【安価】殺し屋、二人 (649)

最初に主人公の性別と年齢及び殺しの方法の設定
年齢については12以上30未満としておきます

↓1-4でコンマが大きいふたつ 性別と年齢、殺しの方法を一緒に書いてください
また、なんか設定追加したかったら一つだけ自由にどうぞ (あんまり酷いのは無効にします)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1393744165

広い街の、とある一角に
二人の殺し屋コンビが住んでいた

いつから二人でいるのか
いつから殺しを始めたのか
全ては謎に包まれていた

今日も彼女たちの元に、殺しの依頼が届く

21歳の性格 ↓1
17歳の性格 ↓2

殺しの依頼 ↓3-4から選択

少女が、日課となっている手紙の確認を行うと
そこには2通の手紙が入っていた

「……依頼」

それを部屋へと持ち帰り、相方の女性に渡す
寝起きでぼさぼさの髪を掻きながら、中身を確認する

「暗殺依頼が二つ……か」

テーブルの上に広げられた手紙を、少女も確認する
南国の麻薬王暗殺
悪徳商売で肥え太ったブタの暗殺

「あんた、日焼けは平気?」

トーストを齧りながら、女性が質問する


1、平気
2、やだ
3、どっちでも

↓2

「……やだ」

「ですよねー」

少女の返答に、女性はタバコをふかしながら笑う
片方の手紙をポンッとゴミ箱へと放ると
もう片方を指で挟みながら、女性が立ち上がる

「んで、どっちが行こうかね」

女性がトーストの余りを口へ放り込むと、少女の方へ振り返った


1、私
2、あなた
3、二人で

↓2

「……暗殺……専門外……」

少女が栄養食品のブロックを齧りながら、そう答える
女性が大きな欠伸を一つ

「それじゃ、送迎だけお願いね」

「……ん」

依頼主から送られた地図の場所は
いい意味でも悪い意味でもは知らない人がいないほどの有名会社
建物を見上げながら、黄昏る二人

「さぁて、どうやって潜入しましょうかねぇ」

「……帰る」


潜入方法

↓1-3でコンマの大きいもの

「潜入の基本と言えば、これよねぇ」

女子トイレの清掃員を軽く襲い、掃除用具棚に隠しておく
仕事の為とは言え、女性を襲うのはいつになっても気が進まない

「さーて、ここからが重要ね……」

清掃員として、噂や日常話に聞き耳を立てる
どうやら、社長室は最上階らしい
また、勤務時間内にプライベートタイムが設けられているとか

社内での評価は、マイナスの方が多そうだ

「……さて、お仕事お仕事」


1、最上階へ潜入
2、プライベートタイムを狙う
3、帰宅時間を襲う
4、その他 何か案があれば

↓2

プライベートタイムルームとデカデカと書かれた部屋の前
コンコン、とノックをすると野太い声で返事が返ってきた
事は終わった後らしく、額に汗を浮かべたブタだけが寝転んでいた

「おぉ……今日は随分と上玉が来たな」

「……」

ブタの太い指が、女性の顔へと伸び
そのままゆっくりと、顎を撫でる
清掃員兼、と言った感じなのだろうか



自由な 返答 及び 行動

↓2

「すぐに「お掃除」致しますね」

「なんだ、そんなことは後で……」

ブタの返事を待たず、女性は胸から取り出した機械を
ぺたり、とブタの首に張り付ける

「……!?」

ブタが驚いている間に、ピッとボタンを押す
装置がピピッとそれに反応し、体温を一気に奪っていく

「かっ……はっ……」

襲いかかるブタをひょいっとかわすと、女性は挑発するように手をパンパンと叩いた
平素ならば、細腕の女性など捻る力を持つのだろうが
まともに呼吸が出来なければ、その力も発揮できないだろう

「……がはっ」

そのままブタが膝から崩れ落ちるのを見届け、首の装置を外すと
女性はブタの方を振り返ることなく現場を後にした

「……家帰ったらお風呂入ろ」

あの死体から、女性を結びつけるものは何もない
こんな部屋で死因が【低体温症による死亡】など、誰が予想出来るだろうか


「……おかえり」

「ハーイ、ただいま」

軽く挨拶をかわすと、風呂を浴びる女性
少女はポリポリと、スナックを齧っている


自由なイベント 自宅にて

↓2


登場人物は名前あった方が分かりやすいかな

ピンポーン、とドアのチャイムが鳴る
少女が浴室の方を見るが、シャワーの音は止まらない
どうやら、自分が出なければならないようだ
インターホンの映像を見ると、そこに映っているのは顔馴染みの仲介人だった
キザったらしい帽子をくいくいと弄りながら手持ちぶさたに待っている


少女の行動 及び 返答 ※これにより少女→仲介人の感情が決まります

↓2

「……どうぞ」

ピッとロックの開く音がして、ドアが開かれる
男は大げさに手を広げてから

「久しぶりだね、また大きくなったかい?」

と言いながら、少女の方へと近づく
少女はそれをひらりとかわし、距離を置いた

「……つれないなぁ」

男が帽子をテーブルに置くとほぼ同時に、浴室が開かれ
タオル一枚の女性が湯けむりと共に姿を現した


自由な行動 及び 台詞  ※これにより女性→仲介人の感情が決まります 
女性の行動限定

↓2

「あら、いらっしゃい。仕事?」

まだ乾かない髪をゴシゴシしながら、女性は淡泊に言葉を投げた
男はその様子に肩を竦めながら

「もう少しこう、恥じらいみたいなのがあってもいいんじゃないかな?」

そう言いながらも、視線は外さなかった
女性は意に介する様子も無くそのまま冷蔵庫へ向かうと
水を喉を鳴らしながら飲み、そのままペットボトルを机に置いた

「で、用事はなんなの」


男の用事

↓2

「一緒に風呂に入ろうと思って、うへへ」

男がにへらと笑いながら女性にそう告げる

「……」

少女はにこりともせず、女性が置いたペットボトルをくぴっと一口飲む
女性は頬杖を付き、男をじーっと見つめている

「……そんなに怖い顔しないでくれよ、洒落にならない」

男はやれやれ、と首を振りながら
一枚の紙をテーブルに広げた


紙に書かれていた内容

↓1-3で大きいもの

「増税に伴う仲介手数料値上げのお知らせぇ……?」

女性が紙を摘み上げ、憎々しげに声を上げる
少女が空のペットボトルをガゴンッとゴミ箱へ捨てると同時に
女性も立ち上がり男性の元へと近づく

「あんたと私の仲じゃない、ねぇ?」

「……こういう時だけそういう事を言われても困るなぁ」

「……」


自由な行動 女性 または 少女

↓2

「今朝さー……一仕事してきたんだよね」

女性が服を着ながら、男に声を掛ける
少女は変わらず無言で男を見つめている

「へぇ、景気のいい話じゃないか」

「私達もやっと名が売れてきたのかねぇ。仲介なしに直接依頼が来たんだ」

「へ、へぇー……」

女性がずいっと男へ詰め寄り、おでこに指を当てる

「……今までと同じ値段までしか下げれない。こっちも一応商売だからね」

「うん、悪くない返事」

「今日の用事はこれだけだ。仕事の話はまた明日にでも」

男はそれだけ言うと、帰って行った
女性はふあーっと小さく欠伸をすると、寝室へと向かった


少女の自由な行動


↓2

「……」

女性が眠ったのを確認すると
少女は部屋の鍵を手に、部屋を後にした
戸締りはしっかりしておかないと危ない

(……散歩、散歩)

