京太郎「あったかい旅行」(630)

初スレ立てです 

とりあえず京ちゃんが阿知賀の人と知り合う話の予定をば書いて行きますがどうなることやら



※書くのが遅いので非常にスローペースになるかと




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1344950111




京太郎「奈良って初めて来たけど昨日行った京都に比べると落ち着いた感じがするな」

咲「やっぱり中学の修学旅行と言えば京都・奈良が定番なのかな」

京太郎「それに大阪が足されてる所もあるらしいぞ」

咲「ふぇー 食い倒れの旅になるのかな? 大阪って美味しいもの多そうだし」

京太郎「USJとかもあるしな」

京太郎「それはともかく、奈良って言ったらやっぱり奈良の大仏だよな」

咲「シカがいっぱいいるんだよね」

京太郎「らしいな、何匹くらいいるんだろ?」

咲「可愛いだろうねー」

京太郎「シカ煎餅買ってみるか? なぁ咲――って」

「」

京太郎「あれ!? あいつどこいった!?」



――奈良街中――

咲「京ちゃんとはぐれちゃった……」

咲「ここどこー?」

咲「うぅ きょうちゃーん……」

咲「誰かに道を聞いた方がいいかな?」

咲「でも誰に聞こう……」

咲「えっとえっと」

咲「あ、あの人優しそうだよ」

咲「あのう、すみません ここって」

???「え?」








咲「すいません道案内までしてもらっちゃって」

???「全然いいよぉ 丁度用事も終わったところだったしね」

???「それにしても道を教えてあげた後逆方向に歩き出したときはびっくりしちゃった」フフフ

咲「うっ スミマセン……」

???「あ、怒ってないよ ちょっとびっくりしただけだから」

咲「うぅ///」

???「さて、そろそろ言ってた場所だよ」

オーイ サキー

咲「京ちゃん!」



京太郎「いたいた、やっと見つけたぞこのやろう」

咲「うっ その……ごめんね?」

京太郎「まったくだ、こんな知らない場所で迷子とかマジで勘弁してくれよ」ハァ

咲「うぅう///」

京太郎「ところでそちらの方は?」

咲「あ! そうだった」

咲「迷子になってた私をここまで連れて来てくれた松実宥さんだよ」

京太郎「そうだったんですか、このおばかがお世話に…あ、俺は須賀京太郎って言います」

宥「よろしくね、私も丁度用事が終わって時間あったし気にしなくていいよ」

京太郎「そうは言っても……」


京太郎「そうだ! もうすぐお昼ですが良ければご一緒しませんか? お礼に奢りますよ」

宥「そんな お礼なんていいよぉ」

京太郎「遠慮しないでください、このおばかをつれて来てくれたお礼がしたいですし」

咲「京ちゃんひどい……」

咲「それはさておき私もお礼がしたいですし……ごはん、ダメですか?」

宥「うっ」

宥「さすがに年下の子に奢ってもらうのは悪いし……、一緒にご飯ってだけなら」

咲「!!」パァッ

京太郎「それだと全然お礼にならないけど、いいんですか?」

宥「うん、時間もあって暇してる所だったし 一緒にご飯食べたら楽しいだろうなーって思ったんだ」

宥「だから私と一緒にご飯を食べてくれるっていうのがお礼って事で……どうかな?」

咲「全然いいです!」

京太郎「むしろこちらからお願いします!」

宥「ふふっ じゃあどこで食べようか?」

咲「えっとえっと」

京太郎「ガイドブックどこにやったっけ」ゴソゴソ

宥「うーん まだ決めてないんだったら、私のお勧めのお店に行ってみる?」




――――――移動中―――――――――

京太郎「しかし松実さんの格好は見てるだけで暑くなりますね」

宥「そうかな? 私って結構寒がりだからね、これでも少し寒いくらいなんだよ?」

咲「そんなに寒がりなんですか?」

宥「うん、家ではずっと炬燵でぬくぬくしてるんだぁ」エヘヘー

咲京「「 」」
※今は7月です

咲「な、なんだか……」

京太郎「寒がりっていうのがよく分かりました……」

宥「そんなにびっくりされるとちょっと恥ずかしいよ///」






京太郎「ここですか?」

咲「おぉー 隠れ家的なお店だね」

京太郎「だからこそ美味そうな感じがするな」

宥「ここは私のお気に入りのお店なんだぁ」

咲「へー お勧めのメニューとかありますか?」

宥「私のお勧めは地獄鬼煮込みうどんだよ」

京太郎「なんですかその聞くだけで恐ろしそうな名前!?」

宥「とってもあったかーいおうどんなんだぁ」

咲「名前からしてあったかーいって言うより物凄くあっつーいって印象なんですけど……」

宥「これを食べると体の中からぽかぽかするんだー」

京太郎「ぽかぽかって言うよりグラグラとかメラメラってイメージですよ、何ですか地獄鬼煮込みって」

咲「冷え性ってすごい」


宥「おいしいんだけどな、妹とかにも不評なんだ……」シュン

京太郎「そりゃそうですよ、こんな暑い時期じゃなくても注文する時に躊躇してしまいそうな名前ですもん」

京太郎「……まさかとは思いますけど、この店ってそういう熱い料理ばっかりなんでしょうか?」

宥「だ、大丈夫だよぉ このお店はいろいろなお料理があるけれど、あったかい料理ばっかりって訳じゃないから」

京太郎「本当ですか?」

宥「本当だよ」

京太郎「……ちなみにそのあったかい料理って他にはどんなものがあるんですか?」

宥「えっと ……灼熱サラダ、とか?」

京太郎「なんですかそれぇ!? サラダなのに灼熱!!?」

咲「私はそれ食べられないと思う……」


宥「でもでも、ひんやりと美味しい料理もいっぱいだからだいじょうぶだよ」

京太郎「あぁ、それなら」

咲「安心して食べられるね」

京太郎「ちなみにどんな料理なんですか?」

宥「つめたーいお料理だったら氷河絶滅麻婆とかが美味しいって」

咲京「「何その麻婆!?」」

宥「シャリシャリしてて美味しいらしいよ」

咲「え? それってお豆腐凍ってるんじゃないんですか?」

京太郎「奈良がそんな変な料理出すんじゃなくて、この店が変なんだよな?」

京太郎「ヤバい不安になってきた……」


咲「今日の晩御飯は旅館ですき焼きらしいけど、冷たいすき焼きとかじゃないよね?」

京太郎「きっと大丈夫だ、すき焼きって関西関東で作り方違うらしいけど、冷たいすき焼きって聞いたことないし」

咲「それを言ったら冷たい麻婆豆腐もないよぉ」

宥「大丈夫だよ すっごく美味しいから」

咲「そ、そんなに言うなら……」

京太郎「松実さんを信じて……」


カランカラン 
<イラッシャイマセー


とりあえずここまで

結構書き溜めたつもりがたったこれっぽっち
いつも数レス程度の小ネタしか書いたことなかったから愕然としてます

長いスレやってる人って凄いって改めて思う
頭ん中ネタで溢れてるんでしょうね

自分の頭の中のネタ溢れるどころか乾きかけてると思う
雨の翌日の晴れの日の水たまりみたいに
多分ネタじゃなくてミミズか何かの死骸が浮いてるんですよ
うぼあー

sageをはずそう

>>15 初のスレですしあんまり自身ないのでsage進行でひっそりやっていこうかなーって思ってます

例えるなら物陰のGさんみたいに
いや、その例えはアレですな
岩の下のダンゴ虫にしときます

ひっそり



ゆっくり書いてね
時系列的には咲が中学生時代かな?


京太郎「さて、席に着いたし何を頼もうか」

宥「私はもちろん地獄鬼煮込みうどんにするよ」

宥「!!」

宥「よく見たら新メニューが、えーっと『爆熱冷やし中華』? うわぁうわぁこれはあったかそうだよ」ワクワク

咲「冷やし中華なのに全然涼しげじゃないよぉー」アワワワ

京太郎「てかこの店のメニューどれも独特すぎだろ、なんだよこの『猫カボチャうどん』って。そんなカボチャあるのか?」

咲「ハロウィーンのカボチャみたいに猫っぽい顔してるのかな?」

宥「よーし、私はこの新メニューの『爆熱冷やし中華』にするよ」

京太郎「じゃあ俺はこの『ブタキムチうどん大モリ』にしよう」

咲「え!? みんな決めるの早いよー」

咲「えっとえっと」アセアセ

宥「ゆっくりでいいよ」

京太郎「あんまり焦るなよ」

咲「あわわわわ」

咲「えーっと これ! これにするよ!」


「お待ちー 爆熱冷やし中華の方―」

宥「はーい」

京太郎「うっわ麺が真っ赤だ!」

咲「冷やし中華ってスープとかないよね……? どうみても沸騰してるんだけど……」

京太郎「麺が……沸騰してる?」

咲「なにそれ!?」


「お待ちー ブタキムチうどんの大盛りの方―」

京太郎「あ、こっちです」

咲「これは普通っぽいね」

宥「それもあったかそうだねぇ」

京太郎「だったら一口食べますか?」

宥「わわわー いいの?」

京太郎「はい、松実さんあったかいもの好きそうですし」

宥「わーありがとー」

宥「お返しに私のも一口あげるよ」

京太郎「あ、それはいいです」

宥「 (´・ω・`) 」ショボーン


「お待ちー 凍傷ハンバーグ熱帯夜仕様の方―」

咲「あ、わたしです……」

京太郎「うぉぉぉお なんじゃこりゃ!!?」

咲「焦ってとっさに決めたらこんなのが来ちゃったよおー」ピヤー

京太郎「ハンバーグ、カッチカチに凍ってるよな?」

咲「……うん」

京太郎「なのに湯気出てるよな?」

咲「……うん」

咲「しかもこれ、冷たい氷だから寒い冷気が湯気みたいに見えるのかと思ったら、普通に湯気なんだけど……」

京太郎「凍ってるのに熱いってなんなんだ!?」

京太郎「え?なに? このハンバーグってドライアイスで出来てるの??」

咲「それじゃあ食べられないよぉー」

とりあえずキリのいいところまで

新着一覧から消えたようなので
書くスピードが上がるまではこんな感じにこそこそと更新していこうと思います

カサカサカサ

>>22 今のところ中学生の時の修学旅行が舞台となっています

 明       京
     見
日       チ
    ツ
 カ      ャ
     ケ
 ラ       ン
    タ

     ヨ
 日
    ?


 ル

>>37  ひぃってなった
このスレの咲ちゃんは魔王でもカンちゃんでもないです仲のいい幼馴染です

てか、このスレを立てた日に他にも阿知賀スレが複数立つとは思ってなかった
他の学校にした方がよかったかな?とか今更ながらビビってるチキンですよ

ではまた数レスとーかをば


――食事中――

京太郎「これ結構美味いな」

宥「美味しくてぽかぽかするでしょ」

咲「……」

咲「うー  えい!」パクッ

咲「!?」

京太郎「だ、大丈夫か咲?」

咲「……え?」

咲「お、おいしい……?」

京太郎「え? ウソだろ」


咲「何て言えばいいんだろう……」

咲「暑さ我慢大会でカキ氷を食べるような、雪山で遭難した時に食べるホカホカのお汁粉のような……」

咲「とにかくすっごい美味しいよこれ!」

京太郎「マジで!?」

宥「言ったでしょ? このお店のはどれも美味しいんだぁ」

京太郎「凄いですね、食べる前はただの変な店かと思ってましたけど、食べてみたら信じられないくらい美味いですし」

咲「こんなの初めて食べたよ」モグモグ

宥「ふふふー」ニコニコ




<アリガトウゴザイマシター

京太郎「しっかし美味かったな、またこの店に来たいよ」

宥「そんなに気に入ってくれると私まで嬉しくなっちゃうよ」

咲「この後は夕方まで自由時間だけどどうしようか?」

京太郎「班の奴らにはお前を探してくるって言って別れたし、夕方に合流でいいかな」

咲「ゔ ご、ごめんね?」

京太郎「はぁ まあいいよ、いつものことだしな」

咲「うぅう///」

宥「ふふ 仲良しだねぇ」

京太郎「しょっちゅう迷子になるこいつの世話で慣れただけですよ」

咲「京ちゃんひどい……」

京太郎「はいはい で、結局どうするかね」

咲「あ、そうだ!」


京宥「「?」」

咲「もしよかったら集合時間まで宥さんも一緒にいませんか?」

京太郎「お、そりゃいいアイデアだな、松実さんも時間があるって言ってたし」

宥「えっ いいの?」

咲「もちろんです、ね?」

京太郎「ああ、松実さんがいいなら是非」

宥「わわわわわ わー」

宥「そんなお誘い受けるなんて思ってなかったからすっごくうれしいよぉ」

咲「なら」

宥「うん、こちらこそよろしくだよ」

京太郎「よし、ならお土産でも買いに行くか」

京太郎「松実さんこの近くに土産屋とかありますか?」

宥「まかせて、穴場なお店がこの近くにあるから案内するよ」

京太郎「よっしそれじゃあ」

咲「早速行きましょう」

宥「お、おぉー」





宥「えへへ///」ニコニコ

とりあえずここまで

この後アベンジャーズ見に行って、帰ってから続き書くつもりなので
次のとーかは早くても夜、それも僅か数レスだと思います

早ければ次辺りでもう一人増えるハズ

多分、おそらく


京太郎「さて、土産って何買えばいいんだろうな? やっぱり奈良だしせんとくん?」

咲「食べ物でいいとおもうけどな」

京太郎「あー 定番だな」

宥「それなら大仏プリンはどうかな? これは地元の人でも好きって人が結構いるらしいよ」

宥「私もたまーに買ってるしね」

咲「わ、かわいい」

京太郎「一発で奈良って分かりますね、これなら分かりやすくていいな」

宥「じゃあそれにする?」

京太郎「します、じゃあ家族の分と友達の分と親戚の分とそれから―――」

咲「い、いっぱい買うんだね」

宥「見てるだけでおなかいっぱいになっちゃいそうだよぉ」

咲「はっ 私も買わなきゃ」


<マイドー
咲「いっぱい買ったね」

京太郎「他にも土産屋行くだろうに、買うのが夢中になってしまったな」

咲「ご当地キーホルダー、昨日も京都のやつを買ってたね」

京太郎「集めるつもりは全然ないんだけどな」

宥「ついつい買っちゃうんだよねぇ」

咲「宥さんも何か集めてたりするんですか?」

宥「マフラーとかの防寒具を色々買っちゃうんだぁ」

宥「でも最近は次期的に防寒具があんまりお店になくって困っちゃうよ」

京太郎「そりゃ7月に防寒具売る店はそうそうないと思いますよ」

咲「買う人いなさそうだもんね」

宥「うぅう」


京太郎「そういえば松実さんは時間まだ大丈夫なんですか?」

宥「あ、そろそろ待ち合わせの時間だ」

咲「誰かと約束してたんですか?」

宥「うん、妹と待ち合わせなんだぁ」

京太郎「妹さんですか?」

宥「私の1つ下で、しっかりものさんなんだよ」

咲「へー」

京太郎「妹さんは何か用事があったんですか?」

宥「お家のお手伝いみたいなものかな、注文していた着物ができたから受け取りに行ってるんだ」

咲「家で着物?」

京太郎「何かやってるんですか? 生け花教室とか?」

宥「旅館だよ」

宥「と、言ってもそんなに大きな旅館じゃないんだけどね」

京太郎「旅館!?」

咲「ふわぁ すっごいなー」


宥「ふふ、いつか遊びに来てね?」

咲「はい!」

京太郎「必ず行きます!」

宥「うん、待ってるよー」

京太郎「ところで その妹さんとはどこで待ち合わせしているんですか?」

宥「――って所だよ」

京太郎「お、集合場所に近いじゃん ならついでですし送っていきますよ」

宥「ふぇ いいの?」

京太郎「もちろんですよ なぁ」

咲「うん、今日初めて会ったのにまだまだ一緒にいたいもん せめて待ち合わせ場所まではいっしょに行きましょうよ」

宥「えへへ ありがとうね」

京太郎「じゃあ 行きましょう」

宥「うん」


玄「ふふふーん ふふふーん♪」

玄「いもことつなはー なーかよし つなぁ♪」


「オーイ クロチャーン」

玄「!」

玄「おねーちゃーん」

宥「お待たせ、待たせちゃったかな?」

玄「ううん、全然待ってないよ」

玄「ところで……」

京宥「「?」」

玄「ふぅ~む なるほどなるほどなるほど~」

玄「おねーちゃん ナンパでもしたの?」

京太郎「え?」

咲「へ!?」

宥「ふぁ!?///」


玄「なんちゃってー」

宥「ふぇ?///」

玄「ふふふー おねーちゃんがナンパとかするとは思えないのです!」

玄「それに女の子も一緒ですし、ナンパじゃあないでしょ?」

宥「玄ちゃぁん……///」

玄「ところでお二方はどなたでしょう?」

とりあえずここまで、良かった宣言通り2人目が出せた
明日にはお別れの予定ですが

しかし阿知賀スレ立ちまくってますね、ネタかぶりそうで凄い怖い(小心者)

そして50レス超えたので1回上げます
今後もレスが50溜まるごとに上げていこうかな?と思っています
ブラックねこのように

>>マテパの件は許さんぞ!
シャルロック戦のアレですかね? あの緊張感ぶち壊しは酷いと思う
にゃーん

ちょっと飲まされたお酒で酔っちゃったので今日は寝ようかと思いましたが
某所でマテパの話で盛り上がってるのを見て嬉しくなったのでちまちま書いて行くことにします


しかしマテパネタは分かる人多いけど、足洗邸ネタは分かる人あんまりいないな
因みに京ちゃんたちが行った飲食店は『無燈蕎麦』をイメージしてました
猫カボチャうどんとかブタキムチうどん大モリとか

マテパとはなんぞや

足洗いは好きだけど、忘れてしまうww

>>67 ガンガンで連載してる(今は休載?中)魔法漫画のことです。因みに作者は阿知賀編の作画してるあぐり先生が作画していたバンブーブレードの原作者でもあります

>>68 あれは作者が自分の作品すべてを同じ世界として書いてますから把握は難しいですね




京太郎「えっとこいつが迷子だった所を助けてもらいまして」

咲「お詫びに一緒にご飯を食べたりしてたんですよ」

玄「ふぅ~む なるほどなるほどなるほど~」

玄「それはそれは、おねーちゃんがお世話になったようで」

宥「ふえぇ!?」

京太郎「いやいやいや、お世話になったのはどう考えてもここのおバカですよ!」

咲「うぅ、否定できない……///」


玄「む、申し遅れました、私は松実玄っていいます 以後お見知りおきをば!」

京太郎「これはご丁寧に、俺は須賀京太郎っていいます そんでこっちが」

咲「宮永咲です、お姉さんには助けていただいて本当に助かりました」

玄「いえいえ、そんなそんな 私は何もしていませんよー」タハハ

宥「いや、本当になにもしてないからね!?」

玄「てへ」

京太郎「なんというか……」

咲「面白い人だね」


玄「そういえば須賀君と宮永さんのお2人はこの後予定とかあるんですか?」

京太郎「あぁ、実は俺たち修学旅行で来ててですね」

咲「もうすぐ集合時間なんですよ」

玄「にゅや!? だったらこんな所にいていいんですか?」

咲「あ、それは大丈夫です」

京太郎「集合場所もこの近くなんですよ」

玄「ふむふむ なるほどなるほどー」

阿知賀スレが大量に出現したことで、どこかとネタ被らないかガクブルしています



咲「だから そろそろ行かないとです」

宥「うん、短い間だったけどたのしかったよぉ」

京太郎「それはこっちもですよ」

京太郎「と、そうだ これを」

宥「これは?」

京太郎「咲を助けてくれたりしたことに対するお礼ですよ」

玄「なになに?」

玄「ふぉお 大仏プリンだー」

宥「えぇ こんなにいっぱい!? さっきも言ったけどお礼なんていいんだよ?」

京太郎「さっきの店で買いすぎてしまったんですよ 賞味期限切らしてダメにするよりは松実さんたちに食べてもらった方がいいと思いますし」

宥「須賀君……」

宥「ありがとうね」ニコッ

安価スレと>>1だけが書いてくスレにはかなり違いがあるから大丈夫だぜ
主にカオス度が

>>77 安価はカオスな安価もうまいこと調理しなけりゃいけないので、人気の安価スレとか見ると本当に凄いなーと感心させられますわ
自分なら予定に入れてなかったキャラが安価に出た時点で軽く詰むと思う




咲「京ちゃんって変なところで真面目だよね」

京太郎「さんざん迷惑かけといて何を言ってんだおまえはー」

咲「いたいいたい! 地味に痛いどころか結構いたい!!」グリグリ

玄「仲良しさんだねぇ」ポヤポヤ

宥「本当にねぇ」ポヤヤー

咲「和んでないでたすけてー」グリグ

宥「あ」

咲「(*・∀・)!」グリグリ

宥「松実さんじゃ私と玄ちゃんがいて紛らわしいでしょ? 宥でいいよ」

玄「なら私のことも玄、とお呼びください!

