女「こう蒸し暑くてはね」(100)

男「それで浴衣ですか」

女「いいだろ?」

男「最高です」

女「ふふ。君も着るかい?」

男「いえ、そんな…」

                _,,....------ 、
              ,.ィ'/ ,;:    ,;:::::;\
             /;;'" ,.::,' ,'  / |:;;:;:;:;:;:;ハ
            // /;::::::,,' ;   :ミ ;:;:;:;:;:;:;',

            ;:;|  /;:;:;;; '     ヾ:;:;:;:;:;:;:;':,
           ,!;;;! ノ//      ::|;:;:;:;:;:;:;:;、
           ;;;;;;! ノ"     . : : :::l;:;:;:;:;:;:;:i,l

           ノl;;;;|::;;,,_    _,,,,..,,__ : :ヾ;:;:;;:;:;|!i!
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        _,. -''i|;;;:|',   ; :: `¨´  . : ノ;;レ;;;l;;|
      ,ィ'"   |;:リ.ハ  ノ  ::..      /;;;;;リノノ^`ー 、
      /      "  ヽ ゞ...r='     ノ,'ノノノノ    ` 、
     /   i      ハヽ==-   //  /        \
     ;'    !     ;'_,,ヽ、  _./  /  ,'          ヽ
    ,'    i     (  ゝ ̄、  _,. :'   ;'    ,.      'i
    ;'     、        ~`ゝ--ァ\  ,!         ,.  |
   ,'      :,         i' ゞ.;'   \i   /    ,. - ' ,  |

       ::                .|ミ|
       ::                .|ミ|
        ::               .|ミ|           ::::::::
         :::::     ____ |ミ|          ::::
           :: ,. -'"´ /::::::::::::::\¨ー 、       ::
   ::        /    /  ○ ヽ     ヽ、    ::
   ::     ,,.-'"  :::::::::::::::::::ゝ--  ヾ      ヽ、 ::
   ::   /  ̄ヽ::::::::::::   /              ヽ、   
   ::   i ゝ0/::::::::   ⌒                ヽ 
   ::   ./   ::::/    ○ヽ      (二二二)     ヽ 
  ::   /   ρゝ___∪__               i
  ::   /    イ______/______//ア          .l
  ::  ,'/ )  |::::::::::::::::::::: :::::::   /           /
    i(/    |:::::::::::::::___ _ノ          / ::
    ',      ヽ_/__,,..----∪           / ::
     ヽ、      /  __,,.. --------------i-'"  ::
      ヽ、_   __ -_'"--''"ニニニニニニニニヽ   ::
         `¨i三彡--''"´              ヽ  ::  
          /                      ヽ ::              ┼ヽ  -|r‐、. レ |
         /                       ヽ::           d⌒) ./| _ノ  __ノ

女「実はもう用意してあるのさ」

男「手回しがいいですね」

女「ふふっ。さ、上がってひとっ風呂浴びたまえ。暑かったろ」

男「ええ、急に夏になったような」

女「まったくね」

男「それじゃ、おじゃまします」

女「いらっしゃい」

男「……」

女「おーい」

男「…え、あ。はい?」

女「浴衣、かごの中に入れとくよ」

男「ああ、ありがとうございます」

女「ふふ」

男「……なんですか?」

女「や、のぞいていいかい?」

男「…覗きたいんですか?」

女「さあてね」

男「……」

女「ふふ……じゃ、ごゆっくり」

男「おまたせしました」

女「……」

男「…なんですか?」

女「……うん。やっぱり君は和服が似合うね」

男「そうですか?」

女「実はそうなんだよ」

男「はあ」

女「うん。惚れなおした」

男「なにいってんですか」

男「でもまあ、浴衣ってさらさらしていて気持ちいいですね」

女「そうだねえ、やっぱり……あ、そうだそうだ」

男「なんですか」

おしり

女「どうせそれ、もう君くらいしか着るあてのないものだし、もって帰ってくれていいよ」

男「いえ、そんな……それに」

女「それに?」

男「ここで着るからいいんですよ」

女「…ふうん。じゃあたびたび涼みにおいで」

男「ええ、お邪魔しますよ」

女「ふふ。そうしな」

はよ

男「……うー」

女「つかれた声をだすね」

男「いえ、こう……畳に座るとつい」

女「ふふっ」

男「なんかこう落ち着くというか…」

女「そんなもんかねえ」

男「そんなもんですよ」

こーゆーちょっと気取った話し方する娘っていいよな
こういう娘が出てるアニメとかゲームとかって何かない?

女「はい、麦茶」

男「あ、どうも」

女「うん」

男「……んっ……んっ……ふぅ」

女「……」

男「湯上りにはしみますね」

女「おっさんくさいぞ」

男「ほっといてください」

>>12
ハルヒの佐々木とかどうよ

女「……」

男「……」

女「…しかし、あついね」

男「ええ」

女「そろそろ開けないものかねえ」

男「梅雨ですか」

女「うん、梅雨」

男「もうそろそろじゃないですか?」

女「ま、今日は真夏日だものね」

男「ええ」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……」

女「…ただ暑いのはいいんだよ、カラッとお天道様が晴れてさ」

男「はあ」

女「暑いのは暑くても気持ちいいじゃないか」

男「……」

女「それがなんだい、ここのところ寝ても覚めても曇り空じゃないか」

男「まあ…」

女「毎日毎日蒸し蒸しじめじめ、べたつくったらありゃしない」

男「……」

女「雨は雨でしとしとじとじと陰気に降りやがってさ」

男「……」

女「しまいにゃ身体にカビが……ってどうしたね?」

男「…いえ、なんでもありません」

>>15
ハルヒはアニメ見たしラノベも3巻程読んだけど何か違うなぁ…

女「まあ、こうして畳に転がることくらいしかすることがないんだね」

男「……ひんやりしてきもちいいですね」

女「ああね」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……どうしたんですか?」

女「…しゃべりすぎて疲れた」

男「でしょうねえ」

女「……」

男「……」

女「……」

男「…あー」

女「…ん?」

男「…いえ、なんでも」

女「んー…」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……あ」

男「…どうしましたか」

女「や、寝かけてた」

男「…たしかに、眠たいですねえ」

女「…うん」

男「……」

女「ん…む。起きよう」

男「おきるんですか?」

女「小腹がすいた」

男「ああ」

女「それに、せっかく君が居るのに寝てばかりではね」

男「はあ」

女「ちょっとなにかつまむもの、探してくるよ」

男「いってらっしゃい」

続けて

女「や」

男「早かったですね」

女「まあねえ」

男「なにか見つかりましたか?」

女「ぬれ煎餅」

男「お…」

女「か、湿気た煎餅」

男「……どっちですか」

女「似たようなもんだろ。ん、うまい」

男「はあ」

女「汗をかくとほら、塩気がね」

男「ま、そうですけど…」

女「なにかいいたそうだね」

男「いえ、やっぱりこれ湿気たおかきでしょう」

女「ばれたか」

女「……」

男「……」

女「…しかしあれだね」

男「なんですか?」

女「からいものをたべていると、あれだね」

男「…のみたいんですね、お酒」

女「だめかい?」

男「ご相伴しましょう」

女「そうこなくちゃ」

ココロコネクトのメインヒロイン的なあの女とかこんな喋り方じゃなかったっけ

アリス…は違うか

女「最初はどうしようか」

男「うーん、こう暑いと…」

女「ビール?」

男「ですかねえ」

女「ほれ、君の」

男「どうも」

女「じゃ、台所で何だが、乾杯」

男「かんぱーい」

女「……ふぅ」

男「……ぷはっ」

女「たまらんね」

男「ええ」

女「じゃあ、君は、これとこれをもって先に戻るといい」

男「ひとりでですか?」

女「わたしはちょっと用意してからいくよ」

男「なにか手伝いますよ」

女「君がここにいたら、つくるそばから食べてしまうだろ」

男「そんなことしませんよ」

女「わたしが、だよ」

男「はあ」

女「わかったらその浅漬をもって帰りたまえ」

男「…しかたないですね」

女「あ、そうだ。蚊取り線香おねがいしていいかい?」

男「縁側に」

女「うん。たのんだ」

男「はい」

男「……」

女「黄昏れてるね」

男「ちょっとだけですよ」

女「待たせてわるかったね」

男「いえ、飲んでましたから」

女「おや、空いてるね」

男「ええ、さっき」

女「もう一本、いかが」

男「いただきます」

女「はい」

どんどん続けて

男「……」

女「なにを見ていたんだい?」

男「あれ」

女「ああ、あの紫陽花か」

男「もう朽ちかけですね」

