咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 和「3冊目、ですね」(1000)

咲「……ああ、ついに3スレ目だね」

京太郎「まさか、ほとんど小ネタだけでここまでもつとはな……」

和「――あ、あの」アセアセ

和「私、でしゃばってしまったでしょうか?」

咲「そ、そんなこと全然ないよ、原村さん!」

咲「むしろ、『冊』って入れてくれて、私が文学少女だっていうイメージがみんなの中で膨らんだだろうし」

京太郎(その直後に、思いっきり『大嘘』って入れてるんだよなあ……)アキレ

和「そ、それならよかったのですが……」



穏乃「えーと、なになに? このスレは、様々な要素をぶち込んだごった煮スレです」

憧「2スレ目から、阿知賀が小ネタ要因として、メインを張るようになりました」

和「……といっても、メインは――」

憧「『京咲』ってあるわね……」

穏乃「――あ、憧」ドキドキ

憧「ま、まあ、大丈夫だって」ハァ

和「そうですよ、私たちも……」

憧「――でも、和は両方に出ててズルくない?」ジトッ

穏乃「こら、憧! そういうこと言っちゃダメだよ」ビシッ

和「――いえ、いいんです」

和「二つに出てるのに、宮永さんや憧に押されてるようですし……」ハァ

穏乃「あーあ、憧のせいで……」ジトッ

憧「――ふんだ」プイッ


京太郎「んじゃ、始めるか」

京太郎「――あ、そうそう」

京太郎「スレタイにあるように俺の出番も多いから、苦手な人は回れ右でお願いな」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1348310276

そんなこんなで、新スレです。
前スレで意見を出してくれた人、ありがとう。

少し酔ってるので、酔いがさめるまで、雑談でもしてて待っててくださいな。
あ、そうそう。
このスレ小ネタばっかりだから、もし興味持ってくれた新規の方も安心して見ていってください。
京太郎好きなら、大歓迎です。

前スレと最初のURL乗っけたほうがいいかも
というわけで↓

咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343818936

咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」その2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345869458

それはいらないです

>>3
うわ、ミスってた。
ありがとうございます。

>>6
まさか……キャップか?

それはともあれ、このSSではハギ久はやらない方針かな。
京ちゃんとの絡みに新鮮味がなくなっちゃいそうだし。

……それに、どっかの高校のキャプテンがおかしくなりそうだし。

さて、前スレで出た小ネタでも書いていきましょうか。

あ、でも、空○科学読本みたいな感じのやつは書けそうにない……すまんな。
じゃあ、某執事の話でもやろうか。

ああ、くそ、まだ頭が働かない……しばしお待ちください。

ただいま。

――咲の部屋

咲「……」

>オジョウサマ!
>オオ、ハヤテジャナイカ!

咲「――はぁ」ウットリ

咲「やっぱりいいなあ……く○ゅボイス」シミジミ

咲「これはたしかに、ある種の病気を発症しちゃうね!」グッ

咲「――それに」

咲「なんといっても、ハ○テくんのかっこかわいさ! たまらないよ!」ニコニコ

咲「こんな可愛い子が女の子のはずがない、って感じ? いやー、いいなぁ……」ウットリ

咲「――」

咲「私にも、こんな執事がいたらなあ……」ボソッ

咲「どんな感じになるんだろう?」ホワホワ


咲「もう、京ちゃん! この紅茶、少し苦いよ」

京太郎「げっ――も、申し訳ありません、咲お嬢様!」ペコペコ

咲「……でも、いいよ」

咲「ふふっ、だって京ちゃんが執事として成長するのが楽しみだもんね」ニッコリ

京太郎「……あの、お言葉ですが、お嬢様?」

咲「え、なにかな?」

京太郎「――その、『京ちゃん』という呼び方は、その」

京太郎「控えた方がよろしいかと」

咲「えー、なんで?」キョトン

京太郎「い、いえ、その」

京太郎「恥ずかし――いや、お嬢様の気品にそぐわないと考えるからです」コホン

咲「……京太郎」ボソッ

京太郎「……!」ハッ

咲「――うーん、やっぱりしっくりこないね」

京太郎「左様でございますか……」ハァ

咲「やっぱり、『京ちゃん』でいいんじゃないかな?」

京太郎「はぁ……まあ、お嬢様にお任せしますけれども」

咲「……ね、京ちゃん?」

京太郎「は、はい」

咲「――今日も、私の寝室に来てくれないかな?」

京太郎「――!」

京太郎「もったいなきお言葉。是非とも馳せ参じさせていただきます」

咲「……ふふっ、ありがとう」

咲「楽しみだなー」



咲「……」ポワポワ

咲「はっ!?」ビクッ

咲「な、なに、今の映像は?」

咲「……な、なんで京ちゃんが出てきたの!?」

咲「――そ、それに! し、寝室に呼びつけて、一体、な、なな、なにを……!」アセアセ

咲「わわっ!」カァァ


咲「……」プシュー

咲「そういえば、最近私の部屋に来ないな、京ちゃん」ボソッ

咲「――って、何言ってるの、私!」カァァ

内心、欲求不満だったりするんですかね……?
最近、咲本編がダークな感じなので、せめてこのSSでは明るいノリを目指していきたいと考えてます。
――咲ちゃん、あんたなにしたんや。

さて、次は……
風邪の治療で、咲ちゃんポンコツっぷりを披露でいきましょうか。
あ、あと、バイクの話は書けないかなー……すまん。
しばらくお待ちください。

あ、そうだ(唐突)
京咲の小ネタ希望が多いってのはとてもありがたい。
けど、そろそろ阿知賀成分欲しかったり……
もしあったら、希望書いてってください。

フジファブリックの、若者のすべてって曲いいなあ……
なんとなーく聴いてみたけど、なにこの切なさは。

それを聴いてたら、創作意欲が沸々とわいてきたので、書きましょうか。

それじゃあ、咲ちゃん治療するの巻。


――京太郎の部屋

京太郎「――へくしっ!」

京太郎「あー、くそ……」ズズーッ

京太郎「こんな時期に……風邪、かよ」ゴホン

京太郎「――夏風邪、つれえな」


京太郎「……親はこーいう時にはいねえし」

京太郎「いや、これは八つ当たりか……クション!」ゴホゴホ

京太郎「――ああ、独り言の虚しさよ」ゴロン

京太郎(……こーいうとき、兄弟とかいればなあ)

京太郎(ま、考えても無駄だ。寝よう――)

ピンポーン

京太郎「――は?」

京太郎「……誰だよ、ちきしょう」

京太郎「タイミング悪すぎだっての――んしょっと」


京太郎(インターホンは、と……って!)ハッ

京太郎「あいつ、なんで――」

京太郎「……」ガチャッ

咲「あ、京ちゃ――」パァァ

京太郎「帰れ」バタン

咲「ええっ!?」ガーン

京太郎「――で、なんでだ?」ゴホゴホ

京太郎(とりあえず、マスクを付けて、と……)

咲「い、いやー、偶然! 偶然、京ちゃん家の前を通りかかって」アセアセ

京太郎「嘘だ」

咲「ううっ……ひ○らしバリのツッコミが来たよ」

咲「――そ、その」

咲「風邪ひいた、ってメールを送ってきたでしょ?」

京太郎(――ああ、そういや)

京太郎(朝、こいつから『あれ? 学校は?』とかいうメールが来たっけ)

京太郎「そういえば……」

咲「だ、だから!」

咲「……し、心配で、その」アセアセ


京太郎(……こいつ)

京太郎「あー、わかったわかった」

咲「え、京ちゃ――」

京太郎「……でも、な。咲」コホン

京太郎「分かるよな? 俺はお前に――」

咲「大丈夫! 風邪はうつらないよ!」

京太郎(うわ、こんなところで以心伝心かよ……)

咲「そのために、対策をしてきました!」グッ

京太郎「……それは?」

咲「――精いっぱいの真心、かな」エヘヘ

京太郎「……そういえば」

京太郎「バカは風邪ひかない、って――」ウンウン

咲「う、うるさい! 京ちゃんのバカ!」カァァ

京太郎(バカって言った奴がバカ、か。上手い言い回しだなあ)フム

京太郎「――じゃあ、俺、寝るから」

咲「え……」

京太郎「ああ、お前そこでテレビでも観てていいから」

京太郎「親、いねえし」

咲「――ちょ、京ちゃ」アセアセ

京太郎「寂しかったんだろ?」

咲「うっ」グサッ

京太郎「だったら、ここにいてもいいから」

京太郎「……あ、でも、物とかは壊さないように」

咲「わ、分かってるよ!」ブンブン

京太郎「あ、そう……んじゃ」トントン


咲「……うー」

咲(違うのに……)

咲(一方的に押し切られちゃったよう……)

咲「――」

咲「よし、勝手にやらせてもらっちゃおう」スクッ


京太郎(……なんだろう、とても嫌な予感がする)ハラハラ

咲「よし、まずは……」

咲「京ちゃんの汗を拭いて――」ハッ

咲「……う、ううん、看病だよ、そーいうのじゃないもん」カァァ

咲「よしっ」グッ

咲「……洗面器はどこかなー」


――風呂場

咲「あ、あった……よっと――」

咲「わっ!」ドテッ

咲「いたた……」ヒリヒリ

咲「――ま、負けないもん」グスッ


咲「よし、洗面器に水を汲んで……」

咲「タオルよし!」ビシッ

咲「――いざ、京ちゃんの部屋へ」ヨイショ


――階段

咲「……」ギシギシ

咲(こ、転ばないよね?)

咲(右、左、右――ううっ、怖いよ)グスッ

咲(で、でも! 京ちゃんはもっと辛いはず!)グッ

咲(……そ、それでも怖いよう)ウルウル


――京太郎の部屋

咲「というわけで、辿りつきました」

京太郎「――咲のバカ」ボソッ

咲「ええっ!?」ガーン

咲「そ、それは、私の――」アセアセ

京太郎「バカだよ、お前は」

京太郎「……風呂場ですっころぶわ、階段で体勢崩しかけるわ」

咲(――もしかして、全部バレてたの!?)カァァ

京太郎「――それでも」

京太郎「怒るに怒れねえのが、ムカつく」ボソッ

咲「えっ……?」

京太郎「だー、もう!」

京太郎「洗面器とかサンキューな! ほら、出てった出てった!」シッシッ

咲「ええっ!? そ、そんな、京ちゃ――」アセアセ

京太郎「……」

咲「わ、私、やるよ……」ジッ

咲「――バ、バカでもいいもん」

咲「そ、その……いつもお世話になってるし」

咲「……私じゃ、ダメ、なのかな?」ウルウル

京太郎(――こんな顔されたら)

咲「京、ちゃん?」ウワメヅカイ

京太郎(断れるわけないじゃねえかよ……)ハァ

――数分後

京太郎(……なんだかんだで、承諾したものの)

咲「……きょ、京ちゃん」ジッ

咲「せ、背中、おっきいね……」カァァ

京太郎(やっぱり、断ればよかったな、うん)


咲「――そ、それじゃ、やるね」グッ

咲「よいしょっと……わわっ」カァァ

咲(うっ、上半身裸の京ちゃんが――)ゴシゴシ

咲(こ、こんなに恥ずかしいの?)カァァ

京太郎(――今の咲、下手すりゃ俺の体温より熱いんじゃねえのか?)

京太郎(こいつの手、熱すぎるだろ……)ハァ


咲「……」ゴシゴシ

京太郎「……」ゴホゴホ

咲「――ね、京ちゃん?」

京太郎「なんだ、アホ咲」

咲「うっ……そ、そのね」ピクッ

京太郎(あ、耐えた)

咲「――きょ、今日は特別サービスだからね!」ビシッ

咲「も、もうこれからは、こ、こんなことは――!」アセアセ

京太郎「わかったよ、バカ咲」

咲「なっ!? ふ、ふんだ! バカ京ちゃんには言われたくないよ!」プイッ

京太郎(あ、怒った)


京太郎(不思議なことに)

京太郎(こんなバカみたいな話してる方が、回復してるような気がする)

京太郎(……あー、ちきしょう。これだから、このバカは――)

看病、おしまい。
なんか長くなっちゃったかな……
京咲成分をつぎ込みました。
きっと、メインの読者層は喜んでくれるだろう……多分。

さて、次だ。
愛ちゃんの「結婚」発言ネタもよさそうだけど、次は阿知賀やろうかな。
しばしお待ちを。

鉄棒やろうか。

――小学校・校庭

和「……うーん」グググッ

穏乃「頑張れ、和!」

憧「――といっても、ねえ」ウーン

京太郎「今回もダメみたいだな」


和「――はぁ」ドテッ

穏乃「あ、終わっちゃった」

憧「いや、でもよくやった方じゃない?」ウンウン

憧「最初は、前回りもできなかったわけだし」

京太郎「やったな、和!」グッ

和「きょ、京太郎くん……うう、でも」

和「――今度の体育の逆上がりのテストが」

京太郎「……あー、そっか」ポリポリ

穏乃「うーん、どうしてなんだろう」グルグルグルグル

憧「うわ、すごっ!」ビックリ

京太郎「え、大車輪!?」ハッ

穏乃「よっと――おかしいな、私に向いてるのかな、鉄棒」スタッ

憧(――昔から、大抵の運動種目をこなしちゃうしずに)

京太郎(向いてない種目が、果たしてあるのか?)


和「……はぁ」

和「穏乃は規格外としても、京太郎くんや憧にも負けちゃってますね……」ウツムキ

穏乃「え、私、そんなに外れてるの?」ガーン

憧(自覚なかったんだ……)ハァ

京太郎「いや、でもな、和」

京太郎「――大丈夫だよ、うん」

和「……その、根拠は?」

京太郎「なるようになる!」キリッ

憧「――うわー」ジトッ

穏乃「それはないよ、京太郎……」ジトッ

和「そ、それは……」モジモジ

京太郎(あれ、ウケ悪すぎるぞ?)

京太郎「よし、和!」

京太郎「……俺も手伝おう」グッ

和「――え?」キョトン

憧「うわ、京太郎、マジでやるの?」ジッ

京太郎「え、なんかおかしなこと言ってるのか、俺?」

憧「そりゃあ、ねえ」チラッ

穏乃「あ、あはは……その、京太郎?」チラッ

和「……」カァァ

穏乃「ほ、ほら、和も女の子だし」アセアセ

憧「そうだよ。穏乃と和とじゃ、わけが違うんだよ」ウンウン

穏乃「ちょ、憧!? それは――」ガーン

憧「冗談だって」ケラケラ

京太郎「……」


京太郎(そうか)

京太郎(たしかに、他の男子への扱いと、和への扱い)

京太郎(同じように考えちゃ、いけないよな)

京太郎「ごめん、和。やっぱり――」

和「お願いします」ペコッ

京太郎「……え?」キョトン

和「京太郎くんに、教わりたいです」ジッ

京太郎「」


憧「ちょ、和!?」アセアセ

穏乃「い、いいの!?」アセアセ

和「……え、ええ」コクリ

憧「て、鉄棒ってことは――その」チラッ

穏乃「あ、足とか……触られ、ちゃったり」カァァ

京太郎(二人とも顔真っ赤だなあ……)

京太郎(――って、余裕ぶってる場合じゃないか)

京太郎「い、いいのか、和?」

和「……」カァァ

和「はい」コクッ

和「京太郎くんじゃないと、教われないような気がしたので」ボソボソ

京太郎「え……?」


和「あ、その!」

和「む、昔から知り合いでしたし、その」アセアセ

和「私の癖とか、そういうのを知ってる、という意味ですよ!」ビシッ

京太郎「――あ、そっか」ポンッ

京太郎「それなら教えてもいいけどさ」

和「あ、ありがとうございます」カァァ

憧「……うわー、苦しい言い訳だね」ヤレヤレ

穏乃「ふぇ? どーいうこと?」キョトン

憧「うーん、しずにはまだ早かったか」

穏乃「あ、憧! ズルいよ、そーやって大人ぶるの!」

憧「しずはそのままでいいんだよー」ケラケラ

穏乃「もう、憧!」プンスカ


憧「――でも、しず」

穏乃「なにさ、憧」プクー

憧「私たちも、見守らないとね、あの二人」

穏乃「え?」キョトン

憧「いや、だってさ」

憧「――京太郎が和に、なにかおかしなことしちゃったら、その」メセンソラシ

穏乃「えー、京太郎がそんなことするかなー」

憧「お姉ちゃんが、『男はみんな狼だよ』って言ってたしなあ」ウーン

穏乃「……憧のお姉ちゃん、大人なんだねえ」キラキラ

憧(穏乃は可愛いなあ……子どもで)クスッ

――数分後

和「ひゃっ、京太郎くん……そ、そこは」アセアセ

京太郎「あ、ああっ、ごめん!」

和「――きゃっ!?」ドテッ

京太郎「うわっ、和!?」

京太郎「だ、大丈夫か」

和「は、はい……ちょっと腰を打っただけです」

和「……そ、それよりも、その」カァァ

京太郎「う、うん」

和「――な、なるべく」

和「……太もものあたりは、その」ボソッ

京太郎「え?」

和「い、いえ! や、やっぱりなんでもないです!」ブンブン

和「――も、もう一度!」グッ

京太郎「おーい、和!」

京太郎「なんて言ったのか聞こえなかったのに……」


憧「……うわー、これは」

穏乃「前途多難、ってやつだね」

憧「相手がしずだったらともかく、和じゃなあ」チラッ

穏乃「……憧? それはどういう意味かな?」ニコッ

憧「さあね」クスッ

穏乃「……」ムー


和「ひゃっ!? きょ、京太郎くん!」アセアセ

京太郎「わわっ、ごめん和!」バッ

和(……す、少し、お尻が)

和「……京太郎くん、エッチです」ボソッ

京太郎「は?」

和「も、もう!」カァァ


憧「……」ムー

穏乃「……」ムー

憧「仲良いね、あの二人」

穏乃「そうだね……前から分かってたけどさ」

憧「うん」コクリ


憧(なんだろう、最初は面白がって見てたけど)

穏乃(ずっと見てたら、なんだか気分が悪くなってきたぞ)

二人(これって、どういうことなんだろう……?)ウーン

これにて終了、っと。
最近、穏乃や憧が押し気味だったから、和がメインを張ったのも実は珍しかったりするんじゃないですかね?
え、どっかの姉妹やボウリング場の娘? 
……ま、またいつか!(震え声)

さて、少し休んで、次いきましょうか。
京咲で自転車二人乗り、か、憧ちゃんの髪か……お菓子作りは難しいかな。俺自身、スイーツにはさっぱりだし。
ゆっくりお待ちくださいな。

このスレは最後に残ったオアシスであり続けてください
それだけが俺の望みです

よし、自転車二人乗りとしゃれこもうか。
サイクリング好きなんだよなあ……

――河原

京太郎「……」キコキコ

咲「わー……」

京太郎「どうした、咲?」チラッ

咲「すごいよ、京ちゃん!」

咲「夕日が、凄く綺麗なの!」キラキラ

咲「それがね、川に反射して――」

京太郎「ほー……」

京太郎「感動するのはいいけど、あんまり乗り出すなよ?」

京太郎「運動音痴のお前は、なんか落ちそうで怖い」

咲「あ、ひどい、京ちゃん!」

咲「私だって、麻雀部での活動で、体力ついてるんだよ」グッ

京太郎「どの辺で?」

咲「……た、大会会場への移動とか!」

京太郎(ダメだ、こいつ)ハァ


京太郎(――しかし、まあ)

京太郎(最初、二人乗りをするなんてことになった時は、お互い照れまくってたけど)

京太郎(いざ始まってみれば、なんかすげーフツーだな……)

京太郎(――お巡りさんだけには気をつけないと、だけど)タラッ


咲「……ねぇ、京ちゃん?」

京太郎「ん? どうかしたか?」チラッ

咲「――そ、その」アセアセ

咲「ふ、二人乗りって、気持ちいいね」ニコッ

京太郎「おー、そっか……」

京太郎「――まあ、自転車は面白いからな」

咲「そっかー」

咲「私も自転車始めようかなー……」

京太郎「お前じゃ、すっ転びそうだな」

咲「あ、ひどい!」

咲「私だってその昔は、『ロードレーサー咲』って――」

京太郎「妄想はやめろ」

咲「うっ……」グサッ

京太郎「……まぁ、その」

咲「なーに、京ちゃん?」

京太郎「――お前が自転車に乗ろう、なんて」

京太郎「不安すぎる、から」ポリポリ

咲「ひ、ひどいよ! 京ちゃん!」

京太郎「だから」

京太郎「――しばらくは、その」ポリポリ

京太郎「……こうして二人乗り、しようぜ」

咲「――え?」ピクッ

咲「そ、それって、どういう」アセアセ

京太郎「ほら、飛ばすぞ! しっかり掴まってろ!」

咲「えっ、うわわっ!?」

咲「ちょ、ちょっと、京ちゃん!」

京太郎「ははっ」


京太郎(――ああ、いいなあ)

京太郎(風を切って、走って)

京太郎(後ろには、バカな(一応)幼馴染ときた)

京太郎(……お)

京太郎「夕日だ……」

咲「あ、さっき私が言った――」

京太郎「……」

咲「京ちゃん?」キョトン

京太郎「――綺麗だな」

咲「えっ?」ドキッ

京太郎「……さ、そろそろ帰らないとな」

咲「――う、うん」カァァ


京太郎「……」

京太郎「楽しかったな」

咲「――あ」ハッ

咲「わ、私も!」コクコク

咲「いつか私が、京ちゃん乗せてあげるからね!」

京太郎「わりい、それ却下」

咲「ええっ!?」

京太郎「不安すぎるっての」

咲「うー……」

京太郎「――俺の後ろにいてくれって」

咲「……」チラッ

咲「ふんだ、わかったよ」クスッ

ずっと、若者のすべてかけながら書いてました。
すげえ、情景のインスピレーションがわいてきた、っていうか……いやー、いい曲や。

どこか情景重視の京咲になりました。
そういえばこの前、耳すまの聖地巡礼に友人と行ってきましたが、とても遠かったってはっきりわかんだね。
でも、自転車乗るのは楽しかった(小並感)

さて、次いくか、それとも――
明日、1限からなんだよなあ……(震え声)
ま、まあ、できれば書きます。

迷ったけど、今はここまでかな。
見ての通り学生なんで、更新は不定期になりがちかも。
それでもなるべく、書き続けていく所存です。
>>37のレスから鑑みるに、そろそろエタった咲スレも出てきてるようだし……
このスレは、書き手の俺にとっても「オアシス」みたいなもんだしな。好き勝手書いてるし。

それじゃ、また。
いつもありがとうございます。

それじゃ、書きましょうか。
頭が地味に痛いので、あんまり書けないかもだけど……授業1コマ、休んじまったんだよなあ(落胆)

まあ、いいや。SS書いて、元気出そう。
憧ちゃんが髪伸ばした理由からやりましょうか。前回、京咲思いっきり書かせてもらったし。

あ、そうだ。
このSSでは、宥姉と麻雀クラブの面々は、みんな知り合いっていう設定で補完オナシャス。

――こども麻雀クラブ

玄「あ、みんないるー」ガチャッ

穏乃「玄さんだ! こんにちは」

和「……こ、こんにちは」

京太郎「玄姉ちゃん、なんか久しぶりだな」シミジミ

玄「え、そうかな?」エヘヘ

玄「……あ、最近、お姉ちゃんと一緒に旅館のお手伝いしてたからかも」

京太郎「宥姉ちゃんとお手伝い、か。なるほどー」

京太郎「そういえば、宥姉ちゃんにも会ってないなあ」ポツリ

玄「この時期、忙しいからね……お姉ちゃんも、『お仕事、温かくないよー』とか言うくらいには」クスクス

京太郎(すごく簡単に想像できるな、その光景……)

玄「――まあ、暇ならいつでもおいでよ」

玄「京太郎くんたちなら、いつでも歓迎するよ?」ニコッ

京太郎「そっかー……それじゃ、いつか行くね」


和「――そういえば、あまり玄さんのお家には行ったことありませんね」

穏乃「え、和! それ、勿体ないよ!」ガタッ

穏乃「玄さんの女将さんみたいな服、すごく可愛いのに」

和「……!」ハッ

和「そ、それは聞き捨てなりませんね」

穏乃(この反応――可愛いものに目がない和らしいな……)クスッ

穏乃「ね、憧もそう思うでしょ? 宥さんも可愛い――」

憧「……」ボー

穏乃「憧?」キョトン

憧「……!」ハッ

憧「あ、ああ、ごめんねしず」アセアセ

憧「――で、なんだっけ?」コホン

穏乃「いや、その……」

穏乃「女将さんみたいな玄さんたち、可愛いよねーって、そういう話を」

憧「……あ、うん」

憧「たしかに、可愛い、よね」ジーッ


穏乃(……なんか様子がおかしいような)

和(なぜか頭のあたりに視線を感じますね――約一名の)

玄(――あれ? なんだろ、この感じ? 視線?)

京太郎「――おい、憧?」

憧「……!」ビクッ

京太郎「どうし――」

憧「きょ、京太郎には関係ないよ!」プイッ

京太郎「?」キョトン

玄「――ほほう?」フム

玄「ねぇ、京太郎くん?」

京太郎「どしたの、玄姉ちゃん?」

玄「ちょっと、女の子たちだけでお話したいことがあるんだ」ニコッ

京太郎「……えっ?」

京太郎(な、なんだろ、それ?)ドキドキ


憧「ちょ、ちょっと玄! へ、変なこと言わないで――」ガタッ

穏乃(玄さん、素直だからなー)

和(……良くも悪くも、ですね)ウンウン

京太郎「女子だけで話って……」モジモジ

玄「――!」ハッ

玄「い、いや、違うよ! そ、そういうんじゃないから!」アセアセ

京太郎「ち、ちがっ! そ、そういうの、なんて――」カァァ

玄「い、いいからいいから!」グイグイ

玄「京太郎くん、また後でね!」バタッ


京太郎(……なんだかんだで、一方的に締め出されちゃった)

京太郎(――)ポツネン

京太郎(中で、何が起きているのか……ドアから聞こうと思えば聞けるだろうけど)

京太郎(――そんなことしねえし)

京太郎(俺別に、エロくねえし)

京太郎(……あ、ちょっと嘘ついた)カァァ

玄「――で、憧ちゃん?」ニコッ

憧「……な、なに?」

玄「さっきの視線はなにかなー?」ズイッ

憧「そ、そんなの!」

憧「べ、別に見てなんて――」アセアセ

穏乃「はーい、私も見られてましたー!」

和「……わ、私も」

憧「うわ、裏切られた!?」ガーン

穏乃「別に最初から憧と協力してないもんねー」

和「……ご、ごめんなさい」

憧「というか、味方ですらなかった!?」ガーン

玄「ふふふ……これで憧ちゃんは」

玄「私たち3人を敵に回したね……!」キラッ

憧(うわー、玄の目が怪しく光ってる……)


玄「オッホン」

玄「この名探偵玄が考えるに――」

穏乃(あ、自分で名探偵で言っちゃうんだ……)

和(そういえば昨日、二時間ドラマやってましたっけ――)

憧「な、なにさ」

玄「――髪の毛、だね!」ビシッ

憧「!?」

憧「ち、違う! べ、別に、長さなんて――!」

玄「あ、今、長さって言ったね!」

憧「――!」サァァ

穏乃(お、意外とちゃんと探偵してる?)

和(あの憧の表情……決まりですね)

憧「……まあ、その」

憧「ほら、私も女の子なわけで――」

憧「や、やっぱりオシャレとかは人並み程度には気になるかなー、と」

玄「憧ちゃん……」

玄「――私はね」

玄「この長い髪好きだけど、憧ちゃんみたいな髪型もいいと思うよ」

穏乃「そうだよ、憧! 長いと大変だよ……あ、でも」

穏乃「ポニテにするのは意外と――」エヘヘ

和(いつになく、穏乃が女の子らしいことを言ってますね……)


憧「うー、で、でもさ」

憧「き、昨日テレビでやってた特集で」

憧「……今の時代は、『黒髪ロング』だって」

和(えらく偏った特集を観たようですね……)

玄「あー、そういえば私もロビーで観たような――」

穏乃「え、みんなそういうの観てるの?」キョトン

和(あ、穏乃が元通りになりましたね)

憧「――そ、それに、その」

憧「……普段、一緒にいる4人の中で」

憧「私だけ、『あいつ』と同じくらいの長さしかないんだよ?」

憧「これはちょっと――うん、なんか嫌っていうかさ」

玄(……あいつって誰だろ?)キョトン

穏乃(この表情――玄さん、気づいてないな)

和(まあ、口に出されても困りますけど……)

玄「――あー、その? 憧ちゃん?」

憧「な、なに?」

玄「そ、その『あいつ』? さんも」

憧(え?)

玄「き、きっと、憧ちゃんのその髪が好きなんだと思うよ?」

憧「――!?」ハッ

玄「ほ、ほら、きっと」

玄「同じくらいの長さの髪だったら、それこそ」

玄「自分と同じっていう気分になれると思うし――それに」

憧「す、ストップストップ!」アセアセ

憧「く、玄! な、なに言ってんの!」カァァ

玄「――え?」

玄「いやその……きっと、『あいつ』さんは憧ちゃんのことが好きなんだと」

憧「だ、だから! も、もうやめて――」カァァ

玄「えっ?」

玄「な、なんか私、変なこと言っちゃった!?」

穏乃(うわー、これは予想外だね)

和(きっと玄さんは、『あいつ』さんを同じ女の子だと思ったんでしょうね……)

和(ここ最近、麻雀クラブに来てなかったから、分からなかったのかもしれませんが――)ハァ

京太郎「あ、あのー」コンコン

京太郎「そろそろ入ってもいいかなー、なんて……」

憧「だ、だめ! 絶対だめ!」ブンブン

玄「う、うんうん! 京太郎くん、もう少し待っててくれる?」

京太郎「――え」

京太郎「う、うん、わかった」コクコク


憧「……」カァァ

玄「……」カァァ

穏乃(二人とも顔真っ赤だなー)

和(憧は『恥ずかしさ』からで、玄さんは『申し訳なさ』から、でしょうか?)

穏乃(――でもなんだろう、二人のお話を聞いてたら)モヤッ

和(なぜか、本当になぜかわかりませんが、胸がモヤモヤしますね……)キュッ


憧「――あ、あの」

憧「『あいつ』っていうのは、その……今の」

玄「わ、わかったよ、憧ちゃん」

玄「ああ、私はなんて勘違いを……」

玄「――今のお話」

憧「……!」ハッ

玄「京太郎くんに聞こえたりしてなかったかな?」

憧「」

憧「ね、ねぇ、京太郎!」アセアセ

京太郎「うわっ!? な、なんだよ」

憧「さ、さっきまでの、その――は、話、聞いてなかった!?」

京太郎「あー、いやその」ポリポリ

憧「……えっ」ビクッ

京太郎「すこーしだけ聞こえてた、っていうか……」

憧「――!!」カァァ

憧「ば、バカ! 京太郎の大バカ!」

京太郎「ええっ!?」

京太郎「で、でも、最初の方しか聞こえなかった――」

憧「う、うるさい! バカバカ!」カァァ

玄「……うう、ごめんなさい、憧ちゃん」グスッ


その後――
二人から質問攻めに合ったことは言うまでもない。
俺が何度も、最初の方しか聞こえなかった、と言ったら二人はやっと納得してくれた。

玄「ああ、よかった――」ホッ

玄「『憧ちゃんのことが好き』とかきかれなく――」

京太郎「……え?」キョトン

憧「ちょ、玄!?」ビクッ

憧「な、何言ってんの!」アセアセ

玄「え、あ――」

玄「ご、ごめんなさい憧ちゃん!」

二人が顔を赤らめしぼんでしまっている時。
わけがわからずうろたえる俺の元に、穏乃と和がやってきた。

穏乃「ね、京太郎?」

京太郎「ん? どうした、穏乃?」

穏乃「いやー、あくまでその、純粋な興味なんだけどさ」

穏乃「……髪長い方と短い方、どっちが好きかなーって」

和(え、穏乃!?)ビクッ

京太郎「――えー」

京太郎「そりゃ、まあ……」ポリポリ

京太郎「……短い方、かな?」

穏乃「――え?」

和「……はい?」


京太郎「いやだってさ、やっぱ男子で髪長いってのはちょっと――」

京太郎「すげーんだぞ、床屋って! ホントさっぱりする――って、あれ?」

穏乃「……ね、ねぇ、和? なんだろうね、これ?」ハァ

和「――う、うう。本当になんだかわかりませんが、気分が沈んでしょうがないです」ハァ

京太郎(……)チラッ


憧「や、やっぱり髪伸ばそうかな、私?」

憧「……さっきの話聞かれてた可能性もあるし」

憧(やっぱり、『あいつ』と同じくらいってのはなんか、その――癪だし)ウンウン

玄「――で、でも! きっと、憧ちゃんなら長いのも似合うよ!」

憧「そう、かな……」

玄「きっと! 絶対!」グッ


京太郎(あの二人含めて)

京太郎(――女子って、わからねえ!)ハァ

長くなりすぎた(小並感)
書いてたら、随分と筆がのってしまった……そんなこんなで、今日はいつになく玄ちゃんが加わりました。
久々に、京ちゃんが「玄姉ちゃん」と呼んだような気がしますね……

あと、最後のほうで京ちゃんが「髪が短い方が好き」と言いましたが
きっとここの住人なら思ったことは同じじゃないでしょうか?
やっぱり、舞台が変わってもあの子の手の内、なのか……?

???「やっぱり髪短い子が好きなんだー……ふーん」



今はここまでかもしれませんね。
最初に書いたように、また体調が壊れるなぁ、という感じなので。
SS書いてて楽しかったです。

もしかしたら、まだ書くかもしれませんが。

さて、いまだ頭痛続き……だけど、書こうじゃないか。
といっても、もう少し時間を置いてだけど。

今回、妙に希望が多かった穏乃で小ネタやろうかな、と思ったけど
阿知賀編に時間をかけすぎた感もある。

というわけで、清澄ネタどうぞ。
特に京咲希望の人は、奮ってネタを希望してください。


咲「――あ、京ちゃんの名前がたくさん……」

京太郎「どうした、咲?」

咲「……京ちゃん?」

咲「い、一体、いくつの学校に転校してるの?」

京太郎(それを言っちゃあ、おしまいなんじゃないのか?)

ダメだ、アイデアが浮かばない……
やっぱりここの住人頼みになりそう。

清澄での小ネタ希望、あったらお願いします。
阿知賀ばっかりだったからね、しょうがないね。

腐女子ともきーと咲さん、本屋にて出会うの巻

川原で読書してる時に風が騒がしいな……とかいっちゃう咲ちゃんで

はえー……すっごい多い。
この前は穏乃の希望が多かったことに驚いたけど、やっぱりみんな咲ちゃんが好きだってはっきりわかんだね。
さすがメインヒロイン。本誌咲ちゃんの過去がどうであれ、乗り越えてほしいと思った(切望)

そういえば音楽のことばかり書いてるけど、この前、図書館でg○ayとユー○ンとZ○RDのCDを新しく借りたんだよね。
なんていうか、最近洋楽を聴くことの方が多かったけど、邦楽も好きだったなあ、と。
いつか、なんかの曲を題材にして小ネタ書けたらなー、と思った(小並感)

さて、では書きましょうか。
友人に話して、少し肩の荷も下りた気分だし……
今日は、京咲祭りとしゃれこみましょう。

>>69
なるほど……そういえば、本編も中堅戦入る前で中断したままですね。
今後、始めることはあるのか――なんだかんだ、小ネタだけで結構スレが存続することがわかったしなあ。


――書店

咲「……」キョロキョロ

咲(――ううっ)

咲(ど、どうしても気になっちゃうよ……)チラチラ

咲(この前、京ちゃんにバレてから、あまり行かないようにしようって思ってたのに)

咲(……)

咲(だ、大丈夫だよ、うん!)コクコク

咲(こ、この前アニ○イトには、中学生くらいの子がBLコーナーに堂々といたし!)

咲(さ、さぁ、私も――)クルッ

――とある一角

咲「」

咲(こ、こんなに)

咲(多いの!?)ガーン

咲(――『お前じゃなきゃイケないんだよ!』って……わわっ!)カァァ

咲(ち、違うもん! わ、私は、その――そう! ノーマルだもん!)ブンブン

咲(で、でも……手が勝手に――)スッ

ピトッ

咲「……あ、れ?」

智紀「……」ハッ

咲「――あ、あの」

咲(この人、どこかで……)

智紀「……ごめんなさい」スタスタ

咲「あっ、その……!」アセアセ

咲「……取っちゃった」

咲「――」ドキドキ

咲「……えいっ」ペラッ


『いいんですよ、須○くん? ここでは、声を出してもね――?』

『ちょ、あの、ハギ○シさん、やめ――!』

『……ああ、須○くん』

『ううっ……ハギ○シさんがこんな変態だったなんて……』


咲「」

咲(……だ、ダダダメだよ、これは!)カァァ

咲(ああ、恥ずかしい……今思いっきり、挿絵の所開いちゃったし! しかも、人が通ったし!)アセアセ

咲(ああああ……)ウルウル



――検索コーナー

智紀「……」カタカタ

智紀「――よし」カチッ


検索結果:有能執事と金髪高校生の爛れた関係!? ~俺はあの人のドレイじゃない!~

智紀「所蔵結果は――1冊」

智紀「……ふふふ」ニヤッ

※この本に登場する人名は、実在の人物とは何の関係もありません
着々と咲ちゃんがおかしくなってる。はっきりわかんだね。

あ、そうだ。
アニ○イトのくだりは、実体験です。見ず知らずのあの子は元気にやっているのだろうか……

さて、次いきましょうか。


>>70
久々に文学少女らしい咲ちゃんがきましたね……
よし、これでいきましょう。

少々お待ちを。

よし、じゃあ書いてやるぜ。
中学時代の京ちゃんと咲ちゃんで一本。


――河原

咲「……」ペラッ

京太郎「……」ペラッ

京太郎(いやー)

京太郎(たまには、河原で読書ってのも風情があっていいなあ、とか思ってたら)

京太郎(……いつの間にか咲が隣にいる、っていうのはどういうことなんだ?)チラッ


咲「――ね、京ちゃん」パタン

京太郎(うわ、なんだこの意味深な口調)

咲「……気づいてる、よね?」ジッ

京太郎(お前がおかしいってことに?)ジトッ

咲「――この風、少し啼いてるよ」スッ

京太郎「そう……」ペラッ

咲「きっと、多くの人たちの悲しみを吸い上げたんだろうね……悲しい風」グッ

京太郎「ふむふむ」ペラッ

咲「――」チラッ

咲「で、でも、ここは聖域」コホン

咲「私だけが感じられるけど、京ちゃんは『聖域』にいるから大丈夫だよ」ドヤ

京太郎「そりゃ、どうも」

咲「……」ムー


咲「もう、京ちゃん!」

咲「前から思ってたけど、京ちゃんは――」

咲「そう! ノリが悪すぎる!」ビシッ

京太郎「へぇぇ……」パタン

京太郎「――お前がノリを語るのか?」

咲「な、なにさ」アセッ

京太郎「……クラスで」

咲「……!」ハッ

京太郎「それじゃあクラスで、もう少し皆とコミュニケーションをだな――」クドクド

咲「――ふ、ふんだ!」プイッ

咲「い、いいんだよ、別に! クラスメイトとのコミュニケーションよりも……その」

咲「……京ちゃんと、こういうお話してる方が楽しい、のに」ボソボソ

京太郎「……」

咲「ああ、それなのに京ちゃんはノッてくれないし……」ハァ

京太郎「――咲」

咲「……なに?」

京太郎「――あのな、俺もそーいう話は嫌いじゃないんだ」ポリポリ

咲「……」

京太郎「でもな、お前、ここがどういう場所か分かってないだろ?」

咲「ここ、って……普通の河原じゃないの?」

京太郎「――いいか、さっきお前は熱弁をふるっていたけど」

京太郎「……お前、上の方を通り過ぎていった人たちの顔、知ってるか?」

咲「えっ……?」

咲「――!」ハッ

京太郎「みんな、凄い顔してたぞ。『あらあら、可愛い子ね』みたいな人もいれば、『最近の若者は』みたいな顔したおじさ    ん。それに――」

咲「も、もうやめて!」カァァ


咲「うう、恥ずかしいよ……」ハァ

京太郎(そう……)

京太郎(こいつは思い出したことをすぐに口に出してしまう)

京太郎(それも、相手が俺の場合は、なおさらだ)

京太郎(――それくらい、信頼してくれてるって捉えてるけど……うーむ)

京太郎「なぁ、咲」

咲「……うう、なに京ちゃん?」グスッ

京太郎「いいか」

京太郎「その――今度から、そーいう話は」

咲「……」ゴクリ

京太郎「俺の部屋で」

咲「――え?」キョトン

京太郎「それかお前の部屋で、やろう」

咲「え、え、えっ?」

咲「わ、私か京ちゃんの部屋で、って、えっ?」アセアセ

京太郎「……なんで顔真っ赤にしてるかわかんねえけど」カァァ

咲「京ちゃんだって、赤いじゃん!」カァァ

京太郎「う、うるせ!」

京太郎「――いいか、そういう話は、外でするもんじゃない」コホン

京太郎(もっとも、今まで親しい友人いなかったこいつのことだ)

京太郎(きっと、知ってはいるんだろうけど、行動とは一致させられないんだろう)

咲「むー……」

京太郎「――だから」

京太郎「その、どっちかの部屋、なら……」カァァ

京太郎(予想以上に恥ずかしいな、これ)


咲「――ね、京ちゃん?」

京太郎「な、なんだ?」アセッ

咲「……ひょっとして」

咲「――わ、私の部屋に来たい、とか?」カァァ

京太郎「なっ、なわけねえだろ!」カァァ

咲「そ、そうなの?」

咲「てっきり、そういうことだとばかり――」

京太郎(……ああ、でも)

京太郎(ちょっとはあるのかもな――そーいう気持ちも)ハァ

京太郎(親しくなって)

京太郎(コイツの家にお邪魔するようになって)

京太郎(……でも、部屋に行こうとはなかなか言い出せず)

京太郎(――はっ!?)

京太郎(こ、これじゃあ、俺は女子の部屋に上がりたがる変態じゃねえのか!?)アセアセ

京太郎(ああ、でも……)ジッ

咲「――な、なに、いきなり?」ペターン

京太郎(――咲だったら別に、いっか)

咲「……今、ものすごく失礼な考えをされたような気がしたよ」ジトッ

京太郎「な、なんのことやら」プイッ

咲「……ふんだ」プイッ

咲「――」

咲「いいよ」

京太郎「え?」クルッ

咲「私も、京ちゃんの部屋に行ってあげる」

京太郎「――は?」


咲「だ、だって!」アセアセ

咲「きょ、京ちゃんだけ私の部屋に来るなんて――そ、その」

咲「恥ずかしすぎるよ……!」カァァ

咲「だ、だから、せめて!」

京太郎「……」

京太郎「――咲、顔真っ赤」シテキ

咲「京ちゃんだって」

京太郎「あ、そっか……」カァァ

咲「うん……」カァァ


京太郎「……」

咲「……」

京太郎「そ、それじゃ」

咲「う、うん」

京太郎「――今度の、日曜で」

咲「……どっちに?」

京太郎「……じゃ、じゃんけんで!」

咲「――ふふっ」クスッ

咲(ここでジャンケンって……京ちゃんらしいなあ、ホント)


京太郎「それじゃ、いくぞ!」

咲「うん!」

二人「じゃーんけーん――」



その後のことは、敢えて語らないでおこう。
お互いの部屋のどちらに行ったか、という話をしてもしょうがないし。
……どちらにしたって、俺も咲も。


京太郎「……」カァァ

咲「――」カァァ


恥ずかしすぎて、頭が沸騰しそうだったことに変わりはないんだから――

で、高校生になった二人は、当然のようにお互いの部屋に行くようになったというお話。
京咲成分をふんだんに詰め込んだ作品になりました。
ここでおしまいです。

とりあえず、今はここまでになるかと思います。
ですので、阿知賀などの小ネタ希望があれば、どうぞ書いていってください。
「あちら(清澄)を立てれば、こちら(阿知賀)が立たず」といった感じになってしまうので……。

乙です。
阿知賀ネタとして京太郎が和達に出会ったエピソードを書いて無かったら書いて欲しいです。

今日は少な目になります。
というのも、ちょっとすべきことがあるので……

とりあえず、>>84を書いてみた。
地の文ありで、少し冗長になってしまったけど、お暇な方どうぞ。

……色々と突っ込みどころはあるかと思うけどな(震え声)

 ――今でも、思い出す風景がある。

 桜が散る中、花びらを振り落とすかのような勢いで、こっちに向かって突っ走ってくる女の子。
 その後ろから、少し悪戯っぽい光を宿した目で、そんな彼女を見つめる女の子。

「――よっ、転校生!」
「今日も仲がよろしいようで」

 最初の子は、いかにも彼女らしく元気な声で――
 その次の子は、これまた見たままのイメージの悪戯っぽい響きで――

 俺たちの元に、どっちも笑顔のまま、やってきた。


「……あ、あの」
「俺たちは、『転校生』じゃないって」

 俺は、傍らの幼馴染を気にしながら、女の子たちにそう言葉を返す。
 といっても、字面から考えられるようなぶっきらぼうさは、実際その声音には含まれていなかった。
 だって、向こうから声をかけてくれるのは――

「でも、ありがとよ」
「え?」
「なんで?」

 キョトンとする二人は、俺の言葉の意味が全くわかってなさそうだった。
 そういう所も、なんだか俺を、たぶん傍らのこいつも、安心させてくれた。

「ま、いいよ。とにかくまあ、そういうことだから」
「はぁ……」
「よくわからないけど――ま、いっか」

 二人も、どこかおかしな表情を浮かべながら納得してくれた、ように見える。
 うん、転校先で早くもいい友達をゲットできた、みたいだ。

「――なぁ、和」
「な、なんですか京太郎くん?」

 俺は、幼馴染に話しかけた。
 今後の生活への期待をのせながら。

「……どう思う、これからのこととか」
「どう、って……」

「――そうですね、悪くはない、のではないでしょうか」
「相変わらず、辛口というかはっきりしないな、お前は」
「なっ! そ、そういう京太郎くんこそ――」

「いやー、仲良くて羨ましいねえ」
「……ホントに、仲がいいだけなのかなー」
「おい、そこの二人。聞こえてるって」

 俺と和が話してると、そこに浮わついた調子の声が混ざってきた。
 俺が指摘すると、その二人はなんだか嬉しそうに「わっ」とか言って、はにかむ。
 ……なんだかそんなフレンドリーさが、嬉しかった。

「……あ、そういえば」
「なんだよ?」

 俺と和を見て、二人のうちの一人がそんなことを言い出した。
 その一人――ポニーテールの子は、うんうんと頷くと、俺たちの方を見て、言った。

「――二人の名前って」
「え? 今更?」
「……で、でも。私たちもお二人のこと、知りませんよね?」
「――あー。ま、そっか」
「うわー、人のこと言えないんだー」

 俺が和と話してる所に、またしても割り込む浮わついた声。
 大体、わかった。
 そういう声を出すのは、その短い髪をなんか面白くアレンジしてる奴だ。
 
「う、うっせ! じゃ、じゃあお前は――」
「あんたが、須賀京太郎」
「……え?」
「そして、そっちの子が原村和」

「――違った?」

 ニコッと笑う女の子に、俺の反駁は、一気に気勢を削がれる形になった。
 こいつ、見た目に反して記憶力がいいとみた。

「で。私たちの名前は?」
「う……」

 そういえば初日、和と俺にいの一番に話しかけてくれたのはこの二人だった。
 俺はともかく、引っ込み思案の和は応えるのが大変そうだったっけ。
 なんか話すと、お互いに馬が合ったと言うべきか、何となく流れで一緒に帰った――

「……あ」
「京太郎くん?」

 声を漏らした俺に、和が反応した。
 そうだ、こいつらは――

「しず、の」
「へ?」
「あとは、あこ?だっけ」
「おおー!」

 そうだ。
 下校中に、何度かその名前を聞いた気がした。
 俺が二人の名前(らしきもの)を口にすると、にわかに二人の目が輝いた、ように見えた。

「……うーん。でも、やるねあんた」
「は? どーいうことだよ?」

 俺に話しかける、悪戯っぽい表情をした女の子。あこ、でいいんだよな。

「いやさ――こう言っちゃなんだけど」

 そこで一拍置いて

「初対面の女子に、いきなり名前で呼ぶって……」
「――は? それって普通だろ?」
「えっ?」

 俺がキョトンとしてそう返すと、あこはあんぐりと口を開けてしまう。

「だってさ、女子だろうと男子だろうと――友達だよな? あれ、なんか間違ってるか俺?」
「――う、ううん! も、もういいよ!」

 俺がそうきっぱりと言ってみせると、あこはなぜか少し顔を赤らめて慌てだした。
 俺にはさっぱりわけがわからない。

「……いやー、そのねえ」
「お。お前は――しずの?だよな」
「うん、そだよ京太郎」

「――いやー、それにしても憧ってば」

 しずのは自分の友人をチラリと見つめ、俺もそれに倣う。
 いまだにちょっと顔を赤らめ、周囲をキョロキョロとしている。

「憧にはね、年が離れたお姉さんがいて」
「へぇ、そうだったのか」

 一人っ子の俺からすると、少し羨ましかったり。

「――で、そのお姉さんがねえ。まあ……オシャレ?なのかな」
「……もしかしてそのお姉さんの影響で?」
「うん、そーいうことだね」

 なるほど。俺は納得した。
 あこはつまり――

「へぇ、あこってませてんだな」
「なっ……べ、別にそんなこと」

 俺がそうからかうように言うと、あこはブンブンと首を振った。
 
「ふーん……へぇ」
「な、なに!」
「いや、なんとなく?」
「うー……」

 なおもからかうような視線を続ける俺に、火照った顔で恨めし気に応えるあこ。
 うん、何となくこいつとの接し方を掴んだ、ような気がする。

 その後――

「へぇ、京太郎と和って、一緒にここに来たの?」
「え、ええ、まあ……」
「ふーん……なんか珍しいね、そーいうの」
「そう、ですよね――」

 女子だけの話が時々耳に入ってくる中、俺は上の方で咲き誇る桜の木をぼんやりと見ていた。
 散っていく花びらは、凄く綺麗だった。
 そして、その木々の間から差し込んでくる日差しが、何となくこれからの日々を予感させた。
 すなわち――


「ああ、楽しくなりそうだな、うん」


 そう言って、そんな日差しの中、グッと伸びをして、

「おーい! ところで、これから――」

 楽しそうに話している女子たちの所へ。
 きっと、これからの日々を楽しくさせてくれる奴らの元へ。
 俺は、走って、向かっていった――

すいません、ここまでになります。
出会いの話は、なかなか広げにくかった……難しかったです。

小学6年生の頃、自分も相手を「苗字」で呼ぶか「名前」で呼ぶか、少し迷ったことがありました。
今となっては適当だけど……もしかしたら、あの頃はませてたのかなあ(遠い目)

そんなこんなで、今はここまでかな。
期待外れな出来になってしまったかもしれませんが、そうでしたらごめんなさい。
個人的に、もう少しうまく書けるようになりたいなー、と思ってるから(震え声)


なんでふたり一緒に転校したんだっけ?

>>99
その辺はまだ、このSSじゃ書いてないな。
……といっても、実際深い理由はまだ考えてないんだ。

どうしたもんか……このまま曖昧なままでもいいのかな。

ごめん、いきなりで悪いんだけど、清澄ネタ募集させてくれ。
阿知賀で結構長いの書いちゃったから。オナシャス。

ついに我慢できなくなって京ちゃんを押し倒しちゃったけど
その後どうすればいいか分からなくなって正気に戻り必死に言い訳する咲ちゃんとか

京ちゃんと咲ちゃんが一緒に料理を作る
包丁で怪我した京ちゃんの指をなめて治そうとする咲ちゃんとか

遅くなった帰り道
京太郎「月が綺麗だなー(小学生並の感想)」
咲「ふぁっ!?(文学少女並の知識)」

京ちゃんがTVでやっていた女子力のことを清澄メンバーから聞いて見る話は無理ですかね・・

部長の進路の話に触発されて将来について考え出してみるとか

のどっちが京太郎を名前で呼んで何だかいいふいんきになったのをみかけた咲ちゃんが拗ねて苗字で呼び始めるのきぼんぬ

VIPのカップリング投票スレで京咲が1位になっててやはり王道は強いなと思った(小並感)

部室で仮眠をとってる咲ちゃんに京ちゃんがちょっかい出そうとしたら寝ぼけてる咲ちゃんにぎゅってされる展開オナシャス!

>>109
体格的には逆の方がおいしくないか?+和も追加で

はえー、(小ネタの希望が)すっごい多い……
やっぱみんな、京咲好きなんすねえ。

>>109
ググって当該スレ見た。
部キャプが意外と低くて落胆したけど、上位3組は納得した。
……上位の阿知賀勢に混ざって京咲が1位獲ってて、嬉しかったり。


さて、リクエストも多いし、今日は京咲祭りいきますか。
良質なシチュエーション多くて、嬉しい。
書けるだけ書きますよー、今日は。

あ、あと、本編もできればそのうち再開したいんだけど、いいかな?

>>103
なるほどなるほど。これはなかなかのリクエストで……
じゃけん、書いてきましょうね。しばしお待ちくださいな。

あれは、いつだったか。
思い出すだけで体温が上がるような、そんな一幕だった――


――須賀家・京太郎の部屋 ベッドの上にて

咲「……」

京太郎「……」

咲「――あ、あの」カァァ

京太郎「――なんだ?」ジッ

咲「ご、ごめんね」フルフル

京太郎「……」

京太郎「――なぁ、咲」

咲「な、なにかな?」ビクッ

京太郎「……その、さ」

京太郎「少し、重いから、その」ポリポリ

咲「――えっ!?」ハッ

咲「ひ、酷い京ちゃん! わ、私、体重は――!」

京太郎(そういう問題じゃない……)ハァ


咲「――ご、ごめんね」

京太郎「さっきも聞いたぞ、それ……」ハァ

咲「で、でも、その――」

咲「――こ、ここでと○ドラ観てたら」アセアセ

咲「あ、あはは……こ、興奮しちゃった、のかな?」

京太郎(――)

京太郎(……おかしいな)ジーッ

京太郎(こいつも、俺も)


京太郎(――勢い余った咲の奴に押し倒されて)

京太郎(今、俺は咲に組み伏された形だ)

京太郎(で、俺の至近距離には、咲のこれでもかとばかりに赤くなった顔がある――)

京太郎(――しかし、まあ。普段のこいつとは似ても似つかぬ、女の子らしさ、というか……)ジーッ

京太郎(ほら、やっぱりおかしい)ポリポリ

咲「……ね、京、ちゃん?」オドオド

京太郎「……」

咲「そ、そろそろ、どくから、その――」

咲「い、いいかな?」アセアセ

京太郎(なんでいちいち確認をとるのか……)

京太郎(――いや、やっぱりおかしいんだ)

京太郎(なぜか、といったら)

京太郎(こんな状況なのに、俺は冷静に咲の表情を観察しては)

京太郎(それについての感想を心中で唱えてるわけなんだから……)ハァ

京太郎「……咲」

咲「――は、はいっ!?」ビクッ

京太郎(やべ、降りようとしてた咲を呼び止めちまった……)

京太郎(――でも、内心これでいいとも思ってる、のか俺は?)アレ?

咲「な、なに?」アセアセ

京太郎「……」ポリポリ

京太郎「――あのさ」

咲「……?」キョトン


京太郎「……何だか知らねえけど、その」

京太郎「俺、そんな気にしてない、というか――」

咲「……!」ハッ

咲「わ、私は、気にす――!」カァァ

京太郎「話、聴いてくれ」ハァ

京太郎「なんとなく、っていうか」

京太郎「その――いつかは、こうなるっていう予感あるじゃん?」

咲「――」

京太郎「いや、だからさ……」

京太郎「――そんな予感を、俺は人並み程度にはしてたんだよ」ボソボソ

咲「……京、ちゃん?」

咲「そ、それって――?」

京太郎(降りようとしていた足を引っ込めて、結局咲の顔は近いまま)

京太郎(――その顔は、相変わらず赤いままだけど)

京太郎(話を聞くくらいに、頭は回ってるとみた)


京太郎「……咲」ジッ

咲「――京ちゃん」ジッ

京太郎「――もしかしたら、だけど」


京太郎「俺……」

京太郎父「帰ったぞ―!」ガチャッ

京太郎「――!?」ハッ

咲「」


京太郎父「おーい、京太郎! いるのかー?」

京太郎「お、おう、もう帰ってるぞ!」アセアセ

京太郎(バカ、咲! は、早く、降りろ――!)

咲(だ、だって……)

咲(い、いきなりのことで、腰が抜けちゃって――)グスッ

京太郎(この、ちんちくりん!)


京太郎父「おお、いるみたいだな」トントン

京太郎(お、親父! わ、わざわざ部屋の近くにまで――!)

京太郎父「いやー、今日はいいものもらってきたんだよ。開けても――」スッ

咲「!」ビクッ

京太郎「だ、ダメだ!」

京太郎父「お、どうしてだ……ははぁ、なるほど」ニヤッ

京太郎父「はは、お前も男ってことだな」ニコッ

京太郎「そ、そーいうんじゃねえって!」カァァ

京太郎父「わかったわかった。それじゃ、下に行ってるとするよ」トントン

京太郎「はぁ……」

咲「……」

咲「あ、あの、京ちゃん?」ジッ

京太郎(……今の会話、聞かれてた、よな?)


咲「――や、やっぱり、その」

咲「京ちゃんも……男の子って」カァァ

京太郎「ストップ、咲。それ以上はやめろ」

咲「……!」ハッ

咲「ご、ごめん。わ、私何言ってんだろ……」アセアセ

京太郎「……」

京太郎「――ぷっ」

咲「え?」キョトン

京太郎「はははっ! ったく、咲は……」

咲「な、なに、いきなり……?」

京太郎「いや、なんだ」

京太郎「――お前も、人並みにエロいというか」

咲「なっ――!」カチン

咲「そ、そんなことないもん! 普通だもん!」

咲「きょ、京ちゃんのバカ!」プイッ

京太郎「あはは……」


京太郎(――おっかしいなあ)

京太郎(さっきまであった冷静さとか、そんなもん)

京太郎(もう吹き飛んじまった)

京太郎(それに――さっき、口まで出かかった言葉も)

京太郎(なんとなく、出さなくてよかったなあ、とも)


――須賀家・玄関

咲「……そ、その」

咲「お、お邪魔しました!」ペコッ

京太郎父「おう、宮永さん。また今度」

咲「は、はいっ!」

咲「そ、それじゃっ!!」ダッ


京太郎父「……なぁ、京太郎?」

京太郎「なんだよ、親父?」

京太郎父「――結局、あの子は」

京太郎「親父」

京太郎父「……?」

京太郎「俺とあいつは――」

京太郎「バカな話で盛り上がれる、珍しい異性の友達……」

京太郎「今は、そういうことで、いいか?」

京太郎父「――ふむ」

京太郎父「わかった。そういうことにしておこう」

京太郎「ありがとな。それじゃ、部屋行くわ」トントン


京太郎父「……」

京太郎父(『今は』、か――なるほど)ウンウン

京太郎父(京太郎)

京太郎父(どう転ぼうと、きっと)

京太郎父(――お前とあの子は、幸せだろうさ)

京太郎父(やれやれ、出来がいいんだから悪いんだか、わからないバカ息子だな)ニコッ

さて、こんな感じになりました。
……そういえば、前スレでも似たようなシチュエーションやってましたね。
あの時はお互い赤面しっぱなしでしたが、今回は――主に、京太郎に変化が訪れたようです。

さて、今後どうなっていくのか……といっても、今までのノリと大差無さそうなんだよなあ。
書いてて楽しかったです。

さて、次か。

>>104
料理か……よし、書いてみますか。しばしお待ちを。

京太郎「目が覚めたら子供になってた」和「ハアハア///」京太郎「」
ってスレ建てようと
思ったらこのスレを見ていると別に建てなくてもいいか•••と思った

さて、次の話いくか。

――宮永家

京太郎「……痛ッ!」ビクッ

咲「わわっ、きょ、京ちゃん!」ハッ

咲「だ、大丈夫――?」アセアセ

京太郎「あ、ああ、まあ……」

咲「って、血が出てるよ!?」

京太郎「ま、まあ、これなら――」

京太郎「咲、バンドエイドないか――って!」

パクッ

咲「……」チュー

京太郎「さ、咲?」

咲「――!?」ハッ

咲「わっ、ご、ごめん!」バッ

咲「あ、あの……」

咲「ど、どっかで、処置はすぐにするべし! って見たから、その――!」アセアセ

京太郎「……はぁ」

京太郎(やば……たしかに、今の、その)

京太郎(咲の処置のおかげで、血は収まったかも……だけど)

京太郎(――体温が上がって、傷口がいてえ!)カァァ

咲「わっ、京ちゃん!? ま、また、血が――」

京太郎「ば、バカ! く、口はもういいから!」

京太郎「は、早くバンドエイド――!」

咲「……」タラッ

京太郎「咲?」

咲「――そ、その」

咲「実は、どこにあるかわからなくて……」エヘヘ

京太郎「」


咲「し、仕方ないから、その――」

咲「も、もう一回……!」スッ

京太郎(――ああ)

京太郎(ホントこいつ、誰か付いてないとダメだな……)

京太郎「俺がいてやらないと、かぁ」ボソッ

咲「えっ……京ちゃん、それどういう」ピクッ

京太郎「……なんでもねえって!」ハァ

新婚夫婦かなにか?(すっとぼけ)
あ、分かりにくいかもしれませんが、京太郎が包丁で指を切ったってことです。
……相変わらずのポンコツ咲ちゃんですね。

さて、次か。
文学少女らしい咲ちゃん、登場?

>>119 
建てても、ええんやで?(ニッコリ)

――帰り道

京太郎「……練習、疲れた」ハァ

咲「だねー」テクテク

咲「――もうそろそろ、全国大会だもんね」

京太郎「ああ、そうだな――」

京太郎「……」

咲「……」

咲(――な、なんか)

咲(こんな夜二人で歩いてて、無言になっちゃうと)

咲(よくわからないけど、何だかおかしい気分になるよ……)

咲(……京ちゃんは、どうなんだろ?)チラッ


京太郎「……お」

咲「――え? どうしたの、京ちゃん?」ピクッ

京太郎「いや、その――」

京太郎「月が、綺麗だな、って……」シミジミ

咲「――!?」ハッ

京太郎「そう、思ってさ」


咲「……え、あの」アセアセ

咲(ちょ、ちょっと待って!)

咲(夜二人)

咲(帰り道)

咲(「月が綺麗だね」って……!)

咲(わ、私も文学少女の端くれだもん! それくらいは――!)※実際は、ネットに転がってた情報だったりします。

咲(……ということは、まさか!)

京太郎「――な、咲」

咲「ご、ごめんなさい!」ペコッ

京太郎「……へ?」

咲「――!」ハッ

咲「ご、ごめん! その――さ、先に帰るね!」アセアセ

京太郎「あ、おいっ! 咲っ!」


京太郎「……」

京太郎(今日、なんのアニメやるのか、って聞こうとしたんだけど)

京太郎(いきなりなんだ、あいつ?)

京太郎(――まぁ、あいつがおかしいのは今に始まったことじゃないか)ウンウン



咲「……」キョロキョロ

咲「――」カァァ

咲(……ううっ)

咲(こ、こんなんじゃ――!)


咲「明日から、京ちゃんの顔見れないよ……」カァァ

ここまで、かな。
さて、京咲に集中しました。久々だったかもしれんな……。

少しずつ、二人の関係も変化してるのかもしれないなあ、と。
まぁ、このスレのコンセプトは「くっつきそうで……」って感じなので、実際はどうなるか
これもうわかんねえな。

というわけで、また小ネタ募集します。
京咲は結構出してくれたので(本当に感謝)、他校ネタをオナシャス。
……阿知賀でもええんやで?

それでは、また。

穏乃達に催眠術をかける京ちゃん。憧や和はかかったふりをしてくれるが、穏乃だけは本当にかかってしまうとか。

みんなでお祭りに来たはいいがはぐれて京太郎と二人きりになってしまう穏乃
捜そうとするが慣れない服装(浴衣)や履物のせいで上手く動けず、仕方なく二人で花火を見ることに
みたいなのオネシャス!
花火に照らされた浴衣姿の穏乃に見惚れる京太郎の描写とかも入れてくれたらそれはとっても嬉しいなって

さて、書いてくか。
今日は少な目かも……

>>125
催眠術ときいたら、エロい展開しか思い浮かばないのは、世の中の男の共通事項なんですかね?



――こども麻雀クラブ

京太郎「……はい、この五円玉を見て」

憧「――うん、これでいい?」ジッ

京太郎「よし、そのままな」


和「……だ、大丈夫でしょうか?」ドキドキ

穏乃「まぁまぁ、どーせ何も起きないって」ケラケラ

京太郎「おい、そこのジャージ! うるさい!」

穏乃「ふーん……そういうことは、憧にちゃんと」

穏乃「えーと、催眠術だっけ? それをかけてから言いなよ」ニヤニヤ

憧「――ねぇ、まだ?」ジトッ

京太郎「うっ、ご、ごめん」


京太郎(昨日、テレビで観た)

京太郎(――このまま、糸に付けた五円玉を振れば)

憧「……」ジーッ

京太郎「あなたはだんだん」

京太郎(……あれ? ここからどうするんだっけ?)


憧「――おしまい?」

京太郎「うっ……うん」

憧「ふぅ……」ハァ

憧「何にも起きなかったよ」ジトッ

穏乃「わー、やっぱり!」

和「……ほ、ホントに大丈夫だったんですか?」

憧「うん? まぁね」

憧「――京太郎の顔が面白いなー、って思っただけかな」ニヤニヤ

京太郎「すげえ失礼なこと言われてるような……」

穏乃「でも、実際失敗したんだよね?」ニヤニヤ

京太郎「う、うるさい!」

和「……こ、このままで?」ジーッ

京太郎「よし、そのまま――動くなよ?」

和「は、はい」コクコク


穏乃「――やっぱり何も起こらないんじゃないかな?」ヒソヒソ

憧「まぁねえ……私も正直、そんな気がしてたけど」ヒソヒソ

京太郎(外野がうるさい……)

和「……」


京太郎「あなたはだんだん――」

京太郎「……ねむくなーる」

穏乃(うわ、明らかに適当だ)

憧(これは……うーん)

和「……」ジーッ

和「――あっ」

和「……」スースー

京太郎「!?」

穏乃「か、かかったの!?」ガタッ

憧「――へ?」ガタッ

和「……」

京太郎「――だ」

京太郎「だんだんと、目が覚めてきます……そう、そのまま」

和「――」

和「……あ」ハッ

和「私、い、いったい?」アセアセ

穏乃「の、和!?」

穏乃「ま、まさか本当に――?」

京太郎「……ほ、ほら」

京太郎「や、やっぱり催眠術がかかったんだ!」グッ

穏乃「そ、そんな……」ワナワナ

京太郎と穏乃が二人で盛り上がってる中。
憧は、和に密かに話しかけていた。

和「……」キュッ

憧「――ねぇ、和?」

和「ひゃっ!?」ビクッ

和「あ、憧……?」ドキドキ

憧「さっきのあれって」

和「――?」

憧「フリでしょ?」

和「……そ、そんなこと!」ブンブン

和「じ、実際に、寝てました」プイッ

憧「――さっき、ちょっと目開いてたよ?」

和「……そ、それは!」

憧「ね、もしかして……」チラッ

憧「――あのバカを」

和「……」


和「――はい」コクッ

和「そ、その」アセアセ

和「……京太郎くんが嬉しくなれるなら、それで」チラッ

和「いいかな、って」ニコッ

憧(……うっ、な、なんでこんな)

憧(優しそうな顔できるのよ……)

憧(――ホント、このバカな優等生は)ハァ

――その後

京太郎「……んじゃ、穏乃」

穏乃「――う、うん」

京太郎「準備は、いいな?」

穏乃「……い、いいよ」コクッ


憧(……しず、さっきより緊張してるみたいね)

憧(やっぱり、私以外は和のフリに気付いてない、か――)ハァ

憧(まぁ、あんな顔で『こ、このことは、その、内緒に!』なんて言われたら)

憧(黙っちゃうよ、そりゃあ)アキレ

和「……京太郎くん、自信ありそう」ホッ

憧(――おーい和。心の声が漏れてるよー)ハァ


京太郎「――んじゃ、これをよく見てくれ」

穏乃「う、うん……」

京太郎「……そうだな」

京太郎「あなたは、だんだん眠くなる」

穏乃「――ん」ピクッ

京太郎「……そして、今、あなたは」

京太郎「自分の家にいるような気持になっている――」

京太郎「そして、少し寝て起きたとき、あなたは子供の頃にかえり」

京太郎「親に甘えている――」

京太郎(……って、こんなことを昨日テレビで言ってたっけ)

京太郎(あれ、自分でも何言ってんのかわかんなくなってきた……)アセアセ


憧(あのバカ、調子に乗って余計なこと言い始めた……)

和(――きょ、京太郎くん)キュッ

穏乃「……へ?」ジッ

京太郎「……えーと」

京太郎「――わ、わりい、変なこと言っちゃったか」

穏乃「……」

京太郎「は、は――は?」

穏乃「……」スースー

京太郎「お、おい、穏乃?」

穏乃「――」スースー


憧(……え、まさか、これって!?)アセアセ

和(――そ、そんな!)アセアセ

京太郎「……え、ちょっと、待て」

京太郎「――えーと」ウーン

穏乃「……」パチッ

京太郎「……あ」

京太郎(目を、覚ました――)

憧(で、でも、なんか)

和(目が、おかしいような……)

穏乃「――あ」ジッ

京太郎「!?」

穏乃「……おとーさんだー」エヘヘ

京太郎「……は?」キョトン

憧「!?」ガタッ

和「!?」ガタッ

穏乃「わーい……」トコトコ

京太郎「お、おい、ちょっ――」

穏乃「……」ギュッ

京太郎「」

穏乃「わー……」

穏乃「おとーさん、温かい――」スリスリ

京太郎「」

憧(――京太郎が、固まってる)

憧(……って! な、なに冷静に見てるの、私!)ハッ

憧「ちょ、ちょっと京太郎! な、なにを――!」

京太郎「バ、バカ! お、俺のせいじゃ……!」

穏乃「――む」ピクッ

穏乃「ちょっと、おかーさん。変な声、出さないでよー」ムー

憧「……お、おか?」

穏乃「えへへ」

穏乃「――大丈夫。おかーさんも、おとーさんも大好きだから」エヘヘ

憧「」


和「……そ、そんな」

穏乃「おとーさん、少し背が縮んだー?」ギュッ

京太郎「……」

穏乃「もう、おとーさん――」スリスリ

京太郎「」

和「こ、このままじゃいけません!」

憧「――おかーさん。私が、しず、の?」

憧「って、和!?」

和「もう、穏乃! 早く離れないと――」

穏乃「あ、おねーちゃん」ピクッ

和「――え?」

穏乃「懐かしいなぁ。昔、よく遊んでくれたよねぇ」

穏乃「――今日は、うちになんか用あるのー?」

京太郎「……の、和」

和「――私がお姉ちゃん……」

和「……!」

和「い、いけません! は、早く京太郎くんから――」

穏乃「えー、いくらお姉ちゃんの頼みでもそれは……」ギュッ

京太郎「――お」

京太郎「おとーさんからも頼むよ、穏乃」

京太郎「……そ、その、少し疲れてるから、な」

穏乃「――む」

穏乃「わかったよーだ」バッ

京太郎「……」ホッ


和「――」

和(……なんでしょうか、これは)

和(離れてくれたのに、なんか納得できないような――)キュッ

穏乃「おかーさん!」ダキッ

憧「きゃっ!? し、しず!?」

穏乃「えへへー……おかーさんも好きー」スリスリ

憧「ちょっ、ま、待ちなさい、しず――きゃっ!?」ピクッ

憧「な、なにしてんの!?」

京太郎「……うわ」

和「きょ、京太郎くん! み、見ちゃダメですっ!」

京太郎「べ、別に興味ねえって――」ジーッ

和「なんて言いながら、見てるじゃないですか!」


憧「……ね、ねぇ、しず?」

穏乃「んー?」ギューッ

憧「お、おかーさん、疲れちゃったから……その」

穏乃「やだ! おかーさん、好きだもん!」スリスリ

憧「……ううっ」

和(――ああ、もうこれじゃあ)

京太郎(うわっ、穏乃の手が憧の――)カァァ


結局、このちょっとした騒動は、穏乃が催眠術にかかってから数分後に唐突に終わった。
その時、穏乃は憧、和と経て、再び京太郎に抱き着いていた――


穏乃「……!?」ハッ

京太郎「――あ」

穏乃「――きょ、京太郎!?」ビクッ

穏乃「な、なんで……どうして!?」ズザッ

京太郎「そ、それはこっちの――」

穏乃「……うう」

穏乃「――京太郎がこんなヤツだったなんて」カァァ

京太郎(……もう言い返す気力もねえよ)


憧(や、やっと終わった……の)ハァハァ

憧(――でも)

和「……京太郎くん」

和「やっぱり、私じゃ――」キュッ

憧(あーあ)

憧(こんな優しいのに――もったいなー)ハァ

長くなりすぎたな……テンポ悪かったと思う(小並感)
書いてたらどうも収め所がわからなくなって……(読みにくかったら)すまんな。

さて、阿知賀のが長くなりすぎたし、今日は京咲を一本書いたら終わりにしよう。
休むんで、しばらくお待ちください。

すいません。
なんか目の調子が悪いので、大事をとって今日は終わりにします。
本当なら、阿知賀モノに割きすぎたから京咲を書いてバランスを取ろうと考えていたんですが……。

あと、パンツ多すぎて草が生えた。
さすが穏乃、多くの人から愛されてますね(棒読み)

……しかし、毎度のことながら、清澄でも阿知賀でも和は報われないポジションなんですかね?
ニ○コイの小○寺さんかなにか?(すっとぼけ)

今日は、また外に長くいすぎた感があるな……疲れた。

そんな感じだから、今日は書けるかわからない。すまんな。
あと、明日はちょっと友人宅に泊まることになったから、書けないかと。

何でもいい(ん?)から、小ネタ希望あったらオナシャス。
再開はきっと、京咲になると思う。

ハロウィンが近いということで部内でハロウィンパーティを決行
部長の手によって魔女のコスプレをさせられた咲ちゃんに見蕩れる京太郎とか

じゃあ和の初潮で

さて、書きましょうか。

昨晩は台風で荒れに荒れたけど、ここの住人は大丈夫でしたか……?(小声)

>>158
申し訳ないが、このネタはさすがに筆が追いつかないのでNG。すまんな。
……ちょ、ちょっと興味はあるけど(震え声)

>>107から投下された小ネタ希望を消化していきたいと思います。
……また今夜も、京咲祭りになりそうだね(ニッコリ)

それじゃ、お待ちくださいな。

部長の進路ネタを書きました。
結構、時間がかかったのは、地の文で書いちゃったからです。

……地の文じゃ、やっぱり敬遠しちゃう人とかいるんですかね?(震え声)
今回の話だと、地の文があった方が表現しやすかったし、書いてて筆が乗ったもので。

それじゃ、投下していきます。
もしかしたら、ここまでになるかも。

「……さむ」

 その日も、季節を感じさせる寒々しい木枯らしに、ブルッと身を震わせながら、通い慣れた道を歩いていた。
 秋。遠くからは微かに「石焼き芋のテーマ」が聞こえ、河原の木々には紅葉が映える。
 ――ただ。

「やっぱ、忘れらんねえな……」

 ボソッと呟いた言葉は、風に溶けて遠くへと運ばれていった。
 ふと、立ち止まっていたことに気付く。はっとして、俺はいつも通り、「あいつ」との待ち合わせ場所へと急いだ――


 ところで、俺はそんなにセンチメンタルなヤツじゃない。
 例年、春が来たら「ああ、新学期だな」程度の感想しかないし、夏にしても「蝉が喧しいな」くらいだ。
 さて、そんな俺がこんな郷愁に浸っているのはなぜか。

 話は、昨日にまで遡る。
 俺が部室に入ると、部長が何やらノートと格闘しているのが見て取れた。
 どうやら、俺が二番目らしい。

「……あの、こんにちは」
「――あら、須賀くん? ごめんなさいね」

 部長に声をかけてみると、少しキョトンとしてみせた後、ノートから顔を上げこちらを見た。
 何をやってたんだろう……?
 俺の視線に気づいたらしい部長が、苦笑して言う事には、

「ほら、もうそろそろ……そういう時期でしょう?」
「――ああ、なるほど」

 合点がいって、俺はポンと手を叩く。
 そうだ。部活の大会という一大イベントにかまけてすっかり忘れていた、ような気がする。

「……順調、ですか?」
「まあ、ね」

 なるほど、ノートの近くには書店でよく見る、赤い表紙の分厚い本があるじゃないか。

「これでも、勉強は嫌いじゃないし」
「それはいいですね……どっかのバカに見習わせたい」

 謙遜したような口調で言う部長に、俺は素直に感心し、また溜息をついた。
 中学時代こそ、目立たずともそこまで不真面目になりはしなかった、あの幼馴染。
 さて、そいつはいざ高校に上がったら、授業中に平然と寝るようになるほどにまで、不真面目になったという話。

 俺がそんな仕草をしていたら、部長がクスッと笑った。

「――ねぇ、須賀くん?」
「なんですか、部長?」

 俺は、何となく部長の目をしっかりと見ながら応じた。
 その目は(いつも通りと言うべきか)妖しげな雰囲気を漂わせていた。
 ――けれど。

 今日は、その目がどこか切なそうでもあったことに気付いた。

「……意外とね、3年間って早いわよ?」

 それでも口調はいつも通り。
 俺はそれにどこか安心感を覚えながら、話に聞き入る。

「麻雀部の部長、学生議会長……こうしてみると、意外に充実してたわね、私」

 あの子との再会もできたし、とペロリと舌を出して部長は続ける。

「――でもね、過ぎてみるとね。何もかもあっという間だったような……そんな気がするのよ」
「……はい」
「須賀くん」


「後悔は、なるべく少なく、ね?」


「後悔しないように、って言う人もいるけど……私は、後悔ってせずには済まないものだと思うのよ」

 そう言って、部長はチラッとドアの方へ視線を向けた。
 ……なるほど、ドアの外を誰かが歩いている音がする。

「――ま、この話はここまでね」

 悪戯そうに微笑むと、またノートと格闘を始めた。

 あの夏の全国大会。
 きっと、そんな大会が終わってまだ日も浅く、何となく部長も収まりが悪かったんだと思う。
 だからこそ俺に話してくれたんだ、とも。
 それがなんだか、たまらなく嬉しい。

 ――部長が何を言わんとしてたのか。
 俺には、分かった。というより、あの流れでわからないほど鈍感ではない、つもりだ。
 そんな部長に、俺は心中で密かにこう言った。


 ――ありがとうございます。お疲れ様でした。

 さて。

「――もう、遅いよ京ちゃん!」

 そんなことを思い出しつつ向かってみれば、そこには短い髪をなびかせて、チョコンと立っている女子生徒がいる。
 寒くなったからか、耳あてを付けている。そのせいか、いつもよりさらに子どもらしく見えた。

 わりーわりー、と軽い口調で言って、俺はそいつの隣に並ぶ。
 いつも通りの光景が、そこにはあった。


「まったく、京ちゃんは時間にだらしないんだから」

 隣を歩く咲は、ツンとした澄まし顔で、そんなことを言ってのける。
 ほほう、言ってくれるじゃないか、咲――

「お、そうだな……じゃあ、そんなだらしないヤツが取ったノートは、もう貸さなくても――」
「……う」

 言葉に詰まったらしく、咲はグッと顔を少し反らしてしまう。
 その仕草がなぜか――異様に――そうだ、これは。


 愛しく、感じた。

「……なぁ、咲?」
「うー……なに?」
「――しばらくは、よろしくな」

 え、とキョトンとする咲の肩に、俺は軽くポンと手を載せる。
 そのまま、指で咲の耳あてをいじくる。

「――こんなの、持ってたんだな」

 言いながら、弄ってると、

「わ、わ、京ちゃん……もう」

 その動作にいちいち反応する咲がなんだか面白くて、ドキッとした。

「もう……なんだか、今日の京ちゃん、へ――」
「似合ってるぞ」
「……へ?」

 「変」と言おうとした口が、そのまま「へ」で止まってしまった。
 呆気にとられたようなその表情は、数瞬後、赤みを帯びたものへと変わる。

「い、いきなり、なに……?」
「いやいやー、純粋な感想だって」
「も、もう!」

 そう言って腕を振り上げたものの、持っていく場所がないことに気付いてか、すっと降ろしてしまった。
 そのまま、むーっとこっちを睨む姿を、俺はじっと見つめる――

「きょ、京ちゃん! た、たしかに嬉しいけど、その――い、いきなり、そーいうこと言うのは」
「やだ」
「……え?」

 抗議する咲を退け、俺は自分の意思を表明する。

「だって、そうした方が――咲の面白い顔が見れるし」
「なっ……そ、そんなの――!」
「それに、可愛いし」
「だ、だから……え?」

 咲が言葉に詰まったのを機に、俺はさっさと足を前に進めて、

「おい、そろそろ急がねえと……ほら、急げ!」
「きょ、京ちゃん……あ、あの――え?」
「バカ、ほら」

 問答無用で、咲の手をグッと掴む。
 指と指が触れ合う感触があった。

「え、きょ、京ちゃ――」
「うっせ、ほら、急ぐぞ」

 隣でのぼせたように顔を赤らめる幼馴染。
 その手を引いて、俺は高校へと急ぐ――

 ――部長、分かってます。
 昨日の話で、あなたが何を示唆していたかも。
 ……俺ももう、きっと「そう」なんだろうなー、とは感づいてます。なにせ、自分のことだし。

 けれど、それでも俺は今のままがいいなー、ってそう思うんです。
 なんでかな。でも、まあ――

「……いつかは、『そーいう時』が来るのかな?」
「へ?」
「なんでもねーって」
「むー……」

 うん、そうだ。やっぱり、この距離感。
 少なくとも、高校1年生の今は――


 このままで、いたいな。

シリアスなのか、ラブコメなのか……今回は前者が多めだったかもしれませんね。
全国大会の結末には、敢えて言及しません。その辺は、まだまだりつべ先生に頑張って頂かないといけませんし。
ああ、本編の続きが気になりすぎる……。

なるほど、荒れたスレもあったんだ……
こう考えると、ここって本当にまったりしてて落ち着くなー、と思う次第です。
みんな、いつもありがとう。おかげで、書くのが楽しいです。

さて、ちょっと地の文に力かけすぎちゃったから、時間置きますね。
場合によっては、ここまでになるかも……。

しかしまあ、>>108にしろ>>109にしろ、本当にツボを抑えたリクエストするなあ……
ホント、ここのSSの成分のほとんどは、スレ住人の好意で占められてるよ。感謝感謝。

さて、それじゃあ……どうしようかな。

やっぱり、ここまでになりそうです。
ちょっと色んな感情を詰め込んだ、そんな地の文付きのSSを書いたら、疲れちゃったみたいだ。
結構、満足してるけど。

いつも感想を言ったり、リクエストして下さる皆さんに感謝して、寝ましょうかね。
それでは!


……すまんな、阿知賀編(震え声)

すまんな、簡単な論文を執筆しなきゃいけないから、ちょっと無理かも……

そういえば、となりの怪物くんというアニメを観た。秋は色々と観ようかな、と。
……主人公もヒロインも可愛いと思った(小並感)


咲「ねぇ、京ちゃん! 秋だよ!」

京太郎「ああ、そうだな、秋だな」

咲「……10月だよ!」

京太郎「ああ、そろそろ焼き芋が美味い時季だな」

咲「――むー」

京太郎「……あ、そういや」

咲「――なに?」

京太郎「となりの怪物くん、ってアニメを観たけど……」

咲「……あ」

咲「わ、私も!」

咲「へ、へぇ、京ちゃんも観たんだー……」

京太郎「――」

京太郎(なんてわかりやすいヤツだ……)


京太郎「でも、いきなり押し倒すのはどうかなー……」

咲「ええ!? あれ良くなかった?」

咲「だ、だってさ、あ、あんなかっこいい男の子にあんなこと――」

京太郎(……この辺、男女差を感じるなあ。普段忘れがちだけど)

咲「ん? 京ちゃん、失礼なことを――」

京太郎「でもさ、1話であの物語って、完結してるよな?」

咲(……フツーに無視された)

咲「で、でも!」

咲「あ、あれはあれでよかったよ! なんか、王道! って感じで」

京太郎「そうか、なるほど」

咲「……まあ、京ちゃんは」

咲「ハルくんみたいにはなれないね!」

京太郎「は? どういうことだよ?」

咲「だってー」

咲「あんな平然と女の子を赤くさせるなんてこと、出来ないし」

京太郎「……」

咲「それに、あんなにかっこよくも――」


京太郎「あれ? 咲、髪になんか付いてんぞ?」


咲「――え?」

京太郎「うーん、なんか虫っぽいような……」

咲「う、ウソ!」

咲「や、やだ! きょ、京ちゃん、取って!」

京太郎「……」サワッ

咲「ひゃっ!?」ビクッ

京太郎「変な声出すな、アホ」ワシャワシャ

咲「……うー」


京太郎「ほい、取れたぞっと」

咲「……あ、ありがと」カァァ

京太郎「しっかしまあ」

京太郎「――顔、真っ赤だな」

咲「――」


京太郎(それから、ずっと)

京太郎(咲は、髪を落ち着かなさそうに触っていた)

京太郎(そのたびに顔を赤らめるそいつは、なんともまあ――)


京太郎「バカみたいだぞ、お前」

咲「う、うるさいよ!」

即興で一つ書いちゃったよ、ヤバイヤバイ。
早く仕上げないと……それじゃ、また。

>>106
女子力の話、やろうか。

――麻雀部部室

京太郎「そういえば」

咲「え?」

和「はい?」

優希「じぇ?」

京太郎「昨日、テレビ観てたらさ」

和「はい」

咲(……うわ、京ちゃん普通のテレビ番組とか観るんだ)

咲(私、もうアニメくらいしか観てないのに――)キュッ

咲(ああ、だからクラスの人たちと話が……!)ウルウル

京太郎(……こいつのことはほっとこう)ハァ


優希「で、一体何を観たんだじぇ?」ジッ

京太郎「いや、あのさ……」ポリポリ

京太郎「『女子力』って、なんなんだ?」

優希「……は?」

和「なんでしょうか、それは……」

咲「京ちゃんがどんどん遠くに――」ブツブツ


優希「い、いや、それはだな」

京太郎「なんか特集みたいな感じだったんだけど」

京太郎「普通に、テレビに出てるような女優さんばっかりが出てくるだけで」

京太郎「正直、よく分からなかったというか……」

優希「……うーむ」

和「『女子力」、ですか」

和「なんだかつよそうなイメージですね……」チラッ

咲「……」

咲(私、こういう流行語的な話題が苦手なんだなあ……)

咲(だって、何話せばいいかわからないもん)

和「――宮永さんはどう思いますか?」ニコッ

咲「ふぇっ!? い、いや、その」

和「……ふふっ、なんなんでしょうね、『女子力』って」クスクス

咲「……!」

咲(まさか、自然に気を遣われてるの!?)

咲(くっ、や、やっぱり敵わないよお……)ガックシ

京太郎(……なに涙目で震えてんだ、このアホは)アキレ


優希「つ、つまりだな」

京太郎「ふむふむ」

優希「じょ、『女子力』! それは――」

優希「つ、つまり! どれだけ女の子らしいか!」ビシッ

優希「ってことだじぇ!」ウンウン

京太郎「……そ、そうなのか」

京太郎「――ふーん」ジロジロ

優希「な、なんだじょ?」

京太郎「いや、優希の『女子力』はどれくらいかなあ、と」

優希「なっ……!」

京太郎「えっと、料理できない、食べてばかり、いっつも暴れてるし――イテッ!」

優希「こ、このバカ犬!」ゲシゲシ

優希「わ、私だって、そ、その気になれば!」ガシガシ

京太郎「……すぐ暴力ふるうし」

優希「う、うるさいうるさいうるさーい!」ゲシゲシ


咲(……あ、シ○ナちゃん!?)ガタッ

和「もう、優希ったら……」ハァ

――数分後

京太郎「い、いてー……ったく、優希の奴は」ヒリヒリ

優希「ふんっ! じごーじとくだじぇ!」プイッ

和「もう、優希。ダメですよ、須賀くんをいじめては」ズイッ

優希「で、でも、こいつがっ……!」

和「ええ、たしかに須賀くんにも悪い所があったかもしれません」

和「――ですが、そうやってすぐに蹴ったりするより」

和「話し合って解決した方が、お互い笑顔でいられるでしょうし」

和「そちらの方が、いいのではないでしょうか?」

優希「ぐっ……た、たしかに、そうかもしれない、けど」

優希「くー! の、のどちゃんは甘い! それこそ、縁日のわたあめより甘いじぇ!」ビシッ

和「……え? 私、何かおかしなこと言ったでしょうか?」キョトン

優希「……はぁ、のどちゃんは」ガックシ


京太郎「……」ポカン

京太郎(――いっつも思うけど)

京太郎(和って何者なんだ……?)ウーン

京太郎(うーん――和の『女子力』は、さしづめ、優希の10倍は優に超えてるだろうな……)チラッ

京太郎(……で)


咲「……『女子力』、かぁ」ポワーン

京太郎「おい、咲」

咲「ひゃっ!? な、なに、京ちゃん」ビクッ

咲「あ、もう優希ちゃんに許してもらえたんだね」チラッ

京太郎(――ダメだ、こいつ今までトリップしてやがったな)


京太郎「ふーむ……」ジーッ

咲「え、京ちゃん?」

咲「な、なんか目がエッチだよ……?」アセアセ

京太郎「――和の5分の1、ってとこかな」

咲「……へ?」キョトン

京太郎「だけどまあ……うん、やっぱり同じくらい、か」ウンウン

京太郎(風邪の時とか、自分から見まいに来てくれたりするし)

京太郎(なんだかんだで、話してて楽しいし)

京太郎(……あれ? 主観入りすぎてるか、これ?)ウーン

咲「な、なに言ってるかよく分からないよ、京ちゃん」カァァ

咲(でも、な、なんだかむず痒いような気がする……)キュッ

たまには1年たちだけでの雑談も楽しそうでいいですね。

……しかし、書いてて思うけど、和がこれほどぐう聖でホントにいいのやら――
書いてる身からすると、とても楽しいですけど。

さて、次は、と。

>>109
>>110
寝てる京ちゃんにちょっかい出そうとする咲ちゃん、ってところかな。

じゃあ、お待ちください。

(咲が抱きつく事によって体格的にすぐ振り払える筈なのについ感触を味わっていたら咲が目覚めてのあれやこれやが)良いんじゃあないのか……

>>190
採用決定


――麻雀部部室

咲「こ、こんにちはー……」ガチャッ

咲「ご、ごめんなさい、その――」アセアセ

咲「ちょ、ちょっとクラスのお掃除とかあって……あれ?」ピタッ

シーン

咲「だ、誰もいない……」ハッ

咲(ううっ、わ、私一人でずっと喋ってたの?)アセアセ

咲(こ、これじゃヘンシツシャだよう……)グスッ

咲「はぁ……って、あれ?」

咲(何か音がする……ベッドの方から?)

咲「い、行ってみよう」ブルッ

咲(……こ、怖くないもん!)トテトテ


京太郎「……」スースー

咲「あ、なんだ、京ちゃんか」ホッ

京太郎「――」ムニャムニャ

咲「……ふふっ、よく寝てる」

咲「――いつも雑用、お疲れさま」ボソッ

咲(ホント、京ちゃんの働きっぷりは凄いと思う)

咲(……麻雀の腕も、うん、そのうち――)

咲「わ、私も鍛えてあげちゃったり……な、なんて」エヘヘ

京太郎「……」

咲(――寝てるのに何言ってんだろ、私)アレ?


咲(……おかしいな)

咲(やっぱり、落ち着いてないってことだよね、これ――)キュッ

京太郎「……さ、き」ボソッ

咲「ひゃっ!?」ビクッ

咲(な、なになに!?)

京太郎「……」スースー

咲「な、なんだ、寝言かぁ……」ホッ

京太郎「――ありが、と」ボソッ

咲「えっ……?」

京太郎「……まだ、いっしょ、に――」ムニャムニャ

咲(……何か、夢を見てたりするのかな?)

咲(もしかしたらその夢の中には――わ、私がいたりして)

咲(そ、そこでどんな話を……?)キュッ


京太郎「……あ、さき」

咲「……」ポスッ

京太郎「――」

咲「――」ジーッ

京太郎「……」

咲(……って! な、なにしてるの、私!?)

咲(な、なんで京ちゃんのベッドに腰下ろしちゃってるの!?)

京太郎「……?」ウーン

咲(ああ、心なし京ちゃんの表情もキョトンとしてる気が――!)

咲(こ、こうなったら……!)アセアセ

咲「あ、あのね、京ちゃん。こ、これは違うんだよ?」ズイッ

咲(って、なんで私は京ちゃんに顔を近づけてるの!?)ハッ

京太郎「――うーん?」

咲(ま、まずい! お、起きちゃいそう!)

咲(は、早く降りないと――)アセアセ

咲「……って、あれ?」ガクッ

咲(た、体勢が崩れたっ!?)


ポスッ!


咲「」

京太郎「……」スースー

咲(……すぐ隣には、京ちゃんの顔)

咲(ここからだと、寝息がよく聞こえる……)

咲(――って! れ、冷静に観察してる場合じゃないよ!)ブンブン

咲(ま、まずいよ、これ! も、もう何がなんだかわからないけど、まずい!)

咲「お、起きなきゃっ――!」ガバッ

咲(そ、そうだ! 京ちゃんを起こさないようにしなきゃっ!)

京太郎「……」

咲「――」

スッ

咲「……あ」

咲(さわ、っちゃった)

咲(京ちゃんの、頭に)

咲(……あ、思ったより、柔らかいんだ、髪)ワシャワシャ

咲(へぇ……)ナデナデ

京太郎「――うーん」ムニャムニャ

咲「……!?」ハッ


咲(だ、だからなにしてるの!?)カァァ

咲(ああ、さっきからおかしいよ!)アセアセ

咲(な、なんでこんなに――緊張してるのかも!)

咲(それに、そんななのに、京ちゃんを見てると、その、落ち着くのかも!)

咲「わからないよう……」グスッ

こんな感じで、相変わらずのポンコツっぷりを披露する咲ちゃん。
とりあえず、ここでおしまいです。

起きた京太郎に対してどういう反応をとるかまでは……なかなか難しいもので。
ちょっと半端ですかね。


さて、和Verを書いた方がいいんですかね……?(震え声)

しかし残念、今はここまでになります。
……さ、再開は和Verからですかね?(震え声)

今までたくさん出してくれた小ネタ希望を書いていくのは楽しいです。
いつもアリシャス!

それじゃ、また。

ここの住人は、天才が多いようですね……たまげたなあ。
俺には、和の誕生日を祝っている咲ちゃんのものらしき言葉が浮かぶんですが、それは……

秋の夜長がだいすき。
どんな季節より、ずっとすき。
だから、眠る気になれないんだよなあ……ずっとこの夜の中にいられたらいいのに。

さて、チラ裏はここまでにして、時間的にほんの少しになるでしょうが、書いていきましょう。
あ、読書の秋ってことで、ポーというミステリー作家の本、読んでます(またチラ裏だった)

あと、本編についてですが、漠然と構想が浮かんできた、ような気はしてます。
けど、小ネタ楽しすぎて……すまんな。


>>108
えっと、和が京ちゃんと呼んで、それに咲ちゃんがむっとする話、ってことですね。
……そういえば、昨日が誕生日だったんだね。おめでとうございます。


さて、それじゃあしばしお待ちを。なるべく早めに、一気に投下する予定です。

長くなっちゃったかもだけど、投下開始。
……あ、ごめん。誕生日ネタかけてないや。すまんな。


――部室前・廊下

京太郎「へぇ、『新世界より』ねぇ」

咲「うん、それだよ、それ!」

咲「ああ、設定だとかそういうの全然わからなかったけど」

咲「あの妖しげな雰囲気すっごく好き!」キラキラ

京太郎「ああ……あの原作を書いた作者の本には、基本的に外れがないしな」

京太郎「ほら、この前書店にあっただろ? アニメ絵の帯が付いてる――」

咲「あ、うん、それ見たよ」

咲「で、ちょっとページ開いてみて」

咲「あー、やっぱり私には一般の壁は厚過ぎる! って……あはは」

京太郎(――こいつ、ホントに)

京太郎(芯からラノベ脳なんだな……)ハァ

京太郎(ま、ラノベも読書だって言ったらそれまでだけど)ウンウン

――麻雀部・部室

京太郎「こんにちはー」ガチャッ

咲「こ、こんにちは」オズオズ

京太郎「……あのさ、咲。もういちいち、声裏返さなくたっていいだろ」

咲「うう、だって……」

咲「や、やっぱり、まだ! なんか怖い、のかな……」モジモジ

京太郎(……こいつの人見知り、相当なもんだったからな)フム

京太郎(初めて会ったとき、いきなり泣き出したときなんて――)

京太郎(でも、今は本当に)

京太郎「変わったよな、お前」

咲「……え?」キョトン

京太郎「いい意味で」

咲「え? え? い、いきなりなに?」

咲(なんか、京ちゃんの顔が……)

咲「――お父さん?」クビカシゲ

京太郎「は?」キョトン

咲「い、いや! ごめん、今の、な、なんでもない……!」アセアセ

京太郎「お、おう」

京太郎(――宮永咲ファザコン説?)

京太郎「……読書の秋だな」シミジミ

咲「うん、焼き芋の秋、だね」

京太郎(――ああ、食欲の秋か)ポンッ

京太郎「ま、とりあえず、読書読書っと」ペラッ

咲「へぇ……今日は、なに?」ズイッ

京太郎「『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』」

咲「……タイトルだけだと、ラノベみたいだね」フム

京太郎「だな。実際、展開もいい感じにSFだし」ペラッ

京太郎「――多分、春樹作品でも一番面白い、んじゃないかな?」

咲「ふーん……」シゲシゲ

咲「私も今度読もっかな、それ」ボソッ

京太郎「いいけど……上下巻で、600頁くらい? あるぞ」

咲「そ、そんなに――」ヒクッ

咲「うー……で、でも! いいよ」コクコク

咲「読書の秋! だし」

咲「そ、それに……」

咲「――わからなかったから、京ちゃんに聞けるし」ジッ

京太郎「……」ハァ


京太郎(最初から他力本願……まぁ、それはいいとして)

京太郎(それでもこうして、咲の読書の幅が増えるのは、何となく嬉しい)

京太郎「……俺もあめえなあ」ボソッ

咲「え? 焼き芋?」キョトン

京太郎「執拗な焼き芋推しは腹が減るからやめろ」デコピン

咲「いたっ!」ビクッ


ギィ・・・

京太郎「――あれ?」ピクッ

咲「どしたの?」ジッ

京太郎「いや……今、何か音がした気が――」キョロキョロ

カタッ!

咲「……! あ、たしかに」ハッ

京太郎「すぐに机についちゃったから、気づかなかったけど……」

咲「べ、ベッドの方から、かな?」アセアセ

京太郎「かもな。とりあえず、行ってみるか」ガタッ

咲「……わ、私も!」ガタッ

咲「きょ、京ちゃん一人じゃ危ない気がするし!」ウンウン

京太郎(……正直、それはこっちの台詞だ)ハァ




――部室・ベッド

京太郎「……あ」

咲「わ、わかったの、京ちゃ――あ」

和「……」スースー

京太郎「和だった、みたいだな」

咲「うん……」コクリ

和「――」スースー

咲(……原村さんの寝顔)

咲(なんだろう、すっごい可愛い――だけじゃ言い表せないくらい、何と言うか、綺麗?)クビカシゲ

咲(どこか安心させてくれるような、そんな……でも)チラッ

和「……ん」プルッ

咲(――呼吸するたびに、あのおっきなおもちが上下に揺れて)ワナワナ

京太郎「――」チラチラ

咲(あ、やっぱり!)ムッ

京太郎「……ん、咲。どうかしたか?」キョトン

咲「やっぱり、京ちゃんはバカだ……」ブツブツ

京太郎「は?」

咲「ふんだ!」プイッ

京太郎「――ともかく」ハテ

京太郎「どうしたもんかな、これは?」ウーン

咲「うーん……」

咲「このまま、寝かしておいてあげようよ」

咲「――原村さん、普段から頑張ってるし、疲れちゃったんだよ」クルッ

京太郎「まぁ、そうだな……それじゃ、読書に――」クルッ


和「――きょうた、ろう、くん」


京太郎「……!?」ハッ

咲「え!?」ハッ


和「ふふ……あ、こもしず、のも」

和「――きょうた、ろうくん、を」ムニャムニャ


京太郎(ね、寝言だよな? それなのに、どこか――)

咲(あこ? しずの? 人の名前かな?)アレ?

京太郎「な、何か夢でも見てるみたいだな」

咲「そ、そうみたいだね……」

咲(夢の中で、京太郎くんって呼んでた――)

咲(べ、別に! だ、だからって、そんな!)アセアセ

咲(ぶ、部活仲間なんだから、呼び方なんて――そうだよ! 別に……)ブンブン

京太郎(……俺の隣で身悶えしてるらしいこのバカはほっといて)

京太郎「さて、それじゃあ机に戻るか」クルッ

咲「……そうだよ、うん、うん」コクコク

京太郎「おい、そこの前にいるバカ咲。早くしろ」

咲「むっ! な、なにさ、バカ京ちゃんめ!」ズイッ

京太郎「お前な――」

咲「だ、大体京ちゃんは――って!?」ガクッ

京太郎「お、おい、咲!?」ハッ

京太郎(――さて)

京太郎(こうしておかしな状況が発生したとき)

京太郎(妙に頭の回転が速くなる、というのは皆も経験して知ってることだと思う)


京太郎(今、俺はまさにそういう状態だった)

咲「い、いたた……」

咲「も、もう、京ちゃん! いきな――!?」ハッ

和「……う、ううん?」パチッ

和「――」ポーッ

和「……あ、ら?」パチクリ

和「何か、重いような――!?」ハッ


京太郎(咲が倒れたとき、和から近い方に俺はいた)

京太郎(さて、そこに机の方へと向かっていた咲が振り向いて、体勢を崩したら)

京太郎(どういうことが起こるか――それは)


咲「きょ、京ちゃ――な、なにして!?」アセアセ

和「え、す、須賀くん……え、お顔が? え?」アセアセ

京太郎(……そう、すなわち)


京太郎(咲と和に挟まれた、サンドイッチの状況――!)



京太郎「……あの、な、和。説明するとちょっとふくざ――」

咲「きょ、京ちゃんのバカッ!」カァァ

京太郎(お、重みがなくなった――咲が飛びのいてくれたらしいな)

咲「ど、どーせ! は、原村さんに抱き着きたかったから、ベッドの近くに!!」アセアセ

京太郎(――錯乱してるせいか、あいつにしては過激なことを平気で言ってやがる)

京太郎「……和なら分かってくれるよな?」チラッ

京太郎「これは、その――そう、純然たる事故で……」

和「……せん」ボソッ

京太郎「え?」

和「そ、その……嫌じゃ、ありません」モジモジ

京太郎「――!?」

咲「そうだよ、原村さんだってめいわ――え?」

和「す、須賀くんが悪くないことはよく分かってるつもりですし」モジモジ

和「そ、それに――さ、さっきまで須賀くんが夢に出てきた、と言いますか」

和「だ、だから、その……!」アセアセ

和(――さ、さすがに言えませんよ、こんなことは!)

和(あ、あの二人と須賀くんが一緒にいたから、さみしかった、なんて!)

和(ああ……今の私は、きっと支離滅裂な言葉を放っているんでしょう)

和(――ああ、はしたない)カァァ


京太郎「お、おお、そりゃ――あ、ありがとう?」ポリポリ

和「いえ……と、とにかく、私は大丈夫ですので」

京太郎「そっか、それはよかった……」ホッ

和「ええ……」ニコッ


咲「……」ゴゴゴゴ

京太郎「――!?」バッ

京太郎「さ、咲!?」

咲「――それなら」ボソッ

京太郎「それなら?」


咲「な、なんで早く原村さんから、離れないの!!」


京太郎「……!」ハッ

和「――!?」ハッ

京太郎(やべ、なんだかよく分からないけど)

京太郎(流されるままに忘れてた!)

京太郎「わ、悪い、和! そ、その――」バッ

和「……」キュッ

京太郎「こ、これは! そうだな、俺が悪い!」

京太郎「も、もっと早くどくつもりだった――んだけど」アセアセ

咲(……嘘だね)ジトッ


和「……」

和「――もう少し」ボソッ

京太郎「え?」

和「……な、なんでもありません!」ブンブン

和「そ、それに! わ、私がもっと早くどけばよかった話です」

京太郎「い、いや! その――俺がの、乗ってたから、無理じゃあ」

和「……そ、それでもです!」カァァ


京太郎(――驚いた)

京太郎(和がこんな、非論理的なことを言い出すとは……)

京太郎(いや、それぐらい恥ずかしかったってことか。ああ、俺はなんてことを……)


咲(まったく、京ちゃんは――もう!)プンプン

咲(やるなら原村さんには悪いだろうから、私でも別に――)ウンウン

咲(……)

咲(あ、あれ? わ、私なに考えてるんだろう……!?)カァァ


和(……もう少し)

和(その後に、なんて続けようとしたのでしょうか、私は?)キュッ

和(――もう少し、もう少し)

和(もう少し一緒に――!?)ハッ

和(し、知らず知らずそんなことを!? い、いえ、そうと決まったわけじゃ――ああ、でも!)アセアセ

和(なんて、はしたない……)カァァ


こうして、麻雀部の1年生は三者三様に悶えながら、胸の内で収まりがつくのを待つほかなかった――
その時の3人の表情は、まるで真っ赤に熟したリンゴのようだった、ということは言うまでもない。

疲れた(小学生並みの感想)
結構力いれて書きました。そんなこんなな、和Ver。もしかしたら、咲Verより気合が入ってたかも……?

今更だけど、最初の方の本の話とかは、作者の完全な趣味なんで読み飛ばしたっていいから……(震え声)
相も変わらずぐう聖の和、またポンコツな咲ちゃん、そしてやっぱり男な京ちゃんでした。

……なお、この後来た部長に悪戯っぽい顔で京ちゃんが迫られた模様。
「なんでこんなにみんな顔が赤いのかしら?」なんて感じで。
しかし、それは書けそうにない。残念!

というわけで、今日はこの一本です。おやすみなさい。

あ、改めて和ちゃん、(昨日の)誕生日おめでとう!

ごめん、応えられる小ネタの希望が>>132>>155くらいになりそう。
随分と時間空いちゃった感あるな……

>>132
花火大会は、清澄の方は1スレ目でやった覚えがあるな。
じゃけん、阿知賀編でもやりましょうねー。

>>155
モブ男子とのトークってのはなかなか斬新だな。
これもやれるか。


ハロウィンパーティーと、魔法少女の変身を希望してくれた人、すまんな。
書けそうになくて……。

そんなわけで、以上二つを終えた後で行うであろう、小ネタ希望を採りたいと考えてます。
……そ、それか本編でもやる?(震え声)

本編――書けるかなあ。

とりあえず、希望があったらお願いします。

あわあわと和と京太郎が街でバッタリ会ってお茶したりなんだり

小ネタ希望アリシャス!

じゃあ今日は、>>232で挙げた二つのネタをやりたいと思う。
それじゃまず、夏祭りから。


――河原

京太郎「……うわっ!」グラッ

晴絵「ちょっと、京太郎!?」ガシッ

京太郎「――あ、先生」

京太郎「た、助かった……」ホッ

晴絵「……まったく、心配かけないでよ」ハァ

晴絵「あんたが人波にさらわれたら、この混雑じゃ――」

晴絵「助けられないんだからね?」

京太郎「うっ――ご、ごめんなさい」シュン


憧「ふふっ、まあ、京太郎の体格ならしょーがないよね」ケラケラ

京太郎「なんだと……俺とあんまり変わらないくせに」ムッ

憧「そーいう台詞は、私を越してからいいなさい」フフン

京太郎「……」ゴゴゴゴ

憧「……」ゴゴゴゴ


穏乃「あ、はは……相変わらずだねぇ、二人とも」

和「もう、いつも喧嘩ばっかり――」ハァ

玄(うーん、あれって喧嘩? なのかなぁ?)


晴絵「はいはい。二人とも、そこまでにしときなさい」パンパン

憧「……別に、喧嘩じゃないし」プイッ

京太郎「――ああ、そうだな」プイッ

晴絵(……子どもだねえ)

晴絵(ま、そこらへんは可愛いもんだけどさ)クスッ

京太郎(――夏祭り)

京太郎(誘いをかけてくれたのは、赤土先生だった)

京太郎(話に乗ったのは、俺たち上級生組)

京太郎(――で、まあ。今こうして、人ごみの中を歩いてるわけなんだけど……)

京太郎「……浴衣、嫌いだ」ボソッ

晴絵「ふふっ、京太郎は苦戦してるみたいだね」クスッ

憧「まぁ、この辺がレベルの差ってヤツだよね」ニヤニヤ

穏乃「もー、憧ってば……」ハァ

和「――でも、私も分かります」

和「その……浴衣って着こなし辛いですし」モジモジ

憧(……和の場合)

憧(もともとの運動神経のなさと、それに――)ジーッ

和「……?」キョトン

憧(そこにある、「おもち」のせいじゃあ――)

玄(……ほほう、浴衣だと余計に目立ちますな)ジロジロ

穏乃(な、なんか玄さんの視線が怖い)ゾクッ

#忘れてた……酉、ちょっと変えますね。
すみません。

京太郎(……まぁ、こんな感じで)

京太郎(いつも通りのノリは変わらず、俺たちは人ごみの中を歩いていた)

京太郎(――もうすぐ、花火が打ちあがる)

京太郎(それなら、なるべく見える位置を目指すのは当然だった)

京太郎(でも……)


京太郎「……やばい、はぐれた」

京太郎(まさか、とは思ったけど――)

京太郎(本当に、人ごみに流されたのか!?)

京太郎(……ああ、また憧にからかわれる――いや、そんなことはいい)

京太郎(ケータイは……あ、忘れてた)

京太郎(――どうしよっかな)


穏乃「あ!」

京太郎「ん?」

穏乃「きょ、京太郎……」ハァハァ

京太郎「し、穏乃? お前、みんなは……?」

穏乃「もう、何言ってんのさ」

穏乃「京太郎がはぐれたってみんな気づいて」

穏乃「それで、私が探しに来たんだよ」

京太郎「あ、なるほど……」

京太郎「――ありがとな」

穏乃「別にいいって!」ニコッ

穏乃「ほら、戻ろっ!」

京太郎「お、おう」


京太郎(……さて)

京太郎(穏乃と会えたところまでは良かった)

京太郎(こいつが一緒なら、きっと皆の所まで戻れるだろう、と)

京太郎(――けれど)

穏乃「……ど、どこだろう?」キョロキョロ

京太郎「参ったな、こんなに混んでたのか」ハァ

京太郎(そう、花火の開始時刻が近づいたこともあって)

京太郎(河原は、人で溢れかえっていた)

京太郎(……待てよ)

京太郎「なぁ、穏乃?」

穏乃「うーん――え、なに、京太郎?」

京太郎「……ケータイ、持ってるか?」

穏乃「……ごめん、忘れてた」

京太郎「そっか……」


京太郎(まぁ、こうなったらもう仕方ねえな)

穏乃「ああ、憧、和……玄さん」オロオロ

京太郎「――よし」

京太郎「穏乃、ここから離れようぜ」

穏乃「――え?」キョトン

京太郎「きっと、ここじゃみんな見つからないと思うし」

京太郎「――それに、ここじゃまた人波にさらわれちゃうかも」

穏乃「……うーん、それもそっか」

穏乃「それで、どこに行くの?」

京太郎「――そうだな」

京太郎「よし、それじゃ……」


――公園

穏乃「……ここ?」

京太郎「うん」コクリ

京太郎「ほら、ここならベンチあるし」

京太郎「さすがの穏乃も疲れただろ?」

穏乃「う、うん、まぁね」モジモジ

京太郎「それじゃ、座ろうぜ」ストン

穏乃「そうだね……そうしよっか」ストン

京太郎「……」

穏乃「――あ」ピクッ

京太郎「ん?」

穏乃「今、音が――」


ドォン!


京太郎「――おお!」ガタッ

穏乃「わぁ……」キラキラ

京太郎(穏乃が言った通り)

京太郎(ヒュー、という音がした後で、ドン! という大きな音がして)

京太郎(夜空に、大きな花が咲いた)

京太郎(うーんそれにしても)

京太郎(花火って、見てて楽しいなあ)シミジミ

京太郎(……)チラッ

穏乃「うわー……」ポーッ

穏乃「やっぱり、花火っていいなぁ」ウズウズ

京太郎(穏乃ときたら、興奮が抑えきれないのか)

京太郎(打ちあがるごとに、「わぁ!」とか「ひゃっ!?」とか言ってる)

京太郎(まぁ、楽しいんだったらいいんだけどさ)

京太郎(――あれ?)

穏乃「……わわっ!?」ビクッ

穏乃「はぁ……あれ、おっきいなぁ」

京太郎(……穏乃って)

京太郎(こんな顔してたっけ?)アレ?

京太郎(なんか、いつもよりきれい? なような……)

京太郎(い、いや! 花火の光だな、うん)


穏乃「……京太郎?」ジッ

京太郎「――!?」

穏乃「どうしたの? なんか私に?」キョトン

京太郎「い、いや、別に!」ブンブン

京太郎「し、穏乃がなんかキレーだとか――」

穏乃「……え?」ハッ

京太郎「そ、そんなことは……!」

京太郎(バカか、俺は!)


穏乃「……い、今」

京太郎「――」ビクビク

穏乃「……そ、そんなこと!」アセアセ

穏乃「あ、そ、それより! あの花火! ほら、すごい綺麗……」カァァ

京太郎「……」

京太郎(こいつの横顔、めっちゃ赤いような――いや)

京太郎(きっとこれも、花火の光のせいだろう)

京太郎(いや、そうに決まってる)

京太郎(……俺の身体が熱いのも、花火のせいだ。ちくしょう)カァァ

中途半端ですが、ここまでにさせてください。
ちょっとうまいオチの付け方が考え付かなかった。

さて、そんなこんなの夏祭りでした。
相変わらず、ここでは穏乃の人気が強いですね。
……の、和(震え声)

さて、次はモブキャラと京ちゃんの絡み(ん?)ですね。
それじゃ、しばらくお待ちください。

……やっぱり今日はここまでにさせてほしい。
すまんな、最近安定して書けなくて。
身体が疲れやすくなっちゃったみたいだ。

今度、再開するときは、ボーイズトーク(意味深)から始めようと思う。
それじゃ。

なんか酉のワードを複雑にしてたみたいだけど、
8文字以降は何いれても変わんないぞ

さて、モブキャラ男子とのトークでもやりましょうか。

>>249
(そうだとは)知らなかった。
サンクス。

「乙」とか小ネタ希望とか、色々ありがとうございます。



――帰り道

モブ1「……それにしても」テクテク

京太郎「ん?」ピクッ

モブ1「須賀と一緒に帰るのって、初めてだよな?」

モブ2「そういえば、そうだよね……」

A「――まあ、こいつはいっつも宮永と一緒にいるからな」ニヤニヤ

京太郎「……はぁ」

京太郎「色々と突っ込みたいところはあるんだけど――」

京太郎「とりあえず、A。お前が言うな」

モブ1「同感」ウンウン

モブ2「Bといっつも一緒にいるのは、どこの誰なんだか……」

A「うっせー。今日はあいつにも用事があるんだよ」

モブ1「……用事?」ニヤニヤ

モブ2「あれ? なんか怪しいね?」ニヤニヤ

A「お前らなあ……」ハァ


京太郎(――なんといっても)

京太郎(この中で彼女持ちなのは、Aだけだからな)

京太郎(……今日は咲が休みで)

京太郎(部活もないから早く帰宅する道すがら、こいつらに遭遇した)

京太郎(……しかし、モブ1と2ってこういう奴だったのか)

京太郎(あんま話したことなかったから、いい機会、かもな)

モブ1「……須賀ってさ」

京太郎「ん? どした?」

モブ1「たしか――麻雀部? だったよな?」

京太郎「まぁな」

モブ2「へぇぇ……」ニヤニヤ

モブ1「ほぉぉ……」ニヤニヤ

京太郎「な、なんだよ、その顔は」

モブ1「いやー、まさかなあ」

モブ2「『あの』麻雀部に、たった一人の男子が」

A「それが、この須賀なんだもんなあ……」

京太郎「――は?」


モブ1「――で」ズイッ

モブ2「誰が、本命なの?」ズイッ

京太郎「……?」ポカン

A「とぼけちゃって」

京太郎「――そ、そーいうんじゃねえって!」

モブ1「おいおい……そりゃねえだろ、須賀」

モブ2「ちなみに、モブ1は原村さん推しらしいよ?」

京太郎「!?」ハッ

モブ1「お、おい、モブ2! お前、何を――!」

モブ2「え、だって事実でしょ?」

モブ1「う……ま、まぁな」ボソボソ

モブ1「だ、だって! あのスタイルだぜ?」

モブ2「またまたー、素直に言っちゃいなよ……胸なんでしょ?」ニヤッ

モブ1「ち、ちげーよ! いや、それもちょっとはあるけど……」アセアセ

モブ1「いや、かなり? いやいや、もっと――」

A「まぁ、男ならあれに目を奪われないわけないよな」

モブ1「さっすが、A! 分かってらっしゃる!」

モブ2「――あーあ、Bさんが聞いてたらどうするの?」

A「ああ、それなら大丈夫」

A「原村レベルとはいかないけど、あいつもなかなかのモノを――」

A「い、いや、なんでもない」アセアセ

モブ1(……くっ!)ギリッ

モブ2(なんだろう、この気持ち――!)ギリッ

京太郎「……モブ1、お前」

京太郎「和、を?」

モブ1「うわ、すでに名前呼びとか」

モブ2「Aくんといい須賀くんといい――さりげなーく、差を見せてくれるよね……」ハァ

A「ひゅーひゅー」

京太郎「……だ、だから」

モブ2「――ちなみに、僕は学生議会長派だよ」ニコッ

京太郎「――ぶ、部長!?」ビクッ

モブ1「うわー……お前、もしかして――M?」アキレ

モブ2「うん!」コクッ

モブ2「ああ――あの人に言葉責めされたら、死んだっていいよ」キラキラ

モブ1「うへぇ……」

A「――まぁ、モブ2が言う事もわからんでもない」

モブ2「だよねだよね!」

モブ2「あの気の強そうな目、あのいかにも女王さまっぽい声……ゾクゾクする」ゾクッ

京太郎(……部長がこれ聞いたら、どんな顔するんだろうな?)ハァ

京太郎(見たいような、見たくないような――)


モブ1「で?」ズイッ

モブ2「須賀くんは、誰なの?」ズイッ

京太郎「――だから」

A「おいおい、この二人が勇気を出して言ったのに――逃げるのか? 須賀?」

モブ1「……もしかして」

モブ2「片岡さん、とか?」

モブ2「――うわ、まさかのロ○コン?」ジトッ

京太郎「ねぇよ、絶対!」

京太郎「だ、大体、俺とあいつは――」

モブ1「いやいや、染谷先輩かもしれないぞ?」

モブ2「うん……そういえば、あの人とはこの前、委員会で話したけど、すっごくいい人だよね」ウンウン

モブ1「……はぁ、こう話してると」ゴゴゴゴ

モブ2「須賀くんになんだか不穏な気分を――」ゴゴゴゴ

京太郎「だから、なんでだよ!?」

A「ははは、まぁ、しょうがないな」

京太郎(……自分には彼女がいるくせに)ハァ


A「おいおい、モブ1も2もその辺にしとけって」

A「なぜなら……言わなくたってわかるだろ?」

モブ1「いやー、まあわかってたけどさ」

モブ2「明らかに、『そう』だもんねえ」

京太郎(……すげえ、嫌な予感がする)

A「それこそ、こいつが」


A「宮永以外に、心動かされることなんて、ないだろ?」ニヤッ


モブ1「まぁな」

モブ2「もう、明らかだもんね」

A「ほらみろ。だから、こいつが宮永以外に――」

京太郎「ああ、もう! お前らなぁ――」

A「だってさ、宮永のヤツ」

A「俺が話したら、『ひゃっ!?』とか言って」

モブ1「そうだよな。その後、必ず言葉が裏返るんだよな」ウンウン

モブ2「……でも、それが須賀くんだとまったくないんだもんねえ」チラッ

京太郎「……」カァァ

京太郎「勝手にしろ」プイッ

久々に酔っぱらってしまったから、今日はきっとここまで。
そんなこんなのボーイズトークでした。

明日は、ま○かの映画を友人と観てきます。
……他のネタも書きたいものですが、ちょっと頭がグラグラしてるので。すまんな。

それでは。

お待たせしました。
発表用原稿なんてものを書いてたら遅くなってしまった……

さて、それじゃ文学談義からまったり書いていこう。


――清澄高校・図書室

京太郎「……」トコトコ

京太郎(考えてみたら)

京太郎(図書室に来るのも久々だな――)

京太郎(……あのバカに付き合って、書店でラノベ探しすることが多かったし)

京太郎(まぁ、やっぱラノベも好きだけど)


京太郎「……やっぱり、読書の幅は広い方がいいしな」ウンウン

和「――あ」ピクッ

京太郎「……!」ハッ

京太郎「和?」

和「あ、はい。そうです」コクッ

和「こんにちは、須賀くん」ニコッ

京太郎「ああ」

京太郎「……和も、何か借りに?」ジッ

和「そう、ですね……」キョロキョロ

和「――たまには、小説も」ボソッ

京太郎「え?」

和「い、いえ! その」ブンブン

和「うちの父に、評論の類などを読むように言われていて……」アセアセ

和「今日は、それを探そうかと」コクコク

京太郎「……」

京太郎「でも、和はそういうの読みたいのか?」

和「……はい?」キョトン

京太郎「いや、なんかさ」ポリポリ

京太郎「『評論』とか言ってる時、目は『小説』の方を見てたから」

京太郎「なんとなーく……」

和「……」

和「正直な所」ポツリ

京太郎「うん」

和「……今は、あまり気が進まないと言いますか、その」

和「た、たしかに、評論は読めばものになるとは思います、けど」アセアセ

和「――だからって、小説を読んだって何にもならない、っていうのは、ちょっと……」シュン

京太郎(和の親父さん……そこまで言っちゃったか)

京太郎(会ったことないけど、うーん――偏屈そうだなぁ)

京太郎「……でも、和は」

和「はい、私は読みたいんです」コクリ

和「やっぱり――小説を」

和「本の世界に入り込んでると、なんだか作者の息遣いを感じられるような気がして」

京太郎「ああ、それわかる」コクコク

京太郎「本に出てくるキャラが自説を展開するところとかでグッとくるよな」

和「はい。そういったところで、作者の考えが見えてくるようで」

和「なんだか、そう――作者と本の中で触れ合っているような、そんな気分です」キュッ

京太郎「……」ポカン

和「――?」

和「どうかされましたか、須賀くん?」ジッ

京太郎「いや、その」

京太郎「和が考えてることが、まんま俺の考えてることだったから」

京太郎「ちょっと、ビックリした」

和「……」キョトン

和「それは、その……なんだか」アセアセ

京太郎「ああ、嬉しい、な。うん」ニコッ

和「……はいっ」クスッ


京太郎「ところで、和はどんな作家が?」

和「そうですね――」

和「やはり、村○春樹さんが最近はお気に入りですが――ああ、でも」

和「宮○みゆきさんや東○圭吾さんも好きですよ? このお二方は、『文学』ってわけじゃないとは思いますけど」

京太郎「まぁ、文学なんて、その時代ごとに変わっちゃうからな」

京太郎「もしかしたら――いや、やめよう」

和「え? なんでですか?」キョトン

京太郎「いやまあ……」

京太郎(――いずれ、この時代のラノベが文学として名を残す日も来るかも)

京太郎(なーんて話は、あのアホに話した方がいいだろう)ウンウン

和「そうですね、あとは」

和「クリスティ氏とかポー氏の作品も、あ、あとカー氏の作品も読みますね」

和「クイーン氏にも手を出してみたいのですが……」

京太郎「……」


京太郎(和らしいなあ)

京太郎(日本人作家には、『さん』を付けるし、外国人作家にはなんと『氏』ときた)

和「そ、それで――」

京太郎「なぁ、和」

和「は、はい?」キョトン

京太郎「……もしも、さ」

京太郎「できたらでいいんだけど、その――」ポリポリ

京太郎「本、貸し借りしないか?」

和「……?」キョトン

京太郎「今」

京太郎「たくさんの名前出してくれたけど」

京太郎「俺と趣味が似てることとかよくわかったからさ」

和「あ、あの――」

京太郎「できたら、でいいぞ?」

和「い、いえ、そんな!」ブンブン

和「こ、こちらこそお願いします」ペコッ

京太郎「ん、わかった」ニコッ

京太郎「――それに」

和「はい?」キョトン

京太郎「……和なら、本を大事にしてそうだ、って思ったから」

和「――え?」

京太郎「ほら、やっぱり本って大切に扱いたいからさ」

京太郎「……和なら、大丈夫だろうって思ったし」

京太郎(――和は作家の名前に、逐一敬称を付けて呼んでいた)

京太郎(そんな和が、本を邪険に扱うはずもない)

京太郎(……やっぱり、本を丁寧に扱う人っていいよな、って)

京太郎(なんとなく、そう思うから)


和「……い、いえ、そんな!」ブンブン

和「わ、私だって、買ってきた本の端がちょっとだけ折れてしまったりなんてことは……」カァァ

京太郎「いやいや、そんなん誰だってやるよ」

京太郎「俺が言ってるのは、本を机とかに投げ捨てたりすることだって」

和「あ、たしかにそういったことはしませんね」コクッ

京太郎「だろ? うん、やっぱり和と俺は趣味が――いや、この場合は主義?が――合うな」

和「――」ホワホワ

和「そ、そうですか……」クスッ

和「うふふっ」ニコニコ

京太郎(……ああ)

京太郎(本について込み入ったとこまで話せるヤツは)

京太郎(和くらいだよなあ……)


京太郎(でも)


――京ちゃーん!――


京太郎(いずれ、あいつも)

京太郎(そうなってくれたら、きっと)

京太郎「もっと、楽しくなるだろうな」

和「……どうかされました?」キョトン

京太郎「いやいや、なんでも」ニヤニヤ

和と話してたしかに楽しい京太郎ですが、心の深い所で「あのバカ」のことを考えている――みたいな、そんなお話。
といっても実際二人は、良き本読み友達になりそうですね。

なんとなく、時節の影響を受けてか、しっとりした感じになったと思いますが、いかがでしたでしょうか?

さて、それじゃもう一本……いけるかな?

>>236
久々の淡ちゃん登場、ですね。
……9月あたりにはよく書いてたような気がするんだけどな。

それじゃまた、しばらくお待ちくださいな。

――全国大会期間・中休み

京太郎(さて)

京太郎(前回言ったこともあるかと思うけど、今は熱中症が問題化して)

京太郎(大会が一時中断という憂き目にあったりしているわけだ)

京太郎(一応、再開の目処はたったものの、こうした中休みによく入るようになってしまっていた)


京太郎「――というわけで」

京太郎(久々に出たよ、会場の外)

京太郎(うん、たしかにうだるような暑さだ……生命力を一気に奪われていきそうなくらいに)

京太郎「……これもう、帰った方がいいかもしれねえな」

京太郎(といっても)

京太郎(この暑い中、他のメンバーに買い物に行かせるのは……ちょっと)

京太郎(部長とかは、「さすがの須賀くんでも荷が重いでしょう? 今日は雑用、いいわよ?」
なんて言ってくれたりもしたけど)

京太郎(それでも、他の部員は試合が控えているわけで……やっぱり、俺が――)

京太郎(そんな感じで外に出て、用事を済ませ、帰り道を歩いていると――)

淡「……あら?」ピタッ

京太郎「お?」ピタッ


淡「なんだか久しぶりね、須賀くん」クスッ

京太郎「ああ、そうだな」

京太郎「……大星、どうだ。戦果は」

淡「ふふーん」エヘン

淡「私が、他の高校の子たちに、遅れをとるとでも?」

京太郎「……相変わらず、感心しちまうくらいの自信だな」

淡「まぁねー」ヒラヒラ

淡「――あんたは? 今、荷物運び?」ジッ

京太郎「ああ、そうだよ」

淡「へぇぇ……」ニヤニヤ

京太郎「な、なんだよ、その目?」

淡「いやいやー?」クスクス

淡「女子ばっかりの部に、男子が一人!」

淡「そして、その男子が女子のために身を粉にして働いている……」

淡「――って、なんだか考えさせられない?」キラキラ

京太郎「別にねーよ」

淡「ええ!? 即答!?」ガーン

淡「うー……そりゃ、照先輩とかにもあんまし評判よくなかったけどさー」シュン

京太郎「……ところで、大星?」

淡「え? なーに?」クルッ

京太郎「なんで、お前外にいんの?」

淡「――あ」

淡「え、それは、まあ、うん」

淡「……落ち着かないし」ボソボソ

京太郎「落ち着かない?」

淡「うん」コクリ


淡「なんだかね――」

淡「いざ全国大会! ってなっちゃうと、なんだか」

淡「ほら、照先輩や菫先輩は引退でしょ?」

京太郎「まぁ、個人戦ならあるけど……」

淡「たしかに、そう」コクッ

淡「でも、少なくとも『みんなで』臨む大会は、ここまで」

淡「――もうみんなで、こうした大舞台で打てることはないんだなあ、って」

淡「なーんて思ってたら、ちょっとセンチ? な気分になっちゃってさ」エヘヘ

京太郎「……」

淡「まったく、変だよねぇ」アハハ

京太郎「いや、んなことねえよ」

淡「……え?」キョトン


京太郎「――うちの部長なんだけどさ」

淡「ああ、あのSっぽい?」ポンッ

京太郎「……なぜ、その感想?」

淡「だって、実際そうじゃん」ニヤニヤ

淡「……あ、それともなに? 実はあんなだけど、押しに弱いとか?」クスッ

京太郎(部長……あなたのイメージがどんどん壊されていってますよ?)ハァ


京太郎「……とまあ」

京太郎「部長はな、1年の頃から3年の今まで」

京太郎「――ずっと、夢を見てきた」

淡「夢?」

京太郎「ここ、全国の舞台に立つこと、だよ」

淡「……へぇ」


京太郎「――でも」

京太郎「これは最近、部長が教えてくれたんだけど」

京太郎「……入った当時、もう麻雀部なんてあってないようなもんだった」

淡「それって……」

京太郎「みんな、やる気なんてなかったらしくてな」

京太郎「一人、また一人と先輩は辞めていった」

京太郎「……部長は一人で、ずっとあの場所を守ってきた」

淡「……」

京太郎「部長が2年になったとき、次鋒の――染谷先輩が入ってきたんだけど」

京太郎「それが部長にとって、どれだけ大きな力になったか……」

淡「……ふむ」

京太郎「――そこから今に至るってわけだ」

淡「……」

京太郎「で、だ」

京太郎「結局、その――センチになんて、誰でもなるってことだよ」ウンウン

淡「……ふーん」

京太郎「俺だって、そうさ」

京太郎「こうしてみんなの役に立ててるのはありがたいし、それだけでもいる甲斐がある」

京太郎「……実際に打ちはしないけど、な」ポリポリ

京太郎「それでも、時々思うよ」

京太郎「――ああ、全国大会なんだ、ってさ」シミジミ

淡「――そりゃ、全国大会じゃないの?」

京太郎「たしかにそうだけど」

京太郎「……白糸台とは違って」

淡「……!」ハッ

京太郎「俺たちの所は、それこそ廃部寸前からここまできた」

京太郎「一年の頃、諦めなかった部長が二年で染谷先輩という頼もしい味方を得て」

京太郎「――三年生になった今、なんとも頼りがいがある先輩として面倒を見てくれている」


京太郎「そう考えるとさ、なんだって時間が解決するってことなんじゃないか、って思うんだ」

淡「時間?」キョトン

京太郎「そ。こうして全国大会で闘って、勝って、負けて、時には泣いて――」

京太郎「でもそういうのは全部、時間が持ってちゃうんだなあ、って」

京太郎「――あれ、何を言いたいのかわかんなくなってきた」ポリポリ

淡「……」

淡「もういいわよ、わかったから」

京太郎「え? 今ので?」

淡「いや、あんたの要領を得ない説明はともかく」

京太郎「分かってたけど傷つくなぁ……」ハァ

淡「でも――」

淡「やっぱり、時間、なのよね?」

京太郎「うん」

淡「……」

淡「ありがと」

京太郎「え?」

淡「なんだか、時間が経つ、ってことが」

淡「なんとなく、分かったから」

淡(――いつか)

淡(こうして、全国で闘ったっていう経験だけが残って)

淡(たとえどんな嫌な思いをしたりしても――)

淡(笑えてる、んだろうな、きっと)

淡(それに――)


淡「あんたと会ったのにも、何か理由があったりして、ね?」クスッ

京太郎「……うーん」

京太郎「大星と、俺がねぇ」

淡「……ちょっと、なによ。その目」ジトッ

京太郎「いやいや」

京太郎「――少なくとも、きっと」

京太郎「俺は、大星に会えてよかったな、って」ポリポリ

淡「……は?」

京太郎「縁ってのがあると思うし」

京太郎「こうして、大星と話してると自分の中でなんか整理がついたような――」

京太郎「うん、だから良かったよ。会えて」ニコッ

淡「あ、あんた、いきなり……なによ」アセアセ

京太郎「お、おい大星」

淡「と、唐突すぎるわよ、バカ」カァァ

京太郎「……」

京太郎「悪かった、今度からゆっくりと言う――」ペコッ

淡「そ、そういう問題じゃないの!!」カァァァ

ごめんなさい、なんともよくわからない雲を掴むような曖昧な話になってしまった。
それでも、何となく感じ取ってもらえたらなー、と。そうじゃなかったら、「あわあわ可愛い!」でもいいと思うよ?

さて、そんなこんなな小ネタでした。
次回は、阿知賀の遊園地からやりましょうか?
ちょっと長くなりそうだね?(ニッコリ)

それじゃ、また。
いつも感想レスありがとうございます。

よし、まどかのチケット予約完了(チラ裏)
これで映画も終わりか……なんだか感慨深いです。

また、今期はそこそこアニメ観てるせいか、色々とネタが浮かんできます。
中二病な眼帯を付けた咲ちゃんが、京ちゃんと知り合って……みたいなのとか。
咲ちゃんが妹になって、久々に再会した兄である京ちゃんに迫っていくのとか。
……全部、真似してるだけじゃないか!


さて、色々と肩の荷が下りたので、書きましょう。

――そう、阿知賀の遊園地編を。

きっとそれで、今は終わってしまうかも。
また、今から阿知賀一辺倒になるので、京咲こそ至高!って方は今回は……すまんな。

さて、久々に本当に軽めの安価出します。
といっても、あまり展開には影響しないようにします……それに、みんなの分書きたいですし。

それでは、まったり始めましょうか。

――遊園地

穏乃「うわー……」

玄「ひゃー、凄いね、これ」

憧「――こ、こんな田舎にまた、凄い遊園地ができたものね……」

和「……」ポカン

京太郎「和?」

和「……いえ、その」ハッ

和「私、遊園地ってあまり来たことなくて」モジモジ

京太郎「へぇ、そうだったのか」

和「はい……」

和「たしかに楽しそう、ですけど」

和「ちょっと、怖そうですね……」ブルッ

京太郎(――和のお父さんたち、厳しいのかな、やっぱり)


晴絵「ふふっ、みんな目を奪われてる、って感じだね」ウンウン

宥「……さ、寒い」ガタガタ

京太郎(相変わらずな人が、一人だけいるんだけど……)

灼「だ、大丈夫、ですか……宥、さん」

宥「は、はい! あ……」ハッ

宥「う、ううん、大丈夫だよ、灼ちゃん。ありがとうね」ニコッ

灼「――」ハッ

灼「……うん、それならよかった」コクコク

京太郎(……まさか)

京太郎(上級生組だけだとは知らされていたけど……この二人も来るとは)

京太郎(ちょっと意外――でも、もちろん嬉しい)キュッ


晴絵「はい、みんなー! ちょっと集合ー!」

晴絵「いい? 遊園地の中で迷ったりしないようにね」

晴絵「まぁ、その辺はみんなケータイ持ってるよね? うん、だったら平気か」

晴絵「――さて」コホン

晴絵「せっかく、遊園地にこうして来たわけだけど」

晴絵「宥や灼とは、みんなもう会ったことあるよね? じゃあ、紹介はなしでいっか」


晴絵「――ここで、みんなから意見を聞いてみたいんだけど」

穏乃「へ?」キョトン

憧「え、なにそれ、ハルエ?」ズイッ

晴絵「まぁまぁ」

晴絵「――ズバリ」

晴絵「『みんなで行動する』か『何人かのグループに分かれて行動する』か、だよ」

京太郎「……ああ、なるほど」ポンッ


玄「うーん、悩みどころですなぁ……」ムムッ

宥「わ、私は、み、みんなと一緒の方が温かい、ような」プルプル

灼「……」

灼(――みんなで一緒、っていうのもいいけど)

灼(私は……)チラッ

晴絵「? 灼、どうかした?」ニコッ

灼「う、ううん! な、なんでもない!」ブンブン

灼(――グループ希望で!)

憧「……うーん」

憧(こういうとき)

憧(お姉ちゃんの部屋の雑誌だと、遊園地っていうのは)

憧(絶好の、「あぴーる」場所なんだ……)

憧(って、言ってもねえ。今日は、そーいうんじゃないし)

京太郎「おう、憧。どうしたい、お前?」ジッ

憧「……!」ハッ

憧「べ、別に!」プイッ

憧「ど、どっちでもいいんじゃない?」アセアセ

京太郎「ええー……」

憧(……そ、そう!)ウンウン

憧(今日は、デートとかじゃない! あくまで、みんなで来たんだから!)


穏乃「……和は」

和「はい?」キョトン

穏乃「どうしたい? みんなで、か、グループで、か?」

和「あ、はい……私は」

和「み、皆さんとご一緒でも構いませんし」キュッ

和「グ、グループでも……」チラッ

穏乃「そっか……そうだよね」ウンウン

和「え?」

和(な、何か意味ありげな表情をしてましたね、穏乃)

穏乃(――なるほどなるほど)

穏乃(私が見た感じ、和は『みんなで』より『グループで』を、どっちかっていうと希望してるみたいだったね)

穏乃(……でも、『グループ』だと、人見知りする和は、灼さんや宥さんと組んだときを怖がってるのかも)

穏乃(――でも、それでも。和がグループを希望するのは、やっぱり)

京太郎「お、穏乃? お前は――」

穏乃「んー、グループかなぁ」エヘヘ

京太郎「お、そうなのか」

穏乃「それが、和のためでもあるんだよね……うん」コクコク

京太郎「ん?」

穏乃「なんでもなーい」クスクス

晴絵「――で」

晴絵「結局、みんなグループを希望する、ってことでいいのね?」

憧「異議なーし」ハーイ

和「……は、はい」オズオズ

京太郎「いいのか、和?」

和「ひゃっ!?」ビクッ

和「あ、は、はい……い、いいんです、それが」チラチラ

京太郎「そっか、ならいいけど」


穏乃(また、和ってば……)クスッ

穏乃(――うん、これは面白いことになりそうだね!)


晴絵「――よし、みんな、このクジを引きなさい!」バッ

憧「って、いつの間に作ったの!?」ビックリ

晴絵「ふふふ……大学生のレベルに辿りつくにはまだ早いよ、憧」ニヤッ

晴絵「――さて」

晴絵「みんな、引いていって」

晴絵「私を入れて8人だから、2人のグループが4つできることになるね」

京太郎「みんな、二人ってことか……」

和「……」

憧「ま、まぁ、誰でもいいけどさ」

穏乃「――ふふっ」

玄「ああ、ドキドキするよう……」

宥「大丈夫だよ、玄ちゃん。お姉ちゃんが付いてるから」

灼(――狙うは、一つ)



【ここまでの経過をセーブしますか?】

ニアはい
  いいえ

【セーブが無事、完了しました】



晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄
2.宥
3.憧
4.灼
5.穏乃
6.和
7.晴絵

とりあえず、この中から選びます。
↓4の人、頼んだ。
途中で寝落ちするかもしれませんが、その時はお許しを……。

憧「よし、京太郎! 次、あれ乗ろ、あれ!」

京太郎「落ち着けって、憧……」ハァハァ

憧「えー、だって」

憧「せっかく、遊園地に来たんだしさー……」

憧「ああほら! このいかにも子供向けなジェットコースターとか、お手軽でいい感じじゃない?」

京太郎「ま、まぁ、そうだな……」


京太郎(――さっきから)

京太郎(なんか、憧の調子がおかしい、ような……)

京太郎(あのくじで、俺は憧と組むことになった)

京太郎(……そうして、一緒に行動してるんだけど)

憧「ほら、京太郎! 早く早く!」スタスタ

京太郎「はいはい、わかったよ」ハァ

京太郎(……憧って、こんなにテンションが高い奴だったか?)

京太郎(いや、もともと全然低い奴じゃなかったけどさ……うーん?)


――数秒後

憧「いやー、楽しかったね!」ホクホク

京太郎「お、おう、そうだな……」ゲッソリ

憧「あ、もしかして、京太郎? ジェットコースターとか、ダメ?」

京太郎「……まぁ、な」フラフラ

憧「ふふっ、まだまだだね、京太郎!」

京太郎「……う、うっせ」フラッ

憧「え、ちょっとなに、きょうた――」

ダキッ

京太郎「……?」

憧「」

京太郎「――あ、わりい」バッ

京太郎「ちょっと、バランス崩しちゃって……」ポリポリ

憧「……」ニギニギ

憧「――ちょっと、抱いちゃった、の?」ボソボソ

京太郎(憧のやつが何かを喋ってるけど、俺にはさっぱりわからない)


憧「……」テクテク

京太郎「……」テクテク

京太郎(それで今、この有様だ)

京太郎(さっきみたいにテンション高かったと思いきや、ジェットコースターの後は静かになっちゃってる)

京太郎(――なーんか、調子狂うなあ)ハァ

憧「……」

憧(なんか、まだ手に感触が――)ニギニギ

憧(って、なに考えてるの、私! そ、そういうんじゃないんだから!)ブンブン

京太郎(……いきなり、頭振りはじめるし)

京太郎(あー、もうわかんねえ)ガシガシ


憧(……テンション高くなってたのは、自分でも思ってる)

憧(多分、京太郎にも変に思われちゃったかも……でも)

憧(なんだか、こいつと組むって聞いた時、ひどく落ち着かなくなって)

憧(それで――)カァァ

憧(な、なんでだろ。なんで――)キュッ

憧(さっきのこととか、頭から離れてくれないんだろ?)カァァ

ごめんなさい、今は憧ちゃんルートだけにさせてください。
次に、他キャラのルートをやりたいと思います。ネタ、大丈夫かなあ……(懸念)

憧ちゃんはきっと、テンションで自分の気持ちを誤魔化しちゃうタイプだと思います。
それで、いざちょっとおかしな事態が起きたら、一気に持ってかれちゃう、みたいな。
……みんなの憧ちゃん像はいかがなものですかね?

あ、このまま遊園地編は続きますが、その合間に京咲ネタちょこちょこ挟んでく感じがいいでしょうか?
とりあえず、今から寝ます。おやすみなさい。

ニア データをロードする

「――あ、こんにちは」ペコリ

「え、なんで私がここにいるかって? あはは、まぁ、それはそれ」

「さて、前回は、と……うん、憧ちゃんと京――太郎くんのお話だったんだね」フムフム

「いやー、憧ちゃんの照れ隠しが可愛かったね! うんうん」クスクス

「……さて、それでは」コホン

「前回セーブした所から、始めましょうか」

「……」



咲「頑張れ、京ちゃん」ニコッ

【NOW LOADING……】

晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄
2.宥
3.憧「……わ、私は、もうおしまい!」
4.灼
5.穏乃
6.和
7.晴絵

とりあえず、この中から選びます。
↓3の人、頼んだ。

晴絵「いやー、しかしまあ」

晴絵「……遊園地も、久しぶりだなあ」シミジミ

京太郎「え? 先生、最近は行ってないんですか?」

晴絵「うん? あー、まぁね……」アハハ


晴絵「――うう、あいつらめ」ブツブツ

晴絵「そりゃたしかに、私だってこの子らの面倒で忙しいよ? でも、だからってさぁ……」ズーン

京太郎(……悪いこと、聞いちゃったかな?)


晴絵「――いやいや」パンパン

晴絵「うん、いけないいけない。せっかくの遊園地だし」

晴絵「よし、京太郎!」

京太郎「は、はいっ!」ビクッ

晴絵「楽しむよ……遊園地!」ニコッ

晴絵「――1日限定のデート、かな?」ニヤニヤ

京太郎「ちょっ、せ、先生!?」

晴絵「ほらほら、先に行っちゃうよー」ヒラヒラ

京太郎「ああ、もう……」ハァ

――数分後

晴絵「うーん、楽しかった!」

京太郎「俺も、楽しかったです」コクコク

京太郎「特に、最後のアトラクションは――」

晴絵「うん! あれ、よかったよねぇ……」

晴絵「なんか、幻想的っていうかね……あっ!」ピタッ

京太郎「はい?」キョトン

晴絵「あ、あんなとこにクレープ屋さんが……!」

京太郎「あー、ホントですね」

京太郎(なるほど、たしかに美味しそうな匂いがしてる気がしたんだ)


京太郎「……クレープ、かぁ」ボソッ

晴絵「お、なに? 京太郎、食べたかったりする?」ニヤニヤ

京太郎「い、いえ、そんな!」フルフル

京太郎「お、俺、そんな金持ってないですし……」

京太郎「この前のお小遣いで、漫画一冊買っちゃったし……それで」アセアセ

晴絵「すいませーん! クレープくださーい!」ダッ

京太郎「って、はやっ!? もうあんなとこに!?」


晴絵「ふむふむ……」ジーッ

晴絵「じゃあ、このチョコバナナお願いします!」

店主「あいよっ!」グッ

京太郎「あ、あの、先生……?」

晴絵「今日は特別大サービス」ニコッ

晴絵「なんだかんだ言って、私も華の大学生だよ?」

晴絵「……やば、言ってて自分で恥ずかしくなってきた」

店主「いやいや、嬢ちゃん可愛いと思うぞ?」ニヤッ

晴絵「えっ、い、いや、そんなこと……!」ビクッ

店主「それに、いい子さんらしい弟くんもいるじゃないか」

京太郎「……はい?」キョトン

店主「いやー、姉弟仲良くてうらやま――」ウンウン

晴絵「も、もう! 店主さんったら、お世辞がうまいんだから……もー」カァァ

京太郎「……」

京太郎(赤土先生が、お姉ちゃん、か……)シミジミ

京太郎(――なんだか、温かい気分だな、なんでだろ?)キュッ

【中断します】

咲「いやー……」

咲「赤土先生は、一体お友達に何をされちゃったんだろうね?」

咲「それはともかく、やっぱり小学生の頃の年上の人って、意味もなく凄い、って思うよね? あれ、なんなんだろ?」

咲「……まぁ、いっか」

咲「それじゃ、次のお話へ、と――」


咲「――それじゃ、京ちゃん」

【NOW LOADING……】

晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄
2.宥
3.憧「……わ、私は、もうおしまい!」
4.灼
5.穏乃
6.和
7.晴絵「終わりっと……え、なに、このサブヒロイン的な話は?」

とりあえず、この中から選びます。
↓3の人、頼んだ。

――お土産屋

玄「ふむふむ……」

京太郎「あ、あの、玄姉ちゃん……?」

玄「――!」ハッ

玄「ご、ごめんね、京太郎くん」アセアセ

玄「ちょ、ちょっとこれが可愛かったから……うう」シュン

京太郎(……あ)

京太郎(これ、どこかで見たことあるような――ダ○フィー?)ハッ

京太郎(……ま、まぁ、深くは考えないようにしよう)ウンウン

京太郎(っと、値段は……600円か。うーん)

玄「うう、可愛いなぁ……」キュッ

玄「でも、今月もうピンチだし――はぁ」

京太郎「……」

京太郎「俺、買うよ」

玄「――ふぇっ!?」ビクッ

玄「だ、ダメだよ、そんなの!」アセアセ

京太郎「え、どうして?」

玄「だ、だって……」

玄「――私、先輩だもん」ビシッ

玄「後輩に、そんなこと……」

京太郎「あ、すいません。これを買いたいんですけど……」

店員「あ、はーい!」

玄「って、速いよ、京太郎くん!?」ガーン

京太郎「……正直」

京太郎「漫画とか買っちゃって、俺もピンチだったり」エヘヘ

玄「だ、だったら、なおさら――!」

京太郎「でも」

京太郎「最近、玄姉ちゃん、なんだか大変そうだし」

京太郎「……旅館の手伝いとかで」

玄「……」ハッ

京太郎「だから、その――」

京太郎「……もらって、くれないかな?」カァァ

玄「――あり、がと」コクッ

京太郎「ん、よかった」ニコッ

玄「……」

玄(――これから、これを見るたびに)

玄(京太郎くんのこと、思い出しちゃいそうだな……)クスッ

玄(――あ、あれ? 何考えてるんだろ、私?)エヘヘ


店員(――ふふっ)クスッ

店員(可愛いご姉弟だなあ……)ピッピッ

京太郎(――なんだか、店員さんの目が異常に優しげだな)アレ?

【中断します】

咲「いやー」

咲「やっぱり、玄さんは可愛いね!」

咲「買いたいけど、それを後輩たる京ちゃんに買わせるのはちょっと……ってところとか」

咲「それに対して、買うよっていう京ちゃんも――ああ、やっぱり、私は」

咲「この二人は、やっぱり姉弟みたいな関係なのかな? いや、それでも――」

咲「……っと、うん、そろそろ時間だね」

咲「それじゃ、次行こうか」



咲「頑張って、京ちゃん」

【NOW LOADING……】

晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄「終わりだよー。京太郎くんが買ってくれたぬいぐるみかぁ……ふふっ」
2.宥
3.憧「……わ、私は、もうおしまい!」
4.灼
5.穏乃
6.和
7.晴絵「終わりっと……え、なに、このサブヒロイン的な話は?」

とりあえず、この中から選びます。
↓3の人、頼んだ。

宥「……うう」ブルブル

宥「温かくないよ……」ガタガタ

京太郎「ゆ、宥姉ちゃん、大丈夫?」アセアセ

宥「ちょ、ちょっと、大丈夫じゃないかもー」ガタガタ

京太郎「そっか……」

京太郎(となると、外でのアトラクションとかは止めた方がいいよな)

京太郎(だったら、うん――)

京太郎「あ、あのさ、宥姉ちゃん」

宥「ううっ……な、なに?」グスッ

京太郎「それなら、あそこに――」



宥「わぁ……」ウットリ

京太郎「――綺麗だなぁ」

宥「うん、うん」コクコク

宥「すっごい、温かい気分だよぉ……」パァァ

京太郎(良かった。気に入ってくれたみたいだな)

京太郎(――今、俺たちは建物の中に入った)

京太郎(その中では、イルミネーションが光って、独創的な作品がたくさんあった)

京太郎(それを見て、宥姉は喜んでいるんだ)


宥「……ね、京太郎くん?」モジッ

京太郎「ん? なに、宥姉ちゃん?」キョトン

宥「その――」

宥「玄ちゃん、麻雀教室で元気にやってる?」

京太郎「え、玄姉ちゃん?」

京太郎「そりゃ、元気だよ」

京太郎「ムードメーカー、っていうのかな?」

宥「そっか……なら、いいんだ」ニコッ

京太郎「――宥姉ちゃんって」

宥「?」

京太郎「ホントに、玄姉ちゃんのこと好きなんだね」

宥「……うん」コクリ

宥「玄ちゃんと私、仲良しだもん」エヘヘ

京太郎「うん、そうだよね」

京太郎「――あのさ、宥姉ちゃん」

宥「うん?」キョトン

京太郎「よかったら、だけど」

京太郎「――宥姉ちゃんも、麻雀教室に来ない?」

宥「……」ポカン

宥「――ふぇぇ!?」ビクッ

京太郎「い、いや、ごめん」

宥「うう……」

宥「い、行ってみたいなーって思ったことは、あったんだよ」

宥「で、でも……小学生ばかりの所に、中学生の私が行っても」モジモジ

京太郎「え? 玄姉ちゃんは普通に混ざって、仲よくやってるよ?」

宥「……玄ちゃんは、私と違って」

宥「強い子、だから」ニコッ

京太郎「……」

京太郎「そんなことない」

宥「え?」キョトン

京太郎「宥姉ちゃんだって、強い」

宥「そ、そんなこと……」アセアセ

京太郎「ううん」ブンブン


京太郎「初めて俺が、宥姉ちゃんに会ったのは松実館だったけど」

京太郎「そこでモジモジしてる俺に、宥姉ちゃんは優しくしてくれた」

宥「だ、だって、お客様だったと思ったから……」

京太郎「それでも」

京太郎「――その時の宥姉ちゃんの笑った顔は、その」ポリポリ

京太郎「忘れられないよ」

宥「……そ、それは、その」

宥「な、なんだか、恥ずかしいよ」カァァ


京太郎「だから」

京太郎「……俺は宥姉ちゃんと、もっと一緒にいたいかなー、なんて」

京太郎「そう、思っちゃうんだ」

宥「……」ジーッ

京太郎「宥姉ちゃん?」

宥「――ふふっ」ニコッ

宥「京太郎くんと一緒にいるとね……」

宥「温かいなぁ、って思ってたんだよ」エヘヘ

京太郎「――え?」

宥「うふふっ」ニコニコ

【中断します】

咲「……これは」

咲「宥さんのことは今まであまり触れられなかったから、長くなったみたいだけど」

咲「一緒にいて、温かくさせてくれそうだよね……体もふかふかしてそうだし、心も優しいし」

咲「――うう、京ちゃん……」

咲「っと、まぁ、そんな感じで」

咲「次、いこっか」



咲「――京ちゃん」

【NOW LOADING……】

晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄「終わりだよー。京太郎くんが買ってくれたぬいぐるみかぁ……ふふっ」
2.宥「おしまい。でも、心はポカポカしてるんだぁ……えへへ」
3.憧「……わ、私は、もうおしまい!」
4.灼
5.穏乃
6.和
7.晴絵「終わりっと……え、なに、このサブヒロイン的な話は?」

とりあえず、この中から選びます。
↓3の人、頼んだ。

さて、ようやくやってきたメインヒロイン候補筆頭格、ですが……
すまんな、そろそろ寝なければ。
宥姉に時間割きすぎた感あるな……まぁ、宥姉出番殆どなかったからね、しょうがないね。

さて、あまりに阿知賀編ばっかりで、そろそろ退屈(というよりうんざり?)した方もいるかもしれませんね。
というわけで、清澄の小ネタ希望を採りたいと思います。オナシャス。

再開は、和編になるか、清澄になるか……そ、その時の気分次第かな(震え声)

それでは、また。
日曜日は、まどかの映画(後編)だ。やったぜ。

さて、再開しましょうか。
とりあえず、先に阿知賀の遊園地をやっていきたいと思った(小並感)

そんなこんなで、和編スタート。


京太郎「――うわー」

和「……」ビクッ

京太郎「すげえな、今のジェットコースター」

京太郎「あんなの絶対乗りたくな――ん? どした、和?」

和「――あ、あの」

和「……の、乗り物に乗るんですよね?」ブルブル

京太郎「まぁ、遊園地だしなぁ……」

京太郎(つっても、絶叫系ってヤツは俺は嫌だけど)


和「そ、その」

和「あ、あそこのお船とか……?」モジモジ

京太郎「――ああ、あれか」

京太郎(うわ、すげえ水しぶき……ちょっとこええな)

和「……の、乗るんです、か?」ウルッ

京太郎「……」

京太郎「もしかして、怖い?」

和「――!」ハッ

和「……ちょ、ちょっと、ですけど」アセアセ

京太郎(――俺に気でも遣ってるのか?)ハァ

京太郎(ったく、無理する奴なんだから……)

京太郎(どうしよう……?)

京太郎(このままだったら、いっそどっかの店とかにでも――ん?)ピクッ

京太郎「……なぁ、和?」

和「な、なんですか?」アセアセ

京太郎「――あれとか、どうかな?」

和「……あれ、ですか?」

京太郎「そう、あれ」

和「……わぁ」

京太郎「……いいな、これ」

京太郎「なんか、いつもと全然違う景色、っていうか……」

和「凄いですね……」ニコッ

京太郎(――あ、笑った)

京太郎(なんだかんだで、成功だった、かな?)

京太郎(和が高所恐怖症? ってヤツとかじゃなくて助かった……)

京太郎(いや、でも久しぶりだな――観覧車って)


ガコッ


京太郎「……お」

和「あ、あら?」

和「止まってしまいましたね……」

京太郎「そうみたい、だな」

京太郎(おお、ここが頂上か……すっげえ高い)

京太郎(――そういえば)

京太郎(観覧車が長く止まる理由って……たしか)

京太郎「……!」ハッ

和「? 京太郎くん、どうかしましたか?」

京太郎「い、いや、その――」ポリポリ

京太郎「き、昨日さ、母さんとドラマ観てたら」

京太郎「か、観覧車に乗ってて……」

和「あ、それ、私もちょっとだけ観ました」クスッ

和「たしか、お二人が観覧車に乗って――っ!?」ハッ

京太郎(な、何言ってんだ俺!)

京太郎(――この顔、和も気づいたか)


京太郎(あの二人はここで、顔を近づけて……)

京太郎「……」カァァ

和「……」カァァ

京太郎「な、なぁ、和?」

和「――!」ビクッ

和「は、はい……」

京太郎「――その」

京太郎「……動かない、な」

和「――あ」

和「は、はい、そうです、ね」アセアセ

京太郎「うん」コクリ

和「ええ」コクリ

京太郎「……」

和「……」


京太郎「きょ、今日、ごめんな」

和「……え?」

京太郎「そ、その」

京太郎「――和、遊園地の乗り物、苦手っぽくて」

京太郎「な、なんか……」

和「そ、そんなことは!」ズイッ

京太郎(――うわっ!?)ビクッ

和「わ、私も、今これに乗れてよかったって思ってます!」

和「そ、それに、苦手ってわけじゃなくて……そう、物珍しかっただけです!」アセアセ

和「だ、だから、京太郎くんは――!」ジッ

京太郎(か、顔ちけえ……!)

京太郎(あ、あの二人も――)

京太郎(こうして、顔を近づけて……)

和「……京太郎くん、は」ハッ

和「……」カァァ

京太郎「……」カァァ

和「――あ、あの」

京太郎「な、なに?」

和「そ、その……」

京太郎「……」


和「わ、私――」


ガコッ


京太郎「……あ」ハッ

和「……あ」ハッ

京太郎「う、動いた、な」

和「そう、みたいですね」

京太郎「あ、はは……」

和「ふ、ふふっ……」

京太郎「……」

和「……」


二人(ま、まともに、顔を合わせられねえ(ません)――!)カァァ

【中断します】

咲「……」

咲「こ、これは――」

咲「今はダメ……我慢するの、私!」

咲「――そ、そう。ここの『和ちゃん』と『原村さん』は……」


咲「――よ、よし。ちょっと落ち着いたよ」

咲「はぁ……観覧車、かぁ」

咲「っと、そろそろ次行かないとだね」


咲「……うう、京ちゃん」

和編はここまでです。
……清澄編の咲ちゃんですらやったことのない、観覧車乗りをやってしまいました。
こ、これと清澄は別だから……(震え声)

さて、ちょっと休みます。
また、後で。

すまんな、今はここまでになりそう。


【NOW LOADING……】

晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄「終わりだよー。京太郎くんが買ってくれたぬいぐるみかぁ……ふふっ」
2.宥「おしまい。でも、心はポカポカしてるんだぁ……えへへ」
3.憧「……わ、私は、もうおしまい!」
4.灼
5.穏乃
6.和「お、おしまいです……ううっ、しばらく観覧車には――」
7.晴絵「終わりっと……え、なに、このサブヒロイン的な話は?」

とりあえず、この中から選びます。
↓3の人、頼んだ。


そんじゃ、また。

さて、再開。

穏乃「あ、京太郎!」

京太郎「どうした?」キョトン

穏乃「あれやろうよ、あれ!」ユビサシ

京太郎「どれどれ――」キョロキョロ

京太郎(穏乃が指しているのは、アスレチック広場――って)

京太郎「……お前、遊園地でアスレチックて」ハァ

穏乃「それじゃ、京太郎! 先行ってるねー」タタッ

京太郎「他にも色々――って、聞いちゃいねえ」ヤレヤレ

京太郎(……まぁ)

京太郎(普段から山を走り回ってる穏乃らしいっちゃらしいか……)

京太郎(どうなることやら――)


――アスレチック広場

穏乃「おーい、京太郎!」ブンブン

京太郎(やっぱり、こうなったか……はぁ)

穏乃「早く、早くー!」

京太郎「……あ、あのなぁ、穏乃」ハァハァ

京太郎「お、お前みたいな体力は、俺にはないって」ガックシ

京太郎(言いながら、近くのベンチに腰を下ろす)ストン

穏乃「えぇー……もー、しょうがないなぁ、京太郎は」タタッ

京太郎(……こいつのこの体力は、一体?)

穏乃「まだ、あれとかあれにも行ってないのに……むぅ」ストン

京太郎「――悪かったな」ボソッ

穏乃「まぁ、京太郎は都会っ子だったし、しょーがないね、うん!」コクコク

京太郎(……穏乃、活き活きしてんなぁ)


京太郎「――あぁ、喉乾いた」

京太郎(こいつの『遊び』に付き合わされて、めちゃくちゃ疲れたせいだろうな……)

穏乃「あ、それなら私のお茶、ちょっと分けたげよっか?」スッ

京太郎「え、ホントか?」

穏乃「ホントだよー」ニコニコ

京太郎「……」

京太郎「そ、それじゃぁ――」スッ

――近くのベンチ

男「お、それちょっと分けてくれね?」

女「え……こ、これ?」

男「うん」

女「――わ、わかった」

男「サンキュ!」

女「……そ、その」

男「間接キス、ってか?」

女「――!?」

男「冗談だって」ニヤニヤ

女「も、もう!」カァァ

京太郎「……」ピタッ

穏乃「……」ピクッ

京太郎(穏乃の顔)

京太郎(一見すると、さっきのままの笑顔だけど)

京太郎(――気づいてるか? その、ほっぺたとか、赤くなってること)

京太郎(きっと、俺も人のこと言えないんだろうけど……)カァァ

穏乃「――えーと、その」

穏乃「あ、あはは……きょ、京太郎?」カァァ

京太郎「え、な、なんだ?」

穏乃「――や、やっぱり、そこの自販機で買ってきなさい!」ビシッ

京太郎「……マジか」

穏乃「う、うん、マジだよ!」コクコク

穏乃「そ、そういえばこの前、ひ、人の飲んだものに口付けるのは」アセアセ

穏乃「か、身体に悪い、とか見たよ! たしか!」カァァ

京太郎「……そ、そうなのか」

京太郎「――ま、まぁ、それだったらしょうがないな」

穏乃「う、うん! そうだよ!」ブンブン


京太郎「……」

穏乃「……どしたの、京太郎?」

京太郎「もう、お金ないや」

穏乃「――え?」ピクッ

京太郎「……」ジーッ

穏乃「……」ビクッ

京太郎「――や、やっぱり、それ」

穏乃「だ、ダメ! 絶対、ダメ!!」カァァ

【中断します】

咲「……」

咲「え、なにこれは……」

咲「――わ、私だって」

咲「飲み物くらい……って」

咲「な、何言ってるの私?」

咲「……」


咲「――再開するね」

【NOW LOADING……】

晴絵「……みんな、ひき終ったね?」

晴絵「さて、それじゃあ――結果はどうだー!」



ここから安価です。
内容はご想像の通り、京太郎が誰と組むかを決めるものです。

1.玄「終わりだよー。京太郎くんが買ってくれたぬいぐるみかぁ……ふふっ」
2.宥「おしまい。でも、心はポカポカしてるんだぁ……えへへ」
3.憧「……わ、私は、もうおしまい!」
4.灼
5.穏乃「おしまい――ううっ、近くにいた人、恨むよ……はぁ」
6.和「お、おしまいです……ううっ、しばらく観覧車には――」
7.晴絵「終わりっと……え、なに、このサブヒロイン的な話は?」

とりあえず、この中から選びます。
↓3の人、頼んだ。


――やっと、最後の一人だね(ニッコリ)
今まで一番出番がなかった灼ちゃんが最後って……これはメインヒロインですね、たまげたなぁ。

しばらくお待ちください。

あ、言い忘れ。
だから、安価はもうありません。

……よしっ、清澄の小ネタ募集しましょう。
阿知賀ばっかりで、食傷気味でしょう、きっと。

清澄になるかなこれ

清澄に行こうとしたのはいいが
迷子になったてるてるを道案内する京ちゃん

4

京太郎がタコス(食べ物)を食べたいと言って優希のことと勘違いする咲と和が見たいです

咲がクールで素っ気無い性格になる夢を見た京太郎が
登校中にいつもと同じ咲を見てこっちのほうが咲らしくていいなと改めて思う

みたいな展開でオナシャス!

小ネタって思いついたの好き勝手書いて良いの?量的な意味で

>>371
そうだな……一回につき、1から2つくらいが理想かな。
量はそんな感じだけど、思いついたのはどんどん書いてくれていいよ?(ニッコリ)

さて、最後……灼ちゃん編書いて、遊園地編終了、と。


灼「……」テクテク

京太郎「……」テクテク

京太郎「あ、あの」

灼「――ん?」ピタッ

京太郎「えーと……」ポリポリ

京太郎「あ、灼さんって、遊園地とか来るほう、ですか?」モジモジ

灼「……あ」

灼「ううん、それはない、かな」フルフル

灼「普段は、ボウリング場で手伝いしてるからね」

京太郎「あ、そうなんですか」

灼「うん」コクッ

京太郎「……」

灼「……」


京太郎(――うーん)

京太郎(考えてみれば、灼さんとこうして行動すること自体、初めてだったな……)

京太郎(こっちから話振るばかりで、向こうからは振ってこないし)

京太郎(まぁ、しょうがないけど。でもなぁ……)ハァ

灼「……ねぇ?」ジッ

京太郎「――は、はいっ」ビクッ

灼「ボウリング」

京太郎「……え?」キョトン

灼「また、しにきていいからね」

灼「――その」

灼「その時は、おまけするから」

京太郎「……」

京太郎(――ああ、なんだ)

灼「……な、なに?」ピクッ

京太郎「いや……」

京太郎「灼さんって、優しいな、って」

灼「――なっ!?」ハッ

灼「そ、そんなことない、よ……」フルフル

灼「い、いきなり、なに?」ジッ

京太郎「……いや」

京太郎「ありがとうございます。今度、みんなで行きますね」

灼「――むぅ」

灼「わ、わかった」ボソボソ

京太郎(……灼さんも、不安だったんだ)

京太郎(俺ばっかり、考えすぎてたんだな――)

灼「と、ところで!」

京太郎「え、なにか?」キョトン

灼「――その」

灼「はるちゃ――赤土さん、とは」アセアセ

京太郎「――先生が?」

灼「……や、やっぱりなんでもない」プイッ

京太郎「……あぁ」

京太郎「そういえば灼さん、赤土先生と――」

灼「……ち、ちがうっ! そ、そういうわけじゃ」ハッ

京太郎「仲良しでしたね」

灼「この前のことは――って」ピクッ

京太郎「……え、この前のこと、って?」キョトン

灼「……」

灼「あ、あのアトラクションとか――」

京太郎(誤魔化された……)

【中断します】

咲「――この前のこと?」

咲「ああ、あの……京ちゃんが部屋に入ったら、部屋で赤土先生と灼ちゃんがくんずほぐれつの状態だった時のことかぁ」

咲「……え? なんで私がしってるのか、って?」

咲「あはは――まぁ、いいじゃない」

咲「――うん」

咲「そろそろ、出番だし」

咲「……さて、そろそろ反撃してもいいですか?」

咲「――って、どっかの会社のキャッチコピーみたいだね」


咲「……待っててね、京ちゃん?」



咲「――そう、今から……」

京太郎(――)

京太郎(こいつの授業中の寝言、うるさすぎる……)

さて、ようやく、メインヒロイン(笑)咲ちゃんのお出ましです。

>>368
とりあえず、久々の照姉さん、書きましょうか。
お待ちください。

1つ2つか、thx
じゃあとりあえず膝おっぱいを目撃される咲ちゃんと>>190が読みたい

――清澄駅(※某ドラマとは何の関係もありません)

照「――さて」

照「こうして故郷に帰ってきた所まではいい」

照「一度、家に帰り、咲の帰宅を待つのもいい――が」

照「せっかくだ、少しばかり、久々に踏む故郷の土の感触でも楽しもうか」


――数分後

照「……ふむ」

照(久々に来たが――随分と変わったんだな、この辺りも)

照(……というか、あれ?)ピタッ

照「――ここは、どこだ?」キョロキョロ

照(いやいや落ち着け、宮永照)

照(そうだ、私は高校生麻雀を制した女――これしきのことで!)※関係ありません

照(さて、こういうときは……文明の利器!)バーン

照(発売日に買った○Phone5でマップを、と――ふふっ、これで!)ピッピッ

照(……)ハッ

照(――なんだこの地図はぁぁ!!?)ガーン


照(はぁはぁ……く、恨むぞジョ○ズ!)※無関係です

照(こ、このままでは、まるで私は――)

照(迷子、みたいじゃないか!)

照(それこそ『零時迷子』みたいなのだったらかっこいいが、ただの迷子は全然かっこよくない!)ブンブン

照(――ふふっ、こうなったら)

照「……そうだ、歩いていればきっと――」タッ

京太郎「あ、照、さん……?」ビックリ

照「」

照「――す、須賀くん!?」ハッ

京太郎「あ、はい、須賀京太郎です」

京太郎「……ところで照さん、こんなところで何を?」

照「き、君には関係のないことだ」

照「さ、さて、私は速やかに家に――」クルッ

京太郎「……もしかして、迷ってたり?」

照「……」

京太郎「い、いえ、その――さっき、何かを呟いてるような声が聞こえてきたもので」

京太郎「『この地図は』とか『恨むぞ』とか――でも、まさか」

照「そうだよ」ボソッ

京太郎「……はい?」

照「ああ、そうだよ。道に迷ったんだ!」

京太郎「い、いえ、その――」

照「悪いか! 高校生チャンピオンが道に迷っては、いかんのか!」

京太郎(いや、いかんでしょ……関係ないし)ハァ


照「――ときに」

照「なぜ、須賀くんはここにいるんだ」

照「そもそも、君がいなければ、私がこのような醜態をさらすことになど――」

京太郎(あーあ、もう滅茶苦茶だよ……)ボウヨミ


京太郎「――あの」

京太郎「実は、ですね……言いにくいのですが」

照「ふん、もう何も怖いものなど――」

京太郎「ここ、清澄高校のすぐ近く、なんですよ」

照「……」

京太郎「……」

照「なぜ、それをもっと早く言わない」

京太郎「――え」

京太郎「いや、その……だって」

京太郎「てっきり、照さんなら清澄高校の場所を知ってるかと――」

照「……」

照「ときに、須賀くん?」

京太郎「は、はい?」

照「――私は、実を言うと、その」

照「ほんの、一ミクロンくらい、不案内なところがあってな――」

京太郎(ああ、方向音痴……)ヤレヤレ

照「そうだ、だから――きみ、私をちょっとばかり」

咲「あ、お姉ちゃんだ!」

照「」

照「さ、咲……?」

咲「もう、お姉ちゃん! 駅で待っててって言ったのに……」テクテク

咲「私もお姉ちゃんも、方向音――」

照「よ、よし、咲! さぁ、すぐに家に帰らないとね!」

照「いやー、実はお前を迎えに行こうかと考えあぐねていたところで……」

京太郎(大嘘)ハァ

咲「え、そうだったの……あ、ありがとね、お姉ちゃん」モジモジ

京太郎(大馬鹿)ハァ

照「よし――それでは、須賀くん。また」

咲「あ、京ちゃん! この前貸したまどマギ映画のフィルム、早く持ってきてよ!」

照「……」ピクッ

京太郎「あ、ごめん。ちょっと、あまりにも良いシーンだったもんだから……見とれちゃってて」

咲「もう! あのOPで、二人が頬を寄せ合ってるシーンは、私だってずっと見てたいくらいなんだからね!」

京太郎「お、おう。明日、持ってくる――」

照「おい、待て」ガシッ

京太郎「え?」


照「その映画を咲と観に行ったのか」ゴゴゴゴ

京太郎「え、ええ、まぁ……そうです、けど」ビクビク

照「……そう、か」

照「――ぐぬぬ」

咲「あ、その」

咲「お、お姉ちゃん、てっきりあの――大星さんって子と一緒に観に行くものだと」

照「嫌だ! 私は咲と一緒に観るんだ!」ブンブン

京太郎(あーあ、もう滅茶苦茶だよ)※2回目


咲「……もう、お姉ちゃんってば」

咲「大丈夫だよ、あの映画なら何回でも観たいし」

照「さ、咲……!」ジーン

咲「あ、でも」

咲「――あの、さ。もしかして、おごったりしてくれる?」モジモジ

咲「ちょっと、パンフとか買い漁ったら、お金が……」エヘヘ

照「」

照「……ぐ、ぅ」

京太郎(――仲いい姉妹だなぁ)

俺は公園のマミさんで、友人はうまい棒をもらったまどかでした。
これって、実は結構当たりだったらしいことを、後で知るのだった……。

久々に照姉さん書いたら、なかなか楽しかった(小並感)
さて、もしかしたら、今日はここまでかもしれません……

再開は、>>369からになるのかな。

>>1さん、お願いです! 京太郎と穏乃のデート話を書いてください!
内容的には穏乃はデートと勘違いしてるけど、京太郎は友人を誘っただけみたいな話をぜひ!

イッチさん他校ネタOKなら
永水女子で姫様の幼馴染設定で霞さんに嫉妬する話とかシャープシューターさんの姉弟設定とかありなんでしょうか?(震え声)

乙!
ああ^~身長を京太郎に越されて焦る憧の話が読みたいんじゃあ^~

上手く言えないけど、文字が集まって単語になって、それらが作用し合って森羅万象が表現されていく所かな。
パソコンの前に立つとさ、キーボードのキーってある程度の数しかないのに、これらの押す順番で人の頭に物語を作り出す事ができるってワクワクする。
読んでて、自分の気持ちに相応しい言葉が出ると昂る。
書いてて、自分が表現したい言葉が出てカチッとそこに嵌まると、もうその単語が自分がそこに嵌めるために存在してるかのような大それた錯覚を覚える。
書いててなんだけど、変かな?

>>393
……何となく言いたいことは分かるな、それ。

さて、とりあえず投下していきましょう。


――麻雀部部室

京太郎「……」ボーッ

咲「どうかしたの、京ちゃん?」キョトン

京太郎「――あ」

京太郎「いや、なんでもねえよ」

咲「ふーん……?」ジーッ

京太郎「……」ボーッ


和「――こんにちは」ガチャッ

咲「あ、原村さん、こんにちは」

京太郎「……」ボーッ

和「……須賀くん?」

京太郎「――あ」

京太郎「わりい、和。おっす」

京太郎「……うーん」

和「……?」キョトン

和「あ、あの」

和「どうか、されましたか?」ジッ

京太郎「――ん」

京太郎「いや、なんでもねえって」

和「そ、そうですか」

和「……あ、そういえば」

和「今日優希は、お家の都合で来られないそうです」

咲「え、そうなんだ……」

京太郎「……」



京太郎「――タコス、食いてえなぁ」ボソッ

咲「……!?」ハッ

和「――!?」ハッ


咲(え、なんなの、それ!?)

和(タコスって……『あの』タコス、でしょうか?)

和(それとも――いえ、まさか)アセアセ

咲「……あ、あの、京ちゃん?」

京太郎「……ん」

京太郎「ああ、今日、タコスのヤツ来ないんだって? そりゃ、残念……」

咲(――え?)

和(や、やはり、まさか……)


京太郎(――はぁ)

京太郎(この前、ハギヨシさんに作ってもらったタコスの味)

京太郎(忘れられねえ……ああ、まさか、こんなに惚れ込むとは思わなかった)

京太郎(――くぅ、今すぐ、あの人が作ったタコスを食べたい!)

京太郎「……はぁ」

和「……」カァァ

咲「――むむ」カァァ

京太郎「……?」

京太郎(しかし)

京太郎(さっきからこの二人の顔、なんだか赤いような……?)

京太郎(まぁ、まだ夏だし、しょうがないか)


咲(……うぅ)

咲(ホントだったら今すぐ、『京ちゃんのバカ!』とか言いたいよ……)カァァ

咲(でも、言ったら、もう引くに引けなくなっちゃう……で、でも!)

咲「……はぁ」


和(――まさか、とは思いますが)

和(でも、万が一ということがないとは限りませんし)

和(……はっきりさせるべきなのか、そうすべきではないのか――)

和(なんて、難題なのでしょうか……)カァァ

和「……はぁ」


京太郎(ああ、ハギヨシさんのタコス……)

京太郎の胸の内は、ハギヨシさんでいっぱいのようですね。
……あれ、これどういうSSだったっけ?(すっとぼけ)

>>370
夢の中で、か……わかりました。お待ちください。

京太郎「……あ」

京太郎「おっす、咲」

咲「――あ、おはよう」ジロッ

京太郎「……」

京太郎「――と、ところで」

京太郎「今日、英語小テストだけど……お前、勉強したか?」

咲「……」ジトッ

咲「そりゃまぁ――するでしょ、普通?」

京太郎「――え?」

咲「京ちゃんは夜更かしして、ニコ動だの深夜アニメだのにうつつを抜かしてるようだけれど」

咲「私はそう暇じゃないの……ただでさえ、午後は麻雀部に時間を取られるというのに」

咲「そういうことに時間を割けるほど、余裕があるわけじゃないの……わかるよね?」ズイッ

京太郎「え、え?」

京太郎(な、なんだ、これ?)

京太郎(――あれ? 咲って、こんな斎○千和みたいな声してたか?)

咲「それじゃあ、京ちゃん」

咲「……時間が惜しいから、先に行くね」スタスタ

京太郎「あ、おい! 待てよ、咲!」


京太郎「待て、って――!」ガバッ

京太郎「……って、あれ?」キョロキョロ

京太郎「……俺の、部屋」

京太郎「――」

――通学路

京太郎「……おっす、咲」

咲「――あ」

咲「おはよっ、京ちゃん」ニコッ

咲「――眠そうだねー」クスクス

京太郎「まぁ、な」

京太郎「変な夢、見ちまったし」

咲「……」

咲「へぇぇ……」ニヤニヤ

咲「――これは、あれだね」

咲「きっと、その夢の中で会った子が転校してくるんだよ!」

咲「まったく、京ちゃんは影響されやすいんだから……あの映画のせいでしょ?」ズイッ

京太郎「……」

京太郎「――バカだな、お前」

咲「なっ!?」ハッ

咲「ふ、ふんだ! そんな眠そうな顔で言われたって、全然――!」プイッ

京太郎「でも、まぁ」

京太郎「……そーいうところは、好きだけどな」

咲「」

咲「――い、いきなり、なに?」アセアセ

京太郎「いや、なんでも」スタスタ

咲「も、もう! 京ちゃん!」カァァ

京太郎「……」


京太郎(これだよ、この)

京太郎(バカらしさが咲なんだよ……はぁ)

京太郎(なんか、すげえ安心しちまった――)


咲「……む、なんか変なこと思ってない?」ジトッ

京太郎「なんでもねえよ」

以上、京ちゃんの夢でした。
ほ○らと化した咲ちゃんは――きっと、どこかに需要あるんじゃない?(適当)

さて、次だ次。
>>377
膝おっぱい、って何かと思ってググってみたら……あの有名な画像が元ネタだったのか(驚愕)
じゃけん、書きましょうね。

――咲の部屋

咲「……」カタカタ

咲(ああ)

咲(やっぱり、ネットサーフィンは楽しいね!)グッ

咲(そう、今日も面白画像を見るよ……って)


『おっぱい』


咲「」

咲「……え?」カチッ

咲(膝をシャツの下に通して)

咲(なんとも虚しい表情の、女の人が呟いている――)

咲「……あれ? なんでだろ?」ジワッ

咲(なんで涙が出てくるんだろ……?)グスン


咲「……」トコトコ

咲(ベッドに乗っかって、と)

咲(ふぅ……)ストン

咲(――さて)

咲(膝を抱えて、壁に凭れかかって――よしっ!)


咲「おっぱい」


咲(……あ)

咲(なんか、虚しいけど、おもしろ――)クスッ

京太郎「おっす、咲」ガチャッ

咲「」

京太郎「」

京太郎「……あー」ポリポリ

京太郎「その――悪かっ」

咲「ば、バカっ!」

咲「な、なんでいきなり入ってくるの!」カァァ

京太郎「……そっちも、俺の部屋に無断で入るくせに」

咲「お、女の子の部屋は神聖な場所なの!」アセアセ

京太郎(何言ってんだコイツ)

京太郎(この前だって、俺がパソコンで画像見てたら――いや、やめよう)

咲「……」プクーッ

京太郎「――え、と」

京太郎「だ、大丈夫だよ、咲」

京太郎「……そりゃまぁ、近くに和みたいなのがいたら、そりゃぁ」

咲「ち、違うもん」プイッ

咲「そ、そーいうんじゃ、ないもん」プクーッ

京太郎(そーいうの以外に、何があるんだろうな……)


京太郎「……ほ、ほら」

京太郎「こ○ただって、『貧乳はステータスだ』って――」

咲「……わ、私、気にしてないもん」プイッ

京太郎(……あのさぁ)

咲「た、ただ」

咲「ちょ、ちょっと真似してみたかっただけで――」カァァ

京太郎(もう滅茶苦茶だな……)


京太郎「まぁ、悪かったよ」

京太郎「今度から、ノックしてから入るようにするから――」

咲「……」ジーッ

咲「――ふんだ」プイッ

京太郎「……」

京太郎(――こいつ)

京太郎(いつまで、体育座りしてるんだろう?)

咲(……うう、癖になっちゃったよ)

もしかしたら、今日はここまでかも。
色々とネタ希望あったら、書いてってくださいな。

あ、清澄ネタ結構たまったから、阿知賀でも他のでもいいです。

咲ちゃん可愛いなぁ

宥姉と炬燵で充電で

咲と和の精神入れ替わりで

咲「――あ」ピタッ

京太郎「……」

咲「京ちゃんだ……!」

咲「お、おーい――」


京太郎「……よ、穏乃」

穏乃「あ、京太郎!」

憧「遅かったじゃない。何してたの?」

京太郎「いやまぁ――ちょっとな」

玄「あ、みんなー!」ブンブン

宥「……うう、寒い」ブルブル

京太郎「あ、玄姉ちゃん、宥姉ちゃん」

灼「……私もいる」チョコン

京太郎「あ、灼さんも! 来てくれたんですね」


京太郎「――それじゃ」

京太郎「これから映画館に行くわけですが……って、あれ?」

穏乃(……べ、別にどこの席でもいいけど――できれば、その)

憧(ふ、ふん! どこになろうと――いや、でも、まてよ?)

玄(えへへー……京太郎くんの隣かぁ――それもいいなぁ)ポワポワ

宥(……温かい所がいいな。京太郎くんの近くは、温かそう)

灼(――できれば、近くに男の子がいた方が――って、何考えてんだか)ハァ


咲「……う」

咲(な、なんで、あの人たちの考えることが、直接頭に響いて来るの?)

咲(そ、それより! あ、あの可愛い人たち、誰なの!? 京ちゃんとどういう――?)アセアセ

咲「――ま、待っ」

咲(……あれ?)

咲(なんで、声が出ないんだろう……口は動くのに)パクパク


京太郎「……ほら、みんな行こうぜ」


咲「ま、待ってよ、京ちゃん!」パクパク

咲「待っ――!」

――咲の部屋

咲「行っちゃ、やだ!!」ガバッ

咲「……あ」

咲「夢、だったの……?」

咲「――」キョロキョロ

咲「リ、リアルな夢だったな……」

咲「……」キュッ


――通学路

京太郎「……おっす、咲」

咲「……」

京太郎「咲?」ズイッ

咲「――!」ダキッ

京太郎「うわっ!?」


京太郎「い、いきなり、なに――」アセアセ

咲「う、動かない、で」

京太郎「……え?」ピクッ

咲「お、おかしいのは、わかってるから」

咲「……でも」

咲「――震えが止まらなくて」ガタガタ

京太郎「……」

京太郎「分かったよ」

京太郎「……ったく、咲はホントに」

咲「――わかってるよ」

咲「だから」

咲「京ちゃんがいないと、ダメになっちゃうんだ」キュッ

京太郎(珍しいな……)

京太郎(こんな殊勝な咲、久々、というか初めてじゃないか?)

京太郎(――まぁ、力になれるなら、それはいいけどさ)


咲(……温かい)ギュッ

咲(――でも)

咲(なんでかわからないけど、心は底冷えしちゃってるような気がする)

咲(……どうしてだろう、不安で仕方ない)

咲(――でも)ジーッ


京太郎「……なんだよ、その目は?」

咲「ええ、なんでもないよ?」クスッ

京太郎「嘘付けっての――はぁ」

咲「ふふっ」ニコニコ

咲(近くにいて、安心できる)

咲(そんな人がいて、よかったなぁ、って――)エヘヘ

なんだかんだで書いちゃった。
真っ当な京咲は、何気に久しぶりなんですかね?
やっぱり、この二人は大正義ですわ。

次回は、>>389>>390の流れになる、かな?
身長の件で、憧ちゃんと京ちゃんの絡みってのも面白そうだし。

随時、小ネタ募集してますので、お願いします。
あと、雑談に花を咲かせてくれても、ええんやで?(ニッコリ)
それでは。

――神社

穏乃「……あ」チラッ

穏乃「ごめん、そろそろ行かなきゃ」スクッ

憧「え?」キョトン

憧「なんか用事あったの、しず?」ズイッ

穏乃「えーとね……」

穏乃「京太郎と一緒に、映画観に行くことになってて」


穏乃(憧も和も興味ないもんなあ――仮面ライダー)

穏乃(あのスピード感とかたまらないんだけどなー……でも、話が合うのって、京太郎くらいだし)

穏乃(そんなわけで、公開してるライダーの映画を一緒に観に行くことになったんだけど)

憧「……へぇ」

憧「じゃあ、しずと京太郎は――デートするわけかぁ」クスッ

穏乃「まぁ、そうだねぇ……」

穏乃「――って、えっ?」ハッ

憧「だって」

憧「お姉ちゃんの読んでた雑誌に書いてあったよー……映画は最高のデートスポットだって!」

穏乃「いやいや、憧。それはないって」

穏乃「――そもそも、京太郎と私の趣味がたまたま合っただけで」

憧「……ふーん」ニヤニヤ

穏乃「も、もう! ほら、そろそろ行くよ!」スタスタ

憧「はいはい――」

憧「後で、結果教えなさいよ?」クスッ

穏乃「だ、だから!」


憧「――はぁ、行っちゃったか」

憧「……」

憧(――なんだかよくわからないけど)

憧(ざわざわするな……)キュッ

――待ち合わせ場所

穏乃(……さて)キョロキョロ

穏乃(待ち合わせ場所はここで――時間もよし、と)

穏乃「……」


――映画館はね、最高の……――


穏乃「――あー、もう」ブンブン

穏乃(違うって……まったく、憧ってば)

穏乃(そうだよ――これはただ、映画を観に行くだけで)


京太郎「おっす、穏乃!」ポンッ


穏乃「」

京太郎「ん?」キョトン

京太郎「どうした? なんかあったのか?」ズイッ

穏乃「――きゅ」

穏乃「急に、出てこなくたって……!」

京太郎「……え?」

穏乃「も、もう! ほら、行くよ!」スタスタ

京太郎「う、うん……?」


穏乃(――い、いきなり出てこられたら)

穏乃(心の準備が、出来ないじゃないか!)カァァ

穏乃(い、いや――なんだ、その心の準備って! そ、そんな準備必要ないのに……!)アセアセ

京太郎「……?」

京太郎(いきなり顔が赤くなって、身体をよじらせてるけど……)

京太郎(なんか、あったのか?)

京太郎「な、なぁ、穏乃?」オズオズ

穏乃「――な、なに?」ビクッ


ピトッ


穏乃「」

京太郎「うーん……熱はない、か」

穏乃「な、なななな――!」カァァ

京太郎「いや、なんか様子おかしいから、風邪でも――って」

穏乃「……ば、バカッ!」プイッ

京太郎「ええっ!?」

京太郎(麻雀クラブで、時々穏乃がすることをやっただけなんだけどな……)

京太郎(今日は、虫の居所? ってやつが悪いのか?)


穏乃(……うう)

穏乃(な、なんで)

穏乃(京太郎の手がおでこに付いただけで)

穏乃(こんなに取り乱してるの、私――!)アセアセ

穏乃(ああ、もうまともに京太郎の顔が見れないよ……)カァァ

穏乃はなんとなく普段は相手を意識することがなくても、他人に言われたりすると意識しちゃうタイプだと思った(小並感)
独断と偏見に満ちた解釈だけどな。

さて、>>390だけど……つまり小蒔ちゃんが、霞さんと京太郎が仲よくしてるのを見て嫉妬しちゃってる
っていう感じでいいのかな?

とりあえず、>>391をやろうかな。
>>390については、しばしお待ちを。

――それは、俺と和がこども麻雀クラブに入って、もうすぐ1年経とうというある日のことだった。

憧「……あれ?」ピクッ

京太郎「ん? どうかしたのか、憧?」キョトン

憧「――い、いや」

憧「う、ううん! なんでもない」ブンブン

京太郎「……? なんだったんだ、一体?」

穏乃「んー?」キョトン

玄「……あれ、そういえば」ピクッ

京太郎「どしたの、玄姉ちゃん?」

玄「――もしかして、京太郎くん」

憧「……!」ハッ


玄「身長、伸びた?」ニコッ


京太郎「――えっ?」

憧「……」

穏乃「言われてみれば……」

和「た、たしかに――」

和(普段、一緒にいることが多いのに、気づきませんでした……)

玄「ふふ、この玄さんに見通せないことはないんだよー」エッヘン

京太郎「……そっか、そうなんだ」

穏乃「――京太郎が、ねえ」

和「ちょっと前まで、私たちよりその――低かった、ような気がしたものですが」

玄「ふふふ、和ちゃん? それは、考えが浅いというものだよ」ビシッ

玄「中学生になると凄いよー? この前だって、うちのクラスにいる男の子の身長がいきなり伸びたりしたんだから!」パァァ

和「へぇ……」

穏乃「そう、なんだー」

京太郎「……へへっ」ニコッ

京太郎(そう聞くと、なんだか嬉しいな)

京太郎(――今まで、この身長をどれだけ恨んだか)

京太郎(そんな思いをもう、しなくていいのか……)

憧「……」ムッ

玄「ん? 憧ちゃん、どうしたのです?」

憧「な、なんでもないよ」プイッ

和「……憧?」

穏乃「もー、憧ったら」

穏乃「憧の身長が、京太郎に抜かされそうだからって――」

憧「ちょっ、しず!?」ハッ

穏乃「あ、いけねっ」

憧「……もー」

京太郎「へぇ、憧は俺に抜かされたくないって?」

憧「そ、そりゃそうでしょ!」

憧「だ、だって――私より背の高くなった京太郎なんて」

憧「な、なんだか……不公平だし!」プイッ

京太郎(――言ってることはさっぱりわからないけど)

京太郎(なんとなく、言いたいことはわかるような気がするな)


玄「ふふふ、憧ちゃん?」ズイッ

憧「な、なによ、玄?」

玄「いやいやー、中学生になるとわかるよー?」

玄「ある日、いきなり長身になる同級生!」ビシッ

憧「……」ピクッ

玄「そしてある日、突然声が低くなる同級生!」ビシッ

憧「……」ハッ

玄「――ね? だから」

玄「もうすぐ、男の子ってすっごく変わっちゃうんだよ……」

玄「だから――京太郎くんの変化を、祝う、っていうのはどうかな?」

憧「……そ、そんなこと」モジモジ

玄「……ね、憧ちゃん」

玄「変わらないままでいることって、できないよ?」

玄「みんなこうして、変わっていくんだよ」

憧「――玄」

玄「ね? だからさ、せっかくこうして会えたんだし」

玄「……一緒に、変わってこ?」ニコッ

憧「……」

憧「そう、ね」クスッ

京太郎(――おお)

穏乃(玄さんが……)

和(『先輩』らしく振る舞っています――!)

京太郎(これは、なかなか見られないんじゃあ……)グッ

玄「あ、そうそう」

憧「え?」

玄「ふふふー……中学生になるとねー」

玄「その――『おもち』も、変わるんだよ」ニコニコ

憧「……は?」

玄「そう、ある日を境に、急に弾力を増す『おもち』!」ビシッ

玄「いまだにとどまるところをしらない、私のお姉ちゃんの『おもち』のようなものから」

玄「どこかで止まってしまう、そんな『おもち』だってある」

玄「――でも」

玄「そんな『おもち』は、みんな違ってみんない――」リキセツ

憧「さ、みんなー、そろそろ打たない?」

穏乃「うん、そうだねー」

和「そうしましょうか……」

京太郎「――玄姉ちゃん?」ジッ

玄「……うう」ナミダメ

玄「先輩らしく、言ったつもりだったのに……」グスン

京太郎(最初の方と、最後の方)

京太郎(……玄姉ちゃんは、どっちを本気で話したかったんだろう?)ウーン

相変わらず、爪が甘い玄ちゃんでした……いや、むしろこれは作戦通り? なのか?
玄ちゃんが男だったら、きっとエロゲの主人公みたいになっていたんでしょうね……(遠い目)
その場合、親友的立ち位置には京太郎が収まることに? これもうわかんねえな……


さて、次ですか。
それでは、阿知賀とも清澄とも離れて、実験的に書いてみてもいいかな?(迫真)

――神社

小蒔「――あ、京太郎くん」ポンッ

京太郎「ん? どうかしたか、小蒔?」

小蒔「……あ」ハッ

小蒔「い、いえ、その――明日の宿題、終わりましたか?」モジモジ

京太郎「まぁな……って」

京太郎「――もしかして小蒔、まだやってないとか?」ズイッ

小蒔「……え、ええ」モジモジ

小蒔「す、数学は、苦手なんです――」カァァ

京太郎「まぁ小蒔は、根っからの文系って感じだもんなー」

京太郎「巫女さんだし」

小蒔「……それ、関係あるのでしょうか?」キョトン

京太郎「わっかんねー」

小蒔「もう、京太郎くん!」


小蒔(――不思議だな)

小蒔(この神社で、『姫様』って呼ばれないのは)

小蒔(なんだか、ちょっとこそばゆい気持ちになっちゃう……)キュッ


京太郎「――あ」ピクッ

霞「あら?」ピタッ

京太郎「霞さん、こんにちは!」タッ

小蒔「あっ、京太郎くん!」


霞「また、姫様の所に遊びに?」

京太郎「はい!」コクコク

小蒔「……」

小蒔(――心なし)

小蒔(私とお話してる時より、楽しそうです……)ムムッ

小蒔(い、いえ、な、なにを考えてるんでしょうか、私ったら……)カァァ

京太郎「まったく小蒔ってば、宿題やってないんですよ?」

霞「あらあら……」チラッ

霞「――そうね、だったら」

霞「京太郎くんが、手伝ってあげたらどうかしら?」ポンッ

小蒔「……!?」

京太郎「え、それでいいんですか?」

霞「ええ」コクリ

霞「小蒔ちゃんも、きっとそれを望んでるだろうし」チラッ

京太郎「そうなのか、小蒔?」ジッ

小蒔「えっ!? え、えーと……」

小蒔「そ、そう……かな?」

京太郎「そっかー、しょうがないなー、小蒔は」

京太郎「それじゃ、霞さん! ちょっと、小蒔に教えてきますね!」タッ

霞「はいはい、頑張りなさいね」クスクス

小蒔「……!」


小蒔(――霞ちゃん)

小蒔(もしかして、私の考えを見越して)

小蒔(こんな提案を……?)


京太郎「ほら、行こうぜ小蒔!」

小蒔「――あ」

小蒔「は、はいっ!」タッ


霞「……うふふっ」

霞(二人とも、可愛いんだから……)

霞(――今、中1だったかしら? このまま大きくなったら、どうなるのかしらね?)

霞(……)フニフニ

霞(――これに関しては、これ以上大きくなってほしくは……いや、やめましょう)ハァ

そんな、永水の日常。
他の永水キャラも出そうかと思いましたが、長くなりすぎちゃいそうなんで、なしになりました。

さて、SSS菫さんの弟設定でしたか。それも書いてみましょうか。
それで今は、おしまいになるのかな。


――弘世家

菫「……ただいま」ガチャッ

京太郎「あ、おかえり、姉ちゃん」

菫「ああ、京太郎……いたのか」

菫「――また、アニメか?」

京太郎「あ、うん、まぁね」

京太郎「クラスで流行ってるんだよ、これ?」

菫「なになに……けいおん?」ジッ

菫(そういえば、照の奴が言ってたっけ? 『今、けいおんが熱いんだ』とかなんとか)

菫(それに対して淡が、『それじゃ私リードギターやるんで、照先輩はリズムギターで!』とか言って)

菫(二人の下らない争いに、部員一同揃ってげんなりしたものだ――と、まぁ今はそんなこといいか)


京太郎「姉ちゃんも観てみない?」

菫「い、いや、私は……その」

菫「そ、そういうのに興味は――ん?」ピタッ


――ほら、練習するぞ!――


菫「」

京太郎「ど、どしたの、姉ちゃん?」

菫「きょ、京太郎? こ、このキャラは――?」ワナワナ

京太郎「ん? ああ、これは……」

京太郎「澪、だね。黒髪ロングで可愛くて、人気キャラだよ」

京太郎「さすが菫姉ちゃん、お目が高い――って、どうかしたの?」

菫「い、いや、なんでもない」フルフル

菫「そ、それじゃ、私は、今から部屋に行くからね?」

菫「入らないように」

京太郎「え……うん、わかった」

――菫の部屋

菫「……」

菫(パソコン起動完了……よし)

菫(えーと……『けいおん 澪』と。これでいいか)カタカタ

菫(……)ジーッ



菫(――はっ!?)

菫(き、気づいたら、こんなに多くの画像が……!)

菫(ま、まさか、私は――)

菫「嵌ってしまいつつ、あるのか……?」ゾクッ


>ソ、ソンナバカナー!

ガシャン、ドガシャン



京太郎「……はぁ」タメイキ

京太郎「菫姉ちゃん、うるさいよー……」ヤレヤレ

菫さんって、姉ポジションとか似合いそうだと思った(小並感)

さて、そんなこんなで、今はここまでになるかな。

……く、京咲分が! 誰か、京咲分を!!
リクエスト、オナシャス。

咲と手を繋いで寝よう

京ちゃんと二人でプールに遊びに来たのに周りの素敵なおもちをお持ちのおねーさんばかりに目が行っている京ちゃんにご立腹の咲ちゃん

……でも最後は結局咲ちゃんを意識しちゃう京ちゃんとか?

咲ちゃん怪我して京太郎がおぶって保健室へ

保健室でカウンセリング中の和に会う

頭を打って一時的に記憶喪失になった京ちゃんに自分は恋人と言っちゃうく咲ちゃんさん

ホラー映画を見に行くが恐怖のあまり半泣きで京太郎にしがみつく咲ちゃん
そんな咲ちゃんをつい意識してしまう京太郎

あ、あれ?

ちょっと前だが>>413にのどっちいないだけど……
奈良の世界線でもダメだったのか……

乙!
リクエスト……京咲……。

新シリーズ『須賀家の日常 ~超インドア少女VS超アウトドア少女~』
高校生の穏乃が知らないトンネルを潜ると、そこは文学世界(咲編)の長野だった。
トンネルは既に消え、元の世界へ帰る方法を失った穏乃は途方にくれ見知らぬ長野の道を彷徨っていた。
と、そこに夕飯の買い物に行こうとしていた京太郎が現れる。
事情を知った京太郎は両親が一年ほど旅行に行ってる事もあり、元の世界に戻る方法がわかるまで、
穏乃と一緒に暮らす事になる。
そして、穏乃と京太郎が一緒に暮らしている事を知った咲は、父親が長期出張中で宮永家で一人留守番している事を
理由に京太郎と一緒に暮らすことを提案――かくして、須賀家を舞台に奇妙な同居生活が始まるのであった……。
超インドア少女――宮永咲
超アウトドア少女――高鴨穏乃
――二人の正反対の少女が出会いが物語を始める。

という、新シリーズはいかがでしょうか?
和の協力(原村夫妻の協力)で穏乃も一時的に清澄高校の生徒となり、麻雀部に入部したり、
大会で文学世界の穏乃とトンネル潜ってきた穏乃が鉢合わせしたり、
行方不明になった穏乃を探して、トンネルを潜って他の阿知賀メンバーもやってきたりみたいな?
トンネルはワハハ辺りが遊び半分で行なったオカルト的儀式が変な形で作用した結果、
時空間を結ぶトンネルが出来上がってしまったみたいな辺りで……。

イッチさんリクエスト答えくれて乙です!
>>446
どんな世界線ですかwwww
京咲ネタではないけど咲ちゃんがアニメの厨二を見て京ちゃんの痛いノートを預かったことを思い出し清澄メンバーに黒歴史を暴露する話お願いします。

>>446
それだけ言葉にできるなら、スレ建てちゃっていいんじゃないかな?
案外、書いてるうちに形作られていくもんだし。
……小ネタばっかり書いてる、俺が言えた柄でもないかもしれないけど。


>>444
い、一応、清澄の咲ちゃんベースだから、和ちゃんは清澄にいるんだよ。
……いや、やっぱりミスです。ごめんなさい。


さて、やりましょうか。


>>410
>>411
とりあえず、京咲書いたら、これ書こうかな。
しばしお待ちを。

>>438
やってみようか。


――さて。
中学生の頃、俺の家に咲が泊まることになった。
そして雷に怯えて、部屋で俺と一緒に眠った、という話を前にしたと思う。

……この話には、ちょっとした続きがある。
いや、その翌日に咲は普通に帰ったし、それこそ――
それこそ、その夜に「一夜の間違い」があったわけでもない、んだけど……

その時の顛末を敢えてここで紐解くのは、ここ最近の咲との関わりの中で
そろそろ俺自身の気持ちをある程度はっきりさせておくべきだ、と感じたからだ。

――京太郎の部屋

咲「……」スゥスゥ

京太郎(――ふぅ)

京太郎(やっと、寝やがったか、コイツ)

京太郎(……ったく、雷が怖いよー、とか言って)

京太郎(寝静まるまでずっと見張ってた、こっちの身にもなれっての)

京太郎「……」

咲「――ん」ピクッ

京太郎(でも、まぁ)

京太郎(……なんだかんだで、安心するもんだな、うん)

京太郎「さーて、寝よ寝よ」


京太郎「……っていうか」

咲「……」

京太郎「――なんで、俺が床に布団を敷いて」

京太郎「こいつが俺のベッドを占領してるんだ?」

京太郎「……」

京太郎「考えるとキリがないや、寝よう」ガバッ

京太郎「……」

咲「……」


ピカッ!


咲「――!?」ハッ

咲(……う、ん)

咲(な、なんだろ、なんか――)

咲(怖い、ような……?)ボーッ

咲「うーん――」ゴロゴロ

咲(……や、やだよ)

咲(光らないでよ……!)

咲「ううっ――!」

ギュッ!

京太郎「……?」ピクッ

咲(――あっ)

咲(何か、掴んだ――のかな?)

咲(……なんだろ?)

咲(まぁ、いっか――なんか、安心するし)キュッ

咲「寝よっと……」


京太郎「……」

京太郎「――ん」ピクッ

京太郎(……あれ?)

京太郎(なんか、右手に――!?)ハッ

咲「……」スゥスゥ

京太郎「」


京太郎(な、なな)

京太郎(なんだ、これ?)

京太郎(えーと……)

京太郎(右手に、感触あり)

京太郎(それは柔らかくて、まるで――)

京太郎(そう、誰かの掌、みたいな)

京太郎「……お、おい、さ――」


ピカッ!


咲「……ん!」ギュッ

京太郎「」

京太郎(つ、強くなった……!?)

京太郎(ま、待て! こ、このまま握られちゃあ――)

京太郎(い、いや、こいつの手は柔らかくて、痛くな――って、何考えてんだ、俺は!)

咲「……う」

咲「怖い、よ」

京太郎「……え?」ピクッ

咲「……光、が」

京太郎「……」


咲「……」スゥスゥ

京太郎「……」

京太郎「――今日だけ、だからな」

咲「……ん」ピクッ

咲「……」

京太郎「……」



――こうして。
夜通し、俺たちは手と手を組み合わせていた。
……翌朝、咲に感づかれる前に手を離したことは言うまでもない。

ただ、このエピソードがある意味、きっかけだったのかもしれない。
――そう、こうして今なお続く、こいつとのバカな掛け合いの始まり。

中学生の頃、京太郎の家に咲ちゃんが遊びに来て、泊まることになった話のちょっとした続きです。
いつ、書いたっけな……最初のスレだっけ?

しかし、ご都合主義もいいとこの話でしたね。
……あれ? 今期は、主人公介護されるヒロインもいたような――可能性は底なしなんだな、と思った(小並感)

さて、次は……

>>440
しかし、早いもんだなぁ……
このSS書き始めた時は夏の盛りだったのに、今となってはもう、肌寒い秋ですよ。
……プールの話を書くと、夏を思い出しそう(遠い目)

しばらくお待ちください。

咲「……というわけで」

咲「やってきました、清澄プール!」ジャジャーン

京太郎「はいはい……」

咲「むっ、京ちゃん! なにその、おざなりな返事は!」

京太郎「いや、だって――」

京太郎「いきなり、『夏だし、アニメキャラみたいなことしたい!』とか電話かけられて」

京太郎「そこまでノれるか」

咲「む……まぁたしかに」

咲「夏を舞台にしたアニメみたいなことしたいな、とは思ったよ?」

咲「ほらだって、夏に出される、メガミマガジンとか娘TYPEとか」

咲「ピンナップは、水着の女の子たちだし!」パァァ

京太郎「……まあ、そうだな」

咲「でしょっ!」ズイッ

咲「だから……ほら、早くいこっ!」

京太郎「へいへい……」

京太郎(――まぁ)

京太郎(家で録り溜めした夏アニメ観るのにも飽きてきてたし)

京太郎(こうして誘ってくれるだけでもありがたい……ってことにしとこう)


――プール

咲「……あ」ピクッ

京太郎「どした?」

咲「――そういえば」

咲「私、カナヅチだったような――」

京太郎「」

京太郎「……あのなぁ、じゃあなんで――」

咲「しょ、しょうがないじゃん!」アセアセ

咲「だ、だって――プール楽しそうだったんだもん!」

咲「……アニメの子たち」

京太郎(――こいつの世界は、アニメで回ってるらしい)アキレ

京太郎「はぁ……もういいよ」

咲「え、京ちゃん?」

京太郎「――無理にプールに入ることはねえ」

京太郎「とりあえず、プールサイドに陣取って」

京太郎「……ほら、そこの売店で軽食でも買って」

京太郎「のんびりしてようぜ」

咲「……あ」

咲「う、うん、そうだね」コクコク

京太郎「……」

京太郎(――なんだかんだで)

京太郎(一緒にいると、落ち着くんだよな、こいつ)

――プールサイド

京太郎「それじゃ」

京太郎「俺、なんか買ってくるよ」

咲「えっ、い、いいよ」

咲「私が、買ってくる!」

京太郎「え、いいのか?」

咲「う、うん!」コクコク

咲「さ、さぁ、リクエストは?」

京太郎「そうだな……」

京太郎「それじゃ、メロンパンで」

咲「うん、わかった!」

咲「……シャナちゃんの真似?」クスッ

京太郎「想像にまかせる」

咲「ふふっ……」トコトコ

京太郎(――連れてきたことに)

京太郎(……責任でも感じてたのか、あいつ?)

京太郎(いつものあいつなら)

京太郎(むしろ、俺に『買いに行ってよー』とか急かすはず)

京太郎(……ま、気にしちゃいないけどさ)

京太郎「――ん?」ピクッ

京太郎「……おお」ジーッ

京太郎(やっぱ、プールは)

京太郎(色々と強烈だなー……)

京太郎(お、あっちも――いやいや、こっちも)キョロキョロ

咲「……おまたせ」ニコッ

京太郎「……あ」

京太郎「お、おかえり、咲」

咲「うん、買ってきたよ」ニコニコ

京太郎「そ、そうか……」ドキドキ

咲「うん」ニコニコ

京太郎「――」

京太郎「お、おい、咲?」

咲「なーに?」ニコニコ

京太郎「なんだ、その――不自然だけど」

咲「えー?」ニコニコ

咲「なにが、かなあ?」ニコニコ

京太郎(……ダメだ、こいつ)

京太郎(経験上、間違いなくキレてる――!)ゾクッ


咲「ね、京ちゃん?」ズイット

京太郎「お、おう」

咲「……そりゃね」

咲「京ちゃんも、男の子」

咲「恋愛系の作品にはよくあるけど」チラッ

咲「一部分に目がいっちゃうのは、しょうがないと思うよ?」ニコニコ

咲「でもね――」チラッ

咲「あんなに、ジロジロ見るのはねー」ニコニコ

京太郎「……う」

京太郎(こ、これは、なかなかの羞恥プレイ――!)

京太郎(し、しかも、咲のヤツ、これ見よがしに下の方にチラチラ目を落としてやがる――!)

咲「……はい、これ」スッ

京太郎「――あ、サンキュ」

咲「――今日は、ごめんね?」ボソッ

京太郎「……え?」

咲「そ、その」アセアセ

咲「や、やっぱり、怒ってた?」ウワメヅカイ

京太郎「は?」


咲「だ、だから!」ズイッ

咲「わ、私に怒ったから、ああやって」

咲「その――色んな人の、む、胸を……!」カァァ

京太郎(――つまり)

京太郎(自分へのあてつけに、ああいうことをしてたのか、ということか)

咲「で、でも!」

咲「わ、私は」キュッ

京太郎「咲」

咲「……え?」キョトン

京太郎「――あのな」

京太郎「今更、これくらいのことで」

京太郎「……お前に、腹を立てるとでも思ったのか?」

咲「え……え?」アセアセ


京太郎「――なんだかんだで」

京太郎「俺は、お前と一緒に――いや、なんでもねえや」

咲「……」ポカン

咲「きょ」ハッ

咲「京ちゃんの、意気地なし!」

京太郎「はぁ?」

咲「も、もういいよ!」プイッ

京太郎「意味わからん」アキレ


京太郎(……顔を背けたのはいいけど)

京太郎(耳、真っ赤だぞ、バカ咲)

京ちゃんを弄りながらも、自分の「おもち」を気にする咲ちゃんでしたとさ。
正直、カナヅチ設定をギリギリまで忘れてた(自白)
……咲ちゃんの過去は、重くなりそうですね(震え声)

さて、今はここまでになりますかね。
それじゃ、また。

>>441
和のカウンセリングとな?
……ちょっと難しそう。すまんな。

>>442
これから、記憶喪失の京ちゃんと、それに対する咲ちゃんの話を書いて
一旦筆を置かせていただきます。

今日は伏という映画を観てきました。結構、面白かった(小並感)



――帰り道

京太郎「……なるほど」

咲「う、うん」コクコク

京太郎「――つまり」

京太郎「俺は、宮永さんと顔見知りってわけだな」

咲(……宮永さん)ドキッ

咲「そ、そうだよ」

咲「ちゅ、中学の頃からの『付き合い』、かな」モジモジ

京太郎「ふーん……」

咲(……今の京ちゃんに)

咲(『付き合い』って言ったら、変な誤解されちゃったりして)アセアセ

咲(……な、何考えてるんだろ?)カァァ

京太郎(――見た所)

京太郎(随分とぽんこつなヤツらしいな、この宮永咲ってのは)フム

咲(事の発端は)

咲(部室で京ちゃんがお掃除中、ロッカーに頭をぶつけたこと)

咲(凄い音がして、京ちゃんはうずくまっちゃった……そして)

京太郎「――それで」

京太郎「つまり俺は、麻雀部の部員? ってことだな」

咲「……そうなるね」

咲(雑用係、って京ちゃんが自分で言ってたことは伏せとこう)

京太郎「そうか……」

京太郎「――」

咲「ど、どうしたの?」アセアセ

京太郎「いや……」

京太郎「もう、話してもらうべきことはないかな、って思っただけだ」

咲「……うん」

京太郎「――もしかして」

京太郎「その……恋人がいた、なんてことは――」

咲「……!」

京太郎「ない、よな?」

京太郎「ほら、もしそんなヤツがいるなら」

京太郎「……心配かけちまうだろうし」

咲「……」


咲(――『うん、私の知る限りはいないよ』)

咲(そう言えばいいだけ)

咲(そう……それが自然な流れ)

咲(なのに――)

咲「……それは」

京太郎「……?」


咲「わ、私――かな?」


京太郎「……」

咲(わわわっ……!)

咲(ど、どうしちゃったの、私!)

京太郎「……え?」

咲「だ、だから!」

咲「……その」

咲「ま、周りから見たら」アセアセ

咲「もしかしたら、そう見えないこともないのかなー、なんて」アセアセ

咲(……ううっ、穴があったら入りたいよ)カァァ

京太郎「……へぇ」

咲「……え?」

京太郎「……いや、なんでもねえ」

咲「そ、そっか」

京太郎「……」テクテク

咲「……」テクテク


――そうして私たちは、すっかり黙り込んでしまった。
結局、二人の顔はどこか赤いまま。
帰り道を一緒に、のそのそと歩いていく。

……そんな日々が、しばらく続くのだった。

中途半端だけど、このへんで。
いずれ、記憶喪失中の京ちゃんと和たちの絡みとかもある、かも?

それじゃ、今はここで。

>>443
ホラー映画の始まり。


――映画館

咲「……うわぁ」

京太郎「やっぱり、人多いな……」

咲「うん――日曜日だし」

京太郎「そうだな」

京太郎「――あれ?」

咲「ん? どうしたの?」キョトン

京太郎「いや、その……」

京太郎「今日の映画、なんだけど」

咲「え……?」

京太郎「オンラインで予約したんだけど……ほら、これ」ユビサシ

――30分前に発券されなかった場合、予約は取り消させて頂きます――

咲「」

京太郎「……こ、これは」ウワァ

咲「――え?」

京太郎「当日券でも……うわ、やっぱり満席か」

咲「……ってことは」

京太郎「うん」

咲「大画面で踊るマミさんも」

咲「OPで頬を寄せ合う二人も」

咲「……観れないの?」

京太郎「……今日は、な」ハァ

咲「……」

咲「……」ジワッ

京太郎「わ、悪かった」

咲「――う、ううん」フルフル

咲「しょ、しょうがないよ……私だって、気づかなかったんだし」

京太郎(――無理しやがって)

京太郎(声が、震えてんじゃねえか……)ハァ

咲「じゃ、じゃあ、今日はお開きに――」

京太郎「……ちょっと待った」

咲「え?」クルッ

京太郎「……」

京太郎「俺たちの所から、映画館までは遠い」

咲「……?」キョトン

京太郎「だから」

京太郎「せっかく、ここまで足を運んできたのに」

京太郎「何も観ずに帰っていいのか?」

咲「京ちゃん?」

京太郎「……咲」

京太郎「お詫びに、今日はチケット代をおごってやろう」

咲「……え?」ハッ

京太郎「正直」

京太郎「……そうでもしないと、気が収まらねえ」

京太郎(……というのも)

京太郎(行きの電車内で、今日の映画について延々と話してたこいつを思い返すと)

京太郎(……なんだか、いたたまれないから)


咲「……」ゴシゴシ

咲「まったく」

咲「京ちゃんは、おバカさんだね」クスッ

京太郎「……悪かったな」

咲「でも」

咲「――うん、だったら」

咲「お言葉に、甘えちゃおうかな?」エヘヘ

京太郎「……おう」

京太郎「こんなサービスするのは、今日くらいだからな?」

咲「はーい」ニコニコ

京太郎「……それじゃ、何を観るか、だな」

咲「う、うん……」

京太郎「――当日券がまだ残ってるやつで」

咲「面白そうなのはどれか、だね」

京太郎「……お」

咲「?」

京太郎「これとかどうだ、咲?」

咲「――こ、これは!」

――劇場内

咲「」

京太郎(……うわぁ)

京太郎(スクリーンでは、ゾンビが画面いっぱいに手を広げながら)

京太郎(主人公たちに襲い掛かっている……あ、女優が喰われた)

咲「……ひぇぇ」ブルブル

京太郎(……で、だ)

京太郎(――咲のヤツは、さっきから隣でいちいち怯えた声を出している)

京太郎(……聞けばコイツ、実写のホラーを観るのは初めてだったとか)

京太郎(で、『な、なんでも試してみるものだし!』とどこかで聞いたような言葉を言いながら、やってきたものの)

京太郎(――ご覧の有様だ)ハァ


咲「――ひゃっ!?」ガシッ

京太郎「わわっ!?」

咲「……あ」ハッ

咲「ご、ごめん、京ちゃ――きゃっ!?」ギュッ

京太郎「……」

京太郎(咲の腕が、俺の服に絡みついて離れない)

京太郎(……こいつのこういう姿を観るのは、久しぶりかも)

咲「わ……ぞ、ゾンビが、また!」ガクガク

京太郎「……」

京太郎(――なんだろう)

京太郎(なんだか、こそばゆいような……い、いや! 映画に集中しろ、俺!)ブンブン

咲「……ね、ねぇ、京ちゃん?」ジーッ

京太郎(……潤んだ目、上目遣い、手は俺の服の袖)

京太郎(平常心、平常心――!)

咲「……こ、怖いよ」ガクガク

京太郎(……ああ)

京太郎(これは、もう――)

――映画館・外

咲「……はぁぁ」

咲「こ、怖かったよ」

京太郎「そ、そうだな……」

咲「――京ちゃんも、怖かったりした?」

京太郎「ま、まぁ、な」

咲「だよね」

咲「……なんか、いちいちどぎまぎしてたもんね」

京太郎(……誰のせいだと思ってんだか)


帰りの電車内で、俺とこいつとの間にどんなやり取りがあったか――語るべくもないだろう。
……ああ、まだ顔が。

チケット発券のくだりは実話です。実際、なかなか焦りました。

さて、そんないつもの二人でした。
次、いきましょうか。

>>410
>>411
の順番で、やりましょうかね。
それじゃまた。

あ、そうだ(唐突)
そろそろ、小ネタ希望とりましょうか。

――漠然と、(休止状態の)本編の構想も浮かんできた、ような……

たまには昼ドラでも見ようとチャンネルを変えたらちょうど濃厚なキスシーンだった上に、偶然そのタイミングで京太郎が遊びに来てつい意識してしまう咲ちゃんとか

シズとのどっちの服を取り替えてみよう

染谷先輩の喫茶店でバイトのためにメイド服を着る咲ちゃん そこに京太郎が来店 染谷先輩の入れ知恵でメイド服姿であざといポーズをするも肝心の京太郎はまったく反応せず涙目になる咲ちゃん

――松実館

京太郎「……」ヌクヌク

宥「……はぁ」ヌクヌク

宥「気持ちいい……」ウットリ

京太郎「――そうだね、宥姉ちゃん」

宥「えへへ……」ニコニコ

京太郎「……」


京太郎(――やっぱり)

京太郎(冬に入る炬燵は、最高だな……)

京太郎(……夏場に宥姉ちゃんが入ってるのを見た時は、見てるだけで暑苦しくなったけど)

京太郎(冬だとそれが、当たり前の景色になるんだな――)

京太郎(……なんとなく松実館にやってきて、玄姉ちゃんか宥姉ちゃんとのんびりして時間を過ごす)

京太郎(冬休みの前半は、こうして過ぎていく――)

京太郎「――あ、宥姉ちゃん」ハッ

宥「……んー?」ヌクヌク

京太郎「テーブルにミカンあるけど……」

宥「あ、そうだねー……」

宥「うーん……私はいい、かな」

宥「だって、今は――」ニコニコ

京太郎(……猫は温かい場所に行くと、身体がグニャグニャになるらしいけど)

京太郎(今の宥姉ちゃん――猫みたいに、身体が柔らかくなってるみたい)クスッ

京太郎「……そうだな、じゃぁ」

京太郎「俺は一つ、もらうね」スッ

宥「――うん」ヌクヌク


京太郎「……」パクッ

宥「……」チラッ

京太郎「――甘い」モグモグ

宥「……」ジーッ

京太郎「……」

京太郎「――あ、あのさ」

宥「……!」ハッ

宥「な、なに?」アセアセ

京太郎「食べたいなら、食べた方が――」

宥「う、ううん! だ、だって――」フルフル

宥「手、炬燵から出したくないし」ギュッ

京太郎「そっかー」パクッ

宥「うん……」

京太郎「……」モグモグ

宥「……」モジモジ

京太郎「――はぁ、わかったよ」

宥「え?」キョトン

京太郎「ほら、宥姉ちゃん」

宥「……?」


京太郎「口、開けて」


宥「――!?」

京太郎「だから」

京太郎「口の中に、ミカンを入れてあげるから」

京太郎「……ね、食べたいんでしょ?」

宥「そ、そんな……」アセアセ

宥「で、でも――」キョロキョロ

宥「やっぱり……」

京太郎「……どうするの?」

宥「……お、お願い」カァァ

京太郎「わかった」


京太郎「……はい、剥けたよ」

宥「……」

京太郎「――えーと」

京太郎「あ、あーん?」

宥「――!」ビクッ

宥「う、うん……」

京太郎「――よ、っと」ヒョイッ

宥「……あ」パクッ

宥「……」モグモグ

京太郎「どう?」

宥「美味しい、よ……うん」コクコク

京太郎「そっか、よかったね」

宥「……」モグモグ


宥(――顔が)

宥(炬燵の中にある、手足みたいに熱い……)カァァ

宥(はぁ……)

そんな、冬休みの一風景。

さて、次は……
どうかな、書けるかな。
咲と和の精神入れ替わりネタは、なかなか面白そうだけど……お待ちください。

――朝

咲「……ふぅ」

咲「――あー」

咲「今日も、眠いなぁ……」

咲「やっぱり、アニメは長くても3時までだよねぇ――って」ガクッ

咲「な、なんだろ……なんだか」

咲「身体が重い、ような――」

バイーン

咲「」

咲「な、なにこれ……!」

咲「……」モミモミ

咲「うわ、おっきい――じゃなくて!」

咲「か、鏡は――!」バッ

咲「……はぁ、鏡の前まで歩くだけでも、肩がこる――!?」ビクッ

咲「……こ、これは!」



和「……う、ん」

和「朝、ですね――」ムクリ

和「……?」キョトン

和「あら? 少し、内装が――!?」

和「い、いや、それ以前に……」

和「なぜこんなに、身体が軽いのでしょうか?」

和「……肩が、凝らない、なんて――」ハッ

和「……」

和(その鏡に映っている、『私』は)

和「……ど、どうしてでしょうか?」

――通学路

京太郎「……お」

京太郎「おっす、咲」ポンッ

咲「……あ」

咲「お、おはようございます、須賀くん」ペコリッ

京太郎「……?」

京太郎「なんだ、またアニメにでも影響されたのか?」

咲「……はい?」キョトン

京太郎(――この小首をかしげる、上品な動作)

京太郎(到底、あのちんちくりんにできるはずもない、この動き――)

京太郎(……まさか、な)ハハッ

咲「あ、あの」

京太郎「お、おう、どうした?」

咲「……その」モジモジ

咲「私、原村です。原村和」カァァ

京太郎「」


――同時刻

和「う、ううっ……」キョロキョロ

和「道、分からないよう」グスッ

――清澄高校

和「……はぁ、やっと着いた」ハァハァ

和「ううっ――でも、疲れたし、なにより肩がこる……」コキコキ

モブA「え、なにあれ?」

モブB「は、原村さんが、肩を鳴らしてる――!?」

モブA「う、ウソでしょ……『あの』原村さんが!」

和「……」

和(――ううっ)グスッ


――教室

和「きょ、京ちゃん!」ガラッ

京太郎「うわっ!?」ビクッ

咲「……!」ハッ

和「き、聞いてよ! わ、私、原村さ――」スタスタ

京太郎「ま、待て、その――和。落ち着け」コホン

和「……あ」

和「ご、ごめんなさい」アセアセ

京太郎「お、おう」


咲「……あ、あの」

咲「宮永さん、ですよね?」

和「――う、うん」

和「ってことは……ああ、やっぱり」

咲「はい、そういうことになりますね……」

和「――う」

和(め、目の前にいるのが『私』だけど)

和(仕草からなにからなにまで、『私』とは似てないよぉ……!)ガクッ

咲(――不思議なものですね)

咲(こうして、自分自身を見つめるというのは)

――図書室

京太郎「……とりあえず、だ」

京太郎「あまり人目に触れてもまずい――というわけで、移動したわけだけど」

咲「は、はい」コクッ

和「う、うん」コクコク

京太郎(……やっぱり、慣れねえな)

京太郎(どうも、容姿や仕草と言動が合ってないというか――まぁ、しょうがないんだけど)

京太郎「……さて」コホン

京太郎「つまり、人格入れ替わり現象が起こった、ってわけだな」

和「そ、そう! ココロコネクトみたいな!」アセアセ

京太郎「はい、和――じゃなかった。咲、少し静かに」

和「ええー……」

咲「こころこねくと? どのようなものでしょうか?」キョトン

京太郎「あー、こいつのいう事はほっとけ、さ――和」コホン

咲「……そ、そうですか」チラッ

和「ふええ……」グスッ

京太郎(――ああ、違和感が半端ねえ!)ガシガシ

――教室

京太郎(……さて)

京太郎(図書室で話したところ、とりあえず二人は一日を乗り切ることに決めた)

京太郎(……つまり、俺は咲――の姿をした和と一緒に、クラスで過ごすことになる)

京太郎(――個人的には)


咲「……できました」

教師「――あ、ご、ご苦労」アセアセ

咲「では、失礼します」ペコッ

教師「……か、完璧な答えだ」

咲「ありがとうございます」ペコリッ


モブ男子「な、なんだ、これ?」ザワザワ

モブ女子「あ、あれが宮永さん?」ザワザワ


京太郎「……はぁ」

咲「――どうかされましたか、須賀くん?」キョトン

京太郎「……いや」

京太郎「なんか新鮮すぎて、逆に違和感、っていうか」

咲「……と、言いますと?」クビカシゲ

京太郎「はぁ――いや、なんでもないや」

咲「……?」キョトン

一方、その頃――

和「……」スースー

モブ女子「……ちょっと、原村さんが居眠りしてるよ?」

モブ男子「な、なにがなんだか……」

和「……ふへへ」ニヤニヤ

一同「――!?」

和「……ほむほむ、かわいい」エヘヘ

教師「お、おい、原村?」

和「……あ」ハッ

和「ご、ごめんなさい! 寝ちゃって、ました?」

教師「あ、ああ……調子、悪いのか?」

和「――い、いえ、なんでも、ないです」

教師「そ、そうか……?」

教師「調子が悪くなったら、いつでも保健室に行くように」

和「は、はい……?」

和(……あれ? いつも寝てたら、先生の怒った顔が近くにあったのに)

和(――ああ、今の私は原村さんなんだ!)

和「……くぅ、この『おもち』――!」モミッ

モブ女子「ね、ねぇ、今日の原村さんおかしくない?」ヒソヒソ

モブ男子「……間違いなく」ヒソヒソ

――そんなこんなで昼休み

京太郎「――な、なんとか乗り切ったな」

咲「そう、ですね……」

京太郎「た、体育とかなくてよかったな」

咲「え、ええ……」

咲(――でも、今日は走りやすかったかもしれませんね)フニッ

咲(な、何を考えているのでしょう、私ったら)カァァ

京太郎「……さて」

京太郎「和はともかく――あいつはどうだろうな?」

咲「……見にいってみます?」

京太郎「そうするか」


――教室

京太郎「お邪魔しま――」ガラッ

モブ女子「ねぇねぇ、原村さん! ここの問題、なんだけど……」

和「ふぇぇ!? こ、これ……?」モジモジ

モブ女子「うん! 私、聞き逃しちゃってさー」

和「……」

和「――あー、あのね?」

和「私、少し頭痛くて」

モブ女子「え、そうなの!? 大丈夫?」ズイッ

和「ひゃっ……あ、うん」コクコク

和「――そ、それで」

和「ちょっと、教えられないかも」

モブ女子「あー、原村さんが授業中に寝るなんて、よっぽどだもんね」

モブ女子「わかった、それじゃまた今度ね! お大事に」

和「あ、ありがとう……」ヒラヒラ

和「――はぁ」ガクッ


京太郎「えらくお疲れみたいだな」

和「ひゃぁっ!?」ガバッ

和「……なんだ、京ちゃんか」

京太郎「なんだとはなんだ」

咲「あ、あの……宮永さん、大丈夫ですか?」オズオズ

和「あ、原村さん――!」パァァ

京太郎(俺の時とは対応が違うな……チクショウめ)ハァ

――異様な現象は、異様な終わり方をするものだ。
昼休みを境に、人格入れ替わり現象はぷっつりと終わった。

咲「……あれはいったいなんだったんだろう?」

京太郎「……ふうせんかずら?」

咲「うーん……?」

和「……」

和(やっぱり、肩が凝りますね……)

咲「……」

咲(――肩のあたりとかが凄く軽くなったけど)フニッ

咲(なんでだろう……全然嬉しくないよ)グスッ

今は、ここまでかな。
(中途半端な幕切れで)すまんな。
こういうのってオチを付けるのが相当難しいって、はっきりわかんだね。

それじゃ、また。
まだ小ネタ募集は続けますので。

イッチは『美鳥の日々』って漫画知ってる?
あんな感じのを是非

>>450
そういや、今期のとあるアニメで京ちゃんの中の人が、かつて中二だった男子生徒役を演じてましたね……
これから、いきましょうか。


――咲の家

咲「……」


『そう、私は――ダーク・フレイム・マスター!』

『なんだよ、それ!?』

『そしてこの子が私の眷属……』

『猫じゃねえか!』


咲「……ふふっ」ニコニコ

咲「やっぱり、今期は豊作だね!」グッ

咲「相変わらず、京○二はいい仕事してるなあ……」

咲「――そういえば」

咲「こっちの男の子、今ではこんな一般人のフリしてるのに」

咲「……実際は」


『ねぇ、お兄ちゃん……これ、まだ持ってたの?』

『ああ、やめろ、それ!』

『おっきな剣だねー……』

『あああ……』

咲「――やっぱり、中二病だったね!」

咲「はぁ……中の人の演技もいいし」

咲「これは視聴継続かなあ……」ニコニコ

咲「――あれ? そういえば」

咲「この男の子の声、京ちゃんと似てる、ような……?」

咲「――そうだ!」


――咲の部屋

咲「引き出し、だったかな……?」ゴソゴソ

咲「――あった!」


『イン・ザ・ドリーム――魂の共鳴』


咲「……久しぶりに見たなあ、これ」クスッ

咲(たしか、私が『こ、こういう想像するのおかしいよね?』とか言って)

咲(恥ずかしくなるような話を京ちゃんにしてたら、翌日これを学校に持ってきて)

咲(『俺だってこうだったよ』とか言って)

咲(私に持ってるように、ってくれたんだよね……)ギュッ

咲「――懐かしいなぁ」ペラッ


――数分後


咲「……」ペラッ

咲「――はぁ」パタン

咲「中二病って奥が深いなあ……」ゾクッ

――部室

咲「……」ペラッ

咲「――あ」パタン

咲(教室に、忘れ物しちゃった……取りに行こっと)トコトコ


――数分後

京太郎「こんちはー」ガチャッ

京太郎「……って、誰もいないか――ん?」ピクッ

京太郎(咲の鞄、だよなこれ? ってことは、あいつは来てるってことか……)

京太郎(ん? その近くに何か載って――!?)ハッ


京太郎「ま、まさかこれは!」ペラッ

京太郎「……うああ」

京太郎「あ、あのバカ……!」ガクッ

咲「――あ、京ちゃん」

咲「教室に忘れ物しちゃってたみたい」エヘヘ

京太郎「……咲」ゴゴゴゴ

咲「――え? どうしたの、京ちゃん?」ビクッ

京太郎「……」スッ

咲「……え?」キョトン

咲「京ちゃんのノート、だよね?」アセアセ

京太郎「そうじゃない!」ダンッ

咲「ひゃっ!?」ビクッ


京太郎「お、お前……なんでこんなの、学校に持ってきてんだ!」カァァ

咲「――え?」

咲「いや、だって……」

咲「読む本がなかったし……それ、面白いから」

咲「つい暇つぶしに――って、どうかした?」キョトン

京太郎「いや、もういいや……」ハァ

咲「……」

――その後

久「――ね、須賀くん?」

京太郎「あ、部長? どうかしました?」

久「……いや、その、ね」

久「――あの、ノートなんだけど?」

京太郎「――は?」


久「ちょっと借りてもいいかしら?」


京太郎「」

久「いやね、その……」

久「咲が、あれを読んでるところを見かけて」

久「軽く読んだら、なかなか面白くて」

久「というわけで、借りたいと――あら?」キョトン


京太郎「――おい咲、どうしてくれるんだ?」ゴゴゴゴ

咲「ひ、ひぇぇ……!」ダッ

京太郎「こら、待てっ!」ガシッ

咲「ご、ごめんなさい……」グスッ

京太郎「ったく、もう……」


久「……」クスッ

久(この物語の中で、騎士とお姫さまが出てくるけど)ペラッ

久(――お姫さまの造形はどうみても……いや、言うだけ野暮ってもんね)

久(……ドジなお姫さまなんだから)クスッ

バレたのが部長一人で良かったんじゃないですかね……?
そんな過去の中二病な京ちゃんでした。

さて、次だ。

>>484
カバー裏でやられたネタですね……話が広げられそうにないかな、すまん。

というわけで、>>483昼ドラ咲ちゃんになるのかな。
お待ちください。

――咲の家

咲「……ふぅ」

咲「ああ――録画してたアニメも全部消化しちゃったし」

咲「暇だなあ……」

咲「――たまには、適当にチャンネルを回してみよう」ピッ


『カツカレー、3500円!』

咲「……お腹、減ったな」ピッ


『……遠隔操作で逮捕された――」

咲「私も気を付けよう、うん……」ピッ


『法相が辞任――』

咲「……何回、人が変わるんだろうね」ピッ


咲「はぁ、やっぱりチャンネル回しても」

咲「ニュースばっかりで、ちょっと――ん?」


『……』チュパチュパ

咲「」

『ふぅ……キス、上手なのね』

『まぁな――お前も、なかなか』

『ふふっ』チュッ


咲「え、なにこれ……」

咲「――わわっ」カァァ

咲「凄い……演技する人って」

咲「――舌、入っちゃってない、これ?」アセアセ



ピンポーン


咲「わっ!」ビクッ

咲「だ、誰です――って」

京太郎「おーい、咲!」

咲「きょ、京ちゃん!? な、なんで……」

京太郎「お前な、さっき電話したこと忘れたのかよ?」アキレ

咲「……なんだっけ?」

京太郎「――今日、お前ん家に借りてた漫画返しに行くから」

京太郎「ついでにどこかへ遊びに……って、咲。聞いてんのか?」

咲「えっ!? う、うん!!」コクコク

京太郎「……怪しいな、おい」ジトッ

咲「そ、そんなことは!」ブンブン

京太郎「――とりあえず、上がっていいか?」

咲「――え?」ハッ

咲「わ、わかった」コクッ

京太郎(なんだ、今の間……)

咲(さ、さっきのドラマのせいか……)

咲(か、顔が熱いよ……!)カァァ

咲(な、なんで、京ちゃんが来たときに限って……)

京太郎「……」ジッ

咲「な、なに、京ちゃん?」アセアセ

京太郎「――熱か?」ピトッ

咲「」

咲「だ、だめっ!」バッ

京太郎「うわっ!?」

京太郎「……熱はない、みたいだな」

咲「う、ううっ……!」カァァ

京太郎「……」

咲(ま、まともに見れないよ……)ウルッ

京太郎(――もう、顔が赤いのが普通なのかな。最近のこいつは)ハァ

相変わらずすぎる二人でした。
さて、今日はここまでかな。
それじゃ、また。

あ、そうだ。
そろそろ小ネタ希望、お願いします。
……ほ、本編?(震え声)

おつー

咲ちゃんとのどっちが同時に幼馴染だったら


1本のマフラーを2人で巻いてみるもだんだん気恥ずかしくなる京太郎と咲

おつ
君の知らない物語を聞いて、歌詞にそうような行動をする咲

もう世界観ぶち壊しで、清澄と阿知賀のみんなでお互いの京太郎について語ってもらおう

ニコニコで、リトバスとBTOOM!とやらを観てました。どっちも面白かった(小並感)
いやホント、いい時代になったものですね……(しみじみ)

さて、時間も時間だし明日も行かなきゃなので、今は少な目で。

>>504
ちょっと知ってるよ。
たしか、右手が女の子に、ってヤツだっけ? 寄生獣みたいな感じに。
――でも、実際書くとなると……これもすまんな。

さて、そんなわけで、>>485のバイトする咲ちゃんを書いておしまいになる、かな。


――まこの雀荘

まこ「――ほほう」ジッ

咲「な、なんですか……?」モジモジ

まこ「お前さん、やはりなかなか似合っちょるのう」

咲「そ、そんなこと……」カァァ

まこ(口には出さんが)

まこ(その恥じらいのポーズも……集客にはバッチリ役に立つじゃろう)グッ

咲(――ううっ)

咲(やっぱり、コスプレは観るだけがいいな……)

咲(実際するとなると――ああ、恥ずかしいよう)カァァ


まこ「さて」

まこ「今日はお前さんには、一日限りで手伝いをしてもらうわけじゃが」

咲「は、はい」ビシッ

まこ「……さすがにそれだけじゃ、心細いじゃろ?」

咲「――え?」


京太郎「こんちは……って、染谷先輩もういらっしゃったんですか」ペコッ

まこ「おお、京太郎。よく来てくれた」

咲「……京、ちゃん!?」ハッ

京太郎「お、咲。やっぱり、手伝いに来てたのか」

咲「や、やっぱりって……?」モジモジ

京太郎「いや、染谷先輩から聞いたんだよ」

京太郎「『咲がうちの雀荘を手伝ってくれる』って。だから、俺も助っ人に来たんだ」

咲「……そ、そう、なんだ」ウツムキ

まこ「本当なら、和や優希にも頼みたかったんじゃが……今日は、どっちも用事があったらしくての」

京太郎「部長は、どうだったんですか?」

まこ「……あー」ポリポリ

まこ「あの人はなぁ……客を完膚なきまでに叩きのめして」

まこ「『ふふっ』とか、小悪魔じみた笑いをしかねないからの……」

京太郎「……ああ、目に浮かぶようですね」ウワァ

まこ「じゃろ」

まこ「だから、呼ばなかったんじゃ」

まこ「……ま、まあ、あの人にも受験勉強があるじゃろ! うん!」コクコク

京太郎(ああ、部長がなんか可哀想なような――でも、落ち着くべきところに落ち着いたような)


咲「……」モジモジ

京太郎「ん」

京太郎「咲? どうした?」

咲「ふぇっ!?」ビクッ

咲「え、えーと、その……」アセアセ

京太郎「……あ、そういや」

京太郎(こいつ、いつもの制服姿でも、時々見せる私服姿でもないんだ)

京太郎(……ちょっと王道から外れた、メイド服)

京太郎(染谷先輩は、王道って感じだけど、こいつのは――)

咲「……そ、そんなに、見ないで」カァァ

咲「は、恥ずかしいから」ウツムキ

京太郎「あ、わりい」

京太郎「……でも」ボソッ

咲「……?」

京太郎「驚いたな、意外と似合ってる」

咲「」

咲「そ、そうかな?」テレテレ

京太郎「いやまあ、そりゃ和とかが着たらもっと――いや、なんでもねえや」

咲「……」ムッ

咲「ふんだ」プイッ

咲「私、そろそろホール行くからね!」スタスタ

京太郎「へいへい……」

京太郎「ったく、相変わらずなんだからあいつは」スタスタ

まこ「……」

まこ(咲の前で和の名前を出して)

まこ(一見すると、無神経にも見える京太郎の振る舞いじゃったが……)

まこ(今のあいつの言葉で、咲からぎこちなさが消えた)

まこ(……まるで、『阿吽の呼吸』じゃな)クスッ


京太郎(一応、目論見通りとはいえ)

京太郎(……たしかに、咲の着るようなデザインの制服なら和が着たら、もっと)モワモワ

京太郎(とか思っちゃうのは、高校生男子の性だからしょうがないよな、うん)コクコク

咲「もう、京ちゃん! ぼーっとしない!」ビシッ

京太郎「うおっ!? わ、わりい、咲」

咲「……エッチな顔、してた」ボソッ

京太郎「……え?」

咲「……」プイッ


まこ(――でも)

まこ(そのやり方を完璧にこなせないのが、いかにも京太郎らしいってところじゃな……)クスッ

――麻雀卓

咲「――ロン」

京太郎「うわー……また、咲かぁ」

客1「いやー、お嬢ちゃん強いねー」

客2「おじさんたちじゃ、敵わないよ」

咲「そ、そんなこと……」モジモジ

京太郎(――相変わらずの人見知りスキル発揮、ってところだな)


客1「――ところで」

京太郎「はい?」キョトン

客2「君とお嬢ちゃんは、同じ高校だったりするのかい?」

京太郎「いえまあ、はい……そうですね」

咲「……」ピクッ


客1「ほほう……」ジッ

京太郎「そ、それがなにか?」

客2「――頑張れよ」

京太郎「え?」キョトン

咲「……?」ピクッ

客1「それじゃあ、そろそろ行きましょうか」

客2「お、そうだな。それじゃ、また!」

京太郎「……一体」

咲「な、なんだったんだろう、ね?」

京太郎「……うーむ」

咲「き、きっと」アセアセ

咲「『麻雀頑張って』ってことだよ!」

咲「そ、そうじゃなかったら、意味わからないもん」コクコク

京太郎「……まあ、そうなんだろうな、うん」コクッ


まこ(――二人とも)

まこ(何となく、薄々感づいてはいるんじゃろう)

まこ(……ただ、重要な核心に触れるようなことを、お互い不自然にならない程度に避けている)

まこ(といったところじゃろうか)

まこ(……まぁ、なんにせよ)チラッ


京太郎「……咲」

咲「ど、どしたの、京ちゃん?」

京太郎「いや、その……」ポリポリ

京太郎「少し、スカートの位置がずれてんぞ?」

咲「……!」バッ

咲「きょ、京ちゃんのバカ!」カァァ

京太郎「へいへい……」ハァ


まこ(――あいつらは、今のままが一番居心地いいのかもしれんな)クスッ

ごめんなさい……あざとい咲ちゃんは想像しにくかったので、ありませんでした。
書いてて、「なんで染谷先輩はこんなに鋭いんだ」と俺自身が疑問に思うくらいでしたが、大目に見てください。オナシャス

さて、今はここまでですね。
それでは、また。

>>517
これは、阿知賀編の方と清澄編の方とで、時間軸がねじれましたね……
そんな設定的なことはおいといて、面白そうだ。書きましょう。


――おかしい。

和「ところで、咲?」コホン

咲「え、どうしたの和ちゃん?」

和「今日の小テスト、きちんと勉強してきましたか?」ジッ

咲「……そ、そうだったっけ?」アセアセ

和「もう、やっぱり忘れていたのですね」

和「――はぁ、まったく。アニメもいいですけど、学業の方もですね……」

咲「ううっ……きょ、京ちゃん、タッチ!」バッ

京太郎「え、俺?」

和「……京太郎くんの方は?」ジッ

京太郎「ま、まあ、ぼちぼちかな?」

和「――本当に?」ズイッ

京太郎「き、昨日はアニメが溜まってて……」

和「……もう」

和「たしかに、アニメは日本が世界に誇れるコンテンツでしょうし」

和「その魅力にとりつかれることも分かります――が」

和「それに時間をとられ、学業を犠牲にするというのは……」クドクド


京太郎(お、おい、咲)

咲(な、なに、京ちゃん?)

京太郎(……今日の小テストの結果で)

京太郎(和のお説教タイムの有無が決まるぞ?)

咲(……が、頑張ろう)グッ

和「もう、お二人とも内緒話ばかり……」ハァ

京太郎「ご、ごめん、和」

京太郎「――お詫びに」

京太郎「今度、ラノベ貸すから」

和「……本当ですか?」ジッ

京太郎「うん、ホントだ」

京太郎「えっと、なんだっけ……イリヤの続きでいいんだよな?」

和「――ええ」コクッ

和「正直、最近のライトノベルの時流には、ついていけてないという気持ちがあるのですが」

和「……あのように、しっかりと体裁を保っている名作は」

和「もっと、知られるべきなのでしょうね」ニコッ

京太郎(あ、笑った)

咲(……ううっ)


咲(なんだろう、「そういうの」にあまり興味なかった和ちゃんが)

咲(私たちと同じように興味を持ってくれたのは良かったけど……)

咲(そのせいか、最近特に、京ちゃんと和ちゃんの距離が――って)

咲(な、なんでこんなこと考えちゃうの?)アセアセ

京太郎「……おい、咲?」

咲「ひゃっ!?」ビクッ

京太郎「――お前はこの前貸した、神様のメモ帳をだな……」ハァ

咲「ご、ごめん、今度持ってくるね」モジモジ

和「――あ」ピクッ

和「京太郎くん、咲。そろそろ、行きましょう」

和「……ライトノベル談義に花を咲かせて小テストに遅刻なんてしたら、ことですからね」

京太郎「お、そうだな……ほら行くぞ、咲」

咲「う、うん」


京太郎「……」

京太郎(――あれ?)

京太郎(咲と和とは幼馴染で)

京太郎(いつも俺と咲が半ばボケで、和がツッコミという三人組――だよな?)

京太郎(……うん、なのに)

京太郎「なんだ、この違和感?」アレ?

――清澄高校

京太郎「……ふぅ」

咲「ど、どうだった、京ちゃん?」

京太郎「そうだな――7割はいけた、かな?」

咲「ええっ……」

咲「わ、私、半分行けたかも怪しいのに――」グスッ

京太郎「……こりゃ、和のお説教は免れないな」

咲「うええっ……」

京太郎「お、噂をすれば」


和「……お二人とも、いかがでした?」

京太郎「俺は言った通り、ボチボチってとこだな」

和「そうですか……それで」チラッ

咲「……え、えへへ」

咲「50点行ったらいいんじゃない、かな?」ウワメヅカイ

和「……もう」ハァ

和「これは、中間考査前は私の家でみっちりお勉強会ですね」

咲「ふぇぇ……」ウルウル

咲「きゅ、休憩時間にはアニメ観れるよね? ね」ジーッ

和「ダメです」キッパリ

咲「そ、そんなぁ……!」ガクッ

和「いいですか、咲。あなたは、ライトノベルや漫画、それにアニメといった娯楽に触れると」

和「ずぅっと、その世界に入り込んだまま出てこなくなるじゃないですか」

和「……そんな状態じゃ、試験は」クドクド

咲「ううっ、み、耳が痛いよ京ちゃん」

京太郎「……あ、ああ」

京太郎(咲へのお説教は、俺にも当てはまるところがあるから辛いな……)ズキズキ


和「とにかく」コホン

和「そんなわけなので、今度の日曜日、私の家に来て下さいね」ニコッ

咲「……わ、わかったぁ」

咲「――でも」

咲「久しぶりに和ちゃんのお家に行けるのは……嬉しいかも」エヘヘ

和「……まったく」クスッ

和「それでは私も、楽しみにしてますね」

京太郎「二人とも頑張れよー」ヒラヒラ

和「――え? 何を言ってるんですか?」

京太郎「は?」

和「是非とも、京太郎くんにも参加をお願いしたいのですが」キッパリ

京太郎「」

和「だって」

和「京太郎くんがいないと、咲がどうなるか……」チラッ

咲「ううっ、わ、私ってそんなに信用ない?」グスッ

和「……」プイッ

咲「目逸らされた!?」ガーン

和「それで、京太郎くん」

京太郎「お、おう?」

和「……日曜日に、ご予定は?」

京太郎「ま、まあ……ない、かな?」

和「それでは、決定ですね」ニコッ

京太郎「……わ、わかった」

咲「――京ちゃんも来るんだね」

京太郎「なんだ、お前一人で行きたかったのか?」

咲「そ、それは……」

咲「だって」

咲「京ちゃんいなかったら、和ちゃんの言う通り……」

咲「――うん、だらけちゃうね!」パァァ

京太郎「自信満々に言うな」ガシッ

咲「わっ!?」ビクッ

和「……はぁ」

和(やはり)

和(あの二人の、息の合いっぷりはお見事ですね……まったく)ヤレヤレ

――そんなこんなで、当日。

ピンポーン

和「――はい」

京太郎「あ、和?」

咲「こ、こんにちは」ペコッ

和「ああ、もういらっしゃいましたか」

和「それでは今、ドアを開けますね」

京太郎「おう、わかった」

京太郎「――それにしても」

咲「お、おっきいね……やっぱり」

京太郎「ああ」

京太郎「なんだっけ、あいつの親父さんが弁護士で」

咲「お母さんが検事さん、なんだっけ?」

京太郎「たしかな……あれ、逆だったっけ?」

京太郎「まあ、どっちにしても凄いことには――っと、そろそろ来たな」

和「お待たせしました」ガチャッ

京太郎「いやいや、大丈夫だ」

咲「『大丈夫だ、問題ない』だね」クスッ

京太郎「……ネタが微妙に古いぞ、それ」ビシッ

和「ふふっ」クスクス

和「休日も、相変わらずですね、お二人は」

京太郎「どういう意味だ、それ?」

和「さぁ?」ニコニコ

京太郎「……」


京太郎「――お邪魔します」

咲「お、お邪魔、します」

和「どうぞ、上がってください」

京太郎「お、おう……」

京太郎(――そういや)

京太郎(和の家に上がるのは、久しぶりだな)

京太郎(前に来たのは、中学の頃の修学旅行の打ち合わせだったっけ?)

京太郎(……ダメだな、妙に記憶が曖昧だ)

和「それでは、少しお部屋の整理をしてきますね」

京太郎「おう、わかった」

咲「待ってるね」

和「ふふっ、お願いしますね」トントン

咲「ね、京ちゃん?」

京太郎「な、なんだ、咲?」

咲「……和ちゃんの部屋」

咲「前来た時と、変わってないかな?」

京太郎「……どういう意味だ、それ?」

咲「だって」

咲「和ちゃん、最近私たちの『おかげ』で」

咲「『そういう』作品に興味持ってくれるようになったじゃない」

咲「……だから」

京太郎「――そう都合よくいくかねえ」


和「……お待たせしました」ガチャッ

京太郎「おう、入っていいのか?」

和「ええ、どうぞ」ニコッ

咲「それじゃ、行こう! 京ちゃん」フンスッ

京太郎「お、おう」

京太郎(俄然、やる気出してやがるなこいつ……)ハァ

――和の部屋

咲「わぁ……」

京太郎「おお」

京太郎(広いな……それに)

京太郎(やっぱり、自分の部屋とは違うな)

京太郎(匂いとか――って、これじゃただの変態か)ハァ

和「もう、あまり見まわさないでください」カァァ

咲「ええっ、だって」

咲「和ちゃんの部屋、綺麗だし、いい香りするし」

咲「見ないと損だよ」

和「……もう」クスッ

和「そう言われたら、注意しにくいじゃないですか」

咲「ふふっ」ニコニコ

京太郎(……微笑ましいな、おい)

――少し一休みの後、勉強開始

咲「……うーん」カキカキ

和「あら、咲? 解けないのですか?」ジッ

咲「うん、そうなんだよ……」

咲「うー、これでもラノベのおかげで」

咲「国語とかは結構できるんだけどなぁ……」

京太郎(――それ、気のせいじゃないのか?)

和「――なるほど、根っからの文系ですね、咲は」

咲「あ、わかる?」

和「ええ」

和「ここのXにYを代入して――式を簡単にすれば」サラサラ

咲「わわっ!? し、式が一気に分かりやすく!?」

咲「す、すごいよ和ちゃん! まるで魔法みたい!」キラキラ

和「ふふっ、はしゃぎすぎですよ咲」ニコッ

京太郎(……あんな反応されれば)

京太郎(教えるのも楽しいだろうな)


和「ところで」チラッ

和「京太郎くんは? 問題ありませんか?」

京太郎「お、そうだな――」

京太郎「ここがちょっと……」

和「あ、これはですね――よっと」ズイッ

京太郎(……あ)

和「いいですか、ここに公式を……」

京太郎(和が身を乗り出したせいで)

京太郎(む、胸元が――だ、ダメだ、しゅ、集中しないと!)

和「……もう、ちゃんと聞いてますか?」ウワメヅカイ

京太郎(……う)

京太郎(身を乗り出した和+上目遣い――)

京太郎(やべえな、おい)

咲「……」ムーッ

咲「ね、ねぇ!」

京太郎「な、なんだ、咲?」

咲「和ちゃん! そんなおバカな京ちゃんほっといて」ジトッ

咲「私に教えてくれないかな?」プンスカ

和「――そうですね」

和「当の京太郎くんったら、さっきから視線がどこか上の空ですし」ジトッ

京太郎(……うっ)

京太郎(女子二人からのジト目って……結構、堪えるな、おい)

京太郎(――でも)

京太郎(どこか快感かも……俺、どうしちまったんだろう?)ハァ

――しばらくして

和「……そろそろ、一旦休憩にしましょうか」

京太郎「そうするか」

咲「ふぅ、疲れたよ……」バタッ

京太郎(途中から、和とおしゃべりばかりしてたくせに)

京太郎(――まぁ、俺も人のこと言えないか。さっきのこともあるし)ハァ

和「――では、お茶をお持ちしますね」スクッ

咲「え、そんな……いいの?」

和「ええ。咲も京太郎くんも、喉が渇いたでしょうし」

和「ちょっと待っててくださいね」ニコッ

京太郎「おう、ありがとな」

和「それでは、また」ガチャッ

咲「……さて、京ちゃん?」

京太郎「なんだよ、咲」

咲「――これは」

咲「しょうがないんだよ、うん、しょうがない」コクコク

咲「……和ちゃんの部屋を、ちょっと探検しようよ」ジッ

京太郎「……お前な」

京太郎「いいか、いくらなんでもそれはやりすぎだ」

京太郎「――和とはたしかに仲良い、けどな」

京太郎「勝手に人の部屋を捜索するのは……」

咲「うー……」ムムム

咲「でも、たしかにその通りだね」

京太郎(お、意外とあっさり納得したな)

咲「私も、和ちゃんに怒られたくないし……」ブルッ

京太郎(あ、そっちが本命……)アキレ


京太郎「というわけで、だ」

京太郎「勝手に部屋を漁るのは、やっちゃいけないって――っと」ゴロッ

京太郎(そう言って、俺はカーペットにごろ寝をきめこんだ)

京太郎「……ん?」

京太郎(そして、手を伸ばして気づく。何かに触れている)

京太郎(どうやら、ベッドの下に俺の手は入っているらしい……なんだろう?)

京太郎「引っ張り出してみよ――!?」ビクッ

咲「んー? 京ちゃん、どうかしたの?」

京太郎「バ、バカ、咲! こ、こっちくんな!」

咲「えー、なになに、怪しいなぁ」

京太郎「お、おい、おま――!」

咲「……あれ?」キョトン

京太郎(そう)

京太郎(……俺の手が触れたもの)

京太郎(そして、今咲が呆けた顔で見つめている、「それ」は)

咲「……ぱんつ?」キョトン

京太郎(――だったのだ)

京太郎(どうやら、和はピンクで淡い色合いのが好みらし――って!)ハッ

京太郎(そんなこと考えてる場合じゃない! は、早く、これを……!)ブンブン

京太郎(い、いや、待て! これ、どこに戻せばいいんだ!?)アセアセ

京太郎(と、とりあえず、さっきと同じようにベッドの下に――!)

和「お待たせしました」ガチャッ

京太郎「」

咲「」


和「……あら?」

和「京太郎くん、その――」

和「何をしているのですか?」

和「……ベッドの下なんかに、手を入れて」クビカシゲ

京太郎「い、いや、これはだな……」

和「……!」ハッ


和(そういえば)

和(今朝方、シャワーを浴びた際)

和(脱いだ下着を、寝ぼけたままどこかに置いたままにしたような――!!?)

和(まさか……!)

和(で、でも)

和(それを指摘するということは、すなわち)

和(……私が寝ぼけて、そんなはしたないミスをする人だということが)アセアセ

和(明らかになってしまうということで――ああ、どうすれば!)カァァ


京太郎(……うう)

京太郎(ど、どうすればいいんだこれ?)

京太郎(こういう状況だと、手に持ってる「これ」を下に置くこともできねえし)

京太郎(……しかも、なんだかほのかに質感が――ああ、や、やめろ俺!)カァァ


咲(……これ)

咲(二人とも顔真っ赤だけど、どうすれば解決するんだろう?)

咲(――うーん)

咲(ただ、私、こう思うんだ)

咲(なんだか、面白くないし……)

咲「……京ちゃんの、バカ」プイッ

中途半端ですが、ここまでで許してください。

前に時空が歪んで、阿知賀勢と清澄勢が一緒くたになるという現象がありましたが、今回はその派生形みたいな
感じですね。
――これが、本当のファンディスクルートだったりして。

さて、機会があれば、またこうしたネタを書きたいものです。

次回は、>>519のマフラーネタとか、>>520の歌詞ネタとか。
あとは、>>522の阿知賀と清澄のごちゃまぜ談義も書いてみたいですね……書きたいのが多くて大変だ。でも、楽しい。

それでは、また。

>>519
冬の足音が聞こえてきましたね……


――通学路

咲「――ううっ」ブルッ

咲「さ、寒い……」クシュン

京太郎「そうだな――」

京太郎「これでも、今年は暖冬らしいけどな」

咲「えー……」

咲「じゃあ、暖かいのに、こんなに寒いの?」グスッ

京太郎(何言ってんのかよくわからないけど……何となく、分かるような)

京太郎「まぁ、そういうことじゃねえかな」コクコク

咲「そっかぁ……」チラッ

京太郎「そうだな……」スタスタ

咲「……」ジーッ

京太郎「……」スタスタ


咲「ねぇ、京ちゃん?」ニコニコ

京太郎(ほらきた……)

咲「そ、その……」

咲「マフラー! そう、それオシャレだよね!」ビシッ

京太郎「……お、そうだな」スタスタ

咲「わ、私!」

咲「そういうオシャレにあまり興味なかったけど……」アセアセ

咲「――京ちゃんが付けてるようなヤツだったら、いいかなって」エヘヘ

京太郎「そう……」スタスタ

咲「……」ムッ

咲「もう!」

京太郎「いきなり怒鳴るなって」

咲「――いい、京ちゃん?」ズイッ

咲「私ね、人間って支え合うものだと思うんだ」

京太郎(そう……)ハァ

咲「だ、だから……」

咲「い、今、ここにいる私は寒くて」

咲「め、目の前には、防寒対策をしっかりしている京ちゃんが!」パァァ

京太郎「……」

京太郎「――ほれ」スッ

咲「……え?」キョトン

京太郎「なんか」

京太郎「そろそろ、お前の問答に付き合うのも面倒くさく――」

咲「……」ムーッ

咲「ふんだ!」バッ

京太郎(とか言いながら、しっかり巻いてるじゃないか……)

咲「ホントに」クルクル

咲「京ちゃんは」クルクル

咲「気が利かないんだか、ら!」クルクル

京太郎(言いながらもどんどん巻いてるけど、舌噛むんじゃねえのか、こいつ?)アキレ

咲「ふぃー……」

咲「あったかい――」ポカポカ

京太郎「……ああ、俺の取り分が」ハァ

咲「もう、ホントにけちんぼだね、京ちゃんは」

咲「まぁまぁ、今度漫画貸してあげるから」ニコニコ

京太郎「……大抵、お前と好み被ってるから、集めてるヤツも被ってるんじゃあ――」

咲「ほらほら、京ちゃん、急ぐよ!」スタスタ

京太郎(あ、ごまかした)ハァ


咲「……」スタスタ

京太郎「……」スタスタ

咲「ね、ねぇ?」

京太郎「ん?」

咲「もう少し」

咲「そっち、行っていい?」

咲「ほ、ほら! 遠いと、ちょっとその――わ、私の取り分が!」アセアセ

京太郎「……別にいいけど」

京太郎「そんな言い訳しなくても」アキレ

咲「なっ!? そ、そういうのじゃ――!」ビクッ

京太郎「あー、めんどくせえヤツ」

咲「むーっ……」ジトッ


咲(――あ)トッ

京太郎(……あれ?)

咲(近づきすぎちゃった、かな?)

咲(で、でも!)

咲(近づいた方が暖かいし――)

咲(そ、そう! それだけ!)プイッ

京太郎(……)

京太郎(一転して、暑苦しくなってきた)

京太郎(どうしよう……言った方がいいのか、これ?)

京太郎(でも、こうして近づいてきた以上、迂闊に何か言うのもなぁ――めんどくさいことになりかねん)

京太郎(――ま、いっか。別に)ヤレヤレ


咲「……」スタスタ

京太郎「……」スタスタ

咲「――」カァァ

京太郎「――」カァァ


二人(――なるほど)

二人(たしかに今年は暖冬みたいだな(だね))カァァ

二人の体温が上がってる。はっきりわかんだね。

というわけで、マフラーでした。
――マフラーといえば、某旅館のお姉さんを思い出しますが、以前ストーブネタで出しちゃったし、しょうがないね。
そのうち、書いてみようかなっと。

さて、次だ。

>>520
カラオケでよく歌われる曲ですね……やってみましょう。
お待ちください。

――ここ清澄では、星が綺麗に輝く。

咲「――というわけでだよ、京ちゃん」

京太郎「……『今夜、星を見に行こう』」

咲「……え?」


――都会の空と比べると、それはそれは澄んだ色で見えるそうだ。

京太郎「なんだ、やっぱりそうだったのか」

咲「……もう」プイッ

咲「勝手に、人の台詞取らないでよ」ムーッ

京太郎「……はいはい、悪かった悪かった」

咲「謝り方に誠意を感じない!」

京太郎「お、そうだな」


――その日、俺がこのバカの台詞を当てられたのは、他でもない。

京太郎「――んじゃ、行きますか、星を見に」

咲「……なんか、妙に乗り気だね」

京太郎「そうか?」

咲「うん……怪しい」ジトッ

京太郎「あのなぁ……」


――それは、きっと


京太郎「俺も、たまたま同じこと考えてただけだって」


――偶然と偶然が重なりあった、他愛のないたった二人の星観察にすぎないのだろうけど。

――河原

京太郎「……それで」

咲「ん? なに?」

京太郎「なんの準備もなし、と」

咲「え、なんか必要だった?」

京太郎「……まあ、適当でいっか」

京太郎「どうせ、相手はお前だし」

咲「……それはどういう意味で?」ジトッ

京太郎「言葉通りじゃねえかな?」

咲「……」ゴゴゴゴ

京太郎「――お、咲。きっと、あれがアルタイルで……」

咲「京ちゃん!」


――結局、いつも通りのやりとり。

咲「大体、京ちゃんはいつも――!」プンスカ

京太郎「はいはい、星を見に来たんだろ、咲?」


――俺たちは、橋桁に佇み、星を見る。

咲「むーっ……」ジトッ

咲「――あ」ピクッ

京太郎「どした?」

咲「星が光った、ような……」

京太郎「――流れ星?」


――横にいるこいつを盗み見れば

咲「わぁ……」

京太郎「……」


――そこには、目を怒らせたクラスメイトなどおらず

咲「綺麗だね、京ちゃん」クスッ

京太郎「――あ」ハッ

京太郎「そうだな、うん」


――ただ


京太郎「――まったくだ」コクッ


――小さい子どものように煌めく瞳を空に向ける、幼馴染の姿があった。

――いつか

京太郎「……なぁ、咲?」

咲「……なに、京ちゃん?」

京太郎「――やっぱ、なんでもねえや」


――いつか、この日も思い出の一部になるんだろう。

咲「あ、なにそれ! 言ったことは最後までちゃんと――」

京太郎「おい、咲。きっと、あれがデネブじゃないか」

咲「もう、京ちゃん!」


――それでも

咲「……でも」

咲「この清澄の綺麗な空に免じて、今は許してあげる」クスッ

京太郎「――意味わからねえ理屈だな、おい」


――この幼馴染と一緒に過ごしたこれまでの日々と

咲「……ね、京ちゃん」

京太郎「なんだよ、咲」

咲「――んーと、ね」


――そして、これからも続く


咲「まだしばらく、よろしくね」ニコッ


――そんな日々へと、俺たちは進んでいく。


京太郎「……あー、もう」

咲「え、どうしたの、京ちゃん?」キョトン

京太郎「――ったく、人のセリフ取るなっての」ボソボソ

咲「……え? なんて?」

京太郎「もう、いいって……」

京太郎「これだから、咲は――」ブツブツ


――不思議なことに空を見上げれば

京太郎「……お」

咲「わっ……」


――さっきまで掴めなかった、夏の大三角がはっきりと形をとっていた。


そんな、他愛のない夏の一幕。

歌詞の通りにはいきませんね。
そんな、夏の思い出でしたとさ。
表現が気取りすぎて、書いててかゆくなった(小並感)
しかも、中途半端……すまんな。

さて、次だ。
>>522
清澄、阿知賀談義か……結構、長くなりそうだったり。

というわけで、もしかすると今はここまでになるかもしれません。

そろそろまた、小ネタ希望あったら、オナシャス。

……あ、そうだ。
南くんの恋人ネタは難しいかも……すまんな。

京太郎死亡ドッキリ
咲と和以外全員仕掛け人

松実姉妹と戯れよう

咲ちゃんに猫耳が!

お、興が乗ってきたかも。
というわけで、もう一本書きましょうかね。

>>563
た ま に は 阿 知 賀 も い い よ ね !
それじゃ、清澄からちょっと離れて、阿知賀を覗きにいってみましょう。

あ、これ、前回宥姉と京ちゃんが炬燵でぬくぬくしてた話の続きです。


――松美館

冬が来た。
道行く人々は皆、寒さに打ち震えている。
ある人はマフラーを固く巻きなおしているし、あるカップルはお互いに
体を寄せ合い、身も心も温めている様子だ。

さて、そんな冬という季節だけど――ここ、松実館だとちょっと事情が違う。
というのも……


――とある一室

宥「……さ、むい」ブルブル

玄「お、お姉ちゃん……」

玄「――うう、毎年恒例行事だね、もう」

宥「ご、めんね――玄、ちゃん」ガタガタ

玄「ああ、無理しちゃダメだよ……身体に障るでしょ?」

宥「う、うん……」コクッ


――そんなこんなで数分後

玄「ストーブ設置よし、炬燵最大レベルよし!」

宥「あ、ありがとぉ……」

玄「これで、ひとまず安心だね」ニコッ

宥「うん、うん!」コクコク


宥(そういえば……)モゾッ

宥「今日はみかん、置いてないんだね」ポツリ

玄「え、みかんって――炬燵の上にってことだよね」

玄「そうだね……今日は、ないみたいだね」

宥「そっかぁ……」

玄「――みかんに、何かあったの?」

宥「ふぇっ!? い、いや、そういうわけじゃ――!」アセアセ

玄(……露骨に慌てだしましたよ、皆さん!)

玄「ええー、気になるなぁ、お姉ちゃん」ズイッ

宥「ちょっ、玄、ちゃん……?」プイッ

玄「ね、なにかあったの?」ニコニコ

宥「そ、それは……!」


京太郎「こんにちはー」ガラッ


宥「」

玄「あ、はーい……」トテトテ

玄「――って、まあいうまでもなく京太郎くんだよね」クスッ

京太郎「あ、玄姉ちゃん、こんにちは」

京太郎「――今日は、お仕事平気なの?」

玄「ん? あー、大丈夫大丈夫」

玄「たしかに冬だけど、まだ休暇とかじゃないからねー」

玄「お客さんもあまり来ないし……まぁ、せっかく来てくれたんだし、のんびりしてこ」ニコッ

京太郎「え、いいの、かな?」

玄「まぁまぁ。せっかく、お姉さんが誘ってるんだから、ほら」ヒラヒラ

京太郎「う、ううん……?」

京太郎「――お邪魔しま」

宥「ひゃっ!?」ガタッ

宥「こ、こんにち、は――京太郎くん」ブルブル

京太郎「あ、宥姉ちゃん……」

京太郎「――あ、今日はみかんないんだね」

宥「……!」ハッ

京太郎「いやー、あったらまた俺が宥姉ちゃんに――」

宥「だ、だめぇ……!」フルフル

京太郎「えっ、ゆ、宥姉ちゃん?」

宥「そ、それは――その」アセアセ

宥「う、ううう……」カァァ

京太郎「……?」


玄(ほうほう)

玄(とりあえず、黙って状況を見てましたけど)

玄(これは、なかなかのなかなかな展開とみた!)グッ

玄(つまり)

玄(きっと、ここで京太郎くんとお姉ちゃんは――!)


玄「あ、京太郎くん」

京太郎「どしたの、玄姉ちゃん?」

玄「あのね、ちょっと私」

玄「今から、みかん持ってくるから……みんなで一緒に食べよ?」

宥「……!」ビクッ

京太郎「え、いいの! ありがと!」ニコッ

玄「ふふふ、お姉ちゃんには存分に懐いておきなさい」

玄「それじゃ、またね!」

京太郎「はーい……」

京太郎「――あ、宥姉ちゃん」

宥「ひゃっ!?」ビクッ

宥「な、なに、かな?」アセアセ

京太郎「炬燵、入っていい?」

宥「――あ」

宥「ど、どうぞ……」オズオズ

京太郎「ありがと」ゴソゴソ

宥(う、ううっ……)カァァ

京太郎「……」

宥「……」

京太郎「――ね、宥姉ちゃん?」

宥「な、なに、かな?」ドキッ

京太郎「……今日は、出られそう?」

京太郎「みかん食べるんだったら、そこから腕だけでも出さないと」

宥「――う、うう」

宥「無理っぽい、かな」シュン

京太郎「そっか――じゃあ」

宥「で、でもでも!」ハッ

宥「きょ、今日はその――うん、玄ちゃんに頼もうかな―、って」アセアセ

京太郎「あ、そっか……」

宥「そ、その」

宥「きょ、京太郎くんに悪いかな、とか……」ボソボソ

京太郎「えー、そんなこと全然ないけどな」

京太郎「でも、宥姉ちゃんがそうしたいんだったら、そうするといいよ」ニコッ

宥(……ううっ)

宥(い、言えっこないよ、こんな年下の男の子に、なんて)フルフル


――ほら、宥姉。「あーん」――


宥(あ、あの時のことがずっと頭の中で繰り返されてて)

宥(思い出すたびに、「あったかい」を通り越して「あつく」なっちゃう、なんて!)カァァ

宥(あ、でも……今の私の言い方だと、まるで)

宥(京太郎くんを、避けてるみたいだった?)ハッ

宥(そ、そんなことないのに……)ブンブン

宥(ううっ、空回りしてるの、かなぁ?)グスッ


京太郎(――いつも、行動が独特な宥姉ちゃんだけど)

京太郎(今日は特にモゾモゾ動いてるな……なんかあったのかな?)

――数分後

玄「お待たせ、皆々様方! 玄ちゃんの登場ですよ!」シュタッ

京太郎「あ、玄姉ちゃん、ありがと!」

宥「あ、ありがとね……」

玄「ふふふ……」

玄「――今日は、ちょっと趣向を変えて、ですね」

玄「みんなで食べさせ合いっこといきましょう!」

京太郎「……え?」

宥「え、ええっ!?」ビクッ


玄「ふふふ、いやご心配なく」

京太郎「え、で、でも、それ……どういうこと?」

玄「はい、どーぞ、京太郎くん!」スッ

京太郎「……?」パクッ

玄「ふふふ、私が丁寧に皮を剥いてあげたからねー? 美味しい?」

京太郎「――う、うん。おいしい」モグモグ

玄「そっかー、よかった」


宥(……あ)

宥(京太郎くんが、玄ちゃんに食べさせてもらってる)

宥(……)キュッ

宥(なんなんだろ、ちょっと体がきゅっとするような?)

京太郎「――じゃあ今度は、玄姉ちゃんにお返し」

玄「どんときなさい!」

京太郎「じゃあ……はいっ」

玄「……」パクッ

玄「――おお」モグモグ

玄「京太郎くん、なかなか皮むきがお上手なようで」

京太郎「いやいや」

京太郎「まだ、玄姉ちゃんにはかなわないって」

玄「ふふふっ、師匠と呼んでくれてもいいんだよ?」

京太郎「玄姉ちゃんは、おもち師匠でしょ?」ニコニコ

玄「……へ?」キョトン

玄「――も、もう、京太郎くん!」エヘヘ

宥(……ああ)

宥(私が炬燵から出られない間にも)

宥(二人はとても楽しそうにお話してる)

宥(……くぅ)キュッ


玄(――お)

玄(そろそろ、効果が出てきたかな?)


宥「――あ、あの、ぅ……!」

京太郎「ん? どしたの、宥姉ちゃん?」

宥「そ、その」

宥「く、玄ちゃん! こ、こっちにもみかんをちょうだい」

玄「――お」キラン

玄「うん、わかった!」サッ

宥「ありがとぉ……」

京太郎「――あ、宥姉ちゃん、大丈夫?」

宥「……う」ピタッ

玄「あ、じゃあ、私が剥いてあげようか?」

宥「――玄ちゃん、が?」

宥「……」ムー

玄(お、悩んでる悩んでる)

玄(よし、ここまでは計画通り、だよ!)グッ


玄「――もしかして、お姉ちゃん?」

玄「京太郎くんに、してほしかったり?」ニコニコ

宥「……!」

宥「も、もう、玄ちゃん!」カァァ

玄「えへへっ」

宥「もぉ……」ムーッ

宥「――」

宥「い、いいかな、京太郎くん?」チラッ

京太郎「……え?」

京太郎「いいの、宥姉ちゃん?」

宥「う、うん――いいよ」コクッ

宥「いや、むしろ――お願いします、だよ」ニコッ

京太郎「――わかった!」

玄(GJ、私!)グッ

――数分後

京太郎「はい、宥姉ちゃん。『あーん』」

宥「あ、あーん……」パクッ

宥「……おいしぃ」モグモグ

京太郎「それはよかった」

京太郎「――今度は」

京太郎「宥姉ちゃんにも、剥いてもらいたいけど」

宥「ごめんねぇ……」ウルッ

京太郎「それは、もう少し暖かくなるまで待つから平気!」

宥「……もう、京太郎くんったら」クスッ


玄「そうだよ、それに」

玄「それまでは、私もいるし」

玄「ほい、京太郎くん! 『あーん』」

京太郎「『あーん』……おいしい」パクッ

玄「でしょう!」

玄「なにせ、ここの看板女将(仮)である、玄お姉さんが剥いているんだからね」

玄「おまかせあれ! だよ」ドヤッ

京太郎「はは、頼もしいな、玄姉ちゃんは……」

京太郎「それじゃ、お返し――『あーん』」

玄「お、『あーん』……ふふっ、美味しいよ、京太郎くん」ニコニコ

京太郎「そ、そっか、よかった……」

宥「……」

宥(やっぱり)

宥(みんなでこうして、一緒に楽しく過ごしてると――)


宥「あったかいなぁ……」ウットリ

松実姉妹、本気で書きました(迫真)
京太郎と松実姉妹のほのぼのは、書き手である俺が得するからもっとやれ。

さて、これでホントにおわりです。
まだ小ネタ希望は継続してとるので、オナシャス!

起きて気付いたが今日は咲ちゃんの誕生日だったな

京ちゃんと長野まで来たてるてるが祝うのはどうだろう

すまんな、友人泊まりに来てる。

もう少し、リクエスト欲しいかも。
……ぜ、全部書けるかは、わからないけど(震え声)
お願いします。

再開は、ちょっと27日とずれちゃいましたけど、>>578の誕生日ネタになるかと。

じゃあ昨日シズが夢に出てきたから
穏乃に膝枕!して貰う方でもする方でも可

ハロウィンが近いなあ・・・
ということで仮装をする清澄or阿知賀オナシャス!

 咲ちゃん、誕生日おめでとう!(一日遅れ)



「――あ」

 学校からの帰り道で、隣にいる咲がそんな呆けた声を出した。
 10月も終わりに差し掛かった今日はなかなに冷え込んでおり、さっきまではお互い「寒い」とばかり言っていた。

「……なんかあったのか?」
「ううん――紅葉がね」
「紅葉?」
「うん」

 咲につられ、俺も見上げてみると、なるほどそこには赤く色づいた紅葉の葉っぱがあった。
 そういえば昨日のニュースで、長野県は今が紅葉の見ごろだ、とアナウンサーが言っていたような気がする。

「――私ね」
「ん?」
「こうして、紅葉を見てるとね、いつもこう思うんだ」

 そう言うと、俺の前に飛び出し、くるっと回って、

「ああ、誕生日だなぁ、って」

 ニッコリと、満面の笑みを浮かべる幼馴染。

「……んだよ、そういうことか」

 俺は聞こえよがしに溜息をついてやる。

「あ、なに? そのわざとらしい溜息は」

 バレてたらしい。

「いやまぁ、その――なんというか」

 一旦区切って、

「いかにも見たもの全てが自分の欲に繋がる、お前らしい安直なはっそ――
 おいバカ、やめろ」

 俺の言葉は途中で遮られた。というのも、

「もう、京ちゃんのバカ!」

 ポカポカ殴ってきやがるこの女のせいだ。
 まぁ、相変わらず非力なこいつが何をやろうと、

「ああ、もう、しつこい」
「ひゃぅっ!?」

 デコピン一発で、はいおしまいっと。

「うー……これだから、京ちゃんは」
「まだ言うか、お前は」

 目に涙を滲ませながら、恨みがましい表情で睨むこいつに、俺は呆れた声で応じてやる。

「――大体な、そろそろ気付けよ、お前は」
「えっ?」
「……やっぱり、なんでもねえ」

 そう言って、顔を背ける俺に、咲は「?」マークを込めた視線をぶつけてくる。
 このアホ、全然気づく気配がない。


 そう、俺がこんな態度をとっている理由について――

(ああ、どのタイミングでこいつに……)

 ――このちんちくりんな幼馴染は、気づかないのだ。

 その後、箸にも棒にもかからない他愛のない会話を繰り広げていると、

「はぁ、やっと着いたよ……」

 気づけば、咲の家の前まで来てしまっていた。

「――体力ねえやつ」
「なにさ、京ちゃんだって」

 言いながら、咲はドアに鍵を差し込む――と。
 俺の方へ、視線を向けた。

「ところで」
「ん?」
「京ちゃん、何か用があるのかなって」

 首を傾げ、咲は俺を見つめる。

「――ま、まぁ、その」
「うん」
「前に貸したラノベ、そろそろ返してくれないかな、とか」
「……あれ? 借りてたっけ?」
「え? マジで?」

 やばい、墓穴掘ったか!

「――ま、いっか」

 俺が心中動揺していると、咲はドアに差し込んでいた鍵を回した。
 ガチャリ、という音がする。

「別に今更だよね、京ちゃんだし」

 聞き取りようによっては、失礼な言葉を呟きながら、

「ただい――」


「お帰り、咲!!」


 ドアが開くと、中から人が飛び出してきた。
 その人に、咲は抱き着かれる。

「ひゃぁっ!?」
「ああ、咲の感触……!」
「や、やめてよ、お姉ちゃん!」

 呆然とその光景を見ていると、咲がそう言って、はたと思い当った。
 ああ、そうか、この人は――

「……お久しぶりです、照さん」
「ん?」

 俺が声をかけると、照さんは咲から離れた。
 咲がようやく、ホッと一息つく。

「……ああなんだ、須賀くんか」
「そうです、須賀京太郎です」

 ふむ、と言って腕を組む照さん。
 心なし、その目つきはどこか、剣呑にも見えるけど……

「――ところで」
「はい」
「今日は、何の日だ」

 ジロリ、と睨み付ける照さんに、俺はたじろぐ。
 なんだろう、何か怖い。

「えっと、咲の誕生日、ですよね?」
「……そうだ、やはり知っていたのか」

 照さんは、俺が何か言うごとに、気迫を増しているようにもみえた。

「――お、お姉ちゃん?」

 どうやら、鈍いこいつにもその気迫は察せられたようだ。

「……誕生日」
「はい?」
「女子生徒の家に、男子生徒が」
「え、ちょ、ちょっとお姉ちゃん?」

「――須賀くん」
「な、なんでしょう?」

「……私の目が黒いうちは、そーいうことは許さん!」


「……え?」

 二人して、呆気にとられる俺と咲。
 目の前の照さんは、そんな俺たちを意に介さず、暴走している。

「ああ、やはり来て正解だったな……咲の誕生日を祝おうと東京からやってきたら、こんな野獣がいたとは!」
「え、ええと、その……」
「きっと、この後二人で部屋に入り――ああ、言う事すら憚られる!」

 勝手に創作した筋書きで、勝手に顔を赤らめ、頭を振り回されても困る。
 とはいえ、俺の言葉ももう届かないようだ。

「――あのさ、咲?」
「え? な、なにかな?」

 暴走する照さんを放置し、俺は鞄を探る。
 呆けた顔の咲に、

「……これ」
「……え?」
「やる」

 ギュッと押し付ける。
 思わぬ闖入者のせいで、タイミングもへったくれもなくなったけど……

「そ、それじゃ、今日は帰るわ」
「……う、うん?」

 未だに唸り続ける照さんに、一応頭を下げ、俺は帰路についた。
 目指すは自分の家――

(……やべっ!)

 その最中、俺は顔に火がついたように感じた。
 きっと今の俺は、帰り道で見た紅葉の葉っぱよりも赤い顔をしていると思う。

(……なんだろ、これ?)

 部屋の中で、私はベッドに寝転んで、そんなことを思う。
 京ちゃんからもらった、紙袋。
 それはかなり大きかった。

 さっきまで、お姉ちゃんと下の部屋でささやかな誕生パーティを開いていた。
 「咲は可愛いなぁ」とか、何回言われたのかな……ま、まぁ、それはいいとして。
 とりあえず、今は目の前の紙袋だ。
 お姉ちゃんの目を気にして、っていうのもあったけど、実際は――

(……あ、開けないと、だよね?)

 そう、開けるタイミングに困っていたのだ。
 そういえば、京ちゃんとはそこそこの付き合いだけど、こうしてプレゼントをもらったことはなかった。
 しかも、かなり大きめ。

(――え、えいっ!)

 意を決して、私は紙袋の包装をとく。
 幸い、包装は簡単なものだったから、苦労はしなかった。

 すると――

「……え?」

 つい、呆けた声が勝手に漏れた。
 そこにあったものは、あまりに予想から外れていた。

「――マフラー、だよね?」

 広げてみると、手作り感溢れるマフラーがあった。
 なんだろう、これは?

「……あ、メモかなこれ?」

 包装紙の中から、ひらりと落ちた一枚の紙。
 そこには、簡単な文章があった。
 なになに――


『誕生日おめでとう咲
 笑うなよ、俺の手作りだ。 京太郎』

 無骨な字が、その紙片には並んでいた。
 読みながら、私の顔はどんどん赤くなっていく。

(……こ、こんなの)

「ひ、卑怯だよ……バカッ」

 辛抱たまらなくなり、私は枕に顔を埋めて、ベッドの上で転がる。
 でも、何度寝返りを打とうと、なかなかその顔から赤みはひいてくれない。

 そんな中、思い出すのは一つの光景。
 いつかの冬の日、京ちゃんのマフラーを羨ましがった私がいて。
 もしかしたら、その時のことを気にかけていたのかもしれない。

(……こ、こんなもの渡されたら)

「ど、どうやってお返しすればいいの……?」

 京ちゃんの誕生日に、きっと私は何かを渡す。
 その「何か」をどうすればいいんだろう?
 そして、今手の中にあるこれを、どう扱えばいいんだろう?

 しばらくの間、色んな「?」がグルグルと頭の中を駆け巡り、私は大きな音を鳴らす心臓に翻弄されっぱなしだった。

誕生日だし、地の文で力を込めてみた。
これもう、(京ちゃんと咲ちゃんのどっちが乙女なのか)わかんねえな。
まあ、原作からして、タコス作ったり「女子力」高いような気もするし……。

さて、しばらくお休み。
次は、どこから再開しましょうかね……それじゃまた。

機会に恵まれて、コードギアスなるものを観た。
なにこれ、超面白い。
4話まで観たけど、先が気になってしょうがない。

なるほどたしかに、スレ住人が言う通り、主人公は京ちゃんだし、あの子は和ちゃんだった。
いずれ、これを元に小ネタでも……さて、誕生日も終わったし、小ネタいきましょう。


>>562
すまんな、面白そうなネタだったんだけど、書いてみたら筆が進まなくなって……

>>564
猫耳咲ちゃん……アリですね。
といっても、なんか咲のイメージは個人的には犬で、それこそ猫のイメージといったら――

??「な、なんでこっちを見るんだし!」

じゃけん、書きましょうね。

――部室

京太郎「こんちは」

久「……あ、須賀くん」

まこ「遅かったのう」

京太郎「ええ、ちょっと掃除で……」

京太郎「そういえば、咲のヤツ、先に来てるって言ってましたけど……」

久「え、いや、まあ、そうね……」

まこ「……はぁ

和「……ううっ」

優希「あ、あれは、一体?」

京太郎「――ええと」

京太郎「あいつ、何かやらかしたり、なんて?」

久「いや、そういうわけじゃないのよ」

久「――けどね」

京太郎「けど?」

久「……実際に見てもらった方が早いわね」

久「ちょっと来てくれるかしら?」

京太郎「は、はい」


久「ここよ」

京太郎「……これって」

久「そう、ロッカーよ」

京太郎「ロッカー、ですね」

久「……咲」

京太郎「……!?」

久「須賀くんが、来たわよ?」

ロッカー「……」

久「あちゃー、やっぱ反応なしか」

京太郎「ってことは、まさか――」

久「そう。中にいるのよ、今……」コクッ

久「さっきから、私たちがどんなに言っても出てきてくれなくて……」

京太郎「……部長、いいですか?」ズイッ

久「ええ、勿論よ」

久「そのために、呼んだんですもの」

京太郎「……ありがとうございます」ペコッ


京太郎「咲」

ロッカー「!?」ガタガタ

京太郎(お、揺れた)

京太郎「あ、あのな、咲」

ロッカー「……」ピタッ

京太郎「――正直」

京太郎「お前に何かあった、ってことは分かるんだけど」

京太郎「……でも」ポリポリ

京太郎「ロッカーの中じゃ、見えないんだよ」

京太郎「――咲の姿が」

ロッカー「……」キュゥ

京太郎「たしかに」

京太郎「狭いとこって、なんだか落ち着く気がするよな」

京太郎「――でもさ」

京太郎「そこから出てきてくれないと」


京太郎「咲に、俺が会えない」

ロッカー「……」ピクッ

京太郎「それは悲しいからさ……そ、その」アセアセ

ロッカー「――もん」ボソッ

京太郎「え?」

ロッカー「絶対、笑うもん!」ガンガン

京太郎(あ、ロッカーが意思を持ったかのように暴れ出した)

ロッカー「だ、だって……!」

ロッカー「い、いきなりなんだよ? こ、こんなのって――!」アセアセ

京太郎「あ、あのさ、咲」

京太郎「とりあえず、出てきてくれないかな?」

ロッカー「……笑わない?」

京太郎「おう」コクッ

ロッカー「ホントに?」

京太郎「約束する」

ロッカー「賭けてもいい?」

京太郎(……『魔王』の兄弟みてえなやり取りだな――まあ、それはさておき)

京太郎「ああ、『賭けてもいい』」

ロッカー「……」

ロッカー「――し、信じるからね」ガタッ

京太郎「……おお」


ロッカーが開いていく。
非力な咲は扉の扱いに難儀していたようだけど、ようやく外に出てきた。
――それでも、恥ずかしそうに俯くそいつの頭、には……

京太郎「……」

咲「京、ちゃん?」モジモジ

京太郎「い、いや、その……」

京太郎「――あずにゃんかなにか?」

咲「……あ、あの子みたいに似合わないもん」フルフル

京太郎「そ、そうか、な……?」

咲「――え?」


京太郎「いや、正直」ポリポリ

咲「……笑いたいんでしょ?」

咲「も、もういいよ。笑っちゃってもいいから――」

京太郎「可愛いな、って」

咲「……」

咲「え?」キョトン


京太郎「い、いや、今のはその!」

京太郎「ふ、普段、それこそ髪型とかにてんで無関心なお前が」アセアセ

京太郎「珍しく、見慣れない姿を見せたから――だ、だから」

京太郎「ふ、深い意味は……!」カァァ

咲「……そっか」

咲「似合う、かぁ……」

咲「えへへ」ニコニコ

京太郎(――う!)

京太郎(咲+猫耳+満面のはにかんだ笑み!)

京太郎(や、やばい、これじゃ役満直撃もいいとこだ!)

咲「ねぇねぇ、京ちゃん?」キラキラ

京太郎「な、なんだ」

京太郎(すっかり気を良くしたらしい)

咲「――ね」

咲「顔、赤いよ?」ジーッ

京太郎「……お」

京太郎「お前、だって」カァァ

咲「え」

咲「そ、そう、かな……?」カァァ

京太郎「そう、だよ。バカ」カァァ

咲「なにさ……」

咲「バカは京ちゃん、なんだからね?」ズイッ

京太郎「うっせ、アホ」

咲「……まぁ、いっか」クスッ

咲「えへへ」ニコニコ

京太郎「……はぁ」タメイキ





――ちょっと離れた所

久「……うわ、これはもう」

まこ「なぁ、部長? わしには、なんかあの場所に、『立ち入り禁止』みたいな標識があるような気が……」

優希「ううっ、い、犬のくせに! 生意気だじぇ!!」ガタガタ

優希「……咲ちゃん、やっぱり」ボソッ

和「……」

和(はぁ……)

和(なんだか、胸が苦しいような気もしますけど)

和(夢の中で、須賀くんらしき人には会えることが――あら? 私は、一体なにを?)ハッ

現実でちょっと胸がきゅっとなったからといって、夢の世界へ逃避してはいけない(戒め)
まあ、夢の中なら和ちゃんも、京ちゃんらしき人との距離がもっと近いからね、しょうがないね。

ロッカー「」くんがかわいかった(小並感)

さて、次だ。

>>580
やるか、メインヒロイン(?)穏乃!
ここの住人は、しずファンが多かったりするのかな?
他に比べて、穏乃を推す声が多いような……気のせいですかね。

>>581
ハロウィーンまであと2日ですね。
正直、「お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ」っていう台詞は、色々と意味深すぎてちょっと怖かったり。

それじゃ、この二つまで書ける、かな? しばらくお待ちください。

――山

穏乃「ほら、京太郎! はやくはやくー!」タタタッ

京太郎「うわ、おい、バカ――」

穏乃「楽しいよー!」ニコッ

京太郎「……」

京太郎「お前だけだ、この体力バカ娘め」

穏乃「えっへん、体力だけなら」

穏乃「そこら辺の男子にだって負けないんだからね!」エヘヘ

京太郎(だから、なんでそれを麻雀以外のことに活かさないんだよ……)


穏乃「ま、都会っ子の京太郎には厳しいかもだねー」

京太郎「……そ、そう、だな」ゼェゼェ

京太郎(や、やっと……頂上か)ハァハァ

京太郎(――あ、ベンチあるんだな、ここ、は)

京太郎(あれ? な、なんだか視界が――?)グラッ

穏乃「ふふっ、でも」

穏乃「こうして私と一緒に山入りすればそのう――って」

穏乃「きょ、京太郎!?」ハッ

京太郎(やば……つか、れ――)


ドサッ

京太郎「……」

京太郎(あれ?)

京太郎(なんだろ、空が近い、ような……)

京太郎(っと、そういや、山に入ったんだっけな――そういえば)

京太郎(穏乃がいな――あれ? なんか頭が)

京太郎「やわらかい……?」ピトッ

穏乃「――あ」

穏乃「目、覚めた?」ニコッ

京太郎「う、うん……?」

穏乃「はぁあ……良かったぁ」

穏乃「もう、京太郎。いきなり倒れたらビックリするでしょ」

京太郎「あ、ああ……ごめんな」

穏乃「別に、嫌なわけじゃないよ」

穏乃「――でも」

穏乃「良かった、ケガとかしてないみたいで……」ホッ

京太郎「――そう、だな」


京太郎「……ところで、その」

穏乃「ん? なに?」キョトン

京太郎「――ええっと」

京太郎「穏乃が下から見える、ってことは……」

京太郎「これって、つまり――」

穏乃「んー?」

穏乃「私の膝の上、だね」ニコッ

京太郎「そっかぁ……」

京太郎(――落ち着くなぁ、穏乃の膝)

京太郎(アウトドア派ってのもあると思うけど、肉付きいいし)

京太郎(――はぁ、気持ちいい)


……今、思い返すと。
この時の俺は相当疲れていたらしく、こうした――その――所謂、膝枕状態になっていたことについて
特に疑問を持っていなかった。
それは、山登りで多少なりとも疲れていて、さらに俺のことを気にかけてくれていた穏乃にとっても
同じようなものだったらしい。

穏乃「――ね、京太郎?」

京太郎「ん? どうした?」

穏乃「……その、さ」

穏乃「い、嫌というか……合わないんだったら」

穏乃「も、もう一緒に山はいるのはやめよっか?」

京太郎「……え?」ピクッ


穏乃「ほ、ほら、だって」

穏乃「こうして一緒に山行くのは楽しいけどさ」

穏乃「……でも、京太郎が倒れちゃったりするのを見るのは」

穏乃「楽しくない、し」ボソボソ

京太郎「穏乃……」


穏乃「私、一人でも山には入れるしね」

穏乃「……憧とか和、それに玄さんたちは、山に入るのはあまり気が進まなかったらしくて」

穏乃「だから結局、私一人で入っていたところへ」

穏乃「――京太郎が付き合ってくれてたようなもんだし」

京太郎「……」

穏乃「え、えーと、だから」アセアセ

穏乃「京太郎に無理してもらいたくないし、その――」

京太郎「俺は嫌だ」

穏乃「――!」ハッ

穏乃「そう、だよね……やっぱり、合わないことは」

京太郎「いや、違う」

穏乃「……え?」ピクッ



京太郎「穏乃が寂しそうな顔するのを見るのが嫌、ってこと」

穏乃「――!」

京太郎「穏乃、さっき話してる時」

京太郎「なんだか、いつもの元気が無かった気がする」

穏乃「そ、そんなこと――!」ブンブン

京太郎「たしかに」

京太郎「俺は、穏乃に比べたら体力も運動神経もないと思う、けど」

京太郎「……友達に寂しい思いはさせたくないよ」

穏乃「――で、でもでも!」

穏乃「や、山に限った話じゃなくて、一緒に麻雀クラブとかには行ってるわけで――」

京太郎「ううん、そういうことじゃないんだ」

穏乃「……え?」

京太郎「正直」

京太郎「穏乃が一番活き活きとしてるのは、クラブでじゃなくて」

京太郎「――山でなんだ、って思うから」

穏乃「そ、それは……」

京太郎「だから」

京太郎「穏乃が一番楽しいことを、一人でさびしくやって」

京太郎「たっぷり楽しめないっていうのは、俺は嫌だ」

穏乃「……京太郎」

穏乃「――うん、わかった」コクッ

穏乃「じゃあ、これからもよろしくね、京太郎!」

京太郎「うん、よろしくな、穏乃」

穏乃「うん!」コクッ

京太郎「……」

京太郎(ところで)

京太郎(こんな話をしてる間、ずっと穏乃の膝に頭を乗っけてたら)

京太郎(……なんだか、変な気分がしてきた)

京太郎(なんだろう、穏乃の匂い? とか仕草とか、体温とか感触とか)

京太郎(そういうのが、妙に気になってきた、というか……)カァァ


穏乃「……ひゃっ!?」ビクン

京太郎「ん?」

穏乃「い、いや、なんでもない!」ブンブン

穏乃(――はぁ)

穏乃(京太郎の息が、太ももに当たって)

穏乃(変な声出ちゃったよ……あれ、でも)

穏乃(さっきまで、そんなこと全然気にならなかったのに)

穏乃(……どうして?)アレ?


穏乃(そ、それに)

穏乃(――いつまで、膝枕していればいいんだろう?)

穏乃(落ち着いてみたら、なんだか)

穏乃(これって、もしかして随分恥ずかしいことなんじゃ――!?)カァァ

京太郎(……ああ)

京太郎(こりゃ、完全にタイミング逃したな)

京太郎(――しばらくは、膝枕タイム続行、か?)


二人(うわー、これはキツい……!)カァァァ

ここまでになります。

――これは、ギャルゲ的にいうと、穏乃ルート攻略にあたるんですかね?
ちなみに、玄姉ちゃんルートを選ぶと、宥姉ちゃんルートとの分岐が出たりします。
……灼ちゃんとハルちゃんの攻略ルートに入るのは大変そうですね。
で、最後に総括的な意味で、和ルートで締める、と。
隠しルートで、小走先輩あたり?

誰かこんな感じでゲーム作ってくれよなー、頼むよー(他力本願)

それじゃ、また。
ハロウィンの話は、また今度で。
……もしかしたら、色々と考えるのが大変そうで書かないかも。

というわけで、そろそろ小ネタ募集します。
なにか希望があったら、どんどん言ってください。


時速60(80?)・がおもちの感触と同じだと聞いて必死に試そうとする玄と京太郎

おっつおっつ

>>613ゲーム期待してるで(ゲス顔)

劇場版ストライクウィッチーズのブルーレイが届いたので早速見たんだが咲ちゃんとハイデマリー少佐の声って同じ声優だったんだね ハイデマリー少佐はあんなにおっぱいがでかいのに咲ちゃんときたら・・・

というわけで小ネタ 咲ちゃんが朝起きたらおっぱいの価値観が逆転していた 書いてくださいオナシャス!

遅くなりましたが、色々とリクエストありがとうございます。
というわけで、書きましょう。

すまん、ハロウィンはネタが難しい……!
書こうと思ったけど、筆が進まなかった。だから、申し訳ない。

さて、焼き芋いこうか。
この前書いてても思ったけど、やっぱり松実姉妹って二人一緒の方が書きやすいかも。

それでは、お待ちください。

――松美館

京太郎「……あ」

京太郎(秋って過ごしやすいな、とか思いながら)

京太郎(なんとなく散歩してたら……)

京太郎(ここって――)

京太郎「……どんだけ俺は、ここが好きなんだ」ハァ

京太郎「ま、せっかくだし――」カラカラ


京太郎「えっと、その……」

京太郎「こ、こんにちは」

京太郎(……あれ?)

京太郎(いつもだったら玄姉ちゃんあたりが、『おお、京太郎くんだ!』とか言いながら来てくれたり)

京太郎(呼んでからしばらくすると、宥姉ちゃんが震えながら、『あ、京太郎くん』って迎えてくれるんだけど)

京太郎(……やっぱり、忙しかったりするのかな?)

京太郎「――しょうがないか、今日は帰ろうかな」クルッ

京太郎「……あれ?」

玄「ふいー、疲れた疲れた」

京太郎「――玄姉ちゃん」

玄「……ん?」ピクッ

玄「おお、京太郎くんだ!」

京太郎「散歩してたら、足が向いちゃって……」

玄「いいっていいって!」

玄「京太郎くんは大事な後輩だからね、いつでもおいで」

京太郎「……あ、ありがと」コクッ

玄「――あ、でもね」

玄「実は、今……」

京太郎「お掃除中?」

玄「あ、分かった?」

京太郎「分かったよ、だって」

京太郎(手に竹ぼうき、ごみ袋には沢山の落ち葉、なんて恰好だし)


玄「ごめんねー、私も出来るなら時間を作りたいんだけど」

玄「……うーん、しばらく待つ?」

京太郎「ううん」

京太郎「――よかったらさ、玄姉ちゃん」

京太郎「俺にも手伝わせてくれないかな?」

玄「……え?」キョトン

京太郎「何もしないで待つのも暇だしさ」

京太郎「良かったら、『先輩』を手伝いたいなぁ、って」

玄「京太郎くん……」ジーン

玄「――よし! それじゃ、お願いしちゃおうかな」

京太郎「ほ、ホントに?」

玄「うんうん」コクコク

玄「それじゃ、こっち来てくれる?」

京太郎「うん!」


――松美館・庭

京太郎「……うわ」

京太郎(お、思ったよりずっと多いな)

玄「……ビックリした?」クスッ

京太郎「こ、これぐらいなら!」

京太郎「どんと来い、だよ」

玄「良かった」ニコッ

玄「それじゃ、このほうき使ってね」

京太郎「よーし!」

――数分後

京太郎「……ふぅ」

京太郎(思ったより、骨が折れる)

京太郎(何より、俺はあんまりこうした掃除をしたことないし――それに比べて)

玄「~♪」

京太郎(玄姉ちゃんの手際の良さときたら……)

京太郎(ああ、旅館の娘なんだなー、って思うなぁ)

玄「……ん? どしたの、京太郎くん?」

京太郎「――あ、いや」

京太郎「玄姉ちゃんって、やっぱすげえやって」

玄「え?」

玄「私より、京太郎くんのが凄いと思うけどなあ……」シミジミ

京太郎「そ、そうなの?」

玄「うん」コクッ

玄(……将来有望な『おもち』を持つ子)

玄(山に一緒に行ったりするくらい仲が良い子)

玄(言い合うこともよくあるけど、なんだかんだで一緒にいる子)

玄(こんなによりどりみどりな京太郎くんの方が、ね……)ニコニコ

京太郎(――なんだろう、玄姉ちゃんの目が怪しいような気が)

京太郎「――あれ?」

京太郎(廊下を見覚えある人が通ったような……)

京太郎(……あれは)

京太郎「宥姉ちゃん、こんにちは」

宥「……!」ビクッ

宥「あ、きょ、京太郎くんかぁ……」

宥「何してるの?」

京太郎「見ての通り、掃除」

宥「そ、そうかぁ……偉いねぇ」ニコッ

京太郎「ありがと」

玄「あ、お姉ちゃん」

宥「玄ちゃん、お疲れ様」ニコッ

玄「ありがと。でも、いいの?」

玄「その……今日、特に寒いし」

京太郎(――なるほど、夏ですらコートに手袋、マフラーといった装備の宥姉ちゃんだ)

京太郎(秋から冬へ移ろうとする今のような時期は、相当キツいんだろう)

宥「ううん、大丈夫」

宥「玄ちゃんだけ頑張ってるのに、お姉ちゃんの私がしっかりしないと」グッ

玄「お姉ちゃん……」ジーン

宥「――あ、ちょっと待っててね」

京太郎(……なんだろう?)


――さらに数分後

宥「お待たせ」

京太郎「……おお!」

玄「わ、も、もしかしてこれは……!」

宥「ふふっ、さつまいもだよ」

京太郎「……ってことは、もしかして」

宥「うん」

玄「焼き芋だね!」

宥「えへへ」

宥「……あったかくなりそうだねー」ニコニコ

京太郎(――宥姉ちゃん、焼き芋よりそっちが目的だったりして)


――掃除後

京太郎「……おお」

玄「うわわっ」

宥「……落ち葉焚きだね」

京太郎「――火とか、大丈夫なのかな?」

宥「大丈夫だと思うよ」

宥「前もやったことあるけど、その時も何もなかったし」

京太郎(……まあ、宥姉ちゃんが言うんなら大丈夫なんだろう)


京太郎「――それじゃ」

玄「いただきまーす!」パクッ

宥「ああ、あったかい……」ジーン

京太郎「――美味しいね、これ」

玄「うん!」

宥「――ふふふ」

宥「良かった、喜んでもらえたみたいで」

玄「うん、すっごく美味しいよお姉ちゃん!」

宥「――玄ちゃんったら」

京太郎(……二人の『姉ちゃん』は、本当に仲が良いなぁ)

実際、落ち葉焚きはもっと危ないような気もしますが、大目に見てください。
仲良し松実姉妹でした。
玄ちゃんが言ってた子たちの他にも、旅館には元気な子とか、寒がりな子とかもいますね……

そんなわけで、秋の一風景でした。
次は、>>817のツンデレになるのかな。
そういえば、憧ちゃん出るのも久しぶり?

それじゃ、お待ち下さい。

――バレンタイン

玄「みんなー!」バタン

京太郎「あ、玄姉ちゃん」

和「こんにちは」ペコッ

穏乃「……なんかいつもより、テンション高いね玄さん」クスッ

憧「――予想はつくような気もするけどね」


玄「うふふー」

玄「みんな、今日は何の日!?」

和「2月14日、ですか」クビカシゲ

穏乃「えっと、なんだっけ? 漢字テストはあったけど……」ハテ?

憧「しず……それは、絶対違うと思うよ」アキレ

京太郎「――バレンタイン」ボソッ

玄「おお!」

玄「さすが、上級生組唯一の男の子! 話が早い!」ニコニコ

京太郎(……朝のニュースで、アナウンサーの人が言ってたことを思い出しただけなんだよなあ)


玄「というわけで、ですよ、皆さん」

玄「……いや、男子部員の皆さん!」

玄「――最年長として、皆さん全員に」ゴソゴソ

玄「チョコのプレゼントだー!」ドバッ

男子一同「おおっ!」


モブ1「えっ、く、玄さんがくれるんだって?」

モブ2「テ、テンション上がるなあ!」

京太郎「……ええっと」

玄「あ、でもでも」

玄「さすがにちょっと人数多いから」

玄「……値段については、気にしないで!」ニコッ

モブ1「いやいや、全然いいよ? なぁ?」

モブ2「く、玄さんのプレゼントかぁ……嬉しいな」ニコニコ

そんなわけで、玄姉ちゃんは男子部員たちにチョコを渡していった。
もらった男子は、みんな一様に嬉しそうにはにかんでいた。
ここからも、玄姉ちゃんの慕われっぷりがわかる。

玄「ほいっ、京太郎くん!」スッ

京太郎「……ありがと、玄姉ちゃん」

玄「……」

玄「ね、京太郎くん?」モジモジ

京太郎「な、なに?」

玄「――これ」スッ

京太郎「えっ!?」

玄「あげるね」ニコッ

京太郎「え、ちょっと! く、玄姉ちゃ――!」


モブ1「あ! 京太郎くん、なにかもらったぞ」

モブ2「なにかななにかな、プラモデルとか?」

モブ1「いやいや、いくらなんでもそれは……」

京太郎「……」


穏乃「あれ? 京太郎、何かもらったの?」

和「みたい、ですね……」

憧「……ふーん」

穏乃「しっかし、バレンタインだってこと、すっかり忘れてたよ」

和「私もです……そうした行事には疎いもので」

穏乃「そうなんだー、憧は?」

憧「……え、私?」ハッ

憧「そう、だねえ……」トオイメ

穏乃「――憧?」

憧(……玄)

――京太郎の家

京太郎「……」

京太郎(結局)

京太郎(開封しないで、家まで持ち帰っちゃったな……玄姉ちゃんからの贈り物)

京太郎(なんなんだろうな、これ――?)

京太郎(よし、部屋まで来たことだし……開けるか)ゴソゴソ


京太郎「……え?」

京太郎(中から出てきたものは)

京太郎(手作りのチョコ……でいいのかな、これ?)

京太郎(美味しそう――ん?)ヒラッ

京太郎(メモ紙、かなこれ? なになに――)カサッ


『京太郎くん!
 日ごろからがんばっている大事な後はいに、手作りクッキーをあげましょう!
 これからも、いっぱい楽しもうね。
 ついしん:いつでも、松実館に来てね。お姉ちゃんと待ってます。 玄』

京太郎「玄姉ちゃん……」ジーン

京太郎(そうだよな……)

京太郎(こんなよくしてくれる先輩――玄姉ちゃんに)

京太郎(俺はまだ、甘えていられる)

京太郎(すっげえ、嬉しいな――って、あれ?)ピロリロリン

京太郎(なになに、メール……憧から?)スチャッ


『今、ひま?
 良かったら、うちまで来てくれない?』

京太郎「……」

京太郎(2月の奈良)

京太郎(なかなか手厳しい寒さ……)ゾクッ

京太郎(――でも)カチカチ


『わかった。今から行く』

――神社

京太郎「……そんなわけで」

京太郎(うう、寒い……)

京太郎(あ、憧のヤツ、一体何を――)

憧「あ、来たのね」

京太郎「よ、よう、憧」

憧「ごめんね、いきなり呼び出しちゃって」

京太郎「い、いや、いいよ」

憧「……うーん、と」

憧「その、ね」モジモジ

京太郎「……言いにくいことなのか?」

憧「ち、違うって!」

憧「そ、そういうんじゃなくて……」

京太郎「……」

憧「うー……」

憧「こ、これっ!」スッ

京太郎「――え?」

憧「い、いや、別に」

憧「きょ、京太郎にあげるためじゃなくって!」アセアセ

憧「あ、あくまでも、そう! う、家で余ってたから、その!」カァァ

憧「……深い意味は、ないから」プイッ

京太郎「――ありがとな」

憧「……」

憧「べ、別に」

憧「お礼言われる筋合いは、な――」

京太郎「大事に、食べさせてもらうな」

憧「……!」カァァ

憧「バ、バカッ! か、勝手にしなさいよ……」プイッ

京太郎「うん」

京太郎「じゃあな、憧!」ニコッ


憧「……」

憧「渡し、ちゃった……」ボソッ

憧「――な、何で」

憧「こんなに、慌てなくちゃいけないのさ……」カァァ

――再び京太郎の部屋

京太郎「……」

京太郎「手作りのクッキーが余ったから、か――」クスッ

京太郎「ま、そーいうことにしときますか」ガサガサ

京太郎「……お、うまいなこれも」パクッ

京太郎「玄姉ちゃんのと、どっちが――いや」モグモグ

京太郎「比べる必要なんて、ないか」


京太郎「どっちにしても、もらってすっげえ嬉しかったし」

京太郎「……食べてるだけで、グッとくるもんな」ニコニコ

以上、憧ちゃんツンデレ編でした。

ちなみに補足説明しておくと、憧ちゃんは学校で京太郎に渡そうとしても渡せなくて、そんな中
玄ちゃんが京太郎に渡しちゃったものだから、もう大変。
けど、その後もクラブで渡すことはできず、帰った後も悶々と悩んだ挙句、京太郎を呼び出して
ようやく渡せたという次第です。

さて、次は――>>618のおバカ玄ちゃんと京太郎編でいきましょうか。
でも、今はここまでかな。楽しかったです。

それじゃ、また。
小ネタ希望は、まだまだ受け付けるので、オナシャス。

ホワイトデー編もぜひ

あ、そうそう。
玄ちゃんの手紙で、所々ひらがななのは、お察しの通りです。
――俺の中で、玄ちゃんはちょっとおバカな子っていうイメージなので。

>>619
ゲーム化か……冗談で言ってみたけど、意外とやってみたくはあるんだよなあ。

>>622
つまり、咲ちゃんがおもち大好き少女になるってことでいいんですかね?
ストパンはまだよく知らないからな……。


とりあえず、>>618でもやろうか。
あ、ググってみたら、60だったり80だったりするみたいだけど、一応60ってことらしいです。


――電車内

京太郎「……それで」

玄「うん?」キョトン

京太郎「ホントにやるの、玄姉ちゃん?」

玄「――京太郎くん」

玄「私たちは、何のために普段使いもしない電車に乗ったと思ってるの?」チッチッ

玄「ふふっ、それにね」

玄「前調べ通り、今の時間帯はお客さんも少ない」

玄「――やれ、と神様に言われてるようなものだよ!」グッ

京太郎「……はぁ」

京太郎「で」

京太郎「何で、俺を連れてきたの?」

玄「え、だって」

玄「……こういう、おかしなことに付き合ってくれそうなのって、京太郎くんくらいだし」エヘヘ

京太郎(あ、おかしなことだって自覚はあったんだ……ちょっと意外)

京太郎(……きっかけはいつものように、お休みの日、松実館に立ち寄った時だ)


――京太郎くん、おもちを掴みにいこう!」

京太郎(ちょうどその時、宥姉ちゃんは席を外していた)

京太郎(その言葉を聞いた時、「ああ、ついに玄姉ちゃんがおかしくなったのか」と半ば本気で心配しかけたところ)


――というわけで、電車に乗ろう!

京太郎(とまあ、畳み掛けるように誘われたわけで)

京太郎(……話を聞く限りは)

京太郎(たしかに、「おかしなこと」に変わりはないけど)

京太郎(別に、他の女の人に直接迷惑をかけるわけじゃない、ということだったから)

京太郎(――安請け合いしちゃった、わけだけど……)


――再び電車内

京太郎「……実際、けっこう恥ずかしいな」ボソッ

玄「ん?」カラカラ

京太郎(言いながら、もう窓開けてるし……)

京太郎(幸い、お客さんは俺たちを気にかけてないみたいだ――)

京太郎(それなら……)


京太郎「――あ」ピクッ

玄「ん? 京太郎くん、どうかした?」キョトン

京太郎「いや、その……」

京太郎(窓からの風を受けて、玄姉ちゃんの服が張り付いている)

京太郎(――うん、それを見てたら、つい思っちゃった)

京太郎「今更なんだけど、玄姉ちゃん?」

玄「なになに?」ズイッ

京太郎「――その」

京太郎「えーと……お、おもちってことだったけど」ポリポリ

玄「うんうん!」

玄「ロマンだよねえ……」ウットリ

京太郎「あのね」

京太郎「……その、玄姉ちゃんは俺と違って」

京太郎「お、おもち、あるよね?」

玄「……へ?」ピクッ

京太郎「だ、だから!」

京太郎(ああ、恥ずかしい恥ずかしい!)カァァ

京太郎「じ、自分のを触ればよかった、んじゃあ」アセアセ

玄「」

玄「……あ、あはは」

玄「な、なんか、凄く恥ずかしいね、うん」カァァ

京太郎「ご、ごめん……」

玄「ううん、いいの」フルフル

玄「……でもね」

玄「京太郎くん」ジッ

京太郎(え、なに、この真剣な表情?)

玄「――自分のものからじゃ、得られない喜び」

京太郎「?」

玄「私ね、ロマンってそういうところにあると思うんだ」

玄「だからみんな、まだ見ぬ世界を求めて旅に行ったりするんだよ、きっと」コクコク

京太郎(え、そんな壮大な話なの……?)


玄「そう」

玄「だからね、電車に乗って」

玄「風に手を当てる――ただそれだけの行動に」

玄「……私は、「ロマン」を感じるの」

玄「――だから!」

京太郎「分かった、玄姉ちゃん」

玄「……京太郎くん」

京太郎「乗りかかった船、っていうんだっけ?」

京太郎「大丈夫、協力するからね」

玄「そうこなくちゃ!」パァァ

玄「よし――スピードの上々! 窓の外に障害物なし!」

玄「――行くよ!」バッ

京太郎「うん!」バッ

 ×スピードの→○スピードは

 俺と玄姉ちゃんは、窓から一緒に手を出した。
 手を縦に突き出し、風と一体化させる――と。

玄「――おおっ!」

京太郎「……うん、気持ちいいね」

京太郎(でも、その――「おもち」の感触って、するか?)

玄「た、たしかに……」モミモミ

玄「おもち、だよ」

京太郎「――そう、なんだ」

玄「あ、そっか」ポンッ

玄「……京太郎くんはまだおもちの、あのぷにぷに感を知らないんだね?」クスッ

京太郎「う、うん、まあ――」

玄「なんて勿体ない!」

玄「……ああ、たしかにおもちの感触がしたのになあ」

京太郎「――むしろ」

京太郎「そんなに詳しい、玄姉ちゃんの方がおかしいんじゃないの?」

玄「えー」

玄「そんなことないよー」ニコニコ

京太郎「そうかなあ……」

玄「うー……悔しかったら、京太郎くんもおもちを触ってみればいいんだよ!」ビシッ

京太郎(また、わけのわからないことを言い出した)

玄「――そうだな」

玄「それこそ、『あの』和ちゃんとか! まだまだ今後に期待の、穏乃ちゃんとか憧ちゃんとか!」

玄「……あ、私のお姉ちゃんはダメだよ? 私だけのおもちなんだからね!」

京太郎(えーと、周りにお客さんいないよな……よし、大丈夫)キョロキョロ

玄「あ、京太郎くん、ちゃんと聴いてる?」ジトッ

京太郎「ごめん、あんまし」

玄「もう!」プクーッ

京太郎「――でもさ、俺思うんだけど」

玄「なになに?」

京太郎「……そんなに言うんだったら」


京太郎「玄姉ちゃんのおもちは、ダメなの?」

玄「……へ?」キョトン

京太郎「いや、だってさ」

京太郎「――その」ポリポリ

京太郎「ちゃんと、おもちあるじゃん、玄姉ちゃん」カァァ

京太郎(相手が玄姉ちゃんだと、こういうこともあんまり淀まないで、すらすら言えるな)

玄「えー、えとえと、それはね」アセアセ

玄「わわっ……」カァァ

京太郎(あ、玄姉ちゃんすっげえ赤い顔してる)

京太郎(こういう玄姉ちゃんは、結構レアなんだよな――って、なに冷静に見てるんだ俺は)

玄「う、うーんと……」

玄「……」カァァ

玄「じゃ、じゃあ!」ズイッ

京太郎「……」

玄「――ちょ、ちょっとだけ、なら」アセアセ

玄「……触って、みる?」カァァ

京太郎「……」

京太郎「――玄姉ちゃ」

ピンポンパンポーン!
――○×駅ー! ○×駅でございますー!


京太郎「」

玄「」

――お降りの方は、忘れ物にお気をつけて

京太郎「……」

玄「……」

玄「あ、はは……」

玄「なんか、タイミングが、ね?」

京太郎「……そう、だね」

玄「――ね?」

京太郎「な、なに?」ビクッ

玄「風、気持ちよかったね」

京太郎「――うん」

玄「よかったよかった」

京太郎「よかったよかった」

玄「……」ドキドキ

京太郎「……」ドキドキ


二人(何とかしてよ、この空気……!)カァァ

以上、電車でおもちを探る旅でした。
最近はリクエストのおかげか、玄ちゃん絡みの小ネタが多いですね。
いいぞ、もっとやれ(歓喜)

あ、でも、清澄も忘れちゃいかん……というより、メインは清澄ってのは崩れないし。
というわけで、次は>>622の、おもち大好き少女咲ちゃんでいいかな?
お待ちください。

――咲の部屋

咲(……なんだろう?)

咲(いつもと違う朝――そんな気分)

咲(……一体、何が)

咲(なんだかよく分からないけど、とりあえず準備しよう……)ヌギヌギ

咲「……」ジーッ

咲「――はっ!?」ビクッ

咲「な、なんで今」

咲「私は、自分の――!?」カァァ

咲「だ、ダメだって、早く準備、を……」

咲「――」フニフニ

咲「……おお」プルプル

咲「こんなに、いい感触だったんだ……感動しちゃった」

咲「――はっ!?」

咲「ち、遅刻しちゃう!」アセアセ

――部室前廊下

咲(なんとか、遅刻もすることなく)

咲(今日も学校生活を無事に終えたわけだけど……)

咲(――なんでだろう、クラスの子たちや廊下ですれ違う子)

咲(みんなの、その、お、おもちが気になってしょうがないのは)

咲(――ど、どうしよう?)カァァ


――部室

咲「こ、こんにちは」

久「――あら、咲?」

咲「……!」ビクッ

久「――どうかした?」

咲「い、いえ! そ、その――な、なんでもありません!」ブンブン

久「そう?」

咲「は、はいっ……!」

咲(――め、目の前に)

咲(ぶ、部長のおもちが!)

咲(ま、前から気になってたけど――形が良さそうだ、ってずっと!)

咲(あ、あれ? な、何を考えてるの、私は?)

久「……ねぇ、咲?」

咲「は、はひっ!?」ビクッ

久「えーとね、その……」

久「あ、あんまり、胸のあたりを見つめられると――照れちゃうなー、って」クスッ

咲「……!」カァァ

咲「す、すいませんすいません!」ペコペコ

久「――うーん」

久「やっぱり、いつもの咲とは違うみたいね」

久「……なんでも、話してごらんなさい?」

咲「う、ううっ――!」


咲(それから私は吐き出した)

咲(朝起きた時からなぜか、人の胸が気になってしょうがなくなっていたこと)

咲(そして、そのまま一日をやり過ごしてきたこと)

咲(――今も、部長の胸を見つめてしまっていたこと)

久「……なるほどね、事情は分かったわ」

久「――それで」

久「どうすれば、治るのかしらね、それは」

咲「ど、どうって……」

咲「わ、分かりません」

咲「――でも、このままじゃ」

久「……ふむ」

久「――ねぇ、咲?」

咲「な、なんですか?」

久「ものは試し、ってね」

久「……ところで、今日須賀くんは?」

咲「あ、京ちゃんなら、今は掃除みたいです」

久「そうか……なら」

久「今のうちね――咲」

久「私の胸を、触りなさい」ズイッ

咲「」


久「さあ、早く」

咲「……で、でも」

久「――さわりたいんでしょう?」

咲「――!?」

久「図星、ってところかしらね?」

久「今なら、私が許可するわよー? 触ってもいいのよー?」ホレホレ

咲「う、ううう」

久「――さあ」

咲「……」

咲「ごめん、なさい!」モミッ

久「あっ……」

咲(これが、部長の――!)モミモミ

久「うっ……ふぅ」ビクンッ

咲(感触は思った通り、弾力があって、みずみずしくて)モミモミ

咲(それでいて、手にすっぽり収まるこのちょうどよさ! そして、この形!)キュッ

久「ちょっ……そこ、は!」ビクビクッ

咲(――意外と感じやすいんだ、部長)

咲「……かわいい、ですね」ボソッ

久「えっ……ひゃっ!?」ビクッ

咲(……ああ)

咲(普段とのギャップに、腰が砕けちゃいそうだよ……!)ゾクッ

久「ね、ねぇ――あっ! さ、咲……?」ハァハァ

久「そろそろ――ね?」

咲「……!」

咲「ご、ごご、ごめんなさい!」

久「――ふぅ」

久「凄かったわね」ハァハァ

咲「……」

久(ああ、かなり恥ずかしかったわ……でも)

久「咲、それで――どう? 症状は?」

咲「――あ」

咲「治ったような、気がします」

久「よかった」ニコッ

久(さすがに、さっきみたいなことをなりふりかまわず、色んな子にしちゃってたら)

久(……ゾッとするわね)ゾクッ

咲「はい」

咲「……ああ、恥ずかしかった」

久(それは、こっちのセリフでもあるけどね)ハァ

とりあえず、ここまでー。
そのうち、他の面子Verも書いてみたかったり。

さて、今はここまでかな。
小ネタ希望あったら、送ってくださいな。

おつー

日に当たって具合が悪くなったてるてるを膝枕で看病しよう

優希「そんなにおもちが好きなら京太郎の手で大きくしてくれればいいんだじぇ!」
咲「ハッ、その手があったか!」
京太郎「ねえよ」

>>664

――清澄駅

照「……ふぅ」

照「せっかくの夏休み」

照「咲に会いに来たわけだが……」

照「――と、とりあえず、前に」

照「歩い、て……」フラッ


京太郎「……あれ? あの人」タッ


――駅近くの公園・ベンチ

照「……んぅ」パチパチ

京太郎「あ、気づきました?」

照「――う、うん」

照「……!」ハッ

照「き、君は――うっ!」ズキッ

京太郎「あ、だめですよ」

京太郎「まだ痛むでしょ?」

照「う、ううう……」ズキズキ

京太郎「ここ、木陰になってますから」

京太郎「もうしばらく安静に、ですよ」

照「な、なんで」

京太郎「俺がここに、ですか?」

京太郎「たまたま駅近くを通りかかったら」

京太郎「照さんが倒れかかっていたもので……」

照「それで、ここまで連れてきて――」

京太郎「はい」

照「あまつさえ、膝枕を……」カァァ

京太郎「――どうしてもというなら、下ろしますけど」

照「あ、いや」

照「も、もう少しだけ……」キュッ

京太郎「――はい」

京太郎「――それにしても」

京太郎「照さんも、日差しには弱い方なんですか?」

照「……まあ、な」

照「――照さん『も』?」ピクッ

京太郎「ああ、いや、その」

京太郎「――咲のヤツも、前に倒れ掛かっちゃって」

照「……まさか、君は――くっ!」ズキッ

京太郎「あ、無理しちゃいけませんって」

京太郎「……ええ、そうです」

京太郎「その時も、こうしてたっけなあ、って」

照(……うう)

照(咲――もう、遠い場所へ行ってしまったんだね)グスッ

京太郎「――でも」

京太郎「照さん、ホントに咲のこと好きなんですね」クスクス

照「んなっ……!」

照「き、君に言われる筋合いなど」

京太郎「まあ、そうでしょうけど」

京太郎「……お姉さんと一緒にいる時の咲って」

京太郎「すげえ楽しそうだから」ニコッ

照「……謙遜のつもりか?」

京太郎「――えっ?」キョトン

照「いや、なんでもない」

照(――こいつ、気づいてないのか?)

照(私といる時と同じか、もしくはそれ以上に)

照(……あいつが、楽しそうにしている、ということに)

京太郎「……照さん、なんだかおもしろい顔してますよ?」

照「――なっ!?」

照「そ、そんなこと! というより、い、いきなりなんだ!」

京太郎「いや、だって……」

京太郎(なんかムッとしてるというか、それであって顔が赤い、というか)

京太郎(なんとも言いようのない、おかしな表情だから……って、言えるわけないしなあ)

照「――ふん、君のいう事など些末にすぎない」

照「……そろそろ、帰らせて――つぅっ!」ズキッ

京太郎「ああ、まだダメですって」

京太郎「……ほら、もう少しだけでも」

照「あ、ああ……」

照(――しかし)

京太郎「……」ニコニコ

照(須賀くんは、無自覚なんだろうか)ジトッ

照(こうして、膝枕をするということに慣れているかのようにも――)

照(……なんだか、面白くない)プクーッ

照(――けど)

照(気持ちがいいのは事実だから、何とも複雑だ……!)カァァ

京太郎(――こうして見てると)

京太郎(こういう表情の変化は、やっぱり姉妹なんだなー、って思うなぁ……)

京太郎(――仲がよろしいことで)クスッ

余力あったので、小ネタ書きました。
照と京太郎二人だけってのはもしかして初めてだったり?
楽しかった(小並感)

それじゃ、今はここまで。
小ネタ、まだまだよろしくお願いします。すでに面白そうなのが出てきてますね……。

>>666
なんか上の小ネタの後だと間違われかねんと思い付け足すけど
平原に興味ないなら京太郎の手で大きくしてくれと迫る優希(+咲)な感じでオナシャス

>>642
ホワイトデー編。

――麻雀クラブ

京太郎「――はい、玄姉ちゃん」スッ

玄「……え?」キョトン

京太郎「お返し、だよ」

玄「あれ? 私、なにかしたっけ?」

京太郎「……今日は何月何日?」

玄「――えっと、3月14日だよね」

玄「おかしいな、何の日だったっけ?」アレ?

京太郎「……」ハァ

京太郎「ホワイトデー、って知らない?」

玄「……あ」ハッ

玄「なるほどなるほど、そういえばそういうのもあったね!」ニコニコ

京太郎(……玄姉ちゃん)アキレ


玄「何入ってるのかなー、っと」ガサガサ

玄「おお! 美味しそうなホワイトチョコ!」パァァ

京太郎「……ごめんね」

玄「え、なんで? すごく美味しそうだけど……」

京太郎「いや、その――」ポリポリ

京太郎「玄姉ちゃんは手作りのをくれたのに、俺買ってきたヤツだし……」

玄「……京太郎くん」

玄「――よし、それなら!」

玄「今度うちで、一緒にお菓子作りでもやろうか」ニコッ

京太郎「……い、いいの?」

玄「うんうん!」コクコク

玄「料理できる男の子、目指したっていいじゃない」

京太郎「――そう、だね」

京太郎「ありがと、玄姉ちゃん」

玄「うんうん!」

京太郎(……ふぅ)

京太郎(玄姉ちゃんが嬉しそうでなにより)

京太郎(お返しするのが恥ずかしくて、みんなが来る前に渡せたところまではいい――問題は)

憧「――あ」ガチャッ

京太郎「おう、憧」

憧「……な、なんだ。早いじゃん」プイッ

京太郎「まあ、な」

京太郎(こいつなんだよなぁ……)ハァ


――帰り道

京太郎(――結局)テクテク

京太郎(憧に、話を持ちかけることはできなかった……)

京太郎(い、いや、まぁ――ひと月前の憧みたいに、メールを使えばいいのかもしれないけどさ)

京太郎(……なんか、男らしくないような)ハァ


穏乃「――京太郎、なんか沈んでない?」ヒソヒソ

和「何かあったのでしょうか……」ヒソヒソ

憧「……」テクテク

京太郎「――そうだ」ピタッ

穏乃「お?」キョトン

和「どうかしたのですか?」キョトン

憧「……」ピクッ

京太郎「そ、その……」

京太郎「憧の家に、なにか忘れ物をした、ような――」

穏乃「え、そうなの?」

憧「……え?」

京太郎「いや、たしか、いや多分した」

和「曖昧ですね……」

京太郎「というわけで」

京太郎「――憧の所に寄ってから帰るよ」

憧「……ま、まぁ」

憧「いいけど、さ――」

穏乃「それじゃ、ここでお別れだね」

和「……では、また明日」

京太郎「うん、じゃあな二人とも」

憧「……バ、バイバイ」


京太郎「……」テクテク

憧「……」テクテク

憧「ねぇ」ピタッ

京太郎「ん?」

憧「――もう、二人ともいないよ?」

京太郎「……」

京太郎「やっぱ、ばれたか」

憧「そりゃまあ」

憧「……ホントに、嘘が下手なんだから」アキレ

京太郎「う、うっせ」

憧「……」

憧「それで」

憧「よ、用があるなら」アセアセ

京太郎「わかった」ゴソゴソ

憧「……」ドキドキ

京太郎「ほら、これ」スッ

憧「――」ピクッ

京太郎「お返し」

憧「……」ガサガサ

憧「ホワイトチョコ?」

京太郎「うん」

京太郎「……まあ、買った物だから」ポリポリ

憧「そ、それでも」

憧「――ありがと」ギュッ

京太郎「どういたしまして」


京太郎「――でもなぁ」

京太郎「……できれば、手作りで渡したかったんだよ」

憧「そ、そんなこと」アセアセ

憧「――別に、気にしてないし」プイッ

京太郎「そっか」

憧「……」

憧「その気があるなら、だけどさ」

京太郎「ん?」

憧「……私、少しならお菓子作れるから」

憧「お、教えてあげても……」カァァ

京太郎「……」

京太郎(――玄姉ちゃんにも同じように誘われた、ってのは)

京太郎(言わない方がいいんだろうな、うん)

京太郎「ありがとな」

京太郎「……それじゃ」

京太郎「今度、教えてもらえたら」

憧「……うん」

憧「で、出来たらでいいから」アセアセ

京太郎「わかったわかった」

憧「……」カァァ


京太郎(――さて)

京太郎(玄姉ちゃんと、憧。二人から教わることになるのか)

京太郎(……俺のお菓子作りのレベルは一気に上がりそうだな)

ここまでです。
玄ちゃんと違って憧ちゃんは何となく感付いてましたが、京太郎と同じように話題に出すことをためらっていた感じです。

さて、次だ。

>>666
>>674
これをやりましょうか。
……玄ちゃんと京太郎のおもち作戦を書いてから、一気にこれ関係のリクエストが増えましたね。
やっぱみんな、おもち好きなんすねえ。

こっちの京太郎って何歳ぐらいだっけ?

>>684
設定では、小6かな。
玄姉ちゃん中1、宥姉ちゃん中2ってところ。

――え、なんで京太郎が「姉ちゃん」って呼んでるかって?
考えてないんだよなぁ……(遠い目)

※今回は、ちょっとHになりました。

――部室

咲「……つまりだよ、京ちゃん?」ズイッ

京太郎「お、おう」

優希「犬はいっつも、のどちゃんのおっぱい見てばっかりだじぇ!」

優希「そんなに、おっきい方が好きか!」

京太郎「そ、そりゃまあ……」

京太郎「しょうがねえだろ、目がそっちに行っちまうのは」

優希「うがー!」

優希「これは深刻な差別だじぇ!」

京太郎「……ま、まぁ、小さくてもそれはそれで」

優希「――おかしい、フォローされたら余計にムカつくじょ」

咲「気が合うね、優希ちゃん」

咲「……私も今、ちょっとカチンときたよ」ゴゴゴゴ

京太郎(あれ、なんだこのオーラは……)


優希「――というわけで、だじぇ」

咲「京ちゃん……」

京太郎「な、なんだよ?」

優希「責任を取ってもらうじょ」

咲「そうだね、取ってもらわないとだね」ニッコリ

京太郎「――は?」

優希「つまり」

咲「京ちゃんがそんなにおっきいのがお好みなら」


二人「私たちのをおっきくする手伝いをして(するじょ)!!」

京太郎「……あのな」

京太郎「いいか、胸ってのは大体遺伝子レベルで――」

優希「おっきくするんだったら、やっぱり……」

咲「うん――あれしかないんだと思う」

京太郎「聞けよ」ハァ


優希「――い、いいか、犬?」ジッ

京太郎「なんだよ、タコス」

優希「……」モジモジ

優希「――ほら」ズイッ

京太郎(……は?)

京太郎(い、いきなり体を寄せてきた?)

優希「こ、ここを、だな……」


優希「も、揉んでくれ!」カァァ


京太郎「」

咲「さぁ、京ちゃん?」

咲「優希ちゃんが終わったら、私もだよ?」ニコニコ

京太郎「ちょ、ちょっとまて」

咲「――まさか」

咲「こんなに恥ずかしいことをやらせておいて」

咲「……逃げる、なーんてことないよねえ?」ゴゴゴゴ

京太郎(……色々と突っ込みどころはあるけど)

京太郎(咲、なんかおかしくないか――そう、まるで)


咲「ほら、私たちのお手伝いしてよ――京ちゃん?」ニコッ


京太郎(魔王、みたいな――)

優希「……さ、さぁ」

京太郎「……うう」

優希「……」

京太郎「――くっ!」モミッ

優希「ひあっ!?」ビクンッ

京太郎「こ、これでいいのか?」モミモミ

優希「い、いいはずだじぇ……」ビクッ

京太郎「そう、か――」キュッ

優希「うぁっ!」ビクビク

京太郎(――しっかし、まあ)

優希「ひぅっ! んん!!」

京太郎(胸の大きさはそれこそほんとに小学生レベルじゃないか、これ?)モミモミ

京太郎(でもたしか、なんかの雑誌だったっけ――)コリッ

優希「そ、そこは!?」ビクッ

京太郎(小さい方が、その――か、感じやすいとか)

優希「んぅ!?」

京太郎(なるほど、当たってるらしい)

優希「――も、もう」

優希「お、終わりだじぇ!」バッ

京太郎「……ふぅ」

優希「……」ハァハァ

優希「こ、これで」

優希「おっきくなるのかな?」

咲「大丈夫だよ、優希ちゃん!」ニコニコ

優希「さ、咲ちゃん……」

咲「ここまで頑張ったんだもん」

咲「報われないと損、だよ」

優希「そう、かな……」

京太郎「……」


咲「さぁて、京ちゃん?」ズイッ

京太郎「……次は」

咲「私、だよー」ニッコリ

京太郎「……」

咲「……ひゃっ!?」ビクッ

京太郎「……」モミモミ

咲「も、もう、京ちゃ――きゃっ!?」

京太郎(――なんだか、咲の様子がいつもと違う)カリッ

咲「そ、そこは――!」ビクンッ

京太郎(だからだろうか、こうして目の前で反応を示すこいつを見ていると――)

咲「んぅう!!」

京太郎(興奮、する――)

京太郎(なーに考えてんだか……でも、事実だ)モミッ

咲「ひぁぁ!!」

京太郎「――咲」

咲「な、なに――ん! 京、ちゃん……」

京太郎「――お前、めっちゃ恥ずかしい顔してる」

咲「そ、そんな、こと……!」ハァハl

咲「ふ、ん……京ちゃんって、女の子をいじめて――ん!――喜ぶ変態さんだったん、だ、ね!」ハァハァ

咲「京ちゃんの方が――ひぁ! は、恥ずかしい、ん! だから……!」ビクビクッ

京太郎(――ああ)

京太郎(なんだろうな、この嗜虐心は……)

京太郎(威勢のいいセリフを吐きながらも、目の前で震える咲)

咲「――ひゃぁっ!?」ブルッ

京太郎(やばいな、俺……)

咲「……」ハァハァ

京太郎「――ほれ、おしまいだ」

優希「……」

咲「――あ」

咲「京ちゃんって、盛りのついた犬さんみたいだね」

咲「……ホントに、バカ、なんだか、ら」プイッ

京太郎(……呂律が回ってねえぞ、バカ咲)

優希「――こ、これで」

優希「咲ちゃんも、おっきくなるはずだじょ!」

咲「そう、だね……優希ちゃん」

咲「もう、京ちゃんに揉んでもらうのなんて、こ、これっきり――」ハァハァ

京太郎「……」

京太郎「――そうはいかないな」

咲「……え?」

優希「じょ?」

京太郎「……しばらく」

京太郎「お前たちの手伝いをしよう」

咲「――な、なんで」ビクッ

優希「い、犬の目がなんか怖いじぇ……?」ビクッ

京太郎(――ああ)

京太郎(やばいな、これ……俺が俺じゃないみたい、というか)


京太郎「ほら、一緒に――」

――京太郎の部屋

>ピピピピ

京太郎「……」ゴソゴソ

京太郎「――ん」ガチャッ

京太郎「……」ボーッ


京太郎「こういうオチ、かぁ……」

京太郎(そういえば)

京太郎(誰か言ってたっけ――『夢の中では、普段抑え込んでいる願望が顕れる』とか)

京太郎(……俺、たまってんのかな?)

京太郎「……」アレ?

京太郎(なんか、下半身が湿ってるような……?)チラッ

京太郎「――うぇ」

京太郎「やっぱり、そうなってるわな、そりゃ……」ハァ

京太郎(とりあえず)

京太郎(登校前に、軽くシャワーでも浴びるとするか――はぁ)ゴソゴソ

どうしてこうなった……
もっとマイルドになるつもりだったのに、深夜のテンションも相まってとんでもないことに。
ま、まぁ、細かいことは抜きにしてください……(震え声)

近いうち、玄姉ちゃんのおもち編も書くだろうけど、その時はどうなってることやら――
今はここまでになる、かな。

次はたぶん、宥姉ちゃんの無自覚な惚気話になるかと。


小学生男子が年上の仲の良い女の子を姉ちゃんって呼ぶのは普通じゃないかな?
だから特に理由付ける必要無いと思うけど?

>>695
そうか……俺の小6の頃を思い出すと、なんかどうもしっくりこなかったんだ。
でもまあ、現実とフィクションは分けて考えんとな。ありがと。

さて、無自覚惚気話といきましょうか。

――松美館

穏乃「……こんにちはー!」ガラッ

玄「はーい――って、穏乃ちゃん!?」トテトテ

憧「私もいるよ」

和「……こ、こんにちは」モジモジ

玄「おお、いつものグループ勢揃いだね――って、あれ?」キョトン

玄「京太郎くんはいないの?」

穏乃「ああ、あいつなら……」

憧「お母さんたちと一緒に、親戚の所へ向かったみたい」

玄「へぇ……」

和「――あ、あの」

和「お邪魔では、ありませんか……?」

玄「えっ、いやいや! そんなこと――」

玄「むしろ大歓迎だよ」ニコッ

玄「それこそ京太郎くんなんて、冬休みの殆どの間、ここに来てた気がするくらいだし」

穏乃「え、そうだったの?」キョトン

憧「――ふーん」

和「……な、なるほど」

玄(――ほほう)

玄(なるほどなるほど……みんなそれぞれに乙女だねえ)ニコニコ


玄「ままっ、上がってよ」

和「お、お邪魔します……」ペコリッ

穏乃「うわー、玄さんのお家に上がるの久しぶりだなあ」

玄「ふふっ、いつでも来ていいよー?」

憧「もう、玄ったら。自分の仕事も……」ハッ

憧「そういえば、宥姉は?」

玄「ああ、お姉ちゃんなら……」

宥「――あ」ハッ

宥「こ、ここ、こんにちはっ――あれ、し、穏乃ちゃんたち!?」アセアセ

憧(寒さのせいか、声が震えてるなあ……)

宥「あ、あったかくないよ……」ブルッ

和「だ、大丈夫ですか?」オズオズ

穏乃「うーん、宥さんは相変わらずだね……大丈夫かな」

憧「ねえ、宥姉?」

宥「は、はいっ!?」ビクッ

憧「私たちも炬燵、入っていいかな?」

宥「う、うん……いいよー」

宥「――あ、そういえば」ハッ

宥「京太郎くんは来てないの?」キョトン

穏乃「え、京太郎?」

憧「いや、来てないけど……京太郎に何か用?」

宥「い、いや! そ、そういうわけじゃないんだけど……!」ブンブン

宥「た、ただ――!」

宥(考えてみたら、「あの時」も炬燵で――)ハッ

宥(う、うう……お、思い出しちゃうよ)カァァ

和(――心なし、宥さんの顔が赤くなったような)

穏乃(それも、ただ温かさからじゃない、ような)

憧(――まさか、ね)


玄「それじゃ、私はみかん持ってくるねー」

宥「……!」ビクッ

穏乃「え、いいんですか?」

玄「うんうん!」

玄「せっかく大事な後輩が来てくれたのに、おもてなしをしないわけにはいかないからねー」

穏乃「……こういったところは、ホントに旅館の娘って感じだよね」

和「素直に、ありがたいですね……」

宥「う、うう……!」カァァ

憧「……?」

――数分後

玄「お待たせー!」ガラッ

和「あ、玄さん。ありがとうございます」

穏乃「やっぱり、炬燵にはみかんだよねぇ……」

宥「う、うん――そ、そうだね」アセアセ

憧「……」

憧「ねぇ、宥姉?」

宥「は、はいっ!?」

憧「……なんか、おかしくない?」

宥「え、え? な、なんのことかな?」

憧「……」

憧「――もしかして」


玄「お姉ちゃん、今日は京太郎くんいなくて残念?」


穏乃「……!」

憧「……!」

和「――え?」

宥「ちょ、ちょっと、く、玄ちゃん!?」アセアセ

玄「え、違うの?」キョトン

宥「も、もう! へ、変なことは――」カァァ

和「……え、えーと」

穏乃「京太郎くんと宥さんに」

憧「なにか、あったの?」

玄「……ほら、お姉ちゃん?」

宥「……うう」

――数分後

宥「で、でね……」

宥「京太郎くんが、その――」

宥「わ、私と炬燵で……み、みかんを」モジモジ

玄「あの時のお姉ちゃん、顔真っ赤だったねー」

宥「も、もう! 玄ちゃんったら!」カァァ

穏乃「……へ、へえー」

憧「……そう、だったんだ」

和「……京太郎くん」

宥「――も、もうこれでおしまい」

玄「えー、まだ一番大切な所言ってないよ」

憧「一番大切な……?」

穏乃「所?」

和「……」

玄「ほら、お姉ちゃん?」

宥「う、うう――!」


宥「きょ、京太郎くんが私の口にみかんを――あ、あーん、って」カァァァ


穏乃「……?」キョトン

憧「」

和「」

玄「そう、そこなんだよ!」

玄「ああ、その時の二人は……」

宥「く、玄ちゃん、や、やめてえ……」プシュー

玄「ふふっ」

宥「もー……」

穏乃(京太郎と宥さんが、ね)

穏乃(たしかに炬燵で温かくて、みかんが美味しいよね、うん)

穏乃(――ところで)


憧「……きょ、京太郎のヤツ、何を」

和「……そ、そんな」


穏乃(そこで打ちのめされてる二人は)

穏乃(そんなに、ショックを受けたのかな?)

穏乃(――でもさ、「あーん」くらいそれこそいつでも……)ハッ

穏乃(まずいな、深く考えたら、こっちまで顔が赤くなりそうだ……)フルフル

穏乃(――そういうこと、なのかな?)カァァ


玄「また京太郎くんに、「あーん」って――」

宥「く、玄ちゃん!」

ここまでになります。
最後の方ちょっと分かりづらかったかも。

つまり穏乃は最初、「あーん」の所を聞いた時、それがどういうことを意味するのかわかってなかった。
けど、よくよく情景をイメージして考えてみたら、何故だか顔が赤くなってきた。
それで、「ああこれってつまり、そういうことなんだ」と何となく理解した、って感じでした。

言うまでもなく、憧と和は聞いた時から情景は完全にイメージできてて、それで打ちのめされてました。

宥姉が無自覚に惚気話をする、って趣旨からちょっと外れちゃったかな。
むしろ玄姉ちゃんが煽ってたような気も……

そんなこんなの、京太郎抜きでの女子グループ話でした。



次は、何になるかな……リクエストのおかげで、題材がよりどりみどりでホントにありがたいです。
まだ募集は続けているので、思いついたらどんどん送ってくださいな。

このスレからなんだけど阿知賀と絡んでる過去編はパラレルなの?

おもち関連多すぎるんだよなあ……いいぞ、もっとやれ。

>>706
ご新規さんが来てくれるとは嬉しいなあ。
たしかに2スレ目から阿知賀が増えたんだけど、これは1スレ目の>>1000のレスによるものなんだわ。
もしかしたら、阿知賀じゃなくて、宮守とか姫松になっていた可能性が微レ存……?

さて、そろそろ玄姉ちゃんのおもちネタやりましょうか。


――夕暮れの部屋。

玄「……そ、それじゃあ」

――窓際に佇み、長い黒髪をなびかせて。

玄「み、みんな帰っちゃったみたいだし……」

――夕日を受けた顔を、真っ赤に染め上げながら。


玄「い、いいよ」カァァ


昨日、電車でバカな「実験」をした後で、俺が言った言葉。

――だ、だったら、玄姉ちゃんの「おもち」を――

そして今日、いつものようにクラブ活動にやってきた俺は、どうもうまく玄姉ちゃんと話せなかった。
何せ、お互い顔を赤くしちゃって、舌が回らなくなったからだ。

この、微妙な空気を打破するには、いっそのこと……と思った玄姉ちゃんは――

京太郎「……い、いいの?」

玄「う、うん」コクッ

玄「な、なんだか」

玄「――は、恥ずかしいね」エヘヘ

京太郎「……!」

その瞬間、理性が吹き飛んだ。


京太郎「く、玄姉ちゃん」ギュッ

玄「……ひゃっ!?」ビクンッ

京太郎「……やっぱり」モミモミ

京太郎(和ほどじゃないけど――おっきい)ボーッ

玄「あ――うっ!」ピクンッ

玄「い、いま――ん!――なん、て?」ピクピク

京太郎「なんでもないよ」

玄「う、嘘で、しょ?」ハァハァ

京太郎「……」

京太郎「おっきいな、って」

玄「……え?」キョトン

玄「な、なななっ――!」カァァ

京太郎「……」モミッ

玄「な、なにを――ひゃあっ!?」ビクッ


京太郎(――いいのかな、こんなことしちゃってて)モミモミ

玄「ひっ……!」ビクビクッ

京太郎(玄姉ちゃんの顔は見慣れてたけど――)キュッ

玄「きょ、京太郎、くん……!」

京太郎(目の前の玄姉ちゃんはまるで、別人のような――)モミッ

玄「ひああっ!?」ビクンッ

京太郎(……やべっ!)

京太郎「ご、ごめん! 玄姉ちゃん!」バッ

玄「……はぁ」

玄「も、もう――京太郎くん、ってば」ハァハァ

玄「ちょっと、やりすぎ……」

京太郎「――うっ」

玄「……まあ」

玄「悪くなかった、かな」ボソボソ

京太郎「……え?」

玄「な、なんでもない!」プイッ


玄(――人の「おもち」には興味あったけど)

玄(まさか、自分のを触られちゃうなんて……)

玄(お、思った以上に恥ずかしかったよ)ハァ

京太郎「……あ、あの、玄姉ちゃん?」

玄「さ、さぁ! そ、それじゃ帰ろっか」アセアセ

京太郎「う、うん……」

京太郎「――あ、でもその前に」

玄「うん?」

京太郎「ちょっと、トイレに……」モジモジ

玄「――あ」ピクッ

玄「わ、私も……」

京太郎「そ、そう?」

玄「うん――」コクリ

京太郎「……」カァァ

玄「……」カァァ

ここまでになります。
リクエストの多かった玄姉ちゃんのおもち編でした。

……え、なんで最後に二人とも赤くなってるかって?
お察しください。

さて、最近何だか、京ちゃんと咲ちゃんのネタを書いてないような気がします。
それ関連の小ネタをお願いします。


猫を愛でる咲ちゃんに見惚れる京太郎とか

格ゲーにハマる京咲

乙ー
雨降りの日室内での咲ちゃん読者、そばにいる京太郎


メイド咲ちゃんと執事京ちゃん

おお、たくさんのリクエストアリシャス。

>>719
(田舎おでん)って初めて見た。
そのリクエストは、まるで京ちゃんがどこかの有能執事をリスペクトしてるようにもとれますね……。

??「やっぱり、京ハギだね!」


それじゃ、まずは……

>>715
うちも猫飼ってるから、このリクエストはなかなか書き甲斐あります。


――清澄高校

京太郎(……ふわぁ)ウーン

京太郎(あー、チキショー……やっぱりこの時間はねみいな)

京太郎(昼休みだし、どこかで寝るのも――あれ?)


咲「……」ゴソゴソ

京太郎(あいつ、何してんだ……?)

咲「……にゃー、にゃー」ネコナデゴエ

京太郎「」

咲「にゃうん?」クビカシゲ

京太郎「……」アキレ

咲「にゃ――」

京太郎「おい、咲」

咲「にゃっ!?」ビクッ

咲「きょ、京ちゃん――いつからそこに?」アセアセ

京太郎「……お前が『にゃーにゃー』言ってたあたり」

咲「ふぇ……」

咲「――うう、むしょーに恥ずかしいよ」カァァ

京太郎(そりゃまあ……)

京太郎「それで? なにしてんだ、そんなとこで?」

咲「あ、うん。あのね――」ホラ

京太郎「なになに――お」

野良猫「……」ジーッ

京太郎「なるほど、そういや」

京太郎「最近、うちの高校の近くに猫が棲みついてるって噂があったな」

咲「そうだったよね……で」

咲「なんと、私が発見したんです!」エヘン

京太郎(……多分、そこそこ多くの奴が気づいていたとは思うけど)

京太郎(こいつみたいに、「にゃーにゃー」わめく奴がいなかった、ってだけで)アキレ

咲「あ、何か失礼なことを――」

京太郎「さて、この猫だけど……」

咲「あ、無視された……」ガーン

京太郎「……そう、だな」

野良猫「……」シャーッ

京太郎「うーむ……あ」

京太郎「咲、ちょっと待ってろ」

咲「え? きょ、京ちゃんどこに――?」

京太郎「ほれほれ」

野良猫「……!」ビクッ

咲「そ、それは――」

京太郎「そう……この時期ならいろんなところに生えているこれ――」フリフリ

野良猫「――!」バッバッ

咲「猫じゃらし、だね」

京太郎「そう……お、近づいてきたぞ」

野良猫「……」トコトコ

咲「あ、来た来た!」

京太郎「おい、声でけえって――そらそら」フリフリ

野良猫「……」ジーッ

野良猫「……ニャオウ」パシッ

咲「か、可愛い……!」

京太郎「よーしよしよし……お、もう大丈夫みたいだな」

野良猫「~♪」ゴロゴロ

咲「よしよし」ピトッ

野良猫「ニャオン?」ピクッ

咲「いいこいいこ」ナデナデ

野良猫「ゴロニャン」

咲「――い、今! ゴロニャンて!」

野良猫「!」

京太郎「わかったわかった……あんま興奮すると、ビクついて離れるぞ?」

咲「そ、そっか……ごめんね」

野良猫「フニャン?」クビカシゲ

咲「……!」パァァ

京太郎(よっぽど、猫撫でられたのが嬉しかったらしいな、こいつ)

京太郎(俺みたいに家にペット飼ってると、ここまでオーバーなリアクションはしないけど――まあ、たしかに)

京太郎「可愛いなぁ、こいつ……」ナデナデ

野良猫「~♪♪」ゴロゴロ

咲「わぁ……」ニコニコ

京太郎「おお……」ナデナデ


――数分後

キーンコーン・・・

咲「……あ、予鈴」

京太郎「そろそろ行かなきゃだな……それじゃあ」

野良猫「ニャウ?」

咲「またね、猫さん――あ」

咲「『あずにゃん3号』ってのはどうかな、京ちゃん?」

京太郎「……2号は本編に出てきたから?」

咲「うん!」コクッ

京太郎「――まあ、いいんじゃねえか?」

咲「あずにゃん3号……うふふ」ニコニコ

京太郎(こいつは……)ハァ

――廊下

咲「はぁ……さっきの猫さ――『3号』、可愛かったね」

京太郎(長すぎて名前を呼ぶことを放棄したとみた)アキレ

京太郎「まあ、そうだな」

咲「京ちゃん家のカピバラさん、元気?」

京太郎「ああ、元気だよ」

咲「ふーん――ああ、私もペット飼いたいなぁ」

京太郎「いいんじゃね、飼えば」

咲「気軽に言ってくれるけど……実際は難しいんだよねえ」

咲「お父さんに掛け合えばなんとかなるかなー……」

咲「やっぱり、大人になるまではダメかもね、うん」

京太郎「そっか」

咲「うん」

咲「もし結婚するとしたら、ペット大丈夫な人がいいな」

京太郎「……ふーん」

咲「それでそれで! やっぱり、家事とかこなせる人がいい」

京太郎「へぇ」

咲「それで、私と趣味が合って、いっぱいお話してくれる――」ハッ

咲「……い、今のなし!」ブンブン

京太郎「――え? なに?」

咲「な、なんでもない――!」

咲「きょ、教室戻らないと」アセアセ

京太郎「お、そうだな」


咲(なんでなんで……?)

咲(いきなり、顔が熱くなったのは)

咲(――どうして、だったんだろう?)カァァ

京太郎(……咲、結婚するつもりあんのかな?)

京太郎(こいつを抱える旦那は大変だろうな……察するよ)

京太郎(――あれ、なんだこの感じ?)キュッ

一体、咲ちゃんは何が恥ずかしくなったんですかね?(すっとぼけ)
書いてたら、飼ってる猫をなでたくなった(小並感)

さて、次だ――と思ったけど、もしかしたらここまでかもしれない。
京咲は多く出してくれたから、これからはまたいつも通り、なんでもリクエストで。
清澄でも、阿知賀でも……はたまた、他校でも?

京ちゃんとてるてるがデート!……する夢を見るてるてる

奈良県に旅行する京太郎

夢オチ系で

京ちゃんのペットのカピバラになってしまい京ちゃんに可愛がられる咲or和orシズor憧

咲と京太郎が双子の兄妹でヨスガ的展開という無茶振りをしてみる
無理そうor兄妹モノが嫌いならスルーで

咲ちゃんの色仕掛け

須賀京太郎探検隊「宮永ホーンの謎を追え!」

そろそろ書きますね。
……雑談スレで「SSの完結」について触れられており、このスレの完結はどうなるのかな、などと考えてました。
でも、ここの住人のリクエストに応えていくのが楽しいので、きっとこんな感じで進みそう。

小ネタ希望出してくれる人には感謝してます。

さて、まずは……

>>716
何スレ目だったか忘れちゃったけど、ゲームネタは前に書いたと思うんだ。
それに、ゲームを題材にすると書くのが難しくて……すまんな。

>>717
ここ東京では、今日の天気は雨でした。
というわけで、これからいきましょうか。

――京太郎の部屋

京太郎「……あ」ハッ

咲「ん? どうしたの、京ちゃん?」クルッ

京太郎「いや」

京太郎「雨、降ってきたな、って……」

咲「え!?」

咲「うわ……結構、強いね」ドンヨリ

京太郎「こりゃ、お前が家に着くころにはずぶ濡れだろうな……」

咲「ううっ……雨が降るなんて、平井さん言ってなかったのに」グスッ

京太郎(……NHKの天気予報士か、一瞬気づかなかった)

咲「ねぇねぇ、要らないビニール傘とか――」モジモジ

京太郎「わかったわかった」

京太郎「後で貸してやるから」

咲「――あ、ありがと」パァァ

京太郎(……やれやれ)ハァ


――数分後

咲「……」ペラッ

京太郎「……」チラッ

京太郎(珍しいな)

京太郎(こいつが読書に熱中してる、なんて)

京太郎(――雨が降ると集中するタイプなのか?)

咲「……」ペラッ

京太郎(しかし、まあ)

京太郎(たしかに、本を読んでるとサマになるな、こいつ)

京太郎(まぁ、ラノベなんだろうけど……それでも)

京太郎(――文学少女、みたいな)

京太郎(普段のこいつの挙動を知ってると、こんなこと思うだけで笑いそうになるな……)

咲「――はぁ」

京太郎(ん?)

咲「やっぱり、秀吉は可愛いなぁ……」クスクス

京太郎(――あと、本を読んでるとつい呟いちゃうタイプか)

京太郎(しかし、秀吉ってなんの秀吉なんだか……やっぱり、バカテスか?)

咲「……」

咲「あ、あのさ」

京太郎「ん?」

咲「……そ、その」

咲「ベッド、貸してくれないかな?」

咲「本読んでたら、眠くなっちゃって……」

京太郎「……集中力ないヤツ」アキレ

咲「なっ!? い、いつもはもっと読めるよ!」

京太郎「へいへい、そういうことにしておくよ」

咲「し、信じてないでしょ」

京太郎「さぁな――でも」

京太郎「お前がベッドに来るんなら、俺はどかないといけないわけか……」

京太郎「どうすっかなー」


咲「……」

咲「じゃ、じゃあ」モジモジ

咲「京ちゃんの隣でも――」

京太郎「それは却下」

京太郎「俺がどくから」

咲「そ、そっか……」

京太郎(――なんだかわからないけど)

京太郎(年頃の高校生男子の部屋に、同級生の女子を入れてるだけでも、なんかおかしいのに)

京太郎(その上、一緒のベッドで寝転がるなんて――いや、やめよう)

京太郎(正直、こいつじゃ興奮しないし……和だったらまだしもなぁ)

咲(――京ちゃんが鼻の下伸ばしてる。うわ、だらしない顔)

咲(……京ちゃんのベッド、かぁ)

咲(そういえば、いつもは座ってばかりだったから――寝転がったことはないんだよね)

咲(――えいっ)ボフッ

咲(はぁ……気持ちいい)ウットリ

咲(……)

咲「やっぱり、匂いが違うんだ……」ボソッ

京太郎「は?」ピクッ

咲「な、なんでもない!」

咲(つ、つい、考えが漏れちゃったよ――!)カァァ

咲(――でも、やっぱり男の子なんだなぁ)

咲(だ、ダメダメ! へ、変なこと考えちゃ――!)ブンブン


京太郎「……あ」

京太郎(咲の顔、真っ赤だ)

京太郎(――ド、ドキッとなんてしてねえって)

咲(これはただのベッド、これはただのベッド……!)アセアセ

ここまでになります。
自然にお互いの部屋に行き来する高校生男女か――うーむ。

さて、次は。

>>719
行くぜ、Roof-TOP……ってことですよね。
それじゃ、お待ちください。

――Roof-Top

まこ「――おお、よく来てくれたの」

咲「は、はい」モジモジ

まこ「まあまあ、手伝いなんだから、そう緊張しない」

京太郎「そ、そうですかね……」

まこ「おお、京太郎も来てくれとったか」

京太郎「はい」

京太郎「……正直、咲一人じゃキツいでしょうし」チラッ

咲「きょ、京ちゃん!」ムッ

まこ「ほうほう」ジッ

まこ「相変わらずじゃな、お前さんたちは」ニヤニヤ

京太郎「ど、どういう意味ですか?」

まこ「お、そろそろじゃな」チラッ

まこ「二人とも、こっちへ来とくれ」

咲「は、はいっ!」

京太郎「はぁ、この先輩は……」ボソッ


京太郎(今日は、染谷先輩の雀荘でお手伝いだ)

京太郎(本当なら和や優希も来る予定だったらしいけど、二人ともちょっと用事が入ってなしになった)

京太郎(え、部長? あー、あの人は……学生議会で忙しいんだろう、きっと)

京太郎(そもそも、あの人のメイド服姿は見てみたいような、見たくないような……)ウーム

京太郎(――ともかく、お手伝い開始だ)


――数分後

まこ「お、着替え終わったかの?」

京太郎「え、ええ、まあ……これで着方、いいんですか?」

まこ「おお、それでいいはずじゃ――しかし」ジッ

京太郎「な、なんですか?」ビクッ

まこ「……お前さん、似合うんだか似合わないんだか微妙な所じゃな」

京太郎「ほっといてください」ハァ

京太郎「――そりゃ、ハギヨシさんに比べたら、俺なんて」

まこ「竜門淵のか……あれはちょっと異常なんじゃから、安心しい」ポンポン


京太郎「……咲、随分時間かかってません?」

まこ「そうじゃな――おーい、咲!」

京太郎(染谷先輩が女子更衣室へ向かっていった)

京太郎(中から声が漏れ聞こえてくる……)

咲「ひゃっ!? そ、染谷先輩!?」ビクッ

まこ「どうしたんじゃ? 着方が難しいか?」

咲「え、えとえと、その」

咲「こ、この前の服と違って、正統派? っていうのかな?」

咲「だ、だから、難しくって……」グスッ

まこ「お、そうか」

まこ「ふーむ……咲、ちょっと」キュッ

咲「ひぁっ!? そ、染谷先輩」ビクッ

まこ「お、腰回りの締め付けがちょっと――あとは胸元が」キュッキュッ

咲「う、うう……」カァァ

まこ「――よし、これでいいじゃろ」ウンウン

咲「お、終わったんですか?」

まこ「おう、そうじゃ」

まこ「……ちょっと胸に問題アリじゃが、まぁ、この際」ボソッ

咲「そ、染谷先輩……」グスッ


京太郎「……」

京太郎(結局)

京太郎(中での会話を、全部聴いてしまっている俺がいた)カァァ

京太郎(……い、いかん! こ、こんな顔で会えるか!)ブンブン

京太郎(平常心、平常心……)ブツブツ

まこ「お、京太郎。待たせたな」

京太郎「――あ、先輩」

京太郎「咲のヤツ、終わりました……か――」ピタッ


言葉が裏返ってしまった。
目の前に、見慣れたようで見慣れない、そんな姿があったからだ。
服の裾を掴んでモジモジとしている、その女子は――

咲「――きょ、京、ちゃん」カァァ

京太郎「……お、おう」

京太郎「咲が、メイド服、ねぇ……」シミジミ

まこ「なーに、感心しとるんじゃ」

京太郎「い、いや、そんな! み、見とれてなんか――!」

まこ「……わしは今、『見とれてる』なんて言っとらんぞ?」

京太郎「――あ」ハッ

まこ「ほほう……京太郎、お前さんは」ニヤニヤ

京太郎「そ、染谷先輩! そ、そろそろお客さんが来るんじゃないんですか?」

まこ「お、そうじゃな」

まこ「それじゃ、お前さんたちもなるべく早く来とくれ」

京太郎「は、はい……」

咲「――は、はいっ」


京太郎「……」

咲「……」

京太郎「――あー、その」

咲「!」ビクッ

京太郎「あ、朝比奈さんみたいだよな、そのメイド服」

咲「――あ、やっぱり」

咲「京ちゃんも、そう思ったんだ」エヘヘ

京太郎「まあ、な」

京太郎「――でも」

京太郎「お前が着ると」

咲「……ど、どうせ胸は――」ムッ

京太郎「思ったより、似合ってるような……」ボソッ

咲「こ、これからだも……んって、えっ?」ピクッ

京太郎「――気が、しなくもない、ような」ボソボソ

咲「い、今、なんて?」カァァ

京太郎「……ほら、そろそろ仕事だ」チラッ

咲「――え?」

咲「も、もう、京ちゃん!」

京太郎(……何度も言えるか、こんなこと!)カァァ

http://materia000.web.fc2.com/mikuru/05/0615.jpg

参考画像。
咲ちゃんも、こんな感じの表情を浮かべていたんじゃないでしょうかね。

さて、次で終わりになると思いますが――最後は、阿知賀編で〆ましょうか。
なんかリクエストあったら、何個でもオナシャス。

メイドならまほろさんだろ!

あわあわがいとこだった。
阿知賀なら玄ねえとの買い物

てるてるがキンニクマンは文学だと言い張る

>>752
それじゃ、玄ちゃんと買い物して終わりましょうか。
淡ちゃんがいとこか……京ちゃんの、ってことか?

>>751
まほろまてぃっくも、随分と昔になってしまったなあ……(遠い目)

>>753
キン肉マン、わからん……!
寄生獣とかうしとらなら分かるけど……(震え声)


――デパート

京太郎「玄姉ちゃん! 雑巾、見つけたよー」

玄「お、ありがとー!」

玄「いやー、京太郎くんがいるおかげで助かるよ」ニコニコ

京太郎「そ、そう?」

玄「うんうん」コクコク

玄「可愛い後輩持てて幸せだよ」

京太郎「……」カァァ

玄(もう、顔赤くしちゃって)クスッ

京太郎「――でも、玄姉ちゃんは凄いよ」

玄「え、なにが?」

京太郎「いやいや」

京太郎「特に言われたわけでもないのに、部室を掃除する道具を買いに行こう、って言えるところとか」

京太郎「俺にはまねできないと思う」

玄「そんなことないよー」ヒラヒラ

玄「ほら、私お家が旅館だから」

玄「こういうお掃除とかしてるのが、そうだな……好きになっちゃったんだね」ニッコリ

京太郎(すげえいい笑顔だな……)

玄「……まぁ、私からすると」

玄「こんないきなりの誘いに、フツーに付いてきてくれる京太郎くんも」

玄「すごいな、って思うけどね」ニコッ

京太郎「……」カァァ

玄(京太郎くん、褒めると顔真っ赤にしちゃうんだなぁ)クスッ

京太郎(ううっ、く、玄姉ちゃんに遊ばれてるような気が……)カァァ


――デパートから出て

玄「うう、やっぱり暑いねー」パタパタ

京太郎「夏はきついなぁ……」

京太郎「――宥姉ちゃんは、やっぱり炬燵に?」

玄「そうだね……見てるだけで熱くなっちゃいそうだけど」クスッ

京太郎「――それでも、また玄姉ちゃんの家行きたいな」

玄「いつでもおいでよ」ニコッ

京太郎「ありがと」


玄「さーて、お目当てのものは買えたし」

玄「とりあえず、部屋に置きに行こっか」

京太郎「……あ」ピクッ

京太郎「玄姉ちゃん、ちょっと付き合ってくれる?」

玄「え? いいけど」

玄「なになに、どうかしたの?」キョトン

京太郎「うん、ちょっとね――そこのお店、なんだけど……」

京太郎「――お、あった」

玄「……え?」キョトン

京太郎「はい、これ」スッ

玄「麦わら、帽子だよね、これ?」

玄「ど、どうして突然?」

京太郎「この前、クラブで」

京太郎「玄姉ちゃん、夏には帽子が欲しい、って言ってたでしょ?」

玄「そ、それはそうだけど……」

京太郎「麦わら帽子がいいかなー、なんて言ってたじゃん」

玄「そうだったっけなぁ……」

京太郎「これ今日、玄姉ちゃんにプレゼントしたいと思って」

玄「……へ?」ピタッ

京太郎「だって」

京太郎「玄姉ちゃん、もうすぐ誕生日だったでしょ?」

玄「う、うん……」コクッ

京太郎「今日の買い物で」

京太郎「玄姉ちゃん、俺のことたくさん褒めてくれて」

京太郎「凄く嬉しかったから、お返しに」

京太郎「――それに、誕生日プレゼントだしね」

玄「きょ、京太郎くん……」ジーン


玄(――京太郎くんから、プレゼントかぁ)

玄(お父さん以外で、男の人からもらうのって初めてかもなぁ……)エヘヘ

玄(……あれ?)ピクッ

玄(そう思ったら、いきなり気温が上がったような……?)カァァ


京太郎(――あ、玄姉ちゃんの顔、真っ赤だ)

京太郎(ふふっ、仕返し完了、かな?)クスッ

京太郎(……仕返しは抜きにしても)


京太郎「はい、ちょっと早い誕生日プレゼント」スッ

玄「ありがとね、京太郎くん――」ニコニコ

玄「えへへ」ギュッ

京太郎(玄姉ちゃんのこういう顔見れるだけで、満足だけどさ)

一巻の、麦わら帽子にワンピース姿の玄ちゃんが可愛かったんで、つい……
あ、誕生日は、ほんとはいつか分かりませんね。

……気のせいか、一時期は憧ちゃんや穏乃のメインヒロイン化が着々と進んでいたような気もしますが、ここ最近は
玄ちゃん(+宥姉ちゃん)のネタが多いですね――これは、まさか……。

それでは、今はここまでになります。
とりあえず、ネタの募集は続行しているので、何かあったらぜひ。
清澄でも阿知賀でも、はたまた他校でも、なんでも。

おつー

なら姉帯さんに弟扱いされて可愛がられよう

……と、思いましたが、清澄ネタは結構出てましたね。
もちろん清澄でもいいけど、できれば阿知賀とかで頼みたいかも。
リクエスト出してくれれば、なんでもウェルカムだけど。


咲「あれ? メインヒロインは私でいいんだよね?」

京太郎「……今となっては、どうだか」

咲「そ、そんなぁ……」

京太郎(――阿知賀に比べると、こいつ一人に限って言えば勝率は高いはずなんだけどな)

京太郎(何考えてんだ、俺は……)

穏乃が裸ジャージであることに気付いてしまった京ちゃんオネシャス!
出来れば高校生verで!

誕生日といえば今日はすこやんの……

ゼミ試の時期がやってまいりました。
明日も見学か……自分に合う居場所、選ばないとなぁ。

>>768
また一つ、アラフォーに近づいたってことか……
そういえば、このスレで大人組が出てきたことは無かったな――機会があれば、書きたいもんだ。

>>728
行くぜ、宮永(姉)

京太郎「――いやぁ」

京太郎「なかなか面白かったですね、あの映画」

照「……」ジーッ

京太郎「特に、主人公がヒロインに裏切られた所が……」

照「……」ジーッ

京太郎「あ、あの、照さん?」ドキッ

照「……」ピトッ

京太郎「」


京太郎「ど、どうかしましたか?」アセアセ

照「――いや」

照「須賀くんの口に、何か付いていたから」

照「取らせてもらった」

京太郎「そ、それはどうも……」

照「うん」コクッ

京太郎「で、でも」

京太郎「いきなり、その――口に手を当てられたから、ビックリしちゃいましたよ」

照「……」

照「いつも、驚かされてばかりだから」

照「たまには、私も……って」

京太郎「――え?」キョトン

京太郎「俺、そんなことをしてましたっけ?」

照「――!」カァァ

照「も、もういい! ほら、帰るぞ!」プイッ


照(……まったく!)スタスタ

照(いきなり私に、『可愛いですね』とか)

照(『照さんといると安心します』だとか)

照(全部、無自覚に言っていたのか、この男は……!)

照(――ああ、思い出したら腹立ってきた)カァァ

京太郎(……照さん、顔赤いなぁ)

照「……須賀くん!」

京太郎「は、はいっ?」ビクッ

照「――えー、その」

照「そ、そろそろ……私たちも」

照「次の、『ステップ』へ行く頃だと思うんだ」

京太郎「……はい?」


照「だ、だから!」アセアセ

照「私たちは――」

京太郎「ええ」

京太郎「付き合ってます、よね?」

照「……!」カァァ

照「そ、そう!」コクコク

照「――で、でも」

照「ふ、不公平じゃあないか?」

京太郎「……え?」

照「――はぁ」

照「いいか、私がこれから言う言葉について」

照「一切のツッコミを禁止する」

京太郎「――え?」キョトン

照「いいか?」

京太郎「……ええ、わかりました」コクッ

照「……」コホン


照「――京太郎」


京太郎「」

照「……」カァァ

京太郎「――ああ、そういう」

照「う、うるさい!」プイッ

京太郎「え? 俺、なにも……」

照「ほ、ほらっ! 帰るぞ!」スタスタ

京太郎「……」クスッ

照「わ、笑うな!」カァァ

京太郎「――ええ、すみません、照さん」

照(……はぁ)

照(私は須賀く――京太郎の笑顔につくづく弱いな)

照(そういえば、咲は京ちゃんなどと呼んでいたか)

照(しかあの子の、京ちゃんという呼び方は難易度が高い……って)

照(な、何を考えてるんだ、私は)アセアセ

照「……ち、違うんだ、私は」

咲「お姉ちゃん、朝だよー」ガチャッ

照「――きょ、京ちゃん、なんて」ムニャムニャ

咲「……え?」ピクッ

照「……うー」ゴロゴロ

咲「……」

咲「京、ちゃん?」

咲(お姉ちゃん、どんな夢を……?)

咲(――なんだか、複雑な気分だなぁ)キュッ

照「うう、須賀く――いや、京太郎」

咲(……は、早く起こさないと!)アセアセ

咲(と、特に理由はないけど! 朝だし!)ウンウン

ここまでです。
しかし照と京太郎の絡みは、某スレを思い出しますね……あの京照は、本当にすばらでした。

さて、次ですか。

>>730
清澄の京ちゃんが、清澄の世界線で阿知賀へ行ったらどうなるか、っていう話ですね。
これ、書いてみたいかもなぁ……でも今は、ちょっと難しそう。
ネタが思いついたら、再挑戦したいですね。

>>733
久々に和で書いてみましょうか、このカピバラ。
それでは、しばらくお待ちください。

――京太郎の家

カピバラ(……?)ハッ

カピバラ(――あら?)

カピバラ(こ、ここは一体……?)キョロキョロ

京太郎「お、目覚ましたか」

カピバラ(……!?)ビクッ

カピバラ(す、須賀くん……どうして?)アセアセ

京太郎「お前、よく寝てたなー」ヨイショッ

カピバラ「――!」ビクッ

カピバラ(だ、抱き上げられてる!?)アセアセ

京太郎「よしよし、ちょっと重いなお前」

カピバラ「……」ハッ

カピバラ(――重い、と言われてしまいました)グッ

カピバラ(こ、これだから、胸なんて大きくても……じゃなくて!)ブンブン

カピバラ(きっと今の私は、『原村和』ではないのですね)

カピバラ(――おそらく、ここは)


京太郎「よしよし、可愛いなぁ」ナデナデ

カピバラ「……!」ビクッ

カピバラ(な、撫でられてしまいました)

カピバラ(――喋ることはできませんが)

カピバラ(そのせいか、感覚がとても研ぎ澄まされてしまっているような)

カピバラ(……須賀くんの手、温かい)

カピバラ(頭を撫でられるのは、いつ以来でしょうか……)ウットリ

カピバラ(――!)

カピバラ(い、いけません、こんな……はしたない)ブンブン

京太郎「ん? どうした?」キョトン

カピバラ「……!」パクパク(い、いえ、何でもありません!)

京太郎「んー、そっか?」

カピバラ(やっぱり、話せませんか……)


京太郎「それにしても」ナデナデ

カピバラ「……」

京太郎「こうして、ゆっくりと撫でるのも久々だなぁ」ナデナデ

カピバラ「……」

京太郎「やっぱり、お前は――可愛い」

カピバラ「……」ビクッ


カピバラ(――可愛い、と)

カピバラ(そう、言われてしまいました)

カピバラ(須賀くんの目の前で)

カピバラ(――それなのに)

カピバラ(何故でしょうか、胸が少しチクチクするような気がするのは)キュッ

カピバラ(……いえ、分かってます)

カピバラ(これは、きっと――私の夢)

カピバラ(ささやかな願いが、この中でなら叶う、という)

カピバラ(そんな夢)

カピバラ(――でも)

カピバラ(私の本当に、いるべき場所は……)

ピンポーン

京太郎「――お」

カピバラ「……!」ピクッ

京太郎「咲のヤツ、来たみたいだな」ガタッ

カピバラ「……」

カピバラ(――宮永さんが)

京太郎「今行くから待ってろー!」

京太郎「――それじゃ、また」タッ

カピバラ「……」


カピバラ(――ああ)

カピバラ(須賀くんが、遠くへ行ってしまう)

カピバラ(分かってます、これは夢なんだと)

カピバラ(――でも)

カピバラ(須賀くんが、宮永さんをこうして普通にお家に上げているのは――)

カピバラ(夢ではない、のでしょうね、きっと)


カピバラ(……もしも、まだ醒めないのなら)

カピバラ(もう一度)

カピバラ(あの手で――私を……)

――和の部屋

和「……ん」パチッ

和「……」

和(なんでしょうか、おかしな夢を見ていた、ような気がします)

和(……ううっ、なんだか胸のあたりがおかしいですね)キュッ

和(いつも感じる胸元のキツさのようなものではなく――そう)

和「少し、心が痛む、ような……?」チクチク


――可愛いな、お前――


和「……!」ハッ

和「い、今のは?」


――よしよし――

和「……なぜ、頭が熱くなっているのでしょう?」

和(なんだか、よく分かりませんが――無性に熱い、ような)カァァ

和(――い、いけませんね、しばらく落ち着くまで時間が必要でしょうか)ボフッ

和「……」


和「須賀、くん?」ボソッ


和(――うう、早く冷めてくれないと、登校が)カァァ

ここまでになります。
清澄の方だと、咲ちゃん優勢は崩れませんからね……あれ、でも最近阿知賀の方でも?
頑張れ、和ちゃん(無責任)

さて、今はここまでになります。
なんでもいいんで、小ネタ希望あったら、お願いしますね。

乙ですー
憧ちゃんと玄姉ちゃんが京太郎をとりあっているのをオナシャス

>>735
咲ちゃんの色仕掛けのシチュが、思いつきませんでした……ごめんよ。

>>736
残念だけど、これも話を広げられそうにないかも。すまんな。
しかし、あの角は伏線なんですかね?


>>734
このアニメは(珍しく)最終回まで観ましたが……凄いオチでした。
OPが素晴らしかった(小並感)
久々に聴いたら泣きたくなっちゃったよ、やばいやばい。

それじゃ、これでいきましょうか。
……ところで、>>734は兄妹モノの好みについて心配してくれてるけど、ここの住人は平気ですか?


咲「青空を超えてー♪」

京太郎(やっぱ、カラオケで女性ボーカル歌うと積むよなぁ……)

京太郎(くそっ、咲め――俺が歌いたかった曲、フツーに歌いこなしやがって)

京ちゃんの奈良旅行をお願いします

それじゃ、書きます。


――須賀家

京太郎「……咲ー!」

咲「あ、うん」パタパタ

京太郎「あ、お前」

京太郎「まーた、寝癖あるぞ」アキレ

咲「えっ……わわっ!」バッ

京太郎「まったく……」

咲「う、ううっ――だ、だって、朝起きたらこんなに爆発してたんだよ?」グスッ

京太郎「そうは言っても、そのまま学校行っても笑われるだけだって……ちょっと待ってろ」トテトテ

咲「え?」キョトン

京太郎「……」


京太郎「ほら、櫛通すぞ」スッ

咲「――あ」ハッ

咲「いいの?」モジモジ

京太郎「まあ」

京太郎「お前がその処理に時間かかると、最悪遅刻しかねないし」

京太郎「――ほら」

咲「う、うん」

スゥッ・・・・・・

京太郎「……」

咲(――わっ)

咲(き、気持ちいい……)ウットリ

京太郎(――うわ、すっげえ蕩けてる)

京太郎「……妹ながら、バカな顔してんなぁ」ボソッ

咲「なっ!? きょ、京ちゃん!?」

咲「わ、私だって……そう! 昔に比べたら」

京太郎「どこら辺が変わったんだ?」

咲「……背、とか?」

京太郎「他には?」

咲「学力、かなぁ……」エヘヘ

咲「あ、あと、胸もちょっと――って、何言わせるの!」カァァ

京太郎(勝手に言っただけなんだよな……)ハァ

咲「だ、大体! 京ちゃんは……!」

咲「いつもいつも、道行く可愛い人の胸ばっかり見ちゃってさ」

咲「バカみたいな顔してるのはそっちの方だもん!」

京太郎「……そうだな」

京太郎「妹が不甲斐ないと、京ちゃんもこうなっちゃうんだよ」

咲「……それって、私の胸に文句がある、ってこと?」ジトッ

京太郎「さ、そろそろ行かないとな」

咲「もう! 京ちゃんのバカ!」


京太郎(俺の名前は、須賀京太郎。この春から高校生になった)

京太郎(そして、俺の隣で不機嫌アピールしているのが、妹の須賀咲だ)

京太郎(そして、俺たちは二卵性双生児――つまり双子ではあるけど、そこまで容姿は似ていない)

京太郎(最近の妹の悩みは、「隣のクラスに物凄く可愛くて、胸の大きい子がいる!」ということらしい)

京太郎(うん、相変わらずのバカだ)アキレ

咲「……さっきから、妙に京ちゃんの視線が気になるんだけど」ジトッ

京太郎「いやー、なんでも?」

咲「むっ、露骨に怪しい」

京太郎(ちなみに、こいつは昔、俺のことをお兄ちゃんと呼んでいた――が)

京太郎(思春期だったのか、今は呼び方を京ちゃんとしている……俺にとってはどっちでもいい話だけど)

京太郎(こいつ曰く、「これで学校で、お兄ちゃんって呼んで赤くならなくてすむね!」とのこと)

京太郎(……妹って、わからん)ハァ


京太郎「……実際、妹がいたってなぁ」

京太郎「ラノベみたいに、ちやほやされるわけでもなし」

咲「最近、妹モノが流行ってるからって、そんなこと言うのはよくないよ」

咲「……私だって」ボソッ

京太郎「なんだよ?」

咲「な、なんでもないっ!」バッ

京太郎(とか言うと、咲は走り出し――ああ、お前運動神経悪いから……やっぱり転んだ)

京太郎(その拍子に、スカートがめくれ、いかにも子どもっぽい白いパンツが見えた)

咲「……!」バッ

京太郎(慌てて隠しても、もう遅いんだよなあ)

咲「……見たでしょ?」ジーッ

京太郎「まぁな」コクッ

咲「……バカ」プイッ

京太郎「お前なぁ……」

京太郎「普通は、妹の下着なんて見ても興奮しないって」

咲「なっ……!」カァァ

京太郎「それこそ」

京太郎「お前、この前とかシャツにパンツだけの恰好で家の中うろついてただろ」

咲「あ、あれは……だってこの時期、ちょっと暑いんだもん」

京太郎「ほれみろ、やっぱり家族とそれ以外じゃ、越えられない壁ってのがあるんだよ」

咲「むぅう……」


京太郎(――まぁ、俺もトランクス一丁でうろつくことは珍しくない)

京太郎(で、そういう時に咲が顔を赤らめたりして、純情な反応を示すかといえば――)

京太郎(『京ちゃん、風邪ひくよ?』とか、軽くあしらわれた思い出)

京太郎(まぁ、当たり前)


咲「……はぁ」

咲「京ちゃんがあの子を見たら」

咲「エッチな反応するのが目に見えるなぁ……」アキレ

京太郎「お、それって例の――」

咲「そう! あの、胸……くぅっ」グッ

京太郎(言ってる途中で悔しくなったらしい)

京太郎(ちなみに、こういう胸の話とかは、それこそ家族以外が相手だと、あまり込み入ったことは言えない……けれど)

京太郎(家族なら、話は別だ――あまりにオープンすぎると思うこともあるけど)

咲「――もう! 京ちゃん、聞いてる?」ジトッ

京太郎「あ、わりい。妹の胸なんかより、ずっと大事なことが――」

咲「それより大事なものなんて、今度の私の数学のテストくらいしかないよ!」

京太郎「……お前、また母さん怒らせんのはやめとけよ?」

咲「わ、わかってるよぅ……じゃなくて!」ハッ

咲「そう! その可愛い子はね!」

咲「胸だよ、胸!」

京太郎「お前、それしか言えないの?」

咲「ううっ、違うよ!」ブンブン

咲「た、ただ――あまりに凄い存在感だから、ちょっと」

京太郎「ふーん……あれ?」

京太郎「もしかして――」

京太郎(少し横の方に、凄い存在感ある胸をお持ちの方がいらっしゃるような)

京太郎(ピンク色の髪をなびかせ、制服を下からツンと盛り上げる胸部の脂肪)

京太郎(……ああ、なるほど。素晴らしい胸だ)シミジミ

京太郎(あと、そうだな……顔までいいのか。これは――)チラッ

咲「えっ、どうしたの、京ちゃん?」

京太郎「……頑張れ、わが妹よ」ポンッ

咲「え、えっ?」

京太郎(……でもなぁ)

京太郎(あんなに大きかったら、邪魔にすらなりそうだよな――って言ったら、少しはこのバカへの慰めになるかな?)

京太郎(まぁ、言わないけどさ)ハァ


和(――なんでしょうか、なにやらさっきから視線を感じるような)

和(うっ、相変わらず肩が凝りますね……はぁ)

ここまでになります。
書きはじめたら、意外と筆が乗って驚いた(小並感)

しかし、ここ最近は本当にどこもかしこも「妹」ですね。
たまには、「姉」モノもあればいいのにと思う、今日この頃。

……まぁ、京ちゃんと咲ちゃんなら、「姉弟」より「兄妹」でしょうね。

そんなこんなの、兄妹編でした。
また、このシチュ(?)で書くかも。

今はここまでになりますかね。
小ネタの募集は続けてますので、お願いします。

>>752
それじゃ、今回のネタの続きってことで、須賀兄妹のところへ従姉妹の淡ちゃんがやってきた、って感じにします。

>>761
貴重な他校モノ!
姉帯さんがついにやってきたか……これも次に書こうかな。
他校モノ、もっと出してもいいんだぜ?

おつ!

夢にまでみたおもちにはさまれる京太郎おなしゃす!

穏乃「せやな」
優希「せやせや」
咲「一理ある」

毎度のことですが、ここの住人のおもち談義は盛り上がりますね……いいぞ、もっとやれ。

さて、スタートも遅いということで、今日は一本書いておしまいってことになりそうです。

そんなわけで、特別編『姉帯さんと京太郎くん』いきます。

――宮守高校・校門

京太郎「……ここ、だよな?」

京太郎「豊音姉ちゃん、どこにいるんだろ?」キョロキョロ

守衛「ん? きみ、何か用事があるのかい?」

京太郎「わっ!? い、いや、はい、そうなんです」ビクッ

京太郎(ここ、女子高だったっけ……道理でセキュリティが)

京太郎「えっと、そのー」

京太郎「ここの学校の生徒さんに、ちょっとお会いしたいと言いますか」モジモジ

守衛「ふむ……」

守衛「そうだな――なにか身分証明になるものは持ってないかい?」

京太郎「え!? あ、忘れちゃったみたいです……」

守衛「そうか……」

守衛「うーむ――入れてあげたい気持ちはやまやまなんだがねえ」

守衛「規則だから……」

京太郎「そ、そんな――」

京太郎(うう、せっかくここまで来たってのに……どうしよう?)


「あー、京太郎くんだー」


京太郎「!?」ハッ

守衛「……ん?」キョトン

豊音「やっぱり、京太郎くんだよ!」タタタッ

豊音「わあ、どうしたの京太郎くん? ここ、うちの高校だよ?」キラキラ

京太郎「え、ええ、まあ――その」

守衛「……いいよ」

京太郎「え?」

守衛「さすがに目の前で見せられちゃあ」

守衛「私も、納得しないわけにはいかないし……どうぞ」ニコッ

京太郎「あ、ありがとうございます!」

豊音「んー? 何かあったのかな?」キョトン

京太郎「いや、豊音姉ちゃんのおかげ。ありがとね」

豊音「わぁ」パァァ

豊音「京太郎くんのお役に立てたのなら、それは超嬉しいよー」

京太郎(……相変わらず素直な人だな)

京太郎(でも、そこが凄くいいんだよな、うん)コクコク

――宮守高校・中庭のベンチ

豊音「……それで」

豊音「京太郎くん、私に何か用があったの?」

京太郎「ああ、うん――はい」スッ

京太郎「豊音姉ちゃん、お弁当忘れていっちゃったでしょ? だから……」

豊音「うわー!」キラキラ

豊音「ありがと、ちょーうれしーよー!」

豊音「実は、お財布にお金なくって……食堂にも行けなかったから」

豊音「ホントにありがとー、京太郎くん!」ニコニコ

京太郎「うん、どういたしまして」

京太郎(豊音姉ちゃんの笑顔は、とても優しくて、こっちまで元気にさせてくれるなぁ……)


塞「……あれ?」

豊音「あ、塞さんだー」ヒラヒラ

塞「豊音、なんでこんなところに?」

塞「いつも、中庭にいたことないよね……それに」チラッ

京太郎(豊音姉ちゃんのお友達、なのかな?)

豊音「あー、紹介するねー」

豊音「この人、須賀京太郎くん」

塞「……えーっと、もしかして」

塞「豊音の、その――彼氏さん、だったり?」モジモジ

京太郎(……さすが女子高、切り込んでくるなぁ)

豊音「あー、ううん、違うよー」

塞「あ、そう、なんだ……」ホッ

京太郎(心なしホッとしたように見えるのは気のせいか?)

豊音「京太郎くんはね、私の従弟なんだー」

豊音「それで今、私の住んでる所に来てくれてるんだよー」

塞「へえ、そうなんだ……豊音の、ねえ」ジッ

京太郎(しかしまぁ、この人も美人さんだなぁ……)

京太郎(こうしてまじまじ見つめられると照れる――じゃなくて)

京太郎「あ、こんにちは、須賀です」ペコッ

塞「あ、こちらこそ。えっと、臼沢塞です。豊音とは麻雀部で一緒で……」ペコッ

豊音「塞は、すっごく麻雀上手なんだよー」

塞「い、いや、そ、そこまでじゃあ……」カァァ

京太郎(あ、凄く照れてる……褒められるのに弱かったりするのかな?)

塞「――コホン」

塞「ところで、その……須賀くんは、豊音に会いに来たのかな?」

京太郎「あ、ええ、そうです。豊音姉ちゃんに、お弁当を」

塞「豊音姉ちゃん、かぁ……」ボソッ

豊音「えへへー、仲良しさんなんだよー」ダキッ

京太郎「わわっ、と、豊音姉ちゃん! い、いきなり抱きつかないで!」

豊音「えー、でも」

豊音「なんだか、ここまでわざわざ持ってきてくれた京太郎くんにお礼しなきゃって思ったし」

京太郎「お、お礼は嬉しいけど……その、抱きしめられると恥ずかしいんだよ」カァァ

塞「……わわっ」カァァ

京太郎「ほら、もう臼沢さんとかが」

豊音「うーん、そっかぁ……じゃあ、はいっ」バッ

京太郎「ほっ……」

塞「……その、ホントに従姉弟同士なんだよね?」モジモジ

豊音「そうだよー」

京太郎「ええ、そうですよ」

塞「ず、随分と仲がよろしいようで……」カァァ

京太郎(あ、さっきのことまだ引きずってるなこれ)ハァ


豊音「はい、京太郎くん! あーん」スッ

京太郎「あ、どうも、あー……って、なにさせるんだよ!」

豊音「えー、だって、美味しかったから……京太郎くんもどうかなー、って?」

京太郎「そ、そういうことは家の中だけにしてくれ」ハァ

京太郎「その――外だと恥ずかしいしさ」

塞「……あーん、って、ホントにあったんだ」カァァ

京太郎「……」

豊音「うーん、わかったよー」

豊音「だったら、今度は家の中で、あーんしようね」

京太郎「そ、そうだな……」コクッ

塞(――ううっ、私は軽く、『カルチャーショック』のようなものを受けている気がするよ)ズーン

――ちょっと離れた所

胡桃「わ、今、豊音が男子に箸を持って行ったよ!」

エイスリン「ワッ、ホントダ」

白望「……だるっ」

胡桃「ふーん――なんなんだろうねえ、あの二人は」ウーン

エイスリン「ラバーズ? カップル?」キラキラ

白望「……どっちでもいいんじゃない?」

エイスリン「シロ! モットノリヨク!」ビシッ

白望「ええっ……」


胡桃(……しかしまあ)

胡桃(なんでニュージーランドから来たエイスリンの方が、シロより日本に馴染んでいるように見えるんだろう?)アレ?

以上、特別編『宮守に京ちゃんがいたら』でした。
普段書かないキャラは新鮮味があって、なかなかすばらなものでした。
今後も、書いていきたいですね。

こんな感じで、リクエストには応えられましたかね……?(震え声)

さて、今後も小ネタ希望のリクエストは継続しますので、何かあったらよろしくお願いします。

おつー
鹿老渡麻雀部マネージャーの京太郎がちゃちゃのんを慰める で

おつ~
最終的に全ての世界線が交わった京太郎達 とか

おつー
全員性別反転して京子ちゃんの逆ハーレムとか

京太郎の透明人間化ってここのネタだっけ?
違う所の奴だったらごめん

やめるのです!

なんだこの流れは……たまげたなぁ。
こんな遅い時間ですが、ここの住人はいるんですかね?

それじゃ、少し投稿します。

>>752
>>764
今はこの二本立てかな。
それじゃ(寝てる人も多いだろうけど)始めます。

あ、ちなみに、この場合の咲と京ちゃんは兄妹ってことで。

――須賀家・リビング

京太郎「……あれ? そういえば」ピクッ

咲「んぅ? どうかしたの、京ちゃん?」パリパリ

京太郎「……ソファーに寝転びながらポテチ食うとか、太るぞ?」

咲「あっ、なにそれ! 大丈夫だもん!」

咲「そ、それに、食べた分の脂肪は、お腹に行かないはず――!」フニフニ

京太郎「……」ジーッ

咲「た、たぶん」アセアセ

京太郎「……」ジーッ

咲「き、きっと」プイッ

京太郎「……」

咲「う、ううっ……」グスッ

咲「――やっぱり、やめる」ポイッ

京太郎「……それでいい」

京太郎「っと、そうだ。話が逸れちまったな」

咲「むー……」ジトッ

京太郎「今日は――」

咲「今日は?」

京太郎「えっと……」

京太郎「そう、誰かが来るはずなんだ」ポンッ

咲「誰か、って?」

京太郎「――誰なんだろうな」

咲「……」

咲「いや、わけわからないよ?」ビシッ

京太郎「言うな、妹よ」

咲「頼りにならないお兄ちゃん……」ジトッ

京太郎「う、うっさい」プイッ


京太郎「とにかく」

京太郎「誰か来るのは確かなんだ」

京太郎「ううっ……誰なんだ」


 「……随分なご挨拶ねえ」


京太郎「!?」ビクッ

咲「……へ?」キョトン


 「久々に来てみたら」

 「なかなかの歓迎ムード、ってところかしら?」

 「――ホントに、あんたたちバカ兄妹は」ハァ

咲「ち、違うよ! バカはお兄ちゃんだけで――」

京太郎「……」デコピン

咲「いたっ!?」ビクッ


 「……はぁ」

京太郎「い、いや、その」アセアセ

京太郎「――久しぶりだな、淡」

淡「ええ、そうね」

淡「――バカ京太郎」ジトッ

京太郎「……うっ」

咲「バカ京ちゃん」ジトッ

京太郎「お前は黙ってろ」デコピン

咲「ひぅっ!?」ビクッ

京太郎「――ところで」

京太郎「どうして、ここに?」

淡「いや、実はね」

京太郎「うん」

淡「推薦入試受かったこと、教えに来たの」

京太郎「……え?」

咲「ってことは?」

淡「うん」

淡「私、白糸台行くから」ニコッ

京太郎「……マジか」

咲「あ、淡ちゃんすごい」

淡「ふふっ、ありがと」ニコッ


淡「いやー、でも……私やってけるかなぁ」

京太郎「何言ってんだよ、淡」

京太郎「お前、麻雀めちゃくちゃ強いじゃねえか」

咲「そうだよ! 正月の麻雀大会で、何度ハコにされたことか……!」プルプル

淡「うん、まぁ、ね……」

淡「でも」

淡「なんて言っても、天下の白糸台」

淡「……そこでやっていくのを思うと、ね」

咲「淡ちゃん……」

京太郎「うーん……」

京太郎「あ、なるほど」ポンッ

京太郎「それで、寂しくなって俺たちに会いに――」

淡「う、うっさいわね……」カァァ

淡「わるい?」プイッ

京太郎「いや、別に」フルフル

咲「うんうん。淡ちゃんには助けてもらったしね」

咲「おかげで、なんとか清澄に滑り込めそうだし」エッヘン

京太郎(……限りなく不安だけどな)ジトッ

淡「そっか……そういえば、あんたたちはまだだったわね」

京太郎「俺はなんとかなりそうなんだけど……」ジーッ

咲「あ、なに、その目は!」

咲「大丈夫だよ! その気になれば、新入生総代にだって――!」

京太郎「で、淡。いつ頃から東京へ?」

淡「うん、大体1か月後ってところ」

咲「……無視された」グスッ

京太郎「――まぁ、あれだ」

京太郎「俺たちは一応、従姉弟同士なわけだし」

京太郎「困ったときはお互い様、ってことで」

京太郎「だから……」

淡「――そう、ね」

淡「ごめんね、あんたたちの方が今は大変な時期なのに」

京太郎「だから、そういうことで謝らなくていいんだって」

咲「そうだよ、淡ちゃん! 私たちは平気だから!」エヘン

京太郎(――言葉自体はいいんだけど、こいつが言ってると不安になるのはなぜなんだろう?)ジッ

淡(咲、ホントに大丈夫なのかな……?)ジッ

咲「ふ、二人とも酷いよぅ」グスッ

二人(あ、心読まれた)

ポンコツ咲ちゃんと、二人の従姉弟でした。
(話をなかなか広げられなくて)すまんな。

さて、次か。
「穏乃は裸ジャージなのか?」の検証ですね。お待ちください。

下手したら、過去最大級に長くなっちまった、ヤバいやばい。
とりあえず、ゆっくりと投下していきますね……
あ、今回の話は、とある同人誌が元ネタになります。

――麻雀部

穏乃「うぁー、宿題やりたくないー!」

憧「こら、しず。ちゃんとやらないと、担任に呼び出されるよ」カキカキ

和「あの先生、怖いですからね……」カキカキ

穏乃「ううっ……数学なんてキライだー」ウルッ

憧「あんた、全教科苦手じゃない」アキレ

和「――私は好きですけどね、数学」

穏乃「そりゃ、和や憧は好きだろうさー」

穏乃「デジタル打ちなんだからー」

憧「ほら、口じゃなくて手を動かす!」

穏乃「ううっ……わかったよぅ」カキカキ

京太郎「……」ボーッ

和「? 京太郎くん、手が止まっちゃってますよ?」シテキ

京太郎「――あ、わりい」ハッ


京太郎(……思えば、こいつらとの付き合いも小学生に遡るんだよなぁ)

京太郎(そんな感慨に浸ってたら、ついボーっとしちまってた)

京太郎(――いや、違うな)ブンブン

京太郎(小学生の頃から一緒で、当たり前になったその光景)

京太郎(……慣れ過ぎてて分からなかったけど、こうして高校生になった今、気づいてしまった――)

穏乃「んぅ? どしたの、京太郎? なんか用?」キョトン

京太郎「あ、わ、わりぃ」

穏乃「……?」

憧「こら、女の子をジロジロ見ない」ビシッ

京太郎「……そ、そうだな」アセアセ

和(京太郎くん……?)


京太郎(――そう)

京太郎(休日に集まった俺たちは、出された宿題にみんなで取り組んでいる)

京太郎(というわけで、今日は制服じゃない――そして)

穏乃「……」カキカキ

京太郎(穏乃の服装)

京太郎(なんで、今まで気づかなかったのか……そう、まるでフィルターがかかったかのように)

京太郎(考えることを、最初からしてはいけなかったかのようにも思える――でも、今は)

京太郎「なぜ、裸なんだ」ボソッ

和「へ?」

憧「は?」

穏乃「ん?」

京太郎「――あ」ハッ

京太郎「わりぃ、なんでもない」アセアセ

憧「もう、集中力なさすぎ」ジトッ

和「……そ、そうなんですか」

穏乃「ほらほら、京太郎頑張れ!」

憧「あんたもよ」ペシッ

穏乃「あいてっ!」ビクッ

京太郎(……やばい)

京太郎(一度気にし始めたら、もう止まらない――!)ドキドキ


――数分後

憧「……そろそろ、かえろっか」

和「そうですね、いい頃合いでしょうし」

穏乃「そうだねー」

憧「しず、どの辺まで終わった?」

穏乃「……さ、かえろかえろ」

憧「あんたねぇ……」ハァ

京太郎「……」

京太郎「なぁ、穏乃?」

穏乃「ん? どしたの?」


京太郎「ちょっと、部室に残ってくれないか?」


憧「!?」ハッ

和「!?」ハッ

穏乃「え、私?」キョトン

京太郎「そう、話したいことがあって」

穏乃「え、うん――いいけど」コクッ

京太郎「サンキュ」

憧(……こ、これは)ドキドキ

和(なぜこんなに、心がざわめくのでしょうか?)ドキドキ

――部室

穏乃「二人とも、帰ったよ」

京太郎「そっか」

穏乃(……かなり慌ててたけどね)

穏乃(いやでも、実際なんなんだろう? なんで私だけ――)

穏乃(うーん?)

京太郎「穏乃」

穏乃「う、うん」ドキッ

京太郎「……俺は」

京太郎「ずっと、気になってたことがあるんだ」

穏乃「……え?」キョトン

京太郎「お前のことなんだけど」

穏乃「」


穏乃(え、え、待って待って)

穏乃(なんなのこれ……まさか)

穏乃(憧にこの前借りた漫画だと、たしか)

穏乃(二人きりの教室だと……!?)ハッ

穏乃(ちょ、ちょっと! わ、私にだって、こ、心の準備ってやつが!)アセアセ

京太郎「いいか」

穏乃「は、はいっ?」ビクッ

京太郎「――俺は」

穏乃「……!」ドキドキ

京太郎「お前の」

穏乃「――」


京太郎「服が気になって、しょうがない」


穏乃「……は?」キョトン

京太郎「いや、お前さ」

京太郎「もう正直言っちゃうけど――下、なんで何も着てないんだ?」

穏乃「い、いや……言ってることがよくわからないんだけど」アセアセ

京太郎「そうか……」

京太郎「俺が言いたいのは」

京太郎「憧も和も、スカートやズボンを履いているのに」

京太郎「なんでお前は、上半身にジャージしか着てないのか、ってこと」

穏乃「え、ええっ?」

穏乃「だ、だって……これ、普通じゃん?」アセアセ

京太郎「そう、なのか」

穏乃「そ、そうだよ!」コクコク

京太郎「……」

京太郎「じゃあ」

京太郎「そのジャージがなかったら、お前は」

穏乃「な、なに言わせんのさ!」ハッ

穏乃「は、裸になるに決まってるだろ!」カァァ

京太郎「……」

京太郎「やっぱり、か」ハァ

京太郎(俺は気付いちゃいけないことに、気づいてしまったのかもしれないな)

穏乃「ちょ、ちょっと京太郎?」ビクッ

京太郎「穏乃」

穏乃「え、え?」

京太郎「今からすることを、許してほしい」

穏乃「ちょ、い、いきなりなに!?」アセアセ

京太郎「……」グッ

穏乃「ちょ、ちょっと、京太郎――!」


ジーッ!


京太郎(下げた)

京太郎(穏乃のジャージを。ジッパーを。一気に下まで)

穏乃「……!」パクパク

京太郎(真っ白な肌)

京太郎(平坦な胸)

京太郎(でも、日頃の運動の成果か、ボディラインは整っていて、肉付きがいい)

京太郎(……綺麗だ)

穏乃「……な、なんで?」グスッ

京太郎(いや、違う)フルフル

穏乃「きょ、京太郎……?」ウルウル

京太郎(そう)

京太郎(もう、長くない)

京太郎(だからせめて、感じ取ったことを記憶に残し続けるまで)

穏乃「きょうたろぉ……」グスッ


京太郎「穏乃」

穏乃「ど、どうしてぇ……?」グスッ

京太郎「悪かった、泣かないでくれ」

穏乃「ううっ……」

京太郎「――俺は」

京太郎「きっともう、ここにはいられない」

穏乃「……え?」ビクッ

京太郎「だから」

京太郎「少しの間、傍にいさせてくれ」

穏乃「……」

穏乃「う、うん」コクッ

京太郎「サンキュ」

京太郎(穏乃の肌に触れる)ピトッ

穏乃「……んっ!」ビクンッ

京太郎(きめ細やかな肌)フニッ

京太郎(ボディラインがはっきりして、バランスのいい体つき)フニフニ

京太郎(胸は小さいけど、それも穏乃の見栄えをよくすることに貢献している)フニュッ

穏乃「ね、ねぇ?」プルプル

穏乃「どうして……」ピクッ

穏乃「ここにはいられない、なんて」ドキドキ

京太郎(目の前で、一糸も纏っていない穏乃が潤んだ目のまま俺を見つめる)

京太郎(――ダメだ、爆発しそうになる)

京太郎(でも)


京太郎「いいか、穏乃?」

穏乃「……」

京太郎「――今の俺は、きっとおかしいんだ」

京太郎「普段、気にも留めなかったことが気になってしょうがなくて」

京太郎「こんな行動をしてしまった……ごめん」

穏乃「――う、ううん」フルフル

京太郎「……でも」


京太郎「もう、それも終わりらしい」


京太郎(ああ――意識が)

穏乃「ちょ、ちょっと、京太郎!?」ビクッ

京太郎(意識が――遠のいて)

穏乃「ねぇ、ねぇ!?」

京太郎「しず、の……」


京太郎「ジャージの下に、ズボンを――」

穏乃「……あれ?」

穏乃「私、なにしてたんだろ」

穏乃「――ここ、部室、だよね?」

穏乃「って、なにも着てない!?」ハッ

穏乃「……ううっ、恥ずかしいよう」カァァ

穏乃「――って、あれ?」

穏乃(なにか、忘れてるような……?)

穏乃(凄く大事なことのような気がするんだけど……あれ?)

穏乃「な、なんで?」

穏乃(涙が、出てくるんだろう?)ジワッ

こうして、須賀京太郎の存在は抹消された。
彼は気付いてはいけないことに触れてしまった。
そのタブーを、この世界を受け容れはしなかった。

こうして――


京太郎「……はっ!?」ガバッ

京太郎「夢、か? いや、それにしてはリアルだったような――寝汗、やべえし」

京太郎「……」

京太郎「裸ジャージ」ボソッ

京太郎(なぜだろう、この言葉を口にすると寒気が半端ない)ゾクゾクッ

京太郎(とりあえずは、言うのは伏せておくか――その方が身のためな気がする)ハァ

一体、この物語はなんだったのか。
どうしてこうなった。

なんかいい話にまとまっちゃったような気もするけど、実際やってることは
性欲が爆発した京太郎が、穏乃の身体に触れるだけのお話でした(台無し)
穏乃の身体の描写がしたかっただけだって、はっきりわかんだね。

最後は夢オチにするか悩みましたが、結局そうなりました。
ホントはBAD ENDみたいな展開にもしようかなと思ったけど、そうしたら今後に支障が出そうで……
展開に困ったら夢オチに逃げる書き手の屑(自虐)

さて、もうこれほど長くなることもないでしょう……多分。
それじゃ、今はここまでってことで。
リクエストある方はどうぞ。

立さまがみてる。同人誌のパロディ?

一が出てくるやつか

しずがヒロイン過ぎてニヤニヤしてしまうよ

他校ネタありなら京咲ちゃんモモとお友達になるの巻

じゃあ、各校の文学少女(大嘘)との交流
龍門渕はともきー、鶴賀はむっきー、岩手は塞さん、鹿児島は巴さんみたしな感じで(適当)

文学少女たちの運命が交差する時、物語は始まる―――!

夢オチ下ネタで和が出ないのはこのスレ的にいかんだろ(ゲス顔)
むしろ自分の夢に誘い込んで……

って事で清澄阿智賀両方の和かな

鶴賀のかおりんと初心者同士麻雀の勉強をしよう

はっちゃんの巫女服についても触れてみようか(ゲス顔)

リクエスト募ってたら、随分と溜まっていたことに気付いた……
というわけで、全レス応えます。遅くなった人、すまんな。
あ、中には難しいものもあるから、ごめん。


>>787
それじゃ、以前書いたお菓子作りの後日談的な話で。

>>791
清澄Verの京ちゃんの奈良旅行、だよな?
うーむ……すまん、難しいかも。

>>801
シチュが思い浮かばない……ごめん。

>>812
思いつかないな……悪い。

>>813
たしか別スレでやってたよな、それ。
京太郎「あれ、俺がいる?」だっけ?
俺には到底書けそうにないことをやってのけてたから、おススメ。

>>815
……TSモノ、書いてもいいんですか?(震え声)
新鮮味があって、面白そうだから、やってみようかな。

>>817
透明人間と化した京太郎はここじゃやってないな。

>>842
>>843
そうだよ(肯定)
あれは中々よいもので。

>>844
そういえば、鶴賀書いてなかったな……やるか。

>>845
すまん、考えてたら詰まったから無理そう。

>>847
一理ある。
というわけで、和の夢世界編やるか。

>>848
麻雀のルール、未だにわかってない……(震え声)
ネットのFlashで時たま遊ぶくらいだからな。
解説スレは、ここの速報にもあったと思うよ。

>>849
また京ちゃんが消えるのか……
はっちゃん出すんなら、一ちゃんも出さんといかんな。やってみよう。


――なんだこの量は、たまげたなあ。
捌ききれてないって、はっきりわかんだね。

それじゃ、コツコツ応えていきましょうか。
まずは、憧ちゃんと玄姉ちゃんのお話から。

お待ちください。

――こども麻雀クラブ

憧「……ってことで」

京太郎「う、うん」コクッ

憧「今度の日曜日」

憧「家に来てね」

京太郎「――わかった」コクッ

憧「……」

憧「ちゃんと空けといてよ?」ネンオシ

京太郎「だ、大丈夫だって。ちゃんとい――」

ガチャッ!

玄「京太郎くん! 今度の日曜日、うちに――」


京太郎「」

憧「……あれ、玄?」キョトン

玄「憧ちゃん! こんにちは!」ニコッ

憧「う、うん、こんにちは――じゃなくて」

憧「え、玄『も』今度の日曜日に、京太郎と?」

玄「うん!」

玄「ほら、この前のお返しに、うちでお菓子作りを――」

憧「……え?」ピクッ

京太郎(あれ? なんか怖いぞ……?)アセアセ

玄「あれ、もしかして、憧ちゃんも京太郎くんと――」

憧「……ダメ」ボソッ

玄「へ?」キョトン

憧「今度の日曜日じゃないと、ダメだもん」

京太郎「え、憧?」

憧「わ、私! それ以外の日は暇じゃないから」プイッ

京太郎(……嘘だな)

京太郎(昨日まで、最近暇だー、とか言ってたし)

京太郎(……玄姉ちゃんは)チラッ


玄「うーん、そっかぁ」

玄「でも……私も次の日曜日じゃないと」

玄「ほら、お客さんが――ね」

憧「そう、なんだ……」

憧「そっか」

玄「うん」


玄「……」ニコニコ

憧「……」ウーン

京太郎「あ、あのさ」

京太郎「じゃあ、二人で一緒に――」

憧「そ、それは!」バッ

京太郎「ん?」

憧「……い、いいけど」プイッ

玄「そっかー」

玄「憧ちゃんがいいなら、私も大歓迎だよ」

京太郎(――こういうときは、玄姉ちゃんは大人だなぁ、って思うんだよなぁ)

憧「……うー」

京太郎「……憧?」

憧「な、なに?」ビクッ

京太郎「……今度、どっか遊び行くか」

憧「……」

憧「ふ、ふん! 私、暇じゃないんだから――」プイッ

京太郎(嘘つきめ)アキレ

玄「あ、京太郎くんたち、どっか遊びに行くの?」

京太郎「あ、いやまぁ、その」

京太郎「……玄姉ちゃんも、いつか」

玄「あ、いいね! その時は是非とも!」

京太郎「そ、そうだね……」チラッ

憧「……」ジトッ

京太郎(――やりきれねえな、なんか)アセアセ


京太郎「と、いうわけで」

京太郎「二人でじゃんけんして」

京太郎「勝った方の家に行く、ってことでいいか?」

憧「……うん」

玄「そうしよっかー」

憧「……」ゴゴゴゴ

玄「……」ニコニコ


二人「じゃーんけーん――」

――後日

京太郎「……それで」

憧「京太郎、砂糖取って」

京太郎「お、おう」サッ

京太郎「――どうして」

玄「あ、京太郎くーん。こっちに片栗粉」

京太郎「あ、今渡すね」スッ

京太郎「いや待て」


京太郎「なんで二人とも、うちに来てるんだ……?」


憧「だってさ」

玄「うんうん、憧ちゃんとのジャンケン勝負」

玄「全然決着つかないんだもん。あいこばっかりで」

憧「そうそう。だから、間を取って京太郎の家に――」

京太郎「いやいや、それ間じゃないから」

憧「……文句あるの?」ジトッ

玄「京太郎くん、ごめんね?」

京太郎「――うっ」


京太郎(実際、隠してたわけじゃないんだけど)

京太郎(結果的に、憧や玄姉ちゃんを動揺させちゃっただろうし)

京太郎(――うん、これでいいんだろうな)


憧「……今度、どっか行く、ってことでいいよね?」

玄「あ、京太郎くん。私もー」

京太郎(――今度はどうしよう?)アセアセ

ここまでになります。

どっちかと言うと、京太郎を独り占めしたい憧ちゃんでした。
玄姉ちゃんは、みんなで仲良くってイメージ。
取り合いとはちょっと違った形になったけど、こういう形じゃないとドロドロした話になりそうで……

さて、それじゃ次の話までお待ちください。

それじゃちょっと飛んで、咲に和ちゃんの精神世界やりたいと思う。
今はここまでになるかな……ちょっと酔っぱらっちまった。


めちゃくちゃ長くなったような気がするけど、いいかな?

――京太郎の部屋

京太郎「……寝るか」

京太郎「はぁ」

京太郎(――今日は一日、穏乃とまともに接することができなかった)

京太郎(理由は勿論、前日の夜に見たあの夢のせいだ)

京太郎(……でも、妙な気分ではある)

京太郎(なぜなら――)


京太郎「……夢なのに、夢じゃなかったような」


京太郎(それくらい、真に迫っていた)

京太郎(だから俺は、いまだに動揺しているんだろう……きっと)


京太郎「――いや」ブンブン

京太郎「考えてもしょうがない、そろそろ寝るとするか」

京太郎(そうだ……早く)

京太郎(眠らない、と……)

京太郎(――)スースー



――???

京太郎「……ん」キョロキョロ

京太郎「あれ?」

和「……」

京太郎「あ、和」

和「……あ」ハッ

和「京太郎くん」

京太郎「ああ」

京太郎「和、なんでこんなところに?」

京太郎「……っていうか、何かここ暗いような」

和「そ、それは――」アセアセ

京太郎「……」ジッ

和「……」

京太郎「――和、ちょっといいか?」

京太郎「勘なんだけどさ――もしかして」

和「ええ」コクッ

和「おそらく、京太郎くんが考えている通りでしょう」

京太郎「昨日の夢が関係してるんだよな?」

和「――はい」コクッ

和「そもそも」

和「昨日の夢は……実は、『夢』ではありませんでした」

京太郎「そう、か――」

和「はい」

和「あれは元々あった話です」

和「京太郎くんは、この世界の『歪み』に気付いてしまいました」

和「――本当なら」

京太郎「……消えていた、とか?」

和「……」

和「はい」コクッ

京太郎「……マジか」


和「――そもそも」

和「ここにいる『私』は、『私』であって『私』ではありません」

京太郎「……どういうことなんだ?」

和「……今、『ここにいる』京太郎くんが過ごしている、この阿知賀での生活」

和「それ自体が――『奇跡』のようなものでした」

京太郎「……」

和「ここにいる『私』は」

和「――京太郎くんが知っている『私』と、別の軸にいる『私』」

和「二人から成っています」

京太郎「――よく、分からねえよ」

和「お気持ち、お察しします」

和「……でも、ここでこんなことをお話していても埒が開かないでしょう」

和「さて、本題に入りましょうか」

京太郎「……うん」コクッ


和「……京太郎くんは、穏乃に詰め寄りましたね」

和「その時のことが、『夢』ではなく『現実』にあったことだというのは」

和「説明した通りです」

京太郎「……わかった」

和「……」

和「そして」

和「本当なら――その時点で京太郎くんは、消えるはずでした」

京太郎「……」

和「それを」

和「――夢、という形に何とか収めたのは」

京太郎「……和」

京太郎「いや、『二人の』和ってことか」

和「……そうです」


和「今、私は、『阿知賀での』原村和――つまり、小学生の頃の姿になっているでしょう」

和「でも、これは夢の中だけです」

和「普段の私は、『清澄』と『阿知賀』、二つの場所に存在します」

京太郎「――きよすみ?」キョトン

和「そこでの私は、高校生になっています」

京太郎「……想像つかねえな」プッ

和「――無理もないと思います」クスッ


和「さて」

和「……京太郎くんに、お聞きしたいことがあります」

京太郎「――なに?」

和「……今のままの生活に、戻りたいですか?」

京太郎「――そりゃ」

和「もしかしたら」

和「また、世界の『歪み』に気付いてしまうかもしれません」

京太郎「……」キュッ

和「京太郎くんは、きっと」

和「穏乃に詰め寄った時、とても怖かったでしょう」

和「……それに、とても苦しかったんじゃないですか?」

京太郎「……」

京太郎「うん、たしかにすげえ嫌な気分だった」

和「――でしたら」

京太郎「今ここで、なかったことにしちゃったほうが、ってことだよな?」

和「……ええ」

京太郎「それは嫌だ」

和「……え?」

京太郎「たしかに俺は、もしかしたら本当はいなかったヤツかもしれない」

京太郎「――けど」


――京太郎! 山行こ、山!――

――こ、今度予定空けておいてよ!――

――京太郎くん、いらっしゃい!――

――あ、京太郎くん。ゆっくりしていってね――

――京太郎。ここは、この牌切った方がいいよ――

――また、遊びに来て。教えられる範囲なら――


京太郎「――ここじゃないと」

京太郎「できなかったことも、会えなかった人も」

京太郎「いっぱい、いるだろうから」

和「……京、太郎くん」

京太郎「……だから」

和「――」

和「わかりました」コクッ

京太郎「……ごめんな」

和「なんで、謝るんですか?」

和「京太郎くんが決めたことなら」

和「私は、それでいいと思います」

京太郎「――そうかな」

和「そうですよ」クスッ

京太郎「……ありがと」

和「どういたしまして」


和「――さぁ」

和「そろそろ、夢も終わりですね」

京太郎「……もし、俺がすべてなかったことにする、って言ったら」

和「その時は」

和「――『阿知賀』にいる私と京太郎くんは、『清澄』にいる本当の人格に」

京太郎「そっか」

和「はい」

和「――でも、京太郎くんは」

京太郎「うん」コクッ

京太郎「またもしも、あんな気分になったとしても」

京太郎「――ここで会えた人が、大好きだから」

京太郎「絶対、後悔しない」

和「……」


和「夢から醒めたら」

和「ここでのことは、すべて忘れているでしょう――京太郎くんも、私も」

京太郎「……うん」

和「……」

和「――ですから」


ダキッ!


京太郎「!?」

京太郎「お、おい、和?」アセアセ

和「――私は、今ここでじゃないと」

京太郎「……へ?」

和「言えないことも、あると思いました」ギュッ

京太郎「――和?」

和「……」スゥ


和「京太郎くん」ジッ

京太郎(和の顔が……)

和「――私は、京太郎くんが」

京太郎(すぐ、近くに――!)アセアセ

京太郎「……」

京太郎(あれ――?)

和「す……#♭σ」

京太郎(……やばい)

京太郎(頭の中が、グルグル回って――のど)

和「……」

京太郎「――か!」ガバッ

京太郎「……」

京太郎「あれ?」

京太郎「――何でこんな時間に?」

京太郎「……もう一回、寝るか」

京太郎(――でも)

京太郎(なんだか、とんでもないことを忘れてる気が……?)

京太郎(それに、なんでこんなに顔が熱いんだ?)カァァ



――和の部屋


和「……」パチッ

和(あら?)

和(どうして、こんなに)

和(身体が熱いのでしょうか?)

和(――それに)

和(なんだか、柔らかい感触がするような……誰かの人肌、でしょうか?)カァァ

和「――しばらく、眠れそうにありませんね」キュッ

ここまでです。

ノリだけで書いた話だったのに、まさかここまで(無駄に)入り組んだ話になるとはたまげたなあ。
つまりは、「夢の世界万能説」ってことに落ち着きます。
二人の和の力が強すぎるんだよなあ……

補足すると、京太郎が『歪み』に気付いた時点で、世界が崩れます。
すると、もともとなかったはずの京太郎たちのいる『阿知賀』世界も、本当になくなります。
――という話の予定だったんだけど、迷走した挙句、わけのわからないオチになりました。すまんな。

さて、今回の話もあくまで「小ネタ」の範囲内なので、あんまり気にしないでもらえたらなと。
それじゃ、今はここまでになります。

――あ、そうだ。
リクエスト見直したら、京咲モノがさっぱりなかったことに気付いた。
というわけで、それ関連で何かあったら、希望だしてくださいな。

寒さにかこつけて京ちゃんと手を繋ぎたい咲ちゃんとかどうでしょう?

>>875
思いつきそうだったから、これ書いて今はおしまい。


――通学路

京太郎「……寒い」ブルッ

咲「――ううっ」ブルブル

咲「今って温暖化なんじゃなかったの? だったら……」

京太郎「……それでも」

京太郎「日本の冬の寒さが、ちょっとやそっとの温暖化じゃ崩れないだろ」

京太郎「――それに、ここは長野だ」ブルッ

咲「……さ、寒いよう」ガタガタ

京太郎「……お前な」ハァ

京太郎「なんか対策でもしてくればよかったのに。ほら、俺みたいに手袋つけてくるとか――」

咲「だ、だって」

咲「今朝、炬燵に入って温まってたら、いつの間にか出なきゃいけない時間になってて……忘れちゃったんだよ」グスッ

京太郎「――アホなヤツ」アキレ


咲「さ、寒いよ……」ブルブル

京太郎「……」

咲「こ、このままじゃ」

咲「手が冷え込んじゃって、牌が握れないかも――」

京太郎「そうか」

咲「……そ、そう」コクッ

京太郎「うん」

京太郎「……」テクテク

咲「……」チラッ

咲(――京ちゃんの手、あったかそう)

咲(うう……コ、コートのポケットに入れてても、冷え込むよう)

咲(――手袋、かぁ)ジーッ

京太郎(――凄い視線を感じるけど、無視だ無視)スタスタ


咲「ね、ねぇ、京ちゃん?」モジモジ

京太郎「……なんだ?」

咲「え、えっとぉ」

咲「――よかったら、でいいんだけど」

咲「その……」

咲「手袋を片方――」

京太郎「それはダメ」ビシッ

咲「い、いきなりダメ出し!?」ガーン

京太郎「やだよ」

京太郎「俺だって、超寒いんだから」

咲「ううっ、だ、だよね」

咲「――でもぉ」グスッ

京太郎「……」ハァ



京太郎「――しょうがねえな、ホント」

咲「えっ?」

京太郎「ほら」スッ

咲(……手が差し出された? もしかして)

咲「と、取っていいの、これ?」

京太郎「アホ、いいわけねえだろ」

咲「ええっ? じゃ、じゃぁ、なん――」アセアセ

京太郎「ああ、もうじれったい!」グイッ


ギュッ


咲「」

京太郎「……うん」

京太郎「ほれ、とっとと歩け」スタスタ

咲「――あ」ハッ

咲「わ、わかったよ」スタスタ

京太郎「……」

京太郎「やっぱ、小せえな」ボソッ

咲「え?」キョトン

京太郎「なんでもねえって」


京太郎(――やむを得ず、とはいえ)

京太郎(手袋越しに、咲の掌の感触が伝わってくるってのは)

京太郎(――うわっ)カァァ

咲(……)

咲(バ、ばれてないかな?)アセアセ

咲(手がすっごく熱くなってるけど、きっと)

咲(今日の寒さが消してくれてるよね?)

咲(……)チラッ

咲(――京ちゃんの顔も真っ赤だけど)

咲(霜焼けのせいだよね、うんうん)コクコク

咲「――わわっ」カァァ

咲(うう、私も『霜焼け』かなぁ?)

京太郎「――咲」

咲「ひゃっ!?」ビクッ

京太郎「次は絶対、手袋とか持って来いよ」

咲「う、うん、わ、わかった」コクッ

京太郎「よし」

咲「……どうしよっかな?」ボソッ

京太郎「何か言ったか?」

咲「な、なんでもない!!」ブンブン

果たして、次から咲ちゃんはちゃんと手袋を持ってくるんですかね?

さて、ここまでになります。
今は少な目になってすまんな。でも、まったりやってきます。

それじゃ。

すまんな、書くのは無理そうだ。
明日は書けるかもだけど……

そんなわけで、住人同士でお話したり、小ネタ出したりしていてくれるといいと思うよ?

とりあえず、書けるとこまで書いてみますか。

>>813
すべて交わった話にしても、なかなか思いつかんな……ごめんよ。

>>815
再開一発目で性転換モノとはたまげたなあ……だ、大丈夫なんですかね?
しかもこの小ネタ、異常に長くなったんですが、それは――
あ、苦手な方、要注意で。

――麻雀部 部室

咲「……うーん」

和「あれ? どうかしたんですか、宮永くん」キョトン

咲「あ、原村くんか――いや、ね」

咲「京子ちゃん、遅いなー、と……」チラッ

和「――ああ、たしかに」

和「でも教室掃除とか、あるんじゃないですか?」

優希「うーむ……それは微妙だと思うじ――なぁ」

和「あれ、優希。どうしてそう思うんだい?」

優希「あ、えっとそれはだな……」

優希「さっき、咲くんの教室の前を通りかかったとき、あの子の姿が見えなかったからだじ――よ」

和「そう、だったんですか」

咲「へぇぇ……」

咲(優希くんの口癖? なかなか治らないみたいだな……)クスッ


久「あ、もうみんないたのか」ガチャッ

咲「あ、部長」

和「お疲れさまです」ペコッ

久「ああ、どうも」

まこ「――ん? 京子のヤツ、まだ来てないのか?」

咲「あ、ええと、それは……」アセアセ

久「おいおい」クスッ

久「なんで咲が慌てる必要があるんだよ」

咲「あっ……」

優希「むっ、咲くん、もしかして京子が――?」

咲「い、いや、違うんだって。これは、そう」アセアセ

咲「ただの幼馴染だから……」カァァ

和「宮永くん……」キュッ

久「うわっ、もしかして俺、やばいこと言っちゃったかな?」

まこ「あんたはなぁ……」ハァ

まこ「後輩からかうのもいいが、行き過ぎじゃ」

久「はぁ……そうだな。反省しないとなぁ」

まこ(どこまで信じていいものやら……)ハァ


京子「あ、あのー」ガチャッ

咲「あっ」ガタッ

咲「遅いよ、杏子ちゃん! どこ行ってたのさ?」タタッ

京子「咲、ごめんね」

京子「その――教室のゴミ捨てしてたら遅くなっちゃって」

咲「ゴミ捨て? 京子ちゃん、掃除当番じゃなかっただろ?」

京子「う、うん……でも」

京子「――なんか、やってあげた方がみんなが楽になれるかなー、って」ニコッ

咲「……まったく」

咲「京子ちゃんは気が利きすぎるんだよ」

京子「そうかなー?」


久「ふむふむ。相変わらず仲がいいな、あの二人」ニコニコ

和「……須賀さん」

優希「むー……雌犬のくせに」

まこ「こらこら、さすがにその呼び方は――」

久(あれ、待てよ?)

久(もし、優希と須賀さんの性別が逆だったら意外と合うような――なんてな)クスッ

京子「――あ、皆さん」

京子「遅れてごめんなさい」ペコッ

久「いやいや、いいって」

久「……」ジーッ

京子「ど、どうかしましたか?」

久「いや、ごめん。なんでもないよ」

京子「そうですか……?」


久(――ウェーブがかった金髪)

久(女の子にしては高めの身長に、ほどよい大きさの胸)

久(スラリと伸びた足、引き締まった腰――今日もなかなかのものだな)ジーッ

まこ(……こいつ、いつか捕まらないじゃろうか?)ハァ


和「あ、こんにちは須賀さん」ペコッ

京子「あ、和くん。こんにちは」ニコッ

優希「おい、俺もいるぞ!」

京子「――あ、いたのか、優希」チラッ

優希「なんだとはなんだー!」ガバッ

京子「うわっ……ちょっ、やめっ――!」

優希「雌犬のくせに! ご主人様になんてことを!」

京子「いやいや、ちょっとホントに――んっ!?」ピクッ

和「こら、優希!」

優希「わっ!?」

和「……その」

和「さすがに、男子が女子に対して行うスキンシップには、限度があると思うよ?」

優希「う、うう……」

優希「悪かった、京子」ペコッ

京子「い、いや、いいよ……あはは」

京子(ううっ……髪がちょっと乱れちゃったよ)グスッ

久「――なぁ、須賀さん?」

京子「ひゃっ!? あ、部長。なにか?」

久「で、きみは誰を選ぶんだ?」

京子「……え?」

久「鈍感だなぁ」クスッ

久「これだよ、これ」

京子(ああ、恋人か――って!?)

京子「な、なに言ってるんですか! そ、そんなもの私には――」カァァ

久「まぁまぁ、落ち着け――さて」

久「ちょっと気弱な所はあれど、いつも須賀さんのことを気にしてくれる世話焼き幼馴染の咲」

久「で、品行方正で曲がったことが嫌いな優等生、和。あ、そうそう」

久「この前、一緒に銭湯行ったとき、あいつのちょっと見えちゃったんだけどさ――すっげえでか」

京子「な、何言ってるんですか!? セクハラですよ!」アセアセ

久「あ、わるいわるい」クスッ

久(いつも優希からされてるのはセクハラじゃないのか、ってのはさておき)

久「広島弁が似合う、後輩をよく気にかけてくれる先輩、まこ」

久「いつも一緒にいるとわかるけど、あいつの気遣いっぷりは半端ないな」

京子「そうなんですか――たしかに染谷先輩はよく気遣ってくれますけど」

久「お、もしかして揺れてる?」ニヤニヤ

京子「ち、違いますっ!」ブンブン

京子「もう、こんな会話するなら、私そろそろ行っちゃいますよ!」プイッ

久「まぁまぁ、先輩に可愛がられてると思って」

京子「……はぁ」

久「で、最後。この俺」

京子「」

久「……どしたの?」キョトン

京子「いや」

京子「こういう会話するとき、自分で自分の名前を挙げる人がいたんだなぁ、と」

久「見損なった?」ニコッ

京子「いえ、呆れました」クスッ

久「そっかぁ……」

京子「――あ、あの」

京子「私、ホントにそろそろ行きますよ?」

京子「優希や和くん、それに咲が呼んでるし」

久「あ、うん、いいよ。わるかったね、引き止めちゃって」

京子「今更そう言われてもなぁ……」クスッ

京子「それじゃ、また後で」タタッ

久「……ふぅ」

まこ「まったく、お前ってヤツは」ハァ

久「あ、なんだまこ、いたのか」

久「――京子ちゃん、どうよ?」ニコッ

まこ「あんたは女子のことしか頭にないんか!」

久「そりゃまぁ……健全な男子高校生ですし?」

久「いつだって、エンジン全開! ってね。どこがとは言わないけど」

まこ「――下ネタトークばかりしてると、本当に京子に嫌われるぞ?」アキレ

久「いやいや、俺が見た感じ、あの子は意外と話せるクチだよ」

久「むっつりスケベとみてる」

まこ「もういいわ……はぁ」


咲「……なぁ、京子ちゃん?」

京子「ん、どうしたの、咲?」

咲「――そ、その」

咲「パンツ、見えてる……」カァァ

京子「――へ? うわっ!」バッ

京子「マジだったよ……あぶないあぶない」

京子「サンキューね、咲」ニコッ

咲「う、うん」

京子「まったく、なんで咲が恥ずかしがってるのさ」クスクス

京子「私はぜんっぜん気にしてないから」ニコッ

咲「そう、なの?」

京子「ほんとに!」

京子「はぁ――私と咲の性別、逆の方が良かったんじゃないの?」

咲「?」

京子「ふふっ、なんでもない!」ニコッ

え、なにこれは……
書いた作者もなにがなんだかわかってないんだよなあ。

部長のキャラがもはや原型をとどめてないような気がしますね。
あと、部長が銭湯で和を見てどう感じたのか、それは皆さんの想像にお任せします。
……まぁ、原作の和もおっきい所があるからね、しょうがないね。

さて、ちょっとこれ書いたら変な気分になったので、少し休みます。

>>844
桃子ちゃん出して、終わりにしようかな。

――商店街

咲「はぁー、買った買った」ニコニコ

京太郎「どんだけ買ってんだよ……」

咲「だってだって! 今月はホントに豊作なんだよ!」ズイッ

咲「それこそ、『あの』エヴァ13巻や、大好きだったシャナの、ホントの最終巻!」

咲「それにニセコイ4巻に……あとは――」

京太郎「わかったわかった。声でけえって」

京太郎(――にしても、ホント好きなんだなぁこいつ)

京太郎(たしかに俺も漫画とかラノベは好きな方だと思うけど……ここまで情熱的になれるかっていうと)

京太郎(――そういう意味では、こいつのことが羨ましいのかもな)


咲「ふふっ、読み終わったら京ちゃんにも貸してあげるね!」

京太郎「お、サンキュ。でもな……俺、エヴァよくわかんねえからなぁ」ポリポリ

咲「ええっ!? それ勿体なさすぎるよ!」

咲「ほら、今度『Q』やるし!」

京太郎「ああ、それクラスの奴らも言ってたな……でも俺、前2作観てねえしな」

咲「観てなかったんだ……それじゃ、今度借りて観ようよ」

咲「あとあと! 『Q』一緒に観に行こっ!」ニコッ

京太郎「お、それもいいな……」

京太郎「前はホラー映画だったからな」

咲「うっ……もうその話やめてよう」グスッ

京太郎(――しっかし、こいつのこのテンションの高さは)

京太郎(ほぼ間違いなく、エヴァのせいなんだろうな……って、ん?)ピクッ

咲「あれ、どうしたの京ちゃん?」キョトン

京太郎「ああ、ちょっとな――あれだ」

咲「え? え?」アセアセ

京太郎「ほら、あの財布」

京太郎「誰かが落としたんだろう」

咲「――あ、ホントだ」

京太郎「だから――すいませーん!」

?「……!」ビクッ

京太郎「この財布、誰か落としませんでしたかー!?」

?(――やばっ!)

?(ううっ……行くしか、ないんすよね。でも)

?(行って姿を現したとしても――私に気付かなかったら?)ゾクッ

?(そ、そのときは――?)アセアセ

京太郎「――あれ?」ピタッ

京太郎「もしかして……」テクテク

?(――え?)キョトン

京太郎「これ、あなたのものですか?」スッ

?「……へ?」

京太郎「この財布なんですけど……」

?「い、いや、あの――その」アセアセ

?「……見えてるんすか?」ジッ

京太郎「はい?」キョトン

咲「京ちゃーん! 速すぎるよ!」

京太郎「あ、わるいな、咲」

咲「もー……あれ?」キョトン

?(……!)

咲「あ、見つかったんだね、持ってた人」

咲「良かったね!」ニコッ

?「――え?」

京太郎「はい、どうぞ」スッ

?「あ、その……どうも、っす」ウケトリ

京太郎「どういたしまして」

咲「良かったぁ……お財布なかったら、ラノベも漫画も何にも買えないもんね」

京太郎(……まあ、そうなんだけどさ)ハァ

?「――あの」

?「見えるん、すか?」ジーッ

京太郎「え?」

京太郎(そういや、さっきも同じこと訊かれたな……どういうことだ?)

?「私」

?「その――影、薄いっすから」ボソボソ

?「だから……人に気付かれたことなんて、なくて」

京太郎「――俺は須賀京太郎っていいます」

?「……え?」ピクッ

京太郎「そしてこいつが、宮永咲」

咲「えっ!? あ、あの……み、宮永です。よろしくです」

?「ど、どういう……?」アセアセ

京太郎「――見た所、同い年くらいだと思ったんで」

京太郎「そして、理由はどうあれ、俺たちはあなたに気付きました」

?「……」


京太郎「だから――」

京太郎「そう自分のことを卑下しないでください」

?「!」ハッ

京太郎「……できれば」

京太郎「お名前、聞いても――」

?「……東横」

?「東横桃子っす」

京太郎「東横さん、ですか。改めてよろしく」

桃子「あ、はい――よろしくっす」

咲「よ、よよ、よろしくね!」モジモジ

京太郎(人見知りスキルが遺憾なく発揮されてるな……)ハァ

――ベンチ

京太郎「いや、いきなり一緒に来てもらっちゃってすみません」

桃子「いや、いいっすよ」フルフル

桃子「――実際、拾ってもらったのは事実だし」

京太郎「……」

京太郎「――さっきも言いましたけど」

桃子「……?」キョトン

京太郎「俺、東横さんが影薄いなんて思いません」

桃子「――!」ピクッ

京太郎「少なくとも、俺とこいつは気付きました」

咲「そ、そ、そうです!」コクコク

咲「わ、わた、私たちだって気づいたんだから――」

桃子「で、でも……」

桃子「ずーっと、誰からも気づいてもらえなくて」

桃子「それで――」


桃子(……最初は誰からも気づいてもらえないことが悔しかった)

桃子(それは時が経つごとに、寂しさへと変わっていった)

桃子(そして――じきに、諦めにつながった)

桃子(そんな考えにふけりながら、商店街を歩いていたら――)

京太郎「――だったら」

京太郎「俺たちが、1号2号ですね」クスッ

桃子「……へ?」キョトン

京太郎「東横さんに気付いた人、1号2号」

桃子「いち、ごう?」

京太郎「はい」

京太郎「――気づく人も、いるんだと思いますよ」

咲「き、きっと! そ、そのうち、わた、私たち以外の、ひ、人にだって!!」カァァ

京太郎(声が裏返りまくってるな……でも、GJだ咲)


桃子「――」クスッ

京太郎「……?」

桃子「いや、ごめんなさいっす」クスクス

桃子「……あなたたちと話してたら」

桃子「なんだか、可笑しくなっちゃって」

京太郎「東横さん……」


桃子「――なかなか、あなたたちの言った通りには思えないっすけど」

桃子「でも」

桃子「少し、頑張ってみるっす」ニコッ

京太郎「……そうですか」

桃子「はい」

桃子「どうもありがとうございましたっす」ペコッ

咲「……」モジモジ

咲「あ、あの!」ズイッ



――帰り道

京太郎「……よく言えたな、お前」

咲「ふふっ」ニコニコ

咲「――京ちゃんだけに、いいカッコさせられないもん」クスッ

京太郎「言ってくれるなぁ……ま、なんにせよ、よくやった」

咲「うん!」ニコニコ


京太郎(咲の手にあるケータイと、今俺が手にしているケータイ)

京太郎(その二つに――今日、新たなメールアドレスが加わった)

京太郎(……いい日だったな、うん)コクッ

モモとの出会いでした。
なんで京ちゃんと咲ちゃんが気づけたのかは……主人公補正みたいなもんでしょうかね。

さて、ここまでですね。
おやすみなさい。

まだネタ募集してるなら
咲が1日だけモモと同じくらいの存在感になって京太郎以外が気付かない
っていうのは如何?

卒業後のプロポーズ>このSSでは、つかずはなれずの関係のままだろうな……だから、できないかも。
          ――あれ? 本当に「つかずはなれず」なのか、この二人は(震え声)

ToLoveる的展開>昔はお世話になりました(自白)
        しかし、俺自身がエロに振り切れてない感があるから、ちょっと難しいな……すまん。


さて、今から京ちゃんがまた消えるようです。


――全国大会会場

京太郎「……あれ?」

一「……」トコトコ

京太郎(あの人――たしか県予選で部長と闘った)

京太郎(……でも、ちょっと待てよ?)

一「……」チラチラ

京太郎(――見えそう)

京太郎(いやいや、俺は何を考えてるんだ? 今までだって、あんなカッコしてる人、いくらでも……)

京太郎(――あれ? もしかして……本当におかしいのは)

一「あれ?」

京太郎「……!」ビクッ


一「――たしか、清澄の」

京太郎「は、はいっ!」

一「ああ、マネージャーさんだよね」

京太郎「マ、マネージャー……」

京太郎(あれ、部員扱いされてるんだよな、これって?)ズーン

一(――やば、もしや地雷踏んじゃった?)

京太郎「はは……いいっすよ」

京太郎「――マネージャーですよね、やっぱ」アハハ

一「ああ、ごめんごめん!」アセアセ

一「……ていうか、男子部員自体いたんだね」

京太郎「ですよねぇ……」グスッ

一(……げっ)

一(な、何を言ってるんだボクは! 地雷どころじゃなくて、爆心地一直線じゃないか!)


一「い、いや、ホントごめん……」

一「大丈夫、かな?」ジッ

京太郎「ええ、大丈夫です……あれ?」ピクッ

京太郎(近づいてくるけど――割とマジでシャレにならねえぞ)

京太郎(歩くたびに服がずれて……あれ? 今なにやらピンク色の――!?)

京太郎「!?」ハッ

一「え、ええ? どうしたの?」キョトン

京太郎「い、いや、その!」ブンブン

京太郎(お、落ち着け俺! 何動揺してんだバカ!)

京太郎(和だってあんなカッコしてたじゃないか! そうだ、だからこれは――!)

京太郎(……あれ?)ピタッ


京太郎(おかしいのは、どっちだ?)


京太郎(――たしかめないと、いけない)ズイッ

一「あ、あれ?」ドキッ

京太郎(そんな気が、する)

一「な、なに?」

一(い、いきなり詰め寄られてる!?)

京太郎「……えっと、国広? さん」

一「――え?」

京太郎「ごめんなさい!!」


ズルッ!


瞬間、彼女の服がずり落ちる。
トップスがずれ、小さな胸が顕わになった。

一「――なっ!?」ハッ

京太郎「……ああ」

京太郎(確信した)

京太郎(こりゃやっぱ、おかしくなったのは俺じゃねえや)

京太郎(……この世界の方だ)

一「な、な、なにをっ!?」カァァ

京太郎「――あーあ」

京太郎「……なんだか、力抜けちゃいました」

一「き、きみは、一体――」

京太郎「えいっ」モミッ

一「ひゃっ!?」ビクンッ

京太郎(ああ、もうどーでもいいや)

京太郎(一回戦で優希が対局した、宮守の人みたいな顔してるんだろうな、今の俺)

京太郎(ダルい……けど)モミモミ

一「ちょっ、やめっ――!」ビクビク

京太郎(意外と感度いいんだなあ……)

京太郎(あんなカッコしてるから、てっきり手馴れてるもんかと――思ったよりやわらかい)

一「んっ……!」ビクッ

京太郎(――ああ)


京太郎「気持ちいい――」




一「……!」

一「――あれ?」

一「ボク、ここで何してたんだっけ?」

一「……?」

――???

京太郎「……!?」

京太郎「あ、あれ?」キョロキョロ

京太郎「国広さんは? おもちは?」

和「……はぁ」ハァ

和「やっぱり、こっちもでしたか」

京太郎「――!?」

京太郎「和、だよな? なんで――?」

和「はぁ……また一から説明するのもなんですし」

和「――単刀直入に言うと、須賀くんは消されてしまったんです。この世界から」

京太郎「……え、そうなの?」

和「ええ」

和「……気付いちゃいけない『タブー』に触れてしまったんです」

京太郎「タブー……か」

和「……先ほどまで」

和「ここには、別の『私』と『京太郎くん』がいたのですが」

和「いや、話がややこしくなりますね、ごめんなさい」コホン

京太郎「い、いや」

京太郎(……もう一人の、俺?)


和「では」

和「須賀くんは、元の世界へ戻れるでしょうし」

和(さっきの『京太郎くん』が戻りましたし、ね)

和「手早くいきましょうか」

京太郎「お、そうだな」

和「……」ジーッ

京太郎「――和?」キョトン

和「……」ピトッ

京太郎「」

京太郎「お、おい、和?」アセアセ

和「――さっきの、『私』は」

京太郎「?」

和「あまり、触れてられなかったようなので」

和「せめて、私は――」ダキッ

京太郎(何の話だ……?)


和「――では」ギュッ

和「また、後ほど」ニコッ

京太郎「お、おう」




――全国大会会場

京太郎「――ん」

京太郎(やべ、寝ちゃってたか……うわ、ベンチの上じゃん)

京太郎(恥ずかしいな、おい――ん?)ピクッ

初美「~♪」ヒラヒラ

京太郎「」


京太郎(――何かがおかしいような、そんな気がするんだけど)

初美「涼しいですよー」チラチラ

京太郎(……見なかったことにしよう。あの人も、俺に見られなかったことにしよう)

京太郎(うん、おっけー)

最後に、京ちゃんが別作品のキャラと化してるんだよなあ……

??「この世界には、秘密がある」

京ちゃんのカピバラには、誰かからの意味深な手紙が括りつけられていた可能性が……!?


さて、今はここまでですね。
あ、性転換ネタがここの住人に受け入れられるのなら、今度は別の学校Verでやる――かも。

やべえよ……まどかの外伝の下巻を今読み終わったけど、心にダメージがでかい。
じゃけん、SS書いて心を落ち着かせましょうねー、ってわけで。

>>911
透明ガールと化した咲ちゃんですか。
それじゃ、やってみましょう。
……ああ、胸が痛い。


――清澄高校・教室

京太郎「……おっす」ガラッ

A「あ、よう須賀」

B「――ぷっ。須賀くん、寝癖ひどいわよ?」クスクス

京太郎「え、マジか! うわー、やっちまったなぁ……」

咲「あ、あの」モジモジ

咲「おはよ――」


A「そういやさー、須賀」

A「この前、Bと街うろついてたときなんだけど……」

京太郎「ほう、朝っぱらから惚気か」ニヤニヤ

A「ち、ちげえって!」

B「……Aのバカ」プイッ


咲「……あ」

京太郎「――それじゃな、お前ら。あんま見せつけんなよ」

A「う、うっせ!」カァァ

B「――悪いのはAでしょ?」ジトッ

――教室隅

咲「……京、ちゃん」

京太郎「やっぱり、ダメみたいだな」

咲「う、うん……」

京太郎「――俺以外に、気づいたヤツはいそうにない」

咲「……私、思ったよ」

咲「普段の挨拶して、それを返してもらえることがどれだけありがたいか、ってことに」キュッ

京太郎「咲……」


京太郎(――どうしてこうなったのか、俺にもよくわからない)

京太郎(それこそ、この前会った東横さんじゃないけど、咲の存在感が限りなく薄まっていることは確かだ)

京太郎「……どうしたものか」

咲「う、ううっ……」グスッ

京太郎「泣くな」

咲「!」ピクッ

京太郎「――近くにいてやる」ボソッ

京太郎「こんなこと、普段ぜってえ言わないけどな。特別サービスだ」プイッ

咲「……ぷっ」クスッ

咲「京ちゃん、顔真っ赤だよ?」クスクス

京太郎「なっ!? バ、バカッ!」カァァ

咲「もう、京ちゃんってば……ふふっ」ニコッ

京太郎(――ま、笑ってくれるならなによりだけどさ)


――放課後

京太郎「……とりあえず」

咲「なんだかんだで放課後、だね」

京太郎「ああ――分かってるな、咲?」

咲「うん……そうだね」


二人「行こうか、部室」

――部室

京太郎「こんにちはー」ガチャッ

久「あ、須賀くん」

咲「……こ、こんにちは」

久「……?」キョトン

久「ねぇ、須賀くん一人?」

京太郎「え、ええ、まぁ……」

久「そう――?」

久「おかしいわねえ……須賀くんの隣に、誰かが――」チラチラ

京太郎「……!」

咲「ぶ、部長!」ガバッ

久「きゃっ!?」

久「っと、何かが抱き着いてきたのかしら? でも――」

咲「お願いです! 部長だけが頼りなんです!」ギュッ

咲「もう寂しいのはいやです!!」スリスリ

京太郎(――普段、人見知りなこいつが人に抱き着いている)

京太郎(それくらいに、こいつは参っちまったんだろうな……同情するよ)

久「……そう、ねぇ?」

京太郎「――部長?」

久「……やっぱり」

久「この、どこか懐かしいイメージというか感覚というか……これは」

久「――咲、なの?」

咲「……!」パァァ

咲「部長!」ギュウウウ

久「ちょ、つよすぎつよすぎ!」アセアセ

久「……あ、でも」ピクッ

久「見えたわ、間違いなく咲ね」

咲「――ああ、よかったぁ」ホッ

久「よしよし」ナデナデ

久「ところで、須賀くん?」

京太郎「あ、はい。なんですか?」

久「――心当たりとかは?」

京太郎「……さっぱりですね」

久「そう……うーん」

久「まあ、いいわ。今日は咲もお疲れみたいだし」

久「あなたたち二人は、今日は早く帰りなさい」

京太郎「え、それは……」

久「部長命令♪」ニコニコ

京太郎「――はぁ、わかりました」

咲「部長! その――ホントに」

久「はいはい、須賀くんと早く帰りなさい」

咲「は、はいっ!」



久「……」

久「――気配が消える、かぁ」

久「うーん?」キョトン

――帰り道

京太郎「……いやー、それにしても」

京太郎「今日は疲れたなぁ、咲?」

咲「ホントだよ!」

咲「もう……ホントに京ちゃん以外、誰にも分からなかったらどうしようかと――!」

京太郎「まぁまぁ」

京太郎「ほら、部長にもわかってもらったわけだし」

京太郎「……そのうち、戻るって。きっと」

咲「……きっと、かぁ」

咲「ね、京ちゃん?」

京太郎「なんだ?」

咲「――今日は」

咲「私に、サービスしてくれるんだよね?」ニコッ

京太郎「は?」

咲「だって、ほら。さっき教室で――」

京太郎「……お前な、恥ずかしいこと思い出させんな」ハァ

咲「いいじゃん、別に」

咲「――すっごく嬉しかったんだから」エヘヘ

京太郎「……う」

京太郎(くそっ――俺は甘すぎるぞ、こいつに!)

咲「だから、ね?」

京太郎「なんだよ、それ」

咲「……京ちゃんの口から」

咲「『絶対』に元に戻れる、って言ってもらえたらなー、って」モジモジ

京太郎「……」

咲「――京ちゃんに言ってもらえたら、すっごく自信つくと思うんだけどなー」

京太郎「……」

咲「京ちゃんがさっきああ言ってくれた時、すっごく嬉しかったんだけどなー」

京太郎「だー、もう!」

咲「わっ!?」ビクッ

京太郎「お前は……まったく」

京太郎「――絶対」

京太郎「絶対、元に戻るよ」ボソボソ

咲「……」キョトン

咲「わわっ」カァァ

咲「なんだろ、温かいな」モシモジ

京太郎「……もういいだろ、帰るぞ」

咲「あ、京ちゃん! もういっか――」

京太郎「調子に乗んな!」デコピン

咲「ひゃぁっ!?」イタッ

久々に、王道(?)な京咲を書きたかった(小並感)
そんなわけで、京ちゃんと咲ちゃんの絡み多めでした。楽しかったです。

さて、次は――やるか、性転換。
いいんだよな? というわけで、阿知賀キャラを……あ、そうだ。
転換後の名前って、清澄の頃は変えなかったけど、変えた方がいいかな?

まあ、変えなくてもいっか(諦め)
それじゃ、つらつらと書いていきますよー。

あ、そうだ。
小学生編、高校生編のどっちがいいですかね?

それじゃ、高校生編書いて寝ます。
やりたい放題になると思うけど、許してくれよなー、頼むよー。


――阿知賀高校

穏乃「……で、俺は思うんだ」

憧「――なにを?」

穏乃「なんでここの奴らは、山登りをしたくないのか、だよ」

穏乃「みんな、そんな体力で恥ずかしくないのか?」ビシッ

憧「……お前なぁ」ハァ

憧「いいか、しず。それはあくまで、お前が規格外の体力があるだけで」

憧「それをみんなに当て嵌めること自体、間違ってるんだよ」

穏乃「ぐっ……憧め。ちょっと頭いいからって、すぐ言いくるめてきて」プイッ

憧「どんな負け惜しみだ……」アキレ


晴絵「まぁまぁ、二人ともその辺にしとけ、な?」

穏乃「わっ、晴絵さんか!」ビクッ

憧「……っていうか、いたのかハルエ」

晴絵「――お前らなぁ、一応俺はここの顧問だぞ」ハァ

晴絵「それより、憧。お前ここでならともかく、教室でまで呼び捨てはやめろ」

憧「え、なんでだよ?」キョトン

晴絵「他の生徒から舐められるからだよ……」

憧「は? それ、俺に責任なくない?」

憧「というか、ハルエに人望ないだけじゃ……」

穏乃「こら、憧! からかいにしても限度があるぞ!」ビシッ

晴絵「――はぁ、これだから男子校は」ブツブツ

憧「え、今は違うだろ?」キョトン

晴絵「まあ、な」

晴絵「……しっかしまあ、学園長もなにを考えてんだろうねぇ」

晴絵「いきなり、硬派で通ってた『阿知賀学院』を共学化するなんて」

憧「ま、学園長も男ってことなんじゃないのか」ニヤニヤ

穏乃「憧、お前なあ……」ハァ

晴絵「――まぁ、おかげで」

晴絵「そうやって明け透けに言える憧みたいな生徒が」

晴絵「委縮しちゃってんのが、現状なんだよなあ……」ハァ

憧「つーかさ、ちょっと女子入ったくらいでコソコソするんなら、そんなこと最初から言わなくていいだろ」

穏乃「はぁ……憧は過激派だなぁ」

憧「しずが大人しすぎるんじゃないのか? 草食系?」

穏乃「んなっ!? お、俺だってなぁ――」アセアセ


ガチャッ


京子「……あ、みんな」

京子「よっ」

穏乃「――あ、京子か。おっす」

憧「掃除、終わったんだな」

京子「うん。その後ちょっとゴミだし頼まれちゃって」エヘヘ

憧「は? でも、お前の当番今日だったっけ?」

京子「ううん、ホントは私じゃなかったんだけど」

京子「係りの人が用事あるからとかで――」

憧「――やってくれるな」ガタッ

憧「よりにもよって、京子をパシるとは」

京子「い、いやいや! 私、いじめられてるとかじゃないから!」ブンブン

穏乃「そうだよ、憧。少し落ち着きなって」

憧「……そうだな」ストン

憧「ま、考えてみれば、京子をいちいち気に掛ける必要なんてないしな」プイッ

穏乃(ウソ付け、顔ちょっと赤いじゃねえか)アキレ


京子「――ところで、先生?」

晴絵「おう、なんだ京子」

京子「……えっと、その」モジモジ

京子「この麻雀部に女子が入る予定とか、ないですか?」

晴絵「――え?」

晴絵「いや、今んところはないと思うけど……なんでだ?」

京子「えっと、ですね」

京子「その――見ての通り、私以外みんな男子で」

京子「それで、それぞれがこれまた見ての通り、結構目立ってる面子なので」

憧「おい、今のはなんだ?」ジロリ

穏乃「聞き捨てならないなあ……」ジロリ

晴絵「事実だろうが」ビシッ

晴絵「つまり、なんだ?」

晴絵「――女子が少しでも入れば、あんまりクラスメイトからとやかく言われないんじゃないか、と?」

京子「ま、まあ、そういうことです」

憧「――あのなあ、京子?」ハァ

京子「え、どうかしたの憧?」キョトン

憧「お前は、俺たちの幼馴染だな?」

京子「う、うん。小学校からの付き合いだよね」

憧「そうだろ」

憧「――で、なんやかんやで何年も一緒のわけだ」

憧「もう今更、ここに新しい輪を広げることはない、とは思わないか?」

京子「まあ、そうかもしれないけどさぁ……」

京子(なまじ、ここの面子が『目立つ』っていうのは、その言動のためでもあるんだけど)

京子(なにより――みんなかっこいいから問題なんだよねぇ)ハァ

京子(穏乃は身体こそ小さいものの、顔立ちは整ってるし、時々着てるジャージ服の奇妙さから人気だし)

京子(憧はこの通り、言動も威勢よく、なによりこの部員で一番オシャレに気を遣ってるだろうし)

京子(この前、男子トイレの鏡で20分近くワックス整えてたとかいう噂も……ご苦労なことで)

京子(――そして)


ガチャッ


玄「みんな、おっす!」

穏乃「あ、玄さん! こんちは!」

憧「玄か……ちょっと、言ってやってよ」

玄「え、なになに?」

玄「憧くんが僕に何かを頼むなんて、珍しいね」ニコニコ

憧「まぁ、とにかく」

憧「京子に言ってやってよ。『お前はここにいていいんだ』って」

京子(……あれ? どういう状況になってんの今?)アセアセ


玄「うーん、そだねー」

京子(――で、今来た玄兄ちゃん)

京子(昔から黒髪ロングで、私は女の子にしか似合わないと思ってたんだけど、意外や意外)

京子(玄兄ちゃんにはとてもよく似合っている。まあ、元々のパーツがいいからなんだろうけど……)

玄「ね、京子ちゃん?」

京子「わっ、な、なに玄兄ちゃん?」ビクッ

玄「京子ちゃんは、ここにいたいよね?」

京子「――あ」

京子「それは、勿論です」コクリ

玄「だよねだよね」ウンウン

玄「そうだよ、僕たちだって京子ちゃんがいなくなったら」

玄「寂しいよ……」

京子「玄兄ちゃん……」

玄「それにさ」モミッ

京子「!?」ビクッ

玄「このおもちを手放すのはもったいなさすぎる」ムニュムニュ

京子「あ、あの? 玄兄ちゃん?」アセアセ

玄「……お? 少し育っ――」フムフム

憧「アホかお前は!」バキッ

玄「わっ!」ビクッ

玄「もう、憧くん何すんのさ。今いいとこだったのに――」

憧「そういう問題じゃない!」ハァハァ

憧「はぁ、お前ね……それこそ小学生くらいの頃なら百歩譲るにしても」

憧「俺もお前も、そして京子も高校生なんだぞ」

憧「それが分かるなら、そろそろそーいうことはやめろ!」ビシッ

玄「うっ……だよね、そうだよね」グスッ

玄「いやー、ごめんね京子ちゃん。どうしても癖でねえ……」

京子「い、いや! 別にいいよ!」

京子「き、気にしてないし」

京子(……ちょっと嘘になるけど)ハァ


憧「はぁ、ったく玄のヤツは」

穏乃「まぁまぁ、憧。そうカッカしないで」

憧「……むしろ、お前はなんでそんなに落ち着いてんだよ」

穏乃「俺からしたら、むしろ憧のがちょっと怖いよ」

穏乃「――ひょっとして」ニヤッ

穏乃「玄さんに先越されたのが悔しか――ああ、デコピンは! デコピンはやめてくれ!」

憧「玄といい穏乃といい……この麻雀部はなんなんだよ!」

京子(――それ、きっと私のセリフだよね)ハァ

玄(……ほほう、この前よりさらに大きくなってますな。ざっと、Cカップはかたい、か?)ジーッ

晴絵(――今度玄には、『教師』として何か言ってやった方がいいのかもな)ハァ

晴絵(まぁ、同じ男としてわからないこともないんだけど――な)

玄兄ちゃんがわりとシャレにならない男子高校生になってますね……
こりゃ、逮捕も時間の問題ですね。たまげたなあ……

憧くんは、よくいるクラスのムードメーカーみたいになっちゃったのがちょっと残念かも。
実際の憧ちゃんとの乖離が大きすぎたかもなあ……

あ、宥兄ちゃんと灼くんが出なかったのは、単にそろそろ気力が尽きただけです。
特に悪意があったりするというわけではないので、あしからず。

それじゃ、おやすみ。

乙~
阿知賀の京ちゃんがなんやかんやあって清澄で和と再会
ファースト幼馴染和vsセカンド幼馴染咲な展開オナシャス!

そろそろ次スレの時期か……ここまで続くとは思わなかった。

そういえば、そろそろ小ネタの弾薬が尽きていたな。
前に希望を採っておくべきだった……。

というわけで、なんかあったらどうぞ。
それまでは、自分勝手に書いて遊んでます。



――須賀家

咲「……」


>ダークフレイムマスター!


咲「――ああ」

咲「やっぱり、六花ちゃんは可愛いね!」ニコニコ

京太郎「……お、おう、そうだな」

京太郎(なんでこいつ、当たり前のように俺の家で観てるんだ?)アレ?

咲「――あ、お姉さんだ! ああ、ゾクゾクするなぁ……」

京太郎「……お前、M?」ジトッ

咲「もう! うるさいよ、京ちゃん!」

咲「私はSでもMでも――あ、くみん先輩だ!」パァァ

京太郎(ダメだ、会話が中途半端すぎる……)


>モウワカッタダロウ・・・コレガゲンジツダ


咲「」

京太郎「……おおう」

京太郎(なんだこのシリアス展開は……)

咲「……そんな」ボソッ

京太郎(あ、咲のテンションが目に見えて落ちてる……まあ、俺も辛いけどさ)

咲「――六花ちゃん、可哀想」グスッ

京太郎「だな……」

京太郎「――来週からどうなるんだろうな?」

咲「……ね、京ちゃん?」

京太郎「なんだ?」

咲「――来週」

咲「私の家で、一緒に観ない?」

咲「……なんかね、怖いんだ、どうなるのか」ブルッ

京太郎「……ったく、世話がかかるヤツ」

咲「ふんだ、分かってるよ」プイッ

京太郎「……はぁ」タメイキ

京太郎「わかったよ、行ってやる」

咲「――うん!」

京太郎(つくづく甘いなぁ……)ヤレヤレ

このアニメのキャラ、みんな良い味持っててすき。

でも、俺はモリサマー派です(半ギレ)

あとはCMの時のKMN先輩の声とかも……いや、これ以上はやめよう。

そんなわけで、小ネタよろしくオナシャス。

井伏鱒二 玉虫を見るを読んでそれについて話す京太郎と咲和の感想

凸守と戯れたい

てるてるも清澄に通っていたら

六花にならって眼帯を付けた咲と、美穂子が出会った

てるてると咲ちゃんが京太郎のとりあい ほのぼので

おお、反応早い! みなさんアリシャス!

>>957
ググったら、センター試験の問題だよな。
英語のリスニングの絵がカオスだったりして、話題になってたっけ。
……大体の粗筋でいいですかね?(震え声)

>>958
IFモノはこの板でも結構あるけど、面白いよね。やってみます。

>>959
そういえば、ここのキャップは……(遠い目)
やりましょう。

>>960
大丈夫大丈夫。
取り合いの話なんて、ほのぼのじゃないと書けないからな……。

それじゃ、まずはこのリクエストを消化してきますね。
しばしお待ちを。

――図書室

咲「……あ」

京太郎「ん?」キョトン

咲「これなんだけどね」スッ

咲「たしか、今年のセンター試験で使われた問題らしいんだ」

京太郎「センター、ねえ……」

京太郎「出来るなら、受けたくねえなあ」ブルッ

咲「――だよねぇ」


咲「じゃなくて」

咲「センターの話はおいといて、この本ちょっと読んでみない?」

京太郎「え、なんでだよ?」

咲「なんかね」

咲「この国語の『小説』の問題で」

咲「そこで使用された文章が話題になったんだよ」

京太郎「へぇー、で、それが」

咲「うん、この本の中に、ってこと」

京太郎「ふむ……いいんじゃね?」

咲「よし、それじゃ読んでみよっ」ペラッ

――数分後

京太郎「……」

咲「……うーん」

京太郎「どう言ったものか」

咲「だよね」

咲「――えっと、つまり?」

咲「男の人と女の人は、きっとカップルで」

咲「でも、まだまだ奥手で。でも意を決して、女の人の肩を抱き寄せる」

咲「すると、そこに――」

京太郎「玉虫が現れた」

咲「そうだね。そして、女の人は『じゃまっ』と、その玉虫を叩き落とす」

咲「さらに、踏んづけて、潰しちゃう」

咲「それで、男の人もなんかちぐはぐな感じになって……って筋だよね?」


京太郎「――うーむ」

咲「どう思った?」

京太郎「そう、だな……」

京太郎「俺は、主人公の気持ちが理解できる、かな?」

咲「どうして?」キョトン

京太郎「だってさ、せっかくいいムードだったのに、玉虫が出てきて」

京太郎「ただそれだけなのに、叩き落として踏み潰すなんて……」

京太郎「絵面を想像したら、やりきれねえだろ」

京太郎「だから、主人公が冷めちゃったのもちょっと納得できる」


咲「ふーん……京ちゃんはそう見るんだ」

京太郎「まぁ、解釈みたいなもんじゃねえけどな」

京太郎(つーか、実際のセンターだと、たしかマーク式だよな……うわー、やりたくねえ)ブルッ

咲「……私は」ボソッ

咲「女の人の気持ちが、理解出来る気がする」

京太郎「え、そうか?」

咲「うん」コクリ

咲「私もね」

咲「もし――こういう風に、好きなのかもしれない男の人に抱き寄せられちゃって」

咲「そんな時に、場にそぐわない虫がいたら……」

咲「さすがに叩き落として踏み潰す、なんてことはしないだろうけど――」

咲「ちょっと、嫌だもん」

京太郎「……そっか」

咲「――まぁ」

咲「この辺は解釈の違いだし、ね」クスッ

京太郎「お、そうだな」

咲「――そろそろお昼休みも終わりだし、教室戻ろ?」

京太郎「おう」




――廊下

京太郎「……ふむ」

京太郎(咲は、玉虫が来たことを重要視してた)

京太郎(でも俺は、どっちかと言うと、女の方のいきすぎた行動にちょっと引いた)チラッ

咲「……」トコトコ

京太郎(――この辺は解釈の違い、か)

京太郎(でも)

京太郎(いつか、咲にそんな相手が現れるとして)

京太郎(――その時は)

京太郎「だー、もうやめやめ!」ブンブン

咲「え、京ちゃん!? どうしたの?」ビクッ

京太郎「なんでもねーって」

京太郎(……やべ、想像すんなよ俺!)カァァ

京太郎(顔が熱いわ、それなのに心はちょっと寒いわで――ああ、滅茶苦茶だ)ハァ


咲(……京ちゃんは、女の人の方に注目したのかぁ)

咲(――いつか、私も)

咲(ううん、やめやめ!)カァァ

もしもお互い、いいムードになったとして。
その時、互いにちょっと違った価値観を持ってたら――と妄想した二人の話。

え、互いに誰を想像してたかって? そら(お互いが想像してたのは)そう(みんなが考えてる通り)よ。

さて、次行けるか……もしかしたらこれで寝ちゃうかも。

つかさのキャラソン聴いてたら、とっても和んだので、もう一本書きます。
いやしかし、ほんと完成度高いな、この曲。


――宮永家

咲「……んう」ピクッ

咲「京、ちゃぁん――」ゴロゴロ

照「咲、そろそろ時間……」ガチャッ

咲「そこはぁ――」ピクピク

照「」


照「――あの男」

照「よもや、私の咲に……!」ギリッ

咲「んぁ?」パチッ

咲「あ、おはよー、お姉ちゃ――」ゴシゴシ

照「咲、私は今から須賀くんを倒さないといけない」

咲「って、ええええっ!?」ビクッ


――通学路

京太郎「あ、咲、照さん、おはよ――」

照「さあ、須賀くん? なにか言い残したいことは?」ギュルルルル

京太郎「――朝から物騒ですね」

照「とぼけても無駄だ。私の妹の寝言が証拠になる」

照「『京ちゃぁん……そこはぁ』だと!? ゆ、許さんぞ!」

咲「ちょっ!? お姉ちゃん、なに言ってるの!!?」ハッ

京太郎「……咲が、ねぇ」ジーッ

咲「もう、京ちゃん! 今のなし! 記憶から消して!」カァァァ

京太郎「――出来ねえ相談だな、それは」

咲「そ、そんなぁ……」グスッ

照「あ、また妹を泣かせたな!」ビシッ

京太郎「……元はと言えば、誰のせいですか」

照「ときに、須賀くん?」

京太郎「なんですか?」

照「きみはもう、咲と済ませたのか?」

京太郎「」

咲「な、なななな――!」カァァァ

照「どうなんだ? やったのか?」ズイッ

京太郎「い、いきなりなんですか!?」

照「いや、まあ」

照「――姉として、妹のことが心配なのは当然だろう?」

京太郎「心配のし方を間違えてますよ……それ」ハァ

照「それで? やったのか?」

咲「お、おねえちゃぁん……」

京太郎「……」

京太郎「――してません!」カァァ

照「ふむ」

照「なら、いいんだ」スタスタ

京太郎「はぁ……」タメイキ


咲「もう、お姉ちゃんってば――」

京太郎「――咲」

咲「え?」

京太郎「お前の姉さん、何を『やった』って訊いたんだろうな?」

咲「」

咲「そ、そんなの!」アセアセ

咲「私から言えるわけないでしょ!」カァァァ

京太郎「まあ、そうだよな」

咲「も、もう! 京ちゃんもお姉ちゃんも、みんなバカ!」ピューッ

照「あ、待て咲!」ダッ


京太郎「……朝っぱらから元気な姉妹だことで」

京太郎(――今日も、うちのクラスに来るのかな照さん?)

京太郎(『妹が心配だ! 須賀くんに何か――』とか言って)

京太郎(……まぁ、楽しいからいいけどさ)


咲「……」ハァハァ

咲(い、言えっこない!)

咲(そんな――なにを『済ませた』のかなんて!)

咲「キス、なんて……早すぎるよう」カァァァ

照姉さんが考えている「済ませた」ことと、咲ちゃんの考える「済ませた」ことの内容。
果たして、同じなんですかねえ?(ゲス顔)

しかし、照姉さんいくらなんでもその質問は……と書いてて大丈夫かなって思った(小並感)

さて、おしまい。
まだ希望あったら、書いてくださいな。
阿知賀とか他校でもええんやで?