真美「兄ちゃんがため息ついてる…」(288)

P「はぁ…」


真美「…(ため息?どうしんだろ兄ちゃん)」


真美「兄ちゃん、どうかしたの?」テクテク


P「ん?あぁすまんため息なんかしちゃって。実は…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1347723159

真美「え?晩ご飯何にするか悩んでただけ?」


P「おう」


真美「なーんだ。もっと壮大な悩みかと思っちゃったじゃん。もっとこう…地球の未来とかさ!」


P「腹減ってる時にそんなことで悩むか!腹一杯でも考えないと思うけど」グー

真美「兄ちゃんお腹鳴ってるよ…そんなに減ってんの?」グー


真美「…あっ」

P「真美もじゃん」


真美「そだね.…」


真美「どっか食べに行こっか!」

P「どこがいい?」

真美「兄ちゃんは今何食べたいの?」


P「う~ん、そうだなぁ。らぁめん…かな。」


真美「またまたお姫ちんみたいに言っちゃって~。ま、でも真美も久しぶりに食べたいし、どっかでラーメン食

べよっか!もちろん兄ちゃんの奢りね!」


P「ぐぬぬ」

―どこかのラーメン屋


P「」ズルズル

真美「」ズルズル


真美「美味しいね」

P「だろ?ここは俺が一番好きなラーメン屋なんだよ」


P「誰かを連れてきたのは真美が初めてだけどな、ハハハ」


真美「!…///」


真美「へ、へぇ…ありがとね、兄ちゃんっ」



P「どういたしまして」

―食後


真美「ふぅ、美味しかった!お腹いっぱいだよ!」


P「だな。さて、そろそろ帰るか」

――Pの車内


真美「ねぇねぇ兄ちゃん!今度は亜美も一緒に3人でどっか食べに行こうね!」


P「おう、いいぞ。最近二人とも大活躍だからな!ご褒美だご褒美」


真美「んっふっふ~」

P「さて、着いたぞ」

真美「じゃあね兄ちゃん、また明日!」


P「おう、また明日~」ナデナデ


真美「えへへ…(ナデナデしてくれたよ!//)」


ドア「ガチャッバタン」


P「さてと、家帰って風呂入って寝るか」

こんな感じのPの軽い悩み事を真美が解決する短いお話をいくつか書こうと思っています。

つきましては、Pの悩み事を募集します。書けそうだったらそれについて書きますので、どんどん提案してくれると嬉しいです。(エロ系はNG)

女性に贈り物で悩むP…
解決に協力(でもモヤモヤする真美とかどーですか)

>>12
ありがとうございます


P「ふ~…」



真美「(また兄ちゃんがため息ついてるYO→)」


真美「(兄ちゃんの悩み事はこのせくちー美少女探偵真美が解決しちゃうもんね!)」




真美「兄ちゃーん、どうしたのー?」テクテク

P「ん?真美か。実はなぁ…美希に何かプレゼントしようと思ってるんだけど、何がいいかで悩んでたんだ」



真美「ミキミキ?どうして?」


P「実はなぁ…前に何でもないときに美希からサングラスもらっちゃってな。」


真美「えっ…!最近兄ちゃんが車運転してる時にかけてるアレ?」



P「おう、それそれ」


真美「そっか~あれミキミキからのプレゼントだったんだね」



真美「で、そのお返しってこと?」

P「そういうことだ。真美、美希最近なんか欲しいとか言ってた?」



真美「えーーーっと……」






真美「あっ!確かあの雑誌の…ちょっと待ってね兄ちゃん」



P「ん?了解」

真美「どれだっけ…」ガサゴソ



真美「あっこれこれ!」

真美「この雑誌の…」


真美「このネックレス見て、『欲しいけど買いに行く暇がないのー…』って一昨日くらいに言ってたよ」


P「へぇ…サンキューな、真美」


真美「(お礼言われちった、えへへ///)なんのなんの!……で、兄ちゃんこれどこに売ってるか分かんの?」



P「ふっ…俺には色んな友人がいるからな、ダチが経営してるアクセサリーショップに行くさ」

真美「もしかして、兄ちゃんが真美と亜美にブレスレット買ってくれた時のお店?」



P「あ、バレたか」



P「まあなんにせよありがとな。明日買ってくるよ。んで、明後日に美希に渡す」



真美「んっふっふ~、生きて…必ず生きて帰って来いよ、兄ちゃん…」


P「(真美なりの『気をつけていってらっしゃい』だろうか)任せな、若ェの…」

――翌日

P「(無事に目的の物が買えたぞ。後は……)」





――同じ頃


真美「(兄ちゃんちゃんと買えたかなー?)」


真美「(いいなぁミキミキ。真美もまた兄ちゃんから何か貰いたいよ。絶対大切にするから…)」

――さらに翌日(事務所内にはP、真美のみ)


ドア「ガチャ」


美希「おはよーございますなの!」


P「お、来たな。おはよう美希」


真美「ミキミキおはよー」



美希「おはよーなの。あれ?今日は2人だけ?」

P「今日は多分俺らだけだな。夕方頃に誰か帰ってくるかもしんないけど」

美希「ふーん…」

美希「今日ね、夢でハニーにちょっとだけ会えたの!」


P「(嫌な予感)…俺、何してた?」


美希「それが…よく覚えてないの。まぁ夢だし」


P「(ほっ)」

――――――――――
――――




美希「…」ペラ…ペラ…


P「(美希は雑誌読んでる)」


真美「…」ピコピコ


P「(真美はテトリスに夢中だ)」



P「(美希はそろそろ出ないといけない時間だし…今しかないな)」

P「美希、そろそろ出る準備しないと」


美希「ん?…あ、ホントなの」


P「えーと…出る前に、これを受け取ってくれ」スッ



美希「?なーにこれ?」


P「ほら、こないだサングラスくれたろ。お返しだよ」

美希「わぁー!ありがとうなの!開けていい?」


P「どうぞ」


真美「(兄ちゃん、ちゃんと買ってこれたんだね)」



美希「この箱って…ネックレス?」パカッ

美希「あ…!?これってこないだ読んだ雑誌に載ってた…」


美希「すっごく欲しかったやつなの!ありがと、ハニー!」ギュー


P「抱きつくなって…喜んでくれて嬉しいよ」


美希「ねぇ…ハニーがミキにつけて?」

P「わ、分かった」ドキドキ


真美「!(ミキミキいいなぁ…)」

スチャ


P「これでOKか?」


美希「うん!ありがとね、ハニー!それじゃ、行ってくるのー」


真美「行ってらっしゃいミキミキー!」

真美「良かったね、念願のネックレスもらえてっ」ヒソヒソ


美希「うん!…ありがとね、真美」ヒソヒソ

真美「へっ!?な、なんで?」ヒソヒソ


美希「真美でしょ?ハニーにあのネックレスのこと教えてくれたの」ヒソヒソ


真美「う、うん。なんか兄ちゃんがミキミキへのプレゼントで悩んでるって言うから…こないだのアレがティンと

きたんだYOー」ヒソヒソ

美希「なるほどなのー。とにかく、ありがとね、真美」ナデナデ

真美「(ミキミキからのナデナデ!)そ、それほどでも…良かった、ミキミキすっごく嬉しそう」


美希「えへへ。それじゃ、行ってくるの!」フリフリ


真美「うん、行ってらっしゃい!」フリフリ

P「ふぅ。無事に渡せて良かった。ありがとな、真美。教えてくれて」


真美「んっふっふ~、この礼はスイス銀行を通してキャッシュで頼むぜ兄ちゃん…」


P「あれって実在してんのか?」



真美「さぁ?真美スイス行ったことないし分かんないよー」


P「まぁ、それは置いといて、お礼ならちゃんと用意してあるぞ。ちょっとこっち来てくれ」


真美「え?なになに?」テトテト

P「で、俺の方に背中向けてくれ」


真美「真美の後ろに立つと危険だぜ兄ちゃん…」



P「ほら、じっとしてろって」


真美「う、うん…(なんだろー?)」

スチャ…




真美「!」

真美「こ、これって…ネックレス?」


P「そうだぞー。美希のとは別に、ちゃんと真美のも選んできたんだ。多分…似合うと思う」


真美「すっごく嬉しいよ兄ちゃん!ありがとー!///」

P「喜んでくれてなによりだ。まぁ、後で鏡見といてな、一応」ナデナデ


真美「う、うんっ//(サイドテールの方をなでるとは通ですな兄ちゃん!)」


P「さてと、そろそろ俺らも出ないと。レッスンスタジオ行くぞー」


真美「りょーかい!」




Pの悩み事その2 おわり

>>12さん
ありがとうございました。ご希望のものが書けたか分かりませんが、楽しんでいただけたらなによりです。


引き続きPの悩み事大募集です。1日1ストーリー書けるか書けないかくらいのペースになってしまうと思いますが、出来るだけ頑張って書いていこうと思います。

ほら鏡見た真美まだか

>>43
書いてみました

(その2 のおまけ)

真美「あ、出る前にちょっと鏡見てくるねー」


P「ん、分かった。5分くらいで戻ってきてくれると助かる」


真美「ラジャー!」


トイレのドア「ガチャ」

あ、スマフォからなので改行とかがおかしくなってたら申し訳ありません

真美「さて…鏡、鏡っと」



真美「…!///」


真美「(流石兄ちゃん、アイドルのプロデューサーやってるだけあってセンスいいね!)」


真美「(すっごく良いよこれ…。ずっと大切にするね)」


真美「(兄ちゃんが、真美のために買ってくれたネックレス…)」


真美「んっふっふ~///」

P「あ、戻ってきたな。それじゃ、行くぞ」



真美「うん!……兄ちゃん」



P「ん?」


真美「真美、このネックレス一生大事にするね!」

P「気に入ってくれたみたいで良かったよ」

P「(選ぶのにかなり時間かかったけど、買ってよかったな。こんなに喜んでもらえるとは)」


真美「えへへ…」


真美「それじゃ、出発進行ー!」

P「おー!」



その2のおまけ おわり

Pが番組出演して歌う羽目に陥り、ちょっと人気でちゃって悩み

>>52
ありがとうございます


P「どうっすかな…はぁ…」



真美「(兄ちゃんまたため息ついてる…大人は大変だね!)」



真美「(もちろん今回も真美が解決しちゃうよー!)」




真美「兄ちゃん、今度はどうしたの?」テクテク



P「あぁ真美…実は…」

真美「えーー!?兄ちゃんテレビ出んの!?」



P「い、いやまだ決まったわけじゃないぞ。ただ…出ませんかって言われちゃってさ」



P「765プロも今じゃ誰もが知ってる事務所になって、そろそろその裏側の人もどんな人なのか世間は知りたがっ

ている…んだってさ」




P「今まで散々お世話になったディレクターさんだし、断りづらくて…」

真美「すごいよ兄ちゃん!出るべきだよゼッタイ!」



真美「だってこんなチャンス滅多にないよ!」



P「うーん…そりゃそうだけど俺はアイドルじゃなくてアイドルをプロデュースする方だしな…」



真美「どうせ1回きりの出演っしょ?」



P「そりゃそうだ!何度も出るなんて俺の精神力が保たないっての!」

P「あ、出るなら事務所から一人誰か連れてきてねとも言われたんだった」



真美「じゃあ真美も一緒に行くから~!」



P「(真美の目がちょっと真剣だ…)」



P「うーむ…」


P「仕方ない…1回だけならいいか…」

真美「おー!頑張ろうね、兄ちゃん!(兄ちゃんとTV出演か~)」



真美「(楽しみだね!)」



――――――――――
――――

P「どうしてこうなった」




真美「トークだけかと思ったら、兄ちゃんが歌も歌うことになるなんてね…」



P「俺が歌ってる時に真美は踊る…か。通りでアイドル一人連れてこいって言ったわけだよ…」

P「どどどどうしよう」


真美「兄ちゃん落ち着いて!とりあえず、何の曲にするか決めようよ。こっちが決めちゃっていいって言ってたもんねっ」


P「あ、そ、そうだよな」



P「う~ん」

P「フルでやるみたいだし、ダンスが比較的楽なのがいいよな」


P「キミはメロディとかどうだ?」


真美「んっふっふ~、兄ちゃんなかなかの通ですな~」



真美「どうしてそれにしたのー?」


P「踊りが楽ってのもあるが…」



P「真美とCメロ歌いたいからな(なんて言えないよなぁ)」ボソッ


真美「!?」



真美「に、兄ちゃん…?今のホント?」


P「ファッ!?」

P「まさか声に出てた?」アセアセ


真美「うん…聞こえたよ。真美とCメロ歌いたいって///」


P「(超恥ずかしい)」


真美「じゃあ…収録の前に、真美とカラオケ行って練習しよーね!」




P「そ、そうだな。よろしく、真美」ナデナデ


真美「んっふっふ~//」

ネタ切れちゃったんで今日はここまでです。
また後で書きためて投下します

友人知人がガンガン結婚していく中、自分だけ恋人もいなくてため息なP

乙乙またネタ考えさしてもらっていいのかの?

P「と、いうわけで」



P「(あれから1週間…)」



P「(真美のボーカルレッスンは割と厳しかった)」


P「(なんとか人様に聴かせることが出来るレベルにはなったが…)」

P「(今日が番組の収録日。緊張するなぁ…)」


P「(もう楽屋にいて、スタッフさんが呼びに来たらもう収録だ…)」


真美「兄ちゃん?」


P「…」

真美「兄ちゃーん!」ドンッ


P「う、うわ!?どうした?」


真美「もうー、兄ちゃんってば緊張しすぎ!もっと気楽にいこうよー」


P「そうは言ってもな…俺TVに出るのなんか初めてだし…」


真美「まあまあ、そこまで緊張しなくても大丈夫っしょ~」



P「うぅむ…」

コンコン

スタッフ「765プロさーん、収録の準備が出来ましたのでスタジオまでお越しください」



P「分かりましたー」


真美「合点承知の助っ!」



P「(ふぇぇ…)」

P「えーと、最初に歌の収録か」



P「(その後他の皆さんも来てトーク…と。トークの途中でVTRで今から撮るやつを流すみたいだ。今から恥ずかしいぜ)」

P「(マイクテスト等も終わり、真美も準備完了したみたいだ)」


P「(基本的には真美は踊りっぱなしで、Cメロの時だけ一緒に歌ってくれる)」




P「(やるからには全力でやらなきゃな)」


P「準備できました!お願いしまーす」

Come out,Spread your heart,You're my melody...





――――――――――
――――



今溢れるキミはメロディ 言葉にはできないものは

キミと紡ぐメモリー 二人が選んだストーリー

キラキラ輝るキミの掌には 天使がくれたひとカケラの勇気


P「(真美のやつ…堂々としてるなあ)」


P「(立派になりやがって…ふっ)」


P「(さーてCメロだ)」


おいで 踵をあげて 

カゴを飛び出して

その場所で見えないものが

キミを待ちわびる

おいで まだ見ぬ丘へ

過去を抜けだして

どこまでもココロを広げて


――――――――――
――――


P「(お、終わった…なんとか1発OKだった)」


P「(あ~~肩の荷が下りた)」


真美「兄ちゃんおつかれー!すっごく良かったよ!」


P「おう、あとはトークだけだな。気を抜きすぎるなよー」


真美「うん、がんばろーね!」

P「えぇ、そうですね。この仕事に就きたての頃はホントに寝る間も惜しんで色々やってました」キリッ


真美「プロデューサー、最初の頃は目の下のクマがずーーっとあったもんね~(兄ちゃんって呼ぶのは何となく

ダメっぽいよね…)」




P「勉強することがいっぱいで戸惑ってましたが、うちのアイドルを含め多くの方々に支えてもらってここまで

きました」キリリッ


P「皆様には感謝の言葉でいっぱいです。関係者の皆様、ファンの方々、これからも765プロのアイドル達をよろ

しくお願いします」ペコリ


真美「(兄ちゃん、カッコイイなー)」

歌のVTR再生後



P「いやぁ…歌うときは凄く緊張してましたよ。でもせっかくの機会なので精一杯頑張りました」


真美「んっふっふ~、膝がガクガクなってたくせに~」


P「こ、こら!」

ワハハハ…

――――――――――
――――


司会「本日はありがとうございました。765プロの敏腕プロデューサーと、765プロの双海真美さんでしたー!」


ワアアアア



P「(事務所に戻ってきた)」


P「死ぬほど疲れた…」ダラー


真美「兄ちゃん、魂抜けてるっぽいよ~。だいじょぶ?」


P「だ、大丈夫だ。たぶん… それより真美、今日はお疲れ様。ありがとな、一緒に出てくれて」


真美「なんのなんのー、兄ちゃんこそお疲れ様だよ!」

真美「兄ちゃん…その…真美と歌えて、嬉しかった?」ドキドキ


P「もちろん。特訓の時からずっと嬉しかったさ」


真美「(良かったっ!)えへへ…こ、こんなサービス滅多にしないんだからね!///」ギュー

P「ははは…改めて、ありがとう真美」ナデナデ


真美「(うあうあ~真美今顔真っ赤だから顔上げられないよー…)兄ちゃん///」


P「ん?」


真美「また今度、カラオケ行こうね!」



P「おう!」

後日


P「(放送日、事務所でみんなと一緒に例の番組を観た)」


P「(なんかみんな『今度は私と出ましょうよー!』とか、『ミキもハニーとカラオケ行くのー!』だの言って

たが…まぁいいや)」

さらに後日


P「…どうしてこうなった」


P「律子、ホントにやらないとダメか?」



律子「もうここまで決まっちゃったんだから何としてでも出てもらいますよ!」


P「ぐぬぬ…俺はアイドルじゃないんだぞ!」


P「(そう、なぜか俺も『生っすかSPECIAL 03』に出ることになってしまったのだ)」

――――――――――
――――

P「(なんでもこないだの番組で俺の歌がもっと聴きたいという声が結構あったらしい…)」



P「(CDに出るということは、CMとか、宣伝のためにTVに出る可能性もあるということで)」


P「はぁ…」


真美「兄ちゃん、ため息ついてないで早く歌ってよー」


P「ん、そうだな」



P「(また真美とカラオケに来ている)」


P「頑張って『明日があるさ』を上手に歌えるようにならないとな!」


真美「真美はタンバリンでもやってるねー」


P「別に一緒に歌ってもいいんだぞ?」


真美「うーん…じゃあ途中から入るね!」


P「了解だ」

明日があるさ 明日がある

若い僕には夢がある

いつかきっといつかきっと

わかってくれるだろう

明日がある 明日がある

明日があるさ

>>52さん、ありがとうございました
なんか提案して下さったものとズレてる気もしますが、書いてて止まらなくなっちゃったのでご勘弁ください…

本当はもう少し短くまとめたかったのですが、どうもうまくいかず中途半端な長さになってしまいました。


>>69さん
私生活が忙しくなるまでは書き続けると思うので、ネタは最後まで募集します。
「これは!」と思うものがあったら精一杯書きますので、よろしくお願いします。

後日談:出演により、予想以上にPのキャラに人気が出て悩む(ここ大事)Pと
モヤモヤする真美(とアイドル達)とか、お約束ですねそうですね。 

事務所にP待ちの女の子ファンとか出待ちしてて若干満更でもないP
それをモヤモヤした状態で過ごすアイドル

何かのお祝いでスイーツパラダイスにPと行くがPと二人たりっきりのせいかハニカミ!ファーストバイト状態な真美

昨日の続きです。
>>68さん
>>96さん
>>97さん

書いてたら混ざっちゃいました。一つ一つをテーマに書けずすいません…

それでは、投下していきます

ある日


P「真美、行くぞー」


真美「はいはーい」


ドア「ガチャッ」バタン


P「(ん?階段の下に誰かいるぞ)」


P「(女の子二人組だ。真美のファンだろうか…)」

女の子A「あ、来た!あの、765プロのプロデューサーさんですよね!?」


女の子B「サインくださーい!」


P「え!?俺!?」


P「…真美、先に車乗っててくれ」鍵ポイ


真美「え、うん…」テクテク

P「…さてと」



P「困るよ君達…出待ち自体もそうだけど…俺目当てなんて。俺はアイドルじゃないんだよ?」



女の子A「それは分かってますよ!こないだTVに出てましたよね?あれ観てアタシ達一目惚れしちゃって!」


女の子B「家から765プロの事務所が近かったのでつい…」

P「(複雑な気分だ…)分かったよ…サインくらいならしてあげられるけど、俺以外の事務所の人達に迷惑だか

ら、ここにはもう来ないでくださいね」カキカキ



女の子A「はぁーい。あ、アタシ達来週の美希ちゃんのサイン会にも行くんですよ!」


P「あ、そうなんですか?当日会場でスタッフ一同お待ちしております」



女の子B「…!楽しみにしてますね!(プロデューサーさんとまた会えるかも!)」


女の子A「それじゃ、ありがとうございました~」タッタッタ

P「ふぅ…」



P「(なんか勘違いされたような気がするな。俺は別にサイン会でサインするわけじゃないんだが)」



P「(おっと、真美を待たせてしまったな。急いで車に乗らないと)」タッタッタ


ガチャッバタン
P「すまんすまん、お待たせ真美」



真美「待ったことは別にいいけどさ…」


真美「兄ちゃん、サインしたの?」


P「…した」


真美「駄目じゃん兄ちゃ~ん。真美達にはゼッタイに外でしちゃいけないぞって言ってたくせに~」



P「すまん…つい…」

――――――――――
――――

移動中


真美「兄ちゃん、もしかして女の子にサイン求められたの初めて?」


P「ソ、ソソソソソソンナコトナイゾ」



真美「バレバレだよ兄ちゃん」


P「学生時代、女の子に囲まれるなんて機会すらなかったし…」ハァ


P「俺ってこのまま結婚出来ないまま一生過ごして行くのかな」

真美「ちょ、話飛びすぎっしょ!どうしてそう思うのさー」



P「実は俺の友達がみんなどんどん結婚していっててだな」


P「先月も3人結婚してな」



P「友達は事務所の子に手出しちゃえばー?とか冗談交じりに言ってきたけど絶対にそんなことできないし…」



P「仕事でも女性との出会いなんてあんまりないしな」

真美「…兄ちゃん」



真美「真美は、兄ちゃんのこと好きだよ?(い、言っちゃった…)」



P「そ、そうなのか?ありがとな(真美は優しいなあ)」



真美「うん…(真面目に受けとってもらえてないっぽいよ~)」ガーン


――――――――――
――――

お仕事終わって事務所に戻って来ました



春香「えー!?プロデューサーさんを出待ち!?」


P「いやあホント、参るよなぁ。そろそろこの事務所もセキュリティがしっかりしたところに引っ越すべきかもな。お前らのためにも」


美希「まったくもー、ハニーはミキのモノなのに」



P「い、いや、俺は美希の所有物になった覚えはないぞ」



やよい「私がプロデューサーに無理言ってCDに出てもらったりしたからでしょうか…」ズーン


P「あああやよい気にするな!どうもTVに出た時から俺のこと知ってたみたいだし」


P「当分俺はメディアへの露出は控えよう…世間に忘れてもらうのが一番いいよな」

亜美「ところで兄ちゃーん」



P「ん?」



亜美「サインちょーだい!なんかレア物っぽいからね!」


P「は?いやまぁ別にいいけど」カキカキ


美希「あー!亜美ずるいの!ミキもハニーのサイン欲しいのー!」



千早「あ、あの…プロデューサー…私も…その」



P「(千早もか)わ、分かった分かった。欲しいやつにはしてやるから、一列に並んでくれ」

美希「」ワクワク

千早「」ワクワク

春香「」ワクワク

やよい「」ワクワク

あずさ「」ワクワク

伊織「」ワクワク

貴音「」ワクワク

響「」ワクワク

真「」ワクワク

雪歩「」ワクワク

律子「」ワクワク

小鳥「」ワクワク

P「…多すぎだろ」


P「ん?」


P「ちょっと待ってください、なんで小鳥さんと律子まで。あなた達俺のサインなんかしょっちゅう見てるでし

ょう」


小鳥「違うんです!記念に欲しいだけなんです!」


律子「なんとなく、貰っといたほうがいいかなと…」


P「(小鳥さん、みんなに色紙配ってるけどアレ机の中にずっとあったのだろうか)」

P「ふぅ、これで全員………」



P「ん?」




P「あれ?真美は?」



亜美「さっき屋上に行ったよー」



P「えー?なんでだ。とりあえず迎えに行ってくるよ」


ドア「ガチャ」



P「真美ー?」


真美「あ、兄ちゃん…」



真美「真美にもサインちょーだい!」




P「…?別にいいけど、なんでさっき下にいなかったんだ?」カキカキ

真美「あのね…二人っきりのときにもらいたかったから…」ボソボソ


P「へ?なに?」



真美「…うんうん、なんでもない!(やっぱり…今言うしかないよね!)」



真美「あのね、朝真美が車の中で言ったこと、本気だったんだよ」




真美「兄ちゃん、これからも真美のパートナーであり続けてね!兄ちゃんは、真美だけの兄ちゃんなんだからねー!///」タッタッタ…



P「あ、おい!」


P「(行ってしまった)」

P「(車の中で言ったこと…?)」




P「(えっまさか)」



P「(真美は俺のことが本気で好き…?)」



P「(どどどどうしよう)」



P「(俺だって真美のこと…)」

ここまでです。

このまま続けてもいいんですが、なんかスレタイからズレそう(恋仲になるのはアリなのか分からなかったのです)なので一度この辺りで切って、
皆様の意見で続けるか続けないか決めることにします。
ちなみに次は>>98さんので書こうと思っています。


投下してから気づいたんですがメモ帳を「右端で折り返す」設定にしてたせいで変なところで改行入っちゃってるところがあります。
許してくださいお願いします何でもしますから…(小声)

それでは、ご意見やPの悩み事、お待ちしております。

昨日の続きになります。

それでは、投下していきます

真美「(あれ?兄ちゃんからメールだ)」


真美「(なになに…『土曜日空いてるよな?スイパラに行かないか?』)」


真美「(兄ちゃんがスイパラなんて珍しいね、『うん、いいよ→』)」メルメル

真美「(あ、返事来た!『良かった。待ち合わせ場所とかはまた後でな』)」




真美「…ん?あれ?」


真美「(もしかして、これってデート!?)///」



真美「(今度の土曜日、3日しかない!)」



真美「(とにかくダイエット!…は、必要ないよね。真美、コツコツ型だし)」



真美「(兄ちゃん、こないだの返事してくれるかな…)」

3日後


P「(スイパラにきた)」


P「前に来た時は真美まだ小6だったから840円だったが、今はもう1480円なんだな」



真美「んっふっふ~、真美も大人になってきてるってことだよ兄ちゃん!」



P「そうだなー。まあ、真美の成長はとても640円なんかじゃ足りないけどな!」

P「(ちなみに俺は甘い物は嫌いではないが、そんなに好きってほどでもないのでちょっとだけ食べて、あとは真美の食べてるやつを一口貰ったりするだけだ)」


真美「やっぱ美味しいね!さすがスイパラだよー」



P「(ちゃんと変装もしてるし、まだ客入りが少ないからいいか)」



P「真美」


真美「なに?」モグモグ

P「その…こないだの話って、ホントにホントか?」


真美「へ?あっ…!///(い、いきなりすぎっしょ!)」




真美「うっ、うん…」



真美「真美、兄ちゃんのこと…好きだよ」

P「そ、そっか…一応確認しておくけど、その好きって…ラブ?」



真美「うん…」ウルウル




P「(げ!真美が泣きそうだ!とっとと話を進めたほうが良さそうだ)」



P「(ああでも恥ずかしいな…まったく)」

P「真美、俺も…真美の事好きだ」




真美「へ?…そ、それって」




P「もちろんラブさ」



P「俺は真美と一緒にいる時間が好きだ。真美が…他の誰でもない、真美が好きだ」

真美「兄ちゃん…!//」



P「でも真美、よく聞いてくれ」



P「お前は職業的に恋愛はまずいんだ。それに、まだ若い」



真美「うん、分かってるよ…でも」




P「まあ待ってくれ。今日みたいにこっそりデートをしたりすることは出来る」



P「しばらくは、世間から隠れて二人の時間を過ごすことになるが…それでもいいか?」

真美「うんっ…」コクッ


P「誰にも言っちゃいけないんだぞ。それに、変装しないと絶対ダメだ」



真美「だいじょーぶ。真美ね、兄ちゃんのこともっと知りたいんだー。兄ちゃんと、もっと遊びたい!//」



P「そっか…。俺も同じ気持ちだよ。真美のこと、もっと知りたい。真美の可愛さを、一人占めしたい」



真美「兄ちゃん…ありがとね」ツー

真美「あ、あれ…なんでだろ、嬉しいのに涙が止まんないよ~…」



P「嬉し涙ってやつだな。ほら、このハンカチで拭け」



P「じゃあ、それ食べ終わったらどっか遊びに行くか!」




真美「うん!じゃあちゃっちゃと食べちゃうね!」

真美「…」モグモグ





真美「(味、分かんなくなっちゃった…)」




真美「(兄ちゃん、真美のこと好きでいてくれてたんだね…ありがと)」



真美「(これからもよろしくね、兄ちゃん!)」ニコッ



P「(かわいい)ん?どうした?」


真美「いやいや、なんでもないですぞ兄ちゃん様!」

真美「んっふっふ~、それじゃ行こっか!ねぇねぇ、どこ行くの?」



P「ネズミの国にでも行かないか?俺あそこにしばらく行ってなくてさ」



真美「りょーかいだよ兄ちゃん!早く行こ!」グイグイ


P「こ、こら引っ張るなって」



ブーン



P「そういや真美、今ヘアゴム持ってるか?」


真美「一応あるけど、なんでなんでー?」



P「ポニーテールにしてみないか?」



真美「へ?」

P「俺な、真美のサイドテールも髪下ろしてるときも好きだけど、実はポニーテール萌えなんだ」



真美「なるほどなるほどー。えっと、ちょっと待ってね」



真美「よっこいしょ…」


真美「これでいい?あんま慣れてないからヘンかもしんないけど…」



P「最高だ…!俺の目には魅力度72%増しに見えるぜ」ナデナデ

真美「に、兄ちゃん…///し、信号青だよっ」




P「おっと」ブーン


真美「じゃ、じゃあ…今度から、兄ちゃんと二人っきりの時はポニーテールにするね!」



P「ホントか?楽しみだ!」

P「(こうして、俺と真美の初デートは終わった)」


P「(ネズミの国で真美ははしゃぎ回り、帰りの車では寝てしまっていた)」


P「(話し相手いなくて暇だったけど、真美の寝顔見れたから良しとしよう)」

P「(数日後、誰にも言っちゃいけないぞとは言ったものの、真美と相談して亜美と美希には言った)」


P「(亜美はもちろん、姉妹だから。美希に言った理由は…言っておかねばならないと思ったからだ。)」



P「(美希は、悔しそうな顔で、『真美、これかもハニーに抱きついたりしていい…?』と真美に聞き、)」



P「(真美はあっさりこれを承諾。『秘密の関係の間だけだかんね!』とのこと)」



P「(俺の意志はまったく尋ねられなかったが、まあいいや。親友って素晴らしいなうん)」

P「(亜美に関しては、『んっふっふ~、真美をよろしくね!』だけだった。後でなんかありそうな予感がする…ちゃんと秘密を守ってくれるんだろうな?)」




P「(かくして俺と真美は彼氏彼女の関係になった。まあまだ軽い関係のものだけど)」



P「(まだまだちっこいコイツを守ってやりたい。一緒にいたい。出来れば、ずっと…)」

769プロのメンバーがPに女の影が、と疑いだしてどうはぐらかすか悩む。
メンバーは>>1の好きに。
勘が鋭そうなあずささんだけ気付きだしたとか、
春香千早ペアとか、
そういう事に疎い小鳥さん以外気付きだしてるとか。
けどこういうのは終盤にやる話かなw

亜美がわざと真美に見せつける様にPに抱きついて嫉妬する真美を早く
ついでにそれで全員に真美との関係がバレると良いと思います


誰も触れてないので1つ・・・キョンじゃねーか!

>>158
意味がわからない
ポニテ好きだとそうなるとか安直にもほどがある頭悪過ぎ

少し間が開いてしまいました。それでは投下していきます。


>>158さん
>>161さん
ポニテのくだりは、「涼宮ハルヒの消失」のキョンのオマージュでした。
わかりづらかったようで申し訳ありません。

ガチャッ


春香「おはよーございまーす!」


春香「(あれ?プロデューサーさん電話中?)」


P「あぁ、うん…分かった。後でお見舞いに行くよ。夕方頃に行くから、それまでは寝てな」


P「はいはい…じゃあな」ピッ


P「はぁ………」

P「あ、おはよう春香」



春香「おはようございます…どうかしたんですか?」



P「あー、真美が風邪引いちゃったみたいで今日はお休みするんだと」



春香「あっ…じゃあ後でお見舞いメール送っとかなくちゃ」

春香「(プロデューサーさん、お見舞い行くって言ってたよね…)」



春香「(プロデューサーさんは優しいから誰が風邪引いてもお見舞いに行く気がするけど)」



春香「(でもなんとなく、最近真美とプロデューサーさんの仲が怪しいような…気のせいかな)」




P「春香?どうかしたか?」



春香「あっ!い、いやなんでもないですよっ」

春香「(気のせいだよね、やっぱり)」



春香「それじゃ私、レッスン行ってきますね!」タッタッタ…


P「あ、おい春香」


ガチャッバタン



P「行っちまった」


P「出る時間までまだ全然あるのに…どっか寄り道でもするんだろうか」



P「(あ、そうだ後で小鳥さん帰ってきたら今日は早めに上がることを言っとかないとな)」



P「(その前に真美のお母さんに電話しとこう)」

――――――――――
――――



P「(あ、真美に電話するの忘れてた)」



P「(もうすぐ着くけど一応電話しとかないとな)」ポパピプペ



prrr.....



真美「も、もしもし」



P「真美?もうすぐお前んち着くけど」




真美「ゴホッ…ホントに来てくれるんだ。ありがとね、兄ちゃん」



P「もちろんいくさ。チャイム鳴ったらドア開けてくれな」



真美「りょーかーい」ゲホッゲホ


ピッ



P「(なんかつらそうだったな…早く行ってやろう)」

P「(えーと、あ、このマンションだ)」


P「(部屋番号は…っと)」ピッピッピ

ピンポーン


真美「はーい」


P「あー真美、俺だ」


真美「兄ちゃん?詐欺師みたいだよそれじゃ…」


P「あ、そういやそうだな」


真美「今そこ開けるね」


P「おう」


ウィーン

――――――――――
――――



真美「い、いらっしゃい兄ちゃん///」



P「お邪魔します…ってお前顔赤いが、もしかしてあんまり治ってないのか?」




真美「え?あ、これは違うの!//」



真美「熱は下がったんだけど、咳がまだ止まんないよ~…」




P「そっか…今日はお母さんいないんだろ?飯とかちゃんと食べたか?」

真美「うん…うどん作って食べたよ」



P「(作れるのか)そっか…薬は?病院には行ったか?」



真美「しんどすぎて家から出れてないよ~…」ゲホッ



真美「あ、薬は飲んだよ。普通のやつだけど」



P「ふむ…」

P「熱が下がったんなら俺に出来ることはほとんどないな。お前を寝かしつけることくらいかな」



P「えーとその…真美の部屋に案内してくれ」



真美「う、うん//」

真美「ここだよー」


P「あ、二段ベッドか。いいなあ」


真美「今週は真美が下なんだよー。亜美が上」



P「え?週ごとに入れ替わってるのか?」



真美「そだよー。時々一緒に寝たりもしてるし!」



P「ホント仲良しだなあお前ら…」

P「ま、とりあえずベッド入って」




真美「はいはーい」スッ



P「じゃあ…寝るまでそばにいるよ」


真美「えへへ…真美が寝なかったらずっと一緒にいてくれるのー?」


P「ば、バカ言ってないで寝ろって」


P「(まだ早いっての…真美がもっと大人になったら、な)」

真美「それにしても…兄ちゃんが真美の部屋に来るのが先になったねー」ゲホッゲホ




P「そう…だな。まあ治ったらそのうち来いよ」




真美「兄ちゃんちになんかゲーム機ある?」




P「んーと、PS3があるぞ。二人で出来るゲームは…鉄拳とかバイオくらいしかないが」




真美「そっかー。じゃあ…今度一緒にやろーね」



P「おう」

真美「兄ちゃん…頭なでて」



P「へ?いきなりどうした?」ナデナデ




真美「今日ね、家に誰もいなくて…寂しくて」




真美「あんまり気持ちよく寝れなかったんだよ」



真美「病気になると弱気になるって、ホントだったんだね」ゲホッゲホ

真美「兄ちゃん…来てくれてありがと」



P「これくらいわけないさ」



真美「ありがとね、兄ちゃん…。真美、兄ちゃんのこと大好きだよ」



P「俺も、真美のこと大好きだぞ」ナデナデ



真美「そっかぁ。えへへ…///」

真美「それじゃ…真美、寝るね。なんだか眠くなってきちゃったし」



P「ああ、寝ろ寝ろ。寝てとっとと風邪なんか吹きとばせ!」


真美「うんっ!おやすみ、兄ちゃん」



真美「(うあうあ~、兄ちゃんが隣にいてちゃんと寝れるかな…///)」

――――――――――
――――


真美「…」スゥー


P「(真美、完全に寝たな)」ナデナデ




P「(真美のお母さんに電話しとこう。帰ってくるまでここにいさせてもらえるといいな)」ポパピプペ

――――――――――
――――


P家


P「(結局、俺は双海さんが帰ってくるまで真美のそばにいた)」


P「(真美はなんだか嬉しそうな顔で寝てた)」


P「(真美、治ってるといいな。明日には元気な顔を見せてくれよ)」



P「(さて、俺も寝るか…)」ゲホッゲホ



P「(ん!?)」



つづく

というわけで真美が風邪を引く編でした。
明日はPの風邪編です。

ちょこちょこ>>152さんや>>157さんから頂いたアイデアも入れていこうと思っています。


読んで下さった方、ありがとうございました。それでは、また明日。



亜真美んちは病院なのに市販の薬なのは言わないお約束か?



ピピピピ

P「39度…」



P「完全に風邪引いてしまった」ハァー




P「今んとこ咳は出ないが…とにかくだるい。今日は外出れんなこれじゃあ」




P「昨日早めに帰っちゃって小鳥さんに迷惑かけたばっかなのになあ…」



P「(とりあえず電話しないと)」ポパピプペ

――――――――――
――――


P「さてと」


P「アイドル全員のスケジュールも伝えたし…」


P「うっ…だるい…薬飲んで寝よう」

真美サイド



小鳥「はい、分かりました。お大事にしてくださいね」ピッ



真美「兄ちゃん、どうかしたの?」



小鳥「風邪引いちゃったみたい。今日は来れないって」



真美「…!(昨日真美がうつしちゃったんだ…)」

真美「ピヨちゃん、後で兄ちゃんのお見舞いに行っていいかな?」



小鳥「病み上がりだしやめといたほうがいいと思うけど、真美ちゃんがどうしても行きたいなら…ね」



小鳥「でも、誰か年上の人と一緒に行かないとダメよー、危ないからね」



真美「そうだよね。年上かー…ミキミキって今日事務所に帰ってくるかな?」



小鳥「美希ちゃん…うーん、今日は撮影所から直帰ってなってるわね」



真美「えー!(ど、どうしよー…他に秘密を知ってる年上なんていないよー)」

小鳥「んーー…雪歩ちゃんならここに夕方頃帰ってくるはずだから多分頼めば一緒に行ってくれると思うわよ」



真美「ゆきぴょんかー」



真美「(ゆきぴょんなら…もしバレても秘密にしといてくれるよね!)」




真美「じゃあゆきぴょんに今からメールするねー!」ポパピプペ




小鳥「はーい。プロデューサーさん家までの行き方、印刷しておくわね」




真美「うん、ありがとーピヨちゃん!」



真美「(ゆきぴょんへのメール完了!)」



真美「(あっ、肝心の兄ちゃんへのメール忘れてたよー)」ポパピプペ




真美「(んっふっふ~、待っててね兄ちゃん!)」

――――――――――
――――


真美「あ、ここだよゆきぴょん!」ピンポーン



雪歩「う、うん」



雪歩「(男の人の部屋…緊張するなぁ)」





ガチャッ

P「おういらっしゃい、悪いなわざわざ」


真美「おっじゃましまーす!」



雪歩「お邪魔しますぅ…」

Pの部屋(ベッドと椅子に腰掛けてます)



雪歩「それで具合はどうですか?」



P「もうほとんど治ったと思う。まあ油断はできないから今日は早めに寝るつもりだが」



真美「なーんだ、じゃあ真美達すること何もないじゃん!」



P「まあせっかく来てくれたし、話し相手にでもなってくれよ」


P「(昨日みたいに、な)」


真美「んっふっふ~、昨日みたいだね兄ちゃん!」

P「え、あっバカッ」


真美「…あっ(うあうあー!!)」



雪歩「昨日…??」


雪歩「…!」ピコーン




雪歩「もしかしてプロデューサー、昨日真美ちゃんのお見舞いに行ったんですか?」

P「…うん、そうだよ」


雪歩「なんで秘密にするんですかぁ…。私も行きたかったのに…真美ちゃんのこと心配だったんですよー?」


P「そ、それはだな…」


真美「ありがとねゆきぴょん!今度ゆきぴょんが何か困ってたら真美が手伝ってあげるね!」



P「(ナイス真美)いや、真美普段から手伝ってやれよ」

真美「うっ…それもそだねー」



真美「ゆきぴょん、困ったら真美を頼ってね!」



雪歩「うん、ありがとう真美ちゃん。頼りにしてるね」ナデナデ



真美「えへへー(ゆきぴょんからのナデナデだー!)」

雪歩「と、ところであ、あの、ホントに私達入っちゃって大丈夫だったんですか?」



P「言った通り変装もしてきてくれたし、多分大丈夫だろ」



雪歩「そ、そうじゃなくて…」




真美「もー、ゆきぴょんは気にしすぎっしょ!」



P「あ、そういうことか。うーん、まあ確かに気にするものだとは思うけど…」



真美「お見舞いだから仕方ないってことで!」



雪歩「仕方ない、かぁ…そうだね、お見舞いだもんね!」グッ




P「(納得した…)」

――――――――――
――――


P「(せっかく雪歩に来てもらったので、こないだ雪歩と一緒に買ったお茶を入れてもらうことにした)」




P「」ズズズ



真美「」ゴクッ


雪歩「」ゴクゴク





3人「ぷはぁ~~」




P「うん、やっぱり雪歩に入れてもらったお茶が一番だな」



真美「美味しいねー!今度から真美にも事務所で飲ませてよー!」




雪歩「えへへ。うん、分かったよ」

――――――――――
――――

P「おっと、もう6時か」


P「じゃあ、そろそろ…」



雪歩「あ、そうですね。帰ろっか、真美ちゃん」



真美「えー!……うん、そだね」




P「駅まで送ろうか?」



真美「ダメだよ兄ちゃん、病み上がりなんだから!」



雪歩「そうですよプロデューサー。今日は出来るだけ安静にしてないと駄目ですよぉ」

P「うっ…それもそうだな。じゃあ…また明日な、二人とも」




雪歩「はい、また明日ですぅ!」



真美「まったねー!」




真美「兄ちゃん、ちゃんと明日…来てよね!真美とお仕事行こうね!」



P「おう、任せとけ」



雪歩「…?」

――――――――――
――――



雪歩「ねぇ、真美ちゃん」



真美「なになにー?」




雪歩「もしかして、真美ちゃん…プロデューサーのこと、好き?」




雪歩「その…愛の方の」




真美「…えっ、えっ…!///」

真美「バレちゃった…ね。なんで分かったのー?」



雪歩「やっぱり。真美ちゃんの目見てたらなんとなく分かったんだ」




真美「そっか…」




真美「(ごめんね、兄ちゃん)ホントの事言うね。実は…」

雪歩「えーーー!?つ、付き合ってるのぉ!?」




真美「ゆ、ゆきぴょん!声でかいってば!//」




雪歩「ご、ごめん…」




雪歩「それにしても…そっかぁー。プロデューサーの方は分かんなかったなぁ」



真美「ゆきぴょん、このことは秘密にしといてね。今は、まだ…」

雪歩「うん。他に知ってる人いるの?」



真美「えっとね、亜美とミキミキだよ」




雪歩「そっか、美希ちゃんにも言ったんだね」




雪歩「(なら、もう全員にバレちゃってもいいと思うけど…)」



雪歩「(まぁでも、これは二人のことだから私は勝手なことしちゃだめだよね)」


雪歩「真美ちゃん」



真美「なに?」



雪歩「デートとかしたら感想聞かせてね!詩作るときに参考にするから!」キラキラ



真美「(ゆきぴょんの目が輝いてるー!)う、うん。でも毎回は嫌だよ?恥ずかしいし…」



雪歩「うん、時々で大丈夫だよ」ナデナデ




真美「まったくもー…(ゆきぴょんなら、何か会った時の相談相手になってくれるよね)」




真美「…これからもよろしくね、ゆきぴょん!」



雪歩「うん!」

というわけでPと真美のお話その5、「兄ちゃん風邪を引く」編終わりです。


全員に一人ずつバレて終わるのがいいかなーと思ったのですが、書ききれるかちょっと怪しいです。
まあ、最後まで付き合ってくだされば幸いです。


>>183さん
あっ!病院の院長してるんでしたっけ?病院勤めってだけかと思ってました…


お久しぶりです。
すみません、1週間空いてしまいました。書きためのデータが全部消えたりして色々とモチベーションが下がっていまして…


それでは投下していきます。事務所にはたぶん美希の注文でしょう、ベッドがあるという設定です。




その6『はるるんとまこちんと千早お姉ちゃんにバレちった編』

―――PM9:00、事務所


ゴォォォォ…



P「台風すげぇ…」


P「(ハッキリ言ってこの雨風の中無事に帰れるとはとても思えません)」


P「(明日は休みだし、俺もう今日は事務所で寝ようかな…)」




P「(晩飯はカップラーメンでいいし)」

――――――――――
――――


P「(まだ眠くないな)」



P「(事務所に置いてあるPS3で遊んでるか)」



P「えーと、パワプロでもしよう」


ピッ←PS3起動音

―――同時刻、双海家


真美「ふぁぁ~…」


真美「(そろそろ寝よっかな~)」


『765Productionがサインインしました』


真美「ん?」



真美「あれ?これって事務所に置いてあるPS3のアカウントだよね…」



真美「…兄ちゃんかな?電話してみよっと」ポパピプペ

prrr....




