まど神「只今よりほむらちゃんを愛でる会を始めます」 さやか「不参加します」(275)

まど神「じゃあ上条君の腕へし折ってくるね」

さやか「おいやめろ」








前作 ほむら「拳でワルプルギス倒す」 

ほむら「拳でワルプルギス倒す」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332309272/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1334855429(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)


まど神「まずは一名様♪」

さやか「てか、あたししかいないでしょ」

まど神「使い魔ちゃんもいるよ」

ヒゲ「ウィムッシュ」

さやか「なんでいるの!?」

まど神「可愛いから私の使い魔にしちゃった。あ、でも一番はほむらちゃんだからね」

さやか「いや、聞いてないから」

ヒゲ「ウィムッシュ」つ紅茶

さやか「ありがとう。で、突然こんな会を開いてどうしたのさ?」

まど神「あのね。最近のほむらちゃんってすごく可愛くなったよね」

さやか「まあ、元々美人なのもあるけど、確かに前よりは笑うようになって愛嬌が出たね」

まど神「それで私は考えたの。あんな天使のように可愛いほむらちゃんを発情期の猿共が放って置くかと」

さやか「おい神」

まど神「否、それは断じてない。もし放って置く人がいたらきっとホモだよ。しかも受けの!」

さやか「そんなこと断言されても……」

まど神「仮に放って置かないにしても、ほむらちゃんの貞操が…!初物が…!」ギギギッ

さやか「あーコラコラ。アンタが怒るとまた星がひとつ爆発するから」

まど神「そこで私は考えた。どうやってほむらちゃんを抱く……もとい護るかを」

さやか「本音出ちゃったね」

まど神「そこで開かれたのがこのほむらちゃんを愛でる会です」

さやか「愛でる要素が一つも見当たらない。あ、クッキーちょうだい」

ヒゲ「ウィムッシュ」

まど神「まず最初の議題はどうやって向こうに干渉できるか」

さやか「無理でしょ。あたし達、幽霊みたいなもんだし」

まど神「そこをどうにかするの。だって魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから」

さやか「欲望しかねぇよ」

まど神「ともかく!これが上手く行けば、さやかちゃんだって上条君の童貞を頂けるかも知れないんだよ?」

さやか「何言ってんのアンタ!?///」

まど神「よーし!さやかちゃんのやる気が出たところで次の参加者呼んじゃおう!」

さやか「出してねぇよ!」

まど神「はいどうぞー!」

さやか「聞けよ!」


トコトコ


キリカ「織莉子ぉ……ぐすっ」

さやか「とんでもない人呼んじゃった!!」

キリカ「神様ぁー、織莉子のところに逝きたいよー」

まど神「別世界とはいえ私を殺した罰だ。ほむらちゃんとチュッチュッ出来るまでここにいてもらう」

さやか「悪魔かお前!送ってやりなよ!」

まど神「いいけど、このまま送ると確実に地獄逝きだよ? 仮にも殺人犯だし」

キリカ「ひっ…!」

まど神「私の元で働けば二人まとめて天国に送ってあげましょう」ピカァァァア ←後光

キリカ「や、やります!やらせて下さい!」

まど神「はいじゃあこの契約書にサインしてー。あ、印鑑は要らないから、ここに名前ね」

さやか「QBより性質が悪い……」

ここまで。まど神を暴れさせたいのでALLギャグでいくよ

まど神「三人目の参加者も出来たところで、一旦現世に行ってみよう!」

さやか(やっぱこれも含まれてるんだ)

ヒゲ「ウィムッシュ」

キリカ「織莉子、私頑張るよ」





現世 見滝原中


まど神「やっほー。まどっち様だよ」

さやか「誰に言ってんのさ」

まど神「画面の前のみんな」

さやか「画面ってなんだ」

キリカ「あ、ほむらとQBだ」

まど神「ほむほむぅううう!」

ほむら「うっ…」ゾワッ

QB「どうしたんだい?」

ほむら「いえ、何だか妙な気配を感じて」

まど神「ほ、ほむらちゃん…私のことを感じて…!」ジーン

さやか「いや、完全に悪霊的な扱いだったから」

QB「魔獣の気配はしないね。瘴気も出てないし」

ほむら「ここ最近多いのよ。誰もいないのに気配や視線を感じたりすることが」

QB「どんな時にだい?」

ほむら「お風呂の時とか、寝る前とか」

まど神「ティヘ♪」

さやか「可愛い仕草で許されると思うなよ」

QB「もしかしたら、キミの言ってたまどかっていう概念がコンタクトを取ろうとしてるのかもね」

ほむら「それは無いわ。まどかはあんなことしないもの」

まど神「ぐはっ!」

キリカ「ああ!神様が吐血した!」

さやか「ほむらの純粋さに浄化されたか」

まど神「流石は私のほむらちゃん。神さえ殺す純粋さ」

さやか「さりげなく自分のものにするな。あと神は神でもアンタは邪神だ」

キリカ「話し進めるけど、これからどうするの?」

さやか「まずは現世の人たちに触れるようにならないとね」

まど神「そうそう。現状はこれだし」スカスカ

さやか「お尻に触ろうとするな」

まど神「今日のパンツはなにかなぁ?」

ほむら「ひっ…!」ゾワゾワ

さやか「いい加減にしろ」ギュン

まど神「がぁあああ」

キリカ「それ以上いけない」





まど神「仮にも宇宙の創造主にアームロックとは……さやかちゃん、恐ろしい子」

さやか「ほら。バカ言ってないでさっさと方法探すよ」

ヒゲ「ウィムッシュ」

キリカ「うーん。物にも触れないか」

さやか「基本幽霊だからね。やっぱ無理じゃない?」

まど神「諦めたくないよー!」

キリカ「幽霊か。怖い話なら誰かにとり憑くのが定番だよね」

さやか「取り憑くか…」

まど神「やってみようか」

今回は更新不定期。ネタと文章を思いついたら投稿するから、来たら読むぐらいのスタンスでお願いね

鹿目家


まど神「というわけでやってきました懐かしき我が家」

キリカ「血縁関係に憑き易いのも定番だもんね」

タツヤ「まろかぁー!」

まど神「ただいまタツヤ。いい子にしてた?」

タツヤ「あぃ!」

さやか「小さい子には見えるって本当なんだ」

キリカ「元血縁ってのもあるんじゃないかな?」

タツヤ「まろか。らっこ!」

さやか「ラッコ?」

まど神「抱っこだよ。んーよし、パパはいないね」ヒョイ

タツヤ「わーい!」

まど神「タツヤは甘えん坊さんだねー」ナデナデ

さやか「おい」

まど神「どうしたのさやかちゃん?」

さやか「どうしたじゃない。何でナチュラルに触って、つか抱っこした」

まど神「やだなー。いくら私が可愛い物好きでも弟に性欲はわかないよ」

さやか「そんな心配してねぇよ!何でタッくんに触れてるのか聞いてるの!」

まど神「え?タツヤは前から触れるよ?」パス

キリカ「あ、本当だ」

さやか「そんならそうと早く言ってよ。こんな身近にヒントがあったじゃん」

まど神「ちょっと何言ってるかわからないです」

さやか「天翔龍閃」

まど神「シシオー!」

キリカ「ほら、オヒゲさんだよ」

ヒゲ「ウィムッシュ」

タツヤ「いこーいこー(いい子いい子)」ナデナデ

まど神「ごふっ、何で私は斬られたの?」

キリカ「えーっとね神様。物にも触れなかった私たちが弟くんだけ触れられる謎を解いたら、ほむらにも触れるんじゃないか?」

まど神「………………ハッ!」

さやか「ハッじゃねぇよ」

さやか「けどホントになんでタッくんだけなんだろ」ワシャワシャ

タツヤ「?」

キリカ「やっぱ神様の血縁だからかな?」

まど神「でもそうするとパパやママにも触れるはずだけど」

知久「タツヤー。なに大きな声出してるんだい?」

まど神「パパだ!」

タツヤ「まろかぁ!」ビッ

知久「そこにまどかがいるの?」

タツヤ「あい! ……あう?」

知久「どうしたの?」

タツヤ「まろかいない」

知久「?」



さやか「なに隠れてるのさ」

まど神「いやー…パパやママに見えなかったらちょっとショックだなーって思っちゃったり」

さやか「無駄に寂しがりやなんだから」ポンポン

まど神「ううー…」

キリカ「ダメだった。やっぱり触れない」

さやか「うーん、やっぱり血縁ってだけじゃダメか。もっと他の理由かな」

まど神「あ」

さやか「お、なんか気付いた?」

まど神「ほむらちゃんが来る」

さやか「え?」


ピンポーン


ほむら「こんにちは。暁美です」

知久「やあいらっしゃい。上がって」

ほむら「お邪魔します」

タツヤ「ほむー!」

ほむら「こんにちはタッくん」ギュー

まど神「タツヤがほむらちゃんとハグしてる……」ギギギギ

さやか「どうどう」

キリカ「でもこれで迂闊に出れなくなったね。弟くんには私たちが見えてるから、下手に動くとほむらにバレちゃうし」

まど神「え?なにか問題あるの?」

さやか「主にアンタにね」



知久「悪いね。いつも遊んでもらって」

ほむら「大丈夫です。好きで来てますから」

知久「紅茶淹れてくるね。アイスでいいかな?」

ほむら「はい。ありがとうございます」

タツヤ「うー?」キョロキョロ

ほむら「どうしたの?」

タツヤ「まろか、いない」

ほむら「え?まどかが、いたの?」

タツヤ「あい」

ほむら「そう……私も、会いたかったわ」






まど神「離してさやかちゃん!ほむらちゃんが私を求めてる!」ワキワキ

さやか「求めてるの意味がほむらとアンタで天と地の差ほど違うから!」

ヒゲ「ウィムッシュ」

キリカ「パパさんの紅茶の淹れ方をみてくる?勉強熱心だね」

まど神「ほむらちゃん可愛い。でも触れない。でも可愛い」ダンダンダン

キリカ「ねぇ。どうして神様ってあんなにほむらのこと好きなの?」

さやか「ん?まぁ、色々あってほむらがまどかの悲惨な運命を変えようと努力してたんだよ。それでまどかのやつベタ惚れしちゃってね」






まど神『ほむらちゃんって、どうして私の為にあんなに頑張ってくれたのかな』

さやか『まどかのことが好きなんじゃない?』

まど神『ひゅい!?ほむらちゃんが私をす、すすすす好き!?』

さやか『じゃなきゃあんなこと出来ないでしょ』

まど神『そ、そうかな?///』

さやか『自惚れちゃいなさいって。ほむらは絶対アンタのことが好きだから』

まど神『ほむらちゃんが、私を……』ポー





さやか「最初は顔真っ赤にして照れてたのに、どうしてああなったのか」

キリカ(自分がその要因のひとつって気付いてないよ)

テレビ『イヤァ!』

タツヤ「れおー!」

ほむら「タッくんはこのヒーロー好きね」

タツヤ「ほむ。れお!」

ほむら「え?私にこれをやれと?」

タツヤ「あい!」

ほむら「私はこんな動き出来ないわ」

タツヤ「うー?」

ほむら「何で?って顔されても困るんだけど」



まど神「タツヤお願い。一時間だけでいいからそこ代わって」

さやか「無駄に長いな」

ヒゲ「ウィムッシュ」ヒョコヒョコ

キリカ「おかえり」

さやか「あ、まどかのパパが戻ってきた」


知久「二人ともおやつにしようか。今日はビスケットだよ」

タツヤ「あーい!」

知久「ほむらちゃんは紅茶に砂糖だけだったよね?」

ほむら「はい」

知久「タツヤ。ほむお姉ちゃんの上からどこうか」

タツヤ「やぁ!」

知久「コラ。我侭言うとオレンジジュースあげないよ」

ほむら「あの、このままで大丈夫です」

タツヤ「ほむー」ギュウ

知久「ごめんね。もし邪魔だったら遠慮しなくていいからね?」

ほむら「はい」


まど神「決めた。私タツヤに取り憑く」

さやか「言うと思ったよ」

まど神「え、ちょ、何で間接技をひぎいいい!」ミシミシ

キリカ「へー。あのビスケットってパパさんの手作りなんだ」

ヒゲ「ウィムッシュ」メモメモ

まど神「た、試すだけだから!邪な気持ちなんて一切ないから!」

さやか「この会そのものが邪なものだろ」

キリカ「まあまあ。取り憑くってのが当初の目的だったし、神様を行かせてあげようよ」

さやか「はぁ…仕方ない。ただし、タッくんの身体でほむらに変な事するの禁止だからね」

まど神「約束します…」

キリカ(あれ?いつの間にかさやかが仕切ってる)


そろ~


まど神(タツヤ。ちょっと身体借りるね)


スウッ


タツヤ「!」ビクッ

キリカ「上手くいったね」

さやか「さて、どうなるか」



まど神(ああ。ほむらちゃんの膝の柔らかい…)

ほむら「どうしたの?」

タツヤ(まど神)「う?」

ほむら(? 気のせいかしら)

タツヤ(まど神)「ほむ!」ギュウ

ほむら「もう。甘えん坊さんね」ナデナデ

まど神(ウェヒヒヒヒヒヒヒ!!)

さやか「まどかの気持ちが手に取るようにわかるわ」

タツヤ(まど神)「ほむ。あーん」つビスケット

ほむら「あーん。うん、美味しいわ」

まど神(今ならもうひとつ宇宙創れる)

ほむら「はい、タッくんも」つビスケット

まど神(キマシタワー!)

ほむら「パパのお菓子美味しいわね」

タツヤ(まど神)「あい!」



さやか「幸せそうにしちゃって」モグモグ

キリカ「うん。即席だけどこれ美味しいよ」パクパク

ヒゲ「ウィムッシュ」エヘン

さやか(それしか言えないのかな…?)



まど神(よし。この距離ならさやかちゃん達に気付かれない筈……レッツ・ほむほむ!)

さやか「はい確保」ズルッ

まど神「なんという速さ」

タツヤ「う?」

ほむら(あれ?なんか変わったような…?)

まど神「すいません、ちょっと調子乗りました。マジで反省しますから関節技は勘弁して………け、剣はもっとダメェ!」

キリカ「弟くんが見たらトラウマもんだね」

ヒゲ「ウィムッシュ」つ[みせられないよ]

キリカ「おヒゲちゃんナイス」


数分後


まど神「ううっ……ほむらちゃんに触れるのにほむほむ出来ない……こんなの絶対おかしいよ!」

さやか「おかしいのはアンタの頭だ」

ほむら「そろそろ帰ります。お邪魔しました」

まど神「!?」

知久「またいつでもおいで」

タツヤ「ばいばーい」

ほむら「またね」ニコッ

バタン

キリカ「帰っちゃった」

まど神「ぶぇえ~ん。ほむほむチャンスが~」

さやか「そんなことでマジ泣きしないでよ」

ヒゲ「ウィムッシュ」つハンカチ

キリカ「早い帰りだね。まだ五時にもなってないのに」

さやか「あ、そっか。ほらまどか、時間だよ」

まど神「わかっだぁ~…」

さやか「いい加減泣き止みなさいよ……」

キリカ「ねぇ。時間ってなんのこと?」

さやか「ほむら達の魔獣だよ」

キリカ「ほむら達の魔獣?」

さやか「あ、ゴメンゴメン。略し過ぎた」

まど神「噛んだんでしょ?」

さやか「ちょ、バラすな!///」

キリカ「ああ。魔獣退治ね」

さやか「しかも答え言われた……」

まど神「さやかちゃんってこゆーう所で抜けてるよね」

キリカ「可愛いじゃないか」

ヒゲ「ウィムッシュ」

さやか「あーもう!良いから行くよ!」




魔獣「ォオオ!」

ほむら「終わりよ」


パシュン!


ほむら「ふぅ……」ファサァ

まど神「ほむらちゃんカッコいい!最高!抱いて!むしろ抱きたい!」

さやか「DA・MA・RE」

キリカ「へー、弓矢か。中々様になってるね」

まど神「ちなみに元私の弓矢だよ」ドヤァ


杏子「よう。終わったか」

マミ「お疲れ様」

ほむら「二人もね」

杏子「ん?おい、ソウルジェムヤバくないか」

ほむら「そう…ね。気が付かなかったわ」

マミ「ダメよ。小まめに見ないと」

ほむら「………このまま濁ったら、あの子の所に逝けるかしら」

マミ・杏子「!?」

ほむら「冗談よ」

マミ「あ、暁美さん!」

杏子「普段言わないキャラがドキツい冗談言うな!」

ほむら「あら。ごめんなさい」







さやか「今ちょっと嬉しそうな顔したよね?」

まど神「何言ってるの?そんなわけないじゃん」

さやか「こっち見ろ」

ほむら「さあ。魔獣退治も終わったし帰りましょう」

マミ「ねえ、二人とも。今から家に寄らない?昨日焼いたアップルパイがあるんだけど」

杏子「マジか!行く行く!」

ほむら「お邪魔させてもらうわ」

マミ「良かった」

さやか「いいなぁ。マミさんの手作りお菓子」

まど神「………」

キリカ「どうしたの?」

まど神「ううん、なんでもない」



マミの家


杏子「うんめぇー!」

マミ「嬉しいけど、女の子なんだからがっつかないの」

ほむら「マミのお菓子はいつも美味しいわね」ニコッ

マミ「あ、ありがとう///」

杏子「むぁみぃー。もかわりー(マミー。おかわりー)」

マミ「佐倉さん、まだあるからそんなに頬張らないで」

ほむら(ハムスター……)



まど神「マミさんがほむらちゃんを狙ってる」

さやか「え?」

まど神「え? じゃないよ!さっきの見たよね!?完全に恋する乙女の目だったじゃん!」

キリカ「照れてただけじゃないの?」

まど神「だったら杏子ちゃんの言葉にも反応するよ」

さやか「どうかな…」


マミ「紅茶のおかわり淹れてくるわね」

ほむら「手伝うわ」

マミ「大丈夫よ。二人はゆっくりして」


ガッ


マミ「きゃっ!?」

ほむら「マミ!」


ドテーン!


マミ「いたた……あ」

ほむら「怪我、無いかしら」

マミ「え、ええ…」カァアア

まど神「」チャキ

さやか「無言で弓矢を構えるな」

キリカ「これはまたベタな」

ヒゲ「ウィムッシュ」



マミ「ご、ごめんなさい!すぐに退くわ!」

ほむら「いつっ!」

マミ「あ、髪飾りに髪の毛が…」

杏子「何してんだ?」

マミ「佐倉さん。悪いけど助けて」

ゆま「キョーコォオオオオ!」ガシャーン!

杏子「うおおおお!?」

マミ「部屋のガラスが!?」

ゆま「ズルイよキョーコ!ゆまを置いて一人だけ美味しいもの食べて!」

杏子「ま、待てってゆま。ちゃんとお土産に持って帰るつもりだったから」

ゆま「マミお姉ちゃん達と食べたかった!」

杏子「わ、悪かったて」

ほむら「あの、そろそろ助けて……」

ゆま「置いてかないって約束したのに………もう怒った。ゆま、キョーコ食べる」

杏子「へ?」

ゆま「キョーコォオオ!」ガバッ!

杏子「うわ!バ、バカ!どこでそんなこと覚えて…あん!///」

ほむら・さやか「どうしてそうなった」

マミ「あの…ここ私の部屋…」

まど神「うぇーん!マミさんほむらちゃんから離れてよー!」スカスカ

マミ「誰かにお尻を叩かれてる気が……」

杏子「ゆま!いい加減に、やぁん!///」

ゆま「えへへ……キョーコ可愛いよ」

ほむら(中々外れないわね……)


キリカ「こりゃカオスだね」

さやか「帰って良い?」

ヒゲ「ウィムッシュ」ノンノン



ほむら「………仕方ない。切りましょう」ザクッ

まど神・マミ「!?」

ほむら「これでよし……ゆま。もうその辺にしなさい」

ゆま「えー」

ほむら「怒るわよ」

ゆま「わかったよー……」ブー

杏子「た、たしゅかった…」ビクンビクン

ほむら「手遅れな気もするけど……」

マミ「あ、暁美さん……」プルプル

ほむら「何であなたは泣きそうなのよ」

マミ「だ、だってあなた髪の毛を……」

ほむら「少し切っただけよ。すぐに伸びるわ」

マミ「でも……」ポロポロ

ポン

ほむら「そんなことで泣かないの。仮にも歳上でしょ」ナデナデ






まど神「ほむらちゃんの髪がぁあああ!しかもナデナデしてもらえるとか許すまじ!許すまじ巴マミィィイイイ!!」キシャー!

さやか「落ち着けぇえ!」バチーン!

まど神「えんかん!」

ほむホーム


ほむら「やっと帰ってこれた。今日は一段と疲れたわね」ヌギヌギ

まど神「そうだね」ヌギヌギ

さやか「さりげなく混ざるな」

ほむら(それに、何だか今日は何時もより気配を多く感じる……)

さやか「ほら行くよ」ズルズル

まど神「ま、待って!まだお風呂とお休みのチュウが」

さやか「先ずはその涎を拭け。話はそれからだ」

ほむら(お風呂に入るのが怖いわね………あ、そうだ。今日は中沢くんからお札貰ったんだけ)ガサゴソ

まど神「!」ビクッ

さやか「ん?」

キリカ「急に大人しくなった」

ほむら「あったわ。これを壁に貼ってと」ペタッ


バリバリバリバリバリ!

まど神「うぎゃああああああああああああ!!」

さやか「まどかー!?」

キリカ「神様ー!?」

ほむら「気配が弱くなった。凄い効き目ね」


まど神「うぅ……」プスプスボボーン

キリカ「初めて見たよ。電撃浴びてアフロになった人」

さやか「つか、お札に攻撃されるってアンタ………」

キリカ「けど参ったね。ほむらのやつ全部の部屋にお札貼っちゃったよ」※外に出た

さやか「しばらくは入れそうにないね。あたし達は何故か平気だけど、まどかは確実に殺られるだろうし」

まど神「なん……だと……」

さやか「今日は大人しく帰ろう」

まど神「お札が怖くて神様やってられるかー!」ダッ!

キリカ「あ」


バリバリバリバリバリ!!

まど神「モルスァアアア!!」

さやか「まどかって、ほんとバカ」

ヒゲ「ウィムッシュ」

キリカ「え?お札を調べてきたの?」

ヒゲ「ウィムッシュ」つメモ

キリカ「なになに……おや」

さやか「どうしたの?」

キリカ「もしかしたらあのお札、思わぬ鍵になるかもね」

さやか「?」






翌日


まど神「ほむらちゃんほむらちゃんほむらちゃんほむらちゃんほむらちゃん」

さやか「朝から怖いわ!」

キリカ「まずはお札の出所を探らなきゃね。ほら神様、やる気出して」

さやか「あのお札が何の役に立つの?」

キリカ「まだ憶測だから秘密」

まど神「ほむらちゃんほむらちゃんほむらちゃんほむらちゃんほむらちゃん」

学校

ほむら(久し振りにぐっすり寝られたわ。中沢くんにお礼を言わないと)


まど神「眼福眼福」ホカホカ

さやか「早速パンツを覗くな」デクシュ

まど神「おふぅ!」

ほむら「おはよう」ガラッ

「おはよー」

ほむら「中沢くん。昨日はありがとう」

中沢「え?」

ほむら「お礼よ。お陰さまで、家から悪いものが居なくなったみたいだわ」

中沢「あ、いや、そうなんだ。良かったよ」

ほむら「また何かあったらお願いするわね」



まど神「」←悪いもの

さやか「まさか中沢からだったとは意外だ」

キリカ「あの子は寺か神社の子?」

さやか「ううん。普通の家庭の筈だけど」

キリカ「そっか」

まど神「さやかちゃん」

さやか「なに?」

まど神「魔女化しそう」

さやか「おい」

まど神「モブ(中沢)にほむらちゃん取られたら、神様やっていく自信ないよ……」

さやか「大丈夫だって。中沢はどうか知らないけど、ほむらは完全にアウトオブ眼中だから」



恭介「どうした中沢?目にゴミでも」

中沢「いや、何か凄いバカにされたような気がして……」シクシク

恭介「ところでさっき暁美さんと何を話してたの?」

中沢「ああ、なんか幽霊出るって聞いたから御札渡したんだ」

恭介「え?中沢ってそういう家系だっけ?」

キリカ「お、情報が聞けそうだ」

さやか「恭介ナイス!」

まど神「普段はヴァイオリンしか出来ないのに!」

さやか「スパークエッジ!」

まど神「ウボァ!」


中沢「いや、この前変な子から貰ったんだ」

恭介「変な子?」

中沢「緑のパーカー着た女の子でさ。落ちかけたリンゴをキャッチしたらお礼にって」

恭介「へー」

中沢「困ったな…暁美にまた頼まれたらどうしよう」

恭介「正直に話したら?」




さやか「杏子の事みたいだけど、アイツが信仰してたのって外国の宗教じゃ…」

キリカ「もしかしたら自分で宗教を立てたのかも。詳しくは調べてみないと」

さやか「あれ、まどかは?」

ヒゲ「ウィムッシュ」つ手紙

さやか「手紙?」




まど神『杏子ちゃんを円環の理に導いてくるね☆』




さやか「殺す気だーーーー!!!」

杏子「うっ……!」ブルッ

ゆま「どうしたの?」

杏子「なんだか寒気が…」

ゆま「じゃあ帰ったらゆまが暖めて」

杏子「つ、次あんなことしたら叩き出すからな!」

ゆま「ちぇー」ブー

杏子(ったく、何でこうなった……)



まど神「杏子ちゃんを殺……もとい導けば御札の効力も消える筈。そうなればほむらちゃんの着替え、お風呂、睡眠観察が出来る…」

まど神「さあ!この特大魔法の矢で逝っちゃいなYO!」


バシュウ!















スカッ


杏子(ん?今なんかが胸を通った気が…?)

まど神「ちくしょおおおおおお!」

さやか「何してんだお前ー!」バキィ!

まど神「エントロピー!!」

まど神「わかってたよ……矢が当たらないって…でもね、やらなきゃいけない時がある痛だだだだだだだだだだだだ!」

さやか「それっぽい台詞で騙されると思うなよ」ミシミシ

まど神「ギブギブ折れる折れるヒギィイイ!」

キリカ「さやかのサブミッションの精度がどんどん上がっていく」







さやか「冗談でも次やったら折るからね」

まど神「Yes ma'am……」

さやか「それじゃあ、気が進まないけど杏子に張り付いて御札の秘密を暴こうか」

キリカ「じゃあそっちは任せるね」

さやか「一緒にいないの?」

キリカ「ちょっと調べごと。行こうおヒゲちゃん」

ヒゲ「ウィムッシュ」

さやか「二手か。確かにそっちの方が効率いいかも」

まど神「じゃあ私はほむらちゃんの方を」

さやか「行くよ」

まど神「はい」

さやか(にしても、なんでこんな性格になったのか。昔はあんなに純粋だったのに……)

まど神「ん」ピクッ

さやか「どうしたの?」

まど神「ごめん、ちょっと『送ってくる』ね」

さやか「ああ、うん。頑張って」


フワッ


さやか「……あんな風に誰かを助ける時はカッコいいのに。あ、杏子を追わなきゃ」




ホテル


ゆま「キョーコ。何作ってるの?」

杏子「御札。魔力を込めたら軽い結界ぐらいにはなると思ってな……よっ」パァアア

ゆま「ゆまもやる」

杏子「遊びじゃないんだぞ」

さやか「あれって杏子の魔力が込められてたんだ…ん?でもなんでそれでまどかが攻撃されるの?」

ゆま「やらせてー!」

杏子「ダメだって……っておい!どさくさに紛れて触ってんだ!///」

ゆま「やらせてくれないから別の意味でやろうかなって」

杏子「お前ホントに小学生か!?」

さやか「未来のまどかがいる……」

ゆま「ねーキョーコ。しようよー」ワキワキ

杏子「寄るな!その手の動きやめろ!ってかお前どこでそんなこと覚えてきた!」

ゆま「キョーコのベッドの下にあるエッチな本」

杏子「!? そ、そんなもんねーよ!」アセアセ

さやか「中学生か」

ゆま「あるよ」デーン

杏子「うわあああああ!?///」

ゆま「ホントはキョーコもエッチな事に興味があったんだよね?」

杏子「ち、ちが」

ゆま「嘘つくんだ。じゃあお仕置きしないと」

杏子「ひっ!」

ゆま「キョーコ♪」

さやか「なにこの薄い本的な展開」

杏子「やっ…く、くるなー!」

ペタッ

バリバリバリ!!


ゆま「ふぎゃああああ!」

杏子「え?」

ゆま「うぅーん…」プシュー

杏子「ゆ、ゆま?おい、しっかりしろ!ゆまぁああ!!」

さやか「今の電撃って、まどかの時と同じ…?」

ほむホーム(の玄関前)


キリカ「つまり、原理はわかんないけどあの御札はどうやら変態のみを攻撃すると」

まど神「それなら何で私に電撃が」

さやか「変態だからだよ。それで、そっちは何かわかった?」

キリカ「うん。神様が弟くんに触れた理由がわかったよ」

まど神「Ω ΩΩ<な、なんだってー!?」

さやか「うるさい」

キリカ「簡単に言っちゃうと、神様の力が強くなってる」

さやか「変態性の間違いじゃないの?」

まど神「さやかちゃん、さっきから失礼じゃない?」

キリカ「その変態性も強くなった証なんだよ」

まど神・さやか「え?」

キリカ「神様ってのは、位が高ければ高いほど人間臭くなるの。ゼウスって神様知ってる?」

まど神「知ってるよ。この前ナンパしてきた」

さやか「さらっととんでもないないこと言ったね」

キリカ「奥さんがいるのに地上の色んな生き物に化けて子供を作っちゃう、いわゆる節操なし」

さやか「それとまどかがタッくんに触れるのと何の関係があるの?」

キリカ「ゼウスは神様の中でも凄く偉い神様なんだ。そして神様なのに地上の生き物と子供を作った」

まど神「つまり、私もほむらちゃんと子供がつくれる…!?」

さやか「せめて触れるって言わんかー!」飛び蹴り

まど神「ぐへぇー!」

キリカ「間違ってはいないけどね」

ヒゲ「ウィムッシュ」

キリカ「弟くんに触れたのは神様のことを覚えてて尚且つ元血縁者だから。だからこのままいくと神様を覚えてるほむらとも自然と触ることも話すこともできるよ」

さやか「うーん。喜んでいいものか」

まど神「そこは素直に喜んでよ!」

さやか「いや、ほむらの身を考えると心配で」

まど神「何が心配なの?」ワキワキ

さやか「その手とかね」

キリカ「しばらくは御札があるからほむらに近づけないよ」

まど神「大丈夫!その事実だけで十分頑張れるよ!」バサァ!

さやか「あ、ちょ、どこいくのー?」

まど神「ちょっと他の神様に会ってくるー!」ティヒヒヒ!

さやか「行っちゃった…」

キリカ「よっぽど嬉しかったんだね」

さやか「まあ、わかんなくないけどさ」

ヒゲ「ウィムッシュ」

さやか「でもよくそこまで調べられたね。物にも触れないのに大変だったでしょ」

キリカ「調べるって言っても神話系は予備知識があったからね」

さやか「キリカって文学少女だったの?」

キリカ「まさか。昔暇つぶしに読んでただけ。それより、神様ちょっとヤバイかも」

さやか「今でも十分ヤバいけど」

キリカ「あのヤバイじゃなくて、別の意味で」

さやか「どんな?」

キリカ「このままだと本当に邪神になるよ」

さやか「いや、そういうシリアス感いらないから」

キリカ「やっぱり?」

さやか「大体想像付くけど、どういった感じの神様になるの?」

キリカ「ほむらをprprするだけの存在になる」

さやか「ほらもー!聞いて損した!」

キリカ「確かにアレだけど事態は深刻だよ。神様が別の存在になったら魔女が生まれちゃうからね」

さやか「はぁ…で、どうするの?」

キリカ「あの変態性を直すしかないかな」

さやか「近々そうしようと思ってたけど、結構骨が折れるよそれ」

キリカ「やるしかないよ」









神界


まど神「ゼウスさーん?いますかー?」

ゼウス「おや、まどかちゃんか。どうした? もしやワシとムフフなことをしに」

まど神「ヘラさん(ゼウスの正妻)にナンパのことチクりますよ」

ゼウス「ごめんなさい」

まど神「聞きたいことがあって来ました」

ゼウス「ほう。何を聞きたいんだ?」

まど神「チ○コの生やし方教えて下さい」

ゼウス「oh…」

前作みたいにポンポンネタが出てこないわ。完結するまで物凄く時間が掛かる事をお伝えします

ゼウス「なるほど、人間界に置いてきた伴侶と子を成したいと」

まど神「正直ヤれるだけでも問題ないです」

ゼウス「キミも神らしくなったものだ。しかし口で説明するのは困難だ」

まど神「そうですか…」

ゼウス「なんならどうだい?一回ワシとやってみ」

まど神「もぎますよ?」

ゼウス「もぎっ…!?」

ヘラ「あら、まどかちゃん」

まど神「こんにちはヘラさん」

ヘラ「こんにちは。ゼウスに何か用?」

まど神「男根の生やし方聞きに来ました」

ゼウス(この子に恥じらいは無いのか…?)

ヘラ「まさか、そんな特殊なプレイを家の人と…?」

まど神「全然違います」ナイナイ

ゼウス「真顔で言われた……」

まど神「今も断ったところですし」

ゼウス「」

ヘラ「へぇ…そうなの…」

まど神「無駄足だったなぁ。お邪魔しましたー」

ゼウス「ちょ、まって」

ヘラ「あなた。ちょっとお話が」

ゼウス「アーッ!」

翌日


まど神「あの、さやかちゃん。何で私は縛られてるのかな?」

さやか「アンタの根性を叩き直す為」

まど神「なにそのスポ根みたいな理由」

キリカ「ごめんね。でもこれも神様の為だから我慢してね」

まど神「え?」

さやか「まどか。アンタこのままだと変態を拗らせてホントに邪神になるよ」

まど神「昨日の御札もそうだけど、私のどこが変態だの?」

キリカ「あちゃー。自覚無しか」

さやか「じゃあ聞くけど、昨日は何しに行ってたの?」

まど神「ゼウスさんにチン〇の」

さやか「それじゃ早速始めよう」

キリカ「こりゃホントに骨が折れるなぁ」

まど神「聞いたんだから最後まで言わせてよ」

キリカ「まずは神様が何処まで変態なのか改めて調べるよ。今から出す質問に正直に答えて下さい」

まど神「はーい」

キリカ「まずは軽いのから」


キリカ「パンツとは何か?」

まど神「被るもの」


キリカ「縦笛は?」

まど神「舐める、もしくは挿れるもの」


キリカ「好きな子は?」

まど神「食べるもの(性的な意味で)」


さやか「よし次いこう」

まど神「もう終わり?」

さやか「アンタがまともな答えを出さなかったおかげでね」

キリカ「予想以上の結果だよ」

ヒゲ「ウィムッシュ」

修行その1 禁欲

キリカ「今日から一週間、ほむらを見るの禁止ね」

まど神「わ、私には死ねっていうの!?」

さやか「そんな大袈裟な」


一日目


まど神「…………」ゲッソリ

キリカ「死んだ魚みたいな目だよ」

さやか「逆にどうやったらそこまでなるのさ……」


三日目


まど神「ほむほむぺーろぺろ」

キリカ「謎の歌を歌い始めた」

さやか「謎っていうか変態だよね」


5日目


まど神「いっそ殺して……」

キリカ「頑張って神様!あと二日だから!」

さやか(マジで死にかけてる………)


一週間後


まど神「…………」

さやか「まどか」

まど神「…………」

さやか「返事がない。ただの屍のようだ」

キリカ「起きて神様。ほむらの所に行くよ」

まど神「おはよう」ムクリ

さやか「アンタ……」





キリカ「その後、神様は制止を振り切りほむらのスカートに頭をダイブし、さやかに飛び膝蹴りを喰らう」

さやか「禁欲修行、失敗」

他の話が次々に浮かんでるけど、ちゃんと完結させてから書くね。いつになるから別として

修行その2 スパルタ式矯正


さやか「セクハラする毎にケツバットね」

まど神「なにそのバラエティー方式」

さやか「しなきゃ良いだけの話でしょ」

まど神「判断基準は?」

さやか「一般的にアウトな行為」

まど神「でもそれってさやかちゃんのさじ加減でどうにでもなるよね」

さやか「じゃあキリカとヒゲちゃんが判定員でどう?」

キリカ「厳しくいくよー」

ヒゲ「ウィムッシュ」

まど神「ちょっと不安だけど……まぁいっか」




見滝原中


キリカ「アウト」

ヒゲ「ウィムッシュ」つ[レッドカード]

まど神「ええ!?私はまだ何もして(バチーン!)あひゅん!」

キリカ「ほむらを見た瞬間に涎が出てたよ」

まど神「こ、これは一種の生理現象でして……」

さやか「直せ」



授業中


ほむら「ほむぅ……」カリカリ

まど神「悩んでるほむらちゃんも可愛いな~」ジュル

さやか「………」スッ

まど神「スンマセン。唾が溜まりました」

キリカ「今回は見逃すよ」

まど神「ありがとうございます」

さやか(この修行は効き目があるかも)

まど神「分身であろうとも私以外がほむらちゃんとほむほむするなんてギギギ…!」

さやか「ちょっとこっち来なさい」

それから数日後


バチーン!

まど神「あん!///」

キリカ「完全に喜んでるね」

さやか「正直予想してた」

まど神「よ、喜んでなんか無いもん!ただちょっと気持ち良くなってきただけなんだから!」

さやか「どっち道アウトだから。というかその意味不明なツンデレやめろ」

キリカ「完全に逆効果だったね」

さやか「はぁ……あたしの親友がここまで変態だったとは」

まど神「いや~」テレテレ

さやか「褒めとらんわ!」

バチコーン!

まど神「あひぃ!///」ビクンビクン

さやか「もうやだこの神……」

キリカ「また次の手を考えなきゃね」

まど神「え?や、やめちゃうの?」

さやか「当たり前でしょ。言っとくけど、あたしにそんな趣味ないんだから」

まど神「そ、そうなんだ…」ションボリ

キリカ(結構ノリノリだった気もするけどね)

ヒゲ(ウィムッシュ)


スパルタ式矯正 (大)失敗

キリカ「それから私たちは神様の変態性を治そうと次々と修行を行うが、全くの無意味だった。そして今日、事態は急展開を迎えた」

さやか「アンタ、誰に説明してるの……?」

キリカ「画面の前のみんな」

さやか「だから画面って何!?」

ヒゲ「ウィムッシュ」つ[お前にはまだ早い]

さやか「s〇ftbankのCMか!」

キリカ「伏せれてない伏せれてない」

さやか「そんな事はどうでも良いの!それより今はもっと大事なことがあるでしょ!」


\マドカァー!ドコニイルノー!/


さやか「とうとうほむらにもコレが見え始めちゃったんだよ!」

まど神「人を縛ってほむらちゃんから引き離した挙げ句、コレ呼ばわりは酷いよ」

さやか「黙れ変態!」

まど神「ティヒ!///」ビクンビクン

キリカ「とうとう言葉責めで感じるようになっちゃったね」

さやか「どうすんのよ……このままだとあたしたち魔女になちゃう……」

キリカ「まぁまぁ、落ち着いて。よく考えてみたら、魔女になると実体化出来て目的達成だよ」

まど神「鬼才現わる」

さやか「お前らが落ち着けぇええ!」



\マドカァ! ソコニイルノ!?/



さやか「やばい!バレた!」

キリカ「さやかのせいだよ」

さやか「うるさい!とにかく逃げるよ!」

まど神「私はこのまま会いたいんだけど」

さやか「アンタがまともになったらね!」

三時間後


さやか「や、やっと撒けた……」ゼェゼェ

キリカ「途中で魔獣が出てくれて助かったよ……」ハァハァ

さやか「てか何よあの黒い翼……反則でしょ」

キリカ「神様もアレだけど、ほめらの執念も大概だね」

まど神「ほむらちゃん……そこまで私のことを……」ポッ

さやか「」イラッ


サクッ


\エンダァアアアア!/




さやか「うわーん!一体どうすればいいのよ!」

キリカ「打つ手なし。万事休すだ」

さやか「誰か助けてー!」

ヒゲ「私に考えがあるわ」

さやか「え、あるの?」

キリカ「へぇ。おヒゲちゃんからの提案なんて珍しいね」

さやか「何でも良いわよ!それでどんな考えで…………」

さやか・キリカ「え?」






一方その頃のほむらは


ほむら「くっ、見失ってしまったわ。もう少しだったのに」

ほむら「まどか……どうして逃げるの?」

まださやかたちが見えてない


ほむら「やっぱり私のこと……恨んでるの……?」ポロポロ










まど神「お尻に剣が挿さってるぅ……///」ビクンビクン

さやか「キャァァア!シャベッタァァァァア!」

ヒゲ「そこまで驚かなくても」

キリカ「お、おヒゲちゃん……?」

ヒゲ「ところでキリカ」ビシッ!

キリカ「は、はい!」

ヒゲ「さっき魔女になっても良いって言ってたけど、本心からそう思ってるの?」


キリカ「う、嘘だよ!確かにちょっとは思ったけどそんなことしたら織莉子に怒られちゃうだろうし……」

ヒゲ「そう、なら良いわ」

さやか「ちょ、ナチュラルに話してるとこ悪いんだけど……アンタ何で急に喋れるようになったの……?」

ヒゲ「最初から喋れたわよ。姿が変わっただけだから」

さやか「姿?」


ヒゲ「つまり…」


シャララ~ン


織莉子「こういう事よ」

キリカ「織莉子ォーー!!?」

織莉子「誰も気づかないんだもの。少し寂しかったわ」

さやか「無茶言うな」

キリカ「おヒゲちゃんが織莉子で織莉子がおヒゲちゃんで神様がさやかでさやかが私で????」

織莉子「あらあら、キリカの頭がパンクしたわ」

さやか「そりゃするわよ」

さやか「なんで使い魔に化けてたの」

織莉子「実は」


―さやかとキリカを会に誘うちょっと前―



まど神「……そう言う訳で、ほむらちゃんとちゅっちゅするために協力して欲しいの」

織莉子「よくわかったわ。貴女が変態だってことが」

まど神「よし。まずは一人」

織莉子「参加するなんて言ってないわよ」

まど神「え~」

織莉子「第一、私にメリットが無いでしょ」

まど神「地獄逝き免除」

織莉子「貴女が歴史を改変したから罪は無い筈よ」

まど神「ぐぬぬ……」

織莉子「諦めてちょうだい」

まど神「仕方無い……ていっ!」

織莉子「!」


シャララーン


ヒゲ「一体何を……って何よコレ!?」

まど神「フッフッフ、神様に不可能なんて無いんだよ」

ヒゲ「戻しなさい!」

まど神「円環のお断りします」






織莉子「今思い出しても腸が煮え繰り返るわ」

さやかと「あたしなら殺すね」

織莉子「バレる訳にもいかないからあの鳴き声(?)で誤魔化してたの」

キリカ「何で隠すのさ。私は早く織莉子に会いたかったのに」

織莉子「だって恥ずかしいじゃない……女の子なのに、おヒゲが生えてるなんて」

キリカ「織莉子……」キュン

さやか「リア充爆発しろ」

さやか「それで、考えってなに?」

織莉子「今話すわ。でも、その前に」

まど神「ふぅ……相変わらずさやかちゃんのツッコミはクセに………じゃなくて容赦が無いよ」ホカホカ

織莉子「とりあえず一発」ドンッ

まど神「エクスタシィー!」

織莉子「ケジメって大事だと思うの」

さやか「もう何でもいいから早くして」

織莉子「簡単な話。この状態のまま彼女と暁美ほむらを会わせるのはどうかしら」

さやか「え!?」

織莉子「私が自力で元に戻れた様に、もう既に彼女の力は善くない方向に流れ始めてる。だったら一か八かの賭けに出てみないかしら」

さやか「ちょ、ちょっと待ってよ。理由はわかるけど何でそれでほむらに会わせるの?」

織莉子「前に彼女、暁美ほむらの自分に対する想いの純情さに血を吐いてたじゃない」

キリカ「まさかの伏線」

織莉子「悪人が無邪気な幼子に癒される様に、彼女を浄化出来るのは暁美ほむらしか居ないわ」

さやか「でも……」チラッ

まど神「打撃も良い~……」ウットリ

織莉子「多少のリスクは承知して欲しいの」

さやか「多少どころの騒ぎじゃないんだけど」

織莉子「どの道もう時間が無いわ、やるだけやってみましょう」

キリカ「神様。ほむらの所に行って良いよ」

まど神「mjk!」キラキラ

さやか「もうどうにでもなれ………」




ほむホーム


ほむら「まどか………」ハァ


バリバリバリ!

\ウェヒー!/


ほむら「な、なに!?」

\ホムラチャーン!/

ほむら「この声は……まどか!」


ガチャ!


まど神「し、痺れる~」ビクビク

さやか「何でわざわざ突撃してんのよ」

まど神「い、今の私なら行けると思って……」

織莉子「見事に真っ黒ね」

キリカ「む せ る」

ほむら「……………」



ほむら(見たことある人たちと親友らしき黒焦げの物体が家の前でたむろしてたでござる)


ほむら「疲れてるのね。今日はもう寝ましょう」

まど神「ほむらちゃん!」ガバッ

ほむら(親友だったー!)

織莉子「目に見えてショックを受けてるのがわかるわね」

さやか「そりゃ待ちに待ったのがこれだもんね」

まど神「会いたかったよ!マイスイートハニー!」

ほむら「マイスイートハニー!?」


バリバリバリバリバリバリ!


まど神「忘れてたぁあああ!」

ほむら「ええええ!?」

さやか「バカだ」

まど神「ほ、ほむらちゃん!御札!家の御札全部剥がしてきてぇえ!」

ほむら「お、御札?」

まど神「中沢から貰ったやつぅうう!」

ほむら「ああ、アレね……って貴女が悪霊だったの!?」

まど神「ウェヒィィイ!!」

バリバリバリ!




数分後


まど神「いやー助かったよ。危うくまた新しい境地に辿り着くとこだったから」プスプス

ほむら「そ、そう…」(新しい?)

まど神「あー久しぶりのほむホームは落ち着くなー」グデー

ほむら「ほむホームって貴女……」

まど神「嫌だった?」

ほむら「い、嫌ではないわ!」

キリカ「大変だねほむらも」モグモグ

さやか「よくアレに合わせられるよ」モグモグ

織莉子「愛ゆえにって所かしら」モグモグ

ほむら「貴女たちは貴女たちで勝手に冷蔵庫漁るのやめてくれないかしら」

さやか「ごめんごめん、こっちの物に触れたのが嬉しくてつい」ゴクゴク

キリカ「これって私たちも神様に近くなったてこと?」チュー

織莉子「彼女の近くにいる影響よ」スッ

ほむら「勝手に飲み物飲まないで」

まど神「ほーむらちゃん♪」ダキッ

ほむら「きゃっ!?」

まど神「んー夢にまで見たスベスベお肌~」スリスリ

ほむら「ちょ、まどか…///」

まど神「相変わらず髪もサラサラで良い手触りだね」

ほむら「いや……や、やめなさい!」

まど神「や~だよ。さて次はこの控えめなお胸さんを」

さやか「やめんか」ザクッ

まど神「フォーク!」

ほむら「きゃあああ!?み、美樹さやか!まどかになんてことを」

まど神「酷いよさやかちゃん。どこぞのラノベみたいにフォークで刺すなんて」スポン

ほむら「え…なんでそんな平然としてるの?」

織莉子「いつもの事だから気にしない方が良いわ」

キリカ「普通は驚くけどね」

ほむら「ま、まどか。ホントに大丈夫なの?」

まど神「ウェヒヒ。神様だから大丈夫だよ」

さやか「その理屈はおかしい」

織莉子(さやか。そろそろ)

さやか(まだ早いよ。せめてもう少しほむらに今のまどかがどんなのかを教えなきゃ)

織莉子(もう十分よ。さ、余計なことをする前に行きましょう)

さやか(わかったよ…)

まど神「みんなどうしたの?」

キリカ「なんでもないよ。それじゃ神様、私たち外に出てるね」

織莉子「積もる話もあるでしょ」

ほむら「そんな気を使わなくても」

さやか「いいのいいの。あ、まどか」

まど神「なに?」

さやか「」ニコッ

まど神「!?」

さやか「そんじゃお二人さん、ごゆっくりねー」


バタン


ほむら「行っちゃったわね」

まど神「こ、殺されるかと思った…」

ほむら「貴女と美樹さやかの間に何があったのよ…」

まど神「んー…SMプレイ?」

さやか「そんな趣味ねぇつってんだろ」シュ!

ザクッ

まど神「ナイフ!」

ほむら「まどか!?」

ほむら「それにしても、貴女、見ない間に性格が変わったわね」

まど神「そうかな?」

ほむら「ええ。前はこう、控えめな性格だったわ」

まど神「ほむらちゃんも人のこと言えないよ~」

ほむら「い、痛いところ付くわね…」

まど神「あ、そうだ。よっ」ポンッ

ほむら「メガネ?」

まど神「はい」

ほむら「え、ええ?」

まど神「早く早く」ワクワク

ほむら「しょうがないわね……」


スチャ


まど神「っし!」グッ

ほむら「そんな全力で喜ばないで」

まど神「だって可愛いんだもん」

ほむら「か、かわ……///」

まど神「お次はコレ!」ポンッ

ほむら「あの…これ…」

まど神「猫耳カチューシャ。メガネは外してね」

ほむら「ええー…」


モゾモゾ


ほむら「こ、これでいいかしら…ってまどか、何で見てないのよ」

まど神「大丈夫、ちゃんと見たよ」(可愛すぎて鼻血が止まらない)プルプル


まど神「はあー、さやかちゃんがいなから好き放題できるよ」

ほむら「段々と美樹さやかの対応に納得出来てきたわ」

まど神「ティヒヒ。そう言いながらお願い全部聞いてくれたよね」

ほむら「だ、だって…他でもない貴女のお願いだから…」

まど神(なにこの天使。もうダメ)

ほむら「まどか?」

まど神「我慢できなーい!」ガバァ!

ほむら「きゃあ!」

まど神「ほ~む~ら~ちゃ~ん」ワキワキ

ほむら「ま、まどか…やめて…!」

まど神「ウェヒヒヒヒヒ」モゾモゾ

ほむら「やっ…!」

まど神(ほむほむほむほむほむほむほむ)




ほむら「まどかぁ…」


ピタッ


ほむら「どうして…こんなことするの……」ビクビク

まど神「」

ほむら「やめてよぉ……怖いよぉ……」ポロポロ

まど神「………………」










まど神「ごふっ!」

さやか「で、突然血を吐いて倒れた挙句」

まど神「かけたー」ウェヒヒ

キリカ「上手上手」ナデナデ

さやか「幼児退行してたと」

ほむら「え、ええ…」

さやか「いっそこのままでいい気がしてきた」

織莉子「邪神化も魔女化も防げて良い事尽くしね」

ほむら「ちょっ」

キリカ「ダメだよ二人とも」

まど神「めーっ」

織莉子「冗談よ」

さやか「アンタのことだからね」ツン

まど神「?」

ほむら「ど、どうすればいいのかしら…」

織莉子「心配せずとも、もうすぐ治るわ」

ほむら「え?」

まど神「ハッ!私は何を…」

さやか「もう戻ったか」

まど神「アレ?何でみんなほむらちゃんの家にいるの」

さやか「ん?」

ほむら「ま、まどか」ビクビク

まど神「う、嘘……ほむらちゃん、私が視えるの!?」

ほむら「え?」

さやか「これって…まさか」

織莉子「ショック療法、成功ね」

さやか「あのさ、まどか。ちょっと聞いてもいいかな?」

まど神「なに?」

さやか「パンツって何?」

まど神「え、下着…だよね?」

さやか「縦笛」

まど神「楽器…あ、リコーダーって言った方がいいのかな」

さやか「好きな子は」

まど神「そ、そんな人いないよ~」テレテレ

さやか「何か気持ち悪い」

まど神「なんで!?」

織莉子「変態だった頃の記憶だけ上手く消えたみたいね」

キリカ「なんというご都合主義」

ほむら「まどか!」ガバッ

まど神「ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら「良かった。昔のまどかに戻ったのね」

まど神「ね、ねぇ。どうなってるの?」ドキドキ

さやか「あたし達の苦労は何だったのよ…」

キリカ「まあまあ。コレで良かったじゃないか」

ほむら「まどか~」

まど神「?///」

三日後


ほむら「行ってくるわね」

まど神「いってらっしゃい。魔獣に気を付けてね」

ほむら「車みたいに出ても困るわ」

まど神「そうだね」ティヒヒ

ほむら「……まどか」

まど神「ん?」


チュッ


まど神「ほ、ほほほほむらちゃん!?///」

ほむら「い、行ってきます///」

まど神(おでこにチューされちゃったよ~///) ジタバタ




さやか「おでこにチューもクリアっと」

織莉子「これで全ての項目クリア。同棲を始めてからのセクハラも0。変態性は完全に消えたようね」

キリカ「意外に呆気ない幕引きだったね」

織莉子「何はともあれ、これで鹿目まどかの邪神化は阻止。世界は護られたわ」

キリカ「いまだにそんな大事だったって実感がわかないね」

織莉子「英雄の活躍なんてそんなものよ」

さやか「言っとくけど、ただまともな性格にに戻しただけだからね?」

まど神「フフーン♪」パタパタ

さやか「ご機嫌だね」

まど神「あ、いらっしゃい」

さやか「新婚生活は上手くいってるみたいだね」

まど神「新婚だなんてそんな///(ガシャーン!) きゃあ!?」

さやか「ベタだなー」



まど神「はいどうぞ」

さやか「ん~美味しそう。作るの大変だったでしょ?」

まど神「レシピ見ただけでだけだよ」

さやか「神様ってのは何でも出来るんだね」

まど神「そんなことないよ」

さやか「あたしも恭介に作ってあげたいな~」

まど神「……ごめんね」

さやか「まどかが謝ることじゃないよ。 ここ(ほむホーム)でしか物に触れたり食べたりできないけど、それでも十分幸せなんだから」

まど神「私、もっと頑張るよ」

さやか「なーに言ってんの。もう頑張ってるじゃん」









さやか「ホントは、全部覚えてるんでしょ?」

まど神「やっぱりバレてた?」ウェヒヒヒ

さやか「あの二人は知らないけど、親友であるこのさやかちゃんの目はごまかせないよ」

まど神「流石だね女王様」

さやか「久々に関節いってみる?」

まど神「すいませんでした」土下座

さやか「で、どうしてまともなフリしてるの?今朝だって襲うの堪えてたよね」

まど神「あの後三回抜きました」

さやか「聞いてねぇよ」

まど神「いやー、私も流石にアレは堪えるよ」ウェヒヒ…

さやか「泣かせたこと?」

まど神「うん。さやかちゃんに数々と喰らってきたシメより効いたよ、好きな子に怯えられるってのは」

さやか「結構ありがちな理由だね。ま、そんぐらいじゃないと血は吐かないか」

まど神「あ、それはほむらちゃんの泣き顔が可愛すぎてだけ」

さやか「アンタ反省してないでしょ」

まど神「してるよ!夜なんか一緒に寝てるのに手が出せないんだよ!?」ベキッ!

さやか(箸を折るほどの我慢か…)

まど神「はぁ…あの時我慢してれば今頃はムフフなことに…」

さやか「いやねぇよ」

まど神「そういえば二人はどうしたの? あ、箸折れてた」

さやか「お祝いのデートだってさ」

まど神「なんのお祝い?」

さやか「まどかの変態性が無事に治ったお祝い」

まど神「まさか…ここ三日間ほむらちゃんが不自然に私を刺激してきたのは…」

さやか「全部こっちの指示だよ。よってムフフな展開のフラグは全くないから」

まど神「うわーん!弄ばれたー!」

さやか「全部アンタが撒いた種だからね」

まど神「うう…ちくしょー、もうほむほむしてやるー……」

さやか「そん時は容赦なくシメてあげるから」

まど神「え、もしかしてまだ続くの……?」

さやか「当然。アンタが本当にまともになるまで監視するからね」

まど神「さ、さやかちゃんの覗き魔!」

さやか「スカートの中に頭突っ込んだ奴に言われたくない」

まど神「ウェヒー……」ションボリ

まど神「はぁ……まだしばらくはチソコくん(バ○ブ)で我慢かー……」ウィンウィンウィン

さやか「サラッと卑猥なもの出すな!」

まど神「ええーいいじゃん。セクハラトークできるのさやかちゃんとだけなんだから」ウィンウィンウィン

さやか「嬉しくねぇよ」

まど神「またまたー」ウィンウィンウィン


ドサッ


さやか「ん?」

ほむら「あ……ああ……」←忘れ物取りに帰ってきた

まど神「」ウィンウィンウィン

さやか(うわぁ…)

ほむら「まどかの嘘吐き!ド変態ー!」ダッ

まど神「ご、誤解だよほむらちゃああああああん!!」ウィンウィンウィン

さやか「ちょ、それ持って外に出るな!」




織莉子『そういえば、どうして貴女は彼女に協力してるの?』

さやか『何でって恭介の腕を』

織莉子『嘘ね。以前の彼女はこの世界に干渉出来ないって知ってた筈よ』

さやか『バレてたか』

キリカ『それで理由は?』

さやか『まあ、あんなどうしようもない変態でも親友で』




まど神「お願い待ってぇえええ!」ウィンウィンウィン

ほむら「ひぃいいいいいいいいいい!!」

さやか「まずそれを捨てろぉおおおおお!!」



さやか『あたしの嫁ですから』

キリカ『いわゆるツンデレか』

織莉子『趣味が悪いわね』

さやか『うっさい』




まど神「ほむらちゃぁあああああん!!」ウィンウィンウィン

ほむら「助けてえええええ!」

さやか「ああもう!こんな会参加しなきゃよかったー!」



終われ

ここまで付き合ってくれてありがとうございました。前回と同じように見切り発車で始めたら痛い目みた。ギャグ向いてねぇ……

またフラッっと新しく立てた時はよろしくお願いします。あ、それと最後に


さ や か わ い い


ありがとうございました!

ひとつ忘れてた。前回聞きそびれてたけど、次のスレ立てたら誘導した方がいい?要望あれば立てた時に書き込むけど

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom