ほむら「美樹さやか・・・・・・」(1000)

ほむら(……病院の匂い。これでもう何度目かしら)

ほむら(もう何度繰り返したかわからない。)

ほむら(ワルプルギスの夜に勝つ手掛かりが掴めない。奴は強すぎる……)

ほむら(でもあきらめる訳にはいかない。必ずまどかを救って見せる)

ほむら(落ち着いて、今までの出来事を整理してみましょう)

ほむら(私が病院から目覚めてからしばらくして、QBはまどかと美樹さやかに接触する)

ほむら(これを完璧に阻止することは、どの時間軸においても不可能だった。しかし警告することで契約の遅延を図ることは可能)

ほむら(ついで巴マミが接触。二人に魔法少女体験コースなるものを提案する)

ほむら(この体験コースの間に、巴マミは一定の確率で死亡する。孤独な彼女は自分の後輩ができることに浮かれて必ず油断する。)

ほむら(高い確率で佐倉杏子がこの街にやってくる。)

ほむら(美樹さやかがQBと出会っていた場合、彼女は思い人のために必ず魔法少女になる)

ほむら(そして必ず悲観して魔女になる。どの時間軸においても同様。防ぐことは無理だった)

ほむら(これに伴い、多くの場合で巴マミが錯乱。味方を巻き込んで死亡する)

ほむら(また、一定の確率で佐倉杏子が騒ぎに巻き込まれ死亡)


ほむら(ワルプルギスの夜の力は強大)

ほむら(私と巴マミ、佐倉杏子が団結すれば勝ち目が見えてくるかもしれない)

ほむら(しかしここまでに生き残れる魔法少女は多くて二人、ひどければ私一人)

ほむら(ワルプルギスの夜に勝つためには、魔法少女全員の生存が絶対条件だわ)

ほむら(しかし彼女達の生存確率を著しく下げる存在がある)

ほむら(美樹さやか……!)

ほむら(やはりネックは美樹さやかだわ……!)

ほむら(あのクソアマさえ存在しなければこんなに苦労することはなかったはず……!)

ほむら(何度殺そうと思ったかわからないわ。でもまどかの悲しむ顔を想像するとどうしてもできない……!)

ほむら(……統括すると、ワルプルギスの夜を倒すためには、美樹さやかの魔女化を防ぐ鍵を掴むことが必要だということ)

ほむら(したがって美樹さやかと積極的に接触し、情報を集める必要がある)

ほむら(でも私と美樹さやかの相性は極めて悪いと言えるわ)

ほむら(彼女の思慮の無さと思い込みの激しさは、行動に制限が多く、感情表現の希薄な私を冷淡と捉える)

ほむら(彼女に対しての関わり方を改めなければならない)

ほむら(しかし、現在に至るまで、私は他者との接触において今のような在り方を続けてきた)

ほむら(どういう風に振る舞えば、美樹さやかと良好な関係を築けるかわからない)

ほむら(自己では解決できない場合においては、他者の意見を取り入れるのがベター)

ほむら(さらに、私のようなパーソナリティの持ち主は、誰かに後押ししてもらった方がより簡単になるはず)

ほむら(つまり、誰かの助力が必要)

ほむら(では例えば、まどかと間をとってもらい、美樹さやかと仲良くなろうと試みたとする)

ほむら(でもそれでは遅いわ。美樹さやかとの信頼関係を築く前に、おそらくQBと美樹さやかは接触してしまう)

ほむら(そうなればもう、是が非でも契約を止めなければならない)

ほむら(仮に真実を明かしたとしても、その時点での信頼関係では彼女に信じてもらえない公算が高いわ)

ほむら(上条恭介の腕を治したい、という思いから彼女は無意識に私の話に疑心暗鬼の念を持つ)

ほむら(では、転校する前二行動を起こすのは?)

ほむら(……彼女達に近づく必然性がないし、一週間ばかり長く接した所で結果が変わるとも思えない)

ほむら(だから、人見知りの私が、美樹さやかと仲良くなるための、革新的な案が欲しい)

ほむら(それらを助言してくれる人材が欲しい)

ほむら(でも心臓病でずっと入院してきた私には、相談できるような友人もいない……)

ほむら(そんな私にも味方がいたわ)

ほむら(『ニュース速報VIP』……)

ほむら(ここでなら、今までにないような意見もきっと出てくるわ)

ほむら(しかも安価は絶対だから、私がどんなに恥ずかしかろうと実行せざる負えない)

ほむら(我ながら画期的なアイデアだわ……!)

ほむら「さっそく安価を取りましょう」

>>10

http://hibari.2ch.net/news4vip/
素直にvipでやった方が良いんじゃないか?
続行なら安価下

なんかレベルが足りんとか訳わからんこと言われて書き込めんかった

ほむら「はあっ!? あんなモヤシと寝ろですって!?」

ほむら「屈辱だわ……でも安価は絶対よ」

ほむら「行きましょう」


 病室前


ほむら「彼とは初対面なのだけれど……なんて挨拶しましょうか」

>>16

職員室に入る時みたいな、失礼します

 コンコン

ほむら「失礼します」ガチャ

上条「はーい」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……えっと、失礼ですが、どちら様ですか?」

ほむら「私は暁美ほむらよ」

上条「ああ……」

ほむら「……」

上条「……それで、どういった御用ですか?」

ほむら「あなたとセックスしに来たの」

上条「えっ」

ほむら「脱ぎなさい」

上条「いや……えっ?」

ほむら「だから脱げと言ってるのよ」

上条「えーと……」

ほむら「一人じゃ脱げないの? 手伝ってあげるから早く」

上条「いや……そうじゃなくて……ってちょっと引っ張らないで!」

ほむら「何よ、焦らせないで」

上条「いや……」

上条「……ちょっと深呼吸させて貰ってもいいかな?」

ほむら「構わないわ」

上条「」スゥー ハァー

上条「……うん、落ち着いたよ。それで君の要件はなんだっけ?」

ほむら「あなたとセックスしに来たのよ」

上条「……」

上条「……うん、少し整理しようか」

上条「まず、君は僕と……その、セックスに来た」

ほむら「ええ、そうよ」

上条「もし違ってたら謝るけど、君と僕は初対面だよね?」

ほむら「その通りね」

上条「……なんで、それで急にセックスが出てくるんだい?」

ほむら「……」

上条「その、君は、誰でもいいというか……」

上条「誰かとセックスしたくなって、たまたま開いた部屋に僕がいて」

上条「それで僕にセックスしてくれと頼んだわけかい?」

ほむら「馬鹿にしないでくれる? 私はそんな尻軽のビッチじゃないわ」

上条「……うん、悪かったよ」

上条「つまり君は、僕のことを知っている訳だね」

ほむら「ええ」

上条「じゃあ……大したレベルではないけれど、僕はヴァイオリンで多少の知名度がある」

上条「その……それを聴いてここに来たとか?」

ほむら「あなたのヴァイオリンなんか聴いたことないわ」

ほむら「何? あなた私を自分のファンだと思ったの?」

ほむら「中坊の分際で自意識過剰ね」

上条「……」

上条「じゃあ、同じ学校だったとか」

ほむら(……まだ違うわよね)

ほむら「いえ、違うわ」

上条「……」

上条(まるで接点が見えてこない)

上条「……じゃあ、なぜ君は僕のことを知っているんだい?」

ほむら「それはその……秘密よ」

上条「……」

上条「……うん、質問を変えようか」

上条「なんで僕とセックスしようと思ったんだい? 話したこともない僕と」

ほむら「安価を取ったからよ」

上条「安価?」

ほむら「説明は以上よ。さあ始めましょう」

上条「いやちょっと、説明になってな……だから引っ張らないで!」

ほむら「何よ、これでも私は忙しいのだけれど」

ほむら「早く済ませたいの。もう文句なんてないはずでしょう?」

上条「文句しか出てこないよ」

上条「その安価っていうのは何かな」

ほむら「安価は安価よ。それ以上でもそれ以下でもないわ」

上条「……その、安価? っていうのは、何か、形あるものかい?」

上条「取る、って表現があったから」

ほむら「……そうね、形、考えたこともなかったけれど」

ほむら「時には壁を打ち壊し、道を切り開く削岩機にもなるし」

ほむら「人と人をつなげる橋にもなるし、時には自分を[ピーーー]毒薬にもなる」

ほむら「こうして考えると、安価に形なんてあってないようなものね……」

上条「……こうやって聞いてると、どうやら抽象的な概念なのかな」

ほむら「どうかしら、人によって捉え方が違うように思えるわ」

ほむら「私にとって、安価は絶対なのよ」

上条「絶対、っていうのがよくわからないな。それは宗教的なものだったりする?」

ほむら「ある意味そうとも取れるわね」

上条「じゃあ哲学の言葉かな。精神的な指針を指す言葉だとか」

ほむら「人によっては哲学でもあるかもしれないわ」

上条(全然情報が増えない……)

上条「……質問が悪いかもしれないね。その安価は、どういったところで見たり、聞いたりできるの?」

ほむら「ウェブサイト上ではよく目にするわ」

上条(きょうび、ネットに載ってない情報なんかあんまりないよな……)

上条「逆に、普段日常では目にすることはない?」

ほむら「そうね」

上条「つまり、普通はネットでしか見ることができない?」

ほむら「ええ」

上条「……つまり、ネット上でしか見ることの出来ない安価? を君は取って?」

上条「僕とセックスしようと今に至る……?」

ほむら「そういうことになるわね」

上条「意味がわからないよ」

これ全然進まん

ほむら「なぜ?」

上条「なぜ? って言葉が出てくるのがなぜかわからないよ」

ほむら「どこに不満があるというの言うのよ……」

上条「……うん、安価はとりあえず置いておこう」

上条「君はその……僕に好意を持っていたりする……のかな?」

ほむら「思いあがるのも大概にして。あなたに好意を持つ人間は総じてクソビッチよ」

上条「……」

ほむら「私が愛しているのはまどかだけだわ……まどか……」

上条「……まどか? もしかして鹿目まどかさん?」

ほむら「ああ……まどか……まどか……」ブツブツ

上条「話を聞いてくれるかい?」

誰も見てない? 眠くなってきた

上条「君は鹿目さんと面識があるのかい?」

ほむら「そうよ、まどかは私のただ一人の親友にして運命の人」

ほむら「そして私の愛する人だわ」

上条(……鹿目さんと友達ってことは、さやか繋がりでここに? いや、それよりも……)

上条「君には既に愛する人物がいるのに、僕とのセックスを望む訳かい?」

ほむら「あなたとなんか心底御免よ。でも安価は絶対だもの」

上条(あいからず安価の正体が掴めないけど、ニュアンスからして罰ゲーム二近い何かかな)

上条「……じゃあこう考えたらどうだい? セックスとは厳密には性交のことだけど……」

上条「セックスの定義を広げれば、必ずしも性交……つまり交尾だね。それを伴わなくてもいいはずだ」

ほむら「というと?」

上条「そうだね、例えば……セックスの過程において前戯があるはずだ。キスやペッティングだね」

上条「つまり、キスもペッティングもセックスの一部っていえるよね」

上条「セックスは性愛の意味も含まれる。そこに性欲が伴えば、例え頭を撫でるだけでもセックスと言えるはずだよ」

ほむら「なに女子中学生に力説してるのよ。本当に気持ち悪いわ……」

上条「……」

ほむら「でも一理あるわね。安価には……」


12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/04(水) 02:22:40.51 ID:AmTBHCSr0
 上条を寝とる


ほむら「あなたを寝とる、とあるわ」

上条(寝とる? 誰に対して?)

上条「……じゃあ、一緒に横にでもなればいいんじゃないかな?」

ほむら「気持ち悪い……ヘドが出そうだわ……。でもそうね。そうしましょう」

上条(どうしろってんだよ……)

ほむら「もっと詰めなない」

上条「うん、ちょっと待ってて。よい……しょ!」ドサッ

ほむら「もっとよ」

上条「もっとかい? よっ……と、いたた……」ドサッ

ほむら「もっとよ」

上条「ええ……? もう半分以上詰めてるよ?」

ほむら「さっさとしなさい」グイグイ

上条「いたっ! 押さないで……痛い!」

ほむら「情けない声出さないで」

上条「いや僕、これでも怪我人なんだけど……。これもう完全に顔面が壁にくっついてるよね」

ほむら「そのまま壁にキスしてなさい。こっち向かないで。気持ち悪いから……」ドサッ

上条「そうかい……」

上条(30cm位離れてるのかな? これ、セックスなのか……?)

ほむら「……」

上条(いや、別にいいんだけど)

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……それで、いつまでこうしてればいいのかしら」

上条「僕もわからないよ……」

ほむら「そう……」

上条(体痛い……)

ほむら「……」

上条「……」


 コンコン


ほむら「!?」

上条「!?」


 さやか「失礼しまーす」


ほむら「……!!」

上条「さ、さやか!?」

ほむら「……」

上条「ちょ、ちょっと待ってくれさやか!」

さやか「えーなに?」ガチャ

上条「ちょ……!!」

さやか「…………え?」

上条(お、終わった……)

さやか「ちょ、ちょっと恭介! なんて恰好で寝てるのよ!」

上条「え……?」

上条(い、いない!? いつのまに……!?)

さやか「体大丈夫!? あんたなんでこんな変なポーズを……? 痛くないの?」

上条「……いやその、なんでなんだろうね……」

ほむら「危なかったわ……。美樹さやかに見られていたら、それこそそこで終わりだった……」

ほむら「とりあえず安価は実行できたわ。正直前進出来たかわからないけど、上条恭介と接点を作ることができた」

ほむら「とりあえず次ね」

>>40

さやかを寝とる

ほむら「……なんだか寝とるばかりだけど、まあいいわ」

ほむら「美樹さやかを私の虜にすれば、失恋によって魔女に堕ちる要因が無くなる。自明の理ね」

ほむら「しかし、上条恭介の件を鑑みるに、同じようなやり方で行くと失敗するかもしれない」

ほむら「何か工夫する必要があるように思えるわ」

ほむら「何か良い意見はないかしら」

>>42

寝ます 安価下で

ほむら「なるほど……。盗撮写真を撮って脅迫→セックス」

ほむら「これなら先程のように相手に拒否される心配が無くなる訳ね。穴のない完璧な作戦だわ……」

ほむら「でも私は美樹さやかの家を知らない。だって興味が無いもの」

ほむら「明日、学校から跡をつければいいかしら」

ほむら「今日はもう寝ましょうか……」

2日目

ほむら「起きたわ」

ほむら「学校に行きましょう。一応制服を着ようかしら。そっちの方が怪しまれないものね」


 学校


ほむら「来たわ」


 さやか「……でさー」

 まどか「さやかちゃんおかしいー!」

 仁美「うふふ……」


ほむら「早速一枚撮りましょう。時間を止めて……」


 ピタッ


ほむら「よし」カシャ

ほむら「鼻の下のアップも撮っておきましょうか」カシャカシャ

ほむら「隠れて、……解除!」


 ザワザワ


ほむら「この要領で写真を集めていきましょう」

 授業中

ほむら「さすがに授業中は教室の中には入れないわね」

ほむら「全面ガラス張りだから教室の外に立ってるのも怪しまれるわね。まあ私には関係ないけれど」


 ピタッ


ほむら「」スタスタ

ほむら「」ガチャ

ほむら「」カシャカシャ

ほむら「」ガチャ

ほむら「」スタスタ


 ……ザワザワ


ほむら「いちいち退避しなければいけないのは面倒ね……」

ほむら「結構集まってきたわね」

?「ちょっと君」

ほむら「?」

教師らしき人物「こんなところでなにをしているんだ? 今は授業中なんだが」

ほむら「安価よ」

教師らしき人物「あん……? 用が無いなら教室に戻りなさい」

ほむら「……」

教師らしき人物「それとも気分でも悪いのかい? 保健室は……あれ? いない?」


ほむら「そろそろ昼休みかしら」


 キーンコーン……


さやか「やった! 今日はとんかつだ!」

まどか「おいしそうだね~」

仁美「うふふ……」

ほむら「行きましょう」


 ピタッ


ほむら「大口開けて物を食べてるところを撮ってやるわ」カシャカシャ

ほむら「あと鼻のアップも」カシャカシャ

ほむら「無様ね」カシャカシャ


 ……ガヤガヤ


ほむら「さて、次は……」グゥ~

ほむら「あら、そういえば朝からご飯を食べていなかったわね」

ほむら「学食にでも行きましょう」


 食堂


ほむら「醤油ラーメンで」

ほむら「あら?」


マミ「……」モソモソ


ほむら「巴マミ……。いつも一人で食べてるのかしら……」ズルル

 放課後

さやか「……でさ~」

まどか「あはははは! さやかちゃんおかしい~!」

仁美「うふふ……」


ほむら「引き続き尾行しつつ写真を集めましょう」

ほむら「物陰に隠れて……変身!」パアッ

?「ちょっとあなた」

ほむら「?」

マミ「あなた魔法少女よね? なんでこんなところにいるのかしら?」

ほむら「……」

マミ「ここは私、巴マミの縄張りよ。そうと知って……、え!? いない!?」


ほむら「時間をロスしたわ」

さやか「~~!」


ほむら「追いついたわ。もう一度物陰に……」

マミ「ま、待ちなさい!」タタタ……

ほむら「……」

マミ「ちょっと話を……また!?」


さやか「……~~!!」


ほむら「今度こそ……」

マミ「ちょ、ちょっと話を……!」ゼェゼェ

ほむら「……」

マミ「ま……また消えた……」ゼェゼェ


ほむら「今度こそ撒いたかしら」

マミ「は……話を……」ゼェッゼェッ

ほむら「……」チッ

ほむら「……何の用かしら。私忙しいのだけれど」

マミ「ごめっ……ちょっと……息がっ……!」ゼッゼッ

ほむら「……」チッ

マミ「はぁー……はぁー……」

ほむら「……」

マミ「……ごめんなさい、もう大丈夫。それで、えっと……」

ほむら「……」

マミ「……なんでだったかしら?」

ほむら「もう行っていいかしら」

マミ「ちょっ! 待って! ……そう、なんであなたはここにいるの?」

ほむら「……」

マミ「魔法少女には縄張りがあるわ。そしてここは私の縄張り……。それともそんなことも知らない新人さんなのかしら?」

ほむら「失礼ね、あなたより私はずっとベテランよ」

マミ「そうなの。じゃあ何の用で私の縄張りにいるのかしら」

ほむら「安価よ」

マミ「あんか……? よくわからないけど、私と敵対する意思はあるのかしら」

ほむら「無いわ」

マミ「そう……。じゃあ、さっき魔法少女に変身した理由はなぜ? あの辺には魔女も使い魔もいないはずよ」

ほむら「盗撮していたのよ」

マミ「とうさ……!?」

マミ「えっ……えっ?」

ほむら「もう行っていいの?」

マミ「ちょ、ちょっと待ちなさい! えっ……と、盗撮? あなたは、盗撮するために魔法少女に変身を?」

ほむら「そうよ」

マミ「えっと……」

ほむら「……」

マミ(こういう場合ってどうするべきなのかしら……)

ほむら「……」

マミ(でも、私利私欲で魔法を悪用しているのなら、咎めるべきなのかしら……)

ほむら「……ふぅ、追いつくのはもう多分無理ね……」

マミ「えっ……」

ほむら「どうしてくれるのかしら」

マミ「ご、ごめんなさい……じゃなくて!」

マミ「魔法少女の力をそんなことに使っていいと思ってるの!?」

ほむら「……」

マミ「少なくとも、私の縄張りで好きなことはさせないわ! 力ずくでも止めさせてもらうわよ!」

ほむら「いえ、これはあなたのためでもあるのよ」

マミ「えっ?」

ほむら「この盗撮が、あなたの命を救うことに繋がるの」

マミ「……えっ? えっ?」

ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄に命を捨てる馬鹿の敵。貴女はどっちなの? 巴マミ」

マミ「……いや、やっぱりおかしいわよね」

ごめんね

マミ「……要するにあなたは、私の敵ではないの?」

ほむら「さっきからそう言ってるわ」

マミ「そしてその、……盗撮しているのは私の命を救うためだと」

ほむら「それが目的の全てではないけれど、その通りね」

マミ「……そう。悪いけれど私は、あなたのことを信用は出来ない」

ほむら「そう」

マミ「けれど、話を聞く限りでは私の味方だと」

ほむら「そう、私はあなたの味方よ。あなたの命を救いたい」

マミ「そう……。話はわかったわ。いえ、全くわからないれど……」

ほむら「……」

マミ「とりあえずこの場ではあなたを見逃す。でも、もしこれ以上おかしな行動をするようなことがあれば、あなたを排除させて貰うわ」

ほむら「構わないわ」

マミ「そう……。私はこれから魔女退治に行くけれど、あなたはどうする」

ほむら「着いて行ってもいいの?」

マミ「こっちから頼みたいわ。あなたの情報がもっと知りたい。あなたの能力はよくわからないもの……」

 魔女退治中……

ほむら「……」ドカーンドカーン

マミ「はやっ」

ほむら「終わったわ」

マミ「驚いた。あなたすごく強いのね。私が手を出す暇もなかったわ」

ほむら「たまたま敵が弱かっただけよ。私は強くなんかないわ」

マミ「謙遜なんかしなくていいのに」

ほむら「……」

マミ「今日はもう終わりにしましょうか。明日も手伝ってくれる?」

ほむら「あいにく明日は用があるの」

マミ「そう……残念ね。……そうだ! メールアドレスを交換しましょう!」

ほむら「メールアドレス?」

マミ「そう! これでお互い用があれば相手を呼べるでしょう?」

ほむら「そう、構わないわ」

マミ「うん! じゃあ赤外線で交換しましょう! ……うふふ!」

ほむら「……」

ほむら「巴マミとメールアドレスを交換したわ」

ほむら「結局美樹さやかの住所はわからなかったけれど、これだけ写真があればなんとかなるわよね」

ほむら「脅迫は明日にして、今日はもう寝ましょう」

3日目

ほむら「起きたわ」

ほむら「さて、今は朝の時間帯なのだけれど、もう写真は集めたし、放課後までやるべきことはないわ」

ほむら「今日はどうしようかしら」

>>62

家までさやかを迎えに行く

ほむら「……これは時間短縮になっていいわね。兵は拙速を尊ぶわ」

ほむら「でも美樹さやかの家がわからないから、まどかの家で待てばいいかしら? おそらく一緒に登校してるでしょうし」

ほむら「行きましょう」


 鹿目家前


ほむら「着いたわ。まだまどかは家を出てないようね」

ほむら「待ちましょう」

ほむら「……」

まどか「……行ってきまーす!」

ほむら(! まどかが来たわ!)

ほむら(着いて行きましょう)

まどか「」フ~ンフ~ン

ほむら(ああ……やっぱり可愛いわまどか……)

まどか「あっさやかちゃんおはよー!」

さやか「おおうっ、おはようまどか! 今日も可愛いね~うりうり~!」グリグリ

まどか「や、やめてよ~さやかちゃ~ん! あはは!」

さやか「あっはは!」

ほむら「おはよう」

さやか「……」

まどか「……」

ほむら「おはよう」

さやか「あっ、あたし?」

ほむら「おはよう」

さやか「お、おはよう……」

まどか「……お、おはよう……」

ほむら「……」

さやか「……えと」

まどか「……」

ほむら「……」

さやか「……誰ですか?」

ほむら「私は暁美ほむら」

さやか「ああ……うん……」

まどか「……」

さやか「……で? どうしたの?」

ほむら「あなたを迎えに来たの」

さやか「えっ? あたしを?」

さやか「……えっと、もしかして知り合い?」

ほむら「いえ、違うわ」

さやか「……」

ほむら「……」

まどか(綺麗な子だな……)

さやか「……えっと、同級生かな?」

ほむら「いえ、今度転校する予定なの」

さやか「……ああ、そうか! 校内を案内してほしいの?」

ほむら「いえ、そうじゃなくて……」

さやか「うん! いいよ! でも朝は時間が無いから、昼休みとかなら協力できるよ!」

ほむら「……」

さやか「ごめんね! じゃあ昼休みにもう一度来てくれるかな?」

ほむら「……そう、じゃあお願いするわ」

さやか「うん! よく見ると綺麗な子だな~! 今度からよろしくね!」

ほむら「……」

さやか「じゃあ時間ないからもういくね! また昼休みに!」

まどか「……じゃ、じゃあね~」

ほむら「昼休みまで半日程度時間が空くわね。それまで暇だわ」

ほむら「何か出来ないかしら」

>>68

さやかをストーカー

ほむら「……ストーカーね。でも美樹さやかは学校にいるわ」

ほむら「あの全面ガラス張りの学校で隠れながらストーキングするのは難しそうね」

ほむら「望遠鏡を使って遠くから見守りましょう」


 どこかのビル


ほむら「ここならよく見えるわね」

ほむら「そうね、ストーキングというのだから相手の行動を逐一記録を取りましょうか」

ほむら「……9時35分。あくびをする」

ほむら「……10時00分。休憩時間。まどか、志筑仁美と会話」

ほむら「暇ね……」

ほむら「……10時45分。またあくびをする」

ほむら「……眠くなってきたわ」

ほむら「」コックリコックリ

ほむら「……はっ」

ほむら「そろそろ時間ね」

 教室前

ほむら(まだご飯を食べているのね)

さやか「……!」ブンブン

ほむら「手を振ってきたわ。約束は覚えているようね」

ほむら「少し待ちましょう」

数分後

さやか「いやーおまたせ! じゃあ行こっか!」

ほむら「ええ、お願いするわ」

さやか「おうっ! さやか様にまっかせなさい!」

 学校探索中……

さやか「暁美さんはさ……」

ほむら「ほむらでいいわ」

さやか「そう! じゃあ私のことはさやかって呼んでね!」

ほむら「わかったわ、さやか」

さやか「えっと、ほむらは何年生?」

ほむら「2年生よ」

さやか「じゃあ私と同じだね! 同じクラスになるといいね~」

ほむら「そうね」

さやか「いつ転校してくるの?」

ほむら「えっと……五日後かしら」

さやか「ええっ! もうすぐじゃん!」

ほむら「そうね」

さやか「……あっ、もうそろそろ昼休みが終わるね」

ほむら「そうね」

さやか「じゃあ私はそろそろ教室に戻るね」

ほむら「さやか」

さやか「ん?」

ほむら「放課後に時間はあるかしら」

さやか「ん~今日はお見舞いに行こうと思ったんだけど……、いいよ! どうしたの?」

ほむら「ちょっと用があって」

さやか「うん、じゃあ校門の前で待ってて貰えるかな」

ほむら「わかったわ、さやか」

さやか「うん! じゃあまた放課後にね!」

ほむら「さやか、今日はありがとう」

さやか「ん~、いいってことよ! まだ礼を言うのは早いぞ~! まだこのあと付き合ってあげるんだから!」

ほむら「そうね」クスッ

ほむら「ふぅ、美樹さやか……。出会いさえまともならすごくいい子なのね」

ほむら「まあ、今まで苦労させられた分が帳消しになるほどではないけれど」

ほむら「脅迫することに多少の罪悪感が無いこともないわ」

ほむら「まあ安価は絶対だし、美樹さやかには悪いけれど覚悟してもらうわ」

ほむら「さて、放課後まで時間があるわね。どうしようかしら」

>>75

飯食ってきます

マミとの関係を深める

ほむら「巴マミとの親交を深めることは確かに意義があるわ」

ほむら「QBをけん制する必要があったから、多くの場合において、私は彼女と敵対関係にあった」

ほむら「しかし今回、今のところ彼女との関係は良好であると言えるわ」

ほむら「結果次第では、今後動きやすくなるかもしれない」

ほむら「昨日メールアドレスを交換したから、とりあえずメールをしてみましょう」


 宛先:巴マミ
 題名:今時間ある?
 本文:なし


ほむら「今、授業中よね……。まあとりあえず送ってみましょう」


 送信しました


ほむら「その間にご飯でも食べましょう」

ほむら(しばらく返信が無かったら、今度はテレパシーで呼びかけましょう)モグモグ


 ヴーヴー


ほむら「……! 早いわね」

ほむら「なになに……」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:どうしたの? 何かあったの?


ほむら「とりあえず届いたみたいね。引き続き呼び出すわ」


 宛先:巴マミ
 題名:校門前で待っているから来てほしい
 本文:なし


ほむら「送信、と。ご飯を食べ終わったら校門前に移動するわ」モグモグ

ほむら「ペッパーライスは肉の味をタレで誤魔化している気がするわね……」モグモグ

ほむら「ペラペラで肉汁があまり感じられない。ガーリックソースでようやく食えたものって感じ」

ほむら「まあ、この値段ならこれくらいが適正なのかしらね」モグモグ

ほむら「本当に良い肉を使ったステーキってどんな味かしら……」モグモグ

ほむら「ふう、おいしかった」ゲーップ

ほむら「さて、移動しましょう」


 校門前


マミ「……」

ほむら「……」テクテク

マミ「あっ! やっと来たの!? あなたから呼び出したくせに、待たせないでよ!」

ほむら「あなた、授業はどうしたの?」

マミ「いや、早退したけれど……」

ほむら「そう、不良なのね」

マミ「……」

マミ「それで、どうしたの? 突然呼び出して……」

ほむら「あなたとの親交を深めたくて。今後も付き合いがある訳だし」

マミ「そっそうなの。 それで今からどうする気なの?」

ほむら「……どこかに遊びに行けばいいのかしら」

マミ「私に聞かないでよ……。そうね、お茶でもする?」

マミ「それとも一緒にショッピングするとか、映画館に行くとか?」

ほむら「……ちょっと待ってて頂戴」

マミ「? ええ、いいわよ」

ほむら「どうするべきかしら?」

 行き先を決めます
 1、喫茶店
 2、デパート
 3、映画館

>>81


ほむら「喫茶店に行きましょう」

マミ「そう、じゃあ行きましょうか」


 喫茶店


ほむら「ケーキセット、コーヒーはストレートで」

マミ「私は紅茶で」

店員「かしこまりました」

マミ「よく食べるわね。昼食はまだだったのかしら」

ほむら「いえ、ついさっき食べたわ」

ほむら「ペッパーライスのワイルドジューシーカットステーキ、スープライス付き。ご飯は大盛りでね」

マミ「……そう、よく食べるのね。……うわっホントだ、ニンニク臭い……」

ほむら「失礼」モワ~

スープサラダ付きだったわ

マミ「さて、どんな話をしましょうか」

ほむら「……そういえばあなたは、いつも一人で昼食を摂っているの?」

マミ「えっ!?」

ほむら「昨日食堂で見たわ」

マミ「……」

ほむら「一緒に昼食を食べる友達がいないの?」

マミ「うぅ……」

ほむら「……」

マミ「しょ、しょうがないじゃない……。だって私は魔法少女よ?」

ほむら「……」

マミ「放課後は魔女退治があるから、友達付き合いなんて出来ないのよ」

ほむら「……」

マミ「そうよ、魔法少女にはまともな青春なんて送れないのよ」

ほむら「……」

マミ「……だから仕方ないのよ」

ほむら「……」

マミ「……」

マミ「……なによなによ! 何が言いたいのよ!」

ほむら「友達がいないのね」

マミ「喧嘩を売っているの!? 喧嘩を売っているのね!? いいわよ買うわよ買ってやるわよ!!」

マミ「結局あなたは私の敵なのね!!」

ほむら「落ち着きなさい。親交を深めに来たと言っているでしょう?」

ほむら「今のはただの確認よ。害意は無い。気に障ったのなら謝るわ」

マミ「……」

ほむら「じゃあ、私があなたの友達一号ね」

マミ「え?」

ほむら「あら? 私たちはもう友達じゃないの? そう思っているのは私だけ?」

マミ「う、ううん! 違うわ!」

ほむら「そう、よかった」クスッ

マミ「……!」ドキッ

ほむら「今度、あなたの学校に転校するの」

ほむら「その時は一緒に昼食を食べましょう? 魔法少女の利害関係だけの繋がりなんて寂しいものね」

マミ「う、うん! そうね!」

ほむら「ふふ、ありがとう。これからも仲良くしましょう」

マミ「うん!! よろしくね暁美さん!!」

ほむら「水臭いわ。気安くほむらと呼んで頂戴」

マミ「ほ、ほむら」

ほむら「ええ、よろしくね、マミ」

マミ「……」ポー


 校門前


ほむら「なんとなく適当にしゃべっていたらうまくいったような気がするわ」

ほむら「さて、次は美樹さやかの脅迫ね。うまくこなしましょう」

ほむら「まだかしら」

さやか「おー、お待たせっ!」

ほむら「いえ、私も今来たところよ」

さやか「そっか! 今からどうするの?」

ほむら「そうね……。ここは場所は適当ではないわね」

さやか「そうだ! 紹介しておくよ! いでよ私の嫁一号二号!!」

まどか「さやかちゃんその紹介の仕方は無いよ~……」

仁美「ええ、でもさやかさんらしいですわ」ウフフ

ほむら「……」

まどか「……あ、えっと私は鹿目まどかっていいます」

仁美「わたくしは志筑仁美と申しますわ」

ほむら「……私は暁美ほむら」

さやか「今度この学校に転校してくるんだって!」

仁美「まあ! そうなんですの?」

さやか「しかも同じ学年だって! もしかしたら同じクラスになるかも!」

さやか「それでさっき私、校内を案内してあげたんだけど」

仁美「うふふ、同じクラスになるといいですわね」

まどか「う、うん。ほむらちゃんとたくさんお話したいな!」

ほむら「そうね、仲良くしましょう」

仁美の一人称と二人称ってこれでよかったっけ?

さやか「うんうん、仲良きことは良きことかな!」

さやか「それで、ほむら。用があるって言ったけど、まだ時間に余裕あるかな?」

ほむら「? 何かあるのかしら?」

さやか「うん、私たちの出会いを祝して、ちょっとしたパーティでも開こうと思いましてね!」

まどか「そんなこといって、さやかちゃん騒ぎたいだけでしょ……」

さやか「あ~ん? そんなこと言う口はこの口か? おらおら~!!」ニュイニュイ

まどか「ひゃ、ひゃへへほはほほひゃん!」

仁美「さやかさん、さすがにはしたないですわ……」

ほむら「……」

さやか「ま、パーティっていっても、適当に街を練り歩くだけなんだけど」

さやか「……で、どう? 大丈夫かな?」

ほむら「別にかまわないわ」

さやか「その言葉が聞きたかった! どっか行きたいところある?」

ほむら「……ちょっと待っててくれる?」

さやか「? うん」

ほむら「どうしようかしら」

 行き先を決めます
 1、喫茶店
 2、デパート
 3、映画館
 4、街を散策

>>93

4

ほむら「のんびり街を見て回りたいわ」

さやか「よしっ! 決まり! じゃあ行こっか!」


 どこかの街


さやか「おっ屋台だ! 諸君! アイスクリームでも食べないかね!?」

まどか「いいね~! どれもおいしそう!」

さやか「別々のにして皆で食べ比べしない?」

仁美「良い考えですわね。……私はシンプルにバニラにでもしますわ」

さやか「私はチョコチップ&レーズンの二段重ねにしようかな!」

まどか「太るよさやかちゃん……」

ほむら「私はグレープにするわ。さっぱりしたものが食べたいもの」

まどか「え~皆決めるの早いよ~。……えっとえっと、じゃあストロベリー!」

さやか「皆決まったね! すいませ~ん」

さやか「う~ん! 美味美味!」

まどか「おいし-!」

仁美「おいしいですわね~」

ほむら「そうね……」

さやか「おっ、ほむらのグレープもおいしそう! 一口ちょうだい!」

ほむら「いいわよ。どうぞ」ヒョイ

さやか「おうおう! ど~れ……。おおっ! ほのかな酸味と決して甘すぎない甘み!」

さやか「そして葡萄の香り! 三つの要素が絶妙に絡み合って……」

さやか「うーーーまーーーいーーーぞーーー!!」カッー

まどか「さやかちゃんリアクション大きすぎるよ……」

仁美「うふふ」

ほむら「じゃあ私も一口頂いていいかしら?」

さやか「うん! ほいどーぞ!」

ほむら「ええ……。あら? こんなところにお弁当がついてるわよ?」

さやか「えっ? どこどこ?」

ほむら「ここ」ペロッ

さやか「……!? えええ!?」

まどか「」ブッ

仁美「」ブッ

ほむら「ありがとう。おいしかったわ」ニコッ

さやか「そそそそそそそ、そう!?」

まどか「ほ、ほむらちゃん、大胆……」

仁美「も、もしやお二人はそういう関係……?」

さやか「ち、違う違う!! 何言ってんの!?」

ほむら「あら、そうなの?」

さやか「なななななな……!?」

仁美「やっぱり! ふ、不潔ですわ!」

まどか「さ、さかやちゃん……」

さやか「ちょ、ちょっとちょっと!! ほ、ほむら、からかわないでよ~!!」

ほむら「あら、私はいつでも真剣よ」

さやか「あうあうあう……」

まどか「じゃあね、さやかちゃん、ほむらちゃん」

仁美「ええ、また今度」

ほむら「ええ、じゃあね二人とも」

さやか「また明日~」

さやか「……さて、ほむら君」

ほむら「なに?」

さやか「いや、何じゃなくて……。いい加減にしろチョップ!!」メコッ

ほむら「痛いわ」

さやか「痛いわじゃないわい! 距離感近いってレベルじゃねーぞこの野郎!」

ほむら「嫌なの?」

さやか「いや、嫌ってわけじゃないけど……」

ほむら「そう、よかった」

さやか「だ、だから……。もういいや……」

さやか「えーと、それで私に用があったんだよね?」

ほむら「そうね」

さやか「どしたの?」

ほむら「セックスよ」

さやか「せっ……なに?」

ほむら「セックス」

さやか「せっく……え?」

ほむら「あなたとセックスしたいの」

さやか「え? ……え?」

さやか「えっ?」

ほむら「……」

さやか「私と?」

ほむら「ええ」

さやか「ほむらが?」

ほむら「ええ」

さやか「……セックス?」

ほむら「そう、セックスしたいの」

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「ていっ」メコッ

ほむら「痛いわ」

さやか「冗談も大概にしなさいよ……」

ほむら「冗談なんかじゃないわ」

さやか「冗談であってほしい……」

ほむら「……」

さやか「……冗談?」

ほむら「じゃないわ」

さやか「うん……そう」

ほむら「不満でもあるの」

さやか「不満しかないよ!」

ほむら「なぜ?」

さやか「なぜもなにも……」

ほむら「……」

さやか「……いや、私たち……」

さやか「女同士じゃない?」

ほむら「……それは、同性のセックスが可能かという話かしら?」

さやか「いや……」

ほむら「そうね、中学生程度の性知識では知らなくてもおかしくはないわ」

さやか「うん、そうじゃなくて」

ほむら「結論からいえば、もちろん可能よ。男性同士でも、女性同士でも、それぞれセックスのやり方はあるわ」

さやか「……」

ほむら「いい? 生殖を伴わう行為がイコールではないの。保健の授業でも習ったと思うけど、コンドームって知ってるわよね?」

さやか「……ああ、うん」

ほむら「コンドームは避妊具よ。つまり生殖を伴わないセックスのための道具」

ほむら「つまり、コンドームは同性同士で生殖を伴わないセックスが行われているという事実を示しているのよ」

ほむら「セックスイコール生殖を伴わう行為という命題は、コンドームによって否定される」

ほむら「コンドームという反例が示されたことによって、背理法により、必ずしもセックスがイコール生殖を伴わう行為ではない、という事実が」

ほむら「論理的に示されるのよ」

さやか「……うん」

ほむら「つまり、あなたと私はセックスしてもいいのよ」

さやか「よくないよっ!」

二行目、異性同士で生殖を伴わないセックス、だったわ

ほむら「なぜ……? もう拒む要素なんて無いはずだけれど」

さやか「おおありだよ!」

ほむら「なぜ?」

さやか「な、なぜって……」

ほむら「拒む理由があるということよね?」

さやか「り、理由……?」

ほむら「既に女同士でのセックスはいけない、という理由が無いことは述べたわ」

さやか「いやっ! もうそこからしておかしい!」

ほむら「どこが?」

さやか「どこって……、そう! 常識だよ! 一般常識!」

ほむら「一般常識?」

さやか「そう、一般常識! お、女同士でなんて……、皆おかしいって言うよ!!」

ほむら「……」フゥ

さやか「ため息!?」ガーン

ほむら「いい? さやか。皆がそう言っているからそうあるべきだ、なんていう考えはとても愚かなことよ」

さやか「お、愚か……?」

ほむら「日本人的民主主義的な考えに埋没することは、すなわちマジョリティに属する人間しか許さない人間になるということ」

ほむら「私は、あなたにそんな小さな人間になっては欲しくないの」

さやか「……??」

ほむら「ごめんなさい、少し言葉が難し過ぎたかしら」

ほむら「簡単に表現するなら、そうね。一般例で示しましょうか」

ほむら「いじめ、っていう社会現象があるでしょう?」

さやか「う、うん」

ほむら「あれは、起こるときは実に小規模な単位から起こるわ」

ほむら「例えば、あるクラスがあって、そこでいじめが起こったとする」

ほむら「そうね、四十人のクラスのうち、いじめられる側が一人、いじめの実行犯が二~三人位としましょうか」

ほむら「いじめに参加していない人は、笑って見ている人、無関心な人、いじめに不快感を示す人、様々ね」

ほむら「いじめの初期は、不快感を示す人の割合が多いと思うわ」

ほむら「でも……、そこから誰も手を差し伸べないまま時間が過ぎると、どうなると思う?」

さやか「……」

ほむら「慣れてしまうのよ。いじめがあるのが普通になってしまうの」

ほむら「そこからは悲惨ね。いじめに参加していなかった人間もいじめに参加するようになる」

ほむら「いじめられていた子はひどければ自殺。その子が強い子だったとしても学生生活はめちゃくちゃね」

さやか「うん……」

ほむら「さて、そこであなたがその、いじめのあるクラスに転入してきたとしましょう」

さやか「!!」

ほむら「このクラスではいじめがあるのが皆の常識。教師も黙認してるわ」

ほむら「さて、あなたはどうするのかしら? 長いものには巻かれる? 一般常識に流される」

さやか「いじめを止めてみせるよ」

ほむら「あら、随分断定的に言うのね? 実際マイノリティになるのって辛いのよ? あなたに耐えらるのかしら?」

さやか「うん、耐えてみせるよ」

さやか「そうしないと、私が私じゃなくなるから」

さやか「そういう状況になったら、絶対にそうする」

ほむら「あなたは強い子なのね……」

さやか「そんなんじゃないよ」

ほむら「そういうの、当たり前に言えるのってとっても尊いことよ? 私は、あなたをとても強い子だと思うわ」

さやか「……うん、ありがと」

ほむら「じゃあ……」

さやか「……」

ほむら「セックスしてくれるわね?」

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「……するかっ!」

ほむら「……なぜよ。 あなたは一般常識に流されない子なのでしょう?」

さやか「そういう意味じゃ……、いや、そういう意味なの?」

ほむら「さっきあなたがそう言ったじゃない」

さやか「え~、そういう会話だったっけ……?」

ほむら「そうよ」

さやか「納得いかん……」

ほむら「納得いくまいがそういう会話だったわ。で……」

さやか「……」

ほむら「いい?」クイッ

さやか「その手をやめいっ!」メコンッ

ほむら「痛いわ、馬鹿になりそう……」

さやか「はぁー……」

さやか「……いや、私好きな男の子がいるのよ」

さやか「だから無理」

ほむら「……」フゥ

さやか「またっ!?」ガーン

ほむら「いい? 人生は一度しかないのよ? 生涯に一人しか愛さない、愛すべき人物を作ってはいけないなんて、馬鹿げた常識だわ」

ほむら「そんな考えは現実と乖離した妄想だわ。犬に食わせて捨てるべきよ」

さやか「えぇー……」

ほむら「いい? 歴史が示しているように、有史以来権力者一人に対して複数の……」

さやか「ええいっ!! 黙りゃっしゃい!!」

ほむら「!?」

さやか「とにかくっ!! 私には好きな人がいるの!!」

さやか「そんでもって、女同士での恋愛も認めないったら認めない!!」

さやか「他の誰かがやるならともかく、私はヤなの!!」

さやか「だから、ほむらとは無理!! 無理ったら無理!!」

ほむら「……今までの議論の意味が無いじゃない。無茶苦茶だわ」

さやか「こっちのセリフだよっ!!」

ほむら「……平行線ね。いいわ、とりあえずセックスは諦める」

さやか「ほっ」

ほむら「キスでいいわ」

さやか「きすっ!?」

ほむら「いいかしら?」

さやか「だだだだ駄目に決まってるでしょー!!」

ほむら「……さやか」

さやか「ひゃいっ!?」

ほむら「あなたにとって、私って汚く見えるかしら……」

さやか「えっ……」

ほむら「そうよね……。中学生でレズビアン。しかも出会って初日でセックスしてくれなんて正気じゃないわ……」

ほむら「ごめんなさい……。私、心臓病で、小さいころからずっと入院してたの……」

さやか「!!」

ほむら「学校にもほとんど通えなかったわ。見舞いに来るのは両親だけ。友達なんて一人だっていなかった」

ほむら「少し前にやっと退院して、今度こそ友達を作ろうって張り切ってたの」

ほむら「それで、まだ転校する前だったけど、制服を着て学校に行こうと思ったの」

ほむら「入院着じゃない服なんて本当にひさしぶりで、制服が可愛かったから舞い上がっちゃって……」

さやか「……」

ほむら「学校に向かってる途中であなたたちを見つけた」

ほむら「あなたたちは本当に楽しそうに笑ってた。それがなんだかとっても眩しくて、気が付いたら声を掛けてた」

さやか「……」

ほむら「声を掛けた後、なんて馬鹿なことをしたんだろうって思った。だって初対面なのに、いきなり声を掛けるなんて」

ほむら「私、無愛想で口下手で、そこからなんて話せばいいかわからなかった。消えてしまいたい気持ちになった」

ほむら「でもさやか、あなたはとても優しく声を掛けてくれた。あの時、私は本当に救われたの」

さやか「お、大げさだよ……」

ほむら「ううん、そんなことない。あの後も学校を案内してくれたり、私のためにパーティを開いてくれたり」

ほむら「あなたはとっても優しかった。それで私はあなたに惹かれたの」

ほむら「こんなに優しくされたことって、人生で初めてだったから……」

ほむら「多分、人生で一番幸せな時間だったと思う」

さやか「ほむら……」

ほむら「で、でもっ……」ギュッ

さやか「!!」

ほむら「ごっごめんなさい……! やっぱり、き、気持ち悪いよね、こんなの……」ポロポロ

さやか「ほ……」

ほむら「ごめんなさいっ! わた、私、優しくされて、舞い上がって、勘違いしちゃって……」ポロポロ

ほむら「ごめ、ごめんなさい! ごめんなさい!! 気持ち悪くてごめんなさい!!」ポロポロ

ほむら「もう、二度と……、二度とあなたの前には現れないから!!」ポロポロ

ほむら「や、優しくしてくれて、ありがとう……! さよなら!!」ダッ

さやか「待って!!」ギュッ

ほむら「や、やだ!! 離して!! 私、汚いっ!! 気持ち悪いのっ!!」ブンブン

さやか「離さないよ!!」ギュ~

ほむら「お、お願い……、離して……」

さやか「絶対に離さない」

ほむら「……もう……これ以上、私、あなたに嫌われたくないよ……」ポロポロ

ほむら「だ、だから……手を、手を離してよ……」ポロポロ

さやか「ほむら」ダキッ

ほむら「やめて……やめてよ……」

さやか「私は、あんたのこと、嫌いになったりしないよ」ギュッ

ほむら「えっ、で、でも……」

さやか「気持ち悪いなんて思わないし、汚いなんて思わない」

さやか「私、あんたと仲良くなりたい。あんたに声掛けたこと、後悔したくない」

さやか「その気持ちを嘘にしたくない。だから離さないよ。絶対に離さない。意地でも友達になる」

ほむら「う、うぅ……」ポロポロ

さやか「だから、もう泣くなって」

ほむら「ううぅぅぅっ!! あ、あり、ありがとう……!!」ポロポロ

さやか「あ~だから泣くなって~……。実は泣き虫さんだねほむらって、まどかといい勝負かもねー」

ほむら「……」ギュー

さやか「ま、恋愛関係ってのはむ……」

ほむら「そう」ガシッ

さやか「えっ?」

ほむら「」ズキューン

さやか「んんんんんっ!?」

ほむら「んん……」クチュ

さやか「んんーーーーーーーーー!!」

さやか(は、離せ……って力強っ!!)

ほむら「んう……」ヌルッ

さやか(し、舌!?)

さやか「んむむ……んんーーーーーーーー!!!」

さやか「むむむーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

さやか「むむ~~~……!!」

さやか「むぐ……!」

さやか「む……」

さやか「……」

さやか「……」

さやか「……」

ほむら「……ふぅ」ポンッ

さやか「……」ハァーハァー……

ほむら「……」

さやか「……」ハァーハァー……

ほむら「……」

さやか「……」ハァーハァー……

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「……」

さやか「……って何てことしてくれんのあんた!!」メギョッ

ほむら「痛いわ」

さやか「痛いのは私の心よ!!」

ほむら「何それ? 詩? うまいこと言ったつもりかしら?」

さやか「うるさいっ!!」ガスンッ

ほむら「グーはいけないわ、さやか」

さやか「あーっもう、なんなのこの子……」

さやか「騙されたよね? 私騙されたんだよね!?」

ほむら「失礼ね、概ね事実しか言っていないわ」

ほむら「少々大げさに伝えただけよ」

さやか「それを騙したっていうのよ!!」

ほむら「困ったわ……。お互いの認識に齟齬があるわね。まあいいわ」

ほむら「それに、この手の心理的誘導なんて世の中に溢れてるわよ」

ほむら「早めに痛い目を見たほうが、警戒心ができて後々騙されにくくなるわよ」

ほむら「よかったわね」

さやか「うん、とても偉そうだね」

さやか「うぅ……、私のファーストキスが……」

ほむら「あら、そういえば私も初めてだわ」

さやか「うん。どうでもいいです」

ほむら「まあ、犬に噛まれたと思って忘れなさい」

さやか「夢に出そうだよ……」

ほむら「……ていうか、犬って表現は失礼だわ……! 天使にしなさいよ天使に!!」

さやか「知るかっ!!」

ほむら「……概ね目的は果たせたし、私は帰るわね」

さやか「そうっすか」

ほむら「転校したらよろしくね」

さやか「……うん」

ほむら「……そうだわ。メールアドレスを交換しましょう」

さやか「んーメルアド? いいよ」

ほむら「じゃあ、赤外線で」スッ

さやか「うん」スッ

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「今……」

さやか「ん?」

ほむら「あなたの携帯と私の携帯、繋がっているのね……」

さやか「うっさいわ」

ほむら「まどかに告白して失敗したときのシチュエーションをイメージしたらうまくいったわ」

ほむら「美樹さやかはアホなので簡単に引っ掛かってくれるから、からかいがいがあるわ」

ほむら「好感度もアップしたに違いないわ」

ほむら「……そういえば、写真を使った脅迫はしてないわね……」

ほむら「まあ、これはいずれ使えばいいわ」

ほむら「さて、今日はもう寝ましょう」

4日目

ほむら「起きたわ」

ほむら「さて、今日はどうしましょう?」

>>135

匿名でさやかに脅迫メール

ほむら「匿名で脅迫メール……。しかし何を脅迫すればいいのかしら」

ほむら「写真はデジタルじゃなくてフィルムだから、メールに添付できないわ」

ほむら「まあいいわ、適当に脅迫しましょう」

ほむら「パソコンを立ち上げるわ」


 ブーン


ほむら「適当なメッセンジャーを使って新しいメールアドレスを作って……」カチャカチャ

ほむら「できたわ。文面はどうしましょうか……」

ほむら「適当でいいわね」カチャカチャ


 宛先:美樹さやか
 題名:へへ……
 本文:ずっと見てるで……


ほむら「こんな感じでいいかしら。この調子でどんどん送りましょう」

 カチャカチャ


 宛先:美樹さやか
 題名:へへ……
 本文:なぁ、今どんなパンツ穿いてるん?


 カチャカチャ


 宛先:美樹さやか
 題名:へへ……
 本文:匂い嗅いだで……。ちょっと汗臭くて、えぇ……えぇ匂いや。


 カチャカチャ


 宛先:美樹さやか
 題名:へへ……
 本文:なあ……、スケベしようや……。


 イーツーカキミガ


ほむら「あら、携帯の方にメールだわ」

ほむら「誰かしら」


 宛先:美樹さやか
 題名:なし
 本文:さっきから変なメールしてるのあんただよね


ほむら「……なぜかバレたわ」

ほむら「これ以上メールしても無駄よね……」

ほむら「これからどうしましょうか?」

>>140

*安価ですが、さやかに限定しなくてもいいです。そっちの方が楽しいです。俺が。

まどかにさやかの盗撮写真を郵送

*現像の関係でアレなんでポラロイドカメラ使ったって設定にします

ほむら「盗撮写真を郵送……。これは好感度アップにつながるのかしら?

ほむら「まあいいわ。早速やりましょう」

ほむら「さて、必要なのは……便箋とかかしら?」


ほむら「……鹿目まどか様へ、と。できたわ」

ほむら「時間がもったいないし、直接郵便受けに入れましょう」

ほむら「行きましょう」


 鹿目家前


ほむら「入れたわ」

ほむら「あら、もう昼。時間が経つのが早いわね」

ほむら「昼食を摂りましょう」

ほむら「おっと、安価も忘れずにね」

>>142

ユッケ

これどうすればいいの

まあいいや、安価下ってことにする

ほむら「山岡家の醤油ネギラーメンはおいしいわね」ズルズル

ほむら「ニンニク山程入れないと食えたものじゃないけれど……」ズルズル

ほむら「餃子から出る汁がひたすら不愉快よね」モグモグ

ほむら「でもご飯とは合うわ……」モグモグ

ほむら「あと、店に入った瞬間のくっせえ臭いは何とかならないのかしら……」ズルズル

ほむら「アレなんなのかしら。気化した肉の油か何かかしら」モグモグ

店員(こいつ独り言多いな……)

ほむら「……」ズズー

ほむら「ごちそうさま」ゲーップ

店員「明日ー」


ほむら「さて、安価は……」

ほむら「上条恭介の好感度を上げる……ね」

ほむら「彼との好感度を上げておくことは、惨劇を回避するうえで意義があるわね」

ほむら「まあ、私に惚れられるのは困るけれど」

ほむら「……そうだわ。なにかお見舞いの品でも持っていきましょうかしら」

ほむら「……ユッケでいいわね。スーパーに行きましょう」

 スーパー


店員「射精ー」

ほむら「さて、馬肉ってスーパーに売っているのかしら? マグロでもいいけど」

ほむら「……あったわ馬肉。探してみるものね……」

ほむら「あとキュウリ、玉ねぎ、ゴマ、卵……」

ほむら「おろしニンニクに……、コチュジャン。他の調味料はきっと家にあるわね……」

ほむら「レジに行きましょう」

ほむら「」ドサッ

店員「アザー エーバニーガイッテン キューリガイッテン ゴアーイッテン」ピッピッピ

店員「イジョーデ センゴヒャクニジューロクエンニナリマー」

ほむら「カードで」

店員「アザー」

店員「明日ー」

ほむら「ナマモノだし、保冷剤に氷が必要ね……」ガラガラ

ほむら「さて、早速調理ね。家に向かいましょう」

 暁美家


ほむら「……調理自体は簡単だったわ。切って和えるだけだし」

ほむら「タッパーに入れて、傾かないように気をつけないとね」パタン

ほむら「家にある保冷剤と一緒に、……紙袋が適当かしら。底が水平だし。一緒に詰めて……」

ほむら「行きましょう」


 病室前


ほむら「失礼するわ」ガチャ

上条「はーい、……って君は!!」

ほむら「久しぶりね」

上条「そうだね……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……えっと、今日は、何の用かな」

ほむら「好感度アップよ」

上条「こうかん……?」

ほむら「好感度アップ」

上条「好感度アップ……かい?」

ほむら「そうよ」

上条「えっと……」

ほむら「……」

上条「誰が、誰に対して……?」

ほむら「あなたが」

上条「うん」

ほむら「私に対して」

上条「うん……?」

ほむら「好感度アップ」

上条「……僕が、君に対して、好感度を上げる……」

ほむら「そう」

上条「……それが、ここに来た目的なのかい」

ほむら「そうよ」

上条「そうかい……」

上条(また、よくわからない目的だな……)

上条(でも、前回に比べたらだいぶマシだね)

上条「これも、以前言っていた、安価ってやつなの?」

ほむら「そうよ」

上条「うん、わかった」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「それで……」

ほむら「……」

上条「その紙袋はなんだい? 今回の目的のための道具か何か?」

ほむら「そう、これはお見舞いの品よ」

上条「え……」

ほむら「お見舞いの品を持ってくることで、好感度を劇的に上げる高度な作戦よ」

上条「下心が口からダダ漏れだけど、嬉しいよ。わざわざありがとう」

ほむら「さあ、好感度を上げるといいわ」ドサッ

上条「わ……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……えっと、これ、なんだい?」

ほむら「ユッケよ」

上条「ユッ……?」

ほむら「ユッケ」

上条「ユッケ……」

ほむら「そう」

上条「えっと……、馬肉とか、マグロとかの?」

ほむら「そう」

上条「韓国の?」

ほむら「そう」

上条「そう……」

上条(生肉……)

ほむら「……」

上条(生肉だよな……。お土産にナマモノって聞いたことないよ……)

ほむら「……」

上条(生……)

ほむら「食べなさい」

上条「あっうん……」

ほむら「……」

上条(これ、大丈夫なのかな……)

ほむら「早く」

上条(ええいままよっ!)パクッ

上条(冷たっ!)

上条「……」モグモグ

ほむら「……」

上条(あっ、でも……)モグモグ

上条(なんだか……、思ったより普通っていうか……)モグモグ

上条(うん、普通においしいな……)モグモグ

ほむら「しばらく普通に食べて、卵黄を潰して和えるとまた味が変わるわよ」

上条「うん」モグモグ

上条(病院食も飽きてたから……)ツプッ マゼマゼ

上条(こういうガッツリしたのもいいな……)モグモグ

上条(お土産ってフルーツとかばっかりだし……)モグモク

上条(おいしい……)モグモグ゙

上条「ごちそうさま」カチャ

ほむら「どうだったかしら」

上条「うん……、おいしかったよ」

上条「病院食にも飽きてたから、こういうのを体が求めてたみたいだね」

上条「満足感がある……。うん、おいしかった」

上条「ありがとう」

ほむら「そう」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「好感度は?」

上条「えっ?」

ほむら「好感度は上がったの?」

上条「ああ……、うん。上がった……のかな?」

ほむら「はっきりしなさい」

上条「あ、上がったよ。上がった」

ほむら「そう、じゃあもう用はないわ」

ほむら「さようなら」ガチャ

上条「……」

上条「なんだかなあ……」

ほむら「ガッツリ上条恭介の好感度を上げてやったわ」

ほむら「さて、そろそろ放課後かしら」


 イーツーカキミガ


ほむら「あら、メール」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:今日は魔女退治に付き合ってくれるかしら?


ほむら「魔女退治……。どうしようかしら?」

 メールへの返信について決めます
 1、付き合う
 2、断る
 3、無視

 >>158

1

くっそ……

ほむら「今日は付き合いましょうか」


 宛先:巴マミ
 題名:いいわよ
 本文:なし


ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:じゃあ放課後、校門前で待っててくれる?


ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:わかったわ
 本文:なし


ほむら「送信……。行きましょうか」

 校門前


ほむら「着いたわ。……あら?」


さやか「……それでさ~!」

まどか「え~?」

仁美「ふふ……」


ほむら「まどかとその他じゃない」

さやか「……げっ! あんたは……」

さやか「ちょっと! なんなのさっきのメールは!」

ほむら「ちょっとした愛情表現よ」

さやか「どこがよっ!」

まどか「ひゃ~……」

仁美「あらあら……」

さやか「あんたらにはメール見せたじゃないの! おかしいでしょ反応が!!」

ほむら「騒がしいわね……あら?」


 マミ「……」


ほむら「……」

まどか「あれ? あの人すごく遠くからこっち見てるけど……、ほむらちゃんの知り合い?」

ほむら「ええ、彼女は私の知り合い。そしてぼっちよ」

まどか「え……ぼっち?」

ほむら「そう、ぼっち。彼女、遠巻きからこっちを見ているでしょう?」

ほむら「私に話しかけたいけれど、知らない人がいるから会話の輪に混ざることがきないの」

ほむら「ぼっちの習性よ」

さやか「……」

まどか「……」

仁美「……」

ほむら「彼女には友人が私しかいないわ」

さやか「うわ、それはかわいそうだ」

まどか「ちょ、ちょっと失礼だよ。さやかちゃんも、ほむらちゃんも……」

さやか「あ、いや、そういう意味じゃなくて……」

ほむら「ごめんなさい、口が過ぎたわ」

さやか「ご、ごめん……」


 マミ「……」


ほむら「チッ……。ちょっと待ってて」スタスタ

さやか「あっ、うん……」

マミさん・・・

 マミ「……!」

 ほむら「……」


まどか「……なんだか揉めてるね」

仁美「大丈夫でしょうか……」

さやか「あっ、引っ張ってきた」


マミ「ちょ、ちょっと、なんなの?」

ほむら「この子は巴マミ」

さやか「……」

まどか「……」

仁美「……」

マミ「……」

ほむら「ぼっちよ」

マミ「……」

マミ「……えぇ!?」

マミ「い、いきなり何!?」

さやか「あんた……」

ほむら「事実じゃない」

マミ「いや、おかしいじゃないの!? いきなり人をぼっち呼ばわりって!!」

ほむら「事実よ」

マミ「いや……その……」

ほむら「事実でしょ?」

マミ「えっと………………………………………………………………うん」

さやか「認めた!?」

マミ「……」

さやか「あ、ご、ごめんなさい……」

マミ「い、いえ……いいのよ……」

ほむら「いいのよ、謝らなくても。事実なのだから」

さやか「あんたは黙ってろ」

ほむら「でも、昨日からもう違うのよね?」

マミ「えっ?」

ほむら「私という友人が出来たのだから……」

マミ「……ええ、そうね」

さやか「無理やりいい話にして締めようとしてるよこいつ……」

マミ「……それで、公衆の面前でいきなり私の名誉をおとしめた理由を聞かせてほしいのだけれど」

ほむら「大丈夫。あなたにおちる程の名誉なんて元からないわ」

マミ「……」

マミ「……で?」

ほむら「彼女達に紹介しておこうと思って」

マミ「……えっ?」

ほむら「私の、自慢の友人として……ね」

マミ「ほむらさん……」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「……いや、おかしいわよね」

マミ「ぼっちのくだり、絶対必要ないわよね」

ほむら「あら、そんなことないわ」

ほむら「だって、あなたの友人を増やしてあげるのが目的なのに」

ほむら「ぼっちの説明が無いと、紹介する必然性が無いもの」

マミ「えぇー……そう……なの……?」

ほむら「そうよ」

マミ「……なんか、お情けって感じですごく不名誉なのだけれど……」

マミ「こんな紹介の仕方ってないわ……」

ほむら「だって、あなたほっといたら一生友達なんて出来ないわよ」

マミ「うぅ……」

ほむら「ほら、突っ立ってないでさっさとあいさつしなさい」

マミ「と、巴マミです……」

さやか「み、美樹さやかです……」

まどか「か、鹿目まどかです」

仁美「し、志筑仁美です。よろしくお願いします……わ……」

ほむら「……お通夜みたいね」

マミ「誰のせいよっ!」

さやか「……」

さやか「……でも、失礼かもなんですけど」

マミ「え?」

さやか「えと、先輩ってなんというか、普通に友達がいてもおかしくなさそうっていうか……」

さやか「すごく普通に話しやすいですよね。……ってやっぱり失礼ですよね!? コレ!?」

マミ「いえ……」

ほむら「まあ、理由があるのは否定できないわね」

ほむら「その辺は端折るけど。説明しにくいし」

マミ「……すっごく遅いフォローありがとう」

ほむら「いえ、いいのよこれくらい」

マミ「皮肉って知ってる……?」

ほむら「まあ、こんな子だけど根はいい子なのよ。これからよくしてやってね」

マミ「私、先輩よね……?」

さやか「よ、よろしくおねがいします!」

マミ「わっ!」

さやか「ご、ごめんなさいっ!」

さやか「でも、なんか先輩にとても親近感が湧くというか……」

マミ「ああー、あなたも……」

さやか「はい……、だから、今後も仲良くできるかなぁというか……、したいなぁというか……!」

マミ「……ええ、よろしくね? 美樹さん」クスッ

さやか「はいっ! 先輩っ!」

マミ「マミって呼んでね」

さやか「マミさん!」

マミ「元気ね……。あなたたちも、よろしくね。鹿目さん、志筑さん」

まどか「よ、よろしくお願いしますっ」

仁美「よろしくお願いしますわ」

ほむら「なにこの茶番」

マミ「なにしに来たのあなた……」

最後の行、マミ「なんなのよあなた……」の方が適当だなぁ
眠いと誤字脱字増える増える
気が付いたら16時間くらい書いてた 腰クソ痛い……
寝ます

ほむら「私が考えていた結末と違うわね」

マミ「……っていうと?」

ほむら「いわゆるコミュニケーション障害者であるところのあなたが」

ほむら「いつものように、どもりと失言を連発していたたたまれなくなり無様に逃げ出し」

ほむら「やはり自分に友達はほむらさんしかいない……! ということを」

ほむら「再認識してもらい、さらに依存してもらう予定だったのよ」

マミ「……もう殴ってもいいわよね」

さやか「やっちゃってください」

マミ「……」ヒュッ

ほむら「……」ヒョイ

さやか「避けた!?」

ほむら「……」ダッ

さやか「そして逃げた!?」

マミ「ま、待ちなさい!」ダッ

まどか「うわ~二人とも足早い……」

仁美「もう見えなくなりましたわね」

さやか「……私たちも帰ろっか」

 どこかの街


ほむら「……この辺かしら、前回魔女がいたのって」

マミ「……ちょ、ちょ……、まっ……へっ……!」ゼヒュッ ゼヒュッ

ほむら「遅いわよ、マミ」

マミ「……ご、ごめ……」ゼヒュッ ゼヒュッ

ほむら「こうしている今も、誰かが魔女の犠牲になっているかも知れないのよ」

マミ「……」ゼッ ゼッ

ほむら「魔法少女としての自覚が足りないんじゃないかしら」

マミ「……」ゼッ ゼッ

ほむら「ちょっと、聞いているの?」

マミ「……」ハァッ ハァッ

ほむら「返事をしなさい」

マミ「……」ヒュッ

ほむら「……」ヒョイ

マミ「……」ハァッ ハァッ

ほむら「……」

マミ「……」ハァッ ハァッ

 魔女退治中……

ほむら「……」ダラララララ

マミ「はやっ」

ほむら「終わったわ」

マミ「あ、相変わらず仕事が早いのね……」

ほむら「早くなんかないわ。あなたが遅いだけよ」

マミ「初めと偉い態度の違いね……」

ほむら「そんなことよりも、あなたの戦い方は何とかならないかしら」

マミ「えっ?」

ほむら「無駄が多過ぎるわ。もっとスマートにこなせないのかしら」

マミ「そ、そんなに変だった?」

ほむら「それはもう、見ていられないレベルよ」

マミ「えぇー……」

ほむら「あれよ」

マミ「?」

ほむら「DDRみたいなダンスゲームってあるわよね」

マミ「あるわね」

ほむら「あれで一回転とかする奴、あれが今のあなたよ」

マミ「えぇー……、そうなの……?」

ほむら「そうよ。いい? あなたは確かに強いわ。長いあいだ魔法少女として魔女と戦ってきたベテランだもの」

ほむら「でも、魔法少女と魔女の戦いが命がけであることを忘れてないかしら?」

ほむら「命がけの戦場で如何に敵を優雅に倒そうか、なんて発想は命の冒涜以外の何物でもないわ」

マミ「そ、それは確かに認めるわ。で、でも」

ほむら「なに?」

マミ「モ、モチベーションの問題なのよ」

マミ「初めは必死だったけど、慣れてきたら、危機感もだんだん薄れてきて……」

ほむら「一回転するようになったと」

マミ「そうよ……」

ほむら「まあいいわ、でも覚えておいて。魔法少女であるあなたは、常に死と隣り合わせであるということを」

マミ「肝に銘じておくわ……」

QB「おや、他の魔法少女と一緒だなんて珍しいね。マミ」

ほむら「!!」

マミ「あら、QB。久しぶりね」

QB「うん、久しぶり。おや、君は……」

ほむら「……」

マミ「どうしたの、QB?」

QB「……彼女は何者だい? マミ」

マミ「えっ?」

ほむら「……」

マミ「……誰か、だなんて、嫌だわQB。あなたが彼女を魔法少女にしたんでしょう?」

マミ「忘れちゃうなんてかわいそうじゃない」

QB「いや、僕は彼女と契約していない」

マミ「えっ? ……でも、彼女は確かに魔法少女よ?」

マミ「あなたと契約せずに、魔法少女になるなんてことは……」

QB「普通はありえないね。……君は、何者なんだい?」

QBうぜえええええええええええええええええ

ほむら「……」

ほむら「あなた、QBっていうの?」

QB「えっ?」

マミ「ほむらさん、あなたQBを知らないの?」

ほむら「知らないわ、こんな妙な畜生は」

QB「……」

ほむら「こちらから質問させて貰っても構わないかしら」

QB「構わないよ」

ほむら「あなたは何者なのかしら? 先程の会話によると、あなたが魔法少女を作っているみたいだけど」

ほむら「あなたは何者なの? 魔法少女を作る目的はなに?」

QB「僕はQB。契約しているのは魔法少女に魔女を倒して貰うためさ」

QB「魔女、っていうのはわかるかい?」

ほむら「それは知っているわ。質問が足りなかったかしら。では、あなたはどこから来たの?」

ほむら「ずっと地球上に住んでるの? それとも、どこか別の星から来たとか?」

ほむら「まさか、自分は妖精世界から来ました、なんてファンタジーな答えは返ってこないわよね」

QB「僕は君たちが言うところの宇宙人だね」

マミ「えっ!?」

QB「どうしたんだい、マミ?」

マミ「きゅ、QBって……」

マミ「妖精さんじゃないの!?」

QB「まあ、その辺の解釈は任せるよ」

ほむら「ていうか、あなたこんな怪しい生き物に今まで疑問を抱かなかったの?」

ほむら「どれだけおめでたいのよ……」

マミ「だ、だって、魔法少女って言ったら妖精さんじゃない……」

マミ「実際魔法少女にして貰ったし、それで、そういうものだと思ってたのよ……」

ほむら「あなた、来年高校生でしょう……」

マミ「うぅ……」

QB「僕からも質問させて貰っていいかな」

ほむら「先に私の質問から済まさせて頂くわ。それで、あなたが魔女を倒さなければいけない理由ってなんなの?」

QB「そこに説明が必要なのかい?」

ほむら「必要よ。だって魔女を倒すのはあなたにとって二次的な理由のはずでしょう?」

ほむら「それとも魔女って地球上だけじゃなく、宇宙にもいるの?」

ほむら「人間の絶望や悪意の想念の実体化したのが魔女、って認識なのだけれど、合っているかしら?」

QB「その認識で概ね正しいよ」

ほむら「どちらに対しての返答かしら」

QB「両方さ。魔女は人間の負の想念の集合であるという認識、そして魔女は人間が住む地球上にしか存在しない」

ほむら「重畳。それであなたが魔女を退治しなければいけない理由は?」

QB「少し説明が長くなるけど、構わないかい?」

ほむら「お願いするわ」

QB「うん。この宇宙には地球人が未だ認識していない知的生命体が多数存在している」

QB「この地球に住む人間たちは、僕たちにとっては文明が発達しているとは決して言えないけれど、僕たちにはない大きな特徴を持っていた」

QB「それは感情さ。この貴重な種族から僕たちは何らかの利益を得たいと思っていた」

QB「だから、君たちと契約して魔法少女になってもらい、魔女を退治できるようにしたという訳さ」

ほむら「疑問があるのだけれど」

QB「なにかな」

ほむら「わざわざ『魔法少女』でなけれないけない理由って何? だってあなたたちは私たちよりはるかに発達した文明をもつんでしょう?」

ほむら「合理的ではないわ。矛盾してるじゃない」

QB「僕たちには魔女に対抗する手段はないよ。それは魔法少女にしかできないんだ」

ほむら「あなたたちが魔法少女になることはできないの?」

QB「地球上での問題である以上、君たちで解決するべきだよ」

ほむら「そう。では、『少女』でなければいけない理由って何?」

ほむら「別に男だろうが老人だろうが構わないと思うのだけれど。その辺の説明が不十分よね」

QB「……まいったな、君は賢いね。その説明をするのは、今は少々都合が悪そうなんだ。黙秘させて貰うよ」

マミ「……えっ、……えっ……?」オロオロ

QB「それで、そろそろ僕からも質問していいかな」

ほむら「どうぞ」

QB「君は何者だい? どうやって魔法少女になったんだい?」

ほむら「……見知らぬ人と人が出会う確率は、時計をバラバラに分解して地面に落として偶然完成する確率と同じ、って話を知っているかしら?」

QB「あれは数学的詭弁だと解釈しているんだけど。そもそも比較対象がおかしいし」

QB「で、その話が僕の質問と関係あるのかい?」

ほむら「つまり、私は偶然魔法少女になったのよ。気付いたら魔法少女だったし」

QB「信じがたいね。少なくとも前例はない」

ほむら「前例がない、というのは否定する材料にはなりえないわ」

ほむら「確率が低いからってそれが起こり得ない、とは言えないもの。生命の誕生がその最たる例よ」

ほむら「それともあなた、神の存在を信じている、とでも言うのかしら?」

ほむら「あらゆる存在には何者かの何らかの意思があって、それは偶然ではなく必然、だとでも?」

QB「神っていうのは人間が作り出した偶像だろう? 君たちの言葉で言うなら、僕にとっての神は理性だよ」

QB「そうだな。今のところは偶然である、ということを否定する材料が無いね。ひとまず、君が言ったことを信用するしかないかな」

ほむら「そうして」

マミ「ど、どうしたの? ふたりとも……」

ほむら「もう終わったわ」

QB「うん。ひとまず僕は退散するよ」

QB「今回は収穫もあった。またね、マミ、ほむら」ピュ

マミ「あっ、じゃ、じゃあねQB」

ほむら「ええ……」

ほむら「……今日はもう終わりにしましょう」

マミ「あ、うん……」


 暁美家


ほむら(今まですっかり忘れてたけど、そういえばあいつがいたわね)

ほむら(魔法少女について質問に答えられなかった理由は、やっぱりまどかのため、ね)

ほむら(いつものあいつは魔法少女の説明について、言い淀んだりしないもの)

ほむら(巴マミのところに来たのは、勧誘を手伝わせるつもりだったかしら)

ほむら(今後、気を付けないと……)

ほむら「では寝るわ」


*今後、まどかとさやかにQBが契約を迫るようになりました。
 警告するなり見張るなりして契約を阻止して下さい。ほっとくと契約されるかもしれません。
 放課後とかは特に警戒してください。マミに魔女退治に誘われても無視してください。お願いします。

うん

5日目

ほむら「起きたわ」

ほむら「さて、今朝はどうしようかしら」

>>193

キュウべえ料理を作る

ほむら「必要以上に奴に警戒されたくないのだけれど……、安価は絶対だものね」

ほむら「なるべく気付かれないよう[ピーーー]しかないわね……」

ほむら「巴マミの近くにいるかもしれない。彼女の跡をつけましょうか」

ほむら「行きましょう」


 どこかのビル


ほむら「望遠鏡をセットして……、彼女の登校中を遠くから張るわ」

ほむら「……」

ほむら「……巴マミを発見。やはり一緒ね」

ほむら「時間を止めて、行動開始よ」ピタッ


ほむら「相変わらずの間抜け面した畜生ね」

ほむら「大きめのまな板において……、ナイフで大まかに切断して、さらにすり鉢で粉々に潰しましょう」

ほむら「殺してから離脱するんだけれど、こいつらには発信機としての機能が備わっているようだから」グシャ

ほむら「死んだあと機能するかわからないけど、一応念入りに潰しておかないとね」グシャグシャ

ほむら「どれだけ対策になるかわからないけど」グリグリ

ほむら「大方潰したわ。……あまり残り時間が無い。急いで元の位置に戻りましょう」ダッ

QBって複数匹存在してて統一された意思を持っている畜生って認識であってる?

 どこかのビル


ほむら「戻ってきたわ」

ほむら「監視されている可能性を考慮して、いったんこのミンチ肉をタッパーに詰めてあらかじめ用意した鞄に詰めましょう」ゴソゴソ

ほむら「そして時は動きだす」


 ザワザワ・・・・・・


ほむら「調理のために家に帰りましょう」


 暁美家


ほむら「でも、改めて見て、なんなのかしらこの肉……。そもそも血が一滴すらないわ……」

ほむら「全体的に白いし……、食べる気が全くしないわね」

ほむら「自分以外の誰かに食べさせましょう」

ほむら「誰がいいかしら?」

*QBを食べる、といった描写は原作にはないため、独自の解釈、あるいは設定をさせて頂きます。
 個々の個体が統一した意思を持ち、普通の生物には視認できず、
 他の生物に対してテレパシーを行える生物なんて地球上の生物にはいないし、
 また、現実にそのような生物が存在し得るかどうか証明することができないためです。
 よって、食べたことで多少のファンタジーな出来事があるかもしれません。
 食べたら何が起こるかわかりません。死ぬかもしれません。意外においしいかもしれません。

 >>199

自分

ほむら「わ、私が食べるの!?」

ほむら「……嫌だわ、心底嫌だわ……」

ほむら「でも、安価は絶対」

ほむら「食べましょう」


ほむら「どうやって調理しようかしら……」

ほむら「そもそもこの白いのは何? たんぱく質? 脂肪?」

ほむら「……光沢が無いから脂肪じゃなくてたんぱく質かしら。でもそれにしては触り心地が……」

ほむら「……とりあえず煮込んでみましょう」

ほむら「底の深い鍋に水を注いで……、着温」

ほむら「もう入れてしまってもいいのかしら……。とりあえず一部だけ入れてみましょう」ポチャ


ほむら「……沸騰したけれど……、肉は固まったり溶けたりはしていないわね……」ツンツン

ほむら「ますます地球上の生物の特徴から逸脱しているわ。本当になんなのかしらこれは……」

ほむら「とりあえずお玉で掬って小皿に乗せてみましょう」スクッ

ほむら「……次は、どうすれば良いのかしら。……ナマコを初めて食べた人ってこんな気持ちだったのかしら……」

ほむら「……過熱による化学的変化が無いということは、炒めても結果は同じよね」

ほむら「……とりあえずマヨネーズで和えましょう」ブニュッ マゼマゼ

ほむら「……それで、どうしようかしら……」

ほむら「……昨日買ったキュウリの残りがあるから、これを野菜スティックにして……」トントン

ほむら「これにQBマヨネーズを付けて食べるわ……」ペトッ

ほむら「……」ゴクリ

ほむら「えいっ!」パクッ


*某スレッドの設定をパクります。
 このレスの下のコンマ秒の数によって、QB肉を食べた時の効果を決めさせていただきます。

 99~80、テレパシーを身に着けた!
 79~50、しかし何も起こらなかった!
 49~20、毒状態になった! 体調を崩し半日休み
 19~00、瀕死になった! 1日病院送りに!

*テレパシーを身に付けた!


ほむら「……まずっ!」ブゥッ

ほむら「……」

ほむら「余った肉は……」

ほむら「冷蔵庫に入れておきましょう……」


*ほむらは既にテレパシーが使えるため、今回は何も起りません。


ほむら「あら、もう昼だわ」

ほむら「午後は何をしましょうかしら?」

>>206

マミとまどかとさやかと関係を深めつつ対QB警戒

ほむら「口直しに、はなまるうどんに来たわ」ズルズル

ほむら「この量で210円は納得の安さよね。かつお節を付けても223円」ズルズル

ほむら「しかも天かすは掛け放題。もちろん私はタップリ掛けるわ。一味唐辛子もね」ズルズル

ほむら「つゆは関西風……なのかしら? よくわからないけど、醤油っぽさが無くてこれはこれで好きよ」ズズー

ほむら「……」ゲーップ

ほむら「もう一杯、大盛りで」


ほむら「さて、安価は……。うん、この上なく的確な指示ね」

ほむら「早速連絡しましょう」


*後で決めたことなんで今さら説明するのはあれなんですけど、一応説明します。
 安価は基本的に、朝・昼・晩の3回しか取りません。時間に余裕があると判断したときに、随時新たに安価を追加していきます。
 次に安価についての補足ですが、朝・昼・晩を各1フェイズであるとします。
 安価での命令は、特殊なものを除き1フェイズしか効果が続かないものとします。
 例えば今回のような安価は昼の1フェイズしか続かないものと判断します。
 (今回の命令が、僕の説明不足のせいもあってか
 行動を示すものなのか態度を示すものなのか判断しかねる部分があったので、このような説明をしました。
 冗長と感じるかもしれません。すいません)

 あとこの世界では、土曜日に午前中に学校があることにしてください。
 なんでマミさん学校行ってんの?

ほむら「メールでいいかしら」


 宛先:巴マミ
 題名:今、暇かしら
 本文:なし


ほむら「まあ、彼女のことだからどうせ暇よね」

ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「返信が来たわ。えっと……」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:今美樹さんたちと遊んでるわ


ほむら「嘘! 彼女に人と遊べるようなコミュニケーション能力があるはずがないわ」

ほむら「都合が悪いならそういえばいいのに……」

 宛先:巴マミ
 題名:都合が悪いならそう言って
 本文:なし


ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:どういうこと?


ほむら「……」ハァ


 宛先:巴マミ
 題名:あなたに放課後に遊べるような友達がいるはずがないわ
 本文:なし


ほむら「……送信」

ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:あなたが紹介してくれたんでしょ!


ほむら「かわいそうに……。もう引っ込みがつかないのね……」

 宛先:巴マミ
 題名:そうやって嘘を積み重ねていくと、いつか取り返しがつかないことになるわよ
 本文:なし


ほむら「……送信」

ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:……以前、あなたと一緒に来た喫茶店に来て。今すぐ!!
 本文:なし


ほむら「……そんな、既に妄想と現実の区別ができなくなってしまっているの……!?」

ほむら「ご、ごめんなさい……! あなたが本当は弱い人間だって知っていたのに……!」

ほむら「本当はずっと救いを求めていた筈なのに、私はそれを知っていたのに……!!」ギュッ

ほむら「わ、私が手を差し伸べるのが遅かったせいで……!! ……うぅぅうぅっ!!」ポロポロ

ほむら「まあいいわ」

ほむら「行きましょう」

飯食ってくる

 喫茶店


ほむら「……いたわ。う、嘘でしょ……!?」

ほむら「……」テクテク

ほむら「……せいっ!!」メゴシッ

マミ「ふぶぅっ!!」ブッ ビシャアッ

まどか「ひゃあっ!」

さやか「きたなっ!」

マミ「うほっうえほっ!」ゴホッ ゴホッ

ほむら「あなた……!」

マミ「……う、後ろからいきなり何するのよ! 紅茶吹いちゃったじゃない!!」

ほむら「彼女達を脅したのね……!!」

マミ「え……?」

ほむら「だってそうでしょ! あなたが誰かと遊んでいるなんて……、ありえないじゃないのっ!!」

ほむら「ましてや、ちょっと付き合いづらい先輩と後輩の関係……!」

ほむら「そこに求心力皆無のあなたが……!? そんなの、道理に反しているわ!!」

ほむら「よって、彼女達を脅した、以外に結論の出しようがないのよっ!!」

さやか「無茶苦茶言うなこいつ……」

ほむら「さあ、吐きなさい!! どうやって脅したの!!」

まどか「ほ、ほむらちゃん違うよ。私たちが誘ったの」

ほむら「そう。ならいいわ」

マミ「……」

ほむら「それで、あなたたちは何をやっていたの? あれ? 志筑さんはいないの?」

まどか「仁美ちゃんはお稽古だって」

さやか「それがさー、なんだかよくわからないことになってて……」

マミ「ええ、さっきまで普通にここで休憩していたのだけど……」

ほむら「……?」

QB「やあ、昨日もあったね」ピョコ

ほむら「!! あなたは……」

マミ「QBったら、今朝まで一緒にいたんだけど、急にいなくなって……」

マミ「さっき急にまたここに来たの」

ほむら「……そう」

マミ「で、彼女達に魔法少女の素質があるって……」

QB「うん。彼女達には魔法少女としての素質がある。だから契約しに来たんだ」

QB「まどか、さやか。僕と契約して魔法少女になってよ!」

ほむら「……」

さやか「それなんだけどさ、こう言っちゃ悪いけど、な~んか胡散臭いんだよねー」

QB「なにがだい?」

さやか「う~ん。なんていうかさー」

さやか「例えばさ、なんでも願いがかなうっ! ってやつとか」

QB「どこかおかしいかい?」

さやか「むー……。理由が思いつく訳じゃないんだけど、なんかモヤモヤするっていうか……」

ほむら「何でも? 何でも願いがかなう、ってこいつは言ったの?」

さやか「うん」

QB「……そういえば君は、正規の魔法少女じゃないって言ってたね」

まどか「ええっ!? ほむらちゃん魔法少女だったの!?」

さやか「……ごめん、マミさんには悪いけど余計話が胡散臭くなったよ……」

マミ「うん、仕方ないと思うわ……」

ほむら「話を戻すけど、あなたは何でも願いが叶う、と言ったのね?」

QB「それがどうしたんだい?」

ほむら「何でも願いがかなうのなら、魔女をすべて消してくれ、っていう願いも叶うの?」

QB「説明不足だった部分があるけど、その子の素質によって叶えられる願いの度合いが変わるんだ」

ほむら「素質、っていうのはなに?」

QB「なにっていうと?」

ほむら「なにを基準にそれを決めているか、っていう意味よ」

QB「うーん。僕も把握しきれていない部分があるから、そこについてはあまり詳しい説明は出来ないんだけど」

QB「それを単位にして、僕らは魔法少女の素質を測っているんだ」

ほむら「そう。じゃあ魔女をすべて消してくれ、っていう願いは結局叶うのかしら」

QB「それも魔法少女の素質しだいだね。でも、魔女や使い魔は地球上に数え切れないほどいる」

QB「相当の素質が無いと叶えられないんじゃないかな」

ほむら「素質があれば、今後一切、魔女を地上に現れないようにすることはできるの?」

QB「今こうしていることが事実を示しているのはわかると思うけど、なにしろ前例がない」

QB「それが可能な素質を備えてる人がいたとしても、僕たちもどうなるかは現時点では断言できない」

QB「でも、人間が叶えたいと思う事はおおよそ叶えられるはずだよ」

ほむら「そう……。……これは推測だけど、その資質とやらが、魔法少女になった子のエネルギー資源になる」

ほむら「そしてその資源を使ってあなたたちは願いを叶える。これであっているかしら?」

QB「……その説明に、何か意味があるのかい?」

ほむら「ただの確認よ。正体もわからずに使うには、この力は明らかに人間に過ぎた力だもの」

ほむら「それで、この推測は合っているのかしら」

QB「当然、正しいよ」

ほむら「結構。……あなたたち、特にマミ」

マミ「……えっ!?」

さやか「と、唐突に振るな……」

まどか「ど、どうしたの? ほむらちゃん」

ほむら「心して聞いてほしいのだけれど……。あなたたち、魔法少女を、ファンタジーで曖昧なイメージしか持っていなかったでしょ」

まどか「う……」

ほむら「もっと物事に対して疑問を持ちなさい。ただ鳥が飛んでいるのだって理由があるの」

ほむら「鳥が飛べて人間が飛べない理由は、色々あるけれど……。そうね、一番の理由は、鳥は軽くて、人間は重いからよ」

ほむら「昔は様々な国で、例えば龍やペガサスみたいな飛ぶ生き物が空想されたけど……」

ほむら「今ならおかしいってわかるでしょう? あんな重い生き物が飛べるはずが無い、って」

ほむら「私たちには先人の遺した偉大な知識があるからそれがわかる」

ほむら「彼らは異常な集中力や好奇心を持って、思考錯誤と実践を踏まえて後々に伝わるような理論を練り上げた」

ほむら「もし、あなたたちの前に、正体がよくわからないもの……、例えば魔法少女とかね?」

ほむら「それを何も考えずただ楽しそうだ、便利そうだ。と言って受け入れる……」

ほむら「そんな、先人の残した偉業の上に胡坐をかくような態度は、傲慢を通り越して、無礼よ」

まどか「ほ、ほむらちゃん。話が難しいよ……」

ほむら「まどかは良いのよ? でも、出来たらあなたにもこの話を聞いてほしいの。きっとあなたのためになるから」

まどか「う、うん」

さやか「あ、扱いにえらい差があるわね……」

説教長いなこいつ

ほむら「黙ってなさい。あなたたちはまだいいとしても……」

マミ「……」

ほむら「マミは切腹ものよ」

マミ「……え、えぇ!?」

ほむら「……あなた、私の話を聞いていた? なんでそこで疑問の声が出てくるのよ……。QB、確認をするわ」

QB「なんだい」

ほむら「素質……まあ、とりあえず素質、と表現するほかないわね。」

ほむら「この素質が元となったエネルギー源を資源として、魔法少女は願いを叶え、あるいは魔法を使う。ここまでは合ってるわね」

QB「さっきの返答の通りだね」

ほむら「では、もう少し突きつめさせてもらうわ」

ほむら「例えば、魔法少女から取りだされたエネルギー資源をXと定義する」

ほむら「ある魔法少女が魔法で炎を出したとするわ。では、ここではどのような現象が起こっているのか? はいマミ」

マミ「えぇ……っと……」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「……チッ。現代の科学で推論するなら、物体の燃焼はバケ学を使って考えることが出来るわ」

マミ「……」

ほむら「物体の燃焼に必要なのは酸素と可燃物よ。しかし目の前に十分な可燃物は存在していない。にもかかわらず、目の前には炎が燃えている」

ほむら「では、どのようにして可燃物が十分に集まったのか? 何か可燃物を集める何かがそこにあったのか?」

ほむら「それが存在している、と仮定して、それはどのような原理で動いているのか? 物体を動かすには運動エネルギーが必要なはずよね?」

ほむら「では、その運動エネルギーはどこから取り出したのか? エネルギーXから? それとも別のエネルギー交換が行われていたのかしら?」

ほむら「では、そのエネルギー交換に使われた媒体はなに? それはどのような原理であるのか?」

ほむら「……簡単にだけど、思いつくままに疑問を述べてみたわ」

マミ「……」

ほむら「別にとことん突き詰めて考えろなんて言わないわ。私が言いたいことがわかる? マミ」

マミ「え……えっと……」

ほむら「わからないことをわからないままにしておくな、って言いたいのよ」

ほむら「ちょっとした疑問を持つだけで、さっきの私みたいに色々考えることができる。先を見つめることができる」

ほむら「逆に、目の前のことになんの疑問も抱かないのは、愚者のやることよ。そういう人間には、神様は決して真実を見せてはくれないの」

ほむら「現に、あなた、こいつが宇宙人だって昨日まで知らなかったでしょう」

マミ「う、うん」

まどか「……えっ!? QBって……、宇宙人なの!?」

ほむら「そこはまた後で話すわ。……まあ、あなたにも色々事情があったのかもしれないけど……」

マミ「……」

ほむら「これからは気を付けなさい。でないといつか、理由もわからず死ぬわよ。あなた」

さやか「ちょ、ちょっとあんた……」

ほむら「ごめんなさい。ちょっと言葉が厳しくなってしまったけど……。心配なの、あなたが」

マミ「ほむらさん……」

ほむら「……わかってくれたかしら?」

マミ「……うん」

ほむら「そう、よかった」クスッ

ほむら「いつでも私はあなたの力になるから。それを忘れないで、マミ」

マミ「わ、わかったわ……。その、ありがとう。」

マミ「……情けないわね。私、先輩なのに……。こんなことで、あなたに心配かけて……」

ほむら「何言ってるの」

ほむら「私はあなたを先輩だなんて思ったことはないわ……」

ほむら「そ、そう……」

さやか「台無しだ……」

やっと説教終わった なげぇ

ほむら「ごめんなさい、QB。あなたの嫌がらせをするつもりはないのだけれど……。私、この子たちが心配なの」

QB「構わないさ」

ほむら「そう、よかった。……でも、あなたも……」

QB「ん?」

ほむら「営業をするつもりがあるなら、もっとセールスマンとしての自覚を持つべきよ」

ほむら「私に言わせれば、少なくとも自分たちが使ってる商品の説明もろくに出来ないセールスマンなんて、話にならないわ」

QB「肝に銘じておくよ」

QB「じゃあ、僕は今日はこの辺にしておくよ。他の魔法少女候補の勧誘も必要だしね」ヒュッ

ほむら「そう、頑張ってね」

QB「うん」

ほむら「そうそう、最後に」

QB「なんだい?」

ほむら「資質とやらが何を対象としているものなのか、それくらいは答えられるようになって欲しいわ」

QB「僕にも色々事情があるんだけどね……。うん、できるかぎりの努力はするよ。じゃあね、また今度」ピュ

↓訂正

あれ?
ほむら「そ、そう……」×
マミ「そ、そう……」○
こうじゃないのか?

わーい大事なところで間違えたよクソックソッもう知らない

希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます。きっといつまでも言い張れます

ほむら「……行ったわね」

まどか「な、なんかほむらちゃん凄かったね……」

ほむら「そんなことないわ」

さやか「……まあ、正直ちょっと心揺らいだけどね……。何でも願いがかなうっていうのは正直……」

ほむら「でも、ちゃんと疑ってたじゃない。その辺は上出来よ。あなたにしては」

さやか「なんであんたそんなに偉そうなのよ……」

ほむら「あら、だって私のおかげじゃない。忘れてないってことよね? あの情熱的な夜を……」

さやか「へ、変な言い方すんなっ!」

ほむら「……ま、まさか忘れたっていうの……!? じゃあもう一度……」グイッ

さやか「わーー!! やめろこら! 覚えてる、覚えてるからっ!!」バッ

まどか「さやかちゃん……」

さやか「あーーーっもうっ!! いい加減にしろお前らっ!!」

さやか「……っていうか、あんたが魔法少女だったなんて……。ぷくく……」

ほむら「なに?」

さやか「似合わねー!」ケラケラ

ほうら「まどかのさっきの疑問も含めて、その辺の説明も済ませないとね」

さやか「ちょ、無視すんな!」

 説明中(省略します、今まで出てきた魔法少女関連の情報の説明です)

さやか「へー、ホントにいたんだね。宇宙人」

まどか「なんだかよくわからないけどすごいなぁ」

重要じゃない間違いほっとくよ俺

あざーっす

ほむら「あなたたちはあんな怪しげなセールスマンに騙されちゃだめよ」

マミ「……なんか引っ掛かる言い方するわね。しょうがないじゃない、私、契約するときは死にそうで、選択肢なんて無かったんだから……」

まどか「ええっ!?」

さやか「そ、そうだったんですか!?」

マミ「うん。もう吹っ切れたけど。そうね、もう何年前なのかしら……」

ほむら「厄介物も消えたことだし、これからパーッと遊びましょうか」

マミ「もう嫌……」


ほむら「ちょっと待ってなさい」

さやか「ケータイ? どしたの?」

ほむら「良い女には謎が付きものよ」

 行き先を決めます
 1、喫茶店
 2、デパート
 3、映画館
 4、街を散策

 >>232

2

ごめん明日会社だから寝るわ

うん待ってる

ていうか、これさやか寝とれるのか?wwwwwwww

俺土曜も仕事だったんだよちくしょう

*今までの表記の仕方だと5W1Hが非常にわかりにくいんで、ちょい別の方法を考えます。

 ほむらが学校に転入するまでの六日間を

 HM-5 ~ HM0

 転入してからワルプルギスの夜が来るまでの三十日間を

 HM1 ~ HM30

 と、表現することにします。原作からは正確な日数がわからないため、勝手に決めさせていただきました。
 言うまでもないですが、HMは日数を表現する記号です。

 あと、前にも書いたのですが、一日のサイクルは、朝・昼・晩、です。これらをそれぞれ1フェイズと数えることにします。安価は基本的に1フェイズしか実行力を持ちません。
 ほむほむは1フェイズで安価をやりきろうと頑張っています

 >>241で書いてある、以前あったさやかを寝とる、という安価についての事ですが、最初の安価で上条さんが、
 セックス≒愛撫≒キスという理論を展開していたため、さやかにキスをしたことで安価を達成できたとほむほむと僕は思い込んでいます。
 正直すいませんでした。

 話が少しずれましたが、これからはこれらを具体的に実装して行こうと思います。

*次いで、イベントが起こる具体的な時期について決めていこうかと思います。
 なぜ決める必要があるのかと言うと、正直書いていて方向性がよくわからなくなってきたからです。

 HM0 ほむら転校

 HM15 上条さんが医者から死刑宣告される

 HM30 ワルプルギスの夜が来る

 適当にこんな感じに決めさせていただきます。

 時期を具体的に決めたことで、ある程度やるべきことに優先順位がついたかなあと思います。
 例えば、上条さんが発狂するまでにはまだ余裕があるから、あんこちゃんとイチャイチャ出来るなあ、とか、そんな感じです。

 あと、ほむほむが達成すべき目的も適当に書いときます。

 ・まどかを救わなければならない
        ↑
 ・ワルプルギスの夜を倒さなければならない
        ↑
 ・魔法少女が全員生き残らなければならない
        ↑
 ・美樹さやかの暴走を止めなければならない

 こんな感じで。他にもマミマミさんが死なないとあんこちゃんがこっちに来ないから連れてこないといけない、とかですね。

 なぜこんなことを長々と書いたかと言うと、ほむほむの行動は安価によって決まるんですが、その方向性が目標の提示不足のせいでよくわかんなくなってきてるからです。
 要するに僕の責任なのですが、書いてると物語がよくわかんなくなってくるので、このような管理システム()を考えた訳ですね。
 書き始めた時に何も考えてかったんでこんなことに。すいませんでしたちくしょう。
 なんかわかりやすい改善方法考えます。多分。

*HM-1 昼


 デパート


ほむら「へぇ……。こんなに沢山の種類のお店があるのね」

まどか「ほむらちゃんデパート初めてなの?」

ほむら「ええ……。今までずっと引きこもっていたからね」

まどか「そ、そう。……じゃあ、私がほむらちゃんを案内してあげるね!」

ほむら「本当? うれしいわ」

まどか「うん! じゃあ行こう!」


さやか「あらら……。私ら置いて行っちゃたよ」

マミ「じゃあ私についてくる? 紅茶を見に行きたくて」

さやか「へえ紅茶ですか! マミさんのイメージぴったりですね!」

さやか「マミさんを観察して、私もお淑やかさを手に入れるのだ!」

マミ「うふふ。じゃあ行きましょうか」

まどか「ね、ね! このカーディガンほむらちゃんに絶対似合うよ!」

ほむら「そ、そう? じゃあちょっと合わせてみるわ」

まどか「うん!」

ほむら「……」シャ

ほむら「……」

ほむら「……どうかしら。あまり自信が無いのだけれど……」シャ

まどか「!! ……うわぁ~~~~…………」

ほむら「や、やっぱり変?」

まどか「かわいいっ!!」ダキッ

ほむら「!!?!?」

まどか「似合うよ~似合いすぎだよぅ~~~! サラサラの髪の毛がカーディガンに掛かっててそれがもう……!」サワサワ

ほむら「……」

まどか「もっとオシャレさせなきゃ!って思ってたんだ~! これだけ綺麗なのに絶対もったないよ!」スリスリ

ほむら「……」

まどか「今日だって上下ジャージだったし……。でも今日からは私がついてるからね!」

ほむら「……」

まどか「私がコーディネートしてあげる! そうすればどんな男の子だって……ほむらちゃん?」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん?」

まどか「……死んでる」

ほむら「……ごめんなさい。ちょっと仏教と量子科学の関係について思索を巡らしていたの」

まどか「ええ? なんでこのタイミングで……?」

ほむら「そうね、まどか。これからお願いできるかしら……?」

まどか「うん! まかせてよ!」

ほむら「……」

まどか「……ほむらちゃん?」

ほむら「……ごめんなさい。ちょっとN次元ユーグリット空間と超立方体について考えていたの」

まどか「また……?」


デパート正面玄関


さやか「マミさん! 今日は勉強になりました!」

マミ「うふふ。 趣味の紅茶でこんなに喜んでもらえるなんて、私の方がお礼を言いたいくらいよ。今日はありがとう」

さやか「そ、そんな。……私ってホントガサツで女の子っぽくないから、マミさんみたいな人が憧れなんです」

さやか「だから、今日はホントに、ありがとうございましたっ! ……できれば、今後とも、お付き合いしたいというか……」ゴニョゴニョ

マミ「ええ、私でよければ。今後ともよろしくね」ニコッ

さやか「はいっ! よろしくお願いしますっ!」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「……」

ほむら「……」

マミ「……なによ」

ほむら「……ハッ!」

マミ「!?」


*HM-2 晩


 デパート正面玄関


さやか「……じゃあ、私は今日はこれで失礼します」

まどか「今日はお見舞い?」

さやか「うん、結構間が空いちゃったし」

まどか「そっか。じゃあ私は家に帰ろうかなあ」

マミ「私はちょっと街を回っていくわ」

ほむら「……ちょっと待っていて。電話してくるわ」

>>257

マミさんとイチャイチャする

ほむら「……マミ。私も付き合うわ」

マミ「あらそう。じゃあお願いしようかしら」

ほむら「ええ」

さやか「じゃあ、マミさん、これで失礼します。まどか、ほむら、じゃあね」

マミ「ええ、また今度」

まどか「うん、じゃあねさやかちゃん」

ほむら「お別れのハグは?」

さやか「……」スタスタ

ほむら「……」ダッ

ほむら「……」ハグッ

さやか「こら! ええい離せ!」

ほむら「皆の前だからって照れなくてもいいのよ」ハグハグ

さやか「照れとらんわ! いいから離せ暑苦しいっ!!」

まどか「あはは……。 じゃあね、みんな」

ほむら「ええ、また今度ねまどか」ハグハグ

さやか「うぜえ……」


ほむら「……さて、行きましょうか」

マミ「ええ」

*再確認になると思いますが、彼女達には基本的な行動パターンがあります。

 マミは毎夜の魔女狩り。さやかは上条さんへのお見舞い、等です。

 特にマミについては行動が固定されています。
なのでその辺をイメージしながら安価して貰うとマミさんをよりぼっちに近づかせることができます。よろしくお願いします。


 *HM-2 晩


 どこかの街


 魔女探索中……


マミ「……でも、あなたがいると楽が出来るけれど、腕がなまっちゃいそうだわ」

ほむら「……そうね。でも私はあなたのように毎日魔女狩りしている訳ではないのよ」

ほむら「だから、経験値でいえばあなたはかなりのものだわ。それは誇ってもいいことよ」

マミ「あら、珍しいわね? 素直に褒めてくれるなんて」

ほむら「この街の平和は間違いなくあなたの力があってこそですもの。私は当たり前のことを言っただけだわ」

マミ「ふふ、ありがとう。そう言われると頑張ってきた甲斐があるわ」

ほむら「ええ、これからもよろしく頼むわね」

マミ「任されました」

マミ「……今日は魔女も使い魔も捕まらなかったわね」

ほむら「まあ、平和なのはいいことだわ」

マミ「ええ。……暇になっちゃったわね。これからどうする?」

ほむら「……そうね。あなたの家で紅茶でもいただこうかしら」

マミ「……!? そ、そう。いいわよ」

マミ(今、そう言おうと思ったのに……。心、読まれてるのかしら)

ほむら「ええ、あなたの自慢の紅茶でね」

マミ「え、ええ」

ほむら「自慢の紅茶で」

マミ「……」

ほむら「自慢の紅茶で」

マミ「……」

ほむら「自慢の紅茶で」

マミ「……なによ」

ほむら「ケーキも買いに行きましょうか。あなたの自慢の紅茶に合いそうなケーキを選んでもらえる?」

マミ「……ええ」

*HM-2 晩 じゃなくて *HM-1 晩 だった 死にたい……

*HM-1 晩


 マミの家


マミ「……はい。お待たせしました」

ほむら「頂くわ」

マミ「ええ」

ほむら「……!! 確かに……、市販のティーパックの紅茶とは全然違うわね……」

マミ「ティーパックの紅茶と比べ……いえ、何でもないわ」

ほむら「なにが違うのかしら……。香り……? いえ、味?」

ほむら「日本茶で言うところの香りと渋み……かしら?」

ほむら「いえ、簡単には表現できないわね。難しいわ……」

マミ「うふふ。でもすごくいいところを付いているわよ」

マミ「淹れ方には工夫が必要なのだけれど……。どう? 市販のものと比べて口当たりがまろやかじゃないかしら?」

ほむら「……た、確かに、リプトンストレートティーにあるような不自然かつ鼻につくような渋みが無いわ!!」

マミ「みょ、妙に具体的ね……」

マミ「でもそうよ。ちょうどいい濃さにするためには経験と勘が必要なのだけど……」

マミ「紅茶の葉を入れて、ちょうどいい濃さになったら、茶葉を全部取ってしまうの」

マミ「いれっぱなしにせずにこうした工夫をすると、ずっと最高の味で楽しめるのよ」

ほむら「成程ね。そのままにしておいたら紅茶の成分が出続ける」

マミ「そう。ちゃんとした紅茶を入れるのってすっごく手間がかかるけど、それに見合う楽しみをくれるのよ」

ほむら「ふん、おいしい……。確かにケーキとも合うわ……」

マミ「そう。ふふふ。喜んでもらえてよかったわ」クス

ほむら「あれだわ」

マミ「え?」

ほむら「スタバとかと同じ味。そんな気がする……」

マミ「……そう」


*HM-1 晩


 ほむホーム


ほむら「晩飯代が浮いたわ。それにマミの好感度も上がった……。そんな気がする」


 プルルルル


ほむら「あら、電話だわ」

ほむら「もしもし」

さやか『ちょっとあんたっ!』

ほむら「あら、私の天使じゃない。どうしたの? そんな大きな声で」

さやか『どうしたのじゃないよっ! なに? この写真!!』

さやか『撮ったのあんたでしょっ!!』

ほむら(……そういえばそんなもの撮ったわね)

*盗撮写真です

ほむら「嫌だわ。決めつけちゃって」

さやか『あんたじゃないってーの?』

ほむら「私よ」

さやか『ってコラ!!』

ほむら「あなたがいやらし過ぎるから、ついやってしまったの」

ほむら「だから私は悪くないわ」

さやか『あんた……その言い訳は痴漢のいい訳と同じだよ……』

さやか『っていうか何よこれ!! なんで鼻の穴のアップがこんなに多いのよ!!』

さやか『二百枚以上あって八割方鼻のアップってなんなのよ!! 鼻フェチなのあんた!?』

ほむら「愛しい人だからこそ汚い部分まで見たくなるの」

さやか『私は見たく無かったよこんなの!! ってか汚いってゆーな!!』

ほむら「私にとってはあなたの汚いところも愛しいのよ。天使の鼻からは虹と星屑しか出ないの」

さやか『うるさいっ!! ……でもあんた、こんなのどうやって撮ったのよ?』

ほむら「愛があれば障害なんて乗り越えるべき壁でしかないわ」

さやか『答えになってないよ……。あれでしょ? 魔法少女の力ってやつ?』

ほむら「そう、愛の魔法少女の力」

さやか『うんもういいや』

ほむら「そう……。あら? でもその写真は、確かまどかに届けたはず……」

さやか『それなんですけどほむらさん』

ほむら「?」

さやか『お電話代わりますね』

ほむら「え」

まどか『……ほむらちゃん』

ほむら「ま、まどか!?」

まどか『いくら友達でも、しちゃいけないことがあると思うの』

まどか『ひどいよ……。さやかちゃんかわいそうだよ……』

ほむら「そ、それはねまどか」

まどか『ほむらちゃんがさやかちゃんのこと、大好きなのは知ってるよ?』

まどか『だからいたずらしちゃったんだよね? でも、これはやり過ぎだと思うんだ』

ほむら「い、いや、あの……」

まどか『だから謝ろう、ね?』

ほむら「すいませんでしたっ!!」

まどか『わ、私にじゃないよ。さやかちゃんにだよ』

ほむら「あ、そうですね。はい。……すいませんでした」

まどか『もう、だから私にじゃなくてさやかちゃんに』

まどか『それで仲直りして、明日からまたみんなで遊ぼう?』

ほむら「う、うん……」

まどか『うん。じゃあさやかちゃんと代わるね』

さやか『あー、代わったよ』

ほむら「本当に申し訳ありませんでした……」

さやか『ってマジヘコみ!?』

ほむら「すいませんでした。生きててごめんなさい……」

さやか『いや、テンション落ちすぎでしょあんた……』

ほむら「……」

さやか『ほら、まどかって気弱そうに見えるかもしれないけど、実はすっごいまっすぐで熱い奴だからさー』

さやか『マジギレすると普段とのギャップが凄いのよ』

ほむら「……」

さやか『あんたもそんな落ち込むなって。私はもう怒ってないし、っていうかまどかの怒ってるとこを見たら怒りも飛んでっちゃったし』

さやか『まどかもいつまでも根に持ったりするような奴じゃないよ。あんたはちゃんと謝ったんだから、まどかもきっと許してくれるって』

さやか『……え? 怒ってない? いや、あんた怒ってたじゃん。私以上に……。え? 怒ってない? ああ、そう……だね。うん』

さやか『あー、だからあんたもいつまでも引きずってないで、いつもどーりにしなよ』

ほむら「……はい、すいませんでした……」

さやか『駄目だこいつ』

休憩

そもそも僕はスレッドを立てたのはこれで初めてです。誰と勘違いしてんのこの人……?

ほむら「まどかとの好感度が……」

ほむら「……もう死にましょう。いえ、寝ましょう」

ほむら「きっとみんなが何とかしてくれるわ」


翌日

*HM0 朝


 ほむホーム


ほむら「起きたわ」

ほむら「そういえば、転校するのは明日ね」

ほむら「まとまった休日はこれで最後か……」


*明日から学校生活が始まります。それに伴い、今までと生活が変化します。
 朝・昼フェイズにおいて、ほむらは基本的に学校で過ごすことになります。
 したがって、安価もそれを踏まえたうえでして頂くことになります。
 学校をサボることもOKとしますが、ほむほむが円満な学校生活及び社会生活を営む上であまり推奨はできません。
 つまり、キャラクターによって接触する機会に差が生じます。上条さんやあんこちゃん等ですね。
 そのような理由から、要するにおまえらもっとあんこちゃんを見てよ……。

あれ続き探してるんだけどあるの?

まあいいや

ほむら「さて、今日はどうやって過ごしましょう」

>>284

死にたい…… >>287

杏子さんと渡りをつける。

リクエストもありましたし、彼女とも良好な関係を構築するのも必要なはず。

ううぇわーい ありがとう! ちゅっちゅ

ほむら「杏子……。そうね、ワルプルギスの夜を倒すためには、戦力の増強が必要不可欠」

ほむら「さて、彼女の居場所なのだけれど、彼女は一定の住処を持たない」

ほむら「私には彼女の居場所のアタリはないわ。よって彼女の居場所を知る人物に聞くのが効率がいい方法」

ほむら「さて、……あいつはいるのかしら」

ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:起きてる? いまあなたの所ににキュゥべえはいるかしら?
 本文:なし


ほむら「……」

ほむら「遅いわね……」

ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:巴マミ
 題名:いるけど、どうしたの?
 本文:なし


ほむら「……」

 宛先:巴マミ
 題名:今からあなたの所に向かうわ
 本文:なし


ほむら「行きましょう」


*HM0 朝


 マミの家


ほむら「着いたわ」

ほむら「インターフォンを押しましょう」


 ピンポーン


ほむら「……」


 ガチャ


マミ「……どうしたの? 突然……」

ほむら「あなたに用はないわ」

マミ「……そう」

忘れてたよそんなこと……。まあ、いいじゃないですか。すいませんクソが。
テレパシーは一度会ったことのある人物にしか使えないことにします。
一話目でQBはまどかを陰から見ていたのでテレパシーが使えた、と解釈します。
ほむらはこの時間軸の杏子と面識が無いのでテレパシーを使えません。
ほむらがQBにテレパシーを使わなかったのはマミへの嫌がらせのためです。

ほむら「QBはいるかしら」

QB「僕になんの用だい?」ピョコ

ほむら「会いたい人物がいるのだけど、居場所がわからないの」

QB「それは魔法少女かい?」

ほむら「そういうこと。佐倉杏子と言うのだけれど……」

マミ「えっ、佐倉さん? あなた佐倉さんを知ってるの?」

ほむら「……」

ほむら「あなた、まだいたの? もう用はないから下がっていいわ」

マミ「……」

ほむら「で、どうかしら」

QB「居場所はわかるよ」

ほむら「そう、案内してもらいたいのだけれど、頼めるかしら」

QB「お安い御用さ」

ほむら「ありがとう。じゃあ行きましょう」

QB「うん」

マミ「……」

マミ「……」

マミ「……行ってらっしゃい」


*HM0 朝


 どこかの街


 移動中……


ほむら「……彼女は隣町にいるのね」

QB「そう。彼女は主に隣町を根城にして、そこで魔女を狩っているんだ」

ほむら「正確な居場所はわかるの?」

QB「テレパシーで呼び出してみるよ、彼女の機嫌次第ではあるけど、きっと来てくれるさ」

ほむら「そう。ありがとう」

QB「構わないさ。……でも、一体彼女になんの用があるんだい?」

ほむら「ちょっと、ね」

QB「そうか。僕としては、偶然生まれた魔法少女が、どうやって彼女と知り会ったのか……」

QB「それだけじゃない。君が一体どういう経緯をたどって今まで生きてきたのか、非常に気になるな」

ほむら「いつか話してあげるわ」

QB「さて、そろそろ彼女と連絡を取らないとね」

ほむら「お願いするわ」

QB「うん、ちょっと待っててね……」

ほむら「……」

QB「うん、連絡が取れたよ。彼女は今、この街のゲームセンターにいる」

QB「魔法少女が君と会いたがっていると言ったらOKしてくれたよ」

ほむら「ありがとう」

QB「うん」

ほむら「もうひとつお願いがあるのだけれど」

QB「なにかな?」

ほむら「彼女と会うときに、合図をしたらあなたはすぐに席をはずして欲しいの」

ほむら「それで、見えないところから私たちを見ていて欲しい」

ほむら「お願いできるかしら?」

QB「……僕はもともと君たちを見ているつもりだったんだけど」

QB「それにどういう意味があるんだい?」

ほむら「理由はあとで教えてあげるわ。きっとあなたにとっても有益だと思うわよ」

QB「……よくわからないけど、いいよ。僕に断る理由はないさ」

ほむら「そう、ありがとう。お願いね」

*HM0 朝


 隣町のゲームセンター


QB「……いたよ。彼女だ」

ほむら「ええ。じゃあ手はず通りに頼むわ」

QB「うん」


杏子「……」タンッ タンッ

QB「……楽しそうだね、杏子」

杏子「! ……来たか」

QB「うん、久しぶりだね」

杏子「それで、私に会いたいとかいう奇特な奴はどこだよ?」

QB「彼女さ」

ほむら「Hey!」

杏子「!?」

QB「!?」

ほむら「I am a pen!」

ほむら「This is an octopus!」

杏子「……え? え?」

QB「……」

杏子「お、おい! どうなってんだよこれ!?」

QB「さあ、とにかく僕は、彼女が君と会いたいと言ってたから連れてきただけさ」

ほむら「Are you a Kyouko?」

杏子「……うん、あいむきょーこ……」

ほむら「Really? ……I am glad!」ダキッ

杏子「おわっ! ……だからQB! なんなんだよこれ!?」

QB「彼女は以前、君に命を救われたらしい」

QB「だから会いに来たと言っていたよ」

ほむら「Are you a monkey?」

杏子「……おい、QB。なんて言ってんだこれ?」

ほむら「……」クイッ

QB「じゃあ、僕はこれで失礼するよ。新しい魔法少女の契約で忙しいしね」

杏子「お、おい! ちょっと待て!」

QB「じゃあね。また来るよ」ヒュッ

杏子「おい! 待て、ふざけんな! 通訳しろよ! おい……」

まあ、細かいことはいいじゃないですか……。Fauk! Oh miss spell. Fuck.

ちなみに季節感がわかんない。何月? ウィキペディアに書いてあったっけ……。
 

杏子「……行っちまった。どうすんだよこれ……」

ほむら「Oh! You are foolish!」

杏子「だからなんて言ってんだよ……」

ほむら「Ah~~……」

杏子「あん?」

ほむら「I~…… am~……」クイクイ

杏子「あ? ……あんたが?」

ほむら「Your~……」クイクイ

杏子「……私の?」

ほむら「Fan!」グッ

杏子「ファン?」

ほむら「Oh! That's right!」ダキッ

杏子「や、やめろ! くっつくな」

ほむら「Oh~~…….You are a fool…….」スリスリ

杏子「でも、そ、そっか。私のファンか」

ほむら「Yes! I am your fan!」

杏子「えへへっ! ……そっか……! 私のファンか~!」

杏子「お、お? なんだ? ついて来いってか?」

ほむら「It is here! And You are foolish!」グイグイ

杏子「わかったわかった! あんま引っ張んな!」

ほむら「Yes! Octopus!」


*HM0 朝


 隣町のレストラン


杏子「……すげえ。こんな店来た事ねえよ……」

ほむら「Which is asked for?」

杏子「わ、私はあんま金持ってねえぞ!?」

ほむら「Oh! Ah~~~……You worry~~~~…… Money?」

杏子「そ、そう! マニーマニー! 私は金持ってねえの!」

ほむら「Yes! You may not worry」

ほむら「I have a lot of money!」バンバン

杏子「……大丈夫ってか?」ポリポリ

ほむら「Yes! You must keep silent!」バンバン

杏子「そ、そっか! じゃあ任せる!」

ほむら「it wants it! You are still foolish!」ニカッ

杏子「い、いえすいえす! じゃ、任せた!」

ごめんね なんか調整難しいのよ

ほむら「Hey!」

店員「あー、はい。なんすか?」

ほむら「Ah~~~! ……I want this. ……And It and this……. And……」

店員「……はい。かしこまりました」

ほむら「It asks!」


杏子「……うわ~。なんだこれ……。見た事ねえよこんなの……」キラキラ

ほむら「I am glad to be pleased」

杏子「く、食っていいのか?」ジュルリ

ほむら「Please」

杏子「よっしゃ!」ガツガツ

ほむら「Oh……! ……It eats more slowly…….」

杏子「うるせー! ……ああ、すげー! うめーよこれ!」ガツガツ

ほむら「Ufufu……」クスクス

杏子「……あー、もう食えねー!」ドサッ

ほむら「Ufufu……. Was it delicious?」

杏子「デリシャスデリシャス! ……~あ、こんなうまいもん食べたの初めてだよ……」

ほむら「Really? It was good……」

杏子「……なあ」

ほむら「?」

杏子「あんたは私があんたのこと助けたって言ったらしいけどさ……」

杏子「私はあんたのこと覚えてないんだよ……」

ほむら「……」

杏子「ごめんな? こんなごちそう貰っといて悪いんだけど」

杏子「多分、助けたって意識もないんだ。私は私の都合でしか動かないから……」

杏子「こんなこと言ってもわかんないよな。……ごめんな」

ほむら「……Ah~~~……」

杏子「ん?」

ほむら「As for it you but do not worry」

杏子「……気にすんなってか? はは! ありがとうよ!」

ほむら「……」

杏子「……うまかったよ。ありがとうな!」

ほむら「It was good. I am glad」

杏子「ああ! ……それじゃ私はもう行くけど、また会おうな!」

ほむら「Yes!」

杏子「はは! じゃーな!」


*HM0 朝


 隣町


ほむら「なんか、思ったよりいい子だったわ」

ほむら「良心が痛まないこともないわね……。まあいいけど」

ほむら「……いるかしら。QB?」

QB「ここにいるよ」ピョコッ

ほむら「そう。言う通りにしてくれたのね」

QB「ああ」

QB「……それで、僕にさっきのやりとりを見せることに何の意味があったんだい?」

ちょい休憩

すいません 寝過ごした 誰も見てないかもしれないけど再開

ほむら「そうね……。QB、あなた、いえ、あなたたちの種族は、テレパシーを使って意思のやりとりをしているのよね?」

QB「そうだけど、それがどうかしたのかい?」

ほむら「落ち着いて、これはただの前提よ」

ほむら「続いて確認するけど、あなたたちは私たちよりずっと高度な科学力を有している。そしてあなたたちには感情が無い、または希薄と」

QB「以前僕がその説明をしたね」

ほむら「ええ。……では、あなたは先程のやりとりを見ていてどう思った?」

QB「さっきのやりとりと言うのは、君と杏子のやりとりのことかい?」

ほむら「ええ」

QB「どうもなにも……」

QB「なんであんなやり方をしたのか、と」

ほむら「合理的ではない、と?」

QB「まあ、ね。そういうことかな」

ほむら「そう……、話は変わるけれど、エントロピーって概念はわかるかしら?」

QB「知っているよ。簡単にいえば、情報の複雑さを表す概念だね」

ほむら「ええ。エントロピーが増大するっていうのは、物事が複雑になっていくさま、ってことね」

QB「そうだね」

ほむら「先程の私と杏子の会話では、杏子にとっては私の言葉のエントロピーが増大していた、っていうのはわかるかしら」

QB「そうだね。英語でしゃべる君の言葉のエントロピーは、英語がわからない杏子にとっては増大していた、と言えるね」

ほむら「そう。さっきの杏子は、知っているわずかな単語とジェスチャーで私の言いたいことを判断するしかなかった」

QB「ふむ、そうだね」

ほむら「わざわざあんなやり方のしたのは、あなたに教えたいことがあったからよ」

QB「僕に、かい?」

ほむら「ええ。あなたたち、と言った方がいいかもしれないけれど」

ほむら「高度な科学レベルを持つあなたたちにとっても、苦手とすることがあるってことよ」

ほむら「あなたたちよりも、人間の方が得意とすること」

QB「……それは、感情を伴うやりとりのことかい?」

ほむら「いいえ、そうじゃないわ。あくまで学問的な問題よ」

QB「……それは、なんだい?」

ほむら「あせらないで……。あなた、哲学については詳しい?」

QB「ふむ、主に人間の認識について、の学問だったかな」

ほむら「どの程度詳しいの?」

QB「……一応、知識としては知っているよ」

ほむら「そう。……これは想像だけど、あなたたちの星? あるいは種族は、哲学って言う概念は無いのではないかしら」

QB「どうしてそう思うんだい?」

ほむら「だって、必要が無いもの。これも推測だけど、意思のレベルでテレパシーで個々のやりとりが出来るあなたたちにとっては」

ほむら「自己の認識についての学問体系なんて、育つ必然性が無いわ」

ほむら「それでいて、高度な文明を持つあなたたちは、人間の作りだした哲学なんて学問体系は重要視されなかったはず」

ほむら「知識としては知っていても、自分たちのために有効利用しよう、とは考えなかったんじゃない?」

QB「……そうかもしれないね。それで、君が言いたいのは」

QB「哲学が僕たちにとって有用だってことかい?」

ほむら「ええ。これも推測だけど……、あなたたちは言語っていう概念はもともと有していた」

ほむら「だからこそ、私たちの言語を理解した上で意思疎通が出来る」

QB「そうだね」

ほむら「でも、多分、あなたたちは……」

ほむら「自分たちの理解できないものは理解できないんじゃないかしら」

QB「……?」

QB「君は、何を言っているんだい?」

QB「理解できないものが理解できないのは、当たり前のことじゃないか」

ほむら「いいえ、違うわ」

ほむら「理解しようとしないから、理解できないのよ」

QB「……君が何を言おうとしてるのか、さっぱりわからないよ」

ほむら「人間にとっては、最初はわからないものだらけだったわ」

ほむら「わからないものをわかろうとして、科学体系が発達した」

ほむら「つまり……、『わからないものをわかろうとする』ことにかけては」

ほむら「人間の方が勝っているの。あなたたちより……、ね」

QB「ふむ、面白い仮説だね」

ほむら「……今日は、この辺にしようかしら。私もまだ忙しいから」

QB「そうか。じゃあ僕も行くとするよ」

ほむら「ええ、今日はありがとうね」

QB「いやいや。僕にとっても興味深い話が聞けたよ」

ほむら「そう、よかった」

QB「また、話の続きを聞かせてくれるかい?」

ほむら「聞いてくれたら私もうれしいわ。あなたたちに、もっと人間のことを理解してほしいもの」

QB「そうか。……じゃあ僕は行くね」ヒュイ

ほむら「ああ、最後に」

QB「?」

ほむら「あなたに問題を出すわ」

QB「なんだい? 問題って」

ほむら「エントロピーと統計学についての問題よ。この問題が答えられるかによって」

ほむら「あなたたちが、人間についてどれだけ理解できているかがわかるの」

QB「ふむ、それはなんだい?」

ほむら「私が今から質問するから、それが何を対象としてるか答えてくれる?」

QB「わかったよ」

ほむら「ええ、……『わたしって くもが にがてなの』」

QB「……今のが問題かい?」

ほむら「ええ。答えがわかるかしら?」

QB「簡単さ。…………だろう?」

ほむら「不正解よ」

QB「……! なぜだい?」

QB「僕は、この場でもっとも適切な答えを述べたはずだよ」

ほむら「ええ。でも不正解なの」

ほむら「人間なら、多分誰でも答えられる問題なのだけれど、あなたにとっては難しかったかしら?」

QB「……僕の答えの何が問題だったんだい?」

ほむら「それを次回までの宿題にしておくわ」

QB「……」

ほむら「なぜ、私とあなたの間でエントロピーが増大してしまったのか。それに答えられるようにしておいて」

QB「わかったよ」

ほむら「ええ。……じゃあ、またね」

QB「うん」

今日はここまで

QBのくだりは僕が書きたかっただけです

ほむら「畜生と話していたら時間を食ってしまったわ」


*HM0 昼


 どこかの街


ほむら「さて、どうしようかしら」

>>337

杏子とさやかを仲良くさせとく

ほむら「かっぱ寿司に来たわ。一人で」

ほむら「……なぜかっぱ寿司に出てくる赤身のネタは凍っていることが多いのかしら」シャリシャリ

ほむら「時間の効率とか、衛生のため? それにしたって、客に凍ったネタを食べさせるのってどうなのかしら」モグモグ

ほむら「ガリは醤油付けなきゃ食ってられないほど薬品臭いし、まあ一皿100円の寿司屋ならどこもこんなもんだろうけど」ガリガリ

ほむら「……まあ、他のネタについては文句は無いわね。サンマとか超美味しいわ」モグモグ

ほむら「……私は、マグロのユッケが大好きでした……。ジャンクな感じが良くて。これから風評被害とかあるのかしら……」


*HM0 昼


 どこかの街


ほむら「安価は……、ふむ。杏子とさやかを仲良くさせる、か」

ほむら「……彼女達が出会うのっていつも魔法少女になった後だったから、普通に引き合わせたらどうなるのかしらね」

ほむら「……まあいいわ。とにかくやってみましょう」

ほむら「まず、さやかと連絡を取りましょう」

ほむら「……」


 宛先:美樹さやか
 題名:あなた、今暇かしら?
 本文:なし


ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:美樹さやか
 題名:んー とくに用事は無いけど、どしたの?
 本文:なし


ほむら「……」


 宛先:美樹さやか
 題名:あなたに会わせたい人がいるの
 本文:なし


ほむら「……」

 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:美樹さやか
 題名:どういうこと?
 本文:なし


ほむら「……」


 宛先:美樹さやか
 題名:詳しくは会ってから話したいの。とても重要なことだから。
 本文:なし


ほむら「……」


 イーツーカキミガ


ほむら「……」


 宛先:美樹さやか
 題名:なんだかよくわかんないけど、いいよ
 本文:なし


ほむら「釣れたわ」

ちょっと風呂行ってくる

*HM0 昼


 どこかの街


さやか「おまたせっ」

ほむら「ええ、待ってたわ」

さやか「うん。……ってあれ? 私だけ?」

さやか「まだみんな来てないの?」

ほむら「今日はあなただけよ」

さやか「え~~! みんな来ると思ってたよ!」

ほむら「言ってないわ」

さやか「言えよそこは。 ……んん~~~~~~、まあいいや」

さやか「それで、会わせたい人ってのは?」

ほむら「まだ来てないわ」

さやか「来てないんかいっ!」

ほむら「その人と会う前に、あなたに聞いてほしいことがあるの」

さやか「ん?」

ほむら「その人、魔法少女なのよ」

さやか「えっ!?」

ほむら「ええ、魔法少女……」

さやか「えっ、だって……。……え~~~?」

ほむら「お願いがあるの」

さやか「え?」

ほむら「あの子と、友達になってあげて欲しいの」

さやか「! ……」

ほむら「彼女は、ある理由があって、幼いころから魔法少女だった」

ほむら「ずっと血みどろの戦いだったはずだわ」

さやか「……」

ほむら「そのせいで、今はすっかり擦り切れて、荒んでしまっている」

ほむら「普通に近づいたんじゃ怒らせるだけだから、ちょっと裏技を使って知り合ったんだけど」

ほむら「そしたら彼女、とっても良い顔で笑うのよ」

さやか「……」

ほむら「お節介かもしれないけど、私は彼女にもっと普通の幸せを味わってほしい」

ほむら「だから、あなたにお願いしたいの。彼女が理由を知ったら怒るかもしれないけど」

ほむら「それでも、私は……」

さやか「で、でもなんで私なの?」

さやか「マミさんみたいな魔法少女の方が、良いと思うんだけど……」

ほむら「いいえ」

ほむら「私みたいな変な奴と、友達でいてくれるあなただもの」

ほむら「私の人選は間違っていないわ」

さやか「……うん。わかった」

ほむら「ええ、本当にありがとう……」

ほむら「それじゃ、彼女とテレパシーで連絡を取るから」

さやか「ええ!? テレパシー!? ……ま、魔法少女すげぇ……」

ほむら「ふふ、ちょっと待っていてね」

ほむら『……Hey!』

杏子『……』

ほむら『Hey! Hey! Kyoko!』

杏子『……ん? ……おお、なんだ、お前かよ!』

杏子『はは! そういやお前、魔法少女だったっけな!』

ほむら『Yes!』

杏子『……あ~、そういや、名前聞いてなかったな』

ほむら『……』

杏子『あ~、ほら、ネームネーム』

ほむら『Oh! Ah~~~…….My name?』

杏子『そうそう!』

ほむら『Oh! shit! Sorry,Sorry!』

ほむら『My name is akemi!』

杏子『……アケミ? アケミでいいのか?』

ほむら『Ye~s! My name is akemi!』

杏子『はは! 日本人みたいな名前だな!』

ほむら『Oh……』

杏子『それで、なんか用か? ……あ~、用って英語でなんて言やいいんだ?』

ほむら『Ah~~~~……』

杏子『ん?』

ほむら『……My friend』

杏子『ん~と、ふれんど?』

ほむら『Yes! I want to introduce my friend to you!』

杏子『なんだなんだ! そんなこと気にしてたのかよ!』

杏子『私はもうアケミの友達だよ! アイアムマイフレンド!』

ほむら『Oh……』

僕の英語力はマジで杏子と同じくらいなので気にしないで下さい

ほむら『Ah~~~……』

杏子『んん?』

ほむら『No. No』

杏子『ん?』

ほむら『My friend's Sayaka!』

杏子『……さやか?』

ほむら『Yes! My friend's Sayaka Miki!』

杏子『その、さやかってのがあんたの友達?』

ほむら『Ah~~~……』

杏子『えっと、さやかイズユアフレンド?』

ほむら「Yes! That's right!」

杏子『そんで、そのさやかってのがどうかしたのか?』

ほむら『Ah~~~……』

ほむら『……I want to introduce it to you. 』

杏子『ん?』

ほむら『……』

杏子『どうした?』

ほむら『Shit!』

杏子『おわっ!』

ほむら『I go to the video arcade!』

杏子『え、えっと。……ゴーゴー?』

ほむら『No! No~~~~~~~!』

ほむら『I go to Game center!』

杏子『ゲームセンター?』

ほむら『Yes! I go! Game center!』

杏子『ユーが、ゲームセンターに、ゴー?』

ほむら『Yes! That's right!』

杏子『ゲームセンターにいりゃいいのか?』

ほむら『Yes!』

杏子『おお。そんじゃ待ってるわ』

ほむら『OK!』

ほむら「……ふう……」

さやか「な、なんか随分時間掛かってたけど、大丈夫なの?」

ほむら「ええ、大丈夫よ。行きましょう」


*HM0 昼


 隣町のゲームセンター


ほむら「あらかじめ言っておくけど……」

さやか「え?」

ほむら「さっきも言ったように、彼女に会う時にちょっとした裏技を使ったの」

ほむら「だから、彼女と会ったとき、私がちょっと不自然な言動をするかもしれないけど」

ほむら「それに合わせて動いてほしいの」

さやか「不自然な言動って?」

ほむら「すぐにわかるわ。……いたわ。彼女よ」

さやか「あのDDRやってる子?」

ほむら「そう。あの一回転してる子よ」

さやか「ひぇ~~、うまぁ」

ほむら「じゃあ、私から挨拶するから、あなたは自分が私の友達だと言ってね」

さやか「え、うん」

ほむら「お願いね。……Hey!」

さやか「!?」

杏子「……おお! アケミか! 久しぶり~、ってさっき会ったばっかだけどな!」

ほむら「Kyoko! ……Oh~~~,I am a pen!」

杏子「ははは! ペンペン!」

杏子「変わってないな~、って変わってるわけねっか!」

ほむら「What is this?」

杏子「え~と? ほわっといず?」

ほむら「Yes! This is an elephant!」

杏子「なに言ってるかわかんね~!」

ほむら「Is this a crab?」

杏子「……あんた、よく見ると綺麗な顔してるね」

ほむら「Oh? This is a mud snail!」

杏子「ユアビューティフォー!」

ほむら「No! I am a bitch!」

杏子「ああん? んなこたねえだろ。可愛い顔しやがって……。このこの~!」ニュイニュイ

ほむら「Oh,No! Ah~~~……,Is this place a stadium?」

杏子「だ~か~ら~~~……、なに言ってんのかわかんね~よ~~~!!」ニュイニュイ

ほむら「No! the earth!」

杏子・ほむら「HAHAHA!」

さやか「……なにこれ」

とりあえずここまで 次は間が空くかも

>>333
ほむら「なぜ、私とあなたの間でエントロピーが増大してしまったのか。それに答えられるようにしておいて」
っつーセリフ
ほむら「なぜ、私とあなたの間で齟齬が起きてしまったのか。それに答えられるようにしておいて」
にします。よく考えたら別にエントロピー増大してなかった。ほむほむ何言ってんの?

さやか「……」

杏子「……」

杏子「……さやかっつーのはあんたか?」

さやか「えっ!? あ、うん」

杏子「アケミの友達?」

さやか「うん」

杏子「そうか! 私は佐倉杏子! よろしくな!」

さやか「う、うん。私は美樹さやか。よろしく……」

杏子「そんで……」

さやか「?」

杏子「こいつが何言ってるかわかるか? 私、英語わかんなくて……」

ほむら「Yeah!」

ほむら「Hey! He~~~y!」

さやか「……」

ほむら「Hey! Kyoko!」

杏子「ん?」

ほむら「Sayaka! She is my angel!」

杏子「おお。な、今なんて言った? エンジェル?」

さやか「え、えーと……」

ほむら「A~~~~nd! She is my wife!」

杏子「わい……?」

さやか「……」

ほむら「Please give your panty to me!」

さやか「……」

ほむら「Fuck me! Fuck me!」

さやか「オラッ!!」ガスンッ

ほむら「ITEッ!」

杏子「お、おま! いきなり何すんだっ!」

さやか「あ。いや、その」

杏子「こいつが何言ったか知らねーけど、いきなり蹴るこたねーだろ!」

さやか「あー……」

杏子「アケミッ」

ほむら「Oh~~~~……」プルプル

杏子「おい、平気か?」

ほむら「……No problem!」ニカッ

杏子「……大丈夫ってことか?」

ほむら「Yes!」

杏子「おお。……何があったかわかんねーけど、一応謝っとけ」

杏子「蹴るのはやり過ぎだと思うぞ?」

さやか「ご、ごめん……」

ほむら「Don't worry!」ニカッ

杏子「よしっ! 仲直りしたな!」

杏子「なんか飲みもん買ってきてやるよ。待ってな!」トタトタ

さやか「……」

ほむら「……」チョンチョン

さやか「ん?」

ほむら「Yeah~~~~……!」グッ

さやか「うっぜ……」

風呂

そう考えてたら親父が入っていた

杏子「……買ってきたぞー!」

さやか「あ」

ほむら「Ah」

杏子「好みがわかんねーから適当に買ってきたわ」

杏子「コーラとサイダーとジンジャエール。何にする?」

ほむら「Ginger ale, please」

杏子「ほいよ」

ほむら「Thank you」

杏子「あんたは?」

さやか「あ、サイダーで……。えーと、お金……」

杏子「いーよんなもん。とっといてくれ」

さやか「あ、ありがと」

杏子「うぃー」プシュ ゴクゴク

うん、お前らの常識だとそうだね。
風呂入ってくる

持ってたとしてもネコババが強奪

まあゲーセン入ってんだから金は持ってるよね 入手方法は>>386の通りかと

杏子「……んでさ」プハッ

さやか「ん?」ゴクゴク

杏子「何の用だ?」

さやか「え?」

杏子「いや、私は」

杏子「アケミからはさやかっつー友達がいる。ゲームセンターに来い。としか聞いてないんだよ」

さやか「あー……、えーと」

さやか(『友達になってあげて』とは言われたけど、何するかは聞いてないよね)

さやか「私もよくわかんない」

杏子「んー。じゃ、こいつに聞いてみるか?」

ほむら「Nh-ph?」ゴクゴク

杏子「英語わかんだよな? 通訳してくれよ」

ほむら「I am a pen」

さやか「……おい」

ほむら「Yeah! Hyahha~~~~!!」ダッ

さやか「あ、ちょっと!?」


ほむら「……!」


杏子「……なんかいきなり太鼓の達人始めたぞ?」

さやか「うん……」

杏子「えっとつまり、どういうことだ?」

さやか「……とりあえず遊べばいいんじゃない?」

杏子「おー……」

さやか「お、スリラー」

杏子「渋い選曲だな」

さやか「あ~~~~~~~! 疲れたぁ……」

杏子「そうか?」

さやか「あんたら体力ありすぎでしょ……。ほら、あいつまだ遊んでるし」


ほむら「……!」


杏子「ポップンミュージックか。……なんだあれ? 歌詞日本語じゃね?」

杏子「なんだ? なんかしゃかしゃか言ってんな」

さやか「さあ。聞いたことない」

杏子「ふ~ん」

さやか「……でも、さすがにゲームセンターで3時間ぶっ続けはキツイ……」

杏子「ん~。私はまだまだいけるけどな」

さやか「だから魔法少女と一緒にすんなって……」

さやか「バッティングセンターで時速160kmの球バカバカ打ち返すしさー。二人して」

さやか「まったく、どうなってんのあんたらは……」

杏子「……」

杏子「やっぱ知ってたのか。魔法少女ってことは」

さやか「あ……。……」

さやか「……うん。あいつから聞いた」

杏子「そう、か」

さやか「……」

杏子「……その口ぶりだと、あんたは魔法少女ってわけじゃないんだよな?」

さやか「……うん」

杏子「おお」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「……」

杏子「あー」

さやか「?」

杏子「……」

さやか「……どしたの?」

杏子「えっと、んー」

杏子「あいつって魔法少女になったばっかなのか?」

さやか「え?」

杏子「……」

さやか「……んー。知らない」

杏子「そうか」

さやか「うん」

杏子「おお」

さやか「……」

杏子「……」

杏子「……だからな?」

さやか「うん」

杏子「……えっと……」ボリボリ

さやか「……」

杏子「……多分、あいつは魔法少女になったばっかだと思うんだよ」

さやか「うん」

杏子「そんで……、多分、舞い上がってんじゃねえかと思う」

さやか「舞い上がってる?」

杏子「おお。だからな……」

さやか「うん」

杏子「……」ボリボリ

さやか「……」

杏子「……」ボリボリ

さやか「……」

杏子「ん、なんつーか」

さやか「うん」

杏子「……、多分、いずれ後悔する時が来ると思う」

さやか「後悔?」

杏子「ああ。だから……」

杏子「うん。お前、あいつのことちゃんと見てやってくれよ」

さやか「……」

杏子「で、ああえーと。……そんでも止まんなかったら、私を呼んでくれよ」

さやか「……」

杏子「ま、そんなとこだ」

さやか「……うん。わかった」

杏子「おお」

さやか「……」

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「おお!?」

ほむら「Yeah!」

さやか「……」

杏子「おま、無言で混じんなよ!」

ほむら「She is my wife!」

杏子「今なんつった?」

さやか「……話しかけづらい雰囲気だったから、邪魔しなかったそうよ」

杏子「おお、そっか。……今の短い言葉にそんなに意味が詰ってんのか……」

杏子「英語奥深ぇな……」

ほむら「Oh……」

さやか「うん、そうだね……」

ねおち

杏子「……んじゃ、今からどうする?」

ほむら「Will you eat dinner together?」

さやか「んと……夕飯一緒に食べるかだって」

杏子「んんー。どうすっかな」

杏子「……いいや。昼奢ってっ貰ったし。これからちょっとヤボ用もあってね」

杏子「んじゃ、今日は楽しかったよ」

さやか「うん。……またね、杏子」

杏子「お……」

杏子「おお。またな、さやか、アケミ」

ほむら「Hey! Hey!」

杏子「お?」

ほむら「Mail address!」

杏子「お、メールアドレス?」

ほむら「Yes! Mail address,Please!」

杏子「お、おお」

さやか「あ、そだね。メルアド交換しよ」ヒョイ

ほむら「Yes!」ヒョイ

杏子「おお……」

さやか「……?」

杏子「……」

さやか「……どしたの? 携帯忘れた?」

杏子「……携帯?」

さやか「? うん」

杏子「……何を携帯、……え?」

さやか「え?」

ほむら「Oh……」

ほむら「Kyoko.Kyoko」

杏子「お?」

ほむら「KE・I・TA・I・DE・N・WA」チョイチョイ

杏子「? ……! ああ、携帯って携帯電話か!」

さやか「え? ……え?」

杏子「ごめん。私それ持ってねーんだ」

さやか「あ、ああ! うん。……うん」

杏子「ごめんな」

さやか「い、いいってそんなん! 気にすんなー!」

杏子「おお!?」

さやか「うんうん! そういやあんたらテレパシーできるもんねー!」

さやか「用があったら呼んで! テレパシーでびびびっって!」

さやか「……って、テレパシーって私から答えられんのかな?」

杏子「おお、できるよ。私からしか繋げられないけどな」

さやか「ん! 了解! いつでも呼んでね! 行ければ行きますんで!」

杏子「おお」

ほむら「Hey!」

ほむら「……行ったわね」

さやか「……おい」ゴスッ

ほむら「痛いわ」

さやか「痛いわ、じゃなくて……。説明しときなさいよ」

ほむら「説明したじゃない」

さやか「さすがにいきなり英語で話し始めるなんて誰も予測できないって」

ほむら「そう……。でも」

ほむら「いい子だったでしょう?」

さやか「……うん。いい子だった」

ほむら「ええ」

さやか「……そうだ。あんた、携帯の代わりやってよ」

ほむら「?」

さやか「テレパシーで。メールの代わりにビビッっと」

ほむら「ええ、了解したわ」クスッ

さやか「うん」ニカッ

杏子の口調がこれでいいのかよくわからん

*HM0 晩


 どこかの街

ほむら「適当にやってたら多分うまくいったわ」

ほむら「……もう、明日から学校」

ほむら「……ま、まどか、さん……」ブルブル

ほむら「あ、安価……」ブルブル

>>403

どうでもいいけど登校日の翌日の晩にいきなり連絡されても困るよね

上条にQB料理を食わせる。

きたか……

ほむら「上条恭介にQB肉を……」

ほむら「いったいどうなるのかしら。治ったりしないかしら。これで」

ほむら「まあいいわ」

ほむら「自宅に戻りましょう」


*HM0 晩


 ほむホーム


ほむら「着いたわ」

ほむら「冷蔵庫から肉を取りだしましょう」ゴソゴソ

ほむら「悪くなっていないかしら……」パカッ

ほむら「……大丈夫みたいね。いえ大丈夫じゃないかもしれないけど」

ほむら「ひとまず見た目に変化はないわ」

ほむら「これで以前作ったようにQBマヨネーズを作りましょう」

ほむら「……」ブニュ マゼマゼ

ほむら「……同じように作ったんじゃ面白味が無いわね……」

ほむら「そもそもあいつの肉は……」

ほむら「異様にえぐくて、なんていうんだろう……、金属?」

ほむら「表現出来ないわ……。とにかく、食えたもんじゃなかった」

ほむら「何とかして中和できないかしら……。そんな調理法……」

ほむら「……鍋ね」

ほむら「煮込み料理なら、大体のものなら味が中和されるはずよね。ほら、闇鍋ってあるし」

ほむら「うんと他の食材を増やせば……。うん、いけるわ」

ほむら「食材を買ってきましょう」

*HM0 晩


 スーパー


ほむら「着いたわ」

ほむら「さて、どんな鍋を作りましょうか」

ほむら「……やっぱり、つゆは濃い味系がいいわよね。主に誤魔化すために」

ほむら「……カレー鍋のスープとキムチ鍋のスープがあったわ」

ほむら「ここはキムチ鍋で決めましょう。後は、具材……」

ほむら「豆腐、長ネギ、豚肉、つくね……」

ほむら「しいたけ、えのき。……あとは、白滝?」

ほむら「調味料は家にあるはずね。……こんなものかしら」

ほむら「レジに行くわ」

店員「射精ー」

店員「明日ー」

ほむら「買ったわ」

ほむら「帰りましょう」

*HM0 晩


 ほむホーム


ほむら「着いたわ」

ほむら「早速調理しましょう。準備するわ」

ほむら「調理器具は……、鍋、まな板、包丁、ざる……。準備OKね」

ほむら「スープを鍋にぶっこんで温めるわ」ジャー

ほむら「野菜を適当に洗うわ」ジャブジャブ

ほむら「それから、野菜を適当な大きさに切り分けておくわ」ザクザク

ほむら「野菜を鍋にブチ込むわ」ボチャボチャ

ほむら「同じように、豚バラ肉を適当に切って鍋にブチ込むわ。あとつくねも」ボチャボチャ

ほむら「そして、QB肉……」

ほむら「全体の分量に対して、極めて少量だけ混ぜてみるわ……」ボチャ マゼマゼ

ほむら「大体完成したわ……。後は火が通れば完成」

ほむら「……いつのまにか八時過ぎね。面会時間終わってるわ」

ほむら「明日でいいか……。フタしとけば大丈夫でしょう」

ほむら「学校の用意をして、寝るわ」

*HM1(月) 朝


 ほむホーム


ほむら「起きたわ」

ほむら「部屋がキムチ臭いわ……」

ほむら「……ちょっと水分が飛んでるわね。水を足しておきましょう」ジャー

ほむら「さて、学校に行く前に安価を取りましょうか」


*学校生活が始まります。学校は月曜から土曜まで、土曜が半日(朝フェイズ)まで、とします。
 わかりやすくするため、日にちの部分に曜日の項を足しました。

 これから多分日にちあたりのペースが速くなると思います。授業が無い日と比べてほむほむの動ける時間が少ないからです。

 彼女達の学校のある日の時間と生活を適当に考えときます。

 08:00 登校

 08:00~08:10 ホームルーム

 08:10~09:30 授業

 09:30~09:40 休憩

 09:40~11:00 授業

 11:00~11:10 休憩

 11:10~12:30 授業

 登校から昼休憩までの時間帯を朝フェイズ

 12:30~13:30 昼休憩

 13:30~14:50 授業

 14:50~15:00 休憩

 15:00~16:20 授業

 16:20~16:30 ホームルーム

 16:30 下校

 昼休憩から下校までを昼フェイズとします

 こうすることで、安価するときにより具体的に出来るのではないかと思います。

 今後、やってるうちになんか不具合が出てくるかもしれないんで、こんなことわざわざ長々と書きました。
 ほむほむが出来ることも限られてくると思います。そういった理由から、安価のシステムも変えることがあるかもしれません。
 例えば、学校生活一日を1フェイズ、放課後を1フェイズとして、一日2フェイズにするとか。

 まあとりあえずこれでやってみます。

>>409

まどかとさやかの親睦を深める

ほむら「まどかとさやかと親睦を深める……か」

ほむら「……」

ほむら「……もう怒ってないわよね……」


*HM1(月) 朝


 どこかの街


 登校中……


ほむら「先回りしてまどかを待ち伏せるわ」

ほむら「……」


まどか「……行ってきまーす!」


ほむら「ど、どうしましょう」

ほむら「……自分から話しかける勇気が無いから、少し前方を歩きつつ、後ろから声を掛けられるのを待ちましょう」

ほむら「……声、掛けてくれるかしら。くれるわよね……」

ちょっとダラダラしてくる

ダラダラし過ぎた

ほむら「……」テクテク

ほむら「……」テクテク ドキドキ

ほむら「……」テクテク ドキドキ


まどか「……ほ~・む~・ら~・ちゃ~・んっ!」バッ


ほむら「!!」

まどか「あはっ! びっくりした~?」

ほむら「ええええ、ええええええ、ええ」

まどか「あははっ、びっくりしすぎだよぉ~!」

ほむら「……っふん。……もう、まどかったら」

まどか「ごめんごめん」

ほむら「……おはようまどか」

まどか「うん、おはようほむらちゃん」

まどか「……それで、さやかちゃんがね~」

ほむら「そうなの」

ほむら(……どうやら、もう怒ってはいないようね)

ほむら(考えてみたらそんなの当たり前じゃないの。まどかはそんな陰湿な人間ではないわ)

まどか「……でしょ~?」

ほむら(まどか……。可愛いわ、まどか……)

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら(まどかちゃん……。……えっ?)

まどか「どうしたのほむらちゃん? ボーっとしちゃって」

ほむら「私はいつも通りよ」

まどか「そうかな?」

ほむら「ええ、今も、二次関数の解の公式の導出で、他のやり方がないか考えていたの」

まどか「いつも通りだね」

まどか「あっ。さやかちゃん、仁美ちゃん。おはよ~」

さやか「おお、おはよーまどか。……って、ほむらも一緒か。おはよー」

仁美「おはようございます。まどかさん、ほむらさん」

ほむら「ええ、おはよう仁美」

ほむら「そして……、我が天使、SAYAKA……」

さやか「はいはい」

仁美「今日もお熱いですわね」

まどか「ねー」

さやか「うっせ! コンにゃろまどか! あんたはあたしの嫁だろが!」

さやか「もっと嫉妬しなさいよ嫉妬ぉー!」

まどか「え、えー?」

さやか「……スキンシップが足りない。おらー胸揉ませろー!」

まどか「や、やめてー」


 キャッキャウフフ


ほむら「……何この人たち。ただれすぎじゃない?」

仁美「え、ええ……」

ほむら「……さやか」

さやか「おらおらー! ……ん?」

ほむら「ちょっと足を止めて、己を見返してみなさい」

ほむら「あなたは今も歩いているのよ。大いなるレズビアンへの道を……」

さやか「ええ……」

ほむら「ええ。そうよ。レズビアン街道」

ほむら「そしてそれは誇ってもいいの」

さやか「そうなの?」

ほむら「ええ、だから……」

ほむら「私も混ぜて。いや、混ぜてください……」

さやか「え? いや……」

ほむら「お願い! 私も揉みたいの!」

ほむら「あなたたちのパイオツを……」

さやか「ちょ、なんでわざわざいやらしく言うのさ!」

日常パート難しい

ほむら「……いいかしら?」

さやか「そもそもレズビアンじゃないしなー」

ほむら「それは肯定と受け取ってもいいのかしら?」

さやか「なんでよ!? ……いいや、もう逃げよう」タタタッ

まどか「あっ、いっちゃった」

ほむら「……じゃあ、まどか……」

まどか「えっ?」

ほむら「いいかしら? その、揉ませて貰っても」

ほむら「あなたのパイオツを……」

まどか「……ごめんね? 遅刻しちゃいそうだから」タタタッ

ほむら「なぜよ!? じゃあこの際仁美でもいいわ!」

ほむら「いない……」

ほむら「なぜ……なぜよ……」

ほむら「なぜ……」

*HM1(月) 朝


 学校


ほむら「ガッついたら失敗してしまった……」

ほむら「どさくさにまぎれて、まどかのパイオツを揉めると思ったのに……」

ほむら「いったん持ち直したと思った好感度が……」

ほむら「……」

ほむら「気を取り直しましょう。まだ始まったばかりだわ」

ほむら「……とりあえず、これから転入生としての挨拶がある」

ほむら「もはや彼女達とは面識があるから重要とは思わないけど」

ほむら「一応、安価を取っておきましょうか」

どんな挨拶をする?
>>421


*重要な事を決めるのを忘れていました。シャルロッテが孵化する時期についての件です。
 HM7(日)の晩に病院で孵化することにします。ほっておくとマミさんが一人で発見します。
 何もしないと確実に死ぬことにします。警告するなり参戦するなりして対応するのがいいと思います。

さやかの目の前でまどかにセクハラ

ほむら「……挨拶ですら、……ないじゃない……!」ブルブル

ほむら「で、でも……」

ほむら「これがきっかけに好感度が上昇する、という可能性が無い訳ではないわ」

ほむら「そうよ……」

ほむら「やってやるわ……」


*HM1(月) 朝


 教室


和子「……あー、そんで、今日から新しい子が転校してきます」

和子「入ってきて」

ほむら「……」ガラッ

ほむら「……」ツカツカ

男子生徒「やべー、まじレベルたけーし。やべー」

女子生徒「チョーキレイじゃね?」

和子「えーと、じゃあ自己紹介をしてね」

ほむら「……」カッカッ

ほむら「暁美、ほむら」

和子「……えっと」

ほむら「……」ツカツカ

和子「ちょ……」

ほむら「……」ツカツカ

ほむら「……」ピタッ

まどか「……え?」

ほむら「……」モミモミ

まどか「あっ! ほむらちゃん!?」

ほむら「……」モミモミ

さやか「ちょ! あんた何してんの!?」

まどか「や、やめて……、ほむらちゃん……」

ほむら「……」モミモミ


 ザワザワ


男子生徒「やべー、マジキテルわー、やべー」

女子生徒「ひくわー」

和子「ちょ、ちょっと暁美さん!?」

まどか「ほ、ほむらちゃん! やめて!」バシッ

ほむら「!! あ……」

まどか「あ、ご、ごめん」

ほむら「……」

さやか「ちょ、あんたそんな揉みたかったの!?」

ほむら「……」

和子「あ、あなたたち知り合いなの? いや、それはいいわ」

和子「暁美さん! いきなり何をするの!」

ほむら「ちょっと……」

ほむら「安価だったから……」

和子「あ、あんか?」


男子生徒「あー、安価なら仕方無いな」

女子生徒「だね」

和子「よくわかんないけど……、とにかく!」

和子「お友達を気づ付けるようなことはしちゃ駄目!! わかった?」

ほむら「はい……。すいませんでした……」

和子「暁美さんにも謝って」

ほむら「ごめんなさい。まどか……」

まどか「うん……」

和子「はい。じゃ、席について。ホームルームも押し気味だし」

ほむら「はい……」


 ザワザワ ザワザワ

男子生徒「マジキテんなー。パネェわー」

女子生徒「ヤバいよ。マジやばいよ」

和子「はいはい! みんな静かにして! 静かにしろって言ってんだろ!!」


ほむら「……」トボトボ

ほむら「……」ガタッ ドサッ

ほむら「……」

中沢「……」

ほむら「……」

*HM1(月) 朝


 教室


 休憩時間


ほむら「……」

女子生徒「ねー、さっきは何であんなことしたのー?」

女子生徒「ま、まさか……、禁断の恋とか!?」

女子生徒「キャー!」

ほむら(……興味本位の女どもが集まってきて、まどかの所に行けない……)

ほむら「ごめんなさい。ちょっと気分が悪くて……」

女子生徒「あ、そうなの。大丈夫?」

ほむら「保健室に行きたいのだけれど、保健委員の人はいないかしら」

女子生徒「あ、えーと」

女子生徒「確か、鹿目さんだったね」

女子生徒「あー……」

ほむら「呼んでくれるかしら?」

女子生徒「う、うん。鹿目さーん!」

まどか「へ?」

女子生徒「暁美さんが、保健室に連れってってほしいって。気分が悪いらしいの」

まどか「え? ほ、ほむらちゃん大丈夫?」

ほむら「ええ。悪いけど、連れて行ってもらえるかしら」

まどか「う、うん」

*HM1(月) 朝


 廊下


 休憩時間


 移動中……


ほむら「……さっきはごめんなさい」

まどか「うん。……どうしてあんなことしたの? ほむらちゃん」

まどか「そ、そんなに……、も、揉んでみたかったの? 私の胸?」

ほむら「ええ、それはもう」

まどか「そ、そうなんだ……」

ほむら「ええ。あなたのパイオツは至高のパイオツよ」

まどか「で、でも私の胸、そんなに大きくないよ?」

ほむら「……まどか」

まどか「へ?」

ほむら「何事にも適正値と言うものがあるの」

まどか「て、適正値?」

ほむら「ええ、たとえ話をしましょう。そうね……」

ほむら「ある人がいて、その人はいつも宝くじのシーズンに宝くじを買っていたとするわ」

ほむら「ある夏、その人はいつも通りに宝くじを買っていた」

ほむら「そしたらなんと、一等の三億円が当たってしまったの」

まどか「ふえ~すごいね~」

ほむら「三億円という数字は、一般的なサラリーマンの生涯収入を超える金額よ」

ほむら「その人はいつも宝くじを買うとき、こんなことを考えていたわ」

ほむら「多分当たりっこない。でも、当たる可能性が無い訳ではない」

ほむら「買わなかったら当たる可能性はゼロだ。そして、もし万が一当たったら俺の人生を変えられる……」

ほむら「そう、俺は夢を買っているんだ。そして、彼はその夢を叶えた。人一人の人生を買えてしまう程の金額を手に入れたの」

まどか「じゃあ、その人は今、すごく幸せなんだね!」

ほむら「ところがそうでもないのよ」

まどか「へ?」

ほむら「彼は生涯稼ぐ以上の金額を手にした」

ほむら「常々彼は思っていたわ。俺はもう職場の人間関係に疲れた。もう働きたくない……」

ほむら「でも、働かなきゃ食っていけない。だから仕事を辞める訳にはいかない……」

まどか「でも、もう働かなくても生きていけるだけのお金を持ってるんだよね」

ほむら「ええ、そうよ。事実彼はすぐに仕事を辞めたわ」

まどか「でも、もう一生その人は働かないの?」

まどか「なんか、駄目な人になっちゃいそう……」

ほむら「その通りよ」

まどか「え?」

ほむら「彼は宝くじであてた三億円を、数年で使い果たしてしまったの」

まどか「ええ!?」

ほむら「いい? 三億円あれば確かに一生涯働かなくても暮らしていけるわ。でも、それはあくまで慎ましく生活していたら、の話よ」

ほむら「彼は身に余る値の金額を手にしてしまったの。突然数億円もの金額を手にして、理性のタガが外れてしまった」

ほむら「いい女、いい車、うまい料理、うまい酒……。彼は思う存分豪遊した。金に溺れてしまったの」

ほむら「そして金を使いはたして、残ったのはブクブクに太った自分だけだった。そして彼はこう思ったの」

ほむら「宝くじなんて、当たらなければよかった。夢は夢のままでよかったって」

まどか「……」

ほむら「身に余る力は、自分を滅ぼしてしまうのよ」

ほむら「だから……」

まどか「うん」

ほむら「あなたのパイオツは最高ってことよ」

まどか「ええ!? そこに繋がるの!?」

ほむら「適正値の話だったでしょう? あなた位がちょうどいいわ」

ほむら「手に収まるくらいだから揉み心地も最高じゃない」

まどか「……」

ほむら「マミのは駄目ね。今はいいけど、あれは将来垂れるわ」

まどか「……」

ほむら「だからあなたは胸を張ってもいいのよ。……まどか?」

まどか「……保健室に着いたよ」

ほむら「え、ええ」

まどか「じゃあ、私教室に戻るね」

まどか「……ほむらちゃんのえっち」ボソッ

ほむら「ま、まどか?」

まどか「……」タタタッ

ほむら「まどか!? まどかー!!」

*HM1(月) 昼


 保健室


 昼休憩


ほむら「……ショックで、昼まで保健室のベットで放心していたわ」

ほむら「で、でも一応親睦は深まったはずよね? 少なくとも無関心じゃないはずよ」

ほむら「そうよ、そうよ……」

ほむら「そうよ……」


ほむら「気を取り直しましょう。いつまでもこのままだと放課後になってしまうわ」

ほむら「そういえば……、昼はマミと一緒に食べる約束をしていたわね」

ほむら「どうしようかしら?」

マミと一緒に昼ご飯を食べるか決めます

1、マミと一緒に食べる
2、放置する
>>440

ほむら「マミと一緒に食べる、か」

ほむら「食堂に行きましょう」


*HM1(月) 昼


 食堂


 昼休憩


ほむら「カレーラーメン。あとレバニラニンニク炒めと、ご飯で」

ほむら「さて、マミは……」


マミ「……」モソモソ


ほむら「……いたわ」

ほむら「……」テクテク

ほむら「マミ。隣り、いいかしら?」カタッ

マミ「!?」ブッ

ほむら「……汚いわ」

マミ「あ、ご、ごめんなさい」

ほむら「で、隣り、座ってもいいかしら」

マミ「え、ええ。どうぞ」

ほむら「失礼するわ」ドサッ

マミ「……」

ほむら「……」ズルズル

マミ「……」

ほむら「……」モグモグ

マミ「……」

ほむら「……」ズルズル

ほむら「……どうしたの? 手が止まっているようだけど?」

マミ「あっ、そ、そうね」

ほむら「……もしかして、約束を忘れてしまった?」

マミ「い、いえ。そうじゃないわ」

マミ「ちょっと驚いただけよ。ほら、あなたの転校する日って知らなかったから」

ほむら「そう。忘れた訳じゃなかったのね」

ほむら「よかった……」クスッ

マミ「……!!」ドキ‐ッ

ほむら「もしかして忘れていたんじゃないかと思って、ちょっとドキドキしてたの」

ほむら「約束したのって私からだったから、忘れてしまっていてもおかしくないって」

ほむら「ちゃんと覚えてくれてたのね。嬉しいわ」

マミ「そそそそそ、そう!? よかったわ!!」

マミ「」パクパク

ほむら「ふふ、そんなにガッついて食べないの。可愛い女の子が台無しじゃない」

マミ「うっ! ぶふっ! そそそう!?」

ほむら「ええ」

マミ「……あ、あんまりからかわないで」

ほむら「からかってなんてないわ。そう思ったから言ったの」

マミ「……うー。もう、私、先輩なのにー……」

ほむら「ふふふ。じゃあ次は、もっとお淑やかにね?」

マミ「……わかったわ、もう……」

マミ「……あなた、凄い量食べるのね」

ほむら「ブルーワーカーだもの」モグモグ

ほむら「……ごちそうさま」ゲーップ

マミ「ちょ……。き、汚いわ……」

ほむら「失礼」

マミ「ていうか、ニンニク臭いわ……」

マミ「……さっきまでお淑やかさがどうとかいってた人が、それってどうなの?」

ほむら「乙女の幻想なんてこんなものよ」

マミ「そ、そうなの……」



*HM1(月) 昼


 食堂


 昼休憩


ほむら「さて、今からからどう行動しようかしら」

>>449

冷たいときと構うときの差が激し過ぎるwwwwwwwwwwww

安価下でいいかな うんそうする

そうか、安価は絶対か……。ちょっと考えてみる

ほむら「『冷たいときと構うときの差が激し過ぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』」

ほむら「か……。……どうすればいいのかしら、これは?」

ほむら「でも、安価は絶対だものね。何とかしましょう」

ほむら「この文章は、当然マミを対象にした文なわけよね」

ほむら「でも、何か行動を指示するような内容ではないわ……。ただの意見だもの」

ほむら「解釈に迷うわね……。でも、こう考えたらどうかしら?」

ほむら「まず『安価は私の行動を支持するためのもの』をそもそもの前提条件として、え~……と……」

ほむら「無理だわこれ……」

ほむら「でも、安価は絶対な訳だから、これを外すわけにはいかないわ」

ほむら「つまり、『冷たいときと構うときの差が激し過ぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』」

ほむら「という文章に文章をさらに足して貰うことで、適正な安価指示に修正してもらえばいいのよ」

ほむら「という訳で追加安価よ」

>>458

冷たいときと構うときの差が激し過ぎるように飴と鞭を使い分けてマミと仲良くなりつつ、
まどかとさやかとの仲も深める。テレパシーも必要に応じて使う。

ほむら「ふうん……」

ほむら「つまり、『冷たいときと構うときの差が激し過ぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    冷たいときと構うときの差が激し過ぎるように飴と鞭を使い分けてマミと仲良くなりつつ、
    まどかとさやかとの仲も深める。テレパシーも必要に応じて使う。』」

ほむら「という安価に修正された訳ね。少し修正すると……」

ほむら「『冷たいときと構うときの差が激し過ぎる【ほむらが】wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    冷たいときと構うときの差が激し過ぎるように飴と鞭を使い分けてマミと仲良くなりつつ、
    まどかとさやかとの仲も深める。テレパシーも必要に応じて使う。』

ほむら「という安価になった訳ね」

ほむら「やることが多いわ。でも、得ることができることも多いはず」

ほむら「頑張りましょう」

ほむら「さて、昼休みが終わるまでにまだ時間があるわ」

ほむら「最初のターゲットは……」

最初のターゲットを誰にするか選択してください
最終的に全員と接触しますが、場合によっては一番長い昼休みを使い切ってしまうからです。

1、まどか
2、さやか
3、マミ

>>463

マミ様

ほむら「マミ様、か……」

ほむら「行きましょう」

ほむら「って、どこにいるのかしら……」

ほむら「ここでテレパシーの出番よね」


ほむら『Hey! Hey!』

マミ『……』

ほむら『Hey! Mami!』

マミ『……え?』

ほむら『Yes! って間違えたわ。マミ』

マミ『な、なにが?』

ほむら『何でもないわ。マミ、今どこにいるの?』

マミ『え? お、屋上だけど……』


ほむら「屋上に行くわ」

*HM1(月) 昼


 屋上


 昼休憩


ほむら「着いたわ」

ほむら「ドアを開けましょう」ガチャ

ほむら「……ぱっと見ると、見当たらないわね」

ほむら「マミ! どこにいるの!?」


マミ「あっ、ほむらさん?」


ほむら「……死角から声が聞こえたわ。私の背後、建物の裏側かしら……」


ほむら「……あなた、こんな隅っこで何してるの?」

マミ「なにって、風に当たってるのよ」

ほむら「そう……。ここ、風が強くてあまり快適とは言えないのだけど」

マミ「そう?」

ほむら「ええ……」

ほむら「……昼休み、一緒に過ごす友達がいないってことよね」

マミ「ぐっ!」

ほむら「だから、こんな高度が高くて風がクソ強い場所で一人たたずんでいたと」

マミ「ううう……」

ほむら「で、ここで何をしていたって? 風に当たるだけ?」

マミ「そ、そうよ」

ほむら「へぇー。マミ様は高尚な趣味をお持ちなのね。私なら考えられないもの」

ほむら「こんなクソ居心地の悪い場所で一人、風を感じる(笑)だなんて」

マミ「う、うるさいわね! 私が友達いないってこと、あなた知ってるじゃない!!」

ほむら「そんな、悲しいこと言わないで」

マミ「え?」

ほむら「私たち、友達じゃない……」

マミ「ああ、そうね……」

ほむら「私、悲しかったのよ?」

マミ「え?」

ほむら「どうして私をもっと頼ってくれないのかって」

ほむら「ひょっとして、友達だって思っていたのは、私だけ……?」

マミ「そ、そんなことないわ」

ほむら「でしょうね」

マミ「え?」

ほむら「ぼっちのあなたが、自分から人に話しかけることが出来るなんて思ってないもの」

マミ「あ、そう……」

ほむら「だから、私から来たの」

ほむら「お互いを思いやる、見返りなんて求めない」

ほむら「本当の友達って、そういうものでしょう?」

マミ「ほむらさん……」

ほむら「ほら、綺麗な髪が風でくしゃくしゃじゃない」サワ

マミ「ほむらさんこそ、髪が……」

ほむら「ところでこの髪って、毎朝セットしてるの?」

マミ「え? ええ、そうよ」

ほむら「時間がかかるんじゃない?」

マミ「ええ、軽く一時間は飛んじゃうわ。やんなっちゃう……」

ほむら「へぇー。見せる相手もいないのにね……」

マミ「え?」

ほむら「ふふ、とっても綺麗……」サワサワ

マミ「……」

ほむら「……私って、最近までずっと病院に入院してたの」

マミ「え」

ほむら「そこから色々あって魔法少女になったけど……」

ほむら「退院してから、初めて友達になったのが、あなたよ」

マミ「……」

ほむら「嬉しかったわ。だって、私も友達なんて、今までずっといなかったから……」

マミ「……私も嬉しかったわ。魔法少女になってから、ずっと一人きりだったもの」

ほむら「ふふ、あなたも私も、お互いが初めての友達なんてね」

マミ「ふふふ……」

マミ「……ううん、それだけじゃないわ。あなたのおかげで、鹿目さんや美樹さん、志筑さんとも知り合えたもの」

マミ「とっても感謝してるのよ? これでも」

ほむら「感謝なんて、私の方がいいたいくらいよ。ありがとう、友達になってくれて……」

マミ「ほむらさん……。私も、……ありがとう……」

ほむら「ふふ、でもまあ……」

ほむら「入院というハンデがあった私がすぐ友達が出来たのに、あなたが友達が出来なかった理由はまあ……」

ほむら「ふふふ……」

マミ「……」

マミ「……ほむらさん。あなた、さっきから何がしたいの……?」

ほむら「……」

ほむら「ぼっちにかまっていたら昼休みが終わってしまった。死にたい……」

ほむら「まあ、マミへの好感度はグイグイ上がったはずよ」

ほむら「さて、午後の授業か……」

ほむら「マミはもう好感度は上げきったから、次はまどかとさやかね」

ほむら「テレパシーを使え、という指示が安価に含まれていたわ」

ほむら「授業中はどうしようかしら……」

テレパシーを授業中に使うかどうか決めます

1、使わない
2、まどかに使う
3、さやかに使う
4、両方に使う

安価忘れた
>>474

ほむら「さやかに使え、か……」

ほむら「教室に行きましょう」


*HM1(月) 昼


 教室


 授業中


和子「んで、遣隋使が隋にいってあれしたのよ。あれを」

ほむら(そろそろね……)

ほむら『さやか』

さやか「ん?」

ほむら『私よ、さやか。テレパシーで話しかけてるの』

ほむら『念じかければこっちにも声が届くわ』

さやか『んん、こうかな?』

ほむら『そう、うまいわ』

さやか『んで、いきなりどうしたの』

コンビニ行ってくる

ほむら『早乙女先生のパイオツを見て』

さやか『いきなり胸の話かよ……。あんた朝から胸の話ばっかりだね』

さやか『そんで、早乙女先生の胸?』

和子「そんで、隋の皇帝にこういったのよ。この童貞が、ってね」

さやか『早乙女先生の胸がどうかしたの?』

ほむら『彼女が婚期を逃す理由が、全てあそこに集約されているの』

さやか『マジかよ!』

ほむら『ええ。一応確認しておくけど、彼女は既婚者ではないのよね』

さやか『うん。朝からうるさかったもんねえ』

ほむら『ええ、教室の外まで丸聞こえだったわ』

ほむら『それで、聞いていた分だと、彼女は彼氏を作っては別れる、の繰り返しをしているようね』

さやか『だね。いつも彼氏が出来たり別れたりするたびに、ホームルームで話すのよあの人』

ほむら『そのようね……。そして、そこから推察すると、彼女のパーソナリティはかなり裏表があるようね』

さやか『んまぁ、だろうね。彼氏の前では猫かぶってんじゃない?』

ほむら『ええ、あれが素だとすると、彼氏の前では隠さざる負えない』

ほむら『さらに話を推し進めていくと……、あれに繋がるのよ』

さやか『……早乙女先生の胸?』

ほむら『ええ、彼女のパイオツ』

さやか『どこが繋がんのさ?』

ほむら『よく考えてみて……。次々と替わる彼氏、そして男の前では猫を被る……』

ほむら『ここまでパーツが揃っていれば、おのずと結論は出るわ』

さやか『んー……。わからん……』

ほむら『そう。答えを言うわ。つまり……』

ほむら『彼女の胸、上げ底なのよ』

さやか「えぇ!?」

和子「……美樹さん。どうしたの?」

さやか「あ、すいません……」

早乙女先生とか誰得なんだこれ

さやか『……どういうことさ?』

ほむら『もう、以外と勘が悪いのね』

ほむら『猫を被るってことは、いい恰好をしたいってことよね』

さやか『うん』

ほむら『言い換えれば、見栄っ張りってことよ。裏を返せば、本来の自分がどれだけ男に魅力が無いか知っているということ』

ほむら『そして、次々男が替わるってことは、付き合っていくうちに化けの皮が剥がれていった。と推察が出来るわね』

さやか『まあ、そうだろうね』

ほむら『つまり、彼女は【いい女でありたい】というパーソナリティを持っているということ。男の前だと、いい女の仮面を被ってしまうのよ』

ほむら『そして、その精神性は、胸パットの在り方と完全に一致するわ』

さやか『……さすがに勘ぐりすぎじゃない?』

ほむら『いいえ、これで十分なの』

ほむら『すぐにボロが出る仮面を付けている彼女が、胸パットを付けない選択肢を選ぶ方が不自然だわ』

さやか『そう言われると、なんか納得できてくるからこわいなー……』

ほむら『以上、彼女が婚期を逃す訳が、彼女のパイオツに集約されている理由よ。証明終了』

さやか『いやー。どうだろうな、それはー』

ほむら『なによ、まだ足りないの? そうね、他には……』


 キーン コーン ……


和子「あ、じゃあ授業終わりね」

さやか『終わった!? じゅ、授業聞いてなかった……』

ほむら『あら、残念。続きは次の授業からでいい?』

さやか『いや、もういいよ……』

ほむら『あら、そう?』


*HM1(月) 昼


 教室


 休憩時間


ほむら「さて、さやかの好感度は今、急上昇中のはずだわ」

ほむら「次はまどかね」

ほむら「……ちょっと不安になってきたわ。さっきのことがあるから……」

ほむら「自分だけで考えるのは不安になってきたわ」

ほむら「みんなの意見を頼りましょう。信じてるわよ……」

>>482

さやかと親睦を深める  

ほむら「今まどかの話してただろうが!! なんでそこでさやかが出てくんのよ!!」

ほむら「何考えてんのよこいつら!! ああ!?」バンバン

まどか「ほ、ほむらちゃん?」

ほむら「ま、まどか?」

まどか「どうしたの? 何かあったの?」

まどか「見たことないくらい怒ってたから……」

ほむら「平気……。いえ、ちょっと疲れてるのかしら」

ほむら「学校ってまだあまり慣れていないものだから……。ごめんね」

まどか「う、ううん。いいの。ほむらちゃん、無理しないでね……?」

まどか「何かあったら言ってね?」

ほむら「え、ええ。ありがとう……」

まどか「えへへ。じゃあ、次移動教室だから、一緒にいこっか!」

ほむら「え、ええ」

まどか「じゃあ私、筆記用具とかの準備してくるから、待っててね」タタタ

ほむら「……」

ほむら「結果オーライだわ」グッ

ほむら「さて、まどかが来るまでに、移動教室の準備をしつつ、安価のことを整理しましょう」

ほむら「どうしようかしらこれ……。……一応、放置する方向はナシね。安価は絶対だし」

ほむら「次の授業は理科だったわね。いつものように適当にセクハラをしましょう」

ほむら「そして、さやかにセクハラしつつ、まどかへの親睦を深める……」

ほむら「……イケるわ」グッ


*これ、時間割も決めた方がよさそうだなあ。面倒くせえ……。ちょっと考えます。

疲れた 寝る つーか全然進まねえ やり方変えるか……

うん、複雑にし過ぎたかもしれん

あとはなんかゲーム性が足りない気がするんで好感度導入します。
好感度は★で表記されます。★が五個で最大とします。五個になるとセックスできます。多分。

現在のほむほむに対する各キャラの好感度はこんな感じです。

まどか ★☆☆☆☆
さやか ★★☆☆☆
マミさん★★☆☆☆
あんこ ★★☆☆☆
上条さん☆☆☆☆☆
QB  ★☆☆☆☆

ワカメちゃんはキャラがよくわからんのでとりあえず放置の方向で。
好感度をどう上下させるかについては、今のところ明確な基準が無いです。
ですので流れと僕の気分で決まってしまいます。なんかいいアイデアは無いか。

あと、各キャラからおさそいを受けるシステムを作ります。
ほむほむは基本的に好き勝手に動いてるわけですが、それだけだとなんかハプニングが足りないんで
他の連中から唐突に遊びに誘われたりするようにします。
誘われる頻度は好感度と相関させます。

それに伴い各キャラクターの日常生活を整理する必要が出てきました。もうすげえめんどい。

とりあえず適当に決めます。あとほむほむに対する印象も書いとく。

まどか
平日は学校。放課後はさやかや仁美と遊んだり。早めに寝るいい子。
休日も放課後はさやかや仁美と遊んだり。
ほむほむのことは、不思議な子という印象。

さやか
平日は学校。放課後はまどかや仁美と遊んだり。たまに恭介のお見舞いに行ったり。
休日はまどかと同じ。
ほむほむのことは、わけのわからん変な奴だと思いつつ、マミさんやあんこと引き合わせてくれたり、
たまに筋通ったこと言ったりするので割と好印象。

マミさん
平日は学校。放課後は魔女狩りしたり一人でデパート巡ったりするんだと思うよ。
休日も多分そんな感じ。最近は一緒に遊ぶ友達ができたよ。
ほむほむには振り回されてる割に好感度が高い。

あんこ
まだ隣町が根城。平日も休日も魔女狩りしたり恐喝したり万引きしたりゲーセン行ったりする。
平日の昼間から町にいるので頻繁に警察から職質されているはず。
友達がいないのでほむほむは初めての友達。でもほむほむのことはまだあんま知らないので、実はちょい警戒されてる。

上条さん
ずっと病院で寝てる。やることなさそうだし本とか読んだり音楽聴いたりするんじゃないかなあ。
あとリハビリとかしてる。たまにさやかが見舞いに来る。
病院で弱ってるときにかわいい女の子が何度も足を運んでくれるんだから内心喜んでると思うんですよ。
ほむほむのことは暇人と思ってる。

QB
いっぱいいる。第二次性長期の女の子に怪しげな勧誘をしてる。
たまにマミさん家にいる。物も食うらしい。生態がいまいち掴めん。
都市単位で考えるとどれくらいいるのかなこいつ。
ほむほむの存在が気になるらしい。

これ書いてたら一時間たってた。

間違えた。これが前文です。


ウイスキーペプシ割りがPCにかかって壊れて新しいの買った
僕は社畜なんで書くのは週一か二が限度です。ですからもうちょいサクサク進めるようにしたいんす。
んでとりあえずもうちょい情報の整理をすれば早く進むんじゃ無いかなぁ? 頭こんがらがってきた

とりあえず学校の時間割を適当に決めました。

とか書こうと思って中学校の時間割ググったら一日六時間だったわ。何で1日五時間になってんの? もういいや[ピーーー]よ
もういいや適当で。こっちの都合で授業内容かえる。

*HM1(月) 昼


 理科室


 実験


教師「で、スチールウールをガスバーナーで熱します。こうして……」


ほむら「さ、さやか……」プルプル

さやか「んー?」

ほむら「わ、私……、火、怖いの……。手、握っててくれる……?」プルプル

さやか「ふーん」

ほむら「……」ギュ

さやか「おいっ危なっ! 急にスカート掴むな!」

さやか「こっちは火持ってんのよ!」

ほむら「……」プルプル

まどか「さやかちゃん。ほむらちゃんホントに怖がってるみたいだよ」

さやか「んー、つってもなー。マジで危ないし」

まどか「ほむらちゃん。私の手握ってなよ」

ほむら「……ご、ごめんなさい。まどか……」

まどか「大丈夫。誰だって苦手なことくらいあるよ」ギュ

ほむら「ん……」ギュ

ほむら「ありがとう、まどか」

まどか「えへへ。ほむらちゃんって火が怖いんだ~。意外だよね」

まどか「苦手なものなんてなさそうなのに」

ほむら「私にだって苦手なものくらいあるわ……」

まどか「えへへ~いいこいいこ。怖くないですよ~」

ほむら「もう! まどか……」

さやか「まどかー、騙されんなー」

ほむら「……」サワ

さやか「ひゃん!」

まどか「さやかちゃん?」


*まどかの好感度が上昇しました。
★☆☆☆☆→★★☆☆☆


*HM1(月) 晩


 学校


 放課後


ほむら「まどかの手はとても柔らかかったわ。好感度もきっと上昇したはず……」

ほむら「さて、今から上条恭介のところに向かうわ」

ほむら「昨日の安価に彼にQB肉を食べさせろという指示があったのだけれど」

ほむら「結局その日は料理を作っている途中で面会時間が過ぎてしまった」

ほむら「まだ家には昨日作りかけたキムチ鍋がある」

ほむら「悪くさせないために火を掛けっぱなしなのだけれど……。大丈夫かしら」

ほむら「まあいいわ」

ほむら「いったん家に帰りましょう」

*HM1(月) 晩


 ほむホーム


ほむら「帰ったわ」

ほむら「部屋全体がキムチ臭いわ……」

ほむら「鍋は……、と」カパ

ほむら「若干水分が減っているけど大丈夫なようね」

ほむら「少々水を足して……」ジャー

ほむら「煮えるのを待つわ」

ほむら「煮えたら、冷めるのを防ぐために、純和風の鍋から保温鍋に移すわ」ザパー

ほむら「こうして持ち運びを簡単化し、さらににおいの漏れを防ぐ」

ほむら「おじや用に米をタッパーに詰めるわ」パンパン

ほむら「行きましょう」


*HM1(月) 晩


 病院


ほむら「来たわ」ガチャ

上条「うわぁ!」

上条「き、君か……」

ほむら「私よ」

上条「ノックはするようにしてくれないか?」

ほむら「あら、失礼したわ」

上条「それで、今日は何の用だい?」

ほむら「これを食べてもらいたいの」ドンッ

上条「……これは、鍋……かい?」

ほむら「鍋よ」

上条「中身はなんだい?」

ほむら「鍋よ」カパァ

上条「うわっキムチくさっ!」

上条「ちょ、ちょっとまずいよこれは」

ほむら「まだ食べてないじゃない」

上条「そういう意味じゃないよ!」

上条「ここは病院なんだ。僕以外にもたくさんの人がここで生活してる」

上条「一応ここは個室だけど、そんなににおいの強いものを持ち込んだら他の人に迷惑だろう?」

ほむら「……そこまで考えて無かったわ。ごめんなさい」

上条「わかったならいいんだ」

ほむら「ええ、ありがとう。これから気をつけるわ」

上条「うん」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……うん」

上条「わかったよ。食べるよ」

ほむら「どうぞ」

上条「……ところでさ」

ほむら「?」

上条「これも安価なんだよね?」

ほむら「そうよ」

上条「まだ目的を聞いてなかったけど、また好感度アップかい?」

ほむら「違うわ」

上条「……とりあえずふたを閉めよう。長くなりそうだ」カパ

上条「それで、今回の目的はなんだい?」

ほむら「それを食べさせることよ」

上条「この鍋を、かい?」

ほむら「ええ」

上条「前回のユッケといい、なんでこんなアグレッシブなものばかり作ってくるんだ……」

ほむら「……」

上条「まだ安価の概念がいまいち把握できてないからアレなんだけど」

上条「前回と今回で共通しているのは……、どちらも韓国料理ということだね」

上条「ユッケとキムチチゲ……。どちらも韓国料理だ。これらも、指令の内容なのかな?」

ほむら「違うわ」

上条「……じゃあ、君の好みなのかい?」

ほむら「そうよ」

上条「そっか……。じゃあ、今回の安価は、僕にお見舞いをすること、ってことでいいのかな?」

ほむら「違うわ」

上条「違うんだ……。じゃあ、どういった経緯でこれを僕に食べさせることになったのかな」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……早く食べなさいよ」

上条「ええ~……」

ほむら「……」

上条「……その前に、なんでこれを僕に食べさせることになったのか、教えてほしいんだけど……」

ほむら「大丈夫よ」

上条「何が!?」

ほむら「とってもおいしいから、早く食べて」

上条「……これ、何が入ってるんだい」

ほむら「……肉よ」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

上条「……何肉?」

ほむら「豚肉」

上条「豚肉以外は?」

ほむら「野菜よ」

上条「豚肉以外の肉は何か、って意味だよ」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……いきもの」

上条「!?」

ほむら「生き物の肉よ」

上条「生き物のじゃない肉があったら怖いよ!」

上条「ねえ、これはいったい、何の肉なんだい!?」

ほむら「……」

上条「……言えないようなものなのかい」

ほむら「……」

上条「……ひょっとして」

ほむら「……」

上条「……人肉?」

ほむら「違うわよ!」

ほむら「違うわよ! なに考えてるのよ!」

上条「い、いや。ごめん……」

ほむら「……」

上条「じゃあ……」

ほむら「……」

上条「猫とか犬とか……」

ほむら「違うわよ!」

上条「うわぁ!」

ほむら「あんなにかわいい生き物を食べるわけ無いじゃない!」

上条「そ、そうか。そうだよね」

ほむら「……」

上条「……じゃあ、何の肉なんだい?」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……なんだかよくわからない生き物の肉よ」

上条「……へぇー」

ほむら「ええ」

上条「そっか」

ほむら「……」

上条「……」

上条「それって、僕も知ってる生き物?」

ほむら「……知らないと思うわ」

上条「そっか」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……食べないっていうのは」

ほむら「食べて」

上条「あぁー……」

ほむら「食べて」

上条「……」

ほむら「……」

上条「……じゃあ、一緒に食べよっか」

ほむら「!?」

ほむら「わ、私も?」

上条「うん。とってもおいしいらしいし、僕だけで味わうのはもったいないかなって」

ほむら「そ、そう。でも、私はあなただけのために気持ちを込めて作ってきたのよ」

上条「ならなおさらさ。そんな君の思いを込めた手料理だからこそ」

上条「僕はそれを分かち合いたいって思うんだ」

ほむら「そ、そう」

上条「うん」

ほむら「でも、器もレンゲも一人分しかないわ」

上条「器もサジもここにあるから大丈夫」シャ

ほむら「ぐっ!」

上条「さあ……」

ほむら「……」

上条「食べよっか」ニコッ

ほむら「ッッ!」

上条「どうしたの?」ニコニコ

ほむら「……」

上条「……」ニコニコ

ほむら「わかったわ。私も頂くわ」ニコッ

上条「!?」

ほむら「気を使ってくれて悪いわね」

ほむら「考えたら、あなた一人に食べさせて、私が座ってるだけ。っていうのも気を使わせてしまうかもしれないし……」

ほむら「わたしもつくづく考えが足りないわね。ふふふ……」

上条(ぐっ……! なんてことだ……!)

上条(引き下がると思ったのに、まさか開き直ってくるとは……

ほむら「……どうかしたの?」

上条「何でもないさ」

ほむら「そう」ニコッ

上条「うん」ニコッ

ほむら「……じゃあ」

上条「……」

ほむら「食べましょうか」

上条「そうだね……」

ほむら「……」カパァ

上条「……」

ほむら「行き渡ったわね……」

上条「うん……」

ほむら「……」ゴクリ

上条「……」ゴクリ

ほむら「えいっ!」パクッ

上条「うんっ!」パクッ

ほむら「肉、硬っ!」

上条「硬い!」

QB肉はとてつもなくまずいという設定です

ほむら「なにこれ!? どういうこと!?」

上条「これは……」

上条「どういう手順で作ったんだい?」

ほむら「手順って……。普通に肉切って野菜切ってキムチ鍋の元と一緒に煮て……」

上条「ふんふん」

ほむら「それで今日持ってきたの」

上条「今日?」

ほむら「ええ、作ったの昨日だもの」

上条「あぁー」

ほむら「汁伸ばすとき水使ったし」

上条「鍋は酒で伸ばそうよ」

ほむら「まあ、どうせあなたが食べるものだと思ったし」

上条「そっか」

ほむら「まあ、これはこれでオツなものじゃない」パクパク

上条「ポジティブなものの捕らえ方だね」

ほむら「褒めないで。照れるわ」

上条「ポジティブなものの捕らえ方だね」

ほむら「……」

上条「……」パクパク

ほむら「ごちそうさま」ゲーップ

上条「うわっ……。ごちそうさま」

ほむら「まあ、おおむね美味しかったわ。肉以外は」

上条「そういう捉え方もあるよね」

ほむら「ええ」

上条「うん」

ほむら「……」

上条「……」

ほむら「それで……」

上条「……?」

ほむら「体に何か変化は無い?」

上条「……えっ?」

上条「えっ?」

ほむら「?」

上条「いや、不思議そうな顔しないで!」

上条「なに入れたの!?」

ほむら「肉よ」

上条「だから何の肉!?」

ほむら「なんだかよくわからない生き物の肉よ」

上条「あああそうだよ! そういう答えが返ってくるって僕分かってた!」

ほむら「大丈夫よ」

上条「……」

ほむら「私も同じことになるから」

上条「あああ!!」

ほむら「うっ!」

上条「ぐっ!」

 *ランダムでほむほむと上条さんの運命が決まります。レスの下のコンマ秒の数です。

 99~80、テレパシーを身に着けた!
 79~50、しかし何も起こらなかった!
 49~20、毒状態になった! 体調を崩し半日休み
 19~00、瀕死になった! 1日病院送りに!

*毒状態になった! 体調を崩し半日休み

ほむら「あ、あ痛たたたたたたた……」

上条「う、うぐぐぐぐぐ……。お腹痛い……」

ほむら「お、おかしいわ……」

上条「な、なにが……」

ほむら「以前、この倍以上食べたけど、なんとも無かったのに……」

上条「……」

ほむら「ひょっとして、悪くなってたのかしら……。う~……」

上条「え~……。痛たたたた……」

ほむら「いえ、悪くなることは無いか……」

ほむら「地球上の物質じゃないんだし、腐るはずは……」

上条「……」

上条「えっ?」


*上条さんの好感度が下降しました。
☆☆☆☆☆→☆☆☆☆☆☆


*HM1(月) 晩


 ほむホーム


ほむら「な、なんとか家まで辿り着いたわ」

ほむら「あの後ナースコールを押してすぐに飛び出したけど……。捕まると面倒だし」

ほむら「やっぱり病院で見てもらえばよかった……。う~……、痛い……」

ほむら「つ、痛覚遮断してもだめなの……? どうなってるのあの肉……」

ほむら「と、とりあえず横になりましょう」

ほむら「痛い……」

分かりにくくてごめんね 飯食ってくる

その日の始めに各キャラの好感度を表示するようにします。
あと上条さんの好感度がマイナスになってしまったので、表記方法を変更します。

まどか ★×2
さやか ★×2
マミさん★×2
あんこ ★×2
上条さん★×-1
QB  ★×1


*HM2(火) 朝


 ほむホーム


ほむら「まだ痛い……」

ほむら「ううう。これじゃ学校に行くのはとてもじゃないけど無理だわ……」

ほむら「学校に連絡して、今日は休みましょう……」


*HM2(火) 昼


 ほむホーム


ほむら「治ったわ」

ほむら「さて、今からどうしようかしら」

>>542

マミさんにたかる

ほむら「マミにたかる……。いつもどおりやればいいわね」

ほむら「学校に行きましょう」


*HM2(火) 昼


 学校


 昼休み


ほむら「着いたわ」

ほむら「マミを呼び出しましょう」

ほむら「メールは面倒ね。テレパシーを使いましょう」


ほむら『……マミ』

マミ『……ほむらさん?』

ほむら『ええ、私よ』

マミ『どうしたの?』

ほむら『今どこにいるの?』

マミ『食堂よ』

ほむら『今行くわ』


ほむら「食堂に行きましょう」

*HM2(火) 昼


 食堂


 昼休み


ほむら「着いたわ」

ほむら「マミ」

マミ「どうしたの?」

ほむら「ねえ……」スリ

マミ「!!!??」

ほむら「わたしぃー……」

マミ「え? ええ?」

ほむら「おなかすいちゃったなぁー……」

マミ「え?」

ほむら「でもぉー、きょう、おかねもってなくて……」

マミ「え? あ、あぁー」

ほむら「せんぱーい……」

マミ「……」

マミ「……わかったわよ」ハァ

ほむら「ホント!?」

マミ「まあ、一応先輩だしね。奢ってあげるわ。好きなもの食べていいわよ」

ほむら「やったぁ!」ダキッ

マミ「!!!??!!?」

ほむら「じゃあじゃあ、あれ食べていい?」

マミ「なななななに!?」

ほむら「しょうが焼き定食と焼きそばと唐翌揚げ!」

マミ「す、すごい量ね」

ほむら「ねぇ~! いぃ~い?」

マミ「い、いいわよ」

ほむら「わぁい! じゃあいこいこ!」タッタッ

マミ「きゃっ! ちょっとほむらさん……!」タッタッ

マミ(て、手を……)

ほむら「……」バクバク

マミ「……それで、なんで今日はそんなキャラが違うのよ」

ほむら「ん~~~」

ほむら「……なんとなく?」

マミ「まあ、私にたかるためよね」

ほむら「あったりぃ!」

マミ「……」ハァ

ほむら「……そんな顔しないで? 幸せが逃げちゃうよ?」

マミ「誰のせいだと、……!!」

マミ(顔、近っ!)

ほむら「ねぇ……」

マミ「な、なに?」

ほむら「私、甘いものが飲みたい」

マミ「……」

マミ「とんだ散財だったわ……」

ほむら「ご馳走されたわ。マミ」

マミ「キャラ戻ってるし……」

ほむら「ふふふ。女は魔性なのよ」

マミ「……」

マミ「ま、まあいいわ。そろそろ昼休みも終わるから、私は行くわよ」

ほむら「ええ。頑張ってね」

マミ「ええ、それじゃ」


*HM2(火) 昼


 食堂


 昼休み


ほむら「チョロ過ぎるわ、マミ。駄目よ? もっと警戒心を持って人に接しなくては」

ほむら「今、対人関係について鍛えておかないと、将来悪い人に騙されてしまうわ」

ほむら「まあ、マミにもいい経験になっただろうし、私もタダでお腹いっぱい食べれたわけだし」

ほむら「一石二鳥ね」

ほむら「……うっ!?」グルル

ほむら「お、お腹痛くなってきた……」

ほむら「そ、そういえばさっきまでお腹壊してたんだったわ……。タカるのに夢中で忘れてた……」

ほむら「せっかく治ったのに……」

ほむら「痛覚遮断すれば大丈夫だろうけど……、魔翌力ももったいないし」

ほむら「もう帰りましょう……」

マミ「とんだ散財だったわ……」

ほむら「ご馳走されたわ。マミ」

マミ「キャラ戻ってるし……」

ほむら「ふふふ。女は魔性なのよ」

マミ「……」

マミ「ま、まあいいわ。そろそろ昼休みも終わるから、私は行くわよ」

ほむら「ええ。頑張ってね」

マミ「ええ、それじゃ」


*HM2(火) 昼


 食堂


 昼休み


ほむら「チョロ過ぎるわ、マミ。駄目よ? もっと警戒心を持って人に接しなくては」

ほむら「今、対人関係について鍛えておかないと、将来悪い人に騙されてしまうわ」

ほむら「まあ、マミにもいい経験になっただろうし、私もタダでお腹いっぱい食べれたわけだし」

ほむら「一石二鳥ね」

ほむら「……うっ!?」グルル

ほむら「お、お腹痛くなってきた……」

ほむら「そ、そういえばさっきまでお腹壊してたんだったわ……。タカるのに夢中で忘れてた……」

ほむら「せっかく治ったのに……」

ほむら「痛覚遮断すれば大丈夫だろうけど……、魔翌力ももったいないし」

ほむら「もう帰りましょう……」

わあい二重投稿

*HM2(火) 晩


 ほむホーム


ほむら「治ったわ」

ほむら「さて、どうしようかしら」

>>558

30分位はずす 安価下

ほむら「さやかに電話ね」

ほむら「何を電話すればいいのかしら」

>>563

さやかとの仲を深める内容で。
ただし、端々に魔法少女になることのリスクも織り込む。

ほむら「ふむ」

ほむら「早速電話よ」

ほむら「……」プルルルル

さやか『はーい』

ほむら「私よ、さやか」

さやか『おー、あんたか。今日はどうしたの?』

ほむら「お腹壊してたの」

さやか『なんか変なモンでも食べたのー?』

ほむら「ええ」

さやか『食べたんだ……。んで、今日の昼にあんた来てたらしいじゃない』

さやか『学食であんた見たって子がいたのよ。なんで帰っちゃったの?』

ほむら「食べ過ぎてお腹を壊したの」

さやか『ホントなにやってんの?』

ほむら「私にもわからないわ」

さやか『……』

ほむら「心配してくれたの?」

さやか「いや、あんまり」

ほむら「そう、嬉しい。ふふ」

さやか「人の話聞いてる?」

ほむら「少しは心配してくれたんでしょう?」

さやか「……」

ほむら「まあ、私はたいしたことは無いわ」

さやか「そりゃよかった」

ほむら「ええ」

さやか「そんで、どうしたの? 遊びにでも行くとか?」

ほむら「さすがに学校休んだしそれは自重するわ」

さやか「んまぁそりゃそうだ」

ほむら「そうね。目的はあるわ。ひとつはあなたともっと仲良くなることと……」

さやか「ふんふん」

ほむら「……」

さやか『……』

ほむら「……ちゅっ」チュパッ

さやか『……?』

ほむら「それから、もう一つは……」

さやか『うん』

ほむら「……」

さやか『……』

ほむら「……んっ、んんうっ! あんっ!」

さやか『!?』

ほむら「もう一つは、魔法少女に関する話よ」

さやか『いや、今のなに!?』

ほむら「特に意味は無いわ」

さやか『……』

ほむら「あなたもQBに勧誘されているんでしょう?」

ほむら「多分、あいつは綺麗なことしか言ってないだろうから」

ほむら「魔法少女になってしまう前に、デメリットについてもよく教えておかないといけないと思って、ね」

さやか『……そりゃそうだね。何でも願いがかなうなんていってるけど』

さやか『世の中、そんなうまい話なんてそうそう転がってるはずないし』

ほむら「そうよ。猿の手然り、高い望みには必ず高い代償が付いてくる」

さやか『うん……』

ほむら「……」

さやか『……』

ほむら「……んあぁ!」

さやか『だからそれはなに!?』

ほむら「なんでもないわ」

さやか「……」

さやか『それで……』

さやか『魔法少女のデメリットってなに?』

ほむら「……んんぅ……、あっ……!」

さやか『……』

ほむら「ひぃぃ……!」

さやか『……』

ほむら「あああぁぁ……」

さやか『……』

ほむら「こういうことよ」

さやか『どういうことよ!?』

ちょっと風呂

ほむら「つまり、あいつにこういう風にされたってことよ」

さやか『あ、あいつって……、QB!?』

ほむら「ええ」

さやか『こういう風ってどういうこと……?』

ほむら「……ちょっと長くなるわよ」

さやか『うん……』

ほむら「ええ、私たち魔法少女は、全員奴、QBにね……」

さやか『……』

ほむら「体を弄られたのよ」

さやか『えぇ!?』

さやか『いいい、弄られたって……』

さやか『何されたのよ……』

ほむら「……んんっ!」

さやか『……!』

ほむら「ね、ねぇ。あいつの名前、なんでQBって言うか分かる……?」

さやか『さ、さぁ』

ほむら「インキュベーダー……」

さやか『え?』

ほむら「意味が分かるかしら。日本語訳すると孵卵器っていうんだけど」

さやか『?』

ほむら「卵を孵化させるための人工機械のことよ」

さやか『え……』

ほむら「ここまで言えば解かるかしら?」

さやか『ま、まさか……』

ほむら「あなたの想像で当たってるわ。そう、魔法少女になると、QBに種を仕込まれるのよ」

さやか『ひっ……』

ほむら「ソウルジェムは知ってる?」

さやか『あ、それはマミさんとQBに聞いた……』

ほむら「そう。ソウルジェムに穢れがたまるっていうのは?」

さやか『それも……』

ほむら「あれが卵の孵化の兆しを示しているのよ。もし、ソウルジェムに穢れがたまり過ぎると……」

さやか『……』

ほむら「ソウルジェムの中から、魔法少女とQBの子供が生まれるわ」

さやか『うわぁ……』

ほむら「ねえ……、あいつと【契約】する時って、どういう風にするかわかる?」

さやか『さ、さぁ……』

ほむら「あいつの耳って、すっごく伸びるのよ……」

さやか『ひっ、ひい……』

ほむら「……あぁんっ!!」

さやか『うわぁっ!!』

ほむら「まあ、冗談だけど」

さやか『うん。うすうす気づいてた』

ほむら「やるわね、こいつぅー」

さやか『えへへー』

ほむら「実はおおむね真実よ」

さやか『どっちだよ!』

ほむら「ほんの少し演出を入れただけよ。ほんの少し」

さやか『あんたのほんの少しはまったく信用ならんからなー』

ほむら「まあ、それくらい疑り深ければ簡単に契約することは無さそうね」

さやか『あんたのせいでね』

ほむら「わ、私のせいでなんて、照れるわぁ……」

さやか『照れんなよ、こいつぅー』

ほむら「えへへー」


*HM2(火) 晩


 ほむホーム


ほむら「さて、警告はしたわ。これでさやかは簡単には契約しないでしょう」

ほむら「それでも、時間の問題なのだけれど……」

ほむら「まあ、今日はここまでね」

ほむら「寝ましょう」

寝るわ

じゃああれです 安価指定できるの一人だけにしましょう
「まどかとさやかに○○」とかはなしで


まどか ★×2
さやか ★×2
マミさん★×2
あんこ ★×2
上条さん★×-1
QB  ★×1


*HM3(水) 朝


 ほむホーム


ほむら「起きたわ」

ほむら「さて、今日はどうしようかしら」

>>595

さやかにそれとなく女性誌の恋愛コーナーを見せる

くっ、あれこれ考えているうちにとられてしまった!

システムを安価時に参照してくれたらそれはとってもうれしいなって
>>246,>>247,>>408,>>420,>>499,>>541 とか

ほむら「ふむ……。さやかに女性誌の恋愛コーナーを見せることで、性的な興奮を誘うわけね」

ほむら「まあ、さやかなら見せた瞬間猿のように発情することは間違いないわ」

ほむら「私はそんな俗なもの持ってはいない。まずは女性誌を手に入れる必要があるわね」

ほむら「早朝は本屋なんてやってないわ。コンビニへ行きましょう」



*HM3(水) 朝


 コンビニ


ほむら「へえ……。一口に女性誌といっても、いろいろ種類があるみたいね」

ほむら「簡単に分けるなら、成熟した女性向けと、ティーンズ向けね」

ほむら「この場合はティーンズ向けから探せばいいわね。……さらに場合分けすると」

ほむら「若干落ち着いたカジュアルな感じの雑誌と」

ほむら「ビッチ系の雑誌ね」

ほむら「言うまでもなくさやかはビッチだからビッチ系雑誌がここでは正解ね」

ほむら「eggと小悪魔agehaがあるわね。両方買っていきましょう」

店員「アザー」

ほむら「……」ドサ

店員「!?」

>>596
よくわかんないけどキャラの好感度でも表示すりゃいいのかな

店員「……アシター」

ほむら「買ったわ」

ほむら「学校に行きましょう」


*HM3(水) 朝


 教室


 休憩時間


 さやか ★×2


ほむら「さやか」

さやか「んー?」

ほむら「女子中学生らしく恋愛トークをしましょう」

さやか「唐突だな」

さやか「つっても……」

さやか「んーーーーー……」

ほむら「ふふ。わかっているわ、さやか」

さやか「え?」

ほむら「こういうのは雰囲気作りが大事だものね。それと話のタネがあれば尚いいわ」

さやか「はあ」

ほむら「そこで、その二つの条件を同時に満たすための女子アイテムが存在するわ」

さやか「女子アイテム……」

ほむら「これよ」ドサッ

さやか「eggにagehaかよ!」

あーそういうことっすか。でもなんかぐちゃぐちゃしてるね。俺のせいだけど。
うまくきれいにまとめ……られないからそれそのまま使おう。うん。

ほむら「何かしら?」

さやか「いや、アンタ……」

ほむら「?」

さやか「……まあいいや」

ほむら「……? さて、これを元に女子トークしましょう」

さやか「……」

ほむら「恋愛系のコーナーは……」パラパラ

ほむら「……あったわ。えーと……」

『草食系男子の落とし方特集!!

 女子に対してオクテになっちゃう……そんな草食系男子を落としたいあなた。

 草食系男子の特徴は、①ガツガツしていない ②恋愛にあまり関心がない ③女子に対してオクテ などです』

ほむら「……なんか上から目線でムカつく文章ね」

さやか「これ全部意味同じじゃない?」

マジかよ 俺がまとめんのかそれ 頑張る

『そんな草食系男子をその気にさせるには、ちょっとした工夫が必要。大事なのは雰囲気作り!!
 エッチな空気を作って、草食系男子を肉食系男子にしちゃおう!』

ほむら「……」

さやか「……」

『必要なアイテムはまず目薬! それをドリンクとカクテルして』

ほむら「酒じゃないの!!」バシッ

さやか「雰囲気もクソもないよ……」

ほむら「だめだわこれ。使えないってレベルじゃないわ……」

ほむら「こんなもんで恋愛トークとかしてたらクソビッチ一直線よ。もう死ぬしかないわ」

さやか「それは言いすぎだけど……。まあ、これは私らじゃちょっとねえ」

ほむら「……」

ほむら「ごめんなさい」

さやか「へ?」

ほむら「ちょっと今時の若者らしく、女子トークしたかっただけなのに……。まさかこんなことになるなんて……」

さやか「妙にオバサンくさいな……。でも、まあ……」

さやか「読もうよ、これ」

ほむら「え?」

さやか「せっかく買ってきたんでしょ? 読まないともったないじゃん」

ほむら「で、でも、ティーンズ向けのはずなのに、酒とか書いてあるのよ?」

ほむら「好きな体位がどうとか、好きな男性器の形がどうとか書いてあるのよ!?」

さやか「声が大きい!」

さやか「……だからさあ、なんつうの?」

さやか「あんたは恋バナがしたくて、これを買ってきたと」

ほむら「ええ……」

さやか「まあ、今回はチョイスが微妙にズレたってだけで、大事なのは、気持ちじゃん?」

ほむら「さやか……。格好いいわ……、濡れてきそう……」ハァハァ

さやか「茶化すなっ!!」

さやか「……でも、なんでこれを選んだのよ?」

ほむら「それは……」

ほむら「さやかが相手だったら、これがちょうどいいかなって……」

さやか「……」

ほむら「じゃあ、さやかの意を汲んで適当に流し読みましょうか」

さやか「撤回していいかなあ」

ほむら「冗談はやあよ、さやか」パラパラ

ほむら「……!? これは……」

さやか「ガンプラメガ盛り……!?」

ほむら「……」パラ

さやか「原始人の肉盛り……」パラ

ほむら「昇天ペガサスMIX盛り……」

さやか「……盛りって髪を盛ってるってことだよね?」

ほむら「わけがわからないわ……。これが今時の女子のスタンダートだとでも言うの……?」

さやか「こんな人たち見たことないよ……」

ほむら「いえ……。原宿とかに行けばこんな人たちが群れを成して闊歩してるかもしれないわ」

さやか「原宿には行きたくないね……」

ほむら「そうね……。原宿には行かないようにしないとね……」


好感度に変動はありませんでした

さやか ★×2


*HM3(水) 昼


 教室


ほむら「さて、どうしようかしら」

>>607

とりあえずシステムとかまとめるまでこれで

>>246,>>247,>>408,>>420,>>499,>>541

マミさんに奢られた分お返し

ほむら「嘘でしょう……? なんで私がマミに奢らなくちゃいけないの!?」

ほむら「うっうぅ……。こんなのって……、こんなのって……」

ほむら「まあいいわ」

ほむら「どうせマミは食堂にいるでしょうね」

ほむら「行きましょう」


*HM3(水) 昼


 食堂


 マミさん★×2


マミ「……」


ほむら「いたわ。……うん?」


マミ「……」ソワソワ


ほむら「……なんであんなところで突っ立っているのかしら……」

ほむら「まあいいわ」

ほむら「……マミ」

マミ「あっ! ほむらさん?」グルッ

ほむら「!?」ビクッ

マミ「これから食事?」

ほむら「え、ええ」

マミ「じゃあ一緒に食べない?」

ほむら「ええ、そのつもりだわ」

マミ「わあっ!」

ほむら「!?」ビクッ

マミ「じゃあ行きましょう! 席は空いてるかな~」テクテク

ほむら「……」

ほむら(もしかして、私を待ってくれていたの?)

マミ「まだ空いてるわね~。じゃあ食券を買いに行きましょう!」

ほむら「ええ」

ほむら(もしかして、私が学校を休んでいた昨日も……?)

マミ「」ルンルン

ほむら(……)

ほむら(怖……)

ほむら「マミ」

マミ「え?」

ほむら「今日は私が奢るわ」

マミ「え? わ、悪いわ。そんなの」

ほむら「遠慮しないの。昨日は私が奢って貰ったでしょう?」

ほむら「それに……、あなた、いつも魔女退治で大変でしょ? それの労いってとこ」

マミ「魔女退治はほむらさんだって……」

ほむら「そ。だから昨日マミに労って貰ったの。だから今度は私の番」

マミ「ほむらさん……」

ほむら「いらないお世話だった?」

マミ「い、いえ。とっても嬉しいわ」

ほむら「そう。それなら私も嬉しいわ」クス

マミ「……ふふふ。本当に嬉しい……」

マミ「ふふふ……」

ほむら「……」

ほむら「好きなものを頼んで」

マミ「え~とぉ……。じゃあ、この娼婦風スパゲティで」

ほむら「それだけ?」

マミ「え?」

ほむら「私はマミにもっとたくさん奢って貰ったわ」

マミ「ええ……。で、でも私、これで本当におなかいっぱいに……」

ほむら「……マミ」ガシッ

マミ「ええ!?」

ほむら「……もっと、私に、気持ち、返させて?」キラキラ

マミ「ううっ!! ……う~……」

ほむら「マミ……」

マミ「うぅ~~~~……!!」

マミ「わ、わかったわよぉ……。……じゃあ、このモッツァレッラチーズとトマトのサラダを追加で」

ほむら「……マミ」ガシッ

マミ「ええ!?」

男子学生(早くしろよこいつら……)


マミさんの好感度が変動しました

マミさん★×2 →  マミさん★×3


*HM3(水) 昼


 教室


ほむら「ふう、おいしかった」

ほむら「さて、これはもうマミの好感度は確実に上昇したはずね」

ほむら「戦の後は、放課後まで英気を養うとしましょうか」


*HM3(水) 晩


 教室


 放課後


ほむら「さて、どうしようかしら?」

>>614

>>246,>>247,>>408,>>420,>>499,>>541

やべえまちがえた最安価で

>>617

あれぇ 疲れてるのかな僕

>>620

さやかのお見舞いをストーキング、魔法でエロハプニングを演出

ほむら「ふむ。いわゆる少年誌的なまったく脈絡のないエロなハプニングの演出をすればいい訳ね」

ほむら「この場合ラッキースケベは上条恭介になる訳か……」

ほむら「行きましょう」


*HM3(水) 晩


 帰り道


さやか「……まどか。今日、CDショップ寄っていい?」

まどか「うん。いいよ」

仁美「私はここで失礼いたしますわ」

ほむら(おあつらえ向きな展開ね)

ほむら「私もここで失礼するわ」

さやか「おう。じゃあね~」


*HM3(水) 晩


 CDショップ


さやか「……」

まどか「……」


ほむら「着けてきたわ」

ほむら「……あら」

ほむら「鳥肌実の演説CDね。なんでこんなところにあるのかしら……」

ほむら「買っておきましょう」


*『鳥肌実の演説CD』を手に入れた! 安価するときに使用できるゾ!


*HM3(水) 晩


 帰り道


さやか「……」テクテク

まどか「……」テクテク


ほむら「二人が別れたわね。そのままさやかをストークするわ」


*HM3(水) 晩


 病院


さやか「……」ガチャ


ほむら「上条恭介の病室に入ったわね」

ほむら「行動開始よ」

ほむら「時よ……!」カチッ

ほむら「さて、とりあえず入ってみましょう」ガチャ


さやか「」

上条「」


ほむら「ふむ、当たり前だけど、まだ何も始まっていないわね」

ほむら「ここは静観を選択するわ」

ほむら「ベットの下に侵入して、成り行きを見守りつつ、適当なタイミングでラッキースケベを起こしましょう」ゴソゴソ

ほむら「……」カチッ


さやか「……うん。学校では~……」

上条「へえ。鹿目さんがそんな……」


ほむら「……」

さやか「……そうだ! またCD買ってきたんだよ!」

上条「へえ。どんなの?」

さやか「いつもどおりクラシック。たぶん恭介も聴いたことない人のやつ」

上条「よく見つけてくるなあ、さやかは」

さやか「へへー。まあ聴こうよ」

上条「うん」


ほむら「……ここね」カチッ


さやか「」

上条「」

ほむら「CDを鳥肌実と入れ替えて……」ゴソゴソ

ほむら「……よし」カチッ


さやか「いくよー」カチッ

CDプレイヤー『……今朝、わたくし、目を覚ましますと、枕元に、夏みかんが、四つ、置いて、ありました。」

さやか「え?」

上条「……これは」


ほむら(……しまった!)

ほむら(全然ラッキースケベじゃないわコレ!)

参考 http://www.youtube.com/watch?v=igFfa3SGCOk

CDプレイヤー『おやおや、もうそんな季節かと、思い、夏みかんを、四つ、食べ終えると、思い切って、お布団の外に、飛び出してみました」

さやか「ええ!? なにこれ!?」

上条「……」

さやか「あれ? パッケージちゃんとクラシックの奴よね? ええ?」

CDプレイヤー『四十二歳、厄年。モッズ系、猛禽類。自称、鳥の調教師。フルーツ好きの、日本、共産党委員で、御座います』

上条「……」

さやか「……もしかして、CDショップの人が入れ間違えたのかな……。ごめん、恭介……」

上条「……いや、さやか」カチッ

さやか「え?」

上条「これ、もうちょっと聞いてみないかな?」

さやか「え?」


CDプレイヤー『朝の八時から、朝の八時まで、パン工場に、勤務しておる、傍ら』

上条「プッ……! ククク……」プルプル

さやか(……何これ)

上条「……いやあ、面白かった!」

さやか「あはは、そうかな……」

上条「だって、この人肩書き多すぎでしょ! なに日本話し方教室って!」

さやか「いや、それよりもこの人働きすぎでしょ。なんで丸一日パン工場で働いてんの?」

上条「やっぱりさやかはレアなCDを見つける天才だね!」

さやか「う~ん。これは偶然の産物というか……」

上条「ふふふ……」

さやか(……次から、この路線にしようかな。CD選び)


ほむら「……」カチッ


さやか「……え?」

上条「……あれ?」

さやか「ななななな、なんで恭介私の上に座ってるの!?」

上条「あああ、あれ? なんで? どうなってるのこれ」


ほむら(今度こそうまくいったわね。逆駅弁スタイルにしてやったわ)

さやか「ちょ、ちょっと、どいて恭介!」

恭介「いやちょっと、これ、バランスが……、う、うわぁ!!」グラッ

さやか「あ、危なっ!!」ダキッ

恭介「ご、ごめんさやか……!」

恭介(む、胸が……!!)

さやか「……」

上条「……さ、さやか?」

さやか「……と、とりあえずベットに戻ろう?」

上条「う、うん」

さやか「えーっ、と……。きょ、恭介、自分で立ち上がれる?」

上条「ご、ごめん。無理……。この体勢じゃ……」

さやか「わ、わかった。じゃあ、私が持ち上げるから、そのままベットに座って」

上条「う、うん」

さやか「いくよ。痛かったらごめんね」

さやか「……」ギュッ

さやか「うぅ……」

上条(むむむむむ、胸がっ!!!)

さやか「うんっ、しょっ!」グイッ

さやか「うぅ~~」ヨロヨロ

さやか「……っしょ!」ドサリ

さやか「はあっはあっ」

上条「あ、ありがとう、さやか」

さやか「いや、どってことない、よ……」ハァハァ

上条「な、なんか飲む?」

さやか「う、うん」


ほむら(うまくいったわ。しかし……)

ほむら(普段からさやかにセクハラかましてる立場としては、なんだか面白くないわね)

ほむら(まあいいわ、次よ)


さやか「んっんっ」ゴクゴク

さやか「ぷはぁっ。……ありがと」

上条「どういたしまして。しかし……」

上条「なんで、僕は突然さやかの上に座っていたんだろう?」

さやか「いきなりだったもんねえ。瞬間移動みたいに」

上条「う~ん、謎だ……」

さやか「うん? 待てよ……」

上条「? どうかしたのかい?」

さやか「いや、なんか既視感というか……。なんだろ?」

上条「既視感?」

さやか「なんかここまで出掛かってて……。う~ん……」


ほむら「……」カチッ


さやか「う~ん。……ちべたっ!」

さやか「な、なに!?」

上条「な、なんで……!?」

さやか「え?」

上条「な、なんでさやかの全身に白濁液がかかってるんだい!?」

さやか「は、はくだく?」

さやか「……うわぁ! なにこの白いの!?」

上条「さ、さやか! 正気を失っちゃだめだ!!」

さやか「……ん?」クンクン

上条「な……!? なにをしてるんだい!? さやか!」

さやか「……」ペロッ

上条「さ、さやかぁーーーっ!!!」

さやか「……これ、練乳だよ?」

上条「え?」

さやか「うわぁ、べとべと……」ベットリ

上条「……ッ!!」ゴクリ


ほむら(この個室の冷蔵庫にあった練乳を使わせて貰ったわ)

ほむら(しかしなぜ練乳があったのかしら……。苺が好きなのかしら……)

さやか「ごめん。なんか拭くものない?」

上条「あ、ああ。そこの棚に」

さやか「ごめん。借りるね」ゴソゴソ

さやか「うわぁー。べっとべと……」ゴシゴシ

上条「……」モンモン

さやか「……でも、これでわかった」ゴシゴシ

上条「え?」

さやか「こんな超常現象的なことができて、しかもやることが変態なんて一人しかいないのよ」

上条「こ、心当たりがあるのかい?」

さやか「うん。……さて」

さやか「ここかな?」ヒョイ


ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「こんばんわ、さやか」

さやか「こんばんわ。出てきなさい」

ほむら「はい」


上条「き、君は!」

さやか「え? 恭介もこいつ知ってるの」

ほむら「……」

上条「えーと、知ってるっていうか……」

ほむら「……」

さやか「そのあたりも洗いざらい吐きなさい」

ほむら「むぅぅ~、やあぁ~|」

さやか「かわいくしてもダメ」

ほむら「……もう、仕方ないわね」

ほむら「話してあげるわ。私の全てを……」

説明中……(省略します。主に上条さんとのやり取りについてです)

さやか「その、安価ってなに?」

ほむら「言うならば、神の啓示ってところかしら……」

さやか「ちゃんと説明しなさい」

ほむら「はい」

上条(わぁ。僕の時と違って会話の難易度が超イージーモードだね……)

さやか「……じゃあ、その、ネットで安価を募って恭介にいたずらを?」

ほむら「悪戯なんて人聞きが悪いわ」

さやか「黙りなさい。何でそんなことを……。いや、そもそも、なんで恭介を? どうやって恭介のことを知ったの?」

ほむら「……本当にわからない?」

さやか「え?」

ほむら「私が何のためにこんなことしたか、本当にわからない?」

さやか「……わからない」

ほむら「……そう。私に説明できるのはここまで。後はあなたで考えて」

さやか「……ふぅん」

さやか「……うん。わかった」

ほむら「えぇ。ありがとう」

さやか「恭介。こいつ、心底性根が捻じ曲がった変態だけど、悪い奴じゃないんだ」

さやか「恭介にしたことも、なんか意味のあることだと思う」

さやか「だから、こいつが今までしたこと、許してあげてほしい」

上条「さ、さやかがそういうなら……」

さやか「うん。ありがと、恭介」

上条「……!」ドキッ

上条「で、でも、まだわからないことがあるよ」

さやか「え?」

上条「さっき僕たちにやったことだよ。君がやったんだろう? どうやったらあんな事が……」

さやか「あぁー。それは……」

ほむら「私、実は魔法少女だったのよ」

上条「え?」

ほむら「信じられない? じゃあ証拠を見せてあげるわ」

上条「え……、え?」

ほむら「魔法少女のメルヘンかつマジカルな魔法ってやつを……」

上条「は、はぁ……」

さやか「あ、私まだ見たことなかったのよね」

ほむら「ふふふ……。見て驚かないでね……」

ほむら「はぁっ!!」ズアッ

ほむら「M2ブローニング重機関銃よ!!」ズシンッ

ほむら「さらに……!」ズアッ

ほむら「ボフォース40mm機関砲!!」ズシンッ

ほむら「携行対戦車弾 AT4 CS!!」ズズズズズズシンッ

ほむら「L16 81mm 迫撃砲!!」ズズズズズズズズズズシンッ

ほむら「そしてぇ……!!」

ほむら「88式地対艦誘導弾 Surface-to-Ship Missile……!!」ズズズズズズ……

さやか「も、もういいもういいっ!! 病室が壊れるっ!!」

ほむら「そう、残念……」

上条「ま、魔法少女ってすごいんだね」

ほむら「信じてくれた?」

上条「うん。だからこれしまってくれない?」

ほむら「どうして?」

上条「どうしてって……」ミシミシ

上条(病室が壊れる……)

さやか「しまいなさい」

ほむら「はい」

上条「……」


ほむら「……そんなわけで、今回の安価はラッキースケベを起こすことだったのよ」

さやか「どんなわけよ……。おかげで体中べとべとよ……」

ほむら「舐めていい?」

さやか「いいわよーってんなわけあるかーい」

ほむら「」ペロペロ

さやか「わあぁっ! ホントにすんなっ!」

上条「」ドキドキ

ほむら「今回はここまでにしておくわ。上条恭介」ペロペロ

さやか「わ、わはっ! や、やめろぉほむらぁ!!」

ほむら「次に会うときは……、敵同士よっ!!」ペロペロ

さやか「いぃぃぃ、いいかげんにしろっ!!」ブンッ

ほむら「」ヒョイ

さやか「避けた!?」

ほむら「」ペロペロ

さやか「ひゃ、ひゃあっ!?」

上条「……」ドキドキ

ほむら「いい? どちらがさやかを手に入れるか、あなたと私で決着をつけるのよ!!」ペロペロ

さやか「や、やめてぇ!?」

ほむら「心しておくことね!!」ペロペロ

さやか「や、やめて……」

ほむら「……」ペロペロ

さやか「う、うぅー!」

上条「……」ドキドキ


さやかの好感度に変動はありませんでした

さやか ★×2


上条さんの好感度が変動しました

上条さん★×-1 →  上条さん★×1


*HM3(水) 晩


 ほむホーム


ほむら「今日はなかなか充実した一日だったわ。さやかもペロペロできたし」

ほむら「さやかの好感度も上がったに決まってるわね」

ほむら「さて、今日はもう遅いわ」

ほむら「寝ましょう」

寝ます

*やたら長い説明


*時間管理について


このSSでは、日にちをわかりやすく整理するために

ほむらが学校に転入するまでの六日間を

 HM-5 ~ HM0

 転入してからワルプルギスの夜が来るまでの三十日間を

 HM1 ~ HM30

 と、表現することにします。原作からは正確な日数がわからないため、勝手に決めさせていただきました。
 言うまでもないですが、HMは日数を表現する記号です。


*キャラの行動について


上記に関連し、キャラクターが起こすであろうイベントについて説明をします。

キャラクターは各自、行動原理、または必ずそうなるであろう運命、のようなものが存在します。
抽象的でわかりにくいと思いますが、例えばマミさんは、

シャルロッテに殺される
     ↑
マミ一人で(魔法少女一人で)魔女の結界に侵入する
     ↑
毎日魔女探しをしている

だとか、

発狂し心中を企てる
     ↑
魔法少女の秘密を知ってしまう

とかです。要するに『このキャラはこうなったらこうなる、あるいはこの場面ではこう行動する』という、いわゆる運命律のようなものです。
物語次第でいくらか運命律には変動がありますが、とりわけ重要な部分はこちらで決めてしまいました。

 HM0 ほむら転校

 HM7 シャルロッテが孵化

 HM15 上条さんが医者から死刑宣告される

 HM30 ワルプルギスの夜が来る

とかです。必要があれば追加するかも……。


*ほむほむの目的について


ほむほむの至上目的は『鹿目まどかの生存』であり、それに従い『鹿目まどかの魔法少女化を防ぐ』『ワルプルギスの打倒』などを達成する必要があります。
以上を果たすために、『魔法少女全員の生存』、とりわけ、魔法少女達の崩壊の鍵となる『美紀さやかの魔女化を防ぐ』ことが、目下ほむほむの目標です。
そのため、上記の運命律を先読みし、少女たちの運命を打破するよう、安価を頼りにほむほむは日々行動しているわけです。


*好感度について


各キャラには、ほむほむへの好感度が設定してあります。
システム上ほむほむがそれを確認することはできませんが、安価するときの参考にでもしてください。
とりあえず現状の各キャラの好感度は

まどか ★×2
さやか ★×2
マミさん★×3
あんこ ★×2
上条さん★×1
QB  ★×1

ほむほむへの好感度がどうキャラに影響していくかは、キャラによって異なります。
ぶっちゃけ書いてみないとわかりません。すいません。が、一例として、

マミさんの好感度が上がる
     ↓
マミさんが毎日のようにほむほむへまとわりつく
     ↓
うぜえ……。大概にしてくんないっすかねえ?
     ↓
みんな死ぬしかないじゃない!!

といったことが起こる。起こるんだよ。まあそのへんを意識して安価して欲しいな。


*セックス! セックス!


好感度が最大まで達すると……? もちろん、そのキャラクターとセックスが出来ます。

ほむほむの目的をもう一度考えてみてください。ほむほむは『皆を救いたい』と考えて頑張っています。
しかし、皆は死ぬ運命を背負っています。なぜ、彼女たちは死ぬのですか? 彼女たちは一様に、ある意味で心が脆いのです。
だから、彼女たちは悲劇に心が耐え切れず、あるいはむしろ心が強すぎるため、皆死んでいくのです。
そんな彼女たちの運命を変えるには? …………そう、セックスですね?
想像してみてください。彼女たちが過酷な運命に傷つき、打ちのめされているところを……。
そんな時、ほむほむは言います。

「ねえ…… しようよ!」

ごめんもうさっさと続き書くわ。

お、期待
生意気いうのもおっけーおっけー

*HM4(木) 朝


 ほむホ-ム


ほむら「起きたわ」

ほむら「さて、どうしましょう?」

>>695

*システムの説明について
>>692 >>693

馬鹿! もう馬鹿!!

>>698

うんこたれ!! うんこたれ!!

>>703

マミさんの家へ行って一緒に登校

ほむら「……マミの家ってどこだったかしら?」

ほむら「そういえば前に行ったわね。たしか。うん、知ってるわ」

ほむら「行きましょう」


*HM4(木) 朝


 マミの家


ほむら「着いたわ」

ほむら「……」ピンポーン

ほむら「……」

ほむら「遅いわね……」ピンポーン

ほむら「……」ピンポーン

ほむら「……」ピンポーン ピンポーン

ほむら「……」ピンポーン ピンポーン ピンポーン ピンポーン

ほむら「……」ピピピピピピピピピピピピピポピピピピポピピピポピピンポーン

マミ「はいはい!!」ガチャ

マミ「……ほむらさん?」

ほむら「来ちゃった」

マミ「……へ?」

ほむら「たまには、あなたと一緒に登校してみよっかなって」

マミ「……」

ほむら「……ダメ?」

マミ「いいいいいいい、いいです! ちが、いいわよ!」

ほむら「そう。じゃあさっさと準備して」

マミ「……」


*HM4(木) 朝


 通学路


 登校中……


マミ「……それにしても、いきなりどういう風の吹き回し?」

ほむら「なにが?」

マミ「いや、何がって……」

ほむら「?」

マミ「……」

マミ「……まあ、いいんだけどね……」

ほむら「そう」

マミ「……本当に、あなたの行動は読めないわ……」

ほむら「あなたごときに、私の先を読めるはずがないわ」

マミ「……」

ほむら「身の程を知りなさいよ」

マミ「……」

ほむら「マミの分際で……。言っていいことの区別もつかないの?」

マミ「はあ」

ほむら「でもね……?」

マミ「……?」

ほむら「……ごめんなさい。ほめる要素が見つけられなかったわ……」

マミ「そう……」

ほむら「ごめんなさい!! ごめんなさい!!」ポロポロ

マミ「ちょっ! なんで泣くの!?」


マミの好感度の変動はありませんでした。

マミさん ★×3


*HM4(木) 昼


 教室


ほむら「あの後、まどか達と合流したりしたけど、特に面白いことは無かったわ」

ほむら「強いていえば、ひたすら先輩ぶるマミが滑稽だった、といったところかしら」

ほむら「マミ(笑)」

ほむら「さて、昼はどうしようかしら?」

>>712

*システムの説明について
>>692 >>693

まどかと昼食を取って仲良くしつつ、
さりげなく魔法少女化のリスクを伝える。

ほむら「……これはいい安価をしてくれたわね」

ほむら「もともと私の目的はまどかを救うことだもの」

ほむら「以前一応警告はしておいたけれど……、何回しても足りないくらいだものね」

ほむら「行きましょう」


*HM4(木) 昼


 教室


 昼休み


ほむら「ご一緒してもいいかしら」

まどか「あっ、ほむらちゃん。うん、どうぞどうぞ」

仁美「私達も、ほむらさんとご一緒したいと話していたんです」

ほむら「そう。ありがとう」

さやか「ていうか、今までどこで食べてたのさ。昼休みになったらどこかに行っちゃて」

ほむら「まあ、そこは気にしないでいいのよ」

ほむら「……ところで、まどか。昼休み、時間はあるかしら?」

まどか「え?」

ほむら「少し付き合ってくれない?」

まどか「うん。いいよ」

さやか「おーおー! 二人で秘密の密会かー?」

ほむら「……」

まどか「……」

仁美「……」

さやか「……え? なにこの空気……」

ほむら「……」

さやか「なんで私を見つめるのさ……」

ほむら「……」ハァッハァッ

さやか「やめろ!!」


*HM4(木) 昼


 どこかの教室


 昼休み


ほむら「ここなら誰も居ないわね……」

ほむら「さて、それで、話のことなんだけど……」

まどか「……それって、魔法少女の話?」

ほむら「……!」

まどか「私も、そのことでほむらちゃんに相談したかったの」

ほむら「……どういうこと?」

まどか「実は……、少し前から、QBが私のところに来るようになって……」

ほむら「!!」

まどか「魔法少女になって、って……」

ほむら「……」

ほむら(うかつだった……!)

ほむら(まどかに警告して、QBへの牽制は果たしたつもりだったけど……)

ほむら(学校に通うようになって、まどかに特に変化がなかったから、QBの方も動きを抑えているかと思ったのに)

ほむら(いえ、落ち着くのよ。私の考えは正しかったはず)

ほむら(そもそも、まどかが魔法少女になりたいと願う要因は、マミの存在が大きかったはず)

ほむら(繰り返しの初期以外ではまどかの魔法少女化を阻止していたから、データは少ないけど、この考えは正しいはず……)

ほむら(……正しいはず、よね? だって、この考えが間違っているとしたら、既にまどかは……)

ほむら(いえ、まどかがこうして私に相談してきているもの。それはまだQBと契約していないという証拠)

ほむら(そう、私の考えは間違っていないのよ! まどかも、何度も来るQBに嫌気がさしているのよ!! だから私に相談しにきたのよ!!)

ほむら(ふふふふふ!! ふははははははは!!!)

まどか「ほむらちゃん? どうしたの?」

ほむら「ちょっとアルキメデスの取り尽くし法について考えてたの」

まどか「そ、そっか」

ほむら「……まどかは、魔法少女になりたいの?」

まどか「……言っても、笑わない?」

ほむら「笑ったりなんてしないわ」

まどか「うん。ありがとう、ほむらちゃん。……私ってね? なんの取り柄もないんだ」

ほむら「……」

まどか「だから、魔法少女になれば、こんな私でも誰かの助けになれるかなって」

まどか「魔女って、人を襲っちゃうんでしょ? この街にもたくさん魔女がいるって、QBが言ってたよ」


ほむら「……」

まどか「私の知ってる誰かが、魔女に襲われたりするなんて、私は絶対嫌」

まどか「……なんてこと、ちょっと真剣に考えたんだー」

ほむら「……でも、あなたはまだ、奴と契約していない、のよね?」

まどか「うん」

ほむら「……どうして?」

まどか「んー……」

まどか「まだ、なんだか現実感がないっていうのがあるかなぁ……」

まどか「まだ、魔女を見たことないし」

まどか「それに、ほむらちゃんが、よく考えろって言ってたもん」

ほむら「……」ニヤー

まどか「な、なに?」

ほむら「ちょっと素因数分解について、ね」

まどか「そ、そう」

ほむら「……まどかには、叶えたい願い事はないの?」

まどか「……んん、なんか、思いつかなくって」

まどか「いつもは沢山欲しいものあるんだけど、なんでもって言われると、なんだか、自分が本当に何がしたいのかよくわからなくなって」

まどか「ほむらちゃんに聞きたかったの」

まどか「こんな気持ちで、魔法少女になっていいのかな」

ほむら「もちろんいいわよ」

まどか「えっ!?」

ほむら「あなたの他の人を救いたい思う気持ちはとても尊いもの。その思いを私は無下には出来ないわ」

まどか「う、うん……」

ほむら「たった一度しか叶えられない願い事が特に決まっていなくても」

ほむら「誰かを救いたいって思いがあれば、あなたは二度と戻ることのできない戦いに身を投じることだって簡単だものね?」

まどか「う、うぅ……」

ほむら「……」

ほむら「なんて言うと思った? 駄目に決まってるじゃない」

まどか「……え?」

ほむら「大方、あの糞畜生にあることないこと吹き込まれたんでしょう?」

ほむら「今も魔女の犠牲になっている人がいる。その人を救うために君に魔女になって欲しいんだ」

ほむら「とかね?」

まどか「……」

ほむら「そんなのはあいつらの常套手段よ。まどかの説得に有効なセリフを選んで喋っているだけ」

ほむら「そんなものに惑わされては駄目よ」

ほむら「……それに、そんなに私たちが信用できない?」

まどか「え?」

ほむら「この街には、私もマミもいるわ。魔女の好きにはさせない」

まどか「うん……」

ほむら「それに、私個人はまどかに魔法少女になって欲しくないわ」

ほむら「魔法少女にとって、普通の日常って掛け替えのないものなのよ」

ほむら「私はそれを失いたくない。あなたもさやかも、そのままでいてくれるのが、私の一番の幸せなの」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「だから、あなたが無理に魔法少女になる理由なんてないのよ」

まどか「で、でも、ほむらちゃんもマミさんも、魔女と戦ってるんでしょ?」

まどか「だったら、私も……」

ほむら「そう。だったら私とあなたは敵同士ね」

まどか「……え?」

ほむら「グリーフシードって知ってる?」

(省略します。主にグリーフシード、特にその奪い合いについてです)

まどか「……」

ほむら「この街には既に十分な数の魔法少女がいるのよ。新規加入の枠なんてないの」

まどか「じゃ、じゃあQBはなんで……?」

ほむら「あの畜生にも目的っていうのがあるのよ。そして奴はそれを隠しているの」

まどか「え……!?」

ほむら「そのへんは、自分でよく考えてみて」

ほむら「まあ、そんなわけで、まどかが無理に魔法少女にならなければいけない理由なんてないのよ」

まどか「う、うん。ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら「いいのよ。あの動物がいらんこと吹き込んだせいで、まどかはこんなに悩んだのよね?」

ほむら「ちょっと行ってくるわ」

まどか「え? どこいくのほむらちゃん」

ほむら「ちょっとね」


QB「……おや? 暁美ほむらじゃないか。久しぶりだね!」

QB「あれ? どうしたんだい? なんで笑ってるんだい?」

ほむら「なんでもないわ。ちょっとあなたに用があってね」

QB「ふむ。以前聞いた問題の答えを教えてくれるのかい?」

ほむら「それはまた今度ね。今回は人間の行動原理のお勉強よ」

ほむら「特に、日本の幼年期における、特定の状況における行動パターンについて、ね」

QB「それは興味深いね。一体何をするんだい?」

ほむら「ここにカンシャク玉というものがあるわ」


まどかの好感度に変動はありませんでした。

まどか ★×2


QBの好感度に変動はありませんでした。

QB ★×1


*HM4(木) 晩


 教室


ほむら「まどかの好感度も大幅に上昇したわ」

ほむら「さて、今から何をしようかしら?」

>>725

*システムの説明について
>>692 >>693

あんこと絆を深めたい。放課後デートにさそう。

ほむら「ふむ、あんこたんをデェトに誘う、か」

ほむら「日常において、彼女との接点は少ないものね。彼女との絆を深めておくことは重要よ」

ほむら「さて、早速呼び出しましょうか」


ほむら『Hey! Kyoko!』

杏子『おっ! アケミか!』

ほむら『Ye~~~s! I'am Akemi!』

杏子『どうしたー? また何か用か?』

ほむら『Yes!』

杏子『ん~、またゲーセンでいいか? ゲームセンター!』

ほむら『Ye~s!』

杏子『んじゃ待ってるわ』

ほむら『Yeah!』


ほむら「ゲームセンターに向かうわ」


*HM0 昼


 隣町のゲームセンター


ほむら「着いたわ」

ほむら「Hey!」

杏子「おお、アケミ! 久しぶりだな~!」

ほむら「……ウン! Long timeブリ……!」

杏子「……えっ?」

杏子「アケミ、日本語、使えたのか?」

ほむら「No」

ほむら「However,ワタシ、Veryガンバッテ、ニホンゴオボエタ……」

ほむら「キョーコト、ハナシタカッタカラ……」

杏子「アケミ……」

ほむら「ホムラ。I'am ホムラ アケミ」

ほむら「First nameハ、ホムラダヨ。ホムラッテヨンデ」

杏子「ほむら! はは! ほむら!」ダキッ

ほむら「Oh!」

杏子「ありがとな。私何かのために……」

ほむら「オオゲサダヨ。キョーコ……」

杏子「……でも、ほむらは頭いいんだな」

ほむら「Nh-ph?」

杏子「だって、私と会ってまだ四日しかたってないのに、もう日本語をそんなに使えるなんてさ」

ほむら「Veryガンバッタンダヨ!」

杏子「そっか~~!!」

ほむら「Ye~s!!」

ほむら・杏子「HAHAHA!!」


杏子「……さて、いまからどうするんだ? ゲーセンで遊ぶか?」

ほむら「No! チガウヨ、キョーコ」

杏子「ふむ。じゃあどーすんだ?」

ほむら「キョウハ、キョーコトDateシニキタンダヨ」

杏子「ん?」

ほむら「Date! デェ~~~ト!!」

杏子「で、でえと!?」

ほむら「Yes! ワタシトキョーコデ、Date!」

杏子「い、いや。私ら、女同士だぞ?」

ほむら「? ナニカオカシイ?」

杏子「何って、……いや、待て」

杏子(欧米じゃ、女友達で遊びに行く時も【デート】って言うのか?)

杏子「何もおかしくねえな」

ほむら「So! ジャア、イコ!」

杏子「おう!」


*HM4(木) 晩


 隣街


杏子「あぁ~~~!! 遊んだぁ~~~~~!! 」

ほむら「Hufufu……」

杏子「さ、さすがにしんどいなぁ……」

ほむら「キョウハ、ツキアッテクレテ、アリガトウ」

ほむら「ワタシ、Veryveryウレシイヨ」

杏子「んなこたいいよ。私も楽しかったしな」

杏子「ありがとよ」

ほむら「You're welcome」

杏子「ははは……」

ほむら「ジャア……」

杏子「ああ」

ほむら「ンン……」

杏子「は!?」

杏子「な、何しようとしてんだほむら!?」

ほむら「ン? キスダヨ?」

杏子「き、きすぅ!?」

ほむら「Yes, Kiss」

杏子「なななな、なんでキスなんだよ!?」

ほむら「ナンデッテ……?」

杏子「いや、だから……、ん? 待てよ……」

杏子(欧米じゃ、女友達の別れの挨拶はキスなのか?)

ほむら「……イヤダッタ?」

杏子「え、いや……」

ほむら「……Sorry.キョーコノコト、カンガエテナカッタヨ」

ほむら「ワタシ、カエルネ」

杏子「あ……」

ほむら「キョウハ、アリガト。ジャアネ」

杏子「ま、待てよ!!」

ほむら「エ……?」

杏子「い、いいよ! キスくらいしてやるよ!!」

ほむら「……イイノ?」

杏子「あ、ああ!! 私に二言はねえよ!!」

ほむら「……アリガト。キョーコ」

杏子「お、おう」

ほむら「ジャア……」スッ

杏子「……!!」

ほむら「ンン……」

杏子(わ、私のファーストキス……)

杏子(まだこんな乙女心が残ってたなんてなあ……)

ほむら「ン……」チュブ

杏子「んん……!」

ほむら「ンンン……」チュブチュブ

杏子「ん、んふ……」

ほむら「ンン~~」チュッチュク

杏子「ふ、ふわ」

杏子(な、なんか長くないか?)

ほむら「ンン……」チュク

杏子(……え?)

ほむら「ンフ……」レロレロ

杏子(し、舌!?)

ほむら「ンンンン……フ……」レロレロ

杏子「ふ、ふあぁ」

ほむら「ンァ~~~~~……」レッロレッロ

杏子「んんぁ!!」


……………………………………………………

ほむら「……ンフッ」ポンッ

杏子「はっ、はん」クタッ

ほむら「アリガト、キョーコ」

杏子「はぁーっ、はぁーっ」

ほむら「……」

杏子「ふぅっ、ふぅっ」

ほむら「……キョーコ?」

杏子「ふ、ふぁ? なに?」

ほむら「ドウシタノ?」

杏子「な、ななな、なんでもねえ!」

ほむら「Oh! ゲンキイッパイ!」

杏子「お、おう!」

ほむら「Hufufu……! ジャア、ワタシ、カエルネ!」

杏子「あ、ああ! じゃーな、また今度な」

ほむら「ウン! マタアソボーネ!」

杏子「お、おお」

ほむら「ジャーネ!」


あんこの好感度が変動しました

あんこ ★×2 → あんこ ★×3


*HM4(木) 晩


 ほむホーム


ほむら「たっぷり堪能させてやったわ。デェトの醍醐味ってやつをね」

ほむら「杏子の好感度が天井知らずに上がったわね」

ほむら「寝ましょう」

寝る

え、QBが「ねえ…… しようよ!」じゃないの?

これ読み返したらあんま説明がうまくまとまってなかったんで書き直すわ

*やたら長い説明


*時間管理について


このSSでは、日にちをわかりやすく整理するために

ほむらが学校に転入するまでの六日間を

 HM-5 ~ HM0

 転入してからワルプルギスの夜が来るまでの三十日間を

 HM1 ~ HM30

 と、表現することにします。原作からは正確な日数がわからないため、勝手に決めさせていただきました。
 言うまでもないですが、HMは日数を表現する記号です。


*キャラの行動について


上記に関連し、キャラクターが起こすであろうイベントについて説明をします。

キャラクターは各自、行動原理、または必ずそうなるであろう運命、のようなものが存在します。
抽象的でわかりにくいと思いますが、例えばマミさんは、

シャルロッテに殺される
     ↑
マミ一人で(魔法少女一人で)魔女の結界に侵入する
     ↑
毎日魔女探しをしている

だとか、

発狂し心中を企てる
     ↑
魔法少女の秘密を知ってしまう

とかです。要するに『このキャラはこうなったらこうなる、あるいはこの場面ではこう行動する』という、いわゆる運命律のようなものです。
物語次第でいくらか運命律には変動がありますが、とりわけ重要な部分はこちらで決めてしまいました。

 HM0 ほむら転校

 HM7 シャルロッテが孵化

 HM15 上条さんが医者から死刑宣告される

 HM30 ワルプルギスの夜が来る

とかです。必要があれば追加するかも……。


*ほむほむの目的について


ほむほむの至上目的は『鹿目まどかの生存』であり、それに従い『鹿目まどかの魔法少女化を防ぐ』『ワルプルギスの打倒』などを達成する必要があります。
以上を果たすために、『魔法少女全員の生存』、とりわけ、魔法少女達の崩壊の鍵となる『美紀さやかの魔女化を防ぐ』ことが、目下ほむほむの目標です。
そのため、上記の運命律を先読みし、少女たちの運命を打破するよう、安価を頼りにほむほむは日々行動しているわけです。


*好感度について


各キャラには、ほむほむへの好感度が設定してあります。
システム上ほむほむがそれを確認することはできませんが、安価するときの参考にでもしてください。
とりあえず現状の各キャラの好感度は

まどか ★×2
さやか ★×2
マミさん★×3
あんこ ★×2
上条さん★×1
QB  ★×1


好感度は、各キャラの行動原理に関わる重要な項目です。
ほむほむに対しての好感度如何により、各キャラクターの行動が変化していくわけです。
一概に全員高くすればいいものというわけでもありません。


*外部システムについて


外部システムは好感度と関連した項目です。
なんだかかっこいい名前ですが、適当な名前が他に思い浮かばなかっただけです。
どのようなものか説明しますと、各キャラクターはそれぞれ独自に生活しているわけです。
そして、当然彼女たちがほむほむを遊びに誘うこともあるわけです。そしてそれは、ほむほむへの好感度が高いほどその頻度が高くなります。
何が問題かというと、安価に関係なくほむほむの行動が束縛されます。

少し流れを説明すると、

ほむら「さて、今日は何をしようかしら……、あら?」ブーッ ブーッ
     ↓
携帯(マミ)『一緒にお茶でもどう?』
     ↓
ほむら「……どうしようかしら?」

このように遊びに誘われます。付き合うと1フェイズ潰れます。断ることももちろん可能ですが、そうすると好感度が下がったり、キャラがよくわからん行動を取ります。
ですから、ただ好感度を高くすれば良いという訳でもないのです。一部のキャラの好感度だけ上げすぎると、そのキャラに束縛されやすくなります。

例を出します。仮に、マミさんの好感度をMAXまで上げたとしましょう。

マミ「ほむほむ! ほむほむ!! ハァハァ!!」カクカク
     ↓
ほむら(きめえ……)
     ↓
マミ「きょ、今日もつ、付き合って欲しいんだな!!」
     ↓
ほむら「今日はさやかたんとハァハァするから、てめえはパスな?」
     ↓
マミ「もう、みんな死ぬしかないじゃない!!」

このようになります。好感度の管理には十分に注意して行なってください。



*セックス! セックス!


好感度が最大まで達すると……? もちろん、そのキャラクターとセックスが出来ます。

ほむほむの目的をもう一度考えてみてください。ほむほむは『皆を救いたい』と考えて頑張っています。
しかし、皆は死ぬ運命を背負っています。なぜ、彼女たちは死ぬのですか? 彼女たちは一様に、ある意味で心が脆いのです。
だから、彼女たちは悲劇に心が耐え切れず、あるいはむしろ心が強すぎるため、皆死んでいくのです。
そんな彼女たちの運命を変えるには? …………そう、セックスですね?
想像してみてください。彼女たちが過酷な運命に傷つき、打ちのめされているところを……。
そんな時、ほむほむは言います。

「ねえ…… しようよ!」

ごめんもうさっさと続き書くわ。

ごちゃごちゃと書きこんだけど、正直書いてみんと先が見えんのでとりあえず書く

*HM5(金) 朝


 ほむホーム


ほむら「起きたわ」

ほむら「今日は華の金曜日。今日乗り越えれば自由が待っているのね」

ほむら「まあ、私は休日もクソも関係ないんだけど」

ほむら「さて、今日は何をしようかしら?」

>>751

システムについて
>>747 >>748

今日も今日とて巴マミさんと一緒に通学
……途中から偶然を装いさやか・まどか・仁美の2年生組に合流

ほむら「今日もマミと一緒に登校、か」

ほむら「基本的にやってることは昨日と変わらないのよねこれ」

ほむら「まあいいわ」

ほむら「行きましょう」


*HM5(金) 朝


 マミの家


ほむら「」ピピピピピピピピピピピピピピピポピピピポピピピピピピピピポピポピピピピピピピピピピピピピンポーン

マミ「このおばかっ!」ガチャ

ほむら「ハァイ、マミ」

マミ「ハァイじゃないっ! 朝からうっさいのよもうっ!!」

ほむら「何をモタモタしてるの? こうしている間にも、時間は刻一刻と流れているのよ」

マミ「うるさいっ!」

マミ「だいたい早すぎるのよあなたは! まだ始業まで一時間もあるわよ!?」

ほむら「そう。お邪魔するわ」

マミ「あっこら、待ちなさいっ!!」

ほむら「……」テクテク

マミ「ほむらさんっ! ……っもう!」


ほむら「……」ズズー

マミ「ああっ! 私の紅茶!!」

ほむら「お茶請けはないのかしら?」ズズズッ

マミ「……」

ほむら「……芳しい香りね。あっ、ベビーシューがあったわ。いただくわね」モシャモシャ

マミ「はぁ……」トポポポ

マミ「……」ズズー モシャモシャ

*HM5(金) 朝


 通学路


 登校中……


ほむら「……気持ちのいい朝ね。爽やかな春風に心が洗われるようだわ」

ほむら「あれ? 今夏だったかしら……?」

マミ「……どっちでもいいけど、せめて今度から事前に連絡くらい入れてくれないかしら」

ほむら「どうして?」

マミ「どうしてもよっ!」

ほむら「それじゃ、サプライズ感がなくなるじゃないっ!!」

マミ「へ、へぇっ!?」

ほむら「マ、マミが、訳わかんないこと言う……」グスッグスッ

ほむら「も、もうやぁ……」ポロポロ

マミ「ご、ごめんなさい……」

*HM5(金) 朝


 通学路


 登校中……


ほむら「……気持ちのいい朝ね。爽やかな春風に心が洗われるようだわ」

ほむら「あれ? 今夏だったかしら……?」

マミ「……どっちでもいいけど、せめて今度から事前に連絡くらい入れてくれないかしら」

ほむら「どうして?」

マミ「どうしてもよっ!」

ほむら「それじゃ、サプライズ感がなくなるじゃないっ!!」

マミ「へ、へぇっ!?」

ほむら「マ、マミが、訳わかんないこと言う……」グスッグスッ

ほむら「も、もうやぁ……」ポロポロ

マミ「ご、ごめんなさい……」

なぜか二重投稿になった

ほむら「あら、まどかたちだわ」

マミ「そうね」

ほむら「……まだ私たちに気がついてないみたいね」

マミ「そうみたいね」

ほむら「よし。行ってきなさい」

マミ「へ?」

ほむら「私はここで隠れてるから」

マミ「ど、どうして? 一緒に行けばいいじゃない」

ほむら「……ばかっ!」

マミ「は、はい?」

ほむら「いいマミ、いつでも私が一緒ってわけじゃないのよ?」

ほむら「あなた、私がいないとき、彼女たちと混じって登校することができる?」

マミ「そ、それは……」

ほむら「そんなんだから、いつまでたってもぼっちなのよ、あなたは!」

マミ「う、うぅ」

ほむら「……一歩踏み出しなさい、マミ。ほんの少し勇気を出すだけ」

ほむら「大丈夫よ。彼女たちはあなたのことが大好きだから」

マミ「……」

ほむら「……あなたは、とっても友達思いで、繊細で、やさしい女の子よ。いつも私たちに気を配ってる」

ほむら「それは私たちに伝わってるわ。絶対大丈夫よ。だから……」

マミ「わかったわ。ほむらさん」

ほむら「マミ……」

マミ「心配することなんてなかった。本当にバカね、私。あなたにこんなに気を使ってもらって、ようやく気づくなんて」

マミ「じゃ、行ってくるわ」

ほむら「ええ、行ってらっしゃい」クスッ

さやか「あ、ほむらにマミさん。おはようございます」

ほむら「は?」

マミ「へ?」

さやか「いやー、なんか二人で後ろで話してるのが見えたんだけど」

さやか「あれ、気付きませんでした? すぐ前にいたんですよ、私たち」

ほむら「……」

マミ「……」

まどか(ね、ねえ。やっぱり……)ヒソヒソ

仁美(え、ええ。雰囲気からして、おふたりは大事なお話をしていたのでは……)ヒソヒソ

まどか(でもさやかちゃん、一人でドンドン行っちゃうから……)ヒソヒソ

さやか「……あれ? な、なにこの空気……」

ほむら「ねえ、さやか」

さやか「な、なに。ほむら」

ほむら「私、あなたのこと大好きだけど、これはちょっとアウトよ」

さやか「へ、へ?」

ほむら「だからペナルティを与えるわ」

さやか「へ……?」

マミさんの好感度が変動しました

マミさん ★×3 → マミさん ★×4


*HM5(金) 昼


 教室


ほむら「全く、せっかく適当にマミを焚きつけて、私への依存心を除去する計画が台無しになったわ」

ほむら「さて、何をしようかしら?」

>>765

システムについて
>>747 >>748

さやかにキス

ほむら「さやかにKiss、ね……」

ほむら「行きましょう」

ほむら「全速力よ」シュババババ


*HM5(金) 昼


 CDショップ


ほむら「これください」

ほむら「戻るわ」シュババババ


*HM5(金) 昼


 教室


ほむら「さやか」

さやか「ん、なに?」

ほむら「Kissしましょう」

さやか「さっきあんた散々したでしょ。体中唾液臭いんだけど」

ほむら「そういうと思って、これを持ってきたのよ」スッ

http://www.youtube.com/watch?v=iZq3i94mSsQ

さやか「ん……? KISSかぁ、また懐かしいものを……」

ほむら「ヘヴィメタルの先駆け、KISSの名曲、デトロイト・ロック・シティよ」

ほむら「音楽へ興味のあるあなたに、と思ってね。今朝、やりすぎたとこもあるし、そのお詫びも兼ねてね」

さやか「んー、私の好きな音楽ってクラシック系なんだけど」

ほむら「音楽に貴賎なんてないわ。実験音楽で有名なジョン・ケージは、音を【音楽を構成する要素】、音楽を【音の組織化】として捉えた」

ほむら「クラシックとロックに、本来境目なんてないのよ」

ほむら「同じような音楽ばかり聴いていては、世界が閉じていくばかりよ。たまには新しい音楽も聞いてみたらどう?」

さやか「んん、妙な理屈だけど、一理ないことはないね」

ほむら「じゃあ、一緒に聞きましょう」スッ

さやか「ん」スッ ポチッ

CDプレイヤー『トゥルトゥルトゥルトゥル』

さやか「……」

ほむら「……」

CDプレイヤー『I feel uptight on a Saturday night』

CDプレイヤー『Nine o' clock, the radio's the only light』

CDプレイヤー『I hear my song and it pulls me through』

CDプレイヤー『Get up Everybody's gonna leave their seat』

CDプレイヤー『Get up Everybody's gonna leave their seat』

ほむら「……どうだった?」

さやか「……んー、思ってたよか良かったかな」

ほむら「そ、それだけ?」

さやか「ん?」

ほむら「それだけしか感想が出てこないの!?」

さやか「な、なによ」

ほむら「き、KISSがなければ日本のロックの発展は無かったのよ!? X JAPANだって生まれなかったのよ!?」

さやか「そ、そんなこと言われても……」

ほむら「こ、この音楽的完成の乏しさ、泣けてくるわ……」

さやか「そ、そこまで言わなくたって」

ほむら「次はこれを聞きなさい」

http://www.youtube.com/watch?v=mdwZV4Y95Nw

さやか「ま、マリリン・マンソンって、アンタ……」

これ誰得?

さやか「……」

CDプレイヤー『Be obscene, be be obscene』

CDプレイヤー『Be obscene, baby, and not heard.』

ほむら「……」ブンッブンッ

さやか(ヘッドバンキングしてる・・・・・・)

CDプレイヤー『Bang bang bang bang bang.』

ほむら「……どうだった?」

さやか「いや、どうだったっていうか……」

さやか「……歌詞がひどいとしか」

ほむら「はああああ!?」

さやか「!?」ビクッ

ほむら「あ、あなたなに言ってるの!? マリリン・マンソンと言えばビジュアル系の先駆けよ!?」

ほむら「マンソンがいなかったら、cali≠gariだって生まれなかったかもしれないのよ!?」

さやか「いや、知らんがな……」

ほむら「う、うぅぅ……。なんて酷い感性なの……?」

さやか「むっ!」

さやか「ていうか、歌詞が酷すぎんのよっ!!」

さやか「『ワイセツになれ』とかしか言ってないじゃないっ! いくらなんでもこれは酷すぎるよっ!!」

ほむら「そ、その歌詞の斬新さがわからないの!? あなた、マンソンがいかに偉大か……」

さやか「だから、そんなん知らん!!」

ほむら「……」

さやか(い、言いすぎたかな……。考えてみたら、本人は善意で言ってきたのよね……)

さやか「……あ、あの、ほむら……」

ほむら「」ブツブツ

さやか「……え?」

ほむら「You want commitment?(約束が欲しいのかい?)」

さやか「ほ、ほ……」

ほむら「Put on your best suit, get your arms around me(とっておきのスーツを着て 俺の体に腕を回しなよ)」

さやか「あ……」

ほむら「Now we're going down down down(そして一緒にどんどんどんどん堕落していくんだ)」

ほむら「"Ladies and gentlemen, be obscene! Be be obscene!(『紳士淑女の皆さん ワイセツであれ!ワイセツであれ!』)」

さやか「……」

ほむら「そこからのKISSよ」

さやか「はい?」


*HM5(金) 晩


 教室


ほむら「さやかの感性の鈍さといったらないわ、全く。体に教えてやったけど」

ほむら「さて、今から何を……」


イーツーカキミガ


ほむら「ん? メール……」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:お茶に付き合ってくれない? 奢るわよ


ほむら「……どうしようかしら?」

*マミさんに付き合いますか?

1、付き合う
2、断わる

>>774

1

ごめん忘れてた

さやかの好感度の変動はありませんでした

さやか ★×2

安価下

あれっすよ。適当に書いてたらさやかさんが難攻不落の要塞になっちゃったんすよ

ほむら『いいわよ』

マミ『わっ! ……ほ、ほむらさんね』

マミ『以前あなたといった喫茶店に以降と思ってるんだけど、そこで良かったかしら』

ほむら『構わないわ』

マミ『じゃあ、一時間後にそこで待ち合わせで』

ほむら『わかったわ』

ほむら「行きましょう」


*HM5(金) 晩


 喫茶店


マミ「……あら、先に来てたのね、……って」

ほむら「お先してるわ」ムシャムシャ

マミ「何!? この皿の量は!?」

ほむら「ちょっと早く着いたから、先に食べてたの」ムシャムシャ

マミ「……あなた、いつからここにいたの?」

ほむら「一時間前」ズズズッ

マミ「……」

ほむら「奢ってくれるのよね?」ムシャムシャ

マミ「……ええ」

ほむら「でも、どういう風の吹き回し? あなたからの誘いなんて珍しいわ」ムシャムシャ

マミ「……今日の、お礼をしたくて」

ほむら「お礼?」ムシャムシャ

マミ「そう、お礼。あなたが叱ってくれなかったら、私、昨日のままだったもの」

マミ「誰かと仲良くしたくても、自分から近づかない、近づけない」

マミ「見栄っ張りで、ずるくて弱い。そんな私」

ほむら「……」ズズー

マミ「でも、あなたに叱ってもらってようやく解ったの」

マミ「本当の友達に、そんなくだらない見栄なんか必要ないって」

ほむら「……」ムシャムシャ

マミ「私、なんでも出来るって思ったの。あなたの言葉のおかげで……」

ほむら「……」ズズズッ

マミ「あの、聞いてる?」

ほむら「なにを言うのかと思ったら、そんなわかりきったこと?」ムシャムシャ

マミ「な……!?」

ほむら「……」ズズー カチャ

ほむら「いい、マミ?」

ほむら「あなたがぼっちになってる原因って、なにかわかる?」

マミ「え……」

ほむら「……」

マミ「……だ、だから、私がいい格好しようとして……」

ほむら「それは結果よ。私は原因を聞いてるの」

マミ「……」

ほむら「……まだ、よくわかってないようね」

ほむら「あなたがぼっちになってる原因って、選民意識よ」

マミ「へ……?」

読み返してみたら★5が最高っぽいな

マミさんリーチじゃねえか!

マミ「せ、選民意識……?」

ほむら「そう」

マミ「そ、そんなの私……」

ほむら「いいえ、あるのよ」

ほむら「あなた、魔法少女になって、自分は不幸じゃないなんて思わないでしょう?」

マミ「そ、それは」

ほむら「学校でなんの不自由もなく笑っている奴らを、少しでも馬鹿にしたことはない?」

ほむら「なんて能天気な奴らだ、って」

マミ「……あ、ある、わ……」

ほむら「ましてやあなたは魔法少女だものね。彼らの命を救ってるのはあなたよ」

ほむら「選民意識を持たないはずが無いわ。……本当は、あなたもわかってるんじゃない?」

マミ「そ、そうよ。わかってた……。わかってたわよそんなの」

マミ「だってそうじゃない! 私、ずっと皆ののために戦ってたのよ!」

セックスできる権利獲得です

ほむら「そうやって、あなたはひとりぼっちになっていったのよ」

マミ「……」

ほむら「わかったからって簡単に変えられるものじゃないのよ、そういうの」

ほむら「……でも、自覚しなければ、ずっと変わらないわ」

マミ「……」

ほむら「私もあなたと同じような意識は持ってるわ。でもね……」

ほむら「幸薄い奴らで集まって、傷を舐め合うのも悪くないけど」

ほむら「幸福な誰かを許せたら、きっともっと世界が輝いて見えるわよ」

ほむら「私は、そう在りたいと思ってる」

マミ「……うん」

ほむら「……少しずつ、変わっていきましょう? 私も、あなたも」

マミ「……」

マミさんの好感度が変動しました

マミさん ★×4 → マミさん ★×5


*HM5(金) 晩


 ほむホーム


ほむら「今日は主にさやかをペロペロする日になったわね」

ほむら「さやかの好感度はもううなぎ昇りのはずよ」

ほむら「さやかとセックスできる日も近いわ」

ほむら「寝ましょう」

寝るわ みんな、ワイセツになろうぜ!

マミ「もうみんな、えっちするしかないじゃない!」

まどか ★×2
さやか ★×2
マミさん★×5
あんこ ★×2
上条さん★×1
QB  ★×1


*HM6(土) 朝


 ほむホーム


ほむら「起きたわ」

ほむら「今日は土曜日。普段できないような安価を期待してるわよ」

>>851

システムについて
>>747 >>748
765 :VIP

いざと言うときの為にQBとの好感度を上げておく。

・・・・・とりあえず土曜日は午前のみ授業ありという認識でよかったでしょうか・・・・・・。

ほむら「あの鳥獣となかよくする、か……」

ほむら「連絡するわ」


ほむら『QB……。QB!!』

QB『ん? 誰だい?』

ほむら『QB!!』

QB『だから誰だい? 僕に何か用かい』

ほむら『Yes! 今どこにいるの?』

QB『マミの家だよ』

ほむら『そちらに向かうわ』


ほむら「行くわ」

>>853
忘れてた どうしよう まあなんとかする

*HM6(土) 朝


 マミの家


ほむら「着いたわ」

ほむら「」ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピンピピポピピピピピピピピピピピポピンポーン

ほむら「……」

ほむら「」ピピピピピピピピピピピピピピピピピ

マミ「はいはい」ガチャ

ほむら「おはようマミ」

マミ「ええ、おはようほむらさん」

マミ「ちょっと中で待っててくれる? 今支度するから」

ほむら「ええ。お邪魔するわ」


マミ「紅茶は飲む?」

ほむら「頂くわ」

マミ「……何か食べる?」トポトポ

ほむら「あればなんでもいいわ」

マミ「昨日焼いたクッキーがあるんだけど、それでいいかしら?」

ほむら「ええ、……美味しいわね」ポリポリ ズズッ

マミ「ふふふ……。良かったわ」


マミ「……そろそろ行く?」

ほむら「行ってらっしゃい」

マミ「はーい行ってきまーす。……じゃなくてあなたも行くのよ」

ほむら「今日はあなたに用があってここに来たんじゃないのよ」

マミ「え?」

QB「僕さ」ヒョコッ

マミ「QB?」

ほむら「今日はQBとお話がしたくてここに来たのよ」

QB「と、暁美ほむらからさっき連絡があってね」

QB「二人で仲良く話してたから、僕は後にしようと思ったのさ」

ほむら「気にしなくていいのに」

QB「そうかい? 人間はこういうのを大事にすると思ったんだよ」

ほむら「そう、ありがとう」

QB「いいさ」

マミ「じゃ、じゃあ学校はどうするの?」

ほむら「今日は休むわ。大事な話なのよ」

マミ「そ、そう……」

ほむら「ええ。……クッキー食べる?」ヒョイ

QB「ありがとう。……美味しいね」ポリポリ

ほむら「そう、よかった……。まだあるわよ」

QB「うん。……甘くて美味しいね。この国は食べるものに困らなくていい」ポリポリ

ほむら「ふふ……。可愛いわね」ナデナデ

マミ「……」

ほむら「ああ、鍵はどうすればいいかしら?」

マミ「えっ……」

ほむら「……まあ、一緒に出ればいいか。行きましょうQB」ヒョイッ

QB「うん」

マミ「……」ガチャ

ほむら「じゃあ、行ってらっしゃい」

QB「行ってらっしゃい」

マミ「え、ええ」

ほむら「……じゃあぁー、二人でぇー、どこで遊ぶぅー? グリードアイランドォー?」スタスタ

QB「どこだい? それ」

ほむら「えぇー? 知らないのQBぃー?」スタスタ

マミ「……」

マミ「……行ってきます」

*HM6(土) 朝


 どこかの公園


ほむら「着いたわ」

QB「ここがグリードアイランドかい?」

ほむら「そうよ」

QB「そうかい。それで、僕になんの用だい?」

ほむら「つれないのね……。私は、あなたと仲良くしたいと思っただけよ」

QB「そうなのかい? 一昨日君は、僕の尻の穴にカンシャク玉を詰め込んだけど……」

ほむら「私なりにあなたに歩み寄ったのよ」

QB「あれ以来、尻の穴がゆるいんだ。ああいうのは今後勘弁してくれないか」

ほむら「考えておくわ」

[ピーーー]ファック!

[ピーーー]ファック!QB「改めて言うけど、なんの用なんだい?」

ほむら「あなたと仲良くしたいのよ、私は」

QB「そうなのかい……。じゃあ、以前君が聞いた問いの答えを教えて欲しいな」

ほむら「なんだったかしら」

QB「忘れたのかい? 君は僕にこう聞いたよ」

………………………………………………………………………………………………………………

ほむら「私が今から質問するから、それが何を対象としてるか答えてくれる?」

QB「わかったよ」

ほむら「ええ、……『わたしって くもが にがてなの』」

………………………………………………………………………………………………………………

ほむら「ああ、あれ?」

QB「僕の答えの何が間違っていたのか、未だにわからなくてね」

ほむら「本当に? まだわからないの?」

QB「ああ。恥ずかしながらね」

混ざった

ほむら「あの時私は、【空を見上げながら】あなたに言ったわ」

ほむら「私はくもが苦手ってね」

QB「ああ、だから君は雲が苦手なんだろう? 何が間違ってるって言うんだい」

ほむら「一般的な感覚と照らし合わせたら、私が空に浮かぶ雲が苦手なんて結論は出ないのよ」

ほむら「普通、中学生の女の子から【くもが苦手】って言われて、空に浮かぶ雲を連想する人はまずいないわ」

ほむら「統計の問題って前置きしたでしょう? だからあの場面は、昆虫の蜘蛛って答えるのが正解なのよ」

QB「ああ、そういうことか。……相変わらず、人間の価値基準はよくわからないな」

ほむら「あなたたちの基準からすれば、あの場面では、空に浮かぶ雲って答えるのが正解なんでしょうけどね」

ほむら「私が空を見上げることで、あなたたちに判断材料を増やしてあげたのよ」

QB「それがミスリードだったのかい?」

ほむら「ええ」

ほむら「そのことから、あなたたちが人間のことに関して勉強不足だってわかるの」

QB「だっておかしいじゃないか。蜘蛛より君たちの方が圧倒的に強者だろう?」

QB「それなのに蜘蛛を怖がるなんて、訳が分からないよ」

ほむら「それはあなたたちの感覚よ」

QB「理性的に考えれば結論が出るじゃないか」

QB「確かに人間にとって脅威に値する蜘蛛が居ないわけじゃなけど、日本には生息していないしね」

QB「なんで君たちはそんなものを怖がるんだい? 本当に訳が分からないよ」

ほむら「誰もがあなたのような知識を持ち合わせてるわけじゃないのよ。特に人間はね」

ほむら「人間は、とても時間をかけて成長していくのよ。長い時間をかけて世の中のことを理解していく」

ほむら「私はあの質問をしたとき、一般的な女子中学生の基準に合わせて答えを言ったわ。でもね」

ほむら「それは、決して彼女たちが理性的でないというわけではないのよ」

ほむら「まだ世の中のことをよく知らないだけなの」

ほむら「彼女たちなりの合理的な思考に基づいた上での結論なのよ」

QB「そうなのかい」

ほむら「ええ……。あなたたちは、自分の思考を他者に正確に伝える術があるわね」

QB「テレパシーのことかい」

ほむら「そう。言語に比べ、とても優れた意思伝達手段。私たちにはそういうものがないのよ」

ほむら「あなたたちのように他者と経験が共有できない私たちは、自分の経験を元に物事を判断するしかない」

QB「だから、君たちは蜘蛛を怖がるのかい」

ほむら「そうよ」

QB「……なんていう不合理的な生き物なんだ」

用事ができたんで行ってくる

あんこちゃんの好感度ってキスした時に3になってなかったかしら

>>885みたいに細かいことを指摘する奴に友達はできないと思う
俺はお前のこと大好きだけどな!! なーーーーーーーーーーーーー!!! うんこ!!!!!

ほむら「だから私は、あなたに勉強不足だといったのよ」

QB「でも、僕が歩み寄る必要があるのかい?」

QB「さっきの問いの答えだって、君たちの経験不足から発生した齟齬だよね?」

ほむら「あなたの方が正しいから、私たちがあなたに合わせるべきだと?」

QB「まあ、そういうことかな」

ほむら「それって、すごく傲慢な考えよ」

QB「でも、君だって僕が言ってることが正しいって認めてるじゃないか」

ほむら「ええ、あなたが言ってることに間違えなんてないわ」

QB「じゃあ、僕の考えのどこが傲慢だっていうのさ」

ほむら「レヴィ・ストロースって知ってる?」

QB「フランスの人類学者っだったっけ。それがどうしたんだい」

ほむら「彼は哲学者でもあるわ。……彼は構造主義を問うたわ」

ほむら「かの時代、西洋側からのアジアの植民地化が進んでいた」

ほむら「西洋側が侵略する際に掲げたお題目は」

ほむら「大雑把に言うと、【彼らに西洋の科学的・合理的な考えを教授し、生活水準を向上させる】っていうものだったわ」

QB「結構なことじゃないか」

ほむら「実際は、体よく彼らを労働力として利用しただけなんだけれどね」

ほむら「まあ、そこは今回は重要じゃないのよ。とてもデリケートな問題だから、触れるのはここまでにしておくわ」

ほむら「何が言いたいかって言うとね……」

QB「ふむ」

ほむら「正直、余計なお世話なのよ。いちいち私たちの生き方に口出しするな」

ほむら「何が【私たちの考えが正しい】よ。馬鹿にするのもたいがいにして欲しいわ」

ほむら「何様のつもりよ、あなたたちは」

QB「……僕に言ってるのかい? それ」

ほむら「神経腐ってる糞欧米野郎に言ってるのよ」

ほむら「はっきり言っていい迷惑なのよ」

ほむら「こっちだって今まで培ってきた文化があるのよ?」

ほむら「生活してきた環境の中で、【こうすればもっと上手くいくんじゃないか】【こうすればもっと明日は良くなるんじゃないか】」

ほむら「そうやって長い時を積み重ねて、私たちは自分たちの文化を築き上げてきたの」

ほむら「そこには、私たちの思いや誇りが詰まっているわ」

ほむら「そこに、いきなり横から【お前ら頭悪いな、ここはこうするほうがいいだろ。馬鹿じゃね?】とか言われた日には」

ほむら「民族全員立ち上がるわよ。【馬鹿にするんじゃねえ】って」

QB「そこがわからない。合理的なほうがいいに決まっているじゃないか」

ほむら「いきなり【こうするべきだ】なんて言われても、直ぐに伝わるものじゃないわ」

ほむら「人に何か伝えたいと思うなら、もっと時間をかけて、それも真摯な姿勢で行うべきなのよ」

ほむら「【自分たちはこう思うんだけど、あなたたちはどう思う】ってね」

QB「……」

ほむら「傲慢で押し付けがましい西洋合理主義を否定したのが、レヴィ・ストロースよ」

ほむら「彼の謳った構造主義は、自分たち西洋主義者以外にも、色々な考えをもった人がいる」

ほむら「それを不合理的と断じてしまうのは、ひどく傲慢である、といった考え方よ」

ほむら「【合理的だから】、なんて一言で、人は割り切れるものじゃないのよ」

QB「……」

ほむら「あなたたちにはわからないかしら?」

ほむら「テレパシーなら、距離も人数も関係なく考えが伝わるものね」

QB「……やっぱり、君たちと僕たちでは大きな隔たりがあるらしい」

ほむら「考えは変わらなかったかしら」

QB「うん。その傲慢、って考え方もよくわからない」

QB「やっぱり合理的なほうがいいに決まってるよ。そういうふうにしか思えないな」

ほむら「あなたが私たちにあわせてものを考えるのは間違ってる?」

QB「そうだね。正しい方にあわせてものを考えるべきだと思うよ」

ほむら「そういう考え方って、なんていうか知ってる」

QB「なんだい?」

ほむら「子供じみた考え、っていうのよ」

QB「……どういうことだい?」

ほむら「あら、怒らせてしまったかしら」

QB「怒ってないよ。……理由を説明して欲しいんだ」

ほむら「別に馬鹿にしてるわけじゃないのよ。人間の基準に照らし併せたらそういう結論が出るの」

ほむら「精神的に未熟な子供じみた考え方だなってね」

QB「精神的……。またよくわからない考え方だね」

ほむら「そうかしら? とっても合理的な理由があるのよ?」

QB「合理的?」

ほむら「ええ。……加えて、あなたたちがこの考え方を理解するのが」

ほむら「あなたたちにとって合理的だって理由もあるわ」

QB「……」

QB「僕たちは、魔法少女と契約して魔女を倒すためにこの星に来ている」

QB「そこも含めて合理的、かい?」

ほむら「ええ、そうよ」

QB「興味深い……。とても興味深いな。そんなことを言った人間は君が初めてだよ」

QB「是非理由を説明してほしいな」

ほむら「残念だけど、授業はまた今度ね。私もやることが多くて」

QB「そうかい……。とても残念だよ。また今度あったら、是非聞かせて欲しい」

ほむら「ええ。私もあなたが変わってくれるのを楽しみにしてるわ」

ほむら「……そうそう。あなた、まどかとの契約に手こずっているそうね」

QB「そうなんだ。何故なんだろうね。なんでも願いが叶うっていうのに」

QB「人間はそういうのを好むんじゃないのかい? 訳が分からないよ」

ほむら「ふむ、私もまどかが何を考えてあなたとの契約を拒んでるかはわからないわ」

QB[君もなのかい?」

ほむら「ええ。人間は考え方が多様だから。近い立場の人間でも、考えてることは全く違う、なんてのはよくあることなのよ」

QB「難しいんだね、人間は……」

ほむら「ええ。……だから、思い切って試してみたらどう?」

QB「なにをだい?」

ほむら「例えば、そうね……。敬称をつけてみるとか。【まどかさん】とか【さやかさん】みたいに」

QB「統計的には、君たちは敬称をつけられるのを嫌う傾向にあるよ」

ほむら「ものは試しよ。さっき、人間は考え方が多様って言ったでしょう?」

ほむら「彼女たちがそういうのを好むかもしれないわよ」

QB「なるほど……。一理あるね」

ほむら「あとは、思い切りへりくだってみるのよ」

QB「どういうことだい?」

ほむら「そうね。具体的には、言葉の端々に【お願いします!】って付けるの」

ほむら「【先っちょだけ、先っちょだけですから!!】っていうのも良いかもしれないわ」

QB「何が先っちょだけなんだい?」

ほむら「【少しでもいいから契約について考えてみて頂けませんか?】って意味よ」

QB「なるほど……。言葉っていうのは、本当に難しいね」

ほむら「ええ。ほんの少しのシチュエーションの違いで、使うべき言葉が変わってしまうわ」

ほむら「でも、そこが面白いのよ。……あなたも、人間についてもっと知って欲しい」

ほむら「こういう勉強をするのも、きっとあなたたちにとって意義があるはずよ」

QB「ふむ……。早速試してみるよ。今日はありがとう。勉強になったよ」

ほむら「ええ、上手くいったら教えてね」

QB「うん。じゃあ、また今度」

ほむら「健闘を祈るわ」


*HM6(土) 昼


 ほむホーム


ほむら「畜生は本当に頭が弱いわね」

ほむら「さて、今日は……」


イーツーカキミガ


ほむら「ん?」


 宛先:巴マミ
 題名:なし
 本文:暇なら遊ばない?


ほむら「……どうしようかしら?」

*マミさんに付き合いますか?

1、付き合う
2、断わる

>>899
システムについて
>>747 >>748

お菓子買ってくる 安価した

は、はわわ……。忘れてたですぅ。だからなんだよ? お前ら[ピーーー]よ……。

QBの好感度が変動しました

QB  ★×1 → QB  ★×2



ほむら『いいわよ』

マミ『わあっ! ……わざわざメールしてる意味ないわね、これ』

ほむら『そうね。ところでどこで遊ぶの?』

マミ『うーん。適当に街をうろつくぐらいしか考えてないわね』

ほむら『これだからぼっちは』

マミ『うるさいわね』

ほむら『ちょっと待ってなさい。このぼっち』


 行き先を決めます
 1、喫茶店
 2、デパート
 3、映画館
 4、街を散策

>>909

映画見よう!

ついに来たか……。僕映画ほとんど見ないんすよ。だから書きたくてもあんま書けないんすよ。
なんでこんなん安価に入れたんだろうね。まあ少ないボキャブラリーからなんとかするわ。

ほむら『映画でも見ましょうか』

マミ『映画? ……そうね。いいわよ』

ほむら『そうねぇ、いいわよぉぉ?』

マミ『……ほむらさん?』

ほむら『じゃあ、映画館で待ってるわね』

マミ『……ええ』

マミ『ああ、お昼ご飯はどうする?』

ほむら『食べてくわ。……じゃあ、一時間後でいい?』

マミ『ええ』


ほむら「飯屋。飯屋を探すわ」

*HM6(土) 昼


 赤から


店員「……」

ほむら「赤から鍋二人前と、豚キムチ焼き、特製ミノ串」

店員(ひ、一人で!?)

店員「か、辛さはどういたしますか?」

ほむら「10辛で」

店員「か、かしこまりました」

ほむら「あと、とりあえず生一つ」

店員「……お客様?」


ほむら「……店員の教育がなってないわね」

ほむら「まだかしら? 遅いわ……」イライラ

店員「お待たせいたしました。赤から鍋二人前です」

ほむら「いよっ! 待ってました!」


ほむら「すいませーん。野菜盛り合わせ追加で。あと一緒に雑炊ってできます?」

店員「大丈夫ですよ」

ほむら「じゃあ、それを二人前ずつで。あとお冷ください」

店員「か、かしこまりました……」


ほむら「よく食べたわ」ゲーップ

ほむら「映画館へ行くわ」

*HM6(土) 昼


 映画館


ほむら「着いたわ」

ほむら「マミはどこかしら……」キョロキョロ


マミ「……」


ほむら「あそこでアホ面下げて突っ立ってるのがマミね」

ほむら「マミっ!! マミさーん!!!」ダダダッ

マミ「えっ、あっほむらさん?」

ほむら「マミっ!! マミマミマミっ!!」ダキッ

マミ「えっ? な、なに? どうしたのほむらさん……」

マミ「口くさっ!!」

ほむら「マ~~~~ミ~~~~~~~」グイグイグイ

マミ「は、離れてっ!! 臭い! 本当に臭いわ!!」

ほむら「うへへへへへ……。ええ乳しとるでホンマ……。触らせてや」

マミ「な、なんなのあなた! 酔ってるの!? いいから離れなさいっ!」

ほむら「……たまにはマミにもセクハラしてみようと思ったけど、大して面白くないわね」パッ

マミ「えっ?」

ほむら「行きましょう。私たちの戦場はここではないはずよ」スタスタ

マミ「な、なんなの……」


ほむら「さて、今から見れる映画は……」

ほむら「【新世紀エヴァンゲリオン 破】と【エクスペンダブルス】ね」

マミ「う~ん。これならエヴァかしらね。続きまだ見てないし」

ほむら「あんな商業主義に犯された映画なんて、私は微塵も興味がないわ」

マミ「そ、そうなの?」

ほむら「ええ。所詮パチンコで人気が再燃しただけの作品でしょ?」

ほむら「きっと内容スッカスカよ。カルピスの原液に水を足しまくったらそれはもうただの水だわ。飲めたものじゃないのよ」

ほむら「だから私はこっちを選ぶわ」

マミ「エクスペンダブルス……を?」

ほむら「ええ。……商業主義に犯された糞アニメと違って、こっちは本物の映画よ」

ほむら「いい映画に違いないわ。私には見える。製作者のみんなのこれにこめた想いが」

ほむら「【いい映画になれよ】【きっと成功するさ】。……そんな想いが、母が子を想うような気持ちが見える」

ほむら「だから私はこの子を選ぶ。……マミはそれでいい?」

マミ「ええ。ほむらさんがそれでいいのなら」

ほむら「ありがとう。……じゃあ行きましょう。この子に込められた想いを見に、ね」

ほむら「……糞映画だったわ。監督共々、共演者全員地獄に落ちろ」

マミ「そ、そこまで言う?」

ほむら「……あなた、本気であれをいい映画だと思ったの?」

マミ「え、えーと……」

ほむら「整理するわ。……まず、なんだかよくわからない、強そうな戦闘集団っぽい人たちが冒頭で出てきた。これが主人公勢ね」

マミ「ええ」

ほむら「で、次になんだかよくわからない独裁国家っぽいところに主人公たちが訪れた」

ほむら「そこで、なんだかよくわからないけど女の人がこき使われていた。これがヒロインね」

マミ「そうだったわね」

ほむら「で、それを快く思わなかった主人公Aが、主人公Bに【あいつらやっつけちまおうぜ】とかそんなこと言ったわ」

ほむら「でも、その独裁国家っぽいところは武装国家だったから、主人公Bは【危ないからやめようぜ】って言ったのよね」

マミ「そうね」

ほむら「で、Aが【それでもなんとかしたい】。Bが【あの女のためか?】」

ほむら「Aが沈黙。それに対してBは【仕方ねえな……。いっちょやってみっか!】。それまで反対してたC・D・E以下も」

ほむら「【給料は弾んでくれるんでしょうね】【オラ、ワクワクしてきたぞ!】……」

ほむら「クソがっ!」

マミ「えええ……」

ほむら「そこまではまだいいわ……。でも、難なく勝っちゃたのよね」

マミ「確かに、あんまり緊迫感がなかったわね」

ほむら「で、助け出したヒロインをAが放置してENDだったわね」

マミ「ひどい言い草だけど、そうね」

ほむら「……クソよね? 私間違ってないわよね?」

ほむら「物語は在り来たりで先が読みやすい。キャラクターの行動の動機は必然性がなく、ストーリーの都合で動く人形」

ほむら「内容はカルピスを通り越して水より薄いわ。空気以下よ。アクションで内容を誤魔化そうって魂胆が見え見え」

マミ「アクション映画なんだから、そこはある程度仕方ないんじゃないかしら」

ほむら「そのアクションシーンがクソなのよ! 映画に暗い私でももっとましなアクション映画をいくらでも思いつくわ!!」

マミ「ほら、あれじゃない? 最近出来のいいSF映画とかファンタジー映画が多いわよね」

ほむら「SFXの技術が発達してれば嫌でもそうなるわね。で、それがどうしたの?」

マミ「そういう映画が増えてるから、たまにはこういう映画があってもいいんじゃない?」

ほむら「はあ。SFXに頼った映画へのアンチテーゼってとこっすか。へぇー、すごい高い志っすね。マジ尊敬しますわぁー」

ほむら「……クソがっ!!! だったらもっとマシな映画撮れよっ!!」

マミ「!?」ビクッ

ほむら「SFやらファンタジーやらとの差別化を図るのはいいわ。でも出来たのがクソ映画でした、じゃなんの意味もないじゃない!!」

ほむら「……時間と金の無駄だったわ。これならエヴァ見てたほうが良かった……」

マミ「い、今さら……?」

ほむら「よく考えたら、アスカとか最高に可愛いじゃない。アスカ舐めたい」

マミ「そ、そう」

ほむら「……でも、ハゲの筋肉ダルマがガトリングガン乱射するシーンはちょっと良かったわ」

マミ「よ、よかったわね」


マミさんの好感度に変動はありませんでした

マミさん ★×5


*HM6(土) 晩


 ほむホーム


ほむら「さて、夜の乙女はどう羽ばたくのかしら?」

>>920
システムについて

おでこにチュー

で、あまり一人で魔女狩りには行かない方がいいかも、ってそれとなく言っておく。

やべえ そういやシャルロッテへの牽制とか言ってたな 忘れてた まあなんとかするわ

ほむら「……そういえば、マミに注意を促すようにするのを忘れてたわね」

ほむら「まあ、この安価と一緒にしてしまえばいいでしょう」


ほむら『マミ』

マミ『あら、ほむらさん。どうしたの? 何か忘れ物?』

ほむら『ええ、そんなところよ。……悪いけど、また会える?』

マミ『ええ、いいわよ』


ほむら「行くわ」


*HM6(土) 晩


 マミの家


ほむら「……」ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

マミ「はいはい」ガチャ

ほむら「待たせたわね、マミ」

マミ「ええ、あがってく?」

ほむら「ええ、そうさせてもらうわ」

マミ「紅茶は」

ほむら「頂くわ」

マミ「……」コポポポポ

マミ「それで、どうしたの?」カチャ

ほむら「ええ。あなたに言っておくことがあってね」ズズッ

マミ「言っておくこと?」

ほむら「ええ……。魔女狩りのことよ」

マミ「魔女狩り? 魔女狩りがどうしたの」

ほむら「……気づいてる? 最近の魔女の動きについて」

マミ「……どういうこと?」

ほむら「【動き】よ。魔女の【動き】、その【傾向】について……」

ほむら「わからないふりをするのはやめて。あなたほどの魔法少女がそれに気づいていないはずがない」

ほむら「……それとも、まだ私を信用できないの?」

マミ「そ、そんなことないわ。ほむらさんのことは信用してる」

ほむら「そう。私はあなたに死んで欲しくないだけ。情報の出し惜しみはしないわ」

ほむら「できれば、あなたと情報を共有できればと思ってるんだけど、それでいい?」

マミ「も、もちろんよ」

ほむら「じゃあ、私の分かっていることについて説明するわね」

ほむら「この街は、他所と比較して特に魔女が多く出る傾向があることは知ってる?」

マミ「QBが言ってたわね」

ほむら「ええ。……長い間調査することで、私はついにその理由を掴んだ」

ほむら「この街には多くの学校があるわ。そして多くの学生が集まる」

ほむら「学生っていうのは子供たちのことよね? これがどういうことか、あなたにわかる?」

マミ「……」

ほむら「調査を経て、魔女は子供たち、それも少女が多く集まるところに出現する。ということが統計的に示されたの」

ほむら「なぜ魔女は、少女の集まるところに現れるのか……? 私見だけど、おそらく間違っていない結論がでたわ」

マミ「そ、それは?」

ほむら「魔女は、少女たちの絶望を糧に生まれるのよ。少女たちの絶望がグリーフシードに成り果てる」

ほむら「私はこれを、【絶望の果て~ダークマター~】と定義付けたわ」

マミ「だ、ダークマター……」グッ

ほむら「【絶望の果てに~ダークマター~】が、この街に魔女が多い理由よ」

マミ「なるほどね……。学生が多いこの街には、【絶望の果てに~ダークマター~】が起こりうる要因が多い」

ほむら「そういうこと。飲み込みが早いわね」

マミ「まあ、このくらいわね」

ほむら「そこまでわかるなら、もう説明しなくてもわかるでしょうけど」

ほむら「確認の意味も込めて一応の説明はしておくわ。魔女の【動き】、その【傾向】について、ね」

マミ「ええ。お願いするわ」

ほむら「ええ……。今説明したとおり、この街には【絶望の果てに~ダークマター~】が起こりうる要因が多いわ」

ほむら「それが原因になっていると思うんだけど、最近、この街の魔女は一様に同じ動きを示しているわ」

ほむら「ほかの場所の魔女に比べ【パワーアップ】もしくは、【特殊能力の付与】がある魔女が増えてきているの

厨二むずい

マミ「話の流れからすると、【絶望の果てに~ダークマター~】が原因・てことかしら?」

ほむら「あなたは優秀ね」

マミ「魔女が少女たちの絶望を糧としてさらに成長していく……。ま・わかりやすい図式ね」

ほむら「そういうことよ。私はこの現象を【終末の運命~アポカリプス~】と名付けたわ」

マミ「【終末の運命~アポカリプス~】……」

ほむら「そう。……だから、今後一人で魔女退治するのは控えて……」

マミ「上等じゃない」

ほむら「え?」

マミ「魔女がいくら強くなろうと、私はその先を行ってやるわ」

マミ「ふふふ……。今日は新しい技でも考えようかしら」

ほむら(何だか失敗したわ)

マミ「ありがとうほむらさん。今日はいいことが聞けたわ」

マミ「少女達を食い物にする魔女なんて、野放しにできるもんですか」

マミ「この街の平和は私が守ってみせる」

ほむら「私はあなたを心配して言ってるのよ……」

マミ「ええ、ありがとう」

マミ「絶対に魔女なんかに私は負けないわ」

ほむら(これはもう駄目ね……)

ほむら「じゃあ、最後に……」

マミ「えっ?」

ほむら「」チュ

マミ「」

ほむら「戦乙女(ヴァルキリー)の加護とまではいかないでしょうけど、どうかあなたに幸運がありますように……」

ほむら「……じゃあ、ご武運を」

マミ「」


*HM6(土) 晩


 ほむホーム


ほむら「マミがあそこまで脳筋だったのは計算外だったわ。ヴァルハラにでも逝ってろ」

ほむら「寝ましょう」

寝る

やべえまた忘れた

マミさんの好感度に変動はありませんでした

マミさん ★×5

もうマミさん殺られても問題ないんじゃないかなぁ…

>>936 ねー?

なんで君はそんなこと言うんだ…… 訳が分からないよ……

いいと思うよ なんか適当に書き込もうぜ!!
うんこ! うんこ!

マミさんはきっと助かる ほっといても助かる
嘘です ほっといたら死にます ここではそういう設定です

マミさん死んだ!ほむほむ思いのほか悲しい!るーるーるー
と思ったら最終決戦時に死んだはずのマミさんが仮面被って復活した!マミさんかっけーマジパネェっす

つまりマミさんにその手のアニメや漫画を見させる作業を始めるしかないな

でも、マミさんだし……

うんこ! うんこ!!
うーーーーーーーーーーーーーーんこ!!!
マミ! マミ!! マミはうんこ!! やーい!!

ごめん続き書くわ もう一生黙ってる

なんて言うわけねーだろ! マミはうんこ!!

でも、>>945さんの言うとおり、マミさんなら虚化して卍解してくれると思うんですよ。
だから[ピーーー]せてみる選択肢もアリなんじゃないかと。

誰かなんか言ってよ…… 僕一人で馬鹿みたいじゃないですか

うんこ

キャー、「とりあえず」が一つのレス内で被っちゃった
俺ってほんとバカ


うんこうんこ

うおおおおおおおおぉぉぉおぉぉ!! うんこのヴォルテージが上がってきたぜぇーーーー!!!
うんこ! うんこ! うんこ!!
マミさんはうんこ!! ほむらもうんこ!! さやかちゃんは天使!!
俺もうんこ!! お前らは……

大好きだよ……

でもうんこ!!!

あと>>951バーカ!! このうんこ!!

うんこマン

なんか言えよ

な、なんか!

HTML化依頼ってなに? 教えてよ。僕一人だけ知らないなんて馬鹿みたいじゃないですか……。

まあいいやググるわーーーーーーーー!!! ググるし!! いいよもう!!!

うーむ、何か言えと申されましても……
んんっと……やっぱり汚い発言くらいしか出来ないんだよなぁ
このこ汚い流れをこれ以上続けるのもあれだよなぁ

>>959は何言ってるの? 大丈夫? ぽんぽん痛いの?

ごめん……。俺、舞い上がってたんだ。

うんこちゃんは女神

>>962はマジカッケース!! うんこマンの鑑っすよ!!
ぼく言われるまで気が付かなかったもん!! うんこすげえ!!

ワカメちゃんは所詮パンツ要員でしかないからなあ……

ボクともえ きのう家 きょうはなまくび

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