まどか「のんびりだらだらのほほんと」(836)

まどか「暇だね」

ほむら「暇ね」

まどか「ところでほむらちゃんはいきなり後ろから押された時、どっちの足が先に出る?」

ほむら「唐突ね。えっと、どうかしら。意識したことはないわね」

まどか「じゃあさ、ちょっと確認するから立ってみて。ピーンって」

ほむら「わかったわ。これでいいかしら?」ピーン

まどか「いいよー。じゃあ、ほむらちゃんが油断した時にいきなり押すね? だから、油断して」

ほむら「え!? えっと……」

まどか「どうしたの?」

ほむら「油断ってどうすればいいのかしら?」

まどか「え? あぁ、そうだねー……」

ほむら「……」

まどか「あ、そういえば」

ほむら「どうしたの?」

まどか「私、ほむらちゃんのこと好き」

ほむら「え!? そそ、それってどういう」

まどか「はいドーン」

ほむら「きゃあ!?」

まどか「あ、ほむらちゃんは右足みたいだね」

ほむら「え? えっと、え?」

まどか「私と一緒だね」

ほむら「え? え、えぇ」

まどか「おそろいおそろい♪」

ほむら(さっきの言葉、詳しく聞いちゃ駄目かしら……)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1347027686

まどか「暇だねー」

ほむら「暇ね」

まどか「ほむらちゃんはカップアイスの蓋ってなめる?」

ほむら「はしたないと思いつつもついやっちゃうわね」

まどか「だよねー。なんでか知らないけどあの部分って美味しく感じちゃうよね」

ほむら「不思議な魅力があるわよね」

まどか「というわけでここに2つのカップアイスがあります」

ほむら「チョコとバニラね」

まどか「どっち食べる?」

ほむら「余ったほうでいいわよ」

まどか「うーん……」

ほむら「……」

まどか「チョコ、いやバニラも捨てがたいし……」

ほむら「……」

まどか「ここはやっぱり王道のバニラで、いやでも……」

ほむら「……」

まどか「うーん……」

ほむら「1つずつ半分に分けて食べるのはどうかしら?」

まどか「その手があった!」

ほむら「ふふ」

まどか「ねぇねぇほむらちゃん」エイ!

ほむら「なにかしら」ギョクロー!

まどか「ちょっと手加減とかはどうかなって」ファイヤー

ほむら「あら、自信があると言ったのはまどかよ?」

まどか「うん。ゴメン。ゴメンナサイ。調子に乗ってました」

ほむら「なら、私は4連鎖以上はさせないことにするわ」

まどか「やった! それなら勝てる!」

ほむら「……」ハトムギチャ!

まどか「……」ヤッタナー

ほむら「……」ハトムギチャ!

まどか「……」ヤッタナー

ほむら「……」ハトムギチャ!

まどか「……」ウワァー

ほむら「……」ハトムギチャ!

まどか「ほむらちゃんきらい」バタンキュー

ほむら(少しやりすぎたわ)ニホンノココロガワカランヤツヨノー

まどか「ねえほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「ウォーリーが見つからないんだけど、どこにいるかわかる?」

ほむら「ちょっと見せて。パソコンでもウォーリーを探せってできるのね」

ほむら「えっと……」

PC<ワアアアアアアアアアア!!!!!!

まどか「あはは。ひっかかったー。実はこれ絶叫系のフラッシュなんだー」

まどか「この前のおかえしだよー」

まどか「どう? 驚いた? ……ほむらちゃん?」

ほむら「」

まどか「……やりすぎた」

まどか「DVD借りてきたよ。なんとラピュタ!」

ほむら「ナイスよまどか!」

まどか「でしょ!」

ほむら「早速見ましょう!」

まどか「うん!」


TV<サンプンカンダケマッテヤル

まどか(そろそろだ……)ドキドキ

ほむら(……くる)ドキドキ

TV<バルス!

まどほむ「バルス!」

TV<メガ! メガアァアアァア!!

まどか「聞いてよほむらちゃん!」

ほむら「どうしたの?」

まどか「さやかちゃんが私のプリン食べたんだよ!」

さやか「ゴメンゴメン。ほむらのだと思ったからいいかなって」

ほむら「待ちなさい。全然よくないわよ」

さやか「てへ」

ほむら「可愛くないわよ」

まどか「私のプリン!」

さやか「まぁまぁ、お詫びと言っちゃなんだけどこれで許してもらえないかな」

まどか「ケーキ!」

ほむら「結構あるわね」

さやか「マミさんたちの分もあるからね。後、今日はほむらの家で晩御飯食べるつもりだからお礼の意味も込めて多めに」

ほむら「いいけど、一言連絡くらいほしかったわ。食材足りるかしら……」

さやか「足りそうになかったら買ってくるよ?」

ほむら「ありがとう。でもいいわ。なんとかなりそうだから」

まどか「ねね。ケーキ食べようよ」

ほむら「夕飯の後でね」

まどか「ええー」

ほむら「2つ食べていいわよ」

まどか「了解!」

さやか(なんかいつの間にか親友がダメな子になってる気がする)

まどか「暇だねほむらちゃん」

ほむら「暇ね」

さやか「なにか面白いのないの?」

ほむら「そうね……」

まどか「……手品やります!」

さやか「頑張れ!」

ほむら「期待してるわ」

まどか「この縦縞模様のハンカチがー」

さやか「ふむふむ」

ほむら「どうなるのかしら」

まどか「90度回転させると、なんと横縞になりましたー」

さやか「おおー」パチパチ

ほむら「凄いわ」パチパチ

まどか「どーもどーも」





さやか「暇だー」

まどか「暇だねー」

ほむら「暇ね」

まどか「ねえねえほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「エイミーの餌ってどこだっけ?」

ほむら「それなら台所の奥の棚にあるわよ」

まどか「わかったー」

まどか「はい、エイミーご飯だよー」

エイミー「にゃー」

まどか「ふふ。食べてる食べてる」

さやか「ところで私達のお昼は?」

ほむら「今日は暑いからざるうどんよ」

まどか「やった! 私二玉ね!」

さやか「ネギと生姜とすだちも忘れないで!」

ほむら「ぬかりはないわ」

さやか「さっすがほむら!」

まどか「お嫁にきて!」

ほむら「え!?」

まどか「楽しみだねー」

さやか「ねー」

ほむら「え? ……え?」

まどか「暇だねほむらちゃん」ゴロゴロ

ほむら「暇ね」ゴロゴロ

まどか「でも、なんでかなにもする気がおきないよ」ゴロゴロ

ほむら「奇遇ね。私もよ」ゴロゴロ

まどか「……あーうー」ゴロゴロ

ほむら「むーんー」ゴロゴロ


マミ「お邪魔するわね。ってなにこの状況」

まどか「あ、マミさん」

ほむら「いらっしゃい。歓迎するわ」

マミ「鹿目さんはどうしてソファーとテーブルの間に挟まっているの? それと暁美さん、私はこっちよ。壁に向かって話すのはやめなさい」

まどか「なんだか、ここ凄く落ち着くんですよね」

ほむら「私は今、壁さんと対話しているのよ」

マミ「もう、あなた達だれ過ぎよ。ちょっとみっともないわよ?」

まどか「気にしないでください。私はやっと自分の居場所を見つけたんです」

ほむら「壁さんは私の全てを受け入れてくれる」

マミ「まったくあなた達は……。ほら鹿目さんはせめてソファーに座りなさい」ダキアゲ

まどか「あぁー。私のベストプレイスがー」

マミ「文句いわないの。暁美さんもいつまでも隅で壁と向かい合ってないでこっちにくる」ダキアゲ

ほむら「あぁー。私のベストフレンドが離れていく……」

マミ「はいはい。ほらここに座って」

ほむら「座るのも面倒だわ」ダルーン

まどか「体力つかうよねー」ダルーン

マミ「本当にあなた達は……。まぁいいわ。ケーキ持ってきたわよ?」

まどか「やった! 食べましょう!」

ほむら「すぐに用意するわ!」

マミ「……はぁ。本当にこの子達は……」

まどか「マミさんはどれ食べます?」

ほむら「どうせならマミの淹れた紅茶が飲みたいわ」

マミ「私はどれでもいいわよ? ちょっと待ってて淹れてくるわ」

ほむら「ありがとう。セットはいつも通りの場所にあるわ」

マミ「わかったわ」

まどか「ケーキどれ食べようかなー」

ほむら「まどかの好きなのでいいわよ?」

まどか「私全部好きだよ?」

ほむら「奇遇ね。私もよ」


マミ「仕方のない子達ね……」

マミ(まぁでも、そんなところが好きなんだけどね)

マミ「さて、と。おいしい紅茶を淹れないとね。~♪」

まどか「ねえねえほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「ピザって十回言って」

ほむら「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

まどか「ここは?」

ほむら「肘」

まどか「正解」

まどか「そういえばほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「今は夏だね」

ほむら「そうね。毎日暑いわ」

まどか「夏と言えば海だね」

ほむら「そうね」

まどか「どうする?」

ほむら「うーん……」









ほむら「保留で」

まどか「了解」

まどか「ほむらちゃんはどっち派?」

ほむら「たけのこの里ね」

まどか「ついにほむらちゃんと決着をつける時が来たようだね」

ほむら「あなたとは争いたくはなかった。だけど、私にも譲れない物がある」


まどか「きのこの山のビスケットのさくさく感はたまんないよね。チョコだってたけのこより多いし」

ほむら「食感ならたけのこのほうが上よ。なにより売り上げはたけのこの方が勝っているわ」

さやか「はいはい。引き分けね」

まどか「さやかちゃんはどっち派?」

ほむら「たけのこよね」

さやか「私は別にどっちでもいいかな」

ほむら「じゃあさやかはたけのこ派ということで」

まどか「汚い。さすがたけのこ派汚い。ならマミさんはきのこ派ということで」

マミ「え? まぁいいわよ」

ほむら(くっ、2対2……)

まどか(この膠着状態を打ち破るにはどうすれば……)

杏子「邪魔するぞー」

ほむら「杏子!!」

まどか「杏子ちゃん!!」

杏子「なななんだよいきなり2人して! 近いって!」

まどか「杏子ちゃんはきのこ派!? たけのこ派!?」

ほむら「たけのこよね!? そうに決まってるわ!」

杏子「は? なんだこれ?」

さやか「平和なんだよ」

マミ「平和なのよ」

まどか「ねえどっちなの!?」

ほむら「自分に正直になりなさい杏子。そうすれば私達の勝利は間違いないわ」

杏子「うーん、っていうかアタシは別にどっちでもいいけど、強いて言うなら」

まどほむ「言うなら!?」

杏子「きこりの切り株かな」

まどか「」

ほむら「」

さやか「あー。あれ」

マミ「確かにあれもおいしいわよね」

杏子「それより、たいやき買ってきたから食べようぜ」

さやか「ゴチになりまーす」

マミ「お金は払ってるわよね?」

杏子「当然」


まどか「次こそは決着をつけるよ」

ほむら「負けないわ」

さやか「まどかとほむらも食べなよー」

マミ「おいしいわよ?」

杏子「熱い内に食った方がいいぞ」

まどか「わかったー」

ほむら「すぐにいくわ」

まどか「さてさてほむらちゃん」

ほむら「ダメよ」

まどか「いやいやでもね」

ほむら「ダメ」

まどか「そうは言ってもね」

ほむら「ダ・メ」

まどか「許して下さい。本当に無理なんです。一生のお願いです」

ほむら「さて行きましょうか」

まどか「ちょっと待って話を聞いてもう大丈夫だから痛くないから」

ほむら「保険証は……あるわね。ほら靴を履いて」

まどか「ほむらちゃん話を聞いて今日じゃなくていいと思うの日を改めてからでも遅くはないよ」

ほむら「マミ手伝って」

マミ「了解」

まどか「ちょっとマミさん、ダメですって。お姫様抱っこはさすがに恥ずかしいかなって」

杏子「おい、もうそろそろ予約の時間だぞ」

さやか「急がないと」

ほむら「そうね」

まどか「あーこれもう無理な感じかな。逃れられない運命ってやつかな」

ほむら「じゃあ行ってくるわね」

マミ「留守番よろしくね」

杏子「ん」

さやか「いってらー」

まどか「あー、そっか。うん。みんな結構薄情だよね」



杏子「そんなに怖いかねー。歯医者」

さやか「小さい頃から苦手だからね」

杏子「ふーん」

まどか「暇だねほむらちゃん」

ほむら「暇ね」

まどか「そういえばこの前ね」

ほむら「えぇ」

まどか「体重計にね、乗ったの……」

ほむら「その話は止めましょう」

まどか「……うん」

ほむら「……」プニ

まどか「……」プニ

まどか「暇だねほむらちゃん」

ほむら「暇ね」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……ふあぁ」

ほむら「……」

まどか「うー……んー」

ほむら「……zzz」

まどか「今は、2時かー」

ほむら「zzz」

まどか「なにしよう」

ほむら「zzz」

まどか「……」

ほむら「zzz」

まどか「zzz」



PM9:00

まどか「あぁ……」

ほむら「寝過ぎた……」

まどか「今は午前2時なわけだけど、寝れないねほむらちゃん」

ほむら「そうね、やっぱり昼間に寝過ぎたわ」

まどか「どうしようか」

ほむら「特にやることもやりたいこともないわね」

まどか「私もだよ」

ほむら「とりあえず杏子が買い置きしているお菓子を食べましょう」

まどか「いいの?」

ほむら「杏子は好きにしていいって言ってたわ」

まどか「じゃあ私おばあちゃんのぽたぽた焼きがいいな」

ほむら「はい、私はキャラメルコーンでももらおうかしら」

AM4:00

まどか「外が明るくなってきたね」

ほむら「そうね。やっぱり夏は日が昇るのが早いわ」

まどか「ところでほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「若干眠くなってきたかな」

ほむら「奇遇ね。私もよ」

まどか「でも今寝たら」

ほむら「確実に夕方頃に起きるわね」

まどか「無限ループに入るね」

ほむら「嫌なループだわ」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「1時間だけなら……」

ほむら「ダメよ、その考えは破滅を呼ぶわ」

まどか「ちょっと、ちょっと横になるだけ。目を瞑るだけ」

ほむら「いけないわまどか。考え直して。でも、私も正直限界が……」

まどか「そうだ、交代で1時間ごとに寝るっていうのはどうかな。1時間経ったら片方が起こす感じで」

ほむら「名案ね。じゃあまどかからどうぞ」

まどか「ほむらちゃんからでいいよ。辛そうだし」

ほむら「そう? じゃあお言葉に甘えて」

まどか「おやすみー」

ほむら「おやすみ。……zzz」

まどか「えへへ。寝てる寝てる」

ほむら「zzz」

まどか「さて1時間頑張ろうかな」














AM5:00

まどか「zzz」

ほむら「zzz」

AM9:00

まどか「ん。まだ食べる……zzz」

ほむら「違います。私は戦場ヶ原じゃありません……zzz」


PM2:00

まどか「これがお菓子の家……zzz」

ほむら「ネコ、耳モード……zzz」


PM5:00

まどか「あぁ、やってしまった……」

ほむら「私は後何回繰り返せばいいの……」

まどか「ねえねえほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「これをやる必要性を感じられないな」

ほむら「奇遇ね。私もそう思っていたところだわ」

さやか「ほら早く選んで」

マミ「私達はもう選んだわよ」

杏子「後はお前等だけだぞ」

まどか「……じゃあこれで」

ほむら「残ったこれで」

さやか「よし、ルールはわかってるよね?」

マミ「今、私達の目の前にはたこ焼きが5つ」

杏子「その内2つには大量のタバスコが入っている」

まどか「それを食べた人が外までいって人数分のアイスを買ってくる」

ほむら「鬼のようなゲームね」

さやか「じゃあ、みんな準備はいい?」

マミ「えぇ」

杏子「いつでもいいぞ」

まどか「お願い神様」

ほむら「せーので食べましょう」









「「「「「せーの」」」」」

さやか「……ん。セーフ」

マミ「私もよ」

杏子「うまい」

さやか「ということは」

マミ「そういうことね」

杏子「どんまい」

まどか「!!!!!?????  !!!!??????」

ほむら「!!! ふぐ!!? み、みず!!!!」

マミ「はいお水」

まどか「!!!!!!」ゴクゴク

ほむら「!!!!!」ゴクゴク


さやか「あー、よかった」

杏子「2人ともマジ泣きだな」

マミ「目が真っ赤ね」

まどか「痛い!! なんか痛い!!!」

ほむら「心臓が! 心臓が痛いわ!!」

さやか「大丈夫? まぁでも」

マミ「アウトだったんだから」

杏子「アイス買ってこいよ?」

まどか「嘘でしょ!? 今すぐ!?」

ほむら「ちょっと待って! 少し休ませて!」

さやか「はいお金」

マミ「あなた達の分はおごるわ」

杏子「いってらー」

まどか「鬼! 鬼だよみんな!! いってきます!」

ほむら「この恨みは忘れないわよ! いってきます!!」







さやか「平和だねー」

マミ「平和ね」

杏子「腹減ったな」

まどか「海だねー」

ほむら「海ね」

まどか「広いねー」

ほむら「広いわ」

まどか「泳ぐ?」

ほむら「そうね、せっかく海にきたのだから」

まどか「じゃあ泳ごう」

ほむら「えぇ」

さやか「お邪魔しまーす。ってなにしてんのあんたら」

まどか「海だから泳いでるんだよ。さやかちゃんもどう?」

ほむら「気持ちいいわよ」

さやか(……。あぁ、なるほど。実際海水浴場に行くのは面倒だから妄想で行った気になってると)

さやか「……」

まどか「楽しいねー」

ほむら「楽しいわ」

さやか「……」

まどか「えーい」

ほむら「きゃ、やったわね、お返しよ」

まどか「きゃー、冷たーい」

さやか「よし混ざろう。さやかちゃん参上!」

まどか「あ、さやかちゃんだ。えーい」

ほむら「ちょうどいいわ。海の藻屑にしてあげる」

さやか「海で私に勝てるとでも? 戦慄のマーメイドと言われた私の力を見せてやるわー」



マミ「お邪魔します。ってなn」

以下ループ

まどか「体力作りをします!」

ほむら「唐突ね。どうしたのいきなり」

まどか「オリンピックを見てて、みんな凄いなーって」

ほむら「成程。感化されたわけね」

まどか「だから今からランニングをします!」

ほむら「頑張って」

まどか「ほむらちゃんもするんだよ?」

ほむら「……。まだ暑いからとりあえず涼しくなるまでイメージトレーニングで頑張るわ」

まどか「一理あるね。じゃあ私もそれで」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「今何キロ走った?」

ほむら「6キロかしら」

まどか「凄いね。私まだ3キロだよ」

ほむら「頑張りましょう」

まどか「うん」

ほむら「……」

まどか「……」

まどか「ねえねえほむらちゃん」

ほむら「どうしたの?」

まどか「生ティラミスの生ってなに?」

ほむら「えーと、……魚で言ったら刺身的な感じかしら? ごめんなさい、よくわからないわ」

まどか「あーでも近いんじゃないかな」

ほむら「そうかしら」

まどか「うん。こう、なんか加工してるか加工してないかみたいな」

ほむら「ひと手間加えてるか加えてないかみたいな?」

まどか「うん。そんな感じ」

ほむら「じゃあそれで納得しときましょうか」

まどか「そうだね」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「あれ? あ、1日寝てた」

まどか「ねえねえほむらちゃん」

ほむら「なにかしら」

まどか「カイジの6巻ってどこにある?」

ほむら「どの6巻かしら」

まどか「黙示録」

ほむら「それなら寝室で杏子が読んでるはずよ」

まどか「わかったー」

まどか「杏子ちゃーん」

杏子「どうした?」

まどか「カイジ6巻かしてほしいなって」

杏子「どのシリーズだ?」

まどか「黙示録」

杏子「ん」

まどか「ありがと」

杏子「んー」ペラ

まどか「全巻こっちにあるの?」

杏子「黙示録と破戒録はなー」ペラ

まどか「じゃあ私もこっちで読も」

杏子「んー」ペラ

まどか「……」ペラ

杏子「……」ペラ

まどか「それが今日のお夜食?」

ほむら「そうよ」

さやか「お茶漬け? またなんか渋いね。好きだけどさ」

杏子「ま、たまにはこういうあっさりなのもいいよなー」

マミ「ただのお茶漬けじゃないわよ」

ほむら「鯛茶漬けよ」

まどか「おーちょっとリッチな感じ」

さやか「ゴマだれある?」

マミ「もちろん」

杏子「あられも?」

ほむら「当然」

まどか「錦糸卵は?」

ほむマミ「ぬかりはないわ」



さやか「切り身乗せてー」

マミ「錦糸卵をしいてー」

杏子「あられまぶして」

ほむら「焼き海苔をパラパラ―と」

まどか「最後にわさびを少し乗せて」


「「「「「いただきまーす」」」」」

まどか「……」

ほむら「あら、まどか」

まどか「あ、ほむらちゃん」

ほむら「部屋にいないと思ったらここにいたのね」

まどか「うん。今週号のジャンプ買いに」

ほむら「あら、それならさやかが買ってきてたわよ」

まどか「うそ!? もう買っちゃったよ……」

ほむら「そう、タイミングが悪かったわね」

まどか「うー。まあいいや。ところでほむらちゃんは?」

ほむら「麦茶が切れたから買いに」

まどか「あー、みんなかなり飲むもんね」

ほむら「まどかを筆頭にね」

まどか「てぃひひ」

杏子「ん? お前らいたのか」

まどか「あ、杏子ちゃん」

ほむら「あなたも買い物?」

杏子「ああ。ジャンプ買いに」

まどか「あぁ……」

ほむら「なんてことなの……」

杏子「な、なんだよ」

まどか「これ……」

杏子「ん? あぁ……」

ほむら「ちなみにさやかも買ってるわ」

杏子「なんてこった……」

まどか「1つの家にジャンプが3冊も……」

ほむら「どうしてこんなことに……」

杏子「……」

まどか「どうしたの?」

杏子「なんかマミも買ってきそうだから先に手を打っとく」メルメル

ほむら「賢明ね」

杏子「返信きた」

まどか「なんて?」

杏子「……ん」


FROM マミ

SUB \(^o^)/


TEXT

買ってしまったわ……。
習慣の理に導かれて……。




まどか「あぁ……」

ほむら「4冊目……」

杏子「なんて無駄な……」

まどか「川にきました」

ほむら「電車とバスを乗り継いでやっとついたわね」

さやか「結構遠かったね」

杏子「じゃあ早速泳ごうぜ」

マミ「そうね」



まどか「で、水着に着替えたわけだけど」

ほむら「……」

杏子「どうしたほむら?」

ほむら「なん、でもないわ」

まどか「うん。わかる。わかるよ」

マミ「どうしたの暁美さん。浮かない顔して」

ほむら「誰が浮かない胸よ!」

マミ「え?」

さやか「あー、まぁ確かに浮きそうだね。ぷかぷかと」

まどか「さやかちゃんもどっちかっていうとそっち側だよね」

さやか「羨ましい?」ニコ

まどか「妬ましい」ニコ

杏子「早く泳ごうぜ」

ほむら(どうして杏子は平気なの)

まどか(気にし過ぎなのかな)

さやか(杏子はやっぱり杏子だね)

マミ「??」

まどか「涼しくて気持ちいいね」

ほむら「ビニールボートの上ってゆりかごみたいね」

まどか「なんだか眠たくなってきたかな」

ほむら「私もよ」

まどか「ふあ……」

ほむら「……zzz」


マミ「あの子達、せっかく外にいるのにやってることが家と変わらないじゃない」

さやか「すっかり怠け癖がついたみたいですね」

杏子「おい、流されてないか?」

マミ「あら、ほんとね」

さやか「あー、離れてくね」

杏子「……」

さやか「……」

マミ「……」

杏子「おい! ヤバいって! どんどん流されてるぞ!」

マミ「止めないと!!」

さやか「ちょっとまどか! ほむら!!」

マミ「起きなさい! 流されてるわよ!!」

さやか「あーもう!! あいつらは!!」

杏子「くそ! 止めてくる!」



杏子「ぜー、ぜー……」

さやか「お疲れ、はい飲み物」

杏子「ああ、さんきゅ」

マミ「あなた達は! もっと気を付けなきゃ駄目じゃない!」

まどか「ごめんなさい……」

ほむら「返す言葉もないわ……」

マミ「全く、あまり心配かけさせないで」

まどか「申し訳ありません……」

ほむら「以後気をつけます……」

マミ「もう……。絶対よ?」

まどか「約束します」

ほむら「誓うわ。……さやかと杏子もごめんなさい」

まどか「ごめんね? 心配かけて……」

さやか「あーうん。反省してるならいいよ」

杏子「気をつけろよ」

ほむら「ありがとう」


さやか(ちょっと甘い気もするけど)

杏子(ま、いいたいことはマミが全部言ったしいいだろ)

さやか「さて、そろそろ帰ろっか」

まどか「そうだね」

杏子「結構遊んだな。……ん? おいさやか! 虻たかってるぞ!」

さやか「え? うわわ!!」

マミ「早く追い払って! 虻は危ないって……」

マミ「……」

まどか「……」

さやか「……」

杏子「……」

ほむら「……」

マミ「違うわよ? そういうんじゃないわよ?」

杏子「さすがマミだな」

さやか「こういう時でも抜け目ないですね」

まどか「持ってきますねー」

ほむら「隙あらば仕掛けるわね」

マミ「やめて、違うわ。そういうあれじゃないのよ」

さやか「さて、いい感じにマミさんが落としてくれたし帰ろう」

杏子「ああ、やっぱりマミは一味違うな」

まどか「頼りになるよね」

ほむら「シメはマミね」

マミ「……」

マミ「まぁ、正直流されるよりかはマシか……」

ほむら「でしょうね」

ほむら「1人ね……」

ほむら「……」

ほむら「……」

ほむら「……ほーむほーむほむ女の子~♪」

ほむら「時を」

ほむら「越えて」

まどか「……」

ほむら「やーってきた~♪」

まどか「……」

ほむら「ほーむほーむほ!!?」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「どの辺りから?」

まどか「越えて辺りから」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「今日はまどかの好きなものを作るわね」

まどか「わーい」

ほむら「……」

まどか「……言わないから」

ほむら「……ありがとう」

さやか「ほむらの家ですよ。はい。みんないます」

杏子「……」ペラ

まどか「あ、パラソルだ」

ほむら「なる?」

まどか「うん。自爆自爆……」ボボボボボボ

さやか「あー、えっと、杏子はそうみたいですよ」

杏子「……」ペラ

まどか「あ、トマト」

ほむら「ちょうどいいわね」

まどか「ちゅーするね」

ほむら「ええ」チュー

さやか「ちょっと待って下さい、いま聞きますね」

さやか「ほむらー、マミさんが今日泊まっていいかって」

ほむら「もちろんいいわよ」

まどか「ふわふわ浮かぶの楽しい」フワ…フワ…

さやか「オーケーみたいです。はい、わかりました。じゃあまた後で」

杏子「マミも泊まるって?」ペラ

さやか「うん。今からくるって。杏子も泊まるんでよかったよね?」

杏子「うん」ペラ

さやか「蒼天航路? なんの漫画?」

杏子「三国志系の」

さやか「ふーん。読んでいい?」

杏子「ああ」ペラ

さやか「……」ペラ

杏子「……」ペラ

まどか「次なにやる?」

ほむら「メタナイトで」

まどか「りょうかーい」

さやか「あづいー」

ほむら「いらっしゃい。汗すごいわよ」

さやか「外すっごい暑い」

ほむら「そうなの? ずっと家にいたからわからなかったわ」

さやか「うう、べたつく……。シャワー借りていい?」

ほむら「どうぞ。着替え出しとくわね」

さやか「悪いね。ありがと」

マミ「暑いわ……」

ほむら「おかえり。買い物ありがとう。さやかがきたわよ」

マミ「ただいま。美樹さんが? どこにいるの?」

ほむら「汗をかいたからシャワー浴びるって」

マミ「確かに外暑かったものね。私も美樹さんの後で借りていいかしら?」

ほむら「ええ」

マミ「ありがと」

さやか「さっぱりしたー! あ、マミさんいらっしゃい」

ほむら「マミはいま来たわけじゃないわよ」

マミ「お夕飯の買い物に少し出かけていたのよ」

さやか「じゃあおかえりなさいですね」

マミ「ええ、ただいま。さて、じゃあ借りるわね?」

ほむら「どうぞ」

さやか「マミさんもシャワーですか? 外暑かったですもんね」

マミ「ええ。熱中症になるかと思ったわ」

ほむら「着替えは後で置いておくわ」

マミ「ありがとう」

さやか「すずしくてきもちいー……」ダラダラ

ほむら「……」ペラ

さやか「あぁー……」ダラダラ

マミ「ふぅ……。さっぱりしたわ」

ほむら「買ってきてもらった飲み物なら、ぬるくなってたから冷凍庫で冷やしてるわよ」ペラ

マミ「さすが暁美さんね。助かるわ」

さやか「私もくださいー」ダラダラ

マミ「はい。暁美さんも」

さやか「ありがとうございますー」ダラダラ

ほむら「ありがとう」

さやか「あーもう外でたくないなー。今日泊まっていい?」

マミ「はぐれメタルが六匹も!」

ほむら「いいわよ」ペラ

さやか「やったー、あー……。眠くなってきた……」

マミ「せめて二匹は倒したいわね……。とりあえずドラゴラムで……」

ほむら「寝室なら空いてるわよ」ペラ

さやか「じゃあかりるねー……」

マミ「……」

ほむら「食事時に起こすわ」

さやか「どーもー……」

マミ「き、奇跡だわ……。暁美さん、見て見て」

ほむら「……。経験値がものすごいことになってるわね……」

マミ「まさか六匹全部倒せるとは夢にも思わなかったわ」

ほむら「ちょっと写真に撮りましょう」ピローン

マミ「ええ」ピローン

ほむら「一つ気になったのだけどゾーマは倒しに行かないの? レベルはもう十分よね」

マミ「レベル99まで上げたいのよ」

ほむら(そういうタイプか)

マミ「さて、引き続きメタル狩りね」

さやか「バケツに水いれてきたよ」

まどか「ありがと。じゃあ始めよっか」

杏子「ほむらはあれなにやってるんだ?」

さやか「なんか大量のロケット花火を並べてるね」


ほむら「……」ワクワク


さやか「あ、走り出した」

まどか「並べた花火に順番に火つけてるね」

杏子「花火、次々と飛んでくな。あいつすげえいい笑顔だな」


ほむら「うふふふふふふ」


バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ 

さやか「えっとあれはなにしてるんだろうね」

まどか「楽しそうだね」

杏子「本人が満足してるんだ。誰にも迷惑はかかってないし放っておこうぜ」


ほむら「あははははははは」


バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ


杏子「……おいマミ! さすがにそれはヤバいって!」

マミ「うふふ。久しぶりだわこの感覚……」

杏子「落ち着けって! 打ち上げ構えんな!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」ドーン!!


まどか「あ、きれい」

さやか「もう打ち上げ花火使ったんだ」



マミ「……。耳が痛いわ……」

杏子「バカ! 当たり前だ! 火傷してないだろうな」

マミ「ええ、その辺は気をつけてるわ」

杏子「なんでそこに気を回せるのにあんなことしたんだよ……」

マミ「なんだか懐かしくて」

杏子「いや、まあ怪我ないならいいんだけどさ」

マミ「ありがとう。……」

杏子「打ち上げに手を伸ばすな。またやるつもりだろ」

マミ「えへ」


ほむら「はっはっはっは……」


バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ


杏子「ほむらはいつまでやってんだよ!」

まどか「線香花火ってなんか落ち着くよね」パチパチ

さやか「だね。どっちが長く持つか勝負しよっか」パチパチ

まどか「負けないよ」パチパチ

さやか「負けた方がジュースおごりで」パチパチ

まどか「うん。わかった」パチパチ

さやか「……」パチパチ

まどか「……」パチパチ

ほむら「ぜー……ぜー……つ、つかれたわ」

杏子「当たり前だろ」

マミ「五分は全力疾走してたわね。はい飲み物」

杏子「よく体力持つな。っていうかどんだけロケット花火買ったんだよ」

ほむら「あ、ありがとう。……ふぅ。このあたりのロケット花火は私が買い占めたわ」

マミ「無駄遣い……」

杏子「はぁ……。まぁ本人が納得してるんならいいのか?」

ほむら「またやりたいわ」キラキラ

マミ「いいんだけど、あの大量の残骸を見てもそう言えるかしら?」

ほむら「う……」

杏子「とりあえず先あれ集めようぜ」

ほむら「私が出したゴミだし、自分で片づけるわよ?」

マミ「その辺はみんなの責任でいいんじゃない?」

ほむら「でも……」

杏子「まあいいじゃん。さっさと片付けようぜ」

ほむら「ごめんなさい。ありがとう」

マミ「どういたしまして」

杏子「んー」


まどか「あ、あれ片づけるの?」

ほむら「ええ」

まどか「手伝うね」

ほむら「ありがとう。さやかはどうしたの?」

まどか「ジュース買いに近くの自動販売機に行ってるよ」

ほむら「? 飲み物ならあるのに」

まどか「それとはまた別のね」

ほむら「??」

杏子「そろそろ打ち上げやろーぜ」

さやか「そだね」

マミ「じゃあ私が……」

杏子「マミは触んな」

ほむら「……」

杏子「ほむらもなんかやばそうだから触んな」

まどか「じゃあ私が準備するね」

さやか「お願い」




まどか「じゃあ火つけるねー」

杏子「ああ、頼むー」


まどか「よっと……」シュボ


さやか「まどかこっちこっち」

ほむら「わくわくするわね」

まどか「ただいまー」

マミ「おかえりなさい。そろそろ打ち上がるわよ」


さやか「……」

杏子「……」

まどか「……」

ほむら「……」

マミ「……」








ドーン





さやか「たーまやー」

まどか「かーぎやー」


ほむら「あの掛け声ってどうしていうのかしらね」

マミ「由来ってこと?」

ほむら「ええ」

杏子「江戸時代にあった玉屋と鍵屋っていう花火の製造元を賞賛する掛け声が今にも残ったらしいぞ」

マミ「!」

ほむら(以外な人から答えが返ってきたわ」

マミ(佐倉さんってどこからこういう知識を仕入れてくるのかしら)

杏子(ってこの前読んだ漫画に書いてたから間違いないだろ)


さやか「かーぎやー」

まどか「たーまやー」

まどか「片づけも済んだし帰ろっか」

ほむら「そうね。まどかは今日泊まっていくの?」

まどか「うん。ママ達にも言ってある」

杏子「あ、アタシもいいか?」

さやか「私も」

マミ「私も」

ほむら「結局みんな泊まるのね。まぁ歓迎するけど」

さやか「歓迎されます」

杏子「ありがたく思えよな」

マミ「別に暁美さんが寂しがると思って泊まってあげるんじゃないんだから」

まどか「みんな自分の家と思ってくつろいでいいからね」


ほむら「あなた達……。相変わらずね」

さやか「へへへ。帰りにコンビニよってこ。お腹空いた」

マミ「アイス食べたいわ」

まどか「プリン食べたい」

杏子「ほむらの分はアタシが出すよ。泊めてもらう礼だ」

ほむら「そう? じゃあお言葉に甘えるわ」

杏子「ん」

今日はここまでにしよう。


こんな感じでまどか達をだらだらのんびりのほほんとさせていく、完全に俺得なSSです。

ストーリー性は皆無で思いついたネタをなんか適当に書いていけたらいいなと思います。


見てくれる人は適当にベッドとかでごろごろしながら付き合ってください。


じゃあ夜も遅いし俺は漫画とか読んでだらだらしてきます。

酉つけるの忘れてた

さやか「昨日さー、携帯持ったままずっと携帯探してたんだよね」

杏子「私の携帯知らない!? って電話が来た時は試されてると思ったな」ペラ

マミ「どう返していいかわからないわね」ペラ

ほむら「でも、私もたまにやるわね」

まどか「ほむらちゃんが? なんか意外」

さやか「そういう失敗しそうにないもんね」

マミ「そういえば一回暁美さんがウロウロしてたからなにか探してるのか聞いたら」


ほむら『テレビのリモコンが見当たらないのよ』


マミ「って手にリモコン持ちながら言われたわね」ペラ

ほむら「あれは恥ずかしかったわ。マミったら爆笑するし」

マミ「あら、笑われないほうがきつくない?」

ほむら「……、まぁ、確かにそうね」

さやか「へーほむらもそんなことあるんだね」

まどか「しっかりしてそうで抜けてるとこあるんだ」

杏子「まどかが言うなって感じだけどな」ペラ

まどか「それはどういう意味かな杏子ちゃん」

杏子「あーのっかるな、重いー」

まどか「あ、これ結構気持ちいいかも。やわらかくてあったかくて」

さやか「どれどれ」

杏子「待て待てさやかまで乗るな、マジで重い」

さやか「あー確かに楽かも」

ほむら「……」

マミ「……」

杏子「おいおい!! ちょ、ほむらとマミまで乗っかるな! ほんとキツイって!!」

マミ「でもここはのるところかと思って」

ほむら(背中に当たるこの柔らかい感触は……。ふふ、悔しく、ないわ……)

杏子「うまくないからな!? っていうかほんとどいて! 超苦しい!」

まどか「う、ぐふ……」

さやか「あ、まどかがやばい」

ほむら「大丈夫まどか?」

マミ「ごめんなさいね、少しやりすぎたわ」

さやか「ゆっくり深呼吸して」

まどか「すーはー。うんもう大丈夫。ありがとうみんな」


杏子「おいこらおまえら」

まどか「みんなは海外に旅行行くならどこいきたい?」

ほむら「そうね……。無難にイギリスとかかしら」

マミ「私はイタリアかしらね」

杏子「飯がうまいとこ」

さやか「フランスかなー」

ほむら「まどかはどうなの?」

まどか「えーっと、ロシアとか」

さやか(え、ロシア?)

マミ(ロシア……。ロシアね)

杏子(ロシアってなにがあったっけ)

ほむら(AKを製造してるイズマッシュが倒産したのはショックだったわ)

まどか(あ、マズイ微妙な空気だ)

さやか「ロシアかー。ロシアのどこ行きたいの?」

まどか「えっと、モスクワとか」

マミ「確かに首都は見たいわよね」

まどか「はい。お店とかホテルとか見てみたいです」

さやか(ホテル?)

マミ(ホテルを見るの?)

まどか(しまった、ホテルはおかしい)

まどか「え、えっと。あ、あとはボルシチとか食べたいかな」

杏子「あー、本場のボルシチは食べてみたいな」

まどか(……。あ、ほかになにも思い浮かばない。どうしよう自分で言っててなんだけどロシアは違ったかも)

ほむら「ロシアと言えばバイカル湖が有名よね」

さやか「バイカル湖?」

マミ「あぁそういえば。アザラシとかいるのよね」

ほむら「ええ」

まどか「へー湖にアザラシいるんだ。見てみたいかな」

ほむら「写真で見る限りではなかなか綺麗な湖だったわ」

ほむら(あ、でも確か最近は水質汚染とかで問題が出てたような……。まぁ黙っときましょう)

杏子「へー、パソコンで見てみるかな」

さやか「あ、私も見る」

マミ「あ、もうこんな時間。晩御飯どうする?」

ほむら「さやかとまどかは晩御飯前には帰るのよね?」

まどか「うん」

さやか「残念だけどねー」


マミ「じゃあ三人分ね。なに作ろうかしら……」

杏子「買い物か? アタシ行ってこようか」

マミ「そう? じゃあお願い。佐倉さんはなにか食べたいのある?」

杏子「ボルシチ」

マミ「……。作れるかしら。暁美さん出来る?」

ほむら「どうかしら……。レシピさえわかれば……何とかなるかも」

マミ「調べましょう。えっと……」

ほむら「まぁ作り方はわかったんだけど……」

マミ「夏に食べる料理としてはどうかしら……」

さやか「エアコンガンガンにきかせて食べるとか?」

まどか「節電に真っ向から喧嘩を売る発言だねさやかちゃん」

杏子「なに買ってくればいいんだ?」

マミ「待っててメモを書くから。……ビーツって野菜売り場でいいのかしら」

ほむら「たぶん……」

杏子「まぁわかんなかったら店員に聞くよ。じゃあ行ってくる」

ほむら「いってっらっしゃい」

マミ「気を付けてね」

さやか「いってらー」

まどか「いってらっしゃーい」

マミ「さて、と……。佐倉さんが帰ってくるまで寝室借りていいかしら?」

ほむら「いいわよ」

マミ「ありがとう」

さやか「寝るんですか?」

マミ「ううん。ちょっと受験勉強を」

さやか「なん……だと」

まどか「受験勉強?」

マミ「ええ、だって私も一応受験生だもの」

まどか「マミさん、高校いくんですね」

マミ「ちょっと待って、それはどういう意味かしら」

まどか「いや、変な意味じゃないです。ただ、なんかそういうのからは遠い人だなーって」

さやか「あぁ、ちょっとわかるかも」

マミ「えーっと……。これはどう受け止めたらいいのかしら?」

ほむら「……。この子達からしたらマミは魔法少女の頃のイメージが強すぎるから、受験とかしてる姿が想像つかないんじゃないかしら」

まどか「うん、そんな感じかな。戦ってるイメージが強すぎるよね」

さやか「言われてみれば当たり前のことなんだけどね。でも、まだあのころの感覚が抜けきってないっていうか」

マミ「成程ね。まぁ、確かにあなた達からしたらあの一ヶ月はかなり特殊だったものね。まだ数か月しか経ってないわけだし」

さやか「でも、今の私達は普通の女の子だもんね。だから普通の暮らしに戻らないといけないわけだ」

まどか「勉強の方はどうなんですか?」

マミ「まあ、なんとかなりそうかな」

さやか「へー。どこの高校受けるんですか?」

マミ「M校かな。家からも近いし」

ほむら「前も言ったけどもったいないと思うわよ。あなたならもっと上の高校も狙えるのに」

マミ「いいのよ。引っ越すのも面倒だし。それにあなただって人のこと言えないじゃない。あなたも今のところはМ校が第一志望なんでしょ?」

まどか「そうなの?」

ほむら「ええ。まぁ、近いし」

さやか「っていうかМ校って結構レベル高いよね。なんか普通に受かるノリで話してるけど」

マミ「まぁその辺は」

ほむら「ねぇ?」

さやか「妬ましい。頭のいいやつが妬ましい」

まどか「まあまあ。そういえばさやかちゃんもМ校受けるんだよね?」

さやか「え、ま、まあ……」

マミ「え? そうなの?」

さやか「は、はい。記念受験みたいなもんですけど……」

マミ「でも受けるからには受かったら行くんでしょ?」

さやか「まぁ……」

ほむら「さやかはどうしてМ校受けるの?」ボソボソ

まどか「ほら、あそこ音楽関係強いでしょ?」ボソボソ

ほむら「ああ。成程」ボソボソ







マミ「美樹さんの今の成績は?」

さやか「まぁ平均点より少し上くらいで……」

マミ「全然足りないじゃない」

さやか「ですよね……」

マミ「まぁ内申は今からでも間に合うでしょうけど……。美樹さん帰宅部よね」

さやか「はい」

マミ「なら、テストの成績で差をつけないとマズイわよ」

さやか「そう、ですよね……」

マミ「なにか考えはあるの?」

さやか「まぁなんとかなるかなーって」

マミ「ならないわよ。それじゃあ。三年から始まる進路相談で、回数を重ねるごとに志望校のレベルが低くなっていくことが目に見えるわ」

さやか「う……」

ほむら「まぁ最初はみんな目標を高く持つわよね」

まどか「来年が不安になるね」














マミ「本気なら今から準備しないと。いいやいいやで済ましてると取り返しがつかなくなるわよ?」

さやか「はい……」


まどか「なんかお説教始まってるね」

ほむら「マミって良くも悪くも面倒見がいいわよね」

まどか「先生とか向いてるかも」

ほむら「確かに教え方はうまいわね」

ほむら(ただ、クラスが荒れた時にまとめられるのかしら?)


マミ「美樹さんが本気なら私が責任を持って教えるわよ」

さやか「本当ですか?」

マミ「ええ、私としてもあなたが同じ高校にきてくれたら嬉しいもの」

さやか「マミさん……」


ほむら「ところでまどかはどうするの?」

まどか「高校?」

ほむら「ええ」

まどか「うーん……」









まどか「保留で」

ほむら「マミ。この子もお説教お願い」

ちょうど10レスできりがいいので今日はこのへんでいいやー。


見てくれてる人ありがとうございー。
励みになります。



まぁこんな感じでだらだら更新してきます。

一応毎日更新できたらいいなと思ったけど無理だろうからまぁその変はふわっとした感じでいきます。

おつ
ロシアにはボルトガンダムもあるよ

スケット団かっ

マミ「あら、暁美さんと佐倉さんは?」

さやか「コンビニにお菓子買いに行ってます」パチ

まどか「すぐ戻ると思いますよ」パチ

マミ「そう。……。あなた達なにしてるの?」

さやか「囲碁です」パチ

まどか「です」パチ

マミ「……?」

マミ(囲碁って確か自分の目の数を競うゲームよね……。これはなにか違うような……)

さやか「むむむ」パチ

まどか「……」パチ

さやか「あー……」

まどか「やった! 勝った!」

さやか「ちぇー、もうちょいで先に五目いけたのに」

マミ(あ、五目並べだこれ)

――――廃校になった学校



ほむら「別に夏だからって肝試しなんてする必要ないと思わない?」

さやか「怖いの? ほむら怖いの? ねぇ怖いの? ねぇほむら怖いの?」

ほむら「なかなかウザいわねあなた」

まどか「正直私は怖いかなって」

さやか「安心して私も怖い」

ほむら「あなたも怖いんじゃない」

杏子「とっとと済ませようぜ」

マミ「そそそそうね」

さやか「マミさんの汗が尋常じゃない」ボソボソ

ほむら「かなり怖いみたいね」ボソボソ

ほむら「杏子は平気そうね」

杏子「ん? っていうかアタシ等はこういうの慣れてるはずだろ」

ほむら「まあ」

さやか「確かに」

マミ「そそそそうね」

杏子「マミはビビりすぎだろ。魔女退治に比べたらこんなのどってことないだろ?」

マミ「そそそそんなことないわよ。こここんなの全然平気よ」

まどか「マミさんマミさん」

マミ「なななにかしら鹿目さん」

まどか「ばあー」ピカー

マミ「!!!!!????」

さやか「やめな」ペシ

まどか「いた」


ほむら「ライトで自分の顔を照らすってまた古い手ね」

杏子「効果は抜群みたいだけどな」

ほむら「でも、まさかまどかが仕掛けるとは思わなかったわ」

杏子「あぁやるならさやかだと思ってた」

さやか「あんたら冷静に会話してないでマミさん起こすの手伝ってよ」

マミ「もうやだ、かえる」エグエグ

さやか「はいはい泣かないで」

まどか「ごめんなさいマミさん」

ほむら「さやかがマミを慰めてる光景はなにか珍しいわね」

杏子「な。あと、まどか反省してないよな」

まどか「うぇひひ」

ほむら「まどかってこんな子だったかしら」

杏子「最近こういうちょっとしたいたずら増えてきたよな」

さやか「主に被害に合うのはほむらかマミさんだけどね」

マミ「みきさーん」エグエグ

さやか「ああはいはい怖かったですね。もう大丈夫ですから」

ほむら「結構いろいろ見て回ったけどなんにもないわね」

まどか「そうだね。実は期待してたんだけどな」

さやか「怖いもの見たさってあるよね」

杏子「まぁ幽霊なんかより怖いもん見てるから出てきたところで、あっそって感じだけどな」

マミ「じゃあそろそろ帰りましょうよ。ね。そうしましょ」

まどか(なんでだろう)

ほむら(怖がってるマミを見てたら)

杏子(帰りたくなくなってくる)

さやか(あ、こいつら碌でもないこと考えてるな)

マミ「帰りましょ? ね?」

まどか「……あ、そういえばまだ見てないとこあったよねー」

ほむら「確かにあったわ」

杏子「そうそうあったなー」

マミ「!!?」

さやか「こいつらは……」

――――理科室


マミ「うぅ……」ビクビク

さやか(マミさんに握られてる手が痛い)

まどか「うわー雰囲気あるねー」

ほむら「そうね」

杏子「まさに理科室って感じだな」


ほむら(あ、これって骨格の標本……)

ほむら(よし……)


まどか「わー、なんだろこれ」

ほむら(よしよし。まどかはなんだかよくわからないものに夢中ね)

ほむら「ねぇねぇまどか」

まどか「なにほむらちゃん」クルリ

ほむら「ばあー」

標本<カタカタ

まどか「きゃああああ!!」

マミ「!!!!!????」ギュウー

さやか「いったい!」

杏子「」ビク

ほむら「うふふ。ビックリした? 標本よこれ」

まどか「……」

ほむら「? どうしたのまどか。私よ」

まどか「……」

ほむら(驚かせすぎたかしら……。まどかが俯いたままだわ)

ほむら「ねえまどか……」


まどか「ほむらぢゃーん」バァ

ほむら「き、きゃああああああああああああ!!!!!!!!!!」


マミ「!!!!!!!!!????????????」ギュー

さやか「いったーーい!!!!」

杏子「」ビク

ほむら「」

杏子「どうしたんだほむら」

まどか「やりすぎたかな」

杏子「うわ! ……まどかか?」

まどか「そうだよ」

杏子「なんだそれ……。お面か?」

まどか「うん。怖いでしょー」

杏子「リアルすぎだろそのゾンビのお面」

まどか「うぇひひ」



杏子(ほむらの近くに標本が転がってるってことは……)

杏子「返り討ちにあったのか」

まどか「うん。正解」

杏子「はぁ、……。マミにはそれ見せるなよ?」

まどか「てぃひひ」

杏子「おーいほむら起きろー」ペシペシ

ほむら「はっ。……まどかが! まどかが!」

まどか「私がどうかしたの?」

ほむら「ひ」ビク

ほむら「ってあれ? まどか?」

まどか「私だよー」

ほむら「?? まどか、よね」ペタペタ

まどか「うぇひひ。顔くすぐったいよほむらちゃん」

ほむら「???」

杏子「あー、そろそろ次いかないか?」

ほむら「え、えぇ」

まどか「うぇひひ」

まどか(ほむらちゃんもマミさんもかわいいなー)

――――音楽室


まどか「よくベートーベンの目が動くーとか言うよね」

ほむら「後はピアノが勝手になるとかも言うわね」

杏子「一切そんなことはないけどなー」

マミ(少し慣れてきたわ)

さやか(お、マミさん慣れてきたかな。手の力が弱くなってきた)


まどか「うーん。特に面白いこともないねー」

ほむら「そうね」

杏子「っていうか廃校になってもピアノってそのままなんだな」

マミ「そうね。なんだか可哀想だわ」

さやか「哀愁が漂ってますよね……」

ほむら「さて、そろそろ帰りましょうか」

まどか「そうだね。なんだかんだで楽しかったかな」

杏子「いい暇つぶしにはなったな」

マミ「やっと家に帰れるのね……。暁美さん今日は一緒に寝てくれないかしら」

ほむら「いいわよ」

さやか「あー私も今日ほむらの家に泊まるわ。一人で寝れる勇気がない」

まどか「あ、じゃあ私も」

杏子「またこのパターンか」

ほむら「正直今日は助かるわ。やっぱり怖いもの」

マミ「じゃあ帰りましょう」ポロン

ほむら「そうね」ジャン

杏子「腹減ったなー」ピン

まどか「……?」ポン

さやか「まどかどうしたの?」ポロン

まどか「音が、聞こえる……」ピン

さやか「おと?」ジャン


まどか「後ろから……」ソロー

さやか「はは。冗談やめてよ……」ソロー

ほむら「音なんて……」ソロー

マミ「聞こえるはずが……」ソロー

杏子「ねーだろ……」ソロー


ピアノ<ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!


まどか「!!!!!???」

さやか「!!!!!???」

ほむら「!!!!!???」

マミ「」

杏子「!!!!???」



キャー!! 
チョットナンデピアノガカッテニ!?
シラナイワヨ!!

オイマミシッカリシロ!!


ハヤクニゲヨウヨ!!
ハシレハシレ!
オイテカナイデ!!
コシガヌケタワ・・・
アーモウショウガネーナ! セオッテッテヤルヨ!



シーーーン――――――……



ネズミ「ちゅ?」

――――――ほむホーム


ほむら「……」

まどか「……」

杏子「……」

さやか「……」

マミ「……」

ほむら(狭いわ……)

まどか(狭いかなって)

杏子(あの音結局なんだったんだろ)

さやか(狭い……)

マミ(こわいこわいこわいこわい)


ほむら(さすがに五人固まって寝るのは無理があるわ)

まどか(でも怖いから離れるのは嫌かなって)

杏子(ねずみとかかな)

さやか(寝れないなー……)

マミ(こわいこわいこわい……。狭いわね)




ほむまど杏さやマミ(狭い)

ほむら「……」

TV<ヒートエンド!

さやか「あれ? これってもしかしてGガンダム?」

ほむら「えぇ、借りてきて見てるの」

さやか「へー、懐かしいね」

ほむら「さやかも見ていたの?」

さやか「まぁねー。一応リアルタイムで全話見たよ」

ほむら「そう。どのMFが好きだった?」

さやか「うーん。普通にゴッドガンダムかな。やっぱ主役だし。あ、でもマーメイドガンダムにはなんでか親近感がわいたかな」

ほむら「そ、そう」

さやか「ほむらはどれが好きだった?」

ほむら「マスターガンダムと、後はボルトガンダムね。あの重厚で無骨な感じがたまらないわ」

さやか「ネオロシア代表の?」

ほむら「ネオロシア代表の」

さやか「ノーベルガンダムに秒殺された?」

ほむら「ノーベルガンダムに秒殺された。ってそれはいいじゃない」

さやか「あの人、確か元宇宙海賊だよね」

ほむら「今考えたら凄い設定よね」

TV<イマコソ、オマエハホンモノノキング・オブ・ハート

さやか「相変わらず熱いねー」

ほむら「熱いわ」

さやか「でもさ、好きなんだけどあの次回予告はどうにかならなかったのかな」

ほむら「予告で堂々とネタバレされた時は、幼いながらにどうしようって思ったわ」

さやか「さらば師匠! マスター・アジア暁に死す。とかね」

ほむら「なんとなく展開はわかってるんだけど、やっぱりその辺りは伏せておいてほしかったわ」

さやか「まぁそれも含めてGのいいところなんだろうけどさ」

ほむら「そうね。なんだかんだで楽しめていたし」

さやか「ただ、ストーカーは最後まで謎だった」

ほむら「確かに」

TV<ウツクシイナ……

ほむら「……」

さやか「……」

ほむさや「流派、東方不敗は!」

ほむら「王者の風よ!」

さやか「ぜぇんしぃん!」

ほむら「けぇいれぇつ!」

ほむさや「てっぱきょおおおぉらん! 見よ! 東方は、紅く燃えているぅぅ!!」


TV<シショオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


ほむら「……」アクシュ

さやか「……」アクシュ

今日はここまででー。

>>74がボルトガンダムとか懐かしいの出すからつい拾っちゃった(てへ

>>79このレス、つまりどういうことだってばよ。


乙とかありがとうございー。
モチベーション上がります。



Gは最終回の次回予告が笑った
ドモン達は勝てるのか!?みたいな感じで前フリしたのに最終回のタイトルが「Gガンダム大勝利!」だったからなw推理小説でいよいよ犯人が分かるページの一つ前のページで赤ペンで犯人の名前が書いてあるような気分だったw

乙!
ガンダムの皮被ったスパロボだしなwww
ふと思ったんだけどまどマギ本編の時間が2011年だったとして、Gガンのリアルタイム放送時って……

まどか「チーズケーキがここにあります」

さやか「あるね」

まどか「食べる前に一つ聞いていい?」

さやか「なに?」

まどか「表記に書いてあるのはチーズスフレだね」

さやか「そうだね」

まどか「スフレってなに?」

さやか「……」

さやか「なんかこう、す、すふれーみたいな感じ?」

まどか「ごめん。……ごめん」

さやか「……二回謝らないでよ」

まどか「うん。……うん」

マミ「どうしたの?」

まどか「あ、マミさん。スフレってどういう意味ですか?」

マミ「え? すふれ?」

さやか「この箱に書いてあるチーズスフレのスフレってどういう意味かって話です」

マミ「……あぁ、そういうことね。えっと、確か」

マミ「メレンゲに材料を混ぜてオーブンでふんわり焼いたお菓子とかのことよ」

まどか「ふんわりですか?」

マミ「ふんわりよ」

さやか「じゃあさっきの私のニュアンスは間違ってないってこと?」

まどか「え? うーん、どうだろう?」

マミ「何の話?」

さやか「スフレってこうすふれーみたいな感じかなって」

マミ「……? ごめんなさい。なにを言ってるのかわからないわ」

さやか「うーん。マミさんもわからないか……。近いと思うんだけどなー」


マミ「美樹さんはなんの話をしているのかしら?」ボソボソ

まどか「さやかちゃんって感覚で表現する時あるんでたまにこういうことがあるんですよ」ボソボソ

まどか「普通の人にはわからない感性なんで、気にしないでください」ボソボソ

マミ「わかったわ」ボソボソ


さやか「すふれー。いや、すふぁれーか」


マミ「これ食べていいの?」

まどか「はい。みんなの分あるんで」

杏子「おはぎとあんころもちって具体的にどう違うんだ?」

ほむら「急にどうしたの?」

杏子「ちょっと気になった。おはぎはぼたもちだよな」

ほむら(杏子だけに気になったのかしら)

杏子「なんか失礼なこと考えてないか?」

ほむら「なんのことかしら? ……そうね。おはぎとぼたもちは名称が違うだけで同じもののはずよ」

ほむら「ぼたもちは牡丹が咲く彼岸頃に出されるようになったことから牡丹餅、ぼたもちになったって言われてるわね」

杏子「あんころもちは?」

ほむら「そうね……。こしあんかつぶあんかの違いじゃないかしら」

杏子「なんかざっくりな説明すぎないか?」

ほむら「私もあまり詳しくはないもの」

杏子「こういう時は」

ほむら「マミー。ちょっといいかしらー」

マミ「なにかしら?」

ほむら「おはぎとあんころもちの違いを教えてほしいの」

杏子「頼む」

マミ「いいけど……」

マミ(なんだかデジャブるわね……」


マミ「もち米を混ぜて炊いて、米粒が残っているお餅がベースなのがおはぎよ。うるち米も使うわね」

マミ「あんころもちはもち米のみを使った粒の残っていないお餅がベースでそれを餡の衣で包んだもののことよ」

マミ「材料も微妙に違うわね」

杏子「へー。おはぎとぼたもちは一緒なんだよね?」

マミ「正確には違うわね」

ほむら「そうなの?」

マミ「えぇ、まぁその辺は長くなるからウィキで調べればいいわ。大体のことはわかるから」

杏子「ん。わかった。さんきゅな」

ほむら「悪いわね。勉強中に呼び出したりして」

マミ「いいわよ。休憩中だったし。じゃあ用も済んだみたいだし戻るわね?」」

ほむら「えぇ。後で、お茶を持っていくわね」

マミ「ありがとう。……ちなみにお茶請けはなにかしら?」



ほむら「ちまきよ」

マミ「そ、そう」

マミ(これだけ引っ張っておいて、ぼたもちかあんころもちじゃないんだ……)

杏子(っていうかなんでこの時期にちまきなんだ?)

まどか「ついにあと三日で学校が始まるね」

ほむら「今年は九月二日からね」

まどか「宿題終わった?」

ほむら「えぇ」

まどか「私数学の課題でわからないところあったんだけど教えてもらっていい?」

ほむら「任せて」

まどか「ありがとう! えっとね……」

さやか「……」

まどか「さやかちゃん?」

さやか「……」

まどか「どうしたの? 土下座なんてして……」

さやか「お願いします。宿題が終わらないんです。手伝って下さい」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか「……」スッ

まどか(あ、ケーキだ)

ほむら(しかもこれ高いお店の……)

さやか「……」

まどか(買収か……)

ほむら(必死ね……)

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「はぁ……。手伝うから土下座はやめなさい。目に来るわ」

さやか「まどか! ほむら!」

ほむら「今回だけよ? 来年は一人でやるのよ?」

さやか「うん! ありがとう!」

ほむら「で、どれだけ余ってるの??」

さやか「えっとねー、こんだけ」ドサッ

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」


さやか「ごめんなさい」

ほむら「結局、ほぼ全部じゃない」カキカキ

まどか「やってあるのが音楽の課題だけっていうのがさやかちゃんらしいね」カキカキ

さやか「いやー、えへへ」カキカキ

ほむら「褒めてないわよ」カキカキ

さやか「はい。すみません」カキカキ

まどか「でも、あと三日で終わるかな?」カキカキ

ほむら「まぁ、私達の答えがあるし、なんとかなるわ」カキカキ

まどか「そうだね。……? ほむらちゃんそこ間違えてない?」カキカキ

ほむら「ええ。わざとよ」カキカキ

さやか「ちょっとほむら!」

ほむら「落ち着きなさい。正答率をさやかに合わせているのよ。こうすれば怪しまれないでしょ?」カキカキ

さやか「ほむら……。あんたいいやつだね」

まどか(バカにされてるだけな気がするけど……)カキカキ

ほむら「でも、さすがに量が多いわね」カキカキ

まどか「マミさんにも手伝ってもらう?」カキカキ

さやか「あ、それは勘弁してほしいかも……」カキカキ

まどか「どうして?」カキカキ

さやか「だって、マミさんにこんなにギリギリまで宿題やってなかったなんて知られたら怒られそうだもん……」カキカキ

ほむら「さやか……」カキカキ

まどか「私が言うのもなんだけど、さやかちゃんダメな子だね」カキカキ

ほむら「つまりあのケーキは口止め料も込みというわけね?」カキカキ

さやか「たはは……」カキカキ

まどか「私、いつもの喫茶店にあるジャンボデラックスパフェ食べたいな」カキカキ

さやか「え!?」

ほむら「あら、奇遇ね。私も気になっていたのよ」カキカキ

さやか「え!!?」

まどか「食べたいよねー」カキカキ

ほむら「えぇ」カキカキ

さやか「え、え?」

まどか「あ、さやかちゃん。手、止まってるよ?」カキカキ

ほむら「間に合わないわよ?」カキカキ

さやか「え、あ、うん……」カキカキ

ドサッって、まさか一ページもしてないとか?
俺の小学時代みたいだな

まどか「あれ、五十センチはあるらしいよ」カキカキ

ほむら「凄まじいわね」カキカキ

まどか「ねー」カキカキ

さやか「……」カキカキ

ほむら「でも、高いわよね。あれ」カキカキ

まどか「そうだよねー」カキカキ

さやか「……」カキカキ

まどか「手が疲れるねー」カキカキ

ほむら「そうね。なにか甘いものが食べたいわね」カキカキ

さやか「……」カキカキ

まどか「……」カキカキ

ほむら「……」カキカキ

さやか「……」カキカキ


さやか「この宿題が終わったら奢らせてください」

まどか「ほんと? なんだか申し訳ないなー」

ほむら「悪いわね。催促したみたいで」


さやか(くそう。言い返したいけどなにも言えない)

マミ「……」ペラ

ほむら「zzz」

マミ「……」ペラ

ほむら「zzz」

マミ「……!!?」

ほむら「zzz」

マミ「ふっざけんじゃないわよ!!!!」

ほむら「!!!??」ビックゥ

ほむら「え!? なに!? どうしたの!!?」

マミ「これ! これ見て!!」

ほむら「え? なんなの?」

マミ「これ、このページのここ!」

ほむら「……人物名を赤丸で囲ってるわね。……犯人はこいつ?」

マミ「これ、ミステリー小説なのよ」

ほむら「……あぁ、なるほど」

マミ「最悪だわ。やっぱり中古で買うべきじゃなかったわ」

ほむら「盛大にネタバレされたわけね」

マミ「しかもちょうど山場に差しかかるところでよ? 悪質だわ」

ほむら「なんていうか、ご愁傷様」

マミ「うー、イライラするわ」

ほむら(どうしよう。かなりご立腹だわ)

マミ「なんとか書いた奴を見つけ出せないかしら……」

ほむら「えーっと……。機嫌を直して。今日はマミの好きな物を作るから」

マミ「じゃあ、だし巻き卵とてんぷらで」

ほむら(また、微妙に難しい料理を……)

ほむら「わかったわ。だから機嫌を直して、ね?」

マミ「……。ごめんなさい、気をつかわせてしまったわね」

ほむら「いいのよ。そんなに気にするような仲でもないでしょ」

マミ「……。そう、そうね」

ほむら「じゃあ、さっそく支度にかかるから。楽しみにしてて」

マミ「うん。ありがとう」



マミ「気にするような仲じゃない、か」

マミ「ふふ。なんだかあったかいな……」

今日はここまででー。

>>108安心しろ。俺の小学生時代もそうだった。
むしろ小学生で宿題ちゃんと終わらせる人なんているの?

>>96ふふふ。貴様のレスは俺が頂いた。ネタとしてな。

>>97そこに気づくとはやはり、天才か……。

っていうかやっべぇ、その辺の時代考証のこと全然考えてなかった……。
まぁ、時代が合わないのはデビルガンダムのせいです。


こんな感じでみんなのレスから、隙あらばネタとして拾うから、みんな隙を見せないように気を付けてねー。


乙とかありがとうございー。
テンション上がります。


しかし、このSSの方向性をどうしようか。
悩むな……。

(もっとまどほむが見たいな…)


今みたいな感じでだらだらと続けてほしい

あんこの出番少なくね?
いや、出せとか言ってないよ?

>>79
スケット団並みのグダグダ感ってこと

※某アニメ観賞中

まどか「……ほむらちゃんはチョココロネってどう食べる?」

ほむら「私は頭からかしら」

まどか「私と同じだね」

ほむら「マミはイメージ的に、ちぎって食べる派っぽいわよね」

まどか「そだね。上品な感じが似合うもん」

ほむら「杏子は……」

まどか「おしりからあーんって食べそうだね」

ほむら「口に入りきらなくてもごもごさせながら食べてそうね」

まどか「なんか可愛いねそれ。さやかちゃんは……」

ほむら「さやかが食べてるところ見たことは?」

まどか「うーん。記憶にはないかな」

ほむら「まぁ、多分私達と同じタイプじゃないかしら」

まどか「お上品なのはなんか違うし、かといっておしりからってのもないだろうしね」

さやか「おっじゃましまーす!」

ほむら「ちょうどいいわ」

まどか「ナイスだね」

さやか「え? なに?」

まどか「さやかちゃんはチョココロネってどう食べる?」

さやか「チョココロネ?」

ほむら「チョココロネ」

さやか「うーん。こう、細い方からちぎって余ったチョコをつけながらかな」

まどか「!!」

ほむら「!?」

さやか「え、なにこの空気」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか「え、なにその裏切られたみたいな表情」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか「おーい」


ちなみに


マミさん。

まどかとほむらの予想通り。


杏子ちゃん

チョココロネ食べたことない。

まどか「杏子ちゃんってよく食べるのに太らないよね」

ほむら「そうね。羨ましい限りだわ」

マミ「ほんとうに。私なんてそのまま食べた分が直結するから……」

さやか「やっぱり体質なんですかね」

マミ「羨ましい……」

ほむら「でも、なんだかんだでマミは体型を維持してるじゃない」

マミ「ちょくちょくウォーキングをしてるから」

まどか「いつの間に……」

さやか「マミさんを見る限り効果はあるみたいですね」

マミ「今のところは成功してるわね」

ほむら「ランニングとかだとダメなの?」

マミ「ランニングだと筋肉も同時についちゃうから」

まどか「なるほど。でも、大変ですね受験勉強もあるのに」

さやか「だいたい何分くらい歩くんですか?」

マミ「そうね。一時間くらいかしら」

まどか「一時間って結構歩いてますね」

マミ「えぇ、でもこれ以上体重が増えるのは嫌だから……」

ほむら「これ以上? 増えたの?」

マミ「お腹とかに影響はないみたいなんだけど……。その」

まどか「??」

ほむら「はっきりしないなんてマミらしくないわね。どうしたの?」

さやか(あ、なるほど)

マミ「えっと、その……。最近、またブラの方がきつくなって……」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか(食べた分が直結する。ってそこにね)

マミ「正直、これ以上大きくなっても困るし……。だからそれを防ぐ為にも、ね?」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか(ね? じゃないですマミさん。それはこの二人には挑発です)

まどか「そうですか」

ほむら「それならマミに協力しないとダメね」

まどか「そうだね。これからマミさんの分のおやつは私達が食べよう」

ほむら「それがいいわ。そうしましょう」

マミ「え? え?」

さやか(面倒なやつらだなー)


<ただいまー

まどか「あ、杏子ちゃんだ」

ほむら「仲間が帰ってきたわね。迎えにいかないと」

マミ「……私なにかマズイこといったかしら」

さやか「いえなにも。ただの持たざる者の苦悩ってやつです」

マミ「??」

さやか「それよりマミさん。カップ数はどのくらいで」

マミ「な、なんて質問するのよ……」

さやか「まぁまぁ、女の子同士なわけですし、ここだけの話ってことで」

マミ「……誰にも言わない?」

さやか「誓って」

マミ「……」ゴニョゴニョ

さやか「……凄いですね」

マミ「うぅ……///」

さやか(私より2カップ上か……。これでも前より大きくなったのになー)

杏子「なぁさやか、ほむら達どうしたんだ? なんかマミに対して冷たいような」

さやか「ほっといていいよ。ただの嫉妬だから。そのうち元通りになるよ」

杏子「? まぁ、それならいいんだけどな」

杏子「あ、そうだ。頼みがあるんだ」

さやか「頼み? なに?」

杏子「その、今度、下着買いに行くの付き合ってくれないか?」

さやか「……」

さやか「ちょっと失礼」グワ

杏子「!!? な、なにすんだよ!!」

さやか(この手に広がる確かな触感……。これは……)モミモミ

さやか「杏子、大きくなったね」モミモミ

杏子「手を離せ!! バカ!」 

さやか「うんうんそっかそっか。杏子ちゃんも着実に大人になりつつあるんだね」

さやか「よし、さやかちゃんに任せなさい! とびっきり可愛いブラを選んであげよう!」

杏子「いや、そんな可愛いとかじゃなくて普通でいいんだけど」

さやか「なに言ってんの。こういうおめでたい時はちゃんと選ばなきゃダメなの。私が奢ってあげるから」

杏子「いやいや、それは悪いだろ」

さやか「いいからいいから。明日でいいよね?」

杏子「うーん。じゃあまぁお言葉に甘えることにするよ」

さやか「うんうん。~♪」

杏子(なんでこいつこんなに嬉しそうなんだ?)



さやか(いやー、あれだね。まどか達ドンマイ!)

まどか「秋だねー」

ほむら「最近涼しくなってきて過ごしやすいわ」

さやか「私はもう少し夏を楽しみたかったけどねー」

まどか「さやかちゃん、昔から夏になると元気になるよね」

さやか「うん。こう、なんか、わーってなる」

杏子「またすごい抽象的だな」

まどか「私は暑いの苦手だから秋とか冬の方が好きかなー」

ほむら「私もどっちかっていうとそうね」

マミ「私も。部屋でこたつに入りながら、のんびりお茶を飲むのが好きだわ」

杏子「あー、アタシは寒いの苦手だな」

さやか「そうなの?」

杏子「うん。暑いのもまぁキツイんだけどさ。寒いとホントに死にかけるし」

まどか(死にかける?)

さやか(なんで?)

ほむら(……)

マミ「……野宿的な意味で?」

杏子「うん」

まどか(あぁ、なるほど……)

さやか(苦労したんだね……)

ほむら(杏子……)

マミ(佐倉さん……)

杏子「な、なんだよその憐れむような目は……」

まどか「なんでもない。うん、なんでもないよ」ギュ

さやか「そうだね、寒いのは辛いよね」ヨシヨシ

ほむら「大丈夫よ。ここは暖かいから」ヨシヨシ

マミ「えぇ、食べ物だっていっぱいあるから」ギュ

杏子「ちょ、なんだよお前等、頭撫でんな、抱き着くなよ」

まどか「でも、寒さに凍えて震えてる杏子ちゃんは一度見てみたいかなって」

ほむら「きっと凄く可愛いわね」

マミ「餌付けしたいわ」

さやか「あんたら……」

杏子「?」

まどか「今日の晩御飯はなにかなって」

ほむら「今日は秋刀魚よ」

さやか「やった! 塩焼き?」

マミ「もちろん」

杏子「やっぱ秋は秋刀魚食わないとダメだよなー」



ほむら「出来たわよ」

さやか「待ってました!」

まどか「これはなんていう料理?」

マミ「秋刀魚の竜田揚げよ。おいしいわよ」

杏子「もう食っていいか?」

ほむら「いただきますしてからよ」


マミ「それじゃあ」


「「「「「いただきまーす」」」」」

まどか「大根おろし乗せてー」

さやか「ポン酢トットット」

マミ「しっかりご飯も炊き立てね」

ほむら「秋刀魚を食べる時の礼儀ね」

杏子「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」


マミ「佐倉さん、落ち着いて食べなさい」

さやか「気持ちはわかるけどね」

杏子「ハフ?」

今日はここまででー。


>>114こいつ……。直接脳内に……!
次回の投下分で見れるかもしれません。

>>115このままの感じで続けようとは思ってるんだけど、落としどころをどうしようかと。
このままじゃ終わりが見えない。

>>116次回である意味活躍します。たぶん

>>117意識してなかったけど、言われてみれば確かに。
まぁでも、そんな雰囲気を出せたらいいなーとは思ってたからとりあえずはあれだね。うん。



見てくれてる人ありがとうございます。
なんかこう、内からばーって湧いてくるものがあります。

次回はちょっとだけ投下量多いと思います。まぁベッドの上に寝転がりながら見てください。
そして、そのまま寝落ちして翌日携帯の電池をゼロにしてあわててください。


じゃあ、また。

さやか「お酒を持ってきました」

マミ「ダメよ」

ほむら「二十歳になってからよ」

さやか「そんなー。せっかく持ってきたのに」

杏子「なんでまた急に」

まどか「私お酒って飲んだことないや」

マミ「没収ね」

ほむら「まったく碌でもないこと考えるんだから」

さやか「ちぇー」

さやか(まぁいいや。後で……)

杏子(嫌な予感がする)

まどか「うぇひひ」

さやか「みなさん飲み物をどうぞー」

杏子(絶対さっきの酒だ)

まどか(展開を見守ろうかなって)

マミ「あら、ありがとう」

ほむら「……待ちなさい。それさっきのお酒でしょう?」

杏子(ま、気づくよな)

まどか(さやかちゃんに策はあるのかな?)

マミ「そうなの?」

ほむら「だって急に怪しすぎるでしょう。いつもお茶を入れる人は私かマミなわけだし」

マミ「そういえばそうね」

さやか「やっだなー。そんなわけないじゃん。これはいつも日頃家事をしてくださるほむら様とマミ様に対しての純粋な好意ですよ」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむマミ「怪しい」

さやか「そんな! ひどい!」

杏子(日頃の行いってやつだな)

まどか(さやかちゃんじゃねー)

さやか「うぅ、ほむらはともかくマミさんにまで疑われるなんて……」

マミ「だって……」

ほむら「私はともかくってなによ」

さやか「せっかくおいしいジュースの作り方勉強したのになー。マミさんとほむらに飲んでほしいから……」

マミ「うっ……」

杏子(マミが落ちそうだ)

まどか(なんだかんだで甘いよね)

ほむら「騙されてはダメよマミ。あれはさやかの罠よ」

マミ「そ、そうよね」

杏子(ほむらはさすがに手ごわいな)

まどか(まぁ、簡単にはいかないよね)

さやか「ショックだなー、私ってこんなに信用なかったんだなー……」

マミ「う、うぅ……」

ほむら「マミ」

マミ「でも……」

杏子(マミはダメだな)

まどか(後一押しかな)

さやか「そうだよね、普段の私のことを考えたら信頼できるはずないよね。私ってホントバカ」

さやか「仲間」

さやか「だからってなんでも信じられるかって言ったらそうじゃないもんね」

さやか「仲間」

さやか「だからってね」

マミ「!!」

杏子(えらく仲間を強調するな)

まどか(マミさんの様子が)

マミ「飲むわ!!!」

ほむら「マミ!?」

杏子(はい落ちた)

まどか(一名様ごあんなーい)


さやか「……」ニヤ

マミ「美樹さん!」

さやか「はい!」

マミ「疑ってごめんなさい! 私、なんてひどいことを……」

さやか「そんな! マミさんのせいじゃありませんよ。私の日頃の行動がいけなかったんです」

マミ「いいえ、違うわ。あなたを信じきれなかった私がいけないの」

マミ「仲間」

マミ「なのに」

杏子(マミの将来が心配だ)

まどか(悪い人に騙されそう)

ほむら「落ち着きなさいマミ! それは罠よ! 奸計よ!」

杏子(さて、最後の砦は)

まどか(どうなるかな)






さやか「このジュース飲んだら胸大きくなるよ」ボソッ




ほむら「飲むわ!!!!」










杏子(砦脆すぎるだろ)

まどか(もう一名様ごあんなーい)

―しばらくして




まどか「うぇひひひひひひ」←酔っぱらってる

さやか「あはははははははwwwww」←酔っぱらってる

マミ「うう……」←酔っぱらって泣いてる

ほむら「……」←酔っぱらってる


杏子「なんだこれ」←顔がほんのり赤い程度

マミ「うわーーーーん!!!!!」←泣き上戸

杏子「」ビク

さやか「あははははははwwww マミさんどうしたんですかww 急に泣いたりしてwwww」←笑い上戸

マミ「私は! 最低よー!!!!!」

さやか「なwんwでwでwすwかw」

マミ「正義の魔法使いなんて名乗っていたけど!! 本当は違うのよー!!」

さやか「マwジwでwwwwww」

マミ「パパとママを助けられなかったから! その罪滅ぼしに人助けをしてただけなの!!」

マミ「そんなことをしてもパパとママは戻ってこないってわかってたけど! でも、でも!!」

マミ「そうすればいつかパパとママに褒めてもらえるんじゃないかって!! 誰かから褒めてもらえるんじゃないかって!!!!」

マミ「本心から正義の為に戦ってたわけじゃないのよー!!!!」

マミ「私は最低の偽善者よー!!!! うわーーーーーん!!!!!」

さやか「ドwンwマwイwwww」

マミ「うわーーーーーん!!!!!」


杏子「どうしようこれ」

まどか「マミさん」

マミ「鹿目さん……」

まどか「マミさんは偽善者なんかじゃありませんよ」

マミ「え……」

まどか「だってマミさんは多くの人を救ってきたじゃないですか」

まどか「それは誰にでもできることじゃありません」

まどか「マミさんにしかできなかったことです」

マミ「……」

まどか「そして、その自分にしかできないことをやる人ってとっても少ないんですよ?」

まどか「めんどくさかったり忙しかったりで、みんなそれから目を逸らしちゃうんです。見ないふり、するんです」

まどか「でも、マミさんは違った」

まどか「無視することもできたのに、自分にはプラスにはならないことなのに、マミさんは行動した」

マミ「でも、それは褒めてほしくて……」

まどか「いいじゃないですかそんなこと」

マミ「……え」

まどか「マミさんだって人間だもん。誰かに褒めてほしかったり甘えたかったりしますよ」

まどか「それはなんにも悪いことじゃないんですよ」

まどか「そんなことで、マミさんの正義は揺らぎません。偽物になんかなりません」

マミ「鹿目さん……」

まどか「マミさんのしてきた行いは正しい。他の誰かがそれを罵っても蔑んでも」

まどか「マミさん自身がそれを信じられなくなっても」

まどか「私は、マミさんの正義は正しいと信じ続けます」

まどか「私はマミさんを信じ続けます」

マミ「かなめしゃん」ボロボロ

まどか「だから、ほら涙を拭いて」

マミ「うん、うん」

まどか「マミさんに涙は似合いませんよ」

マミ「ありがとう、ありがとう……」ボロボロ







まどか「といわけで、これ一気で」トクトクトク


マミ「はい!!!!」


杏子「まてーーーーーー!!!!」

さやか「マミさんのwwww ちょっといいとこみてみたいwwww」

まどか「うぇひひひひ」パンパンパン

さやか「wwwwww」パンパンパン

まどさや「wwwwww」パンパンパン



まどさや「はい、いっき、いっき、いっき、いっき、はーい、はーい、はーい、はーい!!」


マミ「んぐんぐんぐんぐ」ゴクゴクゴクゴク




杏子「飲むなーーーー!!!!!」

マミ「……ぷはー」


まどか「かっこいーーー!!」

さやか「にっぽんいちーー!!」


マミ「……うわーーーーん!!!! 私は最低よーー!!」


まどか「うぇひひひひひひ」←酔ったら腹黒い

さやか「wwwwwwwww」



杏子「あぁもうなんだよこれどうすりゃいいんだよ……」

マミ「さくらさーーーん!!」ガッバァ

杏子「うわ!? な、なんだよ! って酒臭い!」

マミ「わたし、さみしくてー!! しゃみしくてー!」

杏子「なにがだよ!」

マミ「いつもひとりでまじょたいじでひびはすぎちゃうし! だれにもそうだんなんてできないし!」

マミ「さくらさんはわたしからはなれていっちゃうし! わたしさみしくてー!!」

杏子「昔の話だろ!? あぁもう悪かったよ!! だから離せ!」

マミ「はなしたらまたわたしをおいていくんでしょーー!!!!??」ギュー

杏子「いかねーよ!! って力つえー!! ふりほどけねー!!」


さやか「ひゅーひゅーwwww マミさん杏子を押し倒すとかやっるーwwww」

杏子「助けろよ!!」

マミ「ひっく、えぐ……」

杏子「……あー、もう……」

マミ「ううぅう……」

杏子「マミ」

マミ「うぐ?」

杏子「あの時は悪かったよ。お前の気持ちも考えずに勝手にお前の所から消えたりして」

マミ「……」

杏子「でも、もうあんなことはないから安心しろ」

杏子「お前が嫌だって言ったって離れてやらねーから」

杏子「だから、安心しろ」

杏子「一人ぼっちは寂しいもんな」ナデナデ

マミ「しゃくらしゃん……」


さやか「いいぞーwwww 杏子ちゃんかっこいいーーwwww」

杏子「うるっせえ!!」

マミ「うぅううう……」ヌギヌギ

杏子「え、なんで脱いでんの?」

マミ「ここ、あつい」←酔ったら脱ぐタイプ

杏子「まてまてまて!!!! 脱ぐな!! まて!!」

マミ「しゃくらしゃんもあついでしょ?」←しかも他人を巻き込むタイプ

杏子「ちょ! やめろ!! 脱がすな!! 落ち着け!!」


さやか「あらやだ急展開」

杏子「助けろ! マジで!!」

マミ「だいじょうぶわたしにまかせて」

杏子「任せられるか! 今のお前には一切任せられねーよ!!」

マミ「はーいぬぎぬぎしましょうねー」

杏子「さやかー!! 助けてさやかーー!!」


さやか「ごくり」

杏子「期待した目をしてんじゃねー!!」

マミ「……う」ピタ

杏子「ん?」

杏子(動きが止まった……?)

マミ「……」

杏子「どうした、マミ……」

杏子「はっ!」



その時、佐倉杏子は感じた。
それは確かな感覚。魔法少女として多くの魔女と戦い過ごしてきた経験がそれを告げたのかもしれない。

額に汗が一筋流れる。

確実に、一歩ずつ迫りくる、それ。


戦いの中で幾度となく思い知ってきた、それ。


それの名は。


――危機。


全生物が、平等に与えられた本能の最も重要な要素であり、生物が生物として生存する為に決して失ってはいけないもの。


今、佐倉杏子は全身にそれを感じていた。



杏子(こいつ――! 吐く!!)


マミ「うぅう……」





杏子「うっおおぉぉおおおぉおぉお!!!!」ガッバァ!

マミ「きゃ」



その時、佐倉杏子が繰り出した力は、彼女の人生の中で一番強い物だった。

横綱の押し出しをゆうに上回る巴マミの力を遥かに凌駕する力を持って、
マミの束縛から逃れた杏子は、マミを抱え、トイレに直行。

そして、静寂の後、なにかが撒き散らされる音が聞こえ、水の流れる音が聞こえた。

杏子「……危なかった」

さやか「おっつー。マミさんは?」

杏子「思いっきり吐かせた後にうがいさせて、寝室に寝かせた」

さやか「大変だったねー」

杏子「お前……。実はあんま酔ってないだろ」

さやか「あはは。まぁね」

杏子「なら助けろよな」

さやか「いやー、見てたら面白くてねー」

杏子「はぁ……」

さやか「ねぇねぇ、戻ってきたとこ悪いんだけどさ」

杏子「なんだよ」

さやか「あれ、止めるの手伝ってくれない?」

杏子「ん?」

まどか「ほむらちゃんは猫さんだね。ほら鳴いて?」

ほむら「にゃ、にゃぁ///」

まどか「ふふふ。可愛いよほむらちゃん」

ほむら「しかめ、さん……」←酔ったら素直になって甘えてくるタイプ



杏子「なにあれ」

さやか「いやー、なんかまどかとほむらって酔ったらああなるみたい」

まどか「鹿目さんじゃいや、まどかって呼んで?」

ほむら「まど、か、さん……」



杏子「なんかほむらのキャラおかしくないか?」

さやか「なんか守ってあげたくなる小動物みたいなタイプになってるね」




まどか「ねぇほむらちゃん、知ってる?」ノドナデナデ

ほむら「ん……。なん、ですか?」

まどか「猫さんってね、しっぽの先っぽを触られたら気持ちよくなるんだって」セナカナデナデ

ほむら「あ……。きもち、よく……」

まどか「そう。きもちよく……」



杏子「おい。なんかヤバいぞ」

さやか「だねー」

まどか「ほむらちゃんには、しっぽはないみたいだね」オシリナデナデ

ほむら「あ、は、い」

まどか「猫さんなのにね?」オシリサスサス

ほむら「ごめん、なさい」

まどか「ねぇ、教えて?」

ほむら「なにを、ですか?」

まどか「ほむらちゃんがきもちよくなる」


まどか「と、こ、ろ」←酔ったら一番厄介なタイプ

ほむら「私のきもちよく……」




杏子「よし、止めよう」

さやか「やばいねー

まどか「ねぇどこ? 教えてくれたら、私が」

ほむら「まどかさんが……?」

まどか「気持ちよくしてあげるから……」

ほむら「きもちよく……」

まどか「なりたいでしょ? きもちよく、ね」

ほむら「なり、たい……」

まどか「じゃあほら、ちゃんと自分の口で、いって? どこがいいのか」

ほむら「わた、しの……」

まどか「うんうん」

ほむら「きもちよくなるところは……」

まどか「うんうん」

杏子「はい、そこまで」

さやか「しゅーりょー」

まどか「あーん。ほむらちゃーん」

杏子「はいはい、黙れ」

まどか「もー……。杏子ちゃんやきもち?」

杏子「は?」

まどか「ふふふ。そっかそっかー……」

杏子「え?」

まどか「うん、わかった」

杏子「え、なにが?」

まどか「大丈夫だよ。ちゃんと杏子ちゃんにもしてあげるから」ウナジナデナデ

杏子「ひゃん! え、ちょまどか?」

まどか「私に全部任せて?」

杏子「え、ちょ、こわ……」

まどか「ふふふふふふふふふ」

その時、佐倉杏子は恐怖した。

これは彼女が初めて味わう恐怖であった。
魔女との戦いにおいて、常に狩る側の立場であった彼女は今日初めて思い知った。



これが狩られる側が抱く感情か、と。


以前、さやかに向けて言い放った言葉を思い出す。

弱肉強食。

弱い者は強い者に喰われる。


今、まさに自分は喰われようとしている。


抗い様のない強者によって。


目尻に涙が浮かぶ。


嫌だ、喰われたくない。

アタシはまだいきたくない。


それだけが頭を支配する。


しかし、無力な自分にはなにもできない。
今、目の前にいるモノには自分の力では絶対に勝てない。

いや、そもそも勝ち負け等といったものは自分には与えられていない。


絶望。

心中に広がる暗い感情。
それだけが与えられている。

こわいこわいこわい。
いやだいやだいやだ。


たすけて、だれかたすけて。



そうだ、助けてもらえばいい。


絶望の淵に沈もうとしていた彼女はそう考える。


今、ここにはあいつがいる。

あいつなら、きっとアタシを目の前にいる、コレから救ってくれる。


そして、最後の希望を抱き、祈りを、願いを、杏子は叫んだ。




杏子「さやかー!! 助けてさやかー!!!!」


さやか「wwwwwwwwwwww」



希望は悪魔だった。

まどか「大丈夫だよ杏子ちゃん」

まどか「あなたは、私が、受け止めてあげるから」

まどか「あなたの、祈りを、絶望で、終わらせたり、しない」


杏子「ひい!!」

杏子(絶望が! 絶望が迫ってくる!!)


さやか「はーい、ここまでねー」ペシン

まどか「ああーん」

杏子「こわかった、ほんとうにこわかった……」


まどか「さやかちゃんも寂しいの?」

さやか「はいはい、さみしいさみしい」

まどか「うふふ、じゃあ、私が……」

さやか「はいはい、また今度ねー」

まどか「ふふふ、聞いて、ほむらちゃんわね、喉と背中が弱いみたいなの。でね杏子ちゃんはうなじでね」

さやか「そっかー、そりゃ凄い」

まどか「ふふふ、なんで私はお布団でグルグル巻きにされてるのかなって」

さやか「危険だからねー。寝室にはマミさんが寝てるし、今のあんたをそこで寝かせるわけにはいかないからねー」

まどか「ふふふふふふ、マミさんはきっとふとももとかが弱いよきっと、やさーしく撫でてあげたらきっとうふふふふふふふ」

さやか「はいはい、あんたの無駄な特技はできればもう発揮しないでねー」

まどか「ふふふふふふふふ。これはちょっとキツく縛りすぎじゃないかなって」

さやか「しっかり縛っておかないと危ないでしょ。ここにはかよわい女の子が四人もいるんだから」

まどか「ふふふふふふふふふふ、大丈夫四人くらい私が全部受け止めてあげるから。うふふふふふふふふ」

さやか「よっし、これで後は転がしておいて……」

まどか「ふふふふふふふふふ。動けないよ、全然動けないよこれ。こんなのぜったいおかしいよ」

さやか「あ、水飲ませないとね、はいまどかあーん」

まどか「あーん」

さやか「ストローくわえてー」

まどか「あむ」

さやか「のんでー」

まどか「んぐんぐ」ゴクゴク

さやか「はい、いい子だねー。トイレいきたくなったら言ってね?」

まどか「うん」

さやか「じゃあ寝ろ」

まどか「りょうかーい。……zzz」


さやか「封印完了、っと」

杏子「それ、もう大丈夫? 動かない?」







さやか「だいじょう、ってとおっ! 怖がり過ぎでしょ。もう危険は去ったからこっちおいで」






杏子「やだ、それこわい。超こわい」






さやか「こりゃ重症だね」

ほむら「……」

さやか「ほむらももう寝よっか」

ほむら「は、はいさやかさん! ごめんなさい!」

さやか「おっと、これはやりずらいぞ」

ほむら「あ、あの。私、場所をとったら迷惑ですし、外で寝ます!」

さやか「こらこらこら。待ちなって」

ほむら「はい! 待ちます!」

さやか「えーっと、とりあえず寝室で寝よーね? 外は危ないから」

ほむら「す、すいません! 危ないですよね……。目の前でいきなり爆発とか……」

さやか「うん。なんの話かサッパリだ」

ほむら「ごめんなさいごめんなさい!! 以後気をつけますから! だから私を信じて!」

さやか「いや、ほむらのことは信じてるよ。大切な友達、っていうか親友だと思ってるし」

ほむら「!!」パァァ

ほむら「さやかさん!!」ガッバァ

さやか「おっとっと」

ほむら「ありがとうございます! 私! 嬉しいです!!」

さやか「あぁうん。どういたしまして」

ほむら「ありがとうございます! ありがとうございます!!」ギュー

さやか「……。杏子ー、たすけてー」

杏子「やっと片付いたな」

さやか「苦労したね」


ほむら「zzz」

マミ「zzz」


杏子「マミ、脱いでやがる……」

さやか「ほむらも服はだけまくってるねー」

杏子「あーもうめんどくさい。ほっとこう」

さやか(明日の朝、修羅場だなー)

まどか「zzz」


さやか「まどかも寝てるね。じゃあ私等も寝よっか」








杏子「そうだな」









さやか「だから遠いって」








杏子「だってそれ危ないんだぞ!!」







さやか「私がいるから大丈夫だって」







杏子「……」







さやか「ほら、こっちおいで」


杏子「……」

さやか「いやー、でもみんな変わるもんだねー」

杏子「こいつらとは一生酒のまねー」

さやか「はは、さすがにそれは無理でしょー」

杏子「なんでだよ」

さやか「だってさ、私達の付き合いってきっと一生もんだよ。なら、こういう機会も何百回もあるでしょ」

杏子「……何百は言い過ぎじゃないか?」

さやか「そうかな?」

杏子「そうだ」

さやか「私はそうは思わないけどなー」

杏子「そうか?」

さやか「そうだよ」

杏子「一個、聞いていいか?」

さやか「なに?」

杏子「なんで、急に酒なんか飲もうって言いだしたんだ?」

さやか「飲みたかったから!!」

杏子「……。それだけじゃないだろ?」

さやか「あはは、鋭いねー、杏子ちゃんは」

杏子「茶化すなよ」

さやか「……。うーんとね、まぁ私等って、ちょっと特殊じゃん?」

杏子「……」

さやか「出会い方と言い、付き合い方と言い、さ」

杏子「まぁな」

さやか「まぁ、普通の女の子みたいな友達のなり方じゃなかったでしょ。私と杏子なんて最初は殺しあってたし」

杏子「昔の話だろ」

さやか「昔の話だよ。でも、私達の昔だ。で、今日みたいな日も昔になってくわけだ」

杏子「……」

さやか「みんなさ、昔を引きずってるところがあるんだよね」

杏子「……」

さやか「特に、マミさんとほむらと、杏子」

杏子「……」

さやか「昔のことは消せないよ。他の人には隠せても、自分にだけは残り続ける」

さやか「一生残り続けるんだ」

杏子「そう、だな」

さやか「悔しいけどさ、私にはみんなの昔を知ることができてもそれを理解できることは無理なんだ」

さやか「だって私はマミさんやほむらや杏子じゃないんだし」

杏子「当然だな。他人はしょせん他人だ」

さやか「うん。でもさ、知ることは出来るんだ」

さやか「みんなのことを知ることは出来るんだよね」

杏子「……」

さやか「だからさー。知りたいなって、一生付き合ってくことになる悪友っていうの? その悪友のことをもっと知りたいなーってね」

杏子「それが酒を飲もうっていったわけか?」

さやか「そ、みんなさー。こんだけ一緒にいるのにそれぞれ一歩引いたところあるじゃん?」

杏子「さやかも含めてか?」

さやか「まぁ、うん。あ、まどかは違うけどね」

杏子「そうなのか?」

さやか「うん。天然なのかな? あの子は完全に素でみんなと接してるね」

杏子「すげーな」

さやか「……うん。凄い。昔はあんな子じゃなかったのになー」

杏子「へぇ、そうなんだ」

さやか「うん。どっちかっていうと壁を作る部類だったよ」

杏子「まどかが?」

さやか「うん。自分に自信がなかったからかな。だから、人に対して遠慮してるところがあったな」

さやか「たぶん、あの一ヶ月で一番変わったのはまどかだね」

杏子「へー……。まどかがねー……」チラ



まどか「てぃひひひひひ……zzz」



杏子(いや、ねーだろ)


さやか「だから、お酒を飲んで理性を飛ばして、本音みたいなのを聞いちゃおうかってね」

杏子「……。成程な、だからお前は完全に酔ってなかったってわけか」

さやか「うん」

杏子「でもさ、それじゃお前だけが本音を知ることになるんじゃないのか」

さやか「杏子も知ってるじゃん」

杏子「いや、そうだけど」

さやか「はは、わかってる。うん、フェアじゃないよね」

杏子「……」

さやか「だけど、いきなり壁を取っ払おうってのは無理があるよねーってさ」

杏子「……」

さやか「特に、マミさんとほむらはそういうの気にしそうというか苦手そうだし」

杏子「まぁ、アタシ等の保護者みたいなとこもあるしな」

さやか「そそ、責任感強いからさ、自分がしっかりしなきゃって弱みを見せようとしないじゃん」

杏子「周りからは強がってるのバレバレなのにな」

さやか「そ、だからとりあえず周りから埋めて徐々に行こうかなって」

杏子「だから記憶を消すぐらい酒を飲ませたのか?」

さやか「あはは、当たり。まぁほむらはなんにもしなくても潰れてたけど」

さやか「まぁ、要約すると、みんなせっかく普通の女の子になったんだから変な壁を作らずにもっと仲良くしましょうってこと」

杏子「なーるほどな。さやかはさやかなりに色々考えてたわけだ」

さやか「えらい?」

杏子「考えはえらいけど、やり方が酷い」

さやか「あー、正直、こんなにみんな変わるとは思ってなかった」

杏子「違う意味で壁が出来たよ。特にまどか」

さやか「あはは、ごめんごめん」

杏子「まぁ、いいけどな」

さやか「うん」

さやか「杏子」

杏子「んー」

さやか「私はあんたのことももっと知りたいって思ってるからね」

杏子「ばーか、わかってるよ」

さやか「なら本音、ちゃんといいなさいよ」

杏子「そのうちな。本音を言い合うだけが、友達じゃないだろ?」

さやか「そだね」

杏子「お前だって、いいたいことがあるなら言えよ」

さやか「当然。私を誰だと思ってるの? さやかちゃんだよ?」

杏子「バカの、な」

さやか「ひど」

さやか「あー、やっぱり私も酔ってるのかな、随分恥ずかしい話をしたね」

杏子「こりゃ黒歴史確定だな」

さやか「うっわー、消せないかなこれ」

杏子「無理だろ。だってこれも、アタシ達の昔になるんだ」

さやか「うっわー……。どうしよう……」

杏子「安心しろ、大人になった時の最高の話しのネタになる」

さやか「うわー!! やめて!!! 恥ずかしすぎる!!」

杏子「いいだろ? 酒が進むぞー。きっと」

さやか「……もうみんなでお酒飲まないんじゃないのー?」

杏子「ばーか、これから一生の付き合いになるんだ。なら、こういう機会も何百回もあるだろ」

さやか「そうかな?」

杏子「そうだ」

さやか「ま、お酒は二十歳になってからだけどね」

杏子「お前が言うな」



さやか「ははは」

杏子「はは」

さやか「よっし! 寝よう!! 正直もう眠い!!!」

杏子「そうだな、色々疲れたしな」

さやか「正直杏子まで潰れてたらって思うとぞっとするわ」

杏子「感謝しろよ?」

さやか「うん、ホントありがとう」

杏子「んー」

さやか「じゃ、お休みー」

杏子「あぁお休み」


さやか「……ありがとう」

杏子「こっちこそ」



さやか「……zzz」

杏子「……zzz」

まどか「……」

まどか「てぃひひ」


まどか「みんなでのんびりだらだらのほほんと」





まどか「こんな生活がいつまでも続いたら、それはとっても嬉しいなって」


まどか「思ってしまうのでした」












まどか「……トイレいきたい」

今日はここまででー。

少し長くなりすぎたような……。


まぁみなさんもお酒を飲むときは気をつけましょう。
酔った勢いは怖いです。痛い目にあいます。


見てくれてる人ありがとうございます。
頑張ろうという気持ちになります。

杏子「栗拾ってきた」

ほむら「また、すごい量ね」

まどか「これ全部杏子ちゃんが一人で?」

杏子「うん」

さやか「うわー、すごいイガイガ」ツンツン

マミ「痛そうね」

杏子「これでなんか作ってくれ」

さやか「虫とか大丈夫なの?」

杏子「ちゃんとしたとこで取ってきたから大丈夫だ」

ほむら「圧力鍋あったかしら」

マミ「この前私が持ってきたはずよ。ほらパスタを作る為に」

ほむら「あ、そういえばそうね」




※おばあちゃんが言ってました。

栗の殻とか渋皮とか簡単に剥く為に圧力鍋に水を適量いれて10分から15分程、加熱します。
そうすると、簡単に剥けます。


ちなみに家は渋皮ごと食べます。
栄養あるんだよ。


栗の皮剥きの詳しい方法を知りたい人はネットで検索してみてください。
山のように出てきます。

マミ「なにかリクエストはある?」

まどか「栗ごはん!」

杏子「栗きんとん」

さやか「モンブラン!」


ほむら「杏子のチョイス、渋いわね」

マミ「さすがに栗きんとんは少し時間がかかるわね……。甘露煮から作らないと」

ほむら「今日じゃなくてもいいかしら?」

杏子「もちろん」

マミ「じゃあ買い物に行きましょうか、ベーキングパウダーがないわ」

ほむら「この前のシフォンケーキで全部使ってしまったものね」


まどか「買い物なら私が行きましょうか?」

さやか「あ、なら私も行く」

マミ「そう? ならお願いしようかしら」

ほむら「悪いわね」

さやか「いやー、なにもしないわけにはいかないでしょ」

まどか「栗は杏子ちゃんが取ってきてくれたしねー。それくらいは」

マミ「じゃあ、鹿目さん達が買い物に出かけてる今の内に、下ごしらえしちゃいましょうか」

ほむら「そうね」


杏子「アタシ眠いから寝室で寝てていいか?」

マミ「いいわよ。朝早かったの?」

杏子「うん」

ほむら「ありがとう。わざわざ早起きしてとってきてくれたのね」

杏子「アタシが食いたかったからな」

マミ「出来たら起こすからギリギリまで寝てていいわよ」

杏子「んー」


マミ「ふふ、アタシがーなんて言って」

ほむら「この量を見たらどう考えても私達に食べさせたかったのがバレバレじゃない」

マミ「素直じゃないわね、ほんと」

ほむら「そうね」

マミ「さて、お返しに出来ることは」

ほむら「腕によりをかけて料理を作ることね」

マミ「頑張りましょう」

ほむら「ええ」

まどか「ただいまー」

さやか「帰ったよー」


マミ「お帰りなさい」

ほむら「お疲れ」

まどか「はい、材料」

マミ「ありがとう、まだまだかかるからこれでも食べといて」

さやか「なんですかこれ?」

ほむら「栗のチップスよ」

まどか「へー、あ、おいしい」

さやか「どれどれ、あ、ほんとだ」





殻と皮をとって薄くスライスした栗をさっと揚げて塩を振るだけ。



カロリーが気になる人は薄くスライスした栗を平皿に乗せてレンジで10分程チンして作る栗せんもおすすめ。
こまめにレンジを開けて混ぜてカリカリにした後、塩を振るだけで完成。

油を使わないからこっちのほうが楽です。




お酒のつまみにちょうどいいよ。

マミ「できたわよー」

ほむら「お皿の準備してもらえる?」

まどか「了解!」

さやか「任せて!」


―寝室

マミ「佐倉さん出来たわよ」

杏子「ん、んん……」

マミ「起きた?」

杏子「うん」

まどか「杏子ちゃんおっはよー」

さやか「寝癖ついてるよ」

杏子「んんー」

さやか「直してあげるからこっちきな」

杏子「んー」

ほむら「さて、と。これで用意できたわね」

マミ「そうね」



メニュー。

栗ごはん。栗のから揚げ。蒸し栗。
デザートにモンブラン。

まどか「では、栗を採ってきてくれた杏子ちゃんと」

さやか「料理をしてくれたマミさんとほむら」

マミ「買い物に行ってくれた鹿目さんと美樹さん」

ほむら「大地の恵みに感謝して」

杏子「いただきます」アム


さやか「杏子フライング!」

まどか「ズルいよ!」

マミ「はいはい喧嘩しないの」

ほむら「たくさんあるんだから」

杏子「あむあむ」

まどか「東京スカイツリーに行ってきました」

ほむら「どうだった?」

まどか「上に上がるまでに三千円とられました」

ほむら「……まぁ、しょうがないわね」

まどか「これお土産」

ほむら「ありがとう。東京スカイツリーの実?」

まどか「なんでもスカイツリーのイルミネーションをゼリーにに重ねたみたいだよ」

ほむら「なんだか無理矢理ね」

まどか「私も思った」

ほむら「さっそくいただくわね」

まどか「あ、私も一つもらってもいい?」

ほむら「もちろん」

まどか「じゃあピーチもらおうかな」

ほむら「私はメロンを」


まどほむ「いただきます」


まどか「……」モグモグ

ほむら「……」モグモグ


まどか(あっまい。ものすごくあまい)

ほむら(あまいわ。ものすごくあまいわ)

まどか「秋だねー」

ほむら「秋だね」

まどか「秋と言えばなんでしょう」

ほむら「うーん。やっぱり紅葉を楽しむとかかしら」

まどか「熊野古道とかいきたいよね」

ほむら「そうね」

まどか「鳥羽でおいしい料理とか食べて温泉に入ったりね」

ほむら「もはや中学生の発想じゃないわね」

まどか「てぃひひ」

ほむら「でも、そうね一度みんなで旅行にはいってみたわね」

まどか「ねー」

ほむら「いつか、必ず行きましょう」

まどか「うん。約束だよ?」

ほむら「えぇ約束」

杏子「……」ペラ

まどか「あれ、それドラゴンボール?」

杏子「ああ。全巻大人買いした」ペラ

まどか「へー、読んでいい?」

杏子「んー」ペラ

まどか「……」ペラ

杏子「……」ペラ


――それから数時間後


杏子「……」ペラ

まどか「……」ペラ

さやか「……」ペラ

マミ「……」ペラ

ほむら(完全体に、完全体になりさえすれば……)ペラ


さやか「五巻って誰か見てる?」

マミ「ここにあるわ。はい」ペラ

さやか「ありがとうございます」


杏子「……」ペラ

まどか「……」ペラ

さやか「……」ペラ

マミ「……」ペラ

ほむら(笑えよ、ベジータ)ペラ

まどか「そういえば、この前お酒飲んだ時にほむらちゃんに名前間違えられた」

ほむら「え?」

まどか「しかめさんって」

ほむら「嘘でしょ? 言ってないと思うけど……」

まどか「言ってたよ」

さやか(言ってたねー)

杏子(言ってたな)

まどか「ちょっと傷ついたかなって」

ほむら「待って、覚えがないわ」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」




ほむら「ごめんなさい」

まどか「アイス一ヶ月分で」

今日はここまででー。



全く友達の名前を間違えるとか酷い話ですね。
ありえないですよね。





……ごめんなさい。普通に打ち間違えました。



ちょっと反省の意味を込めてテキーラ、ショットでいってきます。



見てくれてる人ありがとうございます。
舞い上がるほどうれしいです。

麻雀中


ほむら「……」タン

マミ「……」タン

杏子「……」タン

さやか「……」タン

まどか「……」ジー

ほむら「……リーチ」タン

マミ「……」タン

杏子「安牌ねー……」タン

さやか(三、六かな)タン

まどか(なんとなくルールわかってきたかも)

ほむら「……」タン

マミ(……九萬……。これは、通らないかな)

マミ(降りるしかないわね)タン

杏子「……」タン

さやか(マミさん降りたかな。杏子は全ツッパみたいだし……)

さやか(まぁ、成り行きに任せよう)

まどか(同じ牌をいっぱい揃えたら強いのかな)

ほむら「……」タン

マミ「……」タン

杏子「……」タン

さやか(あ、杏子、三はマズイよーな……)

ほむら「ロン」

杏子「うえ!?」

ほむら「メンタンピンドラ1、……裏ドラ1で満貫ね」

杏子「あー……。やっぱキツイか……。はい8000」

ほむら「ありがとう」

マミ(三六待ちだったのね。降りなくてもよかったかしら)

さやか(もうちょい回せたらテンパイだったんだけどな)

まどか(メンタンピンってなんだろう……)

オーラス


マミ「暁美さん強いわね」タン

杏子「ポーカーフェイスだし、なに考えてるのかわかんねー」タン

さやか「杏子はもうちょい逃げるってことも考えないと」タン

ほむら「さやかも冷静よね。もっと猪突猛進なのかと思ってたわ」タン

まどか「これで最後?」

マミ「いま一位は暁美さんで、親が私だから、私以外が上がれば終わりよ」タン

杏子「マミとほむらの点差がだいたい一万二千だからマミが跳満以上で上がればマミの逆転勝ちで終わりだけどな」タン

さやか「まぁその跳満が難しいけどね」タン

ほむら「そんな真似させないわ」

まどか「ふーん」

まどか(よくわかんないや)

マミ(ま、とりあえず速さよね)タン

杏子(アタシはどう頑張っても一位は無理だしなー。いけて二位か……)タン

さやか(今のところは二位だけど……。マミさんとはそんなに点差はないしな……。どうしよう)タン

ほむら(……。手が重いわね。速攻は無理ね)タン

まどか(ちょっとやってみたいかなって)

マミ(暁美さんが四萬を出せば、鳴いて仕掛けられるんだけど……)タン

杏子(やたらドラが重なるな。でもテンパイが遠い)タン

さやか(一位は諦めよう。二位狙いで)タン

ほむら(……。さやかか杏子に上がらせて終わらせましょう……)タン

さやか「ポン」

ほむら「はい」

さやか「うん」タン

さやか(とりあえずテンパイかな)

ほむら(あそこを今、鳴くってことははったかしら……)タン

マミ(マズイわね……。美樹さんはったかしら)タン

杏子(うえー、さやかのやつマジかよ……。でも、降りたところでな……)タン

さやか(こい、②、⑤)タン

ほむら(……、ピンズっぽいわね。さすがに大きい手はないでしょうし……。ドラが一萬だから……)

まどか(ポンっていったらもらえるのかな?)

ほむら(これでどう?)タン

マミ(暁美さん……。美樹さんに上がらせて終わらせるつもりね……。⑥ピンなんて危ないところを……)

ほむら(違ったか……)

マミ(うーん。これはマズイわ。こうなったら暁美さんから萬子はでないでしょうし……)タン

杏子(ヤバい、アタシ空気だ)タン

さやか(こいこい②、⑤)タン

ほむら(……マミがテンパる前に終わらせたいのだけど……)タン

マミ(あら、四きたわね。ならシャボになってる八か5を鳴いて……)タン

杏子(どうしよう……)タン

マミ「ポン」

杏子「ん」

マミ「えぇ」

マミ(張ったわ。待ちは4、7)タン

杏子(マミもかよ……。ヤバいなー)タン

さやか(マミさん張ったかな。たぶん索子かな)タン

ほむら(索子ね)タン

マミ(さすがに待ちの色はバレてそうね。でも、暁美さんはともかく佐倉さんと美樹さんからは出るでしょうね)タン

杏子(お、手が進んだ。でもやっとリャンシャンテンか)タン

さやか(……)タン

ほむら(②きたわね。……。多分これね、ありがたく思いなさい美樹さやか)タン

さやか「あ、ロン」

マミ「あー……」

杏子(四位か……)

さやか「タンヤオ、赤1で2000ね」

ほむら「はい」

まどか(さやかちゃんほむらちゃんに勝つなんてなんてすごいなー)

マミ「もう少しだったのに……」3位

杏子「なんもできなかったなー」4位

ほむら「まぁそういうものよ」1位

さやか「上出来かな」2位

まどか「ほむらちゃんがトップなの?」

ほむら「えぇ、そうよ」

まどか「強いんだね」

ほむら「今回は運がよかっただけよ」

さやか「まどかもやる?」

まどか「うん。やりたい。でもまだよくルールが……」

さやか「私が後ろにつくから大丈夫だよ」

マミ「初めてみたいだし、私達も本気ではやらないから安心して」

杏子「まぁゆっくりやるか」

ほむら「そうね」

まどか「みんな、ありがとう」

まどか「私が親でいいの?」

さやか「そうそう。で、牌を取ってきて」

マミ(初めの頃ってなにもわからないのよね)

杏子(牌を積むのに苦労したなー)

ほむら(まどかを援護しましょう。全力で)


まどか「よいしょっと……」

さやか「で、わかりやすく並べてって……」

まどか「どうしたの?」

さやか「え? い、いやなんでも……」

さやか(……、ドラが四つあるよー、しかも見る限り清一色は確定……。なんつー鬼ヅモ)

ほむら「ゆっくり並べていいわよ」

まどか「うん。ありがとう」

マミ「ふふふ」

杏子「はは」

さやか(笑ってる場合じゃないよ、あんたら)

まどか「並べ終わったー。……でも、これってなにを捨てれば……」

まどかの配牌


二二二三四五六七七九九九①②   ドラ二 赤ドラ五

さやか「とりあえずこれで」

まどか「これ?」①

さやか「うん」

まどか「えい」タン

マミ「ふふふ、じゃあ私はこれで」タン

杏子「なんかまったりだなー」タン

ほむら「そうね」タン

まどか「みんな早いね。……あれ?」

さやか(うっそ……)

二二二三四五六七七九九九② ツモ七

まどか「??」

さやか「あー、うん、これ捨てて」

まどか「これ?」②

さやか「うん。で、リーチで」

マミ「!?」

杏子「!?」

ほむら「!?」

まどか「えと、リーチ」タン


二二二三四五六七七七九九九


待ち一~八

マミ「……ふ、ふふふ。凄いわね鹿目さん。もうリーチなんて」

マミ(速すぎるわ……。全く待ちがわからない……)

マミ「……」タン

杏子「ビギナーズラックってやつだな。まぁよくあるよくある」

杏子(まったくわかんねー。とりあえず現物を……)

杏子「……」タン

ほむら「さすがはまどかだわ」

ほむら(……なにかしら、すごく嫌な気配がするわ……)

ほむら「……」タン

まどか「……よいしょ。さやかちゃん、これは違うよね?」  ツモ九

さやか「え、ちがうけど……」

さやか(ウソでしょ)

まどか「?? どうしたの??」

さやか「あー、それカンで」

マミ「!!?」

杏子「!!?」

ほむら「!!?」

まどか「カン?」

さやか「うん。同じ牌が四つあったらカンっていって、まぁ鳴くことが出来るの」

まどか「鳴くのってリーチしたら出来ないんじゃ」

さやか「自分の手の中で四枚揃えた時は別」

まどか「そうなの?」

さやか「うん。まぁその辺はゆっくり教えてくよ」

まどか「わかった。とにかくカンっていえばいいの?」

さやか「うん」

マミ(なにかしら……)

杏子(すごく嫌な予感が……)

ほむら(するわ……)

まどか「カン」

さやか「カンしたら、ドラが増えるから、そのドラの右側捲って」

まどか「うん」


新ドラ  九


マミ「!!!!???」

杏子「!!!!???」

ほむら「!!!!???」


まどか「あ、ドラ増えたね」

さやか「あぁ、うん」

さやか(鬼だ。っていうか役満確定……)

さやか「で、リンシャンから牌を持ってきてー……」

まどか「リンシャン?」

さやか「そのドラの二つ左側の……、そうそうそれ」

まどか「よいしょっと……」 ツモ三

さやか「あ」

まどか「? これって」

さやか「うん」

まどか「ツモでいいの?」

さやか「うん」


マミ「!!!!!!!?????」

杏子「!!!!!!!?????」

ほむら「!!!!!!!?????」



まどか「えっと、ツモ!」



二二二三三四五六七七七 九九九九


マミ「」

杏子「」

ほむら「」


さやか(抜けてよかった)


まどか「どのくらい点数もらえるの?」

さやか「みんなから16000点、かな」

まどか「え、そんなに?」

さやか「うん」

マミ「ふ、ふふふ。ま、まぁよくあることよね」

杏子「あ、あぁよくあることだ」

ほむら「そ、そうよね」

まどか「へーそうなんだ」

さやか(いや、ないよ)

マミ「さて、と。ちょっと危ないから頑張らないと」

杏子「そうだな。うんそうだ」

ほむら「このままじゃ、ね」

さやか(目がマジだ)

まどか「まだ私が親なんだよね?」

さやか「うん」

ーーそして


マミ「」ハコった

杏子「」ハコった

ほむら「」ハコった

まどか「え、終わり?」

さやか「うん」

さやか(リューイーソとか初めて見た)






まどか「なんだか今回は早かったねー」

さやか「そだね」

さやか(この化け物め……)

AM1:00


――リビング

ほむら「……」

まどか「眠れないの?」

ほむら「! まどか……。えぇ少しね」

まどか「そっか。隣座るね」

ほむら「えぇ。……」

まどか「……」

ほむら「まどかも眠れないの?」

まどか「うん、そうかな」

ほむら「嘘、本当は眠いんでしょう?」

まどか「てぃひひ」

ほむら「私に付き合わなくてもいいのに……」

まどか「いいの。今はほむらちゃんの傍にいたいの」

ほむら「そう」

まどか「うん」

ほむら「少しね、怖いのよ」

まどか「うん」

ほむら「……、今が怖い」

まどか「……」

ほむら「今のこの幸せな日々が、本当は夢なんじゃないかって、たまにね。……。怖いの」

まどか「そっか……」

ほむら「隣にいるまどかが、私の夢の中の幻影なんじゃないかって、本当は幻なんじゃないのかって、不安になるの」

まどか「……」

ほむら「馬鹿よね、そんなのありえないってわかってるのに……。隣にいるまどかが幻なんかじゃないって、わかってるはずなのに」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「まどか?」

まどか「ほむらちゃんあったかいね」

ほむら「……」

まどか「すごく安心する」

ほむら「そう」

まどか「ほむらちゃんはどう?」

ほむら「え?」

まどか「私が傍にいてあったかい?」

ほむら「……えぇ、そうね。あたたかいわ。とても安心する」

まどか「そっか。同じだね」

ほむら「えぇ」

マミ「二人とも起きてたの?」

まどか「マミさん。はい」

ほむら「少し寝付けなくて」

マミ「……。そう、なら少し待ってなさい。ホットミルク、作ってくるわ」

まどか「ありがとうございます」

ほむら「それなら私が……」

マミ「いいから、暁美さんは鹿目さんと座って待ってなさい。鹿目さん、お願いね?」

まどか「はい」

ほむら「……、マミにまで気を使わせてしまったみたいね」

まどか「そだね。だから今度お返しに、気を使ってあげなきゃね」

ほむら「……そうね」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか「ほむらー」

ほむら「きゃ! ちょっとさやか重いわよ」

さやか「失礼な。さやかちゃんは重くないですよー」

杏子「こらさやか。ほむらの背中から離れろ」

さやか「ちょっと杏子、襟引っ張ったら伸びるって」

まどか「自業自得だねー」

さやか「まどかが酷い」

杏子「まどかの言う通りだろ」

ほむら「もう……。あなた達まで起きてきたのね」

杏子「腹減ったからなー」

さやか「ほむら隣座るねー」

杏子「じゃあアタシはほむらの後ろに」

ほむら「ちょっと狭いわよ」

さやか「いいじゃん」

杏子「いいだろ」

まどか「いいよ」

ほむら「どうしてまどかが許可を出すのよ」

まどか「うぇひひ」

マミ「はい。出来たわよ」

まどか「ありがとうございます」

さやか「いいにおいー」

杏子「クッキーまであるなんてさすがはマミだな」

マミ「寝る前だから一人二枚だけどね」

ほむら(ちゃんと五人分用意するなんて……。こうなることはわかってたのね」

マミ「さて、と私はどこに座ろうかしら」

さやか「ほむらの前が空いてますよ」

ほむら「私の前はテーブルよ」

マミ「じゃあそのテーブルに……」

ほむら「やめなさい、行儀が悪いでしょ」

マミ「冗談よ。まぁ普通に暁美さんの向かい側に座るわね」

ほむら「……ふぅ」

まどか「ホットミルクおいしかったね」

ほむら「そうね」

さやか「さっすがマミさん」

杏子「クッキーもうちょい欲しかったな」

マミ「今度ね」


ほむら「……」

ほむら「……えっと、ごめ」

さやか「おっとそれは違うよね」

マミ「違うわね」

まどか「違うね」

杏子「違うな」


ほむら「……、ありが」

さやか「はい、それも違う」

マミ「違うわ」

まどか「違う違う」

杏子「違うな」


ほむら「……」

さやか「……」

マミ「……」

まどか「……」

杏子「……」


ほむら「……、ごちそうさま」

マミ「お粗末さまでした」

ほむら「……、そろそろ寝ましょうか」

杏子「眠れそうか?」

ほむら「えぇ、おかげで眠れそうだわ」

さやか「なんのおかげで?」

ほむら「ホットミルクを飲んだおかげね」

さやか「そっかそっか。ならいいんだ」

まどか「今日はほむらちゃんと一緒の布団で寝ようかなー」

ほむら「狭いわよ?」

まどか「いいのいいの」

さやか「じゃあ私も」

杏子「しょうがねーな、一緒に寝てやるよ」

マミ「特別よ?」

ほむら「五人はさすがに無理よ」

マミ「布団を繋げればいいじゃない」

さやか「そゆこと」

杏子「運んでくる」

まどか「手伝うね」

杏子「さんきゅ」

ほむら「……」

さやか「さって寝よっか」

まどか「明日は学校もお休みだしねー」

マミ「惰眠を貪るわ」

杏子「飯になったら起こしてくれ」

ほむら「……ふふ」

さやか「なにを笑ってるのかなー」

ほむら「別に、なんでもないわよ」

まどか「……」

ほむら「……まどかはあたたかいわね」

まどか「ほむらちゃんもね」




ほむら「おやすみなさい」

まどか「おやすみ」

さやか「おやすみー」

マミ「お休みなさい」

杏子「ん、おやすみ」

ほむら(……。ほんとうに、あたたかいわね……)


ほむら(……。不安で眠れなかったのが嘘のよう……)


ほむら(……)


ほむら「……zzz」

まどか「……zzz」

さやか「zzz」

マミ「zzz」

杏子「zzz」

今日はここまででー。


微妙に間が空いてごめんなさい。
レポートが重なったせいです。


たぶんしばらくこんな感じで一週間くらい間が空いたりすると思います。

まぁその分一回の投下量を多くしようと思うので、見てくれる人は付き合ってくれれば幸いです。



コメントとかありがとうございます。
癒されます。

のんびり待つわ

なんか>>223-225辺りでタイトルコールされた気がするので投下します(><)

まどか「あれ? 杏子ちゃんは?」

ほむら「今日はバイトよ」

まどか「あ、そっか。仁美ちゃんの家でだよね?」

ほむら「えぇ、メイドらしいわ」

さやか「似合わないよねー。メイドって」

マミ「あら、そうかしら」

さやか「だってあの杏子が、ですよ? どう考えても奉仕をする側じゃないでしょ」

ほむら「でも、しっかり働けてるんでしょ?」

さやか「まぁ、うん。仁美が言うには覚えはいいらしいよ。後、力仕事とかも得意だから重宝されてるって」

まどか「でも、よかったね。いいバイト先が見つかって」

マミ「そうね。本当なら私達の年でバイトなんて難しいもの」

さやか「その辺は、ある程度事情を知ってる仁美が、手をまわしてくれたんで助かりましたね」

ほむら「でも、学校に杏子が転校してきたって聞いた時は驚いたわ」

まどか「だよね。杏子ちゃんも仁美ちゃんもなにも言ってなかったし」

さやか「仁美はサプライズだ。なんて言ってたけどね」

マミ「えぇ、制服を着た佐倉さんと廊下でバッタリあった時は本当に驚いたわ……」

まどか「その辺も仁美ちゃんの力だっけ?」

さやか「うん。戸籍とかはどうしたのって聞いたら、笑顔でナイショですって言われたけどね」

ほむら「なにをしたのかしら……」

マミ「まぁ、佐倉さんが学校に通うこと自体は悪いことではないし、気にしないでおきましょう」

ほむら「……。そうね」

さやか「杏子は今更学校なんて嫌だったらしいけどね」

まどか「勉強にもついていけなさそうだし、恥ずかしいとかだっけ」

さやか「そうそう」

マミ「勉強の方は私と暁美さんで教えてるから大丈夫だけどね。もともと佐倉さんは頭はいいみたいだし」

ほむら「少なくともさやかよりは教えやすいわ」

さやか「ほっとけ!」

まどか「でも杏子ちゃんって学校じゃ人気あるよね」

マミ「そういえばそうね」

ほむら「聞いたことあるわね。確か一部女子から羨望の眼差しで見られてるとか」

さやか「あいつ、妙にかっこいいところあるからね。手がふさがってて扉が開けられくて困ってる女の子に対して無言で扉を開いてそのまま立ち去ったり」

まどか「家庭科の授業で班の女の子のミスで失敗した料理を何も言わずに完食したり」

さやか「体育が苦手な女の子と一緒のチームになった時はその子を陰ながらサポートしてチームを勝利に導いたり」

ほむら「そういうことが積もり積もって今の人気に繋がるわけね」

マミ「そういえば、私のクラスにも何人か佐倉さんのファンが何人かいるわね」

ほむら「その内ファンクラブでもできそうな勢いね」

さやか「残念、もうあるよ」

ほむら「本当!?」

まどか「うん。他校にも会員がいるらしいよ」

マミ「……凄いわね。誰が作ったのかしら……」

ほむら「私達妬まれてりしてないかしら」

さやか「いつも一緒にいるから?」

ほむら「ええ」

マミ「あぁ、どうしょうね……」

さやか「その辺は大丈夫みたいだよ」

ほむら「? どうしてわかるの」

さやか「いや、私もよくわかんないんだけどさ、仁美が言うには大丈夫だって」

ほむら「……」

マミ(それって……)

まどか(黒幕は仁美ちゃんかー)

さやか「まぁなんにせよ、杏子が真っ当な道を進んでくれているみたいで嬉しいね」

ほむら「そうね。色々気になるところはあるけど、とりあえずは安心ね」

マミ「美樹さんも受験頑張らないとね」

さやか「あ、あはは……」

まどか「さやかちゃんガンバ!」

ほむら「まどかもよ」

まどか「うぇひひ……」

――志筑家



杏子「くしゅん!」

仁美「あら、杏子さん風邪ですか?」

杏子「いや、たぶんバカ共に噂されてるんだろ」

仁美「あらあら、本当に仲がいいんですね」

杏子「そんなんじゃないけどな。それより今から稽古だろ? そろそろでないと間に合わねーぞ」

仁美「あら、いけない。じゃあ行ってまいります」

杏子「なんでアタシに畏まってるんだよ……。雇用主なんだからもっと大仰な態度でいいだろ」

仁美「そうでしょうか?」

杏子「……、まぁ仁美のやりやすい接し方でいいよ。周りに人がいないときは」

仁美「! あらあら、今のはぐっときましたわ。さすがは杏子さん」

杏子「なんだよそれ。いいから早くいけ」

仁美「はい。ではいってまいります」

杏子「終わったら連絡しろよ。迎えに行くから」

仁美「あら、そこまでは御仕事の内容に含まれてはいないはずじゃ……」

杏子「友達として迎えに行くんだよ。夜に1人は危ないだろ」

仁美「ふふ、ありがとうございます」

<サクラサーンコレハコブノテツダッテー

杏子「わかった! じゃあいってらっしゃい。車とかに気をつけろよ」

仁美「いってきます。はい、ありがとうございます」




そんな杏子ちゃんのバイト風景でした

さやか「マミさんはお母さんって感じですね」

マミ「どうしたの急に」

さやか「いや、私達を家族とした場合の構成というか」

まどか「あー、確かに」

マミ「……老けてるっていう意味で?」

さやか「いやいや、落ち着いていて、包容力とー、後は溢れんばかりの母性というか、そういうところが」

マミ「これは褒められてるのかしら?」

ほむら「まぁ、そうとっていいと思うわよ」

杏子「マミが母親……。妥当だな」

マミ「佐倉さんまで……。なんだか複雑だわ」

まどか「マミさんは優しくて頼りになりますから、それに美人だし」

ほむら「そうね。マミが母親だと安心できるわね」

ほむら(若干メンタルに弱い部分があるけど)

マミ「そう言われると素直に嬉しいわね」

さやか「そうそう、マミさんは強くて優しくて頭もよくて美人のママだからねー」

マミ「もう、褒め過ぎよ」

ほむら(そういいつつも)

まどか(顔は)

杏子(ニッコニコしてるな)

さやか「それでー、そのパーフェクトなママに教えてほしいことがあるんだけどー……」モジモジ

マミ「あら、なにかしら?」

さやか「学校の宿題でわからないところがあってー……。英語なんだけどー……」

ほむら(これが狙いか)

まどか(わざわざこんなまわりくどいことしなくても普通に教えてもらえばいいのに)

杏子(あー、そういえばアタシも数学の宿題があったな……。全くわかんないけど)

マミ「もうしょうがないわね。英語は得意だから教えてあげるわ。どこがわからないの?」

さやか「まずは、ここです」

マミ「……分詞構文への書き換えね。ここの接続詞を消して……」

さやか「ふむふむ、それで?」

マミ「それから、動詞を現在分詞にして……」

さやか「なるほどなるほど、それから?」

マミ「後は……って、これじゃあ私が全部解いてるじゃない」

さやか「えへ」

マミ「もう、宿題なんだから自分でやらないと意味ないでしょ?」

さやか「しゅみません」

マミ「わからないところがあればヒントはあげるから、自分でやりなさい」

さやか「はーい」

まどか「ママだね」

ほむら「そうね」

杏子「ダメな子を優しく叱る母親の図だな」


杏子「そうそう、アタシも数学の宿題あるんだけどさ、わかんないから教えて」

まどか「どこどこ?」

杏子「頼むよほむら」

まどか「酷い!」

ほむら「どこを教えてほしいの?」

杏子「全部」

ほむら「……きっぱりね。潔いというかなんというか……」

杏子「だって苦手なんだよな。簡単な計算とかなら出来るんだけど」

ほむら「公式を覚えて、当て嵌めて解いていくだけだから簡単だと思うけど……」

杏子「それはわかってるんだけどさ、その通りに解いて行っても答えを見たら全然違ったりするんだよな」

ほむら「ちょっと解いてみせて」

杏子「ん」

まどか「どうしよう、なんだか勉強会みたいになってきた」

ほむら「いい機会だからまどかも勉強してみたら? わかる範囲でなら教えるわよ」

まどか「うーん……。じゃあそうしようかな」

ほむら「問題集はある?」

まどか「うん。鞄の中に。持ってくるね」

ほむら「ええ」

それからしばらく



さやか「終わった―……」

杏子「疲れたな……」

まどか「お腹空いたね……」

ほむら「お疲れ様」

マミ「お茶にしましょうか」

まどか「やった!」

マミ「待っててね。すぐに準備するわ」

ほむら「手伝うわ」

マミ「ありがとう」


さやか「ふー。宿題どうだった?」

杏子「あー、まぁ出来たかな。なんかほぼ、ほむらがやったような気がするけど」

まどか「ほむらちゃんって、こっちがわからなかったらどんどんヒントくれて、最終的には答えの出る直前まで教えてくれるもんね」

杏子「そういうところは甘いんだな、ほむら」

さやか「えーいいなぁ、こっちは本当に最低限のヒントしかくれなかったよ。だから一問に時間かかってさー」

杏子「でもそっちのほうが自分の為になるんじゃないか?」

さやか「そうだろうけどさー。やっぱり楽したいじゃん?」

杏子「さやかは本当にダメだな」

まどか「ね」

さやか「酷い」

マミ「お待たせ」

さやか「待ってましたー、お茶請けはロールケーキですか?」

マミ「えぇ、マールブランシュの和栗と和三盆のロールケーキよ」

杏子「いただきます」モグモグ

まどか「杏子ちゃん早いよ」モグモグ

ほむら「まどかも食べてるじゃない。もう……」

さやか「……うーむ」

マミ「どうしたの? ロールケーキ嫌いだった?」

さやか「いえ、ロールケーキは大好きです」

さやか「さっきの話の続きになりますけど、マミさんが母親ならまどかとかはどうなるのかなって」

マミ「家族の誰を担当するかっていうこと?」

さやか「はい」

マミ「そうねぇ……」ジー

杏子「はむはむ」

まどか「もぐもぐ」

ほむら「そんなに急いで食べないの。喉詰まるわよ?」

マミ「まず暁美さんは長女ね。見た感じ」

さやか「あー、はい。じゃあその流れで行くと……」

マミ「佐倉さんと鹿目さんは妹ね」

さやか「そうですね」

杏子「しつれいなあたしがちょうじょだろふつうにかんがえてかこにいもうとだっていたんだぞ」モグモグ

まどか「わたしだっておねえちゃんだもん」モグモグ

ほむら「食べながら話さないの。女の子なんだから」

さやか「うん。ほむら長女の杏子次女。まどかが三女だ」

まどか「どうして私が末っ子!?」

さやか「え、だって、ねぇ?」

マミ「ねぇ」

まどか「えぇー……。なんだか納得いかないよ……」

さやか「あの周りに流される感じといい」

マミ「どこか抜けてるところといい」

杏子「マイペースなところといい」

ほむら「変なところで頑固なところといい」

さやマミほむ杏「どう考えても末っ子(だろ)(よね)(だわ)」

まどか「みんな酷いよ!」

まどか「むぅー」

マミ「そんなに拗ねないで、ね? ケーキもう一つあげるから」

ほむら「はい、お茶淹れてきたわよ?」

まどか「ふーん」


さやか「ほら、あの甘やかされぶりは末っ子だね」

杏子「末っ子って甘え上手なんだよな」

さやか「で、愛想がいいんだよね」

杏子「世渡り上手っていうかな」

さやか「しかもあんまり考えて話さないからか、変に誤解を受ける時あるんだよね」

杏子「悪い意味でな」

さやか「一人の時間を大切にするかと思いきや」

杏子「あんまり放っておくと寂しがるよな」

さやか「突拍子に思いついたことを行動しだすし」

杏子「あれ面倒だよな。いきなりだし、とんでもないことだから大抵周りがビックリするんだよ」

さやか「本人はよかれと思ってるんだろうけどさ」

杏子「結局、そんなに意味ないんだよな」

まどか「そこの二人ちょっと酷過ぎないかなって」

さやか「あ、あとへこみやすいんだよね」

杏子「責められるのに慣れてないからな」

まどか「マミさーん! ほむらちゃーん! 二人がいじめるー!」

マミ「もう……。そこらへんにしてあげなさい」ナデナデ

ほむら「可哀想でしょ?」ナデナデ

さやか「ずるいよね」

杏子「ずるいな」

マミ「あ、ねぇ」

さやか「どうしたんですか?」

マミ「肝心の父親役はどうするの?」

さやか「あ、あぁ……」

杏子「さやかでいいんじゃないか? さやかが父親って嫌だけど」

さやか「どういう意味だよ!」

ほむら「さやかが父親……。ちょっと明日から洗濯する時は別にするわ」

さやか「それやめてよ!!」

まどか「パパお小遣いちょうだい」

さやか「まどかどうした!?」

マミ「うん。この娘にいいように扱われる感じは父親にぴったりね」

さやか「納得いかないんですけど!」

杏子「じゃあさやかが父親ってこと」



???「ちょーっと待ったー!!!」


まどほむさやマミ杏「!!!??」





まどか「だ、誰!?」

さやか「なんか聞いたことあるような」

マミ「つい最近まで一緒にいたような」

杏子「まぁ、あいつしか」

ほむら「いないわよね」









QB「僕を忘れてもらっちゃ困るよ!!」

    ズバァーン!!!!!!





まどか「あ、キュゥべぇだ」

さやか「なんか久しぶりだね」

マミ「正直存在を忘れてたわ」

杏子「いてもいなくてもいいもんな」

ほむら「むしろいないほうがいいわ」

QB「酷いよ!!」

まどか「でも急になにしにきたの?」

さやか「登場が唐突すぎない?」

マミ「このまま出ないのかと思ってたわ」

QB「本当に酷いね君達」

杏子「だってなぁ?」

ほむら「この感じじゃどう出せばいいかわからなかったものね」

QB「うん、正直僕も出られないと思ってた」

QB「でも、期待されちゃったからね」

QB「出ないわけにはいかないのさ!」キュップイ

ほむら「まぁ、いつかこんな日がくると思っていたわ」

杏子「早い段階で出せて逆に助かったんじゃないか?」

まどか「そうだね、このままズルズルいきそうだったもんね」

マミ「若干どんな感じにすればいいのか扱いに困ってるけどね」

さやか「まぁそのうちなんとかなるんじゃないかな」

まどか「で、何しにきたの?」

QB「なに、君達が父親役を誰にするかでもめているみたいだったからね」

杏子「いや、別にもめてはないぞ」

QB「だから! 僕が! 君達の! 父親役に! なろうじゃないか! っていう話なんだよね!」

マミ「あ、間に合ってます」

さやか「っていうかなにそのテンション」

ほむら「色々と無理があるわね」

QB「アイデンティティの確立に試行錯誤してるんだ。そこについては触れないで」


QB「っていうか間に合ってるってなに!?」

マミ「父親役なら美樹さんに決定したから」

さやか「どうも、父親の美樹さやかです」

ほむら「っていうよりあなたって雄なの?」

まどか「明言されてたっけ?」

杏子「基本そういう魔法少女物に出てくるマスコット的なのって雄雌の区別はされてる筈だよな」

まどか「僕って言ってるところから雄っぽいけどね」

ほむら「っていうかあなたなんなの? どういう生物なの?」

杏子「見た目哺乳類のくせに雌雄の区別ないのはなんでだよ」

QB「君達ホント痛いところバシバシつくね。僕に恨みでもあるのかい?」

マミ「むしろ恨みしかないわ」

QB「マミ!?」

マミ「まぁ冗談はこのくらいにして」

ほむら「ケーキあるわよ? 食べる?」

QB「あ、うん。頂くよ」

まどか「お茶淹れるね」

QB「うん。ありがとう。……なんか急に優しくなったね」

さやか「え? まぁあんまり殺伐とするのはねぇ?」

杏子「そういった細かい所は度外視してるからな」

まどか「だから、そういった方面のツッコみにいつもビクビクしてるよね」

ほむら「答えようがないものね」

QB「君達さっきから発言が危ないよ。なに? そういう回なの?」

マミ「あなたが出てきたからちょうどいいと思ったのよ」

QB「あ、そうですか」

さやか「あー、でもキュゥべぇか」

杏子「キュゥべぇねー……」

まどか「うーん……」

ほむら「そうね……」

マミ「キュゥべぇ……」

QB「なにこの雰囲気。すっごい居た堪れないよ」


さやか「いや、変な意味じゃなくどうしようかなって」

QB「変な意味だよね? どうしようかなって変な意味しかないよね?」

杏子「勘ぐるなよ」

マミ「私達が言ってるのは家族とした場合のあなたの立ち位置よ」

まどか「父親は無理だもんね。色んな意味で」

ほむら「そうね。色んな意味でね」

QB「色んな意味ってなに?」

さやか「あー、ペットとかどうです?」

マミ「あぁ、それならいけるわね」

杏子「見た目的にもピッタリだな」

まどか「あんまり可愛くないけどね」

ほむら「我慢しましょう」

QB「まどかとほむらは僕のこと嫌いだよね? そうだよね?」

まどか「そんなことないよねー」ネー

ほむら「ねー」ネー

QB「あ、ほむらのねーっていうの可愛い」

ほむら「黙りなさい。セクハラよ」

QB「なんで!?」

まどか「ほむらちゃんのねーっていうの可愛い」

ほむら「ふふ、ありがとうまどか」

QB「ねぇなんで!?」

さやか「じゃあそろそろオチつけようか」

マミ「そうね。長くなったものね」

杏子「まさかこんなにキュゥべぇで話が長くなるとは思わなかったな」

まどか「新発見だね」

ほむら「でも反応が怖いわ」

QB「最後まで容赦ないね君達」


さやか「じゃあキュゥべぇさんオチどうぞー」

QB「え!?」

マミ「頑張って!」

杏子「期待してるぞ!」

まどか「わー」パチパチ

ほむら「キュ・ウ・べぇ! キュ・ウ・べぇ!」


QB「え? え?」

QB「えーっと……」


QB「この前キュゥちゃん、海に行ってきたんだぜぇー。きれいだったんだぜぇー」チラ


さやか(あ、フリかな)

さやか「へー、誰と?」




QB「そりゃもちろん」





QB「ワイフとだぜぇー」








杏子「うーん……。微妙」

まどか「三十点」

マミ「いまいち伝わってこないわね」

ほむら(私は結構好きなんだけど……)



QB「言わないで! 僕もわかってるから!」





さやか「はい、ということでまた来週ー」



まどか「またねー」



はい。というわけで今回はここまでです。

いわゆるメタ回ってやつですすいません。
正直キュゥべぇをどう扱っていいかわからなかったからメタに逃げましたすいません。

次からは真面目にやりますほんとです。

キュゥべぇの立ち位置についても考えたいところですほんとに。

ただ、今回で意外だったのは仁美ちゃんと杏子ちゃんの絡みは意外とやりやすかったことです。



ちなみに最後のべぇさんのネタは今日、そんなに親しくない友人に会っていきなり言われたネタです。
あんなに自然な愛想笑いをしたのは初めてです。




乙とか愉快なレスくれた方々ありがとうございます。
みんなのレス数×10レスは書こうって気持ちになります。

すいませんさすがに10は嘘です。
無理があります。


では、また来週!

隣の無職30歳のお兄さん

9月30日 十五夜



まどか「綺麗だねー」

ほむら「そうね」

さやか「見事に満月だね」

マミ「中秋の名月にふさわしいわね」

杏子「月見団子食っていいか?」

ほむら「まだダメよ」

杏子「ちぇー」

マミ「でも、晴れてよかったわね」

ほむら「この時期は気候が不安定だから心配だったものね」

さやか「台風きてたもんね」

まどか「風と雨すごかったよねー」

杏子「過ぎ去ってみれば雲一つなくなってたけどな」

マミ「台風の後ってすっきりした天気になるから」

さやか「おかげで絶好の御月見日和になったわけだ」

まどか「虫の声も聞こえて風流だねー」

ほむら「えぇ……。秋特有の澄んだ匂いもするし、落ち着くわね……」

さやか「気温もちょうどいいしねー」

マミ「御月見って色んな感覚を満足させてくれるわよね」

ほむら「えぇ……。たまにはこういうのもいいわね」

まどか「だね」

さやか「うんうん」


杏子「……」グゥー


まどか「……」

マミ「……」

ほむら「……」

さやか「……」

杏子「……///」

マミ「えっと、じゃあ食感とお腹も満足させましょうか」

ほむら「え、えぇ、そうね」

まどか「うぇひひ」

さやか「まったく、杏子は風情がないなー」

杏子「しょうがねーだろ。仕事終わってからなにも食ってないんだから」

マミ「月見蕎麦できたわよ」

杏子「待ってました!」

まどか「月を見ながら食べるってなんか新鮮だね」

さやか「こういうのってありそうでないもんね」

ほむら「はい、キュゥべぇも」

QB「うん、ありがとう」

マミ「疲れたでしょう?」

QB「いや、大丈夫だよ。ただ、どうして」

QB「僕達がお餅をつかなきゃいけないんだい?」

まどか「え、だって……」

さやか「月といえば」

ほむら「うさぎの餅つきでしょう?」

QB「いや、正直、わけが」

QB「わからないよ」

杏子「なんかキュゥべぇが二匹いたらめんどいな」ズルズル

QB「よんどいてそれは」

QB「酷いんじゃないかな」

マミ「どうして一つの台詞を二人で話すの?」

QB「それは」

QB「気分さ」

ほむら(正直うっとうしいわ……)

QB「で、一体には帰ってもらったわけだけど。どうして月といえばうさぎなのさ」

さやか「ほら、月を見たらあの模様がうさぎが餅つきしてるみたいに見えるでしょ?」

マミ「それが理由よ」

QB「ただの目の錯覚じゃないか。大体あの模様はクレーターだよ」

マミ「まぁそうなんだけど……」

さやか「人間にはそう見えたってこと。まったくここにも風情がわからんやつがいたか」

杏子「む」

QB「やれやれ、君達人間は本当にわけがわからないことが好きなんだね」

ほむら「人間なんてそんなものよ」

まどか「そうそう」


マミ「キュゥべぇはあの月を見てなにか思わないの?」

QB「……。別に。ただの衛星だとしか」

マミ「そう……」

QB「ねぇ、マミ。君達はどうして月の満ち欠けにいちいち有難がってお供えをしたり祝ったりするんだい?」

マミ「え? そうねぇ……」

マミ「まぁ、豊作を願う意味とか感謝の意味とかもあるんだろうけど……」

QB「けど?」

マミ「やっぱり一番の理由は」チラ


さやか「あ、杏子が団子食べてる!」

杏子「んぐんぐ」

ほむら「もう……。しょうがないわね……」

まどか「ほん、もぐとに、んぐ杏子ちゃんもぐは、しょうがんぐんぐないね」

さやか「まどか……」

ほむら「この子達は……」


マミ「ふふふ」

QB「マミ? 一番の理由って?」

マミ「え? あぁごめんなさい。えっと一番の理由ね……」

QB「うん」


マミ「そうね、こうやって好きな人達と一緒にいたいからじゃないかしら?」

QB「?? どういう意味だい?」

マミ「ふふふ、キュゥべぇにもそのうちわかるわよ」

QB「??」

さやか「マミさーん、御団子食べちゃいましょう」

ほむら「早くしないとなくなるわよ?」

杏子「んぐんぐ」

まどか「もぐもぐ」


マミ「わかったわ。さ、キュゥべぇも」

QB「……うん」


QB(……、一緒にいたいから、ね……)

QB(……)

QB「わけがわからないよ……」


マミ「え? なにか言った?」

QB「別に、なんでもないよ」

マミ「……そう」ニコニコ

QB「なんで笑ってるのさ」

マミ「別に、なんでもないわよ?」

QB「……やれやれ」

10月3日


まどか「……」ソワソワ

ほむら「……」ペラ

さやか「ね、ほむら。データ全部埋まってるんだけどさ、どれ消していい?」

ほむら「……三つ目ならいいわよ」

さやか「おっけー」

まどか「……」ソワソワ

さやか「ふんふーん♪」OKデスカ?

ほむら「……名前は全部おまかせから選ぶのね」

さやか「え? 普通そうじゃないの?」

ほむら「マミは全部真剣に考えてたわ」

さやか「あー、そういうとこ凝りそうだもんね」

まどか「……ごほんごほん」チラ

さやか「おー懐かしい」

ほむら「このオープニングには毎回ワクワクさせられるわね」

まどか「……えっほんおっほん!」

さやか「なに、まどか。風邪?」

ほむら「咳が酷いわね」

まどか「え、いやそんなことはないよ」

さやか「そう?」

ほむら「調子が悪いなら帰って休んだ方が……」

まどか「え!? い、いいよ。大丈夫だよ」

さやか「でも、最近急に寒くなってきたからねー」

ほむら「季節の変わり目は体調を崩しやすいし……」

まどか「大丈夫大丈夫! だって」

まどか「10月」

まどか「に入ったばっかりだよ? 風邪なんてひいてられないよ」

ほむら「そう?」

さやか「まぁ、まどかがそういうなら」

まどか「え、あ、うん」

まどか「……」

さやか「ボロのバットゲットー」

ほむら「家にあるのがボロのバットってなんだか物悲しいわね」

さやか「まぁ、そうだけど……。思い出の詰まったバットだって思えばよくない?」

ほむら「例えば?」

さやか「ほら、えーと」

まどか「誕生日」

まどか「に初めて買って貰った大切なバットとか?」

さやか「うん、そんな感じ」

ほむら「そうね、そういう背景を考えれば微笑ましいわね」

さやか「まぁ、ふつうのバット買ったら速攻売るけどね」

ほむら「……台無しね」

さやか「ほむらだって売るでしょ?」

ほむら「……まぁ」

まどか「ダメだよさやかちゃん!」

さやか「え?」

まどか「誕生日」

まどか「に買って貰った大切なバットだよ!?」

まどか「そんなに簡単に売っちゃダメだよ!!」

まどか「誕生日!」

まどか「に買って貰ったんだよ! 大体売っても2$だよ!?」

さやか「え、あ、うん。でもアイテム欄埋まるの嫌だし」

ほむら「エスカルゴ運送に預けるのもね」

さやか「いつまでも思い出に縛られてたらフランクさんは倒せないんだよ」

ほむら「シャーク団さえ倒せないわね」

さやか「ホッピングのやつウザいよね」

ほむら「ある程度レベルが上がればカモだけど」

まどか「……」

まどか「……」

まどか(おかしい、こんなの絶対おかしいよ)

まどか(あれ? みんな今日が何の日かわかってないのかな?)

まどか(10月3日だよ?)

まどか(私の誕生日だよ?)

まどか(なのになんでこんないつも通りの日常を送ってるのかな?)

まどか(おかしいな。私、今日が楽しみすぎて昨日とか寝れなかったのに……)

まどか(みんなが忘れちゃいけないと思って10日前からカレンダーの日付を丸で囲んだのに)

まどか(赤ペンで囲んだのに……)

まどか(でもみんな一切そんな話題出さないし……)

まどか(さっきからアピールしても全然効果ないし……)

まどか(なんでだろう……)

まどか(あれかな、一人だけ誕生日が決まってるからそれを恨まれてるのかな)

まどか(でも、その辺は仕方のないことだって受け入れてくれてると思ってたのに……)

まどか(……)

まどか(やっぱりあれかな。一人だけ誕生日を祝われるのとかはちょっと都合がよすぎるのかな)

まどか(そうだよね、うん、そんなのずるいよね)

まどか(でも、やっぱり、みんなにおめでとうって言われたいかなーって……)

まどか「……」

さやか「……」ピコピコ

ほむら「……」ペラ

まどか「……」ウーン


さやか(ふふふ、悩んでるねー)

さやか(たぶん、私達が誕生日忘れてるんじゃないかーって考えてるな)

さやか(忘れるわけないのにねー。特に私とか付き合い長いのに)

さやか(っていうか去年もプレゼントあげたのに)

さやか(まぁいいや。とりあえず作戦は成功みたいだね)

さやか(名付けて)


さやか(まどかの誕生日を突然祝っちゃおう大作戦がね)

9月26日

――マミホーム


さやか「というわけで、まどかの誕生日まで後一週間なわけですけど」

マミ「プレゼントなににしようかしら。鹿目さんの欲しい物とかわかる?」

杏子「アタシはwii uでも買うかな」

マミ「なかなか高価なプレゼントね……」

ほむら「働いてる人は違うわね」

杏子「金にモノを言わせるのがアタシの主義だ」

マミ「佐倉さんがいつの間にか嫌な大人に……」

杏子「いいじゃん、wiiならお前等も遊べるだろ?」

ほむら「さすがね、杏子。そこまで考えていたなんて」

マミ「佐倉さん大好きよ」

杏子「都合のいい奴等め……」

さやか「私の話を聞いて下さい」

マミ「え?」

杏子「なんだよ」

ほむら「さやかはプレゼント決めたの?」

さやか「私はまどかの聞きたがってたアーティストのアルバムを……。ってプレゼントの話は今はいいの!」

ほむら「どうしたの急に大声をあげて……」

杏子「うるせーぞ。マミの家は壁が薄いんだぞ」

マミ「薄くないわよ! 失礼な」

さやか「あの、話を聞いて……」

さやか「で、普通にお祝いするだけじゃ面白くないからビックリさせようってわけです」

ほむら「ビックリって言われても……」

マミ「どんな風に?」

ほむら「自分の誕生日に気づいてないまどかを私達が祝って驚かせるなんて方法は無理だし……」

杏子「まどかの奴、家中のカレンダーにペンで丸書いてるもんな」

マミ「あれは相当楽しみにしてるわね」

ほむら「あれだけ祝ってもらおうって待ちかまえてる人を驚かすのって難しいわよね」

マミ「最近の鹿目さんずっと浮かれてるものね

杏子「これで誕生パーティしなかったらどうなるんだろうな」

ほむら「……驚くでしょうね」

マミ「……っていうか傷つくでしょうね」

さやか「それだよ! それ!」

マミ「え?」

ほむら「まさか」

杏子「パーティーしないのか?」

マミ「それはダメよ。鹿目さんが可哀想だわ」

ほむら「まどかを傷つけることは許さないわよ」

杏子「さやか……。いくらなんでもそれは酷いだろ……」

さやか「いやいや! 違うって!」

さやか「つまり私が言いたいのはね……」

ほむら「……あぁ、成程ね」

マミ「まぁこれなら」

杏子「ビックリはするか」

ほむら「少し可哀想な気もするけど……」

マミ「ねぇ」

さやか「ほむらとマミさんはまどかに甘すぎます」

杏子「いや、でも普通に祝うのとあんまり変わらない気もするけどな」

さやか「いいの。やるの」

ほむら(さやかがやりたいだけな気がしてきたわね……)

マミ(美樹さんがやりたいだけね)

杏子(まぁ付き合ってやるか)

さやか「じゃあみんなの担当だけどね」

――――――
――――
――

現在

―ほむホーム


さやか(ふっふっふ、作戦の内容はこう)


誕生日に浮かれるまどか
     ↓
でも、それに対して何の反応も示さない私達
     ↓
まどか誕生日を忘れられてると勘違い←今ここ
     ↓
頃合いを見て杏子がまどかを外に連れ出す
     ↓
まどかが出かけている内にパーティーの準備
     ↓
まどか、杏子と帰宅
     ↓
  感動のフィナーレ


さやか(うん、完璧)

さやか(さて、っと。そろそろかな)

まどか「あれ? 杏子ちゃんからメールだ」

さやか(きた!)

さやか「杏子から? なんて?」

まどか「なんか私に用事みたい。行ってくるね」

さやか「いってらー」

ほむら「いってっらっしゃい」


さやか「……」

ほむら「……」

さやか「行ったね」

ほむら「えぇ。はぁ、まどかの元気のない姿を見るのは辛かったわ……」

さやか「まぁまぁ、もう少しで満面の笑みを見られるから。じゃあマミさんに連絡しますかね」メルメル

ほむら「私は飾り付けするわね」

さやか「りょうかーい」

マミ「さて、と。料理を始めましょうか」

ほむら「手伝うわ」

マミ「ありがとう。って言っても後は簡単な物しか残ってないけどね」

ほむら「ケーキとか、時間のかかりそうなものはあらかじめ作ってあるものね」

さやか「さすが! 用意いいねー」

ほむら「さやかの計画は色々と細かいところを省きすぎなのよ」

マミ「佐倉さんに鹿目さんを任せるって言っても、もって二時間ってところでしょうしね」

ほむら「それだけの時間で1から全部なんて無理に決まってるわ」

マミ「美樹さんったら大まかな計画だけ立てて、その後はなにも考えてなかったものね」

ほむら「全く……。さやかは無計画過ぎるのよ」

さやか「あれ? いつの間にかお説教が始まってるよ?」

さやか「まぁそのことはもういいじゃん! 時間もないんだし、さっさと準備しよ」

ほむら「……そうね。杏子から後1時間で帰るって連絡もあったし……」

マミ「1時間あれば大丈夫そうね」

さやか「じゃあ、頑張ろー!」

「「「おー」」」


――1時間後


杏子「悪いな、手伝わせて。すっかり辺りも暗いし」

まどか「いいよー、楽しかったし」

杏子「でも、結局あれなんだったんだろうな」

まどか「ね、なんか途中から変形したし」

杏子「驚いたよな。浮いたしな」

まどか「まさか飛ぶなんて思わなかったもんね」

杏子「まぁ、世の中にはよくわかんないものもあるってことだな」

まどか「不思議がいっぱいだねー」

杏子「さて、っと……」

まどか「? どうしたの? 玄関の前で深呼吸して」

杏子「ん? ちょっとな。帰ったぞー」ガチャ

まどか「ただいまー」

まどか「? なんか真っ暗だね」

杏子「あぁ、そうだな」

まどか「みんな寝ちゃったとか?」

杏子「さて、どうだろうな」

まどか「えっと、電気電気……」

まどか「あ、あった……」カチ




パーン! パーン! パーン!


まどか「ひゅえ!!? な、なに!?」


さやか「まどか!」

マミ「14歳の」

ほむら「誕生日」

杏子「おめでとう」


まどか「え? え?」


さやか「ささ、ここ座って」

ほむら「上座よ」

まどか「え? あ、うん。ありがとう」

杏子「飾り付け気合入ってんな。……ただクリスマスツリーはないだろ」

マミ「美樹さんがどうせならって……。私と暁美さんは反対したんだけど……」

さやか「だってキラキラしてていいじゃないですか」

杏子「なんだよその理由……」

まどか「えっと、ゴメン。これはなにかなって……」

さやか「え? パーティーだよパーティー」

マミ「鹿目さんのね」

ほむら「今日誕生日でしょ?」

まどか「え? そ、そうだけど……」

まどか「でも、みんな私の誕生日覚えて……」

杏子「いや、そりゃあんだけアピールされたら誰でもわかるだろ」

まどか「え、でも。みんなそんな素振り……」

さやか「まぁ、それはね、まどかをビックリさせてやろうかなーって」

ほむら「知らないフリしてたのよ」

マミ「ごめんなさい……。不安だった?」

杏子「まぁ、許してくれ」

まどか「あ、え。知らないフリ……」

さやか「うん。ビックリした?」

まどか「え? うん。ビックリしたかな……」

まどか「……」

ほむら「まどか?」

マミ「どうしたの? 俯いて……」

杏子「腹でも痛いのか?」

まどか「ううん、別に、そうじゃなくて……」

まどか「じゃ、なくて……」

ほむら「?」

マミ「?」

杏子「?」

さやか「へへへ」ニヤニヤ

まどか「う゛ー……」ポロポロ

マミ「え!? 鹿目さん泣いてる!?」

ほむら「え!?」

杏子「おいおい、なんでだよ」

さやか「ねぇねぇまどか、ビックリした? ビックリした??」

まどか「ビックリ、したよ、したに決まってるよ!」ポロポロ

さやか「だよねー」

まどか「もー! さやかちゃんでしょ! こんなこと企んだの!」ポロポロ

さやか「あったりー」

まどか「酷いよ! ビックリしたんだから! それにすっごく怖かったもん!」

さやか「だよねー。まどかこういうの気にするもんねー」

まどか「もー!!」

さやか「なに? 私のサプライズ嬉しくなかった?」

まどか「う゛ー!! 嬉しいよ! 嬉しいに決まってるもん!!」

さやか「へっへーん」

まどか「さやかちゃんのバカー!!」


ほむら「なにかしらあれ」

マミ「まぁ、とにかく鹿目さんは喜んでくれてる。でいいのよね?」

杏子「まさか泣くとはな」

ほむら「ビックリしたわ……」

マミ「やらかしちゃったかと思ったわ……」

杏子(さやかはまどかが泣くのまで計算済みってわけか?」



さやか「やーい。まどかの泣き虫ー」

まどか「バカバカ! さやかちゃんのバカ!」


杏子(……あいつ、まどかをからかいたい為だけにこんなことしたんじゃねーだろーな……)


さやか「はいはい。私ってホントバカ」ケラケラ

まどか「もーーーー!!!!!」

ほむら「落ち着いた?」

まどか「うん。ごめん。なんか……」

マミ「いいのよ。喜んでくれたのなら」

杏子「じゃあはじめよーぜ」

さやか「ろうそくに火つけるね」

ほむら「電気消すわよ?」

マミ「お願い」

ほむら「……」カチ



まどか「わあー……」

マミ「ろうそくの火が揺れて綺麗ね……」

さやか「ほら、まどかふーってやって」

まどか「うん。……フー」

ほむら「消えたわね」

さやか「じゃあおめでとうの意味も込めて歌いますか」

マミ「そうね」





さやか「Happy birthday to you」

ほむら「Happy birthday to you」

杏子「Happy birthday dear まどか」

マミ「Happy birthday to you」


「「「「誕生日おめでとうー!!」」」」


まどか「うぇひひ/// みんなありがとう///」

杏子「さてと。食おうぜ」

さやか「いきなりだね」

杏子「いいだろ」

マミ「佐倉さんったら……」

ほむら「まどかは何か食べたいものはある?」

まどか「え? じゃあフライドチキンが欲しいかなって」

ほむら「待ってて、取ってって、杏子」

杏子「残念だったな。早い者勝ちだ」

マミ「佐倉さん、今日の主役は鹿目さんよ」

杏子「聞こえねーな」

ほむら「全く……」

まどか「うぇひひ」

さやか「どう? 楽しい?」

まどか「さやかちゃん……。うん、楽しい」

さやか「そっか。そりゃよかった」

まどか「ねぇさやかちゃん」

さやか「ん?」

まどか「私、ほんとにビックリしたんだよ?」

さやか「うん、知ってる」

まどか「みんなが私の誕生日忘れてるんじゃって思ったらすっごく悲しかったし」

さやか「それも知ってる」

まどか「でも、悲しいのも嬉しかったんだ」

さやか「……」

まどか「私はみんなが大好きだから、悲しいんだって考えたら、なんだかすっごく嬉しかった」

さやか「そっか」

まどか「だから、ありがとう」

さやか「うん、どういたしまして」

まどか「……。うぇひひ」

さやか「……。へへへ」

まどか「さやかちゃんのばーか」

さやか「なんだとー、まどかの泣き虫ー」


杏子「おい、なんだか二人でけなし合いながら笑ってるぞ」

マミ「気味が悪いわね」

ほむら「どうしたのかしら……」



まどか「うぇひひひひ」

さやか「へへへへへへ」


ほむマミ杏「怖い」

今日はここまででー。


疲れた……。一時間くらい前に
あれ、今日まどかの誕生日じゃん。って気づいて急いで書いたけど、なんとか今日中に間に合ってよかった……。


というわけで、

Happy birthdayまどかさん。

の回でした。



乙とかコメントくれた人ありがとうございます。
ハッスルします。

ただ、>>255見て思ったのが30歳はお兄さんじゃないよなーってね。。。
おっさんだよなーってね。


じゃあまた来週ー。







まどか「Gが出ました」

ほむら「まどかは頼りになるわ」

まどか「待って、ナチュラルに私に押し付けないで」

ほむら「嫌よ、Gは嫌よ」

まどか「私も嫌だよ、マミさん」

マミ「あーあー聞こえなーい」

まどか「マミさん……」

ほむら「どうしてこんな時に限ってさやかと杏子がいないのよ!」

まどか「こんな時に一番頼りになるのにね」

マミ「……ねえ知ってる?」

ほむら「どうしたの?」

マミ「Gって飛ぶのよ。上から下に」

まどか「!」

マミ「今、奴は私達の目の前の壁にいるわ」

ほむら「そして、ちょうどマミの頭一つ分上にいるわね」

マミ「……」

まどか「……」

ほむら「……

G「」ブーン

キャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
トンダ! コッチキタ!!
マドカー! マドカー!

アア! マミサンノカラダニ!!
Gガカラダニツイタッテイウナラシヌシカナイジャナイ!!
オチツキナサイマミ!!
ホウチョウハアブナイヨ!!

杏子「かえったぞー」

さやか「ただいまー」


杏子「……なんだこれ」

さやか「……部屋めちゃくちゃじゃん」

ほむら「お、お帰りなさい」

まどか「お、遅かったね……」

マミ「つ、疲れたでしょう。お茶にする?」

杏子「いや、とりあえずなにがあったのか知りたいんだけど」

さやか「うわー、クッションズタズタ。中の綿飛び散ってるよ」

まどか「あ、あははちょっとはしゃぎすぎちゃって」

ほむら「若気の至りよ」

マミ「気にしないで」

杏子「はしゃいでって……。まぁいいや、とりあえず片づけるか」

さやか「そだね」

まどか「ごめんね、帰ってきたばっかりで」

ほむら「ごめんなさい……。私の家なのに……」

マミ「疲れてるところをごめんなさい……」

杏子「気にすんなよ。アタシ等もしょっちゅう入り浸ってるわけだし」

さやか「なんかここも自分の家みたいなもんだからね」

ほむら「そう、ありがとう」

杏子「じゃ、ちゃちゃっと片づけて飯にしようぜ。腹減った」

さやか「ゴミ袋取ってくるね」

まどか「私は散らばってる雑誌集めるね」

杏子「じゃあマミは飯作ってくれよ。そんなに人数いらねーし」

マミ「わかったわ。ごめんなさいね?」

杏子「うまいの頼むなー」

マミ「任せて」

さやか「じゃあ片づけますかー」

まどか「おー」

TV<消しゴムの角使ったくらいで怒るなよ

まどか「……ふふ」

ほむら「ふふふ」

TV<消しゴムの 角ってww

まどか「ふふふ」

ほむら「ふっ、ふふ……」

TV<けっwけっwけっwけしものの……消しゴムの 角ってww

まどか「くくくw」

ほむら「何回言うのよww」 


マミ「お邪魔します。なに見てるの?」

まどか「こんにちは。ガキの使いの罰ゲーム回です。ふふふww」

ほむら「いらっしゃい。笑ってはいけない温泉旅館ね。消しゴムはもういいわよww」

マミ「……あぁ罰が吹き矢のやつね。また古いわね」

まどか「マミさんも一緒に見ましょうよ」

ほむら「飲み物持ってくるわね」

マミ「ありがとう」

まどか「……」

ほむら「……」

マミ「……」

TV<いくのいけへんの?

まどか「……ww」

ほむら「ふふ……」

マミ「くっw」

TV<すっごい楽しみにしてたんや俺

まどか「あははwww」

ほむら「なにをよww」

マミ「っていうかこの服装はなによww」

ほむら「……」

TV<豆乳を飲むと胸が大きくなるといわれています。

ほむら「……」

TV<イソフラボンがいいんですかねー

ほむら「……」

TV<一ヶ月豆乳を飲み続けた某中学校教諭Kさん(独身)に効果の程を聞いたところ

ほむら「……」

TV<なんと御覧の通りの効果が!

ほむら「!!」

TV<胸が小さくてお悩みのあなた! 豆乳を飲んで、理想のバストを手に入れてみませんか?

ほむら「……」ガタッ

―数時間後

さやか「あー喉乾いた……」

さやか「なにか飲み物は、っと……」

さやか「……」

さやか「なにこれ」


まどか「どうしたの?」

さやか「これ見て。冷蔵庫の中」

まどか「?」

まどか「……」

まどか「なにこれ」

まどか「なんで冷蔵庫の中が豆乳で埋め尽くされてるの……」

さやか「私が聞きたいよ……」

さやか「ちょっとほむら!」

ほむら「なに?」

さやか「あれなに!」

ほむら「あれって?」

さやか「冷蔵庫!」

ほむら「冷蔵庫だけじゃわからないわ」

さやか「あーもう! 豆乳だよ! 豆乳!」

さやか「なんで冷蔵庫の中が豆乳でいっぱいなのよ!」

ほむら「買ったからよ」

さやか「いや、買ったからって……」

ほむら「いいでしょ? 別に」

さやか「いや、いいでしょって……。えー……」

ほむら「豆乳は体にいいのよ。あなたも飲みなさ……」

ほむら「……」ジー

さやか「え、なに」

ほむら「やっぱりさやかには必要ないわね」

さやか「は?」

ほむら「気にしないで」

さやか「気にしないでって……」


さやか(なんか納得いかん)

さやか「うーん……」

さやか「ほむらめ……。いったい何を考えて……」


マミ「ねぇ美樹さん」

さやか「あ、マミさん。どうしたんですか?」

マミ「冷蔵庫に大量にあった豆乳。あれなに?」

さやか「私にもわかりません」

マミ「そう……」

さやか「? どうかしたんですか?」

マミ「えっと……。実は飲もうとしたら暁美さんに怒られたのよ……」

さやか「え」

マミ「凄い形相で」


ほむら『巴マミ! あなたはどこまで貪欲なの!!』


マミ「って」

さやか「えぇ……」

マミ「私、なにか悪いことしたかしら?」

さやか「いや、そんなはずは……。ん?」

マミ「? どうかしたの?」

さやか「んー……」

マミ「?」

さやか「あ、なんかわかったかも」

マミ「え?」

―寝室

さやか「杏子ー、きょーこちゃーん」ユサユサ

杏子「んぁ? なんだよ……。寝てたのに……」

さやか「ちょっとさ、ほむらに豆乳頂戴って言ってきて」

杏子「とーにゅー? なんで」

さやか「いいからいいから」

杏子「はぁ……。わかったよ……」

―リビング

杏子「なぁほむら」

ほむら「なに?」

杏子「冷蔵庫にある豆乳、もらっていいか?」

ほむら「……」ジー

ほむら「いいわよ」

杏子(なんだ今の間は?)

杏子「ん。さんきゅ」

ほむら「ええ。頑張りましょう」

杏子「は? あ、あぁ……」

杏子(なにを頑張るんだ?)


さやか「あー、やっぱり……」

マミ「どうして佐倉さんは許可をもらえたのかしら……」

さやか「それはですね……」


マミ「胸?」

さやか「はい。豆乳を飲んだら胸が大きくなるって信じてるんですね。きっと」

マミ「?? でも、それと私達が飲んじゃダメな理由とはどう繋がるの?」

さやか「あー、多分。軽い妬みじゃないでしょうか」

マミ「妬み?」

さやか「これ以上大きくなられたくないという……」

マミ「??」

さやか「あー、わからないならいいです。気にするほどのことでもないですし」

マミ「そうなの?」

さやか「まぁ、はい」

さやか(しっかしほむらも必死だねー。気持ちはわからなくもないけどさー)

マミ「胸、ねぇ……。大きくてもいいことなんてないのに……」

さやか「マミさん。それほむらの前では絶対言っちゃ駄目ですよ?」

マミ「え?」

さやか「喰い千切られますよ。胸を」

マミ「え゛……」


ほむら「~♪」

さやか「これはどこへ運んだらいい?」

杏子「とりあえずリビングで」

さやか「りょーかい」


まどか「だいぶ進んだねー」

ほむら「そうね。杏子は荷物も少ないから楽だったわ」

まどか「段ボール三つ分しか荷物ないもんね」

ほむら「えぇ。まぁほとんど私の家に置いていた物だけど」

まどか「でも、よかったね。ちょうどほむらちゃんの隣の部屋が空いて」

ほむら「そうね。知り合いが近くにいるとなにかと便利だから」

まどか「隣に住んでた人って30歳の人だっけ?」

ほむら「そうらしいわ。大家さんが言うには仕事が決まって勤務先から近いアパートへ引っ越したらしいわ」

まどか「へー」

マミ「お昼出来たわよ。少し休憩にしましょう?」

杏子「お、さんきゅ」

さやか「あぁー……。お腹空いたー……」

まどか「あ、おにぎりですか」

マミ「えぇ、引っ越しの作業の時はこれかなって」

ほむら「鮭はある?」

マミ「あるわよ。その右端の列が鮭ね」

まどか「昆布はありますか?」

マミ「左端がそうよ」

まどか「わーい」

杏子「いただきまー」モグモグ

さやか「最後までいいなよ」

杏子「んー」モグモグ

マミ「この分なら夕方までには終わりそうね」

まどか「そうですね」

杏子「悪いな。手伝ってもらって」

さやか「ふふん。ありがたく思いなさい」

ほむら「気にしなくていいわよ」

まどか「杏子ちゃんには色々とお世話になってるしねー」

マミ「そのお返しと思ってくれればいいわよ」

杏子「あぁ、さんきゅ」

さやか「え、そういう流れ?」

まどか「でも、なんで急に引っ越しなんて思いついたの?」

杏子「ん? まぁさすがに学校も行くようになったしさ、今までみたいにホテルを転々とするのはダメかなーって」

マミ「確かに、あの生活はちょっと、ねぇ……」

ほむら「正直、心配だったわ」

さやか「最近はほむらの家やマミさんの家に泊まるのが多いみたいだったけど、それ以外の時がねぇー……」

杏子「うん。で、バイトのおかげでまとまった金も入る様になったし、いい機会かなーって」

マミ「いい考えだと思うわ。携帯で連絡は取れるとはいえ、住所不定はね……」

ほむら「でも、住民票とかは大丈夫だったの?」

杏子「なんかアタシが引っ越そうか悩んでるのを、どっかから聞きつけた仁美がなんとかしてくれた」

まどか「さすが仁美ちゃん……」

さやか「相変わらず凄いね……」

杏子「仁美もその辺のことは心配してくれてたらしくて近々なんとかするって考えてたらしい」

さやか「へー」

マミ「まぁ普通はそうよね」

ほむら「女の子が一人でフラフラしてるって知ったらね……」

杏子「で、どっかいいとこはないかって探してたらちょうど」

まどか「ほむらちゃんの家の隣が空いたんだ」

杏子「そういうこと」

さやか「ほむらが隣にいれば安心だもんね」

杏子「飯の時は頼む」

ほむら「はいはい」

マミ「でもなんだか羨ましいわね」

まどか「え?」

さやか「なにがですか?」

マミ「友達がお隣さんだなんて。楽しそうじゃない」

まどか「確かにそうですね」

さやか「遊びに行こうと思えばすぐですもんね」

まどか「お泊りする時も楽だし」

さやか「ご飯も一緒」

杏子「それって、今までとあんまり変わらないだろ」

さやか「確かに」

マミ「そうね」

まどか「うぇひひ」

杏子「まぁなにはともあれ、これからお隣としてよろしく頼む」

ほむら「えぇ、よろしく」

まどか(確かに羨ましいかな)

マミ(私も引っ越そうかしら)

さやか「じゃあ続きやろっか」

杏子「ああ。そうだな」

さやか「じゃあがんばろー」

「「「「おー」」」」

ほむら「エイミーご飯よ」

エイミー「にゃー」

ほむら「……」

エイミー「にゃー」モグモグ

ほむら「……」ナデナデ

ほむら「ふふ」

ほむら「エイミー、ご飯はおいしいかにゃ?」

エイミー(ほむら)「おいしいにゃー」

ほむら「それはよかったにゃ」

エイミー(ほむら)「ほむらお姉ちゃんいつもありがとうにゃー」

ほむら「気にしないで。飼い主としての当然の務めだものにゃ」

さやか「……」

エイミー(ほむら)「私、ほむらお姉ちゃんの家族になれて幸せだにゃー」

さやか「……」

ほむら「ふふ、ありが……」

さやか「……」

ほむら「と、う……」

さやか「……」

ほむら「……」

ほむら「!!!!???」

ほむら「さ、さや、そ、い、いつ、いつ、から、い、いまの、みて」

さやか「え? なんのこと?」

ほむら「!」

さやか「いや、今きたんだけどさ。なに? どしたの?」

ほむら(見られてない?)

ほむら「……。いいえ、なんでもないわ」ファサ

さやか「ふーん? あ、エイミーにご飯あげてたんだ」

ほむら「ええ、そうよ」

さやか「おー、食べてる食べてる」

エイミー「にゃー」

さやか「よしよし。……エイミー、ご飯はおいしいかにゃー」

ほむら「!!!!???」

エイミー(さやか)「おいしいにゃー」

ほむら「!!!!!!????」

さやか「それはよかったにゃー」

ほむら「……」

エイミー(さやか)「エイミーは幸せ者だにゃー、優しい優しいほむらお姉ちゃんの家族にな、れ、て、にゃ♪」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「あの、」

さやか「え? なに?」ニヤニヤ

ほむら「あの、誰にも言わないで……」

さやか「え? なにを?」ニヤニヤ

ほむら(っ! こいつ!)

ほむら「その、だから……」

さやか「えー、なんのことかわかんなーい。ほら、さやかちゃんバカだから」ニヤニヤ

ほむら「ふざけないで。本当に。お願いだから」

さやか「えー、なにがー」ニヤニヤ

ほむら(この女!)


「ただいまー」


さやか「あ、マミさんだ。マミさーん」

ほむら「! 待って待って待って! 待ってさやか! 落ち着いて! ね!」

さやか(うわ。ほむら必死だよ)

マミ「最近寒くなってきたわね」

さやか「そうですねー」

ほむら「そうね」ソワソワ

さやか「ねぇ、ほむらー。私、あったかいお茶が飲みたいなー」

ほむら「え?」

さやか「マミさんも飲みたいですよね?」

マミ「え? そうね……。じゃあ私が淹れてくるわね」

さやか「いやいや、ここはやっぱり家主のほむらが淹れるのが筋ってものでしょー。ね? ほむら?」ニヤニヤ

ほむら「!」

ほむら(く……。逆らえない……)

ほむら「……わかったわ。少し待っていて」

マミ「えっと、ありがとう。暁美さん」

ほむら「気にしないで」

さやか「ありがとー、暁美さん」ニヤニヤ

ほむら(くっ……。美樹さやか。覚えてなさい)ギリ

マミ(なぜかしら……。暁美さんの目が鬼のようだわ)

さやか「……」

マミ「ふぅ……。やっぱりこの家は落ち着くわね……」

さやか「そうですねー」

さやか「ところで、マミさん。面白い話があるんですが」

マミ「え? 面白い話? 聞かせて聞かせて」

さやか「それがですねー、ほむらがエ」

ほむら「待たせたわね! お茶よ!!」

マミ「え、は、早いわね」

ほむら「えぇ、待たせたら悪いでしょう?」

マミ「そ、そんなに急がなくても大丈夫なのに……」

ほむら「いいのよ、気にしないで」

ほむら「……」ギロ

さやか(うっわー、こわ……。そこまで言われたくないんだ……)


マミ「さて、と……。暁美さん、寝室借りてもいいかしら?」

ほむら「いいわよ。勉強?」

マミ「えぇ、試験も近いしね」

ほむら「頑張って。後でお茶を持っていくわ」

マミ「いつもありがとう」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「どういうつもり?」

さやか「え? なにが?」

ほむら「とぼけないで、あの事よ」

さやか「さやかちゃんわかんない(・ω<)」

ほむら「……」ググググ

さやか「わかったわかったわかった。落ち着いてほむら。アイアンクローはやめて」

ほむら「……」

さやか「痛かった……」

ほむら「当然の報いよ」

さやか「えぇー……。そもそも、ほむらがあんなことしてるのが悪いんじゃ……」

ほむら「なにか言った?」

さやか「おーけぃ。わかった。私が悪かった。だからその手を引っ込めようか」

ほむら「わかればいいのよ」

さやか(理不尽だ……)

さやか「ったく、そんなに恥ずかしいの?」

ほむら「恥ずかしいわよ。当たり前じゃない」

さやか「可愛かったのに……」

ほむら「か、可愛くなんてないわよ……///」

さやか「お、照れちゃって」

ほむら「照れてないわよ///」

さやか「顔真っ赤だよ」

ほむら「さやか」

さやか「わかったわかった。からかわないから手は引っ込めて」

ほむら「……」

ほむら「……」ジー

さやか(めっちゃ見てるよ)

ほむら(……)

さやか「……はぁ。わかった。言わないよ」

ほむら「本当に?」

さやか「ホントホント。喋らない」

ほむら「信じていいのね?」

さやか「うん」

ほむら「……」ジー

ほむら「……わかったわ。信じるわ。絶対よ?」

さやか「任せて任せて。喋らないから」

さやか(口ではね)ニヤ

ほむら「じゃあ、私はマミにお茶を持っていくから」

さやか「りょーかーい」

ほむら「……絶対よ?」

さやか「わかったって」

ほむら「……」

さやか「……行ったか」

さやか「さて、キュゥべぇ」

QB「なんだい?」

さやか「……、呼んどいてなんだけど。いたんだ」

QB「僕はどこにでもいるからね」

さやか「まぁいいや。ちょっと頼みたいことがあるんだけど」

QB「なんだい?」

さやか「……」ゴニョゴニョ

QB「ふむふむ」

さやか「出来る?」

QB「問題ないよ。でもなんでこんなことを?」

さやか「え? 決まってるじゃん」



さやか「面白いから」


QB(こいつ最悪だな)

――その夜


ほむら「ご飯出来たわよ」

杏子「待ってました」

マミ「美樹さんは帰ったのね」

ほむら「えぇ、用事があるとかで」

杏子「さやかの用事なんてどうせ大したことじゃないだろーけどな」

ほむら「そうね」

マミ「……少し酷くないかしら?」

杏子「まぁ、さやかだし」

ほむら「さやかだから」

マミ(ごめんなさい美樹さん。否定できないわ)

杏子「さて、それじゃあいただきますかにゃ」

ほむら「!?」

マミ「そうね。今日のご飯もおいしそうだにゃ」

ほむら「!!?」

杏子「ん? どうしたほむら。なんか変なころでもあったのかにゃ?」

ほむら「え、ちょ……」

マミ「どうしたの暁美さん? 汗が凄いにゃ」

ほむら「……」

ほむら「……あ、メール……」



FROM まどか

SUB にゃ♪


TEXT

明日、お昼頃遊びに行くにゃ♪
待っててにゃ♪



ほむら「……」

ほむら「……」




ほむら「さやかーーーーーーーー!!!!!!!」




どたどたどたどたどたどた!!!!!!!!

がちゃ!! バターン!!


杏子「ほむら走って出て行ったぞ」

マミ「美樹さんの家に向かったのかしら」

杏子「飯食わねーのかな」

マミ「とりあえずラップしときましょう」

杏子「そうだな」

杏子「でもあれだな。テレパシーってまだ使えるんだな」

マミ「キュゥべぇがいれば出来るみたいね」

杏子「でも、なんでわざわざテレパシー使ったんだろうな?」

マミ「美樹さんが言うにはテレパシーだったら喋るには入らないからって言ってたけど」

杏子「どういう意味だ?」

マミ「さぁ?」

杏子「まぁいいか。ほむらの可愛い面も知れたわけだし」

マミ「そうね。あ、そういえば美樹さん現場をムービーで撮ってるみたいよ」

杏子「へぇ、今度見ないとな」

マミ「えぇ」

杏子「じゅあ、食おうか」

マミ「そうね。いただきます」

杏子「いただきます」

ほむら「さやかーーーーーーーーー!!!!!!」

さやか「うわわわ!!!? ほむら!? 待って! ここお風呂!!」

ほむら「うるさい! さぁあなたの罪を数えなさい!」

さやか「えちょちょちょ! ま、アッー!!」

今日はここまででー


来週はちょっと変わった感じにする予定です。
たぶん。


乙とかコメントありがとうございます。
キュンキュンします。


ではまたー。

豆乳を体内に投入ってか

ほむら「……」


「シンデレラ――!」


ほむら「ん……」


「起きなさいシンデレラ――!」


ほむら「うるさいわね……」


「シンデレラ――!!」


ほむら「もう、なんなのよ……」パチ

マミ「やっと起きたわねシンデレラ!」

ほむら「……?」

マミ「言いつけておいた掃除をサボって優雅にお昼寝とはいい度胸じゃない!!」

ほむら「は? 何を言っているのマミ?」

マミ「な! マミとはなによ! 馴れ馴れしい口を聞かないでくれる!?」

杏子「そうだそうだ!」

ほむら「え? っていうかなんなのその恰好。ドレス?」

マミ「まだ寝ぼけてるの!? そんなことはどうでもいいから早く与えられた仕事をしなさいシンデレラ!!」

杏子「そうだそうだ!」

ほむら「シンデレラ? シンデレラって誰の事よ」

マミ「あなたのことよ! いいからあなたは言い付け通りに掃除をしときなさい! 話が進まないじゃない!」

杏子「そうだそうだ!」

ほむら「でも、」

マミ「でもじゃない!! いい!? あなたはシンデレラ! 今回はそういうことなの! わかった!?」

杏子「そうだそうだ!」

ほむら「え、えぇ……」

マミ「あーもうこんな時間! 早くお城の舞踏会にいかないと!」

マミ「じゃあしっかり掃除をしているのよ! シンデレラ! 行きましょう! 佐倉さん!」スタスタ

杏子「そうだそうだ!」スタスタ

ほむら「あ……」


<ちょっと佐倉さん、あなた同じセリフしか言ってないじゃない!

<悪い、台本覚えられなくて……

<しっかりしてよね!

<悪いって。でも、マミ意地悪な姉役似合うな。

<嬉しくないわよ!

ほむら「行っちゃった……」


仁美「おーっほっほっほ!」

ほむら「仁美?」

仁美「こんばんは! 意地悪な母親役の志筑仁美です!」

仁美「出番はここだけですわ!」

仁美「では御機嫌よう!」スタスタ

ほむら「……」

ほむら「……」

ほむら「え? なんなのこれ?」

ほむら「見たところ周りも変だし……。服も……。なんだかみすぼらしいわね……」

ほむら「シンデレラって、あれよね……」

ほむら「……これは夢ね」


「そいつは違うよ!」


ほむら「! この声は」

QB「やあ! 僕だよ!」

ほむら「私の夢に出てくるなんていい度胸じゃない。消えなさい」

QB「待って待って! 落ち着いて! あと、夢じゃないから!」

ほむら「夢じゃないってどういうわけよ」

QB「首絞まってる!! 絞まってるって!」

QB「全く、酷いよほむら」

ほむら「御託はいいから説明しなさい」

QB(相変わらず僕の扱いが酷い)

QB「まぁいいや。ほむら、君は寝る前に絵本を見なかったかい?」

ほむら「絵本?」

QB「そう、絵本。リビングに置いてあっただろ?」

ほむら「あぁ、そういえば見たわね。でもあれがなんだっていうの?」

QB「実はあれは人間の感情を研究する為に僕達の星で開発した、体験型の絵本なんだ!」

ほむら「……? つまり?」

QB「まぁ平たく言えば、媒体の中に入ってその中にある物語を体験できるってわけさ!」

ほむら「二次元の中に入れるってこと?」

QB「そういうこと。ちなみに登場人物は体験する人の親しい人物が主だね」

ほむら「……。ちょっと待ちなさい。それって危険じゃないの? もしその本の中で死んだりしたら……」

QB「あぁ、大丈夫。その辺はあくまでお話しってことになってるから。ドラマとかで役者が死んでも現実では生きてるだろ?」

QB「それと同じ」

ほむら「そう……。一つ気になるのだけど」

QB「なんだい?」

ほむら「人間の感情を研究する為なのはわかるけど、どうしてこんな感じなの?」

QB「趣味だね」

ほむら「趣味?」

QB「うん」

ほむら「そ、そう……」

QB「っというわけで、話を進めるよ」

QB「さてさて、可哀想なシンデレラ。君はお城に行きたくないかい?」

ほむら「え、あなたが魔法使い役なの?」

QB「願いを叶える辺りピッタリだと思うけど」

ほむら「……。正直あなたに願いを叶えてもらうのは抵抗があるわ」

QB「心配しなくても、何も代償はないよ」

ほむら「……、はぁ。わかったわ。叶えてもらわないと話が進まないもの……」

QB「そうそう」

ほむら「えっと、魔法使いさん。私に舞踏会にいけるような綺麗な服を下さい」

QB「君の願いはエントロピーを凌駕した!」

ほむら(そのセリフはなんだか嫌だわ……)パアアアアアア

ほむら「……で、ドレスに着替えたわけだけど」

QB「かぼちゃの馬車も出したし完璧だね」


<ヒヒーン!


ほむら「……じゃあ行ってくるわね」

QB「……なんだか反応が薄いね。普通もっと喜ぶものじゃないかい?」

ほむら「うるさいわよ。ちゃっちゃっと終わらせて寝たいのよ」

QB(ほむらをシンデレラに選んだのは間違いだったかもしれない)

QB「あ、そうだ注意することが」

ほむら「十二時までに帰らないとダメなんでしょ? 知ってるわよ」

QB「あ、そうですか」

QB(こんなドライなシンデレラでいいんだろうか)

――お城

ほむら「お城に着いたわ」

ほむら「さて、確か王子様と踊ればいいのよね」

ほむら(……。王子様って誰かしら……)

ほむら(キュゥべぇは親しい人が出てくるって言ってたわね……)

ほむら(……、ま、まさか……。王子様って)

ほむら(ま、まどかかしら?)

ほむら(そ、そうよね。そういえばまどかはまだ出てきてないもの。きっとそうだわ)

ほむら(ど、どうしよう。まどかとダンスだなんて……)

ほむら(そ、そういえばシンデレラの最後って王子様と結婚して末永く暮らすだったわよね)

ほむら(そ、そんなまどかと結婚だなんて///)


<キャー王子様よ!!


ほむら「!! まどか!」










さやか「まどかだと思った? 残念さやかちゃんでした!」









ほむら「……くっそ、くっそ! だろうと思ったわよ! くっそ!」ガンガン


さやか「おい、そこの隅で壁を殴打してる娘!」

ほむら「なによ! 放っておいて!」

さやか「そうはいかない! お前はさやかちゃんの嫁になるのだー!」

ほむら「嫌よ! どうして私がさやかなんかと! 上条恭介はどうしたのよ!」

さやか「えぇー……。いや、そう言われてもシンデレラってそういう設定だし……」

ほむら「知らないわよ! 帰るわ!」

さやか「待って待って待って! せめて十二時まではいて!」

ほむら「っち……。しょうがないわね……」

さやか(えぇー……。舌打ちって……。シンデレラが舌打ちって……)

ほむら「はぁ……」

さやか「あの、そんなに落ち込まないでさ」

ほむら「うるさいわね……。自分の浅はかさに嫌気がさしてるのよ」

さやか「まぁまぁ。そうだ。気分転換にダンスでも」

ほむら「嫌よ。疲れるわ」

さやか(このシンデレラめっちゃわがままだよ……)

ほむら「まどかが王子様ならよかったのに……」

さやか(私もまどかがシンデレラならこんなに苦労しなかったのに……)

ほむさや「はぁ……」



杏子「おい、シンデレラにあってはならない空気が蔓延してるぞ」

マミ「もうどうしようもないわね」

ゴーンゴーン


ほむら「あ、鐘が鳴ったから帰るわね」

さやか「あ、うん」

ほむら「はいガラスの靴」

さやか「あ、ども」




杏子「おい、ガラスの靴手渡しだぞ」

マミ「情緒もへったくれもないわね」

――シンデレラの家



中沢「この靴の持ち主を探しています。ピッタリ合うかどうかお試しください」

マミ「暁美さーん。呼んでるわよー」

杏子「靴の落し物だってさ」

ほむら「わかったわ」

マミ「今日の晩御飯何がいい?」

ほむら「最近寒いしお鍋とかはどうかしら?」

杏子「鳥鍋がいい」

マミ「わかったわ」


中沢「あ、あの……」

――教会


知久「永遠の愛を誓いますか?」

さやか「あーはい。誓います誓います」

ほむら「不本意だけど誓うわ」


杏子「すんごい急ペースだな」

マミ「やっつけじゃない」





QB「こうしてシンデレラと王子様は末永く暮らしました」

QB「めでたしめでたし」




                  シンデレラ完

――ほむホーム


ほむら「……」ムクリ

QB「やあおはよう」

ほむら「一ついい?」

QB「なんだい?」

ほむら「まどかは?」

QB「出てたよ?」

ほむら「……いつ?」




<ヒヒーン!



QB「これ」

ほむら「あれ、馬じゃなかったの?」

QB「違うよ?」

ほむら「……」

ほむら「……」

QB「ほむらにとってまどかって」

ほむら「黙りなさい」

QB「……」

ほむら「……」

―後日



まどか「ほむらちゃん、どうしたの? こんなにたくさんのお菓子……」

ほむら「気にしないで。それよりなにか欲しい物はない? プレゼントするわ」

まどか「え? と、特にはないけど……」

ほむら「そう。じゃあしてほしいことは?」

まどか「え、べ、別に……」

ほむら「そう……。なにかあれば言ってね? まどかは私の大切な友達なんだから」

まどか「う、うん……」

ほむら(そうよ、まどかは私の大切な友達。そうなのよ)




ほむら「……ごめんなさい」

まどか「え? なにが?」

ほむら「気にしないで」

まどか「??」

インスタント焼きそば


杏子「……」

杏子「ん。三分経ったな……」

杏子「お湯すててっと……」ジャー

杏子「……」


シンク<ボコン!


杏子「!?」ビックゥ!

杏子「っつ。な、なんだよ。びっくりしたな……」

――ほむホーム


杏子「っていうことがあった」

さやか「あるある」

まどか「びっくりするよねあれ」

マミ「私一回、驚きすぎて麺を落としてしまったことがあるわ」

ほむら「私もあるわね。あのなんとも言えない悲しさと言ったら……」

マミ「辛いわよね……」

ほむら「魔法少女の頃だったからソウルジェムが穢れて焦ったわ……」

ほむら「危うく魔女になるところだったもの」

マミ「私も……。その頃はその事実のことを知らなかったから穢れた時はビックリしたわ……」

マミ「焼きそばを落としたらソウルジェムが穢れるんだ。って納得したけど……」

さやか(その納得の仕方はおかしい)

まどか(マミさんって、天然?)

杏子(アタシも大変だったなー。グリーフシード何枚使ったか……)


芽キャベツ


さやか「芽キャベツってあるじゃん」

まどか「あるね」

さやか「あれって大きくなる前のキャベツじゃないんだよ」

まどか「嘘!?」

さやか「ほんとほんと。この前それ知ってさー。ネットで画像検索したら驚いたね」

まどか「どんなのだったの?」

さやか「論より証拠。見てみ」

まどか「うん」カタカタ

まどか「……!!?」

さやか「ね。凄いでしょ?」

まどか「……うん。想像してたのと全然違う」

さやか「でしょ?」

まどか「これが、芽キャベツ……」

さやか「野菜って奥が深いね」

まどか「ね」

――外出中


杏子「……」

マミ「……」

杏子「……なぁ、マミ」

マミ「どうしたの?」

杏子「あそこに煙突あるだろ?」

マミ「あるわね」

杏子「煙出てるよな」

マミ「出てるわね」

杏子「アタシさ、昔はあの煙突の煙が雲なんだと思ってたんだよな」

マミ「……。それ、わかるわね」

マミ「私も、雲は工場で作られてるものだとばかり思ってたわ」

杏子「だよなー」

マミ「えぇ」

杏子「……」

マミ「……」

杏子「綿あめ食べたい」

マミ「買って帰りましょうか」

杏子「うん」

ラーメン屋


さやか「なに食べよっかなー……。ほむらはなに食べるの?」

ほむら「普通の醤油よ」

さやか「そっかー……。私はなににしよう……。チャーシューメンでいいかな……」

ほむら「いつも通りじゃない」

さやか「なんか結局そこに落ち着くんだよね。すいませーん」

店員「らっしゃっせー! 御注文うかがいまっす!」

さやか「えーと、醤油一つとトッピングは?」

ほむら「煮卵」

さやか「好きだねー。醤油にトッピングで煮卵と、私がチャーシュー……。あ、やっぱり担担麺で。以上で」

店員「あざいやーす! 御注文繰り返しやっす! しょーゆトッピンのたまごにたんたんめん。いじょーでよろしっすか!」

さやか「はい」

店員「あざいやーす!! 少々お待ちくだっさい!!」

さやか「はーい」

さやか「あの店員の人。この前もいたよね」

ほむら「いたわね。……いつも思うのだけど、どうして御注文の部分だけ丁寧に話すのかしら」

さやか「私も気になってた。あそこだけやたら丁寧だよね」

ほむら「しかも、ゆっくり話すでしょ?」

さやか「うん。急にトーン落としてね」

ほむら「謎だわ」

さやか「謎だよね」

ほむら「それにしても珍しいの頼んだわね」

さやか「え? なにが?」

ほむら「ほら、担担麺頼んだでしょ?」

さやか「え?」

ほむら「え?」

さやか「私が頼んだのってチャーシューメンじゃん」

ほむら「え?」

さやか「え?」

店員「おまたせしやっしたー!」

さやか「あ、きたきた」

店員「こちらしょーゆです!」

ほむら「あ、はい」

店員「こちらたんたんめんです!」

さやか「え?」

店員「え?」

さやか「あれ? チャーシュー……」

店員「え!? す、すいませ! 間違え!? え!!?」

ほむら「あ、間違ってません。担担麺で合ってます」

さやか「え?」

店員「え、でも。こちらの……」

ほむら「いえ、この子が勘違いしてるだけですから」

さやか「え?」

店員「そ、そうなんっすか?」

ほむら「はい。ごめんなさい。紛らわしいことをしてしまって」

店員「い、いえ。こちらこそもしわけないっす。ごゆっくりどうぞ」

ほむら「ありがとうございます」

さやか「あれ? 私チャーシューメン頼まなかったっけ?」

ほむら「確かに担担麺って言ってたわね」

さやか「あれ? そだっけ?」

ほむら「ええ」

さやか「あー、そっか。たまにあるんだよね。頼んだものを忘れるの」

ほむら「やめて。ボケるにはまだ早いわよ」

さやか「いやー。あの店員さんに悪いことしたね」

ほむら「かなり慌ててたわね」

さやか「こっちが悪いのに最後謝ってたね」

ほむら「しっかりしなさいよ?」

さやか「うん。ごめんごめん」

ほむら「じゃあ食べましょうか」

さやか「そだね」

まどか「ねぇねぇ杏子ちゃん」

杏子「なんだ?」ペラ

まどか「今度の月曜日って何曜日だっけ?」

杏子「……」

杏子「……」

杏子「……22日じゃないか?」

まどか「そっかー。ありがとう」

杏子(正解みたいだな)ペラ

さやか「でもさー実際、魔法少女から普通の人間に戻れてよかったよね」

マミ「そうね。やっぱり危ないもの」

杏子「アタシは結構楽しかったけどな。戦うのは」

ほむら「私はもう嫌ね。色々と恩恵はあったことは確かだけど」

まどか「私もみんなが戻れてよかったと思うな。やっぱりみんなが魔女と戦ってるって考えたら不安だもん……」

さやか「あー、いや。それもあるんだけどさ」

マミ「? どうしたの? 他にも理由があるの?」

杏子「グリーフシードのこととかか?」

さやか「いや、そうじゃなくて……」

まどか「?」

ほむら「歯切れが悪いわね」

さやか「いや、うん。ほら」

さやか「魔法少女のままさ」

まどか「うん」

さやか「年を取ったら、ね?」

マミ「あ、あぁ……」

ほむら「成程ね……」

杏子「確かに、な……」

まどか「え? どうしたのみんな?」

さやか「まどか、よく想像して」

まどか「う、うん」

さやか「四十歳であの恰好で戦ってる私達を」

まどか「……」

まどか「……よかったね。みんな、本当によかったね」

ほむら「えぇ……」

マミ「でも、魔法少女も年を取ったらやっぱり体は衰えるのかしらね?」

杏子「一応、体は成長するよな。身長とか伸びたし」

さやか「でも、精神年齢的にきつくないですか?」

マミ「まぁ、確かに……」

さやか「正直、私達の年齢くらいでギリギリだったと思うんです」

さやか「もし、高校生、大学生、いや、二十歳を超えても魔法少女のままだったとしたら……」

マミ「……もはや少女じゃな」

ほむら「マミ」

マミ「え?」

ほむら「それ以上はダメよ」

マミ「え?」

ほむら「ファンから御叱りを受けるわよ」

マミ「え?」

ほむら「世の中には、色々とどうしようもないことがあるのよ」

ほむら「みんなわかってるけど、そこには触れちゃダメだっていうことがあるの」

ほむら「わかった?」

マミ「は、はい」


まどか(なのはさ……。なのはちゃん……)

ここまででー。


あれですね。二十歳越えても魔法少女。僕はいいと思います。二十歳越えてても。
だって魔法少女ってなんかそういう年齢とかそんなのの枠にはまらない感じだと思うんです。二十歳越えてても。
だから僕は二十歳越えてる魔法少女がいてもいいと思うんです。二十歳越えてても。

なにが言いたいかというとフェイトちゃんマジ天使ってことです。

そういうことです。


乙とか色々なコメントありがとうございます。
爆発しそうです。



あと、>>332がなんか面白いこと言ってたんで注目してあげてください。
すっごく面白いんで。

なんか面白そうなの見っけた
支援

――ほむホーム


マミ「あら、キュゥべぇ。どうしたの?」

QB「あ、マミ。いいところに。このクッキー食べてみて」

マミ「? クッキー?」

QB「うん。ちょっと実験したいことが」

マミ「実験? なんのこと?」

QB「実はね。このクッキーを食べると子供になるんだ」

マミ「私はまだ子供よ?」

QB「言い方が悪かったね。若返るってことだよ」

マミ「……」

QB「僕達の星で開発した新商品、じゃなかった。新作でね」

QB「人は若返った時どのような反応を示すのか。を調べる為に作ったんだ」

QB「だからマミ! 食べてよ!」

マミ「嫌」

QB「え?」

マミ「嫌に決まってるでしょう!?」

QB「ど、どうしてだい?」

マミ「そんな得体のしれない物を食べるわけないでしょ!?」

QB「でも、若返りは人類の夢だろう?」

QB「某名探偵も若返って色々おいしい思いをしてるじゃないか」

マミ「碌な目にもあってないでしょ! ってそれはいいわ」

マミ「私が気に入らないのは、キュゥべぇ。あなたが人を実験体扱いしていることよ」

QB「え?」

マミ「全く。魔法少女のことといい。あなた達は一度痛い目に合わないとわからないみたいね」

QB「え? マ、マミ? 目が怖いよ」

マミ「覚悟しなさい。きつーくお灸をすえてやるわ」

QB「え、ちょ、待って……」

マミ「ふふふふふ……」

QB「あ、あわわわわ」




あああぁああぁああぁあぁぁぁぁ――――……。

杏子「お邪魔しまーす。ってなんだ誰もいないのか」

杏子「腹減ったな……」

杏子「なんかないかな……」


杏子「ん? なんだこれ……」パカ

杏子「お、クッキーだ」

杏子「へへ、いただきまーす」


マミ「全く、キュゥべぇったら……」

杏子「あーん」パク

マミ「あ」

杏子「んぐんぐ」

マミ「え、ちょ……」

杏子「お、マミ。なんだよいるんなら」パアアアア


杏子「へんじくらいしろよな」ババーン

マミ「……」

杏子「あれ? まみ、おまえせのびた?」

マミ「……」

杏子「おい、まみ?」

マミ「……」

杏子「おーい」



マミ「うそやん……」

杏子「なんでかんさいべん?」

ほむら「……」

さやか「……」

まどか「……」

マミ「……」

QB「……」ボロボロ

杏子「……」


ほむら「状況を整理しましょう」

さやか「うん」

マミ「お願い」

ほむら「このド腐れ淫獣が持ってきた傍迷惑な代物のせいで、杏子は若返ったと」

杏子「……」

ほむら「で、元に戻るには三日かかると」

杏子「……」

ほむら「それで間違いないわね?」

QB「はい、間違いありません」ボロボロ

杏子「まじかよ……」

さやか「ま、まぁでもよかったじゃん。元に戻れるのはわかったんだし。幸い今日は金曜日。月曜の夕方には戻るんでしょ?」

マミ「そ、そうね。月曜は学校はお休みするとして、それまで耐えれば、ね?」

ほむら「月曜は私も休んで面倒を見るから戻るまで我慢して? ね?」

まどか「うぇひひ」

杏子「……めんどうってなんだよ。べつにいいよ。あたしひとりでも」

ほむら「で、でも……」

マミ「一人でいてもしものことがあったら……」

さやか「近頃物騒だし……」

杏子「なんだよ! ひとりでへいきにきまってるだろ! なんさいだとおもってるんだよ!!」

さやか「いや、まぁ」

マミ「それはわかるんだけど……」

ほむら「でも、ねぇ?」

杏子「なんだよ! いいたいことあるならいえよ!!」

さやか「……」

さやか(いえない……)

マミ「……」

マミ(正直今の佐倉さん……」

ほむら「……」

ほむら(五歳くらいの女の子にしか見えないもの……)

杏子「いえよ!!」


まどか「きょーこちゃん♪」

杏子「わ! なんだよまどか! きゅうにだきつくなよ!」

まどか「うぇひひ。可愛いー! ほっぺぷにぷにー。すべすべー」

杏子「やめろよ! はなせ! こどもあつかいすんなよ!」

まどか「えー、でも今の杏子ちゃん。小さな女の子にしか見えないよ?」

杏子「う……。で、でもあたしはほんとはじゅうよんさいなんだぞ!」

まどか「もー、杏子ちゃんの本当の年齢なんてわからないんだから、このさい五歳でもいいと思うな」

杏子「よくねーよ!」

杏子「みんなもまどかになんとかいってくれよ! あたしのほんとうのねんれいはじゅうよんさいだって!」

杏子「……え、みんな?」

ほむら「……」

さやか「……」

マミ「……」

杏子「ちょ……。どうしたんだよ……」

さやか「ね、ねぇまどか。私にもさ。杏子、抱っこさせてくれない?」

マミ「ずるいわよ美樹さん。私が先よ」

まどか「えー、私まだ抱っこしたばっかりなのに……」

杏子「おいおまえら」

ほむら「落ち着きなさいあなた達。杏子が困ってるでしょう」

杏子「ほむら……」

さやか「えー」

マミ「少しくらいいいじゃない」

まどか「こんなに可愛いのに」

杏子(うんうん。やっぱりほむらはたよりになるな)

ほむら「杏子ちゃん。お姉ちゃんのところにおいで。おいしいお菓子があるわよ?」

杏子「あ、だめだった」

さやか「ちょっとほむら! お菓子で釣るなんて卑怯だよ!」

まどか「そうだよ! 汚いよ!」

マミ「お菓子なら私だってケーキを持ってきたんだから!」

ほむら「い、いいでしょ。少しくらい!」

杏子「もうやだこいつら」ジワ



ギャー ギャー ワー ワー




杏子(で、こうたいであたしをひざのうえにだくことでおちついたわけだけど)

杏子「はぁ……」

まどか「うぇひひ。かわいいなー」

さやか「次私だからね! 絶対だからね!」

杏子「もうどうにでもしてくれ」

マミ「さて、っと今の内に晩御飯の支度しましょうか」

ほむら「そうね」

マミ「杏子ちゃんはなに食べたいですかー?」

杏子「おい、そのいいかたやめろ。むかつく」

ほむら「ダメよ杏子。そんな乱暴な言葉使いしちゃ。大きくなってから困るわよ」

杏子「うるさい」

マミ「もう……。反抗期かしら?」

ほむら「みたいね……」

杏子「おまえらもとにもどったらおぼえてろよ」

さやか「きょうこちゃーん。ケーキたべるー?」

杏子「……たべる」

さやか「はい、あーん」

杏子「あーん」

マミ「ダメよ。晩御飯が食べられなくなるでしょ」ヒョイ

杏子「あ……」

マミ「ケーキは晩御飯の後で……って」

杏子「うぅ……」ジワァ

マミ「え、え?」

杏子「けーき……」ポロポロ

マミ「え、ちょ、え?」

さやか「あー! マミさんが泣かせたー!」

まどか「いけないんですよ! 小さい子をいじめちゃ!」

マミ「え? そ、そんなつもりは……」

杏子「うぅ……」ポロポロ

マミ「あ、待って泣かないで! は、はい! ケーキ食べていいから! お姉ちゃんが悪かったから! だから、ね?」

杏子「……たべていいの?」ジー

マミ「」ドキ

マミ「え、えぇ。いいわよ。どんどん食べて! なんなら全部食べていいわよ!」

杏子「ほんと?」

マミ「えぇ! もちろん!」

杏子「やった!」ニコニコ

まどか(なにこれかわいい)

さやか(うわー……。持って帰りたい……)

マミ(写真写真……)ピローン



ほむら「……。杏子、なんだか本当に幼くなってない?」

QB「あぁ、多分、副作用で精神もところどころ幼くなってるみたいだね」

ほむら「他人事が過ぎるわよ?」

QB「はい。ごめんなさい」

ほむら(まぁ可愛いからいいけど)

杏子「はっ! しまった!」

さやか「どうしたのー? 杏子ちゃーん? さやかお姉ちゃんのお膝の上はどうですかー?」

杏子「あ、うん。あったかい。じゃなくて!」

杏子「あしたばいとだ!」

まどか「バイトって仁美ちゃんの家の?」

さやか「あぁ、でもこんな姿じゃ無理でしょ? 休むしかなくない?」

杏子「ばか! そんなにかんたんにやすめるか! みんなにめいわくかかるだろ!」

まどか「でも、その姿で行ってもまともに働けないと思うけど……」

さやか「むしろ迷惑かけるんじゃ……」

杏子「う……」


「心配には及びませんわ!!!!」ババババババババ


まどか「!?」

さやか「だ、誰!?」

マミ「え!? 今の大声はなに!?」

ほむら「このヘリの音はなんなの!?」

杏子「べらんだからきこえたぞ!」

さやか「開けるね!」ガラ!

仁美「みなさんご機嫌麗しそうでなによりですわ! あなたと私の志筑仁美ですわ!」バババババババババ


まどか「仁美ちゃん!?」

さやか「なんで!?」

マミ「そのヘリはなんなの!?」

ほむら「低空飛行すぎるでしょう! 地面から数メートルしか離れてないわよ!」


仁美「大丈夫ですわ! 家のパイロットは優秀ですもの!」ババババババババババ


まどか「そういう問題じゃないよ!」

さやか「っていうか近所迷惑だって!」

マミ「あぁ! ご近所さんが集まってきてる!」

ほむら「やめて! 住みづらくなるから!」


仁美「あら、これは申し訳ございません。私としたことが迂闊でしたわ」ババババババババババ


まどか「いいからそのヘリ早くどっかやって!」

さやか「なんでヘリできたの!?」

マミ「後、拡声器使わないで!」

ほむら「ごめんなさい! ごめんなさい! ご迷惑をおかけしました!」

仁美「……ふぅ」ズズ

仁美「ありがとうございます。美味しいお茶でしたわ」

ほむら「え、えぇ……」


まどか「なにしにきたのかな?」

さやか「わかんない」

マミ「疲れたわ……」


杏子「あ、あの……。ひとみ?」

仁美「あらあらあら。杏子さん。お話し通りすっかり可愛らしい御姿になってしまわれて」


まどか「なんで知ってるの?」

さやか「盗聴器とかつけられてないよね?」

マミ「やめて。怖いわ」

杏子「あの、ひとみ……。あしたのばいとのことなんだけどさ」

仁美「大丈夫ですわ」

杏子「へ?」

仁美「これを見てください」

杏子「これって……?」

ほむら「メイド服?」

まどか「だね」

杏子「……しごとぎだ」

さやか「え?」

マミ「いつも着てる服なの?」

杏子「ああ……」

さやか「え、でもさ。これサイズが……」

まどか「小さいような……」

ほむら「小さいというより……」

マミ「子供用ね……」

仁美「その通りですわ!!」

まどか「その通りって?」

仁美「杏子さんが明日の御仕事の件でお困りだと聞いたので、早急に仕立てあげましたわ!」

仁美「これさえあればもう安心! 明日の御仕事もばっちぐーですわ!」

まどか「……」

さやか(別に杏子は服がなくて困っていたわけじゃあ……)

マミ「ねぇ、志筑さんってこういう人なの?」ボソボソ

ほむら「私に聞かないで。私も付き合いが長いわけじゃないんだから」ボソボソ

杏子「えーっと、つまり。あしたのばいとにあたしはしゅっきんしてもいいってことか?」

仁美「当然ですわ!」

まどか「当然なんだ……」

さやか「ヤバい。仁美がわかんなくなってきた」

マミ「ま、まぁとにかくよかったじゃない。ねぇ暁美さん?」

ほむら「え、えぇ。そうね」

杏子「でも、ほんとにいいのか? いまのあたしじゃなにもできないぞ?」

仁美「なにをおっしゃいますか!」

杏子「」ビク

仁美「今の杏子さんは! いるだけでいいんですわ!」

まどか「あ、それはわかるかな」

さやか「確かにね」

杏子「え、えぇ……。なんだそれ……」

仁美「あぁ、明日が楽しみですわー……」クルクル

マミ「どうして彼女は舞っているのかしら……」

ほむら「私に聞かないで……。本当に……」

杏子(あした、あたしはぶじなんだろうか……)

仁美「あら、もうこんな時間ですのね」

仁美「そろそろ私は御暇させて頂きますわ」ババババ・・・・・・

仁美「急な訪問お騒がせしました」バババババババ

仁美「それではみなさん御機嫌よう」ババババババババババ



さやか「なぜベランダから帰るんだ……」

マミ「志筑さんのキャラがわからないわ……」

ほむら「明日からご近所様とどう接したらいいの……」

まどか「なんか、ゴメンね。ほむらちゃん……」

杏子「あたしからもあやまるよ。ごめんほむら。やといぬしがあんなんで……」

さやか「まぁとにかくよかったね。バイト」

杏子「よかったのか?」←マミの膝の上

マミ「よかったんじゃないかしら?」

ほむら「深く考えたら負けよ」

まどか「……ねぇねぇ。杏子ちゃん」

杏子「なんだ?」

まどか「これ(メイド服、幼児用)着てみてほしいなって」

杏子「……なんで?」

まどか「見たい」

さやか「あ、私も」

マミ「見たいわね」

ほむら「見たいわ」

杏子「……。やだ」

まどか「えー、なんで?」

さやか「いいじゃん減るもんじゃなし」

マミ「そうよ。いいじゃない」

ほむら「少しだけでいいから」

杏子「だって、おまえらへんなことするだろ」

まどか「しないよ。ぜったいしない」

さやか「神に誓うから」

マミ「危害は加えないわ」

ほむら「先っちょだけだから」

杏子「さきっちょってなんの!?」

ほむら「冗談よ」

杏子「そういうじょうだんやめろよ!」

杏子「……」←ほむらの膝の上

まどか「結局着てくれる辺り、杏子ちゃんは優しいよね」

さやか「さすがツンデレ」

ほむら「似合ってるわよ」ナデナデ

マミ「……」パシャパシャ

杏子「とんな!」

まどか「でもほんとに可愛いね」

さやか「ね。あー、もうずっとこのままでよくない?」

マミ「そうね」

ほむら「名案ね」

杏子「なんでだよ!」

さやか「だってこんなに可愛いんだよ?」

マミ「そうよ」

ほむら「愚問ね」

杏子「おまえら! おまえらほんとじぶんのよくぼうにちゅうじつだな!!」

マミ「あなただってそうじゃない」

さやか「人の事言えないよね」

ほむら「杏子。我儘いわないの」

杏子「くそ……」



杏子(こいつら……。もどったらみてろよ……)

――三日後


杏子「やっと戻れた……」

まどか「あーあ……」

マミ「戻ってしまったのね……」

さやか「もったいない……」

ほむら「ねぇ、もう一度子供に戻らない?」

杏子「ふざけんな」





杏子「全く……。アタシがどれだけ苦労したと思ってるんだ……」

さやか「バイト凄かったんだって?」

杏子「あぁ……。正直休めばよかったと後悔してる……」

マミ「帰ってきたとき凄かったものね」

ほむら「家の前に馬車が停まった時は何事かと思ったわ」

まどか「服装もお姫様みたいだったよね」

杏子「やめろ。思い出したくないんだ」

マミ「あら? 似合ってたわよ?」

さやか「しっかり写真に収めてますから」

杏子「今すぐ燃やせ!」

まどか「ダメだよ。私達の大切な思い出なんだよ?」

ほむら「思い出という名の黒歴史ね」

杏子「やめてくれ!」

さやか「ま。でも無事に戻れてよかったね」

マミ「一時はどうなるかと思ったわ」

まどか「楽しかったねー」

ほむら「妹が出来たみたいで嬉しかったわ」

さやか「あ、私もー。下に欲しかったんだよね」

マミ「私も……。妹とか弟とか憧れてたから」

杏子「ほんとに好き勝手やってくれたよな。この恨みは忘れないからな」

まどか「まぁまぁ」

杏子「まぁ、でも感謝してるよ」

さやか「え?」

杏子「お前等がいなかったらどうなってたかわからないもんな」

ほむら「杏子……」

杏子「正直、アタシ一人じゃどうしていいかわからなかった」

マミ「佐倉さん……」

杏子「だから、さ。感謝の意味を込めて。これ……」

まどか「ケーキ?」

杏子「仁美に協力してもらって作ったんだ」

まどか「杏子ちゃんが作ってくれたの?」

杏子「あぁ……。ケーキなんて初めて作ったから不格好だけどさ。よかったら食べてくれ」

マミ「佐倉さん……」ジーン

さやか「あんたって子は……」ジーン

ほむら「いい子に育って……」ジーン

まどか「ママ嬉しい……」ジーン

杏子「誰がママだ」

マミ「お茶の用意もしたし」

さやか「ではではさっそく」

ほむら「杏子の感謝を」

まどか「いただきまーす」


「「「「あむ」」」」


杏子「……」ニヤ

マミ「あら、このケーキ」パアアアアア

マミ「なかにくっきーがはいってるのね」

さやか「あ、ほんとだ」パアアアアア

さやか「さくさくしてておいしいですね」

ほむら「初めてとは思えないわね」パアアアアア

ほむら「おいしいわ」

まどか「ほんとだねー」パアアアアア

まどか「きょうこちゃんおりょうりのさいのうあるのかもね」


杏子「よっし!!」

マミ「え?」

さやか「ちょ、みんななんでちっちゃくなって……」

まどか「さ、さやかちゃんだって……」

ほむら「ま、まさか……」


杏子「ざまぁwwww」

マミ「ちょっとさくらさん! どういうことよ!」

さやか「うそでしょ!? うそでしょ!?」

まどか「うぇひひ。みんなかわいいね」

ほむら「まどか!? げんじつとうひしないで!」


杏子「言っただろ? 恨みは忘れないって」


マミ「やりすぎよ!」

さやか「そうだよ! みんなちっちゃくしちゃってどうすんのさ!」

まどか「てぃひひ、ほむらちゃんかわいいー」

ほむら「え、そ、そうかしら///」

さやか「おまえらおちつけ!」

杏子「安心しろって。面倒はアタシ達が見るから」

さやか「みるって! よにんもいる……。あたしたち?」

マミ「たちって……?」


「きましたわーー!!!!!!」バババババババ


マミ「こ、このこえは!」

さやか「まさか!?」

まどか「あ、ひとみちゃんだー」

ほむら「またへりね」

仁美「どうも皆さんご機嫌麗しゅう。あなたと私の志筑仁美ですわ」

まどか「ひとみちゃんいらっしゃーい」

仁美「あらあらまどかさん。可愛らしい御姿で。お邪魔します」

ほむら「どうぞそちゃですが」

仁美「あらあら暁美さんも、なんと可愛らしい。ありがとうございます」


マミ「どうしてあのふたりはてきおうしてるのよ」

さやか「なにもかんがえてないんですね。きっと」

杏子「仁美に対しての正しい対処法だ」

仁美「と、いうわけですので皆さんのお世話は私達にお任せ下さい」

杏子「安心しろ」

マミ「……これは」

さやか「ひとみもグルか……」

仁美「その通りですわ」ニッコリ

仁美「杏子さんから、皆さんの可愛らしい御姿を拝見できると聞いたので、これは協力するしかないと思いまして」

さやか「なんてこった……」

マミ「なんなのこのひと……」

杏子「仁美については深く考えたら負けだ」

仁美「それにしても……」


まどか「おなかすいたねー」

ほむら「そろそろごはんつくるわね」

マミ「いまのわたしたちでつくれるかしら……」

さやか「おもいっきりごさいじだもんねー」

仁美「言い眺めですわ……」フゥ

杏子「満足そうでよかったよ」

仁美「ところで杏子さんは子供に戻らないのですか?」

杏子「アタシは一度なったからいいだろ」

仁美「残念ですわ……」

杏子「さて、飯どうするか」

ほむら「かんたんにかっぷめんにしましょうか」

マミ「それしかないわね」

仁美「いけませんわ!!」

まどか「!?」ビク

さやか「ど、どうしたのひとみ……」

仁美「育ち盛りの子供が即席麺だけなどと! この志筑仁美! 許しませんわ!」

ほむら「で、でもいまのわたしたちじゃだいどころにはたてないし……」

杏子「アタシは料理できないぞ」

仁美「それなら問題はありませんわ」


仁美「セバスチャン!」

セバスチャン「は」



まどか「だれ?」

さやか「しようにんてきな?」

ほむら「べんりきゃらね」

マミ「こんごこまったときにでてくるわよ。あれ」

杏子「子供が冷静にツッコみってなんか嫌だな」

仁美「例のあれを皆さんに」

セバスチャン「は」


まどか「うわー、なんかテーブルにつぎつぎとりょうりが……」

仁美「セバスチャンが調理したものですわ」

さやか「わざわざいえからもってきたのかな……」

仁美「ちゃんと保温しておりますので、冷めてはいませんよ」ニッコリ

マミ「さすがにこまかいところによくきがつく……」

ほむら「ふだんはいいこなのよ……」

杏子「ほんとにな……」

仁美「ではお召し上がり下さい」

まどか「ほんとにいいのこれ?」

仁美「ええ、もちろんですわ」

さやか「みたところたかそうなのばっか……」

ほむら「これしょくざいひとつにいくらなのかしら……」

マミ「すくなくともぜろはよっつはつくわね……」

杏子「さすが仁美」

仁美「ふふふ。お褒めに預かり光栄ですわ」

仁美「あ、杏子さん取り分けて差し上げますわ」

杏子「え? あー、さんきゅ」

仁美「いえいえ」

まどか「あのふたりなかいいねー」

さやか「いがいだね」

ほむら「せいかくはまぎゃくのはずなのに」

マミ「だからかしら?」

仁美「はい、どうぞ」

杏子「悪いな」



杏子「いただきまーす」パク

仁美「……」ニヤ

杏子「うん。さすが仁美の家の料理だな」パアアアアア

杏子「うまい」ババーン


まどか「!!」

さやか「!!」

ほむら「!!」

マミ「!!」


杏子「え?」

仁美(計画通り!)

杏子「え? ひとみなんでしんせかいのかみみたいなかおしてるんだ?」

マミ「さくらさん、はい。かがみ」

杏子「なんでかがみなんか……」

杏子「……」

杏子「……おい」

仁美「可愛いですわ」ニッコリ

まどか「きょうこちゃんおかえり」

さやか「まってたよ」

ほむら「ようこそこどものせかいへ」

杏子「」

マミ「けっきょくこうなるのね」

ほむら「よていちょうわね」

さやか「あ、このこうちゃおいしいー」

まどか「なんかじょうひんなあじだねー」

仁美「神戸に出かけた時にお土産にと買ってきた、マリアージュフレールのお茶ですわ」

まどか「へー」

さやか「なんかよくわかんないけどおいしいー」

まどか「ねー」

杏子「どうすんだよ! あたしまでこどもにして!」

仁美「問題ありませんわ。まとめて私がお世話させて頂きます」ニッコリ

杏子「おせわって……」

ほむら「まどか、くちもとにくりーむがついてるわよ」フキフキ

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら「どういたしまして」

杏子「なごむな!」

マミ「まぁまぁ、もういいじゃない」

さやか「あきらめよ。どうせみっかたたないともどれないんだし」

杏子「おまえら……。てきおうするのはやすぎだろ」

マミ「だって、ねぇ?」

さやか「うん。しょうじきここまできたらあきらめつくわ」

マミ「かんがえたらまけっていったのはさくらさんよ」

杏子「くそぅ……」

仁美「皆さんご理解頂けて嬉しいですわ」

杏子「どうしてこうなった」

仁美「では皆さん今日は私の家でお泊りということでよろしいですか?」

まどか「うん。いいよ」

ほむら「ひとみのいえははじめてね」

さやか「たぶんわたしらもはじめてだ」

杏子「たぶんってなんだよ」

マミ「たのしみね」

仁美「セバスチャン! 準備を!」

セバスチャン「は」

まどか「またでた」

さやか「べんりきゃらだ」

仁美「皆さんこれにお乗りください」バババババババ

まどか「わたしへりってはじめてのるや」

さやか「わたしもわたしも」

杏子「ちょ、ゆれるゆれる」

マミ「それにしてもおおきいへりね」

ほむら「べいぶろうね。どうしてこんなものを……」

仁美「セバスチャンに作らせましたわ」

杏子(なにものだよせばすちゃん)

さやか(なんのもくてきがあって……)

マミ(ほんとうにそこがしれないこね……)

まどか「こんなのよくべらんだのよこにつけれたね」

仁美「家のセバスチャンは優秀ですので」ニッコリ

ほむら「べんりすぎるでしょうせばすちゃん……」

まどか「これからいいようにつかわれるんだよきっと」

さやか「いるよね。そういうやくまわりのきゃらって」

杏子「とりあえずこまったらたよるみたいなな」

マミ「なんだかかわいそうね……」

仁美「では私の家へレッツゴーですわ!」

まどさや「おー」

ほむら「なんだかきょうはつかれたわ」

マミ「きぐうね。わたしもよ」

杏子「もうねたい……」



こうして元に戻るまでの三日間。私達は仁美ちゃんのお家でそれはもう手厚く歓迎されたのでした。
                     
                                  byまどか



杏子「あれを歓迎と言えるまどかは凄いな」

さやか「生贄みたいなもんだったよね」

ほむら「色々と贅沢はできたのだけど……」

マミ「佐倉さんの苦労が身に染みてわかったわ……」



ちなみにクッキーは厳重に封印されました。

今日はここまででー。


最近寒くなってきたので皆さん風邪とかに気を付けて。


>>367ご新規さんらっしゃーい。
ごゆっくりどーぞー。


コメントとかありがとうございます
跳ね上がります。



ではまたー。

トランスフォーマーキュゥべぇ


まどか「……」ジー

QB「……どうしたんだい、まどか。じっと僕を見つめて」

まどか「キュゥべぇって変身とか出来たりしないの?」

QB「へんしん?」

まどか「うん。なんか他の生物にぱーっと」

QB「残念だけど僕にそんな能力はないね」

まどか「そっか。使えないね」

QB「え」


<ただいまー


まどか「あ、さやかちゃんだ。おかえりー」トテトテトテ・・・


QB「……」

QB(なんだろう。これが傷つくってことかな……)

マミ「あら、キュゥべぇ。どうしたの? 背中に哀愁が漂ってるわよ」

QB「うん……。ちょっと色々と……」

マミ「?」

寝てたら急にビクッってなるあれ


―学校


休み時間

さやか「zzz」

ほむら「さやかったらまだ寝てるのね……」

さやか「zzz」

ほむら「せっかくだからいたずらを……」

ほむら「油性しかないわね……。まぁいいか」

さやか「zzz」

ほむら「……」ソー

さやか「zzz……。!」ガタッ!

ほむら「!?」ビクッ

さやか「え!? あ、ほむら?」

ほむら「……」ドキドキドキ

さやか「どうしたの?」

ほむら「な、なんでもないわ……」

さやか「? なにそのペン」

ほむら「なんでもないって言ってるでしょう!」

さやか「ご、ごめん」

時給50円アップの重み





杏子「……」←仕事中

仁美「杏子さん」バタン

杏子「うわ!? 仁美? ……お前なんで洗濯機の中から出てきたんだよ」

仁美「そういう気分でしたので」

杏子(どういう気分だよ……)

杏子「まぁいいや。なんか用か? 今、掃除中なんだけど」

仁美「えぇ。杏子さんに是非お願いしたいことがありまして」ニッコリ

杏子「なんだ?」

仁美「これです」

杏子「……なんだこれ?」

仁美「猫耳ですわ!」

杏子「……で?」

仁美「着けてもらえませんか?」

杏子「嫌だ」

仁美「なぜですか!?」

杏子「なんで、アタシが、猫耳なんか、着けなくちゃ、いけないんだ」

仁美「あら、猫耳はお気に召しませんでしたか……」

仁美「では犬耳を……」

杏子「種類の問題じゃない」

仁美「……?」

杏子「なんでそんな不思議そうな顔するんだよ!」

仁美「……どうしてもダメでしょうか?」

杏子「どうしても」

仁美「絶対?」

杏子「絶対」

仁美「……お給料を上げても?」

杏子「」ピク

仁美「これを着ければ今月の基本給10パーセントアップ……」

杏子「」ピクピク

仁美「さらにボーナスも……」

杏子「」ピクピクピク

仁美「どうでしょう?」

杏子「くっ……」

杏子(落ち着けアタシ……)

杏子(確かに10パーアップは魅力的だ……)

杏子(さらにボーナスだって?)

杏子(それがあれば欲しかったiPod touchが買える……)

杏子(だがいいのか? そんな欲に目が眩んで自分のプライドを捨てるような真似をして……)

杏子(嫌、ダメだ……。あんなの着けて仕事なんてで出来ない……)

杏子(アタシのキャラじゃない……。ああいいうのはまどかとかマミに任せとけばいいんだ……)

杏子(確かに給料アップは魅力的だけど……)

杏子(魅力的だけど……)

杏子(だが! アタシはそんな餌に釣られない!!!!)






杏子「これを着ければいいんだな?」キリッ

仁美「お似合いですわ」






女の子はぽっちゃりしてるほうがいいんだよ。って言葉は女の子に向けて言ったら痛い目を見る。





マミ「……」←体重測ってる

マミ「……」

マミ「oh……」

マミ「……増えてる」

マミ「……」

マミ「なぜなの……」

マミ「体重が増えないように毎日ウォーキングもしてる」

マミ「食事だって分量を減らしてるのに……」

マミ「なのにどうして……」

マミ「……」

杏子「おーいマミ」

マミ「佐倉さん? どうしたの?」

杏子「職場の仲間から大量のリンゴもらったんだ。これでなんか作ってくれ」

マミ「……段ボール3つ分のリンゴ……」

杏子「さすがに全部そのままじゃ飽きるしさ、いい感じにパパっと頼むよ」

マミ「まぁいいけど……。腐るまでに全部処理できるかしら……」

杏子「安心しろ。食い物は粗末にしない」

マミ「はぁ……。とりあえずアップルパイとタルト……。後はジャムでも作ろうかな」

杏子「任せた」

マミ「わかったわ」






それからしばらく


マミ「……」←体重測ってる

マミ「増えたわ……」

惚れてまうやろ




ほむら「……」

ほむら「……?」

ほむら「あれって……。確か」

ほむら「中沢君?」

中沢「へぇ!? あ、暁美さん!?」

ほむら「やっぱり中沢君ね。買い物?」

中沢「!? は、はい! そうです!」

ほむら「ふふ、どうして敬語なの? 同じクラスメイトじゃない」

中沢「え!? あ、そ、そうで、だね。は、ははは」

中沢(うっわー、どどど、どうしよう! 母さんに買い物に頼まれて普段はこないスーパーにきたらまさか暁美さんと会うなんて!)

中沢(し、しかも声までかけられて! っていうか僕の名前覚えてくれてたんだ……)

中沢(暁美さん笑ってるし、綺麗だなー……。お母さんありがとう!)

中沢(じゃないや! こ、これはチャンスかもしれない……。ここでうまくやれば、もしかしてもしかすると暁美さんと……)

中沢(頑張れ! 頑張るんだ俺! この機を逃すな! 今! ここが! 俺の人生の最大の好機だ!)

中沢「あ、暁美さんも買い物?」

ほむら「えぇ、夕飯の買い物に」

中沢「へぇー」

中沢(暁美さんの手料理……。食べてみたい……。)

中沢(ハッ! じゃなくて)

中沢(そ、そうだ。買い物かごを重そうだから持つよって言えばもしかしてもしかすると一緒に買い物とかできるんじゃ……)

中沢(そ、そしてお礼に一緒に食事とか誘われたりなんかしちゃったりなんかして!)

中沢(それだ! それしかない!)

中沢「あ、あの暁美さ「お、ほむらじゃん」」

中沢「え」

杏子「買い物か?」

ほむら「杏子。えぇ。今日の夕飯のね」

杏子「ふーん。今日のメニューは?」

ほむら「シチューにロールキャベツよ」

杏子「やり! かご重そうだな。持つよ」

ほむら「いいわよ」

杏子「いいから貸せって。いつも飯食わせてもらってるんだし。その礼だ。ほら」

ほむら「……じゃあ甘えるわ。ありがとう」

杏子「ん」

ほむら(全く。お礼なら私の方がしないといけないのに)

ほむら(いつも食費は杏子が無理矢理払ってるから、実質私がタダで食べさせてもらってるようなものなんだから)

ほむら(今度なにか恩返ししないとダメね)

中沢「あ、あのー……」

ほむら「え? あ、えっと。中沢君、ごめんなさい。さっきなにか言おうとしてなかった?」

杏子「だれ?」

ほむら「同じクラスの中沢君よ」

杏子「ふーん」

ほむら「あ、中沢君紹介するわ。この子は……」

中沢「あ、知ってます。佐倉杏子さんだよね」

杏子(なんで最初敬語だったんだ?)

杏子「どうしてアタシのこと知ってるんだよ」

中沢「あ、その。色々と噂が……」

杏子「うわさー? なんだよそれ」

中沢「い、いや、その」

ほむら「威嚇しないの」ポカ

杏子「いて。なにすんだよ」

ほむら「あなたが恐がらせるからでしょう」

杏子「別にそんなつもりはねーよ」

中沢「は、ははは」

杏子「なんだよ。急に笑って」

中沢「あ、いや。仲いいんだなって思って」

杏子「そうか?」

ほむら「普通よね」

中沢「ははは……」

中沢(だって僕に話す時と佐倉さんに話す時とじゃ話し方と態度が全然……)

ほむら「あ、もうこんな時間ね。じゃあ私達はここで失礼するわね」

中沢「え、あ、うん」

中沢(しまったー! 突然の乱入者で作戦のことすっかり忘れてた!)

中沢(俺のバカ野郎! こんなチャンス俺の人生にもう2度とないかもしれないのに!)

中沢(くそ! くそっ! どうぢて俺ってやつは!)

ほむら「中沢君?」

中沢「え、は、はい!」

ほむら「どうしたの? なんだかすごく思いつめた顔してるけど……」

中沢「え!? な、なんでもないよ! ははは」

ほむら「そう? じゃあ私達は行くけど……。体調が悪いようなら早く帰った方がいいわよ」

中沢「う、うん。ありがとう」

中沢(優しいなー……暁美さん)

中沢(はぁ……。でも僕が暁美さんと話すことなんてもう2度とないんだろうな)

中沢(はぁ……)

ほむら「それじゃあ、また学校で」ニッコリ

中沢「!」

杏子「じゃーまたな」

中沢「!!」

中沢「う、うん! また!」

中沢「……」

<なぁほむら。ついでにデザートでも買おうよ

<ダメよ。まだリンゴが大量に残ってるでしょう

<う……。そういえば……

<食べ物は粗末にしないいでしょう?

<わかったよ。わかった

<全く……




中沢「……また。か……。ふへへ」

毛布と結婚したい


―美樹ハウス

さやか「……ん、あさ……?」

さやか「……さむ……」ブル

さやか「うー……いつの間にか布団が足元に……」

さやか「もーふもーふっと……」

さやか「あー、あったかい……」

さやか「この、朝寒い時に毛布にくるまってだらだらする時間のなんと至福なことか……」

さやか「あー……。やばい、きもちぃー……」

さやか「……あー……」

さやか「……うー……」

さやか「……zzz」













さやか「しまった。遅刻だ」

最初の顔をいじれる部分だけで三時間は遊べる




TV<イッツミーメーリオーゥ

ほむら「……」

マミ「あら、マリオ64?」

ほむら「ええ」グイーン

マミ「懐かしいわね。っていうか64自体が懐かしいわ」

ほむら「押入れの奥に閉まってあったのを出したのよ」ニョイーン

マミ「……」

ほむら「……」ミョイーン

マミ「……ふふww」

ほむら「……ふふふww」

マミ「凄い顔ねww」

ほむら「もはや誰だかわからないわねww」バイイーン

ほむら「さて、と……」

マミ「? まだスターは70枚集まってないから階段は昇れないいんじゃ……」

ほむら「まぁ見てなさい」

TV<ヤッフーウヤヤッフーウ

マミ「……?」

ほむら「……」

TV<ヤッフーウヤヤッフーウ・・・・・・

マミ(なにをしてるのかしら……)

ほむら「……」

TV<ヤッフーウ・・・ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤッフーウ

マミ「!!?」

ほむら「よし」

マミ「なにそれ! なんなのそれ!?」

ほむら「裏ワザみたいなものよ」

マミ「すごい!」

達成感=停滞


さやか「うぅ……」

さやか「テストの結果を見せたらマミさんに怒られた……」


―回想

マミ『ちょっと美樹さん! この成績はどういうこと!?』

さやか『こ、これには深いわけが……』

マミ『言い訳は聞かないわ。どうせ勉強もせずに遊んでばかりだったんでしょ』

さやか『……その通りです……』

マミ『ほんとにもう……。こんな成績じゃ希望の高校なんていけないわよ?』

さやか『はい……。申し訳ございません……』

マミ『とにかく、期末はもっと頑張ること』

マミ『そうね。学年で50位以内には入りなさい』

さやか『んな無茶な!』

マミ『無茶は承知よ。でもそれくらいじゃないとМ校なんて無理でしょ?』

さやか『う……』

マミ『私も教えてあげるから、頑張りましょ? ね?』

さやか『はい……』

さやか「とは言ったものの……」

さやか「50位以内なんて無理だー!!」

さやか「だって私、下から数えた方が早いんだよ!?」

さやか「そんな私がいきなり50位以内とか現実的じゃなさずぎるでしょ!」

さやか「……はぁ」

さやか「でも、確かに今のままじゃダメだよね」

さやか「このままだらだら日々を無駄に過ごしてたんじゃ、自分の欲しいものは手に入らない……」

さやか「……うん。そうだ!」

さやか「変わろう! 今日から変わるんだ!」

さやか「今日から私は! ニューさやかちゃんになるのだー!」

さやか「そうと決まれば早速勉強……」

さやか「机きったないなー……」

さやか「こんなんじゃ勉強できないよ……」

さやか「とりあえず掃除から……」

さやか「まずゴミをまとめてー」

さやか「漫画とかを棚に戻してー」

さやか「あー、ちょっと埃っぽいな。掃除機もかけよう」

さやか「うーん。なんか家具の位置も変えたくなってきたな……」

さやか「そうだ、どうせなら心機一転。部屋の模様替えをしよっかな」

さやか「うん。そうしよう。大体ベッドが部屋の真ん中とか意味わかんないし」

さやか「さて、頑張ろうかな」

―それから数時間


さやか「ふーう……。終わったー」

さやか「……うん。いい感じだ」

さやか「んー、疲れたー。久しぶりに頑張ったからなー。なんか疲労が……」ノビー

さやか「でもなんか充実した疲れだなー」

さやか「ふふん。これが頑張るってことだね」

さやか「やっぱり人間頑張らないとね」

さやか「さて、と。部屋も片付いたし……」








さやか「疲れたから寝よ」








―そのころ


マミ「鹿目さん! この成績はなんなの!」

まどか「うぇひー……」





でも大好き



杏子「……」ペラ

さやか「それ今週号のジャンプ?」

杏子「んー」ペラ

さやか「ブリーチどうなった?」

杏子「一護が静血装使った」

さやか「嘘!? なんで!?」

杏子「さあ?」

さやか「うわぁ……。もうなんかなんでもありだね」

杏子「な」ペラ

さやか「なんかよくわかんないことになってきたねー……」

杏子「まぁ確かに今の展開はな」ペラ

さやか「剣八が偽物陛下にフルボッコにされてたのは萎えた」

杏子「はは。確かに」ペラ

さやか「あと、卯ノ花さんが誰も治療せずに部下とのんびり話してるのが謎」

杏子「あれ急いで白哉助けに行ってたら助かったよな」

さやか「でも済まぬさんがあそこから助かったらそれはそれで嫌だね」

杏子「言えてるww」

さやか「山爺も死んじゃうしさ」

杏子「あっさり死んだよな」

さやか「ローズに至ってはどうなったのかわかんないし」

杏子「いつの間にか出てこなくなったよな」

さやか「やちるとか一コマも出てこないし」

杏子「一応副隊長のはずなのにな」

さやか「あーあ……。全く最近のブリーチは……」

杏子「なら読むのやめる?」

さやか「それはない。絶対に」

杏子「だろうと思った」

さやか「まぁ文句いいつつも大好きだしね」

さやか「師匠独特のあのポエムとか」



杏子「僕は ついてゆけるだろうか
 
    君のいない世界のスピードに」



さやか「ぼくは ただ きみに

     さよならを言う練習をする」









さや杏「     心




         か       」




さや杏「wwwwww」





さやか「うん。やっぱりなんだかんだでブリーチ好きだわ」

杏子「ポエム集とか出されたら買うな」

さやか「買う買う。結構かっこいいのとかあるしね」

さやか「と、いうわけでそれ読んだら貸して」

杏子「んー」

努力が報われる才能が欲しい


さやか「1つ気になったんだけどさ」

ほむら「なに?」

さやか「あの、子供に若返るクッキー。キュゥべぇが食べたらどうなんの?」

ほむら「それは……。当然若返ると思うけど……」

さやか「……。若返ったらどうなるの?」

ほむら「……。マミ、あなたなら知ってるでしょ?」

マミ「え?」

ほむら「キュゥべぇの若いころ」

マミ「知ってるわけないじゃない……」

ほむら「でもあなた小さい時から一緒なんでしょう?」

マミ「そうだけど……。キュゥべぇって私が小さい時から姿形は変わってないもの」

ほむら「ずっとあのままってこと?」

マミ「ずっとあのままってこと」

さやか「うーん。と、なると益々気になるなー……」

マミ「キュゥべぇの若い姿?」

さやか「はい。どんなのなんだろう……」

ほむら(……正直変化はないと思うけど……)

さやか「うーん……」

マミ「そんなに気になるならクッキー食べさせてみたらどうかしら」

ほむら「!」

さやか「!!」

マミ「な、なにその信じられないものを見た顔は……」

さやか「だって、ねぇ?」

ほむら「ええ……」

マミ「なによ」

さやか「マミさんがそんなことを言うとは思わなかったから……」

ほむら「私達の中では(一部を除いて)一番良識があるのはマミだから、そんなイタズラめいたものを促すとは思わなかったのよ」

さやか「そういうこと企むのは私かまどかだもんね」

ほむら「ええ」

マミ「……まぁたまにはいいじゃない」





マミ「私だって、時々全部どうでもよくなるのよ」




さやか「……なんかマミさんが怖い……」ボソボソ

ほむら「受験勉強とかで疲れてるのかしら……」ボソボソ

さやか「後で甘い物買ってくるね」ボソボソ

ほむら「頼むわね」ボソボソ



マミ「聞こえてるわよ」ニッコリ


さやほむ「!!」ビクゥ


さやか「と、というわけでキュゥべぇにクッキーを食べさせることにしました」

ほむら「早速キュゥべぇを呼んでみましょう」

マミ「そうね。あ、美樹さん、シフォンケーキをお願いね」

さやか「了解です!」


ほむら「キュゥべぇー! 早くきて!」

QB「で、呼ばれてきたわけだけど……」

QB「なんだい?」

さやか「なにも言わずにこれを食え」

ほむら「急ぎなさい」

QB「な、なんだい君達藪から棒に……」

QB「ってこれ子供クッキーじゃないか……」

QB「なんで僕が食べないといけないんだい?」

さやか「うるさいだまれ」

ほむら「急いでるのよ。さっさとしなさい」

QB(なにこの理不尽)

QB「ね、ねぇマミ。君からもなにか言ってよ、わけがわからないよ」

マミ「……キュゥべぇ」

QB「なんだい?」


マミ「いいから食べなさい」ニッコリ


QB「!!?」

QB『どういうことだいさやかにほむら! マミが怖いよ!』テレパシー

ほむら『知らないわよ! こっちが聞きたいわよ!』

ほむら『さやかなにかしたの!?」』

さやか『もしかしてあれかな……』

QB『あれって!?』

さやか『マミさんに借りてた漫画に紅茶こぼしちゃった……』

ほむら『それよ! 謝りなさい!』


マミ『違うわよ』ニッコリ


さやほむQB『!!?』ビックゥ


マミ『でも、美樹さんは後でお説教ね』

さやか『!!?』

QB「と、とにかくこれを食べればいいんだね」

マミ「えぇそうよ」ニコニコ

ほむら「食べなさい! さっさと食べなさい!」

さやか「……」ズーン

QB「じゃ、じゃあいただきます……」パク

マミ「……」ジー

ほむら「……」ビクビク

さやか「……」ズーン


QB「……う」パアアアアアア


マミ「変化が始まったわね」

ほむら「そ、そうみたいですね」

さやか「もうどうでもいい……」

QB「うぅ……」パアアアアア



マミ「長いわね。正直面倒だわ」

ほむら「そ、そうですね」

さやか「ははは……」

QB「うぅう……」パアアアアア



マミ「飽きたわ」

ほむら「お茶でもどうですか?」

マミ「いただくわ」

さやか「絶望が私のゴールだ……」

QB「ぅぅうう!」パアアアアアアア・・・



マミ「やっとみたいね」

ほむら「そうですね」

さやか「今なら飛べる気がする」

QB「ふぅ……」ババーン


QB「この姿になるのも久しぶりだよ」



マミ「変わってないじゃない」

ほむら「変化なしね」

さやか「あーいきゃーんふらーい」


QB「うん……。ごめん」

マミ「どういうことよ」

QB「いや、だって僕ってそもそも最初からこの姿だし……」

QB「っていうか年齢っていう概念が僕に当てはまらないし……」

マミ「……」


QB「すいませんっしたー!!」ドゲザー



マミ「つまらない結果ね。期待してくれた人に悪いわ」フゥ・・・

ほむら『ちょっとどうするのよ! マミが怒ってるわよ!』

QB『仕方ないだろう! 僕だって頑張ったんだ! どうしようかどれだけ悩んだと思ってるんだ!』

ほむら『色々あるでしょう! ロボットに変形するとか大猿になるとか!』

QB『唐突過ぎて意味が分からないだろう!?』

ほむら『この役立たず!』

QB『ふん! どうせ僕は役に立たないさ! ざまあみろ!』

ほむら『このド腐れ淫獣!』



マミ『喧嘩は止めなさい』


ほむQB『!!?』ビックゥ

マミ「全く、あなた達は……」

ほむQB「ごめんなさい」

マミ「まぁでも、キュゥべぇにクッキーを食べさせても変化はないことはわかったし……」

マミ「これで満足したかしら? 美樹さん?」

マミ「……」

マミ「美樹さん?」

ほむら「あれ?」

QB「さっきまでそこにいたのに……」

マミ「どこにいったのかしら……」

ほむら「? ここに書置きがあるわよ」

マミ「え?」

QB「なんて書いてあるんだい?」

ほむら「えっと……」




      
       旅に出ます。探さないで下さい。

                   さやか

ほむら「……」

マミ「……」

QB「……」


ほむら「えっと……」

QB「……」

マミ「ふぅ……」


ほむら「……とりあえず、私がケーキ買ってくるわね」

マミ「ええ、お願い」

QB「じゃあ僕もついて……」

マミ「キュゥべぇは私とお留守番よ」

QB「そんな!」

マミ「嫌なの?」

QB「嫌じゃ、ないです……」

マミ「よね」ニッコリ

ほむら「い、行ってくるわ」

マミ「いってらっしゃい」

QB「いってらっしゃい……。早く帰ってきて……」

ほむら「え、ええ……」

さやか「あははははは!!!! 私は鳥になる!!」

杏子「うるせー! なんだよいきなりアタシん家にきて!」

まどか「さやかちゃんが壊れた」

さやか「レッツフライ!」

杏子「黙れ!!」

まどか「ねぇねぇ杏子ちゃん。幽白の続きはどこ?」

杏子「まどかも止めるの手伝えよ! 幽白の続きは寝室だ!」

まどか「ありがとー」テクテク

さやか「伊達にあの世は見てねーぜ!!」

杏子「うるせー!!」






ちなみにマミさんの機嫌が悪いのは、体重が増えたからです。

まんまそれ





杏子「そういえばさ」

さやか「ん? どした?」

杏子「この前出てきた仁美の執事いるだろ」

さやか「セバスチャン?」

杏子「そう。セバスチャン」

さやか「あの人がどうかしたの?」

杏子「あれ、どっかで見たことあるなーって思ってたんだ」

さやか「ほうほう」

杏子「で、この前久しぶりにゲーセン行ったんだけどさ」

さやか「うん」

杏子「鉄拳ってあるじゃん」

さやか「あるね。一回興味本位で対戦したらやりこんでる人にボッコボコにされたわー」

杏子「それ見てわかったんだけどさ」

さやか「なにが?」

杏子「あの執事の人。鉄拳に出てくるキャラそのまんまだ。名前から見た目まで」

さやか「マジで?」

杏子「マジで」

さやか「ちょっと画像検索してみる」カタカタ・・・

杏子「キャラ紹介の動画とかもあるぞ」

さやか「……あぁ。うん。あぁ」

杏子「な?」

さやか「うん。……御嬢様に仕えてるって辺りまでまんまだね」

杏子「だよな……」

さやか「……」

杏子「……」

どのタイミングで秋服から冬服に変えればいいか毎年悩む




―買い物中

まどか「最近寒いねー」

ほむら「もうすっかり冬って感じね」

まどか「うー……。やっぱりもう少し厚着してくればよかったかな」

ほむら「だから言ったのに……」

まどか「家にいる時はいけるかなーって」

ほむら「甘かったわね」

まどか「失敗したなー……」

まどか「そうそう、ほむらちゃんはどのタイミングでコートとか着る?」

まどか「私毎年悩むんだー。今日は寒いけどコートを着る程じゃないかも。今着ていったら私一人だけコートで恥ずかしいかもって」

ほむら「みんなそんなこと気にしないと思うけど……」

まどか「そうかなー? こういう人結構いると思うけど」

ほむら「そうかしら?」

まどか「たぶんね」

まどか「ねね。ほむらちゃんはどのタイミングでコートを着るの?」

ほむら「そうね……。あまり覚えてないわ。寒くなったら着てるけど……」

まどか「時期にしていつ頃とかは?」

ほむら「えーっと……。11月下旬くらいかしら」

まどか「あー、やっぱりそのくらいかー……」

ほむら「まぁでも、寒さなんて毎年変動するものだし、そもそも寒いと感じる気温自体が人それぞれなんだからあまり気にしないでもいいと思うわよ」

ほむら「体温が高い人もいるわけだし」

まどか「マミさんとか温かそうだもんね」

ほむら「……怒られるわよ」

まどか「うぇひひ」

―その頃

マミ「くしゅん!!」ピッカチュウ

杏子「どうした風邪か?」ピーケーファイア

マミ「そんなことはないと思うけど……」ピッカチュウ

さやか「誰かが噂でもしてるんじゃないですか?」デヤアー

杏子「マミのファンとかな」ピーケーサンダー

マミ「そ、そんなのいないわよ」シュインシュイン

さやか「いやいや、マミさんって実は人気ありますからわからないですよー」ウワアー

マミ「そ、そうかしら?///」ピーカーチュウ

さやか「自信を持ってください」ハッ

マミ「そ、そんなファンだなんて///」ピーカー・・・

さやか(まぁ完全に憶測だけど)デヤアー

杏子(さやかのやつ適当言ってるな)ピーケーファイア

まどか「うーん……。でもそれだと益々悩むなー……。いつぐらいから着たらいいんだろう」

ほむら「細かいところを気にするのね……」

まどか「だってー……」

ほむら「じゃあこうしましょう」

まどか「?」

ほむら「15度以下ならコートを着る。このくらいの気温ならみんなも厚着しだすでしょうしちょうどいいと思うわよ」

まどか「なるほど! それわかりやすくていいね」

ほむら(まぁ実際は風とか雨とかで体感の寒さは変わるものだから明確な基準にはならないけど)

ほむら(まどかが納得しているし、よしとしましょう)

まどか「成程ね~。15度以下かー」

ほむら「それよりも……」

まどか「? ほむらちゃん?」

ほむら「寒いんでしょう? 震えてるじゃない」

まどか「う、うん」

ほむら「ほら、こうやってくっつけばあたたかいわよ」

まどか「わわ、……ほんとだあたたかい……」

ほむら「でしょ?」

まどか「うん……。でも歩きにくくない?」

ほむら「平気よ。まどかとなら歩きにくいくらい」

まどか「ほんと?」

ほむら「ほんと」

まどか「……うぇひひ」

ほむら「どうしたの? 急に笑ったりして」

まどか「えへへ。なんでもなーい。あったかいねー」

ほむら「えぇ。あたたかいわ」

まどか「ほーむらちゃん」

ほむら「なに?」

まどか「うぇひひ。呼んでみただけだよー」

ほむら「もう……」

ほむら「……まどか」

まどか「なーに?」

ほむら「私も、呼んでみただけよ」

まどか「もー、ほむらちゃん」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「ふふふ」

まどか「えへへ」

ほむら「じゃあ早く買い物終わらせましょう。マミ達が待ってるわ」

まどか「そだね。でも、急がなくてもいいかな」

ほむら「でも……」

まどか「いーの。のんびりいこ? ね」

ほむら「……。そうね。マミ達も家でだらだらしてるでしょうし」

まどか「うん!」






そんなのほほんとしたまどか達の日常の一コマでした。

今日はここまででー。


幼児化が人気なのはあれです。
ほら可愛いじゃないですか。子供って。

だからです。

あ、言っときますけど僕はロリコンじゃないですよ。
ただ、子供が、特に幼ない女の子が好きなただの一般人です。

ほんとですよ? ほんとだよ?




コメントとかありがとうございー。
血沸き肉踊ります。



……ほんとに僕ロリコンじゃないからね?


ではまたー。

ちげーし、ロリコンじゃねーし

小さい可愛い女の子が好きなだけだし

だからロリコンじゃねーし

10月30日 ハロウィン


ほむら「……」

TV<今日はハロウィンということで……

ほむら「ハロウィン……。そういえば今日だったわね」

ほむら「……」

ほむら「一応用意しときましょう」


<お邪魔しまーす


ほむら「まどかね。待ってて今行くわ!」






まどか「てぃひひ。とりっくおあとりーと!」

ほむら「はい」

まどか「え。なんで用意してあるの」

ほむら「どうしてかしらね」

まどか「むー……」

ほむら「不服そうね」

まどか「せっかく面白いイタズラ思いついたのに……」

ほむら「どんなイタズラ?」

まどか「ないしょー」

ほむら(どんなイタズラかしら……)

ほむら「それよりもその衣装可愛いわね」

まどか「でしょー。パパに作ってもらったんだ」

ほむら「ドラキュラかしら?」

まどか「そうそう。これ凝っててねー。この、背中の羽の部分動くんだー」パタパタ

ほむら「凄いわね……。どう作ってるのかしら……」

ほむら(……一つ気になるのだけど、この恰好のまま家に来たのかしら)


<たのもー!!


まどか「さやかちゃんだ」

ほむら「道場破りにでも来たかのような掛け声ね」

さやか「でたなほむら!」

ほむら「私の家なんだからそれはそうでしょう」

さやか「ふっふっふ……。今日がなんの日か知ってるかな?」

ほむら「何よそのテンション」

さやか「わかるまい。世間知らずのほむらにはわかるまい……」

ほむら「いいから早く話を進めなさい」

さやか「よかろう! では……」



さやか「とりっくおあとりーと!!!!」ババーン



ほむら「はい」

さやか「なんで!?」

ほむら「なんででしょうね」

さやか「……」ズーン

まどか「さやかちゃんいらっしゃーい」

さやか「あ、うん。ってまどかその恰好……」

まどか「ドラキュラです!」ブイ

さやか「なるほどこれでバレたわけか」

ほむら「違うわよ」

まどか「私もお菓子もらったもん」

さやか「……くそう」

ほむら「私にイタズラなんて百万ループ早いわ」

さやか「どんな単位だよ」

さやか「はぁ……。せっかく凄いイタズラ思いついたのに……」

まどか「さやかちゃんも? 私もなんだー」

ほむら「一応聞くけどどんなイタズラなの?」

さやか「ないしょ」

ほむら(でしょうね)

ほむら「それよりさやかのそれはフランケンシュタインかしら?」

さやか「そうだよ。かっこいいっしょ」

ほむら「かっこいいというより可愛らしいわね」

まどか「ね」

さやか「そんな! この剣とかいい味出してない?」

ほむら「なんでフランケンシュタインに剣なのよ」

まどか「関係ないよね」

さやか「いやほら、フランケンだけに振らん剣。みたいな?」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「マジすいませんでした」

ほむら「まぁさやかは後で罰を与えるとして」

まどか「たまにこういう親父系の入るよね。減点だよね」

さやか「本当にごめんなさい……」


<おーいほむらー


まどか「杏子ちゃんだ」

さやか「杏子だね」

ほむら「行ってくるわ」

杏子「とりっくおあとりーと」

ほむら「はい」

杏子「ん。さんきゅ」

ほむら「用意していたことに驚かないのね」

杏子「だってほむらもアタシ等の行動は読めるだろ?」

ほむら「まぁそうね」

杏子「後はマミから徴収だな」

ほむら「まどかとさやかは?」

杏子「あいつ等は自分が驚かすことが先走って、自分のことまで気が回らないだろ」

ほむら「さすがね」

杏子「上がるぞ?」

ほむら「ええ、いらっしゃい」

杏子「お邪魔します」

まどか「いらっしゃーい」

さやか「おさきー」

杏子「んー」

まどさや「とりっくおあとりーと!!」

杏子「ほれ」

まどさや「なんで!!?」

杏子「なんでだろうな」

ほむら「なんででしょうね」

まどさや「????」

杏子「ふぅ……。お茶がうまい」

さやか「なんか年よりくさいよ杏子。せっかく可愛い衣装着てるのに」

まどか「っていうか杏子ちゃんも仮装してくるとは思わなかったかな」

ほむら「ウィッチね」

杏子「これは仁美が無理矢理……」

さやか「すごい手が込んでるねー」

まどか「たかそー……」

杏子「アタシは嫌だって言ったのに……」

さやか「なんで? 可愛いじゃん」

まどか「だよね」

ほむら「ミニスカートがいいわね」

さやか「杏子足綺麗だもんね」

まどか「うん」

杏子「ジロジロ見んな」

杏子「今日一日これで仕事だったんだぞ……。動きにくかった……」

さやか「なんで? そんなに変わる?」

まどか「普段はメイド服なんだよね?」

杏子「そうだけど……。ちょっと高いところに登ろうとしたらミニだから……」

ほむら「見えるのね」

杏子「と、いうより見てくるだな」

さやか「誰が?」

まどか「職場の男の人?」

杏子「いや、仁美」

さやか「マジか……」

杏子「あわよくば写真に撮ろうとしてくるからな……」

まどか「……なんかゴメンね?」

杏子「いや、まどかが謝らなくてもいいよ。ただ、あいつ最近アタシをおもちゃにして遊ぶんだよな……」

ほむら「苦労してるのね……」

杏子「まぁ給料はいいから……」

さやか「それ込みなんだろうね」

まどか「凄い環境だね」

ほむら「とりあえずお疲れ様……」

杏子「はぁ……」






<お邪魔しまーす


まどか「マミさんだ」

さやか「マミサンだね」

杏子「マミだな」

ほむら「行ってきます」

マミ「トリックオアトリート!」

ほむら「はい」

マミ「まぁそうよね」

ほむら「正直マミは微妙なラインだったわ」

マミ「私も自分でそう思ってたんだけどね。みんなはもう来てるみたいね」

ほむら「ええ。みんな仮装してるわよ」

マミ「楽しみね」

まどか「いらっしゃーい」

さやか「おさきでーす」

杏子「よう」

マミ「お邪魔します」

まどさや杏「とりっくおあとりーと!」

マミ「はい」

まどか「ですよね」

さやか「そんな気はしてた」

杏子「さんきゅ」

マミ「佐倉さんトリックオアトリート」

杏子「ん」

マミ「ありがとう」

まどか「なんで私達には言わないんですかー?」

さやか「ひいきだー」

マミ「あら、用意してるの?」

まどか「うぇひひ」

さやか「えへへ」

ほむら「完全に読まれてるわね」


さやか「マミさんはかぼちゃのお化けですか?」

まどか「フリル可愛いー」

杏子「手作りの辺りさすがだな」

ほむら「ジャックランタンね」

マミ「ジャックランタンって男の人だけど、まぁいいかなってね」

まどか「かぼちゃの中で光ってるのってライトですか?」

マミ「そ。中身をくりぬくのに苦労したわ……」

杏子「中身は?」

マミ「ちゃんと調理して持ってきたわよ」

さやか「やった!」

さやか「でもこうなると……」

まどか「だね」

杏子「確かに」

マミ「そうねぇ……」

ほむら「なによ。じっとこっちを見て」

さやか「だってほむらだけ普段着じゃん」

まどか「ダメだよ。せっかくのハロウィンなのに」

杏子「ほむらだけノーダメージはずるい」

マミ「なにか衣装はないの?」

ほむら「そう言われても……。用意なんてしてないわよ」





仁美「お話は聞かせてもらいましたわ!!」ガラッ



杏子「仁美!?」

さやか「どうして押入れから!?」

マミ「中におかしいところはないわよ!?」

ほむら「どういうことよ!?」

まどか「仁美ちゃんいらっしゃーい」

仁美「はい。お邪魔します」ニッコリ

杏子「和むな!」

さやか「質問に答えろ!」

仁美「まぁまぁ細かいことはお気になさらず」

マミ「細かくないわよ!?」

ほむら(引っ越そうかしら……)

仁美「ところで衣装がなくてお困りだとか」

ほむら「別に困ってはないのだけど……」

仁美「いけませんわ。せっかくのハロウィン。衣装がなくては楽しめませんわ」

さやか「凄い。相変わらず話を聞かない」

杏子「職場でもあんな感じだ」

マミ「ある意味最強ねこの子」

まどか「ちなみに仁美ちゃんはお姫様の恰好です」

ほむら「キラキラしすぎてまぶしいわね」

仁美「セバスチャン! 例のあれを」

セバスチャン「は」

さやか「出たな鉄拳」

まどか「鉄拳?」

杏子「気にすんな」

ほむら(あ、そういえばまんまね)

マミ(あー、そういえば……)

仁美「では、このセバスチャンに作らせた衣装をどうぞお召しになって下さい」ニッコリ

さやか「あの人こんなもんまで作れるんだ」

杏子「ってことはアタシのこれもか」

マミ「万能すぎるでしょう」

まどか「なんか可哀想だね」

ほむら「妖精の衣装ですって……」

仁美「きっとお似合いになりますわ」ニッコリ

ほむら(き、着たくない……)

ほむら「……」

仁美「お似合いですわ」

まどか「かわいいー」

さやか「似合ってるっちゃ似合ってるけど……」

杏子「凄まじくヒラッヒラしてるな」

マミ「幼稚園のお遊戯会で園児が着るやつみたいね」

ほむら「……」

マミ「とりあえず撮るわね」

ほむら「やめて!」

ほむら「……」ズーン

さやか「まぁ、なんでか落ち込んでるほむらは放っておいて」

まどか「仁美ちゃん! とりっくおあとりーと」

仁美「はい、どうぞ」ニッコリ

さやか「なん……」

まどか「だと……」

杏子(いや、そりゃ用意してくるだろ)

マミ(衣装まで持ってきてお菓子持ってこないわけないわよね)

さやか「くそう。仁美なならいけると思ったのに……」

まどか「お菓子おいしい……」

杏子「かぼちゃのプリンかー」

マミ「本当においしい……。レシピを教えてほしいわね」

仁美「セバスチャン」

セバスチャン「巴様。これを……」

マミ「あ、これはどうもご丁寧に……。ありがとうございます」

杏子「おい、ほむら、うめーぞこれ」

ほむら「放っておいて……」

杏子「いつまで落ち込んでんだよ……。ほら、あーん」

ほむら「……あーん」

ほむら「おいしい」

杏子「だろ」

仁美「では私はこれで……」

まどか「もういっちゃうの?」

さやか「もう少しゆっくりしていけばいいのに」

仁美「ありがとうございます。ですがこれから見滝原に住む子供達にお菓子を配るという使命がありますので……」

マミ「え」

杏子「配るの? 自分から?」

仁美「ええ」ニッコリ

ほむら(この子、ハロウィンをクリスマスと勘違いしてないかしら……)

仁美「それでは御機嫌よう」ババババババ


さやか「帰るときはヘリなんだ」

まどか「なんか慣れたね」

杏子「近所の人も慣れてきたみたいだよな」

ほむら「最近、見滝原に住む人の適応力がありすぎて怖くなってきたわ」

マミ「同感ね……」

さやか「でもこれでみんな仮装完了だね」

まどか「みんなかわいいー」

マミ「ところで美樹さんはどうして剣を持ってるの?」

杏子「フランケンシュタインって剣持ってたっけ?」

まどか(あ、それ聞いちゃうんだ)

ほむら(まぁ気になるわよね)

さやか「よくぞ聞いてくれました!」

マミ「?」

杏子「なんか意味あんの?」

さやか「フランケンだけに、振らん剣。ってな感じ?」

マミ「……?」

杏子「……。おいほむら、まどか。どうしてくれんだよ」

まどか「私達のせい!?」

ほむら「濡れ衣よ!」

さやか「うん。悲しくなってきた」

マミ「……、ねぇ美樹さん」

さやか「はい?」

マミ「さっきのどういう意味かしら?」

さやか「……」


杏子「うわぁ……」

まどか「無自覚な追い討ちだ」

ほむら「えげつないわね」

さやか「……」ズーン

杏子「落ち込んでるさやかは放っておくとして」

マミ「せっかくだし写真撮りましょう」

まどか「記念にね」

ほむら「出来れば遠慮したいわね……」

杏子「まぁそう言うなって」

マミ「似合ってるわよ」

まどか「ほむらちゃんかわいいー」

ほむら「仕方なくよ? 仕方なくだから」

マミ「はいはい」

杏子「ほら、さやかも。落ち込んでないで並べ」

さやか「あんたらホントに無慈悲だね」

まどか「さやかちゃんが悪い」

さやか「ふふふ。まどかも言うようになったじゃん」

まどか「痛い痛い! 頭ぐりぐりしないで!」

ほむら「いじめないの。まどかおいで」

まどか「ほむらちゃーん」

さやか「だってまどかがー」

まどか「べー」

さやか「くそう……。昔はあんなに素直で可愛かったのに……」

まどか「人は変わるものだよ。さやかちゃん」

さやか「時の流れは残酷だ……」



杏子「ほんと仲いいよな。まどかとさやか」

マミ「ほんとにね」

マミ「さて、と。タイマーをセットして……」

カメラ<ジー・・・・・・

まどか「マミさん早くー」

さやか「私の隣空いてますよー」

マミ「はいはい」



ほむら「はぁ……。これでこの衣装が物質的に記録に残るのね……」

杏子「ほむらの黒歴史の誕生か……」

ほむら「ちょっと着替えてくるわ」

杏子「冗談だって冗談」



マミ「ゴメンなさい美樹さん。剣が肩に当たって痛いわ……」

さやか「あ、すいません。どうしよう……。邪魔だなこれ」

まどか「さやかちゃん自分で持ってきたのに……」


杏子「ポーズ取ってみたらいいじゃん」

さやか「どんなポーズ?」

杏子「牙突で」

さやか「こんな感じ?」シャキーン

杏子「そうそう」



マミ「るろ剣と言えば実写のあれはどうなのかしら」

ほむら「意外と評判はよかったような」

まどか「実写って大抵失敗するけど、気になるよね」

マミ「そうね。怖い物みたさというかなんというか」

ほむら「今度見に行きましょうか」

まどか「うん」

マミ「いいわね」

マミ「そろそろね」

さやか「悪・即・斬」キリッ

杏子「この世は所詮。弱肉強食」キリッ

ほむら「あなた達なにしてるの?」

まどか「るろ剣ごっこ?」

マミ「ほら、みんなポーズ取って」

ほむら「え? そんな感じなの?」

まどか「来い。お前の全てを否定してやる」キリッ

マミ「お前等とは潜ってきた修羅場の数が違う」キリッ

ほむら「えっと……。優しさで救えるほど、人間は甘くはない……」キリッ







             パシャ!









さやか「はい。お疲れー」

杏子「なんでるろ剣なんだよ。衣装関係ないじゃん」

マミ「仕方ないじゃない」

まどか「懐かしいねー」

ほむら「志々雄の無敵感はヤバかったわ」

まどか「どうやって倒すのって感じだったよね」

さやか「よく傘でるろ剣ごっこしたよねー」

まどか「さやかちゃん本気でやるから痛かったんだよ」

さやか「あはは。ごめんごめん」

マミ「さて、じゃあお茶にしましょうか」

ほむら「そうね」

杏子「待ってました」

まどか「今日はお菓子がいっぱいだね」

さやか「これは、体重が……」

マミ「言わないで」

さやか「ははは……」

さやか「あ、そうそう一ついい?」

杏子「なんだ?」

ほむら「どうしたの?」

さやか「うん。まぁどうでもいいんだけどさ」

まどか「うんうん」

さやか「このハロウィン回。先週やれって話だよね」

マミ「そこは気にしないであげて」

今日はここまででー。


あれだね、ハロウィンってもっと普及すればいいのにね。
いや、変な意味はないけどね。


乙とかありがとうございます。
モチベーションが激しくあがります。



ではまたー。

支援絵その2 前のが見れないということで若干加筆したのをあげときます。

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3724253.jpg.html
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3724254.jpg.html

卒論頑張ってくだしあ(´・ω・`)

今日投下されると聞いて全裸待機中

12月 ほむホームにて


ほむら「……」

ほむら「ふぁ……」ウトウト

ほむら「……」


さやか「おっじゃまー!!」バターン

ほむら「!!」ビクッ

ほむら「もっとおとなしく入れないの!? ビックリするじゃない!」

さやか「ごめんごめん。ちょっとテンション上がって、て……」

さやか「あ、ああぁああぁあ……」ワナワナ

さやか「ほ、ほむら、あ、あんた……。それ……」ガタガタ

ほむら「な、なによ……」

さやか「あ、あんた、そ、それってもしかして……」ブルブル

ほむら「それって?」

さやか「あ、あんたが今入ってるそれだよ!!」ビクビク

ほむら「あぁ……。もう12月だし、出したのよ」

さやか「あ、あぁああああぁああ……」バタンバタン

ほむら「あなたも入れば? 寒かったでしょう? 暖かいわよ」

さやか「うあああああぁあああぁあああ……」ガタンガタン






ほむら「こたつ」






さやか「うわああああああああああああああああ!!!!!!!」ビターン!!



ほむら「   !?    」ビクッ






ほむら「な、なによ。いきなり奇声なんてあげて……。気でも狂ったの?」

さやか「こたつって!? こたつって!? あんたこたつ出したの!?」

ほむら「そ、そうだけど……。悪い?」

さやか「うわああああああ!!!! 大変だー!! これは大変やでー!!」

さやか「終末の始まりやでー!!!!」

ほむら(どうしよう……。今日のさやかのテンションについていけないわ……)

さやか「ど、どうすんのさ! あんたこたつなんて出して!」

ほむら「どうするもなにも……。寒いんだし、いいでしょ?」

さやか「いいでしょ? ってあんた自分のしたことがわかってる!?」

ほむら「なによ……」

さやか「ただでさえ居心地のいいほむらの家にこたつなんて出したら!」



さやか「私、家に帰れないじゃん!!」

ほむら「知らないわよ」

さやか「はっ! さ、さてはあんた……」ゴクリ

ほむら「なによ」

ほむら(面倒くさくなってきたわ)

さやか「さやかちゃんを監禁する為にこたつを……」ブルブル

ほむら「違うわよ」

さやか「恐ろしい……。なんて恐ろしい子なの……。暁美ほむら……」

ほむら「聞きなさい」

さやか「うわあああああ……。どうすればいいの……。考えるのよ、さやか」

さやか「このままこたつの誘惑に負けてのこのこ入ってしまえば、ほむらの思うつぼ……」

ほむら(なにを言ってるのかしら……)

さやか「一度入れば、二度と外に出ることは叶わない……。魔女の結界なんかよりも強力な結界……」

さやか「それが、こたつ……!!」

ほむら(杏子辺りこないかしら……。今のさやかを一人で相手するのはしんどいわ)

さやか「だけど、今の私は外の極寒の寒さによって心身共に冷え切っている……」

さやか「そんな身も心も冷え切った私を癒してくれる、あのエデンを私の体は求めている……」

ほむら(ダメね……。杏子は今日仕事で帰りが遅くなるわ……)

さやか「でも、入ったが最後……」

さやか「私は永遠に愛する家族の顔を見ることは叶わなくなるだろう……」

ほむら(とりあえずマミとまどかにメールを送って……)メルメル

さやか「あぁ、でもあの魅力……、神々しさ……」

さやか「だけど、私は誘惑には負けない! 打ち勝ってみせる!!」クワッ!

ほむら(はぁ……)

ほむら「さやか」

さやか「なにさほむら。なにを言われようが私はこたつには……」

ほむら「みかんもあるわよ。さらに猫も」スッ

エイミー「にゃー」

さやか「わーい」

さやか「あぁー……。こたつあったかーい……。みかんおいしー……」ヌクヌク

さやか「おー……。エイミーもこたつの中で丸くなって……」

ほむら「蹴らないように注意してあげて」

さやか「わかってますよー……」

さやか「あぁー……。気持ちいいー……。こたつさいこー……」

ほむら「ってあなた、みかん食べ過ぎよ……。三つ目でしょそれ」

さやか「いいじゃんいいじゃん。少しくらいさー……」

ほむら(少しじゃないから言ってるのだけど……」

さやか「あー……。ヤバい。これはヤバい……」

ほむら(なにか面白い番組やってないかしら……」

さやか「あぁ……。癒されるぅー……」

ほむら(ダメね……。碌なのやってないわ)

さやか「……ほむらぁ」

ほむら「なに?」

さやか「私ここの子になる」

ほむら「全力で拒否するわ」

さやか「なんでさー。冷たいぞー」

ほむら「ちょっと、こっちによらないで」

さやか「えぇー……。ほむらちゃんのいけずー。そんなこと言わないでさぁー……」

ほむら「ちょ、近い。近いから……」

さやか「にひひ。口ではそう言ってても体は私を求めてるんだよね?」

ほむら「何を言ってるのあなたは。んっ……。どこ触って……」

さやか「大丈夫。さやかちゃんに全て任せなさい」

ほむら「ええい! うっとうしい!」

さやか「いたい!」バシーン!

ほむら「全く……。度が過ぎるわよ?」

さやか「ちょっとしたお茶目なのに……」

ほむら「なにがちょっとしたよ」

さやか「ちぇー。まどかがやっても怒らないくせにー。贔屓だー」

ほむら「そもそもまどかはこんなことしないわ」

さやか「……まぁ確かに」

ほむら「全く……。……ってちょっと」

さやか「なに?」

ほむら「籠にみかんが一つもないじゃない」

さやか「……ないねー」

ほむら「少なくとも十個はあったはずよ?」

さやか「へー。どこいったんだろうね?」

ほむら「あなたの目の前にある大量のそれはなにかしら?」

さやか「ん? あぁー……。えっとねー」







さやか「みかんの皮、かな?」












ほむら「覚悟はいいわね?」

さやか「おーけーほむら。落ち着いて。アイアンクローはやめて。……ギブギブギブ!」


さやか「いやーゴメン。つい、ね?」

ほむら「どうしてくれるのよ。買い置きはあれだけなのに……」

さやか「止まらなくってさー。申し訳ない」

ほむら「こたつにみかんが私のジャスティスなのに……。みかんのないこたつなんて、こたつであってこたつではないわ」

さやか「そこまでいうか……」

ほむら「寂しいわ……。空の籠が寂しいわ……。そこにあるべきものがないだけでここまで心が締め付けられるなんて……」

さやか(ヤバい。ほむらのテンションがローに入った)

ほむら「ただそこにいてくれるだけでいいのに……」

さやか(まさかみかん一つでここまでになるとは……)



<お邪魔しまーす


さやか「あ! まどかだよ! ほら、ほむら。愛しのまどかちゃんがきたよ」

ほむら「たとえまどかでも私のこの虚無感は埋められない……」

さやか「え、まどかみかん以下なの」

まどか「外寒かったー……。ってええええぇええっぇ!?」

まどか「そそそそそのほむらちゃん達が入ってるそれって! もしかして……」

さやか「あ、そのくだり私がやったよ」

まどか「じゃあいいや。おじゃましまーす」

まどか「あぁ……。あったかい……」

まどか「こたつはいいねぇ。リリンが生み出した文化の極みだね」

まどか「ところで」

ほむら「……」ズーン

まどか「ほむらちゃんどうしたの?」

さやか「いやー。ははは」

まどか「さやかちゃんが悪い」

さやか「うん。反省してる」

まどか「もー。ダメだよ? 私の分のみかんまで全部食べるなんて」

さやか「って自分のことで怒ってんのかよ!」

まどか「冗談冗談。でも、これはタイミングがよかったかな」ゴソゴソ

さやか「なにが?」

まどか「てぃひひ。じゃじゃーん」

さやか「そ、それは……! 温州みかん!!」

まどか「パパがねー。いつもお世話になってるから持っていきなさいって」

さやか「まどかのパパナイス!」

まどか「でしょー」

まどか「ほむらちゃんほむらちゃん」

ほむら「? なにまどか。今の私は……」

まどか「これなーんだ」

ほむら「! そ、それは……! 温州みかん!!」

まどか「一緒に食べよ?」

ほむら「まどか……」

ほむら(さすがはまどかだわ……。絶望の淵に沈む私をこうもあっさり救い出すなんて……)

まどか「これおいしいよねー。普通のみかんより甘くて」ムキムキ

さやか「ねー。あと、みかんならデコポンが好きかなー」ムキムキ

ほむら「あれの旬は確か三月頃だからまだ待たないとダメね」ムキムキ

さやか「どうでもいいけどムキムキって効果音、なんだか筋肉ムキムキ! って感じでヤだね」

まどか「さやかちゃんがなにを言ってるのかわからないかな」

まどか「あー……。おいしー……」

さやか「みかんの粒がとろける感じがたまんないよねー」

ほむら「この深いコク……。いい仕事しているわ……」

まどか「やっぱり冬はこたつにみかんだよね。ほっとする……」

さやか「あぁー……。これはホントにマズイねー……」

さやか「こたつなんて出されたらだらだらに拍車がかかるよ……」ゴロゴロ

まどか「ねー。なんかもうなんにもしたくないやー……。ずっとこのままごろごろしたい」ゴロゴロ

ほむら(マミがこのセリフを聞いたら怒るわね。きっと)

まどか「エイミーもふもふ」ダラダラ

エイミー「にゃー」

さやか「zzz」

ほむら「見事にみんな堕落しきったわね。さすがはこたつ」

まどか「ある意味本筋にそってるよね」

ほむら「なんの話をしているのまどか」

まどか「てぃひひ」

ほむら「……みかんがもうなくなったわ」

まどか「ほんとだねー。一袋分じゃ足りなかったかな」

さやか「zzz」

ほむら「……みかん……」ショボーン

まどか(ほむらちゃんがしょんぼりしてる……。まさかこんなにみかん好きだったなんて)

まどか(うーん……。なんだか可哀想かな。買ってきてあげたほうがいいかなー……)

まどか(うぅーん……。でも、この寒い中こたつから出て外には行きたくないし……。今日は風も強いし……)

まどか(でもほむらちゃんにはいつもお世話になってるし……)

まどか(ここは恩返しの意味も込めて……)チラ


外<ビュオ――――!!!! 











まどか(よし、諦めよう)

ほむら「切ない……。切ないわ……。どうしてあなた(みかん)はここにいないの……。あなたに会いたいわ……」

まどか「うんうん。可哀想だね。よしよし」ナデナデ

ほむら「うぅ、まどか……。ありがとう……」

まどか「どういたしまして」ナデナデ

さやか「zzz」



<おーい! 手伝ってくれ!!


ほむら「杏子?」

まどか「杏子ちゃんだね」


<ほむらー? いないのかー?


ほむら「待って! すぐに行くわ!」

まどか「なんだろ?」

ほむら「わからないわ。行ってくるわね」

まどか「うん」

―玄関


ほむら「どうしたの。今日は遅くなるんじゃ……ってなにこの段ボール」

杏子「それが早く終わってさ。悪い。中に運ぶの手伝ってくれ。さすがに重いんだよ」

ほむら「いいけど……。いくつあるの……」

杏子「外にあるやつ含めたら10箱かな。ここまで持ってくるのに苦労したよ」

ほむら「じゅ……。待ちなさい。もしかして全部私の家に置く気?」

杏子「いや、さすがにそれは悪いからな。7箱くらいで」

ほむら「それでも多いわよ」

杏子「まぁいいじゃん。どうせすぐに片付くって」

ほむら「はぁ……。いったいなんなのよこれ」

杏子「なにって」







杏子「みかんだよ」




ほむら「     !?     」









ほむら「みみみみかんですって!!?」

杏子「うわ!? な、なんだよ急に大声だして」

ほむら「そんなことはどうでもいいの! それよりこれがみかんって本当なの!?」

杏子「いや、マジだけど……」

杏子(なんだ……。ほむらのやつ、テンションおかしくないか?)

ほむら「……」プルプル

杏子「仕事仲間の親戚がみかんの果樹園やってるらしくてさ。毎年大量に送ってくるらしいんだけど、自分達だけじゃ処理できないからってくれたんだ」

ほむら「……」プルプル

杏子「あ、前にリンゴくれた人いただろ? その人なんだけどさ。その人、リンゴ果樹園やってる親戚もいるらしいんだよね」

ほむら「……」プルプル

杏子「でも、10箱は多いよなー……って、ほむら?」

ほむら「……」プルプル

杏子(なんか様子がおかしいな。震えてるぞ。西野カナかこいつは)

ほむら「……」ピタッ

杏子(お、止まった)











ほむら「やっと会えたわ……」ダキッ

杏子「うおおおお!!?」










杏子「え!? なに!? どうした!? なんでアタシに抱き着いてんの!!?」

ほむら「もう離さない……。あなたのことを……」

杏子「え!!? なんで!? アタシなんかした!? ってか恥ずかしいから離せよ!」

ほむら「かまわないわ。えぇ今なら、どんな服も脱ぎ捨てる」

杏子「いつの時代もときめきはフレッーシュ!」












杏子「なに言わせんだよ」

ほむら「そういいつつもノリノリだったじゃない」

ほむら「でも、本当にでかしたわ杏子」

杏子「まぁ、そんなに喜んでもらえたんなら嬉しいよ」

ほむら「えぇ今年一番のファインプレーよ。さすがは杏子ね」

杏子「いやー。そんなに褒められると照れるな。アタシは運んできただけなんだけどさ」

ほむら「なにを言っているの。もっと自分を誇りに思いなさい。あなたのしたことは全人類から称えられてもおかしくないのよ」

杏子「いや、それはおかしい」

ほむら「あぁ、みかんがこんなにたくさん……。夢のようだわ……」

杏子(えぇ……。たかがみかんでこんなに喜ぶのかよ……)

ほむら「嬉しいわ……。ワルプルギスを倒してまどかの契約を阻止した時より嬉しいわ」

杏子「おいこら、まどか泣くぞ」

ほむら「さぁ、杏子! この宝の山を運びましょう! いいえ! あなたはここまで運んでくれたのだから後は私に任せなさい!」

杏子「いや、いいよ……。結構な量だし。もともと貰ったのはアタシだし……。アタシも運ぶよ」

ほむら「いいのよ! ここは私に任せて先に行きなさい!}

杏子「なんだよその死亡フラグ」

ほむら「~♪」

まどか「あ、おかえりー。ってなにその箱」

ほむら「杏子様の素敵なプレゼントよ」

まどか「杏子様って……」

杏子「あぁー、こいつは放っておいてくれ」

杏子「寒さにやられたんだ」

まどか「暑さじゃなくて?」

杏子「ああ」

まどか「そっか。まぁこんなに寒いもんね。仕方ないかな」

杏子「そうそう。仕方ない」

ほむら「~♪」

さやか「zzz」

杏子「あぁー……。こたつあったけー……」

まどか「ねー。それにしてもこのみかんおいしいねー」

ほむら「そうね。やっぱりみかんは神だわ」

杏子「それは言い過ぎだろ。まぁでも、ほんとにうめーな」

まどか「その親戚の人の果樹園って有名なところなのかな。この味はかなりの研究の上に出されてるものだと思うな」

杏子「はは。なんだそれ。でもまぁ、有名なんじゃないか」

まどか「へぇー。なんて名前の果樹園なのかな」

杏子「確か土井果樹園だったかな」

ほむら「土井果樹園ですって!?」

まどか「!?」ビクッ

さやか「ふえ!? なに!?」ビクッ

杏子(またか……)

ほむら「まさかあの土井さんのみかんだったなんて……」ワナワナ

まどか「ど、どうしたのほむらちゃん……」

杏子「知り合いなのか?」

ほむら「いいえ。でも話したことはあるわ」

まどか「知り合いじゃないのに?」

ほむら「えぇ……。土井さんの作るみかんが余りにも美味しかったから果樹園に直接ね……」

杏子(土井さんも迷惑だったろうに……)

ほむら「失礼ね。土井さんはみかんを食べてくれる人と話すのが楽しみの一つなのよ。だから迷惑なんかじゃないわ」

杏子「心を読むな」

さやか(話が全くわからない)

まどか「ねね。なんてお話ししたの?」

ほむら「そうね……。あれは私が5歳の時だったわ……」

さやか「あ、ここから回想入りまーす」

杏子「どうしたんださやか?」

さやか「いや、なんとなく」

ー 回想 ー


ほむら(5歳)「……」ドキドキ

<はい、土井果樹園です。

ほむら(5歳)「! あ、あの! どいさんのみかんたべました! おいしかったです!」

<あ、それはそれは。ありがとうございますー。喜んでもらえて嬉しいです。

ほむら(5歳)「!!」パアアアアア

ほむら(5歳)「は、はい! これからもおいしいみかんつくってください! おうえんしてます!」

<はは。はい。ありがとう。こちらこそこれからもよろしくね。

ほむら(5歳)「はい! あ、あの……。しつもんしてもいいですか?

<えぇえぇ。もちろんです。

ほむら(5歳)「ありがとうございます! あの、」









ほむら(5歳)「みかんになるにはどうしたらいいですか?」





<!!?








杏子「はいストップ」

ほむら「なによ。ここからがいいところなのに」

杏子「なんだよ。みかんになるって。どういうことだよ」

ほむら「わからないの?」

杏子「いや、わかるやつの方がおかしい」

ほむら「はぁ……。あなたはなんて愚かなの。佐倉杏子」ヤレヤレ

杏子(うっわ。はらたつ)


さやか「ほむらにもそんな可愛い時があったんだねー」

まどか「ねー。みかんになりたいなんて可愛いねー」

ほむら「子供の頃の私は考えたわ」

ほむら「みかんは素晴らしい。みかんは神だ。人は全てみかんに支配されるべきだと」

杏子「あぶねー子供だな……」

ほむら「でも悲しいことにみかんはみかん。食される側の存在」

杏子「食いもんだからな」

ほむら「じゃあどうすればいいのか。食される側に在るみかんをどうすれば、この星の支配者として君臨させられるか」

杏子「すげーな。みかん一つでこんなに話が長くなるとはな」

ほむら「そこで私は悟ったわ」




ほむら「そうだみかんになろうと」

杏子「はいストップ」

BGM:哀愁のこたつみかん

ほむら「なによ。なんの問題があるのよ」

杏子「問題しかねーよ。なんでいきなりみかんになるなんて結論が出るんだよ」

ほむら「某ブリーチでも言ってたじゃない。自分自身が斬月になることだって」

杏子「いや、意味わからん」

ほむら「つまり自分自身がみかんになることで、純粋なみかんとしての力を」

杏子「いや、説明すんな。どうせ理解できないから」

ほむら「全く、本当に仕方のない子ね。あなたは」ヤレヤレ

杏子(うん。はらたつ)

まどか「あー、さやかちゃん私の剥いたみかん食べたー」

さやか「いやー、人の剥いたみかんってなんでかおいしいよね」

杏子「お前等二人でのほほんとすんなよ!」

まどか「えーだって」

さやか「っていうかあの話をまともに聞いてあげる杏子がおかしい」

まどか「ねー」

杏子「おいこら」

さやか「杏子ちゃんってばなんだかんだで友達想いなんだから」

まどか「甘やかすだけが友情じゃないよ?」

杏子「はは。じゃあお前等みかん食べるの禁止」

さやか「ええーー!!? 横暴だ! 理不尽だ!」

まどか「友達なのにヒドいよ!」

杏子「まどかは少し前の発言を見直そうな?」

杏子「ったく……。みかんの話だけでどんだけ尺稼ぐつもりだよ……」

まどか「ねぇねぇ、ちなみに土井さんはなんて答えてくれたの?」

ほむら「私の質問に対して?」

まどか「うん」

ほむら「しっかりお勉強をしてお友達をいっぱい作って元気に真っ直ぐ大きくなればいつか夢は叶うよって」

さやか「なんという子供だましな」

まどか「子供だと思って誤魔化してるよね」

杏子「いい言葉だろ! お前等いい加減にしろよ!」

ほむら「えぇ……。いい言葉だわ……。ループ中もその言葉を励みに頑張ったわ……」

ほむら「あの言葉がなければ今頃私は……」

まどか「ほむらちゃん……」

さやか「ほむら……」

杏子「え、なんでお前等涙ぐんでるんだ? どこに感動する要素あった?」

まどか「そっか……。ほむらちゃんにとって土井さんは恩人なんだね」

杏子「え、なんで急に手の平返してんの?」

ほむら「そうね。えぇ、そうだわ……」

さやか「土井さんに感謝しなよ? 土井さんのおかげで今のあんたがあるんだからさ」

杏子「いや、さやかも何言って……」

ほむら「えぇ、これからは愛媛のある方角には足を向けて寝ないわ」

杏子「いや、そこまでしなくても……」

まどか「ううん、ほむらちゃんだけじゃない。私達も土井さんに感謝しないと」

さやか「……。うん、そうだね」

杏子「え?」

まどか「だって、土井さんがいなかったらほむらちゃんは願いを果たせなかったんだし……。それってつまり……」

さやか「私達も……」

ほむら「まどか……。さやか……」

杏子「あ、なるほどな。そういう感じか。よし、アタシ寝る」

まどか「ありがとう……。土井さん」

さやか「サンキュー。土井さん」

ほむら「感謝します。土井さん」





こうして、ほむら達は自分達を悲劇の連鎖から救ってくれた土井さんに感謝するのであった。
ありがとう土井さん。本当にありがとう。

いつも冬場はあなたの蜜柑によって心も体も癒されています。
デコポンってネーミング最高です。



まどか「みんなも土井果樹園のみかん。食べようね!」

杏子「どんなオチだよ」

ほむら「ちなみに土井さんへの電話はループ中もしていたわ」

杏子「マジで!?」

ほむら「えぇ、病院で目覚めた後、家に帰ってから毎回」

杏子「毎回!?」

ほむら「無事、病気は治りましたって」

杏子「そんな裏話が……」

今日はここまででー。

だから>>542は服着ろ。
風邪ひくぞ!


いやーかなり間があいたなー。
おのれ卒論め……。


卒論応援してくれてる人どうもアリアス!
でもまだ終わってません!!

明日ゼミで最後の定期報告です!



もう何も怖くない!



どうしよう……。


あ、卒論の期限は1月の6日までで正直まだまだ日はあるんですけどね。
担当の教授が冬休みに帰省するんでね。

教授が帰る前にある程度終わらせないと意見も添削も無しで卒論出さないといけない羽目になるの。


ファック!




>>541なんという上手さ……。
思わず専用フォルダを作ってしまった……。

これは間違いなく一日に一回は見てにやにやしてしまう……。
あとキュゥべぇその場所俺と変われ

支援絵ありがとうございます!
テンション激上がりです!

なのでもう卒論とかほっといてss書きます!
もう論文とにらめっこは嫌です!





というわけでまた今週中に更新します。
たぶん日曜くらいに……。


>>577の言ってる曲が気になって聞いてみたら脳内から離れなくなった。










あ、なんか忘れてると思ったらマミさん出すの忘れ……。

さやか「レバニラってあるじゃん」

杏子「レバニラ?」

さやか「そうそう」

杏子「それがどうした?」

さやか「いや、レバニラとニラレバってどっちが正しいのかなって」

杏子「あぁ。なるほど。……どっちでもいいんじゃない?」ペラ

さやか「そうだけどさ。そこはもうちょいのってくれてもいいんじゃない?」

杏子「いま、漫画読むのに忙しい」ペラ

さやか「……。きょーこー。きょうこちゃーん」

杏子「うわ、なんだよ。ひっつくなよ。ウザい」

さやか「かまえー。もっと私にかまうのだー」コチョコチョ

杏子「ひゃひゃひゃww ちょw やめww」

さやか「やまえてほしくば私にかまえー」コチョコチョ

杏子「わかったww わかったからww もうやめてww」

さやか「ふっ。勝った」

杏子(くそう……)

さやか「で、さっきの続きなんだけどさ」

杏子「レバニラかニラレバか、ね」

さやか「そうそう」

杏子「……レバニラじゃない? 普通はメインが先にくるだろ。よく聞くのもレバニラだしさ」

さやか「じゃあなんでニラレバっていう呼び方もあるの?」

杏子「そこまではしらねー。地域差とかじゃない?」

さやか「杏子はどっち呼び?」

杏子「レバニラ。さやかは?」

さやか「レバニラ」

杏子「じゃあもうニラレバのことは忘れよう。考えても答えは出ない」

杏子「はい。解決」ペラ

さやか「……」コチョコチョ

杏子「わかったww わかったってwwww」

杏子「はぁ……。マジウザい……」

さやか「親友ほっといて漫画を読むとか許しませーん」

杏子(こいつ親友って言えば許されると思ってやがるな)

杏子(……。くそう、せっかくの休みなのにさ……)

杏子「……。っていうかこういうのはマミとかほむらに聞けよ」

さやか「ほむらはまどかと出かけてるしなー。とりあえずマミさん呼ぼう」

杏子「呼ぶの?」

さやか「え、ダメ?」

杏子「いや、アタシがっていうより。マミがさ。受験近いんじゃない?」

さやか「あぁ、まぁでもマミさんなら余裕でしょ」

杏子(こいつ……)

マミ「まぁ、大丈夫なんだけど……」

さやか「マミさん、いらっしゃーい」

マミ「お邪魔します」

杏子「悪い。さやかのバカが」

マミ「いいわよ。もう慣れたわ」

さやか「酷い!」

マミ「レバニラかニラレバ?」

さやか「そうです」

マミ「どっちでもいいんじゃない?」

さやか「もー、マミさんまでそんな薄情な……」

マミ「だって、ねぇ?」

杏子「なぁ」

さやか「二人とも冷たいぞー」プンプン


さやか「まぁ、正直私もどっちでもいいとは思ってるんだけどね」

マミ杏「おい」

さやか「えへへ」

杏子「笑ってもごまかされないぞ」

マミ「全く」

さやか「まぁまぁ、久しぶりにマミさんにも会いたかったですし」

杏子「久しぶり?」

マミ「昨日も会ったじゃない」

さやか「あれ? そういえばそうですね……」

杏子「……」

マミ「……」

さやか「……」

マミ「そ、それはそうと佐倉さん。みかんありがとう」

杏子「あ、あぁ。ひと箱しか渡せなくて悪いな。ほぼほむらにとられてさ」

マミ「十分よ。それに暁美さんの家にいけば食べられるわけだし」

さやか「まぁそれも残り半分しかないわけだけど……」

杏子「正直こんなにハイペースで消火するとは思わなかった」

マミ「腐らせないように保存には気をつかったけど……。その心配は必要なさそうよね」

杏子「ほむらを筆頭にみんなかなり食うからな」

さやか「女の子の消火ペースじゃないよね」

マミ(また太りそうだわ……)

杏子「でもまぁ、あれはほむらの家が悪いよな」

さやか「そだね」

マミ「暁美さんの家ってなぜだかダラけてしまうわよね」

さやか「あ、マミさんでもそう感じます?」

マミ「えぇ、あの空間はヤバいわね……」

杏子「のわりにはマミは崩れないよな」

マミ「私まで崩れたら止まらないでしょ?」

さやか「ありがとうございます。マミさんのおかげで思う存分だらだらできます」

マミ「どういたしまし、……。待ちなさい」

さやか「えへへ」

マミ「もう……」

さやか「でも、不思議だよねー」

マミ「なにが?」

さやか「なぜ、ほむらの家はあんなに人を堕落させるのか」

杏子「酷い言いようだな」

さやか「いや、いい意味でだよ?」

マミ(さっきの言葉にいい意味なんてあるのかしら……)

杏子「まぁでも、同意見ではあるかな」

マミ「一度家に上がってしまったら帰りたくなくなるわよね」

さやか「帰らなくてもなんとかなりますもんね」

杏子「アタシ等が生活する上で必要なものほむらの家に大体あるからな」

マミ「そういえば着替えとか、いつの間にか歯ブラシとか日用品まで揃ってるはね」

さやか「もはや自分家だね」

杏子「アタシとか家隣なのに、週四のペースでほむらの家に泊まるからな」

マミ「お隣なんだから泊まる必要はないのに……」

さやか「隣だからこそ、みたいな?」

杏子「うん多分」

さやか「いいなー。羨ましい」

杏子「さやかも毎週泊まりにくるじゃん」

マミ「連休が続く日はずっといるわよね」

さやか「そうですけど。隣に友達がいて気軽に寝泊りできるっていう自由さが羨ましいというか」

杏子「なに言ってんだよ。これ以上お前に自由に立ち回られたら面倒なことこの上ねー」

マミ「佐倉さんの言う通りだわ」

さやか「酷い!」

さやか「最近の私の扱いは酷い……。酷過ぎる……」ブツブツ

マミ「言い過ぎたかしら……」

杏子「まぁでもさやかだし」

マミ「そうね」

さやか(グレてやる!)

杏子「ん?」

マミ「どうしたの?」

杏子「いや、メール……。ほむら達帰ってきたみたいだぞ」

杏子「晩飯どうするか聞かれたけどマミ達はどうする?」

マミ「そうね。頂こうかしら」

さやか「私も食べる」イジイジ

杏子「了解。じゃあそう伝えとく」

マミ「それなら暁美さんの家に移動しましょうか。お料理手伝いたいし」

杏子「そうだな」

杏子「ほら、さやかいつまでもいじけてないで行くぞ」

さやか「ふーん」

マミ「拗ねてるわ……」

杏子「めんどーな……」

マミ「どうするの?」

杏子「ほうって……。いや、無理矢理連れてく」

マミ「どうやって?」

杏子「こうする」コチョコチョ

さやか「ぶはっww あははははww やめてww くすぐったいww」

杏子「ほらいくぞー、それいくぞー」コチョコチョ

さやか「わかww わかったってwwww やwめwてw」

マミ「なるほど」コチョコチョ

さやか「ちょw マミさんまでww やめてww しぬww やめてーww」

杏子「さっきのお返しだ! うりうり」コチョコチョ

さやか「wwwwwwww」

さやか「はー……。はー……。し、死ぬかと思った……」

杏子「思い知ったか」

マミ(意外と楽しかったわ)

さやか「私あんなにくすぐってないのに……」

杏子「そうだっけ?」

さやか「そうだよ!」

杏子「まぁいいじゃん。早く移動しようぜ。そんで飯を食おう」

さやか「そんな外食しに行くみたいな言い方いいのか……」

杏子「ほむらの家はレストランであり、ホテルであり、憩いの場であるから間違ってない」

さやか「……まぁ、否定はしないけど」

マミ(否定はできないから一応謝っておくわ。ごめんなさい暁美さん)

杏子「じゃあ行くか」

さやか「そだね」

マミ「今日のメニューはなにかしら」

杏子「ニラレバらしいぞ」

さやか「? レバニラじゃないの?」

杏子「ほむらのメールはニラレバだった」

マミ「暁美さん……。少数派だったのね……」

さやか「ニラレバって言う人いたんだ……」







そんな日常の一コマでした。

今日はここまででー。


ちょっと短いような気もしますねー。
まぁその辺はリアルが落ち着いたら増やしていく感じで。



いつもコメントありがとうございます。
廃れた心が癒されます。


落ち着いたらもう一本並行でなにか書きたいなー。
速報って掛け持ちとかありでしたっけ?

>>616 >>610からのこの流れはいったいなんなんだってばよ……。
読者の昭和具合が発酵してるだけさ……

>一応最後まで構想練ってるのが三つあるから、その内の一本を。
期待期待

― 12月24日 ―


―ほむホーム


マミ「ねぇ暁美さん。ホイップクリームの予備ってどこだったかしら?」

ほむら「それならさっき杏子が買ってきているはずよ。確か袋の中に……」

ほむら「あったわ。はい」

マミ「ありがとう。そっちはどう?」

ほむら「大体の仕込みは終わったわ。ケーキはどう?」

マミ「こっちも後はデコレーションだけ。この分なら料理は大丈夫そうね」

ほむら「そうね。後は部屋の飾り付けね」

マミ「それは鹿目さん達待ちね。……任せて大丈夫かしら?」

ほむら「まぁ杏子がいるから大丈夫だと思うけど……。変な物買ってこないといいけど……」

マミ「少し不安ね……」

ほむら「……信じましょう」

マミ「ええ……」

マミ「えっと、本番は明日でいいのよね?」

ほむら「そうよ。今日はまどかとさやかは家で過ごすらしいから」

マミ「で、明日はここで過ごす、と」

ほむら「ええ」

マミ「逆じゃない?」

ほむら「え?」

マミ「いや、25日を家族で過ごした方がいいんじゃないのかなって」

ほむら「あぁ。……そうね。私もそう言ったのだけど、あの子達が……」

―回想―


さやか「まぁいいんじゃない?」

まどか「いいと思うよ」

ほむら「そんな軽いノリでいいの?」

さやか「いいのいいの。それに、あんた等も家族みたいなもんだし。変わんないって」

まどか「私もさやかちゃんと同じ。パパとママもほむらちゃん達ならいいって言ってたし」

ほむら「そうなの? それならいいのだけど……」

さやか「ってことだから御馳走期待してるからね!」

まどか「ケーキはチョコがいいかなー」

ほむら「手伝う気はないのね」

まどさや「ない!」

ほむら「もう……。わかったわ。腕によりをかけて作るから期待していて」

さやか「イエェーイ!」ハイターッチ

まどか「イエーイ!」ハイターッチ

ほむら「って言ってたから」

マミ「そ、そう。それならいいけど……」

ほむら「というわけだから料理。頑張りましょう」

マミ「……そうね。大切な家族の為だものね」

ほむら「……えぇ」

ほむら(マミ、嬉しそうね。……やっぱりまだ御両親のことを気にしてる、わよね……)ジー

マミ「? どうしたの? じっと見つめてきて……」

ほむら「……、ほっぺにクリームついてるわよ」

マミ「え!? どっち!?」

ほむら「右」

マミ「こっち? とれたかしら……」

ほむら「まだよ、私から見て……。いいわ、とってあげる。こっちにきて」

マミ「……」

ほむら「はい。とれた」パク

マミ「!」

ほむら「どうしたの?」

マミ「食べると思わなかったなって。汚くない?」

ほむら「平気よ。だって、あなたは大切な家族。だもの」

マミ「……そう。ありがとう」

ほむら「どういたしまして」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「鹿目さん達。しっかり買い物できるかしら」

ほむら「それ、さっきも話したわよ?」

マミ「そうだったかしら?」

ほむら「そうよ」

マミ「まぁ、いいじゃない」

ほむら「そうね」

マミ「そうよ」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「ふふ」

マミ「ふふふ」

―ショッピングモール


さやか「ちょっとちょっとこれよくない!?」

杏子「なんだよそれ……」

さやか「なにって、見てわかんない? たぬきだよ!」

杏子「だから、なんで、クリスマスに、たぬきの置物なんか、買うんだって、聞いてるんだ」

さやか「え?」

杏子「なんでそんなに意外そうな顔なんだよ」

さやか「いやー、でもさ。このたぬき。似てない?」

杏子「なにに」

さやか「ほむらに」

杏子「ぶっ飛ばされるぞ」

さやか「そう言いつつも杏子だって似てるって思ってるんでしょ?」

杏子「……少し」

さやか「録音完了」ピー

杏子「!? お、おい! なんだよその携帯!」

さやか「これで杏子も仲間だからね。さぁ一緒に買おうか」

さやか「このほむら(たぬき)を!」

杏子「きったねー! サイテーだこいつ!!」

さやか「いいじゃんいいじゃん。こういうのも必要だって! せっかくのクリスマスだし!」

杏子「どういう意味だよ! っていうかこのたぬきいくらすんだよ!」

さやか「セール品だから安いよ。三千円くらい。それに一番小さいやつだし」

杏子「安い、のか? たぬきの置物なんて買ったことないからわかんないんだけど……」

さやか「安いんじゃない? 知らないけど」

杏子(納得いかねー……)

さやか「さて、あとはまどかか……」

杏子「まどかも巻き込むのかよ……」

さやか「当たり前じゃん。あ、きたきた」

杏子「……? なんか持ってないか?」

さやか「……持ってるね。しかもすっごいいい笑顔」

杏子「なんかアレ。見覚えあるな。アタシ」

さやか「奇遇だね。私も」

まどか「さやかちゃん! 杏子ちゃん! 凄いの見つけた!」

まどか「このたぬき! ほむらちゃんにそっくりじゃない!?」

さやか「……」

杏子「……」

まどか「これ買おーよ! ほむらちゃん喜ぶよ!」

さやか「……」

杏子「……」

まどか「? どうしたの?」

さやか「ねぇ、杏子」

杏子「なんだ」

さやか「一応言っておくけど。私のは半分ネタで言ってるからね? 本気じゃないからね?」

杏子「半分の時点で同罪だろ」

さやか「……確かに」

杏子「とりあえず。買うか。たぬき」

さやか「そだね」

まどか「?」

―ほむホーム


ほむら「……」

まどか「えへへー」ニコニコ

たぬき「」デーン



さやか「どうしよう。ほむらがすっごい複雑そうだよ」ゴニョゴニョ

杏子「そりゃそうだろ。だってたぬきだぞ……」ゴニョゴニョ

マミ「ちょっとこれどうするのよ……。フォローしようがないわよ……」ゴニョゴニョ

まどか「この目の辺りがねー。ほむらちゃんに似てて可愛いかなーって」

ほむら「そ、そう……」

まどか「いつもお世話になってるからそのお礼にってことで! あ、当然クリスマスプレゼントは別に用意してるから心配しないで!」

ほむら「あ、ありが、とう……」



マミ「ちょっとあれ天然なの? 天然であれなの?」ゴニョゴニョ

さやか「まどかは昔からああいうところがありまして……」ゴニョゴニョ

杏子「なんとかしろよ。幼馴染」ゴニョゴニョ

さやか「ほら、私ってバカだから……。ちょっと無理かなーって」ゴニョゴニョ

マミ「その逃げ方は卑怯よ。何も言えないじゃない」ゴニョゴニョ

さやか「はい。だと思います」ゴニョゴニョ

杏子「わかっててやってるとかマジ最悪だこいつ……」ゴニョゴニョ

まどか「えへへ」ニコニコ

ほむら「……」ジー

たぬき「」デーン

ほむら(……どこに、置こうかしら……)ジー

たぬき「」デーン

ほむら(似て、るの……?)ジー

たぬき「」デーン

ほむら「……」ジー

まどか(よかった。あんなに見つめて……。気に入ってくれたんだ)



さやか(うん。二人の考えてることが手に取る様にわかるわ)

マミ(暁美さん、可哀想……)

杏子(……とりあえず、飾り付けするか……)

ほむら「ふぅ……。やっと落ち着けるわね」

マミ「そうね。はい。紅茶」

ほむら「ありがとう。杏子もお疲れ様」

杏子「あぁ、しっかし変わるもんだな。あの地味な部屋がキラキラしてる」

ほむら「地味で悪かったわね」

杏子「いい意味でだよ」

ほむら「その言葉で全てが許されると思わないで」

杏子「はは」

マミ「それにしても、鹿目さん達が帰ったら一気に静かになるわね」

杏子「賑やかし担当だからな」

ほむら「買いもの大変だったでしょ?」

杏子「うん。あいつら、余計なもんばっか買おうとするからさ、それを戻すのに苦労した……」

ほむら「たぬきは余計なものじゃない、と」

杏子「いや、あれは、まぁ、そういうあれだから、なぁ?」

マミ「え!? そ、そうね。そうだわ。そうよ」

ほむら「動揺し過ぎよ」

杏子「は、ははは……」

マミ「ふ、ふふふ……」


たぬき「」デーン

マミ「さて、と。それじゃあご飯にしましょうか」

ほむら「そうね。じゃあ準備しましょうか」

杏子「皿並べるよ」

マミ「ええ。お願い」


QB「やぁ。お邪魔するよ」

ほむら「帰れ」

QB「うん。言われると思った」

ほむら「何しにきたのよ?」

QB「ちょっとね。ほむらの家が距離的にちょうどいいんだ」

ほむら「なによそれ……」

QB「まぁ気にしないで。……あれ? これはなんだい?」

たぬき「」デーン

ほむら「たぬきよ。まどか達のプレゼントよ」

QB「……。僕の記憶にはクリスマスにたぬきを送る風習はなかったと思うんだけど。気のせいかな?」

ほむら「気のせいよ。っていうか気にするな」

QB(なんで少しキレてるんだろう……)

QB「……。でも、このたぬき」

ほむら「なに?」

QB「よく見るとほむらに似てきゅっぷい!」パーン!

マミ「なに!? なんの音!?」

杏子「銃声!? 大丈夫か!?」

ほむら「大丈夫よ。それに銃声じゃないわ」

QB「全く……、いきなり耳元でクラッカーは酷いよ……」

マミ「あら、キュゥべぇきてたの」

杏子「なんか久しぶりだな。一ヶ月半ぶりくらいか」

QB「いや、昨日会ったよね?」

マミ「でもどうしてクラッカーなんて鳴らしたの?」

杏子「まだ早いだろ」

ほむら「こいつがどうしても鳴らしてほしいっていうから仕方なくよ」

QB「え!?」

ほむら「そうよね?」

QB「いや、僕はそんなこと」

ほむら「そうよね?」

QB「……そうです」

ほむら「ね?」

杏子「へー。珍しいな」

マミ「そうねぇ。キュゥべぇも変わってきたのかしらね」

杏子「変な変わり方だな。クラッカーに興味を持つなんて」

マミ「そうね。変だわ」

ほむら「変よね」

QB(……なにも悪くないのになんか変な人みたいに言われてる……)

マミ「まぁいいわ。キュゥべぇも晩御飯食べていく?」

QB「いいのかい?」

ほむら「構わないわよ」

杏子「アタシの分までとったら殺す」

QB「そんな馬鹿な真似はしないよ。さやかじゃあるまいし」

マミ「そうね。美樹さんじゃないものね」

杏子「まぁそうだな。さやかじゃないもんな」

ほむら「なんて愚かなの美樹さやか」

QB「全くさやかはどうしようもないね」

さやか「くしゅん!」

恭介「どうしたのさやか? 風邪かい?」

さやか「いやー、あはは。多分私の噂をしてるやつのせいかなー」

恭介「噂?」

さやか「ほら! さやかちゃんのファンとかがさ! さやかちゃんとクリスマス一緒に過ごしたいなーとかそんな、ね?」

恭介「あはは。さやかは凄いね。そんなファンがいるんだ」

さやか「いや、うん、まぁね! ほら私っていい女だからねー! あはは」

恭介「うん。そうだね。さやかと結婚できる人は幸せだと思うよ」

さやか「え!? そ、それって……」ドキ

恭介「いつか出会えるといいね。素敵な人に」ニコ

さやか「あ、はい。そだね……」ショボン

― まどホーム ―


―11時00分 




まどか「てぃひひ。明日、楽しみだなー」


1人、ベランダに立つまどか。
ピンクのパジャマに茶色のカーディガンを羽織り、冬の澄んだ夜空を眺める。


まどか「さやかちゃん達とは毎年クリスマスのお祝いをしてるけど、ほむらちゃん達とは初めてだもん」


寒そうに身を震わせるが、部屋に入ろうとはしない。
口元に笑みを浮かべじっと夜空を見上げ続ける。


まどか「きっと楽しいだろうなー」


そして静かにくすくすと笑う。
吐く息は白く、頬は赤い。

まどか「……」


少し目を細める。
そして、大切な人の顔を夜空に浮かべる。

その表情は相変わらず笑顔だが、少しだけ、切なそうだ。



まどか「それに、ほむらちゃんは凄く久しぶりなクリスマスになるんだよね」



ポツリと確認するように。自分に言い聞かせるように呟く。
その言葉は自分の心をぎゅっと締め付けた。



まどか「私の為に、頑張ってくれて……。ずっと辛い思いをしてきて……」

まどか「……。私のせいで……」


私のせい。

ずっと。今までずっと。考えていたことだ。
真実を知った日からずっと。

それを知った時、自分のせいだと思った。



自分はなんてことをしてしまったんだろうと。
なんて酷いことをしてしまったんだろうと。


どうすれば彼女に償えるだろうと。

そこまで考えた時、でも、それは間違いだと気づいた。
償うことは間違いだと。




彼女はそんなモノを求めてはいない。





彼女が本当に望んでいるモノは――。

まどか「……。きっとほむらちゃんはこんなこと言ったら嫌がるんだろうな」



やめて。あなたからそんな言葉を聞く為に私はあんなことをしたわけじゃないわ。



そう言ってそっぽを向く彼女の姿がありありと脳裏に浮かぶ。
その光景を想像し、少しおかしく思う。


そう言って拗ねる彼女はきっと凄く可愛いだろうなと。

まどか「でもね、これだけは言わせて」


でも、本人には言わない。
拗ねる彼女も見たいが、彼女には笑っていてほしい。


一緒に笑っていてほしい。


それは、自分の大切な人全員に言えることだ。





「ほむらちゃん。ごめんね」



謝罪の言葉を空に伝える。

言った後、これは少し違うなと考える。
だから言葉を変えることにした。



最後の言葉を別の言葉に。








『ほむらちゃん。ありがとう』





感謝の言葉を空に伝える。




不思議と、この想いは彼女に伝わった気がした。





まどか「あ、雪……」



白い雪がひらひらと黒い空から舞い降りる。
どうやら明日はホワイトクリスマスになりそうだ。






『おやすみ、ほむらちゃん』




そして、部屋に戻る。
時計の針は11時5分を指していた。






― ほむホーム ―




ほむら「はぁ……」


夜空を見上げ、一息。
明日の準備は終わり、後は寝るだけだったが、なんとなく外の空気が吸いたくなりベランダへと出た。


ほむら「……」


屈んで今日まどか達からプレゼントされた置物と目を合わせる。
じとっとした目で見つめ返してくるたぬきを見て溜め息。


ほむら「似て、るのかしら……」


まどか曰く、可愛いところがそっくりだというが、そもそもこれは可愛いのだろうか。
首を傾げたり、上から覗き込んだりと、色んな角度でたぬきを観察するが可愛さの欠片も見当たらない。

ほむら「ふぅ……」


ぽんぽんとたぬきの頭を叩いてみる。冷たかった。
正直、無駄に場所をとるので邪魔だが、捨てるわけにもいかない。


ほむら「全く、困った子が我が家に来たわね……」


相変わらずじとっとした目で見つめ返してくるたぬきの額にデコピンを繰り出す。


ほむら「……」


痛かった。

ほむら「……」


痛む指先を押さえつつ、立ち上がる。
そして、部屋の中に戻ろうとした時、聞き慣れた声が聞こえたような気がした。







ほむら「……」




驚き振り返るが、そこには誰もいない。

ほむら「……」


再び屈んで、たぬきを見つめる。
それから、頭をそっと撫でる。



ほむら「馬鹿ね。気にする必要なんてないのに」



微笑み、呟く。


そして、もう一言。






『私こそありがとう、まどか』







ほむら「あら、雪……」



ひらひらとたぬきの頭に雪が舞い降りた。
それを見て雪なんて、随分久しぶりに見た気がするなと懐かしむ。







『おやすみなさい、まどか』











少しだけ、振りゆく雪を眺めたあと、たぬきを抱き上げ部屋に戻る。
時計の針は11時10分を指していた。











そして11時59分―




すっかり寝静まる鹿目家のベランダに2つの怪しい人影が舞い降りた。



???「うふふ……」

???「……」

???「日付が変わり次第侵入。そして目的を果たし退避。いいですわね?」

???「かしこまりました」

???「うふふ……」

???「……」







後編に続く―

とりあえず今日は以上でー。


なんか変にシリアスな感じでましたけど、別になんもないです。
この後の展開に影響したり、なんか伏線があったりとかしません。

単純にやりたかっただけです。
後、地の文の練習がしたかっただけです。


あ、最後に出た???は仁美ちゃんです。
サンタコスした仁美ちゃんです。

なので特になんか事件とか急展開とかがあったりはしません。


いつも通りぐだぐだします。



ちなみに後編は明日やります。

でも一行も書いてません。
完全にやらかしました。



ではまた明日ー。

>>617期待してくれてありがとうございます。

でもまだ一行も書けてません。
なので気長に待ってて下さい。


たぶんいつかきっと完成すると思うようなそうでもないような気がします。

―12月25日 0時0分


―まどホーム


まどか「zzz」


仁美「うふふ。ぐっすり寝ていますわ」

セバスチャン「そのようで」

仁美「では、靴下の中にプレゼントを……。あら?」

セバスチャン「どうかされましたか?」

仁美「靴下がありませんわ。困りました」

セバスチャン「こんなこともあろうかと。用意しておきました」

仁美「いい働きですわ」

セバスチャン「身に余る光栄で」

仁美「では、このセバスチャンが用意したピンク色の靴下にプレゼントを……」

セバスチャン「一ついいでしょうか」

仁美「なんですの?」

セバスチャン「どうして鹿目様のプレゼントはトレーニングギブスなのでしょうか?」

仁美「まどかさんの悩みは自分に自信がないことと伺いましたので、ならば自信を持てるように体を鍛えたらよろしいのではないかと」

仁美「健全な肉体には健全な精神が宿るといいますし」

セバスチャン「成程」

仁美「では、次に行きますわよ!」

セバスチャン「は」

―美樹ハウス



さやか「zzz」


仁美「というわけでさやかさんの御宅にやってきましたわ」

仁美「では早速プレゼントを……」

仁美「あら、ここも靴下がありませんわ」

セバスチャン「こんなこともあろうかと」

仁美「いい働きですわ」

セバスチャン「身に余る光栄で」

仁美「では、このセバスチャンが用意した、青色の靴下にプレゼントを詰めて……」

セバスチャン「一ついいでしょうか?」

仁美「なんですの?」

セバスチャン「どうして美樹様のプレゼントがバカの壁なのでしょう」

仁美「さやかさんは常々頭がよろしくないことを悩んでいるようでしたので。これが助けになればと」

セバスチャン「御嬢様はその本の内容の方はご存じで?」

仁美「知りませんわ」

セバスチャン「左様で」

仁美「では次のお宅に行きますわよ!」

セバスチャン「は」

―ほむホーム


仁美「というわけでやってきましたわほむらさんの御宅」

仁美「どうやらマミさんと杏子さんもここにいるようですわね。移動の手間が省けましたわ」

仁美「では早速プレゼントを……」

仁美「例によって靴下がありませんわね」

セバスチャン「こんなこともあろうかと」

仁美「ナイスですわ」

セバスチャン「身に余る光栄で」

仁美「ではこのセバスチャンが用意した赤色の靴下にプレゼントを……」

セバスチャン「一ついいでしょうか?」

仁美「なんですの?」

セバスチャン「なぜ佐倉様のプレゼントはランドセルなのでしょうか」

仁美「もしかしたら小学生の可能性もあると伺いましたので。念の為に」

セバスチャン「左様で」

仁美「では続けてマミさんのプレゼントを……」

仁美「あら、なんだかこの靴下変わってますわね」

仁美「まるで恵方巻きみたいですわ」

仁美「まぁいいですわね。早速プレゼントを……」

セバスチャン「一ついいでしょうか?」

仁美「なんですの?」

セバスチャン「なぜ巴様のプレゼントはお人形なのでしょうか」

仁美「マミさんは一人ぼっちが寂しい方みたいなのでこれがあれば寂しさを紛らわせるのではないかと」

セバスチャン「その衣装はどこの衣装で?」

仁美「最近見た魔法少女物のアニメの黄色い色の方が変身時に着ていた衣装ですわ。その方はマミさんに似ていたので調度いいと思って」

セバスチャン「左様で」

仁美「あら? 全部入りませんわね。仕方ないですわ。とりあえず首だけ突っ込んでおきましょう」

仁美「さて、ついに最後ですわね」

仁美「あら、ほむらさんのは靴下じゃなくて盾ですわね」

セバスチャン「中に収納できるようになっております」

仁美「素晴らしいですわ。盾の中に収納ってどういう意味か全くわかりませんけど」

仁美「では早速プレゼントを……」

セバスチャン「一ついいでしょうか?」

仁美「なんですの?」

セバスチャン「なぜ暁美様のプレゼントはM249E4なのでしょうか」

仁美「似合いそうでしたから」

セバスチャン「左様で。……しかしよく出来たモデルガンで」

仁美「……うふふ」

仁美「さて、全員分終わりましたわね」

仁美「では帰りますわよ」

セバスチャン「は」

仁美「ソリ(ジェット噴射付き)の用意を」

セバスチャン「直ちに」

―朝



ほむら「……」

ほむら「これは……」

ほむら「どうして機関銃が私の部屋に……」

ほむら「……手紙があるわね」

ほむら「えっと……」




メリークリスマス!

このM249E4はプレゼントですわ!


              サンタさんより愛を込めて



ほむら「……これ、本物じゃない……」

ほむら「……こんなことをするのは多分、あの子ね……」

杏子「おいほむら!」

ほむら「杏子。どうしたの?」

杏子「これ見てくれよ!」

ほむら「ランドセル? どうしたのそれ」

杏子「今朝起きたら枕元にあったんだよ!」

ほむら「あぁ。成程」

ほむら(全員分のプレゼントを用意したってことね)

杏子「いやー、でもビックリしたよな」

ほむら「そうね。ビックリしたわ」

杏子「まさかサンタが本当にいるとわな」

ほむら「!?」

杏子「どうした?」

ほむら「え、ちょ。サン、タ?」

杏子「ん? サンタだろ? これ置いて行ってくれたのって。なんでランドセルなのかはわかんないけど」

ほむら(それは多分……。いや、今はそんなことはどうでもいいわ)

ほむら「それ、本当にサンタのプレゼントだと思ってるの?」

杏子「違うのか? だって枕元に手紙もあったし……」

ほむら(ど、どういうこと……。なんで信じてるの……)

ほむら(杏子ってどちらかというと常識人寄りのはずよね……)

ほむら「えっと……。もう一度聞くわね?」

杏子「なんだよ」

ほむら「それ、本当にサンタからのプレゼントだと?」

杏子「そうだろ? いい子にしてたらクリスマスにサンタが来てくれるって教わらなかったか?」

ほむら「いや、それは、まぁ」

杏子「だろ? いやー、でもサンタからのプレゼントなんて久しぶりだな。荒れてた時はやっぱり貰えなかったし」

ほむら(マズイわ……。なんだか、嬉しそうだから言いだせない……)

ほむら(サンタなんていねーよ。頭おかしいんじゃない? なんてこの杏子には言えない……)

ほむら(まさか、この年になっても信じているなんて思いもしなかったわ……)

ほむら(っていうかランドセルって……。確かに似合いそうだけど……)

杏子「~♪」

ほむら「……」

さやか「で、杏子は今日上機嫌だと……」

ほむら「ええ、まさかここにきて実は純粋。なんてキャラを押し出してくるとは思わなかったからビックリしたわ」

まどか「さすがの私でもあれが仁美ちゃんの仕業だって気づいのに……」

マミ「鹿目さんのプレゼントは確かトレーニング器具よね? なぜかしら?」

まどか「わかんないです……。全然わかんないです……」

さやか「私のなんてバカの壁だよ……。とりあえず馬鹿にされてることしか伝わってこないよ……」

ほむら「マミはお人形よね? なんだか一番マシじゃない」

マミ「そうなんだけど……。恵方巻きみたいな靴下に首だけ突っ込まれてるのを見た時は凄く嫌な気分になったわ……」

マミ「なぜだかわからないけど、自分と重ねてしまって……」

ほむら(あぁ、御愁傷様……)

さやか「ほむらはマシンガン? だっけ?」

ほむら「そうよ」

まどか「大丈夫なの? それ……」

マミ「実銃なのよね……」

ほむら「えぇ……。とりあえず危ないから解体して押入れの奥に仕舞ったわ。あれなら知識のない人間には組み立てられないから」

さやか(ほむらは組み立てられるんだよね……)

マミ(暁美さんを怒らせたら、蜂の巣に……ってことになりそうで怖いわ……)

さやか「ま、まぁあの嫌がらせについては忘れよう。頭が痛くなるし」

マミ「そ、そうね。とりあえずパーティーを始めましょうか」

ほむら「杏子ももうそろそろ帰ってくるでしょうしね」

まどか「シャンメリー買いにいってるんだよね?」

ほむら「そうよ。うっかり買い忘れてたから」

さやか「全く、しっかりしないとダメでしょ!」

マミ「私の記憶では担当は美樹さんのはずだけど?」

さやか「てへっ」

杏子「ただいまー」

ほむら「帰ってきたわね」

マミ「お疲れ様。寒かったでしょ?」

杏子「平気平気。はいシャンメリー」

ほむら「ありがとう。じゃあ早速準備するわね」

まどか「シャンメリーって飲んでよかったっけ?」

さやか「確かいいはずだよ。度数もかなり低いし。まぁあれで酔う人はいないでしょ」

杏子(ん? なんか嫌な予感が……)

マミ「これでいいわね。お皿は足りてる?」

杏子「大丈夫。足りてる足りてる」

さやか「凄い……。目の前に七面鳥がいる……」

ほむら「クリスマスといえば七面鳥は欠かせないわよね」

マミ「でも、一から料理するのは大変よね」

ほむら「そうね。暴れるものね」

さやか「暴れる!?」

まどか「なにが!?」

マミ「なにって、ねぇ?」ニヤリ

ほむら「ねぇ?」ニヤリ

さやか「怖い! この料理が出来るまでの経緯が凄く怖い!」

杏子「いただきまーす」

まどか「どうして杏子ちゃんは今の話を聞いて平気なの!?」

杏子「弱肉強食って習ったよねぇ?」

さやか「習ったけども!」

マミ「ダメよ佐倉さん。まずは乾杯しないと」

さやか「ツッコみどころはそこじゃない!」

さやか「疲れた……」

ほむら「さやかはツッコみもボケも出来て凄いわね」

杏子「クズな役も似合うもんな」

マミ「みんな思ってるわよ。美樹さんは動かしやすいって」

まどか「展開を動かす時はさやかちゃんを動かせばやりやすいもんね」

さやか「ちょっとその発言はギリギリ過ぎるからやめろ」

マミ「じゃあ乾杯しましょうか」

杏子「そうだな。二日続けてぐだぐだされても見てる人が困るもんな」

ほむら「本当に申し訳ないわ」

まどか「クリスマスになにしてるんだろうね」

さやか「本音がヤバい」

ほむら「というわけで」


「「「「「かんぱーい!」」」」」


まどか「そういえば仁美ちゃんは誘わなかったの?」

杏子「あいつは家のパーティーがあるんだって」

さやか「うわぁ、なんか凄そう……」

杏子「凄いらしいぞ。色んな有名人がくるらしい」

ほむら「たとえば?」

杏子「そうだな、今年は斉藤○樹とか、ス○ちゃんとか、あと、トランプマンが来るとか言ってたな」

マミ「どういう組み合わせよ」

まどか「トランプマンって?」

ほむら「昔そういう人がいたのよ」

杏子「あと、AK○の河西○美も来るはずだったけど体調不良でこれなくなったって」

さやか「体調不良ならしょうがないね」

マミ「そうね。体は大事だもの」

杏子「あ、そういえばエガ○ゃんもくるって言ってたな」

さやか「マジで!?」

マミ「それは凄いわね」

ほむら「サインが欲しいわ……」

杏子「だと思って仁美に頼んどいた」

まどか「やった!」

さやか「さすが杏子!」

杏子「だろ?」

QB「随分楽しそうだね」

まどか「あ、キュゥべぇ」

さやか「遅かったじゃん。なにしてたの?」

QB「いや、そもそも誘われてなかったよ」

マミ「そうだっけ?」

ほむら「どうかしら?」

QB「いや、いいんだけどね」

杏子「まぁ細かいことはどうでもいいだろ。ほら、食うかい?」

QB「いや、細かくは……。まぁいいや、頂くよ」

さやか「じゃああらためて乾杯……って」

さやか「あれ?」

まどか「どうしたの?」

さやか「いや、シャンメリーがなくなったなって」

マミ「それならここにあるわよ」

さやか「あ、ありがとうございます」

杏子「おいおい、そんなに飲んで大丈夫かよ」

さやか「平気でしょ。シャンメリーだし」

マミ「そうね。これで酔う人はいないと思うわ」

ほむら「度数1%だもの、大丈夫よ」

まどか「てぃひひ」

杏子「なら、いいんだけどさ……」

―そして


さやか「wwwwwwwwwwww」

まどか「うえひひひひひひひひひひひ」

ほむら「……」ボー

マミ「うっぐうっぐ……」

杏子「だろうな!」

QB「なんだいこれは……」

マミ「うわああああああああん!!!!」

QB「」ビクッ

QB「ど、どうしたんだいマミ。急に泣き出して」

マミ「きゅぅうううううううううううううううううううべぇえええええええぇええぇえ!!!!」ギュウー

QB「きゅっぷ! 苦しい! 苦しいよマミ! 割とマジで!」

マミ「どうして!? どうしてなの!?」

QB「なにが!? わけがわからないよ!」

マミ「パパとママも助けてくれてもいいじゃない! どうしてその辺の融通きかせてくれないのよー!!」

QB「今更!? いや、だって君の願いが」

マミ「わかってるわよおおおおお!!!!!!」

QB「なにが!?」

マミ「私が全部悪いっていうんでしょ!? そんなこと全部わかってるわよおおおお!!」

QB「いや! 僕そんなこと言ってな」

マミ「でもその辺はあなたがわかってくれたらいいんじゃないのおおおお!!?」

マミ「キュゥべぇのばかーーーーーーーーーー!!!!」

QB「わかった! これがめんどくさいって感情だ! きっとそうだ!」

杏子「うわぁ、どうしよう……」

さやか「wwwwww」

杏子「おいさやか」

さやか「なwんwすwかwwww」

杏子「いや、お前酔ってないだろ」

さやか「うん」

杏子「止めるの手伝えよ。特にマミ」

さやか「マミさんはキュゥべぇに任せとけばいいんじゃない?」

さやか「そっちのほうが楽でしょ」

杏子「……」


マミ「キュゥべぇーー!!!!!」

QB「ゴメン! 僕が悪かったから! 謝るから離して!!」


杏子「そうだな」

さやか「でしょ」

まどか「ほむらちゃーん」イチャイチャ

ほむら「まどかさん///」イチャイチャ


杏子「あれは?」

さやか「あー、そだね。ちょっと待ってて」

杏子「?」

さやか「えい」トン

まどか「うっ……」

さやか「てい」トン

ほむら「うっ……」



さやか「終わったよ」

杏子「すげぇ、首の裏トンってやって気絶させるやつだ」

さやか「説明ありがとう」

さやか「いつの間にかマミさん寝てるね」

杏子「マジだ」


マミ「zzz」

QB「はな、して……」


さやか「まどかとほむらも寝たし」

杏子「気絶させたんだろ」

さやか「どっちでも同じだって」

さやか「さて、じゃあお開きにしましょうか」

杏子「今回も内容薄かったなー」

さやか「これでいいのかって感じだよねー」

杏子「迷走ってやつだな」

さやか「まぁ次に期待ってことで。寝よっか」

杏子「そうだな」


さやか「お休み」

杏子「ああ、お休み」

くぅ?Tired This is in complete!
The acting was talking about when I actually began to Netaresu
I did not really talk seed←
I am willing to challenge the story of fashion I so can not afford to waste your kindness
Please leave a message below our Madoka

Madoka「Thank you for everyone to see Do not worry I've seen some places a little sinister!」

Sayaka「Well thank you! Did my cuteness convey enough?」

Debu「That sounds a little embarrassed, but I'm glad to see me・・・」

Kyouko「So glad to see such!It's true my feelings!

Homura「・・・Thank you」fasa

then

Madoka Sayaka Debu Kyouko Ore「Thank you for everyone!」

End

Madoka Sayaka Debu Kyouko「tte nande orekun ga!?

It really is the end

某バーガーショップ

さやか「マミさんはんもうほむらの家にいるんだっけ?」

杏子「みたい」

さやか「そっかそっか」

杏子「あ、順番きたみたいだぞ」

さやか「まどか1人で注文できるのかな……」

杏子「いや、できるだろ」



店員「いらっしゃいませ。こちらでお召し上がりでしょうか?」

まどか「あ、えっとテイクオフで」

店員「かしこまりました。お持ち帰りですね。ご注文をどうぞ」

まどか「えっと、……」

さやか「いやいやいや! 今のスルーすんの!?」

杏子「ヤバい。まどかが遠いところに飛び出しちまう」

さやか「確かにありがちな間違いだけど!」

杏子「慣れてるんだろうな。店員も」

さやか「まどかも自分の間違いに気づいてないようだし……」

杏子「後で教えてやろう」

さやか「なんかこっちが恥ずかしい……」



まどか「お待たせー。じゃあいこっか」

さやか「え、あぁうん」

杏子「そうだな」

まどか「どうしたの?」

さやか「いや、なんでもない。よね?」

杏子「うん? まぁそうかな」

まどか「?」

通学路

ほむら「……」

ほむら(眠いわ……)

さやか「お、ほむらじゃん。おはよ」

ほむら「……おはよう」

さやか「うわ、あんた目のクマ凄いよ。どうした?」

ほむら「昨日、杏子と一晩中ぷよぷよやってて寝てないのよ……」

さやか「一晩中!? ……バカだ」

ほむら「自分でもそう思うわ……」フラァ

さやか「危ない!」ガシッ

さやか「ったく、フラフラじゃん。今日は休んだほうがいいんじゃないの?」

ほむら「一晩中ぷよぷよやってて眠いので休みますって?」

さやか「いや、そこは風邪でとかさ」

ほむら「いやよ。ずる休みになるじゃない」

さやか(変なとこ真面目だなこいつ。いや間違ってはないけどさ)

ほむら「眠いわ……」

さやか「そういや杏子は? 一緒に登校してないの?」

ほむら「今日は当番だから早めに出るって」

さやか「なるほどね」

ほむら「……」ジー

さやか「な、なによ。そんなに見つめて」

ほむら「……」ジー

さやか「だ、だからなに。言いたい事あるなら言えっての///」

さやか(ほむらって無駄に綺麗だからじっと見つめられると照れるんだよ!///)

ほむら「さやか……」ジー

さやか「な、なによ///」













ほむら「あなた4人並んだら消えないわよね?」

さやか「ぶっとばすぞ」

―学校の廊下



杏子(ねみい……)

マミ「あら佐倉さん。おはよう」

杏子「マミか。おはよう」

マミ「早いわね」

杏子「当番だったんだ」

マミ「そう。随分眠そうね。どうかしたの?」

杏子「いや、ちょっと昨日ほむらと……」

杏子「……」ジー

マミ「な、なに。急に見つめて///」

杏子「なぁマミ」

マミ「な、なにかしら///」

杏子「お前、4人並んだら消えねーよな」

マミ「なんの話よ」

杏子「主に頭部とか」

マミ「だからなんの話よ」

冬の布団にありがちなこと


杏子「疲れたー……」

杏子「最近仕事がハードになってきた気がする……。特に仁美の相手とかが……」

杏子「はぁー。やたらイタズラが増えたんだよな……。しかもよくわからないし……」

杏子「今日のあれはなんだったんだよ……。なんで壁にずっと挟まってたんだよ……」

杏子「話しかけても挟まってるんですわとしか言わないし……。元ネタがわかんねーよ……」

杏子「はぁ。まぁいいや。もう寝よう……」

杏子「ふぅ。……」

杏子「……」

杏子「布団冷てぇ!」ガバッ

さやか「ねぇねぇほむら。forgotってどういう意味だっけ?」

ほむら「忘れた」

さやか「えぇ。忘れたって……」

さやか「まぁいいや。マミさーん。forgotってどういう意味でしたっけ?」

マミ「忘れた」

さやか「ちょ……」

さやか「ねぇねぇほむら」

ほむら「なに?」

さやか「ここのこたつ掘りごたつにしない?」

ほむら「無茶苦茶言わないで」

まどか「どうしてまた掘りごたつなの?」

さやか「テレビで見て憧れた」

ほむら「その程度の事で私の家は掘りごたつにしないといけないの?」

さやか「でもさ、なんかよくない? 掘りごたつ」

まどか「ちょっとわかるかも」

さやか「ほら! まどかもこう言ってるしさ! 掘りごたつにしよーよ」

ほむら「無茶言わないで」

エイミー「zzz」

さやか「さむいさむい! 外寒すぎでしょ!」

ほむら「冬だもの。仕方ないでしょう?」

さやか「にしても寒すぎ! この調子で寒くなったら七月八月はどうなんの!?」

マミ「ネタが古いわよ」

杏子「新鮮さがゼロだな」

まどか「私はまぁまぁ好きだよ?」

ほむら「まどかは優しいわね」

さやか「ヒドイ!」

エイミー「zzz」

さやか「うぅ……。この傷ついたさやかちゃんのエンジェルハートを癒すには……」

エイミー「zzz」

さやか「……」

エイミー「zzz」

さやか「エイミーをモフモフするしかないでしょ!」

ほむら(せっかく気持ちよさそうに寝てるのに……)

まどか(可哀想……)

さやか「というわけでエイミー♪」

エイミー「にゃ?」

さやか「その毛玉を触らせろー!」

エイミー「にゃー」

さやか「ふふふふふ」




ビリッ!!!!




エイミー「!!?」

さやか「あ、静電気……」

エイミー「シャー!!」

さやか「うぇ!? あ、ちょ。エイミー!」

エイミー「ニャー!」タタッ

さやか「逃げられた」

マミ「ダメよ美樹さん。エイミー怯えてるじゃない」

杏子「可哀想に。ほら、みかん食うかい?」

ほむら「ダメよ杏子。猫に柑橘系は」

まどか「よしよし。もう大丈夫だからねー」

エイミー「にゃー」

さやか「なんというアウェー感……」

さやか「いや、わざとじゃないんだって。悪気はなかったんだって」

杏子「悪気がなかったで済んだら警察はいらないよねぇ?」

さやか「くっ……。反論できない……」

マミ「とにかくエイミーに謝りなさい」

さやか「うぅ……。ごめんよー。エイミー。私が悪かった」

エイミー「にゃー」ペロペロ

ほむら「お許しがでたようね」

まどか「エイミーはえらいねー」

さやか(あれ? もしかして私ってエイミーよりカースト下なの?)

QB「……」←一連の流れを見ていたべぇさん

QB「マズイ」

QB「あの猫の存在は凄くマズイ」

QB「なんでみんなあの猫のことをあんなに可愛がってるの?」

QB「モフモフするならここにピッタリな僕がいるのに」

QB「わけがわからないよ」

QB「……」

QB「マズイ」

QB「このままじゃあこのスレ内における可愛いマスコット的な僕のポジションが奪われてしまう」

QB「みんなに可愛がられる愛らしくてモフモフな、大人気マスコットなポジションが……っ!」

QB「これは早急に手を打たないと……」

QB「……」

QB「あれ?」

QB「そういえば僕。そんなにみんなに可愛がられてないような……」

QB「……」

短いですがここまででー。

またかなり間が空いてしまってすみませんです……。
卒論の追い込みと口頭試問対策してて書く時間が取れなかった……。

あと、連日連夜ワードとにらめっこのせいでキーボードに触れたくない病が発症してしまって……。


でもおかげで卒論は無事受理されてあとは口頭試問を残すだけ。
ひとまずはほっと一息つけます。



待っててくれた人、コメントくれた人ありがとうございます。



これからは自由になったのでペースあげて書いていきます! 
もうちょいで1000いきそうだけど!












あ、ちなみに僕の就職はまだ決まってません。


忘れたが単語の意味だとわからないさやかちゃんかわいい
最近の卒論はWordで書くのかー

ほむホーム


さやか「ねぇねぇほむらー」

ほむら「なに?」

さやか「お腹空いた。なんかない?」

ほむら「棚にポテチがあるわよ」

さやか「やた!」トテトテ

さやか「うすしおかぁ……」

ほむら「なによ。不満そうね」

さやか「コンソメがよかった」

ほむら「なら食べないでいいわ」ヒョイ

さやか「あぁ! ごめん! ごめんなさい! うすしおでいいです!}

ほむら「うすしおで?」

さやか「うすしおがいいです……」

ほむら「よろしい」

さやか「そういやほむらん家でポテチ食べる時って大抵うすしおだね」

ほむら「私はうすしおしか買わないもの」

さやか「なんで?」

ほむら「なんで、って……。普通は自分の好みの味を買うものでしょう?」

さやか「たまには違う味をーってなったりしないの?」

ほむら「しないわね」

さやか(いいきったね……)

さやか「そういや、ポテチってご当地限定みたいなのあるよね」

ほむら「あるわね」

さやか「北海道限定のじゃがバター味とか」

ほむら「関西だししょうゆとか」

さやか「全部コンプリートしてみたいよね」

ほむら「そうね。かきしょうゆ味とか食べてみたいわ」

さやか「正直そんなにおいしそうじゃないよね」

ほむら「やめなさい。地元の人がいたら怒られるわ」

さやか「でもコンプリートするってなったら大変だね。全国各地にあるもん」

ほむら「そうね。あっ、でも今の時代ならネット通販って手も……」

さやか「それはダメ。ルールに反する」

ほむら「そ、そう……」

ほむら(なんのルールかしら……」

さやか「いつかポテチコンプリートの旅に出たいねー」

ほむら「目的がポテチだけなの……?」

さやか「うん」

ほむら「……それって女の子がする旅としてどうかしら?」

さやか「まぁいいんじゃない? 楽しければ」

さやか「みんなでいけば理由なんてどうであれ楽しいでしょ」

ほむら「……まぁ、そうね」

さやか「でしょ?」

ほむら「ええ。……いつか、ね」

さやか「うんうん」


<邪魔するぞー


さやか「杏子だ」

ほむら「杏子ね」

杏子「相変わらず寒いなー」

さやか「なんか久しぶりだね」

ほむら「ここ数日家にもいなかったわね。どこ行ってたの?」

さやか「携帯も繋がらないしさー。心配したんだよ?」

杏子「悪い悪い。ちょっとその辺うろついてた」

ほむら「うろついてたって……」

さやか「なんでまた……」

杏子「久しぶりにまとまった休みとれたからさー。旅にでも出ようかなーって」

さやか「旅ってあんた……」

ほむら(そう言えば放浪癖があったわね……)

さやか「もー、旅もいいけどさ、連絡くらいしなよね。マミさんと誘拐されたんじゃーとかかなり心配してたよ」

ほむら「泣きそうになってたわね」

杏子「うわっちゃー……。マジか……」

さやか「とにかく電話してあげなよ」

ほむら「それで謝りなさい」

杏子「あぁー……。うん、ちょっと電話してくる。あ、これおみやげな」テテテ

ほむら「悪いわね。ありがとう」

さやか「にしても旅ってねー……」

ほむら「あの子はしっかり見ておかないとふらっといなくなりそうね」

さやか「うわー……。ちょっとシャレにならないね」

ほむら「……。まぁ行動範囲はその辺りで済んでるみたいだし、今のところは大丈夫でしょうけど……」

ほむら「……?」

さやか「どした?」

ほむら「……杏子のおみやげ……」

さやか「え?」

ほむら「……はい」

さやか「?」

さやか「……。これってポテチ……」

ほむら「青森にんくしょうゆ味……」

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「女の子にあげるおみやげじゃないよね」

ほむら「そこじゃないでしょ」

マミ『佐倉さん! あなた人がどれだけ心配したと思ってるの!?』

杏子「悪かったって! なにも言わないで出てったのは謝るよ!」

マミ『そういう問題じゃないでしょ!? いえ、それもあるけどどれだけ連絡しても電源が入ってないし!』

杏子「いや電池切れしてさ」

マミ『全く! あなたどこ行ってたのよ!?』

杏子「蔦温泉だっけかな? 温泉」

マミ『どこよそれ!?』

ー メガネ大会 ー


さやか「メガネをかけたいと思います」

ほむら「家に上がるなり何を言い出すのかと思えば……。かければいいじゃない」

杏子「誰も止めねーぞ」

さやか「冷たい。冷たいぞー。そこの2人」

ほむら「ツメた! やめなさいさやか!」

杏子「背中に手いれんな!!」

さやか「あー、あったかい……」

さやか「前が見えない」

ほむら「全く……」

杏子「ふざけんな」

まどか「わーさやかちゃん。面白い顔になってる」

マミ「某国民的五歳児主人公漫画のワンシーンを思い出すわね」

マミ「で、どうして突然メガネなの?」

さやか「いや、この中だと誰が一番似合うかなーって」

まどか「なるほどねー」

さやか「と、いうわけでみんなメガネかけてよ」

杏子「えぇー。アタシ別に目悪くないのに」

さやか「いやいや、そこは伊達だから」

ほむら「はぁ、付き合えばいいのね」

さやか「うんうん。いやいやながらも付き合ってくれるあんた等が大好きだよ」

まどか「もう慣れたよねー」

ほむら「どうせ言い出したら聞かないものね」

杏子「ホント、しょうがないよな」

マミ「まぁ、諦めましょう」

さやか「うんうん。私だって傷ついたりするんだよ?」

まどか「結構いろいろあるね」

ほむら「……、この鼻メガネは何よ」

さやか「あ、かける?」

ほむら「嫌に決まってるでしょう」

さやか「だよねー」

杏子「なんで持ってきたんだよ」

さやか「ネタで」

マミ「こういうのって持ってきた本人が処理しないとダメよね」

さやか「マジっすか!?」

ほむら「当然よ」

さやか「うぇー……。持ってこなきゃよかった……」

杏子「ドンマイ」

マミ「どれをかけようかしら」

まどか「これとかどうですか?」

ほむら「アンダーブローのイエローね」

さやか「下半分のリムがないやつね」

杏子「さやか鼻メガネ似合うな」

さやか「うっさい」

メガマミ「どうかしら?」

まどか「タイトなスーツが似合いそうだね」

ほむら「後は黒のストッキングね」

さやか「つまりエロい」

杏子「エロ女教師」

メガマミ「なによそれ! やめてよ!」

マミ「全くもう……」ブツブツ

ほむら「杏子はこれなんてどうかしら?」

まどか「セミフレームのフォックスだね」

さやか「色は赤だね」

杏子「やっぱかけないとダメか……」

ほむら「もちろんよ」

メガ杏「どうだ?」

さやか「うーん……」

マミ「普通ね」

まどか「可愛いだけだね」

ほむら「純粋に可愛いだけね」

メガ杏「酷い言われ様だな」

まどか「でもポーニーテールにメガネって凄く合うよね」

さやか「わかるわ」

杏子「次はほむらな」

マミ「暁美さんなら……これとかどうかしら?」

さやか「ブローね」

まどか「マミさんのとは逆に上半分のリムがないね」

ほむら「どうでもいいけど、さやかはいつまでそれつけるのよ」

さやか「ほっとけ」

メガほむ「どうかしら?」

さやか「キャリアウーマン」

杏子「ガラス張りのビルが似合いそうだな」

マミ「凄く高そうな椅子に座って部下に指示を出してそうね」

まどか「ほむらちゃんカッコいい」

メガほむ「……微妙に喜べないわね」

さやか「……うーん。ちょっと三つ編みにしてよ」

ほむら「え?」

さやか「三つ編みにしてー……。で、このメガネ」

杏子「あー……」

まどか「確かに……」

マミ「ちょっと失礼するわね」アミアミ

ほむら「な、なによ……」

マミ「はい、完成」

さやか「ほほー。なるほどなるほど」

杏子「これはなかなか」

まどか「かわいいー」

メガほむ「……なによ」

さやか「あー、でもまだちょっと違うな」

杏子「まだほむらって感じだな」

マミ「そうね。暁美さんって感じね」

まどか「燃え上がってるほむらちゃんだ」

メガほむ「どういう意味よ」

さやか「ちょっと、もうちょい、……うーん。なんていうのかなー」

杏子「こう小動物的な?」

マミ「そうそう。守ってあげたくなっちゃうみたいな?」

まどか「燃え上がってないほむらちゃんが見たいかなって」

メガほむ「……」

さやか「ね? ほむら。お願い」

メガほむ「……はぁ」

メガほむ「……わかったわよ……」

メガほむ「……」

メガほむ「……コホン」

メガほむ「……えっと、皆さん……。今夜の晩御飯はなにがいいですか?」オドオド

メガほむ「私、その……。あんまりお料理上手じゃないけど、その、皆さんに喜んでもらえるように頑張ります……」

メガほむ(少しあざとすぎたかしら……。意識するとやりずらいわね……)

さやか「おー! 凄い! なにこれ!」

杏子「ほむらなのにほむらじゃない!」

マミ「驚いたわ……。暁美さん、これじゃあまるで女の子みたいじゃない」

まどか「かわいいー!」

メガほむ「ちょっとマミ。どういう意味よ」

マミ「……えへ♪」

メガほむ「誤魔化されないわよ」

ほむら「全く……」

マミ「もう、謝ったでしょ?」

さやか「さ、次はまどかね」

杏子「まどかはどれがいいかなー」

まどか「あ、私これがいい」

ほむら「え?」

マミ「ちょっとそれは……」

さやか「サングラスって……」

杏子「なんかそれは違うだろ」

グラまど「どうかな?」

さやか「似合わない」

杏子「似合わない」

マミ「似合わないわね」

ほむら「かっこいいわまどか」

グラまど「ほむらちゃんありがとー」

さやか「おいまて」

杏子「アタシ等の意見は無視か」

マミ「暁美さんは鹿目さんを甘やかしすぎよ」

ほむら「だって……」

グラまど「そんなに似合わないかなー」

さや杏マミ「似合わない」

まどか「うぇひー……」

杏子「じゃあみんな終わったなー」

マミ「意外と楽しかったわね」

まどか「みんなメガネ似合うねー」

ほむら「まどかも似合ってたわよ?」

まどか「ありがとー」

マミ「もう……。またそうやって甘やかすんだから……」

杏子「まぁいいじゃん」


さやか「こらこら待て待て」

杏子「なんだよ」

さやか「まだ私が残ってるでしょうが」

マミ「あら、美樹さんはもう終わったじゃない」

ほむら「一番最初に終わったわね」

まどか「今日の優勝はさやかちゃんだね」

ほむら「鼻メガネ似合ってるわよ」

さやか「ざけんな」

さやか「私も可愛いメガネかけるのー!」

杏子「えぇー……。もういいじゃん」

マミ「そうよ。もうお腹いっぱいだわ」

さやか「そんな冷たいこと言わずに!」

ほむら「っていうかさやかがメガネかけても結果は見えてるもの」

まどか「オチとして締まりがないよね」

さやか「締まりがないのはいつものことじゃん!」

さやか「かけさせろー。私にもどうかな? って流れをやらせろー」

杏子「あぁ、ウザい。ひっつくなよ」

さやか「やらせろーやらせろー」

ほむら「大変さやかがサカリだしたわ」

マミ「これは危険ね。佐倉さんを生贄に逃げましょう」

まどか「杏子ちゃんは犠牲になったのだ」

杏子「おいこら」

杏子「あぁもうめんどくせーな。わかったよ」

さやか「んぇ?」

杏子「好きなメガネかけろ。相手してやるから」

さやか「さっすが杏子ちゃん! わかってるねー」

杏子「うぜえ」


ほむら「あれもどうかと思うわよ?」

まどか「甘やかしすぎだよね」

マミ「鹿目さんが言っちゃ駄目よ。言ってることは正しいけど」

メガさや「というわけで。どう?」

杏子「セミフレームのスクウェアか」

まどか「色はブルーだね」

マミ「まぁあれね」

ほむら「そうねあれだわ」

メガさや「あれってなによ」

まどほむ杏マミ「ふつう」

メガさや「もうちょいなんか変わったのないの!?」

杏子「だってなー?」

まどか「そだねー」

マミ「他に言い様が、ね?」

ほむら「普通は普通よ。それ以上でもそれ以下でもないわ」

さやか「ヒドイ……。こいつらマジヒドイ……」

さやか「なんだよー。女の子がメガネかけたんだぞー。ならもっとなんかあるだろー……」イジイジ

マミ「いじけだしたわ」

ほむら「面倒ね」

まどか「朝のゴミ出しくらい面倒だね」

杏子「まどかがマジでヒデェ……」

さやか「なんだよー。どうせ私はメガネ似合わないよー。可愛くないよーだ」イジイジ

杏子「ん? なんか勘違いしてないかお前」

さやか「え? なにが?」

杏子「いや、別にアタシ等似合わないとは言ってないだろ」

杏子「なぁ?」

ほむら「ええ」

マミ「むしろ似合ってるわよね」

まどか「可愛かったよ?」

さやか「え? じゃあふつうって?」

杏子「いや、あれは」

ほむら「オチとして普通ってことよ」

マミ「なんの面白みもないものね」

まどか「普通に可愛いだけだもんね」

ほむら「普通に可愛いのはもう杏子で済ませたものね」

杏子「うん。なんかひっかかるけど。そういうこと」

さやか「あ、あー。なるほどねー」

さやか「そっかーそっかー。なるほどなるほど。そういうことかー」

さやか「だよねー。そうだよねー。さやかちゃんがメガネ似合わないわけないもんねー」

さやか「なんだー。そっかー」

杏子「復活したのはいいけど、若干ウザいな」

マミ「まぁいいじゃない。いつもの美樹さんよ」

ほむら「そうね。いつものさやかだわ」

まどか「おかえりさやかちゃん」

さやか「しまいにゃ泣くぞ」

杏子「で、どうすんだ?」

さやか「? なにが?」

杏子「いや、オチ」

さやか「あ、あー」

ほむら「あなたが締めなさいよ。もとはと言えばあなたが始めたんだから」

さやか「うぇ……。そういわれても……」

マミ「自分の行いに責任を持つことは大事よ?」

さやか「ううーん……」

まどか「さやかちゃんファイト」

さやか「くそう。安全圏からの声援がこんなに腹立つとは」

さやか「……」

さやか「……」

さやか「これをみんなでつけるっていうのは……」つ人数分の鼻メガネ

杏子「ふざけんな」

今日はここまででー。


>>711手書きで書くって方法もあるっちゃあるんですけどねー。
でもやっぱり保存も手直しも楽なワードの方が便利なんで今は基本はワードみたいですねー。



就活ねー。
頑張らないと駄目ですよねー。

……でもなぁ。


……働きたくないでござる。
絶対に、働きたくないでござる!



まぁ冗談は置いといて。
とりあえず就職のあては一応あるんで、その辺は大丈夫かなぁと。

後は自分次第ってところです。


でも働きたくないなぁ……。

とりあえずSSとか書いたり筋トレしたりして考えよう。

そうしよう。



というわけでまた今度ー。


いつもコメントありがとうございますー。
かなり遅くなりましたが今年度もよろしくお願いしますー。

まぁ変わらずだらだら更新してきます。

―2月14日 聖バレンタインデー



― 学校 まどか達のクラス ―


ざわ……  
      ざわ……


ほむら「じゃあ今日は家に寄っていくのね」

まどか「うん。ごめんね? いつもいつも」

ほむら「いいわよ。気にしないで」

まどか「ありがとうほむらちゃん!」


ざわ……  
      ざわ……


ほむら「それより……。なんだか今日は変じゃない?」

まどか「え? なにが?」

ほむら「なにがって……。教室の雰囲気が……」

まどか「え?」

ほむら「周りを、特に男子を見て」

まどか「……」

ざわ……
       ざわ……

ツクエニハ…ナイカ…  コトシコソ…コトシコソハ…
  マダ…マダハジマッタバカリダ…  
 オイ! チョコナンコモラッタヨ!?   ソノハナシハスルナー!!
バ、バレンタイントカキョウミナイシ!    オカシガイシャノセンリャクニノセラレテアワレナヤツラメ
 ヤッベーオレスデニミッツメダヨww   コロシテデモウバイトル   

ざわ……
       ざわ……



まどか「なんか殺伐としてるねー」

ほむら「今にも暴動が起きそうね」

さやか「あんたら……。せっかくの日にいつも通りのほほんと会話して、それでいいの?」

ほむら「いいじゃない」

まどか「どうせあげる予定もないしねー」

さやか「かぁー枯れてるねー。華の十代をそんな風に過ごすなんて悲しいねー」

ほむら「うるさいわね。あなたは早く上条君にチョコ渡してきなさいよ」

まどか「もう椅子に座ってるよ?」

さやか「べべべ別にきょきょ恭介にチョチョチョコなんてわたさねーし!! 勘違いすんなし!」

ほむら「馬鹿みたいにベタな反応ね」

まどか「しかも今更過ぎて面白くもないよね」

さやか「こいつら……」

ほむら「で、渡さないの? チョコレート」

まどか「マミさんの家で作ったんだよね? 教わりながら」

さやか「マミさん黙っててって言ったのに!」

ほむら「マミからは聞いてないわよ」

まどか「教えてくれたのはキュゥべぇだもん」

さやか「あの宇宙人!」

ほむら「それよりも早く渡してきなさいよ」

まどか「鞄にあるんだよね?」

さやか「いや、まぁそうなんだけどさ……」

ほむら「なによ。はっきりしないわね」

まどか「どうかしたの?」

さやか「その、なんていうか、さ」


さやか「ちょ、ちょっと、は、はずかしい、かなって///」


ほむら「……」

まどか「……」

さやか「な、なによ///」






ほむら「驚いたわ。まさか美樹さやかを可愛いなんて思う日がくるなんて」

まどか「さやかちゃんどうしたの? 熱でもあるの?」

さやか「おいこら」

さやか「最近まどか口悪いぞー」                                    ・・・

まどか「いひゃいいひゃいよ。くひひっぴゃらにゃいでー」                      ダ・・・
               
ほむら「やめなさい、さやか。まどかの愛らしい顔が崩れるでしょう」                ダダ・・・

さやか「じゃあほむらを代わりにー」                             ダダダ・・・

ほむら「やめにゃしゃいしゃやか、いひゃいじゃないにょ」                ダダダダ・・・

まどか「うぇひひ。ほむらちゃん変な顔ー」                    ダダダダダ・・・

ほむら「まひょか!?」                     ダダダダダダダ・・・


バン!!
 

さやか「!?」

まどか「!?」

ほむら「!?」






杏子「かくまってくれ!!!!!!!」


さやか「え!? なに!?」

まどか「杏子ちゃんだー」

ほむら「どうしひゃのひょうひょ」

杏子「た、頼む! 追われてるんだ! 少しでいいからかくまってくれ!」

さやか「追われてるって誰に!?」

まどか「悪の組織的な?」

ほむら「っていうひゃしゃやひゃはいつまへやっへるのよ!」

さやか「あ、ごめん」


「こっちよ!! こっちに逃げたわ!」 「ええーい! 追え! 追うのよ!」

  「センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!!」    「HQ! 佐倉杏子を発見! 至急増援を!」


まどほむさや「!?」

杏子「やばい! 見つかった!」

さや「え!? なに!? なんか女の子がいっぱい教室に乱入してきた!」

まどか「みんな目が血走ってるね」

ほむら「怖いわね」

杏子「くそ! 掴まってたまるか!」ダダダダ・・・


「逃げた! 追え! ひっ捕らえろ!」  「この想い! 必ずや果たしてみせる!」

   「今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だ!」  「CQCの基本を思い出せ」




さやか「……」

まどか「……」

ほむら「……」

ほむら「えっと、今のは、なんだったのかしら?」

さやか「あー、杏子のファンクラブってやつ?」

まどか「凄いねー、なんか色んな人がいたね」

ほむら「濃かったわね」

さやか「杏子も知らないとこで苦労してるんだね」

ほむら「とりあえず、今日はあの子の好きな物作ってあげましょう」

まどか「生きて帰ってくるよね? 杏子ちゃん……」

さやか「大丈夫、杏子なら……。きっと……」

ほむら「杏子……」

そんなこんなで昼休み


― 屋上 ―


マミ「私の所にも来たわね。マミ! 助けてくれ! って」

さやか「へー、マミさんのところにもいったんだ」

まどか「今も逃げ回ってるのかな?」

ほむら「そういえばさっき段ボールを被って隠れながら移動してたわよ」

マミ「なんでそんなことを……」

まどか「リアルスネークだね」

さやか「っていうかチョコ受け取るだけでしょーに……。なんでそうまでして逃げるのかねー」

ほむら「チョコだけで済まないんじゃないかしら」

マミ「まぁ、確かにあの勢いはね……」

まどか「ちょっとした暴動でしたよね」

さやか「あはは……」

杏子「酷い目にあった……」

まどか「あ、杏子ちゃん」

ほむら「無事、ってわけもないみたいね」

マミ「なにその荷物」

さやか「もしかしてそれ全部チョコ?」

杏子「うん……」

ほむら(両手に手提げいっぱいのチョコ……)

マミ(さらに背中にはリュックから溢れんばかりのチョコ、っていうか余裕で溢れてるわね)

さやか「あー……。あんていうか、お疲れ様」

まどか「杏子ちゃんモテるねー」

杏子「食い物貰って嬉しくないと思ったのは生まれて初めてだ……」

さやか「でも、凄い量だねー……」

マミ「食べきれるのかしらこれ……」

杏子「まぁ、正直キツいけど……。貰った以上は全部食う」

ほむら(なんで無駄に男前なのよ……)

まどか(こういうところが原因なんだろうねー)

マミ「ところで、美樹さんはもう渡したのかしら?」

さやか「」ビク

マミ「……まだ、なのね」ハァ・・・

さやか「あはは……」

杏子「なんの話だ?」

ほむら「ほら、あの幼馴染の」

杏子「あぁ。あれか」

まどか「早く渡さないと学校終わっちゃうよ?」

さやか「うー、あー、そう、だけどさ……」

杏子「なんだよ、相変わらずへたれてるのか」

さやか「うっさい!」

マミ「でも、どうするの? せっかく頑張って作ったのに」

さやか「うー、そうなん、ですけど……」

杏子(ホントダメだなこいつ)

ほむら(普段の決断力はどこへやら、ね)

まどか「……」

まどか「ねぇさやかちゃん」

さやか「え?」

まどか「さやかちゃんは上条君のことが好きなんだよね?」

さやか「べ! 別に恭介の事なんて好きじゃ!」

まどか「うん。さやかちゃんが恥ずかしいっていう気持ちはわかるよ?」

ほむら(流した……)

マミ(流したわね……)

杏子(流したな)

さやか(流された……)

まどか「でも、そうやっていつまでも恥ずかしがってばかりだと、さやかちゃん後悔することになると思うんだ」

さやか「……」

杏子(ん? なんだ? まさかのまどかの説教か?)

ほむら(意外ね)

マミ(鹿目さんのお説教って新鮮ね。違和感がハンパないわ)

まどか「私はさやかちゃんが後悔して苦しんでる姿なんて見たくない」

まどか「さやかちゃんにはいつも前を向いて笑っていてもらいたい」

さやか「まどか……」

まどか「だから、ね? 勇気を出して、上条君にチョコ、渡そうよ?」

まどか「さやかちゃんの気持ちを、伝えようよ」

さやか「……うん」

さやか「……うん、そうだね」

さやか「はは、まさかまどかに諭されるなんてねー、さやかちゃんびっくりだ」

さやか「でも、おかげで勇気、出たかな」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「親友にここまで言われたんじゃーねー。これは頑張るしかないでしょ!」

さやか「よっし! んじゃちょっくら行ってくるわ!」

さやか「あのバカに私の気持ち、伝えてくる!」

まどか「……うん!」

杏子「いったな」

マミ「さて、どうなるのかしらね」

ほむら「どうもこうもないわね」

杏子「まぁ、勇気ってやつは出したみたいだけど」

マミ「気持ちは伝えられそうにないわよね」

ほむら「えぇ、そうね。だって」

まどか「お昼休みもう終わるもんねー」


マミ「あら、気づいてたの?」

まどか「はい」

杏子「気づいてて焚き付けたのかよ」

まどか「うぇひひ」

ほむら「まぁ勇気は出たみたいだし、放課後にでも呼び出すんじゃないかしら」

まどか「それまで持てばいいよね」

杏子「おい」

そして放課後


― ほむホーム ―


ほむら「さやかは結局、お昼休みには渡せなかったみたいね」

まどか「だねー。でも放課後にしっかり呼び出したみたいだよ?」

ほむら「……そう」

まどか「うぇひひ」

ほむら「? なにかおかしかったかしら」

まどか「ほむらちゃんってなんだかんだでさやかちゃんのこと心配してるよねー」

ほむら「そ、そんなことないわよ///」

まどか「うぇひひ」

ほむら「もう! 最近のまどかは少しいぢわるよ?」

まどか「いひゃいいひゃいよほむひゃひゃん」

ほむら「……うまくいくといいわね」

まどか「……うん、そうだね」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「ねぇまどか」

まどか「なに?」

ほむら「実はまどかに渡したいものがあるのよ」

まどか「え? ホント? えへへ、実は私もなんだ」

ほむら「そうなの? 奇遇ね」

まどか「そだね。えへへ」

ほむら「じゃあ、同時に渡しましょうか」

まどか「うん!」













「「チョコレート受け取って下さい」」








「手作りなのね」

「うん、頑張ったんだよ? パパに教わりながらね」

「そう、嬉しいわ」

「えへへ。でもパパ凄く複雑そうな顔してたなー」

「あら、誰に渡すのか言ってないの?」

「言ったよ? 私の一番大切な人に渡すって」

「そ、そう///」

「あー、ほむらちゃん顔真っ赤ー」

「もう! からかわないで!」

「うぇひひ」

「ホントに、もう……」

「ほむらちゃん」

「なに?」

「ありがとう」

「ふふ、こちらこそ、ありがとう」




―――――――――――……

うーんこの

マミホーム


QB「全く、どうして君達はなにかと記念日を増やしたがるのか……。今日は普通の平日じゃないのかい? わけがわからないよ」

マミ「あら、いいじゃない。夢があって」

杏子「っていうか、その台詞はモテない奴の僻みみたいだぞ」モグモグ

QB「残念だけど僕達には恋愛感情なんてものはないからね。僻むなんてことも出来ないよ」

マミ「あらそう、そんな感情の無い人に悪いんだけど、これ。受け取ってもらうわよ」

QB「やれやれ、普通のチョコとなに一つ変わらないじゃないか」

マミ「変わるわよ。この日のチョコだけは特別なものに変化するの」

QB「確かに見た目は凝ってるみたいだけど、チョコはチョコじゃないか」

マミ「見た目だけじゃないわよ? この日に貰うチョコレートはとってもおいしいんだから。ね? 佐倉さん?」

杏子「はは……。まぁ、確かにうまいよ」モグモグ

マミ「でしょ? この日の為に頑張って作ったんだから」

杏子「ん。さんきゅ。でも悪いな、アタシは手作り渡せなくて」

マミ「気にしてないわよ。とってもおいしいわよ?」

杏子「ならよかった」

QB「やっぱり理解できないな。確かにいつもよりおいしいけど、チョコはチョコだよ」

マミ「あら、そう? やっぱり義理だとそうなのかしら……」

杏子「はは」

QB「でも、まぁ」

マミ「?」

QB「なんだか悪い気はしないのは確かだね」

マミ「……ふふ。ならよかったわ」

恭介「どうしたんだいさやか? こんなところに呼び出して」

さやか「え、あの、さ、うん、と、さ」

恭介「?」

さやか「こ、これ!」

恭介「これって……」

さやか「ほ、ほら! 今日ってバ、バレン、タインでしょ? だから、ほら、その……」

恭介「……うん。ありがとう」

さやか「あ、うん! で、でさ……」

さやか「その、じ、実は……」

さやか「わ、私!」






「恭介の事が――!!」








――――――
――――
――

ほむホーム


ほむら「で、結局伝えられなかったと」

杏子「なんでだよ」

マミ「チョコ渡せたんでしょ?」

さやか「そりゃ渡せたさ、渡せたけどさー……」ズーン


さやか「あいつさー……」


恭介『毎年ありがとう。義理でも嬉しいよ』


さやか「って、ものっすごい笑顔で言うんだよ!? そんな笑顔で義理でも嬉しいなんて言われたらさー……」

マミ「告白できなかったと」

杏子「へたれ」

さやか「うっさい!」

ほむら「はぁ……。これは当分かかりそうね……」

杏子「さやかにはがっかりだ」

マミ(っていうかその幼馴染の子はどうして気づかないのかしら?)


さやか「ごめんよー、まどかー。せっかくまどかに貰った勇気をー……」

まどか「さやかちゃん……。大丈夫だよ」

さやか「まどか……」




まどか「なんとなくこうなるかなって思ってたから」ニコ

さやか「ひど!?」



まどか(だって毎年恒例だもん)

はい、ここまでです。

本当は昨日更新したかったんだけどなんか落ちてたみたいで無理でしたー。
なんかたまに落ちるよね速報って。なんでかな?

まぁ一日遅れのバレンタインというのも洒落てていいのかなーと思ったり思わなかったり、ね?



あ、ちなみに僕はバレンタインなんて滅べばいいと思ってます。
なんでしょうね? この悪習はね?



コメントとかありがとうございますー。
こう、なんか、沸々と、くるものがあります。


ではまたー。




>>784え? うんこ?



べったべただがさやかちゃんかわいい

たまに落ちるのは鯖代の払いが遅れた時とかなんとか
まことしやかに囁かれていたり

買い物中


さやか「うわー、このニット欲しいなー。ちょっと杏子。これよくない?」

杏子「んー? まぁいいんじゃないんの?」

さやか「もうちょい気の利いたコメントないの? じゃないと女の子にモテないよ?」

杏子「女にモテてどうするんだよ」

さやか「あれ? あんたそっち系じゃないの?」

杏子「ざけんな」

杏子「で、それ買うのか?」

さやか「あー、欲しいけどねー。お金がない」

杏子「そんなに高いのかそれ?」ドレドレ

杏子「……なんだ、そんなに高くないじゃん」

さやか「はぁ!? あんたそれ本気で言ってんの!?」

杏子「な、なんだよ……」

さやか「これ1着で英世さんが4人飛ぶんだよ!?」

杏子「別にそれくらい持ってるだろ……」

さやか「はぁ……。これだから最近の杏子は……」ヤレヤレ

杏子「なんだその言いぐさは」

さやか「あれだね、やっぱりお金のある人は違うね。言うことが違う」

杏子「いや、別にアタシもそんなに金があるわけじゃ……」

さやか「じゃああんたのその両手にぶらさがってる袋はなに?」

杏子「……」

杏子「ハガレン全巻とガッシュ全巻」

さやか「あんたバカでしょ? っていうか重いでしょ。片方持つよ」

杏子「サンキュ。っていうか別にいいじゃんかよ。読みたかったんだから。お前も読むだろ」

さやか「それは読むけど。今夜泊りがけで読破するけど。」

杏子「だよな」

さやか「いやいや、そうじゃなくて」

杏子「なんだよ」

さやか「なんであんたはそんなに軽い感じで大金を使えるかなってこと」

さやか「だってそれ全部新品でしょ?」

杏子「うん」

さやか「ブルジョアか」

杏子「なんだよめんどくせーな」

さやか「うぅ、私はニット1着買うのにもこんなに悩んでるっていうのに、隣にいるこいつは……」

さやか「あれか、これが格差か……。貧民は服一枚買うことも許されないっていうのか……」

杏子(なんでつい最近まで男に貢いでたやつに金の事でどうこう言われなきゃいけないんだよ……)

杏子「……ふぅ……」

杏子「わかった」

さやか「? なにが?」

杏子「いくら貸してほしいんだ? 今手が離せないからアタシの財布から勝手にとって……」

さやか「バカヤロー!!!!」

杏子「!?」ビク

さやか「あんたは、あんたって子は……」ワナワナ

杏子「え、な、なに。なんだよ」

さやか「お金の貸し借りなんてそんなに簡単にするもんじゃないでしょーが!!」

杏子「え、えぇ……」

さやか「いくら仲のいい友達でもそういうことはしっかりしなきゃダメ! わかった!?」

杏子「いや、でも……」

さやか「なんか文句あんの!?」

杏子「……。ありません」

さやか「ならいい! 全く……」ブツブツ

杏子「……」

杏子(納得いかねー……)

ー翌日

―ほむホーム―



杏子「っていうことがあった」

ほむら「それはまぁ、なんというか」

マミ「お疲れ様」

杏子「正論なだけに言い返せないしさー」

ほむら「確かに間違ってはないものね」

マミ「ただ、美樹さんが言うと、ね」

杏子「だよなー」

ほむら「で、肝心のさやかはまだ寝てるの?」

杏子「あぁ、昨日徹夜で漫画読んでた。ちなみにまどかも一緒」

マミ「はぁ……。あの子達、こんなことで受験大丈夫なのかしら」

ほむら「まぁ、微妙なところね」

杏子「そういうマミはどうだったんだ?」

マミ「余裕よ」

杏子「言い切ったな」

ほむら「さすがね」

マミ「まぁ結果が出るまではわからないけどね。手ごたえはあったし、多分大丈夫よ」

杏子「結果はいつわかるんだっけ?」

マミ「えーっと、……。三日後ね」

ほむら「じゃあその日はお祝いね」

杏子「やった。うまいもんが食える」

マミ「ふふ。これでもし、落ちてたらどうなるのかしらね」

ほむら「その時は一晩さやかを貸すわ。存分に慰めてもらいなさい」

マミ「そこは暁美さんが慰めてくれないのね……」

ほむら「嫌よ。どう慰めていいのかわからないじゃない」

杏子「冷てーやつ」

ほむら「なんとでもいいなさい」

マミ「でも、高校か……」フゥ

ほむら「? どうしたの? 溜め息なんてついて」

杏子「なにか悩みでもあるのか?」

マミ「……ううん。そんなんじゃないけど、ただ……」

ほむ杏「ただ?」

マミ「卒業、するんだなって思って」

ほむら「……」

杏子「……」

マミ「正直、前まではね。中学校を卒業することに関してはなにも感じてなかったの」

マミ「前までは、私は魔法少女だし、どんな立場になってもただ魔女を狩る存在。だから学校になんて執着する必要はない。そう考えてたわ」

マミ「でも、今はね……。まだ卒業したくないな。って思ってる」

ほむら「マミ……」

マミ「……。ふふ。あなた達のせいよ? 私がこんな気分になるのは」

杏子「なんだよ、アタシ等のせいって」

マミ「だって、私がいないとあなた達、ちゃんとできるのか心配なんだもの」

ほむら「失礼ね。少なくとも私は大丈夫よ」

杏子「おいこらほむら」

マミ「ふふ。でも暁美さんが一番心配なのよ?」

ほむら「むっ」

杏子「はは、だよなー」

マミ「それに佐倉さんも一番心配」

杏子「はぁ? なんだそれ」

マミ「美樹さんも、鹿目さんも一番心配」

ほむら「……」

杏子「……」

マミ「私が、卒業しても、みんながしっかりできるか、心配で……」

マミ「……それに、卒業したら、あなた達と、距離ができちゃうんじゃないかって……」

マミ「だから、だから卒業、するのが……」

さやか「とーう!!」ダーイブ

マミ「きゃ!? み、美樹さん?」
 
さやか「さやかちゃんでーす」

まどか「私もいますよー」ダキッ

マミ「ちょっと、どうしたの。2人して急に抱き着いてきて……」

さやか「えー、だってねー?」

まどか「ねー?」

マミ「?」

さやか「目が覚めて―、なんかほむらがさやかちゃんに会いたがってる気がしたから家にきたらー」

ほむら「別に会いたがってないわよ」

まどか「私にはー?」

ほむら「会いたかったわ」

まどか「うぇひひ」

さやか「そこ黙れ。……。まぁそんなわけでほむらの家にきてみたらー」

さやか「なんか、マミさんがバカみたいなこと言ってるじゃないですかー」

マミ「な、なによバカなことって……。別に私は……」

さやか「えー、言ったじゃないですかー。ねぇ杏子?」

杏子「あぁ言ったな」

マミ「佐倉さんまで……。ただ、私は卒業するのが寂しいって……」

さやか「違いますよー。そこじゃなくて、」

まどか「私達と距離が出来るんじゃないかーってとこだよね?」

さやか「そうそうそこそこ」

マミ「……」

さやか「ちょっとこの人なに言ってんの? って話だよねー」

まどか「ねー」

さやか「たかだか卒業したくらいで距離なんて出来るわけないのにねーって話だよねー」

まどか「ねー、ひどいよねー」

マミ「それは……」

さやか「そりゃマミさんが私等のこと嫌になって離れていくってなったら話は別かもしれませんけどー」

マミ「そんなこと!」

さやか「まぁそれでもその場合は私等がマミさんが離れた分近づきますけどねー」

マミ「!」

まどか「それに、それ以上逃げられないように後ろに回り込むね」

杏子「じゃあアタシは横な」

ほむら「なら私も横ね。これで完全包囲だわ」

マミ「……」

さやか「どうですか? これで距離なんて出来ないでしょう」フフン

まどか「うぇっひっひ……。おとなしくした方が身の為ですよ」

杏子「四面楚歌って知ってる? 学校で習ったよねぇ」

ほむら「そういえば最近テストに出たわね」

マミ「……」

さやか「マミさん?」

杏子「急にだんまりになったな」

ほむら「俯いてるわね」

マミ「……ふぇ」

まどか「!?」

さやか「え!?」

マミ「うええぇええぇえぇ……」ポロポロ

杏子「お、おいなに泣いてんだよ」

ほむら「ど、どうしたのよマミ、らしくないわよ」

マミ「だって、だって……。美樹さんが……」

さやか「え、えぇ!? 私!?」

杏子「おいさやか! 謝れ! 土下座しろ!」

ほむら「なんて愚かなの美樹さやか! 謝りなさい!」

まどか「さやかちゃん……。こんなのってないよ……。あんまりだよ……」

さやか「え、ええ、と……」

マミ「うえぇえん……」




さやか「ご、ごめんなさーい!!」

杏子「ほら! マミ! さやかもこう言ってるし!」

ほむら「綺麗な土下座よ! こんなに綺麗な土下座、滅多に見られないわよ!」

まどか「だから泣き止んで下さい! 後でこのさやかちゃんの土下座写メ送りますから!」

さやか「っておいまどか! それはやりすぎでしょ!?」

マミ「う、うぅ……」

ほむら「ほーらほらマミの好きなケーキよー」

杏子「紅茶もあるぞー。うまいぞー」

まどか「猫もいますよー、可愛いですよー」

エイミー「にゃー」

さやか「だから泣き止んで下さいよー、ホント、この通り謝りますから!」

マミ「う、ご、ごめんなさい……。違うのよ……」

マミ「別に、美樹さんが悪いってわけじゃなくて……」

さやか「ほっ……」

杏子「じゃあどうして急に泣き出したんだよ」

ほむら「正直かなり焦ったわ……」

まどか「年上の人に泣かれるとこんなに困るんだね」

マミ「えっと、その、嬉しくって……」

杏子「嬉しいって……。それでなんで泣くんだよ」

マミ「だって、卒業したらまた一人ぼっちになっちゃうんじゃないかって……」

マミ「ううん。卒業したくらいであなた達が離れるなんて、そんなのありえないってわかってるけど……」

マミ「やっぱり、私一人だけ別の学校に行くわけだし……、そうなったらやっぱり変わっちゃうのかなって、そう思ってたのに……」

マミ「美樹さんが距離なんてできるわけないって言ってくれて、それにあなた達も私の傍にいてくれるって言ってくれるから……」

マミ「だから、それが嬉しくて……。私はもう本当に一人ぼっちじゃないんだって思ったら嬉しくて……」

マミ「……ふえええぇぇええぇ」ポロポロ

杏子「ああああ! だから泣くなって!」

マミ「ううぅう……。だって、嬉しいんだもん……。しょうがないでしょー!」ポロポロ

杏子「あぁはいはい。わかったわかった」ナデナデ

ほむら「全くマミは相変わらず豆腐メンタルなんだから」

さやか「それちょっと違くない?」

まどか「うぇひひ」

マミ「うぅ……。落ち着いてきたわ……」

杏子「あぁ、ほら顔が涙と鼻水でぐしゃぐしゃじゃねーか」

ほむら「とりあえず鼻をかみなさい。はいちーんして」

マミ「うぅ……」チーン

まどか「はい、これタオルです」

マミ「ありがとう……」

さやか「これでいつものマミさんだ」

マミ「……。うぅ、恥ずかしいところを見られたわね……」

杏子「まぁな」

ほむら「ビックリしたわね」

さやか「新鮮でしたよ?」

まどか「マミさん可愛かったです」

マミ「うぅ……。私のイメージが……」

さやか「まぁでもこれで私等の気持ちは伝わったと」

杏子「伝わったか?」

マミ「えぇ、それはもう……」

ほむら「じゃあ、もう馬鹿なことは言わないことね」

まどか「そうですよ、マミさんが卒業しても、マミさんが卒業……」

まどか「マミさんが、卒業……?」

さやか「え、マミさんが卒業?」

まどさや「……」

杏子「? どうした?」

ほむら「震えてるわね」

マミ「鹿目さん? 美樹さん?」







まどさや「マミさん卒業しないでーー!!!!」ウワアアァーン!!

マミ「え、えぇええぇえ!?」

まどか「マミさんが卒業するなんて嫌です!」

さやか「どうして卒業なんてするんですか! ずっと中学生でもいいじゃないですか! サザエさん方式でいいじゃないですかー!」

マミ「えぇ!? いやだって結構前からそんな話で進めてきたじゃない!」 

まどか「ならせめて私達が卒業するまで待ってください! それから一緒に高校に入学しませんか!?」

さやか「そうですよ! そしたら一緒の学年ですよ!? 完璧じゃないですか!」

マミ「さすがにそれは嫌よ! 高校生で一年年上がいるのって結構浮くのよ!?」

さやか「いいじゃないですか! マミさん浮くの得意だし!」

マミ「どういう意味よ!」

さやか「ほら、初登場で変身する時の謎ステップとか」

まどか「一人だけ必殺技叫んだり」

さやか「私あのステップは絶対しなきゃいけないものだと思ってたよ」

まどか「私も。お約束だと思うよね」

マミ「それについてはもう忘れてーー!!」



杏子「こいつらなんの話してるんだ?」

ほむら「さあ?」

さやか「うぅ、マミさんが卒業なんて……。時の流れは残酷だ……」

杏子「お前さっきの言葉はなんだったんだよ」

さやか「いや、マミさんが泣いてるからなんとかしなきゃって思って」

ほむら「深く考えずに飛び込んできたわけね」

さやか「うん」

マミ(それに感動した私って……)

さやか「まぁなにはともあれマミさんが元気になってよかったよかった」

まどか「うん、よかったよかった」

杏子「元気に、なったのか?」

マミ「え? そうね、うん、まぁ」

ほむら「微妙そうじゃない」

さやか「ですよねー」

まどか「うぇひひ」

杏子「こいつら……」

さやか「だってさー」

マミ「ふふ、冗談よ。おかげさまで元気になったわ」

さやか「え、マジ?」

マミ「えぇ、マジよ」

マミ「それに思いっきり泣けてスッキリしたわ」

マミ「ありがとう、美樹さん。みんな」

さやか「……でっすよねー!」

さやか「ほら、どうよ杏子ちゃん。マミさん元気になったって、どうよ杏子ちゃん?」

杏子「うわ超ウゼェ……」

さやか「ふふーん、なんとでもいえ」ドヤァ

杏子「くっそ、たまに活躍するとすぐに調子にのりやがる……」

ほむら「さやかが調子にのると碌な事がないわ」

まどか「まったくさやかちゃんは……」

さやか「待って、まどかはこっち側のはずだよね!?」

マミ「ふふ、あー、なんだか泣いたらお腹が減ったわね」

マミ「そろそろご飯にしましょうか?」

ほむら「そうね」

杏子「やった! 今日はなに作るんだ?」

マミ「そうねぇ。なにかリクエストはある?」

さやか「すき焼き!」

杏子「カレー!」

まどか「シチュー!」

ほむら「見事にバラバラね」

マミ「よし、じゃあハンバーグにしましょう」

さやか「なんで聞いたんですか!?」

マミ「じゃあ始めましょうか」

ほむら「えぇ、すぐに作るから待ってて」

杏子「りょうかーい」

さやか「よし、まどか。ストツーしよ、私ガイルね」

まどか「じゃあ私、ザンギエフ使おうかな」

杏子(無理ゲーじゃねーか)

さやか「なぜだ……。なぜ勝てない……」

まどか「うぇひひ」ユーウィン パーフェク!

杏子「これでまどかの10勝0敗な」

さやか「うわあ! 次! 次こそは!」

まどか「うぇひひひ」

杏子(なんでザンギで勝てるんだよ……)

さやか「……えい! えい!」

まどか「無駄だよさやかちゃん」

さやか「また吸われた!」

まどか「うぇひひ。私の勝ちだね」

さやか「もー! もう無理! あんたなんでこんなに強いのさ!」

杏子「ボッコボコだったな」

まどか「杏子ちゃんやる?」

杏子「遠慮しとくよ。正直勝てる気がしない」

まどか「うぇひひ」

さやか「あー、もー……」ゴロン

さやか「……」

さやか「ねぇまどか、杏子……」

杏子「ん?」

まどか「なーに?」ピコピコ

さやか「マミさん、卒業しちゃうんだね……」

杏子「……あぁ、そうだな」

まどか「……だね」

さやか「……寂しいね」

杏子「……あぁ」

まどか「……うん」

さやか「……」

杏子「……」

まどか「……」

今日はここまででー。


なんだかんだでこのスレももう800ですかー、早いもんですねー。



>>793あー、そんな裏事情があったんですねー……。
運営とか大変そうですもんねー……。



本当にいつもタダで利用させてもらって頭が上がらないです。
これからは運営様のいる方向に足を向けて寝ません。


どこに住んでるのかわからないけど。





コメントとかありがとうございます。
皆さんのコメントでいつもご飯をおいしく食べられます。




ではまたー






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