シン「主役はオレだ」 キラ「やめてよね」(924)

シン「メイリン!ソードシルエット!」

メイリン「はい!」バビューン

キラ「くぅっ!(回避…間に合わないッ!)」

シン「アンタはオレが討つんだ…今日!ここで!」ギューン ドスッ

キラ「」ドカーン

ラクス「キラー!!」

シン「へへっ」ニヤニヤ

-ミネルバ-

シン「ふぅ…」スタッ

レイ「よくやったシン。後の事はまかせてお前は休め」

シン「あぁ、ありがとうレイ」

アスラン「シン!どういうつもりだ!」ズカズカ

シン「ハァ?」

アスラン「キラはお前を殺そうとしていなかった!それをお前は!」グイッ

シン「ちょっと疲れてるんで後にしてもらえます?あと唾飛ばさないでください」

アスラン「ふざけるな!」バキッ

シン「っ…殴るのは勝手ですけどね。オレは敵を討っただけです。文句は言わせない」

アスラン「キラは、フリーダムは敵じゃない!」

シン「馬鹿ですかアンタ?アイツのおかげでどれだけの被害が出たと思ってるんですか?」イライラ

アスラン「あいつはあいつなりに戦争を止めようと…」

シン「もう話すだけ無駄ですね。負け犬は黙っててください」ペッ

アスラン「あいつを討てたのがそんなに嬉しいか!得意か!」

シン「まぁ最新鋭機を達磨にされて帰ってきた誰かよりは自慢になるんじゃないですか」ニヤニヤ

アスラン「シン!」

ハイネ「そのへんにしとけよ」

アスラン「ハイネ!」

ハイネ「アスラン、お前いくらなんだって目茶苦茶だぜ」

ハイネ「あいつのやったことでザフトにも洒落にならない被害が出てるんだ。タンホイザーもセイバーもあれに破壊された」

アスラン「それは…」

ハイネ「それに今回は撃墜命令も出ている。これが敵じゃなかったら何なんだ?」

アスラン「…」

ハイネ「お前の気持ちも分からないでもないが…俺達は軍人で、ここは戦場なんだからさ」

アスラン「俺は…」

ハイネ「割り切れよ…でないと[ピーーー]ぞ」

アスラン「え」

ハイネ「[ピーーー]ぞ」

アスラン「はい」

ハイネ「それにさ、議長はどうしてお前をFAITHに任命したと思う?」

ハイネ「戦場でワガママを言わせるためか?違うだろ?」

ハイネ「お前がザフトを、ミネルバを護ってくれると期待したからだよ。それに先の大戦の英雄が来たとなったら皆の士気も高まるしな」

アスラン「…」

ハイネ「それにシンだってあんな風に理不尽に突っかかられたら、嫌味の一つも言いたくなるぜ」

ハイネ「まぁ、最新鋭機を壊しちまったのは俺も同じだから、耳が痛かったけどな!」ハハッ

シン「いや…ハイネは凄いよ。コクピットの位置から真っ二つにされて生きて帰って来たんだから」

ハイネ「ハハハ、コクピットをやられたぐらいでいちいち死んでたらFAITHは務まらんぜ!」

ハイネ「まぁお前らも少しずつでもいいから仲直りしてさ、結束力さえあればこのチームは最強だとオレは思ってる」

ハイネ「議長期待のミネルバだ!息合わせてバッチリいこうぜ!」

シン「了解!」

アスラン「…了解」

ルナマリア「了解!」

ステラ「了解!」

シン「ステラ!もう大丈夫なのか!?」

ステラ「うん。もう平気」

シン「良かった…本当に良かった…」

ルナマリア「感謝してよね!シンが戦ってる間看病してたのアタシなんだから!」

シン「ルナも怪我してたのに…ありがとう」

ステラ「ルナ、ありがとう」

ハイネとステラが生きてたのは嬉しいが、湖に沈められなかったっけ?

ルナマリア「べ、別に大したことじゃないわよ!医療班の人たちが頑張ったから…」テレテレ

ルナマリア「それより、今度こそ守ってあげなさいよ、ステラのこと」

シン「あぁ!ステラは絶対オレが守ってみせる」

ステラ「シン…」

シン「ハイネも…ステラのこと、許してあげてくれないかな」

ハイネ「あぁ、あのときのことなら気にしてねえよ」

ステラ「許してくれるの…?」

ハイネ「許すもなにも、あの時お前は連合の兵士でオレはザフトの兵士だったんだからさ」

ハイネ「戦場で討たれても文句は言えないだろ。オレが未熟だっただけさ」

ハイネ「身体もこの通りピンピンしてるしな!何も気にすんなよ」

ステラ「うん…ありがとう」

アスラン「(居づらい…)」

>>11
一命を取り留め、シンによってミネルバに回収され治療を受けていたってことで
細かいことは気にしないで


ハイネ「まぁ、元連合の兵士ってだけで目の敵にする輩も多いだろうけどさ、シンが守ってくれるだろうから心配すんなよ」

シン「あぁ、もちろん」

ステラ「ありがとう、シン」

シン「へへっ」ニヘラ



風呂入ってきます

アスラン「…俺は疲れたので先に部屋に戻っています」

ハイネ「あ、おい…」

ルナマリア「(疲れたってお前ブリッジで観戦してただけだろ)」

シン「…俺も疲れたな。フリーダムを倒したと思ったら変な奴に絡まれるし」

ハイネ「報告やら何やら面倒なことはオレが済ませておいてやるから、部屋で休めよ。艦長も今回は大目に見てくれるだろ」

シン「ありがとう。じゃあ部屋に戻ってるよ…おやすみステラ」

ルナマリア「ステラもシンと一緒の部屋よ」

シン「え!?」

ルナマリア「嘘よ、ステラは私の部屋」

シン「か、からかうなよ!」

ステラ「ふふっ…」

ハイネ「酷いなおい…」

ルナマリア「私達も戻りましょうか」

ステラ「うん」

ハイネ「そうか…オレはもう少しここにいるよ」

ルナマリア「そう。ところでレイは?ずっと姿が見えないけど」

ハイネ「ん?あぁ…レイはちょっとな」


-数分後-

レイ「…」スタッ

ハイネ「どうだ?」

レイ「遺体は見つかりませんでしたが…あの爆発です。まず生きてはいないかと」

ハイネ「…だといいけどな」

レイ「もし生きていたとしてもフリーダムがあれでは…」

ハイネ「…」

レイ「…アスランは?」

ハイネ「シンに八つ当たりだよ…一応は治まったが」

レイ「彼を放っておくのは危険なのでは?」

ハイネ「後で様子を見に行くよ。FAITHがあんなんじゃ周りも不安になるだろうしな」

レイ「そうではなく…」

ハイネ「アークエンジェルか?」

レイ「ええ。彼があの船のクルーと密会したとの報告も挙がっています」

ハイネ「考えたくねえけどな…仲間が寝返るなんてのは」

レイ「…」

ハイネ「まぁ、もしものときは覚悟を決めるさ。アークエンジェルはなんとしても沈めないといけないもんな」

レイ「ラクス様のことがクライン派に知られる前に」

ハイネ「知られたらタダじゃ済まないだろうな…オレは断然今の…新しいラクス様の方が好きだけどな」

レイ「同感です」

ハイネ「そりゃ意外だな!てっきりアイドル路線は嫌いだと思ってたぜ」

レイ「俺と似ていますから、彼女は」

ハイネ「ラクス様が?レイと?いやいや…似てないだろ」

レイ「…」

-アスラン自室-

アスラン「今回の命令は…絶対におかしい…」

コンコン
ハイネ「アスラン、いいか」

アスラン「…ええ」

ウィーン
ハイネ「なんだ、休んでたんじゃなかったのか」

アスラン「…」

ハイネ「ほら、好きだろドクターペッパー。オレは絶対飲みたくないけどな」コトッ

ハイネ「少しは頭が冷えたか?」

アスラン「俺は…」


アスラン「俺は絶対に認めない…こんな事は」

ハイネ「なに?」

アスラン「あの艦は確かに不用意に戦局を混乱させたかもしれない…だけどその意思は俺たちと変わらないじゃないか!」

アスラン「戦争を終わらせたいと!こんな事はもう嫌だと!」

ハイネ「あのなぁ…」

アスラン「なのに何故こんな!話し合いの機会もないままアークエンジェルを!キラを!」

アスラン「おかしいじゃないか…こんな…」

ハイネ「…おかしいのはお前だ」

アスラン「なに!?」

ハイネ「お前、シンに言ったよな?」

ハイネ「自分が気に入らない、認められないと思うものは間違いだとでも言う気か?と」

ハイネ「なら今のお前はなんなんだ?」

アスラン「それは…」

ハイネ「今のお前は駄々をこねてるだけにしか見えないし、俺たちとアークエンジェルは一緒じゃない」

ハイネ「親友を討たれて悔しいのは分かるけどな、討ちたくないから討ちませんじゃ軍人は務まらないぜ」

ハイネ「自分が何のためにザフトに戻ったのか、もう一回よく考えてみるんだな」

アスラン「くっ…俺は…」

-シン・レイ自室-

レイ「シン、入るぞ」ウィーン

シン「レイ、おかえり。遅かったな」

レイ「少し野暮用でな」

シン「そっか、それより聞いてくれよレイ!ステラが元気になったんだ!」

レイ「そうか…良かったな」

シン「オレ本当に嬉しくてさ、またステラの笑顔が見れて」

シン「ベルリンでは結局ステラを守れなかったけど、今度こそは絶対にステラを守るよ」

レイ「それは違うなシン」




シン「レイ?」

レイ「彼女を保護したのも、彼女が最新鋭の治療を受けることができたのも、お前の活躍があってこそだ」

レイ「それに彼女が回復したのは、もう一度お前に会いたいという強い意志があったからだ」

レイ「お前はずっと彼女を守り続けていたと俺は思うぞ」

シン「…ありがとなレイ。なんだか少し楽になったよ」

シン「ステラを助けるときも何も言わずに力を貸してくれたし、フリーダムを落とせたのもレイのおかげだ」

レイ「気にするな、仲間を助けるのは当然だ。それにフリーダムを討てたのは何よりお前の力だ」

シン「レイは本当に頼りになるよ。ここに来て俺は大切な仲間ができた。ルナもハイネも、そしてステラも」

シン「…1人だけワケわかんない奴がいるけどな」

レイ「まぁそう言うな。彼も共に戦うザフトの兵士であることには変わりは無いんだ。最近の言動は目に余るがな」

シン「あいつが居なければ最高のチームだと思うけどな、ミネルバは」

レイ「また何かあればそのときは言い返してやればいいさ。今日はもう休もう」

シン「そうだな…なんだか疲れたよ。おやすみレイ」

レイ「あぁ、おやすみ」

シン・レイ「」グーグー



ひとまずここまで

再開


-アークエンジェル-

ラクス「キラ…」

マリュー「キラくんなら大丈夫よ、きっと。気を確かに持って」

アマギ「ただいま戻りました」

ラクス「キラは!?」

アマギ「彼なら無事です。奇跡ですよ。今は医務室に…」

ラクス「キラッ!」タッ

-アークエンジェル医務室-

ラクス「キラ!」

キラ「ラクス…ごめん」

ラクス「いいえ、無事で良かったですわ」

キラ「けど、フリーダムを…あれを落とされちゃったら僕は…」

ネオ「ワハハハ!インパルスにやられたって?ざまみろ!」

キラ「ムウさん!?」

ネオ「だから!ネオ・ロアノークだと言ってるだろ!」

ネオ「大体なんなんだ?そのムウって奴は」

マリュー「戦友よ…かけがえのない。でも…もういないわ」

ネオ「ふーん、あっそ(乳はデカいが…賞味期限切れだなこりゃ)」

マリュー「…」ジー

ネオ「なんだよ、俺に一目惚れでもしたかい?」

マリュー「!くっ…」タタッ

ネオ「あ、おい!」

キラ「マリューさん…」

ネオ「はぁ…なんなんだありゃ」

-ミネルバ-

乗組員A「いやぁ~やってくれたなシン!」

乗組員B「流石だなシン!」

シン「そ~ぉ?」ニヤニヤ

乗組員C「ホントすげぇよ!あんな戦い方!インパルスの特性をあんな風に生かすなんてな!

シン「いやぁ、あれはレイが一緒に考えてくれたおかげでさ…まぁオレの技術も確かだと思うけどね~」フフンッ

ハイネ「こいつぅ」コツン

シン「へへっ」ニヤニヤ

アスラン「…」

ステラ「シン、嬉しそう」

ルナマリア「あれだけの敵を討てたんだもの。きっと勲章ものよ」

シン「オレはそんな…」

アスラン「シン、あまり調子に乗るなよ」

シン「…敵を討ったのに、褒めてくれないんですか?」

アスラン「いや、まだわからんぞ…」

シン「はぁ、この手で串刺しにしてやりましたけど」

アスラン「キラを甘く見るな!あいつは殺して死ぬような奴じゃない!」

ハイネ「おい、二人共よせ!」

ステラ「…」

シン「オレは敵を討っただけです。賞賛されても叱咤されることじゃありません」

アスラン「うるさいっ!」バキィッ

シン「ぐっ…」ヨロッ

ステラ「シン!おまえ、よくも!」

ルナマリア「ステラ!駄目よ!」

ステラ「離して!」

シン「ステラ!大丈夫だ!」

ステラ「シン…」

シン「こんな弱虫のパンチなんか痛くも痒くもないからな」ニヤッ

アスラン「このぉっ!」

ガシッ
ハイネ「アスラン、もうよせ!」

アスラン「離せっ!」

シン「殴りたきゃいくらでも殴っていいですよ」

シン「その代わり次からはオレも殴り返しますけど」

アスラン「シン!」

タリア「なんの騒ぎ!?」

レイ「…また貴方ですか、アスラン」

一旦休憩

ちなみにステラがブロックワードに反応しなかったのは
治療によってエクステンデッドの副作用が全て解消されたため
ご都合主義だろ!って思う人もいるだろうが原作もご都合主義だから別にいいよね

再開


レイ「敵を討てと命じられ、それをシンは成し遂げた。叱責される理由など無い。何度も同じことを言わせないで下さい!」

アスラン「キラは敵じゃない!」

レイ「何故それを貴方が決めるんです?何が敵であるか、そうでないかなど陣営によって違います。人によっても違う…ご存知でしょう?」

アスラン「くっ…」ギリッ

レイ「あなたにとってフリーダムのパイロットは友だったかもしれない。けれどシンにとってあれは敵であり、
   討つべき相手なんです。俺にとってもね」

レイ「いい加減現実を見て下さい。貴方がそんなことでは周囲の者達にも余計な不安を与えかねない」

アスラン「敵じゃないんだ…アークエンジェルは…キラは…」

シン「そんなに戦いたくないなら、さっさと除隊の申請でもなんでもしてくればいいだろこの馬鹿!」

レイ「放っておけシン。相手にするだけ無駄だ」

シン「…わかったよ」

タリア「もういいわね?ミネルバはジュール隊と合流しジブラルタルへ向かいます!」

-ジブラルタル-

シン「これは…」

デュランダル「ZGMF-X42Sデスティニー。君の新しい機体だよ」

シン「オレの…ですか!?]

デュランダル「そうとも。攻撃翌力、防御力、機動力、信頼性…全てにおいてインパルスを凌ぐ最強のモビルスーツだ」

デュランダル「加えてこの機体には君をパイロットと想定した調整が加えてある。最新のインパルスのデータを参考にしてね」

デュランダル「正に君の専用機だよ。どうだね、気に入ってくれたかね」

シン「はいッ!ありがとうございます議長!」

ミーア「この機体と貴方がいればザフトは安泰ですわ」

デュランダル「いや全く…このところの君の力は凄いものだよ」

シン「いえ…そんな…」ニヤニヤ

デュランダル「そしてもう一機、ZGMF-X666Sレジェンド…これがアスラン、君の新しい機体だ」

デュランダル「ドラグーンシステム、君ならば使いこなせると思うがどうだね?」

アスラン「…」

ミーア「?」

デュランダル「どうしたね、アスラン」

アスラン「これは…この力は、これからロゴスと戦っていくためですか?」

デュランダル「戦いを終わらせる為に戦うというのも矛盾した困った話だがね。彼らは言葉を聞かないのだから、戦うしかあるまい」

アスラン「それならばなぜ彼らを…アークエンジェルとフリーダムを討てと命じられたのです!!」クワワッ

アスラン「彼らの意思は俺たちと同じだったはずです!戦争を終わらせるために!平和をもたらすためにと!」

アスラン「なのに何故!話し合う機会すら無いままにあんな命令を!」

シン「アンタまだそんなこと!」

アスラン「デストロイに立ち向かったのだって彼らの方が先だ!」

シン「!!いいかげんにっ…」

デュラン「アスラン!ならば聞くが、何故彼らは私たちの元へ来なかった?」

アスラン「!?」

デュランダル「想いが同じというのなら彼らは私達のところへ来なかった? 私の声は届いていただろう?」

デュランダル「機会がなかったわけではあるまい?グラディス艦長も戦闘前にアークエンジェルに投降を呼びかけたとの報告を受けている。
       なのになぜ彼らは戦ったのだね?」」

アスラン「それはっ!」キッ

ミーア「えっ…?」ビクッ

デュランダル「ラクスだって、共に戦おうとしてくれているというのに!」

アスラン「なっ…!?議長ッ!」

シン「アスラン!」

デュランダル「君の憤りは分かる」

アスラン「えっ?」

デュランダル「なぜ世界は願ったように動かないのか、なぜ平和な世界にならないのか…実に腹立たしい思いだろう」

シン「…」

デュランダル「だがそれが今の世界だ。今この世界で私達誰もが本当の自分を知らず、その力も役割も知らず、
       ただ時に翻弄されて生きている」

デュランダル「アークエンジェル…いやキラ・ヤマト、彼に限っても私はこう思うよ」

デュランダル「彼は本当に不幸で、気の毒な人間だったとね」

アスラン「不幸!?」

デュランダル「彼は本来、戦士なのだ。戦いにおいて彼の右に出る人間を私は一人しか知らない」

シン「…」ニヤッ

アスラン「っ!」ギリッ

デュランダル「あれほどの力、正しく使えばどれほどの事ができたかわからないというのに」

デュランダル「だのに誰一人、彼自身それを知らず!知らぬが故にそう育たず!そう生きず!時代に翻弄されて生きてしまった!」

デュランダル「何を思ったかは知らないがオーブの国家元首をさらい、ふらりと戦場に現れては見境無く相手を攻撃する!」

デュランダル「その行動に何の意味があるというのだね?ただ混乱を招くだけではないのかね?」

アスラン「しかしキラは!」

デュランダル「以前、強すぎる力は争いを呼ぶと言ったのはさらわれた当人の姫だ」

デュランダル「ザフト軍最高責任者として私は、あんなわけのわからない強大な力を野放しにしておく事はできない。
       だから討てと命じた…それは仕方のない事だろう?」

デュランダル「本当に不幸だったよ、彼は…彼が早くに自分を知っていたら、その力と役割を知りそれを生かせる場所で生きられていたなら」

デュランダル「彼自身も悩み苦しむ事もなく、その力は称えられ、幸福に生きられただろうに…」

シン「幸福…でありますか?」

デュランダム「人は自分を知り、精一杯できる事をして役立ち、満ち足りて生きるのが幸せだろう?」

シン「あ、はい」

デュランダル「この戦争が終わったら私は是非ともそんな世界を作りあげたいと思っているのだよ。
       誰もが皆幸福に生きられる世界になれば、もう二度と戦争など起きない世界になるだろう」

シン「戦争の無い世界…」

デュランダル「そうとも、戦争の無い平和な世界だ。その実現のために頑張ってもらいたいのだよ、君達にも!」

シン「はい!」

アスラン「…」グッ



ひとまずここまで

次回はアスラン脱走

とりあえず報告だけ

今日の分の再開は12時過ぎて日付が変わってからになる
あと書くときはsage入力しないでいいみたいだからsagaだけで
それとハイネ専用デスティニーは多分出ない…と思う

ちょっとずつ投下


-ミネルバ艦内-

アーサー「しかし凄いですねぇ!こんなに連合の軍が参集してくるとは!」

タリア「ええ…でもなんだかこう…落ち着かないわね。もうあれは敵だと刷り込まれている感じで」

アーサー「ほ~んと!これで一斉に裏切られたらジブラルタルは終わりですねぇ!あはははははは!」

タリア「…」ギロッ

アーサー「あ、あれれぇ?」

タリア「馬鹿なこと言わないで!ただでさえ作戦前で皆気が立っているのよ!」

アーサー「す、すいません…」

タリア「(しかし本当にこれでロゴスを滅ぼすことができるのかしら…)」


-デュランダル私室-

レイ「ミネルバ所属、レイ・ザ・バレル。出頭致しました」

デュランダル「レイ!元気だったかね?」

レイ「はい」

デュランダル「何か飲み物は?また色々と話を聞かせてもらいたいのだが」

レイ「ありがとうございます」

レイ「かくかくしかじか」

デュランダル「そうか…やはり『駄目』かな?アスランは」

レイ「思われた以上に、彼のアークエンジェルとキラ・ヤマトに対する想いは強かったようです」

デュランダル「だが、彼はもう…」

レイ「いえ、生きています!」

デュランダル「ん?」

レイ「彼が殺さない限り…胸の中では」

デュランダル「それは厄介だね」

ミーア「…」コッソリ

レイ「罪状はあります。私にお任せ頂ければ…」

ミーア「!」

デュランダル「…いや、もう少し様子を見よう」

レイ「ですが彼はグラディス艦長にも、同じFAITHであるハイネの言葉にも耳を貸しません」

デュランダル「うむ…」

デュランダル「しかしハイネ、彼ならクセの強いミネルバを上手く纏めてくれると思ったのだがね」

レイ「…」

デュランダル「…もしものときは、任せてもいいかな?レイ」

レイ「はい」

ミーア「そんな…」

-基地内の一室-


アスラン「…キラ…」

コンコン

ミーア「アスラン?アスラン!」

アスラン「ん…?」

ガチャッ

ミーア「ああもう!やっぱり居た!」

ミーア「ダメよ!こんなところに居ちゃ!」

アスラン「…?」

ミーア「アナタ、さっきだって格納庫で議長にちゃんとお返事しなかったし…」

ミーア「こんなことしてちゃ本当に疑われちゃう!」

アスラン「は?」

ミーア「シンって子も、ずっと新型機のところにいるのよ!?ほら、早く!」グイッ

アスラン「さっきから何の話だ!疑うって…」

ミーア「議長は知ってるの!アナタが隠れて、アークエンジェルの人たちに会ってたこと!」

アスラン「なに!?」

-格納庫-

シン「あぁ…最高だなぁデスティニーは…」ニヤニヤ

シン「凄く悪人面だけど…でもそこがたまらなく良い!」

レイ「シン!」

デュランダル「ずっとここに居たのかね?」

シン「レイ!議長!」

デュランダル「よほどこの機体を気に入ってくれたようだね。声に出ていたよ」

シン「あ…はい…」カァァ

デュランダル「それよりも君に話があってね。あの少女…名前はなんと言ったかな?」

レイ「ステラ・ルーシェです」

シン「!」

デュランダル「そう…そのステラ・ルーシェだがね」

デュランダル「彼女を、ミネルバの一員として迎えようと思う。モビルスーツのパイロットとしてね」

シン「!?そんなっ…彼女は!」

デュランダル「と言うのは嘘」

シン「え?」

デュランダル「驚いたかね?」

シン「…やめてください。笑えませんよ、そういうの」

レイ「シン…」

デュランダル「いや、済まない。少し冗談が過ぎたな」

デュランダル「だがミネルバのクルーとして迎え入れるのは本当だよ」

シン「どういうことですか?」

デュランダル「今は戦争中だ、今の世界に完全に安全な場所など在りはしない。どこに居ようと巻き込まれる可能性はある」

デュランダル「ならば、君が直接的に守ることができる場所、目の届く場所に置いた方が君も彼女も安心できるのではないかね?」

シン「それは…そうかもしれないですけど…」

デュランダル「ただ、何もしない者を艦に置いおくことはできないからね。艦内の食堂や売店等で働いてもらうことになるとは思う」

デュランダル「君と彼女がどうしても嫌だと言うのであれば強制はしないがね」

デュランダル「地球で暮らしたいというのであればそれでも構わないが、その場合私からは何の援助もできない」

シン「はい…」

デュランダル「話は以上だ。彼女と話し合って二人で決断してくれたまえ」

シン「はい…失礼します」

-アスランサイド-

ミーア「ね?だから不味いの!早くそんなことありませんってとこ見せないと、このままじゃアナタは…」

コンコン

アスラン・ミーア「!」

ハイネ「アスラン!ミネルバ所属、特務隊ハイネ・ヴェステンフルスだ」

ハイネ「…ちょっと大事な話があるんだ!開けてくれ」

アスラン「さすが、議長は頭がいいな…」

ミーア「え?」

アスラン「俺のこともよく分かってる」ギリッ

ハイネ「おいアスラン!返事ぐらいしろって!」

アスラン「たしかに俺は…彼の言う通りに戦う人形になんかなれない!」

ガチャガチャ

ハイネ「クソッ、思春期のガキかよ!…いやあいつまだ18か?」

アスラン「いくら彼の言う事が正しく聞こえても…」

ミーア「え?」

アスラン「君も一緒に逃げよう!議長は自分の思い通りに動く者にしか用はない!」

ミーア「アナタ何を言っているの!?」

ハイネ「なんだか騒がしいな…盗み聞きは趣味じゃないが…」ミミピタッ

アスラン「彼に都合のいいラクス…そしてモビルスーツパイロットとしての俺!」

アスラン「だが君だって、ずっとそんなことしていられるわけ無いだろう!」

ミーア「はぁ!?」

アスラン「そうなれば君も殺される!だから君も一緒に逃げよう!」

ハイネ「!!あいつっ!」ガン!ガン!

ミーア「離して!助けてあげようとしたのに何なのよ!私まで巻き込まないで!」

バキィッ

ハイネ「アスラン!!」

アスラン「くぅっ!」ダッ

ガシャァァァン

ミーア「あ…あ…」

ハイネ「くそっ!」

ドタドタドタ

兵士「何の騒ぎだ!?」

ハイネ「脱走兵だ!出口を塞げ!それからラクス様を議長の所へお連れしろ!俺は奴を追う!」

ハイネ「脱走兵は特務隊のアスラン・ザラだ!」

-少し遡りデュランダル私室-

デュランダル「…これで良かったのかな?レイ」

レイ「はい」

デュランダル「私としては、あまり本意ではないのだが…」

レイ「シンにとって彼女は…ステラ・ルーシェはかけがえのない存在です」

レイ「彼女の存在が、彼女を守りたいという想いが、今のシンの原動力になっている」

レイ「彼女を蔑ろにするようなことになれば、シンは今のアスランのように…」

デュランダル「…レイ、君は」

ビーッ!ビーッ!

レイ「!」

デュランダル「何だ!」



メイリンによる脱走の手助けは少し省く

ビーッ!ビーッ!

兵士A「港だ!くそぉっ、いつの間に!」

レイ「アスランっ…!」


-ミネルバ-

ビーッ!ビーッ!

タリア「なあに!?何事なの!?」

ピピピッ
デュランダル(通信)『タリア!』

タリア「はい!」

デュランダル『子細はまだ分からんが、アスランが突然こちらの保安要員を打ち倒して逃走した!』

タリア「えぇ!?」

デュランダル『ミネルバに行くことは無いと思うが、一応知らせておく』

デュランダル『ハイネが後を追っているようだが、事によってはレイやシンも借りるかもしれん』

タリア「逃走って…何故!?」

デュランダル『だからまだ分からんと言ったろう!また後で連絡するよ!』

ブツッ

タリア「…」


-アスランサイド-

メイリン「車回します!見えたら乗ってください!」

アスラン「あ、あぁ」

ブロロー
ハイネ「クソッ…どこに…」

ブオーン

ハイネ「!あれは…」ギュイーン


-ボルテール-

イザーク「「何の騒ぎだ!」

シホ「スパイが脱走したと!」

イザーク「ちぃっ!だから連合の奴らなど…」

シホ「いえ、それが…」

ディアッカ「アスランだ」

イザーク「なにぃ!?」

ディアッカ「脱走したスパイの名前…アスラン・ザラ」

イザーク「何だと…!?」

イザーク「間違いないのか?」

ディアッカ「あぁ…」

イザーク「あいつっ…」


-格納庫-

キキーッ

メイリン「今なら追っ手はみんな港です!早く行ってください!」

アスラン「でも、君…」

メイリン「殺されるくらいなら…行った方がいいです!」

タタタッ

アスラン「!」

ハイネ「アスランッ!」

ハイネ「投降して基地へ戻れ!今ならまだ引き返せる!俺からも口利きしてやるから!」

アスラン「俺は!議長の思い通りに動く人形にはならない!」

ハイネ「なに!?」

アスラン「議長は信用できない!俺はアークエンジェルに行く!」

メイリン「え…?」

ハイネ「…そうかよ!」パァン

アスラン「くっ…ハイネ!」

メイリン「ひっ…」

ハイネ「前に言ったよな!割り切ることができないなら殺すと!」パァン

アスラン「やめろハイネ!メイリンは…」

ハイネ「人質ってワケかよ!」

アスラン「くっ!」ダッ

パン!

ハイネ「!このっ…」

アスラン「今のうちに!」グイッ

メイリン「は、はい…」

ハイネ「逃がすかよ!」パン!パン!

アスラン「モビルスーツの中に!」

ギューン ガシャッ

ハイネ「クソッ!」ダッ

ガチャッ
ハイネ「シン!レイを呼び戻せ!デスティニーとレジェンドの発進準備を!」

シン『えっ、なんで急に…』

ハイネ「逃走班がモビルスーツで逃げたんだよ!追撃を頼む!」

シン『あ、あぁ了解!』

-グフのコクピット-

ギューン

アスラン「ごめん…でもこうしないと君まで…」

メイリン「で、でもアークエンジェルに行くって…あの艦は…」

アスラン「沈んじゃいない…きっとキラも!」


-ジブラルタル基地格納庫-

デュランダル『レイ、頼むぞ』

レイ「ええ」

シン「レイ!」

レイ「シン!いけるか?」

シン「ああ、けど何なんだよ脱走犯って…」

レイ「油断するなよ…相手はあのアスラン・ザラだ!」

シン「えぇっ!?(あんまり危機感沸かないな…)」



一旦ここまで
かなり長くてグダグダだけどアスラン脱走はもうすぐ終わり

再開


ビーッ!ビーッ!

『フォーツー!トリプルシックス!スタンバイ!』

シン「でもアスランって…なんだってアイツが?」

レイ「ラクス様を誘拐しようとしたらしい」

シン「えぇ!?だって婚約者なんじゃ…」

レイ「詳しくは知らん。それをたまたま通りかかったハイネが阻止したが、振り切って逃走した」

シン「なんなんだよアイツ!」

-作戦室-

兵士A「グフが奪われた!?追撃は!?」

兵士B「それは今…」

デュランダル「既にシンとレイに命じた」

ウィーン

兵士C「失礼します!」

デュランダル「ん?」

兵士C「ホストに侵入した端末が特定できたのですが…」

デュランダル「聞こう」

兵士C「ミネルバクルー、メイリン・ホークの部屋のものでした」

デュランダル「ミネルバの!?」

ザワザワ

-基地内-

ビーッ!ビーッ!

ルナマリア「何が起きてんのよこれ…」

ステラ「…」

ルナマリア「基地に戻ったほうがいいのかな~」

スタスタ
タリア「…」

ルナマリア「あ!艦長…」

タリア「…」スタスタ

ルナマリア「えっ、ちょっと」

ステラ「ルナ…」クイッ

ルナマリア「あ、うん…部屋に戻ってよっか」

-作戦室-

デュランダル「それで、彼女は?」

兵士C「いえ、それが…」

ウィーン
ハイネ「失礼します!」

デュランダル「いいところに来た!君がアスランを追っているときメイリン・ホークの姿を見なかったか」

ハイネ「彼女はアスランと一緒です!」

デュランダル「それは人質ということか?」

ハイネ「それも考えましたがアスランはメイリンを庇い、グフのコクピットに上がろうとしたときには手を差し伸べ、
    彼女は躊躇せずその手をとりました。映像記録があるはずです」

シン『そんな…』

レイ『…』

ウィーン
タリア「メイリンが!?」

デュランダル「人質として連れ去られたのではないと?」

ハイネ「ええ」

レイ『議長、彼女は情報のエキスパートです!このまま逃がせばどれほどの機密が漏れるか分かりません!」

レイ『脱走は絶対に阻止すべきものと考えます』

レイ『撃墜の許可を!』

シン『レイ!?』

タリア「レイ!ちょっと待ちなさい!」

ハイネ「…」

デュランダル「そうか…分かった、君の判断を信じよう。」

デュランダル「撃墜を許可する」

シン『えっ…』

タリア「議長っ!」

デュランダル「…」ギロッ

タリア「あっ…」

-海上-

レイ「ありがとうございます、議長」

シン「レイ!」

レイ「聞こえたなシン」

シン「でも、そんな…」

レイ「覚悟を決めろシン!今彼らを逃がせば、議長の想いもそれに賛同する人々の想いも全てが無駄になる!」

シン「っ…!」

シン「なんなんだよアイツは!」が、アスランなのかハイネなのか……

アスラン「くっ…追っ手が…」

レイ「右から追い込む!前へ回り込め!」

シン「クソッ…」

ズダンッ!ズダンッ!

メイリン「きゃあぁっ!」

アスラン「ちっ!レイか!」ギュオン!

シン「アスラン!」

アスラン「シン!」

シン「なんでこんな事になるんだよ!」

>>145
もちろんデコ助


アスラン「やめろシン!踊らされている!お前も!」

シン「え?」

レイ「見苦しいですよ!アスラン!」ズダンッ

ギュオンッ
アスラン「レイッ!」

シン「逃げるなよ!降伏しろ!基地へ戻れ!」

アスラン「聞けシン!」

待てハイネもアスランもどっちも作中屈指のデコだ

シン「!」

アスラン「議長やレイの言うことは、確かに正しく、心地よく聴こえるかもしれない!」

レイ「アスラン!」ズダンッ

ギュオンッ
アスラン「だが彼らの言葉は!やがて世界の全てを殺す!」

シン「なんで?」

アスラン「え?」

シン「だからなんで?」

アスラン「あ、いやだから…」

シン「理由も説明できないのかよ!もうちょっと考えて喋れよ!」

レイ「シンもうダメだ!アスランは少し錯乱している!」

シン「少しどころじゃないよ…」

アスラン「シン!どうしても討つというならメイリンだけでも降ろさせろ!」

レイ「彼女は既に貴方と同罪だ!その存在に意味は無い!」

メイリン「えっ…」

アスラン「レイ!」

シン「くっ…」

>>148
ヅラの方

シン「でもレイ!」

レイ「討てないのなら下がれシン!」ブォン

レイ「貴方は此処で死すべき人だ…アスラン・ザラ!」ギュオッ

アスラン「くそっ!」ガキィッ

レイ「往生際が悪いですよ!」

アスラン「俺はこのまま殺されるつもりは無い!」

シン「…」グッ

シン「アンタが悪いんだ…アンタが!」ジャキン

アスラン「!」

シン「アンタが裏切るからぁーッ!!」ギュオンッ

アスラン「くっ…」バシュゥッ

ガキンッ
デスティニー「無駄だ」ズガンッ

アスラン「なっ…」

デスティニー「今のはシャイニングフィンガーではない…パルマ・フィオキーナだ」シュゥゥゥ

アスラン「くぅっ!シン!」

メイリン「っ…」ギュッ

シン「はぁぁぁぁぁっ!!!」ギュォォン

ズバンッ

バチバチッ…ドガァァァ…ズズン

シン「はぁっ…はぁっ…」

レイ「シン…」

シン「…メイリン…アスラン…」

レイ「…帰ろう。俺たちの任務は終わった」

レイ「裏切った彼らを…敵を討ったんだ。やるべきことをやったんだ」

シン「あぁ…」

-作戦室-

兵士A「グフ、撃墜です。デスティニー、レジェンド、帰投します」

タリア「っ…」

デュランダル「そうか…ありがとう」

デュランダル「事の次第を簡単に文書に纏めてくれ。連合側にはこちらから調査隊を出すので現場海域には
       立ち入らないようにと」

兵士A「了解」

デュランダル「それと、メイリン・ホークには姉がいたな。彼女を呼んでくれ」

デュランダル「話さねばならないことも訊かねばならないこともあるだろう。それは君にまかせたよ」
兵士B「はっ!」

タリア「…」キッ

デュランダル「そう睨まないでくれ。アスランは私が復隊させ、FAITHにまでしたのだ」

デュランダル「こんなことになってショックなのは私も同じだよ」



ここまでで一旦終わり
あの状況で生きてたヅラはおかしい

メイリンはマジでなにも考えないで付いてきた典型だからな
アスランにたいして「好感を持ってる」ってだけで全部を肯定した女
最終盤での「どっちが本当のラクス様か~」とかほざいてたけど完全にとってつけただけだし。

再開


-格納庫-

ガシャン...ガシャン...

ヴィーノ「デスティニーとレジェンド…」

ヨウラン「あの機体、シンとレイが乗るんだな」

ウィーン
レイ「…」

ウィーン
シン「…」

ヴィーノ「シンが討ったんだろ…」

シン「!」

ヨウラン「よせ!」

ヴィーノ「…なんでだよ、なんでメイリンが!」

レイ「…」スッ

レイ「撃墜許可を求めたのは俺だ」

ヴィーノ「っ!なんで…なんで!メイリンが乗ってたんだろ!」グイッ

レイ「履き違えるな、彼女は裏切り者だ。俺たちは敵を討った、ただそれだけだ」

ヴィーノ「このっ!」バキッ

シン「レイ!」ガシッ

レイ「くっ…」ヨロッ

ヨウラン「やめろって!」グッ

ヴィーノ「離せよ!」

レイ「…怨んでくれてかまわない」

ヴィーノ「!」

レイ「だが、討つしか無かった。プラントのためにも、彼らを放置するわけにはいかなかった」

シン「レイ…」

ヴィーノ「…」

レイ「済まない…」スタスタ

シン「…ごめん…」スタスタ

ヴィーノ「…」グッ

ヨウラン「おまえだって分かってるだろ。あいつらだって討ちたくて討ったはずがない」

ヨウラン「もうその話はするな、絶対に…」

シン「レイ、ごめん。オレのせいで…」

レイ「事実を伝えた結果だ。お前が謝ることじゃない」

レイ「突然の事で彼らも混乱しているんだろう。この程度で済めばマシな方さ…それよりもお前は大丈夫か?」

シン「えっ?」

レイ「ずっと顔色が悪い」

シン「…」

レイ「気にするなというのは無理だと思うが…」

カツッカツッ

ルナマリア「!」

シン「あ…」

レイ「…」

ルナ「…」

シン「…ルナ、オレ…」

ルナマリア「謝らないで」

シン「えっ…?」

ルナマリア「仕方ないのよ…任務だったんだから…」

シン「…」

ルナマリア「これで良かったのよ…これで…」

シン「ルナ…」

ルナマリア「私、もう行くわね」スタスタ

シン「あ…」

レイ「…」

-シン・レイの部屋-

ウィーン
シン「…」

レイ「…」

シン「…オレ、ルナに何も言えなかったよ」

レイ「…あぁ」

シン「やっぱり謝ろうかと思ったけど…それもなんだか自分だけ楽になろうとしてるみたいで…」

レイ「…あまり自分を責めるな、撃墜許可を求めたのは俺だ」

シン「ご、ごめん…そういうつもりじゃ…」

レイ「分かっている、だから自分を責めるな。悪いのは裏切った彼らだろう」

レイ「それにルナマリアも…彼女も軍人だ」

レイ「納得はできなくても、理解はしているはずだ」

シン「…」

レイ「…俺は少し出ている」ウィーン

ガシャッ

シン「…」

シン「…畜生…!」グスッ

レイ「…」カツッカツッ

ハイネ「よう!」

レイ「!ハイネ…」

ハイネ「悪かったな、大変な仕事頼んじまって」

レイ「いえ、俺は元々アスランは処分すべきだと考えていましたから」

ハイネ「…」

レイ「だが結果的に、シンに討たせる事になってしまった」

ハイネ「アイツは今どうしてる?」

レイ「今は部屋で塞ぎこんでいます…特にメイリンを討ったのが応えたようです」

ハイネ「そうか…だが彼女は共犯だしな、逃がすわけにもいかない」

レイ「ええ…」

レイ「しかし何故いまさら…アークエンジェルも居ないというのにラクス様を誘拐して逃げようとした?」

レイ「一体何を企んでいる…」

ハイネ「それなんだが、奴はアークエンジェルに行くと言っていた。万が一もあるかもな」

レイ「!それはギル…議長には?」

ハイネ「もちろん報告したさ」

レイ「そうですか…」フゥ

ハイネ「ところでギルって議長のことか?」

レイ「!!」

ハイネ「ゲイ・ガ・バレルか?」

レイ「違います」

ハイネ「レイザーバレルHG」

レイ「怒りますよ」ギロッ

ハイネ「わ、悪い…(こいつ怒ると怖いな…)」

-翌日-

シン・レイ「おはようございます」

デュランダル「おはよう、昨日は二人ともよくやってくれたね。ありがとう」

デュランダル「だが…大丈夫か?」

レイ「はい」

シン「…はい、でも…」

デュランダル「ん?」

シン「アスランとメイリン…どうしてあんなこと…」

デュランダル「まだコクピットも見つからず、何もわかっていないが…」

デュランダル「こちらのラグナロクのデータに進入された形跡があったようだ」

シン「ラグナロク…?」

デュランダル「ヘブンズベース攻撃作戦のコードネームだよ。大層な名前だがね」

デュランダル「ただその中には、デスティニーとレジェンドのデータもある」

シン・レイ「!」

デュランダル「進入は容易ではないのだが…情報に精通している者が居ればあるいは…」

レイ「メイリン・ホーク…」

シン「…」

デュランダル「彼はラクスを連れ出そうともした」

デュランダル「だがラクスはそれを拒否し、それでこちらにも事態が知れた」

デュランダル「そして彼は…"アークエンジェル"の名を口走っていたそうだ」

シン「えぇ!?」

デュランダル「彼が錯乱していたのだと思いたいが…な」

シン「…」

デュランダル「ただ、何にせよ今はロゴスを討つことに専念して欲しい。そのために我々は集ったのだから」

レイ「はい」

シン「…はい」

デュランダル「話は以上だ。君達には期待しているよ」



今回はここまで
次回は原作でデスティニーが唯一マトモに活躍できたであろうVSロゴス

再開
少しずつ投下


デュランダル「(…ラグナロクのデータが奪取されるとはな)」

デュランダル「(第一何故脱走など企てた?彼はアークエンジェルとフリーダムを討ったことに腹を立てていたようだが…)」

デュランダル「(メイリン・ホークは…アスランに篭絡されていたか?)」

デュランダル「(敬愛する姉を裏切り、信頼してくれた仲間を裏切り、彼らはどこへ行こうとしていた?)」

デュランダル「(まさかラグナロクの情報をロゴスに…いや、そうは思えんな)」

デュランダル「(まさか本当にアークエンジェルは生きているのか?)」

デュランダル「(それに…他に協力者がいた可能性もある…ラグナロクへのハッキングを行ったのは
        別の誰かか)」

デュランダル「(まさか内部のクライン派がミーアのことに気付いたとでもいうのか?)」

デュランダル「(だとすれば…本物がクライン派に接触した可能性が高い…)」

デュランダル「(やはりアークエンジェルは…)」

デュランダル「(だが彼らがラグナロクの情報を手に入れたところでメリットは無いはずだ)」

デュランダル「(欲しかったのはデスティニーとレジェンドのデータか?)」

デュランダル「(ロゴスを討って終わり、ということにはならないかもしれんな…)」

コンコン
タリア「議長、そろそろ…」

デュランダル「あぁ、分かっているよ」

-海上-

『ミネルバより通達!全軍、我に従え!』

-ミネルバ-

デュランダル「まずは通告を送ってくれ」

デュランダル「基地内にいるロード・ジブリール他、ロゴスと名を挙げた者の引渡しを要求すると」

タリア「はい!」

デュランダル「話し合いで終わらせることができればそれに越したことはないだろう…本当は」

-ステラ・ルナマリアの部屋-

コンコン
シン「…」

ウィーン
ルナマリア「はーい…シン?」

シン「あ、その…」

ルナマリア「ステラ?」

シン「あ、うん…」

ルナマリア「…」バシッ

シン「いてっ!」

ルナマリア「なにしょげた顔してんのよ!」

シン「えっ…?」

ルナマリア「頼りにしてるんだからね…アンタのその力!」

シン「ルナ…ありがとう」

ルナマリア「今呼んでくるね。…ステラ!起きて!」

ステラ「…あと10ぷん」グー

ルナマリア「シンが来てるわよ」ボソッ

ステラ「シン!?」ガバッ

シン「ステラ!」

ステラ「シン、会いに来た?」

シン「うん、ちょっと話したいことがあるんだ」

ルナマリア「…この部屋使っていいわよ。私は出てるから」

シン「えっ、でも」

ルナマリア「いいの!新しい機体のチェックもしないといけないし」

シン「そっか…ありがとう」

ステラ「シン?」

シン「…議長がさ、言ってくれたんだ」

ステラ「ぎちょう?」

シン「あっ、議長っていうのは…偉い人で、戦争を無くそうとしてる人で…」

ステラ「…」

シン「ステラにとっての…ネオみたいな人かな…」

ステラ「ネオ…」

シン「それでさ、ステラを正式にミネルバの…この艦の一員として迎えたいって」

ステラ「またガイアに乗るの?」

シン「モビルスーツのパイロットじゃなくてさ、食堂とか売店で仕事をすればいい」

シン「オレもその方がいいと思うんだ。今町に降りても、どこも戦争で危ない」

シン「それに…これは議長も言ってたんだけど、ミネルバならオレが直接ステラを守れる」

ステラ「うん…」

シン「ステラは…どうしたい?」

ステラ「ステラは…」

ステラ「…ステラは戦いたい」

シン「えっ!?」

ステラ「ステラも、シンを守りたい!」

シン「でもダメだよ、そんな…」

ステラ「どうして?ステラ、シンと一緒なら怖くないよ?」

シン「…でもやっぱりオレは…ステラに戦わないでほしい」

ステラ「シン…」

シン「…色々理由はあるけど…怖いんだ。またステラが戦ったら、今度こそどこかに消えちゃうような気がして…」

ステラ「…」

シン「だからさ、ステラにはオレの帰る場所を守ってほしいんだ」

ステラ「守る…」

シン「うん。その代わりステラのことはオレが絶対守るよ」

ステラ「シンは、死なない?」

シン「あぁ!ステラが待っててくれるなら何が何でも生きて帰るさ!」

ステラ「…わかった。ステラ待ってる」

シン「ステラ…ありがとう」ギュッ

シン「オレ約束するよ…絶対戦争の無い世界にする。ステラが笑って、安心して暮らせる世界にする…」

シン「オレが一生、ステラを守るよ!」

ステラ「シン…!」ギュッ

コソコソ
レイ「(フッ…よくやったシン)」

ハイネ「覗きかよ」

レイ「!!」ガタッ

シン「っ!誰かいるのか!?」

ウィーン
レイ「…」

ハイネ「…」

シン「え…」

ステラ「…」

シン「なにやってんだよ…二人とも…」

ハイネ「オレはたまたま通りかかっただけ」シレッ

レイ「デスティニーとレジェンドの最終チェックを済ませておこうと思ってな…呼びに来ただけだ」シレッ

シン「ここステラとルナの部屋だぞ。なんでここにいるって知ってるんだ?」

レイ「…」

ハイネ「オ・レ・は・たまたま通りかかっただけ」

イラッ
レイ「…とにかく先に格納庫に行っている」スタスタ

ハイネ「おい!置いてくなよ!」ドタドタ

シン「あ…まぁいいか」

シン「じゃあステラ、オレもそろそろ行くよ」

ステラ「シン待って、これ持っていって」ギュッ

シン「これ…あのときの貝殻…」

ステラ「お守り…またシンに持っててほしい」

シン「ステラ…ありがとう!」

ステラ「シン、いってらっしゃい!」

シン「あぁ!行ってくる!」

-格納庫-

シン「(ネオ…か)」

シン「(ステラを戦争の無い暖かいところにって約束したけど、結局ステラはまた戦わされた…)」

シン「(でも無いんだ、そんな場所は。オレ達が創らなきゃ)」

シン「(オレは約束は守るさ…ステラを守る)」

シン「(戦争の無い世界にする、ステラが笑っていられる世界に!)」

レイ「(…シンは覚悟を決めた)」

レイ「(戦うために生み出された彼女も、兵器ではなく人としての幸せを掴むことができるかもしれない)」

レイ「(戦争が無くなれば俺も…俺として生きられるのだろうか…)」

レイ「(ラウの、アル・ダ・フラガの代用品ではなく)」

レイ「(レイ・ザ・バレルとしての存在価値を、見出せる日が来るのだろうか…)」

-ヘブンズベース-

ジブリール「フッ、通告して回答を待つとは…デュランダルは今、さぞ気分のいいことでしょうよ!」

ジブリール「準備が出来次第攻撃開始だ。議長殿が調子に乗っていられるのも、もうここまで…」

ジブリール「格好つけてノコノコ前線にまで出てきたことをたっぷりと後悔させてやりましょう」

ジブリール「あの世でね!」

オペレータ-「全軍、配備完了しました」

ジブリール「フフ、では始めましょう」

ロゴスメンバーA「ううむ…だが本当に…」

ジブリール「先手必勝というでしょう?どうせ戦うのです」

ジブリール「向こうは追い込んだつもりかもしれないが、実際そうではないのだから…!」

オペレーター「…全軍、攻撃開始!」



書いた分が尽きたので少し休憩

再開


ズドドドドドド

-ミネルバ-

アーサー「敵軍、ミサイル発射!!」

タリア「えっ…!?」

デュランダル「なん…だと…?」

アーサー「モビルスーツ、モビルアーマー隊接近!攻撃開始されました!」

タリア「そんな!?未だ何の回答も…」

-ボルテール-

ディアッカ「どうなってんだよ、こりゃあ!」

イザーク「あいつらぁ…!」ギリッ

-ヘブンズベース基地-

オペレーター『システムオールグリーン!X1デストロイ、発進準備!』

スティング「こいつは面白いことになりそうだな…アウル、そっちはどうだ?」

アウル「オーライ、けどよぉ…」

オルガ「行くぜぇ!お前ら邪魔すんなよ!」

クロト「オヒョーーーーーーーーー!!!うっはぁぁぁぁぁ!!!!!」

シャニ「あー…うー…」

アウル「こいつらマジウゼェ…」

スティング「そうぼやくなよ、一応は味方だ」

アウル「チッ、しゃーねぇなぁ…多く倒した方が勝ちだぜスティング!」

スティング「ゲームじゃねぇんだぞ全く…スティング・オークレー!デストロイ、出るぞ!」ギュオンッ

アウル「へへっ、ハイスコア出しちゃうぜ!アウル・ニーダ、行くよ!」ギュオンッ

オルガ「オラァァァァ!!行くぜぇぇぇぇぇ!!!」ギュオンッ

クロト「そりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」ギュオンッ

シャニ「うるさいこいつら…」ギュオンッ

スウェン「…スウェン・カル・バヤン!ストライクノワール、出撃する!」ギュオンッ



今日はここまで

デストロイガンダムってHCMProってやつでおもちゃになってるんだね
尼で6000円だった
死ぬほど欲しい

一応補足

アウルニダー<丶`∀´>と3馬鹿が生きてるのはキラアスが生きてるならコイツらもだよね^^ってことで
スウェンはゲスト出演みたいなものでソル、セレーネ、シャムス、ミューディは出番があるか分からないが多分生きてる

再開

とりあえず書けた分を少しづつ投下


-海上-

スティング「そらぁっ!ステラとネオの弔い合戦といこうぜ!!」ズドォォォン

アウル「ごめんねぇ!強くてさぁッ!!」ズガガガガ

ザフト軍「うわぁぁぁぁぁ!!」
ドガァァァン

-ミネルバ-

デュランダル「くっ…止むを得ん!オペレーション・ラグナロク発令!我々も戦闘を開始する!」

タリア「デスティニー、レジェンド、セイバー、インパルス、発進!」

アビー『全システムの起動を確認、発進シークエンスを開始します』

シン「オレが薙ぎ払ってやる…全て!」

アビー『デスティニー、発進どうぞ』

シン「シン・アスカ!デスティニー、行きます!」ギュオンッ

アビー『レジェンド、発進どうぞ』

レイ「レイ・ザ・バレル!レジェンド、発進する!」ギュオンッ

アビー『コアスプレンダー、発進どうぞ』

ルナマリア「ルナマリアホーク!コアスプレンダー、行くわよ!」ギュオンッ

アビー『セイバー、発進どうぞ』

ハイネ「議長の期待、応えてみせるさ」

ハイネ「ハイネ・ヴェステンフルス!セイバー、行くぜ!」ギュオンッ

-海上-

オルガ「へっ、ザコばっかってのも面白くねぇけどなぁ」ドガァァァァ

ピピピピッ

オルガ「あぁ?なんだぁ?」

ギユオオオオオオ!

シン「切り込むッ!!」ジャキンッ

クロト「激殺ッ!!!」ドガァァァ

ヒュンッ 
レイ「やらせん!」ズガンッズガンッ

バチバチッ
クロト「てんめぇ!!」

レイ「リフレクター!?火力だけではないということか…」

レイ「ならばッ!」ギュオンッ

ハイネ「ヤバい火力だ…けどなぁ、懐に入っちまえばこっちのもんだろ!」ギュオッ

スティング「来たなァ赤いの!おまえは俺がぁッ!!」ズドンッ!

ハイネ「みえみえなんだよ!」ヒュンッ

スティング「何だコイツ…前よりも…速い!?」

ハイネ「ザラとは違うんだよ!ザラとはぁ!」

アウル「スティング!くそッ…どうなってんだよ!」

ルナマリア「当たれっ!」バシュウッ

バチィッ
アウル「チッ、合体野郎か!」

ルナマリア「私だって!」

アウル「やれるもんなら…やってみろよぉ!!」

シャニ「くぅ…」ズドンッ

ヒュンッ
イザーク「ここは俺の距離だッ…ディアッカ!シホ!畳み掛けるぞ!」

シホ「はい!」

ディアッカ「了解!」

シャニ「このっ!このっ!このぉぉぉおっ!!!」

シホ「やらせない!プラントのためにも、先の大戦で何もできなかった私に決別するためにも!」ジャキン

モラシム「フハフハフハ!道を切り開く!このゾノがなぁ!各機続けぇい!」

ズガガガッ!

モラシム「ぬ!?ど、どこから!?」

スウェン「…」ズガガガガガッ!

モラシム「ば…馬鹿なぁぁぁぁ!?」
ドガァァァァン

モラシム隊「隊長ーっ!!」

スウェン「…次だ!」

オルガ「落ちろォォォーッ!!」ズギャァァァァ

バチィィッ
シン「(こいつらも…戦わされてるだけなんだ…)」

シン「(でもオレは決めたんだ…戦いのない世界にするって!そのためなら!)」

シン「どんな敵とだって、戦ってやるさ!!」ギュンッ!ブォンッ

オルガ「はぁ!?分身した!?」

シン「終わりだぁーッ!!」ブンッ

オルガ「くそっ!この馬鹿モビルスーツぅ!脱出だっ!」バシュンッ

ズギャァァッ!…ドゴォォォォン!

レイ「俺や彼らのような存在を、もう二度と生み出さないためにもっ…!」ズバァァッ

クロト「くっそぉ!もう持たねぇっ!」

レイ「世界を変えるんだ…俺たちが変える!!」ギュンッ ズバンッ

クロト「ちきしょおおおおおーっ!!!」バシュンッ

ドガァァァァン!

-ヘブンズベース-

オペレーター「デストロイ3号機、4号機、撃墜されました!」

ロゴスメンバーA「なにぃ!?」

ザワザワ

ジブリール「…」

-ミネルバ-

デュランダル「おお…これなら」

アーサー「これは凄いッ!凄いですよぉ!!艦長~!!」

デュランダル「…彼らも頑張ってくれている!今のうちに陣容を立て直すのだ!」

スティング「チッ!さっさとやられやがって馬鹿が!」

ハイネ「余所見してる場合かよっ!」ズバンッ

スティング「くぅっ…ヤロォ!」グオッ

ハイネ「なっ…(倒れこんで…)」
ギュンッ

スティング「くたばれぇ!!」

ズズゥゥゥン…

ハイネ「へっ、危なかったが…今なら落とせる!」ジャキッ ズバァァ

スティング「負けた…オレが!?くそぉぉぉっ!!」バシュンッ

ドガァァァン!

ルナマリア「くっ…強い…!」ギュオン

アウル「ハッ!そんなもんでボクを殺ろうっての!?」ズドンッ!

シン「ルナーッ!!」ギユオオオ

ルナ「シン!」

シン「こいつはオレが倒す!ほかのモビルスーツを!」

ルナ「わかった!(悔しいけど…まかせるしかない!)」ギュンッ

アウル「なめんなよ、コラァァッ!!」ズドドドド

ルナマリア「道を開けるわ!モビルスーツ隊、続け!」

ズガァン!

バシィッ
ルナマリア「っ!何!?」

スウェン「標的を確認…排除する!」ズガガガガッ

ルナマリア「くぅっ!」ギュオッ

スウェン「避けた…!?」

ルナマリア「ザクだったらやられてた…でも!」ズダンッ!

スウェン「ちぃっ!」ズガガガッ

ギュウン!
ルナマリア「負けられないのよ!」ギュオッ

スウェン「この機動力は…だが!」ビュオンッ

ルナマリア「ワイヤー!?くっ…」ズバッ

スウェン「終わりにする!」ジャキン ギュンッ

ルナマリア「…ここでっ!」ガシャンッ

スウェン「分離した!?」

ルナマリア「やれる!私だって!」ズバァン!

スウェン「くっ…ここまでか…」

ドガァァァン…

ルナマリア「私だって、赤なのよ!」

シャニ「うらぁぁっ!」ズドン!

ディアッカ「今だ!しっかり頼むぜ隊長さん!」

イザーク「ディアッカ!シホ!合わせろ!」

シホ「はい!」

ディアッカ「おう!」

ズギャァァァ!

シャニ「く…ムカつくんだよ!」

ビーッ!ビーッ!
シャニ「ハァ?…チッ、終わりかよ」バシュンッ

ドガァァァァン…

アウル「くそぉっ!当たれっつってんだよ!」ズドン!

ギュオン!
シン「そんなもんに!」ブオン

アウル「うわぁぁぁぁぁ!!!」ズガァァァ!

シン「でやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」ギュオオオオッ

ズンッ!

ビーッ!ビーッ!
アウル「くっそぉぉぉぉぉ!!!どうなってんだよボケぇ!!!」バシュンッ

ドガァァァァン!

