凛「変な奴召喚してしまった」桜「え?え?」(73)

凛(セイバーのクラスを召喚するために今まで頑張ってきたのに………)

凛(召喚されたのが制服姿の男子って……)

凛「どーいうことよっ!」

桜「な、なんかすみません………」

カードキャプターの方かと

うわっつまんなそう!

多分志貴だろ

凛「………で、クラスはなんなのよ……?」

桜「え、ええっと………あ、アーチャーです」

凛「はぁ!?あんたがアーチャー!?どこに武器持ってるのよ」

桜「いや……そもそも僕がここになんでいるのかも………」

凛「………」

と思ったら違った

凛「……じゃあ、なんかアーチャーのクラスに召喚されそうな偉業とか何かないの?」

凛「例えば……なんかすごい奴に何か投げたとか」

桜「…………あっ!」

凛「なにか思い出したの!?」

桜「ええっと、あの、僕の家に居候してる天使と野球して………」

桜「その時僕がピッチャーでした……」

凛「………それね……」

凛(いや……でも天使と野球できるなんてこいつもしかしたらすごい奴なのかも……)

桜(本当にここ何処だろう……なんで聖杯戦争?なんかに参加しなきゃいけないんだ……)

凛「ねぇ、あんたの宝具って何?」

桜「ええっと、あ、これかな。ポケットに入ってた」つアイマスク

凛「」

ググっても元ネタが分からん

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~?

凛「なんでアイマスクなんかが宝具になるのよ……っ!」

桜「まあ、それは………ちょっとあって……」

凛「……そう言えばまだあんたの名前聞いてなかったわ。私の名前は遠坂凛」

桜「あ、僕は桜。草壁桜です」

凛「桜…………ね、ええ、よろしく」

凛「明日の夜から見回りにいくわ。それまで休んでおいて」

凛(…………桜、か………。よりによって……)

草壁桜 夜仮面
でググれ

桜くん!

しえ

ライダーになって凛にのりたい(直球)

~夜の学校~
桜「わぁ………夜の高校の校舎なんて初めて入りました」

凛「あんたいくつよ」

桜「中学二年生です。聖ゲルニカ………っ!」

凛「……来たようね」

???「ほう?抜けていると思ったら以外と鋭いじゃねえか、坊主」

凛「あの槍は……ランサーね?」

ランサー「ご名答。さぁ、早速だが死んでもらうぜっ!」ダッ

桜「カミヒトェェッッ!!」ビュッ!

ランサー「ほう!上手くよけたな」

桜「うわあああっ!びっくりしたぁっ!」

凛「気を抜かない!次が来るわよ!」

あ、ドクロちゃんか…

無限再生の加護あるで

ランサー「最初のはマグレだったようだな。これで終わりだ、坊主!」

ランサーランサー「刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!!!」ズザッンッ!

凛「っっ!!」

桜「くっ…………ううっ!」ぷるぷる

ランサー「…………こいつっ!受け止めやがった!?」

桜「ポケットにこれもあったんだ………!僕の、努力の証!」

桜「摘出ユビサック スキドブラドニルッッッ!」パァァァァ

凛「あいつの頭に金の輪っかが……?」

摘出ユビサック スキドブラドニル

草壁桜がドクロちゃんを助けるために修行した際に手に入れたアイテム。

全てのものを安全に掴むコトが可能

しかし、天使状態にならないといけないので、一日三分間の制約がある。(本来は三日の為)

ランサー「……残念だがここまでだ」

ランサー「俺の雇い主はこれを外したら帰って来いと言ってやがる」

凛「……退くのね?」

ランサー「ああ、次はもっと楽しませてもらうぜ……っ!誰だ!」バッ!

凛「っ!人がいた!?アーチャー、追って!」

桜(天使)「え、あ、はい!」

士郎「」ドクドクドク

凛「くっ、一般人を巻き込むなんて………」

桜「すみません……見失いました……」

凛「いえ、今回はランサーを退けただけいい方よ。こいつを治療して家に返すわ」

桜(僕はドクロちゃんのおかげで助かっているけど………って、僕はそのドクロちゃんに殺されてるんだっけか………)

~数十分後、衛宮邸~
凛(衛宮君がセイバーと契約した……なんてこと……)

士郎「つまりこの聖杯戦争で優勝すればなんでも願いが叶うってことか……」

セイバー「ええそうです。この戦争で私は悲願を達成する」

凛(そういえばこいつの願いとか聞いていなかったわね……)

桜(そう言えばなんでも願いが叶うんだよね………ッ)

桜(も、ももももしかしてぼ、僕がし、しししし静希とりょ、両思いにもなれたりしてッッッ!?)

凛「ちょっ、あんた!耳から変なものが垂れて来てるんだけど!!」

~バーサーカーとイリヤ~
凛「な………バーサーカー!?」

桜「………こんな小さい子まで参加しているなんて………」

セイバー「シロウ!下がってください!ここは私が」

士郎「駄目だ!女の子が無茶をしちゃ!」

凛「アーチャー、さっきのあれ、もう一度できないの?」

桜「すみません……あれ、一日一回らしいです……」

凛「あのアイマスクは?」

桜「アレは………流石に………あっ」ゴソゴソ

凛「!なにかあったの!?」

桜「……………これは……………」

桜「ええいっ、一か八かだ!」バッ!

凛「あ、アレは………」

士郎「ドラ焼き………?」

セイバー「あんなものをどうすると」


桜「ドクロちゃーーん!最後のドラ焼き食べちゃうよーーーーぉっぽけしゃぁっ!!!」

士凛セイバ「「「「「」」」」」

???「ちょっとヒドイよ桜くん!ボクが大切に冷やしてたドラ焼きをもっていくなんて!」

???「って、ああっ!桜くんがドラ焼きを持ったままの愉快なオブジェになっちゃってる!」

???「すーーっ、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」

パァァァァ

桜「ひ、ヒドイよドクロちゃん!僕はただドクロちゃんを呼んだだけなのに!」

ドクロちゃん「勝手に人のものをとっちゃうのがいけないんでしよぉぉぉぉぉぉ!!」

桜「あががががががががが!!!いだぃ!エズガリボルグがあじにざざっでる!!」

凛「…………なんなの……、これ……」

イリヤ「や、やっちゃえ、バーサーカー!」

バーサーカー「■■■■■■■ーーーー!!!」

頑張れ

ドクロちゃん「ひっ!」

桜「ど、ドクロちゃん!あれをみて?あそこに可愛い女の子がいるでしょ?」

ドクロちゃん「ほ、本当だ……。桜くん好みの小さな女の子がいる……」

桜「好みじゃないから!で、今こっちに来ているおっきい人があの子を誘拐しちゃったんだ!」

ドクロちゃん「ええっ!?桜くんが誘拐したんじゃなくて?」

桜「だからしてないしするコトもないよ!だから、ほら!あの人を倒したら警察の人に褒めてもらえてザクロちゃんからご褒美貰えるかもよ?」

ドクロちゃん「桜くんからは?」

桜「あ、あげるから!あげるからさっさとあの人を倒しましょう、ね?」

ドクロちゃん「えーーっ、どぉしよっかなぁ~」もじもじ

桜「もじもじなんかしなくていいからぁぁぁぁ!!」

ドクロちゃん「うん、桜くんの頼みなら仕方ないよ!えいっ!」

ドグシャァァァッ

バーサーカー「」

凛「……………ウソ」

セイバー「……………これは……………」

桜「や、やった!やったよドクロちゃん!よーーっし、帰ったらドクロちゃんの大好きなドラ焼きをたんまり買ってあげるからね!」

ドクロちゃん「ほんと!?やったぁ!桜くんだーいすき!」

桜「だがらエズガリボルグがおながにあだっでるグヘェッ」

イリヤ「まだだもん!起きなさいバーサーカー!」

バーサーカー「■■、■■■■■ーーーー!!!」

桜「えええええっ!?!?起き上がっちゃうの!?」

凛「蘇生魔術の重ね掛けね………」

イリヤ「このバーサーカーはギリシャの英雄ヘラクレス!十二個の命を持ってるんだから!」

セイバー「加勢します!」ガキィンッ!

桜「ほ、ほらドクロちゃんも!って、なにしてるのドクロちゃん!」

ドクロちゃん「え?あ、はい。これ、桜くんの分!」つ真ピンクのジャージ

桜「うわああああああ!!!こんなの持って来てたのドクロちゃん!なんでこんなゴミみたいなものを!」

ドクロちゃん「桜くんヒドイ!これは木工ボンド部の正式なユニフォームなのに!そんなコトいうなんて、えいっ!」ビュンッ

桜「えゴパッ!」グチャッ

セイバー「っ!」サッ

バーサーカー「■■■■■■■ーーーー!!!」ドガッ!

凛「!バーサーカーに攻撃が効いてない!」

イリヤ「ふふん!バーサーカーには同一系統の攻撃は効かないもん!」

ドクロちゃん「ああっ、桜くん!ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」

パァァァァ

桜「ドクロちゃん!本当に撲殺はやめてって僕何度も言ってるよね!?」

イリヤ「………むう。バーサーカー以外にも蘇生できるなんてつまんない!」

イリヤ「あーあ、もういいや。帰ろうバーサーカー」

凛「…………よかった………」

エクスカリバーばりに一撃で何回も殺されたかと思ったわ

桜「あ、あれ?ちょっと目を離したスキにドクロちゃんがいない………」

凛「どうやらさっきの女の子を含めてあんたの宝具のようね」

ドラ焼きANDドクロちゃん
桜の使える召喚方法の一つ。
一番使いにくいが一番の攻撃力を誇るドクロちゃんを召喚するコトができる。

セイバー「とりあえず当面の危機は去りました」

凛「ねぇ。衛宮君、提案があるわ」

士郎「なんだ?遠坂」

凛「手を組まないかしら。四人でこの戦争を勝ち抜きましょう」

士郎「!……ああ!よろしくな!」

イリヤ(くううっ、なんなのよさっきの攻撃はぁぁぁっ!)

イリヤ(まさか、一発でバーサーカーの命を八つも削るなんて………)

イリヤ(あの女の頭にはなんか輪っかも付いてたし………っ)

イリヤ(もしかして…………天使……?それなら、この規格外の攻撃も納得が行く………)

イリヤ「くううううっっ!腹立つぅぅぅぅ!!」ジタンダジタンダ

バーサーカー「……………」

~柳桐寺~
凛「ライダーは衛宮君達が相手をしてくれているわ」

桜「それで、僕たちはキャスター狙い、というわけですね」

凛「ええ、まぁ、少しは不安だけど……で、その抱えているものは何?」

モヒカン「」ちーーん

桜「あ、気にしないでください。イザという時に叩き起こすので」

モヒカン「ひ、ヒドイざんすよ桜くん!ミィは桜くんのタメにはるばるやってきタゴベラァッ!」

桜「うるさい!だったらなんで脱衣所なんかにいたんだ!」

モヒカン「そ、それは………ってミィの名前はモヒカンじゃないざんす!ザンスというステキな名前があるざんすよ!」

桜「やかましい!お前なんか真ピンク変態モヒカン、略して犯罪者でいいんだ!」

犯罪者「どこも略してないざんす!ってああ!名前が本当に犯罪者に!」

???「………いいだろうか……」

凛「……ええ、気にしないで」

古すぎてドクロちゃんなんて覚えてる奴イないだろう

アサシン「ここから先は通すコトはできん……いざ尋常に、勝負!」

桜「いけ!犯罪者!」

犯罪者「だからミィは犯罪者でもなんでもないざんすよぉぉぉぉっ!?!?」

犯罪者「ちょっと!いきなりキリカカルなんてどういうことざんすか!?まだミィは桜くんと大事なオハナシを」

アサシンアサシン「秘剣・燕返し!!」

犯罪者「ひ、秘技ザンスフラァァァァァッッッシュ!!!」ピッカァァァァァ!!!

アサシン「ぬうううっ!目くらましか!」

犯罪者「さあ!桜くんたちはこの間にってもういない!?ミィもオドロキの早業ざんすよ!?」



凛「……いいの?」たったったっ

桜「はい。いない方が世のタメです」たったったっ

一応桜くんは不老という根源に近付き過ぎて天使に命を狙われたっていう結構な経緯の英霊になるんだろうか
物は言いようやね

まさかのドクロちゃんwww懐かしいなwwww
これは支援

セイバー「リン!アーチャー!無事でしたか!」

士郎「キャスターは?」

凛「途中に門番が居てね。今モヒカンに時間を稼いでもらってる」

セイバー「ならば今すぐ助太刀に!」

凛「やめなさい。ボロボロのあなたじゃ足手まといになるだけよ」

桜「大丈夫です。あの人もなんだかんだで天使ですから」

凛「………天使のイメージが崩れそうだわ…」



アサシン「………ふっ、見事…。自らが不利になるコトを厭わず奥の手に出たか……」

ザンス「まさか天使の輪っかを使うハメになるぅぅぅ」グーギュルルルル

アサシン「さらばだ……モヒカンの天使よ……」

モヒカンの天使「ユゥが余計なコトいうからまたミィの名前が変わったざんすぅぅぅぅぅ!!!」

>>37
神話や伝承の英霊って箇条書きだとしょうもなくなる奴多いぞ。

アーサー→反抗期の実子に殺される
ランスロット→主君の妃、寝取って国を割る。
メディア→夫に捨てられたから大暴走

~アインツベルン城~
凛「……あそこに衛宮君が捕らえられてるわ」

セイバー「早く行きましょう!」

凛「待ちなさいセイバー。今のあなたじゃバーサーカーに勝つことはおろかすぐ負けてしまうわ」

凛(そしてアーチャーはまだ宝具を持っている………。それを使うしかないわね)

凛「!イリヤが出てきたわ。今のうちに乗り込みましょう!」

サバトちゃんの糞まみれパンツ食べたい

~城内部~
イリヤ「くすくす。引っかかったわねリン」

凛「くっ!さっきのは偽物か!」

士郎「遠坂!俺たちも加勢を……」

凛「いえ、逃げることが先決よ……あんた!」

桜「あ、はい!」

凛「時間稼ぎ、よろしく頼むわよ……?」

桜「だってさ、頑張ろう!」









サバトちゃん「だからなんで私が呼ばれてるんですかぁ!?」

桜「まぁまぁ……」

ダンボールANDサバトちゃん
桜が使える召喚方法の一つ。
そこそこの攻撃力を持つサバトちゃんを使える。

古すぎてザンスの存在とか完全に忘れてたわ

桜(昨日なんでザンスさんが来たのかようやくわかった)

桜(何故かダンボールと醤油と座布団があったんだけど……こういうことだったんだ)

イリヤ「ふーーん。この前の女じゃなくていいの?あっちの方が攻撃力あるでしょ」

桜「まぁ……そうなんだけどね…」

サバトちゃん「そうですよぉ!だから私は帰らせて……」

桜「これに勝ったらあの士郎さんが美味しいご飯作ってくれるってよ?」

サバトちゃん「頑張りますぅ!おらぁ!どっからでもくるですよぉ!こんなちんまい女の子に……」

サバトちゃん「え?これは桜くんを倒せばいいんですかぁ?」

桜「違うよ!まだその誤解は解けてなかったの!?ほら、あっち!」

バーサーカー「■■■■■■■■■■!!!」

サバトちゃん「」

サバトちゃん「無理ですよぉ!!!こんなのに勝てるわけないですぅ!!」

桜「だから頑張ろうサバトちゃん!ほら、ドゥリンダルテは持ってるでしょ?」

サバトちゃん「あんなのに効くとは到底思えないですよぅ!」

バーサーカー「■■■■■■■■■■!!!」ドドドドド!!!

サバトちゃん「きたぁっ!!!」

桜「ほら、サバトちゃん!気をしっかり持って!」

サバトちゃん「ひいいいいっ!!く、くらぇぇ、ですぅっ!!」ビリリリリリリリリッッッ!!

バーサーカー「■■、■■、■■■、■■、■!!!」

イリヤ「ウソ………二回も………」

桜「よ、よし!さぁ後は逃げ回って時間を稼ぐだけだよ!」

サバトちゃん「も、もう嫌ですぅ!はやく家に帰って眠りたいですぅ!!」

桜「でもキチンと逃げれたらご馳走だよ?」

サバトちゃん「死んでも逃げ切ってやるですぅ!!」

桜「よし!その意気だよサバトちゃ「その時ザンス!ミィが真っ白な壁から現れたのべブラぁっ!!!」

桜「びっくりしたぁっ!!何しきたんですかザンスさん!」

ザンス「桜くんたちのお手伝いにきたんざんす!って名前がちゃんとしてるざんす!うれすぃぃぃ!!」

桜「ええい!うるさい!ならさっさといって来い!」ドゲシッ!

イリヤ「やっちゃえ、バーサーカー!」

ザンス「なんなんざんすかあの馬鹿でかいバケモノはぁぁぁぁ!!!」



桜「よし、じゃあ逃げよう!」たったったっ

サバトちゃん「ご馳走ですぅ!!」たったったっ

夢を見た。

その世界は至って普通の世界だった。

サラリーマンが慌ただしく走っていたり、子供達がチャンバラに興じていたり……

ただ、女性が全部幼い事を除けば、だが。

「ふはははは!これこそ僕が望んだ世界!不老不死の世界だ!」

その世界の頂点に立つのは「永遠」に辿り着いた一人の男。

傍らには髪の長い女の子が男の白衣の裾を握っている。

「ごはん、できてるよ……」

「あ、うん。じゃあ食べようか、しず------

そこで、私は夢も見ない深い眠りについた。





凛(ああ、あいつロリコンなんだ………。あんな小さい子と結婚するなんて………)

凛「あ、帰ってきた」

桜「あ、はい!ってなんで距離おいてるんですか?」

凛「いやぁ………流石に犯罪者予備軍に近寄りたくないというか……」

桜「!?」

桜(因みにお城を出たらサバトちゃんは消えてしまった。あの悲しそうな顔は忘れられない)

桜(…帰ったら、母さんに頼んでご馳走作ってもらおう……)

~柳桐寺~
凛(あの後、バーサーカーは回復したセイバーのエクスカリバーで倒された)

凛(そしてキャスターを倒しに向かったら既に倒されていて………)

ギル「ふははははは!!セイバーよ、我の嫁となれ!」

セイバー「断ります!」

凛(何なのよあいつ!一度にあんな大量の宝具打ち出すとかなに考えてるのよ!)

桜「うわあああっ!今頭の上かすった!」

~衛宮邸~
セイバー「あのサーヴァントの名はギルガメッシュ。前回の聖杯戦争で戦ったことがあります」

凛(あんな大量の宝具を防ぐ手なんて……あのモヒカンも使えなさそうだし………)

セイバー「しかし私はギルガメッシュを倒さなければならない。リン、シロウあのサーヴァントの相手は私に!」

士郎「で、でも!手はあるのか」

セイバー「私の宝具、エクスカリバーを使えば……あるいは」

凛「でも聖杯も壊さなくちゃならないのよ?あと何発打てる?」

セイバー「そ、それは……」

???「それなら案はある」

凛「え……?」

桜「な、なんで………あなたが!」






夜仮面「なんで………か。それは時がきたからだよ、桜くん」

夜仮面「桜くん。君にはまだ醤油と座布団が残っているね」

桜「は、はい!でもあなたは!」

夜仮面「僕はセイバーさんを手伝い、ヤツを倒す」

セイバー「手はあるのですか?」

夜仮面「当たり前だ。言ったろう?時が来たと」

夜仮面「それと、士郎くん」

士郎「は、はい!」

夜仮面「キミは凛さんの守りを願いたい。如何せん、ボク(桜)だけじゃあ心元なくてね」

凛「……わかったわ、決行は明日よ。みんな気を引き締めていきなさい」

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~

大神さくらちゃんなら問題なかったのに

ギル「待ちわびたぞセイバー。が、しかし。雑種よ、何しにここにいる?」

夜仮面「残念だが、簡単に負けるわけにはいかないのでね。勝たせてもらうよ」

ギル「ほう………?ならばすぐに死ね!」

セイバー「夜仮面!来ます!」

夜仮面「固有結界『私たちの安らぎ』ッッッ!!」

--------
セイバー「い、一面布団に!」

ギル「小賢しい!ゲート・オブ・バビロン!」

夜仮面「甘いッッッ!夜-ブレイン起動ッ!布団隠れ零式ィッ!」ズババババババンッッッ

セイバー「す、全ての攻撃を布団で防いだ!」

さくらくーん!

なんか懐かしくて涙出るわ

夜仮面「そして、喰らえ!夜ブーメラン!」バババババババッッッ!

ギル「ぬうっ!」バンッ!

ギル「!当たった鎧が消えた!」

夜仮面「これこそがこの空間のルール脱衣まくら投げよ!」

夜仮面「そして、防具がなくなった今が好機!セイバーさん!」

セイバー「おおおおお!!エクス、カリバアァァァァァァァ!!!」

ギル「うおおおおおおおおお!!!!!」

-----------

~聖杯前~
綺礼「来たか……だが、これで終わりだ」

桜「まだ、こっちには奥の手がある!夜仮面様達が作ってくれたチャンス、無駄にはしない!」

綺礼「ふっ、ならばくらえ。この世全ての悪(アンリマユ)!」

ゾゾゾゾゾゾッッッ!!

桜「!?」

凛士「「アーチャー!」」

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

びくったわ

木之本桜ちゃんじゃないのかよ!

桜(ぐぅぅぅぅ!!!!頭が……割れそうだ………)

桜(暗い……ドス黒い絶望!悲観、挫折、嫌悪本当にこの世全ての悪が詰まっている……!)

桜(ダメだ………こんなの、耐え切られるわけが……)

「何しているの桜くん!木工ボンド部の活動が始まっちゃうよ!」

「桜くん!ご馳走はどこですかぁ!?」

「桜さん!お醤油がなくなっているのですが、どこにあるのか、あら?」

「ふむ。桜。なかなかに大変なようじゃの?」

桜(み、みんな………)

「その時ザンス!ミィがさっそうと桜くんの意識に現れたのベクシャァァォ」

桜(お前は帰れ!)

桜(……そうだ、僕はまだ、負ける訳にはいかない!)

桜(だって、みんなが)

桜「待ってくれているんだから!!」


バリーーン

綺礼「ほう………アンリマユから抜け出したか」

桜「まだ、負ける訳にはいかないのさ!だから、助けてくれザクロちゃん、バベルちゃん!」

醤油ANDザクロちゃん
桜の使える召喚方法の一つ。
かなり高スペックなザクロちゃんが使える。

座布団ANDバベルちゃん
桜の使える召喚方法の一つ。
使いにくさMAXのバベルちゃんをつかえる。

桜「ザクロちゃんはエッケルザクスで拘束して!」

ザクロちゃん「はい!」ドシュルルルルッッッ!!

綺礼「ぬっ!これは…………っっっ!!!」ギチギチ

桜「今だ!凛さん!」

凛「ええ!はああああああ!!!」

ドスッ

凛「“läßt”――――!」

たたたたたたたっ
セイバー「リン、シロウ、サクラ!大丈夫ですか!?」

凛「ええ、大丈夫。……夜仮面は?」

セイバー「ギルガメッシュを倒した後。何処かに……」

士郎「あとはこの聖杯だな………。どうするんだ?」

桜「バベルちゃん。封獄聖堂 ルルネルグをお願いしてもいいですか?」

バベルちゃん「ふむ。確かにあのようなものはあってはならん。ルルティエに持ち帰ろう」

ドシュルッッッ!

バベルちゃん「これでよし。これでもうこの戦争は起こらんじゃろう」

桜「凛さん……これで良かったんですか?」

凛「ええ。あんなものに願いを託すなんて言語道断だわ」

凛「……あなたも士郎君も。今までありがとうね」

士郎「凛………」

桜「………あ、そろそろ限界みたいです」

セイバー「シロウ、リン。今までありがとうございました」

士郎「ああ、セイバーも元気でな」

凛「……あなた、くれぐれも変な薬は作らないでね?」

桜「それはもう誤解ですから!」

----------シュッ……………

こうして第五次聖杯戦争は終結した。

あれからは私はコツコツと魔術の勉強をしながら普通の生活を送っている。

ああ、それと、この前偶然コンビニに寄っていたら主人公の男の子が毎回撲殺される本を見つけた。

その男の子はただひたすらに一生懸命で、いつかの彼に似ていた。

凛「撲殺天使ドクロちゃん、ね……」

この少年達はいつまでも楽しく笑っているんだろう。

終わり

よーーーーやく終わりましたぁぁぁぁぁぁ!!!

けっこう昔の作品だから人いないの覚悟してたけど保守してくれてた人たち、本当にありがとう!!

僕は昔から撲殺天使ドクロちゃんが大好きで、この前部屋の掃除をしたらあったから思いつきで書いちゃいました。

やっぱり桜くんとドクロちゃん達ののぴぴるは永遠に不滅ですね!

それではみなさん、ありがとうございました!!

あ、あと前にトムとジェリーとフェイトのクロスを書きました。

それも良かったら、どうぞ。

凛「変な奴召喚してしまった」トム「え?え?」

です。

         _,ー--、 _ __

       ,..-::'::::::::::::::::::::;::::::::::::::ヽ、
      r':::::::::::::::::::::::r'   ヾ:::::::ヾ
     /::::::rヾミ:::::-'"  -= ,:ヽ:::::ヽ、

    イ::::r:'    -‐ r,,;rー、,,__」::::::::ミ、_,

     i::::::::l 、  ,,;r  ",:r',ニ,、l!'l::::::::iヽ
     ヾ::::ヽ   /_,. - r ヽ '` 'フ ,! 'i::lヾ'´
     jj;::::ヾ- r' ィU:` l  ヽ-‐'  ヾ'_
    (人::::::ノ、ヽ、__ ノ    , j  :r、::l_   ‐-、
      y'ヽヾ、    ー-' __,_ ヽヽl     ヽ

     r'   ヽヘ    ,r-'´_,r-、:l. l!       `ヽ
    /         ヽ、  ,r'ヽ-、 l' /          ヽ
   i           lヽ`i'_r‐'、 ヽ ::/                i
   .l         l ヽ  ` '  .::;!                l
  .l           ヽ !  .'  ..::::/                l
  l            l   ..:::r'ヽ             l

モーネ・ミッテラン内閣総理大臣 [Prime Minister Monet Mitterrand]
       (1916~1996 フランス)


次も期待してるザンス

>>69
それも見てたよ
結構マイナーなのとクロス
させているけど面白いね。

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