男「何か、吹っ飛ぶんだけど。」 友「えっ」(378)

それが最初に起きたのは小学5、6年の時だ

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それが最初に起きたのは小学5、6年の時だ

その時は、同じクラスの女子に

女「放課後、ちょっといい?」

と、言われ


女「あの、好きっです、付き合ってください!///」


と告白された。

まぁ、その時は告白されるなんて夢にも思わなかった訳で・・・

勿論、OKだ。そう言おうと思った


男「あ?え、えっと、もちろんOKでsゴブフッ!?」ズダンッ!!

直後、体がぽーんと宙に浮いていた

浮いたと言うよりぶっ飛ばされた。
大柄の男におもっきし腹パンされた感じ。


しかも、一発ではなく何度も右から左の四方から追撃の嵐で・・・。

結果、小学生女子の眼前で小学生男子が形容しがたい、かなりエグい動きで空中を舞ったのだ。
 


「きゃっ・・・。ぎぃゃああああああああああああああ!!!!!!」


当然、告白してきた女の子はまさに「悲鳴」をあげ逃げてしまった。


まぁ、その時はその子が帰った瞬間に吹っ飛ばなくなったけど・・・。

でも、そこからが大変だった・・・。

女「あ、男くん!消しゴム落としたよ?」スッ

男「ああ、ありがと」パシンッ

女「え・・・。」

男「えっ」

女「男くん・・・。ひどいよ!」ダッ

男「あ、ちょっと!!ごめんね!!ごめぇぇぇぇぇん!!!」

女「男くん、肩にゴミが・・・。」

男「え?どこ?」

女「えっと、とったげる!///」

男「ん、ありがと」ヒョイ

女「・・・。ちょ、ちょっとー。動かないでよー笑」

男「あ、ああ、ごめん」ヒョイ ヒョイ スカッ スカッ

女「・・・。」

男「えと・・・。」

女「ふぇぇ・・・。」

男「!!!!!!」

この衝撃波みたいのは局部的にも当てれるようで・・・

よって、当てられると衝撃を受けこのように人の手も善意も弾いていくのだ。


そしてクラスで「冷血吹っ飛び野郎」のあだ名が定着していった。

完璧にその通りである。

中学に入る頃には、もはや地獄だった。


女子達と一緒に帰ろうとするも


男「ね、ねぇ!一緒にかえらないひぃぃぃん!!!」ドゴォ!!

クラス女達「!!!????」




女「皆ぁ、いこー?」

クラス女達「「「えっ。」」」

体育でダンスをやる時のペア組だって


男「女さぁん!俺と一緒に踊らないっスかっはっぁぁあああああああ!!」ズガァ!





女「友くーん、組もー?」

友「え、えっ。」






ついには、思春期真っ最中に「憑いてる男」のレッテルを貼られたのだった。

ついには、思春期に「憑いてる男」のレッテルを貼られたのだった。

とにかく、女子と触れ合おうとする度に、俺は吹っ飛んだ。


その結果、クラスの男子達がちょっとずつ付き合っていく中

俺は取り残されていったのだった・・・。

男「そして、今現在の高校に至る訳だ。」

友「そうだったのか・・・。」

女「マヨカツうめぇ。」ガツガツ

男「でだな、今から今後の打開策をお前らに聞きたいんだ!」

友「そうだな・・・。今年は2年生で彼女作りのラストチャンスだもんな・・・。」

女「照り焼きツイスター美味すぎワロタwwwwwwwwww」ムシャムシャ

男「そうだ。残る8ヶ月。これがタイムリミットだ。」

男「これまでにどうにかしないと―――」





女「あー、小松菜べっちょべちょやんかこれ。」ポイッ ベチャァ

男「ぬぁ!・・・って、おいこら俺の弁当に投げんなや。」

友「つっても、どうすんのよ?その呪いっぽい何かは。」

男「よくぞ聞いてくれたな!!実はな・・・。最近飛ばなくなってるんだ。」

女「精液がか?なぁ?///」

友「ほんとかよ。やったじゃん。」

女「でもお前、いつもトンじまってるようなテンションだけどなwwwwwwwwなwwwwwwwwwwww」

男「ああ、今年に入ってからだけどな・・・。」

男「でも、だからこそ!ここに掛けるしかないんだ!」

友「んんー、つってもねぇ・・・。」

男「お?何さ?」

友「いや、このクラスの連中ほぼデキてるんだぞ?」

男「えっ。」

女「男先輩、独り身さんスかwwwwwwwwうっすwwwwwwwwうっすwwwwwwww」

男「」イラッ

友「まぁ、バイト先とか部活とかミクシとかでいくらでもなぁ・・・。」

男「そんな・・・。」

女「ま、自慰にふけるこったな。吹っ飛び野郎。」

男「貴様。」ガタッ

女「シィィィィィィエィィィィィサァァァァァイィィィィィwwwwwwwwwwww」ダダッ

男「ちっ、逃がしたかっ・・・。」

男「話を戻して、他クラスはどうすかねぇ?友先輩。」

友「可愛い子はなぁ・・・。」

男「欲しがりません!!出来るまでは!!」

友「お、おう・・・。なら、1組の○○ちゃんとかは・・・。」

男「あー、肩ぶつかっちゃった時に吹っ飛んじゃったからなぁ・・・。」

友「2組の△△ちゃん」

男「購買でパン譲ろうとして渡そうとしたら飛んじゃって・・・///」テレッ

友「はい、もう、あきらめようね。」

男「お断りします。お断りします。」

友「2回も言う事かよ・・・。」

男「だって!彼女欲しいんだもん!欲しいもん!!」

友「おい今、あそこにいた女子な。カビ生えた鍋見るみたいな目で、お前見てたぞ?」

男「え、見られてんの俺?。見てよ!!そして、付き合ってよおおおおおおお!!」バッ

ヒィ、アイツハッシャジュンビシテル!!!

キャアアアアアア、フットンデクルゥゥゥゥゥゥ!!!

友「お前って・・・。」

友「あ、そんなに欲しいなら女は?今フリーだし。顔も上の中で中々・・・。」

男「んーーー・・・。」

男「あいつとはシャアとアムロみたいな関係だしな笑」

女「どちらかと言えばウッソとカテジナみたいなもんです笑」

男「貴公、どこから・・・。」

女「オォウ、ウァンバサ・・・。」

友「とにかく、脈無しなのか?」

男「イエス」

友「女は?」

女「言えないよぉ・・・///」

男「うわきもい」

女「と、童貞がなんとやら」

男「」

友「もう、お似合いだよ?お前ら。」

男「変な事言うなやーwwwwww」

女「セクハラね。訴えるよ?」

友「何て拒否度の違い・・・。」

キーンコーンカーンコーン

友「飯の時間が!!」

男「なんと!!」

女「ざまぁwwwwwwwwwwwwww」

男「はぁぁぁ、結局誰とも付き合えなさそうだな」トボトボ

男「どうするかね・・・。」


家に着く・・・。

何と早いのか・・・。青春するなら彼女の一人や二人

家に連れ込んでちょめちょめうふふを堪能すべきなんだろう・・・。


男「・・・っとぉ。」

我が家の前。何気なく振り返ってみる。

向かいの家。

要はお隣さんというか何と言うか・・・。


ガチャッ


男「・・・!!」


出てきた!!

俺の学校と同じ制服

外に出てないのではないかと思う位、白い肌。

その割、健康そうな体つき。モデルのような身長。

そして、何より特徴的なのは・・・・・

彼女の白い髪。




どうして、ああなのかは分からない。染めたのだろうか?

学校では禁則のはずなのに。

そもそも、彼女と同じ制服なのに学校で一度も会った事が無いのだ。

まぁ、クラス違いか。

あるいは学年違い。

まぁ、どちらにしても、あの髪は目立つよな・・・・。

白髪「・・・・・。」

男「あ、どうも・・・。」

白髪「・・・・・よ。」

男「え?」

白髪「・・・うも。」スタスタ

男「あ・・・。」



一応、挨拶はしてくれたのか・・・・・な?

にしても、また顔を拝めなかった・・・。
彼女の前髪は長すぎる。言っちゃ悪いが貞子っぽい。

しかも、俯いてるし。正直不気味だ。


だけど、何でか・・・。

ガチャ


「おにいちゃん?」

男「お、ただいま」

妹「何してんの?家の前で。」

男「いや、お隣さんが・・・。」

妹「お、お隣さんが!!??どうしたの!!!?」

男「え、いや、挨拶・・・っぽいのをしてくれたんだよ。」

妹「っぽいのって!?」

男「何か・・・、『うも!』みたいな・・・。」

妹「え、何語・・・。」

男「さぁね。さ、中入ろう!寒い!!!」

妹「うん!あ、お風呂沸かしといたよ?」

男「ありがてぇ、ありがてぇ。」

妹「オッサンくさ!!」

男「おじょうちゃん、いいお胸しt・・・無いね(物理的に)」

妹「あい きる ゆー !」

男「きゃー。」

ガラッ

男「ふぅ、風呂上がりましたよっと。」ポカポカ

妹「んー。じゃ、私も入るねぇ。」テクテク

男「おーう。」

妹「あ!!甘酒作っといたよ!!」ガラッ

男「なんと!!ありがてぇなぁ。」

妹「ふふ、おっさん!」ピシャ

男「おお、いい匂いだ・・・。」


家の親は設計業だ。なので、よく工場の検査に行ったりする。

そこで有名な酒屋百歳鶴のお偉いさんと仲良くなり
酒カスをありがたく頂戴している。

男「甘酒はいい・・・。」

男「身も心も暖める。これを飲み物版お袋の味っていうのか。」

男「カスが入ってる状態も良いが・・・。」

男「やっぱ、裏ごししないとな。のど越しがクリアになる。」

男「ついでに余ったカスは汁物にも合うし魚につけて焼いても合うぞ!!」

男「ふぅ・・・。このこしてる時間が良い・・・。」

男「ゆっくりとザルをひたすら混ぜる。この単純な作業が心を落ちつかせるんだな・・・。」


男「さて、どうだ・・・?」ゴクッ

男「美味い!幸せだ・・・。」

男「ふぅ・・・。」ズズッ

そういえば、妹と触れ合っても吹っ飛ばないな・・・。

身内はOKなのかなぁ・・・。

いや、性的なタッチはOUTだけどな。うん。


男「・・・・・・。」

妹「ふぅいー、あっつー。」

妹「ジュースは・・・。あれぇー?」ガチャ

妹「ねぇ、お兄ちゃーんジュース知らんー?お兄ちゃーん?」

妹「・・・部屋か。」

妹「まったく・・・。おにいty男「ドラァ!!」ひいぃぃ!!」モニュ

男「全く成長せんな!!まるで、はんぺんを触ってるようだぞぉ!!」ムニュムニュムニュムニュ

妹「ちょ!きもい・・・んっ!さわんないで!!ちょぉ・・・///」バタバタ

男「ふーむ・・・。」ピタッ

妹「ね、ねぇ、変な気起こしたんならさ、やめない?兄妹なんだよ?。」ハァハァ///

男「吹っ飛ばんな・・・。」

妹「んっ///、え?」

男「えっ?」

妹「えっ」

寝る

出かけ前にちょっくら、投下しとく。



妹「つまり、妹に触ったら呪いが起きるか実験したと。」

男「イエス。」

妹「私のおっぱい揉んで!!!」ダンッ

男「イエス。」

妹「発情したと!!!」ダダンッ

男「いや、それはない。」

妹「うるせー!!とにかくあやまれぇ!!」

男「はいはい、すいぁすぇんしったぁ~。」

妹「コォー・・・。オーバードライブ!!」ズガァッ

男「メメタァ!!」グシャァ

妹「んで?」

男「ぐぅ・・ぅ・・すい・・・ませんで・・・した。」ゲザー

妹「まぁ、許さんが情状酌量だ!」

男「うぐぐ、ありがとうごぜぇます・・・。」

妹「それにしても、何で吹っ飛ばないんだろうねぇ?」

男「んんむ・・・。」

妹「お兄ちゃん、女さんとかに近寄るたびに双骨宜しくにぶっ飛んでたもんね~。」

男「あぁ・・・。聞いてくれ。多分だが、お前の乳がないことが原因d」

妹「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァ!!!!!」ガッガッガガガッガッ

男「ぐ、ぐふっ・・・ごぽっ、すい・・・ま・・・・せん・・で・・。」ガクッ

妹「やれやれだぜ・・・。」

男「ぐぐ、た、多分だが・・・。身内だか・・・ら・・・とか?」

妹「なーんで!?身内はいいの!!??」

男「あるいは、お前の体は触っても呪われない・・・。つまりは、そういうことだ。」ジッ

妹「胸見んな。」

男「ま、家族は良いんだろ?幽霊の愛さ。」

妹「んんん・・・。」

男「俺に触られたくないのか・・・?」

妹「そ、そんな訳・・・。へへっ、まぁ、どうでも良いよ!!」ギュー

男「おいおい、服に少年雑誌ジャンプ詰めんなよ堅いってwwwwwwwwww」

妹「最初は苦しいよ?大丈夫、最後には苦しむから・・・。」ググッ・・・。

男「目がチカチカしてきた~。」プツン

男「結局、今日は吹っ飛ばなかったな・・・。」

うん。これは、良い事だ。

まぁ、実際吹っ飛んだ所でどういう訳か痛まないのだ。もちろん、地面へ落ちるときの衝撃は痛いが。

でも、ぶん殴られたと思しき部位はアザにもならなきゃ痛みもないのだ。

男「幽霊ちゃんの優しさかな・・・。」


うん、きっとそうだ・・・。幽霊って意外に優しいのかもな・・・。




・・・・・いや、もっと別の方面で優しさを見せろよ!!

もっと、ガラスハートな少年に優しく接してあげようね!?

全く・・・。

でも、一応役に立ったりはするけどな・・・。

男「ま、いっか。明日も学校だし・・・。寝よ・・・。」グゥ

多分、だいぶ長くなる。

初めてSS書くので。見苦しい所が多々あると思いますがね。

キャラ想像しにくいって人に
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=26449455

↑ピクシブです。

おうおう、そんな感じでいいんすよ。




男「よしいこうぜ!」キリッ

妹「うぉ、何かお兄ちゃんパリッとしてるよ!張り切り新社会人っぽい!!」

男「ふふ、よせやい・・・。」


そうだ、ここ最近俺はぶっ飛ばされない・・・。

つまりはだ!

絶好の彼女日和なんだよ・・・!!!!


男「ククク、ヌゥァァァアアアアアッハッハッハッハッハッハハハハハハハハ!!!」

妹「ちょ、お兄ちゃん!朝からそんな騒ぐと・・・!!」

ガチャッ


白髪「・・・・・・・っ!?」

男「ハッハッハ・・・・ハッ!?」


やばい・・・っ!ドン引きされる・・・か?

いやしかし、最近の俺は伊達にぶっ飛んでない!!ここは青春の一ページを刻むべきだ!!


・・・・・よし!!

男「ね、ねぇ!一緒に学校行かないか?同じ学校らしいし!!」ニヤッ

白髪「・・・・っっ!!」

むっ、どうやら、極度のコミュ障らしいな。

だが、踏み切る!!やってみせる!!!!!!!


男「大丈夫だ!ほら、もしもの事故の時も安全だろ?」ニタァ

苦しい口実を緊張のせいでキモくなった笑顔のまま言ってしまった。

これでは、朝早くに家の前で高笑いして女の子をキモ笑顔で口説こうとする変態だ・・・。

ええい、ままよ!!

そこで、俺は学校の方角を親指で指してみた。
そして、肩を優しく掴みアメリカンクールガイっぽく・・・。

だが!悪魔で、自然に・・・。笑顔でだ・・・。笑顔・・・!!

瞬間、久しぶりの感覚が横っ腹に伝わってきた。



変に口に力を入れてたからだろうか?俺のあげた悲鳴は―――


男「うぬぅぅぅぅぅぅぅぅぁあああぁぁぁぁぁああああぁっぁぁぁ!!!!!!!」ズザザッザザサァァァァァ

みたいな、どっかの世紀末覇者みたいな声だった。

白髪「ぁ・・・・・っ!」

しまった!怯えさせたか!!

これは、完璧に引かれたn・・・。

すると、風で前髪がなびいて彼女の顔が見えた。

思わず思いっきり釘付けになった・・・。

心のシャッターフレームが連射機能をフルオートで連射している。


眼前にはシャープな輪郭。赤い赤い唇。少し薄めの眉毛。なおかつ、綺麗で柔らかそうなほっぺ。凛とした鼻。


そして






赤い瞳

熟れすぎたさくらんぼ色。爬虫類の・・・・。そう、白蛇。

白蛇のは目は赤黒く、普通なら恐ろしくて直視したくない気持ちの悪い感じのだ。

でも、彼女のは違う。その瞳の中にも人間味ある独特の輝きがある。

ルビーみたいに。キラキラしてて・・・。


男「綺麗だ・・・。」

白髪「・・・・・・ッ!!!!」タタタ

男「あ、ちょっと・・・!」

妹「お兄ちゃん!!」

男「なんだよ!!」

妹「お隣さんビックリしてたじゃない!!だめだよ?ただでさえ恥ずかしがり屋なのに・・・。」

妹「しかも、あんな事の後で一緒に居ようなんて思わないでしょ!逃げるよ。そりゃ・・・。」

男「・・・・・。いや、あのな、もしかしたらだけどな。」

妹「何?」

男「もしかしたらだけどさ、彼女も呪われてるんじゃないか!?」

妹「え、えぇぇぇ?またどうしてさ。」

男「彼女の目な・・・。赤かったんだ。」

妹「んな、馬鹿な~。多分ゲームのやり過ぎで酷い充血なんだよ~。」

男「違うな。あれは黒目が赤かった。白目は正常だ・・・と思う。」

妹「ハイハイ、綾波さんね。ハイハイ。」スタスタ

男「お、おい!本当なんだってば!」

男「それに、髪だって変だろ!?白色だぞ!!」

妹「お隣さんは呪いなんか受けるような人じゃないもん!!」

男「・・・そうかよ。」

妹「そう!さ、行こう!!」タッタッタ

妹はお隣さんをかなり買っている。

俺が話題に出すと異常に反応するのだ。

それに何でも、メアドも知ってる仲だとか。

いつの間にそんなに仲がよくなったんだと聞くと

「だいぶ前から!!」

そう言ってきた。悔しい!!

・・・まぁ、仲の良い妹が言うんだったら、そうなのかもしれないな。うん。

にしても・・・。気になるな・・・。目と髪。どうしたら、ああなるんだか・・・。

~~~玄関~~~

四月に入っても、この寒さ。だから北陸は苦手だ!!


早く教室に行きたい・・・!!


男「うぃ~、上靴の紐ほどけてるし・・・。くそっ。」

女「」

女「男さん~~~、おっすおすぅぅ。」ムギュウ

男「お、女か?お?おぉ?おおわっわっわ・・・。」

この野郎抱きついてきやがった・・・。

・・・お、何か女のカーディガンが温かいぞ・・・?

女「ん、あ、あれぇ・・・?」

男「なしたのよ。」

女「い、いやぁ・・・。今日は・・・その・・・吹っ飛ばないんですね・・・・//////」

男「む、あ、あぁ・・・。」

女「あ、ああ~、離れるかな~///こんなんに引っ付いてたら噂になっちゃうしなぁ~///」

男「ザッツライト。さぁ、離せ。」

女「私の至福は自分より男っぽい相手に『だが、断る!』と言うことだ。」

男「ふむ、チャリオッツ(脱)」ササッ

おもっきし、引き剥がしてやった。

ぬぅ、ふかふかほっかりの感触が名残惜しい・・・。

女「ぁ・・・・・。」

男「!?お、おい、行くぞ?」

女「あ、う、うん・・・///」

・・・・・。
え、何で、今名残惜しそうな声出したの!?
いつものノリはどこ行ったの!?
しかも、何で照れてんの!?
てか、何か可愛いぞこいつ!?


そんなこんなで悶々としながら席に着いたのだった・・・。

~~~教室~~~

友「おい、女がおかしいぞ?」

男「ああ・・・。」

友「俺が冗談で『男貰ってやれよ。可愛そうだろ・・・』って言ったらな?」

女『う、うわああああ、変な事言うなああああい///////』

友「見たいな感じで初々しい反応を見せやがったんだよ・・・。」

友「いつもなら


女『俗物風情が私と付き合おうとはな!!そして、貴様にそんなことを言う権利はないはずだ!!』

 
  ってな、感じだろう・・・?」 

男「よく見抜いたな。実は今朝も変だったんだ。」

友「そうなのか?何かあったんだろうか・・・。」

男「ああ、あいつが抱きついてくる前は普通ぽかったのに・・・。」

友「そうか、抱きついてからか・・・。あ?」

友「何?何て言った?」

男「女に抱きつかれたんだよ。ハグだよ、ハグ。」

友「あ、ああ、バグな。あれは素晴らしい。人間が手を汚さず機械がやってくれるんだもんな・・・。」

男「だから!!!抱かれたんだよ!!!!」


クラス「「ざわ・・・ざわ・・・。」」

友「わ、分かった。悪ノリしすぎたよ・・・。って、抱き合ってたのかぁ!?」

男「うっさいわ、正確には後ろからギュッとされたんだよ!!」

友「なっ、あの巨乳にか!?ふっかふかにか!?」

男「あ、ああ、確かにすごく・・・よかったな・・・。」

友「吹っ飛びはしなかったのか?」

男「ああ、だから照れちゃったんだろうな。大方、あいつ俺を吹っ飛ばそうと目論んでたんだろ?」

友「ああ、なるほどな・・・。にしても、あいつ意外に初心なんだなぁ・・・。」

男「俺も、焦ったよ・・・。」

女「ヘ、ヘーイガイズ?移動教室ですぜぇ~?二人っきりになっちゃうぜぇ~。へ、へへっへ~・・・。」

友「お、おう。やべ、部室に荷物置いてきちまった!!」ダダッ

女「あっ・・・。」

女「へ、へへっ、こっちが二人きりだねぇー。おっさん!」

少し・・・。

少し、見つめてみるか。

男「」ジッ

女「な、なんすかー!やーらしーわーーー!!!」


お、調子が戻ってるみたいだな・・・?

むむむ・・・。

男「」ジッ

女「ね、ちょ、ちょっと・・・。」


ふぅむ、立ってみるか・・・。

男「」ジッ

女「あ、あぅ・・・あぅ・・・///」

お、目が泳いでるぞ・・・?

男「」ジッ~~~

女「んっ・・・・んんっ!/////」ブンブンッ

手をバタつかせおった。それで払いのけようとしてるか。可愛いやつめ。

よし。

男「さて、行くか!」タタッ


女「なっ!!///なんとおおおおおおお!!/////」タタタッ









友「お、おう。」

キーンコーンカーンコーン

キリーツ、キョーツケー、レー

男「ん~~~、よし!飯を買いに行こう!!」

この学校のメロンパンは美味い。何せメロン果汁をベースにしたクリームが詰まっているというから素晴らしい。

メロンパンとメロンの関係はパンの形だけだ!!っと言う輩もいるが、そんなのはどうでもいい。美味けりゃ良いんだ。

委員長「あ、男君!!」

男「お?えぁ、はい!」

委員長「あのさ、ちょっとこの人体模型なんだけど運ぶの手伝ってもらえないかな?」

委員長「何か、かなり重くて・・・えへへ。」

・・・。

・・・・・・。

男「(ふ、大丈夫だ、最近俺は加護がついている・・・。)」

男「そうだ・・・。アイキャンドゥーイット!!」

委員長「あ、ほ、本当?ありがとね?」

男「任せておっけぃ」

男「って、おもおおおおおおお!!!」

委員長「本当重いんだよね、これ。私一人じゃ無理なのに・・・。よいしょ。」

男「あぁ~、ひでぇマッドサイエンスティーチャーっすね、そいつ。こんなの委員長さんに任せるなんて。」スタスタ

委員長「あはは、そうね。」スタスタ

男「あっと、階段を降りるのか。慎重に行かないとな・・・。」

委員長「うん、転びでもしたら大変な目nひゃぁ!?」ツルッ

男「な!?」

委員長さんが滑った!?

スローだ。これが俗に言う・・・。あれだ!!分からん・・・!!スローだ!!

んで、これは・・・先に階段降りてる俺がアカンパターンだなぁ!!!

ぐぉぉおぉお、人体模型の頭部が邪魔!!重いしぃぃぃぃぃ!?

落ちてく。段々重力を体全体で感じていく・・・。

引っ張られる・・・・・っ!!うおぉぉ!?死ぬ・・・っ。

死ぬ死ぬ死ぬ!!死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!

死んでしまう!!!!!!!

手を伸ばした。

何かに掴まりたかった。

でも、何も掴めなかった。

何も。

何にも。

何も出来ず、手を伸ばしただけで俺は・・・。

ごめんな・・・。みんな。

ドンッ!!

ドッ



ガっガガガッシャぁアアアアン!!!!

ゴロゴロゴロ・・・。

男「ぐ、いっつぅ・・・・。」

委員長「お、男君!?大丈夫!?」

男「いや、大丈夫大丈夫。委員長さんは?」

委員長「あたしなんかっ・・・!うぅ、ごめんね、本当にごめんね・・・。」ジワァ

男「な、泣く程のことじゃ・・・。俺さ、丈夫だからさ?ね?泣かないで!?」

委員長「ごめんなさいぃぃぃぃぃ」ビエェェェェェ

男「あ、あぁ、泣かないで・・・。あぁー。ほら、鼻かんで。」

委員長「うん・・・。」ズズッ

委員長「本当にごめんなさい、下手したら死んでたのに・・・。」




そうだ、今頃死んでた・・・。

だが、落ちる最中横からあの衝撃が来た。流石、幽霊さんグッドタイミング。

だから、今生きている。流石、幽霊さんグッドタイミング

もし、吹っ飛ばされてなかったら・・・。

ゾッっとした・・・。


粉々になっっている人体模型を一瞥してみる。







・・・・・何で、随所が鉄で出来てんだよ。

委員長「男君、保健室行きましょう?もし、大事があったら・・・・・」

男「ああ、本当に大丈夫だよ。委員長さんのほうこそ足とかは・・・。」ソッ

委員長「いつっ!」

男「うわ、ごめん・・・!」

男「でも、これはまたひどく腫れてるな。」

男「変な転び方で足も変な着き方したんだなぁ・・・。」

委員長「ごめん・・・。本当鈍臭くて・・・。」

男「そんな事気にしなくて良いんだよ。怪我人を責めるなんて無理無理。」

委員長「・・・優しいね、男君。」

男「地球にもね・・・。」

委員長「え・・・?」

男「エコなんですね!!」

委員長「あ、ああ・・・。ふふっ」クスクス

男「そ、笑っていいんすよ。結果オーライ!」

委員長「本当ありがと・・・。にしても、何であんな水が・・・。」

男「水?」

委員長「うん、それで滑ったの・・・。」

男「・・・。うわ、マジだ!!」


確かに、一箇所だけ水がひいてあった。

でも、変だな・・・。こんなにあるなら先に来た俺が見つけるはず・・・。


委員長「男君・・・?」

男「あ、ああ何でもないよ。多分、誰かのお漏らしさ。全く・・・。」

委員長「え、えええ!?私おしっこで滑ったの!?くううぅぅぅぅ///」


彼女は純粋なんだな・・・。

そうなんだな・・・。

男「ま、まぁ、行こうか?ほら。」

委員長「うぅぅ・・・ん?男君何してるの?」

男「委員長へおんぶの準備を。」

委員長「え、えええええ、いやぁ、そんなお世話まで・・・。」ブンッブンッ

男「いいから、いいから。俺がしたいんだよ。」

委員長「で、でも・・・。」

男「おんぶしないと死ぬ。」

委員長「・・・え。」

男「おんぶしないと背中からエイリアンばりに何か出てきて死んでしまいそうだ。助けて。」ガクガク

委員長「・・・もう!本当優しいね!男くん///」キュッ

男「おうふ。」



あぁ、委員長って・・・。

着やせするタイプなんだなぁ・・・。

保健先生「ん~、捻っちゃたのか・・・。」

委員長「はい・・・。」

男「先生!!家の子は直るんですか!?」

保健先生「かなり・・・。困難を極めるかと・・・。」

男「そ、そんなぁぁぁ・・・・・っ(悲嘆)」

委員長「え、えええぇぇぇぇ、そうなんですか!!?」ジワッ

保健先生「捻挫ね。休んでいって様子見ようか。」

男「だってさ、良かったな。」

委員長「え、ええええ??」

男「失礼しましたー。」ピシャ


・・・今回は幽霊に感謝だな

にしても、何がしたいんだ。このツンデレ幽霊ちゃん(?)は・・・。




男「はぁ・・・。さて、授業に戻るか・・・。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


極度の緊張から解き放たれた直後の俺に、授業なんてものはただの拷問同然だった・・・。

くぅ、眠い・・・っ!!

駄目だ!!学生の!!本業を・・・っ!!果たh・・・

・・・ぐぅ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

英語先生「ここを・・・。男!訳してみろ!」

友「おい!男!!」ヒソヒソ

男「んぁ・・・。はいいぃ!!!」

英語先生「3段落目の文だ。訳せ。」

文:I am not panting .

男「・・・なっ!?」

これを訳せと言うのか!?

これは・・・っ。セクハラか・・・!?

そんな!でも、先生は男だぞ!?何で・・・。どうしてだ!!!

先生「・・・。」

そうか・・・。

そうだったのかよ!!!

ホモだったのかよ!!!!!

くそっ・・・!良いさ、なら受けてたってやるよ・・・っ!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!






男「訳:わ、私は・・・ノ・・・ノーパン・・・ですっ!!」

瞬間、教室が凍りついたのがわかった。

ざわ・・・ざわ・・・。

エ、アイツパンツモブットブノカヨ・・・。

シカモ、ナンデコノタイミングヨ・・・・。

ゼッタイバイブシカケラレテルワ・・・。

次に、どよめきが上がった。

俺自身も羞恥の余り紅潮してしまう。

くそっ、さぁ・・・。どう来るっ!

先生「・・・見事な回答だな。」

このっ・・・!悪魔で俺を辱めるためだけか・・・!!!

先生「次に・・・女。同じところを訳してみろ。」

なっ!!女にも!両刀使いだったのか!!こいつっ!!!

女「オーケィ・・・。『私はあまり望みません』ですかね・・・?」

先生「ん、まぁ正解だ。分かったか?男。誰も『お前の下着事情を教えろ』とは言ってないぞ。」

女「クククッ・・・・wwwwwwwwwwww」

クラスメイト「「wwwwwwwwwwwwwwwwww」」



あぁ、英語ってたーのしー・・・。

まだかね

>>99 うわ、すまねぇ。異常にほったらかしてたな。





それにしても、どうかしてた。

英語の時間は失態だ・・・。

男「第一、あれ位の事で先生をホモと考えるのはおかしいもんな。うん、反省してる。」

友「ま、あの先生結婚してるしな。」

男「反省してると言ったがあれは嘘だ。本当は憎んでる。」

女「まぁ、それにしたって、ノーパンはひどいねぇー。」

友「うわぁ、ぶっ飛びノーパン野郎って言われてるぞ。ほれ、このつぶやき。」



『ぶっ飛び君が今ノーパンらしいよ☆笑』

イイネ! イイネ! イイネ!

[こわっ笑

[わろぬwwwwwwwwwwww

[あいつはかなりキマッちまってるからな・・・



男「あぁ、ミクシか・・・。陰口ってひどいよ・・・。あんまりだよ。」

女「これつぶやいてんの女子だねぇー。」

男「何・・・?」

男「うはwwwwww俺人気ありすぎワロタwwwwwwwwww」

友「うん・・・。うん、そうだね・・・。」

男「何組!?何組の女子!!??」

友「うわ、会いに行くつもりだ、こいつ!」

女「うわぁ・・・。もうっ・・・。」

男「ハハッ!!青春は自ずとやってこない!自ら歩み寄らなければ始まらないのだ!!」

友「あ、これお前が言ってた2組のあの女子じゃないか?」

男「ん?あ~、○○さんだったか?」

友「うん、そう。」

男「え、運命じゃん・・・。」

友「何言ってるか分からないけどな?会うのか?一回目の前で吹っ飛んでんだろ、怖がられてるんじゃないか?」

男「いや、だけど運命だし。仕方ないと思うの。」

友「うん。だから、分からないけどな?あの娘お前見たら逃げるぞ?」

男「でも、運命だからなぁ・・・。」

友「もう行け。」

男「運めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!!!!」ドダダッ

女「・・・・・。」

友「こわっ・・・。つか、女?どした、黙りこくって。」

女「いや・・・。男、随分積極的になったよね。ってさぁ~。」

友「呪いっぽいのが最近起きないらしいからな。気合も入るんだろ?」ヘラヘラ

女「そっかぁ・・・。なら、もっと青春して欲しいよね・・・。もっともーーーーっとさ。」

友「女・・・?」

友「・・・。」





友「・・・まぁ、そうだなぁ。」

男「○○さん!!!いますk・・・いました!!!!」ハァハァ

2組女「ふぁ、ファイ!!!」

男「よくも、ノーパンをつぶやいたな!!???」ハァハァ

2組女「ああっ!その事で丁度謝りにいこうとs・・・」

男「いや!そんな事はどうでもいい!!もう、いいんだ!!」ハァハァ

2組女「えぇ・・・?」

男「す、少し良いかな?」ハァハァハァハァハァ

2組女「あ、はい・・・。(息荒いなぁ)」

2組女「え、マイミックになって欲しいですか・・・?」

男「イエス、実はミーのマイミック3人しかおらんのデスネー。」

男「何でも、マイミックでは色んな出会いがあるそうデスネ?」

男「そういう訳で、マイミックが増えると出会いの場が増えると思ったわけデース。」

2組女「は、はぁ・・・。出会いの場というのは?(何か、片言だ・・・。)」

男「まんまの意味デス!」

2組女「(友達作りかな?)そ、そうですか・・・。なら、別に良いですけど・・・。」

男「本当?嫌じゃない?」

2組女「そ、そんな訳無いですよ!!」

男「でも、俺ぶっ飛び野郎だし・・・。」

2組女「あはは、そんなのどうだって良いんですよ。」

2組女「男さん、前にパン譲ってくれたじゃないですかっ。」

2組女「男さんは良い人ですよ?嫌なわけないです。」ニッ

2組女「それに、忘れ物届けてくれたり、自転車のチェーン直してもらったり色々してもらって・・・。」

2組女「感謝しきれないほどお世話なってますからね!」

男「あ、あぁ~、あれね。あったね。そんな事。あったね!」


正直覚えてない。うん。

2組女「はい!!ありがとうございました。」ニッコニコ

2組女「あ、それでマイミックなんですけど・・・」

男「あ、ああ。やっぱ気が変わっちゃた?」


覚えてないの気づかれちゃったか・・・。


2組女「いえ、あのつぶやきなんですけど・・・。」

男「あぁ、あれね。別に気にしなくてもいいよ?」

2組女「あ、そうじゃなくて・・・。あれ、私の友達が勝手に書いちゃって・・・。」

男「あ、そう。友達が買ってにね。ああ、あるあr」

男「ええええええぇぇぇ。プライバシーもへったくれもないわ!」

2組女「男さんの噂聞いた友達が面白そうだからって・・・。」

2組女「それで、仲良さそうだからって勘違いされた私のケータイで書いてしまったというか。」

2組女「断りきれなかった私も駄目なんですけど・・・(いや、男さんに会えるかもとかね・・・。)」

2組女「とにかくごめんなさい!!」

男「い、いやぁ・・・。ああいうのは慣れてるからね?大丈夫だよ。」

2組女「それでも、ケジメとして!ごめんなさい!!」ペコッ

男「うわ、分かったから!顔上げて!!」

2組女「はい・・・。」

男「これで問題なし!!おーけー?」

2組女「ありがたいです・・・。」

男「まぁ、とりあえずマイミック申請しとくね?」

2組女「あ、はい。宜しくお願いします・・・///」

男「う、うん。それじゃあ、またね!」

2組女「はい!ありがとうございました!!」ぺこっ

2組女「・・・・・。」

2組女「はぁ~・・・。(よっしゃ!!)」





男「マイミックゲットやあああああああああああああああああああああ!!」

キーンコーンカーンコーン

男「よし昼休み来た。飯来い。飯。飯と恋来い。飯恋ね。うん。」

女「おっさん気持ち悪いです。」

男「よぉ、恥じらいの女。」

女「うっせぇ、エビフライ投げつけんぞ。」

男「やめてください死んでしまいます。」

女「で?マイミックどうさ。やれたか?おおん?」

男「ぬふふ、やれましたよ。女ちゃん。」

女「お、マイミックが3人から4人に増えたよ!やったね[ピーーー]!!」

男「おい、やめろ。本当やめて。」

>>115 おおぅ、アカンワードだったか失礼。



女「妹と友達2人とか悲しすぎだもんね笑。」

男「妹の呟きに『兄おっさん化なう』と書かれたときは死を決しました。」


どうやら、俺の近況を妹が垂れ流して友達との話の種にしてるらしい。

まぁ、胸もみ騒動は大丈夫・・・・・・だよな?

女「それより友が居ない~。」

男「部活サボって説教中。」

女「めしうまwwwwwwwwww」

男「人の不幸笑うやつ!!」

男「お前みたいなやつが居るから戦争が終わらないんだああああああ。」

女「基地外乙。」

男「ここからいなくなれええええええええええええええ。」

女「はいはい、牛コロッケ美味過ぎ。」モグモグ

男「くっそ、昔の女ちゃんはそんな冷たくなかった!!!」

男「かもん!!昔の女ちゃん!!かぁもん!!」

女「男く~~~ん。」キャピキャピ

男「うわ、家帰ったらアルバム見て心を清めよう。ロリ女で。」

女「」ピュッ

男「ぐぁぁっぁぁああああああああぁぁぁ、練り辛子が目にぃぃぃぃぃ、ぬうううううううあああああああああ!!!」

女「失礼っすね!!じゃあ、今の私はお・き・ら・い?あ~はん?」

うむ。

昔はペッタペタだったのになぁ。

女はまじで大きくなった・・・。

E位かな?もしかして・・・・


男「」ジッ

男「うん、まぁ胸おっきいよね。」ジッ

女「あは~n・・・ん?」

男「」ジッ

女「・・・・・」

女「・・・っ!!」

女「~~~~~~~っ!!///」カァッ ゴッ!!

男「っつだぁ!!」

うわ、何か限界速度まで達したら自爆するMSみたいな声あげちまった

しかも、思いっ切り殴られた!?誘惑されて殴られた!?!?

な、な、な


男「何でやねん!!」

女「く、くぅうぅぅぅ・・・///」

男「何、ビール飲んだ後のおっさんみたいになってんだよ!?」

女「う、うううっさい![ピーーー]ぇ!エ、エッチぃ!!///」

男「な、なにぃ・・・?」



あ、顔真っ赤だぞこいつ

こいつぁ・・・。まさか・・・?

ぬふふ、よしよし・・・。

男「いや~、にしても大きいよね?それ。いいわぁーーー。」ジッ

女「ぁ・・・・・っっっ/////」キュッ


お、肩縮こめて腕組しだしたぞ。

もしかして、隠してるつもりかこいつ?

え、隠してるの?


男「いや、そうするとな?逆に・・・こう・・・おっぱいが強調されるっていうか・・・?」

男「別の意味でエロいんでsブェブビン!!???」ガッ!! ドサッ

女「こ、この!!エッチ!!!/////」


こ、こいつ・・・。回し蹴りを・・・。グフ。


いや、だけど足の発達具合も良い感じだよな・・・。

こう・・・。太ももがこうムッチリしててね?

お尻なんかもこう?ポインッって感じ?こうビーチバレーのボールみたい?

男「フヘ・・・ヘヘヘ、太ももムチムチお尻ポインポイーン・・・。グヘヘヘヘヘwwwwwwwwwww。」

女「は・・・ぁ・・・・ううぅぅ!!!///////////」バッバッ


変な格好してる。

顔真っ赤にしながらめっちゃ変な格好してる。

胸を右腕の二の腕で隠し(?)ながら太ももを何とか隠そう(?)と右手でスカートの端を押さえつけてる

左はお尻を隠そう(?)として必死にお尻付近で手をバタつかせてる・・・。


男「く・・・ぐふっ・・・wwwwwwwwwwwwwwwwww」


アホだこいつ。アホの子だ・・・・。

女「な!?~~~~~~っ///」カァァァァッ

女「もう知らない!!!/////」バタン!!

男「あwwwwwwww女さwwwwwwんwwwwwwwwwwww」

と、空き教室を出てってしまった・・・。

にしても、やっぱ女は面白いな。長年一緒にいたけどこんな面白いとは・・・。


男「ふぅ・・・。」

男「ま、飯食うか!!」

ガラッ

友「お、いたいた!!」

男「おう、っってどうしたその顔!!!!???」

友「女に『男と飯は?』って聞いたら飛び膝蹴りを・・・。」

男「うん、ごめんな・・・。ごめん。」

友「?お前また何かしたのか・・・。」

男「ちょっと、セクハラみたいなスキンシップをな・・・。。」

友「それはOUT。」

友「ま、飯にしよう。後、15分しかねぇ!!」パカッ

男「おうさ。」

そう言えば、友に聞きたいことあったんだよな・・・。

男「友、ちょっと聞いて良いか?」

友「んぐんぐ・・・。何さ?」

男「家の学校に白髪の女の子っているか?」

友「んむ?あぁ、確か・・・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~
5時限目の休み時間




まさか、同じ学年だったとはな・・・。


友『うん、確か8組だったな。白髪で不気味だからなぁ・・・。』

友『何で、んな事聞くんだよ。狙ってんの?え、狙ってるのか。お前。』

友『よせよせ、やめとけ。触らぬ神に祟りなしだぞ?』


言いたい放題言いやがって・・・。

素顔見てないから、あんな事言えるんだな。

美しい女性には惹かれるもんd・・・・

男「まぁ、今朝のお詫びと色々聞きたいだけだな。」

よし!!いくぞ!!

不良「あれ~~~白髪さ~~ん?髪染めてこなかったの~~~~?wwwwwwwwww」

不良2「だめじゃ~~~~ん?校則違反なんだよ~~~~?wwwwwwwwwwww」

不良3「ほら、頭貸して!俺達が染めてやるってwwwwwwwwwwww」

白髪「・・・・・・っ。」

不良3「ほぉら!!白髪染めだぞ~~~????wwwwwwww」

不良2「それwwwwww墨汁じゃんwwwwwwwwwwwwww」

不良3「かわんねぇだろwwwwwwww」

不良「ぶっwwwwwwwwそれじゃ、染めますか!!wwwwwwwwwwww」ガシッ

白髪「・・・・ぁっ!」バタバタ

ガラッ


男「白髪さんいまs・・・。」

不良3「あ~~~い、染めはいりま~~~~すwwwwwwwwww」ボタボタ

白髪「ぅぁ・・・。」


んな!??

あいつら、頭に墨汁かけてんのか・・・・っ!!!!!

この・・・・っ!!


男「おいこら!!」

不良2「うわwwwwwwww汚なwwwwwwww」

不良「目に入った?wwwwwwでも、染めないと叱られちゃうショ?wwwwwwwwww」

男「おい!!!!!」

不良「・・・あぁ?誰お前?」

不良2「あ、こいつノーパン野郎じゃんwwwwwwwwwwww」

不良「え、なにそれきもっ。」

不良3「気持ち悪wwwwwwww引くわwwwwwwwwww」

男「うっせぇ。白髪さん貰ってくぞ。」

白髪「ぇ・・・。」

男「つか、さっきからお前どんだけ白髪さんの頭ロックしてんだよ!!!どんだけ頭フェチなんだよ!!!???」

不良「あ?」

不良2「キメェ事言ってんなよ?」

不良3「ノーパン君??頭なしたのか・・・なっ!!!!」ドス

男「・・・・・。」ケロッ

不良3「あ?このっ!!」ゲシッ

男「蹴んなよ、制服汚れるだろ・・・。」ポンポンッ

不良「んだ、こいつ・・・。」

不良3「クソガキ!!」ガンッ

男「・・・?」ケロッ


痛くない。
これ位ならびくともしないな。

まぁ、成長期に吹っ飛ばされたり。女にサウンドバックにされたらなぁ・・・。

それはさておき。


男「まぁ、気は晴れた?じゃぁ、借りるぞ?」ギュッ

白髪「ぁ・・・。」

ノリで手握ってみる。

やっぱ、怖かったんだろうか?

手汗までかいちゃって・・・・・。



・・・。

はぁ、面倒事は勘弁なんだけどなぁ。


男「おい、そこの変態3人。」

不良「は?お前まじでなめた口きいてt・・・」

男「」グイッ

不良「ぐぇっ・・・・!!?」

思いっきり胸倉を掴んでやる。

帰宅部でも、こんだけ持ち上げれるって事はこいつ・・・。

格好だけっぽいな。

ナニアレケンカ?

エー、ブットビヤロウジャネ?アレ。


やべ、クラスがお祭りムードだ。

教育指導のお世話になんかなりたくない!!


男「この人にちょっかいもうかけないでな?」

不良2「このっ!!」ガッ

男「っ!」

思いっきり顔殴られた。

ツーンとする。

それでも、顔は目の前にいる奴一点に向ける。

目をそらさず、ジッと。

男「かけないよな?」ググッ

不良「・・・・うっぜ・・・っ!!」

もっと力を込めてみる。

不良「ぐっ・・・・!」

不良「・・・・・分かったっ!!」

男「」パッ

離してやる。

他の二人がめっちゃガン飛ばしてきてる。怖い。めっちゃ怖い。


不良「チッ、まじになる事かよ・・・。きも。」

不良2「チッ」ドン

不良3「・・・・・。」


痛っ、あいつ肩ぶつけやがったな。

ちぇ、根にもたれたか・・・。

白髪「ぁ・・・あの。」


あ、すっかり忘れてた。


男「えっと・・・。」

男「あのさ・・・。サボろうか?」

白髪「は?」

男「あいつら放課後もどうせ来るよ。それにその頭・・・さ。」

ザワザワ

男「それにクラスがクラスだしさ。」

男「だから、早々に退散をば・・・どう?」

白髪「で、でも。」

男「ん?」

白髪「ぁ、あの・・・。」

男「あ~、俺とじゃ嫌かな?」

白髪「そんなんじゃ・・・無い・・・です・・・けど。」

男「なら、行こう!!強面の先生が来る前に!!」

白髪「私、荷物を・・・。」

男「おk!!玄関前で!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ガラッ

男「サボる!!じゃね!!」

バタンッ

友「は?」

女「え・・・。」

女「・・・・。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
玄関前

男「ハァハァ・・・。ま、待った?」

白髪「い、いえ。」

白髪「あ、あのさっきはありg」

男「良いよ。あれはお礼言われるような事はしてない。」

男「逆にやるべき事をやったんだすぅ。」

白髪「で、でも・・・。」

男「良いの良いの!!それよりさ!!」

男「出発しようぜ!」

男「ほら、サボるぜ!!サボるぜ!!悪だぜ!!超悪だぜ!!」

男「」チラッ

白髪「・・・ぅ。」オロオロ

白髪「え、えとブ、ブイブイ言わせる気ですか・・・っ。」

男「ブフォッ!」


思わず吹いちまった。


男「乗っかってくるとは思わなかった。」

白髪「つ、つい・・・。」アセアセ

お、普通に話せるぞ。

よしよし、いい感じだぞ・・・。


男「まずは、どっかで頭洗おっか?」

白髪「ぃ、いえ。このままで大丈夫なんです。」

男「いや、でもそ・・・れ・・・。」



・・・あれ?なんで白い髪の部分が多いんだ?

何で墨汁ついた所が頂上部にしかないんだ?


しかも、その部分の墨汁もだんだん・・・。



白くなってってる!?


男「そ、それ!」

白髪「気持ち悪いですか?」フフッ


自虐的に笑ってそう言った。

男「んな事は・・・。逆に神秘だと思ってます。」キリッ

白髪「神秘・・・ですか。」

白髪「それならまだ良いんですけど・・・ね。」

男「じゃあ、それは・・・。」

白髪「・・・はい、あなたが言うようにこれは『呪い』・・・です。」

男「ほ、本当に!?」

白髪「ええ、人から不気味に思われるように、人に忌み嫌われるようにと。」

白髪「それがこの髪と・・・。」

白髪「この目・・・です・・・。」ファサ


と、彼女は前髪をどけてくれた。

やっぱ、そこには綺麗なお顔と真っ赤な目。

うん、あれだ。凄く綺麗で・・・


男「すっごいルビーっぽい。」

白髪「・・・お世辞下手なんですね?男さん。」


む・・・。


男「本心なのよ。それより、名前知ってたんだね?」

白髪「え、ええ。妹ちゃんに・・・。」

男「そうなんだ。愚妹がいつも・・・。」

白髪「そんな事無いですよ。むしろ、その逆です。」

白髪「この前なんかクッキー教えてもらいましたよ。」

男「まじですか!?あいつクッキー出来たんですか!?」

白髪「ええ、とても上手でした。」

男「白髪さんは?」

白髪「ええ、かりんとうが出来ました。」

男「かりんとうっスか・・・。」

白髪「はい。」

男「・・・。」

白髪「・・・。」

男・白髪「・・・っ。」

男・白髪「くふwwwwwwwwwwwwww」

~~~~~~~~~~~~~~~


男「さて、ゲーセンがあります!!」

白髪「本当ですね。」

男「ゲーセンあります!!」

白髪「はい。」

男「ゲーセン・・・。」

白髪「・・・入ります?」

男「ヨシキタッ!」

~10分後~

「キンケドゥー?キンケドゥー?シーブックゥゥゥ!!!!」

男「俺の愛機のクロスボーンがやられた・・・だと・・・?」トボトボ

白髪「まぐれですよ。」

男「はぁ、・・・お。」

白髪「あ、クレーンですね。」

男「よし任せてね!!白髪さんにこのリラックスしてる隙だらけの熊さんをプレゼントしますぜ!!」

白髪「略してリラックマです。」

~15分後~


男「俺の愛機の左レバーがきかない・・・だと・・・?」

白髪「耳がポイントでしたね。はい取れました。」ガチャコーンッ

男「oh・・・」

白髪「はい、プレゼントですよ?」

男「あ、ありがとね?」

男「あれ?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


男「あそこのガンシューティングなら・・・。」

白髪「お金は・・・?」

男「後、3回くらいなら。よし!行こっ?」

白髪「・・・・・。」


~7秒後~


白髪「キャアアアアアアアア、来ないでぇぇぇぇぇぇ!!」ダララララッ

男「白髪さん!何でピンポイントで生存者撃ってんの?何で!!???」バンッバンッ

ゾンビ「モモーイ」

白髪「ウヒャアアアアアアアァァァァイィィィ!!!」ドララララララッ

セイゾンシャ「オーウ、オーウ、オーウ・・・。」

男「すげぇ、-5000とか・・・。」

白髪「オヒャアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!」ズガガガガッガガガガッガ


男「もう、パネッ。」

あー、一つ聞きたいんですが

白髪√


おまけ

全部書いてもいいですかね?

おお、ありがとうな

妹→女→白髪→おまけ 見たいな感じで進んでいく


<<162 2組女が出てくるとは意外。

男「ふぅ~、いや遊んだ。遊んだ!」

白髪「あ、あの・・。」

男「ん?」

白髪「そろそろ、門限なんで・・・その・・・。」

男「あぁ、そっかそっか。ごめんね、今日はさ。」

白髪「い、いえ!むしろ、お礼を言いたいのはこっちの方ですから・・・。」ブンブン

男「あはは、じゃあまた何かあったら言ってね!」

白髪「・・・。はい、ありがとうございます。」

男「よし、じゃあ帰りましょ!!」

白髪「はい。」

家の前に着く。

勿論


白髪「あ、あの・・・それじゃ・・・ぁ。」


真向かいさんの彼女とはここでお別れだ。


男「あ、うん。またね。」

白髪「はい、さようなら。」バタン


・・・。

彼女とのまともな会話ってこれが初めてだなぁ。

ま、何にせよ。良い気分だ!!

妹は帰ってきてるかなっと?

男「ただいまっ。」ガチャ

妹「あ、おにいちゃ~ん?今日はどうしてさぼt・・・」トテトテ


ガシッ


男「え」


いきなり、両肩を掴まれた。


妹「お兄ちゃん!お兄ちゃん!?」

男「ん?」


何だ、まるで子供が殴られて帰ってきた時の母親の反応みたいだ。


男「何だ?どした?」

妹「その怪我!!顔!!ほっぺ!!!」

あ、ああ。

そういえば・・・

忘れてたなぁ

これは素直に言うべきか言わざるかだな。

うん、プライベートな事だし。


男「実は、道で不良さん達n」

妹「ちょっと、来て!!」グイグイ

男「う、うぉあ!?」


ちょっと強引に居間のほうに連れて行かれる。

男「あ、あの。妹さん?」

妹「動かないで!!座ってて!!」

男「あ、ああ・・・。」



男「・・・・・。」


ぬ、この感じは・・・。


妹「よいしょっと。」フゥ

男「・・・もしかして、手当てしてくれるのか?」

妹「だまって!!」カッ!!

男「・・・。」


妹は面倒焼きだ。まぁ、良い事なんだけどさ。

妹「ほら、こっち見て」グイ

男「うぉっと。」


左頬がピリッとする。

冷たい布を当てているようだ。


妹「紫っぽくなっちゃって・・・もうっ。」カチャカチャ

男「・・・。」



綿の上にガーゼみたいのを当てられる。

・・・ん?


男「何してるんだ?」

妹「こうすれば怪我目立たないでしょう?」ポンポン

男「ああ・・・。」

男「・・・。」

妹「はい、口開けて。」

男「え?」


え?

何でだ?

妹「いいからっ。」グッ

男「あがががっ。」


妹「・・・。」ヌリッヌリッ

何やら妹は、指に軟膏のようなものをつけている。


妹「ん、いくよ。」


こういう時の妹は頑固だしなぁ・・・。


男「あがあが。」


逆らわない事にした。


妹「ん・・・んっと・・・ぁ。」


妹の中指と人差し指が入ってきた。


妹「えっと・・・。」

口の中を一通り妹が中指でなぞっていく。



妹「あぁ、やっぱ切れちゃってる・・・。」ヌリッ

男「・・・っ!!」


そして、人差し指が患部に触れて・・・。

痛っ!!いたたっ!!


思わず歯を食いしばろうとしてしまう。

しかし、妹の指がそれを阻止する。

もどかしい!!苦しい!!


妹「ち、ちょっと、」


とは言え、どうしても痛いので甘噛みしてしまう。

これは・・・。


親戚に見られたら普通に勘当を食らうくらいのやばい絵図だ・・・。


男「ふっ・・・。ふっ・・・。」

妹「鼻息荒いよ、兄ちゃん・・・。」

男「ひふぁふぁふぁいひゃろ?(しかたないだろ?)」カミカミ

妹「もう、喋んないでよ。痕残っちゃうじゃんっ。」

男「おっふぇー(おっけー)」

男「・・・・・。」

妹「・・・ん、いいよ?」タラー

妹が指を抜いた。

うわ、糸引いちまった・・・っ。


妹「あ、あはは、ティッシュ。ティッシュ。」

男「ほんとにお恥ずかしい限りで・・・。」

妹「ほんとだよ!訳は後でたっぷり聞くからね!」プンスカ

妹「あ、私お風呂入っちゃうから!」

男「指ちゃんと洗えよ?」

妹「私・・・。おにぃのだったら・・・ポッ・・・。」モジモジ

男「アイス食べんぞ?」

妹「もうっ!ジョークだよ!!」

男「あはは、早く入って来い。」ケラケラ

妹「ん、お先ね~。」トテトテ

そう言って、風呂場に向かっていった。

サイド 【妹】


~風呂場~



妹「・・・」。


触っちゃった・・・。

おにいちゃんの口の中。

すっごい熱かった・・・っ。


妹「・・・・・はぁ。」


洗えって言われたけど

指はまだ洗ってない。

つまり、おにいちゃんの涎はまだ指にべっとり・・・。

って、訳じゃないけど若干湿ってる・・・。

少し噛まれちゃったから痕も残ってるし・・・。

あぁ・・・。


妹「ちゅぅ・・・じゅ・・・んふ・・・。」チュゥゥゥ


舐めちゃった・・・。

あぁ・・・っ!!

お兄ちゃんの歯型っ・・・!


妹「れろ・・・ふぅ・・・あふ・・・んん・・・。」ペロペロ


私、お兄ちゃんの口の中に入ってた指を舐めてるっ・・・!

もうっ・・・。

カチカチッ


ジャァァァァァァァ


シャワーを出す。

これで声聞こえないはず。

はずだから・・・。

だから・・・。


妹「んん・・・っ///」

SIDE 【男】


にしても、今日は充実してたなぁ・・・。


女の子と遊ぶなんていつっきりだ?

う~ん・・・。

あ、何となくだけど中学のときは女と妹とで遊んでたな。

よく吹っ飛んだけど。後、凄くぶん殴られたけど・・・。


男「性別間違ってるわ。あれ男だもん。いや、漢だよ。」


小学生の時は?

う~ん、いまいち思い出せない。

その頃の女とは険悪な仲だったし・・・。

あ、確か妹といつも一緒に遊んでたと思う。

うん、妹と遊んでたな!!



うわ、ほとんど妹としか遊んでなくね・・・。


男「シスコンなのかなぁ・・・俺。」

今、思うと両親は何か良く分からん長い出張のせいで家に居ない

妹がたまに手紙くれたとか言ってくれるだけだし、

生活費も苦しくない程度に届ける程度で・・・。


要は結構な期間、妹と二人きりなんだよなぁ・・・。


男「うぅむ・・・。」


お姉さんが良かったな。

甘えれそうだ。存分に。胸に。胸にな。

男「胸が欲しいよな・・・。」


あいつも胸さえあればなぁ・・・。


男「・・・・・。」


男「ふぁぁぁぁ・・・。」


うぅん。眠いな、結構はしゃいだし。

ちょっと、仮眠・・・。


男「ぐぅ・・・」zzz

おー、改行とかで意外と分かるものなんだなぁ。



SIDE 【妹】

妹「ウィーッス。」ホカホカ

妹「ジュースウィーッス。」ガチャ バタン

妹「マウンテンデューチョーッス。」ゴクゴク

妹「ぷはぁ。」


あぁ、美味い!


妹「やっぱ、マウンテンデューが一番良い飲み物じゃないk」

妹「んん?」


男「zzzzzz」


あれは・・・。


妹「寝てんのかね?おにーちゃん。」ツンツン

妹「・・・。」

寝てるね。

これはなぁ・・・。


妹「どうすべきか・・・。」


あ・・・。


妹「え、えっとさ。」

妹「こ、このソファー硬いよね?」

妹「肘掛無いしさ・・・。」

妹「首痛くなるよね?」

妹「なら、膝枕しなきゃね?」

妹「しかも、怪我してるしさー。」

妹「ウン、シカタナイワー。コレハシカタナイワー。」ソー


頭を持って・・・。


よいしょ・・・。

妹「・・・。」


はい、膝枕しました。

今、膝枕しましたよー!!実の兄にしましたよー!!


妹「///////」


え、えっと、起きるまで待つのか・・・。






うひゃー・・・///

SIDE 【男】


姉「どしたの~。男君?」

男「うわーん、お姉ちゃ~ん。また女に合気道の練習相手にさせられたよ~」

姉「あらら、大丈夫?」ナデナデ

男「無理だよー、ちょっと胸揉まないと無理だよー。揉まないとー。」

姉「あらら、仕方ないわね?」プルン

男「おほほおふふふぅぅぅ」モミ

姉「ちょ、力強いかな・・・?」

男「ぬふふふぅぅぅwwwwwwwwすまぬwwwwwwすまぬのwwwwwwwwwwww」モミモミ

姉「うん、優しくして・・・?」

男「ぷるるふふふっふふうふうううううんwwwwwwwwwwww」モミモミモミ








妹「」

男「ぬふふふふううううh」パチッ

妹「」

男「え」

妹「」

男「え」

妹「」

男「ちょ、うそやん」

ど、どうやら俺は実の妹の太ももを撫で回し、且つ奇声を上げながら揉んでいたみたいだ。

これは・・・。


男「えと、まぁ、ほら。柔らかかったよ?」

妹「あら、ほんと?」

男「おう!もう最高だったぜ?」

妹「うふふ。ありがと。」


うわぁ。めっちゃ薄目・・・。

あ、あかんでぇ・・・。


男「あ、ああ、あ!!じゃ、じゃあ、俺さ。二階で寝るk」

妹「うん。そっかぁ。すぅ・・・。」スッ

妹「説破ぁぁぁぁっぁぁ!!!」ドゴォォッ

男「どもおおおおおおおおおおおおおおん!!???」ズッザアァァァ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

妹「もう、分かったから!太もも撫で回したのは許す!」

男「いや、なんで膝まくr」

妹「コォー」

男「はい。」

妹「うん、それでさ、何で怪我したかを教えてよ?」

男「イエス。道歩いてたら、不良さんに絡まれて頑張って戦いました。サー。」

妹「・・・・・。」

男「あ、あの妹さん・・・?」


呆れてるのか・・・?


妹「ほんとなの?」

男「ん、お、おう。ニーチャン。ウソ。ツカナイ。」


ついてんですけどー。

妹「・・・あのさ。」フゥ

男「ん?」

妹「そういう時はさ。」

男「うん。」

妹「無理しないで逃げるっていうか・・・。お兄ちゃん頑丈だけど危ないしさ・・・。」

男「・・・うん。」

妹「あの・・・っ。あの・・・。」

男「うん?」

妹「だから!!危ない事しちゃ駄目なの!!!」


うぅん、心配症なのやら・・・。ブラコンなのやら・・・。

男「うん。」

妹「・・・・・。」

男「・・・ごめんな?」

妹「わ、分かったならいい・・・。」

男「ん、ありがとさん。」ナデナデ


思いっきり頭をなでてやる


妹「んん~。」ワシワシ


・・・こいつ、犬みたいで面白いな。

~~~~~~~~~~~~~~~~

妹「~~~♪」トントン

男「お、飯か。」


そういえば、もう夜か・・・。


妹「今日は鮭のムニエル~♪」ジュー

男「おお、タルタル作ろうか?」

妹「ん、もうある~♪」

男「あぁ、そう・・・。」

妹「すぐ出来るから座ってて♪」

男「わかったけど・・・。」

妹「~~~♪」


やけに機嫌が良いな・・・。

何でだ・・・?

え、ホント何で?

男「・・・。」

妹「はい、出来たー♪」トテトテ

男「ん~。」


ま、いっか!。


男「おお、綺麗に焼けたなぁ?」

妹「うん、何かのテレビで綺麗に焼く方法見たの。」

男「ほー、良い狐色や・・・。」

男「ほんじゃ、頂くかね・・・。」

男「んぐんぐ・・・ん。」


うん、うまい。

タルタルの玉ねぎの甘味と卵の風味が良い感じに効いてるなぁ。

鮭の塩味も若干あるんだろうな、まんまでもいけそうだ。


男「ん・・・。あぁ、うめぇ。」

妹「へへ~、私も食べよ~♪」モグモグ

男「・・・。」モグモグ 

妹「ん、案外上手く出来たかも・・・。」モグモグ

男「うん、ほんと美味いぞ?」

妹「づぁ・・・。ニ回も言わないで良い!!///」モグモグ

でも、何か良い嫁になりそうだよな。

掃除・料理・洗濯。

家事をどれもよくこなしてるな・・・。


男「妹、お前良い嫁さんになれるよ。」

妹「ん、ん・・・?」モジモジ

男「いや、ほんとに。」

妹「あ、あぁ・・・ども・・・///」カァー

男「ほほっ。」



・・・ほんと、可愛いなぁ。

・・・。

・・・?

・・・・・!?

いやいや、いかんだろ・・・。

妹だぞ・・・?

ミニ母親生意気娘と評判の人種「妹」だぞっ・・・?

落ちつけっ・・・。

妹「おにいちゃん!?それ箸置き・・・。」

男「え・・・?」

男「あ、ああ!おいしいよ?」ニッコリ

妹「ちょ、おにいちゃん!」

男「ほんとほんと・・・って、かってぇ!!」ガリッ

妹「ちょ、ちょ、ちょっと。」アセアセ

男「いや、大丈夫大丈夫。ちょっと、奥歯に当たっただけだ・・・。」

妹「ほんと・・・?」

男「あ、ああ。もちろん。」

妹「・・・・・。」


どうしたんだ?

ジッと見てくるぞ・・・。

妹「・・・。」

男「お、おい?」

妹「・・・見せて。」

男「・・・は?」


見せてって・・・。

口の中か?

男「い、いや。良いよ。本当大した事無いから。」

妹「良いから!!」ガッ

男「むががっ」


またしても、指を突っ込まれる。


妹「右!?左!?」


妹の指が右へ左へ。俺の口の中を動き回る。


男「ひ、ひひゃり」

妹「左ね・・・。ん、なんとも無い・・・。」

男「も、もぉひひひゃほ(もういいだろ)」

妹「あ、ああ。そうだよね・・・。」

男「ぷはぁっ・・・。」


・・・たくっ。何なんだ?

男「お前、ちょっと心配性すぎだぞ?」

妹「あ、お、おにいちゃんが鈍臭いのが悪いんだよ!!!?」

男「それにしたって・・・。」


ま、人の好意を非難するのは良く無いよな。


男「まぁ、良いっか・・・。」

妹「う、うん。あ、は、早くご飯食べてよね!!」

男「おお、そうだな。」

妹「・・・っ///」

男「はぁ・・・。」ボフッ


ベッドに突っ込む。

うぅ、妹に口の中に指を突っ込まれてしまった。二回もだ。

あんなんされて、まぁ、ドキドキ・・・はしない・・・。

てか、妹にするわけない!!!

ま、まぁ・・・。

男「悪くは無いよな・・・?」


たかが、指を口に突っ込むの位・・・。

セ、セーフだろ?

そうっ。

妹の口に指をt・・・。


男「うっ・・・。」ムラッ


な、何て事、妄想しやがる・・・!

実の妹だぞっ!!!!

ちくしょう!!

男「ぐぅっ・・・むっ・・・。」


・・・・・。

・・・た、確かUSBに拾った動画があるからっ。

それ見て一回ガス抜き・・・っ。


男「・・・。」カチッ テテンテテン


『妹パラダイス!!』

『妹汁!』


男「ぐ・・・がぁ・・・。」


ガツンッと後頭部殴られた気分だ!

こんなん入れた覚え・・・。

ああ、あるわ・・・。

うん、入れたわ・・・。

男「お、お姉さんか幼馴染系統のはっ・・・?」カチッカチッ


・・・あ、あぁ、あったあった。

もうこれでいいや・・・。


男「・・・。」ジィッ パサッ

男「・・・・・。」

男「・・・・・・・。」シコ・・・

男「・・・・・・・・!?」ヘニョ


な、なんで萎えるんだい!?

ぐ、ぐぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおおおお・・・っ!

ああああ、もうっ!!


男「寝よう!!!!」バサッ

妹に劣情を持つなんて!!!

兄失格だっっっ!!!!


男「はぁ・・・。」


そういえば・・・っ。

妹の太腿・・・。

柔らかかったなぁ・・・。


男「・・・。」


男「ぎゅのわあああああああああああああああああああああああ!!」


発叫した。

吹っ飛ぶ、はどうなったんだ?

>>232   妹√ではもう吹っ飛ばなくなる
     
     女と白髪は中々吹っ飛ぶようになる

SIDE 【妹】

妹「ふぅ~い。」トスッ


ベッドに座る。

人差し指を眺める。

おにいちゃんの口に入った指。二回も・・・。


妹「ふふっ・・・。」


何だろ・・・っ。

おにいちゃんが学校サボったって女さんからメール着て。

おにいちゃんが怪我してきて・・・。

おにいちゃんが危ない目にあうのが怖くなって・・・。

おにいちゃん看病して・・・。

おにいちゃんを・・・。

妹「ぃ・・・す・・・。」


・・・。

・・・・・。

・・・はぁ。


妹「」ペロッ


人差し指をなめる。

勿論洗うはずが無い。


妹「んっ・・・。」チュゥ


しゃぶる。


妹「んんっ・・・!」


喉の奥まで突っ込む。


妹「っはぁ・・・。」チュルン


引きずり出す。

おにいちゃんのよだれがついた指

それでやる行為

それがまるで、おにいちゃんの指を突っ込まれてるみたいで・・・。

妹「ぁ・・・あぁ・・・っ・・・ぁ・・・。」


下腹部が熱く・・・。火照ってくる。

んん、風呂場で終わらせようと思ったんだけど・・・。

やっぱなぁ・・・。

太腿の付け根辺りに指を滑らせる。

そして


妹「んんっ・・・んっ・・・。」クチャ


ぃぁ・・・っ。

妹「はぁ・・・はぁ・・・っあ・・・・あぁ・・・。」


うぅ、良いっ・・・。

・・・っ!!!





「ぎゅのわあああああああああああああああああああああああ!!」



妹「!?!?!?!!!!」ビクンッ


え、え、え、何!?

お兄ちゃんの声!!??


妹「お兄ちゃん!!!!」タタタッ

SIDE 【男】


男「はっ!?やばっ!」ガサゴソ



自己嫌悪のあまりシャウトしちまったな!



妹「お兄ちゃん!!」バタンッ



ぬぉお、何てバッドタイミングで入って来るんだぁ・・・っ!!!



男「あ、あ、い、妹さんじゃないですかぁ~。」



NPCを勢い良くベッドに潜らせ閉める。

男「え、え~何~?何さ~、え~、ちょ~、思春期の部屋ノック無しNGだぞぉ~。」

妹「何ってさ・・・。何で叫んでたの?」ムスッ

男「あ、ああ、い、いやぁ~。さっきそこにムカデが~。」キョロキョロ

男「っあっれ~、いないなぁ~?き、きのせいだったかなぁ~?」

妹「・・・。」



うわ、怒ってる!!そりゃ、睡眠時間にあんな声あげたら・・・。



男「あ、あ、あ、ほら!糸くずだったわぁ~。あ、あははは~?」チラッ

妹「・・・。」



ぐおおおおおおお、許してくれええええぇぇぇぇl!!

あ、別の方面でもごめんよおおおおおおおお!!

っと、寝巻きはパーカーにジャージか・・・。

妹「はぁ・・・。」

妹「ま、どうでもいいけど・・・。」

妹「でも、夜は静かにしないとご近所さんにも迷惑だからね?」

男「ご、ごめんなさい。」



助かった!

罰で洗濯板にのせられるかと思った!!助かったぁ・・・っ!!



男「あ、ああ、寝てたのにごめんな?」

妹「ううん・・・ん。」

男「あっと。」

男「え、えっと・・・。」

男「それじゃ、おやすみな?」

妹「・・・。」

男「妹・・・?」

妹「・・・。」



な、なんだ?

まだ何かあるのか?

妹「む・・・。」

男「ど、どしたん?」

妹「・・・。」ジッ



っうっおおおぉぉぉぉおおおお!?

めっちゃ睨んでんですけどっー!!

こっえええええええ!!!



男「ど、どうした?あ、も、もしかしてイカ臭いでゲソカ?」ウラゴエ

妹「・・・。」

男「・・・おい?」

男「大丈夫か?」

妹「・・・。」テクテク



って、きゃーっ!無言でこっち来た!



妹「・・・。」ピタッ ジッ



と、思ったら目の前で止まったぁー!

妹「・・・。」

男「ど、どうしt?」

妹「・・・ち。」ボソ

男「は、は?」

妹「く、口・・・さ。あれ、大丈夫?」

男「あ、ああ。大丈夫・・・だけど。」

妹「・・・・・。」

妹「本当?」グイ

男「あ、お、お、お・・・い・・・。」



両方の頬を手の平で優しく包まれる

勿論、目の前には妹の顔だ。



妹「開けて。」



多分、口をだろうな・・・。

だけどなぁ、

男「いや、いいよ。大丈夫だから、な?」

妹「開けて。」



ほんと、頑固だな。

まぁ、だけど、あんな事を妄想しちまった手前ね・・・。



男「ほんと大丈夫だからさ、あはは・・・。」ヘラヘラ



努めて、笑って優しい否定の意を表した。

ま、これであきらめておくr

妹「えい。」ズボッ

男「あははhはがががあぁ!?」



とか思ってたら、すごい勢いで指二本を結構な深さまで突っ込まれた。



男「ぐ・・・ぇ・・・っ!」



・・・駄目だ、吐きそうっ!!

目に涙がいっぱい溜まるのが分かる。

苦しい・・・っ!!

男「むぐ・・・ぐぇ・・・っ・・・おぇ・・・っ!!」バタバタ


妹「ハァ・・・フゥ・・・」



・・・え



妹「ハァ・・・ハァァァ・・・」











あ、

妹さんドSだったんやーーーーーっ!?

え、そうなんだあああああああああああ!!???

へええええええええええええええ!!

うっわ、めっちゃ息荒いぃぃぃっぃぃ!!

男「・・・・・・っっっっっっ!!!」ゴキュルゴキュ



ぐ・・・っ!

ちょ、ちょ、ちょ、やばい

喉が変な音鳴ってる・・・っ!!



男「・・・っ!!!・・・・っ!!!」ポンポンポンポンポンポンポン



妹の肩に必死の降参を伝える

妹「・・・。」グイッグッ



何故だああああああああああああ!?!?

リタイアしたろおおおおおおお!?タップしたろおおおおおおお!?

よせやああああああああああ!!



男「・・・ごぷっ・・・ぇ・・・。」



ぁ、あかん、目が飛び出る。

い、妹よ・・・。

やばいって!!やばいやばいやばいやばい・・・・っ!!!!!

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27232468

妹「・・・・・。」スッ ベトー

男「ご・・・っ・・・ごっほ・・・っ!!うぇぇぇぇ・・・・ぇ!!」



いよいよって時に離したようだ。妹め・・・。

俺がいったい何がしたというんだ・・・。

妹「はー・・・。」ポーー

男「はぁ・・・はぁ・・・ごほっ。」

男「・・・っ・・・ごほっ。」

男「ふぅ・・・。」

男「・・・では、貴公、言い訳を聞こうか。」

妹「ん~?」ポーー

な、本当に何なんだ?

何でそんな惚けてるの?

もしかしてっ








・・・・もしかして

異常な口内フェチだと言う事を今まで隠してきたが
理性に限界が訪れてとりあえず近場にいた都合の利く兄がいたから
サラッっとそれで今までの鬱憤はらした今、賢者モードになっているのか・・・?

これだ・・・っ。

間違いなくこれだ・・・っ!!!

なら、兄として出来ることはただ一つだよな・・・。うん。

男「・・・なぁ、妹」

妹「へぁい・・・?」

男「へぁいって・・・。」

男「ま、まぁ、あのな?」

男「誰だって、そういうさ・・・。何ていうか・・・。性癖?みたいな?あると思う。」


あぁ、言葉選びが難しいな・・・。

第一、俺自身がなぁ。

妹「ん、ん~?」

男「だからさ、あのさ・・・。」

妹「ん。」

男「俺なら何だって力になってやるからさ。」

男「だから、こういうのは事前に言って欲しいんだ。」

男「こう、何か、『ちょっと、口の中滅茶苦茶にさせて下さい』ってさ?」

妹「え・・・。」

男「で、でも言ってくれれば、俺は何時だって使っていいんだぞ!?」


俺もハッピーだ!


男「ほら!!ほら!!何時だって突っ込んでいいんだぞ!!??」

妹「ちょ、ちょっと。おにいちゃん。」


男「大丈夫だ!!俺、妹のためなら何だって協力してやる。」

男「お兄ちゃんだからな!!」

男「うん、お兄ちゃんなんだからね!!」

妹「・・・。」

男「・・・。」

妹「・・・。」


ん?

あれ?

もしかして・・・。

これは・・・。

俺、外したのか・・・?

え、どうしよ・・・。

引かれる所か口利いてくれなくなるかも!!

や、やばいな。

今のうちに撤回しておくべきだろうか・・・。

男「い、妹?」

妹「・・・でも・・・。」

男「・・・お?」


な、何だ?


妹「何でも・・・してくれる・・・の?」

男「お、おおうよ。」


上ずった声を上げてしまう。

あれ?何でか、妹の声が普段より1段と高く聞こえるぞ。

何で?え?

妹「じゃあさ・・・。」


うわ、口の中がカラカラだ。

何で緊張してんだ・・・!?


男「ん?」

妹「私の口の中をさ・・・。」


胸が熱くなる。

まさかだろ!?

おいおい・・・。

何か、喉まで熱くなって来た・・・。

男「口の・・・中・・・を?」

妹「うん・・・。」




  



妹「滅茶苦茶にしてほしいなーっ・・・てさ///」

~学校~

男「ふぁぁぁ・・・。」

友「お、最近吹っ飛ばなくなった男じゃないか」ポン

男「おう、個性が消えてちょっと悲しい感じがしますね、はい。」


実際は女子に対する関心が薄くなったからだけなのかもしれないんだけど。


友「いや、あれは個性的過ぎて引くレベルな?」

男「うそ?マスコット的に愛されてると思ってたのに・・・。」

友「お前の感性どうかしてるぜ!」ヨシダガオ

女「よぉ、ジャップども。筋トレしてるか?」ヒョコ

男「おう!!」

友「何だ、その挨拶・・・。」

男「ふっ、友よ。昨日の腕立てのおかげで・・・。」

男「見ろ!!上腕二等筋がぁぁぁぁぁぁ・・・。。」

男「爆発したぜ!!」ボン

女「ツマンネ。」

男「このギャグで笑いを取れるかなって思った時期。僕にもありました。」

友「昼間にも関わらずテンションやべぇな・・・。」

女「ん、そんな事より男!」

男「んあ?何さ?」

女「その手。ど~しったの?」

友「うお!まじだ!」


俺の指。人差し指と中指。更に、薬指には絆創膏を貼ってある。

・・・まぁ


男「実は、弁当作ろうと思ったんだけどね。失敗しちゃって・・・。」テヘペロ

友「はぁ・・・。お前がか!?」

男「そう!!乙女みたいだろぅ?」

女「キモッ」ボソッ

男「やめて胸が痛い。」


キモイ オトコクン・・・ チョット・・・


男「やめてよね。」

友「にしても、珍しいなぁ。」

友「お前、可愛い万能妹さんが居ただろ?」

女「ホント、割と何でもこなすから怖いよね。」


その妹にやられましたって言ったらどうなるんだろうな。

ぐふふっ。


男「ま、兄としての威厳をな・・・。」

友・女「元より無いよ?」

男「お前らって・・・。」

~帰り道~


あの衝撃のおねだりをされた日から一週間近く経ってる。

そして、俺は毎晩の様に妹の口に指を突っ込んでいるわけだが・・・。


男「果たして、このままでいいんだろうか・・・。」

男「ま、考えてたって駄目だろ。」


何せ!俺の妹は可愛いからな!!

3歳違ったらもう可愛く見えるものだ!!

さぁ、開けるぞ!!

男「はぁ~~いっ!!妹ちゃぁぁぁぁぁぁん!??」ガチャ

男「お兄ちゃんだよおおおおおおおおおおおおおお!?!??」バタン

男「・・・?」


おや、これは・・・。


男「妹~?」

男「どこ~?」


いないのか。

ちぇ、妹のツッコみ(蹴り)を喰らいたかったのにな・・・。


男「手洗い。うがいしてこ・・・。」ドタドタ

ん、お風呂場の明かりがついてるな。

しかも、シャワーの音がてるし。

こりゃ、いるな・・・。

・・・。


男「いーもーうーとおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ガチャ


開けた。思いっきり開けてやった。はは、ざまぁみろ!!


妹「・・・?!!??!?!?」


あ、髪洗ってるみたいだな。

ははは、状況を掴めずにいるみたいだな。

男「・・・。」

男「I LOVE YOU ・・・。」ガチャ

妹「・・・・・っ!!・・・・・っ!!!!」ワシャワシャワシャ


閉めた。

ほっほっほ、おもしろいな。

さて、うがい・・・。


男「ガーッ・・・ペッ!!」

ガチャ

男「うぉ。」


妹が出てきた。

すっぱで。

妹「オイコラ」

男「はい。」

妹「ナニシトンジャ」

男「いや、うがいを・・・。」

妹「チャウヤロ、ワレコノ」デュクシデュクシ

男「イタイイタイ」


わき腹を突付かれる

しかも、何か関西っぽいアクセントになっとる・・・。


男「あ、あ、ただいまを言おうt・・・」

妹「ナンデヤネン・・・。」

男「え・・・?」

妹「」スゥ
 





妹「どこをおおおおおおおおお!!!どこからあああああああ!!」

妹「どこまでえええええええええ!!!間違えたらああああああああああ!!!」

妹「『ただいま』と『I LOVE YOU』を・・・・。」

妹「間違えるんじゃああああああああああああああああああああ!!!!?????」

妹「しかも、何で開けるの?私の裸見たかったの?そんな悶々としてたの???」

妹「こっちは髪洗ってて裸も見られて気が気じゃないわ!!コラ!!」

妹「恥ずかしくて顔も見せられんわああああああああああああああああ!!!!///」カァ

圧倒された。

しかも、何で途中から照れてるの。


男「お、おう。」

男「まぁ・・・。」

男「今度からは、声掛けてから開けるわ。な?」

妹「う、うん・・・///」

男「ほら、冷えるぞ?温まって来い。」

妹「えへへ、ありがと・・・///」ガチャ

男・妹「・・・。」

妹「」ガッ

男「カヒュッ」


妹が無言で喉を殴ってきました。


妹「シネキモイ」


外人っぽくそう言って風呂場に入っていった。


男「これが・・・若さという物か・・・。」ガクッ

関係無いが、皆。

ユニコーンEP5、楽しかったぜ!!

妹「っとに、いい加減にしてよね。」


と、晩御飯の支度をしながら妹。


男「お前の胸の成長を見たかったんだよ。言わせんな///」

妹「・・・。」

妹「はぁ・・・。」

妹「ん、なら、触ればいいじゃん。」


と、妹。

・・・。

妹ぉ!?

男「何言ってるんですか。」

妹「い、いや・・・その・・・。」

妹「見られるのは恥ずかしいし・・・。」

妹「その・・・夜とかに・・・」

妹「さ、触れば・・・///」カァ

男「」


夜って・・・。

恒例のお口ぶっ込み祭りの時か。

う~ん


男「いや、エロいわ。」

妹「ぅぁ・・・///」クラッ

男「・・・。」

男「お前の胸なら結構揉んだことあるし。」

男「別に触りたいわけじゃあな・・・。」


嘘です。

妹「ぁぅ・・・ぁ・・・///」グラグラ


ショック受けてるのか?

おお、揺れてる揺れてる。


妹「人が・・・せっかく、勇気を・・・」グラグラ コトン コトン


凹みつつも、ちゃんとご飯支度が出来る所が流石と言えよう。


男「今日のメニューは?」

妹「手羽先煮と・・・大根の煮付けと・・・おひたし・・・・。」ガクッ

男「おお、美味そう。」

妹「う、うれし・・・い・・・よ・・・。」ピクピク

男「そのノリ禁止。」

妹「じゃあ、触って。」

妹「揉んで。」

妹「欲言えばつねって!!」

男「お前みたいのがいるから『何でこういうssって妹が貞操ゆるいの?』って言われんだよ。」

妹「うっさい!素直で可愛いねって言え!!」

男「はい。」

妹「素直で可愛いね~。」

妹「はっ!?」

男「フフフ・・・。」

男「うまかった・・・。ごち。」

妹「ん~。」

妹「あ、洗い物水につけといて~。」

男「うい。」


あぁ、疲れたな・・・。


男「ふぁぁぁ~~~・・・。」


部屋行こっと。


男「・・・。」ソッ


妹にばれたら『先に寝ようとした!!』とか文句言われそうだ。

・・・。

よっし、ばれてない!!



バタン


男「成功や・・・。」

・・・。

ヴィーヴィー


ん、メールだ。


男「女からか。」ピッ

――――――――――――――――――――――――――――――――

to 男

題名 無し

『妹ちゃんからいきなし揉んで欲しいって来たんですけど~^^;
 どゆこと?笑』

――――――――――――――――――――――――――――――――


男「」ピクッ


あいつ・・・。

その手は喰らわねぇよ・・・!?

――――――――――――――――――――――――――――――――

to 女

題名 re:無し

『特に意味は無い
 寝なさい^ー^』

――――――――――――――――――――――――――――――――


よしっと・・・。


男「俺も寝よう・・・。」

今日は胸の話にもなったし。

胸も見ながら口かきまわせなんて言われたら

たまったモンじゃない・・・。

狸寝入り決めないとな・・・。


男「・・・。」


何か、俺。

あの日以来、妹に対してのアクションがオーバー過ぎるな・・・。

少し自重しないと。


男「はぁ・・・。」

男「・・・。」ゴロ

SIDE 【妹】

風呂場


ガチャ

???「I LOVE YOU」

妹「・・・・っ!!・・・・・・っ!!!!」

バタン


な、な、な・・・!!???

だ、誰?

おにいちゃんっ?



ガチャ


男「うお。」


あ、お兄ちゃんだった・・・。

・・・あ。

は、裸見られた・・・///

ぅ、うぅぅぅ・・・。


妹「オイコラ」


あ、変な声でちゃった・・・。

男「はい。」

妹「ナニシトンジャ」

男「いや、うがいを・・・。」


そっか、うがいしようとしてたんだ・・・。

・・・うん?


妹「チャウヤロ、ワレコノ」デュクシデュクシ

男「イタイイタイ」

男「あ、あ、ただいまを言おうt・・・」


ただいま言おうとしてたんだ!!

それなら、納得d・・・。


妹「ナンデヤネン・・・。」

男「え・・・?」

妹「」スゥ
 




妹「どこをおおおおおおおおお!!!どこからあああああ・・・・。」


この後、全力の突っ込みを入れました。


~~~~~~~~~~~~~~~


妹「っとに、いい加減にしてよね。」


言えた義理ではないけどね・・・。


男「お前の胸の成長を見たかったんだよ。言わせんな///」


・・・ふぅん?


妹「・・・。」

妹「なら、触ればいいじゃん。」

男「何言ってるんですか。」


しょ、そうだ。何言ってんだろ・・・・。

妹「い、いや・・・その・・・。」

妹「見られるのは恥ずかしいし・・・。」

妹「その・・・夜とかに・・・」

妹「さ、触れば・・・///」カァ


うんうん

そうだ、夜なら見えないしOKな筈だしね・・・?


男「」

男「いや、エロいわ。」


エロ・・・っ!?


妹「ぅぁ・・・///」クラッ

男「・・・。」

男「お前の胸なら結構揉んだことあるし。」

男「別に触りたいわけじゃあな・・・。」


あ、飽きる程揉まれてたんだ!?

うぁぁぁぁぁ・・・・・///

てか、言う必要なかった!?


妹「ぁぅ・・・ぁ・・・///」グラグラ

妹「人が・・・せっかく、勇気を・・・」グラグラ コトン コトン

男「ん、で今日のメニューは?・・・」

・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

男「ふぁぁぁ~~~・・・。」

男「」チラッ ソッ

妹「・・・はぁ。」


おにいちゃん・・・。

今日はしないつもりなのかな?

・・・。

呼んでみよっと。


ピッ

―――――――――――――――――――――――――

to 女さん

題名 おにいちゃんが


『揉んでくれない~T△T
 揉んで欲しい~TTTT』

―――――――――――――――――――――――――


ふふ、これで


兄『何てメールしてくれてんの!?』


って来る・・・はず。

~10分後~


来ない。

全く来ない。

ホントに寝ちゃったのかな。

・・・。

何で?

もしかして、『揉んで!』が原因かなぁ・・・。

それとも、『口滅茶苦茶にしてほしい』かな?

・・・。

あ、

今考えたら、どっちも私がおねだりしてるんだよね・・・。

もしかして、おにいちゃん。

乗り気じゃなかった・・・?

・・・。

うぅぅぅぅぅ・・・。

と、とにかく、

理由を・・・。

聞かないと!

SIDE 【男】



トントン

男「!」


妹・・・。

来たか!!


トントン


だが、寝てるよ!


トントントントン


ネテルヨ!!


トントントントントントントン


寝てるってば!!

ってか、そんなノックするなら入って確認しろよ!!!?

ツー ツー トン ツー ツー

ツー トン ツー トン 

ツー トン   トン トン

トン ツー 
  
ツー ツー ツー トン ツー


ツー トン ツー トン トン


モールスか!?

いや、わかんねぇよ!


妹「入りますね~・・・?」ガチャ


今度からは、すぐそうしてね。


妹「・・・。」

妹「あ~にき~。」


そんな呼び方じゃないでしょ。

妹「寝てるの~?」


うん。


妹「・・・。」


やべぇ、顔ガン見されとる。

笑いっちゃいそう・・・っ。


男「う、うーん・・・。」ゴロン


寝返りをうつ、勿論妹に顔を見られないよう反対側に。


妹「・・・。」


もうそろ諦めろよ・・・。


妹「はぁ・・・。」

おお、諦めてくれたか!

そうだ、そのまま森へお帰り!


男「すぅーすぅー」

妹「スゥ・・・」

妹「覇ぁっ!!!!」ドドスッ

男「うぼぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!????」


わき腹に『双骨』・・・だと・・・!?

男「いや、いてぇよ!!!!!!」ガバ

妹「うぉ、びっくりした。」

男「こっちが驚きだよ!!」

男「何、いきなり凄いパンチ繰り出してんだよ!!」

妹「いや、寝てるのかなーって確かめようと。」

男「無駄だよ!!起きちゃうよ!!」

男「つか、諦めて起こそうと思いました。って言えよ!!」

妹「はい。おにいちゃんのを起こそうとしました。」

男「もう、言い方がやらしい!!」

妹「すみません、噛みました。」

男「わざとだ!」

妹「かじゃじゃじゃじゃじゃじゃ。」

男「わ、わざとじゃない!?」

皆、横に sage saga とか書いてるけど、書いたほうがいいのかな?

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27543417

男「茶番は置いといて。」

妹「うん。」

男「こ。」

妹「」ゴッ

男「マジゴメンナサイ。」

男「で、だ。」

男「お前の言いたいことは大体分かるぞ?どうせ・・・」

妹「」ヌギッ

男「あの、脱がないでね。」

妹「」ペッター

男「いやね、あのね?」

妹「どうっすか?」テテーン

男「うーん。」

男「oh ・・・ very bad size … 」

男「HAHAHA!!」

妹「・・・。」

男「・・・。」


殴れよ。

今日こそ避けてやる・・・!!!

お前の拳を・・・っ!!!

あ、さっき当てられてたわ。

妹「・・・あのさ。」 

男「あ?」

妹「大きくなったら良いの?」


・・・。


男「・・・さぁ。」

妹「どうなのさ。」ズイ

男「お、おうふ。」

妹「・・・っ///」


上半身裸の妹が凄く詰め寄ってきました。

多分、30cm位の距離。

うぁぁ・・・。

男「お、お、お、お前。て、て、て、照れてんじゃんwwwwww」

男「や、や、やめとけよwwwwwwwwほらwwwwwwww服着てさwwwwww」


声が震える震える。

西野さんの歌並みに震える。


妹「答えてくれたら。」

男「だぁっー!分かった!大きくなったら!!!!」


もう、勘弁してくれ・・・。

俺、性別:男性 に当たるんですけど。


妹「何で小さいのは駄目なの?」ズイ

男「おっほうふ・・・。」


ちょ、ちょっと、当たった。

凄い声出た。

やめてよね。


男「ふ、服を着るって言ったろ・・・。」

妹「『服を着る』とは言ってないもん。」

妹「ただ『答えたら』って言っただけ。」

男「屁理屈って言うんだよ・・・。」

妹「いいから、何でか理由。」

男「・・・。」


うぅん、参ったぞ。この展開は。

男「おっほうふ・・・。」


ちょ、ちょっと、当たった。

凄い声出た。

やめてよね。


男「ふ、服を着るって言ったろ・・・。」

妹「『服を着る』とは言ってないもん。」

妹「ただ『答えたら』って言っただけ。」

男「屁理屈って言うんだよ・・・。」

妹「いいから、何でか理由。」

男「・・・。」


うぅん、参ったぞ。この展開は。

妹「・・・。」

妹「・・・む。」

妹「そんなにかな。」

男「ん?」

妹「そんなにちっちゃいの嫌かな・・・。」グス

男「・・・っ。」


このままだとふてくされそうだな。

だけど、まぁ、ここは「YES」と答えてやるのが正解だと思うんだけど。

うわぁ、泣かれたら参るな。


妹「・・・。」

男「あー。」

男「いや・・・別に。」

男「別にそういうわけじゃ・・・ない・・・かもしんないかも・・・。」 


おお、情けない。

妹「じゃあ、何でなのさ?」グズズ

男「そ、そりゃ。」

妹「妹だから?」

男「うっ、ん。お、おうとも。」


それだ、それで行こう。

今回のは服脱ぐし、指フェラさせちゃうし・・・。

悪ふざけで胸揉むのとは違うんだろうし・・・。

てか、俺のほうが歯止め効かなくなっちゃいそうだし・・・。

もうヤバイだし・・・。


妹「私はぜんぜん良いよ?」

男「・・・。」

男「へぇ・・・。」

まぁ、妹の好意はうっすら気付いてた。

家族としての好意ではなく異性としての。

でも、それに気付くキッカケになったのが一週間前のアレだけど・・・。


男「ほら、色々と倫理観がね?」

妹「まぁまぁ・・・。 」

妹「レッツ背徳!」


何て事口走りやがる。

男「ごほん。」

男「良いか?」

妹「はい。」

男「こんなんしてたらお母さん達に迷惑が掛かるんだぞ?」

妹「何でさ?」

男「いや、ほら。」


奥さんA『見て、ほら。お向かいの兄妹よ・・・。』

奥さんB『あら、やーね。』

奥さんC『本当、近親相姦だなんて・・・。』

奥さんD『本当よね・・・。』

奥さんE『親の顔が見てみたいわ・・・・。』



男「みたいな感じでだな、ご近所さん達に白い目で見られるし。」

男「しかも、ほら、アレで法律的にも駄目なんだよ!」


最近、家庭科と政治経済で習った程度の知識だけど・・・。

何か三親内はどうちゃらこうちゃらだったな。

男「分かったか?」

妹「ふ~ん。」

妹「じゃあ、お父さんお母さんが了承してくれたら良いの?」

男「う~ん・・・。」

男「仮にしてくれたとしても、世間様がな?」


バカ親みたいに晒されるんだろうな。

そんなのは嫌だ。


妹「ん~。」

男「な、諦めろよ。」

妹「でもさ。」

男「あ?」


まだ引かないか・・・。

妹「ばれなきゃ良いじゃん!!」ダキッ

男「wow」


腕に抱きつかれた。

半裸の妹に。

しかも、俺半袖だから人肌が暖かいです。

ん、やわっこいな。

男「ハナシテ。ヤメテ。」

妹「ほれほれ///」ギュッギュゥ

男「ワアーォ。」


これは役得だろうな。


男「ヤメーテ、ヤメーテ。」

妹「んっふ///」ギュゥ


どうしようか・・・。

ああ、抱き締めt

いや、ダメ絶対。

男「い、妹さん。」

妹「はい。」

男「寝ます。」

妹「え///」カァーッ

男「違います、シングルでです。」

男「お引取りください。」

妹「むー、やっぱペチャじゃダメなの・・・?」


ダァッ、もう!!


男「最近悪くないなって思いました!はい。」

妹「おー。」

男「ほれ、分かったらシッシッ。」シュッシュッ

妹「むっ。」

男「じゃなくて、ほら。」

妹「むむっ。」


「むむっ。」じゃねぇよ。川原かよ。

妹「じゃぁ、最後にいつもの~。」ポフ


手の上にアゴ乗せてくる。

こういう可愛い動作をどこで習ってくるんだろうか。

彼氏とかいたんかな・・・。


男「はぁ・・・。」

男「じゃ、いつも通り三分だけな。」


指がふやけるから・・・。

は建前です。

妹「良いひょ~。」アーン


あ~あ、何だかなぁ・・・。


男「では。」


いっつも、流れに飲まれてるような・・・。

・・・・・。

・・・・。

・・・。

~~~~~~~~~~~~~

うむ。


男「寝てた。」


参ったな。


妹「んぐぅ・・・。」zzz


そして、相手方も寝てらっしゃる。

まぁ、土曜ですしね・・・。

いっか。

男「おりゃ。」プニ


妹の口と鼻の間・・・。

何て言うんだっけ・・・?

人中だったか?

気持ち柔らかくプッシュしてみた。


妹「うっ。」ピクッ


眉間にしわを寄せてる。

ふむ、これは嫌だっという表情だな。

男「ふんっ。」プニ


お次はメジャーなほっぺに。


妹「んっ。」グゥ


まんざらでも無さそうだな・・・。チッ

なら・・・。


男「ここはどうだ?」プニ

昨日の今日で唇にタッチしてやったぜぇ?


妹「うぉん」ガブ


第二間接まで喰われたぜぇ?

うん、噛むじゃなくて喰われたぜぇ?


男「ワイルドだろぉ?」





[家] <ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!


3分マジで泣きました。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

妹「ご、ごめんってば。」

男「おう、泣いて詫びろや。」

男「こんな事しといて、よく指入れてくださいだの言えたもんだな・・・?」

妹「・・・。」ムッ

妹「でも、イタズラしようとしてたのh」

男「は?」

男「え?え?え?wwwwwwwwww」

男「きこえませwwwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwwwあwwwwwwあwwwwwwwwwwww」


妹「だーかーら、イタズラしようとしたのはそっちj」

男「んwwwwwwwwwwwwえ?wwwwwwwwきこえんなwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwww」

妹「・・・。」

妹「スゥ・・・」

妹「おにいいいいいちゃあああああん!!いやああああああああああ!」

妹「やめてええええええええ!!脱がさないでええええええええ!!!」

男「ふっひ。」←呼吸が詰まる音

~~~~~~~~~~~~~~~~~

男「うん、わかった。これでもうお相子な?」

妹「最初から認めてよね。」

男「うん!!」

男「ごめんね、妹ちゃん!」


ったく、これだからガキは・・・。


妹「」ジリ

男「無言で近寄ってきて肩に爪立てんのやめてください。ほんとに。」

妹「・・・。」

妹「はぁ・・・。」

男「貴様疲れてるな?」

妹「本当にね・・・。」


これはいかん。

マジで呆れてるし、若干不機嫌だ。

そうだな・・・。


男「・・・妹さんや。」

妹「今度は何ですか。」

男「街へ繰り出しませんか?」

妹「ヤダ。」


振られた。貢がせる女だな。


男「服を買ってやろう。」

妹「・・・ノー。」


また、振られた。もっと貢いでやる。


男「なら、何かアクセサリーもつけるぞ?!」

妹「ん、行くんならお昼過ぎてからね。」


フィッシング!!

これでご機嫌取り完了だな。

男「たまには、俺もオシャレみたいなのをしてみるか・・・。」


妹と遊びに出かけるとな。

うぅん・・・。

妹「街に着ました。」

男「服屋なぁ・・・。」

男「小物とかは船で買ってやるけど。」

男「服は一個か二個な?」

妹「いいよ^p^」

妹「おぉ!^p^」


早速、第一良い服発見。


妹「どう?どう?^p^」

男「似合うからその顔止めなさい。」

妹「シュベロキェアアアアアアアア^p^」ヒソヒソ

男「小声でも変な声出すな。後、その顔止めろ。」

妹「ちょっと、テンション上がっちゃった♪」テヘペロ

男「あ、そう・・・。」


まぁ、楽しんでるならいいけど・・・。

妹「これは?」

男「露出が多い!!駄目だ!!」

妹「じゃあ、これで良いかな。」

男「やん、反抗期!」


俺の意見を取り入れてくれ。


妹「にしても。」

妹「まさか、服4つも買ってくれるなんてねー。」ハッハ


妹が片目あげて笑う。

男「仕方ない。愛しの妹さまのためでございまし・・・。」

妹「きもーい。」ゲラゲラ


良く笑う笑う。

おれの財布を見たら笑わなくなるだろうに・・・。

俺の労働力を対価に練成した金を・・・。

妹「次、SHIPS~。」

男「もう、1万は出さないからな?」

妹「ん~、あんがとさん。」ペコリ


手を合わせて軽くお礼してくる。

こういう仕草に弱いんだけど・・・。

どこからこういう情報を持ってくるんだろうか。

あ・・・。

男「そう言えば、お前。」

妹「ん?」

男「彼氏とかいるの?」

妹「え?」

男「うん。」

妹「え?えええええええ?」

男「何さ?」

妹「まさか、いると思ってるの?」

男「あぁ、まぁ・・・。」

ルックスは良いし、男とも話せそうだし、何より楽しい性格だし・・・。


妹「おにいちゃん。あのね?」フゥ

妹「彼氏持ってるのにおにいちゃんにあんな事させると思ってるの?」ジト

男「あ・・・。」


それもそうだ。


男「成るほどね。」

妹「男友達は居るけど、おにいちゃんほどかっこよくないし・・・?」

男「うん、だろうな。」

妹「・・・。」

妹「おにいちゃんって、たまに下衆だよね。性格が。」

男「オゥッ!!」

~~~~~~~~~~~~~~


アリガトウゴザーマース


財布(男)「きゃー、体重が減っちゃったー。」パクパク

財布(男)「諭吉さんが1枚と野口さん4枚は軽くどっか行っちゃたよー。」パクパク

財布(男)「でも、僕良いんだ・・・。」パタパタ

財布(男)「だって、妹ちゃんの笑顔が」ジー

財布(男)「見  れ  た  か  ら  ☆」パタン



妹「よっしゃ、次行こう。」テクテク

男「うーっす。」

~~~~~~~~~~~~~~~

[ゲーセン]



男「ゲーセン!!
 

  そこは、暇な若人!!はたまた、暇な学生!!暇なカップル!!


  そんな連中が集まる所!!!!」


妹「お疲れ。」

男「少年雑誌っぽくしたかったの。」

妹「形は掴んでたと思い申す。」

男「てな、訳でフルブ行こうぜ?」

妹「バンシィ使うー。」

~~~~~~~~~~~~~~~


<シーーブックゥゥゥゥゥゥゥウウウウ!!!


男「チート乙。」

妹「想像以上にサイコフレームでした。」

~~~~~~~~~~~~~~~


男「フハハッハハハ!!!そこのリラックスしすぎてちょっとたるんだクマ!!」

男「捕まえてやんよおおおおおおおおおお!!」

妹「リラックマだよね?」


アーム「前 右 左 ちょい右 下降 掴み 」ヴィー   テンテーンテレテテンテッテーン

アーム「むりぽ」ストン    テンテーンテレテテンテッテーン


男「もっと気張りやああああああああああああ!!???」

妹「ゲーッツ。」ボト

男「嘘でしょ(笑)」

~~~~~~~~~~~~~~~


男「気がついたら9時だ!!」

妹「あの後、ご飯食べたりしちゃったしね。」

男「そろそろ帰るか。」

妹「ん~。」

男「バス停まで離れるなよ?」

妹「なら、おんぶだっこ。」

男「手をつなぐは?」

妹「それでオッケー。」ギュ


温かい手だ。

4月なのに寒いのが北陸の嫌なところなんだ。


男「まぁ・・・。」


温かいから良しとしよう。

~~~~~~~~~~~~~~~

~コンビニ前~

男「っ・・・!」


迂闊だった・・・。
迂闊だ!!




ちょっと前

妹がトイレに行きたいらしいから
「俺はバス停で待ってるからコンビにでして来い」と言った。

それから6分後。バスが来る4分前。
妹は来なかった。
俺は立ち読みでもしてるのであろうと思い妹を呼びにいった。



が、いなかった。



店員曰く「2・3分前に出て行った」らしい。


男「どこだっ・・・!?」


アホだ、夜の街に女の子一人は・・・っ!!
迂闊すぎだっ!!


男「いもうとぉ・・・。」


つい、情けない声が出てしまう。
無事か・・・?
どこだ・・・?


男「ハァ・・・ハァ・・・。」ダッダッダッ


どこだ!!!???
右向き、左向き、また右を向く。
無駄な動作をしてしまう。


男「はぁ・・・はぁ・・・。」


迷子になったのか?
迷子なら良い。
けど、変な奴らには絡まれないでいてほしい・・・っ!


男「はぁ、はぁ、はぁ・・・ぁ?」


あれは・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~

SIDE【妹】


妹「ん~・・・。」モジッ


しまったぁ・・・。


男「ん?」

妹「んーーー。」ユラユラ

男「何だよ・・・。」

妹「あの、ちょっと、これを。」タジッ


両手でTの字を作ってみせる。


男「あぁ・・・。」
男「行って来い、さっきの通りにコンビニあったろ?」

妹「ん、ごめんっ!」タッタッタッ


う~、ちゃんと済ませとくんだった!!

~~~~~~~~~~~~~~


ジャー

妹「ふぅ・・・。」

キュッ

妹「さ、早く戻ろっ。」


テレレ テレレ


店員「アザラーッシタ」



・・・。

何故、アザラシ・・・。

あ、さっきのコンビニで温かい飲み物買っていけばよかったかな。

おにいちゃんこんな中寒いよね・・・。

買ってってあげよっと!



・・・。

・・・・。

・・・・・。。




テレレ テレレ

店員「アース」


今完璧に大地賛賞してたよね。
何?地球大好きっ子?

まぁ、いっか。

早く戻んないと!


妹「さむっ!」



にしても、今日は楽しかったなぁ。
おにいちゃんは楽しかったかな。

いや。
てか、全額おにいちゃんの奢りか!

うぅむ・・・。


妹「・・・お?」

クレープ屋がある。


おにいちゃん甘党だしな・・・。

ふむむ・・・。
ふふっ。


妹「おにいちゃん喜ぶかな?」ニコニコ


紅茶に甘いもの。
おにいちゃん
この組み合わせ好きだもんね


妹「すいませーん!」


えへへ・・・。


~~~~~~~~~~~~~~


妹「参ったなぁ。」


まさか、道に迷っちゃうなんて・・・。

かなり時間が経ってるし
きっと心配してるだろうな、おにいちゃん。


妹「と、とりあえず右にいってみよう・・・。」


失敗しちゃったな。
まさか、あそこでウチの学校の不良さん方登場だなんて・・・。

思わず、遠回りしたのが間違いだった!


妹「良しっ!」



通りに出たぞ!!

・・・。


って、



妹「ここどこぉ?」チョーン

誰もいない・・・。

やばい、泣きそう。


妹「うぅ・・・。」
妹「おにいちゃ~ん。」グジュ


8割泣きました。



もう、だめだ。
胸の辺りが不安でモヤモヤしてくる。

無駄にイラつく、自分に。
でも、不安のほうが大きい。

しかも、誰もいないのが不安を加速させる。

おにいちゃぁん・・・。



???「おーい!」

妹「!!」

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