遊星「おい、アイドルしろよ」(166)

遊星「……はい……はい」

遊星「……はい、わかりました」

遊星「面接、ありがとうございました」

遊星「…………これで不採用は何回目だ?」

遊星「全然面接に受からないな……やはり牛尾が言っていったが俺の髪型に問題が……?」

遊星「それともチームサディスファクションの前科があるから……」

遊星「……こんな事じゃ、皆がこの街に帰ってきた時に合わせる顔が無いな」

遊星「……」

遊星「……気分転換にCAFE LA GEENにでも行くか」

~CAFE LA GEEN~

小鳥「あの~、社長~?ティンとする人は見つかりましたか……?」

高木「うーむ、中々見つからんなぁ……」

小鳥「もう2時間ですよ?やっぱり張り紙なりで募集を掛けたほうが……」

高木「しかし音無君、私はこの目で、自分自身で見つけたいのだよ……」

小鳥(うぅ~……私はいつになったら帰れるのかしら……)

遊星「……ホットミルクを一つ頼む」

ステファニー「かしこまりました、ホットミルクを一つですね?」

遊星「ああ」

高木「む…むむ……!!あの髪型、ティンと来たぞ!!」

小鳥「え!?本当ですか!?」

遊星(……さて、これからどうするか)

遊星(コンビニでさえ受からないとなると、俺はどこの面接へ行けばいいんだ)

遊星(デュエリスト関係とかは……修理屋とか、パーツを作る仕事でも良いかもしれないな)

高木「ウォッホン!君、少しいいかね?」

遊星「……俺のことか?」

小鳥「と、突然ごめんなさい!私は765プロの…えっと、このへんに…はい、音無小鳥といいます!」

小鳥「初対面で図々しいのは承知の上ですが、少し話を聞いて頂けませんか……?」

遊星「……そういうことなら、相の席へどうぞ」

高木「自己紹介がまだだったね…私は765プロの高木だ、よろしく」

遊星「不動遊星です」

高木「不動遊星君か、実に良い名前だね」

遊星「……それで、ご用件というのは?」

高木「ウォッホン!その質問を待っていたよ!」

高木「たまたま君がこの席に座っているのを私が見かけてね」

高木「君を見た瞬間、私はティンときたんだ!」

高木「この時間に喫茶で飲んでいる男、これは只者ではない……とね」

遊星「……」

高木「決して怪しい者ではないからそう睨まないでくれ」

小鳥(どう見ても私達は怪しいですよ……)

高木「そこで、だ……遊星君が良かったらウチでアイドルのプロデューサーをやってもらいたい」

遊星「アイドルのプロデューサー?」

小鳥(……あれ?不動遊星?どこかで聞いたような、そして見たような……)

小鳥(たしかWRGPの優勝チームにそんなような名前が……)

小鳥(……まさか、人違いよね)ズズッ

高木「その通り!…単刀直入に言えば、我が社のアイドルと一緒にDIAに出場し、出来れば優勝をしてほしいのだ」

遊星「DIA……デュエル・アイドル・アカデミーの事ですか?」

高木「おお、知っているか!」

遊星「噂に聞いたことある程度ですが……」

高木「それなら話が早い……遊星君、DIAに出場して、我が社のアイドル達と優勝を目指してくれないか?」

遊星「…………」

高木「ウォッホン……正直、我が社の現状は良いとは言えない」

高木「こうして喫茶でスカウトをしなければいけないほど、我が社は切羽詰まってるのだ」

高木「しかしこの喫茶で君を一目見て、私は思ったのだ……」

高木「この男なら……この男なら、もしかしたらこの現状を打破出来るかもしれない、そして……」

高木「あの961をもしかしたら…いや、これは言わないでおこう」

小鳥(社長……)

高木「勿論、私とて無理にとは言わない……遊星君が嫌なら私達はすぐにここから去ろう」

遊星(デュエル・アイドル・アカデミーか……)

遊星「…………」

遊星「……俺で良ければ」

高木「!」

遊星「俺で良ければ、やらせてください」

高木「おお…おお!そうか!やってくれるか!」

小鳥「あ、ありがとうございます!」

遊星「……いえ、俺もちょうど仕事を探していたんです」

高木「ハッハッハ!そうかそうか!これももしかしたら運命だったのかもしれないな!」

小鳥「えっと、とりあえず地図を……あったあった」

小鳥「はい、どうぞ…ここが765プロになります」

遊星「ありがとうございます、音無さん」

高木「ウォッホン!では、遊星君…これからよろしく頼む」

小鳥「よろしくおねがいします、わからないことがあったら私にちゃんと相談してくださいね?」

遊星「はい、ありがとうございます」

遊星(こうして俺はデュエル・アイドル・アカデミーに優勝するため、765プロへ入社した)

遊星(そして今日は初の出勤日だ)

遊星「髪型は……よし、いつも通りだな」

遊星「…………」

遊星「いつも通りで平気か……?でも社長はこの方が良いって言ってたからな」

遊星「…………」

遊星「……行くか」

―――――――
――――
――

遊星「ここが765プロ…で、合ってるよな?」

遊星「随分古いビルだが……」

遊星「……」

遊星「よし、入るぞ」

ガチャッ

小鳥「あ、おはようございます!遊星君!」

遊星「おはようございます、音無さん…今日からお世話になります」

小鳥「はい、それと小鳥さんって呼んでもいいんですよ?」

遊星「……いえ、それだと少し馴れ馴れしいので音無さんで」

小鳥「そ、そうだよね~、流石に初日でそれはね~」

小鳥「……」ズーン

遊星「えっと……俺はどうすれば?」

小鳥「はい、まず遊星君にはアイドルと仲良くなってもらいますね!」

遊星「アイドルと仲良く……?」

小鳥「DIAはタッグデュエルになっているんですよ、だからアイドルとの信頼関係も大事になってきます」

小鳥「というわけで、遊星君のために765プロのアイドルを知るコミュニケーション期間を社長が作ってくれました!」

小鳥「このコミュニケーション期間を使って、アイドル達と信頼関係を築いてくださいね」

遊星「なるほど……ちなみに何人居るんですか?」

小鳥「えっと、たしか13人だったと思います」

遊星「じゅ、13人か……多いな」

小鳥「慣れれば平気ですよ、みんないい子達ばかりですから」

「おはようございまーす!」

小鳥「あ、早速アイドルが来ましたね」

春香「あれ?この人は?」

遊星「……」

小鳥「ふふっ、春香ちゃん達とDIAに出場する、遊星さんよ」

春香「ええっ!?じゃあこのひとが昨日言ってた人ですか?」

遊星「不動遊星だ……よろしく」

春香「私、天海春香って言います!ちょっとドジな部分がありますけど、よろしくおねがいします!」

小鳥(うんうん、掴みはバッチリね)

春香「あ、もしかして狭い駐車場に置いてあったDホイールって遊星さんのですか?」

遊星「ああ……そうだ」

春香「すごい!私、乗ってる人と初めて話しました!」

遊星「そんなに珍しいか?」

春香「えへへ、どうだろう……」

「おはようございます」

春香「おはよう!千早ちゃん!」

千早「……あら?そちらの方は……」

春香「ほら、昨日小鳥さんが私達と一緒にDIAに出場するって言ってた人だよ!」

千早「あぁ……初めまして、如月千早です」

遊星「不動遊星だ、よろしく」

千早「話は聞いていました、こちらこそよろしくお願いします」ペコ

春香「なんだかワクワクするね!」

千早「そうね……あ、お茶を淹れるわ」

春香「じゃあ私お菓子を持ってこよ!遊星さんは座っててくださいね」

遊星「……悪いな、何か手伝えることがあったら俺にも言ってくれ」

春香「あはは、大丈夫です…ってわあああ!!」

どんがらがっしゃーん

遊星「…ッ!大丈夫か?」

千早「はぁ……」

春香「あ、あはは……やっちゃった……」

遊星(そして765プロのアイドルが続々と集まっていく……)

真美「双海真美だよー!よろしくかにーちゃん!」

亜美「双海亜美だよー!よろしくかにーちゃん!」

遊星「不動遊星だ、よろしく……2人は双子なのか?」

真美「そだよー……さてさて、どっちが姉でしょーか?」

亜美「んっふっふ~、かにーちゃんはわかるかな~?」

遊星「……真美の方が姉っぽいし、真美じゃないか?」

真美「な、なにぃ~!?貴様、なぜ真美の事を……!」

亜美「さてはかにーちゃん……スパイですな?」

真美「正直に吐いちまえよ……楽になるぜ?」

律子「コラー!!2人共遊星さんに迷惑掛けるんじゃない!」

真美「ギャー!りっちゃん怪獣だー!」

亜美「総員退避ーっ!」

律子「まったく……初めまして、秋月律子と言います」

遊星「不動遊星だ、よろしく」

律子「ええ、こちらこそ」

律子「遊星さん、デュエルだけしてるんじゃダメですからね?」

律子「彼女達はアイドルです、ダンスレッスンやボイスレッスンも怠らないように」

遊星「ダンスは…苦手だな」

美希「あふぅ……あれ、そっちの人は誰?」

春香「美希!私達の新しいプロデューサーさんだよ!一緒にDIAに出てくれるんだって!」

美希「ふーん……ふわぁあ……眠いの」

美希「星井美希なの、よろしくね」

遊星「不動遊星だ……DIAには興味無いのか?」

美希「うん、今のところあんまり興味ないかな」

美希「デュエルって難しいから、よくわかんない」

遊星「…………」

高木「ウォッホン……美希くんはやれば出来る子なのだよ、だから遊星君」

遊星「……高木社長」

高木「君がきっかけを作ってやってくれないか?ほんの少し、彼女の背を押してあげるだけでいいんだ」

遊星「……きっかけ、か」

貴音「おはようございます……おや?あなたは……」

遊星「君たちとDIAに出場する不動遊星だ」

貴音「なんと!では昨日小鳥が言っていたのはあなた様の事だったのですね」

貴音「私の名前は四条貴音、と申します…以後、お見知り置きを」ペコッ

遊星(お嬢様って感じだな……)


響「はいさーい!…って誰だ!?」

遊星「不動遊星だ、君たちとDIAに出場する」

響「あっ!自分知ってるぞ!昨日小鳥から聞いた!」

響「自分は我那覇響って言うんだ、よろしくな!こっちはハム蔵だぞ!」

ハム蔵「チュッ」

やよい「おはようございまーす!ってあれ?あなたは…」

遊星「君達とDIAに出場する不動遊星だ」

やよい「あっ、じゃあ昨日言ってた人はあなただったんですねー」

やよい「うっうー!よろしくおねがいしますー!」

遊星(元気だな)


伊織「あれ?アンタ……」

遊星「不動遊星だ、音無さんから聞いてないか?」

伊織「…………ああ、そういえばそんな事言ってたわね」

伊織「にしし、私は水瀬伊織よ!よろしくね」

遊星「ああ、よろしく」

真「へぇー!じゃーあなたが昨日小鳥さんが言ってた人ですか!」

遊星「ああ、不動遊星だ」

真「僕の名前は菊地真って言います!」

真「あ、わかっていると思いますけど僕は男じゃなくて女ですからね!?」

遊星「あ、ああ……大丈夫だ」


雪歩「ひ、ひいいいいい!!!真くぅううううん!!!」

遊星「……あ、あn」

真「大丈夫だよ雪歩!髪型がちょっと目立つけど、良い人じゃないか!!」

遊星「髪型h」

雪歩「男の人怖いよぉ!!」

遊星「……」

あずさ「あら?あなたは……」

遊星「不動遊星です」

あずさ「あらあら、じゃー昨日音無さんが言ってた人ね」

あずさ「私は三浦あずさ、よろしくおねがいします」ドタプ~ン

遊星「あ、ああ……よろしくおねがいします」

遊星(……アキを思い出すな)

千早「……くっ!」


高木「ウォッホン!やっと全員集まったか」

高木「では、私からも紹介しよう……君達と共にDIAに出場する、不動遊星君だ」

高木「彼はすこしぶっきら棒ではあるが、根はとても優しく誠実な人間だ」

高木「皆、仲良くするように!」

小鳥「さて、と……遊星君!アイドル達はデュエルだけではありません!仕事があります!」

遊星「仕事……」

小鳥「このあと美希ちゃんとここに書いてある写真撮影現場に向かってくれないかな?」

遊星「……わかりました、写真撮影ですね」

美希「……zzZ」

小鳥「ほら美希ちゃん、お仕事ですよ~?」

美希「……ん、あふぅ…もうそんな時間なの」

小鳥「今日は遊星君が付いて行ってくれるって」

美希「あふぅ、わかったの……よろしくね、そこの人」

小鳥「こ、こら!美希ちゃん!」

遊星「俺は大丈夫ですから……行こう、星井」

真「はぁ……いいなぁ、美希」

春香「あはは、でも私達だって遊星さんと一緒に行く機会もきっとあるよ」


遊星「これを被ってくれ」

美希「ヘルメット?」

遊星「ああ、Dホイールで現場まで向う」

美希「へぇー、プロデューサーさんDホイール乗れるんだ」

遊星「ああ、本来なら車を用意するべきなんだろうが……」

美希「じゃーなんでDホイールなの?」

遊星「Dホイールの方が抜け道を使えて、現場に早く着けるんだ」

美希「そうなんだ……あふぅ」

遊星「……よし、いくぞ」

美希「アハッ☆プロデューサーさん、風が気持ちいいのー!」

遊星「湾岸で走るDホイールも良いが……」

遊星「……ライディングデュエルで乗るDホイールは、もっと気持ちいいぞ」

遊星「……星井は、デュエルをやってみようとは思わないのか?」

美希「うん……美希ね、キラキラするために、アイドルになったんだ」

美希「だから、美希にデュエルは必要ないと思うの」

遊星「そうか……デュエルをやりたいとは思わないのか?」

美希「うーん、皆がやってるのを見るとやりたいとは思うんだけど……ルールがいまいち覚えられなくて」

美希「春香とかに教えてもらったりするんだけどすぐ眠くなっちゃうの」

遊星「……安心した、デュエルをしたいという気持ちはあるんだな」

「はーい、美希ちゃん笑ってー!」

美希「アハッ☆」

「いいねー、次は色んなポーズをしてみようか」

美希「こう?」

「そうそう、そんな感じだ!」


遊星(すごいな……流石は現役アイドルだ)

遊星(……しかし、どうやってデュエルに興味を持たせれば)

遊星(……)

遊星(ダメだ、いい案が思い浮かばいな……仕方ない、仲間に相談してみるか)

遊星「……こういう事は、あいつが適任か」

ガチャッ

「遊星、お前から掛けてくるとはな……一体なんの要件だ?」

遊星「すまない、今は大丈夫か?」

「ふん、俺は元キングだ!問題ない!それより要件を言え」

遊星「あ、ああ……相変わらず元気そうだな」

遊星「もし、ジャックの前にデュエルにあまり興味無い人間が居たとして」

遊星「どうやってデュエルの楽しさを教える?相手はあまり知識がない」

「…………ふん、愚問だな!」

「そいつとデュエルをするだけだ!そして相手に教えるのではない!刻むのだ!デュエルとはどういうものなのかを!」

遊星「……そうか、助かったよジャック」

遊星「……お疲れ、星井」

美希「あ、プロデューサーさん」

美希「美希、どうだった?キラキラしてた?」

遊星「ああ、すごかったよ……流石は現役アイドルだな」

美希「アハッ☆当たり前なの!」

遊星「だが……本当にそれで満足してるか?」

美希「え?」

遊星「DIAで優勝すれば……星井美希は、もっと輝けると思う」

美希「でも美希、デュエルあんまりやったこと無いし……」

遊星「さっき事務所に電話して春香から聞いたんだが、デッキはもうあるらしいじゃないか」

美希「うん、春香と千早さんに手伝ってもらったんだ」

遊星「どうだ?俺とデュエルをしてみないか?」

美希「プロデューサーさんと?でも美希、まだルール覚えてないし…」

遊星「そんなことはやりながら覚えればいいさ」

遊星「……デュエルは俺達を、きっと導いてくれる」

美希「……プロデューサーさんがそこまで言うなら、やってあげてもいいよ」

遊星「フッ……決まりだな」


不動遊星 LP4000

      vs

星井美希 LP4000

遊星「先攻は星井からでいいぞ」

美希「ミキのターン!ドローなの!」

美希「えーと……ミキはモンスターを裏側守備表示をセットして…」

美希「カードを2枚伏せてターンエンドなの!」

美希 手札3 モンスター1 罠・魔法2

遊星「俺のターン、ドロー!」

遊星「手札から魔法カード、サイクロンを発動する!」

美希「むー……次元幽閉が破壊されちゃったの」

遊星「手札から調律を発動!デッキからクイック・シンクロンを手札に加え、デッキの一番上のカードを墓地に送る」

遊星「そして手札からレベル・スティーラーを墓地へ送り、クイック・シンクロンを特殊召喚!!」

遊星「墓地にあるレベル・スティーラーの効果を発動する!」

遊星「クイック・シンクロンのレベルを一つ下げ…現れろ!レベル・スティーラー!」

場 レベル・スティーラー ☆1 クイック・シンクロン ☆5→4

美希「プロデューサーのフィールドにどんどん出てくるの!!」

遊星「そして俺は手札からボルト・ヘッジホッグを通常召喚する!」

場 レベル・スティーラー ☆1 クイック・シンクロン ☆4 ボルト・ヘッジホッグ ☆2

遊星「集いし願いが、新たに輝く星となる!光差す道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!」

☆1 + ☆4 + ☆2 = ☆7

スターダスト・ドラゴン ☆7 ATK2500 DEF2000

「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する。
この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、
この効果を発動するためにリリースされ墓地に存在するこのカードを、自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

あー クイック・シンクロンだと無理なんだっけ
最後にやったの2年前くらいだからよく間違えるかもしれない

ちょっと修正する

ああ、スタダはレベル8か…
ちょっと待っててくれ

遊星「墓地にあるレベル・スティーラーの効果を発動する!」

遊星「クイック・シンクロンのレベルを一つ下げ…現れろ!レベル・スティーラー!」

場 レベル・スティーラー ☆1 クイック・シンクロン ☆5→4

美希「プロデューサーのフィールドにどんどん出てくるの!!」

遊星「そして俺は手札からボルト・ヘッジホッグを通常召喚する!」

場 レベル・スティーラー ☆1 クイック・シンクロン ☆4 ボルト・ヘッジホッグ ☆2

遊星「集いし思いが、ここに新たな力となる!光差す道となれ!シンクロ召喚!燃え上がれ!ニトロ・ウォリアー!」

☆1 + ☆4 + ☆2 = ☆7

ニトロ・ウォリアー ☆7 ATK2800 DEF1800
自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、そのターンのダメージ計算時のみ1度だけこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した場合、
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を攻撃表示にしてそのモンスターを続けて攻撃する事ができる。

遊星「やれ!ニトロ・ウォリアー!ダイナマイト・ナックル!」

ニトロ・ウォリアー「うっす」

美希「…ッ!!ゴブリンゾンビの効果発動!」

美希「ミキはゴブリンゾンビの効果により、TG ギア・ゾンビ(ゲーム専用)を手札に加えるの」

遊星(TG ギア・ゾンビだと……)

遊星「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」

遊星 モンスター1 罠・魔法1

美希「美希のターン!ドローなの!」

美希「これはたしか……春香が言ってた……」ブツブツ

遊星「……」

美希「ミキはTG ラッシュ・ライノを手札から通常召喚するの!」

TG ラッシュ・ライノ ☆4 

美希「ミキは、TG ギア・ゾンビの効果を発動!手札から特殊召喚するの!」

TG ギア・ゾンビ ☆1 チューナー

美希「そして、手札から魔法カード、生者の書を発動!」

遊星「生者の書……」

美希「相手の墓地にあるクイック・シンクロンさんを除外して、自分の墓地からゴブリンゾンビを特殊召喚するの!」

ゴブリンゾンビ ☆4 TG ラッシュ・ライノ ☆4 TG ギア・ゾンビ ☆1

美希「シンクロ召喚!!」

遊星「!!」

あ、攻撃下げ忘れた
ラッシュライノの攻撃力はゾンビの効果で下がってるってことで

禁止、制限は今のはわからないけどトリシュは禁止なんだっけ……

美希「氷結界の龍・トリシューラをシンクロ召喚するの!」

氷結界の龍・トリシューラ ATK2700 DEF2000
効果 召喚したターンとりあえず除外しまくる

遊星「罠カードオープン!!激流葬!!」

美希「……あんまりなの」

遊星「フィールド上のモンスターは全て墓地へ送らせてもらう」

――――
――


遊星「それにしても、最後まで不発だった罠カードがあるが…あれはなんだったんだ?」

美希「むー、忘れちゃった……でも、悔しいなぁ」

遊星「そうか……デュエルはどうだった?」

美希「プロデューサーさん、全然手加減してくれないの」

遊星「す、すまない……」

美希「でも、楽しかったよ」

美希「ミキね、お父さんとかお母さんともデュエルやるんだけど、皆ミキのために手を抜いちゃうの」

美希「春香達は春香達で「美希は初心者だから~」って……」

美希「だから、今日はプロデューサーさんと全力でデュエル出来て面白かったよ」

美希「ちょっと面白いし、プロデューサーさんとDIAに出ても良いなって、ミキ思うな!」

遊星「そうか……」

ガチャッ

遊星「……」

美希「あふぅ……今日は疲れたのー」

美希「……zzZ」

遊星(本当によく寝るな)

小鳥「お疲れ様です、遊星さん!」

遊星「あ、小鳥さん……お疲れ様です」

小鳥「どうでした?美希ちゃんの仕事ぶりは」

遊星「……完璧に仕事をこなしていましたよ」

小鳥「美希ちゃんはやれば出来るんだけどね~」

遊星「デュエルもしましたが……光るものはあると思います」

小鳥「へぇー、美希ちゃんとデュエルかぁ……うんうん、その意気ですよ、遊星さん!」

遊馬「はぁ?俺がアイドル!?」とかいうのは考えたことあるけど保守

>>152
こういう「どうよ?俺のアイディア?ん?んん?」みたいなやつほんと気持ち悪い
しかも突っ込むと「いや、そんなつもりで言ったんじゃないし」とか平然と言うからね
極め付けは末尾Pとかさ……w

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