士郎「俺の心は硝子なんだよ」(669)

親父は言っていた。

「身体を鍛えるということは身体だけでなく心も鍛えられる」、と。

だが現実は違う。

実際はいくら身体を鍛えようが心は簡単に壊れてしまうものだ。

元々のメンタルが弱い奴はずっと弱いのだ。

そして俺は自身の『豆腐メンタル』をもってこの聖杯戦争に挑むはめになる。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1345741971

放課後

藤村「おっす、士郎」

士郎「藤村先生」

藤村「今日も備品修理?」

士郎「ああ。いったん終わったから生徒会に報告するんだ」

藤村「じゃ、そこまでご一緒しよう♪」

士郎「あ、直すの残ってるから今日は帰り遅くなるわ」

藤村「りょーかーい。桜ちゃんには連絡した?」

士郎「ああ。大丈夫だ」

生徒会室

士郎「一成、入るぞ」

一成「え、衛宮か!?い、今はダメだ!!」

慌ててる?

藤村「な、何かあったの!?」

なんとなく雰囲気を察した藤村先生がドアを開けた。

士郎「え―――」

藤村「葛木、先生?」

そこにいたのは葛木と全裸で合体してる一成だった。

二人は自宅謹慎となった。

その後、俺は夜遅くまで学校で備品を治していた。

葛木と一成の一件は色んな意味で驚愕だった。

あの藤村先生ですら引いていた。


士郎「うっし終わり!!帰ってエロゲすっかあ!!」

鞄をとり学校を出た。


グランド

ランサー「おおおお!!!!」

アーチャー「はあああああああ!!!!!」

遠坂「・・・!!」



士郎「」

俺は逃げた。

これと似たようなスレあったな

だが俺は馬鹿だった。

士郎「校舎に逃げても意味ねーじゃん・・・」

ランサー「だな」

士郎「あ・・・」

後ろには赤い槍をぶんぶん振り回す男がいた。

士郎「お、俺をどうするつもりだ?」

ランサー「見られちゃったからなあ・・・悪いが死んでくれ」

士郎「あ、ああ・・・」


士郎「う、うわあああああああああああああああああああ!!!!!!!」

そして俺は男が放つプレッシャーに耐え切れず逃げ出した。

ただ闇雲に校舎を走り回る。

ランサー「よ」

士郎「わああああああああああ!!!!」

男は行き着く先に必ず先回りしていた。

士郎(怖い怖い怖い怖い怖い――――――!!!!)

そして―――

士郎「はあっはあっ・・・に、逃げ切った・・・?」

ランサー「残念」

士郎「え――――――」

腹に槍が刺さっていた。

遠坂「っ・・・間に合わなかった!!」

アーチャー「どうする?」

遠坂「息がある・・・見殺しにはできないわ」

宝石を取出す。

アーチャー「とっておきじゃないのか?」

遠坂「いいわよ―――」


士郎「っは!!」

目を覚ます。俺は服装もお構いなしに学校を全速力で去った。



士郎「こんな非現実的なことあってたまるかそうだこれは夢だ夢だ夢だ」

俺は家の窓やシャッターをすべて下ろし布団の中で縮こまっていた。

がっしゃアン!!!!

士郎「ひいいいいいいいいいい!!!!」

頭を毛布で抑える。

そして一歩づつ足音が家中に響き渡る。

士郎(一歩づつ確実に近づいてやがる・・・!!!!)



士郎「

足音が近くに来ると俺は家を出た。

士郎「な、なんなんだよ・・・!!」

ランサー「なんか悪いな、ほんと」

士郎「うわああああああああああああああああああ!!!!!」

俺は走り出した。

蔵に入りガッチリと鍵を閉める。だが――――――

ランサー「よっと」

男はドアを蹴ってあけた。

俺は漏らした。

ランサー「じゃあ―――っつ何い!?」

「問おう 貴方が私のマスターか」


士郎「へ」

現れたのは金髪に白人美女だった。

ランサー「へーこいつがねえ・・・。ま、今日は変えるわ」

男は去っていった。

セイバー「令呪・・・なるほど、あなたが私のマスターですね」

士郎「マスター?」

セイバー「近くに敵がいます!!マスターは隠れていてください!!」

少女は一跳びで外に出た。俺は家に戻り布団の中に隠れる。



セイバー「はああ!!!!」

アーチャー「ぴぎゃああ!!」

遠坂「アーチャー!!―――っここまでか・・・」



セイバー「・・・」ザシュ



セイバー「マスター、敵は倒しました。もう大丈夫です」

士郎「う、うん」

部屋出て居間に案内する。

士郎「あ、どうぞ座ってください」

セイバー「失礼します」

少女は俺の向かいに座った。

士郎「え、えと・・・その・・・」


美女を前に俺はうまく話せずにいた。

セイバー「・・・」

士郎「・・・」

セイバー「私の方からいいですか?」

士郎「あ、はい」

セイバー「マスターは今どんな状況か理解できてますか?」

士郎「ぜ、全然です・・・」

セイバー「・・・参りましたね、召還時の誤差でしょうか。
では私が今の事態を説明しますね?」

士郎「はい、お願いします」

セイバー「―――と、言うわけです」

士郎「つまりセイバーのマスターである俺がサーヴァントであるセイバーと組んで聖杯戦争を生き残るってことか」

セイバー「そんなかんじです。あの、マスターは魔術の方は?」

士郎「軽くかじってやめた。回路だかなんだかを命かけて作るとか冗談じゃねーよ」

セイバー「そ、そうですか・・・。まあ、他の話は明日にしましょう」

士郎「そうします」

ここまでです。今書いてるSSがスランプでうまく書けなくなったんで短めのSSという形で書かせていただきます。



>>9、もしかしてセイバー「マスターが部屋から出てこなくなってもう五日」ですか?それなら僕が前に書いたやつです。



翌日

士郎「ふう――――――」

俺は身体を起こす。

セイバー「おはようございます」

そうだ。俺はこの聖杯戦争というデスゲームに巻き込まれたんだ・・・。

士郎「セイバー。朝は後輩やらが来ることあるから悪いけどその間だけ隠れてて貰っていいか?」

セイバー「わかりました。私もそれがいいと思います」

俺はセイバーを道場に案内する。

士郎「一応竹刀やら木刀もあるから好きに使っていいぞ」

セイバー「ありがとうございます」


――――――せんぱーい!!

セイバー「来たようですね。私は大丈夫です、行ってきてあげてください」

士郎「後で飯用意するわ」

士郎「おはよう桜」

桜「おはようございます先輩。すぐ用意しますから」

士郎「おう。ありがとう」

藤村「うっす」

士郎「おはよう。藤ねえ」

藤村「おはよー・・・昨日は大変だった・・・」

士郎「まあ、な・・・」


桜「すいません。私部活行きますね」

藤村「あ、そっか。がんばってねー!!」

士郎「行ってらっしゃい、桜」

桜を二人で見送り

藤村「・・・士郎、一成君とだ葛木先生だけどね」

士郎「ああ・・・」

藤村「一応、今回謹慎一週間ってことになった・・・」

士郎「そうか・・・。二人とも、なんであんなことを・・・」

藤村「葛木先生は『魔が差した』って言ってた・・・。私、多分二人とも疲れてたんだと思うの・・・。私がもっと気を付けていれば・・・」

藤ねえは泣き出した。

士郎「大丈夫だよ。藤ねえがいつも頑張ってること俺がよく知ってるから、な?」

藤ねえ「うん・・・」

俺は藤ねえを慰める。

藤ねえ「ちょっと元気でた。じゃ、私も学校に行くね」

士郎「ああ、行ってらっしゃい」

藤ねえ「士郎も遅刻しないでねー!!」

士郎「おう!!」

藤ねえは元気に家を出た。

士郎「頑張れ藤ねえ――――――ってそうだセイバー呼ばなきゃ」

士郎「セイバー、もういいぞー!!」

セイバー「分かりました」


居間

セイバー「マスター」

士郎「ん?」

セイバー「学校行ってる間も用心しといてくださいね」

士郎「は?聖杯戦争って夜だけじゃないの!?」

セイバー「確かに夜だけですが、敵はいつくるか分かりません。時々ルールを堂々と破ってくるやつもいるんで」

士郎「うわあ・・・」

セイバー「まあマスターは魔力がまったくと言っていいほど感じられないんで敵からみても一般人くらいにしか思わないでしょうから大丈夫ですよ」

士郎「そ、それなら・・・いいかな」

セイバー「最悪その令呪で呼び出してください。ただし使うときは慎重に状況を見極めてお願いします」

ここまで。

士郎「わかった。じゃ、俺も学校行くよ」

セイバー「お気をつけて」


学校

慎二「やあ衛宮」

士郎「おお、慎二。おはよう」

慎二「なあ知ってるか?一成と葛木自宅謹慎らしいぜwwwww」

士郎「藤村先生から聞いたよ」

慎二「何やったんだよ、あの二人」

士郎「さあな。そこまでは」

言えるわけない・・・。まさか――――――

慎二「まさか男二人でセックルしてたとかなwwwwwww」

士郎「」

士郎「そ、そういえばさ、部活どうだよ!?」

慎二「は?部活?僕がいるから最強に決まってるだろ」

士郎「そ、そうだよな・・・ははは」

慎二「?つかお前腕どうした」

士郎「や、火傷したんだ」

俺はセイバーの指示で令呪を包帯で隠していた。

慎二「ふーん・・・。じゃ、僕道場行くから」

士郎「ああ。じゃあまた」

人気のない校舎

慎二「どうだったライダー」

ライダー「いました。慎二が先ほど話していた・・・」

慎二「ああ、衛宮ね。へえ・・・あいつが、か」



放課後

道場前

慎二「ん、おーい!!」

士郎「よお慎二」

慎二「こんな時間まで何してんだ?」

士郎「一成に頼まれてた備品の修理だよ」

慎二「ああ、生徒会にゴマすりね。つかその一成は謹慎中だぞ?よくできるな」

士郎「ま、約束だからな」

慎二「お前の考えることは理解できねーよ・・・」

帰り道

士郎(もう九時か。セイバー待たせてるな――――――ん?)

目の前に一人の少女が道の真ん中にいた。

嫌な予感がしるが俺は早歩きで通り抜ける。

イリヤ「――――――呼んだんだサーヴァント」

ボソっと一言。

セイバー、令呪にて命ずる。『助けてください』

俺は令呪でセイバーを呼んだ。





ボシュウゥウウウウウン!!!!

セイバー「マスタああああああ!!!!」

イリヤ「え、嘘!?バーサーカー!!」

バーサーカー「――――――!!!!」

救出に来たセイバーを見たイリヤはすかさずバーサーカーを呼び出す。

二人の剣がつば競り合う。

士郎「ひいいいいいいいいいい!!!!せ、セイバー!!早く倒せえ!!!!」

セイバー「っく・・・マスター!!離脱します!!」

士郎「へ」

セイバーは俺を抱え大きく跳んで場を離れた。




セイバー「もう安全です。大丈夫ですか?」

士郎「あ、ああ・・・」

幸い家には誰もいなかった。

士郎「ちょっと着替えるな」

俺は部屋に戻ると布団に倒れた。その瞬間、安心した俺は身体中の力が抜けうんこをもらした。

居間

士郎「・・・」

セイバー「大丈夫ですか?」

士郎「なんとか。なあ、サーヴァントってみんなああなの?」

セイバー「いえ。あんなサーヴァントは初めてです」

士郎「そういえば昨日誰か倒したんだよな?」

セイバー「はい。見た目からしてアーチャーかライダーとそのマスターを」

士郎「その倒した奴の何倍くらい強い?」

セイバー「瞬殺でしたからねえ・・・。すいません、わからないです。ですが私の真名、宝具を持って戦えば勝機はあるかと」

セイバー「私の宝具は性質上範囲が広すぎて場所を選ばなきゃならないんですよ」

士郎「そうか・・・」

セイバー「まあ、あのバーサーカー以外ならなんとでもなりますよ。今日はもう休んだ方がいい」

士郎「そうする・・・」


翌日



セイバー「マスター、敵の拠点を特定しました」

士郎「まじかよ」

セイバー「どうしますか?恐らく他のサーヴァントも偵察に来るかと・・・」

士郎「あーでも今藤ねえいるから家出れないんだよなあ・・・。セイバー、偵察いいか?」

セイバー「わかりました」


柳洞寺

セイバー「風王結界!!」

アサシン「ぽあああwwwwww」

セイバー「剣で決着を付けたかったですが・・・すいません」


セイバー「マスター、柳洞寺にてアサシンを倒しました」

士郎「よおおおおおおおおおおし!!!!よくやった!!」

ここまで。アサシンの扱いは許してください

教会

言峰「~~~して―――どうしたランサー?」

ランサー「俺は戦いてえ・・・!!」

言峰「まあ、そう慌てるな」

ランサー「もう既にサーヴァントは二人消えた!!俺の獲物はどうなる!?」

言峰「今のお前のマスターは私だ。命令には従ってもらう」

ランサー「クソったれが!!」

ランサーは席を立ち上がった。

言峰「どこに行く?」

ランサー「花壇の花に水をやるんだよ」

言峰「そうか」

ランサー(いいぜ、てめえがそういうなら俺にだって考えがある―――)

学校

慎二「よお、衛宮」

士郎「おはよう慎二」

慎二「衛宮、放課後時間あるか?話がしたいんだ」

士郎「ああ、大丈夫だよ」

慎二「よかった。じゃあ僕は部活あるから」

士郎「分かった。また後でな」


放課後

慎二「屋上でいいよな?」

士郎「おう」

屋上

士郎「で、話って―――な!?」

ライダー「・・・」

慎二「びっくりした?これ僕のサーヴァントなんだ。いやぁ驚いたよ、お前がマスターなんて」

士郎「な、なんのことだ!?」

慎二「ライダー」

ライダー「・・・」

ライダーと呼ばれた女性は俺の手をとり包帯を外す。

士郎「あ、ああ・・・」

慎二「令呪だな」

士郎「こ、[ピーーー]のか・・・?」

慎二「そんなことはしないさ。協力しないかって話だよ」

士郎「きょ、協力?」

慎二「お前も知ってるだろ?ランサーとかバーサーカーとか」

士郎「一応・・・」

慎二「その辺を倒すまででいいからさ、な?」

士郎「ちょ、ちょっと待ってくれ・・・」

慎二「すぐにとは言わないよ。だから近いうちに家で話さないか?」

士郎「え、あ、ああ・・・いいんじゃないかな」

慎二「じゃ、そういうことだから」

慎二は屋上を去った。

俺は全速力で家に帰った。

次回ランサー無双




士郎「はあっはあっはあっ、せ、セイバああああああああ!!!!」

セイバー「士郎?」

士郎「らららライダーが慎二で慎二ががが」

セイバー「お、落ち着いて下さい。今は私がいるから安全です。だから落ち着いて」

セイバーが俺をなだめる。

士郎「あ、ああ・・・」


セイバー「成る程。ライダーのマスターが共闘を申し出た。
が、そのライダーのマスターはマスターの学友だった、と」

士郎「そうなんだよ・・・どうすればいいかな?俺としては慎二とは戦いたくない・・・」

セイバー「ふむ・・・。まあマスターの学友ならば形の上でも組んどいても損はないでしょう。
話を聞く限り向こうもバーサーカー等にてこずってるみたいですし」

士郎「じゃあOKしていいのか?」

セイバー「私は大丈夫ですよ」

士郎「おっし。じゃあ連絡するわ」

士郎「あ、もしもし。俺だよ俺」

慎二『返事は決まったか?』

士郎「ああ。返事はOKだ」

慎二『よし。僕はこれから部活だから続きは明日にしよう』

士郎「分かった。じゃな」ピ





新都 橋

?「・・・」

電灯の上にいた?は道路に飛び降りた。

キキィー!!

進んで来る車は急ブレーキをかけ、車を止める。

男「あ、危ないだろ!!」

運転手の男は車から出て、?を怒鳴った。

が、

男「え――」

運転手は?の姿に驚愕した。

そう、?は全裸だった。身につけてる物は頭に被ってるバケツのみだった。

バケツ「復讐の時だ」

そう呟くとバケツ男は新都に向かって走り出した。

男「ええ!?」

運転手はさらに驚愕した。そう、このバケツ男、車以上の速度で走っていたのだ―――。









バケツ男の襲来により新都は混沌に陥っていた。

バケツ男は全裸で新都中の車道を車以上の速度で走り回り、一般人が歩く道も同様の速度で走り回った。

そしてついにバケツ男は警察に包囲された。

警官「お前はもう包囲されている!!バケツを取っておとなしく投降しろ!!」

数々のライトがバケツ男を捕らえる。

バケツ男「ダメだな」

警官「何だと!?」

バケツ男「そんなんじゃ俺を捕まえられねーよ」

バケツ男はジャンプでビルの3階の窓に掴まり、更に上の階へ上がって行った。

警官「お、追えええええ!!!!追うんだ!!!!」

警官隊はバケツ男を捕らえるべくビルの中に突入した。

だが結局バケツ男は誰にも見つけられず、その日は終わった。

翌日

藤ねえ「士郎、今日はもう学校行くねっ」

士郎「珍しく早いな」

藤ねえ「うん、なんでも昨日新都の方にすごい不審者が現れたんだって」

桜「不審者?」

藤ねえ「そ、なんでも並外れた身体能力の男が全裸で暴れてたらしいの」

桜「うわ・・・」

桜は引いていた。

藤ねえ「そういう訳だから行ってきまーす!!!!」

30分後

桜「私達も行きましょう」

士郎「ああ」


学校に行くと藤ねえが言っていた不審者の話で持ち切りだった。

慎二「よぉ、衛宮」

士郎「おはよう慎二。よろしくな」

慎二「ああ。正直僕でもあのバーサーカーはきつくてね」

士郎「戦ったのか?」

慎二「まあね。でもサーヴァントのパワーが圧倒的に差があったからすぐに逃げたよ。そっちは?」

士郎「同じくだよ」

慎二「後目をつけるとしたらランサーとアーチャーか・・・。ま、明日休みだしその辺は明日ゆっくり話そう」

士郎「だな」



変態バケツ仮面「ひゃっほおおおおおおおおぉおぉおおぃい!!!!」

突如現れた変態バケツ仮面(バケツ男)は今日も新都を走り回っていた。

―――きゃああああ!!!!

―――へ、変態だー!!

道にいる人々はバケツ仮面を見て悲鳴を上げる。

そして―――

警官「待てええええええええ!!!!」

変態バケツ仮面「鬼ごっこか。いいセンスしてるぜ!!」

今夜も変態バケツ仮面と警官隊によるレースが始まった。

新都 橋

橋ではパトカーとバケツ仮面によるレースが繰り広げられていた。

警官「くそっ!!あの身体能力どうなってやがる!!」

警官A「お、追いつけない!!」

瞬間、バケツ仮面は身体ごと振り返り逆走を始めた。

警官「何ぃ!?」

パトカー(八台)はブレーキをかける。

警官「っ止まれええええ!!ぶつかるぞおおおおおお!!!!」

警官A「間に合わない!!」

警官B「飛び越えた!?」

そう、バケツ仮面はそのままパトカー全てを飛び越えた。

そしてバケツ仮面はパトカーを降りて駆け寄る警官達に膝を90度に曲げ、コマネチで挑発を始めた。

バケツ仮面「夜は始まったばかりだぜ?」

やばい。ネタのタイミングを誤った。ちょっと練り直してきます。

翌日

ニュースキャスター『次のニュースです。一昨日から冬木市で波乱を起こしている「バケツ仮面」についてのニュースです』

藤ねえ「やっぱこうなったかー・・・」

士郎「どうしたんだ?」

藤ねえ「まあ見てなって」

キャスター『―――して、このバケツ仮面は冬木市の新都を中心とし夕方から深夜にかけてあらゆる所で変態行為を行ってる模様です。冬木市及び周囲に住んでる方は注意して下さい。特徴は裸にバケツを被っていて桁外れな身体能力が特徴です』

桜「き、キモい・・・」

士郎「どうゆうことだってばよ」

士郎「桁外れな身体能力ってどんなだよ」

藤ねえ「二人とも、その桁外れな身体能力なんだけど」

士郎「何か聞いてるのか?」

藤ねえ「うん。信じられる話じゃないんだけど―――」



???

