誘拐犯「お前の娘は預かった」俺「た、頼む!娘だけは…」(112)

誘拐犯「返してほしければ三億円用意しろ」

俺「ローンは可能か?」

誘拐犯「え?」

俺「36回払いのローンは可能かと聞いているッッッ!!!」

誘拐犯「お、おう…」

誘拐犯「よし、じゃあ現金の受け渡し場所は…」

俺「今から電車に乗るから、また後でかけ直してくれないか?」

誘拐犯「は?」

俺「電車に乗ると言っているッッッ!!!」

誘拐犯「お、おう…」

プルルルルル

誘拐犯「」

プルルルルル

誘拐犯「」イライラ

プルルルルル…ガチャ

俺「車内通話はマナー違反と言っているッッッ!!!」

誘拐犯「お、おう…」

誘拐犯「ったく、お前の父親は一体どうなってやがる」

娘「ひっ!ゴメンナサイ!」

誘拐犯「おいおいそんなビビるなよ、金さえもらえりゃ解放してやるからよ」

娘「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!いい子にしますから叩かないでください!ちゃんとご奉仕しますから!」

誘拐犯「お、おう…?」

プルルルルル…ガチャ

誘拐犯「受け渡し場所に着いたか?なら改札にあるロッカーに現金を…」

俺「その前に、娘は?娘は無事なのか?頼む、声を聞かせてくれ!」

誘拐犯「おい娘、父親がお前の声を聞きたいとよ」

娘「いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

誘拐犯「お、おう…」

俺「金はちゃんとロッカーに入れたぞ!これから毎月ロッカーに振り込む!さあ娘を返してくれ!」

誘拐犯「よし、約束通り娘を解放しよう」

娘「やめてえええええええええ!!!」

誘拐犯「」ビクッ

娘「私を好きにしていいから!だから解放だけはやめてええええええ!!!」

誘拐犯「お、おう…」

誘拐犯「やはり娘は解放できない」

俺「なぜだ?お前は娘と金のどちらが目的なんだ?」

誘拐犯「か、金だ…」

俺「なら娘を解放しろ!」

誘拐犯「お、おう…」

娘「お願いです、なんでもします…」チュパチュパ

誘拐犯「お、おぅっ…!!」ドピュ

娘「お金が必要なら私が稼ぎます!風俗でもなんでもして稼ぎますので!どうか解放だけはしないでください!」

誘拐犯「お、おう…というわけで解放はできない」

俺「おのれ!許さんぞ!娘は俺だけの肉便器だ!他人に股なぞ開きおって、あのクソビッチめがッッッ!!!」

誘拐犯「おまえ!実の娘になんてこと…」

娘「」ジュルッポージュルッポー

誘拐犯「おうっ!!!」ドピュ

俺「くそったれッッッ!!!」

嫁「どうしましょうあなた?」オロオロ

俺「どうするもなにも二人目を作るしかないだろうがッッッ!!!」

嫁「は、はい…///」

乳児「おぎゃーおぎゃー」

看護婦「あらやだ、捨て子?男の子だわ」

婦長「最近の親は無責任ね…」

看護婦「かわいそうな子…」

乳児「おぎゃー」

娘B「ママ…あのね…」

嫁「どうしたの?」

娘B「私…生理に…」

嫁「まあ、お赤飯炊いてお祝いしなきゃ」

娘B「もう、ママったら!」

俺「ついにこの日が来たか!」ガタッ

俺「長かった…娘が誘拐されてから早十数年…」

俺「ここまでの道中、失敗作が出来てしまったが…ついにここまで…」

俺の回想

乳児「おぎゃーおぎゃー」

看護婦「俺さん、おめでとうございます!元気な男の子ですよ!」

俺「男…だと…?」

看護婦「はい」

俺の回想

パシーン

嫁「きゃっ!」

看護婦「な、なにをするんですか!奥さんの顔を叩くなんて!」

嫁「ゴメンナサイ!あなた!ゴメンナサイ!」

俺「いらん!」

看護婦「え?」

俺「すぐにその失敗作を捨ててこいッッッ!!!」

嫁「ゴメンナサイ!あなた!捨ててくるから私を捨てないで!!」

俺の回想

看護婦「奥さん!落ち着いてください!」

俺「どういうことだ!?この病気はこいつに女児を産ますこともできんのかッッッ!!!」

嫁「ゴメンナサイ!女の子産めなくてゴメンナサイ!」

看護婦「ちょ、なにを言って…」

俺「貴様が責任を取って産めッ!!!」ビリビリ

看護婦「え?あ、ちょ、やだ、そこは、い、いい、ふわぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

俺「長かった…」

娘B「どうしたの、パパ?」

俺「いや、昔のことを思い出してな…」

娘B「変なパパ」

俺「それより娘Bよ、明日は寄り道せずに帰ってくるのだぞ」

娘B「うん」

俺(娘の分までたっぷり可愛がってやるからな…ふっふっふ)

ガチャ

俺「ただいま」

嫁「あ、あなた…」オロオロ

俺「どうした嫁よ?」

嫁「た、大変なの、娘Bが、娘Bが…」

俺「娘Bがどうしたのだ?」

嫁「ゆ、誘拐されたの!!」

俺「な、なんだと…」

ドサッ←紙袋

ゴロゴロ←お父さんバイブ、アナルパール、ディルドー

嫁「あ、あなた…これはいったい?」

誘拐犯「お嬢ちゃん、悪く思わないでね」

娘B「ふがふが!」

誘拐犯「ちゃんと身代金を貰ったら解放するからさ」

娘B「ふがふが」

誘拐犯「お嬢ちゃん、ちょっと携帯見せてね、えーとお父さんの番号は090…」

プルルルルル

嫁「はい、俺家です」

誘拐犯「娘は預かった、返してほしければ…」

嫁「あ、あなた…娘Bが誘拐さたの!!」

俺「な、なんだと…代われ!もしもし、娘Bは無事なのか?」

誘拐犯「三億円用意しろ」(ん、この声?)

俺「」

誘拐犯「」

俺「またお前か?」

誘拐犯「お、おう…」

俺「貴様!一度ならず二度までも俺の肉便器をッッッ!!!」

誘拐犯「な、なんだと?貴様!父親のくせに一度ならず二度までも娘をッッッ!!!」

俺「許さんぞ誘拐犯め!警察に通報してやるッッッ!!!」

誘拐犯「許さんぞ鬼畜め!警察に通報してやるッッッ!!!」

俺「え?」

誘拐犯「え?」

俺「警察だけは勘弁してくれ…」

誘拐犯「なら三億円用意しろ!」

俺「ローンは可能か?」

誘拐犯「ダメだッッッ!!!」

俺「なら娘Bで勘弁してくれ!だから警察だけは…」

誘拐犯「お、おう…」

誘拐犯「というわけだ…」

娘B「そ、そんな…パパが私を見捨てるなんて…」

誘拐犯「事実だ…」

娘B「あ、あなた、私をレ○プする気なのね?」

誘拐犯「い、いや、流石にそれは…」

娘B「お願い!初めては好きな人にあげたいの!だからお尻で勘弁して!!」

誘拐犯「お、おう…」

アスペ「お前の娘は預かった」

俺「た、頼む!娘だけは・・・」

アスペ「もう預かったって言ってんじゃん」

娘B「ぐすんぐすん…」

誘拐犯「すまん、痛かったか?」

娘B「痛かったわ…でもあなたは約束を守ってくれたわ…」

誘拐犯「ああ…やはり初めては好きな人じゃないとな…」

娘B「あ、あなたのそんなところ、す、好きよ…///」

誘拐犯「お、おう…」

俺「くそ!困ったぞ!俺の夢が!」

嫁「あなた、また頑張りましょう?」

俺「ええい、さわるな!」

嫁「あ、あなた?」

俺「もう子供も産めぬ貴様には用無しだ!さっさと出ていけ!」

嫁「あ、あなた…」

嫁「あなた、後のことは弁護士に任せましたので」

俺「なん…だと?」

弁護士「あなたの度重なる浮気、DV、娘への虐待、育児放棄etc…慰謝料三億円でいかがでしょう?」

俺「ローンは可能かッッッ???」

弁護士「無理です、それに私を威嚇しないでください」

俺「お、おう…」

弁護士「条件を呑まなければ奥様は告訴も考えておられます、法廷でお会いになられますか?」

俺「そ、それは困る…」

弁護士「では三億円を慰謝料ということで宜しいですね」

俺「お、おう…」

俺「というわけで金がいるんでげすよ…」

息子「で、集りに来たのか?クズめ…」

俺「すいやせん、息子さんを捨てたのは後悔していやす…まさか売れっ子子役になられるとは…」

息子「ふん!」

サッ←小切手

息子「さっさと消えろ、このクズが!」

俺「へ、へい…ありがとうございやす」ペコペコ

マネージャー「息子さん、渡る世間の収録始まります」

息子「はーい」

誘拐犯「ただいま…」

娘「おかえりなさい誘拐犯」

娘B「」

娘「誰よ、この女…」

誘拐犯「お前の妹だ…」

娘「え?」

娘B「おねいちゃん…?」

娘「お、おう…」

娘「じゃあこの子も、あの男に肉便器として…かわいそうに…つらかったね?」

娘B「え?肉便器ってなに?」

娘「え?あの男に初めてを奪われたんじゃないの?」

娘B「は、初めては誘拐犯さんだよぉ、好きな人以外は考えられないし…」

娘「」ピキピキ

娘「てめぇーーーッッ!!っざけんなよーーーッッッ!!!私は辛い目に遭ってお前はなに幸せを味わってんだよーーーッッッ!!!」

娘B「ひぃっ!」

娘「てんめぇーー!!調教してやるッッ!!」

娘B「や、やめておねいちゃん…大根なんか無理だよぉ…」

誘拐犯「や、やめるんだ!娘!」

娘「っるせえーー!!てめーはすっこんでろッッッ!!」

娘B「ふえええ、誘拐犯さーん」

誘拐犯「くそっ、こうなったら」

ピッポッパ

警察「はい110番です」

誘拐犯「すみません!同居人が暴れてて!すぐに来てください!」

警察「なるほど、ついカッとなって妹に手をだしたと?」

娘「すみません、反省してます」

警察「まあ、今回は喧嘩両成敗ということにするから、次からは気をつけてね」

娘「はい、ごめんね娘B」

娘B「ううん…気にしないでおねいちゃん」

警察「それよりキミ、全国指名手配犯の誘拐犯だな?逮捕する」

誘拐犯「お、おう…」

こうして妹Bを守るために誘拐犯は捕まった

着地点を見失ったので終わり

あっ妹Bじゃなくて娘Bだった

最後の最後に間違うとは俺もまだまだだわ

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