京太郎「分かりました、なら俺のことも京太郎 と」

咲「あ、だったら私も咲と って、はやくたすけてー」グリグリ 





咲「いたた、京ちゃんひどいよ 穴開いちゃってるんじゃないこれ?」サスサス

京太郎「こめかみに穴開いてたらこえーよ」

京太郎「と、そろそろ時間ですね」

宥「うん、元気でね」

咲「こちらこそ、宥さんも玄さんもお元気で」

玄「お別れは慣れてますから、今度もし会えることがあったら私とも遊びましょうね」

京太郎「はい、楽しみにしてますね」

咲「それじゃあ」

宥「うん、ばいばいだね」

咲「お世話になりました」

京太郎「じゃあ、またいつか」

玄「ですね」

宥「うん」




宥「またね」


と、これでとりあえず中学生出会い編は終わりです
次の更新からは高校編をば

しかしこれヒロイン誰なんでしょうね?
松実姉妹の予定だったのに咲ちゃんうろちょろしすぎぃ!
もしかしたら次の更新時にはフェードアウトしてるかもですよ

休憩時間にちょちょっと書いた続きをば

次は高校編!とか宣言してましたが、
当初の予定より早く再開できる事を思いついたのでもう少し京太郎中学編が続くことになりました

当初は全国大会会場での再開でしたが
新しく思いついたおかげでその前に2~3回会える事になりそうです

帰宅後、松実家

宥「プリンおいしいねぇ」

玄「そうだねー」

宥「おこたでプリンはやっぱり最高だねぇ」

玄「それは最高だと思うけど、今7月だしこの季節には合わないと思うよ」

宥「ふぇえー?」

玄「今の時期ならアイスとかが美味しいと思うな」

宥「そうかなぁ でも寒いのは苦手だよぉ」

玄「おねーちゃん寒がりさんだもんね」


宥「うん、来年の2年生の修学旅行が今から憂鬱だよぉ」グスン

玄「まだ修学旅行まで1年近くもあるよ!?」

宥「今日の京太郎君たちみたいに京都とかなら寒くないのに」

玄「奈良に住んでるのに修学旅行がお隣の京都ってのはどう考えても無いと思うよ?」

玄「それに冬の京都って寒いよ?」

宥「そうなんだよね……」

宥「……沖縄とかがよかったなぁ」

玄「沖縄はあったかいらしいもんね、冬でも半袖の人とかいるらしいよ」

宥「沖縄はそんなにあったかいんだねぇ」

宥「いいなぁ いいなぁ」


玄「鹿児島とか宮崎も結構暖かいらしいからねー あの辺りは南国みたいっていうし」

宥「ふわぁあ」

宥「南国かー いいなぁ、すごくあったかそうだよぉー」

玄「でも、おねーちゃんが行くのは南国じゃないよ」

宥「ふぇえええん そうなんだよねえ……」シクシク

玄「もう行先は毎年同じ所なんだからおねーちゃんが2年生の時だけ違う所っていうのは無理だよー」ヨシヨシ

宥「玄ちゃぁーん」グスン

玄「そうだ!」

宥「玄ちゃん?」

玄「おねーちゃんが修学旅行を楽しめるために今から少しずつ寒いのに慣れて行こう?」

宥「くっ玄ちゃん!?」


玄「よーし、まずはおこたの電源を切りましょう!」フフフーン♪ 

カチッ -OFF-

宥「くろちゃぁあーん!??」

玄「おまかせあれ! きっと修学旅行の時には寒いのへっちゃらになってるよー!」」

宥「へっちゃらになんかならないよぉー おこたを消さないでぇー」ウエェェン








宥「さむいよー」シクシク

宥「もうお姉ちゃんだけ修学旅行お休みでいいよぉ」シクシク

宥「うえぇ、修学旅行長野スキー旅行なんてやだぁ~」シクシク

宥「うえぇ、修学旅行長野スキー旅行なんてやだぁ~」シクシク

宥「うえぇ、長野スキー旅行なんてやだぁ~」シクシク



以上です、本編で3年生のキャラが2年の時に長野に修学旅行で来るってネタは
別の高校のネタで使う予定でした
鹿児島の霞さんとかはっちゃん達3年生が長野で京ちゃんにフラグ立てられる、という
姫様出せなくてお蔵入りしてたネタを再利用


しかしヒロインが有姉に確定しつつあるなこれ……

もうすぐ100でキリがいいですし一旦上げておきます

ヒロインはスレ立て時点ではまだ決まってなかったです
書いていくうちに決まるかな?と思ってたらずっと有姉のターン!

一応結構あとですが灼とかは見せ場考えてるんですけどね

では第2部をば始めていこうと思います

今回からのは出てくるキャラが異様に少なくなる気がします
モブは増える……か?




宥「さむーい旅行」



宥「さ、さむい……」ガタガタ

友人1「大丈夫?」

宥「だ、だいじょうぶだよぉ……」ガタガタ

友人2「そんなこと言って震えまくりじゃない!」

友人1「スキーは残りの班の子たちで行くから、宥は休憩所で暖をとってて」

宥「いいの?」

友人1「いいっていうか、むしろ宥はスキーやっちゃだめだと思う」

友人2「うん、リフトに乗る前に凍死しそうだもん」

宥「ふ、ふえぇ?」


友人2「本当は宥と一緒の方が楽しいんだろうけどね」

友人1「それよりも宥の体の方が大事だもん」

友人2「そうそう、宥は夜に部屋で遊ぼう? それなら寒くないよ」

宥「あ、ありがとうぅ……」ジーン

友人1「そうと決まれば夜までにどんなセクハr…… げふんげふん、どんな遊びをするか考えておこっか?」

宥「ふぁっ!?」

友人2「そうだね、じっくりと考えておこうね」

宥「 」ガタガタ

友人2「楽しみだねぇー って宥!」

友人2「大丈夫?震えがさっきより酷くなってるよ!?」

友人1「早いとこ休憩所に行っておいた方がいいよ?」

友人2「休憩所に自販機とか小さな食堂とかあったし、そこで自由時間終わるまで暖まっときなよ?」

宥「う、うん ありがとうねー そうするよぉ」

友人2「うん」

友人1「待ってる間退屈だったら、夜何をされたいか考えときな」

宥「!?」

友人1「……何をしたいか考えときな」

友人2(訂正した……)

宥(夜なにをするつもりなのー!?)ガタガタ

友人2「ほら、震えてないで早く休憩所に行きな、、死んじゃうよ?」

宥「う、うんじゃあ……行くね?」ブルブル

友人1「いってらー」




友人1「……さて、私たちも行きますか?」

友人2「だね、どのコースにする?」

友人1「上級・中級・初級かどれがいいかな?」

友人2「上級ってどれくらいすごいのかな?」

友人1「そりゃあもうあれでしょ、坂っていうより壁ってレベルなのよ」

友人2「そんなに凄いの!?」

友人1「いや、やったことないから知らないけど」

友人2「……」

友人1「まぁ、それはないにしても上級は私たちには無理でしょ?」

友人2「スキーなんてやったことないしとりあえずは初級からやってみようよ」

友人1「さんせーい」


友人2「おぉっ、あっちの上級者コースのリフトにいる子、格好いいね」

友人1「へ? どれどれ?」

友人2「ほら、あの前の方の集団の眠そうな顔してる子」

友人1「あー あの金髪の子?」

友人2「そうそう、眠そうな?」

友人1おー 分かった分かった、あの子か」

友人1「ほほう、本当だねー」

友人1「貸し出しのスキーウェアじゃないみたいだし地元の子かな?」

友人2「周りの状況的に男友達で来たって感じだね」

友人1「ま、それはそうと」


友人1「宥に何をするかをじっくり考えようよ」

友人2「よーし、なら自由時間終了時にスキーが上手かった方が宥に好きなことを出来る、で」

友人1「よし! 乗った!!」


友人1・2(ふふふ、暖めるという口実で今日は宥と一緒の布団で寝ようかなー」

友人1・2(なにはともあれ、こいつには負けない!!)






???「……眠い」

男友1「おい! なにやる気なさそうにしてんだよ!」

男友2「お前顔はいいんだからいっしょにいればナンパされるかもだろ!? もっとやる気出せよ」

男友3「やる気あんのか!?」

男友4「やる気がねえなら帰れ!!」

???「ざけんな! お前らが朝いきなり「スキー行こうぜ!」とか誘ってきたんだろうが!!」

???「こちとら昨日は寝る前にゲームに熱中してしまって寝不足なんだよ!」

男友3「また麻雀のゲームか」

男友2「そんなに麻雀ばっか、別にそこまで面白くねえだろ?」

男友1「そんなもんに気を取られて俺たちの出会いにまで支障をきたすつもりか!?」

???「まだ最近始めたばっかだけど麻雀バカにしてんじゃねーよ!」

???「てかやる気ねえし帰っていいか?」

男友123「だめだめだめだめだめ!」


男友4「帰った方がいいとは思うが、こいつらが許しちゃくれねえだろうな」

???「だよなー」

男友123「お前がいないとナンパされないだろ」

???「……」

男友4「あー ……じゃあ帰るのはやめて眠気がなくなるまでこいつだけ休憩所で休んでるってのはどうだ?」

男友1「うーん」

男友2「それなら」

男友3「いいだろ…う?」

???「マジか!? うぉおお男友4~ ありがとうなー」

男友4「いいっていいって」  

???「じゃあ俺ちょっと休憩に行ってくるな」

男友1~4「おー 行ってこい」


男友1「ってあいつがいなけりゃナンパなんてされないだろ!!」ハッ

男友2「!!」ハッ

男友3「!」ハッ

男友4「おまえら、気付いてなかったのか……」ハァ


眠気でうにゃうにゃしてる時に書くもんじゃありませんな
「男友」が「男嫁」になってて確認してて眠気が吹っ飛んだ

でもやっぱり眠いんで今回はここまで
次回誰がとは言いませんが再開します
約1年と半年ぶりです 覚えていることやら


因みに
1部 【咲・京(中学2年)】 【宥(高校1年)】 【玄(中学3年)】
2部 【京・咲(中学3年)】 【宥(高校2年)】 【玄(高校1年)】
のつもりです、京太郎たちはもう受験終わってるからこそ遊びまわっている、と

さて寝るまでちまちま更新していきます

書き溜め少しはしてるのに速攻なくなる
他の京太郎スレって安価でもそうでなくてもひょいひょい進むからマジで尊敬する
多分即席で面白いの書いて投稿しまくってるんだと思う

イメージとしては新妻エイジがいっぱいな空間で愕然としてる中井さんの心境

ではちまちまと投稿をば


――休憩所――

宥「あったかい……」ホワワ

宥「あ、ここってご飯食べられるんだぁ」

宥「いろいろ売ってる……」

宥「何か食べようかなぁ?」

宥「でもここで食べちゃうとホテルの晩ごはんが食べられなくなっちゃうかも……」ウムム

宥「でも」チラッ

メニュー
うどん―円 ラーメン―円 カツ丼―円 カレー―円 たこ焼き―円
ホットケーキ―円 お汁粉―円 コーヒー―円 ココア―円  etc etc

宥「あったかそうなのがいっぱい……」


宥(あんまりいっぱい食べると太っちゃうよね?)

宥(あ、でもでも太ってる人ってあったかいって聞いたことがあるな)

宥(もし私が太ったらどうなるかな?)

宥(厚着しなくて良くなるかな?)

宥(そうなったら部屋のおこたも片付けて外にも気軽に行けるようになるよね)

宥(厚着しなくてもいいんだからもっとおしゃれとかにも気を配れるようになっちゃたり)

宥(す、すごい…… これならもっと活動的な人になれちゃうんじゃ!?)ワワワワワ

宥(寒い時でもおこたとかストーブのそばにいなくてもいいから玄ちゃんたちとももっと遊べるし、いいこと尽くしだよぉ)ワー


宥(あ、でも太ってたりするとお洋服のサイズも今持ってるのとは変わっちゃうよね?)

宥(それに、いきなり太っちゃったりしたらすぐ疲れちゃうようになるかも……)

宥(太ってる人って運動苦手な人な人多いもんね、たぶん私は今でも運動って得意じゃないから大変なことになっちゃうかもだよー)

宥「うん、ここはあんまり食べないで ちょっとだけにしとこうかな?」

宥「ごはんは今食べると太っちゃうよね……」

宥「でもコーヒとか紅茶みたいな飲み物だけってのも……」

宥「うーん ここはおしるこでも食べようかな?」

宥「これならおやつだし、あんまり太っちゃったりしないよね?」

宥「よーし、すいませぇん これ1つくださーい」

「はーい、お汁粉1つですね?」

宥「はい、お願いしまぁす」

一杯ごはん食べても太るのは体の一部だけ、という可能性もあるのか……




「はい、お待たせしましたー」

宥「わゎ ありがとうございます」

宥「ふわぁ あったかそうだよー おいしそうだなぁ」

宥(そういえば太っている人って男の人から見たらどうなんだろう?)

宥(うちって女子校だしあんまり男の人と会う機会ってないんだよね……)

宥(大人の男の人だったら旅館に泊まりに来るお客さんのおじさんとかは可愛いって言ってくれたりするけど、あれはお世辞だろうしなぁ)

宥(同い年くらいの男の子ってあんまり知り合いにいないなぁ)

宥(むかぁし私をちょこっといじめてた子くらいかな?)

宥(あ、あとは)

宥(京太郎君くらい、かな?)

???「おー ここなら休憩と称して少しくらいなら寝てもいいかもなー」

宥「ふぇ?」

???「ん?」

宥???「「  」」 バッタリ


宥「えっと……」

???「?」ネボケ

宥「……きょーたろー…くん?」


京太郎「!?」

京太郎「ゆ、宥さん!?」

宥「わーやっぱり京太郎君だぁー 久しぶりだねー」ホワワー

京太郎「あ、はいすっげえ久々ですね、元気にしてましたか?」

宥「うん、私も玄ちゃんも元気にしてるよー」

京太郎「あー それは良かったです」

京太郎「じゃなくて!」

宥「ふわぁっ!?」ビシャッ

宥「あぁ お洋服にお汁粉が……」(※貸し出しのスキーウェア)