ギルガメッシュ「だとさ」

ランサー「何と言うか現世はすごいなあ・・・」

ギルガメッシュ「ほう、お前がそれを言うか?」

ランサー「何のことだ?」

ギルガメッシュ「さあな」

ギルガメッシュ「言峰が知ったら何と言うか」

ランサー「聖杯戦争をやらせてもらえねえっつーなら別の戦いをするだけさ」

ギルガメッシュ「そうか」

ランサー「そういえばお前、『王』なんだよな?」

ギルガメッシュ「ああそうだ。我は全ての原点を持つ王だ」

ランサー「ふん。自分で王って言う割にはさらけ出せてねーもんがあるみたいだが?」

ギルガメッシュ「それを言うか。いいんだぞ、ここに全ての宝具の原点を出しても」

ランサー(♂)「ちげーよ。そっちじゃねえよ。
俺が言ってんのはその『 身 体 』だよ」

これ超面白いな
全裸にバケツのみだなんてペルソナ以来の衝撃だわさ

藤ねえ「この変態のせいで今日も仕事よぉ・・・」

士郎「ははは」

桜「私は美綴先輩と出かけるんでもう行きますね」

士郎「おう、行ってらっしゃい」

藤ねえ「私も行くぅ~・・・」

士郎「はいはい」

俺は二人を玄関まで送る。

桜「あれ、これって」

玄関には大きな発砲スチロールの箱があった。

藤ねえ「あ、そうそう士郎これおすそ分け」

士郎「お、サンキュー」

藤ねえ「じゃねー」

桜「ではまた月曜日」

士郎「おう、またな」

ついでにポストを見ると一通の手紙が入っていた。

士郎「今時手紙wwwwww」ペラ


―――――――――――――――――――

―――――、―――より


士郎「筆記体とか読めねーよwwしかも全文英語wwwwセイバー」


居間

セイバー「手紙、ですか」

士郎「英語何言ってんのか全然わかんなくてさ」

セイバー「まあいいですけど。どれどれ――――

12時に〇〇公園でお待ちしております。
イリアスフィール・フォン・アインツベルンより

だそうです」

>>80

すいませんペルソナ知らないんですがネタ被ってました・・・?

今書いてるSSがスランプってことは今何か書いてるの?

一成「ふっふっ・・・先生!!」パンパン!!

葛木「ああ、いいぞ。さあ、私の中に来るがいい・・・!!」

一成「お、おおお・・・!!イク!!」パンパンパンパン!!!!


射 精 !!



キャスター(宗一郎様の受けも中々・・・///)


>>87

書いてますよー。でもネタが思い付かなくってFateに戻りました。

士郎「誰だよそいつwwwwww」

セイバー「恐らくマスターの一人かと」

士郎「分かるのか?」

セイバー「私は過去に一度他の聖杯戦争に出たことがあります。その時のマスターにアインツベルンという名がありました」

士郎「じゃあどうする?この後セイバーと一緒に慎二とライダーに会うって言おうとしたんだけど」

セイバー「確かアインツベルンは魔術師の家系でもかなり有名所だと過去の聖杯戦争で聞いてます。用心した方がいいでしょう。
行くなら私達だけでは不安なのでライダー達に協力してもらえれば安全かと」

士郎「セイバーとしては行きたいか?」

セイバー「行きたくないです」

士郎「手紙は気づかなかったことにしようか」

セイバー「それがいいでしょう」

士郎「じゃ、ポストに戻すわ」


玄関

士郎「うし。あ、藤ねぇからおすそ分け貰ったんだ―――」パカ


士郎「こ、これは・・・!!」

入っていたのはタラバガニだった。

テンションが上がった。

士郎「今夜はこれだな」ワクワク

俺はタラバガニを抱え居間に戻った。


セイバー「マスター、それは?」

士郎「タラバガニ。今夜二人だし一緒に食べようぜ」

セイバー「あ、ありがとうございます」

士郎「10時になったら家出るぞ」



教会

ギルガメッシュ「身体ってお前、そっちの気でもあるのか?」

ランサー「俺が言ってんのはなんで王が鎧なんか着込んで身体を隠してんだ、て聞いてんだよ」

ギルガメッシュ「いや、お前だって服着てるだろ?それと同じだ」

ランサー「お前は王じゃない」

ギルガメッシュ「何!?」

ランサー「王ってのはよ全てをさらけ出せてこそ王ってやつだ。理解できるか?」

ギルガメッシュ「まったく理解んわ」

ランサー「王なら全てをさらけ出せよ。鎧なんてもん戦闘時以外身に纏ってんじゃねえよ。当然服も論外だ」

ギルガメッシュ「では王を名乗るなら裸でいろと?」

ランサー「ああ」

ランサー「俺は裸の王しか認めねえ、何も隠さず全てをさらけ出せてこその王だ」

ランサーはバケツを拾った。

ギルガメッシュ「・・・行くのか」

ランサー「ああ。マスターが闘うな、という以上俺は闘わない戦いをする。俺はそういう男だ」

ギルガメッシュ「そうか・・・。まあテレビに映らないことを祈るよ」

ランサー「テレビに映るとどうなる?」

ギルガメッシュ「見てただろ・・・貴様の裸が全国のテレビに映るんだよ」

ランサー「へぇ、いいこと知ったわ。
サンキューな。代わりにこっちも教えやるよ―――」

ランサーはニヤリと笑い







ランサー「――――俺の狙いは言峰だ」

正直ランサー視点で書いてる時の方が楽しい。
後元ネタって大事だね。マイナーなネタだと見る人が限られる気がする。

10時

士郎「よお」

慎二「や、衛宮。彼女がサーヴァントかい?」

セイバー「セイバーです。よろしくお願いします」

セイバーは俺が貸した服を着ている。

慎二「間洞慎二、サーヴァントはライダーだ。
本当は実態化させたかったけどライダーは見た目がアレだからね。悪いけど今は控えさせてもらうよ」

士郎「慎二、早速だけど相談があってな―――」




慎二「ああ、アインツベルンはバーサーカーのマスターだね」

士郎(♂)「え!?あの女の子!!??」

慎二「落ち着け」

セイバー「残るサーヴァントはバーサーカー、キャスター、ランサーと私とライダー。案外二対一なら何とかなりそうですね」

昼まで談笑し、

慎二「昼だな」

士郎「そういえばイリヤたんとの待ち合わせが・・・」

士郎の頭はイリヤのことでいっぱいだった。

慎二「スルーでいいだろ。なんにらそこのビルの望遠鏡で公園見てみるか?」

士郎「あ、ああ・・・」


ビル 屋上

士郎「百円入れて・・・お、見えた」

公園にはあのイリヤたんがベンチにつまんなさそうに座っていた。

士郎「何か申し訳なくなるな・・・あんなかわいい女の子との約束を破る俺って一体・・・」

セイバー「チラっと行ってみればどうですか?何かあったら速攻逃げればいいですし」

慎二「いや、相手はバーサーカーのマスターだ。行かない方がいいって」

士郎「うーん・・・」



安価+1

公園に行く?行かない?

士郎「まぁイリヤたんには悪いけどあのバーサーカーだからなぁ」

慎二「怖いよなバーサーカー」

士郎「俺うんこ漏らしたwwwwwwwwww」

慎二「バロスwwwwww」



そして夕方、慎二とサーヴァントとの作戦会議という名の街巡りを終え―――


士郎「カニどうやって食べる?」

セイバー「何でもいいですよ」

士郎「じゃあシンプルに鍋で食べるかwwwwww」



士郎「先シャワー浴びるわ」

セイバー「分かりました。私は鍋とガスコンロを用意しておきます」

士郎「おう、サンキュ」

俺は風呂場でシャワーを速攻で浴び気分はハイテンションだった。

ただいまの時刻は8時過ぎ、腹もちょうどいい頃合いだ。

俺は風呂場を出てタオルで身体を拭いていく。

そして―――

士郎「カニッカニッカニッ~カニィのマ〇コはロリマ〇コ♪イリヤたんのマ〇コはビッチマ〇コ♪」

俺はハイテンションのあまりに歌を軽く歌いながら膝と肘を90度に曲げ指をチョキにし、カニのようにサイドステップで廊下走り回っていた。

おぬしもしやザビーネの人か?

そして俺は玄関に行き

士郎「悪霊退散悪霊退散すぐに呼びましょ陰陽寺Let's GO!!」

外に塩をまく容量で玄関から射精した。

出て来た白い液体は2メートル以上俺の息子から跳びはねた。

だがその液体が地面に着地することはなかった。なぜなら―――


バーサーカー「・・・」ベチャ

士郎「」

玄関には何故かバーサーカーがいた。その後ろにはイリヤたんがいた。

士郎「あ、あええ?な、ななななんでイリヤたんが・・・!?」

イリヤ「約束破った・・・」

士郎「な、なんのことだよ!!」

イリヤ「朝ポストに手紙入れた・・・士郎がポスト開けて手紙を見た所見てたんだよ・・・!!」

イリヤは目に涙を溜めた。

士郎「イリヤたん・・・」

イリヤ「それなのに手紙をまたポストに戻してた・・・」

士郎「ち、違う!!俺じゃねえ!!」

イリヤ「嘘つき!!やっちゃえバーサーカー!!!!」

士郎「うわああああああああああああああ!!!!」

俺はバク転側転のダブルコンボで家の奥に逃げた。

ここまで。

>>106

そうだ、私だ!!よく分かったなキンケドゥ!!

セイバー「どうしました!?」

士郎「バーサーカーが来来てるんだよおおおおおおおお!!!!」

バーサーカー「―――――!!!!」

セイバー「お、応戦します!!マスターは隠れてて下さい!!!!」

士郎「おう!!頼んだ!!」

俺は自室の押し入れに隠れた。

セイバー「はあああああああああ!!!!」

バーサーカー「――――――!!!!」


士郎「ひいいいいいぅいい!!!!!!」ガタガタ

士郎「あ!!カニが!!」

押し入れから出て居間を見ると、

セイバーとバーサーカーは廊下で戦闘をしていた。

だがセイバーは少しづつ押されていて居間の方に入っている。

士郎「カニいいいいいい!!!!」

俺は叫んだ。

そして俺は―――


安価+1

1 カニを救出する。

2 押し入れに隠れる

士郎「カニいいいいいいいいいいいい!!!!」

俺は走った。

セイバー「あ、馬鹿!!」

バーサーカー「――――」ブン

士郎「ぐへぇ・・・」グシャ


GAME OVER

タイガー道場

タイガー「馬鹿だなアンタ何やってんのよ!?」

士郎「だってカニが・・・」

タイガー「カニくらいまたあげるから命を大事にしなさい!!」

士郎「はーい・・・」

―――

押し入れ

士郎「お、俺は一体・・・そうだ、カニ!!・・・は、いっか」

ドゴォン!!!!



士郎「あばあばあばあばあばれんじゃー・・・」ガクガク

バタン!!

士郎「ひいっ!!」

セイバー「逃げますよ!!」

セイバーは俺を抱え、窓を割って家を出た。


セイバー「とりあえずどこ行きます?」

士郎「慎二の所がいいだろう。向こうに行ってくれ」

セイバー「分かりました」


間桐家

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン

慎二「ちょっwwwwww」

ライダー「私が見て来ましょうか?」

慎二「いや霊体になってて」

ガチャ

士郎「ハアハアハアハア・・・」

そこにいたのは全裸で息を切らしてる衛宮だった。

士郎達が街巡りをしてる頃

バケツ仮面「さぁてやるか」

バケツ仮面は街の中に入っていた。

―――ねえ、何あれ

―――例のバケツ仮面じゃない?

―――うわぁキモ

バケツ仮面「言ってくれるじゃねえか」

俺はヒソヒソ話してる女共の所へ歩み寄った。

―――や、何あれこっちに来てる!?

―――逃げよ!!


ランサー「逃がすかよ!!」

俺は逆立ちで女共を追いかけ出した。

そして街は賑やかになった。

警官「お前は!!」

バケツ仮面「あ、やべ」

警官がこっちに走り寄る。

俺は警官にしょんべんで応戦し、近づけないようにする。

警官「おええきたねえ!!」

バケツ仮面「今だ!!」

その隙にバック転側転前転のトリプルコンボで駅に逃げこんだ。

ここまでです。ランサーと葛木のネタは沢山思い付くのに士郎のネタがまったく思い付きません。

それはそうとさっきSS談義スレなるものを見つけましたがそこで原作の質問ってありですかね?誰かお願いします。

バケツ仮面「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

俺は駅の改札をハードル飛びのように駆け抜け、近くにあった電車に飛び乗った。

電車のドアが閉まり動き出す。

警官「待てええええええええええええ!!!!」

警官が追って来た。

バケツ仮面「じゃあな、とっつぁん」

バケツ仮面は警官にドア越しに手を振った。

『次は三咲町、三咲町に止まります』

バケツ仮面「三咲町か。いい響きだぜ」

電車のドアの端によっ掛かった俺はただ外を見つめていた。

バケツ仮面(技術の進歩はすごいな・・・。案外魔術なんて必要ないんじゃないか?ま、せっかく現世に復活したんだしエンジョイさせてもらうか―――ん?)

向かいのドアの端に立ってる少女がチラチラ俺を見ていた。

少女の服装は和服に白いエプロン?と周囲と比べると少し浮いてる服装だった。

バケツ仮面(まあバケツに全裸の俺が言えたことじゃないか)


安価+1

少女に話し掛ける?

俺は少女に歩み寄る。

少女「え!?あ、私ですか!?」

バケツ仮面「さっきからチラチラと・・・何かようかな?」

少女「い、いやあの・・・その変わったフォッションですね・・・!!」

バケツ仮面「全裸にフォッションもクソもないと思うんだが・・・」

少女「あ、そ、そうですね・・・。じ、じゃあ失礼しまーす!!」

少女は逃げるように他の車両に移った。

バケツ仮面「最近の若者は・・・」

アナウンス『もうすぐ三咲町です』

バケツ仮面「駅か・・・。お、警察もスタンバイしてるな」


電車がホームに到着する。周辺には警察がうじゃうじゃといる。

バケツ仮面「よし―――」

ドアの前に立つ。警官達も合わせて前に立つ。

バケツ仮面「行くぜ!!」

ドアが開くと同時に側転で電車を一歩降り、電車の上に飛び乗る。

バケツ仮面自身の力をくしすればこれくらい余裕だ。

バケツ仮面「我が世の春が来たああああああああああああ!!!!」

ランサーは電車の上を走り、踏切で飛び降り街の中に消えた。

葛木「そういえば謹慎中は僧として修業するそうだな」

一成「はい。だからもう一発・・・」

葛木「いいだろう。特別授業だ」

私は服を全て脱ぎ捨てた。

葛木「さあ、ズボンを脱げ」

一成「指導、よろしくお願いします!!」

葛木「ふぅん!!」パン!!

一成「アッー!!」

葛木「ほっほっほ・・・」

一成「ひぃやっふぅぅっっっっっっ!!!!」


葛木(キャスター。お前も来い)

キャスター(宗一郎様・・・!!)

葛木(お前も私の授業を受講したいだろう?)

キャスター(はい!!)

キャスターは魔術で息子を生やし、葛木のケツの中に入れた。

安価+1

月姫の好きなキャラを。次回バケツ仮面と絡ませます。

白レン

>>136

了解した。白レンってことは七夜も出していいってことだよな?

???

バケツ仮面「ここは一体・・・」

辺り一面は雪、雪、雪。

バケツ仮面「どうやらとんでもねー所に来ちまったみてーだな。なあ―――嬢ちゃん」

俺は後ろにいる少女に言う。

?「気づいてたんだ」

バケツ仮面「もちろん。で、俺に何かようかな?」

白レン「ええ、私のマスターがあなたに興味があってね」

バケツ仮面「マスターってのは―――」

後ろから男が飛び掛かる。

バケツ仮面「こいつか?」

俺はナイフによる切り抜けを回避し、切り抜け際にナイフを奪った。

バケツ仮面「気づかないとでも思ってたか?」

?「おいおいマジかよ・・・」

バケツ仮面「ほらよ、返すぜ」

俺は男にナイフを返した。

?「どーも・・・。にしても強いね、アンタ」

バケツ仮面「それなりに修羅場を生き抜いて来たからな。で、お前達は何者だ?目的はなんだ?」

七夜「俺は七夜志貴だ」

白レン「私はレン、この世界の維持する者よ」

七夜「アンタを招いた目的はちょっとした興味だ。
結構有名だぜ?かなりハイスペックの変態が新都の方で暴れてるってな。で、その変態がこの街に来たと来た」

バケツ仮面「だから招いた、と」

七夜「そういうこと」

バケツ仮面「そうか。あ、自己紹介がまだだったな。今はバケツ仮面って名乗ってるからそう呼んでくれ。つっても名乗りを上げたのは今が初めてだけどな。
って言うか君達何者だ?ただの人間やら魔術師の類とは思えないが・・・」

七夜「俺とこのご主人様は元々とある人物の普段使われない一面が形になった幻だ。で、ご主人様がその能力でこの存在を維持してる。だから俺達はここでしか生きられないんだ」

バケツ仮面「成る程・・・。じゃあどこかに君達の元となった人物がいるって訳だ」

七夜「どっかってよりこの街にいるぜ。見た目も俺に眼鏡をかけただけだから探せばすぐ見つかる」

バケツ仮面「元がいるってことは君はその元を通して俺を知ったんだよな?」

七夜「そうだよ」

バケツ仮面「君達はどう思う?俺について」

白レン「いや、ただの変態でしょ。その・・・は、裸で街を走り回るとか・・・ねえ?七夜」

七夜「俺は戦闘狂だからな、話を知った時はその身体能力に興味を持ったかな」

バケツ仮面「やっぱそんな感じか。でも君達は変わってるな。俺を見ても何もリアクションを見せない辺りが。
嬢ちゃんは何かしら反応するかと思ったが何の反応もないな」

白レン「え!?あ、ああい、いや・・・・」

レンの顔が真っ赤になる。

七夜「今更赤くなんなよ・・・」

バケツ仮面「女の子ならそれくらいの反応があった方がいい。ところで七夜君」

七夜「ん?」

ランサー(♂)「君、『男』に興味ないか?」

俺は七夜の股間を軽く撫でた。

七夜「や、やめろ!!」ゾクッ

七夜は背筋が凍るのを感じ、手を払う。

バケツ仮面「おっと君は『そっち』の人間じゃなかったかな?」

七夜「あ、当たり前だ・・・!!」

さすがの七夜も焦っていた。そして相手が今まで戦った敵とは(まったく別の意味で)違うことが焦りを増やす。

バケツ仮面「まぁでも君はそもそも俺を殺しに来てた訳で、言わば加害者だ」

俺は七夜と肩を組み、胸を撫で回す。

バケツ仮面「この意味、理解できるだろう?」

七夜の手を誘導し、俺の股間をタッチさせる。

七夜「っ・・・」ビクビク

七夜(何だこれは!?この俺がこんな変態野郎に恐怖してるって言うのかよ!!)

バケツ仮面「冗談だよ、んな怖い顔すんなって」

俺は七夜から離れた。

七夜「あ、ああ・・・」

バケツ仮面「でも次妙なことしたら覚悟しとけよ!!
じゃあそろそろ行くわ、嬢ちゃんいいかな?」

白レン「え、あ、うん!!向こうに出口を用意したわ。歩いていれば元の所に帰れる」

バケツ仮面「おう!!色々楽しかったぜ!!」

七夜「ああ、こちらこそ」ニヤリ

バケツ仮面「忠告はしたからな」

七夜「分かってるよ」

俺は出口へと歩き出した。

その刹那

七夜(俺の勝ちだ!!)

七夜がナイフが速攻を仕掛ける。

バケツ仮面「馬鹿だな―――」

ガキィン!!

七夜「何いいいいいいいい!?」

バケツ仮面は自身の息子で七夜のナイフを受け止めた。

七夜「くっ・・・!!」

七夜は距離をとった。だが、この状況で下がるということはすなわち死を意味する。

俺は七夜の後ろに回り込んだ。

七夜「何だと!?」

そして―――

ランサー(♂)「俺の槍は熱いぜ!!『刺し穿つ死棘の槍』!!」

ランサーの槍(ペ〇ス)が七夜のケツ(ズボンごと)を貫いた。

七夜「アッー!!」

白レン「」

七夜「ああああああああ!!!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」

バケツ仮面「ふぅ。これで分かっただろ?嬢ちゃん」

白レン「は、はい・・・」ガクガク

バケツ仮面「本当に帰れるんだろうな?」

白レン「帰れます!!帰れますからあ!!!!ごめんなさいごめんなさい!!!!」

バケツ仮面「―――じゃあな」


バケツ仮面「戻ってこれたな」

せっかくだから七夜君の元に会ってみようか?

ん?あれは―――


月姫編は次回で終わります。

バケツ仮面が見た物は?