P「もしもし」



真美「あ、兄ちゃん。もしかしてまだ事務所にいんの?」




P「あーうん、台風凄くて帰るのだるいから今日はここで寝ることにした」





真美「ふーん……兄ちゃん明日休みだっけ?」


P「そうだけど」


真美「ってことは起きたらすぐ帰るんだよね?」


P「そのつもりだよ」



真美「ふむふむ~(んっふっふ~、すごいこと思いついちった!)」

P「そんじゃ真美、もう寝ろよな。明日はお前も休みだけどまた風邪引いたりしたら大変だからな」



真美「りょーかい、おやすみ兄ちゃん!」






真美「(明日すっごく早く事務所に行けば兄ちゃんと寝れるかも!)」



真美「(兄ちゃんがぐっすり寝てますように…)」

――――――――――
――――

AM7:00 事務所


ガチャッ

真美「おはおはー」ヒソヒソ





真美「(あ、兄ちゃんの鞄。ってことはやっぱりベッドで寝てるっぽいね!)」




P「…」zzz


真美「(あ、いたいた!やっぱりベッドだったね)」


真美「(それじゃ、おっじゃましまーす!)」モゾモゾ

真美「(うあうあ~!兄ちゃんの顔すっごく近い!////)」




真美「(キスしちゃおうかなー…///)」




真美「(で、でも兄ちゃん起きてないのにするのもアレだよねっ)」




真美「」ジーーー



真美「(真美も眠くなってきちゃった…)」



真美「(おやすみ、兄ちゃん)」

――――――――――
――――

AM9:00 事務所


春香「おはようございまーす!」ガチャ



真「シーーッ!春香、静かに!」ヒソヒソ


千早「春香、おはよう」ヒソヒソ



春香「ど、どうしたの?」ヒソヒソ



真「こっちこっち、あれ見てっ」ヒソヒソ



春香「…!あれって…プロデューサーさんと真美?」ヒソヒソ



春香「なんで一緒に寝てるんだろ…」ヒソヒソ

真「ボクが30分くらい前に来た時には既にこんな感じだったよ」ヒソヒソ



千早「これってやっぱり…プロデューサーと真美が一緒に夜を過ごしたってことかしら…?」ヒソヒソ



真「真美、思いっきりプロデューサーさんに抱きついてるよね」ヒソヒソ


春香「うーん…こないだ感じたことってやっぱり合ってたのかな…」ヒソヒソ


千早「どんなこと?」ヒソヒソ



春香「実は…真美が風邪引いた時あったでしょ?あの日感じたんだけど、プロデューサーさんと真美ってな

んていうか…怪しくない?」ヒソヒソ



真「言われてみれば…思い当たる節はあるね」ヒソヒソ



千早「プロデューサーが起きたら聞いてみましょうか」ヒソヒソ

――――――――――
――――

AM9:30

P「うーん…」


P「(あ、事務所で寝たんだった)」


P「(今何時だ…)」



P「…ん?(左手に違和感が)」



真美「…」zzz


P「?」

P「…?????」





P「な、なにーーーーーーー!!!!????」




P「(な、なんで起きたら真美が隣で寝てるんだ!?)」




春香「あ、起きたんですね。プロデューサーさん、おはようございます…」

P「は、春香!?ち、ちちちちちがうんだこれは!!」アセアセ



P「と、とりあえず真美起きろ!起きて説明してくれ!!」ユサユサ


真美「むにゃ…」



真美「あ、兄ちゃん…おはよー」

――――――――――
――――

真美「かくかくしかじかってわけだよー(あちゃーはるるん達にバレちゃったね…)」



千早「つまり、真美は今朝来てプロデューサーの隣で勝手に寝たと…」



真美「うん…(うぅ、なんか千早お姉ちゃんの目が怖い…)」




真「なんでまたそんな…真美今日お仕事ないでしょ?」



真美「う、そっそれは…」



P「(ヤバイヤバイヤバイ)」

春香「うーん…やっぱり聞いとこうよ」ヒソヒソ



千早「そうね、プロデューサーがさっきから何も喋ってないのも気になるし…」ヒソヒソ




春香「ねぇ真美、もしかしてプロデューサーさんと付き合ってる?」




P「(キターーーーーー)」ドッキンコ




P「ち、ちががちがちちちちがうぞそそそそそんなことはははははh」

真美「兄ちゃん、ホントの事言おうよー」




真美「大丈夫だよ、きっと」




P「うむむむ…」




真美「はるるん、まこちん、千早お姉ちゃん」



真美「だいせーかい!真美と兄ちゃんは先月から彼氏彼女の関係なんだよっ!んっふっふ~///」



P「/(^o^)\」

P「実は…そうなんだよ」


P「(どうか…どうかロリコンPの烙印だけは押されませんように…。俺はロリコンじゃない!真美が可愛いだけなんだ!)」



春香「あーやっぱり!」



千早「春香の勘ってすごいわね」



真「なーんだ、秘密にしないで言ってくれればいいのにー」




春香千早真「おめでとう、真美」

春香「プロデューサーさん?」


P「は、はい」


真「真美のこと、大切にしないとダメですよ?」


P「…もちろん。分かってる」


千早「真美、プロデューサーが約束すっぽかしたりしたら私達に相談するのよ?」



真美「うん!でも兄ちゃん優しいから大丈夫だよ」



真美「ね、兄ちゃん!」



P「お、おう(冷や汗が止まらん)」

P「3人とも、すまない黙ってて…」



P「機会があったら言おうと思ってたんだが、なかなかその機会がなくてな…」



春香「大丈夫ですよー」



真「あ、もしかしてこのことって黙ってたほうがいいですか?」



P「そうだな…今は。そのうちみんなにも話すから、出来れば秘密にしといてほしい」



千早「…まだ誰にも言ってないんですか?」

真美「亜美と、ミキミキとゆきぴょんには言ったよ」



千早「美希に言ったの?」



真「それならもう誰に言ってもOKなんじゃないですか?」



真美「あ、それゆきぴょんも言ってた!なんだろ、ミキミキってラスボスみたいに思われてたのかな?」



P「(なんとなく理由はわかる)」


P「(が、まあ言わなくていいか)」

春香「あ、もう11時」



千早「そろそろ私達は出る時間ね」



P「お、そうか。気をつけてな」


真「二人はこの後どうするんですか?」


P「俺は家に帰ろうと思うけど」



真美「んっふっふ~、真美も行くよ!」



P「…だと思った」



春香「ふふっ」

真「それじゃ、準備も出来たし行ってきますね!」


P「気をつけろよー」


真美「いってらっしゃーい!」



春香「うん!…あ、真美、楽しんできてねー」ナデナデ



真美「んっふっふ~、もちろんですぞはるるん隊長!」

千早「なんかあったら連絡するのよ?」ナデナデ



真美「うんっ。ありがとー」



真美「それにしても…千早お姉ちゃんになでられたの久しぶりだねー」



千早「そ…そうだったかしら?」



真美「(なんか照れてるっぽいよー。千早お姉ちゃんかわいい!)」

真「いいなぁ真美。明日デートの感想聞かせてよー」ナデナデ



真美「うんっ。…恥ずかしいから毎回はやだよ?(あれ、このやりとりこの前も…)」



真「時々でいいって」



真美「それならりょーかいっ」





春香「…さてと。それじゃあねー!」ガチャッ



バタン

P「ふぅ…」


P「(もう事務所のメンバーの半分くらいにはバレてしまったか…)」




P「ん?真美なんか上機嫌な顔だな?」



真美「えへへ。最近色んな人になでてもらえて嬉しいなって思ったんだよー」



P「犬みたいなやつだな…じゃあ俺も」ナデナデ



真美「ふぁっ…///」



P「(かわいい)」

P「さてと、じゃあ俺らも出るか」



真美「そだねー。今度こそ兄ちゃんの部屋で遊べるから楽しみーっ!」


――――――――――
――――


P「(真美とトランプしたりゲームして遊んだりした)」



P「(やっぱ真美は可愛いな。疲れが癒された)」




P「(さてと、今日はもう寝て明日からの仕事もまた頑張るか!)」

その6終了です。読んで下さった方ありがとうございます。

久しぶりにアニマス観てたら竜宮の練習しているところをこの3人がこっそり覗いていたシーンがあったので、この3人をセットで出すことにしました。


しばらくは事務所のメンバーにバレる編になると思います。Pのお悩みとセットでうまく処理できればいいのですが、なかなかティンとこなくて…


また、書くペースが今までより落ちると思います。気長にお付き合い下されば幸いです。


上に書いてあるリストです。
その1『兄ちゃんとラーメン』
その2『兄ちゃんとプレゼント』おまけ有
その3『兄ちゃんとテレビ』おまけ有(おまけすごい長くなっちゃってますけど)
その4『風邪引いちった…真美編』
その5『風邪引いちった…P編』
その6『はるるんとまこちんと千早お姉ちゃんにバレちった編』


あと、投下してから気づきましたが雪歩は真美に『美希に言ったなら』云々は喋ってませんね…
別の日に真美にそう言ったものと解釈してください。申し訳ありません。

お待たせして申し訳ありません。生活のほうが多忙になって来ていてまったくこちらに気が回りませんでした。
また、今回のでこのお話は最後となります。


それでは投下します。

その7(ラスト)

――事務所


P「なぁ真美」カタカタ


真美「なにかね兄ちゃんや」


P「前が少し見にくいんだが、なぜ俺の膝の上に座る」


真美「暇だから兄ちゃんの仕事ぶりをチェックしにきたのだ!」


P「なるほどな」

真美「い、嫌?重かったりしてる?」



P「別に嫌じゃないし、重くもないぞ」



真美「じゃあオッケーだね!」



雪歩「プロデューサー、真美ちゃん、お茶が入りました~」テクテク



P「あ、雪歩サンキューな」



真美「ゆきぴょんありがとー!」

P・真美「」ゴクゴク



P・真美「ぷはぁ~~」



真美「美味しいね!さすがゆきぴょん!(このため息は感動のやつだよね)」



P「ホントうまいよな。どんどんレベルが上がってる気がするよ」



雪歩「えへへ、ありがとうございます~。色んな本読んで勉強してますからね」エッヘン

雪歩「それじゃ私、むこうで真ちゃん、四条さんと時間まで待機してますね」



P「分かった、時間になったら呼ぶよ。」

P・真美サイド


P「あと10分くらいかな?このメールだけ打って俺らも出る準備しないとな」


真美「真美はもう出来てるよー?」


P「ありゃ、やるなぁ真美」


真美「真美も段々できるオンナになってきたってことだよ~ん!」


P「ほう…」

P「えーと」カタカタ


『了解しました。お待ちしております』



P「っと」



真美「ふーん…取材がくるの?えーと、はるるんかぁ」



P「来週な。あとでホワイトボードに書いとかないとなー」



真美「ところで兄ちゃん、敬語っていつから出来るようになったの?」



P「え?どういう意味だ?」

真美「そのまんまだよ。何歳~とかさ」



P「う~む、俺が真美くらいの歳の時はまだ全然出来てなかったとは思うけど…中3くらいかな?ほら、高校受験で必

要だったし」



真美「そっか~…実はね、今学校の国語の授業で敬語やってるんだけどよく分かんなくてさ…」



真美「尊敬語と謙譲語と丁寧語…だったかな?言われれば分かるんだけど自分から敬語使えないよ~」



P「あーなるほどな…」

P「そうだな、貴音辺りがどうやって喋ってるかよく聴いてればいいと思うぞ」



真美「お姫ちん?そっか、そういえばよく分かんないけどいつも敬語な気がするね。」



P「謙譲語と丁寧語はよく使ってる気がするな。んーしかし敬語なんて慣れだと思うけどな。大人になれば自然にでき

るようになると思うぞ?」


真美「真美は大人のレディに早くなりたいのー!」


P「ははは。まぁ頑張れよ、応援するからさ」



真美「…うん、頑張る!」



P「うむっ!さて、雪歩達を呼びに行くぞー」



真美「りょーかい!」

雪歩・真・貴音サイド




雪歩「お茶持って来ました~」テクテク



真「ありがとう雪歩!」ゴクゴク



貴音「雪歩のお茶はいつも美味です」ゴクゴク




雪歩「えへへ。なんだか自信が出てきます」




貴音「ところで…」コトッ


貴音「最近プロデューサーと真美は仲睦まじいですね」ジー

真「そうだねー。いいなぁ真美。ボクにも王子様が現れないかなぁ」



雪歩「ま、真ちゃんが王子様だよー!」



真「うぅ雪歩…そうじゃなくてぇ…」



貴音「…ふむ。なんとなくあの二人は男女の仲という感じがしますね」



貴音「真、雪歩、何か知っていますか?」

真「え!?さ、さぁちょっとそれは…アハハハハ」



雪歩「わ、わ、私もよく分かんないです…」




ピコーン

貴音「ふふ。今の二人の反応で分かってしまいました。後でプロデューサーと真美にお幸せにと言っておきましょう

真「参ったなぁ。貴音には敵わないや(二人ともごめんなさいっ)」



雪歩「四条さんって鋭いですよね…私はそういうのダメダメで…(ごめんね真美ちゃん…)」



貴音「雪歩、あまり自分を卑下するものではありませんよ。雪歩には雪歩にしか出来ないことがあります。」



貴音「例えば…この美味しいお茶はきっと雪歩にしか入れられないものですよ」



雪歩「四条さん…!」ウルウル

真美「みんなーそろそろ行くよー!」



P「準備、出来てるか?」




真「あっと、はい!大丈夫です!」



貴音「さて、行きましょう雪歩」




雪歩「は、はい!」

P「(雪歩が自信に溢れてる目をしてる気がする…?)」



P「さて、じゃあ戸締りして行くぞ」




貴音「おっと、忘れるところでした。プロデューサー、真美」



貴音「お幸せに」ニコッ



P「へ?」


真美「およ?」




P・真美「(うあうあ~!!)」


P「ななななんのことかな貴音ははは、ハハハハ」



真美「べべべべつに兄ちゃんとは何でもないアルヨ?」



真「(二人ともわかり易すぎ!)」



貴音「ふふ、私には分かります。二人の幸せ、願っていますよ」



P・真美「ど、どうも…」

P「(誰にも怒られない辺りこの事務所は寛大だなぁ…)」


真美「(案外なんとかなるもんだね兄ちゃん)」


P「(!?こいつ直接脳内に…!)」




真「なにヒソヒソ話してるんですか、もう」



雪歩「そろそろ出ないといけない時間ですよ?」



P「む!?ホントだ、ちょっと急がないとな」

P「とりあえず貴音、この事はしばらくは秘密ということで…」



貴音「ふふ、分かりました。それでは参りましょう」





真美「お姫ちんって大人だねぇ…」



雪歩「うん、分かるよ真美ちゃん」



真「さすが王女様って噂が流れるだけあるね」

――車内

ブーン


P「ふぅ…」



P「(事務所内にバレまくってきてるがホントに大丈夫なんだろうか)」




P「(俺の中では恋人として付き合いたいってよりも、見守りたいって気持ちのほうが強いから大丈夫だよな、そうい

うことにしておこう)」



P「(誰の仕事にも影響は今のところ出ていないみたいだし…)」




P「(ま、いっか!)」

真美「兄ちゃーん、今日の撮影終わったら皆でご飯食べに行こー?」



P「ん?おおいいぞ。真達もそれでいいか?」



真「はい!皆でラーメン食べに行きましょう、ラーメン!」



貴音「おや、真がラーメンとは珍しいですね」



雪歩「実はさっき真ちゃんと久しぶりにラーメン食べようって話してたんです」

貴音「なるほど。プロデューサー、私もらぁめんを希望します」



真美「というわけで兄ちゃん、こないだのラーメン屋行こうね!」



P「おお、あそこはうまいからな。今から楽しみだな!」

雪歩「『こないだ』だって」ヒソヒソ


真「やっぱ仲良しなんだね、あの二人」ヒソヒソ


貴音「私を置いてらぁめんを食べに行くとは…」ヒソヒソ


真「そこ!?」



P「(ちょっと聞こえてるよ…恥ずかしいなあ)」



P「じゃあ皆、今日も頑張ってくれ!」



4人「はーい!」




これで終わります。
感想、ここはこうした方が良かったなどの指摘を頂きたいと思っていますので、HTML化依頼は明日しようと思います。


途中からスレタイとズレてしまったことはお詫びします。自分でも止められなくて…


この続きを書く場合似たようなスレタイで建ててこのスレのURLも貼ろうと思います。


お付き合いいただきありがとうございました。それではまた会う日まで。

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