男「姉も妹も女も幼馴染もイケメンに……」モミモミ友「……そうなんだ」(296)

女「―でさ」ウフフ

幼馴染「―でね」アハハ

イケメン「ははは、そうなんだ」

妹「ちょっと、私の話も聞いて下さいよ」プンプン

イケメン「ふふっ、ちゃんと聞いてるよ」ナデナデ

妹「えへへ…」//

姉「あ、妹ちゃんずるーい!私も~」

イケメン「はいはい、甘えんぼうの先輩さん」ナデナデ

姉「えへへ……」//




男「…………」モミモミ

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-アハハ、キャッキャッ




男「…………いいなあ」モミモミ

友「……ちょっと前まで、みんな男の方に居たのにねー」

男「……ああ」モミモミ

友「イケメンが来てから、すっかりみんな彼に夢中だもんねー」

男「……そうだな」モミモミ

友「あ、みんな帰るみたい」

男「……だな」モミモミ

友「みんな、男の事なんてすっかり忘れて……、薄情だね」

男「……仕方ねーよ、相手はイケメンなんだしさ」モミモミ



友「ところで、男」

男「ん?」モミモミ




友「いつまで僕のお尻を揉んでるの?」

男「ああ、お前の尻は揉みごたえがあってな」モミモミ


男「張り、つや、ボリュームに柔らかさ、どれを取っても申し分ない」モミモミ

友「そう言われても……」



友「大体、前は全然僕のお尻、どころか女さんや幼馴染ちゃんのお尻にも触らなかったじゃない…」

友「何で最近、急に触りだすのさ……」ハァ…

男「……まあ、前からお前の尻は揉みたかったんだけど」モミモミ

友「そうなの!?」

男「あいつらがいる手前、中々手を出せなかったがようやくそのチャンスが来たわけだ」モミモミ

友「」

友「ちょっ、ちょっと待ってよ!?」

男「何だよ?」モミモミ

友「い、一応困るって言うかさ、そ、その、僕も一応、男なんだけど……」

男「ふーん」モミモミ

友「全然聞いてない!?」

友「ほ、ほら、みんな見てるからさ……」

男「気にすんなよ、俺は気にしねーぞ?」モミモミ

友「お、男がしなくても僕が気にするの!?」

男「ふーん、まあ良いじゃねーか」モミモミ

友「ちょっ、ちょっとぉ……」


友「せ、せめてさ、もうちょっと目立たない様にするか人気のないところで……」ボソボソ…



「そこまでだ」サッ


男「おっ」

友「あっ」


イケメン「全く、何をやってるんだ君は」


男「い、イケメン……」

イケメン「全く、女を僕に取られたからと言って友のお尻かい?」ヤレヤレ…

男「そっ、そんな事はねーよ……」//

イケメン「やれやれ、君の節操のなさには呆れかえるよ」

男「……うっ」ショボン

イケメン「それに友も、もっとはっきり言わないとさ」

友「……僕は別に止めて欲しいって思ってなかったもん」ボソッ

女「おーい、イケメン君!早く帰ろうよー」フリフリ

イケメン「あ、分かった。今行くよー」


イケメン「それじゃ、もう少し節操を持つんだねかわいそうな男君?」ニィ

男「おっ、おう//」ドギマギ

友(…誰のせいさ!)

男「あ、あのさ……」モジモジ…

イケメン「ん?何だい」

男「よ、良かったらさ、お、俺も……//」


幼馴染「ねーねー、そんなのほっといてさー」

イケメン「おっと、じゃあそろそろ行くよ。バイバイ、冴えない男君?」

男「あ、ああ、バイバイ……」





男「…………」ショボン

友「……随分あからさまにがっかりするんだね?」ムスッ

男「へっ?いや、そ、そんな事は……」

友「あーあ、僕も帰ろうかな、一人でっ」ガタッ

男「ちょっ、ちょっと待てよ!?」アタフタ

友「……ふーん、男も帰るんならかっこいいイケメンとでも帰れば!!」バン!

男「まっ、待ってくれよ、友~」




友2女「……何あれ?」

友2「知らん!」

今日はここで終わりです。

一応、話は王道の展開になると思います。

では。

男(の娘)か
友(男装)
だよな!











…な?

ちょっとだけ更新します。



――――――

男「…………」ハァ…


友2「どうした大将、そんな意味深なため息して?」

男「……おう、実はな」



男「昨日、ちょっと友と揉めたんだけど、ってまあ俺のせいなんだけどさ」ハァ

友2「ほうほう」

男「それで中々機嫌直してくれなくて、仕方なくアイスとパフェをおごってな」

友2「ふむふむ」

男「そんなに食べると太っちまうぞー、って言ったらビンタされた……」

友2「……はあ」

男「いやまあ、それは良いんだ。後で、俺の奢りでジムに行ったら許してくれたし」

友2「仲いいのな、お前ら」

男「それよりもだ、最近ずっと気になる事があってよ……」ハァ…

友2「ふーん。何が気になってんだよ?」

男「いや、イケメンの奴の事でさ」

友2「イケメンの?」



男「……なあ、イケメンって処女なのかなぁ……」ハァ…

友2「」

男「イケメンの奴が処女かどうか考えるだけで夜もろくに眠れなくてな………」ハァ…

友2「はあ」

男「でもそんな事考えるのは友に申し訳なくて申し訳なくて……、俺は一体どうすりゃ良いんだ……」


友2「……どうしたら良いと思う?」

友2女「……知らないわよ」

――――トイレ

男「…………」カチャカチャ、ボロン

男「…………はあ」シャッー…


イケメン「おやおや、随分と大きなため息だね」クックックッ

男「い、イケメン……」

イケメン「ふふっ、失礼するよ」カチャカチャ、ポロン

男「……意外とデかいのな。毛も生えてねーし」ジッー…

イケメン「ふふっ、それはどうも」シャーッ…

男「…………」ジーッ…

イケメン「どうしたんだい、そんなに僕を睨みつけて」クスクス

男「……いや」

イケメン「……昨日の事が気になるのかい?」クスッ

男「……うっ」ドキッ

イケメン「昨日は随分楽しませてもらったよ、君の愛しい愛しいお姉さんにね」クスクス

男「……」

イケメン「お姉さんも最初はまだ君に対する思いが強くてね、何度も君の名前を呟いては、ごめんねって謝ってたけど、最近じゃあね……」クックックッ…

男「…………」

男「じゃあ、昨日はわざわざ見せつけるために……」ギリッ…

イケメン「ふふっ、こっちはいつ君が踏みこんでくるのかとドキドキしてたけど」クスクス

イケメン「いやはや、ちょっと拍子抜けだよ、臆病な男くん?」クックックッ

男「……違う」ボソッ



男「俺が気になっているのはそういう事じゃない!!」

イケメン「じゃあ、君の大切な幼馴染かい?残念だね、全員いただいて――」



男「違うって言ってんだろ!!」



イケメン「……ふっ、ふふっ、じゃあ何を」

男「――俺が気になってんのは!!」ガシッ!

イケメン「ひうっ!?」ビクンッ

男「お前の処女なんだろうが……!!」モミモミ…

イケメン「ひゃああ……」ビクビク…

イケメン「や、やめっ!僕のお尻をまさぐるな……」フルフル…

男「……聞こえねーよ、全然聞こえねーよ!!」モミモミ

イケメン「な、何言って……、ひゃあ!?ズボンの中に手を入れるな!!」ビクンッ

男「……何だと?この手触り、まさか、シルク!?」モミモミ

イケメン「ひああ……」ビククンッ

イケメン「も、もう、いい加減に……」フルフル

男「見ろ、イケメン!!」ドン!

イケメン「……ああ、大きいね。僕のものよりよっぽどたくましいよ……」ゾクゾク

男「違う!そこじゃねぇ!俺を見ろ、イケメン!!」ガシッ

イケメン「う、うん」

男「俺は知りたいんだよ、おまえ、が、……?」チラッ


友「…………」


男「」

友「…………」

男「…………」



友「……さいってー」クルッ、スタスタスタ

男「ちょっ、これは違うんだ!?友、カムバッーーーーク!!!」ダダダダダダダ!!


イケメン「…………」




イケメン「……なんだったんだろう、一体……」

一度中断します。

夜にでも書ければと。

ちょっとだけ更新します。


――とある日の夕方


男「…………」テクテク

男「…………」テクテク

男「…………」テクテク

男「…………」ハァ…


幼馴染「よっ!」トンッ

幼馴染「どうしたのさ、意味深なため息ついて」

男「……なんだ、お前か」

幼馴染「何だ、はないでしょ?こーんな可愛い幼馴染が話しかけてあげてるのにさ」

男「へーへー……」

幼馴染「そういや、今日は友くんは?」

男「今日は習い事なんだと」

幼馴染「習い事って?」

男「確か生け花って言ってたっけ」

幼馴染「い、今どき生け花って……」

男「それとお茶と琴と日本舞踊も行くんだとさ」

幼馴染「うっわ~、古くさ……」

男「そうでもないと思うがな」

男「んで、あいつをその教室まで送ってきた帰りって訳だ」

幼馴染「相変わらずラブラブだねぇ」

男「よっ、寄せよ。そんなんじゃないって//」テレテレ

幼馴染「何故照れる」

男「って、お前がいるって事は、まさか!?」ハッ!

幼馴染「あははっ、心配しなくても大丈夫!!今日はイケメン君はお休みだよ」

男「イケメンは今日は普通に学校に来てたじゃねーか」

幼馴染「そうじゃなくて、何かイケメン君も用があるんだってさ」

男「……何だ」ショボン

幼馴染「そうじゃないなくっちゃ、ってあんた何処にがっかりした?」

幼馴染「ところでさ」

男「ん?」

幼馴染「あんた、最近元気ないけど、どうしたの?」

男「……お前には関係ねーよ」

幼馴染「そんなの良くないって!わたしら幼馴染じゃない?」

男「…………」

幼馴染「何か悩みがあるなら聞いてあげるからさ、ね?」ニコッ

男「……そうだな」

男「……仮にだ」

幼馴染「うん」

男「お前に好きな男がいたとして」

幼馴染「うんうん」

男「その男の事がすっげー好きなんだけどよ」

幼馴染「ほーほー」

男「目の前に突如現れた男に気持ちを奪われたら、どうする?」


幼馴染「そんな決まってるじゃない」

男「ほう」

幼馴染「その時に好きな方に着くわ!!」ドヤァ!

男「…………」

男「……そうだよな、お前はそういう奴だよな」ハッ

幼馴染「なーによぅ、人に聞いときながらその態度はっ」プンプンッ!

男「……悪い、あんまりにもしょうもない答えだったんでな」

幼馴染「しょうもないって、シンプルで良いじゃない!!」

男「へーへー」

男「どうせ、お前には、好きな奴に対する思いとか、新たな恋のときめきとか、新しい奴を好きになった事で今好きな奴に対する自責の念とか、新しい奴を好きになっちまった事に対する後悔とか、そんな繊細な感情は分かんねーんだろうな」

幼馴染「……あんた、うだうだ言ってるけどさ、結局女々しいだけじゃない?」

男「は?」

幼馴染「どうせ、好きになったらやる事なんて最終的には一つなんだし、そんな事でうだうだ悩んだって仕方ないしさ」

男「お前ねぇ……」ハァ…

幼馴染「結局、あんたは自分が可愛いだけ。自分が傷つきたくないから口で言ってるだけ。そして、いかにも分かった様な言い方してるけど結局何もしない」

幼馴染「……図星でしょ」ニコッ

男「……お前なあ」ハァ…


幼馴染「そーんなんだから、何にも守れない。口先番長、乙っ!ってなるんじゃないかなぁ」ニマニマ

男「……お前に相談した俺が馬鹿だったよ」

幼馴染「はあっ!?」

男「自分の気持ちのせいで、自分以上に人を傷つけちまう。でも、新しい奴の事も好きでいるって事の悩みなんて、お前には縁のない話だよな……」ハァ…

幼馴染「はああ!?」

男「まあ、結局俺自身の未熟さが問題なんだからお前に聞くのが間違ってるをだけどよ……」

幼馴染「ああ、そうよね!だったらそうやって何でも分かったフリしてたら!!」

男「何怒ってんだか……」


幼馴染「……フンッ!!」


幼馴染「あ、あそこにいるのイケメン君じゃない?」

男「何!?」

幼馴染「おーい、イケメン、く、ん……?」

DQN「なに?お前のつれwww?」

イケメン「……彼女は関係ない」

DQN2「つーかww結構かわいくねwww」

イケメン「や、やめろ!!彼女には手を出すな!!」

幼馴染「あ、あの、イケメン、くん……?」

DQN3「ってかwwwメンドいから両方さらっちまわねwww」

幼馴染「え、や、なに……?」

イケメン「よせっ!彼女には手を……」

DQN「うるせえ!!」ガッ!

イケメン「ッ!」

幼馴染「イケメン君!?」

DQN「おい!メンドいから二人ともさらっちまおうぜ!!」グイッ!

幼馴染「やだ!放して!!」

イケメン「くそ!放せ!!」

DQN2「うぜぇ!ジタバタすんな、オラ!」グイグイ

DQN3「オラッ!さっさと車に……」

男「……どうするの?」ヒョコッ

幼馴染「!?」

イケメン「男!?」

DQN「あん?何お前?」

男「何って言われても……」

DQN「なあ、かんけーねーんならだまっててくんない?おれらいそがしいしさ」グイッ

男「そうは言われても……」

DQN「ブッ殺すぞ、コラ!」

ゴッ!

幼馴染「!?」

イケメン「男!?」

ドサッ!

男「いってぇ……、マジで殴りやがる……」

DQN「……ぐは」ピクピク

DQN2「おい、何やってんだ!?」

男「何って、殴られたから殴り返したんだけど。ほら、カウンター気味に」

DQN「」ピクピク

DQN3「[ピーーー]ぞ!?」チャキッ


幼馴染「ひっ……、ナイフ……」

イケメン「男!逃げて!!」

男「バカ!お前を置いて逃げられ―――」

ドスッ!

イケメン「男――――!?」

男「……いって」

DQN3「ヒッ……」ガクガク


男「あーあ、突き刺さっちまったじゃねーか、腕に」

男「まあ、これでお前ら殺しても正当防衛だし、別にいっか?」ニコッ

DQN3「ヒッ」

DQN2「は、早く車出せ!!」

DQN3「あ、あいつは?」

DQN「」ピクピク

DQN2「しかたねーべ!置いていくべ!!」

DQN3「おっ、おう!!」

ギュルルルルル!

男「あ、そんなに急ぐと―――」





ガシャン!!

男「あーあ、やっちまった……」

男「おーい、大丈夫だったか?」

幼馴染「え、うん、だいじょう「大丈夫じゃない!!」


幼馴染「え……?」

イケメン「何をやってるんだ君は!?頼みもしてないのに!!」

男「うっ……」

イケメン「……こんな怪我までして」スッ…




幼馴染「あ、あれ?」

イケメン「……君にも随分怖い思いをさせてしまったね」スッ…

幼馴染「う、うん…//」

男「……チッ」

幼馴染「あ、あれ?何で舌打ち……」

男「けど、あいつら何だったんだ?」

イケメン「……それは」





友「おーい、男!」フリフリ

男「あれ?何でお前が……」

友「……何か嫌な予感がして。あっ、何!大怪我してるじゃない!?」

男「へ?いや、まあ……」

友「ほら、じっとして。今、止血してあげるから……」ピリッ

男「って、お前!それお気に入りの……」

友「いいから!!ほらっ」クルクル…

男「お、おう……」





イケメン「…………」

友「でも何でこんな怪我したの……?」

男「へっ?いやあ~…」

イケメン「……すまない、僕の責任だ」

友「っ!?」

イケメン「……僕が襲われていた所を彼が……」

友「……そうなんだ」

イケメン「すまない。僕がもうちょっと注意していれば「止めてよ!!」

友「……ご、ごめん。大きな声を出すきはなかったんだけど……」

イケメン「…………」

友「……でも、男ならきっと、誰が相手でも助けに行ったよ」

イケメン「……ッ」

友「だから、そんなに気負わなくても……」

イケメン「…………」

ピーポーピーポー…

友「あ、救急車?」

幼馴染「わ、私が一応呼んだんだけど……」

男「お前が?」

幼馴染「う、うん」

友「ありがとう、幼馴染さん」ニコッ





幼馴染「……あ、あれっ?」

ピーポーピーポー…

救急隊員「あ、どうも。怪我人は?」

男「あ、俺です」

イケメン「それと、そこに転がっている誘拐未遂犯だね」フンッ

隊員「……あー、要救助者多数。応援を乞う」ドーゾ

隊員「じゃあ、君は車に乗って……」

男「あ、はい」

友「あ、僕付き添います!」

隊員「あ、分かりました」

ウーッゥー…

男「今度は警察か」

イケメン「じゃあ、僕は向こうと話をするから……」

男「……そっか」

イケメン「……じゃあ」

友「ほら、男……」クイッ

男「……ああ」




バタンッ






幼馴染「…………あれ?」

ブロロ…

イケメン「……男」




警察「すいません、どちらが連絡を……」

幼馴染「あ、私なんですけど……」


………








幼馴染「……何かおかしくない!?」

幼馴染「……そうだ、何かおかしい」

幼馴染「あのイケメン君や友君に対する男の態度……」

幼馴染「それに、あの友君から感じる雰囲気にイケメン君の男に送る視線……」

幼馴染「それに、男がしてきたあの相談!」



幼馴染「ひょっとすると、もしかして!!」












幼馴染「どうしよう!男が男に走っちゃった!?」

友2女「……ふーん」

幼馴染「どうしよう!?」

友2女「とりあえず、死ねば良いんじゃない?」

今日はここまでです。

何か話がよく分からなくなってきましたが、何とかまとめられたらと思います。

では。

ちょっとだけ更新します。

―――――私は気づいてしまった


男「とも~」アハハ

友「止めてよ男ってば」ウフフ


―――男が友君とピンクな雰囲気でいちゃついてる事に


―――私は気づいてしまった


イケメン「っ!」

男「あっ!大丈夫かよイケメン……」

イケメン「だ、大丈夫さ、このくらい……」


――男とイケメン君が何だかいい雰囲気になっちゃってる事に




幼馴染「どうしよう!?」

幼馴染友「……知らないわよ」

幼馴染「でも、このままじゃ――――



イケメン『……あっ』フラッ…

男『おっと、大丈夫か、イケメン?』ガシッ

イケメン『う、うん。君が支えてくれたから……』


イケメン『……大きなね、君の腕は……』スッ

男『……こっちはもっとたくましいぜ?』グイッ


イケメン『……あっ』




幼馴染「とか!」



友『えへへ~、男~』スリスリ

男『あはは、今日も可愛いなあ友は』ナデナデ


友『……ねぇ、男』

男『ん?』

友『……しよっか?//』

男『……優しく出来ねえぞ?』

友『う、うん。して……、壊れるくらいに……』スル…



幼馴染「とかなったり!!」

幼馴染友「はあ……」

幼馴染「あああ、どうしよう!?」

幼馴染友「ってか、何なのよこの妄想マンガは?」ペラッ

幼馴染「昨日徹夜で書き上げました!」ドヤッ!

幼馴染友「……はあ」ペラペラ

幼馴染「一部600円!!」

幼馴染友「はい」チャリン

幼馴染「まいど!!」

幼馴染「で、どうしよう!?」

幼馴染友「またそこなの……」ハァ…

幼馴染友「大体、あんたイケメン君が好きなんでしょう?」

幼馴染「ううう、そうなんだけど……」

幼馴染「だって、まさか男が男に走るなんて思わなかったんだもん……」グスッ…

幼馴染友「……あんたね」ハァ…

幼馴染友「私はてっきり、男君にイケメン君が取られそうだから、って相談だと思ってたんだけど、まあいいわ」

幼馴染友「このさい自分の気持ちをもっと考えなさい」

幼馴染「……うん」

幼馴染友「あ、それと」



幼馴染友「いい加減な事してると取られちゃうわよ、イケメン君?みんな狙ってるんだしさ」クスッ


幼馴染「…………」

―――その言葉は私の胸にはあまり響かなかった

なんて事だ。今更になって本当の自分の気持ちに気付くなんて。

そして、それ以上に自分のした事で男を深く傷つけていたなんて―――


―――しかし、許しいは乞うまい。……それだけの事をしたのだから。

―――しかし、やらねばなるまい。


……せめて、男をホモからノンケに――

――――朝

トントン

幼馴染「おはよう!男!」ニパッ

幼馴染「……おや?」

姉「あら、久しぶりね幼馴染ちゃん」

幼馴染「あ、おはよう姉さん。あの、男は?」

姉「男くんなら台所だけど?」

幼馴染「わっかりましたー!」ピューッ!

姉「あらあら」クスッ

――台所

幼馴染「おっはよう、男!」

男「おう、おはよう」ジュウウ…

幼馴染「へー、お弁当作ってるんだ」

男「おう、イケメンの分のな」トントン

幼馴染「……へ?」

男「いや、こないだやけに俺の弁当にケチつけてきやがるからよ、何でだって問い詰めたら、俺の弁当が食いたい、なんて言いやがるからよー」テキパキ

幼馴染「」

幼馴染「あ、あはは。そうなんだ。で、こっちの分は――」

男「ああ、それは友の分な」

幼馴染「……は?」

男「いや、イケメンだけに作ったらさ、拗ねちまったんだよこの間」

幼馴染「は、はあ……」

男「んで、どうせなら弁当交換で、って事になってな」キュッキュッ

幼馴染「あはは、そうなんだ……」








幼馴染「重症だあ……」

男「そんじゃ、行ってきまーす」

姉「はーい、気をつけてね」

幼馴染「わ、私も行くよ!!」

男「何でだよ、朝はイケメンのコースじゃねーぞ?」

幼馴染「た、たまには良いじゃない!ねっ」

姉「あらあら、そしたら今日はイケメン君とゆっくりお話しできそうだわ」クスッ

男「……チッ」

幼馴染「そこで舌打ち!?」


男「じゃあ行ってきまーす」

姉「はーい」

―――

男「~♪」

幼馴染「…………」

幼馴染(ど、どうしよう!?何か話しかけないと――)

幼馴染「……あ、あのさ!男!!」

男「ん?あそこにいるのは―――」


男「おーい、イケメン。何してるんだ、こんな所で?」


幼馴染「……スルーされた」

DQN4「げっ!?こいつは……」

DQN5「やべぇ……」

男「ん?」ニコッ

DQN6「あ、あはは……、帰るぞ……」

DQN7「……ああ」コソコソ…



男「……何だ、あいつら?」

イケメン「…………」

男「……まさか、こないだの奴となんか……」

イケメン「……!?君には関係ない……」キュッ

幼馴染「……ねぇ、最近女ちゃん見かけないけどさ、それと何か関係が……」

イケメン「関係ないって言ってるだろ!!」

男「…………」

イケメン「……すまない、大声出してしまって……」

イケメン「でも、本当に大丈夫だからさ、ね?」

男「……けどよ」

イケメン「……必要になったら話すよ。だから……」
男「……イケメン」








幼馴染「また空気だ……」

―――放課後


友「――でさっ」アハハッ

男「ははっ、そりゃ酷いな!!」ハハハッ


友「……ねぇ、男」

男「ん?」

友「どうかしたの?何か元気ないけど……」

男「そっ、そんな事ねーよ!大体、今日はお前のお手製五段弁当食ったんだぞ!?パワー有り余ってらぁ!!」

友「ふふっ、ありがと。あれだけの量を全部食べてくれるなんて僕も作った甲斐があったよ」

友「……でも、何かあったら言ってね。僕、心配だから……」

男「……ああ」

男「そんじゃ、ちょっと購買部行ってくるよ」

友「はーい、気をつけて」フリフリ


男「さてと、」タッタッ…




……ナニヨ!……ダカラ

男「んー?あの声はイケメンか。たくっ、また絡まれてんのか?」スタスタ

男「おーい、イケメン。何やって……」



イケメン「んーーっ」チュウウ…

女「…………」プハッ



男「……お前ら、何やってんだよ……」

女「あ、何だ。いたんだ男……」クスクス…

男「……何やってるか聞いてんだよ!!」

女「何って、ねぇ……」クスクス

イケメン「あ、あの、男……」

女「あんたは黙ってて!!」

イケメン「……うっ」



女「恋人同士の間を邪魔するなんて随分野暮じゃない……」クスクス…

男「……くっ」

女「ほら、イケメン君。もう一度……」

ちゅっ……

イケメン「ん!?」

ちゅううううう……

女「ぷはっ」チュポン

イケメン「ううっ……」フルフル

女「こんなに固くしちゃって、可愛い……」ペロッ

イケメン「やあぁ……」ピクンッ

男「…………」

女「……まだ見てるの?はっきり言ってウザいんだけど」

男「……ああ、悪い……」フラフラ…


イケメン「ちょっ、待って……」

女「いやっ!!」グッ!

女「……私だけを見つめて」ソッ…

イケメン「……うっ」






イケメン「…………男―――――――――

――――――――

男「…………」ボーッ……



友「どうしたの、男?こんな所でさ」

男「…………うん」ボーッ……

友「……やっぱり変だよ今日の男は。ねぇ、何があったの?」

男「…………」

友「…………男?」

男「…………」ガシッ

友「ひぁっ!?男っ、どうし――――」

スッ……




ブチュッ!



友「んむっ!?」

ちゅううううううう……



友「んーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

……ちゅぽん

友「ぷあっ!!」フルフル…



男「……あ」

男「すっ、すまん!!」ガバッ!

男「そ、そんなつもりじゃ―――――」

バチンッ!

男「……へっ?」



友「バカ!!」タッタッタッタッ…











男「ああああああ、やっちまったああああああ!!!」

妹「……はあ」

男「どうすりゃいいんだああああああああああ!!!!」

妹「とりあえず、死ねばいいと思います」

今日はここまでです。

一応修羅場なんですが、あんまり雰囲気でてない感じがします。次の修羅場にはもうちょっと雰囲気が出せればと思います。

では。

ちょっとだけ更新します。


男「…………」ハァ…

友2「どうした、ため息ばっかついて?」

男「……うっせえ」

友2女「喧嘩でもしたんじゃない?」

男「…………」ピクッ

友2女「友君と」

男「…………」ズーン…

友2「図星かよ!?」

男「…………もう三日も口聞いてくれない」ハァ…

男「……死んでしまいたい」ズーン…

友2「オーバーな奴だな」

友2女「あ、友君」

男「ピクッ」

友2女「が、お尻触られてる」

男「ガタッ」

友2女「男に」

友2「何でだよ!?」

友2女「まあ、友君もそこらのアイドルよりずっと可愛いしねー」

男「…………」

友2女「正直、女の子より野郎の方に人気があるもんねー」

友2「マジか!?」

友2女「そうだよ?これまで男君にべったりだったからみんな手を出せなかったみたい、って」

男「…………」スタスタスタ

友2女「おおっ、男君が勇ましく助けに入りましたよ!」ワクワク

友2女「無事、ちょっかいを出してた奴を追い払いましたが――」

友2女「ああっ、友君はお礼もそこそこに逃げる様に走って行っちゃいました。男君、哀れ!!」

友2「楽しそうだなー」

友2女「そりゃもう、学年女子注目のカップルだもん」

友2「はいはい……」

――――――

男「……ああ、またやっちまった」ハァ…

男「…………友ぉ」グスッ




イケメン「どうしたんだい、随分元気がないじゃないか?」クックックッ

男「……イケメン」

イケメン「まさか、この間の事を気にしているのかい?ふふっ、君も意外と未練がましいんだね」クスクス

男「……うるせえ」

イケメン「まあ、彼女はそれなりの味だったよ。いや失礼、君は全くそういう経験がなかったね」クスクス

男「……うるさい」

イケメン「おやっ、どうしたんだい。今日は随分イラついてるね。君にも少しは人間らしい感情が――――


男「黙れって言ってるだろ!!」バン!

イケメン「……っ」ビクッ



イケメン「あ、あの、男……」ドキドキ…


男「お前が、お前があいつと人の目の前で……」ギリッ…

男「いっつも無防備に人の懐に入ってくるくせに……」ズイッ

イケメン「お、男……?」ゴクッ

男「…………」ジリッ

イケメン「…………」ドキドキ…

男「……悪い。どうかしてた」スッ

イケメン「……えっ」キョトン

男「ちょっとむしゃくしゃしてて……。ほんとごめん」

イケメン「…………」

男「……そんじゃ」クルッ…

イケメン「……何だよそれ」ボソッ

男「……えっ?」

イケメン「君は何時もそうじゃないか、肝心な所で逃げてばかりで!!」

イケメン「そんな事だからみんな君の周りから居なくなっちゃうんだよ、そんなのも分からないの!?」

男「……黙れ」

イケメン「大体、あの時だって本当は―――」

男「黙れって言ってんだろ!!」

イケメン「……ごめん。僕とした事がついつい熱くなりすぎた様だ」

男「…………」

イケメン「……それじゃ、行くよ」ザッザッ…

男「……ああ」



イケメン「……じゃあ」












イケメン「さよなら」

――――――

友「…………」テクテク

友「…………」テクテク

友「…………」ハァ…

「よっ、とーも」


友「男!?」

不良1「ちげーよwwwバーカwww」

友「……何だ」プイッ

不良2「ちょwwwマジ無視だしwww」

友「で、何の用?」スタスタ

不良3「たまにはwww付き合えっしwwww」

友「やだ」スタスタ

不良1「なあwwマジめんどくせーしwww」ガシッ

不良2「さらうべwwwさらうべwww」ニタ…

友「ちょっ、やだっ、放してよ!!」パシッ

不良3「……っ、マジボコんぞコラ!!」

「……誰を何するんだって?」

不良1「うっ、テメーら……」

友2「よっ」

不良2「……やべえし」

友2女「何がヤバいの?」ニコニコ

不良3「……チッ」スタコラ…



友2「おーい、大丈夫だったか?」

友「う、うん……。ありがとう……」

友2女「何もそんな露骨にがっかりしなくても」

友「でも、何で……?」

友2「ああ、男の奴に頼まれてな」

友「男が……//」パアア…


友2女「うわぁ、露骨に態度が違う……」

友「うぅ……」

友2女「だったらさ、そろそろ許してあげたら?」

友「そ、それは……」

友2女「どうしたの?」

友「……分からないんだ。男の事を考えると、胸がキューッて痛くなって、でも、あの時の事を思い出すととっても悲しくなって……」グスッ…

友2女「うわあぉ……」

友「男の顔を見ると訳が分からなくなって、それで……」

友2女「……逃げちゃうんだ?」

友「……うん」


友「……こんなのじゃ、男に嫌われても仕方ないよね……」グスッ…

友2「いや、あいつはそういう風には思ってないが」

友「うそっ!だって、僕………」グスッ…

友2「あー……、なんて言えば……」

友2女「まあ、心配ないんじゃない?」

友2「そうか?」


友2女「今あんたに必要なのは少しの時間と、ちょっぴりの優しさよ」

友「……優しさ?」



友2女「そう。ほんのちょっとのね」

―――――

友2「よー」

男「……おう」

友2「何だ、ますます死にそうな顔して」

男「……うっせえ」

友2女「そういやイケメン君はどうしたのよ?」

男「……知らねーよ、あんな奴」

幼馴染(うっし、好機到来!!)ガッ!

友2「その割に絡まれてるのを毎回助けてるのな」

男「うっせえ」

幼馴染(でもなかった!?)ガクッ

ツカツカツカ…

友2「おっ、久しぶりだなー」

女「……うん」


女「……男、ちょっと良いかしら?」

男「……何だよ」

女「……ここじゃ話せないから、ね?」

男「は?」

友2女「良いじゃない、ちょっとくらい付き合ってあげたら?」

友2「おいおい 」

女「……どう」

男「……ちょっとだけならな」

女「……良かった。じゃ、行きましょ」



友2「良いのかよ、あんなの……」

友2女「へーきへーき。こうでもしないと友君も―――」チラッ

友2女「あ、あれ、友君が……」アワアワ

友2「そういや、今日は見かけねーよなあ」

友2女「け、計算が……」ガクッ

――――――

男「で、何だよ、話って」

女「……ねぇ、この間の事……」ボソッ

男「この間の事がどうかしたか?」

女「……ギリッ」

ブン!

男「おっと」サッ

女「何で叩かれないのよ!?」

男「痛いから」

女「…………」

女「……そう。そうよね。あんたは何時もそうやって冷静ぶって人を見下して!!」

男「……はあ」

女「そうやって、のんべんたらりんと振る舞って人の気持ちなんか考えず!!」
男「……へえ」

女「だから、みんなあんたの気を引こうとあいつに体まで……」ポロポロ…

男「ねーちゃんと妹と幼馴染は普通にあいつの事好きだが?」

幼馴染(まだ誤解が解けてない!?)コソコソ

女「黙れ!!」

女「知ってる!?所詮あいつにとっては私達なんて遊びに過ぎない事!!」

男「えー………、そう言われても……」

女「でも、私はそれでも良かった。あんたさえ私に振り向いてくれさえすれば!!それをあんたは……」グスッグスッ…

男「いや、でもさあ……」

女「何よ!!」

男「あいつ、普通にお前のお手製弁当喜んでたぞ?」

女「なんでそんな事知ってるのよ!?」

男「ちなみに、あいつの好物は豚の角煮だ」

女「何でよ!!」

男「コラーゲンが多いかららしいぞ」

女「知らないわよ!!」

男「ちなみにあいつとの初めてはバックから」

女「何で知ってるのよ!?」

男「夕方、ある遊園地の大観覧車の中で強引に迫ったらしいじゃーねーか?」

女「そういう気分になったのよ!!」

男「ちなみに、ねーちゃんと妹と幼馴染は処女だったらしいが、お前は確か五人目……」

女「六人目よ!!」

女「でも、ちゃんと彼には処女をあげたわよ!!」

男「……どこの?」

女「……しっ、知らない!!」カァ//

男「…………」

女「…………何か言いなさいよ」

男「……何か」

幼馴染(そりゃー、反応に困るわよね……)ウンウン

男「で、一体なんなんだよ。俺はお前とエロトークしに来た訳じゃねーぞ」

女「私だってしたくないわよ!!」

男「あのなあ……」ハァ…

女「……あんた、こんな事まで聞かされて悔しくないの!?」

男「……それは」

女「そうやっていつも大上段に構えてるだけで、何もしないじゃない!!」

男「…………」グッ

女「みんなね、いつも必死なの!!本当はみんな綺麗なままでいたいわよ!でもね、それで欲しいもの、守りたいものがなくなったら意味がないじゃない!!」

男「……!!」

男「……そうか。確かにそうだよな」ハハッ

男「俺はさ、何でもうまくやろうとしてた。……そう思ってた」

男「……でもさ、それは違うんだよな。例え汚くても、みっともなくてもいい。誠心誠意、全身全霊でぶつかって行かなきゃならなかった。いや、ならないんだ……」

女「……男」グスッ

男「……ありがとう、女。俺、ようやくやらなきゃならない事が分かったよ」

女「……うん」

女「……男」スッ…

男「……女」

女「……愛して―――――――――――――――――――――












スカッ





女「…………………………あれ?」

男「女ーっ、ありがとなー!これからちょっとイケメンと友のとこ行ってくるわー」タッタッタッ

女「あ、あれ?」スカッ、スカッ

男「あ、それと」

男「今日からお互いライバルなー!!」

女「えっえっ」

男「頑張ろうなー!!」ブンブン

女「………………」





女「ひっ、」







女「人の話聞いてたあああああああああ!!!!!?」

今日はここまでです。

いつも沢山のレスありがとうございます。大変励みになっていて嬉しいです。

話はそろそろ終盤です。最後までどうかお付きあいお願いします。

では。

遅くなってすみませんでした。更新します。




男「……何処だ!」タッタッタッ

男「……何処にいる!!」ハアハア

男「何処なんだ友ーッ!イケメン!!」



――体育倉庫


友「きゃっ!」ドサッ

イケメン「うわっ!」ズサッ


友「いたた…、もう、何するのさ!?」

不良「うるせえ!毎日毎日さそってやってんのによォ!!」カチャ…

不良2「おれらも正直、限界なワケでwww」カチャカチャ

友「ひっ!?何を出して……」ゾクッ

不良3「フヒヒwww下衆でサーセンwww」カチャカチャ

友「やっ、止めて!!そんなの近づけないで……」フルフル…

イケメン「や、止めろお前ら!それ以上は―――」

DQN「どうすんだよ!?ああっ!?」グイッ

イケメン「や、止めろ!!放せ……っ」ググッ…

DQN「たくっ、学校中の女に手ェ出しやがって!!」ドカッ!

イケメン「うぐっ!」ドサッ

DQN2「オメー、埋まんかくごできてんだろんな、ああっ!?」ゲシッ!

イケメン「うあっ」ゴホッ

DQN3「たくっ、女みてーなツラしやがって……」ググッ…

イケメン「うぐぐぐ……」ハァハァ…

DQN「……なあ、こいつさぁ」

DQN2「……ああ、そこいらの女よりかわいんじゃね?」

イケメン「!?」ビクッ

DQN3「……どっちかつーとキレイ系だろうけどよぉ……」

サワッ

イケメン「っあ!?何を……」ビク

DQN「……マジで女みてーにうでも細いし、」

サワサワ

イケメン「んああっ!?」ビクビク

DQN3「腰もよぉ……」サスサス

イケメン「や、止めろ……!そんな手つきで触るな……」ハァハァ…

DQN2「……マジで女なんじゃね?」カチャカチャ

イケメン「やだ!?待て―――

ズリッ

DQN「……何これwww」

イケメン「……ううっ」グスッ

DQN2「女の下着つけてたってやがんのwwww」

イケメン「……み、見るなぁ」グスッ

DQN3「…つかさ、何かたってこねえ?」ムクッ

DQN「……マジぬけそうwww」

イケメン「い、いやあ……」

DQN2「つか、もうやっちまわねwww?」カチャカチャ

イケメン「!?いや!!」

イケメン「い、いや、やめ……」ググッ

DQN「オラ、なに抵抗してんだコラ!!」バシッ!

イケメン「うっ……」パタッ

DQN3「オラwwwむけむけwwww」ガッ!

イケメン「や、やだ!やめて――」

友「イケメン君!?」

友「や、やめて!?イケメン君にまで酷いこと――、むぐっ!?」ジュポッ!

不良「るせえwwwお前はさっさとしゃぶれってのwww」ジュポジュポ

友「んぐぐ……」ゴホッ…


不良2「オラwwwてェ動かせwww」

友「んぷっ」シュッシュッシュ…

不良3「こいつwwwマジで手こきうめーしwwwありえねーしwww」シュコシュコシュコ

友「いやぁ……」

不良「こいつも、さっさとヤッちまおーぜwww」ガッ!

友「や、やだ!?」グッ!

不良2「んwww?こいつwwwブラまでつけてんじゃねwww」サワサワ

不良3「パンツだけじゃなくブラまでってwwwガチホモ乙www」

友「ううっ……」グスッ…

不良「そんじゃwww」

友「やっ、やだ……」

DQN「早速www」

イケメン「や、止めろ……」

友「たっ、助けて……」



「「助けて、男ーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」」








バン!





男「待たせたな、友!イケメン!」

友2女「…………ねえ」

友2「……うん」

友2女「ちょっと間に合ってないよねー……」

友2「ちょっと、というかだいぶ、だな」

男「…………………





男「ち、







男「ちくしょおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

男「俺の怒りは怒髪天!!」カッ!

友2「何だそりゃ」

男「もはや、こいつらの血を見ずには終われない……」ジャリッ…

友2女「はあ」



男「くらえ、俺の必殺技!!」ガッ!

不良「ヒッ」

男「キン○―――

グィィィン!


男「バスターーーーッ!!!!!

ズギャアアアアアアアア!!!!!

不良「グハッ」ドサッ…


シュウウ……

DQN「ヒッ、やべっ、逃げ―――――


男「逃がすか!」ガッ

男「キン○ドライバー!!!!」

ドゴオオオオオオッ―――――

DQN「カハッ」ズシャ…

不良2「ヒッ、ヤベッ、逃げ…

友2女「逃がすか!」ガシッ

友2女「地獄の――


ガッ!


友2女「断頭台!!!」グシャァッ!


不良2「うげえ……」ドサッ

DQN2「おいお前らいい加減に―――



ゴキン!


DQN2「うぐっ!?」プルプルプル…

DQN2「お、男でそこは無しだろ……」ドサッ


イケメン「ふんっ!!」

男「よし、止めだ!行くぞ!!」ダッ!

友2「へっ」

男「うおおおおおっ!!」グイーン!


男「……これが愛と友情の!!」

友2「…お、おお……」グイーン!

友2女「……誰向けの愛なんだろう」




男「マッ○ルドッ○ングだあああああああああ!!!!」

ズグオォォォォーーーーンッッッッッ!!!!

不良3「ぐへっ」ドサッ

DQN3「ぐはっ」ズシャッ









友2女「伏せ字の意味はあったのだろうか……」

――――――――


不良3「あひん!」ブブブ…

友2「これでぶちのめした全員の尻にバイブを差し終えたが……」


ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ…………

友2女「……シュールな光景ね」

友2「……ああ」



友2「で、あいつらは……」

男「…………」

友「……男」

イケメン「……男」


男「――――二人とも、





すまん!!」ドゲザッ!





イケメン「……えっ」

友「な、何で……?」

男「……俺はやっと自分の気持ちに気づいたんだ。俺は二人を一緒にものにしたい」

友「……えっ」

イケメン「…………」

男「俺にとって二人は水と空気だ。どっちも絶対必要でかかせない。いつも傍にいても足りない存在だ」


男「でも、俺は肝心な時に傍に居られなかった!!こんなんじゃ……」ポロポロ…

友「男…………」

イケメン「…………」

友「……男」スッ



友「えいっ」


チュッ…


男「……えっ」


イケメン「……こっちも」

チュッ……


イケメン「……少し情熱が足りなかったかな?」クスッ…

男「」

イケメン「……君は随分と欲張りだね。こんな美人二人をものにしたいなんてさ」クスクス

男「あ、あわわ……」

イケメン「……でもね、僕は君だけのものになる訳にはいかない。―――――僕は他にも女の子と付き合わなくちゃいけない」

男「…………」

イケメン「……こんな淫らで我が侭な僕でも許してくれるかい……?」






男「……ああ、許す。……もしそうじゃなけりゃ、その女の子達から理不尽にお前を取り上げる事になる。そんな悲しみはみんなに感じて欲しくないしな」


イケメン「……そう







男、愛してるよ―――――」

イケメン「そうだ、ついでと言っては何だけど、もう一つ聞いて欲しい事がある」シュルッ……

男「な、なんだよ?」ゴクッ

イケメン「……僕の本当の秘密、さ……」

男「…………」ドキドキ

友「……僕も見て欲しい」パサッ

友「本当の僕の姿を――――――」








友2女「……どうするの、私達」

友2「……知らん!!!」

一度中断します。

夜にでも書ければと思います。

では。

更新します。



―――――ある日、男の家

妹「は~い、イケメンさん」アーン

イケメン「やれやれ、みんなが見てる前だというのに」フッ

姉「あらあら、イケメン君。こっちも美味しいわよ?」アーン

イケメン「全く、君達ときたら……」クスッ



男「…………」モグモグ

友「あはは、仲良いねえみんな」

男「そうか?」モグモグ

姉「はい、友君もどんどん食べてね」

友「ありがとうございます。僕までご飯頂いちゃって」

妹「いーんですよ。どんどん食べちゃってくださいね」ニコッ

友「それじゃ、頂きます!」パクパク

姉「あらあら、良い食べっぷりね~。男の子はそうでなくっちゃ」ウフフ

男「ところで姉ちゃん。イケメンと妹と三人で何やってたんだ?」パクッ

妹「ブッフゥオッ!!」

男「うわ汚ねえ」

妹「な、なんて事聞くんですか兄さんは!?」ゲホゲホ

男「俺は何も変な事は言っとらんが」パクパク

妹「ああ、もう!分かるでしょ、ほら//」モジモジ

男「何をだ」パクパク

妹「ああ、もう!!」

イケメン「全く、君にはもう少しデリカシーというものが必要だね」クスッ

男「そうか?」

姉「そうよ、男くんももう少しデリカシーを身につけないと、ね?」ニコッ

男「う~ん、そうかねえ」ポリポリ

友「あはは、別に良いんじゃない、今のままでもさ」

姉「あらあら、でも今のままじゃあねぇ」

妹「そうですよ、休みも男二人で一日ゲーム三昧じゃいけませんよ、友さんも」ビシッ!

友「ありゃ、やぶへびだったかな」アハハ

男「やれやれ……」パクッ

――――カポーン…


男「~♪いい湯だなっと」ザバッ


ガチャッ


イケメン「……や、やあ//」

男「おう、どうしたイケメン?」

イケメン「た、たまには、は、裸の付き合いも良いかと思ってね……//」

男「おう、じゃあ一緒に入るか」

イケメン「う、うん……//」

イケメン「じゃ、じゃあ、お邪魔します……//」チャプッ……

男「おう」

ザバァ…

イケメン「い、いいお湯だね……//」

男「今日のはバス○リンかな?」ザバッ

イケメン「う、うん……//」ドキドキ

イケメン「そ、そのさ//」

男「ん?」

イケメン「お、男の腕って逞しいよね。まるで丸太みたいだ……//」サワサワ

男「んー?そうか。でも、」スッ

イケメン「ひゃんっ」ビクッ

男「お前のこっちのは中々大したもんじゃねーか?」シュコシュコ

イケメン「も、もう//」

イケメン「そ、それを言うのなら君のだって……」シュッ…

イケメン「……随分大きくなってるね//やれやれ、そんなに僕の裸に興奮したのかい//」クスクス

男「おう」キッパリ

イケメン「そこまで断言しなくても……//」

男「ぶっちゃけさっさとエロい事したい」

イケメン「あうう……//」カァァ…//

男「ほら、お前だって随分出来上がってるじゃねーか?」コリコリ、クリュッ

イケメン「んあっ!?さ、先っぽをそんなに責めないで……//」ゾクゾク

男「ここをこうしてやると気持ち良いんだっけか?」クリックリッ

イケメン「んんん!!」ビクッ

イケメン「も、もうイキそ……//」キュッ

男「でもダメ」クリッ

イケメン「ふえっ?//」

男「もうそろそろ……」

カチャ



友「お、お邪魔しまーす//」パタン

友「んふふ、随分気持ち良さそーだね、イケメン君♪//」クチュッ

イケメン「んあ!?そ、そこぉ……」フルフル

友「ここ?どうして欲しいのかなぁ//」クチュックチュッ

イケメン「ふああ……//」ピクッピクッ

友「ふふっ、かわいい……//」チュッ…

イケメン「んふあぁ……」トローン…

男「おいおい、随分積極的だな」モミュッ

友「んっ//た、たまには良いじゃない、こういう僕も//」ペロッ

男「おいおい、昼にあんだけやったのまだもの足りないのかよ」クチュッ…

友「ふふっ//男とならしても足りる事なんてあり得ないよ//」ペロペロ

友「それにたまにはイケメン成分を補給しないと//」チュルル…

イケメン「ふああーーっ……//」ビュルッ…

友「おっと、まだイかせないよ……」キュッ

イケメン「んんっ」ビクッ

友「たっぷり感じてもらわないと……」クスクス…

イケメン「……全く、君達は悪趣味だね。僕をいじめてそんなに楽しいかい?」フゥ…

友「そりゃもう//」クチュッ


イケメン「んんっ」ピクッ


男「まあ、俺は二人ともいじめるんだけどな」クリッ

友「ふああっ//」ピクンッ

男「んで、どうして欲しい?」クチュクチュ

イケメン「……もっといじめて欲しい//」コクン

友「じゃあ、僕は男にいじめて貰いながらイケメン君をいじめちゃおーっと//」キュッ

イケメン「んふっ//」ピクッ

男「――あ、なら、今日はイケメンを二人でいじめてみるか?」クリクリ

友「んっ//それも良いけどぉ」モジモジ

友「やっぱり男にしてもらわないと物足りないよぉ……//」クネクネ

男「ははっ、そうか。じゃあ……」ジリッ

友「……それじゃあ」ジリジリ…

イケメン「……して//いっぱいいじめて………………









幼馴染「…………って事になってんのよ!!」バン!

女「…………はあ」

女「いや、でもまさかイケメン君と友君が男とデキてるなんてさぁ……」ペラッ


幼馴染「しょーがないでしょ!事実だもん!!」

女「……はあ」



幼馴染友「で、あんたはどうしたいわけ?」

幼馴染「決まってるじゃない!男を取り戻すのよ、男共の魔の手から!!」ドンッ!

幼馴染友「……はあ」

幼馴染友「取り戻すって、あんたどうすんのよ?」

幼馴染「決まってるでしょ!女体漬けよ!!」ドンッ!

幼馴染友「女体漬けって、あんた……」ハァ…

幼馴染「……残念ながら、男は二人の男の魔の手によって悪の道に落とされたわ」

幼馴染友「悪の道っていうかホモの道ね」

幼馴染「その男を救い出す道こそが女体漬けだと結論付いたのよ!!」バン!

幼馴染友「どんな思考回路よあんたは!?」

女「大体、女体漬けって、言うかなんなのよこの漫画は?」ペラペラ

幼馴染「一部670円!」ドンッ!

女「はい」チャリン

幼馴染「6000部突破!!」ドンッ!

女「売り過ぎよ」ペラペラ


幼馴染友「あんた、売り上げは何処に行ったのよ?」

幼馴染「……男の家に仕掛ける盗聴器諸々に消えたわ……」

幼馴染友「うわぁお……」

幼馴染「それも一日で大抵壊されるんだけどね!!」ドンッ!

幼馴染友「……役に立たねー」

幼馴染「でもそのおかげでリアルな作品が出来てるわ!!」

女「でも一枚も写真ないじゃない」

幼馴染「……いや、盗撮は前に失敗して……」

女「失敗して?」

幼馴染「それからマークが厳し過ぎて……」アハハ…

幼馴染「あ、でも、苦心の遠隔盗聴があるよ!!」バン!

女「へえ」

幼馴染「……聞く?」

女「……いらない」

女「で、結局どうすんのよ?」

幼馴染「決まってるでしょ!女体漬けよ女体漬け!!」

幼馴染「朝から晩まで女!昼から夜まで女!おはようからおやすみまでとにかく女、女、女!!ひたすらセックス三昧の快楽地獄に突き落とすのよ!!」

幼馴染友「逆に女性恐怖症になりそうじゃない?」

女「でも、それくらいじゃないと……」

幼馴染友「そこは賛成しちゃうんだ……」ハァ…

幼馴染「この作品はその為の資金集めに過ぎないわ!!」

女「そうは言っても私たち三人じゃ……」

幼馴染友「……私までカウントしないでくれる?」

幼馴染「大丈夫よ!男はあれで結構フラグ立ててるから!!」

女「また無駄にライバルを……」

幼馴染「……聞いて、女ちゃん。あの友君とイケメン君は並の強敵じゃないわ。何しろイケメン君は男から私達を寝取った強敵……!!」

幼馴染友「どの口で言ってんだか」

幼馴染「その男をたぶらかした友君、そして、男に美味しく頂かれる事によって私達から再び男を寝取ったイケメン君……」

幼馴染「即ち、私達は二大美少年相手に男を再び寝取り返さなきゃいけないのよーーーーっ!!」ドンッ!

女「おおっ」

幼馴染友「何で寝取り返すのよ」

幼馴染「最早、姉さんと妹ちゃんはイケメン君の手に堕ちたわ……。イケメン君の心が男の元にあると何度言っても通じやしない……」ギリッ

幼馴染友「あんたが何を言ってんのか分からなくなってきたんだけど」

幼馴染「だから女ちゃん、協力して!男をにっくき悪魔から取り戻すために――――」

幼馴染友「言いたい放題ね、あんた」

女「……分かったわ」

女「確かに、一人一人じゃ到底立ち打ちできない」

女「でも、みんなで力を合わせれば――――」

幼馴染「女ちゃん!!」ガシッ

女「幼馴染!!」ガシッ

幼馴染「幼馴染友!!」ガシッ

女「幼馴染友!!」ガシッ




幼馴染友「だから私を巻き込むなーーーーーーっっっ!!!!!」

幼馴染「よーし、これからは三人で頑張ろう!!」グッ!

女「そうね、三人で頑張りましょう!!」グッ!

幼馴染友「……もう、好きにして……」グテー…


幼馴染「よーし、まず目指すのは――――――――――――――












壁サークルよ!!」ドンッ!



友2「……何か言ってやれば?」

友2女「…………無理」




終わり

というわけで終わりです。

結局、友とイケメンはと言いますと

※ネタバレですので興味のある方だけお進みください。


















友の方はみなさんの予想通り女の子です。家庭の都合で男装しているという設定です。

イケメンは実はふたなりっ娘です。と言っても女の子についてる感じの子です。これまた、家の都合で生まれてきた時に外せるものをつけたまんまにされ男として養育されてきたという設定です。やたら女の子に手が早いのは女でありたい自分を否定するための行動です。

妹「イケメンさーん」

姉「イケメン君!」

幼馴染(あいつらどうにか出来ないかな?)

女「奴らは私たちの手に負えない・・ だが、パンドラの箱を閉じるのは今しかない! 」

幼馴染「女、何を...」

女「これが最後の希望だ、これでし止める。 幼馴染 希望を決して... 失うなよ... 」

(女はPDAを握り締め、姉妹に猛然と走って行く。そして、次の瞬間、)

幼馴染「女ーーー!!!」

(女は姉妹もろとも巨大な火柱に包まれ消え去った。)

はい、ビッチーズに制裁完了

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