普段は自分の足で歩くことの少ない少女だが
実は散歩も嫌いではなかった
高速で流れる街並みと、ゆっくりと流れる街並み
そのどちらも好きな風景なのだ


街中での自由なイベント

↓2

「泥棒よーっ!捕まえてーっ!」

「……?」

とことこと歩く少女の胸に、ドンッと大きな衝撃が走った
そのままの勢いで壁まで押しやられてしまう
何事かと胸を見ると、小さな少年が少女の胸に埋もれている

「……」

少女にぶつかる前に何か衝撃を受けたらしく、気を失ってしまっている
何かから逃げてきているような慌て様と、手の中の果物
この少年は……


少女の行動

↓2

「あ、捕まえてくれたんだね!」

先程の声の主、恐らく露店の店主だろうか
少女に声を掛けながらこちらへ近づいてきた
少女は口元に指を当てて少し考えてから、ポケットに手を入れると

「……代金」

「へ?」

そう告げて、金貨を一枚ぽんと渡した
店主は目を丸くして金貨と少女を交互に見ていたが
最後にはあははと笑いながら金貨を受け取り去って行った

「……」

少年はまだ起きない
とりあえず、家まで運ぶことにする少女
ずるずると引きずるような形になる

とりあえず家まで連れ帰ったが
どこの誰かも分からぬ少年、なぜ連れてきてしまったのか
女性が寝ているからまだいいが、起きたら何を言われるやら

「……ぅ」

小さなうめきが、少女の耳に聞こえた
少年が起きようとしているのだ

自由な行動


↓2

「……ご飯……」

さきほど、りんごを盗ろうとしていたのだ
多分お腹が空いているのだろう
ガサゴソと棚を漁ると、普段懇意にしているスナック類が大量に出てくる

「……!?」

目を覚ました少年は、辺りを見回すと自分のいる場所の違和感に気付いた
バッと振り返り、少女と目が合う

「……あげる」

渡されたスナックを奪い取るように持ち去ると、少女と距離を置いてから、バリバリと貪り始めた
よほど空腹だったのだろうか、一瞬で中身がなくなる

「……まだ、あるよ」

二袋目を差し出すと、今度は少女の方に近づいてきて、奪い取るようなことはしなかった
一通りスナックを堪能すると、少年はふぅと息を付いた

「……お姉ちゃん、誰?」

「……」

質問する前に、質問で返された


自由な返答 及び 質問

↓2

「……悪魔」

少女は悪戯っぽく微笑み、口元に指を当てながら

「……お腹を空かした子を助ける……気まぐれな、悪魔」

そう答えた


少年の反応  これによって少年→少女の感情が決まります

↓1-3で大きいの

「……ありがとう」

少年は素直に、そう答えた
なんだかまんざらでもない表情の少女
事情を聞いてみれば、空腹に耐えかねて盗みを働き、捕まりかけていたという
概ね予想通りの話だった
両親が話に出てこない所を見ると、そういうことなのだろう

「……なんか声がすると思ったら」

少女が振り返ると、髪の毛をボサボサにさせて下着姿の女性が立っていた

「……何?その子供」

「……」


自由な台詞 および 行動  女性以外

↓2

「……お姉さん、ですか?」

少年がおずおず、と言った様子で女性に声を掛ける
女性は髪をわしわししながら、少女と少年を交互に見る

「あんた、弟なんていたっけ?」

女性の問いかけに、首を横に振ってこたえる少女
ふーん、と小さく呟いてから少年に近づき、まじまじとその様子を眺める

「あ、あの……」

少年は真っ赤になりながら目を逸らす

「……ま、なんとなく事情は分かるけど……ここに連れてきてどうするつもりよ?」

少し責めるような口調の女性の様子に、バツが悪そうに少年は下を向いた


少女の答え

↓1-3で大きいもの

「……特に、何も?」

悪びれる様子もなく、少女は短く答えた
女性も慣れているのか、目を細めたまま少年の方を向くと

「気が向いたら帰んな。飯ぐらいは食わしてやるから、自分の世話は自分ですんだぞ」

それだけ言って部屋へと戻って行った
少年はしばらく固まっていたが、少女も女性も自分へ特に何も言わないのを見ると
部屋のなかをうろうろと意味も無く歩き始める


自由な夜イベント

↓2

「……」

夕飯を三人で囲むが、会話は特になく
それが二人の間では当たり前のことなのだろうが、新顔にそんなことなど分からないわけで
終始気まずそうに表情を伺う少年だった

そして、また女性が寝床へ帰ったところを見計らい

「……さよなら」

少年は二人の住処を後にした
夜の街の方が目の慣れている少年は、慣れた足取りで住処へと帰る
今日は色々あって疲れた、このまま寝てしまおう

「……さよなら」

そんな少年の寝顔を一目見てから
後を付けていた少女はスナックをひとまとめ置くと立ち去る
今日はゆっくり寝よう、と少女も思うのだった


殺し屋二人 一日目終了


朝 寝起きのイベント

↓2

どうやら先程の音は、ドアをノックする音だったらしい
こんな大きな音でノックとは何事かと思い、インターホンで確認すると

「……」

まるでゲームから飛び出したような
西洋甲冑に身を包んだ女……だと思う人物がそこにいた
胸の部分でそう判断しているが、顔が隠れているので判断しかねる

「なんだこいつ……」


誰の知り合い? また関係性も 他人 及び 女性の知り合い 不可

↓2

「……お姉ちゃん」

「え?」 「へ?」

レアルタの言葉に、女性と圧死女が振り返る

「あなた、姉がいたの?」

「初耳だな、それ」

ノックの音がさらにゴンゴンゴンと大きくなる
レアルタがタタタッと玄関へ走り、鍵を開けた


姉の年齢・性格 及び 特徴

↓1-3での

「……お姉ちゃん」

レアルタの言葉に、姉がレアルタをギュッと抱き締める
普通ならほのぼのとした光景なのだろうが、鎧のせいで異様だ

「よかった、無事で……変な事されてないね?」

「大丈夫……」

「……あいつらが今まで?」

「うん」

姉がレアルタを背中側に回し、女性達の方へと歩み寄り

「……うおっと!?」

拳を繰り出した
不意の攻撃を寸での所でかわし、体勢を持ち直す女性

「妹を返してもらうぞ」

「何言ってんのかさっぱり……」


自由な行動 キャラ 自由

↓2

「……待って、お姉ちゃん」

一触即発な二人の間に、レアルタが割って入る
妹の制止により落ち着いたのか、事情をゆっくりと聞いた姉は

「これは失礼した……」

と言って、甲冑の兜を外した
顔はあまりレアルタに似ていなくて、言われなければ姉妹とは分からなそうだ

「レアルタちゃんの事になると、頭が回らなくなって……ごめんなさいね」

先程とうって変わって、随分と柔らかい物腰になった姉
これなら普通に会話出来そうだ


自由な会話 女性 > 姉

↓2

寝ていたここまで

名前付きキャラたちの複雑な家庭事情

「そんな恰好だけど……普段何してんの?」

警戒が解けたので、砕けた感じの女性
姉の方は、顎に指を当ててから

↓2と答えた

「軍人やってます、階級は少佐です」

ほわほわとした表情で、まるで今日のご飯はカレーとでも言うような感じに
姉はそれだけ言うとお菓子をガサガサと漁る

「最近、この辺りは治安が悪いみたいで……警察だけでは頼りないと、警備にあたっているんです」

「……ふーん」

国の関係者となると、女性達の立場がバレるのはマズイ
そもそも、レアルタは姉になんと言っているのだろう


姉は女性を

↓2だと思っている

「いつも妹がお世話になっていますわ、ありがとうございます」

姉がぺこり、と頭を下げる
流石に稼業が殺し屋なんてことは言ってないのだろう
しかし、言葉の端に信用の無さを感じるところを見ると
かなり濁した言い方をしているのだろう

「いや、こっちこそ世話になってるぐらいさ」

「……」

姉がその言葉にレアルタを見る
レアルタは特に何も言わない


姉の感情度

コンマが大きいほど置いてて良さそう コンマが小さいほど連れて帰らねば

↓1

「……」

姉はぐるりと部屋を見回してから、レアルタへ視界を戻す
レアルタは頭に?を浮かべて姉を見返す

「……今はまだ様子見、かな」

ぽつりとそう言うと、姉は立ち上がる
帰ろうとした一歩手前で、姉の目がトーリに止まる

「この子……どこかで……あ、そうだ」

まずい、と思ったが遅かった

自由な発言 姉以外 部屋内

↓2

「キャラを指定して」「発言を書き込んでください」

毎回書き込まないと分かりづらいですかね、申し訳ない

安価した

もう見てる人いない感じなのかな

あとちょっとしたら落とします、お目汚し失礼しました

「法律が全て幸せをもたらすのかね?」

姉が口を開く前に、女性が先に言葉を重ねる
それを聞いて、姉がトーリの表情を伺う

「……」

不安げに揺れる瞳を隠すように、レアルタが前に立つ
妹の行動が予想外だったのか、姉は困ったように指を絡めた

「……何やら事情があるようだし、少し警察に掛け合ってみるわ」

分かって貰えたらしい、姉が玄関の方へと改めて向かう

「ただ、この場所の事は伝えさせてもらうわ。誘拐ではなく保護したってことで」

それはやむを得ない、と女性も頷く
こうして姉は去って行った

「……」

相変わらず俯いたままのトーリ
事情を聞くのが正しいのか、聞かないのが正しいのか
決めあぐねている二人


自由な会話 及び 行動

↓2

「それじゃ、私も行こうかしら」

先程まで大人しかった圧死女がそう言って伸びをすると、玄関へ向かう
女性はその背中に向かって

「おいおい、逃げるのか?」

と言葉を投げる

「そうじゃなくて、何か情報が無いか探しに帰るのよ」

そう言って手をひらひらさせて帰って行った

「……結局逃げるんじゃねーか」

「……ごめんなさい」

トーリが、二人に向かって頭を下げた
しゅん、として見ている方が申し訳なくなる


自由な返答 キャラ 女性 レアルタ

↓2

「いつの間にか誘拐犯になっちまったぞ……ヤサも割れたし」

女性がレアルタの方を見ながら、少し苛立ちを見せる
レアルタもトーリと並んでしゅんと俯く

「どーすんの?レアルタちゃんよぉ」

問い詰めるように言葉を重ねる女性
そんな女性とレアルタの間に、トーリが割って入る

「……」

「……む」

気まずい沈黙ののち、女性が何も言わずに出て行った
部屋に残される二人


視点安価
1、女性
2、レアルタ

↓2

「……お姉ちゃん」

女性が出て行ったあと、レアルタは考えていた
確かに、トーリがここへ来たのは自分の責任だ
怒られてしまうのも無理はない
だが、どうしていいかもわからない

「……」

トーリがレアルタの服の袖をぎゅっと握る


自由な行動

↓2

「……大丈夫」

レアルタが、トーリの頬を撫でながら不器用に微笑み

「……仕事のプロとしては……ミスかもしれないけど……」

ぎゅっと抱きしめてから

「……あなたを助けるから」

と続けた
トーリもぎゅっと抱き締め返す


自由なイベント 家視点

↓2

「……セキュリティを強化した方がいい」

今後の事を考えて、レアルタはそう思った
だが、この家の事は大体女性がやっていたので
レアルタは箱入り娘も同然だ
どうしていいか分からない

「……」


偶数で帰ってくる 奇数で女性視点

↓1

女性のいる場所

↓2

まぁそう言う時は安価下取るよ

「……随分とご機嫌ナナメじゃないか」

女性は馴染みの喫茶店へ来ていた
不機嫌そうにパフェを突く女性に、店長が声をかける

「そう見える?」

「そりゃあもう」

「むー……」

不機嫌な顔をそのまま店長へ向ける

「何かあったのか?うちに来るってこたぁ……」


何の為に来た?」

↓2

「……この国の軍人について話がしたくてね」

「軍人?またなんだって」

「なんだっても」

パフェを勢いよく食べきると、女性はふてくされたようにテーブルに顔を埋める
店長はそんな様子を見て、テーブルの対面に座る

「何が聞きたいんだ」

「んー……」


↓2

「陸軍補正の戦闘テクニック、特に憲兵の奴」

顔を少し上げ、店長の方に声をかける女性
店長はあっけにとられてポカンとしている

「あと……特殊部隊の戦績と訓練手法もついでに」

「何だお前、軍に入隊でもするのか?」

「そういうわけじゃないけど」

返された女性の言葉を聞き返すことなく

「OK、数日以内にお前の家に送ってやる」

とだけ言って店を閉めた

「……さて」


女性の行動 及び 行き先

↓2

「……帰らないとな」

女性が重い腰を上げて、帰路へと向かう
少し大人げなかったかもしれないと、反省している
だが少し、いや大分、気まずい

「……ただいま」


二人の反応


↓2

「……ごめんなさい」

「……ごめんなさい」

女性を出迎えたのは、しゅんとした二人
何か言われるのではないかという表情がありありと見て取れる

「……」


じゆうせりふ おんなげんてい

↓2

「いや、謝るのはこっちの方だ……すまん」

女性の方から頭を下げると、二人はゆっくりと表情を伺うように顔を上げた
表情を確認すると、二人が安堵の息を漏らした

「そこまで気にするな、これくらい追い込まれることは珍しくもない」

二人の頭を撫で、そのままテーブルへと歩み寄る

「むしろ……警察は金を払えばごまかせそうだ。いいパイプ作りにもなるだろう」

ふわぁ、と女性があくびを一つ

「めんどくさいことは後回しだ……とりあえず寝よう」


夜中イベント

↓2

「……ん」

明け方の部屋、ノックの音が部屋に響く
その音に起きたのは女性だけ
インターホンを確認することもなく、下着に服一枚で玄関へ向かう

「……」

「随分と無防備ね」

「……そちらさんは重装備なことで」


姉の用事

↓2

「あの子をこの先どうするつもり?」

「どうするって……」

ぷかぷかと煙を吹かしながら、答える女性
その煙をうざったそうな顔で振り払う姉

「……少し調べさせてもらった」

「あっそ」

「もう一度聞くわ……あの子をどうするつもり?」


姉の返答

↓2

寒い

今日はこの辺で


スレタイあんま関係なくなってることはつっこまないほしい

明日もやると思うけどー

投下後見てる人っているのかな

「無事だが、どうした?まさか捕まえに来たとか言う阿呆な事は……」

女性の言葉の途中で姉の言葉が

「そんなわけあるか!」

と遮る
どうやら、嘘はついていないようだ
ドアのキーを開けると、こちらが開けるよりも先に勢いよくドアが開き
久しぶりに見る鎧姿の姉が飛び込んでくる

「レアルタ!無事かっ!」


「……何?」

姉の叫びに何事か、と
トーリを腰に従えたレアルタが奥から出てくる
その姿を見たとたん、姉が駆け寄り
鎧姿なのも忘れて抱きしめる

「……いだ、い」

「はっ、すまん……」

ひとまず事情を説明することにする

「軍はここを嗅ぎ付けてるのか?それが問題だ」

女性の言葉に、姉は早口で

「軍の情報を無理矢理改竄してきた、少しは時間が稼げるだろう」

と答える

「それってあんた……」

言葉を返そうとする女性の言葉を遮り

「今は逃げる方が先だろ!」

との事

「しかし、逃げるったって……」


案を↓1-3 発言者も添えると説得力増加

「……ボク、この街の地下少しだけ詳しいよ」

最初に手をあげたのはトーリ

「……全員車で……ぶっ飛ばせばいいよ」

次に手をあげたのがレアルタ

「軍の装備の余りでも着て、部下のフリすればいいだろ。そこら辺の死体でも燃やして死んだことにすりゃいいし。流石に戸籍まで割れちゃいないだろ」

最後の意見は女性

「……」

うーんと唸る姉

↓1-5で多数決 同票はコンマ

「……部下に変装、ではないが……似た方法で行こう」

悩んだ結果の決定は女性の案

「言い出しておいてなんだが、そう簡単に装備なんてあるのか?」

との質問に、姉は苦悶の表情をしながら

「いや、流石にそう都合よくはな……」

「ならどうやって?」

「……幸い顔は知られてないはずだ。私の知人と親類ということにすれば」

かなり苦しい作戦だが、ここはそれにすがるしかない
出来るだけ人目を惹かない格好をして、三人は姉の後をついて歩く

「……逃げるのはいいが、どこへ行けばいいんだろうな」


どこへ逃げるか?

↓2

今日はこの辺で

そろそろ終わる、かな

みなさんメイン4人はどんな見た目想像してるんでしょうか

わたしきになります

「私達はスラム街辺りまで逃げるかな、ひとまず」

女性の言葉にレアルタが頷く
あの辺りは軍もあまり足を近づけない無法地帯だ

「……と言うか」

レアルタがトーリの方を見て

「……トーリは……家に帰りなさい」

少しキツめに、だが優しさのこもった言葉

「……」

トーリは俯いてから


返答 はい いいえ を内包すること

↓2

「……分かり、ました」

唇を噛みながら、トーリがそう答える
一緒にいたいが、一緒にいれないという感情が見て取れる

「……いい子」

そんなトーリをレアルタがギュッと抱き締めた
しばらく抱擁したのち、トーリだけを先に逃がす

「走って逃げてれば軍が保護してくれるだろうさ」

トーリが逃げた方向とは逆に、三人は逃げ出す

遭遇判定

偶数で軍 奇数で遭遇無し

軍の危険度 二桁 ↓1

「……しっ」

姉が前方を見て、二人を静止する
前から軍の制服を来た男が一人、歩いてきていた
明らかに着なれてい様子の制服から、恐らく新人であることがうかがえる

「これなら大丈夫そうだな……よし」

姉が前へ進み出て

「巡回ご苦労、ここは私が引き継ごう」

と告げると、男は一瞬怪訝そうな顔をしたが
鎧に付いた階級章を見ると、敬礼を残し足早に去って行った

「……行こう」


遭遇判定

偶数で軍 奇数で遭遇無し


↓1

「この調子で行けば、そろそろスラム街に……」

(……しかし、逃げてそれからどうするかねぇ)

(……お腹空いた)

三人はそれぞれ色々考えながら
街を右から左へ走るのだった


偶数で軍と遭遇 奇数でスラム到着

↓1

「……スラム付近にも張り込みが入ってるようだ」

姉が顔を覗かせ、様子を確認する
先程より人数が多いが、練度はさほど変わらないように見える

「どうする?このまま突破するか?」

「……んー」


1、突破
2、他の方法

↓2

「やむを得ないな……私が先に行く。二人は不意を突いてくれ」

「らじゃ」 「……ん」

先程と同じように、姉が二人の元へ行く
しかし、先程とは状況が違う

「―――!」「……!!」

なにやら言い争ったのち、銃を向けられる姉
それを見てすかさず二人が飛び出した
銃口が二人を向くが、姉は動けない


命中判定 50以上で危険度上昇
女性 ↓1
レアルタ ↓2

姉の咄嗟の一撃で、銃弾が逸れる
レアルタの右足を銃弾が掠め、ガクンッと速度が落ちた

「……っ!」

そのままの勢いで、体当たり
軍の一人が倒れた横で、もう一人も姉の拳でダウンする

「……やった」

後ろを振り返るレアルタ

「……はは、ドジった……な」

目の前に広がる紅い海
自分で立ち上がる気力すらなく
弱弱しい微笑みを浮かべるだけの女性


自由な会話 及び 行動 女性除く

↓2

「ス、スラムにも町医者はいるはずだ!」

「……早く……っ」

女性を抱え上げようとする二人に
そっと頬に手を添えて、女性はまた笑みを浮かべた
そんな余裕など、ないはずなのに

「……私はもうダメだろうな」

涙を浮かべるレアルタを、そっと振り払い

「……早く行きな。私の死体も多少の足止めになるさ、はは」


自由な返答

↓2

「……嫌……傍にいて貰わないと……困る……だから……」

言い終わる前に、姉が女性を抱える

「無理矢理でも、連れてけばいいんだろう」

「強情だねぇ……っうぷ」

血を吐く女性を、二人で運ぶ
スラムの中まではまだ軍は来ていないらしく
医者を探して二人は歩く

残り 3回

医者発見判定 90以上 or ゾロ目

↓1

スラムの中は思ったよりも複雑で
医者を探すもなかなか見つからない
というか、そもそも言葉自体が伝わりづらい

「……くそっ」

「……早く……早く……!」


残り 2回

医者発見判定 85以上 or ゾロ目

↓1

「……なんで……!」

見つからない、見つからない、見つからない
軍が追ってくるかもしれないのに
早く、早く、早く……


残り 1回

医者発見判定 80以上 or ゾロ目

↓1

「あぁ、医者ならあっちにいるぞ」

「ほんとか!?」

指示された方は、壊れかけの建物
本当に医者がいるのかは、分からなかったが

「……」

今は一刻を争う
すぐに建物の中へと駆け込んだ

女性の状態度 下一桁

1ほど悪く 9ほどよい

↓1

医者の見た目・年齢・性別等

↓1-3の

「……あ?なんだお前ら」

大きなクマを付けた女医者が、けだるそうに三人を見る

「急患だ!すぐに見てくれ!」

「……」

ぐったりとした様子の女性を見て、医者が一言

「死んでんじゃねーの?それ」

「……生きてる!」

激しい剣幕のレアルタに押され、医者が女性を診始める

「お前も無理すんな、足がおかしいだろ?そこ座ってろ」

「……助かるの?助からないの?」

「どうどう、今診てるってば」

一応は医者であることに、姉は胸を撫で下ろした

「おーおー……よく生きてたなこりゃ。しばらくは絶対安静だ」

ベッドから離れ、今度はレアルタの方へ

「……っ」

「こっちも結構なやられ方だ……無理して歩いたせいてきたな?かなり酷い」

テキパキと仕事をこなす医者を、姉は見ているだけだった


自由な会話 姉以外

↓2

女性以外、のミスでしたすまぬ

ご飯

「……」 「……」

薬の効果で眠る二人を、見つめる姉の横で
女医者が淹れたコーヒーを置いた

「その軍章……お前さんは軍のお偉いさんの一人だな」

ハッ、と軍章を押さえた

「安心しろ、別に取って食おうってわけじゃない。ただ……軍の病院にでも連れてった方がよかったんじゃないのか?と思ってな」

女医者の言葉に、俯く姉
その反応に、女医者はコーヒーを一気に飲むとコトンと置いた

「ま、別に理由は聞かないがね。金さえもらえりゃいいさ」

「……そうか」

姉がまたホッと胸を撫で下ろした


自由なイベント 及び 会話

↓2

「そういえば、なんで目の下にそんなクマがあるんだ?」

姉の質問に、女医者はふわぁと欠伸をしてから

「寝不足以外にあるか?」

とだけ答えた
いつもそんなに寝不足なのだろうか

「あんたも寝た方がいいと思うぞ、酷い顔だ」

コーヒーを飲ませた相手にその言葉
随分と適当な医者だ
しかし姉に疲れが見えるのも事実

「……くぁ」

姉も大きな欠伸を一つ
気付けば姉も寝ていた


自由なイベント 女性・レアルタ関連可

↓2

「……ん、ぅ」

女性が目を覚まし、起き上がろうとして
ズキッと体を震わせる

「……生きてるのか、私」

「起き上がると傷が開くぞ、寝てろ」

見慣れぬ女が、女性を見ていた


自由な台詞 女性限定

↓2

「私を助けてくれてありがとうな……あんた医者だろ?」

「ま、一応な」

淹れられたコーヒーを飲みながら、女性が聞く

「それで、レアルタはどこだ?」

「ん」

女性のすぐ隣を指差す医者
その指を追うとすぐ隣にレアルタが寝ていた

「そういうわけです」

「……無事でよかった」

「あんたが一番重症だったがな」


自由な会話

↓2

「しかし、大変だな殺し屋稼業ってのも」

「……それも聞いたのか?」

「ニュースみてりゃ誰でも分かるさ」

「まぁ、それもそうか」

特にすることもないので、話に花を咲かせる二人


「で、こっからどっかに当てはあるのか?」

医者がぐっと斬り込む

「ずっといられても困るぞ」

「ぐぬぬ……」


当て

↓1-3

「そういや最近、やけに乳のデカイ女もスラムにやってきたな」

医者が手を胸の前で振る
そのサイズの人間でこの辺に住んでる人間など、そう何人もいないはずだ

「その顔、知り合いか。一応場所は教えとこう」

サラサラ、と書いて地図を渡す医者

「治ったらすぐ出ていってくれると助かるが」


治るまで一つイベント

↓2

ここはスラム唯一の診療所らしく
人が来ない日などないほどに盛況で
医者の目の下にクマがある理由が分かる気がした

「よーぅ、レアルタちゃん!」「今日も可愛いねー!」

「……?」

「病人以外はめんどくさいから全部出ていけ……」

女性以外の二人は作業の手伝いをしている

「これも報酬の一環だ」

とのことらしく、主に男の集客率に一役買っている

「……うん、これならもう歩いて大丈夫だ」

やっと取れた包帯に笑みを零しながら、女性が立ち上がる
久々の地面におっとっと、となりながら女性は大地に立った

「……そういえば、軍の動きはどうなっているのだろうか」


コンマ 下一桁判定

1ほど鎮静 9ほど荒く

↓1

「あらぁ、あなた達もちゃんと逃げれたのねぇ」

目の前に座る圧死女は、逃げ込んで来た割には随分と余裕綽々で
その理由は簡単だった

「無理な軍の拘束に色々反発があったみたいねぇ、大分鎮静化したわよ。まぁ……もうほとんどの奴が廃業でしょうけれど」

手をひらひらと振る圧死女

「別のお仕事、始めましょうかねぇ」

との事だ

「あなた達はどうするのぉ?」

「……」

女性とレアルタが、顔を見合わせる


女性の返答 ↓1-3
レアルタの返答 ↓4-6

「私はまだ続けるよ、どうせあんたも別の仕事なんてやらないんだろうし」

「それに……この子がまだ独り立ち出来てないからさ」

ポン、とレアルタの頭に手を乗せる

「……私も……これしかないから……」

「……姉さんにもまだ……勝ててない」

両手を胸の前でぎゅっとするレアルタ

「……そう言われてしまうと、軍を辞めれないな」

話を聞いていた姉が、立ち上がりそう告げる
圧死女はそんな三人を見て、ニッコリ笑った


女性・レアルタのその後 ↓1-3から

ある国に、二人の殺し屋がいた
国内では知らない物がいないほどの大マフィア、そのトップと側近
上に立ったのちも殺しを続け、ランキングは1位2位を常に独占するほど

「さて、今日も仕事に行きますか」

「……ん」

これほどの規模のマフィアのトップでありながら
最後まで運転手は雇わなかったと言う


依頼出して参りました それではまた

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