一方通行「友達ィ?」(1000)

注意点

・一通さんが気弱です。原作の面影は一切ありません

・初SSですので色々不具合があるやもしれません。というかあるでしょう。

・投下は大分不定期になると思います。

・キャラが違うのは暖かい気持ちで見守ってくだされば幸いです

・原作の時間軸は気にしないでください


研究者A「ここが絶対能力者進化計画の実験場だ」

一方通行「……なにも器具とか無ェけど、なにをするんだ?」

研究者A「これから君にはあるモノと戦ってもらう。 よし、連れてこい」
   ウィーン
ミサカ00001「…………」

研究者A「これは第3位のクローンで、レベルは2程度だg「ムリ」

研究者A「え?」

一歩通行「ムリ。絶対ムリ」ガクガクブルブル


研究者A「な、何故だ!? 実験を持ちかけたときは2つ返事で、やると
言ったじゃないか!?」

一方通行「だ、だって簡単だって言ったじゃン。戦うなンて知らなかったもン」ウルウル

研究者A「確かに言ってはいないが! 君は第1位だろう、戦闘だってお手の物じゃ
ないか!?」

一方通行「み、皆向こうから襲ってくるヤツばっかりだし。オレ、反射してるだけだし。
オレ、ケンカなンかしたことねェし」

研究者A「し、しかしだ「待って下さい」

ミサカ「待ってください、とミサカは先ほどから空気であることに耐えられず口を挟みます」

研究者A「なんだ00001号。今大事な話をしているんだ」

ミサカ「彼の説得ならミサカに任せてください、とミサカはミサカが学習装置により
ネゴシエーターから海チョコボの育て方までマスターしていることを主張します」

研究者A「……まあ、私が言っても埒があきそうもないしな……」

ミサカ「了解しました。それでは行きましょう、とミサカはまだ震えている一方通行に
場所を変えることを促します」

一方通行「え? あ、うン……」

 研究所外のベンチ

ミサカ「どうして実験が嫌なんですか? とミサカは先ほどの無能研究者と同じ問いを投げかけます」

一方通行「……だって、ケンカなンて怖ェし……」オドオド

ミサカ「あなたの能力をミサカは知りませんが、第1位なら大抵の戦闘なら慣れてしまえばなん
てことはないのでは? とミサカは素朴な疑問を口にします」

一方通行「オ、オレと戦ったらお前がケガすンだろォ?」ビクビク

ミサカ「?」

一方通行「オレに勝負しかけてくる奴は、皆ケガするンだ。オレが何もしなくても反射してるから。
急に襲ってくるヤツからは逃げれねェし。……反射切るのは怖いし」

ミサカ「……あなたは何故、絶対能力者になりたいのですか? とミサカは質問します」

一方通行「……無敵になればさァ。最初から誰もオレに勝負なンてしかけてこなくなると思ったんだ。最強じゃなくて無敵に。誰も近寄ってこなけりゃ、そ、そうすればオレなンかに関わってケガすることもねェもン」

ミサカ「それでは、仮に絶対能力者になれたとしても、あなたは独りぼっちになってしまいますよ? とミサカは一方通行の考えの欠点を指摘します」

一方通行「……で、でも独りなら誰も傷つかないだろォ?」

ミサカ「それではあなたが傷ついたままです、とミサカは眼光を鋭くして即答します」

一方通行「で、でもォ……」イジイジ


ミサカ「よいアイディアをミサカは持っています。絶対能力者になるより簡単で、
何よりあなたが傷つかなくなります」

一方通行「?」

ミサカ「友達を作ることです、とミサカは慎ましい胸を反らしてナイスなアイディア
を提示します」

一方通行「……友達ィ?」

ミサカ「そうです。友達ならあなたを傷つけることはしないですし、あなたは独りには
なりません、とミサカはしたり顔で呆けている一方通行に説明します」

一方通行「……でも、オレなんかに友達なんてできねェよ。暗いし、学校も行ってねェし……。
友達なンてできたことねェもン


ミサカ「じゃあ……

    
ミサカが初めての友達ですね。とミサカは一方通行の手を両手でとって微笑みかけます」


一方通行「友達……なってくれンのかァ?」

ミサカ「ええ」

一方通行「オレなンかでいいのかァ?」

ミサカ「ええ」

一方通行「ホントにホントかァ?」

ミサカ「ええ。しつこいですよ、とミサカは呆れて苦笑します」


一方通行「……へへっ」ニパァ

ミサカ「うぐっっっ!?」キュン

一方通行「ど、どうしたァ!?」アセアセ

ミサカ「……不覚にもときめいてしまいました、とミサカは第1位のポテンシャルの高さを
実感します」

一方通行「?」

ミサカ「いえ、何でもありません。それより一方通行、早速遊びに行きましょう。ミサカは
アイスというもが食べてみたいです、とミサカはミサカにとっても初めての友達を遊びに誘います」

一方通行「……うンっ」


一方通行に友達ができました。これから、彼の物語はどのように変わっていくのでしょうか―





研究者A「…………帰ってこない」


一方通行に初めての友達ができた数週間後―


ミサカ「お待たせしました。待ちましたか? とミサカは待ち合わせのテンプレ的常套句を使ってみます」

一方通行「ううン。大してまってねェよ」

ミサカ「それはよかったです。それでは、早くいつものファミレスに行きましょう、とミサカは空腹であることをアピールします」

―ファミレス


ミサカ「なんと、今日はビッグニュースがあります、とミサカはうずうずしながら鞄をあさります」

一方通行「ニュースゥ?」コーヒーズズー

ミサカ「そうです、さまぁ~ずのボケの人の方が結婚したのと同じくらいのビッグなニュースです、とミサカは最近ハマっている深夜トーク番組のお笑い芸人を例に出します」

一方通行「それ……微妙じゃね?」

ミサカ「そんなことはありません。ミサカ的には衝撃のニュースでした。地震さえなければお昼のワイドショーは彼のものになっていたに違いありません、とミサカは……ありました! これです! とミサカは高らかに新兵器を掲げます」

一方通行「ケータイ? ミサカちゃンの?

ミサカ「ええ、今日待ち合わせに少し遅れたのはこれを購入していたからなのですよ、とミサカは
買ったばかりの携帯電話を頬ずりします」

一方通行「IDとかはどうしたンだァ? 手続きがあるから難しィンじゃねェの?」

ミサカ「その片はある研究者がどうにかしてくれました、とミサカは携帯電話をパカパカ開いたり
閉じたりしながら答えます」

一方通行「ふゥン……親切なヤツもいるもンだなァ」

ミサカ「そうですね、これもミサカの日々の行いが良いからでしょう、とミサカはミサカの
人徳の高さが渡辺健クラスであることをアピールします」


 回想入ります



ミサカ「ミサカも携帯電話が欲しいです。よって至急的速やかにIDその他書類を用意して
ください、とミサカは無能研究者に命令します」

研究者A「誰が無能だ。そもそも貴様らにそんなものは必要ない。今は計画の練り直しで
手一杯なんだ。あっち行け」シッシッ


ミサカ「はあ、そんなところが無能なんです、とミサカは失望してため息をつきます」

研究者A「何?」

ミサカ「ミサカが一方通行の一番の友達であることを忘れたのですか? ミサカのさじ加減
一つで実験の今後はいくらでも修正できるのですよ? とミサカはデスラー並みの悪人顔で
微笑みます」

研究者A「ぐっ…… 元はといえば貴様が説得するハズだったじゃないか!!」

ミサカ「経緯はどうあれ、今、一方通行に一番影響力のあるのはミサカです。ミサカには
計画を左右できる力があることを念頭に置いて返事をしたほうがよいでしょう、とミサ
カは冷静に事実をム・ノ・ウな研究者Aに突き付けます」

研究者A「……くっそぉぉぉぉぉ!!!」

 回想終了

ミサカ「チョロイもんです、とミサカは哀れな研究者を思い出しほくそ笑みます」

一方通行「?なんのことだァ?

ミサカ「気にしないでください。それよりあっくん! アドレス交換をしましょう!
とミサカは身を乗り出しておニューの携帯電話を突き付けます」

一方通行「う、うン」

セキガイセンビーム!

ミサカ「これでよし、とミサカは額の汗を拭うふりをします」フー

一方通行「(初めて研究者以外のアドレスが入った……)」ジーン

ミサカ「あっくん」

一方通行「ン? なンだァ?」(まだ感動中)



ミサカ「いっぱいいっぱい、メールしましょうね! とミサカは携帯電話片手に笑いかけます」ニコッ

一方通行「/////……うン」


一方通行「そういえば、00002号ちゃン達もケータイ買ったのか?」

ミサカ「いえ、携帯電話を手に入れたのはミサカだけです。流石にそこまではOKしてくれませんでした。
特に00002号や00008号は大分ブータレていましたが、とミサカはメロンソーダを啜りつつ答えます」ズズー

一方通行「ふゥン。かわいそうだなァ」

ミサカ「ええ。ですから彼女達への連絡はミサカを通してください、とミサカは妹達への気遣いも
できる、できる女であることをアピールします」

ミサカ「(まあ、ミサカが代表して交渉した結果、全て却下されたことにしているんですがね、とミサカは
真実を胸中で吐露します。あっくんの一番の仲良しはミサカなのですからこれでよいのです。そもそも00002号や
00008号は最近、彼にくっつきすぎなんです。気のせいか、色目も使っている気もしますし……まったく、とミサカは……)」イライラ



一歩通行「(ミサカちゃンが、なンか怖ェ……)」ビクビク


一旦、投下終了します。

ちなみ妹達はまだ10数体しか製造されていない設定です。

支援くださった方、ありがとうございます。 そして読んでいただいた方、ありがとうございます。
皆様の時間の無駄にならないように頑張りたいと思います。


可及的速やか、だったわな…  至急的速やかてなんぞ

>16
そんな方と間違われたら申し訳ない!! まったく別人でございます

そんな小ネタあったんですね! やべえ、じゃあ自給自足しないでよかったんと違うか

この一方通行ならあわきンも楽勝だなフラグ的な意味で

>>1 です。
皆様レスありがとうございます。

勘違いさせてしまっていますが~屋さンの人ではありません 恐れ多いです(汗
ただ、ネタを被せてしまったようで大変恐縮且つ申し訳なく思います。この場を借りて
謝罪いたします。
 
支援くださった方、感想くださった方、至高の喜びでございます

期待にそぐわないよう頑張りたいです。

>>22 あわきンは何故かイメージが変態にしかなりません(汗  あわきン出せるかな……?

それでは投下します




『僕が私があなたを呼ぶ理由』



二人が友達になったすぐ後のこと―


ミサカ「アイス、美味しいですね、とミサカはチョコミントとオレンジのダブルアイスを舐めながら
初めてのアイスの感想を述べます。チョコミントは正義」

一方通行「うン。……ミ、ミサカちゃンはアイス食べたことねェの?」

ミサカ「ええ、研究所での食事ばかりですから、とミサカは……ミサカちゃん?」

一方通行「う、い、嫌だったかァ?」オドオド

ミサカ「い、嫌ではないですが……/// 呼ばれ慣れていないもので……とミサカは急な
『ちゃん』付けに顔を赤らめます///」

一方通行「お、女の子の友達には『ちゃン』をつけるもンだって、昔、幼稚園のセンセェが……
今まで友達なんかできたことなかったから呼んだことねェけど。……違ったか?」


ミサカ「必ずしもそうではない気がしますが……と言いつつもミサカにとっても初めての友達であるので
確証がありません、とミサカは頭を捻ります」

一方通行「本当に嫌だったら言ってくれよォ? ……オレなンかに『ミサカちゃン』なんて言われたら気持ち悪ィだろうし…… やっぱり呼ぶのやm」シュン

ミサカ「そんなことありません!! とミサカは焦りながら声を大にします!」アセアセ

一方通行「そうかァ……?」

ミサカ「そうです! それにいかにも『仲良し』って感じでいいじゃありませんか、とミサカは緩む頬を抑えます」

一方通行「仲良し……」ジーン

ミサカ「それなら、ミサカもこれからあなたを『あっくん』と呼ぶことにしますね、とミサカは
即興ながらもいいニックネームが思いついたミサカのネーミングセンスを自画自賛します」

一方通行「あ、あっくん?」

ミサカ「アクセラレータ、だからあっくんです。そうしたらもっと仲良しに見えませんか?
とミサカはキョトンとしている一方通行、もといあっくんに……あぁ、カワイイなコンチクショウ」

一方通行「オレ……あだ名で呼ばれるの初めてだ」ニヘラ

ミサカ「なら、今日は初めてづくしの日ですね、あっくん。とミサカは早速あだ名で呼んでみます」

一方通行「うン…… ミサカちゃン?」

ミサカ「なんですか? とミサカは首を傾げます」



一方通行「へへ、呼んでみただけ」

ミサカ「ぐほあっっっ!!??」

一方通行「ミ、ミサカちゃン!?」

ミサカ「悶死というものがあるのなら、こういうことを言うのでしょうね、とミサカは短かった人生に別れを告げ…」

一方通行「ミサカちゃン!? しっかりしろォォォ!!!」


ここで一旦投下終了します

書き溜めが尽きました(汗  結構書いたつもりだったのですが…… 初SSということもあってか
まったくどのくらいの量か目測つきませんでした。

次はいつになるか、興がのったら早く投下できると思うので、もし次も読んでやろうという気に
なってくださいましたら、よろしくお願いします。

>>16の発言で漸く解った
お食事屋さンの時の小ネタの怖がり屋さンと被ってるのか

この一方さんは常にランドセル背負ってるイメージ

美琴さんの登場期待

この一方さんはあわきんに会わせてはいけないなww

もったいないお言葉の数々、ありがとうございます

>>35 怖がり屋さン……超読みてえ、今度探します
>>38 ランドセル装備一方さんか… 実に胸厚ですね
>>39 美琴さんもいずれ出す予定でございます。 期待に添えられるよう頑張ります
>>40 あわきンは変態にしかイメージが湧きません

乙や称賛多数いただき、真に天に昇る気持ちでございます。

テンションあがって今日、もう一回投下できそうです。 よろしかったらご拝読願います。


ミサカ「あっくん、こちらですよ! とミサカは逸る気持ちを抑えきれずに
手招きします!」

一方通行「う、うン。でも上映時間にはまだ大分あるぜェ?」

ミサカ「ギリギリにきたら行列ができてしまうかもしれません、とミサカは
この『ヒヨコの三郎、ノコギリ山を行く』のあまりの人気を警戒します」

一方通行「そ、そうかなァ……?(正直、聞いたこともないンだけど)」

ミサカ「なんと言ってもあの名作アニメ『ヒヨコ伝ピヨピヨ』の劇場版
ですからね。アニメ版では敵キャラであるトカゲの一郎との共闘が今作
の最大の見どころです、とミサカは公開日前に雑誌で仕入れた前情報
を得意気に披露します」

一方通行「ふ、ふゥン(ますます聞いたことがねェ)」

ミサカ「公開日までまさに一日千秋の思いでした、とミサカは嬉しさのあまり
鞄を振り回します」ブンブン

一方通行「ミサカちゃン、鞄の中ぐちゃぐちゃになっちゃうって」オロオロ

一方通行「(まァ、ミサカちゃンが楽しそうだしなァ…… いっかァ)


シアター内



ミサカ「ここが一番見通しがよさそうですね、とミサカはあっくんの手を取って
駆け足で席に向かいます」

一方通行「うわ、走ったら危ねェってェ(やっぱりガラガラ…)」

ミサカ「結構時間がありますね、とミサカはベストポジションを確保して携帯電話を
開きます」ヨイショ

一方通行「うン…じゃあ、オレ何か飲み物とか買ってこよォかァ?」

ミサカ「それならミサカも行きますよ? とミサカは席を立ちます」

一方通行「ううン、ミサカちゃンは座って席取っててくれよ(多分、必要ねェけど)」

ミサカ「はっ、そうですね。今に客が押し寄せて来るでしょうし…… それじゃあ、
あっくんお願いします、とミサカはあっくんを笑顔で送り出します」

一方通行「うン、任せろォ」


売店



一方通行「なンか、さっきのやり取り、友達っぽかったよなァ」フンフン

一方通行「(飲み物はお茶と… あとポップコーンでいいかァ)」

一方通行「あ、すいませン。お茶2つと、ポップコーンのうす塩味ください」
 ハイ、ドウゾー

一方通行「さて、戻る「ええーーー!」」

一方通行「ン?」

?「うす塩味がないなんてありえないです! のり塩味なんて超邪道過ぎます!」

おばちゃん「ごめんねぇ、さっき売ったのが最後だったのよお」

?「うう……うす塩味がないなんて折角の映画の楽しさが半減です。久々のC級臭
プンプンの映画な「あ、あのォ~」」

?「はい?」


一方通行「あのォ~ オレのポップコーンあげましょうかァ?」

?「えっ! 超いいんですか!?」

一方通行「はい、オレは別にのり塩味でもいいンでェ(超?)」

?「超ありがたいですけど…… そうだ! それなら一緒に観ませんか?
 半分半分にして食べればモーマンタイです!」

一方通行「え? でもオレは友達と…」

?「そうと決まったら超早速行きましょう! おばちゃん、のり塩味一つです!
さ、レッツゴー!」グイグイ

一方通行「え、えェ?」


シアター内


ミサカ「ん? あっくん、遅かったですね。映画はまだもう少し……」

?「ここが超一番よく観えますよ!」

一歩通行「ひ、引っ張んなってェ」ワタワタ

ミサカ「」



ミサカ「で、これはどういうことですか? とミサカは努めて冷静に、二人を
問い詰めます。ええ、冷静ですとも」ヒクヒク

一方通行「え、えっとォ…」ビクビク

?「なんだ、一人じゃなかったんですね。シロちゃん」
ミサカ「シ、シロちゃん!? とミサカはそれが誰のことを指しているのか
震えながら問い詰めます!」

?「誰って、超一方通行のことですよ。ね、シロちゃん?」

ミサカ「な、な、な、なななな」プルプル

?「まさか、第1位にこんなところで会えるなんて驚きです。名前を聞いた時は流石に
警戒しましたけども。だけどこの映画を観に来るとは超見どころがありますし、うす塩味を
譲ってくれましたし、超いい人じゃないですか。廊下で話しているだけで持ってるイメージが変わりました! 
是非超お近づきになりたいです」

一方通行「そ、そォかァ?」テレテレ

ミサカ「待ってください! 大体あなたは何なんですか! 急に出てきて人の友達に
馴れ馴れしくして! とミサカは興奮を抑えきれず声を張り上げます!」

?「ああ、申し遅れました。絹旗最愛と申します。織物の絹に旗で絹旗、最も愛するで
最愛です」

ミサカ「あ、ミサカはミサカ00001号と…ではなくて、名前なんて聞いてはいません!
何故あっくんとあなたが一緒に来たのか聞いているのです、とミサカは思わず名乗ってしまったことを後悔しながら睨みつけます」

絹旗「あっくん? ああ、シロちゃんのことですか。シロちゃんとはさっき売店で
会って、ポップコーンを譲ってもらったんです。どうせなら超一緒に観ながら食べようってことになったんです。よね?」

一方通行「う、うン」コクン

ミサカ「それに関してはまずはいいとしても、いえ本当はよくありませんが……
その呼び方はなんなのですか、とミサカは先ほどから捨て置けない一番の問題を
口にします」

絹旗「シロちゃん? 真っ白だからシロちゃんです。一方通行じゃ超長いですからね。
いいあだ名でしょう?」フンス


ミサカ「全然良くありません。一方通行にはミサカがつけた、あっくんというあだ名
が既にあるのです、とミサカは一方通行のあだ名所有権を主張します」

絹旗「えー? シロちゃんの方が超いいですよ、あっくんだなんて安直です。」

ミサカ「シロちゃんに安直だなんて言われたくありません、とミサカはそっくりそのまま
言葉を返します」

絹旗「シロちゃんの方がいいですよねー? ね、シロちゃん?」

一方通行「え? えっとォ…」オドオド

絹旗「シロちゃんの方がカワイくてよく似合ってますよ。さっ、シロちゃん映画が超そろそろ始まりますよ?座った座った」

一方通行「う、うン」ストン


ミサカ「あっ」


席順→ミサカ 絹旗 一方


絹旗「超楽しみですねー?」ワクワク

一方通行「そ、そォだな…」

ミサカ「……」
ダダッ

一方通行「ミ、ミサカちゃン?」

絹旗「あれ、どこいくんですか? 超映画始まっちゃいますよ?」


数分後、映画館外



ミサカ「……なにをしているんでしょう、とミサカは自問自答します」

ミサカ「あんなに楽しみにしていたのに……とミサカは折角のあっくんとの映画
から逃げ出した自分に嫌気がさします」

ミサカ「…帰りますか。きっと二人は映画を観ているでしょうし、とミサカは
帰路を目指し……「ミサカちゃン!!」」

ミサカ「……あっくん?」

一方通行「ミサカちゃン! どうしたんだァ? 映画、始まっちゃったぜェ?」

ミサカ「……あの子と観てくればいいじゃないですか、とミサカはそのまま
踵を返します」スッ

一方通行「…オレは、ミサカちゃンが一緒じゃないと、ヤだ」

ミサカ「…」ピタリ


一方通行「ミサカちゃンは、オレの友達だもン。オレが怒らせちゃったンなら、
謝る、ヒック、から、ごめンなさい……だから、ヒック、嫌いにならないでェ?」

ミサカ「そんなこと言われたらミサカが完全に悪者じゃないですか、とミサカは
自分の狭量さにため息をつきます」ハア

一方通行「エッグ…ヒック……スン?」

ミサカ「あっくんは何も悪いことなんてしてませんよ? とミサカはハンカチで
あっくんの目元を拭きます」

一方通行「?」

ミサカ「本当はあっくんに友達ができたのだから、喜ばなくてはいけないのに
ミサカが勝手にやきもちを焼いただけです、とミサカは自分の心の醜さを罵ります」

一方通行「やきもちィ?」

ミサカ「う…… 勝手に嫉妬して勝手に逃げてきたミサカが悪いんです。あっくんが
謝る必要は全くありません。……けど」

一方通行「?」


ミサカ「あっくんは、ミサカにとっても初めての友達なんですから…… 少しくらい
やきもち焼くくらいは、許して欲しいです、とミサカは……ヒック」

一方通行「ミサカちゃン」

ミサカ「……はい?」スン

一方通行「ミサカちゃンはオレの最初の……大好きな大事な、友達だぜェ? 
だから、泣かないでくれよゥ……ヒック」

ミサカ「まったく、あっくんは泣き虫ですね、とミサカはまた泣き始めたあっくんの頭を優しく撫でます」

一方通行「グスッ……ミサカちゃンだって」

ミサカ「ふふっ」

一方通行「へへっ」


帰り道



ミサカ「映画、観れませんでしたね、とミサカはヒヨコの三郎の活躍を見逃した
事実に今更ながら後悔します」

一方通行「また観に来ればいいじゃン。また、一緒に行こうぜェ」

ミサカ「そうですね。違う映画も観ましょうね、とミサカは笑いかけます」

一方通行「うン、楽しみ。そン時は絹旗ちゃンも誘おうぜ?」

ミサカ「む。……ミサカは彼女と仲良くなれるか未だにわかりません、と
ミサカは映画館でのやりとりを思い出します」

一方通行「ケ、ケンカしないでくれよォ?」アセアセ

ミサカ「……善処します。…しかしあっくん。あんまり人に流されてばかりだと
たくさん友達ができませんよ? 自分の意見を主張しなければ、とミサカは絹旗さんと
あっくんとのやり取りを思い出します」

一方通行「う…… いいもン」

ミサカ「なにが良いのですか、とミサカは今日の自分の行動を棚に上げながらも
あっくんを諌めます」


一方通行「いいンだもン。ミサカちゃンがいるから」



ミサカ「はうっっっ!!??」

一方通行「ミサカちゃン!?」

ミサカ「ひ、久しぶりなので油断していました、とミサカはオチがワンパターン
になっている作者の力量の無さを指摘し……」


投下終了です。一方さんも友達が1人増えました。アドレスは交換済みです。


絹旗がちょい役且つ嫌な役になってしまった感がありますが、今後は頑張ってもらおうと
思います。

しかし、疲れた…… SSって難しいし大変なんですねえ、と実感しました。

友達、次はだれにしようかしら

乙です!
く、黒子とかどうかなー(チラッチラッ

木原くンとのやりとりが気になる
でもこの一方さんは木原くンの顔見ただけで号泣しそうだ

黒夜を希望

むぎのんとの絡みも見てみたいし、滝壺との絡みも見てみたい…

おかしいな……あっくんがシュンとしたり、オドオドする度に、ぴこぴこ忙しなく動いてる猫耳が幻視出来る
おのれ魔術師ありがとう!!

男友達はていとくんとソギー
これは譲れない

麦野「ぎゃははは!こんなのが第一位かよ!ちゃんと×××ついてんのかよ!?」

あっくん「(´;ω;`)ウッ」

麦野「あ、いや嘘嘘!冗談だから!ね!?」

あっくん「麦のん…」

麦野「……ダメだ保護しよう」ギュッ




こんなんだったら俺得すぎて吐く

平日の昼間からこんにちは。 レスありがとうございます。 
これ以上ないガソリンでございます。

お友達のネタ提供ありがとうございます! 一方さんに男友達も作ってあげたいとは考えています

>>57 黒子、出したいですねえ(笑) どう絡ませるかは悩みますが。

>>62 黒夜については新約を読み返して考えたいと思いますが、難しそうですねえ。 続き出ないかなあ

>>59,60 その木原くン見てぇw むしろ書いてください!

>>67 アイテム勢は是非書きたいです

>>68 なんという萌えキャラ 

>>70 ソギーは盲点でした。アリだな………

他、ありがたい支援をいただき真にありがとうございます! こんな嬉しいことはないです!


それでは夜勤に行く前に投下いたします


絹旗「シロちゃん、これなんか超いいと思いませんか?」ワンピースヒラリン

一方通行「う、うン。似合うンじゃねェ?」

絹旗「もう! さっきから超そればっかりじゃないですか! もっと真剣に
選んでください!」

一方通行「う…だ、だってェ」ビクビク

絹旗「今日は私と超二人っきりなんですから。言うなればこれはデート
ですよ? そんな優柔不断な態度じゃ男性として超落第点です! そんなんじゃ
好きな女の子ができたときに困るのはシロちゃんですよ!?

一方通行「そんなこといってもォ…………絹旗ちゃン、カワイイから何だって
似合うと思う……ぜェ?」

絹旗「!? ま、まぁギリギリ及第点と超しておきましょう///」


デパートのベンチ


絹旗「結局結構買っちゃいましたね」ドッサリ

一方通行「うン………お金、大丈夫?」

絹旗「まあ、ちょっとした仕事もしていますからね。そこらのレベル4よりは
お金持ってるんで、超余裕です」

一方通行「………仕事ォ?」ハテナ

絹旗「………まぁ、第1位ですから隠すことはないと思いますが。………暗部って知って
ますよね?」

一方通行「………え?」

絹旗「ま、そういうことです。実入りはいいですからね。確かにクソッタレた仕事ばかり
ですが、割にあわないこともないんですよ?」

一方通行「………ケガ、とか、しねェの?」

絹旗「私の能力にかかれば大抵のことなら超大丈夫です。流石は第1位の演算パターン
を植え付けただけのことはありますね」

一方通行「………オレの?」キョトン

絹旗「? ああ、言ってませんでしたっけ。私は暗闇の5月計画の被験者ですからね」

一方通行「!!」

絹旗「もっとも、レベルは第1位には遠く及びはしませんでしたけど………てどうか
しましたか!? 顔が超真っ青ですよ!?」

一方通行「ご、ごめンなさい………」ブルブル

絹旗「? 何のことですか?」

一方通行「だって、お、オレさえいなけりゃ、計画はなかったし、絹旗ちゃンが
計画の被験体になんなかった、ろォ? ………もしかしたら、暗部にも入ンなくて
もよかったかも知れねェし………」

絹旗「………」

一方通行「………本当に、ごめン、なさい」

絹旗「言いたいことは超それだけですか?」


一方通行「ぁ………そうだよな、謝ったくらいじゃ「そうじゃありません!」」

一方通行「え………?」

絹旗「全く、さっきから聞いてれば、超見当はずれです! まず、被験者になったのも暗部に入ったのも
あなたのせいなんかじゃありません! 私が置き去りで! 実験に使うのに都合のいい素材だったからで! 暗部に入ったのは超私の意思です!」

一方通行「う………でもォ」

絹旗「でもじゃないです。もし私が恨むとするならば私を捨てた親か、私を玩具にした大人たちです。………そして、暗部に入ったのは私の心が超弱かったせいです。私の責任をとらないでください」

一方通行「…………」

絹旗「だから、あなたみたいな超優しい人が苦しむことはないんですよ、シロちゃん」

一方通行「…………うン」


~~~~


絹旗「まったく、大きな声出したら超喉が渇きました。シロちゃん、何か飲みますか?」チャリンチャリン

一方通行「え? い、いいよォ、自分で買う、から」

絹旗「いいんです! 今日付き合ってくれたお礼と、さっき怒鳴っちゃったお詫びです」

一方通行「う………じゃ、じゃあコーヒーがいい」

絹旗「ちょ~りょーかいしましたー♪ っと小銭が」
ジャラジャラジャラ

絹旗「ああもう、自販機の下にまで………」ヨイショ

一方通行「て、手伝う……………あ」

絹旗「はい?」

いつものニットウールのミニワンピース+自販機の下に手を突っ込む体勢=ラッキースケベ


一方通行「あ…………う、あ」

絹旗「!!」ガバッ

一方通行「…………」アセダラダラ

絹旗「………見ました?///」

一方通行「」ブンブン!

絹旗「超嘘ですね」

一方通行「う…………」

絹旗「ふ~ん、シロちゃんもやっぱり超男なんですねぇ///」ニヤニヤ

一方通行「ご、ごめンなさい……」ビクビク

絹旗「ど~うしましょっかねえ~♪ ミサカさんに話しちゃいましょうかね~、
シロちゃんに私のパンツを超いやらしく覗かれた、って」

一方通行「の、覗いてなンか………」オロオロ

絹旗「ミサカさん、超幻滅しちゃうかもしれませんよねえ? もう友達やめます!って
絶交されちゃったりして………」チラ

一方通行「ぜ、絶交…………」プルプル

絹旗「あっくんがそんな変態だったとは知りませんでした、とミサカはあっくん、もとい一方通行を軽蔑の目で見ます、
みたいな感じですかね。プクク……あれ?」


一方通行「ウッ、ヒック、グス……ヒック」ポロポロ



絹旗「(ちょ、超やり過ぎたーーーーーーー!!??)」

一方通行「オ、オレェ……ヒック……ミ、ミサカちゃンに………グス、き、嫌われ……
やだァ………ヒック」

絹旗「シ、シロちゃん!? 超冗談ですよ!? ミサカさんに言ったりしませんから!!」

一方通行「エック、グス………ほんとォ?」

絹旗「本当ですとも! 友達にそんなこと超するわけないじゃないですか! ね? 
ほら、コーヒーでも飲みに行きましょう! 超美味しいカフェ知ってるんです!」

一方通行「グシグシ …グスッ………ありがとォ」ニパァ

絹旗「(こ、これがミサカさんの言っていたシロちゃんの力……!! もはやレベル5なんてもんじゃありません、窒素装甲を易々と貫く破壊力………!!)」ズキュン








研究所


ミサカ「………なぜかとても勿体ないことをした気がします。まさか、あっくんの身に何か………!! こうしてはいられません! 研究員!! すぐにミサカを解放しなさい!
ミサカは行かなくてはならないのです、とミサカは――――!!!」

研究者A「ま、待て! 調整はまだ終わってな……… うわああああ!?」ドンガラガッシャーン

投下終わります。 何故だか書いているうちに、一方さんを虐めたくなってくる不思議。

次はアイテム関係か、常盤台あたりかなぁと思います。あくまで予定なので、何かが湧いてきたら
変更ありです。 妹達も書きたいところなんですが………

男友達はもうちょい後かな?


ご拝読真に感謝します。
 


一方通行「お食事屋さンでェす」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1296/12968/1296827286.html)

お食事屋さンのhtmlだ

スレチだったらすまん

番外個体はこの設定だとどういう感じになるんだろ

MNWに負の感情はないだろうから、デレデレな番外個体になるのか?

やべェよ!



超電磁砲組との絡みとかも見てみたい

もうやめてくれ!
何かに目覚めちまう!!

乙続き楽しみにしてるぜしえんんん
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1550990.jpg

魔術側とも友達になれるといいな!

夜勤明けました。おはようございます。感想、支援大変ありがとうございます。眠気も吹き飛びます。

>>71 なんという萌むぎのん。むしろ書いてください。いやマジで。

>>85 ありがとうございます! 続き書いてもらいてえ…… そうしたら私が書く必要一切ナシです

>>90 番外個体は設定をこじつけるのが難しそうです(汗

>>93 頑張りまっす

>>94 私はとっくに覚醒してます

>>95 あなたが神か…… マジ感謝です 心底嬉しいです んでキュン死しそうです


それではあと30分程で投下します。 

すいません、遅れました(汗 今回の友達は人気の彼女達です


一方通行「あ……コーヒーねェや。買いに行かなくちゃ」

一方通行「(今日は天気もいいし、違うコンビニいってみようかなァ)」

~~~


>アリャットシター

一方通行「今日はミサカちゃンも予定があるらしいし…… 絹旗ちゃンも仕事って
言ってたし……… 公園でコーヒーでも飲もう」テクテク

一方通行「(前は独りでも寂しくなかったのになァ…… ン?)」



?「東北東から信号が来てる………」ポー




一方通行「(なんか、不思議な子だなァ…… )」

?「………ここ、どこかな……?」

一方通行「(道に迷ったのかなァ? なンか困ってるような…… わかり辛いけど)

?「……時間、なくなっちゃう………」

一方通行「(声、かけてみようかな? 困ってる人には優しくしろ、ってミサカちゃン
に言われてるし、絹旗ちゃンにもポップコーンあげたら友達になれたし……)」

?「………どうしよう」

一方通行「………あのォ」

?「………なに?」

一方通行「あ、あのォ………その、何かお困りですかァ?」

?「うん。……道がわからないの」


~~~

テクテク

?「日向ぼっこしながら散歩してたらね、いつも行ってるファミレスの行き方がわからなくなっちゃったの」

一方通行「ふゥん。天気、いいからなァ」

?「うん。気持ちいいよね。………でも道に迷っちゃったんだけど。ありがとう、私、
滝壺理后」

一方通行「あ、えっと、オレ、は一方通行」

滝壺「あくせれーた? もしかして、第1位の?」

一方通行「う、うン」

滝壺「優しいんだね、あくせられーたは」

一方通行「そ、そんなことねェ、よォ。道教えてるだけだし……」オドオド

滝壺「ううん。公園には他にも人いたけど、話しかけてくれたのはあくせれーただけだったもん。体晶使うわけにもいけないしね。」

一方通行「……体晶ォ?」

滝壺「私の能力は使いづらいから。だから、ありがと「滝壺さーん!」」

絹旗「奇遇ですね! 超一緒に行きましょう! ってシロちゃん? なんで滝壺さん
と一緒に?」

滝壺「2人とも、知り合い?」

絹旗「超友達です! ね、シロちゃん?」

一方通行「う、うン」

滝壺「私が道に迷ってるところを助けてくれたの」

絹旗「へ~ シロちゃん、偉いじゃないですか」

一方通行「そ、そうかァ?」テレテレ

滝壺「しろちゃん……カワイイね。私も呼んでいい?」

一方通行「う、うン。別にいい、ぜェ?」

絹旗「くふふ。これでシロちゃん派が超一人増えましたね。ミサカさんに教えて悔しがらせてあげましょう」

滝壺「今日は、みんな集まるの?」

絹旗「いえ。フレンダはこの前の仕事でドジって足捻ったのが治ってないらしくて、超お休みです。後は麦野は来ますけど。………浜面は、動けないフレンダの超パシリにされてます。ま、どうせ浜面なんかドリンクバー係ですからね」

滝壺「ふうん。……あ、着いたよ」

絹旗「あ、本当ですね。………じゃあ、シロちゃんはこれd」


滝壺「しろちゃんも、一緒に入ろう?」


~~~~










麦野「で、どうしてここに第1位様がいるのかにゃーん?」

一方通行「(どォしてこォなった)」ガクガクブルブル





絹旗「む、麦野、シロちゃ……一方通行はですね、私たちの「黙ってろ」……はい」

麦野「アイテムの内情でも探りにきたかあ? それにしちゃ随分と大胆じゃねえか。
やっぱりアレか? 第1位様にとっちゃ、第4位なんて恐れるに値しないってかあ!?」
ガタン!

一方通行「っ…………」プルプル

麦野「黙ってちゃわかんねぇだろうが。………いいぜ、表へ出ろよ。格下だからって舐められてちゃ仕事に障んだよ」ムナモトグイッ

一方通行「ヒ…………」(怖すぎて声も出ない)

麦野「とことこんやってやるよ。その租チンもぎとってカラスの餌にしてやるからなあ」ニヤリ

滝壺「むぎの、むぎの」

麦野「なんだよ。今更とまらねえぞ、舐められたまんまj」

滝壺「やりすぎ。気絶してる」




一方通行「」チーン







~~~~~




麦野「な、なによお。私が悪いって言うのお?」

絹旗「まあ、客観的に見れば完全に超悪役でしたね」

滝壺「ごめんね。怖かったよね」ナデナデ

一方通行「………」プルプル

麦野「まさか、天下の第1位がこんなヘタレだと思わないじゃない。
私は暗部のリーダーとして当然のことをしたまでで……」ブツブツ

絹旗「麦野の恐ろしさは超レベル6クラスですからね」

麦野「なんか言ったか?」ギロ

滝壺「本当はしろちゃんに今日のお礼がしたかったんだよ。だから、何でも好きなもの
たのんでね?」

絹旗「そろそろお昼にはいい時間ですしね。超すみませーん!!」ピンポーン






一方通行「……………」モキュモキュ

絹旗「超おいしいですか?シロちゃん?」

一方通行「ン」コクリ

麦野「(しっかし、こんなのが第1位なんてねえ……… 軽く捻り殺せそうじゃないの)」ジー

滝壺「しろちゃん、ソース口についてるよ」

一方通行「あ、うン」

麦野「(ずっとオドオドしてるし、ガリガリのモヤシだし………)」ジー

滝壺「あっ 袖で拭いちゃだめだよ。ほら、動かないで」

麦野「(男として、どうなのよコレって)」ジー

一方通行「ン………」フキフキ

麦野「(男ってのは逞しくって胸板が厚くって包容力があって頼れて…)」ジー

滝壺「はい、とれたよ」

麦野「(まったく、こんな、こんな…………)」プルプル

一方通行「う、あ、ありがとォ、理后ちゃン」ニコォ






麦野「(カ、カワイイじゃないの!!!!!!)」クワッ!




一方通行「」ビクゥッ!

絹旗「あ~ 超駄目ですよ麦野、睨んだりしたら」

一方通行「あぅ……」キュッ←滝壺の袖を掴んだ音

麦野「え? ええぇ!?」

滝壺「だいじょうぶだよ。怖くないからね?」ヨシヨシ

一方通行「………うン」ギュウ

絹旗「超、怯えてますね」

麦野「そ、そんなつもりじゃ――――」

滝壺「ダメだよむぎの。しろちゃんイジメちゃ」メッ!

麦野「ち、違うの!アセアセ 私は………」

滝壺「しろちゃん、ちゃんと野菜も食べなきゃダメだよ?」ヤサイトリワケ

一方通行「う………野菜、あんまり好きじゃない………」

滝壺「お肉と一緒に食べればだいじょうぶだから、ね? ほら、お口開けて」アーン

一方通行「う……………っ」パク

絹旗「おおっ 超一気にいきましたね!」

滝壺「えらいえらい」ナデナデ



麦野「~~~~~っ!~~~~~っ!」プルプル


一方通行「へへ…… 理后ちゃン、お母さンみたい」

滝壺「クスッ 私、そんな年齢じゃないよ?」

絹旗「でも確かに、超そんな感じですね」


アハハハ キャッキャッ



麦野「(ずるいずるいずるい!! 滝壺ばっかりずるい!! 私もアーンとかしてあげたいのに!!)」ギリギリ

絹旗「そういえば、今日は超珍しくミサカさんと一緒じゃないんですね」

一方通行「う、うン。今日はミサカちゃン、用事があるって」

滝壺「お友達?」

絹旗「ええ、いつもシロちゃんのそばにいて、なんか超保護者、って感じの人です。
シロちゃんもシロちゃんでミサカさんにべったりですし」ムスッ

一方通行「う、だ、だって、ミサカちゃンは初めの友達だもン」

滝壺「………とっても仲良しなんだね」ニコ

一方通行「………うン」ニヘラ

絹旗「私とも超仲良しですよね! シロちゃん!」

一方通行「う、うン。絹旗ちゃンも友達だし」


麦野「(何よ何よ何よ何よ!!! 私だけ仲間外れにして!! ………な、なにかキッカケを作らないと……)」






麦野「ね、ねえ第1位?」

一方通行「ビクッ! ………な、何だァ?」

麦野「(凄い怯えてる……ええい、ファイトよ沈利!)わ、私はこいつらの仲間だしぃ? ってことは、私とも友だ……仲良くしたほうがいいわよねえ?」ニッコリ

一方通行「え、う、うン。そォ……かな?」

麦野「(もうちょい!)だ、だったら、お互いをなんて呼び合うかとか大事、よねぇ?」

絹旗「(うわぁ…………超必死です)」

滝壺「(大丈夫、今更しろちゃんに気に入られようとしているむぎのを、私は応援している)」

一方通行「え、えっとォ……… じゃあ…………」

麦野「うんうん!!(『麦野ちゃん』かしら? 『沈利ちゃん』でもいいのよ? そしたら私も『あーくん♪』とか呼んであげちゃったりなんかして///)」ドキドキ



一方通行「む、麦野…………






                    さン」



麦野「」




絹壺「「ブフォッ!!」」



麦野「な、なんでなんでなんで!? なんで私だけ『さん』付けなの!!?? 他のみんなは、~ちゃんって呼んでるのに!!!」ガタン!

一方通行「ビクッ! だ、だってェ、麦野さン………ちょっと怖いンだもン」ビクビク

麦野「さ、さっきの事は謝るから!! だから私とも仲良くしましょうよぉ!?」ナミダメ

一方通行「う、うン…………………麦野さン」


麦野「うわああぁぁぁああぁああん!!!???」



絹旗「なんか、超哀れですね………」

滝壺「大丈夫、そんな一人だけ『さん』付けされるむぎのを私は応援している」

絹旗「まあ考えようによっては、超特別ってことで……」



麦野「そんな特別イヤぁぁああああああああああああ!!!!!!!」





終わりです。 麦野さんにはかわいそうなポジションについていただきました。がんばれむぎのん、僕たちはむぎのんを
応援している。


今回、麦野さんよりもっと不遇な扱いになったのが出番すらなかったフレンダとHAMADURAですが、この二人も登場予定です。
決して嫌いなわけではありません。 むしろフレンダ大好きです。メインでしっかり書こうと思っての今回のハブです。


次回は途中まで書いてますが、ちょっと詰まっております。 今日中に投下できたらいいとは思いますが、夜勤明けで
死ぬほど眠いので、どうなるかわかりませんのであしからず。


今回もご拝読、真にありがとうございました。

気になってたんだが
にかうってあれかマイナスターズのやつかww

         _____
        ´ ̄.≧=--ミ≦ ̄ミ 、_
          /      ̄`  -ミ   \
        , '    /  i|   、丶 \ 丶
     / /  /   i|     \\ \∧
      {/  /i  /  リ   从 \`≧==}=-
      /  /i ! /{  /  / / }厶 、Ⅵヽ |
   .ノi イi.i ,」 !」厶ki イi/},ィ筏}Ⅵ}从ヽⅥ、

     、 、i从| iy芹ミ\{  ″Vリ从V}`V从{
     ∨\|爪 Vリ      ´ // {_人{ `
          |.!.ハ`   } .    /イi リ  `
          |.!、人    ___    从/
       八{\介; . _     イ/}″
             ,_j仏}Ⅵ¨´  |{────;;=、、
           /_,x≦{〔____ ノ ,〕}≧x,__;{___}}
            '´ / ̄,≧===≦爪   「`'く:::::::i|
          /{ /  /       ∨ i/,ハ:::i|
          . ∨  ,′          |_ { ,  |:::i|
         {  {   {           {  ∨ 、{:::i|
       /}  |   |          ∨ |   Ⅵ
       〔_   |冖 |          };=J    }i|
        `'ト-ヘ宀{     \     {{__}} __..イ:i|
         }   }=}       \  `T}「   |::i|


こんばんは。 予定変更して、漫画喫茶より投下します。 眠いので(汗 短めのを投下しておきます。

>>136 そうです、「に」からはじまる名前です(笑)今日飯何にする?

>>138 飴あげるから、こっちおいで~



投下します。 


「がんばれ麦野さん」



アイテムアジト、麦野ルーム




麦野「(う~ん。やっぱり初対面のマイナスは大きいわよねえ)」ハア


麦野「(未だに私を見る目が少し怯えていし、『さん』付けだし……」


麦野「(流石に、目が合っただけで第3位のクローンの後ろに隠れられた時は泣きたくなったわ………)」ズーン


麦野「(滝壺なんかあんなに懐かれちゃってるのに、私なんて話しかけてもやっと相槌打ってくれるレベル……絹旗だって、2人きりで映画観に行ったりしてるみたいだし………)」ギリギリ


麦野「(………私だって仲良くおしゃべりとか、買い物に行ったりしたいのに)」グスン



・・
・・・
・・・・



一方通行『沈利ちゃン、これ欲しい!』

麦野『うん、いいわよ、お姉ちゃんがなんでも買ってあげる♪』

一方通行『わァ~い! 沈利ちゃン、大好きィ♪』



・・・・
・・・
・・

麦野「キャー! なんてねなんてね!!」バンバン!!


麦野「………はぁ」ムナシイ


麦野「いえ、うじうじしてたって始まらないわ! 私は学園都市第4位のレベル5、原子崩し! この頭脳をもってすれば、あーくんに好かれる方法なんて朝飯前よ!!」クワッ!


麦野「………滝壺達にあって、私にはないものを考えると……胸は私のほうがあるし、母性っていう面では負けてないわよねえ………」ウーン
コンコン


麦野「絹旗も滝壺も、そしてあのクローンも見た目カワイイ系。私はどう見てもキレイ系でしょ。だから、可愛さをアピールして、怖いっていうイメージを払拭すれば………」ウーン
ムギノー


ガチャ
浜面「なんだいるj「む、むぎのんだにゃん♪」」ニャンコポーズ!



麦野「…………」ニャンコポーズ


浜面「…………」






麦面「「…………………………」」







「ごめn「はぁぁぁぁあああまづらぁぁぁあああああアアアア!!!!!!!!!!!」」

「ぎゃあああああぁぁぁぁあああああああ!!!!!?????」」



終わりです。 がんばれ麦野さん、は好評なら何回か続けたいと思います。 むぎのん書くの楽しいもので……


明日、というか今日は日付変わらないうちに、投下したいです。美琴をどうするかでちょっと考えました。
ていとくんをどうするか、未だに固まってません(汗


それでは、ありがとうございました。


がんばれ、麦のん……(;つД`)

ところで頭の中でこのスレの一方さん、否、あっくんの年齢がどんどん下方修正されていくんだが
このまま行くと美琴より年下になりそうww

乙乙

>>143
なんでもいいよ寿司でも

って脳内で流れて吹いた

100点中0点だわ
ださくだな
いやつまらん
ちっ腹たつわァ
ゅかいな脳みそだな
きえてしまえ

遅くなりましたが、本日二回目の投下を始めます。





佐天「おぉ~~~~い 御坂さ~~~ん!!」ブンブン

美琴「あら、佐天さん久しぶり! 制服に鞄だけど、今帰りなの? もう夕方よ?」

佐天「えへへ、実はその~ 宿題忘れて学校に残されておりまして……」タハハ

美琴「もう、しょうがないわねえ。じゃあ、疲れてるだろうからケーキでも食べていく?」

佐天「さんせーです!! 行きましょ行きましょ♪」




~~~~




佐天「そういえばこの前、初春が言ってたんですけど」モグモグ

美琴「ん? 何を?」ズズー

佐天「御坂さん、彼氏できたって本当ですか?」

美琴「ブフッ!? ゲホッ!!ゴホッ!!」

佐天「だ、大丈夫ですか!?」オロオロ


美琴「ゴホッ………急に何てこと聞くのよ……?」ナミダメ

佐天「いえですね、何日か前、初春が風紀委員のパトロールをしていた時らしいんですけど…… クレープ屋で御坂さんが、謎のイケメンと仲良さそうにクレープを食べていたの見た、って」

美琴「クレープゥ? 私、ここんところ1か月はクレープなんて食べた覚えないわよ?それにその……謎のイケメン? そんなの心当たりないし………(ま、まぁアイツも不細工ってわけじゃないしぃ、イケメンって言われたらそうかもしれないけど?)ゴニョゴニョ」

佐天「う~~~ん、おかしいですねえ。常盤台の制服着ていたって言うし、確かに御坂さんだった、って言ってたんですけど……………ハッ!! まさか………!!」

美琴「?」

佐天「初春が見たのは、御坂さんのクローン人間かもしれません!!!」

美琴「………クローン?」

佐天「ええ、最近ネットで噂になっている都市伝説なんですが、学園都市では高位能力者を量産する為の研究がされていて、すでに実用化に至ってるって」

美琴「まぁた胡散臭い話を………っていうか初春さん、そのこと黒子に話してないでしょうね?」

佐天「あ、はい! 御坂さんに彼氏なんて、白井さんが聞いたら、壊れて仕事にならなくなる、って初春が」

美琴「そうね………絶っっっっっ対面倒なことになるんだから………」ハァ

佐天「あ、そうそう、都市伝説には続きがあるんですけど、生み出されたクローン人間は自分が完璧な人間ではないと感じて、夜な夜な自分の本物の人間の生肉を求めて彷徨い歩くそうですよ~ そして生きている人間を見つけると………… 手当たり次第にガブーーーーーっと!!!」

美琴「それ、もうクローンていうよりゾンビじゃない…………」



~~~~~~



>チェイサー!! 
ガラガラ ガゴン

美琴「まったく、佐天さんも困ったもんねえ…… 都市伝説なんて学校の怪談以下の信憑性じゃない」プシュ ゴクゴク

美琴「っぷはぁ 大体、クローンなんて生肉はともかく、1千万歩譲っていたとしても、そこらへんをうろついてるはずないじゃ―――」

00002号「まったく、00001号はあっくんを一人で独占しすぎなんです、とミサカは00001号の横暴っぷりを敢然と非難します」

00008 号「それには全面的に同意します。少しばかり会ったのが先だからって、大きな顔すんなクサレビッチが、とミサカは今日もあっくんと遊びに行ってるであろう00001号に呪詛を吐きます。マジファック」

00013号「はう……… ミサカなんて今日であっくんに10日もの間会っていません…とミサカはあっくん分が尽きかけていることを嘆きます」

 ヤイノヤイノ




美琴「」












美琴「これは、どういうこと?」

00002号「(コレ、どうする? とミサカは想定外の事態に多少混乱しながら最善の策を相談します。逃げる女子中学生に電撃当てて止めるなんてマジお姉様パねえ)」MNW中

00013号「(別に、研究所から口止めされた覚えもないし、全部言っちゃっていいんじゃないでしょうか? とミサカは提案します)」MNW中

00008号「(それよりも、砂利の上だから正座している足が痛いです、とミサカは一刻も早く状況を進捗させたいことを主張します)」MNW中

美琴「どういうこと、って聞いてるの! 答えなさい!」ビリビリ

00013号「まあまあ、そんなに興奮しないでください。更年期障害ですか? とミサカはお姉様を宥めにかかります」

00002号「よかったら、飲みますか? とミサカは鞄から牛乳を取り出し、暗にカルシウムが足りてないのではということを指摘します」

美琴「ふざけないで!! ………アンタ達はやっぱり……あの、私のクロー「それについてはミサカが説明しましょう」え?」

00005号「お初お目にかかりますお姉様、とミサカはミサカ達を代表して植え込みから登場し挨拶します」

美琴「ま、また増えた………」クラクラ




00005号「――というわけです、とミサカは絶対能力者進化計画の概要とミサカ達の出自について語ります」

美琴「そ、そんなことって………」プルプル

00013号「もっとも、計画自体は現状、ほぼ凍結されて「許せない!!!」」ダダッ!

00002号「お、お姉様!? とミサカは説明もそこそこに脱兎のごとく駆け出して、今にも見えなくなりそうなお姉様に手を伸ばします!」

>アァクセェラレエター!!

00005号「ま、マズイです! 早く00001号に伝えないと……! とミサカはあっくんの身に危険が迫っていることを案じます!」

00008号「無駄です。 あのビッチはあっくんと会うときは決まって、MNWから離脱しています、とミサカは冷静に現状を把握します」

00013号「あっくんに電話しようにも、彼は公衆電話や知らない番号の着信だと怖がってとりませんしね、とミサカは更なる絶望的状況を確認します」





((((やっべーーーー))))









~~~~~



ミサカ「晩御飯、何にしましょうか? とミサカは空腹であることをアピールします」

一方通行「ミサカちゃん、は何食べたい?」

ミサカ「そうですねえ、風が気持ちいいですし外で食べられるものがいいかもしれません、とミサカは答えます」

一方通行「外、かァ…… ン、あれはどォ?」

ミサカ「『たこ焼き』ですか…… ミサカは豪快かつ大胆な料理を想像し、思わず戦慄します」ゴクリ

一方通行「丸焼き的なものじゃ、ねェと思う………」









ミサカ「なるほど、これがたこ焼きですか、とミサカはむしろ小麦粉焼きではないかという疑問を持ちながらたこ焼きを口に入れます」ハフハフ

一方通行「フーフーフー」

ミサカ「っ!!??」バタバタ!!

一方通行「ど、どうしたァ?」アセアセ

ミサカ「~~~~っ!ゴクン ハア、ハア……… 噛んだ瞬間、中のトロトロの高熱の生地が……っ! と、ミサカはまさかのたこ焼きの罠に見事にやられました」

一方通行「少し冷まさないと、火傷しちゃう、ぜェ?」フーフーフー

ミサカ「そうですね…… と、ミサカは涙目になりながらたこ焼きが冷めるのを少し待つことに……え?」

一方通行「ハイ」アーン

ミサカ「」

一方通行「食べねェ、のォ?」

ミサカ「ああああっくん、これは? とミサカは差し出されたたこ焼きと、あっくんの顔を高速で往復します」

一方通行「ちゃンと、ふゥふゥしたから、大丈夫」

ミサカ「う……/// いただきます、とミサカは……」パクリ

一方通行「おいしィ?(へへ、理后ちゃンのマネェ)」

ミサカ「ハフハフ モグモグ ゴクン それはもう、とミサカは即答します。それじゃあ、お返しです」フーフーフー アーン

一方通行「ン」アーン




「見ぃつけたわよ!! 一方通行ぁあ!!!!」





ミサセラレータ「「へ?」」






美琴「その子から離れなさい!!!!」バチバチバチィ!!!!

一方通行「う、うわァっ!!??」

ミサカ「お、お姉様!!??」

ピシャーン!!

一方通行「あ、危な……」ガクブル

ミサカ「お姉様、待ってください!! とミサカは―――!!」

美琴「喰らえっっっ!!!!!!」バチバチバチィ!!!!

一方通行「ひィっ!」ハンシャ!!

美琴「(弾かれた!? 何の能力かわからないけど、こいつなら……!!)」コイン

ミサカ「やめてください!! お姉様!!」バッ

美琴「!? なんで止めるの!? どきなさい、危ないわよ!?

ミサカ「いいえどきません、とミサカは断固たる決意で立ちふさがります」

美琴「そいつは殺人鬼なのよ!! アンタたちが一番よく解ってるんじゃないの!?」

ミサカ「ええ、ミサカが一番よく解っています。ですから、ミサカは何があってもここをどくわけにはいかないのです、とミサカはお姉様の問いに答え、真実を語り始めます―――」






~~~~~




美琴「………なんか、すごい展開ね………」

ミサカ「しかし事実です。今では、おはよう、お休みメールは勿論のこと、その日食べたものや、見たテレビの内容まで教えあう仲です、とミサカはさり気に彼との仲の良さをアピールします。ね、あっくん?」

一方通行「う、うン。みんな、友達」

美琴「あっくん、ねぇ……… 第1位がこんなヘタレ……じゃなくておとなしいヤツだなんて思わなかったわ」

ミサカ「む。ヘタレとは聞き捨てなりません。大体、お姉様はあっくんに守られているのですよ? とミサカはあっくんの名誉が傷つけられたことに憤慨します」

美琴「へ?」

ミサカ「あっくんの能力はありとあらゆるベクトルを操作する能力。デフォルトならばそれは反射に設定してあるのです。お姉様は彼に電撃を放ったでしょう。本来ならそのままお姉様に電撃が反射されたはずなのです、とミサカはあっくんの能力を掻い摘んで説明します」

美琴「でも、電撃は違う方向に……まさか」

ミサカ「そうです、彼は雷撃が放たれたあの一瞬で、お姉様やミサカに被害が及ばない方向に操作したのです、とミサカは真相をあきらかにします」

美琴「そんな……」

ミサカ「びっくりしたでしょうに、頑張りましたねあっくん、とミサカはあっくんの功績を讃えます」ヨシヨシ

一方通行「え、えへへ」テレテレ

美琴「…………一方通行」

一方通行「え、な、なんだァ?」

美琴「ごめんなさい。確かめもしないで、いきなり襲いかかるなんて真似して。………しかも、そんな私を守ってくれていたなんて。謝って済む問題じゃないかもしれないけど、謝らせて」

一方通行「い、いいよォ。お、オレだって、ミサカちゃンが殺されちゃうなン、て考え、た、ら………」

美琴「? どうしたの?」

一方通行「ミサ、カちゃ、ンが死ンじゃったらっ、て考え、た、ら」グスッ

ミサカ「だだだだ大丈夫ですよ!! ミサカはあっくんを置いて死んだりなんてしません!! ええするもんですか!! とミサカはあっくんのその幻想をぶち殺します!!」

美琴「そ、そうよ! それに私がそんなことさせないわ!!」アセアセ




一方通行「……グス うン、ごめン………ありがとォ」ニパァ




ミサカ「(はっ! これはいつものパターンに……) お姉様、気を確かにもたないと、精神がもっていかれ………お姉様?」

美琴「………………ねえ、ミサカ00001号、だったかしら?」

ミサカ「はい、とミサカは何やら不穏な気配をお姉様から感じ取り………」ギョッ!?

美琴「このカワイイの、持って帰っちゃダメかしら。いいわよね。うん持って帰ろう」ボタボタ

ミサカ「お、お姉様!? 鼻血が危険に危なくデンジャラスで……… というかイイわけないでしょう! とミサカは不気味に歩き出したお姉様を制止します!」

美琴「いいじゃない。別に変なことはしないわ。1晩だけでいいから。ね、一方通行もいいわよね」

一方通行「え?え?え?」

美琴「部屋がちょっと狭いかもしれないけど我慢してね。ああ別に黒子を放り出せばいいか。狭くてもいいなら私と一緒のベッドで寝ればいいわ」ハアハア

ミサカ「やばい、目がイってる。お姉様、正気に戻ってください! とミサカは全力で腰をホールドします!!」ガシィ!

美琴「寝る前はお風呂入りましょうね。勿論体は洗ってあげるわ。遠慮しなくてもいいのよ。しっかり全部洗ってあげるから」ボタボタボタボタ!!!

ミサカ「ダメだコイツ!! あっくん、逃げてください! 逃げ……逃げてぇ!!!」





終了します。 苦労した割には……な感じがありますが、これが自分の力量ということで。むぎのンのが楽だなあ

美琴は、思い切ってこんな感じに。感情が乏しいクローン達があんなにメロメロならば、オリジナルは酷いことになるだろうということで。


ちなみに美琴が2人を見つけられたのは、お花のハッカーをこき使ったのと、自分の能力のおかげです、多分。

>>148 私が1番その現象に困っています

>>149 焼肉? まあいいんじゃない、寿司でもいいけど

>>151 me too


次回は明日昼過ぎにいけるかな? 次はなどすっぺ   ありがとうございました!  

ミサセラレータにフイタww
むぎのん「貴様の…所有物ではあるまい!」
00001号 「ならばクローンらしく…いただいてゆく!」

あわきン00001号「・・・」
あわきン00002号「・・・」
あわきン00003号「・・・」



あわきン20001号「・・・」

昼過ぎ、と言ったものの間に合いませんでした(汗

これから仕事に向かうので、明日の朝~昼頃に投下になります。

次はフレンダです

pixvにある漫画がまんまこのssでわろたww

こんにちは。 それでは投下します。 




とある病院





?「(結局、ヒマでしょうがない訳よねえ)」

?「(まさか骨折してたとはねえ…… 入院なんかするもんじゃないって訳よ)」フアァ

?「(誰も、お見舞いに来てくれないし……… 結局来るのはパシッてる浜面くらいな訳)」ズーン

?「(………はあ。いい加減、病室にいるのも飽きたし、散歩でもしてみようかなっと)」マツバヅエソウチャク



~~~~~





ミサカ「さて、お姉様も処置室に入ったことですし、ミサカは帰りますね、とミサカは通算3回目となる鼻血による出血のための病院搬送を終えます」

一方通行「うン。調整、がンばって」

ミサカ「がんばるのはむしろ、研究者達のような気もしますが、とミサカは苦笑しながら了解します。それでは、またメールしますね」フリフリ

一方通行「うン。バイバイ」フリフリ


>オソクナラナイウチニカエルンデスヨー ノシ


一方通行「フリフリ)(帰る前に、オシッコしていこォ)」スタスタ

一方通行「(確か、この角を曲がって……)うわっ!?」ドンッ

?「キャッ!?」

一方通行「ご、ごめンなさい………大丈夫ですかァ?」

?「イタタ……… お尻打っちゃったって訳よ」

一方通行「(うわァ、外人さンだァ……)」ホエー

?「っと、結局、手かしてくれない? 見ての通り、松葉杖な訳」

一方通行「あ、すいませン!」アセアセ

?「しょっと。角を曲がるときは気をつけなさいって訳よ。危ないじゃないの」

一方通行「ハイ……… ごめンなさい………」シュン

?「(って白! 色白ってレベルじゃない訳よ!?)」

一方通行「あのォ………ケガ、ありませンかァ………?」オドオド

?「(………これは、いい暇潰しになりそうね)」キラン

?「(よし!)イタタ…… そうねえ、とりあえず病室まで運んでちょうだい?」

一方通行「は、ハイ!」アセアセ






?「んで、アンタは知り合いを病院に連れてきたって訳ね?」

一方通行「う、うン」

?「それで、後はすることは特にない、と」

一方通行「うン…… そォだけど……」

?「キラリン ……よし、じゃあ白いの。アンタは今から私の子分よ」

一方通行「え?」キョトン

?「このフレンダ=セイヴェルンの子分にしてあげる、って訳。子分は親分に絶対服従を誓うのよ。いい?」

一方通行「え? えェ?」

フレンダ「それじゃあ手始めに、ジュースでも買ってきなさい。ほらボヤボヤすんな、一分以内!!」

一方通行「は、はいィ!!」ダッ!

フレンダ「(くふふ、これはいいオモチャが手に入った訳よ)」キシシ








一方通行「か、買ってきましたァ」

フレンダ「早っ!? ホントに一分以内で買ってきた!?」

フレンダ「(何かの能力者かしら……これは予想以上の拾い物かもしれないって訳)」プシュ
 ゴクゴク ブゥッ!

フレンダ「ってマズっ!? なにこの『ドクダミ牛乳アロエ緑茶』って!?」

一方通行「え、えっと、怪我してるから、カルシウムとか、ビタミン取った方がいいかなって思って」

フレンダ「混ぜりゃいいってもんじゃないでしょ! というか結局、ドクダミ入ってる時点でアウトって訳!」ウガー!

一方通行「ひっ、ご、ごめンなさい!」ビクビク

フレンダ「………まあ、いいわ。結局浜面よりは使えそうだし。じゃあ次は………アンタ、名前は?」

一方通行「あ、一方通行」

フレンダ「あくせら…? 変な名前ねえ。言いづらいから、ラビットでいいわね。白いし目、赤いし」

一方通行「ウサギさン?」キョトン

フレンダ「よしラビット!! 遊びに行くわよ!! 手始めに私をおんぶね!」

一方通行「うェ? お、オレがァ?」

フレンダ「アンタ以外に誰がいるのよ。 返事はどうしたの!?」

一方通行「は、はいィ!」







病院敷地内の庭





一方通行「そ、外に出たけど、どうすればいいン、ですかァ? えっと……」

フレンダ「私の事は親分と呼びなさい。とりあえず、ぐるっと一回りしなさい。まっすぐ行けば、散歩コースになってるって訳よ」

一方通行「は、ハイ、おやぶン」スタスタ

フレンダ「いや~楽ちんでいいって訳よ。あっ、おばあちゃ~ん」フリフリ

おばあちゃん「あらぁフレンダちゃん。こんにちは。その子は彼氏かい?」

フレンダ「ううん、私の子分って訳! おばあちゃんも散歩?」

おばあちゃん「ええ、お天気がいいからねえ」

フレンダ「ん? おばあちゃん、サンダルが破れかかってるって訳よ?」

おばあちゃん「ああ、これ? そうなのよねえ、昨日あたりにこうなっちゃって。 ……一足しか持ってないから、困ってるのよ」

一方通行「お見舞いの人に、頼めないンです、かァ?」

おばあちゃん「家族も、お見舞いにはなかなかこれないのよねえ」

フレンダ「………よし、私に任せて! ひとっ走り買ってくるって訳よ!」

おばあちゃん「ええ? そんな、いいわよ。まだ履けないこともないしねえ」

フレンダ「もしそれで躓いちゃったらどうするの? フレンダ様にかかればあっという間って訳!」

おばあちゃん「あら、そう?………じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかしらねえ」

フレンダ「まっかせなさい! よしラビット、行くわよ!!」ゴー!

一方通行「え、でもおやぶン、勝手に病院から出たら……」

フレンダ「黙ってればバレないって訳! ほらグズグズしない!」アシバタバタ

一方通行「わわ、暴れないでよォ」オロオロ





フレンダ「どうせなら、オシャレなサンダルプレゼントしたいわよね。ラビット、なんかいいお店知ってる? 結局、この近所はテリトリー外って訳」

一方通行「う、うン。この辺だったら、DEFマートがあるけど……」

フレンダ「んじゃあそこにしましょ。 ………ラビット、そろそろ疲れたでしょ? ベンチもあるし、休んでもいい訳よ?」

一方通行「ううン、大丈夫。 おばあちゃンのサンダル、早く買ってあげよォ?」ニコリ

フレンダ「………なかなか見所あるじゃない。私はいい子分を持ったって訳よ」ナデナデ

一方通行「ン。…………あ、もう着くぜェ?」

フレンダ「お、コレね!!」



   店の中



フレンダ「じゃあ、コレにしましょ。足にも優しそうだし、何よりカワイイし」ユビサシ

一方通行「ン。じゃあ、会計するけど…… おやぶン、降ろさなきゃお金出せない」

フレンダ「ああ、そうねぇ…… じゃあ、店の前に椅子あったでしょ、そこで待ってるわ」ヨッ ケンケン

一方通行「うン。すぐ買ってくる」





フレンダ「よいしょっと。あ………お金、ラビットに払わせちゃった。後で返さなきゃね。子分に出させる訳にはいかないって訳よ」

男A「おーおー。君、一人?」

男B「カワイイねえ、よかったら一緒に遊ばない? なんで病院の服なんて来てるの? 裸足だし」

フレンダ「………結局、間に合ってるって訳よ。どっかいってちょうだい」

男A「つれないこと言わないでよ~ お兄さん達が奢ってあげるから」

男B「足、怪我してるんだあ。ならオレが背負ってあげるからさあ」

フレンダ「それも間に合ってる。いいから、早くどっかいけって言ってるでしょ。鬱陶しい」

男A「ピクッ)………口のきき方がなってねえなあ。年長者は敬えって教わらなかったか?」

フレンダ「生憎、学校なんて行ってない訳。そもそもアンタらみたいなのを敬えっていうなら、ゴキブリに頭下げてた方がまだマシね」

男B「こりゃあ、体で解らせなくちゃなぁ……… ちょっとこっちこいよ」グイッ

フレンダ「痛っ!なにす………(マズっ! ツールはいつもの服に……足が使えないから格闘もできな……)」   

男A「さあて、イイことしてやるよ。どれ、まあ胸は小さいけど問題ねえな、オレ顔重視だし」モゾモゾ

フレンダ「ぃやっ!! ちょっ、触んないで!!」

男A「抵抗すんなよ。まあ、してくれても燃えるからいいけどよ」ニヤニヤ

男B「おいおい、オレにも触らせろよ……」



「や、やめろォ!!!!」



男A「あぁん? なんだテメエは……って白!!」

男B「この女のツレかあ? ……って白!!」

フレンダ「ラ、ラビット!! (まあ、確かに白いけど……)」

男A「なーんなんですかあ? ヒーロー気取りですかあ?」

男B「その子を離せーってか? 怖い怖いw」

フレンダ「ラビット! 危ないから、人を呼んで!」

一方通行「………せェよ」ボソ

フレンダ「………へ?」

一方通行「うるっせェんだよ、クソ野郎がァ!!! その租チンもいでカラスの餌にしちまうぞォ!!!!!」


フレンダ「」







男A「カッチィン。舐めた口利いてくれんじゃねえか、白モヤシ野郎」

男B「ああ、やっちまうかぁ………オラァ!!!」ミギストレートデブットバス!!

男A「チェリアッ!!!」マッスグイッテブットバス!!

一方通行「っ………!!」ベクトルステップ!
 ヒュン!!

男B「ぉおっ!? チョコマカと!!」

男A「っの野郎!! コイツでやってやる」ケンジュウ

一方通行「!」ベクトルゼニナゲ!

男A「っ!? 銃が……!」

一方通行「っ!!」ベクトルゼニナゲ!

男A・B「「おごっっっ!!??」」

フレンダ「(うわ~~~ ×××に100円玉がめり込んで……)」

男A・B「「」」ピクピク

一方通行「ハア、ハア………」

フレンダ「ラ、ラビット………?」オソルオソル

一方通行「…………」ペタン

フレンダ「?」

一方通行「こ、怖かったァ………」プルプル



~~~~~



フレンダ「………結局、大分無理してたって訳ね………」オブサリ

一方通行「………うン。ケンカしたの、初めて………」テクテク

フレンダ「その割には、結局強烈な啖呵だったけど?」

一方通行「う、うン。友達(麦野さン)のマネしてたから」

フレンダ「………とんでもない友達がいるのね………」

フレンダ「(に、してもあの動き……… 能力者にしてもかなりの高レベルな訳よ。身体強化? いや、違うアレはもっと………)」

一方通行「? どうかしたァ?」

フレンダ「………ま、いっか結局そんなこと。………ありがとうねラビット。本当はケンカなんて、したくなかったんでしょ?」ギュッ

一方通行「う、ううン。ケンカは嫌だし、怖いけど……… こ、こぶンは、おやぶンを助けるもン、だろォ?」

フレンダ「………ぷっ、あはははっ! そうね、親分のピンチだったもんね。ふふっ。偉いぞ、褒めて遣わす」ナデナデ

一方通行「………へへへ」




フレンダ「そういえば、サンダル一足にしては結局、荷物多くない?」

一方通行「あ、えっと、お、おやぶンの分」

フレンダ「は? 私の?」

一方通行「うン。おやぶンの病室にあった靴、大分傷ンでたから………」

フレンダ「(確かに、そろそろ寿命だと思ってた訳だけど)………買ってきてくれた訳?」

一方通行「う、うン。傷んだ靴だと、転ンじゃうかも知れないし…… サイズ、も合ってるとは思うンだけど……… 違ったら取り替える、から。………ごめン、勝手n「ラビット」」

フレンダ「ラビット、ちょっとこっち向いて」

一方通行「え?」クル




    チュッ




一方通行「///え? えェ!?///」

フレンダ「にしししし/// 色々あった、今日のお礼。 ………ねえ、ラビット」

一方通行「う………/// な、なにィ?」

フレンダ「私、もうすぐ退院するから、そしたら一緒に遊ぼうね。一杯、楽しいこと教えてあげるって訳よ!」ギュッ!

一方通行「! うン、楽しみィ」

フレンダ「あ、それと………」

一方通行「?」






フレンダ「た、たまにはお見舞いに来てほしいな、なーんて///」






終わりです。 フレンダ可愛いよフレンダ。  

フレンダは他のメンツとは違った距離関係で一方さんに接してもらっています。


ちなみに前回の話ですが、皆さんの言う通り上条さんについては美琴は「それはそれ」としています。上条フラグは健在です。ただ変態になってしまっただけです。

>>195 !!?? ちくしょう、探しても探しても見つからない………


それでは、今回もありがとうございました。

待て
これむぎのんにバレたら殺されんだろwwww

美琴、妹達、絹旗、滝壺を敵に回すなんて…無茶しやがって

>>214
乙です!
pixivイラストのタイトルは「もしも第一位が弱気だったら」だったはずですよ~

>>220 みっつけました~v nanikorekwaii ありがとうございます!

>>217 実は…最後の最後に、麦野さんが一部始終見てたことにしようとしてたんです…… まあ、そうしたらフレンダを生還させるイメージが全く湧かなかったのでボツにしました

ちなみに蛇足ですが、フレンダはあくまで親分子分と思ってます。外人だし、チューくらいさせちゃってもいいよねv フラグで言えば半立ち状態な。

ちなみにキャラも増えてきたので、一方さん好感度を。

 ミサカ ★★★★★★★★
 絹旗  ★★★★★
 滝壺  ★★★★★★
 麦野  ★★
 美琴  ★★★
 フレンダ★★★★
 妹達  ★★★★

こんなもので。 がんばれむぎのん

 ミサカ  一番仲の良い女の子
 絹旗   元気な妹
 滝壺   優しいお姉さん
 麦野   怖いババア
 美琴   大変な変態
 フレンダ 大事な親分
 妹達   仲の良い女の子達

大体こんな感じか?

>>231
このスレのシロちゃんなら

麦野 おっかないオb…お姉さん

でしょう

上条さんは結構出しやすいと思うぞ

例えば
スキルアウトに絡まれてる人を一方通行が見つけて
助けようか迷ってる時に上条さんが登場して助ける

一方通行「ヒーローさンだァ」

とか?

>>246

すっげー目がキラキラしてるあっくんが即座に思い浮かんだ
さながらヒーローショーで怪人に攫われる役になった子供が助けてくれたヒーローに向けるような……

あれ、まんまじゃね?

>>231
>>237 まさにその通りですv

>>246
>>247 全くオレが考えていた通りなんだぜww だしづらくなっちゃったぢゃない!



それでは投下します

あ、書き忘れ。 フレンダの「ラビット」に関しては、某大作SS様の一方さんのあだ名をお借りしました。 勝手に使って申し訳ありません。







フレンダ「よく来たわね、子分その1その2」

浜面「誰がその1だコラ」

フレンダ「何言っての? 結局浜面なんか、その2に格下げな訳よ。ラビットの方が全然使えるし」

一方通行「オレ、その1ィ?」←ちょっと嬉しい

浜面「そこじゃねえよ! 誰が子分だ誰が!!」

フレンダ「さ~~~て、今日の貢物は、と」ガサゴソ

浜面「聞けよ!?」

フレンダ「結局、これがないと始まらない訳よね~~~~♪サバカン! あとは、と。……トランプ?」

浜面「おう。一方通行がなんか欲しそうに見ててよ。やったことねえらしいからさ、どうせなら3人でやろうと思って買ってきた。な?」

一方通行「」コクン

フレンダ「ふぅん。まぁたアナログなモノ買ってきたわねえ。ま、退屈しのぎには調度いいか。どうせなら罰ゲームつきね、1位がビリに命令できるって訳よ! 何からやる?」

浜面「一方通行が初心者だから簡単なのでいいだろ」シャッシャッ

一方通行「」ワクワク




      ババ抜き



浜ンダ「「……………」」



      フレ つJOKER
          あがり札
一方通行「」パァッ



      フレ  JOKER
         つアガリ札
一方通行「」シュン




フレンダ「…………ねえ」

浜面「何も言うな」



       神経衰弱


一方通行「」メクリ

一方通行「」メクリ

一方通行「」メクリ

一方通行「」メクリ

一方通行「」メクリ

一方通行「」メクリ
   ・
   ・
   ・
   ・

浜面「神経衰弱って、こんなに順番まわってこないもんだったか………?」








     大貧民




浜面「うらぁ!! これでも喰らえ!!!!」つ6ノ4カード

フレンダ「んなっ!? 何てことする訳よ! 私のA3枚がゴミに………!」

浜面「うははははは! 10以下で構成されるオレの手札に隙はない!! 下剋上の始まりじゃーーーー!!」

一方通行「ン」つKノ4カード

浜面「」orz






         ポーカー



浜面「………ノーチェンジで」

一方通行「………オレもォ」

フレンダ「私も構わない訳よ」

浜フレ通行「「「じゃ、せーの!!!!」」」



浜面つストレート!!

一方通行つフルハウス!!

フレンダつロイヤルストレートフラッシュ!!


一方通行「おやぶン、すげェ」キラキラ

浜面「いやいやいやいや!! 絶対おかしい!! ロイヤル3連発はどう考えてもおかしい!!!!」

フレンダ「結局、日頃の行いって訳よね♪」




     インディアンポーカー




    一通ンダ浜「「「せーの!!」」」

浜面「」3

一方通行「」K

フレンダ「」10

フレンダ「………私は降りるって訳よ」

浜面「………一方通行、お前は?」

一方通行「え? オレは別に………」

浜面「………本当に、いいんだな? その手札で」

一方通行「え、えェ?」オロオロ

浜面「タイマンの勝負をするんだな!!! 降りるなら今のうちだぞ!!!!!」

一方通行「うェ!? お、おりるゥ!………あ」

フレンダ「………さすが、ハッタリは得意な訳ね。チンピラだけに」

浜面「ふふん。頭脳的といってくれたまへ」

・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・



フレンダ「あ~~~~結局、大分遊んだって訳よ!」

一方通行「楽しかったァ」ホクホク

浜面「だな。ええと、通算すると………オレが7勝、フレンダが11勝、一方通行が13勝、か。うげ、オレが最下位じゃねえか」

フレンダ「じゃあ、ラビットが浜面に命令ね。キッツイのお見舞いしてやれって訳よ」キシシ

浜面「………お手柔らかに頼むぞ」

一方通行「ン~~~、ンと、ンと、じゃあ……」


一方通行「ずっと、友達でいて欲しい、なァ」

浜面「」

一方通行「オレ、少し前まで、友達なんて誰もいなかったし、最近、友達ができたけどみンな女の子ばっかりで、男の友達は仕上くンが初めて、だから」

浜面「」

一方通行「(返事ない………)ダメ………かァ?」ナミダメウワメヅカイ

浜面「ゴフッ!!!!!」

フレンダ「うげっ!! 浜面! 人のベッドに唾飛ばすな!!」

浜面「………はっ!? スマン、なんか意識が飛んじまって…… いや、モチロンいいに決まってんだろ。ずっと友達だ! な?」ニカッ

一方通行「……うン、よかったァ」ホッ

浜面「いやあそれにしても、こんなカワイイ子にそんなこと言われたら照れちまうなあ、オイ!」デレデレ

一方通行「え?」パチクリ

フレンダ「…………ラビット、そこのチンピラから離れる訳よ。………バニー好きって言ってたくせに、まさか、ソッチの気もあるなんて……」

浜面「は? 何の話だ?」

フレンダ「私の大切な子分を傷物にはさせない訳。 ………ラビット、こっちきな」ダキヨセ

一方通行「わう、おやぶン、苦しい。 仕上くン、オレ、男だぜェ?」

浜面「……………え? ええーーーーーーーーーーーーー!!!!????」

フレンダ「しょっちゅう私達の胸とか足とか、エロい目で見てるくせに。結局、バイってのが一番手に負えない訳よ」

浜面「違う違う違う違う違う!!!! お、オレはずっとオレっ娘女子だと思って………!!」

一方通行「………違うもン。仕上くンの、バカ」ムス

浜面「チクショウ怒った顔もカワイイ!!?? クソ、この世には神も仏もいないのか………!!」

フレンダ「結局、浜面のキモさは筋金入りって訳ね………」

浜面「違う!!!! オレはノーマルのハズだ!!! 滝壺オレに力をーーーーーー!!!???」



一方通行「ずっと、友達でいて欲しい、なァ」


くそかわえええええええええええええええ

あ、後ネタを潰してしまったみたいでスミマセン

終わりです。 

なんか、書いているうちにまた目覚めそうになりました。 なんか自分が怖い。



次回は少し間が空くかもです。つっても何かが(妄想が)降りてくれば早くなる可能性大です。


それでは今回もありがとうございました。


ちょっと>>1にミーシャ降ろしてくる

>>258 いえいえ、冗談です、なんかスミマセン(汗 妄想の肥やしになりますので全く構いませんv 

ほぼそのまんまになっちゃっても怒らないでくださいね♪


大丈夫、お前は正常だ、浜面

俺ら読む側の人間が書いたものと投下する>>1が書いたものじゃ価値が全然違うんだぜ
だからそのままでも全く問題ない
って言うか俺も展開予測っぽくなってしまってスミマセン

上条さんとの出会いは
上条さん実験をなぜか知る
        ↓
倒れている(鼻血で)美琴とオロオロするあっくんと呆れているミサカを発見する
        ↓
上条さん勘違いであっくんを殴る
って流れだと思ったのに……

>>1乙

何度も失礼します、蛇足な補足を。
今回の話はフレンダ入院中の、病室での話です。 浜面とはお見舞いで偶然会って知り合いました。

>>266 ほほう………
>>262 頑張ります!

酔った勢いだけで書きました。後悔はしていない………ハズです。

もう少しで投下します。




「がんばれ麦野さん」








麦野「皆、集まってるわね」

絹旗「ええ、麦野が超最後ですね」

滝壺「北北東から信号がきてる………」

フレンダ「麦野、久しぶりって訳よ! というか、皆結局、お見舞い来てくれなかったからなんだけど……」ズーン

浜面「麦野は飲み物何にする?」ガタッ

麦野「いいわ浜面、座ってて。今日は早速本題に入るから、アンタも聞いてて」

絹旗「………仕事、ですか?」

麦野「」フルフル

浜面「(いつも持参してる鮭弁も持ってねえ……… こりゃあ、只事じゃねえぞ)」ゴクリ

フレンダ「………いったい、何の集まりの訳?」

麦野「皆の力を借りたいの。………私一人じゃどうにもならないから」

滝壺「…………」

絹旗「」ゴクリ


麦野「今日の集まりの本題。それは……………」








    
    麦野「どうすれば、私があーくんに好かれるようになるかよ!」




絹壺フ面「「「「」」」」






絹旗「超そんなことで、緊急集合したんですか? 私達………」

麦野「そんなこととは何よ! これは私にとっては何をおいてでも優先すべき事項なの!!」

浜面「………まぁ、話は分かったけどよ、一体その『あーくん』てのは何なんだ?」

フレンダ「まさか、麦野に好きな男ができた訳!?」

麦野「そういう次元の話じゃないわ。私はあーくんを、心行くまで愛でたいの。そして、あーくんのお姉ちゃんになりたいの!」

浜面「………全く理解できないんだが……… オレの頭が悪いからか?」

滝壺「あーくん………しろちゃんはね、私達の新しい友達なんだよ。はまづらとふれんだは会ったことなかったよね」

フレンダ「つまりその、あーくんだかシロちゃん? に麦野はゾッコン、ってことでいい訳?」

絹旗「超一方通行(いっぽうつうこう)の愛ですけどね(一方通行だけに)」

麦野「そこよ!!」ダン!

麦野「もう、私だけあんな怯えた目で見られるのは堪えられないわ……… 私だってあーくんといっぱい仲良くしたいの!!」

浜面「………大体分かった。今日は、俺たちにその『あーくん』とやらに麦野が気に入られるよう、方法を一緒に考えてくれ、と。そういうことだな?」

絹旗「超難題ですけどね。 ………初対面で気絶させられた張本人ですし」

フレンダ「そもそも私や浜面なんて、ソイツに会ったこともない訳よ」

浜面「正直、どうしようもn「お願い!」」




絹旗「(あの麦野が………)」

浜面「(頭を下げた!?)」

フレンダ「(驚天動地な訳よ………)」

麦野「お願い………仕事でもなんでもないこんなこと、アンタ達に何の関係もないことも解ってる。でも、私にはこんなこと頼めるのは、アンタ達しかいないの。 ………本当に嫌なら帰ってくれていいわ。 ………でも、できることなら力を貸して頂戴」

絹旗「麦野………」

滝壺「みんな、一緒に考えてあげよう?」

フレンダ「滝壺?」

滝壺「関係なくなんかないよ。………むぎのは私たちの仲間だもん。仲間が困ってたら、助けるのは当然だよ?」

浜面「………だな。リーダーの為に、一肌脱ぐとするか!」

麦野「滝壺、浜面………」

絹旗「ま、超数少ない麦野に恩を売れるチャンスですしね」

フレンダ「結局、仕事もないからヒマって訳よ」

麦野「皆………ありがとう」









浜面「で、あーくんってのは男でいいんだよな?」

フレンダ「何歳くらいな訳? 結局、情報が無いとどうしようもない訳よ」

絹旗「ええ、超15、6歳くらいの男です。気が弱くて、いっつもビクビクしてる感じですね」

麦野「でも、すっっっっっごいカワイイんだから! もう抱きしめてギュ~ってしちゃいたいくらい♪」キャアキャア

滝壺「たしかに、カワイイよねしろちゃん。なんだかもっと年下って気がするね。守ってあげたくなっちゃう」

浜面「(麦野のキャラが違う)高校生くらいの男で、カワイイ守ってあげたい年下タイプ………」

フレンダ「なんだか、デジャヴっぽいけど……、気のせいかなぁ?」

絹旗「でも、麦野は超怖がられてるんですよね」

麦野「うっ……」




滝壺「初対面で怖がらせちゃったから」

浜面「まあ、気持ちはわかる気もする(オレだって、未だに怖いし)」

麦野「だ、だからあ! そのイメージを払拭して仲良くなれるようなアイディアを考えてほしいの! ………一人じゃもうどうにもならないわ」ズーン

絹旗「私はシロちゃんと超仲良いですし、私みたいな可愛さをアピールしたら超どうですか?」

麦野「それはもう考えたのよ………」

浜面「…………もしかして、この前n「浜面」」ビクゥ!

麦野「余計なこと言ったら、上半身と下半身がオサラバするぞ?」

浜面「は、ハイ!!!(やっぱり怖ぇ………)」ビクビク

滝壺「………私は、むぎのの良さをアピールしたほうがいいと思う。変に無理しないで、むぎののいいところを見せれば、しろちゃんだって好きになってくれるよ」

麦野「私のいいところねえ………」ウーン

フレンダ「やっぱり、大人っぽさとかを押すべきじゃない?」

浜面「そうだな、麦野はスタイルもいいんだし、それでクラッとこない男はいないと思うぜ?」

絹旗「ってことは………」




浜面「エロスだな」

バキィ!!!



浜面「っ痛え!!??」 ハナヂダラダラ

麦野「お前と一緒にすんな!!! あーくんはそんなの興味ないの!!!!」

絹旗「……そうとも限りませんよ? この前私のパンツを超見た時、超動揺してましたし」

麦野「汚えモンあーくんに見せてんじゃねえよ!!! ブチコロスぞテメエ!!!」

絹旗「なっ………!! 汚くなんかありません!!! 超キレイなピンクのパンツでした!!!」

フレンダ「………でも悪くないアイディアなんじゃない? 結局、男子高校生なんて性欲の塊な訳よ」

滝壺「しろちゃんが、特別エッチな訳じゃないと思うけど、そういうことに興味はない訳じゃないとは思う」

麦野「う……… まあ、浜面は唯一この中の男な訳だし、男にしかわからないこともあるかもしれないわね………」

浜面「だろ、だろ!?」

麦野「…………わかったわ。浜面、どんなことすれば男が喜ぶのか教えて頂戴。この際、手段を選んでる場合じゃないわ」キッ

浜面「お、おう! じゃあまずだな―――」







~~~~~~~~






一方通行「たァ~のし~い なァかまァ~が♪」←コンビニ(コーヒー買い出し)帰りなのでゴキゲン

一方通行「ぽぽぽ……ン?」


   <アクセラレータ様は右折>
            

一方通行「なンだァ? これ………」ウセツ

   <まっすぐ行った路地へ>

一方通行「?」スタスタ

    <↓拾ってください>

一方通行「…………布ォ? なンか書いてある……」


    <思いっきり引っ張って!>


一方通行「???………えィっ!」グイッ!


?「あ~れ~~!!」




一方通行「え、えェっ?」



クルクルクル ドテッ



麦野「あ~ん もお、あーくんのエ ッ チvv」←着物+乱れた裾、胸元+解かれた帯=お代官プレイ



一方通行「」



麦野「うんv こんなところで、あーくんたらぁv」



一方通行「」



麦野「お姉ちゃんだった、ら…………」←考え中



一方通行「」



麦野「…………っ」←正気に戻った



一方通行「」



麦野「…………」アセダラダラ



一方通行「」



麦野「…………ゃ」



一方通行「」



麦野「いやぁぁああああぁぁあああああああああ////!!!!!!!」ダダダダッ!!




一方通行「」ボーゼン








バタン!! ドタドタドタ!!

浜面「おっ 帰ってきたか」

ガチャッ!!

浜面「どうだったむぎn「死ねぇぇぇえええええぇえぇええええ!!!!!!!」」メルトダウナー!!


浜面「ぅわおっ!!!??? あ、危な……… いったいd「テメエを殺して私も死ぬぅぅううううううううう!!!!!!!!」」


浜面「ちょ、落ち着、うわあああぁあぁああああ!!!!!!!!」






絹旗「やっぱり…………」


フレンダ「あんなに止めたのに……… 結局、なにかネジが緩んでた訳よ………」


滝壺「大丈夫、しろちゃんの事になると我を忘れる、そんなカワイイむぎのを私たちは応援している」


終わりです。 なんかむぎのんがアホの子に………あるぇー?

ちなみに浜ンダはまだあーくん、シロちゃんがラビットだと気付いていません。

がんばれ麦野さんはもうちょい続きます。

一方通行「挨拶するたび、友達増えるねェ」ニヘラ

麦のん「……っ!!!」キュン

おはようございます。 もうちょいで投下します





?「オレはもう、我慢ができねえ」

?「何の話?」

?「いつまでも『上』からいいように使われ続けるのはゴメンだっつんだよ。機は熟した、とは言えねえがこのままじゃジリ貧だ。来るかどうか解らねえチャンスを待ち続けるくらいだったら、今行動に移す」

?「行動……ねえ。具体的には?」

?「『交渉権』だ。それにはオレが第2候補じゃ足りねえんだ。つまり……」

?「つまり?」





                ?「第1位を殺す」



 




美琴「このクレープが美味しいんだから!」

ミサカ「30分も並びましたからね。これで美味しくなかったら店主に正中線4連撃をかけるレベルです、とミサカはチョコバナナクレープ片手にため息をつきます」

一方通行「でも、美味しそォ」

美琴「でしょでしょ! 生クリームのまろやかさ自慢なんだけど、甘くないのだって現地特産の材料使ってるんだって」

ミサカ「確かに、あっくんのクレープの生ハムの色も、高級デパートで見るような鮮やかさですね、とミサカは感心します」

美琴「じゃ、さっそく」



       「「「いただきます」」」



ミサカ「むぐむぐ……おおこれは、とミサカは今まで食べたクレープとのレベルの違いに驚愕します」

一方通行「うン。 ……美琴ちゃンは、甘いのにしなかったのかァ?」

美琴「え? うん、まあたまにはね……」キラン

ミサカ「……なぜでしょう、嫌な予感がします、とミサカはソーセージ入りクレープを選んだお姉様の笑顔に、そこはかとない不安を覚えます」

美琴「な、何言ってるのよ! ………ところであっくん、私もそれ、一口もらっていい?」

一方通行「うン、いいぜェ」サシダシ

美琴「ありがと! むぐむぐ……うん美味しい! じゃあお返しに、私のソーセージあげるね」

一方通行「え? いいのォ?」

美琴「もちろん! じゃあ(ハムッ………ン~」



バチコン!!



美琴「痛ぁ! 何するのよ!」ヒリヒリ

ミサカ「お前が何するんだ、とミサカはソーセージを咥えて食べさせようとしたお姉様を睨みつけます。だからソーセージ入りのを選んだのかコノヤロウ」

美琴「別にいいじゃない! 何もシーチキンを口移しで食べさせようって訳じゃないんだから………いや、やっぱそうしましょう。あっくん、もっと近づいて」ハアハア

一方通行「え、えェ?」

ミサカ「こんなところでスイッチ入れないでください! あっくん、ダメです! とミサカは困惑しながら顔を近づけているあっくんを引き離します!」

美琴「ふぁによ、ひゃまひないへ(何よ、じゃましないで)!」ボタボタ

ミサカ「早速シーチキン口に含んでんじゃねえよ! とミサカは鼻血を出し始めたお姉様に蹴りを入れつつあっくんを後ろに庇います!」

一方通行「け、ケンカはダメだってェ」オロオロ


ギャーギャー!!


   



           ?「おいおい、日和ってんじゃねえぞ、第1位」





一方通行「?」

ミサカ「あなたは………? とミサカは急に表れたホスト崩れ風の男に警戒心を露わにします」

?「お初お目にかかる。自己紹介しておくか。オレは垣根帝督、これでも学園都市の第2位をやってる」

美琴「第2位!?」ボタボタ

一方通行「な、何の用、だァ?」ビクビク

垣根「何の用、って、まさか一緒にクレープ食べ来ました、ってわきゃねえだろうが」



ゴバァ!!



美琴「キャッ!?」ボタボタ

ミサカ「白い……羽? これは………」

一方通行「………っ!?」

垣根「殺し合いに来たぜ、第1位。このオレの未元物質(ダークマター)の前にひれ伏してもらう」

美琴「ダークマター……これが第2位の………?」ボタボタ

ミサカ「殺し合い、とは穏やかではありませんね。とミサカは………あっくん?」

一方通行「み、ミサカちゃン達は、さ、下がって、ろォ」ガタガタ

垣根「へっ、そうださっさと始めようぜ。なぁに、後ろの女どもには手は出さねえさ。オレが用があるのはお前だけなんだからなあ、第1位!!」

美琴「くっ!?」バチバチィ!!


バリバリィ!!!!



垣根「……おいおい。テメエには用は無いっつってるだろうが(鼻血……?)。………邪魔するんならテメエから始末するぞ、第3位」バサア!

美琴「なっ………(直撃したのに)!!」ボタボタ

一方通行「や、やめろォ!! ………狙いは、お、オレなンだろォ? 美琴ちゃンに何かしたら、ゆ、許さねェ、ぞォ」ブルブル

垣根「へえ………じゃあ、早速始めるかあ? 一方通行!!!!」バサッ!

一方通行「っ………!!」

ミサカ「待ってください!! とミサカは臨戦態勢にある2人の間に割り込みます!」

一方通行「み、ミサカちゃン!?」

垣根「……だから言ってるだろうが。邪魔すんなら………」

ミサカ「せめて、話を聞いてください。なぜ今、アナタは彼を狙うのですか、とミサカは第2位の急な襲撃に疑問をぶつけます」

垣根「……まあ、死ぬ理由くらい教えといても罰は当たんねえだろ。………オレは―――」







美琴「独占交渉権?」ボタボタ

垣根「アレイスターの野郎と交渉するにはオレが今の第2候補から、第1候補になる必要がある。それには一方通行、テメエが邪魔なんだよ」

ミサカ「………そうは言っても、あっくんは第1位であなたは第2位。戦ったとしてあなたが勝てる見込みは薄いのでは無いのですか? とミサカは素朴な疑問を口にします」

垣根「痛えところを突きやがる。 ………つっても、もう我慢するのも限界なんだ。待っててもチャンスが来るとも思えねえ。それに、勝ち目は無い訳じゃねえ。オレの未元物質なら一方通行のベクトル操作さえ破れる自信もある」

一方通行「………やっぱり、ミサカちゃン達は下がってて」

ミサカ「大丈夫ですあっくん。第2位、あなた……………友達はいますか?」

垣根「……は? 何言ってn」

ミサカ「友達はいるのですか、とミサカは再度第2位に質問します。どうなんですか?」

垣根「………いねぇけど」

ミサカ「ハア……それじゃああっくに勝とうなんて土台、無理な話ですね、とミサカは第2位の考えの浅さに落胆します」

垣根「………どういうことだ」

ミサカ「能力の更なる向上には、友達作りが必要不可欠なのです! とミサカは無知な第2位に真実を叩き付けます」







ミサカ「―――という訳で、あっくんは今友達作りをする事で、能力の向上、ひいてはレベル6へと進化している真っ最中なのです、とミサカは極秘中の極秘の秘密を明かします」

垣根「な………そんな話、フカシに決まってるだろうが!」

ミサカ「そうでしょうか? とミサカはお姉様を例に挙げます」

美琴「?」ボタボタ

一方通行「?」

ミサカ「お姉様はレベル1から時間をかけてレベル5になりました。これは、他のレベル5には見られないことです。これがどういうことか解りますか? とミサカは物わかりの悪い第2位に質問します」

垣根「………どういうことだ?」

ミサカ「お姉様には元々の素質はあったでしょうが、そもそもレベル5になれる器ではありませんでした。そこはクローンであるミサカが保証します。それが、今や第3位。お姉様を今の地位に押し上げたその力、それは―――」



垣琴通行「「「」」」ゴクリ





ミサカ「コミュ力です」






垣琴通行「「「」」」


ミサカ「お姉様は素質に加え、友達を作れるほどのコミュ力を備えていたためにレベル5へ成長することができたのです、とミサカは淡々と事実を告げます」

垣根「お、オレは別に友達なんかいなくてもレベル5に―――」

ミサカ「他のレベル5は一足飛びでレベル5になっています。コミュ力を必要としないほど、才能が抜きんでていたのでしょう。しかし、それまでです」

垣根「………」

ミサカ「皆、能力の成長はそこで打ち止めです。レベル6まで成長するものはいませんでした。これはひとえにコミュ力不足によるものです、とミサカは他のレベル5は性格の難により能力実演に招けない、という事実を例に出します」

ミサカ「この新事実が発見されてから、最もレベル6に近い第1位であるあっくんに、友達を作らせることでレベル6誕生を目指しているのです、とミサカはクレープを食べに来ていた今でさえ実験の最中であることを明かします」

垣根「………」

美琴「(ちょっと、こんな作り話が通るはずないでしょ! いくらなんでもこんな話、信じる訳………)」ヒソヒソボタボタ








垣根「…………マジで?」






美琴「」ボタボタ

ミサカ「」ニヤリ




ミサカ「ええ、ですからすでに何人も友達を作ったあっくんに、あなたが勝てる要素は皆無です。あなたが彼に勝とうと思うならば、友達をつくって能力を成長させることしかありません。………もしかしたら第2候補であるあなたなら、そのままレベル6に到達することも不可能ではないかも………」

垣根「こうしちゃいられねえ!! 一方通行!!!!」

一方通行「な、なん、だァ?」ビクッ!

垣根「テメエを超えるのは今は無理だってわかった。 ………だが覚えてろよ、絶対にテメエより友達を作って、オレが第一候補になってやる!!」

一方通行「う、うン」

垣根「じゃあな!! まずは、帰ったらスクールの解体だ! 暗部なんかにいるヒマあったら友達作りの啓発本でも読まねえと………!!」バサァ!!



バッサバッサ……



美琴「………信じた」ボタボタ

ミサカ「正直、ここまで上手くいくとは思いませんでした、とミサカは第2位の頭の弱さを憂います。さ、あっくん、バカも行ったことですしファミレスにでも………」

一方通行「」ササッ

美琴「?あっくん、どうしたの? 背中に隠れちゃって」

一方通行「………ミサカちゃン、は、実験だからって、お、オレと友達になったんだろォ?」グスッ



美サカ「「((こっちも信じたーーーーーーーー!!!???))」」



一方通行「そ、うだよなァ、じゃなきゃ、オレみたいなの、と、友達になんか……ヒック」

ミサカ「な、何を……!! アレは第2位を欺くための………!!」アセアセ

一方通行「今まで仲良くしてくれたの、だって、ヒック、うァああン、うェっ、うあ゛あ゛~~~~ン!!」

美琴「よしよし、大丈夫よ。私の部屋に行きましょ。美琴お姉ちゃんが慰めてあげるから」ボタボタボタボタ!!

ミサカ「あっくん、違うんです!! ミサカは本当にあっくんの………!! というか何ドサクサに紛れて連れ込もうとしてるんですか!! あといい加減鼻血止めろ!!! とミサカは………!!」

一方通行「うわァああ~~~ン!!!」

ミサカ「ああ、もうお願いです! ミサカはミサカは………!! コラ第3位、テメエどこ連れて行く気だ!!!!」







終わりです。 垣根くん、ようやく出せました。 

連休も大体仕事なので、投下頻度が上がることは多分ないと思いますが、なるたけ頑張ります。



それでは、今回もありがとうございました。

こんばんは。 これからもう少しで投下します。 


「がんばれ麦野さん?」




麦野「揃ってるわね」

絹旗「……仕事のはなs「違うわ」……ですよねー」

フレンダ「てことは……」

滝壺「また、しろちゃんの話?」

麦野「ええ。………この前はホントどうかしてたわ。バカ面の言うことをあっさりと真に受けてたなんて………脳が膿んでたとしか思えないわ」

絹旗「(ここ最近の麦野はずっとそんな印象ですが……超黙っておくのが花ですね)」

浜面「そこまで言うか!? 大体、麦野だってあんな乗り気d「黙れ」ハイ!」

麦野「とにかく、また皆の意見を頂戴。 ………前回ので、また心の溝が深くなった気がするの………」ズーン

フレンダ「結局、あんなもの見せられたらトラウマになってもおかしくない訳よ……」

麦野「うっさい! だから、今度の失敗は絶対に許されないの!」



絹旗「ん~、物で超釣ってみるってのはどうでしょうか? 単純ですけど効果はあるんじゃないですか?」

麦野「プレゼント、ねえ…… 何かピンとくるものが思いつかないなあ」

滝壺「コーヒーが好きだよ、しろちゃん」

絹旗「確かに、いつも飲み物っていったら超コーヒーですもんね。ブラックの」

浜面「じゃあコーヒーメーカーとかか?」

フレンダ「既に持ってるって可能性は無いの? いいの持ってるかもしれないし……結局、趣味の物をプレゼントするときは、危険が伴う訳よ」

滝壺「? どうして?」

絹旗「本人が詳しいジャンルの物を贈るのはチョイスが超難しいってことですよね。ソムリエにワインは贈れない、みたいな」

麦野「なんにせよ、リサーチが必要になるわよね」

   


「「「「「う~ん」」」」」





フレンダ「じゃあプレゼントはまず置いておくとして、簡単なところでスキンシップから始めたらどう?」

絹旗「超手を握ったりとかってことですか?」

滝壺「頭撫でたりすると、恥ずかしそうだけど喜んでるよね」

麦野「それができたら苦労しないわよ………」

フレンダ「そこでビビッてたらダメな訳よ! ちょっとくらい強引にでもアタックしちゃえばこっちの物の訳よ!!」

絹旗「………フレンダにそんなこと言われてもですねぇ」

麦野「なんか、説得力に欠けるっていうか……」

滝壺「大丈夫、そんな信用の無いふれんだを私は応援している」

浜面「経験値低そうだもんな」

フレンダ「なっ………!! 何てこというの!? 実体験に基づいた経験則な訳!!」

滝壺「実体験?」

フレンダ「ふふん。何を隠そう、入院中に仲良くなった男の子がいる訳よ」

浜面「ああ、アイツか」ポン

絹旗「それって、小学生とかじゃないんですか?」

フレンダ「同世代よ! 耳かっぽじって良く聞くわけ! あれは私が入院して一週間くらいした頃ね―――」







滝壺「ふれんだ、大胆」

絹旗「まさか、き、キスまでしちゃってるなんて……」

フレンダ「まあ、ほっぺにだけどね。結局、ここまでしちゃえば向こうだって意識せざるを得ない訳よ」フンス

絹旗「フレンダはその人と超付き合ってるんですか?」キョウミシンシン

フレンダ「ふぇ///!? そ、そういう訳じゃないけど、まぁ、そうなっても悪くない、とは思うけど……///」ゴニョゴニョ

麦野「………フレンダ」ユラリ

フレンダ「な、何?」ビクッ

麦野「師匠って呼んでもいいかしら?」ガシッ

フレンダ「え゛? う、うん……」

浜面「(目がマジだ……)」ヒソヒソ

絹旗「(前回もあんな目でしたよね……)」ヒソヒソ

滝壺「(私も、弟子にしてもらおうかな……)」ボー








~~~~~~~~


第7学区ショッピングモール前


絹旗「そろそろ、しろちゃん達もこっちに超着くみたいですよ」ケータイパカリ

麦野「き、緊張するわね」スーハースーハー

フレンダ「大丈夫、練習した通りにやればいいって訳よ」

浜面「(……まさか、手をつなぐ練習だけで1時間もかかるとは……)」

滝壺「あ、来たみたいだよ。みさかも一緒」

フレンダ「ホント? どれどれ………っ!!??」

浜面「ん? あれって、アクsむぐっ!?」

浜面「(な、なにすんだよ!)」ヒソヒソ

フレンダ「(黙りなさい! 殺されたいの!? 私が!!)」ヒソヒソ!!

滝壺「? どうしたの? 2人とも」



絹旗「お~い! 超こっちですよ、こっちこっち!」ピョンピョン

サッキノコトガ、ラビットノコトダッテバレタラ、コロサレルワケ!

一方通行「ン、あ、絹旗ちゃン」フリフリ

モウ、ドウシヨウモナイダロ?

ミサカ「なんかやたら大勢ですね、とミサカは予想外の人数に目を丸くします」

ニゲルシカナイワケヨ!

麦野「あ、う、え、えっと、あーくん、ひ、久しぶり」ニコッ

ニゲルッタッテ……

一方通行「あ………む、麦野さン、こ、こんにちはァ」←お代官プレイがフラッシュバック中

コッソリイケバ、バレナイワ!

滝壺「こんにちは、しろちゃん。2人で遊んでたの?」

ソロ~×2

一方通行「うン、今日はゲームセンターに………おやぶン?」

浜ンダ「「」」ビクゥッ!!

一方通行「やっぱり、おやぶンだ。あと、仕上くンも」

浜面「お、おう久しぶり」

滝壺「しろちゃん、はまづらと知り合いなの?」

一方通行「うン。おやぶンのお見舞いで会ったんだァ」




麦野「親分、って?」

一方通行「うン、フレンダおやぶン。おやぶン、麦野さン達と知り合い? おやぶンの子分?」

フレンダ「」ダラダラダラダラ

絹旗「超、説明してもらいましょうか、フレンダ?」

ミサカ「……なにやら、不穏な香りがしますね、とミサカは見慣れない顔に疑念を覚えます」

フレンダ「え、えっとぉ………ラビット、一方通行には公園で偶然会って……」

一方通行「病院だぜェ? おやぶン、忘れちゃったの?」

麦野「フレンダ?」

フレンダ「そ、そう! えっと、それで………」

一方通行「オレがおンぶして、おばあちゃンのサンダル買いに行ったンだよなァ?」

絹旗「……どこかで超聞いた話ですね」

フレンダ「そ、そぉだったかしら?」

一方通行「おやぶン、またダーツ教えてくれよォ? オレ、ちょっと上手くなったんだァ」ニヘラ

麦野「随分、仲良さそうね………」

浜面「(すまん。もうオレにはどうしようもない)」

フレンダ「こ、今度ね……… おっと、用事思い出したから私はこれで……」ススッ

絹旗「あ! 超どこ行く気ですか!?」

一方通行「おやぶン、帰っちゃうのォ?




             

                    


                      バイバイのチュウはァ?」








全員「「「「「「」」」」」」



フレンダ「っ!」ダダッ

ガシッ

滝壺「ふれんだ、話は終わってないよ?」ニコッ

麦野「いったい、どういうことかしら?」ニコリ

ミサカ「妙な単語が聞こえた気がしますね、とミサカは新顔の金髪にもう一度確認をとります」ニコリ

フレンダ「ち、違っ! これは………!!」

一方通行「あ、そっかァ。チュウは二人の時だけだっけ」

フレンダ「くうっ!?」ポイッ



ピカァッ!!!!



麦野「なっ!?」

ミサカ「目が……!」

絹旗「スタングレネード……!!」

バシッ←手を振り払った音

滝壺「あっ、ふれんだ!?」




フレンダ「(遠くへ! どこでもいいから遠くへ――――!!!!)」






フレンダは理解していた。彼女らに捕まることは死と同義であると―――

フレンダは予感していた。必死の逃走もすぐ空しく終わることを―――

フレンダは知らない。一方通行が止めに入るまで数時間、4人の鬼(オーガ)による審問と呼ぶ地獄が続くことを―――







         ちゃんちゃん♪

終わりです。 がんばれ麦野さん~フレンダの黙示録~ といった感じです。フレンダ、あのあと色々やってました。


麦野さんとフレンダに最近偏ってる気がしますが、そこは私の趣味です。

次はまるでノープランですので、良かったら希望出してくれればそこから考えます。まったく違うのが

急に浮かぶ可能性もありますが……(汗



では、ありがとうございました

蛇足を。
チューはほっぺですww 外国では挨拶代りって訳よ!てな風に口車に乗っけました。
ウチの一方さんは素直な良い子です

むぎのん好感度は……がんばれ麦野さん 


番外個体「ぎゃはは☆皆こんなモヤシのどこがいいの?ミサカ理解できなーい」

絹旗「……」イラッ

ミサカ「……」イラッ

番外個体「こんな情けない男なら、勃つものも勃たないよ。うひゃひゃ」

麦野「……」イライラ

美琴「……」イライラ

一方通行「あ、あの、ミサワちゃン……苦しいからそろそろ離してほs」

番外個体「……ヤ」ギュゥ



こんなんだったら俺得すぎて泣く

>>386
こういうことか
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1596890.jpg


>>391 おおおおおお!!?? やべえよとにかくやべえよ……… 感謝感激雨霰でございます

投下いたします。 まったく彼の口調とかが掴めませんでした… なんか残念です。とにかく夜勤中、サボって書いたので、もったいないので……





?「見つけたぞお!!!」ガサッ!!

フレンダ「ヒッ!? いつもいつもいったい何処から湧いて出る訳!?」

?「根性さえあれば不可能はない!! 今日こそオレn「サイナラッ!!」」

?「おい! まだ用は済んでな――― いや、これはオレの根性を試してるんだな! おぉぉおお!!! しかと見届けろよ!!!」ダダダッ!!

フレンダ「冗談じゃない訳!! いい加減諦めなさいよぉ!!」ダッシュ!


?「待てぇえぇえええぇ!!! 好きだあぁぁあああああ!!!!!」




―数日前―

フレンダ「……一時は、またこうしてお日様の下を歩けるようになるなんて、思いもしなかった訳よ……」

フレンダ「(まさか、ラビットがシロちゃんだったなんてねえ……世間は狭いって訳)」

フレンダ「ま! 折角拾った命だし、今日はパーッと遊ぶぞー! ラビット……は結局昨日の今日で危険だから、浜面でも呼び出して荷物持ちにでも……ってアレは……」ギョッ

美琴「だから、無視すんなやゴラァァアアア!!!!」ビリビリ!

ツンツン頭「うぉうわぁっ!!??」

フレンダ「(この前のクローン!? ……にしては感じが違うような…… 何にせよ、ちょっと逃げとこっと)」ビクビク

ツンツン頭「だーーーーっ!! こんな街中で暴れんなっつの、ビリビリ!!」

美琴「だ・か・らビリビリ言うなあっ!!!」バリバリバリィ!!

ツンツン頭「(右手には卵が……避けるしか!!)危ねっ!!!」バッ!

フレンダ「今のうち……って(こっちきた!?)きゃあっ!?」キンキュウカイヒ!

?「うおおぉぉぉおお!?」バチバチバチィ!!

美琴「やっば……!」

フレンダ「(後ろの人に……!)だ、大丈夫な訳?」オソルオソル

?「この全身を駆け巡る痺れ………これは………」プルプル

ツンツン頭「おーい! そこのあんた!」タタタタ

美琴「大丈夫!?」

?「これが恋か!!!! お前、なんて名前だ!?」

フレンダ「わ、私? フレンダ、だけど…… それより電撃g」

?「そうか! 根性ありそうないい名前だ!! オレは削板軍覇!! フレンダ、お前に惚れた!!! 付き合ってくれ!!!!!」

ツンツン頭「ケガは………え?」ピタ

美琴「ごめんなさ………え?」ピタ

フレンダ「……………え?」



フレンダ「え?」






~~~~~~




フレンダ「(~~~~っ!! とんでもないのに絡まれちゃった訳!! スタンガンも催涙弾も効かないし、撒いても撒いても必ずどっかから現れるし、常識外にも程があるわよ! ってヤバ……開けた道に……!)」ダダダダ

削板「とぉっ!!!」ズダン!

フレンダ「わわっ!? なんつージャンプ力してる訳!? アンタ本当に人間!?」キキィッ!

削板「根性出せば簡単なことだ!! さあ、今日こそオレの根性受け取ってもらうぞ!!」

フレンダ「そんな暑っ苦しいもん結局ゴメンよ!! 何度も言うけど、私はアンタと付き合う気なんかこれっぽっちもないっての!」

削板「あの体に電流が走ったような衝撃は本物だ!! 1度や2度断られたくらいで諦めるなんて、根性の無いことはオレにはできん!! 断られたなら根性叩き直すだけだ!!!」

フレンダ「『ような』じゃなくて本物の電気が直撃したってのに………! だぁかぁらあ! 根性の問題じゃなって訳よ!!」

削板「何ぃ!? 根性以外になんだって言うんだ!? こりゃあ、根性入れて考えねえと……」

フレンダ「……言葉がない訳。 ……ああ、もうだから!」

削板「?」



フレンダ「私には………好きな人がいるの!! だからアンタとは付き合えない!!」







~~~~~




フレンダ「―――という訳で、ラビットにそいつと会ってほしいな~、なんて」

ミサカ「帰れ。とミサカは性懲りもない目の前の鳥頭に退去を命じます」

フレンダ「ちょっ!? だ、だってそうでも言わなきゃ諦めてくれそうもなかったし、会わせろ、なんて言われるとは思わなかったし………」

ミサカ「だからって、あっくんの名前を出すことはなかったでしょう。この前いた、チンピラの名前でもよかったじゃないですか、とミサカは下心があるとしか思えないフレンダの言動を指摘します」

フレンダ「う………/// あ、頭にとっさに浮かんだのがラビットだったから……それに、やましいことのない証拠に、こうしてあなたにも話を聞いてもらってるじゃない(もう、あんな怖い目に合うのはゴメンな訳……)」

ミサカ「とにかくダメです。聞くと、話が全く通じそうもない脳筋野郎じゃないですか。そんな人にあっくんを会わせる訳にはいきません、とミサカは「ミサカちゃン」」

一方通行「オレ、あ、会ってもいい、よォ?」

フレンダ「ホント!?」

ミサカ「な……! 危ないです! もしかしたら腹いせに乱暴されるかも……とミサカはあっくんの身を心底に案じます!」

一方通行「うン……でも何か、オレその人、悪い人じゃないよォな、気がするンだァ。それに」

ミサカ「?」

一方通行「おやぶン、困ってるンだろォ? オレ、なンとかしてあげたい、もン」ニコ

フレンダ「ラビット……」ジーン

ミサカ「むう…… あっくんがそこまで言うなら…… とミサカは成長したあっくんの言葉に喜びながらも若干の嫉妬も感じます。 ……危ないと思ったら能力使うなり逃げるなりするんですよ?」

一方通行「うン、大丈夫。おやぶンも一緒だもン」

フレンダ「そうよ! 大事な子分に手出しはさせないって訳!」フンス

ミサカ「……あなたが言うと何故か全く安心できません、とミサカは不安に胸が押しつぶされそうになります」






~~~~~~




フレンダ「こっちが、この前話した一方通行よ」

一方通行「よ、よろしくゥ(やっぱり怖い…)」ビクビク

削板「おう!! オレは削板軍覇だ!! よろしくな、一方通行!!!」

ギュッ

一方通行「(手ェ、おっきいなァ…… 力も強そうだし、羨ましい……)」

削板「(なんかオドオドしてて、あんま根性ありそうには見えねえな)」

フレンダ「で、満足した? これd「まだだ」……え゛」

削板「オレは、こいつの根性を見極めなくちゃならねえ。根性なしにはフレンダを任せる訳にはいかねえからな。一方通行!!」

一方通行「は、はいィ!」

削板「オレと勝負だ! お前の根性がどんなもんか、見せてみろ!!」

フレンダ「ちょっと! 勝負だなんて聞いてない訳よ!」

削板「安心しろ、何も殴り合いだけが勝負じゃねえ。そう、これは『ド根性比べ3本勝負』だ!!!」

一方通行「ド根性……」

フレンダ「比べ……(だせえ)」

一方通行「かっこいい……」ホワア

フレンダ「ウソぉ!?」





モノカゲ
ミサカ「(なにやら雲行きが怪しいですね、とミサカは尾行してきてよかったと一人ごちます)」







1本目―大食い勝負―

カレーハウス、ココナンバーワン屋



削板「男に必要なのは体力だ! 飯食わなくちゃ力もつかねえ!!」

おっちゃん「へい、カレーライス、ライス1㌔お待ち」ドン!

一方通行「う……」

削板「本当は5㌔くらいは欲しかったけどな! 根性の無い店だ!」

おっちゃん「んな米が乗る皿なんかねえんだよ!」

フレンダ「ラビット、無理しちゃだめよ?」

削板「よし、手を合わせろ! 挨拶は大事だからな! じゃあ―」

「「いただきます」」

削板「うおおぉぉおおおおお!!」ガガガガガッ!!!

フレンダ「な、なんて速さ……もはやスプーンが見えない訳よ……」

削板「っしゃあ! ご馳走様!!」

フレンダ「早!? そうだ、ラビットは―――」

一方通行「………辛い」ナミダメ

フレンダ「甘口よ!?」ガビーン


ミサカ「(辛さ、という感覚は『痛み』ですからね。今まで外刺激を反射してきた為、辛さに対する耐性も無いのでしょう、ミサカはナスカレーのナスを頬張りつつ分析します)」モグモグ





2本目―我慢勝負―


とある共用サウナ




削板「体力以上に大事なのが精神力だ!! 根性出して、心頭滅却すれば馬も百まで踊り忘れずだ!」

フレンダ「もはや原型がないわけ…… ラビット、平気?」アセダラダラ

※水着着用

一方通行「………」ダラダラ

フレンダ「? ラビット?」

一方通行「………」パタリ

フレンダ「きゃあ!? ラビット、しっかり!!」

一方通行「」キュウ






~~~~




フレンダ「ラビット、気分はどう?」パタパタ

一方通行「う、ン。ありがとォ、涼しい」ニヘ

フレンダ「……能力使えばよかったのに。反射すれば平気だったんじゃないの?」

一方通行「……そンなことしたら、男らしくないもン。根性、見せなきゃ」

フレンダ「……もう、いいよ。ラビットがこんな思いすることなんてないんだから。アイツに本当のこと話して――」



バン!!



削板「あー、いい汗だ!!! どうした、もう終わりか!? そんな根性なしじゃあ、フレンダのことは任せられないぞ!!!」

一方通行「うう、ン。大丈夫。次は、何?」ムクリ

フレンダ「ラビット……!」

削板「ほぉ……ちったぁ根性あるみたいだな。次は外だ!!」






~~~~~




ミサカ「む。やっと出てきましたか………って、あっくん!? 顔があんなに真っ青に…… あんなにフラフラで……あの脳筋野郎、とミサカは怒り心頭のあまり歯を食いしばります!」ギリギリ


フレンダ「ホントに、無理しちゃだめよ?」

一方通行「あと、一回だし平気、おやぶン。 ……で、次はァ?」フラフラ

削板「おう、次h「もう我慢できません!!」」

削板「いい加減にしろこの脳筋! これ以上ミサカのあっくんに……!!」ズンズン!!

一方通行「ふェ? ミサカちゃン?」

フレンダ「やっぱり尾けて……って、危ない!!!!」

ミサカ「え?」



ブオオオォォォォオオオオ!!!!(トラックの音)




ミサカ「あ」









キキィィイイイ!!!!      ドン!!!!










ミサカ「痛たたたた……とミサカは……あれ?」オソルオソル

削板「無事か?」

ミサカ「あ、あなたは……(生身でトラックを止めた?)」

削板「ケガは無さそうだな。全く、いい根性してやがる」

ミサカ「? なんのことですか、とミサカは「自分の腰見てみな」」

ミサカ「え……あっくん!? とミサカはミサカの腰に腕を回しているあっくんに………って、あっくん? あっくん!?」ユサユサ

フレンダ「ラビット! えっと、ミサカ! 無事!?」タタタタ

ミサカ「あ、あっくんが……ああ、どうしましょう、嫌、ダメ、やだ」オロオロ

削板「気ぃ失ってるだけだろ。フラフラだったからな」

フレンダ「結局、ラビットはミサカが轢かれそうになったの見た瞬間、砲弾みたいな速さですっ飛んで行った訳よ」

削板「おお、オレが止めに入るより速くお前を助けにいったからな」

ミサカ「……そういえば、ミサカの位置が元と3メートルほど違います ……あっくんが助けてくれたんですね、とミサカはあっくんの髪を優しく撫でます―――」








一方通行「う………ン」パチリ

ミサカ「気が付きましたか? とミサカは膝枕を続行しつつ、あっくんの顔を覗き込みます」

一方通行「ン……… ! ミサカちゃン!? ケガ、ない!?」ガバッ

ミサカ「ええ、あっくんのお蔭ですよ、とミサカはあっくんの頭の感触を名残惜しみながらも笑顔で答えます」

フレンダ「かっこよかったよ、ラビット」

一方通行「よかったァ………」ホォッ



削板「一方通行!!!」



一方通行「ビクッ) な、なンだァ?」

削板「根性なしだなんて言って悪かった!! この通りだ!!」バッ!

一方通行「そ、そんなの、いいよォ」オロオロ

削板「いいや、お前みたいな根性あるやつはなかなかいねえ。根性の中の根性だ!!」ワシャワシャ

一方通行「わ、あう……///」

フレンダ「結局、訳が分かんない訳よ………」

ミサカ「もう少しまともな賛辞の言葉はないのですか、とミサカは語彙の少なさを指摘します」

削板「お前の根性は見所がある! 今日からオレとお前は兄弟分だ!! 一緒に根性鍛えて男を磨くぞ!!!」

ミサカ「(あっくん、相手にしない方がいいですよ、とミサカは……?)」ヒソヒソ



一方通行「兄弟…………」キラキラキラ



ミサンダ「(めっちゃキラキラしとるーーーーー!!??)」ガビーン!!








一方通行「オレ、お兄ちゃンが欲しかったんだァ(ニッコニッコ なァ軍覇くン、オレも、軍覇くンみたいに男らしくなれるかなァ?」ウワメヅカイ

削板「おお! お前の根性なら大丈夫だ!! これからもっと鍛えていけば絶対なれる! 保証するぞ!!」ニカァッ!

ミサカ「ま、待ってください!! ダメです、そっちの世界に行っては……! とミサカはあっくんが遠いところに行ってしまうのを全力で引き止めます!!」

削板「よし!! 早速トレーニングだ!! まずは学園都市10週!!! ついてこい!!!」ダダッ

一方通行「う、うン! 頑張る!」タタッ

ミサカ「頑張ってはダメです!! その男のマネだけは………ってあっくん、待ってぇ!」ダダッ




フレンダ「結局、私の事はどうなったって訳………?」ポツン


終わりです。 


すごパリクエストが多かったので書いてみたら、う~~~~ん



ランドセル背負った一方さんが頭から離れねえ。ヤバいあれ。 





それでは、ありがとうございました。

おはようございます。 徹夜明けのハイな気分で書き上げました。

あと少しで投下します


「がんばれ麦野さん」





麦野「いい天気ねぇ………」

麦野「こんないい陽気だってのに、一人でコンビニ弁当の買い出しなんて……はぁ、あーくんに会いたいなぁ」フウ

麦野「つっても、会ったところで怖がられてるむぎのんには、何をする術もないんだけどね……っと、この公園突っ切れば近道なのよね、っと」

ワーワー アハハハ

麦野「子供はいいわよねえ、何にも悩みが無くて…… ん? ベンチに滝壺……と、あーくん!?」

滝壺「あ、むぎの。こんにちは」

麦野「あ、うん…… ふ、2人でなにしてるの?」

滝壺「日向ぼっこしてたら、偶然会ったんだ。気持ち良くて、寝ちゃったみたい」

一方通行「」スースー

麦野「へ、へぇ~(寝顔カワイイ……)」

滝壺「そうだ、むぎのこの後忙しい?」

麦野「別に、大した予定ないけど……」

滝壺「じゃあ、しろちゃん見ててくれない?」

麦野「え?」

滝壺「私、この後ふれんだと約束あるから、もう行かなくちゃいけないんだ。起きたら誰も居なかったら可哀そうだもんね」

麦野「わ、私が!?」




滝壺「ごめんね。あ、じゃあ時間だから。しろちゃんによろしくね」

麦野「あ、ちょっと……!」

滝壺「ばいばい、またね」フリフリ

麦野「……行っちゃった……」

麦野「(どうしよう、2人っきりって初めてじゃない!? いくら寝てるっても……)」オロオロ

麦野「……とりあえず、座るか」ストン


一方通行「」スースー


麦野「(……それにしても、肌白いわね……キメも細かそうだし。私より肌すべすべよね、絶対)」

麦野「もうちょっと、近くに寄っても良いわよね?」ススッ

一方通行「……ンン……すぅ」

麦野「(こんなに近づいたのって初めてかも…… 起きてると怖がって近くに来てくれないもんね)」


一方通行「ぅン…………むにゃ」ポテッ


麦野「なっ………!!(かかかか肩に、あーくんの頭がががががが!!??)」

一方通行「ン~~………」ギュッ←腕を掴む音

麦野「っ………!!!」

一方通行「うゥン…………へへ」ヘニャ

麦野「あ、う………///(もう死んでもいい……!!)」






一方通行「ンン………あ、れ………?」クシクシ

麦野「あ、起きた? おはよう」ニコ

一方通行「うン………おはよォ………理后ちゃン」トロン

麦野「あ、滝壺はn」


一方通行「ひっ!?」ビクゥ


麦野「」


一方通行「あ、れ……? 理后ちゃン、はァ……?」オドオド

麦野「………用事がある、って行っちゃったわ(『ひっ!?』って……)」

一方通行「う。そォ……なンだァ……」ビクビク

麦野「うん………」

一方通行「…………」

麦野「(……さっきまで、あんなに幸せだったのに………)」ズーン

一方通行「ぅ………」チラチラ

麦野「(私なんかと居ても、怖がらせちゃうだけよね………)」ジワッ

麦野「じゃ、じゃあ、私も行くわね!」スクッ

一方通行「あ……」

麦野「またn「すいませ~ん!」」

麦野「え?」

一方通行「?」

女の子「おにいちゃん、おねえちゃん、いまヒマぁ?」

麦野「え、まぁヒマっちゃヒマだけど………」

男の子「じゃあ、いっしょにあそぼ~?」

女の子「おままごとしたいんだけど、ふたりしかいないから、つまんないの」

麦野「お、おままごと? それはちょっとねぇ………」

一方通行「………お、オレはいい、ぜェ?」

麦野「へ?」

女の子「ホント!? やったあ!」

男の子「じゃ、こっちこっち」グイッ

麦野「あ、ちょ、ちょっと………!」




女の子「わたしたちがママとパパで、おねえちゃんたちがこどもね!」

麦野「はいはい……(なんで、この私がガキとおままごとなんか……)」

一方通行「……麦野さン、ごめンなさい。勝手に」シュン

麦野「え!? い、いいのよ別に! どうせヒマだったし……… でも、どうして?」

一方通行「……オレ、昔っから友達、いなかったから……… 小っちゃいころからも独りで遊んでばっかで、こういう遊びしたことなくて……… 今は友達できたけど、こういうの、やらないし」

麦野「まあ、私も小学校に入る前にやったくらいかしらねえ………」

一方通行「だから、ちょっと嬉しィンだァ。ありがとォ、麦野さン」ニヘッ

麦野「(あーくんが、私に笑って………!!)そ、そう」ドキドキ

女の子「あー! おにいちゃん、しっかりやってよお!」

男の子「むぎのさん、なんてきょうだいじゃいわないよ~」

一方通行「あ、ご、ごめン」オロオロ

麦野「(はあ、ガキは面倒くさいわねえ…… あーくんには悪いけど、さっさと終わらせて………)」

一方通行「え、えっとォ……… 



               


                       沈利お姉ちゃン」






麦野「」








麦野「」


一方通行「? ど、どォしたの?」アセアセ

麦野「………ごめん、聞こえなかったわ。もう一回言ってくれない?」

一方通行「沈利お姉ちゃン?」

麦野「…………っ!!!」ドキュン

女の子「ごはんができましたよ~ いっぱいおあがりなさい」

男の子「おお、おいしそうだな。おまえたちもたべなさい」

一方通行「はァい ………お姉ちゃンも食べよォ?」

麦野「………ええ(楽園ってのはこんなに近くにあったのね……)」フルフル









男の子・女の子「「ばいば~~い!!」」

一方通行「ン」フリフリ

麦野「(また来よう。絶対、絶対来よう)」フリフリ

一方通行「き、今日はありがとォ」ペコリ

麦野「い、いいわよそんな! 楽しかった?」

一方通行「うン。 ……ちょっと恥ずかしかったけど」ニヘラ

麦野「あはは、そうね。でも、懐かしかったわ」

一方通行「オレは、初めてだったから、嬉しかった、かも」

麦野「……そう」ニコリ


麦野「(あれ? 今、普通に会話してない? いい感じじゃない今!? ………チャンスよ。今の流れで、これからも『沈利お姉ちゃん』て呼んでもらうようにすれば………!!)」


一方通行「オレ、理后ちゃンみたいなお姉ちゃンもいいけど、沈……利お姉ちゃんみたいな、お姉ちゃンも欲しかったなァ」


麦野「(!!!???!?!??!?!?!)あ、あーくん!! よ、よかったら私を本当の、お、お姉さんみたいn「麦野―!」」


絹旗「シロちゃんも、超奇遇ですね!」

一方通行「あ、絹旗ちゃン」

絹旗「さっき映画を観てきたんですけど、超面白かったですよ! シロちゃんも誘えばよかったです、最高でした!!」

麦野「絹旗、ちょっt」

絹旗「アクションなんですけど、クライマックスで女主人公が敵をなぎ倒すところなんて、超傑作でした!」

麦野「だまっt」

絹旗「その時のセリフがですね、『テメエらの租チンもぎとって犬の餌にしてやるぞ!!』って。プププ、超どっかで聞いたセリフだと思いません? 麦野が最初にシロちゃんに言ったセリフにそっくりですよね!? その後の暴れっぷりも麦野みたいでしたよ! いやあ、まるで麦野をモデルにしたような暴虐非道な主人公で―――」ペラペラペラ

麦野「っらぁ!!」


ズビシ!!


絹旗「げふっ!?」

一方通行「っ!?」ビクゥ!

絹旗「な、何を超するんですか!? 窒素装甲使ってなかったら首が飛んでましたよ!?」

麦野「何すんだじゃねぇんだよ!! いいところ邪魔してくれた挙句、最悪の思い出を思い出すようなことペラペラと―――!! ぶち殺されてえのかテメエ!!!」

絹旗「わ、私はただ、映画の超面白エピソードをシロちゃんに解りやすく伝えようとですね……ねえシロちゃん!?」



一方通行「」ガクガクブルブル←トラウマ再生中





麦野「ああーーーーー!?」

絹旗「し、シロちゃん!? 気を確かに!!」

麦野「折角、いい感じになってたのに………また振り出しじゃないのよおおおぉぉおお!!」ウワーン

絹旗「麦野が乱暴な言葉を超使ったからですよ!! 私だけの所為じゃありません!!」

麦野「あーくん、違うのよ!? 私はホントはもっと優しくてお淑やかで………!!」

一方通行「………う、うン。お、オレ、夕方からミサカちゃン達と約束あるから………さよなら絹旗ちゃン……………麦野さン」


麦野「」


絹旗「…………麦野?」

麦野「へ、へへへへへ」

絹旗「(やばい。超やばいやばいやばいやばいやばい。このままここにいたら、絹/旗になってもおかしくありません)」ソロ~

麦野「うぇ」

絹旗「うぇ?」ピタ




麦野「うぇええええええええん!!! せっかぐ、せっかぐお゛姉ちゃん、て呼んでくれたのに゛ぃ~~~~~~~!!」ビェー!!




絹旗「(な、泣いたーーーーー!?)」ガビーン!


麦野「ぎぬはだのバカ~~~~~!! もうやだぁぁぁあああああぁ!」

絹旗「む、麦野!? 皆こっち見てますよ!? 泣き止んでください!!」

麦野「あ゛あ゛ぁぁああああああぁあん!」ビー!

絹旗「ごめんなさい! 超謝りますから!! だから、泣き止んでぇぇえええ!」









 


    一方通行「(沈利お姉ちゃン、かァ………)」ポテポテ







ピロリン

  麦野さんの好感度が3上がりました

ブッブー

  麦野さんの好感度が2下がりました



終わりです。 ちょっとだけ仲良くなりました。 よかった………のかな?



上条さんリクを度々いただきますが、上条さんはもう少しお待ちください(汗 なかなかまとまらないのです……



魔術組、出せるかなあ……… 



ありがとうございました。

魔術組は無理に出さなくてもいいんじゃない?
接点とかも科学組に比べてハードル高そうだし

なんとなく逆に嫉妬してるあーくんを見たくなった
例えば上条さんにフラグ建てられてあわあわ赤面してる美琴を見て
自分でも理由分からずぷくーって膨れるあーくんとか

こんばんはございます。

>>481 そうですね~ 非常に難しいです(汗 どうにかこじつけられたら出すかもしれないです。
>>488 それは見たいv 使わせていただくかもです とは言うものの、建築士さんは今回やっと出せます。 無難なポジに落ち着きました


それでは投下します








白井「ふう………」

白井「(最近、お姉様の様子がおかしいですの)」

白井「(上機嫌で出かけたと思ったら、真っ青になって帰ってきたり)」

白井「(ケータイを弄ってたら、急に不気味に笑い出したり)」

白井「(制服に血が付着している時もありましたし……)」

白井「(何か、厄介な事に巻き込まれていますの?)」

白井「(思い切って理由を聞いても、『黒子には関係ないから』の一点張りで)」

白井「(あの慌てた様子……… 只事ではありませんの)」

白井「(あんな、情緒不安定なお姉様、初めて見ましたの)」

白井「(何か、悩み事があるなら相談してほしいですのに……黒子ではお姉様のお力になれませんの?)」グスッ




白井「……はあ。警邏中にこんなことでは、風紀委員失格ですの。仕事中はわりきらなくてh「白井~~!」ん?」

上条「久しぶりだな! パトロール中か?」

白井「……ええ。上条さんは、今お帰りで?」

上条「ああ、これからスーパーに寄って買い物してからだな。ふっふっふ、今日はなんと牛乳が1パック78円のセールなのですよ」

白井「……それはそれは。ではわたくし、急いでますのでこれで」スッ

上条「………白井、どこか具合悪いのか? なんか顔色悪いぞ?」

白井「……寝不足だからですの。お気になさらないで下さいませ」

上条「そうか? ………なぁ、オレじゃ頼りないかもしれないけど、何か悩みがあったら言ってみろよ? 力になれるかどうかはわかんないけど、話すだけでも楽になれることってあるぞ」

白井「結構ですの。お気遣い有難く―――」

白井「(お姉様の異変……黒子の与り知れないところでの事態なら、もしかしてこの殿方なら知っているかも―――?)」

上条「白井?」

白井「いえ、やっぱり聞いてくださいまし。実はお姉様が―――」






白井「―――ということですの」

上条「御坂がなぁ……そういえば最近、追っかけられる頻度も減ってるし、顔もあんまり見ねえなぁ」

白井「あんなお姉様、とても見るに堪えませんの。………でも、黒子では力になれなくて………上条さん、後生ですの。是非、お姉様のお力になって差し上げて下さいませ」

上条「(あの白井が、オレにここまで……)わかった。オレに何ができるか解らねえけど、出来ることを全力でやるよ」

白井「有難うございます。お姉様をお願いいたしますの」ペコリ

上条「ああ。だから、そんな顔すんなよ? 可愛い顔が台無しだぞ?」ポンポン

白井「………こうやって、色んな女性にそんなセリフ言っているのでしょうね」ジトー

上条「ん? 誰にもは言わねえよ。白井は可愛いから、ホントの事を言っただけで…」

白井「なっ///!? ~~~~っいいから、もう話は終わりましたの! さっさと牛乳でも何でも買いに行ったら如何ですの!!??」ムキー!

上条「な、なんだよ急に!? ちょっ、鉄の矢は―――!?」








とあるオープンテラスカフェ




美琴「私、ちょっと反省したのよ」

ミサカ「何をですか? とミサカはお姉様の蛮行と惨状を思い出し、どの事を言っているのか問いかけます」

美琴「蛮行って……… とにかく、あっくんに関することの全部よ。流石に、会うたびに流血してるのはマズイと思ったのよ」

ミサカ「一応、自覚はあったのですね、とミサカはお姉様にも良心が残っていたことに安堵します」

美琴「最近、黒子にも心配かけてるみたいだし…… だから、あっくんに会ったときにスイッチが入らないようにすればいいのよね」

ミサカ「正直、キモいですからねお姉様、とミサカは変態モードのお姉様を思い出し感想を口にします」




美琴「うっさい。だから、普段から慣らして置けば、いざ本物を見てもそんなテンション上がらないと思うのよね。んで、これ」つケータイ

ミサカ「これは………いつの間に、あっくんの写メなんか撮っていたんですか、とミサカはあまりの画像の多さに驚愕します」

美琴「ちょっと弄って、音が出ないようにしたからね。私的にベスト1が、この鎖骨がシャツから見えてるヤツで………」ウヘヘ

ミサカ「………やっぱり、もう手遅れなのかもしれません、とミサカはミサカのオリジナルが高レベルの変態であったことに軽く絶望します」

美琴「あ、何よそんなこと言って。じゃあ、この画像集は私一人で楽しむことにしようかな~」

ミサカ「待ってください。誰もいらないとは言ってません、とミサカは懐からメモリと携帯電話を取り出します」


美琴「んふふ。んで、おススメの画像がn「何してるンだァ?」」





ミサカ「!? あ、あっくん、いいいつからそこに? とミサカはミサカは急な登場にも驚きを隠して答えてみたり!!」ワタワタ

美琴「あああアンタ、口調が変よ!? と美琴は美琴はケータイを後ろ手に隠してみたり!」アセアセ

一方通行「え? 今来たところだけど…… ケータイで何かしてたのォ? ゲーム?」

美琴「あ、ああうん、そうそう! 最近、テトリスにハマっててね~~ ちょっと対戦してたの!」ネッ!

ミサカ「ええそうです、やっぱり長棒待ちで消えた時の爽快感は堪りません、とミサカはテトリスの醍醐味を語ります」

一方通行「ふゥン…… 後で、オレもやっていい? あンまりゲームしたことないンだァ」

美琴「そうね! みんなでやると楽しいしね!」

ミサカ「今度、皆で何か同じゲーム買ってやりましょうか、とミサカはナイスなアイディアを提案します!」



一方通行「うン、楽しみィ」ニヘラ





美琴「」ブシッ!




ミサカ「なっ!?」


一方通行「美琴ちゃン!?」


美琴「あ、あれ?」ボタボタ

ミサカ「ちっとも慣れてないじゃないですか! とミサカはむしろ酷くなった事実を指摘します!」

美琴「おっかしいわねぇ………緩くなってるのかしら」ボタボタ

一方通行「美琴ちゃン、ちょっと顔貸して」

美琴「へっ?」ボタボタ


グイッ 


ミサカ「な、何を!? とミサカはお姉様の顔を両手で挟んで顔を近づけているあっくんに………///!!」

一方通行「ン、体温をちょっと下げて冷やせば、鼻血止まると思って」ベクトルベクトル

ミサカ「だからって、そんな顔を接近させたら……!」



美琴「」ブバッ!



一方通行「うわァっ!?」トビノキ

ミサカ「やっぱり……とミサカは予想通りの展開に言葉をなくします」

美琴「うぅ………(ガクリ」ボタボタボタボタ

一方通行「み、美琴ちゃンだいじょうb(ガシィ! ひっ!?」

美琴「あっくん、もう一回、さっきのやってくれない? 今度はチャンス逃がさないから」ボタボタ

ミサカ「一体、何をする気なのですか! とミサカはバイ○ハザードのゾンビのようになっているお姉様に若干怯えます」ビクビク


一方通行「み、美琴ちゃn「御坂ぁぁああああぁああ!!」」



一方通行「え?」

ミサカ「一体何―――」

上条「この三下ぁっ!!!」


バキィッ!!


一方通行「ぶほァっっっ!?」

ミサカ「あ、あっくん!?」

上条「御坂、大丈夫か!? 畜生、虚ろな顔でこんな血を流して………!! 御坂に何しやがったテメエ!!!」

一方通行「? ? ?」

上条「いいぜ、テメエが御坂を傷つけようって言うなら、御坂を不幸にしようって言うなら―――」

一方通行「ひィっ!!」

上条「その幻想をぶち殺s「待てやコラ」」



上条「へ? お、お前御坂の妹かなんかか? つーか何で止めr」

ミサカ「あっくんをいきなり殴り飛ばすなんて、命がいらないんですか、そうでしょうねどうやら死がお望みらしいですね」チャキ

上条「な、何で銃なんか!? こ、コイツは御坂をこんなにして……!」

ミサカ「よく見ろカス。そこの変態は興奮して鼻血噴いただけです。―――それより、遺言は、い、いりませんね、とミ、ミサカはあまりの怒りに震えながらも銃の照準を合わせます」プルプル

上条「え、え、えぇ!? 興奮して鼻血って………(ズキュン!! うおわぉ!!」


ミサカ「ちっ、避けたか」


上条「お、落ち着け!! スマンかった、話せばわか(ドンドン! うわぁっ!! ヤバい、ここは一先ず逃げ―――!!」ダダダッ!!

ミサカ「逃がすかコノヤロウ。 ―――あ、もしもし、むぎのんですか? ええ、ちょっと協力してほしいことが……はい、絹旗さん達にも伝えてください。あっくんを殴り飛ばしたクソ野郎が―――」タタタタ







上条「(ヤバい、本能的に感じる! これはオレの人生で一番の危機だ!!)と、とにかく!」







上条「不幸だーーーーーーーーー!!!!!!!」









一方通行「」ヒックヒック

美琴「」ダクダク

♪上手に焼けました~(電撃で)

つ「か/み/し/”/ょ/う/と/う/ま」

別に『あっくん』だけが愛称じゃなし、このスレの第一位さんは既にいろんなあだ名つけられてるし気にすることなかろ



てかむぎのんが『あーくん』てよんでなかったか?

こんばんは。 あとちょっとで投下します。

もう500超えたのかあ……最初は200いったらいいなぁ、くらいに考えていたのですが、これも全てはレスを下さった皆様、読んでくださった皆様のおかげです。 これからも頑張ります 





とある病室、in上条




コンコン


上条「あ、はーい。どうぞ」

上条「………」

上条「? 開いてますよ~?」

ガラ、ガラ

?「」ソロ~

上条「ん?」

?「ひっ」ササッ

上条「あの~、どちらさまですか?」

?「…………あのォ」オソルオソル

上条「あ、お前………!」

一方通行「ケガ、大丈夫?」ビクビク

上条「スンマセンでしたーーーーーー!!!」ドゲザ




一方通行「わっ! う……頭、上げてェ?」オロオロ

上条「本当にスイマセンでした!! オレが勘違いして先走ったあまり、大変なことを………!!」

一方通行「も、もう、いいってェ。気にしてない、から」

上条「……いきなりぶん殴っちまったっていうのに……… 鬼に追いかけられた後だから、一方通行が天使に見えるぜ………!」

一方通行「え、えっと………それで、ケガ、大丈夫?」ビクビク

上条「ん? ああ、とりあえず骨とか臓器には異常ないらしいから、数日で退院できるってさ」

一方通行「よかったァ…… ミサカちゃン達、あんなに怒ってたから、もっと大変なケガしてると思った」

上条「確かに、この程度で済んだのが奇跡だぜ……… 特に、あの茶髪で髪が長いお姉さん、範馬勇次郎でも相手にしてるのかと思った……」ガクガクブルブル

一方通行「(麦野さン、怖いもンなァ………)」

上条「ありがとな、オレが悪いってのに、あいつらを止めてくれた挙句、わざわざお見舞いまで来てくれて………って、お前、痣になってるじゃねえか!」


一方通行「え? あ、で、でももう痛みも、あんまりないし、大丈夫」

上条「………畜生、ごめんな。オレ、湿布もってるからさ。ちょっと顔貸して」

一方通行「え、う、うン………」

上条「えっと………あったあった。じゃ、ちょっとヒヤっとするぞ」

一方通行「………ンっ」ピタ

上条「……っと、これでよし。どうだ、口開けづらいとかないか?」ホッペナデナデ

一方通行「あ、う、だ、大丈夫///」

上条「じゃあ残りの湿布やるから、何回か貼り換えて使えよ?」

一方通行「うン、あ、ありがとォ(本当は優しィンだなァ……オレを殴ったのだって、美琴ちゃンの為だったし……そうだ)」

一方通行「えっと、か、上条、くン?」

上条「ん、何だ?」

一方通行「オレを殴ったとき、何か言いかけてたけど、あれ、何?」

上条「何か言ってた………? う、もしかして、幻想がどうたらってヤツか?」



一方通行「うン、そォ」

上条「あれは、上条さんのキメ台詞というかなんというか………悪い奴をブッ飛ばす時の前口上でですね………」

一方通行「キメ台詞………もう一回、言ってみてくれ、ねェ?」

上条「い、今か!? 流石に何もない時には………」

一方通行「やっぱダメ、かァ………?」シュン

上条「うっ!? (被害者だってのに見舞いにまできてくれたんだ。恥ずかしいからって、頼みの一つも聞けないなんて、不義理過ぎるのにも程があんだろ、上条当麻!!)」


一方通行「ごめン、やっぱr「いいぜ……」え?」


上条「恥ずかしいからって、恩人の頼みを聞けないって言うのなら……そげぶをやらねえって言うんなら………」


一方通行「あ………」




上条「まずは、その幻想をぶち殺す!!!!」




一方通行「」



上条「」



一方通行「」


上条「あ、あの~~~、一方通行さん?」

一方通行「カッコいい………」ホワア

上条「え、そ、そうか?」

一方通行「うン、昔、テレビで見たアニメのヒーローみたい」キラキラ

上条「ヒーローって………(戦隊物のヒーローショー観てる子供みたいな顔してる……)」

一方通行「最初は、怖かったけど、上条くンっていい人だなァ。優しいし」

上条「そんなことねぇよ。お前の方が優しいだろ。殴った奴のこと心配してくれて」

一方通行「ううン。オレなんて、ミサカちゃン達がいないと、何もできなもン。……今日だって、一人で来るの、ホントはすっげェ怖かったし」

上条「でも、来たじゃねぇか。充分、お前は優しいよ」ニコ

一方通行「………なァ上条くン。………オレと、と、友達に、なって、くだ……さい」

上条「ああ! こちらこそ、よろしくな、一方通行!」






病院からの帰り道





一方通行「(上条くンの、そげぶ? だっけ。やっぱカッコいいよなァ……)」テクテク

一方通行「(オレもあんなの欲しいなァ。う~ン……… オレの能力は一方通行だから……)」テクテク

ミサカ「あ、あっくん奇「こっから先は一方通行だァ!」……遇です、ね」



一方通行「」コウチョク



ミサカ「………あの、今のは」



一方通行「///」カア~~


ミサカ「え、えっと………」


一方通行「///」ダダッ!!


ミサカ「あ、待って下さい!! とミサカは逃げるあっくんを追いかけ……て速ぇ!? こんな時に能力を!?」




>>577
研究者Aって天井くんのAじゃなかったのか

こんばんは。これから投下します。

>>579 それはご想像にお任せします





垣根「こんにちは。垣根帝督です」

垣根「能力進化の為、コミュ力を磨こうと友達作りを始めました」

垣根「……ハズですが、実行に移してから早一か月、未だに友達どころか知り合いすら増えません」

垣根「しょうがないから心理定規に友達になって欲しい、と頼んだらゴキブリを見るような目で見られました」

垣根「正直、心が折れそうです」

垣根「…………イヤ、そもそも第2位のオレが低レベルの凡人なんかと釣り合うはずがねえんだ」

垣根「あんな馬鹿な連中と付き合うくらいなら、一人の方がマシだろ。一方通行も、あんな雑魚達と仲良くしてバッカじゃねえの」

垣根「オレなら、実験の為っつっても絶対我慢できねえけどな。第1位ったって、ホントは大したことねえんじゃん? あんなバカ達と一緒にゲーセン行ったり、クレープ食べたり、ファミレスで駄弁ったり………」

垣根「………くっだらねえ。そんな面倒くさいことゴメンだ」

垣根「…………スクールも解散してヒマだし、ポケモンでもやるか。仲良くなったヤツと通信しようと思って買ったヤツだけど」

垣根「…………オレのフリーザーに常識は通用しねえ」ピコピコ








―ファミレス


浜面「よーし! いいぞ、あと一撃だ!!」

フレンダ「まあ、結局追い詰められたら『だいばくはつ』な訳よ」ポチットナ

浜面「ギャーー!? オレのリザードンが!!?? ………また負けた」ガックリ

絹旗「フレンダ! 次は私と超勝負です!」

フレンダ「いいわよ! 私の『待ち』と『だいばくはつ』パーティに勝てるかしら?」フフン

絹旗「圧倒的パワーメンバーの前では小細工なんて超無力です! いけっ、ミルタンク!」


ミサカ「こんなにラッキーばかり持ってても、あなたの不幸は変わりませんよ? とミサカは上条当麻のBOXを見て何とも言えない悲しさを覚えます」

上条「いいだろ!? つーか、釣りしてもコイキングしか出ない…… 不幸だ」


一方通行「うー ストライクが捕まンない……」






フレンダ「にゃーっはっはっは! これで対戦18連勝って訳よ!!」

絹旗「ぐぬぬぬぬ……フレンダの癖に、超生意気です」

浜面「何か、戦法が嫌らしいんだよなぁ………」ゲンナリ

上条「『どくどく』とかエグ過ぎだろ………」

フレンダ「結局、勝ったものが正義って訳。負け犬の遠吠えよね~♪」

ミサカ「ゲーム系は何でも強いですよね、頭は弱そうなのに、とミサカはフレンダの残念さを端的に表します」

フレンダ「ちょっ!? 聞き捨てならない訳よ!!」ムキー!

一方通行「おやぶン、すげェなァ。カッコいい」

フレンダ「そ、そう? ふふ~、そんな素直なラビットにはストライクをプレゼントしちゃう!」

一方通行「ホント!?」

フレンダ「親分は心が広いのよん。ホレ、通信通信」

一方通行「ン。………やった、ありがとォ! おやぶン、大好き」エヘヘ

フレンダ「ふへっ!? あ、ぅ………ま、まあ、子分の面倒を見るのは親分の仕事だからね///」

絹旗「くうっ………なぜ私はサファリゾーンに超通い詰めなかったのか………!!」

ミサカ「怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨」ブツブツブツ

上条「怖っ!!??」


ワイワイガヤガヤ




垣根「腹減ったなあ……… ファミレスでいいか。ポケモンの続きもできるし」

>イラッシャーセー

店員「お一人様ですか? ご喫煙はなさいますか?」

垣根「一人。禁煙席で」

店員「かしこまりました。それではご案内します」


垣根「さて、飲み物も持ってきたし飯が来るまでポケモンでも………」



ギャアアア! マタオレノリザードンガ! 
カミナリパンチデイチゲキデス、トミサカハデンリュウノツヨサヲアピールシマス



垣根「うるっせえな…… どこのリア充共だよ。友達がいる自慢かってんだ……… ゆっくりポケモンもできねえじゃねえか。………いっちょ黙らせてやる」スタスタ

垣根「おい! うるせえぞ! 周りに迷惑だろう………が?」

ミサカ「あ」

一方通行「」ビクゥ



垣根「第1位………こんなとこで、何してやがんだよ」

ミサカ「見てわからないですか? ポケモンです、とミサカはミサカのピンクのDSを第2位に見せつけます」

絹旗「だっ、第2位!?」

浜面「こ、こいつが!?」

垣根「(………この前とは違うメンツだな………クソが、こんなに友達作ってやがったのかよ)」

上条「あ~っと、騒がしかったか? ごめんな、気を付けるよ」

一方通行「ご、ごめンなさい」

垣根「(しかも皆でポケモンだと? オレなんか通信機能すら使ったことないってのに……)」イライラ

ミサカ「………? 用件は済んだのでは? とミサカはボケッと突っ立ている第2位に暗に退去を命じます」

垣根「………ああ、そうだな」クルッ

ミサカ「そう言えば、友達はできましたか? とミサカは前回のやり取りを思い出し、質問します」

垣根「」ピタリ

絹旗「友」

フレンダ「達ぃ?」


ミサカ「ええ、前回あっくんに絡んできたとき、最後に友達を作るって宣言して去っていきましたからね、とミサカは確か3週間ほど前だったことを思い出して答えます」

垣根「当たり前だろ、オレを誰だと思ってやがる」

ミサカ「………その割には、一人でファミレスに来てる様子ですが? とミサカは周囲の様子を見渡して指摘します」

垣根「は? マジ何言ってるか分かんねえし。まだあいつ等来てねえだけだし。早く来過ぎちまったからな~」

ミサカ「あっ、確かにそのようですね、とミサカは第2位の名前を呼んで手を振っているグループを発見します」

垣根「えっ!? 嘘マジかよ!!??」フリカエリ

  
ダレモイナイ


ミサカ「」ニヤリ

フレンダ「(めちゃくちゃ目が輝いていた訳)」

浜面「(これが第2位………)」

上条「(なんか、残念な人なのかな)」


垣根「………………………かよ」ボソッ

一方通行「え?」

垣根「悪いかよ!! 友達できなくて!! ………大体、オレ以外の奴が低レベル過ぎんだっての!! あんな奴らと付き合うくらいだったら一人の方がマシだ! けっ、第1位の友達だか何だか知らねえが、テメエらみたいな雑魚と一緒じゃ能力も上がるところか下がっちまうぜ!」

絹旗「(超、負け惜しみですね)」

ミサカ「そうですか。それじゃあ第2位は気にせず、皆でポケモンの続きでもしましょう。さっさと席に戻った方がいいんじゃないですか? 友達のいない第2位からしたら、ポケモンなんて面白くもなんともないでしょうし、とミサカは第2位を席に促します」

垣根「ぅ…………」プルプル

一方通行「(ン? 垣根くンのポケット………DS? ポケモンだ)」

ミサカ「どうしたんですか? さっさと食事して帰ればいいでしょう、尤もミサカ達はまだまだドリンクバーで粘るつもりですが」

垣根「………言われなくてもそうするっつーの! 大体ファミレスは飯食うとこだろうが! 別に羨ましくなんかねえんだからな! 好きなだけ馴れ合って………」



一方通行「垣根くン、カイロス、持ってるゥ?」







一方通行「それ、ポケモンだろォ? オレ、カイロスが捕まんないンだァ」

垣根「あっ、こ、これは………」

一方通行「持ってたら、交換して、くれねェ?」

垣根「………まぁ、持ってるし、別にいいけどよ」

一方通行「やった、じゃあ、通信しよォ?」

垣根「しょ、しょうがねえな………つーか、お前カイロスも捕まえられねえのかよ。あんなの簡単だろ。こりゃあ、順位が逆転する日も近いな」ピコピコ

一方通行「へへへ、垣根くンはすげェなァ」ニコニコ


ミサカ「(ツンデレ?)」
上条「(ツンデレ……)」
浜面「(これがツンデレ……)」
絹旗「(超ツンデレですね)」
フレンダ「(ツンデレよね)」




一方通行「垣根くン、対戦もしよォぜェ」

垣根「あん? ま、まあどうしてもっつうならいいけどよ……言っておくが、オレのフリーザーに常識は通用しねえぞ」

一方通行「オレのバタフリーだって、大事に育てたし」


アア? バタフリーナンテザコダロ
オキニイリダカラ、イインダモン


絹旗「あれ、本当に未元物質(ダークマター)ですか?」

フレンダ「まあ、それ言ったらラビットだって一方通行な訳だし」

浜面「なんつーか、平和だな……」

上条「ポケモンマジパねえ」



絹旗「じゃあ、今日はこれで超解散ですね」

上条「お、今からだったら、タイムセールに間に合うな」

垣根「おい金髪!! 次は絶対負けねえからな!!」

フレンダ「ふっふ~ん ま、結局何回やっても無駄だと思うけど?」

浜面「じゃ、また今度だな」

 ジャアナー  バイバイ

垣根「………おい、第1位」

一方通行「ン? なにィ?」

垣根「あのよ………なんだ、今日は……よお………」モジモジ

垣根「………っ何でもねえ。じゃあな」クル



一歩通行「また、遊ぼォなァ」ニコ



垣根「………気が向いたらな」スタスタ



ミサカ「あっくん」

一方通行「?」フリフリ

ミサカ「カイロス、持ってたはずですよね、とミサカは先日ゲットして喜んでいたあっくんを思い出します」

一方通行「へへへ、バレてたァ?」


ミサカ「第2位には命を狙われました。今後もそうならないとは限りませんよ? とミサカは客観的事実を冷静に述べます」

一方通行「うン………でも、垣根くンは、第2位だから」

ミサカ「?」

一方通行「オレ、みたいに臆病じゃないし、オレとは全然似てないけど、能力の強さで苦しンでるところは、オレが一番わかる、と思う」

ミサカ「………」

一方通行「だから、ミサカちゃン、がオレにしてくれた、みたいなことを、垣根くンだって本当は、して欲しい、って思ってるかなァって」

ミサカ「………強くなりましたね、あっくん」

一方通行「う、そ、そンなことない、よォ。臆病だし、泣き虫だし……」

ミサカ「いいえ、あっくんは最初に会ったころより、ずっと成長しました。ミサカの、自慢の友達です、とミサカはあっくんの頭を撫でます」ナデナデ

一方通行「ン………それなら、オレの自慢はミサカちゃン、だし」




ミサカ「ミサカがですか? とミサカは頭上に『?』マークを浮かべます」

一方通行「うン。すっごく優しくて、すっごくカワイイもン。オレ、ミサカちゃンが、一番好きィ」

ミサカ「」

一方通行「? どうかしたァ?」

ミサカ「ふ」

一方通行「ふ?」

ミサカ「ふにゃあ///」クテン

一方通行「わっ! み、ミサカちゃン?」アセアセ

ミサカ「ずるいです、卑怯です、とミサカは………はぅ///」

一方通行「え? えぇ?」オロオロ

ミサカ「(一番、ミサカが一番………フレンダは『大好き』でミサカは『一番』……うへへ……やべ鼻血出そう)」



~~~~~





垣根「………念のため、ケンタロスとガルーラも捕まえとくか」ピコピコ



終わりです。ちなみに私はポケモンは金銀までです。ですので、細かい突っ込みはナシで。一応ソウルシルバーもやりましたが、その世代しか
わからなったり。

ソウルシルバーになってバタフリーの眠り粉が当たり易くなって嬉しかったです。


蛇足ですが、麦野さんの主力はギャラドスです。


それではありがとうございます。

>>631 第七位でさえついていけないレベル

>>631

上条さんでも殺せない幻想か

>>631

アレイ☆でさえプランを投げ出すレベル

>>632
削板「つ、ついて行けねえ」

>>633
上条「まずはそのふざけた幻想を・・・ぶち殺せねぇ!?」

>>634
アレイ☆「ええいくそ、やってられるかこんなプラン」

こんばんは。 それではあと少しで投下します。




The ファミレス





フレンダ「あなたはだんだん眠くな~る、眠くな~る………」

絹旗「…………」

フレンダ「あなたはだんだん眠くn「もういいですか?」」

フレンダ「なによ~、これから効いてくるかもしれないじゃん!」

絹旗「何時間続けても超あり得ません。大体、テレビで観たからなんて単純すぎます」

フレンダ「だって、結局面白そうだったんだもん。お願い、もうちょっとやらせて!」

絹旗「超嫌です。そんなにやりたいなら他の人を当たってください」

フレンダ「ちぇっ、絹旗のドケチ。結局、そんな心が狭いから胸も身長も成長しないって訳よ」

絹旗「……ほほう、ケンカを売っているんですね超そうなんですね。大体フレンダにだけは言われたくありません。胸なら私の方がありますし、発育不良はフレンダのほうです」

フレンダ「私はこれから成長する訳! 欧米人のポテンシャルを甘く見てもらっちゃ困るってのよ!」

絹旗「高校生にもなってそのまな板っぷりじゃ、ポテンシャルなんて超ミジンコ並みに皆無です! それを言うなら中学生の私の方が―――!」

ギャアギャア!!


一方通行「お待た、せェ? ふ、二人とも、どうしたのォ?」

絹旗「あ、あぁシロちゃん、こんにちは。いえ、妄言を吐き散らすフレンダをこれから超成敗しようとしていたところです」

フレンダ「ふん、結局数年後に泣いて詫びを入れることになるのは絹旗って訳よ」

一方通行「? そうなンだ。麦野さンと理后ちゃンはァ?」

フレンダ「もう少し遅れてくるってメールが来たわ………そうだ! ラビット、ちょっと実験台になってくれない?」

一方通行「実験台?」

絹旗「まだやるつもりなんですか? 超懲りないですね………シロちゃん、相手にしなくていいですよ」

フレンダ「絹旗は黙ってる訳! 催眠術ってのを試してみたいな~ってさ」

一方通行「おやぶン、催眠術使えるのォ?」スゲェ

フレンダ「ふふん、まあ見てなさい。はい、肩の力抜いてリラックスして~」

絹旗「時間の超無駄だと思いますけどね」

フレンダ「目をゆっくり閉じて……あなたはだんだん眠くなる、あなたはだんだん眠くなる………」

一方通行「ン…………」

フレンダ「ゆ~っくりと眠りに落ちていく……気持ちよ~くなっていく訳よ~」

一方通行「だンだン、眠くなる………」

フレンダ「そう、そのままゆっくりと眠っていいのよ………」

絹旗「そんなちゃっちい催眠術にかかる人なんている訳「しっ!」え?」

一方通行「…………ぅン…………すぅ………」


フレンダ「やった! やっぱ私って天才って訳!!」

絹旗「……素直な性格が影響したんでしょうかね………で、この後超どうするんですか?」

フレンダ「よぉし………じゃあ、ラビ……一方通行、あなたは3歳です。幼稚園にも通う前の、3歳児です。起きたら、あなたは3歳の一方通行になってるわよ~」

一方通行「ン………オレ、3歳………」

フレンダ「そう、いい子ね………じゃあ3つ数えたら目を覚ますわ。………1、2、3!」パチン!

一方通行「ンン………」パチリ

絹旗「ど、どうですか?」ドキドキ

フレンダ「ラビット、気分はどう?」

一方通行「…………ぅ………あぅ」ビクビク

フレンダ「? ラビット?」スッ←手を伸ばす

一方通行「ひっ」ササッ

フレンダ「………え?」


絹旗「成功、したんでしょうか?」

一方通行「あ、う………」プルプル

フレンダ「3歳児だから、臆病さに磨きがかかったって訳? ………ちょっと判別し辛いわね………」

麦野「アンタ達、何してるの?」

滝壺「待たせちゃってごめんね」

絹旗「麦野、と滝壺さん。いえ、ちょっと催眠j「ママ!」」

フレンダ「へ?」

麦野「ママ?」


ドンッ


滝壺「わっ」

一方通行「ママぁ」ギュー

麦野「なっ!?」

フレンダ「ら、ラビット!?」

滝壺「??? しろちゃん、どうしたの?」

絹旗「これは………!!」

一方通行「ん~、ママぁ」スリスリ






~~~~~




麦野「催眠術、ねえ………」

絹旗「まさか、超こんな成功するとは……」

滝壺「しろちゃんは、今3歳のしろちゃんなの?」

フレンダ「多分、そういうことになる訳………にしても、滝壺を母親と認識してるってどういうこと?」

絹旗「前に、滝壺さんを『お母さんみたい』って言ってましたからね。潜在意識の表れってやつでしょうか。超よくわかりませんけど」

麦野「……まあ、理由はいいわ。そんなことより……」



一方通行「へへへ」ギュウッ



麦旗ンダ「「「(((う、羨ましい………!!!)))」」」

滝壺「ん……しろちゃん、ちょっと苦しいよ?」

一方通行「だって、おれ、ママだいすきだもん」ニヘラ

滝壺「うん、私もしろちゃん大好き。だから、ちょっとだけ力抜いて?」

一方通行「うん………じゃあ、なでなでしてぇ?」

滝壺「はいはい。いい子だね、しろちゃん」ナデナデ

一方通行「えへへ、ママ、すきぃ」ニコニコ

滝壺「ふふ、はいはい」

麦野「た、滝壺!」


滝壺「なに? むぎの」

麦野「わ、私にも、あーくん貸してくれない?」オズオズ

絹旗「(やっぱりそうきましたか)」

滝壺「別にいいけど……しろちゃん、むぎののところ行く?」

一方通行「や!」

麦野「」

滝壺「……ダメだって。ごめんね、むぎの」ナデナデ

麦野「………3歳のあーくんにまで、私は………」プルプル

フレンダ「まあ、私もすっごい怯えられちゃったしね………」

絹旗「私なら歳も一番超近いですし……シロちゃん、こっちおいで~」

一方通行「……ママ」ギュッ

絹旗「………何か、いつもの麦野の気持ちが超少しわかった気がします」ズーン

滝壺「大丈夫だよ、怖くないからね………ひゃっ?」ビクッ

一方通行「ママ、おっぱい」モゾモゾ

滝壺「しろちゃん、私、おっぱいなんて出ない………ん……ダメ、そこは………ぁん……///」


フレンダ「な、な、な、なーーーー!!??」

絹旗「ダメです! それは超シャレになりません!!」

麦野「そうよ!! あーくん、胸だったら私の方が大き―――!!!」

絹旗「そういう問題じゃありません!! 滝壺さん、シロちゃんから離れ―――」



滝壺「あ………シャツ、濡れちゃ………ダメ、吸ったら………んぅっ!」ピクン



フレンダ「ダメーーーーー!!!! それ以上は本当にアウトーーーーー!!!」



~~~~~




フレンダ「―――1、2、3!」パチン!

一方通行「ン………」パチリ キョロキョロ

一方通行「あれェ? 皆、どうしたのォ?」

絹旗「いえ………」ゼェゼェ

麦野「なんでもないのよ………」ツカレタ

一方通行「? あ、来てたんだァ、麦野さン、ママ」

麦滝旗ンダ「「「「!?」」」」

一方通行「え、あ、あれェ? ご、ごめン、理后ちゃン」アセアセ



滝壺「………ふふふ、いいよ。いい子だね、しろちゃん」ナデナデ



一方通行「???」


                   


終わりです。つい、若干のエロスを……… 苦手な人はスミマセン


ちなみにフレンダは私の嫁ですのであしからず。

こんにちは、もうちょいで投下します




「the 五名様」




またまたファミレス


垣根「んじゃあ、まず顔からだな」

浜面「顔かあ………」

一方通行「みんなカワイイ、と思うけど」

垣根「誰が一番好みかって話だよ。あくまで主観だ主観」

上条「好みなあ……… 麦野さんなんか、綺麗なお姉様って感じで上条さん的にポイント高いですよ」

浜面「うん、確かに。性格は置いといたら好みっちゃ好みかなあオレも」

一方通行「麦野さン、美人だもンなァ」

削板「一番根性ありそうな顔してんのは、滝壺だな」

垣根「お前の基準はよくわからねえ。オレは絹旗だな」

浜面「………ロリ?」

垣根「うるせえよ! 整った顔立ちしてるだろうが! 目のパッチリ具合とか、カワイイ系の中にも美人要素がある。あれは将来も有望だ」

上条「一方通行は?」

一方通行「ン~~~………おやぶンかなァ」

浜面「フレンダか? う~ん、まあ、アリか」

一方通行「髪とか、綺麗だよねェ」ニヘッ

上条「髪は、また別のカテゴリになりそうだけどな」

一方通行「顔だって、カワイイぜェ? お人形さンみたい」


垣根「じゃあ、顔部門は原子崩しが2票ってことで優勝だな。次は………」

浜面「やっぱ胸だろ」

上条「胸かあ………これも一番でかいのは麦野さんだよな」

削板「胸はでかけりゃでかいほどいいな!」

浜面「そんなら昔追い回された警備員が優勝だけど……… オレ的には滝壺だな」

垣根「滝壺だぁ? そんないいかあ?」

浜面「バッカ、ありゃ脱いだら絶対に凄い。普段ジャージだから解りにくいだけだ、間違いない。きっとバニーも………」

一方通行「うン………何でだろ、なンかそンな気がする」

垣根「そうなのか? オレも原子崩しかな、やっぱエロいわあの胸。絹旗や金髪なんて論外だし」


上条「御坂達の胸もまあ、似たようなもんだしな。じゃ麦野さん、二冠てことで。じゃあ胸ときたら、尻、か?」


浜面「…………絹旗」

上条「………たしかに、普段あんな短いワンピ着られると、どうしても下半身に目が行くからなぁ………」

垣根「かといって、絶対パンツは見えないんだよな」ウンウン

削板「あれは、相当根性入れてやがる」ウンウン

一方通行「………」←見たことがある、とは言えない

浜面「正直、つい覗き込もうとしたことあるんだが、未だに見えたことがない。かなり計算されてやがる」

垣根「見た感じ、形はよさそうだよな。小ぶりだけど」

上条「ま、でかいだけがいい尻ってわけじゃないですからね」


浜面「んじゃ、まあ絹旗優勝ってことでいいか?」

上条「そうだな。顔、胸、尻、ときたら……」

浜面「足か?」

垣根「いいところだな」

上条「オレは御坂かなあ。細すぎず太すぎず、健康的でいい足してると思う」

浜面「ミサカ? どっちの?」

垣根「どっちでも変わんねえだろ、クローンな「違う」んだ………し?」

一方通行「違うもン。一緒じゃないし」ムスッ

上条「(お、怒ってる?)い、いやまあ、外見は一緒だし、な?」アセアセ

一方通行「外見だって違うもン。ミサカちゃンは目がちょっと優しい感じだし、00002号ちゃンは少し丸顔だし、00003号ちゃンはちょっと痩せてるし、00004号ちゃンは―――」

上条「わ、わかった! スマン、オレが悪かった!!」

浜面「全員、見分けついてるのか………」

垣根「これが、第1位と2位との差か………?」

削板「まあ、ちょっと微妙なのもあるけど、区別はつくな」

上条「お前もわかんの!?」

削板「? ちょっと目に根性入れればわかるだろ?」

垣根「こいつは未元物質より常識が通用しねえからな……」

浜面「え~と、何の話だったっけ?」

一方通行「足、だったよねェ?」

垣根「あぁ、そうだったな。オレは原子崩しだ、あのムチムチ感がたまらん。勃つ」

浜面「勃つて………それはわかる。滝壺はジャージだからあんま解んねえだよなあ」

削板「確かに、あれはなかなか根性ある!」

上条「根性ある足ってなに? この場合エロさでいいの? ………一方通行は?」

一方通行「おやぶン。足、長いし細いし、すっげェキレイ」

垣根「おぉ、確かに……ちょっとオレ的には細すぎるところが惜しい」

浜面「前自分で、脚線美がどうのっつってた気がするしなぁ………じゃこれも麦野の優勝か?」


垣根「三冠か。原子崩しやるな………じゃあ次は………」

削板「やっぱ性格だろ! 外見だけで人を判断するのは根性なしのすることだ!!」

垣根「根性はまあ置いといて………皆癖があるからな………まともなのは滝壺くらいか?」

浜面「オレには他に考えられねえ。滝壺こそオレの癒しだ」

上条「あの子か……確かに癒し系かも。ビリビリとは違うな………」

一方通行「美琴ちゃンだって優しい、ぜェ? たまに、ちょっと変だけど……」

上条「オレは実害被ってるからなあ……… オレは絹旗ちゃんかな、あん中だと。元気で可愛い」

垣根「フレンダだって、元気系だろ」

上条「あっちはなんか………アホっぽいっていうか」

浜面「ああ…………」

垣根「うん…………ごめん」

削板「オレは、第3位だな! 一番根性ありそうだ! 上条に負けても負けても挑戦してるんだろ? 並みの根性じゃない!!」

垣根「あれはまあ、根性ってか…………」

上条「当事者は堪ったもんじゃねえけどな。ハア………」

浜面「ま、一種の根性か(上条のフラグクラッシャー的な意味で)」

一方通行「オレは、ミサカちゃンだなァ。すっごく優しいもン」ニコニコ

垣根「大体、一緒にいるよな………お前、あのクローン、好きなのか?」

一方通行「? 好きだぜェ? 当たり前じゃン」

垣根「ああ、そうじゃなくて………まあいいか」

浜面「じゃあ性格部門だと、滝壺ってことで」

上条「顔、胸、足が麦野さんで、尻が絹旗ちゃんで、性格が滝壺か?」

垣根「原子崩し、圧倒的だな」

浜面「ああ。ただ、なぁ…………」




       浜上垣板「「「「性格がなあ…………」」」」




上条「この前、襲われた時はホント範馬勇次郎がフラッシュバックした。背景が歪んだもん。グニャアって」

垣根「ツラと体は文句ねえんだけどな……… 恐ろしさは学園都市第1位」

浜面「あれは人の皮を被った何かだ。ベルセルクで言う使徒、みたいな?」

削板「………オレの根性じゃ、まだあの恐ろしさには太刀打ちできねえ」

一方通行「…………」←擁護したいが、怖いのは事実なので口出しできない

垣根「ま、女は外見だけじゃねえっていういいサンプルだな。あんな女と付き合える野郎なんt」

麦野「あら、お揃いで。何話してるのかにゃーん?」

野郎s「「「「「」」」」」

麦野「ん? どうしたの、そんな青い顔して」

浜面「いいいいいいいや何でもないぞ!?」

上条「そうそうそう、たんなる男子会ってやつですよなあ皆!?」

垣根「ああ! たまには男だけってのもいいもんだぜ。お、お前は一人か?」ビクビク

麦野「………そうね、教えておいてあげる」

野郎s「「「「「?」」」」」


麦野「一つ、私は一人じゃないこと」


麦野「一つ、アンタ達は男子会って言ってるけど、私たちも女だけで集まってること」


麦野「一つ、場所はこのファミレスだってこと」


麦野「一つ、コレ重要ね。集合時間は今から1時間前で―――






            席は、アンタ達の真後ろだったこと」




野郎s「「「「「」」」」」




麦野「あーくん、ちょおっとこいつ等に用事があるから、私たちの席に移動してくれない?」ニコ

一方通行「う、うン………」ビクビク


麦野「じゃ、私も後で行くから……………さてと」






      麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ネ」





      「「「「「ギャーーーーーーーーー!!!!!」」」」」










ミサカ「あっくん、こっち座っていいですよ、とミサカはむぎのんの座ってた場所に誘導します」←一方通行がクローンの顔を見分けられていたのを知ってご機嫌

絹旗「ダメですよシロちゃん、あんなヤツらと一緒にいたらバカが超うつります」←胸の事で少し言われたが、結構褒められていたので悪い気はしない

美琴「男ってバカねえ………」←上条に性格の事で言われて若干ムカついているが、足を褒められたので嬉しい

滝壺「しょうがないよ、男の子だし」←全体的に高評化なので気にしない

フレンダ「ラビット、ケーキあるわよ! 一緒に食べましょ♪」←一方通行に自慢の脚線美+顔を褒められたので大分上機嫌





麦野「待てゴラァァアアアァァァアア!!!!!」←高評化、一方通行に美人って言われたのもあり、優越感アリ。が、最後で全てが霧散し、爆発

終わりです。  なんかフレンダが人気なので嬉しい限りです。 皆様コメントありがとうです。



次は、ちょいと詰まり気味なので遅れるかもしれませんが、次回も読んでもらえたら幸いです。

では、失礼します

こんにちは。間が空くと言いましたが、もうちょいで投下します。



フレンダ「ん………」チュッ


フレンダ「えへへへ/// じゃあね、ラビット」

一方通行「うン。またね、おやぶン」

フレンダ「うんっ、まったね~♪」フリフリ


バイバーイ


フレンダ「さあて、帰r「フレンダ」ひゃう!」ビクゥ!

浜面「性懲りもなく、お前は……」

フレンダ「な、なによ驚かさないでよ! ていうか、覗き見なんてサイテーな訳、このエロ面!!」

浜面「誰がエロだ! 大体、解散後にわざわざ呼び出してまでキスしてる、お前の方がエロだ!!」

フレンダ「な……だ、だからただの挨拶だって言ってんじゃん! エロじゃないもん! 結局、あんたこそ何しに来たのさ!」

浜面「さっき、お前から借りたダーツ返し忘れてたから、返しに着たんだよ。ホラ」ポイ

フレンダ「フン」パシ

浜面「お前、見たのがオレじゃなかったらヤバイことになってたぞ。いい加減にしたほうがいいんじゃねえか? ………それとも、お前、一方通行のこと好きなのか?」

フレンダ「は? 当たり前じゃん、大事な子分なんだし」

浜面「そうじゃなくてな………まあ、いいか。ほんじゃ、気をつけて帰れよ」スタスタ


フレンダ「イーーーーーっだ!!」



フレンダホーム、寝室



フレンダ「………ま、結局浜面の言うことにも一理あるって訳よ」ベッドゴロゴロ

フレンダ「(もし、キスの現場を例えば麦野あたりに見られたとしたら………うぅ、想像しただけで寒気が)」ブルッ

フレンダ「(現状、キスどころか2人で遊ぶのだって、麦野達にシメられてから満足にできてない訳)」ムウ

フレンダ「(皆で遊ぶのも楽しいけど、たまには2人だけで遊びたいし……何かいい方法は………)ウーン

フレンダ「(2人っきり………安全……見つからないところ………)」ウムムムム



フレンダ「そうだ!!」ガバッ!





~~~~~~




フレンダ「いらっしゃ~い!」ガチャ

一方通行「うン、お邪魔しまァす」

フレンダ「(ウチで遊べば、黙ってりゃバレないって訳よね♪)狭いけどゆっくりしていってね」スタスタ

一方通行「はァい………オレ、誰かの家に入るの、初めて」キョロキョロ

フレンダ「え? ミサカの家にも行ったことないの? あ、適当なとこ座ってて」

一方通行「うン。ミサカちゃン、研究所に住んでるから」

フレンダ「ふ、ふ~ん、そうなんだぁ(ニヨニヨ コーヒーでいいわよね?」コトリ

一方通行「わ、ありがとォ」ニコリ








フレンダ「うおっしゃあ! 後ろさえとっちゃえばこっちのモンな訳!」ピコピコ

一方通行「ボム、使うぜェ?」カチ

チュドーン

フレンダ「やった! あと1面ね!」ハイタッチ

一方通行「時間、ギリギリだったねェ」ハイタッチ

フレンダ「64はいつやっても燃える訳! じゃ、次のステージ……と、もうこんな時間かぁ」

一方通行「ホントだ………そろそろ帰ンなきゃ」シュン

フレンダ「あはは、何なら泊まってく? なー「ホントォ!?」ん………て?」

一方通行「いいのォ? 泊まってって」キラキラ

フレンダ「え、う、その」オロオロ

一方通行「オレ、お泊りしてみたかったンだァ」ニッコニッコ

フレンダ「あ、ちょ、今のは……」

一方通行「へへ、楽しみィ」ニヘラ

フレンダ「………そう、ね」


~~~~~



一方通行「ただいまァ」ガチャ

フレンダ「あ、お帰り~ 下着とか歯ブラシ買えた?」

一方通行「うン。あとお菓子とジュースと、アイス」ドサ

フレンダ「ん、ありがとう。お風呂用意できてるから、先、入っちゃいな」

一方通行「うン、わかったァ」トテテテ 


ガラガラ


フレンダ「………………はぁ」

フレンダ「(なんか、流れでこんなことになっちゃったけど、どうしよ……結局、私だって男の子を家に泊めたことなんてないって訳よ)」ズーン

フレンダ「(あんな嬉しそうな顔されたら『やっぱ冗談!』なんて言えやしないし……もう腹くくるしかない、か………)」

フレンダ「(うん、皆でアジトに泊まるときだって、浜面も一緒の時もあるんだし。そうよ、浜面を泊めてると思えば……それはそれでアレだけど、緊張なんかすることないわ。同じ子分なんだし!)」クワッ

フレンダ「な~んだ、別に焦る必要なんかないって訳! っと、ラビットに着替え出しといてあげなくちゃ。サイズ小さいだろうけど、スウェットなら大丈夫でしょ」ゴソゴソ



~~~~~

AM01:27

一方通行「ふあァ」

フレンダ「そろそろ寝よっか。DVDも観終わったし」

一方通行「うン………」ネムネム

フレンダ「じゃ、準備―――っ(すっっっっかり忘れてた………! 寝る場所なんて私のベッドしかないじゃん! 来客用の布団なんかないし………!)」

一方通行「? おやぶン?」

フレンダ「あ~、えっと、じゃあ、ラビットは私のベッドで寝てちょうだい」

一方通行「おやぶンは、どこで寝るのォ?」

フレンダ「私は、そこのソファーで寝るわ」

一方通行「……まだ、夜は冷えるぜェ? 風邪、ひいちゃう。おやぶンがベッド、使って」

フレンダ「お客様をソファーでなんて寝かせられない訳よ。私は大丈夫だから、ね?」

一方通行「こぶンがおやぶン差し置いて、ベッドなんて、ダメ」ムゥ

フレンダ「む。それなら子分の体調管理も、親分の務めって訳よ」

一方通行「でもォ……」

フレンダ「いいからいいから!」


・・・
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・




フレンダホーム、寝室




フレンダ「―――で」

一方通行「ン、ちょっと、狭いねェ」モゾモゾ



フレンダ「(どうしてこうなった)」ズーン



フレンダ「(あの後、ラビットがどうしても譲らないから、結局平行線になって、もういい加減眠くなってきたし、面倒くさいから『じゃあ、一緒に寝る?』って私が……)」

フレンダ「私のせいじゃん!」ガビーン!

一方通行「おやぶン?」

フレンダ「(待て待て待て落ち着けクールになるのよフレンダ。これはあくまで非常事態。お互いの意見を尊重した結果であって、特に意味なんて―――)」ブツブツ

一方通行「おやぶンってば。どうしたのォ?」

フレンダ「ひゃいっ!? ん別になんでもない訳! ど、どぉ? 寝心地は?」アセアセ

一方通行「うン、すごく気持ちいい………オレ、こうやって誰かと一緒の布団で寝るの、初めて。おやぶンはァ?」

フレンダ「そうね、私は妹がいるから………昔は、一緒に寝たりもしたわね」

一方通行「へェ~ 妹、いるンだァ」

フレンダ「うん、私に似て、とってもカワイイわよ。今は事情があって一緒じゃないけど」

一方通行「ふゥン………いいなァ」


フレンダ「そんないいもんでも無いわよ? 結局、ワガママだしよくケンカもしたし」

一方通行「……でも、家族って、いいよなァ」

フレンダ「ラビット………」

一方通行「オレ、友達はやっとできたけど、家族は気づいたらいなかった、から。兄弟って羨ましい」

フレンダ「………」ギュッ

一方通行「わっ、お、おやぶン?」アセアセ

フレンダ「家族の代わり……って訳じゃないけど、私はアンタの親分なんだから。一杯、甘えたっていいのよ」ポンポン

一方通行「………うン………おやぶン、いい匂い、する」スンスン

フレンダ「………っ、シャンプーの香り、でしょ」ピクリ

一方通行「それもだけど………おやぶンの匂い。安心、する………」ウトウト

フレンダ「…………もう寝ちゃいな。明日、お寝坊さんになっちゃう訳」ナデナデ

一方通行「う、ン………おや、す………」

フレンダ「………」ナデナデ

一方通行「……スゥ………スゥ………」

フレンダ「………」ナデナデ

一方通行「くぅ…………ン………」

フレンダ「(プルプル………………っはあ!」


フレンダ「(きゅ、急にいい匂いがどうとか………! ドキドキしちゃったじゃない!
こんな不意打ち………心臓の音、バレてないわよね?)」ジロリ

一方通行「スゥ………スゥ………」

フレンダ「まったく、人の気も知らないでまあ……えい」ツン

一方通行「ン…………スゥ」

フレンダ「ふふ、ほっぺたぷにぷに」ツンツン

一方通行「……むぅ……」

フレンダ「皆はカワイイカワイイって言うけど………ま、確かにそうだけど。結構カッコいいところもあるのよねぇ……」ツンツン

一方通行「………ぐぅ……スゥ……サカ………ちゃ…」

フレンダ「ん?」ツンツン

一方通行「……ミ、サカ…ちゃ……ン……スゥ」ニヘ

フレンダ「」ピタリ


一方通行「ンぅ………スー………」

フレンダ「………あんたは今、誰と一緒に寝てる訳?」ムス

一方通行「ンン………」

フレンダ「この、フレンダ親分とでしょーが」

一方通行「スゥ…………スゥ……」

フレンダ「……………」


一方通行「ン…………ぐぅ………」

フレンダ「…………」

 

      チュッ




フレンダ「……………~~~~~~っ!!!???!?!?//////」カアアァッ

フレンダ「(なななななな何で!? く、口に………私……!!!)」

一方通行「ン…………むにゃ………」

フレンダ「(違うのよ違うのよ………そう、いつもみたいに、ほっぺにお休みのキスするつもりが、何か気が盛り上がっちゃっただけよね多分。雰囲気に流されたってやつ? そうとしか考えられないわ―――!)」





チュンチュン





一方通行「ン、ンう………」パチリ

一方通行「? あ、そうかァ……おやぶンの家に……」ムクリ

フレンダ「…………」ドヨーン

一方通行「あ、おやぶン。起きてたんだァ。おはよォ」ニヘ

フレンダ「……ええ、おはよう、ラビット………」←一睡もできなかった




  玄関



一方通行「じゃあ、バイバイ。また来ても、いィ?」

フレンダ「うん、遠慮しないでいつでも来てもいい訳よ」

一方通行「へへ、うン、ありがとォ。お邪魔しました」

フレンダ「じゃ、気をつけてね」フリフリ

一方通行「…………」ジー

フレンダ「…………?」

一方通行「…………」ジー

フレンダ「………どうしたの? 忘れ物?」

一方通行「2人っきり、だぜェ?」キョトン

フレンダ「? …………っ! あ、そ、そうね、そうだったわね」

一方通行「うン。へへへ」ニヘラ

フレンダ「じゃ、じゃあ、いくわよ………」ゴクリ

一方通行「ン」


フレンダ「………」←あと20センチ

一方通行「………」

フレンダ「………」←あと10センチ

一方通行「………」

フレンダ「………」←あと5センチ

一方通行「………」

フレンダ「………」←あと―




浜面『お前、一方通行のこと、好きなのか?』




フレンダ「―――っ!!/////」カアアァッ!!

バタン!!←ドア

一方通行「お、おやぶン?」

フレンダ「ごめん! 風邪引いちゃったみたい! うつしちゃ悪いから、もう帰って!」

一方通行「え、だ、大丈夫? 何か買ってこようかァ?」オロオロ

フレンダ「寝てりゃ治るわ、気にしないで! また遊びましょ!」

一方通行「う、うン………具合、悪くなったら電話してくれよォ?」

フレンダ「うん、ありがと! ごめんね!」

一方通行「じゃあ、帰るぜェ?」

フレンダ「うん、バイバイ!」



 コツコツコツコツ………



フレンダ「……………はあ」ズリズリズリ ペタン

フレンダ「何なのよ、もぅ………///」フニャ

フレンダ「(ラビットは私の子分で、友達で………そう、初めて男の子泊めて、しかも一緒に寝ちゃったもんだから、ちょっと勘違いしちゃっただけよ!)」

フレンダ「………これも、浜面があんなこと言ったからってのも、ある訳。今度仕事でヘマしたら、久々に思いっきりシバいてやる。ヘマしなかったら何か因縁つけて」




フレンダ「………次、会うときには、しっかりと、カッコいい頼れるフレンダ親分でいなきゃね」




終わりです。そろそろフレンダかな、と。

男子会の女子組の話もやるつもりです



それでは、ありがとうございました

日曜と言いつつ、時間が開いて申し訳ありません。

あまり開くのもアレなので、途中ですが投下させていただきます



一方通行「うへェ……ビチョビチョ」

絹旗「超ついてませんね、缶コーラが噴き出すなんて。まるで超上条です」




一方通行「うン………」ハンカチフキフキ

絹旗「そんな小っちゃいハンカチじゃ、ベトベトになっちゃいますよ。この近くにアイテムのアジトの一つが超ありますから、そこでシャワーでも浴びたらどうですか?」

一方通行「うン、ベタベタする……そォ、させてもらおう、かな」




Inアジト




絹旗「さ、入った入った!」

一方通行「お邪魔しまァす」

絹旗「シャワーは突き当りを右のドアです。着替えは適当に持っていきますから、超早く入っちゃって下さい」

一方通行「ン、ありがとォ」スタスタ


ギィ


一方通行「(あれ? 明かりが点いて―――)」


ガラララ


麦野「ふう、さっぱりしたぁ♪」



一方通行「」



麦野「」ホッカホッカ



一方通行「」ダラダラ



麦野「………キ」ゼンラゼンラ


一方通行「っ!」ビクッ




麦野「きゃああああぁぁあああああ!?!?!?」


   



      「がんばれ麦野さん、final?」










絹旗「麦野~? 麦野~?」ドンドン

トビラ「」

絹旗「全く……超入りますからね!」ガチャ

スマキ「」

絹旗「………どこの電波女ですか。お茶が超入りましたよ、一緒に飲みましょう」

スマキ「……もふもふ」

絹旗「何を言ってるのか超聞こえません。せめて布団から頭だけでも出してください」

スマキ「もふ…………」ピョコン

絹旗「ハア……何をしているんですか。超年甲斐もなく」

スマのん「………あーくんに、見られちゃった」ボソ


絹旗「お代官プレイに超嬉々として臨んだ人間のセリフじゃないですよね、それ」

スマのん「う、あれは………ちょっとテンションがおかしかったし………そんな肌は出てなかったから………」

絹旗「そんな乙女でしたか? いつか浜面に着替え見られた時も、ビームは飛び交ってましたが悲鳴の一つも上げなかったじゃないですか」

スマのん「は、浜面とあーくんは違うもん。最近、ちょっと太ったし………今日は下の処理だって………」ムニョムニョ

絹旗「何にせよ、体に布団を超巻きつける奇行に走る理由にはなりませんね。それにしても、どうしてまたこのアジトに?」

麦野「……シャワー、浴びに来ただけ。泥で汚れたから」

絹旗「? 車に泥水でもかけられたんですか?」

麦野「………」

絹旗「……? まあ、超いいです。さっ、とっとと布団脱いで出てきてください。シロちゃんもそろそろシャワーから上がるでしょうし」

麦野「………っ!」スポン!



絹旗「あっ! ちょっと!」

スマのん「もふもふもふもふ」

絹旗「だから……… もう、なんですか?」ミミヨセ

スマのん「もふもふもふ」

絹旗「なになに………恥ずかしくて顔が見れない?」

スマのん「もっふもっふ、もっふふふ」

絹旗「どうしてもって言うなら、このままならいい? このカッコの方が、どう超考えても恥ずかしいでしょう」

スマのん「もっふもふふ、もふもっふm」

絹旗「ええい、超まどろっこしい! もうこのまま連行しますからね!」グイッ

スマのん「もふー! もふー!」バタバタ

続きます。 某電波女ネタ、知らない人はスミマセン。

もう少しで800ですが、そろそろ終わらすべきなのか悩みどころで…… 今後はちょいちょい間が空きそうなので
その方が良いような気がしてます

ともあれ、次は最悪でも土曜までには……!

こんばんは。 やっと投下いたします



一方通行「………」コーヒーズズー

麦野「………」←布団脱いだ

絹旗「………」コウチャズズー


  「「「………」」」


絹旗「(………何なんですか、この空気の重さは……… さっきから超全く会話がありません。モヤさまなら三○が『しゃべれよ!』ツッコミ入れてるところです)」

一方通行「………」チラッ

麦野「………」チラッ

一麦「「!」」

一方通行「///」ササッ

麦野「///」ササッ

絹旗「(あーもう! シロちゃんはともかく、麦野は超何なんですか! 麦野に乙女キャラなんて誰も求めてないでしょうが! パリィパリィ言ってりゃいいんですよもう………そうだ!)」


絹旗「えー、ゴホン。やっちゃいましたねえシロちゃん。女性の裸を見たなんて、本来なら超処刑ものですよ? ブチコロシ確定されても文句は言えないところです」

一方通行「! ………あ、う………ご、めンなさ………」ブルブル

麦野「(ちょっと絹旗!? あーくんに何てこと言うのよ! 怖がらせちゃってるじゃないの!)」ヒソヒソ

絹旗「(いいからここは超任せてください!)本来なら、ですね? ただ、私たちは知らない中ではないですし、超友達です。それなりの誠意があれば、チャラになっちゃうもんです」

一方通行「う、ン。誠意、ってェ?」

絹旗「反省なんて猿でも超できます。謝るだけならオウムだってできます。ですから――」





セブンスミスト




絹旗「シロちゃ~ん、もういいですか~?」

一方通行「も、もうちょっと待ってェ」モゾモゾ

麦野「……ねえ絹旗」

絹旗「はい、なんでしょう?」

麦野「私の裸を見たペナルティってことで、ここにきたのよね?」

絹旗「そうですよ? 超さっき言った通りです」

麦野「それで、なんであーくんに服を着させてるわけ? 買ってあげるんだったら、この場合逆じゃない?」

絹旗「麦野、服なんて超たくさん持ってるし、欲しいのあったらすぐ買うじゃないですか。ここはシロちゃんに着てもらうってのが超ミソなんです」

麦野「まだよく解んないけど…… 今着替えてる服だって、あんたがどっかから持ってきたヤツだし」

絹旗「ふふん。まあ、見てのお楽しm」

一方通行「絹旗ちゃァン……」

絹旗「あっ、着れましたか?」

一方通行「着れたけど………本当に、見せなきゃダメェ?」

絹旗「超当然です。その為に来たんですから、じゃあ開けますよ!」グイッ

一方通行「あ、ちょ、ま、待ってェ」オロオロ




絹旗「待ちません! では超御開帳~~♪」


ジャッ!


一方通行「あ、あう………///」モジモジ

ホットパンツ+ヘソダシシャツ+ニーハイ


麦野「」


絹旗「ん~~~ 中性的にボーイッシュファッションで決めたら、やっぱり超似合いますね。ねえ麦野?」


麦野「」



一方通行「う………も、もう脱いで、いい?」

絹旗「あ、ちょっと待って下さい」カシャカシャ

一方通行「あ、と、撮らないでェ………///」カラダヨジリ

絹旗「大丈夫ですよ、超誰にも見せませんから。折角超似合ってるのに勿体ないです」

一方通行「あう………」

麦野「絹旗」

絹旗「はい? ど、どうしたんですか? そんな怖い顔して」ビクビク

麦野「あんた……」ガシッ

絹旗「ヒッ!? ご、ごめんなさい!?」

麦野「GJ」

絹旗「………へ?」

麦野「これでいつ、戦場で朽ち果てようとも、一片の悔いなく満足して逝けるわ」

絹旗「そ、そこまでですか……… じゃ、シロちゃん、もう着替えていいですよ」

一方通行「……良かったァ」ホッ

絹旗「次は超コレです!」つスカート

一方通行「」




絹旗「ワンピース、ロングスカート、ミニ、ゴスロリ………大分試しましたね」

一方通行「う………スースーする………///」←絹旗とお揃いニットワンピース

麦野「(両手でワンピースの裾を伸ばして押さえてるなんて………美琴じゃないけど、鼻血出そう……)」

一方通行「絹旗ちゃァン………もう、いい?」

絹旗「そうですね~……じゃあ、次で超最後にしましょうか。麦野、最後ですし一緒に服選びに行きましょう!」

麦野「え、うん、そうね。じゃあ、あーくん待っててね」

一方通行「……早く戻ってきてねェ?」




女性服売り場





絹旗「どうですか? 麦野へのスペシャルイベントは」

麦野「……私?」

絹旗「この前は、麦野に超悪いことしちゃったみたいですからね。それのお詫びです」(前回の「がんばれ麦野さん」参照)

麦野「まあ………正直、鼻血噴くかと思ったわ」

絹旗「じゃあ、超成功ですね。私も超楽しめましたし。じゃあ、ラストはどうしましょうかね~、このキャミなんてどうですか?」

麦野「それは………! ヤバいわ、今度こそ鼻血出るかも」

絹旗「んじゃ、これとこれと………むふふ。コンセプトは夏のチョイエロ少女です」

麦野「早く戻りましょ。あーくん、心細いでしょうし………あれは………!!」






一方通行「………二人とも、まだかなァ。恥ずかしい……」モジモジ

一方通行「オレに女の子の服なンて着せて、何が面白いンだろ…… こンなの、似合うはずないのに………」

一方通行「(あ、そうか別に今は着替えてもいいのか。二人が来るまで、自分の服着てよ)」

男A「ねーねー、君、一人?」

男B「カワイイね、オレ等と遊ばない?」

一方通行「(ンと、オレの服は……試着室か)」トコトコ

男B「ちょっと、シカトしないでよ」

男A「そうそう、ちょっとだけだからさぁ」

一方通行「え、お、オレェ?」

男A「そうそう、君。オレっ娘ちゃんかあ」

男B「いいじゃん、オレ、アリだぜ」

男A「ボーイッシュな感じだし、似合ってていいか。オレ達と飯でも食わね? 奢るよ?」

一方通行「え、い、いいですゥ……(なンか、見たことある二人組……?)」

男A「そんなこと言わないでさぁ。いいじゃん、行こうよ」グイッ

一方通行「あっ、ちょっと……!」

男B「絶対、楽しいからさぁ」フトモモペロン

一方通行「ひゥっ!?」ビクッ!

麦野「ちょっと、アンタら」

男AB「「ああ?」」

麦野「あーくんに何してやがんだよ」

一方通行「麦野さン、絹旗ちゃン……!」


男A「あ~、お姉さん達、この娘のツレ?」

男B「悪いんだけど、この娘貸してくれない? ちょっとだけだからさ。っていうかお姉さんも、一緒に遊ばない?」

麦野「ざけんな。さっさとその手を放せってんだよ」

男B「(おい、どうする? なんか、気ぃ強そうだぞ、こいつ)」ヒソヒソ

男A「(面倒だし、シカトすっか……)」ヒソヒソ

麦野「おい、テメエら、いい加減に……!」

絹旗「(麦野麦野!!)」クイクイ

麦野「あぁ? 何だよ絹旗、邪魔すn」

絹旗「(こいつ等を追い払うのはいいですが、何時もの感じでやったら、またシロちゃん怯えちゃいますよ! ここは超穏便に!)」ヒソヒソ

麦野「(ぐ………そ、そうね。いつもそれで失敗してるし……)ふぅ………そのコは私達と遊んでるの。返してくれない?」

男B「さっ、行こうぜ、何食べたい?」グイッ

一方通行「あっ」

男A「パスタだったら美味い店、オレ知ってるぜ?」グイッ


麦野「だから、そのコを放しなさいって言ってr」ビキビキ

男A「うるっせえなぁ、あんたには用は無いんだっての」

男B「そうそう、最初は美人だからいいな、って思ったけど、年増は趣味じゃないし」

麦野「あ、らそう………どうでもいいから、そのコを―――」ビキビキビキ

絹旗「(耐えて! 超耐えてください!)」ヒソヒソ

男A「それに、オレ等ヤリマンって好きじゃねえし。やっぱ中古品よりは新しい方がいいよな?」

男B「なんか、あんたビッチ臭いんだよな。マジ勘弁だわ。きっと、マ○コだって真っ黒だぜ」

麦野「………」ビキビキビキビキビキビキ!!!!!

男A「違いねえ! 抱いたら病気移されっちまうかもな! ギャハハハ!!」

絹旗「っ!! あンたら、いい加減に……「へぶぅっ!?!?」へ?」

男B「おっ、おい!? どうした!?」

男A「」ピクピク

絹旗「む、麦野!?」

麦野「ちっ違うわ、私じゃないわよ?」オロオロ

絹旗「じゃあ……」

一方通行「…………まれ」ボソ

男B「はあ? 何だって?」

一方通行「うわあああァァァァあああァァァン!!!!!」ベクトルパンチ!!

男B「あばるぼゅあっ!!!?!?!?」 

一方通行「ヒック……ヒック……」ボロボロ

麦旗「「」」








~~~~~~~~





麦野「ほら、これでも飲んで」つコーヒー

一方通行「………うン、ありがとォ……グスン」

絹旗「……そんなに怖かったんですか?」

麦野「そりゃ、男にナンパなんかされたら気持ち悪いだろうし怖いでしょうよ。ねえ?」

一方通行「う、うン………怖いのもあったけど………」

絹旗「けど?」

一方通行「あいつら、が………麦野さンに、ひ、酷いこと言ったから……ヒック………お、オレ、悔、しくって……ヒック………」

絹旗「あ、殴る前に言ったのは『謝れ』って言ったんですね」ポン

麦野「………」

一方通行「ご、ごめン、グス、なさい………い、嫌、な思い、ヒック、させちゃって……」ポロポロ

麦野「………あーくん」ギュ

一方通行「うェ? ヒック……スン」

麦野「私の為に怒ってくれて、すっごく嬉しい。だから泣かないの。ありがとね、あーくん」ナデナデ


一方通行「………うン」グス

麦野「ん、いい子」ナデナデ

一方通行「………」

麦野「………」



麦野「(………っ!! こ、この状況………!! なに、確変キタ!? 私の腕の中に女装あーくんが………!!)」




絹旗「(麦野のニヤケ具合………超超キモいです)」

麦野「(このまま死んでも、何も後悔はないわ………まさに今! 人生の絶頂………!!!)」
プルプル

一方通行「…………ゃン」ボソ

麦野「……ん? 何か言った?」カンドウ

一方通行「………ありがと………沈利、お姉、ちゃン」ウワメヅカイ

麦野「」

絹旗「(お姉ちゃん!?)超やりましたね! ついに『さん』付けの悪夢からの………って麦野?」

麦野「ふ、ふ………」ピカ ピカ

一方通行「お姉ちゃん?」

絹旗「(麦野の体が光って………? もしかして!!)シロちゃん、こっちです!!」グイッ!

一方通行「うわっ!? ど、どうしたンだァ?」

絹旗「説明は超後です! 一刻も早く離れないと―――!」

麦野「ふにゃあ/////」ビカビカビカビカーーーー!!!!


バシュバシュバシュバシュ!!!!


絹旗「ぎゃああああああ!!!??!? 危なっ!!!??? 原子崩しが暴発してます!! 早く逃げないと私達、と言うか私が消し炭に――――!!」



麦野「にゃあぅ////」ビッカーーー!!!



ボシュボシュボシュ!!




絹旗「こんなことなら、ずっと超スマキのまま放置しておくんだった………!! うあああ!? 髪の毛焦げたーーーーー!?!?!?」






終わりです。
「がんばれ麦野さん」シリーズ、一応ラストのつもりで。

少しは報われた麦野さんであってほしいです。

>ニットワンピース
ちょっとこれは参考画像が必要かもしれませんね

しかしこんなでも流石の第一位


よかったね麦のん!
メルトダウンしちゃうくらい嬉しかったんだね可愛いなぁペロペロ

あーくんのお着替えが想像つかないなー
イメージ画像とかあるとわかりやすいんだけどなー(チラッ

乙!あーくんやべェなwww

それはそうと、さまぁ~ずLIVEすごかったぜ!

>>810
>>811 参考画像、全くもってその通りですね(笑)

>>815 いいな~! 超観たい!



おまけ


セブンスミスト外


絹旗「はあ、はあ、ここまで来ればなんとか超大丈夫ですね」

一方通行「沈利お姉ちゃん、どうしちゃったのォ?」

絹旗「……何かが許容量を超超えたんでしょうね。屋上でよかったですね、建物の中だったら完全に壊滅でした。まあ、被害はそれなりでしょうけど。上の発光が止んだらこっそりと迎えに………ぶっ!?」

一方通行「? なにィ?」

絹旗「し、シロちゃん………ワンピースのままでしたね、そう言えば」

一方通行「え………? あ、ぅあ////」モジモジ

絹旗「……着替えがある屋上は、未だ超メルトダウン中ですし………あ、前の裾、そんな引っ張ると後ろが見えちゃいますよ」

一方通行「あう///………ど、どォしよォ?」

絹旗「誰かに連絡して、服を持ってきてもらうとか、ですかね?」

一方通行「や、やだ。こんなかっこ、皆に見られたら、死んじゃう」ウルウル

絹旗「そうは言っても、今現在が超衆目に晒されているわけで………」

オッ、アノシロイコカワイイ  オンナジフクキテルケド、シマイカナ   パンツミエソウ、ハアハア 

ニャー、アルビノショウジョキタゼイ   ボカァ、ラッカガタヒロインノミナラズ……フゥ   アレッテ、ホントハオトコノコヨネ……フゥ


一方通行「??!!」

絹旗「まさに超四面楚歌……いっそ、堂々とお茶でもしながら麦野が落ち着くの待ちます?」

一方通行「うう………不幸、だァ」シクシク







今度こそ終わりで。

次はネタが浮かび次第…… 終了させるかどうかもそれ次第ということで。

ありがとうございました

麦のんwww

ttp://www.uproda.net/down/uproda304334.jpg
姉妹っぽい二人にむらっときたので勢いでやりました
いろいろ反省してますすみません

こんばんは  ちょっと投下します

>>823 ありがとうございますありがとうございます! 感謝感激です!



麦野「今日はいるかしら………?」


とある公園


麦野「ん~~~」キョロキョロ

麦野「はあ……今日もハズレね………」

麦野「(折角、あーくんとまたおままごとしようと思ったのに)」

麦野「(いるのはガキばっか……… あーくんに『お姉ちゃん』て呼んでもらえる数少ないチャンスなのになぁ)」シュン

キャーキャー ガヤガヤ ワイワイ    チイサイコガイッパイ……ハァハァ

麦野「(ガキどもなんて見ててもしょうがない、帰…)」

男の子「あー! むぎのさんだー!」

麦野「あ?」


男の子「ねーむぎのさん、しろいおにいちゃんはー?」

麦野「ああ、この前の……あーくんなら、私が知りたいっての……ちょっと、汚い手で触んな! 泥だらけじゃない!」

男の子「ねー、あそぼー? ねーねーねー!」グイグイ

麦野「この服高いんだから………コラ引っ張んな!」

男の子「いーじゃんいーじゃん! あそんでよー!」グイグイグイ!

麦野「何で私が……!あーもう伸びるだろうが!!」

男の子「あそんでくれなきゃ、はーなーさーなーいー!」ギュー

麦野「いいかげんにs「そのおねえちゃんだれー?」…げっ増えた!?」ギョッ

ワー、キレー  ソンデクレルノー?  アソンデアソンデー

ワーワーキャーキャー


全員「「「「「あーそーぼー!!」」」」」グイ~!





麦野「~~~~っ! わかった! わかったから纏わりつくなーーー!!」





――数時間後


麦野「」グッタリ

男の子「じゃあね~ またあした!」

太め男子「おねえちゃん、ばいば~い!」

女の子「またあそんでね~」

大人しめ女子「……ばいばい」フリフリ

サヨナラー マタアシタ

麦野「………やっと帰ったか……ったく、ガキの体力ってのは底なしか? 服も体も汚れるし…… 学園都市第4位に、鬼ごっこだのかくれんぼだの泥遊びだの…… この辺にアジトってあったかしら……ん?」

髪ツンツン男子「………あの」

麦野「なに、まだ帰ってなかったの? もう遊んでやんないわよ。さっさと家帰んな」シッシッ

髪ツンツン男子「えっと………」ウジウジ

麦野「……何よ、言いたいことあんならハッキリ言え。疲れてんだk「これっ!」……え?」

髪ツンツン男子「これ、あげる」つ蘭の花

麦野「………私に?」パチクリ




髪ツンツン男子「これ、あげるから、オレとけっこんして!」

麦野「………はあ?」

髪ツンツン男子「がんばって、おおきくなったらレベル5にもなるし! だから、そしたらオレとけっこんして!」

麦野「………」デコピン

髪ツンツン男子「あいた!?」

麦野「生意気なこと言ってんじゃないの。この花だって、花壇に生えてたヤツじゃない。戻してきな」

髪ツンツン男子「あ………でも」

麦野「ホントにアンタが頑張って、いい男になったら考えてあげる。言っとくけど、そんじょそこらの男じゃ認められないからね」

髪ツンツン男子「! ホントだな! ぜったいだからな!」

麦野「はいはい。さ、とっとと帰んな。私も疲れたから帰りたいし」

髪ツンツン男子「わかった! じゃあ、またあそぼうなー!」フリフリ

麦野「気が向いたらね」


ジャアナー!


麦野「…………バカなマセガキ」





麦野「シャワーでも浴びて帰ろっかなー♪」フンフン




終わりです。 前回の「がんばれ麦野さん final?」に続きます。

むぎのんは実に書きやすい。


それでは、ありがとうございました

お久しぶりです。 8時くらいには投下できると思います。

仕事が急に入ってなかなか書く時間が………

それでは投下します。





上条「よっ、待たせたな」

白井「いいえ、それ程でもありませんの。時間通りですのよ」

上条「そっか。で、話ってのは―――」

白井「ええ、お姉様の事ですの」


喫茶店



上条「単刀直入に言う。御坂は………病気だ」

白井「っ!? ………それは、どのような?」

上条「一時的なモノかもしれない。もしかしたらずっと治らないかもしれない………なんにせよ、悔しいけどオレにはどうしようもなかった……」



白井「……命に別状はございませんの?」

上条「問題はない、とは思うが………あの出血の量を見ると……可能性もないとは言い切れない」

白井「出血………!! 治療は不可能ですの!? ここは学園都市、ここの医学力なら大抵の病気は……!」

上条「(フルフル 医学でどうにかなる病気じゃないんだ)

白井「な、なんということですの………お姉様…………」ウルウル

上条「……救いは本人が幸せそうだってことだ。だから白井、お前がそんな悲しむことはないさ」

白井「グス ………病名は、解っていますの?」

上条「ああ―――



        『あっくん大好き、チュッチュしたいぜウェヘヘヘヘ病』 だ」





白井「―――は?」

上条「ん、もう一度言うか? 『あっくん大s

白井「結構ですの。 ………上条さん、黒子をバカにしていますの?」ワナワナ

上条「なっ!? 違う違う!! オレは冷静に分析した結果の事実を言ったまでで……!鉄針は仕舞って下さいお願いします!!」

白井「……納得できない説明だったら、これを直接顔面に転移させますのでお忘れなく」






白井「―――つまり、お姉様はその『あっくん』なる殿方に我を忘れるほどメロメロになっている、と」

上条「ああ。見てて心配になるくらいに」

白井「では、出血というのは?」

上条「興奮したあまりの鼻血」

白井「……さっきのふざけた病名は?」

上条「本人が呟いたまんまの名前」

白井「………わたくし、お姉様をお慕いするあまり時折、若干行き過ぎた行動をとってしまうことも、多少ながら自覚をしていますの」

上条「ああ」

白井「そんな行動を『変態』と罵られることもしばしばで」

上条「ああ」

白井「わたくしにそんなつもりはなくとも、傍からみたらそう見えることもあるかもしれない、ということも認めてはいますの。そんなわたくしから見ても、お姉様………」

上条「ああ」

白井「………変態、ですわね……」ズーン

上条「……心中、お察しします」









白井「わたくしは、どうしたらよいでしょう? 本来、人の恋路――この場合恋と言ってよいのかは量りかねますが、こういうことに関しては他者が口を出す権利はありません。ただ、今のお姉様は明らかに学業、健康面に影響を及ぼすレベル。お姉様のルームメイト、いえパートナーとして黒子は……」

上条「白井の気持ちはわかる。だけど、説得してどうにかなるかっていうと、疑問だしな………なんとか御坂の気持ちを別のことに向かわせるとか……つっても、あの様子じゃあなあ」

白井「他の事に………? それですの!!」





~~~~~~~~






上条「………ホントに、これで上手くいくのか? 御坂は今日は一方通行とこの辺で遊んでるらしいけど」

白井「ええ。嫉妬という感情は、特に女性にとっては強いもの。それはまさしく炎の如く。お姉様の気持ちをその『あっくん』から少しでも逸らすことができるのは、この手が最適ですの」

上条「嫉妬、ねえ…… それはいいけど、これはちょっとやりすぎじゃないか?」

白井「? なんのことですの?」ギュウ

上条「往来で女の子と腕を組んで歩くっていうのは、上条さんには少しレベルが高いかと……」

白井「何を今更。別に、こうして歩いている男女なんて特に珍しくもないですのよ?」

上条「そうは言ってもなあ………」

白井「むしろ、これくらいはしなくては。お姉様に上条さんと黒子の仲睦まじい様子を見せつければ、お姉様の嫉妬の炎は必ず燃え上がるはずですの! 尤も、苦渋の決断ではあるのですが……」

上条「まあ、大事な後輩がオレなんかと仲良くしてたら、あいつも気ぃ良くはしない、か」

白井「………それ、本気で言っていますの?」ジトー

上条「? だって、そういう作戦だろ?」

白井「いえ、まあそういうことにしておきますの。そっちの方が都合が良いですし」

上条「なんか含みがあr」

美琴「あ、アンタ達、何してんの!?」

上条「お、ビリビリ、と一方通行」

一方通行「上条くン、こんにちはァ」


白井「(この白い……殿方?が『あっくん』ですわね……)お姉様、ご機嫌麗しゅう。こんな所で奇遇ですわね」

美琴「え、そ、そうね。 ……で、アンタ達は、な、何を……」

白井「見ての通りですのよ。ね、当麻さまぁ?」ニコ

上条「お、おぉ。ちょっと黒子と二人で買い物にな」

美琴「と、当麻さま!? それに黒子、って………」

白井「当麻さま、黒子、新しい寝間着が欲しいですの。選んでいただいてもよろしくて?」

上条「ああ、じゃあ最初はセブンスミストにでも行くか」

白井「セブンスミストはこの間爆発事故があったとかで、休業中ですの。服屋探しから始めましょう?」

上条「そうだな。じゃあまz」

美琴「ちょっと待って!! 何時からアンタ達そんな仲良く……!」

白井「お姉様の付き合いが悪くなった辺りからですわね。休日も一人で出歩くことが増えましたので。偶然会った当麻さまと、それからちょくちょく遊ぶようになりましたの」

美琴「黒子、アンタ、こいつのこと類人猿とかって散々こき下ろしてたじゃない!」

白井「嫌ですわお姉様、そんな浅薄だった頃の黒子の事を仰られても……… 過去の自分を引っ叩いてやりたいですわ。当麻さまのような魅力的な殿方、今まで黒子は見たことありませんの」


美琴「う、あ、う………」プルプル

一方通行「上条くン、カッコいいもンなァ」ニッコニッコ

上条「お、そ、そうか? ハハハ、照れるなあ」

美琴「だ、ダメよ! ダメダメ絶対ダメ!! こいつは女ときたら見境のない女ったらしのどうしようもない男なんだから! 黒子に手ぇ出したら許さないわよ!」

上条「何てことを!? 上条さんの尊厳を貶めるような発言は慎んでくれませんか!?」

白井「そうは仰られても……お姉様が構ってくれなくなった今、黒子の心の隙間を埋めてくださっているのは当麻さまですの。 ……お姉様は、黒子に無為な日々を過ごせ、と仰るつもりですの?」

美琴「そ、そういうつもりじゃ……!」アセアセ

白井「さ、当麻さま。お買いものの続きいたしましょう? それではお二方、御機嫌よう」

美琴「あ!? ちょっと待っ」

一方通行「美琴ちゃン、上条くンは、どうしようもない男なンかじゃない」ムス

美琴「あ、あっくん!? 違うのこれは、これは………!」オロオロ

上条「じゃあなー」

美琴「あ、あぁーーー!?」



~~~~~~



美琴「」ズーン

一方通行「美琴ちゃン、どうしたの? お腹、痛い?」

美琴「ウソ……何で……アイツ………」ブツブツ

一方通行「??」

美琴「(もしかして、このまま黒子とアイツがつつつ付き合ったりしちゃったり……)」

一方通行「ン~~~~~」←考え中

美琴「(そうなっちゃったら、どうしよう…… これからどうしたら……)」

一方通行「ン~~~~~~…………!」←閃いた

美琴「(こうなったら、黒子を亡き者に………)「美琴ちゃン」……え?」

一方通行「美琴ちゃンは、やきもち、焼いてるンでしょォ?」

美琴「や、き……? んななななそんな訳無いじゃない! アイツのことなんか別に……!」

一方通行「」デコピン



美琴「あうっ!?」

一方通行「自分の意見はしっかりと言わなくちゃ、仲良くなれないンだって。ミサカちゃンが言ってた」

美琴「あっくん……」

一方通行「オレも、最初は自分から友達になって、って言えなかったけど、今はちょっとはできるようになったンだァ。やきもちだって、言わなきゃ、わかンないンじゃないかな。オレは、ミサカちゃンに言われるまで、わかンなかったし」

美琴「………」

一方通行「皆、美琴ちゃンのこと、好きだもン。仲良くしよう、って言えば大丈夫」

美琴「……仲良く、か。そうよね、少しは素直になんなきゃね」

一方通行「うン。がンばって」

美琴「うん、そうしてみる……… なんか、あっくんにこうしてお説教されるのって、新鮮ね」


一方通行「えへへへ だって、オレ美琴ちゃンより、お兄さンだもン」フンス



美琴「」ブシュッ!



一方通行「え、ええ!? どォしたの!?」オロオロ

美琴「(お兄さん振るあっくん………これは新世界ね………うへへ イヤダメよ、こんなことだから黒子をほったらかしにしちゃったんだから…… でもカワイイ……! あっくん分を増やせばアイツが黒子と……でもカワイイ………! チュッチュしたい、ペロペロしたいぃぃぃ!)」ドクドク ハァハァ

一方通行「」ゾクッ!


~~~~~~~




上条「……こんなもんでよかったか?」

白井「ええ、ご協力感謝致しますの」

上条「これで、少しは治まるといいけどな、御坂」

白井「とりあえず、お姉様の気持ちは揺さぶれたとは思いますの。後は、少しずつ治療できたらよいのですけど」

上条「そうだな。オレも、出来ることなら協力するからさ。遠慮なく頼ってくれよ?」

白井「それには及びませんの。本来あなたは、お姉様と黒子の蜜月を邪魔する存在。今回がイレギュラーだったということをお忘れなく」

上条「ハハハ……… でも、調子が戻ってきたみたいで良かったよ。御坂、元のお姉様に戻るといいな」

白井「ええ、言われずとも黒子がなんとかしてみますわ。 ………それと、本日はありがとうございます。あなたには関係のないことでしたのに……」ペコリ

上条「関係ないってことはないだろ。御坂は友達だし、それに白井が辛そうにしてるところ放っとけないよ。 白井と腕も組めたし、な? 役得役得」ニカッ

白井「………あの、訂正、してよろしいですの?」

上条「ん?」

白井「やっぱり、何か困ったことがあったら、相談してしまうかもしれません、の」

上条「……当然だろ。いつでも連絡しろよ? じゃ、またな」


白井「ええ。また今度………当麻さん」


終わりです~        リハビリのような出来ですが、読んでいただけたら幸いです。


今月から来月にかけて仕事が忙しくなる為、投下速度が著しく低下すると思われます。

まだちょいちょい書きたいネタがあるので、恐らく今スレで終わらせられませんが、
引き続いて読んでいただければ嬉しくて漏らします。



それでは失礼いたします

もはや麻薬だな
シンナー吸いながら覚醒剤打ってるようなもんか

精神異常状態で大量の血を流しながら
あっくん連れ回しながら上条さん追っかける御坂か……

学園都市に常識は通用しねえな

みさきちはまだかね

お久しぶりです。 投下致します。





ウィーン


一方通行「いつものコーヒー、無かったなァ」トコトコ

一方通行「これ、あンまり好きじゃないンだけど……ないよりいいか」トコトコ


オーイ

一方通行「(この前見た『怪人緑マント』は帰ってから、怖くてミサカちゃンに電話してお話に付き合ってもらっちゃったし)」トコトコ

オーイッテバ

一方通行「(うう、思い出したら、ちょっと怖くなってきちゃった。早く帰r)「おーい!」わっ!?」ビクッ!!

?「おーい! ってやっぱり! やっと見つけた!ってミサカはm」バッ!




一方通行「うわァァァァああァァ!! 怪人チビ毛布ゥゥゥゥゥうう!!」ダダダッ!!







一方通行ハウス、寝室




一方通行「うう………」プルプル

一方通行「(なンだったンだろ、さっきの…… まさか本当に怪人? 夜中に毛布引きずって徘徊してるなンて、どう考えても普通じゃないし)」モウフカブリ

一方通行「(怖くて眠れねェ………ミサカちゃンに電話しよォかな)」ピッ

オカケニナッタデンワハデンゲンガハイッテイナイタメ・・・

一方通行「あれ、でな「今、妹達は手がふさがってるよ?」」ヒョコ

一方通行「ひっ―――!!???」

?「あの子達は今、最後の詰めにかかってる最中なのだ、ってミサカはミs」

一方通行「うひゃァァァァァあああ!!??」ドンガラガッシャン!

?「うわっ、凄い転がり方!?」

一方通行「うううう、悪霊退散妖怪退散ンンン!! ミサカちゃン、おやぶン、助けてェェ」メソメソ

?「………そんなに怖がられると流石にショックだったり、ってミサカはミサカはガックリ肩を落としてみる」ハア


一方通行「オレなンか食べても、ガリガリだから美味しく無いですゥ! 好き嫌い多いから、栄養だってないから食べないでェ!!」ガタガタ

?「ミサカは食人趣味なんてないよ? ってミサカはミサカは部屋の隅っこで丸まっている一方通行にゆっくり近づいてみたり」

一方通行「コーヒーも一日3本までにするし、たまにはブロッコリーだって食べるからァ! だから許してェ!」ガクブルガクブル

?「確かにコーヒーは減らした方がいいかも………っていい加減ミサカのお話聞いて! ってミサカはミサカは耳元でシャウト!」

一方通行「ひィィィい!?!? …………ミサカ?」

?「やっと伝わった! ってミサカはミサカは毛布からひょっこり顔を出してみる!」パサ

一方通行「………え? ちっちゃいミサカちゃン?」

?「初めましてだね。ミサカの検体番号は20001号、打ち止めって言うんだよ、ってミサカはミサカは笑顔で自己紹介!」






一方通行ハウス、ダイニング




一方通行「えっと………打ち止めちゃン、だっけ?」

打ち止め「うん、『妹達』の最終ロットで作られたのがこのミサカ、打ち止め! ってミサカはミサカはもう一度自己紹介!」

一方通行「でも、『妹達』は全部で20000人じゃなかったかァ? 1か月前に会った20000号ちゃンも、自分が最後って言ってたぜェ?」

打ち止め「それがね、絶対能力者進化計画がいつまでたっても開始されないから、研究者達も焦り始めたみたい」

一方通行「?」

打ち止め「今は世界中に散っている『妹達』だけど、また呼び出して実験をさせようとしているの、ってミサカはミサカはすっかり忘れられていた実験を掘り返してみたり」

一方通行「! ………実験、やりたくない」

打ち止め「うん、それはミサカ達も一緒。だから、『妹達』に実験開始の強制コードを流して、無理やりあなたに実験をやらせようとしたの。そのコードを流す役割が上位固体であるこのミサカ、最終信号。その為にミサカは作られたんだ、ってミサカはミサカは出生の事実を語ってみる」

一方通行「じゃあ……実験、始まっちゃうの?」


打ち止め「そのはずだったんだけど………あるミサカがその情報を事前にキャッチして、それがMNWに流れたのが1日前。培養液に入っていたミサカを引っ張り出して、強制コードをミサカにインストールする前に逃がしたのが今日の夕方なの。だからミサカは他のミサカに比べて小っちゃいんだけど、ミサカが実験開始の指示を出すことも無いんだよ、ってミサカはミサカは掻い摘んで説明したり」

一方通行「………本当?」

打ち止め「うん! 皆、あなたに実験なんかやらせない、って学園都市にいるミサカ全員で研究所に総攻撃をかけたんだよ、ってミサカはミサカは胸を反らしてみる!」

一方通行「え………皆、無事なの? ケガ、とかしてない?」

打ち止め「大丈夫! お姉様とか第2位さんとか、他にもちょっと怖そうなお姉さんと、すごいパンチの人にも手伝ってもらったから、ってミサカはミサカはレベル5が4人も協力してくれた事実をアピール!」

一方通行「美琴ちゃン、垣根くン……沈利お姉ちゃンに軍覇くンまで……」ジーン

打ち止め「みんなみんな、あなたが大好きなんだね、ってミサカはミサカはあなたが沢山の人に大切に想われてることを実感したり!」

一方通行「………うン」




打ち止め「という訳で、今は事後処理の最中で、ミサカは念のため一晩は安全なあなたの所に逃げてきたんだよ、ってミサカはミサカは暗に泊めて欲しいことをあなたにアピールしてみる!」

一方通行「うン、それはいいk」

打ち止め「わーい! ってミサカはミサカはあなたにダーイブ!!」ビョン!

一方通行「わ!?」ギュッ

打ち止め「あなたのお家にお泊りの第1号だね! ってミサカはミサカはあなたの腕の中で大はしゃぎ!」

一方通行「あわわ、ちょっと、暴れないでェ。えっと、今風呂沸かすから。お腹は空いてねェ?」

打ち止め「………」ジー

一方通行「な、何?」

打ち止め「やっぱり、あなたは優しいね、ってミサカはミサカはMNWの情報が嘘偽りないものだった事を実感したり!」

一方通行「そンなことねェよ…… 優しいのは、周りの皆でオレは臆病なだけで」

打ち止め「ううん。皆あなたのそんな優しいところが大好きだから、あなたの周りに人が集まるんだよ」

打ち止め「00001号と楽しそうに遊ぶあなたが好き。00098号の頭を撫でてくれたあなたが好き。02981号に服を買ってくれたあなたが好き。09982号の髪形を褒めてくれたあなたが好き。14510号に綺麗な夕日を見せてくれたあなたが好き。18264号にからかわれてちょっと困った顔で笑うあなたが好き。20000人全員の顔を覚えてくれてるあなたが好き。少なくとも、ミサカ達は全員優しいあなたが大好きだよ」

一方通行「っ………」

打ち止め「だから、このミサカともいっぱいいっぱい仲良くしてね、ってミサカはミサカはあなたに微笑みかける」

一方通行「………」コクン






後日、とあるファミレス




一方通行「今回は、皆ありがとォ」ペコリ

美琴「いいのよ、妹達の為でもあるんだし」

垣根「実験が開始されて、勝手にレベル6になんてなられたら困るからな」

削板「あんな根性無しの実験、存在自体許しちゃおけねえからな!」

ミサカ「友達ですから。当然の事をしたまでです、とミサカは頷きます。それより……」

麦野「あーくんの為なら、研究所の一つや二つや三つ、潰すなんて朝飯前よ。さっきから気になってたんだけど……」


「「「「「それ、なに(なんです)?」」」」」



打ち止め「♪」onアクセラレータズヒザノウエ


一方通行「打ち止めちゃンだけど……ミサカちゃン以外は知らなかったんだっけ?」ギュッ

垣根「いや、オレ等も写真で見たから知ってるけど……」

麦野「なななななんで、あーくんの膝に………!!!!」

打ち止め「? なんでって?」

ミサカ「あっくんの膝の上に座るなんて、いかに上位個体と言えどやってイイ事と悪い事がありますよ、とミサカはポッと出のお子様に対して敵意を露わにします」

打ち止め「席に着いたと同時にこの人が乗せてくれたよ、ってミサカはミサカは急な険悪な雰囲気に若干怯えてみたり」ビクビク

一方通行「かわいいよねェ、打ち止めちゃン」デレデレ ナデナデ←聞いてない

美サのん「「「んなっ!?!?」」」

打ち止め「んっ、くすぐった~い、ってミサカはミサカは振り向いて抱きついてみたり!」ギュッ!

削板「随分懐いてるじゃないか。可愛いし、あとは根性次第だな!」

ミサカ「すごパちょっと黙れ。 ………あんまりくっついてると、し、食事がとり辛いですよ? とミサカは抱っこちゃん状態の上位個体に忠告します」ピクピク

打ち止め「あ、そうだね、ってミサカはミサカはそろそろ膝から降r「はい、あ~ン」え?」


打ち止め「食べさせてくれるの!?ってミサカはミサカはおっきなお口であーん!」

一方通行「はい」ヒョイ

打ち止め「むぐむぐ……おいしー!」

一方通行「へへへ、よかったなァ」



イチャイチャ



麦野「…………ねえ、今からでもあのガキ返品してこない?」

ミサカ「奇遇ですねむぎのん。ミサカも調度同じことを考えていたところです」

垣根「いやいやいや!? 何言っちゃってんのお前ら!!??」

麦野「うるっせぇな!! 妹キャラだけはどうしよぉもねぇんだよ!! ……いや、垣根。テメェの能力ならもしかして私を10歳くらい若返らせることだって……!」

垣根「オレの未元物質にだって最低限の常識はあるんだよ!!」

美琴「幼女と戯れるあっくん………アリね」ハァハァ

ミサカ「くっ………まさか、こんなところで新しい敵が………! あ、あっくん、ミ、ミサカも、その」

一方通行「口、汚れてるぞォ?」フキフキ

ミサカ「あの、あ~ん、を……」

打ち止め「ん、ありがとう!ってミサカはミサカはあなたにお返しのあーん!」

一方通行「ン? あ~ン」パクッ

打ち止め「えへへへ」

一方通行「むぐむぐ…… へへっ」

ミサカ「…………グスン」

麦野「ムリじゃねぇんだよ! やれっつってるんだよぉぉぉぉぉ!!!!」

垣根「何!? お前未元物質をなんだと思ってるの!?!?!」

美琴「お兄ちゃん属性のあっくんも、やっぱりいいわね」ハァハァボタボタ



ギャーギャー!



削板「………お、茶柱が立ってる」ズズー



終わりです。

怪人チビ毛布は、pixivの弱気一方さん漫画よりお借りしました。この場を借りてお詫びいたします。


>>873
廃人フイタw

>>877
何そのホラー

>>879
みさきち、漫画でも原作でももっと出てきてくれれば………



本日はこれで終了とします。 デレ一方さんでした。

打ち止めが出せたので、あともうチョイ書けるかな……と。 早くあの彼女も書きたいです。

あとフレンダも。

それでは、失礼します。

失礼しました
>>885 をこれに差し替えでお願いします  失礼しました




ウィーン

一方通行「いつものコーヒー、無かったなァ」トコトコ

一方通行「これ、あンまり好きじゃないンだけど……ないよりいいか」トコトコ


オーイ


一方通行「(明日は絹旗ちゃンと理后ちゃンと映画かァ………怖いのじゃないといいな)」


一方通行「(この前見た『怪人緑マント』は帰ってから、怖くてミサカちゃンに電話してお話に付き合ってもらっちゃったし)」トコトコ

オーイッテバ

一方通行「(うう、思い出したら、ちょっと怖くなってきちゃった。早く帰r)「おーい!」わっ!?」ビクッ!!

?「おーい! ってやっぱり! やっと見つけた!ってミサカはm」バッ!

一方通行「うわァァァァああァァ!! 怪人チビ毛布ゥゥゥゥゥうう!!」ダダダッ!!




ちょっと予定より早くなりましたが、投下します。

今回はR12くらいの内容です。微エロが入るので、苦手な人はすみません。




フレンダ「じゃ、またねラビット」

一方通行「うン。じゃあ、いつもの」

フレンダ「あ、あぁ、そうね。じゃあ顔wむぐっ!?」

一方通行「ン、チュ、ハム、ン……」

フレンダ「!?!? ん、ん、んンっ!?!?」ジタバタ

一方通行「む、ン……」

フレンダ「ん、ンぅ、あ、ら、ラビッ…」

レロッ

フレンダ「ん―――!?! ん、ん、あ、むぐっ!? ん、ん、んんぅ!」ビクン!

一方通行「っぷはァ」

フレンダ「っはぁ、はぁ……ラビッ、ト……?」ポワーン




一方通行「こうしたかったンだろォ? フレンダ」

フレンダ「な……!? そ、そんなことnむぅっ!?」

一方通行「チュ、チュ、レロ」

フレンダ「ん、あ、んンっ、ハァ、だ、めェ、んんっ!」

一方通行「フレンダ、可愛い。ンンっ」


チュ~~!!


フレンダ「ん、ん、んンんん~~~~~――――――!?!?!?」ビクゥッ!!






ガバアッ!!

フレンダ「はあ、はあ………」

チュンチュン

フレンダ「夢……………? はっ!?」

フレンダ「(なななななんちゅー夢を………!!!! わ、私がラビットとあんなこと………!!!/////)」バタバタ

フレンダ「(どんだけ欲求不満な訳!? 舌まで入れられて、あんな濃厚な………!! あ。)」


ゴソゴソ



フレンダ「………シャワー、浴びなくちゃ////」







第七学区、ショッピングモール





絹旗「ふ~ふふふ~んふ~ん♪ 超楽しみですねえ、フレンダ?」

フレンダ「………はあ」ボケー

絹旗「……フレンダ?」

フレンダ「………」ボケー

デコピン!!

フレンダ「あたっ!? い、いきなり何するのよ!?」ヒリヒリ

絹旗「人が話しかけてるのに超アホ面晒してるからです。これから映画だってのになんですかそれは。超バカなんですか? 死ぬんですか?」

フレンダ「う………結局、悪かったわよ。………そんなボケッとしてた?」

絹旗「それはもう。朝から超そんな調子でしたよ。もう超アホ面超えて超浜面でした」

フレンダ「……それは相当って訳ね。………ちょっと、変な夢見ちゃって。そのせいかな」

絹旗「夢? いったいどんな夢なんですか?」

フレンダ「え゛!? し、仕事ミスって、麦野にオシオキされた夢って訳!」

絹旗「ああ……そりゃ、そんな夢見たら浜面にもなりますね」

フレンダ「でしょう? いや~怖かったな~(あんな夢見たなんて、口が裂けても言えないって訳)」




絹旗「それはそうと、もうちょっと超しゃんとして下さいよ? 今回の映画はフレンダの希望を取り入れてるんですから」

フレンダ「あ、そうだっけ?」

絹旗「そうですよ。本来なら超C級ショートフィルムを観に行くところでしたが、まあ偶にはメジャーなタイトルのも悪くないですし」

フレンダ「C級ショートフィルム……聞くだけで気が滅入りそうね……… じゃ、まあ早速入ろうよ。ちょっと早いけど、席も取れるだろうし」

絹旗「? なに言ってるんですか? まだ超揃ってないでしょう」

フレンダ「え? それtt「あ、おやぶゥン」っっっ!?」ビクッ!

一方通行「絹旗ちゃンも。待ったァ?」

絹旗「いえ、超今来たところです」

一方通行「よかったァ。映画、楽しみだねェ。おやぶンも」

フレンダ「(すっっっかり忘れてたって訳!! どうしようどうしようどうしよう、一体どんな顔して話せばいいのよ!)」ダラダラ

一方通行「? おやぶン?」ポン

フレンダ「ぅひゃいっ!?」ビクッ!

一方通行「わっ!? ど、どォしたの?」

フレンダ「な、んでもない! さっ、映画始まっちゃう訳! 入ろ入ろ!」ツカツカ

一方通行「あっ、おやぶン待ってェ」トテトテ

絹旗「………?」



シアター内




『待って!! 行ったらダメよ! 死んじゃうわ!』  

『わかってくれ。誰かがやらなくちゃいけないんだ』



絹旗「(全米ナンバーワン大作だって言うからどんなもんかと思ったら……まあ、超こんなもんですよね。可もなく不可もなくってとこでしょうか)」ポップコーンモグモグ


『だからって、あなたじゃなくてもいいじゃない! 他の人に任せちゃえばいいのよ!』


絹旗「(この主人公には死亡フラグは立ってないから超大丈夫です。むしろ危ないのはヒロインの父親ですねー)」モグモグ


『行かないで! あなたが好きなの! 愛してるの! だから……』


絹旗「(泣かせようっていう狙いが見え見えです。ここまでテンプレ通りだと逆に超清々しいですね………ん?)」チラ



一方通行「グス……スン」



絹旗「(な、泣いてる……… しかも超ボロ泣き…………私にはもう純粋な心が無くなってしまったというんでしょうか。年上の男性がボロ泣きしてるシーンを批評しながらポップコーン貪ってる私って………)」ズーン

一方通行「グスン…………ァ」

絹旗「?」


『好きだ………』


『私も……… んんっ』


チュッチュ チュッチュ チュパチュパ 



絹旗「(キスシーン……… まあ、定番っちゃ定番ですが……)」


『んっ、んっ、あん、んうぅっ』

レロレロ チュウゥッ!



絹旗「(………の、濃厚すぎやしませんかね。さすがに、ちょっと超居心地悪いです。シロちゃんは………目、逸らしてますね。シロちゃんも居心地悪いんでしょう。フレンダは………)」チラリ



フレンダ「ふぁ…………//// ぁ………ゃ////」モジモジ




絹旗「(顔超赤っっっっ!? それになんか落ち着き無さそうにモジモジしてるし………サカってるんですか?)」


『あ、ふ………く、くははははは!!! まんまと騙されたな!! 吸血鬼である私と口付けをした者は、永劫陽の下を歩けない屍者となるのだ!!!』


絹旗「(超展開!!? 今の今まで吸血鬼なんて出てこなかったじゃ……ヒロインから翼が!? 口角がデビルマンのように………!!!!)」





映画館外




絹旗「まさかの展開でしたね………実はヒロインのみならず敵の麻薬組織なんて全員チュパカブラだったなんて。一般向けの映画って触れ込みの癖に、超C級と言っても問題ない出来でした。監督、ヤクでも打ち出したんでしょうか」

一方通行「オレは、結構好きだったけど。おやぶンは?」

フレンダ「……」ポー

一方通行「おやぶン?」

フレンダ「………へ? あ、あぁ映画ね! 奇抜だったけど、斬新で悪くはなかったんじゃないかなー、あはは////」

絹旗「………顔、赤いですよ」

フレンダ「え!? あ、そう? か、風邪でも引いたかな?///」

一方通行「ホントだ……おやぶン、顔、貸して」クイッ

フレンダ「へっ?」

 
ピト


一方通行「ン~~~、ちょっと、熱いかも」

フレンダ「あ、あわわわわ////(おでこ、くっつけ、って顔、近!?!??!)」

一方通行「もう、今日は帰った方がいいンじゃ、ねェ? おやぶンが辛いの、ヤダ」

フレンダ「う、うん、そうさせてもらおうかな?///」

一方通行「うン。じゃあ、送っていk「私が送ります」え?」

絹旗「女同士、必要なモノとかも超解りますし。それに、フレンダに貸していたCDもあるのでついでに返してもらいに行きます」

フレンダ「え? CDなんt」

絹旗「そうと決まったら善は超急げです。じゃあ、シロちゃんまた今度遊びましょう。では!」ヒョイ

フレンダ「わきゃっ!?」


チョウサヨウナラー!! オ、オロシテッテバ! ハシンナイデ~!


一方通行「?」フリフリ





とある公園





絹旗「ふう。このあたりでいいでしょう」

フレンダ「………いい加減、降ろしてくれない? さっきから周りの視線が痛いって訳」

絹旗「おっと、そうでしたね」ヒョイ

フレンダ「っと。まったく、いきなり何のつもりな訳? いきなり病人抱えて走り出すなんて」

絹旗「病人………ねえ。超本当に、風邪ですか?」

フレンダ「………なんのこと?」

絹旗「思えば、今日会ってから様子が超おかしかったです。昨日電話した時はなんともなかったのに」

フレンダ「う゛。べ、別に、何でもない訳。体調が悪かったからじゃない?」

絹旗「………シロちゃん」

フレンダ「っ!?」ビク

絹旗「シロちゃんと会ってから、それが超更に顕著でした。シロちゃんと何かあったんですか? 事と次第によっちゃ、麦野やミサカさんあたりに相談しなくてはいけないかもしれません。フレンダがまた抜け駆けしている、と」

フレンダ「ちょ!? まままま待って!! それだけは勘弁して!?! 別にやましいことなんてなんにもしてないから!」

絹旗「じゃあ、話せますね。一体、何があったんですか?」

フレンダ「うう………すっごい、恥ずかしいけど………実は―――」







絹旗「―――なるほど。シロちゃんでエロい夢を見たから、気まずくて碌に顔も見れなかった、と。この超ムッツリ」

フレンダ「む、ムッツリって……し、しょうがないじゃん! 好きであんな夢、見たわけじゃないし!」

絹旗「エロい夢見ること自体が既にムッツリです。映画館でも超挙動不審でしたし。キスシーンで興奮して、お、オナニーしていたでしょう。超見ましたよ」

フレンダ「お、お、お、おなっ!?!??!?! し、してないもんそんなこと!!!」

絹旗「本当ですか? 太ももの付け根あたりを超モジモジさせてたじゃないですか。夢を思い出して、サカって始めたんじゃないですか?」 

フレンダ「ちっがぁぁああああう!!!!! そりゃ、結局思い出したりはしたけど!!! ちょこっと濡れちゃっただけで、そんな………はっ!?」

絹旗「え………?」ドンビキ

フレンダ「うあぁぁぁぁああああぁぁああ!?!?!? 今のなし今のなし!!! お願い忘れてぇぇえぇえええええええ!!!!!」

絹旗「大丈夫ですよフレンダ。そんな所構わず発情してしまうフレンダを、私は超応援しています」

フレンダ「キャラ違うから!!! お願い、こっち向いて!! 目を逸らさないでぇぇぇえええええぇぇええ!!!」









後日、ファミレス




滝壺「今日は、仕事の話?」

麦野「ううん。仕事なんかより、あーくんと遊ぶ方が大事だしね。ま、たまにはアイテムで集まっておこうかなって」

滝壺「ふぅん……あれ、ふれんだは?」

絹旗「………煩悩を超鎮めたいからって、高尾山に滝行に行きました」




終わりです。


学生時代ってエロい夢、いっぱい見た気がするんですよね。今はもう枯れてきたんでしょうか。


やっぱフレンダ好きだなあ。楽しいです。


では、次はいつになるかわかりませんが、早く書けるように頑張ります。

レス、いつもありがとうございます。雑談だろうがなんだろうが何より励みになります。

           ミ\                      /彡
           ミ  \                   /  彡
            ミ  \               /  彡

             ミ   \            /   彡
              ミ   \         /   彡
               ミ    \      /   彡
                \    \   /   /
    ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡

     ミ____        \  |.  .| /        ____彡
           / ̄ ̄\|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i|/ ̄ ̄\

          /   / ̄|               || ̄\.   \
        /   /   |〕   帰って来た   .||   ´\   \
       /    │   ..|    帝凍庫クン    ||    |     \
     /    /│    |___________j|    |\.     \
     彡   /  │  ./..|   -―- 、__,        |ト、  | ´\    ミ
      彡/   │ ../ |   '叨¨ヽ   `ー-、  || \ |    \ ミ

            │ / ..|〕   ` ー    /叨¨)  ..||   \|     
    r、       |/   !         ヽ,     || \  \      ,、
     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |    `ヽ.___´,      j.| ミ \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/ 彡..|       `ニ´      i|  ミ |\____(、,二つ
             |  彡...|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i| ミ |
             \彡 |               .|| ミ/
                       |〕 俺の人生は      ||
                  |     終わらねぇ  .||
                  |___________j|

アホ毛御坂妹思い出すからやめてくれ

>>947

                  _,,-‐'' ̄`''- 、,_
.                 /:::::::::::::::::__;;;;;;;;;`ヽ
                 |:::::::::::::/    `''ヾ、 
                 |:::::::::/         ヽ
.                 |:::::::|
.                 |::::::|

               _,,,,,,,,,ヽ::|  _
               /=======ァ^ト┐
               ト=======扣z<ヽ
               人二二二二式 |:.:',  
                 /:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:|  
             |イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| 
         /}}}    Nリ  __   rjノ :|  
       f爪n |jノif}    }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.|  
    -={  j.{=|' ノ   /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八  
      ヽ ノ三 |     jィT∨ヘ/} /\{ \
      -= ヘ王│  _/V,' {」/ / {/ハ

        ',-ヘ! |∠、 V |  |/ 〈†〉 }ノ  '、
        ヽ 乂 } │ {│    │ イ   〉
            \__,xくl /} |     |   |   /
                ∨/ ,'     |  └rー|

                     _,,-‐'' ̄`''- 、,_
.                   /:::::::::::::::::__;;;;;;;;;`ヽ
                   |:::::::::::::/    `''ヾ、 
                   |:::::::::/         ヽ
.           ,.-'"´ `丶、 |::::::|
.          / .::::::::::::::::::::::\|::::|
         /.::::::::/  ̄` 丶、:', ::|_
        l:::::::/     /=======ァ^ト┐
        |::::::l      ト=======扣z<ヽ
        \_ヽ    人二二二二式 |:.:',  
            `   /:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:|  
             |イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| 
         /}}}    Nリ  __   rjノ :|  
       f爪n |jノif}    }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.|  
    -={  j.{=|' ノ   /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八  
      ヽ ノ三 |     jィT∨ヘ/} /\{ \
      -= ヘ王│  _/V,' {}/ / {/ハ

        ',-ヘ! |∠、 V |  |/ 〈†〉 }ノ  '、
        ヽ 乂 } │ {│    │ イ   }
            \__,xくl /} |     |   |   /
                ∨/ ,'     |  └rー| 
こっちのほうがいいのか

                    _,,-‐'' ̄`''- 、,_
.                  /:::::::::::::::::__;;;;;;;;;`ヽ
                  .|:::::::::::::/    `''ヾ、 
                   |:::::::::/  .,.-'"`丶、  ヽ
.          ,.-'"´ `丶、 |::::::| / .::::::::::::::\ 
.         / .::::::::::::::::::::::\|::::| /.:::::/  ̄丶、::::',   
        /.::::::::/  ̄` 丶、:', ::|/::::/      ヽ::ヽ
       l:::::::/      /=======ァ^ト┐      ヾ、
       |::::::l      ト=======扣z<ヽ

         \_ヽ      人二二二二式 |:.:',  
.          `      /:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:|  
              |イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| 
          /}}}    Nリ  __   rjノ :|  
        f爪n |jノif}    }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.|  
     -={  j.{=|' ノ   /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八  
       ヽ ノ三 |     jィT∨ヘ/} /\{ \
       -= ヘ王│  _/V,' {}/ / {/ハ

         ',-ヘ! |∠、 V |  |/ 〈†〉 }ノ  '、
         ヽ 乂 } │ {│    │ イ   }
             \__,xくl /} |     |   |   /    
                 ∨/ ,'     |  └rー|    
三本もあるでよ

                       ヘ(^o^)ヘ  世界を構築する五大元素の一つ、
                         |∧     偉大なる始まりの炎よ
                     /  /

                 (^o^)/
                /(  )   それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり
       (^o^) 三  / / >

 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三    それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり
 ( /

 / く   その名は炎、その役は剣
       顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ!!


 \                    /

   \  丶       i.   |      /     ./       /
    \  ヽ     i.   .|     /    /      /
      \  ヽ    i  |     /   /     /
   \

                                    -‐
  ー

 __        イ ノ ケ ン テ ィ ウ ス         --
     二          / ̄\           = 二
   ̄            | ^o^ |                 ̄

    -‐           \_/                ‐-

    /

            /               ヽ      \
    /                    丶     \
   /   /    /      |   i,      丶     \
 /    /    /       |    i,      丶     \

           ミ\                      /彡
           ミ::::::\                   /:::::彡
            ミ:::::::\               /:::::::::彡
             ミ::::::::::\            /:::::::: 彡
              ミ::::::::::::\         /:::::::::::彡
               ミ:::::::::::: \      /:::::::::::彡
     ________\:::::::::::: \   /:::::::::::/________
    ミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄\::::::|  |::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
     ミ::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::\ |.  .| / :::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
       ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄\/=======ァ^ト┐:::|/ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         /:::::::::::/ ̄ ト=======扣z<::::::| ̄\.:::::::::::\

       /::::::::::::::/:::::  人二二二二式 |:.::| :::: ´\:::::::::::\ 
       /:::::::::::::::│::::::::  /:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:| :::::::::::|::::::::::::::::\ 
    /:::::::::::/ │:::::::::  |イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| :::::::::|\. :::::::::: \

   彡 ::::::/    /}}}    Nリ  __   rjノ :|  :::::| ´\ :::::: ミ
    彡/  f爪n |jノif}    }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.| :::::::::::|    \ ミ  
       -={  j.{=|' ノ   /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八 :::::::::| 
         ヽ ノ三 |     jィT∨ヘ/} /\{ \ ::::| 
         -= ヘ王│  _/V,' {」/ / {/ハ ミ:::::::|

           ',-ヘ! |∠、 V |  |/ 〈†〉 }ノ  '、 ミ/
           ヽ 乂 } │ {│    │ イ   〉
               \__,xくl /} |     |   |   /
                   ∨/ ,'     |  └rー|
MAX毛


                _,,-‐'' ̄ ̄ ̄`''- 、,_
               /:::::::::::::::::::::::::::::::::  `ヽ
.              /:::::::::::::::::::::::::::::::::    `ヽ
              /:::::::::::::::::::::::::::::::::_  _;;;;;;;;;` ヽ
              |:::::::::::::::::::::::::::::::::  /`ヽ::  `''、 
              `|:::::::::::::::::::::::   /   `ヽ _ ヽ
.               |::::::::::::::::::::::::: |       `ヽ:ヽ
.               |::::::::::::::::::::::::::::|         `'' 
               :|:::::::::::::::::::::::::::::::|

               /=======ァ^ト┐:::|
               ト=======扣z<::::::|
               人二二二二式 |:.::|  
                 /:/:{/-|/}/}/-ヾ :l|.:.:|  
             |イ:i:代ナ 弋ナ Ⅶ .:| 
         /}}}    Nリ  __   rjノ :|  
       f爪n |jノif}    }ゝ.└─┘イ:i.:|:i.:.|  
    -={  j.{=|' ノ   /イ:.i:|`r斤ー'>、:|:|八  
      ヽ ノ三 |     jィT∨ヘ/} /\{ \
      -= ヘ王│  _/V,' {」/ / {/ハ

        ',-ヘ! |∠、 V |  |/ 〈†〉 }ノ  '、
        ヽ 乂 } │ {│    │ イ   〉
            \__,xくl /} |     |   |   /
                ∨/ ,'     |  └rー|
太ましい・・・


小ネタ




黒夜「世の中の全ての人間が、仲良しこよしになりてェとか思ってンじゃねェぞ」

一方通行「このイルカさン、カワイイねえ」ニコリ

黒夜「世の中全ての人間が………」

一方通行「海鳥、ってキレイな名前ェ」ヘニャ

黒夜「世の中………」プルプル

一方通行「海鳥ちゃン、って呼んでいい?」

黒夜「………」ギリギリギリ

~~~~~


黒夜「絹旗ちゃァン!? 私に黙ってシロとデートなンて死にたいンですかァ!?!?」

絹旗「まった面倒なのが…… シロちゃンは今日は超映画の日なンですゥ!! 黒夜なンて大好きなイルカちゃンと遊ンでりゃいいンです!!」

黒夜「あ゛ァ!? クッソつまンねェ映画なンか、テメェこそ一人で観てやがれ! シロは私とプライズのイルカちゃン巡りするンだよ!!」


 ギャースギャース!!


一方通行「あ、のォ……3人で映画観てから、ゲームセンター行こォ?」オドオド




小ネタ





ヴェント「科学は嫌い、科学が憎い! だから能力者も敵だ!」

一方通行「えっと、ゴメン……… オレ、第1位だか、ら」

ヴェント「え?」

一方通行「もう、ヴェントちゃンに近づか、ない、から………」グスン

ヴェント「ああああ」アセアセ

一方通行「オレが謝っても、しょうが、ないと思うけど……ヒック」

ヴェント「あ、アンタは別よ!? それに、良く考えたら能力者は関係ないわよね! ほら、ピアスも外したから、怖くないわよ~?」

一方通行「……ホントォ?」

ヴェント「勿論! あー暑い、エアコン点けましょ! 便利な科学は活用しないと損だよな! なんだったら今度、氷のお船にも乗せてあげる!」

一方通行「……えへへ、約束ゥ」ニヘラ

ヴェント「(弟、ゴメン………お姉ちゃんは新しい弟ができるかも)」



なんだこれ

やべ、ageちゃった。

小ネタ過ぎる小ネタ2弾です。 本編には一切の関係はございません。

埋めっちゃっても全く問題ないです。 

   小ネタ




ステイル「」スパー

一方通行「」ジー

ステイル「」スパー

一方通行「」ジー

ステイル「………」フゥー

一方通行「」ジー

ステイル「………なんだい、さっきから人の顔をジロジロと。居心地悪いったらないんだけど」

一方通行「あ、ごめン………タバコ、美味しいのかな、って思って」

ステイル「タールとニコチンのない世界は地獄だ。まったく、世の嫌煙ブームなんて愚かしいと言ったらないね。タバコを規制するくらいだったら酒を規制してしかるべきなのに……そもそも発癌性のリスクというデータも、計算式に都合のいい数を一つ放り込んだだけで―――そもそもニコチンによる影響は決してマイナスだけではなく―――」クドクド

一方通行「あ、え、えっと、じゃあ、美味しいンだ?」アセアセ

ステイル「マナーの悪い喫煙者のために迫害されている現状は全く遺憾に―――ん? まあ、美味しいというかなんというか……百聞は一見にしかず、だ。よかったら一本あげるよ。気が向いたら吸ってみればいい。ホラ、ライターも。僕には必要ないし」

一方通行「え? あ、ありが、とォ………」



一方通行「もらっちゃったけど、どうしよォ………」

一方通行「タバコ吸ってるステイルくンとか、カッコいいし………ちょっとだけ」カチッ スゥー

一方通行「―――ゲホッ!? ゴホッゴホッ!!!  うゥ、煙くて苦しい……全然美味しくn」

ドサッ!

一方通行「あれ、ミサカちゃン?」オ

ミサカ「あ、あ、あ、あっくん、そ、その手にあるものは……?」プルプル

一方通行「あ!? こ、これは違くて……!」アセアセ

ミサカ「あっくんが、ふ、不良になっちゃいました~~~!」ビェー

一方通行「ミサカちゃン!? 違うンだってェ~~~~~!」ワタワタ



この後、あっくんはたっぷり叱られて、タバコの出先を問い詰められた結果、ステイルくん(14)にも親衛隊のお叱り(25倍増し)は及びましたとさ。


未成年者の喫煙は止めましょう。喫煙者も、マナーはしっかり守ってね♪むぎのんからのお願いだぞ(はぁと)  


   

あ、またageちゃった……

小ネタその3です。 ステイルくんがお仕置きされたのは、一方さんにタバコを薦めたのが原因でした。彼がタバコ吸って叱ってくれるのは某ミニ教師だけです。

埋まるまではちょいちょい小ネタ落としておきます。

あっちは雰囲気高校生だけど年齢は小学生
こっちは雰囲気小学生だけど年齢は高校生

たしかにごっちゃになりそうw

アクセラレータ(普通・屋さン・板前等)
アクセロリータ
パパセラレータ
ショタセラレータ
兄セラレータ
主夫セラレータ
親友デキータ
悪戯サレータ
景品にサレータ
ゲスセラレータ
ドSセラレータ
悪セラレータ
百合子
百合子(妹)
百合子(妹達)

ぱっと思いつくだけでもこんぐらいはあるな
自分が知らないSSとかバリエーションとか分類に困るキャラもかなりあるし
一方さんマジカオス

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom