ロビンマスク「時代だよウォーズマン、それにあんなナ○ス丸出しのキャラなんて今では出せない！」

ウォーズマン「しかしロビン！男塾だって出るんだ！！我々にも可能性が！」

ロビンマスク「無理だ！！考えても見ろ！なぜコナンの毛利小五郎の声優変わったかを！そしてキン肉マンの声優を！」

ウォーズマン「だ、だがなにもオリジナルキャストでなければならないという決まりなど無いはずだ！」

ロビンマスク「それはそれでファンから苦情が来る！我々はもう詰んでるのだ！可能性があるとすれば主役漫画を持っているラーメンマンくらいだ！」

ウォーズマン「くっ…我々もスピンオフさえあれば…！」

ウォーズマン「男塾や北斗も出るんだ…我々だって出たかった…！」

ロビンマスク「男塾は単独でゲームを出すからな、CM目的もあるのだろう」

ウォーズマン「そ、そうだ！！ロビン！このゲームにはサポート専用キャラという出方もあるんだ！それなら出れる可能性が…」

ロビンマスク「ウォーズマン…我々のファイトスタイルはなんだ？」

ウォーズマン「ファイトスタイル？それはもちろん超人レスリングだ！」

ロビンマスク「このゲームは女性も出るのだ！もしもお前がサポートで出たとしてみろ、黒神めだかにパロスペシャルをかけるつもりか？」

ロビンマスク「そんなことしたら苦情がくるわー！！！」


ウォーズマン「攻撃するのはどんなキャラでも同じだろう！？」

ロビンマスク「我々の技は生々しいからな…ビームやパンチならまだ痛々しくないが私もレディにタワーブリッジをかけるのは気がひける」

ウォーズマン「諦めろというのか…参戦を…！」

ロビンマスク「ウォーズマン…」

ウォーズマン「ファミマでもコラボをして…肉まんを売り…新章で話題になり…それでも参戦できないのか我々は！」


ロビンマスク「……手段はある」

ウォーズマン「！？」

ロビンマスク「このゲームはお祭りゲーだ…つまり一人でもキャラが欠けるとファン達は暴動を起こすだろう」

ロビンマスク「しかし！！このゲームには明らかに世界観にあっていないキャラや一作品から出すぎな作品もある！」

ウォーズマン「ま、まさかロビン…！」

ロビンマスク「私とて最近マスクのCMに出て知名度が少し上がったのだ…野心はある」ﾏｽｸﾇｷﾞﾇｷﾞ

ロビンマスク「かつてタッグトーナメント編ではぐれ悪魔超人がしたように！！我々もすでに参戦が決定しているキャラから枠をもぎとるのだ！！」ﾓｯﾌﾟｿｳﾁｬｸ



ウォーズマン「あぁ！ロビンがバラクーダに！？」

ウォーズマン「しかしそんなことをしてはその作品のファンからクレームが…」

バラクーダ「真剣勝負にそんなもの関係無いわー！！！！」


バラクーダ「いくぞ我が弟子ウォーズ！枠を勝ち取るために！！」






バラクーダ「ついたぞウォーズマン」ﾓｯﾌﾟﾇｷﾞﾇｷﾞ

ウォーズマン「ここはどこだ？」

ロビンマスク「のどかで平和なところだろう、目の前には学校もある」

ロビンマスク「ここは人気ラブコメである『ニセコイ』の世界だ」

ウォーズマン「な！？ラブコメがバトルゲームに出るのか！？」

ロビンマスク「アニメもやっているからな…人気とは恐ろしい」

ロビンマスク「参戦するのはこの麗しい金髪のお嬢さんだ」

ウォーズマン「コーホー…」ｼﾞｯ


ウォーズマン「可愛いな」

ロビンマスク「私はマリー派だ」


ロビンマスク「このお嬢さんは今は家にいるだろう、我々も向かうぞ」

ウォーズマン「向かって何をするつもりだ？」

ロビンマスク「パロスペシャルで倒せ」

ウォーズマン「コー！？」

ウォーズマン「無理だロビン！こんな超人でもない少女にパロスペシャルをかければどうなるかわかるだろう！」

ロビンマスク「しかしやらねばなるまい！！我々がゲームに出るためにもだ！」

ウォーズマン「しかし…！」


???「おやおや、こんな町中でガタイの良い二人がなにやってんだかねぇ」

ロビンマスク「げぇーー！！お、お前はー！？」


???「どうやらアンタ達も参戦枠をもぎ取りにきたらしいねぇ、コイツみたいに」ｽｯ


ｼﾞｬｷﾞ「ｵﾚﾉﾅﾏｴｦｲｯﾃﾐﾛ……」ﾎﾞﾛｯ

ロビンマスク「お前は…！その抑えたバイオレンスは！」

ウォーズマン「ロビン！コイツは一体！？」


コブラ「少女の私生活を乱そうってヤツは放ってはおけねーぜ！」

ロビンマスク「くっ！なぜだコブラ！」

ロビンマスク「貴方とて黄金期をささえ！ジャンプの大人向け漫画として人気を勝ち取った男！しかしながらこの度のゲームには参戦枠を用意されなかっと私たちと同じ立場だろう！」


コブラ「あいにくこっちはお祭りゲーどころか単独ゲームさえも出てなくてね、気にしてないさ」

コブラ「それにいくら俺達が支えてきたジャンプとはいえ今のジャンプを支えてるのは間違いなく参戦が決定されている今の連載作品達だ」

コブラ「そんな若いルーキー達を潰してまでゲームに出たかぁないね、へへッ」


ウォーズマン「その通りだロビン…」

ロビンマスク「ウォーズマン！？」

ウォーズマン「俺が間違っていた…ゲームに出たい出たいと駄々をこねるばかりで忘れていたんだ…」

ウォーズマン「例えゲームに出れなくとも今も我々を支えてくれるファン達はたくさんいる！そのファン達を喜ばせるのはゲームじゃない！漫画での活躍だ！」

ロビンマスク「漫画での活躍…！？」

ウォーズマン「そうだロビン！我々は漫画のキャラなんだ、ゲームではなく漫画が本命だよ」

ロビンマスク「確かにウォーズマン…お前のいう通りだ…私はいつのまにか大切なことを忘れていたようだ…」

ロビンマスク「例えゲームに出れなくとも応援してくれるファンはいる…ならば我々がすべきはゲームに出ようと策をねるのではなくいつか色んなしがらみも乗り越えてゲームに参戦できるようにファイトするだけだ！」

ロビンマスク「すまなかったコブラ、そしてありがとうコブラ」

ロビンマスク「君がいなければ我々は道を再び踏み外していたところだ」

コブラ「なーに、俺はなにもしてないさ」


コブラ「ま、2が出たらその時にはまた会えるかもな、ヘヘッ」

ロビンマスク「ハハハッ、そうなった時は正々堂々ファイトをしよう！」

コブラ「それじゃまた会うときを楽しみにしてるぜ、じゃあな」


ロビンマスク「ウォーズマン、我々も帰ろう！無量大数軍をはやく倒さねばな！」

ウォーズマン「あぁ、アンタはしばらく出番は無いだろうがな」

ロビンマスク「フフフフ、お前も冗談をいうようになったなウォーズマン」


ロビンマスク「さぁ行こうウォーズマン、我々が本来いるべき場所…漫画へと！」

ウォーズマン「あぁ！」








ウォーズマン「しかしハンターハンターは連載休止してても出れるんだな」

ロビンマスク「それはいうな」


完