女「そうだねえ」

男「ええ」

女「このくらいが一番好きだな」

男「はあ」

>>12
さよならピアノソナタの神楽坂響子ってキャラが近い気がする

しんさくきてたー

女「雨に濡れてるのもいいけどさ」

男「梅雨の風物詩みたいなもんですものね」

女「ああね」

男「しじみ蝶なんかに喩える人もいましたっけ」

女「誰だい、それ?」

男「ええと…」

女「……」

男「……失念しました」

女「ふふっ」

>>18
ちょっと待て
お前佐々木知らなくないかそれ

男「うーん…」

女「しじみ蝶ねえ。ま、たしかに」

男「みんなぱっと飛びたったらずいぶん寂しいことになりますね」

女「そうだねえ」

男「ま、じっと我慢してくれたみたいですけれど」

女「こうして朽ちるまでしがみついてるんだ。律儀じゃないか」

男「ええ」

女「……ん」

男「どうしました」

女「いや、一雨来そうだ」

男「ああ」

女「夕立かな?」

男「そうすると、もう梅雨はおしまいですね」

女「それもそれで寂しいもんだ」

男「あんなに愚痴ってたのに」

女「まあねえ」

しえん

男「お」

女「光ったね」

男「雷ですか」

女「嫌いかい?」

男「そうでもないですよ」

女「なあんだ」

男「…なにを期待してたんですか」

女「いやあ、怯えてしがみついたり…」

男「そんな、子供じゃあるまいし」

女「かわいいじゃないか。ちぇ」

男「とはいえ…っ」

女「きゃっ」

男「……」

女「……」

男「…落ちましたね」

女「…ずいぶん近くだ」

男「……」

女「……なんだい?」

男「いえ」

いいね

最近強行的にSS続けるやつ多すぎだろ
終われゴミ

女「あー…そろそろ、本腰入れてのむかね」

男「そうですね」

女「ん。運ぶの、手伝ってくれ」

男「わかりました」

女「……」

男「……」

女「…と、それと」

男「これで、全部ですか?」

女「ああね」

男「じゃ、もっていきますね」

女「酒はこれでいいかい?」

男「お任せしますよ」

女「あいよ」

男「……」

女「それじゃ、乾杯」

男「乾杯」

女「……」

男「……ふぅ」

女「さあて」

男「いただきます」

女「いただきます」

男「んむ……」

女「……ん」

男「こりゃ、うまいです」

女「そりゃよかった」

男「これは…あ」

女「おお」

男「いきなり、来ましたね」

女「夕立だね」

男「これは、ずいぶん…」

女「やあ、滝みたいだねえ」

男「……」

女「洗濯物、忘れてたろ」

男「…わかりますか」

女「まあねえ」

男「……」

女「ま、そう気を落とすなよ」

男「しかた、ないですものね」

女「ああね」

男「……」

女「……ん、絶品」

素敵だ
気分が晴れてきた

男「…茄子、久しぶりに食べました」

女「そうかい?」

男「ええ、こんなに美味しいものだったかと」

女「これは暑くなるとうまくなるのさ」

男「そんなもんですか」

女「ああね。焼き茄子のほかにも揚げ出し、煮浸し、冷やし汁、田楽…」

男「茄子、好きなんですね?」

女「まあね」

男「はあ」

女「じゃあ夏の間はなすび尽くしといこうか」

男「楽しみにしておきます」

女「ふふ、わたしも腕がなるね」

男「む……うん。うまいです」

女「ふふっ」

ナスの油炒め最強伝説

男「…と、これは?」

女「おくらのおろし和え」

男「へえ」

女「…鮎の一夜干しに、冷奴」

男「こっちは鮎ですか」

女「実家から届いてね」

男「いいですね」

女「本当は今年もつりに行きたかったのだけれど」

男「ああ、忙しそうでしたものね」

女「ちょっとね」

男「おつかれさまです」

女「君もね」

男「…乾杯です」

女「かんぱぁい」

男「……ふー」

女「食べたねえ」

男「ええ。ごちそうさまでした」

女「おそまつさま」

男「かたづけます」

女「ん。手伝ってくれ……お」

男「ああ、晴れましたね」

女「まったく。本当に夕立だ」

男「夏ですねえ」

女「すこしは涼しくなったね」

男「雷さまさまです」

女「この後は縁側にでようか」

男「そうしましょう」

女「ん」

エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ
きっと素敵な事も沢山あるでしょう
でもこんな風に酷く蒸し暑い日は
思い出してしまうんだ

男「はい、これでおしまいです」

女「ん、ありがとう」

男「……」

女「……」

男「お次はなんですか?」

女「んー、おなかは?」

男「割りと」

女「じゃあお漬物くらいでいいかい?」

男「素敵です」

女「それと、とびきり辛口のですっきりしようか」

男「ええ」

女「ふふっ」

男「はい?」

女「いや、なに。たのしくなってきたのさ」

男「…まだ夕暮れですか」

女「日ものびたね」

男「ええ」

女「ま、飲もうか」

男「はい」

女「……」

男「……」

女「ん」

男「ふうりんですか」

女「あっこの木に吊るしてるんだ」

男「どうりで」

女「ん?」

男「さっきは聞こえなかった」

女「ああね」

男「……」

女「……」

男「……」

女「…蚊取り線香っていいよねえ」

男「まあ、蚊は困ります」

女「ちがうよ。匂い」

男「匂い?」

女「いい匂いじゃない?」

男「夏っぽいですけれど」

女「ん。それが好き」

男「そうですか」

女「うん」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

男「……ずいぶん暗くなりましたね」

女「そうだねえ」

男「……」

女「あ、そうだ」

男「どうしました?」

女「せっかくだし灯をいれよう」

男「はい?」

女「ちょっと待っててね」

男「はあ…」

女「ふふっ」

支援

男「……」

女「ほら、これこれ」

男「ロウソクですね」

女「ふと思い出したのさ」

男「はあ」

女「暗くなったら灯りをつけないといけないんだよ」

男「まあ、そうですけど……って」

女「ちょっと待っててな。庭用のサンダル一人分しかないんだ」

男「はあ…」

女「ほうら、ついた」

男「おお」

女「いいだろ、これ」

男「風流ですね」

女「石灯籠、たまには使ってやらんとね」

男「いいもんですね」

女「そうだねえ…っと、ただいま」

男「おかえりなさい」

素敵な間だな

女「ん、いい景色だ」

男「しかし、あんなものまで置いてあったんですね」

女「ああ。祖父の趣味が庭いじりでね」

男「へえ」

女「ま、わたしはさっぱりなんだが」

男「はあ」

女「あの人もあの紫陽花が好きでね。ふと、思い出した」

男「……」

しえん

女未亡人か

女がなんかボクっ娘っぽい話し方だな

女「まあ道楽者の祖父だったさ」

男「そうでしたか」

女「ああね。ま、わたしも可愛がられたせいか、いらんところが似てしまったがね」

男「いいじゃないですか。素敵ですよ」

女「ふふ、そうかい。ありがとう」

男「……」

女「……」

男「静かな夜ですね」

女「虫はまだ鳴かないね」

男「ああ、だから」

女「うん」

男「……」

女「……」

こういう彼女欲しい

男「……と」

女「お、注ごう」

男「すみませんね」

女「ふふ……」

男「……とと」

女「ん」

男「もう少し、ですか?」

女「ん、もう少しのこってる」

男「……」

女「……」

ええな

シャンディガフください

男「……」

女「…夜だってのに」

男「ええ」

女「暑いねえ」

男「ええ」

女「……」

男「……」

女「…ほら」

男「あ」

女「……」

男「……汗、かいてますね」

女「この暑さではね。じっとり……うん」

男「……」

女「……きみは、涼しいな」

男「そうですか?」

女「ん」

男「……」

女「……」

男「……」

女「……」

しえ

そば処 越後屋 東京都板橋区双葉町2-12 長谷川亮太 虎ノ門 唐澤貴洋  平昌五輪 唐澤貴洋 恒心総合法律事務所 東京都港区虎ノ門3丁目16番7号 ピュア虎ノ門4階

男「……」

女「ふふ」

男「……」

女「どれ、一汗ながそうか」

男「今から、ですか?」

女「ちょうど酒も尽きた」

男「はあ…」

女「今日は泊まってくだろ?」

男「はあ」

女「実はもう布団も敷いてあるんだよ」

男「手回しのいいことですね」

女「まあねえ」

男「いやはや…」

女「ふふっ」

男「……」

女「……」

めでたしめでたし


締まりきってない感はあるが終始いい雰囲気だった

ここからだろと思ったがこの雰囲気でセクロスはいらんな

大層乙であった

>>62
ミスチルか

用事が終わって来てみたら終わってたか


割と切実にこういう彼女が欲しくて辛い

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