ラブライブ!SS用練習スレ (68)

ラブライブ!のSS練習用スレッドです。
使用用途は単純で、その名の通りSSを練習するだけ。

例をあげるとすれば、「安価でお題とレス数の指定を頂き、物語を纏める練習」や、「短いSSを投下してスレに意見を聞いたり」や、その他各自の好むやり方で様々なラブライブ!SSを練習してください。
ここに書かれて居るのはあくまで一例ですので、自分にあった練習法を見つけることを推奨します。
なお、プロットの投下や、そのプロットへの評価を聞き修正するのも、このスレの有効的な使い方ですので、それもまた各自自由にしてください。

ここはあくまで練習スレなので、全く関係の無い話は雑談スレですることを推奨します。


次のスレッドは、>>950が建てるか、または代行を頼むようにしましょう。

トリップについてですが、それは各自判断にお任せします。
また、過度な中傷や、他者を貶める発言は、スルーを徹底しましょう。
相手をすることにより発生した問題は、個人の問題として、関係の無い方はスルーすることを推奨します。


では、楽しいラブライブ!SS練習ライフを。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1393748322

海未「ただいま帰りました」

ことり「お帰りー海未ちゃん」

海未「今日も絵里に散々雑用を押し付けられてしまいました」

ことり「あはは、それだけ信頼されてるってことだから誇っていいと思うな」

海未「まったく、希もいるではないですか…。それで、穂乃果と雪穂の姿が見えませんが…」

ゆきほ『も~ほら、駄々こねたらだめだって』

ほのか『こわい!』

ことり「今日もいつも通り穂乃果ちゃんが…」

海未「また、ですか」

海未「穂乃果、雪穂」

ほのか「あっ、おきゃ~りなさい」

ゆきほ「おかえりなさい」

海未「2人ともお風呂に入ってきなさい。ことりも無理やりにでもお風呂にいれさせてくださいよ」

ほのか「やっ!」

ゆきほ「だっておねえちゃんが」

ことり「あはは」

海未「笑い事ではないですよ。ほら、2人とも行きますよ」

ほのか「ぅぅっ」

ゆきほ「…」

海未「返事は?」

ほのゆき「は~い」

海未「よろしい」

ことり「ご飯の準備してるねっ」

海未「お願いします」

―お風呂あがり―


海未「ふぅ…まったく世話がかかるんですから」

ほのゆき「ごめんなさい」

海未「ほら、身体拭きますよ」

ほのか「わぷっ」

ほのか「んん~~~」

海未「はい、次は雪穂」

ゆきほ「ん~~~」

海未「さて、ご飯食べましょうか」

ほのか「ごはんだ~!」

ゆきほ「は~い」

海未「穂乃果、ピーマンも食べなさい」

ほのか「やだ!」

海未「やだではありません」

海未「それに、雪穂はちゃんと食べていますよ」ナデナデ

ゆきほ「えへへっ」

ほのか「だってきらいなんだもん」

海未「嫌いだからと言って食べなければ大きくなれませんよ」

ことり「まぁまぁ、海未ちゃん。嫌いなもの食べさせても逆効果だって言うし」

海未「好き嫌いをしていては栄養も偏ってしまいます。だめです」

ことり「でも、他のお野菜はちゃんと食べてるし」

海未「食べないとデザートの苺はなしです」

ほのか「えっ」

ことり「あぁ、こうなっちゃったらもう無理だね…」

ゆきほ「おねえちゃんみてて」パクッ

ほのか「ぅぅ…」

ゆきほ「ほら、だいじょうぶだよ?」

ゆきほ「おねえちゃんあ~ん」

ほのか「んっ」パクッ

ことり「おぉっ」

海未「食べられたではないですか」

ほのか「んぐっ、にがい」

海未「良薬口に苦しという言葉があるように、それが大きな糧となるのです」

ほのか「よくわかんない」

ゆきほ「おねえちゃんえらいよ」ナデナデ

ほのか「んっ」

ことり「完全に海未ちゃん形無しだねぇ」

海未「仕事で家にいないせいです。姉妹の仲がいいのはいいことではないですか」

ことり「それはそうだね」

海未「子供たちの相手は疲れますね。いえ、愛してはいますが」

ことり「ことりは?」

海未「ことりも愛していますよ」

ことり「海未ちゃん///」

海未「だめですからね!」

ことり「何も言ってないよぉ……」

海未「言わなくても分かりますよ」

ことり「分かった!実は海未ちゃんも溜まってるんだねっ!」

海未「ななな、何を言っているのですか!それに疲れていますし」

ことり「そっか。疲れてるんだねっ。マッサージしてあげるよ」

海未「この流れでそれは不穏です!絶対やるき満々でしょう!」

ことり「そんなことないよ~じゃあ、いくね」

海未「ちょっ、待ってください」

ことり「ダ~メ♪」




ほのか「むにゃむにゃ…zzzz」

ゆきほ「なんか音がする」





終わり
今日も南家は平和です

ちょっと変わったものが書きたいなと思い
ことうみと子供穂乃果という絵を見て妄想して書いてみました。
雪穂がいるのは突っ込んではいけない!
感想とかもらえたら嬉しく思います。

>>9
うんとね、伝えたいことはわかるから、あとは、文章にボリュームを持たせるといいと思うよ
そしたらもっと感情移入しやすいと思う

>>12
ボリューム不足ですか
返答ばっかりが目立っちゃってるなーってのは思ってました
1つの課題でありますね



海未ちゃんおめでと~

海未「これで今日の業務は終了、と。今日も1日疲れましたね。早く家に帰って休みたいところです」

絵里「海未まだ帰ったらだめよ」

海未「残業ですか?」

絵里「違う違う、そうじゃなくてね」

希「海未ちゃん、今日が何の日か分かってない、とか?」

海未「今日ですか?何かありましたっけ?」

絵里「まっ、自分じゃこういうのは分からないものよね」

希「そうやねー」

海未「は、はぁ…」

絵里「ということで、はい、これ」

海未「この封筒は一体」

絵里「あなた今日誕生日でしょう?」

海未「あっ…今日は3月15日…そう、でしたね」

絵里「そうよ、まったく他の交流ある人たちのことは全部覚えていてもあなたのことは言われるまで気づかないのね」

希「日々の人生を楽しんでるわけやからいいと思うけどね」

海未「そうですね、楽しいですよ」

絵里「理解できたところで、誕生日プレゼントってことね」

海未「ありがとうございます。しかし、何ですか?この封筒」

絵里「2泊3日温泉旅行チケット」

海未「は、はい!?」

希「そりゃ驚くやんな、うちも驚いたし」

絵里「4人分あるわ。明日から4日間有給あげるから家族で行ってゆっくりしてきなさい」

海未「いいのですか?」

絵里「いいから言ってるんだけど」

海未「そう、ですね。ことりも喜ぶと思います。それでは、失礼してお暇をとらせていただきます」

希「海未ちゃんいない間のことは心配しなくても大丈夫、ヘルプ頼んであるから」

海未「ヘルプですか?」

絵里「最初はめんどくさいやってらんないってごねてたんだけど無理やり引っ張りだしたわ」

海未「それ最初から最後までやる気ないですよね!?」

絵里「大丈夫でしょ。やるとなったらやり遂げる、そういうものよ、彼女は」

海未「なるほど、真姫にもご迷惑をおかけしてしまいましたか」

絵里「あなたはそんなこと気にしなくて楽しんでくればいいの」

海未「そう、ですね。お言葉に甘えさせてもらいます」

絵里「よろしい」

希「で、うちからはこれな」

海未「箱ですね、ケーキとかですか?にしては少し小さいですけど」

希「食べたいんなら止めないけどね。開けてみるのが吉ってことで」

絵里「希ったら無駄にロマンチストなんだから」

海未「それでは開けさせてもらいますね」


ガサガサッ パカッ


海未「これは…ネックレスですか。しかも4つ全部一緒、ですね」

希「ほんとはお揃いのロケットとかにしたかったんやけど、海未ちゃんの子供たちのこと知らないから」

海未「確かにこれは食べられませんね」

希「食べ物よりも形に残るものの方がって思ってなぁ、ご期待に添えなかったみたいやけど」

海未「いえ、ありがとう、ございます」

希「どういたしまして」


絵里「あらあら、海未、照れてるの?」

海未「なっ!だだだ、誰が照れてるっていうんでふか!」

希「あっ、噛んだ」

絵里「可愛い」

海未「か、かわっ!わ、私にはことりがですね!」

絵里「あ~はいはい、お惚気ご馳走様」

絵里「どう?落ち着いた?」

海未「はい…」

絵里「なら、もうあなたは帰っていいわよ」

希「本当なら飲み会とかやってもよかったんやけどね」

絵里「えぇ、でも、そんなことしたらことりに恨まれるわ」

海未「そんなことないと思いますが…」

絵里「物の例えよ、真面目に言うとことりたちが待ってるんだから帰るべきね」

海未「引き止めたのは絵里ですけどね」

絵里「それは誕生日プレゼントを渡すためであって」

海未「誕生日プレゼントに温泉旅行というのも中々おつなものですね」

絵里「何よ?いらないの?じゃあ返して」

海未「それでは南海未!自宅に帰還します!」

絵里「あっ、こら!待ちなさい」

希「気ぃつけて帰りや~」

絵里「まったく…」

希「普通に根詰め過ぎてるからこれで癒されてこいって言えばええのに、えりちも素直じゃないね」

絵里「わ、悪い?」

希「ううん、別に」

絵里「私も温泉行きたいわ~」

希「行けばいいんやない?」

絵里「え?ほんとに?」

希「いや、あかんけど」

絵里「…何なのよ」

ことり「海未ちゃん遅いなぁ、今日も残ってるのかな?」

ほのか「ふにゅ~」

ゆきほ「おねえちゃんおきてー」

ことり「部屋暗くしちゃってるし、時間が時間だから仕方ないよねぇ」

ほのか「んーー」

ゆきほ「おねえちゃーん」

ことり「雪穂ちゃん、寝かせてあげて?」

ゆきほ「で、でもぉ」

ことり「ね?」

ゆきほ「はーい」

カチャ

ことり「雪穂ちゃん!クラッカーの用意っ!」

ゆきほ「わかったー!」

海未「ただいま帰りました」

海未「玄関に誰もいない」

海未「それに暗い、もう寝てしまったのでしょうか?」

海未「絵里のせいです!ぷんすこぷんですよ!」

海未「居間に微かな灯りが見えますね、行ってみましょう」

ガララッ

パン!パン!

海未「っ!?」

ことり「海未ちゃん、お誕生日おめでとっ!」

ゆきほ「おめでとー」

海未「頭の中にあったつもりではいたのですが、凄くびっくりしました」

ことり「一瞬身体強張ったもんね」

海未「はい」

ことり「ドッキリ大成功だね」

ゆきほ「やったー」

海未「くっ、不覚!ところで、穂乃果はどこへ」

ことり「それが寝ちゃってるんだよね」

海未「なるほど。通りで静かなわけです」

ことり「起こすのも可哀想かなって思って、そのまま…そこのソファーに」

海未「そうですか。元々この時間にこの年齢の子が起きているというのは中々大変ですからね。仕方ないです」

ことり「でも、雪穂ちゃんは起きてるんだよね」

ゆきほ「おきてるよー」

海未「あまり無理をしてはいけませんよ?」

ゆきほ「は~い」

海未「微かに灯りが見えたのはケーキに刺さった蝋燭の火でしたか」

ことり「どうせなら驚かそうと思って電気つけてたら起きてるのばれちゃうし」

海未「灯りが漏れている時点でばれると思います」

ことり「こ、こういうのは雰囲気が大事だから!」

海未「それもそうですね」

ことり「うんうん!」

海未「それはそうとですね」

ことり「何かな?」

海未「絵里と希から誕生日プレゼントをもらいました」

ことり「あれっ?じゃあ、どうしてさっき驚いたの?」

海未「そ、それはほんとに皆寝てしまったのかなと思いまして」

ことり「あ~酷ぉい!ちゃんと毎日待ってるのに」

海未「す、すみません」

ことり「それで、何もらったの?」

海未「まずこの箱なんですが、希から4人分のお揃いのネックレスですね」

ことり「お揃いネックレスロマンチックだね。希ちゃんのことだからスピリチュアルやない?とか言いそうだね」

海未「まだこの子たちに渡すのは不安なので、仕舞っておきましょうか。いつかその時が来れば渡すことにしましょう」

ことり「絵里ちゃんからは何もらったの?」

海未「2泊3日の温泉旅行チケットと4日分の有給休暇です」

ことり「わわっ!凄いね」

海未「それでですね、ことり明日から温泉旅行行きませんか?」

ことり「えっ!ことりも行くの?」

海未「はい、何せもらったのが4人分ですからね。家族で行けということなのでしょう」

ことり「ほぇぇ~4人分太っ腹だねぇ」

海未「それで、どうですか?」

ことり「うん!行く!行くよ!」

海未「明日いきなり出発は難しそうですね、休暇を1日分余分にもらったので明日は準備ということにしましょうか」

ことり「温泉楽しみだね」

海未「はい」

ゆきほ「ケーキ!」

ことり「わっ!雪穂ちゃん、ごめん」

海未「話に夢中でつい忘れていました」

ことり「では、恒例のいくよ、雪穂ちゃん!」

ゆきほ「うん!」

ハッピバースデートゥーユー
ハッピバースデートゥーユー
ハッピバースデーディア

ことり「海未ちゃん」

ゆきほ「おかあさん」

ハッピバースデートゥーユー

海未「ふぅ~~~~」

ゆきほ「まっくら!」

ことり「おっとっと、もう電気つけちゃうね」

海未「いつになってもこういうのは照れくさいですね」

ことり「伝統芸だよね、でもそこがいいと思うな」

海未「そんなものですかね」

ゆきほ「けーき!」

海未「こういうところは姉妹そっくりになってしまいましたね」

ことり「ちょっと待ってね、それじゃ切り分けるね」

海未「暗くてよく見えなかったのですが、チーズケーキじゃないんですね。普通のイチゴケーキですか」

ことり「チーズケーキの方がよかった?」

海未「い、いえ、そういうわけでは」

ことり「チーズケーキという概念を壊すためにさすがに自重したよ」

海未「とても食べきれる量じゃありませんね」

ことり「う~ん、そうだね。ちょっと大きく作りすぎちゃったかな?」

海未「間違いなく」

ことり「余ったらどうしよう」

ゆきほ「けーき!」

ことり「もうちょっと待ってね~」

海未「雪穂も眠ってしまいましたね」

ことり「うん。結局ケーキ残っちゃったね」

海未「とりあえず、冷蔵庫にいれておきましょう」

ことり「そうだね、少しは長持ちするし」

海未「後ここで寝かせて風邪引かれても困りますし、2人をそれぞれのベッドまで運んでおいてください」

ことり「ん、りょうか~い」

海未「私達も寝ましょうか」

ことり「えーっ!夜はこれからなのにぃ」

海未「温泉に行きます。明日は早いですよ」

ことり「明日は出発の準備するだけじゃ」

海未「いいえ、移動にも少なからず時間はかかるのですから、早め早めの行動が大事です。なので、もう寝ます」

ことり「なんと…」

――――
―――
――

海未「さて、そろそろ出発しますよ」

ほのか「りょこうだりょこうだー!」

ゆきほ「おねえちゃんおとなしくしよ?」

ことり「温泉楽しみだなぁ、温泉あがりに牛乳とかやってみたかったんだよね」






海未「ケーキは凛に押し付け……ではなく、凛に引き取ってもらいました」

凛「いくら何でもこの量は…」

終わり

1人暮らしをし始めて4年が経ったある日、
私は獣人の女の子が道端でダンボールの中にちょこんと佇んでいるのを見かけました。
って、獣人!?そんなものいるはずがないんですが、確かに耳がありました。犬耳かな?こ、コスプレ?
よく、分かりません。いいえ、それよりも気になることは…


雪穂「お、お姉ちゃん?」


「?」


呼びかけても首を傾げるだけでした。でも、確かにお姉ちゃんそっくりでした。
特徴的な吸い込まれそうな青い瞳が私の視線を釘付けにします。


雪穂「お姉ちゃん?」


「?」


もう一度呼びかけてみてもやっぱり首を傾げるばかり
何故かこの子?のことが気になってしまった私はもう少しだけ会話してみることにしました

雪穂「どうして、こんなところにいるの?」

「待ってるの」

雪穂「待ってる?」

「うん」

雪穂「一体何を…」

「新しいご主人様を」

雪穂「…」


私は気づいてしまいました。この子は捨てられたんだ、ということに。
気づいてしまったら後はもう身体が勝手に動いてました。
無視して忘れることなんてできそうにありませんでした。

雪穂「うち来る?」

「えっ?」

雪穂「ほっとけないし」

「でも…」

雪穂「こんなところにいたら風邪、引いちゃうしさ」

「お掃除とお洗濯ぐらいしかできなくて…」

雪穂「そんなのいいから!私が来てほしいの!」

「……うん、ありがとう。ごしゅじんさま」

雪穂「ご主人様はちょっと…。雪穂でいいよ」



見た目お姉ちゃんなのにそんなこと言われてもむずがゆい感じしかしません。
本当にお姉ちゃんではないんだよね?

「ゆき、ほさま?」

雪穂「いや、様じゃなくて…呼び捨てでいいってば」

「ゆきほ、さま」

雪穂「う、う~ん」

「ぁぅっ」

雪穂「…呼び捨てできそうにない?」

「ご、ごめんなさい」

雪穂「じゃあもうちゃんでいいよ、雪穂ちゃん」

「ゆきほちゃ、ん?」

雪穂「そうだよ」

「ゆきほちゃん」

雪穂「…」


少しだけ後悔これも凄くむずがゆいです。

雪穂「それで、その…あなたは」

「?」


キョトンとしたまま人差し指で自分を指し示します。
少し可愛いかも…って、いやいや!何考えてんの!?私!






雪穂「そうそう」

「え~っとね」

「ほのかっていうの」

雪穂「っ!」


頭がパンクしそうになります。偶然にもほどが…
本当にお姉ちゃん?でも、さっき首傾げられたし
一体全体どうなってんの

ほのか「ゆきほちゃん」

雪穂「え?な、何?」

ほのか「どうすればいいの?」

雪穂「あ、あぁ、そっか。とりあえず立と?ずっと、そんな体勢じゃ疲れるでしょ?」

ほのか「うん。よいしょよいしょ」




そしてまたまた私は驚かされます。なんと、尻尾もありました。
こんな非現実的なこと実際にあるわけが…
いやいや、本物じゃないだろうし焦る必要なんてないですよね。

雪穂「とりあえず、ついて来て」

ほのか「はーい」



どことなく受け応えも似てるかな
あはは、懐かしい

雪穂「ふぅ、ただいまーっと。誰もいないけど」

ほのか「…ほんとに入っていいの?」

雪穂「他に誰もいないし、自分の家だと思ってくれていいよ」

ほのか「えっと、それじゃ、お邪魔します」

雪穂「非現実的なことばっかで疲れたな…」

ほのか「ひげんじつてき?」

雪穂「何でもないよ」

ほのか「あ、あの…これからなにすればいいのかな」

雪穂「ん?別にいいよ、何も気にしないで。あ、お風呂先行って来たら?」

ほのか「おふろそうじ?」

雪穂「いや、違うってば。言い方悪かったかな、お風呂入って来たらってこと。えっと、さすがにやり方分かるよね?」

ほのか「ぅぅっ…」

雪穂「ん?何か分からないことある?」

ほのか「おふろにがてで…」

雪穂「苦手?」

ほのか「尻尾濡れるのがあまり」

雪穂「えっ?あ、あぁ…」



だけどお風呂にはさすがに入ってもらわないと困るし
私も入らないといけないし仕方ないなぁ

雪穂「じゃ、一緒に入る?」

ほのか「ごしゅじ…ゆきほちゃんと一緒になんてそんな恐れ多いこと」

雪穂「ん~最初に言ったけどさ、気にしなくていいから、そういうの」

ほのか「あ、あの、あの」

雪穂「ほら、行くよ!」

ほのか「おふろにがて~」




駄々こねてるところもそっくりで、思わず苦笑いしてしまいました。
でもこの子の服はどうしよう?
適当に私の着せるしかない、よね?

雪穂「ほら脱いで」

ほのか「お風呂苦手で」

雪穂「いや、それは分かったけど。だからこそ余計入ってもらわないと」

ほのか「うぐっ」

雪穂「おね…」




…言いかけたところで私はこの子をなんと呼べばいいのだろうと思いました。
…ほのか、呼び捨ては無理です。
…ほのかちゃん、更に無理です。
…お姉ちゃんしかないよね。

雪穂「お姉ちゃん先入ってるから、逃げちゃだめだよ」

ほのか「おねえちゃん?」

雪穂「そう!あなたの呼び方、何て呼べばいいかわっかんないし!」

ほのか「……」

雪穂「先入ってるからね」

ほのか「なつかしい…」



何か言ってるみたいでしたが、パタンと扉を閉める音にその声は阻まれて私には聞こえませんでした。

ほのか「お邪魔します」


恐る恐るといった感じでそーっと入ってきました


………犬耳と尻尾つきで

ほのか「お背中お流しします」

雪穂「いや、いいって…」

ほのか「ダメ、ですか?」

雪穂「…だめじゃないよ、お願いするね」

ほのか「はいっ!」



そんな泣きそうな顔されたら断れるわけもなく
流されるままに洗ってもらうことに

ほのか「んしょ!んしょ!」

雪穂「…」

ほのか「どう、ですか?」

雪穂「ん?気持ちいいよ」

ほのか「よかった……」



鏡に映るそのぴょこぴょこしたものが気になって仕方ありません。
気になるものは気になるので聞いてみることに…。

雪穂「それでさ」

ほのか「はい」

雪穂「そのさ、耳とかってのはなんなの?」

ほのか「あっ、えと…これ、ですか?本物、なんです」

雪穂「ちょっとだけ触ってみてもいいかな?」



最初は困ってる様子でしたが、少しだけならと言われたので触ってみることに

雪穂「んー?つけものっぽくはないなぁ」

ほのか「んっ!ぁっ!」

雪穂「え?な、何?」

ほのか「く、くすぐったくて」

雪穂「そ、そうだよね!本物だったら神経あるもんね!」



…何納得してんの私
本物だったらとか…でも頭にひっついてるよね、これ
尻尾もなのかな?

雪穂「尻尾も触っていい?」

ほのか「は、はぃぃぃ」

雪穂「えっと?」

ほのか「大丈夫です」

雪穂「そ、そう?」



なんかちょっと困ってるみたいです。
失敗したかな?

雪穂「おーもふもふしてるー」

ほのか「うひゃうっ!ふぅぅぅん」

雪穂「…ご、ごめんね」

ほのか「い、嫌だとかそういうのでは!」

雪穂「あ~いや、反応見てたら、うん。なんとなく、分かるから」

ほのか「///」



そりゃそうだよね…。
何やってんだろ私

――お風呂あがり――


雪穂「ほらこれ、私の服着ていいからさ」

ほのか「で、でも…」

雪穂「サイズ的にも見た目大丈夫だと思うよ」

ほのか「あの、そうではなくて…し、尻尾が…」

雪穂「あぁ…なるほど。尻尾がつっかえるってことね」

ほのか「は、はい」

雪穂「ちょっと待ってて」



衣服に尻尾を通す穴をあけてあげることに
尻尾の部分…うーん、大体この辺?私じゃわっかんないなー
大体こんなものかな?まぁ、だめならだめで別で用意すればいいし
私自身使えなくなっちゃったけど、まぁどうせ服は買えるしいっかな

雪穂「はい、多分これで、大丈夫だと思う」

ほのか「ごめんなさい、お手を煩わせてしまって」

雪穂「だから気にしないでいいって」

ほのか「ありがとう、ございます」

雪穂「どういたしまして」



ほんと世話が焼けるなー
こんなところもそっくり

ほのか「ぴったり!」

雪穂「そっか」

ほのか「うん!」


尻尾を左右に振るのは犬でいうなら敬愛の意思表示なんだっけ?
何はともあれ嬉しそう

ご飯を食べて1時間ほどバラエティ番組を見ていました。



雪穂「ふぁぁぁぁ…」

ほのか「お疲れ、ですか?」

雪穂「んー?時間的にねー」

ほのか「無理、しないで、休んでください」

雪穂「お姉ちゃんはどうするの?」

ほのか「もう少しだけ、テレビ見てます」

雪穂「そっか、あんまり夜更かししたらだめだよ?2階の部屋好きに使っていいからさ」

ほのか「はい」

今日は疲れたな
明日からもっと大変そう
私は眠りにつきました

・・・・・・・・・・

何かに掴まれてる感じがして目を覚ましました

雪穂「うわっ!おねえちゃん!」

ほのか「だいじょぶだよ、おねえちゃんが、ついて…zzz」


この子にも妹がいたのかな?
その寝顔を見てたら勝手に入り込んで来たこととか、
この子は一体何なのかとかもうそんなことどうでもよくなっちゃって…
気にしないことにしました。

明日から色々と必要なものも増えそうだし
明日は買い物行かないとね
明日からの生活に想いをはせながらもう1度眠りにつきます
おやすみなさい、お姉ちゃん


「………おやすみ、雪穂」


既に眠りについてしまった私には静寂の中でもその声は私の耳には届きませんでした


終わり

ーデート帰りー

穂乃果「にこちゃーん、今日ね!家に誰もいないんだ。だからね、1人じゃ寂しいな」

にこ「いや、あの…」

穂乃果「ダメぇ~?」

にこ「べ、別に、行かない、とは言ってないけど」

穂乃果「にこちゃん大好き!」ムギュッ

にこ「こら!引っ付くなー!」

―――

――

にこ「で、何でどうしてこうなってんのよ!」

穂乃果「にこちゃんが好きだからだよ」サワ

にこ「答えになってな、ひっ」

穂乃果「ちょっと触っただけなのに腰ピクッってした」

にこ「だ、だって」

穂乃果「可愛いよ」

にこ「っ!あほのか!あほのか!」

穂乃果「にこちゃん、キス、しよ」

にこ「ちょっ、まっ!んむっ…」

穂乃果「ちゅっ…んちゅ……」

にこ「ん、ふっ……んんっ、ちゅ…」

穂乃果「ぷぁっ、にこちゃん顔真っ赤~」

にこ「うっさい///」

穂乃果「次は下のお口にキスしちゃうよー」

にこ「や、やめっ」

穂乃果「んちゅっ……ちゅぷっ…」

にこ「ぁんっ……」

穂乃果「ぴちゃぴちゃ…にこちゃ、ん」

にこ「しゃ、しゃべ…く、くすぐった…っ…はっ…はっ…」

穂乃果「……ちゅっ……じゅぷっ……」

にこ「ひうっ、ひっ……いくぅぅぅ!」

穂乃果「にこちゃんのえっちな姿見てたら、穂乃果、もう我慢できないよ」

にこ「はぁ…はぁ…」

穂乃果「にこちゃん、いくよ?」ピトッ

にこ「ひぁっ!」

穂乃果「できた、にこちゃんと貝合わせ…動く、ね?」

にこ「んぅぅぅっ……あっ…あぁぁっ……ふぅぅっ」

穂乃果「んっ、ぁっ……いい、いいよ」

にこ「あほ、のかぁ……」

穂乃果「んんっ、にこちゃん、一緒に、一緒に……」

にこ「は、激しっ……ゃん……」

穂乃果「クぅぅぅぅぅぅぅ」

にこ「ひぃっ…あぁぁぁぁぁっ」

穂乃果「にこちゃん」

にこ「はぁ…はぁ…な、何よ」

穂乃果「2回戦、しよ?」

にこ「や・ら・な・い・わ・よ!」

穂乃果「ええ~っ!?」

にこ「ええ~じゃない!」


終わり

旅行パート書いてくる。
ことうみのエロありとエロなしどっちがいいですか?>>65

はっきりいってエロドルは無しです

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