京太郎「うわぁ!? すいません……」


宥「あ、いいよ? これレンタルのやつだから返す時にごめんなさいすればいいと思うし」

京太郎「でも……」

宥「それよりも、こんなところで京太郎君に会うとは思わなかったな」

京太郎「あーそうですね、俺の方は友達たちと来てるんですよ」

京太郎「ところで、さっきも聞きそびれてしまいましたが宥さんは?」

宥「私は高校の修学旅行なんだよ」

京太郎「あぁ、そうだったんですか」

宥「うん、そうなの」

京太郎「初めて会った時は俺が修学旅行で、再会した時は宥さんが修学旅行」

宥「なんだか凄いね」

京太郎「しかも、お互い知らなかったのに 相手の地元に来てるんですね」

宥「えぇ!? 京太郎君って長野の人だったんだぁ」

京太郎「さすがに県外から友達だけでは来ませんよ」ハハハ

と、再会もしたところで今日はここまで

次回はこれの続きやるか番外編挟むかすると思いますわ

ではではー

ちょっと休憩時間中にちまちま番外編をば

その頃の阿知賀です


――奈良:阿知賀――

穏乃「今頃宥さんはスキーやってるのかな?」

憧「どうだろ? ホテルで震えてるんじゃないの?」

灼「もしくは休憩所とかで震えてるか」

穏乃「震えてるのは確定なんだね」

憧「そりゃぁ ……ねえ?」

灼「うん、楽しくスキーしてるとは思えない」

玄「あぁぁ~ 心配だよ~」

憧「玄、見送りの時あんなに自信満々に送ってたのは何だったのよ」ハァ

玄「だってね、おねーちゃんが寒さに慣れるようにずっと前から特訓してたのに、全然寒がり治らなかったんだもん」

玄「あんなに頑張ってたんだし、大丈夫かなー?って思ったけどやっぱり駄目だよ~」

穏乃「あれって特訓だったんだ……」

灼「どう見てもクロが宥さんをいじめてるようにしか見えなかった……」

玄「えぇ!? そんなことないよ?」


憧「だって」

憧「宥姉がストーブの火を点けてぬくぬくリラックスしてた所にいきなり「あまかせあれ!」とか言いながら火を消したりしてたじゃん」

穏乃「うん、宥さんがすっごく悲しそうな顔したらあわててストーブの火を点け直してたけど いじめかと思ってビックリしちゃいましたもん」

灼「もしくはクロがおかしくなったのかと思った」

玄「み、みんなひどい……」

憧「いやいや、酷かったのは玄の方だから」

灼「うんうん」

穏乃「ちょっと頑張りすぎちゃってましたね」

玄「や、やめるのです君たち!」


憧「てか宥姉の寒がりは筋金入りだから、頑張ってどうにかなるもんじゃないでしょ」

灼「うん、宥さんはどうやっても夏でも冬でもプルプルしてると思う」

穏乃「夏でもこたつだしねー」

玄「そうなんだよね、結局寒いのは苦手なままだったし、今頃スキー場で泣いてるんじゃないかと思うと……」アワワ

憧「落ち着きなって」ポコッ

玄「あいたっ」

灼「てか、寒がってないか心配だけど もう1つ心配はある」


玄「ふぇ?」

憧「え? 何かある?」

穏乃「何ですか?」

灼「ナンパ」

玄憧穏「「「!!?」」」


灼「海とかスキー場とか結構ナンパってあるらしいし、宥さんは美人だし」

憧「あー、しかもスキーしてなくてどこかで震えてるだろうからナンパされやすいだろうな」

穏乃「えっとえっと、へーいカノジョー寒そうだねーお茶しなーいとかですか?」

憧「シズ……」ウワァ

穏乃「あぁっ そんなかわいそうな子見る目で見ないで! 言ってて恥ずかしかったんだから///」

玄「あわわわわわ」


灼「ホテルなら安心だけど、外なら」

憧「多分休憩所とかで寒さを凌いでるなら、ナンパの格好の標的」

穏乃「?」

憧「あー ホラ、スキーやってるなら動いてるんだし声をかけにくいけど、ずっと同じ場所にいるなら」

穏乃「! 話しかけやすい!!」

灼「実際にナンパされるとは限らないけど、可能性は高い」

玄「お、おねーちゃぁーん」ウワァァア


灼「まぁ、ナンパなんてあんまりないでしょ」

穏乃「そんなもんですか?」

憧「宥姉が休憩所とかでブルブル震えてたら、ナンパより体調を心配してくれた人が声をかけてきそうだしね」

穏乃「あー、ありそうだね」

玄「だいじょうぶかなぁ……」

穏乃「きっと大丈夫ですよ」

憧「そうそう、それに近くに同じ学校の人がいっぱいいるんだし心配いらないって」

玄「うぅう」

灼「そう、心配いらない」

灼「……はずだった」

玄「お、おねえちゃぁああん!?」


穏乃「灼さん、あれ玄さんで遊んでない?」

憧「玄がいちいちオーバーなリアクションするもんだから楽しくなってきたんじゃない?」

穏乃「気持ちはわかるけど……」

憧「まぁ、あんまりやりすぎはしないだろうからいいんじゃない?」

穏乃「それならいい……のかな?」

憧「いいのいいの」

灼「修学旅行から帰ってきた宥さんには、遊び人のような金髪の彼氏が!」

玄「うひゃあああああ」ビエーン

憧「……多分」


穏乃「そういえば私たちも来年は修学旅行で長野に行くんだよね」

憧「そうだね」

穏乃「その時に和に会えたりしないかな」

憧「会えたらいいね、でもその前に?」

穏乃「全国大会で和と遊ぶ!」

憧「その意気その意気」

憧「ねえ、しず」

穏乃「どうしたの?」

憧「絶対全国に行こうね」

穏乃「うん!」ニコッ


灼「そして、ちゃらちゃらした彼氏と仲良くなった有姉は、だんだんとクロの相手をしなくなって行って……」

玄「うぇえええ おねえちゃぁああん」ウェーン

とりあえず番外編はここまでです

思った以上にクロチャーがあほの子になりつつある……

こんな時間に人はいないかもだけどちまちま書いて行きます

とりあえず目標は長野修学旅行編を半分くらいは終わらせる


京太郎「とりあえず、座りません?」

宥「あ、そうだね。京太郎君は何か食べたりしなくていいの?」

京太郎「あー、じゃあ眠気覚ましにコーヒーでも飲みます」

宥「待っていようか?」

京太郎「いや、いいですよ。空いてる席に座っててください、コーヒー買ったらすぐ行きますから」

宥「うん、分かったよぉ」


宥「席はここでいいかな? 日当たりも良くてあったかそうだし」

宥「ふう、よいしょっと」ストン

宥「でもビックリしちゃったなー、京太郎君って長野の子だったんだ」

宥「玄ちゃんたちが言ってた和ちゃんを知ってるかな?」

宥「うーん、なんとなくだけど知らない気がするなぁ」

宥「あっ それより早くお汁粉食べないと冷めちゃうよぉ。 京太郎君が来るまで待っていようかな?それとも、もう食べちゃおうかな?」

宥「うーん」

宥「ひとくち……だけ食べて、後は京太郎君が来てから食べようかな?」


宥「ふーふー」パクッ

宥「ふわぁ このお汁粉あったかくておいしぃー」ホワワワワ

宥「もくもく、 こくん」

宥「おいしかったぁ」パァア

宥「………」

宥「……もうひとくち、だけ食べようかな?」

宥「うん、冷めちゃったらもったいないしね。うん、仕方ないよ」

京太郎「何が仕方ないんですか?」

宥「ひゃあっ」ビックゥ


宥「きょきょ京太郎君、早かったんだね」アセアセ

京太郎「まぁコーヒーだけですからね、そんなに時間はかかりませんよ」

宥「言われてみればそうだね」

京太郎「です」

京太郎「ところで、宥さんまだ食べてなかったんですか?」

宥「あ、これはね」

京太郎「待っててくれなくても良かったんですよ?」

宥「でも、せっかくだし。いっしょがいいかなーって」

京太郎「そうですか、わざわざありがとうございます」

宥「いいよぉ、気にしないで?」

宥(ちょっと食べちゃったし……)

宥「じゃあ、京太郎君も来たし。食べるね?」

京太郎「はい、どうぞ」ニコッ


京太郎「……」(コーヒー飲んでる)

宥「ぱくぱく」(お汁粉食べてる)

京太郎「そういえば」

宥「むぐ?」

京太郎「修学旅行って言ってましたけど、こんな寒いところにいて大丈夫なんですか?」

宥「あぁー……」

宥「……あのね」

宥「やっぱり、寒いなぁって」

sage進行でこっそりやってるのに読んでくれてる人がいるみたいでびっくりしてる
ありがてぇありがてぇ、他の事と同時進行で投稿遅くてマジごめん





京太郎「ですよね」

宥「うん、スキーとかは寒くてできないから、私はこの休憩所でのんびりしてようかなぁって」

京太郎「ここはあったかいですからね」

宥「うん」

京太郎「……修学旅行はいつまでですか?」

宥「えっとね、昨日の夜にここのスキー場のホテルに到着して。今日と明日スキーをして明後日の朝に帰るんだぁ」

京太郎「ふんふむ」

宥「?」

いっぱい人がいるぅ!? これって自分がsage進行にしてるせいでしょっちゅう覗きに来てくれてる人がこんなにいるってことなのかな?
なんかいつ更新してるか分からないってのはめんどくさいだろうし、今後は更新終わったら一旦上げるとかにするんでそこまでちょくちょく覗きに来なくても大丈夫なようにした方がいいのか?





京太郎「宥さん」

宥「なぁに?」

京太郎「明日もここの休憩所にいるんじゃヒマじゃないですか?」

宥「うーん、そんなことないよって言いたいけど、ちょっとたいくつだね」

京太郎「だから、もし良かったら明日も俺がここに来て宥さんの話し相手になりますよ」

宥「ほぇ?」

宥「……え!?」

京太郎「なんですかそのリアクション……」


宥「いや、だって京太郎君ってこの近くのホテルとかに泊まってるわけじゃぁないんでしょ? なのにわざわざ……」アセアセ

京太郎「あぁー、 でも俺の家結構近いですから気楽に来れる距離ですよ?」

宥「でも京太郎君にだってやることとかあるでしょ?」

宥「そういえば、お友達と来たっていってたけどこんな所にいていいの!?」

京太郎「いいんですよ、あいつら今日だってのんびりしようとしてた俺を無理矢理つれてきやがったんですから。ちょっとくらい休憩してても平気です」

宥「大変だったんだね……」

京太郎「そりゃぁもう、今日は予定がなかったから家でペットの世話でもしてようかと思ったのに、いきなり来て「スキー行こうぜ!」ですもん」

宥「わぁー」

京太郎「でも、今は来てよかったと思いますよ」

宥「どうして?」


京太郎「宥さんとまた会えましたから」

宥「ふぁっ!?///」ボフン


宥「そそそそれはどういう?????」ポポポポーン

京太郎「前は色々とお世話になりましたからね、いつかまた逢えたらお礼したいなーって」

宥「あぁ」

宥「でもお礼ならあの時にいっぱいしてもらったよ?」

京太郎「そうなんですけど……」

京太郎「なんでか分からないけど、またいつか逢いたいって思ってたんですよ」

京太郎「お礼っていうのは会う口実っだったのかもですね」


宥「そ、そっか///」

京太郎「あれ? 顔赤いですけど大丈夫ですか?」

宥「だ、大丈夫だよぉ、ちょっと暑くなっちゃっただけだから!///」アセアセ

京太郎「うぇ!? 宥さんが暑いって言うって相当じゃないですか!??」

宥「だいじょぉぶ だから、すぐ戻るからぁ///」

京太郎「本当ですか? 何か冷たいものとか買ってこなくていいですか?」

宥「いいっ いいから、ちょっと外の空気吸ってきたらすぐ直るから///」

京太郎「そ、そうですか?」

宥「うん、 だからちょっと待っててね///」

京太郎「分かりました」

京太郎「あ、でも外は本当に寒いですから気を付けてくださいね?」

宥「わかったよぉ じゃあちょっと行ってくるねぇー///」トテテテテ―

京太郎「いってらっしゃーい?」

京太郎「……なんなんだ?」

とりあえずここまで、続きは夜に書くかもです
どっかの安価スレ読んでて書かないかもです

あとどうやら更新分かりにくくてちょくちょく覗きに来てくれてる人いるみたいなんで次の更新からは下げないで行こうかと思いますわ

ではでは、続きをばちまちま上げていきます

あと今日の分更新終わったら上げるので、ちょくちょく覗きに来なくても大丈夫ですよ? 






宥「あぁ、びっくりしたぁ///」

宥「会いたかったとか、あんなこと言われたら他意はないって分かっててもビックリしちゃうよぉ///」

宥「すー はー」

宥「ふぅ、ちょっと落ち着いた」

宥「……」ポケー

宥「寒い!!」ハッ


宥「休憩所があったかかったから忘れてたよぉ、外はすっごく寒いんだった……」

宥「うぅぅ 寒いよぉ、あったかくないよぉ」ガタガタ

宥「早く休憩所に戻ろうかな?」

宥「でもでも、今京太郎君と顔を合わせたらまた恥ずかしくなっちゃうかなぁ……」

宥「うぅ~ うぅ~///」

友人1「あれ? 宥、こんな所でどうしたの?」

宥「うぇ?///」


友人2「ちょっと! こんな寒い場所にいて大丈夫なの? って顔真っ赤じゃない、寒くないの!?」

友人1「おぉお なんだか宥がホカホカしてる?」

友人2「おバカなこと言ってないで! 宥、大丈夫?寒くて熱が出てるとかじゃないよね?」

宥「わわわわわわわー??」アタフタ

宥「だ、大丈夫だよ ちょっと外はどれくらい寒いのか見に来ただけだし」アセアセ

友人1「え? さっきまで外にいたじゃん、寒くて死にそうになってたし」

宥「はうっ」ハッ

友人2「……もしかして宥、休憩所で変な奴に絡まれて外に逃げてきたとかじゃないよね?」

宥「えっ!? ち、違うよ? 変な人とかとはお話してないよぉ」

友人2(変な人 とは ?)


友人1「そっか、それなら休憩所に戻ってれば? ここ、やっぱり宥には寒すぎるでしょ」 

宥「う、うん そうだね。そろそろ中に戻るよ」

友人1「あーい じゃあまた後でー」

宥「うん、私も自由時間が終わるころには集合場所に行ってるね」

友人1「ホテルでの夜を楽しみにしててねー」

宥「な、なにするのぉー?」

友人1「はははー」

宥「もう、もうっ 変なことしないでねぇ?」トテテテテ

友人2(………)

友人1「あれ? どうしたの?」

友人2「ちょっと、こっそり休憩所にいる宥の様子を見てみない?」

友人1「……ストーカー?」

友人2「違うっての」ポカッ

友人1「あいたっ」


そしてちょっと休憩、他の安価スレとか見つつまた書き溜めします

更新終わったら上げますんで

まだ上げてないのにいっぱい来てくれてるぅー!?

ありがたいですわ、とりあえずちまちま再開します



あと、宥姉スレになりつつあるし自分もそんなノリです  
が、まだヒロイン決まってないです





京太郎「あ、宥さん もう大丈夫なんですか?

宥「うううん だいじょうびだよ?」

宥「……」

京太郎「……」

宥「だ、大丈夫、だよ?」

京太郎「…本当にですか?」

宥「うん、それよりもお汁粉の残りは食べないとだね」

京太郎「でも、結構冷めちゃってますよ?」

宥「あぅ」ショボーン


京太郎「まぁ俺のコーヒーもちょっと冷めて来てますし」

宥「……なんかごめんね?」

京太郎「いえいえ」

宥「もくもく」

宥「……うぅちょっと冷たい」

京太郎「……」

ガタッ

宥「?」むしゃむしゃ

京太郎「ちょっと待っててくださいね?」

宥「え? うん、わかったよぉ」

京太郎「 」スタスタ

宥「なんだろぉ? トイレかな?」


宥「それより、冷たくなる前にお汁粉早く食べなきゃ」

宥「ほくっ」

宥「わぁ、おもちの中はまだちょっとあったかいやぁ」ホフホフ

宥「おいしいなぁ」エヘヘ

京太郎「お待たせしました」コトン

宥「あれ? コーヒーまだちょっと残ってるのに新しい飲み物買ったの?」

京太郎「いえいえ、これは宥さんの分ですよ」

宥「え?」


京太郎「紅茶でよかったですか?」

宥「え? え? わざわざ買ってくれたの!?」

京太郎「はい、お汁粉が少し冷めちゃってましたし。あったかい飲み物を、と思いまして」

宥「わざわざ買ってくれなくても良かったんだよ?」

京太郎「あ、宥さんは紅茶に砂糖とか入れますか?」

宥「あ、そのままで大丈夫だよ?」

京太郎「はい、了解です」


京太郎「どうぞ」スッ

宥「あ、ありがとう」

京太郎「どういたしまして」ニコニコ

宥「 」コクコク

宥(あったかぁい)ホワワー




――数時間後――


京太郎「外を見る限り学生っぽい集団がだんだんホテルの方に集まってますけど、宥さんもそろそろ行かなくていいんですか?」

宥「え? ふぁっ!? もうこんな時間だったんだ」

京太郎「のんびり話してると時間って早く流れてしまいますよね」

宥「だよねぇなんでなんだろ?」

京太郎「楽しい時間はあっという間、ですね」

宥「うん、そうだね…」


京太郎「じゃあ明日は何時ごろに来ればいいですか? この店で待ってますよ」

宥「え? 本当に来てくれるの?」

京太郎「せっかく宥さんが長野にいるんですから、会わないと損でしょう」

宥「もう、私は嬉しいけど 無理しなくていいんだよ?」

京太郎「無理なんかしてませんって、宥さんに会えるんですから何てことないですよ」

宥「そっか、ありがとね///」テヘヘ

京太郎「? また顔が赤くなってません?」

宥「そんなことなってないよ!///」

京太郎「えぇ~?」


宥「じゃ、じゃあ今日は楽しかったよ。ありがとうね?///」バッ タッタッタッタッタ

京太郎「こちらこそ楽しかったですよー」

宥「あっ、 明日はお昼前の10時ごろから自由時間だよぉー」オーイ

京太郎「ふふっ、了解です」

とりあえず今日はここまで

次の更新は、友人たちからの尋問()や男友たちからの攻撃などをやっていこうと思います




しかし、本来なら【奈良修学旅行:初顔合わせ】→【全国大会会場:再開】の予定だったのに間になっがいの入ったなぁ

あ、更新終わったのに上げるの忘れてました

今日言ったことを、もう忘れるとか年かもしれんね

いっぱいおつおつ言ってもらえるとなんか嬉しいですな

腐部屋がまだ始まってないみたいだし、安価スレ覗きつつちまちま続きをば書いて行きます


男友4「お、来た来た。結局お前はずっと休憩所にいるだけだったな」

京太郎「まぁいいじゃねーか。ところでナンパは上手くいったのか?」

男友4「あー……」

男友123「…………」チーン

男友4「ご覧の有様だ」

京太郎「あちゃー」

男友1「つーか、その話はもういいんだよ!!」

京太郎「うぉっ 復活した」

男友2「話してもらうぞ!!」

京太郎「は? 何をだよ?」

男友3「とぼけんじゃねー! 休憩所でお前と楽しげに話してた美人なお姉さんのことだよ!!」

京太郎「………あー」


男友4「ナンパ失敗したこいつらに年上の美人と話すお前がトドメを刺しちまったんだよ」

京太郎「………」アセダラダラ

男友4「で、あの人は誰なんだ?」

京太郎「えー っとだな……」

男友1「…ナンパしたのか?」

京太郎「……違う」

男友2「ナンパされたのか?」

京太郎「違う」

男友3「こ、こここいびととかじゃねーよな?」

京太郎「違うっつーの!」


男友4「でも仲はいいんだろ?」

京太郎「……」プイッ

男友2「おいこら何黙ってんだよ!?」

男友3「あんな美人さんと仲良しだとぉー??」

男友4「つーかあの人と同じスキーウェアの集団いたし、どっかの修学旅行生だろ? なんで多分県外の年上の人とあんな仲いいんだ?」

男友3「はぁ!?」

男友2「修学旅行生にフラグ立ててただぁ??」

男友1「おい、詳しく聞かせろよ」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

京太郎「……」アセダッラダラー

ダッ


男友3「うぉ! 逃げやがったあいつ!!」

男友1「逃がすなぁ!!」

男友2「白状するまで尋問じゃー」

男友4「お前ら……」ハァ

京太郎「うおおおおお 何で俺は逃げてんだ!??」ダダダダ

男友1234「うおー 待て―」ダダダダダ

京太郎「……とりあえず捕まったら何されるか分からんってことは分かった」

京太郎「ちくしょー 捕まってたまるかぁー!!」ズダダダダダダ―


とりあえず京太郎アフターの友人たちからの尋問()は終わり
ちょっと休憩してから宥姉の方書きます

腐部屋の予定が明日の朝になったみたいなんで続き書こうかと思ったんですが
ちょっと別の場所で清澄小ネタをば投稿してから続き書きます


あと修学旅行で出会いとかフィクションの中だけの話じゃないんですな
自分の修学旅行とか出会いはなかったですよ、
せいぜいバス乗る時自分一人だけ班の友人たちとはぐれてホテルの近所の駅の中を走り回ってホテル探したくらいですわ
迷子になったのに宥さんも誰も会わずに自力でホテルに帰り着いたわ

んだば再開をば




宥「遅れてごめんね?」

友人2「いいよー まだ集合時間じゃないし」

友人1「気にしない気にしない」

宥「ありがとぉー」ホワホワ

友人12「(かわいいなー)」

友人1「ところでちょっと聞きたいことがあるんだけど」

宥「ふぇ? どぉしたの?」

友人2「休憩所で仲良さそうにしてた金髪のイケメン君、あれ誰?」

宥「ふぇ!?」


友人1「いやー、しばらく滑った後、休憩がてら有の様子見に行ったのよ」

友人2「そいたら、宥ってば楽しそうに男の子と話してるんだもん」

宥「あわわわわわ」

友人2「あの、男が苦手な宥があんなに楽しそうにしてるとはね」

友人1「じっくり詳しい話を聞きたいなぁー?」

宥「あのー えっとね?」

友人1「いや、そんなに慌てなくてもいいんだよ?」ニッコリ

友人2「うん、こんな所で無理に聞いたりしないから焦らずに落ち着いて?」ニッコリ

宥「ほんと?」ビクビク

友人1「うん」ニッコリ

友人2「こんな所でじっとしてても寒いでしょ? ホテルに早く戻ろう?」ニッコリ

宥「 」ホッ


友人2「だからね?」

友人1「ホテルに戻ったら……」

宥「え? え?」アタフタ

友人2「じーっくり聞いてあげるからねぇええ?」

友人1「それにお昼過ぎに約束したセクハr ゲフンゲフン スキンシップもちゃーんとするよ?」

宥「ひぇえ!?」ガタガタガタ

友人1「ほら、寒いんでしょ? すっごい震えてるよ」ニッコリ

友人2「それはいけないわね、早くホテルに入ろう?」ニッコリ

宥「た、たすけてぇええ~ くろちゃーん」ズーリズーリ
(※2人に両手を持たれて引きずられてる)




玄「はっ!?」

玄「おねーちゃんの身に何か?……」

穏乃「玄さん、どーしたの?」

憧「次、玄の手順だよ?」

玄「わっ ごめんね? なんだかおねーちゃんが危ない目に合ってる気がしちゃって…」

灼「……ナンパ」ボソリ

玄「!! お、おねーちゃぁーん!!!」カムバァーック

穏乃「灼さん……」

憧「まったくもう……」

灼「めんご」テヘペロ

とりあえず今日のところはここまでにしときます

そういえば話は変わりますけど、阿知賀が決勝に行ったら宥姉の対戦相手って染谷先輩ですよね?

>>235
まさかのキンクリ!?
いや、さすがに無い…よな?

あさー 朝食食べたりしたんで、腐部屋始まるまでちまちま続きをば書いて行きます


あと>>240 わざわざまこの名前出した理由に気づいてくれてありがとですよ

キンクリするワカメはエイちゃんとか的な意味で好きになれないけど
染谷先輩自体は嫌いじゃないわ! です

夏休みとかヒロインですし


――10時15分――

宥「ごめんね? せっかく来てくれたのに待たせるみたいになっちゃって」

京太郎「俺もさっき来たばかりだから気にしなくてもいいですよ」

宥「うぅ ありがとぉね」

京太郎「しかし、せっかくの修学旅行なのにずっと寒いこんな所でスキーっていうのはつらくないですか?」

宥「うん、でも皆でわいわいするのは楽しいからいいんだぁ」ホワワ

京太郎「ってことは昨日の夜とかも部屋でわいわいやってたんですか?」

宥「アーウン、ソウダヨー?」カタカタカタ

京太郎「震えてる!? 昨日の夜なにやったんですか!??」


宥「そ、それにね? 京太郎君ともまた会えておしゃべりできてることも嬉しいんだぁー」

京太郎「(話題変えた……マジで何があったんだ?)」

京太郎「まぁ、それは俺もですよ。いつかまた会いたいとは思ってましたし」

宥「私が奈良に住んでることはお互い知ってたけど、京太郎君達がどこに住んでたかは知らなかったもんねぇ」

京太郎「そういや言ってなかったですね……」

宥「また会えてよかったよぉー」ホワホワ

京太郎「ですねー」ノホホーン


京太郎「何か飲み物とか買いましょうか? 何がいいですか?」

宥「え? そんないつも買ってもらうのは悪いよぉ」

京太郎「そうは言ってもですね、ここは男として俺が買うべきですよ」

宥「じゃあ私は年上のお姉さんなんだから、私の方が買うべきだと思うなぁー」

京太郎「ぬぬぬ……」

宥「さぁ、どうする?」フフーン

京太郎「うーん……!」

京太郎「じゃあこうしましょう」




「ホットココアご注文のお客様―」

京太郎「あ、俺です」

「どうぞー」

京太郎「ありがとうございます」ニコッ

「コーヒーお待ちのお客様―」

宥「あ、私です」

「はい、どうぞー」

宥「ありがとうございます」ニコッ


京太郎「さ、どうぞ」

宥「ありがとぉ、こっちもどーぞ」ニコニコ

京太郎「はい、ありがとうございます」

宥「お互いに欲しいものを買ってあげれば奢ったりとかとは違うから気を遣ったりもしなくていいねー」

京太郎「ですね」


宥「くぴくぴ」

宥「  」ニヘラq

京太郎「宥さんってホットココアが好きなんですか?」

宥「うん、あったかくて甘くて大好きなんだぁー」

京太郎「それじゃあ昨日俺が紅茶買ったのは間違いだったんですね」アチャー

宥「ああっ、そんなことはないよぉ 紅茶だって好きだし、買ってくれた時は本当に嬉しかったんだし」アセアセ

京太郎「それなら良かったです」

宥「それにしても京太郎君はコーヒーなんて大人だねぇ、私コーヒーはお砂糖入れなきゃ飲めないよ」


京太郎「受験勉強の時に眠気覚ましに飲んでたんで、苦いのにも慣れちゃいましたよ」

宥「そういえば京太郎君は今年受験生だったんだねぇ、どうだったの?」

京太郎「はい、無事に合格しましたよ」

宥「ふぁー 良かったねぇ」

京太郎「まったくです、もう当分勉強はいいですよ」

宥「お勉強しなきゃだめだよー?」

京太郎「うゎー とりあえず高校始まるまではのんびりしてたいですよ」

宥「もう、だめだったらー」フフフ

と、腐部屋始まったようなので 見ながら書き溜めすることにします

夜までにはもう少し続きやるはず、たぶん、おそらく

昨日の夜やるかも、とか言ってたんですが更新なくてすいません
咲の絵茶やってたんで見学してました

では腐部屋も終わったんでちまちま続きをばやっていきます
いつも通り更新終わったら上げるつもりですわ


京太郎「あ、そういえば咲のやつも同じ高校に合格したんですよ」

宥「咲ちゃんも勉強頑張ったんだね」ニコニコ

京太郎「あいつも今は勉強から解放されたーってだらけまくってますよ。最近は朝から夕方まで1日中図書館や本屋に行ってるみたいです」

宥「本が好きなんだぁ」

京太郎「まぁ、黙ってれば見た目は文学少女ですよ」ハハハ

宥「ひどいなぁ、咲ちゃんなら黙ってなくても可愛い文学少女でしょ」フフッ

京太郎「まぁ、そんな訳で勉強は入学して授業が始まるまではいいんですって」

宥「こーら、そんな訳って咲ちゃんの文学少女と京太郎君の勉強は何にも関係ないでしょぉ?」

京太郎「ばれましたか」

宥「まったくもぅ」


宥「でも、お勉強も大事だけど、学校生活を楽しむのも大事だよ?」

京太郎「そうですねー やっぱり何か部活とかに入った方がいいですよね」

宥「うん、部活は楽しいよぉー」

京太郎「宥さんも何か入ってるんですか?」

宥「うん、玄ちゃんやそのお友達に誘われてね」

京太郎「玄さんと一緒の部活なんですか、そういえば玄さんはお元気ですか?」

宥「うん、元気に部活頑張ってるよー」

京太郎「そうですか、玄さんは明るい人でしたから部活でも中心にいたりしそうですね」

宥「そうだねぇ」

宥「人数が少ないけど、玄ちゃんや他にも元気いっぱいな子がいて、一緒に部活をしてて私も元気を貰ってるんだぁ」

京太郎「聞けば聞くほど楽しそうな部活ですね」

宥「だよー、でもね……」

京太郎「どうかしたんですか?」


宥「部活では私が1番お姉さんなんだけどね、私よりしっかりした子が1年生にいるの」

宥「私はお姉さんなのにかっこわるいなーって思っちゃったりするんだぁ……」

京太郎「そうですか……」

宥「うん」

京太郎「でも、気にしなくてもいいと思いますよ」

宥「え?」

京太郎「玄さんが部活に誘ってくれたんでしょう?」

宥「うん、そうだけど?」

京太郎「玄さんはその部活を頑張ってるそうですし、ただお姉さんだから宥さんを誘ったんじゃなくて宥さんが自分たちの力になってくれると信じて誘ったんじゃないですか?」

宥「そうかなぁ?」


京太郎「きっとそうですよ!」

京太郎「宥さんよりしっかりした人がいようと、宥さんがいるからこそ助かってることだって必ずあるはずです。だからそんなに気にしなくていいんですよ」

宥「そっか、そうだね」

宥「しっかりとしたお姉さんにはなれないかもしれないけど、みんなのために頼りになるお姉さんならなれるかもだしね」

京太郎「その意気ですよ」

宥「ふふふ、ありがとうね? なんだか元気が出てきたよ」ニコッ

京太郎「それは良かったです」

宥「あ、そろそろお昼だね」

京太郎「もうそんな時間なんですね、結構話してて気付かなかった……」

宥「よーし頼りになるお姉さんがお昼ご飯を買ってあげちゃうよー」

京太郎「だから奢りとかはいいですって」ハハ

宥「あれぇー?」ショボーン






………………
…………
……

京太郎「そろそろ時間ですね」

宥「そうだね」

京太郎「宥さん、明日は?」

宥「明日はもう帰るから、朝にはホテルを出発する予定なんだぁ」

京太郎「そうですか……」

宥「そうなんだよ……」


京太郎「宥さん、今ケータイ持ってますか?」

宥「え? うん、ポケットに入ってるけど」

京太郎「だったら、メルアド交換しませんか?」

宥「えっ?」

京太郎「せっかく偶然とはいえ再会できたんですから、メルアド交換しとけばいつでも連絡がとれるから偶然に頼ったりしなくていいかな?と」

宥「……」フンフム

京太郎「……ダメ、ですか?」

宥「ううん、そんなことないよぉ!」

京太郎「! だったら」

宥「うん、こっちこそよろしくだよぉー」


ピロリン♪

京太郎「とっ、よし、登録完了です」

宥「こっちも登録したよー、仲良しのグループに入れておくね?」

京太郎「なんか恥ずかしいですね」

宥「でも私たちは結構仲良しだしねぇ」

京太郎「まぁ、そう言われるとそうですね」

宥「じゃあ、そろそろお別れだね……」

京太郎「でもまた会えますよ」

宥「うん、そうだね」


京太郎「それにメルアド交換したんだからいつでも連絡は取れますって」

宥「だねぇ、メールするね?」

京太郎「待ってます」

宥「そっちも何かメール送ってね?」

京太郎「何か面白いこととかあったら送りますよ」

宥「待ってるね」

京太郎「はい」

宥「いつか家の旅館にも遊びに来てね?」

京太郎「必ず行きます」

宥「うん」


宥「じゃあ……」

京太郎「ええ、お元気で」

とりあえずこれで2部の【宥「さむーい旅行」】は終わりです

あとはちょっと後日談とかやってから3部の【宥「がんばる旅行」】をやろうと思います

ではでは

メロブの通販で頼んだ阿知賀3巻とか咲日和2巻とか同人とか読んだりメロブの掛け替えカバーつけてたらこんな時間

ちょこちょこ2部の後日談をば書いて行きます
あと、小ネタ思いついたけど話の流れにまったく関係ないんで、きちんと完結できたらその時やります。
宥姉がファービーになる話


宥「ただいまー」

玄「おねーちゃん、おかえりー」

宥「ふぅ、疲れたよぉー」

玄「つかれたっていうか寒かったでしょ? 寒いの我慢する特訓はしたけどスキーは寒すぎたでしょう?」

宥「うん、全然スキーしないでずっと休憩所にいたよぉ」

玄「おねーちゃん、可哀想だよぉー。つまんなかったでしょ?」

宥「え? えーっと、つまらなくはなかった……かな?」

玄「班の人たちが一緒にいてくれたの?」


宥「いや、班の皆は私の分まで楽しんでほしかったし、スキーやってもらったよ」

玄「そうなんだ……(じゃあおねーちゃんはつまんなかったんじゃ?)」

宥「その分夜は凄かったけど……///」ボソリ

玄「え? 何か言った?」

宥「いやいや、なんでもないよぉ!///」

玄「?」


玄「それなら休憩所で何をしてたの?」

宥「えっとねぇ、お話とかしてたんだぁ」

玄「ふむふむ、なるほどなるほど~ なるほど!?」

宥「楽しい時間ですぐに終わっちゃうよね、自由時間って結構あったはずなのにお話してるとすぐ終わっちゃったんだぁ……」

玄「お、おねーちゃん? お話って、だ…誰とかな?」

宥「ふぇ? それはねー」

ピローン♪

宥「あ、ごめんね、メールだ」

玄「ふぇ? あぁ、うん」


【FROM】京太郎君
【sub】初メールですね
------------------------
そろそろ家に帰りついた頃だと思いますが
寒いスキー場にいたせいで体調を崩したりしたら大変ですし
久しぶりの家でのんびりしたいかもですけど
今日のところはゆっくり休んで疲れを癒しておいた方がいいですよ


では、おやすみなさい


宥「ふふ……」


【FROM】松実宥
【sub】ありがとうね
------------------------
うん、さっき帰ってきて玄ちゃんとお話ししてたところだよぉ

家はあったかいけど、京太郎君の言う通り
風邪とか引いたら困るから早めに休むことにするね

心配してくれてありがとう、^^
それじゃあおやすみ


玄「おねーちゃん?」

宥「玄ちゃん、ごめんね? 今日のところは旅行の疲れで風邪とか引かないように早目に休むことにするよ」

玄「あ、うん。風邪引いちゃったら大変だもんね……」

宥「お土産は明日一緒にみようねぇ」

玄「分かったよ、お土産楽しみにしてるねー」

宥「うん、2人ともありがとうだよぉー じゃあ今日はもうお風呂に入ってから寝るね」

玄「はーい、お休みなさーい」

玄「ん? 2人??」

玄「え? 2人って、1人は私としてももう1人は??」

玄「お、おねーちゃーん???」



――後日阿知賀部室(宥はクラスの用事があってまだ部室に来てません)――

玄「ってことがあったんだけど」

憧「それは……」

穏乃「せっかくスキーに行ったのに出来なかったとか宥さん可哀想だね……」

憧「いや、そうじゃなくて」

穏乃「?」

灼「……ナンパ男」ボソリ


玄「!?」

灼「ナンパしてきた男と仲良くおしゃべり」

玄「あ、ああ」

灼「メルアドの交換までしてラブラブメールを送りあう2人」

玄「あぁああああああ」ガタガタガタ

灼「そして、いつしかメールで満足できなくなった2人は……」

玄「お、おねえちゃあああああん」ウボアー

憧「ってこらこら、あんまりいじめちゃダメでしょ」

灼「…言い過ぎた、ごめん(笑)」

穏乃「え? つまりどういうこと??」



カン


とりあえずこれで後日談は終わりです
この次は3部に行く予定ですが、メールネタ思いついたら先にそれをするかもです

ではでは

いつもより早く起きたんで小ネタとしてメールをば



【FROM】京太郎
【sub】そういえば
------------------------
宥さんっておもちとか好きですか?


【FROM】宥
【sub】えっと
------------------------
私はあんまり分かんないなぁ
玄ちゃんはおっきいのが好きらしいけど
京太郎君は?


【FROM】京太郎
【sub】大きさですか
------------------------
あんまり気にしたことはないけど
どっちかと言うと小さい方が好きですかね


【FROM】宥
【sub】そっか
------------------------
小さい方が好きなの?


【FROM】京太郎
【sub】はい
------------------------
やっぱり小さい方がいろいろできますからね


【FROM】宥
【sub】おっきいのは
------------------------
いろいろできないの?


【FROM】京太郎
【sub】ですね
------------------------
っていうかあんまり大きいのって見たことないですね


【FROM】宥
【sub】珍しいのかな?
------------------------
あんまり見ないってどれくらい?


【FROM】京太郎
【sub】大体
------------------------
正月くらいしか見ないですよ


【FROM】宥
【sub】えぇ!?
------------------------
お正月だけ? 
親戚とかにおっきい人いるの?



【FROM】京太郎
【sub】婆ちゃんが
------------------------
大きいの好きなんですよ
だから毎年婆ちゃん家に行くと大変ですよ


【FROM】宥
【sub】おばあちゃん?
------------------------
凄いおばあちゃんなんだね


【FROM】京太郎
【sub】ですよ
------------------------
もう結構歳なのに毎年作ってお土産にくれますからね
婆ちゃんは鏡餅飾るのとか好きなんで大きいのばっかり作るんですよ

大きいやつは鏡開きの時に小さくして食べますけど
やっぱり小さい方が簡単に食べられるからそっちの方がいいです



【FROM】宥
【sub】Re:
------------------------
え?


【FROM】京太郎
【sub】Re: 2
------------------------
え?


【FROM】京太郎
【sub】えーっと
------------------------
正月のもちが余ってたんで
何かいいレシピとか聞こうかと思ったんですけど

何か不味かったですか?


【FROM】宥
【sub】いやいやいや
------------------------
なんでもない! なんでもないよぉ!
大丈夫だから気にしないでね?

えっとえっと
私はやっぱり焼いてあったかくなったおもちにお砂糖を溶かした醤油を付けて海苔を巻くのが好きかな?


【FROM】京太郎
【sub】あぁ
------------------------
やっぱりシンプルなのが1番ですね


【FROM】宥
【sub】うん
------------------------
だね
でもおもちのお料理ってあったかいからどれも好きだよ



以上です、寝起きのテンションで書いたけどなんだこれ?

何回かメールのやり取りしてからはこんな風に雑談メールとかしてると思います
またメールネタ思いついたらまたやるかもです

予定としては早いところ3部の【宥「がんばる旅行」】をやりたいですけど
まだあんまり考えがまとまってないのでどうなるかは今のところ未定です

上手くいけば今日の夜から3部やりたいです、上手くいけば

では、安価スレ見つつちまちま続きをばとーかして行きます




――ミーティング――


晴絵「各県の2位となら、戦っていいわけだ」

晴絵「これからインハイまでに土日が7回はあるから、毎週2泊3日で全国各地のナンバー2を倒しにいく!」

憧「わー」

穏乃「そんなことできるの?」

晴絵「全国出場が決まったおかげで講演会ができたし、部費も増えた。とりあえずは親御さんに許可もらえるかどうかだね」

晴絵「それから対戦相手の候補を決めて試合を申し込む」

穏乃「長野…」

晴絵「長野? いいよ、まずそこに申し込んでみようか」

宥「ふぇ!?」

あがが、しょっぱなからミスった

タイトルっぽいの挟むの忘れてた、>>301の次のレスに






【宥「がんばる旅行」】





が入ります 
めげるわ……


玄「おねーちゃん?」

憧「宥姉どうしたの?」

穏乃「長野に何かあるんですか?」

宥「えっと…なんでも、ないよぉ?」

玄穏乃憧灼晴絵「「「「「???」」」」」

灼「はっ!」

灼「…ナンパ男」ボソリ

玄「qあwwせdrftgyふじこlp!!??」ビクビクッーン


穏乃「もう何か月も前のネタを」

憧「だからやりすぎだって」

灼「てへぺろ☆」

宥「え? く、くろちゃん??」アタフタ

玄「あばばbbb」ガクガク

晴絵「えーっと、……長野はやめておく?」

穏乃宥「「いえ! 行きましょう!」」

晴絵「お、おう 分かった、じゃあ申し込んどくな」


穏乃「宥さんも長野に行きたい理由とかあるんですか?」

宥「いやいや、なんでもない、なんでもないよぉ?」

憧「あからさまに動揺してるし……」

灼「宥さんが動揺するとは…やはりナンパ男か」

玄「  」チーン

晴絵「こーら、理由は知らないけどあんまりからかわないの」ポコッ

灼「あいたっ」


宥「(ふへへ、長野に行くんだぁ)」ニコー

宥「(京太郎君にも会えるかな? でも今回は麻雀やりに行くんだから自由時間なんてないよね? 会えないかもなぁ……)」シュン

宥「(どうだろうなー 会いたいなー)」

宥「(って、なんで京太郎君に会いたいんだろう? メールとたまにやってて顔を見てないからかな?)」

宥「(うーん、なんだろぉモヤモヤするよ……)」??

宥「(だめだめ、強くなるために特訓に行くんだから京太郎君のことは一旦忘れてないと)」




宥「(でも…やっぱり会いたいな///)」

とりあえず短いですが、出発前ということでここまで
後は車内の会話をちょっとやってから目的地、の予定です

あとフラグ立ってるっぽいですけど、まだ宥姉は自分の気持ちに気づいてないです












このまま気づかずにモヤモヤしてる間に他にフラグ立てられた子がくっつく可能性もなきにしもあらずですね

龍門淵に行くとそこには部長の命令で宿泊費を稼ぐために執事のバイトをしていた京太郎が!

こんな時間にこんばんわ
クロチャーのターンっていうか、ここからノリで誰のターンにでも出来ますまぁとりあえず宥姉で行くかな? 
レジェンドは親戚の家の方に行っててください
>>316 違うから、バイトじゃないから(目をそらし)


龍門淵に行く所を確認するために阿知賀の1巻見直してたら
全国に行く時に休憩したサービスエリア(怜たちと会った所)が浜名湖だったことに気づいて
なんかテンション上がって帯ギュ1巻から読んでました、ごめんなさい


ではちまちまと続きをば書いて行きますー




………
……


穏乃「では、ついに遠征当日! 待ってろー長野の2位―!!」

玄「長野までは結構時間かかるね」

穏乃「大丈夫!おかしいっぱい買ってきたから、皆で食べよー?」

憧「ちょっ、そんなにいっぱい買って何考えてるの!?」

穏乃「え? 車の中とかでたべようかなーって」

憧「ダメダメ、没収―」

穏乃「うきゃー!??」

憧「こんなにいっぱい一度に食べたら体に悪いでしょ、私が管理するから食べるにしても少しずつ食べるわよ」

穏乃「うえぇ~ ゆうさーん おかしとられたぁ~」シクシク

宥「わっわ、えっと……よしよーし」ナデナデ


憧「もう、宥姉あんまりしずを甘やかさないで」

穏乃「うわーん」ビヤー

宥「わわわわ、ほらー泣き止んでー?」ヨシヨシ

憧「あーもう」

憧「ホラ、1つだけだからね?」ハイ

穏乃「グスグス、……ありがと」むしゃむしゃ

穏乃「……おいしい」エヘヘ


玄「(あれ?元々穏乃ちゃんのなのに貰ってお礼言ってる……)」

灼「♪」サクサクサク

玄「(って、いつの間にか灼ちゃんも食べてるー!?)」

灼「? 玄も食べる? チョコチップ納豆クッキー」ハイ

玄「いやいや、私はいいy……チョコ納豆!? 何それ!!??」

灼「美味しいよ?」オゲゲ

玄「いやいやいや、すっごい美味しくなさそうな顔してるよ!? どれだけ美味しくないのそのクッキー??」

灼「……ちっ」ムー

玄「そしてその美味しくないのを私に食べさせようとしてたの!?」

灼「ナンノコトヤラ?」

玄「ひいー!?」



ブロロロロロロロ

晴絵「高速で飛ばすけど時間かかると思うし、つまんなかったら寝ててもいいぞー」

穏乃「だったらお菓子でも食べてようよ!」

憧「ダーメ、さっきもう食べたでしょ? ちょっと我慢しなさい」

穏乃「うぇえー玄さーん、憧がイジメるー」

玄「え?」

穏乃「憧にお菓子を分けてくれるようにお願いしてくださ~い」シクシク

玄「ふむ、おまかせあれ!」

玄「あのね、あk「ダメ」ちゃん……」

玄「えーっと、ダメだってごめんね?」

穏乃「ウッキャー」ウエーン



晴絵「ほら、朝早く出たからまだ朝食食べてないでしょ。もうすぐ次のサービスエリア着くからそこで朝ごはん食べるよー」

晴絵「だからしずー、お菓子は食べるとしてもご飯の後にしなさい」

穏乃「はーい」

憧「ほらほら拗ねないの、ご飯の後にお菓子2個まで食べていいから」

穏乃「ほんと? やったー」ワーイ


穏乃「ウッキ、ウキャッ」

憧「えー 3個? やっぱり甘いの3個欲しいの?」

穏乃「ウッキー」

憧「3個……いやしんぼめ!」

憧「いいよ、そんなに言うなら今あげるよ! 行くよ穏乃、3個行くよ!」

ドシュウー


穏乃「ぱくっ!」「ぱく!」

憧「うわっゴメン、1個落ちちゃう……」

ヒュー ポトッ

穏乃「ひょいぱくっ」

憧「………」

穏乃「?」むしゃむしゃむしゃ

憧「……よ」

憧「良おお~~~~し!よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしたいした子だねしずは」ナデナデナデナデ

穏乃「えへへ~///」ニヘラ


――ろ……ろ………く…ろ

――――くろ!



玄「はっ!?」

灼「ほら、サービスエリア着いたから起きて?」

玄「あれ? 夢??」キョロキョロ

灼「玄ったらハルちゃんがサービスエリアの話してる途中で眠っちゃったんだよ。疲れて他の?」

玄「え? あぁうん、遠征のしおり作ってて夜更かししちゃったんだ……」

灼「まったく……ホラ、もう皆お店行ったから早いところ私たちも行こう?」

玄「うん、ひょっとして灼ちゃん私が起きるの待っててくれたの?だったらありがとうだよー」


玄「え? あぁうん、遠征のしおり作ってて夜更かししちゃったんだ……」

灼「まったく……ホラ、もう皆お店行ったから早いところ私たちも行こう?」

玄「うん、ひょっとして灼ちゃん私が起きるの待っててくれたの?だったらありがとうだよー」

灼「ううん、読んでた漫画がいい所だったから読むためにちょっと車に残ってただけ」

灼「で、読み終わったからお店に行く前に玄を起こしてあげたの。何かうなされてたよ?」

玄「あー……」


玄「うなされてたのは多分変な夢見ちゃったからだよ」

灼「そっか」

玄「うん、起こしてくれてありがとうね」

灼「まったくびっくりしたよ。読んでた漫画を玄に読み聞かせてあげてたらいきなりうなされだすんだもん」

玄「ちょっ!? 私がうなされたのって灼ちゃんのせい!!?」

灼「まさかまさか」ナイナイ


目的地にまだ着いてませんが今日はここまで

ずっと同じノリでやってたら飽きがくるかなーと夢ネタ入れましたが、正直なんだこれ
てか緑色ってやってみたら分かりづらかったですね、夢は紫とかにすればよかった

こんな感じで……いや、ないか


さて次辺りの更新で目的地に着くはずですー
ではではー

さて結構眠くてもう寝たいけど、寝る前にちまちま更新をば

目標は今回で龍門淵まで行く、でいきますよー



晴絵「さて、みんな揃ったしお昼にするよ」

憧「おごり!?」

晴絵「おごるおごる」

憧「やった 何にしよー」

晴絵「そのかわり」

晴絵「ゆうs「わーい晴絵ありがとー」」

晴絵「優勝s「なにがいいかなー、どれも美味しそうだなー」」

晴絵「優勝したr「わーでも変なメニューもあるねー」」

晴絵「………レジェンド」グシュグシュ

灼「ほらほら、ハルちゃん泣かないで」ナデナデ


穏乃「何これ ラー油エクレアだって」

灼「やめとけば? 変なの食べて気持ち悪くなったら車酔いするし……」モグモグ

穏乃「そうかー じゃ普通にこのイチゴカレーパンを……」

灼「普通って?」モグモグ

穏乃「ところでさっきから灼さんは何食べてるんですか?」

灼「これ? イチゴカレーパン」フフン

穏乃「え?」

灼「え?」


穏乃「………ちなみにその手に持ってる袋の中身は?」

灼「車で食べようと思って買ったラー油エクレアだけど?」

穏乃「え!?」

灼「え??」

穏乃「なにこれこわい」

灼「しずも欲しいの?」

穏乃「いや……私って車に酔いやすいんでやめときます」

灼「そっか」


憧「てかまだ皆食べるの決めてないのに1人で食べ始めちゃダメでしょ」

灼「めんごめんご」

晴絵「そろそろメニュー決まったかー?」

憧「うん、私はこのカルボナーラスパゲッティを。しずは?」

穏乃「えっとえっと、ラーメン! このとんこつラーメンにする!!」

玄「えーっと、私はモーニングセットΩにしようかな」

灼「じゃあ私はなぜかそこまでお腹空いてないし、デザートの抹茶パフェだけでいいよ」

アゴ助「ちくわ大明神」

宥「(     )」ポケー

晴絵「何だ? 宥は上の空だな」

憧「誰だ今の」


晴絵「ほら、宥―さっさと料理決めちゃいな?」

宥「(     )」ポケー

宥「ふぁ? わ!わ! ごめんね?」アタフタ

宥「私はこのあったか月見うどんにするよ」

晴絵「うい、りょーかい。 んじゃちょっと注文行ってくるわ、席確保しといてー」

穏乃「あ、はーい」


憧「……やっぱり宥姉のあの様子、長野になにかあるみたいね」

玄「……チラリ」

灼「うん、きっとナンパ男だね☆」ニッコリ

玄「うわーん わおわおわおーん」ビェー

憧「こらこら、こりゃー目的地に着くまでに何回玄が泣かされるだろ」

穏乃「ちょっ助けてあげようよ……」


すいません、眠気が凄いのできょうはここまで

あと、ほにゃらら淵に金髪の男がいるかもしてませんが
好感度はどうしましょう? ほにゃらら淵の某さんとかにフラグ立て済み?
それとも仲のいい程度のお手伝いさん?

あばばばば、今日が休日だったので少し仮眠してから書き溜めしまくろうと思ってたら10時間以上寝てました
おかしい…目覚まし2つスヌーズでセットしてたのに……
寝すぎて逆にフラフラするわ

今から書き溜め初めて、もうしばらくしたらとーか始めます
とりあえずフラグはギリ立ってない仲良しを目指します


晴絵「ちょっとー、注文してきたのにまだ席確保してないの?」

灼「ハルちゃんごめん…」

玄「えぐえぐ」

宥「えっと、席ならここでいいんじゃないかな?」

穏乃「あれ!? いつの間にか宥さんが席確保して座ってる」

憧「宥姉やるじゃん」


宥「……気付いたら座ってたの」

憧「って上の空で確保してたの?」

穏乃「いったい長野に何があるの? なんか心配になってきちゃったんだけど……」

灼「お・と・こ」ボソッ

玄「わおーん」ビャー

晴絵「ん? 玄はどうしたんだ?」

灼「さぁ? とりあえずせっかく席があるんだから座って待ってようよ」

晴絵「あぁ、そうだな」


穏乃「玄さん、えっと、どんまい?」

玄「あうううう……」メソメソ

憧「灼もあんまり玄をいじっちゃだめでしょ」

玄「い、いじる!? これいじられてるの!?」

穏乃「自覚なかったんだ」

憧「まぁちょっとやりすぎてたしね、いじめだと思ってたんじゃ?」

灼「さすがにやりすぎた、もうやりすぎないようにする…」


玄「いやいや、いじわるをしないで?」

灼「うん、いじわるしない」

玄「ほっ」

灼「いじる」ドン!

玄「おわぁー」

晴絵「遊んでないで席につけー、もう料理来たぞー」



穏乃「もぐもぐ」

憧「そういえばハルエ、聞き忘れてたんだけどさー」

晴絵「なにー?」

憧「合宿は1泊2日だけど、私たちってどこに泊まる予定なの?」

玄「あぁ、そういえば……」

灼「聞いてない」

宥「(ホテルとかなら、自由時間にこっそり会えたりしないかなぁ?)」ポヤポヤ


穏乃「そーいればふぉこだろ?」

玄「総入れ歯?」

憧「こらしず、飲み込んでから話しな」

穏乃「むぐんぐ」

穏乃「そういえば、どこだろ?」

玄「あぁ、びっくりしたぁ」

晴絵「あぁ、言ってなかったね」


晴絵「対戦相手の龍門淵さんが泊めてくれるそうだよ。結構大きな家だから部屋も余ってるんだってさ」

穏乃「ほほー」

憧「玄の家みたいな感じかな?」

玄「家は旅館だけど、あんまり部屋が余ったりはしないよ、ねえお姉ちゃん」

宥「…うん、そうだね」ドヨンド

玄「なんだかおねーちゃんがショック受けてるー!?」

宥「(龍門淵さんのお家なら、会いに行ったり会いに来てもらったりできないなぁ…仕方ない、合宿なんだもんね……)」


晴絵「ほら、そろそろ出発するからのんびり食べてる奴は置いてっちゃうぞ?」

玄「わっわ、おねーちゃん急いで食べよう?」アセアセ

宥「う、うん」

晴絵「そんなに焦らなくていいぞー 焦らず急いで食べろー」

憧「いや、どっちだよ」

穏乃「わーまってまって! もうちょっと注文してくるからー」

晴絵「おい」



………
……


晴絵「さ、皆車に乗ったか―?」

憧「待って、しずと灼がまだ!」

玄「どうしたんだろ? トイレかな?」

穏乃「やーやー お待たせ―」

灼「めんごめんご」

憧「遅い! って……」


穏乃:ホットドッグ・たこ焼き・焼きそば
灼:たい焼き×6・カキ氷・ラー油エクレア×6

憧「祭りか!」

灼「待たせてごめん、お詫びにこれを……」スッ ラー油エクレア

玄「うわぁ…… なにこれぇ」

晴絵「どうせくれるならそっちのたい焼きをくれよ……」

灼「えー」

憧「うんうん、それでそのエクレアは全部灼が食べなよ」

灼「ええええええ」

玄「うわ、顔真っ青」

憧「なんで買ったのよ、それ……」

晴絵「……合宿での罰ゲームにでもするか」ハァ

とりあえずここまで、おかしいスレタイの人まだ出ないぞ……

ちょっと放課後ミッドナイターズ見てくるんで続きは夜にでも
その時にはスレタイの人も出る…はず?

さて、夜までに書き溜めする予定だったのに別の描いてて全然書き溜めないです スマヌ…スマヌ…

なのでちまちま続きをばやっていこうと思います
今日こそあの人出る、予定


晴絵「んじゃ出発するぞー」ブロロロロ

穏乃「おいしぃー♪」モグモグ

憧「ちょっ、もう食べだしてるし」

憧「あーもう、ほら、口いっぱい頬張らないの」

穏乃「むぐー?」

灼「……」グゥ~


灼「(いっこだけ食べてみようかな?)」ガサガサ

玄「あ、さっきのエクレア食べてみるの?」

灼「うん」

灼「……」クンクン

灼「うわ、くっさ、いらないこんなの」ペイッ

玄「ちょっ」


灼「………」

玄「………」

灼「玄、おいしいと思うけどいる?」ニッコリ

玄「い、いらない! いらないから!!」ブンブン

灼「そう……」ガッカリ

玄「えぇー……」


晴絵「しかし皆元気だな、車で眠ったりするやつが1人もいないとは」

穏乃「だって皆で遠くに行くってなんか楽しくって寝てる時間がもったいないですよ」

宥「うん、…私もあんまり皆で旅行とか行かないから… 楽しいよ」

玄「麻雀も楽しみだね」

灼「テンションあがるわー」

憧「真顔で言われても……」


晴絵「そんなこと言ってる間にそろそろ着くぞ」

穏乃「え!? もう?」

玄「案外早いね」

憧「いや、結構な時間車に乗ってるよ」

灼「ボスの攻撃だ!」

灼「……いや、ワカメか?」

穏乃「灼さんは何を言ってるの?」

灼「え、さぁ?」

玄「えぇー ひょっとして初めての合宿でテンション上がっちゃってる?」

灼「かもね☆(真顔」


憧「やべえ、玄がおもちで暴走するのが1番マズイと思ってたらもっとヤバいのがいた……」

玄「えぇー 暴走なんてしないよー」

穏乃「まぁ大丈夫なんじゃない?」

晴絵「はははっ まぁ本当に変なことやろうとしたら私が止めるけど、部長がおバカなことはしないでしょ」

灼「うんうん」

憧玄「「(すごい不安……)」」

ブロロロロロロロ





………
……



ブロロ…… キィッ

晴絵「ほい、とーちゃく」

憧「んあー ずっと座ってたから疲れたー」

穏乃「だねー、体がバキバキ言ってるよ」

玄「はー疲れたー おねーちゃんは大丈夫?」

宥「うん、ちょっと寝ちゃってたから皆よりは疲れてないよ」


ハギヨシ「いらっしゃいませ、お待ちしていました」

ハギヨシ「阿知賀女子の皆様、長旅お疲れ様でした」

晴絵「あ、これはご丁寧に」

ハギヨシ「お嬢様方はお部屋でお待ちです、ご案内致しましょう」

ハギヨシ「それと申し遅れました、皆様の案内を務めさせていただく私、萩原と申します。どうぞお気軽にハギヨシとお呼びください」ニコッ


穏乃「よろしくお願いします! ハギヨシさん!!」

憧「こら、馴れ馴れしすぎでしょ」

ハギヨシ「いえいえ、構いませんよ。今日はここに泊まることになりますのでお困りの時は何なりとお申し付けくださいね」ニッコリ

玄「ふわぁー お屋敷に執事さんだぁ、凄いねぇおねーちゃん」

宥「そうだねぇ… 広いお家だけど、寒くないかな?」

ハギヨシ「寒いのがお嫌いですか? それなら防寒の道具を何か準備しておきますよ」

宥「はわわ、ありがとうございます」


ハギヨシ「では、お嬢様達もお待ちですし、どうぞこちらへ」

穏乃「はーい」

憧「案内お願いします」

玄「ほわー おっきいなぁおっきいなぁ……」

宥「ちょっとあったかくないなぁ……」

灼「まぁ外は暑いし、冷房が効いてるんだね」

晴絵「ほらほら、案内してくれてるんだから私語はできるだけ慎みな」



ハギヨシ「お嬢様、奈良の阿知賀女子学院の皆様がいらっしゃいました」

透華「お待ちしておりましたわ!」

純「こいつらが奈良代表?」

一「こいつらとか失礼だよ、純くん」

智紀「よろしく……」

穏乃「(こ、これが…)」

灼「(キャラ濃いなー)」


玄「…ハッ!」クルッ

衣「………」

衣「遠路大義!」

穏乃「?」

憧「……?」

玄「(す、すごい怖いよこの子……)」ガタガタ

宥「(なんだか寒い……)」ブルッ

灼「子供?」


衣「な! 衣は子供じゃない!!ころもだ!」

憧「?」

灼「?」

宥「(寒い)」ガタガタ

玄「   」ガタガタ

穏乃「(こ、これが長野準優勝……)」

穏乃「(龍門渕高校!!)」



……


【自己紹介終了】

透華「さて、阿知賀の皆さんは長旅でお疲れでしょうし。すぐに麻雀を始めるのではなく、少しお茶でも飲んで休憩しませんこと?」

穏乃「お、いいですねー」

玄「あのぅ、だったらおねーちゃんにはあったかいものをいただけますか?」

一「うわぁ、なんだか凄い寒そうだね」

透華「ハギヨシ、2人で皆さんのおもてなしの準備を」

ハギヨシ「かしこまりました」

憧「2人? さっきいたメイドさんですか?」

透華「歩のことですの? いえ、彼女ではなくもう1人いるんですわ」

透華「と言っても家に仕える執事ではなく、外から出入りしているハギヨシの弟子のような感じですが」


純「ぶっちゃけハギヨシ1人で十分なんだけどな、せっかくハギヨシに色々教えてもらうために来てるんだから少しくらいだけど仕事をさせてんだよ」

一「純くんの言う仕事ってパシリみたいな事ばっかりじゃん」

智紀「でも、最初に来た時と比べると見違えるようになった……」

衣「うむ、仕事のないときはころもと遊んでもらっているが、凄く楽しいぞ!」

穏乃「ほえー 凄そうな人ですね」


智紀「凄いっていうか、……お人よし」

一「うん、純くんの命令も文句も言わずにやってるしね」

玄「ふんふむ」

ハギヨシ「お茶が入りました」

憧「あ、ありがとうございます」

???「どうぞ、紅茶ですがよかったですか?」

宥「え? はい、ありがとうございます」フリムキ


宥「え?」

京太郎「な!?」

京宥「「………」」

宥「あぇ? ほへ??」

京太郎「あー………」

京太郎「失礼します」カチャッ スタスタ

穏乃「あれ? 宥さんの紅茶持って行っちゃった」

憧「ってか宥姉大丈夫? なんか混乱してない?」

宥「ぱにゃ?」


玄「おねーちゃん、さっきの男の人知り合いなの?」

灼「あちゃー マジでナンパ男かな……」

玄「おねーちゃん!?」

宥「あわわわわ」

透華「あら、京太郎とお知り合いのようですわね」

一「なんか京太郎くんって女の子の知り合いばっかりいっぱいいるね」ハァ

純「だからって奈良代表といつ知り合ったんだっつー話だよ」

衣「京太郎はあの者の紅茶を持って行ってしまったが、なんでだ?」

智紀「……さぁ?」

あれ?クロチャーは京ちゃんと面識なかったっけ?

>>399 2年ぶりな上にクロチャーは京ちゃんが長野に住んでるって知りません



玄「おうおうおー……京太郎?」

玄「あれ? どこかで聞いた覚えが……」

憧「へ? さっきの執事さん玄とも知り合いなの?」

京太郎「お待たせしました、どうぞホットココアです」

宥「あわわわ……あ」

宥「覚えてくれてたんだ」

京太郎「はい、もちろんですよ」ニコッ


宥「ふふ、ありがとうね///」

京太郎「というかハギヨシさんの言っていた奈良の代表校って宥さんの学校のことだったんですか?」

宥「うん、そうだけど。 もしかして京太郎くんも麻雀やったりするの?」

京太郎「あれ? 言ってませんでしたっけ? 俺も最近ですけど始めたんですよ」

宥「ほへーそうなんだ」

京太郎「大体スキー場で宥さんと会った頃ですよ、始めたの」

宥「わわ、本当に最近なんだね」


穏乃「宥さん宥さん、その執事さんはお知り合いなんですか?」

憧「ってかさっきスキー場で会ったとか言ってたね……」

灼「あちゃー」

玄「あわわわわ、おおおねーちゃん」

宥「あれ? 皆はともかく玄ちゃんは会ったことあるよね?」

玄「あばばば……へ?」


京太郎「ありゃ、少ししか話してなかったから忘れちゃったんですかね?」

玄「京太郎…京太郎…」エート エート

玄「はっ!!」

玄「京太郎君!?」

京太郎「あ、思い出してくれたみたいですね」

玄「え? え? 京太郎君って長野の人だったんだ!? てかおねーちゃんの修学旅行の時にも会ってたの!??」


ワー ヒサシブリー キャッキャ

穏乃「ナンパとかじゃないっぽいね」

憧「で、結局誰?」

透華「むー 私が目立ってませんわ!」

一「修学旅行で知り合ったみたいだね」

純「旅先で女と仲良くなるとか、あいつ本当スゲーな」

智紀「天然ジゴロ……」


衣「むむむー」

一「衣、どうしたの? 京太郎君が取られたみたいで嫉妬でもしてるの?」

衣「ころももココアが飲みたい!」

一「そっちかー」

ハギヨシ「すぐに持ってまいりましょう」

衣「うむ、ありがとうだぞハギヨシ」ニコー

穏乃「あ、私もココアもらえますか? アイスで」

憧「こらっバカしず!」ポカッ

穏乃「あいたー」

とりあえずここまで、やっと京ちゃん出せたー

後は麻雀やったりなんやらで3部も終わりですが、まだまだその3部が終わりそうにありません
キャラが多いわ……レジェンドと歩はフェードアウトしそうだわ……

灼ちゃんテンション高いですが、終始真顔で話してます。傍目から見ると真面目ちゃんです


ちょっと別のもの描いてるんで今日の更新は無理っぽいです
番外編として小ネタやってもいいんだけど
あとで最初から読み直してみたときに番外編が挟まってると違和感しか感じないので素直に休んでます

まぁ番外編って言ってもフラグ立って付き合うことになった後の話とか
あとはあまり絡んでない人と絡んだりでしょうけど

やるって言ったし、別に描いてる方もキリがいいとこまで少しだけど行けたし、続きをばやっていきますー
戦闘シーンむずすぎる……

しかし即興で考えながら書いていくのでスローペース……
終わったら上げるので明日の朝にでも確認してみてください、きっと数レスくらいは進んでる……はず


………

京太郎「とりあえず自己紹介しときます」

京太郎「俺は須賀京太郎、今は高校1年生です

穏乃「お、私たちと同い年だねー」

憧「それがどうして宥姉たちと知り合いなの?」

京太郎「宥さんや玄さんとは俺が中学2年の時に修学旅行で京都や奈良に行ったときに会ったんですよ」

憧「あぁー、なるほど」

穏乃「奈良とか京都って修学旅行の人いっぱい来るもんね」

灼「舞妓Haaaan!!! 」


京太郎「同じ班の奴が迷子になって困って探してたんですよ、そんな時その迷子を道案内して来てくれたのが宥さんだったんです」

一「へーすごい偶然だね」

透華「修学旅行?」

智紀「学校で行く観光…」

衣「楽しそうだな! 衣も行ってみたいぞ」

一「大体2年生の行事って学校が多いし、僕たちも今年行くんじゃなかったっけ?」

衣「おぉー それは楽しみだ!」

透華「それはどこに行くのでしょう、わくわくしますわ!」

純「なんで理事長の孫が知らねえんだよ」


京太郎「それでお礼に昼食を一緒に食べたりお土産選びに付き合ってもらったりしてる内に仲良くなったんですよ」

純「おいおいお前コミュ力高過ぎだろ。 初対面なのに食事と買い物とか……」

穏乃「宥さんホントなんですか?」

宥「え? う、うん その通りだよ」

憧「男の人が苦手な宥姉が良く初対面の男の子と歩き回れたね」

宥「2人きりって訳じゃなくてもう1人迷子になってた女の子も一緒だったからそこまで怖くはなかったんだぁ、2人とも面白くていい子たちだったし」

穏乃「3人で食事とかに行ったんですか」

灼「ハーレム」


憧「ってか玄は? 知り合いみたいなのに話に出てこないんだけど」

灼「ぼっち」

玄「ぼっちじゃないよー その時はお家の用事で頼んでた着物を受け取りに行ってたんだよ」

宥「うん、お土産選んだ後に用事の済んだ玄ちゃんとも合流したの」

穏乃「おぉ! ついに玄さん参戦!」

京太郎「丁度そこが俺たちの集合場所の近くでして、自己紹介して少し話した後別れたんですよ」

憧「って、ありゃりゃ」


玄「ちょっとしか話せなくで残念だったよ」

玄「でも別れ際におねーちゃんだけじゃなく私にまでお土産くれたのはうれしかったなぁ……」

憧「何貰ったの?」

玄「大仏プリンだよ」

一「奈良の人に奈良のお菓子あげちゃったの!?」

純「なんというか、ほんとお前は……」

智紀「悪い子じゃないんだけど……」

衣「プリン! おいしそうな響きだな」ヨダレー

透華「ちょっと衣、よだれが凄いことになってますわよ」フキフキ

衣「おぉ 済まぬな」


穏乃「あれたまーに食べるけど美味しいよねー」

憧「うん、そんなに何度も食べたことはないけど 結構好きな味だなぁあれ」

玄「うんうん、美味しかったよー」

京太郎「それは良かったです」

純「結構好評みたいだな」

一「自分の住んでるとこのお土産って自分では買わないだろうし、逆にいいチョイスだったのかもだね」

灼「(´・ω・`)」←食べたことない


京太郎「まぁ、そんな感じでお2人と知り合ったんですよ」

京太郎「で、この前2月にダチとスキーに行ったときスキー場で震えてる宥さんと再会したんです」

宥「あの時は無不足だったみたいでふらふらしてたね」

透華「どちらも震えてたりふらふらしたりと危険なものですわね」

京太郎「だから休憩所でずっとダベってました」

宥「あったかい飲み物たのんだりしてたよ」

穏乃「スキー場まで来てこれ……」

玄「おねーちゃんの寒がりは相変わらずすごいね」

純「寒がり?」


一「きっと寒いのが苦手で気軽にスキーとかできないんだね」

透華「せっかくスキー場まで行ったようですが、それは残念でしたわね」

灼「これには灼ちゃんも苦笑い」

衣「かわいそうに……」

宥「寒いのは苦手だけど学校の皆との旅行は楽しかったからいいんだよー」

宥「そ、それに……」


宥「京太郎君にまた会えたのは嬉しかったし、お話しするのも楽しかったからいいんだぁ///」

憧「あーこれは……」

穏乃「え? なになに??」

純「本当無自覚タラシとかすっげえな」

透華「まったく!、京太郎はまったく!!」モヤモヤ

智紀「やきもち?」

透華「違いますわ!」ムキー!








灼「えんだぁ?」

玄「いいや!!」ノー! ノー!

とりあえずここまでー
自己紹介とか過去とか話したし、あとは麻雀やって帰るだけーって思ったら

これ 泊 ま り でした

うむぅ……お泊りイベントをするべきか、それともまこさんに御足労いただくか……

戦闘は別に書いてるやつです、咲と関係ないやつで上げる予定はない趣味?のやつ

あとキンクリするか迷いましたが、今回はしない方向で行こうと思います
宥さんの修学旅行の夜キンクリしてお風呂で友人1・2に揉みしだかれたり
宥さんをあったかくするためとか言って2人とも宥さんの布団にもぐりこんでくる話を飛ばしましたし
さすがに今回はやるべきかな?と

因みにセクハラ系は今回ないです、キンクリされた時は事前にスキンシップだのなんだの宣言してましたし


では考えながら寝るまでちまちま書いて行きますー


透華「さて、疲れもとれた頃でしょうしそろそろ麻雀をいたしましょうか」

穏乃「はい! お願いします!!」

憧「宥姉の話も聞けたし、いい休憩になったわ」

一「んゅ、そろそろ始めるのかい?」

衣「わーい、遊ぶぞー」

純「と言ってもここには麻雀卓1つしかないし順番になるぞ」

玄「誰から行く?」

宥「誰かまずやりたい人いるかな?」

灼「ここはもちろん」ズイ


玄「灼ちゃんやる?」

穏乃「じゃあもう1人は私で!」

憧「うーん、私もやりたかったけどここは灼に譲るよ」

灼「ハルちゃんで!!」

憧「おい」

晴絵「あんたらのための練習試合でしょーが」チョップ

灼「あいたっ」ポコッ


灼「DVを働かれた……///」

憧晴絵「「いやいやいやいやいやいやいや」」

憧「ただのツッコミでしょーが」

晴絵「てかなんで灼へのツッコミがDVになるのよ……」

灼「…………ポ///」

晴絵「なぜDVされたって言いつつ顔を赤らめる」





穏乃「でぃーぶい……でぃー?」

玄「気にしなくていいよ」

宥「えっと……もう1人決まらないなら私が行こうか?」

憧「うん、お願いするわ」

灼「(´・ω・`)」ショボーン


透華「そちらは決まったようですわね、ではこちらの1番手はこのわt「あ、じゃあまず僕が行くねー」ほぁ?」

一「あれ? 透華何か言った?」

透華「いえ、別に……」

透華「では、もう一人は」

衣「もう1人は衣がやるぞー!!」

透華「………ぐすん」


京太郎「試合する人決まりましたか?」

純「おー 見ないと思ってたがどこ行ってたんだ?」

京太郎「試合中もつまめるように師匠とサンドイッチ作ってたんですよ」

純「お、気が利くな いっこもーらい」ヒョイパク

京太郎「ちょっ」

純「うっめー これはどっちが作ったんだ?」

京太郎「もう、食べるの早すぎですよ……」

京太郎「この皿の左半分が俺の作ったやつで右半分が師匠のやつですよ」

純「ってことはこれ京太郎の作ったやつか。美味いぞこれ」

京太郎「はは、ありがとうございます。他の皆さんもご自由にどうぞ、飲み物も頼まれたら準備しますので遠慮なく言ってください」ニコッ


穏乃「わーいありがとー」モグモグ

憧「こらっ、そんながっついて食べないの! 他の人が食べられないでしょ」

穏乃「あぁごめんごめん」

灼「まったきゅもう、みんふぁでたべないとだよ」ムグムグ

玄「ほっぺぱんぱんにしながら言っても説得力ないよ……」


灼「………」ムグムグ

玄「………」

灼「………」ムグ

玄「………」

灼「………」ゴクン

灼「うまい!!」テーレッテレー

玄「うひゃあ」ビクッ


純「なにやってんだか…… しかし本当に美味いなこれ、あいつ腕上げたなー」

透華「……ですわね」モキュモキュ

智紀「ハギヨシさんのは当然美味しいけど彼も中々」

衣「おいしい」モグモグ

一「だねー さて、そろそろ始めるかい?」

穏乃「はい、お願いします!」ムシャムシャ

宥「お願いします……」ンクンク

宥「(京太郎君の手作り料理美味しいな、今度お礼に私の手作り料理を食べて貰いたいな)」ポヤポヤ




………
……


穏乃「    」

穏乃「    」

穏乃「(勝てない……!)」

衣「また衣の勝ちだぁー」ニコニコ

憧「あの子…3回も海底で和了ったよ?」

灼「異常……」

玄「す、すごかった……」

宥「きょ、京太郎君///」

宥「えっと ト、トイレはどこかな?///」モジモジ

京太郎「あ、案内しますよ」

玄「あ! 私も行くー 試合中は目が離せなくて行けなかったし」


穏乃「(強いなんてもんじゃないな……)」

晴絵「(これ以上続けると昔の私みたいになっちゃうか……)」

晴絵「(やめさせるべきかな――)」

穏乃「(`・ω・´)」ガバッ

穏乃「天江さん……めちゃくちゃ強いですね!」

穏乃「和は……えっと、清澄は本当に天江さんに勝てたんですか!?」

衣「わっ」

衣「いや、衣に土をつけたのはノノカじゃない……清澄の嶺上使いだ」

穏乃「え……?」


透華「それに今の衣は半分の力も出せてませんわ、月も欠けてて夕方ですもの」

一「うんうん」

憧「月……?」

灼「嶺上……?」

穏乃「何言ってるか全然わからないけど…………」

穏乃「もうひと勝負お願いします!」ガバッ

衣「いいのか?」

穏乃「はい!」

憧「あ、私も私もー」ハイハイ!

灼「順番」


宥「ただいまー」

玄「お待たせしましたー」

穏乃「あ! 2人とも!」トテテテテ

穏乃「嶺上使いがちょー強いから半月の衣さんと頑張ろう!!」

宥「ほぇ?」

玄「むむ??」

憧「あー気にしないで、こいつ今強い選手と試合したり話聞いたりしてテンション上がってんのよ」

穏乃「うぉおおおおー 頑張るぞー!!」ゴォー

とりあえずここまで

麻雀パートが終わって、後は龍門淵家でのお泊りイベントやれば3部も終わりのハズです
お風呂はなしだけど夜中の会話はある予定

安価スレ見てたけど、これも書かなきゃなんでちまちま続きをば書いて行きます

今日は夕食から翌朝までを目標に出来れば
翌日のお昼の奈良に帰るとこまでやる予定(長くなりそうだが行ける、かな?)


一「みんな頑張ってるねー、でももう時間も遅いしそろそろ晩御飯だよ」

透華「あら、もうこんな時間でしたのね」

穏乃「おぉう、集中してて気づかなかったけどお腹ペコペコだよ」クゥー

憧「サンドイッチは美味しかったけどあくまでつまむ程度だったしね」

ハギヨシ「皆様、お食事の準備はできていますよ」

京太郎「お客様もいますし、腕によりをかけて作りましたよー」

衣「わーい」


玄「わー 楽しみだなー」

宥「うん、そうだね」

ハギヨシ「では皆様こちらへ」

京太郎「じゃあ俺はこの辺で帰らせてもらいますね」

穏乃「えぇ!? 帰っちゃうの?」

一「あぁ、京太郎君はこの家で働いてる訳じゃなくて、あくまでもハギヨシさんに家事とかを教えてもらいに来てるからね。夜になったら自分の家に帰らなきゃなんだよ」

玄「むぅ、せっかく久しぶりに会えたんだから話とかしたかったけど仕方ないね……」

宥「そっか、帰っちゃうんだ……」


憧「宥姉?」

穏乃「どうかしたの?」

宥「うぅん、なんでもないよ」

宥「なんでも……」

京太郎「でも明日も来ますから、話はその時にでもしましょうよ」

宥「うん、そうだね……」

玄「じゃあまた明日ねー」


穏乃「またねー」

憧「サンドイッチ美味しかったよ」

一「お疲れ様」

衣「では早い再会を待ってるぞ」

純「おーうおつかれさん」

透華「お疲れ様でしたわ」

智紀「またね……」

灼「………」

京太郎「はは、じゃあまた明日」

ハギヨシ「はい、また明日」

ハギヨシ「では皆様は食堂へご案内いたしましょう。どうぞこちらへ」


ちょっと風呂行ってきます
風呂行ってから始めりゃよかったなこれ

再会しますー




………
……


穏乃「うはー すっごいごちそう」パァァ

一「いつもはここまで凄くはないんだけどね、せっかくお客さんが来てくれてるんだから頑張ったみたいだね」

純「なんにせよ、美味いもん食えるからありがたいよ」

透華「お客様の前でだらしないですわよ」

憧「わわわ、あんまり気を使わないでください」


憧「わわわ、あんまり気を使わないでください」

穏乃「わーこの料理なんだろー? 初めて見たー」ウロチョロ

穏乃「このお肉おいしそー 豚肉かな? 牛肉かな?」キラッキラッ

憧「こっちにもおバカがいるので……///」カァア

一「お、おバカじゃないよ、元気でいい子じゃない」アセアセ

透華「で、ですわ」アセアセ

透華「おなかの空いてる方もいるようですし、早く食事を始めましょう」

穏乃「わーい!」

憧「うぅ ありがとうございます///」




玄「わー おねーちゃん、これ美味しいよ」

宥「はわぁ あったかくておいしいねぇ」

灼「もぐもぐ」

晴絵「お、それ美味しそうだな」

灼「美味しいよ、ハルちゃんも食べる? はい、あーん」

晴絵「いやいや、自分の分あるし……」

灼「ちぃっ」


穏乃「ねえねえ、これ美味しいよー お肉がふわふわしてる」

憧「あ、ホントだ 結構ボリュームありそうなのに口の中でお肉がとろける」

穏乃「ね?」

憧「うん、こんな美味しいお肉食べたの初めてだよ」

穏乃「憧― あーん」

憧「へ? もう自分の分のお肉食べちゃったの?」

穏乃「うん、美味しいんだもん。だから、あーん」

憧「まったくもう、あんまり食べ過ぎたらお腹痛くなるから一口だけね?」アーン

穏乃「わーい」パクッ

穏乃「おいしー」ニコニコ


衣「これは美味だぞー」ムグムグ

透華「あらあら、口元が汚れてますわ。ほらジッとしてて」フキフキ

衣「むー」

一「おぉう、これは初めての料理だね」

純「たしかこの前これのレシピ京太郎のやつが調べてたな」

智紀「探し物に協力した」

一「へー、ってことはこれは京太郎君が作ったんだね。うん、おいしいよ」モキュモキュ

純「あいつ最初の頃に比べて料理めちゃくちゃ上手くなったよな、普通に店で食うのと同じかそれ以上だぞ」


衣「美味しい料理を作って作ってくれるから京太郎は好きだぞー」

透華「あら、料理を作るから好きなんですの?」フフフ

衣「いや! 遊びに連れて行ってくれたり他にも好きなとこはいっぱいあるんだぞ!!」

一「そっかー、でも頑張る京太郎君は好感持てるよね」

純「まあな」

透華「ですわね、しかしこれだけ家のことをやってくれるのにお給料を貰ってくれないのは申し訳ないですわ」

智紀「メイドのはずの私たちより働き者」

一「まぁ、京太郎君は働いてるって思ってないだろうからね」

純「ハギヨシに色々教えてもらってる程度にしか思ってないだろうな」

透華「まったくもう」ハァ

とりあえず一旦ここまで、夜食作って眠気が取れたら続きの夜パートやります 取れなかったら続きは明日の今頃に
つーかヤバい、今気づいたけど京ちゃんのモブっぷりが半端ない
4部ではもうちょい出てくる…はず


もう透華前にどこまでやる!って宣言しない方がいいね、全然進んでないわ

よし、夜食食べても寝なかったー
書き溜めた夜の秘密の会話をば透華していきます

ターニングポイント





――夜――

宥「………」

宥「(寝れないな……)」

宥「(京太郎君とまた会えたのは嬉しいけど明日帰っちゃうんだよね……)」

宥「(さみしい……のかな?)」

宥「(なんでだろう?)」

宥「(はじめて仲良くなった男の子だからかな?)」

宥「(帰ってもメールで話せるのに……)」

?「どうしたの?」

宥「あ……」


灼「寝られないの?」

宥「……灼ちゃん」

灼「私もだよ、このお屋敷広くて落ち着かなくって」

宥「そうなんだ」

灼「そう、でも宥さんが寝られない理由は違うでしょ?」

宥「……うん」

灼「彼のこと?」

宥「よく分かったね……」

灼「分かった訳じゃないよ、もしかしたらって思っただけ」

灼「どうしたの?」

宥「それが……」




………
……


灼「そっか」

宥「私どうしちゃったんだろうね?」

灼「……私今から思ったことを口にするよ」

宥「え?」

灼「宥さんはさ、彼の事が好きなんじゃないかな?」

宥「ふにゃ!?」

灼「彼ともっと話したい、もっといっしょにいたい」

灼「それはきっと彼の事が好きだからだよ」


灼「宥さん昔男の子にいじめみたいなことされてたせいで男の子とあんまり話したことないでしょ?」

灼「彼優しそうだもん、宥さんにも優しくしてくれたでしょ? そりゃコロリと行くよね」

宥「コ、コロリ……」

灼「動機はなんだっていいんだよ。優しいから好きになる、話してて楽しいから好きになる。そして、好きになったからこそ一緒にいたいと思うようになる」

灼「離れたくない、もっといっしょにいたいって思うんでしょ? それは悪いことじゃないんだよ」

灼「どう? 宥さんは彼の事を、須賀京太郎君の事をどう思ってる?」

宥「私は……」


宥「まだ…分からないよ……」

宥「京太郎君とはもっとお話ししたい、もっといっしょにいたいって思うよ」

宥「でも、これが好きってことか? 恋なのか? って聞かれたら分からないよ」

宥「こんな気持ち初めてだもん……」

宥「ごめんね? せっかく私のために考えてくれたのに」

灼「ううん、それでいいんだよ」

宥「ふぇ?」


灼「人から言われたからじゃない、自分の気持ちに正直になったら案外簡単に分かるかもよ」

宥「好きかそうじゃないか?」

灼「うん、だから焦らなくてもいい。明日で帰ったとしても、会えなくなる訳じゃないんだから」

宥「でも……」

灼「別れたくない」

宥「………うん」

灼「それはもう答えが出てる気がするけどね」クスクス

宥「あぅ///」


灼「ふふ、いっぱい話したし、そろそろぐっすり眠れそうな気分だよ」

灼「私は寝室に戻るけど、宥さんはどうする?」

宥「私はもう少し外の景色を見てから寝ることにするよ」

灼「うん、分かった」

宥「ところでさ」

灼「なに?」


宥「やっぱり灼ちゃんはその感じが1番しっくり来るよ」

宥「お昼の皆を困らせちゃう元気な灼ちゃんもいいと思うけど、やっぱりいつも通りの灼ちゃんの方が好きだよ」

灼「そう?」

宥「うん、皆のためなんだろうからあんまり言わないけど、やりすぎはだめだよ?」

灼「……気付いてたんだ」

宥「うん、灼ちゃんが行きの車の中とかサービスエリアとかでおばかな事してくれたから皆も緊張せずに今日はのびのび麻雀ができたんだよ」

灼「他の高校の人と一緒にやる合宿は初めてでしょ? 玄なんか天江さんが来たときすごいプレッシャーを感じて緊張してたし…… もう少しリラクッスさせてあげればよかったよ」

宥「優しいね、灼ちゃんは」フフフ

灼「部長だもん」


灼「ハルちゃんのためにも、皆のためにも、私に出来ることがあたっら何でもするよ」

宥「きついなーって思ったりしない?」

灼「そりゃちょっとは思うけど、それ以上にいいストレス発散になってるし気にしなくていいよ」

灼「玄をいじる時なんか何も考えずにのびのびいじってるよ」アハハ

宥「何を言ってるかは知らないけど、あんまり玄ちゃんを泣かせちゃだめだよ?」

灼「ふふ、考えとく」

宥「もう……」

灼「じゃあ、おやすみ」

宥「うん、おやすみなさい」








宥「(うん……)」

宥「(分からないって言ったけど、多分そうなんだろうなぁ)」

宥「(いっしょにいる人にやさしい彼が)」

宥「(スキー場でひとりぼっちになっちゃってた私と話をしてくれた彼が)」

宥「(顔を合わせてる訳じゃないのに、メールでも文から楽しそうな雰囲気を出す彼のことが……)」

宥「(京太郎君のことが……)」

宥「(好きなんだ///)」

ここまでー これで夜の会話パートも終わりです

ついに宥さんが恋心を抱きました
これでこのスレのヒロインも決まりました


因みに今回の夕食以降のイベントがキンクリされてたら、夜の会話のシーンも出てこないせいで宥姉が恋心を抱きませんでした



これで玄さんと灼ちゃんルートは消えましたが、その分できる限り宥さんを頑張らせようと思います
うん、どう頑張らせよう……

今日は別の書いてるんで透華無理っぽいです

あとヒロイン選択肢はありませんでしたが、スレの流れ的に宥さんがヒロインという流れになってたので「えーい、ヒロインやっちまえー」なノリで決めました、まぁ殆どヒロインみたいなものでしたし

昨日までのスレの雰囲気で決めたので
あの時点で玄さんの涙目がもっと見たい、ヒロインになって京太郎に慰められたり甘やかされたりしろ。な雰囲気なら玄さんルート
灼ちゃんのはっちゃけぶりがもっと見たい、ヒロインになって京太郎を振り回しつつも時には真面目にいちゃいちゃを。な雰囲気なら灼ちゃんルートでした

因みにクロチャールートは
いじられて涙目になった玄を京太郎が優しく慰めてあげることでフラグを立ち
帰宅後に宥が京太郎とメールをしてることを知った玄が少し嫉妬してしまう
大切な姉と仲良くしている京太郎と、京太郎と楽しそうにメールしてる姉
そのどちらにも嫉妬してしまっていたことを自覚し、京太郎の事が気になる、という自分の気持ちを自覚してました


アラチャールートは
皆がリラックスできるためにおバカなことをやってる(嫌な訳じゃない、むしろ楽しい)灼に同じく部活を影から支えてた京太郎が気付いて灼の頑張りを褒めてフラグを立てる
帰宅後は京太郎も雑用という形で頑張ってると思い部活を支えて行きます
そして全国大会後に穏乃たちが和と再会した時に京太郎とも再会。お互いの頑張りを湛えあう所で
京太郎に褒められたくて頑張っていた気持ちが少しあったことに気づき、京太郎ともっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい、と思うようになってました


このスレで完結後に余裕があったら宥姉アフターか上2つのどちらかやります










しかし余裕はない気もするな

ではちまちま続きをば書いて行きます

因みにスレタイはあんまり考えずにつけてましたな
ほのぼので行こうと思ってましたので、そんな雰囲気のスレタイを、と

今はもう宥姉がヒロイン決定したんでスレタイも結果オーライだったかな?
とか思ってます

では短いと思いますが続きをば……



【7:00】

宥「朝……」ポヤー

玄「おはようおねーちゃん、皆はもう起きてる?」

憧「おはよー、朝から元気だねぇ」

穏乃「ほにゃりゃほ」ウトウト

憧「こっちはまだ寝ぼけてるのに……」

灼「寝室の部員に、ズームイン!」ビシィッ

憧「こっちはバグってるけど……」



透華「あら、起きたのですわね」

一「おはよう。よく眠れたかな?」

玄「はい!」

憧「まだ寝ぼけてるのもいますけど……」

宥「あ、あはは……」

一「大丈夫だよ、こっちにも寝ぼけてる人いるし」

透華「ですわ」

~~~~~~~

衣「すぴー」

純「……んが」ムニャムニャ

智紀「……ポケー」

~~~~~~~

一「寝ぼけてるっていうか寝てる人、だけどね」

透華「……ですわ」


【9:00】

京太郎「で、俺が来るちょっと前まで寝てたんですか?」

純「はっはっは」

衣「衣は起きたぞ!」

智紀「10分前に……」

衣「うぐぐ」

穏乃「いやー 起きたつもりだったのに二度寝しちゃってたよ」

憧「寝ぼけて二度寝なんかするんじゃないわよ」

灼「そうそう、朝はズバッと起きなきゃ。朝ズバっと」

憧「これは寝ぼけてるのよね?」

玄「ううん、いつも通り。これが灼ちゃんの素なんだよ……」

憧「あの真面目で部活での苦労も同じくらい感じてるであろう灼が苦労を掛ける側になるとは……」

宥「ふふふ」ニコッ

寝落ちしてました



京太郎「じゃあ、まだ朝食をとってない人の朝食をハギヨシさんと作ってきます」

一「もう料理終わってると思うけど、行っておいで」

京太郎「はい」

憧「それじゃあもう朝ごはん食べた人たちで打ってようか」

透華「賛成ですわ」

玄「じゃあ行こうか」


宥「最初は誰がやる?」

一「まぁ、卓に着いてから決めようよ」

灼「異議なし」

純「お前らずるいぞ」

衣「衣も遊びたいー!」

宥「そ、それなら寝坊なんてしちゃダメだよぉ……」

穏乃「あはは……」

一「うん、その通り。朝ごはん食べたらおいで」

衣「むー、分かった……」


………
……


憧「じゃあ最初は私と玄、龍門渕さんと国広さんでいいかな?」

宥「うん、いいよ。後ろから見てるから」

灼「がんばー」

灼「……ねえ宥さん」ヒソヒソ

宥「なぁに?」ヒソ

灼「せっかく手が空いたんだから、須賀君の手伝いでもしてくれば?」ヒソヒーソ

宥「にゃ!?」


憧「わっ びっくりした」

玄「おねーちゃん?」

宥「なんでも、なんでもないよ?」ワタワタ

透華「ですの?」

一「まぁ本人がなんでもないって言うんだからなんでもないんじゃないかな?」

透華「……そうですわね?」

灼「で、どうする?」ヒソリーン

宥「うぅ~」ヒソ…

宥「…………行ってみるね///」カァア

灼「うん、行ってらっしゃい」ニッソリヒソヒソ


宥「ちょっと席を外すね?」

憧「んー? 分かった、行ってらっしゃーい」

玄「行ってらっしゃーい」

透華「私の華麗な戦いを見なくていいんですの?」

一「もう、おばかな事言ってないで…… 気にせずに行っておいでよ」

宥「うん、ありがとう」トテトテ




トテトテトテ

宥「京太郎君?」ヒョコッ

京太郎「あれ? 宥さんどうかしましたか?」

宥「えっとね、……お手伝い、しようかなぁって」

京太郎「それは助かりますけど、打たなくていいんですか?」

宥「うん、今は私は手が空いてる状態だからね」

京太郎「だったらありがたいです。ハギヨシさんは今洗濯とかの仕事してて、朝食を俺1人で作ってる状態でしたので」


宥「うわぁ、美味しそうだね。昨日のサンドイッチといい、京太郎君は料理得意なの?」

京太郎「凝り性な所もあるんで、色んな料理をハギヨシさんに教えてもらってるうちに少しだけですけど料理の腕が上がったんだと思います」

京太郎「まぁ、そんなこと言ってもハギヨシさんの腕には全然及びませんしまだまだですけどね」ハハハ

宥「そんなことないと思うよ? このオムレツだって色といい形といい十分美味しそうだし……」

京太郎「なら食べてみます? オムレツとかは人数分じゃなくて少し多めに作ってますし」


宥「……いいの?」

京太郎「もちろんですよ」

京太郎「あ、でも朝食もう食べてますし無理ですかね?」

宥「ううん! このオムレツそこまで大きくないし、これくらいならだいじょうぶだじょ」アタフタ

京太郎「なら遠慮なく食べてください(だじょ?)」ニッコリ

宥「うん…… イタダキマス……(噛んじゃった)//////」カァァアア


宥「もぐもぐ……」

宥「これ、すっごい美味しいよ」ホワワワ

京太郎「そうですか? そりゃ良かったです」

宥「ほわぁ、美味しかったよ、ごちそうさま……///」

宥「これはもう私が手伝う必要ないんじゃないかな……」シュン

宥「(京太郎君より美味しいもの作れる自信が無いよぉ……)」

京太郎「そんなこと無いですって。すっごい助かりますよ」


宥「ほんと?」

京太郎「本当です!」

宥「でも私が料理しても京太郎君みたいに美味しくはできないと思うよ?」

京太郎「いやいや、俺なんかのより絶対美味しいですよ」

宥「うぅう~……」

宥「じゃ、じゃあ……」

宥「作ったら食べてくれる?」

京太郎「もちろんです!」

宥「なら…… 頑張って作ってみるね……///」

とりあえずここまでです
オムレツがもう出来てる状態で作る洋食の朝食とか思いつかない……
いっそ和食作らせてみるかな?


あと別に書いてる方もあったりで更新が不定期になってきて申し訳ないです
月末まではちまちまとした更新になると思いますが、出来るだけ透華していくつもりです

久々になります
書いてた別作品が展開的に早足だったので1から書き直したりしててこっちの更新がおろそかになってました
長期更新なしはあれなので短くても続きをば書いていきます

あと咲ちゃんは今後も出番あんまりない気が……


宥「(って言ったけど、何を作ろう)」

宥「(龍門渕さんのお家って外国のお家みたいだもん、和食は合わないよね)」

宥「(京太郎君もオムレツとか作ってるし、私も洋食作った方がいいのかな?)」

宥「(旅館でたまにご飯作ったりするけど、和食ばっかりだし……)」

宥「(かぼちゃの煮つけとかならすぐ作れるんだけどなぁ……)」

宥「かぼちゃ……かぼちゃ……」ウーン

京太郎「(宥さん凄い悩んでるな、無茶ブリしちゃったか?)」

宥「!」ピコーン

宥「ねえ京太郎君、かぼちゃはあるかな?」

京太郎「かぼちゃ、ですか?」

宥「うん」


京太郎「えーっと あったかな?」ゴソゴソ

京太郎「お、あったあった」

京太郎「はい、どうぞ」ゴトン

宥「うわぁ 立派なかぼちゃ」

京太郎「ハギヨシさんって食材にも気を使ってるそうで、質のいい食材を仕入てくるんですよ」

宥「それは凄いね」

京太郎「はい、凄いんですよあの人」

宥「そんな人みたいになりたいの?」

京太郎「ハギヨシさんは家事の師匠ですからね、いつかは師匠のレベルになりたいとは思ってますけど。いつになるやら……」

宥「……大丈夫だよ」

京太郎「え?」

宥「京太郎君今だってお料理こんなに頑張ってるんだもん。頑張った分だけ上手になるよ」


京太郎「なりますかね?」

宥「うん、絶対上手になるよ」

京太郎「絶対ですか」ハハ

宥「うん、絶対」

京太郎「ありがとうございます、なんかやる気が出てきました」

宥「よかった」ニコッ





宥「にゅううぅうう……」プルプルプルプルプル

宥「かたいよぉ……」グス

京太郎「硬くて切れなさそうですし、かぼちゃ切るのは俺がしましょか?」

宥「うーん……じゃあお願いしていい?」

京太郎「はい、どんと来いです」

宥「大きさはこんな形に切って欲しいんだけど」

京太郎「了解っと」スパスパー

京太郎「こんな形でいいですか?」

宥「うん、丁度いいよ ありがとうね」ニヘラ

京太郎「この位お安い御用ですよ」ニカッ


宥「~♪」コトコト

宥「~♫」グツグツ

宥「できたー」テテーン

京太郎「完成ですか?」

宥「完成です」

京太郎「かぼちゃのスープですか、美味しそうですね」

宥「なら味見してくれるかな?」

京太郎「約束してたでしょ? いただきますよ」

有「じゃ、じゃあ」

宥「はい あ、あーん///」カァァ

京太郎「なん……だと……」


京太郎「ゆ、宥さん? これはいったい……」

宥「あう…///」

宥「じょ、冗談だよ冗談」アセアセ

宥「はい、普通の人には熱いかもしれないから冷まして食べてね」

京太郎「は、はい」

京太郎「(え? 何だったんだ今の!!?)」

京太郎「(宥さんがあーん? もしツッコミ入れなければあーんしてもらえたのか??)」

京太郎「(でも何でそんな事をしてくれるのかが分からないし……)」

京太郎「(あー もったいないことをした気がする!)」


京太郎「  」モヤモヤ

宥「京太郎君……食べないの?」オソルオソル

京太郎「え? あっ いやいや、食べますよ」

京太郎「頂きます!」コクコク

京太郎「あ、美味しい」ホワー

宥「ほ、本当?」

京太郎「はい、甘くて温かくて凄い美味しいですよ」

宥「よかったぁ~」ホワァア

京太郎「宥さん?」


宥「私って和食はよく作るけど、洋食ってあんまり作ったこと無かったの。失敗してるかもって心配だったんだぁ」

京太郎「失敗だなんてとんでもない! 本当に美味しいですよ」

宥「うん、美味しいって言ってもらえて安心したよ」

京太郎「……でも」

宥「?」 

京太郎「和食の方が得意なんですよね?」

宥「え? うん」

宥「たまに旅館の食事として作ったりしてるよ」


京太郎「ならいつか和食の方も食べてみたいですね」

宥「ぴぇ!?」

京太郎「今日は洋食ですけど、いつか機会があったら宥さんの得意な和食を食べてみたいです」

宥「ふぁ!? ///」

宥「えっと…えっと…///」

宥「い、いつかそんな機会があったら、私の作った和食のお料理を……食べて…くれる?///」

京太郎「もちろんです!」

宥「そっか……///」

宥「えへへ///」


宥「なら約束だよ」

京太郎「はい、約束です」

宥「(そんな機会がいつか来るのかな? 来てくれるといいなぁ)」

宥「(その時のために もっとお料理頑張って上手くなろう)」

宥「(そしたらきっと京太郎君も美味しいって言ってくれるよね///)」

宥「(ふふ、楽しみだな)」ニコニコ

以上です

最初はコンソメスープ作ろうかと思いましたが
かぼちゃの煮つけのくだりを思いついたのでかぼちゃスープになりました

まだイチャイチャにはならないように
あと咲ちゃんは本当に出番減ってます、咲本編の京ちゃん程ではない程度かと思いますが…
例えるとマテパゼロクロイツのクリムくらい?


では続きはまた近いうちにー

ちょっと別に書いてたやつ月末までには終わらせたいんですが
一区切りついたんで1週間ぶりの透華をば

新しく高校卒業して東京の大学に進んだ京ちゃんが隠れ家的喫茶店で働くようになり
お客として全国の女に子達がやってくるネタ思いついて書きたくなったんですが、やっぱりこっちを先に! と

月末までにもう一つがきちんとできればまたここの透華も増える予定です
 




京太郎「皆さーん ご飯できましたよー」

純「おー やっとか」

智紀「今日のご飯はなんだろな…?」

衣「なー♪」

京太郎「あるもので作りましたから、そこまで豪華なものじゃないですけど」

宥「私も手伝たんだよ」ニコニコ

穏乃「うはー それは楽しみー」


京太郎「では、どうぞ」コトン

純「いやいや、十分豪華じゃねーか!」

智紀「パンやサラダ、オムレツにスープ、他にも色々。ホテルの朝食みたい…」

衣「うはー」キラキラ

穏乃「うっきゃー」キラキラ

宥「ところで皆飲み物はどうするかな?」

純「あー じゃあ俺はコーヒーで」

智紀「紅茶を…」

衣「オレンジジュース!」ハイッ

穏乃「え? ジュースあるの!? じゃあ私も私も!!」ハイッ

宥「うん、分かったよ。 じゃあ準備してくるね」トテトテ


京太郎「あ、俺も手伝いますよ」

京太郎「皆さん飲み物すぐ持ってくるんで、もう食べちゃっててください」

純「うーい」

智紀「分かった…」

衣「うむ、把握した」

穏乃「わーい、いっただきまーす」キャッキャ




ウメー!
オイシーイ!
ウッキー!
シェフヲヨベー…


宥「皆喜んでくれてるみたいだね」コポコポ

京太郎「宥さんのスープのおかげですね」

宥「京太郎君の料理のおかげだよ…」

京太郎「いやいや、宥さんのスープですって!」

宥「違うよぉ…京太郎君の料理だもん」

京太郎「ムムム………」

宥「むぅ………」

京太郎「ふふっ」ニコッ

宥「えへへ」ニヘラ

京太郎「どっちも譲りませんし、ここはどちらも美味しかったということで手を打ちましょう」

宥「うん…そうだね」

京太郎「さ、早い所飲み物を持って行ってあげましょう」

宥「うん、いそいで持って行ってあげないとだね」


………
……


純「ふぃー ごちそうさん」

京太郎「はい、お粗末様でした」

宥「皆…いっぱい食べたねぇ」

智紀「ハギヨシさんの作るご飯も、凄く美味しいけど…これも美味しかった…」

穏乃「寝坊したおかげでいいものが食べられましたねー」

衣「ぬ? なら今後も寝坊をすればおいしいご飯が?」

京太郎「はーい おばかな事言ってる人にはデザートあげませんよー」

衣「やはり人間早寝早起きが大切だな!」キリッ

純「変わり身はえー」

穏乃「ところでデザートってなぁに?」


京太郎「ヨーグルトにカットしたフルーツ入れて蜂蜜かけただけですが、美味しいと思いますよ」

宥「フルーツも美味しそうなのばっかりだったから、いっぱい入れてみたよ」

智紀「シンプルで美味しそう…」ホウ…

穏乃「見た目も綺麗で食べるのがちょっともったいないね」

衣「衣はこのイチゴのいっぱい入ったやつを貰うぞー!」ヒョーイ

純「あっ それ俺も狙ってたのに。 しゃーねえこのオレンジ多目のにするか」

穏乃「なら私はこのバナナー」

智紀「あんまり違いはない気がするけど…?」

智樹「とりあえずブルーベリーは目にいいし、このヨーグルトいっぱい入ってるから余りものでも結果オーライ…」


京太郎「どれも同じくらいの割合で果物入れたはずなんですがね?」

宥「ちょっとずつ違うからだよきっと。でも皆楽しそうに食べてるから…そんなに気にしなくてもいいと思うよ?」

京太郎「……ですかね?」

宥「うん、そうだよ」

京太郎「ははっ、そんなもんですね」

宥「そうそう、そんなもんそんなもん」エヘヘ



ジャバダバー シャバダバダバダー

京太郎「片付けの洗い物くらい俺一人でも大丈夫ですよ?」

宥「いやいや…手伝ったんだから、最後までお手伝いするよ?」

京太郎「ははっ、そうですか」

宥「うん」

京太郎「じゃあ手伝ってくれたお礼にいいものを上げましょう!」フキフキ

宥「ふぇ?」


京太郎「じゃじゃーん」

宥「わぁ! フルーツ?」

京太郎「さっき切ったけどヨーグルトに入れなかった分です。 量が少ないですしあんまり残ってないですけど、どうですか?」

宥「いいの?」

京太郎「はい、お礼としてはショボイかもですけど どうぞどうぞ」

宥「わーい、じゃあありがたく貰うね?」

宥「どれがいいかなー? イチゴかなー? キュウイかなー?」

京太郎「(って今気付いたけど宥さんまだ洗い物の途中だったせいで手が濡れてるじゃねーか!)」

京太郎「(お礼言うことで頭がいっぱいで、そこまで気付かなかった……)」

京太郎「(……いや、待てよ?)」

京太郎「(これはお礼をしつつ、さっきの冗談のお返しができるんじゃ……?)」


宥「ラズベリーもいいなー、これはヨーグルトには入れなかったんだねぇ」ホワホワー

京太郎「宥さん、宥さん」

宥「でもマンゴーも美味しs、ふにゃ? なーに?」

京太郎「はい、あーん」 イチゴー

宥「ぱにゃー!!?」


宥「あにゃにょにょがにゃにゃ///???」アワワワワ

京太郎「(凄いテンパってる…なんか冗談したのが申し訳なってきた……)」

宥「//////」ワワワワワ―

京太郎「(顔真っ赤、これは早くネタバラしした方がいいな……)」

京太郎「な、なーんて冗談ですよ、じょうd「パクッ」………え?」


京太郎「うぇ!?」

宥「ふぇ///!?」モグモグ

宥「た…食べちゃダメ、だった?」オロオロ

京太郎「い、いえ! そんなことはないです!」

宥「そっか、よかったぁ///」ホッ

京太郎「……お味はいかがですか?」

宥「甘酸っぱくて…お、美味しいよ///」ニヘラ

京太郎「そ、それは良かった///」


宥「もぐもぐ ごくん」

宥「えっと……あの、ね?」

京太郎「はっはい?」

宥「私もうちょっと食べたいけど、まだ手が汚れてるの……」

宥「だから…お、おかわり……もらえないかなぁ///?」カァアア

京太郎「おぉおぉ安い御用ですよ??」

宥「えへへ、ありがとう///」

京太郎「いえいえいえ///」


京太郎「じゃあ……はい、あーん///」 キウイー

宥「あーん///」

宥「パクッ もぐもぐ」

京太郎「おいしいですか?」

宥「……うん///」

京太郎「おかわり、いりますか?///」

宥「うん///」





宥「(フルーツはひんやり冷えてて、冷たいはず……なのに)」

宥「(体は…全然寒くならないよ)」

宥「(京太郎君のおかげかな?)」



宥「(えへへ、あったかぁーい//////)」


とりあえず今日の分終わりです
イチゴ出した時点で2つの意味で甘酸っぱくしようと思ってました

あとはもう少し会話して昼食前にでも奈良に帰ります
もうすぐ3部も終わって最終部だな

ではではー

結構な期間開けてしまって申し訳ない
私用も終わったんでぬるぬる続き書いて行きますよー


と、言いつつ購入したニンジャスレイヤーに気を取られてしまう……



………
……


衣「もう帰っちゃうのか?」

穏乃「あー 帰りも車だし、そろそろ出発しないと帰り着くのが夜中になっちゃうんですよ」

衣「むぅ」

一「あんまりわがまま言っちゃだめだよー?」

透華「そうですわよ、あまり無茶な事言って困らせるものじゃありません」

衣「ぶー」


穏乃「これで一生会えなくなる訳じゃありませんし、いつかまた一緒に遊びましょうよ」

衣「本当か!?」

穏乃「うんうん」

衣「しずの」

憧「シズ1人だけじゃなくて私だっているわよ?」

衣「あこ……」

宥「うん、また一緒に麻雀したり遊んだりしようね?」

玄「おまかせあれ!」

衣「みんな……」


灼「こ、これが友情パワーか」


透華「うぅ……衣の友達が増えるのは本当に喜ばしい事ですわね」ウルウル

一「うーん、あのやり取りで感動していいものなのやら……」

純「真面目に考え込まなくていいんだよ。衣の奴が楽しそうだし、ダチも出来てるんだ、いいことじゃねえか」

智紀「そうそう、気にし過ぎ……」

一「それもそうだね」

京太郎「友達になったんだし、きっとまた会えますよ」

透華「そうですわね、きっとまた会うに決まってますわ!」


透華「ところで、そこのあなた。 ちょっとよろしいでしょうか?」ビシィ

宥「はい?」

透華「ちょっとこちらに」テクテク

宥「ふわわわわわ??」

穏乃「うえぇ 宥さんが連れてかれた!?」

玄「おねーちゃん!?」


衣「とーかはいったいどうしたんだ?」

一「さて? 何をするつもりなんだろうね?」

純「まぁ、変なことはしないだろうから焦らず待ってな」

憧「安心できないわよ……」

晴絵「うぅむ……一応私は車に荷物乗せておくから、あんた達はここで待ってな?」

灼「あぁっ 私も手伝うよ!」

憧「私たちも手伝うべきなんだろうけど、宥姉が心配だし ちょっとここで待機しとくよ」

京太郎「ゆっくり待っててください。重いものもあるでしょう? 俺も手伝いますよ」

晴絵「お、いいのかい? 助かるよ」

灼「ぐぬぬ」

穏乃「京太郎は心配じゃないの? 宥さんが透華さんに連行されちゃったんだよ!」

京太郎「あぁ、大丈夫ですよ。 多分何か考えがあってやったことでしょうし、透華さん酷い事とかはしないんで心配しなくていいですよ」

玄「心配だよぉ……」







………
……


透華「ただ今戻りましたわ!」

宥「みんなお待たせ―」


玄「おねーちゃん大丈夫だった!?」ガバァ

宥「くく玄ちゃん……?」アワアワ

穏乃「待たせたって言うけどそんなに待ってないよね?」

憧「10分もかからなかったしね」

純「何話してたんだ?」

一「さあ? でも透華が満足そうな顔してるし、言いたかったことを言い切ったろうとは思うよ」

衣「透華と宥も仲良し、友達になったのかもな!」

一「いやぁ、それはどうだろう?」

純「案外衣の言う通りだったりしてな。 お友達になりませんですか!とか言ったんじゃないか?」

一「それは……どうだろう?」ウムム?


晴絵「お、宥も戻ってきてるね。 さぁ皆、帰るから車に乗りなー」

京太郎「あんまり重い荷物とかなかったですね」

灼「ハリーハリー」

穏乃「おぉ、もう準備も出来たんだ」

穏乃「……じゃあ、またね」

衣「うん! また遊ぼうな!」

穏乃「もちろん!」

ハギヨシ「皆様、簡単なものですが昼食を作りました、車でお食べください」

憧「あぁ、わざわざありがとうございます。皆で食べさせてもらいますね?」


宥「あの……色々とありがとうございました」

透華「私たちが特訓に付き合ったんですの、全国の舞台でも活躍しないと承知しませんわよ!!」

玄「おまかせあれ! 頑張ってきますよー」

透華「その意気ですわ!」

晴絵「ほらほら、早く―」

玄「わわっ はーい」テケテケー

穏乃「よーし、出発前にハギヨシさんのお弁当ちょっと食べてみよー?」

憧「だーめ、ちゃんと後で皆で食べるから。今は我慢しててよ?」

穏乃「ぶぅー」

宥「ふふ」


宥「……ねえ、京太郎君」

京太郎「はい?」

宥「また、会えるよね?」

京太郎「はい! もちろんですよ!」

宥「そうだよね……うん、じゃあまたね///」

京太郎「ええ、帰りに気を付けてくださいね?」

宥「うん、ありがとう……帰ったらメールするね?」

京太郎「はい、待ってます」



――車内――

穏乃「龍門淵の人たち、いい人ばっかりだったねー」

憧「シズは馴染むの早すぎだったけどね」

玄「それだけ龍門渕の人たちが親しみやすかったんだよ」

宥「うんうん」

灼「宥さんは知り合いもいたし、気が楽だったでしょ?」

宥「ウン、ラクダッタヨ?/////」

玄「おねーちゃん!?」

灼「やれやれ、これは先が長そうだね…」ボソリ


宥「(京太郎君と話そうとしたりするとドキドキしちゃって上手く話せなかったな……)」

宥「(好きって気付く前は普通に話せたんだけどな……)」

宥「(でも、頑張るって決めたんだからちゃんと話せるように……)」

宥「がんばる」


穏乃「ふぇ? 宥さん何か言いました?」モグモグ

憧「ちょっ なにもう食べ始めてるのよ!」

玄「おねーちゃん?」

宥「なんでもないよ、……ちょっと考え事してただけ…だから///」

玄「そう?」

宥「うんうん、心配してくれてありがとうね」

灼「………うん、頑張って」ボソ

宥「……ありがとう」

灼「いいよ」


灼「ところで昨日買ったエクレアだけど、だれか食べたいって人いる? 龍門渕で冷蔵庫借りて冷やしてたしまだ食べられるよ?」

憧「うわぁ! 何その匂い!!」

玄「   」ガクガクガク

穏乃「あー それはいらないです」

灼「ムゥ……」

灼「宥さん、食べる?」

宥「い、いらないよぉ!!」






第3部―完ー

はい、一応3部もこれにて終了です

後日談みたいなの思いついたらそれをやってから最終章【宥・京太郎「だいじな旅行」】をやる予定です
次はなるべく早く来ますよー

さて、買ってきたニンジャスレイヤー読みつつ寝るか

あと立ち読みしたコミックガムとまんがタイムジャンボ買えばよかったかも、と今更後悔中
懸賞でサイン色紙当たるみたいでしたし送ってみようかなーと
まんがタイムジャンボならレーカン
コミックガムなら足洗邸の住人たち。狙います
しかし足洗のサインイラストが美奈歩で欲しいか悩みどころ……
今月からラブコメパート始まったし美奈歩も可愛いかったんですが、ラウラの方が好きですし……

咲のサインとかってないんですかね?

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