上条「美琴ってMだよな……」(908)

書く

そもそもこれ俺のオナ二ーのためにやってるようなもんなんだよな……

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/09(火) 16:58:41.10 ID:StvxbvKs0
これって二人で楽しむルートと、不特定多数でレイプちっくなルートと
どっちが>>1の嗜好なのか

これみんなはどっちがいい?

わかった、とりあえずsageで

http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268110570/

………
……


上条「しっかしまあ……」

美琴「……」

上条「どうするこれ?こんなに服ぬれちゃったらな……」

美琴「……」

上条「(しっかしすんごい濡れたな……やっぱあの言葉攻めが……)」

美琴「ねえ……」

上条「ん?どうした?」

美琴「ごめん……」

上条「いや、いーって気にすんな」

美琴「……うん」

美琴「……怒んない?」

上条「だから俺も悪かったから気にすんな……」

美琴「違う……」

上条「え?」

美琴「その……他の……人に……」

上条「……っはー」

美琴「っ!」ビク

上条「……だから気にすんなって」

美琴「……」

上条「それともお前は他の人とほんとに寝ちまってんのか?」

美琴「……」フルフル

上条「じゃあ良いじゃねえか、誰だって人に言えない性癖ぐらいあんだろ?」

美琴「……ほんと?」

上条「ああ、だからもう良いって」

美琴「……当麻にもあるの?」

上条「んー、まあな」

美琴「ふーん、そっか」

上条「……聞かないのか?」

美琴「……うん」

上条「……そっか」

美琴「……」

上条「(……ま)」

上条「(……俺はお前を……)」


オナ二ー視姦編 完

ひとつ聞きたいんだけど、VIPって何で規制されたの?

>>40ばいばいサルさんじゃないの??

>>42
さるさんじゃないよ、結構でかく規制されたみたい

あと次からはある程度書きためてから投下するから
見たいネタやシチュもあったら書いといてね

わかった、上琴でいくよ。俺もそっちが良いから
鬱が良い人は悪いけど今回はお引き取りください

美琴「~♪」

上条「~~」

美琴「ねえねえ。これ可愛くない?」

上条「……珍しいな猫のキャラなんて」

美琴「えー、そうかしら?猫も好きよ」

上条「……触れねーってのに?」

美琴「むー」

上条「……はは、怒んなって」

美琴「むー」

―――――――――――――――――

上条「ちっとトイレ行ってくるわ」

美琴「うん、じゃここで待ってるね」


上条「(……ああいうとこはまだまだお子様だな)」

上条「(……猫……か)」

上条「(……!……)」

sage

美琴「……遅かったじゃないの」

上条「んー、ちょろっとなー」

美琴「……、何か引っかかるわね。まあいいわ、行きましょ」

上条「はいはーい」

美琴「……?」

―――――――――――――――――

美琴「んー、疲れたわねー」

上条「そうでございますね」

美琴「……ん」スリ

上条「……」ギュ

美琴「……ふふ」

上条「……なあ」

美琴「……何?」

上条「これ……付けない?」ス

美琴「……」

上条「……」

美琴「……首輪ですか?」

上条「……首輪です」

美琴「……」

上条「……」

美琴「……ねえ、なんでこんなことばっかするの?」

上条「……イヤ?」

美琴「……」

上条「オマエがイヤならやめる……」

美琴「イヤ……、ってワケじゃないけど……その……」

上条「……」

美琴「何で……かは、聞きたいかな」

上条「……んー、まあ、見たいからかな。これ付けたオマエが」

美琴「……そう」

上条「……うん」

美琴「……、まあ良いわ。かしてそれ」

上条「はいよ」

美琴「ん……カチャ どう?セクハラ大王さん?」

上条「うん、やっぱ俺が選んだだけあって似合ってるぞ」

美琴「そ、全然嬉しくないけど。アリガト」

上条「……ああ」ナデナデ

美琴「……ふみゅ……」

上条「……」サスリサスリ

美琴「……あ……」

上条「……」チュ

美琴「……ん……」

上条「……なあ、首輪つけてるってことは俺がオマエの飼い主ってことになるんだよな?」

美琴「……知らないわよ。そんなこと」

上条「じゃあ、別にそれで良いってことだよな?」

美琴「……好きにしなさいよ。変態セクハラ魔神」ギュ

上条「ずい分とまあ、躾のなってない猫だこと。……、そいじゃ好きにさせてもらうわ」グイ ポス

美琴「あっ……」

上条「……」チュ

美琴「ん……」

上条「……美琴、手」

美琴「え?」

上条「手だよ、手。この間みたいに縛るから。躾けるんだし、暴れたら困るだろ」

美琴「……痛いのは」

上条「しない……」

美琴「……わかったわよ、はい……」

―――――――――――――――――

美琴「んっ……ふっ……あっ……」

上条「……」クチュピチュ チュ

美琴「(さっきから、ずっと……)」

美琴「(……胸も、足も、首筋も、脇腹も……)」

上条「……」チュウチュル

美琴「(でも……)」

美琴「……ねえ?なんで……」

上条「……ん?」

美琴「……なんで、あそこは……」

上条「なあ、あそこってなんのことだ?」

美琴「……それは」

上条「はっきり言ってくんなきゃわかんねーよ。読心能力なんてないんだから」

美琴「……っく」

上条「……泣いたってわかんねーよ。」

上条「(ちょっとやりすぎたか……)」

美琴「……ここ」ス

上条「!……」

美琴「ここ……も、舐めて」

上条「ああ……」チュ

美琴「んっ……」

チュ クチュ ピチャ チュルチュ(ry

美琴「んんっ、ああっ……ふあああ!」

チュウウウウウウウウウ

美琴「やあんっ、ああっ、ダメっっ!」

上条「!」

美琴「あああんん!ふきゅううっっっ」ビクビク

上条「ふう」

美琴「はあ、はあ、ふう……」ビク

上条「……」ス

美琴「ふえ?」

クチュ

美琴「ま、待って」

クチュクチュ

上条「……」

美琴「い、今イったばっかだか、らあ!?」

クチュクチュクチュクチュ

美琴「あ、ああっっダメえっっ」

上条「……いいよ」

美琴「っ、っっ、ああっっあああああっっっいやあっっっっ」ビクビクビク

シャアアアアア

美琴「み、みない、で……ウッ」

上条「……」

美琴「あ、あ、や、だ……」

上条「……」ス ダキ ヒョイ

美琴「ふえ?」

テクテク カチャ ス

上条「ほら、シャワー浴びろって」

美琴「なん、で?」

上条「何がだ?」

美琴「……ヤダ、って……言った、のに」

上条「……ごめん」

美琴「……うん」

―――――――――――――――――

美琴「……ていうか、なんで一緒に入るのよ……」

上条「いや、なんていうか……、ノリ?」

美琴「もう……、それとそれどうにかしてよ」

上条「いやこれは……まだ出してないし……」

美琴「……」

上条「……」ジー

美琴「……もう」ス

上条「お?」

美琴「シテほしいんでしょ?」

上条「良いの?」

上条「(いつもはイヤがるのに……)」

美琴「良いのよ。アンタ私のご主人様なんでしょ?」

上条「(いや、飼い主だけど……ま、同じか)」

美琴「ん、ちゅ……あむ」

美琴「(ん、相変わらず変な匂い……」)」

美琴「ちゅ、ちゅる、ジュルう、むちゅ」

美琴「(これってすごい屈辱的なのよね……)」

上条「……」

グイ

美琴「んんっっ!?」

美琴「(ちょっっ、頭、つかんでっ!?」

美琴「んんぐっっ、がっっんんんっっっ」

美琴「(くるっっ、しいっっ)」

上条「ハーハー」グイグイ

美琴「んぐっっ、んぐっっ、んうっっ、っっぐ」ゾクゾク

上条「もう……」

美琴「んっっ、んっっっ、んんっっっ、っんっ、んんんんんっっっ」ビク

上条「出るっ」ドピュ

美琴「んんんんんっっっ、んんんんんんんんんっっっっ!!」ビクビク

上条「ハアハア」

美琴「(……ああ)」

上条「美琴……」

美琴「(…………私、イっちゃった……)」

………
……


上条「……」

美琴「……ねえ」

上条「ん?」

美琴「……最後は、抱きしめて」

上条「……」

美琴「アンタのしたいことシテも良いからさ……最後はちゃんと優しく抱きしめて」

美琴「気持ちいいキスして……」

美琴「それで好きだってちゃんと言って……」

美琴「そしたら……」

上条「……」

美琴「……ね?」

上条「……わかった」ギュ

美琴「……」ス

「」

美琴「(そしたら……平気だから)」

上条「好きだぞ、美琴。大好きだ」

美琴「うん」

美琴「(……不安じゃ……なくなるから)」


首輪編 完

次はもうちょい明るい直球エロにしとくわ
ネタあったら書いてね

どうやったら美琴に目の前でおしっこしてもらえるかな?

上条「……おーい、美琴ちゃん」

美琴「……」

上条「みーこーとーちゃん」

美琴「な、何?」

上条「……違うでしょ」

美琴「……うう」

上条「なんて言うんだっけ?」

美琴「(何で?……)」

上条「ん~?」

美琴「……っく」

美琴「……な、何ですか?上条先輩」

上条「……うむ」

美琴「(何でこんなことに……)」

次はこれで書くわ、でももう寝る
なんかこれでネタ思いついたら書いといて

ところで、
体格がビリビリより年上で性格悪そうなミサカワースト(ミサカクローン20002号)
「御坂妹を1万人も虐殺してるくせにガキ一匹の命で全部チャラになるとでも思ってんのかぁ?幼女趣味の変態。」
一方通行「うぐ・・・tjgr殺jgptj!!」黒い翼発動
ミサカワースト(ミサカクローン20002号)「ぎゃああ」アボーン

一方通行「頼むから誰か打ち止めを・・・」
通りすがりの上条「おい、テメェふざけんじゃねーよ、打ち止めは助けることができるのは世界でたった一人、お前しかいねーんだよ!!!」
一方通行「うるせぇ・・・mjtjh弱bmtr!!!!」黒い翼発動
上条「頑張れよ諦めんなよ!!」幻想殺しならぬ神殺し発動

一方通行「すまねぇ・・・お前の言葉で目が覚めたぜ上条!」
上条「よっしゃ!俺についてこいよ一方通行!」
一方通行「おうよ!」
御坂が上条の事を調べまくる「よっしゃあたしもロシア行くで!」学園都市のジェット機パクってロシアへ。

魔術と科学が交差した時、物語が始まる

もうすぐ投下する

美琴「ねえ、見つかったらまずいんじゃないの?一応私部外者だし、アンタの学校だからって」

上条「大丈夫だって、今は人いないし」

美琴「……、それにこの制服……」ジー

上条「違う、ちがうって!そんなんじゃないから!使われてないやつがあったからもらってきたの!」

美琴「……、それに短パン……」

上条「うちでは短パンは認めません」

美琴「……む」

上条「それから言葉遣いには気をつけようね……、御坂さん」

美琴「……、はい……、それで今日はここでなにするんですか?……」

上条「……勉強、見てくれるんだろ?」

美琴「え?」

上条「……放課後見てくれるって言ってただろ?」

美琴「……」

美琴「……そうですね、上条先輩馬鹿だから。私が見てあげないと」

上条「すいませんね、バカで」

美琴「ふふ、いえいえ」

―――――――――――――――――

上条「……」

美琴「――で――です」

上条「……」

美琴「――、――」

上条「……」

上条「(上条先輩……か)」

美琴「――い?」

上条「(こうしてると本当に同じ学校の生徒みたいだな)」

美琴「――先輩!」

上条「え? あ、ああ何?」

美琴「もう、さっきから呼んでるのに。ちゃんと聞いてるんですか?」

上条「ああ。ごめん聞いてなかった。何だっけ?」

美琴「もう良いです……、それよりもちゃんと勉強してください」

上条「うん」ス

カチャ

上条「あ」

シャーペン「(落ちちまった……)」

美琴「もう……」ス

上条「ありゃりゃ」ス

チョン

上琴「「あ」」

バッ

美琴「ご、ごめんなさい……」

上条「……いや、こっちこそ」

美琴「……」モジモジ

上条「……」

美琴「……」モジモジ チラ

上条「……」ス

美琴「あ」

上条「……御坂、さん」

美琴「……上条、せん……ぱい」

チュ

美琴「……ん……ちゅ……はあ」

上条「……みさかさん……良い?」

美琴「……でも」

上条「大丈夫、今はだれもいないよ」

美琴「……」コクリ

上条「……」チュ

美琴「ん……」

クチュ チュ チュル

美琴「ふあ……ん……あ」

上条「……御坂さん」

美琴「ふあ……はあ……ん」

上条「床の上に手つけてむこう向いて」

美琴「……こうですか?」

上条「……うん」カチャカチャ ス

美琴「……はあ……ふは」

上条「……いくよ?」

美琴「……」コクン

ズン

美琴「ふあっっ、ああぁ、んんっっ」

上条「ん……はあ……、御坂さんのナカすげえ気持ちいいよ」

美琴「ん……そ、そんなこと……言わないでください」

上条「動くよ……」

美琴「あ、まっt」

上条「ごめん、無理」ズチュ スチュ゙

美琴「んんっああっっいいっ」

上条「……ん……はあ」パンパン

美琴「あっっうあ、んあふ」ハア

上条「みさか……ん……」パンパンパン

美琴「(ああ……もうイキそ――

ガラ

美琴「(ウソっ!誰か来た!)」

上条『大丈夫、見回りだ……まだ他の教室見てる』

美琴『で、でも……ここにも』

上条『大丈夫だって、ドア開けるだけだから机の影で見えないよ』

ターン ターン ターン ガラ

美琴『……ホント……ですか?』

上条『ああ、だから……』グチュ

美琴『え?ふあっ』

上条『声……出しちゃだめだぞ』カクカク

美琴『あっ、っっ……っっ』

美琴「(そんな……)」

ターン ターン ターン ガラ

美琴「(もうすぐ……こっちに」)」

美琴『っっっ、っ、んっっ、ぁっ」

美琴「(でも……もう私……)」

ターン ターン ターン ガラ

美琴『~~っっ、ぅっっ、っっっっ』

上条『御坂さん……もう』カクカクカクカク

美琴「(わた……し、も……)」

美琴『っっ、ぁぁっっ、っっっ~~~っっ』

上条『……出るっ』ドピュ

美琴「(イク!――

ガラッ


美琴「(!~~!)」

上条「……」ビクビク

美琴『っっっっっっっ!っっっっぁ』ビクビク

上条「(!、バッカ、オマエ!)」ガ 

美琴『!っっっっ、っっっっ』ビクビク

美琴「(く、苦しい)」

美琴『っっっっっっっ!っっっっっ!』ビク ビク

美琴「(……イイけど……もう……)」

上条『……』ググ

美琴「(だ……め……)」

ピシャン ターン ターン ターン …………

上条「ふいー」パ

美琴「ぷはあっ!はあ、はあ」

上条「オマエなー、危なかっただろ?」

美琴「……」プルプル

上条「……、おい?」

美琴「……死ぬかと思ったじゃないのよバカ!!」

上条「おわあ!」

………
……


美琴「ね、何でアンタの学校つれてってくれたの?」

上条「んー、前から見たいって言ってただろ?」

美琴「……ふーん、制服まで用意して?」

上条「……別に、なんとなくだよ」

美琴「……そ」

上条「ああ」

美琴「……ね、この制服もらっても良い?」

上条「良いけど着るのかよ?」

美琴「……また着てほしい?」

上条「……ああ」

美琴「……わかりましたよ。上条先輩」

上条「……もう良いだろ?」

美琴「何よーアンタから言い出したんでしょ?」

上条「うう、恥ずかしい」

美琴「ふふ……あ、でも」

上条「?」

美琴「……私、当麻って呼ぶ方が好きよ?」

上条「……そうかい」

美琴「それに……御坂さんってよりも……ね?」

上条「……」

上条「……そうだな」

上条「(まったく……)」

美琴「……」

上条「ほんじゃ、帰るか美琴」

美琴「うん♪」

上条「(……敵わねえな、コイツには)」


先輩後輩編 完

短くてゴメンね、明日は遅いからたぶん投下出来ん
金曜頑張ってみる。個人的にハメ撮りで行こうかと思うんだがどうだ?

どこに誤爆したんだよww

>133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/09(火) 18:05:23.04 ID:lF6rZSQ20
>勝手に追い詰められていく感じのプレイを眺める方が楽しそう。

これ書いた人まだ見てたら、ちょっと具体的に聞きたい

>>182
うわ、ほんとに誤爆してる
あっちで不快な思いした人すいません

「……どっちが、気持ちいい?」ヌプヌプ

「あ、はふっ……んんっ……そん、な」

「どっち?」パンパン

「あ、あ、ああっん、や……こ……んんっ……こっ、ち」

「……」ヌチュヌチュ

「とう、ま……んんっ、よりっ……んあ……こっちっ…あ…………きも、ち、いい」

「ふーん、かわいそうだね。トウマ君」グチュグチュ

「あ、や、いわ、ない、で」

「……」パンパン

「あ、ふ、あ、ああ、ん、ふあっ」

「……」パンパンパン

「ん、~~っ、あ、……ふ……んあ」

「……」パンパンパンパン

「ああっ、んっ、……~~っっっ、あ、あ、あ、あうっ」ピク

「……イキそう?」パンパンパンパン

「う、ん…、あう、ああ、ん、ふあ、んんん」

「良いよ、みんなに見られてイっちゃいな」


パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

「あ、あ、あ、あん、あ、ああ、あ、あ、あ、ああ、とう、ま、ああ、あ、あ」ゾクゾク

「………いくよ?」

「ああ、あ、あん、あ、あ、あ、あ、、あ、とうまっっ」

「うっ」ビュク

「ふきゅうううっっっっ、~~~っっっっっっっ」ビクビクビクビク

………
……


『えっちな……こです』

上条「……おお」

美琴「……うう」

上条「いやー、しかし上条さん演技派ですね。はた目には俺って気づかないんじゃないか?」

美琴「……確かに」

上条「……」

美琴「……」

上条「……」

美琴「……ね」

上条「ん?」

美琴「……こ、これホントに人に見せるの?」

上条「……」

美琴「……あの……」モジ

上条「……見せねーよ」ウイーン

美琴「え?」

上条「誰にも見せねえ」バキ

美琴「……ぉ、怒んないでよ」

上条「別に怒ってねーよ……」

美琴「……」

上条「……オマエは」

美琴「え?」

上条「……オマエは……俺のだからな」

美琴「……うん」

上条「……」

美琴「……そっか……私アンタのなんだ」

上条「……ああ」

美琴「……」スリ

美琴「(大丈夫だよ……)」

上条「……」ギュ

美琴「(……ちゃんと、私アンタのだから)」


ハメ撮り?編 完

前半は良かったんだけどな……後半微妙になった。
普通のハメ撮り期待してた人はスマンな

次の希望ある?もうちょい精神的に行くかそれとも肉体的に手を出すか

ほんじゃ次赤ちゃんプレイでいいかな?

ちょっと今回文の形式変えてもイイ?普通にやった方がイイかな?

突然だが子どもを預かることになった。……不幸だ。

まだ幼児らしいが大丈夫なのだろうか?親の人の性格からして激しく不安なのですが……

そんなわけで我家にやって来たのだが、どうにもなついてくれない。

何がそんなに不満なのかといった感じの不機嫌オーラが出ている。

とりあえずスキンシップが大事だろうと抱きしめて膝の上に乗せてあげた。

どうやら効果は上々だ。こちらに体を預けてくるではないか。

なんだか可愛らしく感じてしまったので思わず撫でてしまう。

「ふみゅう」といった声を上げ気持ちよさそうだ。

この子は女の子らしいが、なるほどなかなか可愛らしい顔をしている。

お母さん譲りの髪はサラサラで触っていて非常に気持ちがいい。

クリッとした瞳はこちらにうるんだ視線を送り庇護欲をそそる。

頬にはほんのりと赤みが出ており、鼓動の速さも感じる。

抱きしめている腕が自然と強くなる。

ずいぶんと愛おしさを感じる娘だ。

頬をつついてみる。くすぐったそうだ。

いたずら心と、頬のやわらかさが気持ちいいのとでやめようという気持ちが消えていく。

何故かはわからないが、唇にも触れてみる。やわらかい。

ぺろ、と指を舐めてきた。

特にイヤではなかったのでそのまま放っておく。

ぺろ、ぺろ、と指を舐め続けていたら今度は指をしゃぶり始めた。

ちゅぱ、ちゅぱという音だけが部屋に響く。

指を動かしてみる。

ビク、と驚いたようだが特に嫌がってはいないようだ。

そのまま口のナカで指をグニグニ動かす。

「ふっ……んっ……」と声をあげ一生懸命舌を絡ませてくる。

美琴「ぉ、お尻?」

上条「うん、ダメかな?」

美琴「そんな、お尻って……」

上条「……」wktk

美琴「……う」

上条「……」ジー

美琴「……」

美琴「(お尻ってことは、入れられちゃうのかな……)」

美琴「(そんな……、絶対無理だよ……)」

美琴「(でも、気持いいかも……)」

美琴「(………………)」

上条「なあ」

美琴「ひゃいっ!な、何?」

上条「そんな無理に最初っからしないよ」

美琴「え?」

上条「だからー、痛いことはしないって」

美琴「本当に……?」

上条「うん、だから……」ギュ

美琴「あ……」

上条「良いだろ?」

美琴「……うん」モジ

上条「(うし!)」

上条「んじゃ、早速」ダキ

美琴「え?え?シャワー浴びないの?」

上条「そんなものいりません!」ヌガシ ヌガシ スポポポポーン

美琴「ちょ、ちょっとお――」

チュ

美琴「ん……」

上条「……」グイ クパア

美琴「……ふあ」

上条「美琴、足自分で持ってくれ」

美琴「ん……、こ、こう?」

上条「うん、偉い偉い」

美琴「(こ、こんな……寝っ転がって自分で足抱えてるなんて……)」

上条「……」ジー

美琴「(アソコも……お尻の穴も見られてる……)」

上条「……」ス

美琴「(はずかしいよ……)」

クンクン

美琴「え?ちょ、ちょっと!何してるの!?」

上条「何って、美琴タンのおしりの匂いを嗅いでおるのですが……?」

美琴「そんなこと平然と言うな~~!」

上条「大丈夫大丈夫上条「おお、大きい声出したからヒクヒク動いてる……」

美琴「う……」

上条「そんなイヤだった?なら止めるけど……」

美琴「……イヤじゃないけど……、シャワーも浴びてないし……」

上条「いやそれは問題ない」

美琴「……アンタってやっぱりちょっとどころかかなりの変態よね」

上条「返す言葉もございません……」

美琴「そんなに嗅ぎたいの?」

上条「ああ、美琴の匂い好きだし」

美琴「……そう、なの?」

上条「うん、美琴が制服で寝てる時のワイシャツに匂いとかすごい好き」

美琴「そ、そんなことしてるの?……全く……」

上条「……」シュン

美琴「……良いわよ」

上条「え?」

美琴「だから、その……、お尻の……匂い嗅いでも良いって……」

上条「ホントに?」

美琴「良いって言ってるんだから良いの!」

美琴「(ああ、もう……、私のバカ。これじゃまたアイツのペースじゃない……)」

美琴「(でも……、それがなんか……)」

なんか雰囲気が違う気がする

>>372
残念ながら>>1やで
なんか変だった?

今日も来ないんですか・・・(´・ω・`)
もう・・・もう戻って来ないんでつか・・・(´;ω; `)

あんまり焦らすと怒るぜ! (`・ω・´)
怒ってもいいのか? ん? (´・ω・`)
俺が怒るとパネぇんだぜ!! (`・ω・´)

自分のの続きが思いつかないから俺でよければ軽くなら

とはいえシチュが思いつかないんだけど
ようやく捻り出したのが「罰ゲームで声を出しちゃいけないって言われた美琴にあれやこれや」とか

何かないかね? あんまりハードなのはなしで
言っといてなんだけど俺羞恥プレイはいいけどガチSMはダメなんだわ……

このスレであえて言うけどさ





俺変態ちっくなプレイはダメだ! オナニー視姦とか足コキ程度が限界だ!

当麻「おーい美琴ー、コーヒー飲むかー? インスタントだけど」

美琴「あ、飲む飲むー」

当麻「砂糖とミルクは?」

美琴「アリアリで」

当麻「りょーかい……ほい」

美琴「ありがとー」

当麻「いえいえ」

美琴「何か今日のアンタ、妙に優しいわね」

当麻「そうか?」

美琴「うん」

当麻「いつもは優しくないか?」

美琴「……いじわるな事ばっかり言うじゃん」

当麻「オマエが可愛いからなー。あれだろ、好きな子の事ついいじめたくなるってやつ」

美琴「かわっ……喜べばいいのか悲しめばいいのか微妙ね、それ」

当麻「でもいやいや言いながら聞いてくれてるじゃん」

美琴「しょうがないでしょ、アンタの頼みなんだし……惚れた弱みってやつよ」

当麻「ああもう、ほんとオマエ可愛いなー!」

美琴「ちょっ、いきなり抱きつかないでよ!?」

当麻「嫌か?」

美琴「……そんな訳ないじゃない、馬鹿」

美琴「……あれ」

当麻「どうした?」

美琴「……えっちなことしないの?」

当麻「して欲しい?」

美琴「そうじゃないわよ! 珍しく大人しいと思って」

当麻「まあたまにはこうやってまったりするのもいいだろ」

美琴「……うん……当麻、もっとぎゅってして」

当麻「あいよ」

美琴「――っ」

当麻「ん? どうした?」

美琴「な、んでもない」

当麻「ならいいけど」

美琴「……」

美琴(何で、だろ)

美琴(ん、服、擦れて、感じちゃってる)

美琴(私、こんなえっちな子だったかな)

美琴(条件反射、なのかな。ぎゅってされて興奮しちゃった?)

美琴(何かコイツの思ったとおりに調教されてる気がする……)

美琴(あ……)

美琴(……乳首立っちゃってる)

美琴(当麻がちょっと動くたびに、ブラの上から擦れて)

美琴(でも、もどかしい)

美琴(触っ……てほしい、とか言えないし)

美琴(……はぅ)

美琴(ふ……ん、こく……)

美琴(うわ……つば、出てきちゃった……)

美琴(だめだ、スイッチ入っちゃった)

美琴(当麻がこんななのに……)

美琴(私だって……もっと普通にイチャイチャしたいのに……)

美琴(もっと嫌らしく触って欲しいって思っちゃってる……)

当麻「……」

美琴「……ん、ふ」

当麻「おいおい、あんまり動くなよ」

美琴「だってぇ……」

当麻「……」

美琴「ふぁ……」

当麻「もっとしっかりホールドしとかないとだめかな」

美琴「え――」

ぎゅっ

美琴「ぴ――、っ」

当麻「あ、悪い。強すぎたか?」

美琴「う、ううん。もっとして」

当麻「オマエは今日は甘えんぼだな」

美琴「あ、は、っ……」



美琴(やだ……当麻の触ってるとこ……)

美琴(全部、気持ちいい)

美琴(どうしちゃったんだろ、私)

美琴(まるで……体中が……)

美琴(性感帯みたいに……)

美琴(や、当麻の息が、頬をかすめてるだけなのに)

美琴(それだけなのに……気持ちいいだなんて……)

美琴(うわ、私、濡れちゃってる)

美琴(これって、絶対ショーツに染みついちゃう……)

美琴(短パンの方まで滲みてきてないわよね……)

当麻「……」

美琴「……っ」

当麻「……」

美琴「……ぅ……ぁ」

当麻「……なあ美琴」

美琴「な、何!?」

当麻「ちゅ」

美琴「っ――!? なな、何でいきなりほっぺにちゅー!?」

当麻「何か今日のオマエ、めちゃくちゃ可愛い」

美琴「そ、そう? いつもは可愛くないっての?」

当麻「いや、いつも可愛いけど。今日は特別に」

美琴「……言えない。いや、最初から言えないけど余計に言えない」

当麻「ん?」

美琴「何でもないわよ!」

当麻「何か変だな……?」

美琴「うう……」

美琴(やだ、当麻の唇の感触がまだ残って……)

美琴(一瞬だったのに、こんなにはっきり……)

美琴(熱くなってる……)

美琴(うわ、だめ、我慢、でき……っ)



当麻「……」

美琴「はふ……く、っん……」

当麻「……」

美琴「………………あ、の」

当麻「……はむ」

美琴「――――っ!!」



美琴(――やぁ)

美琴(耳、甘噛みされて)

美琴(私……イっちゃっ……!)

美琴「っ――は」

当麻「なあ、何か凄い調子悪そうだけど、大丈夫か?」

美琴「……大丈夫じゃない」

当麻「お、おい、体調悪いなら最初から……」

美琴「…………当麻」

当麻「どこが悪い? 病院行くか?」

美琴「くすり、ほしい」

当麻「薬? 風邪薬くらいしかうちにはないぞ」

美琴「ちがう」

当麻「違うって、じゃあどんな」

美琴「――とうま」

当麻「え、なん――」





「」

美琴「ん、ちゅ、あむ――っ、はぁ……」

当麻「美琴……?」

美琴「当麻が、薬」

当麻「え?」

美琴「お願い………………して」

当麻「……」

ちらっ

当麻「……32分か」

美琴「え?」

当麻「何でもない。……うお、服くら自分で」

美琴「ごめん、ごめんね。お願い。して」

当麻「うわ、もうびっしょりじゃん」

美琴「そんな事言って、当麻も」

当麻「……オマエが可愛かったからな」

美琴「っ……」

当麻「ほら、せめてベッドで、な」

美琴「ごめん、なさい」

当麻「いや、ベッドじゃないとさ……」

美琴「え?」

当麻「ちょっと今日は抑えが利かないと思うから」

美琴「……あは」

当麻「ほら、来いよ」

美琴「当麻」

当麻「ん?」

美琴「お願い――壊れるくらい、めちゃくちゃにして」

ってわけで学園都市特製超即効媚薬でした。自分で書いてて何だけど鬼条さんぱねぇ
本番? >>1はまだですのー!?

(*´∀`)=σ)´Д`)プニプニ

優しくいじめるのが個人的には好き。真っ赤で涙目になって無言で見つめられたりすると、くる
痛めつけるのはだめだ……

ゲコ太に仮装した上条さん…もとい、ゲコ条さんとセクロスってのはどうだろう?

>>457
美琴さんならお面で十分だろ
 
─────とある縁日
 
美琴「ゲ、ゲコ太!ゲコ太とゲコ美のお面が!」
 
当麻「・・・相変わらず妙な趣味だなおい・・・すいませーん」
 
イラッシャーセー 
 
当麻「このカエル一枚ずつ」
 
アリアッシター
 
美琴「あ、ありがとう。あぁゲコ美ちゃん・・・」ウットリ
 
当麻「(どんだけだよ)で、このカエ・・・ゲコ太は俺が被るんでせうか・・・」
 
美琴「も、文句言ってないでさっさと被ったら!?」ドキドキ
 
当麻「(なんだその妙な期待の目線)しょうがねぇなぁ・・・ほら、どうだ?」
 
美琴「!!!!!!!!!!」ズキューン!
 
当麻「・・・?」
 
美琴「・・・・・・」フラッフラ
 
当麻「え?あれちょっと、美琴さーん?」
 
美琴「さ・・・、さ・・・」フラ~
 
当麻「さ?」
 
美琴「最っ高・・・!!」ギュウゥゥゥ
 
当麻「ええぇぇぇぇぇ!ちょっと美琴さん!?美琴さーん!!!」
 
 
ふぅ、自家発電完了・・・

美琴に言わせるんなら
・(お)ちんちん
・(お)ちんぽ
・(お)ちんこ
・その他
どれかね?

美琴「ね、ねえ……、もう、入れてよ」

上条「ん?入れえるって何を?」

美琴「ちょっ……ふあっ、わ、わかって言ってるでしょ!?」

上条「んー?上条さんバカだからわかりませーん」

美琴「うう……」

上条「何を入れて欲しいの?ほら、お願いしてごらん」

美琴「お願いしたら……、ちゃんとしてくれる?」

上条「そりゃあ、もう」

美琴「……むう」

上条「ほれほれ」

美琴「……お」

上条「お?」

美琴「……お、おちんちん……、入れてくだ、さい」

上条「はい、よくできました」

美琴「んっ――――


おちんちんが個人的にはいいと思うの

可愛い無自覚Mは、返り討ちに遭うのを分かりつつも、構って貰えるのが嬉しくて絡みに行く

やや変態な自覚Mは、いじられるという事に関しては大体羞恥しながらもドキドキするが、放っておかれることは耐えられない

正真正銘のドMは、全ての事象を快楽へ転嫁できる

>>501


可愛い無自覚M美琴「お、お仕置きですって?れ、れべりゅ…ンンっ!レベル5にお仕置きなんて偉くなったものね。
              まぁ?レベル5は逃げも隠れもしないし?か、かってにお仕置きすればいいじゃない」

やや変態な自覚M美琴「あ、あんな事したんだから私のことお仕置きしないの?え?しない?
                …ふ、ふーん……ちょっと!かわいい彼女が道を外さしそうになってるのよ?
                ここは戻すためにお仕置きするべきじゃないの?ねぇってばぁ…」 

正真正銘のドM美琴「えへへ…今日もとうまにひどいことしちゃったね…だから…お仕置きして?
              ほ、ほら…きょ、今日はどの穴を躾るの?後ろ?
              あ、あんたのお陰で出すよりも入れる方が多くなっちゃったんだからちゃんと責任とって…ね?」



ドMにおけるこういう場合のひどいことは往々にして本当にどうでもいいこと

看病モノで読みたいビーム

>>504
ピピッ
上条「38度…結構熱出たな」
美琴「うぅ…頭重いし何もしたくない…」
上条「今日は一日寝てろ。上条さんが面倒見てやりましょう」
美琴「変なことしたら承知しないわよ…zzz」

上条「…火照ってる美琴…興奮する…!」

こうですか?文才なさすぎorz

美琴「…ん…ちゅ…はあ」

上条「…ん…(ちょっといじわるしてみるか)」

上条は美琴の柔らかな乳房をやんわりと揉みしだいていく
だが先端には触れず、ゆっくりと刺激していく

美琴「…ん……と、うま?」

美琴は乳首を触ってもらえず、微妙な快感にもどかしさを感じていたが、
気恥ずかしさから素直に触ってとは言えなかった

上条「…どうした?美琴。触られるの嫌なのか?」

美琴「ち、ちがっ…そうじゃ、なくて…」

上条「なんだよ、言ってくれないと分からないぞ?」

そう言って上条は美琴の太ももをゆっくりと撫でる
いつもはもう秘部を触っているところだが、美琴が自分で言うまで焦らすことにした


美琴「…っ…ん、とうまぁ…」

美琴は物足りないような潤んだ目で見つめてくる

上条「んー、ちゃんといってくれないと上条さんは分かりませんよー?
   ……どうして欲しいんだ?美琴」

まだ乳首には触れず、胸を、太ももを、撫でながらとぼけた様に言う

美琴「……っ、…さ……さわ…って…」

美琴はもう泣きそうだ。だがあと少し

上条「聞こえないなあー、どうしたんだ?」

美琴「…うぅ…当麻の…いじわる…」

ああ、泣いてしまった

上条「美琴…?」

美琴「…ちゃんとっ…触って…!」

上条「…よくできました」

そう言うと上条は、美琴の乳房の突起を口に含み、秘部に指を入れた
すると美琴の身体がビクッと震えた
ようやく訪れた快感に、美琴の目からは涙がこぼれ、秘部からは大量の愛液があふれた

美琴「あっん、ふ……と、ま…気持ち…い…い
   もっと…触って…」

上条「かわいいよ、美琴…」



俺「…ふう」

SM物で看病イベントとか鬼畜だろwwww書き手側的な意味でwwwwww

>>509改変させてもらうぞ


上条「38度か……今日は安静にしとけよ、面倒見てあげるからよ」

美琴「うぅ……頭重いぃ……ボーッとするぅ……」

上条「全く……まぁ、いいや。ちょっと待ってな」

上条「よっ、と」チャプ…ギュゥ

上条「ほら、ジッとしてな」

美琴「うぅう、濡れタオルがこんなに気持ちいいなんてぇ……」ヒンヤリ

上条「なんか、して欲しい事はあるか?」

美琴「なんか、妙に優しいわねぇ……裏でもあるのぉ」

上条「病人に手を出すほど、上条さんは鬼畜じゃありません」

美琴「あっちの時はすごいサドなのに……ばか///」ボソッ

美琴「それじゃぁ、お粥食べたい。卵使ったやつ」

上条「はいはい、待ってろよ」チャプ……ギュゥ

上条さんの妙に優しい看病は続く

なんか始まってたしにたい

続ける気はナウい!

ちなみに俺も続ける気はナウい!

>>516
こんなに期待されてるお前がうらmうらやましい

とある夜のこと


美琴「ちょ、当麻、恥ずかしいってば…」

もう美琴の服を脱がすのは手馴れたものだ
そして上条は美琴の制服のリボンで美琴の両手を縛った

上条「今日はいつもとちょっと違うことしようぜ」

そう言うと上条はどこからか蜂蜜を取り出した

美琴「……?」

美琴は何をするのか分からないようだ。まあ当たり前といえばそうだろうが

上条は今日の朝食べた食パンに蜂蜜をかけて食べていたときにふと思ったのだ
(美琴に蜂蜜かけて食べたらおいしいのかなあ…)
こんなことを思いつくあたり上条はすっかり変態の域に達してるのだが、変態は自覚がないから変態なのだ
そんなわけで、上条は夜になるのを楽しみにしていた

上条「…今日の美琴は蜜たっぷりの花で、俺はミツバチってことだよ」

美琴「もっと分かんないわよ…馬鹿」

上条「いいから、俺に任せとけ」

上条は手に持った蜂蜜のボトルを傾け、グッと力を入れた
蜂蜜がボトルから流れ出て、美琴の胸のふくらみの頂に落ちた

美琴「ひゃっ…冷た…」

蜂蜜は胸を流れて、シーツに染みを作っていった

美琴「…んっ…」

美琴は蜂蜜のなんともいえない感覚に少しだけ快感を覚えた
ローションを使ったらこんな感じなのだろうか

上条はそんな美琴をニヤニヤしながら見ていた
そして両方の胸にかけ終わった後、やんわりとふくらみを揉みしだきながら、蜂蜜を広げていった

美琴「ひゃうっ…と、当麻…」

上条「ん?どうした美琴。気持ちいいのか?」

どんどん蜂蜜の甘い香りが広がっていく
同時に美琴の身体も火照っていく

上条「もうここビンビンだぞ…。やっぱり美琴は感じやすいんだな」

上条の言うとおり、美琴の胸の突起はもう硬くなっていた
そして上条は突起を口に含み、硬くなったそれを舌でころがした

美琴「っ…はあ、んっ…や、あ」

ザラリとしたその感覚に美琴は電気が走ったような気がした

上条「うわ、すっげー甘い…こりゃもっと舐めないとダメだな」

そう言うと上条は再び突起をいじりだした
舐めたり、吸ったり、もちろんもう片方の胸を弄るのも忘れない

突起を甘噛みすると、美琴の身体がピクンッと反応した

上条「美琴…かわいい」

美琴「あん…きもち…い…当麻ぁ」

上条「(そろそろいいかな)」

上条は胸も弄っていた手を滑らせ、下へ手を伸ばした
美琴の秘部はもうぐっしょりと濡れていた
いつもと違うことをしたせいか、普段よりも濡れている

上条は再び蜂蜜のボトルを手に取り、グショグショになったそこに蜂蜜を垂らした

美琴「ひゃ…あ、ん…」

上条は蜂蜜をかけてさらにぐちょぐちょになった秘部をかき回した

美琴「んあっ…と、ま……激しい、よぉ」

美琴はビクビクと痙攣しているかのように感じている

上条「美琴…お前のここ、もう蜂蜜なのかお前のなのか分かんねーぞ。そんなに気持ちよかったのか?」

美琴「そ、…そんなっあ、こと、聞かないで…」

上条は真っ赤になった美琴を見てニヤリと笑い、秘部に顔を近づけて

上条「…ここも綺麗にしてやるからな」

グショグショなそこに、ゆっくりと舌を這わせて、そして




俺「…ふう」

これSMじゃねーな

>>512も頼むから続き書けビーム

美琴「ほ、ほんとにこれするの・・?」

上条「うん・・・嫌か?」

美琴「・・・そうじゃないけど・・・」

美琴は戸惑っていた。
元々コイツはちょっと・・・いやかなり性癖の偏ったヤツだとは思っていたのだ。
コスプレでの行為や玩具、目隠しでするといったこともあった。
もちろんそういった事に興味がなかった訳でもないし、
何より愛する男の喜ぶ顔が見れるのだ。嫌なはずもない。

美琴(でも・・・これは・・・うーん・・)

美琴(首輪と・・・手錠と・・・)

そんな美琴の目の前には一般的なソフトSMの道具が並べられていた。
何度か使用した覚えのあるものもあり、それだけなら別に抵抗もなかったのだが・・・

美琴(・・・これって・・鼻フックって・・やつだよね・・・)

上条「・・・ダメか?」

不安気にしながらも、窺うようにして顔を覗いてくる。
本当に不安なのはこちらのほうだというのに。

美琴(でもまぁ・・・コイツになら・・・)

美琴「ん、いいよ。それで・・・しよ?」

誰か文才をくれ('A`)
ここまで書いて自分の才能のなさに絶望した!

ある程度まとめてからのほうがいいな。
時間おくれ

うし、ゴミみてぇな続きを投下('A`)

上条「ホントか!?・・・やったッ・・・!!」

美琴(こんなんで喜ぶなんてホント馬鹿なんだから)

呆れつつも、喜んでくれたことはやはり嬉しく、
思わず頬を紅潮させてしまう。

上条「それじゃあ早速つけてやるからな」

美琴「う、うん。優しくしてね?」

そう言ってる間にも、するすると服を脱がされる。
パチッ シュルル
片手でブラのフックを取るなんてどこで覚えてきたのだろう。

上条「・・・やっぱ綺麗だ、美琴」

そんなことを言いながら優しく首筋にキスをするのだ、コイツは。

美琴「やっ・・・!も・・・恥ずかしいよぉ」

上条「つけるぞ」

カチャカチャ パチン
首に赤い革製の首輪、更に後ろ手に交差させるようにした両手をバンドタイプの拘束具で固定される。

上条「痛くないか?」

美琴「うん、大丈夫。どっちもそんなにきつくないよ。・・・動けないけど」

上条「そりゃ動けたら意味ねーだろーよ」

美琴「ふふっ」

上条「じゃあ・・・鼻のヤツ・・・つけるぞ」

美琴「・・・うん」

片方の先端にはシリコン製のフック。・・・まぁ鼻にひっかけるためだろう。
もう片方はおそらく首輪に接続するためだろうか、金属製の金具になっている。
紐はゴム製らしいが、ベルト式になっていてある程度長さの調整がつくようだ。

カチリ、と首輪の後ろに金属の金具をつなぐ音が聞こえる。
紐が頭の上を通り、シリコン製の金具が視界に写る。
そして・・・


上条「よいしょっ・・・と」

美琴「・・・ふ・・ぐぅ・・」

上条「・・・・・・やばいな・・・すげぇぞくぞくする。・・あ、痛くないか?」

美琴「う、うん、大丈夫。でも・・・恥ずかしいよ・・・これ」

上条「似合ってる・・・ってのは変だけど・・・すげぇえろい・・・」

美琴「やだ・・・もぅ・・・いわないでぇ・・・」

上条「そうだ、鏡どこだったか」

美琴「いやぁ!みせなくていいよぉ!」

哀願もむなしく、目の前に鏡を出される。
反射的に目をそらしてしまう。

上条「ほら、ちゃんとみろって。」

美琴「ぅ・・・わかったわよ・・・」

渋々顔をあげ鏡を覗くと、そこにはあられもない姿の自分が写っていた。
ベッドの上に座り、全裸で手を後ろ手に拘束され、鼻を吊りあげられ、豚のような鼻をさらけ出している。

美琴「こんな・・・恥ずかし・・ぅぐ」

上条「・・・かわいいよ」

美琴「やだ・・・もう・・・」

上条「な・・・お願いがあるんだけど・・・」

美琴「な、なに・・・?」

美琴(こんな状況で・・・一体何よぉ・・・ぅぅ)

上条「豚の鳴き声・・・して?」

美琴「・・・ふぇぇぇ!?・・・そ、そんなのやだ!無理だよぉ・・・」

上条「そこを頼む!俺、すげぇ興奮してて・・・」

美琴「そんなこといったってぇ・・・」

突然の頼みに困惑してしまうものの、興奮という言葉に反応して
ちらり、と当麻の股間を見てしまう。

美琴(あ、あんなに・・・おっきく・・・私をみて・・・あんなにしてくれたんだ・・)

美琴「・・・いいよ。で、でも1回だけ・・・ね」

上条「!! お、おう、頼む」

美琴「もぅ・・・じゃぁほんと1回だけね・・」

ゴクリ、と唾を飲み込む音が聞こえる。
そんなに期待しないでほしい、そう思った後深呼吸をし、当麻の瞳を見つめてボソリ、と言った。


美琴「・・・ぶ・・・ぶひぃっ・・・」


美琴(ああああああも、もう恥ずかしくて死にそうぅうぅぅ)

美琴「も・・・はずそ?見れたから、もう、ね?」

恥ずかしさの余りしにそうになりながらも、懇願する。
必至に自分を落ち着かせながら、拘束具が外されるのを待つ。

美琴(落ち着け私!・・・あぁぁぁ恥ずかしいよぉぉぉ!)

だが

上条「やだ」

美琴「ふぇ!?なんでッ・・・ちゃ、ちゃんと言ったよッ!?」

困惑する美琴に近づいてくる当麻。
左手を腰に回し―ー

上条「だって・・・お前ももうこんなにグショグショじゃん」

美琴「ひッ!?ふああぁッ!」

いきなり指がスッと入ってくる。

美琴「ひゃぁッ!・・ンッ・・ぁはう・・っはぁぅ」

上条「鏡から目は逸らすなよ・・・!しっかり自分の恥ずかしい姿みとけ」

美琴「やっ・・・ひゃぅぅン・・・そ、そんなっ・・・」

恥ずかしい、が、それでも当麻に言われて鏡から目を離せない。

上条「まだ何にもしてないのに・・・豚鼻にされてこんなになるなんて・・・とんでもない雌豚だな」

美琴「いぁぁあッ・・!!い、いわないでェ・・ぅひッ!」

ピチャピチャという音を立てながら膣内をかきまぜられる。
更に当麻は続ける。

上条「ほんとスケベだな美琴は・・・動けなくされて豚鼻にされるのがそんなに嬉しかったのか」

美琴「やッ!も・・・ぁひぃ!」

美琴(うぁッ!きも・・ち・・・い・・・けど豚鼻でこんな・・・っっ!!?)

クチュゥという音とともに
膣内に入れられた指が増える。

思わず仰け反ってしまうも、すぐに当麻によって元の体勢に戻され
言われた通り、鏡に映る自分の痴態を見てしまう。

美琴(やぁぁ・・・)

上条「美琴・・・豚のくせに人間の言葉で喘ぐのはいけないな。豚なら豚らしくちゃんと鳴け」

美琴「そ、そんなのッ・・!できるわ・・・けぇ・・・くっふゥ・・・!!」

上条「鳴け」

ぞくぞくと言い知れぬ快感が背中を流れる。
元々M気質だった美琴はこの数カ月ですっかり開発されてしまっており、
行為中の、特にこういった命令には逆らえないようになってしまっている。

美琴「ぁ・・・ぅ・・・ヒ・・・ッ!」

上条「ほら、ちゃんと鳴くんだ」

美琴「くひィ・・ッ!・・ふあぁ!ぶひ・・ぶひぃ!」

一度言ってしまうと、止まらなかった。
恥ずかしさや背徳感が快感となって脳に響く。

美琴「ぶ・・・フぅッ!ひぃっ!ぶひっ!ぶひぇ・・ぶ、ぶひッ!」

上条「よーし、よく言えたな。ご褒美にイカせてやるからな」

そう言って当麻は動かす速度を速める。
最初は微かな水音だった音も、ビチャビチャといういやらしい大きな音に変わっている。

美琴「ぶひゃぁ!?いッッ・・・ぶひッ!ぶひっ!ぶひぃぃ!ぶひゃっぁぁぁぁあ!」

上条「ホラ、いけよ!豚鼻でイケよ、豚女!」

美琴「イッ!イ"ッ・・・く"ゥゥゥゥゥゥ!!!」

3本の指で思い切り膣内をかきまぜられた美琴は、
座った姿勢のまま思い切り体を仰け反らせ、ビクン、ビクンッと体を波打たせる。

美琴「・・・くっ・・ふぅっ・・・ぅぅ・・・・・・」

恍惚の表情のまま絶頂感を味わい、やがて糸の切れた人形のように倒れる美琴。

美琴「・・・ぶひっ・・・ぶひっ・・・」

うつろな目で鳴く美琴に当麻は優しく囁く。

上条「・・・可愛かったよ、美琴」


~続くかもしれないけど、ここで終わりでもおk?~

後半眠気で突っ走ったよ!後悔はしてる!

腕拘束、豚鼻のまま舌を突き出させてフェラーリとか色々考えたけど眠いぜ



「でも、でも・・・」

「見られたかったんだろ? 一方通行や『妹達』に見られるところを想像して、興奮しちまったんだろ?」

「あっ、あっ、う、動かさないでっ、聞こえちゃうよぅ」

 上条の左手が動く。腸液と愛液の混ざった音がぐちゅぐちゅと響き、美琴の尻が、言葉とは裏腹にぐりぐりと上条に押し当てられた。

「きっと凄いことになるぜ? いままでで一番気持ちいいかもな」

「い、いままでで、一番・・・」

 こくり、と美琴の喉が動いた。我知らず彼女の瞳がとろりと溶ける。

 少しずつ離れていく一方通行たち。その後ろで自慰をする自分。

 振り向かれたら、確実に見られてしまう。 

 声が聞かれたら、絶対に振り返られてしまう。

 普通でも大きいと言われる声を、この状態で抑えられるわけがない。

「はあ・・・はあ・・・わたし・・・わたし、こんなの・・・」

 美琴の中で、理性と欲望が激しくせめぎあう。だが―――


「な? するんだよ、美琴・・・」

 ふっ、と上条が美琴の耳に息を吹き掛け、『尻尾』を一度だけ突いた。

「!」

 それが最後の一押し。

 もう完全に『出来上がっている』身体は、その刺激をもって美琴の最後の自制心から離脱した。

「はあっ、はあっ、はあっ」

 パサリ、と小さな衣擦れの音。

 美琴の肩から、コートが落ちた音だ。

「あっ、はあっ、み、見てぇ・・・」

 荒く甘い呼吸を繰り返す美琴。

 晒された股間に彼女の両手が伸び、くちっ、と音をたてて左右に開かれる。

 アスファルトに数滴、液体の染みが華を咲かせた。

またもや寸止めになるけど今回分は投下終了ー。
あんまりエロくならなかったなぁ・・・・・・対人型秘匿露出シチュは初書きだったんだけど、これって難しいのだと実感。
そして初めて一方通行と『妹達』を書いたけど、彼らを扱うのもかなり難しいと実感。MNWネタをかける人ってすごいな、と思う。

つーか一方通行の口調の修正忘れがあったよ・・・・・・そして三点リーダの変換も忘れてたよ・・・・・・。
見直ししたのになぁ。


とりあえず続きはまた気が向いたら書きます。
が、この数日これ以外にもエロスなことを書いたりしてて気力が減ってるので、しばらく充電するかも。寸止めになったのも書くエネルギーが足りなくなったからなんだけど。

なお、ここで書くときは複数プレイは考えてませんので、悪しからず。上の方でレスしてくれた人は嫌な思いをさせてすまんかった。
あと、脳とか眼窩は勘弁・・・・・・我が妄想力を越えています。


 周囲から、下手をすれば国からも隔絶されたこの都市にもエコの波は回避できないらしい。

 夜に極端に人の減る学生寮密集地は、街灯の数も少ない。

 だから逆に点灯している場所は、まるでスポットライトの如く人目を引く状況にあった。

「ぅ・・・・・・ふっ、んぅ・・・・・・」

 そんな暗い中の明るい夜の空気に、吐息とも喘ぎにもつかない声が溶け込んでいく。

 美琴の、まだ年齢的に発展途上と言っていい、いわゆる『膨らみかけ』の胸。

 揉むというには少し足りないその膨らみを撫でさすっているのは、他でもない美琴自身の左手だった。


(わたし、こんなになっちゃってる・・・・・・)

 掌に感じるのは浅い弾力の限界と同居する柔らかさと、全力疾走した後のように激しい鼓動と、そしてグミのように固くしこりたった感触。

 ゆっくりと上下する左手の、指の間と間に逐一ひっかかるその胸の中央の突起は、紛れもない興奮と欲情の証だった。

「くぅん・・・・・・あふぁ・・・・・・んうんっ」

 掌全体で刺激していた乳首を、親指と人差し指が捉えた。くんっ、と美琴の顎が上がる。

 薄いピンク色のそれを指の腹でくりくりと刺激する。そのたびに快楽が沸き上がり、吐息に熱がこもった。

「んくっ、あぁんっ、んんうっ」

(こ、声出ちゃう・・・・・・聞こえちゃうよ・・・・・・見られちゃうよぅ・・・・・・)

 漏れる声を必死に抑えながら、美琴は真正面を見た。

 スタスタと足早に歩き去る白い背中と、その脇に頭を抱えられた『妹達』の背中が、快楽に霞む目に飛び込んでくる。

 白はこちらを振り返ろうとする素振りも雰囲気もない。

 だが、『妹達』は歩きづらいのかどうなのか、少し身をよじっていた。能力を使用している一方通行がこける心配はないが、もし彼が面倒になって『妹達』を放すことにな
れば―――


(ぜ、ぜったい見られちゃう・・・・・・!)

 じゅん、と股間が熱くなる。

 秘裂をあやすように緩く揉んでいた右手に、新たな蜜が絡み付いた。

 見られる。

 『妹達』が気が付けば、一方通行だって気が付くだろう。

 離れたと言ってもまだ10数メートルだ。美琴がなにをしているかなど、一目瞭然である。

「だめぇ・・・・・・だめだよぅ・・・・・・」

 蜜が呼び水となり、ただ揃えられていただけの右手の指が動き出す。

 乳首とおなじように身を固くした陰核の周囲で、人差し指の先が円を描いた。

 部屋から続く度重なる悦楽に晒された快楽のスイッチは、とうの昔に包皮から顔を出し、直接的な刺激を待ち望んでいる。

 しかし美琴は自分自身を焦らすように、くるくると指先を遊ばせた。

 それは一つには声を抑える自信がなかったこと。

 そしていま一つは―――いつも自分を慰めるときの経験から―――そうした方が、絶頂時の快楽が深く強いからだった。

「あはっ、あうぅっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 美琴の声が焦りに似た響きを帯びはじめる。

(はやくいなくなって・・・・・・はやく角を曲がっていって・・・・・・)

 上条の部屋に出入りするようになって、もうかなり経つ。そのため美琴はこの学生寮の近くにある店は、ほぼ知り尽くしていた。

 そしてここから歩いて行ける範囲のコンビニは、もうそろそろ一方通行たちが到達する十字路を左折した先だ。

 彼らさえ曲がっていってくれれば、多少の激しい動きもできるようになる。

 多少の声も、抑えなくてよくなる。


「んああっ、あぁんっ、はやくっ、んくうっ、じゃないとっ、わたしっ」

 にも関わらず、美琴の右手の動きは徐々にはやく、激しくなっていった。

 陰核を弄ぶ指先は円を描くだけでなく、起立した芯の側面を微かにひっかき始める。残った中指と薬指はその動きに連動して、秘裂の右側をめくるように掻き、あるいて時折、膣口の中に滑り込んでいく。

「はあっ、はあっ、ああんっ、あはあっ」

 美琴はもう抑え切れなくなってきた喘ぎを無理に飲み込み、唾液をたっぷりと乗せた舌を出した。

 俯いた舌先から、とろり、と糸をひいて雫が落下する。

 僅かな夜風に糸が揺れるが、珠となった唾液は美琴の望む場所に着地した。

「んっ、んはあっ、あはっ、ぬるぬるっ、してっ」

 それは、左手で弄ばれび続ける、突起の位置。

 粘度の高い唾液はそのまま潤滑油となる。

 つるりつるりとしごきたてる動きが滑らかなり、それに応じて微かに響くニチャニチャという音が、さらに彼女の興奮を煽っていった。

「んんんぅ・・・・・・あはっ、気持ちいい・・・・・・こっちも、もっと、もっとぉ」

 無意識に言葉を漏らしながら、美琴が尻をぐりぐりと後ろに突き出し、上下左右に振りたてた。丸い尻が柔らかそうに形を歪める。

 上条の手で固定された『尻尾』は彼女の尻の動きに応じ、禁断の快楽を身体に響かせていった。


「あぁぁ、あんっ、んむぅ、んんんっ」

 美琴の舌が突き出され、まるで何かを嘗めるように、あるいて何かと絡み合わされているかのように艶かしく動き始めた。唾液が口元を濡らし、街灯の明かりをぬらぬらと反射する。

(だめっ、もう我慢できないよ・・・・・・。はやく、はやく曲がって行ってぇ・・・・・・お願いよぉ)

 美琴の目は、もう一方通行たちしか見えていない。

 誰かに見られるかもしれない周囲も、スポットライトのように浮かび上がった自分の淫らな姿も気にしていなかった。

 一刻もはやく一方通行たちがいなくなることを望み、一刻もはやくこの煮えるような快楽を味わいつくしたかった。

 指が乳首を摘む。秘裂がじゅくじゅくと泡をたてる。踊るように尻が揺れる。

(あぁ・・・・・・でも、でも)

 美琴の右手人差し指が秘芯から離れ、ピン、と伸ばされた。そしていままで陰毛の中に埋もれていただけの親指が、少しだけ下方にずれ動く。

(見られちゃう・・・・・・見れらちゃったら・・・・・・)

 一方通行が去っていく。『妹達』―――10033号の背中が、遠くなっていく。

「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ」

 一方通行が曲がり角に差し掛かった。左折しようとする。


 彼の左手に抱えられた姿勢の10033号が、同じように曲がりかけ、



 そのタイミングで、不意に後ろ手にスカートの裾をまくりあげた。



「っ」

 美琴が息を呑み、目を見開いた。

 上条からは絶対に見えない角度で美琴だけに示された10033号のスカートの下は、紛れもなく肌色が覗くだけで布がなく、そして、

「・・・・・・・・・・・・」

 曲がり角の向こうに消える直前、10033号は確かに美琴に目を向け、薄い笑みを浮かべたのだ。



 気がついていました、とミサカはお姉様の淫らな姿をはっきりと目撃します。



「!」

 MNWに繋がっていないにも関わらず、美琴ははっきりと、10033号の声を聞いた。

 見られた。

 気づかれてた。

 隠そうとしていたものは、とうの昔に知られていたことだった。

 そして『妹達』に知られるということは、全世界の『妹達』が知ることと同義で―――

(っ!!!)

 凄まじい絶望感とそれを圧する圧倒的な快感が美琴を、貫いた。

 ビクビクと身体の奥が震える。絶頂の予感。

「はああっ! あっ! あっ! ああ―――んむぅっ!」

 それを察した上条の右手指が口の中に滑り込んだ。

 喘ぎを封じられ、何度も左右に首を振る。

 だがもう息苦しさも何もかも、美琴にはわからなくなっていた。

 ひとりでに左手の人差し指と親指が乳首を強くしごきたてる。よだれが落ちる。

(イッちゃう! わたしっ、もうだめっ! イくっ!)

 何も映っていない視界に浮かぶのは、さきほど見えた10033号の下半身。

 己のクローンである彼女の恥態は、そのまま、自分自身に恥態をはっきりと認識させるもの。

「んんっ! んんんんっ! ひっひゃうっ! ひくっ!」

(見て! わたしっ、オナニーしてるのっ! 外で裸になって、こんなにイヤらしくて!)

 そして、さきほどから放置されていた秘芯。

 小さく震えるそれを、美琴の人差し指と親指が、きゅっ、と摘み潰した。

「―――ひ」

 ビクン、と跳ねる美琴。

 視界と思考が真っ白になり、いままで溜まりに溜まっていた欲望が爆発した。

「んんっ、んんんんんんんーっ!」

 街灯のスポットライトに浮き上がった、美琴の裸身。

 海老のようにのけ反った淫らな少女の股間から、びゅるっ! と粘度の低い液体
が何度も噴き出し、飛沫を散らした。


 ぴくんっ、ぴくんっ、と何度も震え、その度に秘裂から液体をちらす。

 そして―――

「う、ううん・・・・・・んんん・・・・・・・ふぁあ・・・・・・・・」

 くたりと上条の腕の中にその身を沈めた美琴。

 その股間から、ちょろろろ、とまったく別の水音が鳴った。

 湯気をたてるその液体は、蜜とは異なり小さく放物線を描いて道路に落ち、大きな水溜まりをつくっていく。

「ぁぁ・・・・・・ぁぁぁぁ・・・・・・」

 しかし水溜まりはすぐに決壊し、溢れた液体が、脱ぎ捨てられていた美琴のコートをびしょびしょに濡らしていった。


 僅かに離れた場所。

 10033号を小脇に抱えた一方通行は、不意に二回、パシパシと左膝を叩かれる感触に脚をとめた。

 『ストップ』のサインだ。

「あ、あァ?」

 反射的に腕を緩め、10033号の顔を見る一方通行。

 だが見上げてくる少女は、パクパクと口を動かすものの、何かいう気配がない。

「なんだァ?」

 一方通行は首を傾げる。10033号はしばらく口をパクパクさせていたが、やがてもう一度ストップサインを送ってきた。

 そこに至ってようやく、一方通行は彼女の口パクの理由に思い至った。

(しまった、忘れてたぜェ・・・・・・呼び止められてもめンどくせェから音を反射してたンだった・・・・・・)

 カチリ、とチョーカーのスイッチを通常に戻し、ついでに腕を緩める。

 すると、10033号はするりと彼の腕から抜け、顔をあげた。

「申し訳ありませんご主人様、とミサカは謝りながらも急いでスカートの裾を直します」

 言いながら、裾を直す10033号。

 その仕種で、一方通行は自分の失態を悟った。

 常盤台の制服は、意外とスカートが短い。

 いまの10033号の状態であんな風に頭をかかえていたら、下手をすれば丸見えになってしまう。


「す、すまねェ、ちょっと動揺してたもンでなァ・・・・・・」

 思わず謝ってしまう。

 普段は誰にだってこんな態度はとらないのだが、なぜか10033号にだけは―――彼女は自分の奴隷でそういう謝罪とはもっとも無縁でいいはずなのだが―――謝ってしまう癖がついていた。

 だが10033号は、いいえ、と首を振り、

「ストップサインは裾もありますが、それは自業自得ですしむしろ望むところなので問題ではありません、とミサカは自分の露出願望をご主人様に申告します」

「・・・・・・・・・・・・」

(むしろってなンだ・・・・・・)

 普段は一方通行だが、プレイ中は『ご主人様』で統一されている。

 まだ慣れない自分への呼称もアレだが、聞き捨てならない台詞があった気がした。

 だが10033号は一方通行の問う視線には構わず、

「すみません少し急いでいるので失礼します、とミサカは目を閉じます。ちょっとだけ話し掛けないでくださると助かります」

 と言って、目を閉じた。

 美琴はMNWにアクセスすることはできない。だからネットワーク越しの個人通信は無理だが、ただの電子信号を送ることなら可能だった。

 だから10033号は、いまの思考を、50メートルも離れていない『お姉様』相手に送信する。


 彼女も自分のことは黙っていてほしいにちがいない。

 10033号とて、他のミサカたち以外には性癖を知られるつもりはないのだ。まぁ、口を滑らせることはあるが。


 安心してください。いまのことはお互いの秘密です。


「・・・・・・・・・・・・」

 送信完了。この内容ならば、他の誰かに傍受されても意味がわかるまい。

「・・・・・・・・・・・・」

 目を開けば、一方通行が訝しげな視線を投げかけてきていた。

 だが10033号は、このことを説明しない。主人の疑問に応えないのは奴隷失格かもしれないが、

(・・・・・・ご主人様の奴隷だと他の人に知られたくないのは、ミサカもお姉様さまも同じだとミサカは確信します)

「・・・・・・お待たせしましたご主人様。散歩を続けましょう、とミサカは欲望に濡れた瞳でご主人様を見ます」

 だから10033号は深々と頭をさげ、一方通行の左手をとった。

 そのままブラジャーをつけていない胸を押し付けるようにして、隣に並ぶ。そして彼の掌を、スカートの中に入れた。

「お、おォ・・・・・・」

 頷く一方通行。

 微妙な顔つきだが、その頬は赤く染まっている。腕を振り払うつもりもなさそうだった。

 そんな『ご主人様』に10033号は欲情と愛情がない混ぜになった笑みを向ける。

 彼の指が触れた10033号の秘裂が、クチリ、と水音をたてた。

以上、投下完了というところで。

今回は上条さんからのアクションなしでいきましたが、うーん、パンチが足りないかな、と。
いやもう挿入描写なしが連続すぎて表現の泉が大変なことに。
絶頂に至るまでの盛り上がりがうーむ・・・・。

つーか公園犬プレイと露出コートってシチュエーション似てるから、ここまででもよくね?
鼻フックシチュとか出てくれたしなぁ。

10033号の作者さんが来てくれた感じですが、雑談は控えるつもりなので即反応はしませんでした。
とはいえ、勝手に使用したのは事実なので、許してくれたことに感謝いたします。ありがとうございました。
10033号をだしたのは
・MNWなら、個人描写でも多人数と同じ効果が見込めること。
・上条を嫌ってるのでぐだぐだ会話させずに済むこと
・一応禁書なので、それを使ったシチュエーションを設けたかったこと
などがありますが、表現力がおいつかず、特に第一項目がうまく書けなかったのは残念ですな。
まぁすべては力不足か。

さて、続きについては、やっぱり気が向いたら書きます。

そんなわけでー。

 上条の住む学生寮から歩いて約15分のところに、その公園はある。

 住宅や商店の密集地からやや離れて設置されたその場所は、昼間であっても訪れる者はあまりいなかった。

 だがもし、この公園に来訪する者を計上していたならば、この数ヶ月の状況に首を傾げたに違いない。

 何しろ、昼間から日が落ちるに至るまで、脚を運ぶ人数が0になっていたのだから。


「さて、と」

 公園にたどり着いた上条は、一度ぐるりと周囲を見回した後、視線を上に向けた。

 彼が見ているのは、公園の中央付近に設置されたアスレチックジム―――そこから四方に伸びる、細い縄だった。

 縄は各々、東西南北のフェンスに無造作に結び付けられている。地面から高さ2メートルの位置にあるので、普通に歩く分には問題がない。

 とはいえ、あたかも祭のヤグラのように縄化粧されたそのアスレチックジムは、遊具としての機能を疎外され、伸びた縄と相俟って、公園そのものの邪魔にもなっていた。

「…………」

 上条はその縄が、以前きた時と変わりがないことを確認して、口元に笑みを浮かべた。

 縄の由来は忘れもしない、夏休み最後の日に出会った魔術師だ。

 禁書目録の探索に時間がかかったときのことを考えて、先だって用意したネグラだ、と彼は説明していた。縄により他者に公園の存在を忘れさせ、なおかつそれに気がつかせない、というものであるらしい。

 たとえ真横の道を歩いているときに公園内で爆発があっても、認識すらできないとのことである。

 彼と別れる際にこの結界の後始末を依頼され―――イマジンブレイカーのために上条は認識可能だった―――そして綺麗さっぱりそのことを忘れていたのだが、美琴とこういうことをするにあたって、こんな風に役立つとは思ってもみなかったものだ。

「…………」

 振り返る上条。

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 荒い呼吸。

 上条の、腰骨辺りまでしかないジャンパーを羽織った美琴が、ちょうどいま、公園に脚を踏み入れたところだった。

 菊座から生えた『尻尾』と蜜に濡れた股間を両手でそれぞれ隠すようにしている美琴は、当然この公園に結界があることなど、知りもしない。

「ついたぜ、美琴」

 言いながら、右手に持っていた美琴のコート―――彼女のおもらしで濡れたため着れないものだ―――を側にあるベンチの背もたれにかける上条。

 そして、そのままベンチに腰をおろし、脚を組んだ。

 じっ、と美琴を見る。

「どうすればいいか、もうわかるよな?」

 と、上条が言った。


「はぁ、はぁ、う、うん……」

 美琴は少しだけ迷うように肩を震わせてから、しかし、上気した頬のまま頷いた。

 そして尻と股間を隠す手をどけ、そのまま、ジャンパーの合わせに手を添える。

「み、見てぇ……」

 ゆっくりと、見せ付けるように、あるいは焦らすように、前を開いた。

 さきほどコートを脱いだときとは明らかに異なる、勢いだけに依らない意思ある動きで、だ。

「あっ、はあっ」

 ジャンパーの襟が、肩を滑り落ちる。だがジャンパーはそのまま地面に落ちない。

 美琴は両手を袖から抜かず、ひっかけたままで動きをとめた。

 そして上条を見る。

「はあっ、んん……ぁあ、んあ……」

(見て、当麻……私のカラダ、イヤらしいでしょ……?)

 街灯の明かりの中に、靴と、靴下と、そして首輪と『尻尾』だけを身につけた美琴の裸身が浮かび上がった。

 年齢で言えばやや薄い胸は、そのピンク色の先端を年齢不相応に固くしこりたたせ、彼女の呼吸に合わせて柔らかそうに僅かに震えている。

 濃くも薄くもなく生えそろった茂みは、ぬるりとした粘液と熱を失った『オモラシ』に濡れている。

「…………」

 上条は何も言わない。何も促さない。

 ただいつもの笑みを浮かべ、ストリップでもしているようにジャンパーを脱ぐ美琴を見つめていた。

「んっ……」

 その視線に、美琴の下腹が、ジクリ、と疼く。

 新たに湧き出した蜜が内股を滑っていった。


(あは……私のアソコ、ビチャビチャになっちゃってる……)

 子供と大人のちょうど中間に位置するような身体に、アンバランスな欲情にまみれた顔。その表情は、彼女が意思を失う事なく、正気のまま色欲に堕ちたことを示している。

(見られちゃうよ……いま誰かきたら、絶対、見られちゃう……)

 上条ではない、そして先程のような知り合いでもない誰かに痴態を見られてしまう。見られるだけでなく、何かで撮影されるかもしれない。

「―――っ」

 ゾクリ、と美琴の背中に快楽が走った。

 結界が張られていることなど知らない美琴にとっては、ここはただの公園だ。

 木々が多少の目隠しになっているとはいえ、基本的に人の目を遮るほどのものではない。ましてやいま、美琴は公園入口から数歩入ったところに立っている。

 もしいま誰かが公園の方に目を向ければ、完全に丸見えだ―――と美琴は思っているのだ。

「あぁ……見て、もっと見てぇ……」

 無意識のうちに欲望、否、願望を口にする美琴。

 蜜が溢れ続ける秘裂を見せ付けるように脚を肩幅に開き、そのまま、すくい上げるように、くいっ、くいっ、と腰を前後させる。

 その動きで彼女の胸がプルプルと震え、さらに股間からは糸をひいた雫が落ちていった。

「……美琴」

 上条が組んでいた脚をとき、膝を僅かに開いた。

 彼のジーンズの股間部分は、薄暗い中でもはっきりとわかるほどの変化が見て取れる。

 それに気づいた美琴の表情が、とろりと溶けた。

(あぁ、とうまの、あんなになってる……とっても苦しそう……)

「はぁっ、はぁっ、んくっ……あっ、はぁ……」

 美琴が唾を飲み込み、ついで、腕をジャンパーの袖から抜いた。

 パサリとジャンパーが地面に落ちるが、美琴も、上条も気にしない。二人とも、いまは自分の目の前にいる相手の様子にだけ、興味があるのだ。

 もう彼女の身体を隠すものは、何もない。


(当麻……とうま……)

 ふらふらとした足取りで上条に近づく美琴。一歩一歩のたびに、彼女の尻で『尻尾』がフルフルと揺れ、微細な快感を身体に響かせた。

 そして彼女は両手を胸に抱くようにして、

「当麻、お願い……私にさせて……」

 と、言った。

 美琴の視線は、上条の顔に向かない。彼女の目が見つめているのはただ一点である。

 僅かに俯いてモジモジと尋ねるその仕種は恥ずかしがる年頃の少女の風で、だからこそ、いまの美琴の淫らさを引き立たせた。

「…………」

 しかし上条はこたえない。ただ、美琴を見つめ続けている。

(ああぁ……)

 彼の言いたいことを正確に読み取った美琴が、さらに身をよじらせた。

 自分がいまからすることを思い、ぞくぞくと震える。

「はぁ、はぁ、はぁ」

 そして美琴は上条の眼前三歩のところで脚をとめ、ちらり、と己の唇を舐めた。



「お願いとうま……わたしに、とうまのおちんちん、ペロペロさせて……」

 


「ああ、いいぜ」

「!」

 上条が頷くと同時に、美琴はその両の手を迷いなく地面についた。

 掌と膝に土の感触。そして、突き出された尻たぶの間を、するりと風が通るのを感じる。

「はあっ、はあっ、はあっ」

 美琴はそのまま四つん這いで上条に近づき、軽く左右に開かれた彼の膝の間に顔を突っ込んだ。

 ジーンズのファスナー金具を舌で起こしてから、口でくわえる。そしてまるで土下座でもするように、頭をさげてファスナーをおろした。

「んんぅ……」

 そうしてできたジーンズの『穴』に鼻先を突っ込む美琴。

 かたい感触。

 トランクスの合わせ部分から顔を出したソレを頬に感じた美琴の鼻孔が、むわりとしたニオイを感じ取った。

「っ!」

 汗と、アンモニアと、そしてもうひとつ。

 美琴にとっては嗅ぎ慣れた、そして味わい慣れたもののニオイ。

(何もしてないのに、もう、こんなに……)

 ニオイに身体が反応し、秘裂が疼く。

 太ももを擦り合わせながら、それでも美琴は目線だけで上条を見上げた。

 しかし、

「ぁ……」

 その視線を遮るかのように、ぽふっ、と頭に上条の右手の感触。

 置き方とタイミング、そして撫でるようでいてやや力の篭っている掌の動きは、彼もまた興奮をしており、それを隠そうとしていることを明確に示していた。

 美琴が、嬉しそうに、淫蕩に、どこか呆けた笑みを浮かべる。

(とうま……とうま……もっと見て……エッチなわたしでもっと興奮して……)


 美琴は唇でトランクスの布地をくわえ、小さく上下に頭を振った。

 一度、二度、三度。

 そのたびに布地がずれ動き、徐々にペニスが露出されていく。

「っ」

 頬で幹部分が刺激され、上条が息を呑む音が響いた。

(気持ちいい? わたしのほっぺで、おちんちん擦られて、気持ちよくなってくれてる?)

 そんな美琴の思いを肯定するように、上条の右手にさらに力が篭る。

「んふ……」

 完全に外にまろび出たペニスを前に、美琴が含むような笑みを浮かべた。

 鼻先で震えるソレは、もう完全に起立し、刺激を求めて震えている。

(こんなに固くなっちゃって、かわいそう……いま、シテあげるから……)

 美琴は大きく口を開け、まるで好物をほうばろうとするかのように、いきり立つソレを咥え込んだ。

「く……」

 上から上条の声。 

「んっ……んふっ、んっ……」

 そのかみ殺した声に、美琴の目が嬉しそうに細められた。

(すごく、あつい……)

 幹を唇で優しく締め付け、さらに口内で舌を絡める。そうかと思えば舌先だけを幹に当てて前後に頭を振り、その裏側を何度も何度も舐め上げ、舐め降ろした。

「んっ、んっ、んっ、んっ……」

 美琴の顔が動く度、尻から生えた『尻尾』がゆらゆらと揺れる。

 それは彼女の奉仕によるものというよりも、むしろ能動的に振りたてられている種類のものだ。

 夜とはいえ、誰に見られるかもわからない公園で、肛門を嬲られながら、犬のように男の性器を舐めしゃぶる。

 常識的に考えれば完全に常識を逸した行為。

 しかし、


(ああ……すごい……すごいよぉ……お尻も、お口も気持ちいい……)

 美琴の表情に浮かぶのは紛れもない欲情の紅。

 ペニスをしゃぶる口元からはポタポタとだらしなく涎が零れ落ち、それと同等の量の蜜が、秘裂から滴り落ちていく。

(でも……これじゃ、やっぱり……)

 きゅっ、と美琴の眉根が辛そうに寄せられた。

 んふー、んふー、と鼻だけで息を吐く彼女が、己の頭を撫でる右手の隙間から、彼の顔を見上げる。

「んっ、んぅん……んふっ、んんっ……」

 上条を見つめる視線に含まれているのは、許しを求める切ない色。だがそれはこの現状を許してほしいと言っているわけではない。

「…………」

 沈黙のままの上条。だが彼は美琴の顔を見て、ひとつ、頷いた。

「!」

 ぱっ、と美琴の顔が一瞬だけ明るくなり、次の瞬間、淫蕩な表情に変わる。

 そして彼女の右手が震えながら持ち上げられた。

 地面についていたために付着していた土を、己の太ももに擦り付け―――そこを濡らす蜜で洗い―――それから、ゆっくりとその蜜の源泉に向けて伸ばされる。

 指先が、到達した。

「きゅうううんっ!」

 ペニスを咥えたまま、美琴が悲鳴を上げる。

「んっ! んくっ! んんっ! んむんっ! んんうっ!」

 秘裂に触れた指先は、彼女の意思すら振り切って陰唇を撫で、陰核をつつき、そして膣口を出入りした。

 目を閉じた少女の身体がビクビクと震える。

(あっ、あっ、やあっ、指、勝手に、あっ、ああんっ、と、とまらないようっ!)

 指先の動きひとつひとつで、震えと悲鳴が上がる。しかしそのいずれも、愉悦の響き以外は含んでいない。


「んんっ、んっ、ううんっ、ちゅぶっ、んちゅ、じゅる、ぷはっ、あっ、ああんっ、んんっ、ちゅぶ……ぅうんっ」

 その間にも唇の奉仕は続く。

 唇で亀頭部分を挟み、舌先が尿道をくすぐる。数回それを繰り返した後、舌先の円周は徐々に大きくなり、やがては亀頭からカリ首、そして幹部分へと下っていった。

 その動きに連動するように、唇は柔らかく、触れる程度にだけ幹を撫で、生まれた隙間からは唾液がとろりとろりとペニスを濡らす。

 そして時折行われる、強い吸引。

 唾液と、カウパー氏線液の混合物をすする音が、じゅるるっ! と夜の公園に響き渡った。

(すごい、すごい……当麻の、びくびくしてる……エッチなお汁がいっぱい出てる……)

 舌に感じる独特の味と鼻に抜ける独特のニオイ。

 決して美味とも芳香ともいえないはずのそれは、確実に美琴の下腹部に悦楽の燃料を注ぎ込み、また、そこから生まれた熱が全身で猛威を振るう。

「うんっ、んっ、んっ、んっ、じゅるるっ、んっ、あはぁ」

 いつしか美琴は四つんばいではなく、背中は丸め、身を縮めるようにして上条の股間に顔を埋めていた。

 膝を地面から持ち上げ、ちょうど踵に座り込むようにしゃがみこむその姿は、そのまま犬が『ちんちん』でもしているかのようなシルエット。

「んっ、んくっ、ちゅばっ、あっ、はっ、はあっ、んんっ」

 美琴の奉仕が途切れ途切れになる。乱れた呼吸が、連続した動きを阻害しているのだ。

 そうなってしまう原因は、たったひとつ。

 地面と尻の間で動く手指。

 指を濡らして流れ落ちる蜜が泡立ち、泡沫のように弾けて消える。しかし美琴の身体の中の熱は、消えるどころか、マグマのように爆発のときを渇望していた。

 『尻尾』が、何かを求めるように、左右に揺れている―――丸い尻が、誘うように揺れる。


「んんっ、んじゅっ、んぷっ、ぷはっ、ああっ、んあっ、はあっ、もうっ、だめぇっ!」

 ビクビク、と身を震わせ、とうとう美琴はペニスから口を離してしまった。

 そして再び上条を見上げる。

 そこに宿っているのは、先ほどと同じ種類の哀願であり―――しかし、先ほどよりもずっと強い感情だった。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 ぐちゅぐちゅと右手が股間で音を立てる。浮いた尻は前後に揺れ動き、『尻尾』の先端を地面に押し付け、肛門に刺激を与えていく。

「…………」

 上条はそれをじっと見つめている。彼の目にも隠しきれない興奮と欲望があり、

(あああ……とうま……)

 その視線は、美琴の欲望をさらにあおっていった。

 そして美琴は、喉を逸らして、口内の唾液を飲み込んだ。

「はあっ、ああっ、お、お願い当麻っ」

 美琴の熱く濡れた吐息が、彼女の唾液にまみれたペニスにかかる。

 身体を起こす美琴。

 自涜を続けていた彼女の右手が止まり、人差し指と中指が陰唇に添えられる。

「ここに、挿入て……」

 指が、左右に開いた。

 くぱぁっ、と開かれた膣口。白く濁った蜜液がぬるりと落ちていくのを感じながら、美琴は言葉を続けた。

「とうまのおちんちんで、ぐちゅぐちゅになった私のここを、いっぱいに犯してください……」


 ぎしっ、と古い木製ベンチのきしむ音。

 発生源は、とある公園の隅にあるベンチ。

 ベンチに座った上条をまたぐ形で、美琴が上に乗ったせいだ。

 小さな公園であるため、このベンチもそうしっかりした造りではない。大人、というにはまだ早いが、それでも上条と美琴の二人分の重量を支えるのは厳しいようで、美琴の不器用な動きにあわせて、何度も音をたてる。

「あっ、はあっ・・・」

 美琴が誘惑と恥じらいと、期待の混ざった表情で、上条に抱きついた。

 右足は彼の左ふとももを、左足が右の太ももをそれぞれ跨ぎ、彼女の腕は上条の首に回される。


(当たってる、よ・・・カチカチのが・・・)

 全身でしがみつくような体勢。しゃがみこんだ姿勢の美琴の股間に、上条のペニスが触れている。

「あぁん・・・とうま・・・とうまぁ・・・」

 腕の力を緩め、首をすくめるようにして上条を見る美琴。

 欲情に染まった彼女の瞳が、切なげで、淫靡な光を湛えていた。

「んっ、んんっ、うぅんっ、あっ、はあっ」

 待ちきれないように、美琴の尻が動き出す。

 くいん、くいんと腰を前後させ、そそり立ったその先端で、クニクニと己の陰唇を弄ぶ。潤滑油の影響で先端が上に滑れば、裏筋で陰核をこするように小さく振りたてた。

「はっ、はっ、はっ、んうっ、あんっ」

 浅く早い呼吸の合間にかわいらしく、淫らな喘ぎが織り込まれ、とろりと漏れた蜜が、美琴の唾液に濡れたペニスに絡みつき、ズボンにまで染みを作っていった。


「美琴・・・」

 上条の右手が、美琴の頬に添えられた。さらに左手が少女の白い背中を撫でる。

「んんぅん・・・とうまぁ・・・」

 右手にすりすりと頬を寄せる美琴。

 左手は触れるか触れないかの調子をたもちながら撫でおろされ、腰をとおり、尻に到達する。

 尻の丸みを味わうようにさわさわと左手が動き、時折、『尻尾』をつんつんと刺激した。その度に美琴の菊座は咥え込んだアナルバイブを締めつけ、『尻尾』はふるふると小刻みに震える。

「あっ、あんっ、んく・・・ふ、ふぅん・・・」

 鼻にかかったような喘ぎが美琴の口から漏れ、やがて―――

「と、とうまぁ・・・」

 美琴が、はぁ、はぁ、と吐息を漏らしながら上条を見た。

 温く甘い吐息が上条の髪を僅かに揺らす。

 訴えかけてきているものは、もう問い返すまでも、おねだりをさせるまでもない。

 上条は指先を滑らせて、美琴の首に巻きついた首輪に触れた。


「んっ・・・」

 革の感触を確かめるように上条の手が動く。首輪ごしに彼の掌を想像した美琴が、ぴくりと震える。

 そして上条は、

「・・・いいぜ、美琴」

 と、言った。

「あ・・・」

 一言。

 ただそれだけで美琴の口元は淫靡に緩み、そして、

 





 ぐちゅんっ、と水音が響いた。


「んああああっ!」

 美琴が目を閉じ、ぎゅっ、と上条の首に回した腕に力を篭める。同時に、彼女の背中に回った上条の手が、その華奢な身体を引き寄せた。

 もはや完全に『出来上がっていた』美琴の膣内と、そこから生まれでた蜜にまみれていたペニス。

 柔らかな淫肉を割っていくその道程を阻むものはなく、美琴の秘裂はスムーズに起立した肉塊を飲み込んでいった。

「はっ、はっ、あっ、ああんっ、とうまっ、とうまぁっ」

「っ」

 媚肉が、きつく、しかし痛みを与えることなくペニスを締め付ける。その感触に僅かに声を漏らす上条。

「んうっ、ふぁああ、んあんっ、んっ、んっ、んっ、ねぇっ、気持ち、気持ちいいっ? とうまっ、わたしっ、気持ちいいっ?」

 喘ぎでとぎれとぎれの言葉の中で、美琴が問う。

「っ! っ!」

 上条はなにも言わない。しかし噛み[ピーーー]彼の無音の声は何度も美琴の耳に届き、尻を弄ぶ左手も、そして少女の肩を掻き抱いた右手も、その声の度に力をこめて肌に食い込んでいる。

(とうまが感じてる・・・気持ちよくなってくれてる・・・うれしい)

 目を細めるように、美琴があるかなしかの笑みを浮かべた。


(もっと気持ちよくなって! わたしのアソコで、わたしの身体で、もっと、もっとぉ!)

 美琴の『尻尾』のついた尻が、上条の左手を振り切る勢いで上下に動き始めた。

 連続する水音。

 美琴の腰の動きが激しくなるにつれ、秘孔から溢れる蜜は増え、さらに水音が大きくなっていく。。

 そしてそれによって滑りがよくなった媚肉は、さらなる快楽を美琴と上条に提供した。

「あっ! はっ! んっ! 気持ちいいっ、わたしも気持ちいいよっ!あっ、はっ、あっ 、ああんっ!」

 上下に、あるいはぐりぐりとねじこむように。

 美琴の腰がそこだけ別の生き物のように跳ね、その動きが伝達した乳房がプルプルと揺れる。

 そして、その揺れにあわせるように、

「!」

 上条の舌が、胸の先端の突起が舐め上げた。

「んあんっ!」

 美琴が、ぴん、と背筋を伸ばし、腰の動きが止まる。

「ああっ、とうまっ、お、おっぱい舐めちゃっ、んくっ、あっ、いいよぉっ!」

 だが腰の停止は一瞬だけ。

 硬くしこった乳首を舐められ、転がされ、唇で挟まれた美琴は、さらに追加された快楽に激しく首を振る。

 思わず上条の頭を抱えてしまうが、逆にそれは彼の顔を胸にうずめる結果になった。

 彼の舌がさらに激しく動き始め、乳首を乳房を、そして首輪近くの首下までを舌が這い回っていく。


「んっ、あふっ、んぁんっ、んんんんっ!」

 肌を、乳房を、そして膨らみの先端にある突起を舌が行き来する。

 そして不意に上条は、美琴の首元を、強く強く吸い上げた。

「ああんっ!」 

 震える美琴。

 じゅるるっ、と彼の唇と己の首筋が音を響かせた。

「あんっ! はぁ、はぁ、やあっ、跡になっちゃうっ、黒子にばれちゃうようっ」

 だが彼女は決して上条を引き剥がすことなく、むしろ言葉とは逆に自らの首元を彼の唇に押し当てていく。

 キスマークは、服を着ても見える位置に確実に残るだろう。

 それを見て白井はなんというだろうか。

 それを見て学校の者は何を思うだろうか。

 それを見た人は、こんな自分の姿を想像するのだろうか。

「んはあっ! ばれちゃうっ、わたしがこんなにイヤらしいのっ、ばれちゃうっ!」

 さらに美琴の腰の上下が早くなる。

 ぐちゅぐちゅと言う音にくわえ、ズボン越しであっても響くパンパンという音が、上条に、美琴の耳に、そして公園内に響いていく。


「ああっ、わたし、すっごく濡れてるっ、あっ、ああんっ」

 だがもはや、それすらも美琴の興奮をあおる一材料でしかない。

 水音は、肌と肌のぶつかる音は、ますます激しさを増していき、

「はっ、ああっ、くぅんっ、ああうっ! あっ、い、いいっ・・・気持ちいいよっ! あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ!」

 同時に、美琴の中で蠢く快楽のマグマの限界が、じりじりと持ち上がってきた。

 快楽にのまれ、光を失った美琴の瞳。

 ここが公園内であることも、人が来るかもしれないことも、もはや頭の片隅にも残っていなかった。

「んあっ、こんなのっ、あああっ、こんなのっ! あっ! ああっ! いいっ! いいよおっ!」

 美琴が激しく頭を振る。上条のシャツを握る指に力が篭る。喘ぎに開かれた口元から、涎の雫が飛び散った。

 そしてついに、そのときがやってくる。

「んあっ、あっ、あああっ、い、イっちゃう! イっちゃううっ!」

 ぐぐっ、と美琴が背中を仰け反らせた。彼女の膣がいままでにないほど強く上条のペニスを締め付け、しかし腰の動きはさらにペースをあげていく。

「くっ!」

 上条の歯が、ぎり、と鳴った。

 それが上条の"癖"であることを、美琴は文字通り身体で知っている。

 だから彼女の身体は、ほぼ反射的な動作で上下させる腰を一気に落とし、ペニスを根元までくわえ込んだ。

「は―――!」

 がくっ、と美琴の顎があがり、

 

 上条の舌が、このタイミングで胸の突起を舐めあげた。


「ああっ!」

 美琴の目の奥で、火花が散った。

「ああっ! イくっ! イッちゃう! とうまもきてぇ! わたしにっ、わたしにっ、いっぱい!」

 その小さな火は彼女の身体に溜まっていた快楽の燃料に引火し、瞬時に燃焼させた。

 細い腰をズボンに捩込もうかというほど、ぐりぐりと前後させる。

 その動きがために、『尻尾』が上条のジーンズにひっかかり、一度、大きく出入りした。

「!」

 予想外の刺激に驚いた美琴の秘裂が、きゅうっ、と一気に締まった。

 それがお互いの最後の詰め。

「っ!」

 上条のペニスが、美琴の中で大きく痙攣し、

「あっ!?」

 その感触に、美琴がびくんっ、と震える。

 何度も何度も高められ、完璧に熟成された悦楽が、ついに美琴の中で弾けとんだ。

「あ、ああああああぁーっ!」

 海老のように完全に背を仰け反らせ、絶頂の叫びを上げる美琴。

 ぷしゃっ、と音をたて、蜜まみれの秘裂が潮を吹いた。


「っ! っ! っ!」

 自分の中で上条が何度も震える感触。

 その度に美琴の秘裂は、ぴゅっ、ぴゅっ、と透明な液体は噴出し、上条のジーンズを濡らしていく。

 そして―――

「あっ―――ああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」

 夢でも見ているかのような表情の美琴が、ゆっくりと上条の胸に身を預けた。

「はあっ、はあっ、あっ、はあっ、はあっ」

 荒い呼吸。しかし彼女の口元は、確かに満足気な笑みが浮かんでいる。

 ゆらゆらと揺れる美琴の瞳が、上条の顔を捉えた。

 一息。

「とう、まぁ・・・」

 荒い息の中で美琴は幸せそうに呟いた後、ゆっくりと、意識を闇に落としていった。


 ゆらり、ゆらりと身体が揺れていた。

 感じるのは、やや硬く、しかし温かな感触。そして鼻腔には、芳香とは思えないが、しかし、美琴にとってもっとも安心できる香りだ。

「ん・・・ぁ・・・?」

 ふわり、と浮上するような感覚とともに、美琴は顔を上げた。

 見慣れた道路―――上条の住む学生寮に向かう、いつもの通り道である。

「・・・・・・?」

 だが違和感があった。いつもよりも視界が、少しだけ高い。

「お、目が覚めたか?」

 視界右側直近に、上条の横顔があった。

「!」

 美琴のぼんやりとした目が、瞬時にぱちっ、と開いた。

 顔が近い。そして太もも―――というか、尻に感じる、彼の両手。

 上条に、背負われている。

「えっ、わっ、ひゃっ!?」

「うわっ!? こけるこける! 暴れるなよ美琴!」

 一気に頬が熱くなり、恥ずかしさから反射的に身をはがそうとする美琴。

 しかし上条はふらふらとしながらも、決して美琴をはなそうとはしなかった。

 美琴はひとしきり暴れたあと、今度は逆に彼の肩に顔を埋めるようにして、己の赤面を隠そうとする。

 もっとも耳まで真っ赤になっていれば、それも大して意味はない。まぁ上条からは見えないかもしれないが、彼がそれに気がつかないわけがないだろう。

「あっ、あんた、なに、なに、なにしてっ・・・」

「なにって、家に帰ってるんだよ。あのままあそこにいたら、風邪ひいちまうし。悪いけど下着とか、勝手に履かせたぞ? まぁいまさらって感じだけど」

 先程までの狂態からは考えられない美琴の少女らしい仕種に、上条は苦笑しながらこたえた。


「風邪っ、って、わたしっ・・・!」

 慌てて自分の身を確認すれば、裸というわけではない。

 蜜は拭き取られ、ショーツを身につけている。羽織っているのは上条のジャンパーだが、裾部分を彼の両手が押さえるようにしてくれているので、後ろから見ても辛うじて下着は見えないだろう。

 だが下着は、感触から言って間違いなく彼の寮で脱ぎ捨てた、いわゆる使用済のものだ。それを彼が持ってきて、その上、恥態の後始末をしてもらったあげく、手ずから履かされたのだ。

 そして、

「!」

 それに連動していままでのことが思い起こされる。

 寮での恥態、路上での絶頂、『妹達』の一人に見られ、公園での情交。

 『妹達』からのみょうな通信で暴露はないとわかっていても、それでも彼以外に知られてしまったのである。

「~~~っ!!!」

 もうなにも言えないらしい。

 美琴は上条の肩に顔を捩込み、プルプルと羞恥に耐える。


「・・・なぁ、美琴」

 そんな彼女に、上条が声をかけた。

「~~~っ」

 美琴はいまだ振動中でこたえない。

 だが上条はそれに気にせず、しかし不意に、

「きゃっ」

 美琴を下に降ろした。

 さすがに一気に手を離すのではなく、ゆっくりと自分も一緒にしゃがむようにしたのだが、恥ずかしくて回りが見えない中でいきなり降ろされれば、誰だって驚く。

「なっ、なっ、あっ、~~~っ!」

 美琴は立ち上がり何か言いかけたが、振り返った上条の顔を見た瞬間、ぷしゅーっ、と湯気を噴いて黙り込んでしまった。

 いままで、何度か公園でプレイしたことはある。

 だが今日のように、道すがらでの行為や、誰かにばれるようなこと、そして何より、自分から見られることを望んだことなど、なかったのだから。

(あ・・・)

 そこまで考えた美琴の胸中に、暗い影が落ちた。

 真っ赤になっていただけの彼女の頬が、明確に強張る。


(わたし・・・)

 いままで。

 いままでは、結果的に快楽に溺れても、彼のいうことだから、彼にだけしか見せないから、自分がイヤらしくなるのは彼の前でだけだから、という思いが彼女の中にはあったのだ。

 だが今日、美琴は上条を見ることはできない。顔を背ける、目を閉じてしまう。

 上条以外の視線で興奮するような、イヤらしい娘だと知られてしまったのだ。

「・・・・・・」

 正面から感じる彼の気配は、どこかこちらを伺うようなもの。

 そんな彼らしからぬ雰囲気が、美琴の不安をさらに煽った。

(当麻はやっぱり、いやだよね? こんな当麻以外の誰かに見られて感じちゃう女の子なんて、嫌い、だよね?)


「美琴」

「っ」

 上条の声。

 美琴が身を震わせる。

 反射的に一歩下がろうとした美琴を、


 ぎゅっ、と上条が抱き寄せた。


「え・・・」

 ほうけたような声を出す美琴。

 続いて、唇に柔らかい感触。

 驚いて思わず開けた視界には、目を閉じた上条の顔。

 重ねるだけの、しかし包み込むような優しい接吻は数秒。

「・・・・・・」

「あ・・・」

 唇が離れ、名残惜しそうな声を漏らす美琴。

 上条はそんな彼女を真正面から見ながら、

「好きだぞ、美琴。大好きだ」

 と、言った。

「!」


『……ねえ』

『ん?』

『……最後は、抱きしめて』

『……』

『アンタのしたいことシテも良いからさ……最後はちゃんと優しく抱きしめて』

『気持ちいいキスして……』

『それで好きだってちゃんと言って……』

『そしたら……』

『……』

『……ね?』

『……わかった』

そしたら……平気だから

……不安じゃ……なくなるから


 そう。

 そうだ。

 いつかどこかで、たしかにこんな会話があったはずだ。

「あ・・・」

「・・・・・・」

「・・・うん」

「・・・美琴?」

「うん・・・うん・・・!」

「え、あれ、なんで泣いて・・・」

「うん、うん、ありがとう当麻・・・!」

「どうしたんだ? まさかどっか、怪我とかさせちまったのか!?」

「私も大好き・・・」

「え?」


 暗い夜道。

 僅かな街灯の明かりで伸びた二つのシルエット。

 そのうちの片方が、オロオロしている様子のもう片方に、いきなり抱きついた。

 シルエットは縺れ合ってひとつに重なり、そのまま倒れ込んだ。

 不意に吹く風、それ混じった声ひとつ。


「大好きだよ、当麻」


 夜の中に消えた声は、しかし、シルエットの中には、いつまでも響いていた。



以上、終了。

勢いではじめた一連のお話もこれにて終わりというところで。

力量不足で犬も露出も中途半端になったのは反省。

あと整合性とかかなり甘し。

いやはや、修業せんといかんなぁ。


そして10033号に続いて、最後の回想会話シーンも無許可ですが、書いた方、平にご容赦を。


というわけでほぼ週刊になってたカキコミもこれまでとします。

お付き合い、ありがとうございました。

陣海がキモいのは認めるがお前が何を言ってるのかわからない

ところでどうするかこのスレ 俺的にはhtml化してほしくないんだが・・・
誰かかいてよ

美琴が誘う
→上条さんしぶしぶ乗る
→上条さん行為してるうちにだんだん本気に
→上条さん「もうでねえ・・・」
→美琴「もっと・・・アンタのこと欲しい・・・」
→上条さんゲッソリ美琴ツルツル

美琴はMじゃなくて上条さんが手に入るならどんなことでもする健気な子なような気がしてきた

「はぁ・・・」

 美琴は目の前で起立する『それ』にうっとりとした視線を当てると、熱のこもった吐息を漏らした。

 瑞瑞しい唇の間を流れ出た甘い息は、ぬるりと『それ』に絡み付き、目には見えない艶化粧を施し、消える。

 僅かに残るのは、空気の流れのみ。

「んっ・・・」

 まるで吸い寄せられるように、少女の唇が『それ』に近付いていった。

「ちゅっ・・・」

 唇を僅かに押し当て、小さく吸い込み、すぐに離す。そしてそれを繰り返す。

 啄むような、いわゆるバードキスだ。

 音だけはある意味無垢に、しかしそれを為す表情はどこまでも淫蕩に、『それ』と唇の挨拶が幾度も幾度も交わされた。

 固い弾力を持つ幹部分、不器用な円みを持つ先端部分。

 飛び石を跳ぶように、上下に唇が動く。

「はぁ・・・んぁ・・・」

 そして根本近くに鼻先を埋めたところで、美琴は動きをとめた。

 だがそれはキスの位置をとめただけに過ぎない。唇自体は、もう次の動きに移っている。

「はふ・・・」

 顔を横に傾け、幹部分を唇で挟む。

 半分も覆わない。幹周りの手前三分の一程度を浅くくわえ、ゆっくりと、小刻みに首を振った。

 美琴から見れば横に、しかし実際の動きは上下に、『それ』の表面を唇で撫でる。


「ん・・・」

 ちろり、と僅かに舌を伸ばす美琴。

 唇の隙間に内側から差し込まれた舌先が『それ』に触れる。

 顔の動きにあわせ、幹部分に唾液による湿り気が付加されていった。

「ん・・・ふ・・・んむ・・・」

 薄く目を開ける。

 そそり立つ『それ』を視界の端に捉らえながら、美琴は己の髪を一房、右手でつまんだ。

 髪は長くない。いや、どちらかと言えば短い方だろう。

 しかしそれでも十分だった。

 目の前に立つ『それ』を、くすぐる程度であるならば。

「んふっ」

 幹部分を唇と舌であやしながら、美琴はつまんだ髪の一房を、『それ』の先端にあわせた。

 小さく、指を左右に動かし、表面を撫でる。

 美琴の髪質は固い。

 だがそれ以上に固く張り詰めた『それ』の先端は、間違いなくくすぐるような感触を快楽のひとさじに変えるだろう。

 唇と、髪。

 ぬるりと、サラリと。

 異なる刺激による奉仕の時間が、ゆるゆると過ぎていく。

 そして美琴の首の上下回数が三桁に達しようしたとき、

「ふあ・・・」

 すっ、と少女は首を引いた。

 唇と舌が幹部分から離れ、極細の唾液の糸が、プツリと切れる。

「はぁ・・・はぁ・・・」

 『それ』の根本に指を絡めた左手。変わらず髪で撫でる右手。

 美琴はねっとりとした視線を『それ』に注ぎ、そして、こくっ、と唾を飲み込んだ。

 視線の中に色濃い欲望を滲ませながら、美琴は口を開いた。

「んっ・・・」

 餌をねだるように、舌を出す。

 たっぷりと乗った唾液が、軽く回された舌の上で、ぬらぁっ、と踊る。

 少女の頬は赤く染まり、瞳には隷属の悦びが浮かんでいる。だらしなく開いた口から漏れる吐息は、熱く濡れていた。



 淫靡。



 そう形容するに、相応しい顔だ。

「はぁ、はぁ、はぁ」

 唾液が零れないよう、舌がゆっくりと上下された。

 小刻みに震える美琴の顔が、引っ張られるように『それ』に近付いていく。

「んっ・・・」

 ピチャ、という水音が、小さく、しかし確かに響いた。

 水音は連続する。

 ピチャリ、ピチャリと、ちょうど犬がそうするように舐めあげる動作。

 舐め上げ、離れ、また下から。

「んっ・・・んっ・・・んんっ・・・」

 塗り重ねられた唾液の上に、熱い吐息がかかる。いつのまにか余裕がなくなった美琴の右手は髪による愛撫をやめてしまっていたが、代わりに幹部分の反った側を摩る動きへと変化していた。

「んぅ・・・」

 美琴は舌を強く押し当て、舐め続ける。その合間に、幹部分に柔らかな頬を当て、さらに異なる刺激も加えた。

 そして、

「んふぁ・・・もう、だめ・・・」

 ぼんやりとした口調で呟く美琴。

 口の端にたまった唾液が、糸をひいて落ちる。

「お願い当麻・・・ご奉仕、させて・・・」

 そう言って、美琴は『それ』の先端に唇を寄せ、

「はぷっ」

 かわいらしく、好物でも頬張るように、くわえ込んだ。

「んっ、んっ、んっ」

 美琴の頭が規則正しく上下をはじめる。

 唇が幹部分を柔らかく締め付け、口内で舌が踊る。

 根本まで飲み込むのにあわせて強く、先端に戻るにつれて弱く、根本まで飲み込むのに合わせて幹部分に絡め、先端に戻るにつれて舌先で円を描く。

「んぷっ、んんんっ、んむぅっ」

 上下運動が激しくなる。

 唇の端から泡になった唾液が溢れ、飛沫となって落下した。

 そして、

「~~~っ」

 美琴が一際深く頭を下ろし、『それ』を喉奥にまでくわえ込み―――







「白井さーん? いますかー?」







 初春飾利の声が響き、寮室のドアがノックされた。

「んぐうっ!?」

 驚いたのは美琴だ。

 早く返事をしなければ、ドアを開けられてしまう。しかしこの状況を見られてしまうわけにはいかない。

 焦りゆえに思わずたてられた歯が、『それ』―――舐められ続けてふやけたバナナを、あっさりとその身を切断した。

「んんぐっ!」

 口内にある長さゆえに飲み込むこともできず、それ以前にあわててしまって咀嚼もままならない。

「えっ!? この声、御坂さん……!? だ、大丈夫ですか!? 開けますよ!?」

 こちらの声がドア向こうにも届いたのだろう。飾利の声があせったものに変わり、次いでドアノブがガチャリと回された。

(―――っ、そういえば、鍵……!)

 少しだけのつもりで『練習』を始めたことと、白井から遅くなるというメールを受けていたため、油断していた。

 服は着ている。特に自慰のようなことをしていたわけでもない。

 ただ、口淫の練習をしていたところなど、相手にわかるわけがないと思いながらも、見られるのは色々と厳しい。

「んんんんっ!!」

 ちょっと待って。

 そう言おうとするが、言葉にならなければ伝わらないのも道理である。

 目を白黒させる美琴の祈りも空しく、ガチャリ、とドアが開き、飾利が飛び込んできた。

「じゃあ、ゆっくり休んでくださいね」

「う、うん。ごめんね初春さん。何もおかまいできなくって」

「なに言ってるんですか。体調悪いんですから、そんなこと気にしないでください。それじゃあ、失礼しますね」

 そう言って、飾利は部屋を出て行った。

 パタン、と軽い音が響き、ドアが閉まる。

「……」

 美琴は一拍だけ沈黙したあと、

「はー…」

 ため息をつき、ベッドに寝転がった。

「初春さんでよかった……」

 体調が悪かったので、バナナを食べて寝ようと思っていた。

 そんな説明に、疑うことなく頷いてくれた彼女の純真さに感謝する。

 顔が赤いことも疑問に思わなかったようだ。これが白井や佐天涙子あたりならば妙な勘繰りをされたに違いない。

「……今後は、もう少し場所を考えなきゃね」

 白井も時折、空間移動で帰宅する場合がある。

 トイレはちょっとあれだが、それでも寮での練習は控えた方がいいだろう。

(じゃあやっぱりアイツの家、かなぁ)

 だがおそらく、そういうことになれば、練習どころか実地研修になることは間違いない。

「……ん」

 トクン、と胸が騒ぎ出す。

(って、だめだめ! 寮じゃ絶対危ないってさっきわかったじゃない!)

 ブンブン、と頭を振り、美琴は脳裏に浮かんだ光景をかき消した。

(寝よう! 今日はもう寝ちゃおう!)

 そして勢いよくベッドに横になる。

 制服が皺になるだろうが、明日明後日は休日である。なんとでもなるだろう。

 胸の動悸と身体の疼きを強引にごまかしながら、美琴は目を閉じた。 

 部屋の、外。

「……」

 飾利はゆっくりとドアを閉めてから、

「んー…」

 と、口元に手を当てた。

 僅かに天井を見上げるその横顔は、何事かを考えているものだ。

(今日は御坂さん、いるんですね。上条さん、何かあったのかな)

 連休であるし、間違いなく彼の家に泊まりこんでいると思っていたのだが。

(まぁでも、)

 と、飾利は口元を隠しながら、笑みを浮かべる。

 それは普段の彼女からは想像もつかないような、妖艶な笑み。

(……練習するんなら、きちんと場所を考えないと駄目ですよ、御坂さん)

 赤い頬、潤んだ瞳、布団にあった。唾液の跡。そしてバナナ。

 美琴は風邪と言っていたが、それはちょっと無理があるだろう。

(きっと今頃、ナニかしてると思いますけど……)

 聞き耳を立てれば、もしかしたら聞こえるかもしれないが、録音までは無理だ。

 美琴のあられもない声が手に入れば、

(……白井さんの調教にも効果あるかもしれません)

 それを聞かせながら攻めれば、よい反応を見せてくれるだろう。

 とはいえ、盗聴器もない今では、それは無理な話だった。

 飾利は、はぁ、とため息をつく。

 白井の不在は予想していたが、美琴がいるとは思っていなかった。

 予定では歩いて帰ってくる白井を、美琴の香りがするベッドで苛め抜くつもりだったのだが…。

(まぁ、今日は支部で我慢しますか。きっとここから迎えに行けば、そっちの方の近くで落ち合うでしょうし)

 陰核にローター、肛門にアナルバールをつけられた状態での空間移動は不可能だ。

 仕事が終わって同時に支部を出たが、自分の方が早く寮についたということは、間違いなく歩きだろう。

 今頃、ひょこひょこと少しでも不自然にならないよう、しかしそれがゆえに不自然な歩き方になっていると気がつかずに、ゆっくりと歩いているに違いなかった。

 そうと決まれば、ここには用はない。

 寮監に風紀委員の仕事で迎えに来たと告げれば、外泊許可はすぐに下りるだろう。

「くすっ」

 飾利は小さく含み笑いをこぼしながら、脚を踏み出した。

 今夜、白井はどんな風に泣き、喘ぎ、そして懇願してくるだろう。

「白井さんって、攻められると弱いんですから……」

 飾利の呟きは、誰にも聞かれることなく、静寂な廊下の中に消えていった。

投下終了。
二回も上げてしまった。すまん。
そして今回、ほとんどM琴じゃない。すまん。
ついでに黒春嫌いな人、すまん。

唐突に奉仕描写を書きたくなったので何も考えずに書いたのですよ。

なお、初春×黒子を書くつもりはありませぬ。ここはM琴の場所だしな……。
なんとなく今回のオチで使っただけなので、気にしないでください。


「こら、もうちょっと緩めろよ美琴」

 少女の左太股に右手を添え、上条は少女の脚を撫であげた。

「んあっ、はっ、はいぃ」

 その言葉に、美琴は喘ぎまじりの返事を返す。 

 膝ほどまでずり下げられた、彼女の下着。

 すでにべっとりと濡れた下着に、新たにポタリ、ポタリと粘液が落ちていった。

 秘裂が根本までくわえこんでいたバイブレーター。それに上条の左手が添えられ、不規則に動かされていた。

 押し込む動きではない。

 左右に小刻みに震わされながらも、バイブレーターは僅かずつ引き抜かれていく。 
「あっ、あっ、ああっ」

 ずっ、ずっ、と性具が膣壁を擦っていく度に、美琴に口から艶めかしい嬌声が漏れる。

 よほど強い力で締め付けているせいか、バイブレーターは中々秘裂から解放されない。

 それを言葉では叱りながらも、上条の口元には笑みが浮かぶ。いくら貪欲に締め付けようが、その気になれば引き抜くのは容易だ。

 それをしない理由など、ひとつしかない。


「あくっ、あはあっ、ひあっ、ああっ」

 時に円を描き、時に押し戻す。

 そんなことを繰り返しようやく、バイブレーターの先端が秘裂から抜け落ちた。

「ふああんっ」

 ビクッ、と美琴の腰が跳ねる。膣内に溜まっていた白濁の愛液が、下着に、床に、大粒の雫を降らせていく。

「はあっ、はあっ、はあっ」

 身体を苛んでいた快楽の源泉がなくなり、荒い息をつく美琴。

 今朝からずっと身を凌辱し、恥辱を与えられ続けていたモノをなくした秘裂は、だが、ヒクヒクと物欲しそうに震えていた。

「美琴。お前のここ、また突っ込んでほしいって言ってるみたいだぜ?」

 ツン、と上条の指が濡れた膣口を突く。

「ああんっ」

 ビクッ、と美琴が震え、腰がひけた。

 欲情の汗に濡れた少女の頬。そこに張り付いた髪がパチパチと音をたてるが、太股に添えられた右手のせいか、直ぐさま掻き消える。

「ん・・・んんぅ・・・ご主人様ぁ・・・」

 スカートを持ち上げたまま、美琴はむずがるように、しゃがみこむ上条を見た。

 見下ろす視線に含まれているのは精一杯の媚び。

 彼の右手に触られている限り、美琴には抵抗する術はない。能力は封じられ、力では上条に叶わない。それに、彼の携帯電話には、もう何枚もの己の恥態が納められている。


(あぁ・・・私、絶対に逆らえないんだ・・・)

 抵抗するつもりはない。

 だが「抵抗すらできない」という状況を思うだけで、美琴の胸中は被虐の悦びに彩られる。

 これからどんなお仕置きをされるのだろう。どんな恥ずかしいことをされるのだろう。

 それを考えるだけで太股をゆるりと蜜が滑り、すりすりと両膝がすり合わされる。

 ニチャ、と下着が、粘質の音をたてた。

「まったく、イヤラシイやつだな」

 それを目の端に捉えながら、上条が立ち上がる。

 そして彼は右手を美琴の頬に添えると、美琴の唇に左手のバイブレーターが押し当てた。

「んむっ!」

 美琴はそれに逆らわない。 

 大きく口をあけ、自分の愛液でぬめぬめとするバイブレーターを先端からくわえ込んだ。さらに、上条が押し込むまでもなく、自分から奥まで飲み込んでいく。


(あぁ、私の味がするぅ・・・イヤラシイよぉ・・・)

 美琴の表情が自虐の悦楽にとろりと溶ける。

 バイブレーターと唇の隙間から愛液交じりの唾液が漏れ、顎にまで伝っていった。

「どうだ? 美味いかよ美琴」

「んぁんっ」

 バイブレーターの表面をなめ回しながら頷く彼女の表情に、嫌悪感はまったくない。それどころか、口内でも快楽を得ているかのように、とぷっ、と秘裂から新たな雫が落ちていった。

「よぉし、じゃあ離すなよ? それから、動くな」

「んぅ」

 んふー、んふー、と鼻だけで呼吸を繰り返す美琴。

 スカートを持ち上げたまま、ブラジャーをつけていない胸に掻き抱かれた両手には、固くしこりたった乳首の感触がある。

 股間からの快楽のない今、すぐに刺激したかった。

 しかし「動くな」と命令された以上、そんな勝手なことはできない。

 自分で貪ることもできない、目の前にある快楽に、美琴の瞳が濁りかすんでいく。


「いい子だ、美琴」

 ニヤリと笑う上条。

 彼は触れるか触れないかの加減を保ちながら、頬、顎、首と、下に下に右手を滑らせた。

 ふぅんふぅんと美琴が鳴く。やがて、右手は、美琴の慎ましやかな胸の曲線にまで達した。

「んんんっ・・・んんっ、むふんっ・・・」

 ブラウス越しに、彼の右手。

 揉みしだかれる、あるいは摘まれる期待に、美琴はさらにバイブレーターをなめ回す。

 右手がゆっくりと、確かめるようになだらかな膨らみをさすりーー

「・・・・・・」

 深くなる上条の笑み。

 次の瞬間、空いていた彼の左手中指が、一息に美琴の秘裂に滑り込んだ。


「んんんーっ!?」

 ガクッ、と美琴の身体が跳ねる。

 反射的に爪先立ちになった美琴。しかし上条は彼女の身体が下りてくるのを待たず、左手を激しく上下させる。

「んんっ! んふんっ! んむっ! んんんっ! んむんんーっ!」

 美琴は目を白黒させながら喘ぎ続ける。

 だが彼女の腰は、まったく驚きを無視して、中指にあわせて前後し始めた。

 上条の右手が素早くブラウスのボタンを外し、中に滑り込んだ。しかし彼がその胸を弄ぶより早く、美琴のスカートを抱えた両手が、ぎゅうっ、と上条の右手を乳房に押し当て、ぐりぐりと刺激する。

「んんんっ、んんっ、んっ、んっ、んっ」

(気持ちいいっ! あああっ、すっごく気持ちいいよぉ!)

 水音が連続し、唇の隙間からよだれが垂れていく。

 朝からバイブレーターの刺激を受け、上条に焦らされた揚句、さらなる快楽を注ぎ込まれた美琴の身体は、あっさりと最高点までの道程を駆け上がった。

「むふっ! んんんっ! んんっ! んんっ! んんんーっ!」

(あっ、あっ、もうイクっ、もうイッちゃうっ、ああっ、ああっ)

 絶頂の予感。

 頭の中が真っ白に染まり、目の前がチカチカとする。股間ではグチュグチュと蜜が泡立っていた。右手に触れられながらも前髪から溢れた紫電が、パチッ、と音をたてる。

「んんんっ、んんんっ、んんーっ!」

 股間の中指が、抜けかかるほど大きく下がった。次の挿入を深くしようとするための動き。

「っ!」

 美琴がそれにあわせ、最後の一突きを味わおうと、ぐっ、と腰を落とした、その瞬間。


「おっと」

「んふうっ!?」

 あっさりと、上条は中指を秘裂から抜き出した。

 駆け上がっていた階段がいきなり崩れたような感覚に、美琴が上条を見る。

「んんーっ! んんんーっ!」

 涙すら浮かべ、美琴が首を左右に振る。涸れることなく蜜を零す腰はクネクネと踊り、胸元の手はさらに強く上条の手を掻き抱く。

 しかし、

「ダメだ」

 上条はブラウスの中から無理矢理右手を引っ張り抜き、ニヤリと笑う。

「ここまでは、お仕置きの準備なんだからな」

 言いながら、上条はズボンの後ろポケットから、隠していた「それ」を取り出した。

「っ!」

 美琴が大きく目を見開く。

 T字型のそれがなんなのか、美琴だって知っている。

 そしてこの状況で、それをどう使うのかも、予想がついた。

 コンビニでも売っている、安い粗末な「それ」は、

「ほら、美琴」

 上条が楽しそうに「それ」の、カミソリの、包装ビニールを破り開けた。

「キレイに、してやるからな?」


というところで中断。続きはまた気が向いたときに。
というか、剃毛属性ないから、この後どこに重点置くべきかわからなかったり。
剃るところか、剃った後か、それともまた別に重点があるのか・・・うーむ。

で、黒春さんの話ですかー。

『んん・・・あっ、ああんっ、いいよぉ・・・』
「んーっ! んんーっ! んーっ!」
 常盤台学生寮の一室に、艶めいた喘ぎと唸るような喘ぎが響いていた。
 艶めいた喘ぎは、携帯電話に映し出された動画からのもの。 
 普段は季節季節の花束が表示される待受画面には、今は赤毛の少女の恥態が映し出されている。喘ぎは、スピーカーから、電気的に再生されたものだ。
 対して、唸るような喘ぎは、それを見る人物からのもの。
 外ならぬ動画の少女のベッドに転がされ、細い両手首と両脚を掃除用の箒に括りつけられたーーM字開脚で固定されたーー全裸の少女の唇からだった。
 唇、という表現は、やや正確ではないかもしれない。
 なぜなら少女の口にはボールギャグが噛まされ、喘ぎはその穴から漏れているのだから。
「ほら、どうですか白井さん。憧れのお姉様のベッドで、憧れのお姉様の香りに包まれて見る、憧れのお姉様のオナニーシーン。やっぱり興奮しちゃいます?」
 全裸の少女ーー白井に、クスクスと笑い混じりの声が投げ掛けられた。
 声の元は、白井のすぐ隣。
 両手の使えない白井に携帯電話を見せている、白井と同年代の少女である。
「んんーっ! んんんーっ!」
 しかし白井はその少女ーー飾利の方に目を向けない。
 興奮に満ちた瞳で、携帯電話の画面を凝視している。戒められた彼女の両手は必死の勢いで空を掻き、固定された手首からは、無理に動かしているせいか血が滲んでいたーートプトプと粘液を漏らす己の股間に、触れようとして。
「あー、やっぱりちょっと薬が多すぎましたか。失敗しました」
 飾利はため息をひとつ。
 感度をあげるために媚薬を使ったのだが、量を間違えたらしい。
 もう少し抵抗されることを期待していたのだが、これでは拍子抜けである。
(まぁ、これはこれで活かすことにしましょう)
 このまましっかりと焦らせば、白井の心と身体に渇望を刻むことができるだろう。
 その上でおねだりをさせ、自分の手で快楽を与えてやる。
 これを何回も繰り返せば、白井は初春飾利という存在を意識する度に快楽を思い出すようになるはずだ。
(心を崩すには、まず身体を屈服させないといけませんからね)
 今日は休日前夜。美琴は上条の家に泊まりにいっている。
 明日の朝まで、時間はたっぷりとあった。
「じゃあ、はじめますか」
 くすっ、と笑いながら、指先を白井の喉元に這わせる飾利。
 白井が未成熟な身体が大きく震え、情欲にまみれた嬌声があがった。

こんな感じかなぁ。いや続きは書きませんが。スレ違いですし。
ではではー。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom