恒子「青春真っただ中、みんなっ燃えているかーっ!!」 健夜「ふぁ、ふぁいや~!」(1000)




~注意~
・基本週間連載のまったり展開です。サクサク進むのかお好きな方には向かないかも
・方言とか闘牌とかちょーテキトー
・完結ムリッぽくなっても男坂ENDくらいはイケる

【スカウト編】はまったりチームづくり
【前日編】はチームの顔合わせ
【大会編】で終わり(スレタイのセリフは【大会編】で使うヤツ...幻のセリフってヤツだね)




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【プロローグ】





晩夏 ~ 茨城 小鍛治家


チャクメローン♪

健夜「んん......でん...わぁ...?」

ムクッ

健夜「んむ...こーこちゃんからだ...何時だと思ってるのぉ...3時だよ今。無理、寝るよ...」ポチッ パタン

チャクメローン♪

健夜「...」シーツモグリー

チャクメローン♪

健夜「...んむ」ネガエリー

チャクメローン♪

健夜「んもぅ!」ガバッ ポチッ


恒子『やっとでたー! ちょっとスゴいよ、ヤバいよ、まいちゃったよすこやん!』

健夜「何かあったんだね、よくわかるテンションだもんね、でもね、今すごく夜なの。そこを解って欲しいんだよ?」

恒子『一昨日の晩WEEKLY麻雀TODAYの西田さんたちと飲みに行ってさー』

健夜「うん、聞いちゃいないよね」

恒子『なんかこー麻雀で盛り上がる企画とかないっすかねーとか言ってたんだけどさー』

健夜「はいはい」ウトウト

恒子『さっき局から電話来て企画通っちゃった!』

健夜「え?」

恒子『私その番組の総合司会だって!』

健夜「え、ちょ、すごくない?」


恒子『だから言ったじゃんスゴヤバだって、相方すこやんで通したからよろしくねー!』

健夜「はい?」

恒子『全国ネットのスペシャル番組だから一緒にガンバローぜー!』

健夜「聞いてないよ!」

恒子『あはは、だって今言ったもん』

健夜「え、ちょ、え? まって、置いてかないで、全然ついていけない」

恒子『今そっち向かってるから、いったん切るね!』プツッ

ツー ツー

健夜「...全国ネットのスペシャル番組? た、大変だ、どーしよー、どーすれば!?」









一時間後 小鍛治家前


恒子「おっはよーすこやん! 出迎えご苦労」

健夜「...すぐ近くに来てるんだと思って」

恒子「え?」

健夜「インターホン鳴らされたらお母さん起きちゃうからって、ここで一時間待ってた...」

恒子「...く、くるしゅうない」

健夜「苦しいよ! 蚊に刺されまくりだよ! ムシコナーズ全然効かないよ!」

恒子「はい」ヒョイ

健夜「? ひよこ...」

恒子「どんなに急いでてもすこやんへのお土産は忘れない。そんなこーこちゃんを許してくれるよね?」

健夜「ひよこで...」フゥ「あがって」

恒子「ありがとーすこやん!」ギュッ

健夜「ぐるぢぃ~」タップタップ









健夜「麦茶しかなかった」コトッ

恒子「じょーとーじょーとー」グビッ

健夜「で、企画の話って本当なの?」

恒子「マジだよっ!」

健夜「局の人に担がれてない?」

恒子「電話来たの2時過ぎだよ? そんな時間に人をおちょくったら末代まで祟られるじゃーん!」

健夜「それはそうかも。それで、一体どんな企画なの? 私も出るの決定なの?」

恒子「決定決定! 番組名はまだ仮題だけど「女子高麻雀選手権」ってカンジ」

健夜「女子高生限定?」

恒子「そう! むしろ女子高生に絞ったからこそ通った気がする。花があるからねー」


健夜「どんな番組なの?」

恒子「高校生クイズってあるじゃん?」

健夜「あー、知ってる。あんなノリ?」

恒子「モチーフはねー。でもやるのは麻雀だからクイズは関係ないんだよ」

健夜「ふむふむ」

恒子「まず、全国の麻雀好き女子高生に専用HPを公開してフリーエントリーしてもらうワケさ」

健夜「全国規模なんだ」

恒子「そ、それで3年生は監督役としてエントリーした1,2年生から5人を選んでチームを作る!」

健夜「3年生は対局しないんだ」

恒子「基本はね。年末企画で3年生のエントリーは少なくなると思うし」

健夜「受験シーズンかぁ、なるほどね。で、チーム作りはどういう風にやるの?」


恒子「3年生が1.2年生に無記名のメールでスカウトをかけるカンジ。あ、同じ学校の娘のスカウトは禁止ね」

健夜「スカウトされる側の情報が少ないね」

恒子「そう、余計な情報が入るとチーム決めるだけですっごく時間かかっちゃうでしょ?」

健夜「そうなのかな」

恒子「やれ、あの監督が良い、このメンバーじゃやだーってなっちゃったらキリがないし」

健夜「あ~、そーゆーのは空気も悪くするね」

恒子「うん。だから、ある意味考えても仕方ないシステムでサクサク決めてくムードを作って、スムーズに事をすすめたいワケ」

健夜「それはそうか、出だしでつまづいたら仕方ないもんね。味も素っ気もないけど...」

恒子「そんなことないって」

健夜「あ、でも、エントリーしたのにスカウトされなかったりしたら?」

恒子「すこやん、現実は非情なんだよ。チーム作りの段階がすでに予備予選! 実力のある娘がだけが選ばれるってね!」

健夜「そこは結構シビアなんだ」


恒子「そ、1.2年生はプロフィールと本年度の公式戦牌譜、自己アピールからなるエントリーシートでスカウトを待つ」

健夜「公式戦に出たことのない娘は?」

恒子「エントリーはできるけどスカウト待ちする上では圧倒的に不利だね。自己アピールがカギになるよ~」

健夜「だんだん分かってきた。何チーム参加できるの?」

恒子「エントリーの伸び次第だけど4の倍数で最低でも32チーム。初戦は東京ドームで1~2校抜けの東風戦をやるカンジ」

健夜「そこで8~16チームに絞るんってこと?」

恒子「そそ、以降の対局は全国行脚になるんだけど、まぁまだ詳しくはおいおい詰めてくカンジ。決まったばっかりだしね」

健夜「そっか...。で、私は何するの?」

恒子「個々の試合の実況じゃなくて、全体的なコメンテーターになるかな。決勝は張り付きで解説してもらうけど」

健夜「私なんかにつとまるの?」

恒子「すこやん、汝これをつとめよ」キリッ

健夜「なにそれ!?」タジッ







【スカウト編】





初冬 ~ 長野 清澄高校


まこ「なんじゃあ、これは?」

和「どうかしたんですか部長?」

まこ「これ見てみんさい。全国高等学校女子麻雀選手権、年末の特番企画らしいがのう」

和「コクマ(国民麻雀大会)が終わって間もありませんが、一体どーゆーものなのでしょうか...」

優希「のーどーちゃん! なにかあったのかぁ?」

和「優希、咲さんも」

咲「あ、それ。私も今朝自宅で見つけました。なんだか...」

まこ「なんじゃ?」

咲「いえ、部長が食いつきそうな企画だなーと思って」


優希「そりは前部長のことか?」

まこ「あたっとるのーww」

久「私がなーんですってー? 染 谷 部 長 」

優希「噂をすればカゲスターだじぇ」

京太郎「影の魔人かい」

優希「タコスの魔人たるミーはタコスターだっじぇ! ほれほれタコスをだせ~♪」

京太郎「はいよ」ヒョイ

咲「部長、京ちゃんも。どこか行ってたんですか?」

久「だから部長じゃないってば。ちょっと学生議会の都合で男手を借りてたのよ」

京太郎「いい加減慣れましたよ、ははは」


久「それで、なんなの?」

まこ「熱闘麻雀TODAYの局が西田記者んとこの出版社やらと共催で年末にお祭り企画をブチ上げるらしいけぇ」

咲「自由エントリー制で、3年生が1.2年生をスカウトして作ったチームで対局していくものらしいです」

優希「にひゃっ♪ なんだか面白そーだじょ!」

京太郎「女子だけとかありえないよな~」

久「へぇ~、ちょっと見せて」

まこ「まぁ座りんさい」セキユズリー

久「ありがと。どれどれ...」







西東京 白糸台高校 虎姫ルーム


淡「テルー、例のHPもう見たー?」

照「例の?」

誠子「TVの年末特番企画で全国の女子高生を対象にした麻雀ものがあるらしいですよ」

尭深「昨日の夕方に告知用のHPが公開されました」

菫「ほう、部室がざわついてたのはそれのせいかな」

照「興味ない」

淡「えー、面白そうだよー? みんなでエントリーしよーよー」

尭深「日程的には麻雀部は完全に年末年始の休みになっています」

菫「ふむ、参加したい者は参加してもいいんじゃないか? 息抜きにもなるだろうし」

誠子「たまにはいいかもですね」

淡「ほらー、テルー、みんなだってあー言ってるしぃ」マトワリツキー

照「...それ、優勝するといいことあるのか?」







大阪 市民会館


洋榎「終わった終わった~。今日の合同練習は江口にボロ勝ちでいー気分やったわー」

セーラ「あほ、うちら3年は指導対局メインやろ! それを横から割り込んで勝手しよってからに」

由子「はいはい、二人ともその辺にしておくのよー」

浩子「そーや、そんなんよりコレ、興味ありまへんか」ipadミセー

憩「あー、それ面白そうやんなー。うちは参加しよかー思てますけどー」

漫「優勝したら楯や賞状の他に賞金とか出るんですよね?」

洋榎「賞金!? なんぼや?」

怜「たしか米$で$10,000やったっけ? それと研修旅行で中国台湾をぐるっと周れるゆー話やったんちゃうかな?」

絹恵「ほんまですか? めっさ凄いやないですかー」


泉「中国かぁ、麻雀発祥の国やし、一度は行ってみたいですよね」

竜華「勝てばみんなで行けるっちゅーことやんな?」

恭子「ちゃいますよ」

洋・セ「ちゃうんか?」

洋・セ「ハモんなや!」

洋・セ「おまえがやろ!」ズビシッ

恭子「どんだけ息合ってるんですか...」

怜「仲良しさんやな~ww で、ちゃうってどーゆーことなん?」

恭子「この企画は学校単位でなく個人単位のフリーエントリー制で、3年生が1.2年生を5人スカウトしてチームを作るんです」

憩「んでもって、同じ学校の生徒をスカウトするんは禁止やって書いてありましたー」

浩子「ちなみに、3年生は監督役で対局はせんのですわ」

洋・セ「監督とかメンドいことよーせーへんわぁ、アホらし」

雅恵「長文ハモりとか運命の糸でぐるぐるやな。うちも面倒はキライや、いつまでも遊んどらんと早よ帰り支度しぃや」

ハーイ







岩手 宮守女子


豊音「エントリー受付は明日の夕方5時からなんだけどー。今からちょー楽しみだよー」

塞「豊音はやる気満々ね」

豊音「当然だよー! だってだって、上手くスカウトできればドリームチームが作れるんだよー!」

胡桃「あはは、それで豊音は誰狙いなの?」

豊音「宮永咲ちゃん!」

白望「あー、あの子は飛び抜けてるね...」

豊音「荒川憩さん!」

エイスリン「コジンセンデ ツヨカッタコ」

豊音「大星淡さん!」

塞「おいおい、どんだけ大物狙いなのよ...」

豊音「神代小蒔ちゃん!」

胡桃「それはもはやナイトメアチームだよ...」


豊音「それからそれから、原村さんに天江衣さん!」

白望「あまえ...誰?」

エイスリン「シラナイ」

塞「あー、確か去年のインハイで凄かった子、だよね?」

豊音「うん! それでもってネリー・ヴィルサラーゼさん!」

胡桃「あ、まだ続くんだww」

豊音「まだまだいるよー、鶴田姫子さん!」

エイスリン「シンドウジッ」

豊音「百鬼藍子さん!」

塞「豊音が止まりませんww」

豊音「渋谷尭深さん!」

白望「だるい...」

豊音「松実玄さん!」

エンドレスー







エントリー開始直前 ~ 局内 福与恒子のデスク


恒子「うししっ、いよいよだねー」

健夜「私ここにいていいのかな、何か場違いだよ」

恒子「気ーにしないっ! 今日は3年生のエントリー、いよいよ企画が本格始動する日なんだから」

健夜「1.2年生は来週からだっけ?」

恒子「そそ、まず誰が監督役に名乗りを上げるかってねー。お祭り企画なんだし、一遍にやっちゃったんじゃーつまらないでしょ?」

健夜「こーこちゃんが楽しそうで何よりだよ」

恒子「ま、実際は3年のエントリーを見て、てこ入れ期間を設ける意味での一週間なんだけどね」

健夜「てこ入れ?」

恒子「そ、やっぱ目玉選手は欲しいじゃない? 高校チャンプとか絶対いてほしいし!」


健夜「参加交渉するってこと?」

恒子「必要ならね。3年のメンツ次第で1.2年の参加率も変わってくると思うし、番組成功のためには裏技も使わないとさー」

ピピッ

健夜「あ、時間だよ」


恒子「おっ、さぁ来い! 栄えある一番手!」

-姉帯豊音さんのエントリーが完了しました-

恒子「うっは、ちょっぱやっww えっとこの娘は...」

健夜「たしか、インハイ2回戦進出の宮守女子で大将だった娘だよ」

恒子「おー、まずは本戦出場者かー。その調子でじゃんじゃん来ちゃってー♪」

健夜「お望みの選手が来てくれるといいね」

恒子「それはもう何と言っても宮永照! 彼女が来ないことには始まらないってくらいのキャラだからねっ!」

健夜「宮永さんはこーゆーの興味あるのかな?」

恒子「取材とか見てると人前に立つのは全然抵抗なさそうじゃん、TV映えするし是非来て欲しいなぁ」


-松実宥さんのエントリーが完了しました-

恒子「お、二番手ちゃん、その意気やよしっ! で、誰だっけ?」

健夜「阿知賀女子の娘だよ! 準決で担当したよね?」

恒子「ん?」

健夜「ほらぁ、咏ちゃんが命名したドラゴンロードちゃんのお姉さん」

恒子「あーあー! 三尋木プロがねー、いたいた。そーなると来週は妹さんもエントリー確定かなー」

-霜崎絃さんのエントリーが完了しました-

恒子「あ、知ってる! 千葉MVPの娘だよね!」

健夜「知っててくれて一安心だよ」


-竹井久さんのエントリーが完了しました-

健夜「清澄高校の部長さんだね」

恒子「いいねいいね、どんどん来るねー!」

-弘世菫さんのエントリーが完了しました-

恒子「来たーーーーっ! 白糸台! 宮永さんは!? ねぇねぇ宮永さんは!?」ユッサユッサ

健夜「そ、そんなの分からないよ~」ガクガク

-古塚梢さんのエントリーが完了しました-

恒子「ん、今の娘は関西勢だよね?」

健夜「劔谷の部長さんだね」


恒子「どうかな? いい線いっちゃってるかなー?」

健夜「まだ始まったばっかりだよ。でも、インハイ本戦に出た選手ばっかりだし、期待できるんじゃない?」

恒子「よしよし♪」

-園城寺怜さんのエントリーが完了しました-

恒子「おおっ、キミも来てくれたかっ、一巡先を視る者よ!」

健夜「それも咏ちゃんの命名だね」

恒子「よっし、とりあえず滑り出しは好調ってことで、すこやん、ミーティングルーム行くよー」

健夜「えっ? 今からミーティングするの?」

恒子「そだよ、言ってなかったっけ?」


-加治木ゆみさんのエントリーが完了しました-

健夜「聞いてないよ!」

恒子「...ねぇすこやん。人ってのはさ、不意を突かれた時にこそ、その真価が問われるんだよね」

健夜「そんな話だっけ? 関係ないよね?」

-佐々野いちごさんのエントリーが完了しました-

恒子「いちごちゃんキターーーっ!」

健夜「人の目を見て話そうよっ」

恒子「とにかく、本戦の企画も詰まってきたから、全体の流れの話をしに行くよっ」

健夜「んも~」







西東京 白糸台高校 虎姫ルーム


淡「ほらー、テルー、みんな続々エントリーしてるよー?」

照「監督役とか私には向かない」

菫「向き不向きはあるだろうが、これから先、プロを経て指導者になる事もあるだろうし、ここで疑似体験しておくのもいいかもな」

照「なら菫が参加すれば?」

菫「いや、私は別に...」

尭深「あ、弘世先輩のエントリーは今私が済ませておきました」

菫「何やってんだよおまえ!?」

誠子「尭深はたまにこーゆーお茶目をしますから」

菫「お茶好きでお茶目とか面白くもなんともないよっ!」


照「菫、渋谷はこう言いたいんだ。人には勧めておいて自分は参加しないとかどうなの? ってな」

淡「言う言うww」

菫「ぐっ...」

尭深「弘世先輩の監督姿が見たかったから...」

誠子「仕方ないね」

菫「何がだよ」

淡「ハマり役だよ、きっと」

照「間違いない」

ドッ wwww

菫「おまえら...」ワナワナ







長野 竹井家


久「あ、美穂子? いま大丈夫?」

美穂子『ええ、平気です。何でしょうか?』

久「例の番組のエントリー、私とゆみはもう済ませたんだけど、美穂子の名前が見当たらなかったからどうしたのかなーって思って」

美穂子『......』グスッ

久「え、ちょっ、どうしたのよ」

美穂子『せっかく誘ってもらったので登録しようとはしたんです。けれど、パソコンが...』

久「あー... ごっめん、その事すっかり失念していたわ」

美穂子『うう、すみません』

久「謝らないでよ。あ、そうだ、もしよかったら夕飯済んだ頃にそっち行って手伝ってあげるけど?」

美穂子『え、いいんですか?』

久「当然、大切な美穂子の為ですもの」


美穂子『そ、そんな/// あ、でも、迷惑でなければお願いします!』

久「オーケー、うちは今から夕飯なんだけと、そっちには何時頃着けばいいかしら?」

美穂子『はい、7時半には後片付けも終わっていますので』

久「了解、じゃ7時半にね」

美穂子『はい、待っていますね』

ポチッ

久「ふふ、美穂子も相変わらずね。さてと」ピポパッ


久「あ、ゆみ? いま大丈夫?」

ゆみ『問題ない。どうかしたか?』

久「それがねー」カクカクシカジーカ

ゆみ『なるほど、了解だ。しかし、いいのか? 私までお邪魔してしまって』

久「そりゃ、ちゃんと事前に連絡は入れるわよ」

ゆみ『あー、いや、そーゆー意味でなくてだな...』

久「はい?」

ゆみ『いや、なんでもない。とにかく行くとなると私は今から出ないとなので、これで失礼するよ』

久「はいはーい、また後でねー」







大阪 愛宕家の食卓


絹恵「おねーちゃん、あれ見た?」

洋榎「あれてなんや?」パクッ

絹恵「あれゆーたらあれや」モグッ

洋榎「あれ? あれ、あれ、あれ......あー、あれか?」

絹恵「ひょれや」モゴッ

雅恵「どれやっちゅーねん。それと絹、口に物入れたまま喋らんのよ」パクッ

絹恵「んもー、おねーちゃんのせいで叱られたやん」ハムッ

洋榎「うちのせーやあるかいだ」

絹恵「ぶほっ」カラアゲスポーン


雅恵「こら絹っww!」ペシッ

洋榎「せやろー、噴飯もののギャグやろーww」ユビサシワライー

絹恵「してやられたわ...おかーちゃんかてウケとるやん」ヒリヒリ

雅恵「黙りww で、あれってなんやの?」

絹恵「おかーちゃん、あれゆーたらあれやで」

雅恵「それはもうええ、しつっこいわ」

絹恵「あはは、あんな、今度TVで学生麻雀の特番をやるんや」

洋榎「あ、それか?」

絹恵「わかっとらんかったんかww したり顔でなんやのもー」

洋榎「わ、わかっとったよ。可能性は感じとったんや」


雅恵「あんたらホンマおもろいな。ほんでも親としたら高校生にもなっておもろい娘てどうにも微妙やねんで?」

絹恵「おもろいのはおねーちゃんだけやって」

洋榎「どーあがいても絹には勝てへんわぁ」

雅恵「本題に戻れゆーとるのや。わかるか?」

絹恵「せやったな。んで、その特番は女子高生だけが参加できんねん」

洋榎「せやけど3年は監督役しかできへんとかゆーてな、つまらん話やろ?」

雅恵「親の仕事全否定とか喧嘩売っとるんか...ん?」ニコヤカー

洋榎「ご、誤解や」アセアセ

絹恵「ざまみーww」サイゴノカラアゲモライッ

洋榎「うちははたかれとらんしーww」ソレバッカリハユズラレヘンッ

雅恵「箸で戦わんの!」カラアゲボッシュート

洋・絹「せっしょーな!」


雅恵「本 題 に 戻 れ」パクッ

絹恵「そんな振出しに戻れみたいに言わんといてよーww」

洋榎「スゴロクかいな。あ、あとで桃鉄せーへん? おかんもどや?」

雅恵「」ギロリ

洋榎「ほ、本題や、ほれ、絹、おかんが限界やで」

絹恵「ん、それのエントリーが今日からやねん。で、末原先輩がエントリーしとったんよ」

洋榎「恭子が? あー、でも恭子やったら好きそうやし、ありなんちゃう」

絹恵「うちは2年で選手やし、来週エントリーしよかー思てな」

雅恵「いつやの?」

絹恵「冬休みや。12月の29から31やったかな。東京入りは前日の28からや」

雅恵「それやったら問題ない、好きにし。洋榎も参加したらえーがな」

洋榎「えー、選手やったら文句あらへんけど...」

雅恵「監督の文句やったらうちに言え」

洋榎「そ、そんなんいっこもないですよ」

絹恵「あはははは」







兵庫 劔谷高校


ガラッ

友香「おっはようさんでー♪」

美幸「おはよー」

莉子「あは、それ日曜のサンデーと掛けてるのー?」

友香「んん?」

澄子「違ったみたいですね」

莉子「あれ~」

梢「皆さんおはようございます。今日も有意義な休日練習にしましょう」

友香「オッケーでー♪」


美幸「そーいえば梢ちゃん」

梢「なんでしょうか?」

美幸「昨日、例の番組にエントリーしてたでしょう? HP見たよー」

梢「ええ、折角の機会だと思ったものですから」

澄子「あれって何日か拘束されますよね? ご両親はお許しになられたんですか?」

梢「最初は反対されましたが、きちんと説明して理解して貰いました」

友香「何の話でスか?」

莉子「百聞は一見に如かず~。部長、パソコン点けてもいーですかー?」

澄・梢「どうぞ」


梢「あ、すみません。つい、いつもの癖が出てしまいました」

澄子「いえ、そんな。引き継ぎはしましたが、まだ実感ないですし」

莉子「これこれ、これだよ友香ちゃん」

友香「Oh~、いっつの間にかこんなイベントが~」

梢「ちょっとマウスをお借りしますね」

スイー クリック!

美幸「企画立案者のコメント?」


梢「はい。ここにこの番組が高校生クイズをモチーフに立ち上げた企画だと書かれています」

澄子「今年はうちのクイズ研、いいところまで行きましたよね」

梢「ええ、高校生クイズと言えば「知の甲子園」とも言われる歴史も人気もある番組です」

梢「今度の全国高等学校女子麻雀選手権大会がそれを目指すものであるならば」

梢「その第一回大会に参加することはとても意義のあることではないかと、そう思い至ったのです」

莉子「わ~、素敵です~」

美幸「梢ちゃんらしーなぁ、もー」

澄子「私も参加してみようかな...」

友香「ん~~っ! こーなったらみんな参加するでース!!」







1.2年生エントリー開始日 ~ 白糸台 虎姫ルーム


菫「ふーむ、そろそろ私と照の穴を埋める次代のメンバーを決めてしまいたいが...」パイフメクリー

誠子「第二集団が悩ましいほど団子状態ですからね」パラパラ

淡「もーさー、相性とかで決めちゃってもよくなーい?」

尭深「団体戦を主眼に据えれば相性はとても大事...」

ガチャ

照「もどった」

菫「おかえり。親御さんからの電話だったのか?」

照「違う。TV局」


淡「あー、さては例の番組に参加してくれって頼まれたんでしょー?」

照「あたり。とりあえず考えておくとは答えておいた」

誠子「しゃちほこばった公式試合じゃないんですから、いっその事出てしまってもいいのでは?」

淡「そーだそーだー」

菫「てゆーか出ろよ」ボソッ

尭深「」クスッ

菫「おい、なんで笑った?」

尭深「笑って、ない...です」

照「3人とも選手サイドでエントリーするの? 今日だよね」


淡「もっちろん出るよー♪ 誰からスカウトされるか楽しみっ!」

誠子「私も出ますよ、結構こういう企画好きなんで」

尭深「出る...出ないと弘世先輩に何をされるか...」

菫「当然だよ」

照「情けない、菫がイジメをするなんて...」

菫「むしろ私の方が後ろから不意打ちで殴られたようなもんだよな?」


誠子「そう言えば宮永先輩の妹さん、咲さんでしたっけ? 彼女は出ないんですか?」

照「どうだろう...。ふむ、咲が出るなら出てみようかな...」

淡「だったら早くエントリーしとかないと、咲ちゃんならみんな飛びつくからすぐ売れちゃうよ~」

照「む、しかし一度エントリーしたら取り消せないだろ?」

尭深「取り消せませんけど、チームが確定しない限り本戦参加にはなりません」

誠子「確定したチームから順番に番号が振られていって、64チーム揃った時点でスカウト終了です」

照「そーゆーことならとりあえずエントリーだけしておこうかな」

淡「決っまり~♪ 選手のエントリー開始まであと1時間だよテルー。急がなきゃー」







大阪 荒川家


スカイプナウ

憩「そろそろ時間やね~♪」

藍子『絃さん登録してたし、スカウトメール来るよ、きっと』

憩「せやね、けど知らん人と組むんも楽しそうやしー」

もこ『利仙ちーもいる?』

藍子『利仙さんはまだ見てないなー。あの人はあんまりこーゆーの興味ないかもね』

憩「そやろか。二人はスカウトされるんやったら誰がいいん?」

藍子『そーねー、あ、園城寺さんとかどう?』


憩「あー、人当たりいいし可愛いし、楽しいと思うよ~。ま、仲良うなりすぎると背後に立つ影があるかも知らんけどーww」

藍子『なにそれコワイww もこちゃんはー?』

もこ『弘世さん...かな』

憩「おお~、シャープシューター菫さんかぁ。あん人はほんまイケてるよねー。女同士でもカッコイイ思うわぁ」

藍子『ヅカ系だね~、取り巻きの娘とか多そう...って、ちょ、すごいのエントリーきたww』

憩「わっ、ホンマやww ついにチャンプのお出ましや~♪」

もこ『やっぱ宮永さんで』

憩・藍「『変わり身早っww』」


藍子『しかしまぁこのギリのタイミングで、狙ってたのかなー?』

憩「どーやろねー。でもまぁこれで一気に盛り上がって来たやないん?」

もこ『燃えてきた』

藍子『既に一名炎上してらっしゃるww』

憩「年末までそのテンション維持してや~」

もこ『時間になったよ』

藍子『きましたねー、1.2年のエントリー開始と同時にスカウトも開始だったよね?』

憩「せやー、早速登録しよー」

もこ『しまった、まだエントリーシート埋まってない...』


藍子『初動の遅さは命取りだー。ほい、エントリー完了!』

憩「うちもオッケーやー、ってww いきなりメール来たww」

もこ『え、もう?』

藍子『いくらなんでも早すぎでしょーww』

憩「ちょっ、しかも、あはははは、く、苦しい...」バンバンッ

もこ『笑いすぎww』

藍子『どうしたお憩、何があったww』

憩「な、なんも書いとらんのwwww まっしろけっけやーww」

藍子『うっそ、おマヌケすぎるww 慌てすぎでしょ、それは』

もこ『あるあるww』







西東京 白糸台 虎姫ルーム


照「これでエントリーできたのか?」

淡「できたよー、もう時間になるからスカウト画面に切り替えてー」

照「ここクリック?」

淡「そうそう」

照「変わらないぞ」

淡「あ、今時間になったから、アクセス増えて重くなってるかも」

照「」カチッ カチッ カチッ

淡「待ってるしかないよー」


照「あっ、いきなり変わった...なにこれ、勝手にウィンドウ開いた」

淡「もー、連打するからー。スカウトメールが立ち上がったんじゃない? 角の×で閉じて」

照「角? これ?」カチッ

淡「あっ、バッ、なんで送信したの!」

照「え、ちょ、コワイ」

淡「今のでスカウトメール送られちゃったじゃないかー、バカテル」

照「えー...」


淡「誰に送ったのっ!?」

照「そんなのわかんないよ」

淡「マイページに戻って送信履歴見てっ」

照「えっと、これで戻って...」

淡「かしてっ」

照「ハイ」

淡「メールボックスを開いて...」カチッ

照「分かった?」

淡「あ~あ、三箇牧の荒川憩に白紙のメール送っちゃってる...」


菫「ぶはっ、くくく、荒川憩もびっくりだな」

照「笑うな!///」

誠子「いや、黙って聞いてましたけど、笑わざるを得ませんよ...ふっ、ふふ」

尭深「無記名だから即バレはしませんけれど」

照「だよね!」パァァ

菫「チーム成立したらいずれ会うからバレるだろww」

照「だよね...」ズーン







奈良 新子家


望「憧ー、お夕飯、穏乃ちゃんも食べていくでしょー?」

憧「うーん、おねがーい」

穏乃「すみませーんお姉さん、いつもありがとーございまーす」

憧「スカウト始まって15分経つけど、まだ来ないねー」

穏乃「私もまだだー」

憧「携帯だと見づらくない? こっち使っていいよ」

穏乃「IDあるしメンドイからいーよー」


憧「スカウトメールって局でチェックされてるんだよね?」

穏乃「んー、文面で自分がだれか明かすようなものだと弾かれるって書いたあった」

憧「スカウトする側はメンバー分かるけど、されるうちらっていつ監督とメンバー分かるの?」

穏乃「開催日の前日」

憧「マジで!?」

穏乃「早くに決まったチームがネトマとか使ってチーム力に差をつけないためとかなんとか」

憧「結構細かいんだ」

憧・穏「あっ、きた!」


憧・穏「えっ、そっちも?」

憧「見せてよ」

穏乃「やだ、憧から」

憧「穏から見せなってー」

穏乃「わかったよー、開くよ」


高鴨穏乃様

率直に言うわね、私のチームに入りなさい

もちろん目指すは優勝。あなたの大将としての器を高く買うわ

と言っても目ぼしい所にスカウトメールを流してるから、早い者勝ち

その気があるなら早目のお返事待ってるわよ bye



穏乃「うっひょ~、スカウトされちゃったよ~♪ 大将の器だってさぁ、見てる人は見てるねー、ね?」

憧「はいはい、良かったわね」

穏乃「へっへ~♪ 憧の方も見せてよ」

憧「うん、開くね」


サk taikaini一緒煮deナイ・

ms ・/


憧「なにこれ?」

穏乃「なんだこりゃ?」

憧・穏「こ れ は ひ ど い」

穏乃「ひど過ぎて笑えるww」

憧「笑えないわよ! ホントなによこれ、バカなの? 死ぬの?」

穏乃「うひひっ、じわじわくるぅぅぅ、あはははは」ゴロゴロバタバタッ

憧「ちょっ、笑いすぎでしょ! ムカツクーッ」ウリャーッ

キャッキャッ







おなじみの白糸台 虎姫ルーム


照「あー...途中で送信しちゃった」

淡「右手の腹でエンター押してるって。てゆーか宛先また間違えてない?」

照「え、ちゃんと咲にカーソル合わせたけど」

淡「マイページ戻る! 送信履歴見る!」

照「淡が怖いよ」

淡「テルがダメすぎるんだよー、もー」

照「履歴はこれだっけ?」カチッ


淡「ほらまたやっテル! ねぇテルだからなの? テルだからまたやっテルの?」

照「そんなに言わないでよ...」

淡「そもそも文面おかしいでしょ!? なんでこうなったの!」

照「だって手元見てないと打てない...で、画面見たら変だったから直そうとして、その...送っちゃったみたいだ」

菫「で、今度は誰に送った?」

淡「阿知賀の1年生」

誠子「阿知賀女子か、好敵手でしたね」

尭深「宮永先輩、下手を打ったように見えていいところ突いていますね...」


照「ああ~、早くしないと咲が誰かにとられちゃうじゃないか」

淡「まだ平気だよ。多分沢山メール来てるから、それ全部見て検討するのに時間かかるハズだし」

照「よし、もう一回咲にカーソルを合わせて...クリック!」

淡「あ...」

照「あれ? メールが開かないぞ」

淡「咲ちゃんのアイコンにシャドーがかかった」

照「なんで?」

淡「誰かのスカウトに応じたんだよ。だからもうムリ」


照「...なんで?」

尭深「ループ入った」

菫「哀れだな」

誠子「掛ける言葉も見つからない」

照「なんでぇぇぇぇぇ」シクシク







長野 宮永家


咲「んー、どうしよう」

チャクメローン♪

咲「あ、はい、もしもし、宮永です」

優希『咲ちゃんグッドイーブニングだっじぇー』

咲「優希ちゃん、どうしたの?」

優希『スカウトもらってチームエントリーしたからその報告だじょ、咲ちゃんの方はどーだ?』

咲「それが、後から後からメールが来ちゃってどうしていいか分かんないよ」

優希『さーすが咲ちゃん、贅沢な悩みだじぇ! こっちも7通は来たけどっ』


咲「優希ちゃんはどうやって決めたの?」

優希『最初のにしたじぇ!』エッヘン

咲「そ、そーなんだ」

優希『こーゆーのは悩むだけ無駄ですじょ? チームが決まった順に本戦参加枠も埋まるし、だったらサクッといくに限るんだじぇ』

咲「そっか、そーゆー考え方もあるよね。どうせ相手が誰かはわからないんだし...」

優希『そそ、サクッとな』

咲「サクッとね」

優希『サクッとサキッとー♪』


咲「ふふ、うん、私も最初に来たスカウトさんに応募してみるよ。ありがとうね、優希ちゃん」

優希『おう! そんじゃー次はのどちゃんに電話してくるじょ、バイバイ咲ちゃん』

咲「うん、バイバイ優希ちゃん、またね」

咲「えと、最初のメールってたしか...」クリック!


突然だけど宮永さんをスカウトするよー!

ぜひぜひうちのチームにエントリーして欲しいんだけどー

監督役ガンバるし、いっしょに優勝目指そうよー

ワクワクテカテカしながらお返事待ってるよー


咲「これって宮守女子の姉帯さんだよね? 多分、十中八九、120%そんな気がするよ」

咲「姉帯さんならお話ししやすいし、いいよね。問題は他にどんな人が来るかだけど...うう、やっぱりクリックするの勇気いるなぁ」






今週はここまで、また来週~




長野 龍門渕邸


衣「すごいぞとーかっ! いっぱいいっぱいメール来た! みんな衣と遊びたいって!」

透華「良かったですわねぇ。けれど、それも衣の実力からすれば当然のことですわ」

一「うん、去年のインハイでの印象が焼き付いてるって人、大勢いるだろうからね」

純「それで? その沢山のお誘いの中から誰を選ぶか決まったのか?」

衣「考え中! 全部返事したらダメか?」

智紀「一度返信したら返信機能がクローズされる。返信先のチームが定員になってない限り一度しか返信できない」

衣「むむ、そは蜿転するが如きもどかしさ!」

純「それはそうと衣、おまえ誰ひとり知らない奴らのチームになったらどーするんだ? 怖くて泣いちゃうだろww」


衣「はぁ!? 生まれ変わった衣が一体全体何に対して怖じると言うのだ。ばーかばーか、べーっ」

純「お、こいつ」

透華「二人ともおやめなさいな。はしたないですわよ」

一「それに、見ず知らずの人の輪に入って行くのはボクたちだって同じだよ。みんなはもう返信済ませたの?」

智紀「暫定で決めた。焦ることもないからしばらくは様子見しながら待つ」

純「それは一通しか来てないってことかぁ?」

智紀「ち が う」

透華「一通しか来ないと何か悪いんですの?」

一「え?」

純「それって...」

智紀「まさか...」


衣「ん? とーかはスカウトメール一通しか来てないのか?」

透華「お..オーホホホっ、まさかそんな、あり得ないことですわ! この私に対してスカウトが一件だなどと、そんな...」ドヨーン

衣「当然だ。とーかの実力は衣がよく知ってる! さぞたくさんの誘いが全国から舞い込んで来たことだろう」

一「や、やめてあげて」

智紀「透華のHPはもう0よ」

透華「」クチカラタマシイヌケー

純「完全にトドメだったな」

衣「どーしたとーか? ねむいのか?」ナデナデ







局内 福与恒子のデスク


恒子「一日たったのに全っ然チーム決まってない! ヤバい!?」

健夜「選手側がどのスカウト受けるかで少しは時間かかるんじゃないかな?」

恒子「んーまぁそっか、確かにスカウトメールの発信数自体はグングン伸びてるんだよねー」

健夜「チャンピオンの宮永さんも参加してくれたんだし、きっと上手くいくよ」

恒子「それがさー、チャンピオンまだ2通しかメール送ってないんだよねー」

健夜「そーなんだ」


恒子「しかも、チェックルームで見せてもらったんだけど、一通は白紙、一通は文字化けっぽい変なヤツなの」

健夜「え、なにそれ」

恒子「三尋木プロじゃないけど全てがわっかんね~」

健夜「ところで企画の方は? 東京ドーム以降の展開は決まったの?」

恒子「とりあえず大晦日の決勝は金閣寺での生放送にきまったよ!」

健夜「き、金閣寺!?」

恒子「うん。夜に試合して、終わったら除夜の鐘聞きながら年越しそば食べて、フィナーレは明けましておめでとー! ってカンジ」

健夜「大晦日の金閣寺とかよく許可取れたね...」

恒子「ね、それだけでも気合入ってるよ。視聴率どんだけ行っちゃうかなーww」


健夜「獲らぬ狸だよ。それで、放送の枠は?」

恒子「それは朝10時からに決まった。夕方まではVで準決勝までやって、それから生で決勝とフィナーレね」

健夜「さすがに長丁場だね」

恒子「と~ぜんっ! 録画放映中は京都のスタジオから解説やコメント入れて行くカンジになるよ」

健夜「ホントにやるんだね。色々決まってきてようやく実感湧いてきたよ」

恒子「しっかりしてよー? アラフォーのすこやんにはキッツイスケジュールかもだけど」

健夜「アラサーだよっ!」







鹿児島 神代家


小蒔「」PCトニラメッコー

春「姫様、まだ迷ってるのかな」ポリッ

初美「みたいですよー」

巴「それはやはり、姫様クラスになれば送られてくるメールの数も桁違いでしょうから」

春「監督役で参加する人はいないの?」ポリッ

霞「年末年始は色々と忙しくなるもの。ちょっと無理ねぇ」

初美「選手ならまだしも監督はねー」

巴「姫様のチームになれるならお付も兼ねられますけど、それができないシステムですからね」


小蒔「決めました」

初美「およ、琴線に触れる名文スカウトでもありましたかー?」

小蒔「そういうわけでもありませんが」

春「見たい」ポリッ

霞「ふふ、気になるわねぇ」

巴「拝見しても?」

小蒔「ど、どうぞ」


突然だけど神代さんをスカウトするよー!

私のチームで一緒に優勝目指そうよー 中国と台湾が待ってるよー

監督とか大変そーだけどー でもでも一生懸命ガンバるしー

お返事楽しみにしてるからー


巴「これって、あの子だよね?」

春「岩手のノッポさん」ポリッ

初美「あきらかに彼女ですねー」

霞「分かる人にはわかっちゃうわねぇ」クスクス

小蒔「やっぱりそうですよね。最初に来たメールですし、知っている人だと安心できますから、姉帯さんのチームにエントリーします」

巴「彼女のミーハーぶりからすると手当たり次第に大物スカウトかけてそうですね」

霞「ひょっとしたら凄いチームになるかもしれないわねぇ」

初美「これは見ものですねー」







兵庫 劔谷高校


-龍門渕透華さんがチームにエントリーしました-

梢「来ました」

美幸「お、誰々?」

梢「昨年のインターハイで旋風を巻き起こした長野龍門渕高校の部長、龍門渕透華さんです」

友香「強いんでスか?」

澄子「そうですね。昨年は臨海女子と同卓して、他校が飛ばされた事で敗退しているので、やや印象には欠けますが、かなりの打ち手だと思います」


莉子「へぇ~、でも龍門渕高校って、今年は個人戦の方でも誰も出てきませんでしたよね?」

梢「ええ、今年の長野は名門風越の福路美穂子さん、団体代表だった清澄の原村和さんと宮永咲さんが個人戦代表でした」

美幸「そういえば龍門渕は天江衣かぁ。彼女は個人戦エントリーしなかったって言うし、目立たない位置にも強い打ち手はいるもんだねぇ」

梢「天江さんにもメールはしていますが、そちらはどうでしょう。お二人ともというのは高望みでしょうね」

澄子「分かりませんよ。古塚先輩の丁重なスカウト文をさらっと読み流す人は少ないと思いますし」

友香「私がエントリーするチームの監督も梢先輩みたいな人がいいで~ス♪」

梢「ありがとうございます」テレ


美幸「莉子ももーチームエントリー済ませたの~?」

莉子「まだちょっと悩み中です~。もうちょっと待ってから決めようかな~って」

梢「まだ時間は十分ありますし、ゆっくり考えるといいですよ」

莉子「はい~」

澄子「それにしても今日のHPの更新。決勝は金閣寺ですか。ちょっと...いえ、かなり驚きましたね」

美幸「だよねぇ? 年末の名刹なんてどーやったら貸切にできるのかなぁ」

梢「それ一つをとっても、やはりそれなりの企画であるという事なのでしょう」

友香「金ピカのお寺で対局したいでっス!」フンスッ

莉子「私もしたい~♪」







みんな大好き白糸台 虎姫ルーム


照「やっぱりエントリーするんじゃなかった」

菫「まだ言ってるのか。潔く諦めろ」

照「菫はスカウトかけてるの?」

菫「適当にな」

照「返事来た?」

菫「ちらほらとな」

照「私はもういいや。このままほっとけばチーム不成立で不参加になるんでしょ?」

菫「それはそうだが、途中で投げ出すような真似をして、いたずらに白糸台の名を傷つけるような行為はしないで欲しいものだな」

照「むう...」


菫「淡が戻ってきたらまたうるさいぞ。2軍と対局している内にさっさとスカウトメール流しておけよ」

照「...仕方ない。なら、誰かお勧めの選手とかいない? 学校名でもいいけど」

菫「名門校の名前で検索してスカウト可能な相手に送ればいいだろ」

照「名門校ねぇ。臨海女子は...ムリムリ、あそこは外国人ばっかりだし...関西方面でもあたってみるか」

菫「別に清澄の誰かだっていいじゃないか」

照「えー、なんかやだよ。咲がいないのに咲の学校の娘と一緒なんて...。まぁでも長野で誰かひとり探してみようかな」

菫「そうそう、その調子」

照「お気楽」ジト

菫「所詮他人事さ」フッ


照「ん、この子の牌譜ちょっと面白い。メールしてみよう」カタカタ

照「えーと、は じ め ま し て、 こ れ は ス カ ウ ト メ ー ル で す」

菫「口に出すなww しかもスカウトメールとか言われなくとも相手は分かるだろ」

照「うるさいな、必死なんだから黙ってて」

菫「わかったよ」

照「あ な た の 牌 譜 は と て も ユ ニ ー ク で す。 よ か っ た ら 私 の チ ー ム で 次 鋒 か 副 将 を し ま せ ん か ?」

菫「いきなり具体的だなww」

照「口チャック!」

菫「ハイハイ」


照「お 返 事 待 っ て ま す。 VS. 私 な り に ア ド バ イ ス で き る こ と も あ る と 思 う の で、 ぜ ひ。 で、送信っと」クリック

菫「PS」

照「なにが?」

菫「VSじゃなくてPSだろ。対決してどーする」

照「...そ、そんな事はもっと早く言うべきっ!!」ソウスルベキッ

菫「くくっ、チャンプの歴史がまた一ページ」

照「田中芳樹に謝れっ!」ウワァァン







奈良 Sagimori Lanes


ガランコロンコローン!

穏乃「ットラーイク! うっし、次でターキーだっ!」

宥「わ~、穏乃ちゃんずごく上手~」

憧「麻雀なんかより、こうして体動かすことの方が穏には合ってるかもね」

穏乃「なにを~」

玄「ではでは6投目いくですっ!」


ゴロゴロ---ガタンッ

灼「6連続ガーター...」

玄「うぅ、おねーちゃーん」ベソッ

宥「つ、次は行けるよ。だって次は7投目でラッキーセブンだもん。だから...きっと」オロオロ

チャクメローン♪

灼「あ、スカウトメールだ」

穏乃「あれ? 灼さんエントリーしてたんですか?」

灼「うん、玄がしつこく勧めるから...」

宥「私も玄ちゃんに勧められてエントリーしてみたけど」


玄「こーゆーのはみんなで参加しないとっ!」

灼「どーせバラバラのチームになるのに?」

憧「そーゆーのもたまには面白いんじゃないですか」

穏乃「そうそう、普段の練習とちがって敵味方に分かれてさ、優勝賭けたガチの対戦とか燃えるじゃないですか!」

宥「燃えるとあったかくていいよね~♪」

憧「灼さんメール見ないの?」

灼「後で見るからいい。次私の番だし」スクッ

玄「がんばれー♪」


穏乃「メールって言えばさ憧、例のあの変なメール」

憧「ああ、あれ? あの話はもういいよ」

穏乃「ちがうって、あれ、ひょっとしたらあの人じゃないかな?」

憧「あの人? 心当たりあるの?」

穏乃「ほら、インハイ期間中に鶴賀の人と一緒に風越の人たちも練習相手してくれたじゃん」

憧「あっ、ひょっとして風越の?」

穏乃「そうそう、パソコンとかとにかく機械がすごく苦手って言ってたあの人!」

憧「福路さん!」


灼「福路さんがどーかしたの?」

穏乃「や、ひょっとしたら憧をスカウトしてきた人が福路さんかも...って、先にターキーやられてるー!?」

灼「ボウリングで負けるわけにはいかないからね。次、憧だよ」

憧「オッケー。でもそっか、福路さんか。それならエントリーしちゃおっかなー」







埼玉 越谷女子


史織「新部長~、スカウトメール何通来ました~?」

景子「今来たので6通目だね」

史織「や~ん、抜かれちゃった~」

景子「ポツポツとチームエントリーする連中も出てきてるようだし、そろそろ決めてしまおうかと思ってるけど」

史織「そーいえば今日の更新情報見ました~?」

景子「決勝戦の話?」

史織「それは昨日ですって~。今日は追加の優勝特典が載ってたじゃないですか~」


玉子「プロチームと対戦できるって話であるな」

景子「宇津木先輩いたんですか」

玉子「引退してから放課後がヒマ過ぎるのである」

史織「そこはちゃんと受験勉強してくださいよ~」

玉子「受験という名の呪いの言葉は禁句なのである!」

景子「あ、これですね。プロと対戦」

史織「ねー、ちょっと凄くないですー? 八冠の小鍛治プロがメンバーに入ってますもーん」

玉子「む、表舞台から遠ざかっていた日本麻雀界の女帝であるか」


景子「他に戒能プロと三尋木プロが決まってて、残りは交渉中か...誰が来るにせよ勝てるわけないでしょ、これは」

史織「やっぱりやるとしたらハンデ戦じゃないですか~」

玉子「妥当な線である」

景子「プロとの特典試合は成人の日にやるのか。勝ち負けは別として、トッププロとは対局してみたいなぁ」

玉子「あと1年若ければ出場したのに、無念である」

史織「暇を持て余してるなら監督でエントリーすればいじゃないですか~」

玉子「ふむ、この際やってしまうか!」

景子「先輩、程々にしておかないと本気で受験失敗しますよ?」

玉子「のおぉぉぉぉぉぉぉぉであるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」







大阪 荒川家


スカイプナウ

藍子『お憩~、そろそろエントリー先決めた?』

憩「ん~、結構悩んだんやけどね~」

もこ『決めたんだ。どんな感じのとこ?』

憩「や、例の白紙の人にしようかとww」

藍子『あ、やっぱそこ行っちゃうww?』

もこ『さすが大阪人。落ちてるネタは見過ごさない』クスクス


憩「イの一番にあれやもんね~。インパクト強すぎでハートにズッキュンのキュンやよ~♪」

藍子『一体誰だろうね? 興味あるなー』

もこ『100年に一度の逸材』

憩「せやなぁ、ノリでゆーたら愛宕のお姉さんとかありそーやねんけどー」

藍子『あー、わかるわかるww』

もこ『お憩その人好きでしょ? いつも話題に出てくる』

憩「だっておもろいんやもーんww」


藍子『大阪の基準はおもろいかどーかだからねww』

憩「間違いないね。そこめっちゃ大事よww そんで二人はエントリー済ませたん?」

藍子『絃さんっぽいの探したんだけど見分けつかなくってさー。もう適当にエントリーしちゃおうかと』

もこ『うん、関西弁のスカウトが2通来たからダイスふって決めた』

憩「ダイスに託したんやww」

藍子『テキトーすぎるww』







まいどまいどの白糸台 虎姫ルーム


こんにちは淡さん

よかったら私のチームで大会に参加しませんか?

私のチームは仲良く楽しくあったかくがモットーです

お返事もらえたら嬉しいです


淡「うん、ここに決めたっ!」

誠子「お、決めたんだな。良さそうなとこあった?」


淡「どのメールも目指せ優勝!ばっかりだったけど、この人はちがったから、なんだか楽しめそうかなーって」

尭深「お祭りだから楽しんだもの勝ち」

淡「ね~♪ まぁ私がいればほっといても優勝しちゃうんだけどさっ!」

菫「大層な自信だな。ところで照の方はエントリー来たのか?」

-荒川憩さんがチームにエントリーしました-

照「! 丁度今来た」

淡「見せて見せてー♪」



はじめまして~ って、どちらさまやろか?

とにかくよろしゅーおねがいしますー↑ ^^

あ、返信も白紙の方がよかったですかねww?


誠子「ぶはっ」

照「何がおかしいか!」

尭深「荒川憩...センスある」

菫「白紙のセンスにはかなうまいがなww」

照「黙ってて!」



-南浦数絵さんがチームにエントリーしました-


よろしくお願いします。アドバイスの件、期待してます。

PS.卒爾ながら、VSではなくPSが正しいです。


淡「またツッ込まれてるしーww」

尭深「この方はどこの?」

照「長野の平滝高校。個人戦で県5位だった」

誠子「渋いチョイスですね」



-新子憧さんがチームにエントリーしました-


よっろしく~♪ てか、文面変だったけど大丈夫です?

まぁ私の方はなるべく期待に応える感じで頑張りますんで~


尭深「エントリーもツッ込みも連続で来ましたね」

淡「どんだけww」

菫「変な文面でも来るもんだな」

照「ねぇ、そろそろ怒っちゃうよ?」

誠子「どうどう。先輩はクールに決めてるのが一番ですよ」

照「知ってる。でも黙れ」



-安福莉子さんがチームにエントリーしました-


初めまして。どうぞ宜しくお願いします。

大将をとのお話ですが、私はどのポジションでも構いませんので、お任せします。

それでは、近い内にお会いできます事を楽しみにしています。


淡「うっわ真面目な娘~」

尭深「この娘は確か劔谷の大将ですね」

菫「激戦区兵庫の名門だな」

誠子「あれよあれよという間に、あと一人で埋まるじゃないですか」


菫「腐ってもチャンプってことか」

照「誰がいつどう腐った!?」

淡「テルが、今、ふて腐れてるよーんww」

尭深「ふて腐れ照...」クスッ

照「淡、尭深、今日は泣くまで三麻で特打ちね」コレケッテイ

淡・尭「うわぁ、やぶへび...」







福岡 新道寺女子


姫子「花田~」

煌「お呼びになりましたか、部長」

姫子「哩先輩んチーム決まったげな。なんか聞いとうか?」

煌「そういえばチームエントリーが終了していましたね。私は特に聞いていませんが」

姫子「そーか。花田はもう決めたんか?」

煌「先ほど決めてきましたよ。部長の方はまだなんですか?」

姫子「なんば基準に決めたらよかと、まるで分からんとよ~」


煌「何もそうお堅く考えることもないでしょう。手掛かりは文面だけですし、楽しげなものを選べは良いのではないしょーか?」

姫子「ぞげなもんやろかい」

煌「そんなにお悩みなら私が幾つか選んで差し上げましょうか?」

姫子「そいもよかね! 見てくれる?」

煌「ではお邪魔させて頂いて...」アイセキー

カタカタ カチッ

姫子「どげんなん?」


煌「これ等はどうでしょう?」

姫子「ん~、お堅すぎやなかと?」

煌「それではこちら等は?」

姫子「そいもイマイチ」

煌「こちらなんかは当たりの良い印象ですばらですが」

姫子「文面と実際は真逆かもしれんけん」

煌「...あの、部長」

姫子「なん?」

煌「決める気ありますよね?」


姫子「そこはかとなく」

煌「それはすばらくないですね」

姫子「...先輩ん命令やけん仕方なかけど、ほんまは先輩ばおらんチームで打つんは興味なかよ」

煌「どんだけですか。部長がそんなだから先代命令と言う形で出場するハメになったのでは?」

姫子「うっ...そうかもしれなかね」

煌「では私が決めてしまってもいいでしょうか?」

姫子「そしたら任せるけん」

煌「すばらっ...ならばここは、フランクな文面でとっつきやすそうなこちらの方にしましょうか」クリック!







長野 Roof-top


カランカラーン

まこ「いらっしゃーい」

睦月「お邪魔します」

まこ「よう来てくれたのう。風越や龍門渕もそろそろ来る頃じゃろうし、奥の席で待っててつかーさい」

睦月「はい、では」

まこ「今日は津山さん一人かのう?」

睦月「あ、いえ、一応」

桃子「私もいるっすよ」ユラ~


カランカラーン

華菜「いよーっ、華菜ちゃんが来てやったし!」

未春「お店で大声出したらご迷惑だよ」

華菜「あ、やば、ゴメンだし」

まこ「気にせんでええけぇ。鶴賀さん来ちょるけぇ奥へどーぞぉ」

未春「はい、失礼します」

コンコン

まこ「ん? 勝手口かの」テテテ

ガチャ


透華「ごきげんよう。少し遅れてしまったかしら?」

まこ「これはこれは龍門さん。別に表から入って貰ってもよかったんじゃが」

透華「いえ、お店の客として来た訳ではありませんから」

まこ「相変わらずしっかりなさっちょるねぇ。ささ、席に案内するけぇどーぞ」

透華「ありがとう」

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--


まこ「んじゃまぁ年明けの合同練習は今年は龍門さんトコで決まりじゃけんね」

未春「お世話になります」

睦月「よろしくお願いします」

透華「ええ、お任せになって下さいな」

まこ「ほいじゃーこっからは新部長同士の親睦会じゃ。まぁ龍門さんは二期連続じゃろーが」

透華「代わってくれる者もいませんし」

華菜「てか、仕切るの好きそうだし」

未春「か、華菜ちゃん」アセアセ


透華「いいんですのよ。実際、私がやらなければ誰がやる、と言ったところですわ」

睦月「頼もしい」チラッ

桃子「私は代わらないっすよ」

睦月「う、うむ」

まこ「ほいじゃー適当に出前取るけぇ、何でも好きなのを言ってつかーさい」

華菜「今日は中華な気分だし!」

睦月「何でもと言われると迷うな...」


未春「ところで」

透華「なんですの風越の新部長さん」

未春「ええ、皆さんも年末のTVの企画には参加なさってますよね」

桃子「そうっすね。私はここへ来る前にチームエントリーしてきたっすよ」

透華「私も先日済ませましたわ」

華菜「華菜ちゃんはいまだ検討中かなー」

睦月「自分は選べるほどスカウトメールも来なかったので...」

透華「ま、まぁそのようなことは気にすることでもありませんわ」アセアセ


まこ「金閣寺で会えるとえーがのぅ」

華菜「トッププロと対戦してみたいし!」

透華「そこは譲れないところですわね」

桃子「どんな監督に当たるっすかねー」

未春「チャンピオンに当たったらどうしよう」

睦月「会話に困る」

透華「私は実に礼儀正しい文面の方に応募したので、人柄の心配はないと思いますわ」

華菜「人柄ねー。やっぱその辺も大事かー」

まこ「何にせよ、今年の冬は賑やかに過ごせそーじゃあ」

ワイワイガヤガヤ







岩手 宮守女子


豊音「そろそろ3人目決まって欲しいんだけどー」

胡桃「宮永さんと神代さんが来た時点で大勝利だと思うけど...」

塞「頭一つ抜き出たよね」

豊音「でもでも、大星さんとか荒川さんとか、他で決まっちゃってるしー」

白望「宮永照の後継者と個人戦の魔物かー...」

ピロリーン♪

エイスリン「トヨネ! メールキタヨッ!」


豊音「わわっ、誰かなー誰かなー」


-松実玄さんがチームにエントリーしました-


塞「おっ、阿知賀のドラゴンロードだ」

白望「チャンピオンとの二度の対局で一皮剥けた注目株だね」

胡桃「怖いくらい引き強いなーww」

ピロリーン♪


-森垣友香さんがチームにエントリーしました-


塞「わ、また来た」

エイスリン「コノコハ?」

豊音「大阪の影に隠れがちだけどー、ちょー激戦区の兵庫でちょー名門の劔谷の選手だよー! 火力のある1年生!」

白望「この娘は流れを強引に引き寄せる剛腕タイプだったっけ」

胡桃「へぇ~、詳しいねシロ」

塞「なるほどねぇ。あ、森垣さんは帰国子女だって書いてある」

エイスリン「オトモダチニナリタイッ」

豊音「一気に4人になったけどー♪ 最後の一人は誰が来てくれるかなー?」ワクワク







北大阪 千里山女子


怜「うーん、なかなか大物はかからんなー」

泉「園城寺先輩、今何人です?」

怜「3人決まったとこで止まってるわぁ」

セーラ「目ぼしいのいーへんのか?」

怜「うんにゃ、東海チャンプが来てくれたよぉ」

竜華「あー、なんやふわふわした名前の」


怜「惜しい、もこもこや。対木もこちゃん。憩ちゃんのお友達やねんけど、ものごっつ人見知りする娘ぉらしいわ」

浩子「対木選手ですか。彼女は公式戦の記録が少のーて、戦力を分析するには今一つデータ不足ですね」

怜「せやけどいきなり東海チャンプさらったんやで、強いはずやろ?」

泉「まぁ弱くはないでしょ。自分とはおんなじ一年やし、いっぺん対局してみたいですね」

竜華「他の2人は?」

怜「永水の滝見春ちゃんと姫松の漫ちゃんやな」

セーラ「なんや、ちゃっかり名門押さえてるやん」

浩子「ですね。それに滝見さんえーやないですか。状況判断早いし、決断力も守備力もありますよ」


セーラ「漫ちゃんは行くときは行くけど、どないしたら行くんかよーわからへんよなww」

泉「それ、姫松の方でも分かってないらしいですね」

竜華「未完の大器っちゅーとこやろかねぇ。ほんで、泉と浩子はどうやの? チーム決めたん?」

泉「一応、これでええかっちゅーメールはあったんで、多分そこにします」

浩子「うちはまだ全部のメールは見とらへんので、追々決めていきます」

怜「なんやのんびりしとるなぁ」

泉「せやかて、決めてもすぐにメンバー公開されるワケとちゃいますし」

浩子「そーですわ。うちら1.2年は3年ほど見通し効かんので、焦る必要もないっちゅーことで」


ピロリーン♪


-国広一さんがチームにエントリーしました-


怜「おっ、龍門渕の娘ぉきよったでー」

泉「天江衣ですか!?」

怜「そこはムリやったみたいやー」

浩子「国広選手やないですか。なかなかに安定力のあるバランス型のいい選手やと思いますよ」

セーラ「フナQが言うと怜のチームもいい感じやって思えるよなー」

竜華「ほんまやな」


浩子「後は監督次第ですね」

怜「やっぱそこかww」アイタタタ

竜華「落としに来たなww」

泉「上げて上げて落とすww」







南大阪 姫松高校


恭子「で、なんやかんやで主将も参戦することに?」

洋榎「まー、絹が参加してまうと冬休みの間おかんとサシの時間が長ごーなりすぎるよってな」

漫「それは恐怖ですね」

洋榎「ホンマになww」

由子「いつエントリーしたのよー?」

洋榎「昨日や」

絹恵「後発やし、メンバー集まらんかもやで?」

洋榎「アホいーなや。うちのスカウティング能力舐めとったらあかんでー」


ピロリーン♪

洋榎「ほれみーww!」

恭子「タイミングええですね」

絹恵「せやけど、そろそろ残りっカスになってきとるんちゃう」

由子「強い子だといいのよ~」


-天江衣さんがチームにエントリーしました-


洋榎「うっはww 来た来た来たキターーーーーーーーーーーッ! 見てみぃこれぞ愛宕流魔物一本釣りやっ!!」



衣が来てやったぞ!

我が眼前に蔓延る敵、悉く魚腹に葬らん!

貴様は衣の莫逆の友たるや否や?


洋榎「......」タラーリ

恭子「これはまた...一風変わった語り口ですね」

漫「読めない字ぃが沢山ありますわ...」

絹恵「来てやったぞとかゆーとるやんww こっれはめっさ大物やねぇ」

由子「クセはあっても去年のインハイ最多得点プレーヤーよー。これは凄いことなのよー」

洋榎「せ、せやろ~」







奈良 松実館


玄「おねーちゃーん、入るよ~」スーッ

宥「いらっしゃい玄ちゃん」

玄「どうお姉ちゃん? そろそろメンバー決まってきたかな?」ピシャッ

宥「うん、今はこんな感じだよー」

玄「どれどれ...なるほどなるほど~。この晩成の娘って、憧ちゃんのお友達だよね?」

宥「うん、見覚えのあるお名前だったから~」


玄「こっちの片岡さんは和ちゃんのお友達だねっ」

宥「うん、すぐにお返事くれたんだよ~」

玄「スクロールして~...わわっ、白糸台の大将さんまでいる!」

宥「そーなのー、このあいだお返事もらえたの~。びっくりしちゃった」

玄「ふむふむ、これはお姉ちゃんのチームと当たるの楽しみかも♪」

宥「うふふ、お手柔らかに~」


玄「ではでは、松実監督に質問です! ずはりっ、今大会における目標は?」

宥「えっとぉ、それは~やっぱり~...優勝?」

玄「おおっと、松実監督大きく出ました~♪」

宥「玄ちゃんのチームに負けないように頑張っちゃう~♪」

玄「私だって負けないも~ん」

宥「ふふ、頑張ろーね」

玄「うん♪」







長野 ワハハ家


久「来たわよー」

智美「ワハハ~、よく来たなー」

ゆみ「待ってたよ、久、福路さんも」

美穂子「お邪魔します」

ゆみ「手狭な部屋だが適当にくつろいでくれ」

智美「おいおい、人のセリフを取るなよ~」ワハハ


久「我が物顔ねww 仲がおよろしいことで」

ゆか「他意のある言い方だな」

智美「むしろ他意しかないと思うぞー」ワハハ

久「それで、どうなの? チーム構成は見えてきたのかしら?」

ゆみ「残念ながら難しいな。私の方は初手を間違えたかもしれない」

智美「ゆみちんはちょーっと地味なところを狙いすぎたよな~。匿名なんだからガンガン行けばよかったろー」ワハハ

久「それは残念。こーゆー企画は変に遠慮をしたら負けよね。美穂子の方は?」

美穂子「私はその...メールを送ること自体難しくて...」


ゆみ「送ってないのか?」

美穂子「いえ、昨日から文堂さんに手伝って貰ってスカウトをかけてはいます」

久「昨日からだと出遅れた感は否めないわねぇ」

智美「そーゆー久は上手く行ってるのかー?」ワハハ

久「七分通りって所かしらね~。PC借りられる?」

ゆみ「かまわんぞ」

智美「だからそれは私のセリフだろー」ワハハ

久「IDとpassを入れて......これでよし。これが今の私のチームよ」


ゆみ「ほう、阿知賀の大将がいるのか。メンタルの強い良い選手だな」

美穂子「高鴨さん、ムードメーカーですよね。それとこちらは新道寺の大将さんかしら」

智美「ワハハ~、白糸台の副将もいるなー」

久「スクロールするわよ~♪ じゃじゃん!」

智・ゆ「おっ、モモはここか~」

久「悪く取らないで欲しいけど、地区大会決勝まで行ったとは言え、新顔だった鶴賀はマークが薄かったと思うし、バッティングが少なかったのかもね」

ゆみ「たしかにお買い得だったかもな」

美穂子「良い選手が揃っていますね」


智美「でも平気かい? モモはちょっと久とは相性がアレなんじゃないか~ww?」ワハハ

久「そこはほら、ゆみから一言、何でも言うこと聞くようにって言っておいてくれれば、ね?」チラッ

ゆみ「何を言う、嫌だぞ私は」

久「あら、ケチねー」

ゆみ「ケチで結構だ。モモの機嫌を損ねると色々大変なんだよ」

久「ゆみはダメねー。そーゆー所こそ可愛いって思ってあげなくちゃ」

ゆみ「や、可愛いのは可愛いんだが///」


美穂子「あの、私のページも見てもらっていいですか? どなたかエントリーして下さっているかも」

久「オッケー、IDとpassはこの間お邪魔した時に決めたやつね」カタカタ

美穂子「はい、全て小文字でフルネームとサファイアです」

久「ログイン完了。あら、早速来てるじゃない」

ゆみ「ほう、誰かな?」


-エントリーメンバーを表示します-


久「あら、いきなりまこがいたww」

美穂子「あ、良かった。染谷さん来てくれたんですね」ホッ

智美「おお? 佳織もミッポのとこにエントリーしてるぞー」ワハハ


ゆみ「福路さんは知り合い中心かな?」

美穂子「確かにそうですね。もちろん面識の無い方にも送っていますけれど」

久「ちょ、強い子来てるじゃない! 世界ジュニアで活躍してた臨海の」

美穂子「ネリーさんですか? わぁ、ダメ元で送ってみてよかったです」

ゆみ「これは羨ましいな」

久「ねー」

智美「やはり日ごろの行いってやつかなー」ワハハ


-二条泉さんがチームにエントリーしました-



お初でっす! スカウトあざっす

自分、やるとなったら当然優勝目指すんで、そこんとこよろしく

打ち回しとか改善点あったら何でもゆーて下さい

たたかれ慣れてるんで、遠慮はナシで!


久「あら、ビックリ」

ゆみ「今度は千里山のルーキーか、凄いじゃないか」

美穂子「これはもう本当にみんなのおかげですね。ありがとうございます」

久「いえいえ、人徳でしょーこれは」

ゆみ「だな」

智美「にしてもミッポの所は次鋒の娘が固まったなー」ワハハ






今週はここまで、また来週~
【スカウト編】は来週で終わらせる予定です




兵庫 劔谷高校


梢「みなさん、ようやく私のチームが5人決まりました」

莉子「わぁ~おめでとうございます~」

澄子「おめでとうございます。どのようなメンバーになりましたか?」

梢「はい、こちらになります」

美幸「龍門渕さんの次が~...この娘って白糸台のお茶の娘だよね?」

梢「はい。お茶が好きそうでしたので、よろしければ茶道の作法で点てますと書き添えた処、即座に...」

友香「苦いの好きとか理解できないで~ス」


莉子「あ、インハイで友香ちゃんと対局した阿知賀の娘もいるよ~」

友香「あは♪ グローブの娘でスね~」

澄子「こちらの方は新道寺の先鋒ですね」

美幸「で、今来たってゆー最後の娘は~?」

梢「清澄高校の原村和さんです」

澄子「インターミドルチャンピオン...」

友香「これは強いチームでスか?」

莉子「強いよ~♪」

友香「さっすが梢先輩で~♪」


美幸「5人揃ったとなると先ずはチームオーダーだね~」

澄子「先輩の腕の見せ所ですね」

梢「間違いのない采配をしたいところですが...」

莉子「梢先輩でしたら部長経験もあって上手くやれると思いますよ~」

美幸「それは私には無理ってことなのかなぁ、も~」

莉子「そ、そんなことないです~」

友香「このメンバーなら先鋒は誰になりまスか?」

梢「そうですね。セオリーも大切ですが、出だしで躓かない事を考まして、敢えてデジタル特化の原村さんか龍門渕さんを考えていますが」


友香「火力勝負の先鋒でデジタルでスか~?」

美幸「ふむふむ、次鋒は~?」

梢「中継ぎ役としては鷺森さんと花田さんが安定するかと思います。ですからお二人を次鋒と副将に配そうかと」

澄子「そうなると中堅は...」

梢「ええ、白糸台でその役目を担ってこられた渋谷さんに固定ですね」


チームNo.03 ※選手はエントリー順

監督:古塚梢(劔谷)
選手:龍門渕透華(龍門渕) 渋谷尭深(白糸台) 鷺森灼(阿知賀女子) 花田煌(新道寺女子) 原村和(清澄)







西東京 白糸台 虎姫ルーム


照「ふーっ、やれやれ、ここまで長かった」

菫「どうした?」

照「ん、やっと例のチームが全員揃った」

淡「最後の一人随分かかったねー」

誠子「宮永先輩はバラ撒きスカウトをしなかったみたいだし」

照「だって、返事待ってる間に他の人に声かけるとか、なんか悪い気がして落ち着かない」

淡「変なトコで真面目なんだから」

照「常に真面目だよね?」キキズテナラナイヨ


尭深「それで最後のメンバーは誰に決まったんですか?」

照「千里山女子の船久保さん」

誠子「千女の頭脳じゃないですか。彼女ならブレーンとしても期待できますよ。バランス取れてますね」

照「ね。私のチームって結構よくない?」

菫「まぁ荒川憩はひとつ大きなアドバンテージだろうな」

尭深「どこに据えても活躍してくれそうですね」ズズッ

淡「へへ~んだ、テルのチームなんかメッコメコにしてやるもんね~♪」

照「淡の所と当っても私が攻略法教えちゃうから」フフン

淡「え~っ、ずるっこい!」



チームNo.06

監督:宮永照(白糸台)
選手:荒川憩(三箇牧) 南浦数絵(平滝) 新子憧(阿知賀女子) 安福莉子(劔谷) 船久保浩子(千里山女子)







奈良 阿知賀女子


宥「穏乃ちゃ~ん、憧ちゃ~ん」

憧「宥姉、玄も、おっはよー」

穏乃「おはよーございますっ」

玄「ねーねー聞いてあげて、お姉ちゃんのチーム昨日ついにメンバー揃ったんだよ~」

憧「マジで!? やったじゃん宥姉」

穏乃「おめでとーございますっ!」

宥「ありがと~」


灼「おはよ、校門前で何話し込んでるの?」

玄「灼ちゃん! 実はね~」カクカクシカジーカ

灼「そうなんだ。おめでとう宥さん」

宥「うん、ありがとー。みんなもそろそろチーム決まる頃じゃない? 灼ちゃんはもうチームNoをもらってるんだよね?」

灼「うん、私はNo3」

憧「私はNo6だった」

穏乃「え!? 憧も決まってたのかよー、言ってくれよー」チェ~


玄「憧ちゃんおめでとー」

憧「いやぁ、選手側は番号振られるだけでメンバーは前日までわからないし」

宥「監督さんやメンバーさんたちと仲良しになれるといいね」

灼「ちょっと不安かも...」

玄「大丈夫だよ~♪」

穏乃「私も早くナンバーもらいたいっ! てゆーかてゆーかっ、宥さんのチームメンバー誰ですか!?」

宥「え、あ、うん。私のチームは...」



チームNo.07

監督:松実宥(阿知賀女子)
選手:片岡優希(清澄) 岡橋初瀬(晩成) 大星淡(白糸台) 池田華菜(風越女子) 愛宕絹恵(姫松)


憧「ほほ~う、初瀬はここのところ部内ランクかなり伸ばしてるってゆーし、個人的にはどうなるか楽しみかも」

宥「きっと活躍してくれるよ~」

灼「へぇ、練習相手になってくれた風越の人もいるんだ」


憧「あ~、あのちょっと濃い人ねww」アツクルシイトイウイミデハ ユウネェニハピッタリカモ

穏乃「おまえ言うなよ~ww」ヤメロッテ フッキンガヤバイダロー

灼「...ww」ソノヘンニシトキナヨ

玄「愛宕さんはインハイで和ちゃんと対局したことのある人だよ」

灼「お姉さんが全国区の有名選手だったよね」

憧「こうして見ると何かしら縁のある人で揃ってるんだねー。なーんか宥姉らしいカンジ♪」

宥「あったかいチームでしょ~」ウフフ


憧「う、うん...ww」ヤクイチメイ アツクルシイケド

穏乃「ww」バカ アコ シツコイッテ

灼「ww」イイカゲンニシナッテ

宥「??」

穏乃「んでも、大星さんはめっちゃくちゃ手強いですよね~」ゲフンゲフン

灼「そりゃ穏乃は身に染みてるよねww」

玄「あぁ~、私のチームも早く決まるといいなぁ~♪」







岩手 宮守女子


塞「もう今年もあと2週間切ったねー」

白望「今年豪雪過ぎない? ダル過ぎてもう登校したくないんだけど」

胡桃「まーた始まった。例年並みでしょ、岩手人歴18年が何言ってるの」

エイスリン「シロッ」カキカキ バッ

白望「ん、ムリ。むしろ私が雪だるまになりたい。何もしなくていーし」

塞「この枯れ果てた女子高生はどうにかならないものか...」

胡桃「充電で生気を取りすぎちゃったかな」


エイスリン「トヨネハ?」

塞「いるにはいるけど」

胡桃「あっちも待ち惚けで生気が尽きかけてきてるね...」

豊音「!!」ガタッ

塞・胡・エ「!?」ビクッ

エイスリン「ト、トヨネ?」

塞「と、とりあえず無言はやめよーよ」


豊音「...き~た~よ~」クルッ ユラァ

胡桃「怖い怖いww」

白望「ん、チーム決まったってこと?」

豊音「やっと決まったよ~」ウワーン

塞「よしよし、長い道のりだったね。よかったよかった」

エイスリン「トヨネ オメデトッ」

豊音「ありがと~♪」


胡桃「それで、誰が来てくれたの?」

豊音「うん、龍門渕の沢村さんだよ~♪」

胡桃「龍門渕って天江さんって娘がいるって言ってた高校?」

白望「だね」

エイスリン「ツヨイコ?」

豊音「ブレーンタイプの人なんだけどー、監督補佐してもらえたらいーなって早くからスカウトかけてたんだよー」

塞「なるほど、素人監督としてはそーゆーのも結構重要なんだ」


エイスリン「トヨネッ」カキカキ バッ

豊音「わわっ、トロフィー?」

エイスリン「トヨネ ファイト! メザセ ユーショー!」

豊音「うん! 絶対金閣寺まで行くよ~♪」


チームNo.13

監督:姉帯豊音(宮守女子)
選手:宮永咲(清澄) 神代小蒔(永水女子) 松実玄(阿知賀女子) 森垣友香(劔谷) 沢村智紀(龍門渕)







大阪 愛宕家の食卓


雅恵「今日は浩子も一緒や、賑やかでえーわ」

浩子「急なことですんません、ホンマ」

洋榎「身内なんやから気にすることあらへん」パクッ

絹恵「しかしまぁ叔母さんらも豪運やね。商店街のくじ引きゆーたら特等なんて都市伝説やとおもっとったわ」ハムッ ハフハフ

雅恵「ホンマやで。うちはいっつもティッシュやゆーて、どないなっとんねん思うわ。で、どこ行ったんやったか?」ズズッ

浩子「玉造ですわ」モグッ


洋榎「山陰の名湯やないの。寒いさ中の温泉とか最っ高やろな~。なぁなぁ、うちらも正月あたりどーや?」

雅恵「我が家の台所は火の車や。ところであんたら、例の番組の方どうなってん?」パクッ

絹恵「決まったで。チームNo.7や、ラッキーセブンで縁起ええやろ~」

浩子「うちも決まりましたよ。No.6やったか」ハムッ

絹恵「あいたぁ、いっこ負けたてもうたわぁ」

浩子「そしたらその出汁巻玉子でももらいまひょか」

絹恵「なんでやのww」ヤラヘンヨッ


雅恵「洋榎は?」

洋榎「ん、まぁボチボチでんな」スズッ

雅恵「そーゆーのはええ。どないなっとんねん?」

絹恵「せや、天江さんのあと誰が来たんや?」パクッ

洋榎「えっとなー、伏屋やろ、能口やろ、あとスルメイカやろ」

浩子「ちょちょ、スルメイカて何ですの?」

洋榎「知らん。スルメイカっぽい名前やねん。スズメイカやったか...?」


浩子「そんなん人の名前ちゃいますやろww」

絹恵「せや、あきらかにイカの名前やww おねーちゃん、つくづく説明能力ないな」ヒョイパクッ

洋榎「やかましいっちゅーねん。しゃーない、スマホで見せたるわ。ちと待ったれや」ゴソゴソ

洋榎「ん? あらら、5人目来とったww 知らん間にうちのチームも決まっとったで。ほれ」


チームNo.21

監督:愛宕洋榎(姫松)
選手:天江衣(龍門渕) 伏屋那都(斐駄商業) 能口彩花(鞍月) 雀明華(臨海女子) 郝慧宇(臨海女子)



雅恵「...あほかあんた」

浩子「ホンマや、何がスルメイカや、臨海の雀明華やないか! 欧州選手権で風神言われとったん知らんのかいなっ」

洋榎「怒らんでもえーがな。人間、時にはそんなこともあるやろー」

雅恵「ないな」アンタダケヤ

絹恵「ないない」オネーチャンダケヤデ

浩子「しかも最後の一人も臨海やないか。アジア大会銀メダリストや。なんやの洋姉のチーム、信じられへんわ」


洋榎「まぁスズメちゃんは別にしても、最後の娘ぉは狙って獲ったんやで」

絹恵「なんでなん?」

洋榎「優勝したら中国旅行やろ? せやから通訳ゲットや」

雅・絹・浩「予想を外さん下らん理由やね」

洋榎「揃ってゆーことないろ、カシマシ娘かっww」

雅恵「二人も留学生抱えてコミュ辛そうなチームやな」

浩子「相手方の日本語力次第ですわな」


絹恵「そもそもおねーちゃんに采配とか絶対無理やろしww」

洋榎「ところがどっこい、さにあらずやで~。目ん玉ひん剥いてよー見とき、きっちり優勝さらったるわ!」ズズッ プハァ

雅恵「まぁ要は天江と留学コンビをどこに置くかやろな。そこさえハマればこまい事はいらんやろ」

浩子「ですね。にしても後発エントリーで大物3人を引っ張ってこられるゆー豪運...うちが監督やったら先鋒に」

洋榎「ちょちょちょ、待ちや。うちのチームんことはうちが決めるんや! 余計なこと言わんとき」

雅恵「そーはゆーけどなぁ、むざむざと全国ネットで娘に恥かかせるのもなぁ」

洋榎「こらこら、自分の娘くらい信用しとかなあかんやろ」


絹恵「おねーちゃんが今までに打ち立ててきた数々の武勇伝を思たら、無理な話やろな」

浩子「なんせスルメイカやもんなぁ。いっこも期待できへんわww」

洋榎「どんだけ言われなあかんのよww」

ドッ wwww







長野 七久保駅前喫茶店


久「あっちゃ~消えた~」

美穂子「どうしたんですか?」

久「美穂子の例にあやかって、ずっと残ってた臨海の娘たちにスカウトかけてたんだけど、他へ行かれちゃったわ」

美穂子「それは残念でしたね、でも、きっと良い選手が来てくれますよ」

久「そう願いたいわ。ちょっと美穂子のページも確認してみるわね」

美穂子「はい、お願いします」

久「ログインしてっと、お? チームが決まりましたって書いてあるわ」

美穂子「まぁ、ほんとですか?」



チームNo.36

監督:福路美穂子(風越女子)
選手:染谷まこ(清澄) 妹尾佳織(鶴賀学園) Nelly Virsaladze(臨海女子) 二条泉(千里山女子) 水村史織(越谷女子)


久「越谷女子か、この娘はちょっと覚えないけど確かインハイで初戦突破はしてたわよね」

美穂子「ええ、インターハイで勝ちを経験した1年生なら伸びシロに期待できそうだと思って、初戦突破した学校の1年生にはなるべくメールしていたんです」

カランカラーン♪


まこ「おんや? あらまぁ久に福路さんまで。奇遇じゃのぅ」

久「おっとっと、これはこれは」

美穂子「お久しぶりです染谷さん」コチラヘドーゾ

まこ「ご丁寧にどうも。で、あんたは何隠しとるんじゃ」シツレイシマス

久「え? いやまぁ、べつに」

美穂子「実は例の番組のマイページを見て貰っていたんです」

まこ「ああ例の。そう言えばわしの携帯も学校出る時にメールを受信しとったけぇ、それかも...」ピッピッ

まこ「やっぱりじゃ、わしんチームはNo.21じゃと。二人のチームもそろそろメンバーが揃った頃じゃろ?」


ナンニナサイマスカー?

まこ「あ、ホットで」

カシコマリー

久「にしても帰り遅くない? 今日から半ドンでしょうに」

まこ「ちと図書室によってたけーね。で?」

久「何が?」

まこ「なら福路さんに聞くけぇ」

美穂子「んっと...」


まこ「ふむ、ルール上久んとこっちゅーのはなかろーし、ひょっとしてわし福路さんのチームなんかの?」

久「バレたか。相変わらず鋭いわね~」

まこ「あ、やっぱり?」

美穂子「ええ、そういう事なので、よろしくお願いしますね」

まこ「はい、こちらこそ。変に詮索して悪かったけぇ」

チャクメローン♪

久「あ、メール」ピッ

まこ「あんたんとこも決まったか?」

久「来たわね。美穂子のチームより後になるとは思わなかったけどww」


美穂子「ふふ、チームが決まると肩の荷が下りますよね」

久「ホントよね~。まぁ実際はここからなんだろーけど」

まこ「ひとまずはおめでとさん」

久「どーもご丁寧に♪」


チームNo.45

監督:竹井久(清澄)
選手:高鴨穏乃(阿知賀女子) 鶴田姫子(新道寺女子) 亦野誠子(白糸台) 東横桃子(鶴賀学園) 百鬼藍子(后土学園)







大阪 荒川家


スカイプナウ

もこ『やばい』

藍子『まだ決まってないのはさすがにやばいかなー、さっき60チーム目決まってたし』

憩「あと4チームやね、間におーたらええんやけど」

もこ『早めにエントリーしたのに出れないとか詐欺だ...』

藍子『その辺の救済措置とかも考えてくれないとねぇ』

憩「第一回ゆーことやし、色々不備が出るんは仕方ないにしても、このままやと切ないなぁ」


もこ『出たい~』

憩「めずらしくもこちゃんが積極的になってるんゆーのになぁ」

藍子『凶報、61チーム目決まった』

憩「いよいよやばい」

もこ『これはもう笑うしかないww』

藍子『笑う余裕はあるんだww』

憩「こうなったら神頼みしとこ。愛宕大明神様なにとぞなにとぞ~」

もこ『何でその神様を選んだしww』

藍子『お憩、その神様に祈るなら安来節踊って奉納しないとダメかもね』

憩「鼻の頭に5円玉の痕が残ってまう~」


もこ『そろそろ来てもいい頃』

藍子『訃報、62チーム目も来たww』

憩「ありえへんww」ゴリヤクナシヤ

もこ『こんな番組訴えてやるww』

藍子『尻に火がついてるんだし、監督役の3年連中もスカウトかけまくってるとは思うけど...』

憩「しゃーない。ダメやったらエビふりゃあおごったげるよ~」

もこ『エビふりゃあ言いたいだけww』

藍子『しかも安い慰めww』







北大阪 千里山女子


怜「あか~ん。最後の一人がこーへんわ~」

泉「これ、やばくないですか? もー後がありませんよ」

浩子「まさかの予備予選落ち...あるんか?」

セーラ「4人決まっとって落ちるとか、めったくそ恨まれるやろ~ww」

竜華「セーラうるさい! もう誰でもえーやん、片っ端からスカウトかけぇ」

怜「やってんねんけどみんな他行ってまうねんもん。ホンマ泣きたなるわぁ」


泉「あー、やばいやばい。61チーム目決まりましたよ!」

浩子「これは届かへんかも」

怜「いやや~、誰でもえーねん、早よ来てや~」

セーラ「うわちゃ、62チーム目も決まってもーたぞぉ」

怜「...」グスッ

竜華「あ、あきらめたらアカンよ。怜があきらめたらチームに来てくれた娘ぉらが路頭に迷うんやで!」サスリサスリ

怜「ん、まだ何人かおるし、送ってみる」グシグシ







姫松 ~ 永水 ~ 龍門渕 ダイジェスト


恭子「はぁ!? 漫ちゃんまだチーム決まってへんのか? チームエントリーしたんやろ?」

漫「はは、こればっかりは仕方ないですわ。監督役が上手いこと脈アリさんにスカウトかけへんとこーなるんやないですか?」

恭子「あっほやなそいつ。姫松の先鋒引いといてなにをグスグスしくさるねん! 信じられへん」ウチノスズチャン ナカスキカッ

由子「ま、まだ諦めるのは早いのよー」

---------

春「」ポリポリポリポリポリポリポリ

初美「く、空気重いですねー」

春「」ポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリ

巴「これは声かけづらい...」

春「」ポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリ

---------

一「これ、ボクだけお留守番かもね...」ズーン

純「い、いやいや、何とかなるだろ! なっ?」

衣「そ、そーだぞ、いざともなればとーかが何とかしてくれる!」キタイノマナザシー

透華「え゛っ!? わ、わたくしですの?」

智紀「魔法の言葉『ハギヨシッ』」

萩原「......」ムリデス







長野 千曲東


セリカ「おーい仁美~、一緒に帰ろー」

仁美「なんだ、まだ残ってたのか。ひょっとして桜子も?」

セリカ「あいつは先に校門へ...って、戻ってきたね」

桜子「小川~、あれ? 棟居もいたんだ」

仁美「ご挨拶だな」

セリカ「どうした。忘れもん?」

桜子「いやほら、あれ」ユビサシー


仁美「部室? 窓が開いてるな。誰かいるのか」

桜子「うん、窓開けてるの見えたから気になって戻ってきた」

セリカ「終業日に部活なんてしないよね? 去年したっけ?」

仁美「ま、どうせ暇だし、ちょっと覗いてくか」

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ガラッ

仁美「よっ、何してる~?」

由里「あれ、棟居先輩。小川先輩に大滝先輩まで」

恵「あ、大将。お久しぶりです」ギッヒ

桜子「なんだ、土屋と上柿だけか? 他は?」

由里「居ませんよ、部活とは違うんで。先輩方はまた何で?」

セリカ「ん~、終業式の日に部室に誰かいるみたいだったから気になっただけ」


仁美「めぐ~、ちゃんとやってるか~?」ワシワシ

恵「あ、あたしゃいつも通りですよ///」ギッヒ

桜子「なに? ネトマでもしてんの?」

由里「いえ、例の年末にやる番組です」

セリカ「あ~知ってる知ってる。二人して参加してるわけ?」

恵「全然スカウト来ないですけど」ギッヒ


仁美「これか~。受験がなけりゃ私も遊べたんだけどな」

桜子「東京の大学行きたいとか言って推薦蹴るからでしょ」

恵「大将が上京したら寂しくなりますよ」ギッヒ

仁美「可愛いこと言ってくれるね~めぐは」スリスリ

セリカ「もう62チームも決まってるのか。まぁ時期的にはそんなもんか」

桜子「由里はチーム入れたの?」

由里「はい、何とか滑り込みました。64チームで切り捨てになるので、今は監督役もバラ撒きスカウトしてる感じですね」

仁美「こーゆーのはお祭りだから、参加さえできりゃなんでもいーんだよ。めぐにも来るといいな」


桜子「あ、63チーム目決まった」

由里「あと一つかー」

セリカ「これはちょっと難しそうだね」

ピロリーン♪

-スカウトメールが届きました-


たのんます! うちのチームに入ってや!

あと一人やねん。ほんま後生や、返信待ってます



仁美「来たじゃーんww」

恵「このタイミングで来るとかあたしゃビックリですよ」ギッヒ

由里「いーから早く返信! 返信!」

恵「ほいほい」カタカタ クリック!


-チームエントリーが完了しました-

-あなたのチームが決まりました。あなたのチームナンバーは64です-


セリカ「おおっ、滑り込んだねーww」

桜子「上手いことやったなぁww」

仁美「よかったなーめぐ~」ワシワシ

恵「へへ///」

由里「よかったよかった。どんなチームになるか楽しみだね」

仁美「よし、景気づけに二人にファミレスで何かおごってあげよう。行こう」

恵「ごちっす~♪」

由里「ありがとーございます」







北大阪 千里山女子


怜「っ!!!」

竜華「き、来たやん!」

セーラ「おお~、ギリッギリのギリやったな~ww」

浩子「誰が来たんやろか?」

泉「そんなん決まってるやないですか、天使ですよ天使!」

怜「泉がえーことゆーたで! ホンマ天使やわぁ、足向けて寝られへんよぉ。感謝感謝や~」

セーラ「ほんまになぁ...今日ばっかりはお通夜ムードや思て覚悟しとったけど、いや~何とかなるもんやなぁ」


竜華「最後まであきらめんといてよかったやん♪」

怜「うん、竜華が発破かけてくれんかったら無理やった思うわ。おおきにな」ヨッカカリー

竜華「ええんよ、そんな。うちもめっちゃ嬉しいわ」スリスリ

浩子「兎にも角にも、これで本戦参加64チーム全て揃ったわけですね」


チームNo.64

監督:園城寺怜(千里山女子)
選手:対木もこ(覚王山) 上重漫(姫松) 滝見春(永水女子) 国広一(龍門渕) 上柿恵(千曲東)







大阪 荒川家


スカイプナウ

もこ『せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇふっ!!』

憩「行けたん!?」

藍子『64チーム目来たけど、それ?』

もこ『間に合った!』

憩「よかったな~♪ 監督がようやく仕事しはったww」

藍子『重い腰上げたねww』


もこ『ふぅ』

憩「さっそく賢者タイムww まぁまぁおめでとさんやね♪」

藍子『エビふりゃあは逃したけどね~』

もこ『いらないしww』

憩「もったいないお化けが出るで~」

藍子『決まったから笑ってられるけど、これ一歩間違えたらめちゃくちゃ空気重くなってたねww』

憩「ほんまよ~、こんなんフォローとか思いつかへんもーんww」

もこ『今なら空も飛べる気がする』

憩「あはは、いけるいけるーww」

藍子『かくしてもこちゃんの笑顔は守られた! めでたしめでたし♪』







長野 龍門渕邸


衣「吉報吉報! 一のチームが決まった~♪」ワーイワーイ

一「心臓に悪かった~」ホッ

智紀「これで一安心」

透華「胸を撫で下ろすとはこのことですわね」

純「おいおい、撫で下ろす胸がどこに?」ニヤ

透華「しばき倒しますわよっ!」キシャーッ

一「まぁまぁ、落ち着いて。せっかくの美人さんが台無しだよ」


透華「し、仕方ありませんわね。ここは一に免じて不問としましょう///」

純「あざーっす」

智紀「棒読み過ぎる」

衣「とーかっ、とーかっ、ケーキでお祝い!」

透華「そうですわね。それでは前祝と洒落込みしょう。ハギヨシッ」

萩原「は、既に隣のお部屋に支度が整っております」

衣・一・純・智「さっすが~♪」







鹿児島 神代家


ワイワイ

小蒔「只今戻りました」

春「おかえりなさい」ポリ

巴「お勤めご苦労様でした」

霞「あらあら、何を騒いでいたのかしら?」

初美「はるるのチームが間一髪のところで決まったんですよー」

小蒔「まぁ、それは良かったですね。おめでとうございます」

春「うん。一時は諦めかけてた」ポリ


霞「この散乱している黒糖の袋は一体...」

初美「それもはるるが...」

巴「決まるまでの間、無言で食べ続けてましたから...」

小蒔「いくら別腹と言っても、こんなに沢山食べてはお腹がパンクしてしまいますよ」

霞「それは残念ね、今晩は春ちゃんの好物を用意するつもりだったのに」

春「大丈夫。別腹は別腹」ポリ

巴「どんだけ...」







南大阪 姫松


恭子「よっし! 間におーた! 間におーたで漫ちゃん! やったやった♪」ピョンピョン

漫「は、はい」

由子「恭子ったら本人より喜んでるのよ~」

恭子「いゃ別にぅチは...そーでもないやんな? 漫ちゃん」

漫「思いっきり飛び跳ねてましたよ?」

恭子「幻覚やっ、白昼夢やっ、はよー目ぇさまさんと落書きするで///」

漫「ええ~、やめてくださいよ~」

由子「相変わらず漫ちゃんにだけは傍若無人なのよー」


恭子「ええねん、漫ちゃんはうちの直弟子みたいなもんなんやから」

漫「いつからそんなことに...」

由子「これは止まりそうにないのよ。私はお先に失礼するのよ~」ガラッ

漫「ちょっ、真瀬先輩! 置いてかんといて下さいよ~」

由子「それじゃ漫ちゃん、おめでとー。勝って故郷に錦を飾るのよー」ピシャッ

恭子「漫ちゃんっ」ダキツキッ

漫「わわっ、な、なんですのん!?」クルシイデス

恭子「大会、頑張りや」スリスリ

漫「はぁ、まぁ、頑張りますけど//」







都内 福与恒子のマンション


恒子「かんぱ~い♪」

健夜「お疲れさま~。参加チームも決まったし、もう大会まで間もないね」

恒子「うむ、なんとかなるなる!」

健夜「って、またそんなノリ!? 毎年恒例の大会にするには最初が肝心だよ?」

恒子「まーそーなんだけどねー。でもさ~、主役は総勢384名の女子高生雀士だし、私たちにできることは限られてるわけで」

健夜「その限られた範囲でしっかり盛り上げていくのが大事なんじゃ...」

恒子「すこやんはマジメだね~♪ インハイの中継と違ってこれは企画ものだよ? 肩の力抜いていこーよー」


健夜「いやいや緊張するでしょ? 私なんてどー考えてもこーゆーの向かないもん」

恒子「え~? すこやんのいじられキャラっぷりは充分板についてると思うけどなぁ」

健夜「こーこちゃんが勝手にいじってくるだけだよね!? てゆーか私ってそんな評価なの!?」

恒子「すこやんはアラフォーかわいいっ!」

健夜「だからアラサーだよっ!!」

恒子「またまた~」ヒック

健夜「ちょ、酔った勢いで事実を曲げよーとするのやめよーよ」


恒子「あ、そーだ」

健夜「?」

恒子「29日の開会以降のスケジュールは問題ないとして、28日にね」

健夜「うん、選手が上京してくる日だよね」

恒子「そそ、その日はみんな神宮のホテルでチーム毎に割り振られた部屋に泊まるんだけど」

健夜「うん」

恒子「3階の国際ホールとか会議室を何室か開放して、卓もチーム分用意して、まぁその一日を練習日にするカンジなのね」

健夜「そうなんだ」


恒子「で、その日の風景とか、大会前の各チームインタビューをやって、編集して本放送の録画パートで使いたいんだって」

健夜「私とこーこちゃんでやるってこと?」

恒子「そ、針生アナと三尋木プロのペアにも手伝って貰うし、牌のお姉さんも来てくれる予定...」ウト

健夜「そっか、りょーかい」

恒子「あ、あと優勝の特典試合に出てくれるプロにもこの件で交渉...中」ウトウト

健夜「そー言えば特典試合の残りのメンツって決まったの?」

恒子「」zzz

健夜「ちょ、こーこちゃん。寝るの早すぎだよっ」ユサユサ


恒子「んん...え?」ボケー

健夜「だから、特典試合に出る残り2人は誰になったの?」

恒子「あー...だから牌のお姉さんと、カツ丼プロだよぉ」

健夜「だから、って初耳だよ、もう」

恒子「」zzz

健夜「でもそっか、はやりさんが来てくれるなら私最年長じゃなくなるんだね...」ホッ

恒子「聞こえたよ~」ムクッ

健夜「わわっ/// 今のはちゃんと寝てていーとこだからっ!」









【スカウト編】 カン!






キャラ数の都合上8チームで話を進めます
選外キャラはモブチームor不参加です
嫁不在の読者様にはあしからず...



チームNo.03
監督:古塚梢(劔谷3年)
選手:龍門渕透華(龍門渕2年) 渋谷尭深(白糸台2年) 鷺森灼(阿知賀女子2年) 花田煌(新道寺女子2年) 原村和(清澄1年)


チームNo.06
監督:宮永照(白糸台3年)
選手:荒川憩(三箇牧2年) 南浦数絵(平滝1年) 新子憧(阿知賀女子1年) 安福莉子(劔谷1年) 船久保浩子(千里山女子2年)


チームNo.07
監督:松実宥(阿知賀女子3年)
選手:片岡優希(清澄1年) 岡橋初瀬(晩成1年) 大星淡(白糸台1年) 池田華菜(風越女子2年) 愛宕絹恵(姫松2年)


チームNo.13
監督:姉帯豊音(宮守女子3年)
選手:宮永咲(清澄1年) 神代小蒔(永水女子2年) 松実玄(阿知賀女子2年) 森垣友香(劔谷1年) 沢村智紀(龍門渕2年)



チームNo.21
監督:愛宕洋榎(姫松3年)
選手:天江衣(龍門渕2年) 伏屋那都(斐駄商業2年) 能口彩花(鞍月2年) 雀明華(臨海女子2年) 郝慧宇(臨海女子1年)


チームNo.36
監督:福路美穂子(風越女子3年)
選手:染谷まこ(清澄2年) 妹尾佳織(鶴賀学園2年) Nelly Virsaladze(臨海女子2年) 二条泉(千里山女子1年) 水村史織(越谷女子1年)


チームNo.45
監督:竹井久(清澄3年)
選手:高鴨穏乃(阿知賀女子1年) 鶴田姫子(新道寺女子2年) 亦野誠子(白糸台2年) 東横桃子(鶴賀学園2年) 百鬼藍子(后土学園2年)


チームNo.64
監督:園城寺怜(千里山女子3年)
選手:対木もこ(覚王山1年) 上重漫(姫松2年) 滝見春(永水女子1年) 国広一(龍門渕2年) 上柿恵(千曲東1年)






【前日編】へ続く






休日変更で今日休みでした
次回は11月最初の日曜更新です
それではまた~

>>174でミス
まこ「やっぱりじゃ、わしんチームはNo.21じゃと。二人のチームもそろそろメンバーが揃った頃じゃろ?」

No.36ですね、失礼しました



>>210でミス
Nelly Virsaladze(臨海女子2年) → 1年です
東横桃子(鶴賀学園2年) → 1年です

【前日編】を書くに当たってアニメとかチラ見してたらモモ1年生だったw ネリーはタイプミスだったけど、
どこで勘違いしたのか、モモはこれ書き始めた頃にはすっかり2年生だと思い込んでたわ~






【前日編】





JR東京 新幹線ホーム


衣「とーきょー!!」スタッ

純「結構来てるってのに高テンション維持してんな~」

咲「衣ちゃ、衣さん楽しそうだね」

衣「当然っ♪ 大会では咲のチームとも対戦できるといいなっ!」

咲「そ、そーだね」ブルッ


華菜「うちと当ったら今度こそノシてやるしっ」

衣「ほぅ? その言、埴猪口の空威張りではあるまいな~」

久「はーいそこまでー。仲良しさんなのは分かるけど、人の流れを止めちゃってるわよ。さぁさぁテキパキ移動して」

智美「相変わらずの二人だな~」ワハハ

衣「!」ブルッ

透華「どうかしましたの? 衣」

衣「ト、トイレ」

一「あ、じゃあボクが付いて行こうか」


衣「ひとりでへーきだ! 行ってくる」タタッ

まこ「そーいや咲はトイレ行かんでもえーんかの」

和「もうとっくに向かいましたよ」

桃子「さすがっすね」

優希「その勢い留まることなし、だじぇ!」

ドッ ww







東京駅構内


藍子「朝から凄い人だわね~」

もこ「人多過ぎ。降りて2分で揉みくちゃ...」ゲッソリ

憩「ちょお荷物見ててもらえる? うち3番入ってくるわ~」

藍子「どこのバイトよw」

もこ「いてら~」

藍子「今の内に乗り換え経路再チェックしておこーか」

もこ「あれ」グイ

藍子「ん? どれ」


もこ「咲宮永」ユビサシー

藍子「おっと、いきなりの大物だぁ~。3番帰りと見たw あたっ」ドン

豊音「ご、ごめんねー。通路表示ばっかり見てたらぶつかっちゃたよ~」

もこ(でかっ)ギョッ

藍子「わぁ宮守の大将さんだったw」

豊音「あ~、静岡1位さんだよねっ、それに東海チャンピオン♪」

もこ(知られてた)ビックリ

藍子「あはは、初めまして~」

豊音「あのあの、サイン貰ってもいいかな~?」


恭子「あれ? 姉帯さんやないですか。お久しぶりです」

豊音「わわ、末原さん! 姫松のみんなも~」

洋榎「相変わらずでっかいなぁ自分。どや、元気にしとったか~?」

豊音「ちょ~元気だよ~♪」

もこ「続々と...」ボソッ

藍子「これはもう博覧会だねぇ」







構内女子トイレ


衣「はばかり かわや おてあらい~♪ おててを きゅっきゅっ きれいきれい~♪」ジャージャー

ガチャ

憩「ふぅ、よーやっと人心地ついたわぁ」

衣「ふんふんふーん♪」ジャージャー

憩(なんやちっさい娘ぉがおる。迷子とはちゃうみたいやけど、にしてもおっきなリボンがキュートやな~)キュッ ジャー

-ふわっ-

衣「!?」クルッ

憩「!!」チラッ


ジャージャージャー

憩(うっわぁ天江衣やった...でもなんやろこのカンジ、今まで感じてきたのとは幾分ちゃうよーな)

衣「あ...」

憩「......(あかん、なんか固まってもうたよ。な、なんか言っとかんと)」

衣「荒井注!」

憩「なんでやね~ん!」ビシッ

衣「いたーっ!?」ハワワ

憩「あ、堪忍! ちゃうんよ、これは大阪の血が...てゆーか荒井注知ってる時点でビックリなんやけど」


衣「むぅ...許す」

憩「へ? あ、おおきに。ほんま堪忍よ~」ナデナデ

衣「♪」ニパッ

憩(これで同い年やんな。むっちゃかわええ、どないしょー)

衣「あれ?」

憩「なに?」

衣「衣はアタマをなでられるのは苦手なのに、おまえになでられても気にならなかった」

憩「そ、そうなんや」


衣「荒、荒、」

憩「荒川憩よ」

衣「憩か! 憩の手のひらは心地よいな! ぽかぽか♪」

憩「そんなん言われたん初めてや。なんや嬉しいなぁ」

衣「憩も大会に出るのか?」

憩「せや~。衣ちゃんともどこかで当たるかも知らんねぇ」

衣「楽しみだなっ!」

憩「うん、そやね」


衣「ならば今はこれにて去ろう。荒川憩、再び相見えるぞっ!」トテテテテッ

憩「そしたらまた~」

ジャージャー キュッ

憩「天江衣かぁ...ひょっとして同じチームかも知らんけど、できれば卓を挟んで差し向かい。牌を打ち交したいもんやね」

フキフキ

憩「...あの感覚の正体。きっと明かしてくれるやんな」トクン







JR秋葉原 総武線ホーム


穏乃「憧ー!」

初瀬「えと、完全にはぐれたっぽい?」

穏乃「先行っちゃったのかな。しょーがないなー、ケータイケータイ」ピッポッ

憧『ちょっとバカ穏! どこにいんのよ!? 初瀬も一緒!?』

穏乃「バカぁ!? 一緒だよ、そっちこそどこにいんだよー!?」

憧『中央線のホームよ!』

穏乃「ちゅう...おう...せん?」


初瀬「ここ総武線って書いてあるわよ」

憧『ほらみなさいよバカ穏~。みんなまだ東京駅なんだよ? 今どこ?』

穏乃「秋葉原...」

憧『はぁ? なんで先走ったの! てゆーか、中央線でお茶の水乗り換えで行くよって言ったじゃん』

穏乃「じゃいーよもう! どーせ総武線だろー、このまま乗って千駄ヶ谷で待ってるよ」

初瀬「まぁ開き直るしかないよね」

憧『初 瀬 に 代 わ れ』

穏乃「代われって」ブスー


初瀬「あー憧? なんかごめん」

憧『あんたがついてて何やってんのよ~』

初瀬「ごめん、東京初めてで浮かれてた。高鴨さんに付いて行けばいいと思って」

憧『たくぅ...とにかく、千駄ヶ谷のホームから一歩も動かないで待ってて。OK?』

初瀬「うん、分かった。じゃあ切るね」ピッ

初瀬「高鴨さん、って誰連れてんの!?」アセアセ

穏乃「いや、なんか振り向いたらそこにいたよ...」タラーリ


照「こんにちは」

初瀬「あ、こ、こんにちはっ」

照「二人は千駄ヶ谷行くんでしょ?」

穏乃「はい」

照「私も行くんだよね」

初瀬「で、でしょうね」

照「一緒に行こう」

穏乃「うっひょ~♪ チャンピオンと一緒とかスッゲーッ!」ジャンピング

初瀬「よ、よろしくお願いしますっ!」

照「え? ま、まぁそんなに騒がなくても...」ソワソワ







JR新宿 山手線・総武線ホーム


淡「ハイ完全にロストー。またまたテルがやってくれました~」

誠子「正に恒例、何もおかしい所はない...てか弘世先輩、手を引いてたんじゃなかったんですか?」

菫「いや、それが...」シルカヨ モウ

尭深「さり気無く私がその手を取りました///」ホクホク

誠子「なら仕方ない」

菫「その結論はおかしいだろ。渋谷の茶目っ気で私の胃はキリキリ舞いだよ」

尭深「ごめんなさい」シューン

菫「そこまで凹むなら最初からやるなと...」


淡「菫も鈍感だなぁ~」

菫「はぁ?」

淡「テル携帯も出ないよ~」フイッ

誠子「携帯なんて十中八九家に置きっぱなしだろう。で、どうします? 一先ず千駄ヶ谷まで行って待ちますか」

菫「そうだな」

尭深「多分オーバーランして軽く秋葉原くらいまでは行ってる...」

淡「それだw」

菫「照につける薬はないものか」ヤレヤレ







千駄ヶ谷 日本青年館ホテル


友香「これが国立競技場でスねー」

莉子「それでその向かいが...」

澄子「日本青年館ホテル。本日の逗留先です」

美幸「疲れたわも~」

梢「美幸さんが言い出したんですよ、ジャンケンで荷物持ちすると。私は止めました」

美幸「んも~、梢ちゃんの茶道セットが一番重いのに冷たい~」

友香「ホテルの入り口前に立札が出てま~ス」


莉子「歓迎、全国高等学校女子麻雀選手権 出場選手御一行様 私たちのことだね~」

澄子「私たちが一番乗りでしょうか? 他にそれらしき女学生の姿を見かけませんが...」

梢「取り敢えず参りましょう」

ウィーン

イラッシャイマセー トウホテルヘヨウコソー

澄子「それではカウンターで話を伺ってきますね」

莉子「は~い」

恒子「ちょっとまったー!」


友香「Oh 福与アナ! 初めて生で見たでス」

恒子「選手権参加の子たちだよね?」

澄子「はい。私たちは兵庫 劔谷高校の麻雀部員です」

恒子「よくぞ来てくれました! 参加選手はひとまず地下の中ホールに集まってもらいまっす。あそこに順路札出てるから」

美幸「え~、部屋で休めるんじゃないの~? も~」

恒子「部屋割りは決まってるけど、チーム別だから、一旦全員集めてからになるんだよねー」

梢「なるほど、分かりました」

恒子「あなた達は一番乗りだから、いまならホールですこやん達プロともお話しし放題だよ~」


莉子「すこやんって小鍛治プロですか!?」

恒子「そそ」

友香「ワッタシが一番で~!」ドヒューン

莉子「あーっ、ずるーい」スタタッ

澄子「走ってはいけませんよ」トトトッ

梢「そ、それでは失礼します、福与アナ」サササッ

美幸「ちょっ、ひどっ、ここまで来たら自分達の荷物くらい持ってってよもぉぉぉぉっ!!」ズルズル

恒子「...かーいいねぇ女子高生。さって、続々と集まってくる若き雀士たちの出迎えに行きますかっ!」







30分後 地下中ホール


煌「すばらっ」

姫子「ここまで長かったと~」グテー

哩「シャキッとせんね。だらしなかよ」

姫子「そげなこつ言われても...」

煌「既に半ば以上お集まりのようで、すばらです」

優希「あーっ、花田先輩発見!」

煌「おやまぁ片岡さんじゃありませんか。その後お変わりありませんか?」スバラッ


優希「変わるも変わったり! 東風戦の魔女とはかくゆー私のことだじぇ!」

煌「それはそれは、実に頼もしいかぎりですばらですね」スバラッ

哩「花田。うちらは向こうで席ば取っておくけん」

煌「はい。私もすぐに参ります。ところで片岡さんはお一人なのですか?」

優希「のどちゃんたちはあっちにいるじょ。私は知り合い探しで巡回中なのだ!」

煌「ふむ、では舞台前の人だかりは何かご存じ?」

優希「プロが来てるんだじぇ! 行ってみる?」

煌「すばらっ! 俄然、興味ありますね」



ワイワイガヤガヤ


灼「あ、あの。こんにちは」

健夜「あ、はい。こんにちは」

灼「あの、その...」

健夜「なにかな? あなたは確か阿知賀女子の選手だよね」

灼「はい!」

健夜「...ええっと、あ、阿知賀女子と言えばあの赤土さんが監督で...」

灼「小鍛治プロ」

健夜「はい」


灼「はるちゃんは...赤土晴絵は強かったですか?」

健夜「...そうですね。10年前の対局、あの記憶が薄れる事はこれから先も決してないでしょうね」

灼「そうなんだ...あ、あの」

健夜「はい?」

灼「握手して貰えますか//」カァァ

健夜「もちろん」ニコッ


ワイワイガヤガヤ



穏乃「っしゃー! プロのサインオールゲットォォォォ!!」

憧「うるさい、はしゃぎすぎ」

穏乃「いーじゃんかよー」

衣「久しぶりだな、吉野の君」ヒョコッ

穏乃「わ、天江さん! お久しぶりですっ」

衣「どうだ? 適者生存の法、その筋道を辿らんとする者。少しはやれるようになったか?」

穏乃「は、はぁ? どーッスかね~、でもまぁ夏とは別人ってトコをお見せしますよ! この大会でっ!」ウデマクリッ

衣「そうか、衣と伍せるくらいであればよいがな♪」


憧「あの、私もいるんですけど」コンチワー

衣「おまえの小気味良い打ち回し、あれから磨きはかかったか? おちおちしていると吉野の君に抜かれてしまうぞ。しょーじんしょーじーん♪」トテテッ

憧「はあ...にしても相変わらずロリ全開でプリティーな人だねぇ」

穏乃「んで、なんで吉野の君?」

憧「知るわけないでしょ。多分、男の子だと思われてるんじゃない?」ニヤ

穏乃「なわけないだろ~!」ガルルッ



アーアー テステス


恒子「はい、それではご来場のみんなー、ひとまず席についてくれるかなー」

恒子「えー、本日はお足元も問題ナッシングのナイスな冬晴れってことで、たった今参加選手全員の来場確認が取れました。ので!」

恒子「早速、明日から開催される全国高等学校女子麻雀選手権の説明をしたいと思いまーす」

恒子「まぁ基本、手元に配ったプログラム通りなんで、ザッと流していく感じで、質問は随時挙手にて受け付けちゃうよー」



キングクリムゾンッ



恒子「で、大会前日となる今日なんだけど、まず、これから3年生にルームキーを配布しまっす」

恒子「1.2年生は只今後方に設置されたボードを見て、自分のチームNo.が割り振られた部屋に移動してってねー」

恒子「チーム合流から明日の移動時間までは基本的に全て自由時間っ!」

恒子「その間、この地下中ホール、3階国際ホール等はチームNo.毎に雀卓が用意されるんで、自由に練習してOK!」

恒子「また、就寝時間を除いて撮影班、取材班のコンタクトがあると思うけど、その時は一つ快くご対応下さいっ!」

恒子「あ、ちなみに取材班は今いる5人のプロもインタビュアーとして巡回しますんで、どーぞ可愛がってやってください!」

プロ「をいw」

ドッ ww

恒子「それではルームキーを配りまーす! 3年生のみんなは席を立って一列になって私の方へ来てね~」

恒子「あーっと、各ホールの開放はランチタイムの後になるんで、それまでは部屋の方で仲良くやっててねー」







ルームNo.6 チーム宮永


ガチャ

数絵「失礼します」

浩子「おはよーさん。ん、初めましてやね。うちは千女2年の船久保浩子いーます。よろしゅー」

数絵「どうも、長野 平滝高校1年、南浦数絵です」

浩子「なんぽさんやね~。字ぃはどう書くんやろか?」ipadイジリー

数絵「南に浦和レッズの浦、数字の数に絵描きの絵ですが」

浩子「ほいほい、ほほ~ぅ、長野個人戦5位ですか。1年生としては充分な好成績ですね」

数絵「それはどうも」


ガチャ

憩「失礼しまーす」

浩子「はいどうも、って、憩ちゃんうちらのチームなんかいな!」

憩「おお~、Qちゃんや~♪ 知り合いがおってホッとしたわぁ」

浩子「うちもですわ。あ、こちら長野平滝高校の1年生で南浦数絵さんです」

数絵「宜しくお願いします」

憩「三箇牧の荒川憩ですぅ。よろしゅーねー」

浩子「にしても憩ちゃんと一緒やとは運に恵まれましたわ~」

憩「あはは、あんまし期待せんといてー」


ガチャ

憧「おっ邪魔しまーす。どもども阿知賀の新子...って、憩さんに船久保さん!」

憩「わぁ~また知り合いさんや。お久しぶりやね~♪」

浩子「インハイではお世話になって、今回同じチームゆーのも何かの縁やろか、とりまよろしゅー」

憧「はい。で、えっと、そちらさんは?」

数絵「南浦数絵です。よろしく」

浩子「あんたさんと同じ1年生や。あの長野で個人戦5位の実力者やで」

憧「おお、大人っぽいと思ったけど同い年! あたし新子憧、憧って呼んでねー」

数絵「はい、よろしく」

憧「うちら阿知賀はさぁ、長野団体決勝の2-4位にはお世話になってて、長野の人って聞くと親近感湧くんだよね」テーニギリー

数絵「そ、そうなんですか//」





部屋前



莉子「ここだよね。なんかもう揃ってるみたい...」

照「あの」

莉子「あ、はい...!?(チャ、チャンピオンさん!?)」

照「あなたもこの部屋だよね」

莉子「ひゃい」

照「?」

莉子「は、は、初めましてっ!」ペコリン

照「これはご丁寧にどうも。入ろっか」

莉子「あ、はい! 開け、開けますっ」


ガチャッ

憧「それがさー、私のとこに来たスカウトメールがね、文字化けっていうの? なんかひどくって超ウケたんですよ~w」

憩「マジなんw? うちなんかエントリーした途端メール来たー思て開いたら、なーんも書いとらんでさすがに吹いてもーたわ~w」

浩子「あらま、そらコーヒー含んどらんで幸いやったねw うちはフツーのメールやったけど...数絵さんとこは?」

数絵「私のところはPSがVSになってましたね」

ドッ wwww

憧「やばいっ、お腹痛いw うちらのチーム、監督が美味しすぎるっしょ~」ゼンブモッテカレル

憩「これはあれやね、大阪人として負けられへんねw」カテソーニナイケドナ

浩子「会う前から凄い武勇伝やなw」ネタニコトカカン

憩「でんでんででんでん♪ の方やけどなw」マチガイナイ

数絵「ふっ」コラエキレマセン





部屋前



照「......」フルフル

莉子「あ、あの...」オロオロ

照「」クルッ トボトボ

莉子「ちょちょちょ! まって下さい~っ!!」





室内



憧「あれ、誰か来てた?」

浩子「ドアが開きかけですやん」

憩「見てこよかー」スクッ




5分後、室内



照「チームNo.6監督の宮永です」

5人「......」

照「文字化けの宮永です」

憧「あ、いや...」

照「白紙の宮永です」

憩「そ、それは...」

照「VS宮永です」

数絵「済みませんでした」

浩子「ま、まぁその辺で...」

照「コーヒー含んでなくてよかったよね」

浩子「......」


憧(まさかまさかのチャンピオンチーム...)

憩(しかもこの展開、この空気...キッツイ)

浩子(全部聞かれてしもーたよーやし...どないしましょ)

数絵(これは...誰も動けない)

莉子「あ、あの。チーム全員揃ったという事で、チャンピオンさんのチームなんてスゴイ光栄ですし、えっとぉ」チラッ

憧(安福さん頑張って! ちょー頑張って!)アイコンタクトー

憩(あんたはうちらの希望の星や、たのむで~)アイコンタクトー


莉子「け、欠点のない人なんていませんから、みんなで力を合わせて、助け合って優勝を目指しましょう!」ミタイナ

照「...ん」

数絵「ひとたびチームとなれば一蓮托生なわけですし」オズッ

浩子「そーですわ。さっきの事はひとつ水に流してもろーて」チラッ

憧「あ、あたし頑張りますんで」ヒヤヒヤ

憩「うちもお遊び抜きで」キリッ

照「......」

莉子「皆さんこう仰ってますし、チーム仲良く頑張りましょー? 宮永監督」

照「...うん、それじゃあ自己紹介から-」







ルームNo.21 チーム愛宕


ガチャ

那都「失礼します」

彩花「うぃーっす、どもーっす」

洋榎「おー、よー来たな。まっとったで、那都、彩花」

那都「やっぱり姐さんでしたかー」

彩花「いやバレバレだったっしょw クセのあるメールだったし」

洋榎「やー、インハイ以来メル友やっとって助かったわ。出遅れエントリーやったからなぁ。ホンマおおきにやで」

那都「姐さんのお声掛りとあらばどこへでも伺いますよ」

彩花「ブッチしたら仕返し怖いし~w」


洋榎「こらこら、人聞きの悪いこといーなや。ほんで、早速やけどあんたら二人の役回りな」

那都「なんです?」

洋榎「この娘ん世話役や」

衣「こい娘ではない! 衣だっ!」ピョコン

彩花「うわ、ちっさ」

那都「天江衣...!」

衣「うぞーむぞーかと思えば衣を知っているのか? 何なら鍛えてやってもいいぞ?」エヘン

彩・那「か、かわいい~♪」ナデクリマワシー

衣「ふわっ、や、やめろぉ~衣を撫でるなぁ~」ジタバタ


ガチャッ

明華「こんにちわ」ペコ

慧宇「ヨロシク」ヒョコ

洋榎「おっ、臨海さんの揃い踏みやな。入りぃ入りぃ」

ビリビリッ

衣「ほぅ、なかなか打てる奴輩が来たようだな」ゴゴゴ

洋榎「いらん空気しょいなや」ペシッ

衣「いたーっ!?」

明華「よろしく、天江さん」ニコッ

慧宇「」ペコッ


洋榎「ほな揃ったところで挨拶しとこか。うちが監督の愛宕洋榎や。南大阪は姫松の3年、夏までは主将張っとった。よろしくやでー」

衣「長野 龍門渕2年 天江衣だっ」デデーン

那都「岐阜 斐駄商2年 伏屋那都です」

彩花「石川 鞍月2年 野口彩花っす」

明華「臨海女子2年 雀明華です」

慧宇「1年 郝慧宇」

洋榎「あ~、あんたら留学生二人の名前ちと呼びづらいんやけど...」


衣「めーかっ! けーうっ!」

明華「ふふ、私はそれで構いません」

慧宇「イイヨ」

衣「わーいわーい♪」

洋榎「ほなそーさせてもらうな。ま、フレンドリーに行こうっちゅーことで、その辺はみんな頼むで」

那都「ランチまでまだ時間ありますけど、どうします? 姐さん」

慧宇「アネサン?」

能口「お姉様的な意味だよ」


慧宇「オー、姐姐」

衣「むぅ、洋榎は年上だからそう呼ぶのも致し仕方なしか...」

洋榎「や、別にそんな風に呼ばんでもええねん」ナンデヤネン

衣「じゃー洋榎♪」

洋榎「おう」

彩花「んで、ポジション決めでもしとくっすか?」

洋榎「せやな、そしたらまず希望聞いていこか。天江は?」

衣「愚なり! それこそ監督の采の振るい処であろ。オーダー一つ組めぬ監督など物笑いの種ではないのか?」


洋榎「あイタタタ、一本取られたわ~w そらそーやんな。んでも愚とかゆーたからいっこデコピンや」ピシッ

衣「ひたーっ!?」

洋榎「目上には礼儀やで」ニンマリ

衣「むぅ...」ヒリヒリ

那都「可愛そうじゃないですか」

洋榎「ふつーは守役も同罪なんやけどな?」ハラキリヤ

彩花「ヤブヘビすぎっすよ~w」


洋榎「まーええわ。天江から貴重な貴重なツッコミもろたし、うちがまずポジションを決める。そのあと意見を聞くんでええな?」

慧宇「イイヨ」

明華「お願いします」

洋榎「ほな姫松式で中堅にズドンとエースを置くで。ここは天江、行けるやろ?」

衣「無論だ。衣の打牌はポジション如きに左右などされぬからなっ」

洋榎「頼もしいなw さて、そーなると中堅までの露払い。これは守役の仕事や。先鋒 彩花、次鋒は那都で行く」

彩花「マジっすか!? やっべ、震えてきやがった!」


衣「寒いのか?」

彩花「そーじゃねぇw」

那都「姐さんの期待に添いますよ」

洋榎「任せたで。ほんで、残る後詰は副将に明華。トドメ役の大将に慧宇っちゅーとこやろーけど、何かあるか?」

明華「問題ありません」

慧宇「大将、私イイノ?」

洋榎「自分、アジア大会のメダリストやろ、せやから安心して任せられる思とるで」

慧宇「ガンバルヨ、姐姐//」テレッ


洋榎「よっしゃ、異論も出んよーやな。したら次は取材に備えてネタの仕込みをしておくでぇ」

慧宇「ネタ?」

彩花「別にウケを狙わなくてもw」

洋榎「あかん! これはインハイとちゃうんや! 目立ってナンボやろーが」

衣「とーかも言ってた! 目だってナンボ♪ 目立ってナンボー♪」

明華「それで、何をすればいいでしょうか?」

那都「インパクトのあるつかみってことですよね...う~ん」

洋榎「そやな、ここは一つシンプルに-」







ルームNo.7 チーム松実


優希「あったじょ、ここが私のチームルームだなっ」

華菜「あれ、まさかお前もここなのか?」

優希「うおっ!? なんだイケダかぁ、いきなり背後に立つとは不届きだじぇ」

華菜「上級生には敬語だって言ってるだろ~? 相変わらずなヤツめ」ナニガフトドキカッ

優希「むむ、まさかイケダと同じチームになろーとは...」

華菜「なにブツブツ言ってる。入るぞー」


ガチャ モワワ~ン

華菜「失礼します! 風越女子2年 池田華菜です。よろしくお願いします!」

宥「あ、いらっしゃいませ~」

華菜「お世話になるしっ、てかこの部屋暑すぎっ!?」

優希「およ? おねーさんは確かのどちゃんのお友達と一緒のチームにいた...」

宥「阿知賀女子学院3年 松実宥です。あなたは清澄高校の片岡優希さんだよね」

優希「そーだじょ、よろしくっ♪ にしても暑いじぇ~」

華菜「松実のお姉さんが監督だったか、インハイ以来だなー」

宥「だね~。よろしくね。あ、いま暖房止めるから」ワタワタ

華菜(この暑さであの着膨れ...ホントにただ者じゃないし)


淡「おーい、後ろがつっかえてるよー。入口でタムロってないでチャッチャと奥行って~」

優希「げげっ!? 白糸台の大将だじょ」

淡「げげってなにさ~。てゆーかこの部屋の暑さは異常」

宥「ごめんなさい~。寒がりなもので~」

3人(そーゆーレベルは軽く超えてる...)

コンコン

初瀬「あの~、入ってもいーんでしょーか?」

宥「あ、岡橋さん。どーぞー」


初瀬「あれ? 憧の先輩? 宥さんが監督?」

宥「そうなの~。うふふ、みんな奥へどうぞー」

優希「お、この部屋は和洋室かっ、畳でゴロゴロできるじょ♪」ゴロゴロ

淡「うっわ子供がいるw 私はベッドでいいやー」コシカケー

ガチャ

絹恵「おそーなりましたー」

宥「いらっしゃーい。どーぞこちらへー」

---------
------
---


宥「はーい、みんな自己紹介ありがと~」

華菜「ふーむ、インハイ出場者3名と、県予選敗退するも名門校のレギュラーが2名か」

初瀬「あ、私はレギュラーではないです...」

淡「そーなんだ」

宥「初瀬さんはうちのメンバーのお友達さんなので」

華菜「え、そんな理由!?」

絹恵「アリやろ。インハイはガチの試合やけど、この番組はゲームっちゅー感覚でええんとちゃうの?」


優希「そーだぞっイケダ!」

華菜「いや、そーだとしてもゲームだって勝ちを目指すだろ」

宥「あ、あの」オロオロ

淡「あったかくないな~♪」

華菜「いや、充分暑いし」

淡「ちっちっち♪ このチームのモットーでしょ~。仲良く楽しくあったかく、なんじゃないの~?」

宥「そ、そうなの! それが一番大事なことだから、仲良く、みんな仲良く、ね?」

華菜「や、あたしは別に...」


絹恵「こーゆー時は素直に行かなアカン」

華菜「む...そうだよな。ゴメンッ!」

初瀬「あ、いえ、平気ですから」ムシロキョーシュクッ

宥「えっと、じゃあ最初にポジションを決めちゃおーか?」

淡「そーだねー」

絹恵「うちはどこでも構わしまへん」

優希「先鋒! 圧倒的先鋒を希望するじぇー!」スタンダップ!

初瀬「監督にお任せします」

華菜「最初に監督のオーダー聞くべきだろ」タコス ウルサイシー


宥「わかりました。それじゃあ先鋒は...」

優希「」キラキラ

宥「優希ちゃんで」ニッコリ

優希「あはっ♪ おねーさんは分かってるじぇー!」ダキツキッ

宥「わわ///(あったかーい)」

華菜「エースポジションの責任は重大だぞー?」

優希「まっかせなさーい♪」ヘヘーン

絹恵「ま、本人のヤル気を買うたっちゅートコやろね」


宥「えー続いて次鋒...ここは初瀬ちゃんにお願いするね」

初瀬「あ、はい。精一杯やらせて貰います」

宥「中堅には淡ちゃん。いいかな?」

淡「いーよー♪ 絹恵んとこの学校では中堅がエースだしねっ」

絹恵「せやで、キバりや~」

華菜「おまえ、上級生には“さん”くらい付けろ、それと敬語な」

淡「あ、ハイ」

絹恵「あはは、うちのお姉ちゃんみたいなリアクションやなw 気にせんでえーよ?」

淡「うん♪」パァァ


華菜「甘やかすなぁ」

絹恵「仲良しチームがモットーやんw」

華菜「ま、いーけどさ」

宥「えーっと、副将ですけど...絹恵ちゃんで」

絹恵「はいな、定位置で一安心ですわ」

華菜「となるとあたしも大将で定位置か」

宥「はい、お願いしますね」

華菜「任された! 華菜ちゃん期待には応えるしっ!」







ルームNo.64 チーム園城寺


怜「みんな揃ったよーやな。ほなこれから4日間よろしゅーたのんます」

もこ「」ペコ

春「よろしく」ポリ

漫「みなさんよろしくです」

恵「よろしくお願いします」ギッヒ

一「よろしく~」

怜「で、もー我慢ならんし言わせてもらうな」スクッ

5人「?」


怜「こん中に一人、露出狂がおる。あんたやろ?」

一「男の子の熱い視線を感じるけど、別にボクの格好は普通だよね」

怜「あんたやー!!」

一「ええっ!?」


怜「こん中に一人、四六時中物食うとるもんがおる。あんたやろ?」

春「ちがう」ポリ

怜「あんたやー!!」

春「たべる?」ポリ


怜「こん中に一人、鰻重の上みたいんがおる。あんたやろ?」ポリ

漫「うちは上重漫ですって何度(ry」

怜「あんたやー!!」

漫「園城寺さん...」イイガカリヤ


怜「こん中に一人、借りてきた猫がおる。あんたやろ?」

もこ「...ニャア」

怜「あんたにゃー!!」

もこ「」グルーミングナウ


怜「こん中に一人、ほんまもんの天使ちゃんがおる。あんたやろ?」

恵「? あたしゃ別に...」

怜「あんたのお蔭やー!! ありがとーっ!!」

春「すごいテンション」ポリ

怜「はぁ...はぁ...」スワリー

一「...別に変じゃないよね? ボクのカッコ」

漫「うちに聞かれても...」ヘンデスヨ


怜「とにかくや、うちらのチームが今ここにこうしておられるんは上柿恵ちゃんが間一髪スカウトに応じてくれたからなんや」

漫「あんたやったん? そらまたおおきに」

一「ほんと助かったよ、ありがとう」

もこ「...アリガト」ボソッ

春「黒糖あげる」ポリ

恵「へへ、どうも...」ポリ


怜「そしたらまだホールの方は使われへんし、ランチまで間ぁもあるから...しりとりでもしよか?」

一(何でしりとり?)

漫(園城寺さんテンションおかしないかな)

春「」ポリ

もこ「...ナンデヤネン」

怜「んん? もそっとおーきな声で!」

もこ「な、なんでやねーん//」


怜「そのツッコミを待っとったんや!」

一・漫・春・恵(ええ~)

怜「さすが憩ちゃんのお友達や。その点漫ちゃんは大阪人としてどーなんやろか?」

漫「ひどい言われようですわ」

もこ「お憩と仲いいの?」ボソ

怜「せや~。もこちゃんの人見知りも聞いとるよ。せやけど4日間なんてあっちゅー間や。わいわいやってこー、な?」

もこ「うん//」


漫「うちも大阪人で垣根ないんで、よろしくしてや」

春「黒糖あげる」ポリ

恵「同い年だし」ギッヒ

一「そーとなればチーム一丸、てっぺん目指して頑張ろう!」

全員「オー!」

怜「ハイ盛り上がったところでサクサクポジション決めてくでー」

漫「流すの早っ」


怜「全員目ぇ閉じ」

5人「?」メートジー

怜「ほなエースポジション、先鋒は自分で決まりやろーゆー人は手ぇ挙げてー」

もこ「」チイサク キョシュー

怜「手ぇ上げる時はもっと堂々と頼むで」

もこ「」グンット キョシュ

怜「ふむふむ、ほな次、次鋒は他に任せられんゆー人、挙手してやー」


シーン

怜「なるほどな。したら中堅や、ここは譲れんゆー人ー」

漫「」キョシュー

一「」キョシュー

春「」キョシュー

怜「そーきたかー。はいじゃー副将!」

恵「」キョシュー

怜「こでくるんか、ふむふむ。最後、大将~、って空しいだけや、目ぇ開けてえーよー」

一「ふぅ」


怜「えー、今ので先鋒と副将は確定したで。先鋒はもこちゃん!」

もこ「やたっ♪」

怜「たのむで~。でもって副将は大天使めぐちゃんや」

恵「あたしゃいつも通りやるだけなんで」ギッヒ

春「残りは?」ポリ

漫「被ったんですかね」

怜「被りすぎやw あんたら3人どんだけ中堅好きなんよ」


一「いやぁ、好きっていうか、龍門渕では中堅だったからって理由だけど」エヘヘ

春「私もそう」ポリ

怜「漫ちゃんは?」

漫「そら姫松におったら中堅は憧れのポジションですもん」

怜「そやろなー。ほなうちが音頭取るよって、ジャンケンポンして決めよか」

一「恨みっこなしだね」

漫「ここは負けられんですわ」

春「私が取る」ポリ


怜「ほい、最初はパー」

一「ええっ!?」グー

漫「ちょ」グー

春「問題なし」パー ポリ

怜「はい、中堅は春ちゃんで決まりやね」

漫「ちょちょちょちょちょ、待ってくださいよ」オカシーヤン

一「ちょっとおかしくないかな。普通は次で決めるよね?」


怜「なんもおかしーことないわ。監督の指示通り動けたかどーかの差や」

漫「そんな殺生な」

一「くっ...」

怜「さてさて、で? 次鋒と大将、どっちがどっち?」

一・漫「次鋒で」

怜「仲ええな~♪ それはえーけどいらん天丼かますんやめーや、そんなん注文しとらへんw あとは相談して決め」


一「漫さん大将やりなよ」

漫「いやいや、譲りますよ」

一「遠慮しなくてもいいよ」

漫「遠慮とかやのーて、フツーに無理ですもん」

一「鰻重の上なんだし、メインはドーンと構えてていいと思うけどなぁ」

漫「そんなんゆーたら露出さんは最後まで表に出されへんし」

一「ちょっと待ってみよーか?」ニッコリ

漫「す、すごんでも譲らん」タジッ


怜(コントっぽくなってきたな)

もこ(コントだこれ)

恵(おもしろい)ギッヒ

春(テコ入れ必要?)ポリ

一「今のはどーなの? チームメイトとしてどうなの?」

漫「売り言葉を買うただけですやん」

春「そんなに揉めるなら私が大将でもいい」ポリ


もこ「...大将やってもいいよ?」

恵(あ? この流れ)チラッ

怜(めぐちゃんも行きぃ)アイコンタクトー

恵「あ、あたしもやってもいいですよ」

一「みんなはポジション決まったんだし、だったらボクがやるよ」

漫「え、せやったらうちもやってもええかも...」

一・春・もこ・恵「どーぞどーぞ!」


漫「!!?」

怜「これは決まりやろーね」

漫「はめられた!?」

一「人聞きの悪い」

春「流れを読み切れなかったのが敗因」ポリ

もこ「仕方ないね」

恵「おめでとうございました」ギッヒ

怜「ほな次鋒一ちゃん、大将漫ちゃん、これにて本決まりや!」






今週はここまで、また来週~






ルームNo.3 チーム古塚


シャッシャッシャッ ツイー

梢「どうぞ」

尭深「お相伴頂戴します」ペコ

尭深「お先に頂戴します」シモテニ ペコ

尭深「お点前頂戴します」スッ クイッ クイッ コクコク~スイッ キュッ クイッ クイッ モドシー

尭深「有難うございました」ペコ

梢「お粗末さまです」ペコ


透華「流石ですわね。お二人とも作法をよくご存じで、和装でもないというのに見入ってしまいましたわ」

煌「すばらっ! 作法は知りませんが醸し出されるムードがすばらでした」

灼「うん。見ていて自然と背筋が伸びるカンジ」

和「茶道は初体験ですが...アリですね」

梢「例え作法を知らずとも、所作と言葉の対話を楽しみ、豊かな時間を共に過ごす。そこに意味があるのだと思います」

煌「なるほど確かに」スバラッ

透華「それでは次は私がご相伴に預からせて頂きますわ」

---------
------
---


和「御馳走さまでした」

梢「お粗末さまです」

煌「いやはや何とも、こう、まったりとしてしまいましたねぇ」スバラ~

透華「趣の分かるメンツが揃ったという意味では幸先の良いことでしょう」

灼「そうだね。何だか茶の湯を通じて一つになったようなカンジがする」

尭深「良い傾向」

煌「そー言えば先程の説明会で、チーム名を決めるよう言われていませんでしたか?」

梢「はい。ランチの後に各チームの監督が運営に提出する事になっていますね」

和「チーム名ですか」


尭深「折角だからチーム名も趣のあるものがいいかも」

灼「季節は冬、年の瀬...何かあるかな」

透華「勝負事ですからそちらの色合いも含めたいですわね」

煌「色合い、色合い...冬の花と言えば?」

尭深「葉牡丹? 梅も蕾を付ける」

透華「松竹梅は歳寒三友でいずれも冬の趣ですわね」

和「確か雪そのものも六花と言いますよ」

灼「キーワードは冬、勝負事、花、雪、こんなカンジ?」

煌「花吹雪とか?」

透華「それだと春めいてしまいますわね」

煌「あらら」スバラクナイ


和「年が明ければ新春とは言いますけれど」

梢「では雪中高士などは如何でしょうか」

煌「初めて聞く言葉ですね。どのような意味でしょう?」

梢「雪の中、寒さに耐える梅のたたずまいを、節義ある侍の姿になぞらえた言葉です」

尭深「...完璧」

灼「いいね」

和「決まりですね」

透華「雪中高士...その名に恥じぬ闘牌をお見せ致しますわ!」


灼「チーム名も決まった事だし、次はチームオーダーかな?」

煌「ポジションの割り振りですね」スバラッ

和「と言っても私は副将の経験しかありません」

灼「私も副将...」

尭深「中堅」

煌「インハイでは先鋒でしたが、まぁどこでも」

透華「私ともなればどのポジションでも構いませんことよ」ホホホ


梢「皆さんがスカウトに応じて下さった時点で色々考えたのですが」

透華「仰って下さいな」

梢「まず先鋒。セオリーとしてはエースで、火力重視の傾向が強いポジションです」

煌「そうですね」

梢「ですが私としては火力よりもオールマイティーである事。個性的な火力雀士が生み出す様々な状況に左右され難い打ち手」

灼「それってつまり、デジタルですか?」

梢「はい。ですから先鋒には龍門渕さんか原村さんをと考えています。如何でしょうか?」

和「先鋒ですか、そうですね...」


透華「まったく問題ありませんわ! むしろよくぞと感心しきりです。先鋒=火力、この神話はデジタルで打ち崩してご覧に入れますわ!」

尭深「どちらが行く?」

和「ここは意気込みのある透華さんにお譲りします」

煌「本人がその気になっていますしね」スバラッ

梢「ではお願い致します」

透華「お任せ下さいましっ!」ギュンギュン


灼「次鋒は?」

梢「はい。中継ぎですから前局の結果を調整して後へつなぐ役割という事で、主に経験者の方を当てたいと思います」

尭深「花田さん以外は該当しますね」

梢「はい。そこで先に中堅ですが、ここは全国トップチームの白糸台でその役割を果たして来られた渋谷さんにお願いしたいのです」

尭深「私は構いません」

梢「有難うございます。戻って次鋒を鷺森さん、お願いできますか?」

灼「はい」


梢「続いて副将に花田さん」

煌「私? 先程お話に出たとおり中継ぎは経験と言えるほどのものはないですが」

梢「ですが、インハイで窺えた視野の広い打ち回しは大将へのつなぎ役として不足はないかと存じます」

煌「...有難いことです。元よりこの花田煌、ポジション如何を問わず、全力で当たる所存ですっ」スバラッ

和「では私が大将ですか?」

梢「はい。先鋒とはまた異なりますが、大詰めの大将戦もブレの少ないデジタルが真価を発揮するように思うのです。如何でしょうか?」

和「私が、大将...」


透華「原村和。デジタルは貴女の信念! その真価を大将の座で問われるというのならば、退く訳には参りませんことよ?」

和「ですね。大将、お引き受けします」

梢「有難うございます。それでは皆さん、改めて宜しくお願い申し上げます」ペコ

尭深「こちらこそ」

灼「頑張ります」

和「勝ちましょう」

煌「燃えてきましたぁ!」スバラッ

透華「デジタルに始まりデジタルに終わる! 期待していた以上のチームになりましたわ!」ギュンギュン







ルームNo.45 チーム竹井


ガチャッ

穏乃「間違って54番行っちゃったよ~// 遅れてすみませんっ!」ペッコリン

久「おー、元気いーわね1年生。さ、早くいらっしゃい」

穏乃「あれ!? 清澄の部長さん!? お邪魔しまーす。ども、どもども」

姫子「久しぶり」ヒラヒラ

穏乃「おお!? 新道寺の大将さんじゃないですかー」

藍子「こっちもお久しぶりー」

穏乃「あれ!? 藍子さんまでっ」

誠子「直接の対局はしていないけど、久しぶり」

穏乃「フィッシャァァァァァァァァ!!」


誠子「をい」タラーリ

久「興奮しすぎw 座って」

穏乃「す、すみません。知ってる人だらけでボルテージ上がっちゃったってゆーか」タハハ

久「全員を知っているのはあなた一人だものね。さて、揃ったことだし」

姫子「や、揃ってなかよ」

藍子「あと一人ですね」

久「それがいるのよねー。モモちゃん、みんな揃ったから挨拶くらいしてあげて」

スゥーー

桃子「初めましての方も久しぶりの人もよろしくっす」


誠子「うおっ!? と、隣にいたのか...」

穏乃「モモさんじゃないですかー! え、マジで全員知ってるよw うははっ」

久「とゆーわけで、みんなよろしくね」

桃子「まさか竹井さんのチームとは思わなかったっすよ。呉越同舟っすね」

久「呉越だなんて言わずに仲良くしましょ♪」

誠子「初出場校を決勝まで導いた辣腕プレーイングマネージャー。正直、当たりを引いたと思っています」

久「あら、嬉しいこと言ってくれるわね。本音か釣りかは聞かないでおくけどw」


藍子「あはは、で、このメンバーでどう戦います?」

久「それそれ、エントリーシートで基本的な個性は把握したし、私の方でも可能な限り調べてみたんだけど」

穏乃「うんうん」

久「色々面白そうなポジショニングが浮かんだんだけど、残念なことにこの大会もインハイ同様オーダー固定なのよねぇ」

姫子「ばってん、大会ん性質からしたらオーダーチェンジん権利ばどっかでれそーやなかやろか?」

桃子「それ、ありそうっすよね」ウンウン

久「確かにね。一先ずは基本となるパターンを確定する為に何度か対局して貰うから宜しく」


藍子「監督の方で決めたもので別段問題ないんじゃ?」

久「決定権はあるけど私なりに実地で適性を見たいし、あとは希望も考慮したい。試合の流れの中で心のギアを合わせられないケースは避けたいから」

誠子「確かに。試合では些細なことが結果に影響を出すという事も間々ありますね。とりわけ...」チラッ

姫子「なん?」

誠子「失礼。宮永先輩が見抜いた所によると、鶴田さんは白水哩さんの後に打ってこその人ですよね?」

穏乃「なんですかそれっ?」

久「へぇ、興味あるわね。どーゆーこと?」


姫子「ふぅ、しかたなか...。ざっと言うと、うちは先輩とリンクばして先輩ん出した成果を踏まえた和了りができるんよ」

藍子「それはまた不思議な...」

桃子「つ、つまり、二人は魂で結ばれているみたいな...そんなカンジっすか?」キョウミシンシン

姫子「そーだとよかねぇ///」

久「てことはエントリーシートに添付されてた牌譜。あれ全部白水さんの後ポジだった?」

姫子「そーばい」

久「ふむ、それは見落としていたわね...」

姫子「当てが外れたようやね。申し訳なかよ」


久「ごめんごめん、そんな風にとらないで。私は貴女を望んで選んだんだから」

姫子「そぎゃん風に言って貰えると嬉しいばい」

穏乃「...雛はいずれ巣立つんですよ」ボソッ

姫子「なんばゆーとーと?」

穏乃「そーですっ!! これは姫子さんが白水さんから巣立つ絶好の機会なんっですっ!」ドヤァ

藍子「あっはっは、それ当たり! 大正解w」コノコ オモシロイ

誠子「これが世に言うドヤ顔か...」ゲンキダナァ


久「でもドヤ顔に値するじゃない? 雛はいずれ巣立つ。まぁ実際、雛と言っていいような地力ではないでしょうし?」

姫子「そこはなるたけ期待に添えるようキバるけん」

穏乃「いけますって! ダイジョーブ!」

久「公式試合のような緊張感はないんだし、リラックスして打って頂戴」

姫子「そうやね」







ルームNo.36 チーム福路


史織「や~ん、枝毛みつけちゃった~」

まこ「あんた、髪ばかりいじっちょらんで、チーム名考えんさいよ」

史織「え~、考えてますけど~」

泉「どうもこうパッと思いつくもんがないですね」

ネリー「キラキラネーム!」

佳織「それは危険領域のような...」


まこ「うむ、まずかろー。いわゆる厨二に通ずるもんもあるけぇ」

ネリー「あるけぇ~」ニコニコ

まこ「真似っこしぃか」ツラレワライー

ネリー「♪」

泉「ここはやっぱ監督に決めてもらうのが一番やないですかね?」

佳織「でも福路さんはオーダー検討中ですし」

美穂子「すみません。もうちょっとまって下さいね」

ネリー「お星さまみたいにキラキラしたのがいいよ!」

泉「あー、そーゆー」


史織「星、スター...売れっ子俳優とかもスターって言うけど~」

佳織「カップスター...とか」

泉「ありえへんでしょw それやったら、そやなー...スタープラチナ!とか」

まこ「厨二判定じゃ」

泉「ええっ!? ジョジョやったら女子にも大人気やないですか~」

まこ「わしゃ読まんけーね」

ネリー「星の王子様♪」

まこ「それならわらしの時分にアニメを見たのう」


佳織「女子のチームで王子様と言うのもちょっとかな?」

史織「泉ちゃんは男の娘っぽいけど~w」

泉「ちょ、ひどっ! え、私男っぽいですかね? ないですよね?」

まこ「ない方じゃろね、胸は」

泉「いやいやいや! 確かにそーですけどっ...え~」ズーン

佳織「き、気にすることないよぉ」

泉「持ってる人に言われても虚しいだけですわ...」


ネリー「泉、カッコカワイイよ」

泉「! それですわ! 私はカッコカワイイ系なんで、ちゃんと女子してますんでっ」

美穂子「はい、オーダーができましたよ。お待たせしました」

佳織「はわ、どうなったんでしょうか...」

ネリー「チーム名まだ決まってないよ」

まこ「オーダー聞いてからまた考えればえーけぇ」

泉「発表してください」


美穂子「はい。それでは発表していきます。先鋒、ネリー・ヴィルサラーゼさん」

ネリー「はーい♪」

美穂子「頑張ってね。続いて次鋒、水村史織さん」

史織「りょーかいでーす」

美穂子「お願いね。続いて中堅、妹尾佳織さん」

佳織「は、はいっ」

美穂子「期待してますよ。そして副将、染谷まこさん」

まこ「いぶし銀のポジションじゃの、腕が鳴りよるわ」


美穂子「ふふ、頼もしいですね。殿の大将には二条泉さん、お願いします」

泉「よっしゃ、大将や。テンション上がってきた♪」

まこ「頑張りんさい」

ネリー「終わりよければすべてよしって言うよ」

史織「へー、ネリーちゃんことわざとかも知ってるんだ」

ネリー「ベんきょしたっ♪」

佳織「えらいね~」


美穂子「それでは皆さん、これからホールへ向かいます」

泉「? ホールの開放はランチの後ですよ?」

美穂子「ええ、運営に確認したい事があるのと、チームの雀卓の配置確認です。複数のホールを使うとの事ですので」

まこ「ま、部屋に籠りっきりっちゅーのも息がつまるけぇ。行きましょか」

ネリー「探検探検♪」







地下中ホール(運営スタッフ待機所)


美穂子「失礼します」

恒子「おふっ」モゴッ

まこ「早弁かw」

恒子「んぐっ、とっとっと。ごめんごめん、お昼から取材回り始めるから今食べてたの。んで、なんでしょー?」

美穂子「はい、チームNo.36の雀卓はどのホールに配置されますか?」

恒子「あーっと、ちょっと待ってね」ゴソゴソ

恒子「ほい、No.31から50までは3階の国際ホールだね」

美穂子「有難うございます。それと質問なのですが、宜しいですか?」

恒子「どぞー」


美穂子「他のチームとの練習対局は有りなんでしょうか?」

恒子「おっけーだよ。今日一日使えるし、チーム内だけじゃ間が持たないでしょ?」

美穂子「そうですか、分かりました。あと一つ宜しいですか?」

恒子「遠慮しないでいーよー」

美穂子「プロの方に同卓の交渉はできますか?」

恒子「あー...。別にいーんじゃない? その辺の判断はプロに任せちゃう! あ、取材がてら同卓とかもありかもね」

美穂子「分かりました。どうも有り難うございました」

恒子「いえいえ~」







1F カフェ「Befana」


泉「交渉次第やゆーてましたけど、プロと打てるんやったら打ちたいですね」

まこ「しかも来てるプロっちゅーと、相当じゃけぇ」

ネリー「かいーのプロ!」

佳織「戒能だよ~。私は端原プロが好きかな~。優しそう」

史織「実力No.1は小鍛治プロですけど~、8冠とかちょっと雲の上過ぎ~」

美穂子「藤田プロと染谷さんはお知り合いなんですよね?」

泉「マジッすか!?」


まこ「まぁ、佐久が足場で近間じゃけぇ、何かとうちの雀荘に顔出してくれとるのう」

史織「まくりの女王か~。玄人受けするプロですよね~。ファンの年齢層も高いって聞くし~」

まこ「確かにわしらの世代で言うとそれほど人気はないかのう」

ネリー「ねーねー、チーム名はー?」

美穂子「そうでした。ええっと、確か星にまつわる名前でしたね?」

佳織「キラキラした感じの名前とかですね」

まこ「彗星、流星、あとよく綺羅星っちゅー表現を耳にするが」

史織「でも彗星とかって基本的に不吉の象徴なんですよね~」


泉「なら星座はどないです?」

ネリー「強そうなのレオ! スコルピオ! サジタリアス!」

泉「サジタリアスにはトラウマが...」カタカタ

佳織「今の時期だと山羊座だからカプリコーン?」

まこ「冬の星座じゃとパッと思い浮かぶんはオリオンじゃろ?」

ネリー「オリオンなら左肩の星! ベラトリックス!」

美穂子「あら、女性的で素敵な名前ね」

ネリー「意味は女戦士」


泉「お、かっこえーかも」

まこ「そろそろ決め時じゃし」

史織「頂いちゃいます~?」

佳織「そうしましょう」

美穂子「ではチーム名はベラトリックスで」

泉「あ、カタカナよりもアルファベットの方がビシッと決まるかと」

美穂子「ではネリーさん、ここにメモしてくれますか」

ネリー「はーい。Bellatrix」カキカキ







3F 国際ホール


玄「ふむふむ、ここにもいないね~」

友香「ホテルの中で迷子とか意味わからないで~ス」

玄「世の中にはいろんな人がいるんだね~」

友香「一度部屋に戻りませんか?」

玄「そうだね、もう見つかったかもしれないし」





7F 大浴場・コインランドリー


智紀「小一時間経過...どこ行った?」

小蒔「各階のお手洗いも見ましたが」

智紀「リアル捜索ゲーム状態...絶対クリアする」

小蒔「サーチ&レスキューですねっ」フンスッ





B3F 駐車場


咲「どこ? ここ」グスッ

ハイゴニタツカゲー

咲「!?」ゾワワッ フリムキー

豊音「み~つ~け~た~」

咲「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

豊音「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

ドキドキバクバク

咲「あ...姉帯さん?」ナミダメ

豊音「ちょーびっくりしたよ~」ナミダメ

咲「ご、ごめんなさぃ...探しに来てくれたんですね」グスン

豊音「見つかってよかったよ~。さぁ行こー」テーサシノベー

咲「はいっ」グシグシ





ルームNo.13 チーム姉帯


豊音「ただいま~」

咲「お、遅くなりましたっ」ペッコリン

玄「おお~、見つかったんだ~」

友香「どこにいたんでスか~?」

豊音「地下駐車場にいたよ~」

友香「...あり得ないでス」

咲「ごめんなさいっ」ペッコペッコリン

玄「なるほどなるほど~。やっぱり宮永さんは一味もふた味も違うんだね~」


ガチャ

小蒔「只今戻りました」

豊音「おかえり~。咲ちゃん見つかったよ~」

智紀「自力クリアならず」

咲「お騒がせしました」ペッコリンリン

豊音「難産なチームだったけど、きっといい結果につながる気がするよ~」

小蒔「そうですね。神様も見守って下さいます」

智紀「ランチまであと30分もない。オーダー決まっているなら教えて欲しい」

豊音「うん、一応決めてあるんだけどー。あとはみんなの希望とか、特に沢村さんのアドバイスとか欲しいよ~」

智紀「できる範囲でフォローする」


友香「私先鋒やってみたいでス!」

玄「!? 先鋒、私も! 他は経験ないです」

小蒔「私も永水では先鋒でした...」

咲「私はどこでも」

豊音「ん~、先鋒人気なんだね~、花形だもんね~。そしたら私が決めたオーダーを大将から言ってくよ~」

智紀(そこは引っ張るのか)

豊音「咲ちゃん」

咲「はい」


豊音「大将お願いするよ~」

咲「わかりました」ホッ(良かった、定位置だよ)

豊音「副将は玄さん!」

玄「はわ!? で、できるかな」

豊音「できるよ~」

智紀(ノッポさんが言うなら間違いない)デッキルッカナ デッキルッカナ


豊音「中堅は友香ちゃん!」

友香「オー、中堅でスかー」

智紀(これはテンション下がったかな?)

豊音「次鋒は小蒔さん!」

小蒔「じ、次鋒ですね。頑張らせて頂きますっ」

智紀(ん、ちょっと待って)

豊音「じゃじゃーん♪ 先鋒は智紀さん!」


智紀「......」

豊音「あれ? 智紀さーん?」

智紀「何で先鋒に?」

豊音「えっと、智紀さんはチームのブレーンだから、先鋒戦終わったら私の側で次鋒以降の指示出しを手伝って欲しいんだけどー」

智紀「ナンセンス」

豊音「わわ、いきなりダメ出しだよ~」イッポントラレタヨー

智紀「ブレーンとしてオーダーの訂正を申請します」

豊音「は、はい」


智紀「先鋒、森垣さん」

友香「!!」パァァ

智紀「次鋒、私」

小蒔「えっと...」

智紀「神代さんは中堅で」

小蒔「は、はい」

智紀「以上です。なにかありますか?」


豊音「んーん。じゃー今のオーダーで決定だけどー。優勝が絶対目標なんで、みんな全力で勝ちに行くよ~!」

友香「もっちろんで~♪」

小蒔「全力以上でっ」

玄「お任せあれっ!」

咲「頑張ります」

智紀(先鋒とか無理。危なかった)ヒヤヒヤ

豊音「あ、そだ。チーム名考えなきゃいけないんだけどー」

玄「おお、カッコイイの何かあるかな?」


智紀「それはランチしながら考えよう」

友香「お腹へったでース」

小蒔「今朝は駅弁だけでしたから」

咲「何食べたんですか?」

小蒔「ひっぱりだこ飯です。空港で駅弁フェアをやっていたので搭乗前に」

友香「西明石駅のヤツでスね。可愛い壺に入ってる」

玄「へぇ楽しそうなお弁当だねー。私は地元名物柿の葉寿司のお弁当を食べました!」

咲「押し寿司って美味しいですよね」

豊音「それじゃーみんなー、行っくよ~」







6F レストラン「彩苑」


えり「流石に大勢ですね」

咏「だねー。ここ定員300で384人入れるってからねぇ。スペース狭めて席増やしてるんだよ」

えり「さて、ではインタビューして回りましょうか」

咏「ほいほい、えーとうちらの取材割り当てチームはNo.1からNo.16だからっと」メモダシー

えり「あそこ、一番奥の方に宮永照がいますよ」

咏「いきなりそこ行っちゃうw?」

えり「行かない理由はないですね」

咏「えりちんは鯛焼きを頭からかじるタイプだねぇ」ケラケラ

えり「ひよこも頭から行きますよ」

咏「うひゃひゃ、よーしゃねーw」





チーム宮永のテーブル


浩子「てゆーか、カード麻雀やり始めたせいで何一つ決まっとらんですけど、えーんですか?」

照「えーんです」

憩「なんで大阪弁なんw」

照「大阪弁はうつるもの」

数絵「わかります」ズズッ

憧「でもオーダーくらい決めましょうよ」

莉子「あとチーム名も決めないといけないはずですよ」

照「よし、じゃあ決めよう」


咏「おっ邪魔するよーん♪」

憩「わぁ、三尋木プロや~♪」

浩子「猫ちゃんBARですね」

咏「おいおいw そこはCat Chamberだろ~よ」

数絵「猫ちゃんBAR...行ってみたい」ボソッ

咏「まーいーや。取材しに来たよん」

えり「食事中にすみません」

莉子「いえいえ~、もう済みかけですから」

憧「取材とか緊張するぅ」


咏「そう硬くなりなさんな。業界きってのフレンドリーなプロとはあたしの事さね」

えり「フレンドリーというか砕けたプロですよね」

咏「ちゅーちゅーたこかいな!」

浩子「コントしに来はったんですか」

咏「うんにゃ取材取材。カメラまわってっかんねー」

えり「ではまず宮永監督」

照「はい」

えり「今大会は3年生が1.2年生にスカウトをかける形でチームの編成がおこなわれましたが、ここにいる5人を選んだ理由は?」


照「まず最初にスカウトをかけた荒川さんですが。彼女とは過去対局した経験もあり、実力、人柄、その両方で決めました」

咏「ほほ~う。人柄ってーと?」

照「誰に対しても分け隔てなく、明るくて楽しげな、花に例えるならひまわりの様な人です」

咏「なーんて言ってるけど荒川ちゃんはどーよ?」

憩「いいすぎや~///」テレテレ

えり「それでは同じ大阪の船久保選手については?」

照「彼女は名門千里山でデータの収集・分析を通じてブレーンの役割を果たしてきた名参謀ですから、私のチームに必要でした」

浩子「そらまたおおきに」


咏「なるほどねー。後の3人は1年生でフレッシュな面々だけど?」

照「南浦さんは独特な牌譜から充分な伸びしろを感じましたので、声をかけさせて貰いました」

えり「南浦数絵さんは南浦プロのお孫さんですよね?」

数絵「はい」

憧「マジ!? うわぁ、数絵ってばサラブレッドか~」

照(知らなかった...)

咏「南浦プロね~、筋張った力強い闘牌が好きだったな~。男の麻雀ってのはあれだよね。んで、新子ちゃんと安福ちゃんは?」


照「新子さんは打ち回しに淀みのない柔の打ち手で、剛を征するだけの素質があると思います」

咏「確かにね~。あんたセンス良いよ」シランケド

憧「あ、ありがとうございますっ!」

照「安福さんは打ち筋にブレの少ない素直な基本型で安定してますので、アンカーとして声をかけました」

咏「ふんふん、よっく見てるもんだねぇ。さっすがチャンプは格が違ったw」シランケド

照(荒川さんと新子さんは後付だけど嘘は言ってない。本当にそう思ってる)

えり「有難うございます。では、ここで宮永監督のチームオーダーを聞かせて下さい」

照「はい」


憩(はいて、まだ決めとらんのにどーすんやろ...)

浩子(こん人はカメラの前やとホンマ別人に化けよりますなぁ)

照「先鋒、新子憧。次鋒、船久保浩子。中堅、荒川憩。副将、南浦数絵。大将、安福莉子」

咏「うははw エースの器量の荒川ちゃんを真ん中に置くんだ?」ワッカンネ~

照「団体戦は例えるなら駅伝です。長丁場ですから序盤よりも折り返し地点となる中堅戦で意識的に差をつけていきたい」

照「追い上げる展開でもやはり中間地点で平場にしておきたいですし、その方が相手にとってもよりプレッシャーになると思います」

照「ですから、エースの荒川さんを中堅に据えて試合全体に楔を打ってもらおうという私なりの試み、かつ挑戦ですね」

咏「へぇ~。でもガッツリ稼ぐならやっぱ最初なんじゃあないの?」シランケド


照「大差は多かれ少なかれ安心感を生み、余計な事を考える余裕も生んでしまう。それらは時として大きな落とし穴になります」

咏「なるほどねぃ。白糸台でそれをやってきた宮永ちゃんだからこその言葉さね。んでも、その後が1年生のリレーなのは?」

照「年齢は関係ありません。南浦さんの力量は全国で通用しますし、安福さんはインハイでの忘れ物を取り戻すでしょう」

咏「そいつぁまた...いやが上にも士気が上がるね?」チラッ

莉子「わ、私頑張りますっ、絶対勝ちますっ!」フンスッ

数絵「監督の言葉を証明して見せます」メラッ

えり「なるほど、これはいいチームですね」


咏「だね♪ 今度はちょっと1年生に聞いてみよっか。えっと、新子さん。憧ちゃんね」

憧「は、はい」アセアセ

えり「では新子選手、今回、スカウトを受けた際の決め手を聞かせて下さい」

憧「え゛っ!?」

照・憩・数・莉・浩(!!?!)

咏「どんなメールだったんだい?」スベテガワッカンネー

憧「っと、メールは...文字ば


憩「ぶ、武勇伝!」

浩子「武勇伝!」

数絵「武勇!」

莉子「でんでんででんでんっ!」

咏・え「なにそれっ!? ええ~...??」

照「申し訳ありません。実はまだチーム名を決めていないので、一旦ここまでという事にして頂けますか?」

えり「あ、はい。そういう事なら仕方ありませんね。チーム名のタイムリミットはもう直ぐですし。では他のチームを回ってからまた改めて」

咏「な~んか釈然とせんけど、んじゃまったね~」ヒラヒラ


憧「どうもでしたー......あ、あぶなかった」

照「武勇伝に救われた」

憩「頭真っ白やったけど、連携に感謝や」

浩子「やれやれですわ。ま、オーダー聞かれた時もどうすんやろ思いましたけど、そこはスラスラとw」

憧「それっ、先鋒マジで私なんですか!?」

照「うん。いや?」

憧「と、とんでもない! 頑張ります」


浩子「ほな、チーム名決めましょか」

数絵「ですね」

莉子「どんなのにしますかー?」

憧「チャンピオンチームらしい威厳は欲しいでしょ」

憩「うちは可愛いのがえーなぁ」

照「ダンデライオン」

莉子「百獣の王~」

数絵「たんぽぽですね」


浩子「英名やね」

憩「可愛らしいお花やのにカッコえー名前がついとるんやね」

憧「百獣の王タンポポ......なんか笑えるw」

浩子「笑いもおさえとるんやったら文句ないですわ」

数絵「雑草魂も感じますし」

莉子「気に入りました~」

憩「決まりやね」







レストラン「彩苑」 チーム竹井のテーブル


久「六韜三略虎の巻」

穏乃「なんですかそれっ?」

誠子「六韜と三略は中国の古典兵法ですね」

久「そ、転じて兵法の極意を表す言葉よ」

藍子「それがチーム名?」

久「ええ。私たちは個と全の持てる戦略戦術を駆使して闘うチームってワケ」

姫子「名は体を表すゆうやつやね」


穏乃「私はそーゆーのよく分っかんないから、とにかく全力で行きますよっ!」

久「穏乃ちゃんはそれでいいわ(居てくれるだけで士気上がるものね)」

姫子「とろこで東横さんはどこに行きよーと?」

藍子「消えてるだけとか?」

久「モモちゃんは大好きな先輩を見かけたんで、ちょっとそっちに挨拶しに行ってると思うわ」

誠子「成程。ま、チーム名はこれでいいでしょうし、彼女が戻り次第ホールを見に行きますか?」

久「そうね。じゃ、チーム名提出してくるわ」

穏乃「行ってらっしゃいっ!」


姫子「にしてもランチばり多くなか? 食べきれんばい」

穏乃「もったいないっ、そのミニラーメン超うまいっすよ」キラキラ

姫子「ラ-メンが好かとーと? ならあげるけん。食べんしゃい」

穏乃「マジッすか♪」ヤリ~

誠子「私も腹八分目だ。良ければ食べてくれ」

穏乃「うっひょ~♪ いただきますっ!」

藍子「私のもいいよ、穏ちゃん」ツイ

桃子「よければ」ツイ

誠子「いつからいたw」


桃子「丁度監督と入れ替わりになったっす」

穏乃「あざっす! お帰りなさい! あざっす!」ハフハフ ズズッ

姫子「穏ちゃんは健啖家やねー」

誠子「気持ちのいい食べっぷりだね」

藍子「うちの部にもこんな後輩欲しいなぁ」ナデナデシタイ

桃子「ジャージさん大人気っすねw」

穏乃「!? そんなに見られてたら食べづらいですよ~///」テレテレ

誠・藍・姫(しかしカワイイなこの1年w)







6F通路


怜「トイレはどこやんな~」

もこ「こっちない。あっち見てくる」

怜「頼むわ。早よ戻らんとみんな待っとるのになぁ」

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もこ「おかーさん、トイレあった」

怜「ぅふん?」

もこ「あ////」

怜(おかーさんときた! 突飛やってん“ぅふん?”とかゆーてもーた...どないしょ)ニヤケタラアカン! モコタンキズツケテマウデ

もこ「ちがくて、お、お怜さん」

怜(はいキタ~、死ん~だは~ずだよお怜さん~♪ て、そら死ぬわw キュン死にや!)ダレカタスケテーナ!

怜「“お”は付けんでもええんよ?」プルプル

もこ「あ// それは、憩ちゃんをお憩って呼んでるから...」

怜「そーなんやー。なら親しみの表れやね。嬉しいなぁ、ありがとう」

もこ「うん」ニコッ

怜(ごっつかわええ! ここにも天使がおったよ!)

もこ「?」

怜「ほなトイレいこか」ホクホク


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ジャージャー キュッ

怜「どや、思いのほか綺麗に落ちたやろ?」

もこ「うん、ありがと。これで洗濯すれば元通り」

怜「いやいや、礼には及ばんて。うちがウッカリ醤油差し倒してもーたんやから」

もこ「あ」

怜「ん? どないしたん?」

もこ「何か臭う...」クンクン

怜「うん? ...む、ホンマや、これダバコの臭いやで」クッサ

もこ「臭いついちゃう。出よ、お怜さん」

怜「せやな。にしてもトイレの個室で煙草とか未だにおるんやな。人の迷惑考えーっちゅーねん」ホンマ カナンワー



個室内


靖子「......」バサッ シンブンタタミー

靖子「どこもかしこも禁煙で吸う場所ないんだよ...灰皿付きの個室くらい見逃してくれ」ズーン

チャクメローン♪

靖子「おっと、はい、藤田です」

白石『藤田さん今どちらです? そろそろ取材回りを始めたいんですが。国際ホールまで来れますか?』
(※白石は仮名です。以降、長野県大会の男性アナウンサーを中の人の名前に置換します)

靖子「了解。直ぐに向かいます」キュッ タバコケシー

靖子「さってと、ひと仕事してくるかな」







地下中ホール


恒子「すこやん、準備はいいかい?」

健夜「ちょっと待って、ピンマイクが...」

恒子「私たちの取材担当はNo.17-32だからね」

健夜「オッケーだよ。えっと目玉チームはどこだっけ?」

恒子「No.21! 姫松の前主将が率いるチームだよん。すこやんが魔物の一人だって言ってた天江衣のいるトコさ」

健夜「ああ、あそこね。臨海女子の留学生も二人いるし、正直、優勝候補の一つだと思う」


洋榎「ども、優勝候補チームのスーパーヅガンですわ」

恒子「おわっ!? いきなり背後からの奇襲ですっ! いや~どもども~」

健夜「スーパーヅガンて...」

彩花「先鋒 能口彩花!」シュパッ

那都「次鋒 伏屋那都!」ビシッ

衣「三波春夫でございま~す♪」ユウガニペッコリン

明・慧「ナンデヤネーン!」ツンツン


健夜「なにそれ!?」ツッコミカワイイヨッ

彩花「いやぁ、むしろ「ぎゃんぶらあ自己中心派」でしょ、とは言ったんすけどね」

衣「つか~ん♪」

健夜「いやいや、ついてるよね? ハンパなくついてるよね?」イロンナイミデ

恒子「おちつけすこやんw 君が天江衣さんだよね? はじめまして、福与恒子です。よろしくっ」アクシュモトメー

衣「取材だな。役目大儀」ニギリカエシー

恒子「こーして鉢合わせたのも何かの縁。早速取材させて貰っちゃうよ~」


洋榎「せやったら、ひとまず卓についとこか?」

恒子「だね、行こう行こう」スタスタ

健夜「何で今の流れに乗れるの...」

明華「さ、小鍛治プロもご一緒に」

慧宇「イクヨッ」ソデヒキー

健夜「は、はい」

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洋榎「ほな、うちからでも選手からでも好きに聞いたってや」

恒子「ん~、じゃあそうだね、みんな今日初めて会ったわけだけど、お互いの感触を一つ」

洋榎「や、ほんまそこは上手いこと仲良うまとまってん。感謝しとりますわ。な?」

彩花「まぁあたしと那都はメールの文面からうすうす姐さんだろーなって思ってたっすからね」

恒子「ほうほう、3人は普段から仲いいんだ。てか姐さんてw」

那都「インハイ以来のメル友なんです」

恒子「なるほどね~。あれだ、なんだっけ、ほら、ねぇ?」

健夜「昨日の敵は今日の友?」

恒子「それそれ! んじゃお次は留学組のお二人さん」


慧宇「姐姐優しくて面白い。いーチームだヨッ」

明華「そうですね。明るく楽しい雰囲気で居心地良いです。衣さんは可愛いですし」

恒子「だよねぇ! さっきから撫でたくてウズウズしてるんだけど」チラッ

衣「だ、だめだぞっ」ガードッ

恒子「ええ~、ちょっとだけ! ちょっとだけでいいからっ」

衣「イ~ッ」ササッ メーカノウシロニカクレンボ

明華「あらあら」ウフフ

恒子「すこや~ん」

健夜「どうフォローすればいいの? いいからちゃんと取材しよーよ」


恒子「ちぇ~。じゃあ愛宕監督。選手にはどんなことを期待しますか?」

洋榎「ん~、これといって特別な要求はせーへんですね。自分らの力出しきって、きっちりバトン回したったらえーんちゃいますか」

恒子「ほうほう、その辺り小鍛治プロとしてはどうですか?」

健夜「はい、ストロングスタイルの愛宕監督らしい言葉だと思いますよ。チームへの信頼があってこその言葉ですね」

洋榎「永世7冠に言われたらこそばゆーてかなわんですわ//」テレッ

恒子「ではズバリ、チームのエースは?」

洋榎「天江です。今回は姫松流のオーダーで中堅を任せとります」

衣「スーパーヅガンの向かうところに敵はなしっ!」


健夜「あ、あのね? スーパーヅガンてとってもツキがないって意味なんだけど...」

衣「運に翻弄されるは弱者の打牌! 衣のツキは天の月、故に憂う謂れもなし!」

恒子「あはは、とにかくすごい自信だw それじゃー先鋒さんから順番に意気込みを聞いていきましょー」ハイドーゾ

彩花「意気込みっすか、そっすね。正直まさかの先鋒なんで、地に足付けて踏ん張るっす」

健夜「先鋒は先を占う重要なポジションですから、頑張ってくださいね」

彩花「うっす!」

恒子「では次鋒さん」


那都「私の役目は先鋒と主砲の橋渡しですから、石橋を叩くつもりで行きたいと思います」

健夜「チームの導火線ですね。ここは慎重に慎重を重ねていくことがとても大事だと思います」

恒子「はい、衣ちゃん。エースとして一言!」

衣「うむ。我らと当るチームはその身の不幸を嘆く事になろう! 心してかかって来るがいいっ!」ドヤァァ

恒子「うはw 満面のドヤ顔w」カワイスギッ

健夜「天江さんらしいコメントですね」ホントカワイイ

恒子「そして...えーと、副将さんはどっちだっけ?」


明華「私です。大将戦へ向けての最終調整ですから、次鋒の那都さんと同じスタンスで堅実に打ちたいと思います」

健夜「明華選手は決定力がありますから、状況に合わせて他家を飛ばす位の強気で取り組んでもいいと思いますよ」

明華「チャンスがあればトライしてみます」

恒子「さすが風神! 自信を窺わせる言葉ですねー。では1年生アンカーの慧宇ちゃん、どぞ」

慧宇「姐姐が大将任せてくれた。だから全力でチームに貢献するヨッ」

洋榎「おう、期待しとるでぇ~」







3F 国際ホール


一「ロン!」パタッ

漫「アカン、またふってもーたぁ」

恵「チートイですかぁ」

一「二盃口まで我慢してもいい牌姿だったけど、まぁ肩慣らしだからね」

春「次、めぐの親番」

恵「でしたね」ギッヒ


怜「おったおった。ひゃ~疲れたぁ、お待たせや~」

もこ「ただいま...」

一「おかえり。遅いからテキトーに始めてたよー」

怜「かまへんかまへん、ちと一息つかせてもらうわぁ」ハーシンドッ

もこ「お水もらって来てあげる」

怜「すまんなぁ、おおきにやで~♪」

漫「そや、園城寺さん、結局チーム名誰のにしはったんですか?」

怜「ああ、あれな。悩むほどの違いもなし、空飛ぶ雀卓にしといたわ」


一「We can fly~♪」

恵「金閣寺までひとっ飛びですね」ギッヒ

怜「そう願いたいもんやわ~」

春「別の意味でト

怜「それ以上アカンw!」

白石「御歓談中失礼します」

春「ん、取材?」

靖子「そのつもりだったんだが、一人いないみたいだな」


怜「いえ、すぐ戻ってきますよって、かましまへんですよぉ」

白石「ではお言葉に甘えて。藤田プロ、お願いします」

靖子「了解。そうだな、まずは決まっているならオーダー含めてチームの紹介をお願いしようか」

怜「はいな、チーム名は空飛ぶ雀卓です。監督はうち、千里山女子3年 園城寺怜。で、先鋒は...」

もこ「ただいま」ハイ オミズ

怜「おかえり~。先鋒はこの娘。東海チャンプの対木もこちゃん」オオキニ~

もこ「あ、取材? えっと...」


白石「対木選手は麻雀歴5ヶ月で東海チャンピオンの座を奪った愛知の超新星ですね」

靖子「注目の新人を魁にどう闘うかってところか。対木選手、自信の程は?」

もこ「...か、かてます//」ボソッ

怜「あはは、もこちゃんはちょっとシャイな娘なんやけど、大役を買って出てくれたんで、期待しとって下さい」

白石「それは楽しみですね」

怜「次鋒は1年生チームで去年のインハイを騒がせた龍門渕の国広一ちゃん」

靖子「今年の長野は熱かったな。あれからどうだい?」


一「そうですね、良い刺激を沢山受けたんで、ボクなりに成長できたと思ってますけど」

靖子「期待させてもらうよ」

怜「なんや知り合いなんか?」

一「ちょっとね」

怜「さよかー。ほんで中堅は ― 」

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靖子「それ、いただきだ。オヤッパネで終了だな」

漫「なんでうちばっかり...」

恵「3連続まくりでトップですか」ギヒィ

春「勝てない」ポロッ

靖子「プロの端くれなんでね。でもまぁみんな思ったより打てるんじゃないか?」

怜「せやけどまくり勝ちするまでもなかったんやないですか?」

靖子「そこはホラ、こっちとしてはみんながどう打つか見たいってのがあるわけだし。その点では確かに加減はしたさ」

漫「はぁ、序盤のタテヅモが嘘のようなヨコヅモ字牌荒れですわ。西はあってもシャーナイことで...」

もこ「も、もう一回」


靖子「悪いね、他も取材して回らなきゃならないんだ。時間が余ったらまた覗かせてもらうよ」スクッ

白石「ではこれで。皆さんどうも有り難うございました。大会頑張ってください」

怜「はい~」

一「やられたね~。藤田プロはランキング以上の実力はあると思うけど」

春「ビハインドというシチュエーションじゃないと燃えないタイプ?」ポリ

怜「その辺は確かに影響してるやろねー」

もこ「ねぇねぇ、他はチーム対戦とかしてるみたい。こっちもやろっ」

漫「そーや、いっちょ勝っとかんと決まりつきまへん。行きましょーよ」

怜「おー、やる気やね。ほな向こうの監督さんらに交渉してくるわ」

恵「勝てそうなところでよろしく」ギッヒ







地下中ホール


和「リーチ」チャラン

景子(早っ! 5巡目だってのに参ったな。河も字牌だけとか...ひとまず門風牌)トン

華菜(満貫で射程内だし、焦る必要はないな)トン

由華「チー(ドラ引いて雀頭にでもしないと間に合わない...)」トン

咏「おーおー、やってるねぃ。お邪魔するよ~」ヒラヒラ


えり「オーラスですね。子の原村選手がトップでリーチ。他がそれを追って早い手作りでの勝負ですか」

咏「えっと、これ対局してるのはどのポジション?」

いちご「大将じゃけぇ、ちゃちゃのんトコは巽ちゃんが2つまくらんと負けじゃあ~」

えり「大将戦にしてはチームの得点に開きがありませんね」

宥「先鋒戦がほぼ平場の様な終わり方をして、その流れがここまで続いた感じでなんです」サムイ~

菫「古塚さんの所の龍門渕さんが、流し気味の足の早い試合運びで先鋒戦を荒らさずに終えたんですよ」

咏「へぇ~、静かな立ち上がりってやつかい」シランケド


淡「たかみーにしてやられた」プク~

尭深「お茶の子~♪」ズズッ

えり「え、お二人は白糸台同士の対戦だったんですか?」

淡「宥ちゃん監督がね、大きな手はいらないって言うから小刻みに結構勝ってたの。なのにっ親番の時、役満ツモられた...」ブッス~

尭深「お茶が美味しいです♪」

えり「な、なるほど。では、次鋒戦と副将戦はどんな感じだったんですか?」

菫「次鋒戦は腹の探り合いで様子見に終始した印象ですね。松実さんのチームは積極的に見えましたが」

宥「初瀬ちゃんには気負わず伸び伸び打ってくるように伝えてあったので」


咏「様子見で縮こまってちゃ意味ないねぃ。そーゆーのは多少なりともリードしてからでいーんだって」シランケド

えり「副将戦の方は?」

いちご「愛宕さんの妹ちゃんが力強い打ち回しで攻めてはいたんじゃが」

梢「うちの花田さんが鉄壁のガードを見せてくれました」

菫「何というか、副露を使ってシュートコースを狭めた上で全て凌いだ感じでしたね」

絹恵「須原さんにはうちのお株を取られましたわ」キーパーヤネンケド

宥「花田さんだよ~」

絹恵「せやったw 対局中、耳にこびりついてもーて」イマモミミナリノヨーニ


和「ツモ。3000,6000です」

景子「ツモられたか~」

華菜「失礼」チャッ「次のツモで逆転手和了ってたし」ガックシ

由華「追っかけたけどスピード足りなかったです」

咏「お疲れ~。門混一通で逃げ切りかい。リーチは牽制?」

和「牽制の意味合いもありますが後付けです。今回は意気込み...でしょうか」

えり「意気込みですか。原村選手にしては珍しいのでは?」

和「その、大将を任されましたので//」


菫「やられたよ。では、うちは取材終わっているので引き上げさせてもらいますよ」

いちご「ちゃちゃのんのトコもじゃ。試合ではこうはいかないけぇ、対局ありがとさんでした~」

梢・宥「有難うございました」ペコッ

咏「とゆーわけで、君たちのチームの取材をさせてもらおーか」

えり「2チーム同時ですか? 答えにくい事は聞けなくなりますが」

咏「公式戦じゃないんだからいーんだって~。相変わらずえりちんは堅いな~」エリツィンテヨブゾ~

えり「はいはい。では監督お二人にチーム名をお聞きしましょう。どうぞ」エリツィンヤメイ


宥「はい、私たちはおこた麻雀友の会といいます♪ よろしくお願いしま~す」

梢「私たちのチーム名は雪中高士です。どうぞ宜しくお願い申し上げます」

咏「うっは、雪中高士とかしっぶいね~」

えり「では三尋木プロ、言葉の意味を解説していただけますか」

咏「存じ上げぬ」キリッ

えり「......気に入ったんですか、それ」


咏「まーいーじゃん。それより君と君とそっちの君、おいでおいで」

透華「なんでしょう?」

初瀬「わ、私ですか」

華菜「呼ばれた気がしたし」

咏「うん、今年のインハイでは見なかった3人だからね、打ちながら話そーぜー」

透華「それは嬉しいお誘いですわ!」ギュンギュン

初瀬「よ、よろしくっ」

華菜「華菜ちゃん燃えてきたし!」


咏「あ、他の娘は適当にアドバイスとかしちゃっていいかんね。あたしの手を覗いてもいいけど教えちゃだめだよw」

優希「うは♪ ここはプロのおねーさんに張り付くじぇ!」トテテッ

灼「私も」スッ

梢「では私も失礼して」

淡「仕方ない、イケダの面倒を見てあげるか~」ヤレヤレ

華菜「来んなし! 初瀬の方へ行けよ~」ケーゴハアキラメタシ

絹恵「初瀬ちゃんにはうちと監督が付くわ。いきましょ」

宥「は~い」


尭深「みんなの分のお茶を貰ってきますね」

煌「手伝いますよ」

和「私も」

透華「お待ちなさい原村和。あなたは私の側にいらして下さいな」

和「え、は、はい」






今週はここまで、また来週~






3F 国際ホール


ネリー「ロ~ン! ネリーの勝ちぃ♪」

良子「あ、やってしまいましたか」

佳織「ネリーちゃん凄いよ~」パチパチパチ

美穂子「おめでとう、ネリーさん。強かったわ」

ネリー「カイーノプロちょと手加減したね?」

良子「ノーウェイ 貴方の実力。間四軒綺麗に外してきましたね」カイノーデス カンペーチャンチガイマス


佳織「手加減抜きですか」ハワワ

良子「妹尾さんの役満を親被りしたのもしこたま激痛です」アソコデツーイーソートカナイナイ

ネリー「ミホコがサポートしてくれて手詰まりにならなかた♪」

美穂子「ふふ、お役にたてて嬉しいわ」

良子「つまるところフルボッコですね。あるある、仕方ない。さて隣はどーなったやら」スクッ

史織「こっちは今やっと入南~」

佳織「あれれ? 随分ゆったりしてますね」


まこ「うんにゃ、逆じゃ逆。牌のお姉さんが早ーて早ーて、連荘地獄をよーやっと抜け出したんよ」トン

史織「で、また親で連荘の予感。ノミ手で和了られまくってるの~」ヤ~ン トン

泉「やべーす、追っても追っても追いつかれへんのですっ」トン

はやり「ロン! アオのみ1500だぞ☆」

泉「ぐへぇ...」ブクブク

まこ「向こうさん終わったよーじゃけぇ、ここらで勘弁してつかーさい」グッタリ

史織「もうムリ」ヤーン

はやり「任務完了ミ☆」チェキラッ


良子「流石と言うか何と言うか、ノミ手でいじり倒すとかオニチクです」

佳織「惨憺たる状況ですね...」

史織「途中から頭の回転止まっちゃいましたよ~」

美穂子「け、経験としては良かったんじゃないかしら」アセアセ

泉「トラウマレベルっすわ~」

まこ「こがぁな短い河の記憶はそうそうないけーね」

はやり「史織ちゃんは途中でパンクしちゃったみたいですけど、まこちゃんと泉ちゃんは良く食い下がったと思いますっ☆」

良子「一荘ノミ手地獄とか私でも投げ出すレベルです。ジーザス...」


泉「ほんま死のロードコースでした」キッツイ

まこ「八連荘がローカル役なんは端原プロのせいじゃなかろーかw」ソラシンドイ

美穂子「みんなお疲れさま。端原プロ、戒能プロ、有難うございました」

はやり「ん~、なんか悪いし、牌のお姉さんのイメージダウン阻止のために後ろで対局指導してあげよっか?」

ネリー「グッドアイディア!」

泉「それやったら是非」

美穂子「よろしいんでしょうか?」

良子「時間はあります。ノープロブレムでしょう」

まこ「それならなぶられた甲斐もあるっちゅーもんじゃのう」

佳織「プロの指導なんて緊張しちゃいます」カチコチ







地下中ホール


咏「ろ~ん♪ はいトんだ~」バイバ~イ

初瀬「うっ、狙い撃ち...」

咏「も~ちょいクレバーに立ち向かわないとねぃ」シランケド

華菜(相手はトッププロだし勝てないのは仕方ないけど、こうまで掌の上なのは悔しいな)パタッ

優希「高目高目にとって手が早いとかありえないじょ」ヒエ~

灼(これは...強すぎてあまり参考にはならないかも)

透華「原村和、今の打ち方に何か問題ありまして?」

和「いえ、私でも同じように打ったと思います」


透華「ふむ、三尋木プロ。もう一度お願いできますか」

咏「いーよー、やろやろ」

淡「イケダー代わって~」

華菜「だーめ、トビ終了で不完全燃焼だし」

優希「イケダは鳴かず飛ばずの焼き鳥だったけどナw」

華菜「こらっ、うるさいぞっ」

絹恵「初瀬ちゃん、次はちょお守り固めてみぃひん?」

初瀬「そうですね、意識してみます」

宥「ふぁいとだよ~♪」


ジャラジャラ ウィーン

えり「それでは配牌中に質問を。監督として何を心がけてますか?」

梢「そうですね...まずチームの形、コンセプトを明確にすること。それに従って団体戦の流れを作る事でしょうか」

えり「古塚さんのチームのコンセプトとは?」

透華「デジタルに始まりデジタルに終わる。ですわ」

梢「ええ、全てのチームに共通しますが何分急造ですので、場荒れによる連携の乱れ、動揺は大きいと思います」

梢「ですから、できる限り場が荒れるような事態を抑える事を念頭に、采を取りたいと思っています」

えり「なるほど。松実さんの方はどうですか?」


宥「えっと、私はただみんなで仲良く楽しく麻雀をしたいなって、それだけです」

えり「それはとても大事なことですね。頼れる監督となごめる監督と言ったところでしょうか。ありがとうございました」

咏「うへぇ、配牌ひっでぇぇぇぇ」

優希「こりは、にっちもさっちもだじょw」

煌「すばらくないですね」

尭深「気付けに濃いめのお茶をどうぞ」スッ

咏「さんきゅ~」


華菜(さて親だ。手牌は索子混じりでもほぼ筒子の混一コース。でも一索ドラだし、どこで見切りをつけるかだな)

淡「ほい」トン

華菜「ちょ、おまっ、何やってるしww」カッテニウツナ!

淡「いらないじゃん♪」シレッ

咏「お、いきなりドラ切りかい。よっぽど手がまとまってるな~?」マケンケド

初瀬(上家がトラブッてるw 足は速そうだけどこっちも配牌悪くない。でも守りを意識するとどうなんだろ?)

灼「これは攻め。プロが三味線弾いてなきゃ多少は遅い筈、こっちは速攻でいいんじゃ...」

絹恵「せやね、って、なんでおるんw?」

灼「岡橋さんの打ち筋全然知らないから見ておこうと...」イイヨネ?


宥「スパイさんいらっしゃーい♪」

絹恵「宥さんそんなノリですかいw まーえーわ。初瀬ちゃん、鳴けるとこ鳴いてさっさと親貰おか」

初瀬「はい」トン

透華「さて、どう見るべきかしら?」

和「出遅れが怖いですから駆け足で行きたい処ですね。辺塔子2つで純全も見える悩ましい配牌ですが...」

透華「ここはやはり、色気を捨てて平和を作って行きましょう」トン

和「ですね」







1F ロビー


照「こんなところで何してる?」

誠子「お疲れ様です。ちょっと一息」

菫「そっちこそどうした。また迷子か?」

照「ホテルの中で迷子とかアホの娘でしょ」

誠子「......」

照「黙るなっ」

誠子「いえ、他意はないんですよ、他意は」


菫「チームはどうだ? 上手くまとめられているのか?」

照「ちゃんとやってる。誠子の所は監督誰だったの?」

誠子「清澄の竹井さんです。咲ちゃん情報満載ですよ」

照「うるさいよ。色々聞いておくように」ホウコクセヨッ

菫「なんなんだそれは...」

照「監督業は肩が凝るねって話」

誠子「勢いよく飛びましたよね?」

照「そうでもない」


菫「まぁ確かに、部長も面倒事はあるが肩書一つであれこれ頭を悩ますものだ。ま、ポジティブに新鮮だとでもしておこう」

照「見習え誠子、これが優等生思考」

誠子「人を劣等生みたいに言わないでください」ワリトマジデ

照「でね」

菫「ん?」

照「せっかくだから後で練習試合しよう? ちょっと実践レクチャーしてあげたい娘がいるの」

菫「構わんが、思ったより熱心なんだな」

照「麻雀にはいつだって熱心だよ。あとお菓子」


菫「やめてくれ、ハロウィンの惨劇は思い出したくない」メマイガ

誠子「あはは、練習の件は竹井監督に訊いてみますよ」

照「じゃあよろしく。時間はディナーの後ってことで」バイニー







7F 大浴場


ガラッ

友香「わお♪ ひろびろのびのび空間で~ス!」プルーン

玄「ひっろーい。松実館のお風呂の何倍あるんだろ~?」ポヨーン

智紀「さすが50人でも芋洗いにならないレベル」バイーン

豊音「夕飯前にゆったりできるねー」ボイーン

小蒔「ようやく旅の垢を落とせますね」ボヨヨーン

咲「なんでかな、湯気が目に...ううん、心に沁みるよ」ツルーン


咏「気合紅葉っ!」ビッターン

咲「いった~~~ぃ」ヒリヒリ

咏「背中がまがっとるぞー少女よ」ナイペターン

咲「え? え? 三尋木プロ?」

えり「いきなり何をやってるんですか...」ドーン

咏「ほらね、ご覧よ咲ちゃんこの格差。今更気にしたってしゃーないっしょ」

咲「は、はぁ」オトナダ...


咏「しっかしまぁ、あんたんとこのメンバーは揃いも揃って立派だねぃ」ウラヤマシランケド

豊音「あ~! 横浜の三尋木咏プロだぁ!」キラキラ

玄「あ、ホントだ~。湯衣巻いてる~」

智紀「なぜ風呂場に」

小蒔「ひゃっ!? カ、カメラさんまで///」

えり「ご心配なく、まだ回してませんよ。三尋木プロがお風呂で取材したいと言い出したものですから」

友香「インタビューでスかっ!? お待ちかねで~ス」

咏「あはは、みんなの分も湯衣用意したからさ、それ巻いて湯船につかりながらお話ししよーぜ」


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えり「準備OKです」

咏「ほいほい。にしても広いしすいてるし、開放感パネェってカンジ?」シランケド

小蒔「開いて直ぐの時間を狙ってきたので」

咏「あー、5時からだっけか、なるなる。ほんじゃ監督さーん」

豊音「は~い」

咏「チームの紹介と目標なんかを聞かせてもらおっかなー」

豊音「私たちのチームは~」


友香「どっぱ~~ん♪」ザッパァァァン

咏「おわっぷ、ふがっ」

えり「ちょw 三尋木プロ、流されないでください」グイッ

友香「We are Big Wednesday!」

咲「うわぁ......」

智紀「やりすぎ。いつの間に潜ってた」

玄「三尋木プロがプカプカしてるよ...」アワアワ


咏「げぇほっげほっ...あ、あぶねぇ、マジ死ぬかと思った。24歳独身雀メス、風呂場で溺死とかシャレにならぬ」ワケワッカンネ~

えり「大袈裟です」

友香「ごめんなさい」ペッコリン

咏「気にしなさんな。仏の咏とはあたしのことだよっ」ビッターン

友香「ぃきゃーーっ!?」ビリビリ

咲(あ、紅葉仲間...)

咏「で、水没してチーム名聞き損ねたんだけど」

豊音「ビッグウェンスデーだよ~」


玄「押し寄せる大波の様な怒涛の攻めで相手チームを粉砕しますっ!」

咏「いいねぇ! やっぱ麻雀は火力だよね」

小蒔「高い手は麻雀を知らない人にも魅力を伝えやすいと思います」

咏「そうそれ、プロなんてやっぱショウビズだからさ、その辺大事だと思うんだよね~。ねぇ咲ちゃん?」

咲「え? は、はい」

えり「さて、ビッグウェンズデーは優勝候補の筆頭と言っても過言ではないと思いますが、その辺については?」

豊音「頑張ってスカウトしたから絶対優勝できるよ~♪」


咏「みんなはどんなふうにスカウトされたのさ?」

咲「えっと、明らかに姉帯さんのスカウトっぽかったので、知り合いだし、お話ししやすいし、それで...」

小蒔「私も文面から間違いなく姉帯さんだと思ったので...」

咏「バレバレすぎるw いや、凄いのはそれで来てもらえる人望の方だけどさっ」ケラケラ

友香「私はとってもフレンドリーなメールでしたから決めたんでース」

玄「そうそう、なんか楽しくなる予感がしてっ」

智紀「この企画を一番楽しもうとしてる人だと思ったからですね。不思議なくらい文面から嬉しさが伝わってきた感じ」

咏「あー、わかるわかる。言葉は言うに及ばず、文章でもその時の気持ちってちゃんと乗っかるもんなんだよね」


小蒔「ぱ、牌にも乗ります!」

咏「おほっ、けだし名言なりっw」

えり「スカウトメールと言うよりはラブレターだったというところでしょうか。団結力に期待できそうなチームですね」

咲「ラ、ラブレター?//」

豊音「そーだよー、みんなちょー愛してるよー♪」ガバッ

5人「うわっぷ!」

咏「あはは♪ ところでえりちゃん。この娘らが優勝候補筆頭なら当然対抗馬もいるんだろーけど?」


えり「はい。やはり天江選手、雀選手、郝選手を擁する愛宕洋榎監督のチームが最初に挙げられるかと思います」

咏「あー、あそこかー」

玄「天江さんとは合同練習で何局も打ちましたけど、全然勝てなかったです...」

咲「衣ちゃ、衣さんは本当に強いですから」

咏「ほほう、宮永咲をしてそう言わしめるのかい。是非ともどっかでぶつかって欲しいねぃ」

友香「私たちなら勝てまス! よね?」 

豊音「勝つよ~♪ 勝って勝って勝ちぬいて、楽しい思い出いっぱい作るよ~っ!」


智紀「ただし、愛宕洋榎は母親が名門千里山の監督。つまり監督としてサラブレッド」

豊音「う、うちはお爺ちゃんがマタギの棟梁だよっ!」

小蒔「それなら行けますねっ!」マケテマセンッ

咏「いやいや関係ないっしょw」ウケルケド







3F 国際ホール


久「お疲れさま」

姫子「ほんっとに疲れたばい」

穏乃「何言ってるんですか! 夕飯食べてお風呂入ったら今度は他のチームと打つんですよっ」

桃子「ジャージさんは元気っすね~」

姫子「堪忍してほしいとよ~」グテー

誠子「途中から鶴姫中心の特打ち状態だったからね。お疲れ」


藍子「穏ちゃんは突き放しても突き放してもしつこく追って来るしw」ハイヨルシズチャン♪

穏乃「藍子さんだってこっちの迷彩躱しまくりじゃないですか~」

姫子「何がキツイってモモちゃん消えるんがバリきつかよ~」

桃子「だんだん消えづらくはなって来てるんすけどねw」

久「あ、そうそう。さっき亦野さんから話があって、夕飯の後、お風呂の前に宮永さんと弘世さんのチームとで合同練習するから」

穏乃「おおっ、りょーかいでっす」

藍子「チャンピオンチームかぁ。楽しみだね」


誠子「で、監督。ひたすらチーム内で打ち続けましたけど、オーダーは?」

久「決まったわよ。まあ、お互いの力量を肌で感じて深く知りあうことで結束を強めたかったから、ずっと打って貰ったけど」

穏乃「そりゃもーバッチリですよ! ね? ね?」

誠・姫・藍・桃「うんうん」

久「麻雀の力量は一日にして成らず。けれど人の繋がりは短時間でも強くできる。それはチーム力の底上げになるわ」

姫子「知れば知るほど互いにアドバイスもできるけん」

穏乃「おかげでメキメキ強くなった気がしますよっ」エヘヘ

桃子「頼もしいっすね」


穏乃「この勢い! もはや優勝は間違いないっ!」ガッツポ

藍子「あはは、そんなに調子に乗ってるとま~た宮永さんに咲かされちゃうぞw」

久「咲wかwさwれwるw」

誠・姫・桃「新しいww」

穏乃「うわぁぁぁインハイの悪夢がぁぁぁ」><

久「はい、じゃあオーダーを発表するわよ」

姫子「さて、どげんなもんやろか」

久「まず大将、ここは穏乃ちゃんで行きたい。OK?」


穏乃「もちろんおっけーです! まっかせて下さいっ!」ケーレー!

久「じゃー任せちゃう♪ 穏乃ちゃんが後ろに控えていてくれる事でこのチームは締まると思うわ」

藍子「あ~、なんかわかるな~、それ」

誠子「ムードメーカーだし、心理的バックアップで士気が上がる」

久「そうそう。で、次、先鋒だけど、ここはモモちゃん」

桃子「へ? 自分っすか!?」パチクリ

久「モモちゃんのステルスを奇襲という形で先制に活かしたいの。もちろんパスしてもいいけど?」

桃子「先鋒...う~ん、ちょっと考えさせて欲しいっす」


久「オーケー。じゃ、中堅だけど、ここには亦野さんを置きたい」

誠子「私は中継ぎ向きだと自認していますし、次鋒、中堅、副将、どこでも引き受けますよ」

久「じゃあ頼むわね。中堅は要所と見るチームも多いと思うから、上手く釣り上げてやって頂戴」

誠子「了解」

久「次鋒と副将はモモちゃんが検討中なので暫定になるけど、藍子さんを次鋒、鶴田さんを副将ね」

藍子「次鋒ですね。あ、東横さんが無理そうなら私は先鋒でもいいですよ」

久「あら、ありがと♪」

姫子「うちは副将で問題なか」


久「次鋒・副将は頭脳派やデジタル派、あと守備型の打ち手が置かれる印象が強いわ」

桃子「頭脳派相手には藍子さんの読みの鋭さが生きるっすね」

藍子「まぁ罠を張ってくるタイプが相手なら自信あるかな~」フフーン

誠子「鶴姫の突破力は守備型を攻略できる」

姫子「ばってん守りば固められたら攻め落としたくなるんは心情やなかとー?」

桃子「あはは、鶴姫さんはほんっとSっすねーw」

姫子「んなっ!!?」

誠子「Sだな」

藍子「ドSだよね」


穏乃「? なんですかSって?」

久「いいの。穏乃ちゃんはそのままでいてくれればいいのよ」

姫子(うちってSなんか...知らんかったばい。でも縛りば入れた先輩ん姿でクるんはSやからなんか...)

久「さてさて、モモちゃん、そろそろどうかしら?」

桃子「ん~、自分先鋒に向くっすか?」

久「消える打牌は出端を挫くには持って来いだと思うけれど?」

穏乃「そうそうっ!モモさんならいけますって! しょっぱなガツーンとステルス先制パーンチ!!」

桃子「それ、ただの闇打ちっす」クスクス


誠子「でも穏乃に言われると不思議とその気になっちゃわないかw?」

藍子「わかるw なんかこうグイグイ押されるんだよねー」

姫子「ここは勢いに身ば任せたらよかやなかとーw?」

桃子「みなさん他人事っすね。でも...わかったっす、挑戦してみるっすよ、先鋒!」

穏乃「おっしゃあ! その意気その意気!」

久「よーっし、決まりね。みんな、期待してるわよ!」

桃子「はいっす」


誠子「やるからには結果を残さないとな」

姫子「一つでも多く勝って先輩ば安心させるけん」

藍子「ま、肩の力抜いて行きましょ」

穏乃「くぅぅ! な~んか燃えてきたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ジャンプ







6F レストラン「彩苑」


透華「夕食はバイキング形式ですのね」

梢「そのようですね。先に席を取りに参りましょう」

灼「あれ? 原村さんは?」

煌「おや? 先刻まで話しながら歩いていたのですけれど」

尭深「...あ、あそこに」

透華「一体何をしているのかしら。グループ行動のとれない娘ですわね」スタスタ


灼「待って、園城寺さんのチームの方に向かってるみた...」

煌「どなたかお知り合いでもいるんでしょうか」

尭深「あ、バイキングコーナーに向かった娘に話しかけた」

梢「何かご用の向きがあるのでしょう。先に行ってお待ちしましょう」

透華「そうですわね」チラチラ

灼「そんなに気になるのw?」イシキシスギ

透華「ま、まさかっ、何を理由にこの私が原村和などを//」クルンクルン

煌「丸わかりですばらです」

尭深「ふふっ」

透華「ち、違いますわっ、誤解ですわっ////」ヒュンヒュン


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和「あ、あの!」

もこ「? わ、わたし?」キョロキョロ

和「はい、あなたです! そのお召し物、もしかしたらAngelic Prettyの新作ではありませんか?」

もこ「!! ...そうだけど」

和「やっぱり! 素敵ですねっ」ニアッテマス

もこ「そ、そのピンタックのフリルジャンパーはHeart E?」

和「あ、私のはmanifesteange metamorphose temps de filleです」


もこ「わぁ、そんな可愛いのあったんだ~」

和「Heart Eも可愛いですよねっ、私も一着持っています」

もこ「私も~♪ えっと、それで...」

和「ああ、すみません。趣味の合う方に出会えた嬉しさで名乗るのを忘れていました。私は原村和と言います」

もこ「やっぱりw TVで何度か見てたから、多分そうなのかな~って思ってた」

和「そうでしたか。見知って下さっていて嬉しいです。それであなたのお名前は?」

もこ「あ、対木もこ//」


和「ではもこさん、不躾ですが、よろしければ私とメアドを交換して頂けませんか?」ジュシンタイキッ

もこ「いいよ。色々情報交換したいね」ソーシンー

和「ええ、是非♪」ソーシンー

もこ「原村さんはカテゴリでゆーとどのへんが好みなの?」ジュシンー

和「そうですね、甘ロリ中心ですが派手過ぎなければ姫ロリやカジュロリ、ゴスロリもアリですね!」

もこ「そーなんだー。かなり好みも近いみたい~♪」ニパッ

和「お互いおススメとかあったら教えあいましょう」


もこ「うん♪ 原村さんならchocochip cookieのボレロとかバラチュールなんかも似合いそう。こんなのだけど」スマホデヒョウジー

和「わぁ、いいですね~」ウットリ

もこ「でしょー? 原村さんはやっぱり白や淡いピンクが似合うと思うし」

和「では私からも...えっと、このあいだ可愛いカチューシャを見かけたんですよ」

もこ「ほんと? リボン、チョーカー、カチューシャは色々集めてるから見たい♪」

和「あ、これですね。Pina sweetcollectionのこちらの白の方ですけど」

もこ「わ、わ、すごく欲しいかも//」

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一「どうかしたの監督?」

怜「うちの可愛いもこちゃんがインターミドルチャンプとめっちゃ楽しそうに話し込んどる」

春「フリフリコンビの世界が形成されつつある」ケッカイガメニミエル

漫「ほんまや、あのはにかみ屋さんがころころ表情変えてえらい楽しそうですね」

恵「で、監督さんはなんでそんなショック受けたような顔してるんですか?」

怜「何でなんやろな.....ゆーたら娘を取られた親の気持ちみたいなもんかもしれへんね」

一「そんなこと言われてもフォローに困るよw」

漫「念のため聞いときますけど、微妙なボケちゃいますよね?」


怜「まだそんな歳やないで」

春「なんでやねん」ビシッ

怜「あたっ、なんで鼻を打つねんw」ヒリヒリ

恵「ツッコミは胸元あたりじゃないですかね」ギッヒ

春「覚えとく」ポリ

一「てか、夕食なんだから黒糖しまいなよw」







エレベーター内 


憧「かなり打ったね~」

浩子「さすがに腹の虫が騒ぎ出しましたわ」

照「ちゃんと休憩は挟んだよね?」

憩「や、まぁ、でも正直キッツイな~って...な?」

数絵「ええ、まぁ」

莉子「白糸台では普通なんでしょうか...」


照「いや、あんなにやったら部員が反乱起こすレベル」

憩・浩・憧・莉・数「ちょっ、なんでやったんですかw」

照「え...だって、監督らしい事って良く解らないから、とりあえずしごけばいいのかなーって」

憩「いやいやいや、おかしいでしょー」フツーヤナイ

数絵「やはりチャンプともなると」

憧「常人の考えは軽く超えてくるのね」

浩子「それがこのザマですわ」


照「不評か...」ドヨン

莉子「そ、そんなことないですよ!」

照「そっか♪」

憩・憧・浩(うわ、ちょろい)

数絵「あの、監督」

照「ん?」

数絵「その、メールにあったアドバイスの件なんですが」


照「あ、うん。ディナーの後に菫のチームとかと混ざって打つから、その時ね」

数絵「そうですか。宜しくお願いします」

チーン エレベーターヒラキー

チーン トナリモヒラキー

豊音「さー、お風呂のあとはご飯だよー♪」

友香「もうお腹ペッコペコでース」

玄「ランチ美味しかったし、お夕飯も楽しみだね~」

小蒔「普段は和食なので、洋仏中、あとイタリアンなんかも食べてみたいです」


ドンッ

智紀「いたっ、宮永さん、急に立ち止まらないで」メガネズレタヨ

咲「お、お姉ちゃん」

照「お...」

憩・浩・憧・莉・数「お?」

照「お姉ちゃんです」

豊・友・玄・智・小「それは把握してますw」ハシッテンナー


憩「え、えーっと。姉妹で積る話もあるやろし、うちらはお先に」

照「え?」

小蒔「それでは私たちも」

咲「あ...」

豊音「さ、咲ちゃん」ボソッ

咲「は、はい」

豊音「先に行くけど、お姉さんのサイン貰らってくれたら嬉しいなー」ゴニョゴニョ

咲「あ、はい、頼んでみます」

豊音「えへへ、じゃーあとでねー♪」マカセタヨー


照「......」

咲「......」

照「久しぶり」

咲「うん」

照「お父さん元気?」

咲「うん。お母さんは?」

照「元気だよ」


咲「......」

照「......」

咲「なんかこの会話、インハイの後にもしたねw」

照「そうだったw」

咲「でもちょっと意外。お姉ちゃんはこーゆー大会には参加しないかなって思ってたよ」

照「それはこっちのセリフ」

咲「あのさ......ひょっとしてスカウトメールくれてたのかな?」

照「送ろうと思ったけど、その前に咲はチーム決めちゃってた」


咲「そっか。そうだよね、私かなり早い段階で姉帯さんに返信しちゃってたから」

照「咲のチームはどう?」

咲「楽しいよ。みんないい人だし」

照「ならよかった」

咲「お姉ちゃんの方は?」

照「なんとかやってる。監督らしいかどうかは分からないけれど」

咲「そうなんだ。う~ん、対戦したいようなしたくないような」

照「しようよ」


咲「じゃあ勝つね」

照「簡単には勝たせないけどね」

咲「勝つよ! 勝つから、だからお正月くらいは長野に戻ってきてよ」ウルッ

照「咲......」

咲「...なーんて、姉を困らせる妹みたいな、ちょっと物語っぽいでしょ」

照「そうだね。咲らしいよ」

咲「えへ//」

照「決勝が終わると直ぐに年明けらしいから、長野には二日になるかな」


咲「!! お姉ちゃん!」パァァ

照「お母さんも首に縄付けて連れて行くから」

咲「うん! 約束だよっ」ダキツキッ

照「わ、こら、恥ずかしいでしょ///」

咲「誰も見てないよっ」ムギュー

照「もう/// 仕方ないな...」ナデナデ

咲「お姉ちゃん」

照「ん?」


咲「姉帯さんがサイン欲しいって」

照「あ~、はいはいw」







6F レストラン「彩苑」


照「お待たせ」

咏「おっかえり~♪」ヒラヒラ

浩子「監督のおられん間に昼の続きや言われはって、相席しとります」

えり「宜しくお願いします」

照「はい、こちらこそ」

莉子「大皿お借りして適当に色々用意してありますんで、手を伸ばして下さいね」

照「ありがとう」


咏「そんじゃまー適当につまみながら始めさせてもらおっかなー」

えり「そうですね、ではまず。チャンピオン率いるチームとして注目されることは疑いのない所ですが、監督の印象を聞かせて下さい」

咏「そんじゃ、先鋒の憧ちゃんから」

憧「はい。えっと、麻雀は言うまでもなく強くって、さっきまで身をもって体験してきましたけど、他では結構お茶目ですね」

照「」ピクッ

咏「あ、今ピクッてしたw どんな風にお茶目なんだい?」

憩「監督の仕事わからへん~ゆーて、ひたすらうちらをしごいてくれました~」

浩子「そらもう血反吐もんでございましたよ?」

咏「ひでぇww」


えり「みなさんは監督からどのような指導を受けたんでしょう。南浦さん、お爺様のそれと比べてどうでしたか?」

数絵「私はこの後御指導頂くので、まだ何とも...。ただ、安福さんへのアドバイスとか確かにお茶目でした。と、思います」チラッ

莉子「わ、私ですか?」

咏「おう、包み隠さずブチまけねぇ」

莉子「その、ですね。色々教えて下さるんですけど、ちょっと擬音が多いのかな...?」ワカリニクイ

浩子「あれは正直吹きますね」

憩・憧「確かにww」


数絵「安福さん、「そこでギギキーって」とか言われて目を白黒させてましたよね」クスッ

憧「あとあと、「相手が各上の時は安手で刻んで行って、最後は安手」って言われ時は目が点になりましたよーw」

咏「どこの長嶋監督だよww!」

えり「実に愉快なエピソー...w..す、すみません//」ワライコラエー

照「ポンッ!」ガタッ

咏「何で鳴いた!?」

照「この流れは断っておきたい」キリッ

浩子「これですわ」

咏「よし、このチャンプはほっとこう。もっと聞かせて~」ニヤニヤ

照「ぐぬ...」


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咲「姉帯さん、お姉ちゃんのサイン貰ってきました」ハイドーゾ

豊音「うわーうわー! ちょー嬉しいよ~♪」

智紀「聞きしに勝るミーハーぶり」

友香「でもチャンピオンのサインはちょっとうらやましいでスねー」ミセテー

豊音「でしょでしょー」ハイ

小蒔「みなさんっ!」フンガッ

豊・咲・智・友・玄「と、どしたの?」ビクッ


小蒔「時は来ましたっ、お料理に近い席という地の利、咲さんも戻って揃った人の和、いざ鎌倉、いざ出陣ですっ」ムフーッ

玄「そうだねっ、バイキングは人気のお料理からなくなっちゃもん。行こうっ」スクッ

智紀「大皿借りられるみたい。私はサラダ中心にベジタブル担当で」

友香「ステーキ、ハンバーグ、メイン系お肉キープでーっ」

咲「わ、私は...魚介系行ってきますっ」

小蒔「私はパスタコーナーへ参りますっ、松実さんはパン方面を、監督はドリンクをお願いしますねっ」

玄・豊「らじゃー!」







ドリンクコーナー脇


はやり「ふ~っ、女子高生の胃袋のせめぎあいは壮観だよね~」

良子「ザッツライト。デザート類のキープもベリーファスト。紅茶もう一杯飲まれます?」

はやり「我慢しとく。タプタプになっちゃうもん。にしても今日は取材しに来たんだか対局しに来たんだか、色々しんどいぞ★」

衣「牌のおねーさん見つけたっ!」タタタッ

はやり「こんにちはっ、おねーさんに何かご用かな?ミ☆」

良子(さすがアイドル。★出したと思ったらもう☆飛ばしてる)


衣「これっ! これにサインして貰えまいかっ?」

良子(? 四角い宇宙神話シュビドゥバシリーズ「のみキックの鬼」端原はやり ハコガール★エンターテイメント...??)

はやり「うわぁ~懐かしい! この本持っててくれてる娘がいたなんておねーさん感激っ」サラサラッ

良子「端原プロ、本なんか出してたんですね」

はやり「アイドル雀士として売れ出した頃、子供向けの絵本でも出さないかって言われてね。はい、どーぞ☆」

衣「わ~い♪ 一生の宝物にする!」

良子「どんな話か興味あります」


衣「これは主人公のはやりんが津々浦々の悪辣な雀鬼どもをノミ手でぼてくりたおす痛快雀卓活劇だっ!」

良子「......」チラッ

はやり「若気の至りで///」テヘペロッ

衣「牌のおねーさん、サイン多謝! ばいばい」トテテッ

はやり「ばいばーい♪」

良子「今度買って読んでみますね」

はやり「何企んでるのw」ヤメテッ

良子「ふふふ。ところでまだ取材してないところはどこでしたか?」


はやり「んっとねー、竹井久ちゃんのチームかなっ」リストワタシー

良子「清澄さんですね。長野はバースプレイスですが...おや、阿知賀の大将がいますか」

はやり「? 知ってるの?」

良子「いえ、ただ、ちょっと特殊な子ですよね。牌に愛されてはいるんでしょうが」

はやり「粘り腰の濃ゆい打ち回しはやっこちゃんみたいかもw 私はスピードで振り切れるけどっ♪」

良子「フーイズやっこちゃん」

はやり「ん? 藤田やっこちゃん」

良子「藤田プロにちゃん付けの発想はなかったですねー」ノーウェイノーウェイ







地下中ホール


菫「よし、始めるか」

久「3卓あるから指導卓とフリー対局用とに分けましょ」

照「じゃあここ指導卓ね」

菫「で、誰が打つんだ?」

照「南浦さん入って」

数絵「はい。宜しくお願いします」チャクセキー


久「2人入れていい?」

菫「ああ、構わないさ」

久「じゃー鶴田さんと百鬼さん入って」

姫子「はい、どうもです」

藍子「お手柔らかに~」

菫「うちからは依藤さんを」

澄子「宜しくお願い致します」ペコ


照「それじゃあ南浦さん。最初は普段通り打って見せて」

数絵「わかりました」



東一局 親 依藤 / 和了 鶴田3000,6000

東二局 親 南浦 / 和了 依藤8000 放銃 鶴田 + 供託1000(百鬼)

東三局 親 百鬼 / 和了 百鬼1300all

東三局 一本場 / 和了 百鬼2800all



藍子「ロン、6400」

数絵「はい」

菫「ダマで平和の一通か。連荘維持で手早くまとめてるわりに綺麗な手だな」

久「ここまで焼き鳥は南浦さんだけよ? まぁ鶴田さんも出端に花火を打ち上げたきりだけど」

照「いつも通り打ってって言ったからね」

菫「指導しろよw」

照「待って、まだ慌てる時間じゃない」


澄子「ツモ、タンヤオ三暗刻ドラ1、2200、4200です」

百鬼「あれ~、チー噛ませて三暗とかする人だったっけw」

久「うーん、親リー躱してきたか。東ラス前に追いつかれちゃったわね」

菫「依藤さんの我慢強さは美点だが、時折なぜ鳴かないと思わせる局面が牌譜に散見されてね。鳴くべきところは鳴くように言ってある」

久「確かに副露はねぇ、私もツモが代わる鳴きにはちょっとナーバスになるわね」

照「わーすみれのしどうりょくはすごいなー(棒)」


菫「黙れよ」ムスッ

照「かわいい冗談じゃない」

久「自分で可愛いって言うのねw」

菫「いつもこんなだよ」

照「そうそう、私はいつもかわいい」

久「その押しの強さを咲に分けてあげて欲しいわ」




東三局 二本場 / 和了 百鬼6400 放銃 南浦

東三局 三本場 / 和了 依藤2200、4200 + 供託2000(百鬼・鶴田)



照「これ東風戦ね」イマキメタ

数絵「えっ!?」

久・菫(底意地が悪い...)


澄子「リーチ」

藍子「追っかけますか、リー

姫子「ロン、10600」

藍子「ちょw ツバメ返しとかやめてよw」サエギルナ

澄子「私のリー棒分で鶴田さんの逆転トップですか。恐れ入りました」ペコッ



オーラス 親 鶴田 / 和了 鶴田10600 + 供託1000(依藤)

依藤32500 南浦9300 百鬼22900 鶴田33300 




照「あのね、半荘だと思い込んで南入も目指さないようじゃダメ」

数絵「...はい」

照「南場で勝てるのは強味だし自信。でもそこに寄り掛かってる内は東場が弱点のままになっちゃう」

照「見る、流す、守る。南浦さんの東場はこの3つだけ。東風戦でやっと南入を目指す。これで4つ」

数絵「確かに」

照「ここに悪待ちのお姉さんがいます」

久「いきなりきたw」


照「この人時々頭おかしい」

久「ちょっと!?」

照「でもそれで他家を揺さぶるし、威嚇したりして、勝ちに繋げて行く」

久「ああ、うん、そーゆー話ね」ナットクイカナイ

照「その変なお姉さんの隣に立ってるのが白糸台名物ムッツリ弘世」

菫「初めて言われたがな」コノヤロウ

照「菫は見る作業で相手の浮き牌を読んで、幅寄せしながら相手の不要牌を和了るイヤラシイ打ち手」

菫「後で覚えてろよ...」


照「別に二人の真似をしろって話じゃないの。ただ南浦さんの麻雀は自分の中で完結してて、今のままだとこの先広がりがない」

南浦「限界が見えているという事ですか」

照「ちがう。あなたは今まだ何も見えていない。壁が見えていたら越えたいと思うし、越えようと努力するものでしょ?」

南浦「...そうですね」

照「だからあなたは今、自分の限界を見つけに行く麻雀をしなきゃいけない。壁にぶち当たらなきゃだめなの」

久「一つ形を見つけてそこに収まると居心地良くなるのは誰にでもある事よね」ウンウン

菫「お前それだけ言えるなら普段から二軍の指導とか真面目にやってくれよ」タノムヨ


照「私が口出す前に菫がやってるでしょ」

菫「こいつ...」フリーダムスギダロ

照「南浦さん立って」

数絵「? はい」スクッ

照「あなたの麻雀の原点は?」

数絵「それは、お祖父様との麻雀です」

照「じゃあ今立ってるところがそれね。で、ぐるっと回る」グイグイ

数絵「わっ///」


照「今360°視界にとらえた全員があなたのライバル。ホールひとつでも結構な数でしょ」

数絵「ですね」

照「相手を知らずしては勝てないのが勝負の世界」

数絵「解ります。今にして思えばお祖父様もそれを言いたくて私に大会への参加を勧めたのでしょう」

照「うんうん。じゃあ続きをやろう。今度は色々指示出ししちゃうよ」

数絵「宜しくお願いします」ペコッ







隣卓


穏乃(うっし、随分遠回りしたけど逆転手張ったぞぉぉ)ランランッ

景子(うわ、張ったくさい。ここは保険の国際安全牌様様だね)トン

憧「穏、張ってるぅ?」トン

穏乃「どーだろねーw」

憩「穏乃ちゃん堪忍、ツモったわ」パタッ

穏乃「えええええーーっ またですかー!?」ギャオスッ


憧「う~ん、調子いーのに和了れなくってモヤモヤするな~」

景子「こっちも毎局期待できる手牌だったんだけどね、さすが荒川さん」

憩「まぁまぁ、次は勝ってや~」

憧「じゃあメンツ変えてもう一回」

はやり「ちょーっと待って~」

穏乃「うおっ、牌のお姉さんだっ!」

良子「こんばんは。竹井さんのチームを取材しに来ましたよ」


景子「プロ二人の取材クルーとかお得感倍増だ」イイナー

憩「ほなうちらは外させてもらって、竹井さんたち呼んで来ます~」

良子「サンクス」

はやり「高鴨さん、ちょっと山開かせてもらうね~」

穏乃「どぞっ」

はやり「今のも後ろから見てたけどっ、高鴨さんは見えてるのかなっ?」チャッチャッ

穏乃「? 何がですか?」


はやり「生☆路」チャッチャッ

穏乃「せいろ? にくまんとかの?」

良子「それは蒸籠ですねー」

穏乃「よくわかんないですけど...?」

はやり「あった。あと3巡で対面が鳴いて、次のツモで和了ってたね~」

良子「メイビー、ダブ南は鳴きますからね」

穏乃「あちゃー、憩さんの引きに負けたな~」タハハ

はやり「相手が荒川さんクラスじゃなきゃ大抵届いちゃうよねっ☆」


穏乃「そーなのかなー?」

良子「麻雀は一局を突き詰めれば自分で勝ち負けを決めるもの。続行かオリるか」

はやり「続行したくても読み切れなかったり手変わりが難しいときはオリちゃうよねっ」

穏乃「はぁ、まぁ、そーですね...?」

良子「バット、キミのオリ率や、手変わりの早さ、成功率はワンダフル。普通とは言い難い」

はやり「だから見えてるんじゃないかなーって思ったのっ、生路がね☆」

穏乃「う~ん、そー言われるとどーなんだろー? まだ行けるだろって思うけど、結構根拠のない自信てゆーかw」

良子「ふーむ、タイプワイルド」


はやり(自覚なし♪ 牌に愛されてはいてもアメは貰えずムチを貰う試されガールかなっ☆ 他にはいないタイプかも)ヒソヒソ

良子(彼女に山が割られた時点で運命づけられた最終勝利までの道が示されているとして、問題は本人の嗅覚ですか)ヒソヒソ

はやり(尻上がりに調子を上げてくる処もあるし、感覚もだんだん研ぎ澄まされていくカンジなのかもねっ)ヒソヒソ

良子(なるほど)ヒソヒソ

穏乃「??」

久「お待たせしましたー。ちょっと隣で指導対局をしていたもので、済みません」

はやり「いえいえ、どーぞーよろしくねー♪」






今週はここまで、【前日編】は来週で終われるかも






7F 大浴場


菫「ふう」マッタリー

バシャーン

菫「どわっ!?」

淡「あっはっはっ、驚いた驚いた~♪」

菫「あ、当たり前だろっ、プールじゃないんだぞ」バカナノカッ

尭深「弘世先輩の貴重な仰天フェイスが拝めました」ホクホク

淡「私のおかげだね~」ヘヘン


菫「渋谷もいたのか。何だ、二人してチームの方はどうした?」

尭深「一緒に来てますけど先輩を見かけたので」

淡「菫こそ一人みたいだけど?」

菫「私はもともと長湯するタチなんでな」

淡「なーんだ、居残りかぁ~」

菫「な が ゆ だ っ」ホッペツネリ

淡「ひたひ~」


照「そう言えば修学旅行の時も、菫に付き合ってずっと入っていたら完全にのぼせてしまった」ナツカシイ

淡「わーい、テルもきたー♪」

菫「あれは、私が無理するなと言ったのにお前が勝手に居続けたからだろう」

照「でも、そのあと私が眠るまでずっと傍で介抱してくれたよね?」スミレハヤサシイナー

菫「それは、まぁ、放ってはおけないからな//」ヨセヨバカ

尭深「むぅ...」

誠子「尭深の嫉妬が有頂天w」ドモッ


菫「なんだなんだ、虎姫勢揃いじゃないか」

照「みんな菫が大好きだから仕方ないね」

誠子「ですね」

淡「ねー♪」

尭深「......」トナリキープ

菫「そんなにくっつくな///」アタッテルヨ

尭深「......」アテテンノヨ









優希「のどちゃん発見!」

和「優希ですか、奇遇ですね」

優希「ふおお~、相変わらずケシカランおっぱいだじぇ~」

和「なっ/// どこ見てますかっ」

煌「隠しきれないたわわな実り、ですわねぇ」ツンツン

和「つ、つつかないで下さいっ///」


優希「おっ、先輩もお隣にいたのかっ。そだっ、三人で洗いっこしよーじぇー♪」

煌「すばらっ! では私は原村さんの背中を流して差し上げましょう」

優希「よしきたっ、のどちゃんの前は私にまかせろだじょ♪」

和「ちょっとまって下さい// おかしいじゃないですか!?」

煌「おや、私が前担当の方がよろしいのかしらん?」

和「そうではなくてですねっ、何で私だけ前後からなんですか!?」

優希「あきらめろ~、狙った獲物は逃さないじぇ」ワキワキ


和「ひぃっ、だ、誰かっ」スタタッ

ドン

透華「危ないですわね。滑りやすい場所ではしゃいではいけませんわよ?」

和「龍門渕さん! た、助けて下さい」ウシロニカクレー

透華「何ごとですの、一体?」カバイー

優希「ぐへへ、その女をこっちに寄越すんだじぇ~」ゲスガオ

透華「何の遊びか知りませんが、私のライバルを怯えさせるのは頂けませんわね」ゲンコツ

優希「いてっ、ぶ、ぶたれたじょ!?」


煌「あらあら、ひょんなとこからナイトが現れてしまいましたわね」

優希「むむ、この場は撤退するしか...だがそのチチ、いずれ我が物として見せるじぇ」サラバッ

煌「ではそういうことで」ゴメンアソバセ

透華「まったく、なんなんですの?」

和「何故かやたらと胸のことで絡まれるんです。とにかく助かりました」ホッ

透華「この程度のこと何のことはなくってよ。あなたも私のライバルならば、もっとシャンとして貰わなくては困りますわっ」オーッホッホ

和「は、はぁ」









憧「はーつせっ、調子どう」ザブン

初瀬「憧っ、うん、なんとかやってるよ」

憧「宥ねぇが監督だからなんだかんだで和気藹々ムードでしょ?」

初瀬「その点は大いに助かってるよ~」

穏乃「ぃやっほー!」

灼「お邪魔しま...」


憧「あれ、灼さんとシズふたりで来たの?」サワグナシズ

灼「や、チームで来たけど脱衣場で会ったから...」

穏乃「岡橋さんが居るってことは宥さんも?」

宥「いるよ~」

灼「うわ...肩どころか顎まで浸かってる...」ヒポポタマスミタイ

宥「いいお湯だよ~」シヤワセ~


穏乃「そー言えば、さっき合同練習した時知ったけど、憧って宮永チャンピオン照さんのチームなんじゃんかよー」

灼「そんなミドルネームみたいに...」

初瀬「マジで!?」

憧「あはは、そーなんだよねー。あたしもちょっとビビッたけど、照さんちょー面白い人だよw」

宥「そーなのぉ? なんだかあったかそ~♪」

憧「麻雀は自摸って和了る。自摸ったらガツンと和了る。それが麻雀」

灼「意味不明」

穏乃「わけわかめw」


初瀬「なんなのそれ?」

憧「数あるチャンピオンの名言の一つw」

灼「大事な事なので二度言いました的な」

憧「後ろで指示出ししてくれる時もねー、言ってくれればいいのに直ぐに「ちょっと代わって」って自分で打っちゃうんだよねw」

初瀬「あ~、打ちたくて仕方ないんだね~」

憧「もうね、我慢できないみたい。後ろでウズウズしてるのめっちゃくちゃわかるもんw」オチツカナイ

灼・穏「可愛いすぎるww」


宥「でも宮永さんなりに一生懸命教えようとしてくれてるんだよ~、きっと」

憧「うん、それが分かるからみんな困り顔で笑ってるカンジでさぁ」

穏乃「灼さんだったら「わずらわし...」って言っちゃいますよね!」

灼「い、言わないよw」イエナイデショ

憧「でも監督相手に打った時は正直玄を尊敬したなぁ」

灼「どんなだった?」

憧「とにかくもう圧倒的過ぎてホントに固まっちゃうんだよね」

穏乃「うひょ~こええ~」


憧「怖いってゆーか、え? なに? 私今どういう状況? みたいなパニクリ状態なわけ」

灼「平常心を奪われるのはキツイね」

憧「まー麻雀からはなれると、打って変わってポンコツ系女子なんだけどねー♪」

穏乃「チャンピオン捕まえてポンコツとかゆーなよ!」シツレイダロッ

宥「憧ちゃん」

憧「ん?」

宥「う、うしろ」

憧「へ?」クルッ


照「新子さん、随分楽しそうだよね?」オレノミギテガ バルッバルルッ

灼・穏「wwwww」チョーテンカイ キタコレッ

初瀬「さらば憧...」ナム...

憧「や、ちがっ、ちがいます」アセアセ

照「チーム内のことペラペラしゃべっちゃダメでしょ」ムスッ

憧「いや、その、これは」ダラダラ

照「ちょっと向こうで話そうか」クイッ ツイテキナ

憧「.....ハイ」

宥「おだいじに~♪」ヒラヒラ

灼・穏・初「宥さんひどいw」フォローナシカイッ







ルームNo.21 スーパーヅガン


ガチャ

洋榎「あーサッパリしたわぁー」

那都「都心であの広さの浴場は良かったですね。ゆったりできました」

衣「......」ウトウト

明華「衣さん、もうおねむですね」

洋榎「布団も敷かれとるし、てきとーに寝かせたってえーよ」

明華「はい。さ、衣さんこちらへ」

衣「うむ...」ネムネム


彩花「電池切れってヤツッすかね」

慧宇「いっぱいハシャいでたネ」

那都「明日は何時に移動ですか?」

洋榎「えっとな、午前中はフリーで昼食済ませてから地下中ホールで当日の進行説明やろ。ドーム入りが15時目安やな」

彩花「緒戦は東風戦なんすよね」

慧宇「電光石火の闘いネッ」

洋榎「せや、緒戦でつまづいとるヒマぁないで。ま、番組やから頭っから無駄に死のグループもないやろし、肩ひじ張らんとき」

那都「そうだと助かりますけど。取材でも変に優勝候補扱いされていましたし、緊張してしまいますね」


衣「ころもは負けにゃいっ!......」スピー

洋榎「は? なんや寝言かいっw」

慧宇「カワイイw」

彩花「で、まだ9時っすけど?」

明華「寝るには早いですね」

那都「TVでもつけますか?」

洋榎「お、あれか? コイン入れて大人の番組とか見れるんか?///」


彩花「またまたぁ、好きっすねぇw」

洋榎「あほっ、ちゃうわ。誰彼持っとる程度の興味やないかい//」

慧宇「なんのコト?」

那都「エッチな番組の事ですよ」

明華「エロですか」

彩花「エロだね」

洋榎「言い直さんでえーっちゅーねん///」エロエロヤカマシッ

慧宇「ワ、ワタシもう寝るヨッ///」ソソクサッ


那都「あらら、慧宇は免疫ないみたいですが、明華はイケるクチで?」

明華「さぁ?」ウフフ

洋榎「ムダにミステリアスやなw まぁえーわ、お笑い番組でもつけてや。東京もんの笑いをチェックやで」

彩花「あいよっ」ピッ

慧宇「それなら一緒に見るヨ」モゾモゾ

洋榎「ほなエロで」

明華「エロですね」

慧宇「ふえっ/// ね、ねルッ」モグリー

那都「イジメじゃないですかw」







ルームNo.3 雪中高士


梢「あらかじめ運営から通達されていたことですので、組み合わせを決めましょう」

煌「和洋室はベッド2つと座敷に2人分の布団ですか」

灼「ベッドは2人で1つ、布団は一人ずつかな」

尭深「シングルとしては幅のあるベッドですからね」

透華「私はどちらかと言えばベッドが好みですわね」

和「そういった好みもありますね。私はどちらでも」


尭深「お布団派」

梢「私も布団派でしょうか」

煌「では監督と渋谷さんはお布団で、残り4人でベッドの組み合わせを決めましょう」

灼「私と花田さんでいいんじゃ...」

煌「すばらっ! それでは龍門渕さん、私の大事な後輩である原村さんを末永く宜しくお願い致します」ペッコリン

透華「そ、それはどーゆーことですのっ!?」

和「仰っている意味が解りませんね」

透華「まったくですわ!」


灼「ハイハイ茶番茶番」ネルヨッ

透華「ちょっ!?」

煌・灼・尭・梢「おやすみなさい」

梢「あ、常夜灯にしておきますね」ピッ

和「なんなんでしょうか...」

透華「仕方ありませんわね。私たちも横になりましょう」トサッ

和「ですね」ゴソゴソ


透華「あなた、寝る時もその子ですの?」

和「ええ、エトペンはマイ枕ですから」

透華「お子様ですわねぇ」

(煌)「でもそんなお前が可愛くて仕方ないんだぜ、ベイベ」

ブホッ クスクス

透華「ちょっ/// 誰ですのっ!?」

梢「透華さん、騒がしいですよ」フフッ

透華「ぐっ...」


和「完全に遊ばれていますね」

透華「無視ですわ、無視無視っ」フテネー

シーーーン

ボソッ

(灼)「和、愛してる」

(煌)「いや~ん、透華さん、おやめになってぇ~ん」

クッ クフフッ

ガバッ


透華「なんですのそこぉ! 明らかに鷺森さんと花田さんの声でしたわよっ!?」クワッ

灼・煌「zzzzz」ムニャムニャ

和「あ、あからさま過ぎます///」

透華「もう我慢なりませんわ。原村和、借りますわよ」エイヤッ

灼「いたっ」

和「エトペーン!!」

煌「おやおや、これはお返ししなくてはいけませんねぇ」ホイッ

和「エト..」ボスンッ

尭深「なんか始まった」

梢「みなさん程々に」クスクス

キャーキャー エトペーン!







ルームNo.7 おこた麻雀友の会


優・淡・華・初・絹「ジャンケン、ポイッ」

絹恵「よっしゃ、布団で~」

優・淡・華・初「ジャンケン、ポイッ」

初瀬「あ、勝った。私も布団にしとこうかな」

華菜「うわ、これでベッド確定か」

優希「イケダと一緒のベッドとか最悪だじょ」

華菜「こっちのセリフだし!」


淡「是が非でも宥ちゃん監督のベッドだね~」

宥「いらっしゃ~い♪」

優・淡・華「ジャンケン、ポイッ」

優・淡・華「あいこでショッ」

優・淡・華「ショッ」

優・淡・華「ショッ」

優希「勝ったどーーー!!」

淡・華「うぐぅ」


優希「えへへ、おねーさんと一緒だじょ♪」スタタッ

宥「優希ちゃんおいで~」

優希「おっじゃまっしまー」モグリコミー

宥「う~ん、ギュッとするとあったかいよ~」ギュー

優希「はわ/// 熱烈歓迎わーいわーい♪」

華菜「大星とかよ......みじめだな」

淡「どーゆー意味さー」ヒクヒク

華菜「おまえ寝相悪くないだろうな?」

淡「それはこっちのセリフだもん」プイッ


絹恵「仲良うしーやーw」

初瀬「見てて楽しい組み合わせかも」ボソッ

優希「添い寝はあったかいじょw」

宥「仲良く楽しくあったかくがモットーだよ~♪」

華菜「意味わかんないしw」

淡「色々ひどいw」







ルームNo.64 空飛ぶ雀卓


ガチャ

漫「おお、布団の海ですね」

一「洋室や和洋室はベッドを2人で使わなきゃならないらしいけど、和室はスペースが無駄なく使えていいね」

春「日本人はやっぱり和室が落ち着く」ポリ

恵「まだ10時過ぎですけど、寝ちゃいますか?」

怜「明日の午前中までは自由やし、夜更かしお寝坊コースでもかまへんよ?」

もこ「どっちでも」


春「とりあえずテーブル戻して。お茶淹れる」

漫「せやね。国広はん戻すの手伝ってや」

一「おっけー」

テーブルモドシー

怜「さて何しよか」

恵「TVでもつけます?」


コンコン


もこ「誰か来た...」

一「見てくるよ」

春「はい、お茶」

怜「おおきに~」

恵「いただきます」

浩子「お邪魔します~」

憩「もこちゃん、遊びに来たで~」

もこ「お憩♪」


怜「なんやなんや、いきなりやんw」

浩子「新子さんが他の部屋へ遊びに行こう言わはって」

怜「それでウチやのw?」イミワカラン

憩「うちはもこちゃんの様子見で」

憧・数・莉「お邪魔します」

照「園城寺さんが膝枕選手権を開くと聞いて」

憧・数・莉「誰も言ってませんよね、そんなことw」


怜「チャンピオンに期待されたらやらんわけにもいかんやろーな」キリッ

一・春・漫・恵「乗り気だw」ムダニリリシイ

怜「ほな、全員弓なりに一列で並びーや」

憩「もう始まったw」

照「さすが膝枕ソムリエ」ソンケー

怜「並んだら浴衣の裾たくし上げぇ」

憧「展開早いし、指示がエロいw//」


怜「女同士で何を恥ずかしがるねん。風呂場で見せおーた仲やろ」ハヨシーヤ

数絵「何でこんなことに...///」

莉子「恥ずかしいですね///」

一「裸より何とやらってやつだよね」

漫「普段着より何とやらちゃいますの」

一「今なんて?」

漫「な、なんも」


怜「一次審査は目視での審査や、そのまま太股さらして正座~」

浩子「平たく言えば視姦審査ですね」

春「生々しい...///」

漫「女子高生並べて生足検分するとかどんなシチュエーションなんですかね...」ハンザイヤ

恵「そう言われるとエッチすぎますね///」

怜「なにやら夢のような世界やな」

憩「あかん、ご満悦やw」


照「さあ、膝枕チャンピオンを決めて貰おうか」キリッ

怜「えーやろ。一次審査を始めるで」キリッ

全員(アホでしょこの二人...)

怜「瑞々しくてええなぁ。溜息出るわ」マジマジ

浩子「ホンマの変態ですわw」イワユルホンマモンヤ

怜「照れるやないか///」

照「呼んだ?」

春「なんでやねん」ビシッ


照「いたっ、なんで鼻を叩いたの...」イタイヨ

春「間違えました」

一「春、恐ろしい子...」チャンピオンノガンメンヲ

憧「は、早くして///」ハズイッ

怜「なんやなんや、みんなほそっこいなぁ」フムフム

恵「い、いつまで見てるんですかね///」ギッヒ

怜「1年生は恥じらいがあってええなぁ...!?」


もこ「////////」モジモジ

怜(めっちゃもじもじしとる// なんちゅー愛くるしさや! これはメガトン級やね)クラッ

数絵「あ、園城寺さん鼻血出てます」

怜「へ、へーきやで」ドサッ

莉子「!? 倒れましたよ?」アワアワ

一「し、死んだかな?」

怜「ま、まだ死なれへん...もこちゃんのお膝にたどり着くまでは...」ズルズル

もこ「!?////」


春「命意地の汚い...」

憩「掛け布団で埋葬せーへんw?」

漫「それですわ」

憧「やっちゃえ~♪ えいっw」バサッ

ワーワー キャーキャー バサッ バサッ マ、マダヤー







ルームNo.65 ゲストルーム


良子「お隣、ベリーベリー盛り上がってますね」トン

靖子「園城寺怜のチームだったか?」トン

健夜「女子高生のエネルギーには圧倒されちゃうよね」トン

はやり「私はまだまだ負けてないけどっ☆ 立直!」スチャッ

良子「スルーで」トン


はやり「良子ちゃんが冷たいよ~」ウソナキッ

靖子「コメントに困るようなことを言うからでしょう」トン

はやり「ふーん、そーゆーこと言うんだ。じゃあやっこちゃんから直撃で和了ろっと★」

靖子「なんでですかw」クロイヨコノヒト

健夜「あれ、四君子入ってるけど」

はやり「混ぜといたぞ☆」

良子「赤ドラがないと思ったら抜きドラですか」


健夜「じゃあ抜いてもう一枚だね」チャ

良・靖・は「ロン! ロンロン! ローーーン!」

健夜「ええっ!? なにこの騙し討ちみたいな展開」ヒドイッ

靖子「てゆーかトリロンは?」

はやり「ありでしょ☆」イマキメタ

良子「あこぎ過ぎますw」

健夜「イジメだよね!? 花牌もトリロンも後出しとか対応できないよっ、てゆーかみんなのロンの仕方w」


良子「小鍛治プロから和了れるなんてまたとない機会ですから」アメージングッ

はやり「立直清一タンヤオ三暗刻ドラドラウラ1 32000だぞっ☆」ズッキュン

健夜「ハコワレだよっ! 呪文にも程がある!」

靖子「数えww あんまりと言えばあんまりですね。私は控え目に純全二盃口で12000です」

健夜「しっかり跳ねてるよね!? 大体さぁ、トビ相手にそんなの報告しなくってもいいでしょっ」イヤミッタラシイ

良子「混一対々小三元白中、24000です」

健夜「だ か らっw 数えて跳ねて親の倍とか骨も残らないからっ」ケシズミダヨッ


パシャッ

健夜「!!? なんで撮ったの!?」

はやり「や、ブログ更新しようと思って。タイトルは☆小鍛治健夜トリロン大炎上☆みたいなw」

良子「グッドアイディア、私も記念にブログ書いておきますね」パシャッ

健夜「ちょっ、やめてよw なんでそんな酷い仕打ちができるの!?」

靖子「自分、動画いいすか?」

健夜「靖子おぉぉぉぉ!!」ゼッタイダメッ

ドッ wwww







B1F パブ『メトロ』


咏「ここは私の奢りってことで、お酒以外なら何でも注文していーよー」

久「さっすがトッププロは太っ腹ですね~」

咏「おうともよ」

美穂子「ではお酌させて頂きますね」


咏「くるしゅーないくるしゅーない」ハッハッハ

佳織「カ、カラオケがありますっ」キラキラ

咏「おう、遠慮せずに歌ったんさい」

藍子「取り敢えずつまみとドリンク頼みましょ。みんななに飲む~?」

ワイワイガヤガヤ





カウンター


白石「何だか向こうで盛り上がっていますね」

えり「三尋木プロがつけて来てるのは知っていましたけど、やたら大所帯になっていますね」

白石「呼んであげればいいじゃないですか。私は構いませんよ」

えり「いえ、正直なところ、今日は三尋木プロのような曲者解説者への対処方等も伺いたいので」ヨベマセン

白石「なるほど。にしても針生さんは真面目ですね」

えり「お酒飲みながらですけどねw」


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---

史織「わーたしーとしようよ♪」

佳織「ココロが晴天ドキツモ昇天♪」

ネリー「手ー加減しないで♪」

穏乃「四角い宇宙で聴牌らりるれ♪」

テンパイ ソクリー カイカン スチャラカ♪

咏「いいねいいねっ、もっとアゲアゲでゴーゴー」


姫子「三尋木プロ、テンションやばくなかとですかw」

咏「んなーこたぁーない!」

久「ちょ、タモさんw」

泉「飲みすぎでしょこれは...」

咏「んにゃあ、酔ってない、酔ってないぞぉ。あんたらも呑むかっ?」

美穂子「い、いけませんよ」

咏「あらしのしゃけがのめれーっへゆーにょけぇ!」

まこ「呂律がまわっとらんでしょーが。飲み過ぎじゃあ」

咏「こりがにょまじゅにいらりょーか!?」


誠子「凄い勢いで悪酔いし始めましたね...」

桃子「さっきまで平然としてたっすけどね」

まこ「どーするんじゃい」

久「仕方ないわねぇ。ちょっとカウンターの方へ行ってくるわね」

誠子「取り敢えず介抱しておきますね」

咏「もっと持ってこいっ」ヒック

まこ「しゃーない大人じゃあ」ヤレヤレ





カウンター


久「お話し中すみません」

えり「あら、清澄の部長さん」

白石「どうかしましたか?」

久「お気付きだったと思いますけど、三尋木プロと向こうで騒いでまして」

えり「ええ、まぁ」

久「現在、三尋木プロが轟沈寸前なものですからご報告を」

えり「ハァ、まったく何をやっているのかしらあの人は」


久「お二人の様子を見てヤキモチ焼いてたんだと思いますけどね」

えり「あら、それはどっちに?」

久「言わぬが華ですよね?」

白石「だろうね」クスクス

えり「と、とにかく連れて帰ります。では白石さん、今夜はこれで。色々とアドバイス有難うございました」

白石「お休み」

えり「竹井さんも知らせてくれてありがとう」

久「いえいえ、どー致しまして」


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---

穏乃「で、結局三尋木さんは潰れちゃったんですか?」

史織「見事なまでに」

まこ「大人には色々あるけーね」

ネリー「あるけー♪」

泉「針生アナの財布に合掌ですね」

桃子「うちらも引き上げるっすか?」

誠子「だな、そろそろいい時間だし」

美穂子「それではみなさん、今夜はこれでお開きという事で」

久「明日からの戦いに備えて寝るとしますか」

全員「お疲れさまでした~」







ルームNo.13 ビッグウェンズデー


友香「むむむ、ダイヤのジャック止めてるの誰でスか~」チラッ

小蒔「わ、私じゃないです」チラッ

智紀「言うわけがない」バカメ

友香「パスで~ス」

玄「あは♪ スペードの32Aであがりだよ~」


豊音「ドラローさんが強いよ~。パス~」

咲「うう、出せるのないよ...誰か差し込んでよ~」パス

智紀「こっちかな。ハートの10で」

小蒔「ありがとうございますっ! ハートのJQで」

友香「だーかーらー! ダイヤのジャックが出ないと上がれないで~ス」パス

豊音「仕方ないから出してあげるよ~」

友香「♪♪♪」ワーイ


咲「ハートのキングであがりですっ」ホッ

智紀「うっ、罰ゲームが近づいてきてる。監督が封鎖解いたから本気でまずい」

豊音「ごめんね、ごめんね」

小蒔「うう、パスです」

友香「ダイヤのクィーン」

豊音「出せないよ~、パスだよ~」

智紀「...クラブの3」


小蒔「ダイヤのキングであがりですっ」フンスッ

豊音「クラブの2であがりだよ~♪」

友香「クラブのエースで~♪」

智紀「パス」

友香「ハートの2であがりで~ス♪」

智紀「くっ...」マケタ

咲「えっと、沢村さんが松実さんの言うことを何でもひとつ聞くってことですよね?」

智紀「ゲーマーとしてこれほどの屈辱はない...」コノメンツデ...


玄「それでは指令ですっ」

豊音「なにかな~なにかな~」ワクワク

玄「智紀さんの立派なおもちを...」

小蒔「セクハラはなしですよね?」

玄「!?」ギク

友香「セクハラはよくないで~ス」

豊音「? ドラローさんはセクハラなんてしないよ~?」

玄「し、しませんともっ」

咲「でも今おもちって言いましたよね、立派なおもちって...」


玄「えっとですね! 智紀さんの立派なおもちを見てたらお腹が空いたので!」

智紀「ので?」

玄「ゲストルームへ行って何か食べものを貰ってきて下さいっ!」

豊音「うわぁ、ハードル高いよ~」

智紀「わかった。行ってくる」

友香「それが私たちが見た智紀さんの最後の姿だったので~ス」

咲「不吉なナレーション入ったよ」

小蒔「神のご加護を」







ルームNo.65 ゲストルーム


健夜「ツモ! はいはい、みんな呑んで!」

良子「もう17杯目ですが...」ウップ

靖子「こっちは20杯目の大台だよ」メースワリー

はやり「私12杯目~。健夜ちゃんは~?」

健夜「まだ6杯ですよ」ヘヘン

良子「咏さんチェンジしてくれませんかね?」イノチニカカワリマス


咏「むにゃ...えりちんのばかぁ...」

靖子「無駄だね、あれは」

健夜「はいはい洗牌! 今夜は徹マンだよっ」

ガチャ

智紀「失礼します」

良・靖・は・健「あ~ん?」

智紀(あ...これは森垣さんのナレーションが現実になったかも...)







6F エレベーターホール


チーン エレベーターヒラキー

恒子「それじゃーお疲れさまでした! 明日も宜しくお願いしますっ」

オヤスミー

恒子「ふう、打ち合わせ完了。あとは寝るだけかー」スタスタ

恒子「そだ、寝る前にすこやんとこ顔出しておこっと」


コンコン ガチャ

恒子「おっ邪魔しまーす」

智紀「た、たすけっ」タタタッ

恒子「え? ちょ、なになに?」マガオ

健夜「あ~、こーこちゃんらぁ~」エヘヘ

恒子「酒くさっ! へべれけにも程があるでしょ!?」

はやり「もっと言ってやってよぉ~」

恒子「端原プロもすごいですけどっ!?」


智紀「中で藤田プロと戒能プロがダウンしてます...」

恒子「何やってんの!?」

健夜「なにって...まーじゃん? 負けたら呑ます系」

はやり「それだぁ☆」

恒子「...あなた変な事されてない?」

智紀「延々とお酌させられていただけです。飲まされたりはしていません」

恒子「そっか、良かった。じゃあ部屋に戻って。ここは私が」

智紀「はい、失礼します」ペコッ ササーッ


恒子「......」スゥ

健夜「こーこちゃん?」

恒子「中へ戻って、全員叩き起こして正座っ!」クワッ

健夜「ひゃ、ひゃい」

はやり「わおw おっかないぞ☆」

恒子「デコピンしますよっ」

はやり「いや~ん ミ☆」


恒子「あ~もぅ、プロ雀士って駄目な大人の集まりなんじゃないかなぁ」ヤレヤレ

健夜「こーこちゃん」ヒック

恒子「なに?」

健夜「良子ちゃんと靖子ちゃんがピクリともしないんだよ」

良・靖「.........」

恒子「マジでか...い、生きてはいるんだよね?」

はやり「脈はあるぞ☆」セイザー

恒子「三尋木さんは?」

健夜「咏ちゃんは最初から寝てたから」ヒック


恒子「まったく。明日から本番だっていうのに、これは厳重注意だよすこやん」

はやり「ですよね~♪」

恒子「あなたもです。笑い事じゃない」

はやり「うん、笑い事じゃない.........吐きそう」ウエッ

恒子「ちょっ!! すこやんビニール袋っ!!」

ゲロゲロゲー ギャーーーー モライゲロー ギョエーーーー









【前日編】 カン!






チームNo.03 雪中高士
監督:古塚梢
先鋒:龍門渕透華 次鋒:鷺森灼 中堅:渋谷尭深 副将:花田煌 大将:原村和


チームNo.06 ダンデライオン
監督:宮永照
先鋒:新子憧 次鋒:船久保浩子 中堅:荒川憩 副将:南浦数絵 大将:安福莉子


チームNo.07 おこた麻雀友の会
監督:松実宥
先鋒:片岡優希 次鋒:岡橋初瀬 中堅:大星淡 副将:愛宕絹恵 大将:池田華菜


チームNo.13 ビッグウェンズデー
監督:姉帯豊音
先鋒:森垣友香 次鋒:沢村智紀 中堅:神代小蒔 副将:松実玄 大将:宮永咲



チームNo.21 スーパーヅガン
監督:愛宕洋榎
先鋒:能口彩花 次鋒:伏屋那都 中堅:天江衣 副将:雀明華 大将:郝慧宇


チームNo.36 Bellatrix
監督:福路美穂子
先鋒:Nelly Virsaladze 次鋒:水村史織 中堅:妹尾佳織 副将:染谷まこ 大将:二条泉


チームNo.45 六韜三略虎の巻
監督:竹井久
先鋒:東横桃子 次鋒:百鬼藍子 中堅:亦野誠子 副将:鶴田姫子 大将:高鴨穏乃


チームNo.64 空飛ぶ雀卓
監督:園城寺怜
先鋒:対木もこ 次鋒:国広一 中堅:滝見春 副将:上柿恵 大将:上重漫






【大会編】へ続く






【前日編】の尻切れトンボ感がぬぐいきれないので
【大会編】の冒頭だけ落としときます






【大会編】







奈良 新子家


桜子「フンギッ フンギッ フンギッ」キキキーッ

凛「おー、来たな~。遅いぞ~」

桜子「あ゛ごぢゃんもう出た!?」

ひな「まだ故、座るべし」

春菜「今番組のオープニングが終わってCM入ったとこだよ~」


綾「みんな揃ったし、望さん呼ぶついでにお茶入れてくるね」

よし子「なら私も手伝うよ」

未来「にしてもCM長すぎね~?」

春菜「この手の番組はやたらCM長いからね」

桜子「この次だよっ」

凛「違うよ、まだCMだねw」

ひな「ちがったようでござそうろー」


桜子「むぎゅ、じゃあ絶対次っ」

凛「まだだねっ、もっかいCMだよっ」

未来「あ、上空映像!」

春菜「CMか...?」

ひな「始まったと思われ」

凛「きたかも」


桜子「とーきょーどーむだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

未来「タイトルロゴ入ったぁあぁぁぁぁぁぁ!!」

綾「お茶入ったよ~」

望「お饅頭とあられも持って来たわよ」

よし子「お? 始まってる!?」



---------

------

---





スモークモワァァァァン レーザーライトランブ~

恒子「青春真っただ中、みんなっ燃えているかーっ!!」

オオオォォォォォォォォォ

健夜「ふぁ、ふぁいや~!」

ファイヤァァァァァァァァ

恒子「今年最後の華麗なる闘牌! 全国高等学校女子麻雀選手権! 今っ、ここにっ、開 幕 ですっ!!」

ワアアァァァァァァァァァ ファイヤーワークズバァァァァァン バンライノハクシュー


恒子「いや~ついにこの時がやって来ちゃったねぇ、すこやん」

健夜「そうだね。ここに集まってくれた384人の女子高生雀士のみんながどんな活躍を見せてくれるのか、今からとても楽しみです」

恒子「だね~♪ まぁ残念ながらアメリカ横断の話はなくなっちゃったんだけど」

健夜「元からないよね!? 局違うネタは危ないからやめてっ」アセアセ

ドッ wwww

恒子「変わりと言ってはなんですがっ、見よっ!!」

ニホンチズ バァァァァァン


恒子「日 本 縦 断っ!! 北はサハリンから南は尖閣諸島までっ!」

健夜「行き過ぎてるっ、色々通り過ぎちゃったよっ!」カイガイマザッテル!

恒子「この東京ドームを飛び立つことが許される雁の群れ、その数わずか16チーム!」

恒子「そして日本人の心の故里、京の都に佇む黄金色の御殿に舞い降りるのはたったの4チームだっ!」

健夜「狭き門ですね」


恒子「そう、その狭き門を潜り抜けるチーム.....それは君たちかい!?」

トーゼンソウヤッ!

恒子「はたまた君たちかっ!?」

キョートデアオウ!

恒子「その意気やよしっ!! だが難攻不落の黄金城に至る道は険しく、幾重もの罠が仕掛けられているぞっ!」

ナ、ナンダッテー ザワ....ザワ....


ショウメイフルカドウッ ババーーーン!!

恒子「見よっ、君たちの後方に広がる16卓の戦場を!」

健夜「乱戦必死の関ヶ原ですねっ」

恒子「泣いても笑ってもこの戦場で48チームが敗退! 勝負は疾風怒濤の東風戦だぁぁぁ!!」

ワアァァァァァァァァァァァァァァァ

健夜「それでは監督の皆さん、お手元のリモコンのスイッチを入れて下さい。コンピューターが組み合わせを決定します」

恒子「準備はOK? 気合は入れたかっ!? スリー! ツー! ワン!」

恒・健「ファイヤーーーーー!!!」

ファイヤァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!






ふぅ、ようやく【大会編】まできたよ~
ではでは、また来週~




~注意~
・【大会編】は基本的に放送日(大晦日)ベースですが、準決勝までの録画放送部分や
 試合当日の描写なども混じって読み分けが辛いかもです


◆試合当日パートは以下の要領で

---
------
---------
試合当日 ****場所、描写対象など****

本文台詞

---------
------
---


◆放送中の対局者の描写部分はスペース2つ分下げます

本文台詞

  名前****(思考)or「台詞」****

本文台詞


◆TVやその他機器を通す音声は、電話やスカイプ同様 『 』 表記です





スタジオin京都


恒子「はーい、とゆーわけで開幕の様子を見て頂いたわけですけどっ」

健夜「一昨日のあの熱気は今も肌について離れませんね」

恒子「今年もいよいよ余すところ一日、長いか短いか人それぞれの一年ではありますが」

健夜「大晦日くらいは全てを忘れてまったり過ごしたいですよね」

恒子「ところがこの番組、女子高生の華やかな闘牌に、まったりどころか手に汗握っちゃう展開なわけで」

健夜「まぁ、勝負事を通じて新たな年を占うというのも乙なものではないでしょうか」

恒子「なるほどなるほど。それでは真剣勝負に人生を賭けたゲストのプロ雀士の皆さんをご紹介しましょ~」


健夜「はい、まずは日本代表の先鋒を務める圧倒的高火力雀士

咏「美少女が抜けてる」

健夜「あ、はい。圧倒的高火力美少女雀士! 横浜ロードスターズ、三尋木咏プロです」

恒子「あつかましいw」

咏「なんだってw?」

恒子「いえw」

咏「隣にもっとスゴイのいるからw!」

恒子「wwwwwww」クルシイッ


健夜「え、えーと。続いてお隣はみんな大好き優しい牌のお姉さん! ハートビーツ大宮、端原はやりプロです」

はやり「はい、良い子のみなさんこんにちわ♪ はやり思うんですけどっ、咏ちゃんと福与さんには教育が必要かなっ★」

恒子「いきなり黒いですけどそれは大丈夫なんですかねw?」

はやり「へっちゃらだぞっ☆」コイツメ

健夜「そしてそのお隣。昨年の新人賞獲得から右肩上がりの大活躍! 松山フロティーラ、戒能良子プロです」

良子「どうぞよろしくお願いします」ペコッ

健夜「トリはこの人。玄人好みの闘牌で数々の劇的な勝利を演出! 佐久フェレッターズ、藤田靖子プロ~」

靖子「どうも、藤田です。よろしく」


恒子「はい、今ご紹介しました4人のプロ雀士の皆さんには、私と小鍛治プロ同様に今大会の解説も担当して頂きました」

恒子「番組中も色々とコメントを頂きながら進めたいと思いますので、よろしくお願いしますね」

咏「まっかせなさ~い」

健夜「ところで今日は皆さん和装でおめかしされていますけど」

咏「まーあたしは代わり映えしないけどねぃ」ヒラヒラ

はやり「年末年始の雰囲気作りですねっ☆」

恒子「でも振袖が許されるのって戒能プロだけですよねw?」

はやり「何か問題が?」ニッコリ

恒子「いえw」


良子「ちょっとブレストが苦しいですね」

はやり「あ~私も~」

咏「チッ」

恒子「三尋木プロが舌打ちをしていますが、その心は?」

咏「巨乳に和服は似合わねーんだよっ」

健夜「言っちゃった」アセアセ

恒子「完全にオブラート忘れてるww」

靖子「この辺で止めておかないと荒れますよ...」メーソラシー


恒子「はい、とゆーわけでっ、冒頭のVで見て頂いた通り、先ずは一回戦なわけですが。小鍛治プロ」

健夜「はい。それではここで今大会のルールを説明しておきますね」

恒子「先ずは基本となるルールなんですけど、いわゆるアリアリで、チームの原点は10万点になります」

健夜「数え役満もアリで今年のインターハイに近い部分もあるんですか、今回はこちら。カメラさんボートを映してもらえますか」

パンシテズームイン

健夜「ご覧頂けますでしょうか。通常ローカルルールとされている役の中から、今大会ではこちらの4つの役が適用されることになっていま

す」

恒子「それでは藤田プロ、最初に上がっている燕返しについて説明して頂けますか」


靖子「はい。燕返しは1翻役で、かの『麻雀放浪記』に登場するイカサマ「天和ツバメ返し」とは全くの別物です」

靖子「他家が立直をかけた牌への栄和によって成立する役で、今回は門前や対追っ掛けなどの縛りもありません」

恒子「なるほど。リーチの発声に被せるかのようにロン! 結構見られるシチュエーションですが、今回はそこに役が付くという事ですね」

靖子「そうですね」

恒子「では続いて槓振りの説明を戒能プロにお願いしまーす」

良子「はい。槓振りも1飜役です。この役は他家が槓した後の捨て牌を和了ると成立するヤツです。手出しの牌、嶺上牌の違いは問

いません」

良子「槓振りは近代麻雀の中興期にあたるコンピューター麻雀の草創期に於いて、搶槓の代わりに採用されるケースも多かったようで

す」


恒子「へぇ~、何だか歴史のある役なんですね」

咏「にしてもまた随分と渋い役を取り入れたもんだねぃ」シランケド

健夜「この2つの役は企画段階でローカル役の導入を打診されて私が提案しました」

恒子「そうそう。んで、後のふたつは私が選んだんですよ~。そのひとつ目がオープン立直!」

咏・は・良・靖「素人が好きそうな役だw」

恒子「ええ~、面白いじゃないですかw 端原プロ、解説おねがいしまーす」


はやり「は~い♪ オープン立直は状況次第で2飜だったり役満に化けたりする変わり種だぞっ☆」

はやり「オープン立直の宣言と同時に手を開いて、自分の待ち牌が何であるかを他家に公開しちゃうの♪ 別名晒し立直ね☆」

はやり「麻雀で明確な勝負の放棄はマナー違反! だから、待ちが明かされた他家は当たり牌を切っちゃいけなくなるのね」

はやり「そーなるとつまり、この役の和了は基本は自摸和。自摸って和了れば2飜の役なんだけど~」

はやり「躱したりオリたりする術が無くなった他家が、仕方なしに振り込んだ場合。この役は突如役満に変身しちゃうんだぞっ☆」

はやり「まーでもそんな、手牌すべてがアタリ牌になっちゃうケースは少ないですけどっ。裸単騎の人とかは泣くしかないかもねっ☆」チェキラッ

恒子「有難うございました。それでは最後の役を三尋木プロ、お願いします」


咏「大車輪。役満」

健夜「.....え? 終わり?」

咏「ローカルの中でも有名な役だからみんな知ってるっしょ」

恒子「もうちょっとちゃんとやってくれませんかねぇw せめてギャラ分くらいは」

咏「www おーけーおーけー。ま、門清断幺二盃口の特殊形だぁね。二筒から八筒までの連続した対子で役満扱いだ」

咏「萬子の純正九連、索子の緑一色、字牌の字一色や四喜和に対して筒子は正規の役満ないから採用されやすいのかねぃ」

恒子「私も筒子の役満ないじゃーんとか思って入れたんですけどね。何でハブられてるんですかね?」

咏「そもそも11翻で平和が付きやすくドラチャンスも多い。数え役満が近い上に二盃口って役が地味目じゃん? だからかもねぃ」シランケ

ド


恒子「なるほど。と、まぁ以上が今回採用されているローカル役ということになりまっす」

健夜「はい。そして今回ナシの要素がこちら、隣のボードです」

恒子「えー、今回はまず赤ドラがナシですね。それからダブル役満と多家和もナシということです」

健夜「今年のインターハイで採用されていた大明槓の責任払いもありませんね」

靖子「まぁ特殊すぎますからね」

咏「赤ドラ抜いたら火力が下がっちまうぜ~♪」

良子「際立っているのはオープン立直くらいでしょうか」

健夜「ですかね。ひとまずルールのおさらいはこちらです」



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-基本ルール-

・アリアリ(数え役満あり)で原点:100,000点
・追加役:燕返し(1翻)、槓振り(1翻)、オープン立直(2翻/役満)、大車輪(役満)
・ナシ:赤ドラ、多家和、ダブル役満
・対戦形式:一荘戦(南場と西場の間に小休止有り)
・オーダー変更不可

※卓別:卓毎に異なるルールが採用される。但し、決勝戦は基本ルールのみ。

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はやり「あ、そっか。一荘だったよね」

恒子「そーなんですよー。半荘2回やるなら一荘でもいーじゃん! みたいなー♪」

健夜「....すべったよ」

咏「わかりづらっw」

恒子「えへへ////」

靖子「一荘戦となると休憩を挟むにしても場決めは一度ですから、半荘2回のように流れを断ち切れないですね」

健夜「国内では公式で一荘戦を採用している団体はありませんから、その意味では新鮮かもしれませんね」

靖子「そしてオーダー不可か」


恒子「はい、その話をする前に第一回戦からの組み合わせ方式について説明していきますよー」

健夜「冒頭のVで開幕の様子をご覧頂きましたが、緒戦は16卓同時の東風戦で、64チームを16チーム4グループに振り分けて行われます」

恒子「グループA~Dをそれぞれ4チームが勝ち抜けて全国へ戦場を移して行くわけなんですが...」

恒子「この時、各グループで最多得点を獲得した4チームにオーダー変更権が与えられます!」

健夜「獲得したオーダー変更権は以降の2回戦、準決勝、決勝いずれかの開戦前に一度だけ行使できます」

健夜「また、一度変更したオーダーは元には戻せませんので、2回戦や準決勝での使用には注意が必要ですね」

恒子「そーゆーことですねっ。ではでは、緒戦突破以降の流れをざっくり紹介していきましょー」


健夜「はい。見事緒戦を突破したチームは、グループABの8チームが北へ、グループCDの8チームが南へと移動します」

健夜「第2回戦、グループAの4チームは北海道小樽にて、グループBの4チームは岩手盛岡城にてそれぞれ対戦となります」

恒子「一方南へ飛んだグループCの4チームは松山の道後温泉、グループDの4チームは長崎ハウステンボスでの対戦となります」

良子「温泉いいですね」イキタイ

靖子「北は気の毒かな。真冬の北海道とか死ぬほど寒いじゃないですか」

咏「思い出したくもないよ...」ガタガタ

恒子「まぁまぁ、ネタバレは控えて下さいね~。小鍛治プロ、続けて貰えますか」


健夜「はい。2回戦からは2チーム勝ち抜けとなります。グループABの1位とグループCDの2位が東京タワーにて」

健夜「グループCDの1位とグループABの2位が斑鳩の里、法隆寺にて準決勝を戦うことになります」

はやり「小樽と長崎は移動がつらいね~。特に2位抜けw」

咏「2位で勝ち上がれるだけありがたいと思わんとねぃ」ヒラヒラ

健夜「その辺りは1位通過と2位通過の差でしょうね」

恒子「そうそう。んで! 大東京と歴史の都の勝者が降り立つのがこちらっ!」

健夜「はい、モニターに映りましたのが世界文化遺産にも登録されている金閣寺こと鹿苑寺金閣ですね」

恒子「金閣寺と言えばこれっ、といった池に映り込むお馴染みの映像ですが。今夜! ここでっ! 決勝戦が行われますっ!」

健夜「今から楽しみで仕方ありませんね~」

恒子「うんうん。それではここで一旦コマーシャルッ!」

健夜「CMの後はいよいよ緒戦の熱い闘牌をお茶の間にお届けいたしますっ」







奈良 新子家


桜子「お゛お゛お゛~、いよいよはじまるぅぅぅぅ」

ひな「がぶりつきで見る所存」

よし子「ふたりとも近づきすぎだよw」

凛「みえないじゃーん、もう」

綾「てゆーか、準決勝まではもう終わってるんでしょ? 法隆寺でやってたんだね~」


桜子「ハッ! 何で教えてくれなかったの!?」

未来「だって知らないしw」

春菜「今分かったんだもんねぇ」

ひな「時すでにお寿司」

桜子「でもでもっ、阿知賀のみんなは帰ってきてないよね!?」

綾「見かけてないね~」

よし子「つまり勝ち残ってる?」

未来「でもみんなチームばらばらだから、最低でも1チームは負けてるんだよね」


春菜「望さん、憧ちゃん帰ってきたの?」

望「さあどーでしょー? それは見てのお楽しみにしておいたら?」

凛「そーだよ。結果が分かってたらつまらないもん」

桜子「それもそーだった!」フンギッ

晴絵「ちーっす」

アカドセンセーダァァァァァァァァァァァァァ!

望「あら、早かったのね」


晴絵「大掃除は昨日で終わらせちゃったんでね。みんな元気してたかー?」

ひな「元気ゆえ、お年玉をねだる所存」

晴絵「まだ年明けてないだろw」

望「お昼までゆっくりしててよ。私ちょっと社務所の方で用を済ませてくるわね」

晴絵「オッケー。ごろごろして待ってるわ~」ゴロン

凛「ダーイブ!」ウリャー

晴絵「おうふっ」







鹿児島 石戸家


初美「一回戦が始まったですよ~、見ないんですか~?」

霞「あらあら、初美ちゃん。今日は新年の支度で集まってもらったんですよ」

巴「そーだよハッちゃん。TVばっかり見てないで少しは手伝って下さい」

初美「え~、試合のトコくらいいーじゃありませんか~」

霞「仕方のない娘ねぇ。それなら見ながらでもいいから、広間のお片づけは任せたわよ」

初美「はいは~い♪」

巴「分家の皆さんが集まるんですから、ちゃーんと隅々までお掃除して下さいね」

初美「ちゃんとやりますよ~」ウワノソラー


ガラッ

霞「それでは巴ちゃん、こちらで用意したお飾りを持って本家へお神酒を頂きに参りましょう」

巴「はい。それじゃーハッちゃん、ちょっと出てくるからしっかりやっておいてねー」

初美「ほほーい♪」

ピシャッ

巴「大丈夫かな...」

霞「大抵の支度は昨日までで終わっていますから、首尾よく行けば一時頃からはのんびりとできるでしょう」

巴「それより伸びるようならその分はハッちゃんのツケという事ですね」

霞「そこは本人に責任を取って貰いましょうね」クスッ

巴「ちゃんとやるって言ってましたもんね」フフッ


霞「それにしても...」

巴「どうかしたんですか?」

霞「小蒔ちゃん....姫様がどうしているかと思って」

巴「勝っても負けても今年は本庁へのご挨拶との分社廻りをしてから帰るという話でしたよね」

霞「ええ、こちらへは春ちゃんと一緒に三箇日を過ぎてからという事なのだけれど。やっぱり心配なのよねぇ」

巴「あの、思ったんですけど」

霞「なにかしら?」


巴「勝ち残れば強い相手とぶつかりますし、何かの時にはるるだけで大丈夫なんでしょうか?」

霞「改めてそう言われると気にはなるわねぇ...」

ズズーン ゴロゴロゴロ....

巴「わっ、遠雷...?」

霞「そう遠くもないような....お山のお鉢に雷火でも立っていたりして、ね」

巴「うわわ」

霞「何事もなければよいのだけれど...」ソラミアゲー







岩手 臼沢家


ピーンポーン

胡桃「おっ、エイちゃん戻ってきた」

塞「やっとか。まったくシロはほんとに」ガチャッ

エイスリン「ホシヲ レンコーシタッ」

胡桃「エイちゃん隊員ご苦労! 炬燵に入って休みたまえっ」ケーレー

エイスリン「ラジャッ」ケーレー


白望「やあ」

塞「何が「やあ」よw 集合時間は番組始まる時間だって言ったでしょ?」

白望「うん」

胡桃「悪びれもせずw 何で遅れたの?」

白望「間に合うように出たんだけど...。寝ちゃって乗り過ごした」

塞「どーりで携帯も出ないわけだ」ネテタカ

胡桃「エイちゃんにわざわざ迎えに行かせて~」

白望「それは頼んだわけじゃない」


塞「心配させるからでしょ」コツン

白望「いたっ。エイスリンさんにはちゃんとお礼したから」

エイスリン「アツーイ キス! シテモラッタ♪」

塞・胡「!!?!」ギロッ

白望「う、嘘だよ」アセアセ

エイスリン「ジョーダンデッス」ケセラセラ


塞「ったく、まーいーから上がりなさいよ。ちゃんと雪はらってね」

白望「お邪魔します」

胡桃「とっくに一回戦始まっちゃてるんだから」

塞「お昼の支度も済んじゃってるしね」

白望「そーいえばお腹すいた」

胡桃「ホントはみんなでワイワイ支度するはずだったのに。働かざる者なんとやらだよ~」

白望「は、働くっ」ナンデモスル


胡桃「じゃー今日一日私の座椅子ね」

白望「それじゃ食べれない...」ヒドイ

エイスリン「ミンナキテッ トヨネノチームガ ウツッタヨッ」

塞「おっと、とにかく居間に集合っ!」

ドタドタッ







スタジオin京都


恒子「はいっ、一回戦途中ですが、各卓先鋒戦を終えたあたりという事で」

健夜「グループBで大きな動きがあったようなんですが、グループB担当の端原プロ、戒能プロどうですか?」

はやり「はい、グループBは注目株の監督宮永照さんのチームに気を取られがちだったんですけどっ」

良子「先鋒戦で大暴れしたのが福路美穂子監督率いるチームBellatrixのネリー選手でした」

恒子「あ~、映像の中でも三倍満を和了るシーンが映ってましたよね~」

はやり「あの後も連荘で、到底東風戦で稼げるとは思えない22万点を獲得。この日の最多得点プレーヤーでしたっ☆」


恒子「近年、牌に愛された子なんて言葉を耳にしますけど、ネリー選手もやはり?」

良子「イエス。オカルトチックなものは感じましたね」

恒子「出ましたオカルト! 雀士の間では昔からある言葉の筈ですけど、ここ数年で意味合いが代わってきていますよね?」

健夜「何かしら目立った偏りが出るとオカルトと言う人がいますが、それで済ませてしまってはいけないのがこれからの麻雀なんだと思います」

恒子「なるほどねー。三尋木プロ、グループAの方はどうでしたか?」

咏「いや、知らんし」

恒子「をいw」


咏「www ウソウソ。こっちは最前の予想通り姉帯豊音ちゃんのビッグウェンズデーが驀進したねぃ」

恒子「やっぱりですか」

健夜「案の定と言ったところですかね」

咏「ただし、先鋒戦だけを見ればおこた麻雀友の会が強かった。清澄の片岡優希ちゃんが八面六臂の大活躍だったねぃ」

健夜「阿知賀の松実宥さんのチームですね。片岡選手は今夏の長野県予選で前人未到の記録を出した東風戦の申し子ですよね」

靖子「長野予選は地元だったので解説させて貰いましたが、彼女の東場は見ている人を魅了するものがありますね」


恒子「ご自身が担当されたグループDの方はどうだったんですか? 確か贔屓の選手がいましたよね?」

靖子「誤解を招く言い方はやめて下さい。天江選手のことは単に可愛いから好きなだけで///」

恒子「え~w? 天江選手みたいな子供が欲しいとかって言ってませんでしたっけ」

靖子「ちょっと/// もういいでしょう」ゼンコクネットデサラスナッ

健夜「まぁまぁその辺でw それでグループDの方は?」


靖子「はい、愛宕洋榎監督のスーパーヅガンは序盤躓いて先鋒戦は3位止まりでしたね」

健夜「優勝本命のビッグウェンズデーに対して対抗と言われるチームが苦しいスタートだったんですね」

靖子「そうですね。同じ姫松の末原恭子さんのチームが安定して強かったですね」

恒子「ふむふむ。うちらが担当したグループCは全体的に抜きつ抜かれつの泥仕合だったんですよね」

健夜「泥仕合て....実力伯仲の白熱した試合だったよね!?」

恒子「あ、そうそれ。とりあえず各卓次鋒戦、ところどころ中堅戦も始まってますが、一回戦の続きをご覧くださーい!」







奈良 新子家


望「お待たせ~」

晴絵「おう、お帰り~。お疲れさま」

望「お待たせついでにお昼の方も用意できたから運ぶの手伝って」

晴絵「オッケー。ほら、お前たち! お手伝いしないとご飯抜きだぞー」

ハーーイ

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望「で、一回戦はどんな感じ?」

晴絵「憧と灼と、あと晩成の初瀬さんだっけ? みんなチョロチョロ映ってたけど、どのチームも勝ってたよ」モグモグ

桜子「あ゛ごぢゃん親で三連荘してたぁぁぁぁ」ツミボーミエタッ

晴絵「にしても年末年始を麻雀番組見て過ごすなんて何年振りかな」

望「子供の頃はさ、年始の4大スター麻雀とかかじりついて見てなかった?」

晴絵「あー、あれは面白かったw コケシ、ヨンマ、エモリ、ココロジョージね~」

望「中国語禁止場とかねw」


晴絵「ヨンマが鳴けないじゃん! とか言ったらコケシにジャンは中国語だからとか言われてwww」

望「あったあったww よく覚えてるね~」

晴絵「エモリの四か国語麻雀がまた面白いんだよね~」

望「あれデタラメで喋ってるんでしょw?」

晴絵「そうそう、上手いことそれっぽく聞かせるんだよねw」

桜・ひ「くろちゃんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



えり『さぁグループA、最初に副将戦に突入したのはこちらの卓。トップでバトンを受けたのはビッグウェンズデーの松実玄選手です』

咏『先鋒から中堅まで25000点換算ですべてAトップのゲームメイクっしょ? その上、後に控えてるのが宮永咲ちゃんとか鉄板過ぎんよ

ね~。さすが優勝候補』

えり『この一回戦は基本ルールに加えてトビなしというルールが適用されていますが、この卓は得点がマイナスになるチームも出そうな勢い

ですね』

咏『まぁ緒戦くらいはトビなしにしとかないと、せっかく参加したのに一度も打てない選手とか出ちゃって可愛そうだからねぃ』シランケド

えり『さあ、松実選手が早速ドラを引いて。単騎待ちで聴牌にとりましたよ。トップなのでリーチはしないみたいですね』

咏『今回赤ドラがない分、ドラの入食いで手が窮屈になり過ぎることがないってのがまたね~』コワイコワイ



晴絵「お、対面から当たり牌が出るかな?」


玄『ロン! ダブ東一盃口ドラ3 18000です』


桜子「和了ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

凛「らっくしょー!」

未来「連荘だ~♪」

綾「行け行けクロちゃーん!」







岩手 臼沢家


塞「みんななんか飲むでしょ? コーヒー、紅茶、それともお茶?」

エイスリン「ミルクティー!」

胡桃「番茶~」

白望「キリマンジャロ...」

塞「うわっ、聞くんじゃなかった。めんどくさっ! てかコーヒーはブレンドしかないからっ」ヤレヤレ


胡桃「にしても豊音のチームは圧倒的だね~」ワカッチャイタケド

エイスリン「トヨネ メイカントクッ」

白望「オールスター打線みたいなものだからね」

胡桃「あ、別の卓に切り替わっちゃった」

白望「原村和だ」

エイスリン「サエノ タイセンアイテッ」

塞「え~? なになに~?」


胡桃「塞が言ってた清澄の困ったちゃんが映ってるよ~」

白望「困ったちゃんて...」

塞「あ~、原村さんねー。あの娘はホンットにKYで泣きそうになったわよw」

エイスリン「2イト4マンテン コノママカチアガリ カナッ」

胡桃「まー手強そうな相手もいないしね」

白望「コーヒーまだ~?」


塞「うるさいなっ、バラけるから順番になったんでしょw 早く飲みたければ自分で淹れて」

白望「インスタントじゃないの?」

塞「先にミルクティー淹れてるのっ、時間がかかるのからじゃないと一緒に持っていけないでしょ?」

白望「.....待ってます」

塞「この娘はw」

エイスリン「クルミッ」カキカキ バッ

胡桃「ん? なにその表」


白望「豊音の二回戦の相手がどこになるかってことじゃない?」

胡桃「ああ、そゆこと。塞はどー思う~?」

塞「そーねー。グループAは臨海の辻垣内さんとか新道寺の白水さん、あと先鋒戦で弾けた松実姉のチームが抜けて来そうかなー」

白望「まあ鉄板だよね」

塞「はーいお待たせ~。胡桃はお番茶ね」

胡桃「ありがとう」

塞「シロはネスカフェゴールドブレンド」

白望「インスタントドリップですらない...」

塞「うるさいw エイちゃんと私はアッサムのロイヤルミルクティーです」

エイスリン「WOW イイカオリ~♪」

胡・白(ミルクティーにすればよかった...)







鹿児島 石戸家


ガラッ

霞「帰ったわよ~」

巴「只今戻りました」

ピシャッ

初美「お、お帰りなさいですよ~」アセアセ

巴「? なにキョドッてるの?」

霞「広間の方は片付いた?」

初美「も、もう少しですっ」


巴「ちょっと見せて....って、なにこれ!?」

霞「あらまぁ、これは...」

初美「TV見ながらお掃除してたらバケツをひっくり返してしまいまして...」シュン

巴「どうせこんな事だろうと思ってはいたけど...」ヤレヤレ

霞「お昼は昨日の残りで済ませればいいから、三人で手早く片付けてしまいましょう」

初美「は、はいっ」パァァ

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巴「このガネ、揚げ直しだけど美味しいですね」

霞「冷めていないだけでも違うわよね」

初美「キーコンも味がしみわたってて最高ですよ~」

巴「はるる自慢の喜界島の黒糖で味付けしてるからね」

霞「そしてキビナゴのお刺身。頂いてきたお神酒を出したくなっちゃうわね~♪」

初美「姫様のチームもはるるのチームも勝ち上がりましたし!」

巴「ダ メ ですよ」

霞「ケチねぇ」

初美「ケチですよ~」


巴「ケチとかではなく。新年の祝いのお酒なんですから、今から手を付けたらバチが当たります」

霞「は~い」

初美「残念です~」

巴「半になったらニュース枠が終わって番組再開ですから、それまでに後片付けを済ませてしまいましょう」

霞「そうね」

初美「いよいよ2回戦ですからね~。姫様はグループAで小樽、はるるはグループCで道後温泉です」

巴「寒暖の差が天国と地獄ですね」







スタジオin京都


恒子「お茶の間の皆様、大変長らくお待たせしました!」

健夜「ここからはいよいよ第2回戦の模様を」

恒子「じっくりたっぷり!」

健夜「お届けしたいと思います」

ボードウツシー

恒子「はい、こちらのボードに緒戦を勝ち上がった16チームとその組み合わせが紹介されていますが。まずはグループA、三尋木プロどうぞっ」


咏「ほいきた。グループAはなんといっても優勝候補の姉帯監督率いるビッグウェンズデーが抜群の成績で勝ち抜けたねぃ」

咏「それに迫る勢いだったのが辻垣内監督の麻雀新撰組だぁ。白水監督のHKT5も危なげなく駒を進めてきたよん」

咏「松実おねーちゃん監督のおこた麻雀友の会は後半失速したんだけど、それまでの稼ぎがモノを言ったってところかにゃ~」

恒子「ふむふむ。これからその4チームの試合をご覧頂こうというワケですが、ズバリ見所はっ!?」

咏「存じ上げぬ!」キリッ

恒子「だ か らっw そーゆーアドリブやめてくださいよww」


健夜「三尋木プロの脱線癖は織り込み済みです。私の方から見所を紹介していきますねっ」

咏「ちょっwww」

恒子「うわアラフォーつよい」

健夜「アラサーだよっ!!」

咏「わかったわかった、ちゃんとやるから」

恒子「約束ですよ?」

咏「おーけーおーけー」シランケド


恒子「この態度w 端原プロからも何か言ってやってくださいよ」

はやり「まぁ胸の無い人は奇特なでっぱり方をしたがりますからねっ★」

咏「全世界のナイペタッ娘を敵に回したな」

靖子「いいから番組続けて下さいよ」ジトッ

恒子「うわマジ突っ込み入ったw って、何で一人だけカツ丼食ってるんだろーねw!?」

靖子「え? 出前で」


恒子「をい藤田w」

靖子「なんだよw」

恒子「ニュース枠の裏で楽屋でも食べてたでしょーがっwww」

靖子「いいだろ、好きなんだから」

恒子「そーゆーことを言ってるんじゃないのw オンエア中だって言ってんのw!!」

良子「VTRスタート」カメラメセン







奈良 新子家


晴絵「戒能プロww 美味しすぎるww」

望「この番組ないわ~w スタジオがカオスすぎるでしょ~」

桜子「.....」ポカーン

ひな「え? 見所は如何した?」

晴絵「こっ、子供たちが置いてけぼりっwwww」

望「そりゃそうよww」


未来「これだから三尋木プロと福与アナは」プンスカッ

春菜「面白いじゃんw」

よし子「面白いけど飛ばし過ぎかなぁ」

凛「てかカツ丼食べてるとか意味不明だよね?」

綾「ねーねー、センセー、見所おしえてー」

晴絵「おっとっと、現場のツケがここに回ってくるのか~」

望「いーじゃない。説明してあげなさいよ」

キタイノマナザシー


晴絵「しょーがね、えっとそうだな。HKT5がチームとしては一番まとまってて、各ポジションの継ぎ目に穴がない」

晴絵「だけど総合力では宥のチームはHKT5の上を行くし、役割分担がはっきりしてる新撰組もかなり強いよ」

晴絵「で、そんなのどーでもいいくらい圧倒的なのが玄のチームね。これ1位抜けしなかったら嘘だろってくらいなもんだから」

桜子「ふおおお! 玄ちゃん準決勝進出決定的だぁぁぁぁ!」

晴絵「そ、だから必然的に見所は2位争いなる。玄のチームによる損害をなるべく減らしながら、3チームが互いの隙を狙って戦う」

晴絵「玄のチームへのケアが怠れない以上、どのチームも必ず隙ができるからね。そのせめぎ合いが見所じゃないかな」

綾「でももし玄ちゃんのチームが大コケしたら?」

晴絵「そーなったらちょっと予測はつかないねぇ。てゆーか小樽寒そうだな! 夜じゃないかっ」


望「うわホント。これ緒戦の日の夜なんだろーね。雪もチラついて寒そ~」

よし子「これって宥姉さん終わってない?」

綾「すでにこの世の人ではないかも...」


えり『えー、私は今、北海道でも有数の観光名所である小樽の運河沿いを歩いています』

えり『並んで歩くはずだった三尋木プロですが、余りの寒さにロケバスに立て籠もっています。どこまでも自由な人です』

えり『ご覧の様に日も沈んで、時刻は、えー、18時55分。さむいっ....風が出ていて防寒着を着ていても身に沁みる寒さです』

えり『今向かっているのは小樽運河プラザで、そこに既にグループAの4チームが待機している筈ですが...あ、見えますね。カメラさん』


パンシテズームイン

えり『それでは彼女たちと合流してグループA第2回戦の事前説明をしていきたいと思います』

カメラキリカエシテフォローパン

えり『運河プラザ前に到着しました。皆さん今晩は。おや、松実さん大丈夫ですか?』

宥『死んじゃう....死んじゃう....』

優希『大丈夫だじょ、おねーさんは私が死なせないっ!』ギュッ

淡『ちょっと他のチームの人も宥ちゃん監督を囲んであげてっ』ギュッ


智葉『倒れられでもしたら寝覚めが悪い。みんな、囲ってやれ』

玄『おねーちゃん、私もついてるからねっ』ギュッ

豊音『針生さーん、風が出てくると北国育ちの私でもちょっと寒いよ~』

えり『ですね。説明の前にロケバスを呼びましょう。スタッフさん、カメラ止めてロケバス回すように連絡して下さい』

リョウカイデース







鹿児島 石戸家


えり『さあ、間もなく20時です。小樽運河に架かる中央橋にて、極寒の橋上五番勝負が開始されます』

えり『各チーム先鋒の選手が防寒着に身を包んで今、場決めを終えて席に座りました。私もロケバスへ戻って実況に入ります』


巴「寒さ我慢の試合ですか。さすがに公式試合とは違いますね」

初美「寒さそのものが卓別ルールみたいなこと言ってたから、他のグループはどんなことになるんでしょーかー」

霞「小蒔ちゃん、風邪なんかひかなければいいけど」


巴「寒さに関しては神事の前の水垢離などで随分慣れていると思いますけど」

霞「そうは言っても寒さの質が違うわよ」

初美「防寒着の他は指先をあっためるためのカイロひとつですからね~」


えり『グループA 第2回戦先鋒戦、親はおこた麻雀友の会の片岡優希選手です。三尋木さん、いよいよですね』

咏『あんな寒そうなところで麻雀なんてできないよ』ムリダナ


えり『第一声としてはどうかと思いますが、確かに寒いです。先程まで風も出ていまして、正に身を切るような寒さでした』

えり『現在対局中の4名以外は、悪天候時の予備試合会場にもなっている運河倉庫にて、この試合をモニタリングしています』

咏『各チームの監督とは音声繋がるんだよね? 言っとくけど私絶っ対外出ないよ?』

えり『分ってます。三尋木プロはネコ属性ですからね。途中休憩や選手交代の際には音声を繋いで話を聞きたいと思います』

えり『さて、東一局早くもここで森垣選手からリーチの発声』

咏『不細工な聴牌形だけどしっかりドラを抱えてるし、機先を制するには最高のリーチかもねぃ』

えり『.....』


咏『え? なに? なんか変なこと言った?』

えり『い、いえ。引き続き解説をお願いします』


初美「三尋木プロが道化てないのは寒さのせいなんですかねー」

巴「いつもと雰囲気違うよね。あ、親が追っかけてきた」


えり『片岡選手、2巡待ってからの追っ掛け立直! 得意な東場では負けられません。森垣選手1・4筒、片岡選手4・7筒待ちです』


咏『上手いこと北家から7筒が出るかね。北家が3・6筒を引けば延べ単形の見立てから頭と1面子になって聴牌。7筒は浮くんだよね』

えり『4・7筒を引けば出るのは3筒ということになりますね。しかし1筒が山に2枚ですから、果たしてどちらが和了るのか』


霞「あら、北家が6筒引いたわねぇ」

巴「でもオリますよね。河を見れば筒子が危ないのは分かるはずですし、親リーかかっちゃったんだから」

初美「あ、切ったw」

巴「あらら、こればっかりは 親の連荘北家の責任 ですよ」


霞「でも序盤や前半で勝負して行きたいという気持ちはわかるわ」

初美「なんといっても寒いですからねー。時間が経てば経つほどコンディションは悪くなるし思考も鈍るですよー」

巴「ドラマとかでよく、寝るな~寝たら死ぬぞ~って言ってますけど、あの寒さだと姫様も寝やすいんじゃないですかね」

霞「その発想はちょっとなかったわねぇ」ウフフ

初美「ある意味他家が死ぬかもしれませんね~」ケラケラ







スタジオin京都


恒子「さぁグループA先鋒戦の要所を見てきましたが、どうですか小鍛治プロ?」

健夜「前評判通り東場では片岡選手が強かったですね。しかし南場から西場にかけてのビッグウェンズデーの作戦が良かったと思いま

す」

咏「そーなんだよね。Vで豊音ちゃんも言ってたけど、沢村さんの指示で敢えておこた麻雀友の会を追わず、他を的に掛けて行った」

恒子「つまりトップと2位の攻防と言う図式を捨てて、徹底して下位から点棒を奪って行ったわけですよね」

健夜「そうですね。そして先鋒戦は大詰め、運命の北三局を迎えます」

咏「いや~まさか本当にあるとは思わなかったけどねぃ」

恒子「お? なんか楽しそうですねw とりあえず北三局を見てみましょう!」


---VTR---

えり『さあ依然トップはおこた麻雀友の会ですが、2位との差は僅か6300点。順位の入れ替わりは十分に期待できます』

咏『一荘戦だと半荘2回みたいに東場が2度は来ないから東場の申し子としては先細りの苦しい展開だね』

えり『なるほど。さぁその片岡選手、ダマテンを和了るべく15巡目の自摸...あ!?』

咏『うわちゃ~、こりゃチョンボだなぁ』

えり『片岡選手、手がかじかんでいたのでしょうか、自摸動作が揺らいで山を崩してしまいました。あ、スローが流れます』


咏『う~ん。隣の牌ひっかけて慌てて自摸牌の横っ腹で抑えようとしたんだねぃ』

えり『その咄嗟の力加減を誤って上山が横滑りといったところでしょうか、左の角山から河側へ蛍返しになってしまいました』

咏『7枚晒しちゃ~満貫払いだね~。可愛そうに、泣いちゃってるよぉ』

えり『大変気の毒ではありますが、こういった事態も含めての耐寒試合。片岡選手まさかの罰符満貫払いで2位転落です』

咏『カイロの効きも悪くなってたのかもね~。まーしゃーない、オーラスまで引きずらずに頑張って欲しいねぃ』







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試合当日 小樽運河倉庫


優希「...トップでバトン渡せなかったじょ」ナミダメ

宥「いいんだよ~。寒かったよね、ココア入ってるよ」テーサスリー

優希「ううっ」

宥「優希ちゃん頑張ったよぉ、後はチームを信じてここから応援しよ?」ダキヨセッ

優希「....うん」キュッ

初瀬「一点でも多く取り返してくるから、体暖めて待ってて」


淡「寒いし私が飛ばして終わらせるよっ」

絹恵「そら助かるわ~」

華菜「ほい、ココア」ズイッ

優希「...アンガト」

華菜「プラス収支でそこまで凹むなって! 得意の東場はキッチリ仕事できてたし! ほらっ、初瀬に一言かけてやれよ」

優希「うみゅ.....が、ガツンとやっちゃえ~!」

初瀬「うん、体当たりで行ってくる!」

宥「ふぁいと~♪」

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キングクリムゾンッ







岩手 臼沢家


恒子『はいっ、グループA第2回戦の全対局が終了しました!』

健夜『1位通過は優勝候補の名に恥じない強さを見せたビッグウェンズデー。2位通過のおこた麻雀友の会も大健闘でしたね』

恒子『どうですか三尋木プロ、現地ではロケバスから一歩も出なかったという話ですが』

咏『氷点下だよっ? 外なんか出るわけがない! 勝ち負け関係なしに全選手に敬意を表しちゃうよ』アッパレ


恒子『先鋒戦から大将戦までトップを維持し続けたビッグウェンズデーに関しては?』

咏『初っ端のタナボタ的に拾った首位だけど、次鋒がバケツリレーのようなソツない繋ぎで全体のペースを作ったねぃ』

咏『中堅戦は大星ちゃんに区間トップこそ奪われたけど僅差だったし、次のドラゴンロードちゃんが強かった』

健夜『ドラが集まりきるのを待たない早い打ち回しで、安手を平均2.5枚のドラで底上げして突き放して行きましたね。見事でした』

恒子『そして大将戦、宮永咲選手が - 



塞「強いだろうとは思ってたけど、本当に強かったわね」

胡桃「対峙の構図がさー、トップが2位のチームと向き合わないのがねw がっぷり四ツになったの中堅戦だけでしょ?」

白望「トップだし、流し気味に行って後半の火力で畳み掛けるのが正着でしょ」

塞「神代さんは大星さんの意地で向き合わされたようなもんだと思う」

エイスリン「ウンウン」カキカキ バッ

胡桃「あははっ、何それw まんが日本むかし話?」

エイスリン「/////」ブンブン


白望「龍の背中に嶺上さん?.....ドラローさんと宮永さんが後ろに控えてるからってことかな」

エイスリン「シロセイカイッ フタリイル ムリシナイ ヘイキッ」

塞「そ、現状維持だけで十分だったんだよ」

白望「でも大星さんの燕返しからの親っ跳ねで完全に神代さんのまとう空気が変わってた」アレハコワイ

胡桃「三倍満でキッチリ殴り返してたもんね...」ホントニコワイ

エイスリン「サエッ オカタシシヨッ」

塞「おっと、そうだった。グループBの試合始まる前に炬燵の上片づけちゃおう。洗い物手伝って」


胡桃「グループBはチャンピオンチームに、清澄と劔谷の部長チーム、あと長野個人戦1位の人のチームか」

エイスリン「シアイバショ モリカオッ タノシミッ」

塞「知ってれば行ったのにね~。ほら、シロ、炬燵出なさい」

白望「だる...」

胡桃「シロ~? 遅刻して、何でもするって言ってたよね!?」マダナニモシテナイゾッ

塞「いいよ、シロには何も期待してない」

エイスリン「シテナイシテナイ♪」

白望「や、やらせて下さい」ゴメンナサイ

塞・胡・エ「www」







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試合当日 グループBロケバス内


良子「もうすぐ試合会場のある盛岡城跡公園に着きます。バトル開始は19時からです」

美穂子「そんなに直ぐなんですか? 18時過ぎて皆さんそろそろお腹が空いてきた頃だと思うんですけれど」

穏乃「そーですよっ、腹が減っては戦はできないじゃないですかー」

良子「スケジュール上、試合前の飲食は予定に組み込まれていませんので」

憩「フツーやったら移動中にロケ弁とか出そうなもんやけど」オナカスイタ

良子「食事の用意がされていないワケではないので、ドンウォーリー」


煌「話が見えませんね。まぁジタバタしても仕方ありませんし、試合が先と言うならば、めいめい臨戦態勢に入りましょう」

透華「花田さんの仰る通りですわ。空腹ごとき騒ぐ程のことではなくってよ。武士は食わねど高楊枝ですわ」

プシュー ガチャコン

良子「到着です。降りたらスタッフの誘導に従って本丸まで行って下さい。端原プロからルール説明があります」


コチラデース


藍子「すっごい石垣。何かのしかかって来るみたいに感じない?」

桃子「そっすね。ライトアップされてるから見上げた時の迫力が凄いっす」

ネリー「くんくん、なんかいい匂いするよ?」

灼「ほんとだ....なんだろう、何かのお出汁の香り?」

和「ですね。寒いですし、汁物でも用意されているのでしょうか」

姫子「こげな匂い嗅がせとって試合ん前は食事抜きとか拷問ばい」

久「あんまりそーゆーこと言わないの。余計にお腹がすくでしょう? さ、本丸に着いたわよ」


憧「おおっ、お蕎麦が用意されてるじゃない!」

穏乃「うほっ♪」タタタッ

まこ「あ、わし嫌な予感してきたわ」

はやり「みんな集まったかなーー?ミ☆」

照「揃ってる」

梢「全員居ます」

美穂子「こちらも揃っています」

久「あ、いますいます。ちょっと穏乃ちゃん、お蕎麦はいいから、こっちに来て!」

穏乃「す、すみませーん///」エヘヘ


はやり「それじゃあもう試合開始まで10分もないので、この試合限定の特別ルールを説明するぞっ☆」

はやり「グループB第2回戦は、ずばりっ『わんこ蕎麦デスマッチ』でっす☆」

まこ「やっぱりじゃあ」

莉子「試合中に食べるってことでしょうか...?」

はやり「ルールは簡単! 自摸和、栄和を問わず、和了毎に和了者以外の3人には、翻数に等しい数のわんこ蕎麦を平らげて貰いまっす☆」

はやり「もし、食べきれなくなった場合。一杯につき1000点の罰符を和了者に支払うこと! それがこの試合の限定ルールだぞっ☆」


はやり「これはお夕食なので、おかずも色々ありますよっ! 対局中であれば好きなだけ食べていいんです♪」

はやり「もちろんわんこ蕎麦も自由にお代わりできます。対局中ならねっ☆」

泉「あ、あの~。対局後はどうなるんでしょうか~?」ギュルル

はやり「お夕食の時間は対局中まででおしまいですっ☆ その後の買い食いなどは一切認められません!」キラッ

泉「や、やっぱり」

浩子「聞くまでもない事やろ...」キュルキュル


照「監督の夕食はどうなるんでしょうか?」

はやり「お好きなだけどーぞ♪ 今から大将戦終了まで箸休めしながら全品くまなく御召し上がれっ ミ☆」

照「よしっ」フツーニタベレル

数絵「今、よしっ て言いましたよね?」グゥゥゥ

照「んーん、言ってない...よ?」

憧・莉・憩・浩・数(絶対言った。小さくガッツポしてた...)

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奈良 新子家


恒子『とゆーわけでグループBの2回戦は『わんこ蕎麦デスマッチ』なんですが、端原プロこれは?』

はやり『盛岡だから?』

恒子『疑問形で返されてしまったw まぁルールは分かりましたので、対戦する4チームを紹介していきましょう』

健夜『はい、まずは2回戦進出チームの中でも最も注目度の高い監督が率いるダンデライオンです』

恒子『そのダンデライオンよりも好成績で一回戦を勝ち抜けたのが福路監督のBellatrixですね』

健夜『そうです。オーダー変更権獲得チームですね。そして -



春菜「いよいよ憧ちゃんのチームだねー」

綾「憧ちゃんトップバッターか。相手は?」

よし子「Bellatrixの先鋒が臨海の留学生でヤバイ。一回戦の最多得点プレーヤーだし」

ひな「勝てぬと申したか?」

未来「でも、あとの二人は聞いたことないし、そこから点取れば行けるよ」

凛「東横って人は知らないけど、龍門渕ってなんか聞いたことあるよね?」

桜子「知らにゃい」


綾「HPにプロフィール出てるからケータイでチェックできる」

桜子「あ゛ごぢゃん映ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


恒子『以上4チームの麻雀と胃袋の熾烈な戦いをご覧くださいっ!』

---VTR---

はやり『はい、これから対局する先鋒の4選手に集まってもらいました。対局前に一言ずつお願いしまっす☆』ドゾッ

憧『えっと、慣れない先鋒と、初めての一荘戦でアレなんですけど、とにかく大事に行きたいと思います』

はやり『お腹の具合はどうかな?』

憧『結構来てますね...』


はやり『ですよね~♪ 東横さんはどうですか?』

桃子『チームに期待された仕事をするだけっす。胃袋事情は横においとくっすよ』

はやり『前向きですねっ☆ それじゃー龍門渕さん』

透華『人間、一食抜いた所でどうという事はありません。私のチームに動揺はありませんわ』

はやり『力強いですねっ☆ それでは最後、ヴィルサラーゼさん』

ネリー『勝つよ~♪』ニコニコ

はやり『自信満々だ♪ それでは卓に着いて下さい。みんなの健闘を祈ってるぞっ☆』



晴絵「さーて、憧のチームか、穏乃のチームか、灼と和のチームが勝ち抜けるのか。いよいよだねぇ」

春菜「そっか、2チーム勝ち抜けだから、どっか1チームは敗退決定なんだった!」

綾「部長さんのチームには和ちゃんもいるんだね~」

未来「うわぁ~、どこ応援しよう?」

桜子「み、みんな応援するっ!」

よし子「だね、勝敗は時の運だし」

凛「とにかく今は憧ちゃんガンバレーッ!」



良子『さぁグループB先鋒戦、親は東横桃子、南家に新子憧、西家ネリー・ヴィルサラーゼ、北家は龍門渕透華です』

良子『何故か実況担当の戒能良子です。不備については目を瞑ってやって下さい。解説は端原はやりプロ。宜しくお願いします』

はやり『はいヨロシク~♪』

良子『各選手の側には給仕の女中さんがスタンバイ。対局中は飲食フリーですが、もちろんまだ誰も手を付けないです』

はやり『いきなり食べ出したら、それはそれで凄い挑発行為ですねっ☆』

良子『確かに。ルール上、舐めプと言われても仕方ないです。さて、8巡目で南家と北家が一向聴。先に仕掛けるのはどちらか』



  憧(来た...安いけどここは景気付に先制立直だよね)

  憧「立直!」

  透華「ロン! 3900ですわ。燕返し平和ドラ1で3翻、皆さんどうぞ召し上がれ」


良子『初和了は北家、龍門渕透華の燕返し一閃! 他家はわんこ蕎麦3杯がノルマです。お給仕さんの掛け声がベリーナイス』

はやり『わんこって1杯はほんと大した量じゃないです。だから3杯程度だと、かえってお腹がすいたりするんですよね~』

良子『てゆーか、すぐ横でタラキクの天婦羅とか揚げてます。ジーザス』

はやり『鮭の紅葉漬も美味しそうですねっ☆ 銀河高原ビールをグビッと呷りたいなっ♪』


良子『もちろん郷土名物に限らず、ヤング向けの定番料理、様々なスイーツも完備の万全の布陣』

はやり『放送席までまんべなく届く香りの誘惑が凄いww』


  憧(いきなりガツンとやられちゃった...。ま、親になったし、切り替えていこう。にしてもこれはお腹減るわ)チラチラ

  桃子(ロンで他家全員にノルマが来るのはキツイっすね。となると連荘阻止の流れが速い試合になる筈、消えられるのは終盤かも。う~ん柴漬け食べたい)

  透華(さて、機先は制しました。東横さんは後半警戒。問題は臨海さんがいつ動き出すかですわね。あら、アールグレイのいい香り)

  ネリー(龍門渕さんがいるから船出は終盤までガマンしなきゃ~......おソバじゃないのも食べたいな、ふわふわ菓子パン~♪)






今週はここまで、また来週~






レス~

この番組での九連は純正=萬子、準正=牌種不問です。九連=萬子とゆー頭なので明記するの忘れてた
個人的には昔散見された萬子限定ルールが好きですわ。麻雀格闘倶楽部も初期は限定だったのにのう...

キンクリはシャーナイ。グループAは2チーム入れてあったからチョロッと書いたけど、CDはモブ3チームとか書くのむずい(^^;
安価なら準決勝2回と決勝だけ書けばよかったんだけど、週一限界だと非安価安定だし、なんとなく2回戦、準決勝、
決勝を書く方向にしました

>>1で書いた通り闘牌は適当なので、茶の間やスタジオ、モニタリング席を絡めてまったり書いて行きます







鹿児島 石戸家


巴「すきっ腹であんな卓に放り込まれたら麻雀どころじゃないですよ」ムリムリ

初美「お昼したばっかりなのにまたお腹減ってきましたー」ジュルリッ

霞「頂き物のかからん団子があるから、お茶でも淹れましょうね」スクッ

初美「わーい♪ 私、お団子をくるんだ葉っぱの香りがすっごく好きなんですよ~」

巴「サンキライの葉は独特の香りだもんね」ワタシモスキ



良子『小休止の間も各選手ノルマ以外の食べ物にはノータッチ。ここから後半戦、西一局に入ります。端原プロここまでどうですか?』

はやり『得点だけ見ると先鋒戦らしい盛り上がりには欠けますけど、とにかく他家の親を早く蹴りたいという気持ちが前に出てますねっ☆』

良子『端原プロも得意ですよね。のみキック鬼でしたか』

はやり『わ、私のことはいいので...。えっと、ここまでのまとめをモニターに表示できます?』


東一局 親 東横 / 和了 龍門渕3900 放銃 新子 わんこ3杯

東二局 親 新子 / 和了 龍門渕1300,2600 わんこ4杯

東三局 親 ネリー / 和了 新子700,1300 わんこ3杯

東四局 親 龍門渕 / 和了 ネリー 2000,4000 わんこ5杯


南一局 親 東横 / 和了 龍門渕7700 放銃 東横 わんこ3杯

南二局 親 新子 / 和了 新子6000all わんこ7杯

南二局  一本場 / 和了 東横2100,4000 + 供託1000(ネリー) わんこ4杯

南三局 親 ネリー / 和了 龍門渕12000 放銃 東横 わんこ6杯

南四局 親 龍門渕 / 和了 新子2000,4000 + 供託1000(ネリー) わんこ5杯


東横77500/36杯  新子117200/25杯  ネリー93300/35杯  龍門渕112000/24杯


初美「36杯とか大丈夫なんですかねー」

巴「中学の修学旅行が東北で、私もわんこ蕎麦食べましたけど、4、50杯は行けたかな?」

霞「巴ちゃんでそれなら沢山食べる人だとかなり行けそうねぇ」

巴「確かクラスで一番食べた女子は確か100杯超えてましたよ」マァ タイカクガ アレデシタガ

初美「ひゃ、ひゃっぱい~~!!?」ヒョエー



良子『東横が削られ気味ではありますが、スタートダッシュの争いでこの差は確かにおとなしいです』

はやり『むしろ次鋒戦以降の方が、先鋒の持ち帰るわんこ蕎麦の負担という実例を得られるので、動きが出るかもですねっ☆』

良子『なるほど。さぁ現在7巡目。親の東横が發ドラ1の手を黙聴していますが、頭を挿げ替えれば混一になりますね』

はやり『嵌張なので、外に延びたら立直でいいですよ。翻数底上げより連荘したいですね~』

良子『わんこの量的にはどうでしょうか?』

はやり『まだまだ余裕でしょう。と、言いたいところですけどっ、みーんな細いですし、ネリー選手なんて特に小柄ですからわからないかもで

すねっ☆』







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試合当日 ダンデライオン モニタリング席


照「」モグモグ

浩子「....よう食べますね」

照「ん、美味しいよ?」

数絵「見ればわかります。幸せそうですから...」

照「うん、幸せ~♪」ニッコリ


憩「またそんな、嫌味も引っ込むような笑顔してくれてぇw」

照「あ、ご、ごめん」ピタッ

莉子「いえ、今の内にしっかり食べて、私たちの出番前にちゃんと指示を下さい」

照「わかった」パァァ

浩子「ところで、先鋒戦は着いた途端に始まりましたけど、何か指示は出されたんですか?」

照「ん、えっと、流し気味の人がいたらペース合わせて連荘も意識しないでいいって言っておいた」

数絵「確かに今の所そんな流れですね」

照「あと、その展開で北場勝負なら守って終わるようにも言った」


浩子「先鋒戦で守りの指示ですか? そんなん士気落ちるんとちゃいますの?」

照「そうかな? ルール説明の後に船久保さんと相談する時間がなかったから...まずかった?」

浩子「本人、先鋒やゆーて喜んでましたし、普通は先鋒ゆーたら点取り合戦するもんですよ?」

照「でも後半になると東横さんが怖いんでしょ? 臨海の留学生も荷が勝ちすぎるかもって言ってたよね?」

浩子「確かに言いました。せやからゆーて、それは勝ちに行くなゆー意味とはちゃいますって」

照「....じゃあ、こうしよう。今回は次鋒戦が先鋒戦だと思って船久保さんがガツンとやってきて」オケ?

浩子「目が点になりますわ...」

莉子「普通に言ってのけますよね、うちの監督...」

憩「うける~♪」アハハ


数絵「でも、このまま先鋒戦が大きく動かなければ、次鋒戦は仕切り直しの色が濃くなりますし、間違ってはいないと思います」

浩子「ふむ、それはまぁ言えることかも知らんけど」

憩「ほなQちゃん、後に控えるうちらを信じて、思いっきり打ってきたらええよ」

莉子「頑張ってくださいっ!」

浩子「ハァ、千女におったらあり得へん流れですわ」

照「超えてしまったか、西の名門千里山を」フッ

憩・浩・数・莉「そーゆーのとは違います」

照「そんな立体音響で否定しなくても...」ヒドイ

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奈良 新子家


桜子「あこちゃん調子いい!」

よし子「小刻みに来たけど、何だかんだで下位とは差が開いてきたよね」

凛「雪中高士の龍門渕さんに直撃当てられれば完璧なんだけどねー」


西一局 親 東横 / 和了 新子3900 放銃 ネリー わんこ3杯

西二局 親 新子 / 和了 新子1500 放銃 ネリー わんこ1杯

西二局  一本場 / 和了 龍門渕1400,2700 わんこ4杯

西三局 親 ネリー / 和了 新子400,700 わんこ2杯

東横75700/46杯  新子121400/29杯  ネリー85800/45杯  龍門渕117100/30杯


良子『西四局に入りましたが、西場はここまでダンデライオン新子憧のペースです』

はやり『西一局で東横選手の黙を躱した和了が上手かったですねっ☆ 南四局から西二局まで3連続和了というのもいいリズムでした』

良子『そして、今の所その新子憧に待ったをかけているのが龍門渕透華だけなんですねー』

はやり『まだまだこれからなんじゃないかなっ? 特にネリー選手は一回戦のMVPでもありますしっ☆』

良子『さぁ東横が平和一通一盃口を6・9索の両面待ちで立直』


  桃子(阿知賀のツインテさんも、龍門渕の部長さんも対局経験ありで苦労したっすけど、沈んだ甲斐がこの辺りで来るっすよ)リーチ

  憧(うん、調子いい。でも龍門渕さんにぴったりついて来られてるのが凄く嫌な感じなんだよねぇ)トン  

  桃子「それ、ロンっす。 立直一発平和一通一盃口、ウラウラは16000っす」

  憧「げっ....(あ、あたしのバカ~~!!)」ガックシ

  
未来「ぎゃーーー転落っ! ここで倍満はキッツイよ~」

望「あらら、集中切れたかな? ちょっと不用意だったわね」

晴絵「うんにゃ、そーゆーのとは違うかな。逆に2位の龍門渕さんに意識集中し過ぎたね~」アノバカ



  憧(どうしよう....モモさんって、一度消えられるともう見えなかった気がする。マジやばくないコレ!?)

  透華(どうやら新子さんは例の現象の犠牲となったようですわね。私も油断はできませんわ)

  桃子「北一局っす」

  桃子(ここからはステルスモモの...!!?)

  ネリー(よ~し、みんな行くよ~♪)ゴゴゴゴゴ

  憧(へ? うわっ、なんか来た! なんだこれ!?)ゾワワッ

  透華(これは海? 衣の海底とは真逆、時化の海上を思わせるような)ビリビリビリッ

  桃子(人の仕掛け時に被せてくるっすか!? この留学生さん最悪っす...)ブワッ

  ネリー(ゆけ~アルゴノーツ、ネリーと共に四海を征せよ~♪)


良子『北一局、先程の和了から親で流れをつかみたい東横。自摸った北をそのまま河へ』

はやり『さっき、ちょっとネリー選手がわんこを啜るペースを落としてましたので、彼女もこの辺りで勝ちたいところでしょうね』


  ネリー(さ~萬子と風牌の位置は完全に把握してるよ~、って、はいコレおかしいね、ずいぶんと!)

  ネリー(むむ....対岸に上陸してるはずの牌が見えないよ? ミホコが言ってた消えるってコレだぁ~)


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※Nelly Virsaladzeの能力「アルゴノーツ(アルゴナウタイ)」
萬子・筒子・索子から任意の一種と、方位をつかさどる風牌の配置を把握する超能力眼牌
アルゴノーツの長(イアソン)として四岸山海の乗員(任意の牌種)と風向きを常に察知できる
裏ドラ(メーディア)を乗せて和了したら、その局で能力は終了する
自動卓は牌セット2つの入れ替えなので、能力有りと無しの交互打ちになる

PS.グルジアのネタ漁りが捗らずこんな結果になってもうた
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大阪 清水谷家


ピーンポーン♪

竜華「は~い。ちょっと待ってて~」

トットットッ ガラガラッ

竜華「セーラ、なんや早かったなぁ」

セーラ「やー、昼飯済ませて思たんやけど、どうせおんなじ番組見てるんやから、今から行っても構わんやろーってな」

竜華「相変わらずやなぁw 今門開けるな」


テクテクテク ガチャコン

竜華「いらっしゃいませー♪」

セーラ「ありがとさん。にしても、いつ来ても立派な家やなぁ。まだ親御さんもおるん?」

竜華「ううん、昼過ぎから親戚のとこ行ったよ。うち一人の時に男の子上げたら叱られるんやけど///」ハジライエンギ

セーラ「俺とお前の仲やないか。変なことせーへんから、えーやろ?」マガオエンギ

竜華「乗って来るとは思わんかったわww」

セーラ「小突くかどうか迷ったわww」

竜華「ほな小芝居も済んだことやし、上がって~」

セーラ「あいよっ、で、南入まで見たんやけど、試合のほうどうなったん? 」


竜華「先鋒戦は大詰めの北場やで。臨海の子の山残読みがハンパないわ。待ちも牌構成も読めてる感じで怖いな」

セーラ「へぇ、そらやっぱし向こう側ってやつなんやろな」


西一局 親 東横 / 和了 新子3900 放銃 ネリー わんこ3杯

西二局 親 新子 / 和了 新子1500 放銃 ネリー わんこ1杯

西二局  一本場 / 和了 龍門渕1300,2600 わんこ4杯

西三局 親 ネリー / 和了 新子400,700 わんこ2杯

西四局 親 龍門渕 / 和了 東横16000 放銃 新子 わんこ8杯

北一局 親 東横 / 進行中


東横91700/46杯  新子105400/37杯  ネリー85800/53杯  龍門渕117100/38杯


良子『ここでネリー選手が客風の東を加槓。槓ドラの表示は、なんと北です。これでドラ6』

はやり『来たなっ、てカンジですねっ☆』ペーダケニッ

良子『混一一盃口から、ほぼ無駄自摸ナシで混一対々三暗刻ドラ6を聴牌。数え役満ですが、果たして和了れるでしょうか』


セーラ「うっは、ヤバい事んなってんなー」

竜華「ほんまや。今のこの娘ん勢いやったら引けるんちゃうかな」



  憧(ここで加槓とか、張ってるのかぁ....嶺上狙いだった?)トン

  ネリー(次で和了だよ~♪)トン

  透華(ま、オリですわね。そうなるとむしろ警戒すべきは東横さんですわ。ここかしら)トン

  桃子(臨海さんももう見えてない、筈....でも、自然に躱されてる感じがかえって不自然なんすよね)トン

  憧(あ~、ここも刻んでいけばよかった。ムリッ)トン

  ネリー「ツモッ! 8000,16000 数えで13杯だよ~♪」

  憧「ふきゅっ、か、数え役満~!?」

透華(ドラだけでも大きいのは知れていましたけれど、ちょっと都合よすぎませんこと? これが続くとなると由々しき事態ですわね)

  桃子(前局の稼ぎが帳消しっす....先輩、どうすればいーんすか、先輩っ)

  ネリー(対岸の乗組員を引き算で割り出すのが手間だけど、おなかパンパンになってきたし、次は流して親番勝負だよ~♪)


セーラ「あちゃー、憧ちゃん3位転落かいな~。応援しとったんやけどな~」

竜華「点差的にはまだまだ行けるんちゃうの?」

セーラ「まぁな。ただ、いー気分で走っとったとこに倍直と役満ツモの連打やろ? 俺でもヘコむ流れやで」

竜華「そやねぇ。次の親で盛り返せたらえーんやろーけどな」

セーラ「フナQのチームやし勝ち上がって欲しいよな」

竜華「それ言ったら、ネリーちゃんのチームには泉がおるやん」

セーラ「あれ!? せやったかw」

竜華「ちょw 素で忘れてるとかひどい先輩やね~」


セーラ「負けたらみんな今日18時にここ集合ってゆーてあるんやろ?」

竜華「うん。何人来るかでケータリングどれだけ頼むか決めるし」

セーラ「なんや、料理せーへんの?」

竜華「そしたら人数わからんうちから支度せなあかんやん」

セーラ「そらそーか。竜華の料理期待しとったんやけどなー」

竜華「そらおーきに。餃子くらいやったら作ってもええよ?」

セーラ「マジッ!? 俺それめっちゃ好き♪」

竜華「そのかし、セーラにも手伝ってもらうで?」

セーラ「おう、まかしとけって!」







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試合当日 六韜策略虎の巻 モニタリング席


久「予想通り厳しい立ち上がりになっちゃったわねぇ」

姫子「予想通りですか?」

久「ええ。いきなり美穂子のチームと当ったのがね。彼女、私の麻雀スタンスについてはお見通しな節があるし」キビシイ

誠子「そこはお互い様なのでは? 向こうの染谷さんや妹尾さんは監督もよく知る打ち手でしょう?」

久「ところがどっこい、あの二人は知ってるからと言ってどうなる手合いでもないのよねぇ。それに何と言ってもこのルールよ」


藍子「ルールが発表された時点でうちは一人戦死したからねw」

誠子「よりにもよってムードメーカーがね...」

穏乃「....オナカヘッタ.......オナカヘッタヨォォォ....」

久「持ち前の明るさでみんなを送り出して欲しかったのに、このルールなら穏乃ちゃんは先鋒しか有り得なかったわ...」

姫子「確かに、これ大将戦までこん調子やったらちかっぱうざったかねー。うち的には弱っとる穏ちゃんも好かとーやけど」カワイイ

誠子「鶴姫だけテンション上がってないか...?」

藍子「このドSさんめw」



良子『先鋒戦終了ー! 最後はトップから転落した新子憧が意地の満貫自摸』

はやり『あー、でもネリーさん食べられなさそうですよ~』

良子『おや、ネリー・ヴィルサラーゼ、オーラスのノルマ5杯を2杯目に手を付けず、そのまま点棒を掴みました』

はやり『このゲーム初のわんこ罰符ですね~。4000点ですか、安くはないぞっ☆』

良子『さぁ罰符の支払いを終えて、北場の結果と先鋒戦の最終収支はこちらの様になりました』


北一局 親 東横 / 和了 ネリー8000,16000 わんこ13杯

北二局 親 新子 / 和了 東横 2000,4000 わんこ5杯

北三局 親 ネリー / 和了 ネリー8000all わんこ8杯

北三局  一本場 / 和了 ネリー4100all わんこ5杯

北三局  二本場 / 和了 龍門渕 2800all わんこ4杯

オーラス 親 龍門渕 / 和了 新子2000,4000 わんこ5杯


東横66800/81杯  新子90500/72杯  ネリー143300/67-4杯  龍門渕99400/74杯

>>734 ミスりました


北一局 親 東横 / 和了 ネリー8000,16000 わんこ13杯

北二局 親 新子 / 和了 東横 2000,4000 わんこ5杯

北三局 親 ネリー / 和了 ネリー8000all わんこ8杯

北三局  一本場 / 和了 ネリー4100all わんこ5杯

北三局  二本場 / 和了 龍門渕2200,4100 わんこ4杯

オーラス 親 龍門渕 / 和了 新子2000,4000 わんこ5杯


東横67400/81杯  新子91100/72杯  ネリー142000/67-4杯  龍門渕99500/74杯



良子『後半持ち直すかに思えた東横でしたが、ヴィルサラーゼの終盤の力強い流れに抗しきれませんでしたね』

はやり『はい。後半から終盤にかけて勝負を挑んだ両者がぶつかり合って、一方が勝ち抜いた形ですね~』

良子『六韜三略虎の巻としては苦しい立ち上がりですが?』

はやり『ん~、まだまだ四戦ありますから、きちんと気持ちを切り替えていければ大丈夫なんじゃないかなっ☆』


桃子「戻ったっ...す....」スゥゥ

久「消えないでっ、大丈夫。まともなネリーちゃん対策が取れない中で良くやってくれたわ」

桃子「向こうが集めにかかる牌種が分かっても、あの引きの強さと読み筋は理解できなかったっす」


藍子「いわゆる魔物だし仕方ない所はあるよね。ま、私は手堅く2位通過狙いで毟ってきますよ」

誠子「百鬼さんと私とで何とか盛り返して、副将戦以降はトップ争いできるコンディションにしたいですね」

姫子「まかせんしゃい」

久「ところでモモちゃん、わんこ81杯ってどんな感じ? まだ行けた?」

桃子「ふつーにキツイっす。正直、負けが込んで来ると食欲も減退するっすから、倍満帳消しからは本当にギリギリだったっす」

藍子「ドンマイ! 私は結構食べる方だから、わんこは気にしないでおくわ。じゃ、行ってきます」

久「頼んだわよ。トップを削りたいところだけれど、予定通り基本は船久保さん狙いでね」

藍子「アイマム」ケーレー

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※ 点数見直しのためいったん投下中断しますm(_ _)m


セリフに芝を生やすのはなあ…




※ 投下再開~          >>739 前作からずっとそうなので流して下さい~





奈良 新子家


凛「誰もいないチームがトップとか」ナニコレ

よし子「下位2チームはこの次鋒戦である程度巻き返しておかないとキビシイなぁ」

春菜「部長さんが2位キープしながらちょっとずつ伸ばしてはいるけど、静岡1位の人が強いねー」

桜子「あ゛ごぢゃんのチームがヤバすぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

ひな「俗に言うラスでござる」

未来「ふつーにラスだよw」

綾「先生なんとかして!」


晴絵「無理ゆーなw まだ次鋒戦なんだから騒ぐことないだろー」

望「にしても憧のチームはかなり苦しいねー」

よし子「ゲームメイクしてる静岡1位さんに狙われてる、よね?」

晴絵「船久保さんは試合巧者の筈なんだけど、確かにやり込められてるね」


良子『さぁ、南場を終えて小休止に入りましたが、ダンデライオン陣営から伝令の選手が走ります』

はやり『船久保選手、色々仕掛けてはいたんですけど、百鬼選手が軽やかに躱しちゃうんですよねっ』スゴイナー

良子『ここまで焼き鳥ですから、船久保も精神的には相当キていると思われますが』


東一局 親 鷺森 / 和了 水村1000,2000 わんこ2杯

東二局 親 百鬼 / 和了 百鬼2600all わんこ3杯

東二局  一本場 / 和了 百鬼3200 放銃 船久保 わんこ2杯

東二局  二本場 / 和了 百鬼4500 放銃 船久保 わんこ2杯

東二局  三本場 / 流局 鷺森3000

東三局 親 船久保 / 和了 水村2600 放銃 船久保 わんこ1杯

東四局 親 水村 / 和了 鷺森700,1300 わんこ2杯


南一局 親 鷺森 / 流局 鷺森・百鬼1500

南一局  一本場 / 和了 百鬼2100,4100 わんこ5杯

南二局 親 百鬼 / 和了 鷺森1600,3200 わんこ3杯

南三局 親 船久保 / 和了 鷺森500,1000 わんこ2杯

南四局 親 水村 / 和了 百鬼4500 放銃 水村 わんこ2杯


鷺森106400/17杯  百鬼90800/10杯  船久保69300/24杯  水村133500/19杯



  莉子「か、監督からメッセージです」

  浩子「はいはい、この無様見てさぞお怒りでしょー。ガツンと行け言われてガツンと行かれてたら世話ないですわぁ」

  莉子「えっと、読みます。お腹空いてるなら好きなもの食べて、わんこばっかりじゃ飽きるでしょ? だ、そうです....けど...」チラッ

  浩子「はっはっはー! 若くして頂点に到達した人は言うことがちゃいますね。で、他には?」

  莉子「え、あ、これは聞かない方が...」

  浩子「自分伝令ですやろ、気にせんと言ってちょーだいな」

  莉子「えっと、おすすめは.....焼き鳥、だそうです....」アセアセ

  浩子「給仕のおねーさん! 焼き鳥盛り合わせ持って来て下さいっ、大至急やっ!!」クワッ

  ハーーイ、タダイマー



良子『えー、ダンデライオン次鋒 船久保、焼き鳥の盛り合わせを食べ始めましたが....』

はやり『小鍛治プロも言ってました。人は予想を超えてくるんですねっ☆』


凛「ちょっとぉ、憧ちゃんのチーム大丈夫なのぉ!?」

晴絵「あっはっは、どんな発破の掛けかたしたんだかw」オモシレー







大阪 清水谷家


竜華「まーた浩子が良くないキレかたしてるぅw」

セーラ「気ぃ短いやっちゃからなーw」アホヤナー

竜華「そんなことゆーて、帰ってきたら優しくしたらなあかんよ?」

セーラ「どのツラ下げて帰って来るんやろなw」ミテミタイワー

トゥルルルル トゥルルルル

セーラ「お、電話やで」


竜華「はいはい。はい、清水谷でございますぅ。え? あ、真瀬さん? 姫松の?」

セーラ「ん? 真瀬ちゃんからか?」

竜華「ああ、そうなんや。そしたら駅まで迎えに行くから、そこで待ってて。うん、南口やね。了解。ほなな~」ガチャ

セーラ「なん? 来てんの?」

竜華「うん。怜がな、負けたらここ集合って話姫松の人らにもしたんやって。で、真瀬さんも愛宕のお姉さんからそれ聞かされたって」

セーラ「なるへそ」

竜華「ちょっと駅まで迎えに行ってくるから、留守番頼むな」


セーラ「ほいさっさー、したら竜華の部屋でも探検しとくわ」

竜華「やめーや」

セーラ「お前こそ真顔やめぇ」オッカナイワー


良子『んー、船久保、西一局も和了がれず。負の連鎖はどこまで続くのでしょうか』

はやり『今のは立直牌の疝気筋で待ってましたから、気取られ難くはあったんですけどっ、少しムキになってるのかなっ☆』

良子『そうですか。麻雀は熱した時でも冷静な部分を持っていないことにはなかなか勝てませんからね』


セーラ「あらら、いよいよあかんかもなぁ」

竜華「ほな行ってくるー」ガチャ

セーラ「おー、いってらー」ヒラヒラ

竜華「ちゃんと応援してあげてなー」パタン

セーラ「わかっとるでー。......とは言っても何がどうなってカモられてるんかようわからんしな。とにかく気合いやで、フナQ!」



  浩子(あるっちゃあるんやろーけど、こうまで引っかけに掛からんのはもう、うちの感覚では異常と言う他ないですね...)

  藍子「親番行かせてもらいますね」ポチッ カラカラッ

  藍子(10万まで戻してBellatrixを狙いに行きたいよね。船久保さんはここまで変化ないし、なんとか行ける筈)チャッ

  浩子(牌譜では上手いこと打ち回すなー程度に思っとったんが、面と向かうと普通やなかった....読みが甘かったですわ)チャッ

  史織(監督からは雪中さんとダンデさんが危なく感じたら虎の巻さんに合わせろって言われたけど、こんな感じでいいのかなぁ)チャッ

  灼(下家が止まらない....こっちのもだけど船久保さんの引っ掛けっぽいの全部躱してるみたい....なら、次は試してみる)チャッ


良子『西二局、親の百鬼としては東場の連荘を再現したいところ。他家はどう流れを変えて行くのか。ってとこですかね』

はやり『ですねっ、早速おかっぱちゃんが何か始めたようですけどっ☆』

良子『何でしょうか、雪中高士 鷺森灼、淡々と打ち続けていますが、今までとは全く異なる打ち回しです』

はやり『素人目にも河の表情が様変わりしたと判るレベルですねっ☆』


  藍子(何それコワイ、いきなり河キモいんですけど。変なことするってのは多分私対策なんだろうけど....少し様子見かな)トン

  浩子(解りませんてw きっとなんかの意味合いはあるんでしょうけど、自分の麻雀捨てたようにしか見えへんですわ)トン

  史織(や~ん、意味わかんな~い)トン


  灼(和了りは期待しない。ここまでの流れに変化さえ生じれば...)トン

  藍子(ん~、力強いなぁ.....やっぱここで読んどこう。さて、他家の河の仕掛けは如何でしょーか)ミョンミョンミョン

  藍子(上家、まさかの迷彩ゼロ。下家、目立つのは出端の2索、西も迷彩ってことは暗刻ってるね。対面は今はまだ気にしない)トン

  浩子(なんとなく、読まれたかな~ゆー感覚は持てるようになってきたんやけど、今は阿知賀が気になりますね)トン

  史織(雰囲気変わっちゃったし、オリたいけど~、現物ないし虎の巻さんの遠い筋とかでもいいのかな~)トン

  灼「ロン! 8000 純全平和ドラ1は5飜です」パララッ

  史織「や~ん」

  藍・浩(! 決め打ちかっ)


  藍子(それをやられると河とかもう関係なくなっちゃうなー。まぁ、やる方も賭けだろうけど、う~ん)ポリポリ

  浩子(そこまでせんと読まれるんかいな...あ、ちゃうわっ、うちが仕掛けすぎたんか! あらま、こっちの打ち方全否定やww)ハラショー

  浩子(むしろ躍起になって複雑に打ち回したことで、こっちの情報てんこ盛りのダダ漏れ状態にしとったってことでFAなんやろな)チラッ

  藍子(お? 目と目が逢う~♪)ニコッ

  浩子(あ~、歪ませたいその笑顔。しゃーない、こっからは最低限の仕掛けでピンポイント爆撃したりますよって、待っててや~)ニヤッ


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※百鬼藍子の能力「迷彩看破」
任意のタイミングで他家の河に仕掛けられたトラップを看破できる
河に波紋を投射して、波紋が罠牌に触れると小さな波紋が生じるイメージ
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奈良 新子家


良子『さぁ次鋒戦後半は西一局以降、Bellatrixの水村が沈黙状態。残る3チームの混戦が続いています』

良子『下位チームとしてはキッチリあがいておきたいオーラス前の北三局。ここへ来て船久保が上り調子の一本場へ突入』

はやり『策を弄して空回りした前半とは打って変わって綺麗な河ですねっ☆』

良子『この次鋒戦、満貫手以上の大きな和了りがほぼ無い散打戦となっていますが、どのチームが制するのか』


凛「部長さん、何だかんだですごい伸びて来てるよね」

よし子「静岡1位さんがおとなしくなってきたからね」

ひな「む、千里山の人がテンパったでござる」


  藍子(あの決め打ちから流れが変わった。河から得られる情報が少なすぎるんだよね~。これじゃ手牌読みも勘に近いや)トン

  浩子「ロン! チッチー 一本場で8000 4杯ですわ」ニンマリ

  藍子(黙だったか~。点差的に立直するかと踏んでたんだけど、その辺も見透かされたかな....こりゃ困ったw)シハライー

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良子『次鋒戦終了~。オーラスは百鬼、船久保の対峙を鷺森が満貫自摸で一蹴! 水村をかわしてトップに立ちました』

はやり『鷺森選手は終始抜け目ない立ち回りでしたね♪ 船久保選手をも巻き込んだ大胆な方針転換は見事でしたっ☆』

はやり『百鬼選手の方は後半失速してしまいましたが、収支はプラスという事で次の中堅戦に繋がって欲しいと思いますっ☆』



西一局 親 鷺森 / 和了 水村700,1300 わんこ3杯

西二局 親 百鬼 / 和了 鷺森8000 放銃 水村 わんこ5杯

西三局 親 船久保 / 和了 鷺森700,1300 わんこ3杯

西四局 親 水村 / 和了 船久保2000,4000 わんこ5杯

北一局 親 鷺森 / 和了 百鬼1000,2000 + 供託1000(水村) わんこ3杯

北二局 親 百鬼 / 和了 鷺森400、700 わんこ2杯

北三局 親 船久保 / 和了 船久保2000all わんこ3杯

北三局  一本場 / 和了 船久保8000 放銃 百鬼 わんこ4杯

北三局  二本場 / 流局 鷺森・水村1500

オーラス 親 水村 / 和了 鷺森2000,4000 + 供託2000(百鬼・船久保)  わんこ5杯


鷺森122800/35杯  百鬼77200/40杯  船久保83400/45杯  水村116600/49杯


フスマヒラキー

晴絵「はー、スッキリした。試合どうなってる?」

桜子「灼しゃんがトップーーーッ!! オーラスで逆転んんっっ!」

未来「終わってみれば+23300の一人勝ち♪」スゲェ

晴絵「うげぇっ! の、望、これ録画してあるんだよねっ?」

望「ファン1号の娘の活躍を見逃すとかヒドイ奴だよあんたはw」シテアルヨ

晴絵「やー、出物腫物何とやらってやつだからしょーがないでしょ」アセアセ

ひな「さぞ快便でしたな?」

晴絵「うるさいよっw////」







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試合当日 Bellatrix モニタリング席


史織「まくられちゃいました~」チョクゲキ2カイ

美穂子「微差ですからまだまだ大丈夫ですよ。お疲れ様でした」

史織「お次よろしくです~」バトンタッチー

佳織「そ、それでは行ってきますっ」カチコチ

まこ「こらこら、お前さん緊張し過ぎじゃあ」カタモミー


佳織「だだだ、だって私の相手って、あの荒川さんと白糸台のレギュラー2人なんですよ!?」ムリデスヨー

泉「い、行けますって」メーソラシー

まこ「なるようになるじゃろ」ムセキニンー

美穂子「心配ありませんよ。妹尾さんは自分のペースを守って打てば大丈夫です」

ネリー「だいじょーぶだよ~♪」

佳織「そ、そーでしょーか...。夏以降勉強して来ましたけど、鶴賀のみんなからは変だ変だって言われますし」

美穂子「そこが妹尾さんの個性であり、強味なんです。「変」というのはやりづらい相手と同義です。妹尾さんは手強い人ですよ」

まこ「確かに、麻雀の基礎知識を詰め込んだとは思えん打ち方じゃからのー」

泉「初顔合わせでキッチリ対応できる人なんていないと思いますよ?」

佳織「うう、褒められてるのかダメ出しされてるのか微妙です」


美穂子「とにかく、荒川さんと同卓すると流れが速くなる傾向が強いですから、そこには注意して下さいね」

佳織「は、はいっ。あれですよね? 手が伸びる感覚に騙されないようにってことですよね?」

まこ「渋谷尭深のオーラスが一荘でどうなるかは読めんが、あんたお得意の役満で蹴散らせば問題ないけーね」

佳織「そう都合よくは...」

泉「亦野さんは流れが速くなる中で鳴きづらくなってくれれば御の字ですし」

ネリー「カオリ、かんばって~♪」

佳織「い、行ってきます!」

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スタジオin京都


恒子「さぁグループB2回戦は中堅戦に向かいます。得点力という点ではダンデライオンの荒川選手と雪中高士の渋谷選手ですけど」

健夜「そうですね、荒川選手が頭一つ抜けていると思います。一方で渋谷選手と亦野選手の同門対決も見逃せませんよ」

恒子「お互い手の内が分かっている中でどう渡り合うかってことですねー。藤田プロ」

靖子「はい」

恒子「長野の妹尾選手について何か一言」


靖子「そうですね、彼女は夏までは本当に素人でした。しかしながらビギナーズラックの一言では片づけられない活躍をしたのも事実」

靖子「ですから、その辺りがこの対局に彩りを添える要素になってくれれば面白いだろうなと思いますね。期待しています」

恒子「なるほど。ではグループB担当の端原プロ、戒能プロ、お二人からも一言ずつお願いします」

はやり「対局のポイントは今の話で上手くまとまってますっ。個人的には白糸台の同門対決に注目かなっ☆」チェキラッ

良子「前日インタビューでの宮永さんの言葉もポイントの一つでしょう」

恒子「というと、えー」

健夜「V流れますでしょーか」


---VTR---

咏『うははw エースの器量の荒川ちゃんを真ん中に置くんだ?』ワッカンネ~

照『団体戦は例えるなら駅伝です。長丁場ですから序盤よりも折り返し地点となる中堅戦で意識的に差をつけていきたい』

照『追い上げる展開でもやはり中間地点で平場にしておきたいですし、その方が相手にとってもよりプレッシャーになると思います』

照『ですから、エースの荒川さんを中堅に据えて試合全体に楔を打ってもらおうという私なりの試み、かつ挑戦ですね』

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恒子「おお、なるほど~。今回は追う展開ですから、まず平場に戻せるかどうかで監督の力量も分かるみたいな?」

健夜「中堅戦開始時点でトップの雪中高士との差は約40000点あります。果たしてどうなるでしょうか」

恒子「それではCMを挟んでグループB2回戦、中堅戦の様子をお届けしますっ」チャンネルハソノママ!



CMハイリマシター


咏「ちょっと、私にもなんか聞いてよw」サミシイジャンッ

恒子「えー、だって三尋木さん「知らんし」とか言ってばっかりだしぃ」

咏「それは芸風ジャンw」

靖子「いつから芸人になったんですかね...」

はやり「生まれながらの芸人だよねっ」

咏「芸人ちがわいw てかホント、ハブられると悲しいからヤメテ?」カワイクチラッ

恒子「どーしよっかなー♪」フフーン

咏「うわ、こいつw」

恒子「冗談ですよw さっきのは単に尺の都合ですからネッ」

咏「ならいーんだけどさ」タノムゼー







大阪 清水谷家


竜華「もどったよー、セーラぁ?」

由子「お邪魔するのよー、って誰もいない」

竜華「!! ちょお待ってて、セーラーー!」ドタドタ

由子「? なんなのよー?」

ガチャ

セーラ「おー、真瀬ちゃん。来たんか、ひっさしぶりやな」

由子「あら、こんにちわなのよー。今竜華ちゃんが上に...」

セーラ「なんか呼ばっとったな」


ドドドッ

竜華「セーラっ、おったんか」ハァハァ

セーラ「なんやw 部屋入られたと思ったん? トイレ借りとっただけやでぇ」

竜華「せやったか...」

セーラ「やー、疑われて友情にひびが入ってもーたかもなー」ニヨニヨ

竜華「べ、べつに疑ったりしとらんもん」

セーラ「ほんまに~?」

竜華「う....ちょっとだけやん。悪かったわ」ゴニョゴニョ


由子「いきなり放置プレイとか居心地悪いのよー」

竜華「あ、堪忍堪忍」

セーラ「せやったな、って、真瀬ちゃん何かいーもん持ってへん?」ソレナンヤ?

由子「じゃじゃーん! 551の豚まん買って来たのよー」

セーラ「おおおっ!! 大阪土産の鉄板すぎて普段は口にせーへんけど、俺それめっちゃ好っきやねん♪♪」

竜華「あはは、ほな蒸籠で蒸したげるな」

由子「お願いするのよー」ハイ


竜華「ところでセーラ、試合どーなったん?」

セーラ「あ、いっけね。次鋒戦終わってからチャンネル回したままだったわ」リモコンリモコンー

由子「リモコンあったのよー」ポチッ

竜華「お、憩ちゃんや。中堅戦始まってるやん」ドレドレ

セーラ「準決までは録画やからなー。要所以外はカットされてまうし、もう南場に入っとるやんな」


良子『さぁ、東場はダンデライオンの荒川が+18400で制しましたが、順位は変わらず。現在南二局です』

良子『南場の立ち上がりで荒川が妹尾にチッチーの振り込みをしましたが、その点はどうですか?』


はやり『手の伸び具合を見ると全員が調子良いと言える中で、ちょっとした隙が大きな怪我に繋がりますねっ☆』

はやり『とりわけ妹尾さんはオリジナリティ溢れる打ち筋ですから、避けるなら思い切って大きく避けた方がいいと思いますっ☆』

良子『なるほど。しかしながらこの南二局は荒川が速い、そして強い。立直から-


  憩「ロ~ン♪ 立直一発対々三暗白ドラ3 16000ですぅ~」

  誠子「うわ...。やられたな」ドーゾ

  憩「ありがとさんですぅ~♪」


はやり『自摸り四暗の目があっても和了がれる時に和了がる。これも一つの強さですよ~♪』

良子『ええ。彼女の場合は考えた末、というよりいつも自然体なんです。それ故か、強い選手にしては表情がとても柔らかいですね』

はやり『うんうん、笑顔が素敵です♪ 私の後継者になって貰いたいくらいですねっ☆』

良子『それはまた修羅の道ですね』プッ

はやり『んん~? よく聞こえなかったんですけどっ?』ツネリー

良子『し、失言でした』イタイデス


東一局 親 妹尾 / 和了 亦野2600 放銃 妹尾 わんこ3杯

東二局 親 渋谷 / 和了 荒川2000,4000 + 供託1000(渋谷) わんこ5杯

東三局 親 亦野 / 和了 荒川3000,6000 わんこ7杯

東四局 親 荒川 / 和了 渋谷1300,2600 わんこ4杯

南一局 親 妹尾 / 和了 妹尾7700 放銃 荒川 わんこ4杯

南一局  一本場 / 和了 渋谷1400,2700 わんこ4杯

南二局 親 渋谷 / 和了 荒川16000 放銃 亦野 わんこ10杯


妹尾109700/33杯  渋谷125500/29杯  亦野56100/34杯  荒川108700/15杯



セーラ「ほほーう、今の倍満でくっきりはっきり三つ巴になってきたな」

竜華「亦野さん痛かったなぁ。インハイからこっち立ち直れてないんかな?」

由子「インハイの時とちがって、今回は最初から点差があって窮屈だったのよー」

セーラ「あと、流れが速いのもな。みんな10巡目くらいにはそれなりの手になっとって、鳴くのがむずいんちゃうか?」

由子「憩ちゃんと卓囲むといつも足が速くなる不思議なのよー」

ピピッ ピピッ

竜華「ん、豚まん蒸し上がったで~」スクッ

セーラ「よっしゃ、お待ちかねや~♪」







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試合当日 六韜三略虎の巻 モニタリング席


藍子「あうあうあう」

桃子「流れが来ないっすね~」キビシイッス

久「点差があるから無理をするなとも言えないのよね。それでも、荒川さんが南家の時は守るべきなんだけど」

姫子「例のバイオリズムなん?」

久「そそ。彼女は北家では大人しいけど、南家だと高い手で和了る傾向が強い。東家西家だとその中間くらいね」


藍子「お憩と打ってると、正直調子良いから和了れる気になって、でも気が付くとお憩の方が先に和了ってるんだよね」ナットクイカナイ

久「それが彼女のペースに巻き込まれてるってことなのよ」

桃子「つまり調子よく感じること自体が罠なんすね?」

姫子「自分でつかんだペースか、乗せられたペースか見分けなかっちいかんゆーことやね」

久「相手ペースの中で自分の麻雀をやりきるのってほんと難しいもの」

藍子「亦野さん的には鳴かないでも手が伸びちゃうってのが、普段と真逆で一番やりづらいかもしれないよね」

姫子「あー、わかるとよ。ばってん無理に鳴いたらオリる時つらいゆーのもあるけんね」


久「南場終わったらモモちゃん、伝令お願いね」

桃子「はいっす。なんて伝えるっすか?」

久「西一局、北一局が勝負。和了がれそうになけれは親の連荘支援で荒川さんを北家に繋ぎ止めて」

桃子「了解っす」

穏乃「........オナカヘッタヨォォォォォ.............」

久・桃・藍・姫「......」タラーリ

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東京 ワハハ祖母宅 離れ


智美「おーい、ユミちん。むっきーが来たぞー」

睦月「どうも、遅くなりました」

ゆみ「寒かったろう。荷物はその辺でいいから、こっちへ来てあたたまるといい」

睦月「失礼します」

智美「相変わらずユミちんは我が物顔だなー」ワハハ

ゆみ「すまんすまん、居心地良くてつい我が家のように感じてしまうんだ」


睦月「加治木先輩はずっとこちらに?」

智美「そーだぞー。一回戦で負けて泣きながらうちの門をだなー」

ゆみ「いらない脚色をするなっ///」ナクカッ

睦月「あはは、私も初戦負けでしたから」

智美「むっきーもそのままユミちんとこっち来ればよかったのになー」ワハハ

睦月「両親に何も言ってませんでしたし」

ゆみ「一回戦の後、上手いこと合流できなかったからな。こっちはチームで打ち上げをしようという事になって出歩いていたし」

睦月「電話頂いた時には帰りの列車に乗っていましたからね」


智美「ま、敗退は残念だったろーけど、こうしてぬくい部屋でTV観戦の方が大晦日らしくっていーだろー」ワハハ

ゆみ「確かにな。小樽の試合なんて私には耐えられないよ」ブルッ

睦月「そうなんですか?」

智美「氷点下の耐寒試合だったからなー」ムリダナ

睦月「それはムリですね。で、今は?」

ゆみ「CM明けからグループB中堅戦の後半に入る。妹尾の健闘を期待しているんだがな」

智美「モモがちょっと苦しかったからなー。佳織にはここで鶴賀学園麻雀部の実力を示してもらわないとなー」ワハハ

睦月「あ、再開しましたね」



良子『南場を終えて荒川が+31400の一人浮きですが、この西一局は15巡目の自摸で妹尾が七対子を聴牌』

はやり『普通なら6筒落として9萬で待ちますけど、ほらねっ★』

良子『妹尾、ここで一瞬立直を迷ったんでしょうか? そのまま9萬切りの黙に取りました。解説の端原プロも苦笑いですw』

はやり『ん~、まぁ妹尾さんの中では間違いないんでしょうね。ちょっと解説できないですけど』

良子『河の情報からは6筒が出る気配はないのです。となると自摸れると踏んだという事なんでしょうが?』

はやり『わ か り ま せん♪ でもほら、自摸ったww』イミフメイ

良子『あーっと、これは立直がないのが惜しかった。まさかの一発自摸、これが妹尾システムかー』

はやり『この西一局は完全に妹尾ワールドですね~』


南三局 親 亦野 / 和了 荒川2000,4000 わんこ5杯

南四局 親 荒川 / 和了 亦野1000,2000 わんこ3杯

西一局 親 妹尾 / 和了 妹尾4000all わんこ5杯


妹尾118700/41杯  渋谷118500/41杯  亦野52100/44杯  荒川110700/23杯


ゆみ「門七ドラドラで親満か。区間収支がプラスになって首位も奪回だな」スゴイナ

智美「プロも匙を投げる打ち筋だからな~」ワハハ

睦月「彼女にしか見えない流れがあるんですかね」


ゆみ「それにしても、場が速いという流れの中で東南西いずれも一局目は他よりゆったりとしている」

智美「お? その辺が攻略の目なのかな~?」

睦月「一本場、大事にしたいですね」ガンバレー


  佳織「い、一本場です」ポチッ カラカラ

  尭深(一荘戦だと私のハーベストが上手く機能しないのかもしれない。一応、暗示はこの西場から....連荘は好都合)

  誠子(支援したわけじゃないが、伝令通り連荘になった。なんとかここで和了っておきたいが...)

  憩(未知数ゆー意味で妹尾さんがいっちゃん手強いなぁ。はよ北家抜け出さな)

  尭深「給仕さん、お茶をお願いします」

  憩「あ、そしたらうちは蕎麦湯で~♪」


  誠子(余裕のつもりか? いや、気持ちの切り替えにはなるのか)

  誠子「昆布茶お願いします」

  尭深(む、邪道...)チラッ

  誠子(邪道とか思われてるなw)

  佳織「あ、じゃ、じゃあ、ミネストローネくださいっ!」


智美「佳織は相変わらずだなーw」ワハハ

ゆみ「せめて一打目切ってから口をつけろとw」アイツハ

睦月「ハフハフ言ってますねw」カワイイ



良子『さぁ一本場、親の妹尾が場風を捨てます。続いて渋谷は白を...っと、ここで鳴いてきた亦野誠子』

はやり『良いと思いますよ。何故か一局目、とゆーか北家の時の荒川さんはのんびりしてますからね』

良子『荒川が、というよりは全体的なペースが普通のテンポになる感覚ですね』


  誠子「ポンッ」

  憩「あらら、鳴かれてもーたね」ハクトチーピンカァ

  尭深(5巡目2副露、河に中が1枚....捨てるなら今なのかな)

  佳織(發...いらないよね)トン

  誠子「ポンッ」


良子『またまた妹尾がやってくれました。ここで發が出てしまうあたり、亦野のペースになってきたと言えるでしょうか』

はやり『もーね、はやりは佳織ちゃんのファンになっちゃったかも☆』

良子『確かにその意外性からは目が離せません。が、亦野の手牌が怖くなってきました。中を引いて2筒待ちの嵌張です』

はやり『最後の中は渋谷選手の手にありますから無理ですが、小三元でキッチリ和了りたいところですねっ☆』

良子『その渋谷は役なしの一向聴ですからオリ確定です』


  尭深(聴牌....誠子ちゃん張ってるよね。もちろん中も握ってる。握ってなくてもそう想定するべき)

  尭深(でも、それは誠子ちゃんも分かってるから、混一つけてる筈。河からすると筒子の下....)



ゆみ「? 何を悩む? まさかオリない気なのか?」

智美「えーw ここで突っ張る意味が分からないなー」ワハハ

睦月「あ、自摸った牌を手に入れましたよ、これは?」

ゆみ「当然、包になるな」


良子『渋谷、形聴にして中を河へ流しに行くがー』


  渋谷「オープン立直」パタン


はやり『きたーーーーーーーっwww やってくれましたぁ☆☆☆』

良子『え? あ、手牌を倒しましたので、これ、オープン立直ですかっ!? ここからは発声が聞き取れませんでしたが』

はやり『亦野さんがフリーズしちゃいましたねっ☆』


  誠子(んなっ!!? 本気かよっ!)

  憩(ここでプンリーかぁ、大三元包と真正面からの切りあいやねー。こわやこわや)

  佳織(はわわ、和了られちゃったのかと思った.....オープン立直ってどーなるんだっけ?)

  誠子(待ちは1・4筒か....厳しいよな。でも....32000は喉から手が出るほど欲しいっ)



睦月「どーゆー状況です?」

ゆみ「オリるしかなかったはずの渋谷尭深がプンリーひとつで優位に立ったな」

智美「私ならここは鳴けないな~」ワハハ

ゆみ「鳴かない場合でも、1筒保持を強要されるから4筒自摸で和了り目がなくなる。中を捨てれば話は別だが」

智美「んー、鳴かずに2筒自摸に賭けるなら鳴いて3筒切りの1筒自摸に賭けた方がいいってことかー」

睦月「包なら他家が振り込んでくれるのでは?」

ゆみ「頭ハネだ。1筒は双方の当たり牌。位置関係から、和了れるのは渋谷尭深だけだ」

智美「単騎の利点である待ちの切り替えが封じられてるからなー」


  尭深「で....どうするの?」ボソッ

  誠子「!! わかったよ.....勝負しようじゃないか。ポンだっ!」


良子『亦野、中を鳴いて渋谷に責任払いが発生。3筒を河に切って熱いめくりあいが始まりましたっ』

はやり『大会ルールを使って上手いこと勝負展開に持って行った渋谷さんが素敵ですねっ☆』

良子『お互い白糸台、手の内は知り尽くしているといったところでしょう。ここは亦野も逃げずに受けて立ちます』


  尭深(ここから5巡以内に勝負が決まる。5巡目になれば向こうの勝ち。私の勝ち目は4巡目以内)トン ズズッ

  誠子(尭深は両面待ちでこっちより分がいい。それにツモ和了りされる分には問題はないんだ)トン

  憩(4筒頭やから、うちからは妹尾さんの河と合わせて3枚見えてる。山には多くて1筒2枚、4筒1枚やね)トン

  佳織(あ、1筒きた。手に入れないといけないんだよね....ってことはオリるしかないってことだよね)トン



智美「そろそろか~」ワハハ

睦月「オープン立直で他が強制的に外野になってしまって、対決感が凄いですね」

ゆみ「演出としては最高だな。もちろん当人はそんな事は考えていないんだろーが」


  尭深(4巡目の自摸っ....来なかった)トン

  誠子(これで和了るか次巡まで回れば....)ツモッ

  誠子「~~~~っ!! ........負けたよ」トン


良子『勝負あり! つかまされたのは亦野誠子でした。今、河に置かれた4筒に対して渋谷がロンの発声! 役満直撃ー!!』

はやり『いい勝負だったと思います。この二人だったからこそとも言えるでしょうねっ、惜しみない拍手を送りましょー☆』パチパチパチ




今週はここまで~、ではまた~


今週も良かったでー
乙や

ついでに、差し出がましいとは思うが
×端原はやり(28)
○瑞原はやり(28)
やでー




点数計算がどーにもこーにも(^^;
多分今現在これが正しいかな~、数え以外の役満は13翻でわんこ計算ね

妹尾121700/54杯  渋谷150800/41杯  亦野16800/57杯  荒川110700/36杯

東一局 親 東横 / 和了 龍門渕3900 放銃 新子 わんこ3杯
東二局 親 新子 / 和了 龍門渕1300,2600 わんこ4杯
東三局 親 ネリー / 和了 新子700,1300 わんこ3杯
東四局 親 龍門渕 / 和了 ネリー 2000,4000 わんこ5杯
南一局 親 東横 / 和了 龍門渕7700 放銃 東横 わんこ3杯
南二局 親 新子 / 和了 新子6000all わんこ7杯
南二局  一本場 / 和了 東横2100,4000 + 供託1000(ネリー) わんこ4杯
南三局 親 ネリー / 和了 龍門渕12000 放銃 東横 わんこ6杯
南四局 親 龍門渕 / 和了 新子2000,4000 + 供託1000(ネリー) わんこ5杯
西一局 親 東横 / 和了 新子3900 放銃 ネリー わんこ3杯
西二局 親 新子 / 和了 新子1500 放銃 ネリー わんこ1杯
西二局  一本場 / 和了 龍門渕1400,2700 わんこ4杯
西三局 親 ネリー / 和了 新子400,700 わんこ2杯
西四局 親 龍門渕 / 和了 東横16000 放銃 新子 わんこ8杯
北一局 親 東横 / 和了 ネリー8000,16000 わんこ13杯
北二局 親 新子 / 和了 東横 2000,4000 わんこ5杯
北三局 親 ネリー / 和了 ネリー8000all わんこ8杯
北三局  一本場 / 和了 ネリー4100all わんこ5杯
北三局  二本場 / 和了 龍門渕 2200,4100 わんこ4杯
オーラス 親 龍門渕 / 和了 新子2000,4000 わんこ5杯/わんこ罰符ネリー→新子4000
東横67400/81杯  新子91100/72杯  ネリー142000/67-4杯  龍門渕99500/74杯

東一局 親 鷺森 / 和了 水村1000,2000 わんこ2杯
東二局 親 百鬼 / 和了 百鬼2600all わんこ3杯
東二局  一本場 / 和了 百鬼3200 放銃 船久保 わんこ2杯
東二局  二本場 / 和了 百鬼4500 放銃 船久保 わんこ2杯
東二局  三本場 / 流局 鷺森3000
東三局 親 船久保 / 和了 水村2600 放銃 船久保 わんこ1杯
東四局 親 水村 / 和了 鷺森700,1300 わんこ2杯
南一局 親 鷺森 / 流局 鷺森・百鬼1500
南一局  一本場 / 和了 百鬼2100,4100 わんこ5杯
南二局 親 百鬼 / 和了 鷺森1600,3200 わんこ3杯
南三局 親 船久保 / 和了 鷺森500,1000 わんこ2杯
南四局 親 水村 / 和了 百鬼4500 放銃 水村 わんこ2杯
西一局 親 鷺森 / 和了 水村700,1300 わんこ3杯
西二局 親 百鬼 / 和了 鷺森8000 放銃 水村 わんこ5杯
西三局 親 船久保 / 和了 鷺森700,1300 わんこ3杯
西四局 親 水村 / 和了 船久保2000,4000 わんこ5杯
北一局 親 鷺森 / 和了 百鬼1000,2000 + 供託1000(水村) わんこ3杯
北二局 親 百鬼 / 和了 鷺森400、700 わんこ2杯
北三局 親 船久保 / 和了 船久保2000all わんこ3杯
北三局  一本場 / 和了 船久保8000 放銃 百鬼 わんこ4杯
北三局  二本場 / 流局 鷺森・水村1500
オーラス 親 水村 / 和了 鷺森2000,4000 + 供託2000(百鬼・船久保)  わんこ5杯
鷺森122800/35杯  百鬼77200/40杯  船久保83400/45杯  水村116600/49杯

東一局 親 妹尾 / 和了 亦野2600 放銃 妹尾 わんこ3杯
東二局 親 渋谷 / 和了 荒川2000,4000 + 供託1000(渋谷) わんこ5杯
東三局 親 亦野 / 和了 荒川3000,6000 わんこ7杯
東四局 親 荒川 / 和了 渋谷1300,2600 わんこ4杯
南一局 親 妹尾 / 和了 妹尾7700 放銃 荒川 わんこ4杯
南一局  一本場 / 和了 渋谷1400,2700 わんこ4杯
南二局 親 渋谷 / 和了 荒川16000 放銃 亦野 わんこ10杯
南三局 親 亦野 / 和了 荒川2000,4000 わんこ5杯
南四局 親 荒川 / 和了 亦野1000,2000 わんこ3杯
西一局 親 妹尾 / 和了 妹尾4000all わんこ5杯
南一局  一本場 / 和了 渋谷32300 放銃 亦野 わんこ13杯
妹尾121700/54杯  渋谷150800/41杯  亦野16800/57杯  荒川110700/36杯


ねますzzz




>>791
瑞原で登録し直しました、ありがと~




大阪 清水谷家


セーラ「豚まん食うたらノド乾いてきたな。なんか飲むもんくれん?」

竜華「はいはい。ラプサンスーチョンでええか?」

セーラ「ラ、ラプ? なんやのそれ?」

由子「中国茶風のスモーキーフレバーよー。さっぱりして中華に良く合うお紅茶ねー」

セーラ「ほほ~、したらそれ淹れてくれ~」

竜華「あい。ちょおまっててなー。ケトルケトル~」

由子「あー、そのT-fal、ライトが点くタイプねー」イイナー

竜華「うん、可愛いやろ? お気に入りなんよ」


良子『中堅戦もいよいよオーラス。配牌が注目された渋谷ですが、これは...』

はやり『バラバラに見えますけど、これ、多分東一局からの一打目を14枚集めた感じじゃないですかね?』

良子『渋谷は西場から意識的な一打目を放っていましたが、眼前の手は九種九牌一歩手前です』


  尭深(なにこれ悲しい.....でもトップだし、幺九牌絡みの手なら何でもいいのかな)トン

  亦野(とにかく一回でも多く和了らないと、みんなに申し訳ない)トン

  荒川(安手でも和了ればトップや、なんとかかんとかエースの面目保てるかいな~♪)トン

  佳織(ギリギリ区間収支プラスだよね。このままバトンを渡さなくっちゃ!)トン



竜華「セーラ、お茶入ったよぉ」ハイ

セーラ「おー、サンクス。って、なんやこれ!? 正露丸みたいな匂いするでぇ!?」クッサ

竜華「予想通りのリアクションやw 正露丸は良かったなぁ」

由子「あはは、慣れるとクセになるのよー」

セーラ「ほんまかいな」ズズッ

竜華「どや?」

セーラ「お?」

由子「いけるー?」


セーラ「こりゃ確かにサッパリするな。匂いはアレやけど嫌いやないで」ウン、ンマイ

竜華「そやろー♪ うちもいつの間にか病み付きになってもーてん」

由子「ハマッちゃうのよねー♪」

セーラ「わかる。口ん中の脂っこさがきれいになくなってくもんな」

竜華「気に入って貰えて良かったわ。ほんで、試合の方は?」

由子「オーラスよー。虎の巻チーム以外はどこが和了ってもトップの目があるのよー」



良子『全体的にタテヅモで来て9巡目。渋谷が妹尾から出る老頭牌を2副露目。これは全帯、混老頭への舵取りですね』

良子『一方亦野は鳴かずに手を伸ばして萬子の混一七対の形から清一二盃口も見えてきそうな手牌となっています』

はやり『妹尾さんも断幺で七対系なんですけど、これw ちょっとぉ~』

良子『や、私も気づいてましたが、瑞原プロ、ちゃんと解説して下さいw』

はやり『えっとですね。あ、ちょっとまって下さい。今スタッフさんが何やら資料を...』パラパラ

良子『さぁその間に荒川の手牌を見ましょう。荒川は索子中心、嵌張を両面に直せば平和形ですが、南を引いて混一も有りでしょう』

はやり『いいかな?』

良子『はい、どうぞ』


はやり『えっと、本大会に際してデータの少ない選手の情報収集がされてきたんですが、今、私の手元に妹尾さんのデータがあります』

はやり『でですね。部内練習等の非公式のデータを含めると、天和・四槓子・九蓮宝燈以外の役満は全て和了っているそうなんです』

良子『ホワット? 妹尾選手って麻雀初めて1年も経ってないですよね?』

はやり『こわいですね~☆』

良子『あー、妹尾6筒自摸で残る9筒を処理できればオープン立直に続いて出てしまうのでしょうかっ? 渋谷が9筒を-』



  尭深「ポン」

  佳織「わ、...はい」

尭深(安牌微妙。白通りそうだけど7萬自摸れる気がしないし8萬を落とそう)トン

  誠子(南か、清一までは無理だな。萬子集めてる気配がないし、7萬を切ろう)トン

  尭深(あ、嫌な流れ....)

  憩(何かみんなして清一手前の字牌の引き合いな気がするわ...大阪ガス引いてもーたけど、今さら南落とせるんかな..)



由子「憩ちゃんが迷ってるのよー」

セーラ「南は亦野と渋谷、どっちも握ってるように見えるやろうしなー」

竜華「ほんま大阪ガスは空気読まんね。あ、ガス切ったw」


  佳織(北...河に1枚だけど、へーきだよね)トン

  尭深(!? 鳴きたいけど、裸単騎になっゃう...。オープン立直の仕返しが怖いからスルー)トン

  誠子(4筒!? これは切れないだろっ! オリ確定とか綾っ牌にも程があるぞ4筒)トン

  憩(ぐはぁぁぁ、お豆腐やないの。これは出せへんよね~。はいはいオリオリ)トン

  佳織(1・4筒はやくきて~)トン

  尭深(1筒...ムリ。二人オリっぽいけど誠子ちゃん攻め手残したがるし...ど・れ・に・し・よ・う・か・な...白で)トン

  憩(ひっどいw)



良子『互いの待ち牌が錯綜する中で亦野、荒川がオリの選択を強いられた形となりましたね』

はやり『オーラスの渋谷さん警戒で全体的に手控え気味のスローペースだったことが、今の煮詰まった状況に繋がっていますね☆』

良子『その渋谷、ここまで3副露で混老頭へと向かっていますが。他家は清老頭の可能性も幻視しているでしょうか』

はやり『佳織ちゃんは我が道を行ってますけどねっ☆ 4筒で大車輪とかなんなんですかねーw』


  佳織(こないよ~)トン

  尭深(また1筒来た....でも間に合わないかな)


セーラ「流局やなー」 

竜華「さすがに大車輪までは出てこんかったな」



西一局  一本場 / 和了 渋谷32300 放銃 亦野 わんこ13杯

西二局 親 渋谷 / 和了 荒川2000,4000 わんこ5杯

西三局 親 亦野 / 和了 荒川12000 放銃 渋谷 わんこ7杯

西四局 親 荒川 / 和了 亦野2000,3900 わんこ3杯

北一局 親 妹尾 / 和了 亦野1600,3200 わんこ3杯

北二局 親 渋谷 / 和了 渋谷1300all わんこ3杯

北二局  一本場 / 和了 妹尾8300 放銃 荒川 わんこ5杯

北三局 親 亦野 / 和了 荒川3000,6000 + 供託1000(妹尾) わんこ7杯

オーラス 親 荒川 / 流局 渋谷・妹尾1500

オーラス  一本場 / 和了 荒川400,600 わんこ1杯


妹尾118400/83杯  渋谷133200/73杯  亦野19900/85杯  荒川128500/50杯







東京 ワハハ祖母宅 離れ


智美「やー、惜しかったなー」ワハハ

睦月「対子集めてたら大車輪みたいな...」

ゆみ「また妹尾の役満コレクションが増えるのかと思ったよ」

智美「しっかし荒川憩の区間収支+45100って...」

ゆみ「オーラスの渋谷尭深に役満和了りがなかったのが大きいな」

智美「佳織もギリッギリで+収支だなー」ワハハ


ゆみ「しかし、妹尾のこの読み切れない強さは、新生鶴賀学園麻雀部の大黒柱になってくれるかもしれない」

睦月「期待したいですね。もちろん、私も精一杯頑張りますが」

智美「そーだぞーむっきー。なんたってむっきーは部長なんだからなー」ワッハッハ

ゆ・睦「.........」メーソラシー


恒子『はいっ、CM明けて次は副将戦です。いや~、色々と中身の濃かった中堅戦の後ですが、小鍛治プロ』

健夜『そうですね。中でも大会特殊ルールの役満による直撃は印象的でした』

恒子『副将戦への流れをつかんだのは、やはり役満を和了った渋谷選手ということになりますか?』

健夜『2位ダンデライオンと5000点差ないですから、まだまだ分かりませんけれど、波に乗って行けるといいですね』


恒子『一方でダンラスとなった六韜三略虎の巻ですが、副将の鶴田選手としてはどう闘っていくべきですか?』

健夜『とにかく和了ることです。一つ一つの和了は勝利に直結しませんから、積み重ねていくことが大切ですよ』

恒子『オーラスで妹尾選手が役満を和了りきれなかった雪中高士ですが?』

健夜『3位とはいえ原点以上を保持していますから、慌てることはないと思います。気持ちをリセットして挑んで貰いたいですね』

恒子『そしてチャンピオンチーム、ダンデライオン』

健夜『エースがエースとして活躍しましたね。チームの状態は他に劣らず良好でしょう。この副将戦は勝負所だと思います』



智美「佳織のチームは清澄の染谷さんかー」

ゆみ「感覚派だな。現況を感じ取る嗅覚が素晴らしい」

睦月「桃子さんのチームはかなり苦しいですね」

智美「県大会決勝の池田君を髣髴とさせるなー」ワハハ

ゆみ「またそーゆーことを」

睦月「でも、トビ終了ありますもんね」

ゆみ「確かに。だが、副将戦4人の中ではやはり新道寺の鶴田姫子が一番の格上だからな。まだまだ分からないさ」


智美「どのチームが通過するか賭けでもするかー?」ワハハ

ゆみ「断る。私は麻雀と賭け事を繋げたくないのでな」

智美「あいかわらずユミちんは頭が固いなぁ。モモも苦労するわけだ」ヤレヤレ

睦月「東横さんのチームに賭けられる状態じゃないですしね」

智美「な~る! そーゆーことだったかー」ワハハ

ゆみ「ちがーう! いちいちそこを繋げるなっ////」







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試合当日 六韜三略虎の巻 モニタリング席


誠子「済みません。かなり難しくしてしまって」メナボクナイ

久「確かにね~。でも、結果はついて来なかったにしても、あの鳴きは悪くなかったわよ? あれは私だって鳴いたわ」

藍子「あの捲り合いは見ててドキドキしたよ~」

桃子「そうっすよ。ギャラリーがのめり込むくらいっすから、亦野さんだって相当だったんじゃないんすか?」

誠子「まぁ確かに、熱くはなった、かな」

久「それでいーんじゃない? これはお祭り。試合に勝つのも大事だけど、楽しんだ者勝ちってのも嘘じゃないんだから」

誠子「そうなのかな......うん、楽しかったな」

姫子「そいぎ後ん応援ばよろしゅー。穏乃ちゃんこつもよろしゅー頼むけんね」スタッ

誠子「わかった。鶴姫の活躍を期待しているよ」ヨロシクッ

久「頼んだわよ~」




雪中高士 モニタリング席


梢「渋谷さん、お疲れさまでした。素晴らしいご活躍でした」

尭深「有難うございます。オーラスがてんやわんやでしたけれど...」

灼「気にすることない。とにかくあのオープン立直はシビレた」ナイス

透華「あの目立ちよう、見事でしたわ」ハカラズモッ

煌「お疲れさまでした。すばらでしたよ。さて、私たちもキッチリ役目を果たさなくてはなりませんね」

和「ここからさらに突き放して1位通過ですね」

灼「水を差すようだけど、逆転からのトビ終了には注意して」

煌「はい。ですが、私は誰一人飛ばさせたりはしませんよ。必ず原村さんに繋いで見せます」イッテマイリマスッ




ダンデライオン モニタリング席


憩「もどりました~。如何でしたでしょ~か?」ニパッ

照「.....」チョップ

憩「!!?! ぃたぁぃ」パチクリ

莉子「なんでチョップしたんですか!?」ハワワ

照「エースが2位で戻って笑顔とかダメ」

憧「厳しすぎでしょ!? +45100ですよっ!?」

憩「うっ、うち、がんばったのに...」ポロッ


数絵「あ、泣かせた...」

照「え、ちょ、うそうそっ、良くできました!」ナデナデ

浩子「何がしたいんですか...」

憩「うぇぇ~~ん」

憧「あ~あ」

照「わ、私が悪かった。泣かないで、ね?」イイコイイコ

憩「んっく、洟出てもーたぁ...」ズルッ

数絵「これで拭いて下さい」ハンケチワタシー

浩子「こっから追い上げようゆー時にテンション下げんでくださいます?」

照「ハイ」ジョーダンダッタノニ...


莉子「憩さん大丈夫ですか?」

憩「えへへ、ビックリして泣いてしもーたけど//// もう平気よ~」テレッ

照「ごめんね」ズーン

憩「いえいえ、うちが大袈裟やってん。ちぃとも痛なかったのに」

数絵「落ち着かれたようなので、行ってきますね」

莉子「数絵ちゃん頑張って~♪」

浩子「鶴姫は序盤様子見て、染谷に読み負かされんよう注意や。花田が他家使ってきても」

数絵「動じるな、ですね」

憧「頼んだわよ!」




Bellatrix モニタリング席


佳織「3位になっちゃいました~」

ネリー「へっき! 振り落とされたわけじゃないよ~」

泉「そうですよ。3チームでもつれた形ですから、後は染谷さんと私とで!」

美穂子「手強い3人を相手に区間収支+はお見事でしたよ」

史織「もっとへこまされてくるかと思ってたもーん。上々だよね~」

佳織「はぁぁぁ、なら良かったですぅ」ツカレマシター

まこ「ま、ゆっくり休んでおきんさい。お疲れっ」スクッ

佳織「はい。後はよろしくお願いします」


泉「トップのバトン期待してますよって、えーとこ見せて下さいね!」

まこ「おう! キッチリ稼いで来るけぇ」

ネリー「1位通過じゃけぇ~♪」

史織「染谷先輩ふぁいと~」

まこ「とゆーことでじゃ、福路監督」

美穂子「はい」

まこ「久のチームに引導渡してもええっちゅーことじゃぁのう?」

美穂子「相手が誰であっても、私たちが麻雀で手を抜くことはあり得ませんよ」フフッ

まこ「ちがいないわ。ほんなら一勝負してくるかの~」カタマワシー

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岩手 臼沢家


エイスリン「ソメヤサン ツヨイッ ハヤイッ」

胡桃「上位と大差ってわけじゃないから正に和了ってナンボだよね」

塞「起家で3連荘して、ここでも2連荘かぁ。東場であっさり逆転したねぇ」


東一局 親 染谷 / 和了 染谷700all わんこ2杯

東一局  一本場 / 和了 染谷3200 放銃 花田 わんこ2杯

東一局  二本場 / 和了 染谷1500all わんこ3杯

東一局  三本場 / 和了 鶴田1600,2900+供託1000(染谷) わんこ3杯

東二局 親 南浦 / 和了 鶴田5200 放銃 南浦 わんこ4杯

東三局 親 鶴田 / 和了 染谷500,1000 わんこ1杯

東四局 親 花田 / 和了 染谷1000,2000 わんこ3杯


染谷127600/7杯  南浦117700/18杯  鶴田29000/11杯  花田125700/18杯



白望「今度は南家の手がいいね。多門張でダブ南混一行けそう」

塞「おお~、綺麗な手、って...心筋牌捨てて順子崩したよ」ハテ?

胡桃「暗刻系に持ってくのかな? むりくりっぽくない?」

白望「ん~、まぁタテヅモの流れに引き込めば河は読まれ難くはなるけどね」

エイスリン「タイサクッ?」

塞「うわ、もう三暗刻。ドラの対子落としで混一に絞るんだね」

白望「辺塔子が縦に捌き切れないんでしょ。四暗狙いでもたつくよりいいと思う」


エイスリン「ソメヤサン イーシャンテンッ」カキカキ バッ

白望「うん、そうだね。リーチで牽制してくるよね」

塞「親リー来たっ」

胡桃「南家も張った。これは追っかけるね」


  数絵「リーチ」チャラン

  姫子(監督ん言葉通りたい。南場は空気が変わりよー。ばってん一発だけ消しとく)トン

  煌「すばらっ、ポンッ」ペーポンペーポン

  まこ(あらら、大人しくしとってくれんもんじゃのう)トン

  数絵「ツモ、立直門混ダブ南三暗刻....ウラ3です」



良子『南浦数絵、初和了は裏が乗って3倍満~! さぁ今度はダンデライオンがトップに立ちました』

はやり『うーん、シーソーゲームですねー♪』

良子『そうですね。そしてそのシーソーゲームに何とかして加わって行きたい鶴田のファイトスピリッツにも期待しましょう』

はやり『コロコロと ココロも躍る 首位攻防 ミ☆』

良子『なんで一句詠んだんでしょうか。とにかく南浦の親番、南二局開局です』


  姫子(南場が怖かとは聞いとったけんど、これがホントの「南場ショットか~」ばい)ププッ

  煌(あら、姫子は余裕あるわね~。8000はお安くないでしょーに)スバラッ

  まこ(ちとデカかったが、まー想定内じゃけぇ、次の親番で暴れさせんよーにせんとのう)

  数絵(このまま南場で決める)チョンチョン


  ブワッ -

  姫子(おおお、これまた阿知賀ん次鋒さんが喜びそうな南風ばい)

  煌(凱風、とでも言うんでしょうか、穏やかな中にも何やら力強さを感じますね)スバラッ

  まこ(ふーむ、なんとか先回りして和了らんと不味そーじゃね)


エイスリン「トイツ5ツ!」

白望「親の手牌が良すぎるなぁ。幺九牌なしとか美味し過ぎ」

胡桃「!? いきなり8萬の対子崩したけど?」

塞「あっさり七対捨てて345の三色狙いってことかな?」

白望「索子と萬子が4待ちで苦しいけどなぁ」

胡桃「4萬引いたね。さよなら8萬」


塞「ちょ、また4萬引いて234の一盃口になったよ。あ、5索の対子崩した。これはもう断幺三色一盃口狙いだよね」

白望「一旦南入れて5筒切りかぁ。他家はまだ幺九牌しか切ってないのに一人だけ河がグロい」

エイスリン「3ソーヒイテ3ソーテダシッ! 」

胡桃「う~わ、これは誰かが引っ掛かる流れ」

塞「そして5萬自摸ww 出来レース過ぎる!」

白望「さっき入れておいた南で親リー。無敵だなぁ」


  姫子(ゾクゾクするとー。現物切りたいけど繋がってるし、心筋スジも危なっかしーっちゃけど)トン

  煌(ここは絶対に振り込めませんねー。巡目も早くてオリ切れないかもしれませんがひとまず現物)トン

  まこ(8萬白8萬5索5筒3索南リーチ.....ごがぁな河読めんわ。自摸は....中かっ!)


  まこ(久ならこの自摸の意味とか考えるんじゃろうが.....なら、わしは更にゼロ子にもあやかってみるけーね!)

  まこ「カンッ!」

  姫・煌(!!?! 親リー相手に中を槓!?)

  まこ「ほいきた良自摸、追っかけリーチじゃあ!」

  数絵(この人も槓から南場の支配を切り崩しに来た!?)


良子『染谷が嶺上からの自摸で3門張の良形聴牌から追っ掛けリーチです』

はやり『7筒はドラですから出にくいですが、親も嵌張なので勝負としては有利、面白い形になりましたっ☆』

良子『花田はおそらくベタオリでしょう。鶴田もここは親の現物を選びます』



  まこ「ツモッ、立直一発中、裏は乗らずも満貫2000,4000じゃあ!」

  数絵「くっ...」シハライー

  煌「あらら~、そちらに持っていかれましたか」スバラッ


エイスリン「オッカケイッパツ トヨネミタイッ♪」

胡桃「嶺上宮永大明神の御加護でもあったのかなって勢いだw」

塞「じゃーそのうち連荘宮永大明神も出てくるのねw?」

白望「どっちも祟り神でしょ?」

ドッ wwww







鹿児島 石戸家


霞「後半になって段々と染谷さんが和了れなくなってきたわねぇ」

巴「ですね。新道寺の方が小気味良い連荘でちょっとずつ上がってきましたね」

霞「あら? 初美ちゃん?」

初美「.....」コックリコックリ

巴「船漕いでるw」カワイイ

霞「風邪引かないように何か掛ける物を持ってくるわ」スクッ

巴「それなら、確か隣の部屋の押し入れに掻巻が入っていましたよ」

霞「懐かしいわね掻巻なんて」スタスタ



良子『北三局三本場。鶴田が安手の連続和了でオーラスを遠ざけています』

はやり『ダンラスですからこーやって稼いで行くしかないですもんねっ、諦めずに上を目指しましょー♪』


  姫子(こん調子でこいも和了るっ、なんちゃってリザベーション4ばいっ!)トン

煌(心なしか姫子が楽しそーですばらです。でも、そろそろ止めさせて貰うわよ~)トン

  まこ(安手と言ってこれ以上は見逃せん。急がば河も素直になるじゃろ? ここで止める!)トン

  数絵(北入してから全く和了れていない。これが私の壁ならば、ここで越えて見せましょう)トン


南三局 親 鶴田 / 和了 南浦2000,4000 わんこ5杯

南四局 親 花田 / 和了 鶴田7700 放銃 染谷 +供託2000(染谷・花田)わんこ4杯

西一局 親 染谷 / 和了 鶴田3000,6000 わんこ7杯

西二局 親 南浦 / 和了 花田5200 放銃 南浦 わんこ4杯

西三局 親 鶴田 / 和了 染谷3900 放銃 花田 わんこ3杯

西四局 親 花田 / 和了 南浦1300,2600 わんこ4杯

北一局 親 染谷 / 和了 染谷1500all わんこ3杯

北一局  一本場 / 流局 鶴田・花田1500

北二局 親 南浦 / 和了 花田2000,4000+供託1000(染谷) わんこ4杯

北三局 親 鶴田 / 和了 鶴田500all わんこ1杯

北三局  一本場 / 和了 鶴田800all わんこ2杯

北三局  二本場 / 和了 鶴田1500all+供託1000(花田) わんこ3杯


染谷111700/53杯  南浦131900/52杯  鶴田42800/49杯  花田113600/65杯



ファサッ

初美「んむ....」スースー

巴「一人でこの広間の掃除して疲れちゃったんでしょうかね」

霞「ハタキ掛けとかちょっと手間だものね。寝かせてあげましょう」

巴「ですね。さて、染谷さんどうかな~」

霞「一打目7筒はもう索子の染め手ねぇ。最速で行って自摸が間に合うかしら」

巴「東南中1枚ずつで混一までは早そうですけど、下が対子で納まりが悪いですよね」

霞「東が入ったわね。上の順子が伸びて下のシャボ待ちだと確かに据わりが悪いわね」


巴「下家は初手5萬切りでおやっと思しましたけど3色狙いの決め打ちっぽいのかな? 1索の対子か邪魔ですね」

霞「早速崩したわよ」

巴「今の内ですもんね。断幺で567の三色狙い、はっきりしましたね」

霞「染谷さんも東と6索を連続で引いてる。いい感じだわ」

巴「あー、下家も綺麗に筒子で3面子。7萬7索待ちで8筒落としてリーチですかね」

霞「染谷さん7索引いて黙聴。ここは8索引いて一盃口つけたいものねぇ」

巴「下家6索引きましたよ?」



  数絵(11巡目。上家もそろそろかも知れない。ならば、ここは三色は捨てましょう)

  数絵「リーチ」

  まこ(5索切りリーチか....色気出さずに立直しとけば牽制できたんかいの? これは後手に回ってしもうたかぁ)


良子『北家南浦の立直に先んじて黙で張っていた染谷ですが』

はやり『んー、立直してれば確かに索子の切り辛さから南浦さんがオリることもあったかもしれませんけど、はてさて』

良子『出遅れた染谷、2・4索のシャボですが、自摸った牌は1索。どこにも嵌め込めません』



  数絵「ツモッ、立直一発門断ドラ1、ウラ1は3300,6300です」

  鶴田「んも~! ウラが仕事し過ぎば~い」ギャボー

  煌「ん~、跳ね満だけにピョコンと抜け出されてしまいましたか」スバラクナイ


北三局  三本場 / 和了 南浦3300,6300 わんこ6杯

オーラス 親 花田 / 和了 南浦2000,4000 わんこ5杯


染谷106400/64杯  南浦152800/52杯  鶴田34500/60杯  花田106300/76杯







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試合当日 六韜三略虎の巻 モニタリング席


姫子「哩姫的に乙女はDo My Bestしてきたけん!」カライバリー

藍子「いやいやいや、もーちょっといけたでしょー?」

桃子「これは終わったっすね」

誠子「来年はいい年になるといいなぁ...」シミ゙シミ


久「過ぎたるは及ばざるがごとしってね。結果は結果として受け止めましょう」

姫子「まとめに入ったと?」

久「こらこら、まだ大将戦が残ってるでしょw」

藍子「とは言っても」

誠子「その大将が」

桃子「あの状態っすからね」

穏乃「....ゴハン.....マダァ?....」

久「ふぅ....穏乃ちゃん! お夕飯の時間よっ!」


穏乃「!!!!! ぃよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!! 行ってきますっ!!!!」バビューン!

藍子「飛んでったね」

誠子「土煙上げてね」

ラーメンタベタイッ ラーメーーーン!!!

桃子「雄叫び上がったっすね」

姫子「点数分かってなかよね」

久「き、期待しましょう」

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奈良 新子家


晴絵「だっはっはwww 開口一番ラーメンかよ~」ウケルー

ひな「穏ちゃんルール忘れてる?」

凛「凄い勢いで食べてるね...」

未来「他家が呆然としてるよ」

春菜「点差が点差だからネジとんじゃったかなぁ?」

よし子「インハイで負かした相手がダントツだから、和ちゃんと千里山の人を引きずり落とさないとムリだなー」

桜子「ガンバレ穏ちゃー、のどちゃー!!!」フンギッ



良子『えー、場決めも早々にラーメンを食べ出した選手がいますが...』

はやり『不退転の決意でしょーか、背水の陣を敷いた感じですね☆』

良子『そう言われるとクールですね。泣いても笑ってもこの大将戦で決着ですから、期待したいところです』


  穏乃「むはっ、うまっ」ハフハフ ズズー

  泉(アホや、アホがおりますわ)

  穏乃「もう一杯っ!!」

  莉子「えっ、二杯も食べるんですか...?」

  和「そんなオカルトありえません。穏乃、ルールは分かっていますか?」

  穏乃「おふっ、んん? んぐっ....わかってるってー」エヘヘ


  泉「ほっときましょ。仮東さん、シャイツ転がして下さい」

  莉子「あ、はい」ポチッ カラカラ

  和「私が起家ですか。宜しくお願いします」

  泉「よろしくっす」

  莉子「宜しくお願い致します」

  穏乃「ふむっ、よろっ、ぶほっ」ゲフンゲフン

  和「いいから黙って食べ終えて下さい」



良子『さぁ開局です。東一局親は現在第3位 雪中高士の原村和。昨年のインターミドルでは対面の二条と鎬を削りました』

良子『また上家の高鴨とは奈良において小学・中学の一時期を共に過ごしたこともあるという事です』

良子『一方その高鴨。南家の安福とは今年のインターハイAブロック2回戦で劇的な決着で明暗を分けたという因縁があります』

はやり『全員1年生かー、わくわくしますねー。複雑に絡み合う人間模様から泥沼の北国旅情殺人事件ですねっ☆』

良子『何を言っているのか分かりませんのでスルーしていきましょう。早い早い、原村和、平和形から先制の親リー』

はやり『ん? 高鴨さんがなんか騒いでますけど?』

良子『おや? 何かトラブルでしょうか?』



穏乃「うぇぇ!? これ、点数表示間違ってない!? 13万じゃなくて?」

  和「今更何を言ってますか」

  泉「合ってるって」

  莉子「合ってますよ」

  穏乃「.......」フリムキー


良子『モニタリング席のチームメイトを見て呆然とする高鴨。どうやらチームの得点を把握できていなかった様子です』

はやり『今まで寝てたんでしょーかw? チームメイトが両手を合わせて拝んでるのが何とも言えませんねっ☆』



  穏乃「....しょーがない。うん、しょーがない。よっし、私はここからだっ! それじゃあ行くよっ、のどかっ」トン

  和「ロン。立直一発平和ドラ1 11600です」

  穏乃「ふぎゃーー!?」

  泉「ぷっ....決めた途端に振り込むて...」オナカイタイ

  莉子「....////」ク、クルシイ

  穏乃「わ、笑うなぁ//////」ウギャー ハズカシイッ

  和「一本場です」ポチッ カラカラッ

  泉(さすが原村。けど、今回はインターミドルの雪辱するには持って来いの直対やし、勝ちに行くっ)

  莉子(対面に高鴨さん。インハイの時と同じ.....今度こそ違う景色を見る!)



凛「のどちゃんいきなり連荘だ―」スゴイッ

未来「穏ねーちゃんはお先真っ暗たー」ムゴイッ

望「これはどうなの?」

晴絵「んー、穏乃は尻上がりだからねー。立ち上がりを集中攻撃されると厳しいけど、生き残ればタダでは終わらないでしょ」







大阪 清水谷家


良子『ここまで原村対二条の二極化が著しかったですが、ここで親の安福が4門張の好形聴牌。慎重に黙で進めます』

はやり『ここで彼女が和了る事で、全体の流れも変わってくると思います。なんとか動きを付けたいですねっ☆』


  莉子「ツモッ 一盃口ドラ1 2000allですー」

  泉(張ってたかぁ。またトップとの差が開いて27100...結構手こずりますね)

  穏乃(うああ~やばいやばい~! 私一人焼き鳥じゃんっ! 次、次絶対和了るっ!!)

  穏乃「すみません、ショートケーキ下さいっ!」アマイモノッ

  泉「はぁ!? まだ食べるん?」

  莉子「ホールですけど、大丈夫なんでしょーか....?」

  和「どんな胃袋してますか...」

  穏乃「んまぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっっ!! 糖分入って気合も入ったぁぁあぁぁあぁぁあぁぁ!!!」

  和・莉・泉(甘いもの.....)ゴクリ



東一局 親 原村 / 和了 原村11600 放銃 高鴨 わんこ4杯

東一局  一本場 / 和了 二条1400,2700 わんこ4杯

東二局 親 安福 / 和了 二条2000,3900 わんこ4杯

東三局 親 二条 / 和了 原村6400 放銃 二条 わんこ3杯

東四局 親 高鴨 / 和了 原村800,1600 わんこ2杯

南一局 親 原村 / 和了 原村1300all わんこ3杯

南一局  一本場 / 和了 原村4200 放銃 安福 わんこ3杯

南一局  二本場 / 和了 二条1200,2200 わんこ3杯

南二局 親 安福 / 和了 安福2000all わんこ3杯


原村124700/14杯  安福145000/26杯  二条117900/18杯  高鴨12400/29杯



竜華「つくづく大物やね~w」アホノコトモイウ

セーラ「笑いの中心は奈良に移りつつあるなw」クイスギヤロー

由子「ホールで持ってくる方もどうかしてるけど、動じないのがまた凄いのよー」アゼン

セーラ「あー、見てたらまた腹減ってきたわー」

竜華「セーラの胃袋も大概やなぁw」

由子「でもちょっと甘味が欲しい気分ねー♪」

竜華「そういえば貰いもんやけどグレゴリーコレのチョコがあったな。持ってくるわ」

セーラ「おー、チョコえーなー。はよ食わせ~」


由子「パティスリー・グレゴリーコレのチョコをそんなテンションで食べてほしくはないのよー」

セーラ「お高いのん?」

由子「お安くはないのよ~」

竜華「お茶なんにする~? マリアージュのマルコポーロでええ?」

由子「あの香り大好きよ~♪ さすが清水谷家はお高いものしか出てこないのねー」

竜華「そんなことあらへんて、貰いものばっかりやし」

セーラ「ほんま聞いたことない名前がポンポン出てくるからな」



  穏乃「ロンッ! 純全三色平和ドラドラッ 16300」

  和「わざわざ山越しの9索ですか」シハライー

  穏乃「インハイでは叶わなかった直接対決だからね、宣戦布告ってやつ? まだまだ行くよっ、のどかっ」ニッコリ

  和「麻雀は4人の競技です。私ばかり見ていては足元を掬われますよ////」テレッ

  泉「はいはい、空気読まずに親番行かせてもらいますー」ポチッ カラカラ


良子『南二局は安福に続いて高鴨が初和了。旧友の原村へ倍満直撃です』

はやり『甘いものは正義ですねっ☆ スロースターターの高鴨さんに火が着いたのだとしたら面白くなりそうですっ☆』

良子『まぁ最初から尻に火は着いていましたが』

はやり『実況がそーゆーこと言わないのww』メッ

良子『ソーリー』



セーラ「阿知賀ん娘ぉが和了りよったけど、竜華の読みとしては行けそーか?」

竜華「そーやねぇ。諦めの悪い娘ぉやから、泉としても原村さんばかりは見てられんやろうねぇ」

由子「正念場で仕事できる娘よねー。突き落とされても息を吹き返してくるカンジよー」

セーラ「なははw ゾンビみたいなやっちゃからなー」

竜華「はい、お茶どーぞ」

由子「ん~♪ この甘い香りが最高なのねー」

セーラ「ほんまや、いー匂いするわ。で、チョコは?」

竜華「これや」パカッ


セーラ「うわっ、えっろぉ//// また随分となまめかしいな~。赤いのとかチョコの色やないでw」

由子「あ~これこれ、このくちびるチョコ一度食べてみたかったのよ~」

竜華「ほらセーラ、キスしてから食べぇ」ウリウリ

セーラ「するかいな/// ヒョイパクやヒョイパク」ヒョイパク

由子「一粒300円はするチョコをそんな雑に...」

セーラ「たっか、ホンマかいな」

竜華「うちらはチューしてから頂きましょ」チュッ

由子「ねー♪」チュッ


竜華「この赤い方、口付けたらいい匂いする!?」

由子「薔薇? なんかそんな香りなのよ~」

竜華「ロマンチックなチョコやな~。こんど怜にも買ーたろー」

セーラ「おまえらチョコがファーストキスやんw」

由子「どやかましいのよー」プイッ

竜華「ほんま男はけったいなこと言うわー」ケッ

セーラ「なんでマジギレなんですかね...」コワイワー







已む無くここまで......大将戦決着まで書いたのにフリーズして飛んだ(;;
ワードで書いてれば自動保存かかったのにね。ではまた~





>>812でミス
恒子『オーラスで妹尾選手が役満を和了りきれなかった雪中高士ですが?』

雪中高士じゃなくてBellatrixでした





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試合当日 対局席


  穏乃「ツモッ! 混一全帯一盃口中 4000,8000」

  莉子「....はい」シハライー

  泉(へぇ、またリーチ躱しての和了...。さっきも私と原村のリーチ躱してきたし、やるやん)

  和「調子良さそうですね、穏乃」

  穏乃「えっへっへ~、ま~ね~♪ 和もケーキ食べたら調子出るかもよ