安価+1

1アルクェイド
2琥珀

アルクェイド「・・・」スタスタ

バケツ「ほぉ・・・」

目の前を歩く金髪の美女をじっと見る。

バケツ仮面(まさかゲイの俺が女に魅入るとは・・・ん?)

シエル「・・・」

俺はビルの屋上にいるシスターに気づいた。

バケツ仮面(シスター?何でまた・・・)

俺はシスターに手を振った。

シエル(アルクェイド・・・。それに死徒の反応あり、か。一応追いかけましょう―――ん?)

シエルはアルクェイドの近くの一般人の中に明らかにおかしい人がいたことに気づいた。

全裸にバケツを被った男がこっちに手を振っているのだ。

シエル(確か冬木の方でとんでもない変態が暴れてるというニュースを見ましたが・・・)

シエルは手を振り返した。

その瞬間、バケツ男が走り出した。しかもこっちに向かって。

シエル「え、ちょっ―――!?」ゾク

恐怖に近い何かを感じとる。

シエルはビルを降りて装備を解除し街に溶け込んだ。

バケツ仮面「気づいてるな」

シスターを追って走り出したが、ビルにはもういなかった。

当然っちゃあ当然だろうが。

バケツ仮面(にしても街中だけあって視線がすごいな)

バケツ仮面は車道に出て走り出す。

そこでとある車に目が行く。

バケツ仮面(あの女・・・)

運転してるのは電車の中であった女だった。

琥珀と翡翠は銀行に行った秋葉と志貴を車で迎えに行っていた。

琥珀「はぁ~・・・」

翡翠「姉さん?」

琥珀「翡翠ちゃん、冬木の全裸バケツの話知ってる?」

翡翠「ああ、メディアで大きく取り上げられてますね。それが何か?」

琥珀「私ね、買い物行くときに電車で冬木まで行ったの。で、その帰りの電車で全裸バケツに出くわしちゃってさ~・・・」

バケツ仮面「その全裸バケツって俺のことかな?」

琥珀「そうそう!!無駄にガタイがよくて―――へ」

翡翠「」

バケツ仮面「やあ」

琥珀「ぎゃああああああああああああああああ!!!!」

バケツ仮面「おいおいそんな驚くなよ」

琥珀「だって車ですよ!?何で追いつけるんですか!?」

バケツ仮面「俺だから、じゃダメかな?」

琥珀「わかりませんよおおおおおおお!!!!」

バケツ仮面「あ、そうそうところで俺、今ひ―――ぼはっ!?」

瞬間バケツ仮面はトラックに轢かれた。

琥珀「し、死んだ!?翡翠ちゃん!!」

翡翠「いえ・・・復活してます!!」

琥珀「マジかよ」

バケツ仮面「って~・・・今のは痛かったぜ~・・・」

琥珀「なななな何で生きてるんですか・・・!?普通なら即死ですよ!?」

バケツ仮面「だって俺だから・・・。あ、そうそうちょっと聞きたいんだけどいいかな?」

琥珀「は、はあ・・・」

バケツ仮面「この辺にシスター見なかった?つか近くに教会とかシスターがいそうなとこってある?」

琥珀「い、いえ知りませんけど・・・」

翡翠(シスター・・・シエルさんかな?)

バケツ仮面「そっか・・・ありがとう。じゃあな!!」

俺はジャンプで少女の車を飛び越え車道を出た。




琥珀「・・・翡翠ちゃん」

翡翠「何て言うか・・・嵐のような人でしたね」

琥珀「だね・・・」

翡翠「あ、姉さん・・・今、曲がる所でしたよ」

琥珀「」

バケツ仮面が裏路地を走っていると先程の金髪美女がいた。

だが様子がおかしい。

バケツ仮面(なんだありゃ・・・)

金髪の周囲には五人の男が群がっていた。
だが様子がおかしい。その人々には生気がなく、まるでゾンビのようだった。

その瞬間、人々が金髪に飛び掛かった。

当然俺も動く。

バケツ仮面「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!」

ドロップキックで三人蹴り飛ばし、金髪の手を掴み距離をとる。

アルクェイド「へ」

バケツ仮面「大丈夫か!?」

死徒「~・・・」

バケツ仮面「ほぉ、まだやるか」

構えをとる。

シエル「はっ!!」

シスターが五人の頭にそれぞれ剣を投げ刺した。
すると男達はうめき声を上げ、溶けるように消えた。

バケツ仮面「おい、そこまでするか?」

シエル「あれは人間ではありません、死徒です」

バケツ仮面「死徒?何だそれは」

シエル「死徒とは―――」

バケツ仮面「で、あんたらはその死徒を倒して回ってるのか」

シエル「そういうことです。では次はこっちから、あなた何者ですか?」

バケツ仮面「バケツ仮面、て名乗ってる。その他の情報は秘密だ」

アルクェイド「あなたあれでしょ、冬木で色々やってる―――」

バケツ仮面「そうだ。俺だ。こう言うのも失礼だが何百年も生きてる君達も俺がおかしいと思うのか?」

アルクェイド「そりゃそうでしょ・・・」

シエル「少なくとも裸で街中を走り回るなんてとても出来ませんよ・・・」

バケツ仮面「だからいきなり消えたのか」

シエル「いくら私でも変質者なんかとは関わりたくありません」

アルクェイド「自分でお節介とか言ってなかった?」

シエル「限度って物があります」

シエル「えと、あなたは魔術師何ですか?その身のこなしを見てると・・・」

バケツ仮面「いんや、多少の心得はあるけど魔術師じゃねえな。ただ訓練とそれなりの戦場と修羅場をくぐり抜けてきた賜物だ」

アルクェイド「ますますわかんないわ・・・。なら何でそんなことしてるの?」

バケツ仮面「本能のままに生きることに理由なんているのか?」

アルクェイド「うぇぇい・・・」

バケツ仮面「お、そろそろ時間だな」

もう夕方だった。

シエル「普段は何をしてるんですか?」

バケツ仮面「ガーデニングとか色々やってるよ」

アルクェイド「想像できないわ・・・。ねえせっかくだからバケツ取っていい?」

バケツ仮面「ダメだ。あ、そうだ。君達この街の色んな現象を見てるんだよな?」

シエル「まあ色々・・・」

バケツ仮面「じゃああいつ知ってる?七夜志貴って学生とレンっていう小さな女の子」

アルクェイド「・・・」

シエル「!?」

二人の雰囲気がガラリと変わった。

シエル「・・・その二人を知ってるんですか?」

バケツ仮面「ああ。さっきレンちゃんの世界に引き込まれてさー。そこで七夜君と手合わせをしたんだ」

アルクェイド「・・・もしかしてレンって白い方?」

バケツ仮面「白い方?まあ白かったな。その世界も雪でいっぱいだったし」

アルクェイド「あー・・・」

アルクェイドが頭を抑えた。

アルクェイド「にしても七夜相手によく生きて帰ってきたわね」

バケツ仮面「まあ経験の差だな。あのガキはまだまだ強くなれる。ただ最後の最後まで殺しに来たからちょっとお灸をすえたけどな」

シエル「お灸?」

バケツ仮面「ああ、俺ホモなんだ」

アルク・シエル「「え」」

バケツ仮面「じゃあ行くな。あばよ!!」

俺はさっと走り去った。



・・・

アルクェイド「シエル」

シエル「はい」

アルクェイド「ホモってアレだよね。男同士の・・・」

シエル「そうですね・・・」

アルクェイド「・・・いくら私でも」

シエル「あなたもどん引きすることもあるんですね・・・」

アルクェイド「そりゃねぇ・・・」

とりあえず月姫編はここまでです。
ちなみに志貴やら秋葉は>>152で琥珀を選択した場合に登場させるつもりでした。ランサーが琥珀を守りながら死徒と戦う話です。またどっかで出そうと思います。

兄貴分的なキャラは
アニキ→良い男→ウホッの流れになりやすい
ヤマジュンの功罪なんやな…

慎二「で、ここに逃げて来たのか」

士郎「ああ」

ライダー「あの・・・何で裸なんですか?」

士郎「ふ、風呂上がりにタイミング悪くいきなり・・・。てか家大丈夫かな・・・」

慎二「あー・・・でももしかしたら監督役が直してくれるかもよ」

士郎「ならいいけど・・・。なあ悪いけど今晩だけ泊めてくんない?」

慎二「いいけど・・・後さすがに全裸はあれだから服も貸すから」

士郎「悪いな・・・」

一方その夜

葛木「ふっ―――」

葛木宗一郎はいつ来るかわからない敵と、リハビリも兼ねて拳を振っていた。

葛木「・・・」

葛木が扱う拳は『蛇』と呼ばれる特殊な型だ。

葛木(数年振りに振ったがかなり衰えてるな・・・)

葛木「だが―――」

ダダダダダン!!!!

葛木は側にあった大きな木に技を叩き込んだ。

葛木(こっちはまだ行けるな・・・)

キャスター「調子はどうですか宗一郎様」

葛木「拳はかなり衰えてる。だがこっちはまだ大丈夫だ」

キャスター「奥義、ですわね」

葛木「ああ」

そう、葛木は通常の『蛇』に加えその動きを応用し新たな技を完成させていた。

キャスターは奥義を叩き込んだ木を近くで見る。木から白い液体が垂れていた。

キャスター「ペロ・・・これは精液!?」

葛木の奥義、それは対象にペニスによる108発のピストンを数秒の間に繰り出す、名を―――


葛木「『108マシンガン』」

『108マシンガン』の前ではどんな硬い物も無力。

それゆえ、今の木も―――

キャスター「ま、摩擦で焦げてる!?」

木は葛木のペニス、20cmに加え圧力により+3cm深くイッており、108発もの乱突きにより中も摩擦で焦げていた。更に9突きに一回は射精してるのでかなりすごいことになっている。

夜 冬木

バケツ仮面(そろそろ例の作戦に移るか)

今夜も全裸で冬木に立つ。

警官「今度こそ逃がさないぞ!!!!」

現れる警官隊。そして、

テレビ「現れました!!バケツ仮面です!!」

テレビ局のヤツらだ。

バケツ仮面「イッツショータイム!!!!」

今夜も始まった警察との鬼ごっこ。今まではキリの良いところで海に飛び降りてたが、今夜は一味違う。


俺は車では通れない道に誘導した。

警官隊はパトカーから降りる。

バケツ仮面「さあまだまだだぜぇ!!」

俺はその場でオナニーをし、射精して道なりに沿って走った。

警官「また見失ったか・・・!!」

警官A「いえ!!まだ希望はあります!!」

警官「何だと!?」

警官A「これを―――」

見つかったのはバケツ仮面の精液だった。

警官B「こっちにもあります!!」

警官「よし、では精液に沿って進むぞ!!」

警官隊「「はい!!」」

ここまで。108マシンガンの元ネタ分かる人いるかな?

>>175
最初はアーチャーがバケツ仮面になる予定でしたが間違えて退場させてしまい今の流れになりました。

警官「こっここは・・・!!」

行き着いた先は教会だった。

教会の門の前にはバケツが落ちている。

警官B「今夜も逃しましたね・・・」

警官「だが何故わざわざバケツを・・・」

警官達は念のため教会のドアをノックした。

言峰「はい」

警官「夜分失礼します。警察です。ちょっとお話を―――」

ギルガメッシュ「遅かったな」

ランサー「今日は隣街まで行ったからな。ついでに一発ヤッてきた」

ギルガメッシュ「そういえばほれ、録画しといたぞ」

ギルガメッシュはテレビを入れ、ビデオを再生した。



ニュースキャスター「今冬木で話題のバケツ仮面がこの三咲町に来ているということで三咲町に来ています。早速インタビューに行きましょう」

だがこのニュースキャスターの後ろにバケツ仮面がマッスルポーズをとっていた。

今日模試なんでここまでです。すいません。

ランサー「よくもまあこんなものを・・・」

ギルガメッシュ「貴様もよくやってくれてるではないか。今玄関で言峰が警察に慌てながら対応してるぞ」

ランサー「ははは!!ざまあねえぜ!!」

言峰「ランサー」

ギルガメッシュ「おお、言峰か」

言峰「ギルガメッシュ、少し静かにしてくれ。
何故こんなことをする、ランサー」

ランサー「戦士として戦えないなら戦士としてではない戦いをするだけだ」


言峰「ランサー、私はお前を侮っていたよ。私の指示がランサーの戦士としての誇りを傷つけたことについては謝ろう。
だがこれはなんだ!?私への復讐が全裸で街中で変態行為だと!?英霊としての誇りはないのか!!??」

ランサー「いやだって全裸は趣味みたいなもんだし・・・」

ギルガメッシュ「ぶふっwwwwww」

英雄王ギルガメッシュが吹き出した。

言峰は呆れた顔をしていた。

言峰「・・・分かった。もういい。近い内に全力で戦う機会を設けよう。それで文句はなかろう」

ランサー「・・・」

言峰「もうこんなことしないでくれ・・・」

疲れたような口調で言うと、言峰は出て行った。




ランサー「なあ王様」

ギルガメッシュ「なんだ」

ランサー「俺、『分かった』とは言ってないよな?」ニヤリ

ギルガメッシュ「ああ」ニヤリ

翌日

慎二「んぁ・・・」

士郎「おはよう、慎二」

慎二「ああ、おはよう・・・」

士郎「朝飯作っといたから」


俺とセイバーは間桐の家に泊まった。

昨日、桜が帰って来た時はセイバーとライダーに隠れてもらい、俺が遊びに来たという話にした。


士郎「じゃ、とりあえず家行ってみるわ」

慎二「そうかよ、僕はまだ寝るよ・・・」

まだ7時だからか慎二はまだ寝足りない感じだった。

士郎「分かった。ありがとな、慎二」

セイバー「・・・」ペコリ


バタン


慎二「・・・ライダー、こっそり尾行しろ。大丈夫そうなら帰って来て」

ライダー「分かりました」

士郎「あー・・・家大丈夫かなー・・・」

セイバー「まあ家の中で剣を交えたんで・・・」

士郎「・・・」ズーン

セイバー「だ、大丈夫ですよ!!きっと―――」


藤ねえ「あ、士郎・・・」

士郎「藤ねえ、どうした?」

藤ねえ「士郎、昨日どこ行ってた?」

士郎「慎二の家に泊まったけど・・・」

藤ねえ「そう、じゃあちょっと来て」

嫌な予感がした。

次回 葛木VSランサー

士郎「あ、ああ・・・」

嫌な予感は的中した。

士郎「うわああああああああああああああ!!!!」

家はめちゃくちゃだった。正確には玄関から居間に自室等のセイバーとバーサーカーが戦った辺りが、原形を留めないくらいに荒らされていた。

藤ねえいわく来た時には既に警察が来ていて捜査をしていたらしい。

藤ねえ「士郎・・・!!」

士郎「う、うええ・・・」

俺は藤ねえに抱き着き泣いた。

今まで住んで来た家。死んだ親父の形見と言ってもいいような今を俺は失った。

藤ねえ「落ち着いた?」

士郎「うん・・・」グス

藤ねえ「これからどうする?」

士郎「とりあえず寝る時は道場で寝るとして・・・ま、今日は考えるのやめるわ。悪い、藤ねえ今日は一人にしてくれ」

藤ねえ「分かった、何かあったら絶対言うのよ!!」ビシィ

士郎「分かってるって」


藤ねえと別れ、俺は道場へと向かった。

セイバー「マスター」

道場ではセイバーが座禅を組んでいた。

士郎「そこにいたのか」

セイバー「はい、あそこで私が藤ねえとやらに会うのはまずいと判断しました」

士郎「そうか。気を使わせちまったな」

セイバー「大丈夫ですよ」


ライダー「と、衛宮家は半壊しており衛宮君は姉らしき女性に泣きついてました」

慎二「あー・・・」



桜「その話、本当ですか?」

ライダー「っ・・・桜」

慎二「ああ、本当だ」

桜「酷いですよ・・・こんな」

慎二「それが聖杯戦争だよ・・・正直僕も甘く見てたよ」

桜「先輩は大丈夫なんですか!?ライダーと組んでるんでしょう!!??」

慎二「確かに僕は衛宮と共闘してる。だけどあいつは強すぎる・・・!!」

桜「ライダー、でもダメなの・・・?」

ライダー「接近戦はまったく歯が立たない上、耐性も中々の物です。宝具を用いても向こうも宝具で対抗するでしょうから・・・難しいですね」

桜「そんな・・・」

慎二「とりあえず僕らは敵と遭遇した時に互いに合流して敵を迎え撃つ、ってスタンスだ。こっちから仕掛けるのは無理だ。だから桜、お前が衛宮をフォローしてやってくれないか」

桜「も、元からそのつもりです!!」

桜は出て行った。

ライダー「ふふ・・・」

慎二「なんだよ」

ライダー「あなたにも兄らしい所があるんですね」

慎二「別にそんなんじゃないよ。衛宮がやられたら僕だって危ないんだ。こんくらいは手を貸すさ」

ライダー「クス・・・そうですか」

慎二「ふん」プイ


士郎「とりあえず場所を変えよっか」

セイバー「あ、はい」

俺はセイバーと蔵へ行く。

士郎「よっと」

俺は隠し部屋の暗証番号を入力し、床の隠し部屋への階段が開いた。

セイバー「マスター・・・これは?」

士郎「隠し部屋だよ。俺しか知らない、ね。
死んだ親父の遺産を全部注ぎ込んで作ったんだ」

セイバー「あ、そうです(切嗣の遺産ぇ・・・)」

セイバー「え、これは・・・」

隠し部屋を見て驚愕する。
蔵の役二倍の面積に居間以上に綺麗なキッチン。そしてフィギュアにエロゲの数々。

士郎「どうだよ、俺の隠し部屋」

セイバー「あの、これは何の意味が?」

士郎「俺がこんなオタ趣味なんて言えるわけねーだろ。だから専用の部屋を作ったんだ」

セイバー「あ、そうですか」

士郎「二日くらいここにいようぜ。アニメでも見ながらさ」

セイバー「はあ」

三日後、葛木と一成は自宅謹慎が解け学校に来ていた。(ちなみに士郎は休んでる)


その夜

教会

言峰「ランサー、仕事だ。キャスターを倒せ」

ランサー「やっと戦えるな」

言峰「ただし5分だ。5分で倒せなかったら戻ってこい」

ランサー「チッ面倒せーな・・・」

また来ます

柳洞寺

葛木「来たな・・・」

ランサー「へぇ気づいてたか」

葛木「まあ、相応の訓練をしていたからな」

ランサー「じゃあ楽しまそてくれや!!」

ランサーは槍を出し構えた。

キャスター「宗一郎様!!」

葛木「キャスター、来るぞ!!」

キャスター「―――」

キャスターが葛木の身体を強化する。

葛木「作戦通り短期決戦だ!!」

キャスター「はい!!」

強化された身体と『蛇』の技でランサーを攻める。

ランサー「チッ、拳の軌道が読みづらいな・・・」

ランサーはバック転で距離を開け、槍を払い葛木の攻めを止めた。

キャスターは葛木が攻めている間に魔術を唱える。


葛木「ふっ!!」

ランサー「おおお!!」

ランサーと葛木は互いに得物をぶつけ合い、拳と槍を交える。

だが葛木は少しづつ押されてく。

ランサー「中々やるな!!だがここまでだ!!」

葛木「ぐっ・・・」

やはり英雄。葛木はランサーの蹴りで樹木に叩きつけられた。

キャスター「はあああああ!!!!」

キャスターの特大魔術。

が、

ランサー「成る程な。ならば―――」

槍を逆手に持ち、飛び上がり

ランサー「『突き穿つ死の槍』!!!!」

キャスターの魔術に宝具をぶつけ、相殺した。

ランサー「終わりだ」

キャスター「そ、そんな―――」



いや、まだだ!!

ランサー「しまっ―――」

全裸の葛木がランサーのすぐ後ろに回り込んでいた。

葛木「『108マシンガン』!!!!」

次回、
ランサー対葛木 終結

&葛木の回想

葛木のペニスによる108発のピストンが始まった。

葛木(射程はギリギリ・・・!!だがやって見せる!!)

だが―――

ランサー「・・・」ニヤリ

葛木(か、回避だと!?)

そう、ランサーは葛木のピストンに合わせて腰を振ることで葛木のピストンを全て回避していた。

葛木(61、62、63・・・!!)

ペースが徐々に落ちていく。謹慎が解け、戦闘直前に五回オナニーしたことを葛木は後悔した。

葛木(何かをする前にオナニーはするもんじゃないな・・・!!)

それを見ていたキャスターは、

キャスター(宗一郎様の様子がおかしい!?)

キャスターは葛木の異変に気づいていた。

本来の万全な葛木なら108マシンガンを0.7秒で撃てるが、この時既に0.76秒。

だがまだ中間を過ぎたくらいだった。

キャスター(108マシンガンが90発台に入った!!でももう0.84秒過ぎてる!!)


そしてピストンが終わった。

葛木「ば、馬鹿な・・・」

ランサー「残念だったなあ」

ランサーは全てのピストンを回避した。

キャスター「宗一郎様の108マシンガンが・・・!!」

だが葛木は回避の仕掛けに気づいた。

葛木「その腰使い・・・貴様も『男』の道を行く者だったか・・・」

ランサー「まあ、そういうこった。じゃあ俺も―――」

ランサーは装備を解除し全裸になった。

そして――――


ランサー「『男』の技には同じく『男』の技で対抗させてもらうぜ!!」

ランサーは葛木の後ろに光の速さで回り込み、

ランサー「貴様はピストン連打で敵を仕留めるのが得意ようだが俺は違う!!!!
俺はどんな敵でも入れた時の一発で全てを終わらせる!!」
葛木「や、やめ―――」

ランサー「貴様のアナル、貰い受ける!!『刺し穿つ死尻の槍(♂)』!!」

ランサーのペニスが葛木のアナルを貫いた。


葛木「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」


決着!!!!


すいません無理そうです。回想はまた明日・・・

キャスター「宗一郎様ああああああああ!!!!」

ランサー「へへへ・・・まだだぜ!!」

ランサーはペニスに力を入れ、射精を始めるた。

だが、

葛木「ぐっ・・・!!」

ランサー「おわっと」

葛木の拳がランサーに飛ぶ。ランサーは身体を反らし回避すると同時にペニスがするりと抜けた。

葛木のケツから噴水のように血が吹き出た。

更にランサーの射精に精液がかかりより血が白く染まる。

葛木「」ビクビク

キャスター「宗一郎様!!」

キャスターが葛木に駆け寄る。

ランサー「わりいな。俺は確かに『ソッチ』の道を歩む男だが犯す方専門でね。犯されるのはちょっとダメなんだ」

キャスター「貴様・・・!!」

ランサーは槍を出し、構える。

ランサー「次はお前の番だ」

すると

葛木「・・・」

キャスター「宗一郎様!!」

ランサー「へえ、まだ立てるのか―――」

葛木「・・・!!」

瞬間、葛木がこれまでとは別人のような速度で動いた。

葛木はランサーの胴を切り抜けるようにランサーに突っ込む。

ランサー「何!?」

ランサーはジャンプして回避する。

その回避により後ろの木が一本、真っ二つになり石段に倒れた。

ランサー「やっぱ面白いぜ、アンタ。名前は?」

葛木「葛木宗一郎だ」

ランサー「そうか。俺はクー・フーリン、覚えときな。
さてと、続きを楽しみたいがもう時間切れだ。
ここで倒してしまってもいいが俺は宗一郎ともう一回戦いたくってね」

ランサーは一飛びで樹木の枝に立ち、

ランサー「再戦楽しみにしてるぜ」

ランサーは消え去った。


葛木「っ・・・キャスター、肩を貸してくれ」

キャスター「はい!!」

部屋

キャスター「宗一郎様、今のは・・・」

葛木は部屋でキャスターに治療をしてもらっていた。

もっともケツの方は明日学校を休んで病院に行くことになるのだが。

葛木「『108マシンガン』が『体』を使った技だとしたらアレは『技』を使った技にあたる」

キャスター「技を使った技、ですか?」

葛木「ああ。超高高度射精による精子の水圧でどんな物でも一閃するという私の真の奥義であり切り札とも言える『技』だ」

葛木「そういえば、私の過去を話してなかったな」

キャスター「はい・・・」

葛木「そうだな、あれは―――」




――
―――

私は生まれた時からたった一度の暗殺をするためだけに暗殺術『蛇』の修業をしてきた。

修業をするにあたってまずは感情というものを壊された。たった一度の暗殺道具に情は必要ないからだ。

そして数年前、ついに私に仕事が来た。

とある人物の暗殺しその後、自害することが私の仕事だった。

私はその通り暗殺をし後は自害するだけになった時、私はふと自分の生き方に疑問を感じた。

そしてとある男に出会った。

公園

葛木「・・・」スタスタ

公園に行くとベンチに一人の男が座っていた。

?「・・・」

男と目があった。

すると突然、男は私の見ている目の前でツナギのホックを脱がし始めた。

男「やらないか?」

という呼びかけを、

葛木「いいだろう・・・」

私は受け入れた。

男は阿部高和と名乗った。

阿部「いいのか?ホイホイついてきちまって」

葛木「ああ。どうせこの後自害するつもりだからな」

阿部「自殺ねえ・・・。だったら俺が生きる喜びを教えてやるよ」

葛木「私は感情といったものが欠落している。喜びなんてものは、ない」

阿部「男は度胸!!なんでも試してみるもんだぜ!!」

ここまで。テスト期間ゆえしばらくお休みします

葛木「アッー!!」パンパン

阿部「どうだい?男の味は?」パンパン

葛木「いい!!こんなの初めてだ!!」

阿部「そうかい!!ならアンタはまだ生きるべきだ!!生きて生きて本来の自分を取り戻せ!!」パンパン

葛木「は、はい~!!」パンパン

阿部「そ~ら、フィニッシュ!!」ビュルン!!



それから私は毎日ハッテン場に入り浸った。

だが―――

師匠「何故生きている?」

葛木「・・・」

師が私の処理に来た。

葛木「フフフ・・・『生き甲斐』を見つけた、とでも言いましょうか」

師匠「そうか、では[ピーーー]」チャキ

剣を抜く。

葛木「今の私はオリジナルの『蛇』の技を持っている。やめておけ」

師匠「ハッタリを!!やれ!!」

雑魚二人が襲い掛かった。

葛木「犯す!!」

葛木は二人の同時攻撃を回避し背中を取る。

葛木「108マシンガン!!」

蛇独自の移動技を応用した108発の突き。

雑魚A「アッー!!」

雑魚のケツから血が吹き出し、倒れた。

葛木「お前・・・」

雑魚「!?」


葛木「まだやるか?」

雑魚「ふ、ふざけんな!!」

切り掛かる。だが―――

葛木「無意味だ」

葛木はすでに後ろにいた。

雑魚「あ、ああ・・・」

葛木「108―――」

雑魚「やめてくれええええ!!」

葛木「マシンガン!!」

雑魚「アッー!!」



葛木「次はテメエの番だな」

師匠「ぐぬぬ・・・」

葛木「ですが残念。もう決着は着いた」

師匠「な、何!?」

葛木「お前はもう、死んでいる」

師匠「」

首が地面に墜ちた。

全ての万物を一閃するこの剣こそが私の切り札――――




葛木「『王国の剣』・・・」

キャスター「キングダムセイバー・・・それが宗一郎様の必殺の剣・・・!!」

王国の剣の元ネタは分かりますよね?次回はギルがセイバーと御対面です。ではでは

ここまできたらソウルキャノンも出しそうだなwwww

>>251

リゾットってそんな技あったのかよ。二つしか知らなかったわ

教会

ランサー「戻ったぜ~」

言峰「来たな・・・―――ランサー、何故裸なのだ?」

ランサー「相手のマスターがその道の『男』だったからな。男の技で相手をしてやった」

言峰「・・・そ、そうか。で、倒したのか?」

言峰は頭を抑えた。

ランサー「いんや。相手のマスターが想像以上にヤリ手だった。
つか5分とかさすがに無理過ぎんだろ」

言峰「ならそこまでだった、ということだ」

ランサー「テメエ――――」

ランサーは言峰を押し倒した。

言峰「なんのつもりだ?カンに障ったのなら謝ろう」

ランサー「余裕だな、言峰。じゃあまずはその余裕から崩そうか」

ランサーは言峰にキスをした。

言峰「!!??」

戸惑った反応をする言峰に更に追い撃ちをかける。

ランサー「・・・」ニチョ

言峰の口の中をなめ回す。


言峰「~~~~~!!!!」

言峰(た、助けてくれ!!ギルガメッシュ!!!!)

必死にギルガメッシュにテレパシーを送る。

すると―――

ギルガメッシュ「そこまでだ」

言峰(来た!!)

ランサー「ギルガメッシュか。悪いが今はお取り込み中でね」

ギルガメッシュ「我はそのようなものは好みではない」

ランサー「そんなの関係ねーぜ」

ランサーは言峰の股間を撫で回す。

ギルガメッシュ「やめろと言っている」

ギルガメッシュは背後から無数の剣を展開する。

ランサー「ッチ、分かったよ」

ランサーはそのまま全裸で教会を出た。


ギルガメッシュ「令呪を使ってまで呼び出すから何かと思えば」

言峰「すまない・・・」

言峰は震災直後の衛宮切嗣と同じような顔をしていた。

ギルガメッシュ「ふぅん・・・貴様もそのような顔が出来るのだな」

言峰「これが絶望か・・・」

短いけどここまでです。
後リゾットごめん

<コトミネサーン!!


言峰「あ、そういえばマスコミから取材が来てたんだ・・・」

ギルガメッシュ「マスコミとはまた?」

言峰「ああ、昨日ランサーがバケツ被ってここまで逃げて来たろ?あれについて取材させてほしい、とな」

ギルガメッシュ「お前も大変だな」

言峰「本来ならありえぬことだ・・・。もう自殺させようかな・・・」

ギルガメッシュ「まあ、ガンバレや」ポン

ギルガメッシュは言峰の肩に手を置いた。

言峰「うん・・・」





バケツ仮面「ヒィ~ヤッフゥウウウウウウウウウウウウウwwwwwwwwwwwwww」

ランサーはバケツ仮面として街を走っていた。

ランサーの復讐、それはマスコミによる攻撃だった。

しかもランサーの合わせ技で言峰のメンタルはすでに崩壊してるはず。

バケツ仮面「我の勝利だ~~~~~!!!!」





セイバー「士郎、お腹が空きました」

士郎「おっけ~。もう出来たぞ~」

セイバー「はーい♪」

士郎とセイバーはこの数日間でかなり親密になっていた。

セイバー「ところで士郎、学校には行かないんですか?」

士郎「あ、うん。明日には行くよ・・・」

士郎「な、なあセイバー・・・」

セイバー「はぁ・・・またアレですか?」

士郎「うんうん!!」コクコク

セイバー「仕方ないですね。ちゃんと明日には学校行くんですよ?」

士郎「分かってるって!!」

俺は足を組んで椅子に肘をついて座っているセイバーの前で正座をしていた。

セイバー「はあ・・・ほら、どうぞ―――」シュル

ソックスを脱ぎ捨て、生足を俺の口元に向ける。

セイバー「舐めなさい」クス

士郎「は、はいっ!!!!」

冷ややかに俺を見下しているセイバーの足を『犬』のように舐め始めた。

ここまで、正直収集がつかなくなってきた。

セイバー「今のあなたは私のマスターではなく『犬』です。分かってますね?」

士郎「はっはっは!!」

足の指を一生懸命に一本づつ丁寧に舐める。

セイバーはつま先で俺の顎をクイッとあげる。

セイバー「そんな慌てて・・・。そんなに舐めたかったんですか?それとも―――」

士郎「あっ///」

セイバーは膨れ上がった股間をぐりぐりと踏み付ける。

セイバー「本命はコッチじゃないですか?」


士郎「そ、そんなこと―――」

セイバー「・・・」バキッ

セイバーは俺の顔を蹴飛ばした。

セイバー「今のあなたは犬でしょう?何で人間様の言葉を使うんですか?」

士郎「ご、ごめんセイ―――ぐあっ!!??」

セイバー「二度も言わせないで下さい。ね?」ゾクゾク

士郎「・・・」

セイバー「返事は?」クス

士郎「わ、ワン・・・!!」

セイバー「ふふ、よく出来ました。士郎はえらいですね」

膝を着き、俺の頭を優しく撫でながら蹴飛ばされた頬に触れる。

士郎「クゥ~ン・・・」

セイバー「よしよし」ナデナデ

このセイバーの優しい笑顔を見ると全てが吹っ飛ぶ。

セイバー「ん?」

俺の股間を見る。

股間は蹴られたことにより更に膨れ上がっていた。

セイバー「仕方ないですね―――」

セイバーは俺の股間に顔を埋めると、口でズボンのチャックを下ろした。

セイバー「抜きましょうか」

士郎「ワンワン!!ワンワンワン!!!!」

セイバー「何でイキますか?手ですか?足ですか?」

士郎「クゥウ~~ン」スリスリ

俺はセイバーの足にほお擦りをする。

セイバー「分かりました、足でしましょう」

士郎「ワンワン!!」

ここまで。しばらく士郎セイバーになります。

セイバー「では―――」フミフミ

士郎「っ~~~~~ワンワン!!!!」

士郎(やっべえwwwwww足コキ最高wwwwwwww)

セイバーの足が俺の息子を圧迫するように押し付け、刺激する。

そこから足裏の表面で息子全体を擦っていく。

士郎「ワン!!ワン!!」

士郎(パネエぜ・・・!!これもうイキそう・・・!!)

セイバー「・・・」ニヤリ

スッ

士郎「え」

士郎「ど、どうして!?」

セイバー「別にぃ。それより言葉」ニヤニヤ

士郎「あ、ワンワン・・・!!」

セイバー「イキたいですか?」

士郎「ワンワンワンワン!!!!」ブンブン

セイバー「なら言って下さい。『俺は御主人様の奴隷です』って」

士郎「っ・・・お、俺は御主人様の奴隷です!!イカせて下さい!!御主人様ああああああああ!!!!」

セイバー「士郎は変態ですね。本当に気持ち悪いです・・・」シコシコ

足の指と指に息子を挟み、しごく。

士郎「くぅ・・・!!来るぞ!!衛宮、イッきまーーーーーーす!!!!!!」

短いがここまで、すまぬ

ボビュ!!ボビュルルル!!!!

士郎「イクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!」

ボッビュン!!ボビュボビュルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!

士郎のペニスから噴水の如く精液が吹き出る。

吹き出た精液(約200ml)は士郎の顔面に直撃する以外はセイバーの足にヒットした(顔:足=7:3)。

士郎「ふー、ふー・・・」

セイバー「沢山出ましたね。禁欲すると出る量が増えると聞きましたがまさかここまでとは・・・」

士郎「御主人様の寸止めもあったから・・・」

セイバー「そういえばそうでしたね」

そうだ、何故俺がセイバーの犬になったかというとーーーー


三日前

士郎「セイバー、飯もう少ししたら出来るから風呂入ってくれ」

セイバー「ありがとうございます。そうさせて頂きます」

士郎(よし・・・)ニヤリ

風呂

セイバー「~♪」


士郎『タオルと着替え置いとくぞ~』

セイバー「あ、はい」

士郎『ごゆっくり~』

俺はセイバーが無防備なのをいいことにカゴからセイバーのパンツを盗んだ。


トイレ

士郎「ふっふっ・・・セイバー!!セイバー!!!!」シコシコ

俺はセイバーのパンツを使ったオナニーに没頭した。

セイバー『士郎?』

士郎「せ、セイバー!?」

セイバー『いやなんか呼ぶ声が聞こえたんで・・・』

士郎「あ!!な、なんでもない!!飯にしようぜ!!!!」

士郎(やべえ・・・ゆっくりやってたら20分経ってやがった・・・)


食事中

士郎「どうだセイバー?」

セイバー「美味しいです。それにわざわざ衣類までありがとうございます」

士郎「いいってこんくらい」

士郎(くそっイケなかった・・・!!抜きてえ・・・抜きてえ!!!!)

セイバー「そういえば風呂入ってる時に洗濯機を回してましたが士郎のはいいんですか?」

士郎「へ、部屋着少ないから三日に一度しか洗濯しないんだよ!!」

セイバー「ふ~ん・・・」

自室

士郎「さぁ~て抜くぞ~」

俺はパンツを取り出し、行為を始めた。



士郎「お、おおお・・・!!」シコシコシコ

士郎「く、くくく来るぞぉおお―――」シコシコシコシコ

ペースを一気に上げる。

が、

セイバー「・・・」ジー

士郎「えっ――――」

セイバーが俺のオナニーを見ていたのだ。

士郎「せ、セイバー・・・?」

セイバー「・・・マスターも男性ですからとやかくは言いませんが、下着を使うのはどうなんですか?この変態」

士郎「うっ・・・ゴメン」

セイバー「ま、別にいいですけど」

士郎「おふっ」

セイバーは俺の息子を足で踏み付ける。

士郎「あ、あああ・・・」

息子がかつてないほど成長する。

セイバー「踏まれて興奮してるんですか?気持ち悪いですよ、マスター」

セイバー「正直ガッカリです。では警備に着きますので。
ああ、ムカついたから令呪で私をどうこうしようとも何も口出しはしません。それでは」バタン



士郎「・・・」

再び俺はパンツを持って行為を始めた。

だが、ヌけない。そう、士郎はセイバーの冷たい目で見られながら足コキされたい、という気持ちに捕われていた。

士郎「そうだ、俺は―――」

セイバーの足でイキたい―――

そうと決まればやることは簡単。

士郎「セイバー」

セイバー「・・・なんですか?」

士郎「俺を足でイカせてくれ!!」

セイバーに土下座する。

セイバー「何言ってるんですか気持ち悪い」

士郎「俺、もうセイバーなしじゃダメなんだ!!頼む!!セイバーの下僕でいい!!だから、だから俺を・・・!!」



セイバー「・・・分かりました。では三日間です」

士郎「へ」

セイバー「三日間禁欲して下さい。後、これからは基本的に私の指示に従うように。そうすれば考えてあげてもいいですよ?」

士郎「喜んで」

この瞬間、俺とセイバーの主従関係が逆転した。

ここまで。

そして今に至る――――

セイバー「足が汚れました。舐めとって下さい」

士郎「イエスマイロード」ペロペロ

セイバーの足についた精液を丹念に舐めとる。

セイバー「飲み込みなさい」クス

士郎「ふぁい・・・」ゴクン

士郎「ぉぇ・・・」

セイバー「フフ・・・よく出来ました」チュ

士郎「ん・・・」

触れる程度の軽いキス。

士郎の息子は再び輝きを取り戻した。

葛木「・・・」

キャスター「宗一郎様・・・」

葛木「・・・今の私ではあの男には勝てない」

宗一郎が弱音を吐く。

キャスター「気になさらないで下さい、宗一郎様も直前に数発[田島「チ○コ破裂するっ!」]したではありませんか。あれがなければ間違いなく宗一郎様が勝ってましたわ!!」

葛木「いや、ヤツの技は一撃が長けている。手数で攻める私とは相性が悪い・・・」


キャスター「今は休みましょう・・・ね?」

葛木「そうだな・・・」



翌日 肛門科

医師「全治二ヶ月です。ケツでのセックスはしないで下さい」

葛木「・・・分かりました」

葛木は学校を休み病院に来ていた。

そこで待っていたのは二ヶ月もの禁止令だった。


葛木は考えていた。あの男に勝つにはどうすればいいかを。

柳洞寺

葛木「ふっ・・・」シュ

拳を振る。これまでの人生の約半分を費やして完成させた『蛇』。
だがあの男の体術はそれを軽く上回っている。ホモでも腐っても英霊だ。
私の拳ではヤツには遠く及ばないだろう。

ならば―――


葛木「108マシンガン!!」

108発のピストンを側の木に繰り出す。

そして落ちてきた枝を

葛木「キングダムセイバー!!」

一閃。

葛木「・・・これしかない。私がヤツを倒すには・・・!!」

葛木は男の技で鍛え上げたペニスをじっと見つめた。

だがこれではダメだ。そう、『技』のバリエーションが足りない。

葛木「いや・・・違う!!」

葛木は閃いた。

そう、別に体術にこだわる必要はないのだ。ならば―――


葛木「私の技にキャスターの魔術を加えれば・・・!!」

魔術と体術の合わせ技、これをヒントに何か考えよう。

葛木「キャスター」

キャスター「はい、宗一郎様」

葛木「夫婦の共同作業だ」

ここまで。

あらかじめ言っておきます。リゾットゴメン。

翌日

士郎「じゃ、行ってきます」

セイバー「終わったらすぐに帰ってきて下さいね」

士郎「分かってるさ」



柳洞寺

葛木「うおお!!」

葛木は魔術による強化を拳だけではなく、あらゆる部位を強化してもらい技の開発と身体の使い勝手、調整に取り組んでいた。

葛木「108マシンガン!!」

パパパパパンッッッ!!!!

木が折れる。

葛木「成る程・・・」

葛木は強化によるメリットとデメリットを理解しつつあった。

ペニスを強化すると突きのパワーが強化されるも突きがわずかにブレが生じて照準が不安定になる。

足を強化すると移動速度が上がるもやはり初撃のピントがズレてしまう。

身体全体はダメだ。自分自身がその強化に身体が反応仕切れず、照準以前の話になってしまう。


となると・・・

葛木「腰だな」

葛木がもっとも強化に適してると考えたのは『腰』だった。

腰を強化することで精密性の強化と『技』による腰への負担をなくすことだった。

葛木「キングダムセイバー!!」

周囲の木を擬似の居合切り。

この高高度射精を応用できないだろうか?

葛木「うーむ・・・」

葛木は頭を捻った。

キャスター「宗一郎様」

葛木「キャスターか・・・」

キャスター「私なりに技を考えてみたのですが、大丈夫ですか・・・?」

葛木「ああ。今は一つでも多くの技のアイデアが必要だ。
どんなくだらないものでも案外思わぬ所で役立ったりする」

学校

慎二「にしてもよく来たな」

士郎「本来なら家にいた所だが主の命令なら仕方ない」

慎二「主?」

士郎「ああ。俺、セイバーの奴隷になったんだ」

慎二「は?」

士郎「へへへ・・・///」

慎二「マジかよ・・・」

ここまで。

ランサー「こっとみね♪」

ランサーは言峰の尻に軽くタッチした。

言峰「ランサー・・・!!」

ランサー「んな顔すんなよ。軽いスキンシップじゃねえか。
昨日は悪かったよ、いきなりキスなんてしちまってよ」

言峰「今は貴様に触られるだけで気分が悪くなる。基本、私の視界に入らないでくれるか?」

ランサー「おっかねえこと言うなよ。まあいいさ、俺は俺のやり方で戦うだけだ」

ランサー「俺は行くぜ」

ランサーはバケツを頭に被って教会を去った。




バケツ仮面「~~~~♪」

目元と口元に穴を開けたバケツを被った男、バケツ仮面は街中の自動販売機の下を愛槍であさり、小銭を集めていた。

バケツ仮面「え~っと100円玉が七枚に10円玉が三枚50円玉が二枚、か。よし」

バケツ仮面は拾い集めた小銭を握って駅に向かった。

バケツ仮面は駅で三咲町行きの切符を購入した。

バケツ仮面「ちょっといいか?」

駅員「え」

バケツ仮面「実はこの前三咲町駅まで無断乗車しちまってよ。事が事だったからって言い訳にしかならないがその代金を払いに来たんだ」

バケツ仮面は三咲町までの代金、300円を駅員の前に置いた。

駅員「あ、はい次は気をつけて下さいね」

バケツ仮面「おう。あ、今回はちゃんと切符を買ったからな?」

駅員「あ、はい」

バケツ仮面は駅の自販機でファンタグレープを購入し、それを飲みながら電車を待つ。

バケツ仮面(昨日の女はいないか・・・)

電車が来た。

バケツ仮面「来たな」

電車が出発するとやはりというべきか警察が来ていた。

バケツ仮面はドア越しに手を振る。



『三咲町~三咲町~』

バケツ仮面「やっぱりいたか・・・」

駅にはすでに警察がスタンバイしていた。

ドアが開くと同時にバケツ仮面は一飛びで時刻表が書いてある立て札に立つ。

バケツ仮面「やめろおおおおおおおおお!!!!」

一喝。

バケツ仮面「これを見ろ!!」

バケツ仮面は切符をかざす。

バケツ仮面「確かに俺はこの前無断乗車をした!!だが今回はちゃんと切符を購入している!!だから俺が追いかけられる理由はないはずだ!!!!」

警官「全裸でいることそのものが犯罪なんだよ!!!!」

バケツ仮面「ふざけるな!!本能のままに生きて何が悪いんだ!!」

警官「捕らえろ!!」

バケツ仮面「ふっ!!」

バケツ仮面は宙返りで改札口まで跳び、切符を通して改札を出る。

バックで待機していた警官が来るも屋根に跳び乗ることで回避し、そのまま屋根を走り街中へ溶け込んだ。






バケツ仮面「ふぅ・・・散々な目にあったぜえ―――ん?」

見覚えのある人物が歩いていた。

バケツ仮面「あれは・・・おーい!!」

少年に声をかける。

少年「は、はい・・・?」

少年は少し引いていた。

バケツ仮面「君、七夜君?」

少年「安価+3」

1 なぜその名を?←メルブラ

2 いえ違いますが・・・。←空の境界

ここまでです。選択によってメルブラからっきょのキャラと絡みます。

少年「何故その名を?」

バケツ仮面「成る程君か。いい眼をしている。
いやな、この前七夜君に会ったんだよ。レンちゃんと一緒にね」

少年「レン?白い方か?」

バケツ仮面「ああ。なんでも俺を手合わせしたいと言って俺を変な世界に引き込んだんだ。
そこで七夜君と手合わせした後に君の話を聞いてね。興味本位で声をかけたんだ」

少年「そうでしたか・・・ご迷惑をおかけしました」

バケツ仮面「いやいや、ちょっと血の気が多かったけどいいヤツだったよ」

少年「あ、俺は『七夜志貴』ではありますけど今は『遠野志貴』なんでそっちの名前で呼んでほしいんですが・・・」

バケツ仮面「おう、了解した。俺はバケツ仮面だ。よろしくな、志貴君」

志貴「・・・へ?バケツ仮面?」


志貴は先日の夕食での会話を思いだした。

秋葉「で、今日はどうして迎えが遅れたんですか?」

琥珀「あの~それには色々深い訳が・・・」

秋葉「その深い訳を教えてほしいんだけど」

秋葉「・・・翡翠、説明して」

翡翠「は、はい・・・あの、その・・・会っちゃったっていうか・・・」

志貴「会っちゃった?」

アルクェイド「もしかしてバケツ仮面とか?」

翡翠「はい・・・バケツ仮面に―――え?」

志貴「アルクェイド・・・」

秋葉「いたんですか・・・」

アルクェイド「にゃはは!!実は私も今日バケツ仮面に会ったんだ!!」

秋葉「バケツ仮面・・・ああ、確か今冬木市に出没する露出狂ですね?」

志貴「並外れた身体能力で暴れ回ってるんだよな」

アルクェイド「そうそう」

秋葉「あれはただの露出狂の噂を大きくしただけなんじゃなかったんですか?」

琥珀「そ、それがですね・・・本当だったんですよ。私の車と同じ速度で走ってたり・・・」

志貴「どんなやつだよwwwwww」

アルクェイド「テレビ局もこの街に来てたんだよ」

志貴「ああ、帰りは騒がしかったな」

アルクェイド「案外ニュースにも―――」ピッ

テレビ『えー、ただいま冬木に出没するバケツ仮面が三咲町に現れたということで三咲町にやって来ました』

秋葉「そんな大袈裟な・・・」

テレビ『せっかくなのでインタビューします。すいませーん!!』

さつき『え、て、テレビ!?』

志貴「弓塚さんにシオン・・・」

テレビ『今この街にバケツ仮面が来ていますがどう思われますか?』

さつき『え、えと・・・』

シオン『普通に怖いと思います』

アルクェイド「画面の右端」

志貴「あ」

琥珀「いやあああああああああああああ!!!!」

秋葉「」

翡翠「」

さつきとシオンの少し後ろで、頭にバケツを被った全裸の男がマッスルポーズをとっていた。

シオン『~~~って感じですね』

バケツ仮面は画面端で様々のポーズをとりつつ手をカメラに向かって手を振っていた。

プチン

秋葉がテレビを切った。

秋葉「じ、じじ事情は分かりました。翡翠、琥珀を」

翡翠「は、はい!!姉さん」

琥珀「うええ・・・」グス

琥珀は泣いていた。



回想終了

志貴「ば、バケツ仮面・・・ですか」

バケツ仮面「ああ!!」

志貴「あ、あのですね―――」

事情説明中

志貴「―――って訳です」

バケツ仮面「あの子が・・・それは悪いことをしてしまったな・・・」

志貴「あ、あの実際何があったんですか・・・?」

バケツ仮面「電車に乗ったら彼女が俺を異様にちらちら見てきてな。何か用かな?って声をかけたら早々に話を切って車両を移ってったんだ」

志貴(Oh・・・)

バケツ仮面「その後、とあるシスターを追いかけていたら偶然車を運転する彼女を見つけてね。そのまま走って追いかけて声をかけたんだ。で、ちょろっと話をして別れた」

志貴「そ、それだけですか・・・?」

バケツ仮面「ああ。でも俺自身普段がこれだし、彼女も男性とのコミュニケーションが苦手だったとかだったら俺にも十分非がある」

志貴「まあ、全裸ですからね・・・」

バケツ仮面「ああ、全裸だからな」

バケツ仮面(やべえな、遠野君を口説く以前の話になってきてしまった・・・)


志貴―――!!

バケツ仮面「この声は・・・」

アルクェイド「やっほー」

志貴「あ、アルクェイド」

バケツ仮面「久しぶりだな。お嬢ちゃん」

アルクェイド「げっ・・・」

バケツ仮面「んな嫌そうな顔すんなよ・・・」

アルクェイド「し、志貴の貞操は私が守るんだから!!」

志貴「て、貞操!?」

バケツ仮面「まあいいか。今日の所はここいらで退くわ。志貴君にも会えたしな」

志貴「は、はあ・・・」

バケツ仮面「大丈夫だよ、お嬢ちゃん。志貴君はガールフレンドに恵まれてるようだからな。口説くのは骨が折れそうだからやめとくよ」

アルクェイド「あ、そう?なら安心かな?」

バケツ仮面「ま、敵とかなら別だけどな」

バケツ仮面「じゃあな!!また来るぜ!!」

志貴「ああ。意外と面白かったぜwwwwww」

アルクェイド「またねー!!」









冬木市

バケツ仮面「ふーう、帰って来たぜ冬木」

<ど、泥棒ー!!

バケツ仮面「何?」

真っ黒な服の男が通り過ぎる。

オッサン「誰かああああの売上金だけでも頼むうう!!」

バケツ仮面「おいオッサン、俺が行くぜ」

オッサン「た、頼む!!」

バケツ仮面「おっしゃあ行くぜ!!!!」

新都 橋

バケツ仮面はバイクで逃げる泥棒を追いかける。

バケツ仮面「待てやあああああああああ!!!!」

泥棒「ひいいいいい!!!!」

バケツ仮面「つっかまーえた!!」

泥棒「うわあああああああああああああ!!!!」

泥棒は売上金の入った箱を海に投げ捨てた。

バケツ仮面「ちぃっ!!」

バケツ仮面は箱を追って海に飛び込んだ。


泥棒「へへへ!!逃げ切っ―――」

泥棒は勝利を確信していた。

だが―――


?「ソウルキャノン!!」

泥棒「え―――ぎゃあああ!!??」

?の技によりバイクを破壊された。

バケツ仮面「うおおおおおおおおおおお!!!!」

バケツ仮面が箱を抱えて橋にはい上がった。

そこにはあったのは破壊されたバイクと精液まみれの男、そして―――


バケツ仮面「葛木・・・!!」

葛木「ランサーか・・・」

バケツ仮面「テメエこれは一体・・・!!」

葛木「新技のテストだよ。決着、楽しみにしているぞ」

キャスター「宗一郎様」

葛木「ああ」

葛木はキャスターと共に消えた。

バケツ仮面「決着、か・・・燃えて来たぜ!!
っと先にこれを渡さなきゃな」

商店街 八百屋

オッサン「ありがとう!!本当にありがとう!!」

バケツ仮面「こんくらい気にすんなって」

オッサン「いや、これがなかったら生活が出来なかった!!
これはほんのお礼だ。受け取ってくれ!!」

バケツ仮面「おお、サンキューな!!」

バケツ仮面はりんごや桃といったフルーツの盛り合わせを貰った。

バケツ仮面「にしても美味そうだな~」

ここでバケツ仮面は思い付いた。






アルクェイド「今日もご馳走になろっと♪」

?「あの~すいません」

アルクェイド「はい?」

?「この家の方ですか?」

アルクェイド「まあ一応」

?「でしたらこれ、琥珀さんに渡して頂けますか?」

アルクェイド「うわぁ~美味しそうで綺麗~」

?「皆さんで食べて下さい」

アルクェイド「分かった!!琥珀に渡せばいいのね、バケツ仮面!!」

?「っ・・・さすがは真祖の姫様ってか」

アルクェイド「ま~ね~。にしてもあなた結構イケメンなのね。すごい似合ってるよ。そのスーツ」

ランサー「そりゃどーも」

ランサーは整えていたネクタイを外しワイシャツのボタンを開ける。

ランサー「じゃ、俺はこれで」

アルクェイド「上がんないの?」

ランサー「ああ。フルーツはつまみ食いすんなよ」

アルクェイド「分かったー!!」


遠野家

アルクェイド「うーっす」

秋葉「またあなたですか」

琥珀「ご飯食べますか?」

アルクェイド「うん!!あ、琥珀これ」

アルクェイドは琥珀に沢山のフルーツを渡す。

琥珀「え、私ですか!?」

アルクェイド「うん。バケツ仮面から」

志貴「マジかよwwwwww」

琥珀「手紙・・・?どれどれ―――」


琥珀さん、先日はご迷惑をおかけしました。これはほんの気持ちです。ご家族の方々と食べて下さい。

カゴは普段僕が育てている花を使って作りました。よかったら使って下さい。
ペンダントは万が一、身に危険を感じた時に貴女を助けてくれるでしょう。

それでは―――バケツ仮面

琥珀「ペンダント・・・」

志貴「バケツ仮面ぇ・・・」

秋葉「で、ペンダント付けるの?」

琥珀「あ、はいせっかくなんで」

翡翠「よかったですね」

琥珀「うん♪」

結論、琥珀はかわいい。以上。

放課後

士郎「じゃあ後で俺ん家な」

慎二「ああ。7時くらいには行けると思うから」

慎二の部活後、作戦会議の約束をし家に帰る。

士郎「ただいま~」

セイバー「お帰りなさい、士郎」

メイド服を着たセイバーのお出迎え。

軽く息子が反応する。

セイバー「!!」

それに気づいたセイバーは俺に軽く抱き着き耳元で、

セイバー「後で抜いてあげますから、ね?」

士郎「イエスマイロード・・・」

セイバー「ところで士郎、さっき道場を掃除していたら地下への階段を見つけたのですが」

士郎「え、何それ」

セイバー「分かりませんか?」

士郎「初めて知ったけど多分親父が作ったんじゃないかな」

セイバー「衛宮切嗣ですか?」

士郎「うん。あ、そういえばセイバーって・・・」

セイバー「はい、衛宮切嗣は私の前回のマスターです」

士郎「そっか・・・じゃあもしかしたら何かあるかもな。行ってみよっか」

道場

士郎「マジかよ・・・」

士郎とセイバーは階段を下りると扉が、

士郎「鍵が掛かってる・・・セイバー」

セイバー「いいんですか?」

士郎「頼む」

セイバー「分かりました」

セイバーが扉を叩き切り扉の先に進む。

士郎「倉庫か・・・?」

中には色々な積み荷があった。

セイバー「確かに倉庫ですね。でも―――」

セイバーが側の箱を開けると―――

士郎「これって・・・」

セイバー「衛宮切嗣が聖杯戦争で使った武器ですね」

士郎「うわぁ本物かよ・・・」

箱を開けていくと中にはアサルトライフルから手榴弾まであらゆる武器が保存されていた。

セイバー「あ、あった」

士郎「何かあったのか?」

セイバー「彼がメインに使っていた拳銃です。ほら」

セイバーが箱ごと渡す。

士郎「親父・・・」

士郎「ん、これは・・・」

見つけた写真には切嗣と綺麗な女性が赤ちゃんを抱いている。

セイバー「アイリスフィール・・・切嗣の妻ですね。赤子は多分娘のイリヤスフィールです」

士郎「アイリスフィールにイリヤスフィール・・・あれ、じゃああのバーサーカーのマスターって・・・」

セイバー「確かに彼女はイリヤスフィールと名乗ってました。
ですが十年前の時で八歳程でその十年が経って見た目にほとんど変化がない・・・」

士郎「話したことはないのか?」

セイバー「ありません」

士郎「まだ何かあるかも・・・セイバー、手伝ってくれないか?」

セイバー「分かりました」



30分後

セイバー「士郎、これはなんですか?」

セイバーが見つけたのはビデオテープだった。

士郎「ビデオテープだな。休憩がてら早速見ようか」

セイバー「はい」

居間

士郎「お茶だぞ」

セイバー「ありがとうございます」

士郎「じゃ、再生するぞ~」ピッ



アイリ『来て・・・切嗣・・・』

切嗣『アイリ!!アイリ!!』パンパン!!

アイリ『あっ切嗣ぅ・・・!!』パンパン!!


士郎「」

セイバー「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!」

セイバーがテレビを叩き割った。

士郎「セイバー落ち着け!!」

セイバー「ああああああああ!!あの野郎おおおおおおおおお!!!!」

セイバーを後ろから抑えるが力敵わず。

そこで―――

ライダー「あの・・・」

士郎「ライダー!!セイバーを抑えてくれ!!」

ライダー「はあ・・・」

セイバー「はあっはあっ・・・」

ライダー「どうしたんですか?」

士郎「かくかくしかしか」

ライダー「しかくいブーム―――成る程、そういうことでしたか。
確かに身内のそういった映像を見るのは辛いものがあるでしょうね」

士郎「だよなあ・・・。セイバー、どうする?」

セイバー「続けましょう・・・」

士郎「あ、ああ・・・」

ライダー「慎二ももう来ます」

士郎「おっし、じゃあ上映会っぽくお菓子と飲み物だすか!!」

ピンポーン

士郎「あ、来たな。はーい」

玄関

士郎「はいはい」

慎二「よ、よう衛宮・・・」

慎二は震えていた。

士郎「あ―――」

そりゃそうだ。だって慎二の後ろにいたのは―――

>>378

1金ぴかの鎧を着た男

2頭にバケツを被った全裸の男

ここまで

2

すいません

1金ぴかの鎧を着た男

2頭にバケツを被った全裸の男

3 1と2の二人

でお願いします

ミスすいません安価下で・・・

2ですね、了解しました

士郎「えっ、え、何であなたが!?」

バケツ仮面「俺のペ○スレーダーがここに行けっていうから来てみた」

士郎「あ、そ、そうですか・・・じゃあせっかくなんで・・・」

慎二「い、いいのかよ・・・」

士郎「いいよもう・・・AV上映会みたいなもんだし・・・」

慎二「はあ?」

居間

バケツ仮面「おじゃまします」

慎二「お、おじゃまします・・・」

ライダー「慎二、その全裸の方は?」

慎二「あ~っとその・・・」

士郎「乱入者だ」


セイバー「っていうか何してるんですかランサー」

バケツ仮面「今はバケツ仮面だ」

士郎「まぁいいや・・・それでは上映会を始めます」

士郎はシャッターを閉じ、居間を暗くしビデオを再生した。

アイリ『あなたぁ・・・!!』パンパン

切嗣『アイリ!!イクよ!!』パンパン


バケツ仮面「坊主、これ何だ?」

士郎「俺の親父と奥さんです。ついでにセイバーの前回のマスターです」

慎二「奥さんエロ過ぎだろwwwwwwww」

セイバー「・・・!!」ギリギリ

ライダー「セイバー落ち着いて」


切嗣『アイリ、あっち行こうか』

アイリ『えっ』

切嗣はアイリを抱っこし場所を移動する。

アイリ『あぁん!!ダメ、イリヤが起きちゃう!!』

切嗣『じゃあ起きないように我慢しないとね^^』



バケツ仮面「おい、このイリヤって子・・・」

ライダー「バーサーカーのマスター!?」

セイバー「ですがこれは十年前のビデオです」

バケツ仮面「成長してないのか?それともイリヤを名乗る別人か・・・?」

慎二「た、確かアインツベルンは基本ホムンクルスを作ってそいつに聖杯戦争をさせるって聞いたぞ・・・?」

バケツ仮面「ホムンクルスだと!?」

セイバー「・・・」

慎二「え、ホムンクルスって?」

ライダー「魔術回路によって出来た人間です。だから基本的には寿命が短い・・・」


切嗣『イリヤが起きちゃうぞ~^^』

アイリ『ンッン・・・』


ライダー「とはいえこれは・・・」

慎二「これはちょっと・・・」

バケツ仮面「酷いな・・・」

セイバー「最低・・・」ボソ



士郎「―――じゃない・・・」

バケツ仮面「っ坊主?」

士郎「あんなヤツ俺の親父じゃない・・・!!」

士郎は泣いていた。

おはようございます。次は+金ぴかと桜が参戦します

まともなやつはいないのか

SMプレイな剣主従はあまりこのハメ撮り夫婦の事は言えんな

セイバー「士郎・・・気を落とさないで下さい・・・」

士郎「うん・・・まぁ親父に失望しただけだし・・・。それに死んだとはいえ俺の両親は両親でちゃんといたからこれからはそっちを両親と認識するよ」

セイバー「そうですか・・・」

士郎「俺、あの倉庫を整理してみようと思う」

バケツ仮面「あの倉庫ってこのビデオがあった倉庫か?」

士郎「ああ」

セイバー「私も手伝います。ここまで来たらとことんやらなきゃ気が済みません」

慎二「ぼ、僕も手伝うぞ!!乗り掛かった船だからな!!」

ライダー「慎二が手伝うなら私も」

バケツ仮面「じゃあ俺も。友達連れて来るわ」

士郎「みんな・・・ありがとう。じゃあ明日の5時にここに集合だ」

こうして今日は解散となった。


柳洞寺

イリヤ「こんばんは♪」

キャスター「あ、あなたは・・・」

バーサーカー「――――・・・」

キャスター「逃げましょう宗一郎様!!」

葛木「・・・いや、戦う」

キャスター「宗一郎様!?」

葛木「技を試すにはいい機会だ」

イリヤ「話はいい?」

葛木「ああ、来い!!」

葛木VSバーサーカー

二人の『男』の戦いが始まった。

葛木「犯す!!」

葛木は服を脱ぎ捨て、石段を飛び降り―――

葛木「ソウルキャノン!!!!」

ドゥン!!ドゥン!!ドゥン!!

ペニスからマッハ200km動く直径1.5mの精液の球体を3発放つ。

バーサーカー「――――――!!!!」

バーサーカーは持っている斧剣でそれらを振り払う。

だが―――

葛木「爆ぜろ!!」

球体が斧剣に触れた瞬間、大爆笑を起こした。

ここまで。朝も投下したから今日はもう寝ます。

>>399

大爆笑→大爆発

です。指摘ありがとうございます。

一番ふざけた奴が一番聖杯戦争してる…
つうかライダーワカメのことマスターとして認めてるんかな?

葛木はリゾットの技で戦うのかwwwwwwwwww

>>393
多分言峰ライダー慎二がまとも

>>396
士郎セイバーは程々、ケリィはアウトみたいな?

>>404
葛木はコロッケを元にしてるんで戦闘回は一番多くなりそうです。

>>405
一応第三形態くらいまで進化させる予定です

おい15mとかでかすぎじゃねえ?
石段の幅よりでかいだろ

>>409

1.5mでふ

チュドオオオンッ!!!!

葛木「どうだ!?」



バーサーカー「――――・・・」

葛木「効いてない!?」

イリヤ「アハハ!!無駄無駄!!バーサーカーにそんなの通用しないよ!!」


キャスター「成る程・・・あのバーサーカーは強靭な肉体によるノーガード戦法を得意としているのですね・・・!!」

葛木「ふむ・・・ならば―――」

葛木が動き出す。

キャスター「宗一郎様!?」

葛木「確かにあの肉体は強靭だ。だが狙い所次第ではまだやりようがある」

キャスター「・・・そういうことですわね!!」



イリヤ「なにごちゃごちゃと!!やっちゃえバーサーカー!!」

バーサーカー「――――!!!!」


葛木「行くぞ!!」

キャスター「はい!!」

葛木「ソウルキャノン!!」

ドゥンドゥンドゥン!!!!

ペニスからソウルキャノンを三連射。

ドカアアアンッ!!!!

バーサーカー「―――!!」

ヒットし、大きな爆発と爆風がバーサーカーを襲う。
だがそんなの関係ねえ!!の如くバーサーカーは石段を駆け上がる。

キャスター「くらいなさい!!」

キャスターの魔術。だがバーサーカーはヒットしても何事もなかったかのように突撃する。

バーサーカー「――――!!!!」

バーサーカーの一撃。

キャスター「くぅっ・・・!!」

キャスターは障壁でバーサーカーの攻撃を抑える。

イリヤ「・・・!?」

だがイリヤはここで葛木がいないことに気づいた。
爆風に紛れて姿を隠していたのだ。

イリヤ「あっ!!バーサーカー!!」

葛木「遅い!!」

葛木はバーサーカーの真後ろに着地。

そして―――

葛木「108マシンガン!!!!」

葛木のペニスがバーサーカーのケツを貫いた。

葛木「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

今回は開戦前に抜いてないから絶好調のピストンだった。

バーサーカー「―――――――!!!!」

イリヤ「ば、バーサーカー!?」


葛木「これで終わりだ!!キングダムセイバアアアアアアアアアアアア!!!!」

葛木は108マシンガンの直後にキングダムセイバー(超高高度射精)による突きで、バーサーカーのケツから脳天を貫いた。

バーサーカー「―――――・・・」

バーサーカーは力をなくし石段を転げ落ちた。

イリヤ「バーサーカー!!」

イリヤがバーサーカーに駆け寄る。


葛木「君のサーヴァントは死んだ!!逃がすからこの聖杯戦争から身を退くんだ!!」


イリヤ「・・・バーサーカーが、『死んだ』ですって?」

イリヤはクスクスと笑い出す。

キャスター「そ、そんな・・・」

バーサーカー「――――・・・」

バーサーカーが復活した。

イリヤ「アハハハハッ!!!!無駄よ!!バーサーカーの宝具『十二の試練』がある限りバーサーカーは無敵よ!!!!」


キャスター「『十二の試練』・・・まさかヘラクレス!!??」

イリヤ「そうよぉ・・・しかも一度殺された技には絶対の耐性が付く仕様よ。さあやれバーサーカー!!」


バーサーカー「―――!!」

バーサーカーが斧剣を振る。


葛木「くっ・・・キングダムクロス!!」

キングダムセイバーによる十字斬り。

だが―――

バーサーカー「―――――!!!!」

葛木「何!?」

イリヤ「無駄って言ってるでしょ!!バーサーカーをその変態斬りで殺したならバーサーカーはその殺した刃を記録し絶対の防御にする!!」

葛木「くぅっ・・・」

キャスター「宗一郎様!!」

キャスターが宗一郎の手を握り、バーサーカーの斧剣の斬撃ギリギリの場所にワープする。

キャスター「バーサーカー・・・!!」

葛木「・・・」

考える。キングダムセイバーはもう通用しない。108マシンガンももう見切られている。




葛木「さてあのバーサーカー、どうやってレイプしようか」

葛木は眼鏡を外し投げ捨てた。

キングダムクロスはオリジナル技です。『黒猫』でトレインが使った技を参考にしました。

>さあやれバーサーカー!!

ここは「やっちゃぇバーサーカー!!」だと思うんだ

>>422

今気づいた。気をつけます

葛木「ところでキャスター、あのバーサーカーの『十二の試練』とはなんだ?」

キャスター「一言で言うと十二回別々の方法で殺さないと[ピーーー]ないという宝具です」

葛木「成る程、十二回別々の方法でか。厄介だな」

成る程、ケツにソウルキャノンというのもあるがそれでも倒しきれないか・・・。

葛木「・・・仕方ない。キャスター、撤退だ」

キャスター「分かりました・・・」


イリヤ「逃がさないよ!!やっちゃえバーサーカー!!!!」

バーサーカー「―――――!!!!」


葛木「キャスター!!アレをやるぞ!!!!」

キャスター「はい!!」

キャスターは魔術でペニスを生やし、葛木のケツにぶち込んだ。

キャスターは葛木のペニスを握り照準を合わせる。

葛木「接続完了、ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー始動!!」

キャスター「てぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

ギュイイイインッ!!!!

葛木のペニスから細長いビームが放たれた。

それは迫り来るバーサーカーを押し返し、そのままバーサーカーの心臓を貫いた。

イリヤ「バーサーカー!!」

イリヤが石段を駆け上がるとそこに葛木とキャスターはいなかった。

バーサーカー「―――――!!!!」

バーサーカーが起き上がる。

ここでイリヤは気づいた。

イリヤ「そ、そんなバーサーカーを二回も・・・」

バーサーカーが二回死ぬ、つまり今の葛木とキャスターの夫婦の共同作業『ハイパー・メガ・バーサーカー・ランチャー』は宝具Aランク並の威力があることを示していた。


バーサーカー戦終了。ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーはガンダムEXVSのHi―νガンダムの覚醒技をイメージして下さい。

次回の視点

安価下

1ギルガメッシュ

2桜

3葛木

ギルですね、了解しました~

教会

バケツ仮面「うぃ~ッス」

ギルガメッシュ「お、来たな。お目当てには会えたか?」

バケツ仮面はバケツを外す。

ランサー「おう。あ、これお土産」

ランサーはギルガメッシュにりんごを投げ渡した。

ギルガメッシュ「これは?」

ランサー「帰りに泥棒を捕まえてな。お礼にと貰ったんだ。
あ、後セイバーとそのマスターの家に行って来たぜ」

ギルガメッシュ「なん・・・だと・・・」

ランサー「なんなら明日一緒に行こうぜ」

ギルガメッシュ「そうさせてもらおう」

ランサー「そういやお前、前回も出たんだよな」

ギルガメッシュ「ああ。そしてしっかり受肉した」

ランサー「ならあいつ知ってるか?セイバーのマスター」

ギルガメッシュ「知ってるとも。言峰が覚醒するきっかけとなった人物だからな」

ランサー「いや実はさ―――」

ランサー「―――ってことなんだ。で、明日みんなで整理しようぜ、と」

ギルガメッシュ「ふむ・・・」

ギルガメッシュはおもむろに本棚からファイルとノートを二冊づつ取り出した。

ランサー「これは?」

ギルガメッシュ「10年前の聖杯戦争で言峰が集めたセイバーのマスターの資料だ」

ランサー「へぇ・・・面白そうだな」

ランサーはパラパラとファイルをめくってく。

ランサー「ふーん、『魔術師殺し』ねえ・・・。人ってやっぱ難しいな」

ギルガメッシュ「だから面白いんだろう。
まあハメ撮りに愉悦を感じるのはどうかと思うが」

ランサー「だよなあ・・・。みていて可哀相だったぜ。セイバーも士郎君も。
っとそうだこれを渡すんだった」

ギルガメッシュ「七夜という少年にか?」

ランサー「いんや、電車で会った女の子。色々迷惑かけたからな」

ギルガメッシュ「そうか」

ランサー「じゃ行ってくるぜ~!!」

ランサーは出て行った。

ギルガメッシュ「・・・」

ギルガメッシュ(暇だな・・・)

ギルガメッシュは本棚に資料を戻し他の資料を漁り出した。

ピラ

一枚の写真が落ちた。

ギルガメッシュ「これは・・・」

写真には言峰と女性が赤ちゃんを抱いている写真だった。

ギルガメッシュ「ほぉ・・・。そういえば言峰は結婚していたと言ってな」

興味が沸いたギルガメッシュは本棚から資料を一冊づつ手に取って見ていく。

ギルガメッシュ「当たりか?」

見つけたのはアルバムだった。
アルバムには赤ちゃんの写真が張り付けられていた。

だがギルガメッシュは違和感を覚えた。

ギルガメッシュ(・・・幼女しかいない?)

赤ちゃんの成長記録かと思ったがアルバムには5、6歳程の幼女の写真が大半を占めていた。

そして見つけた・・・

ギルガメッシュ「な、何だこれは・・・!!」

赤ちゃんの股にペニスを押し付けている言峰の写真を―――。







葛木「大丈夫か、キャスター」

キャスター「はい、宗一郎様・・・」

葛木「今日はここで休もう」

キャスター「そうですね・・・」

キャスターは何か言いたげだ。

葛木「・・・一発やるか?」

キャスター「い、いいんですか!?」

キャスターが嬉しそうに笑う。

葛木「そうだ、たまには正常位でやろうか」

キャスター「はい!!」

そしてキャスターはペニスを生やし仰向けで横になっている葛木のケツにペニスを押し込んだ。

ここまで。サテライトキャノンやろうかな

あのハメ撮りって誰が撮影したんだ

>>448

ケリィが持ってる

>>449
ちがう 
マーボーが赤ちゃんに押し付けているところを撮影したのは誰だ
本人が撮影したなら本人の顔は写らない=マーボーが押し付けているとわからないはず
セルフタイマー?

>>453

正直そこまで考えてなかった。
言峰が全裸で上から赤ちゃんとペニスと顔が写るように撮ったと思って下さい・・・。

教会

ギルガメッシュ(そういえば言峰最近出掛けてるな―――)

ギルガメッシュは言峰の行動を振り返る。

ランサー「うぃ~ただいま~!!」

ギルガメッシュ「戻ったか。見ろ、面白い物を見つけたぞ」

ランサー「どら・・・」




ランサー「何だよこれ・・・!!」

ギルガメッシュ「中々興味深いだろう?ほらこれも」

今度は5歳程の女の子を手でまさぐっている写真だった。

ランサー「これは・・・」

ギルガメッシュ「多分言峰だろうな」

ランサー「っ・・・!!」ギリ

歯を噛み締める。

ギルガメッシュ「もしかしたらこの辺の本棚を漁れば他にも何か出て来るかもしれんぞ」

ランサー「へえ、ならば―――」

ランサーは本棚の本を端っこから抜いていく。

ギルガメッシュ「どうするのだ?」

ランサー「片っ端から見てく。まだ何かあるだろ。
言峰レイプしようにも言峰いねーし・・・!!」

本を読みあさるながら呟く。

すると―――

ギルガメッシュ「我も見るか」

ギルガメッシュも別の本棚から本を読みあさっていった―――。

翌朝

ランサー「とりあえずこんな所か」

ギルガメッシュ「もう朝だぞ」

ランサーとギルガメッシュは教会中の教会の本を読みあさり、情報を集めた。

ランサー「にしてもなんだよこりゃ―――――」

ランサーは適当なファイルにあった写真を見る。

10歳にも満たない女の子とのハメ撮り写真だった。

ギルガメッシュ「見ろ、こっちには『処女げっちゅ~wwwwww』って書いてあるぞ。鏡を使って撮影したのか、中々考えるな」

ギルガメッシュの持ってる写真の女の子は股から血が流れていた。

ランサー「言峰、許さねえ・・・!!」

次回再び衛宮家へ。

元ネタは山崎の鬼畜牧師永田(朝鮮人)か?

>>464

いいえ。自分で考えました

初っ端に殺られかけた士郎ェ・・・

ランサー「あいつ普段ちょくちょく出掛けてるけどあんなことしてたのかよ!!」

ギルガメッシュ「本人は教会の仕事とか言ってたがな。我も特に考えはしなかったが写真を見る限りだと売春か?」

ランサー「・・・尾行してみるか?」

ギルガメッシュ「我達は令呪の高速がありから無理だろうな」

ランサー「クソッ・・・!!」

ギルガメッシュ「でももし―――」

ランサー「ん?」

ギルガメッシュ「もしサーヴァント以上のスペックがあるやつなら何とかなるんじゃないか?」

ランサー「サーヴァント以上・・・そうか!!そこで真祖か!!」

ランサーはばっと立ち上がり全裸になった。

ギルガメッシュ「行くのか?」

ランサー「ああ」

ギルガメッシュ「ならせめて着替えろ」

ランサー「おっとそうだった」

ランサーは昨日着ていたスーツを着た。

ランサー「今回は暴れに行く訳じゃないからな」

ギルガメッシュ「後ほら」

ギルガメッシュはランサーに一万円を渡す。

ランサー「ギルガメッシュ、ありがとな」

ギルガメッシュ「気にすんな。写真が本当ならあいつもうはダメだ。我達が言峰のサーヴァントかを審議するのもサーヴァントの役目だ」

ランサー「ああ!!じゃあ行ってくるぜ!!」

三咲町

ランサー「さてどこから捜そうか・・・。
つかこれなら志貴君に呼んでもらった方がいいかな?」

そうと決まれば遠野家に行こう。

ランサー「でもこのまま行くのもあれだな。菓子折りでも買ってくか」

ランサーは近くの店で鳩サブレを購入し遠野家に赴いた。





遠野家

ランサー「・・・」

ピンポン

?「はい」

出て来たのは?

安価下

1琥珀
2翡翠
3志貴
4アルクェイド

1

>>472

了解ッス。今日はここまでにします。衛宮家集合はまた近いうちに・・・。

>>467
正直今まで忘れてました

琥珀「どなたでしょうか?」

ランサー「あ・・・」

なんて言えばいいんだ・・・?

まあここは―――

ランサー「し、志貴君の友達なんですけど志貴君いますか?」

琥珀「・・・」ジー

琥珀(こんな大人びたスーツを着たお兄さんが志貴様の同級生!?あ、怪しい・・・)

ランサー(怪しまれてるな・・・)

ランサー「あ、あのぉ・・・」

琥珀「あ、は、はい!!志貴様ですね!!少々お待ちを!!」

バタン ガチャ

ランサー(鍵閉められた・・・)

琥珀「志貴さん!!志貴さん!!起きて下さい!!」

志貴「ふぁ・・・な、何ですか琥珀さん・・・」

琥珀「志貴さんの友達と名乗る方が来ています」

志貴「ま、マジでっ!?」

琥珀「で、でもその人何か変なんですよ!!」

志貴「変って?」

琥珀「な、なんて言うかこー雰囲気がすっごい大人びててスーツ着てるんですよ!!」

志貴「は、はあ・・・。じゃあとりあえず行って来ます」

琥珀「気をつけて下さい!!志貴さん!!」


志貴「お待たせしまし―――へ」

ランサー「こんにちは、志貴君」

志貴の目の前に爽やかなイケメンがいた。

志貴「だ、誰っ!?」

ランサー「お嬢ちゃんになら一目で見破られたんだが・・・」

志貴「あ、アルクェイドの知り合いですか・・・?」

ランサー「知り合いも何も―――」

俺は志貴の耳元に囁いた

バケツ仮面「俺だよ、俺。『バケツ仮面』だよ」

志貴「」

志貴「え、ば、バケ―――「待ちなあ」

俺は志貴君の口を抑える。

ランサー「後ろに彼女にいるだろ・・・」

志貴「え、あ、あ、そうですね!!」

琥珀「?」

志貴「と、とりあえず上がってよ!!」

ランサー「あ、悪いね。それとこれ、よかったら」

琥珀「は、はい!!わざわざありがとうございます!!」

琥珀さんに鳩サブレを渡した。

志貴 部屋

志貴「琥珀さん、お茶はいいから」

琥珀「あ、あの・・・大丈夫なんですね?」

志貴「うん。有間にいた頃世話になった兄さんだから」

琥珀「そ、そうでしたかー・・・」

琥珀は胸を撫で下ろした。

琥珀「では何かあったら呼んで下さい」

志貴「はい、ありがとうございます」

バタン

志貴「で、あなた本当にあの人なんですか?」

ランサー「ああ。俺がバケツ仮面だ。今はランサーって名乗ってるから呼ぶ時はそっちで頼む」

志貴「分かった。で、何か用か?」

ランサー「ああ、実はアルクェイドちゃんに会いたいんだ」

志貴「あ、アルクェイドにですか?」

ランサー「ああ・・・実はな―――」


ランサー「―――って訳だ」

志貴「何だよそれ怖い・・・」

ランサー「怖いよな。だから俺も言峰が変態じゃないことを証明するためにも是非彼女の力を貸してほしい。どうだ?アルクェイドちゃん」

アルクェイド「やっぱりあなたってただ者じゃないよね」

ずいっと志貴の隣に現れる。

ランサー「そりゃあな」

アルクェイド「まあパパラッチも面白そうだからいいけど。でも助けるのは今回だけだよ?」

ランサー「ああ。分かってる」

ランサー「よし、じゃあ報酬はどうする?」

アルクェイド「報酬?特に欲しいのはないけど・・・。うーんそれなら、貴方について教えてほしいなあ。この時代の人じゃないんでしょう?」

志貴「マジ!?」

ランサー「・・・参ったな、そこまで見破ってんのか」

アルクェイド「そりゃあ真祖だもん!!」

ランサー「分かった、交渉成立だな。じゃあ二日で頼むわ」

アルクェイド「また無茶振りね・・・」

ランサー「―――ってことで帰るわ」

志貴「もう帰るのか。ゆっくりしてけばいいのに」

ランサー「俺も俺で忙しいんだよ。じゃあな」

アルクェイド「また来てねー!!」

志貴「お前が言うな」




ランサー「あ」

門には箒を掃いてる琥珀がいた。

琥珀「またお越し下さい」

ランサー「はい。あ―――」

ランサーは琥珀のペンダントを見る。

ランサー(よかった)

琥珀「どうしました?」

ランサー「あ、いえ、ペンダント似合ってるなって・・・」

琥珀「ふふ、ありがとうございます♪」

ここまで。アルクと琥珀はかわいいですね

教会

ランサー「うっす」

ギルガメッシュ「どうだった?」

ランサー「成功だ。もう時間だしそろそろ行くか?」

ギルガメッシュ「そうだな」

ギルガメッシュは指をパチンと鳴らすと金ぴかの鎧が黒いライダースーツへと変わった。

ランサー「へぇ、それがお前の私服か。中々イカしてんじゃねえか」

ギルガメッシュ「ハハハ、そうだろう?」

ランサー「んじゃ俺も」

俺はスーツを脱ぎ捨て全裸になり頭にバケツを被った。

ギルガメッシュ「・・・やっぱりそれで行くのか?」

バケツ仮面「逆にこれ以外ありえるか?」

ギルガメッシュ「ああ、いや、うん・・・」

バケツ仮面「つかお前もお前もだぜ」

ギルガメッシュ「はあ?」

バケツ仮面「お前、俺の友達として行くのか?」

ギルガメッシュ「何を行っている!?我は常に王としてこの世界にいる!!」

バケツ仮面「だよな。ならそれはちょっとアレなんじゃないか?王だったら王としてのモノをさらけ出せよ」

ギルガメッシュ「む・・・?それもそうだな」

ギルガメッシュは服を鎧に戻した。

バケツ仮面「そっちじゃねーよ。俺が言ってんのはその『 身 体 』だよ」

バケツ仮面「お前も脱げよ」

ギルガメッシュ「ふざけるな!!誰がそんな!!」

バケツ仮面「みっともねえ格好を、てか?その考え方からしてテメエは既に『王』じゃねえんだよ」

ギルガメッシュ「・・・いいだろう。貴様がそう言うのなら全てをさらけ出して見せようではないか!!」

バケツ仮面「その意気だ!!何事は全て何でも触れることからが始まりだぜ!!」

17時 衛宮家

ピンポーン

士郎「セイバー、今手が離せないから代わりに出てくれ」

セイバー「分かりました」

俺は来客用にケーキを焼いていた。今からその盛り付けだ。


玄関

セイバー「はい」

ライダー「こんにちは」

慎二「や、やあセイバー」

桜「は、初めまして・・・間桐桜です」

間桐兄妹はビクビクしている。そりゃそうだ―――

セイバー「セイバーです。以後よろしくお願いします。
で、バケツ仮面。そちらの方は?」

バケツ仮面「よお!!紹介するぜ!!俺の相棒の『ヤカン仮面』だ」

ヤカン仮面「ヤカン仮面だ。よろしくな、セイバー」

全裸にバケツを被った男の隣にヤカンを被ったビキニパンツの男がいたのだから―――。

ここまで。

バケツとヤカン、元ネタ当てられたらすごいと思います

よくわかったな。

せっかくだからネタバレすると次使うのはビーダマンだったりする。

どのビーダマンだよ

コバルトソードか?

>>499

うん。

セイバー「あ、じゃあこちらへ・・・」

慎二・桜「「お邪魔します・・・」」

バケツ仮面「邪魔するぜぇ」

ヤカン仮面「邪魔する」


居間

セイバー「士郎、揃いました」

士郎「おう、こっちも準備でき―――え」

桜「お、お邪魔しま~す」

ヤカン仮面「ヤカン仮面だ。今日はよろしく頼む」

士郎「あ、はい」

士郎「悪いな桜。こんな時まで」

桜「いいですよこれくらい。むしろもっと手伝わせて下さい!!」

士郎「おう!!じゃあティーカップもお願いするわ」

桜「はい!!」


居間

バケツ仮面「あの嬢ちゃん生き生きしてるな」

慎二「そりゃあ桜にとって衛宮は憧れの先輩だからな」

セイバー「士郎は状況に馴染みきれてないだけで基本的にはかなり出来た人間ですからね」

ライダー「そうなんですか?」

慎二を見る。

慎二「何で僕を見る・・・。まあ料理から家事、機械いじりとか色々出来るからなぁ」

ライダー「それに比べて慎二は・・・」

慎二「う、うるさいな!!」

ヤカン仮面「まあいきなりこの状況に馴染めってのも難しい話だろう」

セイバー「ですよね・・・って言うか何で貴方がいるんですか?」

ヤカン仮面「今は王ではなくヤカン仮面としてここに来ている。そっちの話は無しだ」

セイバー「分かりました」

士郎「出来たぞ~」

ヤカン仮面「うーい」



そして―――

士郎「これより倉庫整理の手順を説明します」

士郎はホワイトボードに倉庫の図を書く。

士郎「えー、倉庫はこの道場の地下にあり広さはこのリビングの約二倍の面積があり、時間は結構かかります。なので人数を分けて整理していき何か見つけたら全員で検証します」

セイバー「ですが基本卑猥な物が大半だと思われますのでその手の物が苦手な方は結構キツイと思います。桜、無理しなくていいですからね?」

桜「はい!!大丈夫です!!」

何だっけ?
バトルビーダマンの主人公の必殺技で一旦コバルトソードを後ろに引いてから
一気に突き出すのと同時に撃つことで何故かビー玉が炎を纏って凄まじい破壊力もって放たれる技の名前。
そのくせゼロシステムのただの絞め撃ちに負けた奴。

どうしても名前が思い出せない。

倉庫

士郎「って言うわけで人数分けは・・・」

桜、ライダー、慎二

バケツ、ヤカン仮面

セイバー、士郎

士郎「で、行きます。それじゃあ探索開始ぃっ!!」

セイバー「レディィィィィィィゴオオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」


そして始まった探索。

だが始まって早々に―――


バケツ仮面「漫画見つけたぞ!!」

ヤカン仮面「あ、これ『ToLOVEる』じゃねーか!!すげえwwwwwwしかも全巻三冊づつあるwwwwww」

バケツ仮面達が見つけたのは矢吹先生の『ToLOVEる』だった。

>>511

確かブーストマグナムだったと思う。

ここまでです。
ちなみにコロコロは六年くらい前に買うのをやめています。
確かデュエマで黒城が悪魔神バロムの上に悪魔神バロムを進化させた辺りです。クロスギアが出た辺りですね。
コロッケはレモネードがリゾットに殺されて搭の一部になった辺りで、ビーダマンは変なビー玉が出た辺りで記憶が止まってます。

慎二「にしてもスゲーな・・・」

ライダー「ですね」

桜「あ、何か出て来ました・・・ビデオですかね?」

慎二「あー・・・一番出ちゃいけないのが・・・」

ライダー「・・・桜、場所交換しましょう。これ以上はダメです」

桜「は、はあ・・・」

慎二「衛宮~!!ビデオ見つけたぞ~!!」


士郎「まだあったのかよ!!もう百本越えたてるぞ!!」

慎二「とりあえず落ち着け」

士郎「あ、ああ・・・悪い―――ん?」

ビデオとビデオの間に本?

士郎「これは!?」

セイバー「何かありましたか!?」

セイバーと一緒に全裸組も来る。


士郎「親父の日記帳だわ」

見つけたのは鍵付きの日記帳だった。

士郎「セイバー、こじ開けてくれ」

セイバー「分かりました」

セイバーはそのままブチッと鍵をちぎった。

士郎「じゃあ読むぞ・・・」



19XX年X月X日

色々あって名家のアインツベルンの家に呼ばれた。
何でも聖杯戦争にアイリスフィールという女と参加してほしいとのこと。


士郎「翌日―――」

童貞卒業ラッキー(笑)

バケツ仮面「え、こんだけ?」

セイバー「切嗣ぇ・・・」

ここまで

士郎「続き読むぞ」


もう僕は童貞じゃない!!一人寂しくシコシコしなくていいんだ!!やっぱ童貞捨てるなら処女が一番!!

セイバー「イライラしてきました。ちょっと飛ばしてもらっていいですか?」

士郎「分かってるよ。じゃあこの辺から―――」


イリヤかわいいな。


バケツ仮面「これはまあ普通・・・かな?」


イリヤにキスされた。一発抜いた。


慎二「なんかおかしくね?」

正直アイリもイリヤみたいな体型で作ってほしかった。


ライダー「ロリコン・・・だと?」

桜「き、キモイ・・・」

俺っちのイリヤだぞ

ヤカン仮面「こいつ頭おかしくねえか?」

セイバー「酷すぎる・・・」


もう我慢出来ないぞ


士郎「ここからしばらく飛ぶな・・・」

バケツ仮面「気になるところで・・・」

聖杯戦争が終わった


慎二「飛び過ぎだろwwwwww」

士郎「多分五年くらい飛んだ」

ライダー「もう我慢出来なくなってどうなったんですかねぇ・・・(困惑)」

士郎「続き・・・」


聖杯ってただの呪いの塊だったんだよな。正直ショックだった。

セイバー「は?」


聖杯の泥を浴びた時に聖杯本体と話したけどまさか聖杯が『殺戮を以て願いを叶える』というまさに誰特な物だったなあ。


セイバー「う、嘘・・・だろ」

ライダー「これは酷い」

士郎「セイバー、やめるか?」

セイバー「・・・続けて下さい」

士郎「分かった―――」


最近身体が思うように動かない。確かに聖杯の中でイリヤが出て来たからムラムラして押し倒してベロチューしたけどそれで「呪ってやる」はねーだろ。

バケツ仮面「半端ねーな」

士郎「あ、ページ最後だ」

ヤカン仮面「気になるぞ、続けてくれ」



身体がほとんど動かない。もう一年も生きていられないだろう。聖杯を持ち帰らず自身の欲望を叶えようとした罰があたったんだ。あ、そういえばセイバーの鞘って今士郎の中にあるんだよな。あの世でも元気にやってるだろうか。



士郎「あ、ブックカバーの裏に何かある―――」


僕が聖杯で叶える夢は幼女によるロリハーレム世界の創造だ。

士郎「だってよ」

セイバー「ただの変態じゃないですか!!あいつあんな戦い方しておきながらそんなこと考えてたんですか!?」

バケツ仮面「ちょっと落ち着けって」

セイバー「もうやだ・・・」

ライダー「セイバー、士郎君の中にある鞘とやらはいいんですか?」

セイバー「あ、そうでした。ちょっと失礼します―――」

セイバーが俺の胸に触れると胸から金色の鞘が出て来た。

桜「綺麗・・・」

セイバー「触ってみますか?癒しの鞘なんで怪我とか治りますよ」

桜「で、では少し・・・」

桜は鞘をぎゅっと掴んだ。

すると――――

桜「あああああ!!!!」

桜が苦しそうな声を上げた。

セイバー「えっ、ちょっ・・・ええええ!!??」

ライダー「セイバー!!桜に何を!?」

セイバー「し、知りませんよ!!」

バケツ仮面「待て!!桜ちゃんを見るんだ!!!!」

士郎・慎二「「あ!!」」

よく見ると桜の髪の色が少しづつ黒く染まっていっていた。

桜「う゛っ・・・お゙え゙え゙!!!!」

何かを吐き出した。

士郎「ひ、ひいいっ!!むむ蟲ィィィ!!!!」

そう、吐き出したのは蟲だった。

桜「み、見ないでぇ・・・」

ライダー「あっ!!」

ライダーは気づいた。

ライダー「男性陣は出て行って下さい!!早く!!」

ヤカン仮面「あ、ああ」

バケツ仮面「行くぞ坊主!!」

慎二「は、はいぃ!!」

士郎「あれ桜―――」

セイバー「オラアアアア!!!!」

士郎「マソップ!!??」

俺達は外に出された。出る直前何かを見た気がしたが思い出せない。



一方

桜「おえっ・・・」

吐き出された蟲は地面に着く度に浄化されていく。

セイバー「これは、もしかして刻印虫ですか・・・!?」

ライダー「桜の身体は刻印虫無しでは生きていけない身体だった・・・」

セイバー「それでも私の鞘がそれを治癒した、と?」


桜「ライダー・・・」

ライダー「桜!!大丈夫ですか!?」

桜「うん!!なんかすごく気分がいい!!」



慎二「―――桜の身体は・・・マキリの属性である『水』を無理矢理付加させられてたんだ・・・」

バケツ仮面「それって空を飛ぶ鳥が無理矢理泳ぐのと同じだぞ!!何やってんだそのクソジジイ!!!!」

ヤカン仮面「で、セイバーの治癒の鞘がそれを癒したってことか」

士郎「じゃあ髪とかが黒くなってたけど・・・」

バケツ仮面「それが本来の桜ちゃんってことだな」

ガチャン

慎二「桜、大丈夫なのか?」

出て来た桜は髪が黒く染まっていた。これが本来の桜だ。

桜「大丈夫ですよ。兄さん」

慎二「そ、そっか。よかった」

セイバー「桜の中の刻印虫は全て浄化されました。今の桜はちょっと魔術回路がある女の子です」

ライダー「桜、もうあの翁に縛られることはありません」

桜「うん」

バケツ仮面「なあ慎二、そのクソジジイは家にいるんだよな?」

慎二「あ、ああ」

士郎「ど、どうするつもりだ?」


バケツ仮面「決まってんだろ――――」























バケツ仮面「―――レイプしに行くんだよ」

ここまで。次回、葛木再び

バケツ仮面「慎二君、桜ちゃん。いいかな?」

慎二「い、いいぞ・・・。元々あのジジイのせいで父さんも叔父さんも死んだようなもんだし・・・」

桜「わ、私からもお願いします・・・。力のない私達の代わりに・・・」

バケツ仮面「それを聞けて安心した。じゃあちょっくら行ってくるぜ!!」

バケツ仮面は間桐家へと走り出した。

間桐家

ジジイ「ぐぅ・・・まさかこんなこと――――誰だ!!」

バケツ仮面「俺だ」

ジジイ「貴様、何者だ!!」

バケツ仮面「バケツ仮面だ。慎二君と桜ちゃんの代わりに一発ヤリに来たぜ」

ジジイ「ふん・・・桜がああなった以上ワシももう長くない・・・好きにしろ」

バケツ仮面「言ったな。じゃあお構いなく―――」

瞬間、バケツ仮面はジジイに背後に回り込みペニスをケツ穴に突っ込んだ。

ジジイ「はがっ・・・!!貴様・・・一体何をするつもりだ・・・」

バケツ仮面「何をってそりゃあ―――」

そのまま腰を掴み、


















バケツ仮面「―――――気持ちいいことだよ」

パンパンパン!!

ジジイ「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」パンパン

バケツ仮面「ほらほらほらぁ!!!!」

バケツ仮面は一突き一突き確実に撃ち込んでいく。

ジジイ「アッアッアン・・・///」


バケツ仮面「いい声になってきたじゃねーか!!そらっイクぞ!!」パンパン

ジジイ「ンーーンーー!!!!」パンパン


バケツ仮面「フィニィィィィィィィィィィィィィィィッッッッッッッシュ!!!!」

ドビュルルルルル!!ドビュン!!ドピュルルル!!ビュッー!!ビュッー!!ドビュルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッ!!!!



ジジイ「ア゙ア゙ッッッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

バケツ仮面「ヒィィィィィィィィィィィィィィッッッッッッツエンドゥッ!!!!」

ドッピュッッッッッッン!!!!

ジジイ「あ・・・がは・・・」ピクピク

ジジイは今の一撃で朽ち果てた。

バケツ仮面「安らかに眠りな。さて――――」

バケツ仮面は目の前にあるモノをじっと見ると紅い槍を出す。

バケツ仮面「悪いな。生憎だがコイツの実体を知っちまったからにはコレをこのままにはしておけねぇ・・・」

バケツ仮面はバケツを外し―――



ランサー「その聖杯、破壊させてもらうぜ!!!!」

今度こそここまで。

>>562
何言ってんだろうと思ってググってみたらそう言うことか。
そしてそのせいで、ここの我様が全身黒タイツの股間もっこりヤカン野郎になった。
そしてバケツ仮面とあの二人技をするとこまで想像した。

>>563

言い方が悪かったです。ヤカンは『全裸』にビキニパンツとヤカンです。

衛宮家

バケツ仮面「ただいまー」

ヤカン仮面「来たな。どうだった?」

バケツ仮面「たまにはジジイもいいな」

慎二「ほ、ホントにヤッちまったのかよ・・・」

バケツ仮面「ああ、いい締まりだったぜ♂」

セイバー「お、おう・・・」

それから―――


バケツ仮面「さて、そろそろ帰るか」

ヤカン仮面「そうだな」

慎二「もう9時か・・・」

桜「私達もそろそろ」

ライダー「ご飯美味しかったです」

士郎「ああ、また来てくれよな」

セイバー「皆さん気をつけて」


バケツ仮面「あ、そうそう。みんなキャスターには気をつけろよ」

セイバー「キャスターですか?」

バケツ仮面「正確にはマスターの方だけどな」

ライダー「分かりました。忠告ありがとうございます」

衛宮家を出て数分後

バケツ仮面「いやー飯美味かったな」

ヤカン仮面「たまには庶民の料理もいいな」

バケツ仮面「まあ飯もよかったけどやっぱみんなで食うと更に美味くなる」

ヤカン仮面「・・・そうだな」





葛木「チャージ完了・・・」

キャスター「ターゲット、ロック―――」

キャスターは葛木のペニスを握りしめ―――

キャスター「狙い撃つ!!」

ここまで。

多分このスレで完結するのは難しいと思います。なので切りのいい所で一旦終わらせます。

ヤカン仮面「おい」

バケツ仮面「ああ」

二人はサッと何かを回避する。

ヤカン仮面「何だこれは」

地面をえぐったのは見覚えのある白い液体―――

バケツ仮面「こりゃあ・・・精子だな」

そう。精子を凝縮し、スナイパーライフルのように狙撃したのだ。

パァン!!

更に一発。

ヤカン仮面「・・・」

ヤカン仮面は身体を逸らし弾丸を回避する。

バケツ仮面「この攻撃方法・・・まさか―――」

ギルガメッシュ「そろそろ出て来い雑種!!」

鎧を装備し一喝した。

すると―――



バケツ仮面「やっぱりお前だったか―――」

葛木「・・・」

バケツ仮面「葛木!!」

葛木「・・・久しぶりだな。って昨日会ったばかりか・・・」

バケツ仮面「これはどういうつもりだ?」

葛木「この程度の不意打ち、お前にとってはウォーミングアップにもならないんじゃないか?」

バケツ仮面「まあそうだな」

ギルガメッシュ「貴様・・・サーヴァントか?」

葛木「いや、私はサーヴァントではない」

キャスター「私がサーヴァント・・・キャスター。あなたは?」

ギルガメッシュ「我は英雄王ギルガメッシュ!!覚えておくがいい―――」

ギルガメッシュは剣を両手に三本づつ持ち、

ギルガメッシュ「―――雑種!!」

キャスターに目掛けて投げた。

キャスター「きゃあ!!」

葛木「・・・」

瞬間、葛木がキャスターの前に立ちその拳でギルガメッシュの剣を叩き落とした。

ギルガメッシュ「ほう・・・人間の癖にやるではないか」

葛木「生憎これしか取り柄がなくてな。キャスター、下がれ」

キャスター「はい」

ギルガメッシュ「サーヴァントを下がらせるとは。何を考えている?」

葛木「私はランサー、お前と一対一で戦いたい」

バケツ仮面「リベンジって訳か」

葛木「ああ。なんなら英雄王・・・もしくは二人とも相手にしてもいいぞ?もっともそれなら相応の手段を取るがな」

バケツ仮面「ほお、ならば―――」

安価下 前半戦

葛木の相手は?

1ランサー

2ギルガメッシュ

バケツ仮面はバケツを外した。

ランサー「―――俺が相手するしかねえよな」

ギルガメッシュ「では、我は高見の見物と行こうか」

ランサー「ああ。手出しは無用だぜ」

ギルガメッシュ「分かってるさ」


葛木「ランサー、感謝する」

ランサー「へっ売られた喧嘩は買う主義でな」

槍を抜く。

葛木「フッ・・・そうか。では―――」

葛木はズボンのチャックを開けペニスをポロンと出し、眼鏡を上に投げた。

葛木「―――行くぞランサー!!」

ランサー「来やがれ、葛木!!」

眼鏡の着地と同時に二人は動き出した。

ここまでです。正直葛木のネタがなかったらここまで行かなかった気がします

一斉に動き出した二人。先に仕掛けたのは葛木だった。

葛木「ソウルキャノン!!」

ドゥンドゥン!!

白い球体を二発、ランサーに撃つ。

ランサー「おっと!!」

ランサーはジャンプしソウルキャノンを回避する。

だが―――

グイィィィン!!

ランサー「っ・・・追尾型かよ!!」

ソウルキャノンが急カーブする。

諦めたランサーは槍で二発のソウルキャノンを切り払う。

瞬間―――

チュドオオオオンッッッッ!!!!

爆発する。

ランサー「オオオラアアアアアアアアアアアア!!!!」

だがランサーはそんなのお構いなくソウルキャノンを破って切り掛かって来た。

ランサーはソウルキャノンがヒットする直前にルーンの魔術で爆発を回避したのだ。

葛木「おのれぇ・・・キングダムセイバー!!!!」

ランサー「おっと!!」

周囲に広く放てるキングダムセイバーは迎撃には打ってつけだった。

よってランサーは回避に専念せざるを選なくなる。

ランサー「へっ・・・危な―――ぐぅっ!?」

何かがランサーの肩を掠る。

肩の傷からツーと血が流れ出す。

そう、これが対ランサー用に編み出した『技』―――




葛木「スペルマスナイパーライフル」

葛木は疑問に感じた。

『なぜ掠ったのか』を。

それはランサーの保有スキル『矢避けの加護』によるモノだった。
このスキルによりランサーに対する射撃武装の命中率は下がっていたのだ。

ランサー(保有スキルがあったからよかったものの葛木は完全に射撃戦で行こうとしている・・・)

葛木「行くぞ!!ソウルキャノン!!」

ソウルキャノンを撃つ。

ランサーは回避しようとするもそれは足元で落下し、爆発させた。

ボオオン!!!!

ランサー「目眩ましか!!」

ランサーは前方にルーンの魔術によるガードを行う。

が、葛木はそれを見抜いていた―――


葛木「狙い撃つ!!」

スペルマスナイパーライフルを撃つ。

弾丸はランサーを通り過ぎ、その後ろの電柱を跳ねランサーの肩を貫いた。

ここまで。次回、葛木が進化します

ランサー「ぐあっ・・・!!」

葛木「ソウルキャノン!!」

ドゥンドゥンドゥン!!!!

ランサーはジャンプで回避する。

だが―――

葛木「狙い撃つぜ!!」

ランサーの着地の瞬間を狙って確実にスペルマスナイパーライフルを当てていく。

矢避けの加護のおかげで大半はかすり傷で済んでいるが・・・

ランサー(さすがにこのまま行くとヤバイな・・・でも――――)

ランサーは少しずつ葛木の攻撃のパターンと性質を理解しつつあった。

まずスペルマスナイパーライフルには一発撃つのにチャージ時間がいること。

基本葛木はこのチャージ時間と隙を作るためにソウルキャノンを撃っている。ソウルキャノンでランサーを倒そうとは考えていない。

隙を作るために撃ったソウルキャノンをガードすれば本命のスペルマスナイパーライフルを当てろと言ってるようなものだ。

ランサー「ならば―――」

走り出す。

ランサー「突撃あるのみだぜぇ!!!!」


葛木「っ・・・ソウルキャノン!!」

ドゥン!!

ソウルキャノンを一発だけ撃つ。

ランサー「しゃらくせぇ!!」

ランサーは近くの石を拾い、ソウルキャノンに投げるとソウルキャノンは爆発する。

ソウルキャノンには強みであり弱みである点がある。それはソウルキャノン自体に何かが触れるとその瞬間に爆発してしまうことだ。

たとえそれがそこら辺の石でも。

葛木はこの性質を利用し目眩ましに使いその隙にスペルマスナイパーライフルで狙撃する、という戦術を取っていた。

葛木(気づかれたか・・・。ランサーに接近されてはこちらに勝機はない・・・!!)

一回目の戦闘で葛木は接近戦ではランサーに勝てないことを学んだ。

だからわざわざ相手の土俵で戦う必要はない、と考えた。

葛木(このままでは接近される!!)

ソウルキャノンは四秒に三発しか撃てない。

今ので一発。リロード完了まで残り3秒――――

ランサー「オラアアアア!!!!」

ランサーはギリギリの間合いで槍を横に振る。

葛木はブリッジの体制をとり横薙ぎを回避しソウルキャノンを一発打ち込む。

残り2秒。

ランサー「甘いぜ!!」

葛木のソウルキャノンを真上にジャンプし回避。

そこから槍を突き立て、ブリッジ中の葛木の腹を狙う。

葛木「こ、こんなことが・・・!!」

ここで最後のソウルキャノン。次にソウルキャノンを撃てるのは2秒後となった。

ランサー「おおお!!!!」

ランサーは槍をソウルキャノンに投げた。

1秒



ソウルキャノンは槍に反応し爆発。

葛木(視界が・・・!!)

爆風で視界が遮られる。瞬間―――

ランサー「そこだ!!」

ランサーが爆風の中から踵落としを放つ。

葛木はバック転で回避し拳を打ち込み牽制する。

だがランサーは徒手空拳も扱える。よって―――

ランサー「甘いぜ!!」

葛木の腕を掴み、引き寄せた。

葛木(この時を待っていた――――!!!!)

ソウルキャノンのリロードが終わった―――

葛木「私の勝ちだ!!108セイバー!!!!」

葛木はそのまま引き寄せられ0距離で、108発の突きとキングダムセイバーによる超高高度射精を同時に撃ち出した。

だが―――

ランサー「まだまだだな」

それすらも読んでいた。

ランサーは引き寄せたまま葛木の側面に回り込んだ。

葛木「ランサアアアア!!!!」

108セイバーを中断しソウルキャノンを撃ち出すが、ランサーの拳が葛木の脇腹を捕らえていた。

葛木「ぐふっ・・・」




ギルガメッシュ「決まったな」

キャスター「宗一郎様!!」

ギルガメッシュ「おっと手を出すなよ?」

キャスター「・・・分かってます。それに宗一郎様はまだ諦めてないようですわよ」

葛木「うおおお!!」

拳を振る。

ランサー「おっと」

咄嗟に回避し、槍を拾う。

ランサー「葛木!!決着はもう着いた!!もうやめろ!!」

葛木「まだだ・・・!!まだ終わって・・・―――ない!!」

その瞬間、葛木の筋肉が膨れ上がりスーツがビリビリに破れた。

葛木「オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

筋肉は更に膨れ上がりドラゴンボールのブロリーをイメージさせる体格になった。

ランサー「葛木・・・お前・・・」


葛木「はあああああ!!!!」

葛木の髪が背中に届くくらいまで伸び、額からビーダマンのコバルトブレードよろしくの角が生えた。

そして―――




葛木「さあランサー・・・第二ラウンドと行こうじゃないか」

ランサー「マジかよ・・・!!」

槍を構える。

葛木「行くぞ!!」

葛木はチコリータがハッパカッターを放つ要領で頭を振り、額のブレードを飛ばした。

ここまで。この戦闘で区切りを着けます。

個人的に皆さんの意見をお聞かせ下さい。
続編でオリジナルの宝具を出そうと考えていますがどうでしょうか?

ランサー「こんなもの!!」

ランサーは槍でブレードを払う。

ランサー「っ・・・何ぃ!?」

だがこのブレード、見た目に反して重い。

ランサーは力に耐え切れず、吹き飛ばされた。

ランサー「くそっ!!」

体制を立て直す。

ブレードはそのまま葛木の頭に戻る。

葛木「どうだランサー。これが私の新たな力だ」

ランサー「へっ・・・たいしたこたぁねーな!!」

槍を握り走り出す。

葛木「減らず口を!!」

葛木はうんっと頷くとブレードが真っ直ぐと射出される。

ランサー「甘い!!」

ランサーはギリギリで回避。

だが―――

ヒュン!!

ブレードは向きを変え、ランサーに襲い掛かる。

ランサー「やっぱり追尾型かよ!!」

槍で再び弾く。

だが、ブレードは引き下がることなくランサーに襲い掛かる。

ランサー(んだこいつは・・・。ブレードの軌道が剣士のソレじゃねえか!!)
この時葛木は一切動かず、ただブレードの様子を見ていた。


ランサー(にしても何故葛木は動かない?いや、これは動けないのか?)

ランサーはブレードを相手にしながら考える。

葛木(ランサー、やはり感づいたか。確かにコバルトブレードは分離中に一定距離以上離れると自身が動くことは出来なくなる。だが―――)



ランサー「てやああ!!!!」

ブレードを振り払おうとするが、空振り葛木の頭に戻っていく。

葛木(ブレードが一定距離に入ってしまえば私自身も動けるのだよ!!)

葛木が動き出す。

ランサー「くっ!!」

ランサー(分離中も動けんのかよ!!)

読みが外れ、ランサーに焦りが出る。

頭にブレードが戻ると葛木の速度が上がった。

ランサー「は、早い―――がはっ!!」

脇腹に拳がめり込む。

葛木「ふん!!」

葛木はランサーの頭を掴み、電柱に投げ付けた。

ランサー「がふっ・・・」

葛木「もう終わりか、ランサー」

ランサー「まだまだあ・・・」

ゆっくりと立ち上がり、砂埃を払う。

葛木「そうだな。こんな簡単に終わってはつまらないからな!!」

ギュン!!

葛木はランサーの目の前まで接近し、頭のブレードでランサーに切り掛かる。

ランサー「おおお!!」

ブレードを払い、槍でカウンター。

葛木はステップで距離を開けるがランサーはそこを絶好のチャンスと考え、踏み込む。

ランサー「うおおお!!!!」

隙を与えないように突きをひたすら連打する。

だが葛木も負けない。頭部のブレードで一発一発を確実に捌いていく。

そして―――

葛木「はあ!!」

槍を逸らし、ボディブローを叩き込む。

ランサー「ぐうぅ・・・!!」

槍でガードする。が、力敵わず吹き飛ばされるがその瞬間ランサーが葛木の真後ろに回り込んでいた。

葛木「何ぃ・・・!!」

ランサー「貴様のアナル、貰い受ける!!刺し穿つ死尻の槍!!!!」

これが本来の『刺し穿つ死棘の槍』をアレンジし、対象の背後に回り「ケツを突く」という結果を作るランサー独自の必殺技、『刺し穿つ死尻の槍』だ。

だが当然弱点もある――――
























葛木「なぁ~んてね」

ランサー「なん・・・だと?」

ランサーのペニスを葛木のケツが白刃取りしていたのだ。

次回で最終回になります。

刺し穿つ死尻の槍には当然弱点もあった。

一つは女性には使用できず、男性にしか使えないこと。

もう一つは、この技はあくまで『ケツを突く』というモーションまでの結果を作る技であり、突き刺すところからは技の範囲から外れる。

刺し穿つ死棘の槍で例えると、発動から目の前まで移動して心臓を突き刺すところまでがこの技だが、こっちは突き刺すまでではなく槍で心臓を突くまでの結果を作れても突き刺すまでの結果からは外れてしまうのだ。

ゆえに達人は―――

葛木「貴様がこれで決着を着けてくるのを読んでたぞ」

ランサー「ぐっ・・・」

ランサー(やべえ・・・チンコが抜けねえ・・・)

先っぽしか入ってないにも関わらず、ケツからペニスを抜こうにも葛木の力が強く、抜けない。

ランサー「こ、こうなったら―――」

槍を握る。だが―――

葛木「ふん!!」

葛木がケツを引き締めて来た。

ランサー「ぐあああああ!!!!」

痛みに耐えられず槍を落としてしまった。

葛木「今だ」

葛木はケツにペニスを挟んだままケツの力でランサーを投げ飛ばした。

ランサー「ぐうっ・・・」

投げ飛ばした直後、葛木が追撃を仕掛ける。

葛木「はあああああ!!」

二十年掛けて極めた蛇の拳を叩き込む。

ランサー「がああっ・・・!!」

ランサーの体力は限界を迎えつつあった。

ランサー(ダメだ・・・力が入らねえ・・・俺は・・・もう―――)

走馬灯のように時間がゆっくり進むのを身に、感じていた。

ランサー(何だかんだで現世は楽しかったな・・・。俺が死んだらアルクに頼んだ仕事とかどうなるんだ・・・それに琥珀さんからの手紙も―――)

ランサーはふと遠野邸でアルクェイドから貰った琥珀からの手紙からを思い出した。



回想

遠野邸

アルクェイド「あ、そうそう。これ」

アルクェイドがランサーに手紙を渡す。

ランサー「何だこれ」

志貴「琥珀さんからの手紙だよ」

ランサー「お、これは嬉しいな。後で読むわ」

ランサー(手紙・・・まだ読んでなかったな・・・後ペンダント―――)

琥珀にプレゼントしたペンダントの効果は、琥珀がピンチの時にペンダントに「助けて」と言うことで自身がその場に現れる、という物だった。

ランサー(そうだ・・・!!俺はまだ、何も成し遂げちゃいないじゃねえか・・・!!)

琥珀の手紙、言峰の悪行・・・。

俺は―――



ランサー「まだ死んじゃいねえ!!!!」

ホモがノンケになる~

葛木「何!?」

ランサーは葛木の拳を掴み、地面に叩き着けるように投げ飛ばした。

葛木「くっ・・・」

葛木は体制を立て直し、着地した。

ランサー「葛木!!これで最後にしようぜ!!俺は次に全てを賭ける!!」

ランサーは槍を構えた。

葛木「いいだろう・・・!!受けてたつ!!」

ランサー「いくぞ!!」

ランサーは助走を着けて大きくジャンプし―――


ランサー「刺し穿つ死翔の槍!!!!」

槍を投げた。

しばし休憩

なに?琥珀さんとのフラグ立ってんの?

>>629
ホモです

>>632
覚醒シーンが言峰だけっていうのもアレだったんで・・・。後、VSメルブラ勢との伏線

ランサーによって放たれた槍は、直線を描いて葛木を襲う。

葛木「おおおおおおおおおおおお!!!!!!」

真っ正面からランサーの一撃を頭部ブレードで迎え撃つ。


ランサー「やっぱりな・・・」

勢いは葛木の方が勝っていた。

槍は徐々に押されていく。

葛木「私の勝ちだランサー!!」


葛木は勝利を核心した。その時――――


ランサー「だが残念―――」

ランサーは槍を握っていた。

葛木「何をするつもりだ!!」

ランサー「このままじゃ押し切られるからな、もう一手間加えるのさ」

一つの宝具の発動中に同じ宝具は発動出来ない。

だから―――

ランサー「―――刺し穿つ死棘の槍」

刺し穿つ死翔の槍に刺し穿つ死棘の槍を重ねた。

ギイィィィィン!!!!

二重の魔槍が葛木を押し始めた。

葛木「そ、そんな馬鹿な・・・!!」

ランサー「俺はまだやらねばならないことがある。悪いがまだ負ける訳には行かないんだああああああああ!!!!」

葛木「こんなことがああああ!!」

ギチギチ

ブレードが少しずつ音をあげる。

ランサー「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

葛木「ぐおおおおおおおおおおおおおおお己ランサアアアアアアアアああああああああああああ!!!!」

ブレードが限界に達し、砕けた。

ブレードが破壊されたことで葛木の体格が元に戻った。

ランサー「葛木」

チャキ、と槍を葛木に向ける。

葛木「私の・・・敗北か」

ランサー「ああ」

葛木「この場で見逃すつもりは?」

ランサー「ないな。悪いが今ここで逃したら後々面倒になりそうだからな」

葛木「そうか・・・では、とどめを刺せ」

ランサー「ああ―――」

ランサーは槍で葛木の心臓を突き刺した。

が、

ランサー「っ・・・消えた?いや―――」

葛木はキャスターのところにいた。

葛木「また会おうランサー!!次は私が勝つ!!キャスター」

キャスター「はい。行きましょう、宗一郎様」

キャスターの転移魔術で二人は消えた。

ランサー「葛木・・・!!」

ギルガメッシュ「惜しかったな」

ランサー「けっ・・・」

ギルガメッシュ「ふむ・・・にしてもあの男、宗一郎と言ったか。もしかしたらこの聖杯戦争1番の脅威になるかもしれないな」

ランサー「だろうな・・・。葛木のあの姿。もしかしたらまだ進化の途中なんだろうな。アレ以上強くなられたら正直難しいぞ」

ギルガメッシュ「まあとりあえず積もる話は帰ってからだ」

ランサー「だな。言峰レイプの計画も立てなきゃいけねーしな」

ギルガメッシュ「ははは。まあ我は傍観してるよ」

ランサー「何言っていんだ」

ギルガメッシュ「ひょ?」























ランサー「お前も一緒にレイプすんだよ。言峰を」

士郎「俺の心は硝子なんだよ」 完

第一部終了。質問あったらどうぞ。明日簡単にエピローグと予告書いてHTML化します。

一言言うと正直こんなことになると思わなかった。最初は前作みたく士郎がニートになる話だったのにどうしとこうなった。

次回のスレタイは

セイバー「ガーベラ・ストレートオオオッ!!」

で、行く予定です。

先生はコバルトブレードに沿って進化するの?

>>644

先生の進化にはちゃんと元ネタあります。ビーダマンではないけど。

今の段階で正解分かったらかなりすごいです。

ちなみに葛木は後3回進化します

エピローグ

教会

ランサー「ただいま~」

言峰「・・・」

ギルガメッシュ「お、久しぶりだな言峰」

言峰「どこに行っていたお前ら。それにランサーのその傷は何だ」

ギルガメッシュ「ランサーとエキサイティングしていたらキャスターとそのマスターに遭遇してな」

ランサー「一発バトったらこのざまさ」

ギルガメッシュ「我からも言うとかなり強かったぞ」

言峰「お前が言うならそうなんだろうが・・・」

ランサー「それはそうとお前―――」

言峰「え・・・」

ランサーは言峰の股間を掴み、モミモミと揉みしだいた。

ランサー「お前、セックスしただろ」

言峰「な、何を言ってるんだ!?」

ランサー「だから俺とギルガメッシュが全力で戦ってる間お前はどっかで射精してたろって言ってんだよ」

ランサー「俺にはチンコ一回揉めば射精したかが分かるんだよ」

言峰「え、えと・・・」

ランサー「ほら、どうなんだ?ん?」

ランサーは言峰のチンコを更に力強く揉む。

言峰「ま、まずは離―――ランサー「だが断る」

ランサーの愛撫により言峰のペニスが大きくなる。

言峰「あ、あああ・・・」

ギルガメッシュ「ちょwwwwww」

言峰「や、やめろ!!」

コオオ

ランサー「おっと。おいおい、こんなんで令呪使うなよ」

言峰「くうぅ・・・貴様っ!!」

ランサー「まあアレだ。そのうちレイプしちまうかもしれねーから気をつけろよ」

ランサーは言峰の肩をポンと叩くと服を脱いで地下に戻った。

バゼットから奪取したときに一画
聖杯戦争開始直後に偵察任務で一画
今ので一画

…あれ
三画使用したからもうランサー縛れなくね?

流桐寺

葛木「ぐぅう・・・少しきついな・・・」

キャスター「宗一郎様・・・!!」

葛木「キャスター・・・すまない。私の我が儘で迷惑をかけた・・・」

キャスター「そんなことありません!!今の宗一郎様ならセイバーでも倒せるはずです!!」

葛木「確かに私にはまだ進化できる―――」

キャスター「でもこれ以上は・・・」

キャスターは葛木の起源であり『進化』を解放することで葛木を進化させていた。

葛木「いや・・・私の進化は経験を積むことで更なる力を得る・・・。私はさっきの戦闘で新たに進化した」

キャスター「ほ、本当ですか!?」

葛木「ああ。これならあのギルガメッシュにも勝てるだろう―――」



























葛木(この『ファーストイシュー グラディエーターモード』があればな・・・)

>>655

父親から受け継いだ預託令呪を使ったってことでお願いします。

次回予告 (CVファンタズムーン)

セイバー達の前に新たな進化を遂げた葛木が立ちはだかる!!

セイバーとライダーは協力して戦うもセイバーは葛木に右腕を切断され、ライダーはキャスターに令呪を奪われるはで大ピンチ!!

みんなどうなっちゃうの!?

一方ランサーとギルガメッシュはバケツ、ヤカン仮面として二人で言峰をゴッド覚醒技の如くダブルヒートエンドしちゃうの!!!!

次回 セイバー「ガーベラ・ストレートォッ!!」

お楽しみに!!

分かる人には分かる葛木の進化ネタ。

次スレは来週の模試が終わってから立てます。本当はこのまま続けたかったのですが模試が近いのでしばらく勉強に専念します。申し訳ありません。

元ネタ分かる人がいて嬉しい

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