P「おめでとう、春香」(151)

P「千早は今日レコーディングだったな。行って来い」

春香「行ってらっしゃい千早ちゃん!」

千早「行ってきます、春香、プロデューサー」

春香「さて、私はお勉強しなくっちゃ」

P「試験勉強か。頑張れよ」

春香「はい、ありがとうございます」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1336917854(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

P(今日も事務所に残ってるのは…春香だけか…)

春香「……」カキカキ

P(765プロに所属している他のアイドル達は既にA~Cランクに入っているが)

P(春香だけが未だにFランクのままだ)

P(やはり、俺のプロデュースが悪いんだろうか…)

ピリリリリリ~♪

P「はい、765プロのPです」

P「あ、オーデションの結果ですね!それで…」

春香「……」ピタッ

P「……はい…はい…」

P「…そうですか…いえ、またお願いします。はい、では」ピッ

P「……」

春香「あ、あはは…また、落ちちゃいましたね」

P「ああ…だがまだまだこれからだ。春香ならいつか絶対に売れる日が来る」

P「いや、俺が来させてやるからな」

春香「ふふ、はい、お願いします」

P(ごめんな春香…)

春香「……」カキカキ

P(早くなんとかしないと…)

P「春香…」

春香「え?はい、どうしましたプロデューサーさん?」

P「あ、いや…そうだ、勉強、わからないところがあったら教えるぞ」

春香「え、プロデューサーさんが教えてくれるんですか!?え、えっと、じゃあ…」

P「これはだな…」

春香(プロデューサーさんと一緒にお勉強できるなんて…)

春香(今日だけは、お仕事無くて良かったかも)

春香(たぶん…気を使ってくれたんだと思うけど)

P「春香?」

春香「え?」

P「俺の顔に公式は載ってないぞ」

春香「あ!すいません!」

P「まったく…じゃあまたここからな…」

春香「ふぅ…ありがとうございましたプロデューサーさん」

P「ああ、どういたしまして」

春香「それにしてもプロデューサーさん、頭良いんですね」

P「以前所属していたプロダクションに、まったく勉強のできなかった奴がいてな」

P「度々泣きつかれたんで、自分でも少し勉強してた時期があったんだ」

P「手のかかる奴だったよ」

春香「今その子は?」

P「まだアイドルしてるよ。確か今Dランクだったか」

P「未だにしょっちゅう連絡来るから困ってるんだ」

春香「そ、そうなんですか…」ムッ

P「ん?どうかしたか春香?」

春香「なんでもありません」

P「なんか不機嫌そうに見えるんだが…」

春香「本当になんでもないんです」

P「え、え~と…」オロオロ

春香「……」

P「お腹空いたのか?何か食いに連れてってやろうか?」

春香「本当ですか!?」

P「お、おう」

春香「行きます!行きましょう!」

P「わかった、じゃあ行くか…」

春香「ごちそうさまでした、プロデューサーさん」

P「ああ、お腹空いてたなら素直に言えばよかったのに」

春香「それは…そうですね、すいません」

P「春香、明日は久しぶりに仕事入ってるから、頑張れよ」

春香「あ、そうでしたね!私、精一杯頑張ります!」

P「おう、その意気だ」ポン

春香「は、はい…」

P(あ、あれ…?)

昼の続きか?

>>9
はい
こっちならゆっくり書けると聞いたので
何日かかけてゆっくり書きます

----翌日・CM撮影スタジオ----

P「ついに来たな」

春香「そそそそそうですね」

P「おいおい、大丈夫か春香」

春香「だ、大丈夫です」

春香(久しぶりに来た仕事だもん、失敗なんてしてられない!)

スタッフ「天海さんお願いしまーす!」

春香「はい!」

P「これは…まずいな…」

期待してるから、最後まで書いてくれ

監督「う~ん、な~んか硬いんだよね~」

春香「すいません…」

監督「も一回行ってみようか」

春香「はい!お願いします!」

P(春香…頑張れ…)

>>12
ありがとうございます

----帰りの車中----

春香「…はぁ…」

P「気を落とすなよ春香。とりあえずOKはもらえたんだし」

春香「そう、ですね。とりあえず…」

P(一応撮影は終わったが…監督の反応は最後までいまいちなものだった…)

P(せっかく久しぶりに来た仕事が…)

春香「……」シュン

P「なぁ、春香」

春香「…はい?」

P「明日、俺オフなんだ。だから、遊びにでもいかないか?」

春香「え…?」

P「用事あったり、その、嫌だったりしたら別にいいんだが…」

春香「い、嫌なんかじゃないです!用事もありませんし!」

春香「あっても行っちゃいますよ!」

P「そ、そうか。じゃあ…」

----翌日----

P「春香が遅刻なんて珍しいな…」

P「もしかして忘れて…いや、春香に限ってそんなことは…」

春香「プロデューサーさーん!」タッタッタッ

P「あ、来た」

春香「す、すいません…はぁ、はぁ」

P「いや、いいよ10分くらい」

P「急いで来てくれたようだし」

春香「ほ、本当に、すいません」

春香「それで…」

春香「今日はどこに行くんですか?」

P「あ、え~っとだな…」

春香「?」

P「その~」

P「け、ケーキバイキングに、行きたいんだが…」

春香「ケーキバイキング、ですか?」

P「俺、結構甘いもの好きなんだけど…ああいう店におっさん一人で入るのはちょっと…」

春香「ぷっ、ふふ」

P「悪かったな似合わなくて」

春香「いえいえ、そんなことないですよ。それにプロデューサーさんはまだオジサンなんかじゃないですよ」

P「おぉ!」

P「お、美味しそうなケーキがたくさん!すごいな春香!」

春香「あはは、そうですね!」

P「早速取ってくるな!」ダッ

春香「あはは、プロデューサーさん子どもみたい」

春香「私もとってこようっと」

P「あ~…俺、今幸せだよ…」パクパク

春香「来れて良かったですね、プロデューサーさん」

P「ああ、ありがとう春香」

春香「あ、クリーム付いてますよ」フキフキ

P「お、ありがと」

春香(私も幸せ…)

春香(そうだ…)

春香「あの、プロデューサーさん」

P「ん~?」パクパク

春香「このケーキもすっごく美味しいですよ。だから」

春香「は、はい、あ~ん」

P「え?」

春香「あ~ん」

P「さ、流石にそれは…」

春香「そう、ですか…そうですよね…」シュン

P「んあ~!」アングリ

春香「はい、あ~ん♪」

P「パクッ…お、美味いな」

春香「ですよね!」

P「ああ、美味い美味い」パクパク

春香「……」

P「ケーキならいくらでも入るよ」パクパク

P「春香、どうかしたか?」

春香「プロデューサーはその、お返ししてくれないんですか?」オズオズ

P「お返し?何の?」

春香「な、なんでもないです!ケーキ取ってきますね!」

春香(欲張っちゃだめだよね、私の方からはできたんだし)

春香「取ってきました~」

P「春香」

春香「はい?」

P「あ~ん」

春香「へ!?はむっ」パクッ

春香「っっっっ~~」カアァ

P「それ美味いだろ?」

春香「はい!美味しいです!で、できたら…」

春香「もう一口、欲しいなぁ、なんて…」

----車中----

P「いやぁ、テンション上げすぎた」

春香「あはは、そうですね」

春香「あの、プロデューサーさん」

P「なんだ?」

春香「今日誘ってくれたのは、私を元気付けてくれるためですよね?」

P「ん、まぁ、な」

春香「ありがとうございます。私、元気出ました。これからも頑張りますね」

P「ああ、頼んだぞ」

P「それより春香、行きたい所とか無いか?」

春香「特にはないです」

春香「その、プロデューサーさんとお話できれば」

P「そうか。じゃあ、このままドライブでもするか」

春香「はい」

----翌日----

春香「おはようございます!」

P「おお、おはよう春香。今日は早いんだな」

春香「はい、今日はオーデションがあるので、気合入れないといけないですから!」

P「早速やる気だな、頑張れよ春香」

春香「はい!」

P「今回の番組が求めるアイドルのイメージは…ダンシングクイーンか…」

春香「ダンスですか…大丈夫かな…」

P「あれだけ練習したんだ。実力を出し切ればきっと通るさ」

春香「そう、ですね。きっと通ってみせます!」

P「ああ、さぁ、気合いれるぞ!」

春香「はい!」

P「3!」

春香「2!」

P「1!」

春香「トップアイドル!」P「ターッチ!」

春香・P「あ……」

スタッフ「次、天海春香さんお願いします」

春香「……」トボトボ

P「こ、今回は運が悪かったんだよ。来週もオーディションの予定だし、気を落とすなよ」

春香「そうですよね…こんなことで落ち込んでたらキリが無いです」

春香「私頑張って、みんなに笑顔をできるようなアイドルになってみせます」

P「ああ、一緒に頑張っていこう」

春香「はい、ありがとうございます」

----数ヶ月後のオーデ会場----

P(あのオーディション以来、春香はオーディションにひとつも通っていない…)

P(何故なんだ…何がいけないんだ…)

春香「今回の番組が求めるイメージは、歌姫だそうです」

春香「私、歌苦手だから、今回も難しいかもしれませんね…あはは」

P「春香」ガシッ

春香「プロデューサーさん?」

P「春香は一生懸命レッスンに臨んで、少しずつだけど歌も上手になってきてる」

P「アイドルは歌だけじゃないんだ。求めるイメージはあくまでもイメージだ」

P「春香には春香にしか歌えない歌があるし、春香にしか踊れないダンスもある」

P「今は自分の力を信じて、精一杯オーディションに臨むんだ」

春香「プロデューサーさん…」

春香「わかりました…私、落ちることに最近慣れちゃって…」

春香「気合い入れ直さないといけませんよね」

春香「行ってきますね!プロデューサーさん!」

P「ああ、行って来い」ポン

続き来たか
期待

春香「……」

P「……」

春香「また、ダメでしたね…」

P「ああ…」

春香「でも、私精一杯できたので満足です」

P「そうか…そうだな、また次頑張ろう」

「あ!もしかして!」

P「ん?」

「やっぱりプロデューサーじゃん!久しぶり~!」

P「あ、ああ…お前か。久しぶりだな」

>>30
ありがとうございます


春香「プロデューサーさん?この娘は…?」

P「ああ、前に話したことあったよな。前に所属してたプロダクションで全然勉強できなかった奴がいた、って」

春香「ああ…」

「むー、全然できなかったワケじゃないでしょ!」

「それよりプロデューサー!私、今回のオーデも余裕で受かったんだよ!褒めて褒めて!」

春香「……」

P「お、おい…」

春香「プロデューサーさん、私先に車に戻ってますね」タッタッ

P「あ、春香……」

「あの娘が今担当してるアイドルなの?」

P「ああ、そうだ」

「なんか地味な娘だね。あんな娘よりもさぁ、プロデューサーまた私をプロデュースしてよ~」

P「な…」

「ねぇプロデューサ~」

P「春香は!」

「ふぇ…」ビクッ

P「春香は……地味なんかじゃない…」

「ご、ごめんねプロデューサー。私、プロデューサーに戻って来て欲しくて…」

P「いや…すまん。俺もカッとなってしまった…」

----車中----

春香「……」

P「……」

P(あいつ…いつの間にかBランクまで上がってたんだな…)

P(確かにあいつを初めて見た時、トップアイドルになる素質のある奴だとは思った…)


『あんな娘よりもさぁ、プロデューサーまた私をプロデュースしてよ~』


P(確かに昔だったら、これだけやって成果の出ない娘はとっくに切り捨てていただろう)

春香「……」

P(いや、今でもそういう娘には辞めるように勧めるな…俺なら)

春香「さっきの娘、すごく可愛かったですね」

P「ん?まぁ、そうだな…でも」

P(それでも俺が春香にアイドルを続けてもらいたいのは…)

P「俺は…春香の方が断然かわいいと思うけどな」

春香「え…えぇ!?」

P(俺が、この娘のことが本当に好きだからだろうな…)

----1週間後のオーデ会場----

P「監督、今日よろしくお願いします!」

監督「お、765の。いつも世話になってるね」

P「いえいえ、こちらこそお世話になってます」

監督「今日は誰か受けるのかい?」

P「はい、うちの天海春香です」

春香「よろしくおねがいします!」ペコ

監督「天海くんね、よろしく。期待してるよ」

春香「はい、ありがとうございます!」

P「春香、今回は765プロをひいきにしてくれてる所だから」

P「受かる可能性も十分あるはずだ!」

春香「そうですね、頑張ります!」

スタッフ「次、天海春香さんお願いします」

春香「はい!」

監督「おお、君か」

春香「はい、よろしくお願いします」

監督「残りの枠はあと3組」

監督「今回の番組の求めるイメージは」

監督「全てをオールマイティにこなせる器用な娘だ」

監督「よろしく頼むよ」

春香「はい!では、いきます!」

P「春香、どうだった?」

春香「わかりません。でも、練習通りにできたと思います」

P「そうか…あとは、結果を待つだけだな」

監督「え~今回オーディションを受けてくれたアイドル諸君」

監督「結果を発表する」

監督「まず1組目、シャドープリンス」

ヤッター

監督「2組目、新幹少女」

キャー ヨカッタネー

監督「そして、3組目…」

P「なんでだ…」

春香「……」

P(なぜだ!なんで!)

春香「プロデューサーさん…」

P「くっ…そ……」

P「春香」

春香「はいっ」ビクッ

P「先に車に戻っておいてくれ」

春香「はい…」

P「あ、いた…監督!」

監督「ん?おお、どうしたPくん」

P「どうしてですか!」

監督「……」

P「どうして!春香が通ってないんですか!」

監督「……」

P「うちの春香は、一生懸命頑張って、素直で、とってもいい娘なんです!」

監督「なぁ君」

監督「たしかに、うちは765さんはひいきにしてるよ」

P「ならっ…!」

監督「Pくん、今日のオーディション、何組が受けたか知ってるかい?」

P「……」

監督「60組だ。その中でオーディションに通るのは、わずか3組」

監督「君は優秀なプロデューサーだ。765プロのアイドル達を何度もうちの番組のオーディションに通した」

監督「その度に、喜びを噛み締めただろう。だがね、その倍以上の数のアイドル達が悔しがったり、泣いたりしているんだ」

監督「それくらい、君だって分かっているはずだ。今回は、天海春香くんがその立場にいる。そういうことなんだ」

P「……」

P「そう、ですよね…すいません、監督…」

監督「いや、これからもめげずに受けてくれよ」ポン

P「はい…」

P「……」

春香「あ、プロデューサーさん、おかえりなさ…」

P「ごめんな、春香…」

P「お前が成果を出せないのは、俺の技量のせいだ」

P「本当に…すまん…」

春香「……」

春香「そんなこと…ないです…」

春香「私…千早ちゃんみたいに歌上手くないし…」

春香「響みたいにダンスも上手じゃない…」

春香「あずささんみたいにスタイルも良くないし…」

春香「美希みたいに存在感があるわけでもない…」

P「春香…」

春香「こんな私なのに、プロデューサーさんは飽きずにプロデュースしてくれました」

春香「それも、今日で終わりにしようと思います」

P「え…?」

春香「私…今日のオーディションに落ちたら…アイドル辞めようって、決めてたんです」

P「…そんな…」

P「待ってくれ!は、春香!もう少しだけ、考え直してくれないか!?」

春香「私、もう…疲れちゃって…」

P「春香……」

P「ごめん、な……つらい思いをさせて……」ギュッ

春香「プロデューサー……」

春香「うっ、えぐっ、うっ……」

春香「うわあああああ!」

P「……」ヨシヨシ

P(春香…)

P(俺はまだ…終わらせたくない…)

----翌日----

P「社長!」バタン

社長「おお!?ど、どうしたんだね君!?」

P「俺が前にIA賞を取った時の、アメリカで研修できる権利ってまだ続いてますよね!?」バンッ

社長「あ、ああ、申請すればいつでもできると思うよ」

P「行かせてください!」

社長「ずいぶん急じゃないかね君!?何か、あったのかい?」

P「実は……」

春香「こんにちは~」ガチャッ

P「おお、来たか」

春香「はい…プロデューサーさん、お話ってなんですか…?」

P「俺は、1年間アメリカで修行してくる」

春香「え?」

P「そこで、頼みがあるんだ」

P「アイドルを続けて欲しい!」

春香「……」

P「1年後、春香をトップアイドルにしてやれるだけの腕をつけて戻ってくる!」

P「約束する!だから、頼む!」

春香「…私…」

P「……」

春香「1番じゃなくっても…いいんです…」

春香「子どもの頃に夢見た…ステージの上できらめいて…」

春香「みんなを笑顔にできるアイドルになれたら…」

P「なれる!なれるよ!俺が、絶対にさせてみせる!」

春香「……」

春香「わかりました」

P「……!」

春香「私、もう少しだけやってみようと思います」

P「ほ、本当か!?」

春香「はい」ニコ

P「ありがとう、ありがとう春香!」ギュッ

春香「きゃっ!?」

P「俺も頑張るから、春香もがんばれー!」グルングルン

春香「あはは、はい♪」

今日の分はこれで終わりです


明日も書くのかな?

>>53
まだわからないですが
たぶん少しは更新すると思います

P(それから1年間…)

P(俺はアメリカでがむしゃらに知識を蓄えることで)

P(自分の腕がまだまだだということに気づかされた)




『君、この研修の申請期限ぎりぎりだったらしいね』

『どうして今更になって?』

『笑って欲しい子がいるんですよ』

『ファンが見守るステージの上で』




P「今の俺なら、春香をもっと上に登らせてやれる」

P「待っててくれ、春香」

----765プロ事務所----

P(ついに…帰ってきたか…)ドキドキ

P(みんなは…春香は変わってないだろうか…)

P「ただいまー」ガチャッ

パンッ パンッ

P「うおっ!?」

765プロ一同「おかえりなさい!プロデューサー!」

P「みんな…ただいま!」

春香「……」

P「ただいま…春香…」

春香「プロ、デューサーさん…」ウルウル

律子「ふふ、みんな再会を懐かしむのはもう少し後にしましょう」

律子「私達はどうやらお邪魔みたいだし」

P「え?」

律子「私達は、ちょっと早いですけどお昼ご飯に行ってきますから」

ガンバッテネープロデューサー ンッフッフー ファイト!ハルカ!

パタン

P「……」

春香「……」

春香「おかえりなさい、プロデューサーさん…」

P「ああ、ただいま…春香」

春香「プロデューサーさん!」

P「おおっと、よしよし」

春香「私、1年間頑張りました…」

春香「何度も、また辞めたいって思った時もありました…」

P「ああ……」ヨシヨシ

春香「でも、またプロデューサーさんがプロデュースしてくれる日まで、頑張らなきゃって…ひっ…」

P「うん……」

春香「プロデューサーさん…えぐっ、ひっ…」

P「春香…頑張ってくれて、ありがとうな…」

春香「…はい…」スンスン

P「とりあえず座ろうか…」

春香「……」コクッ

春香「プロデューサーさん」ピトッ

P「ん?」

春香「何でもないです、えへへ」

P「そうか」

春香「……」ギュッ

P「は、春香、腕が痛いよ」

春香「1年間留守にしたバツです」ギュッ

P「そっか…じゃあ、仕方ないな…」

春香「そうです、仕方ないです」

ここからは最後まで書きためる予定なので少し遅くなります

春香さんかわいすぎてやばい

>>62から
最後まで書きためる予定でしたが切りの悪いところで終わってしまったので
切りのいいところまで上げます

P「春香、来週からはまた本格的にプロデュースを開始する」

春香「はい…」

P「いけそうか?」

春香「はい、大丈夫です」

P「そっか…今週の残りは全部休みだ。十分休んでおけよ」

春香「わかりました…でも」

春香「事務所には来ちゃいますね」

P「? どうしてだ?」

春香「だって…プロデューサーさんが居ますから」

P「そうか…俺も、春香が来てくれると嬉しいよ」

春香「あ、ありがとうございます…」

P「どうした春香、顔真っ赤だぞ?」ニヤニヤ

春香「なっ、なんでもありませんっ」プイ

P「え…なにもないのか…ちょっと期待したんだけど……」

春香「えっ!?そうなんですか!?だったら期待通りですよ、期待通り!」

P「ぷっ、ふふ、ははははは!」

春香「な!もうホントに知りません!」プイ

春香「……」

P「ごめんな、少しやりすぎたよ春香…」

春香(せっかく正直に言ったのに…)

P「何か言うことひとつ聞いてあげるからさ…」

春香「……」ピクッ

P「頼むよ春香~」ユサユサ

春香「…なんでも…ですか…?」

P「ああ、できる範囲ならな」

春香「じゃあ……」

春香「今度、プロデューサーさんの家に遊びに行かせてください」

P「俺の家なんかでいいのか?」

春香「はい」

P「わかった。今週は俺の方が忙しいから無理だけど、そのうちオフの日がかぶるように調整してみるよ」

春香「わかりました、おねがいします」

P「ああ。さて、俺たちも昼飯行くか…」

春香「……」キュッ

P「春香?」

春香「もう少しだけ…ここでお話したいです…」

P「…わかった…じゃあ、みんなが戻ってくるまでそうするか…」

終了

乙です
あなたの書くはるるんが可愛いのでもっとみたいです

>>63-71
ありがとうございます
>>78
ありがとうございます
嬉しすぎます

念のため酉上げ

エピローグ手前まで適宜修正しながら投下していきます

P「春香、いよいよ今日からが本番だ」

春香「はい!」

P「気合い入ってるな。さあ、これが今週から受け始めるオーディションの予定表だ」バサッ

春香「はい。…? なんだか前とは少し違う感じがしますね」

P「ああ、考えあってのことだ。しばらくはこういう感じのオーデが増える」

P「よろしく頼むぞ、春香。じゃあ、準備をしてきてくれ」

春香「はい!」

律子「たしかに…以前の春香のプロデュースとは少し違う感じの予定表ですね」

P「おお、律子。まぁな」

律子「今日のオーデはローカル料理番組のアシスタント…」

律子「その次も同じような料理番組、あとは子ども向けの番組に…お天気お姉さん?」

P「ああ、こういう仕事はまずアイドルとして割合有名になってから自然にくるようなものだが」

P「春香にはあえてそこを狙ってもらう」

P「俺の独断で春香が得意そうなもの、絵になりそうなものを選んだ」

P「そこで春香の名が広まった後に、アイドルとしてブレイクさせる」

律子「なるほど…」

P「向こうに居る間に分かったことだが」

P「俺が最も得意とするのは”単独ライブ”だ」

P「アイドルのコンディション調整からライブセッティング諸々」

律子「あら、自分で気づいてなかったんですか?」

P「まぁな。春香の名が、ある程度売れた後」

P「中規模以上の単独ライブを成功させる」

P「そこまで行けば…」

春香「プロデューサーさん、準備終わりました」

P「おし、じゃあ行くぞ」

春香「はい!」

春香「料理番組のアシスタント…初めてですね」

P「ああ。春香、結構料理得意だったよな?」

春香「え~と…作れるものもあるんですけど、お母さんが付いていないと上手くいかないものも結構あったり…」

P「ありゃ、相当得意なものかと思ってた…まぁ今回はアシスタントだし、それで十分だろう」

春香「はぁ~大丈夫かなぁ…」

P「まぁまぁもっと力を抜け。今回はそんなに競争率が高い訳じゃないし」

春香「そうですねぇ…」

P「春香」

春香「はい?」

P「おりゃ」グニ

春香「ふぁ!?なにふるんですふぁー!」

P「そんなに凝り固まってたら、受かるもんも受からんから俺がほぐしてやってるんだ」グニグニ

春香「やめふぇくだふぁい~」

P「ほっ」パッ

春香「ふぁっ、もう!ひどいですプロデューサーさん!」

P「はははは、ごめんごめん」ポンポン

春香「もう…」サスサス

スタッフ「次の方、お入りくださいーい」

P「ほら、呼ばれたぞ」

春香「あ、はい!」

女性スタッフ「天海春香さん、ですか」

春香「はい!」

女性スタッフ「得意な料理とかありますか?」

春香「と、得意料理ですか?え~と…特には…」

女性スタッフ「ない、のですね?」

春香「あ!でもお菓子作りは得意です!」

女性スタッフ「そうですか。今回は実際に料理人の方のアシスタントをしてもらい」

女性スタッフ「その様子をこちらで観察させていただきます」

女性スタッフ「それでは、お願いします」

春香「はい!」

ガチャッ

P「お、帰ってきた」

春香「……」トボトボ

P「春香、どうだった?」

春香「…途中つまずいて転んじゃいました…」

P「あちゃ~…」

春香「そしてお皿を割っちゃいました…」

P「あらら…」

春香「あ、でもプロデューサーさん」

春香「私、お菓子作りには成功しました!」

P「お菓子作り?」

P(お菓子作りなんて今回のオーデの項目には無かったはずだが…)

女性スタッフ「では今回のオーディション結果を発表します」

女性スタッフ「当番組でアシスタントを受け持ってもらう方は…」

女性スタッフ「8番、中村さんです」

P「……」

春香「はぁ…やっぱり…」ガクッ

女性スタッフ「あ、あと12番の天海さんは少し残っていてください」

春香「え?」

P「なんだろうな」

春香「あの…なんでしょうか?」

女性スタッフ「あ、天海さんね」

女性スタッフ「実は私、もう一つお菓子作りをメインとした番組を受け持っているの」

女性スタッフ「あなたはなんというか、うちの局の雰囲気にとてもあっている気がするのよね」

春香「本当ですか!?」

女性スタッフ「ええ。だから、そっちの方に出て欲しいのだけれど」

女性スタッフ「そちらの方は責任者の方かしら?」

P「はい、プロデューサーです」

女性スタッフ「どうですか?」

P「喜んでお受けさせていただきますよ!」

女性スタッフ「そうですか、では早速来週からお願いします」

P「はい!」

春香「ありがとうございます!」ペコッ

女性スタッフ「では…」

P「……」

春香「……」

P「やったなぁ春香!」

春香「はい!やりました!」

P「3!」

春香「2!」

P「1!」

春香・P「ターッチ!」パチンッ

女性スタッフ「局内ではお静かに!」

P「そのオーディションから春香は絶好調でな」

P「たまに落ちることはあれど、着々と春香の名前が売れ始めている」

P「レッスンも毎回素晴らしい質だ」

律子「やっぱり流石ですね、プロデューサーは」

P「俺の成長もあるだろうが、一番は春香のコンディションが大きい」

P「以前に比べると見違えるほどだ」

律子「それも、プロデューサーのおかげだと思いますけど」

律子「最近のあなたは自身に満ち満ちているように見えますからね」

律子「それにつられるような形で、今のコンディションを維持しているんだと思います」

P「そっか…律子がそう言うのならそうなんだろうな」

律子(ま、それだけではないんでしょうけど…)

律子「…ふふ」

P「ん?」

律子「いえ…素敵なお二人だなと思いまして」

----とある朝のニュース番組----

キャスター「次はお天気のコーナーですねぇ」

キャスター「今日から新しい方がコーナーを受け持ちます」

春香「はい、みなさんおはようございます!ただいまご紹介にあずかりました、天海春香です!」

キャスター「おお、元気だねぇ。春香ちゃんはアイドルもやってるんだって?」

春香「はい!今度新曲も出させていただく予定です」

キャスター「そうなんだ~是非聞かせてもらいますね」

春香「ありがとうございます。よろしくお願いします」ペコッ

春香「それでは明日の天気ですが…」

ガチャッ

春香「ただいま戻りました!」

春香「プロデューサーさん!一度もかみませんでした!」

P「おう、ちゃんと見てたぞ。本当によくやったよ」ヨシヨシ

春香「えへへ、ありがとうございます」

P「春香、お前は俺の想像以上の活躍をしてるよ」

P「これなら、IA大賞も十分狙える位置だろう」

春香「IA大賞…なんだか、信じられないです…」

P「まぁ、来月の新曲の発表と同時に行われるライブに成功したならの話だがな」

春香「はぁ…なんだか今から緊張してきました…」

----そしてライブ当日・楽屋----

P「よし…客入りは十分だ」

春香「すー…はぁー…」

P「春香にとっては約1年半ぶりのライブだな」

P「春香、今日のライブで目標とするハコユレ震度、把握してるな?」

春香「はい…確か、6.5ですよね?」

P「そうだ。今回でそこまで届けば次のライブではもっと上を狙える」

春香「はい…」

ガチャッ

スタッフ「天海さん、スタンバイお願いします」

春香「はい!すぐ行きます!」

パタン

春香「プロデューサーさん、あの…」

P「ん?ああ、わかった…」

春香「ありがとうございます…」ギュッ

P「大丈夫、大丈夫だ。がんばれ、春香」ヨシヨシ

P(春香がこれをするの、久しぶりだな)

P(最初はローカル番組の出演がメインだった頃に、全国区のテレビ番組出演が決まった時だったか)

P(緊張してどうしようもない時に、春香はこうする)

春香「すー…はぁー…よしっ」パッ

P「いけるな?」

春香「はい!いってきます!」

客1「そろそろだよな?」

客2「ああ、いよいよだ!」

客1「春香ちゃんのライブってあまり見たことある奴っていないんだよなぁ」

客2「小規模のライブしか今まではしてこなかったらしいからな。あと長い間人気が出なかったってのもあるらしい」

客1「マジかよ、信じられんな!」

客2「だよな!おっ、照明が落ちた…」

GO MY WAY~♪ GO 前へ~♪

客1「きたああああああああああああああああああ!!」

客2「春香ちゃあああああああああああああああああん!!」


頑張ってゆきましょう~♪ 一番大好きな~♪

私になりたい~♪

----ライブ中・ステージ袖----

幸せと不幸せなんて~♪

気持ち次第で変わってくるから~♪

どんな場所でも見つけられる~♪

P「春香…」ウットリ

律子「プロデューサー!!」

P「ん?ああ、律子。なんでここにいるんだよ」

律子「さっきから何度も呼んでたんですけど…心配だったんで様子を見に来たんですよ」

P「心配?するだけ無駄だったな」

律子「どうやらそのようですね」

律子「それで、どうなんです?」

P「なにが?」

律子「ハコユレですよ、ハコユレ」

P「そんなもの、測る必要もない」

P「なぁ律子」

律子「はい?」

P「ハコユレに影響するのは、アイドルパフォーマンスの三本柱と言われるボーカル、ダンス、ビジュアルとライブ集客数だが」

P「春香の場合は…他にも何か、ある気がする…」

律子「他の何か、ですか?」

P「ああ。春香から、こう、溢れ出るような…すまん、俺もよくわからん」

律子「…ふむ」

P「何かわかるか?」

律子「たぶん春香は、ステージの上で誰かさんと一緒に歌って、踊ってるんだと思いますよ」

P「……」

律子「わかりませんか?」

P「…おぼろげには」

律子「ふふ、私の予想ではですけどね」

----アンコール終了後・楽屋----

P「……」

ガチャッ

春香「もどりました~」

P「おめでとう春香!」ギュッ

春香「わっ!?プロデューサーさん、私今いっぱい汗かいてるから…」

P「がんばったな~最高だったよ春香~」ヨシヨシ

春香「あぅ…」

P「それで、どうだった?」パッ

春香「なんていうか、不思議な感じです…」

春香「今まではずっと憧れてる側にいたのに…今日は私がそこ場所にいた…」

春香「今でも少し、信じられません…」

P「そっか…」

春香「はい…」

P「……」ジー

春香「……」ジー

P「春香…」

春香「プロデューサー…」

律子「見てたわよ春香~やったわね!」ガチャッ

P「わっ!?」

春香「り、律子さん!?」

律子「あら、お邪魔だったかしら」

春香「そんなことないです!えっと、ありがとうございます!」

P「お邪魔だよ…」ボソ

律子「何か言いましたプロデューサー殿?」

P「いいや」

P(そのライブを終えてから、春香の『アイドル』としての活動が本格的なものになった)

P(大規模なライブ、フェスを開催しつつ)

P(今まで通りのTVの出演もこなしている)

P(オーディションに通らずに落ち込む春香、というのもをめっきり見なくなった)

P(そしてその数ヶ月後…)

P「ただいまです」

春香「ただいま戻りました」

社長「おお、戻ってきたか君たち!」

P「? 何かあったんですか?」

社長「とても嬉しい知らせが来たのだよ」

社長「これを開けてみたまえ」

P「書類?」ガサゴソ

P「あ!?」

春香「それ何ですか?プロデューサーさん」

P「ついにきた…ついにきた!」

社長「いやぁ、感無量だねぇ」

P「うおおおお!」

春香「あの、それ何なんですか?」

P「IA大賞ノミネートの知らせだよ!」

春香「え…?」

P「やったな!春香!」ブンブン

春香「私が…IA大賞?」

春香「本当…ですか?」

P「ああ、本当だ!」

春香「やった…」

春香「やったー!」ピョン

P「やったやったー!」

P「春香!」

春香「プロデューサーさーん!」ダキッ

春香「私、すっごく、すっごく嬉しいです」

P「ああ…俺もだよ」ヨシヨシ

社長「ちょ、ちょっと君ィ、担当アイドルとそういうこt」グイッ

社長「え!?音無くん!?引きずらないでくれるかい!?」

----IA大賞ノミネート発表会----

司会「いよいよ始まりました、IA大賞。皆様こんにちは、司会です」

司会「今年のIA大賞もこの会場、豪華客船からお送りしております」

司会「それでは早速ではございますが、IA大賞ノミネートの皆様を順にご紹介して参りましょう」

司会「ノミネートエントリーナンバー1番、天海春香さんです!」

司会「おめでとうございます!ノミネートの感想を一言おねがいします!」

春香「ありがとうございます!この場に立てたのは、ファンのみなさんのおかげです」

春香「あの、今までの努力と、みなさんの応援を無駄にしないためにも、IA大賞をとりたいって思います!」

司会「それでは歌っていただきましょう。天海春香さんで、あの大ヒット曲…」

司会「GO MY WAY!です!」

以上エピローグ手前までです
もしかしたら>>89以降を丸々ボツにするかもしれません

------エピローグ------



ピンポーン♪

P「お、来たか」

P「はーい」ガチャッ

春香「こ、こんにちは」

P「うわ!?誰!?」

春香「え!?あ、私ですよ、春香です!」

P「ああ、おばさんみたいな服来てそんなに顔隠してるもんだから…」

春香「プロデューサーさんが誰にもバレないような変装して来なさいって言ったんじゃないですか…」

P「そうだったな。まぁ入ってくれ」

春香「はい、おじゃましま~す」オズオズ

春香「ワンルームなんですね」

P「一人だと広くても持て余すだけだからな、お茶入れてくるよ」

春香「あ、はい、ありがとうございます」

春香「……」

春香「小さな部屋で、プロデューサーさんと2人きり…」

春香(もしかしたら、プロデューサーさんに襲われちゃったりして…)

春香「なーんて、えへへ…」

P「なにニヤニヤしてるんだ…?」

春香「あ、いえいえ、なんでもないです」

P「まぁ、とりあえずお茶持ってきたぞ」

春香「ありがとうございます」

春香「……」ズズッ

P「せっかく来てもらったのに、俺の家何もないんだよなぁ」

P「映画でも借りてくるか?」

春香「いえ、そんな!悪いですよ」

春香「それに私は…」

春香「プロデューサーさんと……………で…れば……」ボソボソ

P「俺となんだって?」

春香「ぷ、プロデューサーさんと……」

P「うん」

春香「その…いちゃ……いちゃ…できれば…」カァァ

P「……」

P「あ~…」

P「そうか…」

春香「……」

春香「プロデューサーさん!」

P「はい」

春香「隣、行っていいですか?」

P「どうぞ」

香「じゃあ……」チョコン

P「……」

春香「……」ピト

P「…こうしてると、俺が研修から帰ってきた時のことを思い出すな…」

春香「そうですね…」

春香「プロデューサーさん」キュッ

P「ん?」

春香「何でもないです」

P「そうか」

春香「……」ギューッ

P「春香、腕が痛いよ」

春香「……」

P(あれ…?)

春香「もう…」

春香「もう二度と離れたくありませんから…」

春香「ずっと私のそばで見守っていてほしいですから…」

P「……」

P「そっか…じゃあ、仕方ないな…」

春香「そうです、仕方ないです♪」

______

____

__

P(結果として、春香がIA賞を受賞することはできなかった)

P(しかし、中央エリアでの活躍を認められたアイドルに送られる部門賞である)

P(フォレストグリーン賞を受賞した)

P(IA賞含むすべての賞の発表後に行われるトロフィー授与に臨む春香の表情は、とても満足げなもので)


『プロデューサーさーん!』

『見てください!トロフィーですよ!トロフィー!』

『ああ』

『おめでとう、春香』

『はい!』


P(IA賞のそれと比べると、少し小さめのトロフィーを抱ながら浮かべたその最高の笑顔を)

P(俺はずっと忘れることはないだろう)

『おめでとう』



P(今までのプロデュース期間では、あまり言ってやれなかったこの一言を)

P(これからは、もっともっと言ってやれるはずだ)

P(そのうちIA賞を2人で勝ち取って、また言ってやりたいと思う)


終わり

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