阿笠「できたぞ新一。光彦君をピクミンにする装置じゃ」(111)

コナン「すげーなこれ。どう使うんだ?」

阿笠「そのオニヨン型の装置を光彦君の頭上にかざすと足が開いて即吸収するんじゃ。100匹生まれるぞ」

コナン「へーおもしれえ」

阿笠「使った人間についていき言う事もなんでも聞いてくれる。奴隷のようにこき使うといいぞ」

コナン「ありがとう博士!行ってきまーす!」

阿笠「悪用するんじゃないぞー!」

コナン「よう皆おはよう!」

歩美「おはようコナン君!」

元太「オッスコナン!」

光彦「おはようございますコナン君!」

コナン「よう光彦」スッ

光彦「ん?ぎゃああああああああああああああ吸い込まれるううううううううう」ギュルルルル

歩美「うわっ光彦君大変ねー」

元太「また博士の発明品かよ。勘弁して欲しいぜ」

コナン「まあまあよく見てなって」

光彦「」ブチブチボキボキガキョガキョ

オニヨンから無数の種が生まれ、まもなく芽が生えた

コナン「引っこ抜くぜ!オラ!」ポン

光彦ピクミン「ミッツー!ミツ?」

歩美「やだ・・・ちっちゃくて頭に葉っぱが生えた光彦君・・・!?」

元太「気持ち悪!」

コナン「まだ99匹いるぜ!どんどん引っこ抜かなきゃ!」ポンポンポン

数十分後

光ミン1「ミッツー!」ワラワラ

光ミン2「ミツミッツ?」ワラワラ

光ミン32「ミミッツミー!」ワラワラ

元太「100匹の光彦かようぜえ」

歩美「こんな役立たず量産してどうするの?」

コナン「クズでも100匹いれば大したことできるだろ?よーし・・・」

千葉刑事「最近事件がなくて暇だなー」ブラブラ

コナン「よし行け光彦!」テッテレッテレッテレー ※Cスティックで隊列移動するあの笛の音

光ミンs「「「ミツー!ミツミツー!ミッツー!」」」ボカボカボカ

千葉刑事「ん、何だ?ぎゃああああああああああ」

千葉刑事「うう!キュー・・・」チーン

コナン「お、千葉刑事ハンバーガーを落としたぞ。お宝として回収するか」

コナン「千葉刑事の方は養分としてオニヨンに運ぶぞ!」

光ミンs「「「ミッツー!」」」

目暮「ん?なんだかあっちの方が騒がしいが・・・」

コナン「げ!まずいぞ」

目暮「うわあ!コナン君に・・・光彦君がいっぱい!一体何なんだね!」

コナン「回収は後だ!行け、光彦!」

光ミンs「「「ミツー!ミミッツッツー!ミツミーミー!!!」」」ボカボカボカ

目暮「な!何だねやめたまぎゃああああああああああああああああああああ」チーン

お宝:目暮警部のシャッポ

コナン「ふう・・・まあもっと養分もお宝も欲しいし丁度いいや」

元太「こんなに人を殺してどうする気だよ」

歩美「そうよ。それより歩美達も光彦君こき使いたーい」

コナン「まあまあ待ってろよ。そうしてやるために今やってんだから」

オニヨン「」グチョグチョギボギボ ポンポンポン

コナン「よし、いい感じに溜まってきたな。もう一息」

佐藤刑事「何しているのコナン君?」

コナン「もう一仕事だ光彦。ただし今度は股間を重点的に攻撃してなるべくゆっくり嬲って倒せ」

光ミンs「「「ミッツフィー!ミツッミミー!ミッツミッツツー!」」」

佐藤刑事「な、何事!?きゃああああああああああああああああああああ」ズプズプパンパン

佐藤刑事「」ピチョ・・・ピチョ

コナン「よーしOK。まずは佐藤刑事を養分にするぞ。元太、歩美!二人にも光彦100匹やるよ!」

元太「ホントか!」

歩美「やったあ!私の奴隷ゲット!」

コナン「よし、全員光彦100匹持ってるな?」

元太「へっへっへ。こうして見ると・・・・・・別に可愛くねえな汚ねえ」

光ミン105「ミーツー!」

歩美「よく見るとソバカスが葉緑体になってる。リアル過ぎてキモい」

光ミン267「ミーミッツ!」

コナン「おっと!いくらこき使おうが殺そうが煮ろうが焼こうが自由だけど、まずは佐藤刑事から出た愛液を光彦に吸わせるんだ。頭の葉っぱが花になってパワーが上がるぞ」

元太「あいよー。ホラ、早く吸って来い光彦!」

歩美「そんなもの吸って生長するなんて虫ケラな光彦君らしいわ」

光ミンs「「「チュ~~~~。ミッツー!ミッツヌプー!ミッツグフュフュ!」」」パッパッパッ

コナン「どうだ?これでマシにはなったな。後はどう使おうが自由だ。死んで数が減ったらここに人を殺して運んで栄養にするんだぞ」

元太「わかったよコナン」

歩美「なるべくデブの方がいいわね」

コナン「それから倒した人間からお宝が入手できることがあるんだが、それをオニヨンの別の機能で鑑定すると、金が手に入るぞ。例えばさっきの千葉刑事のハンバーガーが1000円、目暮警部のシャッポが2500円だ。小金稼ぎには丁度いいぞ」

