれがヒットすれば戦闘終了

フレンジーボア
HP9/50→0/50


キリト「でやぁっ!」

ズバン、という斬撃音がする。
キリトの一撃でフレンジーボアが光の粒子になって消滅した。僕らの勝ちだ。

キリト「ふぅ……こんなものか」

エミリオ「ふん……なかなかの腕のようだな」

キリト「そっちこそ。とにかく、お疲れさん」

そうしてお互いハイタッチをする。


【EXPを30獲得しました
 コルを30獲得しました】



キリト「お、レベルアップだ」

そこでキリトがそんなことを言った。

エミリオ「そうか。よかったじゃないか」

これでキリトのステータスが上がり、戦闘も幾分楽になる。

キリト「ああ。えっと……ステータスを振り分けないとな」

エミリオ「そうだな。この先を考えるとHPは少しでも高くしておきたいだろうが……」

キリト「うーん……」

そうして少し悩んだキリトがやがてウインドウを操作する。
そしてそのままキリトのステータスが更新された。



キリト レベル2 next190 所持コル330
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル1

パーティ エミリオ レベル1

【ステータス】
HP200/200 疲労値5/60
筋力 50 耐久20 敏捷 40

【武器熟練度】
[片手剣]:6 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



キリト「……こんなものか」

筋力と敏捷を中心にして割り振りを終えたキリトがウインドウを閉じる。

キリト「そっちもあと一回の戦闘でレベルアップだよな?」

エミリオ「そうだな……」

キリト「よし、ならひとまず森まで突っ切るか。道中でエミリオのレベルも上がるだろう」

エミリオ「わかった」

そうして僕らは森の手前まで一気に駆け出した。


このコンマの下一桁の数だけフレンジーボアに遭遇

↓1のコンマの下一桁だけ討伐成功。仮に遭遇数より討伐成功数が大きい場合はすべて討伐成功とする

↓2のコンマでHP減少、疲労値減少判定
00~60 ノーダメ 疲労値5
61~90 HP10 疲労値5
91~99 HP10 疲労値10

遭遇数 8
討伐数 5

リザルト
獲得EXP 150
獲得コル 150
エミリオ レベル1→2
     next 97
     所持コル 437

キリト next 40
    所持コル 480

コンマ判定によりノーダメ、疲労値5消費

エミリオ 疲労値15/50→20/50
キリト 疲労値5/60→10/60


レベルアップによりエミリオ100のポイントゲット!
振り分けに入ります……

★ 振り分け ★
HP・筋力・耐久・敏捷・各種武器熟練度で100ポイントを割り振ってください
なおレベルアップ時にHPは50、疲労値は10自動的にアップします

HPは1割り振る毎に5
筋力・耐久・敏捷はそのまま1ずつ
各種武器熟練度は5割り振る毎に1上がります

この書き込みから5分後、安価取ります

では安価

エミリオのステータスを割り振ってください

安価先は↓3!

HPは割合回復ないと効率悪い
筋力40
耐久50
HP10

筋力100

>>513
脳筋エミリオここに生誕か

>>512
割合回復というとレベルアップするごとに一定のパーセント回復するみたいなやつですかね


ステータス反映中……後悔はしないでね?


エミリオ レベル2 next97 所持コル437
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル2

パーティ キリト レベル2

【ステータス】
HP150/150 疲労値20/60
筋力 110 耐久10 敏捷 10(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:8 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



キリト レベル2 next40 所持コル480
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル1

パーティ エミリオ レベル2

【ステータス】
HP200/200 疲労値10/60
筋力 50 耐久20 敏捷 40

【武器熟練度】
[片手剣]:11 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
無し



【第1層 はじまりの街北西部 北西の森】

キリト「よし、この森を越えれば最初の街だ」

エミリオ「そうだな。ここもさっさと越えるぞ」

そうして二人、森の中に入っていく。
そこは密林というわけでなく、野生動物もいる普通の森だった。

キリト「しかしあんた、結構やるんだな」

エミリオ「そっちこそな。よほどのゲーマーだと見えるが」

キリト「んー、まぁそうだな。人並み以上にはゲームに慣れてるつもりだよ」

動かす足の速度は緩めず、お互いそんな会話をする。

キリト「本当は他にやってたこともあったんだけど、それをやめてからはもっぱらゲームだったな……」

そんなことを言うキリトに僕は――


↓2
1やってたこと?
2ベータテストのときに知り合えなかったのが残念だ



エミリオ「やってたこと?」

キリト「ああ。元々、俺剣道場に通ってたんだ。二年でやめたけどな」

剣道場か。そういう経験もここでの剣技に生かされてるのかもしれないな。

キリト「……だから、今剣道をやってるのは妹一人なんだ。俺の分も背負わせて――」

すると不意にキリトの顔が沈む。
どうしたのかと声をかける前にキリトがすぐに元に戻った。

キリト「なんてな、ゲームでリアルの話をするのはダメだった。すまない」

エミリオ「いや、そんなことを言ったら聞いたのは僕の方だ」

キリト「でも……リアルの話でもして少しでも気を紛らわせないと壊れてしまいそうだよな」

それは僕も同感だ。
ここはSAOの中の世界だが、僕らはゲームのキャラじゃない。
そんな人間がこんな死と隣り合わせの世界に放り込まれたんだ――多少のマナーを破っても、精神的な安定は求めて当然。


↓2
1こっちも少しだけリアルの話をする
2黙って歩いたまま



エミリオ「……僕にはなんていうか、姉のような人ならいる」

キリト「? そうなのか?」

エミリオ「ああ。実際の姉というわけではないが、あくまで姉のような人だ」

エミリオ「僕は現実では人付き合いが良くない。だから家庭から反感も買うし、周囲の人間からもそうだ」

エミリオ「そんなとき、その人がいつも庇ってくれた」

キリト「……いい人なんだな」

小さく、キリトが言う。

エミリオ「ああ。僕なんかにはもったいないくらいのな」

そんな人がいる現実に戻りたい。もう一度あの人の顔を見たい。

――1つ心配なのは、あの人もここに来ているかもしれないということだけだが。


【キリトの好感度が上昇しました】



そうして歩くこと数分。不意に目の前に敵が現れた。
それは茶色の毛を纏った、小さなエネミー。名前は『クリボー』。

キリト「一体一体の能力は低いが、纏まって出てくるんだよなこいつら……」

はぁ、と息を吐きながら剣を構えるキリト。
それに倣うように僕も剣を構える。

キリト「そうだ。せっかくだしスイッチの練習でもしておくか」

エミリオ「そうだな」

せっかくパーティを組んでいるんだ。そのときにしかできないことを練習しておくのも悪くはない。


【戦闘に入ります……】

クリボー×2
HP30/30
筋力 10 耐久10 敏捷10
攻撃パターン
体当たり
威力 10

浮遊
次の攻撃回避10上昇

獲得EXP30
獲得コル30

戦闘開始!
キリト→エミリオ→クリボー1→クリボー2


キリト「さて、まずは俺がソードスキルを使うから、スイッチって言ったらエミリオが続いて攻撃してくれ」

エミリオ「わかった」

そうしてキリトが構えると、一気に駆け出した。

キリト「そらっ!」

ぶんっと剣を振り下ろすキリト。片手剣初期スキルの《バーチカル》は的確にクリボーの一体に命中した。

キリト「スイッチ!」

エミリオ「了解……!」

そこに続いて僕のソードスキル《リニアー》がヒットする。
そうしてクリボーの一体は消滅していった。

キリト「これがスイッチだ。仲間の攻撃に続いて自分が連携をしていく技術」

キリト「初段の攻撃がヒットしないと意味はないけど……上手く活用すれば少し格上の敵でも効率よくダメージを与えられる」

エミリオ「ああ。じゃあ次のもいくぞ」


※ここからバトルの選択肢にスイッチが加わります
 スイッチは仲間のソードスキルに続いて他の仲間が攻撃していく戦術となります
 最初の一撃がヒットしないとスイッチは成功しません
 スイッチ初段の成功率は70以下ですが、連携が続くにつれて10ずつ減少していきます
 消費疲労値はスイッチの成否に関係なくスイッチ時に使用したスキルの消費値+現最大疲労値の10分の1

 なおこれは以降で改善していく可能性あり。意見あればいつでもお願いします

キリトの行動をさっきのスイッチとし、エミリオのターンから


エミリオ「さて、僕の番だな」


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・スイッチ
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃は80以下
ソードスキル・スイッチは70以下で成功

それなんてオーバーキル?

スイッチ発動
疲労値20/60→31/60

100+7+6-10=103


エミリオ「はあっ!」

まずは僕がソードスキルで踏み込む。

エミリオ「キリト、スイッチ!」

キリト「おう!」

そしてそのままキリトとスイッチする。
オーバーキル? そんなの知るか。


↓1のコンマ60以下で成功

oh……


スイッチ失敗!
疲労値10/60→21/60

クリボー撃破!


キリト「しまった……!」

キリトとのスイッチが失敗し、キリトの武器が空を切る。
だがさっきの僕の一撃でHPは削れていたのか、クリボーはそのまま光の粒子になって消えていった。

キリト「すまない……」

エミリオ「気にするな。とにかく、お疲れさん」


【獲得EXP30
 獲得コル30
 スイッチ回数2回(成功1回・失敗1回)
 キリトとの絆値1.5上昇

 エミリオ next67
      コル467

 キリト next10
     コル510】



【第1層 はじまりの街北西部 北西の森】

キリト「……よし、こんなものだな」

エミリオ「しかし、ここに来るまでで他のプレイヤーに一人も会ってないな。他のベータテスターも同じことを考えてるものだと思っていたが」

キリト「言われてみれば確かに……」

僕らの行動が早かったのか、それとも別ルートで行っているのか。
真相は定かではないが、とにかく他プレイヤーの姿はここまでで一度も見ていなかった。

キリト「まぁいいさ。他のプレイヤーが来ていないならそれでも」

エミリオ「……そうだな。よし、早く進むとしよう……」

心なしか少し嫌な予感がしたものの、それを振り切って僕らは森を抜けるのだった……



【第1層 ???周辺】

そうして森を抜け、さらにまた草原を越えた先にようやく目的の場所が見えてきた。

キリト「ようやくか……」

エミリオ「意外と時間がかかったな」

はじまりの街を出たのが夕刻で、今はすっかり夜だ。
これは宿屋でこのまま眠る流れだな……

キリト「とりあえず、中に入ろう」

エミリオ「そうだな……」


↓3
この村の名前をどうぞ

安価ありがとうございます
作者はお風呂で離脱しますが、どうせすぐに帰ってきます

なのでその間質問でも雑談でも好きなように意見出してください

男二人旅とか誰得よこれ?

シリカとアスナを乱入させよう

青春ダナー

リズベットも参加させよう

>>559
>>561
全員はじまりの街にいるんでしばらくは来ません……! なんという展開なんだこれは……!

>>560
友情エンドまっしぐらですわ

ちなみにスイッチ使用で溜まる絆値は10溜まるごとに☆が1つ追加され、その☆1つにつきスイッチで連携したすべての攻撃に+100の数値が加算されるオリジナル仕様です

これあればボス戦も楽になるかなとか思ったんですが、必要なければはずします

10分後くらいに再開します
アルゴさんあたりいそうなんだけどキャラをいまいち把握しきれたないんだよなー……

ディアベルはんあたりいそうだけど

>>565
これはディアベルはんとの友情ルートフラグか……?

ちなみにキリトと別れたあとでアスナ・シリカ・リズベットの誰かとのイベントが発生するようです
それまでに頑張ってレベル上げよう!

再開



【第1層 サイハテ村 宿屋】

店主「あいよいらっしゃい。こんな遅くにお客さんとは珍しいね」

サイハテ村にある小さな宿屋に入ると、少し年のいった女のNPCが出迎えてくれた。

キリト「こんな時間で済まないが、泊まりたい。代金はいくらだ?」

店主「個室が一人100コル。二人部屋は一人80コルだよ」

店主「ご飯の心配はいらないさ。朝食は完備してるからね」

個室か二人部屋まであるのか。なんというか、無駄にリアルな設定だな。

キリト「俺はどっちでもいいけど、エミリオは?」

キリトがそう言って僕の方を見る。


↓2
1個室で頼む
2僕もどっちでもいい



エミリオ「僕もどっちでもいいが」

キリト「なら二人部屋でいいな。……というわけで、はい80コル」

キリトに続いて僕も80コルを店主に渡す。


【エミリオ 387コル
 キリト 430コル】


そうして部屋の位置を説明されているところに、この宿屋の従業員らしきNPCが奥の部屋からやってきた。


↓2
1栗色のアホ毛の女性だった
2青い髪の女性だった



クラナド 相良美佐江


それは青い髪の、背の高めな女性だった。

相良「あら、店主さん。こんな時間にお客さん?」

店主「そうさ。今ちょうど来たみたいでね」

店主「そうだ。悪いんだけど確か今日の夕食の残りがあったはずよね? 温めなおしてこの人たちに振る舞ってあげてくれるかい?」

相良「わかりました。じゃあそっちの二人、悪いけどこっちに来てくれる?」

キリト「あ、はい」

そうしてそのNPCに連れられ僕らは奥の――おそらくは食堂であろう部屋に入った。

相良「今日はカレーだったから、すぐに用意できるわ。ちょっと待っててね」

さらにそのまま奥の厨房に入っていくNPC。



それから数分後。宣言通りにカレーが運ばれてきた。

エミリオ「……」

キリト「……いただきます」

僕は黙ったまま、キリトは小さくだが律儀にそう言ってカレーを口に運んだ。

エミリオ「……カレーだ」

キリト「カレーだな……」

相良「? 当たり前じゃない」

ここはSAOの中。なのにそのカレーはリアルに再現されていた。
久しぶりの食事に夢中になって食べる僕たち。そして――


↓2
1NPCにこの村の周辺について尋ねた
2このカレーの調理方法について尋ねた
3黙って完食した



エミリオ「そういえば、この村の周辺はどういった地形になっているんだ?」

相良「そうねぇ……たぶんあなた達ははじまりの街から来たんでしょうけど……」

相良「大きく分けてこのあたりで危険な地域は三つね。そのうち二つはあなた達も通ったあの森と、草原」

キリト「もう一つは?」

相良「ここから北にある谷ね。それを越えた先にも町があるんだけど、あそこは結構危険だから地元の私たちですらなかなか行かないわ」

谷か……なら当面はここでレベル上げをしつつ、機会を見てその谷を越えることになるか。
同じことをキリトも考えていたのか、僕が視線を送るとキリトは頷いて反応してくれた。

相良「ちなみにはじまりの街とこのサイハテ村を繋ぐ主なルートはあの森だけだから、はじまりの街から誰か来るとしたらその森を通らなきゃならないの」

キリト「確かに、別ルートもあるにはあるがレベルが低くて突破は難しいだろうな」

エミリオ「ということは、今はじまりの街にいるプレイヤーも数日もしたらあの森からこの村に来るわけか……」

はじまりの街に残したアスナやイービルの顔が脳裏によぎる。
あの二人はきちんとセオリー通りの行動をしているだろうか……?



【第1層 サイハテ村 宿屋前】

遅めの夕食を食べ、あれから部屋に戻った僕たち。
その後すぐに就寝となったのだが何故だか寝れず、僕はこうしてこっそり部屋から抜け出して夜風に当たっていた。

……ここはゲームのはずなのに、この風も星も本当にリアルで。僕はその光景に見とれていた。

エミリオ「……」

だから、だろうか。
背後から近づいてくる人影に気づかなかったのは。

??「あの」


エミリオに話しかけてきたのは?
↓2
1青い髪の男性プレイヤー
2長い黒髪の女性プレイヤー

もう少し進めたかったですが、ごめんなさいここまでです

ちなみに宿屋の選択肢でもう片方はクラナドの宮沢有紀寧が出てくる予定でした

そして今回の青い髪の男性プレイヤーは……言うまでもありませんね
ちなみに今回選ばれた方はわりと重要ポジになるのでお願いします

何か質問意見感想等あればお気軽にどうぞ

本日も18時頃から始まる模様
よろしくお願いします

行動や戦闘の自由度はあるのに、キャラに関する自由度が少なすぎると思う
>>539で主人公の家庭環境が勝手に決まってるし(主人公の設定ぐらい安価でもいい気がする)
主人公以外のプレイヤーも安価で、オリキャラを作るか他の作品から募集するとかにしてほしかった

キャラのこのスレ(SAO世界)におけるポジションみたいなものは、ストーリーを書きやすくするために>>1が決めて良いと思うけれど
そのキャラ自身ぐらいはこっちが決めれない?

>>586
意見ありがとうございます
最初はそうしようと思ったのですが、アバターの外見ならともかくプレイヤーともなると知らない作品が来たら困るので……

どうしましょう。以降は先に作者の知ってる作品を挙げておいてそこから安価で募集みたいな形にしましょうかね……

プレイヤーとして動かせそうな作品たち

ココロコネクト・アクセルワールド・フェイト(Zeroとstaynight)・まどマギ・コープスパーティー・Angel beats!・クラナド・リトルバスターズ・遊戯王(初代)・中二病でも恋がしたい!・ダンガンロンパ・神様のメモ帳・あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない・バカとテストと召喚獣・テイルズ(一部例外有り)・ひぐらしの鳴く頃に・パンドラハーツ・ましろ色シンフォニー

くらいですかね
数少なくてごめんよ……

(初代)遊戯王のはカプモンとかドラゴンブロックとかボディーガード料の方?

>>591
初代の単行本1~38巻までです
一応アニメもだいたい見てましたがノアとかドーマの三銃士とかは管轄外です

ゲームはもっぱらテイルズ専門だったりアニメやラノベが原作のゲームしかしないので……

あとアニメ趣味も高校入学で発生したのでそれより前の古い作品はわかりかねます
とらドラとかはなんとかわかりますが

この村と始まりの町を往復してレベル上げしたいから始まりの町に戻れる安価が出てこないかな

とりあえず最初の安価手前まで行ってもいいですかな
キャラの名前安価なのでこれをしないと書き溜めのしようが……


>>595
キリトがいる間は草原・森・谷しか選べませんがキリト離脱後は安価次第で戻ることも可能……なのかな



それは長い黒髪の女性だった。
――というより、この人はもしかして……

??「思ったとおり。久しぶりね」

それは間違いなく、僕の姉だった。
血も繋がってないし、そもそも家族でもないのだが……それでも、僕の中では姉だ。

エミリオ「な、なんでSAOに……」

だが彼女はこういうゲームにはとことん疎かったはず。
それが何故このSAO――しかもサイハテ村に?

??「アナタが熱中しているゲームがどんなのか少し気になって。だから私もSAOを買ったの」

??「そうしたらこんなことに巻き込まれて……」

確かに僕は彼女にたまにゲーム――ベータテスト後は主にSAOについて話をしたことがある。
だけどまさか彼女が実際にゲームをプレイするなんて。



エミリオ「だけど、それならはじまりの街で待っていればいいのに」

??「そうしたかったんだけど、アナタが男の人とはじまりの街を出ていくのが見えたから」

エミリオ「ということはまさか一人で……?」

それならまさに危険すぎる賭けだ。
こういうゲームはもっぱら初心者の彼女が一人であの道を超えれたとは。

僕がそう考えていると彼女は横に首を振った。

??「違うわ。もう一人、一緒に来た人もいる」

エミリオ「そうなのか……」

??「ええ。現実世界では神父さんらしい男性の人」

その言葉に僕は何故だかログアウトボタンが消えたときに会ったあの神父の顔を思い浮かべていた。
もしかしてあの男なのだろうか……?

注意を促そうとするが、実際彼女は無事にここまで来れているしもし何かされたのならこの時点でそのことについて言っているはず。
なので僕はとりあえずそのことについては保留にしておき、一つ質問をした。

エミリオ「とにかく、僕はここではエミリオと名乗っている。名前を呼ぶときはそれで頼みたい」

??「リアルでの名前を呼ぶのはマナー違反ですものね。私のアバター名は――」


↓2
??のアバター名(女)をどうぞ

安価把握
以降はマリアンという名前でこのキャラはゲームを進めます

それではある程度書き溜めしたらまた来ます

あとイベント戦やフロアボス戦以外の雑魚戦の判定は草原から森に行く際のあの判定方法で行います

これについての意見もあればお願いします



マリアン「――マリアン。それが私のアバター名よ」

エミリオ「マリアンか」

マリアン「それで、エミリオ。もしよかったら私をエミリオのパーティに入れてくれないかしら?」

名前をお互い名乗ったところでマリアンがそんなことを言った。

エミリオ「ん……」

僕個人としてはマリアンの誘いを断る理由はない。ないのだが――

マリアン「やっぱり、まだあの人と組んでるの?」

エミリオ「そんなところだ」

そう。僕は今キリトとパーティを組んでいるのだ。
なので僕個人の意見でこの誘いを決めるわけにはいかない。そもそも、僕もキリトもレベルが上がったとはいえまだ2なのだ。アスナ同様に初心者であるマリアンを守りきれる保障はない。



マリアン「そう……わかったわ。それなら私はもうしばらく今のままでパーティを組んでおく」

エミリオ「すまない。キリトとはレベル上げの間だけ協力する約束だから、それが終わればマリアンと組むこともできる」

マリアン「私たちもしばらくはここでレベル上げをする予定だから、もしタイミングが合えばこの村にいる間に組めるかもしれないわね」

そう言いながらマリアンはウインドウを開く。


【マリアンからフレンド申請をされています】


マリアン「パーティはまだしばらく無理だけど、フレンド申請なら問題ないわよね?」

エミリオ「そうだな……よろしく」

その申請を承諾する。
これでフレンドリストにマリアンも加わった。いつでもメッセージが飛ばせる。



マリアン「じゃあ、私は部屋に戻るから……何かあったらメッセージよろしくね」

エミリオ「ああ。じゃあまた」

そうして去っていくマリアンを見送った僕も数分後には部屋に戻り、眠りについたのだった。


【第1層 サイハテ村 宿屋】

翌日。朝食を食べそろそろ行動を開始しようとなった僕とキリトは部屋で顔を突き合わせて話し合いをしていた。

キリト「ここはまだ第1層だが、安全マージンを考えるとフロアボスを倒すためにはレベル15は欲しい」

これが通常のRPGならば適正レベルは各層の数字と同じなのだろうが、今はデスゲームとなっているので安全マージンを考えると10の上積みはしておきたい。
つまりここは第1層なので適正レベルは11。保険的な意味を込めてもキリトの言う15前後を目標にしておきたいところだが……

