男「っづぁぁ~……唇噛んだ……」 女吸血鬼「!?」(17)

なんか落ちてたからもっかい書いてく


男「ブチってイッたな~……あ?」

女吸血鬼「はむ」 カプチュー

男「んぶっ!?」

女吸血鬼「んむ~……」 カプカプ

女吸血鬼「ん~……」 ハミハミハムハム

女吸血鬼「んちゅ……」 チュ

女吸血鬼「はぁ~……」 ペロペロ

男「……女吸血鬼……?」

女吸血鬼「デリシャス」


男「……美味しかった?」

女吸血鬼「ごちそうさまです。でもちょっと物足りない」

男「後半、殆どキスだったよね?」

女吸血鬼「血を吸う、キスもする……一石二鳥と言うやつね」 パタパタ

男「血が……あの~……止まらない…………」

女吸血鬼「吸おうか?」

男「吸おうかじゃないんだよ。ちょっともう、ティッシュティッシュ。ティッシュ取って」

女吸血鬼「及ばない及ばない」 チュ

男「んむッ」

男「ふぇひふぁ」

女吸血鬼「?」 チュー

男「ふぁへ、ひょっほはらへほ」

女吸血鬼「んぷ。……なに?」

男「あのな、まずな、えーと……正座」

女吸血鬼「はい」 チョコン

男「あのさ、女吸血鬼にはいつも毎日血は与えてるよね?」

女吸血鬼「まぁね」

男「これね、今回のね、地味に痛いからそっとしておいてあげようかなぁって……思ってくれないか?」

女吸血鬼「え~……」

男「え~って、君…………」

女吸血鬼「じゃあ指切って。指で我慢する」

男「じゃあって何?血は十分飲んでるでしょ?」

女吸血鬼「間食。おやつみたいなもの。今何時?」

男「何時って…………午後の五時ですけども」

女吸血鬼「ちょやっ」 スパッ

男「イタッ」

女吸血鬼「んふ~」 カプリコ

男「そんなんお前、アリか…………わざわざ指切るって」

女吸血鬼「んふ?ん~ふ~」 チューチュー

女吸血鬼「ん、ごめんね。我慢できなくて」

男「そんなお腹減ってた?」

女吸血鬼「う~ん…………そこまで」

男「そんな飲んだら、晩御飯入らへんよ?」

女吸血鬼「だぁじょぶ。ちょっと舐めてる程度みたいなものだから」 カプカプ

女吸血鬼「んむんむ……」

男「…………」

女吸血鬼「…………」 じー

男「なんすか、上目遣いで」

女吸血鬼「ん。別に」 チュー

どうせ直るのに無駄に増やしやがって

ん?こっちで続ける?
ならこっち見とく

男「あ」

女吸血鬼「ん?」

男「ご飯作らんと」

女吸血鬼「そっか。もうそんな時間だもんね。休みなのに、明日も休みなのに。きっちりサイクル回すよね」

男「あんまりね、崩したくはないからね」

女吸血鬼「いいよーいいよーそうやって健康体なのは、引いては私の為になる」

男「家畜ですかね俺は」

女吸血鬼「もう、こまいことは気にしないで。ご飯食べなさい」

男「実際のところさ」

女吸血鬼「うん?」

男「血を吸うってのはどんな……どんな感じなん?」

女吸血鬼「ん~……うん。そうだね……例えばさっきの指からのは」

女吸血鬼「施されている気分になる。卑しくも地を吸わなければならない私に慈悲を感じる」

女吸血鬼「背中から腰に掛けて血を吸うと万遍なく愛した気持ちになる。爛れた後じゃなくわ一晩ベッドに過ごすような」

女吸血鬼「首から吸うといかにも自分が吸血鬼だと実感する。それと同時に血のなんと美味しい事と感慨深くなる」

女吸血鬼「脚から吸うとそれはもう隷属した気分になる。お互いがお互いのものになるような、曖昧になる」

男「随分と詩人だね。やぁ詩人」

女吸血鬼「詩人の末路は哀れというよ」

男「さっきみたいに唇から吸うのは?」

女吸血鬼「…………」

男「…………」

女吸血鬼「まぁ」

女吸血鬼「それはおいて、ご飯冷めるよ」

男「いただきます」

ええな

男「我ながら毎回普通だ」 モッモッ

女吸血鬼「男はアレね、美味しそうに食べるわけでもなく、まずそうにでもない。普通」

男「事実普通だしね」

男「ふぅ……」

男「ごちそーさま」

女吸血鬼「たまには私が作ろうか?」

男「マジ?ありがたい、やめてくれ。この前すんごい鉄の味した」

女吸血鬼「隠し味が入ってるの」

男「四足獣の胆をそのまま食した気分になったよ」

女吸血鬼「よくわかんない。わかんないので、じゃ男こっちに来て」

男「もう血を吸う?」

女吸血鬼「お腹が減ってた」

まだー?

保守

続けて続けて

上げ

保守

続けてどうぞ

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