元太「いいじゃねーか!でもちょっと少ないな~」

歩美「たくさん殺さないと駄目よねーちょっと面倒」

コナン「ま、そういうもんだ!頑張って使おうぜ!」

元太「じゃあなーコナン!ありがとうなー」

歩美「またねー!」

コナン「悪用はするなよなー!」

コナン「待てよ?この戦闘力をもってすれば・・・」

灰原「どこ行くの工藤君?」

コナン「ああ、ちょっと黒の組織を潰しにな」

灰原「え、待って!まさか光彦君を使う気じゃ・・・」

コナン「大丈夫だって!じゃちゃちゃっと潰して来る!行くぞ光彦!」

光ミンs「「「ミッミッツミー!」」」ドドドド

灰原「待って!工藤君話を聞いて・・・・・・行っちゃった」

コナン「よーしまずは組織のボスに電話だ。カラス、なぜ鳴くの・・・っと」ピポパ

あの方「お電話ありがとうございます。こちら黒の組織(株)です」ガチャ

コナン「おい!今からお前らを壊滅させてやる!組織最後の日だ!覚悟しろ!」

あの方「・・・冗談はよした方がいいぞ」

コナン「バーカ!こっちには100人もの戦力がいるんだよ!」

あの方「100人・・・?ククク、わかった。それじゃあジンを向かわせよう。彼に勝ったら組織は解散すると約束しよう」

コナン「本当だな!?」

あの方「米花埠頭の4869番倉庫に夜9時。待ってるぞ」ガチャ

コナン「よし!これで勝った!」

元太「博士ー!」

歩美「ねえねえ博士ー!なんとかしてよー」

阿笠「なんじゃの二人とも。光彦君使えるじゃろ?」

元太「駄目だよ!こいつとんだ役立たずでよー!お宝回収してもせいぜい1個につきうな重1杯しか食えねーからもっと大量に虐殺できるようにしないと!」

歩美「せめて光彦君1匹で1人殺せるように改造できないの?」

阿笠「う~んできないことはないんじゃが・・・一応この薬を使えば・・・」

灰原「大変よ、博士、皆!」

阿笠「何じゃね哀君!」

灰原「くど・・・いや江戸川君が、組織に・・・」

コナン「米花埠頭に着いた!覚悟しろ!」

ジン「よう江戸川コナン・・・いや、工藤新一」

コナン「出たなジン!悪いが、お前は俺に勝てない!今のうちに降参すれば命は助けてやるぞ!」

ジン「ほう強気だな・・・それはなぜだ?」

コナン「こいつらを見ろ!この大量の光彦さえいれば・・・」

光ミン「「「ミツー!ミツミミー!シネミツー!」」」

ジン「ほう・・・なかなかいい物を持っているな・・・俺のには敵わんが」

ウォカミン「「「ウォカー!ウォカウォカー!ウォッカカー!」」」

コナン「何だと!?」

コナン「米花埠頭に着いた!覚悟しろ!」

ジン「よう江戸川コナン・・・いや、工藤新一」

コナン「出たなジン!悪いが、お前は俺に勝てない!今のうちに降参すれば命は助けてやるぞ!」

ジン「ほう強気だな・・・それはなぜだ?」

コナン「こいつらを見ろ!この大量の光彦さえいれば・・・」

光ミンs「「「ミツー!ミツミミー!シネミツー!」」」

ジン「ほう・・・なかなかいい物を持っているな・・・俺のには敵わんが」

ウォカミンs「「「ウォカー!ウォカウォカー!ウォッカカー!」」」

コナン「何だと!?」

ジン「悪いな・・・人間のピクミン化技術はシェリーが開発したものでね。俺達の技術のほうが遥かに進んでいるというわけだ」

ジン「このウォッカを素体にしたピクミンは戦闘力も段違いだ。お前のそのソバカスピクミンを黄ピクミン程度としたら、こっちは紫ピクミン相当のパワーがある!」

コナン「ウソ・・・だろ・・・」

ジン「相手のことはちゃんと研究するべきだったな。行け、ウォッカ!」

ウォカミンs「「「ウォッカー!ウォウォンカ!ウォウォカッカー!」」」ドドドド

コナン「クソ!行け、光彦!」

光ミンs「「「ミッツー!ミツミツミツミー!ミッミーツー!」」」ドドドド

ジン「そんな旧型でいつまで粘れるかな!」

コナン「ま、まずいぞ・・・予想外だった!」

ウォカミンs「「「ウォカカカカ!!!」」」ボカボカ

光ミンs「「「ミッツー!ミツ~ン・・・」」」チーン

コナン「クソ・・・このままじゃやられる!パワーで単純に勝負してたら勝てない!」

ジン「どうだ!お前こそ降参するんだな。今のうちなら組織の仲間になることを条件に命を助けてやる。そっちのピクミンも使えそうだしな・・・」

コナン「フン!誰が・・・・・・あ、そうか!俺のピクミンも勝る点があるぞ!」

コナン「集合だ光彦!」ピピー

光ミンs「「「ミツー!!!」」」ワラワラ

ジン「何の作戦を思いついたか知らんが無意味だ!やれ!」

ウォカミンs「「「ウォカー!!!」」」

ウォカミン53「ウォカ!?キュー」バタン

ウォカミン96「ウォッカー!ウーン」バタン

ジン「な、何だ!?」

コナン「やってやれ、光彦!」ブン

光ミン42「ミッツー!」ゲシ

ウォカミン19「ウォッカー!ガク」バタン

ジン「くっ・・・ピクミンを高く放り投げ、脳天を踏みつけて倒している!」

コナン「お前の黄ピクミンって言っていたのを思い出してね!こいつが高く跳べるのを利用したのさ!頭をやられれば強さなんて関係無いからな!」

コナン「お前は馬鹿にしたつもりなんだろうが、黄ピクミンだっておかげで勝ち筋が見えてきたぜ!まあ、そっちのピクミンは重いから真似できないだろうがな!その証拠にお前はさっきから隊列攻撃しかしていない!」

ジン「く・・・こいつやりやがる・・・」

コナン「仲間の仇をとれ!光彦!」

光ミンs「「「ミッツミツー!!!」」」

光ミン17「ミツ!?」ズボ

光ミン35「ミッツー!」ズボ

コナン「何!?光彦が花を散らして地面に埋まってしまった!?」

ジン「危なかった・・・まさか貴様相手にこれを使うことになるとはな」プシュー

コナン「何をしたんだ!?」

ジン「ちょっとお前の側だけにスプレーをばら撒いたのさ。吸うと元の芽に戻ってしまうスプレーをな。こいつはお前に飲ませたアポトキシン4869を応用した薬で、種の状態に若返らせてやったんだ」

コナン「畜生・・・早く引っこ抜かないと・・・」

ジン「そんな暇を与えると思うか?今のうちだ、ウォッカ!」

ウォカミンs「「「ウォカカカー!!!!」」」ドドドド

光ミンs「「「ミツー!キュワー!」」」チーンチーンチーン

コナン「まずい・・・どんどんやられていく・・・」

コナン「このまま・・・負けてしまうのか・・・!?」

ウォカミン81「ウォカ!キューン」チーン

ウォカミン3「ウォッカ!ギュー」チーン

ジン「何だ!?奴はピクミンを投げていなかったはず・・・どこからだ!」

元太「オラ!食らえ!」ブン

歩美「無駄に奴隷を殺さないでよ、もったいない!」ブン

ウォカミン64「ウォカー!」チーン

ウォカミン45「ウォカカー!」チーン

灰原「全く・・・馬鹿ね、工藤君。私の技術の結晶を徒に壊さないでちょうだい」

ジン「な・・・シェリー!!!」

コナン「灰原・・・お前ら・・・」

元太「助けに来たぜ、コナン!」

歩美「全くコナン君たら!」

元太の光ミンs「「「ミッツー!!!」」」ワラワラ

歩美の光ミンs「「「ミッツミー!!!」」」ワラワラ

灰原「大変だったのよ。下手に無謀なことはしないで」

灰原の光ミンs「「「ミッツミッツミミー!!!」」」

コナン「お前も光彦を!?」

灰原「ええ。仕方がないから博士を殺して栄養にしたけど、ギリギリ100匹そろったわ」

ジン「ふん、ガキが3人増えたところで!まとめて葬ってやる!」

ウォカミンs「「「ウォッカウォー!!!」」」

灰原「あんまり使いたくないけど・・・止むを得ないわね!」プシュー

コナン「なんだこのスプレー!?」

灰原「私と歩美ちゃんのフェロモンと体臭から作り出した円谷君強化スプレーよ。一時的に戦闘力を大幅に上げるの。これでなんとかまともに戦えるわ」

コナン「やったぜ!ありがとう!」

歩美「博士ったら私達に内緒で採取して作ちゃってるんだもん・・・思わず光彦君に襲わせて殺しちゃった」

灰原「どっちにしろ栄養のために殺すしかなかったんだから同じことでしょ。ちなみにこれは異常性癖の円谷君にしか効果ないから相手も強化したりしないから安心して」

ジン「ふ、ふざけるな!もう一度さっきの退化スプレーを使ってやる!」

コナン「おっと待った!下手に全滅させようとしたらそっちも危ないぜ?」

ジン「なぜだ!」

コナン「その退化スプレー、俺の側だけに撒いたってことはそっちのピクミンにも効果があるってことだよな?」

ジン「く・・・だからどうした!」

コナン「こちらは300匹以上の大軍勢。こいつらを全滅させようとスプレーを見境なくばら撒いたら、お前のピクミンも全員埋まってしまうぞ」

ジン「そ、そうだった!だが、少しでも撒いてしまえばさっきのような投げて倒す戦法は余裕がなくてできまい!そっちが大群でもパワーはこちらが上だ!」

コナン「勝負はまだわからないぜ!これが最後の戦いだ!」

ジン「なめるんじゃない!覚悟しろ!」

光ミンs「「「ミツウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!」」」

ウォカミンs「「「ウォカアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」」」

コナン「こうして死闘は数時間に渡って続いた」

コナン「埋まってしまう者、無残に殺されるもの、とても数え切れなかった。そして倒されても倒されても俺達は引っこ抜いたり、スプレーを撒いたりして必死に立ち向かった」

コナン「そして―」

光ミン1「・・・・・・ミツ!」ボカ

ウォカミン100「・・・・・・ウォカ!」ボカ

光ミン1「キュー・・・・・・」チーン

ウォカミン100「ギュー・・・・・・」チーン

コナン「・・・・・・・・・お互いピクミンはゼロ。引き分けだ」

ジン「く・・・・・・そのようだな・・・」プルルル

ジン「あの方から電話だ。はい、もしもし・・・・・・はい・・・わかりました」ピッ

コナン「何だ・・・」

ジン「勝負はお預けだ。またどこかで勝負したいとのことだ。楽しかったぜ」

コナン「・・・・・・逃げる気か・・・!」

ジン「見逃してやったと思えよ。こちらにはまだまだピクミンがいるんだ。せいぜいそっちもいいのを育てとけ。じゃあな」スタスタ

コナン「ふ・・・ふう・・・・・・助かった・・・」

元太「やったな俺達!」

歩美「頑張ったねコナン君!」

灰原「でも、円谷君は全滅してしまったわ。オニヨンからまた1匹出てくるけど育てなおしね」

コナン「1匹からでもいいさ!何百匹でも、何千匹でも育てまくって・・・」

コナン「今度こそ黒の組織に勝利してみせる!」

灰原「その意気よ、工藤君」

元太「もっと人殺して栄養にしなきゃな!」

歩美「歩美達も手伝うよ!」

コナン「お前ら・・・・・・」



コナン「俺達のピクミン・・・いや、光彦道は始まったばかりだ!」


THE END

ピクミン3とWii版のピクミン2購入記念に書きました。

ピクミン1好き 2大好き 3も好きだけど物足りない

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