キリト「だがあんまりちんたらしていると他のプレイヤーがこの村にやってくるだろう。ここでのレベル目標は8前後だな」

エミリオ「わかった」

つまり互いのレベルが8前後になったらキリトとの協力関係は終わる。

キリト「じゃあ行こうか。店で準備しておくのもいいし、クエストを受けてみるのもいい」

エミリオ「そうだな」

そうして僕らは宿屋から出る。まず初めに僕らは――


↓3
1街の中を散策した
※武器屋
 防具屋
 道具屋
 鍛冶屋
2広場に行った
※クエストを受けれます
3村の外に出た
※草原
 森
 谷


☆ 以降の行動方法 ☆
これ以降のイベント以外での行動は1日で午前・午後の2回可能です
街の散策・広場でのクエスト・外に出てのレベル上げ等が可能です
なお行った先でイベントが発生することもありますので、よろしくお願いします



なにはともあれ、ますは道具の購入だ。
そう思い僕らはまず道具屋にやって来た。


【第1層 サイハテ村 道具屋】

店主「らっしゃーい! あんまり良いのは無いかもしんないけど、勘弁してね!」

NPCの声が僕らを出迎える。
あんまり良いのは無いかもって、大丈夫なのかそれは。

キリト「よし、まずは回復アイテムの用意からだ」

そうして僕たちは一度離れ、お互いに店の品物を見て回った。


【道具屋】
ポーション 50コル 回復
対象のHPを100回復する

ハイポーション 150コル 回復
対象のHPを300回復する

解毒結晶 100コル 回復
対象の毒状態を回復する

麻痺結晶 100コル 回復
対象の麻痺状態を回復する


↓3
エミリオの購入アイテム指定
残金387コル

ご飯で離脱

以降の行動で何か意見あったらお願いします
行動回数についてでも構いません

プレイヤー安価の横にキャラの名前を表示してほしいです

>>617
プレイヤー安価はあらかじめいくつか作品を挙げておくのでその中の登場人物で安価、という形にしようと思ってます


ちょっとイベント以外の行動について考え直します
しばしお待ちを……

・このまま午前と午後の各2回の行動終了後、宿屋に泊まり一日経過
・村で買い物→外で雑魚狩りorクエスト挑戦
なおこの場合の買い物回数に制限無し
こちらも最後に宿屋に泊まり一日経過

思い付いたのはこれくらいですが、どうでしょうかね

再開は21時頃。それまでに何か意見等あればお願いします



エミリオ「ポーション三つと解毒結晶1つ頼む」

店主「あいよ。合計で250コルだね!」

僕が買い物を終えるとキリトも丁度終えたのか、こっちにやって来た。

キリト「買い物は終わったか?」

エミリオ「ああ。そっちもみたいだな」

キリト「じゃあ次はどうする?」


↓3
1まだ買い物を続ける
※武器屋
 防具屋
 鍛冶屋
2広場でクエストの確認
3外に出る



【第1層 サイハテ村 広場】

キリト「確かどの村や町にも広場にクエストを担当するNPCがいる設定だったよな……」

エミリオ「そうだな……ひとまず、今やれるクエストの確認はしておくべきか」

クエストは達成すればアイテムやコルが貰える。
討伐クエスト・採取クエスト・特殊クエストといろいろあるが……最初のクエストならどれもそれなりに簡単だろう。

キリト「ただ1つ、地雷が混ざってたらそれはやめとかないとな」

エミリオ「ああ」

キリトの言うとおり、たまにこれこの時点でクリアとか無理だろうと言いたくなるようなクエスト内容がある作品もある。
SAOがそうだとは思えないし、ベータテストでは少なくともこの村でそう言ったクエストは無かったと思うが。

エミリオ「とにかく、確認するとしよう」

そうしてクエストを担当しているNPCに声をかけ、クエストの内容を確認する。



【第1層 サイハテ村 クエスト一覧】

1・森にいるモンスターを討伐して!(討伐)
場所・森 討伐目標 クリボー×10
報酬 500コル ポーション×1

2・鍛冶の素材を持ってきてくれ(採取)
場所・谷 採取目標 鉄鋼石×3
報酬 1000コル

3・謎の狂戦士の撃破依頼(討伐)
場所・草原 討伐目標 ???×1
報酬10000コル



キリト「これは……」

エミリオ「明らかに1つ、おかしなのがあるな」

3のクエストはベータテストのときには無かった。
どういうことだ? ベータのときとゲームの仕様が違っている……?

エミリオ「……どうする?」

キリト「そうだな……エミリオの考えに従うよ」

隣のキリトは何か考え事をしていたのか、上の空でそう答えた。
そうか、なら――


↓3
受けるクエスト番号を選択
受けない選択もあり

安価把握作者は少し早めのお風呂

豪雨の中の外出が災いしたのか鼻水と涙がヤバい。なので今回の更新は短くなりそう……

あとクエストの雑魚敵はどうしましょ
イベント戦扱いにする予定でしたが要望あればこちらも判定になります

再開します



エミリオ「じゃあこの1のクエストをクリアしておくか」

キリト「わかった。じゃあ行くぞ」

そうして1のクエストを受注した僕たちはそのままこの村に来るときに通ったあの森に向かうのだった。



【第1層 サイハテ村南東部 森の中】


昨日通った森に訪れた僕ら。討伐対象はクリボーを10体……数こそ多いが、あれは基本的に2~3体単位で出てくる。回数で考えても4回程度でクリアできそうだが……

キリト「他のプレイヤーはまだ来てないみたいだな」

ここははじまりの街からサイハテ村に来るルートの中で一番安全な道。
他のプレイヤーはまだはじまりの街周辺でレベル上げにいそしんでいるのだろう。

エミリオ「とにかく、今はクエストのクリアを目指すか」

キリト「ああ。行くぞ」


↓1のコンマ下一桁で0~4でクリボー2体
5~9でクリボー3体の組み合わせと遭遇

↓2のコンマ下一桁でその組み合わせとの戦闘回数判定。0は10

↓3のコンマでHP・疲労値の判定
00~80 ノーダメ 疲労値0
81~95 ノーダメ 疲労値5
96~99 HP5 疲労値5

戦闘エネミー
クリボー×2

戦闘回数
10

リザルト
EXP600
コル600
HP・疲労値共に消費0

【エミリオのレベル2→4
 キリトのレベル2→4】


5分後、振り分け安価となります
今回は総合200割り振ってください



ではエミリオのステータス割り振り
総合で200割り振ってください
↓2、お願いします



エミリオ レベル4 next177 所持コル737
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル4 絆値1.5

パーティ キリト レベル4

【ステータス】
HP250/250 疲労値0/70
筋力 115 耐130 敏捷 60(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:18 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 3
解毒結晶 1



キリト レベル4 next110 所持コル830
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル4

パーティ エミリオ レベル4

【ステータス】
HP250/250 疲労値0/70
筋力 130 耐久60 敏捷 100

【武器熟練度】
[片手剣]:21 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 4

あ、間違えた
キリトのステだったか
エミリオとHP同じなんだな

今回はステ更新の前に間違い訂正に気づいたのでそのとおりに更新しましたが、間違い訂正に気づく前に安価下にして更新する場合もございます
次回からはお気をつけください

ということで少し早いですがとりあえずここまで。少ししたら再開するかもしれませんが、とりあえず今日はもうnight思ってもらってかまいません
あまりにも体がダルすぎて……

何かあればそちらには随時答えますのでよろしければどうぞ
他にも感想意見は歓迎しております

>>670
今回キリト氏はHPには振り分けなかったようで……

というかミス発覚したので訂正します



エミリオ レベル4 next177 所持コル737
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル4 絆値1.5

パーティ キリト レベル4

【ステータス】
HP300/300 疲労値0/80
筋力 115 耐130 敏捷 60(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:18 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 3
解毒結晶 1



エミリオ レベル4 next177 所持コル737
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル4 絆値1.5
     マリアン レベル2

パーティ キリト レベル4

【ステータス】
HP300/300 疲労値0/80
筋力 115 耐130 敏捷 60(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:18 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 3
解毒結晶 1



キリト レベル4 next110 所持コル830
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル4

パーティ エミリオ レベル4

【ステータス】
HP300/300 疲労値0/80
筋力 130 耐久60 敏捷 100

【武器熟練度】
[片手剣]:21 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 4

なんかダメやないろいろ……おとなしく離脱します

質問意見雑談等は大歓迎ですし、可能な限りお答えしていきます
では

アスナやイービルはまだレベル1か
あれから狩れてないんだな

書いていくうちに良くなっていく、そんなもんだ応援してるから頑張ってください

>>678
はじまりの街のプレイヤーは二日目から本格始動してそうだしまだ1でもいいかなって
次の更新ではどうなってることやら

>>679
ミスが多くてごめんなさいね……

むくり(起床)

だいたい体調復活しましたが……こんな時間ですか
更新よろしいです?

ありがとうございます
それとついでにご質問なのですが、見ての通りおおまかな流れとしては
・街の中で買い物(行動回数に制限は無し。ファイアーエムブレムでいう進撃準備みたいな感じ)
・クエストor街の外で狩り(クエストは広場。狩りは外に出ることで可能。どちらかを選択すると街の中で行動はできなくなる)
・宿屋で一泊
↑となります。宿屋での回復は廃止となりますが

あとはこれにイベントを付け加えたりとなるのですが、何か意見はありますでしょうか
なければ少し間を開けて再開となります

何もなさそうなんで再開



【第1層 サイハテ村南東部 森の中】


クリボーを10体狩り終え、一気に2レベル上がった僕とキリト。
気付けばすでに周囲は良い時間となっていた。

キリト「これ以上の狩りは危険だな。早く村の宿屋に戻ろう」

エミリオ「ああ。そうだな」

そうしてキリトと二人並んで村へと戻る。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
キリトと話したい話題をどうぞ

さすがにこんな時間に自由安価だけはやめとくべきでした

↓2
1さっきのクエスト一覧について尋ねる
2昨夜のマリアンについて尋ねる
3その他自由安価



エミリオ「さっきのクエストなんだが……」

キリト「ああ。あの狂戦士がどうとかってやつだろ? 俺も気になってた」

エミリオ「やはりか。あんなクエスト、ベータのとき少なくともサイハテ村のクエストには存在しなかった」

キリト「そうだな。俺もあんなクエストは聞いたことがない」

ベータとの相違点がここで出てきた。
いや、ある程度は考えうる事態だったはずだ。そもそもデスゲームを目的として作られたんだとしたら、こうやってベータとの相違点が他の点にも出てる可能性もある。
それがこのようにクエストだったり、アイテム関連ならまだいいが――

エミリオ「仮に敵にも仕様変更が加えられていたら、その辺を常に考えておくべきだろうな。じゃないと、命取りになる」

キリト「ああ。……問題は他のプレイヤーがこのことに気づいているかどうかなんだが」

クエストを受注したのならおそらくはこのことに気付いたプレイヤーもいるはず。そもそもクエストを受注していないのなら仕方ないが。
だが問題はそこからだ。このクエストの仕様変更を敵にも加えられているか、そうでないかと考えるかどうか。

さすがに命が懸かってるともなればそれくらいは予測するだろうが。



キリト「まぁ、このあたりは元ベータテスターなら予測して当然のことだし、そこまで心配することでもないだろ」

エミリオ「……そうだな。そうだよな」

キリト「たぶんフロアボス攻略間際になればみんなでの話し合いが行われるはずだ。そのときでも言えばいい」

確かに、いちいちベータテスターと思わしき人間に片っ端から言っていくよりはそういう機会を見て発言すればいい。
キリトの言うことは一理ある。

キリト「ところでエミリオ。クエスト報酬にあるアイテムについてなんだが」

エミリオ「……ああ、ポーションのことか」

コルは山分けすればいいが、アイテムともなればそうはいかない。
つまりポーションを貰えるのは僕かキリトなのだが……


↓2
1今回は僕が貰う
2いいさ、キリトに譲るよ
3じゃんけんだ

優しいね


エミリオ「いいさ、今回はキリトに譲るよ」

キリト「あ、マジで? 悪いな……そういうつもりで言ったわけじゃなかったんだが」

エミリオ「ただし、次のクエストの報酬は僕に分け前を増やしてくれよ」

キリト「はは、了解」

最初は無愛想な男だと思っていたが、意外と話してみると話やすく。
知り合ってまだ一日というのに僕もキリトも今ではこうして軽い会話なら苦もなくできていた。

キリト「じゃあ今から広場に戻ったら宿に行くか」

エミリオ「ああ」


【エミリオ 250コルゲット
 キリト 250コルゲット
     ポーションゲット】

あ、キリトの好感度上昇が抜けてた


【第1層 サイハテ村 宿屋】

そうして宿に戻ってきた僕らは夕食を食べ、部屋で寝転がっていた。
……マリアンは今この世界に来ていた。複雑に思った反面、嬉しくも思った。

僕が現実に残してきたものと言えば、マリアンくらいだ。だからそのマリアンがこっちにいる以上、無理にクリアを目指す必要はなくなったのかもしれない。

――いや、そんなことはないな。
少なくともマリアンだけでも向こうに帰さないといけない。そのためなら僕は――


ピピッ!


キリト「……おい、メッセージ来てるぞ?」

不意になったメッセージの着信音に僕は思考を中断させてウインドウを開く。
そこに来ていたメッセージの相手は――


↓2
1アスナ
2イービル

あっ


エミリオ「イービル……?」

これはまた珍しい相手からだ。何の用だろう?
そうして何気なく開いたメッセージには、予想外のことが書かれていた。


【from イービル
 今森の中でモンスターの大群に襲われている。助けて】


エミリオ「なっ……!?」

森の中ということは、アイツレベル1で森の中に――!?

キリト「おい。どうかしたのか?」

僕のただならぬ様子に顔を強張らせたキリトが尋ねる。
……どうする? キリトと一緒に助けに行くか?
だが夜の森は危険だ。イービルとは無関係なキリトを巻き込むわけには……


重要安価
↓3
1キリトに協力を要請する
2キリトをここに置いて一人で助けに行く



エミリオ「……僕の知り合いが森でモンスターの大群に襲われているらしい」

キリト「なっ……!?」

その言葉にキリトの表情が一変した。
メッセージを飛ばしてまで助けを求めてきたってことは、おそらくよほど緊迫した状態なのだろう。

エミリオ「すまない、キリトも一緒に来てくれるか?」

何も関係ないキリトに助けを求めるのは何かが違うかもしれないが、僕は思わずそう言っていた。
おそらくこんな状況でもなければ他人に助けを求めるなんてことはしなかっただろう。

キリト「もちろんだ。夜の森は危険だし、エミリオ一人で行くなんて言ったら俺がエミリオを殴ってたさ」

エミリオ「すまないな」

そうして僕たちは宿屋を出て、南東にあるあの森に再び向かうのだった。



【第1層 サイハテ村南東部 森の中】


キリト「くそっ……おい! 誰かいないか!?」

エミリオ「イービル!? セツナ!?」

夜の森の中。僕はイービルとその連れのセツナの名前を叫ぶように呼んでいた。
だが、反応はない。くそっ……索敵も追跡もまだ1だからな……!


??『く、来るな! このっ!!』


すると左の方からそんな男の声がした。
これは……あのセツナとかいう男の声だ!

エミリオ「キリト! こっちだ!」

キリト「ああ!」

茂みを飛び越え、木を避け僕らはその声がした方に行く。


イービル「せ、セツナぁ……!」

セツナ「大丈夫だ。俺が絶対になんとか……!」

そこにはウルフの群れに囲まれているイービル・セツナの姿が。



キリト「よりによってウルフの群れか……!」

数にして三体。予想していたよりは少なかった。おそらく僕らがここに来る前に何体かは自力で倒したんだろう。

セツナ「うわっ!?」

イービル「セツナ!?」

セツナがウルフの噛み付き攻撃を食らってしまう。
なんとかセツナがそれを振り払うも、それだけでHPがごっそり減ってしまったらしくイエローバーにまで達してしまった。

エミリオ「マズイ……!」

僕が駆け出し、キリトもそれに続く。

キリト「あんたら、大丈夫か!?」

エミリオ「お前! このポーションを飲んでイービルと下がってろ!」

セツナにポーションを1つ投げ渡し、下がることを促す。
すると二人はおとなしく従い、そのまま離れる。

エミリオ「厄介事に巻き込んだな……すまない」

キリト「なーに。俺とエミリオならウルフの群れくらいなんとでもなるさ」

お互い武器を構えると、どちらからというわけでもなく駆け出した。


【戦闘に入ります……】



エミリオ レベル4 next177 所持コル737
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル1
     キリト レベル4 絆値1.5
マリアン レベル1

パーティ キリト レベル4

【ステータス】
HP300/300 疲労値0/80
筋力 115 耐130 敏捷 60(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:18 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 2
解毒結晶 1



キリト レベル4 next110 所持コル830
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル4

パーティ エミリオ レベル4

【ステータス】
HP300/300 疲労値0/80
筋力 130 耐久60 敏捷 100

【武器熟練度】
[片手剣]:21 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 5

ウルフ×3
HP400/400
筋力70 耐久60 敏捷50
※攻撃パターン
噛み付き攻撃
威力 20

戦闘に入ろうとしているところでここまで!
エミリオとキリトの耐久に差がありすぎてウルフのステータスが凄く悩んでしまった
どっちにもダメージ与えれるとなるとキリトが一発当たれば瀕死になるしキリトの耐久目線で行くとエミリオ完璧ノーダメ扱いだし
結局後者となりましたがね

何か質問あればどうぞ
戦闘は時間かかるからねぇ……


夜の森に足を踏み入れるとか命知らずだなぁ

>>719
すまない。こういうSAOみたいな作品の安価スレは初めてだから少しおかしい感じになったかも

あと余談ですが今回の重要安価で選択肢間違えていたらセツナが死亡していました。さすがに今回は選ばれませんでしたがね

以降も重要安価が来たらエミリオの前で脱落者が出る可能性があると思ってくれてかまいません
もしくはストーリーに大きな影響が出るとか

おはようございます
今日もだいたい同じ時間に始まりますのでお願いします

むさ苦しい男二人旅にようやく女の子来ましたね

原作見直してたら武具の耐久値の設定忘れてることに気付いた
このままでええだろうか……

モンスターからのアイテムドロップは?

・疲労が一定溜まるごとに武器の耐久も減る。それが尽きれば装備武器あぼん
・基本的に武器は壊れない設定で鍛冶屋は合成及び強化専門

どっちがいいかな


>>728
やっぱり欲しいですよね
戦闘後に判定の形にします

・イベントでの展開等例外を除いて武具の破損は基本的に無し
鍛冶屋は合成及び強化専門となり費用増加。さらに武器防具の値段も同じように増加

これでいきます
再開はしてもよろしいですかな?

戦闘順番
キリト→エミリオ→ウルフ1→ウルフ2→ウルフ3


キリト「時間はかけてられないな。エミリオ、スイッチ行くぞ!」

エミリオ「任せておけ」

初っ端から勝負をしに行くのか、キリトがそうして武器を構える。


※キリトのソードスキル発動
疲労値0/80→13/80


↓1のコンマ70以下で初撃成功
その場合は命中確率を10ずつ下げながらどんどん安価下に流れる

キリトさんこれはもうダメかもわからんね……

敏捷もある程度ばらつきが出てきたしこのあたりの命中回避補正も考えるべきか

敏捷100が敏捷60に攻撃したら差分40を命中補正とかでいいかな
他に何か敏捷補正で何かあればお願いします。このままでいいならそれもお願いします

とりあえず予想外に早い晩飯のため離脱。再開してばっかなのにごめんね

これ終わるのにどんだけかかるんだよ

>>745
1スレで1層攻略しても100スレ
1スレで2層攻略しても50スレですね

作者もスレ立てするときに思いました
『アインクラッド攻略とか何スレ使うんだろ……これならALOからやった方がよかったかな?』と

やはり長丁場の安価スレはやめといた方がよかったですかね
でもアインクラッドやらないとフェアリィダンスやりにくそうでしたし……

うん

ある程度進んだらキンクリしてしまってはいかがかな?

>>749
この「うん」はどちらの「うん」ですかね

>>750
無知を晒すようですがキンクリはなんですかね

・このまま続行(原作どおり75層までか100層までかは未定。ただどちらにせよ長くなりそう)
・ALOから(この場合須郷撃破が目標だから長さ的にはそんなに。あと主人公はSAO生還者かどうかの判定が加わる)

わかってるよ。スレ立てたからには続行するべきだって

でも言われちゃったからには読者側の意見も聞かないと……

意見ありがとうございます
とりあえずこのまま進行させていただきます


基本的に読者あっての作者という考えなのでまた何かあったら意見聞きたいのでお願いします

あと管理者権限によりこちらの命中判定に敏捷を使った補正を追加
さらにさっきのキリトの判定もそれでやり直します

文句はオベイロン氏にどうぞ



スイッチ成功!
130+10+8-60=88
115+6+7-60=68
88+68=156

ウルフ1
HP400/400→244/400


キリト「エミリオナイス!」

エミリオ「はっ……これくらい当然だ」

だがウルフの総数は3体。時間はかけられない。
とにかくスイッチしていって短期決戦にするしかない……!


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・スイッチ
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃90以下
ソードスキル・スイッチ共に80以下で成功

↓3
スイッチ選択時の命中判定
70以下で成功

エミリオ
疲労値
0/80→13/80


スイッチ失敗!
115+6+7-60=68

ウルフ1
HP244/400=176/400


キリト「しまった……すまない」

エミリオ「いいさ、気にするな。それより敵の攻撃来るぞ」


※ウルフの攻撃
噛み付き
威力20


↓1、2、3でそれぞれウルフ1、2、3の攻撃対象判定
50未満エミリオ
51以上キリト

↓4、5、6で命中判定
すべてコンマ80以下で回避失敗

対象全員ウルフ
70+20-130=-40

カキン
カキン
カキン


エミリオ「雑魚が……その程度の攻撃、僕に意味はない」

3匹ともこっちを狙ってきたが、残念ながら僕の耐久の方が数値的に勝っていたのでその攻撃はノーダメージ。

キリト「ははっ……さすが、耐久を高めに設定しただけのことはあるな」

エミリオ「ふん……脳筋男は黙って攻めに徹しておけ」

キリト「はいはい……」


キリトのスイッチ発動
疲労値13/80→26/80


↓1のコンマ90以下でエミリオの連携成功
キリトさんは敏捷高すぎて問答無用で成功のようです

スイッチ成功
130+10+8-60=88
115+6+7-60=68
88+68=156

ウルフ1
HP176/400→20/400


キリト「よっし……これなら」

エミリオ「あとは僕だな。これで1体は撃破だ」


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・スイッチ
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃は90以下
ソードスキル・スイッチは80以下で成功

※対象判定は基本的にこっちでオートに指定します
今回みたいにウルフ3体とかだと判定する意味ないしね

通常攻撃
115+6-60=61

対象ウルフ1
撃破!


僕の攻撃が命中してウルフの1体がポリゴン状に四散する。

キリト「グッジョブ、エミリオ」

エミリオ「ふん……」

セツナ「す、すげぇ……」

離れたところからセツナの感嘆の声が聞こえる中、ウルフの攻撃が襲ってきた。


↓1、2で各ウルフの攻撃対象判定
50未満でエミリオ
51以上でキリト

↓3、4で命中判定
80以下で回避失敗

ウルフ2の攻撃成功
対象キリト

70+20-64=26

キリト
HP300/300→274/300


キリト「がっ……」

エミリオ「キリト!」

僕はなんとか耐えたものの、キリトが攻撃を食らってしまった。

キリト「大丈夫だこれくらい……」

エミリオ「ふん……それならさっさと片付けるぞ!」


キリトのスイッチ発動
疲労値26/80→39/80


キリトは成功確定
↓1のコンマ90以下で以降のエミリオの連撃成功



スイッチ成功!
130+10+8-60=88
115+6+7-60=68
88+68=156

ウルフ2
HP400/400→244/400


キリト「よし、この調子で……」

エミリオ「次、行くぞ!」


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・スイッチ
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃は90以下
ソードスキル・スイッチは80以下で成功

スイッチ成功時はキリトの判定を↓3で
これは70以下

スイッチ発動
エミリオ
疲労値26/80→39/80


スイッチ成功!
130+10+8-60=88
115+6+7-60=68
88+68=156

ウルフ2
HP244/400→88/400


エミリオ「よし、あと少しだな」

キリト「ああ。やっぱあんたやるな」

エミリオ「そっちこそな」

ベータテスターだけあってキリトの反応速度はすさまじいものだった。
これは本当に凄い。僕もらしくもない賛美を送ってしまいそうになる。


↓1、2で各ウルフ攻撃対象判定

↓3、4で命中判定
すべて80以下で回避失敗

ウルフ3の攻撃成功
対象キリト

70+20-64=26

キリト
HP274/300→248/300


キリト「ぐっ……このっ!」

ウルフの噛み付きを食らったキリトがなんとかそれを振り払う。

キリト「でやあっ!!」

そしてそのままそのウルフの脇をすり抜け、もう片方のウルフにソードスキル《バーチカル》を放った。


※キリトのソードスキル発動!
疲労値39/80→44/80

130+10+8-60=88

ウルフ2撃破!


その攻撃を見事に当てたキリト。これでウルフは残り1体だ。


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・スイッチ
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃は90以下
ソードスキル・スイッチは80以下で成功

↓3
スイッチ選択時の判定
70以下で成功

これは長丁場

スイッチ失敗
エミリオ
疲労値39/80→52/80


エミリオ「しまった……!」

キリト「ドンマイ! 気にするな!」

意外と長丁場の戦闘で集中が途切れてしまったのか、僕の放ったソードスキルはミスをしてしまった。


※ウルフの攻撃!


↓1で対象判定
50未満エミリオ
51以上キリト

↓2で命中判定
80以下で回避失敗

そろそろクリティカル出るか?


対象エミリオ
ダメージ0

エミリオ「ふん……無駄だ!」

ぶんっとこっちに来たウルフに剣を振るって振り払う。

キリト「あと1体。そろそろ終わらせるぞ!」

エミリオ「ああ」


※キリトのスイッチ発動!
キリト
疲労値44/80→57/80


↓1のコンマ90以下でスイッチ成功



スイッチ成功!
130+10+8-60=88
115+6+7-60=68
88+68=156

ウルフ3
HP400/400→244/400


キリト「よし! このまま頼むぞ!」

エミリオ「ああ。善処はするさ」


↓1
・通常攻撃
・ソードスキル
・スイッチ
・アイテム

↓2
命中判定
通常攻撃は90以下
ソードスキル・スイッチは80以下で成功

↓3
スイッチ選択時
70以下で成功

スイッチ発動!
エミリオ
疲労値52/80→65/80


スイッチ成功!
130+10+8-60=88
115+6+7-60=68
88+68=156

ウルフ3
HP244/400→88/400


エミリオ「次のキリトの攻撃で終わりそうだな」

キリト「ああ。だが次の攻撃を耐えてからだ」

エミリオ「そうだな」


↓1
ウルフの攻撃対象判定
50未満エミリオ
51以上キリト

↓2
命中判定
80以下で回避失敗

ウルフの置き土産
その名はクリティカル


ウルフ3の攻撃成功
対象キリト

70+20-64=26
26×2=56

キリト
HP248/300→192/300


キリト「がっ……このっ!!」

攻撃を食らったキリトが剣を振るってウルフを離し、そこにソードスキルを放つ。


※キリトのソードスキル発動
キリト
疲労値52/80→57/80


それは見事ウルフの体を斬り、最後の1体もポリゴン状になって四散した。
これで終わりか……


【ウルフ×3撃破!
 獲得EXP450
 獲得コル450

 エミリオレベルアップ4→5
 キリトレベルアップ4→5

 エミリオ・キリト共に振り分け値100ゲット!】

イベント戦闘一回でだいたい50レス
ボス戦はどれだけ消費するのやら……

お風呂タイム
何か適当に質問なり雑談しておいてくれれば返答します

とりあえず作者はシノン推し

HP15
筋力25
耐久10
敏捷50

>>818
落ち着くんだ。振り分け安価はまだやで


しかしエミリオ君はキリトといろいろダブってそうやね
ALOはスプリガンしそうだし、GGOは女アバターしそうだ

この書き込みから五分後、振り分け安価します

では振り分け判定
エミリオのステータスを100振り分けてください

HPは1ごとに5
筋力等はそのまま1
各種熟練度は5ごとに1

それぞれ上昇となります

↓3でどうぞ



エミリオ レベル5 next167 所持コル1187
状態異常 無し 

フレンド アスナ レベル1
     イービル レベル2
     キリト レベル5 絆値★1
マリアン レベル1

パーティ キリト レベル1

【ステータス】
HP400/400 疲労値65/90
筋力 145 耐140 敏捷 110(+1)

【武器熟練度】
[片手剣]:1 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:23 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
スモールソード(細剣)貫通
威力 6 敏捷+1

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
リニアー(細剣)貫通
威力 筋力値+7 消費疲労値 5

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 2
解毒結晶 1



キリト レベル5 next160 所持コル1280
状態異常 無し 

フレンド クライン レベル1
     エミリオ レベル4

パーティ エミリオ レベル4

【ステータス】
HP192/400 疲労値57/90
筋力 150 耐久 80 敏捷 150

【武器熟練度】
[片手剣]:31 [両手剣]:1 [刀]:1 [細剣]:1 [短剣]:1
[両手斧]:1 [片手棍]:1 [槍]:1 [打撃]:1 [投擲]:1

【技能熟練度】
[索敵]:1 [追跡]:1 [回復]:1 [識別]:1 [鍛冶]:1
[料理]:1 [調合]:1 [裁縫]:1 [釣り]:1 [音楽]:1

装備品
ショートソード(片手剣)斬撃
威力 8

木のハーネス(鎧)
防御力 4 重量 0

ソードスキル
バーチカル(片手剣)斬撃
威力 筋力値+10 消費疲労値 5

ヴォーパル・ストライク
威力 筋力値+15 消費疲労値 8

獲得アビリティ
無し

所持アイテム
ポーション 5



【第1層 サイハテ村南東部 森の中】

ウルフを退けた僕らは武器を鞘に納め、セツナとイービルの方に向き直った。

エミリオ「もう大丈夫だ」

セツナ「ああ……そっちはエミリオさんだっけ。それで……そっちの人は?」

キリト「キリトだ。今はいろいろあってエミリオとはパーティを組んでいてな」

セツナ「エミリオさんにキリトさんか。本当に助かりました、ありがとうございます」

イービル「うっ……あ、ありがとう……」

HPぎりぎりまで消耗していたセツナよりもイービルの方が涙を溢している。
男女の差というのもあるだろうが、一般プレイヤーでこういう戦闘にも慣れていないのだからそれも仕方ない。

エミリオ「話は後だ。とにかくまずは村に戻るぞ」

キリト「道中モンスターが出てきたらあんたらは下がっててくれ。俺とエミリオでなんとかするから」

そうしてセツナ・イービルを連れて僕らは急いでサイハテ村の宿屋に戻るのだった。



【第1層 サイハテ村 宿屋】


二人をとりあえず僕らの部屋に連れ、ベッドに腰掛けさせる。
今ではイービルもすっかり落ち着いたらしかった。

エミリオ「さて、お前たちははじまりの街からここに向かってきたんだよな?」

セツナ「まぁ、そんなところです」

エミリオ「それなら聞きたいことが1つある。それは――」


↓2
1あれ以降のはじまりの街について
2何故こんな時間に森を抜けようとしたのか
3その他自由安価



エミリオ「何故こんな時間に森を抜けようとした? お前たちはMMO初心者のはずだ。危険なことは承知のはずだろう?」

まず気になったのはそれだった。
このセツナについてはともかく、イービルはMMO初心者のはず。
一度アスナと三人で組んだときは戦闘センスはそれなりだったと思うが、だからといってベータテスターでもない人間があの森を抜けれるとは思えない。

セツナ「それが、あれからはじまりの街周辺の狩場がすぐに埋め尽くされちゃって……俺もイービルもなんとかレベル2までは上げたんだけど。どんどん効率が悪くなっていったから……」

キリト「なるほどな。おおかたの予想どおりか」

やはりはじまりの街周辺はすでに他のプレイヤーでいっぱいになっていたか。
それならこの二人が慌ててしまう気持ちもわからなくはない。とはいえ、軽率な行動に変わりはないが。

イービル「でも、夜の森のエネミーの強さは予想以上だった……」

セツナ「そうだな……どうする? このまま朝になったらはじまりの街に戻るか?」

そうして今後の予定を考える二人から僕はキリトに視線を送る。



すると僕の視線から言いたいことを察したのか、キリトは小さく首を横に振るとこれまた小さく僕に言ってきた。

キリト「確かにこのまま彼らを放置するのは問題だが、二人を守りながらレベル上げの手伝いをしてやれる暇もない。ここは朝になったら二人を森を抜けた先まで送るのがいいと思うぞ」

確かに、僕もキリトもベータテスターとはいえ初心者二人を守りながら命がけの戦いをしていくことは難しい。
ここはキリトの言葉に従うべきなのだろうが……


↓3
1キリトの言葉に従う
2二人ずつに分断し、それぞれでレベル上げを手伝ってやる
3マリアンを頼ってみる

どうしてもキリトとペアを組ませたい様子で


エミリオ「……わかった。そうしよう」

キリトにそう言うと僕はくるりと再びセツナとイービルに向き直った。

エミリオ「とりあえず今日はここに泊っていけ。朝になったら協力なエネミーは出てこなくなるし、森を抜けた先までは送って行ってやる」

イービル「本当!?」

エミリオ「ああ。だからこんな無茶は二度とするな。僕やキリトはともかく、お前たち二人はMMOには慣れていない。まずは効率は考えずに堅実に自分を強くしていけ」

セツナ「わかりました……いろいろすいません」

エミリオ「謝罪の気持ちがあるなら僕の言うことに従ってくれ」

僕の言葉に二人は素直にはいと頷いた。
これで問題はない。明日は二人を森を抜けた先まで送っていったらまたレベル上げだな……

さて他に聞きたいことはないか?

↓3までで自由安価。二人に聞きたいことがあればどうぞ。コンマ一番高いレス採用
なお何もなければ無いと書きこんでくれればそのままストーリーが経過します



エミリオ「最後に1つ聞きたい。あれ以降のはじまりの街についてなんだが」

イービル「っ……」

僕の言葉にイービルが肩を震わせた。
何事かと思っていると、代わりにセツナが答えた。

セツナ「やっぱり、俺やイービルもそうなんですけどあの茅場の言葉がどうしても信じられない人がたくさんいて……最初はそれこそ大パニックでした」

エミリオ「まぁ、そうだろうな」

セツナ「それで……何人かがあることをしたんです」

キリト「あること?」

セツナ「はい」

言いながらセツナは部屋の窓の先、アインクラッドの外周の方を指差した。

セツナ「――アインクラッドからの投身自殺です。現実逃避の意味なのか、それとも茅場の言葉を確かめるためなのかはわかりませんが」

キリト「なっ!?」

キリトが声を荒げる。僕はそれをなんとか堪えるも、内心では驚いていた。

――HPが0になったらプレイヤーの脳は破壊される。

これが真実なら何も戦闘だけでなく、それこそ投身自殺ですらそれを実行したプレイヤーはどうなったのかは想像に難くない。



キリト「なんでそんなこと……!!」

ガンっとキリトが壁に拳を打つ。

セツナ「さすがに全員が全員それを実行することはありませんでした。どうしても脳の破壊という単語が頭から離れなかったんでしょう」

エミリオ「……すると、残りのプレイヤーははじまりの街周辺でレベル上げをしているわけか」

それで狩場が埋め尽くされ、二人は焦ってこの村に来ようとしたってわけだ。
セツナははいと頷いたが、そのまままだ話があるのか口を開いた。

セツナ「そうしていると、あるプレイヤーがこんなことを言ったんです。『右も左もわからない一般プレイヤーを見捨ててさっさとはじまりの街を出て行ったベータテスターを許さない』と」

その言葉に僕――そしてキリトはびくっと肩を震わした。
その名も知らないプレイヤーの言ってることは正論だ。
このデスゲーム、鍵を握るのは『情報』と『経験』。ベータテスターはその二つを握っておきながら、一般プレイヤーを見捨てている。

全員が全員とは思えないが、少なくともその中に僕とキリトは含まれている。

セツナ「あとはそのプレイヤーの言葉を信じる人が多くなりました。『ベータテスターは悪』『ベータテスターは許せない』と言うようになったプレイヤーも少なくありません」



イービル「そのプレイヤー――キバオウって人に反論した人も少しはいた。私もアスナも、反論したけどそのキバオウさんは聞く耳を持ってくれなかった」

エミリオ「……いや、下手にそのキバオウってのに反論して一般プレイヤー間でも不和を生み出すのは良くない。僕らを庇って今度はお前たちがベータテスターの疑いをかけられる可能性もある」

キリト「そうだ。それに……そのキバオウさんの言ってることは間違いじゃない」

キリトの言うとおりだった。
キリトはクラインを。
僕はアスナとイービルをはじまりの街に置いていっているのだ。

つまり、少なくとも僕らはそのキバオウやそいつに賛同するプレイヤーに罵倒される義務がある。

イービル「それは違う!」

だというのにイービルは急に大きな声を出してそんなことを言った。



イービル「エミリオもキリトも私たちを助けてくれた! だから二人は悪い人じゃない!」

セツナ「……俺も同感です。少なくとも二人はキバオウさんの言うような人じゃない」

エミリオ「……だが……」

イービル「……それに、エミリオ。さっきも言ったと思うけどアスナもキバオウさんに反論をしてた。だからアスナだってエミリオを悪く思ってない」

それはそうかもしれない。
だがもう『二人を見捨てた』という事実は変わらないのだ。

セツナ「キリトさんも。ちらっと見たんですが、確かあのバンダナの男の人と知り合いでしたよね?」

キリト「……ああ」

セツナ「彼も同じように反論をしてました。一応二人の名前は出してなかったみたいですが」



エミリオ「…………」

二人の言葉はありがたかった。
だが、すでにはじまりの街でプレイヤー間の不和--特にベータテスターに対する不和がある以上、ここで僕らが戻ったところで何もできやしないだろう。

それどころか、二人がこの村に来ようとしたということは他のプレイヤーも明日明後日には森を抜けようとしてくるだろう。

キリト「……」

どうすればいいのか。
こうなった以上ベータテスターと一般プレイヤー間の不和の除去は難しい。少なくとも現段階では。

それならば、誰かがそのベータテスターに対する憎悪を一身に背負えば少なくとも他のベータテスターに対する不和は和らぐのではないか?



セツナ「……とにかく、俺らは明日にははじまりの街に戻ります。何かしておくべきことはありませんか?」

イービル「なんでも言って。邪王真眼の前に不可能はない」

……はじまりの街に戻る二人に何かしてもらうこと、か。


☆ 重要安価 ☆
↓3までで自由安価。はじまりの街に戻る二人に何かしてもらうことがあればどうぞ。
何もない。おとなしくしていろ。そういうものでもかまいません

2時までで締め切ります



エミリオ「……今僕らが持ってる情報を渡すから、それをはじまりの街で広めてくれ」

イービル「わかった」

セツナ「任せてください」

そうして僕が覚えてる限りの情報を二人に伝える。
ベータテストからの仕様変更の可能性やクエストのコツ。効率のいい戦闘の仕方。

とにかく知ってる情報を可能な限り二人に伝えた。これで少しでも不和が和らぐことを願って。


キリト「…………」


そんな中でもキリトは終始無言だったが。



【第1層 サイハテ村 宿屋】

その後セツナとイービルはそれぞれ個室をとり、部屋の中には僕とキリトだけになった。

キリト「…………」

エミリオ「おい、キリト」

先程から黙ったままのキリトに声をかける。
するとキリトはふと何かを決心したかのように顔を上げると、口を開いた。


キリト「……エミリオ。俺、明日二人を森を抜けた先まで送ったら先に進む」

エミリオ「なにっ……?」

予定よりだいぶ早いその言葉に僕は眉をしかめる。



キリト「このままじゃあさ、他のプレイヤー……キバオウさんにしてもクラインたちにしても明日明後日には森を抜けてくるだろ?」

エミリオ「だろうな」

キリト「さっきは二人にああ言ったけど、やっぱりなんていうか……すぐにプレイヤー間の不和は治らないと思うんだ」

それは同感だ。僕だってそこまで甘い考えは持っていない。

キリト「それに……情報を集めるには前に進むしかないだろ? だから……」

つまり、キリトはベータテスターとして情報を集めるべく単身前に進もうとする気なのか。
確かにキリトの戦闘センスなら谷を越えるくらいは容易いかもしれないが……

エミリオ「つまりソロで先に進むわけか? 危険極まりないぞ?」

ソロはつまり、麻痺や毒を喰らうだけで致命的なのだ。
いくらキリトが戦闘センスに長けていて、一体を狙うだけの戦い方をしようとしても……おそらく、確実にどこかでボロが出るはず。

キリト「…………」

だが顔を見る限りだと考えを改める気はないように見えた。

…………。


☆ 重要安価 ☆
↓3
1僕も行くぞ
2好きにしろ。ただし何かあったらメッセージを飛ばせ

安価把握したところでここまで

意地でもキリトの孤立を阻止しようという読者の思念が伝わってくる。これが宇宙の意思なのか……

これはもう本格的に友情エンドか……?
ALOでアスナ救出のために二人で協力しあう場面まで想像できそうなんですがそれは

何かあればどうぞ

二人とも両刀だったんだな…二刀流だもんね…
だがアスナが後半合流するフラグ建ってるからまだ目はある

>>875
キリトさんいるとアスナ・リズ・シリカを出しづらいんですよね何故か
あとエミリオは二刀流やあらへん!

あと現在出てる他作品キャラのまとめとか載せときます?

よろしいですかね?
アスナやリズ、シリカの原作キャラ含めて今どこで何をしてるのかみたいな表も必要なら載せますけど

☆ 現在のキャラの行動図 ☆
エミリオ・キリト
サイハテ村滞在中。明日セツナ・イービルを森を抜けた先まで送りととどけたら次の街に行く予定

セツナ・イービル
サイハテ村滞在中。明日はじまりの街に戻り、エミリオたちからの情報を皆に広める予定

アスナ・リズ
はじまりの街滞在中

シリカ・???
はじまりの街滞在中
シリカは他のプレイヤーと行動してるみたいだが……?

クライン
はじまりの街滞在中
現実での知り合いと合流済み

マリアン・???
サイハテ村滞在中
???は現実では神父で、エミリオ曰く嫌な雰囲気を持つとのこと

それではおやすみなさい
次回も同じくらいに始まりそうです

キリトいる状態でアスナたちと出会うのって問題ないですかね?

おはようございます
本日も19時~20時頃から再開となります

よろしくお願いします

はじまる前に少しイベントで出てくる他キャラの判定していい?

なおこれは当初から決めてたイベントのためこれだけは選択肢から多数決となります
だいたい何枠かは察してください


↓1から3票集まったキャラ
1刻命裕也(コープスパーティー)
2雨生龍之介(fate)
3能見征二(アクセルワールド)

本日の更新でみんなのヒーロー雨生龍之介登場確定しました
というわけで18時頃始まります

嘘。はじまる



【第1層 サイハテ村南東部 森の中】

翌日。セツナとイービルの二人を連れて僕らは森を抜ける手前のところに来ていた。

エミリオ「いいか。これに懲りたらこんな無茶はするな。効率を考える前に堅実に自分を強化することを心掛けろ」

改めて二人に言うと、二人はコクリと頷いた。

キリト「昨日俺たちの情報を広めるように伝えたが、もし何かの拍子であんたらがベータテスターと疑われそうなら無理にとは言わない。状況をよく見極めてくれ」

セツナ「わかりました」

イービル「心得た」

エミリオ「何かあったらメッセージを飛ばしてくれて構わない。駆けつけるのは無理かもしれないが、助言くらいならできると思う」

最後に僕がそう言うと二人は再び頷き、はじまりの街の方に向かって行った。



キリト「……」

エミリオ「……さて、さっさとサイハテ村に戻って武具の確認をしたら谷を越えるぞ。そうしないと他のプレイヤーが追いついてくる」

キリト「……そうだな」

谷にはおそらくさらに強いエネミーがいるはずだ。
武器か防具か。とにかく装備を新調するに越したことはない。

そうして僕らはひとまず進路をサイハテ村にして足を進める。

そしてその数分後――誰かの悲鳴が聞こえた。




??「きゃああああああああ!!?」


エミリオ「今のは……!?」

キリト「こっちだ!」

女の悲鳴が不意に聞こえてきた。
キリトがいち早く反応し、声のする方に駆け出す。



??「待てっての! 大丈夫だって! あの茅場の言ってたことが本当かもわかんないじゃん!」

??「こ、来ないでください! だ、誰かぁぁぁぁぁっっっ!!」


もう1つ、男の声も聞こえてきた。
こっちは女の声とは裏腹になんていうか、恐怖というよりは戸惑いの色が見て取れる。

エミリオ「くそっ……」

キリト「おい! どこにいる!?」

キリトがやみくもに声を出すと、変化が訪れた。

??「だ、誰かいるんですか!?」

??「あーもうめんどうだなぁ……ほらっ!」

??「あっ!? い、痛い離して!!」

男のなりふり構わないような言葉と女の悲鳴が一緒に聞こえてくる。



首を左右に動かして確認すると、川辺の向こうに男女の二人組が見えた。

茶髪の男がツインテールの女の手を乱暴に掴んでいた。さらにもう片方の手には――ナイフ!?


キリト「あの男……PKか!?」

PK《プレイヤーキラー》。
こういうMMOのようなゲームには確実に出てくる、いわばエネミーではなくプレイヤーを狙う存在のこと。
普通のゲームなら悪を気取って行う人間なのだが、今は生死が懸かったデスゲーム。プレイヤーの死は現実の死と同義のこの状況でまさかそんな人間が出てくるとは……!

エミリオ「……」

ちら、と周囲を確認する。
僕らとあの二人の間には無駄に大きい川が流れていて、そのまま飛び越えるには不可能だ。

その川の手前には茂みと大木があるが――


↓3
1一か八か、飛び越える
2キリトに視線を送る
3進路を変え、大木の方に



ちら、とキリトに視線を送るとキリトは何かを察したのか小さく息を吐くと頷いてくれた。

??「だいじょうぶだいじょうぶ。本当に死ぬかどうかもわかんないしさ」

??「ひっ……!?」

キリト「おい! そこの男!」

キリトが大きく声を出しつつ、懐から投擲用のナイフを取り出す。

??「あ……?」

大きい川とはいえ、投擲時にはシステムアシストが働く。
キリトはベータテスターということもあり、ここから男の方に向かってナイフを投げることくらいは造作もなかった。

??「っと……」

飛来したナイフを回避するために体制を崩す男。
その隙を狙ってキリトは片手剣を抜いて――大木に向かって走っていた。



キリト「はあっ!」

そうしてキリトがその大木に向けてソードスキル《ヴォーパル・ストライク》を放つ。
もともと根元が腐っていたらしく、その大木はキリトのソードスキル一発に耐えれなかったみたいでゴゴゴと地響きを鳴らして川辺の向こう側に向けて倒れていった。

??「いっ!?」

さすがにこれは男の方も予想していなかったのか、明らかに動揺を見せ――致命的な隙が生まれた。

エミリオ「っ……!」

そんな中僕は倒れ行く大木――その角度がいい感じに傾いてきたのを見計らってその大木に足を乗せる。

キリト「そらっ!」

そんな僕にそのままキリトも続き――呆気にとられる男たちに向かって全力のジャンプをした。



キリトがその勢いのまま、片手剣の斬撃をお見舞いする。

??「いつっ……!?」

??「あわわ……」

そうして体制を崩した男に巻き込まれるように女の方も倒れそうになる。

エミリオ「おっと」

それを僕が受け止め、そのまま男との距離を置く。

エミリオ「もう大丈夫だ」

??「あ……」

見るとこの女、イービルよりも小柄な体格をしていた。
男に追い回されたのがよほど怖かったのか、肩も小刻みに震えている。



キリト「あんた、この子に何をしようとしていた? 見たところ知り合いってわけでもなさそうだが」

片手剣を構えたままのキリトがその男に話しかける。
僕もひとまず女から離れ、武器を構えた。

??「…………」

エミリオ「しらばっくれようとしても無駄だ。観念して本当のことを言え」

??「…………」

だがその男は返答をしなかった。
顔を俯かせ、こちらも小刻みに体全体を揺らしている。

キリト「……おい、なんとか言ったらどうだ?」

そのキリトの声でようやく反応を示した男は、
勢い良く顔を上げて、
予想にもしてないほどに無邪気な顔・瞳で、




??「クーーーッルル!! 最高だよあんたら!! 超超COOLだよあんたら!!」

そんなことを言ってみせた。



エミリオ「……」

キリト「……」

…………、


エミリオ・キリト「「は?」」

その意味不明な奇声に僕たちは揃って呆気に取られてしまう。
するとその男はビシッと敬礼をすると話を始めた。

??「あ、自己紹介遅れてごめんね! オレはえっと、ウリューだよ!」

ナイフを手から離したそのウリューなる男はこれまた予想外なほどに陽気に・無邪気に口を開いた。

ウリュー「えーっと、でそっちの彼女がシリカちゃんね」

シリカ「……」

そのシリカ本人は完全におびえてウリューを見ている。


↓3
1クールって、なんのことだ?
2ここで何をしていた?
3その他自由安価

ご飯で離脱します
何かあればどうぞ。全力で返信させていただきます

普通の感想等でもかまいません


大木を蹴って三角飛びかと思ってしまったww
でも冷静に考えたら三角とびよりも普通に飛んだほうが距離出るよな

>>916
大木を足場にしてジャンプ的な感じです
描写下手でごめんなさい

8時に再開します
それまでは質問雑談等歓迎

そこから今後の話の展開のヒントを拾ったりもできますので

オブジェ的なものでも作ろうとしてたんかな・・・怖い怖い

アクセル・ワールド知らないけど2人が殺人ためらわない奴だから後の
ラフコフ枠という認識でおK?

>>920
アバター名は字面だけなら可愛いのに……

>>921
だいたいそんな感じで


少し遅れましたがはじまります



エミリオ「ここで何をしていた?」

ウリュー「うーん……知的好奇心の探究?」

いささかどころかこれまたかなり予想外な答えにまたも僕らは言葉を失う。

ウリュー「だってほら、あの茅場の言葉どおりならここで死んだら現実でも死ぬんでしょ? オレって人の死がどうしても知りたくてさ。現実ではいろいろやってたけど、こういうデータの世界での死がどういうのかいまいちわかんないんだよね」

キリト「あんた、わかってるのか!? ここでのPKはそのままそのプレイヤーの命も奪うことになるんだぞ!?」

ウリュー「そんなの知ってるよ? だからこそこうしてシリカちゃんを殺そうとしてたんだしさ」

シリカ「ひっ……!?」

もはや隠す気もないのか、ウリューはそう言ってみせた。

ウリュー「オレもそれなりにはゲームするからさー。オレがやってたこともちゃんと理解してるぜ? PKってんだろ?」

エミリオ「……何が目的なんだ?」



僕の問いにウリューはへらへらと軽い笑顔で言った。

ウリュー「だから、知的好奇心の探究だって。別にリアルでシリカちゃんと因縁があるわけじゃないよ? あ、どっちかっていうとシリカちゃんみたいな女の子は好きだけど。いい悲鳴で鳴いてくれそうだしね」

なんとなく、察した。
この男は異常者だ。さっきの発言も踏まえると、現実で人殺しを何度かしていてもおかしくないくらいに。

キリト「もういい。とっとと失せろ」

エミリオ「同感だ。これ以上お前の言葉を聞いていたらこっちがどうにかなりそうだ」

その言葉にウリューは露骨に肩を落とした。
一挙手一投足が無邪気な子供みたいで、それが僕らにあり得ないほどの嫌悪感を抱かせた。



ウリュー「わかったよ。こっちとしてもあんたら二人相手にどうこうする気もないし、おとなしく消えるさ」

そうして男は翻し、ぶらぶらと手を振ってここから立ち去った。

キリト「なんだったんだあの男は……」

キリトがまだ警戒する瞳でその男の背中を見送っていた。
僕としてもキリトの気持ちはわかる。あんな異常者と相対したらその反応は当然だ。

さて、僕は――


↓3
1キリトに声をかけた
2シリカに声をかけた



エミリオ「お前、確かシリカとか言ったな?」

未だ腰を抜かしたままの女――シリカとやらに声をかける。

シリカ「はい……」

エミリオ「僕はエミリオ。そっちはキリトだ」

キリト「あんなことがあったばかりですまないが、今の男とキミはどういう関係だ? リアルでの知り合い……ではなさそうだけど」

まずはそこだ。今の男とシリカの関係性を確認しておく必要がある。

シリカ「えっと……さっきの人と会ったのはこのSAOの世界に来てからすぐです。最初はなんていうか、普通に優しい人だったんですけど……」

SAOの世界に来てから。
それはつまりあの日のことか。

シリカ「それで、あの日からなんだか様子がおかしくなって……今日は二人で次の村に向かう予定だったんです。私もあの人もベータテスターじゃないけど、この時間の森ならなんとか突破できるって話になって……」

キリト「そこでいきなり襲われたっていうわけか」

シリカ「はい……」



話を聞いていてもまったく理解が及ばない。
だが――理解が及ばない人間ほど厄介なものはない。理解が及ばないということは、それに対する対策もできないのだから。

シリカ「私……どうしたら……」

――正直、ここでシリカも連れていくということは不可能に近い。
おそらくシリカのレベルはそこまで高くはない。だからシリカを連れて谷を越えることは不可能だ。

ならはじまりの街に戻すか? だがそれでもさっきのウリューがまたちょっかいをかけてくる可能性がある。

これも除外。少なくともしばらくはシリカを一人にさせていてはダメだろう。

それならどうする……?

↓3
1アスナを頼る
2マリアンを頼る
3イービルを頼る
4キリトに一応提案してみる

イービルさんの安心感


エミリオ「……仕方ないな」

ウインドウを表示させ、フレンド一覧からイービルの名を探す。
そしてイービルにメッセージを飛ばす。


【fromイービル
 今からはじまりの街にツインテールの女プレイヤーを送るから、イービルとセツナでしばらく面倒を見てやってくれ。いろいろわけありなんだ】


そうしてイービルにメッセージを飛ばすと、すぐに返信が来た。


【toイービル
 心得た】


実に簡素な文章を見ると僕はウインドウをしまう。

エミリオ「シリカ、お前は今からはじまりの街に戻れ。そこに僕たちの知り合いがいるから、しばらくはそいつらの世話になるといい」

シリカ「え、いいんですか?」

エミリオ「今その知り合いにメッセージを飛ばしたら了承してくれた」



エミリオ「詳しい事情はその二人に聞いてくれ。女の方はアホ毛に眼帯ど派手な見た目だからすぐにわかるはずだ」

シリカ「わかりました。……それで、その……」

するとシリカはもじもじとし始めた。なんだ?

シリカ「いつか、お礼がしたいのでフレンド登録してくれませんか……? も、もちろん無理にとは言いませんけど!」

エミリオ「……別に気にすることはないぞ。今は事情が事情なんだから」

シリカ「でも! 助けてもらいましたから!」

その言葉に登録を迫られる僕とキリトが困惑する。


↓3
1……仕方ないな
2すまない、遠慮しておく



エミリオ「……仕方ないな」

別にフレンド登録くらいは問題ないだろう。
そうして僕はウインドウからシリカにフレンド登録の申請をする。

シリカ「ありがとうございます!」

当然シリカはそれを承諾。続けてキリトにフレンド申請をし、キリトも承諾した。

キリト「何か困ったことがあったらいつでもメッセージを飛ばしてくれ。主にエミリオが対応する」

エミリオ「おい」

シリカ「あはは……わかりました」

そんなことを話しつつシリカを森を抜けた先まで見送ったら、僕らはサイハテ村に戻るのだった。



【第1層 サイハテ村】

そうして再び戻ってきたサイハテ村。

キリト「さて、結構時間もかかったしあんまり悠長に準備はしてられないな」

エミリオ「そうだな……」

回れて一、二件くらいか?
夜になると危険になるし、それくらいしか行けなさそうだが……


↓3
1武器屋
2防具屋
3道具屋
4鍛冶屋
5宿屋



【第1層 サイハテ村 武器屋】

??「ちょっ、なんでだヨ!? ここの品ぞろえベータのときと変わってる!?」

とりあえず武器を揃えようとしたところにそんな声が聞こえてきた。

キリト「この声は……」

エミリオ「……あのプレイヤーからだな」

武器屋の奥でなにやら叫んでいたのはフード姿のプレイヤー。頬には鼠のような三本線のペイント? が見える。

エミリオ「……あのプレイヤー、もしかしてベータテスターなのか?」

さっきあのプレイヤーはベータと品ぞろえが変わってる、とか言っていた。
それは――あのプレイヤーもベータテスターなのではないか?

少し離脱
勢い余った感があるから少し復習してくる

どうしてもわからないのですいません……
キリトとアルゴってベータからの知り合いってわけじゃありませんよね?

というかキャラも把握しきれてないのになんで出したんだろ……

>>946
ここからリロード。ご迷惑かけてすいません



【第1層 サイハテ村 武器屋】

??「……ふむ、これは興味深い……」

サイハテ村武器屋。そこに青い髪のプレイヤーがじっと商品棚を見つめていた。

エミリオ「なんだあれ?」

キリト「さあ……」

店主と交渉してるわけでもないみたいだし、そんなに食い入るように見てどうしたのだろうか。
そう思いつつそのプレイヤーの傍を通る。

??「ここの品ぞろえがベータのときと違うのか……」

エミリオ「っ……!?」

キリトはキリトで自分の武器を買うために別の棚に行っているのでこの言葉は僕にしか聞こえなかった。
思わず立ち止まると、それによってそのプレイヤーが僕の存在に気づいたようだ。



??「ん? キミ、どうかしたの?」

そんな僕にそのプレイヤーが声をかけてきた。

エミリオ「いや、なんでもない……」

??「あ、ちょっと待ってくれ」

速足にこの男から去ろうとすると、その男は僕を呼びとめて一言。


??「キミ、もしかしてベータテスターかな?」


などと言ってきた。


↓3
1そうだが……
2違う。一般プレイヤーだ

寝落ちしてしまってました
あとやはり不快に思われた方もいるみたいで、すいませんでした

20時頃再開お願いします

仕事終わって飯食べてたらこんな時間に。すいません

22時頃始めます



エミリオ「そうだが……」

??「やっぱりか。だからオレの言葉に立ち止まったんだね?」

そうして爽やかに笑ってみせるそのプレイヤー。現実世界では好青年なのだろう。

??「おっと。オレの名前はディアベル」

エミリオ「エミリオだ」

ディアベル「エミリオ。同じベータテスターとして1つ確認しておきたい」

エミリオ「ベータとの仕様変更についてか?」

僕がそう言うとディアベルはコクリと頷いた。



ディアベル「オレが知ってる限りじゃ、この村での武器はベータのときと少し品ぞろえが変化している」

ディアベル「だから、もしよかったらエミリオ君も知ってる情報――特にベータとの相違点について、教えてくれないか?」

エミリオ「ああ。それは問題ない」

とはいえ僕が知ってるベータとの相違点と言えば、この村で受けれるクエストについてだけだが。
なのでそれだけを簡潔に言うと、ディアベルはそうかと頷いた。

ディアベル「たまにそういう《初見殺し》みたいな仕様のゲームもあるよね。……とはいえ、今のSAOじゃ冗談にならないくらいの言葉だけど」

エミリオ「そうだな」

おそらくイービルたちに情報の広めを伝えてなかったら一般プレイヤーの中でそのクエストを受ける人間もいただろう。
さすがに、報酬コルの数値を見ればなんとなく察するとは思うが。

エミリオ「あんたも、一応言っておくが下手にそういう高難易度のクエストはやるなよ」

ディアベル「わかってるよ。確かに大金は欲しいけど、どっちかっていうとオレはアイテムの方が欲しいしね」



エミリオ「アイテム?」

ディアベル「ああ。フロアボスのラストアタックボーナスだったり、クエストでしか手に入れることのできないレアアイテムだったりね」

ディアベル「とはいえ、クエストの方はさっきの《初見殺し》みたいな例もあるし、序盤では手を出しにくいけど」

ラストアタックボーナス。
毎層のフロアボス戦で、とどめを刺したプレイヤーにのみゲットを許されるレアアイテム。

確かにそれは《初見殺し》のクエストとは違い、堅実にレベル上げをしていれば狙うこと自体は可能だ。

層ごとのフロアボスならだいたいの目標レベルの見当はつくが、《初見殺し》のクエストはその目安すらも予測ができない。

エミリオ「……」

自己の強化を含め、ディアベルの言うことはわかる。
この世界で生き抜くにはひたすら自己の強化しかない。

それはレベルを上げることでの強化も必須だが、装備での強化も大事なのだ。



エミリオ「アイテム?」

ディアベル「ああ。フロアボスのラストアタックボーナスだったり、クエストでしか手に入れることのできないレアアイテムだったりね」

ディアベル「とはいえ、クエストの方はさっきの《初見殺し》みたいな例もあるし、序盤では手を出しにくいけど」

ラストアタックボーナス。
毎層のフロアボス戦で、とどめを刺したプレイヤーにのみゲットを許されるレアアイテム。

確かにそれは《初見殺し》のクエストとは違い、堅実にレベル上げをしていれば狙うこと自体は可能だ。

層ごとのフロアボスならだいたいの目標レベルの見当はつくが、《初見殺し》のクエストはその目安すらも予測ができない。

エミリオ「……」

自己の強化を含め、ディアベルの言うことはわかる。
この世界で生き抜くにはひたすら自己の強化しかない。

それはレベルを上げることでの強化も必須だが、装備での強化も大事なのだ。



エミリオ「……」

――だがわかっているのだろうか。
そのラストアタックボーナスは自分を格段に強化する反面、他のプレイヤーの成長を邪魔することに。

確かにどうせ誰かが手に入れるなら、自分が欲しいと思うのは当然のことなんだが……

↓3
1ラストアタックボーナスを狙うこと自体を注意する
2狙うこと自体はいいが、あくまで取れたらいいな程度の気持ちでいるように言う
3その他自由安価



エミリオ「……仕様が変わっているんだから、見たことのある敵でも注意しろよ」

ディアベル「そうだね、それはわかっているよ」

ディアベル「でもオレもエミリオも今までで攻撃パターンが変化してる敵に遭遇はしていないし、今のところそれを考える必要はないんじゃないかな?」

エミリオ「おい……!」

その軽くしか受け取っていないような口調に少し怒りを見せるとディアベルはごめんと言った。

ディアベル「もちろん、キミの言葉は忘れずに頭に残しておくよ。ありがとう」

……まぁ、言わないよりはマシだったかもしれないな。
これならラストアタックボーナスを狙っても無茶はしないだろう。

――さて、どうする? このままディアベルと話を続けるか?
それとも、武器の購入に戻るか?


↓3
1森での一件を伝えておく
2はじまりの街での状況を伝えておく
3ディアベルと別れ武器の購入に



エミリオ「それじゃあ、僕は武器を買うから……」

ディアベル「ああ。じゃあまた、今度はボス攻略でかな?」

そうしてディアベルと別れ、武器の購入に戻る。
さて――



【第1層 サイハテ村 武器屋】

ブロンズソード 片手剣 斬撃 価格450コル
威力16

レイピア 細剣 貫通 価格450コル
威力12 クリティカル補正5 敏捷+3

アイアンダガー 短剣 斬撃 価格400コル
威力8 クリティカル補正10

スピアー 槍 斬撃&貫通 価格500コル
威力14


【所持コル 1187コル】

エミリオの買う品物をどうぞ
↓3

レイピア購入把握
0時ごろまで離脱

もう30分ほど待ってください……

ご意見ありがとうございます
ソードスキルは基本ゲームを参照してますが、大きな違和感を感じるかもしれません
そのときは真に申し訳ございません


【SAO】安価で攻略【アインクラッド】2層目
【SAO】安価で攻略【アインクラッド】2層目 - SSまとめ速報
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↑次スレとなります
こちらは>>1000まで埋めてくださって構いません。>>1000も可能な範囲でしたら本編で実現させます

明日の夜頃には依頼を出しますのでお願いします

>>985
こんなこと言いつつ同じこと
>>1が書いてたねスマソ

>>992
構いませんよー

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>>1000ならアイテムゲット

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