-ヘブンズベース-

オペレーター「デストロイ…全機撃墜されました…」

ロゴスメンバーA「こ、これでは…ジブリール!」

ロゴスメンバーB「ジブリール…?」



一旦ここまで
続きはまた今日中に投下できるか明日になるか明後日になるか分からない

分からない人がいるかも知れないから一応補足

DESTINYのキャラクター

アビー・ウィンザー…メイリンの代わりにミネルバに配属された可愛いオペレーター。影が薄い


SEEDのキャラクター

マルコ・モラシム…ラウと仲の悪いおじさん。ゾノに乗ってた


スターゲイザーのキャラクター

スウェン・カル・バヤン…ファントムペイン所属のイケメン。あまり喋らない

>>274
アビーとか知らなかった……

あと、シホって誰だ

>>275
イザークの隊にいる可愛い前髪パッツン
玉置成美がモデルらしいが全然似てない

ちょっとだけ投下


-ヘブンズベース地下-

ジブリール「ええぃ!どういうことなのだこれは!」ギリッ

イアン「しかし、よろしいのですか?他の方々は」

ジブリール「フン…私の言葉がロゴス、神の言葉なのだ。私さえいればロゴスは何度でも蘇る」

ジブリール「そのための礎となるならば奴らも本望であろうよ」

イアン「…」

ジブリール「我々にはまだ月がある。次こそコーディネイター共を血祭りにあげるときだ…」

-ミネルバ-

アビー「伝令です!敵軍の白旗を視認、戦闘継続の意思は無いとのことです!」

デュランダル「すぐに確認してくれ!完全に停戦するまで、警戒を怠るな!」

アビー「はい!」



ロゴス、ブルーコスモス側は降伏
戦いはザフトとロゴスに反発した一部の地球連合軍による対ロゴス同盟軍の勝利に終わった

-海上-

シン「はぁっ…はぁっ…」

ピピッ
レイ『シン、帰還するぞ』

シン「終わった…のか…?」

レイ『ああ…俺達の勝利だ』

シン「そっか…倒したんだ…ロゴスを…」

-ミネルバ-

シン「ステラ!」

ステラ「シン!」タタッ

シン「オレやったよ!ステラ!」ギュッ

ステラ「シン、怖いものやっつけた?」

シン「あぁ!ステラがくれたお守りのおかげだ!」

ステラ「うふふふふふふ」クルクル

シン「あはははははは」クルクル

レイ「フッ…」

ハイネ「あー…ちょっといいかお前ら」

シン・ステラ「!」ピタッ

シン「ジブリールが…居ない!?」

ハイネ「基地が降伏する前にこっそりと逃げたらしい。他のロゴスのメンバーは全て見捨ててな…」

ルナマリア「…」

レイ「そう簡単には終わらないという事か」

シン「くそっ…」


---

デュランダル「ヘブンズベース戦での功績を称え、シン・アスカにネビュラ勲章を授与する」

シン「…」ピシッ

パチパチパチパチ

デュランダル「おめでとう、勲章は二つ目だな。いや全く素晴らしい!」

シン「ありがとうございます!」

デュランダル「それからこれを、シン・アスカとレイ・ザ・バレルに」

レイ「…」スッ

シン「え…これって…FAITHの!」

デュランダル「これは…私から君達への信頼の証だよ。これからも頑張ってくれたまえ」

レイ「ベストを尽くします」

シン「オレ…いえ、自分も精一杯頑張ります!」

デュランダル「期待しているよ」

パチパチパチパチ

ステラ「シン、おめでとう」

シン「へへっ、ありがとう」

ルナマリア「レイも、おめでとう。二人とも凄いじゃない!」

レイ「ああ、ありがとう」

ハイネ「しかしこれでミネルバにはFAITHが4人か…オレと艦長と、シンとレイと」

ドタドタ
ザフト兵A「議長!」

デュランダル「何事だ!」

ザフト兵A「カーペンタリア情報部からの報告です!ジブリールの所在が判明しました!」

シン「!」

デュランダル「それで、彼はどこに?」

ザフト兵A「オーブです!」

シン「えぇっ!?」

-アークエンジェル-

カガリ「なんだと!ジブリールがセイランに!?本当かそれは!」

キサカ「ああ、間違いない。そしてそれはもうザフトにも知れたようだ」

カガリ「ザフトに!?」

キサカ「既にオノゴロ沖合にカーペンタリアより発進した艦隊が展開中だ!」

-作戦室-

デュランダル「我々は彼の身柄の引き渡しを要求する。ヘブンズベース戦での彼の責任、また既に得られた様々な証言から
       彼の罪状は明らかだ。それを匿おうというのは到底許せるものではない!」

デュランダル「既にカーペンタリアからこちらの要求を携えた艦隊が出動しているが、万が一に備えて我々も非常態勢をとる」

デュランダル「それに先駈けてミネルバには直ちに発進してもらいたい」

タリア「本艦がここから、でありますか?」

デュランダル「連戦で疲れているところ本当に済まない。だがこちらも本気だということを相手にも見せなければならん」

デュランダル「オーブは軍事技術の高さを誇るだけでなく、マスドライバー…宇宙への道を持つ国だ。私はそれも気に掛かる」

タリア「え?」

デュランダル「ジブリールがオーブの軍事力を持って月の連合軍と合流するようなことになれば、
       プラント本国が危機に曝される可能性も出てくる…ということだ。
       彼こそがブルーコスモスの盟主であるということを忘れたわけではあるまい」

タリア「オーブが彼に力を貸すと?」

デュランダル「現に彼はオーブにいるのだ。我々が彼を捜していることを、あの国だけが知らないはずは無いだろうに」

デュランダル「オーブはユニウスセブンの件があるまでは友好国として親しくしてきた国だ。それを思うと残念でならないが…
       我々もこの度の件に関しては一歩も引くことはできん。今度こそ必ず彼を押さえるのだ!」

タリア「はっ!」

-オーブ-

ジブリール「ものの分かった人間ならね、すぐに見抜くはずだ。デュランダルの欺瞞は」

ウナト「ええ」

ジブリール「ま、心配せずとも我等はすぐに反撃に出る」

ウナト「え?」

ジブリール「私が宇宙に上がりレクイエムが流れれば…全て終わる」

ウナト「レクイエム?」

ジブリール「その時勝ち残っていたければ、今どうすべきかは聡明な貴方にはよくお解りだろうな、ウナト・エマ…?」

ウナト「あ、はい」

-アークエンジェル-

ミリアリア「オーブ政府からザフトへの回答文発信されました!スピーカーに出します!」

ユウナ『オーブ政府を代表して通告に対し回答する』

カガリ「…」

ユウナ『貴官等が引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は、我が国内には存在しない!』

カガリ「ユウナ!?」

-ミネルバ-

ユウナ『また…このような武力を以ての恫喝は、一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う』

シン「…!」ギリッ

ユウナ『よって直ちに軍を引かれること要求する』

-作戦室-

デュランダル「最早どうにもならんようだな…この期に及んでくだらない茶番に付き合えるわけもない」

デュランダル「ロード・ジブリールをオーブから引きずり出せ!」

-海上-

ザフト軍司令官「目標はロード・ジブリールだが、ロゴスに組みするオーブ政府にも遠慮することはない。
        立ちはだかるものは排除、あるいは捕獲せよ!」

ザフト軍司令官「市街地、民間人への被害は最小限にとどめるように!」

一旦ここまで
続きは深夜か明日の夜になると思う

再開


-オーブ-

ユウナ「ああんもう~!ジブリールはいないと回答したじゃない!何で奴等は撃ってくるの!」

オーブ将校「嘘だと見透かされているからですよ!政府は何故あんな回答を…」

ユウナ「だって二年前にアークエンジェルを保護したときは…」

オーブ将校「あのときとは状況が全く違います!」

ユウナ「うるさいうるさい!こっちも防衛体制をとるんだよ!護衛艦軍出動!迎撃開始!モビルスーツ隊発進!奴等の侵攻を許すな!

-アークエンジェル-

カガリ「ムラサメ隊は出られるな?私達だけでも発進する!」

マリュー「えぇ!?」

カガリ「艦長、スカイグラスパーを借りる!」

マリュー「そんな無茶よ!スカイグラスパーでなんて!」

カガリ「もう何も待ってなどいられない!」

キサカ「待てカガリ!その前にウズミ様の言葉を聴いていけ!」

カガリ「お父様の…?」

---

カガリ「これは…金のモビルスーツ!?」

キサカ「そこにウズミ様の遺言が彫られている」

カガリ「あぁ…」

ウズミ『もしもお前が力を欲する日来たれば、その希求に応えて私はこれを贈ろう以下略』

カガリ「うぅっ…お父様…」ポロポロ

キサカ「カガリ、乗るか?このアカツキに」

カガリ「アカツキ…うん!」

---
オペレーター『システム起動。発進どうぞ』

カガリ「カガリ・ユラ・アスハ!暁、出るぞ!」ギュオンッ

-ミネルバ-

シン「ジブリールは?」

ハイネ「まだだな、なかなか頑固なもんだ。さっさと奴を引き渡してくれればこっちだってなぁ…」

シン「オーブ…」ギリッ

レイ「…俺が出ます。シン達はミネルバの護衛を」

シン「いや、オレが行く」

ルナマリア「え!?でもオーブは…」

シン「もう決めたんだ。平和を勝ち取るためならどんな敵とでも戦うって…だからオレが行く!」

レイ「…わかった」

ちょっとだけだけどここまで

次回はシンVSカガリ
ひょっとしたらキラ戦までいけるかも
多分投下は明後日以降になりそう

グゥレイトを言わせるためにロゴス戦でディアッカ出したのに書けてなかったことに今気付いた…


再開

---

アビー『ハッチ開放、カタパルトオンライン、針路クリアー、デスティニー、発進どうぞ』

シン「シン・アスカ!デスティニー、行きます!」ギュオンッ

---

オペレーター「アンノウンモビルスーツ一機、ムラサメと共にこちらへ向かってきます!」

ユウナ「な、なんだって~!?ほら、早くモニターに映すんだよ!」

オペレーター「…」ピピッ

カガリ「私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハ!」

カガリ「国防本部、聞こえるか?突然の事で審議を問われるかも知れないが指揮官と話したい!どうか…」

ユウナ「カガリ!カガリィ~!来てくれたんだねマイハニィー!ありがとう~僕の女神ぃ!指揮官は僕、僕だよぉ!」

カガリ「ユウナ…私を本物と、オーブ連合首長国代表首長カガリ・ユラ・アスハと認めるか?」

ユウナ「もちろんだよ!僕にはちゃーんと分かるさ、彼女は本物だ!」

カガリ「ならば…その権限において命ずる。将兵達よ!直ちにユウナ・ロマを国家反逆罪で逮捕、拘束せよ!
    ジブリールの居場所を聞き出せ!」

ユウナ「うん!さぁ早くボクを逮捕す…えっ?」

カガリ「ウナトは行政府だな?回線を開け!オーブ全軍、これより私の指揮下とする!」

オーブ将校「命令により高速させていただきます!」

ユウナ「え?え?カ、カガリーッ!?」


---

ムラサメ隊「撃て!撃てーッ!」ビシュンッ

シン「こんな奴等にやられるか!」ズドンッ

ムラサメ隊「うわぁぁぁぁ!!」
ドゴォォォン

シン「クソッ…ん?あれは…」

カガリ『私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハ!』

シン「アスハ…!あれが大将機か!」ギュオオッ

カガリ「はぁぁっ!」ズドンッ!ズドンッ!

ザフト軍「ぬわーっ!」
ドガァァァン

カガリ「国土を守るんだ!どうかみんな、私に力を!」

ムラサメ隊「カガリ様!お気をつけ下さい!ザフトの新手が!」

カガリ「えっ…」

ギュオオオッ
シン「なんで国の代表が前に出て戦ってるんだよ!アスハ!」

カガリ「っ!おまえ、ミネルバの!?」

シン「さっさとジブリールを引き渡せ!」

カガリ「そちらこそオーブへの侵攻を中止しろ!」

シン「だからジブリールを渡せば終わるんだよ!ロゴスを匿う国なら、討たなくちゃならないだろ!」

カガリ「ジブリールは今捜索中で…」

シン「はぁ!?」

カガリ「私が留守の間にセイラン家がジブリールを…」

シン「どんな事情があったってオーブがジブリールを庇ったのは事実だろ!」

カガリ「こんな状況ではジブリールの捜索もままならない!」

シン「だったらアンタが!国家元首ならその立場を使って停戦を申し入れろ!」

シン「マルマラでもクレタでも散々戦いをやめろと喚いたくせに…なんで今度は!」

カガリ「だけど私が此処で指揮を執らなければ、オーブ軍は総崩れになってしまう!」

シン「もういい…話すだけ時間の無駄だ!」ズドンッ

カガリ「くうっ!」ギュイン!

シン「っ!?」ヒュンッ

カガリ「これも避けるのか…」

シン「ビームが…跳ね返された!?どういう原理だよ!」

カガリ「この身が焼かれようとも私はっ!」ズドンッ

バチィッ
シン「アンタ達の奇麗事がたくさんの民間人を殺した!オレの家族は焼かれた!オレの目の前で!!」ギュオッ

シン「宇宙へ逃げたアンタが軽々しくそんな言葉を口にするなぁっ!!」ズバンッ

ガキィッ!
カガリ「うぅっ…」

シン「オレの家族はアスハに殺された!」

カガリ「お父様だって、苦しんで決断したんだ!それでも理念を守るために!」

シン「何が理念だ!民の命を犠牲にしてまで守るものなのかよ!民があってこその国なんじゃないのか!」

シン「あんな状況になっても現実から目を背けてアンタ達はぁ!!」

ムラサメ隊「カガリ様ぁーっ!!お下がりください!!」ビシュンッ

バチィッ
シン「ちっ!」

-ミネルバ-

アビー「デスティニー、敵モビルスーツと交戦中」

アビー「!上空より接近する物体あり!」

タリア「何なの!?」

アビー「これは…モビルスーツが二機です!」

タリア「っ!」

---

シン「こんな奴のどこに守る価値があるんだよっ!」ズバァッ

ムラサメ隊「ぐわぁぁーっ!!」
ドゴォォォン

カガリ「ああっ…」

シン「アンタに国のトップとしての器は無い!オレがオーブから追い落としてやる!!」ギュオオオッ

『やめろぉーっ!!』

ズドォンッ!

ヒュンッ
シン「っ!なんだよ今度は!…えっ?」

シン「そんな、嘘だ…なんでアイツがここに!?」

-ミネルバ-

タリア「フリーダム…アークエンジェル…生きていたのね」

レイ「俺も出ます!シンを助ける!」ダッ

タリア「レイ!?」

ハイネ「フリーダムは彼らに任せましょう!ミネルバの護衛はオレとルナマリアが務めます!」

ルナマリア「…」コクッ

タリア「…そうね、本艦はアークエンジェルを討つ!離水上昇急げ!」

ハイネ「(全く…どうして悪い予感ばかり当たっちまうかね)」

-アークエンジェル-

マリュー「ミネルバが来るわよ、いいわね!」

ノイマン「はい!」

シン「フリーダムっ…!」ギリッ

キラ「ここは僕が引き受ける!カガリは国防本部へ!ラクスはマリューさんのところへ!」

ラクス「はい!」ギュオッ

カガリ「…頼むっ!」ギュオッ

シン「またそうやってヒーローごっこを続けるのかよ…アンタはぁ!!」ギュオッ




とりあえずここまで

次回はシン対キラ

>>343の前にこれを入れ忘れたスマン


カガリ「この命に代えてもオーブは守ってみせる!」ビシュンッ

ヒュンッ
シン「たいした腕もないくせに!」ギュオオッ

カガリ「なんだと!」ジャキンッ

シン「これならっ!」ブンッ

カガリ「ブーメラン!?うわぁっ!」
ズバンッ!
ド゙ガァァァ

シン「収束されたビームまでは防げない…近づきさえすれば!」


別になくても大丈夫だけどシンがアカツキの弱点に気付く描写だから一応
アビー可愛いよおおお

再開


-オーブ-

シン「遊びでやってんじゃないんだよッ!」ズドンッ

バチィッ
キラ「もうやめてくれ!これ以上の戦いは!」

シン「こうなった原因はアンタにもあるんだぞ!分かってるのか!」

キラ「えっ…?」

シン「アンタが先の事も考えずに国の代表を攫ったりするから!国は混乱した!」ギュオンッ

シン「何かを成すなら最後まで責任を取れよ!どれだけいい加減で身勝手なんだ!アンタって人はぁっ!!」ブンッ

ガキィンッ
キラ「くっ…こうなったのは僕とカガリのせいだと、全てオーブのせいだというのか!」

シン「はぁ!?」

キラ「この戦闘も、この犠牲も仕方のない事だって!君はそう言うのか!」

キラ「カガリがどれだけこの国を想って、どれだけ必死に頑張って来たのか!何故それが分からない!」

シン「分かってたまるかよ!甘ったれた国家元首とテロリストの気持ちなんか!!」

キラ「なに!?」

シン「突然戦場に出てきて勝手なことばかり喚き散らして!聴かないとなったら手当たりしだいに攻撃して!
そんな事をして戦いが終わるもんかよ!」

シン「アンタに武器を破壊されて、敵の攻撃を防げなくなって死んだ人だってたくさんいたんだ!」ズドンッ

バチィッ
キラ「くうっ…」

-アークエンジェル-

ラクス「アスラン!」

アスラン「ラクス!」

メイリン「(え…ラクス様?)」

アスラン「ジャスティスに君が乗っていたなんて…大丈夫か?」

ラクス「はい、本当にただ乗っていただけですから。アスランこそ大丈夫ですか?」

アスラン「大丈夫だ」

ラクス「お身体のことではありませんわ」

アスラン「…」

アスラン「俺に再びジャスティスに乗れと?」

ラクス「はい。ですが何であれ、選ぶのは貴方ですわ」

アスラン「君も…俺はただ戦士でしかないと、そう言いたいのか?」

ラクス「それを決めるのも貴方ですわ」

アスラン「え?」

ラクス「力はただ力です。そして貴方は確かに戦士なのかもしれませんが、アスランでしょ?」

アスラン「あ…」

-ミネルバ-

レイ「レイ・ザ・バレル!レジェンド、発進する!」ギュオンッ



-アークエンジェル-

アスラン「俺は…アスラン・ザラ!ジャスティス、出る!」ギュオンッ

---

ギュオオオオッ
アスラン「キラ!くっ…間に合うか…」

ピピッ
アスラン「!?」

ズガンッ!

ヒュンッ
アスラン「くっ…あれは…!?」

レイ「…」ジャキン

アスラン「その機体…レイか!」

レイ「死に損ないの裏切り者が…」ギリッ

アスラン「そこを退けレイ!自分達が今何を討とうとしているのか、お前本当に分かってるのか!!」

レイ「少なくとも貴方よりはな!」ズガンッ

バチィッ
アスラン「ロゴスを討つ、だからオーブも討つ!そんな議長の判断が正しいと、本当にそう思っているのか!」

レイ「(あのビームシールド…やはりデスティニーとレジェンドのデータを強奪したのは…)」

レイ「信頼してくれた仲間を裏切るような輩の言うことよりは、遥かに信用できる」

アスラン「議長はお前達のことを仲間だとは思っていない!彼は自分に都合のいい役割を果たす者にしか用は無い!」

アスラン「あのラクスだって本物じゃない!自分に都合のいいラクスが必要だったから…」

レイ「自分の都合でしか物事を考えられない貴方が言うのか!」

アスラン「なに!?」

レイ「ザフトを裏切り、オーブへ渡ったかと思えば、今度はオーブを捨ててザフトへ戻り!」

レイ「そしてザフトが自分を肯定してくれないと分かると、またオーブに逃げ戻る!」

レイ「オーブという国も貴方にそっくりだ!理念のために国を焼いたかと思えば、その理念も簡単に破り捨ててザフトに仇なした!」

アスラン「だからカガリはそれを止めようと必死に…」

レイ「そうだ。彼女もまた身勝手で、見るべき現実が見えていない!国の指導者としては失敗だ!」

アスラン「なに!?」

レイ「オーブの理念とは、"侵略せず、侵略を許さず、争いに介入しない"ことだったはずだ」

レイ「だが彼女がフリーダムと共に行ったことは何だ?争いに対する介入だ!そしてそれは貴方も見ていたはずだ!」

アスラン「確かに彼らの行動は戦場を混乱させたかもしれない!」

アスラン「だが彼女はただ見ているなんてできなかったんだ!国を離れた彼女はああする以外に国を守る術が無かった!」

レイ「本当にそうか?ならば何故アークエンジェルに留まった!」

アスラン「!?」

レイ「本当に国を、民を想うならすぐに彼女はオーブへ戻るべきだった」

レイ「彼女は甘えていたのではないのか?自分を無条件に肯定してくれる存在に…そして貴方も!」ビシュンッ

アスラン「くっ…」バシィッ

レイ「ミネルバでシンに責められたとき、貴方も彼女も、何も言い返せなかったろう?」

レイ「本当は理念のことなど真剣に考えていなかったからだ…ただ死んだウズミの言葉を神格化し、
   それが正しいと妄信していただけだからだ」

レイ「そして愚かな国家元首はアークエンジェルに縋り、現実から逃げ、戦争に介入し、民も国も理念も全てを裏切った!」

アスラン「違う!現に彼女は戻ってきた!」

レイ「国が戦火に包まれた後で!取り返しがつかなくなってからか!?笑わせるな!」

レイ「それに都合のいいラクスと言ったが、彼女はザフトを癒し励ますという自分の役割を精一杯こなしている」

レイ「アークエンジェルにいる裏切り者のラクスと違ってな」

アスラン「!なぜそれを…」

レイ「(鎌を掛けただけだというのに…コーディネイターとは思えない頭の悪さだ)」

レイ「とにかく貴方とアークエンジェルには、此処で退場してもらおう!」ギュオッ

アスラン「負けるわけには…!」ギュオッ

---

ジブリール「もう待てん!シャトルを出せ!」

オーブ兵士「しかし…」

ジブリール「重要なのは私だ!セイランではない!」

ジブリール「私が!私が月に上がらなくてはならないのだ!」

-オーブ国防本部-

オペレーター「本島二区に発進する機影!」

カガリ「え!?」

オペレーター「これは…セイラン所有のシャトルです!」

カガリ「なんだとっ!?」

-ミネルバ-

タリア「ルナマリア!今上がったシャトルを止めて!ジブリールの逃亡機の可能性が高いわ!」

ルナマリア『え!?』

タリア「最悪の場合は撃墜も許可します!」

ルナマリア『はい!』

---

ピピピッ
イアン「!!モビルスーツ急速接近!」

ジブリール「な、なにぃ!?」

ルナマリア「このぉっ!」ビシュンッ

ジブリール「あああああああああ」ガタガタ

ルナマリア「当たらない…なんでよっ!!」ビシュンッ

ギュオオオオオン…

ジブリール「ああああああ…あ?」ピタッ

イアン「なんとか離脱できたようですね…」

ジブリール「ハハハハハハ!勝ったッ!!」ガタッ

イアン「危険です!お座り下さい!」

ルナマリア「そんな…嘘…」

---

シン「アンタ達のやり方をオレは絶対に認めない!聴こえのいい理想を盾にして現実を打ち倒すようなやり方!」ギュオッ

キラ「それは違う!僕は!」ギュオッ

ガキィンッ

シン「何が違っていうんだ!」

キラ「僕はもう…誰も死なせたくない!だから!」

シン「誰にだって守りたいものはあるんだ!」

シン「アンタが自分勝手な理想を押し付けたって、皆が戦わなくていいって事にはならないんだよ!」ズガンッ

ドガァァッ
キラ「うあぁっ!」

シン「自分達だけが特別だと思うなぁっ!!」ギュオッ

キラ「くっ…だからって、正しい戦争なんて在りはしないんだ!」

キラ「何故、どうして分かってくれないんだ!君は!!」ギュオッ

ブオンッ

ズバンッ!

キラ「…」

シン「…」

ドガァァァン!
キラ「なっ!?」

キラ「そんな…この機体でも止めきれないのか!?」

シン「これで分かっただろ!オレの力はアンタ達に通用するんだ!」

シン「もう好き勝手なんかさせてたまるかよ!」

キラ「くっ…」ガクッ

---

ピピピッ
レイ「!」

タリア『レイ、撤退よ』

レイ「まさか…」

タリア『ジブリールは戦いの最中に逃亡してしまった。これ以上の戦闘の継続は無意味よ』

レイ「…」

アスラン「ザフトが退いていく…」

レイ「我々の目的はオーブを討つことではなく、あくまでジブリールの確保だ」

レイ「また死に損なったな、裏切り者…できるならもう二度と現れないでほしいものだ」ギュオオッ…

アスラン「レイ…!」

アスラン「くっ…俺も…限界か…」ガクッ

ドシャァァッ

---

ピピッ
シン「撤退…」

キラ「!ザフトが…」

シン「…またアンタ達が邪魔をするなら、今度は串刺しじゃなくて真っ二つにしてやる!」

シン「ヒーローごっこがしたかったら、自分の家の庭でママと好きなだけやってろ」ギュオオオッ…

キラ「…」

キラ「僕たちは…何をやっているんだ…」

キラ「そうだ…アスランは!」

---

キラ「アスラン!」

アスラン「ぅ…キラ…」

キラ「ストレッチャーを早く!医療班を!」




サトー「何故あの至近距離で外したのですか?」

ルナマリア「急にシャトルが来たので」

サトー「woo...」

今回はここまで
原作ではドムが出てきたし他にも出す予定だったキャラがいたけど
ゴチャゴチャしすぎるので省いてしまった
次は結構遅くなるかもしれない

スレを立てたとき書くつもりだったものと全然違うSSになってるので先の展開が決まらない
そしてあまり進んでないスマン

再開

---

シン「ふぅ…」

レイ「流石だなシン、俺が出るまでもなかったか」

シン「レイも敵の新型と戦ったんだろ?」

レイ「そのことだが…」

レイ「俺が交戦した機体、あれは恐らく前大戦でアスラン・ザラが搭乗していたジャスティスを改修したものだ」

シン「アスラン…まさか!」

レイ「あぁ、フリーダム…キラ・ヤマトだけではなく奴も生きてジャスティスに乗っていた」

シン「じゃあメイリンも?」

レイ「わからん、だがルナマリアには言うな」

シン「だけど…」

レイ「希望を抱かせる方が残酷だ。それに生きているとすればアークエンジェルにいる可能性が高い」

シン「…」

レイ「俺は議長に子細を報告をしなくてはならない、お前は先に戻って休め」

---

デュランダル「そうか…ジブリールは逃げ、アークエンジェルも生きていたか」

レイ「申し訳ありません」

デュランダル「いや、君達はよくやってくれたよ。しかしあのラクスの所在も含め、悪い予感が当たってしまったな」

デュランダル「彼らの乗っていた機体については?」

レイ「形状はフリーダムとジャスティスに酷似していますが、デスティニーとレジェンドに搭載されている武装と
   同様のものを確認しました」

レイ「ラグナロクへのハッキングに彼らが関わっていたのは確実でしょう」

デュランダル「…ザフトがオーブの軍事技術を使ったとき、オーブの姫は凄い剣幕で怒っていたのにな」

デュランダル「自分達は別だと、特別だから何をしても許されるとでも言いたいのかな?彼らは」

レイ「そしてそんな彼らを、オーブの民は支持しています」

デュランダル「危険な国だな、オーブは」

デュランダル「念のためだ。手を打たせてもらうとしよう」

-アークエンジェル-

アスラン「ぅぅ…」

メイリン「アスランさん!大丈夫…」

キラ「って言わない方がいいよ。絶対大丈夫って言うから」

メイリン「あっ、はい…」

アスラン「本当に大丈夫だ」

キラ「でも良かった」

アスラン「ん?」

キラ「またこうして君と話せる日が来て」

ラクス「キラもよくご無事で…」

キラ「うん…でもまたフリーダムを…」

ラクス「機体はまた直せます。貴方が生きて帰って来てくださることが何よりも大切ですわ」

キラ「ラクス…ありがとう」

ラクス「それにわたくし達は勝ちたいのではなく、ただ守りたいだけ」

ラクス「そのためにも今は戦わなくてはなりません。この争乱を治めるために…」

キラ「…うん。そうだよね、やっぱり」

キラ「(貫くしかないんだ…僕たちは僕たちの正義を)」

アスラン「キラ?」

キラ「あ…ううん、なんでもないよ」

ラクス「ではキラ、わたくしも参りますわ」

キラ「うん」

ラクス「うふふ…」

アスラン「ラクス?」

ラクス「大丈夫ですわアスラン。わたくしにももう迷いはありません」スッ

アスラン「あ…」

キラ「まずは意志を示す。あとはそれからだって」

-月面ダイダロス基地-

ウィーン

アズラエル「おやおや…無事でしたか」

ジブリール「何が無事なものか!ヘブンズベースで、オーブで、私がどれだけ惨めな思いをしたか…」

アズラエル「あの状況で生きてただけラッキーでしょう。ゴキブリ並みのしぶとさと逃げ足ですよ、アナタ」

ジブリール「な、なんだと!?」

アズラエル「失敬、つい思ったことが口に出てしまった」ニヤッ

ジブリール「このっ!私は盟主なのだぞ!」プルプル

アズラエル「はいはい、それよりも!面白いことになってますよ」

ジブリール「なに…?」

---

ラクス『私は、ラクスクラインです』

ラクス『わたくしと同じ顔、同じ声、同じ名の方がデュランダル議長と共にいらっしゃることは知っています』

ラクス『ですが、わたくしはシーゲル・クラインの娘であり、先の大戦ではアークエンジェルと共に戦いました』

ラクス『今もあの時と同じ彼の艦とオーブのアスハ代表の下におります』

ラクス『彼女とわたくしは違うものであり、その想いも違うということをまずは申し上げたいと思います』


---

ルナマリア「え…?」

シン「なんだよこれは…」

---

ディアッカ「おいおい、なんだよこりゃあ!」

イザーク「黙って見ていろ!」

ディアッカ「っ…」

---

ラクス『わたくしは、デュランダル議長の言葉と行動を支持しておりません』

ラクス『戦う者は悪くない、戦わない者も悪くない、悪いのは全て戦わせようとする者。死の商人ロゴス…
    議長のおっしゃるそれは本当でしょうか?』

-ダイダロス基地-

ジブリール「ふ、わっはっは!これはまた!」

ラクス『それが真実なのでしょうか?ナチュラルでもない、コーディネイターでもない
    悪いのは彼等、世界、貴方ではないのだと語られる言葉の罠にどうか陥らないでください!』

ジブリール「はっはっは!これは良い!すぐにオーブの彼女と連絡を…」

ラクス『無論わたくしはジブリール氏を庇う者ではありません』

ジブリール「え」

ラクス『ですがデュランダル議長を信じる者でもありません』

ラクス『騙されてはなりません、皆さんはもっと知るべきなのです。彼の本性を』

ラクス『ロゴスを討つ、だからオーブも討つ』

ラクス『道を阻むもの全てを薙ぎ払う議長のやり方を我々は… ザザッザザー…

ジブリール「え?え?」

ブゥン…
デュランダル『プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダルです』

ジブリール「え!?」

デュランダル『皆さん、突然の事で混乱していることと思いますが、まずは落ち着いて聴いていただきたい』

---

アスラン「なっ…!?」

キラ「ラクス!」

デュランダル『オーブにいるというラクス・クライン…彼女が本物のラクスである、というのは事実です』

デュランダル『では今プラントに居るラクスは何者なのか』

デュランダル『彼女はミーア・キャンベル。プラントを去ったラクス・クラインの代役を務めてもらっていました』

デュランダル『プラントの希望の象徴であるラクス・クラインを呼び戻さず、ミーアにその代役を頼んだ理由』

デュランダル『それは、ラクス・クラインという人間がプラントにとって危険な存在であると判断したからです』

デュランダル『皆さんもご存知でしょう…ザフトと連合の戦いが起こる度に、所属を明らかにせず
       武力による介入を行っていたフリーダムという機体を』

デュランダル『あれは2年前ザフト軍によって開発された機体です。それが何故アークエンジェルと共に
       ザフトに牙を剥いたのか』

デュランダル『フリーダムは何者かに奪取されたのです。そしてその手引きをしたのが…』

デュランダル『そう、ラクス・クラインだったのです』

デュランダル『国家反逆罪として追われた彼女はクライン派と共にザフト軍から戦艦エターナルを奪い、プラントを去った』

デュランダル『彼女がザフトにもたらした損失は甚大なものでした。ですが戦後、彼女が罪を問われることは無かった…何故か?』

デュランダル『ユニウス条約において戦犯は国家ごとに裁かれる取り決めでした』

デュランダル『そして当時プラント最高評議会議長だったのはアイリーン・カナーバ。彼女はクライン派の人間でした』

デュランダル『ラクス・クラインの犯した罪が公になりクライン派が力を失う事を恐れたカナーバ前議長は
       フリーダムの奪取を含む記録データの消去・改竄によって強引な政治的決着をつけたのです』

---

ラクス「そんな…」

バルトフェルド「おい、この放送は止められないのか!ハッキングは!?」

ミリアリア「滅茶苦茶言わないでくださいっ!」

デュランダル『戦後、エターナルとアークエンジェルはカナーバ前議長の根回しによって亡命しました』

デュランダル『その後の彼女達の行動は皆さんの通りです』

デュランダル『他国の兵器であるアークエンジェルとエターナル、かつ条約違反MSでもあったフリーダムの秘匿』

デュランダル『私物化したそれらを使っての戦争への介入、オーブ連合首長国代表首長カガリ・ユラ・アスハの拉致』

デュランダル『これだけの身勝手が戦争の抑止を旗印にして行われたのだから恐れ入る』

デュランダル『彼女を呼び戻せば再びプラントを引っ掻き回されてしまう可能性がある』

デュランダル『ですがユニウス条約が不利な形で締結し、混迷するプラントには"希望の象徴であるラクス"が必要でした』

デュランダル『そこで私はミーアにラクスの代役を依頼しました』

デュランダル『彼女は快く引き受けてくれました。自分を捨てて生きることになっても、
       プラントの人々に希望を与えることができるならと』

デュランダル『そして彼女は狙い通りにプラントを活気づけてくれた。今や彼女を支持する声は全盛期のラクスに勝る勢いです』

デュランダル『また、彼女は先程ジブリールを庇うつもりは無いと言っていましたが
       事実としてジブリールはオーブと彼女達に守られ宇宙へ逃げました』

デュランダル『今更そんな話をされても納得できるはずがない。まして彼女はそのオーブに居るのですから』

デュランダル『現在、我々はオーブに仇なすつもりはありません。我々が討つべきものは死の商人ロゴスです』

デュランダル『ですが…彼女達が、オーブが、再び無責任な行いで世界を混乱させようというなら話は違ってくる』

デュランダル『我々はこれからロゴスと決着をつけるために宇宙へと上がります』

デュランダル『そして、これが最後の戦争になることを切に願います』

---

デュランダル「ふぅ…」

レイ「お疲れ様でした」

ミーア「あ、あの…わたし…」

デュランダル「心配することはない。どちらが真に平和を望む者かはよほど愚かな人間でなければすぐに判断できるだろう」

デュランダル「だが旧クライン派には過激な連中も多い。君はしばらく安全な場所に身を隠しておきたまえ」

ミーア「ぇ…」

レイ「こちらへ」

ミーア「あっ…」

-アークエンジェル-

キラ「こんなっ…滅茶苦茶だ!偽者のラクスを使って皆を騙していたのに何を!」

ラクス「キラ…」

キラ「ラクスやカガリ達は一生懸命未来を切り開こうとしているのに!」

キラ「戦いじゃなく、言葉で、話し合いで、解り合える道を探そうって!そのために戦ったのに…」

アスラン「大丈夫さ」

キラ「え?」

アスラン「俺達は戦うことの虚しさを知っている…だから此処にいる。そうだろ?」

キラ「アスラン…」

アスラン「議長は厄介だ、話していると彼の言うことは本当に正しく聞こえる。俺もまんまと騙された」

アスラン「俺が最初に認めなきゃ良かったんだ、こんなことは駄目だと」

アスラン「このままでは世界は議長の思い通りになってしまう。全てが議長によって定められる世界に」

キラ「うん…ラクスはこうだからって決められるのは困る。そうじゃないラクスは要らないとか」

アスラン「あぁ」

キラ「そんな世界は傲慢だよ」

アスラン「だよな」

ラクス「やはりわたくし達は戦わなくてはなりません。今を生きる命として!」

キラ「うん!」


今回はここまで

>>446
スマン修正

デュランダル『その後の彼女達の行動は皆さんの通りです』→デュランダル『その後の彼女達の行動は皆さんのご存知の通りです』

再開

遅くなってすまん
話の流れは連ザ2やってある程度把握してたけどアニメ後半は改めてみると凄いものだった

-アークエンジェル食堂-

ネオ「」ズビズバァーッ

ネオ「うどん」

-アークエンジェル天使湯-

ネオ「戦艦内に温泉ってのも凄いもんだなぁ…」

ネオ「…」

ネオ「(ただ奪うだけ奪って…約束も、何も守れずこの命だけが残った)」

ネオ「(使いどころはまだあるってことかねぇ…)」

ガラッ

キラ「すみません、僕もいいですか?」

ネオ「…なら俺は上がらせてもらうよ」ザバッ

キラ「え?」

ネオ「お前、またザフトにやられたんだって?ざまぁみろ!」スタスタ

キラ「ムウさん…」

---

ミーア「あの…」

レイ「何か?」

ミーア「わたし、これから…」

レイ「ひとまずは中立コロニーであるコペルニクスに。女性の護衛も同行させます」

ミーア「そうじゃなくて…やっぱりわたし、偽者だから…皆を騙してたから…」

レイ「…本物だけが正しくて、偽者は間違いだと…そう思いますか?貴女は」

ミーア「え?」

レイ「俺はそうは思いません」

レイ「貴女がプラントのために一生懸命だったことぐらい皆だって分かっている」

レイ「それがただ偽者だったから…ラクスではないからと、今まで貴女がプラントの人々のために
    してきた事の全てが嘘になるというわけではない」

レイ「ラクスでなくなったなら、今度はミーアとして歌えばいい」

レイ「本物のラクスがテロリストであったと知れた以上、プラントにはまた新たな希望の象徴が必要です」

ミーア「…わたしがそうなれるっていうの?」

レイ「はい」

ミーア「無理よそんなの…皆許してくれるわけない!」

レイ「無理なら別の人間に頼むしかありませんが…俺は貴女にしかできないと思っています」

ミーア「…」

レイ「どんなに怖くても、俺は貴女の味方でいますよ。きっと議長も」

レイ「だから歌ってください、これからは貴女の歌を」

ミーア「どうして…そんなにわたしのこと…」

レイ「似ているからですよ…貴女と俺が」

ミーア「え?」

レイ「容姿の話ではありませんよ、念のため」

レイ「さぁ、着きました。ここからは彼女が案内してくれます」

サラ「お待ちしておりました」

レイ「一段落したら迎えに来ます。それまでは長い休暇だと思って過ごしてください」

レイ「きっと終戦後はまた忙しくなりますから」

ミーア「…あのっ」

レイ「はい」

ミーア「わたし…頑張ってみます!」

ミーア「許してくれなくても、皆に謝って…自分の口から全部話して」

ミーア「皆に元気になって欲しいって気持ちは本物だから」

レイ「そうですか…」

ミーア「だから絶対、貴方も生きてください。我侭だけど、やっぱり独りじゃ怖いから…絶対に生きて、迎えに来て」

レイ「…ええ、必ず」

サラ「ミーア様、そろそろ…」

ミーア「わたし、待ってるから…」

ウィーン

レイ「…」

レイ「俺は生きて、あとどれぐらいのことができるのだろう…」

レイ「ギルが平和な世界を築くまで、この命はもってくれるか…」

-ミネルバ-

ルナマリア「ラクス様が偽者だったなんて…」

ハイネ「偽者って言ったってなぁ…仕方ないだろ、本物があれじゃ」

シン「あんなの、ただのテロリストじゃないか!散々好き勝手しといて今更…自分が本物です、なんて顔して出てきやがって!」

ルナマリア「でも私聞いたのよ…あのラクス様がザフトのMSに襲われたって」

ハイネ「…」

ルナマリア「前にアスランの追跡任務があったの、ダーダネルスにアークエンジェルが現れた後で様子がおかしかったから…」

シン「ふーん」

ルナマリア「ふーんってなによ」

シン「聞いたって誰の口から?」

ルナマリア「キラ・ヤマトだけど…」

シン「信用できるかよ、あんな奴の言うことなんか」

ルナマリア「でも…」

ハイネ「ザフトのMSって言っても正規の部隊かまでは分からないだろ。ユニウスセブンの事件もそうだったしな」

ルナマリア「それはそうだけど…」

ハイネ「大体MSが来たってんならそれをオーブが公表しないってのも変な話だ」

ハイネ「奴らが隠していたブツが公になるから、できなかったのかもしれないが」

レイ「そんなことは今更どうでもいいだろう」

シン「レイ!」

ルナマリア「そんなことって…」

レイ「自分の役割すら放棄しておいて、今更あんな風に人々を煽り、明確な答えも出さずに惑わせる」

レイ「そんなラクスはプラントに必要ない」

ルナマリア「む…」

ハイネ「まぁ、何にしてもあのラクスが見ているものがオレ達とズレてるのは確かだな」

ハイネ「最悪、ロゴスを討って終わりにはならないかもしれないぜ?」

ルナマリア「そんな…」

シン「その時はオレが叩き潰してやるさ」

ハイネ「全く、頼もしいな」

ハイネ「(お前が目をかけてたヒヨッコ達も世界も…みんな変わっちまうぞ、アスラン…)」

-ダイダロス基地-

アズラエル「レクイエム…撃つんですよね?貴方はこれを」

ジブリール「ふん、当たり前だ!私はデュランダルのような夢想家でもなければ、大統領のような臆病者でもない!」

アズラエル「…そりゃ結構、兵器は見世物ではない。最近は必要だと巨費を投じて作っておきながら
       肝心なときに撃てないというお優しい方が多くて困ります」

ジブリール「ククク、私をコケにしたツケは必ず払ってもらうぞ!」

ジブリール「ふふふふふひっ…

-メサイア-

デュランダル「12宙域に妙な動き?」

ザフト司令官「3つのオニール型コロニーがプラントに向かって少しずつ動いていると」

ザフト司令官「監視していたジュール隊やジャニス隊がその護衛艦隊と現在戦闘中とのことです」

デュランダル「…」

デュランダル「ネオジェネシスを起動させる」

ザフト司令官「は?」

デュランダル「それらを焼き払う。交戦中の部隊には撤退命令を出せ」

ザフト司令官「しかし…」

デュランダル「今撃たねば何時撃つ?ジブリールのことだ、わざわざ月まで逃げたからには何かがあるのだろう。
        事が起きてから対処したのでは遅い!ヘブンズベースの時のような事態は許すわけにいかん!」

デュランダル「月艦体はアルザッヘル、ミネルバはダイダロスへ向かわせろ!」

-ダイダロス基地-

オペレーター「オレンジ186より進行する巨大構造物!」

ジブリール「なに!?」

-メサイア-

オペレーター「ネオ・ジェネシス、スタンバイ」

オペレーター「目標、射程まであと20」

オペレーター「ニュートロンジャマー・キャンセラー起動。ニュークリアカートリッジ、激発位置へ」

オペレーター「目標、射程内に入ります」

デュランダル「撃て!」

ズズゥゥゥゥン

-ダイダロス基地-

オペレーター「ステーション3、消滅…」

ジブリール「馬鹿な…まだ何もやっちゃいないんだぞ!?」

アズラエル「ガーティ・ルーを出せ!」

イアン「はっ!」

ジブリール「に、逃げるのか!」

アズラエル「そんなわけ無いでしょう。此処が狙われるのも時間の問題です」

ジブリール「だが奴らの注意は表のアルザッヘルに…」

アズラエル「中継ステーションが狙われたってことは向こうはもう何かに気付いている可能性が高い、今の内に戦力を集結させる」

アズラエル「X1デストロイもスタンバイさせておけ」

ジブリール「何を勝手に!」

アズラエル「ここまで追い詰められたのは誰のせいだ!ユーラシアを市街地ごと焼き払ったりするからこんな事態になったんだろうが!」

ジブリール「な…」

アズラエル「あれが決定打だった…デュランダルに付入る隙を与えてしまった」

アズラエル「アナタに盟主を任せたのは失敗でしたね…アナタを買い被った僕の責任でもあるけど」

アズラエル「僕は前線で指揮を執る、わからないなら口を出さないでいただきたい」

ジブリール「く…」

-メサイア-

デュランダル「次発チャージ急げ!奴等を討てば今度こそ戦いは終わる!」

-アークエンジェルー

キラ「要塞…それにあれは…ジェネシス!?」

ラクス「ザフトはあんなモノまで…」

アスラン「同じだ…2年前のあの時と…」

アスラン「父と同じ過ちを繰り返すつもりか、議長は!」ギリッ

-ミネルバ-

シン「ダイダロスを俺達だけで…ですか?」

タリア「ジュール隊も援護に来るそうだけど…デストロイが投入されていた場合も考えると、作戦の要は我々ね」

タリア「皆連戦で疲れていると思うけど、ここが正念場よ!」

ハイネ「無理でもなんでも、やるしかねえな。現場は走ってなんぼだ」

ルナマリア「…そうね、今度は逃がさない」

レイ「その息だ、ルナマリア」

ハイネ「終わらせようぜ、オレ達の手で!」

シン「あぁ!」

---

シン「もうすぐだよステラ…君が戦ったり怖がったりしなくていい世界になるまで…」

アビー『デスティニー、発進どうぞ!』

シン「父さん、母さん、マユ…見ててくれ!」ギュオッ

  _
  \ヽ, ,、
_  `''|/ノ

\`ヽ、|
 \, V

    `L,,_
    |ヽ、)                ,、
   .|                   ヽYノ
   /                     r''ヽ、.|
  /        ,.. -──- .、    `ー-ヽ|ヮ
 .|      , ‐'´   __     `ヽ、  `|
  |    / , ‐'"´       ``''‐、  \  |
  |   / /             \ ヽ |
  ヽ,  y'   /` ‐ 、    ,.. -'ヘ   ヽ. }ノ
   ヽ,'     /   /`,ゝ' ´     ヽ   Y.
.    i    ,'     { {        ヽ   `、
    l    ,イ─- 、.._ ヽ ,, _,.. -─:}   !
.    |  r‐i| ー=ェェ:ゝ ,.∠ィェェ=ー' |r 、.  l
   |  {ト」l|.      : | "    ``: |!トリ  |
.  │  ヽ、|      ;.」_      |'ソ    !
.  │     ヽ     r──ッ    /ノ    |
    |      lヽ    ̄ ̄     / イ    │
.    !    丶ヾヽ    ~   , ' ノ │   !
    ト.    ミ.ゝ ヽ.____./  /  l   /
    ヽ  ヽ           イ ,' / , '       ┼ヽ  -|r‐、. レ |
     \.             ノレ'/         d⌒) ./| _ノ  __ノ

>>547
×レイ「その息だうんたらかんたら」
○レイ「その意気だうんたらかんたら」

だった
誤字脱字とかおかしいところ他にもたくさんあるだろうけど許してくれ

再開

          /..:::::::::/:__,.v-‐-| :::::::/ ::::..\
            /..::::::::::::/''"´    / .:::::;イ :::::::::..ヽ
        /..::::::::::::/      ∠イ/7,.イ:::::::::::::',
         ,",' l :: ::::::::!     、 ヾ__,ク=-く  l::::::::::/:::l
        ,'  ', : :::::├-、__ノ}  ` '゙‐・-‐ /:::::;ィ':::::::|  
        l∧, ヽ、ヾ、! /´。ン ノ     -‐''" Yミv
       { ヾ;、 、.`<`"´  ヽ         )ソノ
          `''‐-〒‐     ,. -─-ヾ,    f_/!
               |l、  、fレ'´ ̄``~リ   | |::: |
              ヾ=、 ヾ,ィ____,.ク´  ノ |:::l:l
                \ `'─‐'''´  /_,ノ`iトヽ
                  ヽ  ̄  ∠‐'":::::::::|、
                 /`7''''''"!::::::::::::::::::/ ヽ、

              _ ,./|::::;i    l:::::::::::::::/   l`‐ 、
        _,. -‐ ''"´/  l::/ :〉へ/:ヽ::::::::/    '、  `"'' ‐- 、
  ,. -‐ '''"´     /   ,.l/:::/  |::::::ヽ;;/ヽ    `、
/          <´   / |:::/   |::::::::::/  `、    ,>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ!:::::::/   ヽ,_,.∠.....___

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..  ゙、::/         /

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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、::::::::.  l      ,. '´ 
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-アークエンジェル-

ミリアリア「アカツキ収容作業開始します。整備八班は二番デッキで待機してください」

ネオ「はぁ…派手なMSだなこりゃ」

マリュー「これは貴方のMSよ」

ネオ「はぁ?」

マリュー「自分は国を離れることは出来ないから、代わりに貴方に使ってほしいってカガリさんが…」

ネオ「はぁ?俺にアンタ達のために戦えってのか?」

マリュー「…私はそうなるって信じているわ」

ネオ「残念だけどな、そんな事は生涯無いだろうぜ」

マリュー「っ…」

ネオ「俺はフラガ少佐じゃない、ロアノーク大佐だ」

ネオ「此処に俺の守りたいモノは無い。じゃあな」

マリュー「…」

-ガーティ・ルー-

イアン「10時方向より接近する敵影あり!」

アズラエル「敵は少数だ!取り囲んで追い詰めろ!」

-月面-

シン「デストロイはオレのデスティニーとレイのレジェンドで先行して片付ける!ハイネとルナは基地の司令部へ!」

レイ「あぁ、それでいこう!」

ルナマリア「オーケー!頼むわよ!」

ハイネ「よし、張り切っていこうぜ!」

ハイネ「(やれやれ、これじゃ俺の立場がないな…成長しやがって)」

-メサイア-

ザフト司令官「議長、ミネルバがダイダロスに!」

デュランダル「そうか、もう来てくれたか!」

デュランダル「戦闘の情報を随時市内へ流してくれ。ありのままを全て、コロニーで戦う彼等の事もだ」

ザフト司令官「え?しかし…」

デュランダル「大丈夫、彼らならやってくれるさ。混乱など起こりはしない」

デュランダル「それに皆知りたいはずだ。最後の戦争の行方を、そして自分達の運命を…」

ザフト司令官「はっ!」

-月面-

イアン「デストロイ、2号機も沈黙!第八機動隊、応答無し!」

アズラエル「うろたえるな!物量は此方が圧倒してるんだ、レクイエム発射まで時間を稼ぐだけでいい!」

イアン「しかし、ヘブンズベースを堕としたあれは恐らく核を…」

アズラエル「核搭載機だろうと動かしているのは人間だ!いずれ限界がくる。無限に闘えるわけではない!」

-ダイダロス-

ジブリール「ええい!レクイエムのチャージはまだか!」

オペレーター『レクイエム稼働率、61%です!』

ジブリール「発射だ!フルパワーでなくてもいい!撃て!奴等を薙ぎ払うんだ!
       ザフトさえ消してしまえば言い訳はいくらでもつく!」

司令官「し、しかし次のチャージまでにザフトにあの兵器を使われたら…」

-月面-

ルナマリア「ああもう!なんなのこの数!」ズドンッ

ロゴス兵士「地球ばんざぁぁい!!」ドガァァァン

ハイネ「ちィッ、手こずらせる…」

ルナマリア「っ!ハイネ後ろっ!」

ハイネ「なっ!?」

ロゴス「青き清浄なる世界の為にぃ!!」ズアッ

ズドォッ!!
ロゴス兵士「なにぃっ!?」ドガァァァン

ハイネ「あれは…!」

ルナマリア「カオスと…アビス!?」

アウル「なーにやってんだよ、ボケ!」

スティング「こんな所で死んでもらっちゃ困るぜ赤いの!お前は俺の獲物だ!」

ハイネ「へっ…なんだか分からんがおかげで助かったよ、サンキュー!」

ルナマリア「サンキューって…ちょっと!」

ハイネ「シグナルは友軍機だ。つまりはそういう事だろ?」

スティング「別にお前らのためじゃねえよ、ステラを救ってくれた分ぐらいは働いてやるってだけだ…」

ルナマリア「!」

ハイネ「何でもいいさ、これで少しは楽になる。ルナマリアはこのまま一気に基地まで突っ込め!」

スティング「アウル、付いてってやれ!」

アウル「おーまかせっ!さっさと案内しろよ合体野郎!」

ルナマリア「合体野郎じゃないっ!」

ハイネ「よし…俺の背中、お前に任せたぜ!カオスのパイロット!」

スティング「へっ!格の違いを見せてやるぜ!」

-月面-

ディアッカ「んん?なんだありゃ…デカい穴…?」

イザーク「有効施設ではないだろうな…ミネルバが抑えている内に破壊するぞ!」

ディアッカ「OK!バッチリキメてやるぜ!」

ギューン

ディアッカ「ここは…制御室か?」

ディアッカ「とにかくグゥレイト!」ズドォォォン

-ダイダロス-

ジブリール「いいから撃て!…その隙に脱出する」ヒソヒソ

司令官「ぁ…」

ジブリール「私が生きてさえいればまだいくらでも道はある。基地を降伏させ同時に撃つんだ。
      君は良くやってくれた。共にアルザッヘルにでも逃げれば、また…」

ピピピピッ
オペレーター『し、司令!レクイエムが…』

ジブリール「なんだと!?」ガタッ

司令官「あ!」

ジブリール「む?…あっ!」

ルナマリア「アンタのせいで…!」ジャコン

ジブリール「うわぁぁっ!!」

ルナマリア「地獄でメイリンに詫びろぉーーーッ!!」ズドォォォン

-月面-

アズラエル「馬鹿な…ふざけるんじゃないよ!!」

イアン「アズラエル理事、このままでは…」

アズラエル「ええい、ミラージュコロイド展開!離脱だ!」

イアン「っ!り、理事!」

アズラエル「なんだ!さっさと…し…」

シン「こんな事をさせる奴ら…ロゴス!!」ジャキン

アズラエル「っ…コーディネイタぁぁぁーーーっ!!」

シン「許すもんかぁああああーーーーッ!!」

ズバンッ

ドゴォォォン!!

---

デュランダル「ありがとうジブリール、アズラエル…そして…さようならだ」

今日はここまで
ノロノロペースでスマン
レイさんは空気だったけど黙々とデストロイを倒していたのでした

最後の更新から10日以上経過している…再開

             ,,. -‐''"´ ̄´"''ー- 、
           ,. '´ -‐‐-、        \   
             /'"          ヽ、 ヽ、
          / /   ,:::::.. .....,     \  ゙、
        〃   / / ̄ ̄ ̄ヽ     ヾ  }
        {!    i {    ,.  ノイ j|   i ,'
─────ォ!   |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ  、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、

::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"'   ヾ`'''''"'  '゙_,.イ  l \ ゙ ̄´"''ー- .,
::::::::::::::::〃 ::::::::l   '、u  〈           /::::!   |          `丶、
___〃::::::::::::::l    ヽ、 r====:、   /:::::l   |          ,. -‐-、
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-月面-

シン「やった…のか…」

レイ「シン!」

シン「レイ!…ルナとハイネは!?」

レイ「彼らも無事だ。ジブリールもルナマリアが討った」

シン「そっか…良かった…」

シン「やっと終わったんだな…これで全部…」

レイ「…」

シン「…レイ?」

レイ「あぁ…俺達の任務は終わった。帰ろう、ミネルバへ…」

-メサイア-

デュランダル「レクイエム…これがプラントに撃たれていたらと思うとゾッとするな」

将校「レクイエムの中継コロニーは堕とした1基を含め全部で5基ありました。制圧は既に混乱なく行われましたが…」

デュランダル「そうか…それらは一旦月軌道にでも集めておいてくれ。処分は後ほど検討する。
        砲の本体もな」

将校「は!」

デュランダル「ミネルバも此処で休ませてやってくれ。ヘブンズベースから戦い続きで彼等もクタクタだろう」

将校「はい!」

デュランダル「(世界の憎しみはロゴスへと集まり、世界の悪はザフトによって討たれた。正義は我々にある…)」

デュランダル「(そして世界は戦争に疲弊し平和を渇望している…)」

デュランダル「実行の時は今しかあるまい…」

---

ラクス「これが…コロニーメンデルに残されていたデータです。デュランダル議長のかつての同僚が記していたものだと思われます」

キラ「デスティニープラン…」

ラクス「撃たれて撃ち返し、また撃ち返されるという戦いの連鎖を、今のわたくし達には終わらせる術がありません。
     誰もが幸福に暮らしたい、なりたい。そのためには戦うしかないのなら、わたくし達は戦ってしまうのです」

ラクス「議長は恐らく、そんな世界にまったく新しい答えを示すつもりなのでしょう」

アスラン「議長の言う争いの無い世界…」

ラクス「議長が示す、人々がもう決して争う事のない世界とは…生まれながらにその人の全てを遺伝子によって決めてしまう世界です」

マリュー「遺伝子で?」

アスラン「生まれついての遺伝子によって人の役割を決め、そぐわない者は淘汰、調整、管理する世界だ」

メイリン「淘汰…調整?」

ラクス「そんな世界なら、確かに誰もが本当は知らない自分自身や未来の不安から解放されて、悩み苦しむことなく生きられるのかもしれません」

キラ「自分に決められた定めの分だけね」

メイリン「え…」

キラ「望む力を全て得ようと、人の根幹…遺伝子にまで手を伸ばしてきた僕達コーディネイターの世界の究極だ…」

---

レイ「シン、起きろ!シン!」

シン「ん…なんだよレイ…」

レイ「議長が声明を出す」

シン「声明…?今から?」

レイ「ああ、早く顔を洗って来い」

---

デュランダル『プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダルです』

デュランダル『私達はつい先年にも大きな戦争を経験しました。しかし再び戦争は起き、我々は悲劇を繰り返しています』

デュランダル『しかし、その元凶であるロゴスを…我々は今、ようやく滅ぼすことが出来ました』

デュランダル『これは平和を願う全ての人々の力です!』

デュランダル『ですが…我々の戦いはこれで終わりではありません』

シン「え…?」

レイ「…」

デュランダル『有史以来、人類から戦いの無くならぬ訳…常に存在してきた見えない敵…』

デュランダル『それは…我々自身の無知と欲望なのです!
       未来への不安、そして飽くなき欲こそが、ロゴスのような存在を生み出してきたのです!』

デュランダル『二度と悲劇を繰り返さないためにも、我々はこの敵に打ち勝たねばなりません、克服しなければなりません!』

デュランダル『だが…恐れることはありません。その方法、その答えは、誰も皆が自身の中に既に持っている…』

デュランダル『自分を知り、明日を知り、そして平和に、幸福に生きるために…』

デュランダル『私は人類存亡を懸けた最後の防衛策として…』

デュランダル『デスティニープランの導入実行を、今ここに宣言します!』

デュランダル『デスティニープランとは…我々コーディネイターがこれまで培ってきた遺伝子工学の全てと
        現在最高水準の技術をもって施行する究極の人類救済システムです』

デュランダル『人はその資質の全て…性格・容姿・才能・疾病原因の有無、その全ての情報を体内に持っています』

デュランダル『それを知らずにいることは貴方個人にとっても、人類全体にとっても、大きな損失なのです』

デュランダル『最良の未来を歩めるように道を示してくれる、それがデスティニープラン…』

デュランダル『器も能力も無い者が不当に権力を手にすればどういう事になるのか…それはロゴスが、その存在をもって示したはずです』

デュランダル『そしてデスティニープランは、そのような事態を防ぐための防衛策となるのです』

デュランダル『戦争は終わったから良い、というものではない。二度と繰り返してはならないのです』

デュランダル『私たちはまず、自分自身を知る事から始めましょう』

デュランダル『これは幸福への第一歩であり、果て無き憎しみの連鎖を断ち切る一歩でもあるのです』

---






ちょっと休憩

再開

---

キラ「議長、本気なんだね…」

ラクス「議長の示す世界…そこにおそらく戦いはありません。戦っても無駄な運命だと、皆が知って生きるのですから」

バルトフェルド「そんな世界で奴はなんだ?王か?」

マリュー「運命が王なのよ…遺伝子が。彼は神官かしらね」

アスラン「無駄、か…」

キラ「本当に無駄なのかな?」

アスラン「いや…俺はそんなに諦めが良くない」

キラ「だよね、僕もだ」

バルトフェルド「俺も、かな?」

マリュー「そうね、私も」

メイリン「私もです!」

ラクス「わたくし達も宇宙へ上がりましょう」

キラ「うん!」

---

シン「遺伝子で人を管理するなんて…議長、こんな事本気で…」

レイ「何故戸惑う?これは戦争の無い世界を実現するためのプランだ」

レイ「おまえはずっと…平和を勝ち取るために戦ってきたんだろう?」

シン「それは…そうだけど…急にこんな事を言われたって、世界は大変だよ」

レイ「そうだな。変化は不安を生む…異を唱える者も出てくるだろう」

レイ「だが…それでも人は、世界は変わらなくてはならない…でなければ救われない」

レイ「私欲を貪り戦争を煽る者がいる…強化人間として生み出される子供達がいる…こんな世界は…」

シン「レイ…」

レイ「俺達の戦いはまだ終わっていない…この先にも辛く苦しい選択を迫られるだろう」

レイ「だが、何があろうと自分を信じろ。平和を実現したいという、その想いを」

レイ「そうすれば必ずお前の望みは叶えられる…」

シン「うん…けど、なんだよいきなり…なんかドラマの死んでいくオヤジみたいだぞ?」

レイ「俺は…うっ!?」ガクッ

シン「レイ!?どうしたんだ!?」

レイ「っ…なんでもない、構うな…」

シン「何言ってんだよ!運んでやるから医務室に行こう!」

レイ「くっ…(発作の周期が…短くなってきているのか…?)」

レイ「…済まない…」

---

ハイネ「このタイミングで発表とは…これも政治ってやつなのかね?」

ルナマリア「ちょっと突然過ぎてわかんないよ…人類の敵は欲望とか、遺伝子が定めた役割を果たす世界とか…」

ルナマリア「こういうのって…どう思うんだろう、ナチュラルの人は」

スティング「…」

アウル「…人殺してご飯食べる世界よりはマシなんじゃないの」

ルナマリア「え?」

アウル「ガキの頃からずっと教え込まれてきたんだよ…コーディネイターは人じゃなくて化け物だから、
     怖い奴らだから皆殺さなくちゃいけないって」

アウル「でも全然違った…化け物なんかじゃなかった」

アウル「この艦の奴ら、ボクに恨み言の一つも言わないんだ。仲間を殺されたってのに…」

スティング「…ステラも随分良くしてもらったみたいだな」

ステラ「うん…皆、優しいよ」

アウル「連合に居た頃は、敵の艦にどんな奴が乗ってるかなんて考える必要も無かったのにさ…」

アウル「人を殺してるって自覚しちゃうと、こんなに嫌なもんなんだなって…戦争は…」

ルナマリア「…」

シン「だったら終わらせよう、オレ達の手で」

ステラ「シンっ!」

ハイネ「ん…?レイはどうした?」

シン「さっき急に具合が悪くなって…」

ルナマリア「えっ…大丈夫なの!?」

シン「あぁ、今は医務室で休んでる」

ルナマリア「そう…」ホッ

ハイネ「落ち着いたなら…良かったな」

ルナマリア「ねぇ、シンはどう思ってるの?議長の…デスティニープランのこと」

シン「オレは…」






短いけど力尽きたのでここまで…
またノロノロ書いて完結させるよ

あとスティング達がザフトに味方するまでの過程は少し書いてあったんだけど
どこに挟むか悩んだあげくお蔵入り

ヘブンズベース戦の後でザフトに捕らえられステラが生きてミネルバにいる事等を理由に
議長に説得されて肉体強化の副作用の治療を受けてザフトに来た
って感じで補完しといてくれさい

忙しくなると思ったらそれほどでも無かったので

再開



―――――ねえ、ラウは?


―――――ラウは…もう居ないんだ


―――――え…


―――――だがレイ…君もラウだ


―――――どうして?


―――――それが君の…

レイ「っ…」

レイ「夢…か…」

ウィーン
シン「すいません…あ、レイ!具合、良くなった?」

レイ「あぁ…もう平気だ、世話をかけたな」

シン「それはいいけど…本当に大丈夫か?顔色悪いぞ」

レイ「…なぁ、シン」

シン「ん?」

レイ「…いや、やはりいい…それよりも気を引き締めろ」

シン「え?」

レイ「奴らは必ず来るぞ…アークエンジェルは」

---

カガリ「…オーブは明日、プラン拒否の声明を出す」

カガリ「もうこれ以上、世界を彼の思い通りにさせるわけにはいかない!
     かつてウズミ代表は連合のオーブ侵攻に際して、人としての精神への侵略という言葉を使われた。
     これは、それよりも尚悪い!」

オーブ首長達「…」

カガリ「オーブの理念、何としても守り抜く!それが必ずや全てを守ることとなる!」

オーブ首長達「はっ…」

-アークエンジェル-

カガリ『そういう事だ…アークエンジェルには明日には発進し、エターナルと合流してもらうつもりだ』

マリュー「そう…オーブは大丈夫なの?」

カガリ『既に防衛体制に入っている。力押しで来られれば戦うしかないかもしれない…』

キラ「戦うしかない…か」

アスラン「キラ?」

キラ「いや、あっちもそう思ってるんだろうなって」

アスラン「ぁ…」

キラ「戦うしかない、これじゃあ戦うしかないって、結局僕達は戦っていく」

キラ「プランも嫌だけど、本当はこんな事も…もう終わりにしたいのに」

ラクス「ですが…わたくし達も今は戦うしかありません」

アスラン「ラクス…」

カガリ『これからアークエンジェルは正式にオーブ軍所属艦となる。お前達にも軍籍を用意しておいた』

カガリ『今の私は…オーブは…お前達の力に頼る他無いんだ』

カガリ『全ての責任は私が負う。だから…頼むな』

-発進前夜-

メイリン「ここに居たんですか…」

アスラン「!メイリンか…」

アスラン「…済まない」

メイリン「え?」

アスラン「本当に済まない、巻き込んでしまって…」

メイリン「謝らないで下さい、巻き込まれたなんて思ってません」

メイリン「自分がしたことくらい…分かってます…」

アスラン「…明日にはもう出る、この艦はザフトと戦闘になるかもしれない」

メイリン「…」

アスラン「ミネルバは確実に出てくるだろう、そうなればルマナリアも…だから君は此処に残れ」

メイリン「…嫌です」

アスラン「え?」

メイリン「この場所に居て思ったんです、自分はザフトの事しか知らなくて…外の世界の事なんか何も知らなかったんだって」

メイリン「ちゃんと最後まで見て、知りたいんです。そして私が知ったことをお姉ちゃんに伝えたい」

アスラン「君…」

メイリン「だから…置いていかないで下さい、連れて行って下さい」

アスラン「…分かった」

アスラン「一緒に行こう、彼らを止めるために!」

メイリン「はい!」

---

キラ「戦いによって勝ち取られた世界は、また新しい戦いを呼んでしまう」

キラ「でも二度とそうならないようにって…ラクスやカガリ達は一生懸命未来を切り開こうとしている…
その努力を打ち砕こうとするなんて、許せないじゃない。だから僕は、まだ戦っているんだ」

ラクス「キラ…」

キラ「ああしたいとか、こうしたいとか…そういうのが駄目なんて、僕には思えない」

キラ「僕は僕の大切な人と、その人の夢を守りたい。それが僕の願いだ」

キラ「きっと僕だけじゃない。今必死になってる人たちは皆、夢があるから頑張れるんだ」

キラ「議長の言う世界にはそれが無い」

ラクス「夢を見る。未来を望む。それは全ての命に与えられた生きていくための力です」

ラクス「何を得ようと夢と未来を封じられてしまったら、わたくし達は既に滅びたものとしてただ存在することしかできません…
     全ての命は未来を得るために戦うものです。戦ってよいものです」

キラ「いつか全ての戦いが終わって、誰もが心から笑って手を取り合える時を迎えるために」

ラクス「果てしのない戦いの連鎖から世界を解き放ち、自由な未来を築くために」

キラ「僕たちはそのためにここにいる…ラクス」

ラクス「はい」

キラ「こうして君がここにいる。それが本当に嬉しい」

ラクス「わたくしもですわ、キラ…」

---

カガリ「今日此処に集まってくれた者達は、事情は違えど同じ意志の元に集まってくれたのだと思う!」

カガリ「オーブは今日、議長の唱えるデスティニープランに対して明確に拒否の姿勢を示す!」

カガリ「そして、彼の創ろうとしている世界に疑問を抱く者達は必ずいるはずだ!」

カガリ「人の意志を、オーブの理念を守るために、皆の力を貸して欲しい!」

カガリ「そして何より、皆の無事を祈っている…」

-アークエンジェル-

ノイマン「主動力コンタクト、システムオールグリーン。アークエンジェル、全システムオンライン。発進準備完了」

マリュー「アークエンジェル、発進!」

-エターナル-

ピピッ
ダコスタ「!」

バルドフェルド「真の歌姫が戻る。暗号座標フラジャイル。繰り返す。真の歌姫が戻る」

---

クルーゼ「全ての者は生まれ、やがて死んでいく…ただそれだけのことだ」

デュランダル「だから何を望もうが、願おうが無意味だと?」

クルーゼ「いやいやそうではない。ただそれが我等の愛しきこの世界、そして人という生き物だということさ。
どれだけどう生きようと、誰もが知っていることだが、忘れていること」

クルーゼ「だが私だけは忘れない。決してそれを忘れない。こんな私の生に価値があるとしたら、
     知ったときから片時もそれを忘れたことがないということだけだろうがな」

デュランダル「だが、君とて望んで生きたのだ。まるで何かに抗うかのように。求めるかのように」

デュランダル「願いは叶わぬものと知った時、我等はどうすればいい?それが定めと知った時に…」

クルーゼ「そんなことは私は知らない。私は私のことしか知りはしない」

クルーゼ「迷路のようなものさ。道は常に幾つも前にあり、我等は選びただ辿る。君達はその先に願ったものがあると信じて
      そして私は……やはり無いのだとまた知るために」

デュランダル「…」

――――――仕方がないの…もう決めてしまったの!私は子供が欲しいの…だからもう、貴方とは一緒にいられない…

デュランダル「くっ…」

デュランダル「誰が選んだというのだろう、何を」

デュランダル「仕方がなかった…それは本当に選んだことか?」

デュランダル「選び得なかった道の先にこそ、本当に望んだものがあったのではないか?」

クルーゼ「選ばなかった道など無かったと同じ!」

クルーゼ「もしもあの時…もしもあの時…」

クルーゼ「いくら振り返ってみても、もう戻れはしない!何も変えることなど出来ない!」

クルーゼ「我等は常に見えぬ未来へと進むしかないのだ…」

デュランダル「見えぬ未来…?」

クルーゼ「今ではない何時か…此処ではない、何処か」

クルーゼ「きっと其処にはあるもの…素晴らしいもの」

クルーゼ「それを求めて永劫に血の道を彷徨うのだろ?君達は」

デュランダル「…」

クルーゼ「不幸なことだな」

デュランダル「…救いは無いと?」

クルーゼ「救いとは何だ?望むものが、願ったことが全て叶うことか?
      こんなはずではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか?」

クルーゼ「次は間違えぬと確かに言えるのか?君は!誰が決めたというのだ?何を!」

デュランダル「…ならば…私が変える!全てを!戻れぬというのなら、始めから正しい道を!」

クルーゼ「いくら足掻こうと人は滅ぶよ…滅ぶべくしてな!」

---

-メサイア-

デュランダル「(戦わないと決めることは、戦うと決めることより難しい)」

デュランダル「(だがデスティニープランがあれば、人は争いを止める。
        君やレイのような身の上の人間が生まれることも無くなるんだ、ラウ…)」

カガリ『よって我が国は…議長の提唱するデスティニープランの導入を断固拒否する!』

デュランダル「(…議長選に勝ち、ロゴスに勝ち、ようやく此処まで来た)」

デュランダル「(今更、君達如きに躓いてはいられないのだよ…)」

デュランダル「…愚かなものだな。ようやく世界に平穏が約束されようとしているのに、まだ争いを続けようというのか」

ピピッ
デュランダル「シンとレイを呼んでくれ」

     ノ    ./:::ヽ、               l
   r''"´    〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ   、   \
   l    /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´   ,'    \   ヽ
  ノ    ノ::.r'7^゙、     l:   ,'\ l:....:. ヽ:.....:./
. /    ゙y´ :{  ヽ    /ヽ   ∟...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈       {l N-‐''゙   〈  〉    ヽl::::/リノ::: (
  ヽ!:     リ、|  ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
   |l:    / ヽ_イ......._ノ   |:l ヾー┬''゙  /:::::::::: |
   |l   ∧  ``T´     |!   _,」   〈:::::::::::: ',
.   }!.   { l',     ゙r──‐┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ
  ノ::.  l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、,   。 ,'::|!::    \
 (:.:::::}    ト-゙、    {l::r'"`:i:'"`lリ  ゚ ノ::::'、:      ',
.  ヽ::l:    !:::::::ヽ    ヾ、__,〃   ,イ:::::::::\   ト、i
 /:::|:: | l:::::::r=辷_、  `二二´  /_」`!::::::::〈`   | リ
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つづく

ちなみにラウとデュラさんの会話はデュラさんの回想
分かりづらかったらすまん

シン「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」アスラン「(ザフトは)モウヤメルンダッ!!」

再開

---

デュランダル「よく来てくれたね…レイ、シンも」

デュランダル「君達の活躍もあって、ようやく此処まで辿り着くことができた」

デュランダル「だが…この映像を見てくれ」ピピッ

シン「アークエンジェル…オーブ艦隊も…!」

レイ「…」

デュランダル「彼らはまた戦う気のようでね。抵抗の激しかったアルザッヘル基地をネオジェネシスで鎮圧したのだが…」

デュランダル「それでネオジェネシスを大量破壊兵器と見なし、その破壊を口実に出てきたようだ」

デュランダル「そして真の目的はデスティニープランの阻止だろう。オーブはプランに反対していたからね」

デュランダル「君達はどうかな?プランを守るために戦う事に迷いは無いか?」

シン「え…?」

デュランダル「デスティニープランは、必ず人類から戦いを無くすことができる」

デュランダル「飢餓や病に苦しむ人を、戦争で住む場所を追われた人を救うこともできる」

デュランダル「少しの諦めと引き換えに…ではあるがね」

デュランダル「私がやろうとしていることが極端だという自覚はある。戸惑う人もいるだろう」

デュランダル「だが世界はもう、どうしようもないところまで来ているのだ。私は彼らのように楽観的ではいられない」

デュランダル「だから私は、彼らを討ってでもこのプランで世界を変えるつもりでいる」

デュランダル「そしてオーブの戦力は予想していたよりも強大だ。迷いを抱えたままでは勝つことは難しい」

デュランダル「だからもし…君達に迷いや、プランに対する疑念があるなら、ここで断ち切って欲しい」

レイ「…ここで我々が彼らに屈することになれば、世界は混沌と闇の中へ逆戻りです」

レイ「そして人々は痛みを忘れ、そして過ちを繰り返す…誰が悪いわけでもない。それが今までの世界の流れですから」

レイ「ですが俺は…これからの世界を、そんなものにはしたくありません」

レイ「デスティニープランは、絶対に実行されるべきだと考えます。そのためなら命を捨ててでも戦います。迷いはありません」

シン「…」

デュランダル「そうか…ありがとう」

デュランダル「シン、君はどうかな?」

シン「…2年前の戦争で、オレの家族は…殺されました」

シン「本当にいきなり、信じられないような状況で戦いが始まって」

シン「オレは何もできなくて、力が無いのが悔しくて」

シン「それからプラントに渡って、軍に入って」

シン「停戦の約束もしたのに、また戦争が始まって…また地球に降りて、色んなものを見ました」

シン「オレみたいに戦争の憎しみを抱えたままでいる人、欲のために利用されて戦わされている人、明日の食事にも困っている人」

シン「世界は本当に酷い有様で…戦争で苦しんでるのは自分だけじゃないって、思い知らされたんです」

シン「だから、こんな世界を変えるっていうのは…確かに極端だけど、間違ってるなんて思いません」

シン「戦争の無い世界が実現できるなら…そのために戦うことに、迷いはありません!」

デュランダル「そうか…安心したよ。君達にはもう、迷いは無いな」

デュランダル「もうしばらくしたら、君達とミネルバにはこのメサイアの防衛を頼みたい」

デュランダル「非戦闘員はここで待機ということになる…何かあるなら出撃前に話しておくといい」

レイ「はい」

シン「…はい」

デュランダル「奴らを討って今度こそ終わらせよう…過ちを繰り返す時代を」

デュランダル「ミネルバは、特にデスティニーとレジェンドは我々の戦力の要になる。頼むぞ」

-ミネルバ-

レイ「激しい戦いになるだろうな…」

シン「さっきの話さ…」

レイ「プランのことか?」

シン「いや、そっちじゃなくて…命を捨ててでも、とか言ってたろ?」

レイ「ああ…」

シン「縁起でも無いこと言うなよ」

レイ「…」

レイ「実際、俺にはもうあまり未来は無い…テロメアが短いんだ、生まれつき」

シン「は…?」

レイ「…俺は、クローンだからな」

---

レイ「この薬は、議長が…ギルがくれたものだ。これが無いと俺は生きることができない身体だ」

レイ「だが、もう薬の効き目も薄れてきている。誤魔化せるのも時間の問題だな…」

シン「そんな…」

レイ「…キラ・ヤマトという夢の、たった一人を作る為に俺は…俺達は作られた」

レイ「ユーレン・ヒビキ…それが俺達を作り出した奴の名だ…そして、キラ・ヤマトの実の父だ」

シン「キラ・ヤマトの父親…?」

レイ「ヒビキ教授は、自分の威信のために息子をスーパーコーディネイターにしたがっていた」

レイ「そしてその資金援助の見返りとして、アル・ダ・フラガという男のクローンを作った…俺達はその結果の子だ」

レイ「もう一人の俺…ラウ・ル・クルーゼは…この運命を呪い、全てを壊そうと戦った」

レイ「人の欲望の副産物として生み出された彼は、人に復讐することを選んだんだ」

レイ「だがその結果、ラウは…人の欲望の果てであるキラ・ヤマトに敗れ…死んだ」

シン「っ…」

レイ「俺も、自分がクローンだと知ったときはショックだったよ…自分が自分ではなくなってしまったように思えたからな」

レイ「だが、世界を呪うことはなかった。親はなかったが、代わりにギルとラウが俺を育て、慈しんでくれた」

レイ「軍の訓練校に入ったのはギル達の力になりたかったからだ。そこでお前やルナマリアという友人にも恵まれた」

レイ「ずっと考えていたんだ。自分には何ができるのか、何のために生きているのか」

レイ「お前達が生きる明日から、戦いを無くす…俺が生きる理由はそれでいい。今はそんな風に思える」

シン「レイ…」

レイ「…お前はどうだ、シン?俺がクローンだと知っても、一緒に戦えるか?俺の友でいてくれるか?」

シン「当たり前だよ!レイはオレの友達だ!」

レイ「そうか…」

シン「だけど…」

レイ「ん?」

シン「オレは今までずっとレイに助けられてきたのに…オレはレイのために何もできないのかな…」

レイ「お前は今まで、幾度もミネルバの窮地を救ってきたじゃないか」

シン「…」

レイ「…それなら、頼まれてくれるか?」

シン「え…?」

レイ「俺が居なくなった後…新しい世界と議長を、お前が守ってくれ」

レイ「それだけで、俺は安心できるんだ」

シン「レイ…わかった、約束する」

レイ「ありがとう…それで十分だ」

レイ「それに、デスティニープランが実行されたら、今以上に医療技術は発展するはずだ」

レイ「その時までに俺が運良く生きていたら…可能性もあるかもな」

シン「そっか…そうだよな、ステラ達の病気も治ったんだから…きっと…」

レイ「それと、もう一つ頼みたい」

レイ「フリーダムの相手は、俺に譲って欲しい」

シン「フリーダムを?」

レイ「仇をとりたい…ラウは罪人だが、俺にとってはギルと同じように家族に等しい存在だったんだ」

シン「(家族…)」

シン「…わかった」

-格納庫-

シン「…」ピッピピッ

ヴィーノ『デスティニーの調子どう?』

シン「うん、いい感じだ」

ヴィーノ『…あのさぁ』

シン「うん」

ヴィーノ『悪かった、あの時』

シン「え?」

ヴィーノ『…メイリンのこと、さ』

シン「…」

ヴィーノ『ごめん』

シン「…仕方ないよ、本当のことだから」

シン「メイリンを…ルナの大事な妹を…オレは殺したんだ」

ヴィーノ『…でもさ』

ヴィーノ『家族が死ぬとか、仲間が死ぬとか…そんな事も無くなるんだろ?戦争が無くなれば』

ヴィーノ『そのために戦ってきたんだから…やっぱりシンを責めるのは、違うって思ったんだ』

シン「…」

ヴィーノ『…レイにも、謝ってくるよ。思いっきり殴っちゃったし…』

シン「…うん」

-エターナル-

キラ「じゃあ、そのシンって子がデスティニーに?」

アスラン「ああ、オーブの出身なんだ…二年前の戦争で家族を失ってる」

キラ「…」

アスラン「戦うことになったら、シンと話をさせてくれないか?」

キラ「え?」

アスラン「あいつは…あいつにはオーブを討たせたくないんだ」

キラ「アスラン…」

アスラン「あいつも夢の為に頑張る奴だから…話せばきっとわかる」

キラ「うん…わかった」

-アークエンジェル-

ネオ「また戦う気か…この艦の奴らも、ザフトも」

ネオ「この艦も好かねえが、デュランダルも気に食わんな」

ネオ「…あの坊主も…まだ戦ってんだろうなぁ」

ネオ「デュランダルの言う事に賛成してんのか…?あいつは…」

ネオ「…」

-メサイア-

ステラ「シン、また戦うの?」

シン「うん…でも、これで最後だ」

ステラ「シンは戦争が終わったらどうするの?」

シン「え…?うーん…そういえば、ちゃんと考えてなかったな」

シン「でも…そうだな、すぐには無理だろうけど…また昔みたいに普通の暮らしに戻りたい…かな」

ステラ「ステラも一緒…?」

シン「もちろん!戦争が終わったら、ずっと一緒だ!」

レイ「シン!俺達も出るぞ!」

シン「ああ!今行く!」

ステラ「シン…」

シン「心配しなくていい、すぐ終わらせて戻ってくるよ…ステラのところに」

シン「オレ達が…戦争を終わらせるから」

-エターナル-

メイリン『ザフト軍第一防衛防衛ラインまで、距離180!』

メイリン『光学映像、出ます!

キラ「ラクス!僕達も発進する!いいね?」

ラクス「はい!」

キラ「行こう、アスラン!」

アスラン「ああ!議長を止めるぞ!」

―――いくら綺麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす!

キラ「…いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ、きっと」

キラ「キラ・ヤマト!フリーダム、行きます!」

シン「また新しい花が咲いても、吹き飛ばされてしまった花は…父さんは、母さんは、マユは…失われた命は戻ってこない」

シン「だからオレは…戦って守ってみせる。大切な全てを!」

レイ「シン、行くぞ!」

シン「ああ!」

シン「シン・アスカ!デスティニー、行きます!」

  ⊂ ⊂ヽ、  /)/)
          c、   `っ(  ヽ
        (   v)c、  `っ

          ヽ_ノ (   v) / ̄`⊃
              ヽ_ノ  |  ⊃

                   (   v)  /⌒ヽ
                    ヽ_ノ  (ω^  )
                          ⊂⊂ ヽ
                           >   )
                          (/(/

                              /⌒ヽ
                    おやすみだお (^ω^ )
                           _,丿\と |_
                         /____)-┘/

寝る前に現時点でのアニメ版との変更点まとめ


ステラ、スティング、アウルが生存してミネルバに所属(ステラはメサイアで待機)

ミーア生存

オーブのラクスが本物であるとデュランダルが認める

ラクスの罪状が公になっている

デュランダルがレクイエムを修理していない


たぶん目立つ変更点はこのぐらい





やっとキリのいいところまで書けた…

再開

ついにザフトとオーブの最終決戦が始まった。それぞれの戦艦から更に多くのMSが飛び出していく
お互いに平和を望みながらも、求める平和の形の違いから起きてしまった戦い
二年前のヤキン・ドゥーエ戦役を上回る規模の戦闘が予想される


メサイアからもデスティニーとレジェンドを含むMSの発進が完了し、
周囲に設置されたバリアリングから展開するリフレクターが、繭のようにメサイアを包み込んでいく


シン「ミネルバ…離れて大丈夫かな…」

レイ「大丈夫だ、彼らは強い。だがフリーダムとジャスティスを止められるのは俺達だけだ」

レイ「奴らは一直線に此処まで向かってくるはずだ…必ず守り通すぞ、メサイアを!」

シン「ああ!」

-ボルテール-

イザーク「くっ…オーブか…」

ディアッカ「できれば戦いたくはなかったんだがな…結局こうなっちまったか」

イザーク「フン…」

ディアッカ「で、オレ達はどうするんだ?」

イザーク「しばらくは此処で待機だ…前線を突破してきた敵を確実に叩くためにな」

イザーク「一刻も早く奴をこの手で殴ってやりたいが…」

ディアッカ「アスラン、か…オレ達に相談してくれたって良かっただろうにな」

イザーク「…なんにせよ、今のアスランは俺達ザフトにとって討つべき敵だ。覚悟は決めておけ」

ディアッカ「わかってるさ…」

オーブ軍はフリーダムとジャスティスを筆頭に、その後をアークエンジェルとエターナルが続く
そしてアークエンジェルとエターナルを中心として、おびただしい数のムラサメが群がっている


それを待ち受けるのはザフトの全戦力
最新鋭のミレニアムシリーズであるザクやグフを筆頭に、ゲイツ等の型落ち機までも集結している

-エターナル-

ラクス「通信回線をわたくしに」

メイリン「はい!」

ラクス『こちらはエターナル、ラクス・クラインです!』

ラクス『ジェネシスを護衛する全ザフト軍兵士に通告いたします!』

ラクス『我々はこれより、その無用な大量破壊兵器の解除を行います!』

ラクス『それはプラントにとっても必要無い物のはず…人はもう何処へ向けてであれ、そのようなものを撃ってはならないのです!』

ラクス『そしてデスティニープラン!人の夢を奪い、世界を死の世界へと変えてしまう恐ろしいもの!』

ラクス『ザフトがその力と誇りを懸けて守るべきものでは決してないはず…』

ラクス『平和の為にと軍服を纏った誇りが、まだその身にあるのなら…』

ラクス『道を開けなさい!』

自分の声ならば、必ずザフトは耳を傾けるはずと信じ呼びかけるラクス
その声は、戦線で待ち構えていたイザーク達の耳にも届いていた


イザーク「盗んだ艦で偉そうに…!よくもぬけぬけと!」

ディアッカ「面の皮の厚い女だね…で、どうすんの?」

イザーク「決まっている!俺達はザフトの軍人だ!」

イザーク「エターナルを堕とすぞ!あれは…ザフトの艦ではない!」


ラクスがいくら呼びかけても、ザフトのMS達は攻撃の手を緩めない
それどころか、火に油を注ぐように激しくなっていくばかりだった


ラクス「わたくしの声は、もう届かないのですか…」

メイリン「α20にミネルバ!α18に空母ゴンドワナ!」

ラクス「…」

ラクス「キラとアスランは、議長の下へ行ってください」

キラ『え…!?』

ラクス「ミネルバは、わたくし達がなんとしても抑えます!」

アスラン『囮になるつもりか!?いくらなんでも無茶だ!』

ラクス「大丈夫、わたくしに味方してくださっているのは強いお方ばかりですから」

キラ『だけど!』

ラクス「わたくしの言葉が届かない以上、この戦いの勝敗を決するのは何よりもスピード…」

ラクス「一刻も早く司令塔を叩き、この戦いを終わらせなくてはなりません!」

ラクス「そのために…行ってください!」

キラ『ラクス…』

ラクス「キラ…わたくしなら大丈夫、不沈艦アークエンジェルの加護がありますから」

キラ『…わかった、ミーティアを借りていくよ』

ラクス「はい、アスランも」

アスラン『ああ…』


フリーダムとジャスティスはミーティアとドッキングし、メサイアに向けて飛び去っていく
それを見届けたラクスは、もう一つの切り札に指示を出す
エターナルのドックから、ラクスの命を受けた漆黒のMSが飛び出していった

ミネルバも宿敵アークエンジェル、そしてエターナルへ向けて進む
道を阻むオーブ艦隊、そこから飛び出してくるムラサメの大群を、カオスとアビスが蹴散らしていく
連合軍で戦っていたときとは違い、本来の搭載艦であるミネルバの支援を受けた二機は、その力を最大限に発揮していた

アウル「ええい!キリが無いぜ、これじゃあ!」

スティング「いいんだよ、俺達は足止めだけしてりゃ…ん?」

アウル「なんだよ、スティング」

スティング「なんだありゃ…?」

飛び回るムラサメを次々と叩き落していくカオスとアビスに、漆黒のMSが接近する

ZGMF-XX09Tドムトルーパー

ストライクフリーダム、インフィニットジャスティスと同じく
クライン派に味方する秘密武装組織【ターミナル】が、ザフト軍のデータベースから盗用した設計図を基に製造した機体であった

スティング「一つ眼…ザフトのMSか…?いや違う、気をつけろアウル!」

アウル「わかってる!」

ヒルダ「行くよ!野郎共!」

マーズ「おう!」

ヘルベルト「行くのかよ」

ドムを操るハーケン隊のリーダー、ヒルダ・ハーケンの号令と共に、
ビームサーベルを携えた先頭のヒルダ機が、紅い光を強固な殻のように纏う
その後ろにギガランチャーを構えたマーズ機、ヘルベルト機が続き、一列に並んでカオスとアビスに突貫する

『ジェットストリームアタック!』

アウル「なんだか知らねえけど…」


アビスの両肩に装備されたバインダーが左右に展開し、内部に搭載された計6門のビーム砲が姿を見せる
更に胸部の複相ビーム砲と背部のバラエーナを前方に向け、光を収束し一斉に撃ち出す

アウル「沈めぇッ!」

縦一列に並んだ敵はアビスの砲撃の格好の的、次の瞬間には三機纏めて貫かれている
そのはずだった


しかしアビス攻撃は紅の殻を突き破ることなく掻き消されていき
三機のドムは依然として健在、隊列を乱すこともなく直進する

アウル「なっ…!?」

ヘルベルト「武器の選択を誤ったな…ドムにはビームなんざ効かねえ!」

アウル「くそッ!どうなってんだよ!」

ヒルダ「ラクス様の邪魔をする奴は許さないよ!」

スティング「アウル、逃げろ!」

アビスに狙いを定めたヒルダ機は勢いよくビームサーベルを振り上げる

ヒルダ「堕ちなッ!」

アウル「やられるっ…」

アウル「なんてなぁッ!」

振り下ろされたビームサーベルをランスの柄で受け止め、そのままドムの展開したバリアの内側へと入り込む

ヒルダ「なっ!?」

アウル「中に入っちまえば…関係ねえだろッ!」

アビスの胸部に光が収束し、次の瞬間、真紅の光が三機のドムを串刺しにしていた

アウル「へへっ…終わりぃ!」

スティング「ったく…ヒヤヒヤさせやがって!」

アウル「ボクが負けるわけないっての!」

スティング「…エネルギー残量は?」

アウル「ギリギリ」

スティング「なら、一旦戻るぞ。俺が道を開けてやるから付いて来い。無駄撃ちするなよ」

アウル「えぇ!?めんどくせえよ!デュートリオンビームで…」

スティング「棒立ちになれる状況か?」

アウル「それは…」

スティング「とにかく戻るぞ、いいな」

アウル「りょーかい…」

-アークエンジェル-

アークエンジェルの船室の中で、ネオは例えようのない不快感に襲われていた

ネオ「…」

ネオ「(なんだ…?この気味の悪い感覚は…この艦が敵の根城に近づけば近づく程に強くなっていく…)」

ネオ「(誰かが、俺を呼んでいるような…)」

ネオ「…じっとしてても、始まらねぇか!」

ミリアリア「艦長!アカツキが…」

マリュー「え!?」

ピピッ

ネオ『出してくれよ艦長さん!この金色、俺が使っていいんだろ?』

マリュー「記憶が…戻ったの?」

ネオ『そうじゃない、戦場に出たら俺のやりたいようにやらせてもらうつもりだ』

ネオ『ただ…デュランダルのやり方は、正直好かん。敵の敵は味方って意味でなら、結果的にはあんたらに協力することになるかもな』

マリュー「…わかったわ」

ミリアリア「艦長…」

ネオ『話のわかる美人さんで助かったぜ!』

マリュー「…その代わり約束して、必ず帰ってくるって!」

ネオ『はいはい、了解』

ネオ『ネオ・ロアノーク!アカツキ、出るぞ!』

---

ジャスティスとフリーダムはメサイアを目指し一直線に進む
モノアイのMS達による包囲の輪は、戦艦にも匹敵するミーティアの火力の前に成す術もなく崩れていく

アスラン「くっ…出てくるなッ!」

キラ「ごめんね…」

撃ち落した機体の爆発の音も聞こえない
ただひたすらに、デュランダルの待ちうける機動要塞へと突き進む
目的の場所まであと少し

アスラン「キラ、恐らくあの要塞の防衛には―――」

キラ「っ!アスラン!」

アスラン「ぐぁぁっ!?」

巨大な真紅の閃光がジャスティスのミーティアの推進器を突き破り、衝撃で機体が大きく揺さぶられる
爆散寸前のミーティアをギリギリで切り離し機体へのダメージは抑えるが、爆風の衝撃にバランスを崩してしまう

アスラン「くっ…撃たれたのか…一体どこから!?」

ジャスティスのレーダー効果範囲外からの狙撃
こんな芸当ができるMSは、アスランの知る限りでは、キラのストライクフリーダムを除けばただ一機
なんとか体勢を整え、それを確かめる為に向き直ると、暗いトリコロールカラーのMSがジャスティスのすぐ傍まで迫って来ていた

シン「アスラァンッ!!」

アスラン「シンっ…」

シン「この裏切り者がぁッ!」

デスティニーは背のアロンダイトを引き抜き
なんとか体制を立て直したジャスティスは、連結させた両刃のビームサーベルで迎え撃つ

シン「せっかく助かった命で、また殺されに来たのかよ!!」

デスティニーの必殺の斬撃を、ジャスティスはビームシールドで受け流し、ビームサーベルで反撃を狙う
そのまま両者は、お互いの剣と盾とをぶつけ、火花を散らしながら睨み合う

アスラン「くっ…聞けシン!お前はオーブを討っては駄目だ!」

シン「ふざけるなッ!この戦争を仕掛けたのは、アンタ達だろうが!」

アスラン「お前の後ろに在るものを見てみろ!あれは…人でも国でもない!」

アスラン「たった一撃で、大勢の人の命を奪う兵器なんだぞ!」

シン「履き違えるな!こんな風に戦いを仕掛けてくる奴がいるから兵器が無くならないんだろ!」

アスラン「シン、そうじゃない!あんな物を守って戦ってしまったら…」

アスラン「お前は今度こそ力の呪縛から逃れられなくなるんだぞ!」

シン「力を持つなら…その力の使い方を考えろって、オレにそう言ったのはアンタだろ!」

アスラン「シン、俺は…」

シン「自分の力は自分が正しいと思えることに使う!そう決めたんだ!」

アスラン「お前は本当に、これが正しいと思ってるのか!?お前が欲しかったのは、本当にそんな力か!」

シン「オレにだって分かるさ…議長の言う正しさだけが全てじゃないってことも…」

アスラン「それなら…」

シン「アンタ達に世界を任せてしまったら、ロクなことにはならないってことも!!」

アスランの言葉を拒絶するかのように、デスティニーは脚部のブースターを噴かせ、渾身の力でジャスティスを蹴り飛ばす
吹き飛ばされたジャスティスも隙を見せず体勢を整え、両者は睨み合いとなる

アスラン「くっ…!」

シン「オレとアンタ達とでは、違いすぎるんだ…この戦争の終わりの、その先に見ているものが!」

アスラン「どうしても自分が正しいと言い張るのなら…」

ジャスティスは左腕に装備されたウェポンラックから、最大の武器であるシャイニングエッジを引き抜く
発せられた明確な敵意を感じ取ったデスティニーも、アロンダイトを真正面に構え、光の翼を最大出力で展開する

アスラン「俺に勝って、その正しさを証明してみせろ!シンッ!!」

シン「望むところッ!!」

ほんの少し前までは、僚友として肩を並べ、共に戦っていたシンとアスラン
戦いの中で悩み、苦しんだ末に別々の道を選んだ二人
お互いに迷いを捨てた、全身全霊の戦いが幕を開けた

シンとアスランが互角の戦いを繰り広げる一方で、レイの猛攻に対しキラは防戦一方だった
機体性能、操縦技術、実戦経験、いずれもキラが上回っていたが、
レイの執念とキラの動揺が二人の力の差を覆していた

キラ「くっ…この機体、まさかっ…」

レイ「お前は必ず…この手で殺してやる!キラ・ヤマト!」

展開されたドラグーン、それをマウントする巨大な円盤型のプラットフォーム、そして灰と紺を基調にしたカラーリング
どれをとっても二年前に相対したクルーゼの機体を連想させ、キラの判断力を削り取っていく

キラ「誰なんだ…君は!何故そこまで僕を憎む!?」

レイ「そんなこと…お前が兄の仇だからさ!」

キラ「なっ…兄!?」

レイ「わかるだろう…お前には…」

レイ「ラウ・ル・クルーゼだ!!」

キラ「っ!?」

キラが大きく動揺した隙に、レジェンドは計十基のドラグーンを一斉に展開、
瞬く間にフリーダムを包囲する

キラ「うっ…」

レイ「新世界の手向けとなれ…キラ・ヤマトッ!!」

次の瞬間にはビームの雨がフリーダムを蜂の巣にするだろう
勝利を確信した直後、レイの脳裏に警鐘が鳴り響く

レイ「っ!?」

レジェンドはドラグーンを呼び戻しながら咄嗟にその場を離脱、
それと同時に、寸前までレジェンドのいた位置にビームの閃光が通過した

レイが攻撃のあった方向に目をやると、眩い光を放つ黄金色のMSが、レジェンドを見下ろしていた

レイ「オーブの…だが、この感覚は…?」

キラ「あ…あれは…」

金色のMSはそのまま降下し、レジェンドとフリーダムの間に割って入る

ネオ「なーにチンタラやってんだ、坊主!」

キラ「ムウさん!」

レイ「ムウ…?ムウ・ラ・フラガか!?」

キラ「記憶が戻ったんですか!?」

ネオ「ボヤボヤするな!さっさとデュランダルを止めに行け!」

キラ「…はい!」

レイ「この状態では、追撃は諦めるしか…」

ネオ「久しいな!白いザクに乗っていた坊主君だろう?」

レイ「…っ」

歯噛みするレイ、レジェンドのコクピットに響く軽薄そうな男の声に、更に苛立ちを募らせる

ネオ「やはりな、この不快感の正体は君か…こうして銃を向け合うのは、いつ以来かな?」

レイ「…これも運命、か」

ネオ「あぁ?」

レイ「わからないか?俺達が互いの存在を感知できる、その意味が…」

ネオ「なにを言っている…?」

レイ「…いいだろう、貴様も、あの人の仇に他ならない!」

レジェンドはビームライフルを投げ捨て、空いた右手にビームサーベルを握りしめる

レイ「アル・ダ・フラガの罪、貴様の死を以って償え!」


つづく

乙←こ、これはお疲れ様って意味じゃなくてスレイヤーウィップなんだからね



出落ちドム隊に敬礼……秘密兵器だったのに
ところでスクリーミング・ニンバスと種版JSAがどういう仕組だったか忘れたけど、各人が前方にバリア展開してたならヒルダがやられてもマーズとヘルベルトは無事じゃないかなって

>>853
わかりづらくてスマン…ヒルダ機以外はスクリーミング・ニンバスを展開してない
あまりにチート装備なのでリーダー機であるヒルダ機の専用装備ってことにした

け、決してこいつらの処理が面倒になったわけではない!

シン「…………………」
シン「俺、主人公(笑)だと言われていること知っています。
自分でもそう思っています。
乗りたかったガンダムについて、タイトルバックポーズについて悩んで吐いて乗り越えて、
たまに顔芸して笑いをとって、
まさかキラアスラン信者に叩かれるなんて夢にも思わなかった。主人公なのに。
でも当たり前です。
主人公といっても今は前作の主役をたてることも多いですから、言われて当然なのです。
でも悲しすぎて、デスティニーの歴代のを寄せ集めな装備をやめさせてくれとお願いしたこともありました。
そうこうするうちに僕の需要はなくなって、タイトルバックを飾って活躍したりすることはなくなりました。
それでもガンプラにの出来にはとても気を使いました。
ちょっとでもマシに写るように。
また主人公(笑)と言われるのが怖くて。
色々努力してフリーダムを倒してもキラ信者からは嫌われて、
結果心に蓋をすることで解決しました。
愛してもらおうとするのやめました。」

シン「オレにだって分かるさ…議長の言う正しさだけが全てじゃないってことも…」
シン「アンタ達に世界を任せてしまったら、ロクなことにはならないってことも!!」

本物や。本物の主人公や

どんぐりの背比べって知ってる?
キラが嫌いだからシンをダシにラクシズ叩きたいだけでしょ?
別にシンが好きなわけでもないくせにww

賢しらぶる(笑)

しかも反論できてないしwwwwww
お前の嫌いなキラの「それでもっ(笑)ぼくはっ(笑)」と同レベルの知能だなwwwwww
種死アンチ気取りはこれだから頭が悪くてウケるわwwwwww

だいたいキラの事はいい加減で身勝手だって言うくせに、ベルリンでステラが暴れた責任はこいつ取ったの?
議長に甘やかされようが、ま と も な人間だったら、キラを逆恨みする前に言うべき言葉があんだろwwwwww
謝って済まないにしろ、ごめんなさいすら言えないシンが人間としてまともとかwwwwww

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月29日 (木) 07:43:35   ID: fXbxlmMz

ここまで書いてやめるとかありえないふざけんな!!

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