P「こ、このカードは?」小鳥「さぁ、ゲームの始まりです」 (184)


P「確かに俺はスピードで負けました」

小鳥「そうですよね?」

P「確かに賭けは、『何でも言うことを聞く』でした」

小鳥「もちろん、覚えていますよ」

P「ですが、『出来ないことは無効』でしたよね!?」

小鳥「そうですよ、プロデューサーさん」

P「何ですかこれ!」

触る 撫でる 揉む つつく 叩く 顔付け 褒める キス 舐める 吸う 噛む 嗅ぐ 見る

髪 おでこ 耳 頬 首 肩 うなじ 脇 手 胸 腹 太もも 足

小鳥「ですから、やっていただくことですよ?」

P「できませんよっ!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394212775


小鳥「ルールはとっても簡単です」

小鳥「このカードを自由な組み合わせで、一人に1枚ずつ使っていただきます」

小鳥「たとえば、春香ちゃんがいたとします」

小鳥「そして行動カードと部位カードを1枚ずつ選びます……髪と撫でる」

小鳥「選んだカードの組み合わせの行動をプロデューサーさんにしていただきます」

小鳥「この場合ですと、春香ちゃんの髪を撫でるわけですね」

P「あー、組み合わせによっては難易度が低いですね……」

小鳥「その通りです!あとは、誰にそのカードを使うか?という考えも重要ですからね」

P「いたって普通な行動から限りなくアウトな行動まで変幻自在ですね」

小鳥「他人事のように淡々と言っていますが、プロデューサーさんがやるんですからね?」

P「……」


小鳥「765プロのアイドル13名」

小鳥「それぞれに1回ずつ、どの組み合わせでも構いません、アクションを起こしてください」

P「あ、じゃあ全員の髪を 小鳥「ただし!」

小鳥「1回使ったカードは使えません」

P「え、それじゃ」

小鳥「全ての部位、全ての行動をやらざるを得ません」

P(……小鳥さんの命令って言えばいいか)

小鳥「あと、アイドルの方々にどうしたのか聞かれたら」

小鳥「全部、ご自身の意思でやっているといってくださいね?」

小鳥「罰ゲームだから~なんてそういった甘い考えは捨ててください」

P「俺、辞表書いておいたほうが良いですかね?」

小鳥「組み合わせ次第では、生き残れますから頑張ってくださいっ」

P「……どうすればいいんだ」


P「と、とにかく危ないものから処理すれば問題は無いはず!」

触る 撫でる 揉む つつく 叩く 顔付け 褒める キス 舐める 吸う 噛む 嗅ぐ 見る

髪 おでこ 耳 頬 首 肩 うなじ 脇 手 胸 腹 太もも 足

P「顔付け、舐める、キス、揉む、嗅ぐ、吸う、噛む……」

P「半分以上アウトじゃないかこれ?」

春香「おはようございまーすっ!」

P「ぎょっ!」ビクッ

春香「うわあ!?」

P「春香?あーびっくりした」

春香「私、声大きかったですか?」

P「いやいや、そのくらいの元気がなくちゃな」

春香「そうですよねっ!小鳥さんもおはようございます」

小鳥「おはよう、春香ちゃん」

小鳥「(プロデューサーさん、早速やってみましょう)」チラチラ

P「(う……じゃあ)」

春香「?」


P「(髪+撫でる……で)」ササッ

小鳥「はい、では頑張ってくださいね」

春香「さっきからどうしたんですか、プロデューサーさんと小鳥さん?」

P「春香、ちょっといいか?」トコトコトコ

春香「はい?」

P「……」

春香「あ、あの……プロデューサー、さん?」

ポフ

春香「っ!」

ナデナデ

春香「あぁあぁ、あ、あの、プロデューサーさん!?」

P「どうしたんだ春香?」ナデナデ

春香「ど、どうしていきなり頭を撫でてるんですか?」

P「いきなりですまない……」

春香「あ、いえ、謝らなくても良いんですけど」


P「春香はいつも頑張ってるだろ?」ナデナデ

春香「は、はい?まぁ……私なりに頑張ってます」

P「だからホントはもっと褒めるべきなんだろうなぁってさ」ナデナデ

春香「あ、ありがとうございます」

P「いつも言葉だけだったから、今日は行動で示してみたんだが……」ナデナデ

春香「あの、も、もう大丈夫ですよ」

P「す、スマン!ちょっと無礼だったよな」

春香「いえそのっ、確かにいきなりだったから驚きましたけど」

春香「ありがとうございます」

P「え?」

春香「普段から、そんな風に思ってもらえてるんだなぁって思ったら、えへへ…」

春香「ちょっと嬉しくなっちゃいました」

P「それなら良かった」

春香「でも、頑張ってるのは私だけじゃないですからね?」

P「もちろん、みんなにも感謝してるよ」

春香「ありがとうございますっ、プロデューサーさん」


P「―――と、いう感じで終わりましたよ!」

小鳥「お疲れ様です、粗茶ですが」

P「これは失敬……」ズズッ

P「ふぅ」

小鳥「でも、最初に一番安全圏のカードを使ってよかったんですか?」

P「自分で危険と安全をしっかり理解していらっしゃるんですね……」

小鳥「髪なんて、何でもござれのカードだったんですけどね」

小鳥「噛んで良し、ほめてよし、舐めて良し、キスしてよし」

P「色々思うところはあるのですが、可能といえば可能でしたね……」

小鳥「はい、あと撫でるだって結構安全カードでしたよ」

P「ムムム……思いつきで使ったのがあだとなりましたかね?」

小鳥「まだまだこれからですよ、辞表を書かなくても良いように頑張ってください」

P「せめてそこはストップしてくださいよ」


ガチャ

やよい「おはよーございまーすっ!」

P「やよいか……」

小鳥「やよいちゃんですね」

やよい「?プロデューサー、おはよーございまーすっ!」

P「おっとすまん、おはようやよい」

小鳥「おはよう、やよいちゃん」

やよい「どうしたんですか?」

P「いやいや、どうもしてないぞ?ちょっと小鳥さんとお話しててな」

やよい「あ、そうだったんだー」

小鳥「(さて、何のカードを使いますか?)」

P「(……ずばり、腹+つつく)」

小鳥「攻めましたね、ファイトです」

P「あ、流石に服の上からで良いですよね?」

小鳥「それに関しては仕方ないですからね」

P「ふぅ……」

やよい「何の話をしているんですか?」

P「あ、いやっ!大丈夫だよ?」

やよい「大丈夫?」


P「いまだ隙ありっ!」

ツンツン

やよい「わっ、ぷぷぷプロデューサーっ」

ツンツン

やよい「あはははは、くすぐったいですよぉっ!」

ツンツン

やよい「はははははははははははっ」

ツンツン

P「ふっふっふ、どうだやよい」

やよい「だ、だからくすぐっ、たいですはははははっ」

P「(こんなもんでいいですよね?)」

小鳥「(はい、完璧です)」

やよい「もぉ、プロデューサー!いきなりそんなことしたらめっ!です」

P「ご、ごめんなやよい?」

やよい「許しません!だからお返しですっ」

コチョコチョコチョコチョ

P「や、やよあはははははははっ」

やよい「どーですかプロデューサー」コチョコチョ

P「まいった!まいったからあはははははは!」

やよい「こちょこちょー、こちょこちょー」

P「や、やめてくれー!あはははははは」


P「いやぁ…久しぶりに苦しかったです」

小鳥「ふふ、楽しそうで何よりでした」

P「見てるだけならそうでしょうけど、こっちは苦しいんですよ」

小鳥「ご苦労様です、さて」

P「残り11人、残り11枚ずつ!」

触る 揉む 叩く 顔付け 褒める キス 舐める 吸う 噛む 嗅ぐ 見る

おでこ 耳 頬 首 肩 うなじ 脇 手 胸 太もも 足

小鳥「まだまだ序の口ですからね…キス、吸う、舐めるは、使いどころを間違わないようにしてくださいね」

P「俺だって生きて帰りたいですからね」

小鳥「ちなみに辞表は用意しておいたほうが?」

P「結構です!」


ガチャ

亜美・真美「おは→!」

P「おはよう二人とも(この二人か…二人!?)」

小鳥「おはよう二人とも」

亜美「どしたの兄ちゃん、なんか亜美たち見て目がまん丸だけど」

真美「さては、ようやく真美達の魅力に気が付いたんだね」

P「そ、そういうことじゃなくてだな」

亜美「みなまで言うな兄ちゃん」

真美「あぁ、なんて罪作りな女なんだ私達は!」

P「ゴホンっ」

亜美「ま、ジョ→クはこのくらいにして」

真美「ホントにどしたの?」

P「(二人別々のじゃないとダメですよね?)」

小鳥「(はい、それぞれ違うカードを使ってくださいね)」

亜美・真美「ん~?」


P「……」

亜美「具合悪いの兄ちゃん」

真美「深刻な顔してるよ~?」

P「(亜美、太もも+揉む…と)」

P「(真美、うなじ+触る…で)」

小鳥「(本当に良いんですか!?)」

P「(このくらいやっておかなきゃ、後が全部犯罪コースですからね)」

小鳥「男ですねプロデューサーさん」

亜美「ピヨちゃんもどしたん?」

真美「兄ちゃんは男っしょ」

P「い、いやー二人は本当に大人になったなー」

亜美・真美「?」

P「だけどな、まだこういうところが大人じゃないなぁ」

モミモミ

亜美「ぉうわっ!?」

真美「あ、亜美っ!」


モミモミ

亜美「に、兄ちゃん?何してんのさ」

真美「亜美が兄ちゃんに弄ばれてるっ!」

モミモミ

P「いやいや、大人になったとは言え、亜美の太ももは少し細いな」

亜美「だって太くなったらでぶっちょじゃん」

真美「そーだよ兄ちゃん、真美たちはこのスリムなボディーが武器なんだよ」

モミモミ

P「亜美や真美より、大人な律子やあずささんはどうだ?太って見えるか?」

亜美「それは……大人っぽいけどさぁ」

真美「兄ちゃん、いつまでそうやってるの」

ピトッ

真美「わわぁっ!?」

亜美「真美!?」


サワサワ

真美「兄ちゃん、く、くすぐったい……」

P「大人になったのなら、もう少し女らしくしてみたらどうだ?」

亜美「ブーブー!亜美たちもう、大人の女だもんね→」

モミモミ サワサワ

亜美「ひあっ」

真美「んんっ」

P(……俺は決してロリコンじゃないが、この状況を見たら)チラッ

小鳥(プロデューサーさんはやはりそっちの……)

P「―見たいな目で見ないでください!」


亜美「やっと開放されたぁ」

真美「うあうあ~!兄ちゃんセクハラだよ!」

P「ごめんなさい」

亜美「誠意が足りないぜ、兄ちゃん」

真美「これはもう、真美達にごはんをご馳走するしかないねぇ」

P「え?あ、何でそんな流れなんだよ!」

亜美「そのくらい恥ずかしかったYO!」

真美「責任とってよね→」



P「……ごはんおごります」


P「……もうそろそろ、威厳が崩れ去っていきます」

小鳥「大丈夫です、彼女達の中のプロデューサーさんはまだまだ理想に近いです……多分」

P「いいんです、俺なんて……」

小鳥「でも、幾らか踏ん切りはつきました?」

P「えぇ、もはや何でもござれ…嘘です、もっと楽になりたいです」

小鳥「さて、次は誰が来るんでしょうかね」


次は誰?>>22

何処の部位?>>24

どんな行動?>>26

行動: 叩く 顔付け 褒める キス 舐める 吸う 噛む 嗅ぐ 見る

部位: おでこ 耳 頬 首 肩 脇 手 胸 足

安価か
いおりん

もう連投したる
キス


伊織「おはよう二人とも」

小鳥「おはよう伊織ちゃん」

P「伊織か……」

伊織「あら、プロデューサー?それは私を侮辱しているのかしら?」

P「そ、そんなこと無いぞ!おはよう伊織」

伊織「何か怪しいわねぇ」

P「……」ジー

伊織「やっぱり何かいいたいことあるの?」

P「す、すまんつい」

伊織「そんなに私を見て、何を考えてるのよ変態プロデューサー」

P「そんなこと考えてないぞ!?」

小鳥「(さて、何のカードを使いますか?)」


P「(手+キスでお願いします)」

小鳥「(いいですね、最高の組み合わせだと思いますよ)」

伊織「ちょっと、無視する気?」

P「伊織……」

伊織「何よ、さっきからどうしたのよあんた」

P「ちょっと手を貸してくれ」

伊織「何か手伝って欲しいの?」

P「いや違う、そのままの意味で手を貸してくれ」スッ

伊織「?……なんなのよ、もう」

P「ありがとう……」

チュッ

伊織「……え?え?え!?」

P「はい、もう良いぞ」

伊織「な、な、な…」パクパク


伊織「何してるのよ変態!ど変態!変態大人!」

P「そ、そんなに怒るなよ」

伊織「だ、だから!何してるのよ!」

P「何って……手にキスを」

伊織「言わなくて良いわよっ!」

P「伊織が言えっていったんだろ?」

伊織「なんでそんなことしたのよ!」

P「いいか伊織、とある格言でこんなものがある」

手なら尊敬 額なら友情
頬なら厚意 唇なら愛情
瞼なら憧れ 掌なら懇願
腕と首は欲望

それ以外は、狂気の沙汰。


伊織「……それが何よ」

P「いいか伊織、俺はこの言葉通り、伊織を尊敬しているんだ」

P「歳に似合わず、面倒見がよくて気がきいて」

P「竜宮小町のリーダーにふさわしい立ち振る舞いで」

P「みんなをしっかりまとめてくれる、そんなお前を」

伊織「……ふ、ふん」

P「律子もいつも言ってるよ、あの子がしっかりしてくれて助かるって」

P「だからってな、無理しなくても良いんだからな?」

P「心細くなったり、辛かったりしたら、他のみんなを頼れ、律子を頼れ」

P「そして、俺を頼れ!……な?」

伊織「…わ、分かってるわよ!」

伊織「あんたに言われなくたって、私は大丈夫よ!」

P「そ、そうか」

伊織「辛かったりしたら、まぁあんたを頼るより先に、律子を頼るわ」

伊織「あんたにすがることはまずないわね、にひひっ」

P「……」

伊織「でも、それでもダメだったら……」

伊織「……頼りにしてるからね」ボソッ


P「ん?」

伊織「は、話はおしまいよ!」

P「う、うん、わかった」

伊織「だ、だからねぇ……」

P「?」

伊織「手!」

P「ス、スミマセン!」

伊織「まったくもぅ……」

伊織「……」

伊織「……尊敬ね」ボソ

P「何か言ったか?」

伊織「な、なんでもない!」ポカ

P「あたっ」

小鳥(好意がぐんと寄せられましたね)


P「伊織の奴、熱かな……」

小鳥「なんて言ってるプロデューサーさんも顔真っ赤ですよ」

P「そ、そりゃあんなセリフ言ったら誰でも赤くなりますよ!」

小鳥「まるでドラマを見てるみたいで、良かったですよ」

P「あー、はずかしぃ…」

小鳥(さて、"キス"を減らせたのは良いですが…"手"が消えてしまいましたからね)

小鳥「この先どうなることやら……」

次は誰?>>35

何処の部位?>>37

どんな行動?>>39

残り: 千早 律子 あずさ 雪歩 真 美希 貴音 響

行動: 叩く 顔付け 褒める 舐める 吸う 噛む 嗅ぐ 見る

部位: おでこ 耳 頬 首 肩 脇 胸 足




多分もう寝ます、しっかり〆ますので

kskst

P「俺のターン!ドロー!」

胸 足 もも 首 肩

串焼きかな?

あいたたたた

所詮数千通りしか無いものですし、安価も想像も大した差異は在りません


ガチャ

響「はいさーい!」

P「響、おはよう」

小鳥「響ちゃん、おはよう」

小鳥(残されたカードから、どのような選択をしますかプロデューサーさん)

P「(このあたりで、強引に減らしていきます)」スッ

小鳥「(脇+舐める!?大丈夫なのですか?)」

P「(大丈夫……かは、分かりません)」

響「おーい、プロデューサー」

P「(だけど残りのカードのことを考え、人選を考えた結果なんです)」

響「ピヨ子~?おーい」

小鳥「(……御武運を)」

P「(ありがとうございます)」

響「ねぇ、ふたりともっ!」



P(ってよく考えたら、小鳥さんが言い出したことだぞ……何必死になってんだ俺は……)


P「スマン響、どうした?」

響「むぅ、どうしたじゃないぞ!ずっと呼んでるのに無視しておいて」

P「だからスマンって」

響「もう良いけどさ……で、何の話してるの?って聞きたかったんだけど」

P「小鳥さんとの話のことか」

響「うん、自分を無視してずっとひそひそ話してるから、すごい気になったよっ」

P「ズバリ言うと、アイドルの――もとい、響の健康状態の話なんだ」

響「健康状態?自分は今日も元気だよっ!」

P「うん、見た限りではそうだな」

響「見た限りも何も、何処も悪くないぞ?」

P「それを今から確かめるんだよ……響」

響「ん?」

P「脇を舐めさせてくれ」


小鳥(ぷ、プロデューサーさんっ!?)

響「え、えええええ!?」

P「何で驚く?」

響「や、やっぱりプロデューサーは変態だったんだね!」

P「ち、違うぞ!俺は変態なんかじゃない!」

響「変態は自分から変態なんていわないからね!」

P「勘違い、勘違いだよ!」

響「か、勘違いなわけないぞ!自分のわ、脇を舐めるだなんて……」

P「だから、健康チェックだって」

響「それの何処が健康チェックなんだよー!」

P「今から説明する」

響「どうせいい訳でしょ!」

P「響、汗をかく時どんな汗をかいている?」

響「汗って…顔や体からかく汗のこと?」

P「そうだ、響は今かいてるか?」

響「別にかいてないと思うけど」

P「それも確かめるから、肩までまくってバンザイ」

響「だ、騙そうとしてるな?」

P「信じてくれ、はい!バンザーイ」

この味は!……『嘘を吐いている味』だぜ……


響「ピヨ子!プロデューサーがへんな事したら助けてね!」

小鳥「大丈夫よ響ちゃん」

小鳥(それに私、見届けなきゃいけないから)

P「はい、ばんざい」

響「こ、子供じゃないんだからバンザイなんていわなくて良いよっ……こう?」

P「ありがとな、それじゃあ説明するぞ」

P「まず、健康的な身体の持ち主は健康的な汗をかく」

響「健康的な汗ぇ?」

P「うん、その汗はサラサラして、汗の玉も細かい」

P「更に言っちゃえば雑菌が繁殖しないから臭くなりにくい」

響「そ、それで?」

P「良い汗ってのは、脇から出るんだよ」

響「そう……なの?」

P「そうだ、脇から出て更に、味で分かる」

響「あ、味って!汗の味!?」

P「そうだぞ?」

響「……じ、自分は大丈夫だぞ!レッスンした後良い汗かいてるぞ!」

P「味を見なきゃ分からないんだが、舐めたことあるか?」

響「そ、そんなのあるわけ無いよっ!」


P「だからこそ、今から俺が舐めるんだ」

響「それで本当に分かるの?」

P「信じろ、すぐに終わる」

響「んもぅ……はい」

P「ありがとう響」

響「これ以上変態プロデューサーがしつこく喋っても嫌だからね!」

P「じゃあ、舐めるぞ」

響(プロデューサーが嘘なんて、付くわけないよね……)

ペロ

響「んんっ!?」

P「ん、汗かいてない?」

響「あ、朝シャワー浴びてこっちに来たけ、ど……別に汗かくようなことしてないぞ…ッ」

ペロペロ

P「これじゃあ、健康かどうか分からないな……」

響「ま、まだぁ?」

P「待ってくれ、ペロペロ……汗が出てきた気がする」

響「んふ……い、いつまでやるのさ…ぁ」

ペロペロ

P(石鹸のにおい意外は、無味無臭…かな?)

P「……うん、よしもう良いぞ」
 


響「はぁはぁ……」

小鳥「響ちゃん、これ使って」

響「ん、あ、ありがとピヨ子」フキフキ

P「ゴメンな響、でもお前は健康だって分かったよ」

響「……そ、それで?一体、何を確かめたのさ」

P「響の汗の塩あjイタッ」ポカッ

響「へ、変態!いちいちそういう事言わなくていいよっ!」

P「響が言えっていったんだろ」

響「だからってそんな言い方!」

P「ごめんごめん、でも大事なことだぞ?」

P「健康じゃない汗は、べたついたりしょっぱかったり臭いがすぐついたり」

P「響は至って元気だな!」

響「だ、だから自分言ってたのに」

P「見た目だけじゃ、分からないことだろ」


響「も……もしかしてプロデューサー」

P「ん、どうした?」

響「他のみんなにも同じ事をしたのか!?」

P「いや、響にしかしないよ」

P(1枚につき1回のみだからな)

響「な、な、な……」ボンッ

P「ど、どうした響!?」

響「うぎゃーーー!!!」タッタッタ

P「…小鳥さん、俺何かまずいこと言いました?」

小鳥「自分だけ変態行動をされれば、誰だってパニックになりますよ」

P「……そうですよね」

P(でも何とか、難しい2枚を消費できたぞ!)



小鳥「後々、フォローしてくださいね?」

次は誰?>>79

何処の部位?>>81

どんな行動?>>83

残り: 千早 律子 あずさ 雪歩 真 美希 貴音

行動: 叩く 顔付け 褒める 吸う 噛む 嗅ぐ 見る

部位: おでこ 耳 頬 首 肩 胸 足

吸う


真「おはようございまーすっ!」

P「おはよう真」

真「さっき、響が叫びながら走っていきましたけど……何かありました?」

P「あー、それに関してはナイーブな問題だから触れたらいけないよ」

小鳥(説明しようものなら、プロデューサーさんがとんでもないことになりますからね)

P「それにしても真か」

真「え?どうしましたプロデューサー?」

P「ちょっと考え事」

真「はぁ……」

P「叩く、顔付け、褒める、吸う、噛む、嗅ぐ、見る…」

P「おでこ、耳、頬、首、肩、胸、足…」

真「ぷ、プロデューサー?」

P(何とか無事に終われる…かなぁ?)


P「ま、真はさ!」

真「はい?」

P「えと……やっぱりドラマとかだと、イケメンキャラとかで使われるけどさ」

真「そーですね、もう慣れましたけど」

P「女の子らしい役って、あこがれるよな?」

P「(あと小鳥さん、これで)」スッ

小鳥「(はいはい、足+……吸うっ!?)」

真「当たり前ですよっ!ボクは女なんですよ?」

P「そうだよな!だからちょっと、ちょっと待っててな」

タッタッタ

真「???」

小鳥(次はどのようにこなすのですか、プロデューサーさん」


P「えと、確か衣装さんにもらったやつと……ヒールあったあった」

タッタッタ


真「ボクは、いつまで待っていれば良いんですか?」

小鳥「さぁ……何処に行ったのかしら」

P「お、お待たせ」ハァハァ


真「どこに行ってたんですか、プロデューサー?」

小鳥「その衣装ってもしかして」

P「そうです、探すの手間取っちゃって……はい真」

真「え?このドレス……どうするんですか?」

P「それに着替えて見せてくれ」

真「えぇっ!?」

P「真にピッタリなドレスだと思うんだけど……」

真「ほ、ホントですか?や、やだなぁプロデューサー、へへっ」

P「そういう真も売り出したいからさ、ちょっと着てみてくれないか?」

真「そんなこと言われちゃったら、着替えるしかないじゃないですかぁ、えへへ」

真「じゃあちょっと、着替えてきますねっ!」

タッタッタ

P「はい、行ってらっしゃい」

小鳥「話がまるで見えません……」


ガチャ

真「じゃじゃーん、おっまたせしましたー!」

P「おー、良いじゃないか真!」

小鳥「可愛いわよ、真ちゃん」

真「そーですか?へへっ、やーりぃ!」

P「…っとダメダメ真」

真「え?ぼ、ボクどこか変ですか?」

P「そんなに綺麗な衣装を着たんだよ?」

P「だから口調も、な?」

真「あ、あーそうですね」

P「はい、気を取り直して」

真「コホン…ど、どうかし…ら?」

P「急に笑顔が引きつったな」

真「そ、そんなことないです、わよ」

小鳥(無茶があるんじゃないですか?)

P「そうだな、真一人にさせたらかわいそうだしな」

P「生憎と、カッコイイスーツは無いからこのまま……」

真「ど、どうしたんですかプロデューサー?」

P「は、恥ずかしいな……ゴホン!おー!姫よ!」

小鳥「ぷっ」


P「(恥ずかしいんだから、笑わないでください)」

小鳥「(いきなり笑わせないでください)」

真「ぷっ、プロデューサー?」

P「んー、多分こんな感じだろ劇って」

真「いきなり何なんですかそれっ」

P「そうだなぁ、姫と騎士なんてどうだ?」

真「どうだって言われても」

P「俺が騎士の役やるから、真はそれにあわせて姫の役演じてくれよ」

真「何の意味があるんですかこれ」

P「さっきみたいな演技じゃ、何処も女の子らしい真を採用してくれないぞ?」

真「むぐっ……」

P「プロならこれくらい、やってのけてみろ!ってことだ」

真「…わ、わっかりました!」

真「ボクの本気を見せますからね!」

P「ボクじゃない、私」

真「スゥ……ハァ……」


P「というのは、冗談だから別にしなくて良いけどな」

真「わた……ってどっちですか!」

P「すまんすまん」

真「それで、これに着替えた意味はあったんですかね」

P「写真に撮っておいて、売り込むときに使えるだろ?」

真「な、なるほど!」

P「というか、スカートじゃないと吸えないしな……」ボソッ

真「ん、何かいいました?」

P「なんでもないぞ真姫」

真「姫……良い響きですねぇ」


P「真、よく映画や劇なんかで手や足に口付けするシーンあるだろ?」

真「ありますね、あれってドキドキしますよね」

P「あれな、足の甲にするのって奴隷の意味なんだぞ」

真「えぇ!?そうなんですか?」

真「あ、でも騎士とかそういう人もキスしますよね?」

P「それはする場所がちょっと違うんだなぁ……真、脚前に出してごらん?」

真「こ、こう…ですか?」

P「騎士がするとしたら、ここだ」

チュッ

真「ぷぷ、プロデューサーっ!?」


小鳥「脛、ですか?」

チューーー

真「って、吸ってないですか!?」

チューーー

真「んんんん……」

真(ぷ、プロデューサー、いきなりぃ)

チューーー パッ

P「ふぅ…脛は服従っていう事らしい」

真「へ、ヘェ……」

P「呆気にとられた顔してるぞ」

真「それは、いきなりプロデューサーが、き、キスするからですよ!」

P「したのは脛だぞ」

真「あっこれ!き、キスのあと付いちゃってますよぉ」

P「あー、本当だ……」

真「本当だーじゃないですよぉ!誰かに見られたら…」

P「普通こんなところにキスなんてしないし虫刺されだと思われないかな」

真「た、確かにそうですけど……」

P「それに、着替えたら見えないだろ?」

真「あ、そうでした」


P「な?」

真「って、だから何でキスしたんですか!?」

P「え、えーとそれは」

P「真の格好があまりにも可愛かったから……とか?」

真「え、あぅ……」

小鳥(すごく女の子扱いされてるから、素直に怒れないのね)

P「そんなの理由にならないよな……ごめん、調子に乗って悪かった」

真「も、もう良いですよ」

真「女の子扱いしてくれて嬉しかったですし……」

P「ほっ」

真「あ、でもこれの意味って P「服従だな」

真「でしたよね?ならプロデューサーはこれが付いてるうちはボクのいう事を聞くってことで!」

P「な!?そ、それは……」

真「……プッ、あははは」

真「やだなぁプロデューサー、本気にしないでくださいよ」

真「あーでも、それもちょっと良いかもしれないなぁ」

P「本当にすみませんでしたっ!」


P「……ふぅ」

小鳥「二人とも、顔真っ赤でしたね……プロデューサーさんは今日最初からでしたけど」

P「小鳥さん、俺……これが全部終わったら、いつも通りに仕事できますかね」

小鳥「……数名ほど、距離感が変わってる気がしますね」

P「今のところほぼ全員な気がしますよ」

小鳥「ま、まぁまだ警察の御厄介になることは無いでしょうし」

P「選択肢によっては、なりえますけどね」

小鳥「それはプロデューサーさんしだいという事で」

次は誰?>>95

何処の部位?>>97

どんな行動?>>99

残り: 千早 律子 あずさ 雪歩 美希 貴音

行動: 叩く 顔付け 褒める 噛む 嗅ぐ 見る

部位: おでこ 耳 頬 首 肩 胸

あずさ

叩く


ガチャ

あずさ「おはようございます、プロデューサーさん、音無さん」

P「あずささん、おはようございます」

小鳥「おはようございます」

小鳥「(……あ、胸を残してたのってまさか)」

P「(違いますから、それ選んだ時点で俺の人生が終わりますよ)」

あずさ「お二人とも、どうかされましたぁ?」

P「このやり取りも、デジャヴを感じましね」

あずさ「?」

小鳥「(さぁ、プロデューサーさん……何を選びますか)」

P「(………選ぶのはこれだ)」スッ

小鳥「(はい……ってええ!?)」

P「……」

小鳥「(プロデューサーさん、見損ないました!)」

P「なら中止してください……」

訂正
P「このやり取りも、デジャヴを感じましね」×
P「このやり取りも、デジャヴを感じますね」○


あずさ「あのー?」

P「あずささん、少しお願いがあります」

あずさ「はい」

P「こっちを向いて、目を閉じてください」

あずさ「え、それって……」

P「今から俺がすることは、俺の意思ですることです」

あずさ「は、はい」

P「あずささん、俺のこと嫌いですか?」

あずさ「そんなはずないです……す、好 バシン!

あずさ「きゃっ!」

P「あずささん、こんなことしてる俺、最低ですよね」

あずさ「痛…痛いです、プロデューサーさん」

P「見損ないましたよね、暴力をする俺なんて嫌いですよね」

あずさ「……ぷ、プロデューサーさん?」

P「ごめんなさい、あずささん…ッ!ごめんなさいッ!」

あずさ(一体何が、何がどうしたのかしら……)

P「それでも、俺の意思なんです!」


P「嫌いになってください、そうでもしないと…俺……」

あずさ「プロデューサーさん……」

P(こんな最低な選択しておいて、嫌われなかったら心が痛い)

あずさ「プロデューサーさん、その、顔を上げてください」

P「え…?」

あずさ「プロデューサーさんが、何で私の頬を叩いたのかは分かりません」

あずさ「それに、どうして嫌いになって欲しいかも分かりません」

あずさ「もしそれが分かったとしても、私がプロデューサーさんを嫌いになるわけないじゃないですか」

P・小鳥(痛い…心が痛いッ)グサッ

あずさ「私は、プロデューサーさんを信じています」

あずさ「きっと今回のことも、何か思うことがあったんですよね?」

P「やめて下さい……こんな俺を許さないでください……」

あずさ「どうして……そんな悲しいこと言うんですか?」

P「心が痛いんです!このままだと、どうかしてしまいそうなんです!」

P「(良心が)ズキズキと痛むんです」

あずさ「も、もしかしてその……」

P「わかって、くれますか?俺のこの気持ちが」

あずさ(私に嫌われたいって……もしかしてプロデューサーさん……)


小鳥(まさか、食い違いっているなんて事が……?)

あずさ「……私、その…気持ちの整理がつきませんので」

あずさ「失礼しますね…」

P「……ごめんなさい」

あずさ「あ、謝らないでください、いきなりだったので驚いただけですから~」

P「……はい」

あずさ「それでは~」

バタン



P「はぁぁぁ……俺最低だ」

小鳥「ご自分で選んでおいて、何でそんなに鬱になっているんですか」

P「叩くって行動自体が難しいですよぉ……」

小鳥「肩+叩くで、肩叩きとかできましたのに」

P「あ……」


P「あずささんはやさしいから許してくれましたけど」

P「許されたせいで、心が痛んでしまって……」

P「……でも、もう終わったことです」

小鳥「まぁ、お気持ちは分かりますけどね」

小鳥(私、プロデューサーさんになんてことをさせてしまったんだろう……)

次は誰?>>107

何処の部位?>>109

どんな行動?>>111

残り: 千早 律子 雪歩 美希 貴音

行動: 顔付け 褒める 噛む 嗅ぐ 見る

部位: おでこ 耳 首 肩 胸

美希

おでこ


ガチャ

美希「ハニー、小鳥、おはよーなの」

P「美希……おはよう」

小鳥「おはよう美希ちゃん」

美希「?ハニーどうしたの?」

P「あぁ、ちょっとな」

美希「元気ないね、大丈夫?」

P「大丈夫だ、心配してくれてありがとな美希」

美希「どーいたしましてっ」

P(アイドルに気を使われてちゃ、ダメだな)

P「よしっ!」

P「(いかせて頂きます!)」スッ

小鳥「(はい……おでこと顔付け)」

P「(顔付けって、顔のどの部分でも大丈夫ですか?)」

小鳥「(問題ないですよ、頬ずりだったりおでこくっつけたり)」


P「なるほど……」

美希「?ハニー?」

P(ここはストレートにいかせて頂きますか)

P「美希、ちょっと顔赤くないか?」

美希「え、ホント?」

P「ちょっと前髪上げるな」

美希「う、うん」

コツン

P「んー……熱は、ないなぁ」

P(顔近っ!はずかしいぞ、これ!)

美希「ハニーのほうが、熱いと思うなっ」

P「そ、そうかなぁって美希!?」

美希「ハニー……」ンー

P「ね、熱も無いようだし、大丈夫だよな!」パッ

美希「照れ屋さんだねハニー、あはっ」

P「美希も照れてるじゃないか」

美希「は、ハニーほどじゃないのっ」

P「そうかなぁ?」

美希「そーなの!」


小鳥(キャッキャウフフ……という感じですね)

P「まぁ、健康そうで何よりだよ」

美希「悪くなったらミキの介抱よろしくねっ?」

P「ずっと健康でありますように」

美希「えー、ひどーい」

P「別に酷くないだろ、健康でいて欲しいなって思っただけだぞ」

美希「あ、そっかー」

P「あはははは」


・・・

P「すごく、平和に終わりましたよ」

小鳥「少し甘い雰囲気でしたが、山も何も無い様子でしたね」

P「これは終わりまで、この感じで行きたいですね」

次は誰?>>115

何処の部位?>>117

どんな行動?>>119

残り: 千早 律子 雪歩 貴音

行動: 褒める 噛む 嗅ぐ 見る

部位: 耳 首 肩 胸

千早

見る


ガチャ

千早「おはようございます」

P「千早、おはよう」

小鳥「次は千早ちゃんかー」

千早「?小鳥さん、私が何か?」

小鳥「いいえ、なんでもないですよ」

小鳥「(あずささんでも使わなかったという事は……プロデューサーさん?)」

P「……」

小鳥「(そ、そうですよねぇ……流石に千早ちゃんにアレを使うなんてことは)」

P「(これです)」

小鳥「(はい、残りの肩、首、耳のどれで…す……か?)」

胸+見る

小鳥「(冗談ですよね?)」

P「(決してそんなことは無いんですが)」


小鳥「(なぜこれを選んだのですか?)」

P「(失礼に聞こえるかも知れませんが、一番セクハラじゃない気がしまして……)」

小鳥「あー、なるほど」

千早(二人で何か話してるわね……)

P「(その反応も失礼ですからね)」

小鳥「なに言ってるんですか、プロデューサーさんの選択自体残酷ですからね?)」

P「(あ、ところで小鳥さん)」

小鳥「(はい、どうしましたか?)」

P「(見るって直に見るわけじゃないですよね?)」

小鳥「(そんなことしたら、そのカードを組み込むだけで全部アウトになってしまいますからね)」

P「(つまり、胸を見るという事は)」

小鳥「(会話中、ずっと千早ちゃんの胸を見るようにしてください)」

P「(……思ったよりハードですね)」

小鳥「気をつけてくださいね、それでは……ファイトですっ」


千早「お話は終わりましたか、プロデューサー」

P「うん、バッチリだよ」ジー

千早(?)

千早「あの……プロデューサー?」

P「なんだ、何か聞きたいことがあるのか?」ジー

千早「どちらを見ているんですか?」

P「どちらって、千早だけど」ジー

千早「そ、そうじゃなくて……」

小鳥(女性は男性のスケベな視線に敏感ですからねぇ)

千早「話すときくらい、私を見てください」

P「だからさっきから見てるじゃないか?」ジー

千早「くっ……だから、私の目を見てください」

P「ん、こうか?」チラッ

千早「はい、それで結構です」

チラッ ジー

千早(また……まさかプロデューサー、私の胸を見て……?)


千早「あの、プロデューサー……もしかして私の、む、胸を見ているんですか?」

P「あ、あぁ……そうだぞ」ジー

千早「そうですよね、私の勘違ぃ……え?」

P「ん?」

千早「……やっぱりそうなんですか」バッ

P(あ、隠された)

千早「ぷ、プロデューサーが何をお考えか分かりませんが」

千早「そういう視線を女性に向けるのは、失礼だと思います」

P「千早のを見たいから見ているんだ」ジー

千早「……もしかして、からかっているんですか?」

P「はい?」

千早「確かに私は、あずささんや四条さんや律子や美希や……くっ」

千早「皆に劣っています……」

千早「でも、アイドルにそれが必要なんですか?」

P(あぁ……怒らせてしまったか)

P「そういうことじゃなくて、ホントに見たいから見ているんだ」

千早「あずささんたちも、そういう風に見ているんですね」

P「いやいや、千早だけ」

千早「ど、どうして私だけ…くっ」


P「だから千早のしか見られないんだって」

千早「い、意味がわかりませんっ!」

P(そういう状況なんだ……すまん千早)

P「不快かもしれないが今は、このまま話すからな」

千早「ふ、不愉快です……し、失礼します」

バタン

・・・

P「すごく罪悪感を感じています」

小鳥「やっぱりこの選択は、アウトだったのでは?」

P「でも、ようやく俺の安全が保障されたと思いますよ」

小鳥「胸がなくなったのは、大きいですね」

次は誰?>>144

何処の部位?>>146

どんな行動?>>148

残り: 律子 雪歩 貴音

行動: 褒める 噛む 嗅ぐ

部位: 耳 首 肩

雪歩


ガチャ

雪歩「おはようございます、プロデューサー」

P「おはよう、残りは3人」

小鳥「おはよう雪歩ちゃん」

雪歩「はい、小鳥さんもおはようござますぅ」

P(雪歩か……)

P「(これと、あとはこれですね)」スッ

小鳥「(拝見します……あえて難しいものを選びましたね)」

P「(耳なんて嗅いだり褒めたりできないでしょう、多分)」

小鳥「(確かに難しいですね)」

P「(あと、甘噛みですからね)」

小鳥「(はい、かまわないです……でも)」

P「?」

小鳥「(トラウマを植えつけないようにしてくださいね)」


P「雪歩、最近どうだ?」

雪歩「最近ですか?はい、楽しくお仕事させていただいてます」

P「うんうん」

雪歩「すごいですよね……前までは、私になんて無理だなぁって思ってたのに」

雪歩「皆と一緒に歌ったり、踊ったりできるようになったんですから」

P「じゃあさ、嫌いなものに関してはどうだ?」

雪歩「い、犬はやっぱりまだ慣れなくて……」

P「男性はどうだ?」

雪歩「知らない人だと抵抗はありますけど……プロデューサーなら大丈夫です」

P「ホントに大丈夫だな?」

雪歩「え、あの、はい」

P「よし雪歩、ちょっとじっとしててくれないか」

雪歩「は、はいっ」


スタスタ

雪歩「あ、あのっ」

P「こんな近くに来ても、大丈夫なんだな」

雪歩「その、どっちかって言うと、恥ずかしいですぅ」

P「恥ずかしいだけなんだな?」

雪歩「はい、あの……そろそろ動いてもいいですか?」

P「まだダメだ、はいじっとしてて」

雪歩「え、どうして顔を近づけて……ええええっ!?」

P「大丈夫、雪歩が嫌がることは多分……しない、と思う」

雪歩「どうして自身なく言うんですか!えっ、プロデューサー……なんでですか?」

P「ちょっと髪どかすな」フサッ

雪歩「えと、あの、何をするんですか」


小鳥(かなり警戒されていますが、大丈夫なのでしょうか)

P「雪歩がホントに大丈夫なのか確かめるんだよ」ボソボソ

雪歩「ひぅんっ、み、耳元で喋らないでくださいぃ」

P「あむ」

カミカミ

雪歩「いやぁっ、か、噛まないで、くださいぃ」

P「どうだ?大丈夫なのか?」カミカミ

雪歩「んん…こ、これは大丈夫とかそういうことじゃないですぅっ!」

P(俺もそう思う)カミカミ

小鳥(私もそう思う)


雪歩「うぅぅ……」プシュー

P(熱くなってきた…)

小鳥(雪歩ちゃん、真っ赤……これ以上はダメね)

小鳥「(もういいです、プロデューサーさん)」

P「こんなことしてゴメンな雪歩」ボソボソ

雪歩「んっ、だから耳元で喋らないでぇ」

P「そうだった、すまない」

雪歩「はうぅ……」

ヘナヘナ ペタン

P「雪歩、やっぱり男が…」

雪歩「うぅ、耳を噛まれたら誰だって、こうなりますよぉ」

P「そうか?そうでもないんじゃないかな」

雪歩「そうですか……そうですよね、どうせそんなこともできない私なんて……穴掘って埋まっておきますぅ~」

P「ゆ、雪歩?雪歩ー!」


・・・

P「スコップを持って、どこかへ行ってしまった」

小鳥「これダメなんじゃないですか、プロデューサーさん」

P「男性恐怖症は……なんとか大丈夫そうでしたけどね」

小鳥「この拒絶は絶対そっちじゃないですからね」

P「後でフォローしなきゃいけないな……全員」

小鳥「それがよろしいかと」

律子 or 貴音 >>157

肩  or 首 >>159

褒める or 嗅ぐ >>161

た・か・ね・の・し・り

褒める


ガチャ

貴音「あなた様、おはようございます」

P「おはよう、貴音」

小鳥(残りのカードは安全ですけど、微妙な感じですね)

小鳥(一体どのように捌くのでしょうか、プロデューサーさんは)

P(えと、貴音……って、肩か首しかないのか)

P(内容も褒めるか嗅ぐかだからな……)

P「(これでおねがいします)」

小鳥「(首+褒める、ですね……かしこまりました)」

P「さて……褒めるか」


P「貴音ってさ、綺麗首って言葉がしっくり来るよな」

貴音「はて、綺麗な首……という事でしょうか?」

P「まぁ性格には、そのままの意味ではないんだ」

貴音「申し訳ないですが、意味を教えていただけませんか」

P「綺麗首、これは『美しい容貌』、『美人』って意味の言葉なんだがな」

貴音「あなた様……そのように思って頂いてるのですね」

P「俺は文字通りの意味で相違ないと思ってるけどな、貴音の首は綺麗だし」

貴音「誠でしょうか?」

P「うん、本来首なんて肉がたるみやすくて大変なんだ……引っ張ればビヨーンと伸ばせたりな」

P「だが、貴音は違うだろ…見るからに引き締まっていて、たるみなんて関係なく」

P「色白でとても艶があって、首の線を見るだけでドキドキするよ」

貴音「あ、あなた様……」

P「そんなに綺麗な首を保つのも大変じゃないのか?」

貴音「い、いえ……わたくしは、特にそのようなことはしておりません」

貴音「日々のれっすんで、己を磨いているだけです」


P「そうなのか?」

P「やっぱりさ、首にしわが無いとすごく若く見えるよ」

P「老いを感じるのって、顔だけじゃないからな…」

貴音「あの、あなた様……わたくしは」

P「あ、そうだった!貴音は18歳か」

貴音「はい、ふふふ……忘れてしまったのですか?」

P「それよりかは、もっと大人びて見えてな」

貴音「なんと、そうなのですか?」

P「あぁ、やっぱり首が綺麗だと色気もあっていいな」

貴音「あなた様……」ポッ

P「なんか、唐突に変なこといってごめんな」

貴音「いえ、非常に嬉しく思います」

P「そうか?なら良かったよ」

貴音「今後も、自分を磨くことに務めます」


・・・

小鳥「目からうろこですね、お見事でした」

P「褒め様は、そのくらいしかありませんので……でもほんとに綺麗ですよ、すらっとして」

小鳥「わ、分かりましたから」

P「さて、残るカードは」

小鳥「後一枚となりましたね」

P「首を噛む……」

小鳥「人を選んだほうが良かったのでは無いでしょうか」

P「いやーあはは……なるようになりませんかね」

小鳥「下手をしたらそれまで、じゃないですか?」

P「で、ですよねぇ」

P「……」

訂正
P「首を噛む……」×

P「首を嗅ぐ……」○


何寝ぼけてんだ……

>>167全部ミスです。訂正後↓

・・・

小鳥「目からうろこですね、お見事でした」

P「褒め様は、そのくらいしかありませんので……でもほんとに綺麗ですよ、すらっとして」

小鳥「わ、分かりましたから」

P「さて、残るカードは」

小鳥「後一枚となりましたね」

P「肩を嗅ぐ……」

小鳥「んー、イマイチ理解ができない組み合わせですね」

P「ですが、それだけ接近するという点が重要なのかと」

小鳥「下手をしたらそれまで、ですからね」

P「で、ですよねぇ」

P「……」


律子「おはようございます」ガチャ

小鳥「おはようございます」

律子「小鳥さん、おはようございます」

P「おはよう律子」

律子「はい、プロデューサーもおはようございます」

P(ラスボスらしい配役だな)

P「律子って、香水つけたりするか?」

律子「突然なんなんですか?そりゃあ、香水たまにつけたりしますけど」

P「今もつけてるのか?」

律子「つけてますけど……」

P「ちょっと、失礼するな」グイッ

律子「失礼するって、近っ!ちょっとプロデューサー!」

P「スンスン……ほのかにするような」

律子「というかそこ肩ですし、もう、何をするんですかっ!」


P「スンスン……律子、つけてるんだよな?」

律子「普通首で確かめませんか……っていやいや、首にもつけてないですけど」

P「え?じゃあ何処につけてるんだ?」スンスン

律子「つけるとしても、おなかや足ですよ」

P「なんでそんな下につけてるんだ?」クンカクンカ

律子「こ、この男は…」

律子「コホン、首や手首につけると香りが強すぎるんです」

律子「下手をしたらスメルハラスメントですからね」

律子「仕事をしている人間ですから――まぁ、業界人の中にはぷんぷん匂う方もいますが――きつくならない、たしなむ程度にするためです」

P「へぇ…そうなん、ですか?」クルッ

小鳥「えぇ、そうですね」

P「勉強になるなぁ」スンスン

律子「……怒りますよ?」

P「はい……やめます」


律子「もう、スメハラ以前にセクハラですからね?」

P「でもアレだな、恋愛漫画とかでよくある柑橘系の匂いってやつ」

律子「あ、あぁ……別に狙ったわけじゃないんですけどね」

P「あれ、てっきり律子がよく読む少女小説にでも出てくるのかと」

律子「あ、あれを意識したわけじゃありません!」

P・小鳥(出てくるんだ…意識してるんだ)

律子「そんなことはどうでもいいですから、なんでこんなことをしたんですか?」

P「えと、肩の匂いが気になったから」

律子「匂い、きつかったですか?」

P「そんなことないぞ、良い匂いだった」

律子「良かった……って、そ、そういう感想は入りません!」

律子「非常識ですから、やめてくださいね?」

P「でも今回は仕方がなく 律子「や・め・て・く・だ・さ・い・ね?」

P「はい、今後ないように努めます」

律子「まったくもう……」


・・・

小鳥「お疲れ様でした、プロデューサーさん」

P「これで、終わりましたよね?」

小鳥「はい!見事全員分達成です」

P「よかったー……」

小鳥「一応退職届はしまいますね」

P「そんなもの、いつの間に用意したんですか」

小鳥「もしものことがあったら、必要かと思いまして」

P「……そこまでのことをしても、やめさせる気はなかったんですか」

小鳥「じょ、冗談ですよ」

P「はぁ…そうですか」

P「……ところで先ほどからセットしているそれは何ですか?」

小鳥「これですか?花札ですよ」

P「……いやぁ、見ればわかるのですが…何のために」

小鳥「今度はこれで勝負しましょう、プロデューサーさん」

P「……」

小鳥「負けた方が、何でも言うことを聞く……で、どうですか?」

スチャ ピポパ

prrrrr prrrrr

P「あ、もしもし律子か?さっきのこと含めて説明したいから事務所に―――」


P(このあと、この嬉々する事務員に雷が落ちたことは、言うまでもない)



おわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom