シノ「今日からバイク通学を解禁だ!」 (128)

シノ「おっと、解禁と言ってもバイクにぶっかけるのはダメだぞ」

アリア「でもシノちゃん、それじゃバイクフェチの人が満足できないよ?」

シノ「む…よし、それならぶっかけた後に洗車するならよしとする!」

タカトシ「しませんし、何もかも唐突すぎるっ」


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スズ「それにしても、本当に突然ですね…」

タカトシ「なにかきっかけとか、あったんですか?」

シノ「いや、昨日見ていたテレビでな、素人が一からバイクに乗るという企画があったんだが」

タカトシ「それを見てて羨ましくなったとか?」

スズ「意外ですねー、そういうのには厳しいかと思ってました」

シノ「ああ、私も今までは危険だと考えていたが…」

アリア「バイクって気持ちよさそうだもんね、振動とか」

シノ「ああ!エンストの時の振動はまさに、絶頂状態!」

タカトシ「やーっぱりそういうことかッ」

アリア「でもシノちゃん、私免許持ってないよ?」

スズ「乗って通う前提なんだ…」

タカトシ「でも俺も持ってないですし、会長は?」

シノ「免許か…束縛検定2級じゃだめかな」

タカトシ「そんなものは無いしあっても意味がないっ!」

シノ「まあそれは冗談だが…もちろん免許を取るところから始めなければいけないな」

スズ「そうなるとまず、近くの教習所に通うか、運転免許試験場で直接テストを受けることになりますね」

タカトシ「車校かー、経験が無いからどうすればいいか分からないですね」

シノ「うむ、そこで今日は講師を招くことにした。先生!」

ナルコ「はぁーい、ナルコでぇーす♪ 今日はご指名、ありがとうございまぁーす」

タカトシ(面倒くさいなあ)

スズ(もうダメっぽい…)

去年とったけど受けた人数の半分ぐらいしか受かってなかったな……………

アリア「横島先生は免許、持ってるんですよね」

ナルコ「まあ普通免許だけど、一応ね」

タカトシ「普通免許っていうとバイクとは違うんですよね?」

ナルコ「そりゃねえ…具体的に言うと」

シノ「上の口と下の口くらいか…」

アリア「指○ェラとゴムフェ○くらい?」

ナルコ「挿入と素股くらいは違う!」

タカトシ「せめて伏せてー!」

ナルコ「って言ってもねえ、バイクって趣味のもんだからぶっちゃけ私もよく知んないし…とりあえず教習所の入り方?」

スズ「横島先生もやっぱり教習所に通ったんですか?」

ナルコ「そりゃ普通は入るわよ。練習しないとあんなもの乗れないっての」

シノ「やはりいきなり本番は無理か…」

アリア「まずは経験豊富な人に手ほどきして貰ってからじゃないとね…」

タカトシ(落ち着けー俺、まだ突っ込むところじゃないぞー)

ナルコ「ま、大したことないって。お金持って申請書書いて、そしたら説明受けてあとは通うだけ」

スズ「ざっくりしてますねー…」

ナルコ「確か駅にシャトルバスも来てるし、実際行ってみればいいんじゃない?」

シノ「よし、それじゃあさっそく行くとしようか」

タカトシ「軽っ」

アリア「シノちゃんはお尻軽いもんね」

シノ「おいおい、お尻小さいだなんて照れるじゃないか」

タカトシ「そこは怒るとこ!」

スズ「調べてみると結構お金かかるみたいですねー、だいたい15万ちょっとくらい」

タカトシ「高っ!」

シノ「むう…勢いで言ってみたものの、壁が大きいな…」

タカトシ「バイト解禁から始めないとダメですかねー」

シノ「しかしそうなると保護者への説明や学校側との折衝がかなり難航しそうだな」

アリア「んー…ちょっと電話してもいいかな?…もしもし出島さん?うん、ちょっと相談が」


アリア「うちの持ってる教習所なら在校生はタダになったよー」

タカトシ「なんか驚きが少なくなってきた自分が怖い」

スズ「以下同文…」

教習所

タカトシ「ここが車校ですかー、初めての場所って緊張しますね」

シノ「ああ、初めてラブホに入った時にどうすればいいか分からなくてドキドキする感じだな」

タカトシ「ははっ、ギア上げてくるなーまたいきなり」

アリア「そうだよシノちゃん。津田君は初めての秘所に挿入するときに緊張するって言いたいんだよ!」

タカトシ「ははっ、今日も七条先輩のジョークは重いぜ」

スズ「ここで申し込むみたいですね」

アリア「入り口から近いところにあるんだねー」

タカトシ「初めてきた人にも分かりやすい位置にあるんでしょうね、ありがたいですよ」

スズ「結構大きい字で案内もありますし、親切ですね」

シノ「…ふむ」

タカトシ「? 会長、どうしたんですか?」

シノ「つまり童貞とするときには、体に矢印と文字を書いて誘導すると分かりやすいということだな!」

タカトシ「ちゃんと水性ペンで書いてくださいねー」

スズ(突っ込み放棄…)

シノ「さて、申し込みは済んだが、丁度このあとの入校式に出れそうだぞ」

タカトシ「最近は入校日当日申し込みでも大丈夫、らしいです」

スズ「サービスが良くないと人が来ないんでしょうね」

アリア「えっと、二階の教室に集合みたい」

シノ「よし、少し早いが行って待ってるとしよう」

タカトシ「……」

タカトシ「あれ? オチ無し?」

シノ「意外と早く終わったな」

タカトシ「説明、サクサク進みましたねー」

スズ「でも押さえるところは押さえてあったし、説明し慣れてる感じだったわ」

アリア「この後は適性検査だねー」

シノ「適性検査か…どんな内容だろう」

スズ「メンタル面についてらしいです。質問にYESとNOで答えたりとか」

シノ「なるほど…YESならビッチ、NOならムッツリというわけか」

タカトシ「なんの適性を見ると思ってんだ」

アリア「んー…」

シノ「どうしたアリア、今の色彩検査に不満か?」

スズ「少し見にくいですしね。まあ、大事な時に信号が見えないと困りますから仕方ないです」

アリア「ううん、そうじゃなくて…」

アリア「あれに数字じゃなくて卑猥な言葉が書いてあったら、公然羞恥プレイができるのにって思って」

シノ「言わないと免許が取れないという強迫感がなんとも言えないな!」

タカトシ「入校のハードルが上がっちゃうよ」

シノ「なるほど、技能教習が最低19回、学科が26回受講しないとダメなわけか」

タカトシ「えっと、第一段階と第二段階があって、技能は第一段階では一日2回までっと」

スズ「学科はあらかじめ講義日程が組んであるので、必要な学科の時間に受講しにいくみたいです」

アリア「技能の予約は自分の好きな時間で取れるんだねー」

シノ「学科で基本的なルールを学び、技能で実際の技術と心構えを学び、最後の卒業試験をする…」

シノ「バイク童貞を捨てるにも、きちんと手順を踏む必要があるということだな!」

タカトシ「…それほど間違ってなくて突っ込み辛いっ」

シノ「と、今日はこんな時間か。また明日以降だな」

シノ「よーし、それじゃみんな、ケツの穴締めてがんばろー!」

アリア「おー!」

スズ・タカトシ「お、おー」

アリア「ところでー…」

アリア「スズちゃん、バイクは足届く?」

シノ・タカトシ「あ」

スズ「ほぅあっ!?」

短いですが今日はここまで

縺翫▽縺翫▽

これはこれで面白い

面白い

はよしてくれよ

面白いと言ってもらえるのは嬉しいっす
ちょっと更新させていただきます

翌日

タカトシ「いやー、丁度良く晴れたし予約も取れたなー」

スズ「ご都合主義も真っ青ね」

アリア「日ごろの行いが良いからかしら、うふふふふ」

シノ「うむ! やはり常々気を抜かず、張りつめていかないとな」

アリア「うんうん、私も気を抜いたら出ちゃうから、気を付けないと」

タカトシ「トイレはあちらでーっす!」

スズは何とかなったのか?

シノ「おお、これがヘルメットか」

スズ「これはジェットヘルメットですね。他にはフルフェイスとか、システムとかがあるみたいです」

タカトシ「へー、原付で付けるようなの想像してたけど、こういうの使うんだ」

スズ「あれは半ヘル。400cc以上では危ないから使わないわ。原付でも危ないけど」

アリア「そうなんだー、それなら私はフルフェイスがいいな」

スズ「そうですねー、安全性で言えば一番ですし」

アリア「ううん。フルフェイスなら露出しても顔バレしないから」

タカトシ「まーた古典的な露出プレイだなぁ」

スズ「乗る前にはこのプロテクターを付けておいてください」

タカトシ「やっぱり危ないからかな、しっかりつけとかないと」

シノ「両肘と両膝か。それにグローブも付けておくようにな」

アリア「あれー? 津田君、それじゃ足りてないよ」

タカトシ「え? でも両肘と両膝はつけましたし」

シノ「津田ァ! 股間のプロテクターが足りないぞ!」

タカトシ「いらん!」

アリア「でも私は付けてるよ?」

タカトシ「それも外して…外さなくていいから言わないで!」

スズ「あれが教習車のCB400。一番素直で模範的なバイク…らしいわ」

スズ「普通自動二輪は400ccまでしか乗れないけど、その400クラスの中で一番売れてる種類ね」

スズ「ちなみに教習車は馬力が抑えられてるから、市販のものとは違うみたい」

スズ「……」

スズ「はー、コンポタおいしいわー」

タカトシ「萩村はやっぱり難しかったですね」

シノ「ああ…しかし、乗れないんじゃさすがに危ないからな」

アリア「スズちゃんの分まで頑張ろ?」

シノ「そうだな、萩村の分までしっかりと頑張って、振動の具合を伝えてやろう!」

アリア「じゃあ私はシートにこのディル」

タカトシ「おっと開始のチャイムだ早く集合場所に行かないとだめだなあー!」

タカトシ「よ、っと。結構重いな…」

シノ「引き起こしは、コツが大事だぞ、っと!」

タカトシ「おおー、会長上手いですね」

アリア「よーし、私も…よいしょっ…う、うーん、重いよー」

シノ「あ、アリアっ! なんだそれは!」

シノ「胸が、潰れて…つぶ…」

タカトシ(会長の心が今にも潰れそう)

シノ「おお…これがバイクにまたがる感覚か…」

シノ「なんというか、この荒ぶるエンジンの振動とか」

シノ「ちょっと食い込み気味の感じとか」

シノ「…思ったよりも性的に気持ちよくはないな。エンストしてないからか?」

タカトシ(会長がなんか言ってる気がするけどよそ見運転は危ないから気にしないでおこう)

タカトシ「う、うわっ!」ガクガクガク

シノ「む、大丈夫か?津田」ピタッ

タカトシ「ははは…エンストしちゃいました。恥ずかしいですねー」

シノ「クラッチもコツだな。しかし今エンストしておくことはいいことだぞ、公道に出てからエンストすると危険だ」

タカトシ「そうですね…よし!頑張ります!」

シノ「ああ!その意気だ!」

アリア「初めてのときに暴発する前に、自家発電で臨界点を見極めろってことだねシノちゃん!」

シノ「ああ!その通りだ!」

タカトシ「よし!やる気がなくなってきたぜ!」

アリア「あ、あれっ?」ガクガクガク

タカトシ「七条先輩もエンストですか?」

シノ「その割にはエンジンが動いたままだぞ、クラッチ入れたのか?」

アリア「え?違うよー、思ってなかったタイミングでイっ(ブオオオオオオオオンンン!)」

タカトシ「おっとニュートラルに入れたままだったかー失敗失敗」

スズ「お疲れ様です、これどうぞー」

シノ「ああ、ありがとう…ふう、結構疲れるな。背中が張ってるぞ」

アリア「私も、なんだか腕がパンパンだよー」

タカトシ「俺もカッチカチですよー」

シノ「…全然見てもわかんないぞー、短小かー?」

タカトシ「今の俺が悪かったんで言い直させてもらっていいですかね」

アリア「今日は疲れたねー」

シノ「ああ、左手のクラッチと右手のブレーキも忙しいのに、左足のギアチェンジと右足のブレーキで全身動かしっぱなしだ」

スズ「そういう所がバイクが嫌われる原因の一つみたいですね」

タカトシ「まあ疲れたけど、楽しかったですよ。早くバイク買いたくなっちゃったなー」

シノ「だな。よし、明日は休みだしバイクを見に行くか!」

タカトシ「いいですねー、免許取った後がもっと楽しみになりそうです」

アリア「それじゃあ明日までに全車種揃えておくね」

スズ「……んっ?」

今日はここまでで
毎日ちょびっと更新でいくと思いますのでよろしくお願いします

おつ

縺翫▽縺九l

タカトシ「コトミー、俺七条先輩の家行ってくるから」

コトミ「おぉっ?タカ兄デート?隅に置けませんなぁ」

タカトシ「バカ、こないだバイク通学OKになっただろ。それで先輩がバイク見せてくれるんだよ」

コトミ「ほほー…ねえタカ兄、私も行っていいかな?」

タカトシ「でもお前、まだ免許取れないだろ」

コトミ「ククク…免許無しで学校中の窓ガラスを叩き割ってくれる」

タカトシ「そっちの厨二は禁止」

アリア「いらっしゃーい」

コトミ「お邪魔しまーす」

トッキー「なんで私まで…」

タカトシ「すいません七条先輩、急にコトミが」

アリア「ううん、全然大歓迎だよー」

アリア「視姦プレイだってたくさん人がいた方が楽しいでしょ?」

タカトシ「いや知らないんで」

シノ「おお来たか津田、コトミにトッキーまで」

スズ「二人とももう免許取れるの?」

コトミ「いやー、まだなんですけどバイクってかっこいいじゃないですか」

トッキー「ま、私は取れるけどな」

シノ「ほう、それじゃあトッキーもどうだ?思ったよりも楽しいぞ」

トッキー「いや…そのうちで」

トッキー(とりあえず空吹かししなくなるまで黙っとこ…)

※トッキーの誕生日わかんなかったのでねつ造

シノ「しかしこれは壮観だな…」

タカトシ「スズキ、ホンダ、ヤマハ、カワサキ…この辺は聞いたことありますね」

コトミ「なんかヤマハだけ苗字っぽくないですねぇ」

スズ「実はヤマハも苗字。山葉って人が作った会社よ。ちなみにオルガンとかのヤマハとは今はほぼ別会社」

アリア「そうなんだー、じゃあ私が作ったらシチジョーかな?」

コトミ「おおー、プジョーみたいでかっこいい!」

タカトシ「……やらないよな?」

スズ「……さあ」

トッキー「これは…ドゥカティ、ハーレー、BMW」

タカトシ「ハーレーは有名だけど、BMWってバイクも作ってたんだ」

シノ「ドゥカティというのは聞いたことが無いな、イタリアか」

スズ「みたいですね、ただ海外製はほとんど大型免許が必要で高校生には難しいと思います」

シノ「お…大型免許か! 確かに私達にはまだ早いな」ポッ

アリア「まだ、普通のサイズで慣れてから、だよね…」ポッ

コトミ「あー、タカ兄はまだ先輩達には早かったかー」

タカトシ「お前、ほんっと何でもパパッと言うよね」

アリア「あ、敷地内なら運転しても大丈夫だよー」

タカトシ「さすが七条家…でもこんなにあると正直迷うなあ」

トッキー「…これ」

アリア「うん、どうぞどうぞー」

トッキー「っし…いい感じだ」

コトミ「おおお、トッキーかっこいー!なんか貫禄あるー!」

シノ「悔しいがこれは確かに…雰囲気が似合ってる感じがあるな」

ブオオオオオオオオン!

タカトシ「空ぶかしさせるともっと雰囲気ありますねー」

トッキー(…また、ニュートラルのままだった)

コトミ「うほー、面白そー!トッキー、後ろ乗せてー」

トッキー「別にいいけど…掴まっとけよ」

コトミ「おおー!全然掴むものがないー!」

トッキー「ちょっ、おい、どこ掴んでんだ!」

コトミ「うひょおおお? トッキー激しすぎてうひゃぅあ!?」

タカトシ「あ、まだ走ってもいないのにコケた」

シノ「これが有名な立ちゴケか」

アリア「え? 立ちション?」

タカトシ「そういう取ってつけたみたいなボケいいから」

タカトシ「でもほんと色々ありますねー」

スズ「大別するとネイキッド、オフロード、アメリカン、レーサーレプリカね」

シノ「パッと思いつく形のはネイキッドか。スタンダードと言う奴だな」

アリア「オフロードは細くて独特の形だねー、山道を走ったりするみたい」

トッキー「アメリカンはまあ、アメリカンか。ハーレーって思っとけばいいだろ」

コトミ「レーサーレプリカは…名前が長くて格好いいねー」

タカトシ「もうちょっと何かあると思うんだよね」

シノ「まあ今すぐどれにするか決める必要もないからな、参考に色々乗ってみるのもいいだろう」

アリア「じゃあ私はこれにしようかな」

タカトシ「隼かあ、っていうかデカいですねそれ」

アリア「うん、でもこうやって体を預けると安心感あるよー」

コトミ「うっほー、胸がぐにってなって壮観ですなー!」

シノ「そーだなー車体がでかいんだもんなーあははははー」

タカトシ「七条先輩、今日はありがとうございました」

アリア「ううん、私も楽しかったしいつでも来ていいから」

トッキー「あー…あざっした」

コトミ「お? トッキー照れてる? きゃわうぃいねぇ~」

トッキー「うっせ、慣れてないんだよ正面から礼言うの…」

シノ「なるほど、しかしそういうのも悪くないぞ」

シノ「手慣れた感じで正面から股開くとビッチにしか思われんからな!」

タカトシ「そういう話じゃないだろーぅ」

今日はここまでな感じで

ひっそり再開

シノ「津田、教習は通っているか?」

タカトシ「あ、会長。いやー、それが最近寒くってなかなか…」

シノ「なんだ三日坊主か。自分のためにならないぞ」

シノ「だいたい勢いでヤるから、弾切れすると無駄に賢者モードに入るんだ!」

タカトシ「それ、誰に向かって言ってんの?」

タカトシ「うーん…」

スズ「何悩んでるの、勉強なら手貸すけど?」

タカトシ「あ、萩村。学科の問題がよくわかんなくて…」

スズ「どれどれ…『車は、道路に面したガソリンスタンドに出入りするため歩道や路側帯を横切るとき、歩行者がいる場合は直前で一時停止しなければならないが、歩行者がいない場合は徐行して通過すればよい』」

スズ「こういうのは安全を第一に考えればいいのよ、例外の青信号とか覚えておけばあとはだいたい分かるから」

タカトシ「なるほどー、安全第一ってことか」

ネネ「なーに? オ○ホールの話? 相談に乗るよ!」

タカトシ「どこからその発想が来たのかさっぱり分からないけどとりあえず黙ってくれるかな?」

スズちゃんはAT小型限定でいいんじゃないですかね?

スズはまたちょろっと書いておきますね

ネネ「なんだー、バイクの話だったんだ」

スズ「ネネはバイクの免許取るの?」

ネネ「うーん、興味はあるかなー。部活動としても弄ってみたいし」

ネネ「エンジンと連動させてピストンバ○ブをシートに取りつけたりとか!」

スズ「勢い強すぎて危ないから!」

タカトシ「んー、ちょっと違うかなそのツッコミは」

安定の轟さん

ムツミ「タカトシ君はどれくらい進んでるの?」

タカトシ「えーと、学科が半分くらい、技能はまだ一段階かな」

ムツミ「そうなんだ。私もなんだけど、判子貰えなくて…」

スズ「そうなの?」

タカトシ「エンストが多いとか、コケることが多いとか?」

ムツミ「うん、急制動が」

タカトシ「あー、あれって結構怖いし、仕方ないって」

ムツミ「ううん、勢いに乗ったまま飛び出してクッションで受け身の練習したら怒られちゃった」

スズ「いつもとボケの方向性が違ってなんて言ったらいいかわかんないわー」

タカトシ「同感です」

タカトシ「そういえば効果測定の効果ってなんのことなんだろ」

ムツミ「勉強の効果がどれだけ出てるか、ってことじゃない?」

スズ「ま、その通りね。実は効果測定は教習所ごとで合格設定できるから、一律にどうこうってわけじゃないみたい」

ネネ「場所によっては本試験より面倒くさい文章で凝ったつくりのところもあるみたいだね」

タカトシ「参ったなー、今でさえ面倒くさい問題も多いのに」

ネネ「でもこれで全部の問題が解けるようになれば、『今日は危ない日なの…』みたいな言葉の意味が分かるようになるかも」

タカトシ「ぶっちゃけるとそれくらいなら大体わかっちゃうよね」

ネネ「そう? 便秘が続いてそろそろな日だからいつ出そうかわからない状況でしたい、っていうスリル満点な状況を想定してたんだけど、よく分かったね」

タカトシ「想像をものっそい飛び越えていったぁ!」

ムツミは乗り物酔い大丈夫なのか?

ムツミ「そういえば私も二日出てないなあ…」

スズ「ちょっ、ムツミそういうのは男子がいる前では」

タカトシ「は、はは…」

ムツミ「わ、わああ! 忘れてタカトシ君!」

ネネ「浣腸ならあるケド…」

スズ「なんで持ってるの!?」

ネネ「入れる前には綺麗にしないとダメだから、常備してるんだよー」

スズ「だから男子が…いなくてもそういう事は言うなあ!」

タカトシ(空気だ、空気になるんだ俺…)

じ、自分で運転する場合は酔わない人も多いから…(震え声)

ネネ「そういえば、バイクに乗れば腸が刺激されて動いたりするのかな」

スズ「まだ引っ張るかその話題…」

ムツミ「それならバイクもメリット多いかも! 便秘に困ってる人って結構いるよね」

スズ「はあ…それは分からないけど、メリットって思う人もいるかもしれないわ」

ネネ「でも、乗ってる最中に催して来たら大変」

ムツミ「そ、それはちょっと困るかも…」

ネネ「そうだね、ちゃんとオムツにしとかないと地面に落ちたりしたら迷惑だし…」

スズ「出すこと自体はいいと!? っていうか会話がきたなっ!」

スズ「とにかく、津田は学科が苦手ってこと?」

タカトシ「うん、実技はちょっとずつ上手くなってる実感あるけど、学科は覚えること多くて」

ムツミ「難しいよねー」

ネネ「うーん、ネットとか見ると本試験にしか使わない知識も多いみたいだし、今はとにかく詰め込むしかないんじゃ」

スズ「本当は覚えてないとダメでしょー…私も路面電車なんて見たことないけど」

タカトシ「やっぱそれしかないかあ…いっそ秘密道具とかあればなあ」

ムツミ「あー、あったよねー! 暗記できる食パン!」

スズ「あー、あったわねー。でも正直2、3枚が限界だわー」

ネネ「あれってお尻の方から入れちゃダメなのかなあ」

タカトシ「さらっと恐ろしい言葉をさも雑談のようにっ」

ムツミ「8枚切りならたくさんイケるかも!」

タカトシ「純粋さで畳み掛けてきたぁ!」

タカトシ「あ、もうこんな時間か。俺車校行ってくるよ」

ムツミ「タカトシ君も今から行くんだ」

タカトシ「三葉も? それじゃ一緒に行く?」ナンテ…

ムツミ「えっ、う、うん…」

タカトシ「それじゃ萩村、轟さん、また明日」

ムツミ「えへへ…ばいばーい!」

スズ「ばいばい」

ネネ「ばいばーい…仲良しだねー、一緒にイクだなんて」

スズ「そーねー」

スズ(なんか変なニュアンスを感じるけど)

とりあえずここまでで

ちょっとおまけ程度で

タカトシ「ふあー、バイク通学のこと考えると、駅から学校までの距離も歩くのが億劫になるなあ」

タカトシ「でも解禁になったとはいえ、さすがにまだバイク通学の人はいないかー」

パパパパパパパ…プップー

タカトシ「ん? この音…」

パパパパパ…キキッ

スズ「津田、おはよ」

タカトシ「萩村! いつの間に免許取ったの?」

スズ「昨日。原付免許なら学科試験だけで取れるのよ」

タカトシ「なるほど…いいなあ、見てると俺も欲しくなってくるよ」

スズ「…そう? じゃ、先に行くから。また教室で」チョットウレシイ

タカトシ「ああ、また」

タカトシ(…ちっちゃいなー色々と)

シノ「ほう、萩村は原付か」

スズ「ええ、モンキーっていう車種です」

アリア「可愛いねー、黄色がスズちゃんとお揃いで凄く似合ってるよー」

タカトシ「凄いなあ。間近で見てるだけでも楽しいよ」

シノ「ふむ、男はメカ好きだと言うが、本当みたいだな」

タカトシ「いやあ、ははは…でも萩村には先越されちゃったなあ」

アリア「今日からはスズちゃんが公道走行の先輩だねー」

シノ「萩村先輩か。よし、今日は1日萩村先輩を立ててみるか!」

アリア・タカトシ「おー!」

スズ(…ちょ、ちょっとだけ、気持ちいいかも知れない…)

シノ「そういえば風紀委員がバイク通学者には申請してほしいと言っていたな」

スズ「車種とナンバープレート、任意保険の有無ですね。普通は学校側が管理することだと思いますが…」

シノ「生徒の自主性というやつだな。そういうことにしておこうじゃないか」

タカトシ(なんだか突っ込んではいけない圧力を感じる…)

シノ「周知は放課後までにしておくとして、まずは萩村先輩の登録に行くか」

テクテクテク…

スズ「だから背の順になるなぁ!」

カエデ「バイク第一号は萩村さんですか」

スズ「はい、これが必要書類です」

カエデ「…はい確かに。生徒会の方が率先してくださると助かります」

シノ「無法地帯になってはいけないからな、言いだしっぺとしてできることはさせてもらうさ」

カエデ「個人情報ですから、受け付けは他の委員ではなく私が直接受けますね」

アリア「うん、それなら安心だよー」

シノ「女性とも意外と多く免許を取るみたいだし、男子は全員取るらしいぞ」

カエデ「 」

タカトシ「今日もよく固まってますねー」

シノ「そういえば五十嵐は免許を取らないのか?」

カエデ「…実の所興味はあるんですが」

アリア「それじゃあ一緒に取らない?」

カエデ「いえ…」

スズ「何か気がかりなことでもあるんですか?」

カエデ「ええ…ネットで調べてみたんですが」

カエデ「男性の教員とタンデムすることが一回あるらしくて…」

タカトシ「だいたい予想通りでした」

今日はほんとにここまでで

乙、地味にここ最近の楽しみの1つだ

ちょびっとだけ更新

ランコ「みなさんこんにちは、畑ランコです」

ランコ「今日は生徒会のみなさんの教習風景を記事にするために同行させていただきます」

シノ「構わないが、今日は私とアリアしかいないぞ」

アリア「津田君もいたほうがいいんじゃないかなー」

ランコ「いえ、今回はお二人にお願いしたいと思いまして」

シノ「そうか。とはいえ教習中はそちらに集中するから特に何もできないぞ」

ランコ「いえいえ、教習風景を撮るだけですので」

ランコ「ついでに胸を強調する画があれば文句ないので…おっと、失言」

シノ「その発言は確かに失言だなははは」

ランコ「ほほう、これが教習スタイルですか」

シノ「ん、安全のためにな…しかし、撮られるとなると少し恥ずかしいな」

アリア「安全第一だもんね、見た目は仕方ないよー」

ランコ「ですがきっちりしてる姿は映り映えもよくて助かります」

シノ「そうか、そうだな」

シノ「ゴムだって見た目はよくないが、ちゃんと付ければ形がはっきりわかるからな!」

アリア「うんうん、ゆるいと見た目も悪いし安全性も低いもんね!」

ランコ「…」ピッ

ランコ「はい、インタビューいただきましたー」

シノ「ちょっと待て」

ランコ「ふむふむ、なるほど」

ランコ「流れる髪、真剣な瞳、女子高生×バイク…」

ランコ「これは売れるッ!」

ランコ「そして何よりあの胸の押し潰され感…」

ランコ「こっれは売れるッ!」

シノ「今日はこんなところだな。バイクは路上教習が無いからあまり変わり映えしないが」

アリア「シノちゃん、まだ一回もエンストしてないもんね。クランクもS字も乗り上げてないし」

ランコ「一本橋は30秒でしたね、もう卒業試験も問題ないのでは?」

ランコ「ところで会長、まだバイクを解禁した理由をお聞きしていなかったのですが…なぜに?」

シノ「ああ、それは…」

シノ「……あれー?」

アリア「シノちゃん、まだ一回もエンストしてないもんね…」

ランコ「今日はありがとうございました。また新聞が出来たら持っていきますので」

シノ「ああ、できればバイクの楽しさが伝わる写真で頼むぞ」

ランコ「承知しました。あ、それと会長」

シノ「ん?」

ランコ「免許取ったら登校の写真も撮るのでよろしくお願いします」

シノ「ああ、構わないぞ」

ランコ「ありがとうございます、その時はスパッツや短パンは穿かないでください」

シノ「何を撮る気だ?」

しょぼいけど今日はこれだけで

>>83
乙です。
一本橋30秒って凄過ぎww

繋ぎとモチベ維持のために3レスだけ更新します

タカトシ「え、会長、明日が卒検なんですか?」

シノ「ああ、毎日通ったせいかあっという間だったが」

タカトシ「結局学科も放課後に都合付けてくれましたし、七条先輩さまさまですねー」

アリア「そんなことないよー、ちゃんと努力したから卒業できるんだよ?」

シノ「そうだな。だから津田、卒業するためには自分を磨く努力を怠らないように!」

タカトシ「ええ、俺もしっかりしないとだめですね」

シノ「ちなみに今のにはDT卒業のために毎日磨いて耐久力をつけておけという」

タカトシ「なんとなくわかってスルーしたんだから解説はやめてくださいね」

教習所

タカトシ「あ、次が会長の番ですね」

アリア「綺麗だねー、S字もスイスイ走ってるよー」

スズ「ウインカーもギアチェンジもタイミングばっちりですし」

タカトシ「俺、坂道発進をあんなに静かに行けませんよ」

アリア「ふふ、大丈夫。津田君は津田君らしくいけばいいんだよ?」

タカトシ「…七条先輩」

アリア「人が見てる中で声を出さずにイくプレイは苦手なんだよね!」

タカトシ「人に感動する暇を与えない…」

スズ「会長、おめでとうございます」

シノ「ありがとう、と言っても教習所の卒業試験だからな。本番は運転免許試験場だ」

タカトシ「会長なら大丈夫ですよ。効果測定だって満点だったじゃないですか」

アリア「試験場は明日にでも行くの?」

シノ「ん…アリアと津田はあとどれくらいで卒業するんだ?」

アリア「えっと、私はあと二回で試験かな」

タカトシ「俺は…ちょうど三日後ですね。予約入れてるんで」

シノ「だ、誰と予約してるんだ!?」

タカトシ「話の流れが突然すぎてついていけないよ」

すんません、とりあえずこんだけ

ちょっとレス

タカトシ「会長ー!車校卒業できましたー」

シノ「お、ついに津田もか」

アリア「おめでとー」

スズ「おめでと、これで会長たちと一緒に試験受けれるわね」

シノ「どうだ津田、私の言った通りだっただろう?」

タカトシ「はは…ほんとですよ」

タカトシ「安心パックじゃないと余計に金掛かりましたからねー」

スズ「本番では落ちないように気をつけなさいよ」

アリア「それじゃあ今度試験場行こっか」

タカトシ「でも試験場って遠いんですよね。もっと便利な場所にあればいいのになー」

シノ「確かに周りに何もない場所にあることが多い気がするな」

スズ「他に何もないから、地名=試験場みたいになってるみたいですね」ヒラバリ

アリア「用途が限られてると、隠語みたいになるんだねー」

シノ「なるほど…体育倉庫…音楽室…放課後の教室…」

タカトシ「そのネタ何週目?」

運転免許試験場

タカトシ「うわあ…凄い人ですね」

アリア「列が長いけど、折り返し地点が見えないねー」

シノ「朝一番でこれか…愚痴を言っても仕方ない。まずは書類記入だな」

タカトシ「ええと、他には顔写真と住民票、それと保険証に車校の卒業証明っと」

スズ「あとは現金と、学科試験用の筆記用具も」

アリア「貞操帯にぺ○パンと」

タカトシ「免許に関係ないものを持ちこまナーイ」

シノ「よし、これであとは学科試験を受けるだけだな」

タカトシ「緊張してきました…落ちたらお金も時間もかかるし」

スズ「ちゃんと効果測定もやってきたでしょ。心配しすぎ」

アリア「それじゃ行ってくるねー」

スズ「はい、落ち着いてやれば大丈夫だと思いますから焦らないでくださいね」

シノ「ああそうだ萩村、これをやろう。しばらく暇にさせてしまうからな」

スズ「え、そんな申し訳ないです」

シノ「いやいや、私も読み終わったがなかなかだぞ。是非感想を聞かせてくれ」

スズ「はあ…」

スズ(肉質ギア棒チェンジ・教習の罠…これを読めと?)

スズ「やっぱり遠慮…もういないし!」

シノ(……)カリカリ

シノ(列によって問題が違うらしいが、やはりカンニング対策なんだろうな)

シノ(机の間隔が狭いから、同じだとどうしても見えてしまいそうだし)

シノ(隣の津田は…真剣だな)

シノ(見直しも終わったし、他にすることもないか…)

タカトシ(…?会長がこっち見てる。ああ、もう終わったのか。さすがだなー)

シノ(ん……)

タカトシ(あ、目逸らされた。顔ちょっと赤いけどやっぱり部屋が暑いよなー)

アリア「終わったねー、結果が出るまで時間あるけどどうしよっか」

シノ「下で萩村が待ってるし降りようか。下の電光掲示板で確認できるからな」

タカトシ「はぁー…緊張したけど、なんとかできてる気がします」

シノ「いざ本番を迎えてしまえばなんとかなるものだな。もちろんそれまでには努力が必要だぞ」

タカトシ「ですねー。俺も少し勉強サボってたら危なかったです。きちんと毎日やらないとダメですね」

シノ「そういうことだな」

シノ「よし、これからは生徒会で30分、その日の復習の時間を設けるか!」

タカトシ「藪蛇だったぁ!」

スズ「そろそろ発表時間ですね」

アリア「大丈夫だと思うけど、ちょっと緊張するね…」

タカトシ「なんか、意味もなくモジモジしちゃいますよね。居心地悪いっていうか」

アリア「ううん、意味はあるよ…」

アリア「私、学科試験が始まる前からトイレに行きたかったから!」

タカトシ「体に悪いから早く行ってきなさい」

スズ「あ」

シノ「む」
アリア「わあ」

タカトシ「あったー!」

スズ「おめでと。会長も七条先輩もおめでとうございます」

シノ「ああ、これで本当にバイクに乗れるわけだ」

アリア「良かったー、あとは免許の交付だけだね」

タカトシ「ほんと良かったですよ…萩村、俺たちまた行ってくるから」

スズ「ん、行ってらっしゃい」

スズ「…ちょっとトイレ行こ」

おトイレ

スズ「えーと、ここは空いてぇっ!?」

スズ(て、貞操帯の忘れ物ぉっ!)

タカトシ「説明長かったですね…」

シノ「まあ仕方ないさ。運転免許は一歩間違えれば重大事故につながるからな、口酸っぱく言うくらいでちょうどいい」

アリア「そう言えばこの後すぐ写真撮影なんだよね?」

シノ「ああ、今後三年間使う写真だからあまり下手に映れないな…」

タカトシ「参ったなあ、知らなくて髪も服も適当ですよー」

シノ「流れ作業みたいだから今のうちに軽く整えておいた方がいいぞ」

シノ「かくいう私はデリケートゾーンまでキューティクル抜群だ!」

タカトシ「それ今言う必要どこにもないよね。映んないし」

タカトシ「これが俺の免許かあ…なんか特別感ありますよね」

シノ「自分専用の公的な身分証明だからな。これ以上便利なものはそうそう無いさ」

アリア「保険証や学生証と違って、自分で取ったっていう気持ちになるね」

スズ「初心者は強制的に三年間緑色ですけど、仕方ないですね」

シノ「まあそう悪いものじゃない。初心者なのは本当だし」

シノ「なにより乗りまくりの○ッチでも初心者として扱ってもらえるぞ」

アリア「何回も跨ってるのに初めてなんて、不思議だねー」

タカトシ「二人の会話の流れが一番不思議だと思いますけどぉ!」

今日はここまでな感じで

乙。
役員共も二股川の試験場で試験受けたのか

ちょい再開
多分近い場所なんでしょう…俺は平針でした

古谷「おいーっすぅ。みんなバイクの免許取ったんだって?」

シノ「古谷先輩、誰かに聞いたんですか?」

古谷「まあねえ、横島先生が教えてくれたんだよ」

タカトシ「そういえば古谷さんは免許持ってるんですか?」

古谷「一応ねえ。見る?」

スズ「普通免許ですか? それとも意外と二輪とか」

古谷「私のはこれね」

古谷「なめんなよ~、死ぬまで有効だぞぉ」

タカトシ「これテレビで見たことあるなー」

古谷「ところで買うバイクはもう決めたのかい?」

シノ「いえ…なかなか決め辛いですね。あれもいいこれもいいと迷ってしまって」

アリア「先輩は何かおすすめのバイクってあります?」

古谷「そうだねえ…あんまり知らないけど、ダブワンとかサンパチとか」

シノ「?」←全然わからない

古谷「あとはカブとかCBとか」

シノ「あ、それなら分かります」

スズ「やっと分かる言葉が来た」

タカトシ「てか昔も今も続いてるってカブもCBも凄いなあ」

なめ猫?

>>113
伝わって良かった

古谷「おおぅ、萩村さんは原付なんだねぇ」

スズ「ええ…中免は足が…」ズーン

古谷「あんまり気にしないことだよ。できることと出来ないことは分けて考えよう」

古谷「街乗りなら原付で十分。遠出ならタンデムやサイドカーもあるしねぇ」

スズ「…はいっ」

古谷「おっ、これはゴリラだねえ? いやあ格好いいね」

スズ「? えーと…」

シノ「ゴリラはモンキーの派生車らしい。数年前に再生産されてるが一般的な知名度はあんまりだな」

タカトシ「古いだけじゃなくてコアなとこまで突いてきて対応できないよ」

古谷「なんならハーレーとかでもいいんじゃないかねえ」

タカトシ「あー、ハーレーもかっこいいですけどねー」

アリア「排気量で乗れる種類がほとんど無いですから」

古谷「え? 制限なんてあったっけ?」

シノ「え?」

スズ「えーと…昔は二輪免許は排気量無制限で乗れたらしいわ」

タカトシ「スマホが手放せない…」

古谷「それじゃ、私はこれで帰るねえ。また買ったら見せておくれよ」

シノ「はい、なんなら大学まで乗って行きますよ」

古谷「おおーう。それじゃあみんなでアレできるかもねえ」

タカトシ「アレですか?」

古谷「ほら。ぶんぶんぶぶぶん、箪笥、一棹! みたいな。なんだっけあれ」

タカトシ「あっ、あー、見たことあるような…」

スズ(数取団…)

タカトシ「うーん…」

スズ「どしたの津田。ああ、バイク?」

タカトシ「うん、中古がいいか新車がいいか迷っちゃって」

ウオミー「おやおや八百屋さん、お困りですかい?」

タカトシ「うえっ!? 姉さんいつの間に」

ウオミー「どもども、今日は英稜会長として来ました。会長はいずこに?」

スズ「ああ、それなら今ちょっと…」

シノ「ふう。すまない、人が多くて声が出せない分時間が掛かってしまった」

シノ「おおウオミー! 遅れてすまないな」

ウオミー「いえ。私も今来たところですから」

スズ(会長の言葉がトイレに行ってた事実と結びつかない…ってならない自分が憎い!)

ウオミー「これはバイク雑誌ですね…タカくんはどれにするか決めたの?」

タカトシ「いやあ、まず新車か中古かも迷っちゃって」

シノ「ふむ。どちらも一長一短があるからな」

スズ「ですね。新車はコケたらショックが大きそうだし、かと言って中古は変な癖とかついてたら困りますし」

アリア「うーん、でもまずは状態のいい中古の方がいいんじゃないかな」

タカトシ「そうなんですか?」

アリア「初めて同士で失敗するより、まずは開発済みの人に指導してもらった方がいいんじゃないかなあ」

タカトシ「ははは、バイクは人じゃないですよ」

スズ(津田が雑誌に集中して突っ込みきれてない…)

タカトシ「…あ」

シノ「お、決めたのか?」

タカトシ「いや、決めたってわけじゃないですけど…これかっこいいなあ」

ウオミー「グラディウス…確か古代ローマの剣の名前ですね」

スズ「へえ、いいんじゃない? 流線型で色もかっこいいし。ライトも綺麗」

タカトシ「けど少し高いなあ…新車で80万って」

ウオミー「それならおまいさん、共同購入のカーシェアリングはいかが?」

タカトシ「なんですか?それ」

スズ「お金を出し合って、個人じゃなくてグループの持ち物にする方法。普通は車でやるけど」

ウオミー「そしたらタカくんの家に置いてもらって、私がたまに乗りにいくのでもいいですよ」

タカトシ「それは申し訳ないし…買う時は自分で買いますよ」

ウオミー「もう、鈍感さんですね。でもそんな所が…ぽっ」

職員室
横島「…ラブコメの波動を感じる。いいなあ青春ん!」

ウオミー「とまあこんな所で置いときまして」

ウオミー「シノっちにお願いしたいことがございます」

シノ「む? ウオミーのお願いなら聞いてやるのもやぶさかじゃないぞ」

ウオミー「へへー、ありがとうごぜーやす」

ウオミー「というのもうちでもバイク通学を解禁したらどうかという議論が興りまして…発起人の会長にお話を聞きたいと」

シノ「なるほど。構わないぞ、なんでも聞いてくれ」

ウオミー「では早速」

ウオミー「はあはあ、お嬢ちゃん今日のパンツは何色かな…」

タカトシ「本題入ろうよ!」

シノ「今日は薄緑のくたぱんだ!」

タカトシ「会長も答えが潔すぎ!」

ウオミー「なるほど…桜才で免許取得者が急増した背景には七条さんの支援があったんですね」

シノ「ああ。そちらではあまり参考にし辛いかと思うが…」

ウオミー「そうですね。けど免許取得後の学校側と生徒会の体制については十分参考になります」

ウオミー「何より私自身が免許取得に前向きですし、ね?」チラリ

タカトシ「へ? いやあ、ははは」

シノ「む…」

スズ「…」

アリア「あらあら、まあまあ」

中途半端ですが、今日はここまで

後はバイク買っておしまいな感じで…かな?

ツーリングもしておこう(提案)


面白い

バイク買った後もかごやボックスをつけたりといろいろあるぞ
さらに日常もタイヤの空気圧点検やオイル交換、中古車ならカーボンクリーナー使ったり、プラグやライトは消耗品だしと長持ちさせるにはそれなりの手入れがいる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月29日 (土) 14:43:52   ID: 1QdYr08c

いいね!続き期待してます!

2 :  SS好きの774さん   2014年06月22日 (日) 23:44:57   ID: YsnZG7IU

グラディウス400・・・片山容疑者・・・うっ

3 :  SS好きの774さん   2014年08月06日 (水) 02:27:18   ID: O6tWnh2X

続きを!!

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